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戦うことを忘れた武装神姫 その38 ・・・昼下がりの会議。 実にだるい。 なんでも、新製品の受注数がさっぱり伸びないんだとか。 あたしは設計側の人間として同席するハメになってしまったのだが、一部の連中がヒートアップしてマーケティングと企画とで水掛け論状態。 新製品は、多機能健康コタツだとか。 全く・・・あたしがあれだけ忠告したのに。こんな無駄な機能満載の製品にしやがって・・・。 本当に売る気があるのかよ・・・。 「だから、より機能を充実させ、付加価値を高めて幅広い層に受け入れられるようにするべきなんだ!」 「違う! もっと調査サンプル数を増やし、厳選した機能にするべきなんですよ!」 それさっきも言ってたよお前ら。。。 あぁもう、アタマ痒くなってきたぞ! あたしのイライラがピークに達したその時。 「多機能高品質が今は求められているんだ!」 「そんなに付加価値を付けたいのなら、非常食にできるよう『食べられる』ものを作れとでも・・・」 にゃーん 突如、罵声とも取れる激しいやりとりの中に「猫」の声が混じった。 会議室の空気が、一瞬固まった。 だが、あたしを含めた誰しもが外からの声だと思い、再び空気が殺伐と・・・ 「・・・食べられるものにしろと」 にゃーん! ・・・しなかった。 今度は、誰の耳にもハッキリと、室内からの猫の声が届いた。 会議室内がざわめき、皆足元や備え付けられたロッカーの上などへ視線が泳ぐ。 がさがさがさ。 かたり。 「うるさいのー! もう、ゆっくり寝てられないのだー!」 プロジェクターの脇に置かれた、プレゼンテーション用の製品模型の中から・・・マオチャオが出てきたではないか! しかもどこかで見たことのあるアホ面・・・ 「え・・・エルガ?!」 「あ、おねーちゃん。 おはにゃー。」 思わず声を掛けると、エルガのやつは、資料や飲み物で散らかりきったテーブルの上を、ちょいちょいと楽しそうに飛び跳ねながらあたしの手元へやってきた。 会議室内にいる全員の目があたしに集中する。 「ちょっとエルガ、何でここにいるんだよっ!」 「うみゅー・・・あの中で寝てたら、ここにいたの。」 なるほど、ウチの部署で作っていた模型の中で・・・って違う! 「ねぇねぇ、みんな怖い顔してなにしてるの?」 「企画会議って奴だ! とりあえずここに入ってろ!」 こんな席に神姫が紛れ込んだことが上司に知れたらって上司同席の会議じゃないかぁっ!!! 「やだー。 あ、設計図ー!」 捕まえようとするあたしの手をするり逃げて、臨席に置かれた新製品の設計図をしげしげと眺めるエルガ。 と、ひとり焦るあたしの背後にすっと企画部長が立った。脂汗がうなじを伝うあたしの肩をぽんと叩き、 「ちっちゃいロボットが好きなのもわかるけれど。程々にしてもらわないとな。 さぁ、二人まとめて出ていってもらおうか。」 企画部長が設計図に見入るエルガに手を伸ばした、その時だった。 「これ、おじちゃんたちが考えたの?」 顔を上げたエルガは、企画部長に設計図を指し示しながら訊ねた。 部長はロボットに何がわかると言わんばかりの顔付きで首を縦に振った。すると、エルガは- 「・・・ふっ」 いかにも小馬鹿にしたような・・・そう、久遠の家で、あたしがネタにされるときのあの目つきで- 鼻で笑いとばしたのだ。 「こんなこたつ、売れるわけにゃいのだ。」 言われた企画部長の頬がぴくぴくと引きつる。 「コタツのココロが無いコタツなんて、売れるわけにゃいのー。」 びっ! と、企画部長に言い放った。 「ふん、ロボットに何がわかると言うんだ。」 「えらそーなクチを叩くのなら、もっと売れるもの作ってからいうのだ。」 切り返されてうろたえる部長の姿に、凍りかけた会議室の空気が・・・和んだ。 「コタツ使いのプロのにゃーが、コタツのココロを教えるのだ! みんにゃ、よーくきくの!」 エルガはあたしの前に、どこからか持ち出した手のひらサイズみかん箱を置いて上に乗り、何事か状況が掴めずに唖然とする出席者を前に、堂々と「コタツとは何たるか」を語り始めた。 語り口がネコネコしい為、始めは冗談半分で聞いていた連中も、徐々にエルガの話に耳を傾け。 ふと気づけば、エルガのワンマンショーとなっていた。 久遠の神姫の中でもエルガは結構語る方ではあったけれど、ここまで肝が据わって、かつ知識が豊富だったとは。 なにしろ、エルガの展開する「コタツ論」に、あたしも含め誰一人として反論できる者は- いなかったのだから。 それから一月の後。 食堂でやや遅い昼飯を食べていると、ぶら下げられたテレビでは通販コーナーをやっていた。 『では、今月の新商品です! 東杜田技研の『なごみ』! コタツの心、和の心を、とことんまで求めた、シンプルでありながら味わい深い、健康コタツのご紹介です!』 「ほー、もうタナカにも卸したのか。。。」 キツネ蕎麦をすすりながら、商品紹介を眺める。 結局、エルガのコタツ論に則り、機能をトコトンまで絞り込んだところ・・・当初とはうって変わり、生産予定数を軽く越える受注数が。 『ではここで、このコタツの設計に携わりました神姫のエルガさんに、このコタツのポイントをお伺いしましょう!』 先週、あたしの机の上で収録されたエルガの解説ショーが映し出された。 『どーもにゃのだ。 この「なごみ」は、テッテーしてコタツにゃの。なぜなら・・・』 あの時と同じ堂々とした面持ちで「なごみ」の解説・・・というかコタツ論を展開するエルガの姿。 まさか神姫が、ニンゲンの商品の開発に関わろうとは・・・だれが想像しただろうか。 神姫と人間。 すなわち、機械と人間の垣根が・・・ またひとつ、低くなった気がした。 ありがとう、エルガ。 アホ猫だと思っていたけれど、ちょっと見直したぞ。 <<トップ へ戻る<<
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戦うことを忘れた武装神姫 その22 ・・・その21の続き・・・ 「なぁ・・・お前らは、本当におっきくなっちゃっていいのか?」 「?」 久遠の問いかけに、怪訝な表情の久遠の神姫たち。 「ちっちゃいからこそ、出来ることがあると思うんだけど。なぁ、CTa。」 そのとき久遠に振られて、はっと気が付いた。 -なんで、あたしはちっちゃいもの研に入ったんだろう-。 「そう言われてみれば。」 シンメイが腕組みをして考える。 「うにゃー、にゃーは、やっぱりちっちゃいまんまでいいよー。」 と、ぐい飲みの日本酒を飲み干したエルガが言った。 「にゃーは、ちっちゃいからマスターとラヴーなの。 おっきくなったら、 マスターといっしょに出かけられない。 そうすると、マスターのお仕事の お手伝いができなくなっちゃうのダ。」 そういやエルガは最近、久遠の仕事でプレゼンのサポートするようになった とか言ってたっけ。。。 シンメイも続けた。 「大きな身体を頂けば、掃除やお料理で、マスターのお手伝いをすることが 出来るようになると思います。 ですが、そうすることであたしも多くの物 を失うことになりますし、マスターも失う物があるはずです。 たとえば、 あたしたちを『かわいがって下さる』事、とか。。。」 「そうなの。 おっきくなれば、もっといろんなことが出来るの。おっきく なって、お手伝いもしたいよ? でもね・・・シンメイの言うとおりなの。 にゃーは、やっぱりちっちゃいにゃーが好き。その方が、マスターはきっと かわいがってくれるの。」 「ですねぇ。。。 ちっちゃいあたしたちに一目惚れして、選んで頂いたん ですから。 ねぇ、マスター。」 「・・・その通り。」 久遠は2人の頭を撫でている。 「でもでも。」 エルガがさらに続けた。 「にゃーたちは、ちっちゃいままでイイっていったけど、きっとおっきな体 をほしがる娘もいると思うの。 本当に、マスターを助けたいって思ってる ひとも、いると思うよ? ねぇ、シンメイ。」 「私も同じ事を考えていましたよ。 それぞれの人間に、それぞれの進む道 があるよう、私たち神姫にも歩むべき人生・・・でいいんでしょうか、それ ぞれにあると思うんです。『神姫』として答えをひとつにすることは・・・」 「できません」 「できないにゃ」 2人は同時にあたしに向かっていった。 「ということだ。 なぁ、CTa・・・いや、木野羽よぉ。 思い出してみろ。 お前がちっちゃいもの研に入った理由を。」 -小さい存在だから、伝えられるものがある、だろ?- エルガとシンメイの小さな頭を撫でながら、久遠がぼそり呟いた。 -そうだ。 なんで、忘れていたんだろう。 こんなに大切な想いを。 -目前で久遠と飲んだくれているのは- -人と機械との垣根を低くした、小さくも画期的な存在- 「ん? どうした? そろそろ寝ゲロの時間か?」 「ばかたれ。 考えごとしていたんだよ。 ったく・・・いっつも寝ゲロを するわけじゃないっつーの。」 久遠の突っ込みに、テーブル下で軽くケリを入れながら答えた。 「痛ぇなぁ。。。 何も蹴ること無いだろ。」 「・・・久遠、ありがとな。」 「へ?」 「・・・何でもない。あーあ、なんか今日は酔えないなぁ。久遠、帰るぞ。」 「はいよ。割り勘でいいかな?」 と、久遠がエルガを持ち上げると、 「えー? にゃーはもっと飲む〜。」 名残惜しそうに徳利をつまみ上げようとするエルガ。 「エルガ、そろそろおひらきにしましょう。マスターもCTa姉様も、明日は 仕事なんですから。」 「ちぇー。」 久遠の頭にのぼったシンメイにたしなめられ、しぶしぶ久遠の胸ポケットへ 収まるエルガ。 その光景に・・・あたしの心は決まった。 「はは、いいモン見せてもらったし、いい話も聞けたし・・・今日はあたし がおごるよ。」 翌朝、まだ街が目を覚ます前。