約 666,433 件
https://w.atwiki.jp/airmysken-wiki/pages/73.html
「戻り川心中」読書会まとめ (ネタバレ開放・リプ関係まとめ版) リプライの行き先が何処だか分かりにくいので、出来る限り元コメントの近くに置いておきました。 よって、時系列がかなりバラバラになっております。ご了承ください。 ネタバレ展開してますが間違ってるコピペミスあるかも知れないので、あったらご報告ください。(@AzisaiS) また、今回短篇集とのことで、その話題ごとに各短編の名前を付けてみましたが話題自体は横断しておりますのでご了承ください。また、タイトル付けた順番と収録順は異なります。 + ネタバレです 2011/07/17 20 00 air_doku 重ねし影を鐘の音の断つ youmoutei 降りたちて異郷の駅の残燈に RT 重ねし影を鐘の音の断つ air_doku さてそれでは、第9回エアミス研読書会(連城三紀彦『戻り川心中』)を始めたいと思います。参加者の皆様は、実施要領( http //t.co/jSUTuAn )に気をつけて、遠慮なく積極的な発言をお願いします。 #air_mys_ken youmoutei まとめはこちら→ http //t.co/UQk6ArT longfish801 読書会ハジマタ。 AzisaiS はじまた。しかし再読してない! 814 読書会初参加です。皆様よろしくお願いいたします。 youmoutei 814 いらっしゃいませ~。よろしくお願いします。 814 じつは課題本が見当たらなかったため、先程あわてて買ってきました。もう一冊出てきたら布教用にします(笑) nanizaki 自分も初参加です。よろしくお願いします。 youmoutei nanizaki こちらもいらっしゃいませ~。よろしくお願いします。 no73m 初参加の方が多いのは嬉しいですね♪ 各出版社の収録作品と表紙 no73m 読書会にそなえ連城作品をいくつか発掘 http //twitpic.com/5rivdd 814 no73m 装丁が美しいですねえ。 no73m 814 同じイメージで統一されてるのも嬉しいですね longfish801 ……表紙イラスト・波津彬子? RT no73m 読書会にそなえ連城作品をいくつか発掘 http //twitpic.com/5rivdd no73m longfish801 表紙イラストは村上昴さんという方ですね。 youmoutei longfish801 手元の『戻り川心中』には「カバー装画 村上芳正改め昂」とありますね。『夕萩心中』では「村上 昂」になってます。 longfish801 no73m youmoutei ありがとうございます。脊髄反射のボケですみません。m(_ _)m youmoutei no73m 奥の二つは持ってないですね。ほしいなあ。 no73m youmoutei 『瓦斯灯』収録の「親愛なるS君へ」は人食いミステリの傑作ですよ AzisaiS 講談社文庫版の連城表紙オシャレ……。 longfish801 youmoutei 私が持っているハルキ文庫版には最後に「夕萩心中」も収められているのですが、他では別なのでしょうか? youmoutei longfish801 えーと、ハルキ文庫以外の版は、「藤の香」・「桔梗の宿」・「桐の柩」・「白蓮の寺」・「戻り川心中」の5作が収録されてるはずです。 longfish801 youmoutei え、少ないんですね……。 RT longfish801 えーと、ハルキ文庫以外の版は、「藤の香」・「桔梗の宿」・「桐の柩」・「白蓮の寺」・「戻り川心中」の5作が収録されてるはずです。 longfish801 ハルキ文庫には「菊の塵」「花緋文字」「夕萩心中」の三編が追加されている模様です。RT youmoutei えーと、ハルキ文庫以外の版は、「藤の香」・「桔梗の宿」・「桐の柩」・「白蓮の寺」・「戻り川心中」の5作が収録されてるはずです。 no73m ハルキ文庫版は花葬シリーズを集めたってことなのかな longfish801 はっきりとは書いてないのですが、解説の巽昌章が『この「花葬」連作をはじめて読むひとには~』と書いているので、恐らくそうかと。RT no73m ハルキ文庫版は花葬シリーズを集めたってことなのかな Scheherasade そういえば、「花葬シリーズ」は、もともとの構想は9篇と10篇、どちらでしたっけ。「桜」モチーフの作品がお蔵になったというのを読んだ覚えはあるんですが。 Scheherasade おっと、申し遅れました。うろ覚え状態で読書会初参加という暴挙に出てしまいました。生ぬるい目で見守ってやって下さいませ。 youmoutei Scheherasade あれ? 初参加でしたっけw いらっしゃいませ。それはさておき、「藤の香」と「桔梗の宿」は特に色街の雰囲気が強くて、何ともいえないものがありますね。 感想、ドラマ longfish801 とりあえず普通の感想を……確か社会人になってから「名作らしいしなあ」と池袋JUNK堂で買い求めた記憶がうっすらと……再読前に覚えていたことは「なんか、橋の上で傘を燃やしてたな……」。いろいろと記憶力がまずい。 youmoutei longfish801 えー、よく覚えてるじゃないですか。私が読んだのは6年前のようですが、恥ずかしながら「橋の上で傘を燃やしてた」なんてすっかり忘れてましたよ。 Scheherasade 橋の上で傘……。「桐の柩」ですにゃ。つらつらと思い出すに、「白蓮の寺」以外の4篇には、色町が何らかの形で描写されてるのだなと今更。 youmoutei 私の場合、泡坂妻夫からの幻影城つながりで『変調二人羽織』をまず読んだのですが、泡坂妻夫とはだいぶ雰囲気が違ったのでそこから先へは進まず、結局『戻り川心中』はずいぶん後になってから読みました。もっと早く読んでおけばよかった、と後悔しましたがw no73m 『戻り川心中』に最初に触れたのは田村正和主演のドラマ版が最初。正直あまり面白くなかったので、原作にはなかなか手が出ず……w youmoutei no73m 田村正和主演だったんですか。それはちょっとイメージが違うような……w Scheherasade no73m 自分も見ましたあれw(ヒロインどなたでしたっけ)。見ていた時には、まあまあ面白いかなと思っていたのですが、その後原作を読んで、「あれを面白いと思ってしまってすみませんorz」と。 no73m ドラマ版、ようつべで見つけました http //bit.ly/qyADhC(youtubeリンク) mysteryEQ そういえば昔「戻り川心中」のドラマ版を見た記憶と「名古屋出戻り物語」を見た記憶がごっちゃになってて、長らく「出戻り川心中」と間違ったタイトルで覚えていたのは秘密(爆)。 