約 527,028 件
https://w.atwiki.jp/srwbx/pages/186.html
シナリオ攻略 第41話 『君の中の英雄』 フローチャート 戦闘開始 勝利条件 敵の全滅 (フォーンファルシア撃破) ガンダムレギルスの撃破 (ガンダムレギルス撃破) ヴェイガンギア・シドの撃破 敗北条件 味方戦艦の撃沈ガンダムAGE-1グランサ、ガンダムAGE-FXの撃墜ガンダムAGE-2ダークハウンド、クランシェカスタムの撃墜 (フォーンファルシア撃破) 「クランシェカスタムの撃墜」除外 (セリック&ゼハート隊生存フラグ成功時限定で追加) ガンダムレギルスの撃墜 ステージデータ 初期 初期味方 ディーヴァナデシコ戦艦選択×1ガンダムAGE-FXガンダムAGE-2ダークハウンドガンダムAGE-1グランサクランシェカスタム選択PU×11 初期敵 フォーンファルシアグルドリンかんなづきデンジン(三郎太)ジルスベイン(ヴェイガン兵)×5PUダナジン(ヴェイガン兵)×4PUレガンナー×2PUテツジン(木連優人部隊)×2マジン(木連優人部隊)×2デンジン(木連優人部隊)×2カトンボ×2新型バッタ×6PU フォーンファルシアの撃破 敵増援1 初期敵の初期配置近辺 ガンダムレギルス(ガンダムフェイス)ギラーガ改ジルスベイン(ヴェイガン兵)×8PU ガンダムレギルスの撃破 味方増援1 (マップやや北西)(※セリック&ゼハート隊生存フラグ失敗時のみ) 法術師ニュー 敵増援2 (ラ・グラミス南端) ヴェイガンギア・シドジルスベイン(ヴェイガン兵)×6PUテツジン(木連優人部隊)×2マジン(木連優人部隊)×2デンジン(木連優人部隊)×2 敵増援2出現から1ターン経過orヴェイガンギア・シドのHP半分以下 敵増援3 (ラ・グラミス中央) かぐらづきザムドラーグテツジン(木連優人部隊)×2マジン(木連優人部隊)×2デンジン(木連優人部隊)×2 ザムドラーグとかぐらづき片方の撃破orヴェイガンギア・シドのHP30%以下 味方増援2 (ナデシコのそば) ダイテツジン(九十九)&ダイマジン(元一朗)デンジン(源八郎)&テツジン(三郎太) 味方増援2 (ラ・グラミス南西)(※セリック&ゼハート隊生存フラグ成功時のみ) ガンダムレギルス&法術師ニューフォーンファルシア&ギラーガ改ガンダムAGE-2ダークハウンド 敵増援4 (ラ・グラミス奥) バッタ×4PU新型バッタ×2PUカトンボ×2 ユニットデータ 敵 機体名 パイロット Lv補正 HP 射程(P) 資金 撃破アイテム 備考 初期 ダナジン ヴェイガン兵士 +2 6300 6(4) 1000 剣装備・銃装備・電磁シールド レガンナー ヴェイガン兵士 +2 7300 8(0) 1100 電磁シールド ジルスベイン ヴェイガン兵士(Xラウンダー部隊) +2 6800 7(4) 1100 剣装備・銃装備・電磁シールド グルドリン ゴドム +5 51200 5(5) 15000 電磁シールド・宇宙適応S フォーンファルシア フラム +5 46200 8(4) 16000 剣装備・銃装備・ファルシアビットXラウンダーLv2~・ガード 新型バッタ バッタ +2 5500 6(3) 1200 時空歪曲場 カトンボ カトンボ +3 11500 7(0) 1500 時空歪曲場 テツジン 木連優人部隊 +3 18500 7(4) 2000 時空歪曲場・跳躍 マジン 木連優人部隊 +3 17500 7(4) 2000 時空歪曲場・跳躍 デンジン 木連優人部隊 +3 19500 7(4) 2000 時空歪曲場・跳躍 テツジン 三郎太 +5 35200 7(4) 16000 時空歪曲場・跳躍 かんなづき 源八郎 +5 31200 8(0) 10000 時空歪曲場・跳躍・MAP兵器 敵増援A ギラーガ改 レイル +5 49200 7(4) 14000 剣装備・銃装備・電磁シールド ガンダムレギルス(ガンダムフェイス) ゼハート +5 81200 8(4) 19000 剣装備・銃装備・シールド・スペック低下無効XラウンダーLv3~・指揮官・レギルスビット ジルスベイン ヴェイガン兵士(Xラウンダー部隊) +2 6800 7(4) 1100 剣装備・銃装備・電磁シールド 敵増援B ジルスベイン ヴェイガン兵士(Xラウンダー部隊) +2 6800 7(4) 1100 剣装備・銃装備・電磁シールド ヴェイガンギア・シド ゼラ +5 91200 8(0) 20000 キオの携帯ゲーム機 電磁シールド・HP回復Lv3・EN回復Lv3オールキャンセラー・プレッシャーLv4・底力Lv9XラウンダーLv9・気力限界突破・宇宙適応S テツジン 木連優人部隊 +3 18500 7(4) 2000 時空歪曲場・跳躍 マジン 木連優人部隊 +3 17500 7(4) 2000 時空歪曲場・跳躍 デンジン 木連優人部隊 +3 19500 7(4) 2000 時空歪曲場・跳躍 敵増援C ザムドラーグ ザナルド +5 61200 7(4) 17000 ウサたんぬいぐるみ 剣装備・銃装備・電磁シールド底力Lv3~・ガード・指揮 テツジン 木連優人部隊 +3 18500 7(4) 2000 時空歪曲場・跳躍・MAP兵器 マジン 木連優人部隊 +3 17500 7(4) 2000 時空歪曲場・跳躍・MAP兵器 デンジン 木連優人部隊 +3 19500 7(4) 2000 時空歪曲場・跳躍・MAP兵器 かぐらづき 草壁 +5 81200 9(0) 20000 超合金ゲキ・ガンガー3 時空歪曲場・MAP兵器・オールキャンセラー気力限界突破・指揮・プレッシャー 敵増援D バッタ バッタ +2 5000 6(3) 1000 時空歪曲場 新型バッタ バッタ +2 5500 6(3) 1200 時空歪曲場 カトンボ カトンボ +3 11500 7(0) 1500 時空歪曲場 イベント・敵撤退情報等 戦術指揮/応援にフリットかウェンディを選択すると、セリック&ゼハート隊生存フラグに1ポイント追加。 フラム撃墜時イベント発生。敵増援A出現かつ、敵全体の気力+30。セリック&ゼハート隊生存フラグが失敗しているとディーヴァに武器「フォトンリングレイ」が追加。 ゼハート撃墜時、ゴドムとレイルが生存している場合撤退。ガンダムAGE-2ダークハウンドが現HPの80%ダメージ。敵増援2出現かつ敵全体の気力+50。セリック&ゼハート隊生存フラグ成功時、アッシュ撤退。 セリック&ゼハート隊生存フラグ失敗時、味方増援として法術師ニュー出現。 ゼハート撃墜から5ターン経過、またはゼラのHPを半分以下の時、キオがフリットの隣に移動。さらに敵増援3出現。 ザナルドと草壁のどちらか撃破、あるいはゼラのHPを30%以下にする。フリットがラ・グラミス南端に強制移動。ザナルドとゼラを除くヴェイガン、草壁を除く木連全て撤退。 味方増援2出現、敵増援4出現。ヴェイガンギア・シドのHP・EN・総弾数全回復。 ザナルドか草壁撃墜でイベントを発生させた場合、撃墜した機体のHPとENが全回復。 九十九・元一朗・源八郎・三郎太がそれぞれ敵を1機ずつ撃墜した場合、木連組参戦条件に1ポイント追加。 草壁を撃破すると九十九&元一朗が草壁の隣に移動。木連の無人機が全軍撤退。草壁撃墜前にゼラを撃墜した場合、草壁と木連の無人機が全軍撤退。ヴェイガンギア・シドのHPが50%まで回復。 草壁がマップに居ない状態で、かつザナルド撃墜前にゼラを撃墜した場合、ザナルドが撤退。ヴェイガンギア・シドのHPが50%まで回復。 草壁もザナルドもマップに居ない状態でゼラを撃墜するとマップクリア。ガンダムAGE-FX、ガンダムAGE-2ダークハウンド、ガンダムAGE-1グランサに合体攻撃「トリプルジェネレーション」追加。 ガンダムAGE-1グランサに「プラズマダイバーミサイル」追加。 セリック&ゼハート隊生存フラグ成功時、ディーヴァに「フォトンリングレイ」追加。ガンダムAGE-2ダークハウンドとガンダムレギルスに合体攻撃「メモリーオブエデン」追加。 攻略アドバイス 敵の増援回数が4回と多く、多数出現するボス級や状況も相まって本作最高難易度と思われるステージ。選択出撃枠も11と最小なので、選りすぐりの精鋭を出撃させたい。ガンダムAGE系を主力にしているなら幾らか難易度は下がるだろう。 戦闘前会話が豊富なマップでもあるので(隠しなしでも54個=540P)そのコンプも考慮するとさらに選択肢は狭まり、各作品主人公にオブライト、アレックス、アカツキ、三人娘の誰かで9PU+1機分は埋まってしまう。この辺を育てていれば問題なし。ジラード、ディーンも加入していれば会話があるのでさらに埋まる。 シャナルアの分はオブライトでも発生する。またバナージの分はリディでも発生するので入れ替えも可。 注意点として、ゼラとの会話はヴェイガン兵・優人部隊撤退イベント&木連秋山派(+ゼハート隊)の増援後でないと発生しない。それまでの攻撃は増援イベントを発生させる分だけに留めるが吉。 味方増援と強制移動も厄介。AGE-1グランサ、セリック&ゼハート隊フラグ失敗のときの法術師ニューとAGE-2ダークハウンドが課題。3体とも敵がすぐそばにいるので対策が必要。AGE-2ダークハウンドについては、フラム撃破までにハイパーブーストを発動(気力130)できるようにしておけば心配ない。激励やディスクPを使えば簡単。 ヴェイガンギア・シドはHPを除く全スペックが非常に高く、真っ先に倒してしまいたい(勝利条件にも記載されている)が、彼を撃墜する度に他のネームドがイベントで倒されてしまうので、焦らず他のネームドを全部倒してからトドメを刺したい。毎ターンHPが27360も回復するので、効率よくダメージを与えるためにもユニットの配置と攻撃する順番は吟味するべし。 パイロットのゼラもXラウンダー、プレッシャー、底力、気力限界突破、カウンター、見切り、ガードとよりどりみどり。当然、援護攻撃も備えているため油断できない。 幸い、行動パターンは基本と変わらないので、最大射程に味方一機を置いておけば足止めできる。 最終的にはイノベイターやXラウンダー、超兵といった「命中率に補正がかかる専用スキル」を持つキャラクターでさえ当てるのは困難になるため、精神コマンド(特に「必中」)は全てヴェイガンギア・シドにつぎ込むつもりで行きたい。 味方増援や強制移動ユニットとの合流のためにラ・グラミスへ進軍したくなるが、時間を掛けても良いというなら初期配置付近で待ち伏せをするのも一つの手。なお、味方初期配置すぐそばのソレスタルビーイング号は防御・回避+10%、ラ・グラミスとセカンドムーンの地形効果はその2倍である。 セリック&ゼハート隊生存が成功しているか否かによって増援などが以下のように変化する。 失敗 変化点 成功 変化なし 敗北条件 「ガンダムレギルスの撃墜」追加 フォーンファルシア撃破 「フォトンリングレイ」追加タイミング マップクリア ・レギルス撃破時・マップやや北西・シングルユニット 法術士ニューの出現 ・木連組と同じ・ラ・グラミス南西・レギルスとPU結成 ・撤退なし・レギルス撃破時にマップやや北西へ移動 AGE-2ダークハウンドの動き ・レギルス撃破時に撤退・木連組参戦時に復帰 戦闘前会話 味方パイロット 敵パイロット 内容 備考 初戦闘 ゴドム 「グラット、デモン…、多くの散っていった同胞達よ…。この戦いでその魂をエデンへと連れて行く!さあ…覚悟はいいか?未完成品ゆえの規格外のパワー…!グルドリンの恐ろしさを思い知るがいい!」 フリット フラム フラム「お前を倒せば、ゼハート様が勝利を手にする事もたやすくなる!ならば、私がここで…!」フリット「ゼハートは魔王の申し子!それを信奉する貴様はさしずめ、魔女といったところかッ! 貴様たちのような忌まわしき存在に地球を汚させはせんぞ!」 ナトーラ フラム「不思議ね…。生命を捨てようというのに、この胸は満たされている… 今の私に出来ない事など何もない…!あの方の為に消えろ、ディーヴァ!」ナトーラ「この艦の生命は私にかかっている!絶対に誰も死なせたりはしない!私が艦長なんだ…!」 キオ ゼハート ゼハート「キオ・アスノ!あのふたりの息子といえど、ここで倒してみせる…ッ!」キオ「あなたを止める事ができれば、この戦争を終わりに近づける事ができる!僕は負けないッ!」ゼハート「分かり合うなどという戯れ事…!この戦いにおいては捨てる事だッ!」キオ「夢も見られない人間が、誰かの夢を叶えてあげる事なんてできないよ!」 フリット フリット「貴様らのような悪魔を、これ以上、地球には近づけさせん!」ゼハート「地球種とヴェイガン…!そのどちらかが滅びる以外に道はない!ならば、滅ぶのは貴様達の方だ!」フリット「黙れッ…!その忌々しいガンダムと共に消え去れ!ゼハート・ガレットッ!」ゼハート「地球種とヴェイガン…全ての因縁にここで終止符を打つぞ!フリット・アスノッ!」 アッシュ アッシュ「お前はこんな道を選んで平気な男ではなかったはずだ!」ゼハート「貴様の知る、ゼハート・ガレットは死んだ!私はヴェイガンの民の為に鬼となったのだ!」アセム「お前も世界の為に己を偽るというわけか!なら、俺がお前を解放してやる!ゼハートッ!」 オブライト ゼハート「貴様はアセムの腕には遠く及ばない!私の前に立ち塞がるなッ!」オブライト「ああ!スーパーパイロットになれるのは、ウルフ隊長の魂を継いだあいつだけだ…! だが、この機体には隊長に負けない魂が込められているッ!舐めるなよ、ゼハート・ガレット!!」 ジラード ゼハート「アレほど連邦軍を憎んでいた貴様が、私の前に立とうとはな!」ジラード「もう少しだけ見たくなっちゃったのよね。あの子達が作る未来ってヤツを。 だから悪いけど、その邪魔はさせないわよ、ゼハート!」ゼハート「戦士として進むべき道を見つけたか! ならば言葉は不要だな!いくぞ、ジラード・スプリガン!」 ディーン ディーン「ゼハート様、俺は…!」ゼハート「ディーン・アノン、キオ・アスノと共に戦うというのだな?」ディーン「! ゼハート様が、俺の名前を…!?」ゼハート「…かつて貴様のように、地球種と関わりをもったヴェイガンがいた… しかし、そのふたりは共に手を取り合う事はできなかった。それがヴェイガンと地球種というものだ!」ディーン「それでも俺は信じたいんです!ヴェイガンも地球も関係ない、そんな未来が来るんだって事を…!」 騎士アレックス 騎士アレックス「ニューの姿が見えぬが、これは貴様の意志によるものだな、ゼハート!」ゼハート「どうかな?今も貴様を討つ為に、虎視眈々とどこからか狙っているとも限らんぞ!」騎士アレックス「今はヴェイガンに身を置こうとも、ニューは誇り高きアルガス騎士団の一員だ!そのような行いをするはずもない!」ゼハート「奴も信じられたものだな!それも奴のこれまでの行い故か…!」 ディーン 初戦闘 ディーン「キオと約束した未来を創る為には、俺は同胞と戦わなくちゃいけない!それでも、俺はやるさ…! 誰もが生まれに関係なく笑える世界…そんな世界にお前の墓を建ててやる!待っていろよ…ルウ!」 ゼハート ゼハート「私は心のどこかで、ずっとこんな時を望んでいたのかもしれない… 誰もが考えもしなかった道…それが今、目の前に築かれようとしている。この道を私は信じるぞ、アセム!」 フラム フラム「この戦いが終われば、やっとゼハート様は元の優しい心に戻る事ができるはず…! その為にも、本当の意味であの方が望む未来を私は作り上げて見せる!」 レイル レイル「この血、この身、この心は、全てあの方の為にある! 私にどのような命令でも与えてくれ!あの方が望んだように、今の私は地球種と共に戦う事を望んでいる!」 法術師ニュー 法術師ニュー「ゼハート…お前はイゼルカントという男の心を、再び照らす輝きへとなった…今の私はアルガス騎士団、法術隊隊長法術師ニューだ。しかし、お前の部下であった事は忘れぬぞ!」 セリック&ゼハート隊フラグ失敗 法術師ニュー「ヴェイガンの光は、大いなる輝きへと昇華された…!私のヴェイガンでの役目は終わった!これより私はアルガス騎士団、法術隊隊長法術士ニューに戻る!」 セリック&ゼハート隊フラグ成立 九十九 九十九「お前にも待たせてしまったな、ダイテツジン…だが、待つだけの日々も今日で終わりだ!お前と私の熱血が合わされば炎となる!それを彼らにも見せてやろう!」 元一朗 元一朗「九十九… 死んだはずのお前から伝えられた言葉、俺の胸に響き続けていたぜ… 迷いはすでに振り切った!己の正義を信じてどこまでも戦い抜く!それが俺の熱血だ!」 源八郎 源八郎「熱血を信じた俺の気持ちを信じる…。そして、熱血とは妄信に非ず、か… フッ、どっちも心に響きやがる!どうしようもなくなぁぁぁ!」 三郎太 三郎太「私は自分が恥ずかしい…!いつしか熱血という言葉のみを追い求め、本質を見失っていた!お前達も目を覚ませ!真のゲキ・ガンガー魂に目覚める時は今なんだ!」 キオ ザナルド キオ「何を考えているのか分からないけど、シドはお前達の手に負えるモノじゃない!それぐらいはわかるでしょう!」ザナルド「それは我々が決める事…!地球種の、ましてやガンダムに乗るガキに諭される筋合いはない! 我々が望むのは地球種の殲滅ッ!その旗印となるガンダムは全て死ねぇぇぇーっ!」キオ「目の前の事しか見えていないでぇぇぇぇーっ!!」 フリット ザナルド「ガンダムッ…!貴様にどれほど多くの同胞が殺されたか! 何が救世主だ!貴様こそ、我らを苦しめる魔王よ!そのおぞましい機体は我が手で消し去る!」フリット「ガンダムは祈りのはずだった…。この怨恨の連鎖をつなげてしまったのも、全て… この戦争の決着を以て、断ち切らねばならんのだろうな…!誰でもない…この私自身の手で!」 アッシュ ザナルド「私はゼハートとは違う!地球種を滅ぼす事に一切の躊躇いはない! 真にヴェイガンを導く者として、あの青き星に我らのエデンを創りあげてみせる!」アッシュ「ああ、お前はゼハートとは違う!お前のような男が治めたんじゃ、100年先にもなれば、人類は滅ぶ! 汚れ仕事なら数え切れない程してきた!俺はキオの奴程、甘くはないぞッ!」 ゼハート ザナルド「二度と化けて出られぬよう、今度は私自らの手で殺してやる!」ゼハート「この戦争が終われば、お前も含め、全てのヴェイガンの民の憎しみを一身に背負うつもりだった…」ザナルド「殊勝な事だな…!戦争の終結を待つまでもない!ここで死ね、ゼハートッ!」ゼハート「まだ死ぬ事はできない…! ヴェイガンの民は、ひとりひとりが歩み始めたばかり!その歩みを止める事はさせられんのだ!」 フラム・レイル フラム「ザナルド様、すでにご理解しているとお思いでしょうが、私はあなたの命令の下には動いていません」ザナルド「ゼハートにほだされたか、フラム・ナラ…!兄の復讐心があるお前ならばと思ったが、とんだ見込み違いであったな!」レイル「フラム、お前は…」フラム「今の私はあの方の部下よ。誰よりも…むしろ、あなたよりも…」レイル「ふ…ゼハート様の為に生命をかけたお前だ。その言葉、信じないわけにはいかないな!やるぞ、フラム!」フラム「ええ…!ゼハート様の創られる未来の為、果てなさい、ザナルド・ベイハート!」 ディーン ザナルド「我ら同胞を見捨て、悪しき地球種に魂を売ったのだ!楽に死なせてもらえると思うなよ!」ディーン「ヴェイガンの名将ザナルド様も、別の視点から見れば、ただの地球種を憎むひとりの殺戮者に過ぎなかった… きっと地球側の人間も同じ…。けど、この一面が全てではないんだ!だから俺はこうして、あなたと戦っている!」 法術士ニュー ザナルド「気休め程度とはいえ、民をマーズレイの苦しみから救っていた事には、礼を言っておく。 しかし、しょせん貴様は余所者!