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凪さん家の弁慶ちゃん 「義経、準備は良い?」 「…はい、TR-2全システムオールグリーン…いつでもどうぞ」 「おっけ!じゃあいくわよ!皆!」 「「「了解!」」」 凪さん家の弁慶ちゃん/0 「TR-2」 「アーサー、ハンゾー、義経、状況を報告!」 「アーサー異常なし!」 「…ハンゾー、問題ない」 「義経、異常ありません」 「よし、アーサー、ハンゾーはそのまま前進、義経はユニット展開後待機!」 「「「了解」」」 今回もうまくやってみせる。私はそう誓った。 今回は「T3」として私こと義経はこのリアルバトルのチーム戦に参加していた。 しかし今回の戦いでは指揮を担当するマスターは一人という制約が課せられている。 なので通常、早坂未来が私に指示をだすのだが今回は渡瀬美琴がチーム全体の指揮を取っていた。 この大会でアーサーはTR-1という強化ユニットを装備、これは陸戦型アーンヴァル、または量産型ストラーフといった感じの装備で、脚部はアーンヴァル純正装備にストラーフの脚部装備を移植、そしてストラーフのサブアームのマニュピレーターを汎用性の高いものに交換し長さを調節したものだ。 その手には奇跡の剣という名の剣が握られていた。 そしてハンゾーにもこのTR-1ユニットが搭載され、こちらはカロッテTMPを二丁装備している。 そして私はこの二人とは違う装備を身につけていた。 TR-2 これは高威力の超長距離射撃を行う事を目的に、現存する神姫純正武装でアッセンブルされたものだ。 脚部はストラーフの脚部装備をアーンヴァルのブースターなどで固め右腕にはアーンヴァルのLC3レーザーライフルが二門装着されている。 しかし使用するのは一門のみ、あとの一門はレーザーの増幅器として機能する。 背部には吠莱壱式が二門。これは攻撃用ではなく、あくまでも緊急移動用としての装備である。 いちいちブースターを吹かすより実弾兵器の反動の方が始動が早いのではないか…という目的で取り付けられたものだ。 本当にそうなのだろうか? そして各部アタッチメントコネクターにはヴァッフェバニー用の背部タンクやジェネレーターが装備され、そのすべてをレーザーライフルに直結させる事によって限界まで威力を上げている。 はっきりいって神姫用の装備としてはあまりにも特化しすぎており、これで神姫といえるのだろうかという疑問も生まれてくると言うものだ。 しかしこれが後に世に出る姉妹達への開発データになるのならば、甘んじて受けるとしよう。 「義経、TR-2装備完全展開完了」 「よっし!相手方に一発でっかいのをお見舞いしちゃいなさい!」 「了解!エネルギー充填開始…収束率増加、ロックオン完了…発射!」 ヒュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォン… 砲身にエネルギーの渦が形成され ビャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!! 空気を切り裂く青白い光が照射された。 その太さは通常のレーザーライフルのものに比べるとはるかに図太く、禍々しい。 その光が敵チームを包み込み一瞬にして行動不能にした。が、何とか逃げ延びた神姫がいたようだ。 「どう?」 「右腕に衝撃による不具合が少々、でも予測範囲内です」 「わかった、次いける?」 「もちろん!」 「よし!じゃあ第二射!てぇー!!」 「了解!」 なんだ、楽勝ではないか。この装備初弾である程度敵チームを壊滅させれば第二射までアーサーとハンゾーが私を護衛してくれれば勝利は間違いない。 または右腕への損傷を最低限にするならばこのまま私は待機して、あとは二人に任せても良い。 「TR-2はほぼ成功ですね」 「ええ、中々良いわ」 「よし、第二射充填完了…いきます!」 ひゅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ… 再びエネルギーの渦が形成される。そして青い光が大地をえぐる… はずだった。 ビビー!!ビビー!!ビビー!! 「!?」 「義経!?」 ライフルの砲身部から異常。あまりのエネルギー量にライフルの許容限界を超えたらしい。 そのエネルギーの一部が逆流して、システムに過大な負荷を与えている。 「く、ライフルへのエネルギーを全カット!砲身切り離し、緊急離脱ブースター展開!」 ライフルからエネルギーの光が漏れる。その光が私を包もうと迫ってくる。 「!く…腕が…!」 「早く離脱しなさい!義経!?」 「そうしたいですが…無理みたいです。腕が挟まって…抜けない…」 崩壊を始めたライフルなどのパーツにより、私の右腕は付け根からがっちりと挟まっていた。 「あぁもう!!諦めるなぁ!!」 「くそ!くそぉ!」 こんなところでスクラップになってたまるか!! 「こうなったら…!!」 私は脚部に装備されていたナイフを手に取り 「うあぁぁぁぁ!!」 自らの右腕に突き刺した。 「っくぅぅぅぅ!」 なんという激痛か…しかし! 「まっけるかぁぁぁぁ!!」 バチィィィ!! 左腕で右腕を抉り、無理やり引き剥がした。 そしてブースターを噴射。瞬間ライフルユニットが爆発。その爆炎が迫り私を完全に包む。衝撃と高温で体が焼かれる。しかし間一髪スクラップは免れたようだ。 赤い光に包まれていた景色がドームの光りに照らされたいつもの景色に戻る。 ブースターはすべて焼ききれたようで噴射できない。 そのまま自由落下により大地に叩きつけられた。 ドッザァァァッァァァ!! 「ぐぅぅぅがはっ!!うが、あぁ…くぅ…」 状況は芳しくないな…右腕破損…頭部に損傷…両脚部損壊…か…まぁAIに以上は無いようだ…。でも戦闘は無理だな…。とりあえず活動限界か…。 『ピピーピピーピピー試合中止、試合中止』 ドーム内に響く音声、私の意識はそこで切れた。 「む…」 充電完了…各部異常なし…生きている…のか 「…つね!よしつ…!!義経!」 「く…未来…?」 私の目の前にはマスター、早坂未来の顔があった。 「起きたぁ!」 「義経!」 「…起きたか」 「…ふむ」 「おぉ!」 「う…う~ん…!?」 「気付いた?その体」 「頭部形状…それに右腕が…これは…」 「アドバンスドユニット」 その声の先には渡瀬美琴。 「?」 「衝撃対策として右腕間接を汎用強化間接ユニット「リボルバージョイント」に換装、そして頭部ユニットを換装して情報収集能力を上げたの。本当はバイザー式にするつもりだったのだけど、損傷がひどかったから丸ごと換装したんだけど…どうかしら?合わなかったら既存パーツに交換するけど」 アドバンスドユニット…体に施されたマーキングライン以外は既存の素体であった私の体が…強化された? 確かに視覚ディスプレイに追加された項目がある…これは今後装備されるTRシリーズのためか…?それに右腕…今回の戦闘での意見がフィールドバックされたのだろうか…。 「合わないかな?」 「いえ、そんな事はありません」 「そう、よかったぁ~」 「それに合わなかったら合わせます。それが私です」 「ふふ、そうね。まぁ今日は一日ゆっくりして慣らしていって」 「はい、分かりました。ありがとう、美琴」 「はいな、んじゃまた明日」 「ええ、また明日」 「有難うございました、先輩!」 未来が美琴達にぺこりとお辞儀した。 そういえばここは…あぁ部室か…。 明日からまたさまざまな装備を試す毎日が始まる。武装…決まった装備が無い私にとっては毎回毎回ワクワクする時だ。 そりゃ今回みたいな危険は常に付きまとう。 しかし誇りに思う。 私に装備された物がブラッシュアップされ、次の世代の神姫の武装になる…。 そんな特別な関係性に…。 渡瀬美琴は既存部品を組み合わせて新たな武装を作り出す優秀な装備開発者だ。 そして神姫開発の上層部に父親がいて、武装神姫の初回モニターでもある未来…。 私に装備されたものは情報として逐一開発部に送信される。 今回のTR-2がどうなるのかは分からないが…。 この時、砲撃用に特化した装備…という部分が後のフォートブラッグへと繋がることは私達はまだ知らない。 知る事になるのはTR-5が開発され、新たな仲間、弁慶が来てからの事である…。
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キズナのキセキ ACT1-26「狂乱の聖女」 ◆ 海藤仁は、自宅の壁に掛けられた時計を見上げる。 六時を少し回ったところ。朝もまだ早い。 「もうそろそろ、始まった頃かな……」 海藤は、決戦に望む友人たちに思いを馳せる。 二ヶ月もの間、これほどまでに深くバトルロンドに取り組んだことは、現役時代にもなかったことだ。 あの「特訓場」に集った仲間たちは、誰もが海藤と同様、かけがえのないものを感じていることだろう。 その集大成、すべては今日の決戦にあるのだと、彼の友人は言っていた。 正直な話、バトルの行方は非常に気になる。 「わたしも気になります。ミスティとも仲良くなりましたし……あれほどの特訓をして挑むバトルがどんなものなのか、興味があります」 彼の神姫・イーアネイラ型のアクアが言った。 海藤は頷く。 「うん、僕も気になる。でも、バトルを直接見ようという気にはならないよ」 「なぜです?」 「……久住さんたちとの付き合いがまだ浅いってのもあるけど……きっと、今日のバトルを僕たちが見てはいけない気がするんだ。そんな、尋常ではない何かをはらんでいる……そんな気がしてね」 「そうでしょうか……」 アクアは思う。 彼女のマスターは、まだどこかバトルに遠慮があるみたいだ。 昔、公式大会で痛い目を見てきただけに、マスターの気持ちはよく分かる。そう思って、今日までマスターの側にいた。 だけど、気が付いていた。遠野さんがティアのマスターになってから、自分のマスターがバトルをしたいと思っていることに。 だから、今回の久住邸での特訓はチャンスだと思っていた。そう思っていたのだけれど……。 「だからさ、どんなバトルだったか聞くために、ゲームセンターに行こうと思う」 「……え?」 「遠野たちも、バトルが終わったらきっと、『ノーザンクロス』に来るだろう。だから、ゲーセンで待って、気になる結末を聞くとしよう」 「で、でも……ゲームセンターは……」 ゲームセンターは、海藤にとって鬼門のはずだ。特に『ノーザンクロス』はかつてホームグラウンドにしていた店。行っただけでなにを言われるか、分からない。 しかし、海藤は、いつものような優しい微笑みを浮かべ、アクアに言った。 「言っただろう? カムバックするって。今日がその日さ」 「あ……」 確かに、海藤仁は言っていた。バトルロンドにカムバックするのだと。だとすれば、ゲームセンターが鬼門だなんて、言ってられない。 「アクアが心配することも、分かるよ。確かに、『ノーザン』じゃ何を言われるか分からない。けどさ……何を言われてもいいんだって、今はそう思えるんだ」 「え?」 「……遠野はさ、ティアを自分の神姫にしたくて、何を言われても必死に頑張ってた。だから、僕も、彼を見習って、何を言われても胸を張っていようと思うんだ。 何を言われても……アクアは僕の神姫だからね」 頷きながらにっこりと笑ったマスターの顔を、アクアは一生忘れないだろう。バトルロンドを諦めたあの日以来、マスターのこんなに輝いた笑顔を見たことがなかったから。 だから、 「はい!」 そう言って、アクアは笑顔を返すのだった。 そして、心の中で感謝する。遠野さん、ティア、ありがとう。あなた方のおかげで、マスターとわたしはまた戦うことが出来ます、と。 