約 888,515 件
https://w.atwiki.jp/gintora-tcg/pages/14.html
《紅涙の魔女》キザイア こうるいのまじょ キザイア ワールド 赤 色専用 コスト 4 シールドコスト 2 タイプ ユニット カテゴリ1 電理魔術 カテゴリ2 パワー 8000 ストライク 1 常 【あなたのチャージが0枚の場合】このユニットのパワーを+2000し、ストライクを+1する。 事前登録キャンペーン?で登場した赤・電理魔術のユニット?。 収録 [[]] No.1-013UCillustrator:音棲目るいこ? Flavor Text:艶美にして佳麗なる伝説の魔女。彼女の炎は誰よりも昏く、黒に近い。人とは異なる生態を持つ存在だが、人に恋をする。
https://w.atwiki.jp/sdora/pages/3579.html
属性 光属性 最大Lv 99 初期HP - 最大HP 13464 レアリティ ★6 タイプ 妖精 初期攻撃力 - 最大攻撃力 2599 初期防御力 - 最大防御力 581 初期スピード - 最大スピード 2499 +HP上限 4500 最大HP上限 17964 +攻撃力上限 1380 最大攻撃力上限 3979 +防御力上限 750 最大防御力上限 1331 +スピード上限 1155 最大スピード上限 3654 リーダースキル 怒りの大嵐 [加護]持ちユニットのスキル攻撃力45%アップ フォーススキル1 ハロウィンクライマックス 味方単体の攻撃力とクリティカル率を2ターンの間n%アップ。自身が加護状態なら4ターンに増加。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 - - - - - - - - - - ディレイターン 6 効果持続ターン 2 or 4 フォーススキル2 魔女のお菓子城 光属性n%の20~30回連続攻撃。超高確率烙印。HP半分以上なら威力2.5倍。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 進化前 [お菓子の魔女]リーラ - - - - - - - - - 15 通常進化 [祝いの善き魔女]リーラ ディレイターン 6 効果持続ターン - 幻獣契約 なし 特殊能力 加護[20%] / 1の祝福キラー追撃キラー 契約素材 - 契約使用先 - 入手方法 幻獣契約 備考 CV:石見 舞菜香・新ハロウィンユニット登場!クリプトラクトコレクションガチャ開催!_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=2779 k=3 ・イベントクエスト『不思議の国のおかしな城』_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=2772 k=2 資料 *公式最大ステータス。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ([破壊の魔女]リーラico.jpg) + ※ 潜在解放ツリー 【効果】(5) ━【効果】(5) ━【効果】(15)┣【効果】(5)┗【効果】(5) ━【効果】(15) ━【効果】(20) ━【効果】(30)+[覇者の宝珠]or[同一ユニット]【1】 ※()内は[精鋭の宝珠]必要数 潜在開放後ステータス +HP上昇量 -% 最大HP - フォーススキル1 スキル名 +攻撃力上昇量 -% 最大攻撃力 - スキル効果 +防御力上昇量 -% 最大防御力 - +スピード上昇量 -% 最大スピード - ディレイターン - 効果持続ターン - +HP上限 - 最大HP上限 - フォーススキル2 スキル名 +攻撃力上限 - 最大攻撃力上限 - スキル効果 +防御力上限 - 最大防御力上限 - +スピード上限 - 最大スピード上限 - ディレイターン - 効果持続ターン - リーダースキル スキル名 特殊能力 - スキル効果 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/2154.html