我らヴェイガンの憎しみを理解できはせん!こうして敵対しているのが何よりの証拠だ!」法術士ニュー「私がヴェイガンに身を置いたのは、真にあそこで暮らす民達に幸せをもたらす為! その幸せとは、消えぬ憎しみを晴らそうとし続ける事ではない!なぜお前程の人間が分からぬのだ!」 アキト 草壁 アキト「地球の正義、木連やヴェイガンの正義…演算ユニットはどこにあっても戦争の火種になる。 だったら、あんな物はどこか手の届かない所にやっちまう!勝手だと思うなら、そう思えばいいさ!」草壁「実に自分勝手な考えだ!あんな男の言葉に、僕達木連の戦士が心を惑わせたとは信じられない…!」 ユリカ 草壁「みんな!あれが悪の相転移炉搭載艦、撫子だ! 彼女達は不可解な演説で僕達を混乱させて、その隙に遺跡の演算ユニットを奪い去った!」プロスペクター「あちらの司令官、人身掌握に熱心な方ですなぁ…」エリナ「ウチの艦長にも見習ってほしいぐらいね」メグミ「でも、艦長は今のままでいいと思います。変わったら艦長じゃないみたいですし」ジュン「そうだよ。ユリカは今のままが一番だ」ゴート「だからこそ、今の我々があるのだからな」ミナト「というわけだから、艦長。改めて命令を出してくれるかしら?」ユリカ「はい…!目標は木連旗艦のかぐらづき!対応方法はもちろん…!」ルリ「思いっきりやっちゃえー、ですね。よろしく、オモイカネ」 アカツキ アカツキ「君たちが手に入れたがっていた演算ユニットは無くなってしまったんだ。大人しく諦めた方がいいんじゃないのかい?」草壁「退く場所などはない!我らの帰るべきはあの青き地球! それを僕達正義の味方が、悪の地球人から取り返すまでこの戦いに終わりはないんだ!」アカツキ「やれやれ…わざとなのか、本当にゲキ・ガンガーしかなかったのか… どっちにせよ、物言いが一辺倒すぎて腹が立ってくるね!」 リョーコ・ヒカル・イズミ 草壁「ヴェイガンギア・シドのコントロールを再び押さえる!そうすれば我らに敗北はない!」イズミ「ここが正念場…。どうやら私達も生命をかける時が来たみたいね」ヒカル「おっ、ハードボイルドを出してきたねー。さすがのイズミもダジャレは封印かな?」イズミ「夏の涼やかさを伝える音…それは『ふうりん』…フフ…」リョーコ「ったく、てめえらはこんな時でも…! ま、こんな時だからこそか…こうなりゃとことん俺達らしく行くぜ!」 九十九・元一朗・源八郎・三郎太 草壁「白鳥や月臣だけでなく、お前たちまで木連を裏切るとは心底落胆したぞ、秋山! 高杉!」源八郎「そいつは悪い事をしましたなぁ。 しかし…俺達も他の木連の兵士達も元一朗の言葉を聞いた時、覚悟を決めたんですよ」三郎太「これが私の信じた熱血であります、草壁中将!」草壁「ならば、これも私の…!ここにいる我々の信じる熱血だ!どちらが真の熱血か決めようではないか!」元一朗「あなたが我々の言葉に耳を貸さぬ方だという事は、理解しています!」九十九「草壁中将、お覚悟をッ!」 初戦闘用の会話より優先して発生 ショウ ショウ「お前もドレイクやビショットと同じだ!耳障りのいい言葉を使っちゃいるが、それを利用しているに過ぎない!」チャム「自分勝手なのよ、あなた達は…!」草壁「熱血という言葉を利用しているなど、実に不愉快な事を言ってくれる! この言葉は、万人に等しく勇気を与える言葉!我々木連が明日へと進む為に必要な言葉だ!」ショウ「そういうのが、利用しているっていうんだよ!」 「耳障りのいい」は原文ママ ゴーグ 草壁「正義はひとつ!悪は必ず打ち倒されなければならないという事だ!」悠宇「白鳥さんに見せてもらったゲキ・ガンガーにはもっと色んな事が描かれていた! 友情とか、人を信じる事だってもっと大切な事を言ってただろ!自分達の都合でそれを捻じ曲げるなー!」 仁 草壁「嘆かわしいな、歪んだ歴史に育てられた子供達よ。 君達の口にする正義は、その歪められた価値観で作られたモノだ。それは決して正義ではない」吼児「確かに僕達の教科書には、あなた達木連の事は何も書いてなかった。歴史を知らなかったのは本当だよ」飛鳥「でも僕達だって、みんなと一緒にいて本当の歴史を知った!その上でここにいるんだ!」仁「子供の正義だからって馬鹿にするな!俺達だってどうしたらいいかみんなで考えて戦ってるんだよ!」 凱 凱「アキトの信じた熱血と、あんたの信じている熱血!どこに違いがあるか分かるか!?」草壁「正義と共にある熱血と、悪によって歪められた言葉だけの熱血だよ。 正義と共にある熱血が、どちらのモノであるかは言うまでもない」凱「いや、どちらの熱血も、形は違うが正義と共にあるのは間違いないさ! だが、それにだって違いはある。それは、飾り立てる為に使おうとしたか、純粋な気持ちから出た言葉かどうかだ!」 ジョジョ ウィンドウ「そこにいるんだろう!和平会談で卑怯な真似をしやがった最低な野郎がッ…!」草壁「悪者に卑怯と罵られる筋合いはない!我々はゲキ・ガンガー魂に誓って、たったひとつの正義を貫いたに過ぎない! ゲキ・ガンガー第39話のように、お前達は…」ジョジョ「人を率いるのに他人の言葉を使うな! お前もひとりの王なら、自分の言葉で人を導いてみせろ!」 バーサル騎士ガンダム 草壁「君も正義を行使する者ならば、我々と共にいたニュー殿と同様に、こちら側へ来るべきだと思わないかね?」バーサル騎士ガンダム「お前達が本当に正義であったならば、喜んでお前達と共に戦おう。 しかし、自分達の体制を維持する為に仲間を手にかけるような者達が、正義であるはずがない!」 バナージ・リディ 草壁「ジオンの姫君の演説は見事だった。あれで君達も、自分達が悪の存在だったと気づけたのではないのかね?」リディ「悪の存在か…。確かに目も背けたくなるような真実だったさ! でも、あれは呪いでもあり、祈りでもあったんだ…!」バナージ「過去の人たちが未来へ託した想い!俺達は呪いのままにしたくはなかった! なのに、あなたは壊してしまったんだ!自分のやった事に気づかなきゃならないのは、あなたもなんですよ!」 キオ キオ「このまま戦い続けたら、セカンドムーンだって危ないんですよ!それなのに…!」草壁「分かっているとも!だからこそ、あの青き星を守る為にこうして戦っているのだ! ヴェイガンの民の事を考えるのなら、大人しく倒れてほしいものだな、ガンダム!」キオ「そんな事にいつまでもこだわっていたら、地球は本当に滅びてしまうって気付いてください!」 ゼハート 草壁「あなたには失望したよ、ゼハート殿。君もまた我らの悲しみを分かち合う同志と考えていたのだがな」ゼハート「草壁中将…もはや『我らの』とは言えないのではないか?この状況、理解していないはずはあるまい」草壁「理解はしているが、認める事はできないな。それは私の熱血を信じている、全ての者達の意志を裏切る事になるからだ!」ゼハート「それほどのカリスマがあったからこそ、木連の者達はここまでついてきたのだろう!だが…!」 アルト 草壁「悪魔の生体兵器を手なずけた、魔女達の仲間…! その戦闘機には、魔女が悪魔を手なずける為に使った、恐ろしい機械が搭載されている! それで僕達の仲間も操るつもりなのだろう!気をつけるんだ、みんな!」アルト「本気で言ってるわけじゃないんだろうが…あいつらの歌をそんな風に言われて黙っていられるか! シェリルとランカの歌は人とバジュラの心を結びつけたんだ!正義を名乗るならそれぐらい分かれよ!」 リオン 草壁「我々の受けた嘆きと悲しみ!それを忘れる事などできるはずもない! あの無念を晴らす為にも、僕たちは最後の最後まで戦い続ける!」リオン「過去を忘れろなんて言うつもりはねえが、いつまでもそれに囚われていたら前には進めないんだよ! 無念を晴らしてやりたいなら、戦う以外の道を見つけてみせろ!」 甲児 甲児「オジイちゃん、死ぬ前に言ってくれたよな。マジンガーは神にも悪魔にもなれるって」オジイちゃん「マジンガーの力は、持つもの次第で正義にも悪にも使う事ができるからのう。 じゃが、それは…」甲児「ああ…!マジンガーの力に限った話じゃない!俺達自身だってそうなんだ、木連の大将!」草壁「悪の地球人が我々に正義を説くなど、笑止千万! 正義は正義! 悪は悪!それは不変の事実なのだ!」 海動・真上 海動「テメエが正義を名乗りたいんなら好きにしな!俺達は俺達で勝手にやらせてもらうからよ!」草壁「自分達を悪の存在だと認めたか!それはすなわち、正義の力を振るう我々にやられる事を認めたも同然!」真上「ストーリーがいつも同じでは面白くあるまい。 たまには正義が負けるバッドエンドも悪くないだろうッ!?」 ヨウタ ユキ「あなた達はセカンドムーンの人を助けたくないの!?一緒に戦ってきた仲間なんでしょ!」草壁「こちらでも手は打つつもりだ。君たち地球人の手は必要としていない。 悪は悪らしく、正義の前に敗れ去ってればいいのだ!」ユキ「もう!何でちゃんと話をしてくれないの!?」ヨウタ「こっちの話を聞く気がないんだから、そりゃ話し合いになるはずもないさ!」ファルセイバー「セカンドムーンを止める為にも、木連の旗艦を我々で止めるぞ!」 フリット ゼラ ゼラ「ガンダムAGE-1…!ヴェイガンを葬り続けてきた最大の敵!」フリット「報告によれば、敵のパイロットはヴェイガンの生体技術で生み出されたクローン体…ただ戦う事を運命づけられた存在…あのパイロットも…!」 アッシュ ゼラ「イゼルカント様の意志を遂行…!その為に…滅ぼす…!」アッシュ「記憶もないお前に、何の理想が分かるというんだ!今、そのできすぎるゆりかごから引きずり出してやる!自分の目で世界を確かめてみろ!」 キオ ゼラ「俺は…ヴェイガンの未来を創る為に戦い続ける最強のパイロット…!それが存在理由!」キオ「違う…!それは君の生き方じゃない!僕の感覚がそう教えてくれている!今、その機体から君を救い出す!もう誰も戦争の犠牲になんかさせるもんか!」 ナトーラ ゼラ「ガンダムを進化させる存在…!排除する…!」ウォン「敵、モビルスーツ!こちらを標的として捉えている模様!」イーサン「こ、このディーヴァにあるAGEシステムに反応している!?」ナトーラ「落ち着いて…!絶対にこの艦を沈めさせたりしません!だから、最後まで私に付き合ってください!皆さんの力がディーヴァには必要です!」アリー「艦長…」エイラ「ハッ…!ウチの艦長も変わったもんだよ!なら、とことんまで付き合ってやるよ!」オトロ「さすがに間食を食べてる場合じゃなさそうだな!」カール「艦内システムオールグリーン!艦長、いつでもいけます!」ナトーラ「目標は敵、巨大モビルスーツ!あれを止めなければ地球圏に未来はありません!(この艦の誰も死なせない!それが私の艦長としての務め…!見ていてください、セリック少佐!)」 ()内はセリック&ゼハート隊フラグ失敗時のみ シャナルア・オブライト ゼラ「ガンダムに味方する機動兵器…それも全て敵…!」シャナルア「戦う事の意味も分かっていなかったキオが、今は誰よりも生命の重さを理解して、戦争を止めようとしている! 刺し違えてでも、キオの邪魔はさせないと言いたいところだけど…!」オブライト「ああ。アセムにああ言った手前、そうするわけにもいかなくなったな。 何とか奴を止めて、生還もしてみせる!そっちに行くのはもう少し遅くなるが…許してくれよ、レミ…!」 シャナルア生存時 ジラード・ディーン ゼラ「ヴェイガンの裏切り者…!全て排除する…!」ディーン「ああ、そうさ!俺はヴェイガンを裏切った人間だ! でも、ヴェイガンのみんなを見捨てたわけじゃない!だから、お前だって…!」ジラード「戦う為だけの力だけど、あなたを止めるぐらいはできるわよ! EXA-DBが造り出した化け物…!人の生命から離れなさいッ!」 ゼハート ゼラ「ゼハート・ガレット…!ヴェイガンの未来を拒絶した者…!」ゼハート「ザナルドの送り込んだシドによって植え付けられた偽りの事実…いや、ザナルドにとっては真実か… ヴェイガンの未来は、私のような者が導く必要はなかった!すでにあそこには多くの光が存在している!」 ショウ チャム「あのパイロット…心がガチガチなのよ…!」ショウ「オーラを感じなくても分かる…!あれは人の憎しみが生み出したマシンだ!あんなものを野放しにしちゃおけない!俺達の手で止めなければ…!」ゼラ「ヴェイガンの為に…全てを…!」 ゴーグ ゼラ「地球種は滅ぼす…!ヴェイガンの憎むべき敵…!」悠宇「怒ってばっかりじゃダメなんだよ!その気持ちを乗り越えないと、マノンさんの死んじゃった仲間みたいに…! もうあんな悲しい顔は見たくない!あいつも、ヴェイガンの人達も助けるんだ!力を貸して、ゴーグ!」ゴーグ「………」 バーサル騎士ガンダム ゼラ「人間サイズのガンダム型生体兵器…!捕獲、もしくは破壊する!」バーサル騎士ガンダム「ガンダムに託された祈り…。キオは今、その祈りを果たそうとしている! 同じガンダムの名を持つ者として、私もキオの願いを成し遂げてみせよう!」 仁 ゼラ「エデンをこの手に…ヴェイガンの為に…」飛鳥「ゲームならラスボス登場ってところだな…!」吼児「でも、ゲームと違って、あのヴェイガンギアを倒す事が僕達の目的じゃない!」仁「キオ兄ちゃんやフリットさんが作ってくれた道に俺達も乗っかっちまおうぜ! それであいつを止めて、あんなヘンテコなロボットから助けてやるんだ!」 凱 ゼラ「エデンの為…古き人類は消し去る…!」凱「この世界に消えていい生命なんて存在しない!それはお前も同じだ! すぐにそいつから助け出してやる!待っていろ、ゼラ・ギンス!」 ジョジョ ゼラ「地球種を…滅ぼす…」ジョジョ「ヴェイガンの憎む心があいつを…。俺もマーダルとこのまま戦いを続ければ、もしかしたら…」ウィンドウ「小難しい事を考えている場合かよ! そんな心配しなくたって、お前は絶対に道を間違ったりしない!もしそうなっても俺達が止めてやるって!」ジョジョ「ありがとう、ウィンドウ! そうさ…間違っても直せばいい!お前もまだ十分やり直せるはずだ!」 刹那 ゼラ「GN粒子を放出するガンダム。ヴェイガンの未来には不要…!」刹那「長い戦いの中で生まれた憎しみ…。奴の存在もその憎しみが生み出した歪みか… しかしあの歪み自体に罪はない!だから俺達がその歪みを正すッ!」 バナージ・リディ リディ「あいつを止めてこの戦争が終わったとしても、本当の意味での終わりが来るわけじゃない。それでも…!ウチの爺さんが実現させたかった祈りを、現在に甦らせるぐらいはしないとな!」ゼラ「地球種の可能性を消す!俺が消す…!」バナージ「あんたにそんな事はさせやしない!人の意志を飲み込むマシンは消えろぉぉぉ!」 アルト アルト「! シェリルとランカの声が聞こえる… ふ、そうだった…。何もせずにいられるお前達じゃなかったな!」ゼラ「異星体との意思疎通を図る悪魔のマシン。破壊する…!」アルト「悪魔のマシンかどうかは、あいつらの歌を聞いてみて判断しろ!今、この歌を届けてやるからよ!」 リオン リオン「アイシャ達に分析してもらったはいいが、分かったのはシドを切り離すのは難しいって事ぐらいか…!」ゼラ「俺に与えられた役目は敵の殲滅。敵が残っている限り、遂行し続ける…!」リオン「そんな人生じゃ面白くないだろ!さっさとそのマシンから降りてきな! そうしたら、ミーナやシェリル達の歌でも聞かせてやる!一気に面白い人生の幕開けだぜ!」 甲児 甲児「ヴェイガンの秘密兵器と、EXA-DBの番人が合体した機体…それにヴェイガン最強のパイロットが、か… 詰められるモノをとことん詰め込んでみましたって感じだな」ゼラ「光子力エネルギーを宿した機体…!ヴェイガンの脅威!」甲児「今のマジンガーは、セカンドムーンの奴らを助け出す存在だ!その古いデータは更新しておくんだな!」 海動・真上 ゼラ「俺はイゼルカント様の意志を遂行する為に作られた戦闘パイロット…!その役目を果たす!」真上「戦う事を運命づけられた存在か…」海動「ヘッ、テメエらしくもねえ。同情でもしちまったか、真上ぃ!?」真上「ふん、まさか… だが、奴を見ていると不愉快になる。ヴェイガンギア…悪阻の機械の身体をバラバラにしてやろうッ!」 アキト・ユリカ ゼラ「ヴェイガンの敵…!敵は全て消す…!」アキト「俺もずっとそうだと思ってた。ヴェイガンも木連も敵だから…みんなを守る為には倒さなくちゃって…!」ユリカ「でも、アキトは本当に好きだったモノを見つけた…! やろう、アキト!あたし達のラブラブパワーであのパイロットを助け出しちゃおう!」アキト「ラブラブパワーって、お前…!」ユキナ「あの~、私達もいるんですけどぉ・・・」ルリ「ま、それはいつもの事という事で、それじゃサクっと終わらせてしまいましょう」 ヨウタ ゼラ「全ての敵は殲滅する…!」ユキ「ただ力で壊すだけなら、今までと同じだけど…」ファルセイバー「ヴェイガンギアと戦いながら、中のパイロットも無事に救い出す。簡単ではないぞ、ヨウタ」ヨウタ「今までも簡単な事なんてただの一度だってなかったさ。だから、俺達ならできるはずだ! やるぞ、ファルセイバー!あいつを救い出すイメージなら、もうとっくに作ってあるぜ!」 ファルセイバー時 ゼラ「全ての敵は殲滅する…!」ユキ「ただ力で壊すだけなら、今までと同じだけど…」ブルーヴィクター「フリット・アスノの演説によって、この戦いは殲滅戦ではなくなった」グリッターファルセイバー「ヴェイガンギアと戦いながら、中のパイロットも無事に救い出す。簡単ではないぞ、ヨウタ」ヨウタ「今までも簡単な事なんてただの一度だってなかったさ。だから、俺達ならできるはずだ! やるぞ、グリッターファルセイバー!あいつを救い出すイメージなら、もうとっくに作ってあるぜ!」 グリッターファルセイバー時 クリアボーナス 資金41000、ガンファイト+1、底力+1、ガード、ハーフカット、部隊ポイント100 隣接シナリオ 第40話『それぞれにとって大事なモノ』 第42話『銀河を繋ぐ歌声』
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/1965.html
