約 2,928,024 件
https://w.atwiki.jp/sengoku-basarax/pages/16.html
toyotomi.jpg +目次 キャラ解説どんなキャラ? 長所 短所 まずはどのコンボを覚えれば良い? とりあえず永パをやってみたい 動画 技解説コマンド表 通常技解説 システム共通技解説 特殊技解説 援軍アタック解説 必殺技解説 BASARA技解説 一撃BASARA技解説 コンボレシピ単体時のコンボ 単体時対忠勝用 援軍到着後のコンボ 金剛補正切り 金剛補正切りからのJABC離陸宇宙旅行 金剛補正切りからの同キャラ用宇宙旅行 金剛補正切りからの宇宙旅行(テンプレ宇宙) その他永パ 猿舞豪把からのコンボ 猿舞豪把からの宇宙旅行 B灰塵オラオラハーフマラソンと援キャン離陸 小ネタ用語・スラング 家庭用(PS2版)について 猿舞豪把の投げ無敵消化 エリアルと伝衡裂鬼 フリーズ ランダム 天地葬送中の援軍 キャラ対策 編集・修正コメント欄 キャラ解説 どんなキャラ? [部分編集] 攻撃力 防御力 速 度 永パ力 援 軍 難易度 総 合 A A D S A D A 戦国BASARAXの基礎がみっちり詰まった天下人。機動力は皆無だが、硬い装甲と高い攻撃力を盾にゲームを荒らしまわる。バックステップの硬直をバックステップでキャンセルしたり、後述の超投げ半兵衛など、低リスクかつ特大リターンも魅力。援軍との相性が非常に良く、互いに相乗効果で本来の数倍の強さを発揮する。何かカスれば援軍を介して補正切りや高ダメージの永パに移行できるかなりやんちゃなキャラ。打たれ強く、基礎を学べるキャラで、コンボも簡単かつ楽しいため、初心者にかなりオススメ。現在も研究によってコンボが伸びており、まだまだキャラの伸びしろも残されているので長く付き合える。 豊臣秀吉 長所 装甲が硬く(防御系数*0.8)、攻撃力が高い(独自補正)ため、初心者同士の対戦で大幅に有利になる。 機動力のなさを援軍で補う必要があるので、必ず援軍の使い方を覚える事ができる。 コンボが比較的簡単で、CPU戦やトレーニングモードが楽しい。 荒らし能力が非常に高く、ワンチャンスで逆転可能。 天敵と言えるほど極端に不利なキャラがいない。 短所 機動力がないため、単体では逃げる相手を捕まえる事が難しい。 体が大きいためコンボが入りやすく、昇り中段に苦しめられる。 援軍Lvの上昇速度が遅く必要Lvも高いため、援軍が来る前に永パに持ち込まれてしまう事が多い。 ゲージ依存度・援軍依存度が高いのでどちらかが枯渇するとパワーダウンしやすい。 まずはどのコンボを覚えれば良い? 2A2B6B ただのチェーンコンボ。ダウンを取れてゴリラダメージなのでそこそこ痛い。 とりあえず永パをやってみたい [中央忠勝限定] 伝衡裂鬼>天地葬送(4123B)>{2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B>天地葬送>ダッシュ2A2B>天地葬送>吹き飛ばし>ブースト2B>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 対忠勝中央コマ投げからの単身赴任。 構成がシンプルで覚えやすく、離陸も簡単。その上時間が経つと家康が誘拐されて祝福してくれる。 動画 +動画詳細 動画 内容 援軍到着前のコンボの解説。youtube版 援軍到着後、金剛補正切りまでのプロセスの解説。youtube版 宇宙旅行の解説。youtube版 その他陸上種目の解説。youtube版 灰塵オラオラハーフマラソン他色々。 13 38~16 49 灰塵オラオラハーフマラソン&援キャン離陸解説。 10 28~11 47 小ネタ、確反超投げ半兵衛宇宙、オラオラハーフマラソン。 同キャラ用宇宙旅行。 続・同キャラ用宇宙旅行。 ノーゲージ宇宙の例。JABC離陸について。 ▲上へ [部分編集] 技解説 コマンド表 分類 技名 コマンド 備考 特殊技 双斧落とし 6B 中段、受身不能、ch時地面バウンド、天地葬送でキャンセル可 蹴り落とし JC(溜め) キャンセル不可 必殺技 灰塵乱渦 236AorB 移動投げ、壁貼り付け、受身不能Aが立ち状態を掴み、Bがしゃがみを投げる └(急停止) 4 必殺技、BASARA技、バックステップでキャンセル可 伝衡裂鬼 214A コマンド投げ、jc可、天地葬送でキャンセル可 天地葬送 623B 対空投げ、無敵、捕縛 破邪衝天 214B ノックバックゼロ └破邪衝天:追打 B └破邪衝天:終撃 C 威風万丈 214C 飛び道具反射、溜め可、最大溜め時ガード不能(ジャストディフェンスのみ可)、必殺技キャンセル可(溜め時)、PGで空キャン可(溜め時、ただし通常攻撃キャンセルをすると不可) BASARA技 金剛破滅 236236C 壁貼り付け(自動追撃)、援軍アシスト対応、受身不能 猿舞豪把 214214C コマンド投げ、派生可 ├(左右叩きつけ) A 派生可 ├(通常投げ) B 派生可 └(天地葬送) C 派生終了、捕縛 ├(伝衡裂鬼) A 派生終了 ├(灰塵乱渦) B 派生終了、壁貼り付け └(天地葬送) C 派生終了、捕縛 一撃BASARA技 覇道天唱 2141236C ▲上へ 通常技解説 通常技 属性 解説 5A 連打可、基底80% 片手で殴る。 5B jc可 ハイキック。 5C 大きく身を乗り出して裏拳。 2A 下段、基底80% 足元を殴る。 2B しゃがみストレート。 2C 下段、ダウン 地面を殴る。 JA 連打可、基底80% 空中ボディブロー。 JB jc可 空中パンチ。 JC 身を反らしながら飛び蹴り。 システム共通技解説 共通技 属性 解説 投げ(接近して6or4C) 強制基底50% パワーボム。 空中投げ(空中で接近して6or4C) ジャンプ攻撃からキャンセル可、強制基底60% 地面に放り投げる。 吹き飛ばし(B+C) jc可、溜め可 大振りなフック。 エリアル(2B+C) 上半身無敵 真上方向に蹴り上げ。 エリアルスパイク(エリアル中2C) 空中投げと同じ動作。 ガードキャンセル(ガード中6B+C) 吹き飛ばしと同じ動作。 特殊技解説 特殊技 属性 解説 双斧落とし(6B) 中段、受身不能、ch時地面バウンド、天地葬送でキャンセル可 両手で地面を殴りつける。 蹴り落とし(溜めJC) キャンセル不可、基底80% JCと同じ動作。 ▲上へ 援軍アタック解説 援軍アタック 変化 解説 対地援軍 1-49 小さく突く。浮き低。 50-99 斬りつける。浮き中。 100 剣を伸ばして釣り上げる。浮き高。 半兵衛が蛇腹剣で攻撃。 対空援軍 1-49 ダメージ以外変化なし。 50-99 100 半兵衛昇竜。 ▲上へ 必殺技解説 必殺技 コマンド 属性 灰塵乱渦 236AorB 移動投げ、壁貼り付け、受身不能、強制基底80% └(急停止) 4 必殺技キャンセル可、バックステップでキャンセル可 突進して相手を掴んで壁に向かって投げ飛ばす 伝衡裂鬼 214A コマンド投げ、jc可、天地葬送でキャンセル可、強制基底80% 掴んだ相手を地面に擦りつけた後に上へ放り投げる。 天地葬送 623B 対空投げ、無敵、捕縛、強制基底70% 飛び上がって相手を掴み、地面に埋める。 破邪衝天 214B ノックバックゼロ ワンツー。 └破邪衝天:追打 B - オラオラパンチ連打。 └破邪衝天:終撃 C - 地面に叩きつける。 威風万丈 214C 飛び道具反射、溜め可、最大溜め時ガード不能(ジャストディフェンスのみ可)、必殺技キャンセル可(溜め時)、PGで空キャン可(溜め時、ただし通常攻撃キャンセルをすると不可) 胸板を突き出し衝撃波を発生させる。 BASARA技解説 BASARA技 コマンド 属性 金剛破滅 236236C 壁貼り付け(自動追撃)、援軍アシスト対応、受身不能、強制基底10%(3段目) ボディブロー→アッパー→気絶した相手を掴んで壁に叩きつける。 金剛破滅(アシスト) 半兵衛が急所を突いて気絶を延長する。 猿舞豪把 214214C コマンド投げ、派生可 ├(左右叩きつけ) A 派生可 ├(通常投げ) B 派生可、強制基底50% └(天地葬送) C 派生終了、捕縛、強制基底70% ├(伝衡裂鬼) A 派生終了 ├(灰塵乱渦) B 派生終了、壁貼り付け └(天地葬送) C 派生終了、捕縛 掴みあげた相手を地面に叩きつけた後、連続投げに派生する。 一撃BASARA技解説 一撃BASARA技 コマンド 属性 覇道天唱 2141236C - 天を仰ぎながら噴火のような衝撃波を立ち上らせる。 ▲上へ [部分編集] コンボレシピ 単体時のコンボ 2A2B6B ただのチェーンコンボ。ダウンを取れてゴリラダメージなのでそこそこ痛い。 2A2B>灰塵乱渦 近距離限定。相手が立ちの場合はA灰塵、しゃがみの場合はB灰塵と出し分ける必要がある。 2B>伝衡裂鬼 起き攻めなどで近距離で2Bが刺さった場合のコンボ。 伝衡裂鬼はノーキャンセルで出す。 JC>伝衡裂鬼 JCが近距離で刺さった場合のコンボ。 JCのヒット確認をして伝衡裂鬼へ繋げられると良い。 エリアル(ch)>天地葬送 エリアル攻撃がカウンターヒットした場合は真上付近でない限りは天地葬送が繋がる。 [中央] 伝衡裂鬼>垂直JB>前HJABC>空中投げ 伝衡裂鬼からの基本の追撃。 伝衡裂鬼の放り投げる所でjcがかかる事を利用している。 [キャラ限] 元親に対しては垂直JBが最速だと空振りするので若干遅らせる。 真田・慶次には垂直JB>HJABCを最速にしないと途中で落としやすい。 [中央] 伝衡裂鬼>天地葬送(4123B) キャラ限の中央天地。 伝衡裂鬼に天地でキャンセルがかかる性質を利用している。 放り投げる直前の地面から離す瞬間を目安に、4123B押しっぱなしと入力すると出しやすい。 [キャラ限] 忠勝・秀吉・謙信・慶次に対応。 伊達は一応対応しているが、繋がるかどうかはランダム。 [端] 伝衡裂鬼>天地葬送(6321B) 画面端では全キャラに位置を入れ替えながら天地葬送が繋がる。 放り投げる瞬間に画面端側から中央側に向かってレバーを回す。 [キャラ限] 忠勝は中央天地同様4123Bで端に向かって天地葬送を入れる。 慶次はコンパネ1P/2Pでタイミングが極端に変わる。 [中央] A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 端が近くない限りはA灰塵からB灰塵が繋がる。 A灰塵後、壁に張り付いたのを見てから236B押しっぱなしで入力するのがコツ。 [キャラ限] 秀吉には繋がらない。 伊達・信長に対しては画面位置によるが最大でA灰塵乱渦*3>B灰塵乱渦まで入る。 [端] A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 端ではキャラ限で2A2Bで拾ってB灰塵に繋がる。 [キャラ限] 灰塵乱渦の貼り付け高度がランダムのため、安定して繋がる物のみ記述している。 キャラ レシピ 伊達 A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵 真田 謙信 信長 元親 A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵(低ヒット数限定) お市 A灰塵乱渦>{低め2B5C>B灰塵}*2-4>(2B>)B灰塵 忠勝 A灰塵乱渦>B灰塵 慶次 端でA灰塵から追撃不可 毛利 秀吉 [中央] 天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 天地葬送からの追撃。 [キャラ限] 忠勝・秀吉は別構成の専用レシピを使う。 キャラ レシピ 伊達 天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 謙信 信長 お市 真田 天地葬送>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 慶次 天地葬送>5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 毛利 天地葬送>2B>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 元親 天地葬送>2B>ディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 忠勝 専用レシピを使う。 秀吉 [中央] 天地葬送>{2A2B>天地葬送}*2>2B5C>A灰塵乱渦 [端] 天地葬送>2B5C>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦 秀吉用天地葬送からの追撃。 ▲上へ 単体時対忠勝用 忠勝に対しては天地葬送が何度も入るのでヒット数が稼ぎやすく、宇宙に行きやすい。 1ラウンド目に宇宙に行くと、忠勝が誘拐防止の援軍カウンターをしない限り、次ラウンド開始時に援軍不在が確定する。 大幅有利な状況を作れるので、擬似宇宙と呼ばれるレシピも含め覚えておくと忠勝戦で非常に役立つ。 [中央] 天地葬送>2C>天地葬送>吹き飛ばし>ブースト2B5C>天地葬送>{2A2B>天地葬送}*2>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 [端] 天地葬送>{2B5C>天地葬送}*2>{2A2B>天地葬送}*2>吹き飛ばし>ブースト2B>天地葬送>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 忠勝用天地葬送からの追撃。 天地葬送>吹き飛ばしは慶次にも入るが、慶次は端との距離によって裏に回ってしまい天地で掴めなくなるケースが多い。 慶次に使う場合は端伝衡裂鬼>天地葬送>吹き飛ばし~としておこう。 [中央] 伝衡裂鬼>天地葬送(4123B)>{2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B>天地葬送>ダッシュ2A2B>天地葬送>吹き飛ばし>ブースト2B>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 忠勝用の単身赴任。