約 220,411 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2563.html
ここには「美咲さんと先生」のいろいろな設定などを書きたいと思います。 人物 「先生」 :名字は竹田。齢四十に近い男性。常に敬語で話すために真面目な人間かと思いきや、中身は変人である。だが、オリジナル装備製作やプログラムの組み立て、神姫のメンテナンス等をこなせることからかなりの知識人であると思われる。株式会社「カサハラテクニカル」の神姫用玩具開発部門の主任。結果重視の会社であるため、特定の拘束時間はないが出勤日数は二十日間以上と決められている。まれに一日五分しか会社にいないこともあるらしい。フブキタイプ・美咲のマスター。メガネはかけていない。 「カエデ」 :本名・一条 楓(いちじょう かえで)。どこにでもいる普通のOL。薄給から何とかやりくりして神姫を楽しんでいる。会社の休日は火曜、日曜。アーンヴァルタイプ・エルスのマスター。幸薄感に溢れている。 「ケイゴ」 :本名・柏木 圭吾(かしわぎ けいご)。ニートに近いフリーター。親が甘いので神姫もほぼ親の金で楽しんでいる。ただ、嫌味のないさわやかな性格であるため、あまり疎まれてはいない。触手好き。マリーセレスタイプ・ステルヴィアのマスター。ぽっちゃり系。 「エンドウ」 :本名・遠藤 健太郎(えんどう けんたろう)。大学生。先生を師として仰ぎ、尊敬している。アルバイトをしながら大学生活と神姫を満喫している。セカンドリーグのトップクラスに在籍してるので、金銭的に余裕がある。大学生特有の自由時間を生かして全国各地を回り武者修行をしている。ウェルクストラタイプ・『弾丸』のフェフィーのマスター。精神面は幼め。 「ケイイチ」 :本名・東雲 慶一(しののめ けいいち)。高校生。四人の神姫を維持するための電気代や経費を稼ぐため、言うことをあまり聞かない姉妹を引き連れ日々放課後バトルに明け暮れる。バトルセンスはピカイチであり、特に多対多でのチーム戦や混戦においてその真価を発揮するタクティカルコマンダー。今現在は親元を離れて一人暮らしであるが、騒がしい毎日を送っている。アルトレーネタイプ・イール、マオチャオタイプ・アルマ、アークタイプ・マリネ、アルトアイネスタイプ・ネムのマスター。女難の相ならぬ神姫難の相が出ている。 「タチバナ」 :本名・立花 菊子(たちばな きくこ)。先生と同じ「カサハラテクニカル」の社員。神姫武装開発部門の若き主任(年齢は二十代中盤らしい)。立花財閥のお嬢様だが神姫に没頭するあまりに勘当される。彼女が開発する武装はどれも派手さや見た目に重点を置いたものであるが、それに詰め込めるだけの性能を詰め込んだ、高性能だがピーキーなものがほとんど。故にカサハラ製の武装は目立ちたがりの玄人が好む傾向にある。苦いものが大嫌いで、タバコは吸えないがくわえるのは好き。ジュビジータイプ・ホムンクルス、他「カサハラテクニカル」の社員神姫のマスター。残念美人。 「ムースのマスター」 :本名・柊 麻昼(ひいらぎ まひる)。女子高生。明るく元気な女子高生だが、時々ブツブツと独り言を呟いてはニヤリと笑うちょっとアレな子。ゲームの類が大好きで、それが高じて武装神姫に手を出した。友人に機械に強い人が居り、武装の製作を委託している。 神姫 「美咲さん」 フブキタイプ。初期に販売された神姫。比較的角ばった作りの初期素体のままなことをちょっと気にしている。より人間の少女らしい丸みを帯びた新型に換装することを先生に申し出たが、「今のままがいいです」と却下された。どんな武装も使いこなし、どんな間合いにも対応するオールラウンダー。比較的高次元な戦いにも対応できるが、並列処理能力は低いので臨機応変には戦えない。先生の的確な指示が勝利の鍵。 「エルス」 アーンヴァルMk-2タイプ。美咲のギターの副作用の媚薬プログラムのせいでおかしくなったと皆は思っているが、実は初めから百合属性。今までは抑えていたが、プログラムによって解放されただけ。アーンヴァルの標準通り飛行特化の射撃重視装備を施されている。回避以外特に目立った性能はないバランス型。マスターであるカエデ自身があまりいいセンスではないため、実力はサードリーグクラス。だが本人達は気にしていない。 「ステルヴィア」 マリーセレスタイプ。自称地区一の触手使い。マリーセレスの標準装備の触手をカスタマイズし長くしている。触手マイスターになるのが夢。装備はマリーセレスの標準装備にカスタマイズした触手のみの近接格闘型である為、飛行型の敵には弱い。が、地上戦ならばかなりの戦闘力を見せる。マスターであるケイゴはステルヴィアに指示を与えるより、ステルヴィアに敗北しチョメチョメされる相手を見ることに力を注いでいるらしい。 「フェフィー」 ウェルクストラタイプ。『弾丸』の二つ名をもつ。一度CSCを破損し交換されているため、今のフェフィーは記憶を継承した二代目である。コアとCSCの相性が悪かったようで、知らぬ相手には無愛想になり、BL好きになってしまった。さらに、全ての神姫がBL好きだと思い込んでいる為、知り合った神姫に普通にBL話を持ち掛け、どん引きされるのだそうだ。故に友好関係はあまりよろしくない。格闘特化のCSCに合わせて、装備も格闘特化型である。足に備えたバッタの足のようなシリンダーは瞬発力を増加させるための装置で、バネのように足を弾くため高機動用モーターよりもバッテリーの消耗は低い。が、素体への反動は大きい為、こまめに整備をしないと素体自体が破損する恐れがある代物。手足に装備している武装は、エネルギーを内部にて圧縮し、攻撃時に解放させることにより威力を数十倍させることができる。冷却装置は付いているが、すぐに熱を持つので一度の解放ごとに表面を開き熱を逃がさなければならない。スカートバーニアは加速力増加と空中での姿勢制御を兼ねている高出力低持続性の小型バーニアである。内部には小型のエネルギータンクを備え、戦闘時の稼働時間を僅かに延長させている。ちなみにこれは本戦仕様であり、軽い手合わせ等の手加減用装備も別に存在している。 「イール」 アルトレーネタイプ。仲良し四姉妹(笑)の長女。標準のアルトレーネの性格であり、マスターであるケイイチに従順である。が、熱しやすい性格で「牛丼」と呼ばれることを何よりも嫌い、頭に血が上ると冷静さを欠く。武装は近接特化で、紅黒のダークカラーに塗装されたアルトレーネの標準アーマーに七つの細剣を装備するのみ。一対一では勝率はあまり高くないが、多対多の混戦時には無類の強さを誇る。その強さの秘密はアーマーにあるらしい。待て次回!(←未定)末妹であるネムが可愛くてしょうがない。 「アルマ」 マオチャオタイプ。仲良し四姉妹(笑)の次女。性格は捻じ曲がっており、常に他人に突っかかる。ケイイチに起動させられたわけではなく、色々あって人の手から手に渡り歩き、最終的にケイイチのところにたどり着いた。武装は紅黒のダークカラーな標準装甲にカスタマイズされたドリルとレーザー刃の切れ味抜群なレーザーソー。攻撃力はとても高く、さらにマオチャオ特有の機動力の高さで地元神姫センターのトップに君臨する。特に妹のマリネとのコンビは強力で、一部ではそのカラーリングと強さに『夕闇の旋風』と呼ばれている。普通のマオチャオと違って辛いものを好む。末妹であるネムにデレデレである。 アルマ語講座。 「~無い」という否定形は「~にゃー」となる。例「馬鹿じゃないよ」→「馬鹿じゃにゃーよ」 一人称・二人称・三人称。「おまえ」は「おみゃー」。「私」は「あちし」。「あいつ」は「きゃつ」。「こいつ」は「こやつ」 語尾ににゃーをつけるかどうかは気分らしい。「な」を「にゃ」にするかどうかも気分らしい。 「マリネ」 アークタイプ。仲良し四姉妹(笑)の三女。性格は粗暴。一人称は俺。恐ろしく口が汚く、言語矯正プログラムによって規制音が鳴り響く。普段マスターであるケイイチの言うことには馬耳東風だが、バトルの時には忠実である。武装は紅黒のダークカラーなイーダのトライクのカスタム品である。走行可能ギリギリまで積載した火器による砲撃が得意で、地元神姫センターで二位の実力を誇る。アルマとのタッグでは負け知らずで五十連勝以上はしているらしい。末妹であるネムにゾッコンである。 「ネム」 アルトアイネスタイプ。仲良し四姉妹(笑)の四女。仲良し四姉妹(笑)が仲良しでいられるのは彼女のおかげ。性格はかなり幼く甘えん坊で泣き虫ではあるが、芯は強い。武装は紅黒のダークカラーで姉妹たちとおそろいになるように塗りなおされているが、彼女はバトルすること自体は嫌なので装備したことは無い。強いて言うなら、相手の母性や保護欲を掻き立てるその性格が最大の武器。実質一家の支配者だが自他ともに自覚はない。 「ムース」 ストラーフタイプ。クールな印象をあたえるしゃべり方をするが、頭の足りない子。普段から黒いロングコートを愛用している。武装はストラーフの標準装備である強化脚とサブアームに、昔のゲームの主人公が使用していたケルベロスと呼ばれる大型二丁拳銃とデスホーラーという火器満載の棺桶を装備する。それらの火器を自在に使いこなし、セカンドリーグの上位に在籍しているが、そんな装備よりも歌のほうがより強力で凶悪である。 「ホムンクルス」 ジュビジータイプ。派手好きで自意識過剰で自信過剰で自己中心的でポジティブでハッタリ屋。ファーストリーグランカーだが順位は高くないらしい。詳しい記述は未登場なので避ける。 その他 「ギタにゃん」(CV若本規夫 推奨) 『ニャンたるロック』ギター担当にしてリーダー。音楽に対して固有の価値観を持ち、それにそぐわないものには容赦がない。 「にゃんベース」(CV千葉繁 推奨) 『ニャンたるロック』ベース担当。ノリがいいともっぱらの評判。 「ぬこドラム」(CV大塚明夫 推奨) 『ニャンたるロック』ドラム担当。性欲はもてあましてない。 「にゃんセイザー」(CV子安武人 推奨) 『ニャンたるロック』シンセサイザー担当。超クール。
https://w.atwiki.jp/busosodo/pages/77.html
武装神姫達のソード・ワールド2.0【第1-5話】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm18372350