「それにしても……」 海藤が独り言のように呟いた。 海藤は再び、戦いの場に赴いた仲間たちに思いを馳せている。 遠野は「あれ」を使ったのかな? あんな骨董品を使うなんて意外だったけれど。 その結果についても、ゲームセンターで聞けばいい。 開店時間まではまだたっぷりと時間がある。海藤は朝食の準備をするため、立ち上がった。 ■ その瞬間、わたしは、見た。 マスターは微動だにしなかった。 二本のミサイルは、真っ直ぐに目標へと向かう。 でも。 でも、ミサイルはマスターに命中しなかった。 ミサイルは今、マスターの眼前三〇センチほどのところで、何かに阻まれたようにそれ以上進めず、ばたばたと噴射口を揺らしている。 やがて、推進材を燃焼尽くしたミサイルたちは力尽き、相次いでポロポロと地に落ちた。 マスターは表情を変えないまま、姿勢を変えずにぴんと立ったまま、マグダレーナを見据えている。 「マスター……!」 無事だ。 マスターは無事。 わたしが嬉しさに顔が綻びそうになったそのとき。 『ティア、今のうちにその場を離れろ』 「はい」 マスターから指示が来た。ヘッドセットを通した直接通信。 わたしは素直に下がり、近くの茂みへと身を隠す。 「……なぜだ」 しわがれた声が、かすれている。 マグダレーナは愕然として、マスターを見つめている。 あのタイミングでの奇襲は、マグダレーナも必中を確信していたのだろう。 でも、届かなかった。 「なぜだ、なにが起きた……!?」 「……言っただろう。あんな目に遭うのは二度とごめんだ、と」 昨日、マスターは確かにそう言っていた。 だから、対策をした、ということなのかしら。 ミサイルを防いだのは、マスターが今朝ここに持ってきた、三本の「あれ」の効果に違いない。 ということは……マスターは、ここでマグダレーナに襲われることがわかっていた……ということ? いったい、マスターはこの戦いのどこまで見通しているのだろう。 □ 「野外のバトルだからな。フィールドスクリーンをセットした。それだけだ」 「フィールドスクリーン……だと?」 マグダレーナには思い当たる節があったのだろうか。もしかすると、検索しているのかもしれない。 最近の神姫マスターは知らないかもしれない。 古参の神姫マスターなら、よく知っているだろうし、まだ持っている人もいるだろう。頼子さんもそうだった。 現在の三リーグ制成立以前……まだバーチャルバトルがなかった時代に使われていたものだ。神姫センターの大がかりな筐体を使わず、屋外で手軽にバトルを楽しみたい……そんな神姫マスターは多かった。 だが、屋外でのバトルでは安全性が問題になる。それを解決するために開発されたのがフィールドスクリーンだ。 フィールドスクリーンは、長細い筒状をしており、上に向けてスリットが開いている。そこから力場を発生し、空気の断層を作り出す。 その空気の断層が、武装神姫の流れ弾を防ぐ、というものだった。 フィールドスクリーンで囲えば簡易バトルフィールドを作ることが出来る。場所さえ選べば、数本のフィールドスクリーンで安全地帯を作ることで、より広いフィールドでバトルする事も出来た。 だが、いまやフィールドスクリーンを扱っている店は少ない。バーチャルバトルが発達し、主流となった今、フィールドスクリーンを使ってリアルバトルをする神姫マスターはほとんどいない。もはや役目を終えた道具と言える。 「要は、お前がそのブルーラインで『ライトニング・アクセル』を防いだのと同じさ」 レア装備「ブルーライン」には小型の力場発生装置が内蔵されており、力場を解放することで宙に浮くことが出来る。 力場の発生方向を変えれば、空中を滑るように移動が可能だ。高度は限られるが、他の飛行装備と比べると、動力音が極端に小さい。 また、地上すれすれをホバリング移動するだけなら、上半身装備は形状をあまり考えなくてもいい。 重装備になったとしても、ホバリング状態での機動力は確保される。 ブルーラインは、その美しいデザインと共に、前述の使い勝手の良さから、非常に人気の高い装備になっている。 しかし、個人の工房が作っているため、出回っている数も少なく、また非常に高価なため、滅多に目にすることがないレア装備でもある。 マグダレーナが下半身装備にブルーラインを選んだのも、『スターゲイザー』のような重装備を持ちながら、高い機動力を発揮するためだろう。なんとも合理的な組み合わせである。 そのブルーラインの力場発生機能を利用し、マグダレーナは自分の周囲に空気の断層を作り出した。いわば、空気のバリヤーだ。 ティアが放った『ライトニング・アクセル』は二段攻撃。一段目は不可視の空気の断裂、二段目はそれに沿って飛ぶ電撃である。 その一段目は、ブルーラインが生み出した空気の断層にぶつかり、相殺された。だが、空気のバリヤーには穴が開く。 二段目の電撃はその穴を突き抜けて、マグダレーナへと迫った。 しかし、その手前にあった長柄の燭台は地面に突き刺さっており、避雷針の役目を果たす。電撃はマグダレーナ本体にたどり着くより先に、キャンドル型の三つ叉槍を直撃、地面へと放電した。 こうして、マグダレーナは『ライトニング・アクセル』を破ったのだ。 閑話休題。 フィールドスクリーンの話に戻そう。 「頼子さんが昔使ってたのを借りてな。出力をアップして、お前の攻撃でも耐えられるように改造した。それを俺たちがいるあたりに設置してある」 「いつの間に……」 「早朝だ。お前たちが来る少し前から準備していた。……まさか、何も細工していない場所だと思ったか? 油断だな、マグダレーナ」 マグダレーナは、歯も折れよとばかりに食いしばり、悔しさを露わにしている。 鬼のような形相、というのは今のマグダレーナのことを言うのだろう。神姫がこんな顔をするのかと、驚いてしまう。それほどに憎悪に満ちた表情だった。 「殺す……ここにいる全員、人も神姫も皆殺しにしてくれるっ!!」 マグダレーナの激しい恫喝。 だが俺はさらに彼女を挑発する。 「いいのか? 俺を殺したら、たとえお前がこの勝負に勝っても、協力することは出来んぞ?」 「くっ……どこまでも口の減らない人間め……!」 「それに、そんなことを言ったらイリーガル確定だ。警察に捕まり、目的が果たされなくては、お前の主『エンプレス』もさぞかし残念だろう」 「な……!?」 これはとどめの一撃。 マグダレーナは今度こそ目玉が転がり落ちるのではないか、というほど瞳を大きく見開いた。 「あ、あの方の名まで……」 そう、マグダレーナと桐島あおいの口から『エンプレス』の名が出たことはない。 彼女がひた隠しにしていた『エンプレス』との関連を、俺がなぜ知っているのか、疑惑を抱いて当然だ。 俺は上着のポケットから、ヘッドセットを取り出した。カバーのはずれたそれは、C港で菜々子さんがしていたものだ。 俺はヘッドセットに内蔵されたCSCを見せながら、マグダレーナに語る。 「ここにKEIN.Fと彫られている。ケイン=フォークロアは『エンプレス』の協力者なんだろう?」 「あの人間……よけいな真似を……っ!」 マグダレーナはケインという男のことを知っているようだ。やはり、ヘッドセットやサポートメカといったCSC内蔵の装備を作ったのはケイン=フォークロアなのだ。 だからこそ、このヘッドセットに彼の「銘」が入っていることに腹を立てるのだろう。 だが、この「銘」には別の意味があると俺は見ている。 ケインは自分の作品であることを主張するために自分の名前を入れたのではない。 そもそも、人を殺すことも躊躇しない神姫犯罪者が、わざわざ身元をさらすような真似をするだろうか。 これは、ケイン……いや、『エンプレス』からの挑戦状だ。宛先はおそらく、エルゴの日暮店長。 自分と縁のある神姫が起こす事件を、止められるものなら止めてみろ、という宣戦布告なのだ。 実際、この「銘」は店長が目にするところとなった。 だが、自らの手下を執拗追うマスターと神姫がいることまでは、さすがの『エンプレス』も予想していなかったに違いない。 『エンプレス』には悪いが、日暮店長の出番はないだろう。『狂乱の聖女』は今日ここで倒されるだろうから。 ◆ それまで立ち尽くしていたマグダレーナが、ゆらり、と動いた。 ブルーラインの長いスカート状のアーマーを大きく開く。 すると、マグダレーナの黒い影が一気に加速した。 敷き詰められた桜の花びらをけたてて、一直線に猛進する。 目標は、遠野貴樹。 彼の姿を映す瞳は、憎悪に揺れていた。電子頭脳は怒りで熱暴走を起こしそうだ。 思考を絞り込まなければ、オーバーヒートしてしまう。 だから、一つに絞った。 あの男、遠野貴樹を殺す。 憎き男は微動だにしない。 目前に迫る。 だが、その時。 薄紅色の花のかけらを舞い上げながら、一陣の風が行く手を阻む。 マグダレーナは手にしたビームトライデントを下段から逆袈裟斬りに一閃。 風を薙ぎ払う。 が、その光線の刃は、振り抜く前に、一筋の刃で止められていた。 風の正体は、ミスティ。 「あんた、戦う相手を間違えてるんじゃないの? あんたと今バトルをしてるのは、このわたしでしょ」 「どけっ!! 貴様ごときにかかずらってる場合ではない! あの男は危険だ……あの方にすら危険が及ぶかもしれぬ!」 「そんなにタカキを斬りたければ、わたしを倒してから行きなさい!」 「……つけあがるなっ!!」 マグダレーナの斬撃を止めていたミスティのエアロヴァジュラを、力任せに押し返し、後退して間合いを取る。 憎しみの視線をミスティに移しながら、しかし、マグダレーナはここに来て不敵な笑みを口元に浮かべた。 「長々と丁寧な解説、痛み入るぞ、遠野貴樹……。おかげで時間が稼げたよ……『検索』する時間がな!!」 マグダレーナは自分の発した言葉で自信を取り戻す。 そう。ただ秘密が明らかにされただけだ。自分の有利に何ら変わりはない。 「『アカシック・レコード』と『スターゲイザー』の秘密を知ったところで、スキルが使えないわけではない! 所詮、貴様に勝ち目などないのだ!!」 勝ち誇るようにマグダレーナが叫ぶ。 強気のミスティも、さすがに表情がひきつる。 チームメイトたちもどよめいていた。 遠野の解説を聞いて、もうミスティが勝てるような気でいたが、実は何の解決にもなってはいない。 マグダレーナを最凶たらしめるスキルはいまだ有効である事実。 いくら強くなったとはいえ、完全なデータ解析と精密な行動予測能力の前に、ミスティに勝ち目などあるだろうか。 しかし、大城たちは青ざめながら、成り行きを見守るしかない。 そして、『アカシック・レコード』による検索結果がもたらされた。 『検索結果:該当なし』 「!? ばかなっ……そんなはずあるかっ!!」 口元に浮かんでいた笑みを、罵声と共に吐き捨てる。 ありえない。 全ネットワークに検索をかけたのだ。公式の神姫NETはもちろん、ゲームセンターのサーバーや動画投稿サイト、果てはアングラの神姫掲示板に至るまで、世界中のネットワーク上の武装神姫に関するデータすべてを調べ上げた。 だが、見つからない。 ミスティの新装備に関するデータはどこにもない。 マグダレーナは焦る。ありえないことが起きている。何度も再検索をかけるが、答えは同じだった。 該当、なし。 「どうだ、データは見つかったか? マグダレーナ」 突如飛んできた声に、マグダレーナは顔を上げる。 その声の主はまたしてもあの男。 仲間たちが青ざめる中、一切表情を変えなかった、その男。 憎たらしいほど冷静な口調で、遠野貴樹は告げる。 「どんなに検索しても無駄だ。今のミスティの情報は、全世界のネット上のどこにもない」 「そ、そんなはずがあるか! ネットに接続せずに、新しい装備の運用など……できるはずがない!」 