中央伝衡裂鬼以外にも、2A2B>伝衡裂鬼などヒット数さえ稼げれば移行できる。 最も簡単な宇宙旅行で、二段ジャンプや空中ダッシュを使わないので家庭用での永パ練習にも向く。 [端] 伝衡裂鬼>天地葬送(4123B)>{2B5C>天地葬送}*2>{2A2B>天地葬送}*2>5B>天地葬送>吹き飛ばし>ブースト5A*4>天地葬送>エリアル>JBC*n 端伝衡裂鬼からの擬似宇宙。 赤字部分は受身可能だが受身しても天地葬送が確定する箇所。 伝衡裂鬼以外からもレシピを微調整する事で同じように擬似宇宙へ持ち込める。 [端] 天地葬送>{2A2B5C>天地葬送}*2>{2A2B>天地葬送}*2>{5B>天地葬送}*2>吹き飛ばし>ブースト5A*4>天地葬送>エリアル>JBC*n 補正切り天地葬送からの擬似宇宙。 前述の擬似宇宙で受身を取った相手に再度擬似宇宙へ持ち込む事で受身を完全に強制できる。 [自分端] エリアル(ch)>天地葬送>5C>天地葬送>{2A2B>天地葬送}*3>{5B>天地葬送}*2>吹き飛ばし>ブースト5A*4>天地葬送>エリアル>JBC*n エリアルchからの擬似宇宙。レシピ調整の一例。 ▲上へ 援軍到着後のコンボ 2A2B6B>5援>天地葬送 基本チェーンから天地葬送に繋ぐ。 援軍は6援で出すと援軍が邪魔して天地葬送で掴みにくくなるので5援推奨。 6援で出してしまった場合は援キャンダッシュ5Bを挟むなどして対処する。 2B+3援>天地葬送 5A*n+3援>天地葬送 JC>天地葬送 各種ヒット確認3援からの天地葬送の一例。 3援(ch)>ダッシュHJBC+3援>天地葬送 3援が遠目ch時の拾い。 [中央] 伝衡裂鬼>1援or2援>天地葬送 中央伝衡裂鬼からのコンボ。 放り投げる瞬間に援軍が当たるようにして、高い所で天地葬送の持続で掴むようにする。 ▲上へ 金剛補正切り 金剛破滅で気絶した後に一旦補正が切れるため、そこに援軍で追撃する事で確定補正切りができる。 実質2回コンボを叩き込む事と同じで、補正切り後に必ずテンプレ化された状態から永パに移行できる大きなメリットがある。 [端] ~天地葬送>2B5C>金剛破滅 端での一番簡単な金剛補正切り。必要援軍Lv60。 ディレイをかける事で時間を稼いで援軍が回復しやすくすると良い。 [キャラ限] 毛利は端に密着していないと金剛破滅の2段目が空振りする。 [中央] ~天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2C>金剛破滅 中央からの金剛補正切り。 B灰塵乱渦>3援は壁側に向かって対空援軍を入力すると、壁側から援軍が出現し秀吉側に戻すように攻撃してくれる。 タイミングは壁に貼り付いたのを確認してからで間に合うので焦らないように。 背中側に端が近い状態だと3援が空振りするケースがあるので注意。 端でA灰塵乱渦から2A2B拾いに対応しているキャラは必要Lvが51まで下がる。 [キャラ限] キャラ レシピ 備考 伊達 ~天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2C>金剛破滅 必要援軍Lv55 信長 慶次 ~天地葬送>5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2B>金剛破滅 必要援軍Lv60、空中ヒット数17以上は2Bを省いて金剛破滅 真田 ~天地葬送>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2C>金剛破滅 必要援軍Lv60、空中ヒットが16~17以上は2C>金剛破滅が入らない 元親 ~天地葬送>2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>天地葬送>2C>金剛破滅 必要援軍Lv55 謙信 ~天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>目押し2B>金剛破滅 必要援軍Lv75 お市 毛利 ~天地葬送>2B>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B5C6B>目押し2B>金剛破滅 必要援軍Lv75 秀吉 ~天地葬送>5B>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*1-2>2C>金剛破滅 必要援軍Lv51 忠勝 ~天地葬送>2B5C>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*2-3>2C>金剛破滅 必要援軍Lv51 ▲上へ 金剛補正切りからのJABC離陸宇宙旅行 宇宙旅行の条件は31ヒット>エリアル>JBC*nだが、厳密には30ヒット>エリアル>JA{BC}*nでも可能。 これを利用すると稼ぐ必要のあるヒット数が減るため、宇宙旅行のチャンスが増える。 しかし、秀吉のJABはコンボ時間が長くなると繋がらなくなってしまうパーツなので、JABC離陸を狙うには専用の構成でコンボ時間を短くする必要がある。 [コンボ時間を消費しやすいパーツ] B灰塵乱渦>3援 A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 A灰塵乱渦>A灰塵乱渦 これらのパーツは極力少なくするようにする。 また、B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばしのパーツも、秀吉の体に当たるまで待つとコンボ時間を消費しやすい。 早めに当てる・援キャン吹き飛ばし・援キャンダッシュ吹き飛ばしなどにすると良い。 援軍カウンター対策が必要な秀吉については同キャラ用宇宙を参照。 また、空中ダッシュや2段ジャンプを挟まないため、天井のない家庭用でも永パとして成立する。 3援>2B>B灰塵乱渦>3援>(援キャンダッシュ)吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>{破邪衝天:追打(裏回り)}*2>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n 真田・伊達・謙信・お市・信長に対応。 ヒット数は31を大幅に超えてしまうが、コンボ時間が短いためJAB離陸が可能。 テンプレ宇宙ではエリアル>JBがシビアな真田・謙信・お市に対応しているため、対戦する機会が多いなら早めに覚えると良い。 1回目の破邪衝天の最終段が当たったくらいで、2回目を1回目と逆方向にコマンド入力するのがコツ。 3援>2B>B灰塵乱渦>3援>(援キャンダッシュ)吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)>5A*6>2B(裏回り)>5A*3>6B>エリアル>JA{BC}*n お市用。 3援>2B>B灰塵乱渦>3援>(援キャンダッシュ)吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)>5A*7>2B(裏回り)>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n 慶次用。 ダメージは落ちるが、金剛破滅の3段目からも移行でき、補正切りの必要援軍Lvが55程度まで軽減される。 3援>天地葬送>2C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト5A2B5C6B>天地葬送>破邪衝天:追打>3援>援キャンダッシュエリアル>JA{BC}*n 元親用。必要援軍Lv60。 破邪衝天の前に少しダッシュすると援キャンダッシュエリアルが届きやすくなる。 3援>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*2>破邪衝天:追打>3援>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 忠勝用。 16ヒット以上稼いで破邪衝天に繋げれば良いだけなので、途中のレシピは自由にアレンジして良い。 [遠距離] 3援ch>B灰塵乱渦(ブレーキ)>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B+3援(裏回り)>{破邪衝天:追打}*2>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n 遠距離で3援がchした場合のコンボ。主に確定反撃に超投げ半兵衛でchを取った場合に使う。 B灰塵乱渦(ブレーキ)>B灰塵乱渦は236B>41236Bと入力するとやりやすい。 このレシピは伊達・真田・謙信・信長用だが、往復パーツを変えれば慶次・お市にも対応できる。 ▲上へ 金剛補正切りからの同キャラ用宇宙旅行 秀吉同キャラでは、特定タイミングで援軍カウンターされると援軍カウンターから天地葬送が繋がってしまう。 そうなると援軍カウンターヒット後はコンボが途切れるまで援軍カウンターが使用不可になるので、先に永パした側の負けが確定する不思議な状態となる。 このため、秀吉同キャラは専用レシピを用意して、援軍カウンター>天地葬送に対策する事が必須となっている。 6援>ダッシュ5A*3>2B>6B>ズラし5援>援キャン微ダッシュ5B>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>2A2B>天地葬送>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5C>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 現在関西方面でメインに使われている同キャラレシピ。必要援軍Lv51。 援軍カウンターから天地葬送が確定する箇所のより厳重なケアと、実戦的な必要援軍Lvを両立している。 3援>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>2A2B>天地葬送>一歩後退>破邪衝天:追打>3援>天地葬送>3援>破邪衝天:追打>2援>援キャンエリアル>JBC*n 名古屋で開発された同キャラレシピ。必要援軍Lv51。 最後の破邪衝天:追打以降は、操作を急ぐと終撃が暴発しやすい。 3段階目まで派生させ、真下にレバーを入れっぱなしにして援軍ボタン>援軍が当たったのを見てからB+Cと入力で良い。 10ヒット以上稼いで3回援軍使える状態であればヒット数を調整せずとも宇宙が確定するのが強み。 難易度も非常に低く援軍回復時間も充分に稼げる構成なので汎用性も高い。 6援>ダッシュ5A*3>2B5C+3援>天地葬送>{ダッシュ2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5C>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 以前使われていた同キャラレシピ。必要援軍Lv100。 狙ってやるのは難しいものの、ダッシュ2Aで掴まれる可能性がある。 6援>ダッシュ5A*4>2B+3援>天地葬送>{ダッシュ2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5C>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 以前使われていた同キャラ援軍Lv51-99用レシピ。 [相手ゲージ側] br()6援>ダッシュ5A*2>2B+5援>吹き飛ばし>ブースト5B>天地葬送>{ダッシュ2A2B5C>天地葬送}*2>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5C>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n [自分ゲージ側] br()6援>ダッシュ5A*2>2B+5援>ダッシュ伝衡裂鬼>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*2>2A2B5C>B灰塵乱渦>3援>5B>B灰塵乱渦>3援>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 以前使われていた同キャラ援軍Lv2-49用レシピ。 画面左右でレシピの使い分けが必要なので注意。 6援>5A2A2B5C>3援 天地葬送>{2A2B5C>天地葬送}*2>2B5C>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*3>天地葬送ズラし3援>エリアル>JA{BC}*n 画面内に半兵衛を残すようにし、援軍ブロック可能にしたレシピ。 レシピ自体の難易度が高く、援軍ブロックを構えなければいけないので難しいが成功時のリターンが大きい。 ▲上へ 金剛補正切りからの宇宙旅行(テンプレ宇宙) 各キャラの最も基本的な宇宙旅行。 金剛補正切りから移行するため、必ず同じレシピで永パ移行できる。 以前は初心者が最初に覚えるべきコンボだったが、現在はより難易度の低く、家庭用で永パ部分を練習できるJABC離陸を覚える方が良い。 6援>ダッシュ2B>伝衡裂鬼>天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B+3援(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)>5A5B6B>エリアル>JBC*3-4>空中ダッシュJBC*n 最も基本的な宇宙旅行。ヒット数さえ合えば、細部をアレンジして問題ない。 吹き飛ばし>ブースト2B+3援の箇所は、ブーストを少し長めにして援軍が再行動できる時間を稼ぐ。 