https://w.atwiki.jp/busosodo/pages/78.html
武装神姫達のソード・ワールド2.0【第1-6話】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm18533993
https://w.atwiki.jp/busosodo/pages/76.html
武装神姫達のソード・ワールド2.0【第1-4話】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm18320704
https://w.atwiki.jp/busou_bm2/pages/144.html
[部分編集] アーク オーメストラーダ製神姫、ハイスピードトライク型アーク。名の由来は俊足の英雄、アキレス。今作の紳士淑女にとって武装胸は標準装備である。彼女のシナリオには前作も語り草となったバトマス屈指の難度を誇る厳しいハンデ戦がある。(Mk.2の仕様変更により難易度は下がったが)乗り越えられるかはマスターである貴方の愛次第。フィギュアは本体抜きの武装単独(ただしダミーフレーム使用)でトライク「パトロクロス」に変形できるが、本作では未実装。 あーちる アーティルの俗称の一つ。 アーティル アキュートダイナミックス製神姫、ヤマネコ型アーティル。DL神姫。基本人格は根性と特訓を好むスポコン少女……というかタ◯ヤノ◯コ。3rdsmall素体に大きな胸部パーツという、初のロリ巨乳神姫。姉貴分のラプティアスより大きい アームズインポケット 武装神姫世界におけるメーカーのひとつ。略称はAIP。もともとはミリタリートイメーカーだったらしい。ゼルノグラード、フォートブラッグのメーカーでありアルトレーネやアルトアイネス、ジルリバーズやエストリルなどの武装部分の制作、スタルクリーゲル&シスターリーゲル(DLC)などの武装セットや、ぜるのんシナリオでおなじみアトミック・ジャベリン等の単体の武装も多数開発もしている。 アーンヴァル フロントライン製神姫、天使型アーンヴァル。旧アーンヴァルを指すが、バトマスでは旧アーンヴァル本人は登場しない(一部武装は出ている)ため、アーンヴァルMk.2の事を指すことが多い。両者は性格の違いが少なく、混同してもあまり困らない。ショップ店員曰く、自分の嫁候補にさせたらNo1らしい。アークに言わせれば「堅物」だそうだ。 アーンヴァルMk.2 フロントライン製神姫、天使型アーンヴァルMk.2。本作および前作から登場する、旧アーンヴァルの正統後継機。ちなみにロボットアニメやゲームでMk.は後継や次世代という意味で使われる事が多いが、本来は「第〇世代目の変種」という意味の言葉であり、新しいものを指す言葉ではない。 アーンヴァルMk.2黒 DLC「武装神姫 Moon Angel」全話DL特典として登場する黒いアーンヴァルMk.2。同機のリペイント版であるテンペスタと色が酷似しているが、ボディペイントは通常版の色違いで、テンペスタのデザインではない(腹部の数字が無いなど)。どういう機体なのかを知りたい紳士淑女は、「Moon Angel」を視聴されたし(というか、入手している時点で全話購入済みなのだが)。 相方 武装神姫的には、同時に発売された組み合わせの片割れを指す場合が多い。同期とも。使用例:アーンヴァルの相方はストラーフ。 アイネス 戦乙女型アルトアイネスの略称。 アヴァンフィジーク 武装神姫世界における神姫製造メーカーのひとつ。紗羅檀とベイビーラズのメーカー。元々はスピーカーメーカーと楽器メーカーの合併でできた会社。ベイビーラズ開発にロックバンドのドラマーに監修を頼んだり、紗羅檀にヴァイオリン用木材を使用するなどのこだわりが特徴で、そのためか作中「あそこはブランドからしてプライドが高い」「高級神姫」と言われていたりもする。両神姫共、基本的にマスター運に恵まれていないのも特徴である。・・・合掌。 アウタスキン MMSの素体の設計者である浅井真紀氏が製作しているMMS用の服。通称「浅井服」。ソフビ製。和三盆、呼子鳥、玉兎、州浜の4種類があり、そのうち和三盆はバトマスにもDLCで実装されている。 明貴美加 神姫デザイナーの一人。ヴェルヴィエッタとリルビエートのデザインを手掛けている。女性のような名前だがれっきとした男性。1980年代後半のMS少女ブーム時代から活躍している、メカ少女の第一人者ともいうべき存在である。20年前からあの萌え絵を描いていた、偉大なる先人といえよう。美少女だけではなくメカデザイナーとしても知られている。主に携わった作品としては、機動戦士ガンダムZZ、同0083、機動戦艦ナデシコ、サクラ大戦シリーズ(3~5)、銀河お嬢様伝説ユナ、スカイガールズ等等。それだけに、神姫デザインを手がけることになったのを知ったファンからは、「あの大御所が!?」と驚きを持って迎えられたという。 アキュートダイナミックス 武装神姫世界におけるメーカーのひとつ。ラプティアスとアーティルのメーカー。らぷちーのお姉様設定といいあーちるの根性娘設定といい、開発スタッフは何かを狙っている模様。火と火が合わさると炎・・ってまんまじゃねーーか!いっそ立ち絵も腕組んで仁王立ちにすればよかったのに。 浅井真紀 神姫のMMS素体のデザイナー。女性とも思える名前だがれっきとした男性(名前は「まさき」と読む)である。他にグッドスマイルカンパニーが展開しているfigmaシリーズの基本コンセプトデザインも手がけている、可動フィギュアの第一人者。1st素体の時代から、商業ベースの可動フィギュアで、しかも無改造で「体育座り」を実現させたことは今でも語りぐさになっている。 飛鳥 フロントライン製神姫、戦闘機型飛鳥。前作では武装のみ登場していたが、今作ではDL神姫として参戦(DLC第4号で配信)。みこーき。武装脚を見てスト○イ○ウィッ○ーズのパクリと思う人もいるが、こちらが先に登場したので注意(あちらのOVA版は2007年で飛鳥の発売(2008年4月)より早い。有名になったのはTVアニメ版の放映からで、そちらは飛鳥より後だったので誤解されやすい)そもそもデザイナーが同じなのでパクリも何もあったものではない。イベントではなぜかセピア調の背景になり、別世界の雰囲気が醸し出されている。 アセンブル 装備の組み合わせのこと。純正、キメラの項目も参照のこと。アセンブ「リ」が組み合わせたセットのことを指し、それを組み合わせることをアセンブ「ル」(する)という。 アタックチェイン SPを消費して攻撃後の隙をキャンセルし、別の攻撃につなげる方法。ACと省略して記載する。レールアクションをアタックチェインで繋げたりする事もでき、身につけると戦闘を有利に運べる。前作ではSPの続く限り連携できたが、今作では2回まで(例:○→△→○、△→○→RA)連携できる。 アテナ 「武装神姫 Moon Angel」で登場した自立式汎用人型兵器。大きさは人間とほぼ同じで、自立戦闘用オートマトンであるアーンヴァルMk.2を模したかぐや(01)とストラーフMk.2を模した02のCSCを制御ユニットとして起動するようになっている。バトマスの続編が出たら、神姫サイズにダウンサイジングされるかもしれないな。 アフォンソファクトリー 武装神姫世界における神姫製造メーカーのひとつ。エストリルとジルリバーズのメーカー。とはいっても担当は素体部分のみで、武装部分はアームズインポケット社が手掛けるという共同開発の形となっている。 油揚げ 蓮華の好物。神姫が食べ物を食べるのかと聞かれるとあれだが。ちなみに薄切りにした豆腐の揚げ物で、中に豆腐部分が残っているものは厚切りの豆腐が使用されており名称も厚揚げという。 アポカリプス荷電粒子砲 DLCリアパーツ、ランチャーを兼ねる。荷電粒子砲とはようするにいわゆるビーム砲。一応真面目に研究されているが現状はフィクションの域をでていない。 アホ毛 頭から一房もしくは数房、触覚のように跳ねている髪のこと。実は古くからある美容業界用語で、言う事を聞かない(セットが決まらない)跳ね毛を指すが、近代では前述の萌え要素デザイン記号の意味で使われる。神姫では、なぜかバイク系神姫(アーク&イーダ、エストリル&ジルリバーズ)が全員装備している(じるりんのはポニテにまとめた髪の一部が跳ねているだけだが、アホ毛に見えなくも無い)他にはエウクランテ、ヴェルヴィエッタ等が装備。 あまかけるてんしのきば アーンヴァルMk.2専用レールアクションのひとつグランニューレ使用時に発する台詞。「天駆ける天使の牙」と間違われやすいが、実際は「牙」ではなく「騎馬」。どちらもあまり天使とは関係ない気がしないでもないが、要するにアーンヴァルが乗っかっている武装組み換え支援機ラファールの事だと思っておけば合点がいく。 あらあら 主にリアクションとして口をついて出る言葉。語調によって感嘆にも悲嘆にもなる。「あらあら、…」とやや咎める様にはじまり「うふふ、…」と容認する話し方をするキャラをさす「あらあらうふふ系」を成す言葉でもある。主に年上設定の女性キャラに見られる。本作登場キャラではイーアネイラの口癖。 アラストール ドレス・メカニカ製神姫、鴉型アラストール。コナミが2011年にイベントと通販のみで発売した神姫で、レジンキャスト製ガレージキットのEXウェポンセット相当品。ガレージキットは組立に専用知識が必要なのに加え、綺麗に完成させるには最低でもガンプラ全塗装仕上げは朝飯前位の技術および専用工具が要求される。模型は基本素組み、やっても墨入れまでというレベルの人、単にブンドドしたいという人には絶対にお勧めできない。バトマスには素体は登場していないが、その武装セットがDLC第3号で登場するキュクノス同様、リアパーツをジールベルンに装備し「黒鳥型ジールベルン」を再現した紳士も多いのではなかろうか。 アルトアイネス ディオーネコーポレーション製(素体部分)神姫、戦乙女型アルトアイネス。アルトレーネの姉妹機。漆黒の鎧を身に纏う菫色の髪と深紅の瞳の戦乙女。武装そのものはほぼレーネと同じである。少々生意気だが、戦闘中のミスにはフォローを入れたりと割と常識的な性格のボクっ娘。設定上、「性格が扱いづらい」となっているが、ぶっちゃけ姉の方が別の意味で扱いづら(ryアルトレーネと同型の武装スカート部は、姉同様に翼にすることも可能だが、残念ながらバトマスでは再現できない。 