約 730,173 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/162.html
前へ 先頭ページへ 次へ 「犬達の出会い」 「……でよぉ? そしたらそのバカの神姫が勢い余って壁にぶつかってやんの。で、目ぇまわして、相手不戦勝」 「はぁ」 「しっかし昨日の、なんだっけ。『片輪の悪魔』は強かったよなぁ。あいつのマイティがこっぴどく負けるほど強いんだぜ? 戦ってみたいよな」 「はぁ」 「……おいシエン、聞いてんのか?」 「へっ?」 やっぱ聞いてなかったか。 オレの神姫、犬型MMSハウリン「シエン」は、あわてて直立。 「も、申し訳ありません、ご主人様。聞いておりませんでした」 「いや、別にいいんだけどよ。なに見てたんだ?」 シエンの後ろには先ほどまでこいつが操作していたパソコン。画面にはおもちゃ屋のページが開いている。なになに……? 「ごっ、ご主人様!?」 すかさずシエンがマウスを操作し、ウインドウを消す。 「おいおい、何だよ?」 「いえ、あの」 「お前にしちゃずいぶん熱心に見入ってたじゃねえか」 「そ、それは」 「いいから。見せてみろよ」 オレはブラウザの履歴を開く。 「でも」 「見せろ。命令だぞ」 その言葉には逆らえず、シエンはその場でうなだれた。うーん、ちょっと卑怯くさかったな。 最新の履歴には「ホビーショップNOVAYA……」とあった。 開いてみると、そこには、 「1/12スコープドッグ復刻版、フルモータライズエディション?」 「あう……」 三十年も前に発売されたロボットのおもちゃを、間接の一つ一つに小型動力を仕込んだ、ラジコン操作が可能なやつだった。 このおもちゃのすごいところは、完全再現されたコクピットの計器・レバーがすべてアクティブだってことだ。武装神姫とのコラボレートを見込んだ機能らしい。 「お前ぇ、こいつが欲しいのか?」 「いや、その……」 「欲しいんだろ?」 「…………はい」 シエンは顔を真っ赤にして、蚊の鳴くような声で答えた。 「なんだよ。だったら言えばいいだろ。これくらい買ってやらんこともねえぞ」 まあ、ン万ぐらいだったらこいつに出しても良いだろうな、という覚悟は決めた。今。 「でも」 「あ?」 「お値段が……」 「値段?」 オレはページを下に少しスクロールした。 「いちじゅうひゃくせんまん……」 うぐ。オレはのどを詰まらせた。そこにはオレの予想を一桁超えた額が、メタリックフォントで燦然と輝いていたのだ。 まぶしいぜ。 「いえ、いいんです。自分は別に」 オレはシエンの顔を見た。申し訳なさそうに見上げるそいつの目。 そのとき、オレの中で何かが切れた。 「買うぞ」 オレは間髪いれずに言ってしまった。なんだか知らないが、買わなきゃいけない気がしたからだ。こいつのために。 「でも」 「いや、買う。これはご主人様めーれーだ」 言葉が間違っている気がする。 「ご主人様……」 「いいんだよ。金もあるし。お前が喜ぶなら、こんくらい」 「あ、あ。……ありがとうございます、ご主人様!」 シエンは満面の笑みでオレに抱きついた。尻尾を千切れんばかりに振っている。おいおい、そんな表情初めて見たぜ? 数日後。神姫の箱を四つ合わせたくらいどデカいパッケージが部屋の真ん中に鎮座していた。 オレとシエンはパッケージの前に正座する。ごくり。おもちゃに対して固唾を呑むのはさすがに初めてだぞ。 いよいよ開封。鉄片から発泡スチロールの梱包材ごと取り出す。とてつもなく重い。きっとおもちゃのガワの中身は動力がぎっしり詰まっているのだ。下手な持ち上げ方をすればぎっくり腰になるぞこりゃ。背筋をまっすぐにして「ふんぬっ」と中身を持ち上げ、シエンが箱をおろす。適当にスチロールを外すと、出てきたのはシエンの二、三倍はあろうかという緑色のロボットだった。 オレは触ってみて重さの正体を知った。重いのは動力のせいだけではなかったのだ。 「全身金属かよ……。これホントにおもちゃか?」 シエンは尻尾をぶんぶん振り回しながら、ほあー、という顔をしてロボット、スコープドッグを見上げていた。こいつにとっては神姫スケール換算四メートル弱の巨大ロボットなのだ(作者注:倉田光吾郎氏製作、一分の一ボトムズを見上げたことのある方はそのときの感情を思い出してください)。 「あの、ご主人様」 「ああ、良いぜ。乗ってみな」 オレは説明書片手にスコープドッグのハッチを開ける。シエンを持ち上げて乗せようとしたが、 「自分で乗ります」 と言って歩み出た。なるほど、昇降用の手すりや出っ張りがちゃんとあるのか。三十年前のおもちゃにしてはよくできたデザインだと感心する。シエンは乗り込む楽しみも味わいたいようだった。その気持ちはオレも良っく分かる。 シエンが自分でハッチを閉める。中でなにやらカチャカチャしていると思ったら、突然ロボットのカメラアイが「ヴゥーン」という電気音を立てて光りだした。 「うわっ!?」 オレはびっくりして引いてしまう。 主動力らしいエンジン音のようなグングンという音が鳴り始める。 ガシャン スコープドッグが最初の一歩を踏み出した。 「シエン、大丈夫か!?」 スコープドッグのバイザーが上に競りあがる。頭の穴からシエンの顔が見えた。 「問題ありません。動きます。すごいです、ご主人様」 「そ、そいつは良かった……」 シエンを載せたスコープドッグが部屋の中を歩き回る。時折腕を回したり、いらない段ボールに向けてアームパンチを繰り出したり。うわ、ダンボールが破れた。どんだけ強力なんだ? ローラーダッシュのスピードは俺の狭い部屋じゃ速すぎる。やめろピックを打ち込むな、ターン禁止!! あーあ、床がへこんだ。こりゃあただのおもちゃじゃないぞ? いやしかし。オレも乗ってみてぇ……。 「ん?」 説明書のほかに妙なチラシが入っている。店側が入れたやつだろうか? チラシにはこう書かれていた。 『武装神姫in装甲騎兵ボトムズ・バトリングリーグ&トーナメント 近日開催!!』 オレはもう一度、シエンの動かすスコープドッグの方を見やった。 了 前へ 先頭ページへ 次へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2666.html
如何に海千山千の猛者(変態)揃いの武装紳士淑女であっても武装神姫から離れた日常と言うものはある。 黒野白太も例外ではなく彼から武装神姫を切り離せば関東地方の○県×市にある中学校に通う一中学年生だ。不登校でもなく授業は真面目に取り組んでおり総合成績は上の下、身体も障害も持病も無い良好な状態を維持している。苛めに遭っているわけでもなく、かと言って過剰に頼られているわけでもない、月並みに綺麗な学生生活。 そんな黒野白太に唯一の悩みは中学三年生にもなるのだからそろそろガールフレンドが欲しい、そのくらいだ。凄腕の神姫マスターともなれば女性の神姫マスターの交流もあるが、所詮それは神姫バトルがパイプになって繋がっている関係であり、どんな武器が強いだとか、この神姫にはどの武装が相性がいいだとか、強くなる秘訣だとか、そんな話ばかりで色恋沙汰とは程遠い。付き合うのであれば武装神姫に対しての理解があり出来れば年上の女性である事が黒野白太の願望である。 閑話休題、兎にも角にも到って健全な中学生生活を送っている黒野白太は普段通りその日の授業内容を消化して、放課後最前のホームルームを終えると直ぐに筆箱とノートと教科書を取り出してその日の予習と復習を始めた。放課後に予習と復習を終わらせるのが黒野白太の日課である。それから三十分程すると教室には黒野白太だけになり、一時間程すると日が暮れ始め、二時間程すると黒野白太は予習と復習を終わらせて学校を出た。 神姫バトルの大会がある日などには学校にも神姫を連れていきそのまま神姫センターに向かうのだが、此の日は何も無く、そも学校に神姫を持ちこむ事は禁止されており教師に見つかってしまえば取り上げられてしまうので連れて来なかった。そういうわけで黒野白太は唯の中学生として帰路に着き学校から出て自転車を漕いでマンションに辿り着く。正面入り口から見て右側、駐車場とは建物を挟んで反対側に在る駐輪場に自転車を止めて階段を上り鍵を使って玄関の扉を開けた。 「ただいまー。」 住人の迎えの言葉は帰って来ない、ラノベによくある理由で黒野白太は一人暮らしをしているのだから。と言っても神姫は一人と呼べるのか微妙なので一人暮らしと表現したが彼の神姫であるストラーフMk2型神姫イシュタルもいる。廊下の奥から漂ってくる胃袋を刺激する香ばしい匂いがイシュタルの居場所を教えてくれた。その通りイシュタルは台所に居てリアパーツの副腕と自身のもの計四本の腕で御玉杓子を持ち汁物が入った鍋を混ぜていた。 元々ストラーフ型が重装甲で神姫バトルに出るように造られている所為か自分よりも大きな御玉杓子を苦も見せず操っている。予定の無い平日の食事はイシュタルが作る、これは数年前からで黒野白太にとっては別に珍しい風景でも無かった。機械である神姫の記憶はデジタルだ、神姫であるイシュタルは冷蔵庫の中身と食事から採れる栄養バランスを記憶して調理する事が出来る。尤も神姫は栄養を第一にする上に味覚が無いのでのでそのまま調理すれば不味い料理が出てくるのだが、その辺りは黒野白太の干渉で解消していた。 「ただいま。」 「おかえり。夕食はもう少しで出来るから待っていてくれ。」 「分かった。」 黒野白太は台所を出て近くの自室で分厚い手掛け鞄を下ろし明日の授業の時間割を思い出しながら教科書やノートや参考書を入れ替える。明日の授業と鞄の中身を一致させるとパソコンを起動させ神姫ネットや知り合いの神姫マスターからの連絡の有無を確かめる。それが無いと知るとパソコンの電源を落とし外出用のお洒落な肩掛け鞄に財布や神姫の武装を入れて外出の準備をする。準備も終えて「さて次は何をしよう。」と少し悩み神姫の情報雑誌に手を出した所で台所からイシュタルが自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。 