エリアル>JBは真田・謙信・お市はかなりシビア。壁貼り付きから剥がれた所にエリアルを当てて、最速でJBを目押しするようにしよう。 エリアル後の追撃は途中で空中ダッシュを挟んで高度を下げる。家庭用では画面外まで出れればOKとしよう。 他キャラのようにB+C連打にすると溜めJCが出て落としてしまうので、タイミングよくB+Cか、B>Cと交互にボタンを押す。 タイミングの目安はヒット数カウントを見るようにするとタイミングが取りやすい。 [キャラ限] 天地葬送後の追撃を、真田は2C、慶次は5Cにしなければならない。 加えて、5援>ダッシュ2A2Bか、ブースト5A2B+3援にしてヒット数調整する必要がある。 更に慶次は2Pコンパネだと伝衡裂鬼>天地葬送がシビアになるので、2Pコンパネ時はJABC離陸を使うか、死ぬ気で1Pコンパネを取る。 非対応の元親・秀吉・忠勝は専用レシピを使う。 毛利は家庭用では対応しているが、AC版では宇宙非対応(画面外で落ちる)のため、後述のフルマラソンを使う。 6援>ダッシュ2A2B>伝衡裂鬼>天地葬送>2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2>2B+3援(裏回り)>5A*6>2B+3援(裏回り)>5A*3>6B>エリアル>JBC*3-4>空中ダッシュJBC*n 元親専用レシピ。 吹き飛ばし以降は慣れないと2回目の裏回り前に援軍が帰ってしまうので、最速の繋ぎに慣れよう。 6援>2C>天地葬送>{2B5C>天地葬送}*2>{2A2B>天地葬送}*2>2C>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*3>6B>天地葬送>エリアル>JBC>空中ダッシュC>JBC*n 忠勝専用レシピ。 忠勝は天地葬送でヒット数を稼ぎやすく、適当なレシピからアドリブで援軍を混ぜても宇宙に行けてしまうので、無理にこのレシピに拘る必要はない。 ▲上へ その他永パ 金剛補正切り>6援>2B>天地葬送>2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2-3>2B+3援(裏回り)>{5A*6>2B(裏回り)}*n 毛利用金剛補正切りからのフルマラソン。 フルマラソンは毛利に入る唯一の永パで、B灰塵乱渦さえ入れば良い始動の豊富さが魅力。 往復パーツの5A*6>2Bは、2Bの膝が画面端に付いたのを目安に次の5Aを入力すると良い。 金剛補正切り>3援>天地葬送>{2B5C>A灰塵乱渦}*2>2B5C>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2-3>2B+3援(裏回り)>{5A*6>2B(裏回り)}*n お市用金剛補正切りからのフルマラソン。 お市に対しては、往復パーツを{5A*6>2B(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)}*nにするオラオラハーフマラソンと呼ばれるダメージ効率の高い永パも可能。 {3援>天地葬送}*2>{2B5C>A灰塵乱渦}*3>2B>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2-3>2B+3援(裏回り)>{5A*6>2B(裏回り)}*n お市には自分画面端からでも大ダメージを奪いつつフルマラソンに移行できる。 非常に効率が良いコンボなので覚えておくと便利。 B灰塵乱渦>3援>{バックステップ>A灰塵乱渦*3>B灰塵乱渦>3援}*n 伊達・信長限定の灰塵乱渦永パ。戦国タイフーンループと呼ばれる事もある。 B灰塵乱渦が入れば良い始動の多さ、LV51要請のLv8で成立する条件の緩さ、BASARAゲージが稼げる事が魅力。 {援キャンバックジャンプ>A灰塵乱渦*3>B灰塵乱渦>3援}*nとするとSPを稼げる。 因みに戦国BASARAXで一番最初に見つかった永パである。 B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>{5B>JA*2ディレイAC(裏回り)}*n 忠勝限定の反復横跳び。 忠勝は宇宙が簡単な上に、反復横跳びではゲージが溜まらないのであまり出番はない。 B灰塵乱渦>3援>{吹き飛ばし>ブースト5A2B6B>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援}*n Lv100要請かつLv100必要なお市用永パ。初期に使われていた。 シビアだが3援>援キャン後ろジャンプ>吹き飛ばし>ブースト5A5A5A2B6B>~とすることで緩和可能。 B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト2B+3援(裏回り)>破邪衝天:追打(裏回り)*2>{5A>破邪衝天:追打>3援(裏回り)>破邪衝天:追打}*n Lv100要請かつLv100必要なオラオラマラソン。初期に使われていた。 伊達・真田・謙信・毛利・信長に対応。 ▲上へ 猿舞豪把からのコンボ 猿舞豪把(追加入力なし)からの単体コンボ。→動画 キャラ 条件 レシピ DMG 伊達 中央 ~2Bディレイ5C>A灰塵乱渦*1-3>B灰塵乱渦 214~247 端 ~2B>目押し5A2B5C>天地葬送>2A2B5C>B灰塵乱渦 322 真田 中央 ~2B>B灰塵乱渦 132 (難)~ダッシュ2Bディレイ5C>B灰塵乱渦 190 端 ~2B>目押し2A2B5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 275 慶次 中央 ~2B>B灰塵乱渦 132 端 ~2B>目押し2A2B5C>B灰塵乱渦 230 (難)~2B>目押し2A2B>A灰塵乱渦>2B>A灰塵乱渦>2B>B灰塵乱渦 253 謙信 中央 ~2B>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 158 ~2B5C>B灰塵乱渦 190 端 ~2B>目押し2A2B5C>天地葬送>2A2B5C>B灰塵乱渦 319 お市 中央 ~2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 289 端 ~5A2B5C>天地葬送>(2B5C>A灰塵乱渦)×3>B灰塵乱渦 456 (若干難)~2B>目押し5A2B5C>天地葬送>{{2B5C>A灰塵乱渦}*2>2B5C>B灰塵乱渦 or {2B5C>A灰塵乱渦}*3>B灰塵乱渦} 473~477 元親 中央 ~2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 214 端 ~2B5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 246 (若干難)~2A2B5C>天地葬送>2B2B5C>B灰塵乱渦 296 毛利 中央 ~2B>B灰塵乱渦 132 ~A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 134 (難)~ダッシュ2B5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 214 端 ~2B>目押し2A2B5C>B灰塵乱渦 230 秀吉 中央 ~2B>天地葬送>{2A2B>天地葬送}*1-2>2A2B5C>B灰塵乱渦 229~238 端 ~2B5C>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>2A2B5C>B灰塵乱渦 273 信長 中央 ~2Bディレイ5C>A灰塵乱渦*1-3>B灰塵乱渦 214~247 端 ~2B>目押し5A2B5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 277 (若干難)~2A2B>目押し5A2B>天地葬送>5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦 288 忠勝 中央 ~B灰塵乱渦 90 (難)~ダッシュ2Bディレイ5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 192 端 ~2B5C6B>天地葬送>2B5C>天地葬送>{2A2B>天地葬送}*2>吹き飛ばし攻撃>2B>天地葬送>5C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦 365 ▲上へ 猿舞豪把からの宇宙旅行 [中央] 猿舞豪把>2B>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援>5A5B>JAJC+3援>破邪衡天:追打>5A*3>6B>エリアル>JA{BC}*n [相手端] 猿舞豪把>2B>B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A*2>2B+3援>5A5B>JAJC+3援>破邪衡天:追打>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n [自分端] 猿舞豪把>2B>B灰塵乱渦>3援>ディレイ吹き飛ばし>ブーストディレイ2B+3援>5A*2>5B>JAJC+3援>破邪衡天:追打>5A5B6B>エリアル>JA{BC}*n 猿舞豪把からの宇宙旅行。 B灰塵乱渦>3援からの裏回りが位置によって変わるだけで基本構成は同じ。 裏回り>{破邪衡天:追打}*2>ヒット数調整>6B>エリアル~でも可能。 [キャラ限] 元親・秀吉・忠勝は非対応。 [中央] 猿舞豪把>3援>天地葬送>2C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト5A2B5C6B>天地葬送>破邪衝天:追打>3援>援キャンダッシュエリアル>JA{BC}*n [相手端] 猿舞豪把>2B5C>A灰塵乱渦>2A2B>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト5A2B5C6B>天地葬送>破邪衝天:追打>3援>援キャンダッシュエリアル>JA{BC}*n [自分端] 猿舞豪把>3援>天地葬送>2C>A灰塵乱渦>B灰塵乱渦>3援>援キャン吹き飛ばし>ブースト5A2B5C6B>天地葬送>破邪衝天:追打>3援>援キャンダッシュエリアル>JA{BC}*n 猿舞豪把>3援>天地葬送>2A2B5C>天地葬送>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*2>破邪衝天:追打>3援>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 猿舞豪把>3援>天地葬送>{5B>天地葬送}*2>{ダッシュ2A2B>天地葬送}*3>吹き飛ばし>ブースト2B>天地葬送>エリアル>2援>天地葬送>エリアル>JA{BC}*n 忠勝用。位置不問。 ▲上へ B灰塵オラオラハーフマラソンと援キャン離陸 [謙信・信長用] ~B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>{破邪衝天:追打(裏回り)>5A*3>2B>B灰塵乱渦(空振り)}*n>5A5B6B>エリアル+2援>JA(発生前)援キャンJC>JBC*n [伊達・真田用] ~B灰塵乱渦>3援>吹き飛ばし>ブースト5A2B+3援(裏回り)>{破邪衝天:追打(裏回り)>5A*2>ディレイ2B>B灰塵乱渦(空振り)}*n>5A5B6B>エリアル+2援>JA(発生前)援キャンJC>JBC*n B灰塵乱渦(空振り)と破邪衝天:追打で往復するダメージ効率が非常に良い往復パーツ。 難易度が高くこれだけで永パにする事は難しいので、これにヒット数問わず離陸できる援キャン離陸を組み合わせる。 これにより金剛補正切りを介さず、ダメージを確保しながら永パに行けるようになったので、BASARAゲージをガーキャンや猿舞豪把に注力できる。 更に、他の永パで援軍回復までの時間を稼いで、援キャン離陸から宇宙へ行くパターンが確立された事で、低Lvでも高い永パ力が発揮できるようになった。 ▲上へ 小ネタ 用語・スラング 用語 内容 台パン 双斧落とし(6B)のこと。あったまって筐体を叩いてるように見える動作が由来。 コマ投げ コマンド投げの略。格ゲー用語。秀吉の場合は伝衡裂鬼を指す。 オラオラ 破邪衝天:追打のこと。ジョジョの奇妙な冒険のオラオラに動作が似ているのが由来。 移動投げ 灰塵乱渦のこと。格ゲー用語。 Aグル、Bグル それぞれA灰塵乱渦、B灰塵乱渦のこと。掴んだ後に相手をグルグル振り回すのが由来。 胸板 威風万丈のこと。胸板を突き出すような動作が由来。 超投げ 猿舞豪把のこと。超必殺技のコマンド投げ。 超投げ半兵衛 猿舞豪把の暗転中に対空援軍を出すテクニック。他のゲームで暗転ガー不と言われるテクニックの一種。 動物園 秀吉同キャラ戦のこと。お互いに野生に帰って埋め合い荒らし合いに終始する事から。 家庭用(PS2版)について アーケード版では画面上空にある天井が家庭用(PS2版)では存在しない。 このため、秀吉の宇宙旅行は途中で二段ジャンプや空中ダッシュを挟むと途中で落としてしまい永パにならない。 JABC離陸のように、二段ジャンプ・空中ダッシュを挟まないレシピならば永パとなるので、エリアル>JBC*nの箇所を練習したい場合は二段ジャンプ・空中ダッシュを挟まないレシピで練習するようにしよう。 猿舞豪把の投げ無敵消化 起き上がりやガード直後、食らい復帰直後は投げ無敵が付与される。 しかし猿舞豪把はこの投げ無敵を暗転中に消化してしまうため、他の投げでは不可能なタイミングで相手を掴む事ができる。 タイミングはシビアだが起き上がりに上入れっぱで飛んでいないと投げれるように猿舞豪把を重ねる事も可能。 エリアルと伝衡裂鬼 エリアル攻撃発生前の特定のタイミングを伝衡裂鬼で投げると、放り投げる直前で投げが外れて受身ができる。 この現象が起きると、受身援軍や受身JC>伝衡裂鬼などで手痛い反撃を受けてしまう。 お互いにエリアルを振り合ってる時にダッシュ投げをしようとして発生する事がよくあるので注意。 フリーズ 魂がついた瀕死の信長に対して、生の天地葬送で埋めたのち魂の反乱でKOしてしまうとゲームが進行しなくなる。 ランダム 何故か秀吉は結果がランダムとなる技が多い。 A灰塵乱渦で貼り付ける高さ、対伊達の伝衡裂鬼>中央天地葬送の成否、猿舞豪把初段止め時の浮きの高さなどある。 天地葬送中の援軍 天地葬送で埋まっている相手に援軍で攻撃すると、天地葬送の拘束時間が終了した後に援軍ヒット時の軌道で浮く。 キャラ対策 編集・修正コメント欄 wiki編集がよくわからん人向け 編集や修正の要望に使用してください オクラ -- 2015-03-24 07 07 10 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/basararowa/pages/14.html