アルトアイネスボイスパーツ 武装神姫TVアニメの最終回のエンドカードを飾ったアルトアイネスフィギュアの写真を投稿した人。いったい、何橋さんなのだろうか? アルトレーネ ディオーネコーポレーション製(素体部分)神姫、戦乙女型アルトレーネ。純白の鎧を身に纏う金髪碧眼の戦乙女で、素体も抜群のプロポーションを持ちつつも上品にまとめられており、高貴な雰囲気を持つ…口を開くまでは。その実態は、牛丼にこだわり、語尾に「なのです」と付ける天然娘で、多くのマスターをズコーとさせた。だが、それがいい。雑誌企画「ぼくらの神姫をつくろう!」での読者応募作品がベース。もっとも、製品化までに変更になった部分も多い。特徴的な武装スカート部は専用RA時のように組み換えで翼になるだけでなく、アイネスの専用RA同様に展開してクロー状のアームとしても使えるが、バトマスでは見せてくれない。 あんこ ゲームセンターに登場するマスター「ダーリン」の相方のアーンヴァルmk.2。公式サイトに連載されていた漫画「ヒブソウシンキ」の登場神姫(漫画ではアーンヴァルだったが、ゲームではmk.2になっている)で、晶&零や玲人&まお達同様他媒体からのゲストキャラである。わざわざ通常より一回り小さい立ち絵が用意されている。ダーリンとのやり取りはほぼすべての神姫を魅了し、「何か特殊な装置を積んだテスト型なんじゃないの?」とまで言わせたあげく、「手加減なんてしないよ」と普段言っている神姫にさえ「ちょっと照準がずれちゃうかも」「ギリギリで勝てればいいんだから、あの子に攻めさせてもいいんだからな!」と言わせてしまう恐ろしい子。「呼んでみただけでした~。えへ~」 あんばる アーンヴァルの俗称の一つ。 イーアネイラ マジックマーケット製神姫、マーメイド型イーアネイラ。マジックマーケットの方向性を象徴する胸部パーツが特徴。本来武装脚は人魚のような形状だが、専用の移動モーションを作るのが面d…大人の事情によりRA専用となっている。正直、空間潜行という荒業をやってのけるのだから、地面スレスレを浮遊してくれても良かった。本作ではパラメータ設定ミスにより下位の専用RAに必要な武装のコストが異常に高く、実用はほぼ不可能という問題点を抱えている。幸いEXRAに必要な武装のコストは正常のため、終盤からは問題なく人魚姿を見ることができる。「あの胸はバラストタンク。大事なことなのでもう一度いいますけど、あの胸はバラストタンク…ですわ」「あらあら」 イーダ オーメストラーダ製神姫、ハイマニューバトライク型イーダ。高飛車可愛いお嬢様型神姫。名の由来は俊足の神、韋駄天。「全神姫最薄の胸」という準公式設定を持ち、事実発売当時は群を抜く薄さを誇った。現在は類似コンセプトによる軽量・省スペース型の神姫も増えたが、それでも薄型胸部装甲の代名詞と言えばイーダ型であr(通信が切断されました。余談だが、イーダ嬢の固有武装はあのリアに付いたでかい腕のクローと、でかい大剣、そしてカービンであり、バトロンではスキルの大半は殴打である。華麗さってなんだろう…フィギュアは本体抜きの武装単独(ただしダミーフレーム使用)でトライク「ヴィシュヴァ・ルーパー」に変形できるが、本作では未実装。 飯田 ハイマニューバトライク型イーダの俗称の一つ。「イーダ」→「いーだ」→「いいだ」→「飯田」 イー姉/イー姐 イーアネイラの俗称の一つ。名前の略としては「イーあね」だが「イーねえ」のほうが読みとしては自然。姉、なのは彼女が他より年上っぽさを感じさせるためか。 犬子 犬型ハウリンの俗称の一つ。 イベントログ 自宅で利用できる機能の一つ。ログという名称だがどちらかと言うと神姫の個別イベントに対する主人公の感想のようなもの。見れば解るが、突っ込み所満載。次のイベントを起こすためのヒントも兼ねているが、大抵の場合LOVE値の上昇が条件となるので「とりあえずバトルしにいこう」といった意味合いの文で終わることが多い。上記の理由から「バトル大好き人間」という印象を主人公に抱くプレイヤーも少なくない。最近ではヴェルヴィエッタ型のイベントログが何かと話題に。ログを削除する事でその神姫のイベントを最初からやり直せる。 イラ姉 イーアネイラの蔑称。比較的マイナーなのは、かつてフィギュアがまだ製作段階にあった折に公開されたサンプルが、デザイン画に似てないだけならまだしも全く可愛くなかったため、思わずもらした「いらねえ」が始まりというネガティブなものに由来するためか。もっぱらこの単語の後に「あらあら」とどこかから聞こえてくるのがお約束。 ヴァルハラ クラブヴァルハラの事。 ヴァローナ フロントライン製神姫、悪魔夢魔型ヴァローナ。ヴァローナはロシア語でカラスの意味。素体は未登場だが、武器(アマラジェーニとバトルスタッフ)、装備(ヴァルナ―・テイル)が登場。常に眠そうでポヤヤンとしたキャラだが、完全に目覚めるとどの悪魔型よりも苛烈な性格。 ウェスペリオー マジックマーケット製神姫、コウモリ型ウェスペリオー。AIはノリのいいお調子者気味な性格。少し牙が見える、ファンタジーで言うとヴァンパイアガール的な外見をしている。(が、カラーリングからして紗羅檀の方がヴァンパイアガールっぽく見えるのは内緒だ)素体は未登場だが武器(ニンブス・グロブス等)だけ登場。同ブランド内では小さいほうだが、他ブランドと比べるとやはり胸部パーツは豊か。あと、神姫では珍しい三つ編みお下げの持ち主である。同時期に開発されたグラフィオス同様武装をリアに集中しているのが特徴で、武装を組み合わせてコウモリ型ビーグルメカ「ルブルム」に変形させることも可能。また他神姫との武装を合体させるシステムに対応し、グラフィオスの武装と合体させることでドラゴン型メカ「ゼオ」を作り出せる。ウェスペリオーという名は、ラテン語でコウモリを意味するウェスペルティーリオー(vespertilio)から名付けられたと思われる。 ウエディングドレス カタログ16号で配信されたコスプレ衣装。通常のコスプレ衣装の二倍値段ではあるが、公式大会では全員に専用台詞が用意されていたりする。アームに経験値+のアビリティがあり、アクセサリを圧迫せずに経験値を増やせるが、武装ランクが7の為、使用できるようになるのはLOVE27からと遅めで、イヤリングと効果も重複しないので、実用性は微妙なところ。パーツ自体の性能は高いが。当然これを着てバトルをするのだが、ウエディングドレスを着て大股を開き、爆弾を投げたりRAを使わせたりするのもまた趣があって宜しいかと。公式大会の相手は給料シーフや霧崎メルヒオットのような一線を越えたメンツかと思いきや、対戦相手は全て女性マスター。どうやら純粋にコスプレファッションとして楽しんでいるようである。 ヴェルヴィエッタ マーヴァインダストリーズ製神姫、ビックバイパー型ヴェルヴィエッタ。DL神姫。ビッ「グ」ではなくビッ「ク」。名前のとおりVVであってBVやVBではない。ぶっちゃけ機体を背負ってるだけとか、主力兵装のウィザークを足にしてどうするとか、突っ込んではいけない。前進翼が特徴的だが、原作に前進翼を採用したビックバイパーはグラディウス・ザ・スロット(パチスロ)しかなく、インテーク形状をはじめ、そのほか様々な意匠を鑑みるにアニメ「スカイガールズ」版のデザインと思われる。同作はキャラクター原案・メカデザインが島田フミカネであったり、MMSのフィギュアが発売されたりしている等、武装神姫と関連する部分があり、よく見ると主人公の部屋に飾られている模型も同じデザインであることから、パロディ的な意味合いも含め、武装神姫の世界におけるビックバイパーはこのデザインが基本とされているのかもしれない。 ウェルクストラ フロントライン製神姫、天使コマンド型ウェルクストラ。通称:量産型アーンヴァル。素体・装備は未登場だが武器(アサルトライフルやミサイルなど)だけ登場している。量産型としての自身の個性の無さに悩める神姫。 羽音たらく アルトレーネ/アイネスの素体部分のデザイナー。苗字は「うおん」と読む。後述の柳瀬氏とは逆にメカは苦手。ネームバリューの割には表立った仕事が少ない不思議な人。スタジオオルフェに所属しており、ゲームに登場するマスター倉田音羽は氏の名前を逆から読んだもの。使用神姫のオルフェの名前ももちろんここから。ちなみにオルフェには倉田英之が所属していたり、担当作品のヒロインに倉田雅世をよく採用したりと、妙に倉田に縁がある。 エアパスタ エアギターのごとく空想上のパスタを食す動作を行い空腹を満たす(ごまかす)方法。上級者は茹でる所から始めその姿は輝いているとかいないとか。神姫マスター、ニーヌさんの得意技。 エウ子/エウ/エウエウ セイレーン型エウクランテの俗称。 エウクランテ マジックマーケット製神姫、セイレーン型エウクランテ。同ブランドのイーアネイラと比べて、性格・スタイル共にネタになる部分が少なく、いささか目立たない。しかし、その癖の無いストレートな魅力故にファンは多いようだ。あくまで「イーアネイラと比べて」であり、他ブランドと比べるとやはり胸部パーツは豊か。 エス子 エストリルの俗称。 エストリル アフォンソファクトリー製(素体部分)神姫、モトレーサー型エストリル。スピードにこだわりを見せるが純正武装に固執すると枠の関係で最速の座を逃すことになる…スピードにはこだわるがバトルの勝敗にはこだわらず、果ては勝負なんてどうでもいいとか言い出すことも。戦闘前会話では語尾に「っしょ」と付けるがイベント時などでは付けない。エストリルという名は、ロードレース世界選手権が開催されている、ポルトガルのエストリル・サーキットが由来と思われる。ジルリバーズもそうだが、アフォンソファクトリー製の神姫は笑顔がとっても可愛い。「乾くんだよねぇ↑心がさぁ↓」 オーキド/オーキド博士 神姫マスターかつ主人公のダチの大木戸甚平の事。苗字部分が有名な某「モンスターをパートナーにするゲーム」に登場する博士と似ているためそう表記する場合がある。同様に「オーキド博士」と表現したりも。 大木戸甚平 主人公の親友にして神姫マスターとしては主人公よりも長い、ゆえにシナリオへの登場は最多の男。親友である主人公には無条件で力を貸してくれる頼りになる奴である。パートナーはマオチャオ型のたま子。