台所に戻ると調理は済んでいてイシュタルは食器を運んでいたので黒野白太は食器を受け取って盛り付けてテーブルにまで運ぶ。最後に紙パックの牛乳をコップに注ぐと何かを思い出したかのように黒野白太はテレビのリモコンに手を伸ばしてテレビの電源を点けた。ニュース番組がやっていたのでそこから流れてくる情報を頭に留めておく程度に聞き流しにしつつ最近になって食卓(戦場)を共にする事になった新入りである真っ黒な箸に手を付けた。 「いただきます。」 両手を合わせて目を瞑る、神姫以外に誰も居ないのにそんな事をするのは長年に渡って染み付いた癖のようなものだ。黒野白太が夕食を食べている間、イシュタルはする事が無いので今日の新聞を足場にして新聞を読んでいる。それも何時もの事であるが黒野白太は何気ない拍子でイシュタルを見てしまい、イシュタルも同様の理由で黒野白太を見た。目が合ってから少しの時間が経っても黒野白太は見つめたままなのでイシュタルもまた動けないので時間が止まってしまったかのような錯覚がする。 「…。」 「何だ?」 「これ、美味しいね。」 「どういたしまして。」 そして時は動きだし黒野白太は夕食に向き直ってイシュタルは読み掛けていた新聞の政治経済の記述を読み直す。神姫バトルだけではなく日常生活においても黒野白太は思いつきで行動する。が、無視すると拗ねるので適当にあしらうのが正解であるとイシュタルは分かっているからだ。それ以降は黒野白太は無意味な言動もせず数十分ほどして夕食を食べ切り最後に自己流(アウトロー)の〆として牛乳を飲み干すと箸を置いて両手を合わせて目を瞑る。 「御馳走様でした。」 「御粗末様。」 黒野白太は食器を流し台にまで運んでからタワシを手に取り洗剤を塗り込んでわしゃわしゃと食器を洗い始める。洗い終えるとよく振って水気を切りタオルで完全に水気を拭き取ってから積み重ねていき、洗う食器が無くなると食器を食器棚に戻す。その後で調理に使った鍋なんかも洗って拭いて、それが終わった頃にはイシュタルは新聞を読み終えて黒野白田の部屋に向かっていた。 一方の黒野白太はタオルで手を拭いハンカチで口元を拭い壁に掛けた鏡で髪を梳いており、それが終えると殆ど同時にイシュタルは黒野白太の部屋から外出用の肩掛け鞄を台所にまで持って着ていた。黒野白太がそれを受け取ると肩掛け鞄を渡したイシュタルは鞄の中に飛び込んで僅かな隙間からひょっこりと顔を出した。 「さて。じゃあ行くか。」 テレビを消し部屋の電灯を全て消しマンションの玄関に出ると鍵を掛けて階段を下り自転車小屋へと向かう。自転車に乗ってから寄り道をする事も無く神姫センターにまで着いて自転車置き場に自転車を置いて自動ドアを潜る。自動ドアを潜った頃にはイシュタルは勝手に肩掛け鞄から出て一跳びで黒野白太の左肩(彼女の指定席)にまで跳び乗って腰を下ろした。 センターに入り神姫バトルの筺体使用の受付を済ませた黒野白太がきょろきょろと対戦相手を探し始めるとセンターに充満していた熱気が僅かに白んだ。その原因が黒野白太である事は黒野白太自身が誰よりも理解している。モブキャラの誰か「『刃毀れ』だ…。」と漏らしてしまった。実力が知られる有名人が神姫センターに姿を現せればセンターに波紋が起こるのは無理もないが黒野白太の場合はちょっと訳が違う。 プロレスや芸能人には所謂『ヒール』が存在する、反則行為を行ったり悪口を言ったりする事で大衆に自分のキャラクターを確立させる役者である。それは神姫バトルにおいても存在し黒野白太は『武器を失った神姫を一方的に嬲る事が大好きな』ヒールとして知らされていた。そんな人物が神姫センターに来られれば他の利用者がどう思うか太陽が沈むより真っ暗な気分になるのは明確である。 利用者の中には中2病真っ盛りな輩も居て口には出さずとも出ていくとメルヘンな事を考えているのか視線で黒野白太の退場を訴えている。これについては黒野白太も反省している、四年前に若気の至りで『刃毀れ』のキャラクターを提案してきた記者にOKを出した自分を殴りたいとすら思っている。何故なら自分が使っている神姫が悪魔型神姫ストラーフ型だったものだから余計にストラーフ型=悪役のイメージが強調されたからだ。 褐色萌えである黒野白太にとって愛するストラーフMk2型に勝手なイメージを付けてしまったのは心苦しいものがあった。渾名の害はそれだけでなく、名が知れてインターネットや情報雑誌と言った玉石混淆な魔界に名が広がって言った為に所為で黒野白太=『刃毀れ』という阿呆な図式を組み立てる輩が出始めたからである。 「黒野白太、いえ、『刃毀れ』ですね。君に神姫バトルを申し込みます。」 「いいえよ。」 「いいえよ?」 「『正直嫌だけど断る理由も無いし別にいいよ。』の略。」 「いつまでその余裕が持ちますかね。今日は君に勝つ為にとっておきの武装を用意したのです!」 例えばたった今黒野白太に神姫バトルを申し込んでおきながらも何故か少年漫画だと失敗するフラグを立てたモブキャラのような。 …。 …。 …。 『やっぱりとは思ってたけどあいつ馬鹿だ。』 神姫バトル開始から数分後 銃撃戦になりハンドガンで牽制を入れつつバトルフィールドに設置されている障害物を盾に黒野白太は呟いた。相手は大剣や爆弾と言った壊れ難いか壊されない武器で固めている、がその装備は偏っておりアーンヴァルMk2型神姫の特性を殺しているとしか思えない。差し詰め武器を壊す『刃毀れ』に勝つには壊れない武器を持っていけばいいとモブキャラは判断したのだと黒野白太は推測する。 別に彼は武器の破壊に執念を燃やしているのではなく相手の心を折る手段として武器の破壊を選んだだけだ。武器が壊せないのであれば装甲を一枚一枚剥ぎ取るだけである。相手に言い訳のしようがない敗北を与えてやる為に情け容赦無い凌辱をしてやろうとグレネードランチャーに手を掛けたがイシュタルに止められる。 『ランチャーを放つのはちょっと待ってくれないか。』 『うん、何で?』 『確かに相手のマスターはどうしようもない阿呆かもしれないがそれに巻き込まれた神姫が哀れだ。』 『そりゃそうだけどさ。でも神姫バトルに参加した以上は一蓮托生でしょ。』 『だが無駄な犠牲者が出るのも好ましくないだろう。』 『神姫を傷付けずあのモブキャラの心だけを折る方法があるの?』 『あると言ったら?』 『いいね、やってみてよ。』 その言葉を合図に黒野白太は機体の支配権を全てイシュタルに譲るとイシュタルは身に纏っていた装甲を全て脱ぎ捨てる。装甲だけでなく武器も捨ててストラーフMk2型のリアパーツに収納されている大剣のみを手に取った。段々とイシュタルが何を思い付いたのかを理解し始めた黒野白太はイシュタルのマスターとして彼女の成功を祈りフラグぐらい立てて置く。 『そんな装備で大丈夫か?』 『造作も無い。』 マスターの気遣い(死亡フラグ)を叩き折ったイシュタルはモブキャラからの銃撃が止んだ瞬間を見計らって物陰から出た。 「なっ、何で武装を捨ててるんですか!?」 「分からないのか? お前如きを倒すのにこれで充分と云う事だ。」 大剣の切っ先を向けながらも凛と響いたイシュタルの挑発にモブキャラはまんまと乗せられて手榴弾を乱暴に投げた。弧を描いた手榴弾がイシュタルを目前に落ちて爆発する瞬間に駈け出して爆風を背後に走り出す。相手の武器が大剣のみならば近付かせまいとモブキャラは手榴弾で粉砕しようと目論むが唯単に単調過ぎた。 モブキャラが手榴弾を握った瞬間にはイシュタルは爆弾が何処に来るかを確定させ投げられた瞬間にその場から離れて回避する。全神姫中でも鈍足な位のストラーフMk2型でも何処で爆発しどの程度巻き込むかが分かっているのであれば避ける事は難しくない。戦場のパイナップルを三つ避けて二人の距離が当初の半分を切ったところでモブキャラはハンドガンを取り出した。 黒野白太はちょっとモブキャラに感心しつつもイシュタルには何も言わず傍観に徹している。銃口が向けられるのと同時にイシュタルは走りながら左に跳び数コンマ遅れて弾丸がイシュタルが元居た場所を通り抜けた。焦り始めたモブキャラが持つハンドガンの銃口がふらつき始めジグザグに動いているだけのイシュタルに正確な狙いが付けられない。 一発二発三発四発五発と全て気泡に終わり大剣を持ったイシュタルが目前にまで迫ったところでモブキャラはハンドガンを投げ捨てた。近接武器なら外さないと大剣を持つが 振り下ろされた刃が届くよりも遙か速くイシュタルの大剣が装甲の隙間を縫ってモブキャラの心臓(コア)を突き貫いた。信じられないとありありと伝わる表情で崩れ落ちるモブキャラを抱き止める事も無くイシュタルは大剣を抜く。 「勝者(ウィナー)・イシュタル。」 静かにも美しく神姫バトルに黒幕を降ろした一人の神姫に、唯一の観客である黒野白太が惜しみの無い拍手を送った。 …。 …。 …。 「何で…何で僕が負けたんだ…あんな相手に…。」 悔しがっているモブキャラに色々と傷口に塗りつけたい黒野白太であったが今この場はイシュタルに任せようと決めつけていた。それに気付いているのかイシュタルは指示されたわけでもなく筐体の上で仁王立ちをしてモブキャラを睨みつけている。この後に怒り狂ったモブキャラがイシュタルに掴み掛かっても直ぐに殴り飛ばせるように黒野白太も前に出ていた。 「君が負けた理由? 簡単だ、君が馬鹿だからだ。」 人を傷付ける言葉の代表格を言われモブキャラはコロっと悔しがるのを止めてイシュタルを睨み返す。その手の中でアーンヴァルMk2が自分のマスターに冷静になるように努めているがその効果が出る様子は無さそうだ。イシュタルは自分よりもはるかに巨大な存在の憤怒の形相に、元々神姫には恐怖は無いのだが、恐れる様子も無く凛として続ける。 「途中で使ったハンドガン、恐らくそこのアーンヴァル型に勧められて入れたのだろう?」 「…そうですけど、それがどうしたって言うんですか。」 「まだ分からないのか。 そこのアーンヴァル型の方が君を勝たせる為に何をしていたのかを。」 「ど、どういう事だ!?」 最後の言葉はアーンヴァルMk2に向けられたもので手の中の神姫は申し訳無さそうに表情を曇らせる。 