約 527,009 件
https://w.atwiki.jp/lucs/pages/737.html
《無敵(むてき)の英雄(えいゆう) インビンシブル・ヒーロー》 通常罠 発動したターンのエンドフェイズまで、 自分フィールド上の攻撃表示モンスターは戦闘では破壊されない。
https://w.atwiki.jp/wel-ajan2/pages/17.html
セーブデータ投稿ページ こんなキャラに育ててみた! ここから先に進めない! こんな縛りプレイをやっている! など、あなたのイグドラシルを投稿しましょう。 アップロードされているセーブデータをダウンロードして楽しむことも可能です。ページを最下部までスクロールすると、一番下(広告よりもさらに下)に添付ファイル一覧がさりげなく表示されています。クリックするとダウンロードされます。 注意事項 使い捨ての英雄たち2のセーブデータファイル(拡張子は.sv)以外のファイルをアップロードしないでください。 自分が投稿したもの以外のファイルは削除しないでください。 アップロード方法 「使い捨ての英雄たち2」のフォルダ内にある、アップロードしたいlib〇.svのファイルをコピーして、ファイル名を適当なものに変えてください。lib〇.svのままアップロードすることは避けてください。たとえばハンドルネームや縛りプレイの内容など、投稿者や内容がわかりやすいファイル名を付けるよう心掛けてください。 画面上部の黒いツールバーから「編集▼」を選び、「このページにファイルをアップロード」を選択してください。 アップロード用のページへ飛びますので、先ほど作成したファイルをドラッグ・ドロップしてください。 最後にブラウザの「戻る」ボタンをクリックしてこのページに戻り、下のコメント欄に投稿したファイル名と、その中身の簡単な説明を、この下の投稿フォームにコメントしてください。 セーブデータアップロード報告はこちらへ 管理人_アップロードテスト.sv を投稿しました。初見プレイ時のデータのため、かなり育成は適当です。 -- 管理人 (2021-02-17 21 03 05) 3つセーブデータを添付しました。内容はファイル名のとおりです。 -- ゆう (2021-02-18 12 19 46) 開始前の状況、クリア直前の状況、クリア後の状況、ということで、ジェムの量から無強化でクリシュナ以外討伐しているのが分かるかと思います。離脱キャラが居るため、そいつらが強化していない根拠として3つにしました。殆どのターンのデータを残しているので、必要なら言ってください。 -- ゆう (2021-02-18 12 23 02) ↑ジェムの量は、開始前後とクリアステージでの入手量の事です。ジェム自体は上限になってしまうので、アクトボードで使用はしています。アクト自体をキャラには使っていないので、無強化という意味です。 -- ゆう (2021-02-18 12 46 06) EXTRAも全部終わってキャラも全キャラかなり育ってます。とはいえこれ以上は疲れたので終わりにします。いわゆる記念です。 -- コウジュ (2021-05-15 02 14 59) 当然隠しキャラもいますので見るのは自己責任です。 -- コウジュ (2021-05-15 02 17 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sofiaoukokusenranki/pages/80.html
21 01 *nick veiros → August 21 01 (sion) ―ミカエルのターン 21 01 (sion) ―レオネッサ王国第Ⅳ軍戦区 21 02 (sion) ミカエルの所属する第2分隊は 21 02 *nick yard → Michael__ 21 03 (sion) フリオ、エンリーコ、ダンテ、ドメニコの4名の兵士を新たに加え、 21 03 (sion) 戦力を回復しました。 21 04 (sion) 軍曹は小隊長の元へ命令を受けるため今はいません 21 04 (sion) が、暫くすると戻ってきました。 21 04 (sion) 軍曹「仕事だ、立ち上がれ、出発するぞ」 21 04 (sion) 周囲を見ると、同じ小隊に所属する分隊の兵士達も 21 05 (Michael__) 「んん…」 21 05 (sion) ぞろぞろと行動を開始しています。 21 05 (sion) カルロ「何所まで前進ですか?」 21 05 (sion) 軍曹「将校斥候に出た王党派の竜騎兵連隊の連隊長殿が行方不明になった。それの捜索を協力する」 21 06 (sion) 小隊は暫く前進すると、 21 06 (sion) 雑木林に入りました。 21 07 (sion) 森林浴をしながら暫く前進を続けていると、 21 07 (sion) ZKYUUNMM!BANG!BANG! 21 07 (sion) 遠くのほうで銃声が聞こえます。 21 07 (sion) 「!!」 21 07 (Michael__) 「!? …!!?」 21 07 (sion) 小隊長「!?前進急げ」 21 08 (sion) と、小声で合図を送ります。 21 08 (sion) 雑木林を抜けると、廃屋が見えてきました。 21 08 (Michael__) 「小屋…か…」 21 08 (sion) 数人の人影を確認できます。なにやら戦闘をしているようです。 21 09 (sion) 廃屋の方に向かって銃撃しているのが議会派の兵士でしょうか、4人ばかりいます。 21 09 (sion) 一方で廃屋のほうでは3人あまりの王党派将校が反撃しています。 21 10 (sion) 小隊長が支援の合図をしようとしたその時、 21 10 (sion) ふと、議会派のいるほうの雑木林から、 21 10 (sion) サムライソードを手にした女性らしき人影が姿を現し、 21 11 (sion) たちまちの内に議会派兵達と間合いを詰めると、 21 11 (sion) 瞬く間に此れを切り伏せてしまいました。 21 11 (Michael__) 「…!!」 21 11 (sion) しかし、人影はこちらに気が付くと、 21 12 (sion) 最早此れまでかといった感じにヘナヘナと地面に腰を落としてしまいました。 21 12 (sion) ミカエルと小隊は彼らの元に駆け寄ります。 21 12 (sion) 小隊長「(王党派の者か?)」 21 13 (sion) 小隊長は流暢なランシア語ではなします。 21 13 (sion) 女性「(ええ、私は王女直属竜騎兵連隊所属、リーヴスラシル・ル・ファンタスク名誉大佐よ)」 21 13 (Michael__) 「何話してるんだろ…」 21 13 (sion) 小隊長「アッ、(之は失礼致しました。我々はレオネッサ王国陸軍第Ⅳ軍第32師団です。名誉大佐殿、貴殿を捜索するため参りました)」 21 14 (sion) アルベルト「…(会話の内容)だってさ」 21 14 (sion) 大佐「(有り難う中尉、向うにも、人が…)」 21 14 (sion) 少女が廃屋の方を指差すと、3人の男女がそこにいました。 21 14 (Michael__) 「あ、流石アルベルトさん…いつもありがとうございます」 21 15 (sion) アルベルト「気にするな」 21 16 (sion) 小隊はリーヴスラシル名誉大佐、ジャン・ラクロワ中尉、アリス、ヴェロニカ両名誉少尉を救出しました。 21 16 (sion) ジャン「(救援に感謝します。斥候隊責任者のジャン・ラクロワです)」 21 16 (sion) 小隊長「(いえ、任務ですので…)」 21 17 (sion) すると茂みのほうからレオネッサの兵隊がかけてきて、 21 17 (sion) 兵士「小隊長、敵の部隊です。」 21 17 (sion) 小隊長「ッ!」 21 18 (Michael__) 「…!!」 21 18 (sion) 小隊長「我々の任務はあなた方の救援です。斥候隊は我が陣地へ脱出してください」 21 18 (sion) 無線兵「小隊長、大変です。我が後方が敵に突破されました!」 21 19 (sion) ジャン「!!」 21 19 (Michael__) 「かっ神よ……」 21 19 (sion) 曹 21 20 (sion) 小隊長「落ち着け、確か王党派第3軍は南下攻勢中で、 21 21 (sion) 小隊長「敵第8師団の司令部がカーラ村にあり、そこへ攻勢を仕掛けていると聞きます」 21 22 (sion) 小隊長「ここにいては危険です。之は賭けですが、北上しカーラ村以北の王党派陣地まで脱出してください」 21 23 (sion) ジャン「(自分はココに残ります)配下の兵を数名お貸し下さい、リーヴスラシルを北へ逃がしてください」 21 24 (sion) 小隊長「(分かりました。…)ミカエル、アルベルト、お前達は名誉大佐殿をおつれして北へ脱出せよ」 21 24 (sion) ジャン「アリス、君は彼らに同行し、リーヴスラシルを守れ」 21 25 (Michael__) 「あ、っは!了解いたしました小隊長殿!」 21 25 (sion) アリス「はい、了解しました」 21 25 (sion) 大佐「え?何、どうするの?」 21 25 (sion) 大佐「ジャン、ジャンは?」 21 26 (sion) リーヴスラシルは落ち着かない様子です。 21 26 (sion) ジャン「俺はココに残ります」 21 26 (sion) 大佐「…貴方が一緒で無いと、私はイヤよ!!」 21 27 (sion) ジャン「黙れ!!」 21 27 (sion) リーヴスラシルは拒否しましたが、ジャンは一括します。 21 27 (sion) 大佐「!!」 21 27 (Michael__) 「何だかもめてますね、アルベルトさん」 21 28 (sion) アルベルト「痴話喧嘩らしい(汗)」 21 28 (sion) ジャン「君のことが大切だ。君は北に逃げろ」 21 28 (Michael__) 「ふむ、痴話喧嘩か、レオネッサの男なら軽くまとめちまうのにな」 21 29 (sion) アルベルト「カカア天下だからな」 21 29 (sion) ジャン「#####」 21 29 (sion) 大佐 21 29 (sion) 「####」 21 30 (sion) ジャン「#######」 21 30 (sion) 大佐「#######!」 