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―――四を超えて第五へ至るイカロスの仔――― 有瀬 行(but...it s called for convenience sake) 「俺は、死なない――――。 翔んでやる。夜を切り裂く閃光のように。真っ直ぐ、ただひたすら真っ直ぐ、アイツが願った夜明けを目指して。」 イメージBGM Eagle Eyes/Stonebank 曰く、”今は亡き親友の遺志を受け継いで、夜明けを目指して飛翔する”。 それ自体は見上げた気概だ。素晴らしい。 だが青年よ、哀しき哉。 人間の欲望に限りがなくても、度量という器は無限ではない。 分不相応な振る舞いを続ければ滅びを招く。奢侈や蛮勇がこれまで如何ほどの人間を殺してきたか、歴史に学べば明白だろう? 英雄の資質は残酷なまでに人を選ぶもの。 自分の心を引き裂いてまで、死した『彼女』の残影を追うとはね。嗚呼……それもまた、人の輝きかもなァ。 嗚呼、だが、しかしだね―――。 残念なことに、汝の眼がもっとも、どうしようもなく盲いている。 Si, quotiens homines peccant, sua fulmina mittat Juppiter, exiguo tempore inermis erit. テトレーション 有 → ナ月 → イメージBGM2 ??? 犀の角のようにただ独り歩め。 四方のどこにでも赴き、害心あることなく、何でも得たもので満足し、諸々の苦難に堪えて、恐れることなく、犀の角のようにただ独り歩め。 実に欲望は色とりどりで甘美であり、心に楽しく、種々のかたちで、心を攪乱する。欲望の対象にはこの患いのあることを見て、犀の角のようにただ独り歩め。 これはわたくしにとって災害であり、腫物であり、禍であり、病であり、矢であり、恐怖である。諸々の欲望の対象にはこの恐ろしさのあることを見て、犀の角のようにただ独り歩め。 貪ることなく、詐ることなく、渇望することなく、覆うことなく、濁りと迷妄とを除き去り、全世界において妄執のないものとなって、犀の角のようにただ独り歩め。 水の中の魚が網を破るように、また火がすでに焼いたところに戻ってこないように、諸々の結び目を破り去って、犀の角のようにただ独り歩め。 こころの五つの覆いを断ち切って、すべて付随して起る悪しき悩みを除き去り、なにものかにたよることなく、愛念の過ちを絶ち切って、犀の角のようにただ独り歩め。 妄執の消滅を求めて、怠らず、明敏であって、学ぶこと深く、こころをとどめ、理法を明らかに知り、自制し、努力して、犀の角のようにただ独り歩め。 音声に驚かない獅子のように、網にとらえられない風のように、水に汚されない蓮のように、犀の角のようにただ独り歩め。 貪欲と嫌悪と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失うのを恐れることなく、犀の角のようにただ独り歩め。 一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ。 いかなる生物生類であっても、怯えているものでも強剛なものでも、悉く、長いものでも、大きなものでも、中くらいのものでも、短いものでも、微細なものでも、粗大なものでも、 目に見えるものでも、見えないものでも、遠くに住むものでも、近くに住むものでも、すでに生まれたものでも、これから生まれようと欲するものでも、一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。 何びとも他人を欺いてはならない。たといどこにあっても他人を軽んじてはならない。悩まそうとして怒りの想いをいだいて互いに他人に苦痛を与えることを望んではならない。 あたかも、母が已が独り子を命を賭けて護るように、そのように一切の生きとし生れるものどもに対しても、無量の意を起すべし。
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{ 雑誌Link あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゐ ゆ ゑ よ ら り る れ ろ わ を ん ▲雑誌す ▼ 水産週報(水産社) 号数 発行日 頁 単行本 2007年11月15日/25日号 2007.11.15 【講演】缶詰の歴史びっくり話缶詰をめぐる日本人の暮らしと産業について語る P8 スコラ(スコラ) 号数 発行日 頁 単行本 1988年2月11日号 1988.02.11 【インタビュー】『今の気分は「ほとんど冗談」赤丸印の男』 P29-P31 StarPeople(スターピープル)(ナチュラルスピリット) 号数 発行日 頁 単行本 2009年秋号(Vol.30) 2009 【インタビュー】「『不老不死』が叶う日果たして人間は幸せになれるのか? STYLING(スタイリング)(スタイリングインターナショナル) 号数 発行日 頁 単行本 1986年1月号(No.7) 