AzisaiS 【メタ発言】(読書会参加しようと思って「戻り川心中」取り出してきたのに、コレ読んだのあの地震の騒乱の頃で一番好きな「桔梗の宿」以外すっかりと抜け落ちてて何もしゃべれないww) k_funabashi 読書会、そのうち参加してぇなぁ。読むタイミングと参加するタイミングの両方の間が悪い俺。 WasuiMatui2014 えっ!?エア読もう始まってるの?お風呂に入って、9時くらいから参加します… rufa9 おばんです…… ちょいとまぜてもらいますえ (長火鉢の前で、煙管から煙をふうっと吹きながら) mysteryEQ (るふぁさんのツイートが「おぱんつです」に空目しただなんて、絶対に言えない……) longfish801 rufa9 女将さん、いらしてたんですか! youmoutei rufa9 これは姐さん、よくいらっしゃいました。 藤の香 longfish801 「藤の香」は、棺桶を海に沈める場面がいい……。 longfish801 「藤の香」はつまり、 フーダニットと思わせてホワイダニット ですかね。中核的なアイデアからすると。 rufa9 杉本はん、ぼちぼちツケ払ろうてんか…(煙管ポン) なるほどですよ。色街の女たちの実情を知りえる代書屋という設定が抒情性と説得力を兼ね備えていて、じわーっとくる読後感です。RT longfish801 フーダニットと思わせてホワイダニット 814 「藤の香」は地の文の口調に雰囲気があっていいです。あと、longfish801さんの挙げられたシーンは私も印象に残っていますね。花が浮かんでくるところ。 rufa9 同感です。一文がゆるゆると長い樋口一葉か谷崎潤一郎かという筆づかいが色街の雰囲気を描き出していましたね。そこにぴりっと短いセンテンスをおりまぜ、緩急つけてるとこに匠の技を感じました。814 「藤の香」は地の文の口調に雰囲気があっていいです。// youmoutei 今回、自分のサイトに書いた感想も見ないで再読したのですが、「藤の香」は正直ちょっとなめてました。再読で驚かされるって……orz no73m 花葬シリーズ全般にそういうズラシが多いですよね。巧みというか嘘つというかw RT longfish801 「藤の香」はつまり、 フーダニットと思わせてホワイダニット ですかね。中核的なアイデアからすると。 longfish801 no73m ええ、しかも後になると「信頼できない語り手」が関与してきますから、ますます……シリーズとして初めから構想していたことなのかどうかが気になります。 youmoutei さすがに事件の真相はだいたい覚えていたんですが、最後の 暗闇コント で「あれ? こんな話だったっけ?」とw>「藤の香」 no73m 暗闇コント www RT youmoutei さすがに事件の真相はだいたい覚えていたんですが、最後の 暗闇コント で「あれ? こんな話だったっけ?」とw>「藤の香」 longfish801 www RT youmoutei さすがに事件の真相はだいたい覚えていたんですが、最後の暗闇コントで「あれ? こんな話だったっけ?」とw>「藤の香」 utsuken お疲れ様です。よろしくお願いします。関係ないとこですが藤の香では「旦さん」ていう呼び方にグッときましたw youmoutei utsuken いらっしゃいませ~。「旦さん」、いいですよね。 桔梗の宿 WasuiMatui2014 途中参加させていただきます。「藤の香」に限らず、『戻り川心中』所収の作品は「ここしかない」という視点から話を切り取って、その位置が絶妙だと思います。 rufa9 なるほどです。視点人物の立場と、事件を見る角度の選び方が絶妙なんですね。「桔梗の宿」 と同じモチーフの作品は他にもありますが、あれだけ切ないのはあの視点あってこそかなあ。 WasuiMatui2014 「ここしかない」という視点 Scheherasade rufa9 あー、確かに同一モチーフでも視点があそこという作品は……多分無い? rufa9 寡作な某作家さんに立場が同じ作品がありますが、まるっきり別ものになってるので描き方次第なんですね。http //bit.ly/cUvcZl(youtubeリンク) これとかめっちゃホラーですし。Scheherasade 確かに同一モチーフでも視点があそこという作品は……多分無い? Scheherasade rufa9 あ、某新人賞のかなり前の最終候補作とか。人間関係が一緒じゃまいか。 rufa9 Scheherasade 八百屋お七 といい、同じモチーフでも印象が全く違うのはやはり見せ方なんですねえ。 Scheherasade rufa9 恐ろしい事に八百屋お七 についてを堂々と作中で言及しておいて、しかも真相に気付かせませんからねえ。初読時には地団太踏みたいくらい悔しかった(笑)。 rufa9 刑事さんと鈴ちゃんの人物造型と描写 が抒情性に隠れたミスディレクションでしたもんね。鈴ちゃんも、あの幼なさ ならありだよという… おそろしい説得力です。Scheherasade 814 もし私が鈴絵の口から言葉を聞き出していたなら、少なくとも第二の事件は未然に防ぐことができたかも知れなかった。(講談社文庫p.69)――というくだりも、再読で気付かされる巧緻なミスディレクションですね。 youmoutei 814 「桔梗の宿」のそれ( もし私が鈴絵の口から言葉を聞き出していたなら、少なくとも第二の事件は未然に防ぐことができたかも知れなかった。(講談社文庫p.69) )は、うならされました。 WasuiMatui2014 一作思い当たる作品がありますね。しかし、表現とその目的(狙い)は全く別でしたが Scheherasade 同一モチーフでも視点があそこという作品は……多分無い? WasuiMatui2014 見事にバッティングしてしまったw 814 アイデアとしては、被害者が《顔の無い死体》となっていたことで同じ人物を狙った殺人計画が同時進行していた――という構図も珍しいものに感じられます。 WasuiMatui2014 「藤の香」に関しては代書屋という設定も見事ながら、「善意の殺人」という独善的になりがちな動機を色街という特殊な環境を使うことで、そう見せない点に唸りました。 白蓮の寺 Scheherasade longfish801 「白蓮の寺」は 語り手がいかに信用できなかったかという話ですよね。 youmoutei Scheherasade ああ、そういうとらえ方は面白いですね>「白蓮の寺」 longfish801 そうそう、そこなんです。「桔梗の宿」「桐の棺」はもはや語り手が、事件をただ観察するだけの存在ではいられなくなる。 RT Scheherasade 「白蓮の寺」は 語り手がいかに信用できなかったかという話ですよね。 longfish801 漠然とした感触ですが、後ろのほうほど普通の探偵小説としての枠組みが崩れていくように感じられます。