作中では星になったり、「空気が読めないマスター」だの言われる。一応、ゲームセンターでは上位ランカーのようである。前作では主人公から始終「たま子のマスター」と言う扱いでしかなかったが、本作ではめでたく名前で呼ばれるようになった。ただし襲われた際には「たま子!甚平!」で、優先順位は低い。何気にカスタム武装作者の一人であり、"+JO"は彼の作品である。レザーアーマー+JOのコスト0と言う脅威の性能。またコアな知識を持つ人物との人脈も広いようで、主人公と神姫の危機を何度も救う。実は凄い奴なのかもしれないが、その性格ゆえ、三枚目を演じることの方が多い。 オメガスターロード プロキシマさんの専用RA。名前はプロキシマの名の由来となった恒星「プロキシマ・ケンタウリ」と同じくケンタウルス座にある「ω星団」に由来していると思われる。また、彼女の武装「サジタリウス」及び「ケイローン」は、同じくケンタウロスをモチーフとした射手座(及びその神話)に由来しているが、射手座には「オメガ星雲」の名称を持つ散光星雲M17があるため、こちらも念頭に置いたネーミングであろう。 オーメストラーダ 武装神姫世界における神姫製造メーカーのひとつ。シンボルマークは、ギリシャ文字のΩ(オーム)を図案化したもの。アークとイーダのメーカーだが内部では前者を開発したウエストラボと後者を開発したイーストラボで対立関係にある。社名は、デザイナーのCHOCO氏によると、青梅街道(オーメ=青梅・ストラーダ=イタリア語で「道」)からきているとも。 オールベルン フロントライン製神姫、剣士型オールベルン(パール)。前作では武装のみ登場し、今作ではDL神姫。元は島田フミカネ氏がHPにアップしたラフスケッチを元に、同人作家がレジンキャストで作成・販売し、それが公式本に取り上げられ、鳥Pが製品化を希望しゲームにも武装を追加した、という数奇な過程を経ている。なお、電撃ホビー誌上では当初「白鳥型」(対してジールベルンは「黒鳥型」)と表記されていたが、前述のレジンキャストキット版が便宜上オールベルン白鳥・オールベルン黒鳥と呼ばれていた(ジールベルンという名称はまだ無かったため)なごりで、公式には「剣士型」である。カラーバリエーションの多さは神姫随一で、現時点で6種類(ただし、うち3種類はジールベルン系統なので、オールベルン系統に限れば3種類)が登場している。詳しくはベルン姉妹の項を参照。彼女のフィギュア販売時のキャンペーンで付いてきた栞のデザインで話題になった。どんな栞だったのかは、このせいであだ名が「おっぱいベルン」になったところから想像していただきたい。電撃ムック、武装神姫アーカイブスにキャンペーンの栞の絵が掲載されているので、興味のある方はどうぞ。ちょっとお高いが。バトマスに実装された際のイラストからも、流石にイー姉とまではいかずとも、レーネと並ぶクラスの堂々たるものをお持ちの様子であり(ここで記録は途切れている) オフィシャルショップ アイテムを購入する場所。一部神姫のイベントはここに行かないと発生しない。プレミアムショップが出現して以降疎遠になるが、改造品の無いアクセスコードアイテムやDLCコスプレ衣装はここでしか買えない。公式大会の場所にあるので、神姫バトルの運営直営の印象を抱きやすいが、どうやら個人経営の店らしい。ショップの店員はなかなか話に絡んでこないが、神姫の知識や工作技術はかなりのものらしい。 お迎え 神姫達を購入して手に入れる行為をこう呼ぶ人がいる。もともとはドールのオーナーが使う言い回しで、一歩人形側に踏み込んだ感情によるもののため、同好の士以外には共感を得られる言葉ではない。使用する場合は話す相手を選ぼう。ツガルのイベントで実際に使われている。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2539.html
主にその他とも言う設定紹介です。 施設・土地脩達の住んでいる「市」 ゲームセンター「フェザー」 市内西区大通り 倉根玩具店 市内北区駅前通り 中央・緑木通り高校 市内中央区緑木通り 南区自然公園 市内南区西寄り 施設・土地 脩達の住んでいる「市」 正式な名称が言及されていない、脩達が住んでいる市。規模は比較的小さく、上空から見ると歪だがひし形に見える。 北、西、東にそれぞれ列車や地下鉄の駅があり、周辺地域に移動する際の交通の要所になっている。特に人通りが多いのは北と東。 中央区と南区には地下鉄の駅しかないが、それぞれ要所には近い位置にあるので便利な方である。 主に、北は商店街、東はビル街、南は大型の公園や市民会館とマンション・アパートが多く、西は一戸建ての住宅等が多い。 中央区には神姫センターや大型の雑貨店、量販店が立ち並んでいる。 一応、神姫センターはあるが立地の関係か何か周辺のゲームセンターに客を取られている感が漂っているらしい。でも人が居ない訳ではない。 ゲームセンター「フェザー」 市内西区大通り 一~二年前に西区通りに出来たゲーセン。音ゲーを中心に揃えていたが、脩の2年生時の夏休みに武装神姫の筐体を2セットほど設置した。 それからは脩や近くに住んでいた神姫マスターが訪れるようになり、次第に人気が出始めて1月も経たぬうちに更に2セット増やした。 筐体は安くは無いはずだが、伝手で仕入れていると言っている。制限時間の設定のせいで地味に回転効率が良いので、意外と資金が溜まったとも。 また、フェザー独自の設定も多く見られており、他の店舗との差別化を図っているという。 店長はいつも目深に帽子を被っているが人柄は良く、数多くの人脈も持っていると噂になっている。伝手があるので本当に人脈は広いと知れ渡った。 店長以外の店員はなんと居ない。スペースだけが余っていたため一人でも余裕だとか。おかげで休憩スペースも広いし店内は解放感がある。 訪れる客や神姫マスターの雰囲気も良いし仲も良い。神姫とマスターのレベルは上から下までだが、下剋上がよく起きる。 また、誰が言ったのかとある異名持ちのせいで人が少なくても比較的多数のタイプの神姫を相手に出来るため、特に初心者は結構な経験が積めて日に日に平均レベルが上がっているという事になっているが真偽のほどは定かではない。 倉根玩具店 市内北区駅前通り 北区駅前通にある玩具店。だが実際には神姫8割だけど外から見ただけじゃ一目で神姫関連だと解らないという、隠れてる神姫ショップ。 オーナーでもある倉根敏明は最近注目されつつあるデザイナーであるほか、神姫のリペイントをする事でも有名。しかし、意外な事に自分の神姫は居ない。 また、多少抜けている所があり、クジの箱を良く見ないで適当に脩に渡したため、通常より更に高額な紗羅檀を渡す羽目になったりもしてる。 店の品ぞろえは武器からパーツから拡張アタッチメントやヂェリカンまで一通り揃っている。値段はまちまちで相場より安いのもあれば高いのもあると言った感じ。時折レア物が発掘される。 ちなみに、神姫8割の残り2割はパーティゲーム用の玩具等。 中央・緑木通り高校 市内中央区緑木通り 脩達の高校。中央とあるが実際はそれより南西寄りの位置にある、緑木通りと呼ばれるそこそこ大きい通りに面している。 校風は、何というか普通。特に変な規約も無い。また、市内の学生を一手に引き受けているため生徒数は多い。 だけど立地の関係上、学校施設はコンパクトで本校舎は5階建てであり、比較的最近に建てられたのか近代的な設備が整っている。 部活動は軒並み揃っているが功績はと聞かれるとまちまちとしか言えなかったりする。例外として演劇部だけは賞をいくつももらってる。 何故か3年と1年に強いマスターが多い。なので2年の神姫マスターは立つ瀬が無いと生徒の一人が言っている。 南区自然公園 市内南区西寄り 市内にある、そこそこ大型の自然公園。河が流れてたりボートが乗れる池(?)がある。 なにか市のイベントがあると大抵ここか隣接している市民会館が利用される。 利用する人は多々おり、花見の名所でもある。 また、野良時代のくーが1ヶ月ほど根城にしていた。
https://w.atwiki.jp/battleconductor/pages/123.html
登場人物(NPC神姫)OPムービーのアーンヴァルMk.2 てん 謎のエーデルワイス型 大型バグ・オメガ 闇神姫 種村ジュビ子 黒種ジュビ美 ミラージュ・シリーズ ハナ イバラ ユメ ドロシー ストラ 悪神姫 鎧原フォスター 剣崎フェスター 甲季 刀華 ノララーフ ジル ラズちゃむ エウエウ 藤田フブルン コメント 登場人物(NPC神姫) 本作に登場しているNPC神姫です。 多くの場合は、レイドボスバトルで登場する人物となります。 OPムービーのアーンヴァルMk.2 稼動当初から登場している、見ての通りの天使型アーンヴァルMk.2。個体名は不明だが、少なくともてんとは別個体。 とあるギタリストの動きを完全再現出来る程にギター演奏が得意。 ベイビーラズ「あたしも実装された事だし、そろそろ混ぜて欲しいじゃん…」 てん 天使型アーンヴァルMk.2。神姫ショップ神姫(SSS)の称号と、同型機よりも多いアホ毛を持つ。 公式コミックではほぼレギュラーだが、ゲーム本編には姿を見せていない…訳ではない。 実は、本作稼動当初はバトル終了後の神姫お迎え画面で登場している。「入荷した神姫にすぐちゅーする」悪癖のせいでかずっと研修中の身だったが、シーズン2では神姫ショップのアイテム購入画面へと「異動」させられたのと引き換えに(?)晴れて正社員へと昇格した。 どちらにせよ、単にモデリングの都合上アホ毛が見られないので分かりにくいというだけなのである。 謎のエーデルワイス型 「それはバグの仕業よ!」 猟兵型エーデルワイス。レイドボスバトル(第一回)~(第二回)、復刻(第六回/前半)、(第十一回)に登場。 どうやら「武装神姫R」がリリースされた世界線の存在であるらしく、かの世界から出現したバグを追ってこの世界に来訪し、プレイヤー側の神姫達と共闘する。 なお、現存するエーデルワイス型との関係は一切不明。 大型バグ・オメガ レイドボスバトル(バグ編:第一回~第二回)に登場したレイドボス。 メタルギア・シリーズの核搭載二足歩行戦車「メタルギアREX」またはグラディウス・シリーズの歩行型対空ロボ「ダッカー」のような姿をしている。 