特捜部Q -自撮りする女たち- 題名:特捜部Q -自撮りする女たち- 原題:Selfies (2016) 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン Jussi Adler-Olsen 訳者:Jussi Adler-Olsen訳 発行:ハヤカワ・ミステリ 2018.01.15 初版 価格:¥2,100 スウェーデンを中心とする北欧ミステリだが、デンマーク発のミステリと言えば、このシリーズだろう。第3作までは映画化されたものをWOWOWで観ているが、第四作『カルテ番号64』は今年になっての上映。映画化されたものに比べて、作品はカール・マークの独白による描写が多く、リズミカルでコミカルで明るいイメージが強い。息詰まるような暗い犯罪を解決する捜査官としては、このくらい明るくなくてはやってられない、ような気がする。 そして、特捜部Qシリーズも、いよいよその第七作に突入。全10作で完結するという本シリーズ。宿題もいっぱい抱えている。第一作の最初に起こった事件の捜査途上で、当時、銃撃され生死が危ぶまれ意識不明に陥っていた元部下のハーディは巻の進むごとに回復しているものの、事件そのものは暗礁に乗り上げたまま。 そもそもその正体が不明である部下などいるわけもないと思うのに、アサドとローセはまさに正体不明の部下である。アサドは、どこかイスラム圏の政府機関にいたことがあるようにも思えるほど、時に国際社会の闇に精通している様子を垣間見せるが、たいていは言葉の間違いや、イスラムの風習で笑わせてくれる明るい存在だ。 最も心配なのが、ローセ。これまで姉と妹の双子役を演じ、多重人格を疑わせてきたローセは、本作でまた新たな人格を纏って職場に現れる。さらに彼女の精神状態が重篤化し、過去に抱えてきた心の闇が徐々に露わになることを思えば、本書はシリーズの中でも重要な作品と言えるかもしれない。 さてシリーズとしての役割はともかく、本作も、デンマークの社会問題の闇に迫る一作となっている。北欧諸国が世界に誇る福祉政策の裏側で、福祉され受給する似非(えせ)弱者たちの問題である。失業保険を過度に受給する若く美しい女たちが一向に真面目に働かず、華美な衣装に身を包んでいることに、切れてしまう福祉局職員の犯罪、という少し考えにくい想定でありながら、いつもの通り、物語は想像を遥かに超える怖い場所にまで 読者をいざなってゆく。徐々に壊れる心と、狂気の怖さは、事件当時者の側にも、捜査側のローセにも同時並行的に膨らんでゆくのである。 いつもの緊迫感に欠けはするものの、じわじわと迫ってくる物語の深さと恐怖を味わいつつ、特捜部Qは新たな救済に向けてまた一作進んできたことをも伺わせる。あと三作ですべての宿題がきれいに片付いてくれることを願うばかりだ。 (2019.04.29)
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/2261.html
BNT/006 U 差し出す槍水/氷結の魔女 女性 パートナー 水着の槍水/氷結の魔女 女性 レベル 2 攻撃力 2500 防御力 5000 【ほら、これで冷やせ】《料理》《氷》 【スパーク】【自】 あなたのベンチの《氷》が2枚以上なら、あなたのターンの終わりまで、このカードを+2000/+2000。 作品 『ベン・トー』 関連項目 『ベン・トー』 水着の槍水/氷結の魔女 称号に「女」を含むカード
https://w.atwiki.jp/encyclepedia_rougui/pages/106.html
Uhrmann(犬の魔女)(ウーアマン(イヌノマジョ)) 目次 back→<魔女、使い魔に戻る> プロフィール Uhrmann(犬の魔女) プロフィール 商業作品 各作品の総括 Uhrmann(犬の魔女) 各作品の総括 本編 アニメーション Uhrmann(犬の魔女) 魔法少女まどか☆マギカ(※使い魔のみ本編に登場) 関連作品(外伝、パロディを含む) ドラマCD コミック 小説 ゲーム ネット上での扱い(注意!人によっては不快な内容を含む恐れあり!) ネット上での扱いの総括 Uhrmann(犬の魔女):ネット上での扱いの総括 二次設定とネタ(あるいは叩き) Uhrmann(犬の魔女) 二次設定とネタ(あるいは叩き) 各所での扱い Uhrmann(犬の魔女) 2ちゃんねる、コピペブログでの扱い Uhrmann(犬の魔女) ニコニコ動画(ニコニコ大百科)での扱い Uhrmann(犬の魔女) Pixv(ピクシブ百科事典)での扱い back→<魔女、使い魔に戻る>