RT Scheherasade 「白蓮の寺」は 語り手がいかに信用できなかったかという話ですよね。 no73m 連城作品の語り手は 嘘ついてる か 騙されてる かのどちらかw longfish801 あるいは、そういう人物を追いかけている人ですね。「戻り川心中」や「夕萩心中」がそうでした。 RT no73m 連城作品の語り手は 嘘ついてる か 騙されてる かのどちらかw longfish801 この「信頼できない語り手」という主題を、別の作品では作中作としてメタ化するという発想が天才的だと思いました。 RT no73m 連城作品の語り手は 嘘ついてる か 騙されてる かのどちらかw no73m そうそう、そこが何とも巧いなぁと RT longfish801 この「信頼できない語り手」という主題を、別の作品では作中作としてメタ化するという発想が天才的だと思いました。 youmoutei 何か色々と動作が重たいので、ちょっとROMに回ります(涙)。 WasuiMatui2014 確かに連城作品には「信頼できない語り手」が多いのは確かですが、個人的に作者は手法の一つとして使っているだけでそれが発想の根本だとは思えないんですよね。(続く) WasuiMatui2014 (承前)むしろ「信頼できない語り手」は作者の“手癖”みたいなものではないかなと愚考する次第 814 WasuiMatui2014 題材や舞台の選び方が、ミステリとしての補強にも結びついているところがうまいですよね。恐ろしいほどに細部まで計算されていて。 no73m WasuiMatui2014 作者自身が語っているように発想の根本は恋愛とミステリの融合くらいなんでしょうね。で、恋愛の心の機微を描こうとするとどうしても"信頼できない語り手"という手法が多くなってしまう。ここに連城さんの恋愛観や人間観が…… WasuiMatui2014 no73m 「恋は盲目」といいますからねw longfish801 後半「戻り川心中」「夕萩心中」になると動機がちょっと観念的になってきてるような( アイデンティティ・クライシス という点では「白蓮の寺」も)。これも時代ゆえか……って、三十代の私にはよくわからないですけど! 814 「桔梗の宿」はハウダニットはシンプルな動機であればあるほど衝撃が大きいということを感じる好例でした。 萌えキャラ(僕は、「桔梗の宿」の鈴ちゃん!) no73m あっ、ちなみに「藤の香」ではお民ちゃん萌えですよw longfish801 no73m え、もう萌え話を始めていいんですか? では私は「桔梗の宿」の鈴ちゃんで。 rufa9 お民ちゃんかわいいですよね! ああいう健気さをさらっと、しかも印象深く描きだしていてすごいです。しかもてんてn… もう、あんな子がいたら○×▲□×ですよ! no73m あっ、ちなみに「藤の香」ではお民ちゃん萌えですよw longfish801 (五百円ぽっち、いつでも払ってやらあ!) no73m longfish801 rufa9 健気で薄幸なキャラにはどうしてもヤラれてしまいますw rufa9 ウワーン幸せになってほしいと思わずにいられない子たちですね no73m longfish801 健気で薄幸なキャラにはどうしてもヤラれてしまいますw longfish801 この連作はストレートに欲望を追い求める人物ばかりですが、不思議と憎めない。かける言葉さえもみつからないというか。「桔梗の宿」はその最たるものに感じます。 Scheherasade longfish801 一つには、追い求める過程で、少なくとも客観的にはかなり大きな代償を払わざるを得なかった、というのはあるかもしれません。 longfish801 ああ……「桐の柩」が思いだされます。貫田の兄貴にとって、あの二択はどれだけの重みがあったのか。あの男に迷いや情はあったのか。 RT Scheherasade 一つには、追い求める過程で、少なくとも客観的にはかなり大きな代償を払わざるを得なかった、というのはある no73m 冷静に考えるとけっこう傍迷惑な人ばかりというw RT longfish801 この連作はストレートに欲望を追い求める人物ばかりですが、不思議と憎めない。かける言葉さえもみつからないというか。「桔梗の宿」はその最たるものに感じます。 longfish801 苑田岳葉はけっこう迷惑な人のような……これだから天才は……。RT no73m 冷静に考えるとけっこう傍迷惑な人ばかりというw RT longfish801 この連作はストレートに欲望を追い求める人物ばかりですが、不思議と憎めない。かける言葉さえもみつからない WasuiMatui2014 かなり迷惑ですwww彼にとっては女なんて芸術のための道具ですからねw longfish801 苑田岳葉はけっこう迷惑な人のような… WasuiMatui2014 苑田岳葉に憧れた人間は私だけではないはずだ youmoutei ノシ RTWasuiMatui2014 苑田岳葉に憧れた人間は私だけではないはずだ no73m ノシ RT youmoutei ノシ RTWasuiMatui2014 苑田岳葉に憧れた人間は私だけではないはずだ longfish801 いや……私は普通に生きてゴロゴロニャンニャンするほうが……。RT no73m ノシ RT youmoutei ノシ RTWasuiMatui2014 苑田岳葉に憧れた人間は私だけではないはずだ 桐の柩 longfish801 納得感という点では「桐の柩」が好きです。「戻り川心中」の推理はあれだけを根拠とするのは「ありえる解釈のひとつ」に過ぎないような。「桔梗の宿」も 八百屋お七 が暗号の役割を果たしているので解釈のドンデン返しに納得がいく。(続く) longfish801 (承前)「桐の柩」は、語り手がなにも分からないまま指図をされ、 殺人 さえ二人の男女が愛憎を交わしあう、巨大な暗号のうちの一記号に過ぎない。「白蓮の寺」もそうだといえばそうですが、作者の恣意性が大きいからなあ……。 no73m ちょいと中座してましたよ youmoutei 特に「桐の柩」・「白蓮の寺」・「戻り川心中」の3篇は、「短い中にどれだけ仕込んでるんだよ!」という密度の濃さも魅力です。作りすぎという気もしないでもないですが、それを感じさせないところがさすがですね。 rufa9 確かに濃いですよね。伏線と謎をぐいぐい展開させて読者を引っぱったり、卓越した技巧が物語に調和しているのがすごいです。youmoutei 特に「桐の柩」・「白蓮の寺」・「戻り川心中」の3篇は、「短い中にどれだけ仕込んでるんだよ!」という密度の濃さも魅力です。 utsuken ミステリ部分ではないですが「桐の柩」で二人の関係を「骰子ごっこ」としたアナロジーはうまいなぁと思いました。堅気の物語とも有機的に結びついていて。 