あたしは自慢の愛車(バイクだぞ)を飛ばし、 鳳条院グループのとある施設へ来ていた。フェレンツェ・カークランド博士 からもらった名刺の裏に手書きで記載されていた場所。。。 その門前にいる守衛に声をかける。始めは怪訝そうな顔をしていたが、博士 の直筆メモの入った名刺を見せると話は早かった。 あたしは、守衛に頼み、 ちっちゃいもの研の名刺と一通の手紙を渡してもらうようお願いした。 守衛は快く引き受けてくれた。あたしは丁寧に礼を言うと、おそらく二度と 来ることがないであろうこの施設に背を向けた。 ・ ・ ・ ・ ・ -親愛なるフェレンツェ・カークランド博士へ 先日は直々のお誘い、大変光栄に存じます。 ですが、誠に申し訳ありません。今回の件につきまして、残念なご返答を せざるを得ない結論に達しました。 博士の研究には、私も多大な関心を寄せております。 私が研究しており ます理論・技術の多くは、博士の取り組んでおりますHVIFに於いて、現段 階でもその多くが(HVIFのように、大型筐体であるならば)実現が可能と 思われます。 しかしながら私は、「小さきもの」での可能性を探ることが、私にとって 生涯の研究課題と思っております。 つきましては、HVIF計画への参加は、見送らせていただきたいと存じます。 ご期待に添えぬ回答となりました事、深くお詫び申し上げると共に、貴方 の研究がより一層の発展を遂げますよう、心よりお祈り申し上げます。 東杜田技研・小型機械技術研究製作部(ちっちゃいもの研) 主任研究員・工学博士 木野羽 さんご(Dr.CTa) 追伸:技術その他、相談にはいつでも応じます。その際、肩書きは無しで、 あくまで新規好きの一人として会っていただけると大変に嬉しく存じます。 ・ ・ ・ ・ ・ もう迷わない。 あたしの「道」はちっちゃい機械を極めること。 ちっちゃい機械が秘める「可能性」を追い続けたい。 だからこそ、この研究所に入ったんだ。。。 まだクルマも少ない国道を、アクセルを全開ですっとばす。 さー、早く出勤しないと。 溜まった仕事片付けないと、まーたヴェルナに ブチブチ言われちゃうからな。 おっと、ついでにロボビタンを買っていく かな。沙羅もお疲れの様子だし。。。 これでいいんだ。 あたしは、ちっちゃいもの研の主任、Dr.CTaなんだっ!! それに・・・。 神姫にあいつを取られたなんてなろうものなら、人間として失格だもんね。 <その21 へ戻る< >その23へ進む> <<トップ へ戻る<<
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戦うことを忘れた武装神姫 その32.5 <<その32から。。。<< 「なるほどねー。」 あれから、からくり時計の列車を何度見のだろう。 すでに深夜バスもなく、自宅まで歩いて帰ることにした久遠。 「時を紡ぐ神姫とマスター、と。。。」 星空の下、堤防を歩く久遠の肩では、リゼがあずさから教わった歌 -Cradle of Time- を何度も口ずさみ、美しい歌声が星空へと吸い込まれていく。 ・・・相当の額を呑んだ気がするし、事実久遠の財布は薄くなっていた。 だが、今宵すごしたあの時間は・・・と、リゼの歌が止まった。 「ねぇヌシさん。 あたしも、あずささんみたいなカッコイイ神姫になれるかなぁ。」 呟くリゼの耳には紅色のピアスが輝いていた。 先のヌレヌレのお詫びもあったのだろう、あずさは自らが付けていたガーネットのピアスを、帰り際にリゼに付けたのだ。 「・・・なんだ、まだピアスのことを気にしているのか?」 「うん。。。 あたしが、本当にあたしがもらってもよかったのかなぁ・・・?」 久遠は立ち止まり、リゼを手のひらに乗せた。 「もちろんなれるさ。 時間はかかるかもしれないけれど、その時間も楽しんでしまえばいいんだよ。 それに・・・」 そっとリゼの頭を撫でて、 「お前はウチの自慢の神姫、リゼなんだから。 ピアスを貰ったこと、もっと誇ってもいいと思うぞ。」 と久遠は付け加えた。 「へへ、そ、そうだよな・・・っ! ふあぁ、なんだか眠いよ・・・あくびが出ちまう・・・」 大きなあくびをするリゼの目のふちに、キラリ光るもの。 しかし、久遠はあえて気づかないふりをしてリゼをポケットへと収めた。 「さすがにこの時間だと眠いだろ。 ここでゆっくりしてていいぞ。」 「ありがと、ヌシさん。。。」 きゅっと久遠のシャツにしがみついたリゼ。 久遠の鼓動を感じつつ、リゼがうとうとしかけたそのときだった。 「し、しまったぁあぁっ!!!」 絶叫する久遠。 「な、なんだよヌシさん・・・!!」 「エルガたちのことすっかり忘れてたっ!!! あいつらに飯用意してねぇっ!!!」 「・・・それはあたしの知ったことではない。 ごめんねヌシさ・・・きゃっ!」 久遠はまるで逃げるかの如く堤防の道を駆け出した。 「やばい・・・あいつらのことだ、何しでかしてるかわからん・・・!!」 酔いも半ば醒め、必死で駆ける久遠のポケットでは、二人きりのせっかくのムードをぶち壊されたリゼが、ちょっとむくれつつも皆に愛情を注ぐことを決して忘れない久遠を誇らしく思っていた。。。 そして。 帰宅した久遠を待っていたものは、片付けに丸一日費やすことになる惨状であったという。 <<トップ へ戻る<<
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武装神姫のリン 鳳凰杯篇 その1 「…すみませんが、終わりにさせて頂きます」 アングルブレードが相手のマオチャオの武装腕部を切り落とし、強烈な後ろ回し蹴りを放つ。 壁に激突したマオチャオは遂に沈黙。 リンの予選突破が決定した。 「リン、お疲れ様」 筐体から出てきたリンにパックジュースを渡す。もちろん神姫サイズだから指先でつまむような感じだが 「ありがとうございます。さすがに4連戦は疲れました」 「公式戦より1試合のインターバルが短かったからな~仕方ない。まあ今日はこれで終りだから大丈夫だろ?」 「はい、もちろんですよ。」 リンを肩に乗せてオーナールームを出る。 「リンちゃんに亮輔もお疲れ様~」 入り口付近で茉莉がティア、花憐を連れて待っていた。手作りの弁当を持って。 ==== 「さて、予定通り?に決勝リーグ進出だけど次の相手は誰なの?」 みんなで弁当を食べていると茉莉が聞いてきた。 「えっと…抽選ですから誰が相手になるかはまだわかりませんね。」 「そうなんだよな、あの『ルシフェル』と当たったりしたらまず勝ち目が無いだろうしな~」 「…そんな弱気な亮輔は好物のから揚げ没収~」 ひょい、と茉莉の箸が伸びてきて俺の小皿に乗ったから揚げを持っていった。 「あ!!!」 そしてそのまま茉莉の口へ、それが最後の1個だったにもかかわらず、だ。 「まあ、自業自得ですわね」 「マスター…そんなことではダメですよ」 「パパ怒られてる~~」 「最後の1個、でかいのをとっておいたのに…orz」 こんな感じで昼食を済ませ、次の日まで試合は無いのでその日のうちは会場をぶらついたりしていたわけだが… いろいろお店があって楽しめたりしつつ、俺の小遣いが順調に減っていたのはいうまでも無かった。 ==== 翌日 とりあえず昨日飲んだワインに酔ってまだ寝ている茉莉たちは置いといて。 リンと一緒に散歩へ。 軽くホテルにくっついてる公園を周ってきた。 しかしまだ茉莉は起きないので俺は準備をすることにした。 「さて…決勝リーグとはいえ試合は昼からだから。準備するか」 「マスター?」 「リン、今日はアレをサイドに入れとくぞ。相手によっては使わざるを得ない状況も生まれるだろうから」 「ですがマスターの仕事が忙しくて調整が済んでいないのでは?」 「フッフッフッ…」 俺のなんか絵にしたらヤバイ笑みを見てリンが怯えている…この笑みは今後しないようにしよう。 「まさか完成してるんですか?」 「そのまさかだ」 「いつの間に…」 「会社でちくちくと。」 「仕事ほっぽり出してですか!!?」 「いやいや、並列処理だから問題ない」 「…全く」 「とはいえコードの編集は大変だったからな。今から最終調整するぞ。」 「今からですか??」 「大丈夫だ、装備は完璧。」 俺が鞄から取り出すはB5サイズモバイルノートとおなじみトレーニングマシン。 てきぱきと準備を進めていく俺に促されトレーニングマシンに接続するリン、しかしそこで俺の持ってきたPCが以前と違うことに気がついたらしい。 「マスターってこんなにいいPC持ってましたっけ?」 「いや、会社での支給品だ。」 「いいんですか?勝手に持ち出して」 「大丈夫だ、許可は取ってあるし神姫のデータも必要だからな。なにより最新のCPUが載ってて作業が早い早い」 「ならいいんですが。じゃあ始めますね。どのパターンでやればいいんですか?」 「うーん、とりあえず基本のパターンE、F、Gあたりで軽くやってみてくれ。」 「はい…データ展開が段違いには早い?」 「当たり前だな、ウチのPCはCPUが3世代ぐらい前ので他のパーツの延命処理で使ってたから」 「そんなに古かったんですか…」 「いや、処理が"多少"遅いだけで他には支障なんて無かったし。現にトレーニングの感覚は変わらないだろう??」 「はい、データ展開に関しては実感できましたがこっちはそれほどの差は無いです」 「トレーニング自体の処理はボロCPUでも大丈夫なレベルなのが幸いだった」 「ですね、ただデータ展開にかかる1分間はCPUが遅かったからなんですね…」 「…スマン」 「いえ、いいですよ。これからは基本的にこのPCでできるんですよね??」 「そうだな。データは全部暗号化されてるしネットには繋がないからデータ流出も無い、セキュリティはほぼ完璧だ」 「っと、パターン全部終了しました。」 「どうだった? 