21 30 (sion) 何か言い争っていましたが、ジャンがリーヴスラシルのみぞおちにパンチを入れると 21 31 (sion) リーヴスラシルは失神しました。 21 31 (Michael__) 「おっぉぉ、ソフィア王国の男ってすごいなあ、」 21 31 (sion) ジャン「(獣耳の生えた君)」 21 31 (Michael__) 「え、俺呼ばれてる?」 21 32 (sion) アルベルト「そうらしい」 21 32 (sion) ジャンは綺麗なレオネッサ語で見返るを呼びます。 21 32 (Michael__) 「っげ、言葉分かってらっしゃったのですか」 21 33 (sion) ジャン「(知っているとも(笑)手数をかけるが、このおてんばを担いで行ってくれないか?)」 21 33 (Michael__) 「あ、はあ、りょっりょうかいいたしました…」 21 33 (sion) ジャン「(有り難う)」 21 33 (sion) PAM!PAM! 21 33 (sion) 銃声が近くまで聞こえます。 21 34 (sion) アルベルト「行こう、(アリス少尉殿、参りましょう)」 21 34 (sion) アリス「###」 21 34 (sion) ミカエルたちは小隊を残して北に出発しました。 21 35 (sion) ―カーラ村議会派第8師団司令部 21 35 (sion) 議会派のターンです。 21 35 (sion) 将軍「敵戦力は?」 21 35 (sion) 参謀「航空偵察によると、正面の戦車戦力はおよそ150以上。兵士多数。東からはレオネッサ第Ⅳ軍が猛進しています。東を守る第9師団は後退しています。」 21 36 (sion) 将軍「無理だな、戦車と対戦車砲の数は?」 21 36 (sion) 参謀「2個連隊と戦車が9両、対戦車砲が15門程…」 21 36 (sion) 将軍「増援は?」 21 36 (sion) 参謀「拒否されました」 21 36 (sion) 将軍「砲兵は健全か?」 21 37 (sion) 参謀「先ほどレオネッサの空軍に爆撃を受けました。かなりの損害です。残存野砲は12門ほどです。」 21 37 (sion) 将軍「やむをえん、撤退する」 21 37 (sion) 参謀「将軍、戦線は維持せよとの命令です」 21 37 (sion) 将軍「クソ、軍司令部に直談判する。戦車と対戦車砲を力ずくでも持ってくるから、私が帰るまで此処を死守しろ!野砲は前進させ、直接照準で迎え撃て!司令部の資料は処分しておけ」 21 38 (sion) 参謀「了解しました。師団長殿!」 21 38 (sion) 参謀が敬礼すると、将軍と幾名かの将校は司令部を出て馬に跨り、どこかに行ってしまった。 21 38 (sion) 参謀が司令部を出て周囲の兵士を見やると、一人歌を歌う兵士がいた。 21 39 (sion) 兵士「♪どこかに君を、隠しているから~♪」 21 39 (sion) 参謀「リヴェ、君はその歌が、好きなようだな」 21 39 (sion) 兵士の名はリヴェ、嘗て王党派に妻を殺された兵士が、そこにいた。 21 40 (sion) リヴェ「この歌は、希望がありますから」 21 40 (sion) 参謀「君は我が部隊の希望だよ。あの日から…君は一人で多くの戦果を挙げた」 21 40 (sion) リヴェ「…マリーの仇です。一人でも多く、奴等を地獄に落として見せます。強姦して殺すなんて、人間のすることじゃない。奴等は殺されて当然です。」 21 41 (sion) ―王党派陣地 21 41 (sion) アウグストのターンです。 21 41 (August) はい 21 41 (sion) アウグストの小隊は、トラックで移動していました。 21 42 (August) 仲間たちの様子はどうですか 21 42 (sion) 疲れています。 21 42 (sion) 新兵の女性兵士達は不安がっています。 21 42 (sion) そして愈々前線も近づいてきたと見えて、彼らはトラックを降ろされました。 21 43 (August) (……)無言で降りる。 21 43 (sion) 周囲には茶色い地面、どんよりとした曇り空 21 43 (sion) 多数の戦車と、地面に腰掛ける200名の兵士が、そこに集まっていました。 21 43 (sion) アウグストの小隊は彼らと共に行動を開始します。 21 44 (sion) 兵士達はやせこけ軍服は破れ、泥でゴワゴワしています。 21 44 (August) 友軍に手を振って会釈しつつ、その疲弊具合を観察。 21 45 (sion) 反応すらありません。死んだ魚のような目をしています。 21 45 (sion) 戦車には多数の被弾痕があり、困難な戦局を予想させます。 21 45 (August) (……) 21 45 (sion) 小隊長は司令部に出頭したらしく、その姿はありません。 21 46 (August) 「…今回は何人生きて帰れるのかね?」 21 46 (sion) そして小隊長がいない間小隊の最高位に当たるショーメ曹長が小隊の臨時責任者となりました。 21 46 (sion) 曹長はアウグストと第18小隊の新兵達を集めました。 21 46 (sion) 曹長「英雄、出番だ」 21 47 (August) 「何なりと。祖国のために」 21 47 (August) 心にもないことを自信たっぷりに。 21 47 (sion) 曹長「お前達新兵に紹介しておく、彼の名前はアウグスト・モイゼス上等兵」 21 47 (sion) 新兵達の前にアウグストを引き出します。 21 47 (August) 「よろしく」 21 47 (sion) 曹長「新聞かラジオで耳にしたことがあると思うが、たった一人で敵1個小隊を撃退した英雄だ」 21 48 (sion) 新兵達「凄い!」 21 48 (sion) 新兵達は歓声を上げます。 21 48 (sion) 何故か、周囲でそれを見ている分隊員が誇らしげです。何故か…(笑) 21 49 (August) 「必要なのはほんの少しの勇気さ」 21 49 (sion) 曹長「つまりだ。アウグストは、1個小隊の戦力になる。という事は、第18小隊は彼と、我々で2個小隊の戦力に相当する」 21 49 (sion) 曹長「だから、我が小隊に配属された諸君は何も心配要らない。我々がもし敵の1個小隊と対峙しても瞬く間に退治できる」 21 49 (sion) 新兵達「おお」 21 50 (sion) 新兵達が感動しています。 21 50 (August) (微笑み) 21 50 (sion) 曹長は新兵達を解散させると、アウグストを連れて新兵達のいないところに連れてきます。 21 51 (sion) 軍曹「英雄、新兵の士気向上にはお前を引っ張ってくるのが一番だ。出張らせて悪かったな」 21 51 (August) 「いえ、それが自分の役目ですから」 21 51 (sion) 曹長「すまなかったな」 21 51 (sion) 暫くすると 21 51 (August) 「それで彼らや小隊の生存率が上がるならばいくらでも」 21 52 (sion) 曹長「士気が、大切なんだ。逃げて銃殺されないようにな…」 21 52 (sion) 暫くすると、小隊長が戻ってきました。 21 52 (sion) 中尉「直出発する、目標はこの先にあるカーラ村だ。全員銃剣を装着!」 21 52 (August) カシャン! 装着。 21 52 (sion) 兵士達は銃剣を小銃に装着します。 21 53 (sion) PIRIRIRIRIRIRI!!! 21 53 (sion) 誰かがホイッスルを吹き鳴らす。兵士たちが一斉に立ち上がった。戦車のエンジンが掛かる。 21 53 (sion) 大隊長「前進!」 21 53 (August) ザッザッザッ 21 53 (sion) 部隊は、ゆっくりと前進を開始しました。 21 54 (sion) http //www.youtube.com/watch?v=qF_Dkm6UFCE 21 54 (sion) オープニング 21 54 (sion) 暫く進むと、上空をシューと、風を切る音が響く、遠方で爆発が起こり、煙が上がる。 21 55 (sion) 丘を越えると、その視界にカーラ村がある。建物のいくつかは煙が上がり、崩れている。 21 55 (sion) 「前へ!前へ!前へ!」 21 55 (sion) 「URAAA!」 21 56 (sion) 雄叫びが上がり、戦車が発砲します。楔形陣形を取る多数の戦車小隊が歩兵の前衛となり、村を飲み込もうとしているように見えます。 21 56 (August) 積極的に前に出て模範を示します。 21 56 (sion) 中尉「我が小隊の目標はカーラ村左手の住宅群だ!戦車2両が援護する!前進!」 21 56 (sion) 「URAAAAA!URAAAAAA!!」 21 56 (August) 「URAAAAAA!」 21 57 (sion) 第18小隊は進路を住宅群に変進します。その前衛に戦車2両が先を行きます。 21 58 (sion) 50メートルも前進すると住宅群を守備しているらしき機関銃が突然発砲します!! 21 58 (sion) BAMBAMBAMBAM 21 59 (sion) 兵士達は慌てて伏せますが、戦車に向かった機関銃弾は装甲版に弾き飛ばされます。 21 59 (sion) 戦車は機関銃を狙い打つと機関銃手は吹き飛ばされました。 22 00 (sion) 新兵「凄い!」 22 00 (August) (…地獄だな)伏せて状況を見つつ 22 00 (sion) 若い女性兵士が歓声をあげます。しかしその時! 22 00 (sion) DOGOM!!DOGOM!!! 22 00 (August) 「新兵! 目立つな! ねらい打ちにされるぞ!」 22 01 (sion) 大きな鈍い音と発砲炎2つ、住宅群の茂みから発したと思うと、突然1両の戦車の砲塔が吹き飛んだ。 