巨大な体躯で明らかに神姫ではないためか、部位破壊要素(弱点要素つき)が存在する。 なお復刻レイド(第六回および第十回、第十一回)にも登場しているが、これが残存していた個体なのかバグの性能を再現したエラーなのかは判然としていない。 (様々な状況証拠から後者である蓋然性は高いが、絶対とは言い切れない) 闇神姫 レイドボスバトル(第二回)に登場したレイドボス。 謎のエーデルワイス型曰く「いまだ目的も正体も不明な、マスターを持たない神姫」。バグを増殖させて「武装神姫R」の世界に悪影響を及ぼす存在との事。 悪影響を及ぼしたのはあちらの世界だけではなかったようで、後に第八回においてレイドボスの剣崎が「闇堕ち」した原因のひとつとも考えられている。 ちなみに、その後の復刻(第六回)には出現していない(大型バグ・オメガは登場し、これを倒すと闇神姫の装備をドロップした)が、復刻(第十回)において「小型/中型バグと同型のエラー達」を引き連れて久々の再登場を果たし、復刻(第十一回)にも引き続き登場する。 種村ジュビ子 種型ジュビジー。レイドボスバトル(第三回)に登場した、神姫NET管理局環境農業課所属の「お役所神姫」。 飛び道具が対エラー特効を持っている事が多く、また防御力にも優れるため雑魚戦では活躍してくれるが、その分対ボス戦では決め手に欠ける。 その後もスポット参戦ながら、第七回・第八回ついでに復刻(第六回/後半)&復刻(第十回)と度々エラー退治に駆り出されまくっているが、そもそもお仕事が大好きなので全然平気らしい。 黒種ジュビ美 種型ジュビジー(リペイント)。レイドボスバトル(第三回)および復刻(第六回)に登場したレイドボスで、種村ジュビ子の同僚。 元々周辺が見えなくなりやすい性格だった事もあり、ワーカホリックを拗らせた結果エラーに付け込まれ暴走してしまった(公式コミックでの示唆によれば、どうやら昇進したかったらしい)。 経緯が経緯だけに悪神姫に分類されたりする事はなく、事件後無事に夏休みを取れた様子。 ミラージュ・シリーズ レイドボスバトル(エラー編)に登場するレイドボス。エラー達を束ねる存在。 Naked素体をベースに数多の神姫用武装を寄せ集め、さながら阿修羅像のような外見に構築した武装を携える。 複数種の個体が存在し、それぞれカラーリングや手持ち武装等、果てはアクティブスキルに至るまで微妙な差異を持つ。 ホワイトミラージュ(第三回/第六回前半) ブラックミラージュ(第三回レア枠/第四回/第六回前半) ナイトミラージュ(第四回レア枠/第五回) サマーミラージュ(第五回レア枠/第六回後半/第七回レア枠) オータムミラージュ(第七回/第八回レア枠) バニーミラージュ(第八回/第九回レア枠) フレッシュミラージュ(第九回) なおサマーミラージュ以後、スタンする毎に武装を少しずつ除装していくようになったが、総合戦闘力の変化は一切ない。 ハナ 花型ジルダリア。レイドボスバトル(第四回)に登場した、花屋のアルバイト神姫。 本当は自分もサボりたかったらしいが、迫り来るエラーを前にプレイヤー側の神姫達と共闘する。 ちなみに公式コミックでは同型の「ジル」が存在するが、ゲーム中には出てこない。 イバラ 花型ジルダリア(リペイント)。レイドボスバトル(第四回)および復刻(第六回)に登場したレイドボスで、ハナのバイト仲間。 「仕事を全力でサボりたい」というだけの理由で、エラーと結託していた困った神姫。 その後こってり絞られ、かつハナやプレイヤーの神姫達とゲーセンでたっぷり遊んだ事で、エラーとは手を切れたようだ。 ユメ 悪魔夢魔型ヴァローナ。レイドボスバトル(第五回)に登場した、ご近所神友マスターの神姫。 アラーム機能の不調を解決すべく、迫り来るエラーを前にプレイヤー側の神姫達と共闘する。 ドロシー 悪魔夢魔型ヴァローナ(リペイント)。レイドボスバトル(第五回)および復刻(第六回)に登場したレイドボス。 お寝坊なマスターのためご近所神姫達のアラーム機能に干渉し、エラーと結託していた困った神姫。 その後神姫管理委員会に厳重注意を受け、マスター共々早起きすると共にエラーとも手を切った模様。 ストラ 天使コマンド型ウェルクストラ(リペイント)。なにげに共闘するNPC神姫達の中では初のリペイント神姫である。 レイドボスバトル(第七回)に登場し、オフラインレイドストーリーの4戦目では行き掛かり上レイドボスも務めた。 (当初は記憶を失った状態でプレイヤーたちに保護されたのだが、当該バトルでは悪神姫にコントロールされてエラーと共に暴れ回ってしまったため) ちなみに本来のマスターはコーヒーを好むキャンパーであるらしく、コーヒーを淹れるのが得意だという事を思い出したのをキッカケとして無事記憶が戻った。 悪神姫 天使コマンド型ウェルクストラ(リペイント)。レイドボスバトル(第七回)に登場したレイドボス。 ストラと同型機なので分かりにくいが、当該オフラインレイドストーリーの9~10戦目及びオンラインでのボスはこちらの方である。 悪いマスターの下でエラーを利用してはぐれ神姫を操り不法に働かせていた他、神姫誘拐にも手を染めていた。 ただし、その「悪事」の詳細および倒された後の処遇、そして個体名は一切不明。 鎧原フォスター 騎士型サイフォス。レイドボスバトル(第八回)および第九回に登場した、神姫NET管理局ネットワーク課のネットワーク担当神姫。 日頃からハードワークが多い職務に身を置いているためか、非常に強く頼れる存在だが、対ボス戦では手数不足に陥りやすい。 ちなみに本名は2023/04/01の公式キャンペーン「エルプリルフール特別号」で、剣崎のそれ共々判明した。 剣崎フェスター 騎士型サイフォス(リペイント)。レイドボスバトル(第八回)に登場した、鎧原の姉にしてレイドボス。 嘗ては神姫NET管理局品質管理課に所属し、ネットワーク品質を管理。その過程で種村ジュビ子の仕事を手伝ったり、闇神姫事件においても最前線で戦ったり…と真面目に働いていたのだが、いつしか悪堕ち。事件解決後は神姫NET管理局に連行されていった。 バリバリの武闘派な一方でうさぎ好きという一面もあり、その立場を利用して入手したミラージュ・シリーズのデータからバニーミラージュを造り上げた可能性が指摘されている。 ちなみに第九回でも懲りずに脱走、「漆黒の戦姫」副長として悪事の片棒を担いでいる。 ちなみに「剣崎」といえば特撮作品「仮面ライダー剣」の主人公の苗字だが、ルラギラレる方だったあちらとは逆に此方はルラギる方である。 甲季 侍型紅緒。レイドボスバトル(第九回)に登場。神姫NET管理局のエラー討伐アルバイト神姫。 ジェムバトルランキングの上位チーム「漆黒の戦姫」に入る事を志しており、そのための鍛錬目的でエラーを討伐している。 プレイヤー神姫の助けを得つつ、入団試験を受ける事になるのだが…… その「漆黒の戦姫」こそは、一連の事件を引き起こす「悪神姫」達の巣窟であった、というオチがついてしまった。 刀華 武士型紅緒(リペイント)。レイドボスバトル(第九回)に登場した、ジェムバトルランキング上位チーム「漆黒の戦姫」リーダーにしてレイドボス。 実は剣崎と結託し、はぐれ神姫を積極的にメンバーに加えて勢力拡大を図っていた。これは悪神姫を増やす結果になるらしいのだが、当の彼女達自身は純粋かつ真面目に「はぐれ神姫の保護」を謳っているので、なお始末が悪い。 事件終結後は、剣崎共々「悪神姫」として神姫NET管理局に連行されていった。 ノララーフ 悪魔型ストラーフMk.2。公式コミックでは常連だがゲームには出てこない。 てんの店に良く遊びに来る、ポーカーフェイスでハードボイルドなノラ神姫。 大体のトラブルを解決してくれるらしい。 ジル 花型ジルダリア。公式コミックにのみ登場(ゲーム中には別個体ことハナが登場している)。 ブタグッズ、特に「神姫をダメにするブタクッション」を愛用しているらしい。 ちなみにこの名前、巷ではジールベルンにも付けられている事が多い。 ラズちゃむ エレキギター型ベイビーラズ。公式コミックにのみ登場。てんの被害者 とはいえ、ほとんどが起動前で寝ている状態での出番だった…。 エウエウ セイレーン型エウクランテ。公式コミックにのみ登場。 いつも元気一杯だが、何らかの(おそらくはノララーフ絡み?)復讐心に燃えているらしい。 ちなみにシーズン1の頃、ジェムバトルにおいて「なぜか緑CPUの復讐心が高い」と言う現象が稼動当初から確認されており、修正を重ねてもなかなか収まらなかった…という経緯があったり。 藤田フブルン 忍者型フブキ。初出は2022年4月1日の「エルプリルフール」告知で、ポニーテールに白ビキニにて魅惑の姿を披露した。 その後毎年04/01の同告知で、サブモニターにメッセージを出していた様子(開催されなかった2024年も含む)。 果たして、ゲーム本編に現れる事はあるのだろうか……? コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2520.html
