約 2,888 件
https://w.atwiki.jp/gaoodq9/pages/51.html
※所有地図の詳細及び一覧への掲載が遅れてしまい、大変ご迷惑をおかけしております。 2011年 4月新着地図 4/3 (アルプラザ金沢) 残魂Lv84(38) 槍ドラ大富豪発見者違い富山産(まゆ) 金策地図 (↑以上書記官へ) 4/2 (金沢駅@バグパイプさん配布会) ★ 受け取りロムを分けている余裕がなかったので、所持はバラバラです。ジャンル別に書いておきます。 残魂Lv64(22) 船着場レパルド最短更新(ジョシュ) 船着場最短 け大Lv58(5D) 水メタキン(ビューネイ) メタキンオンリー ざ獣Lv8(01) シルバートレトレトレイ(レールガン) 3F即シルバートレイ×3 即装備 怒運Lv49(44) 学院横3F即ビスチェ(カズ) 紳士地図 呪運Lv57(05) セント横3F即メイド服・イボ最浅(ユキ) 紳士地図 あ獣Lv72(05) セント横3F即ボレロ(カズ) 紳士地図 放星Lv83(76) あらくれセット販売(アラシ) 即装備 ち花Lv4(2B) スラジェネ最浅(ミオ) 発掘用地図 う風Lv6(2C) スラジェネ最浅15秒(ミンメイ) 発掘用地図 ゆ夢Lv8(1F) 黒竜丸最浅15秒おしっぱ系・イケない通路&消失(あやせゆえ) 発掘用地図兼ネタ地図 呪獣Lv11(80) ハヌマーン最浅15秒(ルルーシュ) Lv別最速 ※↓要比較 ゆ獣Lv11(4F) 黒竜丸最浅16秒(ミオ) Lv別最速の馬 ※↑要比較 ゆ空Lv14(2B) スラジェネ最浅15秒おしっぱ系(アルス) 発掘用地図 ね空Lv19(50) 3F+スラジェネ25.5秒(イカむすめ) Lv別最速当たらない場所違い け大Lv37(70) ブラナイ最浅58秒(リリス) 発掘用地図 呪影Lv38(2D) イデアラゴン最浅57秒(ちゃづけ) Lv別最速 残影Lv49(31) 7F+アトラス69秒(ミコト) Lv別最速発見者違い わ運Lv60(18) アウルート最浅113秒(ミリア) Lv別最速当たらない場所違い 放闇Lv61(75) アウルート最短92秒(おにたろう) 各ボス最短発見者違い ※1st・倉庫でルシファーと同時所持 あ大Lv63(1D) 10F+アトラス111秒(ぴろき) Lv別最速候補 ※要計測 見悪Lv67(8A) レパルド最浅100秒(リーチャ) Lv別最速 ※3/27の※1参照 呪悪Lv77(87) 11F+レパルド120秒(アチャこ) Lv別最速発見者違い 大魂Lv88(8D) 13F+レパルド158秒(ミリア) Lv別最速当たらない場所違い 残星Lv91(87) 13F+フォロボス161秒(ディアナ) ボス階までLv別最速当たらない場所違い ※3/27の※2参照 ざ空Lv2(05) ハヌマーン最浅18秒(つくゴロウ) セント横Lv別最速 呪夢Lv3(05) 黒竜丸最浅20秒(りつ) セント横Lv別最速 呪夢Lv6(05) 黒竜丸最浅17秒(イリヤ) セント横Lv別最速 ゆ空Lv9(05) スラジェネ最浅15.6秒(イカむすめ) セント横Lv別最速 ざ夢Lv16(05) スラジェネ最浅23秒(エンシイ) セント横Lv別最速 ゆ夢Lv24(05) Sキラ最浅48秒(エンシイ) セント横Lv別最速 ざ夢Lv31(05) イデアラゴン最浅37秒(リリス) セント横Lv別最速発見者違い ざ影Lv32(05) 6F+Sキラ(アイコ) セント横Lv別最速 ※要計測 呪空Lv35(05) 5F+イデアラゴン63秒(ミューク) セント横Lv別最速 放夢Lv36(05) 6F+Sキラ79秒(あやた) セント横Lv別最速 わ運Lv39(05) 6F+イデアラゴン74秒(ふくたん) セント横Lv別最速 わ獣Lv41(05) イデアラゴン最浅71秒(ぶぶづけ) セント横Lv別最速 怒闇Lv46(05) 9F+アトラス101秒(ふくたん) セント横Lv別最速 怒魂Lv58(05) 10F+アトラス123秒(ナナ) セント横Lv別最速 あ闇Lv81(05) フォロボス最浅125秒(ダイ) セント横Lv別最速 見大Lv84(05) 15F+イボイノス185秒(エスターク) セント横Lv別最速 ※セント横えいゆうイボイノス84・要計測 残魂Lv86(05) 14F+イボイノス172秒(エンシイ) セント横Lv別最速 と魂Lv95(05) 15F+レパルド190秒(ビアンカ) セント横Lv別最速発見者違い あ光Lv96(05) 15F+フォロボス225秒(エンシイ) セント横Lv別最速 3月新着地図 3/27 (福井アルプラザベル) 怒獣Lv1(22) 船着場黒竜丸最短更新(ほぼみどり) 船着場最短 (↑以上3rdへ) け闇Lv66(8A) レパルド最短(ブルック) 各ボス最短 (再所持) ※1 ※1 場所21が待機中ものすごく敵に当たるので、敵の移動ルートによってはしばらく当たらないこともある8Aに変更 (↑以上1st・倉庫へ) う岩Lv4(22) スラジェネ最浅(ミオ) ボス別Lv別最速候補 ※計測用 ち夢Lv5(27) スラジェネ最浅14秒(ほぼみどり) ボス別Lv別最速 う獣Lv9(01) ウォルロ横臼倉ハヌ17秒(ほぼみどり) 発掘用地図 ね花Lv15(80) ドミ横スラジェネ19秒(ほぼみどり) 発掘用地図 ※2Fおしっぱ× 呪大Lv36(35) ブラナイ最浅59秒(レオタカ) ボス階までLv別最速当たらない場所違い ざ獣Lv38(6C) ブラナイ最浅57.6秒(ミドソ) ボス別Lv別最速 怒夢Lv49(05) セント横ビスチェ甘食(カゲトラ) 紳士地図 ※詳細未掲載 け影Lv52(87) 8F+ブラナイ84秒(フィーナ) Lv別最速当たらない場所違い → 倉庫君へ ※2 け影Lv68(88) スーサイダルディグメタ(未出の敵無はぐメタ) はぐメタオンリー ※詳細未掲載 け魂Lv68(0D) レパルド最浅107秒(カゲトラ) ボス階までLv別最速 大魂Lv70(87) 12F+アトラス117秒(ひで) Lv別最速当たらない場所違い → 倉庫君へ ※2 放悪Lv80(0F) 11F+レパルド130秒(ゼシカ) 発掘用地図 大光Lv96(53) 15F+フォロボス205秒(まさひろ) 発掘用地図 ※計測用・計測依頼アリ 大神Lv99(7A) 16F+フォロボス198秒(シンラ) Lv別最速当たらない場所違い → 倉庫君へ ※2 場所5Aは稀に当たるため、当たらない87に変更 (↑以上書記官へ) Lv別以外も何枚かは他のロムに移動する予定。最近受け取り用ロムと化しているーのっく ざ獣Lv3(67) 黒竜丸最浅14秒(ほぼみどり) Lv別最速 怒空Lv9(30) 黒竜丸最浅16秒(ほぼみどり) Lv別最速 放大Lv64(03) イボイノス最浅115秒(キミドリ) Lv別最速 (↑以上倉庫君へ) ざ獣Lv19(05) 3F+スラジェネ29秒(ラウル) セント横Lv別最速 ※再所持 ざ運Lv40(05) ブラナイ最浅73秒(みどりご) セント横Lv別最速 放運Lv42(05) アトラス最浅80秒(りんりん) セント横Lv別最速 怒闇Lv62(05) アウルート最浅115秒(リアラ) セント横Lv別最速 大魂Lv79(05) 12F+フォロボス(ユキ) セント横Lv別最速 ※3 見大Lv87(05) 16F+イボイノス195秒(きむ) セント横Lv別最速 ※セント横えいゆうイボイノス87 ※3 セント横Bウェポンコレクター-2。発掘用でもいけるかなーと。てすてす。要計測 (↑以上セント横の友へ) 3/5 (アルプラザ金沢) わ運Lv50(44) グルグルビスチェ学院(ククリ) 紳士地図 ※掲載中のビスチェ学院のランク違いで同場所 (↑以上4thへ) け夢Lv63(05) セント横はぐメタ(ドル) はぐメタオンリー ※詳細未掲載 と運Lv68(01) アウルート最浅72.5マス126秒(やくざ) 発掘用地図 ※ウォルロ横アウ最短候補。計測用 (↑以上3rdへ) 放夢Lv69(05) セント横CCC(みらんだ) 体感装備 ※詳細未掲載 (↑以上書記官へ) αかどこかに移動するかも ※ 最短系と間違えて貰ってきたわけじゃなくて、前から欲しかっただけです。…ほんとなんだからねっ! ※ いや実は、セント横1F通路消失とかセント横ビックリ箱とか、知らずに貰ってきちゃったんですけどね う夢Lv1(05) 前セント横ハヌマーン最短14.9秒(としゅき) セント横Lv別最速 ※再所持 ゆ夢Lv1(05) ハヌマーン最浅15.9秒(アルス) 準々セント横Lv別最速 ※びたん発見者違い ゆ夢Lv1(05) ハヌマーン最浅15.9秒(ほぼみどり) 準々セント横Lv別最速 ※↑と全く同じ は獣Lv2(05) 黒竜丸最浅19秒(イカむすめ) セント横Lv別最速 怒空Lv4(05) ハヌマーン最浅(まこと) セント横Lv別最速 は風Lv8(05) セント横ハヌマーン最短(イカむすめ) セント横最短 ※そねっち・レールガンも所持中 ゆ空Lv10(05) セント横スラジェネ最短(ごまプリン) セント横最短 ※アイコも所持中 ざ獣Lv12(05) スラジェネ最浅17.7秒(ほぼみどり) セント横Lv別最速 ※再所持 ち夢Lv13(05) スラジェネ最浅16秒(マリー) セント横Lv別最速 ね花Lv14(05) ハヌマーン最浅17秒(エンシイ) セント横Lv別最速 怒風Lv18(05) 3F+スラジェネ(イカむすめ) セント横Lv別最速 ※やや遠め。暫定 ち運Lv22(05) Sキラ最浅41秒(ふくたん) セント横Lv別最速 ゆ影Lv29(05) 旧セント横Sキラ最短38秒(ラズリル) セント横Lv別最速 ね獣Lv33(05) 旧セント横ブラナイ最短95秒(るろうに) セント横Lv別最速 怒運Lv41(05) 8F+Sキラ(ゆうや) セント横Lv別最速 怒大Lv51(05) 8F+ブラナイ(むつむつ) セント横Lv別最速 放獣Lv55(05) 10F+ブラナイ130.3秒(クニノリ) 準々セント横Lv別最速 ※再所持。暫定 け大Lv58(05) 良場所偽地図と見せかけてイボ最浅(ウミ) セント横Lv別最速 ※面白いので暫定 放光Lv61(05) イボイノス最浅(ベジット) セント横Lv別最速 け魂Lv63(05) 旧セント横アウルート最短137秒(ノブリーナ) セント横Lv別最速 ※↓ 呪光Lv63(05) 旧セント横イボイノス最短発見者違い128秒(やくざ) セント横Lv別最速 ※↑イボのほうが速いみたい 残魔Lv64(05) 旧セント横レパルド最短137秒(トリル) セント横Lv別最速 ※再所持 呪影Lv65(05) イボイノス最浅(ふくたん) セント横Lv別最速 ※↓同名地図でボスが違う…ふむ 呪影Lv65(05) アウルート最浅(あるご) セント横Lv別最速 ※↑(ランク違いではないです) と魂Lv69(05) レパルド最浅(はるか) セント横Lv別最速 け魔Lv80(05) 旧セント横フォロボス最短144秒(チョロゲ) セント横Lv別最速 あ悪Lv83(05) 12F+レパルド155秒(エンシイ) セント横Lv別最速 大星Lv91(05) 15F+レパルド205秒(エンシイ) セント横Lv別最速 と魂Lv95(05) 15F+レパルド190秒(いさお) セント横Lv別最速 ※再所持 あ光Lv99(05) 16F+フォロボス(まさみ) セント横Lv別最速 ※再所持。セント横フォロ99オンリーワン (↑以上1st・3rd・書記官を総動員して分担所持。そのうち新ロムに移動予定) ※ 比較用に同レベルで複数枚貰ってきたレベルなどもあるため、計測後継続所持しないものもあります。ご了承ください。 ※ セント横Lv別最速作成完了! 2月新着地図 2/20 (メガドンキ) ゆ大Lv24(4C) Sキラ最短発見者違い(セリカ) 各ボス最短 ※倉庫君はそねっちを所持 ね大Lv25(2C) イデアラゴン最短発見者違い(ミューク) 各ボス最短 ※倉庫君はアルマーを所持 (↑以上1stへ) ね夢Lv12(17) ハヌマーン最浅9.5マス16.8秒(きなこ) 準Lv別最速 怒光Lv67(34) アウルート最浅59.5マス107秒(みお) 準Lv別最速 放魂Lv78(15) グレイナル最短候補(ユウナ) 各ボス最短 ※計測用 (↑以上4thへ) 呪岩Lv17(28) 3F+ハヌ10マス21.6秒(イカむすめ) 準Lv別最速 呪空Lv17(05) スラジェネ最浅10マス20.3秒遺跡マップ(ウミサンゴ) セント横Lv別最速候補 ※1 怒運Lv46(2E) 3F即ビスチェ1周1分13秒(みどりご) 紳士地図 ※詳細未掲載 ※場所違いに学院横がある 呪空Lv50(05) 8F+ブラナイ92秒(きなこ) セント横Lv別最速候補 (↑以上αへ) ざ獣Lv4(17) 黒竜丸最浅8マス15.3秒(イカむすめ) ベク横発掘用地図 ざ岩Lv8(22) 黒竜丸最浅9.5マス18.6秒(リンカ) 船着場発掘用地図 怒風Lv9(16) 黒竜丸最浅7.5マス16.4秒(ミオ) 準々Lv別最速 ※準最速は16.1秒 (↑以上書記官へ) う空Lv2(17) 黒竜丸最浅13秒(ほぼみどり) Lv別最速場所違いベク横 ざ風Lv10(09) 黒竜丸最浅14秒(エンシイ) Lv別最速当たらない場所違い 見光Lv78(25) 11F+アウルート137.2秒(ヒカリ) Lv別最速 (↑以上倉庫君へ) ※1 B1F階段湧きで調整必須。遺跡だが地形差考慮しても洞窟のキャミィ・イカロスに及ばず。 2/13 (メガドンキ) 放闇Lv58(75) イボイノス最短発見者違い(ディアナ) 各ボス最短 ※倉庫君はナインを所持 と岩Lv66(1E) ∀ガンダム大富豪(ガンダム大富豪+2階層・ランク違い) 金策地図 ※1 (↑以上1stへ) ※3 見魂Lv76(46) ディアナS8Ⅱ S9・S8 ※ディアナS8Ⅰと完全にだだかぶり(場所も) あ岩Lv69(12) ディアナS8Ⅲ S9・S8 (↑以上2ndへ) ※3 あ獣Lv64(86) 最浅メタキン(ディアナ) メタキンオンリー ※2 呪魂Lv84(08) あゆみ銀発見者違い(ディアナ) メタキンオンリー ※詳細未掲載 残獣Lv72(44) ディアナっぱⅡ(そめ葉っぱ場所違い・学院横・9F即世界樹の葉×2) 即世界樹の葉 ※詳細未掲載 あ悪Lv87(28) ゆりっぺⅣソーマ場所違い(ディアナ) 体感ソーマ ※詳細未掲載 と岩Lv65(8E) ディアナA-MAX その他箱最多・最少 ※詳細未掲載 ※リンク先工事中… (↑以上4thへ) ※3 ※1 通称は、たまたま∀ガンダムに「月の女王ディアナ」が登場することに由来 ※2 敵無最浅5F・2種敵減最浅6F・はぐメタ最浅7F・メタキン最浅8Fコンプ記念品。祝! ※3 既存地図と入れ替えるのは1stへの新着のみ。他は受け渡し用。学院横即葉っぱは珍しいので所持するかも。 2/10 (高岡) ざ風Lv1(02) 黒竜丸最短発見者違い(イカむすめ) 各ボス最短 ※倉庫君はとしゅき@0Aを所持 (↑以上1stへ) 残悪Lv99(73) いくえⅡ 発掘用地図 ※再所持。再計測完了 (↑以上2ndへ) 怒魂Lv60(4C) レパルド最浅108秒(キラ) 準Lv別最速 ※ボス考慮無し最短 (↑以上4thへ) ちゃづけ水メタキン@8A メタキンオンリー ち空Lv7(05) 旧セント横スラジェネ最短14秒(ウーニーズ) セント横発掘用地図 ※1 ね風Lv10(05) 黒竜丸最浅20秒(セティア) セント横発掘用地図 ※2 ざ夢Lv11(05) スラジェネ最浅14秒(ノリユキ) セント横発掘用地図 放獣Lv55(05) 10F+ブラナイ78マス(クニノリ) セント横発掘用地図 ※3 見闇Lv70(05) 11F+アウルート128秒(リッチロ) セント横発掘用地図 (↑以上αへ) アミバ 3F即聖者の灰×3(ジャギ大富豪ランク違い) 即素材 ※詳細未掲載 ※4 ざ獣Lv1(34) ハヌマーン最浅13秒(はな) 準Lv別最速 は夢Lv3(29) ハヌマーン最浅13秒(ふわりん) 準Lv別最速 う夢Lv7(22) スラジェネ最浅14秒(ほぼみどり) 船着場発掘用地図 ※1 怒夢Lv9(26) 黒竜丸最浅16秒(ミオ) 準Lv別最速 ※としゅき@0Dの場所違い 呪空Lv20(57) 4F+黒竜丸38秒(エンシイ) ボス別Lv別最速 (↑以上書記官へ) ね花Lv17(11) スラジェネ最浅17.6秒(しだみらい) Lv別最速 ね花Lv20(21) 3F+スラジェネ26秒(ミルティ) Lv別最速 呪運Lv28(1A) イデアラゴン最浅35秒(さとうかよ) Lv別最速 怒獣Lv34(3F) 5F+イデアラゴン52秒(むつむつ) Lv別最速 怒獣Lv36(7E) 6F+イデアラゴン59秒(レナ) Lv別最速 ね獣Lv37(06) 6F+イデアラゴン60秒(ミューク) Lv別最速 怒闇Lv43(3A) アトラス最浅60秒(このか) Lv別最速場所違い ※1stはがおちゃ@50を所持 呪闇Lv57(6B) 9F+アトラス(タマキ) Lv別最速場所違い ※3Eより6Bのほうがアクセス良 (↑以上倉庫君へ) ※1 タイム比較用。セント横VS船着場 ※2 一見左おしっぱに見えるが、おしっぱすると洞窟を出てしまう。残念… ※3 セント横Lv別最短候補。放たれし魂55(9F+アトラス)は77.5マス ※4 M火山ソーマ、ABウェポンコレクター(すべて場所09)がα所持なので、αに移動するかも 1月新着地図 1/19 (高岡イオン) ドルS8(厚木S8、岡山S8、高岡S8Ⅱ発見者違い) S9・S8 (↑以上2ndへ) 時速36B&M場所違いユノ(西セント南) 紳士地図 ※詳細未掲載 すごくあぶない地図ランク違いモカ 紳士地図 ※詳細未掲載 (↑以上3rdへ) は風Lv8(05) セント横ハヌマーン最短(レールガン) セント横最短 ※詳細未掲載 ※倉庫君はそねっちを所持 グルグル種集め大富豪(ガンダム大富豪ランク・場所違い4B) 金策地図 (↑以上4thへ) Youわくわくの夢見(3F即誘惑の弓×2) 即装備 ※詳細未掲載 シェリルゴルスラ(さとる発見者違い) ゴルスラオンリー (↑以上αへ) 怒夢Lv9(0D) 黒竜丸最浅16秒(としゅき) 準Lv別最速 ゆ光Lv39(8C) アトラス最浅67秒(マサヒロ) 準Lv別最速 け影Lv69(87) アウルート最浅118秒(ベジット) 準々Lv別最速 PK89(TK89場所違い) ソーマげんまマラソン ※詳細未掲載 (↑以上書記官へ) 金沢競馬場(レジェンドホースオンリー) その他オンリー (↑以上未クリア新ロムへ) ざ風Lv10(24) 黒竜丸最浅14秒(としゅき) Lv別最速 ゆ夢Lv13(0F) ハヌマーン最浅15秒(ウーニーズ) Lv別最速 ざ夢Lv15(16) スラジェネ最浅16秒(ミンメイ) Lv別最速場所違い(両方当たらないが) 呪運Lv55(0B) 8F+アトラス87秒(ドアラ) Lv別最速 わ光Lv64(79) アウルート最浅115秒(むぎ) Lv別最速 残闇Lv74(87) 11F+アウルート120秒(ゆきむら) Lv別最速 大魂Lv80(7A) 11F+アウルート122秒(レティシア) Lv別最速当たらない場所違い 大運Lv91(3E) 15F+アウルート168秒(リーチャ) Lv別最速当たらない場所違い (↑以上倉庫君へ) 1/9 (メガドンキ) ざ風Lv1(0A) 黒竜丸最短場所違い(としゅき) 各ボス最短 → 倉庫君にも ち獣Lv22(2B) Sキラ最浅33秒(ほぼみどり) 発掘用地図 ※詳細未掲載 ※1 ↓ (↑以上1stへ) 残運Lv61(22) 船着場アウルート更新(オリオン) 船着場最短 (↑以上3rdへ) ※旧最短カヲルもLV70とキリがいいので書記官に移して保持予定 は風Lv8(05) セント横ハヌマーン更新(そねっち) セント横最短 ※詳細未掲載 → 倉庫君にも (↑以上4thへ) ゆ岩Lv8(1E) 黒竜丸最浅14秒(ほぼみどり) Lv別最速発見者違い ざ獣Lv29(39) Sキラ最浅(なっちゃん) 発掘用地図 ※詳細未掲載 ※記念に頂いたので計測してから所持検討 ざ夢Lv38(23) ジークアイスディスカバリー2 発掘用地図 ※詳細未掲載 (↑以上αへ) は岩Lv1(09) 上下運動地図 発掘用地図 ※詳細未掲載 ※2 ↓ ち空Lv4(05) 仮名:セント横左右運動地図(やぢこ) 発掘用地図 ※詳細未掲載 ※3 ↓ う獣Lv19(68) 臼倉Sキラ最浅(ドアラ) 発掘用地図 ※詳細未掲載 ※4 ↓ 怒獣Lv20(70) 4F+ハヌマーン(むつむつ) 準々Lv別最速 呪夢Lv20(05) Sキラ最浅(ほぼみどり) 旧セント横最短発見者違い ※詳細未掲載 う獣Lv22(22) 臼倉Lv22Sキラ@船着場(ほぼみどり) 発掘用地図 ※詳細未掲載 ゆ獣Lv23(6B) 4F+スラジェネ33秒(むつむつ) 準Lv別最速 ※ボス考慮無し最短 わ空Lv50(62) 8F+ブラナイ(キミドリ) 準々Lv別最速 ※ボス考慮無し最短更新候補 よしゆき水メタキン@73 メタキンオンリー (帰ってきた伝説の)けん馬ーぐ その他オンリー 詳細:オンリー、敵減(2種) @ DQ9 ※5 ↓ ジークルーンダブルミリオン 金策地図 ※実は再所持。αがデストロイヤールーン(ry 所持中 槍ドラ大富豪 金策地図 ※再所持。↑と場所が同じなためセットで。1stが石川ヤリドラツォ所持中 大魂Lv76(87) 12F+アウルート(シオン) 準Lv別最速 ※6 ↓ (↑以上書記官へ) その他お土産地図などなど数点アリ。