22 01 (sion) もう一両の戦車からは戦車兵が煙を吹く戦車から命からがら逃げ出そうとしますが、射殺され、息絶えました。 22 02 (sion) 中尉(野砲!?) 22 02 (sion) 此れだけ大きな発砲炎は75㎜砲級のそれでした。 22 02 (sion) 中尉「留まるな!突撃!!」 22 02 (August) (だからといって下がるわけにもいくまい) 22 02 (sion) 「URAAAAAA」 22 03 (sion) 兵士達は一斉に立ち上がり駆け出しました。 22 03 (August) 「ウラァァァー!!」 22 03 (August) 敵見必殺の構え 22 04 (sion) アウグスト君は白兵が苦手なので、遅れてれて乱入する事も出来ますが 22 04 (sion) 如何しますか? 22 04 (August) 射撃が有効な位置はキープしたいですw 22 05 (sion) 了解 22 05 (sion) 砲兵達は慌てて手元の小銃なりスコップを手にとって応戦します。野砲2門内操兵12名です。 22 06 (sion) 突撃を阻止すべく射撃します。 22 06 (sion) 5d6 22 06 ([dice]) sion 20(5D6 6 4 3 4 3) = 20 22 07 (sion) 阻止射撃により1名の兵士が倒れました。 22 07 (sion) 「えげぇ」 22 07 (August) 塹壕を遮蔽にとっているだろうから難しいけどこちらも射撃。 22 07 (sion) 射撃判定どうぞ 22 07 (August) 1d6 22 07 ([dice]) August 4(1D6 4) = 4 22 07 (August) 成功です 22 08 (sion) 敵1名を射殺 22 08 (sion) 小隊は敵に乱入しました。 22 08 (August) ずんずん突撃します 22 08 (sion) 兵士が銃剣で敵を刺殺すると、 22 09 (sion) 敵の兵士がスコップの角でその兵士の首を引き裂きます。 22 10 (sion) その敵兵士も次に現れた王党派兵により撲殺されます。 22 10 (sion) 「URAAAAAAA!」 22 10 (August) (同じソフィア人同士でもはや殺すことに躊躇していない、か) 22 10 (August) (…まあ、自分も同じか) 22 10 (sion) 中には混乱して死体を何度も突き刺す兵士もいましたが、やがて殺されました。 22 11 (August) 狂乱の宴のなかで冷静な狙撃を加えましょう。 22 11 (sion) 射撃判定どうぞ 22 12 (August) (これは内戦が終わっても国民間での怨恨は長く尾を引きそうだ…) 22 12 (August) 1d6 22 12 ([dice]) August 3(1D6 3) = 3 22 12 (August) 命中。 22 12 (sion) 敵を一人射殺です。 22 12 (sion) 敵味方の判定だけ実施しておきます。 22 13 (sion) 25d6 22 13 ([dice]) sion 99(25D6 4 5 1 3 4 2 5 5 4 3 4 5 5 2 1 6 5 1 5 6 5 1 6 6 5) = 99 22 14 (sion) 10d6 22 14 ([dice]) sion 38(10D6 1 6 1 5 2 3 6 2 6 6) = 38 22 15 (sion) 敵は全滅しましたが、白兵戦で5名死亡、突撃の段階で1名、計6名の味方が死亡しました。 22 15 (sion) 小隊は住宅群になだれ込みます。 22 15 (sion) 「URAAAA] 22 15 (August) 「URAAAA!!」 22 16 (sion) 1d6 22 16 ([dice]) sion 1(1D6 1) = 1 22 16 (sion) 1d6 22 16 ([dice]) sion 2(1D6 2) = 2 22 16 (sion) アウグストの目の前にいた女性兵士が、突然ビクンと硬直すると、 22 16 (sion) ぐらりと斃れました。 22 17 (sion) 兵士「狙撃兵!!!」 22 17 (August) 「URAAA!!」と叫びつつ撃ち返します 22 17 (sion) 小隊の兵士達は、一斉に身を隠します。 22 17 (sion) 何所に敵が潜んでいるか分かりません。 22 18 (August) 身を隠しますw 22 18 (sion) 議会派のターンです。 22 19 (sion) 王党派の兵士たちが狙撃に驚いて直ちに身を隠しました。それを暗い建物の中から見つめる2人の男。 22 19 (sion) リヴェ「…」 22 19 (August) (遮蔽に隠れながら、狙撃の時の音を聞き漏らさないように耳を澄まします) 22 19 (sion) 彼は無言で銃を構えると、無用心に周囲の様子を伺う女性兵士に狙いをつけます。 22 20 (sion) 1d6 22 20 ([dice]) sion 5(1D6 5) = 5 22 20 (sion) 彼女は、眉間を打ち抜かれ、悲鳴も上げず崩れました。 22 21 (sion) リヴェ「バレストーラ、行こう」 22 21 (sion) バレストーラ「わかった」 22 21 (sion) 彼らは、静かに、発見されないようにその場を去りました。 22 21 (sion) ―ミカエルのターンです。 22 21 (Michael__) はい 22 22 (sion) ミカエルたちは、無事、カーラ村付近に到着しました。 22 22 (sion) ここまで、幸運にも敵との接触はありませんでした。 22 23 (Michael__) (背負っているときに良い匂いしたなあ、じゃなくて無事につけてよかった) 22 23 (sion) 周囲の様子を見ると、各地で激しい戦闘が発生しているようです。 22 24 (sion) 味方と、直ぐに合流できそうです。 22 24 (Michael__) 直ぐに合流します 22 24 (sion) ではミカエル達の面前にある住宅群だけが、やけに静かなので、あそこに向かうことにします。 22 25 (sion) アルベルト「やけに静かだな…」 22 25 (Michael__) 「…ですねえ…」 22 25 (sion) アリス「####」 22 25 (Michael__) 「うわあ、おきちゃった!!」 22 25 (Michael__) 「どうしようアルベルトさん」 22 26 (sion) 大佐「###」 22 26 (sion) アルベルト「俺が通訳する」 22 26 (Michael__) 「あ、はい」 22 26 (sion) 大佐「(…う…ん…?)」 22 27 (sion) アルベルト「(気がつかれましたか?) 22 27 (sion) 大佐「(…あ…あれッわァァ)」 22 27 (sion) 慌ててミカエルから離れます。 22 27 (sion) アリス「######」 22 28 (Michael__) 「うわああ」 22 28 (sion) 随伴していたアリス名誉少尉がリーヴスラシルを落ち着かせているようです。 22 28 (Michael__) 「人が折角運んでやったのに!」 22 29 (sion) 大佐「(……いや、ごめんなさい。驚いたものだから)」 22 29 (sion) 大佐「(それより、ジャンは? 22 30 (Michael__) 「あ、いえ、こちらこそご無礼な言葉をっすっすみません///」 22 30 (sion) アルベルト「(中尉殿は大佐殿を守る為、我が小隊と共に防戦中です)」 22 30 (sion) 大佐「…そう、貴方達にも、迷惑かけてしまったわね…」 22 31 (sion) アリス「大佐、お静かに…」 22 31 (sion) 大佐「(ごめんなさい)」 22 31 (sion) とりあえず、彼らは身を潜めつつ、住宅群に移動します 22 32 (sion) すると、遠くのほうで住宅群を移動する2つの影が、 22 32 (sion) アルベルト「アレは?…」 22 33 (sion) ―アウグストのターンです。 22 33 (August) はい 22 33 (sion) 王党派の兵士達は、動けないでいました。 22 33 (sion) 様子を伺った女性兵士が、眉間を撃ちぬかれ即死した為です。 22 34 (August) 何処にいるかも解らない 22 34 (August) 彼は我々がのこのこ出てくるのを待っている 22 34 (sion) 中尉「建物の中を移動しよう。少しは、安全かもしれない」 22 34 (August) 「了解」 22 35 (sion) スタール二等兵が叫びました 22 35 (sion) スタール「待ってください、アレを」 22 35 (August) 遮蔽を意識しながら廃屋へ 22 35 (August) スタールの方を見やる 22 35 (sion) 彼が指差した方向には、4名の人影が、2名の王党派の将校と、レオネッサらしき見慣れない軍服の兵士が2人います。 22 36 (sion) 中尉「あれは…味方か」 22 36 (sion) 1d6 22 36 ([dice]) sion 2(1D6 2) = 2 22 36 (August) 「友軍でしょう」 22 36 (sion) カンッと、甲高い音がします。 22 37 (sion) 気が付くと、スタールはヘルメットごと頭を撃ち抜かれていました。 22 37 (sion) 一斉に再び物陰に隠れます。 22 37 (August) (…スタール!) 22 38 (sion) 中尉「動けんな…アウグスト」 22 38 (August) 「…ええ、相当な腕ですよ狙撃手は」 22 38 (sion) 中尉「お前が最初に銃を取った時、如何戦った?」 22 39 (sion) 中尉「敵と…同じだったか?」 22 39 (August) 「見えないところから、一方的に狙撃」 22 39 (sion) 中尉「同じか…隠れるのは得意だろう」 22 39 (sion) 中尉「我々がココで注意をひきつけておく」 22 40 (August) 「…ですね。