還り人の都 ◆Wv2FAxNIf. 「私は殺し合いなんて嫌だ。 だから、一緒に行こう」 晴れ渡った空の下、二人の少年がいた。 声の主は茶髪の少年。 萌黄色の布を額に巻き、土色の布を皮鎧の上から纏っている。 一見すると少女にも見える中性的な顔立ちで、か弱い印象を抱く者すらいるだろう。 しかし使い込まれた日本刀が、擦り切れた衣服が、何度も傷ついて固くなった指が。 何より、熱を帯びたその眼差しが。 彼は戦場に立つ人間だと、雄弁に物語っていた。 そんな彼が手を差し伸べようとしている相手が、白い着物の少年だった。 雪よりも白い着物に白い頭巾、白い髪。 景色の中でそこだけ色が抜け落ちたかのように錯覚させる、目立つ風体だ。 茶髪の少年よりも更に若く、むしろ幼いとさえ言える。 ただ彼の赤い瞳にもまた、己さえ焦がすほどの熱が宿っていた。 白い着物の少年は答える。 正面にいる茶髪の少年ではなく、自分が進むべき未来を見据えながら。 「僕は――」 茶髪の少年の名は、タタラ。 生まれ落ちた日に運命の子どもと予言され、王を倒すべく立ち上がった革命の指導者。 白い着物の少年の名は、忌ブキ。 ニル・カムイ島を代々統べる皇統種の末裔にして、革命軍の王。 己の生まれた国を、島を、革命しようと藻掻く少年たち。 本来交じることのなかった世界と世界が交ったことで、彼らは邂逅を果たした。 ▽ ニル・カムイ。 大国ドナティアと黄爛の中間に位置する小さな島国であり、両国の植民地として蹂躙される土地。 入り組んだ魔素流によって外界を拒み、独自の文化を育んできた島だ。 南国の風土でありながら、砂漠があり、常春の地域があり、豪雪地帯がある。 一つ村を越えれば別の気候、そんな国土を魔物が闊歩し、時に「死者が黄泉還る」。 様々な特徴を持つ奇怪な島であり――〈赤の竜〉が住まう島でもある。 出会いの時よりも少し前。 ニル・カムイ出身の少年忌ブキは、ある公園にいた。 柔らかな昼の日差しが注ぐ小さな公園で、子供たちが無邪気に駆け回る。 平和そのものの光景を眺めながら、忌ブキはブランコに腰掛けて途方に暮れていた。 汚れ一つない純白の着物に、魔術を織り込んだ頭巾も同じく白。 身につけている布地一つをとっても極めて上質なものであり、彼がニル・カムイの富裕層にいることが窺えた。 だが正確には彼は裕福な生まれではなく、かといって庶民でもない。 ニル・カムイを代々司ってきた皇統種の末裔、それが忌ブキの立場である。 とはいえ、忌ブキが自分の素性を知らされたのはほんの数ヶ月前のことだった。 革命軍との出会いがなければ、今でもただの少年として生きていたのかも知れない。 革命軍が忌ブキの運命を大きく変えた――そしてその革命軍のリーダーこそ、阿ギト・イスルギだった。 ブランコ、滑り台、砂場、たったそれだけの遊具しかない小さな公園で、幼い子供たちがはしゃぐ声はとても遠い。 それは、突然一人にされて不安になったから。 儀式の内容が殺し合いであることに戸惑っていたから。 そしてそれ以上に、アギトの死に衝撃を受けていたからだ。 阿ギトが伝えた『熱』があったから、忌ブキは革命軍の王として生きることを決めた。 短い付き合いではあったが、忌ブキが最も強く影響された人物と言ってもいい。 故に阿ギトの命が、戦場でもない地で呆気なく奪われたショックは大きい。 手元にあった名簿を広げたものの目が滑り、数人の知り合いが含まれていることしか分からない。 そして当然のように、周囲への警戒は疎かだった。 「ねぇ。そこにいると危ないよ」 突然声をかけられて、忌ブキは驚いて顔を上げる。 それがタタラとの出会いだった。 「あなたも参加者、だよね?」 多くの人々が生活する街で、何故忌ブキを判別できたのか――それは説明されなくても、タタラの姿を見て分かった。 タタラは、体に淡い光を帯びているように見えた。 タタラから見た忌ブキの姿もまた、同じような状態だったのだろう。 「私はタタラ。 本名じゃあないけど、普段こっちを名乗ってるから」 まるで少女のような柔らかい雰囲気を持つ彼もまた、〈赤の竜〉に選ばれた一人なのだ。 ▽ タタラは〈赤〉に縁がある。 大きな流れに飲み込まれる、その始まりはいつも〈赤〉だった。 故郷の村を焼いたのは赤の王の軍勢だった。 赤い月の晩、赤い鎧の兵士たちが、赤い炎を村に放ち、赤い血で地面を染めた。 本当は、色などなかったのかも知れない。 それでもタタラがあの日を思い出す時、景色はいつも赤一色で塗り潰されている。 だが会場で目を覚ましたタタラが思い描く〈赤〉は、赤の王でもあの日の景色でもなかった。 〈竜〉。 圧倒的な、絶対的な〈赤〉。 あのようなものを見た後では、納得するしかなかった。 〈赤の竜〉の力を継ぐための儀式に、自分は選ばれてしまったのだと。 殺し合えと言われ、目の前で人が殺された。 朱理と浅葱もこの儀式に巻き込まれている。 これら全てが夢ではなく現実なのだと思うと、膝を折ってしまいたくなる。 しかしこれまでに辿ってきた旅路と叶えたい夢が、タタラを支えた。 容赦のない現実に、いつだって立ち向かってきた。 傍らにはふくろうの新橋と愛馬の夜刀がいて、腰には白虎の刀が提げられていて、普段と何も変わらない。 今まで通り、前に進めばいい。 今まで通り、前に進むしかない。 両の手のひらで頬を叩き、気持ちを切り替える。 体は至って健康、怪我もない。 視界に広がるのはそびえ立つ建造物、均一にならされた硬い道、目が回るほどに輝く看板、蘇芳の都を超える人の波。 人々は皆一様に忙しく動き回っており、敵意は感じられなかった。 しかし、言いようのない違和感が纏わりつく。 その違和感の正体を確かめようとして、タタラは道を行く人に声をかけた。 「すみませ――」 「日本、万歳!」 「あの、ここって」 「来月子どもが生まれるんだ!」 「…………」 「昇進だぁ!!」 彼らは確かにタタラと同じ言語で話している。 しかし会話は成立しない。 それから改めて街を見回して、タタラは得心した。 豊かで栄えた街だが、熱を感じない。 人々が確かに生活し、呼吸して息づいているはずなのに、熱気も活気も感じられないのだ。 あの時〈喰らい姫〉が告げた「夢」という言葉は、嘘でも比喩でもないのかも知れない。 「…………行こうか。夜刀、新橋」 夜刀の手綱を引き、タタラは歩き始める。 行き先こそ決まっていなかったが、目的ははっきりしていた。 この土地の地図を探すこと。 名簿とともに大雑把な地図は用意されていたが、分かるのは会場の広さぐらいで、現在位置すらはっきりしない。 そして何よりも優先するべきは、仲間を見つけることだ。 「近くにいるといいんだけどな、浅葱……」 この儀式に巻き込まれた二十人のうちの一人であり、タタラ軍に所属する青年、浅葱。 第一印象がすこぶる悪く、信用するまでに時間がかかったものの、今では大切な仲間だ。 頼りにしたい気持ちと病弱な彼を心配する気持ちの両方があり、真っ先に合流したいと思ったのだ。 単純な気持ちの強さでは、朱理に会いたいという思いの方が強かったかも知れない。 しかし、朱理の強さはタタラが一番良く知っている。 例え殺し合いの場であろうとも、彼は決して自分を見失わない。 だからタタラは浅葱を優先した。 タタラは朱理ではなく浅葱を選ぶ。 タタラは決して仲間を見捨てない。 今は“タタラ”だから。 タタラは朱理を選ばない。 そうして探し歩くうちに見つけたのが、公園だった。 正確には発見した地図が、公園の入り口に張り出されたものだったのだ。 そして地図を見ようとして近づき――忌ブキを見つけた。 どんな白よりも白い、純白。 それが淡い光を纏って、そこにいた。 ▽ お互いが名乗り合った後で、忌ブキはタタラから「ぼんやりしない方がいい」と注意を受けた。 忌ブキの態度は無防備そのもので、公園の外からも見えてしまっていたらしい。 最初に忌ブキを見つけたのがタタラでなければ、既に忌ブキは殺されていたかも知れない。 タタラのことを完全に信用したわけではないが、彼の指摘はもっともだった。 「そんなに隙だらけだったのに……どうして僕を殺さなかったの?」 「私は人に言われて殺し合うなんてイヤだ。 二十人、誰も傷つかずにここを出られるのが一番いいと思う」 タタラの目は澄んでいて、嘘を吐いているようには見えなかった。 彼は本心から、甘い考えを口にしている。 「……〈赤の竜〉の力も、欲しくないの?」 「正直、迷った。 日本を……私の国を変えられるなら、って。 けど自由も平和も、自分たちの力で何とかするべきだ」 「〈竜〉の力に頼ってしまったら、意味がない」。 タタラが続けた言葉に、忌ブキは身を強ばらせる。 タタラは忌ブキの変化に気づいてか、逆に問いかけてきた。 「あなたこそ、戦わないの?」 忌ブキは少し考えた。 自分に言葉も経験も足りないことを、忌ブキは自覚している。 だから駆け引きなどできないと早々に諦めて、素直に答えることにした。 それに何より。 犠牲を出したくないというタタラの考えが、ほんの少しだけ、忌ブキの神経を逆撫でたのだ。 「今は戦わない。 僕には、力がないから」 忌ブキの腕力は同年代の子どもと同じかそれ以下のものでしかない。 ここでタタラと戦っても、勝ち目があるとは思えなかった。 だが言外に「力さえあれば戦っている」と匂わせた忌ブキの返答に、タタラは少し表情を固くした。 タタラが警戒を強めたのに気づきつつも、忌ブキは続ける。 「黄爛とドナティアを追い出さないと、ニル・カムイはいつまでも奴隷のままだ。 自由も誇りも奪われて、島の人間が奴隷市場で商品みたいに扱われて。 だけどニル・カムイの力だけじゃ、黄爛とドナティアには勝てない」 島の現状を思い出す。 二つの大国に、生け贄の豚のように切り分けられたニル・カムイ。 あの状態の国を「生きている」とは――忌ブキには呼べなかった。 思わず、声が震えてしまう。 「ニル・カムイには〈赤の竜〉の力が必要だ。 僕はそのための犠牲を、惜しまない……!」 しばらくタタラは沈黙していた。 この時点でお互いに、思想の違いに気づいていたはずだ。 それでもタタラは歩み寄ろうとしていた。 「奴隷のままでいいとは言わないし、知らない国の事情に口出しするべきじゃないと思う。 でも……誰も死なないで済む道を、探せないかな」 甘い考えだと、改めて忌ブキは思う。 それでも忌ブキがそう口に出せないほどに、タタラは真剣だった。 「自由も平和も平等も大事だ、だけど! それでも私は、命が一番大事だと言って欲しい……!」 タタラの激情を乗せた言葉に、忌ブキは揺らぎそうになった。 だが忌ブキは既に、自分が進む道を選んでいる。 革命軍がつくった血の海に、一緒に溺れてやると宣言した。 その中から掬い上げられるだけの命を掬い出すと誓ったのだ。 「私は殺し合いなんて嫌だ。 だから、一緒に行こう」 だからタタラの誘いに、忌ブキは答える。 「僕は――」 正面にいるタタラではなく、自分が進むべき未来を見据えながら。 「僕は、あなたとは組めない。 僕はニル・カムイのために、〈赤の竜〉を殺す」 忌ブキには力がない。 だから表面だけでも偽って、タタラと協力するべきだったのかも知れない。 それでも阿ギト・イスルギが遺した熱が、忌ブキを突き動かした。 ▽ これは、考えの押し付けだ。 ニル・カムイにはニル・カムイの事情がある。 タタラもそれを承知している。 それでもこの気持ちがタタラの原動力だった。 人が殺されるのはイヤだ、殺したくない、殺させたくもない。 例え、忌ブキと衝突することになったとしても。 「タタラさんは僕を殺す?」 「殺さないけど、止めたいよ」 公園内の空気が張りつめる。 忌ブキがいつ動いてもいいように、タタラは白虎の刀に手を伸ばした。 だが唐突に、忌ブキの注意が逸れた。 別のものに関心を奪われたように、あらぬ方向に視線を注いでいる。 タタラも同じ方角を見ると、噴煙が空高くに伸びていた。 そして地鳴りのような振動が足から伝わり、背筋を悪寒が走り抜ける。 「……忌ブキさん、移動しよう。 ここだと逃げ場がない」 忌ブキとは道を違えてしまった。 しかしそれどころではない事態を互いに察知していたため、タタラが忌ブキの手を引いても抵抗はされなかった。 公園を出て噴煙が上がるのとは逆の方向へ走り、同時に新橋を空へ放って様子を探らせる。 「馬、乗らないの?」 「夜刀は気性が荒いから、タタラしか乗せないんだ。 忌ブキさんを置いていけない」 夜刀はタタラたちの速度に合わせて併走してくれている。 騎乗した方が間違いなく速いが、夜刀が忌ブキまで乗せてくれるとは思えなかった。 明らかな異変が起きているというのに、通りにいる人々は誰一人反応しておらず、不気味だった。 タタラたちはそんな人々を掻き分けるようにして懸命に走るが、遠くから爆発音が響く。 それも断続的に続き、徐々に音が近づいてきている。 タタラが一瞬だけ振り返ると噴煙の数が増え、火の手が上がっていた。 タタラと忌ブキよりも、追ってくる何かの方が速い。 そして差し掛かった角を曲がろうとして、二人は足を止めた。 「何……だ、これ……」 タタラが呻くような声を漏らす。 道を埋め尽くす人、人、人。 しかしその全ての目に生気はない。 通りを闊歩しているのは、胸や腹に空洞をつくった――死体。 