検討後サルベージするカモ イカ風Lv14(1E) ハヌマーン最浅14秒(イカむすめ) Lv別最速当たらない場所違い ざ夢Lv15(28) スラジェネ最浅16秒(レールガン) Lv別最速 ざ岩Lv18(4F) 3F+スラジェネ26秒(むつむつ) Lv別最速 ざ獣Lv23(01) 4F+ハヌマーン36秒(ミューク) Lv別最速 ゆ運Lv28(42) イデアラゴン最浅39秒(マティウス) Lv別最速 ざ獣Lv32(79) イデアラゴン最浅38秒(レナ) Lv別最速 呪大Lv36(4F) 6F+イデアラゴン63秒(ミューク) Lv別最速 ね獣Lv38(74) 6F+イデアラゴン59秒(みどりご) Lv別最速 (あ運Lv76(07) 11F+イボイノス(たじりん) Lv別最速 ← 予備移動先の書記官からカムバック) ※6 ↓ 残運Lv77(87) 11F+レパルド(エンシイ) Lv別最速当たらない場所違い 大魂Lv80(52) 11F+アウルート(ミドリ) Lv別最速候補 ※調整箇所多し 見魔Lv89(01) 12F+フォロボス(ミルティ) Lv別最速当たらない場所違い 大魔Lv95(07) 15F+レパルド(アフロス) Lv別最速 (↑以上倉庫君へ) ※1 Lv22Sキラは@2Bか@22のどちらかを選ぶことになるカモ ※2 実は8/29に貰って捨てちゃってたのを再所持。当時はおしっぱ地図にあまり興味が湧かなかったので ※3 セント横で1Fほぼ右~2Fほぼ左のおしっぱ地図 ※4 ただの臼倉かと思ったらなんか速そうだぞ、これ…で所持決定 ※5 発見者名ミドリ(注・キミドリではない) 通称含めその詳細はのちほどぶろぐ。で ※6 Lv76は従来基準だとたじりん氷イボイノスがボス差で逆転することに今更気付いたので倉庫と入れ替えます 2010年 12月新着地図 12/19 (メガドンキ) はぐメタオンリー最浅Lv63@セント下(ディアナ) はぐメタオンリー ※バブルスライムⅢとどっち持とうカナー TK-TミリオネアG 金策地図兼げんま低層マラソン ※詳細未掲載 ※ルーラで17秒に合わせられるのねー 白名古屋げんま(ゼシカ) 即げんま ※詳細未掲載 ※ムチムチ魔法使いげんま? んー…愛称ぼしうちう (↑以上1stへ) ※αに移動する予定 残魔Lv60(2C) レパルド最浅(キミドリ) 準々Lv別最速 (↑以上4thへ) は空Lv1(54) ほぼおしっぱ黒竜丸最浅Lv1(ほぼみどり) 発掘用地図 ※詳細未掲載 は空Lv4(25) ほぼおしっぱ黒竜丸最浅Lv4(ほぼみどり) 発掘用地図 ※詳細未掲載 ざ空Lv5(3D) ほぼおしっぱ黒竜丸最浅Lv5(ほぼみどり) 発掘用地図 ※詳細未掲載 呪花Lv7(04) 黒竜丸最浅(ほぼみどり) Lv別最速発見者違い ※発掘用に使用。倉庫君はくまぞうを所持 UK7@05(臼倉最短・Lv7セント横ハヌ16秒) 発掘用地図 ※詳細未掲載 メダル学院 即アイテム ※詳細未掲載 金塊乗馬(13Fレジェンドホースゴッドライダー2種敵減・3F即きんかい×2) 敵減 詳細:オンリー、敵減(2種) @ DQ9 (↑以上αへ) う空Lv2(0F) 黒竜丸最浅(ミンメイ) Lv別最速 怒運Lv64(8C) アウルート最浅(シュウイ) Lv別最速 大影Lv74(61) 11F+アウルート(ラック) Lv別最速 見星Lv82(2B) 11F+レパルド(たかゆき) Lv別最速場所違い と魔Lv90(60) 14F+フォロボス(アフロス) Lv別最速 大魔Lv93(75) 15F+レパルド(ミドリ) Lv別最速 (↑以上倉庫君へ) 12/3 (高岡イオン) ハヌマーン最短場所違いウォルロ横(シーモア) 各ボス最短 → 倉庫君にも (↑以上1stへ) 呪空Lv27(31) Sキラ最浅(ヒローヌ) 準々Lv別最速 ※ボス考慮しない場合最速 時速72メイド服ボス&場所違い 紳士地図 ※詳細未掲載 (↑以上3rdへ) ゆ空Lv32(11) 5F+Sキラ(ミューク) 準々Lv別最速 ※ボス考慮しない場合最速 (↑以上4thへ) ち獣Lv4(2E) 黒竜丸最浅(ウミサンゴ) Lv別最速馬 ゆ岩Lv8(1E) 黒竜丸最浅(ぶぶづけ) Lv別最速馬 呪空Lv10(22) ハヌマーン最浅(ルルーシュ) 準Lv別最速 呪運Lv60(59) 10F+アトラス(かずは) 準Lv別最速 ※力未強化だとこっちのほうが速い アキフミⅡ はぐメタオンリー ※詳細未掲載 ※今さら入手してみたり ドルはぐメタⅡ はぐメタオンリー ※詳細未掲載 ※お土産地図 ゼシカが詐欺に遭いました(勝手に名前をry) 敵無だけど… 詳細:オンリー、敵減(2種) @ DQ9 (↑以上αへ) … 他お土産地図など数枚アリ ざ風Lv21(62) 4F+ハヌマーン(ミューク) Lv別最速 怒空Lv29(76) イデアラゴン最浅(レナ) Lv別最速 ざ運Lv30(55) イデアラゴン最浅(フラテッロ) Lv別最速 ね影Lv34(22) 5F+イデアラゴン(レナ) Lv別最速 残大Lv53(55) 8F+アトラス(エンシイ) Lv別最速 呪闇Lv57(3E) 9F+アトラス(としゅき) Lv別最速 見悪Lv67(21) レパルド最浅(ペンペン) Lv別最速 見魂Lv84(24) フォロボス最浅(さやっぺ) Lv別最速 (↑以上倉庫君へ) 11月新着地図 11/21 (メガドンキ) $獣フォロボス(勝手に命名シリーズ) 発掘用地図 (珍獣フォロボスの発見者違い) みどごん(勝手に命名ry) 発掘用地図 (かねごんの発見者違い) (↑以上1stへ) ※この2枚はそのうち新規ロムに移す予定。まだ始めてすらないけど。 3Fニーソックス×2で1Fから(ryの地図 ネタ地図 ※詳細未掲載 (↑以上3rdへ) ね夢Lv35(3C) 5F+イデアラゴン(ドアラ) Lv別最速 (↑以上倉庫君へ) ※この他にも計測用Lv別候補地図、爆破される運命の爆弾地図検証依頼地図なども受け取りました。 会場で受け取ったレジェンドホースオンリーは、その場でクリアしてZの人に渡しました。 11/14 (メガドンキ) ABウェポンコレクター 即装備 M火山ソーマ(J火山ソーマ発見者違い) 体感ソーマ ※詳細未掲載 エルシオン横フォロボス96 発掘用地図 ※詳細未掲載 Lv96~99の発掘用地図中最も立地が良く、タイムもそこそこ(3:38) ね夢Lv10(1E) 黒竜丸最浅(リルヴァ) Lv別最速 ざ影Lv33(5A) 5F+イデアラゴン(エンシイ) Lv別最速 すぎやん竜王Lv6 著名人地図 ※詳細未掲載 (まあ説明不要か) 11/3 (メガドンキ) ガンダム大富豪 金策地図 ※再所持 聖地GMビスチェ 紳士地図 ※詳細未掲載 バブルスライムⅢ はぐメタオンリー 10月新着地図 10/31 (マクドナルド8号線福井店) ハヌマーン最短場所違いベクセリア(チョロゲ) 各ボス最短 → 倉庫君にも スラジェネ最短発見者違い(ソロ) 各ボス最短 ※リンと同じ場所。倉庫君ははつしばを所持。 (↑以上1stへ) 怒影Lv36(7A) アトラス最浅(ナイン) 準Lv別最速 ※太田発掘人さん感謝 見魂Lv68(55) 11F+アトラス(ひで) 発掘用地図 ※詳細未掲載 ※ボスがアトラスだから計測してみようのコーナー 大悪Lv90(4E) 13F+フォロボス(ミドリ) 準Lv別最速 ※調整箇所多め。計測用 (↑以上3rdへ) 大魂Lv73(43) 11F+レパルド(ちゃづけ) 準Lv別最速 ※ボス考慮しない場合最速 (↑以上4thへ) は風Lv2(15) 黒竜丸最浅(あーさん) Lv別最速 ね夢Lv15(19) スラジェネ最浅(レナ) Lv別最速 ね空Lv19(0A) 3F+スラジェネ(むつむつ) Lv別最速 ち空Lv21(4D) イデアラゴン最浅(むつむつ) Lv別最速 ち運Lv22(0A) イデアラゴン最浅(むつむつ) Lv別最速 ゆ運Lv23(6F) イデアラゴン最浅(くまぞう) Lv別最速 ※個人的に待望の1枚 ゆ運Lv28(1D) Sキラ最浅(ミューク) Lv別最速 怒夢Lv34(7C) 6F+Sキラ(ドルオ) Lv別最速 放夢Lv36(57) 7F+スラジェネ(あーさん) Lv別最速 残運Lv47(75) アトラス最浅(ナイン) Lv別最速 ※くまぞうアトラス場所違い 呪大Lv63(4D) イボイノス最浅(マーサー) Lv別最速 あ影Lv73(69) 11F+アウルート(としゅき) Lv別最速 見悪Lv78(86) フォロボス最浅 Lv別最速 (↑以上倉庫君へ) 10/20 (マクドナルド六家店) アウルート最短場所違い(ルシファー) 各ボス最短 (↑以上1stへ) → Lv別最速でもあるので倉庫君にも 最浅メタキン(ゼシカ) メタキンオンリー セント横イデアラゴン最短(ひなと) セント横最短 ※詳細未掲載 ね花Lv20(12) 3F+スラJ(ドアラ) Lv別最速 ※計ってみたらこっちが最速 ざ夢Lv32(64) 4F+イデ(ほぼみどり) 準Lv別最速 ※くまぞうアトラスの4F部分まで。47秒準最速 大闇Lv92(61) 氷15F+アウ(ドル) 発掘用地図 ※詳細未掲載 ※マルチ会中に発掘。ボス階まで3:40 (↑以上4thへ) 呪空Lv12(19) ハヌ最浅(ほぼみどり) Lv別最速 ね大Lv26(78) イデ最浅(ほぼみどり) Lv別最速 ね影Lv28(11) イデ最浅(じょいふる) Lv別最速 ね獣Lv30(61) イデ最浅(ドルオ) Lv別最速 呪大Lv36(5D) ブラ最浅(ルシファー) Lv別最速 呪運Lv39(03) ブラ最浅(ディー) Lv別最速 け影Lv46(57) アト最浅(エンシイ) Lv別最速 大運Lv67(8A) イボ最浅(ゆき) Lv別最速 見運Lv71(39) アウ最浅(ミドリ) Lv別最速 見星Lv82(14) 11F+レパ(アフロス) Lv別最速 (↑以上倉庫君へ) 10/13 (マクドナルド六家店) Lv85フォロボス最浅 発掘用地図 ※詳細未掲載 (↑以上1stへ) ※さらに「水フォロメダル王」を2ndから移動 エラフィタメダル100 即アイテム ※詳細未掲載 グレートまそう 即装備 ※詳細未掲載 あぶない2×2ソーマ 紳士地図兼体感ソーマ ※詳細未掲載 (↑以上2ndへ) 落ち穂拾い 即アイテム ※詳細未掲載 時速72メイド服 紳士地図 ※詳細未掲載 (↑以上3rdへ) JOBめげないチョイ富豪2 即アイテム ※詳細未掲載 セント横英雄大富豪 即装備兼金策地図 ※詳細未掲載 (↑以上4thへ) ね岩Lv15(4D) スラジェネ最浅(ミオ) Lv別最速 怒夢Lv18(0B) 3F+スラジェネ(ミオ) Lv別最速 ざ獣Lv19(05) 3F+スラジェネ(ラウル) Lv別最速 ゆ夢Lv29(40) SB専用A1ロード(ベジット) Lv別最速 ※S=スーパー B=ベジット 呪大Lv48(2D) 旅人GMゾーン(せりな) Lv別最速 わ大Lv59(35) 9F+アトラス(ちゃづけ) Lv別最速 け影Lv63(87) 10F+アトラス(アルス) Lv別最速 怒光Lv64(85) イボ最浅(アオイ) Lv別最速 怒魂Lv73(11) 11F+レパルド(リーチャ) Lv別最速 残悪Lv77(71) 11F+レパルド(シュウイ) Lv別最速 あ魂Lv78(5D) 11F+レパルド(◯◯◯◯) Lv別最速 ※名前伏せ希望とのこと 大星Lv84(88) 12F+レパルド(リーチャ) Lv別最速 大魂Lv88(0E) 13F+レパルド(いち) Lv別最速 見悪Lv94(31) 14F+フォロ(はひふへほ) Lv別最速 ※アフロスの発見者違い。富山産 (↑以上倉庫君へ) 3F即メダル地図をバランスよくサブに分散。ついでに水フォロメダル王は2ndから1stへ。 それにしてもまた一気にLv別最速地図が増えましたねー。あと少し、Lv30とLv46で埋まります。 だがしかし埋まったら埋まったで、そこから真の戦い(?)が始まるのです…。 10/10 (メガドンキ) 残光Lv96(55) 15F+フォロボス(ディアナ) Lv別最速 ※ミカエルの発見者違い 10/3 (高岡イオン) 怒運Lv27(73) イデ最浅(じゅうべん) Lv別最速 呪影Lv54(63) アトラス最浅(エンシイ) Lv別最速 あ魂Lv69(36) 11F+イボ(アルス) Lv別最速 見闇Lv82(1E) フォロ最浅(チルノ) Lv別最速 と星Lv84(7F) フォロ最浅(ひで) Lv別最速 ※計測依頼。104マス。リーチャは95マス。 あ魂Lv88(63) 12F+フォロ(ヨチキ) Lv別最速 ※Rフォロのランク違い (↑以上倉庫君へ)
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1767.html
ある所に、人里から離れたとてもゆっくりした山がありました。 花は咲き乱れ、木々の恵みに育まれ、沢山の小動物や虫が生息していました。 そんなゆっくりがゆっくりするための理想郷ともいえるその山に、あるゆっくりの一家が住んでいました。 お父さんまりさは家族たちのために餌をとりに山へ狩りに、 お母さんれいむは子供たちとゆっくり散歩をしたり、お歌の練習をしたり、頬をすりすりしあったり、ゆっくりしていました。 ゆっくりが、ゆっくりするための、ゆっくりできる、ゆっくりユートピア。 そこには正に理想形といえるゆっくり一家の暮らしがあったのです。 「ゆっゆっゆ~♪みんなゆっくりそだってね~♪」 「ゆ~♪おかーしゃんのほっぺたしゅべしゅべきもちいーよー♪ちあわちぇ~☆」 「おとーさんおかえり!ゆっくりしていってね!」 「「「「 ゆ っ く り し て い っ て ね !! 」」」」 「むーちゃむーちゃ、しあわせー!おとーしゃんまいにちごはんありがとう!」 「おちびちゃんたちのためならおとーさんゆっくりごはんとってくるよ~♪」 「まりさ!ゆっくりあいしてるよ!」 「れいむ!まりさもゆっくりあいしてるよ!」 ある日の事です。 ゆっくりが嫌いな人間が一人、その山へ足を踏み入れました。 ゆっくりを捕獲し、虐待するためです。 お兄さんはゆっくりの利己的で短絡的なところが心底憎く、ゆっくりを見ると虐待せずにはいられないのです。 なんという事でしょう。 ゆっくりの、ゆっくりするほどユートピアに、ゆっくりを虐待するお兄さんが来てしまったのです。混ぜたら危険。 そろそろ冬眠の季節に差し掛かりました。 いつも以上の餌を大量に確保しなくてはならないこの時期は、お父さんまりさにだけ狩りを任せるわけにはいきません。 お母さんれいむも一緒に狩りに出かけて大忙し。 巣で待つ子供たちのためにもいっぱいいっぱい食べ物さんをとらなきゃね! そう意気込む親れいむに一匹の影が急降下してきます。捕食種のフランです。 「んぎいいいい゛!ま゛り゛ざあああ!だずげでえ゛ぇぇぇぇえ゛!!」 「れ゛い゛む゛うううう゛!!」 この山の付近には生息していないと思ってたのに。 逃げ惑うも直ぐに頭部に噛り付かれ、捕獲されます。 待ってるのに。あたしたちの可愛い可愛いおちびちゃんたちが、お腹をすかせて待ってるのに。 こんなところで死にたくない!助けて!誰か助けて!れいむは必死に心の中で叫びます。 ダァァァァァァァァァ・・・ゥゥゥゥン 一発の銃声が山全体にこだまします。 ボチャ。 さっきまでフランといえたその物体は、別の何かに形を変え地べたに這いつくばっています。 「れいむ゛ぅぅぅ!だいじょうぶうううう!!??」 「まりざぁぁぁ!まりざぁぁぁぁ!!」 感動の再開。今正に連れ去られんとしていたれいむを咥えていたフランは、お兄さんの猟銃で打ち抜かれたのだ。 「大丈夫だったかい?怪我は、ないかい?」 目の前の人間に助けられたという自覚がないれいむ達は、滅多に見ない人間に対し頬をぷくーっと膨らませ威嚇の姿勢をとる。 「ぷんぷん!おにいさんにんげん!?れいむたちはにんげんよりつよいよ!ゆっくりりかいしたらやまからでていってね!」 「ははは、違うんだよ、えーと、れいむちゃん、だっけ?れいむちゃん。今フランから君を救ったのは僕なんだよ?」 「ゆゆっ!?」 「おにいさんはまりさのれいむをたすけてくれたの?」 お兄さんはニコッと笑うとそうだよ、と言い2匹に甘いチョコレートのお菓子を上げた。 「ゆっ!ゆっ!おにーさんはゆっくりできるおにーさんだったんだね!」 「ああそうだよ。最近、近隣の山でフランやれみりゃが大量に繁殖したみたいでね、ここはどうかと思って気になってみに来たところさ」 「そこでれいむはおにーさんにたすけてもらったんだね!ありがとう!おにーさん!」 「いやいや、それよりも最近はここも物騒だよ。こんな夕暮れ時まで狩りなんてするもんじゃない。今から僕の家に連れて行ってあげるよ」 そういうとお兄さんは籠を二つおもむろに出して、れいむ達を入れようとした。 「ゆっ!だめだよ!すにはかわいいおちびちゃんたちがまってるんだよ!」 「そうだよ!まりさたちだけいくわけにはいかないよ」 「なら巣に案内してくれないかな?皆で僕の家に招待してあげるよ。いっぱい餌もあるし、暖かくてゆっくりできる家だよ」 「ゆぅ~・・・」 口篭もる2匹のゆっくり。自分たちの巣を人間に教えるという危険さを、本能で察知しているのだ。 例え、どんなゆっくりできそうな優しい人間であっても。 お兄さんもそれを察し、一家まるまる家に招待する事は諦めると、 お兄さんは少し考えた仕草をを見せ、はっと思いついた表情でこう言った。 「一日分の食料は巣にもあるんだろ?なら子供たちはそれで大丈夫さ。明日、僕が大量に餌と、あま~いお菓子をいーっぱい! もってきてあげるからさ!ね?だから今日はれいむと、えーと、まりさくん、だね、二人だけで僕のところへおいでよ。 明日、おちびちゃんたちといーーっぱいゆっくりするためにも、さ」 幸せいっぱいな想像で涎をだらしなく垂れ流すれいむを横目に、イマイチ釈然としないまりさではあったが、 お兄さんの家に招待される事になった。 「ゆゆっ!かごのなかなにもみえないよ!これじゃゆっくりできない!」 「ほんの少しの辛抱さ」 そう言われて2匹のゆっくりは山をおり、お兄さんの住む家へと向かったのであった・・・ そこは全体がコンクリートで固められていて一人の人間と2匹のゆっくりしかいなかった。 8メートル四方の灰色の部屋。扉は一つだけで窓もない。あかりは蛍光灯でとっていた。 床下にちょっとした収納があり、そこには色々な器具が揃っているようだ。 何だかゆっくりできそうもない雰囲気に、2匹のゆっくりは身を寄せ合う。 「さて」 びくっと身を寄せ合う2匹。 まさか、だよね。あんなに優しい笑顔で、チョコレートをくれて、フランからも救ってくれたあの優しいお兄さんが、 あたしたちに酷い事なんてしないよね。そう何度も言い聞かせては、でも、まさか、と逆の発想を思い起こしてしまう。 「君たちの巣は、どこかな?」 「い、いえないよ!そ、そんなことよりも、ゆ、ゆっくりしていってね!」 「そうだよ!ゆっくりしていってね!」 やはり言えないらしい。人間に巣を教えると言う事は虐待されるか、虐殺されるか、捕食されるかのどれかだと、 餡子のDNAにでも刻み込まれているらしい。 「ゆっくりしていってね、か・・・残念だけどね、僕はね・・・」 ツカツカツカツカ、と早歩きでまりさのところまで歩み寄ると渾身の力で蹴り上げた。 「実はゆっくりできるお兄さんなんかじゃなかったんだよヒャッハアアアア!!!!!!!!」 「ゆべえええええ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」 高さ4メートルまであるコンクリートの天井にベチャ!!と叩き付けられ、落ちてきたところ更にボレーシュートされる。 「ゆ゛ぶぐがああああああ゛っ!!!!」 「ま゛り゛ざがああ゛あ゛!まりざががわいぞう!やべでえ゛え゛え゛え゛!」 見ているれいむも絶叫する。 ビターーーーン!!!と御餅が壁に叩き付けられたかのような音を立てて、ずりずりとまりさは床に落ちる。 「まりさちゃん、最初から俺の事ずっと警戒してたよなぁ?なぁ~んか上目遣いでさ、ぷくーってふくれてんの。あれ、すっげーーー イライラしてたんだよねえええええええええええええええええ!!!!!」 そう言うと反対の壁際まで吹っ飛ばされたまりさに一直線に目掛けて走りこみ、飛び膝蹴りをお見舞いした。 まりさは後頭部はコンクリート、顔面はお兄さんの膝という状況で押し潰されたにも関わらず、お兄さんの膝には痛みは無かった。 流石は成人したゆっくりのもち肌である。たいした弾力性と柔らさ、そして伸縮性である。 「ゆっくりやべでねええええ゛!!」 れいむがお兄さんに飛びついて体当たりしてくる。 同族同士でなら有効な攻撃なのかもしれないが、人間相手ではまだ小学生の枕投げの方が火力がある。 イラっとしたお兄さんは床下の収納からガスバーナーを取り出すと、れいむの髪を鷲掴みにし、つるし上げた。 「ゆっ!ゆっくりやめてね!」 「おまえは邪魔だ。一生動けないようにしてやる。」 そう言うとガスバーナーでゆっくりの底部を焼いた。 「あぢゅいいいいいいい!!やべでええええ゛え゛!!!でいぶのあんよが!あ゛ん゛よ゛がああああああ!!!!!」 「何があんよだ。おまえらにはどこにも足なんてついてないじゃないか。笑わせるなよ」 プスプスと黒い焦げが出始める。灼熱地獄はまだ終わらない。 「やべでえええええ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!あぢゅいのおおおおおおおおおおおおおおおお゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!」 真っ黒焦げになり、棒でつついてみるとかつての弾力性と柔らかさ、伸縮性は微塵にもなく、飛び跳ねる事も、 尺取虫のように身をよじる事も、跳ねる事もできなくなった。 