1986 【特集】花図譜に遊ぶ 植物歪像学 P36 1987年1月号(No.1) 1987.01 美と欲望の図象学 1987年1月号- 【連載】第二博物学・商標篇 1987年4月号(No.4) 1987.04 【特集】スノッブはアジアの精神世界に遊ぶ 1987年9月号(No.8) 1987.08.30 俗物たちの聖像『回顧された女の胸像』に寄せて P40-P47 ★ 1988年5月号(No.15) 1988.05 【連載】美と欲望の図像学 (1)たおやかにして華美、中国の愛図は生の根本原理を示す P58-P71 1988年6月号(No.16) 1988.06 【連載】美と欲望の図像学 (2)ヴァーガスの移動するヴァギナ 1990年10月号(No.36) 1990.10 人口花園、図像のもう一つの役割ボタニカルアート P34-P49 STUDIOVOICE(スタジオボイス)(流行通信⇒インファス) 号数 発行日 頁 単行本 1987年2月号(No.134) 1987.02.01 1987年8月号(No.140) 1987.08.01 【特集】対談たち 【対談】(×林海象) 1991年2月号(No.182) 1991.02 【特集】荒俣宏に続け!カルトの王 1992年3月号(No.195) 1992.03 【書評】滝本誠『映画の乳首、絵画の腓』 1992年11月号(No.203) 1992.11 【特集】スティル・ライフ鉱物の美学、結晶世界の風景 【対談】(松岡正剛) SPY(スパイ)(KKワールドフォトプレス) 号数 発行日 頁 単行本 【特集】荒俣宏の研究 七つの顔の男だぜ! 小説すばる(集英社) 号数 発行日 頁 単行本 2001年1月号 2001.01 【特集】「2001年エッセイスペシャル どうなる?どうする?ミレニアム」 「わたしのミレニアム 欲望と手を切った幸福」 P184 SPHYNX(季刊スフィンクス)(麻布書館) 号数 発行日 頁 単行本 創刊号(No.0) 1984.11.01 【連載】理科系の美術誌 analysis of cosmography (1)天体図を読む P25-P48 第2号(No.0102) 1985.04.01 【連載】理科系の美術誌 analysis of cosmography (2)世界図を読む P102-P116 ▲ ▼ 雑誌 あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゐ ゆ ゑ よ ら り る れ ろ わ を ん
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誘惑する桃色の靴/虜になった桃色の靴 /分類番号 F-04-10-13-A /危険度 /E生産量 TETH /体力 92~96 /部位 胴体 部位 胴体 体力92~96 耐性情報 斬撃 貫通 打撃 脆弱 普通 普通 憤怒 色欲 怠惰 暴食 憂鬱 傲慢 嫉妬 弱点(x1.5) 抵抗(x0.75) 脆弱(x2) 抵抗(x0.75) 普通 抵抗(x0.75) 普通 パッシブ 揺れる欲望 貪欲状態になると、脆弱2、束縛10を得るスキルスロットが1増加し、スキルパターンが変化する 縛り付ける欲望 体力が30%減るたびに貪欲状態になる。 スキル 技名 抑圧された身振り 締め付ける欲望 桃色の踊り 攻撃属性 打撃 罪悪属性 色欲 観測(ストーリー) 観測レベルなし うぅん・・・文を書くのは退屈なんですけどね。 あ、でも経験をどこかに書いておくのは良さげな気がします。 お爺さんが日記を書けとガミガミ言ってきたとは 本当に嫌だったけど、今はそこまででもない気がします。 だから、あの幻想体ってものの見た目を記録すれば良いんですよね? まず・・・目が濁ってました。口から涎も垂らしてた気がします。 瞳の色と涎の色も変でした。全部桃色だったんですよ。 身体に巻きつけられたあのリボンの同じです。 あ、リボンで思い出したんですけど、布質がシルクみたいじゃなかったですか? 僕の家に備え付けのシルクにも似た色のものがあった気がします。 とても高級というわけじゃないですけど・・・ふむ、でもそれなりに良い値段が 付きそうという感じでした。 そうだ!弟の誕生日にプレゼント用のリボンで使った気がします! 観測レベルⅠ うぅ、恐らくですがこの方々はこの会社で働いていたようですね。 ファウストさんがそう言ってました。 死体になった方の服と社員証を見るに、旧L社の職員らしいとのことです。 ふぅ、どうして死体を漁るという発想が出てくるのか理解できないです。 僕なら触るのすら嫌なので召使いにやらせたと思います。 あと、見守るにもちょっと気持ち悪い光景だから、 直接調べて状態を教えてくれと頼んだと思います。 あ・・・そもそも死体に興味を持ったりはしなかったと思います、僕は。 じゃあ、この方々は元々は死体だったのに、あのリボンのせいで動いたんですか? 僕たちが戦ってる間に絡みついてきたリボン・・・。 僕たちが死んだときにこのリボンが巻き付いてると、 僕たちもあんな風になるんですかね?