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/671.html
(投稿者:LINE) 登録タグ一覧 【 LINE グラストン ルインベルグ 連載作品】 時間の許す範囲で、だらだらゆるゆる続けたいと思います。 投稿日 更新履歴 11/08/07 Twin s 第5話投下。 11/08/09 Twin s 第6話投下。 11/08/11 Twin s 第7話投下。 11/08/14 Twin s 第8話投下。 11/08/25 Twin s 第9話投下。 11/09/04 Twin s 第10話投下。 11/11/09 Twin s 第11話投下。 11/12/29 Twin s 第12話投下。 12/01/17 Twin s 第4話に挿絵追加。 焼飯親衛隊さまに挿絵をいただきました(*゚∀゚)=3 Twin s ~ The road to 1939 ~ 1:フリズィスケルブ宮の一幕 2:ある夏の日に 3:プレゼンテーション 4:前線基地の彼女?たち New!! 5:急襲 6:踏み止まった男 7:戦乙女の出陣 8:黒の胎動 9:戦乙女の行進 10:盲目リベンジャー 11:困惑アベンジャー 12:煙る大地 ルインベルグの乙女たち 第1話 「ラハール城塞」 第2話 「赤い村」 第3話 「大剣と巨槍」 第4話 「勇気×幽鬼」 第5話 「 」 外伝 その1 とある侍女の昔ばなし (「パパと呼ばないで。」の少し後の話。) 関連項目 グラストンMAID s ルインベルグ大公国 ローゼ&レーゼ 関連作品 忘却の彼方に(ジョニーさま) パパと呼ばないで。(ジンキ[隊長]さま) Vの乙女 - Known un Known(ushiさま)
https://w.atwiki.jp/encyclepedia_rougui/pages/104.html
Elsa Maria(影の魔女)(エルザマリア(カゲノマジョ)) 目次 back→<魔女、使い魔に戻る> プロフィール Elsa Maria(影の魔女) プロフィール 商業作品 各作品の総括 Elsa Maria(影の魔女) 各作品の総括 本編 アニメーション Elsa Maria(影の魔女) 魔法少女まどか☆マギカ 関連作品(外伝、パロディを含む) ドラマCD コミック Elsa Maria(影の魔女) 魔法少女まどか☆マギカ(コミカライズ版) 小説 Elsa Maria(影の魔女) 魔法少女まどか☆マギカ(小説版) ゲーム Elsa Maria(影の魔女) 魔法少女まどか☆マギカ ポータブル ネット上での扱い(注意!人によっては不快な内容を含む恐れあり!) ネット上での扱いの総括 Elsa Maria(影の魔女):ネット上での扱いの総括 二次設定とネタ(あるいは叩き) Elsa Maria(影の魔女) 二次設定とネタ(あるいは叩き) 各所での扱い Elsa Maria(影の魔女) 2ちゃんねる、コピペブログでの扱い Elsa Maria(影の魔女) ニコニコ動画(ニコニコ大百科)での扱い Elsa Maria(影の魔女) Pixv(ピクシブ百科事典)での扱い back→<魔女、使い魔に戻る>
https://w.atwiki.jp/encyclepedia_rougui/pages/131.html
SUTESHI(猫の魔女)(ステーシー(ネコノマジョ)) 目次 back→<魔女、使い魔に戻る> プロフィール SUTESHI(猫の魔女) プロフィール 商業作品 各作品の総括 SUTESHI(猫の魔女) 各作品の総括 本編 アニメーション 関連作品(外伝、パロディを含む) ドラマCD コミック SUTESHI(猫の魔女) 魔法少女おりこ☆マギカ 小説 ゲーム ネット上での扱い(注意!人によっては不快な内容を含む恐れあり!) ネット上での扱いの総括 SUTESHI(猫の魔女):ネット上での扱いの総括 二次設定とネタ(あるいは叩き) SUTESHI(猫の魔女) 二次設定とネタ(あるいは叩き) 各所での扱い SUTESHI(猫の魔女) 2ちゃんねる、コピペブログでの扱い SUTESHI(猫の魔女) ニコニコ動画(ニコニコ大百科)での扱い SUTESHI(猫の魔女) Pixv(ピクシブ百科事典)での扱い back→<魔女、使い魔に戻る>