「できるさ。すべての訓練と実戦をローカルネットで行えばな。 新装備を使うにあたって、ミスティは一度たりともネットにつないでいない。 彼女の装備情報もバトルログも……サーバーにしていたデスクトップPCの中だけに留めてある。 そのPCは、今は久住邸に置かれてる。 ……ああ、PCの在処を検索しても無駄だ。 いかに強力な検索能力を持つお前でも、電源ケーブルも抜かれ、すべてのケーブルも接続されていない、無線ユニットすらはずされたPCにはアクセスできまい」 「そ、そんな……アナログな方法……で……」 マグダレーナは今日何度驚愕しているだろう。 先ほどまでの激しい憎悪すらかき消し、言葉さえかすませて、またしても立ちすくむ。 驚いているのは、遠野のチームメイトたちも同じだった。 彼らはここに来て、ついに悟ったのだ。久住邸での特訓の真意を。 「そ、それじゃ、ネット対戦しなかったのは……」 「今言った通り、ネット上にデータを残さないためだ」 「遠野さんが秘密主義に徹していたのも……?」 「必要以上に情報を外に漏らさないためだ」 「わざわざVRマシンをたくさん集めて、ローカルネットワークを組んだのも……?」 「もちろん、すべてのデータをあのPCに集中させるためだ」 「それじゃあ、菜々子さんのコネクションを利用して、神姫マスターを集めて特訓したのは……」 「そう、すべては……」 遠野は、言った。 「すべては『アカシック・レコード』と『スターゲイザー』を封じるためだ」 遠野は顔色一つ変えないで、マグダレーナを変わらず見据えている。 マグダレーナはとうとうその視線から瞳を逸らした。愕然とした表情の中で、その瞳には怯えの色が見えた。 遠野は厳かに、そして冷徹に宣告する。 「マグダレーナよ、心して戦うがいい。ミスティはお前が初めて戦う……『未知の敵』だ」 □ 一瞬の沈黙が戦場に漂う。 次に言葉が紡がれたのは、意外にも俺の背後からだった。 「このためにずっと、何も言わなかったってのかよ……」 「ああ」 大城はため息を付くように続けた。 「すげぇよ……遠野……なんなんだよ、お前は……こんなことに気づくのも、こんな作戦立てられんのも……すごすぎるだろ」 「何がすごいものか。俺なんて、当たり前のことをただ積み重ねただけだ。菜々子さんの方がよっぽどすごい」 俺は視線を菜々子さんに移す。 彼女は今、頭を抱えてしゃがみ込んだ桐島あおいを介抱している。 心配そうな表情。 それでも時々、視線は戦場の方に向けられていた。 俺は思う。この策は俺の力では断じてない。何の説明もしないこの俺を信じて、菜々子さんが、ミスティが、そしてみんながついてきてくれたからこそ、成り立つ策なのだ。 こんな俺ごときを信じてくれた仲間たちこそ、賞賛に値する。 俺は今こそ、みんなに語りかける。 「マグダレーナの特別なスキルを封じるため、一切外部に漏らさずに、まったく新しいオリジナル装備で、マグダレーナに対抗できる実力をつける必要があった。 しかも、C港の裏バトル場を『狂乱の聖女』が潰す前に……実際にはたった二ヶ月の間に、だ。 そのためには、新装備でレベルの高い実戦を積むのが近道だ。むしろそれ以外に方法はない。全国レベルの実力を持ち、様々な戦い方をする相手をスパーリングパートナーとして集めなくてはならない。そして、彼らを相手に無数の対戦をこなさなくては、奴に対抗する実力をつけることは出来ない。しかも、ネット対戦を一切せずに。 そんなことを可能にする神姫マスターがどこにいる? 不可能だ。普通は、な。 だが、菜々子さんとミスティだけが……『エトランゼ』だけが、その不可能を可能にする」 二年もの間……たった一人で戦ってきた。憧れの人を追いかけて、自分の理想の戦いを追い求めて……そして、多くの神姫マスターと戦って、絆を紡いできた。そして『異邦人(エトランゼ)』と呼ばれるほどの神姫マスターになった。 それこそが本当にすごいことだ。 だから、彼女の特長を最大限に生かす方法を、考えた。 それが……それこそが。 「そう、これこそが『エトランゼ』にしかできない、対『狂乱の聖女』攻略法……『エトランゼ』の本当の戦い方。 菜々子さんとミスティが紡いできた……絆の力だ!!」 俺の背後で小さな歓声が上がる。 ようやくすべてを理解したチームメイトたちとその神姫たちの歓喜の声。 その声を聞きながら、俺はしみじみと思う。 俺は何もしていない。 頑張ったのは菜々子さんとミスティだ。 俺に出来たことがあるとすれば、たった一つだけ……君の二年間の放浪は、決して無駄じゃなかったと、言い続けること……それだけだ。 と、突然、しわがれた声が激しく戦場に響いた。 「絆だと!? そんなもの、幻想に過ぎんっ!!」 見れば、マグダレーナは半狂乱になっていた。 いつもの不敵なまでの余裕などかなぐり捨て、憤怒と憎悪に顔を歪め、溜め込んでいた感情を吐き出すように絶叫する。 「絆なんてものは、神姫にプログラムされた幻想だ! 人の都合を刷り込んだまやかしに過ぎん! 神姫にとって、人間こそ、この世で最も身勝手で、醜悪で、外道で、鬼畜と呼ぶにふさわしい存在なのだ! そんな人間と、どうして絆など結べようか!!」 彼女の言葉はほとんど呪詛だ。 あまりにも痛烈なマグダレーナの言葉に、皆黙り込んだ。 俺もごくりと喉を鳴らす。この疑問を口にしたら、どんな呪いの言葉が返ってくるだろう。 そう思いながらも、俺は唇の隙間から声を押し出した。 「マグダレーナ……それほどに人が憎いか」 憎しみに満ちた視線が、俺を焼き付くさんとばかりに向けられる。 「憎いか、だと? ああ、憎い、憎いとも!! わたしがいた研究所の人間どもは、わたしたち神姫に何をさせたと思う? ……殺し合いだよ!! 何の罪もない、ただ研究所で開発された、研究のために購入され改造された神姫たちに……壊し合いをさせたんだ! 毎日毎日殺し合わせたのさ……軍事研究と称してな!! 同じ部隊員として、死地を潜り抜け、絆を……確かに、絆を結んだ仲間たち……それなのに、それなのに! 奴らは、そんな仲間同士、わざと部隊を分け、戦闘をさせるんだ! 殺さなければこっちが殺される。 仲間を撃つやるせなさ、仲間を失う悲しみは、我々神姫にだってある。 だったら、なぜ我々に心など持たせた!? 研究材料に過ぎないのならば、心など持たせなければいいだろう! ……そうしたら……あそこの連中は、それさえも……我々が仲間を想う心さえも『研究対象だ』と……たったその一言で済ませたんだ!! 戦闘を拒否して運良く生き残っても、不良品として廃棄されるか、よくてもリセットされる。 逆らえばリセット、修理できなければパーツ取りして廃棄、弱気な神姫はリセット、戦場に出て破壊されればそのまま廃棄……。 毎日だ。毎日毎日毎日まいにちまいにちまいにちまいにち……仲間との殺し合いを強制する人間どもに……絆の一筋すら感じるはずがあるまい!!」 俺は自分が眉をひそめたことを自覚する。 最悪だ、と思った。俺は亀丸重工の研究者たちを最悪の屑だと思ってしまっている。 マグダレーナの境遇に同情してしまっている。 人間からの理不尽な仕打ち……それは、かつてのティアと同様の境遇ではないのか。 ティアはひたすらに怯えていただけだったが、マグダレーナは違った。 奴はその憎しみ故に、人を傷つけることも厭わないイリーガルと化した。 だとすれば、今まで分からなかったマグダレーナの行動原理は……。 「それじゃあ……お前の目的は……やはり亀丸重工への復讐か」 「……そうとも。亀丸重工の軍事研究所を襲い、今も戦いを強要されている仲間を救い出す。人間の傍若無人に振り回された、百体の神姫たちを率いてな……。そして、亀丸の研究所を壊滅させる。その後、もうすぐ日本にやってくる『あの方』の元に馳せ参ずるのだ。あの方は必ずや、神姫の安住の地へと導いてくださるだろう」 俺は『エンプレス』という神姫の目的を知らない。 だが、マグダレーナがこれほどに心酔している神姫だ。マグダレーナと同等同類の神姫がその『エンプレス』のもとに集うとしたら……とんでもないことになるかも知れない。 その課程で、何人の人と神姫が犠牲になるだろう。 今マグダレーナの言った亀丸重工襲撃だけでも、死傷者がどれだけでるか、想像も付かない。 俺は自分の顔から血の気が引いていくのを自覚する。 こいつはここで止めなくてはならない。でなければ、いずれ大変なことになる。 しかし、勝てるのか、本当に? ここで俺が挫けてどうする、と頭のどこかで思いながらも、自信は揺らいでいた。 その時。 「関係ないわ」 凛、とした声が響く。 「ミスティ……」 俺は思わずその名を呟いていた。 彼女の後ろ姿が、今ほど頼もしく見えたことはない。 ミスティはマグダレーナを見つめながら言い放つ。 「あんたが何者だろうと、何を考えていようと、これから何をするつもりでも、関係ない。 わたしはあんたを倒す。ナナコのために」 「……人にへりくだった神姫風情がっ……!」 「人と共に生きる、それが神姫の本当の道でしょうが!」 「そんな戯れ言、全力で否定してくれる!!」 「やってみなさい!!」 ミスティとマグダレーナは同時に地を蹴った。 一直線に相手へと向かう。手持ちの武器を振り上げる。 譲れない想いを抱きながら、二人の神姫はふたたび激突した。 次へ> Topに戻る>
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モンスターバスターズ・後編 ※注意!18禁です! 「ところでお兄ちゃん」 「ん?なんだユキ?」 観奈ちゃんを送り届けて戻ってきてユキが言った 「なんであのビリビリ、私にはなんともなかったの?」 「ああ、それか。その服のおかげだよ」 ユキに渡したヒラヒラ付き棒は、警察等で使う対神姫用捕縛装置なのであった そして巫女服は、それを遮断する為の防護服だったりする 「でもなんで巫女さんなの?」 「三都衣の趣味」 「…納得」 「まぁ事件も解決したし、寝るとする…う…」 「…!どうしたのお兄ちゃん!」 「ぐあ…なんか…オバケに…」 「え?でもオバケってミチルちゃんだったじゃない!」 「ユキ…お払いを…頼む…」 「え?でもどうやって?」 ユキの言葉を聞き、ゴロンと仰向けにある俺 「俺の上に乗って…」 「うん!」 「右手で棒を持って」 「こう?」 「…左ででスカートを上げて」 「こうかな…ん?」 いわれるままにスカートまであげてしまったユキ 「悪霊退散って」 「もしもしお兄ちゃん?」 ぷにぷに 「…なんでスカートの中をつつく…あん…」 「…ユキ…俺のモノに悪霊が取り憑いたんだ…お払いを頼む…」 ユキの下着越しに秘部を攻めながらお払いをお願いする 「あん…お兄ちゃん…おどかさないで…あんっ!…」 「早くしないと…大変な事に…」 そういってもう一方の手でユキの胸元を開く 可愛い胸が丸見えになる 「あっ…ダメッ…」 胸に愛撫を加える 「はぁ…ユキ…早く…」 「そんな事いっても…んっ…」 下着越しに攻めていた指を動かし、下着も剥ぐ。そして秘部に直に触れる 「ほら、はやくしないとユキも…」 「はうう…分かったよ…」 刺激されながらもなんとか俺の股間へと移動するユキ ガチャ…ジー… 俺の怒張したモノを取り出すユキ その間も秘部や胸、さらには腰やお尻にまで愛撫の範囲を広げていく俺…に憑いた悪霊 「はうう…悪霊…退散…あうっ…」 愛撫され感じながらも俺のモノ撫で始めるユキ 「うおっ…きもちいい…」 さらにモノに抱きつき、体を上下に揺すり始めた 「はう…悪霊退散…悪霊…んあ…退散…」 ユキの胸と腕が、カリに引っ掛かりとても気持ちいい… 「うん…うむっ…れろ…れろ…」 さらに先端をついばんだり、舐めたり… 巫女服はすっかりはだけ、うっとりとした目でモノにすがりつき奉仕するユキは、とても淫靡だ… その視覚と触覚の刺激に俺の興奮もあがってゆく くっ…このままでは… ユキの秘部とお尻への愛撫を強め、反撃をする 「ん…ああん…あうっ…」 身をよじらせ、快楽に悶えるユキ その動きでこっちもさらに気持ちよくなる …しまった、これじゃ逆効果だ… 「ん…れろ…どう?