れいむは完全に自力での移動が不可能になったのだ。 先ほどまでの様に飛びついて体当たりなんて、もう夢物語の話なのだ。 「ゆぐっ!ゆぐっ!ゆっゆぅっ!ゆっぐ!」 熱さと痛みで痙攣しているれいむに、お兄さんはまだやらなくちゃいけない事があった。 同じく収納から取り出した、強制目見開き器。目を強制的に開けつづけなくちゃいけない道具だ。これを、れいむに取り付ける。 「ゆっ!ゆぐっ!ゆ!?!?やべ!やべで!どおじでごんなごどずるのお゛お゛お゛お゛!!」 「どうじでごんなごどずるのおお゛お゛お゛お゛」 れいむの声真似をしながら器具を目玉に取り付けるお兄さん。それは端から見ると実に楽しそうな作業だ。 目的はもちろん、伴侶であるまりさを痛めつけられるさまを、延々と見せつづけさせるためである。 「はい、完成。君はドライアイかな?大丈夫、定期的に目薬くらいは差してあげるからさ」 だばだば絶え間なく流れ出る涙は人間のそれとは明らかに量が違う。まるで滝のような涙を見て 「・・・目薬は必要ないみたいだねこりゃ」 とお兄さん。 「さて、おまちかね!随分またせちゃったかな。痛みはどう?さっきよりかは引いてきたかな?」 まりさの元に再び歩み寄るお兄さん。 「ゆ!ま゛、ま゛りざはにんげんになんかにはくっしないんだぜ!」 ・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・・ 「ッヒョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウ!!!!!!!!」 これだからやめらんねーぜゆっくり虐待は!! この餡子脳には学習って文字はないのかね!?恐怖の2文字だけはたんまりとあるくせに! 「念のため聞くけど、君たちの巣を教えてよ」 「ゆっくり教えられないんだぜ。教えたらゆっくりできないんだぜ」 ヒャッハアアアー! 収納から取り出したスタンガンをまりさにあてがう。 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 「どう?巣に連れてくきになった?」 「・・・(ぜぃ、ぜぃ)ゆっ、それはいやだよ!」 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! 「ゆっゆぐううぎあああああがあ゛あ゛あ゛!!!!!!!」 まりさは思ったのだ。それだけはしてはいけない。絶対に巣の場所を教えてはいけない。 やはり人間は危険な存在なのだ。巣に連れて行けば可愛いおちびちゃん達も危険な目にあわせてしまう。 こんな事をする人間が子供を見てただで帰すとは思えない。絶対に喋ってはならない。 例え、自分が死んでも。 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!」 (びくんっ!びくんっ!びくんっ!) 白目を剥きながら痙攣している。 人間でも下手をすれば致死にいたる電流を流しているのに。 いかんいかん、殺してしまってはいかんのだ!お兄さんともあろうものがつい熱くなってしまった。 わたくし、お兄さん(26歳・無職童貞)は虐殺よりも虐待を好む。 死とは苦からの解放、つまり救いであり、生き地獄こそが真の虐待であると信じているのだ。 まだまだ苦しんでもらわなければ困るのだ。 れいむはというと「やべでえええ」とか「どぼじでぞんなごどずるのお゛」とか「もうゆるじでえ゛」とか延々と繰り返し絶叫している。 目が開きっぱなしなので事の一部始終を全てその脳裏に焼き付けて。 自身も焼かれた底部が痛むだろうに、健気な事だ。 さてお次はアイロンだ。 ガンガンに熱したスチームアイロンをまりさの顔面に押し付ける。 ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 「うゆうううううぎゅぃあああああああああ!!!!!」 アイロンを離した時、表面の皮がぺりぺりっと剥がれしまった。 皮を剥ぐことは人間にとって生皮を剥ぐのと同じで、ゆっくりにも同等の痛覚をもたらすが、 耐久性が失われるのが難点である。 あとで小麦粉をペーストした修繕を施すとするか。 「どうだ?巣のありかを教えたくなっただろう?」 「ゆっ!ゆぅぅぅ・・・!ゆっくり・・・いえないよ・・・!」 「ああそうかい!!」 ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 「ゆぎっ!ゆびいぃっ!あづい!あづいよおおお!!!」 あまりの熱さに失禁するまりさ。 「きたねぇなぁ。きたねぇ所には栓をしなきゃいけないよな!」 そう言うと尿道をアイロンで塞ぐ。 ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 「ゆぼおおおおぼぼぼぼぼぼぼぼぼっぼおおおおおおおおんんんんぼおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 「どうだ?尿道が焼きただれた気分は?ついでに巣はどこ?」 「ごんな゛の゛、ゆっぐりできないよっゆっ!ゆぼぅっ!」 「ゆっくりしたけりゃ・・・巣のありかを話すんだなぁ」 お次は歯医者。 椅子に動けないよう縛り付け、大口を開けさせて口が閉じれないよう固定し、健康な歯に穴をあけるというもの。 勿論麻酔なんてしません。 「はーい、虫歯の治療でちゅよ~☆」 「あべでぇぇあ、ほへはいははらやめへぇぇえ」 口をあけた状態で固定されているので何を言ってるのか解らない。 チュイィィィィィィィィィィン ドリルを起動させる。 「はーいいきますよ~☆」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「ゆぎゅあああああああああああああああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!」 「はーい、まだ一本目ですよ~。次、おとなりの歯ですね~」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「・・・!!!!!!!!!!!!!!!ぎいいいいいいいいいいいいいああああああああああああああああああああ」 「ちょっと動いちゃ駄目ですよ、他のところに穴あいちゃいますよ~。」 想像を絶する痛みに、拘束された状態のまりさも暴れ出す。 うっかり口内の頬から外側にドリルが貫通してしまった。 ねりねり状の餡子が捻り出る。 「はーい、じゃあもう一度いきますよー」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「ゆぎゃああああああああああぎゃうぎゃあああああああうぎゅあああああああああゆうううううう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「ゆううううううううううう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!!!!!!」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 都合28本、全ての歯にぽっかり大きな穴をあけてやった。 これでもう「むーちゃむーちゃ、しあわせー☆」はできないだろう。 何せ歯に通る神経を剥き出しにしてやったのだ。これからはもう何を食べても、何を飲んでも激痛に見舞われるだろう。 幾度となく失禁、失神、脱糞をくりかえし、まりさはもう虫の息だった。 れいむは泣きつかれたか、それとも目が完全に乾いてしまったのか、真っ赤に充血した目でお兄さんを睨み、悲しみに耐えている。 かれこれここに連れてきて24時間。こちらもそろそろ限界だった。 今日は、休もう。 収納から籠を取り出し、2匹のゆっくりをそこに放り投げた。 しかしその籠の下は剣山でできていた。これはゆっくりでなくても痛い。 「ゆっ・・・ぐ・・・ゆぐっ・・・やだ・・・ここ・・・いや・・・」 まりさは息も絶え絶えに籠の中が嫌だと主張している。 一方、底部を焼かれたとはいえまだ元気なれいむは必死に抗議する。 「こんなとこじゃいたくてゆっくりできないよお!」 「なら巣の場所を教えるんだ」 「ゆぐっ、ゆぐぅぅぅ、どぼじでぞんなごどぎぐの゛お゛お゛お゛!?」 これだ。 泣けば許してもらえると本気で思ってるこいつらの性根が嫌いなんだ。 一晩剣山のうえで寝てゆっくり考えな。寝れたら、だが。 「おっとすまんすまん、おはよう、れいむ君、その器具つけたままじゃ目閉じれなくて眠れなかったよね、ごめんねぇ~」 素で忘れてた。 最も常にちくちくちくちくするためにゆっくりできるはずもなく、例え人間でも寝れたかどうか怪しいところだが。 れいむは底部が焼かれ体の自由が奪われていたため、体位を変えることが出来ず、 自身の重みで底部にぶっすり剣山がぶっささっていた。持ち上げた時ところてんのように底部から餡子がにょろにょろ出てきた。 まりさはというと、疲労困憊とはいえ一応体の自由がきくため、一晩中ごろごろ体を回転させながら体位を変えていたようだ。 だが体中満遍なくぶつぶつの穴ができており何かのウィルスに侵されたようで気持ちが悪い形相だ。 さて今日のメニューはサッカーだ。 まりさはボールになるんだ。ボールは友達!だから今日から僕たちは友達さ! 「行け!友達!ネオタイガーショットだぁぁぁ!!!」 (バキュィィイイッ!!) 「ゆべえええええええええええええええええええええええ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」 何度も何度も全力で蹴られてはコンクリートに叩き付けられ、もちまえの弾力性で戻ってきては蹴られるの繰り返し。 ゆっくりに骨があるかはしらないが、顎は明らかに異常な方向に曲がっており、鼻の部分も陥没している。 見る見る顔面中痣だらけになり、餡子が浮き出て黒ずんできている。 人間ならとうに痣だらけ骨折だらけで集中治療室送りなダメージだ。いや、死んでいるかもしれない。 れいむは相変らず見る事しか許されておらず、いくら泣き叫んでもその声は誰にも届きはしなかった。 「ゆっ・・・れいむ、ちーちーするよ・・・」 れいむは例によって動く事ができない。昨日から排泄は全部自分がいるのと同じ場所で行っていた。 もはや糞尿まみれになったれいむ。 お兄さんはいい事を思いついた。 このままどうやっても口を割りそうに無いまりさ。ゆっくりとは思えない信じ難い精神力に驚嘆するばかりだが、れいむはどうだ? 今までれいむに手を出さないでいたのは、まりさから口を割らないと何だか負けた気がして気に入らなかったからだが、 このまま拷問の末死にいたり、自分の子供の苦しむ様を見せられなければそれこそお兄さんの負けだ。 それだけは絶対に避けなければならない。 仕方ない、れいむを使うか。 「おい、れいむ。」 「ゆっなに!?れいむもすのばしょはいわないよ!」 「おまえ、ゆっくり、したいか?」 「ゆっ!?」 「まりさはあの調子で口を割らない。もうおまえしかいないんだよ。れいむさえよければ、巣に帰して子供たちとゆっくりさせてやる」 「ゆっ・・・!ゆ・・・ゆっくり・・・」 ゆっくりにとっての『ゆっくり』 それは何もよりも極上の贅沢、幸せ、至福、幸運、願い。 この苦痛から抜け出して子供たちとゆっくり・・・できる? 「まりさはもう駄目だ、時期に死ぬ。それなら残された家族でゆっくりしたいと思わないか?」 「ゆぅ・・・ゆぐ」 「だ・・・だめばよ゛でいぶ・・・おじえぢゃだめ゛・・・」 (バキッ!) 「まりさ、おまえには聞いてない。で、どうだ?れいむ」 「・・・ゆっ」 「ゆ?」 「・・・・・・・・・・・・・・・ゆっ・・・ゆっくりまりさをうらぎれないよ!!!!」 「で・・・でいぶぅ・・・」 「ふーん、そ、わかった。じゃあおまえも歯医者だ」 「で・・・でぃぶぅ・・・や・・・やべでぇ・・・」 「ゆぅぅぅぅぅぅぅ!!!はいじゃいやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 「そりゃ嫌だよなぁ昨日何十時間もずーーーーっとまりさの歯医者見てたもんなぁ?」 底部が焼かれていた分、椅子への固定は楽だった。あとは歯を治療するだけ。 「はいまず一本目いきますねー」 「ゆっぐりやべぢぇええええええええええええええええ!!!!!」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!」 「おいおいまだ一本も貫通してないよ?調子で28本全部もつのかねぇ?」 「おねがいやべじぇ!やべぢぇ!!!!」 れいむが喋れるのは、いつでも口を割れるように、口を固定する器具はつけてないからだ。 その分生の恐怖の声が聞こえる。口を固定すると何を言ってるか解らんからなぁ。 「じゃあ、巣でゆっくりしたい?」 「・・・!?・・・ゆぅ・・・ゆぅううううううううううう!!!」 まりさも裏切れない。でもゆっくりしたい。今だかつて感じた事の無い痛覚が襲う中、れいむの精神は崩壊しそうだった。 大声で大絶叫しながら泣き叫び、どうすればいいのかもう解らなくなってしまっていた。 「はい、じゃあ歯医者続行ね」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリッ 「い゛い゛ま゛す゛い゛い゛ま゛す゛い゛い゛ま゛す゛い゛い゛ま゛す゛ゆ゛っく゛り゛じだいいいいいいいいいいい゛い゛」 「何だって?もう一回」 「ゆっゆっゆっ!ゆっ!ゆぐっ!いいばず・・・いいばずがらゆっぐりざぜでぇぇえ゛」 結局れいむは歯を半分削った時点で屈してしまった。一本すら耐えられずに。 「で・・・で・・・ぃぶぅ・・・ぅぅう」 酷く落胆するまりさ。目の前で裏切られた上に、この後の展開が読めているのだろう。 子供たちをつれて、ここで何が起こるのか・・・ 「まりさ、おまえはここで待ってろ。ここからは出られないし、変な気を起こすんじゃないぞ」 コンクリートの部屋にまりさを放置し、山の中に動けないれいむを抱えて歩くお兄さん。 「ゆっ・・・ここだよ・・・この穴の奥がそうだよ」 「家族と感動のご対面の前に、どうだ?人生の伴侶であるまりさを裏切ってここにいる気分は?」 「ゆっ・・・」 「そんなにゆっくりってのをしたいのか?まったく、ゆっくりって生物は度し難いな」 そういうとれいむを思いっきり巣の中の放り投げる。 ゴロン、ゴロン、ゴロン。 「ゆっ!おきゃーしゃんだ!」 「れいみゅおきゃーちゃんだ!」 「「「「 ゆ っ く り し て い っ て ね !! 」」」」 母のご帰還に一斉に喜ぶ巣の中の子供たち。 その暖かい歓迎に心から安緒し、涙するれいむ。 「れいむおかーしゃんおかえりなさい!」 「おかーしゃんゆっくちできてたの?」 「ゆっ、まりさおとーしゃんは?」 「ゆ?おかーしゃん、ないてるの?」 皆、母の体が少し異常である事に気がつくと「大丈夫なの?」とか「ゆっくちできてなかったの?」 とか必死に声をかけあう。皆心配しているのだ。 れいむは「なんでもないよ!」と気丈に微笑んだ。 そしたら皆も安心した様子で一斉にまたこう言った。 「「「「 ゆ っ く り し て い っ て ね !! 」」」」 お兄さんはその様子を身ながら冷静に子供の数を数える。 ひーふーみーのー・・・ふーん、13人家族か。中々の大所帯じゃぁないか。 感動に浸ってるのはそれまでだ。もってきた籠にひょいひょいひょいひょいひょいと 手馴れた手つきで子供たちを籠の中へと放り込む。一匹だって逃すものか。 「ゆうううう!!!!やくそくがちがうよ!!」 「約束?一体?何の?」 「すにつれてきたらこどもたちとゆっくりさせてくれるって・・・!」 お兄さんは笑った。 「嘘に決まってるじゃないですか。馬鹿ですか?あんたは」 「ゆー!くらいよー!たしゅけておきゃーしゃーん!」 「まっくらだよー!たしゅけてー!」 「これじゃゆっくちできないよー!」 籠の中の子供たちは懸命に母に助けを求める。 その母はもう自力では動く事もできない裏切り者のゆっくりなのに。 母れいむはもう何も喋れない。言葉をなくしたのか。呆然としている。 かと思えばイキナリ奇怪な声で笑い出し始めた。 「ゆっゆゆゆっゆきききはははは、きひっ!きひっ!ゆきっ!」 「ただいま~まりさ、元気におるすばんしてたかな?」 相変らずまりさは虫の息だ。あと一蹴りしたら死んでしまいそうな。 「じゃじゃーん!おみやげでーす!」 というと籠から13匹の子供たちをまりさにご披露させてみせた。 「・・・!!??・・・ゆっ・・・ゆぅぅぅ・・・」 言葉にならない声。泣いているのに泣いていない。 必死に、懸命に押し寄せてくる強烈な何かを我慢している、そんな表情だ。 が、次の瞬間、それも崩れ去る。 「ゆきい☆ゆっゆっ♪きぃぃいききき!ゆき!!ゆきぃ?」 涎を垂れ流し空ろな目で笑いつづける変わり果てたれいむを見て愕然したまりさ。 そして更に次の瞬間。 グチャ れいむは饅頭とも何とも解らないつぶれた何かになってしまった。 気がふれてしまったんではつまらない。 気が触れると言うのは苦しみから精神が逃げたと言う事だ。それは死と等価値、解放、救いなのだからね。 だかられいむはもう用済み。 目の前で母親を潰された子供たちが一斉に泣き叫ぶ! 「おかぁ……、おかぁしゃん……? おかあしゃん!おかあああああしゃああああん!ゆっくり、ゆっくりしていってね!!」 「おがあああああじゃああああん!!! ぞんな゛ぁぁぁぁぁぁ!! どぼじでぇぇぇぇぇ!?」 「おきゃあしゃああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!!!」 「れいむおきゃああしゃんがあああああ゛あ゛あ゛!!!!」 「どぼじでごんなごとづるのおおおお!!!」 「ばりざだぢのおがあじゃんがああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 「おがああざああああん!!!ゆっぐり!!ゆううううっぐっりいいい!!!!!!!」 「ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐりじでっ・・・じでっ・・・うぅ・・・ゆぅわあああああああああ!!!!!!」 「でいぶのおがあざんぎゃああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 13匹から奏でられる戦慄のハーモニー、どうですか?まりささん。 私の拷問に最後まで屈しなかった貴方に捧げます。 「おまえが悪いんだ、まりさ。おまえが俺の拷問に屈しないから、こうなっちゃったんだぞ?」 「・・・!!!!!ゆ・・・・ゆうううううぐううあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」 瀕死のまりさの決死の攻撃。 だが1メートル先のお兄さんに届かないほど、まりさはボロボロだった。 あははははははははははは、まりさは馬鹿だなぁ。 決死の攻撃も届かないなんて、生きてる価値がないよなぁ。 「全く無駄な人生だったね、まりさ君。仕方ないからゲームしようか」 「ゆぎぎぎぎっぎぎぎぎぎぎぎぎぎっぎ!!??」 荒い息遣いでギロっとお兄さんを睨みつける。息も絶え絶えに。 「君の子供、13匹いるけどさ、どのこから、歯医者、しよっか?」 まりさの荒い息遣いが止まり、見る見る顔面が真っ青になってゆく。 「まりさに選ばせて上げるよ。誰が、いい?」 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2887.html