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"欲望の終末(ターミナス・オブ・デザイア)"在鳥 義智(ありとり よしとも) ≪プロフィール≫ 【性別】男 【年齢】14 【身長】160cm 【体重】50kg 【誕生日】5/4 【血液型】B 【ブリード】クロス 【シンドローム】バロール/エグザイル 【ワークス/カヴァー】UGNチルドレンA/中学生 【ロイス】 [Dロイス]:正義を成すもの "正しきを成すこと"、それが僕が先生から教わったことです。 両親 廻音御空と梟谷是丸 ■好意 □疎外感 僕のお父さんとお母さんです。 教官 武藤快斗 ■信頼 □嫌気 先生と違ってすごく厳しいです… 【ライフパス】 出自: 天涯孤独 物心ついた時には一人でした。 経験: 喪失 CoD解散…ですか… 邂逅: 師匠 先生が僕を拾ってくれました。 覚醒: 死 親戚の話だと、小さいころ事故に遭ったみたいです。 衝動: 嫌悪 幾度も僕を一人にした世界が疎ましい、です。 【能力値・技能】 肉体:3 白兵 2 回避 1 感覚:2 精神:2 RC 1 社会:2 情報 1 【副能力値】 基本侵食率:36 HP:129 行動値:6 【エフェクト】 種別 名称 Lv タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵食値 制限 備考 - ≪リザレクト≫ - オート x HP回復。 - ≪ワーディング≫ 1 オート 0 エキストラ除外。 バロ1 孤独の魔眼 4 オート - 自動成功 効果参照 視界 4 - 範囲、範囲(選択)を単体(自身)に バロ2 虚無の城壁 2 セットアップ - 自動成功 自身 至近 2 - ラウンド間ガード値+[Lv*3] バロ3 グラビティガード 3 オート - 自動成功 自身 至近 3 - ガード間、ガード値+[Lv]D バロ4 時の棺 1 オート - 自動成功 単体 視界 10 100% 判定前使用、判定を失敗に バロ5 ワームホール 1 オート - 自動成功 単体 視界 4D10 120% 自分の受けたダメージを最大HP分まで与える エグ1 崩れずの群れ 1 オート - 自動成功 自身 至近 2 - カバーリング、未行動にならず行動済みでも使用可 エグ2 命のカーテン 3 オート - 自動成功 自身 至近 4 - カバーリング射程を10mに、シナリオLv回 エグ3 デビルストリングス 3 - オート 自動成功 単体 視界 6 - エネミーエフェクトでない制限-のオートエフェクト打消し、シナリオLv回 エグ4 異形の刻印 10 常時 - 自動成功 自身 至近 - - 最大HP+[Lv*5] エグ5 異形の守り 1 オート - 自動成功 自身 至近 2 - バステを受けた直後にバステ一つ回復、重圧下でも使用可 エグ6 守護者の巨壁 1 オート - 自動成功 効果参照 視界 6 リミット 誰かへの攻撃を対象自分に、シナリオ一回 【イージーエフェクト】 名称 Lv タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵食値 備考 【コンボ】(100%未満/100%以上) 名称: 組み合わせ:Sl1+Sl2+Sl3 タイミング: 技能: 対象: 射程: 侵食値: ダイス: CT値: 攻撃力: 【アイテム】常備化P:3 財産P:4 名称 種別 常備化 詳細 グラビティアブソーバー 白兵 (20) ガード値5、ガード不可攻撃のダメージを3D10軽減、ラウンド一回 悪食の好物 その他 (15) マイナーアクションでHP2D10回復、シナリオ三回 デモンズシード その他 (3) 選択したエフェクトの最大Lv+1[孤独の魔眼] 応急手当キット 使い捨て 3 戦闘外のメジャーアクションでHP2D10回復 【エンブレム】常備化P:20 濃縮体 15 FHチルドレン タイミング常時のエフェクトを選択しそのエフェクトレベルを二倍にして計算、Lv上限を超えても良い[異形の刻印] ドロップアウト 5 UGNイリーガル 他の組織のエンブレム取得可能 【メモリー】常備化P:30 師 神月正義 ■傾倒 居場所 Call of Desire ■執着 【経験点計算】 名称 個数 経験点 収入 支出 経験点 428 エフェクト取得 11 15 165 エフェクト成長 19 5 95 ユニークアイテム 15+20+3 38 エンブレム 5+15 20 メモリー 2 15 30 計 428 428 ≪容姿・性格≫ 赤茶けたショートヘアー、目元はぱっちりとしているが顔つきは全体的にまだ子供っぽい。 大抵丁寧口調で誰にでも低い物腰で接する。彼が砕けた口調で話すのは彼の"父"と"母"、そして"先生"に対してぐらいである。裏を返せば彼が砕けた口調で話す相手は相当彼個人の人生に踏み入った人物である。 全体的に口調以外はまだ子供であり、短慮で思い立ったらすぐ行動する癖がある。 ≪設定≫ 五年前、彼はCoDの戦闘員であった。 親とは彼が幼いころに死別しており、孤児院経由でFHに引き取られた彼はFHチルドレンとして訓練を積み、"アザゼル"に拾い上げられてCoDに所属することになった。 