https://w.atwiki.jp/revival/pages/113.html
ふわりと香るエリザリオ。 本来ならば『愛らしい』と評されるだろう顔立ちは、瞳の冷たさとあいまって鋭利な刃物の美しさを思わせる。 趣味の良い調度品が朝の光に影を落とす。一幅の絵のように美しい廊下に、けれど目もくれない様子でその女性は歩いていた。 乱れ無く整えられ、肩に流されているのは印象的な赤い髪だった。 地球軍総司令官アスラン=ザラの妻にして、『治安警察省の魔女』の異名をとるメイリン=ザラ・・・・身を包む制服からカツカツと音をたてる足元まで、全てが彼女の鎧だった。 赤い制服を着た姉のもとから去り、更にその死に関わってから、もう五年が経っていた。 その間メイリンは、なにものにも揺るがずただ前だけを見、敵対するものを踏みつけにしてきた。姉との思い出も友と過ごした日々も、いつしか奥底に封印してしまった・・・今はただ、ラクス様の為に正義を行わなければならないのだと。 それが。 先だってのテロ事件とその後の騒動、それらに関与したとされる人物の名前が、全てを揺り起こした。 シン=アスカ。 かつて『裏切り者の』メイリンとアスランを、追いかけ、落とした人間。 そしてアカデミー、ミネルバと、苦楽を共にした仲間であり・・・姉を殺してしまった自分達を、責めたてるだろうひと。 心の奥底、恐怖に身を縮める少女を、五年のうちに培われた鎧で覆い固める。 (・・・・・・ラクス様の、為に) 心はもう、揺るぎはしなかった。 玄関ホールには先客がいた。 夫のアスラ=ザラがちょうど帰宅したところだったのだ。 メイリンは表情を変えることなく、吹き抜けの階段を降りていく。 「・・ただいま」 彼女に振りかえり、アスランが優しい声音でそう言った。 優しいその響きがこんなにも空虚に聞こえるようになったのはいつのことだったか、もうメイリンは思い出そうとすらしなかった。 「おかえりなさい、アスラン」 冷たくはない、けれど表情の無い声で応える。ミネルバ時代の愛嬌に溢れる彼女を知る者なら、誰もが驚いただろう・・・・それを日常的に聞いている、アスラン以外は。 アスランは少し寂しげな、傷ついたような表情を浮かべる。 メイリンはそれに気付いたが、心には何も響かなかった。 「出かけるのか?」 「はい」 いつもこれで終わりになる筈の会話が、この日はもう少しだけ続いた。 さっさと玄関口へ向かったメイリンがすれ違いざまに、アスランが呟くように言ったからだった。 「・・・・・・シンが・・・・・・・・・・・・」 メイリンは足を止めた。 だが振りかえりたくなどなかった。 振りかえり、あの時自分達がやったことは本当に正しかったのかなどと思い悩む夫の肩を抱き、私達は正しかったのだと言って俯いた顔をあげさせる?そんなのは真っ平だった。 だから振り向かず、極力抑えた声で、メイリンは一言ただ『はい』と答えた。 はい、知ってます。 はい、わかってます。 シンが来るということも。 あなたが何を考えているかも。 裏切りという罪を共有する、一番近くて遠い場所にいる夫に。メイリンは背を向けたまま迎えの車に乗り込んだ。 そして部下からの報告に目を通しつつ、矢継ぎ早に質問をしては情報を確認していく。 「ライヒ長官から、連絡が入っております」 「繋いで」 光に包まれたオーブの地に、今日も魔女が降り立った。 <以下おまけ、アニメとしてのシナリオバージョン> 清潔で豪奢な廊下を、かっちりとした制服を着たフルメイクのメイリン・ザラが歩いてくる。 メイリンとライヒの音声のみ回想でかぶせる 『シン・アスカ・・・君にとっては懐かしい名前ということか?』 『・・はい』 『先日の件についてだが・・・』 ハイヒールの足音が近づくのと入れ替えに、フェードアウトしていく音声。 全身から、一度顔(半分)のアップをいれて場面切り替え。 帰宅したばかりのアスランがいる玄関ホールへ、階段を降りてくるメイリン。 アスラン振り返る。 アスラン「ただいま」 メイリン(ミネルバ時代からすると冷たい声で)「おかえりなさい、アスラン」 メイリン、階段を降りきる。 