アークメイジ ガーディアン チャンピオン トリックスター ハイエロファント マーシャル 神話級の英雄 Mythic Heroes 神話級の英雄は同じ世代のもの達とは一線を画する。圧倒するほどの奇妙な出来事に遭遇する中で、勇気を示す驚くべき技を備えている。にもかかわらず、彼らは多くの点で他の冒険者と似ている。彼らはヒット・ポイント、アーマー・クラス、セーヴィング・スローを持つ――実際、ほとんどの能力値は同じレベルの非神話級キャラクターと同じだ。神話キャラクターの異なる点は、神話の道――彼らの神話パワーを表現する為に選択された、類似の能力の集合――から得られる特別な能力の中にある。これらの能力は神話キャラクターを戦闘の内外で強化する。そして彼らを超常的な、伝説的な冒険者としてくれるのだ。 神話キャラクターの作成 Creating a Mythic Character 通常のキャラクターと異なり、神話パワーを持つものは周囲の世界とより強いつながりを持ち、伝説上の偉大な地位を占める。熟達した戦士はその地の歴史に衝撃を与えるかもしれないが、神話のチャンピオンは運命を変え、その一挙一動が物語となり記録される。神話キャラクターは、キャンペーン世界により大きな衝撃を与える。物語における立ち位置を見出し力の源を決定するため、GMとともに神話キャラクターを作成することが必要となる。 神話キャラクターを作成するには、まずPathfinder RPG Core Rulebookにある通常のルールを用いて普通のキャラクターを作成しよう。神話級キャラクターは信じられない能力を持つが、通常のキャラクターと同じクラス特徴や能力を持って開始する。 君のキャラクターが神話級になる過程は、キャンペーン全体の形状によって決定される。一般に、キャラクターは2つの方法のいずれかによって神話級となる――キャンペーンの一部としてキャラクターを神話級とすることをGMが決めるか、昇華とその後に続く偉業は物語のほとんど初期の時点から中心軸となっているか、である。どちらのやり方を選択したかが、神話キャラクターの作成手法に影響を与える。 大きなキャンペーンの一部として神話パワーが君のキャラクターに与えられた(ひょっとしたらほんのわずかな期間だけかもしれない)のなら、その物語は君の新しく見出された力の起源を決定する。PC全て同じであることも十分あり得るだろう。君はその力の起源と本質について決定権を一切持たないかもしれないが、そうであっても神話の道と神話能力を選択することでキャラクターを個性化することができる。 そうではなく神話パワーがキャンペーン全体の中心となる主題ならば、各々のPCは異なる、独立した力の源を持つかもしれない。そのようなキャンペーンでは、君は君の神話パワーの源を決定するためにGMと話し合うべきだ。それは古代のアーティファクトと関わりを持ったというものから神格の後援を得たことまで、何でもあり得る。PC達に共通のつながりを持たせるため、GMはPC全てのパワーにおけるいくつかの面――例えば力の源など――を同じにするよう求めるかもしれない。あるいは君たちは、真なる伝説となる遺業を達成するために偉大な英雄達を集める、より大きな運命の一部として共に行動するのかもしれない。 いずれにせよ、君が神話パワーを得る時がキャンペーンの中にあるだろう(神話パワーが生まれた時から潜在的に宿していたものが、ある時に顕現したのかもしれない)。この、物語における劇的な部分が昇華の瞬間と呼ばれる。キャンペーンの形態に従い、これは物語のごく初期に起きるかもしれないし、キャラクターの職歴の随分後に発生するかもしれない。これは大きな筋書きの一部なのだ。この瞬間以後に君のキャラクターは神話級となり、神話の道と様々な神話能力を得ることとなる。 神話級への昇華 Mythic Ascension キャラクターが最初の神話階梯を得た瞬間は、昇華の瞬間(もしくは単に昇華)と呼ばれ、それは普通超常的な出来事と同時に引き起こされる。一般にGMがこの出来事を決める。この出来事はキャラクターの物語における多くの暗示を含むためだ。昇華は神話キャラクターの力の源を決定する。キャラクターが得る能力の種別に影響を及ぼすことはないが、将来の選択や役割の決定に影響を及ぼしうるのだ。 GMはキャンペーンの必要性を満たせるのであれば、昇華の瞬間にどのような出来事を創作しても構わない。神話級ゲームの運営には、昇華の瞬間を描く際にGMが考慮すべき多くの情報を含めている。以下のアイデアは昇華の最も一般的な意味を表している。 アーティファクト:このキャラクターは自らの内にある力をいくらか解き放つ不安定なアーティファクトに出くわす。このような神話キャラクターはアーティファクトを守る必要があるのかもしれない。力の源はこのアーティファクトとなる。 宿命:このキャラクターは吉兆の象徴の下で生まれた。それは合(惑星の重なり)かもしれないし、月食かもしれない。このキャラクターは偉大になることを運命づけられていた。昇華の瞬間は同じ状況が再び訪れた時であり、キャラクターは神話パワーを得ることになる。 神の子:この神話キャラクターは神の子であり、概してその神格と定命の者の合いの子として生を受ける。昇華の瞬間はキャラクターが真の出自を知った時か、神の親(もしくはその神格の代理)の元に訪れた時だ。 任務:神の代理人か、他の途方もなく強力な存在が、自分の代理として行動させるためにこのキャラクターを呼び出した。この役割がこのキャラクターに神話パワーを与えた。しかしこの後援者の興味があるように振る舞い、守護者の信条を守っている間だけこのパワーは有効となる。 継承:このキャラクターは強力な――ひょっとしたら神話級の――クリーチャーの死に立ち会った。その最期の瞬間、その力はこのキャラクターに移り神話能力を与えた。その力は自発的に与えられたものではないかもしれないし、逆にPC達が神話級クリーチャーを殺した時に得たのかもしれない。このようなやり方は、キャンペーンにおける全ての神話パワーを得る手法かもしれない。 道の選択 Selecting a Path 神話パワーを得たなら、神話の道を選択する。神話の道は追加クラスのようなもので、神話能力の大部分を決定する。しかし神話の道ではレベルを得るのではなく、階梯を得ることで追加の能力やボーナスを得る。道の階梯の取得は経験やキャラクター・レベルの獲得とは置き換わらない。君は依然として、試練を克服したことで経験値を得る。しかしそれらはクラス・レベルのみを提供する。君は一定数の試練を完遂することで追加の神話階梯を得る。階梯の獲得を参照のこと。 それぞれの道は固有の能力をいくつか与える。加えて、全ての神話キャラクターは共通の神話能力を持つ(基本神話能力表を参照)。神話キャラクターが新しい階梯を得るとすぐ、君はこの階梯で得る新しいパワーを全て選択しなければならない。 神話の道 Mythic Paths 神話キャラクターは皆、神話の道に属している。それぞれの道は伝説への旅を表しており、道の階梯それぞれは能力と探求に関連した要素を与える。第1神話階梯を獲得した後、キャラクターは従うべき神話の道を1つ選択しなければならない。キャラクターは以下の神話の道から選択することができる。 アークメイジ:秘術魔法の達人、アークメイジは卓越した技術を用いていとも容易く強力な呪文を発動し、思いついたままに現実を改変する。アークメイジはその力を用いることで、呪文を変質させ、敵の防護を貫き、ほとんどどのような事柄にさえ精通する。アークメイジの能力の多くは高い【知力】値を持つキャラクターにとって最も有益だが、高い【魅力】値を持つものであっても多様で強力な選択肢が数多く見つかるだろう。アークメイジの道は秘術呪文の使い手に適している。 チャンピオン:戦闘で比類無き存在、チャンピオンは戦場で意気揚々と立つ。その周りには傷だらけで敗北した敵が横たわる。チャンピオンはその能力を用いることで、さらなる正確さで打撃を見舞い、驚嘆すべき戦技を扱い、戦場を苦も無く移動して回ることができる。高い【筋力】値を持つキャラクターはこの道が極めて有用であると分かるだろう。また、高い【耐久力】値を持つものも同様だ。チャンピオンの道は武技や戦技に関係のあるキャラクターに適している。 ガーディアン:何者をも通さぬガーディアンの脇を通れるものなどいない――この敬虔な英雄の機会攻撃の範囲を突撃するものは失敗する運命にある。ガーディアンはその力を用いることで、足を踏ん張り、仲間を守り、そばを通り抜ける敵を妨害し、より弱い英雄であれば打ち負かすであろう攻撃から生き残ることができるようになる。高い【耐久力】値を持ち戦闘の中心にしばしば居場所を見つけるキャラクターは、ガーディアンになることで有益な力を手に入れる。ガーディアンの力は定期的に甚大なダメージを受けて持ちこたえるキャラクターに適している。 ハイエロファント:神をしのぐ力を引き出すもの、ハイエロファントは神のために生きる神聖なる臣下だ。ハイエロファントはその能力を用いることで、自分が発動した呪文の力を強化し、より大きな力で他人を癒やし、神と交信することができるようになる。ハイエロファントになるキャラクターのほとんどは高い【判断力】値を持つが、平均を上回る【魅力】値を持つものも多い。ハイエロファントの道は信仰呪文の使い手に適している。 マーシャル:直感と勇気のお陰で、マーシャルは何より優秀な指導者となる。率いる軍勢は試練に打ち勝つだけの力を得る。マーシャルはその力を用いることで、他人に直感を与える。直感は全ての仲間にボーナスと追加の機会を提供してくれる。高い【魅力】値と平均を上回る【知力】値を持つキャラクターは、マーシャルになることで様々な有益な能力を得ることができるだろう。マーシャルの道は常に他人を補助するキャラクターに適している。 トリックスター:技術、訓練、知識のお陰で、トリックスターは不可能――強力な障害や罠を寄せ付けず、策を弄し、その他命中しないはずの目標に命中させる――の達人となる。トリックスターはその能力を用いることで、自分の外見を変え、他人を操り、恐るべき精密さで攻撃することができるようになる。高い【敏捷力】値と【魅力】値を持つキャラクターは、トリックスターになることで多くを得ることになる。トリックスターの道は口とずるがしこさに関わるものに適している。 基本神話能力 神話階梯 能力値 神話特技 基本神話能力 1 ― 1つ目 殺し難きもの、神話パワー、活性+1d6 2 1回目 ― 驚愕のイニシアチブ 3 ― 2つ目 休息 4 2回目 ― 活性+1d8 5 ― 3つ目 神話級セーヴィング・スロー 6 3回目 ― 意志の力 7 ― 4つ目 活性+1d10 8 4回目 ― 不沈 9 ― 5つ目 不死性 10 5回目 ― 伝説の英雄、活性+1d12 基本神話能力 Base Mythic Abilities 神話PCは全ての神話キャラクターに共通の基本能力をいくつか得る。これらは神話の道それぞれで得られる特殊能力に加えて得られる。キャラクターは自らの神話階梯に基づいてこれらの能力を得る。 能力値:第2神話階梯に到達した時点で、君の選択した能力値1つは永続的に2だけ増加する。第4、第6、第8、第10階梯の時点で、君の選択する能力値1つが永続的に2だけ増加する。これは既に増加させた能力値でもいいし、他の能力値であっても構わない。 神話特技:ボーナス特技として神話特技1つか非神話級特技1つを選択する。君は通常通り、この特技の前提条件を満たしていなければならない。君は第3階梯と以後2階梯毎に、新たに神話特技を得る。 殺し難きもの(変則)/Hard to Kill:0ヒット・ポイントを下回ると、君は【耐久力】判定を試みる必要なく自動的に容態安定化する。君が0ヒット・ポイントを下回っている間に行動することのできる能力を持っている場合、その能力に記載されている通り、依然としてアクションを行うたびにヒット・ポイントを失う。出血ダメージは0ヒット・ポイントを下回っている状態でも、依然として君のヒット・ポイントを失わせる。加えて、君はヒット・ポイントの負の値が【耐久力】値の2倍以上にならない限り、死ぬことはない。 神話パワー(超常):驚くほどの成果を達成し運命を免れるために、神話キャラクターは力の源から力を引き出す。この力はいくつかの異なる能力として使用することができる。毎日、君は3+神話階梯の2倍に等しい回数(第1階梯の時点で5/日、第2階梯の時点で7/日、など)だけ神話パワーを消費することができる。この値は君の神話パワーの最大使用回数となる。君に神話パワーの使用回数を回復する能力があったとしても、この値を超えた使用回数を有することはできない。 活性(超常):君は困難な試練に打ち勝つために、神話パワーを呼び下ろすことができる。君は神話パワーを1回分消費することで、1d6をロールして今まさに行ったd20ロールの結果に加えることができる。この能力の使用は割り込みアクションを必要とし、元のロールの出目が明らかになった後に使用する。これによりロールの結果を変更することができる。この能力を使用することで得られるボーナス・ダイスは第4階梯の時点で1d8へ、第7階梯の時点で1d10へ、第10階梯の時点で1d12へと改善される。 驚愕のイニシアチブ(変則)/Amazing Initiative:第2階梯の時点で、君はイニシアチブ判定に神話階梯に等しいボーナスを得る。加えて、君のターンにフリー・アクションとして神話パワーを1回分消費することで、そのターンの間に追加の標準アクションを1回行うことができる。この追加の標準アクションでは呪文の発動を行うことはできない。君はこの方法で1ラウンドに1回より多くの追加のアクションを得ることはできない。 休息(変則)/Recuperation:第3階梯の時点で、君は死亡していない限り8時間の休息後にヒット・ポイントを全て回復するようになる。加えて、神話パワーを1回分消費して1時間休息することで、最大ヒット・ポイントの半分に等しいヒット・ポイントを回復し(最大でヒット・ポイントの最大値まで)、1日の使用回数に制限のあるクラス特徴(バーバリアンの激怒、バードの呪芸、1日の呪文数など)の使用回数を回復する。この休息はこのような能力については8時間の休息として扱われる。この休息を使用しても、神話パワーや1日の使用回数に制限のある神話能力を回復することはできない。 神話級セーヴィング・スロー(変則)/Mythic Saving Throws:第5階梯の時点で、君が呪文や特殊能力に対するセーヴィング・スローに成功した時には、それが神話的なもの(神話階梯や神話ランクを持つクリーチャーなど)に由来する能力で無い限り一切の効果を受けない。神話的なものに由来するものに対するセーヴィング・スローに失敗したならば、通常通り全ての効果を受ける。 意志の力(変則)/Force of Will:第7階梯の時点で(訳注:おそらく第6階梯の間違いと思われる)、君は自分の望むように出来事が展開するよう、自らの意志を行使することができるようになる。割り込みアクションとして神話パワーを1回分消費することで、君がたった今ロールしたd20を再ロールするか非神話級クリーチャーがたった今ロールしたd20を再ロールさせるかすることができる。君はこの能力を、結果が明らかになった後に使用することができる。例え出目が悪くなったとしても、再ロールしたものは二回目のロールの出目を使用しなければならない。 不沈(変則)/Unstoppable:第8階梯の時点で、君はフリー・アクションとして神話パワーを1回分消費することで、君に効果を及ぼしている以下の状態から1つを直ちに終了させることができるようになる:怯え状態、恐れ状態、絡みつかれた状態、過労状態、恐慌状態、幻惑状態、恍惚状態、混乱状態、出血状態、戦慄状態、聴覚喪失状態、吐き気がする状態、疲労状態、不調状態、麻痺状態、目が眩んだ状態、盲目状態、朦朧状態、よろめき状態。他のあらゆる状態と効果は、例え選択した状態を引き起こした呪文や効果の産物であるとしてさえ、残ったままとなる。君は行動を行えないようにする状態を受けていたとしても、この能力を自分のターンの開始時に使用することができる。 不死性(超常)/Immortal:第9階梯の時点で、君が死亡した際、君の肉体の状態や死亡した理由にかかわらず24時間後に君は息を吹き返す。君が息を吹き返した時点では君は休息したものとは見なされないし、次の休息まで休息によって使用回数の回復する能力を取り戻すこともない。この能力は君が神話級クリーチャー(もしくはそれより強力な力を持つクリーチャー)あるいはエピック・ダメージ減少を貫くことのできる武器を装備した非神話級クリーチャーにとどめの一撃もしくはクリティカル・ヒットで殺された場合には適用されない。第10階梯の時点で、君を殺すことができるのはアーティファクトを用いたとどめの一撃もしくはクリティカル・ヒットによってのみとなる。 伝説の英雄(超常)/Legendary Hero:第10階梯の時点で、君は定命のものが持ちうる力の高みに至る。君は毎日使用回数を全て回復することに加えて、1時間休憩する毎に1回分の頻度で、神話パワーの使用回数を回復する。 階梯の獲得 Gaining Tiers キャラクターの神話パワーは階梯によって分類される。第1階梯の神話キャラクターは既に、同じレベルの非神話級キャラクターよりも遥かに強力な存在だ。第10階梯の神話キャラクターはほとんど神のような権力を保持している。階梯毎に得られる力を到達したものに与えるという点で、神話階梯はクラスや上級クラスにおけるレベルと似ている。しかし階梯はレベルとは異なる方法で得られる。キャラクターはプレイ中に発生した試練を完遂した数に応じて新しい神話階梯を得る。試練はキャラクターの伝説や物語に加えられる困難な任務である。新しい神話階梯を獲得することは、経験値の増加とは独立して扱われる(しかし試練を通過することで完遂した、多様な遭遇による経験値も得ることになるだろう)。 試練は物語において、下位の英雄の偉業を乗り越えなければならない時に生じるある瞬間である。この一瞬一瞬が君の伝説の決定的な岐路となる。GMは試練として相応しいものを決定する。君が他の冒険者達と共に試練を完遂するかどうかは君次第だ。君は完遂するまで試練に挑んでいることを知ることさえないかもしれないし、GMが君の神話キャラクター・シートにメモをして伝えるかもしれない。しかし君は特に挑戦しがいのある敵と直面したり、ほとんどのものが可能性を見いだせないようなことを試みている際にそれと気付くかもしれない。 新しい階梯それぞれに必要となる試練の数は階梯毎の神話級試練表に記載されている。例えば5レベル・ファイターが自らの神話的出自を見いだし第1階梯のチャンピオンになったとしよう。幾度かのセッションの末、このキャラクターは十分な経験値を稼ぎ、6レベルのファイターとなった。この間にこのキャラクターは試練を完遂しなかった。そのためチャンピオンの道における次の階梯に進むことはない。しかし次のセッションの間に、このキャラクターは何年もの間町を蝕んできた神話級トロルとの劇的な戦闘に遭遇した。トロルを倒したことで、このキャラクターは試練を完遂し、第2階梯のチャンピオンとなることができた。第3階梯に到達するには、このキャラクターはさらに2つの試練を完遂する必要がある。神話キャラクターは第10階梯を超えて階梯を得ることはできない。 次の階梯を得るために必要となる試練の数は以下の表に記された数と異なっていてもよい。GMはキャンペーンに合うようにこの数を増減させてもよい――さらなる指針を得るために、神話級試練項も参照すること。 階梯毎の神話級試練 階梯 試練 1* ― 2 1 3 2 4 2 5 3 6 3 7 4 8 4 9 5 10 5 *第1階梯は昇華の瞬間に得られる。 共通神話の道能力 Universal Path Abilities 特定の道で与えられる能力に加えて、神話キャラクターは新しい神話階梯に到達した際に以下の道能力から選択することができる。これらの道能力は全ての神話キャラクターに適用される。 第1階梯共通神話の道能力 1st-Tier Universal Path Abilities 君は以下の道能力を全ての階梯において選択することができる。 力との交信(超常)/Commune with Power:君は冒険中に遭遇した苦境の答えを求めて、自らの神話的な本質と接触することができる。1日1回、何者にも邪魔されない1時間の瞑想を必要とする特別な儀式を通して、君は自らの力の起源と交信することができる。これはコミューンと同様に機能するが、術者レベルとして君の階梯を用いる。君の力の起源には所持している知識や伝えられる内容に制限があるかもしれない。詳細はGMが決定する。 魅力の誇示(超常)/Display of Charisma:フリー・アクションとして、君は神話パワーを1回分消費して【魅力】の技を示そうと試みることで、【魅力】基準の技能判定か【魅力】能力値判定に+20の状況ボーナスを得ることができる。 耐久力の誇示(超常)/Display of Constitution:フリー・アクションとして、君は神話パワーを1回分消費して【耐久力】の技を示そうと試みることで、【耐久力】能力値判定に+20の状況ボーナスを得ることができる。また、君はこの能力を使用することで自分の神話階梯に等しい時間の間、熱気、冷気、疲労状態、過労状態に対して【耐久力】判定を行う際、【耐久力】値に+20の状況ボーナスを得る。 