youmoutei utsuken それが最後に 「骰子ごっこって奴を、俺とやらんですか」 という台詞になってくるのもいいですね。 longfish801 泣きそう……。RT youmoutei utsuken それが最後に 「骰子ごっこって奴を、俺とやらんですか」 という台詞になってくるのもいいですね。 no73m (つд`) RT youmoutei utsuken それが最後に 「骰子ごっこって奴を、俺とやらんですか」 という台詞になってくるのもいいですね。 no73m 例えば「桐の柩」の 柩を燃すには、死体が要る なんてのは古典的な反転のさせ方のように思うのですが、それを古いと感じさせない見せ方がさすがだと感じます。古い革袋に新しい酒を盛るってやつですか。 youmoutei no73m 柩を燃すには、死体が要る は、「あちら」の方をとても重く見せているのが巧妙です。 longfish801 「桐の柩」はなんというか……本当にもう、真相を知ってしまえば、愚かとしかいいようがない人達の話なんですよね。けれどそれでも、それだからこそというべきか……。(つд`) rufa9 うわー、めっちゃメロドラマなキメ描写… でもリリカルで素敵、とか思ってると、真相ではそれがきっちり伏線になっていて、やるせないやら脱帽するやら。 youmoutei rufa9 その辺、作者と 岳葉 が重なりますよね。 rufa9 オウフ…なるほどです。そんなに計算して生きるより素直に人生楽しんだ方がいいやww youmoutei その辺、作者と 岳葉 が重なりますよね。 rufa9 連城さんの作品は、トンデモな真相であっても、それに説得力を持たせる設定と人物造型の巧みさ、筆の力があるからすごいなあ。気持ちよ~くもってかれてしまいますよ。さらに切ない人間模様が有機的にからんでたりして、物語としての完成度すごいです。 814 「桐の柩」の、俺の体はある意味で二人が交わし合った恋文だった。(講談社文庫p.147) この一文にグッときます。真相が明らかになる段では、絡み合う人間関係を一気に紐解くかのような手際が流石ですね。 youmoutei 814 ああ、それ( 俺の体はある意味で二人が交わし合った恋文だった。(講談社文庫p.147) )もいいですねえ。しびれます。 rufa9 うわーっ、そうですよね。どれだけ謎を盛り上げても、きっちり収束させてくれるカタルシスすばらしいです。814 「桐の柩」の、俺の体はある意味で二人が交わし合った恋文だった。(講談社文庫p.147) この一文にグッときます。真相が明らかになる段では、絡み合う人間関係を一気に紐解くかのような手際が流石ですね。 longfish801 考えてみると 柩を燃すには、死体が要る という発想が恐らくは最初にあったから、こういう舞台設定になったんですね……。 rufa9 そこから先に思いついたっぽいですよね。それをこの完成度にもってくのは天才ですわ。(煙管ポン) longfish801 考えてみると bit.ly/oAcxbK という発想が恐らくは最初にあったから、こういう舞台設定になったんですね……。 814 rufa9 トリックや着想が強引であっても、物語部分の風格がしっかりとあるのでそれを滲ませないんですよね。軽々とその両立をやってしまう技術がずるいな……と思います(笑) rufa9 飛びぬけた真相と物語の両立がなりたってるのは、やはり逆から考えているのでしょうね。リリカルな筆力もあって、それを説得力のある作品として書ききってしまう才能ずるいです、確かにw longfish801 814 utsuken なるほどです。五編の中で「桐の花」だけイメージできなかったというか、マイナーな気はしてたんですが。RT longfish801考えてみると 柩を燃すには、死体が要る という発想が恐らくは最初にあったから、こういう舞台設定になったんですね……。 youmoutei longfish801 その点もそうですが、 指を「隠滅」するというネタのために、やくざ者の世界 が舞台とされているのもすごいです。 longfish801 youmoutei rufa9 そうそう、 柩を燃すには、死体が要る → 柩に指の跡 → 指を「隠滅」するというネタのために、やくざ者の世界 までは発想を追えますが、こんな物語に仕立てあげることができるのはこの作者だけかと。 no73m 完全に計算して人工的に構築した世界であろうに、そうと感じさせない叙情的な文体がまた素晴らしいと感じます。RT youmoutei longfish801 その点もそうですが、 指を「隠滅」するというネタのために、やくざ者の世界 が舞台とされているのもすごいです。 814 youmoutei ああ、そこ(指を「隠滅」するというネタのために、やくざ者の世界)は設定のうまさに脱帽ですね。柩を燃やすための「殺人」が、組同士の揉め事によるコロシに埋もれてしまう という点でも、その舞台が活きているように思います。 Scheherasade longfish801 発想ありきという意味では、花緋文字 もかなりのものかと。 longfish801 確かにこれは、あの着想から逆算する以外にない話ですもんねえ。 RT Scheherasade 発想ありきという意味では、花緋文字 もかなりのものかと。 longfish801 「白蓮の寺」は、絶対 お母さんは薄幸な人 と信じていたのですが……考えようによっては珍しくこの短編集の中でいちばん夢を実現した人? あ、苑田岳葉もか。 youmoutei この発想はなかったw RT longfish801 //いちばん夢を実現した人// utsuken 「白蓮の寺」は語り手の覚えていることと、覚えていないことに差がありすぎるにイライラしながら読みましたが、まんまとやられましたorz WasuiMatui2014 残念ながらおねんねの時間です。 WasuiMatui2014 れんじょーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!! youmoutei @WasuiMatui2014 れんじょうっ! rufa9 @WasuiMatui2014 わたへんっ! (私という名の変奏曲) no73m @WasuiMatui2014 よるねずっ!! (夜よ鼠たちのために) Scheherasade @WasuiMatui2014 あんこめっ!(『暗色コメディ』) 1106eviz @WasuiMatui2014 びゃっこう rufa9 @Scheherasade あんこめカワユスw どこころっ!(どこまでも殺されて)とか語呂がわるすぎww longfish801 あと三十分なのに、短編が残り三つもある……。(別に順番に進んではいない?) youmoutei longfish801 あれ? 