アスラン「出かけるのか?」 メイリン「はい」 きちんと目を合わせようともせず、素通りするように出て行こうとするメイリン。 やや視線をそらし気味のアスラン、俯きながら アスラン(弱々しい、苦渋に満ちたような声で)「・・・・・・シンが・・・・・・・・・・・・」 メイリン、肩をゆらし立ち止まる。振り向かないままの背中。1~2拍置いて メイリン(低めの抑えた声で拒絶オーラいっぱいに)「はい」 ぎくりと顔をあげたアスラン、手を伸ばそうとして引っ込める仕草。 アスラン「っ・・・・」 メイリン、アスランに背を向けたまま車に乗り込む。車の窓越しの、無表情の美しい横顔。 部下(秘書?)からレジスタンス関連の報告を受け、それと同じ位の音量で 部下「ライヒ長官から、連絡が入っております」 メイリン「繋いで」 それにかぶせてメイリンモノローグ 『シン・・・・・・・・・・』 レジのほうへでもバトンタッチでシーン終了。
https://w.atwiki.jp/game_rowa/pages/68.html
「芸能事務所…」 気が付いた時、天海春香は見知った事務所の中にいた。 辺りを見回すが、やはりここは自分たち765プロのアイドル達が所属する芸能事務所だった。 「さっきまでのは…夢?」 先ほどまでの出来事を思い返す。 マナという女の子に殺し合いをしろと言われ。 首には首輪がしてあって… 「あ…首輪……」 あの時のように首に触れようとして、たちまち現実に戻されてしまう。 そう、あの出来事は夢なんかじゃない。 ここは、殺し合いの舞台——! ガチャ 「っ!」 突然の音に、春香はビクリとする。 ドアノブの音だ。 誰かが入ってくる! (怖い人だったらどうしよう…) すぐそばにはデイバックがあったが、頭の中が真っ白になっていた春香は、そこから自衛の為の道具を取り出そうという発想には至らなかった。 そして、ドアが開いて、現れたのは… 「…え?女の子?」 「!あなたは…」 そこにいたのは、金髪の女の子だった。 歳は春香より少し上くらいだろうか。 しかし、その雰囲気は見た目以上に大人びた印象を抱かせた。 そしてなりより目を引くのが…全身黒ずくめの服。 (暑くないのかな…) 黒という色は熱を吸収しやすい。 そんなことを思い出して、そんな間の抜けたことを考えてしまった。 そして次に春香の脳裏に浮かんだのは、「黒→悪」というイメージ。 黒ずくめの男を追いかける少年探偵の漫画を思い出した。 (綺麗な人だけど…悪い人なのかな) 怯えながらも、春香はじっと目の前の女性を見つめる。 黒衣の女性は、自分の姿を見て驚いたような表情をしていたが…やがて口を開いた。 「春香!?あなたも殺し合いに巻き込まれたの!?」 「……え?」 自分の名前を呼ばれて、春香はキョトンとする。 天海春香はアイドルだ。 最近はテレビ出演の機会だって増えてきてるし、知名度もそれなりに上がってきてると思っている。 だから目の前の女性が自分を知っていることに関しては別に不思議には思わない。 しかし…この黒衣の女性は春香を初対面で呼び捨てにし、まるで知り合いと話をするかのような態度だった。 「えっと…すみません。どこかでお会いしましたっけ?」 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 「…というわけで、私とあなたは知り合ったの」 「あ、アーク?プエラ…エテルナ?」 黒衣の女性、ミリーナ・ヴァイスの話を聞いた春香は、大混乱だった。 なんでも自分は、永遠の少女「プエラ・エテルナ」として、アークと呼ばれる異世界に召喚されたらしい。 そして、そこで色々トラブルがありつつも、ミリーナの仲間とライブを行い…春香は元の世界へ帰った。 しかし、帰る前に、アークのまとめ役であるワイズマンの計らいによって『シャドウ』という自分のコピーをミリーナ達の世界『ティル・ナ・ノーグ』に残し、それ以来彼女たちの冒険に同行しているらしい。 「えっと…それ、冗談ですよね?」 「信じられないなら、無理に信じることはないわ」 「あ、その!ミリーナさんを疑ってるわけじゃなくて!」 「いいのよ。こんな話、いきなり信じろって言う方がどうかしてるわ」 「あうう…」 春香は申し訳なさそうに俯いた。 ミリーナが嘘を言っているとは思えない。 