樫坂家の事情!(更新停止) どうも初めまして、クロムという者です。 こういうwiki形式の場所で投稿するのは初めてで慣れてないですが、ちまちま書いていこうと思います。 基本、山も無く谷も無くの内容ですが、よかったらどうぞです。 また、自分は武装神姫を知って日が浅いので、所々神姫や武装について自己解釈している部分もあるかもしれないです。 なので、何かあればコメントとかちょくちょく見てますのでそちらでどうぞ。 なお、本作品は設定の一部をwiki内に掲載されている別作者様方の以下の作品よりお借りしております。 「Mighty Magic」 「深み填りと這上姫」 あと、キャラや設定等々を借りたい御方がおりましたらどんどん使って頂いてかまいません。 ただ、キャラの死亡やこちらのシナリオに重大な影響を与えるようなのは勘弁していただきたいです。 それ以外であればコラボは大歓迎です! 重要 10/22 データが吹っ飛び、時間も空いてしまい、色々考えた末に読者の方々には申し訳ないのですが、再出発の意味も込めて、新たに一から、または再構成しながら書いていく事にしました。 したがって、こちらは更新停止となります。本当に、申し訳ございません… あらすじ…? とある県のとある市内には、とある高校生が気ままに暮らしていたとさ。 両親は仕事で全国各地に飛んでいて、しばらく一人暮らしをしていたけど高校2年のひと夏で取り巻く環境が激変してしまったんだって。 それが本人にとって幸福か不幸か分からないけど、それはそれは楽しそうになったってさ。 ………あ?結局のところどうなんだって? ……はぁ、わかったよまったく… 幸せだと思うよ、今の俺は………おい聞いといて笑うなお前ら! 注:半分以上日記形式です。 序幕~とある学生の夏休みにおける変化とその記録~ 「第1話」 「始まってもないのに終わりそうなのよね、これ…」 「第2話」 「せつめいぶそくもせっていなんだって言ってた」 「第3話」 「………ありえないと思ってる事程、起きるものだな」 「終幕話」 「そして新たな日々が始まる…か」 序幕を見てから見る事を勧める設定集 設定集 注:こっちは普通の文形式です。 始幕~過ぎたる夏、来る平凡で新鮮な日々~ 「第1話」 「思えばこれが幕開けだった…」 「第2話」 「日常的な学校生活………なのです?」 「第3話」 「動き出す、初めての戦い、ですわね」 今日 - 人 昨日 - 人 総計 - 人の来場者です コメントがありましたらこちらにどうぞ。 コメントテストです。 -- クロム (2011-09-03 23 31 41) こんばんは。ここでは初めまして。夜虹というものです。どうぞよろしくお願いいたします。 日記として重ねていく時間の経過の様子がわかりやすいですね。 六体の神姫のオーナーの日記を見て、どうやってその六体がやってきたのかという事が語られるのですな。 きっかけもあって、友達もいて、思い出も段々と語られていく様はとても面白い内容になっていると思います。 神姫達の感想もあって、細かな事も聞けるのもまたいい演出ですね。続きも楽しみしています -- 夜虹 (2011-09-05 05 35 20) クロムです。夜虹さんこちらこそです。 日記形式というのはありだろうかと少し不安でしたが、感想を頂けて安心しました。 また、設定の件もありがとうございます。 まだ始まったばかりですが、御期待に添えられるように頑張りたいと思います。 -- クロム (2011-09-05 23 29 35) 無料の小説投稿サイト等に登録して、そこに作品を保存しておくといいと思いますよ。そうしたら、HDDがクラッシュしたりデータ飛んだりしても作品は守れますしね。私はそうして保護してますよ。 -- 寒天 (2011-10-17 20 34 07) 寒天さん初めましてです。 ふうむ…なるほど、そういう手もありましたか。 ご助言ありがとうございます。 -- クロム (2011-10-19 20 20 26) If not for your wriintg this topic could be very convoluted and oblique. -- Meva (2013-05-21 13 26 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/679.html
第5幕「心の指し示す場所」 焔は自問自答を繰り返す。 ワタシはご主人の意に適っているのか? と。 出る答えは決まっていた。 海神の代わりたる自身はその代理としての役目を果たさなくてはならない。 以前であれば、そこで思考は終わっていた。 だが、 はたしてそのワタシの思いは、ご主人の求めるものと同じであるのか? それこそ以前であったなら、その答えを「是である」と言えただろう。 しかしそこで焔は思う。 ならばなぜワタシはフブキではないのか? 普通の感覚で答えれば「フブキは限定品だから」で片付く問題である。が、結城セツナという少女は、自身が自室から一歩も外出する事なく、現在発表されている全てのMMSを手に入れるだけの環境を持っているのだ。 そんな、ある種の特権を持つ彼女に、「限定品だから」というだけの理由でフブキを入手できないはずがあるのだろうか? 否。 実際焔が目覚める前、セツナの目の前には全ての武装神姫があったのだ。当然そこにはフブキもあった。 ならば…… 焔は考える。 ならばワタシは何を望まれてここにいるのだろう、と。 当たり前のことではあるが、その日もセツナは学校に登校していた。 学校に来るぐらいならば焔との関係をどうにかしたい、という子供じみた思いがあるのと同時に、学校にいると焔と一緒では無いので楽だ、という矛盾した思いも去来する。 焔と一緒にいる事は、ある種の苦痛を伴った。 膨れ上がったわだかまりは、セツナの精神を大いに疲弊させる。 元来人付き合いの苦手なセツナは、そのコミュニケート能力の脆弱さを持って、焔との関係を円滑にする術を知らない。 だから放課後にもなると、焔との距離感をどう埋めようか、とばかり考えてしまう。 そしてもちろん今もその事で頭が一杯になっていたので、その友人が声をかけるまで存在を感知する事が出来なかった。 「ねえ、セツナったら。大丈夫?」 朔良=イゴール(さくら・―)という名のハーフの少女は、この学校内で唯一セツナの趣味を知るものである。 突然現れた(少なくともセツナにとっては)友人に、驚いた様子を微塵も表に出さずセツナは微笑む。 「大丈夫って、なにが? いつもと何も変わらないわよ」 「もうっ! アタシにまでウソつかなくてもいいんじゃない」 頬を膨らませて抗議する友人をみて、それもそうだ、と思い至ったセツナは、 「それじゃあ、少し付き合ってもらえるかしら?」 と言って、今度は笑う事をやめた。 二人が向かったのはとあるドールショップである。 ドールショップ、と言ってもドールハウスがメインでありドールは販売されていない。ドールハウスに使用する様々な小物が製造、販売されている個人経営の店だ。 個人経営の強みかそれともアバウトさか、座席は少ないがお茶も楽しめるらしい。 らしい、と言うのは、セツナはこの店を訪れた事がなく、朔良がつい最近見つけたばかりの店だからである。 セツナ達の学校から駅二つ隔てた場所にあるその店の名は『妖精館』。何とはなしに気恥ずかしくなる名前であった。 「いらっしゃいませ~」 「なのですよぉ~♪」 ドアに取り付けられたベルの音に反応して接客するその声に、セツナは聴き覚えがあった。 思わず声の主を注視する。 目が合った。 「…………………………………………」 「…………………………………………」 「あ、結城さんなのですよぉ♪」 そこにいたのはセツナよりわずかばかり背の低い眼鏡をかけた少年と、その少年の所有するマオチャオの武装神姫だった。 二人とも、可愛いフリルのエプロンを身に着けてそこにいた。 「こちら、ブレンドとカモミールティーです」 その少年は少し照れくさそうにカップを二つ置く。 「ありがとう」 セツナはにっこりと笑みを浮かべた後、耐えるようにクツクツと笑い出した。 「堪えるくらいなら笑ってくださいよ~」 困ったような顔で抗議する少年。その顔を見てセツナは更におかしくなった。 少年は困り顔を更に情けなくして、店の奥に戻る。 少年が奥に消えたのを見計らい、朔良は小声で訪ねた。 「ねぇねぇ、知り合い?」 「うーん、今はまだ友達……の友達くらい、かな?」 そう言ってセツナは少年――藤原雪那(ふじわら・せつな)――が消えた方に視線を移す。 友人のその表情を見た朔良は思うところもあったのだが、とりあえず今はその友人の悩みを聞きだすことが第一だと考え直した。 「で、悩みの種はやっぱり焔ちゃん?」 何の躊躇もなく、迂遠な表現の一つもなく切り出した。 セツナはその友人の遠慮のなさに苦笑しつつ、うなずく。 「やっぱりねー。セツナったら他の人が頭を悩ますような事は簡単にこなすくせに、こういう事ばかりに悩むんだもん」 そう洩らして朔良はブレンドを一口含む。 「あ、結構おいしい」 「……私ね、あの娘が何を考えているのか良くわかってないの」 ブレンドの感想に反応する訳でなく、セツナは自身の心情を吐露した。 「本当なら私はあの娘の事を一番知ってなきゃいけないのに、私はあの娘が良くわからない」 俯いてそう話すセツナを見て、本当にこの娘は不器用なんだから、と朔良は嘆息する。 「あのね、セツナ」 わざわざそこで一拍置いた。 「だからセツナは頭でっかちが過ぎるのよ。神姫とそのオーナーはこういう関係じゃないといけない、ってどこかで思い込んでいない?」 セツナがその言葉を理解しようと考え込む前に、朔良は畳み掛けるように言葉を続ける。 「考えるよりも前に思い出す! セツナとアタシ、どうやって友達になれた?」 そう言われて、セツナは思い出した。 最初から結城セツナと朔良=イゴールは仲が良かった訳ではない。 どちらかと言えばお互い嫌い合っていた。 セツナは朔良の事を「大勢でなければ何も出来ない集団のリーダー格」と思っていたし、朔良は朔良でセツナの事を「頭と財力に物を言わせたいけ好かない女」と思っていた。 表面上も裏さえも、お互いになるべく関わりあうのを避けていた。 とあるキッカケで話す事がなければ、今でも二人はお互いを嫌っていただろう。 言葉を交わす事がなければ、お互い理解など出来なかったはずである。 「……忘れてた」 もう、一年以上前のことだ。 朔良はニッコリと笑う。 「ならやるべき事はもうわかるよね?」 「そうね、ありがとう。おかげでスッキリしたわ」 セツナも笑う。放課後の学校で見せた作り物とは違う、心からの、決意を秘めた笑顔で。 と、ここで話が終われば少しはキリが良かったりもするのだが、それで二人の会話が終わる訳ではない。 話の上では完全に蛇足ではあるのだが。 朔良はスッキリとしたセツナの笑顔を確認すると少しだけ意地の悪い考えを頭にめぐらせる。 当座の悩みに対する解決法を見出したセツナは改めてカモミールティーを味わっていた。 「ところでさ」 「ん?」 「さっきの子とデートの一つでもした?」 「――?! ッッッ」 その朔良の不意打ちにセツナがむせる。 苦しそうにコンコン咳き込んでいる自分を見て、ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべる友人を、苦しいながらも恨めしそうにセツナは涙目で睨む。 「セツナってさ、本当はああいうのが好みだもんね~」 言外に、木井津沙紘(きいつ・さひろ)の様なタイプではなく、という意味がこめられていた。 「何事も話してみなきゃ始らないよ?」 未だ苦しそうに咳き込む友人に追い討ちをかけるように言った。 奥から雪那がタオルを持って心配そうにやってきたが、セツナは何も言えなかった。 トップ / 戻る / 続く