敏捷力の誇示(超常)/Display of Dexterity:フリー・アクションとして、君は神話パワーを1回分消費して【敏捷力】の技を示そうと試みることで、【敏捷力】基準の技能判定か【敏捷力】能力値判定に+20の状況ボーナスを得ることができる。 知力の誇示(超常)/Display of Intelligence:フリー・アクションとして、君は神話パワーを1回分消費して【知力】の技を示そうと試みることで、【知力】基準の技能判定か【知力】能力値判定に+20の状況ボーナスを得ることができる。 筋力の誇示(超常)/Display of Strength:フリー・アクションとして、君は神話パワーを1回分消費して【筋力】の技を示そうと試みることで、【筋力】基準の技能判定か【筋力】能力値判定に+20の状況ボーナスを得ることができる。また、君はこの能力を使用することで自分の神話階梯に等しい時間の間、君の運搬能力を決定する目的における【筋力】値に+20の状況ボーナスを得る。 判断力の誇示(超常)/Display of Wisdom:フリー・アクションとして、君は神話パワーを1回分消費して【判断力】の技を示そうと試みることで、【判断力】基準の技能判定か【判断力】能力値判定に+20の状況ボーナスを得ることができる。 神話特技追加(変則)/Extra Mythic Feat:君は神話特技1つを追加で得る。君は君の神話階梯の半分(最低1)に等しい回数まで、この能力を修得することができる。修得するたびに、別の神話特技を修得する。 神話パワー使用回数追加(超常)/Extra Mythic Power:君は1日に追加で2回神話パワーを呼び下ろすことができる。君はこの能力を3回まで選択することができる。 伝説のアイテム(変則)/Legendary Item:君は伝説のアイテムを1つ得る。このアイテムは君の階梯に等しい数(最大3)の能力を提供する。第3階梯において、君はこの能力を再度選択することができるようになる。そのようにする場合、最大で6つの能力を提供するようになり、このアイテムは下級アーティファクトとなる。第6階梯の時点で、君はこの能力を再度選択できるようになる。そのようにする場合、最大で10の能力を提供するようになり、このアイテムは上級アーティファクトとなる。 長命(超常)/Longevity:この能力を修得すると、以後君は年を経ることによって死亡しなくなる。加齢による肉体的な能力値に対するペナルティを持つ場合、それらのペナルティを受けることはなくなる。それでも君は歳をとり、精神的能力値に対する全ての利益を得る。 神話級製作(変則)/Mythic Craft:君がアイテムを作成するために〈製作〉技能を使用する際、それぞれの判定により得られる進捗が2倍となる。加えて、君は単に費用を支払うだけでアイテムを高品質にすることができ、作成時間の増加や追加の判定を必要としない。魔法のアイテムの作成に関係する全ての技能判定に、君の階梯を加える。 神話級呪文発動(変則)/Mythic Spellcasting:君は君の神話階梯に等しい数の神話呪文を修得し、それらを発動する際その結果を強化するために神話パワーを消費することができる。神話呪文を選択するには、君はその非神話級版を発動できるか、修得している呪文の一覧にその非神話級版がなければならない。新しい階梯を得るたびに、君は追加で1つの神話呪文を選択することができる。君はこの能力を3回まで修得することができる。修得するたびに君は自分の階梯に等しい数の呪文を追加で選択し、階梯を得るたびに追加で1つの神話呪文を得る。 神話級自活(超常)/Mythic Sustenance:君は自らの神話パワーだけで自活できる。君はもはや生きるために飲食も呼吸も必要としない。君は吸引毒と呼吸を必要とする呪文や効果に完全耐性を得る。しかし君は摂取した食べ物や飲み物によるこれらの効果を受ける。 闇を見通す目(擬呪)/Pierce the Darkness:君はモンスター共通能力として、60フィートの永続的な暗視能力を得る。君が既に暗視を持つなら、その間合いが60フィートだけ増加する。 第3階梯共通神話の道能力 3rd-Tier Universal Path Abilities これらの道能力を選択するには、君は最低でも第3階梯でなければならない。 属性の超越(変則)/Beyond Morality:君は属性を持たない。君はどんなクラスにもなることができる――それが特定の属性を要求されるクラスであっても。また、君は属性が変わったことによってクラスを失うことがなくなる。ただしクラスの行動規範を破った場合には、GMの決定に従いそのクラスの要素の一部を使用することはできなくなる可能性がある。属性を識別する試みに、君は一切反応しない。君のクラスに属性の補足説明を持つ呪文を発動する制限があるなら、君は制限や反動を受けることなく呪文を発動することができる。君が属性を基にした呪文や効果の目標になったならば、その呪文が君に効果を及ぼす際に最も有利な属性であるかのように扱う。属性を変更させる効果は君に一切の効果をもたらさない。この効果を失ったならば、君は元の属性を取り戻す。 信仰の対象(超常)/Divine Source:君の理念に従う人に、君は信仰呪文を与えることができる。これにより彼らは呪文や領域を決定する目的において、君を神格として選択できるようになる。この能力を修得した時に領域を2つ選択すること。君の属性が中立でない限り、これらの領域は君の持つ属性に適合する領域でなければならない。君は神格であるかのようにこれらの領域を授けることが出来る。君から呪文を得るクリーチャーは、君の階梯より高いレベルの呪文を1日の呪文数として得ることはできない。それらの呪文スロットは失われる。加えて、それが自分の階梯以下の呪文レベルである限り、君は自分が与える領域から呪文を発動することができる。毎日擬似呪文能力として、君は君の階梯以下の呪文レベルごとに1つの呪文を発動することができる(君の信仰の対象として選択した領域から選択する)。君がクレリックであるか神格を崇めているならば、君は自身の呪文の領域を、自分が他者に与えている領域に変更してもよい。第6階梯および第9階梯の時点で、君はこの能力を再度選択することができる。そのようにするならば、君は領域1つと副領域2つ(Advanced Player's Guideを参照)を選択できる領域の一覧に加え、君の発動できる呪文リストにそれらの呪文を加えることができる。 能力強化(変則)/Enhanced Ability:君は選択した能力値1つに永続的な+2のボーナスを得る。君はこの道能力を6回まで選択できる。選択するたびに、異なる能力値1つを選択しなければならない。 恐れ知らず(超常)/Fearless:世界にあるもので今でも君を怯えさせるものはほとんどいない。君は非神話的なものによる全ての[恐怖]効果に完全耐性を得る。神話的なものによる[恐怖]効果はこの能力においては神話的と見なされる。 純粋なる肉体(超常)/Pure Body:君の肉体は純粋だ。そのため君は、非神話的な病気及び毒に完全耐性を得る。神話的なものによる毒と病気はこの能力においては神話的と見なされる。 純粋なる宿命(超常)/Pure Destiny:君の神話的な宿命は、摂理によって導かれている。君は非神話的な呪いおよび(強制)に完全耐性を得る。神話的なものによる呪いと(強制)はこの能力においては神話的と見なされる。 純粋なる感覚(超常)/Pure Senses:君の感覚は超常的に鋭い。君は非神話的な盲目状態および聴覚喪失状態に完全耐性を得る。神話的なものによる盲目状態と聴覚喪失状態はこの能力においては神話的と見なされる。 不眠(超常)/Sleepless:君はもはや眠る必要がない。君は睡眠不足を理由として疲労状態や過労状態になることもなく、睡眠効果に完全耐性を得る。回復するために睡眠を必要とする能力やクラス特徴を持つ場合、君は1日1回、何者にも邪魔されない瞑想を1時間行うことでこれらを回復することができる。 究極の多様性(変則)/Ultimate Versatility:1日1回、君はクラス特徴の1つを、別の選択肢を選んだものとして一時的に変更することができる。この変更は君の階梯毎に1分間だけ持続する。この持続時間の間、君は新しいクラス特徴を有しているかのように扱われる。例えば、君はこの能力を使用して秘術の絆クラス特徴の決定を変更することができる。そのようにすれば君の絆の品は消え去り(同様にすべてのボーナスと制限も失われる)、その場に使い魔が現れる。これにより準備している呪文やすでに発動した呪文に影響が及ぶことはない。新しい能力に1日の回数制限がある場合、君は通常の半分(最低1)の使用回数を得る。この能力が終了すると、元々選択していたものがこの能力を使用する前と同じ使用回数を持って戻ってくる。君がこの能力を使用して呪文を使用できるようになるクラス能力(血脈、守護者、領域、系統など)を変更したならば、君は元々の選択による呪文を失うが、新しく選択した能力により呪文を発動することはできない。この効果が終了すると元々の呪文が回復して再び使用できるようになる。君はこの能力を使用して、クラス特徴によりそれを得ている場合には特技や技能を変更することもできるが、前提条件として失われる特技や技能に頼っていた他の能力は、この能力が効果を及ぼしている間機能しなくなる。 不変(超常)/Unchanging:君の形質は安定しているため、君は非神話的な(ポリモーフ)および石化効果に完全耐性を得る。神話的なものによる(ポリモーフ)と石化効果はこの能力においては神話的と見なされる。 第6階梯共通神話の道能力 6th-Tier Universal Path Abilities これらの道能力を選択するには、君は最低でも第6階梯でなければならない。 彼方を行くもの(擬呪)/Farwalker:物質界の境界は君にとってほとんど意味をなさない。君は1日1回プレイン・シフトを使用することができる。術者レベルは君の階梯の2倍に等しい。君はこの能力を2回まで修得できる。2回目に修得した際、君はこの能力を1日に3回まで使用できるようになる。 神話存在(超常)/Mythic Presence:君の力は一般の定命の存在の気力を奪う。神話パワーを1回分消費することで、君は畏怖すべき存在に似た効果を得るが、クリーチャーたちは自身のヒット・ダイスではなく階梯(モンスターの場合ランク)に基づいて影響を受ける点が異なる。非神話級クリーチャーがセーヴに失敗したなら1分の間恐慌状態となり、成功した場合でも1分の間怯え状態となる。君の階梯以下の神話階梯もしくは神話ランクを持つクリーチャーは成功すれば影響を受けず、失敗すると1分の間怯え状態となる。君の階梯よりも高い神話階梯もしくは神話ランクを持つクリーチャーは、君のこの能力の影響を受けない。君のこの能力に対する意志セーヴのDCは10+君の階梯+君の【魅力】修正値に等しい。この能力は1分間持続し、有効距離は30フィートとなる。 神話級視覚(擬呪)/Mythic Sight:この能力を修得した際、君は30フィートまで届く非視覚的感知を得る。君はこの能力を2回まで修得することができる。2回目に修得した際、君はまるでトゥルー・シーイングを使用しているかのように、幻術や魔法の詐術が本当はどのようなものかを見抜くことができるようになる。この能力は他の神話クリーチャーによって発動された幻術や魔法的効果に適用されることはなく、他の神話クリーチャーに効果を及ぼしているものにも適用されない。この能力が解呪された場合、君はフリー・アクションとしてこの能力を再開することができる。 タンズ(擬呪):君はタンズ呪文のように全ての言語を理解し、会話することができる。この能力が解呪された場合、君はフリー・アクションとしてこの能力を再開することができる。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/29865.html
滅殺の英雄(カリスマ)サイコ・ディアスZ VR 闇 クリーチャー デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ コスト7 パワー7000 E・ソウル □このクリーチャーを召喚するとき、自分または相手の墓地からカードを4枚選んでもよい、あるいは両方の墓地からカードを4枚ずつ選えらんでもよい、それらを好きな順序で持ち主の山札の一番下に置き、こうして選んだカード4枚につき、このクリーチャーのコストを1少なくする。 □このクリーチャーが攻撃するとき、または相手に選ばれたとき、相手は手札またはバトルゾーンから自身のカードを合計2枚選び、好きな順序で山札の一番下に置く。 □ブロッカー □W・ブレイカー 作者:satori060 DMST‐02「ベスト・リバイバー 再世篇」で登場した《殲滅の英雄ハンニバルZ》の転生クリーチャーにしてツインパクト。 覚醒こそしないが《時空の封殺ディアスZ》と《時空の支配者ディアボロスZ》の両方の特性を持ち、攻撃するかクリーチャーの能力に選ばれることで場か手札から相手のカード2枚を山札送りにする 召喚する際は殲滅返霊の面影を残したコスト軽減により《超次元バイス・ホール》や《超次元ミカド・ホール》ぐらいにまで下げられる。そのままでも《超次元ロマノフ・ホール》と同じであり、メインデッキに入ることからリアニメイトによって出すこともできる。 背景ストーリーでは、神の力を利用し世界の再構築を目論む黒幕、ザビ・ドラグノワが復活させた大悪の一人として登場。同じく復活したオルゼキア、ガルザークと共に新たなる闇の軍勢を率い、連合軍との戦いで数々の戦果を挙げる。 フレーバーテキスト 悪魔が知識を授けるのではない、卓越した知識が、悪魔そのものとなるのだ。 ---滅殺の英雄サイコ・ハンニバルZ カードリスト:satori060 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/peabody5/pages/44.html
12.5 はるかなるオリンパスの英雄
https://w.atwiki.jp/god14/pages/843.html
発言者 石神静乃 対象者 ■■■■ 「頼む、力を貸して私の英雄――! あなた達との戦の真を、どうかここに紡がせてくれッ」 瞬間―― 「――応ッ!」 (BGM 仁義八行) 再び掴んだ、紛れもない眷族の資格と彼らの魂―― もちろんだ、よくぞ呼んでくれた。ありがとう。 雄々しく愛しいその言葉に、思わず涙が頬を伝った。 希望はここに―― どん底からの種明かし、そして再び戦いに挑むための英雄顕象のシーン BGM停止からの仁義八行は、場を最高に盛り上げる。 グッジョブだ!!! -- 名無しさん (2015-05-22 21 39 38) 多分万仙で初めてまともな項目 -- 名無しさん (2015-05-22 22 29 45) 私の英雄って言ってる時点で誰なのか予想がつくんですがそれは -- 名無しさん (2015-05-22 23 38 42) ネバーエンディング後→「頼む、力を貸して私の英雄――! 」ライル・練炭・パシリ「――応ッ!」(BGM 刹那・無限大紅蓮地獄) -- 名無しさん (2015-05-23 01 47 06) ↑キャパオーバーで静乃死んでまうわwww -- 名無しさん (2015-05-23 12 30 36) 信明や四四八もいるけど、万仙陣の主役とも言えるし歴代主人公に囲まれてる静乃のCGも見てみたい気がする -- 名無しさん (2015-05-23 13 32 42) ↑静乃を中心に両脇に引きつった顔の四四八と信明がいつつ、後ろの方でライルとノウにチーム天魔の皆さんとチーム曙光の皆さんが写ってる集合写真が頭に浮かんだわ -- 名無しさん (2015-05-23 13 52 30) マリィに次ぐ正田ワールドのマスコット誕生 -- 名無しさん (2015-05-23 14 07 32) 静乃は文だけだと全部まともな台詞だけど、四四八の方は文自体が既におかしいからなぁw -- 名無しさん (2015-05-23 15 55 42) ↑6 静乃が神座万象シリーズのファンだったら… -- 名無しさん (2015-05-23 16 03 05) ↑錦龍愛しい連呼で甘粕は大歓喜、クリーム姐も獣殿みたら歓喜だがその変わり四四八の胃腸がストレスでマッハは確定的に明らかだろうな -- 名無しさん (2015-05-23 20 44 33) クリーム姐&獣殿>なんだろうこのP3のキタローとハム子とかFateのザビ夫とザビ子が邂逅したかのような感じw -- 名無しさん (2015-05-23 21 13 07) このシーンで思ったけど、創法で創った物って消えないんだな -- 名無しさん (2015-05-23 22 02 54) それよりおr…柊四四八の現万仙陣登録台詞には何も感じないし言わないのか? -- 名無しさん (2015-05-24 21 42 15) 四四八さんは盧生なんだから自身の発言に責任を持つべき(暴論) -- 名無しさん (2015-05-24 21 47 01) 宣言通り真を貫いて大戦止めた四四八でもなかったことにしたい発言はある・・・! -- 名無しさん (2015-05-24 22 40 34) もうやめて!448の精神的ゲージはもうゼロよ! -- 名無しさん (2015-05-24 22 49 10) 448「チョイスおかしいだろ!? (メイド晶は好きだが!メイド晶は好きだけどな!)」 -- 名無しさん (2015-05-24 23 00 37) 阿頼耶「ヘイ!よっしー。どうにかしたかったらさー僕と繋がっちゃおうぜー。」 -- 名無しさん (2015-05-24 23 48 49) しーちゃん「頼む、力を貸して私の英雄」コスコスコスコスアッアアァァビクンビクンッ!スパー -- 名無しさん (2015-05-25 02 12 11) 「ロリータかな…」「ヌキヌキポン」「メイド萌えェェ!」「(全裸で)グッジョブだ!」「怖いですよね恋愛って。あはははは」 ライル「」 -- 名無しさん (2015-05-25 13 51 51) このセリフ、ベアトリスも言ってたな・・・ -- 名無しさん (2015-05-26 00 46 28) ↑2ライルの殿は「お前を殺すくらいなら、世界を殺した方がいい」という、シリアスとは言え冷静に考えて見れば誰得な男のヤンデレ発言が有るではありませぬかwコポォw -- 名無しさん (2015-05-26 03 40 10) まぁうん? ライル君周囲の女性陣に散々な言われようですけどね? エニス「ロリ」 カーマイン「ペド」 リル「変態」 -- 名無しさん (2015-05-26 04 56 24) 結局、正田卿作品の主人公格はみんな特殊性癖持ちなんだよ!(暴論) -- 名無しさん (2015-05-26 05 25 01) ↑ふつうの性癖とは・・・ -- 名無しさん (2015-05-26 06 43 33) シュピーネさんみたいな蜘蛛の巣プレイが普通の性癖 -- 名無しさん (2015-05-26 07 28 04) でもルサルカ系や敵に視姦されるのはともかく歴代に主人公側で変なプレイをやった奴はいな……(後ろ…寝込み…浜辺…メイドetc) いや、聞かなったことにしてくれ。 -- 名無しさん (2015-05-26 13 59 05) 俺基準でマリィの浜辺プレイは許す 鈴子のはちょっと… -- 名無しさん (2015-05-26 14 35 42) ライルも確か敵地で(しかもラスボス前で)、なぁ…… -- 名無しさん (2015-05-26 16 17 01) でも使えるかはともかく仲の良さやいっそお笑いにするエロは好きよ。 -- 名無しさん (2015-05-26 19 10 56) 今回笑えるエロあったけ? -- 名無しさん (2015-05-26 19 12 00) 濡れ場とは少し違うがneverendingの鈴子とか? -- 名無しさん (2015-05-27 00 43 26) 甘粕「応!!!」 -- 名無しさん (2015-06-22 19 39 49) ↑お引取りください(懇願) -- 名無しさん (2015-06-22 19 47 45) クリーム・黄「応!!!」 -- 名無しさん (2015-06-22 20 52 32) ↑あなた方もお引き取り下さい(白目) -- 名無しさん (2015-06-22 21 23 48) なんでや!クリームちゃんは良いやろ!!! -- 名無しさん (2015-06-22 21 57 39) (∴)「応ッ!!!」 -- 名無しさん (2015-06-22 22 13 31) ↑テメーは引きこもってろwww -- 名無しさん (2015-06-22 22 32 41) 盧生の皆さんは四四八さんの引率に従って細心の注意を持って現界してください、お願いします。 -- 名無しさん (2015-06-22 22 46 16) 獣殿・水銀「――応ッ!」 -- 名無しさん (2015-06-22 23 04 27) さっきからボスキャラばかりじゃねーかw 主人公たちはどうしたw -- 名無しさん (2015-06-22 23 57 02) ♂「応ッ!!乙女の願いを聞いて主人公が馳せ参じましたぁぁ!!さあ、この私めとヌキヌキポォォン!!」 -- 名無しさん (2015-06-23 00 15 08) ↑静乃「(じろじろ)…ふ~む、坂上覇吐のソハヤ丸は思ってたのより小さいな。四四八君の方が大きいじゃないか」 -- 名無しさん (2015-06-23 07 56 43) ↑竜胆「ほぅ、私の伴侶のモノを小さいとな。言うではないか小娘(#^ω^)ピキピキ」 -- 名無しさん (2015-06-23 08 23 13) ノウ「ーー応ッ!」 -- 名無しさん (2015-06-23 12 33 19) ↑×2もうこうなったらソハヤ丸選手権やろうぜ。参加資格は嫁か恋人がいること。ていうかその嫁や恋人から聞く。 -- 名無しさん (2015-06-23 14 44 20) ↑3静乃「ならば比べてみようではないか。四四八くん、ちょっとこっちに来てくれないか?」 -- 名無しさん (2015-06-23 14 51 47) シュピーネさん「お」 -- 名無しさん (2015-06-23 15 06 00) 嫁有りってことなら獣殿も参加するのか・・・ -- 名無しさん (2015-06-23 21 54 13) 南天「あら、あなたたちはそんな短小で満足するの?滑稽ね。さぁ信明君、向こうで私達も始めましょう?」 -- 名無しさん (2015-06-24 02 24 56) 咲耶「兄様の業物こそ神州一。まさに天を衝く霊峰富士と呼べましょう。」 -- 名無しさん (2015-06-24 03 39 50) 途中でただのプレイ自慢大会に。 -- 名無しさん (2015-06-24 21 56 43) 聖十郎「ー応ッ!!!」 -- 名無しさん (2015-06-24 23 08 10) 先輩・龍水「「――応ッ!」」 -- 名無しさん (2015-06-25 08 56 46) 龍神様「―――亡ォォォッ!!」 -- 名無しさん (2015-06-25 22 57 40) ↑1・2・3外道、腹黒、衆道、龍神(祟)ってもう英雄ですらないじゃないですかーww! -- 名無しさん (2015-06-26 06 52 41) 四四八、晶、鈴子、歩美、栄光、水希、淳士! 力を貸せッ、奴を見逃せん気持ちは分かるだろう! -- 名無しさん (2015-07-06 23 50 28) ↑2 ひっでえ面子だ・・・ -- 名無しさん (2015-07-07 00 30 18) この項目、第二の万仙陣になってね? -- 名無しさん (2015-07-07 17 05 09) 頼む、入金をして私達の英雄――! -- 名無しさん (2015-07-07 17 12 58) ↑爪牙「「「応!!!」」」 -- 名無しさん (2015-07-07 17 56 59) ↑明日で一応〆切だもんなー。 -- 獣殿の爪牙A (2015-07-07 21 14 54) ↑言った後入金待ち含めて9000万行くとか草生える -- 名無しさん (2015-07-08 19 16 06) そばもん「---応♪」 -- 名無しさん (2015-07-08 20 31 29) ルーデル・ミハエル・ヘイヘ・その他のリアルチートの方々『――応ッ!』 -- 名無しさん (2015-07-08 22 31 40) 甘粕「」* -- 名無しさん (2015-10-30 23 20 31) 甘粕「NOぅッ!!」 -- 名無しさん (2015-10-30 23 21 50) 剛蔵<助かってくれ!友よ! -- 名無しさん (2015-10-31 15 55 03) まあ、ギャグにしろシリアスにしろ正田作品でオールスターやクロスオーバー物は見てみたいってのはあるな -- 名無しさん (2016-01-07 11 46 23) (´"⊙;益;⊙`) (°H°`) (유∀유|||) (´◑,_ゝ◑`)『応!!』 -- 名無しさん (2016-01-07 11 54 09) 夜都賀波岐の皆さん「応ッ!」 -- 名無しさん (2016-01-07 13 35 06) エイッエイッ・・・ -- 名無しさん (2016-01-07 15 43 39) サタ「応」(棒) -- 名無しさん (2016-01-07 16 29 43) 静乃「頼む、力を貸して私の英雄」聖槍十三騎士団黒円卓第十位 お茶の間の代表格 六条さん 某学園カリスマ学園長「「「「-Atziluth-」」」」 -- 名無しさん (2016-01-07 18 36 11) ↑あんたらは形成(笑)だろwなんで流出してんだww -- 名無しさん (2016-01-18 10 40 54) ギルベルト「頼む!力を貸してくれ私の英雄!」 -- 名無しさん (2017-03-13 20 12 02) ↑×6 力を貸してくれって言って夜都賀波岐が応えてくれるとか、神座シリーズでやったら胸熱だよな…… -- 名無しさん (2017-03-13 20 47 08) ↑2(無言のガンマレイ) -- 名無しさん (2017-03-13 21 47 48) 南天に煽られた後だったから都合のいい偽物が出てこないかひやひやしたわこのセリフ -- 名無しさん (2017-03-14 11 01 44) ヴァルゼライド・カグツチ・ヘリオス「「「応!!!」」」 -- 名無しさん (2018-07-15 00 27 01) ⬆お前らが揃うと絶対変な化学変化起こすから止めろやww -- 名無しさん (2018-07-15 20 32 04) 最近更新されたページを覗いたらなんかホモ祭りの項目の上にあったから酷い脅しに見える酷い -- 名無しさん (2018-07-23 12 43 12) アシュナギに言わせてみようと思ったが、本編で似たこと言ってるな。 -- 名無しさん (2018-07-23 13 13 23) 静乃(ちくわver)「頼む。力を貸してくれ俺の仲間たち!!」 -- 名無しさん (2021-06-07 21 46 17) ↑「――嫌ッ!」 -- 名無しさん (2021-06-07 21 57 13) ↑「そこを曲げて頼むよ。悪いようにはしないからさ(爽やかスマイル)」 -- 名無しさん (2021-06-07 21 59 14) マグサリオン「出てこいお前達、この屑にお前達がどんなものだったか叩き込んでやろう」 -- 名無しさん (2021-06-08 00 56 21) うおおおおおおマグサリオン!マグサリオン!! -- 名無しさん (2021-06-08 07 15 41) 「俺が出る!俺の方が強いからな!」「いいえわたくしです!」「いや私がだな」「いくらみんなの魔王でもこればっかりは譲れない」 マグサリオン「いいから早くしろ」 -- 名無しさん (2021-06-08 07 47 06) マルグリット挺身隊ならぬ、マグサリオン親衛隊どこにでも現れるな -- 名無しさん (2021-06-08 09 12 38) 神座シリーズとの「英雄」の落差 -- 名無しさん (2021-06-09 00 20 37) このコメント欄、ちくわだらけですね -- 名無しさん (2021-06-09 04 40 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/702.html
【作品名】知っておきたい 伝説の英雄とモンスター 【ジャンル】神話 【先鋒】ガルダ 【次鋒】バハムート 【中堅】ファラク 【副将】ティアマト 【大将】マルドゥク 【名前】ガルダ 【属性】聖なる鳥 【大きさ】月より大きい鷲の首、翼、爪、嘴を持った人間の形 【攻撃力】大きさ相応の人間並み 月を翼に持って運べる力 【防御力】大きさ相応の人間並み 【素早さ】大きさ相応の人間並み 飛行も可能、宇宙に飛んで行ける 【特殊能力】宇宙空間で活動可能 【名前】バハムート 【属性】巨大魚 【大きさ】惑星を支える天使を支えるルビーの山を支える牡牛を支える巨大な魚 【攻撃力】大きさ相応の魚 【防御力】大きさ相応の魚 【素早さ】大きさ相応の魚 【特殊能力】常時まぶしい光を放っているため、人間の目ではその姿を見ることができない 【名前】ファラク 【属性】大蛇 【大きさ】次鋒より遥かに巨大な蛇 【攻撃力】大きさ相応の蛇 【防御力】大きさ相応の蛇 【素早さ】大きさ相応の蛇 【名前】ティアマト 【属性】龍、原初の混沌の象徴 【大きさ】分解された死体が宇宙になる大きさの龍 【攻撃力】大きさ相応の動物 【防御力】大きさ相応の動物 【素早さ】大きさ相応の動物 【名前】マルドゥク 【属性】最高神 【大きさ】副将並みの大きさの人間 【攻撃力】副将を素手で引き裂ける 【防御力】大きさ相応の人間 【素早さ】大きさ相応の人間 参戦 vol.57 846 修正 vol.84 466 まとめ 【大将】 【名前】マルドゥク 【属性】最高神 【大きさ】分解された死体が宇宙になる大きさの人間 【攻撃力】分解された死体が宇宙になる大きさの龍を引き裂ける 【防御力】大きさ相応 【素早さ】大きさ相応 【長所】大きい 【短所】他にない old 【名前】ヨルムンガド 【属性】大蛇 【大きさ】大陸を一巻きにして自分の尻尾を加える事ができる大きさの蛇 【攻撃力】大きさ相応の蛇 毒液:口から吐き散らされている毒 自分より幾らか小さい相手を死なせる威力、射程は自分の体長以上 【防御力】大きさ相応の蛇 【素早さ】大きさ相応の蛇 vol.58 272 格無しさん sage 2008/06/07(土) 14 47 18 知っておきたい 伝説の英雄とモンスター 惑星破壊から 副将と大将は負けない限り省く 円盤皇女ワるきゅーレ 【先鋒~中堅】無理だろう 負け 2勝3敗 ヤマトとか無理そうだし下を見る 魔界都市シリーズ 【先鋒】死なないなら分けっぽいが攻撃してれば有利か 【次鋒】アカシア操作負け 【中堅】大きさ勝ち 4勝1敗 下に負けないだろうから 円盤皇女ワるきゅーレ(惑星破壊の壁)>知っておきたい 伝説の英雄とモンスター >魔界都市シリーズ vol.83 622 格無しさん sage 2009/03/27(金) 22 48 02 知っておきたい 伝説の英雄とモンスター総当り ○成恵の世界 【先鋒】ひたすら空間切断負け 【次鋒】【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝1敗2分 ○ギャラクシーエンジェル 【先鋒】わけ 【次鋒】ノート負け 【中堅】【副将】【大将】大きさ勝ち 3勝1敗1分 △メガラフター 【先鋒】10^36J負け 【次鋒】大きさ勝ち 【中堅】擬似全能負け 【副将】倒せない倒されない 【大将】大きさ勝ち 2勝2敗1分 △無責任男 【先鋒】惑星破壊砲負け 【次鋒】倒せない倒されない 【中堅】無限粒子砲負け 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝2敗1分 ○トップをねらえ! 【先鋒】【次鋒】【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝3分 ×レンジャーズストライク 【先鋒】【次鋒】【中堅】攻撃負け 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝3敗 ○ガチャフォース 【先鋒】ギャバンダイナミック負け 【次鋒】【中堅】【副将】【大将】大きさ勝ち 4勝1敗 ○ウィザーズブレイン 【先鋒】【次鋒】【中堅】【副将】【大将】大きさ勝ち 5勝 623 格無しさん sage 2009/03/27(金) 22 49 36 ○スパロボW 【先鋒】攻撃負け 【次鋒】【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝1敗2分 ○ビューティフルジョー 【先鋒】大きさ負け 【次鋒】【中堅】【副将】【大将】大きさ勝ち 4勝1敗 ○アニレオン 【先鋒】滅却拳負け 【次鋒】大きさ勝ち 【中堅】滅却拳負け 【副将】【大将】大きさ勝ち 3勝2敗 ○ナデシコ 【先鋒】重力波砲負け 【次鋒】【中堅】【副将】【大将】大きさ勝ち 4勝1敗 △ムリョウ 【先鋒】倒せない倒されない 【次鋒】【中堅】攻撃されまくって負け 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝2敗1分 ○ヴァンパイア 【先鋒】攻撃勝ち 【次鋒】【中堅】魂吸収負け 【副将】【大将】大きさ勝ち 3勝2敗 634 格無しさん sage 2009/03/28(土) 02 49 24 伝説の英雄とモンスター総当り ○虫と眼球 【先鋒】【次鋒】【中堅】【副将】倒せない倒されない 【大将】大きさ勝ち 1勝4分 ○ネオコントラ 【先鋒】大きさ負け 【次鋒】【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝1敗2分 ○トップをねらえ!ネクスト 【先鋒】【次鋒】【中堅】倒せない倒されない 【副将】大きさ勝ち 【大将】倒せない倒されない 1勝4分 ○IZUMOシリーズ 【先鋒】大きさ勝ち 【次鋒】【中堅】倒せない倒されない 【副将】大きさ勝ち 【大将】倒せない倒されない 2勝3分 vol.89 139 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/08(火) 04 05 39 ID wPXVJznG 伝説の英雄とモンスター 再考察 ×ゴーストハンター 【先鋒】【次鋒】【中堅】【副将】【大将】見られて負け 5敗 ×スクラップド・プリンセス 【先鋒】形相攻撃負け 【次鋒】【中堅】形相攻撃連射負け 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝3敗 ×マーブル 【先鋒】【次鋒】【中堅】任意全能負け 【副将】【大将】倒せない倒されない 3敗2分 ×ドラゴンボールZⅡ 【先鋒】【次鋒】【中堅】ひっさつわざ負け 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝3敗 ○劇場版カブト 【先鋒】分解負け 【次鋒】【中堅】クロックアップ切れて勝ち 【副将】【大将】大きさ勝ち 4勝1敗 ×ディスガイア 【先鋒】【次鋒】【中堅】魔法負け 【副将】【大将】大きさ勝ち 2勝3敗 位置変わらず ゴーストハンター>伝説の英雄とモンスター>ゼノサーガ
https://w.atwiki.jp/wel-ajan/pages/18.html
世界観 賞金首システム ブラム国王が国内治安を回復する為に実施した制度。指名手配された無法者を生死を問わず捕らえた者に褒賞金を授け、又は王国仕官を認めるというもの。この布告によって一攫千金を夢見る賞金稼ぎが各地で名乗りを上げ、イスフェル全土で数多くの冒険者と傭兵が活躍ないし跳梁跋扈するようになった。 賞金首 ブラム王国に指名手配された無法者たち。国内を荒らす盗賊団の首領、治安を乱す傭兵隊長、王国への敵対者、悪名高い冒険者がリストアップされた。それぞれが格付けされ賞金額の上下があった。 賞金稼ぎ 賞金首を狙って一攫千金を求める冒険者または傭兵たち。 地名 ニルガルド大陸 イスフェル島の東方にある大陸。本編には関わって来ない。ブラム国王が実施した英雄育成プログラムの最終目標はこの大陸を制覇出来るだけの英雄達を揃えた精鋭部隊を作り上げる事であり、イスフェルを統一した後にここへ出兵して大陸全土の征服を目指すつもりだった。 イスフェル 本編の舞台となる広大な島。元々はブラム王国が全土を支配していたが、120年前にリヨン領が分離独立し、周辺諸侯を傘下に収めてリヨン王国を成立させた。以後はブラム王国とリヨン王国の戦争状態が断続的に繰り広げられている。その混乱の中で両王国内の諸侯の独立と、各地で活動する傭兵団または盗賊団勢力の勃興が相次ぎ、イスフェル全土は百以上の領地に分裂するに到った。それぞれがブラム王国の傘下、リヨン王国の傘下、または独立状態のいずれかにある。王国同士の戦い、諸侯間の争い、傭兵団ないし盗賊団の活動で治安は乱れ、島全土が荒廃しつつあった。 ブラム王国 イスフェル西部を統治する王国。首都はアルバスタ。国内は数十の諸侯領に分かれ、国王に忠実な直轄領と半独立状態の委任領に区別されている。元々はイスフェル全土を治めていたが、120年前のリヨン領の分離独立以来、イスフェルの支配権を巡って争い合うようになった。30年前に発生したリヨン王国軍の大侵攻で一時危機に陥るが、在野の軍師ティムケの作戦で防衛に成功した。王国博士として迎えられたティムケは強兵策として英雄育成プログラムを提案する。その第一期計画で10勇者と英雄将軍を誕生させた。これによってブラム軍の戦力はリヨン軍を凌駕し、イスフェル全土を制覇出来るだけの力を持つに到ったが、更なる英雄量産を目指すブラム王の思惑で統一作戦は延期され、そのまま戦乱状態は放置された。 リヨン王国 イスフェル東部を支配する王国。首都はラギルアム。元々はブラム王国に属す一諸侯領だったが、120年前に分離独立を果たして自らも王国を名乗った。以後はブラム王国とイスフェルの覇権を懸けて争うようになった。リヨン国内も複数の諸侯領に分かれている。30年前にはブラム王国を上回る戦力を持つまでになったが、当時行われた大規模な侵攻作戦が撃退されてからは一進一退の膠着状態が続くようになった。 ユゾン領 ブラム王国傘下の諸侯領。対リヨン王国への最前線に位置している。王国の直轄領であり領主ユゾンは王国博士を兼ねていた。ユゾン本隊の他に4つの独立部隊を編成しており、主人公達の狼爪軍はその一つであった。 ロドロス城 剣士ミシマルが治める独立諸侯領。ブラム王国にもリヨン王国にも付かない中立の立場を取っていた。 アパトン城 主人公達の仇敵の一人であるトウスボが支配する独立諸侯領。イスフェル各地に乱立していた盗賊団勢力上がりの諸侯領の一つ。 ワテバ城 リヨン王国傘下の諸侯領。主人公達の仇敵の一人であるブサンが城主になっていた。 モーリ教 リヨン王国の北部辺境地帯で活動していたカルト教団。元10勇者である女性賢者マーウが教祖になっていた。 ブラム王国の組織 王国博士 ブラム王国の重臣であり英雄育成プログラムの計画者。三十年前の王国危機以降、ブラム王は博士と英雄を国の中枢とした。 国王親衛隊 親衛隊長ノラックが率いており、ブラム王を護衛した。 10勇者 英雄育成プログラムの第一期生。王国軍将兵および王立兵士養成学校の生徒から才能選別されプログラムに組み込まれた者たち。王国四天王以外の六人は下野して放浪の身になっていた。 王国四天王 10勇者から選抜された四人で王国軍の最高幹部になった。四天王首席のヨエスは王国元帥、次席のアービコムは王国参謀として全軍を統率していた。 英雄将軍 英雄育成プログラムの第一期生。才能選別された中で二線級の者達がこれになった。筆頭はゾヒア。王国四天王の指揮下で一軍を率いた。 英雄騎士 英雄育成プログラムの第ニ期生。王国軍および兵士養成学校のみならず国内全土からも才能選別されてプログラムに組み込まれた者たち。英雄騎士団として組織され主人公シンが団長になった。 王立兵士養成学校 名前通り王国軍人を養成する学校。10歳前後で入学し20歳前後で卒業する。10勇者の大半もここの卒業生だった。15歳から兵士志願出来るいわゆるOJT(on the job training)制度もあった。 狼爪軍 ユゾン領が傭兵、冒険者、賞金稼ぎなどを集めて編成した独立部隊の一つ。主人公シンが団長になった。 麒麟軍 ユゾン領が編成した独立部隊の一つ。団長はキニヤ。 白鳥軍 ユゾン領が編成した独立部隊の一つ。女性が率いていた。 蟷螂軍 ユゾン領が編成した独立部隊の一つ。