ある所に、人里から離れたとてもゆっくりした山がありました。 花は咲き乱れ、木々の恵みに育まれ、沢山の小動物や虫が生息していました。 そんなゆっくりがゆっくりするための理想郷ともいえるその山に、あるゆっくりの一家が住んでいました。 お父さんまりさは家族たちのために餌をとりに山へ狩りに、 お母さんれいむは子供たちとゆっくり散歩をしたり、お歌の練習をしたり、頬をすりすりしあったり、ゆっくりしていました。 ゆっくりが、ゆっくりするための、ゆっくりできる、ゆっくりユートピア。 そこには正に理想形といえるゆっくり一家の暮らしがあったのです。 「ゆっゆっゆ~♪みんなゆっくりそだってね~♪」 「ゆ~♪おかーしゃんのほっぺたしゅべしゅべきもちいーよー♪ちあわちぇ~☆」 「おとーさんおかえり!ゆっくりしていってね!」 「「「「 ゆ っ く り し て い っ て ね !! 」」」」 「むーちゃむーちゃ、しあわせー!おとーしゃんまいにちごはんありがとう!」 「おちびちゃんたちのためならおとーさんゆっくりごはんとってくるよ~♪」 「まりさ!ゆっくりあいしてるよ!」 「れいむ!まりさもゆっくりあいしてるよ!」 ある日の事です。 ゆっくりが嫌いな人間が一人、その山へ足を踏み入れました。 ゆっくりを捕獲し、虐待するためです。 お兄さんはゆっくりの利己的で短絡的なところが心底憎く、ゆっくりを見ると虐待せずにはいられないのです。 なんという事でしょう。 ゆっくりの、ゆっくりするほどユートピアに、ゆっくりを虐待するお兄さんが来てしまったのです。混ぜたら危険。 そろそろ冬眠の季節に差し掛かりました。 いつも以上の餌を大量に確保しなくてはならないこの時期は、お父さんまりさにだけ狩りを任せるわけにはいきません。 お母さんれいむも一緒に狩りに出かけて大忙し。 巣で待つ子供たちのためにもいっぱいいっぱい食べ物さんをとらなきゃね! そう意気込む親れいむに一匹の影が急降下してきます。捕食種のフランです。 「んぎいいいい゛!ま゛り゛ざあああ!だずげでえ゛ぇぇぇぇえ゛!!」 「れ゛い゛む゛うううう゛!!」 この山の付近には生息していないと思ってたのに。 逃げ惑うも直ぐに頭部に噛り付かれ、捕獲されます。 待ってるのに。あたしたちの可愛い可愛いおちびちゃんたちが、お腹をすかせて待ってるのに。 こんなところで死にたくない!助けて!誰か助けて!れいむは必死に心の中で叫びます。 ダァァァァァァァァァ・・・ゥゥゥゥン 一発の銃声が山全体にこだまします。 ボチャ。 さっきまでフランといえたその物体は、別の何かに形を変え地べたに這いつくばっています。 「れいむ゛ぅぅぅ!だいじょうぶうううう!!??」 「まりざぁぁぁ!まりざぁぁぁぁ!!」 感動の再開。今正に連れ去られんとしていたれいむを咥えていたフランは、お兄さんの猟銃で打ち抜かれたのだ。 「大丈夫だったかい?怪我は、ないかい?」 目の前の人間に助けられたという自覚がないれいむ達は、滅多に見ない人間に対し頬をぷくーっと膨らませ威嚇の姿勢をとる。 「ぷんぷん!おにいさんにんげん!?れいむたちはにんげんよりつよいよ!ゆっくりりかいしたらやまからでていってね!」 「ははは、違うんだよ、えーと、れいむちゃん、だっけ?れいむちゃん。今フランから君を救ったのは僕なんだよ?」 「ゆゆっ!?」 「おにいさんはまりさのれいむをたすけてくれたの?」 お兄さんはニコッと笑うとそうだよ、と言い2匹に甘いチョコレートのお菓子を上げた。 「ゆっ!ゆっ!おにーさんはゆっくりできるおにーさんだったんだね!」 「ああそうだよ。最近、近隣の山でフランやれみりゃが大量に繁殖したみたいでね、ここはどうかと思って気になってみに来たところさ」 「そこでれいむはおにーさんにたすけてもらったんだね!ありがとう!おにーさん!」 「いやいや、それよりも最近はここも物騒だよ。こんな夕暮れ時まで狩りなんてするもんじゃない。今から僕の家に連れて行ってあげるよ」 そういうとお兄さんは籠を二つおもむろに出して、れいむ達を入れようとした。 「ゆっ!だめだよ!すにはかわいいおちびちゃんたちがまってるんだよ!」 「そうだよ!まりさたちだけいくわけにはいかないよ」 「なら巣に案内してくれないかな?皆で僕の家に招待してあげるよ。いっぱい餌もあるし、暖かくてゆっくりできる家だよ」 「ゆぅ~・・・」 口篭もる2匹のゆっくり。自分たちの巣を人間に教えるという危険さを、本能で察知しているのだ。 例え、どんなゆっくりできそうな優しい人間であっても。 お兄さんもそれを察し、一家まるまる家に招待する事は諦めると、 お兄さんは少し考えた仕草をを見せ、はっと思いついた表情でこう言った。 「一日分の食料は巣にもあるんだろ?なら子供たちはそれで大丈夫さ。明日、僕が大量に餌と、あま~いお菓子をいーっぱい! もってきてあげるからさ!ね?だから今日はれいむと、えーと、まりさくん、だね、二人だけで僕のところへおいでよ。 明日、おちびちゃんたちといーーっぱいゆっくりするためにも、さ」 幸せいっぱいな想像で涎をだらしなく垂れ流すれいむを横目に、イマイチ釈然としないまりさではあったが、 お兄さんの家に招待される事になった。 「ゆゆっ!かごのなかなにもみえないよ!これじゃゆっくりできない!」 「ほんの少しの辛抱さ」 そう言われて2匹のゆっくりは山をおり、お兄さんの住む家へと向かったのであった・・・ そこは全体がコンクリートで固められていて一人の人間と2匹のゆっくりしかいなかった。 8メートル四方の灰色の部屋。扉は一つだけで窓もない。あかりは蛍光灯でとっていた。 床下にちょっとした収納があり、そこには色々な器具が揃っているようだ。 何だかゆっくりできそうもない雰囲気に、2匹のゆっくりは身を寄せ合う。 「さて」 びくっと身を寄せ合う2匹。 まさか、だよね。あんなに優しい笑顔で、チョコレートをくれて、フランからも救ってくれたあの優しいお兄さんが、 あたしたちに酷い事なんてしないよね。そう何度も言い聞かせては、でも、まさか、と逆の発想を思い起こしてしまう。 「君たちの巣は、どこかな?」 「い、いえないよ!そ、そんなことよりも、ゆ、ゆっくりしていってね!」 「そうだよ!ゆっくりしていってね!」 やはり言えないらしい。人間に巣を教えると言う事は虐待されるか、虐殺されるか、捕食されるかのどれかだと、 餡子のDNAにでも刻み込まれているらしい。 「ゆっくりしていってね、か・・・残念だけどね、僕はね・・・」 ツカツカツカツカ、と早歩きでまりさのところまで歩み寄ると渾身の力で蹴り上げた。 「実はゆっくりできるお兄さんなんかじゃなかったんだよヒャッハアアアア!!!!!!!!」 「ゆべえええええ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」 高さ4メートルまであるコンクリートの天井にベチャ!!と叩き付けられ、落ちてきたところ更にボレーシュートされる。 「ゆ゛ぶぐがああああああ゛っ!!!!」 「ま゛り゛ざがああ゛あ゛!まりざががわいぞう!やべでえ゛え゛え゛え゛!」 見ているれいむも絶叫する。 ビターーーーン!!!と御餅が壁に叩き付けられたかのような音を立てて、ずりずりとまりさは床に落ちる。 「まりさちゃん、最初から俺の事ずっと警戒してたよなぁ?なぁ~んか上目遣いでさ、ぷくーってふくれてんの。あれ、すっげーーー イライラしてたんだよねえええええええええええええええええ!!!!!」 そう言うと反対の壁際まで吹っ飛ばされたまりさに一直線に目掛けて走りこみ、飛び膝蹴りをお見舞いした。 まりさは後頭部はコンクリート、顔面はお兄さんの膝という状況で押し潰されたにも関わらず、お兄さんの膝には痛みは無かった。 流石は成人したゆっくりのもち肌である。たいした弾力性と柔らさ、そして伸縮性である。 「ゆっくりやべでねええええ゛!!」 れいむがお兄さんに飛びついて体当たりしてくる。 同族同士でなら有効な攻撃なのかもしれないが、人間相手ではまだ小学生の枕投げの方が火力がある。 イラっとしたお兄さんは床下の収納からガスバーナーを取り出すと、れいむの髪を鷲掴みにし、つるし上げた。 「ゆっ!ゆっくりやめてね!」 「おまえは邪魔だ。一生動けないようにしてやる。」 そう言うとガスバーナーでゆっくりの底部を焼いた。 「あぢゅいいいいいいい!!やべでええええ゛え゛!!!でいぶのあんよが!あ゛ん゛よ゛がああああああ!!!!!」 「何があんよだ。おまえらにはどこにも足なんてついてないじゃないか。笑わせるなよ」 プスプスと黒い焦げが出始める。灼熱地獄はまだ終わらない。 「やべでえええええ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!あぢゅいのおおおおおおおおおおおおおおおお゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!」 真っ黒焦げになり、棒でつついてみるとかつての弾力性と柔らかさ、伸縮性は微塵にもなく、飛び跳ねる事も、 尺取虫のように身をよじる事も、跳ねる事もできなくなった。 れいむは完全に自力での移動が不可能になったのだ。 先ほどまでの様に飛びついて体当たりなんて、もう夢物語の話なのだ。 「ゆぐっ!ゆぐっ!ゆっゆぅっ!ゆっぐ!」 熱さと痛みで痙攣しているれいむに、お兄さんはまだやらなくちゃいけない事があった。 同じく収納から取り出した、強制目見開き器。目を強制的に開けつづけなくちゃいけない道具だ。これを、れいむに取り付ける。 「ゆっ!ゆぐっ!ゆ!?!?やべ!やべで!どおじでごんなごどずるのお゛お゛お゛お゛!!」 「どうじでごんなごどずるのおお゛お゛お゛お゛」 れいむの声真似をしながら器具を目玉に取り付けるお兄さん。それは端から見ると実に楽しそうな作業だ。 目的はもちろん、伴侶であるまりさを痛めつけられるさまを、延々と見せつづけさせるためである。 「はい、完成。君はドライアイかな?大丈夫、定期的に目薬くらいは差してあげるからさ」 だばだば絶え間なく流れ出る涙は人間のそれとは明らかに量が違う。まるで滝のような涙を見て 「・・・目薬は必要ないみたいだねこりゃ」 とお兄さん。 「さて、おまちかね!随分またせちゃったかな。痛みはどう?さっきよりかは引いてきたかな?」 まりさの元に再び歩み寄るお兄さん。 「ゆ!ま゛、ま゛りざはにんげんになんかにはくっしないんだぜ!」 ・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・・ 「ッヒョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウ!!!!!!!!」 これだからやめらんねーぜゆっくり虐待は!! この餡子脳には学習って文字はないのかね!?恐怖の2文字だけはたんまりとあるくせに! 「念のため聞くけど、君たちの巣を教えてよ」 「ゆっくり教えられないんだぜ。教えたらゆっくりできないんだぜ」 ヒャッハアアアー! 収納から取り出したスタンガンをまりさにあてがう。 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 「どう?巣に連れてくきになった?」 「・・・(ぜぃ、ぜぃ)ゆっ、それはいやだよ!」 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! 「ゆっゆぐううぎあああああがあ゛あ゛あ゛!!!!!!!」 まりさは思ったのだ。それだけはしてはいけない。絶対に巣の場所を教えてはいけない。 やはり人間は危険な存在なのだ。巣に連れて行けば可愛いおちびちゃん達も危険な目にあわせてしまう。 こんな事をする人間が子供を見てただで帰すとは思えない。絶対に喋ってはならない。 例え、自分が死んでも。 バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!! 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!」 (びくんっ!びくんっ!びくんっ!) 白目を剥きながら痙攣している。 人間でも下手をすれば致死にいたる電流を流しているのに。 いかんいかん、殺してしまってはいかんのだ!お兄さんともあろうものがつい熱くなってしまった。 わたくし、お兄さん(26歳・無職童貞)は虐殺よりも虐待を好む。 死とは苦からの解放、つまり救いであり、生き地獄こそが真の虐待であると信じているのだ。 まだまだ苦しんでもらわなければ困るのだ。 れいむはというと「やべでえええ」とか「どぼじでぞんなごどずるのお゛」とか「もうゆるじでえ゛」とか延々と繰り返し絶叫している。 目が開きっぱなしなので事の一部始終を全てその脳裏に焼き付けて。 自身も焼かれた底部が痛むだろうに、健気な事だ。 さてお次はアイロンだ。 ガンガンに熱したスチームアイロンをまりさの顔面に押し付ける。 ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 「うゆうううううぎゅぃあああああああああ!!!!!」 アイロンを離した時、表面の皮がぺりぺりっと剥がれしまった。 皮を剥ぐことは人間にとって生皮を剥ぐのと同じで、ゆっくりにも同等の痛覚をもたらすが、 耐久性が失われるのが難点である。 あとで小麦粉をペーストした修繕を施すとするか。 「どうだ?巣のありかを教えたくなっただろう?」 「ゆっ!ゆぅぅぅ・・・!ゆっくり・・・いえないよ・・・!」 「ああそうかい!!」 ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 「ゆぎっ!ゆびいぃっ!あづい!あづいよおおお!!!」 あまりの熱さに失禁するまりさ。 「きたねぇなぁ。きたねぇ所には栓をしなきゃいけないよな!」 そう言うと尿道をアイロンで塞ぐ。 ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 「ゆぼおおおおぼぼぼぼぼぼぼぼぼっぼおおおおおおおおんんんんぼおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 「どうだ?尿道が焼きただれた気分は?ついでに巣はどこ?」 「ごんな゛の゛、ゆっぐりできないよっゆっ!ゆぼぅっ!」 「ゆっくりしたけりゃ・・・巣のありかを話すんだなぁ」 お次は歯医者。 椅子に動けないよう縛り付け、大口を開けさせて口が閉じれないよう固定し、健康な歯に穴をあけるというもの。 勿論麻酔なんてしません。 「はーい、虫歯の治療でちゅよ~☆」 「あべでぇぇあ、ほへはいははらやめへぇぇえ」 口をあけた状態で固定されているので何を言ってるのか解らない。 チュイィィィィィィィィィィン ドリルを起動させる。 「はーいいきますよ~☆」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「ゆぎゅあああああああああああああああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!」 「はーい、まだ一本目ですよ~。次、おとなりの歯ですね~」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「・・・!!!!!!!!!!!!!!!ぎいいいいいいいいいいいいいああああああああああああああああああああ」 「ちょっと動いちゃ駄目ですよ、他のところに穴あいちゃいますよ~。」 想像を絶する痛みに、拘束された状態のまりさも暴れ出す。 うっかり口内の頬から外側にドリルが貫通してしまった。 ねりねり状の餡子が捻り出る。 「はーい、じゃあもう一度いきますよー」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「ゆぎゃああああああああああぎゃうぎゃあああああああうぎゅあああああああああゆうううううう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「ゆううううううううううう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!!!!!!」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 都合28本、全ての歯にぽっかり大きな穴をあけてやった。 これでもう「むーちゃむーちゃ、しあわせー☆」はできないだろう。 何せ歯に通る神経を剥き出しにしてやったのだ。これからはもう何を食べても、何を飲んでも激痛に見舞われるだろう。 幾度となく失禁、失神、脱糞をくりかえし、まりさはもう虫の息だった。 れいむは泣きつかれたか、それとも目が完全に乾いてしまったのか、真っ赤に充血した目でお兄さんを睨み、悲しみに耐えている。 かれこれここに連れてきて24時間。こちらもそろそろ限界だった。 今日は、休もう。 収納から籠を取り出し、2匹のゆっくりをそこに放り投げた。 しかしその籠の下は剣山でできていた。これはゆっくりでなくても痛い。 「ゆっ・・・ぐ・・・ゆぐっ・・・やだ・・・ここ・・・いや・・・」 まりさは息も絶え絶えに籠の中が嫌だと主張している。 一方、底部を焼かれたとはいえまだ元気なれいむは必死に抗議する。 「こんなとこじゃいたくてゆっくりできないよお!」 「なら巣の場所を教えるんだ」 「ゆぐっ、ゆぐぅぅぅ、どぼじでぞんなごどぎぐの゛お゛お゛お゛!?」 これだ。 泣けば許してもらえると本気で思ってるこいつらの性根が嫌いなんだ。 一晩剣山のうえで寝てゆっくり考えな。寝れたら、だが。 「おっとすまんすまん、おはよう、れいむ君、その器具つけたままじゃ目閉じれなくて眠れなかったよね、ごめんねぇ~」 素で忘れてた。 最も常にちくちくちくちくするためにゆっくりできるはずもなく、例え人間でも寝れたかどうか怪しいところだが。 れいむは底部が焼かれ体の自由が奪われていたため、体位を変えることが出来ず、 自身の重みで底部にぶっすり剣山がぶっささっていた。持ち上げた時ところてんのように底部から餡子がにょろにょろ出てきた。 まりさはというと、疲労困憊とはいえ一応体の自由がきくため、一晩中ごろごろ体を回転させながら体位を変えていたようだ。 だが体中満遍なくぶつぶつの穴ができており何かのウィルスに侵されたようで気持ちが悪い形相だ。 さて今日のメニューはサッカーだ。 まりさはボールになるんだ。ボールは友達!だから今日から僕たちは友達さ! 「行け!友達!ネオタイガーショットだぁぁぁ!!!」 (バキュィィイイッ!!) 「ゆべえええええええええええええええええええええええ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」 何度も何度も全力で蹴られてはコンクリートに叩き付けられ、もちまえの弾力性で戻ってきては蹴られるの繰り返し。 ゆっくりに骨があるかはしらないが、顎は明らかに異常な方向に曲がっており、鼻の部分も陥没している。 見る見る顔面中痣だらけになり、餡子が浮き出て黒ずんできている。 人間ならとうに痣だらけ骨折だらけで集中治療室送りなダメージだ。いや、死んでいるかもしれない。 れいむは相変らず見る事しか許されておらず、いくら泣き叫んでもその声は誰にも届きはしなかった。 「ゆっ・・・れいむ、ちーちーするよ・・・」 れいむは例によって動く事ができない。昨日から排泄は全部自分がいるのと同じ場所で行っていた。 もはや糞尿まみれになったれいむ。 お兄さんはいい事を思いついた。 このままどうやっても口を割りそうに無いまりさ。ゆっくりとは思えない信じ難い精神力に驚嘆するばかりだが、れいむはどうだ? 今までれいむに手を出さないでいたのは、まりさから口を割らないと何だか負けた気がして気に入らなかったからだが、 このまま拷問の末死にいたり、自分の子供の苦しむ様を見せられなければそれこそお兄さんの負けだ。 それだけは絶対に避けなければならない。 仕方ない、れいむを使うか。 「おい、れいむ。」 「ゆっなに!?れいむもすのばしょはいわないよ!」 「おまえ、ゆっくり、したいか?」 「ゆっ!?」 「まりさはあの調子で口を割らない。もうおまえしかいないんだよ。れいむさえよければ、巣に帰して子供たちとゆっくりさせてやる」 「ゆっ・・・!ゆ・・・ゆっくり・・・」 ゆっくりにとっての『ゆっくり』 それは何もよりも極上の贅沢、幸せ、至福、幸運、願い。 この苦痛から抜け出して子供たちとゆっくり・・・できる? 「まりさはもう駄目だ、時期に死ぬ。それなら残された家族でゆっくりしたいと思わないか?」 「ゆぅ・・・ゆぐ」 「だ・・・だめばよ゛でいぶ・・・おじえぢゃだめ゛・・・」 (バキッ!) 「まりさ、おまえには聞いてない。で、どうだ?れいむ」 「・・・ゆっ」 「ゆ?」 「・・・・・・・・・・・・・・・ゆっ・・・ゆっくりまりさをうらぎれないよ!!!!」 「で・・・でいぶぅ・・・」 「ふーん、そ、わかった。じゃあおまえも歯医者だ」 「で・・・でぃぶぅ・・・や・・・やべでぇ・・・」 「ゆぅぅぅぅぅぅぅ!!!はいじゃいやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 「そりゃ嫌だよなぁ昨日何十時間もずーーーーっとまりさの歯医者見てたもんなぁ?」 底部が焼かれていた分、椅子への固定は楽だった。あとは歯を治療するだけ。 「はいまず一本目いきますねー」 「ゆっぐりやべぢぇええええええええええええええええ!!!!!」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ 「ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!」 「おいおいまだ一本も貫通してないよ?調子で28本全部もつのかねぇ?」 「おねがいやべじぇ!やべぢぇ!!!!」 れいむが喋れるのは、いつでも口を割れるように、口を固定する器具はつけてないからだ。 その分生の恐怖の声が聞こえる。口を固定すると何を言ってるか解らんからなぁ。 「じゃあ、巣でゆっくりしたい?」 「・・・!?・・・ゆぅ・・・ゆぅううううううううううう!!!」 まりさも裏切れない。でもゆっくりしたい。今だかつて感じた事の無い痛覚が襲う中、れいむの精神は崩壊しそうだった。 大声で大絶叫しながら泣き叫び、どうすればいいのかもう解らなくなってしまっていた。 「はい、じゃあ歯医者続行ね」 ギュリリリリリリリリリリリリリリリリリッ 「い゛い゛ま゛す゛い゛い゛ま゛す゛い゛い゛ま゛す゛い゛い゛ま゛す゛ゆ゛っく゛り゛じだいいいいいいいいいいい゛い゛」 「何だって?もう一回」 「ゆっゆっゆっ!ゆっ!ゆぐっ!いいばず・・・いいばずがらゆっぐりざぜでぇぇえ゛」 結局れいむは歯を半分削った時点で屈してしまった。一本すら耐えられずに。 「で・・・で・・・ぃぶぅ・・・ぅぅう」 酷く落胆するまりさ。目の前で裏切られた上に、この後の展開が読めているのだろう。 子供たちをつれて、ここで何が起こるのか・・・ 「まりさ、おまえはここで待ってろ。ここからは出られないし、変な気を起こすんじゃないぞ」 コンクリートの部屋にまりさを放置し、山の中に動けないれいむを抱えて歩くお兄さん。 「ゆっ・・・ここだよ・・・この穴の奥がそうだよ」 「家族と感動のご対面の前に、どうだ?人生の伴侶であるまりさを裏切ってここにいる気分は?」 「ゆっ・・・」 「そんなにゆっくりってのをしたいのか?まったく、ゆっくりって生物は度し難いな」 そういうとれいむを思いっきり巣の中の放り投げる。 ゴロン、ゴロン、ゴロン。 「ゆっ!おきゃーしゃんだ!」 「れいみゅおきゃーちゃんだ!」 「「「「 ゆ っ く り し て い っ て ね !! 」」」」 母のご帰還に一斉に喜ぶ巣の中の子供たち。 その暖かい歓迎に心から安緒し、涙するれいむ。 「れいむおかーしゃんおかえりなさい!」 「おかーしゃんゆっくちできてたの?」 「ゆっ、まりさおとーしゃんは?」 「ゆ?おかーしゃん、ないてるの?」 