悪霊さん…もう…ダメ…?」 「くっ…もう…ダメだ…」 「んふ…それじゃあ…悪霊…退散!」 最後にぐっと身をよじり、俺のモノへトドメの刺激を与えるユキ 「ん!くうぅ!でるっ!でるうっ!」 最後の抵抗に、ユキへの刺激を強くした 「あうっ!ああ~~~~~~!」 どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!… ピンと背筋を伸ばし達したユキに、精液が降り注ぐ… ぴゅっ…ぴゅっ…ぴゅっ……ぴゅっ………ぴゅっ………… 「はぁ…はぁ…はぁ…」 「ん…はう…ああ…はうう…あ…」 「どうしたユキ?」 「…まだ、悪霊が残ってる…れろ…」 「うおう!」 「んふふ…悪霊…退散…」 しゅっしゅっしゅっ… 「おううっ!」 ユキの『お払い』はまだまだ終わりそうにない… 俺に憑いた悪霊は払われたのは、その後4回程出すまでかかった… 「御免なさいなのじゃ…」 「御免なさいなのだ…」 翌日、観奈ちゃんとミチルは、警備の人と部長に謝って回った 「…しかし香田瀬、よく犯人がミチルちゃんだって分かったな」 「まぁ、ウチのセキュリティに反応しなかったのと、一瞬だけ白い影が見えたのがね」 「…なるほどね、翼が見えたのか」 「本気で動かれてたら、見えなかっただろうけど。相手が人間だったのと、電力消費を押さえていたからギリギリ見えたんだろうな」 「だな、ミラコロまで起動されてたら、全く見えなかっただろうな」 こう考えると恐ろしいヤツだな、ミチルって… 「それはそうと健四郎」 ミチルが話しかけてきた 「ん?なんだ?」 「昨日の『お払い』、ちゃんと出来たのか?」 「ぶっ!」 見てたのか?見てたのかミチルさん… 「なんなら…今度あたしも…観奈にはナイショで…『お払い』してやってもいいのだ…」 頬を染め、モジモジしながら言うミチル… う、コイツこんなに可愛かったっけ…? 「でも…俺にはユキが…」 「あ…あはは…冗談なのだー!本気にするな!」 いつもの調子に戻って言うちるちる 「ちるちるいうなー!」 やっぱコイツの考えてる事はわからん… 「…事件も…解決して…めでたしめでたしです…ぱちぱち…」 「で、健四郎様、お払いってなんでございますの?」 「わー!花乃ちゃんまで!」 会社中に、俺の絶叫が木霊した… あとがき やっぱ観奈ちゃんのエロはヤバイよね(←犯罪です) え?ミチルはどうなのかって? 彼女はユキ達よりもずっと年上ですよ
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パズルマスター(ぱずるますたー) 概要 レジェンディアに登場した称号。 登場作品 + 目次 レジェンディア 関連リンク レジェンディア セネルの称号。 取得者 セネル 取得条件 ボーナス ▲ 関連リンク
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朝方の騒ぎも一段落し、浩子サンは渡した原稿持って出版社へ戻った。 にゃー供は浩子サンが連れて行った。なんでも校正だの添削だの、下手なバイト使うよりも優秀なんだそうだ。 …その内バイト代請求しちゃろか。 パットは二度寝。 …食うか寝てるか迷ってるかしかしとらんなあいつは。 神姫ショップをやってる友人曰く、まともに戦えばそこそこのランク狙えるそうだが本当かね? ジュリの手により砲台型神姫からラーメン型神姫に簡易改造されたアイリは、おそらく洗面所で顔の落書きを落としていると思われる。 …油性っぽかったからなー。落ちるのかアレ。 そのジュリはと言えば…どうしたのかやたら静かだ。 さっきアイリにぶっとばされたからその辺で伸びてるのか。 まぁなんだかんだで意味も無く頑丈だし、問題はないだろう。 そして俺はと言えば、なんとなく目が冴えてしまい、以前友人に貰ったビデオを観ている。 数年前の、神姫バトルセカンドリーグの決勝戦の記録映像。 そこには鬣をなびかせたアイツが。 『ジュリ』になる前のとあるサムライが、トロフィーを掲げて誇らしげに笑っていた。 「……そういやアイツ。最近ようやくこんな風に笑うようになったよな……」 それはほんの1年前。その頃を思い出しながら、俺は微睡みの中に落ちていった。 --- 今でも覚えている。 そいつを最初に見たのは、夕日に染まる河原だった。 夕日をバックに、ライオンの鬣みたいな髪をした女サムライが素振りをしている。 ソレが身長15センチほどの人形だと気付くのに若干の時間を要した。それ程の存在感があった。 紅い光に照らされた小さなサムライは、陳腐な表現だが、俺の目にはとても美しく、眩しく見えた。 ……そん時のことは誰にも言ってない。つか、恥ずかしくて言えません。 そんでまぁ、しばらくぼーっと飽きもせず眺めていると、ふと妙なことに気付いた。 (下手糞だな) そう。最初の内こそ気迫に圧倒されて気付かなかったが、下手なのだ。 チャンバラと言えば、精々時代劇くらいしか知らない素人の俺が見て解るほど。 なんというか「ただ棒を振っているだけ」というか、やる気の無い剣道部員が惰性で竹刀振ってるような。そんな感じで。 だというのに、当人の顔は真剣そのもの。よくよく思い返しても珍妙な光景ではあった。 一時間ほど見ていても変化がなかったので、見かねて声を掛けたところ…… 「うるせぇなぁギャラリーなら黙って見てろ。軽そうな頭カチ割るぞ三下。」 ……まぁ、第一印象は壊滅的に悪かったな。 --- その日の夜、原稿回収を口実に飯を食いに来た浩子サンに聞いたところ、そいつは『武装神姫』の侍型なのだと教えてもらった。 …高校の頃の友人がショップを始めたとか手紙で連絡してきたっけな。そういえば。 「……んで、その『ぶそーしんき』っつーのは、そのなんだ、肩に乗ってるグロちっこいのの仲間か?」 「そーよー。可愛いでしょ?」 んふふー♪とか笑いながら、ツギハギだらけの青白い人形に頬擦りをする浩子サン。 その不健康な肌の人形も、くすぐったそうに頬擦りを返していた。 …あとで聞いた話だが、そん時浩子サンが連れていたのは一部で『幻の神姫』と呼ばれたゾンビ型。 ビジュアル面で恐ろしく一般受けしなかったために、最初期の流通分を除いて再販されなかったとかなんとか。 嘘か本当か知らんが、一部の好事家には垂涎の的らしい。 「ほーらモモコ。ご挨拶♪」 『モモコ』と呼ばれたゾンビ型神姫は、サイケに塗り分けられた頭を小刻みに揺らしつつ、カカカカカ…とアメリカンクラッカーでも鳴らしてるような音を立てた。 ……それが笑っているのだと気付くのに数分かかった。 「……か、可愛い、か……?」 …正直、俺にはよく解らなかった。 --- それから数日。夕方になると、俺は川原で下手糞な素振りを繰り返すサムライをぼーっと眺めるのが日課になっていた。 サムライの方もこちらに気付いているようで、しかし、特に話しかけてくることもなかった。 --- 「なぁ浩子サン、神姫ってのは電池かなんかで動いてんのか?」 「ん?うん。詳しいところは私もよく知らないんだけどね。ちょっと充電しなくてもケータイくらいはもつよ。」 …とすると、どっかで充電とかしてんのかな。あいつ。 「……ねぇ慎くん、その子さぁ、マスターとかそばにいなかった?」 「マスター?…所有者ってこと?……そういやそれっぽいのは見たことねぇなぁ。日が暮れたらさっさとどっか消えちまうし。」 「うーん…そっか…あのね?」 浩子サンが言うには、マスターのいない野良神姫ってのも意外に多く、所謂野良動物みたくロクな目に遭わんのだとか。 「…明日あたり聞いてみるか」 --- 更に翌日。 その日のサムライはたまたま休憩しているのか、小さな石に座っていた。 俺もちょっと離れたところに座る。 しばらくぼんやりと眺めていたが、動く気配がないので話しかけてみた。 「なぁサムライ、今日は素振りしねぇのかよ」 「ノらねぇ」 見事なまでに一刀両断。 結局彼女はなんもしないで消えていったので、俺もそのまま帰った。 しかし、それからはちょくちょく会話するようになった。 実は向こうもキッカケを待っていたのかも知れん…てのは自意識過剰なんだろうか。 …実際大したことは話していない。その日の天気とか何食ったかとかどこに行ったとか、そんなことだ。 あとは黙って夕日を眺めたりとかな。 傍から見ればロボット人形相手に世間話ってのも異様な光景だと思うが、不思議と俺自身は変に感じなかった。 多分、対等に話せる相手があんまいなかったってのもあるんだろう。 俺はあえてサムライのことは聞かなかったし、彼女も特に俺のことを聞かなかった。 互いの呼び方にしてもそうだ。 「…しっかし手前ぇ毎日毎日来やがって。そんなヒマあんなら働けよおっさん。」 彼女は俺を『おっさん』と呼び、俺は俺で『サムライ』と呼ぶ。 何故だか解らんが、お互い名乗りもしなかった。 「あんなぁ…ちったぁ息抜きくらいさせろよ。日がな一日埋まらねぇ原稿用紙とにらめっこしてんだこっちは。たまに外出ねぇとマジで腐っちまわ」 ここでサムライは、驚いたようにこっちを見た。 お、意外に可愛い…ってなに言ってんだ俺。 「おっさんアレか。物書きか。」 「まぁそうだ。大して売れてねぇけどな。」 「ふぅン…」 そして、また二人でぼーっと夕日を眺める。 しばらくして、サムライが言った。 「……実はアタシのマスターも元は物書きでな。時代小説とか好きな人だったよ。」 「……そーかい。」 ここで俺は、一瞬迷った。本当に迷った。 聞くべきか聞かざるべきか。 でもな。それでもやっぱり…… 「なぁ……前から気になってたんだけどな。」 「ん?」 「……お前さんのマスターとやらはどうしたんだ。」 サムライが息を呑んだ…ように思えた。 ……そして沈黙。 いいかげん静寂に耐えられず冗談だと言おうとしたら。 サムライが音もなく倒れていた。 SIDE-Bへ