乱杭歯を剥き出しにした亡者の群れが、街を破壊しながら進軍していた。 ▽ 皇統種の証である、額の角が熱い。 普段魔力を織り込んだ頭巾で隠しているこの角が、周囲の魔素の変化を敏感に捉えているからだ。 忌ブキはこれによって、増殖しながら広がっていく「それ」をいち早く察知した。 “還り人”。 ニル・カムイにだけ起こる『死者が起き上がる』現象。 百人に一人、あるかないかという確率で発生するそれを、意図的に起こす者がいると聞いた。 名簿で彼の名前を見た時点で、忌ブキは警戒するべきだったのだ。 「婁さん……!!」 かつて仲間だったこともある男の名前を叫ぶ。 そして忌ブキは、タタラの手を振り払った。 「忌ブキさん、駄目だ!!」 呼び止められても、忌ブキは走る。 タタラと同じ道を進むことはできない。 タタラを振り切れるタイミングはここしかない。 だから還り人の層が薄い方角に向かい、タタラと還り人の両者を振り切ろうとしたのだ。 しかし走っても走っても、狭い道を通っても、還り人は湧いて出る。 最初に発生した還り人たちが無抵抗の人々を殺し、その人々が新たな還り人となって数を増やしていた。 群がってくる還り人に向けて魔素を練り、《落雷(コールライトニング)》を撃って退けた。 しかし魔素にも体力にも限界がある。 やがて忌ブキは、四方を還り人に塞がれた。 ▽ 忌ブキと別れたタタラは、一つ息をついた。 初めから一人で夜刀に乗って逃げていれば、話は違ったかも知れない。 それでもそこに後悔はなかった。 タタラは夜刀に跨り、抜刀する。 襲いかかってくる死体を斬り伏せながら、タタラは通りを駆け抜ける。 相手が生きた人間ではないということが、少しだけ気持ちを軽くした。 しかし物量で勝る相手に、追いつめられていく。 刀を握る手の感覚が鈍ってきた頃、足を傷つけられた夜刀が小さな悲鳴を上げ、タタラもバランスを崩す。 口を開けて飛びかかってきた死体の咥内に刀の先を押し込むが、刀が塞がってしまい次の攻撃に繋がらない。 死体から刀を引き抜いた時には、既に別の死体が迫っていた。 ▽ 忌ブキを生かすために、人が死んだ。 一人や二人ではない。 始まりとなった故郷の村でも、〈赤の竜〉に会いに行った時も、いつも無力な忌ブキの身代わりとなって人が死ぬ。 “無力な子ども”でいるのをやめると誓ったはずなのに、守られるばかりだった。 それは今も、同じだった。 ただ違うのは―― 還り人に襲われた瞬間、風を切る音がした。 それは鞭の音だと気付けたのは、忌ブキも普段鞭を扱っているからだ。 しかしそれは単に「鞭」と呼ぶには、余りに凶悪な威力を誇った。 忌ブキが瞬きしている間に、群をなしていた還り人たちの上半身が残らず消し飛んだ。 被害は周囲の建物の外壁にまで及び、一部の建物は衝撃に耐え切れずに崩壊するほどだった。 鞭の音がしたとはいえ、忌ブキはそれが鞭によるものとは結びつけられなかった。 百も二百もいた還り人を瞬時に一掃し、ニル・カムイでは考えられないほど強固な造りの建物さえ破壊したのだ。 それが人の形をした者の仕業だとは、信じられなかった。 「陛下ではない、か。まぁいい」 空から、低い声が降ってくる。 忌ブキが見上げると、甲殻類のような外皮を持った魔物が降りてきた。 そしてその背に乗った仮面の男が、手にした長い鞭をしならせる。 ▽ タタラが必死に刀を振るが、間に合わない。 死が迫ってくる。 (お兄ちゃん……!!) 何も果たせなかった。 タタラなのに――「タタラになると誓ったのに」。 十六年前、白虎の村に双子の兄妹が生まれた。 兄がタタラ、妹が更紗。 更紗は、運命の子どもと予言された兄を見ながら育った。 皆の期待を一身に背負う兄を、誇らしく思っていた。 赤の王が村を焼いた、あの日までは。 大勢の村人が殺され、父が殺され――兄が、タタラが殺された。 だからあの日、更紗は長かった自分の髪を切って“タタラ”になった。 兄の代わりに、村の人々を助けようとした。 それが全ての始まりだった。 タタラの――更紗の脳裏に、走馬燈のようにあの赤い日が甦る。 死体の手が更紗の顔にめがけて伸びてくる。 その時、空から声が降ってきた。 「大人しくしていろ。死にたくなければな」 更紗は身動きできなかった。 そして頭上から落下してきた男が、その勢いのまま手にした剣を地面に突き立てた。 更紗の周囲にいた死体たちの頭部が、内部から火薬を破裂させたように吹き飛ぶ。 突然現れた男は刺さっていた剣を引き抜くと、「数が多いな」と一つ舌打ちをした。 「ここを離れるぞ」 「えっ、あの」 「話は後だ。その馬は飾りか?」 一方的に話を進めると、男は先に走り出した。 道を塞いでいた歩く死体たちを紙のようにやすやすと斬り裂いて、道をつくっていく。 「い、行こう、夜刀!」 更紗は夜刀の手綱を操り、その背中を追いかけた。 ▽ 「知っていることを全て話せ。 ……全ては我が子、殷のために」 ――忌ブキは変わらず、守られてばかりの無力な子どもだった。 ただ違ったのは――助けてくれた男は、死ななかった。 還り人など比べるにも値しない、絶対の強者だった。 【一日目昼/新宿】 【忌ブキ@レッドドラゴン】 [所持品]鞭、〈竜の爪〉 [状態]健康(現象魔術を数度使用) [その他] タタラの本名は聞いていません。 【聞仲@封神演義】 [所持品]禁鞭、黒麒麟 [状態]健康 [その他] 特記事項なし ▽ 「新橋が呼んでくれたの? ありがとう」 更紗の隣りを飛ぶ新橋は、少し誇らしげだった。 それを見て微笑み、更紗は前に向き直る。 更紗は〈赤〉に縁がある。 大きな流れに飲み込まれる、その始まりはいつも〈赤〉だった。 前方を走る男を見て、更紗は改めてそのことを思う。 身の丈ほどもある禍々しい形状の剣を手にした、赤い着物の男。 その男が敵になるか味方になるかも分からなくても――確かに、運命のうねりを感じていた。 【一日目昼/新宿】 【更紗@BASARA】 [所持品]白虎の宝刀、新橋、夜刀 [状態]健康 [その他] 〈竜殺し〉です。 【アーロン@FINAL FANTASY X】 [所持品]正宗 [状態]健康(オーバードライブ使用直後) [その他] 特記事項なし ▽ 『甘露甘露……』 甘い女の声が木霊する。 とはいっても、実際にその声が空気を震わせているわけではない。 念話によって、たった一人の男にだけ向けて、嗤っているのだ。 『良いぞ、婁よ。 死に満ちたこの街の、何と居心地の良いことか』 「お気に召されましたか、媛」 男が応える。 女が悦ぶ声に、至上の幸福を感じながら。 街の一角で、死体に囲まれた一人の男がいる。 そう、たった一人、他は全て死体だ。 そして手にしているのは剣一振りのみ。 「あの者たちは、この程度のことでは死にますまい」 『当然よ。 あの中にはお前より各上の相手も混ざっておるぞ』 「承知しております。 が、殻の固い果実ほど、剥いた後の果肉は美味でございましょう」 男が会話する相手は、剣。 女の魂を宿した妖刀・七殺天凌(チーシャーティエンリー)こそが、この男の仕える主なのだ。 還り人の群れを造り上げた張本人、婁震戒は口角を吊り上げた。 この男は愛する剣に上質な魂を捧げるという、そのためだけにここにいる。 「まずは、十五人。 赤竜(チーロン)の前菜としては上々……! あまねく魂、全ては我が媛への捧げ物よ!!」 恋慕に酔った男は死んだ街の中心で、殺戮を宣言した。 【一日目昼/九段下】 【婁震戒@レッドドラゴン】 [所持品]七殺天凌 [状態]健康(還り人) [その他] 七殺天凌は〈竜殺し〉 Back 還り人の都 Next 汝は竜殺しなりや? 000 OP――賽を投げる者 更紗 011 英雄(ヒーロー)の条件 GAME START 忌ブキ 005 殷の太師 聞仲 アーロン 011 英雄(ヒーロー)の条件 婁震戒 007 The First Signature
https://w.atwiki.jp/sanctus/pages/25.html
Sarasa☆さんの部屋
https://w.atwiki.jp/bsr_je/pages/18.html
「秀吉様…あの者を斬滅する許可を私に…!」 石田軍、及び西軍総大将。 秀吉を神の如く崇め、秀吉の為に力を振るうことを至極の喜びとしていたが、家康の謀反により全てを失う。 天下や自分自身にすら興味がなく、その心は秀吉を殺した家康への復讐心で満たされている。 心を偽る術を知らず、常に思った事を言葉にするのだが、時にそれが人から嫌われる理由になっている事を本人は気付いていない。 ◆台詞集 + 戦国BASARA3、宴 戦国BASARA3、宴} 「許さないッ!許さないッ!この世の全てを許しはしないッ!」 「見ろ!憎悪が!永劫に!輪廻する!」 「天下など知るか、欲しがる奴にくれてやる」 「では心にもない言葉を吐けばいいのか?貴様はそうやって生きるのか?」 「この世の全てよ、私を責めろ…。いっそ私に死ねと言え!」 「秀吉様、半兵衛様…お二方のご教示はここに…」 「私を包んでくれたのは秀吉様だけだった…お前はそれで良いと仰って下さったのだ…!」 ◆原作ルート(JEの内容に掠っているルートのあらすじ) 石田三成は、かつては同じ豊臣傘下に所属していた徳川家康を、自分と同じく秀吉のために生きているのだと信じて疑わな かった。しかし家康は反乱を起こし、秀吉を倒す。 三成は、家康の反乱を究極の裏切りと取って復讐の鬼と化し、家康の首を亡き秀吉に捧げることだけが生きる目的となった。 そして、迫り来る決戦を前に、復讐の誓いを強くした。 + はじまり:オープニング(第一話) はじまり:オープニング(第一話) 豊臣軍と徳川軍の戦いが続く中、徳川軍兵士達を次々に倒していた三成は、秀吉と家康が戦っている方向で激しい雷光が起 きたのを見て不吉な予感を感じた。そしてすぐに身を転じ、秀吉のもとへと走った。 三成は、立ち尽くす家康とその足元に横たわる秀吉を見て動揺し、鬼気迫る表情で跳躍して家康に迫った。しかし家康は 三成を回避し、やって来た本田忠勝に乗ってすぐにその場を去ってしまった。 二人の行方を目で追った三成だったが、やがて我に返り、倒れたままの秀吉を見て狼狽し、震えながら亡骸の側に歩み寄った。 そしてがくりと膝を着き、もう動かない秀吉の手に自分の手を重ねると、天に向かって吼え、血の涙を流しながら家康への 復讐を誓った。 + 雑賀孫市戦(第三話) 雑賀孫市戦(第三話 大谷吉継=刑部に雑賀衆との契約を勧められた三成は、豊臣以外の力を欲するなど秀吉様への冒涜だと一蹴するが、刑部が 徳川も雑賀を狙っていると言ったため考えを変える。 向かった雑賀で契約の赤い鐘を聞いた三成は、まさかと思い急いで孫市のもとに行くと、そこには契約を終えたばかりの家康 がいた。 憎悪を滾らせ家康に切りかかる三成だったが、孫市に邪魔をされ家康には逃げられる。 三成は、家康を逃がしたうえに家康と契約を果たした孫市に、激しい怒りを爆発させた。 三成「私の意思を知りつつ、貴様は奴についた!」 孫市「それが交渉というものだ、責められてもな」 三成「貴様・・・私を家康以下と判断したのか!」 孫市「そう癇癪を起こすな。勝らねば落ち着けない子供でもないだろう」 三成「土下座をして詫びを入れろ!!私を奴より劣ると吐いた、その醜言をッ!」 孫市「なるほど、貴様は徳川に劣ることが許せないということか」 三成「貴様の首を家康の元に届けてやるぞ!奴に絶望を送り届ける!」 孫市「怒れる矛先は煙に巻くに限る・・・フフ」 + 小早川秀秋戦(第四話) 小早川秀秋戦(第四話) 小早川秀秋=金吾のもとを訪れた三成は、天海から上杉謙信が家康を認めている話を聞かされ、歯軋りする。 そして金吾の態度が妙に生意気で強気なことに気づき、金吾に強気な理由を聞いた。 金吾は家康から手紙をもらったことを話し、君と違って家康さんは優しい、もう君達に従うのはイヤだと三成に言った。 三成は、ここでも怒りを爆発させて金吾を吊るし上げ、裏切りをそそのかした家康を裏切るよう金吾に強要した。 怯えた金吾は家康を裏切ると三成に言ったが、三成は、金吾を殴打し打ち据えた。 三成「おのれ・・・誰も彼もが家康を見ている・・・!」 三成「金吾・・・・貴様ァァアアアッ!」 金吾「うわああああーーーん!」「ぐぎゃっ」「ううう・・・ぐぐ・・・くうう・・・」 三成「裏切ると言え・・・家康を裏切ると」 金吾「ううう・・・くううう・・・」 三成「刹那だけ待ってやる・・・・・・・・・言えぇええッ!」 金吾「裏切りますっ!家康さんを裏切るよっ!」 「ギャッ!うわ、うわ、うわうわ・・・!」 「ウワーーーーン!びえーーーーん!ごべんなざーーーーーい!」 三成「私は裏切りを最も憎む・・・。憎き家康を裏切る貴様・・・貴様に裏切られる憎き家康・・・」 「見ろ!憎悪が!永劫に!輪廻する!」 + 長曾我部元親戦(第三話) 長曾我部元親戦(第三話) 刑部から四国の長曾我部が同盟の意を示していると聞いた三成は、長曾我部元親に会うことにした。 三成は、何の利益もなく同盟を組もうとする元親を訝り、なぜ同盟を考えたのかと聞いた。 四国の壊滅が家康の手によるものだと思っている元親は、家康と戦うためだと答えた。元親は、自分の信頼を家康が裏切った こと、変わってしまった家康がどうにも許せないことを三成に話し、三成は、家康と戦うために、家康のためだけに私と結託 するのかと苛立ったが、元親との同盟を同意した。 元親「ふう・・・まいった・・・あんたについてきゃ、間違いねえな」 「それに、あんたが気に入った。真っ直ぐな眼をしたあんたが」 「あんた、言われているほど悪い奴でもねえな?」 三成「それを言うなら貴様の目は何だ!その目は、郷愁の目だ!奴を憎むというのは妄言か!」 元親「嘘じゃない。だから俺が、やらなきゃならねえ」 三成「くっ・・・!」 「誰もが家康を見、家康を思い、家康を中心に動いている・・・。私から全てを奪った貴様に世界のすべてが注がれている・・・ッ!」 「許さない・・・私は貴様を許さない・・・ッ!」 + 徳川家康戦:関が原・最終ステージ(第九話) 徳川家康戦:関が原・最終ステージ(第十話) 亡き秀吉にあらゆる許可を願い祈った三成は、ついに関が原で家康との決着の時を迎えようとしていた。 逸る三成は、急くなと言う刑部の冷静さにカッとなって反論しようとするが、突如鳴り響いた鉄砲の音 にその言葉を遮られる。