皆、母の体が少し異常である事に気がつくと「大丈夫なの?」とか「ゆっくちできてなかったの?」 とか必死に声をかけあう。皆心配しているのだ。 れいむは「なんでもないよ!」と気丈に微笑んだ。 そしたら皆も安心した様子で一斉にまたこう言った。 「「「「 ゆ っ く り し て い っ て ね !! 」」」」 お兄さんはその様子を身ながら冷静に子供の数を数える。 ひーふーみーのー・・・ふーん、13人家族か。中々の大所帯じゃぁないか。 感動に浸ってるのはそれまでだ。もってきた籠にひょいひょいひょいひょいひょいと 手馴れた手つきで子供たちを籠の中へと放り込む。一匹だって逃すものか。 「ゆうううう!!!!やくそくがちがうよ!!」 「約束?一体?何の?」 「すにつれてきたらこどもたちとゆっくりさせてくれるって・・・!」 お兄さんは笑った。 「嘘に決まってるじゃないですか。馬鹿ですか?あんたは」 「ゆー!くらいよー!たしゅけておきゃーしゃーん!」 「まっくらだよー!たしゅけてー!」 「これじゃゆっくちできないよー!」 籠の中の子供たちは懸命に母に助けを求める。 その母はもう自力では動く事もできない裏切り者のゆっくりなのに。 母れいむはもう何も喋れない。言葉をなくしたのか。呆然としている。 かと思えばイキナリ奇怪な声で笑い出し始めた。 「ゆっゆゆゆっゆきききはははは、きひっ!きひっ!ゆきっ!」 「ただいま~まりさ、元気におるすばんしてたかな?」 相変らずまりさは虫の息だ。あと一蹴りしたら死んでしまいそうな。 「じゃじゃーん!おみやげでーす!」 というと籠から13匹の子供たちをまりさにご披露させてみせた。 「・・・!!??・・・ゆっ・・・ゆぅぅぅ・・・」 言葉にならない声。泣いているのに泣いていない。 必死に、懸命に押し寄せてくる強烈な何かを我慢している、そんな表情だ。 が、次の瞬間、それも崩れ去る。 「ゆきい☆ゆっゆっ♪きぃぃいききき!ゆき!!ゆきぃ?」 涎を垂れ流し空ろな目で笑いつづける変わり果てたれいむを見て愕然したまりさ。 そして更に次の瞬間。 グチャ れいむは饅頭とも何とも解らないつぶれた何かになってしまった。 気がふれてしまったんではつまらない。 気が触れると言うのは苦しみから精神が逃げたと言う事だ。それは死と等価値、解放、救いなのだからね。 だかられいむはもう用済み。 目の前で母親を潰された子供たちが一斉に泣き叫ぶ! 「おかぁ……、おかぁしゃん……? おかあしゃん!おかあああああしゃああああん!ゆっくり、ゆっくりしていってね!!」 「おがあああああじゃああああん!!! ぞんな゛ぁぁぁぁぁぁ!! どぼじでぇぇぇぇぇ!?」 「おきゃあしゃああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!!!」 「れいむおきゃああしゃんがあああああ゛あ゛あ゛!!!!」 「どぼじでごんなごとづるのおおおお!!!」 「ばりざだぢのおがあじゃんがああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 「おがああざああああん!!!ゆっぐり!!ゆううううっぐっりいいい!!!!!!!」 「ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐりじでっ・・・じでっ・・・うぅ・・・ゆぅわあああああああああ!!!!!!」 「でいぶのおがあざんぎゃああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 13匹から奏でられる戦慄のハーモニー、どうですか?まりささん。 私の拷問に最後まで屈しなかった貴方に捧げます。 「おまえが悪いんだ、まりさ。おまえが俺の拷問に屈しないから、こうなっちゃったんだぞ?」 「・・・!!!!!ゆ・・・・ゆうううううぐううあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」 瀕死のまりさの決死の攻撃。 だが1メートル先のお兄さんに届かないほど、まりさはボロボロだった。 あははははははははははは、まりさは馬鹿だなぁ。 決死の攻撃も届かないなんて、生きてる価値がないよなぁ。 「全く無駄な人生だったね、まりさ君。仕方ないからゲームしようか」 「ゆぎぎぎぎっぎぎぎぎぎぎぎぎぎっぎ!!??」 荒い息遣いでギロっとお兄さんを睨みつける。息も絶え絶えに。 「君の子供、13匹いるけどさ、どのこから、歯医者、しよっか?」 まりさの荒い息遣いが止まり、見る見る顔面が真っ青になってゆく。 「まりさに選ばせて上げるよ。誰が、いい?」 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/85.html
家飾類 【児篭】 いじこ(児篭) 【桶】 たごまくり(桶転り)、おけやのおと(桶屋音) 【盥】 はんどころがし(半斗転がし)、あしあらいたらい(洗脚盥)、くるくるまわるあしだらい(くるくる廻る足盥)、たちだらい(立ち盥) 【箒】 そうどう(帚童)、おどろぼうき(おどろ箒)、ほうきねぶと(箒癰)、ほうきがみ(箒神)、ふるほうき(古箒) 【叩】 ふしけづや 【薬研】 やげんむぐら(薬研むぐら)、 【袋】 かみぶくろのばち(紙袋の罰) 【篭】 かごおばけ(篭おばけ) 【葛籠】 あるきつづら(歩葛篭)、つづらもち 【箪笥】 しもだんす(霜箪笥) 【本箱】 キラー・ブックシェルフ(Killer Bookshelf) 【櫃】 きじがい(櫃児崖)、ひつもち(櫃持ち) 【箱】 あかいはこしろいはこ(赤い箱白い箱)、ねがいごとがかなうはこ(願い事が叶う箱)、はこのようじゅつ(箱妖術) 【踏台】 ふみだいおばけ(踏台おばけ) 【杖】 かんじょう(汗杖)、つえのしょうね(杖の性根)、はかばのきのつえ(墓場の木の杖) 【脇息】 きょうそくおばけ(脇息おばけ) 【椅子】 うみにうくいす(海に浮椅子) 【浴槽】 なりふろがま(鳴風呂釜) 【冷房】 ばけれいぼう(化冷房) 【電機】 でんしんき(諂信器)、こうどじゅう(晃帑獣) 【電話】 いちまいのはなびら(一枚の花片)、よやくつなぎ(予約つなぎ)、テレビかいぎのこ(テレビ会議の子) 【吸塵】 なりだすそうじき(鳴りだす掃除機) 庖廚類 【竈】 そうくんろうや(竈君老爺)、だんしかく(弾子廓)、そうしんようしょ(竈神傭書)、びょうそうしん(廟竈神)、こうじんのやっこ(荒神奴)、にわかまど(庭竈)、うしのひのはい(丑の日の灰)、こうじんなぶり(荒神揶)、へっついとばし(竃舞飛)、チョワン(竈王) 【鼎】 ていめい(鼎鳴)、じゅこうてい(聚香鼎)、ばけかなえ(化け鼎) 【釜】 らいまい(雷米)、はくとうこう(白頭公)、ぎゅうめいふ(牛鳴釜)、かのうのふるかま(狩野の古釜)、ごみじまのおおがま(五味島の大釜)、むじんのかま(無盡の釜)、かまうた(釜歌)、なりこしき(鳴甑)、なりがま(鳴釡)、はしゃぎごのみず(はしゃぎ子の水)、からごのみず(空子の水)、うきづりおおがま(浮釣り大釜) 【鍋】 かめい(鍋鳴)、なべとり(鍋取り)、ばけつくまなべ(化け筑摩鍋)、にこみさま(煮濃味さま) 【五徳】 かなわおどり(金輪おどり) 【吹竹】 ひふきあし(火吹足) 【柄杓】 わたりびしゃく(渡柄杓) 【杓子】 はんそうかい(飯臿怪)、やまんばのしゃくし(山姥の杓子)、あかいしゃもじ(赤い杓子)、じぞうのへらこ(地蔵箆)、とみのしゃくし(富杓子)、しゃもじゆうれい(杓文字幽霊)、やれしゃくし(破杓子)、サラゲーマジムン 【庖丁】 ひだりぼうちょう(左庖丁)、あおものきり(青物切)、ほうちょうとぎます(庖丁研倍) 【俎板】 かんぽうし(寒庖師) 【水甕】 ぎんおう(銀甕)、とうじんへい(豆人瓶)、ようおう(妖甕)、うなりがめ(唸り瓶)、かめおさ(甌長)、かめにみみ(甕に耳)、さけんすい(些健水)、 【酒甕】 かめのみや(甕の宮) 【酢甕】 かめつぼのばけもの(甕壺の化物) 【壺】 むじんこ(無尽壷)、かしつぼおばけ(菓子壺おばけ) 【湯沸】 ていりょのかま(貞呂釜)、やかんづる(薬缶釣)、やかんさがり(薬缶下)、かまっこさがり(釜っこ下がり)、ちゃまさがり(茶釜下)、かめぶちのかんす(かめ渕の鑵子)、てつびんのふた(鉄瓶蓋)、やかんかさね(薬缶累)、ぜんふしょう(禅釜尚)、やかんつる(薬缶吊)、やかんざか(薬缶坂)、ちょうちょうてつびん(ちょうちょう鉄瓶)、 【土瓶】 どびんがさがる(土瓶が下がる)、ぐびん(狗瓶)、 【急須】 きびしょおばけ(急須おばけ) 【擂木】 れんぎどり(擂木鳥)、れんぎがえる(擂木蛙)、れんぎぼう(擂木坊) 【水嚢】 くるわさげ(曲輪下)、ばけすいのう(化水嚢) 【筐籠】 しんぐりまくり(筐転り) 【膳】 れんぱぼ(廉頗墓)、しゅき(朱器)、じごくあな(地獄穴)、まがりぶちのへび(曲がり淵の蛇)、ぜんくずし(膳崩し) 【盆】 ぎょぼん(魚盆)、かえんぼん(火炎盆) 【碗将】 けいとくちんだい(景徳鎮台)、ていしょくちんとう(丁蜀鎮東)、なんきんのそめよし(南京染義)、せとたいしょう(瀬戸大将)、からつこう(唐津侯)、 【盌】 ひわんさん(飛碗盞)、うたどんぶり(歌丼鉢)、ごろべえのどんぶり(五郎兵衛の丼)、ちゃわんむしのちゃわん(茶碗蒸の茶碗)、ぬすっとわんこ(盗人椀こ)、きんのちゃわん(金茶碗)、ばけあさぎわん(化縹椀)、ゆだわり(湯駄碗)、るすおばけ(豆子お化け)、かたくちおばけ(片口お化け)、うたぢゃわん(哥茶碗)、たまじき(璋磁気)、せともの(征討猛者) 【盤】 ぎょちんき(魚枕器)、べいぜんぜん(皿冉冉)、てすずりぶた(手硯蓋)、そりかえし 【坏】 ばけかしぼん(化菓子盆) 【箸】 なまきばし(生木箸)、やまばし(山箸)、しりふきばし(擦尻箸)、はしなめうさぎ(舐箸兎)、おにがつえつく(鬼が杖突く)、かややきのはし(萱や木の箸)、ちんちんちょぼし、パシーマジムン、すすきだるま(薄達摩) 【匙】 きちれんげ(喜知蓮華) 【楊枝】 だいじゃのようじ(大蛇の楊枝) 【篩】 ふせふるい(伏せ篩) 【枡】 ますまくら(枡枕) 【重箱】 めこ(飯櫃重箱)、しのびぜんじゅう(忍膳重) 【折箱】 おりづめさがり(折詰下がり) 【行厨】 ほっかいさま(行器様)、ほかいぐち(行器口)、へそじきろう(臍食籠)、 【茶器】 こまどうぐ(独楽道具)、ばけちゃたく(化茶托)、あたまふろ(頭風炉) 【酒器】 わこなるちょこ(若なる猪口)、こがねのちょうし(黄金の銚子)、しろがねちょうし(銀銚子)、とびちょうし(飛銚子)、てんぐのひょうたん(天狗の瓢箪)、びぜんどっくり(備前徳利)、ばけとっくり(化徳利)、とっくりぼうし(徳利帽子)、さかづきおばけ(酒盃お化け)、ひさげおばけ(提子お化け)、てじゃく(手雀)、ごんごうどっくり(五合徳里)、ちょくぼろん(猪口墓露) 【盃爵】 けんじてんのう(献致天王) 【竹筒】 にょいのたけづつ(如意の竹筒) 【氷庫】 れいぞうこのうめきごえ(冷蔵庫の呻き声)、うごいてるれいぞうこ(動いてる冷蔵庫) 耕耘類 【鍬】 すっくわさま(鋤鍬様)、すきがお(鍬顔)、 【馬鍬】 せっくのひのまんが(節供の日の馬耙) 【鎌】 ぬりだのえのかま(白膠木の柄の鎌)、かまいたち(鎌いたち)、かまおやじ(鎌親爺) 【臼】 うすころび(臼転び)、ちゃうすだき(茶臼滝)、おいちゃうす(負茶碾)、 【杵】 つばきぎねのばけもの(椿杵の化物)、てぎねへび(手杵蛇) 【唐箕】 うまやせる(馬痩せる) 【俵】 さんだらぼっち、たわらしゃぶり(俵しゃぶり)、むしだわら(虫俵) 【畚】 ほごつり(畚吊り)、ふごおろし(畚おろし) 【天秤棒】 かたむし(肩虫)、てんびんぼう(天秤坊) 【苞】 からびわら(枯槁藁) 【袋】 しま(矢魔)、こんぶくろ、すまぶくろ(麩子袋) 【飼葉桶】 やきがめし(夜騎飯) 【案山子】 かかしおとこ(案山子男)、そおずだおし(案山子倒し) 【槌】 つちどん(槌どん)、つばきのつち(椿の槌) 橋船類 【橋】 はしひめ(橋姫)、おおはしがみ(大橋神)、きんのはし(金の橋)、うじがわばしのたぬき(宇治川橋の狸)、ねこばし(猫橋) 【橋杭】 てつのぼう(てつの棒)、ひかりぼっく(光棒杭) 【擬宝珠】 ばけぎぼし(化け擬宝珠) 【船舶】 たいさ(大槎)、わなしかたはのおぶね(無輪片葉の御舟)、やまのかみおとし(山の神おとし)、ふねのおんなのゆめ(船の女の夢)、みふねやま(御船山)、ふなづかやま(船塚山)、ななしゃくあまりのおんな(七尺余の女)、ふねのりゅう(舟の竜)、ゆうれいぶね(幽霊船)、もうじゃぶね(亡者舟)、ねんねろよ、あわよし、うみぐとみ(海具渟)、にくのふね(肉の舟)、とねあみわたし(とねあみ渡) 【櫓櫂】 かいみみ(櫂耳) 【淦取】 ころびつるべ(転び桶)、あかとりみみ(淦取耳) 【釣竿】 いのちながえのさお(命長柄の棹)、びんぼうだけ(貧乏竹) 【釣具】 そこづきびく(底附き魚篭) 【簗】 はかいだん(破蟹断) 【網】 おにかかし(鬼かかし)、いしのひつ(石の櫃)、あみやぶれ(網破れ)、あみきり(網切)、カムイカニヤ 工具類 【釿】 ウーシドン(ウーシ殿)、ちょうなぼろ(釿ぼろ) 【斧】 ふしだいおう(斧子大王)、おのおぞ(斧緒慥) 【木筆】 くさりずみ(腐り墨)、ばけすみさし(化木筆) 【槌】 かなづちぼう(金槌坊)、おおかけや(大掛矢) 【釘】 ねんのくぎ(念の釘) 【捩子】 ねじぎし(捩子軋) 【梯子】 さかはしご(逆梯子)、はしごのさんだんめ(梯子の三段目) 玩具類 【偶】 おとぎぼうこ、よもざい、はうこのかい(這子怪)、ごいだるま 【鞠】 いたちのまり(鼬の鞠)、むじなのまり(狢の鞠)、おどりまわるまり(踊廻鞠)、なつまりのへび(夏鞠蛇) 【貝合】 かいちご(貝児) 車駕類 【車】 ねいや(寧野)、にぼしぬすみ(煮干盗)、やれぐるま(破車)、かたわぐるま(片輪車)、わにゅうどう(輪入道)、くるまひき(車引)、おぼろぐるま(朧車)、ひぐるま(火車)、くびくるま(首車)、らくあぐるま(楽阿車)、かようぐるま(火羊車)、おももぐるま(於門蒙車) 【駕篭】 おぼろかご(朧駕篭)、カムイシンタ、よつでかごのようかい(四ッ手駕篭の妖怪) 【腕車】 おきゃくがみえぬ(不居客)、ばけじんりきしゃ(化人力車) 【馬車】 おきゃくばしゃ(看官馬車) 【自転車】 たぬきのじてんしゃ(狸の自転車)、スノートンネルのじどうしゃ(スノートンネルの自動車)、バイシクリングゴースト(Bicycling ghost) 【摩托車】 ライダースゴースト(Rider's ghost) 【自動車】 バスのおんな(バスの女)、じどうしゃのゆうれい(自動車の幽霊)、イエローカー(Yellow car)、ゴーストセミトラック(Ghost semi-truck)、アウトブス・ファンタスマ(Autobus fantasma) 【汽車】 てつぼう(鉄坊) 【飛車】 とびくるま(飛び車) 【風船】 ちえのひとだま(知恵の人魂)、けいききゅう(傾気球) もどる
https://w.atwiki.jp/25438/pages/1478.html
48 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 22 29 41 ID VKmZEBlMO 律「おい、ムギちゃん、さわ子、起きろよ」 紬「ん…」 さわ子「むぅ…」 人間の耳の真下をたどって行くと乳首があるらしいので アタシは耳の真下をたどって行くと乳首があったので そこをツンツンすると二人は気持ち良さそうに目を覚ました。 紬「あえ…?ここは…」 さわ子「ん…なんか、りっちゃんに呼び捨てにされた夢を見たわ」 律「そうかい」 アタシ達は映画館をあとにした。 49 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 22 33 28 ID VKmZEBlMO 時計を見ると夜11時。 律「なんか5時間くらい寝てたなあ」 さわ子「なんか期待ハズレの映画だったわねぇ」 紬「まさか破の14年後から話が始まるなんて…」 律「うーん…まあ次回作に期待しよう」 紬「で、これからどうするの?」 さわ子「ご飯食べに行きましょうか」 唯「やった!」 50 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 22 36 04 ID VKmZEBlMO でもアタシらの腹はフランクフルトで既に張り裂けそうになっていたので食欲はない。 さわ子「やっぱりご飯は止めにしない?」 唯「やった!」 唯はなんでも嬉しいらしい。 ブロロロ 車を走らせる事、20分。 アタシらはスーパー銭湯『極楽湯』に到着した。 51 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 22 40 45 ID VKmZEBlMO さわ子「さあリフレッシュするわよ~!」 唯「えへへ~♪私、大きくなってから銭湯に来るの初めてだよ~」 律「アタシはこの間、家族と来たな。ここのスパは初めてだけど」 紬「……」 さわ子「あらムギちゃん、どうかしたの?」 紬「ここのお風呂…私の家のお風呂より大きい」ギリ 律「く、悔しいのか」 さわ子「銭湯にそんな敵意をもつ人類、初めて見たわ」 ムギは入り口にあるゴミ箱を蹴り飛ばして壁にかかっていた鹿の剥製に飛びかかって、鹿の顔を真っ二つにひきちぎり ソレをジャイアントスイングで5メートルくらい吹き飛ばしてアベックどもにブチ当てたいとアタシに強く主張した。 アタシはけいおん部の部長として却下した。 律「だめ」 紬「シュン…」 52 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 22 42 04 ID VKmZEBlMO 律「さあ、行こうぜ」 唯「やった!」 ガッ 律「!?」 唯はいやらしい指づかいでアタシのおしりをワシづかみにした。 律「やっ…!?そんな事は許可してない…!!」 紬「やった!」 梓「やった!」 ムギも梓も次々とおしりをわしづかみにして来るので アタシはたまらず建物の中に逃げこむ。 53 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 22 58 45 ID VKmZEBlMO さわ子「若いっていいわねえ」 スパ銭の一階はデカいロビーになっていて 大浴場は二階にあるようだ。 律「へ~、上の方は宿泊施設になってんだ」 紬「レストランやゲームコーナー、マッサージ店もあるのね」 唯「わあ、6階は展望台になってるんだって」 さわ子「ほら、ウロウロしないの。まずはお金を払わないと」 律「あっ、さわちゃんが常識的な事を」 さわ子「そりゃあ教師だもの!」エッヘン そんな威張るほど立派な事は何一つ口にしてないような気もしつつ さわ公の顔を立ててアタシたちは大人しく受付に入浴料を支払いにいく。 すると頭が可愛らしい女の子がモジャモジャ受け付けしていた。 純「いらっしゃいませ~って、あれ…先輩たちだ」モジャ 唯「あっ、純ちゃん!」 律「おお、確か憂ちゃんの後輩の先輩の」 純「つまり憂の同級生ですよねー」 唯「もしかして、ここでアルバイトしてるの?」 純「はい!なんか従業員がみんな5月病になったとかで募集してたので」 律「ははぁ」 紬「5月病はお風呂業界にも侵攻していたのね」 唯「そんな中、アルバイトだなんてすごいよ。立派だよ純ちゃん」 純「てへへ。まあ毎週金曜だけのピンチヒッター的な感じですけどね~」 さわ子「じゃあ私たちをタダで中に入れてくれるわよね!」 教師たるさわちゃんが勝手な事を要求したが純ちゃんによって却下された。 純「ではごゆっくり!」 梓「やった!」ズルッ そういうと梓はクレヨンしんちゃんのケツだけ星人になって、どこかへ走り去っていった。 アタシらは何も見なかった事にして脱衣場へ向かった。 54 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 23 02 58 ID VKmZEBlMO ―脱衣場― 脱衣場に入ると見覚えのあるババアが白いマン毛全開で床に寝そべっていた。 唯「あっ、とみおばあちゃんだ!」 とみ「ア~?アア~!!オポッ、よよいのよいちゃん?」 唯「違うよ。私はゆゆいのゆいちゃんだよ~」 とみ「ぎっ」 唯が駆け寄るとババアは全裸のままダッシュして戸を開け、浴槽に頭からダイブした。 どっぼおぉおおぉおん とみ「アア~!!とんがりコオオォオォオん!!!!!!!??」 さわ子「きちがいだわ」 55 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 23 06 15 ID VKmZEBlMO カポーン さわ子「あ゙あ゙~ん…い゙い゙お湯っ…」 美しい肢体をしたさわちゃん先生が湯船につかりダミ声を上げた。 デスメタルをやってただけあって油断するとゴミみたいに汚ならしい声を吐くが 見てくれだけは本当に美しいキレイなお姉さんだ。 紬「AVで言えば正常位だけで許されるレベルね」 ムギは濁った湯船の中で脚を伸ばし、さわちゃんの股間をイジった。 