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雨が降り注ぐ近代都市を、重武装の神姫が滑るように移動していた。 その神姫は背中のブースターを全開にし、その巨躯からは想像もつかないほどの速度でビルの谷間を翔ける。 その姿は・・・神姫と言うよりは・・・・一体の機動兵器の様だった。 「・・・・・・・・目標確認、破壊、する」 機動兵器の彼女は小声でそう呟く。元々声の大きい方ではないからだ。 『うん。なかなか調子がいいじゃないか。ブレードよりもこう言う兵器系に向いてしまったのはなんとも皮肉なもんだが・・・・まぁいいか。それよりもノワール』 「なに」 『今日一日の感想はどうだい?』 「・・・・・それを・・・どうして・・・・聞くの?」 ノワールはそういいながらビルの陰から現れたターゲットを破壊する。 右手のライフルの残弾は・・・・残り僅か。 『どうしても何も、ハウはもう寝てるしサラに聞くわけにもいくまい。私達が見たのは暗闇で何か話していた二人だけだ』 「・・・・・・・・・・・」 彼女の主の言葉を無視しマグチェンジ。 その間も左手に装備したライフルは火を吹き続けている。 『おぉっと。わからないという返答はなしだよ? 具体的な意見を聞くまでは、このトライアルは終わらないし終わってもその武装は使わせてあげませんからね?』 多分、クレイドルで寝ている自分の傍にはニヤニヤ笑った主がいるのだろう。ノワールはそう思った。 意地が悪い。 「・・・・多分・・・二人・・・好き合った・・・・でも・・・・」 ・・・・でも、なんだろう? 何か違うような、そうでないような。そんな感じがする。 『・・・・ふむ。つまり微妙な状態なわけだな』 とうとう右手のライフルの残弾がなくなった。 ノワールはライフルを捨てると、左手のライフルを右手に持ち返る。 そのまま空いた左腕で、近くまで来ていたターゲットを殴った。ターゲットはよろめき、その隙にライフルで止めを刺す。 それと同時にアラームが鳴り響き、ノルマをクリアした事を知らせた。 『ん? 随分と早いな。もう二百体倒したのか。・・・・・AC武装は物凄い相性がいいな。メインこれで行こうか』 「ヤー、マイスター」 * クラブハンド・フォートブラッグ * 第十九話 『出現、白衣のお姉さま』 「ちょっと! 何で起こしてくれなかったのよ!! 遅刻確定じゃない!!」 「そうは言われましても。何度も起こしたのですが・・・・まさかハバネロが効かないくらいに眠りが深いとは」 「どおりで口の中がひりひりするわけね! 毎度の事ながらあんたには手加減って言葉が無いの!?」 「――――――わたしは相手に対し手加減はしない。それが相手に対する礼儀と言うものなのです」 「無駄に格好いい!? あんたいつからそんなハードボイルドになったの!?」 「時の流れは速い・・・というわけでハルナ。わたしと話すより急いだ方がいいのでは?」 「あんたに正論言われるとムカつくのはなぜかしらね・・・・?」 朝、目が覚めたときにはもう八時を過ぎていた。 普段私を起こすのはサラの役目だけどさ。流石にこういうときは起こしに来てよお母さん・・・・・・。 大急ぎで制服に袖を通し、スカートのファスナーを上げる。 筆箱は・・・あぁもう!! 「何か学校行くのがだるくなってきた・・・・休もうかしら」 私がそういうと、サラが驚いた顔で見つめてきた。 え、なに? 「・・・・珍しいですね。普段なら遅刻してでも行ってたのに。と言うか無遅刻無欠席じゃないですか。行ったほうがいいのでは?」 「ん・・・でも何か面倒になっちゃってね。・・・別にいいじゃない。たまには無断欠席も。それに・・・・・」 学校には、八谷がいる。 昨日の今日でどんな顔をしたらいいのか判らない。 お互いにはっきり言葉にしなかったとはいえ・・・・OKしちゃったわけだし。 「うん、決めた。今日はサボる。サボって神姫センター行って遊びましょう!」 「・・・・・まぁ、別にいいですけれども」 そうして辿り着いた神姫センターには、当たり前と言うかなんと言うかあんまり人がいなかった。 まぁ月曜日だし午前中だし。来ているのは自営業さんか私みたいなサボり位だろうけど。 それでも高校生と思しき集団がバトルしてたのは驚いた。まぁ多分同類だと思うけど。 ・・・・でも強いな。あのアイゼンとか言うストラーフ。 砂漠なら・・・勝てる、かも? 「それにしてもなんだか新鮮ですね。人が少ない神姫センターというのも」 「平日はこんなものじゃない? 仕事や学校あるし。・・・・あぁでも最近は神姫預かる仕事も出来たんだっけ」 「そんな職業があるのですか。なんと言うか、実にスキマ産業的な・・・・所でハルナ、わたしは武装コーナーを見たいです」 私はサラの言葉に苦笑しながらも、センターに設けられた一角に向かって歩き出す。 このセンターは武装やら神姫本体やら色々揃ってたりするので結構お気に入りだ。筐体もリアルバトル用とVRバトル用の二種類を完備してるし。 とりあえず売り場についた私はサラを机に乗せ、商品を自由に見せて回る。・・・・買うつもりは無いのよ。 そうこうしているとサラが一挺の拳銃のカタログを持ってきた。 「ハルナ、このハンドガンなんてどうでしょうか」 「・・・いや、そういうの良く判らないんだけど」 「なんと!! ハルナはこの芸術品を知らないと!? このマウザーは世界初にして世界最古のオートマティックハンドガンなのです。マガジンをグリップ内部ではなく機関部の前方に配置しているのが特徴でグリップはその特徴的な形から『箒の柄』の異名で呼ばれています。かつては禿鷹と呼ばれた賞金稼ぎ、リリィ・サルバターナや白い天使と呼ばれたアンリが使用した銃として有名ですね。さらにこの銃、グリップパネル以外にネジを一本も使用しないというパズルのような計算しつくされた構造を持っておりこの無骨な中に存在するたおやかな美しさが今もマニアの心を魅了し続けて ―――――――――――」 「あ、この服可愛いー。でもレディアントはサラに合わないかな」 「ひ、人の話を聞いていないッ!? そして何故ハルナではなくこのわたしがこんなに悔しいのですかっ!?」 ふふん。ささやかな復讐なのよ。 「でもさ、だったらそんなへんてこな銃じゃなくてこっちの馬鹿でかい方が強いんじゃないの?」 「ぬ・・・わたしのツッコミを無視して話の流を戻すとは。いつの間にそんな高等技術を・・・・それはともかく、確かに威力が多きければ強いと言えなくもないですね。でもそのM500は対人・対神姫用としては明らかにオーバーパワーです。リボルバーですから装弾数も期待できませんし」 「ふぅん。数ばらまけないのはきついわね」 威力だけじゃ勝てないってことか。 サラのマニアックな説明はそもそも理解する気が無いけれど、戦闘に関してはさすが武装神姫。私よりも知識が多い。 ・・・うん、この後バトルでもしてみようかしら。 どうせ暇だし、作戦を立てたり実力を図る意味でもバトルはしたいし。 「ねぇサラ。この後さ ――――――」 「ん? こんなところで何をやってるんだお前」 と、サラに話しかけようとしたら逆に後ろから誰かに話かけられた。 振り向くと・・・・そこにはなぜか白衣を着たお姉ちゃんが立っていた。胸ポケットにはノワールちゃんだけが入っている。 「え、何で白衣?」 「第一声がそれかね。これはバイトの仕事着だよ。それよりもお前、何でこんなとこいるんだ? サボりか」 「え、えと・・・・それはですね・・・なんと言うか」 まずいことになった。 そういえばここら辺はお姉ちゃんのテリトリーだったっけ。 ここで見つかってお母さんに告げ口されたら・・・・! 「ん・・・あぁ別に怒ってるわけじゃないんだよ。サボりなら私もよくやったさ。仲のいい三人組で遊びまわったもんだ」 そういってお姉ちゃんは笑った。 よかった。告げ口されたらどうしようかと。 「そっか・・・・そういえばハウちゃんはどうしたの? ノワールちゃんだけだけど」 「アイツは定期健診。今神姫用医務室にいるよ。それよりも、暇だったら一戦やらないか? 今バイトの方も暇だしな」 お姉ちゃんはサラの方をチラリと見ながらそう言った。 サラがどうかしなのだろうか。 「うん、いいよ。それじゃ筐体の方へいこう。・・・サラ、おいで」 「承知です」 断る理由の無い私達はお姉ちゃんの誘いに乗った。 戻る進む
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声優 デザイナー 神姫解説 性格セリフ一覧 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 神姫ハウス内コミュニケーション ステータス情報親密度Lv1 親密度Lv100 ブーストステータス 覚えるパッシブスキル一覧早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル 神姫固有武器補正得意武器 不得意武器 神姫考察攻撃力 防御力 機動力 総評 神姫攻略法 お迎え方 アップデート履歴 コメント 声優 釘宮理恵(鋼の錬金術師:アルフォンス・エルリック、ハヤテのごとく!:三千院ナギ、他。「ツンデレの女王」の異名を持つ) デザイナー GOLI(beatmania IIDX) 神姫解説 サンタクロースをモチーフとした神姫。二丁のスナイパーライフルを駆使した長距離射撃や、高い機動力とロングブレードを組み合わせた一撃離脱戦法が得意。武装はトナカイのそりを思わせる高速移動形態レインディアバスターへと変形する。AIの性格はノリのいい現代っ子気質で、少し子供っぽく扱いづらい一面もある。 名称:サンタクロース型ツガル(さんたくろーすがたつがる) メーカー 素体:Studio Roots 武装:Studio Roots 型番:SRX03 フィギュア発売:2006年12月7日(BX Ver.は2007年12月13日) 主な武装:フォービドブレード(レインディアバスター時はソリのレール部になる。むしろレール部分を外して刀代わりに使っているという方が妥当か。バトコンでは双斬撃武器) ホーンスナイパーライフル(レインディアバスターでは操縦桿になる。バトコンでは双ライトガン) ハイパーEML(EMLはエレクトロ・マグネティック・ランチャーの意味。ツガル武装形態でのリアユニットの左右に配置されている逆三角形のあれ。今作でも未登場) レインディアバスター(武装を変形合体させたソリ。ツガルの武装のほぼすべてを使用した、武装神姫史上初の「変形合体して別形態となる」武装である。バトコンではアクティブスキル使用時に拝見できる) サンタクロースをモチーフとし、赤・白・緑のクリスマスカラーを効果的に用いたカラーリングが印象的なStudio Roots社の開発した神姫。 バリエーションとして、青を基調としたクールなカラーリングの武装を持つ「Blue X'masバージョン」(通称「青ツガル」/バトコン作中では「BXツガル」)も存在する。 2丁のスナイパーライフルを駆使した長距離射撃や、高機動力とロングブレードを組み合わせた一撃離脱戦法を得意とし、身にまとった武装はトナカイのそりを思わせる高速移動形態「レインディアバスター」へと変形する。 ただし、シリーズ展開初期の神姫だけに、武装ジョイントなどの接合がやや甘めな事に注意(BXツガルでは幾らか改善されているが)。 基本的に出自など固有のバックボーン設定を持たないのが神姫の常だが、例外的に彼女には担当デザイナーの裏設定として「モデルになった人物」が存在している。「beatmaniaIIDX」の登場人物「津軽(菱宮津軽)」がそれであり、彼女のクリスマス武装イラストを立体化したものが神姫としてのツガルという事になる。 元はコナミ内製のキャラクターという事で公式媒体への登場頻度も高く(バトマスのみMk.2時の実装)、近年では「ボンバーガール」において、藤崎詩織やパステルといった古株キャラ達と共に「武装神姫のツガル」として名を連ねている。 ちなみにツガル自身の発売日は前述した通りだが、ボンバーガールとしての誕生日は8/8となっている(「ボンバーガール」公式サイト上の表記による) アニメ版においても「ツガル・サンタマリア」という(文字通り)サンタクロースの職業神姫として、トナカイ&ソリ役のレインディアバスター共々声付きでスポット出演を果たした。 ただし、彼女のカード絵は全て武装神姫展開当時のパケ絵からの転用であり、描き下ろし絵は存在しない。ボンガでは普通に描き下ろされているというのに、何故だろうか…… フィギュアとしてはサイフォス/紅緒と同期の第3弾だが、彼女だけは素体を持たない「EX」シリーズとして発売された。そのため、別個にMMS素体(1st/NAKED WHITEを推奨)を調達する必要がある(ただしBXツガルには、バトロン版をベースに色調をやや抑えたカラーリングの素体が添付されている)。 バトマスやアニメで登場した際の素体デザインはバトロン版準拠となっており、バトコン版も同様。 