順番はもうぐだぐだだと思ってましたがw longfish801 youmoutei あ、やっぱり……。 戻り川心中 longfish801 名探偵を捨て、事件と有機的に関わる視点を模索し、その結果として アイデンティティ・クライシス の問題にまで到達した、という点が凄いところ。この「 偽の人生 」という主題が次の「戻り川心中」ではメタ化されるのも凄い。 longfish801 同じように「花緋文字」の「 http //bit.ly/oU9NKh(「花緋文字」ネタバレ)」という趣向が「夕萩心中」ではメタ化されているのが面白いところ。 rufa9 「戻り川心中」の真相の虚無感の大きさにはうわぁ…ってなりますものね。駅で誰かを待ってたとか、全部「フリ」だったという絶望的な虚無感。 よくある殺人よりも残酷な気がしました。longfish801 アイデンティティ・クライシス の問題にまで到達した、という点// Scheherasade longfish801 『戻り川心中』からはずれますが、「花虐の賦」では、他者に「 http //t.co/nSz37rv (「花虐の賦」ネタバレ?)」を強いていますね。 longfish801 着想を物語に仕立てる技も素晴らしいのですが(初出一覧によると昭和五十三年から五十七年という)わずか五年の間に、これだけ手を変え品を変え、豊かな変奏を生みだした点は「天才」としかいいようがないです。普通、シリーズ物なら発想が似通ると思うんですが……。 rufa9 あーでも読む人によって受け取り方は違うかな? 信念をつらぬいたようにも、ものすごく不幸なようにも思える登場人物たち。こういう多面的な受け止め方のできる物語を構築する才能、ほんと感服するばかりです。 longfish801 「業が深い」とは、「罪深い」という意味ではなく、「人は幸せを求めないではいられない」という意味なんですねえ……(しみじみ)。RT rufa9 あーでも読む人によって受け取り方は違うかな? 信念をつらぬいたようにも、ものすごく不幸なようにも思える登場人物たち。こ rufa9 深いですね。このお話の登場人物が憎めない感じなのは、そういうとこにあるのかもですね。longfish801 「業が深い」とは、「罪深い」という意味ではなく、「人は幸せを求めないではいられない」という意味なんですねえ……(しみじみ)。 814 検索していたらこんなのhttp //t.co/LenyIJx(リンク)が見つかったのですが、どなたか読まれてます?(笑) rufa9 おお、これはいい昭和テイストですね。なかなかイメージに合っているかも。ぜひ鈴絵ちゃんと刑事さんも描いてほしいです。RT 814 検索していたらこんなのbit.ly/mU8r9Qが見つかったのですが、どなたか読まれてます?(笑) Scheherasade 814 確か、雑誌掲載時にパラパラと見た記憶があります。 おひらき youmoutei さて、日付も変わりましたのでそろそろお開きにしましょうか。どなたか締めていただけると……。 WasuiMatui2014 れんじょう!!! rufa9 はーい、皆さま今日も遅くまでありがとうございました! longfish801 エ、エート、「姐さん、俺と――骰子ごっこって奴を、俺とやらんですか」 RT youmoutei さて、日付も変わりましたのでそろそろお開きにしましょうか。どなたか締めていただけると……。 youmoutei longfish801 ありがとうございましたw no73m お疲れさまでした0♪ longfish801 おつかれさまでした。では、また色町でお会いしましょう……(あ、姐さん、つけはまた次の機会に)。 Scheherasade お開きですか。皆様お疲れ様でした。お休みなさい。 814 皆様お疲れさまです。楽しい時間をありがとうございました。 utsuken お疲れ様です!おやすみなさい! Scheherasade 初参加でしたが、楽しゅうございました。ありがとうございます。 rufa9 素敵な締めをありがとうございました! longfish801 (ツケは次の読書会でw) air_doku それではこの辺で、第9回エアミス研読書会(連城三紀彦『戻り川心中』)をお開きにしたいと思います。参加者の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。 #air_mys_ken
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/657.html
Overlord Bakgodek(詳細・ネタバレ編) オーク♂、オーク大将グラフィック、通常配置無し ダボイに拠点を置きヴァナ・ディール クォン大陸のオークを統べる大将。 過去世界を舞台にする「アルタナの神兵」では一人の武将として戦線で戦う若き日(?)のバックゴデック大将と戦う機会が訪れる。 特記事項 クリスタル大戦時での名称は「Conqueror Bakgodek」。まだ総責任者ではなく、一武将であり、名前は「征服者」を意味する。 カンパニエにて「野豺軍団」を引き連れて襲来。血盟軍の団長の一人として参戦する。 クエスト「ちいさな勝利、ひとつの決意」 では姿だけではあるが登場。 より詳細なクリスタル大戦時の記事は「公式内読み物・水晶大戦概説」も参照して頂きたい。 「電撃の旅団 アルタナの神兵編」では「クォン大陸方面野豺軍団を率いる若き驍将。小姓あがりで皇帝の信頼厚く、ジャグナーの戦いおよびラテーヌ会戦では見事その期待に応えて手柄を立て「覇将」の称号を授与された。」と紹介されている。 征服者の進軍(アルタナの神兵) クエスト『ちいさな勝利、ひとつの決意』でジャグナーを根城にするオークの一軍に捕らえられたAltenniaを救出しに向かった冒険者(プレイヤー)と少年騎士団は、無事に彼女を救い出すが、そこで進軍するオークの大軍を目の当たりにする。片方は先日サンドリアを包囲したとされるKingslayer Doggvdeggであり、もう一体がこのバックゴデックだった。 緊急事態に身を潜めてやり過ごす一同。 流石に無謀な行動を日常的に見せるExcenmilleも息を呑み見守ってしまうこの状況は、何も敵の大軍だから、と言うわけではない。その大将にあたる二体が、サンドリアでも有名な武将だったのだ。 Altennia :野豺軍団のバックゴデック!! こんな近くに! Excenmille :…………。 Altennia :きっと、南のラヴォール村に駐屯していた部隊ね。ジュノ方面にむかってるように見えたけど…… 軍の中でも一際目立つマスクはこの時代から健在だったようだ。 Altennia :バックゴデックとドッグヴデッグ……オーク軍の両巨頭と言ってもいい将軍たちよ。それが足並みそろえて出撃だなんて、どういうこと!? この進軍の意味することとは……?そして大戦後に「大君主」とまで冠されるバックゴデックの活躍は……?今後クエスト等でその雄姿が明らかになっていくかもしれない。