急いで遠くをうかがった三成は、小早川軍の陣で、金吾が西軍を離反すると 宣言し、東軍に移動するのを見た。 三成は、裏切った金吾と家康に怒りと狂気を噴出させた。 三成「まだか・・・まだ始まらないのか・・・!」 刑部「急くな、三成」 三成「もう待てるものか!刑部、貴様が止めようと私は・・・」 「・・・ッ?!」 金吾「いやだ!いやなんだよ!やっぱりきみなんか嫌いだ!ぼくは家康さんを裏切らない!裏切るなら・・・・・・」 「きみを裏切るよ、三成くん!」 三成「おのれ、金吾・・・・・・」 「おのれ、家康ゥゥウウウウウッ!」 + 徳川家康戦:関が原・最終ステージ(第十二話) 徳川家康戦:関が原・最終ステージ(第十二話) ついに三成は家康と最終決戦の時を迎えた。 自分の絆をすべて奪っておきながら絆を説く家康に憤怒を滾らせる三成は、家康を傲慢と断じ、家康の偽善がこの世で一番 腹立たしいと言った。 秀吉を至上としていた三成が一番と言ったことで家康は内心驚いた。しかし三成は家康の言葉を一蹴し、家康に戦えと言った。 そして家康を倒した。 やり遂げた三成は快哉の声を上げた。ひとしきり笑い勝利を喜ぶ三成だったが、不意に糸がきれたように膝から崩れ落ちた。 静寂の中で天を仰ぎ、三成は、自分の心に開いた大きな穴を意識していた。 ふと横たわる家康に目を向けた三成は、家康に立てと言った。昔のように普通に、何をしている、立てと声をかけた。 返事がないことに苛立ち、家康を乱暴に揺すった。そして、家康を殺したことをはっきりと自覚した。 三成は、家康を倒したことで、自分が生きるために家康を目指していたのかと思い至り、呆然とした。それまで思いも寄らな かったことに衝撃を受け、頭を抱えて呻き、喚いた。 やがて顔を上げた三成は、秀吉に許しを請うために、身体を引きずるようにして彼方へと歩いて行った。 三成「どんな強固な軍を築いても・・・どんな綺麗事を嘯いても・・・私はこの目で見ている」 「家康・・・・・・・・・・・・貴様の罪を!」 家康「三成・・・・・・」 三成「さあ、秀吉様に頭を垂れろ。許しを望んで希え。そして、首を刎ねられろ」 家康「ワシに、そのつもりは無い」 三成「・・・貴様は昔からそういう奴だった!己の野望を「夢」という言葉で飾り立て、秀吉様の天下を汚したのだ!」 家康「それがワシの決意だ!三成!お前にも、秀吉にも、天下は譲らない!」 三成「貴様はそれで満足だろうな!だが、私は貴様に全ての絆を奪われた!どうやって生きたらいい!どうしたらよかったんだ!」 家康「ならば三成、力の限りワシに立ち向かえ!負けるものか・・・何があっても譲らない!平和な世は、ワシが作る!その力の源こそが・・・」 「揺るがぬ絆だッ!」 三成「二度と絆と口にするな!その傲慢が!強欲が!貴様の死因だッ!」 家康「ワシは死なん!ワシを信じてくれた全ての者の為に!」 三成「偽善の色によがり狂うな!貴様のそれが、この世で一番腹立たしい!」 家康「一番だと?三成、お前も変わったな」 三成「この期に及んで私を観するか!それは怠惰だッ!戦え、家康!」 「この感情は何だ!この嫉妬にも似た感情は!おのれ家康、平穏だった私を返せッ!」 家康「腹を割って向き合おう!絆を告げるものとして、この絆に挑むッ!」 三成「腹を暴いて食い破るッ!大罪よ!循環して息の根を止めろッ!」 三成「この、空虚は・・・」 「おい」 「立て、家康」 「何をしている、立て。そしてもう一度、私に殺されろ」 「家康・・・・・・・・・」 「私は・・・秀吉様の御為に家康を倒したのではなかったのか・・・?」 「それとも・・・ただ生きる理由を欲して・・・家康を目指したのか・・・?」 「うう・・・・・・ううううう・・・・・・うわああああああああッ!」 「行かなくては・・・この背徳の許しを請いに・・・秀吉様・・・」 (以下キャラ理念や信念、キャラ乖離の詳しい記述等を記述) 上へ 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/newantib/pages/104.html
以下、『歴史魂』vol.12より。 --まずは宗茂が誕生した経緯を教えてください。 山本:初代『戦国BASARA』で話題になった武将の1人が本多忠勝でした。 あんなぶっ飛んだキャラをまた作るとしたら、誰をモチーフにすればいいだろと考えて、 史実で本多忠勝と並ぶほどの武将だった立花宗茂を取り上げたんです。 ちょうど『3』のタイミングで新武将として大友宗麟を出すということもあって、 その宗麟に苦労させられる「中年の悲哀」をテーマにしました。 長々と転載を続けてきたが、今回で本連載は最終回となるため、当該頁が最後となる。 理由はただ単に、掲載紙が休刊になったためであるのだが。 最後の冒頭部。 立花宗茂が、「忠義・剛勇鎮西一」を謳われた猛将の中の猛将であり、 東の横綱・本多忠勝と双璧を成す武将であるというのはよく知られたことであろう。 しかし、ここに挙げられるような「中年」のイメージが宗茂にあるかというとそれは疑わしい。 何故ならば、立花宗茂は伊達政宗・真田幸村(信繁)と同年の生まれであり、 B作中で両者が若者として描かれる以上、彼もまた若手として描かれなければ一貫性に欠くからである。 勿論、そんなものを考慮する必要はないという見方もあろうが、みすみす人気の出そうな話を見逃すというのは、 余りにも愚かな話ではないか。 また、大友宗麟との関係であるが、宗麟の横暴に対して諫言をおこなったのが義父の立花道雪である以上、 無論宗茂の方が宗麟よりも年下である。 君臣・親子といった関係の年齢を等閑視することが、如何なる暴挙であるか、 更には今後の話の破綻を招くかということは今更他言を要すまい。 --宗茂と言えば内心のつぶやきです。 山本:最初は有名な奥さん、立花誾千代をちょっと使いたかっただけなんです。 宗茂も怖がる最強の人物として(笑)。 そのつぶやきがうまくいったこともあって、今では真っ先に“つぶやき”のイメージが出てくる武将になりました。 内心は愚痴ばかりなんですが、ほかの武将から見ればつぶやきは聞こえず、 “物静かな武士の鑑”としか見られない。 そのあたりのギャップも上手くいったのかなと。 立花宗茂夫人が、戦国時代を代表する女傑・誾千代姫であることは確かに知られている。 ただし、これはあくまで昨今の話でしかない。 何故ならば、彼女の知名度を一気に向上させたのは、他ならぬBの教科書である、 『戦国無双シリーズ』の功績に他ならないからである。 彼女について言及したいのであれば、当然その名を挙げてしかるべきであろう。 これは、紙幅の問題では無い筈である。 勿論、B公式にそのような礼節や誠意、知性を求めること自体が酷であるのは先刻承知である。 やはり、問題とすべきはこの“つぶやき”の件であろう。 日々ぶつぶつと愚痴を、他人から聞こえないようにつぶやく人間が、周囲からは一体どのようにみられるか。 良くても詰まらない人間であろうと評されるであろうし、最悪ならば狂人の類として扱われるであろう。 このような人物像を、戦国時代最高級の人物に当て嵌めること自体が悪質な侮辱であろう。 それだけではない。 この矮小な設定が、冒頭部にある「ぶっ飛び」とどのように整合するのであろうか。 --チェーンソーのような武器“雷切”も強烈なインパクトがありました。 山本:最初は雷のイメージで七支刀にしようと思っていたのですが、 でもそれだと忠勝のインパクトには勝てない。 そこで、刃を増やして回転させてチェーンソーに進化しました(笑)。 公式がまたもや無思慮な一発屋気質を露呈している場面。 なお、この七支刀についても、既にBの教科書である『戦国無双シリーズ』で実装済みであり、 インパクトなど絶無であるし、そもそも祭器・霊的装備である七支刀に雷のイメージは無い。 進化を僭称しているとの感しかない。 --すごい進化ですね……! では、史実の宗茂で好きなエピソードは? 山本:関ヶ原の戦いの後に浪人したところですね。 この人に恥をかかせまいと、家臣たちがみんなで頑張って。 本当に愛されていた人で、戦国時代の中でも、みんながこんなに大切にしていた血脈というのは珍しいのではないでしょうか。 浪人(牢人)は原文ママ。 関ヶ原の後に宗茂は一時牢人生活に入るわけだが、ここで彼が露呈したのが、 戦にのみ生きてきたサラブレッドらしい、壮絶な世間知の欠如であったということは知られている。 この件は、まさしく宗茂の人間としての個性や愛らしさを示す話の筈である。 さて、「本当に愛されていた人」が、グチグチと下らない“つぶやき”をするような人であるなどということは、 あり得るのだろうか。 正反対の方向へ人物像を創作する、いや、歪曲するなど許しがたい話ではないか。 --『3宴』で宗麟から追放されていましたが、元ネタは浪人の話ですか? 山本:それもあります。 あとは、史実の関ヶ原の戦いで島津義弘と一緒に帰ってきたという話から、船に乗らせてみようかなと(笑)。 使いたかった史実のネタとしては、宗茂は豊臣秀吉をすごく敬愛していたというのがあるんですよ。 ゲーム中で石田三成とそのあたりの交流があっても面白かったかもしれません。 どの武将も史実を調べていくと面白いエピソードが多いので、これからもしっかり話を作っていきたいですね。 この、島津・立花両雄の関ヶ原帰国譚について、少しその経緯や内容を確認してみたい。 関ヶ原の敗戦後、甥の豊久を失いつつも満身創痍で西軍の残存勢力に合流した義弘ら島津軍。 彼ら島津軍を迎えた宗茂にとって、かつて岩屋城で父・高橋紹運を失わせた島津軍は父の仇敵である。 つまり、この時、宗茂は敵討ちの絶好の機会を得たと言えるわけである。 だが、宗茂はそのような詰まらない真似はしなかった。 亡父の仇を、疲弊した友軍を裏切るという卑劣な形で討つことを潔しとはしなかったわけである。 この時、宗茂は父・紹運の遺志を確かに継承し、また、父の存在を真の意味で乗り越えたといえるであろう。 父の遺志は無事次の世代に伝えられ、岩屋城の玉砕はあらゆる意味で無駄にならなかったのである。 余談ながら、この挿話は何の因果か教科書たる『戦国無双シリーズ』最新作の『4』でも採り上げられているので、 興味がある方はそちらも参照してほしい。 話は横に逸れたが、このような武人として以上に一個の人間として優れた度量を見せた宗茂を、 何故あのような矮小な人間として描くことが可能なのか。 そもそも、この話は船である必要は実はなく、馬上や馬車でも十分成り立つ話であって、 船に乗っているか否かは些末な話でしかない。 趙高・王莽に匹敵する公式の感性の劣悪ぶりは、まさしく史書に残すべき代物である。 なお、「これからもしっかり話を作っていきたい」と言った矢先のB4の内容が、 劣悪極まる内容であったというのは、ある意味では納得の帰結であった。 最後の最後まで無責任な内容の対談(勿論、対談形式の独白の可能性もあるが)であったとはいえる。 『戦国BASARA』の立花宗茂はこんな武将! 恐妻家 大友宗麟のワガママに振り回されっぱなし (外から見たら)武人の鑑 最後の三行紹介。 これだけを見れば、英雄どころか小人にしか見えない。 史実を蹂躙する小人物の狂宴。 ある意味、最終回にして最もBの本質を語る内容と言えるのかもしれない。
https://w.atwiki.jp/elvis/pages/1512.html
Winter Knits Kit Instructions And Tools for 25 Cozy Cold-weather Projects Sara LucasAllison Isaacs Holiday Knits 25 Great Gifts From Stockings To Sweaters Sara LucasAllison IsaacsRandy Stratton? Baby Knits Kit Instructions and Tools for 2 Snuggly Projects Sara Lucas Regardfully Yours Selected Correspondence of Ferdinand Von Mueller, 1876 - 1896 Monika (DRT) Wells?R. W. Home?A. M. Lucas?Sara Maroske?D. M. Sinkora?J. H. Voigt? Edutopia Success Stories for Learning in the Digital Age George Lucas?George Lucas Educational Foundation?Sara Armstrong?Milton Chen? Nine Novels by Younger Americans Rachel Barber?Sara Bradshaw?Daniel Cowen?Lucas Gonzalez? Regardfully Yours Selected Correspondence of Ferdinand Von Mueller, 1840-1859 Ferdinand Von Mueller?R. W. Home?A. M. Lucas?Sara Maroske?D. M. Sinkora?J. H. Voigt? What's in a Name? (Reconciling Environmental Social Concerns) Karen Lucas?Andrew Ross?Sara Fuller? Regardfully Yours Selected Correspondence of Ferdinand Von Mueller 1860-1875 Ferdinand Von Mueller?Roderick Weir Home?A. M. Lucas?Sara Maroske?D. M. Sinkora?J. H. Voigt?R. W. Home? Prioritising Local Environmental Concerns Karen Lucas?Sara Fuller?Anthony Psaila?Diana Thrush?