ただ、僕の時と違うとすれば、相手が我々だと言うことです」 22 40 (August) (コクリ) 22 40 (sion) 中尉「…お前は隠れながら、迂回しつつ敵を捜索しろ」 22 40 (August) 「…了解」 22 41 (sion) 中尉「よし、行け」 22 41 (sion) ―議会派のターンです。 22 41 (sion) バレストーラ「リヴェ、多勢に無勢だ、引上げよう」 22 42 (sion) 暗闇のなかで、2人の男が会話しています。 22 42 (sion) リヴェ「バレストーラ、君には家族がいる。君は逃げろ」 22 42 (sion) バレストーラ「リヴェ、お前は如何するのだ」 22 42 (sion) リヴェ「逃げない。このくらいの敵なら一人で殲滅できる、俺に構わずに、先に行け」 22 42 (sion) バレストーラ「…分かった、リヴェ、増援を呼んでくる。それまで頑張れ。死ぬんじゃないぞ」 22 43 (sion) リヴェ「ああ、頼むぞ」 22 43 (sion) リヴェは銃を構えると、一人の兵士に狙いを定めます。 22 43 (sion) 1d6 22 43 ([dice]) sion 6(1D6 6) = 6 22 44 (sion) うまく隠れきれていなかった一人の王党派兵士はどさりと倒れました。 22 44 (sion) バレストーラは外に出ようとしていましたが、何かに気が付くと直ぐに引きかえしました。 22 44 (sion) バレストーラ「右後方に敵だ、数は4、レオネッサもいる」 22 45 (sion) リヴェ「左に抜けよう」 22 45 (sion) 彼らは気が付かれないようにそっとその建物を抜け出しましたが、 22 45 (sion) ミカエルは黒い影を見つけてしまいました。 22 46 (sion) ミカエル射撃判定どうぞ。 22 46 (Michael__) 1d6 22 46 ([dice]) Michael__ 5(1D6 5) = 5 22 47 (Michael__) 「あれは…チャカ、、、」 22 47 (sion) バレストーラ「アグァ」 22 47 (Michael__) 「…やったのか…やったのか…!!」 22 47 (sion) バレストーラ胸元を押さえると、がっくりと地面に膝をつき、 22 48 (sion) そのまま前のめりに斃れました。 22 48 (sion) リヴェ(バレストーラ…) 22 48 (Michael__) 「やったんだ…俺はやったんだ…マーリオ…!!」 22 49 (sion) 別の建物に迅速に移動したリヴェは 22 49 (sion) 先ずはバレストーラの仇と、ミカエルの方向に狙いを定めます。 22 49 (sion) 彼の照準には、アリス名誉少尉が照準に入りました。 22 50 (sion) 1d6 22 50 ([dice]) sion 6(1D6 6) = 6 22 50 (sion) びしっ、という音がしたと思うと、アリスは眉間を撃ちぬかれ殺されていました。 22 50 (sion) 大佐「あ、アリスッ」 22 50 (Michael__) 「…!!1 そっ狙撃兵!!!11」 22 51 (sion) 続いて王党派の方に動きがある事に気が付くと、王党派のほうに向き直り、 22 52 (sion) 道路を横切ろうとしていたガブリエッラに発砲しました。 22 52 (sion) PANG! 22 52 (sion) ガブリエッラ「あぐッ」 22 53 (sion) ガブリエッラは腹部を打ち抜かれ、地面に付してもがきます。 22 53 (sion) ガブリエッラ「助けて、だれか助けてー」 22 53 (sion) ガブリエッラは叫びました。しかし、誰も狙撃を恐れて助けに行けません。 22 53 (sion) アウグストは、別行動中です。 22 54 (sion) ガブリエッラは道路の中央でもがき苦しみます。 22 54 (sion) ガブリエッラ「痛いよ、助けて…、神様ッー!」 22 54 (sion) リヴェはガブリエッラに止めを刺そうとしましたが… 22 55 (sion) マリー「助けて…、神様ッー!」 22 55 (sion) リヴェのその瞳に、ガブリエッラが、妻マリーの面影が重なった。 22 55 (sion) リヴェ「マリー…」 22 56 (sion) 男達に陵辱される時、殺害された時、 22 56 (sion) 妻マリーも、同じように叫んだと思うと、 22 56 (sion) 彼は引き金を引く事が出来ませんでした。 22 56 (sion) リヴェ(俺は…) 22 56 (sion) リヴェはすっと、銃口を落としました。 22 57 (sion) ―アウグストのターンです。 22 57 (August) はい 22 57 (sion) 迂回したアウグストは、敵を発見しました。 22 57 (sion) 射撃判定をどうぞ 22 57 (August) おっと 22 57 (August) 射撃判定 22 57 (August) 敵見必殺 22 57 (August) 1d6 22 57 ([dice]) August 6(1D6 6) = 6 22 58 (August) 正確無比な射撃 22 58 (sion) リヴェ幸運判定 22 58 (sion) 1d6 22 58 ([dice]) sion 2(1D6 2) = 2 22 59 (sion) リヴェは、アウグストの放った銃弾により致命傷を負いました。 22 59 (August) 警戒しつつ近づきます 22 59 (sion) リヴェ「…ゲハッ」 22 59 (sion) 口から血をダラダラと流すと、 23 00 (sion) 震える手で、胸元から1枚の写真を取り出します。 23 00 (sion) その写真は、彼自身の血で、真っ赤になっていましたが、 23 00 (sion) その写真に写る女性は判別できました。 23 01 (sion) リヴェ「マ、マリー…会いに…逝くよ…」 23 01 (sion) リヴェは、事切れました。 23 01 (August) (……)見下ろす 23 01 (sion) 兵士たちが、ぞろぞろと 23 01 (sion) リヴェの亡骸とアウグストの元に集まります。 23 02 (sion) 曹長「よくやったな!」 23 02 (August) 「ええ、曹長もご無事で」 23 02 (sion) 曹長はアウグストの肩を叩きます。 23 02 (sion) バロワン「よかった、流石英雄ですね」 23 03 (sion) 兵士達は口々にアウグストを褒め称えます。 23 03 (August) 「運が良かっただけさ。一瞬だけど狙撃相手を見てぼうっととしていたようだ」 23 03 (August) 「……ガブリエッタの声が聞こえたが?」 23 04 (sion) マリア「ガブリエッラさん、おなかを撃ち抜かれてしまったの」 23 04 (sion) マリア「でも、命に別状はないそうですよ」 23 04 (August) 「そうか。ありがとう」 23 05 (sion) 曹長「あいつはこの前は肩を撃たれたが生きていたし、腹を撃たれても生きていた。強運の持主だ」 23 05 (sion) ハハハ、と笑うとそこに、ミカエルたちがやってきます 23 06 (August) 敬礼して迎えます 23 06 (Michael__) こちらも敬礼をし返す 23 06 (sion) レオネッサの兵士「(私はレジオ・エゼルチト(レオネッサ王国陸軍)アルベルト一等兵)」 23 07 (sion) アルベルト「(王党派、リーヴスラシル・ル・ファンタスク大佐を保護し、こちらに護送してまいりました)」 23 07 (sion) アルベルトは敬礼する。 23 08 (Michael__) アルベルトのまねをし、敬礼するミカエル。 23 08 (sion) アリスを失い、失意のリーヴスラシルも、陰気を払うと、 23 09 (sion) 大佐「素晴しい射撃の腕ね…ん・・・貴方は…」 23 09 (August) 「私はソフィア軍アウグスト・モイゼス上等兵。友邦の協力に感謝します。大佐もご無事で何よりです」 23 10 (sion) 大佐「貴方、ヴェラリアの英雄ね?知っているわよ。見事な腕前ね」 23 10 (August) 「祖国への愛と皆の協力のおかげです」 23 11 (sion) 大佐「フフ、社交辞令などしなくても結構よ、クラーラに褒章を用意するよう、お願いしてあげるわ」 23 12 (August) 「(恐縮して)…光栄の至りです」 23 12 (sion) 大佐「有り難う」 23 12 (sion) 大佐「#####」 23 13 (sion) ミカエルと、アルベルトにも何か話します。 23 13 (sion) どうやら褒めているようです。 23 13 (Michael__) 「何言ってるんですか?あちらさん、アルベルトさん」 23 13 (sion) アルベルト「勲章くれるんだそうだ。(有り難う御座います。大佐殿) 23 13 (August) (…なるほど、お姫様というわけだ。良い意味でも悪い意味でも)と大佐評。 23 14 (sion) ビシリと、敬礼します。 23 14 (sion) … 23 14 (sion) … 23 14 (sion) 戦闘は終結しました。王党派が、カーラ村を占領しました。 23 14 (Michael__) 「え、勲章!ひゃーはー」敬礼する 23 15 (sion) しかし、アウグストの小隊は10名もの兵士を失い、他の部隊も、損害は大きかったようです。 23 15 (sion) 戦車が、黒くこげています。 23 15 (sion) ミカエル達の小隊も、カーラ村にやってきました。 23 15 (sion) 戦力を多く消耗したらしく、兵隊が数名減っています。 23 16 (August) (…訓練も満足に見てやれなかったな…)亡くなった新兵たちを思い。 23 16 (sion) 大佐「!!そうだ、ジャン、ジャンは無事なの!?」 