https://w.atwiki.jp/theplanetcrafter/pages/92.html
黄金のチェストの場所について、表記時点と方角が変わっている為に修正しました。 - 名無しさん (2022-05-29 19 21 03) ありがとうございます - 名無しさん (2022-05-30 01 19 55) 黄金のチェストの場所について、画像の追加、リネーム、リサイズ等しました。 - 名無しさん (2022-05-30 18 49 03) 超合金洞窟のページに、実績解除場所の画像追加しました。 - 名無しさん (2022-06-05 21 42 10) ありがとうございます。スクショ取り忘れて画像を一緒に更新できなかったので、助かりました…! - 名無しさん (2022-06-05 22 13 04) 金箱発見!アップデート後の滝山中腹に1つ、滝の北側の地下洞窟の行き - 名無しさん (2023-03-16 11 23 31) イクラスの3042年のログと基地を見つけたので、画像と場所を追加しました。 - 名無しさん (2024-02-03 10 39 43) その水路の先に監視員の遺跡があります(道中と終点に各1枚)。当方編集わからないので確認と編集お願いできますか? - 名無しさん (2024-02-06 00 51 36) 座標は道中が15 -34 2156、終点が229 176 2511です。 - 名無しさん (2024-02-06 00 55 17) この遺跡にアプデで金チェスト(小)が設置されました - 名無しさん (2024-04-15 18 52 42)
https://w.atwiki.jp/for-ring/pages/37.html
注意 作者の意図もあり、全ての条件は記述しないようにしています。 もしかしたら、そのうち全条件記述できるかもしれません。 どうしてもわからない場合は、For-Ringの攻略掲示板にて質問しましょう。 その際、ワード検索を忘れずに。 3周目に入る際、必ずやっておくこと オープニングのフィナ・トリアの戦闘にて、装備変更を行い装備を外すこと。 これを忘れると、4周目が確定します。これをやっておけば、後はなんとかなる程度の厳しさ。 諸注意 あらかじめ書いておくと、トゥルールートの条件は厳しい。 ただし、1周目2周目で見てきたことや、本によるヒントから考えればノーヒントとは言い難い。 そのため、掲示板などで「もっとヒント出すべき」や「作中での説明不足!」と書き込まないようにしましょう。 理由は、以下の公式掲示板抜粋。 トゥルーエンドの条件が厳しいことは、初期バージョンの頃から何度も指摘されてきました。 これを、オナフラグと一言で片付けてしまう方もいれば、だからこんなに難しいフラグだったのか、と 物語の核と感じてくれる人もいます。プレイヤーによっての感じ方は千差万別。 だから、どう思ってもそれが【間違った】、【ひねくれた】考えということにはなりません。 ですから、ここで言えることはただ一つ。 ダンジョンの行き来を楽にしても、新たなダンジョンを追加しても、スキルやらアイテムやらを調整しても。 その【条件】だけはどうしても変えたくない、と思っています。 それを易しくするなり、誰でも簡単にわかるようにしたりすれば、こういった意見分かれもなかったかもしれません。 もしかしたら、作品としての評価も変わったかもしれません。 ですがその【条件】には、それに対するいかなる評価を受けてでも残しておきたい意味を込めています。 ですからバージョンアップにて、それを変更することはしません。 これからも、です。 難しさばかりが目立って、意味まで考える余裕がなかったプレイヤーさんも多かったと思います。 それらの責任は、もっとうまい表現ができなかった私の未熟さが原因です。 申し訳ありませんでした。
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/868.html
Pretty Heart(詳細・ネタバレ編) ガルカ、5b(黒髪)、バストゥーク商業区、大工房近辺(イベント時) かつて「闇百合の魔女」として恐れられた伝説の魔女軍団のリーダー。 「闇百合の魔女」イベントに関連するガルカということと、その愛らしい名前の為にはじめて見た人の度肝を抜くプリティハート。実際の話の内容と口調はとても重く、シリアスなものである。 闇百合の漢・プリティハート 驚くべきことに、実はこのプリティハートこそが、大きな力を持つが為に人間社会に馴染めず迫害されている少女達の存在に胸を痛め、彼女たちを救うべく「闇百合の魔女」を発足させた張本人だった。一体なぜ、そのようなことをしたか、彼の口から明らかになっていく……。 ……ずばぬけた……天才は……往々にして……他者から……理解されない…… ……とびぬけた……天才は……往々にして……人々から……孤立する…… ……並外れた……天才は……往々にして……世間により……葬られる…… ……救いたかった……魔法の……才を……持て余す……少女を…… ……助けたかった……魔法の……才以外……持たぬ……少女を…… ……それが……闇百合団…………選ばれし……魔女の……血の連盟…………蔑まれし……魔女の……最後の砦…… ……だが……本当に……よかったのだろうか……?世間と……袂を……分かって…… ……だが……本当に……幸せだったのだろうか……?少女を……闇に……引き込んで…… ……その……答え……もう一度……探し求めたかった……一度は……捨てた……この故郷で…… ……その……答え……もう一度……見つめ直したかった……一度は……愛した……この街で…… ……おい……おまえ……帰って……エクソシストに……伝えろ……気が済んだら……消されて……やるってな。 彼がおそらく初めて出会い、目の当たりにした少女はSelmaだったと思われる。同じバストゥークで暮らす彼はガルカであり、元々種族的な壁を感じずに入られない環境下である。バストゥークの歴史に名前を刻むガルカ達ですら、多少なりとも葛藤や劣等感、バストゥークのヒューム達からそれとなく畏怖と迫害を受けてきていた。ひょっとしたらプリティハートはSelmaの境遇、そして荒れ果て街を破壊する彼女の姿にガルカとしての歴史を重ねたのかもしれない。 やがて彼は同様に人間社会に馴染めない少女達の存在を知り、彼の保護下に匿う。同じような孤独を感じてきた少女達を集わせ、一人じゃないという事を感じ取り、仲間と共に傷付いてきた心を癒せる安らぎの場を与えたいと最初は願っていたようだ(公式読み物より)。しかし元々強大な魔力を秘め街から恐れられていた彼女たちが集まるという事は、更なる畏怖を呼ぶことになった。その後の「闇百合の魔女」達が歩んだ道は、まさに修羅の道といえる。 闇の世界の、行き着くところまでたどり着いてしまったプリティハートと「闇百合の魔女」達。魂のみの存在にはなってしまったが、逆にそれは闇から、そして生涯彼らが戦い続けてきた憎しみから、長い時間を経て開放されていく事を意味していた。それから20年。プリティハートは改めて自分が生前過ごした街、そして少女達の為にと飛び出した街バストゥークに戻ってきた。かつて彼自身が正義と信じ、少女達の救済となると信じて歩んだ道。それは本当に正しかったのか、少女達に何をもたらしたのか、改めて見つめなおす為に。