https://w.atwiki.jp/saikyouman/pages/182.html
【作品名】戦国BASARA2 アニメOP 【ジャンル】アニメOP 【名前】豊臣秀吉 【属性】巨大な戦国武将 【大きさ】日本列島を掌の上に乗せられるほどの巨人 日本の10倍位。 【攻撃力】【防御力】鎧を着込んだかなりガタイいい 筋肉質な日本の10倍位の成人男性並み。 日本列島を片手で軽く持てるパワー。 【素早さ】大きさ相応。 【特殊能力】無し。 【長所】でかい 【短所】それ以外描写がない 【戦法】日本列島をぶん投げる 1スレ目 641 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2011/10/08(土) 05 59 03.30 ID DX4GDgX0 豊臣秀吉 考察 映像見る限り本州のみなのでおおよそ2500kmの10倍の大きさ ○イタリア 日本列島投げて勝ち ○?燃燈道人 400kmの隕石が時速7万2000kmで地球にぶつかると4000kmのクレーターが出来るらしい。2500kmのものが秒速25000km以上で地球にぶつかったら地球破壊できるのでは?物理よくわからんが ○申公豹 同上 ○ルルーシュ 日本列島投げて勝ち ○鉄刃 同上 ×ココペリ 大きさ負け ×神武 削られ負け ○アーサー 最初の空間破壊は範囲外なので日本列島投げて勝ち △碇シンジ 大きさわけ ×龍野ツルギ 大きさ負け ココペリ>豊臣秀吉>鉄刃
https://w.atwiki.jp/rokumonsen/pages/246.html
507 : お腹空いたでござる… (・∀・) 508 : (´┏┓`)武士は食わねど高楊枝じゃあ!!!! 509 : (-゚∀゚-)<ネギ食う? 510 : (*・∀・*)佐助ぇ!ネギ鍋が食べたいで御座る!作ってくれ!! 511 : (・∀・)<やっぱり肉も食べたいでござる!ねぇ佐助ってばぁ~ 512 : (-'A`-)。oO(この扱いで薄給か…) こうして佐助の謀反ドライブは溜まっていくんだなW 513 : (・∀・)<あとかぼちゃたるとも忘れないようにな!某有名A店の新作のたるとじゃないと許さんぞ! 514 : 佐助ママ、頑張って!! 515 : 蒼天疾駆 猿飛佐助 家 出 516 : 幸村「佐助帰りが遅いでごさるなぁ…なにかあったのであろうか…」 信玄「案ずるな幸村!!佐助はいま流行りのつんでれになったと見た。」 幸村「お館様!!そのつんでれとは一体!?」 信玄「うむ。つんでれとは、慕う者に対して素直に気持ちを伝えられない者の事を言うのじゃ。佐助は儂らが自分の事を心配してくれる愛情があるか試しておるのじゃ。」 幸村「なるほど!!ではお館様!!お館様への思いを拳で表現するしかないこの幸村もつんでれにございますか!!?」 信玄「儂もお前もつんでれじゃあ!!!!!ぃゆきむらぁ!!!!!」 幸村「ぅお館様ぁ!!!!」 佐助(二人とも微妙に間違えてる…) 517 : 佐助「…って事があってさぁ」 かすが「…それがどうした」 佐助「いや、BASARAでツンデレの代表って言ったらやっぱかすがだよなっt(ry」 武田家政夫 猿飛佐助 討 死 ウソダローン 518 : ひもじい…、拙者は捨てられたのだろうか。 ( ;∀;)<ウッ 佐助… 腹の男へつづく
https://w.atwiki.jp/basararowa/pages/30.html
竜殺しを探して ◆Wv2FAxNIf. 空の黒煙の合間を縫いながら、二つの歪な影が通り過ぎていく。 一つは人型でありながら翼を持った白いKMF、ランスロット・アルビオンである。 七メートルにも及ぶその巨体は、そこにあるだけで空を圧迫していた。 そしてもう一方は同じく翼を生やした、犬のような姿のつながれもののヴァルだった。 ランスロットに比べれば小さいが、人ひとりを丸ごと飲み込めるだけの巨躯を持ち合わせている。 その上にヴァルと繋がれた少女・エィハ、それに巨漢の黄飛虎を乗せているため、シルエットはますます奇妙なものになっていた。 ランスロットが先行し、目指すのはルルーシュが消息を絶った九段下だ。 そこに向かう道中、そのパイロットである枢木スザクは少々困惑していた。 集音マイクと外部スピーカーでエィハらと会話しながら進んでいたのだが、いつからかスザクの耳にはすすり泣きが聞こえてきている。 「そ、そいつぁ……悪いこと聞いちまったなぁ……うっ」 『ど、どうして飛虎さんが泣くんですか……?』 「バカ野郎、これが泣かずにいられっか!」 飛虎が熱の入った様子で反論してくる。 初対面の印象通りの人柄だった彼は、誰に聞かれるでもなく自分の素性について語り始め、そしてエィハとスザクにも尋ねたのだ。 どこから来たのか、どんな生活をしていたのか、家族はどうしているのか――と。 結果、飛虎は泣き出したのであった。 「オレんとこは家族が多くてよ……こういう話に弱えんだ……」 『あの、僕は気にしてませんから。 エィハもそうだろ?』 スザクは黙ったままでいるエィハに水を向けた。 エィハとは短い付き合いだが、ドライで達観しているようにすら見える彼女が動じているとは思えなかったからだ。 「そうね。いないのが当たり前だと思っていたから」 スザクが思っていた通りの乾いた反応があった。 何とも思っていない――スザクは彼女に家族がいないことではなく、それ自体に無関心であることに胸を痛めた。 家族がいないのはスザクも同じだ。 元より一人っ子で、幼い頃に母を亡くし、父が死んだのももう随分前のことになる。 しかし、少なくともスザクが父を失ったのは自業自得だったのだ。 誰のせいでもない、自分のせいだった。 対するエィハは何も悪くない。 ニル・カムイという土地に戦火が絶えなかったから、貧しかったから。 そんな外の環境に歪められてしまったエィハが、それを当然として受け入れてしまっていることが悲しかった。 スザクの世界にも戦争はあり、孤児もいるが、割り切れるものではない。 「よーし分かった。オメーら二人、今日からオレが面倒見てやるぜ!!」 スザクを考え事から引きずり戻すほどの大声で、飛虎はそう宣言した。 何が分かったのかは分からないが、飛虎は深く頷いている。 『それってどういう……?』 「オレを親父だと思って頼っていい、ってこった!」 父親、と、スザクはマイクに入らない小さな声で呟く。 突然の申し出でも、嫌味や不快感を全く感じさせないのは飛虎の人柄故か。 胸を張る姿には威厳と包容感が見えて、まさに「理想の父親」と言える男なのかも知れない。 だがスザクの答えは歯切れの悪いものだった。 『いえ、僕には……その資格は』 「家族に資格も何もあるか! なっ、嬢ちゃんもそう思うだろ」 「そうね」とか、「そうかしら」とか。 これまで通りの、無味乾燥な返事があるものと思っていた。 だがエィハの反応は、スザクが初めて見るものだった。 「……ごめんなさい。分からないわ。 私は家族を知らないから」 慎重に言葉を選んでいる様子で、エィハは言う。 大抵の物事に無関心に見えていたエィハの、珍しい姿だった。 「私には友達しかいないと思っていたわ。 だけど……家族も、新たに得られるものなのかしら」 「あったりめえよ! 嬢ちゃんだってもう少し大きくなったら、好きな男と結婚すんだろ? そうすりゃそのうちガキもできるし、家族ってのは増えてくもんなんだよ」 「そう……だったわね」 エィハは思案しているようだった。 彼女の乏しい表情からは、何を考えているかまでは分からない。 「後でうちの次男坊も紹介してやりてえが。 ま、今はここを何とか出ねーことにはな!」 黙り込んだエィハの様子を見てか、飛虎は話を切り上げた。 スザクとしても反応に窮していたので、失礼とは思いながらも安堵する。 自分がかつて壊したものを、奪ってしまったものを、嫌でも思い出してしまうから。 『……あっ』 「どうした、スザク」 『知り合いが、近くにいるみたいです』 九段下まで間もなくという地点で、ランスロットの敵味方識別装置に反応がある。 友軍機、即ちジェレミアの機体である。 ランスロットよりも早く現地に到着していると思っていたのだが、どうやらその地点で停止しているらしい。 スザクは九段下に向けていた進路を僅かに逸らした。 『すみません、行き先を変更します!』 「おうよ、嬢ちゃんとヴァルも頼むぜ!」 「分かった」 ルルーシュの安否がかかっている時に、ジェレミアが足を止めている。 悪いことが起きていなければいいがと、スザクはランスロットの速度を上げた。 ▽ オレンジ色のその巨体は、嫌でも人目を引いた。 鮮やかなカラーリングに加え、十メートル四方の立方体にも収まるかどうかという圧倒的な大きさ。 KMF――ランスロットが人型であるのに対し、KGFという「要塞型」として設計されたこのサザーランド・ジークは隠密には不向きだった。 そんなサイズのものが自動車以上の速度で空を移動するのだから、無理からぬことである。 だがジェレミア・ゴットバルトには外敵に見つかるというリスクを負ってでも、急がねばならない理由があった。 「ルルーシュ様……」 主君であるルルーシュが消息を絶って以降、何度か携帯に掛け直してみてはいるものの、未だ繋がらない。 焦燥に駆られながら、ジェレミアは九段下へと急ぐ。 その行く手を阻むように、その女は現れた。 サザーランド・ジークの前方、数十メートル先に突如現れた「それ」を前に、ジェレミアは急遽減速した。 女といっても姿形がそうであるだけで、全く異質なものであることは考えるまでもなかった。 空中に足場でもあるかのように、真っ直ぐに立つ女。 その着ている服も、髪も、肌すらも、全てが深い青色だった。 そしてその美貌と視線は、この世のものとは思えない。 女は何を言うでもなく、ある一点を指差した。 下方、サザーランド・ジークが通り過ぎた地点である。 ジェレミアが機体の向きはそのままに、モニターを切り替えて集音マイクで音を拾う。 三人の人影が映り、機体の中には場違いといってもいい少女の声が飛び込んできた。 「お願いしまーす! 話を、させてくださーい!!」 必死に呼びかけてくる少女と、急ぐべき理由。 ジェレミアはここで、選択を迫られた。 ▽ 初めに「休みたい」という紂王の泣き言を聞き入れたユウナは、とある建物を丸ごと一つ氷付けにした。 見上げれば首が痛くなるほどの、浅葱が住む日本では考えられないほどの堅牢な建物が、一瞬でである。 召喚獣は一度に一体ずつしか呼べないそうだが、その分一体ごとの能力は凄まじいもので、浅葱はしばらく声も出せなかった。 氷の塊となった建物に侵入できる者はおらず、死者の群れが溢れ返った地上を尻目に、三人は屋上で一呼吸ついたのだった。 三人の頭上を影が通り過ぎたのは、それから間もなくのことである。 ユウナはそれを見上げて「飛空艇」と呼んだ。 操縦している人がいるに違いないと、ユウナはシヴァを召喚してこれを呼び止めた。 浅葱が空飛ぶ巨大な鉄塊というものを目の当たりにし、呆気に取られている間の出来事だった。 そうでなければユウナを制止していたに違いない。 ただでさえ紂王という信用ならない荷物を抱えている時に、敵が増えたらどうするつもりなのかと。 ユウナが呼び止めてしまった後も、鉄塊にはそのまま無視して通り過ぎて欲しいという思いでいっぱいだった。 だがそれもあっさりと打ち砕かれて、その巨体は緩やかに高度を落としたのだった。 「来て下さって、ありがとうございます。召喚士のユウナです」 丁寧に頭を下げるユウナの姿に、浅葱は軽い目眩を覚える。 浅葱の懸念には気付いてすらいないらしい。 「誰か……乗っているんですよね?」 『いかにも。 礼儀として名乗っておこう。 私はジェレミア・ゴットバルト。 さる高貴な方にお仕えしている』 低い、男の声が鉄塊のどこからか聞こえる。 周囲の建物にぶつからないギリギリの高さまで下りてきてはいたが、その鉄塊から人が出て来る気配はなかった。 『手短に済ませて頂こう。私は急ぐ身だ』 「人捜しでもしてるわけ?」 『……』 上からの物言いが癇に障り、浅葱は間髪入れずに嫌味を言う。 この状況で急ぐことといえば、おおよそ絞られる。 浅葱はその一つを口にしたに過ぎない。 反応からして正解だったらしいが、ユウナからは窘めるような視線を投げられた。 「私たちは、二十人全員でここを出る方法を探しています。 そのために協力して欲しいんです。 あなたが人を捜しているなら、そのお手伝いもできると思います」 『それが見返りというわけか』 「はい」 しばしの沈黙が流れる。 