さわ子「んっ…」 紬「♪」 56 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 23 14 09 ID VKmZEBlMO さわ子「琴吹紬さん」 紬「はい」 さわ子「歌を唄いなさい」 紬「えっ、あ、はい」 紬「え~っと」 紬「ド~はド~ナッツのド~♪」 紬「レ~はレモンのレ~♪」 紬「ミ~はミ~カンの~ミ~♪」 紬「ファ~はファンタのファ~♪」 紬「ソ~はソ~セ~ジ~♪」 紬「ラ~はらっきょのラ~♪」 紬「シ~はシラスのシ~♪」 紬「さあ、お~食べましょっ♪」 唯「わ~♪」パチパチ 律「なんて食い意地のはったアレンジを」 さわ子「……」 さわ子「琴吹紬さん」 紬「はい」 さわ子「私のあとに続きなさい」 紬「はい?」 57 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 23 20 17 ID VKmZEBlMO さわ子「ド~はドス黒マンコのドオオ~♪ レ~はレイプのレエェ~~♪ ミ~は淫ら~のミイィ~♪ ファ~はファックのファァァ~♪」 さわ子「ソ~は蒼井そらアァアアアア~♪ ラ~は乱交のラアァアアアア~♪ シイ~は中出シよおオォオォオオオ~~♪ さあ ヨ ガ りッ まッ しょっ♪♪♪」 紬「……」 さわ子「さんハイ」 唯「う…うぅ…」ガタガタ 律「ムギ、謝っとけ」 唯「ム、ムギちゃん」 紬「ご、ごめんなさい」 さわ子「何が?」 紬「え…」 さわ子「さんハイ」 紬「……」 紬「ド~はどす…」 さわ子「……」 紬「ぐ…ぐ…」 さわ子「……」 紬「ごめんなさい!!さわ子先生のきたないドス黒グロマンコ触ってごめんなさい!!」 さわ子「唄えッッッ!!」 とみ「ドオオォオォオはどんがりコオォァアァアアアアァアンのドオォオォオオオレエェエエエェロレロレロレエェエ工エェ」 そう言うと、ババアはさわちゃんの唇に納豆みたいに糸をひいたドス黒マ●コを押し付けた。 ぐちゅっ さわ子「んん―っ!?」 ムギと唯は失神した。 58 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 23 23 27 ID VKmZEBlMO 律「くっ…」 アタシは眼前の惨劇から目を背け、風呂で溺れそうになっているムギと唯を助け出した。 律「うーむ…さわちゃんも助けてやりたいが、せっかくだし打たせ湯やジャグジーを堪能したいなあ」 そこでアタシは唯らを床に放り出し さわちゃんを見捨てて 打たせ湯で首や肩、腰にお湯をジタタタタタタと浴びせた。 か~…気持ちいいぜ~… 上方から お湯が次々と頭に叩きつけられるが 澪の拳骨を叩きつけられる感触とは大違い。 頭蓋骨を通して程よい振動が 脳や肩に心地よい刺激を与えてくれる。 ジタタタタタタタ(お湯が頭とか腰に当たる音) 律「しゃれこうべ…」 澪「クッ…アハハハハ!!!」 ゴチーン 律「ぐぇっ」 アタシは澪になんの脈絡もなく拳骨を叩きつけられた。 59 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 23 27 51 ID VKmZEBlMO 律「いってー!!痛え―――!!?」 澪「おお、律。あたま大丈夫か?」 律「お前の頭が大丈夫かよ!?」 澪「ごめんな。私は楽しくなると律の頭を殴りたくなるんだ」 律「お前もう2度と楽しくなるな」 律「というか何故ここにいるんだよ?」 澪「みんなと別れたあと、梓と脚を舐めまくりあってドロドロになったから身を清めに来たんだ」 律「お前の心の汚れもついでに浄化できるといいな」 フフッ、と澪は微笑んだ。 なに笑ってんだ この野郎と下腹部にパンチを炸裂させたくなったが笑顔が可愛かったので花マルをあげた。 60 :いえーい!名無しだよん! :2013/05/31(金) 23 31 15 ID VKmZEBlMO 律「せっかくだ、背中の流しっこでもするか」 澪「お、いいな、それ!」 澪は自慢の豊乳にボディシャンプーをドピュッと浴びせかけアタシの背中に こすりつけてきた。 何かしら突っ込もうとしたが、その圧倒的な澪乳のデカさにアタシは意気消沈。 澪のされるがままに背中を洗い流された。 律「どうもありがとうございます」 澪「うむ」 澪は偉そうに椅子に座った。 律「じゃあ澪の背中もキレイにしてやるからな~」 アタシは澪の首から背中にかけて、飛沫が飛ばないようにゆっくりお湯をかける。 そして、タオルにチュッとシャンプーを染み込ませると澪の首から肩、肩胛骨、背骨、腰と優しく泡立ててゆく。 澪「ん…」 律「澪、かゆいトコとかないか?」 澪「あ、じゃあソコから少し右上…もうちょい下…あ!そこ!」 シャカシャカシャカシャカ… 澪「んふぅ…ん」 律「じゃあ そろそろ流すぞ~」 ジョロロロロ… アタシは澪の首から背中にかけて、飛沫が飛ばないようにゆっくりアレをかけた。 まさに流しっこだった。 5
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/975.html
「いだ……いだいよおおお……」 「おかあしゃああああん! ゆっくち! ゆっくちしちぇええええええ!!」 私が立つバス停のすぐ側。路肩の隅にれいむ親子がいた。 車にでも轢かれたに違いない親れいむの右後頭部は潰れて破れ、中身の餡子が流れ出している。 そんな親れいむに取り縋って、子れいむが泣きわめいている。 街中では別段珍しくもない光景だ。今日び、轢き殺されたゆっくり、あるいは地面にこびり付いた黒い染みを見ない日などない。 「ゆ、ゆ、ゆゆう……。おちびぢゃん、おかあざんはだいじょうぶだよ……。じんばいはいらないよ……。ゆっぐりじでねえ……」 「ゆんやあああああああ!! おかあしゃんのあんこしゃん、でていかにゃいでえええええ!!」 「おちびぢゃん、ゆっぐり……ゆっぐりいい……」 「れいみゅがぺーろぺーろちてあげりゅよ! おかあしゃん、ぺーろぺーろ! ぺーろぺーろ! けがしゃん、はやくよくなっちぇにぇ!」 「おちびぢゃん……っ! ありがどうね、ありがどうねっ! おかあざん、だいぶよくなったきがじゅるよ――ゆっ? にんげんざん?」 人間さん――あたりに人間は私しかいない。 私は思わず顔を伏せる。嫌な予感がした。 バスよ、早く来てくれ――ああ、くそ。まだずいぶん時間があるじゃないか。 「にんげんざん、れいぶをだずげでね……。にんげんさんのすぃーにひがれぢゃっだ、れいぶをだずげでぐだざいいい……!」 「ゆっ! にんげんしゃん! れいみゅもおねがいしゅるよ! おかあしゃんをゆっくちたしゅけちぇにぇ! たしゅけちぇにぇ!」 案の定だ。目の前の悲運な親子は、私に助けを求めてきた。 「れいぶ、おづむがいたいいたいなんでじゅ……! ゆっぐりでぎないんでじゅ……おねがいでじゅがら、だずげでぐだじゃい……!」 「ゆえええええええん! おかあしゃんをたしゅけてええええええ! ゆっくちおねがいだよおおおおお!」 「まだちいさなおちびぢゃんをのこじで、えいえんにゆっぐりするわげにはいがないんでじゅうう……」 「ゆんやああああああああ!! おがあじゃあああああああああん!!」 「にんげんざんにめいわぐはがげまぜんがらあ……! せめでうーきゅーしゃをよんでぐだざいいい……っ!」 うーきゅーしゃ――。 早い話が、ゆっくりの救急車だ。 怪我ゆっくりや病ゆっくりをどこかへ搬送する謎の乗り物。この街でも頻繁に見かける。 「おねがいでじゅううう……! うーきゅーしゃさえよんでくれだら、それでいいんでじゅううう……!」 「おかあしゃんに、うーきゅーしゃをよんであげちぇええええええ!!」 埒があかない――私はため息をついて、バッグを探って携帯電話を手にした。 人として、親子をこのままにしておくのも躊躇われたのだ。 私が携帯電話を耳にあてたのを見て――携帯電話を知っていたのだろうか?――親子は、 「ゆっぐりありがどうございまじゅううううう……! ありがどおおおおおお……っ!」 「にんげんしゃん、ありがちょう! ゆっくちありがちょう! おかあしゃん! よかっちゃにぇ! よかっちゃにぇ!」 喜びの涙やしーしーを垂れ流しながら、私に向かって礼を言った。 「うー! うー!」 その独特のサイレン――声のする方を見ると、「箱」としか言えない物体が、こちらに向かって歩道を走ってくるのが見えた。 うーきゅーしゃだ。 「ゆゆっ! うーきゅーしゃがきちゃよ! おかあしゃん、うーきゅーしゃがきちゃよ! もうだいじょうぶだにぇ!」 「ゆゆう……おかあざんにもきこえてるよ。これでもうあんっしんっだね、おちびぢゃん……」 れいむ親子も気付いたようだ。 「にんげんしゃん、ありがちょう! このごおんはゆっくちわすれにゃいよ!」 「ありがとうございばず……! ありがどうございばず……! かならず、かならずおんがえじじまずがら……」 私はそっぽを向いているというのに、親子はもう何度目かも分からない礼の言葉を口にする。 懇願だろうと礼だろうと、親子がうるさいのに変わりはなかった。 「うー! うー!」 四角い箱の正面にある間抜けそうな顔と、その下の『うーきゅーしゃ』という文字が見えた。 「おかあしゃん! もうしゅぐだからにぇ! もうしゅこしがまんちてにぇ!」 「おちびちゃん、ありがどうね、ゆっぐりありがどうね……」 れいむ親子待望のうーきゅーしゃは、ついにこのバス停まで来て、 「うー! うー!」 そのまま、私の足元を通り過ぎて行った。 うーきゅーしゃの中には大小二つの黒い帽子が見えた。まりさ親子でも搬送中だったのだろうか。 「……ゆっ?」 「……ゆゆっ?」 れいむ親子のビー球のような目が、点になっている。自分たちを迎えに来たはずのうーきゅーしゃが、自分たちを無視してどこかに行ってしまったと思っているのだろう。 先に我に帰ったのは親れいむだった。 「どぼぢでれいぶをむじずるのおおおおおおおお!?」 大きく開いた傷口から体内の餡子を撒き散らし、それでも大声で叫ぶ親れいむ。さすがはゆっくり。意外とタフだ。 「まっちぇえええええええ!! おかあしゃんここにいりゅよおおおおおおお!?」 子れいむはうーきゅーしゃを追いかけようとしているらしいが、すでに「うー! うー!」という声は遠ざかってしまっている。子れいむの鈍足で追いつくのは無理だ。 私も衝動的にうーきゅーしゃを追いかけてみたくなった。いったいあの物体がどこに向かっているのか、それを確かめたくなったのだ。 「まっちぇ! まっちぇ! ……ゆわああああああああん!! うーきゅーしゃがいっちゃったよおおおおおおおお!!」 「おちづいで、おちびちゃん……! れいむにはわがっだよ……! にんげんざんがよんでぐれだうーきゅーしゃは、べつの――」 「お、早いな」 こちらに向かってくるそれを見て、私は思わず口に出してしまった。 「ご、ごんどはれいぶのばんだね……!」 「おかあしゃんのばんだにぇ!」 バス停の前に、一台のバンが止まった。 「……ゆっ?」 「……ゆゆっ?」 バンから二人の男が降りてきた。帽子に作業服のその男たちは、私を見て、 「ご連絡をくれた方ですか? どうも。保健所のゆっくり課から参りました」 そう言って頭を下げた。 「どうも、ご苦労様です。いや、早いですねえ」 「そりゃもう。フル回転で対応していますからね。えーと――ああ、あのれいむですね」 「ええ、そうです。わざわざすいません」 「いえいえ。こういうのは地域の景観的にも衛生的でもアレですからね。ご連絡いただけると助かりますよ。結構見てみぬ振りをされる方も多いですし」 「地域の住民として、人として、このままにしておくのは躊躇われたんですよ。――なんて、何よりバスを待ってると話しかけられてうるさくってうるさくって」 「はは。それは災難でした」 保健所の男たち――もちろん、私が先ほど電話で呼んだ――は、「では」と言って親子の方を向いた。そして大きな袋を広げる。ところどころ黒ずんだあの袋は、ゆっくりを放り込むためのものに違いない。 子れいむが呆然と私を見ていることに気が付いた。 目が合った。 この目は――。 男の一人が親れいむの体を押さえた。 「ゆわあああああ……。そのふくろざんはゆっぐりでぎないいいいいい!!」 「やめちぇえええええ!! おかあしゃんをいじめにゃいでえええええ!!」 「やべでね……! やべでね……! れいぶ、ふぐろざんにははいりだぐないよ!」 必死に抵抗する親れいむ。死にかけの身で、火事場のクソ力というやつだろうか。 やめてと言われて男たちがやめる訳がない。彼らは仕事で来ているのだ。 「ぐ、ぐじゃいいいい……! このふくろざん、ゆっぐりでぎないにおいがずるうううう!!」 「おかあしゃあああああん!! ゆっ? やめちぇね、やめちぇね! こっちにこにゃいでにぇ!! こにゃいでええええ!!」 「もうおうぢがえるうううううう……ゆゆっ!? お、おぢびじゃん!?」 「はなし、ちぇ……ゆわーい! れいみゅ、おしょらをとんでいるみちゃい!」 親れいむにかかっている方とは別の男が、子れいむを掴み上げた。 「おしょら……やめちぇえええええ!! おろしちぇえええええ!! ごわいよおおおおおお!!」 「にんげんざんっ! やべでっ、やべでぐだざいっ! まだそのこはちいざいんでずっ!! おちびちゃんなんでずっ!! てをだざないでええええ!!」 「たしゅけちぇえええええ!! おかあしゃああああああ――」 子れいむは袋の中に放られた。あの薄汚れた袋には防音効果でもあるのだろうか。もう子れいむの声は聞こえない。 ぼおっと子ゆっくりの様子を見ていたので、ぱあん、というクラクションの音に、私は思わず飛び上がらんばかりに驚いてしまった。 ようやくバスが来たのだ。 私はバスに乗り込みながら、最後にちらりと親れいむの方を見た。 「おぢびぢゃ……っ! ゆっ、ゆええええん! ごべんでえええ……ごべんでえええええ……! おがあざんが、けがをしぢゃっだばっがりにい……!」 もう抵抗する意思も体力もなかったのだろう。 親れいむは、おとなしく袋に入った。 『ドアが閉まります。ご注意ください――』 閉まるドアを見ながら、あの時、子れいむが私に向けた目を思い出していた。 あの目に込められた意思くらいは私にもわかる――「どうしてうーきゅーしゃをよんでくれなかったの?」だ。 もし子れいむがそう口に出していたら、私はこう答えていただろう。 うーきゅーしゃの連絡先なんか知るか、と――。 (了) 作:藪あき ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬 ふたば系ゆっくりいじめ 532 川原の一家 ふたば系ゆっくりいじめ 554 ゴキブリ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 555 ゴキブリ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 569 ねとられいむ ふたば系ゆっくりいじめ 622 格子越しの情景 ふたば系ゆっくりいじめ 654 奇跡の朝に ふたば系ゆっくりいじめ 715 下拵え ふたば系ゆっくりいじめ 729 ある日の公園で ~the Marisas and men~ ふたば系ゆっくりいじめ 740 彼女はそこにいた ふたば系ゆっくりいじめ 759 Eyes ふたば系ゆっくりいじめ 780 そして扉は閉ざされた ふたば系ゆっくりいじめ 921 藪の中から ふたば系ゆっくりいじめ 933 まりしゃのおうち ふたば系ゆっくりいじめ 965 深夜の甘味 挿絵:儚いあき
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/238.html
「小さな親切、大きなお世話」 僕が来たのは、家から程近い“草原”。 ゆっくり達の生息地として知られているここには、よく加工所の職員がゆっくりを 捕獲しに来ている。そんな僕も、ゆっくりを見つけに来たのだが… 僕はかねてから、不幸なゆっくりを思う存分ゆっくりさせてやりたいと思ってい た。ゆっくりが畑を襲ったり、民家に居座るようになってから、ゆっくりは憎悪の 対象となり、頻繁に虐待されるようになっていた。 「あんなかわいいやつに、よくそんな事が出来るよな」 僕の友達もよくゆっくりを虐待しているらしいが、僕はどうしてもそんな気にな れない。僕だったら絶対に、ゆっくりを虐待したりしない。最大限にゆっくりさせ てやるのに… 草原にやってきたのは、ゆっくりできていない可哀相なゆっくりを連れ帰って、 思う存分ゆっくりさせてあげるためだ。 「ゆーーーーーーっ!!!」 そんなところに、一匹のゆっくりの悲鳴が聞こえてきた。悲鳴の聞こえた方向を 向くと、そこにはゆっくりれみりゃから必死に逃げているゆっくりれいむがいる。 「がおーーー!!たーべちゃーうぞーーー!!」 「ゆゆっ!!れいむはおいしくないよ!!ゆっくりたべないでね!!」 僕の捜し求めているゆっくりが、そこにいた。 「やめろーーーーー!!!!」 力の限りダッシュして、ゆっくりれみりゃを蹴り飛ばす!! 「うーーーーぎゅーーーーー!!!!」 餡子をブチまけながら、紅い屋敷のある方向へ飛んで行った。僕は弱いものを虐 める奴を、絶対に許したりしない!!それが僕の正義だ!! 「おにいさんありがとう!!これでゆっくりできるよ!!」 と、お礼を言いながら寄り添ってくるゆっくりれいむ。あぁ、やっぱりかわいい なあ。この子だけは、絶対に守らなければ… 「ここはさっきみたいなゆっくりれみりゃも生息している。ここに住んでる限り、 君はゆっくりできないよ」 「ゆゆっ!?」 かわいそうだが、事実を告げる。ここに住んでいたら、いつまたゆっくりれみりゃ などの捕食種に命を狙われるか分からない。ゆっくりするためには、ここから出て 行かなければならないのだ。 「僕の家ならゆっくりれみりゃは入れないから、思う存分ゆっくりできるよ」 「ゆっ!!じゃあそこでゆっくりするよ!!ゆっくりつれていってね!!」 どうやら、慣れ親しんだ草原を捨てる決心をつけてくれた様だ。僕はゆっくりと、 ゆっくりれいむを自分の家に案内した。 ◆ 「ここだよ。さあ入るといい」 「ゆゆっ!!ひろいね!!あたたかいね!!」 ゆっくりれいむのために用意した部屋に案内する。ここには遊ぶ道具もあるし、 空調設備も整っているし、走り回れるだけの広さもある。ここなら寿命で死ぬまで 一生ゆっくり出来るだろう。 「おにいさんありがとう!!ここでゆっくりするね!!」 「ああ、そうしなさい。それじゃあ僕はご飯を作ってくるよ」 「ゆっ!ごはん!ゆっくりまってるね!!」 僕は自分の財力が許す限りのご馳走を用意した。普段、僕でも食べられないよう な豪華な料理が並んでいる。 「ゆゆーーーー!!むーしゃむーしゃ♪しあわせーーー!!」 今まで何度か食事中のゆっくりを見たことがあるが、こんなに幸せそうなゆっく りは初めてだ。腕によりをかけて準備した甲斐がある。 「どう?美味しいかい?」 「すっごくおいしいよ!!ゆっくりたくさんたべるね!!」 そう言って、ゆっくりらしからぬスピードで食べていくれいむ。でも、料理はな かなか減らない。 「おにいさんはたべないの?ゆっくりたべてもいいよ!!」 「これはれいむの為に用意した料理だから、れいむが全部食べていいよ」 「でも、れいむこんなにたくさんたべられないよ!!」 ちょっと用意しすぎたかな…でも、遠慮してるだけかもしれない。 「そんな遠慮しないで、ほら、お口開けて…あーん」 「ゆゆっ!!??もういいよ!!たべられないよ!!!もごぅっ!!??」 れいむの口を無理やり開けて、美味しい料理を沢山食べさせてあげる。よほど嬉 しかったのか、れいむは涙を流して喜んでいた。 「うぎゅーーーー!!うぐぐあえrがえりのい!!!」 「ほらほら、もっともっと♪」 「むり!!!もうやめでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!だべられ゛な゛い゛よ゛ お゛お゛お゛!!!」 「そんなこと言ってると大きくなれないぞ」 用意した料理がなくなったのは、食べ始めてから30分経った頃だった。沢山食べ て満足したのだろう、食事前より一回り大きくなったれいむは、無言でゆっくり床 に転がっていた。うんうん、沢山食べればそのうち立派なゆっくりになれるぞ! お礼を言いたくて口を動かそうとするが、食べ過ぎたせいでうまく喋れないらし い。でもいいんだ。お礼なんて言われなくても。僕は君をゆっくりさせることが出 来ればそれでいいのだから…! 「じゃあ、お兄さんは片付けたらまた来るからね。ゆっくりしていってね」 ◆ ゆっくりの部屋に戻ると少し暑く感じたので、冷房をつけることにした。エアコ ンから出る冷機がれいむに当たると、れいむは「ゆゆっ!」と一瞬震えた後、喜び ながら飛び跳ね始めた。 「すずしいね!!これならたくさんゆっくりできるよ!!」 「そうだろう。もっと涼しくするから、もっとたくさんゆっくりしていってね」 そういって設定温度を-5℃にする。これだけ涼しくすれば、思う存分ゆっくり出 来るだろう。 しばらくすると、れいむが震えながら苦痛を訴え始めた。 「ゆゆゆゆゆ………!さむいよ!つめたいよ!」 「え!?でも、涼しくすればたくさんゆっくり出来るだろう?」 「ゆゆゆゆゆ……!!さむいよ!!ゆっくりできないよ!!」 ちょっと温度を下げすぎただろうか?暖めてあげる為に、暖房に切り替える。し ばらくすると、れいむは幸せそうな顔をして部屋の中を跳ね回るようになった。 「ゆっゆっゆっ♪あたたかくてきもちいいよ!!これならたくさんゆっくりできる よ!!」 「そうか、じゃあもっと暖かくしてあげるから、もっとたくさんゆっくりしていっ てね」 設定温度を50℃にして、僕は部屋を出る。50℃なんて、人間には耐えられないが、 れいむなら思う存分ゆっくりすることができるだろう。 僕は自室に戻って、オーディオを最大音量で聞きながら気分転換に本を読むこと にした。 ◆ 1時間後、夕飯を持ってれいむの部屋を訪ねたのだが… 「あつ……い…よ…………ゆっぐり…でき…な……」 今にも消え入りそうな声で、異常を訴えるれいむ。ゆっくりできないだって!? そんな…僕は暖房で思いっきり部屋を暖かくしてあげたのだから、思いっきりゆっ くりできるはずなのに!! 部屋に入ると、ちょうど真ん中にれいむは転がっていた。水分がかなり抜けてし まっていて、干からびた饅頭のようになっている。 「ゆ…っくり……水を……もってき…て…ね……」 「み、水だな!!わかった!!ゆっくり持ってくるよ!」 