2週間前の仮データに比べてかなりレスポンスが上がってると思うんだが」 「…すこし右腕の反応が鈍く感じます」 「くっそ~そうか…がんばったんだけどなあ」 「いや、あくまで理想からってだけで、コンマ3秒ほどしか実践と違いませんよ」 「フォローしてくれるのはうれしいんだが、過去のデータから完璧だと思ったパラメータだったんだよ」 「マスターのせいじゃありませんよ、私の調子がほんの少しマスターの設定と違ってただけですし」 「しかしなあ…」 「もう、昨日からマスターは少し臆病です。」 そうしてリンはトレーニングマシンから身を乗りだして… "ちゅ" 「これで大丈夫ですよね?マスター」 いつもの笑顔を向けてくれた。 「ああ…もう大丈夫だ、ありがとうリン。」 「…はい、マスター」 「…朝からちちくりあってますの?お姉さまにご主人様?」 「「っぶ!!」」 とティアの登場で2人の雰囲気が良くなったがこのまま進展するわけも無く、一緒に起きてきた茉莉と花憐にわめかれ叫ばれしつつ調整を続け朝は過ぎていった。調整の結果は…ぶっつけ本番で見るしかなさそうだ。 そして決勝リーグの幕が上がる。 決勝リーグだけにそうそうたるメンバーだった。 各ランクで有名な神姫が名を連ね、中でもリーグ初期からトップレベルリーグに君臨したにもかかわらず最近は全く公式戦に参加しなかったが実力は折り紙つきの悪魔型『鋼帝』ジルがいることが衝撃だった。 しかも茉莉たちよりもさらに年下。今で高校生ぐらいだろうか?という年齢の少女がオーナーということで衝撃を受けたものだ。 その"ジル"が出場しているとは知らなかったためにそこで初めて彼女とそのオーナーに会ったのだが…ぶっちゃけ可愛かった。 まさに可憐ともいえる容姿で神姫のジルの戦い方からは想像できなかった。 あれならファンも多いのもうなづけると感じた次第だ。聞けば彼女も「エルゴ」の常連らしい…見たこと無いんだけどな~ …とそういうことにうつつを抜かすとまたリンと茉莉にどやされるので抑えて抑えて…試合のことだけを考えよう。 そう気を引き締めた数秒後、対戦相手が発表された。 相手は…ミカエル。 あの鶴畑兄弟の次男にして、兄弟内でも一番タチが悪い。 今までの装備の傾向-高機動装備による遠距離からの超大出力の砲撃、そして鉄壁の防御-からして、悪魔型の通常装備では全く歯が立たない相手だ。 やっぱりアレを装備パターンに加え、最後の最後まで調整を加えたのは正解だったらしい。 「ミカエル…鶴畑家の神姫、その中でも八百長を行ってまでランクを上げているオーナーの神姫…実力の差があろうとも負けられないです。マスター、突撃装備…使ってもいいですか?」 俺に聞いてくるリンにはいつも以上に気迫が感じられる。 それを見た俺も覚悟を決めなければいけない。 即ち、防御を取っ払っての突撃装備をリンに使わせる覚悟を…だ。 「分かった…使おう。 ただ最初からアレを使っても自滅するのがオチだ。使う場面は…わかってるよな?」 「はい、マスターと私がいつも練習してるあの場面ですね?」 「分かってるなら大丈夫だな。試合まで時間があるし、安心してクレイドルで寝ておけばいい。」 「はい…マスター??」 「うん?」 「おやすみのキス…くれませんか? してもらえれば絶対に安心できるので」 「ああ」 そうして軽く口づけを交わしてリンを眠りに付かせた。 俺は試合までの2時間、死ぬ気で突撃武装のチューニングをしなければならない。 試合前にそこまで必死な顔はリンに見せたくなかった。 そして2時間後、俺とリンが臨む試合まで10分を切った。 あとはやるだけ。 俺はリンを肩に乗せ、ステージへと歩き出した。 ~鳳凰杯篇その2?~
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戦うことを忘れた武装神姫 - type_S・各種設定 註:本編とはほとんど関係ない時系列で、本編の登場神姫を借りて いろいろ実験SSをやってみようというトコロであります。 主に↓をベースに、演劇させたりするわけでして。 「実験」なので読みにくい部分等あるかと思いますが、どうか その旨ご承知おきいただければ、と思います m_O_m ここは東杜田の、とある工場の敷地の片隅。 ちっちゃいカラダを持ったちっちゃいメカたちが、日々鍛錬をするための 学校があった。 そこは・・・ 〜私立東杜田武装神姫学園〜 〜登場人物〜 校長:Dr.CTa E組の先生たち 教科担当:フィーナ(ストラーフ) 実技担当:コリン(ヴァッフェバニー) 給食の人:アスタ(アーンヴァル) E組の生徒たち ヴェルナ(サイフォス):学級委員・外国語部 シンメイ(吼凛):保健委員・技術部 ティナ(猫爪):会計委員・外国語部 イオ(アーンヴァル):給食委員・科学部 エルガ(猫爪):昼寝部 沙羅(紅緒):武術部・作法部(兼部) マーヤ(ツガル):美術部 リゼ(ストラーフ):武術部・技術部(兼部) 委員(下記以外にもあるらしいです) 学級委員:学級のとりまとめ役。 優等生がこの委員になることが多い。 保健委員:看護だの検査だのと、と最も忙しい。修復技術が必須の委員。 会計委員:学費徴収から各種予算の配分まで。 提出物管理もしている。 給食委員:給食の配膳どころか調理することも。この学園独特の委員。 部活(下記以外にもあるらしいです) 外国語部:各種外国語の検定合格を目指してお勉強。 作法部:日本の心を大切に。お茶や着付けなどを習得。 美術部:きれいな武器・装備を日々造りだしている。 科学部:流星観測から化学合成まで。よく部室が爆発する。 技術部:武装のメンテや、本体の補修技術を日々研究。 武術部:既存の形にとらわれない、実戦重視の本格派。 昼寝部:日当たりがよい場所を探し、とにかく昼寝する。 <<トップ へ戻る<<
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戦うことを忘れた武装神姫 その15 ・・・その14の続き・・・ 今までにない、変則的なスタイルで勝ちを収める久遠の神姫たち。 そして久遠の付近へ群がるギャラリー。シンメイを迎えに行こうにも、 近づくことが出来ず、店員の手を借りてなんとかフィールドへ到達。 「モードB・レベルF+、解除。および、モードBに音声ロックを。」 セットポイントへ戻ったシンメイに久遠が命じると、右目の色が元に戻り、 動作音も収まった。全能力を対戦闘に投じるモードを解除したシンメイは ふっと一息つくと、 「・・・所要時間6分55秒でした。 目標達成です。」 と言いながら、久遠の手の上へ。 「その計算能力には毎度毎度助けられるよ。 本当にありがとう。」 「べ、別にどうって事はないです。私の出来ることを、いつも通りにこな しただけですから。。。」 ちょっと顔を赤らめるシンメイ。しかし、しっぽはうれしさをストレート に示しており、パタパタと動いている。 久遠、思わず目尻が下がる。 その様子に、取り巻くギャラリーからも、多数ため息が漏れる。ツンデレ の威力、ここに極まれり。。。 「申し訳ございません、マスター。」 ギャラリーも避ける程の重苦しい雰囲気を漂わせるサイトウの元へ戻った コリンが、深々と頭を下げた。 「しかしながら、あのような戦闘は経験した事がな・・・」 「言い訳は聞きたくない。負けは負けだ。お前に付いた黒星は二度と消す 事は出来ない。 解ってるだろうな?」 そう言うと、セットポイントでうなだれるコリンの頭をつまみ上げ、その ままキャリアボックスへ放り込んだ。 まだ目を覚まさないアスタにぶつ かり、コリンは大切な右腕の関節を破損してしまった。 「・・・。 マスター。」 -痛い-。 しかし、その言葉を言うことが出来ない。。。 最後の試合に向け、普段は使うことのない真っ黒なボックスを取り出した サイトウに、コリンが声をかけた。 「なんだ?」 「もう止めましょう。この試合の、マスターの負けは決まっています。」 「・・・。」 「これ以上、私たちに恥をかかせないで下さい・・・。」 「恥、だぁ? 俺に言わせればお前らのせいで俺が恥かいてるんだよ! 俺にはここのトップという立場があるんだ。あのオッサンの黒い奴、あれ 一体だけでも破壊しねぇといけないんだよっ!」 「ま、マスター・・・」 どう声をかけていいか分からず、言葉に詰まるコリン。 「こうなったら・・・こいつで勝負をかけてやる。。。」 と、取り出したるは・・・黒子。しかし、最初のデモンストレーションで 出てきた黒子とは、明らかに雰囲気が違う。 サイトウはもう一体、黒子 を持っていたのだ。。。 「それはダメです!」 目を覚ましたアスタが、その黒子を見て叫んだ。 「どうなっても構わないさ。あの・・・黒い奴を破壊できれば。」 頬に蠍のマーキングが施された黒子を、サイトウは静かに目覚めさせた。 「さぁ・・・行ってこい。 どんな手を使っても構わない。 勝て。」 「ラジャー、Mr.サイトウ・・・。」 サイトウと目を合わせることも、「マスター」と呼ぶこともなく、また、 サイトウがその名を呼ぶこと無く、影のような黒子は起動した。。。 サイトウ側から、負けは決まっていても4回戦をとの申し出があり、急遽 対戦が行われることが決まった。 「てっきり決着付いたし、終わりだと思ってたんだけど・・・」 3勝した時点で試合は終わりかと思っていたた久遠たちは、急いで支度を 整える。 今度のフィールドは、ゴーストタウン。 どんな装備にするか、 リゼの前に装備や得物を並べる久遠。 リゼも、ちょっと面倒くさそうに しながらも、自分にもきっちり出番が廻ってきたことで、甚く上機嫌。 きれいに磨き上げ、整備がされた各種装備をならべ、迷うそぶりを見せる。 「えっこらしょっと。 もうちょっと軽量化しないといかんなー。」 まずはリアユニットを装着し、動作確認をする。 いわゆるフル装備では あるものの、刃物絡みは一切無し。