23 16 (sion) リーヴスラシル幸運判定 23 17 (sion) 1d6 23 17 ([dice]) sion 1(1D6 1) = 1 23 17 (sion) [ 23 18 (sion) レオネッサ小隊長「(あ、大佐殿…)」 23 18 (sion) 大佐「ジャン、ジャンは!?」 23 19 (sion) レオネッサ小隊長「(残念です…中尉殿は立派な軍人でした)」 23 19 (sion) ヴェロニカ「申し訳ありません。私が御守りできず…」 23 19 (sion) ヴェロニカはジャンの認識票を手渡します。 23 20 (sion) ヴェロニカ「中尉殿は、貴方を愛していたと、仰っていました」 23 20 (sion) 大佐「……嘘よ…」 23 21 (sion) リーヴスラシルの瞳からはボロボロと大粒の涙が零れ落ちます。 23 21 (Michael__) 言葉は理解できぬも表情のへんかで察したミカエルがその場から離れる 23 21 (sion) ガタガタと震えだしました。 23 21 (Michael__) 変化で 23 22 (sion) 大佐「…いや…イヤァァァァァアァァ!!!」 23 22 (sion) 大佐は大声叫びます。 23 22 (sion) 周囲の兵士達は驚いて彼女を見やります。 23 23 (sion) 大佐「アアァ…ウウ…」 23 23 (sion) 彼女はそのまま泣き崩れました。 23 23 (August) (……) 23 23 (sion) 大佐「ゥ…ぃ… 23 23 (sion) 大佐「絶対に許さない…」 23 24 (sion) 大佐「議会派の奴ら…絶対に許さない…!!」 23 24 (sion) 大佐「一人…一人残らず、殺してやる!!!」 23 25 (August) (……これが人間の性か。どうしようもない) 23 25 (sion) 彼女が顔をフッと見上げると、連行される捕虜の列が 23 25 (August) 大佐を冷めた目でみている。 23 26 (sion) 大佐「大隊長!!捕虜を全員処分なさい!!」 23 26 (sion) リーヴスラシルは大声で大隊長を呼び出し、捕虜を殺害するよう命令します。 23 26 (sion) 大隊長「…御断りさせていただきます…」 23 27 (sion) 大佐「!!!之は命令よ!!!!」 23 27 (sion) 大隊長「名誉大佐殿は名誉将校であります。名誉将校は階級だけで実権は持たぬ決まり、指揮権は私にあります」 23 27 (sion) 大佐「!!!!」 23 28 (sion) 大隊長「名誉大佐殿は錯乱されておられる、病院に連行したまえ」 23 29 (sion) リーヴスラシルはガタガタと震えながら、兵士達に後方へ連れられていった。 23 29 (sion) 大隊長「(レオネッサの諸君君達には、見苦しい所を見せたね)」 23 29 (sion) 大隊長が通訳を通じてはなします。 23 30 (sion) 大隊長「手数をかけたな、記念撮影だけして、ゆっくり休んでくれ」 23 30 (sion) … 23 30 (sion) … 23 31 (sion) この日、レオネッサの兵士と、ソフィア王国の兵士が、会合した。 23 32 (sion) 翌日の新聞には、アウグストと、ミカエルが握手する写真が、ソフィア王国王党派の新聞の見出しを飾った。 23 32 (sion) fin 23 32 (August) お疲れ様でした 23 32 (sion) http //www.youtube.com/watch?v=Z6jCthWMgG8 23 32 (sion) エンディングです。
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/1938.html
ロイヤルパラディン - ヒューマン グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 11000 / シールド - / クリティカル 1 永【V/R】:他のあなたの《ゴールドパラディン》の、ヴァンガードかリアガードがいるなら、このユニットのクランに《ゴールドパラディン》を加える。 永【V/R】:あなたのソウルに《ロイヤルパラディン》と《ゴールドパラディン》のカードがなければ、このユニットのパワー-2000。 自【V】【LB4】:[あなたの《ロイヤルパラディン》のリアガードを1枚選び、ソウルに置く]このユニットがアタックした時、コストを払ってよい、払ったら、このバトル中、このユニットのパワー+10000。 自【V】:[あなたのソウルの《ゴールドパラディン》を1枚選び、ドロップゾーンに置く]このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、コストを払ってよい、払ったら、あなたの《ロイヤルパラディン》か《ゴールドパラディン》のリアガードを1枚選び、そのターン中、パワー+3000。 フレーバー:英雄の剣速は今、騎士の限界を超える。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 1 (33%) 2 強いと思う 1 (33%) 3 面白いと思う 1 (33%) 4 弱いと思う 0 (0%) その他 投票総数 3 コメント
https://w.atwiki.jp/queenofshame/pages/41.html
SBS 日本支社(のSBSビジネス窓口しかわからなかった)は、 東京都港区東新橋1-6-1 NTVタワー19階 電話 03-6215-0087 FAX 03-6215-0089 ■「韓国は恥知らず」中国ネットで怒り爆発 http //www.sponichi.co.jp/olympic/flash/KFullFlash20080731100.html (以下一部抜粋) 韓国SBSテレビが北京五輪の開会式のリハーサル映像を“特ダネ”として放映したことを受け、中国のウェブサイト上で31日、「韓国を開会式から閉め出せ」(中華網)などと非難する声が沸き起こっている。国営通信、新華社も「多数の国民が怒りのコメントを書き込んでいる」と伝えた。 (略) 北京のラジオ局、中国国際放送(電子版)によると、SBSテレビの責任者は同日、北京五輪組織委員会に「報道は不適当であり、処罰を受けるのは当然」とおわびした。 しかし、ネット上では、北京五輪組織委員会について、同テレビへの処分を下していないとして「国家機密(開幕式の映像)の漏えいを許すのか」(天涯社区)との声も出ており、組織委が対応に苦慮することも予想される。 「中華網」には「韓国は恥知らずだ」「韓国選手団の入場時だけ拍手せず、沈黙で迎えよう」などの意見が続出。「日本の竹島奪還を支持する」と、日ごろ批判の的にしている日本の肩を持つ形で韓国を攻撃する声まで上がった。 (以下略) (共同)[ 2008年07月31日 20 55 ] ■テレ朝報じた「サルまね」旭日旗、実はW杯時の映像だった…同局が訂正、謝罪 サッカー韓国代表のMF奇誠庸選手の「サルまね」問題で、テレビ朝日が27日の情報番組「ワイド!スクランブル」(午前11時25分)で「奇選手が見た観客席の旭日旗」として紹介した写真が、別の試合のものだったことが分かり、同局は28日、同番組で寺崎貴司アナウンサーが訂正し、視聴者に謝罪した。 テレ朝によると、27日の同番組では、韓国のテレビ局SBSが報じた旭日旗の映像写真をフリップで紹介。しかし、写真は昨年6月19日のサッカーW杯南アフリカ大会日本対オランダ戦での観客席の様子だった。同局は「内容確認が不十分だった」としている。 この問題では、奇選手は当初、サルまねをしたことについて観客席の旭日旗を見て「胸中で涙が流れた」などとツイッターで説明。韓国紙の中央日報は「旧日本軍が旭日旗を使用していたため、怒りを抑えられなかったと見られる」などと報じていた。 (産経)[2011.1.28 14 04] http //sankei.jp.msn.com/sports/news/110128/scr11012814040012-n1.htm
https://w.atwiki.jp/cont_memorandums/pages/151.html
トップページ 装備品情報 王国福引所の景品 リィータコート シリーズ(狩人の英雄装備) リィータコート シリーズ(狩人の英雄装備)※画像をクリックすると大きな画像を別ウインドウで表示します。 ふつう(おとこ) 画像提供=roro ふつう(おんな) 画像提供=リディア こがら(おとこ) 画像提供= こがら(おんな) 画像提供=こたろ マッチョ(おとこ) 画像提供= グラマー(おんな) 画像提供=ヴァンフェー ▲上へ フリー画像 画像提供=Cuca 画像提供= 画像提供= 画像提供= ▲上へ アバターへのシリーズ装備の全部位装備状態(セット効果発動中)での画像を募集中!! 注:投稿用のスクリーンショット(SS)はゲーム内キャンプモードで撮影された画像に限らせて頂きます。 Twitterにて「#大陸メモ」のタグにて投稿して下さい。 投稿の際は「セット装備名」の記載をお願いいたします。 ※初めての方:合わせて投稿者の「キャラクター名」「性別」「体形」の記載をお願いいたします。 おとこ・おんな(ふつう・こがら・マッチョ・グラマー)欄について シリーズ装備の全部位装備(セット効果発動中)状態にて全身の装着イメージの判る前姿・後姿のセットでお願いいたします。 装備カタログ・他装備との組み合わせコーディネートの資料用を想定しています。 フリー画像欄について シリーズ装備の全部位装備(セット効果発動中)状態であればポーズに制限はありません。 カッコ良い・可愛い・セクシー・キメポーズ等々募集!! 画像提供者名について キャラクター名にて掲載(敬称は省略させて頂きます。)※頭装備の表示を忘れないようお願いいたします。 ※このページに掲載の画像はTwitter上に投稿されたものを各プレイヤー様ご本人の許可を得て使用させて頂いております。 このページからの二次利用はご遠慮下さい。 ※このページでは表示サイズを縮小しておりますが、お寄せ頂きました画像データ自体に編集・加工等は一切行っておりません。 また編集・加工等のご依頼もお受けできませんのであらかじめご了承下さい。 ※Twitterにて当サイトへの掲載用に投稿された画像全ての掲載をお約束するものではありません事を予めご了承下さい。 ▲上へ トップページ 装備品情報 王国福引所の景品 リィータコート シリーズ(狩人の英雄装備)