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2236.html
ウサギのナミダ・番外編 少女と神姫と初恋と その4 ◆ 金曜日の放課後のことだ。 ノーザンクロスのバトルロンドコーナーで、美緒たち四人と安藤は対戦にいそしんでいる。 オルフェはまだ実戦というレベルでの対戦をしていない。 LAシスターズの神姫たちを相手に、いろいろと試している段階だ。 対戦用筐体を一台占拠しているが、常連たちは何も言わなかった。 LAシスターズはここでは顔が通っているし、話題の神姫・アルトレーネ・タイプの動きがじっくり見られるとあって、好きなようにさせていた。 そんな状況をありがたく思いながら、安藤とオルフェの戦い方について話している。 そのとき。 「よう、安藤。女にバトロン教わってるなんて、ずいぶん情けねーな」 「蜂須……」 筐体から顔を上げると、酷薄そうな笑みを浮かべた小男が、三人ほどの取り巻きを連れて立っていた。 その小男は蜂須英夫。ここ『ノーザンクロス』で『三強』の一人といわれる人物で、美緒たちと同じ高校の同級生でもある。 「お前に神姫のこと聞いても、教えてくれなかったじゃないか」 「……だいたい八重樫。オレの誘いを断っておきながら、なんでこんな男に付いてんだよ」 蜂須は安藤を無視して、美緒に視線を向けた。 美緒は身をすくめる。蜂須の視線はいつも、美緒の全身にからみつくように感じられた。 「そ、その話は……何度も断ったでしょう」 「何が不服だってんだよ。お前だって、バトロン強くなりてーんだろ。だったら、そんな初心者のお守りは他の連中に任せて、オレのチームに入れよ」 美緒は身を縮めて、蜂須の視線に耐える。 はっきり言って、美緒は蜂須が嫌いだった。 彼の、人を見下した態度が、どうしても好きになれない。 それに、あのとき。あの雑誌にティアの写真が載ったときだって、それをネタに大声でいやらしく笑っていた男なのだ。 好きになれるはずがない。 有紀が美緒の前に立ち、蜂須の視線を遮った。 「おい。美緒は断ったって言ってんだろ。しつこい男は嫌われるぞ」 「てめーとは話してねぇんだよ、このデカ女」 「んだと、このバカハチ!」 怒りを露わにした有紀を蜂須はせせら笑った。 「なんだよ、殴るのか? 殴るのかよ? バトロンじゃオレにかなわないからって、暴力に訴えるわけだ。 はははっ、まったくサイテーの女だよなあ!」 「くっ……」 有紀は拳を強く握り、震えを止めようとした。 蜂須の言うことは本当だ。 『玉虫色のエスパディア』とは、四人とも何度も対戦しているが、勝てた試しがなかった。 「強くなりてぇんなら、そんなオママゴトみたいな対戦してねぇで、オレのチーム『レインボー・ブレイカーズ』に来いよ。手取り足取り教えてやるからよぉ……」 蜂須は美緒をなめ回すように見ながら、舌なめずりした。 だが、 「うわ、厨臭いチーム名!」 の声に、視線を逸らさざるを得なくなる。 睨みつけたその先には、両手で口を押さえた梨々香がいた。 「江崎ぃ……バトルもまともにできねぇくせに、人のチームにケチ付けてるんじゃねーよ」 蜂須はここぞとばかりに、嫌みったらしい言葉を吐き出した。 「だいたい、見るに耐えねーんだよ。まともにバトルもできねー女どもが、キャッキャウフフとゲーセンでつるんでるのは。 ここはバトルで上にのし上がろうって野望がある連中のコロシアムなんだ。 いつまでもヌルいバトルしてたり、イロモノに走ったり、非武装派なんざお呼びじゃねーんだよ。 それとも何か。おまえら、武装神姫ネタにして、男漁りに来てんじゃねーのか?」 「てめっ……!」 さすがに頭にきた有紀だったが、涼子に腕を押さえられた。 暴力沙汰にするわけにもいかない。 有紀は憎悪すらこもった視線で、蜂須を睨みつけた。 「何怒ってんだよ。本当のことだろ。 お前たちのリーダーは、オレの誘いを断っておきながら、そんな初心者くわえ込んでやがるんだからよ」 「やめて……! もうやめてよ……」 美緒は悲痛な声で、蜂須の言葉を遮った。 これ以上は聞くに耐えない。 美緒は勇気を振り絞って、蜂須を見た。 視線が合う。 蜂須はニヤニヤといやらしく笑いながら、美緒に言う。 「やめてほしけりゃ、オレたちの仲間になれよ。そしたら、こんな連中、無視してやるからよ」 背後にいたチームメイトたちも低く笑い声を立てる。 その小さな笑い声さえもおぞましい。 美緒は思わず腕を抱いてうつむいた。 そのとき。 「おい、そのへんでやめとけよ」 そう言って、レインボー・ブレイカーズの笑いを止めたのは、安藤だった。 蜂須は眉を逆立てて、突っかかる。 「なんだよ、てめぇは関係ねーだろ」 「あるよ。彼女たちに俺の方からコーチを頼んだんだ。 俺を教えていて悪く言われるんなら、オレのせいだ。 それで彼女たちを侮辱されて、黙って聞いてられない」 「はっ……新型連れてるからって、調子こいてんじゃねーぞ、安藤。ここはゲームセンターだ。学校みたいにうまく行くと思ってたら、大間違いだぜ?」 「学校もゲーセンもあるもんか。女の子を侮辱して困らせたりして……それは人としてどうかって問題だろ?」 蜂須は安藤を睨みつけた。 その視線には殺意すらこもっているような気がする。 だが、安藤は一歩も引かず、その視線を受け止めた。 「だったら、バトロンで勝負だ」 「なに?」 「ここで言いたいことがあるなら、オレをバトルで負かしてみろよ。そしたら、お前の言うことに聞く耳もってやる」 「……俺が勝ったら、彼女たちにもうまとわりつかないって約束できるか?」 「ふん……賭けバトルってことか? いいだろ。そのかわり、オレが勝ったら、八重樫にはレインボー・ブレイカーズに入ってもらう」 その言葉に、安藤も思わず言葉を詰まらせた。 涼子が蜂須に言う。 「そんなの、無理に決まってるでしょう! 安藤のオルフェは、まだ起動して一週間なのよ!?」 「何言ってんだ、バーカ。先に言い出したのはそっちだろ」 「だからって、美緒の意志も聞かないで、そんなこと言い出すのはおかしいでしょう!」 さすがの涼子も大きな声を上げた。 しかし、蜂須は余裕の笑いを浮かべている。 「別に俺はバトルしなくたっていいんだぜ? そっちから言いだしたことなんだからな。 まあでも、念のため聞いてやるか。八重樫はどうだよ。この条件でオレと安藤のバトル受けるか?」 涼子はうつむいている美緒を見た。 彼女は蜂須の視線に耐えているようにも見える。 一瞬の間の後、美緒は絞り出すように言った。 「……いいわ」 「美緒!?」 涼子の声は悲鳴に近かった。 蜂須の後ろにいた誰かが、ヒュウ、と口笛を吹く。 「そのかわり、勝負は一週間後」 「なに?」 「まだちゃんとバトルもしたことのないオルフェに、あなたのクインビーが勝つなんて当たり前でしょう。……三強を名乗るなら、そのくらいの余裕を見せて」 「ふん……まあ、いいだろ」 クインビーは、蜂須の神姫であるエスパディア・タイプの名前である。 「それから、あなたが勝っても負けても、わたしたちと、わたしたちに関わる人たちを決して侮辱しないって約束して」 「いいとも……お前がチームに入れば、こいつらと関わる必要もないしな」 蜂須は鼻を鳴らして美緒を見る。 顔を上げた美緒は、今にも泣き出しそうな顔をして、蜂須を睨んでいる。 そう、この顔だ、と蜂須は思う。 嗜虐心をそそる美緒の顔が、蜂須はたまらなく気に入っていた。もっと泣かせてやりたい、悲鳴さえ上げさせたい。 その想いが、彼の嗜虐心をさらに煽る。 蜂須は、さらにいやらしく笑って、こう言った。 「八重樫に免じて、ハンデをやるよ。条件次第で、オレのクインビーをエスパディアのノーマル装備で戦わせてもいい」 「……条件?」 「八重樫が一日、オレに付き合うと約束できるならな」 蜂須が舌なめずりする。 これにはついに有紀が切れた。 「調子こいてんじゃねぇ! このエロチビ!! ずっと美緒にフられてきた憂さ晴らしのつもりかよ!」 「お呼びじゃねえんだよ、デカブツ。オレは八重樫と話してんだよ」 「ふざけんな! お前に付き合ったら、どんな目に遭うか分かったもんじゃ……」 激昂している有紀の腕に誰かがそっと触れた。 言葉を切り、その誰かを見る。 美緒だ。 彼女は泣きそうな顔をしながら、それでも言葉を絞り出した。 「……その条件を呑めば、ノーマル装備で対戦……絶対ね?」 「ああ。いいハンデだろ。どうよ?」 「……わかったわ」 「ちょ……美緒!!」 振り向きながら有紀は美緒をとがめる。 しかし、美緒の瞳には決意の色が宿っていた。 有紀はそれ以上何も言えず、腕の力を抜いた。 レインボー・ブレイカーズのメンバーのいやらしい笑いをバックに、 「ようし、決まりだ。一週間後、楽しみにしてるぜ、安藤。あーっはっはっは!」 蜂須はひときわ高く笑って、その場から立ち去った。 チームのメンバーもそれに続く。 LAシスターズは何も言えず、ただ彼らの背中を見送るばかりだった。 ◆ 蜂須英夫にしてみれば、安藤智哉は目の上のたんこぶだった。 蜂須は決して人気者ではない。むしろ学校では嫌われ者である。 それは彼の性格に因るところが大きい。 誰に対しても見下したような態度をとり、えらそうなのだ。特に成績がいいわけでも、スポーツができるわけでもないのに、である。 特に自分よりも立場の弱い者に対して態度が大きい。気の弱い男子生徒を顎でこき使っている。 女子に対しては、全員が自分の使用人と思っているのではないか。 背が低く、つり目で卑屈そうな顔立ちがいやらしい、と女子の間では噂され、評判はすこぶる悪い。 もちろん、そんな男が男子からも好かれるはずがなかった。 だが、ゲームセンターでは蜂須の天下だ。 ノーザンクロスでは三強の一角として君臨している。 『玉虫色のエスパディア』は、彼の神姫のファイトスタイルを揶揄した呼び名なのだが、蜂須は気にしていない。 蜂須は、実はとある中小企業の社長の息子で、小金持ちである。 その潤沢な資金を利用して、装備を買い込み、バトルロンドでふんだんに投入する。 何の装備で対戦するのか読めない、毎回サイドボードの中身が違う、だから対策も立てようがなく戦いにくい。 そして対戦相手を圧倒するバトルを展開する。 