本当は急いで水を与えたかったが、れいむが「ゆっくり」と言うのだからしょう がない。僕は30分かけてゆっくり水を持ってきた。 「おぞいよ゛お゛お゛お゛お……ばやぐみずぼどお゛あ゛い゛ぼお゛お゛お゛……」 「ごめんごめん、君がゆっくりって言うからさ。ほら、水だよ」 水を与えて暫くすると、れいむの皮に潤いが戻ってくる。 50℃の部屋に僕は長くいられないので、れいむには悪いが冷房をかけて室温と同 じ温度に戻した。 「ゆゆっーーー!あづかっだよおおお!!ゆっぐりできながっだよおおお!!!」 「おー、大変だったんだね。でももう大丈夫だよ。食べ物を持ってきたからね」 「ゆゆっ!?たべもの!?ゆっくりたべていくね!!」 そのあと、昼ごはんと同じように、れいむが動けなくなるまで沢山食べさせて上 げた。たくさん食べれば、たくさんゆっくり出来るからね! ◆ 夜。寝る時間である。僕はれいむの部屋を訪れた。 「そろそろ寝る時間だよ。ゆっくり眠ってね」 「ゆ!!あしたもゆっくりするよ!!あしたもゆっくりしようね!!」 そんなれいむを僕は抱き上げて、一緒にベッドに入る。 「あたたかい!!これならゆっくりねむれるね!!」 「そうだね。明日もたくさんゆっくりしていってね」 「おにいさんもゆっくりねむっていってね!!」 そういうと、れいむはあっという間に眠りについた。きっとゆっくりしすぎて疲 れたんだろうな。明日もたくさん遊んであげて、たくさんゆっくりさせてあげよう。 僕は、枕もとのれいむを思い切り抱きしめて深い眠りについた… ◆ 「はなじでよぼおばお゛お゛お゛お゛お゛!!ゆ゛っぐりはな゛ぢでね゛え゛え゛ え゛!!!」 れいむの悲鳴で、僕は目を覚ました。目を開いた瞬間、あまりの惨状に僕は固ま ってしまった。 ベッドを汚す大量の餡子。その餡子の出所は、なんとれいむだったのだ。れいむ はピクピクと痙攣しながら、苦しそうな悲鳴をあげ続けている。 「どうしたんだい!?」 れいむを抱きしめていた手を緩めると、れいむはぴょんと跳ねてベッドの下に降 り立った。流出した餡子の量が多すぎた為に、目が虚ろで元気がない。 「おにいざんはなぢでえええええ!!!おにいざんどばゆっぐりできなびいいいい いいっ!!」 いったい何があったというのだろうか?…いや、とにかくれいむを苦しみから解 放してやることが先だ。 僕は散らばっている餡子を一箇所にかき集め、ベッドの上にれいむを持ち上げた。 そして… 「ちょっと痛いだろうけど、我慢してね」 「ゆっ!?ゆぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛!?!?!?!」 れいむの背中を切り広げて、そこから餡子を中に戻していく。人間だったら麻酔 なしで欠損した内臓を戻すようなものだから、絶対に発狂してしまうだろう…。で もゆっくりれいむなら、きっとそんなことはないに違いない。 「ぎゅうううう!!やめでよごごおお!!!いだいよおおおお!!!」 「我慢するんだ!今れいむの中身を戻してあげるからね!!」 白目をむき、あごが千切れんばかりに口を開いて泡を吹くれいむ。でも…放って おくわけにもいかない。放っておいたら、発狂するだけじゃ済まないのだから!! 「やめでおおおおお!!!じんじゃぅおおおおおお!!!!????」 「頑張るんだれいむ!!我慢すればゆっくりできるようになるからな!!」 「ゆっぐりいいいい!!!ゆっぐりじだいよおおおおばおあおあおあおあr!!」 綺麗に餡子をつめるために、かなり時間がかかってしまった。何とかすべての餡 子を戻し終え、傷口を塞いで縫う。しばらくすると、元気を取り戻したれいむが僕 に向かって言い始めた。 「もうひどいことするおにいさんとはゆっくりできないよ!!ゆっくりでていって ね!!」 「え!そんな…!」 「ここはれいむのおうちだよ!!おにいさんはゆっくりでていってね!!」 「……!!」 その言葉に、僕は固まってしまった。「れいむのおうち」だって…!? 一晩経って……れいむはこの部屋を自分の家だと思い込んでしまったのだ。 「……そうか、そうだよな」 「そうだよ!!ここでれいむだけゆっくりするよ!!ゆっくりできないひとはでて いってね!!」 「僕が悪かったよ。れいむは僕がいない方がゆっくりできるんだな。今まで気づか なくてごめんな」 そういって部屋の出口に戻る。 「ずっとゆっくりしたければ、ここをれいむのおうちにすればいい。誰も入ってこ ないようにお兄さんが守ってあげるからな」 手のつけられていない料理を持って、僕は扉を閉める。一緒にゆっくり出来たの は半日だけだったけど、これが“ゆっくり”の本来の姿なんだ。 「それじゃ、僕は出て行くよ。ずっとゆっくりしていってね」 「ゆゆっ!?おにいさん!!たべものはおいてって!!ゆっくりたべるよ!!」 扉を閉めて、頑丈に鍵をかける。 「おながずいだよおおお!!ごはんたべざぜでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 何かれいむが喋っているのが聞こえたが、悲しみのあまり返事をするのも忘れて その場から立ち去った。仕方ないんだ、これはれいむがゆっくりするためのことな んだから…。僕は涙を堪えながら自室に戻り、最大音量で音楽を流して沈んだ心を 癒すことにした。 「あぁ…もっとれいむと一緒に、ゆっくりしたかったなぁ」 ◆ それから…れいむの部屋の前を通ることは何度もあったが、れいむが何を言って もなるべく気にしないように努めた。僕が関わってはいけない。僕が部屋に入った られいむはゆっくりできないのだから。 そして、最後にれいむに会ってか3日後。どうしても気になって、僕は静かに鍵を 開けて、れいむの部屋に入り込んだ。そこには…どういうわけか、弱りきったれい むが横たわっていた。 「おなが…すいだおおおおおおおあえおおおお!!!!おにいざん!!ごはんちょ おだいよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 お腹…すいた?もしかして、今まで何も食べてないのか!? 「れいむ、僕の用意したご飯が食べたいのかい?」 「だべざぜで!!おにいざんのごばんだべざででおおお!!!」 そうか、僕の作ったご馳走が美味しかったから…れいむはそれをずっと待ってた んだ。空腹を我慢して、3日間も…!! 「ゆっ…ゆっ…ごはんんんんんーーー!!!」 れいむはピクピクと痙攣しながら、僕の足元に這いずってくる。そして、僕の足 にぱくっと噛み付いた。空腹が限界に来ている…目の前のものすべてが食べ物に見 えるんだ。 「れいむ…目を覚ますんだぁッ!!!」 れいむを掴みあげると、僕は壁に向かって全力投球でれいむを投げつけた。 「ゆぎゅうううあえろうあおえろおおおあえrべ!!!!」 壁に張り付いたれいむは、ぴくっと一度動くと床に落ち、大量の餡子を吐き出し た。でも、幻覚かられいむを解き放つにはこれしかなかったんだ!! 「れいむ、待っててね!!今すぐご馳走を用意するから、ゆっくりまっててね!!」 その後、用意したご馳走をれいむが動けなくなるまで食べさせてあげた。これぐ らい食べないと3日分の空腹を満たすことは出来ないだろう。動けず喋ることもでき ないれいむは何か言いたそうにしていたが、「お礼はいいよ」とだけ言い残して僕 はその場を立ち去った。 ◆ 食べたものの消化が済んだ頃、僕は再びれいむの部屋を訪れだ。マッサージをし てあげるためだ。でも、僕が部屋に入るとれいむは… 「おにいさんといるとゆっくりできないよ!!」 「え!?」 「れいむはゆっくりたべるの!!いそいでたべさせるおにいさんはでてってね!!」 「あ、あぁ…それは悪かったよ。お詫びにマッサージしてあげるからさ」 「ゆ!?じゃあゆるしてあげるね!!ゆっくりまっさーじしていってね!!」 どうにか許してもらえたようだ。適度に振動を与えると、れいむは気持ちよさそ うな顔をする。そんな表情を見ると、僕も幸せな気分になるのだ。 「ゆゆゆゆゆゆぅ~~~~」 「どうだ、気持ちいいかい?」 「ゆうぅ~きもちいいのおおお~~~~ゆゆゆゆゆゆ……」 そのうち顔が紅潮して、声も艶っぽさを帯びてくる。さらにマッサージを続ける と… 「ゆゆゆゆゆゆゆ、ゆふうううぅぅぅぅんんんんんんんんんん!!!!」 目を大きく見開いて、口も千切れんばかりに大きく開いたのだ。女の子らしから ぬ、下品な顔。涎まで垂らしている。僕はそれを止めさせる為に、マッサージを止 めた。 「ゆゆっ!?なんでやめちゃうの!?すっきりさせてね!!」 「今のれいむの顔が酷かったから止めたんだよ。女の子なんだから、そんな顔しち ゃダメだ!!」 「やだああああ!!!ずっぎりじだいのおおおおおお!!!」 「じゃあ、もうあんな顔しないと約束する?」 「するよ!!もうへんなかおしないよ!!」 と約束したので、また気持ちよくしてやるが…やはりあの下品な顔になってしま うので、僕はマッサージを止める。 「やめないでよね!!ゆっくりすっきりさせてね!!」 「すっきりしそうになると、やっぱり君は変な顔になっちゃうんだよ。だからすっ きりさせてあげることはできない」 「ゆああああああ!!!ずっぎりじだいよおっばお゛あ゛お゛お゛お゛お゛!!!」 何度マッサージしてやっても、れいむはすっきりする直前になると“例の顔”に なってしまう。その度に僕はマッサージを止めざるを得なかった。すっきりしたい れいむにとってはまさに生殺しだろう。 「ゆぐっ…ゆっ…ずっぎゅりざぜでばおおおおお!!ごのままじゃゆっぐりでぎな えろおおお!!」 「あ、れいむごめん!!お兄さんこれから用事あるから、またあとでね!!」 「いやああああおにいざんいがないでえええええ!!すっぎりざぜでえええ!!」 すっきりさせてやれなくて可哀相だけど、わかってくれ!!れいむのためなんだ!! すっきりできないストレスで扉に体当たりする音が聞こえるが、鍵をかけているの で出てこれない。そんな痛々しい音を耳にしながら、僕はその場から離れていった。 ◆ 仕事が終わったのでれいむの部屋に戻ると、部屋に入った瞬間『むぎゅ』という 感触が足から伝わってきた。足元を見ると… 「ゆぎゅううううううう!!!はなぢでえええええええ!!!」 ぺしゃんこに潰れたれいむの姿が、そこにはあった。部屋の入り口近くでゆっく りしていたのだろう、そこに僕がやってきて思い切り踏んづけてしまったのだ。皮 をうまく引き伸ばして元の形に戻してやる。 「いだあああああいいいいい!!!やめでえええええ!!やぶれちゃううう!!!」 僕は形を戻すのに夢中で、返事をすることも忘れていた。そんな時だった… ぶじゅ!! れいむの頬あたりから餡子がもれてしまったのだ。 「ゆぎゅうううう!!!もうやめでえええ!!ざわらないでえよおおおおああ!!」 「でも、ちゃんと元に戻さないと!」 「いいの!!れいむにちかづかないで!!おにいさんなんかきらいだよ!!」 …ショックだった。今まであんなにゆっくりさせてあげたのに、嫌われた… 「そんなこと言うなよ。あんなにゆっくりさせてあげただろう…」 「ゆ゛っ!!ぜんぜんゆっくりできなかったよ!!おにいさんがわるいんだよ!!」 衝撃だった。僕はゆっくりさせてあげているつもりが、全然ゆっくりできていなか ったというのだ。 「ゆっくりついてこないでね!!れいむはおうちにかえるからね!!」 今まではここがれいむのおうちだったのに…もう昔のおうちに戻るというのか。 あそこはゆっくりれみりゃがいるから危ない、と教えてあげたのに…! でも、れいむがそう決めたのなら、その選択を尊重してやるべきだよな。 「そうか、わかったよ。出口はこっちだ」 門まで案内し、ゆっくりを外に出してやる。その瞬間、ゆっくりは震え上がった。 「ゆぎゅ!!さむい!!さむくてゆっくりできないよ!!!」 「寒いのは当たり前さ。今の“草原”は冬なんだから」 全天候型ゆっくり放牧区画、通称“草原”。加工所の所有する施設である。今の 時期、このドーム内は気温-10℃の極寒に設定されているのだ。 「どうして!!さっきまであたたかかったよ!!」 「あぁ、さっきの部屋は暖房がかかってたし…君が前ここに住んでたころは、あた たかく設定されていたんだよ、このドーム」 そう、昨日まで“草原”は夏だった。でも今日から“草原”は冬なんだ。 「ゆ!?なにいってるの!!わけわかんないよ!!ここじゃゆっくりできないよ!!」 確かにそうかもしれない。でも決めたのはれいむ…君自身なんだ。 「大丈夫、れいむならゆっくりできるよ、きっと…たぶん」 そう言ってれいむの背中を押す。れいむはころころ雪の上を転がって、大岩にぶ つかると転がるのを止めた。体には行きが纏わりついていて、寒そうに震えている。 「やめでええええ!!おうぢにがえるうううう!!!」 「れいむのおうちはずーっと向こうだぞ。頑張って帰るんだぞー!」 「ぢがうの!!さっきのおうぢにがえるのおおお!!!!」 それは許されない。れいむは自分で“元の家に帰る”と決めたのだから。 別れるのはつらい。僕ってれいむと一緒にゆっくりしたかった。でも、それは許さ れないんだ。 「じゃあ、こんな厳しい環境だけど…頑張ってゆっくりしていってね」 「いやああああああああ!!!ぢめないでえええええええ!!ゆっぐりざじでええ ええええよおおおおお!!!」 皮が凍り始めたれいむ。だんだん元気がなくなり始めた。 「いや……ゆっぐり……ざぜ……で…」 寒さで震えて、うまく喋れないのだろう。僕も…別れの悲しさから、感極まって 目に涙を浮かべながら震えていた。 「や……じにだくな…いよ……ゆぐり…じだい…」 「…頑張って、ゆっくりするんだよ…」 れいむに涙を見せないように、僕は急いで門を閉めた。もう何も聞こえない。 『もっど…ゆっぐりじだがっだよ…』 そんな声も、きっと僕の幻聴だ。 『おにいざん……ごめんなざい…ゆるじで…ゆっぐりざぜで…』 いったい何を謝ってるんだ。君はゆっくりしてただけじゃないか。 『ゆ……っぐり…』 そう…君は、ゆっくりしてるだけでいい。 誰もいないところで、僕のいないところで… ずっと、ゆっくりしていればいいんだ… 『……ゆっ………―――――――――』 それっきり、幻聴は聞こえなくなった。 …… 門を開けると、そこにはもうれいむの姿はなかった。 雪原のほうへと続く、2つの足跡。 それを見て、僕は確信した。 きっとあのれいむなら、この厳しい環境の中でもゆっくりできるだろう、と。 今まで僕のしてきたことは決して無駄ではない…そう確信して、僕は自室に戻った。
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/426.html
概要 銅の剣。全ての作品に登場する、もはやお馴染みの武器。 銅を鋳型に流し込んで固めただけのシンプルな量産品の剣。 鋳造の量産品で研がれてはいないため、刃先は鋭利とはいえず、斬れ味は鈍い。 刃こぼれもしやすく斬るのには向かないため、主に叩いて攻撃する打撃用武器に近い。 そのせいか、刃物が苦手なⅢの僧侶も装備可能となっている。 ただ、あくまでカテゴリ上は「剣」なので、攻撃時のエフェクトは斬撃となっている。 ただし初期は青銅製という設定があったようで、FC版のⅠやⅡの取説で確認できる。 世界中でもっとも普及しているというオーソドックスな両刃剣。 村の守人や駆け出しの戦士、初級冒険者たちがよく利用している。 値段が手頃で手に入れやすいため、愛用する冒険者も多いらしい。 作品によっては、これから旅に出る主人公の初期装備となっていることもある。 現実的な話をすると同サイズの鉄より重いわ値段が高いわで、到底初心者が持つような武器ではないが、値段に限って言えばドラクエ世界では銅は安価なのかもしれない。 また、最近でこそ黄土色だが、旧作品ではピンク一色という何とも言えない色合いをしていた。 SFC版Ⅰ・Ⅱ説明書のイラストでは、かなり鋭利そうに見えるスマートなデザインだったりする。 攻撃力はⅠ~Ⅷまでは10〜13の間を微増減していたが、Ⅸでは7にまで下がっている。 DQⅠ 攻撃力は10で、価格は180G。 ラダトーム、ガライ、マイラ、リムルダール、メルキドと、最も多くの町や村で売られている武器。 【たけざお】の5倍、【こんぼう】の2倍以上の攻撃力があるので、お金が貯まったら是非買いたい品。 リメイク版ではガライの町にある宝箱からも入手することができるが、手に入れるには【かぎ】が必要。 DQⅡ 攻撃力は10で、価格は100G。ローレシアの王子とサマルトリアの王子が装備することができる。 ローレシアの王子が冒険の旅に出る際に、王様から貰う宝箱の中に50Gと一緒に入っている。 実質彼の初期装備と言える。 世継ぎの王子への手向けとして王から下賜される品としてはあまりに貧相だが、そこはそれ、ゲームという事で。 リリザの町と、リメイク版ではサマルトリア城でも販売されている。 ただ、サマルトリアの王子の初期装備であるこんぼうとは攻撃力が2しか違わないので、 わざわざ店で買うまでもなく、サマルはローレのお下がりの銅の剣を装備することになる人も多いかもしれない。 人によってはパーティシステムの導入による「仲間内での装備品の使い回し」を初体験させてくれる武器だろう。 敵ではバブルスライム、うみうし、サーベルウルフ、ブラッドハンドが落としていくことがある。 ちなみに、バブルスライムが毒消し草を所持していないのはこのⅡだけである。 DQⅢ 攻撃力は12で、価格は100G。勇者、戦士、武闘家、僧侶、商人、遊び人、賢者が装備することができる。 ただし、武闘家が装備した場合は攻撃力は「-6」となる。 勇者の初期装備となっている。 アリアハンの城下町と、リメイク版ではレーベの村でも販売されている。 Ⅲではパーティメンバーや装備アイテムも増え、お金のやりくりにも頭を悩ますことになりがち。 勇者の初期装備品の銅の剣は、使い回しも含めて結構長くお世話になる人も多いかもしれない。 敵ではさまようよろいが落としていくことがある。 DQⅣ 攻撃力は12で、価格は100G。主人公、ライアン、クリフト、トルネコ、ミネア、ピサロが装備することができる。 今回は主人公、ライアン、ミネアの初期装備となっている。 バトランド、イムル、サラン、フレノール、レイクナバ、ボンモール、モンバーバラ、ブランカと、 章を跨いで世界各地色々な町や村で購入することができる。 購入して装備する可能性があるのはクリフトとトルネコ。 クリフトの場合、【いばらのむち】(リメイク版では【せいなるナイフ】)(攻+14/200G)よりはこちらの方がコストパフォーマンスが良いが、 テンペで【ブーメラン】(リメイク版では【クロスボウ】)(攻+18/350G)を買うまで我慢するのも選択肢の一つだろう。 トルネコの場合は、システムの関係上弱い敵がもっと良い武器を落としてくれることもあるので、あえて買わないのも手。 敵ではひとくいサーベルとスライムベホマズンが落としていくことがある。 DQⅤ 攻撃力は13で、価格は270G。主人公、ヘンリー、男の子、ピピンの他、様々な仲間モンスターが装備することができる。 普通に購入できるのは少年時代のみで、サンタローズ、アルカパ、妖精の村、ラインハットで購入することができる。 なお、青年時代でも妖精の城から過去のサンタローズに戻れば購入することが可能。 少年時代の主人公の装備としてはやはりブーメランが強力なため、繋ぎなどとしてこの剣を買うかどうかは人によるだろう。 ただ、SFC版では202Gで売却できるため、一旦購入してお金稼ぎをスムーズに行えるようにするのもアリかもしれない。 青年時代では仲間になったばかりで装備が不足しがちなモンスターに一時的に持たせるには便利。 敵ではがいこつへいとさんぞくウルフが落としていくことがある。 本作よりⅡより続いていた「主人公の初期装備」から「初期装備より若干強い武器」へと立場が変わる。 強化されたと言えるかもしれないが、必ずしも入手する必要が無くなったため影が薄くなったとも言える。買値もかなり高くなる。 小説版 パパスの所持品として登場。野宿の際の調理などの雑用に使われていたらしい。 主人公リュカがレヌール城に向かうために急遽持ち出し、事件解決後に「刃を研ぐこと」「人に向けないこと」を条件に正式に譲渡されている。 その後は妖精の村で受け取った【かしのつえ】と併用した。 DQⅥ 攻撃力は13、かっこよさは9で、価格は270G。 主人公、ハッサン、テリー、アモス、ドランゴの他、様々な仲間モンスターが装備することができる。 ライフコッド、シエーナ、レイドック(上)で購入することができる。 やはり序盤の武器なのだが、Ⅵでは一つ目のダンジョンでこんぼうが拾え、 二つ目のダンジョンに挑む頃にはブーメランが購入できるようになっている。そしてこの間長距離移動などもほぼない。 そのため、Ⅴ同様メイン武器として長く使う機会には恵まれないことが多いかもしれない。 敵ではスライムナイトが落としていくことがある。 DQⅦ 攻撃力は11、かっこよさは9で、価格は220G。 主人公、キーファ、ガボ、メルビン、アイラが装備することができる。 ただし、ガボが装備した場合は攻撃力は「-5」となる。 また、キーファは公式イラストにこの剣を装備しているものがある。 ウッドパルナ(過去・現代)、エンゴウ(過去)、フォーリッシュ(現代)で購入できる他、 過去のオルフィー、現代のルーメンでも入手することができる。ラッキーパネルでもすべての場所で登場する。 主人公・キーファ共にひのきの棒かせいぜい竹の槍、あるいは武器なしでウッドパルナにたどり着くので、序盤の武器としてはなかなか重宝する。 手馴れたプレイヤーなら、マチルダがパーティに居る間に戦いまくってお金を貯めてしまうのもありだろう。 だが、エンゴウ(過去)で主人公はせいなるナイフ、キーファはおおきづちに乗り換えられてその役目を終える事が多い。 落とす敵はソードワラビー、カニおとこ、スライムナイト、ダンビラムーチョ、シャドーナイト、メタルライダー、どぐう戦士と多い。 中でもダンビラムーチョは「心」を落として欲しくて狩っている時に【▼】が出て、どうのつるぎでガッカリ、 という一連の流れがほぼお約束となっている。 DQⅧ 攻撃力は13で、価格は270G。主人公とゼシカが装備することができる。 ただし、ゼシカが装備するには短剣スキルが30以上必要となる。 トラペッタ、リーザス村で購入できる他、滝の洞窟でも入手することができる。 Ⅷでは主人公用の剣にどうのつるぎとはがねのつるぎの中間に位置する剣が存在せず、はがねのつるぎが登場するのもアスカンタと結構間が空いてしまう。 スキルを育てたい人、特に剣にこだわる人は要注意。主人公の攻撃力が物足りないと感じてしまう。 どことなく前述のⅦの主人公のどうのつるぎと似ているような気がする。 また、ブロンズナイフ×2の錬金で作ることもできるが、レシピ埋め以外に作る理由はないだろう。 敵ではくしざしツインズ、ボル、ホークマン、エビルドライブが落としていくことがある。 DQⅨ 攻撃力は7、おしゃれさは4で、価格は150G。 戦士、盗賊、旅芸人、バトルマスター、魔法戦士が装備することができる。 今回は主人公と戦士の初期装備となっている。久々の初期装備となる。 ウォルロ村、セントシュタイン城で購入することができる。 今作では他シリーズとは異なり剣カテゴリの中で最も攻撃力の低い剣となっているため、それ以上の価値はないと言える。 錬金のレシピも、これを作るものも、これが必要となるものも存在しない。 敵ではがいこつが落としていくことがある。 不思議のダンジョンシリーズ こちらでも皆勤を果たしている。 やはり攻撃力は低めであり、特殊能力も何もない。 他に強い武器が手に入り次第持ち替えてしまっていいだろう。 トルネコ2 戦士の技の【パンおとし】をセットできる武器の中では最も手に入りやすいものの一つ。 万が一壊れた時用の予備の確保もしやすいため、戦士で持ち込み不可ダンジョンに挑む際には役に立つ武器と言える。 トルネコ3 修正値上限が+99、印数が5と多いため、合成のベースとして使えないこともない。 その場合でも、より良い武器が手に入ったらそのまま丸ごと合成してしまえばいい。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/781.html