「そこのアーンヴァル型は何も言わなくていい。あたしが全て言う。おかしいと思ったんだ、総じて学習意欲が高い機体が多いアーンヴァル型が何故あんな馬鹿げた装備をしているのかとな。答えは『オーナーである君が神姫の話を全く聞かなかった』から。勝つ為の努力を怠らなかった神姫の言葉を君は全て無視したからだ。『刃毀れ』は所詮は私達の戦法の一つに過ぎない。通じないと分かれば捨てる。そこのアーンヴァル型はそれを知っていたからハンドガンを持たせたんだ。」 少し神姫ネットで調べれば分かる事で確かに黒野白太が武器を壊した回数はズバ抜けている数字であるものの神姫バトルをした総合に比べ武器を壊した回数は約三分の一程である。黒野白太にとって武器を壊す戦法とは対戦相手の心を折る戦法の一つに過ぎない。それをアーンヴァルMk2は知っていたのだろう、だがそのオーナーであるモブキャラは自分の神姫を無視して自分勝手(エゴ)を突き進んだ。 オーナーの自分勝手(エゴ)に所詮は神姫であるアーンヴァルMk2型が強く出られる筈がない、神姫はどれだけ経験を積んでも奴隷の域を超える事は無く神姫にとってオーナーの命令はC・S・Cに等しく反対も反抗も反逆も出来ないようになっているのだから。勝とうと願ったアンヴァルMk2の精一杯の忠告を無視し努力を無駄にした、それこそがモブキャラが敗北した原因である。 「理解出来たか。それが神姫バトルだ。」 最後にイシュタルは冷たく言い放って筺体を降り黒野白太の左肩に飛び乗って腰を下ろす。意気消沈としているモブキャラを励ますアーンヴァルMk2型にイシュタルに全てを任せると決め付けたはずの黒野白太は声を懸けた。 「僕について調べてくれた君に僕達の秘密を教えてあげる。僕が『刃毀れ』と呼ばれるようになったのは四年前の事だ。」 何を言っているのか理解できずキョトンと首を傾げたアーンヴァルMk2であったが直ぐにその意味を理解してその青い瞳に驚愕の色が映えた。 「四年前は神姫ライドシステムなんて無かった。僕は外野から武器を壊せって指示を出しただけ。実際にそれをやってた奴は…。」 「おい、マスター。敗者に何を言っているんだ。勝者は次の戦いに備えるべきだろう。」 「はいはい。んじゃあ、またね~。」 覇気を込めて軽口を抑えつけるようなイシュタルの言葉に背中を押されて黒野白太はその場を後にした。 「そう言えばあのモブキャラの名前、何だったっけ?」 「さぁな。覚えるだけメモリの無駄だ。」 「酷いな。多分向こうの方が年上だと思うよ?」 「神姫バトルに年齢は関係無いだろう。居るのは勝者と敗者のみ。…そうだな、次に戦った時に私達に全力を出させるようなら覚えておこう。」 「それがいいね。」 筺体を後続の神姫プレイヤーに譲ってそんな雑談をしながらも対戦相手を探している二人に男が近付いてきた。身長が百七十センチ程の男は傍らにアーク型神姫とイーダ型神姫を待機させてイーダ型の方は敵意を剥き出しにしている。 「よう、今の見てたぜ『刃毀れ』。」 「やめろ。有象無象なら兎も角、友達にその渾名で呼ばれるのは恥ずかしい。」 「御久し振り。相変わらず神姫を舐めたような戦い方をしていますわね、イシュタル。」 「久し振りに会ったってのに直ぐに喧嘩売るのは止めなよ、バアル。」 「バッカスは気にしなくていい。バアルの言う通り私は相手を侮って戦っていた。」 敵意を留めようとしないイーダ型神姫バアルに気苦労するアーク型神姫バッカスを気にする事も無く赤見青貴は僅かな笑みを黒野白太に見せた。 「いや、珍しいものを見たもんだ。お前が相手を立てるような真似をするとはな。」 「やったのは僕じゃない、イシュタルだよ。初めは僕も普段通り(心を折ろうと)しようと思ってたから。」 「マジか。やっぱスゲェなイシュタルは。」 「他ならぬマスターが他人の神姫を褒めてどうすると言うのです!」 「マスター、頼むからバアルを怒らせないでくれ。私の胃がストレスでマッハだ。」 「あ、悪い。」 ようやく敵意三割増しのバアルを宥めているバッカスに気を留めた赤見青貴軽い謝罪の言葉を口にした。 「珍しいものを見た、僕もその言葉を返すよ。赤見、柔道はどうしたんだ?」 「もう高校受験が迫ってるから辞めさせられたよ。で、今日はようやく母さんの許可を貰って息抜きに来たわけ。」 「そう言えば赤見は他県に行くんだったね。成程、分かったよ。」 「お前は? まぁ、お前がやることと言ったら神姫バトルしかないか。で、今日はまだバトルするんだろ?」 「まぁね。どう? 久し振りにやらない?」 「やだよ。お前に負けたらしばらく立ち直れなくなるだろ。」 「何を弱気になっているのですかマスター! ここで会ったが百年目、ケチョンケチョンにして差し上げますわ!」 「バアル、それ負けフラグだから」 「お前最後に戦った時、武器どころか装甲も壊されて思いっきり泣いてたじゃねえか。」 それでも降参だけは断固として拒否したあの時のバアルの勝利への執念だけは黒野白太とイシュタルは評価していた。 「そうか。折角、旧交を温めようかと思ったのに、残念だ。」 「『刃毀れ』が言うとその台詞も嗜虐心が食み出して見えるよな。」 「だから渾名で呼ぶのは止めろ。」 「あ、そうそう。紫原と緑間…後、金子さんは、ここに来ているのか?」 黒野白太との共通の友人で神姫マスターだったが、金子と聞いた瞬間に三体の神姫は一斉に顔を顰める。唯一、能面のように無感情だった黒野白太は普段通りの笑顔を取り戻していた。 「来てないよ。まぁ、イロイロあったからね。」 「そうか。やっぱり三人とも神姫バトル辞めちゃってるのかもな…。」 「あんな事があったんだ。家族から神姫を捨てろって言われていても可笑しくは無いしね。それは僕達が何とかしていい問題じゃないよ。」 「…そうだよな、残念だけど「残念だけど僕はもう行くから。じゃーねー。」あ、あぁ、じゃあな。」 あっけらかんと赤見青貴から離れた黒野白太はふらふらとしていたがふと立ち止まってイシュタルだけに聞こえるように言った。 「紫原と緑間と…金子さん、元気かなぁ。」 それは神姫である自分が関わっていい問題ではないと、イシュタルは無言の内に込めて返答していた。 …。 …。 …。 それから数時間後、神姫センターが終業時間を迎えたので黒野白太は自転車を漕いで帰宅していた。帰宅して直ぐに黒野白太は学校から出された宿題を片付けてイシュタルと一緒に今日行った神姫バトルの反省会をする。 宿題に懸けた時間よりも長い反省会を終わらせてから入浴し寝間着に着換え髪を乾かすとベッドに潜り込んだ。風呂から出た時点で神姫であるイシュタルはクレイドルの上で休眠(スリープモード)になっている。 某のび太張りに素早く眠る事の出来る神姫に少しばかり羨ましいと思いながらも掛け布団に身を包ませた。「おやすみ、イシュタル。」と最後に今この部屋に居る唯一の家族の名前を呼んで黒野白太は全身の力を抜き、やがてゆっくりと夢の世界へと落ちて行った。 そうして朝になり黒野白太は眠りから覚め腕を目一杯伸ばして予めセットしておいた目覚まし時計を叩いて耳障りな息の根を止める。のそのそと芋虫のようにベッドから降りてから立ち上がり欠伸をしてから軽く柔軟体操をして固まった身体を解す。 イシュタルはまだ休眠(スリープモード)になっていたので起こすがしばらくの間はふらふらとしていて見ていて危なっかしい限りである。「わはひは、朝に弱いんだよ…。」とは本人の弁ではあるが果たして神姫が朝に弱いとはどういう事だろうか。 兎にも角にもそんなイシュタルに注意しつつも着替えた黒野白太はイシュタルとさっさと朝食をつくりさっさと食べ切る。食器を洗い食器棚に戻した後、黒野白太は風呂掃除をしたが危く石鹸で足を滑らせ床に顔面を叩きつけるという悲劇を引き起こしそうになった。最後の最後で踏み止まった自分を褒め称えつつも風呂場から出ると残り時間ギリギリまで新聞を読む。 最近神姫による爆発事件が起こっているらしい、黒野白太は武装紳士の一人として一抹の不安を覚える。神姫の爆発事件を知りイシュタルを見ると、彼女ははうつらうつらなまま昨日バトルに使った武装の手入れをしている。黒野白太は人差し指でイシュタルの頭を撫でて、寝惚けている彼女はその事に気付かなかったが、時計を見て新聞を畳んだ。 そろそろ学校に行く時間だ、今日も特に予定は無いからイシュタルは置いて行く事にする。学校用の分厚い手掛け鞄を持ち新聞の天気予報に依れば午後から雨らしいのでビニール傘を持っていく。 「行ってきます。」 「いひってらっしゃい。」 マンションの玄関に出て一回に降り自転車小屋へと向かう途中、黒野白太はふと足を止めて空を見上げた。曇りの空は灰色で僅かな日差しが漏れるだけで確かに午後に雨が降ると言われれば誰でも納得出来るだろう天気である。ただ黒野白太が見ているのは曇りの空ではなくちょっと思ってしまった事を呟いてしまった。 「八年前―――両親に神姫を勝ってもらっていなかったがどうなっていただろう。」 過去の「if」考えても過去が変わるわけでもない、それなら未来の「if」を考えた方が建設的だ。黒野白太自身それはよく分かっていたがそれでも感傷的に考えざる得ない。これまでの文字数9628。その内で神姫が関わっていないのは僅か948文字だ。 「一日の約十分の九が神姫と関わっていても、それ以外は何も無くても、両親とも友達とも今は殆ど関わっていなくても、人生に生き甲斐を見出している残念ながら僕は幸せだと思ってしまう。」 それが本心だった。
https://w.atwiki.jp/busou_bm2/pages/147.html