一定しない装備を『玉虫色』と揶揄しているのだった。 蜂須に言わせれば、そんなのは負け犬の遠吠えに過ぎない。 勝てないのは弱いからで、勝てる自分が強いのだ。 勝ちたければ、強い装備でも何でも持ってくればいい。 所詮、負けたヤツのいいわけに過ぎないのだ。 その点、負けても言い訳せず、自分と同程度の実力を持つ、三強の残り二人には一目置いている。 そんな調子であるから、ゲームセンターでも蜂須に好意を持つ者は多くない。 だが、装備に頼っているだけで三強の一角になれるほど、バトルロンドは甘くない。 ノーザンクロスの常連は誰しも、『玉虫色』の実力を認めている。 彼を認めたプレイヤーや、彼の装備の知識の深さに感心する者、気の合う友人たちが蜂須の仲間になっていた。 ゲームセンターは蜂須にとっての城と言っていい。 だがそこに、ヤツはやってきた。 学校でも人気者で通っている、蜂須が嫌いなあの男。 安藤智哉である。 安藤は学校の男子にも女子にも人気がある。 自分と何が違って、こうも人気の差があるのかさっぱり分からない。 だが、蜂須とて、自分とは接点のない男のことで愚痴を垂れるほど暇ではない。 蜂須にとって安藤を敵視せざるを得ない事態が起きたのだ。 理由の一つは、安藤が武装神姫を始めたこと。それも神姫がアルトレーネというのも気にくわない。 そしてもう一つの理由は、美緒が安藤を気にかけ、ゲーセンでそばにいるからだった。 蜂須は以前から、美緒に横恋慕していた。 ◆ 「美緒! なんであんなバカげた条件呑んだんだよ!」 「安藤も、なんであんなヤツに勝負ふっかけたりしたの。無茶もいいところよ」 ファミレスの六人席。 向かいに座る有紀と涼子に責め立てられて、美緒と安藤は並んで座ったまま、二人同時にしゅんとした。 「だってさ……あいつの言ってることがどうにも許せなくて……」 ぼそっと話した安藤を、涼子は激しく睨みつけた。 「今のあんたが、蜂須に勝てるわけないでしょうが!」 「……さっきから思ってたんだけど、蜂須ってそんなに強いのか?」 「あんたねえ……バトルロンドをなめるんじゃないわよ。 今の安藤と蜂須じゃ、合気道を習いに来て一週間の小学生と、道場で三番目に強い有段者くらい差があるわ。それで勝てると思う!?」 「……」 安藤はうつむいたまま押し黙った。 今度は有紀が口を開く。 「だいたい、美緒も美緒だ。なんであんなヤツの言うこと聞いてんだよ。あいつがアンタにずーっと横恋慕してることくらい、よくわかってんだろーが」 「……もう嫌だったの」 「なにが」 「嫌だったの。蜂須くんが、みんなのことを悪し様に言うのがもう耐えられなかったの! もうずっと……ティアや遠野さん、エトランゼさんたちのことを口汚く言ってるのが、聞くに耐えなかったの!」 「だからって、あんな条件呑むことねーだろが! アンディが負けて、あいつに一日付き合ったりしたら、何されるかわかんねーぞ!」 有紀は以前、蜂須とその取り巻きの会話を耳にしたことがある。 本人の前ではさすがに口にしないようだが、それでも大きな声で話していたから、嫌でも聞こえた。 つまり、蜂須は美緒の身体が目当てなのだ。あのグラビアアイドル顔負けの身体を弄び、あの美貌を羞恥に染め、泣き声を聞きたい。 そんなことを大声で言い放つ男なのだ。 最低の野郎だ。 有紀は心から美緒の心配をしていた。だからこそ、語気もつい荒くなってしまう。 「だって……ハンデがつくから……」 「はあ?」 「エスパディアのノーマル装備なら……安藤くんの……オルフェの勝率が少しは上がるでしょ……?」 うつむいた美緒から発せられた言葉に、有紀は深くため息を付いた。 美緒はLAシスターズきっての頭脳派プレイヤーだ。 だが、今回の判断はどうにもずれている。 美緒は感情に流されると、たまにこうした突拍子もない行動に出ることがあった。 それが今回でなくてもいいのに……と思っているのは有紀だけではないはずだった。 しばらくそこで話を続けたが、結局有効な案は浮かばなかった。 圧倒的実力差を覆す方法なんて、そうあるはずがない。 誰もが絶望的な思いで口を閉ざした、その時。 いままで黙っていた梨々香が口を開いた。 「それじゃあ……相談してみたら?」 「え? 誰に?」 「涼子ちゃんのお師匠さん」 そう言って、梨々香はストローに口を付ける。 彼女の澄まし顔を見つめながら、安藤は首を傾げた。 ◆ 「浅はかだな」 その一言で、彼女たちの相談は一刀両断に処せられた。 翌日土曜日の『ノーザンクロス』でのことだ。 遠野貴樹は、蓼科涼子にとって武装神姫の師匠である。遠野本人はそう思っていないようだが。 その遠野は、口をへの字に曲げ、いかにも機嫌が悪そうだった。 LAシスターズの四人は、その一言だけで恐縮しきってしまっている。 「浅はかって……」 かろうじて反論しようとした安藤の言葉を、遠野は遮った。 「そのとおりの意味だ。安藤くんと言ったか……君が玉虫色と賭けバトルををしようだなんて、無謀としか言いようがない。八重樫さんが不利な条件を受諾したのも間違っているし、蓼科さんたちがそれを止められなかったのも甘すぎる。 そもそも、バトルロンドにそういう賭を持ち込むこと自体、どうかしてる。自業自得、同情の余地もない」 遠野の言葉にはとりつく島もない。 だが、身を乗り出して助け船を出したのは、遠野の隣にいた二人だった。 「大丈夫! もしゲームに負けても、次にわたしが蹴散らしてやるわ!」 「聞き分けなかったら、俺に任せろ! ぶっ飛ばしてやるぜ!」 そう言って腕をまくってみせる菜々子と大城を、遠野は睨みつけた。 「君らがそんなことしてもその場しのぎにしかならない。意味ないだろ」 やはり一刀両断され、二人はしゅんと肩をすくめた。 今日の遠野は容赦がなかった。 それでも安藤は食い下がった。 「そ、それでも……ヤツに勝つ方法は……」 「ない」 「ないって……」 「バトルロンドを甘くみるな、安藤くん。 玉虫色だって伊達に三強を名乗っているわけじゃない。バトルロンド始めて二週間の初心者相手なら、一分とかからないだろう。 いいか。バトルロンドはただの対戦ゲームじゃない。 神姫の性能はもとより、その神姫の特性、性格を把握し、適正な装備と戦略を与える。相手の神姫の性能と戦略を試合の早い段階で解析し、自分の神姫でどう対応するか判断し、作戦を立て、指示を出す。 神姫の性能だけでも、マスターの戦略だけでも勝つことはできない。 すべての要素が噛み合って、はじめて勝利を手にすることができる」 意外にも熱っぽく語りはじめた遠野を、安藤は驚きながらも見つめていた。 目が真剣だった。 「それを可能にするのは、神姫とマスターの信頼だ。 君のオルフェは、起動してまだ一週間。すべての要素で玉虫色に劣る。それでどうやってヤツに勝つ? 無理だ」 「でも、マスターは間違ってません! 八重樫さんを、シスターズのみなさんを侮辱されて、何も言わないマスターなら、わたしはきっと軽蔑しています。 大切な者を守ろうとしたマスターを、わたしは尊敬しています! マスターへの信頼は、『玉虫色のエスパディア』に負けません!」 口を挟んだのはオルフェだった。 しかし、遠野は表情を変えずにオルフェを睨む。 「それで勝算があるならいい。だが、勝算もないのに、こんな条件で賭け試合に乗るなんて、愚かな蛮勇にすぎない」 「だったら、どうすればいいって言うんですか!?」 「謝ればいい」 遠野の一言に、その場にいた全員が顔を上げた。 「こんな試合は無謀でした、今回の試合はなしにしてください、と言って、謝ればいい。向こうも何か条件を付けてくるかも知れないが、そこは交渉次第だ。少なくとも、負けたときよりも状況が悪化することはない」 「た、戦う前から白旗揚げろって言うんですか……!?」 「それ以外に何がある。それができないのは、君たちのなけなしのプライドが邪魔をしているだけだ」 安藤は唇を噛んで、うつむいた。 遠野の言うことはもっともだった。 勝算がない限り、戦わないか、戦って負けるか、いずれかの選択でしかない。 しかし、感情が納得できない。 蜂須にあそこまで言われて、引き下がることはできなかった、あのときは。 安藤だけではなく、LAシスターズの四人もうつむいて、やはり悔しそうな顔をしていた。 ティアはみんなを見渡したあと、胸ポケットから自分のマスターの顔を見た。 相変わらずへの字口で、むっつりと押し黙っている。 しばしの沈黙。 ティアはマスターに何か言うべきだろうか、と考え、口を開こうとしたそのときだった。 「よお、安藤。みんなで来週末の作戦会議か?」 こんな普通の言葉でも、嫌みったらしく聞こえてしまうのは、本人の日頃の行いのせいか。 「蜂須……」 「結局、勝ち目がないことに気づいて、陸戦トリオに相談かよ。 は、みっともねえなぁ。 せいぜい、ない知恵絞って相談してろよ」 安藤も美緒たちも、反論できずにいる。 そして、蜂須は瞳に好色そうな色を浮かべ、 「八重樫、ちゃんと身体を磨いておけよ」 あーっはっは、と高笑いを残して去っていった。 これには菜々子も大城も色めき立った。 「なっ……あんなの、セクハラじゃない!!」 「みんなの前であんなこと言うなんて……サイテーな野郎だ!」 美緒は両腕を抱き、うつむいていて、表情は見えない。 だが、ティアは見た。 彼女の肩が小さく震えているのを。 と、そのとき。 ティアの背後の気配が変わった。 彼女の主の顔を見上げる。 いつもと変わらない、仏頂面。 だが、この雰囲気の激変は、いつもそばにいるティアだからこそ感じ取れたのかも知れない。 ティアのマスターは怒っていた。さっき、安藤をしかっていたときの比ではない。彼女にはそう感じられた。 遠野は壁から背を離すと、みんなに向かって言った。 「場所を変えるぞ。ファミレスに集合だ」 「え? な、なんで……?」 「気が変わった。……ヤツに勝つ方法、聞きたくないか」 安藤は目を白黒させて立ち尽くす。 大城はにやりと笑い、安藤の背中をたたく。 菜々子は苦笑を浮かべながら、シスターズに一緒に来るよう促した。 ティアは安藤の肩に乗っているオルフェを見る。 彼女もマスター同様、目を白黒させていた。 目が合う。 オルフェは困ったように小首を傾げた。 ティアは小さく微笑んで、頷いて見せた。 そう、きっと大丈夫。 ティアのマスターはこういう時、とても頼りになるのだから。 続く> Topに戻る>