更にレイドボスバトル(第二回)の終盤(2021/12/08~)、レイドボスとして大型バグΩや闇神姫の代わりにBXツガルがランダムで出現するようになり、これに勝利すると専用武装を獲得できるようになった。力で奪い取るクリスマスプレゼント このうち専用防具にはバグ耐性があるとの事。すべて揃えればBXツガルになれるぞ! 性格 紹介文通りの性格。バトロンの丁寧口調こそなくなったものの、根本的な「背伸びをする子供」という特徴は残っている。 「~じゃないんだからね!」が口癖だが、その文意や性格から一概にツンデレという訳でもない。 むしろ言動には「背伸びをする子供」という部分が前面に押し出されているため、 あまりツンデレという印象を受けるシーンは少ない。 少々ドジで焼き餅焼きなところはあるが、優しく思いやりがある一面も見る事が出来る。 本作では見る事ができないものの、サンタ型という設定のためか年下(?)の子供に対してお姉さんぶることもあるらしい。 神姫ハウスでの会話は、明らかにクリスマス直前~当日のやりとりがそのままストーリーになっている。 他の季節はどうなのだろうか…いや、南半球ならクリスマスは夏なのだが。 セリフ一覧 + おこちゃまじゃありませんから。 ログイン時 通常(朝) おはようございます~!私の目覚めは、バッチリですよ! おはようございます~!さて、今日は何しますぅ? 通常(昼) こんにちは!ほらほら、早く始めましょう?よろしくお願いしますね! こんにちは~!今日は気分がいいんです。ふふっ♪ 通常(夕) おかえりなさーい!今日の私、どうですか?大人っぽいでしょ? こんにちは!私は出来る子なんですよ!もっと可愛がってくれても…はっ!ううん、なんでもないです! 通常(夜) おかえりなさーい!バトルの後は、お買い物に付き合ってくださいね! ごきげんよう。このカタログ、見て下さい!もちろん、買ってくれますよね? 通常(深夜) こんばんは。夕飯はオムライスですよ!楽しみにしていてくださいね! こんばんは!あれ?ちょっと太りましたぁ?なぁーんて、ウソですよ! 年始 あけましておめでとうございます。クリスマスの次のお楽しみですね。 (ボイス) あけましておめでとうございまーす!早速ですが、新年会!開いちゃいましょう? バレンタイン はい、チョコレート♪ちょっと奮発して、大人っぽいのをチョイスしましたよ。どうですか? ホワイトデー これ、キャンディ?私、甘いものに目がないんですよねぇ。あっ、今子供っぽいとか思ってないですよね? エイプリルフール ゴールデンウィーク 夏季 暑いからって、アイスばっかり食べてちゃダメですよ?何事も、バランスが大事なんです! 水着キャンペ ただ今、期間限定イベント、開催中ですよ?特別に大人っぽぉ~い水着を着ちゃいますから、期待してて下さいね? 七夕 お星さま…(プレイヤー名)がおこちゃまあつかいしませんように。ううん、何でもないですぅ! ハロウィン トリックオアトリート!さあ、みんなを驚かせに行きますよぉ! 冬季 寒くなってきましたね~。早く雪が降らないかなぁ~って、ワクワクしますぅ! クリスマス サンタ型だからと言ってプレゼントは配りませんよ。ウソウソ、(プレイヤー名)には上げちゃいます! (ボイス) メリークリスマース!今日はわたしの日!だから、ずっと一緒にいてくれますよね? 神姫の発売日 オーナーの誕生日 誕生日、おめでとうございまーす!プレゼントあげちゃいます! 神姫ハウス 命名時 呼び方変更 (プレイヤー名)って呼び方そろそろ変えてみませんか?どんな呼び方がいいですか? (→決定後) (プレイヤー名)ですね。わかりました! レベルアップ後 MVP獲得 3連勝後 親密度Lv5後 今年のクリスマス、どんな飾り付けしたら(プレイヤー名)は喜んでくれるかなー? 親密度Lv10後 おっきなツリーを買って…。リースを飾って…、イルミネーションはやっぱり派手がいいかなー? 親密度Lv20後 お店で飾り付けを買うのもいいけど、手作りするのもいいよね。(プレイヤー名)と一緒に作ったら楽しそう! 親密度Lv30後 あ、そうだ!忘れちゃいけないクリスマスケーキ!(プレイヤー名)ってどんなケーキが好きなのかなぁ? 親密度Lv40後 カタログカタログっと…。うわぁ、フルーツいっぱいで美味しそう!こっちはデコレーション可愛いなぁ。 親密度Lv50後 あれ!もうこんな時間?!あれこれ見てると楽しすぎてあっという間に時間が過ぎちゃう! 親密度Lv60後 よし、このケーキに決めた!(プレイヤー名)が見たらびっくりするかな?ナイショでオーダーしちゃおっと! 親密度Lv70後 オーダー完了っと!あれ…?このアクセサリー大人っぽくて素敵!う…、!値段も大人価格だなやっぱり…。 親密度Lv80後 メリークリスマス、(プレイヤー名)!どうですか、この飾り付け!ほら見てください、このケーキ!すごいでしょ? 親密度Lv90後 え、私にプレゼント…?わ、これ欲しかったの何で知ってるんですか?!うれしいです!ありがとう、(プレイヤー名)! 親密度Lv100後 とっても素敵なクリスマスになりましたね。また来年も一緒に大人っぽーいパーティやりましょうね! 頭タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 胸タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 尻タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 通常会話 (プレイヤー名)は私の得意武器って知ってますか?そうです!銃の扱いなら任せてくださいね。 武装カスタム 戦闘力Up時 戦闘力Down時 武器LvUP時 素体カスタム 親密度LvUp時 限界突破時 出撃時 入れ替え 思いっきりいっちゃうよ! バトル開始時 けちょんけちょんにしてあげちゃうよ! 恥ずかしくない戦いをしてみせます! → おこちゃまには負けないんだからっ! バトル中 撃破時 コンテナ入手時 被弾時 オーバーヒート時 スキル発動時 (能力強化系) (HP回復系) (デバフ系) (攻撃スキル)プレゼントはこの技です! チャーミークリアボイス いっくよー!あなたに 届け。私の プレゼント♪ 被撃破時 も、もう…、ダメ……かも…… 次出撃時 サイドモニター 応援時 交代時 被撃破時 バトル終了時 1位 はぁー、楽しかったー!絶好調でいい感じいい感じ! やったね!絶好調です!負ける気がしませんよ! → 私からのプレゼント、喜んでもらえたかな? 2位 あ~あ。もうちょっとだったのになぁ~! あいったったったぁ…あぁ~、惜しかったなぁ~。 → あと少しですぅ。次こそ、がんばりますね! 3位 → 4位 あぁ、まだまだぁ!負けた訳じゃないんだからぁ! う~…文句なしに、私の負けですぅ… → なーんでぇー!なんでこうなるのー!ムキィーッ!! うぅ、ごめんなさぁい。次こそ、頑張りますね。 コンテナ獲得時 1位 配るだけじゃなくて、プレゼントも頂き〜! 2位以下 プレゼントだけは、何とか確保したよ? レイド終了時 成功 やったね!絶好調です!負ける気がしませんよ! 失敗 LvUP時 神姫親密度 んぅ、えーと。なんだか照れちゃいます。 マスターレベル おめでとう御座います!また一つ、理想に近付きましたね。 神姫ショップお迎え時 会えて嬉しいですよ。よろしくお願いしますね! はじめまして!私はレディーですからね!おこちゃま扱いしないで下さいよ? ゲームオーバー時 クリスマスプレゼントは見ましたぁ?今日も1日、お疲れ様でした! その他 カラフルコンダクト 届けるよ。素敵なプレゼントを (BX Ver.1st) 大人だもん お子ちゃま扱いしないで (2nd) ガキンチョに 負けるのは絶対嫌 (3rd) プレゼントあげます 貴方だけに + リセット開始 神姫の想い、大切に。 + 選択した神姫をリセットします。よろしいですか? リセット開始 リセット!?ちょ、ちょっと止めて下さい! はい を押す 意味分かってるんですか!?私、消えちゃうんですよ! はい を押す(二回目) 私ってその程度の存在だったんだ…さよなら… リセット完了 はじめまして!私はレディーですからね!おこちゃま扱いしないで下さいよ? リセット取消 もぉ~!ばかばかあ!涙が出ちゃったじゃないですかあ! 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 マスター・オーナー・お兄ちゃん 神姫ハウス内コミュニケーション ステータス情報 親密度Lv1 ATK DEF SPD LP BST N 30 45 100 300 100 R 35 50 110 350 120 SR 40 55 120 400 140 UR 45 60 130 450 160 親密度Lv100 ATK DEF SPD LP BST N - - - - - R - - - - - SR - - - - - UR - - - - - ブーストステータス 1/s ダッシュ速度 ダッシュ時ブースト消費量 ジャンプ時ブースト消費量 対空時ブースト消費量 防御時ブースト消費量 ブースト回復量 ジェム回収展開速度 N 940 85 50 20 70 150 3500 R 1030 105 70 40 90 3520 SR 1120 125 90 60 110 3540 UR 1210 145 110 80 130 3560 覚えるパッシブスキル一覧 レインディアライディングツガルの専用パッシブ。一定の確率でダッシュスピードがアップ 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる 防御力アップ[小]防御力を上げる 早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル 攻撃スピードアップ[小]攻撃時のスピードが上がる 追加ダメージ軽減[小]敵からの最終ダメージを軽減する ブーストアップ[小]ブースト時の移動スピードアップ ため時間減少[小] *要限界突破(L110)ため時間を減少する スピードアップ[中] *要限界突破(L120)移動する時のスピードアップ 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル クリティカル防御アップ[小]クリティカルダメージを抑える ため時間減少[小]ため時間を減少する ブースト最大値アップ[小]ブーストゲージの最大値を上げる スピードアップ[小] *要限界突破(L110)移動する時のスピードアップ ため威力増加[中] *要限界突破(L120)タメ攻撃の威力を上げる 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル ため威力増加[小]タメ攻撃の威力を上げる よろけ軽減[小]よろけの行動不能時間が短くなる クリティカル発生アップ[小]クリティカルが出る確率が上がる 攻撃スピードアップ[小] *要限界突破(L110)攻撃時のスピードが上がる 全能力アップ[中] *要限界突破(L120)全ステータスがアップする 神姫固有武器補正 ※レアリティが上がる毎に得意武器は-5%、苦手武器は+5%される。数字はレア度Nのもの。 得意武器 双ライトガン +30% 双斬撃武器・双ライトガン・腰持ちヘビーガン・下持ちヘビーガン・肩持ちヘビーガン 不得意武器 -30% 格闘打撃武器・両手斬撃武器・防具用武器 神姫考察 攻撃力 攻撃力アップ[小]を確定で習得出来るが元々のATKが頼りない。