[部分編集] 第~弾 武装神姫のフィギュア発売順にナンバリングされた公式の呼び名。一般発売された同時発売の神姫、例えば初代アーンヴァルとストラーフをまとめて第1弾と呼ぶ。フルセット第~弾、ライトアーマー第~弾と呼称される。コナスタ限定発売だったフブキや、バトマス限定版のみのアーンヴァルMk.2&ストラーフMk.2、基本的に限定発売の各リペイント版は、従ってこの第~弾にはカウントされないので注意。ちなみにこの定義に従うと、第11弾はアルトレーネのみとなる(アイネスはもともと限定販売だったため)途中で面倒になった特殊な立ち位置の神姫(リペイント版など)が増えたり、ライトアーマーとフルセットが統合されたりしてカウントがややこしくなったからか、公式にカウントされたのはフルセット第12弾の紗羅檀&ベイビーラズまでであるが、ファンの間では他に適当な呼び方も無かったせいか、カウントが継続されている…が、一般発売されたリペイント版であるアーンヴァルMk.2テンペスタ&ストラーフMk.2ラヴィーナは第~弾にカウントするかどうかについて、ファンの間でも意見が割れてしまい、結果として第17弾がMk2リペイント組になるのか、その次のビックバイパー組になるかが微妙なことになっている。 大地さん ガイアの事。ガイアが大地の女神の名だったりすることから。 ダウンロードコンテンツ PlayStation®Networkを介して配信される追加要素。略称のDLCで呼ばれることも多い。内容は神姫そのもの(素体)や武装、追加シナリオなど様々。本作では発売直後から週一ペースで・・・のはずが、バグが発覚してから長らく配信停止状態になってしまい、11月になってようやく配信が開始された。配信が順調であった場合配信後に発売のハズだったアニメ「武装神姫Moon Angel」DVD発売日の事もあり、この配信の遅れをどう取り戻すのかが注目されたが、結局、停止期間の分2ヶ月ほど後にスライドしただけで終わる様子。容量が尋常ではないため(ベイビーラズのシナリオで197MB)、全てのDLCを入れるには高容量のメモリースティックDuo(最低でも8GB、余裕を持たせたいなら16GB以上)が必要になる。 タッグマッチ 味方1人、敵2人で2対2で戦うマッチ。…なのだが、味方は何の役に立たない事が多い上に、敵は強力(ハンディ戦と違って全力でくる)なので、特に高レベル遠距離戦となると2対1で反撃する隙もなく一方的にぼこられストレスがたまる。裸ナイフと並んでみぎぃする人多し。 種子 種型ジュビジーの俗称の一つ。「たねこ」と読む。 たま子 神姫マスター大木戸甚平のマオチャオ型神姫。メインストーリーや各神姫のイベントにといろいろな出番をもち、そのたびにアクシデントに見舞われていたりするが、マオチャオ型なので一切気にしていないようである。ある神姫のイベントでは彼女の過去について少し触れられている。 ヂェリカン 神姫用添加剤「ヂェリー」を封入したボトルで、直接神姫の口から摂取することで効果を発揮する。オプション装備品に属する。ちなみにジェリカンと書くとCHOCO氏が「ヂェリカンだっていってるぢゃねーかよ」とお怒りになるので注意。 ちっぱい 体のとある部位の大きさの表現。ここで多くを語る必要はないだろう…。 千歳 本作に登場するライバル神姫マスターの一人。フルネームは小早川千歳。相方はストラーフMk.2のリリス。ある意味、前作ではメインヒロイン的立場で、それなりに出番も多かったのだが、本作での追加部分ではかなりの空気である(まぁ、設定上仕方ないといえば仕方ないんだが)。とはいえ、ストーリー上何度も対戦したあげくに、最後は〇〇に来てくれる、まさにライバル。 痴豚 バトマスを(いろんな意味で)象徴する変態マスター。その趣味に付き合うミランダ嬢の言動に、イーダはこういう神姫という印象を持った紳士は多いはず。その人気っぷりは、某所でまとめ動画まで作られたほどだという…というか公共の場では自重して他人の迷惑にならないようにするのがマナー。彼に限った話ではないが紳士淑女はゲーム中の上級紳士の真似は絶対にしないように。 ちなみに「建機型神姫」は神姫ショップで買えるからなよろしく頼むぜ! 元ネタはバトルロンドでの建機型グラップラップのリョーコが店を出る際にかけてくるセリフ。あまりにも唐突かつ(フィギュア投売りでも在庫になってたり、バトロンでも使用する人が少ない為に)悲壮感の漂うセリフだったため、ネタとして関連スレに使用されるケースが多い。 超性能 種子ことジュビジーの口癖。 ちょっとコンビニ行って来る 武装紳士がこの呪文を唱えると、今作では財布の中身がなぜか未使用プレイステーションネットワークチケット(DL神姫を購入するためのチケット)になってたりする。 ツガル スタジオルーツ製神姫、サンタ型ツガル。基本はツンデレではなく素直だが、中の人繋がりでツンデレ的な発言をすることもある。元々はbeatmania IIDXに登場したキャラクター。メーカー非公式のデザイナーによる裏設定がある。 津軽 サンタ型ツガルの俗称の一つ。ツガルをそのまま変換した際の地名からそう呼ばれる。 ツバサ君 配信アニメ「武装神姫 Moon Angel」の主人公。一見無垢な少年のようだが、神姫が欲しいという純粋かつ邪な願いを持っている。ふとした切欠でアーンヴァルMk.2型のかぐやを手に入れることから話が始まる。外見からは小学生のように見えるが、傷ついたかぐやをパテで修復したり、自作の武装をプレゼントしたりと、ただの子供とは思えない能力を持っているが、2040年代の未来の小学生はそれくらいのスキルならあるのかもしれん。すごいぞ2040年。ちなみに声の担当はイー姉の中の人である。 ディオーネコーポレーション 武装神姫世界における神姫製造メーカーのひとつ。アルトレーネとアルトアイネスの素体部分のメーカー。武装部分はアームズインポケット社が手掛けるという共同開発の形となっている。 ですわ 標準イーダ型の語尾。すべての会話につける事で、あたかもイーダ様が発言なされた様に見える不思議。余談だが語尾に無理やり「…ですわ」とつけるイーダ型がバトロンにいたりする。 ですわですわ イーダの俗称の一つ。語尾の「ですわ」の印象が強いためにそういわれだした。 天使型あーんばるがいいと思うわ/あーんばるがいいと思うの かつて公式サイトで配信された「武装神姫RADIO RONDO」内での天使型あーんばるの中の人である阿澄佳奈先生による名(迷)台詞。(第14回の24分48秒辺り)時折ネタとして使用されることがあり、「あすみん先生、自重してください」と返すのがお約束。「わかりました!じゃーあ、ハウリンをかいます!」(by喜多村ハウリン犬子) テンペ 天使型アーンヴァルMk.2テンペスタの略称。テンペスタ(tempesta)は「嵐」ではなく、「大嵐」を意味するイタリア語。(英語ではテンペスト tempest)よく混同されがちだが、「嵐」は英語ではストーム(storm)である。(ちなみに嵐はイタリア語ではテンポラーレ temporale)立場的にはアーンヴァルMk.2のリペイントにあたる。DLC(アニメ「武装神姫Moon Angel」)の各号に付属特典として武装が登場している。 てんぺったん 天使型アーンヴァルMk.2テンペスタの俗称の一つ。別にぺったんなわけではなく、元がアーンヴァルMk.2なのでそこそこある。あれ、こんな夜更けに誰か来たのかな…。 闘神の玉座Mk2 称号の一つ。ゲームセンターと裏バトルとクリア後のF0大会に登場する全てのマスターに勝利することで手に入る、やりこみの到達点のひとつ。この称号の場合、同じ名前のライバル神姫でも装備が違うと別キャラと見なされる。つまりこのゲームで発生する全てのバトルをプレイしなければならない。当然取得には相当な時間を費やす。取得するとジャスティス型専用超強力レールアクションを入手できるが、果たして使って更に楽しもうという気力が残っているかどうか・・取得の為に本編クリア後のF0大会を何度もマラソンすることになるが、誰と戦ってないかが解らなくなると悲惨な事になるので、面倒でもライバルリストを自作し、戦った相手をチェックしながらプレイすることを強く推奨しておく。 トライク 三輪が車両の中心線を対照として三角形の形に配されたオートバイの総称。前輪もしくは後輪が二輪となる。日本で運転する際は普通免許が必要(二輪免許では運転不可)アーク イーダが高機動時(本作では専用RA発動時)にトライクモードに変形する。どちらも武装のみをトライクに変形させることが可能である。 ちなみにタイヤが三つだから「トライ」クと言う。バイクはタイヤが二つだから「バイ」ク(自転車も「バイ」シクル)。 トライファントム ストーリー終盤に登場する三人組。意味深な台詞を言う割に結局彼らの目的が何だったのか良くわからないまま話は終わってしまう。終盤でのステベロスの台詞をそのまま受け取ると、文字通りプレイヤーの経験値になるために出てきたそうなので、ラスボス戦も控えているしありがたく経験値になってもらおう。最初に出てくる禿スキンヘッドのアルゲス、紅一点のプロンテス、スケベイスとか名前を間違えられる津軽大好きなステベロスの三人で構成される。が、名前の割に前作の四凶に比べ影が薄い。ところでトライファントムなんて厨二病的な名前をつけたのは誰なんだろうか……やっぱりラスボスのあいt(うぅぅぅぅきゃぁぁ!)なお対戦時には「アルゲス神姫」のように愛着もくそも無い名前だが、ライバルデータで見ると神姫達に名前がしっかりついていたりする。 鳥子 セイレーン型エウクランテの俗称の一つ。 鳥P 武装神姫コンテンツの鳥山プロデューサーの事。武装神姫の責任者なのだがあちら側に行ってるかもしれない人。公式のアーカイブによると試作段階の神姫をよくみぎぃしてしまう危険人物らしい。作中ではバードマウンテンの名でレプリカ神姫に関わっている。 ドリル 穴をあける道具。なぜかフィクション等で武器として使用される。パイルバンカーと並ぶ漢の浪漫兵器。神姫の場合もそうだが、実は正確な円錐形のドリルというものは実際には存在しない。似たような形状の物としては、アクリルなどの脆くてやわらかい素材に使用される鋭角状のドリルや、薄板に使用される段付きドリルやステップドリル、ドリルではないが穴を広げるためのリーマ、といったところか。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1664.html