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/1059.html
鬱蒼とした森は、数十年に一度やってくる主しか招くことは無い。 森に張ってある結界を破れば別だが、それでは相手方に襲来を悟らせることになる。 そもそも魔術の知識に疎いライダーと、魔術師ですら無い慎二では結界を破れない。 「奇襲は意表を突き、なおかつ悟らせぬ事こそが肝要」 「……だからこその待ち伏せか」 森に入るための車道は、あっさり見つかった。森から遠い冬木市街に入るためには絶対に車を使っているに違いない。アインツベルン程の財力なら当然だと推測した慎二の眼は、草が刈り込まれ新しいタイヤ跡がある道を見逃さなかった。 「通り道に間違いないようだな。一通り森の周囲を回ったがそれらしいものは見当たらぬ」 そこでライダーはふんと鼻を鳴らした。 「敵に通り道を教えるとは愚昧なり。良将を抱えても、所詮は小娘か」 枯れ草が茶色く大地を覆っている。その中に慎二とライダーは身を潜ませていた。 草を編んで作った即席の隠れ家で、大陸最高の英雄と魔術師ですら無い少年は待つ間に会話をしていた。 「でも、良くお前承伏したよな」 「何がだ」 「マスター狙いだよ。お前ってプライド高そうだからそういう作戦とりたがらないかと思ってさ」 「たわけ」 一言で返すと、ライダーの視線は車道に戻った。 「弱所を突くことこそ兵法の基本、剣士と槍兵の弱点はあの小娘よ。何せセイバーを戦わせ、ランサーを傍に置いている時点で小娘は愚昧に過ぎる」 殺してやるのが情けだ。と言うライダーに、慎二が首をかしげて反論する。 「何でだよ。最優が前衛で戦うのは当然だろ」 「最初に手の内が知られてもか?戦えば自ずと明らかになる。おまけにあの剣士は弱点まで世に広く知れ渡っておるわ」 そこまで聞いた慎二は、ああ、と頷いた。 「……なる程。いいカードを最初に使い切る可能性があるってことか」 「分かってきたではないか」 そう言うとライダーは持っていた袋からあるものを取り出した。慎二も取り出して、口に運ぶ。 「……問題は」 あんパンと牛乳を装備した状態で、慎二とライダーは待ち続けるために身を潜めた。 「いつ通りかかるか、だよな」 「待つことも兵法よ」 林道は未だ静けさを保ち、誰一人として通りかかる気配は無かった。 遠坂の屋敷はあちらこちらが傷ついていた。外見に穴が無数に開いているだけにとどまらず、家を支える柱自体が歪む程に攻撃を受けている箇所も多い。 「下手をすれば家ごと建て替えないといけないかもしれないな」 士郎がそう言う程に屋敷の損傷は大きかった。おそらくアーチャーの襲撃はこの家を拠点として使えないようにする為の意味もあったのだろう。 「そうなるにしても、とにかく役に立つ物は全部持ち帰るんだから、協力して貰うわよ。みんな」 遠坂凛がそう言った先には軍手をはめて様々な道具を持った四人がいた。 「はい!頑張ります!」 「洋館というものは一度入ってみたかったからな。期待させて貰うぞ」 「先生!拾った物は持って帰っていいですか!」 「……面倒ね。全部焼き払おうかしら」 「三枝さんありがとう。無理はしないでね。氷室さん。悪いけど今の遠坂邸は見せられるような状況じゃないわ。 却下よ蒔寺さん。小銭一枚でも拾ったら家主の私に届けること。あとキャスター、そんなことしたら最初にあんたから聖杯戦争の脱落者になってもらうわよ!?」 一気に言い終えると、遠坂凛は家のドアを開けた。 「トラップは全部解除してあるけど、良く分からないところは私を呼ぶこと。いいわね?」 家の内部も、外見が語るように相応の被害を受けていた。 「あーあ、高そうなアンティークまでぶっ壊してる。英雄なら文化も大事にしろよなー」 蒔寺楓の言葉通り、テーブルや家具なども被害を受けていた。エーテルで構成された矢はその身を残さず、テーブル上の陥没だけがその破壊を物語っていた。 「むっ。しかし妙だな」 「何がだ?氷室」 「弓矢のことは分からないが、ああいう傷にはならないのではないだろうか」 氷室鐘の指差す先には大きく亀裂が走った壁があった。確かに大きく抉れた傷や裂傷は矢では説明が付かないだろう。同じような傷は屋敷のあちこちにあった。 「それは多分バーサーカーの仕業よ」 傷ついたテーブルを片付けながら、遠坂凛が毒づくように答えた。 「あいつお構いなしに戦うもんだから、あちこちが壊れたのよ……令呪で何か恥ずかしいことを命令してやろうかしら」 突然ぼそりと妙なことを口走る遠坂凛に、思わず士郎達の背筋が冷え込んだ。猫かぶりをやめたこの少女ならやりかねない。 「ブラックキングは冷凍怪獣じゃねえぞ」 「何か言った?蒔寺さん」 「蒔ちゃんは遠坂さんと仲良しになれて嬉しいんです。遠坂さん」 三枝由紀香は倒れた椅子を元の位置に直して、微笑んだ。 「え?」 「由紀っち?」 「こんな大変なことになっちゃったけど、遠坂さんの色んな表情が見られて私嬉しいです」 「あ、あのねえ。そんなこと言ってる場合じゃないと思うけど」 「だって、遠坂さん口調がいつもと違ってるから」 「……むう。猫被る私も結構お気に入りなんだけど」 「くるくる表情が変わる遠坂さんも私好きですよ」 そう言ってほにゃっと笑う彼女に対し、周囲の目は当然言われた相手を視界に入れた、 「なっ、なっ、なっ何言って「むっは~!!由紀っちをたぶらかすかー遠坂!!ゆるさーん!!」」 「たぶらかすの意味も知らない癖にそう言うことを言うなー!!」 やいのやいの騒ぎながら攻撃してくる楓に対し、凛は中国拳法の技法で抵抗する。 そんな傍目から見たらじゃれあいのような姿を見ながら三枝由紀香は―――何かに気づいた。 それは違和感だった。それは25メートルプールの中に浮かべた一つのビーチボールのように、たいしたことのない、しかしどうしても感じる違和感。 壁の一部を払いのけ、しゃがみこんでテーブルの裏側に目を向ける。 「―――?」 テーブルの裏側には、セロハンテープで固定された黒っぽい機械が貼り付けられていた。 「遠坂さん。これ何だか分かる?」 蒔寺楓を必死で捕まえ、二の腕で拘束している遠坂凛にそれを見せた。 「捕まえたわよこのバカ豹!……何それ、私そんなの知らないけど」 「ぐぐぐっ……家電とかじゃないのか?」 捕まったまま口を開いた楓の言葉に、凛は首を横に振った。 「いいえ。私の家はそういうハイテクは極力排除されてるわ」 怪訝な物を見る目で、凛は眼前の小型機械を見つめていた。 「……盗聴器に気づいたか」 拠点にしているワンボックスカーの中で、アサシンは舌打ちするまでも無く受信機のスイッチを切った。 「遠坂邸に仕掛けた機械に気づかれたぞ」 その言葉に、バゼットは視線をアサシンへ向けた。 「これで、遠坂邸への“耳”は利用価値が皆無になりましたね」 助手席に座るバゼットの言葉にアサシンは軽く頷いた。 「状況は俺達にとって―――実に素晴らしい」 そう言うと、アサシンはサブマシンガンの弾倉をガチャリと装填した。 「連中は盗聴器を仕掛けられていると気づいてはいる。だがそれだけだ。ミスリードを誘うこともせず、警戒するにとどまっている―――連中が無能なのは大いに喜ぶべき幸運だ」 仮にだが、盗聴器の存在に気づき、こちらを誘い出す罠を張られたら厄介だったろう。 狂犬や魔術師に狙撃兵が正面から勝てる筈も無いからだ。 「彼等が他のマスターに情報を流す可能性は?」 「メリットは?」 「デメリットが大きいですね。いずれの陣営ともやがては戦わなくてはならないのに、貴重な敵の情報を流すことは無い。仮に流せば……」 「俺達を低く見る連中が出てくる―――まっとうな魔術師なら科学技術は使わない。使う奴は三流、そう思う連中が魔術師には多いんだろう?」 「ええ―――そして、私達と同盟を『結んでやろう』と考える連中が出てくる。そういうわけですが」 「労せずして間抜けな同盟者(捨て駒)が手に入る」 そこでアサシンは無表情な顔を、それでも引き締めた。 「だが、ただただ低く見られては共倒れになる可能性もある。適当な兵隊が必要だな」 そこでアサシンは幾つもある受信機のスイッチの一つを入れた。 「……そろそろキルスコアも必要だ」 「……どうしよう」 間桐桜は、衛宮邸に行く道を歩き続けていた。歩数的に言えばとっくに着いている。 そうならないのは桜が衛宮邸の近くに来ては、引き返すといったことを繰り返しているからだ。 公園での一件から、衛宮士郎とは会えなかった。連絡も取れていない。 ……当然だ。自分で会わないようにしているのだから。 兄に暴力を振るわれ、魔術師同士の暗闘が行われている今の状態でも、桜は衛宮士郎に無事でいて欲しかった。 明日になればもうあの少年の生きている姿を見ることは永遠に無いかもしれない。しかも、それが自分が喚んだ英霊の手で為されるかもしれない。 ……それだけは阻止しなければならない。だが、ライダーも兄も聞く耳を持たない。 いつもこうだ。何か持っていたら奪われ、何かを守っていれば汚され、逃げることも出来ない。 結局自分は諦めるだけなのかもしれない。だけど、今度ばかりは諦めたくないという自分がいるのも確かなのだ。 眼前に目をやると、曲がり角が見えた。あれを曲がれば懐かしい衛宮の屋敷に辿り着く。 そのまま立ち尽くした時に、突然に声をかけられた。 「あれっ、間桐?」 振り返った先には、蒔寺楓と氷室鐘、そしてキャスターのサーヴァントがいた。 商店街に存在する喫茶店、その一角のテーブル上では、心配する桜と、大丈夫だと返す二人、そして無表情で茶を飲んでいるキャスターがいた。 「それで、皆さんお怪我は無いんですね?」 「心配性だな間桐は。見ての通り怪我は無い」 「常識はドンドン削られていってるけどさ」 そこで楓は注文したコーラをぐいと飲んだ。 「あのっ、本当にすいません。兄さんがあんな事をするなんて」 たまらずに謝罪する桜に、楓がばつの悪そうな表情になって問を投げかけた。 「ワカメの奴はまだあたしらを狙ってるのか?」 楓の言葉に、桜が押し黙る。それだけで答が分かった。 鐘がううむと唸って頭を抱えた。 「まずいな……いくら衛宮に匿ってもらっているとは言え、このままで良いはずが無いしな」 「え……?」 鐘の言葉に桜の目が大きく見開かれる。 「ああ、騒動が終わるまで、衛宮んちに住んでるんだよ。あたしら」 楓の言葉に、桜は今度は身を乗り出した。 「そそそ、それって同せ「んなわけあるかあ!!この美身に汚れた毒牙は指一本とて触れさせん!!」」 「言葉の意味と使い方が間違っているぞ蒔の字……それに同棲と言うが間桐、君も通い妻をせっせと行っているのではないかね?」 「か、通い妻!?そ、そんなこともありますけど」 顔を紅くした桜に鐘はにやりとチェシャ猫のように笑った。 「ふむむ。興味深いな。なあ、間桐」 「い、いじめないでください……」 赤くなった桜は目を回転させながら懇願した。その顔色が徐々に戻っていくにつれて、ぽつりと言葉を紡いだ。 「あの……お聞きしたいことがあります」 「ん?なんだ」 「……衛宮先輩は私……達のことを何か言ってませんでしたか」 桜の言葉に、楓はああ、と頷いた。 「そーいや、衛宮がぼやいてたな。ワカメに電話が繋がらないって。家にも携帯にも。やっぱり知り合いだから心配してんじゃね?」 「そう、ですか」 ようやくそれだけを絞り出した桜は、頼んだカフェオレをゆっくり口に含んだ。 「桜、だったかしら」 その言葉は、今まで何も喋らなかったキャスターから発せられていた。 「は、はい」 返事をする桜に対し、キャスターは無表情に呟いた。 「我慢、ご苦労な事ね。でも現状は悪くなるだけだと思うわ」 「―――!?」 「キャスターさん、何を言って……」 「我慢しかせずに結局は破滅した人物を知っているわ……似ているのは雰囲気くらいで良いでしょう。何でもいいから抗うくらいはやってみなさい」 そこまで言うと、キャスターは持っていたカップをテーブルに置いて席を立つ。 「―――助けを求めれば応えてくれそうな相手はいるでしょう」 それだけ言い残すとキャスターは店外に出た。外では先程から降っていた雪が積もり、静かな銀世界となっている。 「キャスターさん、何言ってるんだ?」 「……なにやらいつもと違って積極的だったが……ん?間桐?」 桜からの返事はない。本人は目を落として俯いていた。 「間桐?」 鐘の言葉に身じろぎもせず、桜はテーブル上のカップを見つめ続けていた。 喫茶店から見える景色は、既に雪が化粧を施し、この土地には珍しい銀世界を作り出そうとしていた。 枯れ草が敷き詰められていた野原は今では銀世界が広がっていた。その中からカチカチという音がするが、それに気を止める人はいなかった。 寒さで歯の根を鳴らしながら、間桐慎二はアインツベルンの主従を待ち続けている。結果は出ていないが。 枯れ草を編んだドームにも雪風は吹き込み、震えながらも慎二は悪態をついた。 「ま、ま、まだこないのかよ畜生……」 「待つのも兵法じゃい」 事も無げに言うライダーは、携帯電話(勿論慎二の物)をいじっている。古代の英雄が現代の機械を扱う姿に思わず慎二は口を開いた。 「お前大昔の人間だろ?ケータイなんかいじって何が楽しいんだよ」 ライダーは携帯電話を慎二に返し、言葉もまた返した。 「本当に便利な時代だな。儂のいた時代では連絡手段は伝令かあるいは狼煙で伝えるぐらいしかなかった」 だが、とライダーは前置きする。 「それさえあれば命令が瞬時に伝わる。時間差による状況の変化で混乱する心配は無い。人伝による間違いも心配は無い。いくらでも状況の確認が出来るからだ」 「知ってるよそれくらい。通信機器の発達が戦争の形態を変えたってのはミリタリー雑誌だかで見たことがある」 ふむ、とうなずき、ライダーは携帯電話を見つめる。 「儂の仮初めの肉を動かしているのは魔の力だが、それを使えぬ人民が研ぎ続けた科学も侮れぬ」 そう言うと、ライダーは宝具である大刀を手に取った。 瞬間、斬撃が一閃した。 周囲の枯れ草と雪が一瞬で吹き飛ばされ、ライダーと慎二の姿が露わになる。ライダーの視線は車道に立つ人影に注がれていた。 白一色の服装に身を包んだ背が低い男に対し、ライダーは一瞬たりとも気を抜かない。 ライダーは大英雄である。 普通の方法では殺せない豪傑を相手にした敵はそれでもどうにか自分を殺そうと掃いて捨てる程多数の暗殺者を送り込んできた。一人も成功しなかったが。 その自分に対し、これ程の距離までに接近するという絶技を見せたこの男の力はどれほどのものか。 警戒しすぎてもしすぎることはない。 ライダーの緊張にあてられたか、慎二もライダーの傍らに立ったまま一言も口をきかない。 少しの間の沈黙は、出現したサーヴァントによって破られた。 「警戒しなくてもいい」 「それを判断するのは儂らだ」 「そうだな。なら言い方を変えよう。少なくとも俺に戦う意思はない。君たちに接触した理由は一つだ」 「……なんだよ?」 警戒する慎二に対し、白影のサーヴァントは理由を口にした。 「同盟を組まないか?」 衛宮邸のテーブルに、中央に置かれている小型機械があった。 それを凛は渋い顔で見ている。由紀香や士郎も難しい顔で機械を手にとって観察していた。 ふすまが開き、帰ってきた客人に士郎は目を向けた。 「おかえり。どこに行ってたんだ?」 「少しね、ところでそのカラクリに関して分かったことは?」 キャスターの後から入室した鐘と楓も、機械を囲むようにテーブルに座った。 「やっぱり、盗聴器か?以前見た映画でそんな機械が使われていた気がするけど」 「盗聴器か……遠坂嬢、聞くがストーカーに悩まされているといったようなことはないのかね?」 「そうだったらまだ安心できるけどね……」 凛は機械を指でつまんで親の敵でも見るように睨み付けた。 「明らかに聖杯戦争がらみよね。コレ、私の家を監視していたのかしら」 「だとしたら、一体誰なんだ?」 「暗殺者でしょうね」 士郎の疑問に答えたキャスターは、そのまま言葉を続けた。 「彼等は常に最新の技術を取り入れて仕事に当たるものだから」 そこでキャスターは出された茶を飲み、一息ついた。 「かつて砂の国の老翁達は呪術を扱ったそうだけど、それだけ扱っていたわけじゃ無い。使える物なら何でも扱うのが暗殺者よ」 「暗殺者って……あの時イリヤを銃で狙った奴か」 セイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、そしてバーサーカーとキャスター、消去法でも残っているのは一騎しかいない。 「『銃』で、『暗殺』かあ……」 「盗聴器を平気で使えるアサシンって、誰なのよ」 「……そういうことか」 頭を抱える凛に対し、楓はふむふむと頷きながらビシッと人差し指を立てた。 「何よ。蒔寺さん」 「アサシンの真名が分かったぞ」 その言葉に、全員の目が楓を注視した。 「本当か!?」 「まかせたまへ天才工兵。アサシンの真名は―――リチャード・ニクソンだ!!」 「……根拠は?」 断言する楓に対し、鐘が尋ねた。楓はふふんと鼻を鳴らす。 「世界で最も有名な盗聴事件、ウォーターゲート事「銃を使う根拠は?」……む、わからんちんめ。奴は海軍に入り、戦闘要員とはならず補給士官に任命され、アメリカ海軍でも最高のポーカーの腕を……あれ、狙撃関係無くない?」 「機械を扱えるのだから、近い時代の人物だな……暗殺……リー・ハーヴェイ・オズワルドなどどうだ?」 「三枝さんは姿を見たのよね?どんな格好だったか覚えてる?」 「シカト?ひょっとしてあたしいじめられてる?」 楓は泣くぞこらー、といいながら、士郎に梅干し攻撃をしかけた。当然士郎は抗議する。 「イダダッ、なんで俺なんだよ?」 「遠坂は怒らせると怖い。メ鐘も怒らせると怖い。由紀っちも怒らせると怖い」 「消去法かよ。だからって梅干しはやめろ!それより他に意見は無いのか!」 その言葉に楓は攻撃を止め、うーむむ、と背伸びをして考えた。 「銃で暗殺……狙撃……狙撃兵ならいっぱいいるけど……」 「狙撃兵?特定できそうか?」 「できるわけねーだろ。第一次世界大戦の頃から数えてウィキっても著名な狙撃兵なんて、世界中で三十人以上はいるぞ」 「そりゃそうか……なあ、三枝が見た人影はどんな格好していたんだ?」 