・・・ユニット接続を終えると、久遠 の特製1/6ステアーもどきをいじりながら、リアユニットのアームを器用 に使い、ぼりぼりと腹を掻いている。 「・・・はしたないことは止めなさい。」 その姿を、他の装備を揃えていた久遠がたしなめる。 「だってかゆいんだもん。」 「あのなぁ、一応はお前女だろが。恥じらいを持ったらどうなんだ?」 「ヌシさん、性別も何も、ウチらって機械人形なんだけど。」 「そう言う問題じゃないだろ。」 「えー・・・。」 「確かにお前のアーム捌きの腕前は認めるけど、場所をわきまえよう。」 「ちぇー。」 久遠とリゼがそんなやりとりをしている脇のサイドテーブルでは、仕事を 終えた3人がかえでやティナ、他のギャラリーと歓談中。 リゼと久遠の 漫才に笑うものがあれば、イオとシンメイの姿を写真に収めるものあり、 キッチンモードのエルガとじゃれる神姫あり・・・。まったりと、穏やか な、なごやかムードの久遠サイド。 と、久遠がサイトウ側に、同じ黒子がセットされたのに気づいた。 「うむ・・・ リゼ、相手は同じストラーフだぞ。」 「そうなの?」 と、その黒子を見た瞬間。 リゼの表情が・・・ 凍った。 「お、おい、どうした? リゼ、おいってば!」 久遠の呼びかけにも、リゼはしばらく返事をしなかった。 「ぬ、ヌシさん・・・。」 「フリーズしたかと思ったぞ。 大丈夫か?」 「大丈夫じゃないよ・・・ ダメ・・・ 戦えない・・・勝てない!」 呟くように弱々しく言うと、リゼはその場に座り込んでしまった。久遠は 慌てて手に乗せると、かえでから見えない位置に移動。 「何があったんだよ。」 「あの娘・・・ あたしの・・・ あたしの・・・昔の仲間なんだよぉ!」 ・・・>続くっ!>・・・ <その14 へ戻る< >その16 へ進む> <<トップ へ戻る<<
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戦うことを忘れた武装神姫 - type_S -08 楽屋 イオ「こんばんは。今回のお話ではリペイント版として登場いたしました、イオです。あ、塗色ですか?これ、絵の具なんです。」 リゼ「マスターに恋する神姫ってのはよくいるけれどねー。ここまで歪んだ愛を『求める』神姫はそうそういないだろうねぇ。」 イオ「さすがの私も、今回の役は・・・もう二度とやりたくないですよ(苦笑」 リゼ「あはは、そういうと思ったよ。さすがはイオだ。」 イオ「・・・。何か引っかかりますが・・・」 リゼ(汗) イオ「まぁ、いいでしょう・・・ささ、夜も更けてまいりました。それでは・・・」 リゼ「おやすみ~。」 <<トップ へ戻る<<
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270 名前:鼠 ◆KYUSO21aFo [sage] 投稿日:2007/01/21(日) 02 34 25 ID 9Sr6eO3y _人_ . ‐ . . . ̄ ̄ .`丶、 _人_ `Y´ _人_ 「丁 .エ´= . . . . . . . . . . . . .、 \ `Y´ `Y´, -‐  ̄ ̄`丶、 |/, / , - . / . . . . . . . . . .`ヽ.ーァ.┬ 、 / _ -、\ - /_./ { / / ヽ、ヽヽ \/ ./ . / /´ `ヽ、\ヽ/ィ.V_{ ./ハ| .l . .| . . . .. } } } リ小ヽ、V / // /、 、.ヽヽトヽハハ |/ .ハ .l!__lトl| |.| . . . // /イイ..リ. ト..Yヽ _人_ ||| / / /,ムzV-‐ヽ. l_ヽヽV!-|| ////L_、`T| | .. /メォrチ-}/ .ヽ|. ト! `Y´ !|| ! l_ムL ヘト.「ト lヽV|l/}//{!fr心 ヽト/j/´z≦ム| .l .| . / _人_|l !| l| |ト{ _Lj_|ハヽトヽV} | 辷シ^ 仆イl}ノ |! .! V `Y´ ! | 从ハ!z,三、 /r示i`Yトトヽ\ A __丶_ `ー l |. ト. l _人_ } | | l|〈{ lf_jハ 辷ン ´| !トヾー ヽ_. ,┴ュ.ノ . イ ハl ヽ `Y´ //!j,小 ``ー′__ ィ _ _/} |l!リ`ー/ ./! 三ュ .|=<. / ヽ . / ノ从|トlト . _ _ ヽ..ノr ヽヽ〉ノ / /ミy__ ..ゞー} . .l、|. . ヽ. _人_ ´ ヽ ヽ{{ //7T¨´〉 /ヽ. / ..´ ̄_ . -‐ ヽ ..ヾ、r‐_l _人_ `Y´ 〉ー、 厂ヽ \r_ヘ `ー ¨トァ- \ .. ` ..| `Y´ . /--/ | \ ヽ. } / / j´! ` ー┘ | / /.ァ く ヽ..__ノ ./ / / / ヽ.__ イ . / ヽ .ヽ / .l′ .| .{ ヽ { \ヽ{ .. | / . .} アーンヴァル&ストラーフ (武装神姫)
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総員出撃せよ!! 武装神姫SSwiki 読者参加企画 『武装神姫うきうきバトル』第二回 サラ(仮)「さて、いよいよ本番です!!」 犬〇「のっけからハイテンションですね!!」 サラ(仮)「今回は3Sの皆さんが手ぐすね引いてお待ちしています!!」 犬〇「前回の模擬戦に参加してない方もぜひどうぞ!!」 サラ(仮)「今回は新要素も追加されていますよぉ!!」 犬〇「どんなのでしょうか!?」 サラ(仮)「なんと言っても柳眉は新規神姫8体追加!!」 犬〇「それは凄いです!!」 サラ(仮)「そして更に特殊能力を持った新しい武器が追加!!」 犬〇「楽しみです!!」 サラ(仮)「一部には変形合体を再現する為のものまで有るとか無いとか!!」 犬〇「どっちですか!?」 サラ(仮)「そんな訳でぇ!!」 テッコ「……武装神姫うきうきバトル第二回。始まります」 サラ(仮)&犬〇「ああ、いい所だけ取られた!?」 前回の結果発表参加者特典一覧 神姫を作ろう1.オーナー名/神姫名の決定 2.機種選択 3.CSC選択 4.武装選択 5.武装の並べ替え 6.対戦相手の選択 7.完成!! おまけのQ&Aコーナー 《エントリー済み神姫一覧》 神姫の投稿/ご意見ご感想 前回の結果発表 サラ(仮)「それでは、最初に前回の模擬戦として『サンプルちゃん』に挑んでくださった方々の結果を発表したいと思います」 犬〇「予想以上に皆様健闘しておりまして、勝率88%という結果になっています」 テッコ「……幾つか奇跡的なバトルもあったり……」 犬〇「では、模擬戦のデータの見方をご説明いたします」 ◆プレイヤー名&神姫名(機種/CSC) 1.スロット1の武装 ~(中略)~ 6.スロット6の武装 HP プレイヤー神姫のHP 敵(サンプルちゃん)のHP ABCD プレイヤー残HP 敵残HP ABCD プレイヤー残HP 敵残HP ABCD プレイヤー残HP 敵残HP 犬〇「このような形で10ターン分のサイコロの出目と、残りHPが記載されています」 サラ(仮)「サイコロの出目がABCDですね。それぞれ何を表わしているのかは以下を参照してください」 A プレイヤーの行動選択結果 B プレイヤーの命中判定 C 敵の行動選択結果 D 敵の命中判定 テッコ「……ACは、出た番号の武器を使用。BDは命中値。これは低いほうが良い……」 サラ(仮)「一部の非攻撃行動では『-』と記載されています」 犬〇「補足として、命中値は1が出たら必中。6が出たら絶対回避となります」 サラ(仮)「また、リザルト(戦闘結果)として、かかったターン数、被ダメージ、与ダメージの表記も付属していますよ」 戦闘ターン? 被ダメージ?/? 与ダメージ?/? 犬〇「ダメージ表記は、『/』の前が実際に受けたダメージ。後ろが回避や防御を考慮しない、行った攻撃のダメージです」 サラ(仮)「では、早速参りましょう!! エントリーナンバー一番!!」 第一回戦闘記録 サラ(仮)「さて、こうして見るとやはり最後に物を言うのは『運』のようですね」 犬〇「問題は、その運を何処まで装備の選択が左右できるか、です」 テッコ「……回避はやっぱり強い。防御で行くなら同時に火力も必要」 サラ(仮)「フォートブラッグは防御や回避に隠し修正が無いので、やはりどちらかに特化させつつ、火力も確保する方が良いみたいですね」 テッコ「……あと、思いの他隠し能力が使えなかったので、今回からは必殺技が強化されている」 犬〇「フォートブラッグをパートナーにしているオーナーさんは、是非使用を検討してみてくださいね?」 参加者特典一覧 サラ(仮)「では、前回の参加者の皆様に参加特典の配布を行います」 犬〇「一つだけ注意して頂きたいのは、『参加特典は今回限りの使い捨て』です」 テッコ「……今回使わないと、次回に使用権利が消滅しているので無駄になる」 サラ(仮)「もちろん、その上での使用の是非はオーナーさんに一任しております」 犬〇「自分の神姫と合わないと思ったら使わなくてもOKですよ?」 