「ここであなたの欲望が定まることを願っていますよ」 そう言って頭を撫でてくれた"アザゼル"の言葉とは裏腹に彼の欲望が定まることは無かった。 闘争を求めるか?否、彼は傷つけることが嫌いだった。 死んだ肉親を取り戻したいと願うか?否、彼の両親は既に記憶の中ですら曖昧で、両親というものに執着することが出来ない。 共に並び立つ者を望むか?否、彼にその出会いは無く、また彼は幼すぎた。 ついに彼の欲望はCoDが解散するまで見つかることは無かった。 CoDの解散が宣言されてから実際にそうなるまでの間、他の構成員は"アザゼル"の口添えもあって様々な方面に散って行った。 FHの他セルへ移る者、欲望を諦め平穏を求めた者、"アザゼル"と戦うことを選び、そして殺された者。 彼は、分からなかった。何をしたいのか、何をすればいいのか、何をなすべきなのか。 悩んだ末、彼は放浪することを選んだ。 「…元々、あなたはそういう人間では無かったのかもしれませんね」 "アザゼル"は電話番号の書かれた一枚のメモ帳を差し出してきた。やりたいことが見つかったのなら掛けてきなさい、その欲望(ねがい)が叶うよう手助けをしましょう。そしてそれまでの繋ぎとして、一般的な生活を彼女は用意してくれた。 仮初の生活は彼にとって苦痛以外の何物でもなかった。CoDに所属していた時も"アザゼル"の命で転校続きではあったが学校には通っていた。勉強も必要な知識ならFHチルドレンとして叩き込まれていた。命令でもなく、意味も感じられない授業を受けるのは彼からすれば耐え難いことだった。 そして彼は逃げようと考えた、そして実行する直前に彼と出会った。 彼―神月正義―は正直暑苦しかったし鬱陶しかった。正義というのも彼には胡乱気なものにしか感じられなかったし、綺麗事だと思っていたから。実際に言ったら十割増しで熱く正義について語ってきたので二度とは口に出さなかったが。 ただ彼は話したいと思った時に誰よりも真剣に話を聞いてくれた。そして一般論ではない彼の答えをくれた。学校に行くことの意味も、自らと共にある人の大切さも、何故正義を成すのかも。 学校から逃げ、神月のUGN支部兼弁護士事務所兼レストランに入り浸るようになり、そして再び学校に行きながら彼のUGN業務を手伝うようになった。 UGNの事務員たちは元FH戦闘員の彼がいることにいい顔はしなかったが神月の説得と彼が子供だったこと、そしておそらく"アザゼル"に連絡を取ったのだろう霧谷雄吾の口添えもあって彼を追いだすようなことはしなかった。 そのような生活を送り、気が付けばCoD解散から三年が経っていた。 それを見つけたのは偶然だった、私物の整理をしていたときに手帳代わりのノートからひらりと紙が落ちた。 それはかつて別れ際に受け取ったアザゼルの連絡先が書かれたメモ帳だった。いままで忘れていたために連絡することは無かったその番号にふと掛けてみようと思い立った。かつての上司が今どこにいるのか気になったというのもあるし、元FHだった自分が今UGNに入り浸っていると聞いたら驚いてくれるだろうかという子供じみた考えもあってのことだった。 連絡はついた。そして一通り彼が自分の話をした後、彼女はこう切り出した。 「実は、私も今UGNにいるのですよ。一度会って話をしませんか?」 そして数日後、彼女はやってきた。複数のUGNの監視役と彼女がCoDを解散させた後も唯一供として連れて行ったと言われている梟谷是丸と共に。 彼女は是丸と共に世界を巡って各地のUGNやゼノスの支部、FHセルから彼女たちの研究の手掛かりになるものを探していたがその途中で是丸の体調が悪化、単独組織としての研究では彼の寿命に間に合わないと判断して今までの研究成果と彼女ら自身の身柄を交渉材料としてUGNに加わることを選んだのだと言う。 その話を聞いた彼は憧れた、彼女らの共にあるという在り方に。それは両親を失って共にある者を持たなかった故の欲望であり、"先生"にその大事さを教えられた故の願いであった。 彼は言った。自分がそれを見つけるまでの間でいいから自分と共にいてほしい、と。 二人は顔を見合わせ、そしてそれは受け入れられた。 それから間をおかずして彼は正式にUGN所属となった。 アザゼルの口利き、彼自身の希望、そしてなによりCoD時代に教え込まれた防御一辺倒の能力の使い方が見込みありと判断されたため『レジサイド』に配属されることになった。 そしてレジサイドでの他隊員との交流、私生活での廻音御空と梟谷是丸からの”教育”が改めて彼と言う人間を形成し、成長させた。 現在彼はレジサイドに所属しながら、飼いならした自らの欲望を受け止めてくれる人を探しながら日々を過ごしている。 「今犠牲になっている人はもしかしたら僕が求めている人かもしれない」 そんな言葉と未だあてどない希望を抱いきつつレジサイドとして活動する、そんな日々の中発表されたリエゾンロード討伐ミッションへの参加は彼の欲望に沿うものだった。 ―そうして彼は北の地、紅い結界の貼られた地にやってきたのだった。 CoD時代及びレジサイド初期のコードネームは地殻鋳造(グラウンド・フォージ)。現在のコードネームは本人たっての希望でこうなったがあまりにもFHチックなので変更には紆余曲折あったとか 《PLより》 深夜の直前更新。六時間後にはセッション!(白目)