https://w.atwiki.jp/airmysken-wiki/pages/27.html
「夏と冬の奏鳴曲」読書会まとめ・テスト展開 とりあえずこんな感じで作ってみました。基本的に時系列で、ネタバレ展開してますが間違ってるコピペミスあるかも知れないので、あったらご報告ください。(@AzisaiS) あと、この状況だとどれがどれのリプライだかわからないので、整理するかもです。あと、容量の関係で分割されてます……。 もちろん、「夏と冬の奏鳴曲」ネタバレです。一切配慮いたしておりません。 merukatorubot 『夏と冬の奏鳴曲』読書会――これより開幕 amk_dokusho それでは、予定の時刻になりましたので、これからエアミス研読書会(麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』)を始めます。参加者の皆様は、収拾がつかなくならない程度にw、遠慮なく積極的な発言をお願いします。 #air_mys_ke inaba113 さて、三時がやって参りました。 youmoutei お見事。 RT @merukatorubot 『夏と冬の奏鳴曲』読書会――これより開幕 AzisaiS 三時だ三時。 Asa_r どうやってはじめればいいんだろう・・w 中盤のキュビズムの話がこの小説のこと語ってるんだなーって思いました、文庫版だとp357あたり no73m 開幕0♪ RT @merukatorubot 『夏と冬の奏鳴曲』読書会――これより開幕 youmoutei では、前フリとして思い出話を。私はリアルタイムで『夏冬』を読んだのですが、若かったwせいもあってか、正直「ふざけんな! 意味わかんねえ!」という気分になったんですが、最近になって読んだ方々はどうなんでしょう? inaba113 @youmoutei 自分は「えええええええ!なんじゃこりゃー!」でした。虚無感と脱力感と疲労感が凄まじかった。 rufa9 @kusegeN @merukatorubot すごい、決まった! かっこいい!! AzisaiS リアルタイムは1993年でしたっけ。自分は一ヶ月前でしたが、やっぱり「意味わかんねぇ!」でしたね。 Asa_r 前半のだるさがきつかったというのが本音としてある・・ youmoutei いやいや、その後。当時はネットもなかったし、ミステリぼっちだったので、まったく受け入れることができずに終わってしまったんですが、今だとだいぶ事情が違うように思います。 oowa_rai キュビスム云々はそれなりにわかったような気になってたんですが、終盤("桐璃"登場)あたりから「なんだこれ」ってなりました Sotobato_Nihu youmoutei氏の解説が本当によく出来ていて。例えば桐璃は和音と親子関係だと思ってましたが、文庫74Pに洋服は母親の遺品とあって。じゃあ正体は何かというと、これもすっきりと説明がされています narasinogonbe 読書会に参加したかったが、眠た――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――閉幕(カーテンフォール)。 riceaddict_t かなり変な小説だとは聞いていたので、「いったい何なのだ…」にめげずに何とか最後まで読めました。 @youmoutei さんのその体験をあらかじめ読んでいたというのもありますが(^-^) mr_konn おきた rufa9 読後はサスペンスドラマの最後で、視聴者のはずの自分が断崖から突き落とされた気分でした。でも@youmouteiさんがおっしゃるように、今はWeb上に考察されてるサイトがあるので、セイフティネットがあるはず……と望みをかけて読破しました。 AzisaiS 前に自分が上げた感想としては「美味しそうな料理を作ってるところを散々見せられ、ようやく食べれると思ったところで横から取られて、「君は自分で作るんだ」って言われた気分。」でした。材料だけ用意されてて、調理法はおまえらでやれ、とw inaba113 解説読んだ後は…なにもできなかった気が。あまりにも疲れすぎて。 mr_konn @inaba113 おはようございます!はじまるところでした? youmoutei 私の場合だと、2chの麻耶スレで紹介されていた「麻耶雄嵩とエラリー・クイーン」を見て、ようやく「本当はミステリだったんだ」と思ったものですが。 kusegeN @rufa9 ありがとうございます。うまく決まってひと安心です。 no73m リアルタイムで読んだのですが「なんじゃこりゃー!」となると同時に「ミステリってこんなこともできるのか!」と感動しました。 Asa_r 途中のキュビズムと神の話は、読んでる途中は違和感がすごかったです、衒学趣味というには作者の独自解釈にあふれてるように感じました。けど、例えばあの「神」を「ミステリー」と置き換えるとそのまま作者の主張のように感じられます youmoutei 今考えてみると、まとめwikiにも書いたように「アンチミステリに偽装したミステリ」なのかな、と思います。 mr_konn @inaba113 よかった!でもちゃんと再読出来てない! youmoutei ああ、それは何となくわかりますね。 RT @Asa_r あの「神」を「ミステリー」と置き換えるとそのまま作者の主張のように感じられます Asa_r 「非科学的な、超科学的な、反科学的な視点の『神』は数多く存在します。だが、それではどうしようもありません。もし『神』であるならば全てと無矛盾であるはずなのですから(略)天恵として『神』が私たちに知らしめてくれない以上、私たちが求めるしかないのです」p356 Asa_r この『神』を得るための方法というのが、そのままこの作品にミステリーを(それも真実の『ミステリー』を)みる方法かなと youmoutei あれ? もしかして他のツイートが見えてませんか? RT @Sotobato_Nihu もしかして参加者がいないんでしょうか。 // mr_konn 読書会どういう段取りになってるんだろう? rufa9 @AzisaiS あじさいさんのご感想覚えてます! それ拝見してどうしても読みたくなったんです。