しかし、受け入れろというにはあまりにも荒唐無稽な話だった。 それに、春香自身がそのような出来事について全く身に覚えがないのだ。 「でも、異世界でライブかあ…なんだかワクワクする話かも」 「私、春香の歌のファンなの。あなたの歌には…いつも勇気をもらってたわ」 「そ、そうなんですか!えへへ、嬉しいです!」 春香は照れ臭そうに笑う。 身に覚えのない話とはいえ、ファンと言われて嬉しくないわけがない。 「そうだ、春香。一つ、お願いがあるんだけど…あなたの歌、聞かせてくれないかしら?」 「へ?私の歌を…ですか?」 「ええ、久しぶりに春香の歌を聞きたいなって…ダメかしら?」 「いえ、それは構いませんけど…何かリクエストとかありますか?」 「そうね…」 ミリーナはしばらく考え込み…やがて、顔を上げる。 「その…私の作詞した歌、歌ってほしいな」 「え!?ミリーナさん、作詞家さんなんですか!?」 「…さっき話したアークで、バンドをしたことがあって。その時に、作詞を担当したの」 「へええ…ミリーナさんの歌、歌ってみたいです!」 「分かったわ、それじゃあ歌うわ。曲は…『Mr.Right』」 そして、歌が始まった。 (ミリーナさん、歌上手いなあ) ミリーナの歌は、アイドルの自分からしてもなかなかの歌唱力と断言できるものだった。 しかし… (なんだろう…本当はもっと明るい曲なのに、暗いような…そんな印象を受ける) 見れば、歌っているミリーナの表情は悲しそうだった。 なにか、悲しい思い出でも詰まった歌なのだろうか… そんなことを考えていると、いつの間にかミリーナの歌は終わっていた。 「どうかしら、春香」 「はい、短い曲みたいですし…数回練習すればなんとかなると思います」 「そう、良かったわ」 「じゃあ、別の部屋で練習してきますね」 そういうと春香は、ミリーナからもらった歌詞のメモを手に部屋を出ていき、練習を始めた。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ それから数十分。 練習を終えた春香が、ミリーナのもとへ戻って来た。 「おまたせしました」 「待ってたわ、春香。それじゃあ、さっそく聞かせて」 「そのことなんですが…ミリーナさん、一緒に歌いませんか?」 「え!?」 春香の提案に、ミリーナは目を丸くする。 「付け焼刃の練習だったので、まだ少し不安ですし…だから、一緒に歌ってください」 「でも…」 「私、ミリーナさんと歌いたいんです!」 「春香…どうしてそこまで」 「だって…ミリーナさんに、元気になってほしいから」 天海春香はアイドルだ。 そしてアイドルは、お客さんに笑顔を、元気を届けてあげるのが仕事だ。 ミリーナは、先ほど歌っていた時、悲しそうだった。 春香にはその悲しみの理由は分からないが、せめて少しだけでもその悲しみを和らげてあげたかった。 「1人より2人で歌った方が、きっと楽しいですよ!だからミリーナさん…一緒に歌いましょう!」 「…やっぱりあなたは私のよく知る春香なのね。みんなに元気を届ける…太陽のような存在」 「た、太陽だなんて…大げさですよ」 「…分かった、一緒に歌いましょう」 「はい!」 ミリーナが、春香の隣に並び立つ。 「ワン……ツー……ワン、ツー、スリー、フォー!!」 ♪ ♪ 暗闇の中で怯え 全てに目を逸らす despair 終わらぬ nightmare 声を上げられずにただ耳塞ぐ 何かが欲しくて遠く伸ばした手を 何も言わないでそっと包み守ってくれたのは君だね 君を守るためなら闇など怖くない You are Mr.Right 愛してる 身体中で 君を守る光に僕もなれるかな 掴んだその手 未来に導く ♪ ♪ 「ふう…ミリーナさん、どうでしたか?」 「…ありがとう、春香。最高だったわ。おかげで…覚悟が決まったわ」 「良かった!」 ミリーナの言葉に、春香は自分のことのように喜ぶ。 そんな春香を見てミリーナもまた、薄く微笑む。 「春香、私、あなたと最後に一緒に歌えて、本当に最高だった」 「私もです……って、え?最後?」 それってどういう、という続きの言葉が紡がれるよりも前に、 「花霞」 春香の意識は、そこで途切れた。 二度と目覚めることなく、永遠に。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 『魔鏡技!