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,. -─- ,. ' ´ ` 、 / ヽ / / // / / . ヽ ! l . l l / / . . l . l . l . } l l . { l ! l l . . . } l .l . l . .l ! l l ト、l. L _l l . . . . ./ l /./ . ./l ! l l l!| l ァtト、 ! . l . 7ト从ム/| l l ┌‐く⌒\l l ] l | | 辷ソヾ、 |/,.tラ ̄}ノ| |l l l | .. y `ヽ ト、 ト! ``"´/ || ! l | ノ .... / ノ` ゝ ,.._ /| . |/l l ! / / / ヽ`´ イ /| . | l l. l 人 / ,. '´ ヾ / l . lフ'´⌒ヽ / `ー-‐ ' ´ ,ノ ∨ --┴ァ .ヽ ! ‐' /l ./⌒〉 { _,.イ l _/ !. ! ,ノ ノ ∨ /イ// /l ー' 厂 Y l}ム -‐-、/ l ', __/ トl^i/ 〉 l \ ____l | }l _,. -=、 ./ l ! /\ ノ `ヽ{´ /7l ! l / 〈\ 〃 ,. '´\ ,. --─一‐-v'ノ l | l / / ヽ、 ー┤ / _____,.._____〉 .l l l l / / ニ=> '´l / ヽ' ´ ト、 / . . . l l l l | / . { !、_/ | |ヽ/ . . . . | l l | l / .. ト、 l________L_〉 . . . . .l l l l | / . l. lヽ { ` ー‐、 l l l | 風を司る神。 周辺に暗黒神の力が漏れ出すことを防ぎ、万が一漏れだした場合風を使って抑えこむなどの役割を持つ。 神の中でも歳上であり、主に遊牧民族に侵攻されているが近年文明化が進み、遊牧民族自体が減少しつつあるため力が衰えつつある。 そのため眷属も力を失い、勢力としては弱体化しているのが大きな悩み。 それでも天候を変えたり暴風を巻き起こす絶大な力は今も残っており、その影響力は大きい。 眷属としてカレンやコーネリア、やる夫に奪われたヴァルキリーであるシャルロット・デュノアがいる。 最近人間の王と"結婚"し、その信仰を盛り返そうと考えている。 現在はスアーギ王ルルーシュと結婚して国を治めている。 欲望神の軍勢によってスアーギ軍が悉く敗北し、信仰を大幅に失ったことで国がガタガタになってしまう。 本来なら、その時点で人間の国など見捨てるつもりだったのだがルルーシュを本心から愛してしまったため切り捨てることができずにいた。 そのため、欲望神の軍勢に攻め込まれた時もルルーシュの妹であるナナリーを庇ってその身をやる夫に差し出すことになる。 やる夫と交わった事で、その力の一部がやる夫に吸収され、欲望神の権能が一部復活したことで「風の神としての力」を奪われシャルのものにされてしまう。 その結果として人間と変わらぬ存在に堕してキャロ・ル・ルシエの教会で人間の慰み者にされる。 自身の眷属であるカレン達が助けにくることを希望に望みを繋ぐが、ついに迎えにやってきたカレンはやる夫を主と呼んだ。 その腹にはやる夫に犯された時の精子が着床し新しい生命を宿していた。 本来は利を追及する計算高い性格の神だったが、一人の人間を愛してしまったことで身を滅ぼしてしまった。 現在では神の力も無く、やる夫の女として欲望神の軍門に降っている。
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作詞:スペクタクルP 作曲:スペクタクルP 編曲:スペクタクルP 歌:初音ミク 最初被給予了雙翅 人們將我塗滿了夢想 “你是如此美麗” 喜悅地捧起身軀 沾染了享樂與欲望 希求給予 重蹈末路 灌入森羅萬象 背負巨大黑暗 將你擦回如同不曾被污染過一般 雖是多少次地用橡皮擦清除著 緩緩滲出的這份感情 一定是一片傲慢的黑色 最終被剝奪了雙翅 人們將我與夢想區分開來 “因為不是什麼好東西呀” 殘留下粗糙的原稿 為了隱藏污濁的黑色 用重彩覆蓋於其上後 灌入森羅萬象 背負巨大黑暗 將你擦回如同不曾被污染過一般 雖是多少次地用橡皮擦清除著 沾上欲望的這身軀 連接觸都感到躊躇 生來時的無色透明上 描繪上了夢想與希望 堆積起的偶像崇拜主義 我被埋沒其中 將你擦回如同不曾被污染過一般 我背上的雙翼被削去 如同追逐光那時一般 憧憬著清純潔白的你 將你擦回如同不曾被污染過一般 而我成為全部的黑 下次再遇見我的話 下次就給我畫上夢一般的白色吧