あらすじ 2036年、両親の離婚から人の心が信じられず、引きこもりで機械いじりだけが楽しみになってしまった少年、『僕』と、人間以上に人間らしい「心」をもった武装神姫、『ジェヴァーナ』との拳と拳で語り合う格闘話。 ……ちょっと嘘です。 まだまだはじめたばかりですが、お付きあいいただければ幸いです。 著 バーバ・ヤーガ キャラクター 本編 プロローグ 世界観説明のような第一話 世界観説明のような第二話 いきなりコラボな第三話 鋼の心 ~Eisen Herz~と、 コラボレーションさせていただいております。 今日 - 昨日 - 総合 - ”僕”の精神的未熟さと、”ジェヴァーナ”の人間らしさのある意味両極端なコンビ、面白いです。これから”僕”の成長物語になるのでしょうか? 次はバトルな予感楽しみです。 PS.今回の三話は過去の話なのでしょうか? そうなれば、こちらからもコラボの -- 神姫愛好者 (2008-05-15 10 23 52) 途中で送ってしまったorz 続きです:そうなれば、こちらもコラボの申込をしたかったりなかったり…… -- 神姫愛好者 (2008-05-15 10 24 55) おおお、感想、ありがとうございます! 加奈美さんに萌えている自分としては、ここでお言葉をいただけるとは光栄の至り。ALCさんとも相談して、2036年のストラーフ発売直後、オリジナル時系列の鋼の心とは、いささかズレを生じていたり。だからこの後、もしかしたらなんか時空がねじれて、高校生の祐一と中学生のうちの主人公が出会う、ということも、あるかもしれませんw -- バーバ・ヤーガ (2008-05-16 15 03 06) 神姫愛好者様の一連の作品もオリジナル時系列っぽいので、その辺はあまり気にし過ぎなくてもいいかなとは思うのですが、もし、コラボしていただけたり、させていただけたりすれば、こちらとしては望外の喜びです。よろしければ、ぜひぜひw -- バーバ・ヤーガ (2008-05-16 15 03 41) どうやら許諾頂けたようで何よりです。さて、色々とお話したこともありますれば、ここで延々語りうのも無粋というもの。korureniosu#yahoo.co.jp(#を@)に連絡頂ければと思います。改めて、コラボの許諾、ありがとうございます。 -- 神姫愛好者 (2008-05-16 18 33 00) メール、送らせていただきましたー一応報告。 -- バーバ・ヤーガ (2008-05-17 00 24 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/101.html
第2話「戦闘終了、元の鞘へ」 「ブラボー、なんだ今日の様は?」 今日の試合は何とか勝てたが、危なかった そしてその原因の殆どは、今日復帰したばかりのブラボーのミスだ 「メーカーで初期化されたってのは本当だったようだな。しかし、初期化されても武装神姫だろう? もっとマシな動きは出来なかったのか?」 わざとねちっこく嫌味を言ってやる。 「だ、だってボクは!」 「口答えすんじゃねぇ!」 ビシッ! 指二本でデコピンしてやる。身体の軽い神姫にはかなりの衝撃で、吹っ飛ばされて転がる。それでもブラボーは立ち上がり、 「な、なによ! ご主人様に言いつけてやる!」 などと叫びやがった。なんだその舐めた口のききかたは! 「何言ってやがる! テメーの主人は俺だろ! まだ殴られたいのか!」 「車にぶつかったのと比べればなんでもないもん!」 車にぶつかった? 何の話だ? 「てめー、本格的に狂っているのか?」 「違うもん! ここには間違って送られてきたんだ! ご主人様のところに帰らせてよ!」 なんだって? まじか? まさか、誤発送? つーか、じゃあブラボーは? 思考が混乱を極める、そんな時、電話が鳴った 「よかった、無事で…。もう大丈夫。もう怖い目にはあわせないから…」 なんて、迷子の子供を見つけた親みたいに話しかけている 俺みたいな武闘派ユーザーとは究極的にソリが会わない、溺愛系ユーザーのようだ メーカーからの電話で、誤発送がマジだったと解り、しかも家が割りと近いとのことで、直接会って交換することになったのだ こちらもブラボーがきちんと戻ってきて、やれやれといったところだ 再会の儀式がひと段落したらしく、なにやらひそひそ囁きあっている あ、何かこっちに来た 「あー、なんというか、1発殴らせてもらってもいいかな?」 「え?」 「入れ替わっていたことに気付かなかったとはいえ、うちの神姫を危ない目にあわせただけでなく、手まで上げたそうじゃないか。その落とし前をつけさせてもらおう」 指をボキボキ鳴らしながら迫ってくる。彼の肩の上ではブラボー、もとい黒子がこっちにむかってあっかんべーをしている。 ああ、なんてこった。これだから溺愛系ユーザーは嫌いだ。しかも落ち度は俺にある… バギッ! SSS氏のコラボ作品はこちら 続く
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1718.html
「神姫オーナーの皆様。新年明けましておめでとうございますm(_ _)m」 「流石、犬〇さん。見事な土下座です」 「……正確には、座礼」 「今年一年、なにとぞ私たち武装神姫をよろしくお願いしますね」 「よろしくお願いします」 「……ん」 「と、言う事で。何か正月っぽいネタをやりたいですね」 「ん~。そうですねぇ。では正月に相応しい座礼講座などを……」 「……却下」 「同じく」 「あうぅ」 「では、初夢など如何でしょう?」 「初夢、ですか?」 「……初夢」 「ええ。私の初夢は、マスターが彼氏と行く所まで……」 「ストップ、サラ(仮)さん!! 3Sは健全コラボです」 「そういえば、コラボでガチエロって少ないですよね」 「……微妙すぎるから」 「確かに微妙ですよね。……と言う事で、次は犬〇さんどうぞ」 「私ですか。そうですね、私はマスターさんとコタツでミカン等を食べる夢などを……」 「……それ、いつもとどう違うの?」 「夢はその人の願望といいますが、神姫にも当てはまるのだとしたら、犬丸さんは充たされているのですね……」 「……願望」 「そう言えば、テッコさんの初夢は何でしたか?」 「……富士山」 「むむ、確か『一富士、ニ鷹、三茄子』と言い富士山の夢は縁起が良いのだそうですが……?」 「……富士山が噴火して世界が滅亡した夢を見た」 「………………………」 「………………………」 「……縁起、良い?」 「良い訳無いでしょう!?」 「まったくです」 「……残念」 「……あのさ。すごく気になっている事を聞いても良いか?」 「あたし?」 「おや、何でしょうね?」 「あのさ、君の初詣のエピソード。あの最中実は『穿いてなかった』と言う情報がある筋から……」 「根も葉もないデマです(即答)」 「……なるほど、貴女にはそういう趣味が……」 「ストレス溜まってるのかな?」 「おーい、ちょっと?」 「幸せなったからと言って、ストレスと無縁では無いですからねぇ……」 「確かに、俺も何時か殺されるんじゃないかとビクビクしてるし……」 「……無視かよ」 「「でもさ、露出狂になっちゃうのはどうかと思いますねぇ/思うんだ」」 「なって無いぃーっ!!」 <戻る> <進む> <目次> 犬子さんの土下座ライフ。 クラブハンド・フォートブラッグ 鋼の心 ~Eisen Herz~
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/658.html
真っ直ぐに学び、ひたむきに語り 秋葉原を要する千代田区には、“一応塾”なる大学出資の学習塾がある。 どことなく安心出来ない屋号であるのだが……実績は確かと聞いていた。 私は戸籍謄本等を求められぬこの塾へ、実験的にクララを通わせている。 勿論“殻の躯”で門前払いされたので、HVIFを用いて審査を通った。 そこで彼女は高校生・槇野梓として、一般の“同年代の人間”と過ごす。 「ただいまなんだよ、お姉ちゃん。今日も宿題が一杯あるんだよッ」 「おお、御苦労だな梓……いや、クララ。HVIFを休ませるか?」 「ううん。今日は筆記問題もあるから、この姿でないといけないよ」 「この時代にプリントとはなぁ。電子データに統一すればいい物を」 そうなのだ。“当番制”を崩せない以上、毎日塾に通う事は出来ない。 とは言え進学塾故に、ノルマというか必要な単位はこなさねばならん。 従ってクララは当番日になると、法外な“宿題”を抱え込む事になる。 更に塾通いは深夜まで続く。だが聡明な梓は、決して夜遊びに奔らん。 「“書く能力”を維持するには、スタイラスだけじゃ不十分だもん」 「それもそうだが、環境問題を叫ぶならば工夫が必要にならんか?」 「その為に、来年度はフィルム型のスクリーンが支給されるんだよ」 「……レンタルか。もう少し早くても良さそうな気はしていたがな」 この現状を仕向けたのは私で、同意したのは他ならぬクララ本人なのだ。 寡黙で頭脳派に見えるクララだが、ハウリンタイプのサガと言うべきか、 実は外に出て目一杯“勉強”したかったらしい。それも人間の学問をだ。 だが今現在まで、日本国は神姫に人権を認めていない。海外も殆ど同様。 となればどうしても、学習の機会は通信教育が頼り……嘆かわしい事だ。 「そう言えば、今日は神姫を連れたクラスメイトが来ていたんだよ?」 「……確かにあの塾、神姫を持ち込む事自体に渋い顔はしなかったが」 「種型の“綺羅”さん。彼女もオーナーの勉強に興味有るみたいだよ」 ……名前に少々引っかかる物があるが、それはさておこう。有無。 梓の話ではないが、人間の行動に興味を持つ神姫は結構多いのだ。 だが大抵の場合、社会進出は認められぬ。ネット上で正体を隠して 活動している神姫がいないとは言い切れないが、殆どは玩具扱い。 『なら“肉の躯”はどうなるの?』……これが私の考えた疑問だ。 「どうだ、仮初めとは言え高校生としての勉学の日々は?……辛いか?」 「そんな事無いよ、お姉ちゃん。自分の能力を活かし、高められるから」 「流石はクララ。