スタック・オーバーレイ!!』 『イクス———————っ!!』 愛しの彼は、自らの身を犠牲にし、結晶の中に閉じ込められた。 あの日以来、ミリーナは彼を救うことだけを考えて生きてきた。 例えそれが…世界を滅ぼす結果を齎そうとも。 「殺した…春香を」 動かなくなった春香の遺体を見つめながら、ミリーナはつぶやく。 自分は今、たった今、殺した。 かけがえのない仲間だった少女を。 春香の方は知らなかったとか、そんなことは関係ない。 自分は…殺したのだ。 「これでもう…後戻りはできない」 ミリーナは当初、優勝を目指していた。 目的はもちろん…幼馴染であり愛しの存在であるイクスを救うため。 だが、最初に会ったのはよりにもよって知り合いだった。 故に、揺らいでしまった。 「ありがとう春香…あなたのおかげで、覚悟を決めることができた。全てを犠牲にしてでも…イクスを助ける覚悟が」 『Mr.Right』 あれは、大切なイクスを想って作った歌。 それを、春香と一緒に歌ったことで彼女から元気をもらって、おかげで心の底から声を出して歌うことができた。 だから、覚悟を決めることができた。 「本当にありがとう、春香」 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ミリーナは、春香のデイバックを確認する。 そして…そこで見つけた。 彼女のよく知る物を。 「これは…魔鏡」 ミリーナが見つけたもの、それは魔鏡と呼ばれる鏡だった。 魔鏡とは、魔鏡技と呼ばれる、いわゆる必殺技を使えるようになる鏡だった。 別の世界を例に挙げれば、ポケモン世界でいうZ技、クラウド達の世界でいうリミット技みたいなものだ。 「しかもこれは…私の魔鏡」 実はミリーナには、自身の魔鏡が一つ支給されていた。 しかし、春香のデイバックにはそれとは別の、ミリーナ用魔鏡があったのだ。 これでミリーナは、魔鏡技を2種類使うことができる。 しかし… 「これは…いらない」 ミリーナは、その魔鏡を地面に落として叩き割ってしまった。 「この魔鏡技を私が使うなんて…そんなの、許されない!」 春香に支給されていた魔鏡。 それは『Ex-clipse ボーカル』 『Mr.Right』のバンドを成功させたことにより具現化された魔鏡だった。 「春香を!アイドルを!歌を!殺した私が、この魔鏡を使うわけには、いかない!」 そう叫びながら、ミリーナはその場に泣き崩れた。 ごめんなさい、ごめんなさいと、春香の亡骸に向けて謝りながら。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ミリーナは、芸能事務所を後にした。 その顔には、もう涙はない。 「私はもう迷わない」 イクスを救うため、この場にいる者たちを殺す。 たとえどれだけその手が血で穢れようとも。 たとえ相手が仲間であっても。 もう彼女は迷わない。 「世界だって滅びても構わない。それが、「私」なのよ」 【天海春香@THE IDOLM@STER 死亡】 【残り66名】 【D-2/765プロ付近/一日目 深夜】 【ミリーナ・ヴァイス@テイルズ オブ ザ レイズ】 [状態]:健康 [装備]:魔鏡「決意、あらたに」@テイルズ オブ ザ レイズ [道具]:基本支給品×2、不明支給品0~2、春香の不明支給品0~2 [思考・状況] 基本行動方針:優勝する 1.他の参加者を探し、殺す ※参戦時期は第2部冒頭、一人でイクスを救おうとしていた最中です。 ※魔鏡技以外の技は、ルミナスサークル以外は使用可能です。 【魔鏡「決意、あらたに」@テイルズ オブ ザ レイズ】 ミリーナに支給された支給品。 魔鏡技「幻夢断鏡闇」を使えるようになる。 原作ではミリーナ専用だが、この場で他の参加者が使えるかどうかは不明。 【魔鏡「Ex-clipse ボーカル」@テイルズ オブ ザ レイズ】 春香に支給された支給品。 魔鏡技「ハーモニー・エウロギア」を使えるようになるが、ミリーナ自身の手で破壊されてしまった。 Back← 025 →Next 024 Reset and Rebirth 時系列順 026 二つの世界の対比列伝 投下順 NEW GAME ミリーナ・ヴァイス 058 殺意の三角形(前編) 000 オープニング 天海春香 GAME OVER