https://w.atwiki.jp/studykorea/pages/14.html
トップページ>韓国 韓国の韓国関連文献 『韓国近現代史研究』:韓国近現代史学会韓国近現代史研究 61-80 韓国近現代史研究 41-60 韓国近現代史研究 21-40 韓国近現代史研究 1-20 『韓国古代史研究』:韓国古代史学会韓国古代史研究 61-80 韓国古代史研究 41-60 韓国古代史研究 21-40 韓国古代史研究 1-20 『韓国史学報』:高麗史学会韓国史学報 41-60 韓国史学報 21-40 韓国史学報 1-20 『韓国史研究』:韓国史研究会韓国史研究 161-180 韓国史研究 141-160 韓国史研究 121-140 韓国史研究 101-120 韓国史研究 81-100 韓国史研究 61-80 韓国史研究 41-60 韓国史研究 21-40 韓国史研究 1-20 『韓国史論』:ソウル大学校国史学科韓国史論 41-60 韓国史論 21-40 韓国史論 1-20 『韓国独立運動史研究』:独立記念館韓国独立運動史研究所韓国独立運動史研究 41-60 韓国独立運動史研究 21-40 韓国独立運動史研究 1-20 『韓国文化』:ソウル大学校奎章閣韓国学研究院韓国文化 61-80 韓国文化 41-60 韓国文化 21-40 韓国文化 1-20 『韓国民族運動史研究』韓国民族運動史学会韓国民族運動史研究 61-80 韓国民族運動史研究 41-60 韓国民族運動史研究 21-40 韓国民族運動史研究 1-20 『奎章閣』:ソウル大学校奎章閣韓国学研究院奎章閣 41-60 奎章閣 21-40 奎章閣 1-20 『国史館論叢』:国史編纂委員会国史館論叢 101-120 ※108巻で停刊 国史館論叢 81-100 国史館論叢 61-80 『史学研究』:韓国史学会史学研究 101-120 史学研究 81-100 史学研究 61-80 史学研究 41-60 史学研究 21-40 史学研究 1-20 『震檀学報』:震檀学会震檀学報 101-120 震檀学報 81-100 震檀学報 61-80 震檀学報 41-60 震檀学報 21-40 震檀学報 1-20 『ソウル学研究』:ソウル市立大学校ソウル学研究所ソウル学研究 41-60 ソウル学研究 21-40 ソウル学研究 1-20 『朝鮮時代史学報』:朝鮮時代史学会朝鮮時代史学報 61-80 朝鮮時代史学報 41-60 朝鮮時代史学報 21-40 朝鮮時代史学報 1-20 『東方学志』:延世大学校国学研究院東方学志 161-180 東方学志 141-160 東方学志 121-140 東方学志 101-120 東方学志 81-100 東方学志 61-80 東方学志 41-60 東方学志 21-40 東方学志 1-20 『独島研究』:嶺南大学校独島研究所独島研究 1-20 『民族文化研究』:高麗大学校民族文化研究院民族文化研究 61-80 民族文化研究 41-60 民族文化研究 21-40 民族文化研究 1-20 『歴史と現実』:韓国歴史研究会歴史と現実 91-100 歴史と現実 81-90 歴史と現実 71-80 歴史と現実 61-70 歴史と現実 51-60 歴史と現実 41-50 歴史と現実 21-40 歴史と現実 1-20
https://w.atwiki.jp/kagenoeiyubutai/pages/13.html
影の英雄部隊の決まり、入会詳細 当クランのルール ≪髪の毛ピンチ作、クランルール引用≫ まず全般的に他のプレイヤーの迷惑になる行動をとることを禁ずる。 当クラン外でのクレクレ(←参照) 絶対に禁止、【しかしクラン内でのクレクレは大丈夫らしい。(まぁやらないことを推奨)】 クラン員以外のプレイヤーの苦情がマスターに言った場合は、影の英雄部隊の看板を汚さないようにするため それに対する対応をとる。 チートや荒らしなどの実績を持ってる方はこちらから100%却下します。 入会について知っておいてほしいこと、詳細 ≪男女猫作、こちらからの願い≫ 当クランはメンバー増加に伴い非常に一人ひとり目を通すのが困難になることを予想します。 「目が届いていないから升をつかっちゃえ!」とかは発見次第許しませんのでご了承ください。 楽しくCSOライフを送るため、挨拶や言葉使いをしっかり行えば、マスターからの好感度も上がると思います。 あとは上下関係はないため、気軽に話していただければOKですし、隠された悪はしっかり注意することも大切です。 そしてあとは強さ、これは絶対に問いません。弱くても強くても、みんなで仲良くすればきっと平等になるでしょう。 最後、クラン「影の英雄部隊」に入隊する場合、直接マスターの「髪の毛ピンチ」にメッセージを送ってください。 マスターが実績とレベル等を確認したうえで入隊許可が出ると思います。 なにかある場合や相談事は↓のコメント欄に書き込んでください。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/wel-ajan/pages/19.html
「使い捨ての英雄たち」の物語を章を追って記します。ネタバレを含みますのでご注意ください。 プロローグ ブラム王国の王立兵士養成学校に通う12歳の少年シンは、同い年の友人マックスと将来の夢を語り合いながら帰宅した。しかし家の中は血の海と化しており、シンの両親は変わり果てた姿となっていた。のみならず隣のマックスの家からも悲鳴が聞こえ、駆け付けてみるとマックスとその両親も同様に殺害されていた。シンは建物の外で五人組の男を目撃する。その会話から彼らこそが両親と友人家族の仇である事を知ったシンは5人の男達(フォックス、トウスボ、テテュー、サダン、ブサン)の顔を脳裏に焼き付け復讐の人生を歩む事になった。シンは王立兵士養成学校を辞めて一人修行の旅に出た。 第一章 「歯車」 8年後、修行の旅の中で一人前の忍者に成長したシンは凄腕の賞金稼ぎとして世間に知られる存在となっていた。ある日、一人の少女が無法者たちに囲まれている姿を目撃したシンは、彼らを倒して少女を救った。ポポンと名乗る僧侶の少女はすでに身寄りを無くしていた事でシンに同行を申し出た。シンは冷淡な態度を取りながらも承諾し、二人は共に旅する事になった。 第二章 「奇縁」 賞金首の盗賊ゲイツを仕留める為にシンは、ポポンを連れてブラム王国内のとある諸侯領に向かった。ゲイツはこの地にあった砦を占拠して盗賊団のアジトにしていた。ゲイツの用心棒ゲデューと戦うシンに、戦士ジドをリーダーとする傭兵団(剣士フィーナ、剣士クロウペ、衛士ブシュウ、盗賊ロビー)が加勢した。ジド達傭兵団はこの地の領主から砦の奪還を依頼されてゲイツの討伐に来ていた。ゲデューを倒しゲイツを退散させたシンにジド達は仲間に加わって欲しいと願い出た。始めは渋るシンだったが、ジド達の目的が同じフォックス五人組の仇討ちである事を知るとポポンの説得もあって承諾し、共に戦う事になった。 第三章 「狼煙」 フォックス五人組はすでに賞金首リストから外されていたが、ジド達は五人組の一人トウスボがブラム王国内の独立諸侯領アパトンの城主になっている事を突き止めていた。アパトン城に向かったシン達は敵兵を城から誘き出して叩く作戦を取った。ロビーの陽動が成功しアパトン城の部将オルクが釣られて出てくると、その軍勢の前にレンズィと名乗る騎士がたった一人で立ち向かっていた。レンズィもまたフォックス五人組の仇討ちを目的とする者だった。シン達もすぐさま加勢してオルクとその軍勢を倒し、騎士レンズィを仲間にした。 第四章 「火花」 仇敵トウスボのいるアパトン城に乗り込んだシン達だったが、トウスボの罠で挟み撃ちにされ苦戦する。そこに狩人の少女ターチャが加勢した。育ての親である老人ラバッツと行動するターチャは、ブラム王国の重臣であるユゾン領主に依頼されて城主トウスボの暗殺に来ていた。死闘の末に敵軍を撃破したシン達はトウスボを殺し一人目の仇討ちに成功した。ターチャの頼みでトウスボ暗殺の手柄は彼女に譲られた。アパトン城を制圧したシン達はこの地をユゾン領主に献上する事にしブラム王国軍仕官への道を開いた。権力の力を借りて仇討ちを容易にする為だった。 第五章 「才覚」 王国直轄領主ユゾンに迎えられたシン達は狼爪軍として編成されブラム王国軍の正規部隊となった。直後シン達の噂を聞いて仕官して来た10勇者の一人クノーを仲間に加えた。10勇者はかつてブラム王国に数々の勝利をもたらした英雄達であり、現在は六人が下野していた。更にユゾンからトウスボ暗殺詐欺を疑われていた狩人ターチャを救って彼女も採用し、ターチャの育ての親である老人ラバッツも加わった。シン達狼爪軍の最初の任務はユゾン領の隣にある独立諸侯領ロドロスを制圧する事だった。ロドロスは両王国の戦乱を避ける為に中立の立場を取っていた。シン達はロドロス城を攻略し城主ミシマルを降服させた。ミシマルが狼爪軍への仕官を申し出たのでシンは承諾し彼を軍の一員にした。 第六章 「善意」 ロドロス城を制圧した狼爪軍は領主ユゾンに称賛された。名声を高めた狼爪軍は僧侶サユ、戦士マシュー、騎士イシュコーの三人の仕官を得た。ユゾン領には他に3つの独立部隊があり、その一つ麒麟軍の団長ギニヤはシンに対し並々ならぬ敵愾心を燃やしていた。ユゾンの信任を得たシンは戦勝祝賀会の中でフォックス五人組に関する情報を尋ねる。シンが持つ昔の手配書を見たユゾンはその一人テテューがユゾン領南部を根城にする盗賊団の首領である事を指摘した。ユゾンの許しを得て直ちに討伐に向ったシン達はテテューを倒し、二人目の仇討ちに成功した。 第七章 「大戦」 ブラム王国はリヨン王国侵攻の軍勢を興しついに本格的な武力衝突が始まった。王国四天王の一人エスケイブの軍団が対リヨンの最前線に位置するユゾン領に到着した。会議の中で二方面からリヨン国内に侵攻する作戦が決定され、エスケイブ軍は南方面を、シンのいるユゾン軍は北方面を担当する事になった。シン達狼爪軍はユゾン軍の左翼を任された。