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ハングリー 【喰】ハングリー 【鶏】ハングリー 【筋】ハングリー 【翔】ハングリー 【図鑑157】 【図鑑168】 【図鑑192】 【図鑑221】 【図鑑254】 【喰】ハングリー(はんぐりー) SSR SSR-Max SSSR[覚醒] 「…ハッ、てめぇは喰いでがなさそうだなぁ!」 「」 「てめぇもオレに喰らいついてきやがれ!!」 今まで喰ってきたモンがオレの血で、肉なんだよ。食い物だけじゃねぇ。ウチにちょっかいかけてきやがった奴らぁ全部蹴散らして、チームも、オレも、さらにでっかく成長した。…どうした、足が震えてんぞ? うおおおぉ!!…まだまだ喰い足りねぇ!!…おい、立ちやがれ。立ってもう一発打ってこい。…雑魚を捻り潰すんじゃ意味がねぇんだ。…もっと、もっと…もっと! コスト25成長型晩成 Lv1⇒100攻撃8720⇒36624防御6620⇒27804特攻4400⇒18480特防4400⇒18480 前衛[火]暴凶バングアウト 後衛[火]喰い狂いの欲望 サポート[火]マッドハングリー ・。 ・。 ・。 前衛[火]【役強化】絶凶バングアウト 後衛[火]【役完成】大喰い狂いの欲望 サポート[火]アングリーハングリー ・。 ・。 ・。 出現日2019/09/01取得方法
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じょがくせい【登録タグ いぬわた し 彼音ちぃ 曲】 作詞:いぬわた 作曲:いぬわた 唄:彼音ちぃ 曲紹介 ぐるぐる ベースに乗り乗り眺めやる目の前の知らない景色を歌い上げるUTAUROCK 歌詞 (bandcampより転載) 夕暮れ佇むハイカラ女学生は おませな雰囲気で部活の帰り道 誰からも愛される顔をしていながら 誰にも言えない 秘密を持っている 普遍性からかけ離れた理想 空想 妄想は 他人には理解され難い現実に消える 喧噪の中揺らぐ彼女を視たんだ ネオンがチカチカ灯る頃には その制服の下にはどんな欲望が ぐるぐるぐるぐる 渦巻いているんだろう? 巨大なスクリーン 流行の音楽が鳴る中 君は僕の知らない 雑音を聴いていた 普遍性からかけ離れた理想 空想 妄想は 他人には理解され難い現実に消える 喧噪の中君はケタケタと笑って 悪魔に血を売ろうとしている 虚ろな瞳 網膜にこの夏の風景が グログログログロ グロテスクに映っていた さよなら女学生 青春映画は終わる その前に君の秘密を 僕に教えてよ 喧噪の中揺らぐ彼女を視たんだ ネオンがチカチカ灯る頃には その制服の下にはどんな欲望が ぐるぐるぐるぐる 渦巻いているんだろう? コメント 名前 コメント
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【倉庫】SSその2 都内某所、某事務所にて。 「お疲れさん、今回のギャラだ」 「ああ……って、随分と多いな」 受け取った封筒の分厚さと重みに、安藤歩は若干の困惑を覚えた。 顔馴染みになった雇い主だけに、相場もわかっているつもりだった。 「いつも先生にゃ世話になってるからな。 ちょっとした気持ちさ」 「……すまない」 魔人闘宴劇の対策を練るためにも、最愛の妹・望の治療費の支払いの為にも。 まとまった金が必要になることを思えば、好意を突き返すのも無粋だろう。 「いいってこった、それよか奴さんの情報だが―― ほんの少し前まで、本当にただのガキだったようだな」 歩の雇い主が、一枚の写真と束になった書類を歩に渡す。 写真には、琴平くがねの凶悪な笑みが焼き付いていた。 都内某所、某高校にて。 「おう、ご苦労さん。駄賃だ、受け取りなァ!」 下僕から報告を受け取ったくがねは、その掌から小銭を十数枚生み出し、乱暴に投げ渡す。 欲望の金貨は世を巡る(バブリーバベルハイム)――くがねが手に入れた、埒外の異能。 身体を自在に貨幣に換え、金銭を無尽蔵に量産し、カネで万物を売買する。 ごくありふれた高校は、今やくがねの欲望の集積場と化していた。 「なんでも殴り飛ばす用心棒、ねぇ……ケッ、いかにも禁欲的(ストイック)なツラしてやがる」 注文したピザを行儀悪く貪りながら、対戦相手の写真を一瞥する。 そんなくがねに、意識下で呼びかける声があった。 (……ねえ、お願い。こんな、ひどいことしないで――) 『オイオイ、俺に指図すんなよ。それともお前がコイツを殴り飛ばすか?』 “琴平くがね”の良心の呵責を、 “ゴールドタワー”は一顧だにしない。 少女に、亡霊の暴虐を止める方法はない。 亜門流通センター中央倉庫。 様々な物品が所狭しと詰め込まれた、物流の拠点。 金欲の魔女と禁欲の拳士の、試合開始から一分。 早くも、青年の拳が、少女を抉り抜いていた。 歩の魔人能力“仁義理拳(ニギリコブシ)”は――あらゆるモノを殴り飛ばす。 琴平くがねの変貌は、覚醒直後の精神性のせいだと考えた歩は―― くがねの“欲望”に狙いを定めた。 肉体を金に変える能力があることは調査済み。 物理よりも精神に攻撃をかけるほうが有効だろう、と。 安藤歩は徹底的に琴平くがねを調査したが、ゴールドタワーの存在には辿り着いていない。 しかし“欲望”を削ぐ拳は『琴平くがね』にとって有効打となった。 肉体にさえダメージが通ってしまうほどに。 「て、めえ……!」 「今ので肉体が吹き飛ぶようなら――俺の拳に、お前は勝てない」 「ひ、ヒヒっ…… 悪いが、テメエとまともに戦う気はねえよ」 欠けた左半身から零れる金貨に構わず、くがねは後退りながら嘲笑する。 「調べたぜぇ、テメエの妹さんのコト」 くがねの言葉に、歩の表情が微かに歪む。 「勝って妹さんを救いたい、いやあ兄貴の鑑って奴だねえ? ――つまり! その妹が、いなくなっちまったら! テメエは戦」 歩が殴り飛ばした空気の拳が、言葉を遮った。 