サラ(仮)「今回使わず持ち越して、次回使うというのがダメなだけです」 テッコ「……では、参加者別に特典配布」 ◆蝕神さま 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆和葉さま 逆襲の狼煙賞『S1武装:カタナ』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆土下座さま 超過剰攻撃賞『S1武装:カタナ』 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆木香さま ジャストダメージ賞『S2武装:ヴァルムンク』 10ターン耐久賞『S5武装:ヂェリン缶』 無傷賞『お好きなS武装一つ』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆繭玉さま 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 猛攻撃賞『S3武装:モアイ像』 相打ち賞『S5武装:ヂェリン缶』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆東南風さま 猛攻撃賞『S3武装:モアイ像』 10ターン耐久賞『S5武装:ヂェリン缶』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆絢人さま 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆ROTVALTさま 10ターン耐久賞『S5武装:ヂェリン缶』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆月夜さま 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆うぃんでぃさま 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 相打ち賞『S5武装:ヂェリン缶』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆生駒さん(敬称略) 10ターン耐久賞『S5武装:ヂェリン缶』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆紅騎士さま 最速撃破賞『お好きなS武装一つ』 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆水井さま 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆ダムドさま 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆霞さま 逆襲の狼煙賞『S1武装:カタナ』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 ◆かもだるまさま 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 相打ち賞『S5武装:ヂェリン缶』 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 犬〇「以上です!!」 テッコ「……S武装は装備数制限は無いけれど、貰った数しか装備できない事に注意」 サラ(仮)「ヂェリン缶の複数装備とかは、貰った数に気をつけてくださいね?」 犬〇「おまけで、賞与の基準も掲載しておきますね」 最速撃破賞『お好きなS武装一つ』 今回最も少ないターンで敵を撃破した神姫に送られる。 ジャストダメージ賞『S2武装:ヴァルムンク』 相手のHPを0丁度にして勝利した神姫に送られる。 超過剰攻撃賞『S1武装:カタナ』 相手のHPを最も減らした神姫に送られる。 過剰攻撃賞『S4武装:アイゼンイーゲル』 相手のHPをマイナスにして勝利した神姫に送られる。 猛攻撃賞『S3武装:モアイ像』 当たり外れに関わらず、最も激しい攻撃を行った神姫に送られる。 10ターン耐久賞『S5武装:ヂェリン缶』 10ターン目まで戦闘を行った神姫に送られる。 無傷賞『お好きなS武装一つ』 無傷で勝利するという奇跡を体現した神姫に送られる。 相打ち賞『S5武装:ヂェリン缶』 相打ちで勝利した神姫に送られる。 逆襲の狼煙賞『S1武装:カタナ』 惜しくも敗れてしまった神姫に送られる。 参加賞『S5武装:ヂェリン缶』 参加した全ての神姫に送られる。 神姫を作ろう サラ(仮)「では、今回も神姫の作成手順を説明しましょう」 犬〇「基本的な事は前回と一緒ですが、一部番号の変わったものもあるのでご注意ください」 サラ(仮)「より詳しい解説は前回の解説を参照してください」 テッコ「……過去ログに、ある」 サラ(仮)「一応、今回は埋める項目をリストアップしておきました」 犬〇「ご参考までにどうぞ」 オーナー名: 神姫名: 機種: CSC: スロット1: スロット2: スロット3: スロット4: スロット5: スロット6: 対戦相手: 1.オーナー名/神姫名の決定 サラ(仮)「これは読んで字の如し」 犬〇「オーナーの名前と、神姫の名前を決めるだけですね」 テッコ「……本名である必要、無い」 犬〇「お好きな名前をつけて下さい」 サラ(仮)「どうしても迷うようなら『~のマスター』と神姫の名前を絡めるのも良いでしょう」 2.機種選択 サラ(仮)「さて、今回は追加神姫8体を迎えて総勢13機種がエントリーしています」 犬〇「多いですね」 テッコ「……いくら増えても、どれか一つ選ぶだけ」 サラ(仮)「前回参加者の為の注意としては、同じ神姫で参加する場合に機種の変更が出来ないと言うことです」 犬〇「同じ神姫での参加は特にボーナスなどは付きませんが、こだわりがある場合は是非どうぞ」 テッコ「オーナー名、神姫名、機種が全部同じなら同一神姫と見なします」 神姫/CSC/武装リスト 3.CSC選択 サラ(仮)「これも選ぶだけ、です」 犬〇「一部武装の装備数に影響を与えるものがありますが、最終的には武器は6つになる事を覚えておいてください」 テッコ「……今回、新CSCが追加されてる」 サラ(仮)「前回参加の神姫もCSCを交換できるので自由に選んでくださいね」 犬〇「戦闘AIによる補正も含めてCSCセット、ですから」 神姫/CSC/武装リスト 4.武装選択 サラ(仮)「武装に関しては、新ルールがあります」 犬〇「一つは新しい武装独自のルール。これは後で説明します」 テッコ「……もう一つは?」 サラ(仮)「見立て武装の許可です」 犬〇「なるほど」 サラ(仮)「と言っても、やることは簡単。『武器の名前(と外観)を自由に決められる』だけです」 犬〇「これでヴェスバーとか、GNランチャーとか、死神の鎌とか装備できるんですね?」 サラ(仮)「イメージに近い武器のデータを流用してください」 テッコ「……装備制限数とかを変えられる訳じゃないから、有利不利は発生しない」 犬〇「あくまで、純正部品以外のオリジナル武装を(ある程度)再現できるだけです」 サラ(仮)「それに伴い、幾つかの武器はデータを共有しています」 犬〇「例えば、『アングルブレード』と『エウロス』は同一データです」 サラ(仮)「応募の時に『C3』と表記すれば同じデータですので処理は一緒です」 犬〇「ALC側では基準データの名前を表記しますが、特に指定したい場合はコメントに添えてください」 サラ(仮)「また、新武装カテゴリーとして『S』が追加されています」 犬〇「何れも強力な武装ですので、上手く活用してください」 神姫/CSC/武装リスト 5.武装の並べ替え サラ(仮)「選んだ武装は1から6のスロットにはめ込んで下さい」 犬〇「どのスロットに何を装備するかが結構重要ですよ」 テッコ「それ次第で戦闘力が大きく変わる神姫も多い」 犬〇「最終的に、1から6の武装が全て埋まっている事を確認してくださいね?」 6.対戦相手の選択 サラ(仮)「さあ、今回はいよいよ本番!!」 犬〇「強力な3人の神姫が相手ですよ」 テッコ「……戦いたい神姫を選んで、番号を記入のこと」 サラ(仮)「では、以下そのデータです」 1.サラ オーナー名 『七瀬 春奈』 神姫名 『サラ』 機種 6『フォートブラッグ』 CSC EX1『デザートスコーピオン』 行動 スロット1 A2 チーグル (スコーピオン・バックパックによるコンボ) スロット2 C3 アングルブレード/格闘 (クラブハンド・バヨネット) スロット3 C6 防盾/格闘 (クラブハンド・ガード) スロット4 C4 ウズルイフ/射撃 (クラブハンド・射撃) スロット5 B2 グレネード/射撃 (スイングアウト・グレネード) スロット6 B4 吠莱壱式/射撃 (スナイパーライフル) EX1『デザートスコーピオン』 戦闘開始時にステージをランダムに設定する。 1/18の確率(サイコロを二回振り、6がでて、次の目が5~6だった場合)で砂漠ステージのでの戦闘となる。 その場合、結果は言うまでも無くプレイヤーの敗北となる。 また、チーグルを装備可能になる。 2.犬子さん オーナー名 『マスターさん』 神姫名 『犬子さん』 機種 5『ハウリン』 CSC EX2『土下座ハウリン』 行動 スロット1 C7 十手/格闘 (ゲンコツ) スロット2 C7 十手/格闘 (ゲンコツ) スロット3 C7 十手/格闘 (ゲンコツ) スロット4 B4 吠莱壱式/射撃 スロット5 B4 吠莱壱式/射撃 スロット6 A2 ハウリングサンダー(ハウリンのみ) EX2『土下座ハウリン』 HPに+5 なおかつ10ターン目終了時に犬子さんが敗北していない場合、 通常は引き分けによるプレーヤーの勝利になるが、今回は犬子さんの勝利となる。 そこで何が起こるのかは『犬子さんの土下座ライフ』を参照のこと。 密かに一番ダメージを受けるのはマスターさんだったりする。 3.アイゼン オーナー名 『島田 祐一』 神姫名 『アイゼン』 機種 3『ストラーフ』 CSC EX3『ネメシス』 行動 スロット1 C9 アルファ/射撃 スロット2 C3 アングルブレード/格闘 スロット3 C10 アサルトライフル/射撃 スロット4 A2 チーグル(ストラーフのみ) スロット5 B5 滑空砲/射撃 スロット6 B5 滑空砲/射撃 EX3『ネメシス』 アイゼンに攻撃を行った武器に効果。 その武器の攻撃力を戦闘終了時まで-1する。 