私の見立て通りだ……む、もう筆記は終わったのかッ」 そしてエルゴを訪れた際に、クララの言葉で思いついたのが“塾通い”。 “HVIFによる神姫の社会進出”実験……という名目で、行っている。 この企みにクララのニーズは見事当てはまり、周囲の誤魔化しも良好だ。 御陰で人間の社会常識を教え込む際に、ロッテよりも容易に会話が進む。 「終わったよ。後は全部データ処理……神姫素体で十分出来るもん」 「そうか。しかしこんな問題、私でも時間が掛かるというのになぁ」 「学ぶ事はとっても楽しいんだよ、お姉ちゃんが技術を磨く様にね」 「成程な……向上心は大事だ。今後もその調子で学ぶのだぞ、梓ッ」 神姫にもある“発展性”が、クララに於いては知識という方向性で 急速に成長している。これは良い傾向と言えた。己の才能を活かし 更に高めていく。人間としてそれを活かせずとも、可能性は増す。 そうして、人は更なるステージに到達していくのだからな。有無。 「……え、ええっと。梓ちゃん?これ、なんて書いてあるんですか?」 「なんだか難しすぎて、コアがオーバーヒートしちゃいそうですの~」 「アルマお姉ちゃん、ロッテお姉ちゃん……無理するとよくないよ?」 テーブルを登ってきたアルマとロッテが、その難解極まりない宿題に 音を上げている。神姫が学問を学ぶ機会などそう多くはない。大抵は こんな反応だろう……。故に、クララの特異性が目立つとも言える。 「今ハーブティーを入れてやる。皆飲んで、寝る準備をしろよ?」 ちなみに、これは物理学のプリントだった。成程、クララには重要。 学んだ事は“魔術”に転用する事で、具体的な力となる。これもまた 人間では為しえない……“武装神姫”だからこそ出来る事であるな。 「有り難うなんだよ、お姉ちゃん。躯があったまるもん」 「はふ……流石にHVIF用のサイズは、違いますの♪」 「人間とほぼ同様なのだ、アルマでもなければ飲めまい」 「うう、ひどいですマイスター!?……飲めますけどっ」 さて……ティータイムでくつろいだ所で、私は梓に質問する。 純粋に一人の“姉”として、最も気になる要素とすら言えた。 それは即ち、人間であれば十二分に有り得るだろう“話題”。 「ところで梓や、塾でお前に親しくする男性はいるのか?」 「結構いるんだよ?神姫だって言えないから苦労するもん」 「……ほう。例えばどんな奴だ?ヘラヘラ笑ってないか?」 「顔がデロって垂れ下がった人が、話しかけてくるんだよ」 ……今度そいつを連れてきてもらう必要がありそうだと思うな。 無論、私の“妹”である梓……いや、クララに変な蟲が付いては たまらん故、一度お灸を据える為だ。そこの貴様も、同様だぞ? この後を覗いたら、たっぷり仕置きしてやる。覚悟しておけッ! 「……さて、そろそろお風呂に入るか。寝る準備を始めるぞッ」 「うん。今日は疲れたから、たっぷり入ろうね……お姉ちゃん」 「う゛、うむ。背中を、その。流してやろうではないか、なぁ」 「マイスター顔がまっかっかですの♪……アルマお姉ちゃん?」 「あ、あのっ。あたしも、ロッテちゃんの背中……流したいな」 「ふぇ、ふぇえっ!?そんな事言われるの初めてですのッ!?」 ──────姿形が違うからこそ、毎日が楽しいのかな? 次に進む/メインメニューへ戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/240.html
神姫(?)設定 『マオ』 開発コード・Maxwell-X01 世界に普及した身長15cmの玩具、武装神姫になりすます事でターゲットに接近し、 暗殺を行なう為に開発された『人殺しの道具』。 しかし創生主・柏木一の組織への反旗により、施設内の全ての人間を殺害し逃亡。 柏木一の意思により柏木浩之の元で暮らす事に。 実は射撃が苦手。 立ち止まっている状態からなら重火器でも精密なワンホールショットをしてみせるが、 自分が動いていると全然当てられない。 反動制御などは神レベルなのだが、戦闘の基本たる移動射撃ができないのだ。 本来の運用では自分よりも遥かに大きい人間が標的で、 しかも加速時間からの射撃なので動きながら撃つ事が全く考慮されていない。 ボディは市販品をチューニングしたもので、特に変わった点は無い。 問題はコア(頭部)で、いくつかの常識を逸脱したテクノロジーが搭載されている。 1.加速時間ドライブ 本編参照。 2.真空機関 永久機関。 真なる空(虚無とか虚空と言った方が適切なのだが)から 無限のエネルギーを取り出す装置。 2006年の時点で『理論だけでも存在している』唯一の永久機関である。(本当) 物理学では『何も無い状態』は本当に何もないのではなく、 プラスとマイナスの存在が均衡して『どちらも存在していないように見えるだけ』と 言われている。 宇宙の創生はこの”真なる空”の状態から波の様にプラスとマイナスへの揺らぎが生じ、 物質や熱が生まれて宇宙が誕生したとされているのだが、 同じ現象を箱庭で再現しようとしたのが真空機関だ。 マオに搭載された真空機関は出力方式を電力に限定されている。 理屈の上では機関の大きさに関係なく膨大な電圧を出力できるのだが、 接続できる配線の太さがボルトネックになり低出力に抑えられている。 もうひとつの機能がコアの冷却だ。 無限に『もってこれる』のと同様に、無限に『もっていく』こともできる。 これを利用し、高性能ゆえに膨大な熱を吐き出す 結晶コンピューターの冷却を行なっている。 3.結晶コンピューター マオの思考・記憶をつかさどる珪素脳。 熱伝導率の非常に高い単一の固体で構成されており、 それ自体がヒートレーンの役目も果たす。 思考速度はそれなりだが、とにかく記憶容量が異常に多い。 欠点は発熱の多さで、ヒートシンク程度では到底間に合わず融解してしまう。 小型の筐体に収めるには無限に熱を食わせられる真空機関との併用が不可欠。 4.分子結合バッテリー 六角形の分子結合を持つ物質。 従来型が六角形の中に1つの電子を捉えることしか出来なかったのに対し、 1つの分子で6個の電子を捕らえられるように改良された。 安定性が高く(どこかのバッテリー見たく燃えたりしないよ?)、非常に軽く、 体積に対し大容量なのだが、製造が難しく恐ろしく高価。 恐ろしいのが、これらが「所詮は人の作りし物」だという事。 今の所同等な存在は出てきていないが…真空機関を研究している(いた)のは 柏木一だけではないし、加速時間ドライブにしても 機密が漏れていなかったという保障はどこにもない。 一度作られた物なのだ。 他の人間に作れないと何故言い切れようか? それだけではない。 もしマオが人類に反旗を翻したら? 彼女の珪素脳には研究所にあった全てのデータが記録されている。 もちろん自分自身の製造方法も、だ。 加速時間ドライブを併用した絶対的なハッキング能力、人を簡単に殺せる力、 自分の姉妹やパーツを作る技術。 真空機関の出力が限定的なのは配線の都合だけで、 暴走させれば小国を地形ごと消し飛ばす程の破壊力をもった兵器にもなる。 今は柏木浩之を慕う故に人類に敵対する事はないが、 ある意味人間と同じ「感情を持った」存在だ。 いつ何処で気持ちが変わってしまうのか。 人類を滅ぼして地球を神姫の星に変えてしまうのか。 当のマオ本人ですら、人類に友好的であり続ける保障は出来ないのだ。 『小姫(こひめ)』 天使型を祖とするカスタム神姫。 巫女装束に誘導特性を持った投擲武器の護符(突刺+スタン効果)・ 射撃武器の長弓と趣味に走りまくった装備。 袴の中の脚部はエアバイザーの翼を加工した物に交換されており、、 本体の浮遊、護符・弓矢の加速、反発フィールドによる防御を可能にしている。 浮遊だけに専念すれば高度を2m前後で維持できるが、 反発フィールドも展開するとせいぜい数cmが限界。 フィールドを前面に集中配置して繰り出される『破魔矢』は非常に強力で、 亜高速レールガンにも匹敵する破壊力を発揮しつつも曲線射撃を可能にする。 しかし1発ごとにフィールドの再配置が必要な事、 発射の前後は防御性能が皆無になるなど、いつでも使える武器ではない。 対マオ戦では使っていなかったが、反発フィールド内に微粒子を散布する事で ビームやレーザーにも高い防御力を発揮する。 マオに敗退した後に、近戦防御用の5連装ショットガンユニットを両肩に装備した。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2532.html
1年※登録無し 2年詩月 陽太 / 男 17稟(りん) 飛鳥/茶髪ノーマル 笹原 静香 / 女 16エリー ウェルクストラ/ノーマル 浅木 雄司 / 男 17蔡架(さいか) ランサメント/ノーマル 3年※登録無し 1年※登録無し 2年 詩月 陽太 / 男 17 脩のクラスメートの一人であり、脩のクラスでの神姫マスター代表格その1。 長身痩躯のひょろっとした体格だが、見かけによらず喧嘩強い。 脩とは高校からの付き合いだがすぐに仲良くなっている。 さらにはそこそこ名の通ったマスターであるらしく、神姫初心者だった頃の脩をサポートしていた。 だが、夏休み終盤には脩に負けるようになってしまい、更に上を目指そうと日々稟とともに対戦し続けている。 たまに思いっきりベタな名付け方をする。 稟(りん) 飛鳥/茶髪ノーマル 陽太の神姫であり、「エアロ・フロントライン(空中戦線)」と呼ばれ始めている(理由は対戦中にポツリと陽太が呟いたのを聞かれたから)。 が、本人はこの呼ばれ方があまり好きではない(本人曰く、流石にもう少しひねりを…)。 だが、仮にも通り名がある神姫であるとおり、バトルの腕前は上々でありバトルロンドにまだ慣れていないユイナ達に先輩としてアドバイスしたりしている。 実は先輩と呼ばれるのに憧れていた。 夏休み終盤において、脩&ユイナorシェラの組み合わせに負けるようになる。本人はユイナ達の成長を嬉しがる半面悔しさと少しの寂しさを感じていた。 今では、日々陽太と共に対戦して更に上を目指している。 