派手な金属音と共に、くがねの上半身が金の飛沫をあげる。 「貴様。望に、何をした」 拳を振り抜いた姿勢のまま、歩が怒気と共に問う。 有効打にならぬとわかっていても、物理的に殴り飛ばしてしまう程に。 歩の頭に血が上っていく―― 「……まだ何もしてねえさ。まだ、な」 飛び散った金貨が、再びくがねの身体を形作る。 「俺が負けた瞬間――病院でちょっとした医療ミスが起きるかもしれねえけどなぁ?」 「……!」 少女の形をした悪魔の言葉に、歩の拳が止まる。 「カカッ、来ないならこっちからいくぜ? 黄金飛沫(ゴールドスプラッシュ)!」 くがねの金貨が、騒霊現象よろしく飛び回り――歩の身体に叩き付けられる。 「ギブアップすりゃ、このカネもくれてやるぜ? ギャハハハッ!」 周囲の物品ごと、歩が次々と舞い飛ぶ金貨に嬲られる中―― 歩が、己のこめかみを殴り抜く。 「あぁ? ついにプッツンしちまったかぁ? まあいいさ、これで終わりだァ!」 くがねが嘲笑し、金貨を空中に集める。狙いは、歩の脳天! 束ねられた金貨が、一塊となって歩の頭を割る――よりも早く。 歩の拳が、飛来する金貨を一枚残らず粉砕した。 「……な」 「――もう、迷わない」 くがねを射竦める歩の瞳に、決意の光が宿る。 「俺はお前に勝って、全てを殴り飛ばす力を掴む!」 「テメエ! 妹が死んでもいいってのか!?」 「……やってみろ。そのときは、時間を殴り飛ばして巻き戻してやるさ」 憧れの原風景。 ヒーローが、恋人を救う場面を脳裏に思い浮かべながら、歩は迷わずにくがねに迫る。 「その前に、お前が吹き飛ぶがな!」 長年培ったステップワークで、くがねの懐へと潜り込む。 歩の拳は、くがねの金貨(カラダ)を全て砕かんと、決断的に握り締められている! 拳が加速し、くがねを捉えた――筈だった。 「……!」 拳が生んだ突風に乗って、無数の紙切れが舞い飛ぶ。 「貨幣(・・)に化ける――紙幣も、か!」 金貨を殴り飛ばし、砕く勢いで放った拳は――紙を殴り破くにはあまりに速すぎ、重すぎた。 飛び散った紙幣は天井近くまで舞い散り、遠くの荷物の陰へと集まっていく。間一髪の、緊急脱出。 「だが、同じ手は食わない」 迷いを殴り飛ばした拳士に、もはや死角は無い! 金の悪魔の逃げた先へと、真っ直ぐに向かう。 道中の遮蔽物を、全て殴り飛ばしながら――! 「ハァッ、ハァッ…… クソッ」 倉庫内のモノが、次々と殴り飛ばされる中。 辛うじて歩の追撃を逃れて隠れるくがね――ゴールドタワーが毒づく。 切り札は、ある。だが、そのカードを切るには、隙を作らねば。 対抗策を練ろうとした矢先、魂の同居人がささやく。 (ねえ……もう、やめよう) 『あぁ!? アホか!ここで退いたら五十億がパーだ! それに、テメエにも願いがあんだろ?』 弱々しいくがねの諦めに、ゴールドタワーは苛立ちを隠せない。 (だって、あの人の願いは妹さんのため、でしょう? わたしの願いは、わたしのためで……そんなの、だめだよ) 自分が救われたいために、他人を踏みつける。 くがねの弱音への返答は―― 『バカ言うな、くがねェッ!!』 怒声だった。 『利己的なら卑しい?利他的なら美しい? んな訳あるか! 願いも欲望もコインの裏表だ、大した違いなんざねえ! お前は! 幸せになりてえんだろうが!! なら、自分からもう何も捨てるんじゃねえよ!!』 削られても、尚尽きず収まりきらぬ欲望を抱えた亡霊の言葉に、 ささやかすぎる欲望を捨て去ろうとした少女は、静かに頷いた。 (ごめん、なさい) 『死んだら終わりだ、何もねえ! ……前にも言ったろ?』 亡霊が、怒りを押し殺して嗤う。 それは自分に言い聞かせるようでもあった。 (……死んだら、終わり) だが、亡霊が己を顧みる前に。少女が、ある考えに至る。 『ああ。そうか』 そして、聡く狡賢い亡霊が少女の思考にシンクロし、確信する。 『何だ、あの野郎――もう、詰んでるんじゃねえか』 少女の困惑をよそに、亡霊が会心の笑みを浮かべると同時に。 歩の殴り飛ばしたコンテナが、くがねの身体を直撃した。 「……ケッ、壊しも壊したり、勿体ないねえ」 瓦礫と化した貨物の下から金貨の群れが這い出て、再び少女に戻る。 眼前には、堅く拳を固めた歩の姿。 「隠れんぼは、終わりか」 「ああ。隠れる必要もなくなった。もうテメエは、俺の敵じゃあねえ」 だらりと腕の力を抜いた、ノーガードの姿勢から攻撃を繰り出す。 自分がされたのと同様に、精神を揺さぶる一撃を。 「妹の命より己の強さに固執した、欲望に振り回されたテメエなんかな」 「……何だと?」 歩は拳を――打たない。 先程のようにこちらを煽って、冷静さを失わせるのが狙い。 なら、一々言葉を遮るまでもない。聞き流す。 だが、歩の澄み切ったはずの精神に。 くがねの言葉は、小さな棘のように突き刺さった。 「本当に妹が大事だったら、あそこは棄権一択だろ!違うか? 『時間を殴り飛ばして巻き戻す』? ウケるウケる、漫画かよ! ああ出来るだろうさ、テメエならその境地も夢じゃあねえよ。 けどなァ!」 自ら命を捨てようとした少女と、望みが叶わぬ無念を知る亡霊。 二人の言葉が、重なる。 「『死んだら終わりだ、何もねえ!』」 くがねの言葉の拳が、容赦なく歩に浴びせられる。 