右翼に布陣した麒麟軍団長ギニヤはまたもシンに激しい対抗意識を燃やしていた。リヨン国内に進軍したシン達は自軍が当たる敵軍勢の中に10勇者の一人ティーエーがいる事を知って警戒する。ティーエーはリヨン軍の傭兵として参戦していた。戦闘が開始されシン達は敵の二部隊を撃破し残るはティーエーが率いる一部隊のみとなるが、シン達に興味を示したティーエーは剣を収めて戦場から立ち去っていった。戦況はブラム軍が優勢に進めリヨン王国首都ラギルアムまで迫るが、リヨン軍の必死の防戦で痛み分けとなり戦いは一旦終結した。 第八章 「旅立ち」 大戦から二年後、シン達狼爪軍は更に名声を高めていたが、残る三人の仇敵の行方を掴めないまま無為に過ごしていた。今の自分の在り様に疑問を抱いたシンは仲間達と相談の上、本来の目的である仇討ちの為にしばらくの暇乞いを領主ユゾンに願い出た。ユゾンは快諾し、シン達は王国軍を辞めて出立する事になった。だが前々からシンに敵愾心を燃やしていた麒麟軍団長ギニヤがシン達を待ち伏せて攻撃を仕掛けてきた。麒麟軍を撃退しギニヤを倒したシン達は、王国軍正規部隊を撃破した事で自分達が賞金首リストに挙げられる可能性に不安を感じつつユゾン領を後にした。 第九章 「狂信者」 シン達は残る三人の仇敵の所在を求めてイスフェル各地を巡り、ついにその一人サダンがリヨン王国北部辺境地帯で活動するカルト組織モーリ教の神官になってる事を突き止めた。シン達がモーリ教の神殿に潜入すると、丁度生贄の儀式が執り行われている所だった。そこに仇敵の一人サダンもいた。更に女性教祖マーウの姿を見たクノーは彼女が10勇者の一人であった事を指摘する。声を掛けるクノーを黙殺したマーウは信者に命じてシン達と交戦した。シンはマーウを倒した後にサダンを殺し三人目の仇討ちに成功した。戦いの後、村から誘拐されて生贄にされたという魔導師の少女マリーに請われて彼女を仲間にした。 第十章 「賢士」 シン達はリヨン王国以外の諸侯領を調べ尽くしたが残る二人の仇敵の所在は掴めず、リヨン国内にいる可能性が濃厚となった。強大なリヨン王国を相手にしかねない困難な展開が予期される中で、シンは無敗の兵法と称されるブラム王国の元軍師ティムケの存在を思い出し、現在は在野の身で竜人の砂漠に隠遁する彼に協力を求める事を提案した。竜人の巣窟を潜り抜けたシン達はティムケと会見し、フォックス五人組の話を聞いた事で奇縁を感じたティムケは協力を承諾した。ティムケは養女レインの世話を竜人ウサジーに託してシン達と共に出発した。その時、狩人ウーチャンと魔導師マナミューが現れシン達との同行を願い出た。二人はリヨン王国軍所属であり、戦況悪化を危惧するリヨン国王の命でティムケを軍師に迎える任務を帯びて砂漠に来ていた。しかし竜人の巣窟で仲間を失い更に任務失敗で進退窮まった為にシンの仲間に加わる事で助かろうとしていた。シンは許可しウーチャンとマナミューも仲間になった。 第十一章 「兵法」 リヨン王国内に潜入したシン達は、仇敵の一人ブサンがリヨン傘下の諸侯領ワテバの城主になってる事を知った。偶然にも元リヨン軍人ウーチャンの所属先がワテバ城だった。ワテバ城の防備は固く正面からの攻略は困難であり、そこでティムケはシン達に一策を授けた。その策とはウーチャンを城に戻らせて任務失敗の罪で公開処刑される広場の群衆にシン達も紛れ込み、直接城主ブサンの首を狙うというものだった。策は成功しシン達が一斉に躍り出て襲撃すると逃げ惑う群衆の波で城兵はブサンの元に辿り着けず、ブサンは難無く討たれた。シンは四人目の仇討ちに成功し残るはフォックス一人となった。 第十ニ章 「決断」 死の間際のブサンから最後の仇敵フォックスがリヨン王国の大臣に登り詰めている事を聞いたシンは愕然とした。仇討ちの為にはもはやリヨン王国そのものを相手にせねばならない。シンは一人で死地に赴く事を告げるが仲間達はどこまでシンに連れ添う事を望んだ。その光景を見たティムケは再び一策を授ける。それは首都ラギルアムの兵力を国境に移動させて空にし一気にリヨン本城を突くという壮大な作戦だった。その実現の為にシン達はリヨン王国南部国境を守る要塞に向かった。この要塞を攻め落としそれをブラム王国軍の仕業に見せる事でリヨン王国軍を陽動し国境方面に集結させる算段だった。要塞に辿り着いたシン達はその城門前で闘士シニガム、召喚士バードと出合った。二人はリヨン軍に故郷を滅ぼされた恨みを持つ賞金稼ぎであり、シン達狼爪軍の評判に憧れていて仲間に加わった。シニガムは麒麟軍を滅ぼしたシン達が賞金首になっていない事を伝えた。シン達は城主キャンコクを倒して要塞を攻め落とした。 第十三章 「雫」 要塞陥落の報せに衝撃を受けたリヨン国王は大兵力を南部国境に向かわせた。リヨン軍の移動を知ったティムケは更に一計を案じ、シン達にリヨン軍を装ってブラム領内に侵入するよう指示した。リヨン大部隊の南方移動を警戒していたブラム王国もティムケの陽動策に掛かり大軍を興して国境方面に向かわせた。こうしてなし崩し的にブラムとリヨン両王国の大軍同士による決戦が開始された。両王国の大戦勃発を確認したシン達は直ちに首都ラギルアムに向けて出発した。その道中でティムケが養女レインの無事を確認する事を望んだので、シン達が砂漠の住居に立ち寄るとすでにレインは殺害されており、その側で悲嘆に暮れていた竜人ウサジーはリヨン軍の仕業であると語った。敗色が濃くなったリヨン国王は何としてもティムケを軍師に迎えるべく部隊を派遣していた。復讐に燃える竜人ウサジーがシン達に加わり、砂漠に来ていたリヨン兵を討ち滅ぼした。 第十四章 「終焉」 シン達はリヨン王国首都ラギルアムに到着した。ティムケの作戦通り、リヨン軍の大半は国境方面に出払っており本城は丸裸同然だった。しかしその防備は未だ侮れなかった。覚悟を決めて本城に乗り込もうとするシン達の前に勇者リッティー、賢者ガブリエル、賢者マナが現れた。この三人も10勇者でありクノーと旧知の仲だった。彼らは賞金稼ぎとして各地を旅しており、両王国軍の動きから興味深い戦いの発生を予期してラギルアム城を訪れていた。この三人の加勢を得た事でシンの陣営は大幅に強化された。シン達が本城に攻め込むとリヨン国王陣営は混乱し国境方面に散った軍勢を呼び戻そうとしたが適わなかった。リヨン本隊は撃破されリヨン国王も倒された。シンはリヨン王国の大臣となっていた最後の仇敵フォックスを追い詰めて処刑し、ついに仇敵五人組の全員を討ち果たした。しかしフォックスは死の間際に俺達はある老人の依頼で殺しをしただけだと言い残し、それはシンの胸中に煮え切らない感情を残す事になった。 エピローグ ラギルアム城が陥落し国王が戦死した事でリヨン王国は崩壊し120年続いた戦乱はブラム王国の勝利で幕を閉じた。各地の諸侯は次々とブラム王国に服属し、イスフェル全土はブラム王国の下に再統一された。勝利の立役者であるシン達はブラム国王に迎えられて再仕官し、その功績を称えられて英雄騎士の称号を得た。シン達は王国四天王、英雄将軍に続く「英雄」となりイスフェルの民の尊敬を集め歴史に語り継がれる存在となった。更にブラム王は次は東方の大陸を征服する計画を明かし英雄達の働きを期待すると告げた。自分達の旅の思わぬ結末に驚く皆であったが、特にシンの胸中は複雑で遣る瀬無い思いで満たされていた。シンは英雄騎士を辞退する事を仲間達に告げる。そしてフォックスに殺害を依頼した老人、本当の両親の仇を探すつもりだと述べた。ティムケとラバッツは驚きシンに考え直すよう求めるが、シンの意志は固く更に他の者達も同調し始めた。再び王国軍を離れて旅立つ事を決めたシン達であったが、その前にブラム王が突然姿を現してまた失敗作だと呟き、彼らを失敗作と呼んだ。戸惑うシン達に対しブラム王は彼らが王国の所有物となるように作り出された「英雄」であると言い放ち、その「英雄」の正体と真相を語り始めた。 真章プロローグ ブラム王は王国博士の手を通して英雄育成プログラムを実施し、将来の世界征服戦争に投入される「英雄」の量産に取り組んでいた。犠牲を省みない苛烈な大戦争への参加を運命付けられた彼らは文字通り使い捨ての英雄たちだった。10勇者と英雄将軍は第一期生であり、シンたち英雄騎士は第ニ期生だった。ブラム王はイスフェル全土から才能選別された者をプログラムに組み込み、人為的な事件と環境を与えて人生を操り、能力を最大限に引き出した英雄を作り出していた。シン達の意志、目的、判断、決断、友情、愛情、憎悪、そして出遭いといったあらゆる要素がプログラムによる人工的産物であった。ブラム王国はプログラム開始時から何時でもリヨン王国を滅ぼせる力を持っていたが英雄育成の為に戦乱を意図的に放置していた。ティムケとラバッツ、領主ユゾンも実は王国博士であった。フォックスに暗殺を依頼した老人は四天王のアービコムだった。殺された友人マックスの名を出された事にシンは驚き、全てが真実である事を理解させられた。ブラム王は王国の所有物となった英雄に逃れる術は無い事を告げて立ち去り、自己の存在を見失った皆は大きく動揺した。特にシンの狼狽ぶりは著しく声を掛ける仲間すら拒絶してしまう。こうして一夜が明けた。 真章第一章 「自我」 翌日の朝、何とか自分を取り戻したシンは苦悩の末に導き出した一つの解答を仲間達に告げた。それは数多くの人生をもてあそび、そして命を奪ったプログラムを打ち破りブラム王達を倒して本当の人生を歩むというものだった。シンは勝算の無さからただ一人で挑むつもりだったが仲間達も同行を望み再び一致団結した。王の間に向かったシン達の前に四天王の一人ミトゥマーが姿を現した。ミトゥマーはシンの訴えに耳を傾けながらも、富と栄光を与えてくれるプログラムの恩恵を強調し、例え使い捨てであっても英雄の身分に誇りを持つべきだと答えた。ミトゥマーは元奴隷身分の苦しい経験から人生に定めがあるのは当然であると達観しており、プログラムも同様に受け入れた方が良いとシン達を諭した。シンもミトゥマーの考えに理解を示したが自分達は別の道を進みたいと宣言した。シン達はミトゥマーと剣を交えそして勝利した。 真章第ニ章 「人生」 王の間に進むシン達の前に今度は四天王の一人エスケイブと王国博士ユゾンが立ち塞がった。ユゾンの以前の柔和さは消え失せて全くの冷血漢に変わり果てており、語りかけるシンを一顧だにしなかった。