話を振られた由紀香は、思い出しながら口に出した。 「えーっと、何かこう、白っぽい格好していたと思う」 「白色?」 狙撃兵は隠れ潜むことが役目の筈だ。必然的に服装も目立ちにくくなる。だが、白などという光を反射しやすい色の服装をしていたら逆効果ではないだろうか。 「―――いや、ちょっと待て。由紀香。そいつは雪国の兵士かもしれない」 いつになく真面目な表情で、楓が口走った言葉に全員が反応した。 「蒔寺?」 「ちょっと待ってろ衛宮。今頭が冴えてるんだ。あんにゃろに呑まされた宝具だかの効果かもな」 「―――大丈夫か!?」 聞き捨てならない言葉に血相を変えた士郎に、楓は無言で頷いた 「頭が冴えてる以外に特に変わったところは無い。それよりキャスターさん、サーヴァントだかは基本的に服装は召喚された当初から変わらないんだったな?」 「ええ。アインツベルンのお嬢さんは従者に現代の服を着せていたようだけど、基本的な姿は変わらないわ……なる程、雪国なら白い服でも頷けるわね」 「北欧やロシアのスナイパーかもな。それも冬期迷彩が必要な程の極寒の戦場で名を馳せた英雄か……それならかなり絞り込める。あたしの推察によれば―――」 自身気に言う楓に、いつになく驚いた様子で鐘と由紀香が見ていた。 「凄い……蒔ちゃんが輝いてる」 「うむ。これが宝具の効果とやらかもな……いや、あるいはこれが蒔の字の本気……?」 驚く二人に対し、楓は再び力説する。 「つまり―――西から昇ったお日様が東に沈むのでこれでいいのだと言う訳だよ!」 「あっ、元に戻った」 楓はそこまでで、オーバーヒートをおこしたように、ぷしゅーと頭から湯気を出して机に突っ伏した。キャスターが頭に手を当て、納得いった表情で呟いた。 「宝具の効果で軍略に関する閃きと洞察力が強化されたようね。この様子だとあまり無理はしない方が良いわ」 「やはり宝具の力だったか……」 「普段使ってないだけあって、衛宮君の無茶より酷いかもしれないわね」 「言い方が酷いですよ……」 「俺さりげなく引き合いに出されてるし……」 「こ……これでいいのだはんたいのさんせい~」 楓は反論する気力も無く、目を回しながら意味不明のうわごとを呟き続けていた。 曇天の空の下、森中に存在するアインツベルンの出城は、戦場となっていた。 「ッ!!!!!!!!!!!」 ライダー=関羽雲長が大刀を振りかぶり、霊馬の疾駆によってランサー=ブリュンヒルドに接近した。 美貌を曇らせるまでも無くランサーは槍を構え、吠える。 「させると思うか!」 「おうよ。できんでどうする」 大刀が横薙ぎに走る。直撃すればランサーの細い腰はあっという間に輪切りにされるだろう。 瞬間、虚空に炎が生まれた。それは空中をなめるように霊馬に騎乗しているサーヴァントと、その背後に捕まっている少年に向かっていく。 「どわちちっ!ライダー!」 「おっと、まずいな」 赤兎馬が後方に撤退し、火焔は地面を焼くに止まった。そのままライダーとランサーは睨み合う。 「何やってるのよ。ランサー」 僅かな沈黙はランサーの小さな主によって破られた。小さな頬を膨らませている姿は愛らしくもあり、微笑ましいとも言える。 「そいつは大した英雄じゃ無いわ。多分マスターが無能なんでしょ。ステータスは平均よりちょっと上回るぐらいよ」 「な、なんだとこのガキ「ほっとけ、油断させておけば楽で助かる」」 慎二をなだめるライダーの目は、イリヤスフィールの傍らに佇む青年に向けられる。 視線に気がついた剣の英霊は、怪訝な表情でライダーを向いた。 「何か用か?」 「いや、ようやく自分の弱さを理解したかと思ってな」 激昂は剣の英霊では無く、槍の英霊だった。ルーンが彫刻された大槍は神速の突きを持ってしてライダーの喉元を狙った。それをライダーは大刀で受け止める。 戦乙女は瞳を怒りに燃やし、ライダーとの鍔迫り合いをしながら気炎を吐いた。 「我が夫への侮辱は槍の一撃で返してやろう。ここでその小僧もろとも串刺しにしてくれる!!」 ライダーは無言で大刀に力を込める。ランサーが僅かに体勢を崩した瞬間、赤兎馬が跳躍し、更に後ろに下がった。それを見てランサーの瞳が嘲りの色に変わる。 「達者なのは口だけか!キーナの英霊!」 「やめるんだ。ブリュンヒルド」 挑発する戦乙女を諫めたのは少女に付き添う魔剣の主だった。 「そいつの言い分に俺は今何も返せない」 瞬間、セイバーの手が動き、中空を飛ぶ『何か』をつかみ取った。拡げた掌にはひしゃげた鉛弾が鎮座していたが、それはエーテルの塵に雲散霧消する。 「あの暗殺者の攻撃から俺はイリヤの側を離れない程度のことしか出来ない」 アサシンは間違いなく殺しに長けた英霊だ。そして殺されないことにも長けている。 数回の攻撃は数回とも失敗したが、発射した場所が判らないだけではなく、判ったとしてもセイバーには為す術が無かった。イリヤの側を離れれば間違いなくアサシンはイリヤを殺すだろう。あの飛翔によって空を切り裂く音以外何も感知できない弾丸は恐るべき脅威だ。 そして、イリヤを連れて探し回れば隙を見せた瞬間にイリヤを殺すだろう。こんな時程自分の獲物である帯剣を恨めしく思ったことは無かった。飛び道具ならばまだ戦い方もあったろうに。 セイバー=シグルドにできる事は、その身体を盾にすることだけだった。 「―――そんなこと「ハッ、ざまあないね。古代人の英霊ごときが調子に乗るなよ」―――!!!」 慎二の侮辱は戦乙女の炎を容易に燃え上がらせ、その槍はライダーの主従に向いた。 「こ、言葉に武器向けるなんて大人げないな。文句があれば口で言えよ」 「言葉が少ないのだ。何せヨーロッパとか言う化外の化外にある地の野人じゃからのお。顔は良いのに残念」 慎二の言葉に乗るようにライダーが侮辱し、それが更にランサーの怒りに油を注いだ。歯を食いしばって怒りの表情に変貌するランサーを前に、ライダーは鼻息も荒く言葉を出した。 「何か文句あるか?わしは当時から続く超大国で文化の中心、中国の英霊。お前らは洞穴で踊って生肉かじってたゲルマンだかフン族だかの英霊。高等文明人と猿くらい差があるわい」 長々としたイヤミに、慎二がとどめを刺した。ランサーをなるべく見ないようにしながらだが、 「や、や、や~い。エテ公」 「―――いいだろう。肉片に変えてやる」 表情から感情の全てが欠落した状態で、ランサーが槍を構える。それは炎を纏っていた。 ライダーは一瞬後の攻撃を前に、少しも表情を変えずにこう言った。 「間抜け」 鉄板の上に無数の小石を落とすような音が響いた瞬間、幾多の火線が殺到した。 英霊にとっては豆鉄砲、しかし少女一人を殺めるには十分過ぎる攻撃に、ランサーはライダーへの攻撃態勢をすぐに解く事が出来ずに、自らの良人が身体でマスターを庇う光景を見ることしかできなかった。 「シグルド!」 思わず叫んだ真名に、セイバーは全身に銃弾を浴びせられながら笑って返す。 「この程度屁でも無い。それより、頭を冷やせ。まんまと乗せられてるぞ」 「―――」 その通りだ。返す言葉もない。火線の発射場所と思われる城の屋根の上には、撃ち手を失ったマシンガンとか言う現代の武器が転がっている。自分がライダーに乗せられている隙にいつの間にか城まで接近した暗殺者は、好きなだけ弾丸をバラ撒くと、さっさと撤収したらしい。 ―――シグルドがいなければ、イリヤは殺されているところだった……!! 自らの醜態に自分自身に怒りそうになるが、その暇も惜しいとばかりにイリヤの位置まで跳躍し、槍を構えた。 「来るならば……」 来い、と言い終わる前に目を丸くした。敵である騎乗兵の姿は影も形も無い。 暗殺者が奇襲に失敗したことでさっさと退却した。 それだけの事だが、非常に腹だたしいことに違いは無く、溜め込んでいた剛力を、地面に鬱憤と共に突き刺す。 地面が陥没し、亀裂が放射状に拡がったところで、息をついた。ホムンクルスの少女に顔を向けた。 「すまないイリヤ、私の落ち度だ」 「気にしなくてもいいわ。どんな敵が来ようとセイバーとランサーの二人がかりに勝てる英霊なんていないもの」 事も無げにイリヤはふふんと笑った。 「それにしても中国最大級の英雄も本当に零落れたわね。鼠の攻撃が失敗したら簡単に逃げちゃった」 イリヤの言葉に、ランサーとセイバーは顔を見合わせた。二人とも怪訝な表情をしている。 そして、口には出さないが思っている事も同じだった。セイバーが口を開く。 「なあ、イリヤ。あいつらどうもあっけない割に手際が良すぎる。少し用心しておいた方がいいかもしれない」 「平気よ」 有無を言わせない調子で断言するイリヤは、二英霊への信頼で満ちあふれていた。 「悲願を叶えるのは私達アインツベルンよ」 でも、と句切る。 「城に居るのも飽きたわね」 「もしもし、あんたか?『仕込み』は終わったよ……本当にアレでいいのか?」 森林から脱出したライダーと慎二は、奇襲を『予定通り』に失敗した後で、アサシンのマスターである魔術協会の執行者に連絡をしていた。 携帯電話から聞こえる声はうら若い女性のものだがそれがかなりの武力を持つ存在であることをライダーはとうに見抜いていた。当然慎二にもその事は伝わっている。余程のことを除いては直接接触するべきではない。このような時に携帯電話とやらは非常に役に立った。 『協力感謝します。マキリのマスター、それでは次に備えて今は休んでいてください』 「OK」 そこまでで通話は終わった。携帯をしまいながら、慎二はライダーに話しかけた。 「あれでうまくいくと思うか?まあ、最優と最速を順当に始末するならあの方法が一番だとは納得するけどさ」 「今はあやつらの好きにさせておいてやろう。暗殺者の手練手管を見る事が出来るからな」 ライダーの表情には油断は欠片も無く、これからの作戦を確認し始めた。
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/814.html
鬱蒼とした森は、数十年に一度やってくる主しか招くことは無い。 森に張ってある結界を破れば別だが、それでは相手方に襲来を悟らせることになる。 そもそも魔術の知識に疎いライダーと、魔術師ですら無い慎二では結界を破れない。 「奇襲は意表を突き、なおかつ悟らせぬ事こそが肝要」 「……だからこその待ち伏せか」 森に入るための車道は、あっさり見つかった。森から遠い冬木市街に入るためには絶対に車を使っているに違いない。アインツベルン程の財力なら当然だと推測した慎二の眼は、草が刈り込まれ新しいタイヤ跡がある道を見逃さなかった。 「通り道に間違いないようだな。一通り森の周囲を回ったがそれらしいものは見当たらぬ」 そこでライダーはふんと鼻を鳴らした。 「敵に通り道を教えるとは愚昧なり。良将を抱えても、所詮は小娘か」 枯れ草が茶色く大地を覆っている。その中に慎二とライダーは身を潜ませていた。 草を編んで作った即席の隠れ家で、大陸最高の英雄と魔術師ですら無い少年は待つ間に会話をしていた。 「でも、良くお前承伏したよな」 「何がだ」 「マスター狙いだよ。お前ってプライド高そうだからそういう作戦とりたがらないかと思ってさ」 「たわけ」 一言で返すと、ライダーの視線は車道に戻った。 「弱所を突くことこそ兵法の基本、剣士と槍兵の弱点はあの小娘よ。何せセイバーを戦わせ、ランサーを傍に置いている時点で小娘は愚昧に過ぎる」 殺してやるのが情けだ。と言うライダーに、慎二が首をかしげて反論する。 「何でだよ。最優が前衛で戦うのは当然だろ」 「最初に手の内が知られてもか?戦えば自ずと明らかになる。おまけにあの剣士は弱点まで世に広く知れ渡っておるわ」 そこまで聞いた慎二は、ああ、と頷いた。 「……なる程。いいカードを最初に使い切る可能性があるってことか」 「分かってきたではないか」 そう言うとライダーは持っていた袋からあるものを取り出した。慎二も取り出して、口に運ぶ。 「……問題は」 あんパンと牛乳を装備した状態で、慎二とライダーは待ち続けるために身を潜めた。 「いつ通りかかるか、だよな」 「待つことも兵法よ」 林道は未だ静けさを保ち、誰一人として通りかかる気配は無かった。 遠坂の屋敷はあちらこちらが傷ついていた。外見に穴が無数に開いているだけにとどまらず、家を支える柱自体が歪む程に攻撃を受けている箇所も多い。 「下手をすれば家ごと建て替えないといけないかもしれないな」 士郎がそう言う程に屋敷の損傷は大きかった。おそらくアーチャーの襲撃はこの家を拠点として使えないようにする為の意味もあったのだろう。 「そうなるにしても、とにかく役に立つ物は全部持ち帰るんだから、協力して貰うわよ。みんな」 遠坂凛がそう言った先には軍手をはめて様々な道具を持った四人がいた。 「はい!頑張ります!」 「洋館というものは一度入ってみたかったからな。期待させて貰うぞ」 「先生!拾った物は持って帰っていいですか!」 「……面倒ね。全部焼き払おうかしら」 「三枝さんありがとう。無理はしないでね。氷室さん。悪いけど今の遠坂邸は見せられるような状況じゃないわ。 却下よ蒔寺さん。小銭一枚でも拾ったら家主の私に届けること。あとキャスター、そんなことしたら最初にあんたから聖杯戦争の脱落者になってもらうわよ!?」 一気に言い終えると、遠坂凛は家のドアを開けた。 「トラップは全部解除してあるけど、良く分からないところは私を呼ぶこと。いいわね?」 家の内部も、外見が語るように相応の被害を受けていた。 「あーあ、高そうなアンティークまでぶっ壊してる。英雄なら文化も大事にしろよなー」 蒔寺楓の言葉通り、テーブルや家具なども被害を受けていた。エーテルで構成された矢はその身を残さず、テーブル上の陥没だけがその破壊を物語っていた。 「むっ。しかし妙だな」 「何がだ?氷室」 「弓矢のことは分からないが、ああいう傷にはならないのではないだろうか」 氷室鐘の指差す先には大きく亀裂が走った壁があった。確かに大きく抉れた傷や裂傷は矢では説明が付かないだろう。同じような傷は屋敷のあちこちにあった。 「それは多分バーサーカーの仕業よ」 傷ついたテーブルを片付けながら、遠坂凛が毒づくように答えた。 「あいつお構いなしに戦うもんだから、あちこちが壊れたのよ……令呪で何か恥ずかしいことを命令してやろうかしら」 突然ぼそりと妙なことを口走る遠坂凛に、思わず士郎達の背筋が冷え込んだ。猫かぶりをやめたこの少女ならやりかねない。 「ブラックキングは冷凍怪獣じゃねえぞ」 「何か言った?蒔寺さん」 「蒔ちゃんは遠坂さんと仲良しになれて嬉しいんです。遠坂さん」 三枝由紀香は倒れた椅子を元の位置に直して、微笑んだ。 「え?」 「由紀っち?」 「こんな大変なことになっちゃったけど、遠坂さんの色んな表情が見られて私嬉しいです」 「あ、あのねえ。そんなこと言ってる場合じゃないと思うけど」 「だって、遠坂さん口調がいつもと違ってるから」 「……むう。猫被る私も結構お気に入りなんだけど」 「くるくる表情が変わる遠坂さんも私好きですよ」 そう言ってほにゃっと笑う彼女に対し、周囲の目は当然言われた相手を視界に入れた、 「なっ、なっ、なっ何言って「むっは~!!由紀っちをたぶらかすかー遠坂!!ゆるさーん!!」」 「たぶらかすの意味も知らない癖にそう言うことを言うなー!!」 やいのやいの騒ぎながら攻撃してくる楓に対し、凛は中国拳法の技法で抵抗する。 そんな傍目から見たらじゃれあいのような姿を見ながら三枝由紀香は―――何かに気づいた。 それは違和感だった。それは25メートルプールの中に浮かべた一つのビーチボールのように、たいしたことのない、しかしどうしても感じる違和感。 壁の一部を払いのけ、しゃがみこんでテーブルの裏側に目を向ける。 「―――?」 テーブルの裏側には、セロハンテープで固定された黒っぽい機械が貼り付けられていた。 「遠坂さん。これ何だか分かる?」 蒔寺楓を必死で捕まえ、二の腕で拘束している遠坂凛にそれを見せた。 「捕まえたわよこのバカ豹!……何それ、私そんなの知らないけど」 「ぐぐぐっ……家電とかじゃないのか?」 捕まったまま口を開いた楓の言葉に、凛は首を横に振った。 「いいえ。私の家はそういうハイテクは極力排除されてるわ」 怪訝な物を見る目で、凛は眼前の小型機械を見つめていた。 「……盗聴器に気づいたか」 拠点にしているワンボックスカーの中で、アサシンは舌打ちするまでも無く受信機のスイッチを切った。 「遠坂邸に仕掛けた機械に気づかれたぞ」 その言葉に、バゼットは視線をアサシンへ向けた。 「これで、遠坂邸への“耳”は利用価値が皆無になりましたね」 助手席に座るバゼットの言葉にアサシンは軽く頷いた。 「状況は俺達にとって―――実に素晴らしい」 そう言うと、アサシンはサブマシンガンの弾倉をガチャリと装填した。 「連中は盗聴器を仕掛けられていると気づいてはいる。だがそれだけだ。ミスリードを誘うこともせず、警戒するにとどまっている―――連中が無能なのは大いに喜ぶべき幸運だ」 仮にだが、盗聴器の存在に気づき、こちらを誘い出す罠を張られたら厄介だったろう。 狂犬や魔術師に狙撃兵が正面から勝てる筈も無いからだ。 「彼等が他のマスターに情報を流す可能性は?」 「メリットは?」 「デメリットが大きいですね。いずれの陣営ともやがては戦わなくてはならないのに、貴重な敵の情報を流すことは無い。仮に流せば……」 「俺達を低く見る連中が出てくる―――まっとうな魔術師なら科学技術は使わない。使う奴は三流、そう思う連中が魔術師には多いんだろう?」 「ええ―――そして、私達と同盟を『結んでやろう』と考える連中が出てくる。そういうわけですが」 「労せずして間抜けな同盟者(捨て駒)が手に入る」 そこでアサシンは無表情な顔を、それでも引き締めた。 「だが、ただただ低く見られては共倒れになる可能性もある。適当な兵隊が必要だな」 そこでアサシンは幾つもある受信機のスイッチの一つを入れた。 「……そろそろキルスコアも必要だ」 「……どうしよう」 間桐桜は、衛宮邸に行く道を歩き続けていた。歩数的に言えばとっくに着いている。 そうならないのは桜が衛宮邸の近くに来ては、引き返すといったことを繰り返しているからだ。 公園での一件から、衛宮士郎とは会えなかった。連絡も取れていない。 ……当然だ。自分で会わないようにしているのだから。 兄に暴力を振るわれ、魔術師同士の暗闘が行われている今の状態でも、桜は衛宮士郎に無事でいて欲しかった。 明日になればもうあの少年の生きている姿を見ることは永遠に無いかもしれない。しかも、それが自分が喚んだ英霊の手で為されるかもしれない。 ……それだけは阻止しなければならない。だが、ライダーも兄も聞く耳を持たない。 いつもこうだ。何か持っていたら奪われ、何かを守っていれば汚され、逃げることも出来ない。 結局自分は諦めるだけなのかもしれない。だけど、今度ばかりは諦めたくないという自分がいるのも確かなのだ。 眼前に目をやると、曲がり角が見えた。あれを曲がれば懐かしい衛宮の屋敷に辿り着く。 そのまま立ち尽くした時に、突然に声をかけられた。 「あれっ、間桐?」 振り返った先には、蒔寺楓と氷室鐘、そしてキャスターのサーヴァントがいた。 商店街に存在する喫茶店、その一角のテーブル上では、心配する桜と、大丈夫だと返す二人、そして無表情で茶を飲んでいるキャスターがいた。 「それで、皆さんお怪我は無いんですね?」 「心配性だな間桐は。見ての通り怪我は無い」 「常識はドンドン削られていってるけどさ」 そこで楓は注文したコーラをぐいと飲んだ。 「あのっ、本当にすいません。兄さんがあんな事をするなんて」 たまらずに謝罪する桜に、楓がばつの悪そうな表情になって問を投げかけた。 「ワカメの奴はまだあたしらを狙ってるのか?」 楓の言葉に、桜が押し黙る。それだけで答が分かった。 鐘がううむと唸って頭を抱えた。 