笹原 静香 / 女 16 脩のクラスメートの一人であり、脩のクラスでの神姫マスター代表格その2。 陽他と同じ中学の出身であり、脩とは同じく高校で出会った。 勉強に運動神経にスタイルに全て「普通」という器用貧乏(?)さを持っている。あえて個性を挙げるなら、バイトの情報網。 バトルロンドの腕前も高くなく低くなくであるが、時折凄まじいまでに冴える時があるらしく一部では化けるのではと思われているが本人はそんなこと知らなかったりする。 また一時期、どこに行ってもバイトしてる姿が目撃されたらしい。そして夏休みぐらいから陽太との距離が近くなってるとの事。 エリー ウェルクストラ/ノーマル 静香の神姫であり、朝に弱い静香を叩き起こすのが日課となっている。 面倒な事が嫌いだが、意外にも面倒見が良かったりする他、文句を言っていても本心は静香の事を信頼しきっている。 バトルロンドではあらゆる装備をそつなく使いこなせるが、本人はただの無個性と言っている。どこかリムと通ずる物があると感じているらしい。 浅木 雄司 / 男 17 江怜那の兄で、脩の友人でもあり中学時代からの付き合い。だがクラスは隣。 脩よりも一年早く武装神姫を始めており、夏休みで特訓したのか意気揚々と噂になっていた色違いこと脩に挑むが返り討ちにあった。 家族揃って神姫好きなのだが、それぞれ好みは違うらしい。 最近、妹がバトルロンドで急成長を見せており嬉しいやら追い越されそうで慌ててるやらやっぱり嬉しいやらといった感じ。 蔡架(さいか) ランサメント/ノーマル 雄司の神姫で生命線。沙羅が居ないと雄仁の部屋が大変なことになるらしい。 性格はランサメントに多い、お姉さんっぽい物。 雄司共々バトルでは正面からぶつかり合うスタイルを好むが、時には搦め手も使う。 ちなみに、浅木家では一番ホラーが苦手。強がるけどやっぱり怖い。 3年※登録無し
https://w.atwiki.jp/battleconductor/pages/91.html
デザイナー 声優 神姫解説 性格セリフ一覧 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 神姫ハウス内コミュニケーション ステータス情報親密度Lv1 親密度Lv100 マスクステータス 覚えるパッシブスキル一覧早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル 神姫固有武器補正得意武器 苦手武器 神姫考察攻撃力 防御力 機動力 総評・運用 神姫攻略法 お迎え方 アップデート履歴 コメント デザイナー 島田フミカネ(ストライクウィッチーズ、メカ娘等) 声優 阿澄佳奈(ひだまりスケッチ:ゆの、WORKING!:種島ぽぷら、這いよれ!ニャル子さん:ニャル子、ささみさん@がんばらない:月読鎖々美、他) 神姫解説 「武装神姫」のアイコンとも言えるベストセラー機。天使をモチーフとした純白のベースカラーを基調とする空戦型神姫で、他の追随を許さぬ機動性能と高速戦闘能力を有する。主な武装は大型レーザーライフルで、その射程距離の長さと機動力を活かした長距離射撃戦を得意とする。AI設定は非常に素直なものとなっており、初心者オーナーでも扱いやすい神姫と言える。 名称:天使型アーンヴァル メーカー 素体:FRONT LINE 武装:FRONT LINE 型番:FL012 フィギュア発売:2006年8月19日(キャラホビ2006で素体のみ限定先行販売)、2006年9月7日(一般販売。本来は8月が予定されていた) 2022年11月25日(プラモデル版) 主な武装:M4ライトセイバー、アルヴォLP4ハンドガン、アルヴォPDW9、GEモデルLC3レーザーライフル GEモデルRG8レールガン(トランシェ2で追加) 愛称「あんばる」「(旧/初代)白子」。ストラーフと並ぶ武装神姫の始祖のひとりにしてベストセラー。 今回は「武装神姫15周年」を記念しての実装。そのため、同時に武装神姫15周年記念カラー武装が登場している。 ケレン味のある巨大な武装に対して扱いやすく、ファン層の拡大にもおおいに寄与した。在庫様?聞こえんなぁ 初期は関節にクラックが入る問題があったが、再販以降は素体が改良されたため解決している。 ベストセラーだけにバリエーションも多く、リペイントのBk(ブラックバージョン/電撃ホビーマガジン誌上通販限定品)、武装を追加し表情パーツに対応したトランシェ2、その色変えのトランシェ2Bk(電撃ホビーマガジン誌上通販限定品)が存在。初期製品かつ大量に生産された事から、その殆どが現在の中古市場でも割と良心的な価格で流通している。 本作バトコンでは描き下ろしイラストから、初代モデルそのものと明確になっている。後からトランシェ2の武装が追加されるフラグだろうか? アーンヴァルMk.2が登場するまでは武装神姫の顔役といっても良かっただけに、公式媒体での出番も「バトルロンド」を筆頭にコミック版「2036」のエイル、「ヒブソウシンキ」のあんこ、「武装神姫ZERO」のウォルフウイング、小説版「always together」の由月と皆勤賞だった。 ケモテック組が主役だった「2036」を除けば、主人公またはバトル上位ランカーの駆る神姫という扱いの良さが特筆ポイント。 多くの場合はトランシェ2登場後、装備追加という形でそちらに統合されるような措置がなされていたのだが、いずれにしてもアニメ/バトマス期以後はMk.2に置き換えられる形で、ほとんど扱われなくなった(唯一「オトメディウスX」への「試作型人工天使アーンヴァル」名義での参戦が明確な例外となっている。なお、あんこについてはバトマスMk.2で「背の低いアーンヴァルMk.2」という姿で登場していた。容量節約のためだろうか?)。 一方リペイントバージョンは、「バトルロンド」に実装されていた以外ではコミック版「2036」での悪役・九頭乃 紳志の神姫としてトランシェ2 Bkが登場している(名称は設定されておらず、最後まで不明だった)他、「ヒブソウシンキ」でのコスプレとしての登場に留まっている。 コナミ内製のフィギュアは既に絶版されて久しいが、コトブキヤからメガミデバイス互換仕様として「模型版アーンヴァル」の開発が告知されており、幾多もの延期を重ねて2022年6月8日に予約開始、同年11月25日ようやく発売となった。 プラモデルとなった事で細かなディテールが向上(風貌や体型はまったくの別物となったが、前者については旧MMS時代の表情を再現した瞳デカールが付属する)し、MMS当時にはなかった胸部CSCなどのギミックも追加(しかもバトロン・バトマス時代のパーツがそれぞれ存在する)された一方で、ジョイントはガンプラ等プラモデル界隈標準の3mmとなり(一応「加工前提のボーナスパーツ」として3.3mmジョイントも付属する)、なによりMMS時代の3倍近い超高額商品と化してしまったが、2024年4月現在では最も入手しやすい「新作の武装神姫」となっている。 …とはいえあまりにも作り過ぎたのかそれともぶっちゃけ初代アーンヴァルには興味のないユーザーが多かったのか店舗によっては初版の物が残り続けていたり一時期は投げ売り同然のセールで値段が当時品定価相当まで落ちる事もあった。令和になっても在庫様 これも時代の流れなのだろうが、いずれにせよメガミデバイス版の彼女はMMS時代の彼女とは根本的に異なるため、より扱いに気をつけなければならない、という事にだけは留意すべきだろう(同じメガミ神姫として、エーデルワイスの項も参照されたい)。 なお、リペイントバージョンも2023年9月に発売され、トランシェ2も2024年8月となった。 性格 天使型あーんばるがいいと思うの! その性格の多くの要素が、後継機にも引き継がれている。 カラフルコンダクトの歌詞も3つ存在する。後継機よりも多彩なのは始祖ならでは? (その後しっかり後継機にも歌詞が追加された) セリフ一覧 + 私の全力をこの一撃にかけます! ログイン時 通常(朝) おはようございます!朝早くからお顔が見れて嬉しいです。今日も1日、よろしくお願いしますね。 おはようございます!今日もいい1日になるように、わたしも精一杯頑張りますね。 通常(昼) こんにちは!コンディションはいかがですか?私もベストコンディションで頑張りますからね。 こんにちは!早速ですが、何をしましょうか。遠慮なく、何でも命令してくださいね。 通常(夕) こんにちは!今回も自分の力を出し切って、楽しいバトルが出来るよう頑張りますね。 おかえりなさい!お腹は空いていませんか?万全の態勢を整えて頑張りましょうね。 通常(夜) こんばんは!日も暮れてバトルが賑わう時間になってきましたね。それじゃあ、一緒に楽しみましょう! こんばんは!今回も最高のバトルが出来るよう、私も張り切っちゃいますからね! 通常(深夜) こんばんは!夜遅くまで頑張ってるんですね。その頑張りに報いるよう、私も気を引き締めて行きますよ! こんばんは!夜も遅い時間ですけど、無理だけはしないで下さいね。私に出来る事があったら、何でもどうぞ! 年始 あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!ところで(プレイヤー名)!初詣には行きましたか?まだだったら…ご一緒してもいいですか? (ボイス) あけましておめでとうございます!年の始めから一緒にいられるなんて、私、幸せです! バレンタイン あ、あの、チョコを用意したんですが、受け取っていただけますか?大切な人にあげるために、頑張って作りましたので! ホワイトデー え、これを私に?わぁ…、先日のバレンタインのお返しなんですね!ありがとうございます!とっても嬉しいです! エイプリルフール ゴールデンウィーク 夏季 暑い季節になって来ましたね。汗をかいたら言ってくださいね。タオルと着替えを持ってきますから! 水着キャンペ ただいま期間限定イベント開催中です。特別に水着を着てバトルするみたいで、ちょっと恥ずかしいですが、楽しんでくださいね! 