この効果は重複する。 番号の同じ武器でも、違うスロットの武器は別の武器と見なす。 サラ(仮)「『サラ』さんの能力は1/18の確率での絶対勝利」 犬〇「砂漠では無敵な人ですからねぇ」 テッコ「……確率はそんなに高くないから、出たらむしろレア?」 サラ(仮)「特典の対象にはなるでしょうね……」 犬〇「防御力はそれなりにありますが、今回の成績を見る限り、難攻不落とまでは行かないでしょう」 テッコ「……回避や防御で、耐久戦を挑むのも悪くないかも」 犬〇「『犬子さん』の能力は引き分けを勝利にする能力です」 サラ(仮)「攻撃も結構激しいですが、やはりこのHPを削りきる火力が必要でしょう」 テッコ「……かなりの火力を用意して挑むのが吉」 犬〇「でも、マスターさんの自慢でしたら負けませんよ」 テッコ「やめてお願い」 サラ(仮)「テッコさんが、『……』使わずに喋ってる……」 テッコ「……『アイゼン』は命中と攻撃力を両立させている」 サラ(仮)「特殊CSCと相まって防御も硬そうですね」 犬〇「ストラーフの弱点を上手く付いて、高火力の武器で挑むのが良さそうですね」 サラ(仮)「戦闘は火力!! と、とある流れ星さんも言っておりますし……」 テッコ「……だれ、それ?」 サラ(仮)「ノーコメントでお願いします」 7.完成!! オーナー名: 神姫名: 機種: CSC: スロット1: スロット2: スロット3: スロット4: スロット5: スロット6: 対戦相手: サラ(仮)「以上の項目が全て埋まっていれば完成です」 犬〇「後は下の投稿欄から投稿するだけ」 テッコ「……ALCから《エントリー済み神姫一覧》で確認を出すので、ミスや間違いが無いかチェック」 サラ(仮)「ALCのレスは、翌日0時以降を目安に行います」 犬〇「変更なども随時受け付けますので、お気軽にどうぞ」 テッコ「……今回の募集は2008年2月29日(金)の23:59くらいまで」 サラ(仮)「それでは、戦場でお待ちしておりますよ~」 犬〇「お手柔らかにお願いします」 テッコ「……ん。頑張る」 おまけのQ&Aコーナー Q これってなんですか? A 読者の皆様に楽しんでいただく為の企画です。 Q 参加費用とか要りますか? A 無料です。(でもパソコンの電気代などは自分で払ってください) Q SS書いたことが無いのですけど参加しても良いんでしょうか? A むしろ読者さまの為の企画ですので、ぜひご参加を。 Q バトルロンド等のオフィシャルとの関係は? A この企画はALCの独断潜航(誤字にあらず)です。バトルロンドやコナミとは無関係です。 Q 特典って何ですか? A 参加した方全員に次回のゲームが少し有利になる特典が与えられます。 Q その内容は? A 次回参加募集まで秘密と言うことで。 Q 募集締め切りはいつになりますか? A 第二回ですと、2008年2月29日(金)23:59までです。 Q 結果発表はいつになりますか? A 募集締め切りの2日後を予定しております。 第二回ですと、2008年3月2日(日)までに発表予定です。 Q 所で、メールアドレスとか必要ですか? A 不要です。 Q 書き込みするのって、なんか怖いんですけど? A ちょっとだけ勇気を出してみましょう。きっと楽しいですよ? Q 実は、武装神姫を持ってないんですけど? A 実物の神姫は必要ありませんが、これを期に買って下さると仲間が増えたALCが喜びます。 Q 所で武装神姫って何ですか? A ……こちらのwikiSSや、オフィシャルサイトをご覧下さい。 Q 今夜の晩御飯、何にしたら良いでしょうか? A ……カレーライスが良いと思います。 Q 同じカテゴリーの武器を複数装備することは出来ますか? A できます。『防盾』四つとかも可能なので、色々考えてみて下さい。 Q なんだかTRPGの戦闘システムみたいですね? A まったくですね。なにせ現役でGMやっているもので(照)。 Q 今回からの参加って不利じゃないんですか? A 最後にモノを言うのは『運』です。 どうしても気になるなら『ティグリース』で挑むのが良いでしょう。 また、『前回』参加したか否かが特典の有無にかかわるので、今回参加してしまえば既存参加者との格差は無くなります。 《エントリー済み神姫一覧》 (オーナー名、神姫名共に敬称略) ◆紅騎士&エクス(アーンヴァル/逆境型CSC) VSアイゼン 1.B7 レールガン「ロンゴミアント」 2.C12 対神姫大型ライフル 3.A1 高エネルギー長距離ビーム砲 4.S2 聖剣エクスカリバー 5.S4 アイゼンイーゲル 6.B1 リアウイング ◆蝕神&六花(エウクランテ/軽装型CSC) VSサラ 1.S4 アイゼンイーゲル 2.S5 ヂェリン缶 3.C12 スナイパーライフル 4.B10 ボレアス 5.C12 スナイパーライフル 6.A10 プレステイル/テンペスト ◆木香&ルウ(アーンヴァル/逆境型CSC) VS犬子さん 1.C1 レーザーソード 2.B1 リアウイング 3.C1 レーザーソード 4.S1 デュアル・ハーロゥ 5.A1 レーザー 6.C1 レーザーソード ◆ROTVALT&TITANIA(ストラーフ/耐久型CSC) VSアイゼン 1.C3 魔剣:カラドボルグ 2.B4 波動砲 3.A2 チーグル 4.S5 ヂェリン缶 5.B4 波動砲 6.C3 魔剣:カラドボルグ ◆繭玉&アンリ・マユ(ストラーフ/ぷちマスィ~ンズCSC) VSアイゼン 1.S4 アイゼンイーゲル 2.C12 スナイパーライフル 3.B5 滑空砲 4.S3 モアイ像 5.B5 滑空砲 6.A2 チーグル ◆かもだるま&カール(フォートブラッグ/耐久型CSC) VSサラ(地獄確率ver) 1.A5 砲撃モード 2.S4 発狂バルカン砲 3.C6 増加装甲 4.B2 地対地ロケット弾 5.B2 地対地ロケット弾 6.C8 投擲地雷 ◆テンチョー&カレラ(エウクランテ/汎用型CSC) VSアイゼン 1.C4 AC用大型ハンドガン 2.B1 グライダー風味ウイング 3.A13 全弾ばらまけ~(ロイ・フォッカー風味) 4.B7 脚部大型レールカノン 5.C11 この弾幕抜けられるか! 6.C4 AC用大型ハンドガン ◆月夜&上弦(ハウリン/耐久型CSC) VSサラ 1.C3 アングルブレード 2.B4 吠莱壱式 3.S5 ヂェリン缶 4.A4 ハウリングサンダー 5.B4 吠莱壱式 6.C3 アングルブレード ◆水井&エミリ(フォートブラッグ/逆境型CSC) VSサラ 1.A5 砲撃モード 2.B4 九七式荷電粒子砲 3.B2 グレネード 4.C6 弱装型チーグル 5.S5 ヂェリン缶 6.S4 アイゼンイーゲル ◆ダムド&リン(フォートブラッグ/耐久型CSC) VS犬子さん 1.B5 滑空砲 2.S5 ヂェリン缶 3.C12 スナイパーライフル 4.S4 アイゼンイーゲル 5.C10 アサルトライフル 6.A5 砲撃モード ◆霞&澪(飛鳥/耐久型CSC) VSサラ 1.B7 H.E.M.L. 2.S1 虎徹 3.B8 フラグレンスキラー 4.C8 棘輪 5.A13 機銃掃射 6.S5 ヂェリン缶 ◆二階堂&悠(飛鳥/軽装型CSC) VSサラ 1.C1 天叢雲 2.B10 月光 3.A13 極光 4.C12 紫電 5.C1 天叢雲 6.C8 飛燕 ◆土下座&朝霧(ハウリン/ぷちマスィ~ンズCSC) VSサラ 1.C3 アングルブレード 2.S1 カタナ 3.A4 ハウリングサンダー 4.C3 アングルブレード 5.C2 アルヴォ 6.B4 吠莱壱式 ◆絢人&ユノー(アーンヴァル/逆境型CSC) VS犬子さん 1.C2 アルヴォ 2.B1 リアウイング 3.C1 『ドラゴントゥース』ザンバーモード 4.S5 ヂェリン缶 5.A1 『ドラゴントゥース』キャノンモード 6.C1 『ドラゴントゥース』ザンバーモード ◆東南風&時雨(フォートブラッグ/重装型CSC) VSサラ 1.A5 砲撃モード 2.B5 滑空砲 3.B5 滑空砲 4.S3 モアイ像 5.B2 グレネード 6.C12 スナイパーライフル ◆九重&チャイカ(ストラーフ/耐久型CSC) VS犬子さん 1.C4 ウズルイフ 2.C4 ウズルイフ 3.C4 ウズルイフ 4.C4 ウズルイフ 5.B2 グレネード 6.B2 グレネード ◆うぃんでぃ&ルゼ(ストラーフ/逆境型CSC) VSアイゼン 1.C3 アングルブレード 2.S4 ナイトブラック 3.B4 『エンジェルシード』ガンナーモード 4.A2 チーグル 5.S5 ヂェリン缶 6.B9 『エンジェルシード』ブレードモード 3月1日0時現在、以上の17名の登録を確認しています。 ~紅騎士さま~ Σ(;゜0゜) ち、違うよ!? 対戦相手はね、ランダムにもできるんだ。そ、そ、その見本のつもりだったんだよぅ。 ……ごめん、うそ。すっかり忘れてた。……ごめん。 でも『対戦相手ランダム』は有りにしよう。 と言う事で、対戦相手の欄、『4、ランダム』もどうぞ。 ~月夜さま~ 神姫は好きだけどパソコンのスペックが足りなくてバトロン出来ない、と言う方も居ると思ったので、敷居を下げる為にもHPという表記を採用しました。 ご迷惑をお掛けしております。 ~砂漠好きな皆様~ ええぃ、このマゾっ子どもめ(笑)。 ~二階堂さま~ CSCの修正をしました。ご迷惑をお掛けしました。 ~紅騎士さま~ Σ( ̄ロ ̄lll) …申し訳なひです。出目の修正も含めて変更しました。 (武器選択以外は小さい出目が良い出目と統一した方が処理が楽なので) お詫び代わりに1/12の方が良いと言うマゾっ子は申し出て下さい。 そのように処理します(出目が6、4~6)。 ~かもだるま様~ よぉ~し、やるぜ、やっちゃうぜ? マジで6分の1だからな。