「生き返るからオッケー? テメエは妹に虚無を味わわせるつもりか!? 結局、テメエは妹なんざどうでもいいんじゃねえか! 自分が強けりゃなんでもできる、どうにかなる! その傲慢こそ、テメエの本質だ!」 「黙れ。俺は――!」 歩は、湧き出る不安、苦悩、迷いを殴り飛ばし、ここまで来た筈だった。 妹の病苦に比べれば、自分の苦難など軽い、と。 それらと一緒に、妹を想う気持ちまで殴り飛ばしたなどと――思いたくない。信じたくない。 「違わねえ! テメエが殴り飛ばしたのは迷いじゃねえ、想いだ!」 想いを殴り飛ばした拳士に、もはや資格はない。 妹を想う、資格など。 そう言わんばかりに、くがねが吐き捨てる。 想い(よくぼう)を捨てる者を、強欲は軽蔑する。 「想いを捨てた拳なんざ、重いわけがねえ! 違うってんなら、示してみろよ。その拳でなァ!」 この戦いの本質は――欲望(おもい)のぶつかり合い。 強欲だからこそ、くがねは全力を尽くす。 じゃらりじゃらり、と広げた腕から煌めきが零れる。 「テメエへの餞別(ファイトマネー)だ、受け取りなァ!! 金波銀波(ゴールドシュトローム)!!」 くがねの生んだありったけの金貨が、一斉に歩へと襲いかかる! 「――俺は、」 苦悩も、憤怒も、躊躇もない。 では、心中に湧き上がる靄のような感情を、何と呼べばいいのか。 歩は、握った拳を己の胸に当てようとして――やめた。 代わりに、くがねに向けて構える。 わだかまる感情も、己の一部。ならば、それも含めて自分の想いなのだ、と 今だけは、愚直に信じることにした。 歩が、渾身のストレートを放つべく右腕を振り抜く! 迫る金貨の波に向かって放たれた、渾身の指さし確認(・・・・・)が決まった。 「!?」 歩が異変に気付いたときには、もう遅い。 拳を固めようとするが――真っ直ぐに伸びた人差し指が、動かない! 「悪いな、“両人差し指の操作権”――買い取らせてもらった(・・・・・・・・・・)」 金波銀波はあくまで、膨大な貨幣の重量で相手を潰す技だ。 歩の懐に入ってはいない――なら、買ったのは。 「……いつだ」 「数日前の仕事代(・・・・・・・)。働いた分より余計に、受け取ったよな?」 金貨を殴り返すことのできぬまま、歩が悟る。 『欲望の金貨は世を巡る』の名の通り。 裏社会にまで、既にくがねの魔手が及んでいたことを。 「ま、テメエの腕っぷしの相場からすりゃあ指の二本くらい、二百万もありゃ十分だろ?」 欲望の金貨が、拳闘士を押し潰した。 試合終了後、医療室。 負傷を治療し終えた敗者・安藤歩の元に、勝者・琴平くがねが訪れていた。 「指の操作権、返品に来たぜ。あと、もう一言ばかし余計なお世話を、な」 無言で睨み付ける歩に構わず、くがねがニヤリとほくそ笑む。 「自分の強さの方が、テメエにとって重いんなら―― 妹の病気くらい、もう殴り飛ばせるだろ?」 「……俺、は」 心の奥底に閉じ込めていた、殴り飛ばしきれぬ迷い。 歩が、言葉の続きを絞り出せずにいると―― ぽふ、と少女の柔らかい拳が歩の鳩尾を叩く。 「えっと……拳を、一人で握るくらいなら。 妹さんの手を、握ってあげてください」 先程までの悪党ぶりが信じられないほどに弱々しく――優しい、拳だった。 「そう、だな。 たぶん俺は、欲張りすぎたんだろうな――」 憑き物が落ちたように、安藤歩はようやく心から笑むことができた。 無論、歩にとってこれがハッピーエンドとはいかない。 妹を救うことはできたとしても――彼はこの先ずっと悩み続けるだろう。 だが、それは歩が自力で切り開くべき道だ。 「ありがとう。妹のところへ、行ってくる」 医療室を後にする歩を見送った後、くがねは凶悪な眼光を甦らせる。 『へっ、本当に殴り飛ばすとはな』 (ありがとう、一瞬だけど返してくれて) 『……返してねえよ、貸したんだ』 『琴平くがね』は苦虫を噛み潰したような、しかしまんざらでもない表情を浮かべた。
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☆キャラを作ってから右も左もわからない人へ 1.カカシを殴りましょう。 Lv56まであげることができます。 2.アデナは欲望の洞窟でブラッドクリスタルが収集可能なので それをGMショップで売れば、それなりに儲かります。 また、FIでもブラッドクリスタルが入手可能です。 FIはMOBのHPも低めなのでEXPを溜めるのに有効です。 ※FIにはボスセット入手可能なMOBが追加されております。 ※欲望及びFIは新規MAPとし、lv制限が75となっております。 ※初期の時点では、武器本体は火力が低いので属性強化が重要になります。 3.カリフの福袋or高級福袋を集めましょう。 福袋からは高級福袋が。 高級福袋からは蒼天武器が入手可能です。 宝石の入手は海賊島ケイブ及びエルフケイブで可能です。 3fのMOBが増加となっております。 4.火山イフリートを倒してシルバーパンプキンを入手 シルバーパンプキンからは各職のイアリングが入手可能です。 5.TOIを上りましょう。 レベリングはTOIザコでも可能です。 X0FではボスのみがPOPします。 6.あとは適当にどうぞ。 ホームページに記載のソロで食えるMOBリストのMOBは ナイトの+10ダマスカスソード属性MAXでも食える強さのMOBです