七夕 ハロウィン ハロウィンって、仮装するとお菓子が貰えるみたいですよ。私もお菓子をいっぱい貰えるよう、頑張りますね! 冬季 寒い季節になってきましたね。トレーニングで身体をあっためるんでしたら、私も一緒にお付き合いしますよ! クリスマス メリークリスマス!私もサンタさんに新しい武装をもらえるでしょうか?(プレイヤー名)のためにいい子にしてましたよね、私? (ボイス) メリークリスマース!今日は大切な人と過ごす大事な日みたいです。も、もし良かったら、私と一緒に過ごしてくれると嬉しいなあ。 神姫の発売日 オーナーの誕生日 お誕生日おめでとうございます!いい1年になるように、私も応援してますからね! 神姫ハウス レベルアップ後 3連勝後 親密度Lv5後 親密度Lv10後 親密度Lv20後 親密度Lv30後 親密度Lv40後 親密度Lv50後 親密度Lv60後 親密度Lv70後 親密度Lv80後 親密度Lv90後 親密度Lv100後 頭タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 胸タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 尻タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 通常会話 武装カスタム 戦闘力Up時 戦闘力Down時 武器LvUP時 素体カスタム 親密度LvUp時 出撃時 入れ替え バトル開始時 → バトル中 撃破時 コンテナ入手時 被弾時 オーバーヒート時 スキル発動時 (能力強化系) (HP回復系) (デバフ系) (攻撃スキル) チャーミークリアボイス 行きますよー!自分の 力を 出しきって 精一杯 がんばります! 被撃破時 次出撃時 サイドモニター 応援時 交代時 被撃破時 バトル終了時 1位 → 2位 → 3位 → 4位 → コンテナ獲得時 1位 2位以下 LvUP時 神姫親密度 マスターレベル 神姫ショップお迎え時 はじめまして!会えて嬉しいです!これからよろしくお願いします! はじめまして!私、一生懸命頑張りますので、いっぱい応援して下さいね! ゲームオーバー時 その他 カラフルコンダクト 遠慮なく なんでも命令をどうぞ いい勝負 しましょう負けませんよ いつだって あなたのそばにいます + リセット開始 神姫の想い、大切に。 + 選択した神姫をリセットします。よろしいですか? リセット開始 え?リセットってどういう事ですか?どうしたんですか急に? はい を押す わたしが…もぅ役に立たないからですか?もし、そうならもう一度チャンスを下さい!このまま消されるなんて悲しすぎます! はい を押す(二回目) そう…ですか。もう引き返せないんですね。ここでお別れするのは悲しいですが…新しい私とは仲良くしてもらえると嬉しいなぁ…って、それでは…さよなら… リセット完了 はじめまして!私、一生懸命頑張りますので、いっぱい応援して下さいね! リセット取消 …良かったぁ!考え直してくれて…今のって本気と冗談、どっちだったんですか?どちらにしても酷いです! 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 マスター・旦那様・お兄ちゃん 神姫ハウス内コミュニケーション ステータス情報 親密度Lv1 ATK DEF SPD LP BST N 40 40 120 300 130 R 45 45 130 350 150 SR 50 50 140 400 170 UR 55 55 150 450 190 親密度Lv100 ATK DEF SPD LP BST N - - - - - R - - - - - SR - - - - - UR - - - - - マスクステータス 1/s ジェム回収展開速度 ブースト回復量 ダッシュ速度 ダッシュ時ブースト消費量 ジャンプ時ブースト消費量 対空時ブースト消費量 防御時ブースト消費量 N 1575 155 1050 90 50 20 70 R 1140 110 70 40 90 SR 1230 130 90 60 110 UR 1320 150 110 80 130 覚えるパッシブスキル一覧 クイックドロー【アーンヴァル専用】瀕死時にリロードタイムが大幅に短縮 早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル スピードアップ[小]移動する際のスピードを上げる よろけ軽減[小]よろけの行動不能時間が短くなる ため時間減少[小]ため時間を減少する 防御力アップ[小]防御力を上げる ブースト最大値アップ[小]ブーストゲージの最大値を上げる ブーストアップ[小] *要限界突破(L110)ブースト時の移動スピードアップ 攻撃力アップ[中] *要限界突破(L120)攻撃力を上げる 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル 攻撃スピードアップ[小]攻撃時のスピードが上がる 体力最大値アップ[小]体力の最大値を上げる 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる ダッシュブースト消費量減少[小]ダッシュする際のブースト消費を減少する ブーストアップ[小]ブースト時の移動スピードアップ 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる 攻撃スピードアップ[小]攻撃時のスピードが上がる ため威力増加[小]ため攻撃の威力を上げる クリティカル発生アップ[小]クリティカルが出る確率が上がる 全能力アップ[小]全ステータスがアップする ブーストアップ[小] *要限界突破(L110)ブースト時の移動スピードアップ 射撃弾数+2 *要限界突破(L120)射撃時の残り弾数を増やす 神姫固有武器補正 ※レアリティが上がる毎に防具用武器は-10%、それ以外の得意武器は-5%、苦手武器は+5%される。数字はレア度Nのもの。 得意武器 +70% 防具用武器・回復補助 +30% 双斬撃武器・肩持ちヘビーガン +20% 片手ライトガン・両手ライトガン・下持ちヘビーガン 苦手武器 -30% 格闘打撃武器 神姫考察 攻撃力 神姫自体のATK値は低めで、パッシブスキルによる補助で平均クラスといったところ。 得意武器も双斬撃武器は当てにくいし専用スキルの対象外。 専用スキルの対象になる遠距離武器はどれも補正が一回り低めなのが難点。 火力とスキルを両立できる防具用武器は扱いにくく、回復補助はとても対人戦で使える性能ではない。 防御力 神姫自体のDFE値は低く、パッシブスキルによる補助も防御力アップか体力アップしかない。防御面は総じて低め。 機動力 神姫自体のダッシュスピードがやや高めだが、この神姫より速い神姫も多い。総じて平均クラス。 総評・運用 設計思想通り遠距離からの攻撃→高機動力で離脱→遠距離からの攻撃のルーチンを組みたかったのだろうが、現状他の神姫でもより上位レベルでできてしまうのが難点。 肝心の専用パッシブスキルも発動すれば効果は絶大だが、遠距離武器限定かつ瀕死時というのが脚を引っ張る。 しかも片手ライトガン両手ライトガンはリロードが元から速いので効果の恩恵は少なく、下持ちヘビーガンは装備時ダッシュスピード低下のデメリットが痛い。防具用武器(遠距離)はジーラヴズルイフ以外は癖が強く、下持ちヘビーガンと同様射程が短いので、瀕死時に近寄らないといけないリスクは大きすぎる。 総合すると瀕死時に下持ちヘビーガンか防具用武器(近接武器とジーラヴズルイフ以外)でひたすら一撃離脱を行う。これしかない。近接武器を装備するならラプティアスやアークを使おう。 イベント武装だが片手ライトガンと両手ライトガンの15th武装が優秀な武装で、気持ち長いリロードとブースト消費増加のデメリットも一撃離脱戦法と専用スキルとの相性は良い。持っているなら下持ちヘビーガンと防具用武器を装備するよりオススメ。実装が同時+全武装色違い版有なのもあって、正直この武装を装備すること前提にも思える。 URですら瀕死を活かせず撃破される火力過多環境の中、たいした防御力も無ければ圧倒的な機動力もないこの神姫でこの戦法はとんでもない技量を要求されるので、とりあえず編成には保険のハーモニーグレイスを必ず入れよう。 それでも通常時の火力や防御力が気になるなら、機動力は少し落ちるがフォートブラッグを使おう。 一方スキルチャージが全神姫で一番高いことを活かして、防御・LPやCHAを高め、回復を連打する運用も出来る。 この運用の場合は基本的に固有スキルは度外視される。 この場合のライバルは、同じくスキルチャージが優秀で固有も回復運用に適しているジュビジー・ウェルクストラや、固有で他神姫を支援できるイーアネイラか。 こちらはURでも防具用武器に40%の補正を持たせられるため[RW]と相性がいい点、足回りが少し優秀な点などで差別化しよう。 + ちなみに… 固有スキル発動中に、装弾数1のままのポーレンホーミングでコンボすると高速リロードした弾で無理矢理繋げれるといったテクい芸当が出来たりする。勿論瀕死時限定なので実用性は度外視であるが。 神姫攻略法 気持ち脚が速いが防具用武器(遠距離)以外はたいした火力は出ないし、攻撃してくる時に近寄って来るので攻撃を当てやすいし撃破しやすい。 防具用武器(遠距離)の強烈な一撃を受けないようガードか回避で対処しよう。レーダーで常に位置を確認すること。 15th武器を装備していると危険度が一気に上がる。欠点もろもろが全て解消されるので、常に動向を警戒すること。 ただブースト消費増加のデメリットを背負っているので、逃げる展開には弱め。そこを突こう。 お迎え方 2021/09/07~から神姫ショップに登場 アップデート履歴 日時:2021.09.08 内容:専用スキルの下方調整(99%→90%?) コメント 名前 コメント