覚悟しろよぉ?(笑) 決して勧めはしませんが、地獄を見て心を乾かしたいという最低野郎は名乗り出て下さい。 炎の匂いが染み付くまで嬲ってもらえます。……6分の1で。 ~紅騎士さま~ Σ(°д°lll) ご指摘ありがとう御座います。 手元のメモだけ修正して、こちらの修正を忘れていたようで…。 木香さま、矢津田さま(水井さま)のお二方ともご迷惑をお掛けしました。 ……今回はミスが多かったので何かプレゼントでも考えましょうかね? 神姫の投稿/ご意見ご感想 オーナー名『白子のオーナー』 神姫名『白子』 1 6 A1 C1 C13 C2 B1 C2 4番目のC2はカロッテ。2番目のC1はオリジナルの武装『聖霊剣:光輝』です。 -- こんな感じでお願いします。ALC (2008-02-24 23 19 04) オーナー名『紅騎士』 神姫名『エクス』 1 2 S2 C12 A1 B7 S4 B1 3 オリジナルはS2が聖剣エクスカリバー、B7が聖槍ロンゴミアドで。まさか最短撃墜とは……嬉しいです。よくやったエクス!(撫で撫で)…という訳でゲンを担いでスロット3にレーザーを、対戦相手はアイゼンで。後、ALCさん、対戦相手を忘れてますよ。 -- 紅騎士 (2008-02-25 00 30 01) オーナー名「蝕神」神姫名「六花」10 6 S4 S5 C12 B10 C12 A10対戦相手はサラさんで「折角だから砂色の扉を選ぶぜ(爆)六花、ラプからのプレゼントだ、撃って撃って撃ち捲れ」 -- 蝕神 (2008-02-25 14 01 35) オーナー名『木香』 神姫名『ルウ』 1 5 C1 B1 C1 S1 A1 C1 特典使ってスロット4をS1に。で、そのS1をオリジナルのレーザーソード『アーク・エッジ』ってことでお願いします。 対戦相手は『土下座ハウリン』こと犬子さん! 勝負してみたかったんです! 「まさかノーダメとは……流石だね、ルウ。んじゃまぁ、もう一丁頑張ってみますか!」 -- 木香 (2008-02-25 15 41 42) オーナー名『ROTVALT』 神姫名『TITANIA』 3 1 C3 B4 A2 S5 B4 C3 B4は波動砲、C3はオリジナル武装『魔剣:カラドボルグ』です。対戦相手に『島田祐一』様の『アイゼン』を指名いたします。独断ですが、三人の中で最も強そうですので。 -- ROTVALT (2008-02-25 20 42 44) オーナー名『繭玉』 神姫名『アンリ・マユ』 2 3 S4 B5 B5 S3 B5 A2 対戦相手はアイゼンさんでお願いします。 「わ〜い、モアイ像げっと〜♪」 アンリさん、ご機嫌なのはいいことですが次は強敵ですよ? 「じゃあ困った時はモアイ像頼みで(笑)」 -- まゆたま (2008-02-25 21 16 26) オーナー名『かもだるま』 神姫名『カール』5 1 A5 S4 C6 B2 B2 C8対戦相手はサラさんで。武器名は「棘輪⇒投擲地雷」「防盾⇒増加装甲」「グレラン⇒地対地ロケット弾」「アイゼン~⇒発狂バルカン砲」に設定。相打ちですが・・・しかしそのお陰でいい得物が入った事ですし^^ 「砲撃用意! エネルギー(バッテリー)が尽きるまで怒りを込めて撃ち尽くせ!!」 -- かもだるま (2008-02-25 22 19 27) オーナー名『テンチョー』、神姫名『カレラ』 10 4 C4 B1 A13 B7 C11 C4 対戦相手はアイゼン嬢でお願いいたします。武器名はC4が「AC用大型ハンドガン」B1が「グライダー風味ウイング」B7が「脚部大型レールカノン」A13が「全弾ばらまけ~(ロイ・フォッカー風味)」に設定でお願いします。……懺悔しますと自分がリアル所有&プロット製作中SSの鳥子でございますorz ともかくよろしくお願いいたします。 -- テンチョーの中身 (2008-02-25 23 04 34) えーと、すいませんが一部変更を。CSCを逆境型に、スロット1とスロット4の入れ替えをお願いします。後、C12は「対神姫大型ライフル」でお願いします。 -- 紅騎士 (2008-02-25 23 17 12) 申し訳ありませんが武器名の追加をお願いいたします。C11を「この弾幕抜けられるか!」でお願いいたします。 -- テンチョーの中身 (2008-02-25 23 27 44) ALC様。申し訳ないのですが装備等の変更をお願いします。神姫名『アンリ・マユ』のCSCを「3・重装型」から「2・ぷちますぃ〜んず型」へ。武装を「スロット2・B5滑空砲」を「C12スナイパーライフル」へ。以上お手数ですがよろしくお願いします。…ますぃ〜んずを組み込んだモアイ像…時速6キロくらいで飛んでいきますよ? -- まゆたま (2008-02-26 12 13 52) オーナー名『月夜』 神姫名『上弦』 4 1 C3 B4 S5 A4 B4 C3 対戦相手はサラさんでお願いします。できれば砂漠ステージでフルボッコにされてみたい(笑) あと、小さい事ですけどバトロンらしくHPじゃなくてLPで表記してみてはいかがでしょうか? -- 月夜 (2008-02-26 19 13 59) すいません、また修正 -- 紅騎士 (2008-02-26 23 28 22) すいません、ミスしました。えーとA1の武器名を「高エネルギー長距離ビーム砲」 -- 紅騎士 (2008-02-26 23 29 36) またミスしてしまいました。えーと後、B7をレールガン「ロンゴミアント」に変更をお願いします。重ね重ね失礼しました。 -- 紅騎士 (2008-02-26 23 31 21) オーナー名『水井』 神姫名『エミリ』 5 5 A5 B4 B2 C6 S5 S4 1 サラさんとの同型対決を希望します。「フォートブラッグらしい戦いぶり」という前回のコメントが嬉しくて、スロット1~3はゲン担ぎな意味でパターンをいじってません。B4はオリジナルの『九七式荷電粒子砲』、とさせて下さいませ。 …「いきなり砂漠ステージ。」な展開ですと、私的にはひじょーーーに面白いのですが…(爆)♪ -- 名無しさん (2008-02-27 01 48 50) 申し訳ありません、1つ上のコメントは私のものです。名前入ってない状態で誤送信してしまいました… -- 矢津田 (2008-02-27 01 57 01) オーナー名『ダムド』 神姫名『リン』 5 1 B5 S5 C12 S4 C10 A5 対戦相手は2番の『犬子さん』でお願いします。 …どうしよう、書く事がない… -- ダムド (2008-02-27 13 19 50) オーナー名『霞』 神姫名『澪』 13 1 B7 S1 B8 C8 A13 S5 1 負けたのは残念ですがせっかくの特典、活用させてもらいましょう。ということでS1を『虎徹』でお願いします。「フフフ・・・今宵の虎徹は血に飢えているわ」ちょっ、澪さんが怖いですよ!? -- 霞 (2008-02-27 15 35 13) オーナー名『二階堂』 神姫名『悠』 13 6 C1 B10 A13 C12 C1 C8 対戦相手は1番『サラ』さん、そして武装名をC1は「天叢雲」、C8は「飛燕」、C12は「紫電」、B10は「月光」、A13を「極光」に変更して参戦させてもらいます。お手数おかけしますが、よろしくお願いします。 -- 二階堂 (2008-02-27 17 47 25) あ~いえいえ。こちらこそ、ほんとに小さい事ですんでお気になさらずに -- 月夜 (2008-02-27 19 26 40) オーナー名『土下座』 神姫名『朝霧』 神姫 『⑤ハウリン』 CSC 『②ぷちマスィ~ンズ』 スロット C3 S1 A4 C3 C2 B4 対戦相手はサラさんで。もちろん砂漠戦狙い! -- 土下座 (2008-02-27 21 51 12) 砂漠狙いって……(汗)私?18分の1の砂漠が怖くて、真っ先にサラさんを対戦候補から除外しました(笑)。ええ、へたれですよ…… -- 紅 (2008-02-28 01 05 37) ↑は私です。名前が途切れてる(汗) -- 紅騎士 (2008-02-28 01 06 58) すみません、装備名変更をお願いします。 C6ですが、主砲懸架用に調整されたサブアーム・「弱装型チーグル」とさせて下さいませ。実物もストラーフの装備を流用して巨大砲を保持しております故。 -- 矢津田 (2008-02-28 04 51 08) オーナー名『絢人』 神姫名『ユノー』 神姫『②アーンヴァル』 CSC『⑥逆境型』 C2 B1 C1 S5 A1 C1 対戦相手は犬子さんで。A1は「マルチプルビームランチャー『ドラゴントゥース』キャノンモード」、C1は「マルチプルビームランチャー『ドラゴントゥース』ザンバーモード」です。「あーしの力見せてやる!酒飲みなめんな!!」分かりましたから落ち着いてください -- 白子好き (2008-02-28 06 13 36) ALCさん、確率計算が間違ってます。6が出た後に1から3が出る確率は12分の1になると思うのですが……… -- 紅騎士 (2008-02-28 09 00 11) ALCさん、悠のCSCの件なのですが、『軽装型』なんですけどエントリー済みの項を見ると『耐久型』になっているので訂正をお願いいたします。 -- 二階堂 (2008-02-28 11 20 04) オーナー名『東南風』 神姫名『時雨』 5 3 A5 B5 B5 S3 B2 C12 対戦相手は1番のサラさんを。 砲台型同士で決戦! -- 東南風 (2008-02-28 22 21 57) 初めまして。参加を希望します。オーナー名『九重』 神姫名『チャイカ』 対戦相手は2.犬子さん 2 1 C4 C4 C4 C4 B2 B2 2 『・・おまい、チーグルはどうした?』