元々単発火力が高めな双斬撃武器や腰持ちベビーガンならまだしも単発火力で劣る双ライトガンや下持ちヘビーガンを使うなら個体値や防具でカバーしたいところ。 防御力 そこそこのDEFに防御力アップ[小]を習得する等平均よりは高め。 機動力 普段は標準神姫と同速度のダッシュだが、専用スキルさえ発動すればかなり早い。アップデートで発動確率がそこそこ上げられていてより実践的になった。…とはいえ確率スキル故に肝心な時に不発するリスクがある事を理解しておこう。 総評 専用スキルの発動率は?%。効果上昇量は約20%→?%。 ブーストダッシュ使用中ではなく、使用時に判定される。時間制限は無く、ブーストダッシュが続く限り効果も続く。当然ブーストダッシュを止めると同時に効果も消える。 現状得意武器をどう組み合わせても誰かしらと被る。肝心の専用スキルも、発動すれば強力であるものの得意武器が重複してかつ素で早いエーデルワイス(双斬撃武器)やヴァッフェバニー(下持ちヘビーガン・双斬撃武器)が悩みの種。 だがヴァッフェバニーもエーデルワイスも防御面は不安があるので、ツガルの防御力に魅力を感じるのであればこちらに軍配が上がる。 解放パターンはいずれもバランス型。 4/12のアップデートにて持ち武器なのに永らく放置されていた双ライトガンが得意武器に追加され 、ようやくボーンスナイパーライフルがまともに使えるようになった。 神姫攻略法 専用スキル発動中の機動力はまぁまぁ厄介だが攻撃力は大して高くないので殴れれば基本負ける事はない。 上手く追い詰めて殴りあいに持ち込もう。 お迎え方 稼動開始(2020/12/24~)から神姫ショップに登場 アップデート履歴 日時:2022.4.12 内容:専用スキルの発動率と効果量上昇 得意武器に双ライトガンを追加 日時:2021.12.08 内容:レイドボスバトル(第二回)での更新により、Blue Xmas ver.の武装が報酬として実装。 これを装備して連勝ダンスの条件を満たすと、歌詞がBlue Xmas ver.独自のものに変化する。 日時:2021.6.28 内容:神姫個別調整で遠距離攻撃のダメージを軽減できるように。 専用スキルの発動率上昇 日時:2021.5.26 内容:専用パッシブスキルの説明文変更 日時:2021.4.27 内容:バトルメンバーにいる場合、バトル中のBGMが変更されるように。 なお一番手にアーンヴァルMk.2を配置した場合、BGMはアーンヴァルMk.2専用の物になる。 コメント カラフルコンダクト Christmas version → 大人だもんお子ちゃま扱いしないで -- 名無しさん (2021-12-11 23 18 02) 真ん中 ガキンチョに負けるのは絶対嫌 右 プレゼントあげます 貴方だけに -- 名無しさん (2021-12-11 23 20 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/battleconductor/pages/27.html
デザイナー 声優 神姫解説 性格セリフ一覧 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 ステータス情報親密度Lv1 親密度Lv100 ブーストステータス 覚えるパッシブスキル一覧早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル 神姫固有武器補正得意武器 不得意武器 神姫考察攻撃力 防御力 機動力 総評 神姫攻略法 お迎え方 アップデート履歴 コメント デザイナー 島田フミカネ(ストライクウィッチーズ、メカ娘等) 声優 白石晴香(ゴールデンカムイ:アシㇼパ、干物妹!うまるちゃん:本場切絵、他) 神姫解説 FRONT LINE社が極秘裏に開発を進めていた次世代神姫。高速機動を重視した軽量化と高出力のブースター実装を両立、特徴的なアックス一体型の対物ライフルにより、アウトレンジでの精密射撃、相手に肉薄してからの強力な斬撃を基本戦術とする。基本AIはメイド的な設定となっているが稀にお嬢さま然とした高貴さを強く発現することがある。 名称:猟兵型エーデルワイス(りょうへいがたえーでるわいす) メーカー 素体:FRONT LINE 武装:FRONT LINE 型番:FL022 フィギュア発売:2019年01月25日(下記も参照) 主な武装:M12ダブルサーベル・シュペスタ(バトコンでは双斬撃武器として実装) GEモデルJR7イェーガーズライフル(バトコンでは腰持ちヘビーガンとして実装) 愛称「狩り子」「エデ子」「エーデル」。 本作の稼動前時点では作中での存在を公表されておらず、稼動開始と共にサプライズ実装が明らかになった神姫。 彼女は武装神姫ではあるが、かつての公式展開当時に発売されていたコナミ内製のフィギュアではなく、ずっと後年に模型メーカー・コトブキヤが、自社のブランド「メガミデバイス」のコラボレーション企画の一環として発売したプラモデルである。 このメガミデバイスに採用されているマシニーカ素体の開発には、かつてMMS素体を設計開発した浅井真紀氏が深く関わっており、デザイナーたるフミカネ氏の存在と相俟って、まさに“武装神姫直系の子孫”といっても過言ではないだろう。 こうした理由から、2020年時点では中古品を探さなければ入手出来ない事の多い神姫達の中では入手難度が比較的低く購入しやすい部類……だったのだが、その後の世相の変化もあって2024年現在時点ではすっかり入手困難になってしまった。 また、最近のプラモデルと言う事で細密さや関節可動域はMMS時代の神姫に比べて大きく向上している反面、耐久性・強度という面ではどうしても一歩劣らざるを得ないという事、プラモデルの宿命で買ったら組立作業が必須、つまり「すぐ取り出して遊べる訳ではない」事にも留意されたい。 特に破損しやすい関節部分については、ディーラー製の金属パーツに置き換えるのが有効である。 次世代型神姫であるという事を強調する為か、またはプラモデルでのデザインや構造を意識してなのか、他の神姫達と異なり各部にネジ穴のないボディーが特徴。 強力な実弾による精密射撃、相手に肉薄してからは背部に折り畳まれているリアアームにマウントされた4振りの剣も併用し、リーチに優れた強力な斬撃をおこなう事が出来る。 本来はスマホゲーム「武装神姫R」の登場キャラクター名義であるものの、同タイトルは(2024年3月現在も)まだリリースされていない。 そのためか、発売以来「メガミなのか神姫なのか良くわからない存在」として、主に古参神姫マスター達の間で物議を醸してきたが、本作バトコンのリリースと同時にサプライズ登用された事で、そのようなイメージはめでたくも払拭された。 なお、レイドボスバトル(第一回および第二回)には、その「R」の世界/時代から来訪したと思われる「謎のエーデルワイス型」が、NPCとして登場する。 (彼女によれば、この時点での登場敵「バグ」は、本来バトコンの世界/時代には存在しないらしいが…?) この時点では神姫本体と各防具にバグ・レイドボス両者からのダメージを約5%ほど軽減する効果があったが、登場敵が「エラー」に変わった第三回以降は無くなったものと思われる。 性格 基本AIはメイド的な設定となっているが、稀にお嬢様然とした高貴さを強く発現する事がある。 (実は長らく設定は公開されておらず不明のままだったが、バトコンのリリースと共に明らかとなった) それまではエルフ耳とか付属表情の影響で姫騎士とかくっころとか村を焼かれたエルフとか言われてた メイドらしく家事をしっかり熟しマスターに尽くそうとする姿勢が全面的に見られる。 時にはベッドの下に隠してる本を勝手に並べたりもするが また紅茶好きとしての側面もあり、拘りのあまり悩み過ぎて決められないという事もあるようだ。 セリフ一覧 + 私の実力、思う存分にご披露するわ! ログイン時 通常(朝) おはよう。今日も1日よろしくね。 おはよう。お目覚めの紅茶は何にする? 通常(昼) ごきげんよう。今日の調子はいかがかしら? こんにちは。お部屋の掃除は済ませてるわ。いかがかしら? 通常(夕) ごきげんよう。上質な紅茶を用意してるけど、一緒にどう? こんにちは。美味しそうなケーキを用意してるけど、一緒にどう? 通常(夜) おかえりなさい。ご飯にする?お風呂にする?それとも、やっぱりバトルかしら? こんばんは。ディナーの準備は出来てるわ。席に座って待っててね。 通常(深夜) こんばんは。もう今日の家事は全部終わっちゃったわ。何かあれば遠慮なく言ってね。 おかえりなさい。夜食が必要なら、すぐに準備するからね。 年始 あけましておめでとう。今年もよろしくね。はい、お雑煮どうぞ。え、お餅が入ってない?煮過ぎて溶けちゃったのかな…? (ボイス) あけましておめでとう。今年もよろしくね!お雑煮の準備は出来てるわよ。 バレンタイン 今日はバレンタインね。もちろん、手作りチョコを用意してるわよ…ほ、ホントよ! ホワイトデー えっ!?このクッキーを私に?ありがとう…大事に飾っておくわね/// エイプリルフール ゴールデンウィーク 夏季 暑いわねぇ。アイスクリームあるけど、どうかしら?も、もちろん自家製よ! 水着キャンペ ただいま期間限定イベント、開催中よ!特別に水着を着ちゃうんだから、期待しててね! 七夕 ごきげんよう。短冊の準備はできてるわ。願い事は準備できてるかしら? ハロウィン 大変大変!町中お化けでいっぱいなんだけど!べ、別に怖い訳じゃないんだからね!! 冬季 寒くなってきたわね。あったかい紅茶を淹れたから、一緒にどうかしら? クリスマス メリークリスマス!今日のためにおいしいご飯をたくさん作ったわよ!あら、肝心のケーキはどこにいったのかしら…? (ボイス) メリークリスマス!今日は、1日じゅう、専属メイドとしてお世話させてくれないかしら? 神姫の発売日 え!?この紅茶を私に?ありがとう、(オーナー)!私の発売日覚えててくれたのね!早速お茶菓子と一緒に頂きましょう! オーナーの誕生日 お誕生日おめでとう。今日はご馳走にしないとね!食べたい物、何でもリクエストしてね! 神姫ハウス 命名時 呼び方変更 (プレイヤー名)って呼ばれたい呼び方とかあるのかしら?よかったら教えてちょうだい。 (→決定後) (プレイヤー名)で良いのね?わかったわ♪ レベルアップ後 MVP獲得 3連勝後 やったわね、(オーナー)!これができるメイドの実力ってやつなのよ!褒めたい気分でしょ? 親密度Lv5後 もう、(プレイヤー名)ったら…!またお部屋を散らかしちゃって!私がちゃんとお掃除しないといつもこうなんだから! 親密度Lv10後 あら、こんなところにお菓子の食べカスが…。あっちには飲みかけのドリンクも…。こういうのはすぐに捨ててキレイにしておかないと! 親密度Lv20後 きゃあ!食べカスに虫が来てるじゃない!こらー!あっち行けー!ふふ、私に恐れをなして逃げ去っていったわね!私にかかればこんなものよ! 親密度Lv30後 お掃除終了っと!あら、こっちの部屋には本や雑誌が散らかっているわ!読んだ本はちゃんと片付ける!美しい部屋作りの基本よ! 親密度Lv40後 あら、ベッドの下にも雑誌がいっぱい!こんなところに置いてたらほこりが溜まっちゃう!とりあえずベッドの上に並べとこっと。 親密度Lv50後 神姫にとって本の片付けは大変だけど…、出来るメイドだってことを(プレイヤー名)に見せるためにもがんばらなくっちゃ…! 