そしてジェレミアと名乗った男が切り出した。 『その方法が見つからなかった場合、君はどうするつもりだ?』 「それは……」 『そして、私には君たちを信用するに足る理由がない。 信用ならない者に、協力などさせられん』 ユウナが答えに窮する。 言わんこっちゃないと、浅葱はやむなく口を挟んだ。 「本気で言ってるのかい、それ。 少なくとも、あんたは急いでいたのにここにやってきた。 協力者が欲しいのはそっちだったんじゃない?」 わざわざ呼び掛けに応じた以上、理由があるはずだ。 こうして話していても、ジェレミアが人助けをしようとしているお人好しとは思えない。 何らかの打算あっての行動だろうと、浅葱は読んでいた。 『誤解があるようだな』 「へえ?」 『私は君たちを見定めに来た』 肌に冷気が刺さる感覚がある。 鉄塊に取り付けられた巨大な銛状の武器が、今にもこちらを狙ってくるのではないかと、浅葱の額に汗が浮く。 相手の顔は見えなくても、殺気に近いものは伝わってくる。 「僕らじゃ不合格ってこと?」 『それは――』 まだ本気で殺す気ではないはずだと、浅葱は交渉の余地を探す。 だがそこで唐突に、ジェレミアが黙り込んだ。 白い鎧が現れたのは、それから間もなくのことだった。 その鉄塊の主は枢木と呼ばれ、ジェレミアとの再会を喜んでいた。 そのお陰で剣呑な空気は霧散し、浅葱は止めていた息を深く吐き出す。 だがこの二人の合流は、もう一つの予期せぬ再会を生んだ。 「武成王……?」 それまで黙って様子を窺っていた紂王が、口を開いたのだった。 ▽ それは、間が良かったと言えるのかも知れない。 痩身の、人の良さそうな三人組。 この場で始末しておくべきかと、ジェレミアが思案していた矢先の出来事だった。 口減らしの機会を逸したとも思えたが、ルルーシュの安否が掴めない以上、事を急ぐべきでもない。 結果としてこれで良かったのだろうと納得することにした。 黄飛虎と紂王が知り合いだったということで、二人はしきりに話し込んでいた。 その間にジェレミアもランスロットとのチャンネルを開き、二人だけで会話をする。 「随分、大所帯になったようだな」 『……それなんですが。 彼らを残して、僕らだけでルルーシュを捜しに行きませんか?』 「……ほう。君がそんな提案をするとはな」 彼らだけで残した場合――もしその中に一人でも不穏な動きをする者がいれば、集団は瓦解する。 それを防ぐためにここに残ると、スザクならそう言い出すと思っていた。 『僕に考えがあるんです』 ジェレミアとしては、一刻も早く出発できればそれでいい。 彼らを半ば見捨てるようで多少の良心の呵責はあるが、ルルーシュの安全には代えられないのだ。 氷漬けになったビルの屋上に残るのは、五人。 スザクは彼らを残していくことを説明すると、彼らの方もあっさりそれを承諾した。 「すぐには戻れないかも知れない」と、それだけ言い残して、ランスロットとサザーランド・ジークはその場を離れていった ▽ 「召喚士、というのね。凄いわ」 「えへへ……」 エィハはユウナの隣りで、熱心に話を聞いていた。 その会話を聞いていた者には、この二人が姉妹のようにも見えただろう。 エィハの視線の意味に気付いている者は、まだいない。 ――〈竜殺し〉。 〈喰らい姫〉から受け取った、〈竜殺し〉を判別する能力。 エィハの目が、スザクのランスロットに続く次の〈竜殺し〉を見つけたのだ。 だからエィハはずっと観察していた。 ユウナの召喚獣が氷漬けにしたという建物を見て、そしてユウナ本人を見る。 その細い首筋を、腕を、見極める。 自分とヴァルの力で、殺せるかどうかを。 召喚獣を出していない今なら殺せるのではないか。 もし殺すなら、その後に残った面々はどうするか。 エィハは必死に考えながら、ユウナの話を聞いていた。 横で面白くなさそうに不満顔を見せている浅葱のことも、全く気にならなかった。 そうしてユウナのことばかり見ていたからだろう。 それ以外の者たちが何を話しているのか、エィハはまるで聞いていなかった。 故に、その事態に気付くのが一歩遅れたのだ。 ▽ 「紂王陛下!」 「おお、本当におまえだったか……!」 飛虎は紂王の姿を前にして、素直に喜んでいた。 かつて紂王が原因となって妻が、そして妹が死んでいる。 飛虎自身は殷を裏切って他国の将となってしまった。 しかしかといって、かつて仕えた王の不幸を願えるはずもない。 紂王の無事を確認して、飛虎は心底安堵したのだった。 「して、武成王。今までどこに?」 「品川、とかいう地名だったかと。 エィハとヴァルのお陰で――」 「いや、そうではない。 予が政をしている間、おまえはどこに行っていたのだ?」 「武成王」、という呼び名に違和感を覚える。 飛虎は殷の鎮国武成王から、周の開国武成王となった。 紂王から「武成王」と呼ばれることは、もうないと思っていたのだ。 そして何より、話が噛み合わない。 「それは……西岐に」 「西岐だと? 何故今の時期にそのような」 まるで、本当に何も知らないかのようだった。 次第に紂王の顔に不安の色が広がり、視線を彷徨わせ始める。 『――なので飛虎さん、ここをお願いします!』 「あ、……ああ、分かった。 気をつけてな」 スザクが何か話していたようだったが、飛虎にはほとんど聞こえていなかった。 この時点で、スザクをを引き止めておくべきだったのかも知れない。 だが飛虎にはその決断ができなかった。 「……そう、だ。何故殷に、武成王がいなかった? いや……何故予は、武成王の不在をおかしいと思わなかった? 帳簿の数字が全く合わなかった。 合わなかったことを、おかしいとも思わなかった。 何かが足りなかったはずなのに。 そういうものだと思ってしまったのは何故か? 民の様子が妙だと思ったはずではなかったか? そうだ聞仲は? 聞仲はどこだ? 聞仲に聞けば分かるはずだ。 聞仲を捜さなくては 聞仲。 聞仲!! 聞仲はどこに!!!」 独り言を続ける紂王の視界に、すでに飛虎の姿はなくなっていた。 肌がざわつく感覚に、飛虎は紂王の両肩に掴みかかるようにして前を向かせる。 「しっかりして下さい、陛下! オレはあの時――――」 飛虎の手首に強い力が掛かった。 紂王に掴まれたのだ。 「そうだった。 おまえは予と殷を裏切ったのだったな、武成王」 違う。これは紂王陛下ではない。 彼の濁った目を見て、飛虎は確信する。 そしてそのまま、細身の王によって投げ飛ばされた。 ▽ 「ヴァル!!」 飛虎のただごとではない声で、エィハはようやく視線をそちらに向かわせていた。 そしてエィハの倍ほどもある背丈の男が吹き飛ばされたのを見て、咄嗟にヴァルに指示したのだ。 ヴァルが体を浮かせ、飛虎の体を受け止める。 「あ、ありがとよ……だが……!!」 エィハの視線の先で、紂王が縮んでいた。 エィハとそう変わらない、少年のような姿をしている。 会った時は間違いなく、スザクと同じかそれ以上の上背があったはずだ。 飛虎を屋上に下ろすと、エィハとヴァルが臨戦態勢を取る。 「予は寛大である。 それ故に武成王よ、機会を与えよう。 殷に戻り、これまでのように予に仕えよ。 おまえの家族も悪いようにはすまい」 エィハは初めて、生まれながらの「王」の声を聞いた。 王になるべくして生まれ、なるべくしてなった王。 忌ブキとはまた違うその威厳を前にして、阻んではならないように思えて、口を閉ざしてしまった。 「……陛下、オレぁ……戻れません。 オレは周の開国武成王だ! それに、賈氏と黄氏のことを忘れたとは言わせねぇ!! 「そうであろうな。 故に……予は、悲しい」 紂王が涙を浮かべる。 事情を知らないエィハには、飛虎の方こそ間違っているのではないかと思えてしまう。 そしてその感情は、打ち破られた。 「おまえを殺さねばならないとは、予は、悲しいッッ ッ ッ! ! !」 声の波が周囲に叩き付けられる。 それだけで氷漬けになっていた建物が崩れ出す。 エィハはヴァルに飛虎の襟首を咥えさせて飛び上がり、僅かに残った足場でユウナが叫んだ。 「召喚します……!」 そこでエィハの脳裏に、一つの考えが首をもたげた。 今なら。 スザクがしばらく戻らないと言っていた今なら。 全員の注意が逸れている今なら。 ユウナが召喚しようとしている今なら。 あの細い首が無防備に見える今この瞬間なら。 〈竜殺し〉を討ち取れるのではないか……? ユウナの杖から火の玉が滴るように落ちる。 建物の足場に魔法陣が広がり、魔素の流れが変わる。 今―― ヴァルが口を開け、飛虎を離す。 地上まで落下していく彼を気にも留めず、ヴァルが加速する。 だが一層激しくなった音の波が、エィハとヴァルに襲いかかった。 「っく……!!」 呼吸を乱される。 召喚の方が速い。 炎を宿した召喚獣がユウナと浅葱を守り、加速していたエィハとヴァルはバランスを崩した。 『エィハ――――――――!!!!』 紂王とは別の声が、音の波を突き破った。 一本の光の筋に見えるほどの速度で、彼は戻ってきたのだ。 地上に落ちかけていた飛虎を拾い、建物の壁面に打ち込んだ銛を巻き取って機体を屋上まで引き上げ、エィハとヴァルを手の中に収めた。 回収した者たちを守りながら、白い騎士は地上へ着地する。 そして還り人の群れを踏み散らしながら、屋上を睨むように顔を上げた。 「スザク、オメーどうしてここに……」 『飛虎さん、話は後です! エィハも手伝ってくれ!』 あの紂王の存在以上に。 助けられたこと以上に。 〈竜殺し〉を仕損じた事実が、エィハの脳裏で渦巻いていた。 だがそんなエィハに耳打ちするように、スザクの呟きが届いた。 『君もだ、エィハ。後で話そう』 その口調は優しく、そして声は厳しかった。 スザクには既に気付かれているのかも知れない。 もしそうなら―― ▽ 「僕は、戻ります」 それがジェレミアへの提案だった。 一度二人で抜けた後、スザクだけが戻る。 その回りくどい方法は、エィハの様子を見るためだった。 エィハを信じたいと思いながらどこかで、彼女が何かをしようとしているように思えたからだ。 そのことをジェレミアにも説明し、納得してもらえた。 『了解した。ルルーシュ様の捜索は私一人で行う。 だが枢木、その少女についてだが』 「何か?」 『危険だと判断した時は、確実に始末したまえ』 「……ええ」 スザクも最近になって知ったことだが、普段のジェレミアは人好きのする人物である。 主君への忠誠心は言うまでもなく、部下や身内へはお節介なまでに世話を焼く、人間味に溢れた男だった。 だが仕事として割り切って「必要」と断じた時、彼は冷淡なまでに最善手を打つ。 特にそれがルルーシュの身に関わるとなると、彼には一切の迷いがない。 『万一討ち漏らした時、彼女がルルーシュ様に危害を加えないとは限らない。 もしも君にできないなら、私が代わろう』 「いえ、大丈夫です」 それはジェレミアなりの気遣いだったのかも知れないが、スザクは断った。 今さら、綺麗事が通るとは思っていない。 「もしもエィハが彼らを殺すなら。 その時は、僕がエィハを殺します」 【一日目昼/九段下付近】 【ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス】 [所持品]サザーランド・ジーク、携帯電話、手甲剣 [状態]健康 [その他] 〈竜殺し〉ではない。 四道から情報を得る。 ユウナから情報を得る。 【枢木スザク@コードギアス】 [所持品]ランスロット・アルビオン [状態]健康 [その他] ランスロットは〈竜殺し〉 【黄飛虎@封神演義】 [所持品]棍 [状態]健康 [その他] 〈竜殺し〉ではない 【エィハ@レッドドラゴン】 [所持品]短剣 [状態]健康(還り人) [その他] 特記事項なし 【浅葱@BASARA】 [所持品]剣 [状態]健康 [その他] 〈竜殺し〉ではない 【ユウナ@FFX】 [所持品]ニルヴァーナ [状態]健康、イフリート召喚中 [その他] 特記事項なし 【紂王@封神演義】 [所持品] [状態]健康、服の袖が破れている、少年の姿 [その他] 記憶障害 Back 光芒 Next スアロー・クラツヴァーリの場合 002 汝は竜殺しなりや? エィハ - 枢木スザク 黄飛虎 008 持つ者と持たざる者 浅葱 ユウナ 紂王 004 国の真優ろば ジェレミア・ゴットバルト
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/4296.html
basa /// / カンガルー \ 14 seren klel カンガルー sid bsa(袋) \