「まずいな……いくら衛宮に匿ってもらっているとは言え、このままで良いはずが無いしな」 「え……?」 鐘の言葉に桜の目が大きく見開かれる。 「ああ、騒動が終わるまで、衛宮んちに住んでるんだよ。あたしら」 楓の言葉に、桜は今度は身を乗り出した。 「そそそ、それって同せ「んなわけあるかあ!!この美身に汚れた毒牙は指一本とて触れさせん!!」」 「言葉の意味と使い方が間違っているぞ蒔の字……それに同棲と言うが間桐、君も通い妻をせっせと行っているのではないかね?」 「か、通い妻!?そ、そんなこともありますけど」 顔を紅くした桜に鐘はにやりとチェシャ猫のように笑った。 「ふむむ。興味深いな。なあ、間桐」 「い、いじめないでください……」 赤くなった桜は目を回転させながら懇願した。その顔色が徐々に戻っていくにつれて、ぽつりと言葉を紡いだ。 「あの……お聞きしたいことがあります」 「ん?なんだ」 「……衛宮先輩は私……達のことを何か言ってませんでしたか」 桜の言葉に、楓はああ、と頷いた。 「そーいや、衛宮がぼやいてたな。ワカメに電話が繋がらないって。家にも携帯にも。やっぱり知り合いだから心配してんじゃね?」 「そう、ですか」 ようやくそれだけを絞り出した桜は、頼んだカフェオレをゆっくり口に含んだ。 「桜、だったかしら」 その言葉は、今まで何も喋らなかったキャスターから発せられていた。 「は、はい」 返事をする桜に対し、キャスターは無表情に呟いた。 「我慢、ご苦労な事ね。でも現状は悪くなるだけだと思うわ」 「―――!?」 「キャスターさん、何を言って……」 「我慢しかせずに結局は破滅した人物を知っているわ……似ているのは雰囲気くらいで良いでしょう。何でもいいから抗うくらいはやってみなさい」 そこまで言うと、キャスターは持っていたカップをテーブルに置いて席を立つ。 「―――助けを求めれば応えてくれそうな相手はいるでしょう」 それだけ言い残すとキャスターは店外に出た。外では先程から降っていた雪が積もり、静かな銀世界となっている。 「キャスターさん、何言ってるんだ?」 「……なにやらいつもと違って積極的だったが……ん?間桐?」 桜からの返事はない。本人は目を落として俯いていた。 「間桐?」 鐘の言葉に身じろぎもせず、桜はテーブル上のカップを見つめ続けていた。 喫茶店から見える景色は、既に雪が化粧を施し、この土地には珍しい銀世界を作り出そうとしていた。 枯れ草が敷き詰められていた野原は今では銀世界が広がっていた。その中からカチカチという音がするが、それに気を止める人はいなかった。 寒さで歯の根を鳴らしながら、間桐慎二はアインツベルンの主従を待ち続けている。結果は出ていないが。 枯れ草を編んだドームにも雪風は吹き込み、震えながらも慎二は悪態をついた。 「ま、ま、まだこないのかよ畜生……」 「待つのも兵法じゃい」 事も無げに言うライダーは、携帯電話(勿論慎二の物)をいじっている。古代の英雄が現代の機械を扱う姿に思わず慎二は口を開いた。 「お前大昔の人間だろ?ケータイなんかいじって何が楽しいんだよ」 ライダーは携帯電話を慎二に返し、言葉もまた返した。 「本当に便利な時代だな。儂のいた時代では連絡手段は伝令かあるいは狼煙で伝えるぐらいしかなかった」 だが、とライダーは前置きする。 「それさえあれば命令が瞬時に伝わる。時間差による状況の変化で混乱する心配は無い。人伝による間違いも心配は無い。いくらでも状況の確認が出来るからだ」 「知ってるよそれくらい。通信機器の発達が戦争の形態を変えたってのはミリタリー雑誌だかで見たことがある」 ふむ、とうなずき、ライダーは携帯電話を見つめる。 「儂の仮初めの肉を動かしているのは魔の力だが、それを使えぬ人民が研ぎ続けた科学も侮れぬ」 そう言うと、ライダーは宝具である大刀を手に取った。 瞬間、斬撃が一閃した。 周囲の枯れ草と雪が一瞬で吹き飛ばされ、ライダーと慎二の姿が露わになる。ライダーの視線は車道に立つ人影に注がれていた。 白一色の服装に身を包んだ背が低い男に対し、ライダーは一瞬たりとも気を抜かない。 ライダーは大英雄である。 普通の方法では殺せない豪傑を相手にした敵はそれでもどうにか自分を殺そうと掃いて捨てる程多数の暗殺者を送り込んできた。一人も成功しなかったが。 その自分に対し、これ程の距離までに接近するという絶技を見せたこの男の力はどれほどのものか。 警戒しすぎてもしすぎることはない。 ライダーの緊張にあてられたか、慎二もライダーの傍らに立ったまま一言も口をきかない。 少しの間の沈黙は、出現したサーヴァントによって破られた。 「警戒しなくてもいい」 「それを判断するのは儂らだ」 「そうだな。なら言い方を変えよう。少なくとも俺に戦う意思はない。君たちに接触した理由は一つだ」 「……なんだよ?」 警戒する慎二に対し、白影のサーヴァントは理由を口にした。 「同盟を組まないか?」 衛宮邸のテーブルに、中央に置かれている小型機械があった。 それを凛は渋い顔で見ている。由紀香や士郎も難しい顔で機械を手にとって観察していた。 ふすまが開き、帰ってきた客人に士郎は目を向けた。 「おかえり。どこに行ってたんだ?」 「少しね、ところでそのカラクリに関して分かったことは?」 キャスターの後から入室した鐘と楓も、機械を囲むようにテーブルに座った。 「やっぱり、盗聴器か?以前見た映画でそんな機械が使われていた気がするけど」 「盗聴器か……遠坂嬢、聞くがストーカーに悩まされているといったようなことはないのかね?」 「そうだったらまだ安心できるけどね……」 凛は機械を指でつまんで親の敵でも見るように睨み付けた。 「明らかに聖杯戦争がらみよね。コレ、私の家を監視していたのかしら」 「だとしたら、一体誰なんだ?」 「暗殺者でしょうね」 士郎の疑問に答えたキャスターは、そのまま言葉を続けた。 「彼等は常に最新の技術を取り入れて仕事に当たるものだから」 そこでキャスターは出された茶を飲み、一息ついた。 「かつて砂の国の老翁達は呪術を扱ったそうだけど、それだけ扱っていたわけじゃ無い。使える物なら何でも扱うのが暗殺者よ」 「暗殺者って……あの時イリヤを銃で狙った奴か」 セイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、そしてバーサーカーとキャスター、消去法でも残っているのは一騎しかいない。 「『銃』で、『暗殺』かあ……」 「盗聴器を平気で使えるアサシンって、誰なのよ」 「……そういうことか」 頭を抱える凛に対し、楓はふむふむと頷きながらビシッと人差し指を立てた。 「何よ。蒔寺さん」 「アサシンの真名が分かったぞ」 その言葉に、全員の目が楓を注視した。 「本当か!?」 「まかせたまへ天才工兵。アサシンの真名は―――リチャード・ニクソンだ!!」 「……根拠は?」 断言する楓に対し、鐘が尋ねた。楓はふふんと鼻を鳴らす。 「世界で最も有名な盗聴事件、ウォーターゲート事「銃を使う根拠は?」……む、わからんちんめ。奴は海軍に入り、戦闘要員とはならず補給士官に任命され、アメリカ海軍でも最高のポーカーの腕を……あれ、狙撃関係無くない?」 「機械を扱えるのだから、近い時代の人物だな……暗殺……リー・ハーヴェイ・オズワルドなどどうだ?」 「三枝さんは姿を見たのよね?どんな格好だったか覚えてる?」 「シカト?ひょっとしてあたしいじめられてる?」 楓は泣くぞこらー、といいながら、士郎に梅干し攻撃をしかけた。当然士郎は抗議する。 「イダダッ、なんで俺なんだよ?」 「遠坂は怒らせると怖い。メ鐘も怒らせると怖い。由紀っちも怒らせると怖い」 「消去法かよ。だからって梅干しはやめろ!それより他に意見は無いのか!」 その言葉に楓は攻撃を止め、うーむむ、と背伸びをして考えた。 「銃で暗殺……狙撃……狙撃兵ならいっぱいいるけど……」 「狙撃兵?特定できそうか?」 「できるわけねーだろ。第一次世界大戦の頃から数えてウィキっても著名な狙撃兵なんて、世界中で三十人以上はいるぞ」 「そりゃそうか……なあ、三枝が見た人影はどんな格好していたんだ?」 話を振られた由紀香は、思い出しながら口に出した。 「えーっと、何かこう、白っぽい格好していたと思う」 「白色?」 狙撃兵は隠れ潜むことが役目の筈だ。必然的に服装も目立ちにくくなる。だが、白などという光を反射しやすい色の服装をしていたら逆効果ではないだろうか。 「―――いや、ちょっと待て。由紀香。そいつは雪国の兵士かもしれない」 いつになく真面目な表情で、楓が口走った言葉に全員が反応した。 「蒔寺?」 「ちょっと待ってろ衛宮。今頭が冴えてるんだ。あんにゃろに呑まされた宝具だかの効果かもな」 「―――大丈夫か!?」 聞き捨てならない言葉に血相を変えた士郎に、楓は無言で頷いた 「頭が冴えてる以外に特に変わったところは無い。それよりキャスターさん、サーヴァントだかは基本的に服装は召喚された当初から変わらないんだったな?」 「ええ。アインツベルンのお嬢さんは従者に現代の服を着せていたようだけど、基本的な姿は変わらないわ……なる程、雪国なら白い服でも頷けるわね」 「北欧やロシアのスナイパーかもな。それも冬期迷彩が必要な程の極寒の戦場で名を馳せた英雄か……それならかなり絞り込める。あたしの推察によれば―――」 自身気に言う楓に、いつになく驚いた様子で鐘と由紀香が見ていた。 「凄い……蒔ちゃんが輝いてる」 「うむ。これが宝具の効果とやらかもな……いや、あるいはこれが蒔の字の本気……?」 驚く二人に対し、楓は再び力説する。 「つまり―――西から昇ったお日様が東に沈むのでこれでいいのだと言う訳だよ!」 「あっ、元に戻った」 楓はそこまでで、オーバーヒートをおこしたように、ぷしゅーと頭から湯気を出して机に突っ伏した。キャスターが頭に手を当て、納得いった表情で呟いた。 「宝具の効果で軍略に関する閃きと洞察力が強化されたようね。この様子だとあまり無理はしない方が良いわ」 「やはり宝具の力だったか……」 「普段使ってないだけあって、衛宮君の無茶より酷いかもしれないわね」 「言い方が酷いですよ……」 「俺さりげなく引き合いに出されてるし……」 「こ……これでいいのだはんたいのさんせい~」 楓は反論する気力も無く、目を回しながら意味不明のうわごとを呟き続けていた。 曇天の空の下、森中に存在するアインツベルンの出城は、戦場となっていた。 「ッ!!!!!!!!!!!」 ライダー=関羽雲長が大刀を振りかぶり、霊馬の疾駆によってランサー=ブリュンヒルドに接近した。 美貌を曇らせるまでも無くランサーは槍を構え、吠える。 「させると思うか!」 「おうよ。できんでどうする」 大刀が横薙ぎに走る。直撃すればランサーの細い腰はあっという間に輪切りにされるだろう。 瞬間、虚空に炎が生まれた。それは空中をなめるように霊馬に騎乗しているサーヴァントと、その背後に捕まっている少年に向かっていく。 「どわちちっ!ライダー!」 「おっと、まずいな」 赤兎馬が後方に撤退し、火焔は地面を焼くに止まった。そのままライダーとランサーは睨み合う。 「何やってるのよ。ランサー」 僅かな沈黙はランサーの小さな主によって破られた。小さな頬を膨らませている姿は愛らしくもあり、微笑ましいとも言える。 「そいつは大した英雄じゃ無いわ。多分マスターが無能なんでしょ。ステータスは平均よりちょっと上回るぐらいよ」 「な、なんだとこのガキ「ほっとけ、油断させておけば楽で助かる」」 慎二をなだめるライダーの目は、イリヤスフィールの傍らに佇む青年に向けられる。 視線に気がついた剣の英霊は、怪訝な表情でライダーを向いた。 「何か用か?」 「いや、ようやく自分の弱さを理解したかと思ってな」 激昂は剣の英霊では無く、槍の英霊だった。ルーンが彫刻された大槍は神速の突きを持ってしてライダーの喉元を狙った。それをライダーは大刀で受け止める。 戦乙女は瞳を怒りに燃やし、ライダーとの鍔迫り合いをしながら気炎を吐いた。 「我が夫への侮辱は槍の一撃で返してやろう。ここでその小僧もろとも串刺しにしてくれる!!」 ライダーは無言で大刀に力を込める。ランサーが僅かに体勢を崩した瞬間、赤兎馬が跳躍し、更に後ろに下がった。それを見てランサーの瞳が嘲りの色に変わる。 「達者なのは口だけか!キーナの英霊!」 「やめるんだ。ブリュンヒルド」 挑発する戦乙女を諫めたのは少女に付き添う魔剣の主だった。 「そいつの言い分に俺は今何も返せない」 瞬間、セイバーの手が動き、中空を飛ぶ『何か』をつかみ取った。拡げた掌にはひしゃげた鉛弾が鎮座していたが、それはエーテルの塵に雲散霧消する。 「あの暗殺者の攻撃から俺はイリヤの側を離れない程度のことしか出来ない」 アサシンは間違いなく殺しに長けた英霊だ。そして殺されないことにも長けている。 数回の攻撃は数回とも失敗したが、発射した場所が判らないだけではなく、判ったとしてもセイバーには為す術が無かった。イリヤの側を離れれば間違いなくアサシンはイリヤを殺すだろう。あの飛翔によって空を切り裂く音以外何も感知できない弾丸は恐るべき脅威だ。 そして、イリヤを連れて探し回れば隙を見せた瞬間にイリヤを殺すだろう。こんな時程自分の獲物である帯剣を恨めしく思ったことは無かった。飛び道具ならばまだ戦い方もあったろうに。 セイバー=シグルドにできる事は、その身体を盾にすることだけだった。 「―――そんなこと「ハッ、ざまあないね。古代人の英霊ごときが調子に乗るなよ」―――!!!」 慎二の侮辱は戦乙女の炎を容易に燃え上がらせ、その槍はライダーの主従に向いた。 「こ、言葉に武器向けるなんて大人げないな。文句があれば口で言えよ」 「言葉が少ないのだ。何せヨーロッパとか言う化外の化外にある地の野人じゃからのお。顔は良いのに残念」 慎二の言葉に乗るようにライダーが侮辱し、それが更にランサーの怒りに油を注いだ。歯を食いしばって怒りの表情に変貌するランサーを前に、ライダーは鼻息も荒く言葉を出した。 「何か文句あるか?わしは当時から続く超大国で文化の中心、中国の英霊。お前らは洞穴で踊って生肉かじってたゲルマンだかフン族だかの英霊。高等文明人と猿くらい差があるわい」 長々としたイヤミに、慎二がとどめを刺した。ランサーをなるべく見ないようにしながらだが、 「や、や、や~い。エテ公」 「―――いいだろう。肉片に変えてやる」 表情から感情の全てが欠落した状態で、ランサーが槍を構える。それは炎を纏っていた。 ライダーは一瞬後の攻撃を前に、少しも表情を変えずにこう言った。 「間抜け」 鉄板の上に無数の小石を落とすような音が響いた瞬間、幾多の火線が殺到した。 英霊にとっては豆鉄砲、しかし少女一人を殺めるには十分過ぎる攻撃に、ランサーはライダーへの攻撃態勢をすぐに解く事が出来ずに、自らの良人が身体でマスターを庇う光景を見ることしかできなかった。 「シグルド!」 思わず叫んだ真名に、セイバーは全身に銃弾を浴びせられながら笑って返す。 「この程度屁でも無い。それより、頭を冷やせ。まんまと乗せられてるぞ」 「―――」 その通りだ。返す言葉もない。火線の発射場所と思われる城の屋根の上には、撃ち手を失ったマシンガンとか言う現代の武器が転がっている。自分がライダーに乗せられている隙にいつの間にか城まで接近した暗殺者は、好きなだけ弾丸をバラ撒くと、さっさと撤収したらしい。 ―――シグルドがいなければ、イリヤは殺されているところだった……!! 自らの醜態に自分自身に怒りそうになるが、その暇も惜しいとばかりにイリヤの位置まで跳躍し、槍を構えた。 「来るならば……」 来い、と言い終わる前に目を丸くした。敵である騎乗兵の姿は影も形も無い。 暗殺者が奇襲に失敗したことでさっさと退却した。 それだけの事だが、非常に腹だたしいことに違いは無く、溜め込んでいた剛力を、地面に鬱憤と共に突き刺す。 地面が陥没し、亀裂が放射状に拡がったところで、息をついた。ホムンクルスの少女に顔を向けた。 「すまないイリヤ、私の落ち度だ」 「気にしなくてもいいわ。どんな敵が来ようとセイバーとランサーの二人がかりに勝てる英霊なんていないもの」 事も無げにイリヤはふふんと笑った。 「それにしても中国最大級の英雄も本当に零落れたわね。鼠の攻撃が失敗したら簡単に逃げちゃった」 イリヤの言葉に、ランサーとセイバーは顔を見合わせた。二人とも怪訝な表情をしている。 そして、口には出さないが思っている事も同じだった。セイバーが口を開く。 「なあ、イリヤ。あいつらどうもあっけない割に手際が良すぎる。少し用心しておいた方がいいかもしれない」 「平気よ」 有無を言わせない調子で断言するイリヤは、二英霊への信頼で満ちあふれていた。 「悲願を叶えるのは私達アインツベルンよ」 でも、と句切る。 「城に居るのも飽きたわね」 「もしもし、あんたか?『仕込み』は終わったよ……本当にアレでいいのか?」 森林から脱出したライダーと慎二は、奇襲を『予定通り』に失敗した後で、アサシンのマスターである魔術協会の執行者に連絡をしていた。 携帯電話から聞こえる声はうら若い女性のものだがそれがかなりの武力を持つ存在であることをライダーはとうに見抜いていた。当然慎二にもその事は伝わっている。余程のことを除いては直接接触するべきではない。このような時に携帯電話とやらは非常に役に立った。 『協力感謝します。マキリのマスター、それでは次に備えて今は休んでいてください』 「OK」 そこまでで通話は終わった。携帯をしまいながら、慎二はライダーに話しかけた。 「あれでうまくいくと思うか?まあ、最優と最速を順当に始末するならあの方法が一番だとは納得するけどさ」 「今はあやつらの好きにさせておいてやろう。暗殺者の手練手管を見る事が出来るからな」 ライダーの表情には油断は欠片も無く、これからの作戦を確認し始めた。
https://w.atwiki.jp/7weapons2/pages/124.html
2018年、6月 そして伝説へ… 最後の英雄、重水 新大陸からの報せを受けて発覚した緊急事態、全ての次元に同時に存在する世界龍の因子が溢れ出た、無数の連なる次元の収束地より顕れし「窮極の絶対存在(アブソリュートレコード)」、終焉世界龍との戦いで全ての魔力(チカラ)を出し切ったウェポンズ 基準となるメゼポルタがある世界をはじめとし、人知れず全ての世界を同時に護り抜いた彼らであったが、その代償は凄まじく、二度と剣を握ることすらできなくなる者まで出てしまった… メゼポルタでは恒例の狩人祭。今回は勝ち組みに5種の祭り防具の外装を作成する権利が与えられる…本来ならば当然ウェポンズも力を制御されつつ参加するはずであったが、最早彼らには狩人を続けることすら満足に叶わぬ状態であった ギルドマスターの英断。 それは「登録祭にエントリーしない」… 最早彼らは戦える状態ではない。 かつては極み灼き凍るエルゼリオンをソロで討伐した者までいると言われたウェポンズであったが、終焉世界龍と比べれば極み個体など浜辺に置き去りにされたココモアの如く、弱く小さい存在にすぎなかった。 「世界を壊さず」「世界を護る」 こんな単純なことが、どれほど困難であっただろうか。 ウェポンズの本来の役目は広場で転がることでも猟団部屋や通常のクエストでキャッキャウフフフすることでもない。 彼らの使命は、世界を護る影の盾となり歴史の裏で超常的な脅威と戦い続けることである。 今、この時代の彼らの役目は完全に果たされた。 初代ウェポンズマスターの伝説。 あれから、彼らの血と、意志と、鉄と、そして全ての狩人やギルドの者たち友情と、それを繋ぐ千の想いが、今日までのメゼポルタを紡いできたのである。 ウェポンズよ、永遠に いつか時が流れ、メゼポルタが移り変わるその時も、どうか忘れないでほしい この世界と共に歩み、生き、戦った、偉大なる戦士たちの名を… さあ、セブンウェポンズを始めよう