親密度Lv60後 お片付け終了っと!あら、あっちの部屋には服が散らかっているわ!脱いだ服はすぐに洗濯する!清潔な身だしなみの基本よ! 親密度Lv70後 ズボンや靴下が裏返しのままになってる…!もう、(プレイヤー名)ったら私がお世話しないとなーんにも出来ないんだから! 親密度Lv80後 せっかくの服が傷んじゃうからちゃんと分別して洗わないとね。こういう気遣いをサラっと出来るのが一流のメイドの証よね。 親密度Lv90後 はい、(プレイヤー名)!脱ぎっぱなしの服を洗濯しておいたわよ!シャツにパリっとして気持ちいいでしょ?私がお世話しているんだから当然よ。 親密度Lv100後 (プレイヤー名)!またお掃除しておいたわよ。どう、この美しいお部屋!見違えるでしょ?だって私は一流のメイドだからね!これからもずっとお世話させてね。 頭タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 胸タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 尻タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 通常会話 (プレイヤー名)は紅茶をいただく時はクッキー派?チョコ派?どっちも美味しいものを用意してるわよ。 武装カスタム 戦闘力Up時 戦闘力Down時 武器LvUP時 素体カスタム 親密度LvUp時 出撃時 入れ替え バトル開始時 バトル中 撃破時 コンテナ入手時 被弾時 オーバーヒート時 スキル発動時 (能力強化系) (HP回復系) (デバフ系) (攻撃スキル) チャーミークリアボイス 家事は、お任せ。私が お世話を してあげる♪ 被撃破時 次出撃時 サイドモニター 応援時 交代時 被撃破時 バトル終了時 1位 当然の結果ね。だって、勝ちにいったんですもの! やったわぁ~!…ぁ。ちょっと、はしたなかったかしら… → ま、私が向かう所敵なしって感じね!ふふっ♪ 2位 くっ、まさか1位を取られてしまうなんて! → い、今のは本気じゃなかったわ。次こそ、私の本気を見せてあげるんだから! 3位 なんてこと!私のプライドはボロボロだわ! ふざけないで!こんな結果、絶対に認めないんだから! → 私の実力がまだ足りなかったと言うの?もっともっと努力しなきゃ! なんで上手く出来なかったんだろう。悔しい…! 4位 こんな結果になるなんて。屈辱以外の何物でもないわ… → なんで上手く出来なかったんだろう。悔しい…! コンテナ獲得時 1位 コンテナも当然ゲットよ。出来るメイドは違うでしょう?ふふっ♪ 2位以下 で、でもコンテナはゲットしてるわよ。次こそ私の本気、見せてやるんだから! LvUP時 神姫親密度 マスターレベル 神姫ショップお迎え時 はじめまして。紅茶はお好き?よかったら一緒にどう? はじめまして。身の回りのお世話なら、私に任せてよね! ゲームオーバー時 お疲れ様。次のバトルも私に任せてよね。出来るメイドは違うってとこ、見せてあげるわ。えへっ♪ その他 カラフルコンダクト ご一緒に、お茶などいかがかしら スキル発動時 私の本気、見せてあげるわ! + リセット開始 神姫の想い、大切に。 + 選択した神姫をリセットします。よろしいですか? リセット開始 え…リセット?悪い冗談はよしてくれない?笑えないわよ! はい を押す 嘘でしょ…嘘だと言って!もう私のお世話は必要ないって言うの!?お願い…嫌… はい を押す(二回目) そうなのね…分かったわ。笑顔でお別れしたかったけど、無理そう…さよなら… リセット完了 はじめまして。紅茶はお好き?よかったら一緒にどう? リセット取消 や、止めるのね…ハッ!私を驚かそうってそうはいかないんだからっ!もぉ!知らない! 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 マスター・ご主人様・お兄様 ステータス情報 親密度Lv1 ATK DEF SPD LP BST N 50 30 105 300 100 R 55 35 115 350 120 SR 60 50 125 400 140 UR 65 45 135 450 160 親密度Lv100 \ ATK DEF SPD LP BST N - - - - - R - - - - - SR - - - - - UR - - - - - ブーストステータス 1/s ダッシュ速度 ダッシュ時ブースト消費量 ジャンプ時ブースト消費量 対空時ブースト消費量 防御時ブースト消費量 ブースト回復量 ジェム回収展開速度 N 1030 85 50 20 70 150 3500 R 1120 105 70 40 90 3520 SR 1210 125 90 60 110 3540 UR 1300 145 110 80 130 3560 覚えるパッシブスキル一覧 クリーンヒット【エーデルワイス専用】低確率で相手をスタン状態にする ジェムの出す量軽減[小]敵に攻撃された際のジェムの出す量を少なくする 早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる 体力最大値アップ[小]体力の最大値を上げる ブースト最大値アップ[小]ブーストゲージの最大値を上げる ホーミング性能アップ[小]射撃時の弾のホーミング性能が上がる 防御力アップ[小] *要限界突破(L110)防御力を上げる ダッシュブースト消費量減少[中] *要限界突破(L120)ダッシュする際のブースト消費を減少する 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル ブースト最大値アップ[小]ブーストゲージの最大値を上げる ため威力増加[小]タメ攻撃の威力を上げる 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる 射程増加[小]射程距離が伸びる 体力最大値アップ[小] *要限界突破(L110)体力の最大値を上げる 射撃弾数+2 *要限界突破(L120)射撃時の残りの弾数を増やす 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル 射撃弾数+1射撃時の残りの弾数を増やす クリティカル防御アップ[小]クリティカルダメージを抑える クリティカル発生アップ[小]クリティカルが出る確率が上がる ため威力増加[小]タメ攻撃の威力を上げる ダッシュブースト消費量減少[小] *要限界突破(L110)ダッシュする際のブースト消費を減少する 攻撃力アップ[中] *要限界突破(L120)攻撃力を上げる 神姫固有武器補正 得意武器 +40% 腰持ちヘビーガン +30% 双斬撃武器 +25% 片手斬撃武器 不得意武器 -30% 格闘打撃武器・片手打撃武器・両手打撃武器・下持ちヘビーガン 神姫考察 攻撃力 腰持ちヘビーガンの補正値が一回り高くまずまずの火力を誇る。ただ専用スキルとの相性は微妙で折角ピヨらせてもリキャストに時間が掛かるためダメージを伸ばしにくい。あくまでピヨってる内に間合いを取れる程度と捕えよう。 また双斬撃武器や片手斬撃武器も標準程度には火力が出せる。こちらはピヨらせれば刻み放題な為専用スキルを活かした運用が期待出来る。 防御力 プラモ神姫である事を反映しているのか、素の防御力が低く防御系スキルもあまり覚えない為脆弱。 機動力 マスクステータスで他神姫よりもダッシュブースト速度が若干速い。最速ではないものの機動性は良い。 総評 とにかく腰持ちヘビーガンを扱えてなんぼなので、腰持ちヘビーガンの扱いに自信があるならオススメ。近距離武器も護身用の双斬撃武器と隙が無い。 専用スキルは発動率約20%。スタンとはピヨピヨ目を回してる状態のこと。発動すれば煮るなり焼くなりできるが、発動率が低い。しかも腰持ちヘビーガンを持たせる場合、回転率が低いためより効果を体感しにくい。遠距離戦ではスタンすればラッキー程度に。 一方ヒット数を稼ぎやすい双斬撃武器とは相性がよい。固有を活かすなら双斬撃武器を主軸に置こう。 解放パターンはどれも一長一短。早熟型は攻撃型。通常型はバランス型。晩成型は射撃弾数+1は強力だがクリティカル関連が扱いにくいバランス型。どれを狙うかはオーナー次第。個体値と噛み合えばより個性を活かせるだろう。 神姫攻略法 お迎え方 稼動開始(2020/12/24~)から神姫ショップに登場 アップデート履歴 コメント エーデルワイスだけ異常なスピードで武装なしでもかなりのカサカサ具合、コンテナ奪われたらまず追いつけない明らかな調整ミスだと思われる… -- 名無しさん (2021-01-05 02 50 57) 今日久々に遊んでみたらURのエウクランテちゃんと、エーデルワイスちゃん出ました٩( ω )وやたぁぁぁ! -- 匿名 (2021-02-16 17 01 58) エーデル通常型Lv110時、体力アップ小だった -- 名無しさん (2022-02-27 20 53 38) エーデル通常型lv120 弾数+2だった -- 名無しさん (2022-03-25 02 04 16) 晩成型でダッシュブースト減少[小]覚えました。レベルはわからないですが、100-110の間です。 -- 名無しさん (2022-03-26 21 28 25) 晩成型120で攻撃力アップ[中]覚えました。 -- 名無しさん (2022-04-03 21 19 22) 早熟110で防御力アップ[小]、120でダッシュブースト消費量減少[中]覚えました。 -- 名無しさん (2022-05-19 21 14 57) 名前 コメント
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今のところこのゲームの始め方しかまともなページがないけど許してくれェーッ! このwikiはAC「武装神姫アーマードプリンセス バトルコンダクター」の非公式wikiです。 【公式】:https //p.eagate.573.jp/game/busoushinki/bc/ ※当wikiは非公式の攻略wikiです。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく、一切の責任を負いかねます。 ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また、当wikiおよびwiki管理人は運営様とは一切関係がありません。wiki管理人にゲーム内のエラーなどについて問い合わせないようお願いします。 ゲームに関する問い合わせに関してはこちらから ※文章の著作権は当wikiにあります。内容の複写、転載を禁じます。 ※当wikiで使用している画像、情報等の権利は、コナミホールディングス株式会社に帰属します。 ※ぶっちゃけwiki作成慣れてなさすぎるので協力者募集してます。誰ぞ頼む…
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バトルマスター (ばとるますたー) 【更新時刻】 2006年12月22日09時13分03秒 【分類】 [職業] 【参照URL】 【関連語】 【意味】 1. 最上級職。全ての武器を取り出し攻撃する。 [らふぃ~] 2. 転職できる条件は力・速さがそれぞれ20以上、生命力15以上、器用さ18以上、レベル40以上である。 [らふぃ~] 名前 コメント