『リボルバーと回転弾倉はよいものです(うっとり)』 -- 九重 (2008-02-28 23 26 48) ALCさん、申し訳ないですが武装の名称変更、お願いします。 S1を二個一対の武器『デュアル・ハーロゥ』とさせて下さい。 お手数をお掛けしてすみません。 -- 木香 (2008-02-29 01 00 03) ALCさん、マゾっ子じゃありませんが1/18・1/12だなんて生温い! 私は1/6(出目6で砂漠の処刑場直行)のロシアンルーレットで受けてる! カール「ちょwwwおまwwww」 -- かもだるま (2008-02-29 15 18 47) かもだるまさん……あんた漢だよ……… -- 紅騎士 (2008-02-29 16 04 51) なにやら落ちていたようなので修復しました。 -- 名無しさん (2008-02-29 19 00 49) ああしまった「受けてる!」じゃなくて「受けてやる!」だよね>< でもそこから某シカゴの賞金稼ぎの如くトリガー5回は引けませんorz -- かもだるま (2008-02-29 19 55 02) かもだるまさん……すごい漢だ…… -- 木香 (2008-02-29 19 59 59) オーナー名『うぃんでぃ』 神姫名『ルゼ』 2 5 C3 S4 B4 A2 S5 B9 対戦相手はアイゼンさんをお願いします。S4を「ナイトブラック」、B4を『エンジェルシード』ガンナーモード」、B9を「『エンジェルシード』ブレードモード」でお願いします。間に合った……危うく参加し損ねるところでした……さて、アイゼンさん相手にどこまでやれるか……「目標は今回こそ完全勝利!だよ!」 -- うぃんでぃ (2008-02-29 23 06 43) 例によってロスタイム突入です。リミットは、明日、仕事が終わるまで!? 大体19時位が目安ですかね? 追加の参加者、及び武装変更、名称変更、対戦相手の変更(サラさん地獄モード含む)。など等、ありましたらお気軽に。 -- ALC (2008-03-01 01 18 15) 既に覚悟完了であります^^ カール「あたしはしてない!」 ついでといっちゃ何ですが今回のカールさんの装備を再現してみました^^; http //shinkiup.aki.gs/upl2/src/1204301676043.jpg カール「めっちゃ重いんですけど;;」 -- かもだるま (2008-03-01 01 42 02) お節介かもしれませんが、ALCさん、木香さんと矢津田さんの武器名称変更要請が反映されてないと思うのですが……… -- 紅騎士 (2008-03-01 12 06 52) 過去ログ 文責:ALC
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1133.html
武装神姫のリン オリジナル武装・技解説 このページでは本編に出てくるオリジナル武装(元ネタがあるものは割愛)と燐が戦闘時に使用するエアリエル技について説明するページです。 今更感があるかもしれませんが、参考までに。 もちろん妄想の産物なので細かい所は気にしないでいただけるとありがたいです。 武装 1,N-01およびN-02 コレは本編中で市販されたという設定の第1弾の強化パーツであり、アーンヴァルについては01、ストラーフには02が対応する。 01はアーンヴァルの機動力を殺さないレベルでの総合的な攻撃力アップを目指した。 その結果武器としてはレーザーライフルの半分ほどの長さ、重量でありつつも連射もある程度可能なレールガン。 その威力は直撃であればシールドや、頑強と評判のハウリンやマオチャオの装甲にもかなりのダメージを与えることが可能である。 レールガンとほぼ同じサイズのユニットを持つ大型ライトセイバー。これは刃が非常に大きいことからランスとして使用し、高々度からの急降下による一撃離脱戦法も十分に可能である。刃部分の重さはゼロなので意外と扱いやすいのも特徴である。 そして頭部センサー用の大型アンテナユニットが同梱で、これにより索敵能力、照準制度の上昇が望める(上昇の程度はその個体に左右されるためそれを発売までに数値化して発表するには至らなかった) 索敵、照準制度上昇を求めるだけであれば単純なゴーグル系パーツも販売されているが、あれを装備すると見た目が損なわれてしまうと考えるユーザーも少ないわけでは無かったため意外と評判は良いらしい。 N02はストラーフの重装備を支えつつもアーンヴァルやツガルと言った常時飛行の可能な神姫に対して広いステージで対抗するというコンセプトで開発された。 パーツの大部分を占めるのは背部ハードポイントに接続する飛行ユニットで、正に悪魔の翼を模したような大型のフレキシブルバインダーにその基部の小型ながら出力効率の良いバーニアで常時飛行とまでは行かなくとも、10秒~120秒の滞空および飛行が可能(バーニアの出力設定で時間は変動)になっている。 なお、こお装備は基本的に背部ユニットと合わせて使うことが推奨されているが素体状態の拡張マウントに直接接続することももちろん可能でありその際は重量も軽くなるため1,2~1,5倍に滞空時間が延びるというデータが取れている。 ストラーフの戦闘能力はかなり高い水準で安定しているので武装についてはリーチを伸ばすこととチーグルのマニピュレータで扱うことの出来る大型武装ということで鎌と薙刀の2パターンの形状を取ることが出来るポールウェポンが付属している。 ただ形状を変更すると刃の向きが180度変わるのだが開発当初考えられていた基部の回転軸が強度(戦闘ではチーグルのパワー力ずくでたたきつける様に扱うことが多くなるであろうと開発者は予想)確保の問題からオミットされたために変形後は一旦持ち替えなくてはいけないと言う少々面倒な点も存在する。 2,燐専用、対空ユニット「焔」 一方こちらは上記の「N-0Xシリーズ」の開発メンバーでもあった藤堂亮輔が所有する神姫-個体名「リン」-専用に藤堂亮輔が開発(パーツ代も彼の自己負担であり、パーツの組み立てはすべて彼自身が行ったらしい)した「リン」専用の機動戦用モジュールであり、スペックの全てが彼女のパーソナルデータに基づいて調整されている。 そのために当たり前ではあるが、彼女以外の神姫が装備してもまず100%の能力を引き出せないシロモノとなっている。 その構成はサブアームの基部の肩に当たる装甲版の代わりにN-0Xシリーズより大型で最大出力も高い(ただ、単純なエネルギーの変換効率で言えばN-0Xの方が上である)バーニアユニットとエンジンの一体型のユニットを装備し、また比較的大型のバインダーを装備することによって飛行する神姫にも容易に接近することが可能になっている。 ただし空を自由に飛ぶ訳ではなく距離を開けられて相手に射撃をさせない様に、そして最終的には自分の間合いまで飛び込むことのみを目的にしているため普段は地に足を付けて戦うことになる。 ただ、バーニアおよびエンジンの出力故にバーニアを瞬間的に噴かせて緊急回避などを行うことも十分に可能である。 ただ、N-0Xシリーズの様に滞空・飛行が可能なパーツは他にもあるにも関わらずこの様な「使用状況が特殊故に汎用性も無く、機体バランスを崩すピーキーなチェーン」の武装を彼及び「リン」が必要としたのかはまだ本編で語られていないが、そう遠くない時期にお見せすることが出来ると思う。 エアリエル技 1,「裂空(れっくう)」 リン-燐-がマスターの藤堂亮輔を侮辱されたことにより激高した結果行った行動であったが、それは相手の意表を完全に突き彼女の勝利を決定づけたモノである。 当時は技と言うよりは『火事場のクソ力』であったがその後の訓練により習得している。 基本的にはわざと相手に隙を見せることにより相手が攻撃準備に入るために足を止める瞬間を作りだし、そして強靱な脚部およびサブアームのばねを生かして瞬時に相手の背を取る技である。その後の攻撃行動は厳密には「裂空」と言う技ではないということは多分本人およびそのマスター達以外は知らないものと思われる。 2,「隼(はやぶさ)」 これが燐の技の内で最初に披露された攻撃技であり、最近は裂空から繋いでフィニッシュに用いられることが多い。 技としては空中で身体のバランスをわざと崩して回転しその遠心力を加えた後ろ回し蹴りを放つものである。 その軌道は予測できず、上からかかと落としの様に放つこともそのまま水平に繰り出すか…その軌道は食らう直前ならなければ分からない。 3,「裂空・雅(れっくう・みやび)」 裂空は基本的に『受け身』の技で、一方こちらは最初から『攻め』を考えられ考案された技である。 ただし、使用時に脚部、椀部にかかる負担が尋常ではないためにうかつには使用できない上、失敗すれば自分が負けると言う正に「必殺」の技。 動作としてはまず、基本装備であるグレネードランチャーを放り投げ、パイソン357マグナムで撃ち抜くことで爆発させる、その爆風に乗って(その際、もちろん己にも多少のダメージを負う)敵の至近距離まで瞬間的に接近。 そのまま相手が己の行動に驚き無防備であれば空中で回転して隼を。相手が反撃に出る場合は無理矢理にサブアームを地面に突き立てたり(これは公式戦で使用された唯一1回の場合)して軌道を変更し、そのまま片腕・片足のみで行うハンドスプリングやバク転で相手の背後を取ると言うものである。反撃に出る相手もほぼ確実に渾身の一撃を放ってくることから博打性の高い技であるのも確かであるため、よほどの正念場(特に相手と何かしらの因縁や関係がありどうしても勝たなくてはいけない場合)でない限り燐がこの技を使うことは無い。 その技としての特殊性故に練習を行うことはほぼ不可能(もちろんバーチャル空間でのシミュレーションは可能だが)であり、技としての完成度が低いのが現状である。 戻る