フーケ連行後、ようやくひと心地ついた四人だったが、休む間もなく学院長室へと出頭した。 そこで待っていたオールド・オスマンが、事情を把握したように告げた。 「破壊の杖について、話は聞かせて貰った! 人類は滅亡する!」 『ええっ!?』 「嘘じゃ。破壊の杖に関しては心配いらん。あれは偽者での。 実はただの剣じゃ。本物は、既にこの世には無い。 ……だから、その殺意を持った目はやめてくれんか、年寄りのかわいい冗談じゃ」 コホン、と咳払いし、若者には辛い、老人の長い思い出話が始まった。 要約すると、こうだ。 オスマンが昔、森を散策していた時に、突然見た事がない魔獣の群れに襲われた。 多数に無勢となった時に、『杖』を持った少年が現れ、人ならぬ素早さと力で切り伏せていった。 少年の持っていた杖は、剣の形をしていたが、あるときはガントレット、また槍や斧などに姿を一瞬で変えた。 その武器は、何十メイルもある巨人ですらも一撃で粉砕するほどの破壊力を持っていた。 その少年はオスマンを助けた後、『この世界』に手出しし始めた『神』とか言うものを追い出しに行くと言い、去って行ったという。 オスマンは、いつか『神』なるモノ、もしくはそれに類する脅威が現れたときの為に、いまだかつて見たことのない不思議な剣を覚えておく目的で『破壊の杖』(杖は剣が魔法のように変わったところから名づけた)のレプリカを作り、この学院で生徒育成をする事にしたという。 「それで、その『神』はどうなったんですか?」 「幸いな事に、姿も形も見えん。その未知の魔物も、それっきり報告も聞かん。 まあ、平和であるにこした事はないのう」 話を一区切りして、もう一度咳払いする。 「さて、よくフーケを捕まえてくれた。後日、二人にはシュヴァリエの爵位、ならびにミス・タバサに精霊勲章授与の沙汰が宮廷からあるじゃろう」 「ええと……レンには何も無いんでしょうか」 「残念ながら、彼女は貴族ではないからの」 ルイズは憐の様子を横目で覗いたが、彼女は何も分かっていないのか、特に気にした様子も無さそうだった。 「あ、あの……オスマンおじいさん?」 「何かね? ヴァリエールの使い魔」 孫娘のような可愛らしい声に、オスマンは思わず相貌を崩して答えた。 「後で、お話があるんですけど、いいですか?」 「うむ。だが、今日は舞踏会じゃ。色々トラブルがあったが、予定通り執り行えるじゃろう。 今日の主役は君たちじゃ。楽しんできたまえ。ヴァリエールの使い魔よ、話はその後にしよう」 今回の活躍者たちが部屋を去った後、オールド・オスマンとコルベールは再び怪しい悪の幹部の雰囲気で秘密を話し合った。 「あの白いゴーレムについて、分かった事は本当に『それ』なんじゃな?」 「はい、残骸の皮膚らしき金属に、『BS-OSA』との文字がありました」 勿論、『この文字』はコルベールには読めないので、そのままをスケッチしたメモをオスマンに渡す。 うむぅ、と唸るオスマン。 「まさか……伝説が本当にあったとは」 「伝説とは?」 「かつて我々人間が魔法が使えない頃、そしてエルフや使い魔が存在しなかった頃、人に代わって人を統治する『神のほこら』が五つあったそうじゃ。 そして、その頃の人はトライアングルクラスの大きさのゴーレムを何匹も使役し、ゴーレムもスクエアクラスの攻撃が可能だったそうじゃ。 しかし、人が争い過ぎるようになって、やがて文明や人は滅びたが、神のほこら自体は残っていると言うが……」 「もしや……」 「うむ。かねてより予測されていた、神との戦いが始まってしまうかもしれん。 ミスタ・コルベール、これは未だ推測。無闇な不安を煽る訳にはいかん。他言無用に願うぞ」 *************** 舞踏会はつつがなく終了し、ルイズは少し飲みすぎで火照る身体を、ベッドで寝転がる事で冷やしていた。 服をだらしなく着崩し、うつらうつらと眠りの世界に呼ばれていた。それを引き戻したのは、扉を遠慮がちに叩くノックの音だった。 「お姉ちゃん、いる?」 「う、ん……」 「入るね」 足音も控えめに気配がベッドに忍び寄ってくる。その頃にはルイズも客の存在を正しく認識し、起き上がる。 「ん……レン、何?」 「あのね……お別れを言いに来たの」 言われる事が重要な事だとは、何となく予想されていた事だった。フーケ戦の後辺りから憐の様子が何となくおかしいのは感じていたが、まさかの別れ話に、起き上がらざるを得なかった。 こんなときに、眠りかけでぼおっとしている自分の頭が恨めしい。とぼけた質問しか出来ない。 「お別れって……?」 「思い出したから。私の、やらなきゃいけない事を」 その瞳に映るのは、わたしより幼くて、だけど今までの能天気で天然で無垢な物じゃなくて、何かやるべき事を見つけた真っ直ぐな目。 本当なら主は使い魔を従えるものとして、許すべきではなく、断固引き止める、いや拘束するべきなのだろう。だが、わたしはそんな事をする気にはならなかった。 多分、わたしは実は甘すぎるのだろう。案外、子供なんか生まれたらだだ甘になるのかな? ちいねえさまに似ているのかなと思うと、安心するけど。 そんな長ったらしい言い訳ごとを考えている間に、やっと頭がすっきりしてきた。すっきりしたはずなのに、今度は何を言えばいいのか考えすぎて言葉にうまく出来ない。 だから、短くまとめた。 「……うん、頑張ってきなさい。ちゃんと、決着つけてきなさいよね」 「ありがとう、お姉ちゃん。 あ、おひげのおじいさんに許可貰ったよ」 「オールド・オスマンの事?」 「帰る前に挨拶しに行ったら、進級は認めるから次の使い魔を召喚していい、って伝えてくれって」 確認のために手を取る。確かに、ルーンは跡形も無く消えていた。 「ツェルプストーやタバサにも挨拶したの?」 「うん、ちゃんとしました」 「いいわ。いつ、行くの?」 「この挨拶が終わったら、すぐに行くつもり」 「そう。 ……さよならは、言わないわ。元気でね。また、会いましょ」 「またね……お姉ちゃん」 レンの姿が、窓の外から差し込む月の光に溶けるように、ゆっくりと消えて行った。余りにもあっさりしすぎていて、夢を見ているようだった。 誰も、何もいない。思わず手を差し伸べても、何も触る事ができない。 頬が冷たかった。泣いている? そんな事にも、気づかなかったなんて。 どこか心の一部を持っていかれたように寂しい事に気づいた。心の働きが遅い。未だに現実かどうか、理解できなかった。どうして、泣くならもっと早く、引き止めて泣く事ができなかったのだろう? 自分が甘いだの何だのと理由をつけていた癖に、結局は一緒にいて欲しかったのだ。 『ゼロのルイズ』と呼ばれていた私に、素直に付き合っていてくれたから。 レンがいたから、私は私でいられたのに。 当たり障りの無い事を言って別れたのを後悔したままベッドに潜り込む。 自分の感情が何なのか、どうすればいいかよく解らないまま、心のつかえを流しつくすように泣き、そして眠りについた。 ********************** 数日が経った。 ルイズの二人目の使い魔召喚は一回で成功したが、出てきたのは平民の少年だった。 サイト、と言う少年をルイズが事あるごとに、 「この犬!」 と大声で追い回す様子は、その数日で名物になった。 キュルケと話をする→この犬!→爆破、シエスタを見てデレデレしている→この犬!→爆破、誤ってタバサを押し倒す→この犬!→爆破、と追い回すその様子に、「あれって焼餅じゃね?」と噂する生徒もいるが、表には出さない。 ゼロのルイズ相手といえど、あの結構痛い爆破を食らいたくは無いのであった。 キュルケは堂々と正面から言う剛の者であったが。 中庭で柔らかな風に吹かれながら、ルイズは寝転んでいた。少々追い掛け回しすぎで疲れたのだ。 あの犬、女の子見れば右に左にふらふらふらふらと。次に見つけたらもっと厳しく躾けてやるわ。 決して焼餅じゃないの。ご主人様として、ちゃんと下僕が周りに迷惑をかけないようにしてるだけなんだから。そんな思考こそが焼餅と言われている理由だという事に気づいていない。 「さて……行きましょうか」 服についた草を払い、立ち上がる。 そういえば、いつかあの子とこうして寝転んだ事もあったっけ。ほんの少し前のはずなのに、ずっと過去の想い出のような気がした。 少しだけ強い風が吹いた。誰かに呼ばれたような、声が聞こえる風。 (お姉ちゃん……) 「レン?」 ふと、中庭の向こうに影を見た気がした。 小さくて、スカートが風になびいていて、大きなリボンが揺れていて…… 「あれ……?」 夢か、現か。 どちらでもいい。未だ寂しさを忘れられない私を心配して、幻を見せに来てくれたのかも。 だから、私は何も言わず背を向ける。そして、歩き出した。 *************** 「どうして無視するの!?」 「って、ええええええっ!?」 幻は質量を持って、私の背中に張り付いてきた。幽霊なのに触れる事に慣れてるのは最早どうかと思うが。 「え、ちょっと、戻ってきたの?」 「……ダメ?」 「ダメじゃないけど……それで、決着はつけてきたの?」 うん、と憐は大きく頷いた。 「『向こうで』死んじゃったけど……何故かこっちに来れたから。 ちゃんと死ぬ前にお別れを言って、こっちには今日来ました」 「そう……」 ダメだ、戻ってきたって聞いて、言葉にならない。泣きたいけれど、泣かない。やっぱり、大事な存在なんだと気づく。 もう、嫌だって言っても離さないから! 「これからは、ずっと一緒よ!」 「うん! お姉ちゃん!」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/33456.html
登録日:2016/01/07 Thu 01 19 15 更新日:2023/01/05 Thu 01 38 01 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 MH MHF MHF-G MHF-Z おもむろ=ゆっくり アスパラ ギルド指定クエスト組 ティガ骨格 デュラガウア フロンティアG モンスターハンター モンハン 体力馬鹿 ←G10以降は完全に面影無し 凍傷 塔 大型モンスター 根性殺しの開祖 氷属性 氷狐竜 睡眠属性 飛竜種 『モンスターハンターフロンティアZ』に登場するモンスター。 概要 MHFのサービス期間全体で見ると古い時代となる、シーズン8.0から登場した飛竜種の大型モンスター。 別名『氷狐竜』。 強さ別に下位~G級まで幅広く分布し、全てHCモードに対応する。 下位ではHR2のギルド指定クエストに登場するため、必ず戦うことになる。 いわゆる、ティガレックス系の原始的ワイバーン骨格を持つ。 見た目は牙と爪が鋭く発達した緑色の狐…に似た何かで、尻尾の部分がトゲトゲしている(通称アスパラ)。 だが、怒り状態になると頭や脚先が白く凍るという変わった現象が起きる。 この骨格のモンスターとしては比較的小柄なのも特徴。 別名が表すように氷属性を操るモンスターであり、口からは超低温のブレスを吐いて攻撃する他、腕を大きく振るってかまいたちを引き起こすのが得意技。 しかも、デュラガウアが扱う氷属性の攻撃に当たると「凍傷」の状態異常にかかってしまう。 凍傷は走る、回避等の行動における消費スタミナ量が増大するだけでなく、常時寒冷エリアにいるのと同じ判定になって最大スタミナが短時間で低下するという厄介な性質を持っている。 MH3以降のメインシリーズの氷属性やられ(※G9で追加されたMHF版氷属性やられとは違う効果)と似た効果だが、あちらと違い氷属性の耐性値を上げても防げない代わりにホットドリンクや強走効果で解除可能(そのまま強走状態にはならない)。 ただし、気をつけておきたいのが喰らう前にあらかじめ飲んでいても打ち消すことはできない。 あくまでも凍傷時に飲んで効果を発揮するので忘れないように。 アイテムの他には寒さ無効の上位スキル「冬将軍」、あるいは「凍結耐性」で無効可能。 …が、前者は普通に発動しようとするとかなりポイントが重いので、スキルアップグレード等の手段を使って発動させることが多い。 一番手っ取り早いのは要求ポイントが低い後者発動のために装飾品を使うか、天廊武器に冬将軍の石を詰め込む方法。 天廊武器なら防具のスキル枠を邪魔せず発動できる。 以前は凍傷の使い手がデュラガウアしかいなかったが、最近はトア・テスカトラも使う。 ただし、定期開催イベント「天廊遠征録」では他にもう1体、凍傷を使いこなす規格外のバケモノがいるため、覚えておいて何の損も無い。 生息地が少々変わっていて、普段は塔の秘境エリアに生息している。 この秘境はMHF独自の地形で、MHP2G等に見られるものと場所が違っているが、行き方は同じ。 (向こうが塔から離れた場所であるのに対し、MHFオリジナルの秘境は塔の根元) 他にもクエスト次第では高地、峡谷に姿を現すこともある。 戦闘概要 G級では★7に位置するため、防御力から900引かれた状態でクエストが始まる。 (計算式は「防御力-(★の数-1)×150=実際の防御力」) 登場ランクの中では攻撃力がやや高め。 下位からG級まで一貫して言えることだが、当たり判定が広く、それでいて持続時間が長い傾向にある。 腕を振るう、回転する、暴れる…殆どの技において一瞬では攻撃が終わらず、密着した状態で回避しても大抵当たってしまう。 更に振り向きを挟まずに攻撃することも多々。 相手して「攻撃に当たってばかりで辛い…」と思った事はないだろうか?大丈夫、そういうモンスターだから。 その代わりというか、多くの攻撃は明確な予備動作付き、かつ大振りでわかりやすい。 深追いせずに攻撃後の隙を突くことを意識すれば無駄にダメージを負うことも少ない。 「攻撃と回避」の重要性を改めて教えてくれるモンスターである。 G10以降は非G級大改新でステータス調整され、今は面影こそないが、かつて小柄な外見に不釣合いなほど体力が多かった。 恐るべきことに下位の時点で体力が10000もあったのだ。 いくら本作がPTプレイ前提のゲームバランスであるとは言っても、G10以前の同ランク帯大型モンスターでこんなにふざけた耐久力を誇るのはヴォルガノス兄貴ぐらいしかいなかった。 下位からこれなので、上位は更に多かった。剛種に至っては剛種モンスター全体の調整が入るG9.1以前は25000以上というラオシャンロン並の体力を誇っていた。 とはいえ、重ねて言うがもはや昔の話なので体力の話は忘れてもらっていい。 落とし穴は効かないが、シビレ罠は効くので昔は捕獲で終わらせる手もあった。 剥ぎ取り限定素材は特異個体を除いて無いので尚更。 毒の効きもかなり良い方で、毒属性を持った武器がおすすめ。 G級では普通の耐久力に収まっている。 また、特異個体ではHC補正で体力が結構低下するため、HR300の秘伝書取得後は特異個体デフォで戦ってもいい。 氷の攻撃に気をとられがちだが、他にも気をつけておきたい攻撃はある。 怒り状態では尻尾から睡眠ガスを発生させることが可能。睡眠無効か状態異常無効スキルがないと隙をさらしてしまう。 更に、時折構えの体勢からハンターの攻撃に反応してカウンター(当たると膝崩れ気絶になる)を繰り出すこともあるので要注意。 突進はホーミング性があり、剛種特異個体では目を疑うレベルの凶悪な追尾力を見せつけてくる。 破壊可能部位は頭部、両前脚、尻尾、背中。 いずれも怒り状態中にだけ破壊できる。 背中は普通にやるとかなり壊しづらいので無視するハンターも少なくない。 弱点は雷、龍。怒り状態では物理肉質が柔らかめになる他、属性の効き方も少し変わる。 G級では火属性も明確に効きやすくなっている。 全くの余談だが、持ち技のうちサイドタックルのモーションはMHP3以降のベリオロスに引き継がれている。 その後ベリオロスはG9で遷悠種として輸入され、共演を果たした。 氷属性の攻撃 いずれも凍傷状態を付与してくる。 冷凍ブレス 両前脚を大きく振り上げた後、踏ん張った体勢でブレスを吐く。 ブレス本体が通過した跡も凍り付いているため、これに触れても凍傷になってしまう。 使用後は隙が生じ、爪を研いでから次の行動に移る。 特異個体では「事前に2回ジャンプして大きく後ろに下がる」という予備動作が追加されるが、 ブレスは3WAYに拡大するので注意。前方にいると被弾しやすい。 かまいたち デュラガウアの代名詞とも言うべき必殺技。 おもむろふいに片前脚を後ろに振りかぶった後、そこそこデカイ氷の竜巻を前方に飛ばす。 ベリオロス亜種の竜巻ぐらいの大きさが我が物顔で進んでくるため結構シャレにならない。 これが剛種以降になると溜めてから複数のかまいたちを発するパターンが追加されるようになり、特異個体では通常のかまいたちも数が1個増えるなど大きく強化される。 回転回避で突っ切るのは無謀に等しい。かまいたちの軌道から逃れるように動こう。 ちなみに、普通のかまいたち中に音爆弾を複数投げると落し物をする。 打ち上げコンボ 後に多くのモンスターで見られるようになった、根性貫通コンボ攻撃の元祖。 その場で爪研ぎをした後、突然バックジャンプと共に狭い周囲一帯のハンター達を打ち上げ、舞い上がったところを氷ブレスの炸裂で追撃する。 最初の一撃で根性スキルが発動しないラインまで体力を減らされるとほぼお陀仏。 冷凍ブレス後以外で爪研ぎの動作が見えたら確実にこれが来ると疑った方がいい。 特異個体化すると下位、上位でも平然と使ってくるので油断禁物。 凍結ボディプレス 片前脚をゆっくりと持ち上げ、叩きつけてジャンプすると同時に周囲の地面を凍結させ、着地時に冷気の衝撃波で吹き飛ばす。 根性貫通系ではないが回避はシビアで、回避性能+2を発動していてもギリギリ? G級では最初のジャンプで大きな氷山を発生させ、それをボディプレスでカチ割りながら破片を撒き散らす攻撃に強化される。 武具 武器は通常(下位~上位)、剛種、G級武器の3種類。 いずれも氷と睡眠属性を併せ持った「双属性」であることが多い。 通常武器は1本分の素材が手に入るクエストが入門区で配信されている(昔は週変わりの不定期だった)。 防具は通常、G級防具の2種類。 どちらも元が狐だけあって和風チックである。 将来性の見込める剛種防具が無かったのが悔やまれる… 余談 かつては「3のつく日と第3週末」に配信されるHRPたっぷりクエストの常連として顔を連ねており、同系統クエの中では最もHRPが多く、場所も大闘技場で非常に連戦しやすかったことからHR/SR上げに便利で人気があった。 武具に用が無くともデュラの顔は飽きるほど見た、という人もいるはず。 が、G9からはティガレックスを筆頭に倍以上ものHRPを誇る新たっぷりクエストに取って代わられてしまい、まさかのお役御免に… ちなみに、G級では稀に黒いデュラガウアに遭遇することがあると思われるが、あれはデュラガウアの皮を被った別モンである。 詳しくはこちらの項目で。 追記・修正はかまいたちを繰り出しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 何かとコイツのHC素材がよく要求される。その分救済クエでの供給も多いが(GHC) -- 名無しさん (2016-01-07 12 30 21) ↑ミス GHC素材は☆7であることもあり中々調達に困る -- 名無しさん (2016-01-07 12 32 20) フラウ「ま〜た得デュラかよw」今となっては懐かしである -- 名無しさん (2016-01-07 20 13 48) 名前 コメント