エスケイブとユゾンはシン達を失敗作と呼び、すぐさま戦闘が始まった。シン達は二人を打ち倒し再び勝利を得た。四天王の二人が倒され反乱を起こした英雄騎士達が迫っている事を知ったブラム王は現状を警戒し、四天王のヨエスとアービコム並びに国王親衛隊と英雄将軍達を集結させた。 真章第三章 「存在」 全軍の集結を確認するブラム王はアービコムが不在である事に苛立ちを見せていた。そこにヨエスが近づき瞬く間にブラム王を殺害した。ティムケを始めとする皆が驚く中、ヨエスは自身が王になる事を宣言する。続けてアービコムが牢から出したタスキと共に姿を現し自分達の計画を皆に明かした。タスキは第一期英雄の十一人目だったが、野心が強すぎる失敗作であった為に謀反を起こして投獄されていた。ブラム王がシン達にまた失敗作だと呟いたのはこの事だった。ヨエスとアービコムも実はタスキと同様の失敗作だったが野心を隠す事でブラム王を欺いていた。三人は結託して国を乗っ取る計画を立て、それがブラム王の命取りとなった。プログラムの実行者はそのエラーによって自らを滅ぼす事になった。王の間にいる誰もがヨエスに従う事に難色を示したが、シン達反乱英雄が迫っている状況下ではヨエスの下に団結して迎撃する以外に無かった。これこそがヨエスの狙いであり、ヨエスは第二期英雄計画を一部改変してシン達が反乱を起こすようにプログラムしていた。王の間に辿り着いたシン達は勝ち誇るヨエスからそれを告げられ、この反乱劇でさえプログラムの内である事を知って愕然とした。最後の戦いが開始され、シン達は死闘の末にヨエス、アービコム、タスキを倒し、そして王国博士ティムケとラバッツも葬り去った。プログラムに操られながらも最終的にはそれを打ち破ったのだった。 真章エピローグ ブラム王国は崩壊し、イスフェルは一つの新国家によって統治される事になった。その中心となったのはシンの仲間達であった。しかしシンは国家運営に携わらずポポンと共に田舎で暮らす事を望んだ。穏やかな日々が訪れる中でシンは人生の意味を理解し、あらゆる葛藤から解放されようとしていた。 今日…… - 昨日…… - 合計…… -
https://w.atwiki.jp/deckaed54/pages/11.html
Hwarang - Wikipedia, the free encyclopedia http //en.wikipedia.org/wiki/Hwarang 花郎(ファラン) 花郎は、新羅の真興王(在位540 - 576)の時代に確立した青年貴族たちの教育制度とされています。一般的に、花郎は新羅の美男子エリート戦士集団だったと広く信じられ、上級貴族の15~16歳の美少年の中から団長として選ばれた性行の正しい男子のもとに多くの青年が郎徒として集まって「貴族の美少年結社」を作り、集団で生活したといわれています。また、化粧し、着飾って(あるいは女装して)、歌楽や名山勝地での遊楽を通じて精神的・肉体的修養に励み、戦時には戦士団として戦いの先頭に立って戦ったとされ、この花郎の花郎に選ばれた者は、新羅滅亡まで200余人を数え、各花郎に属した花郎徒はそれぞれ数百人から1000人に及んだと伝えられています。高句麗、百済、新羅の三国を統一に向けて推進した武烈王(金春秋、在位654 - 661)やその将軍金庚信(キム・ユシン)は、いずれも花郎出身でした。韓国では、護国の花であり、最高の青年文化だと賞賛を受けています。 しかし、建国大のシン・ボンニョン教授によれば、新羅時代の花郎がそのような肯定的な評価を受けはじめたのは、ほんの50年ほど前のことです。 朝鮮戦争のとき、李承晩大統領が青年の愛国心が必要であると考え、当時の陸軍本部の政訓監で、のちに精神文化研究院長となった歴史学者 イ・ソングンに、韓国史から青年文化の遺産を発掘するように指示し、これに従って彼が「花郎徒研究」(1954)を出版し、それから花郎は一夜にして韓国史で最も偉大な青年文化の遺産として注目されるようになったというのです。 花郎を取り上げ評価したのは、1930年代の日本の歴史学者、池内宏、三品彰英、鮎貝房之進の三氏でした。 池内宏は、花郎は武士道であったことを前提にして解釈を行いました。池内宏は、美貌の男子を選んで化粧させたり着飾るような非常識なことが行われるはずがないとして、記事を創作と見なして否定しました。三品彰英は、花郎の源流を原始時代韓族の男子集会に求め、花郎の特徴は原始宗教と解釈しました。 また、鮎貝房之進は、同性愛など性的なものと解釈していました。しかし、まだ当時は、そんなに注目された存在ではありませんでした。 花郎に関する記録は、「三国史記」と「三国遺事」に記載されているものがほとんどすべてです。 「三国史記」は高麗の儒臣金富軾(キム・ブシク)が1145年に編纂した史書で、朝鮮における現存最古の歴史書です。当時、高麗は宗主国の宗に服従しており、中国崇拝主義者の金富軾は、「三国史記」を漢文式で書き、さらに、書き終わったあと、参考にした韓国の古い記録を全部処分させたといいます。当然のことながら、自分の書いた「三国史記」が最古の歴史書となる訳です。 自国の文化を、中国から侮られないように、美化していることは十分に考えられますし、どこまで信頼できる史書であるかは、自ずと疑われるべきものです。 それに、李氏朝鮮王朝時代(1392年~)には、花郎は男芸者を意味する言葉に変っているのです。 また、「三国遺事」は、高麗の僧一然が1280年代に著したもので、935年に新羅が滅亡してから、三百年以上後の書物です。 「三国史記」、新羅本紀真興王三十七年の花郎の記事には、 「三十七年 春 始奉源花。初君臣病無以知人、欲使類聚群遊、以觀其行義、然後擧而用之。遂簡美女二人、一曰南毛、一曰俊貞。聚徒三百餘人、二女爭娟相妬。俊貞引南毛於私第、_勸酒至醉、曳而投河水以殺之。俊貞伏誅、徒人失和罷散。 其後、_取美貌男子、粧飾之、名花_以奉之。徒衆雲集、或相磨以道義、或相_以歌樂、遊_山水、無遠不至。因此知其人邪正、擇其善者、薦之於朝。」 とあります。 37年 [576] 春 はじめて源花を奉じました。はじめ、君臣たちは人材を見わけることができないのを憂い、おおぜいの人たちを集めて遊ばせて、その行儀を観察してからこれを登用しようとしました。ついに美女ふたりを選別しました。ひとりは南毛といい、他は俊貞といいました。仲間が三百余名集まると、このふたりの女はその美貌を争って相いに嫉妬しました。俊貞は南毛を自分の家に誘ってむりに酒を勧めて酔わせ、彼女をひきずって行って河水の中に投じて殺してしまいました。そのため俊貞は死刑にされ、彼女の仲間たちは和を失って散り散りになりました。 その後 ふたたび美貌の男子を選び、化粧させ着飾らせて花郎と名づけて優遇すると、おおぜいの若者たちが雲のように集まってきました。あるいはたがいに道義を練磨し、あるいはたがいに歌楽をもって楽しみました。景色のよい山や川を訪ねて遊び楽しんで遠くとも行かない所はありませんでした。これによってそのひととなりの正邪を知って、そのうちからよい者を選んで朝廷に推挙しました。 花郎は最初、源花(ウォンファ)と呼ばれ、当初女性でした。 初めての源花として、南毛と俊貞という二人の女性の名が出てきますが、普通、女性の名を親族以外に明かすことはなく、まして、女性の名が書物に書かれることはきわめて異例なことです。この二人が、極めて高い地位を持っていたことが窺われます。 新羅には、母系社会の風習が色濃く残っていました。政治と宗教が明確に区分されなかった母系中心の新羅では、源花は、集団長であると同時に祭主(巫堂(ムーダン;巫女))であり医女であったのです。 「三国遺事」の原本には、花郎が「花郎」ではなく「花娘」と書かれています。 花郎は、もともと「花のような女性」という言葉だったのです。たぶん、源花が花郎に変わっても、最初の頃、花郎は女性だったのでしょう。 新羅後期になると花郎は、「国仙」と呼ばれ、最初の人物はソル・ウォルランでした。このころには、花郎は、女性から男性に変わっていたようです。 金大門の「花郎世紀」には「賢い補佐の臣と忠臣がここから育ち、良将と勇卒がここから生まれた」と記されています。「三国史記」には、高句麗、百済、新羅の三国時代に終止符を打った新羅の金庚信(キム・ユシン)将軍など幾人かの有名な花郎の伝記が伝えられています。 たぶんこのことから、花郎徒を戦士団として考えたのだと思われますが、史書に多数登場する花郎の中で、軍事的伝記を持つのはたった5人だけです。つまり、花郎自体は軍事的なものではなく、花郎の中から選ばれたり、生まれたと記されているだけなのです。しかも、高麗朝では国仙は兵役を免除されていたのです。もともと花郎に武人的な意味合いはなかったのではないでしょうか。 「三国史記 」真興王37年条では、花郎の選抜基準は、「顔が美しい男性」とされています。 唐の令狐澄の「新羅国記」にも「貴人の子弟で美しい者を選びだして白粉をつけ飾りたてて名づけて花郎といい、この国の人たちはみな尊敬している」と記されています。女性の場合は、化粧することも着飾ることも当然のことですから敢えてこのような記述があるのは、選ばれたのが男性だからです。 化粧し着飾るのは、世界各地に見られる女装神官や女装の覡(かんなぎ)と同様に、女性の花郎のもっていた神秘的な力や女性の生命を生み出す力を取り込むことを象徴しているものでしょう。 野や山に遊ぶというのも、先祖崇拝や風水の思想的背景を連想させます。国家の重要事項である戦争の前に、吉凶を占うというのも古代の戦争では常識です。このための国家的役職があっても不思議はありません。男性の花郎が化粧したり着飾たりしながらも、人々の尊敬を集めているのも巫堂としてなら納得がいきます。「三国史記」には、花郎が女装したとまでは記されていませんが、宗主国である中国の男尊女卑の文化に追従しながら、中国に受け入れられるように、女装神官である花郎の存在を美化した表現にも受け取れます。 花郎は、新羅での母系社会の崩壊と聖職者の女性から男性への地位の転換を象徴しているものではないでしょうか。 参考文献 三品彰英「新羅花郎の研究」 http //www.palette532.com/~inui/folklore/whis01.html