ミステリクラスタの皆さん引きつくるのうますぎw narasinogonbe @youmoutei 参加者同士フォローし合えてないのでは? youmoutei @mr_konn とりあえず、これ http //www37.atwiki.jp/airmysken-wiki/pages/24.html を見てください。 inaba113 夏冬読書会、大激論勃発!とかならんかな youmoutei そうか、じゃあ、リストはこっち( http //twitter.com/youmoutei/air-mys-ken )を見てもらった方がいいかも。 RT @narasinogonbe 参加者同士フォローし合えてないのでは? longfish801 読書会開始三十分。そろそろこれを流してよいだろう。「あなたが池に落としたのはコーヒーが嫌いな**ですか? それとコーヒーを飲み干す**ですか?」 no73m @Asa_r さんの引用されている部分の『神』を『解決』に置き換えると、まんま後期クイーン問題になると思います。その少し前で言及されてるのがゲーデルの不完全性定理ではなく、不確定性原理なのも興味深かったかな。 AzisaiS キュビズム、パピエ・コレ(またはそれに準ずるもの)による真のミステリの"展開"とか。 youmoutei 読書会参加者リスト間違えた。こっち( http //twitter.com/youmoutei/amk-dokusho )でした。 Sotobato_Nihu ありがとうございますRT @youmoutei そうか、じゃあ、リストはこっち( http //j.mp/bBbu19 )を見てもらった方がいいかも。 RT @narasinogonbe 参加者同士フォローし合えてないのでは? Asa_r wikiを経由した解説などを読みましたが、ぼくがどうしても納得いかなかったポイントに20年前『和音』を皆が信仰したきっかけというか、彼女が「現れた」理由というのがあります。これは武藤か誰かの創作と解釈するのはどうしても腑に落ちません narasinogonbe うむ、やはり携帯厨がついて行くのは難しそうである。 Asa_r 何か超自然的なものがあった方が素直に彼らの心情を理解できる気がするので、ぼくはどうしてもファンタジーよりの解釈をしたくなってしまいます AzisaiS @longfish801 「コーヒー嫌い。苦いし体に悪いし」って言ったのはどっちか、っていう話ですね。 oowa_rai 烏有と桐璃が春と秋の奏鳴曲で起こったことを行うことがパピエ・コレだと考えていたんですが、"桐璃"が何なのかがよくわからないという youmoutei もう30分たったのか! いきなりグダグダになって申し訳ないですが、皆さん好きなように発言して下さいねw Asa_r ファンタジーよりの解釈になりますが、ぐぐって面白かったのはこれの4-1です。 http //www.geocities.co.jp/CollegeLife-Club/8221/ledume/sandw1.html slash4284 あ、動機一緒ですw RT @rufa9 @AzisaiS あじさいさんのご感想覚えてます! それ拝見してどうしても読みたくなったんです。ミステリクラスタの皆さん引きつくるのうますぎw Asa_r 彼女が双子である必然性というのがどうしても薄いというか、誰がいったいそれを意図して得になるのか・・ AzisaiS @rufa9 @slash4284 巻き込むきっかけになって光栄ですwww sudoryoko 約15年ぶりに再読。やや耐性ついて読めたような気がします。しかし「同窓会の企画が何を目的として行われたのか、あそこで起きたことがどの程度企画者側の意図通りだったのか」という基本がわからない #air_mys_ken Sotobato_Nihu 視点としての主人公から展開に必要だったからではないでしょうか。事実、成功していますし…… QT @Asa_r 彼女が双子である必然性というのがどうしても薄いというか、// gm617 「夏と冬の奏鳴曲」は納得できないが、激しく魅力を感じる不思議な小説でしたね。アニメでいうエヴァみたいな小説。うゆーさんの夢、作中映画「春と秋の奏鳴曲」などでヒントらしきものが出て、解けそうで解けない感が魅力だ。 AzisaiS なんかミステリvsファンタジーな体を成しそうで、ちょっとwktk inaba113 春秋で"ヌル"を演じたのは誰だろう?和音は尚美だって分かってるけど… inaba113 凄く分かる。エヴァかーRT @gm617 「夏と冬の奏鳴曲」は納得できないが、激しく魅力を感じる不思議な小説でしたね。アニメでいうエヴァみたいな小説。うゆーさんの夢、作中映画「春と秋の奏鳴曲」などでヒントらしきものが出て、解けそうで解けない感が魅力だ。 inaba113 ヌル=武藤になるのかな?さすがに安直すぎるか longfish801 @AzisaiS あ、確かにこの前後では呼びかけていないので、どちらとも言い切れないんですね。気づいてませんでした。 RT @AzisaiS @longfish801 「コーヒー嫌い。苦いし体に悪いし」 って言ったのはどっち Asa_r @Sotobato_Nihu 誰が何を意図してどう成功したのかが、ぼくにはちょっとわからなかったです・・ 双子でなくても、彼女が嘘をつけばよかったんじゃないかなーとしたとこから引っ張ってきたんで、ちょっと前後関係が(笑) Asa_r 双子であるよりは、あれを召還するのが最終目的だった(な、なんだってー)のほうが彼らのある種の狂気とは釣り合いが取れているかなーと youmoutei 流れが速くてついていけないw noda_u 麻耶先生が「あれは一応解答があるんだけど、いってもガッカリするだけだし…」みたいなことを言ってたインタビューを昔読んだような覚えがある。それで、明示しない趣向なだけであの展開に解答があるのか!?と戦慄した気がする。…記憶が曖昧ですいません。 no73m @gm617 激しく同意です。まさにその解けそうで解けないもどかしさこそが肝の作品かと。 longfish801 @AzisaiS ノベルスでp.128上です。 inaba113 ハイレベルな議論すぎてついて行けない…離脱ろう longfish801 早引表を眺めていて気づいたんですが、8月8日 ノベルスp.326で桐璃はパトリク神父を“鉈”証言から疑ってます。しかし、この桐璃はあのとうりなので……その場にいなかったはずなんですね。アレで烏有のアレを聞いて知ったのか……。 longfish801 ただそうだとすると、桐璃の部屋に忍びこんでアレを盗む必要があるし、そんなことをすれば桐璃に気づかれる……桐璃と協力関係にあったのか、あるいは桐璃として描かれている場面もいくつかは演技だったのか……。 Asa_r もちろん色々な解釈がゆるされてると思いますけど、20年前から彼らが何故狂気ともいうべきものに取り憑かれているのかを重視すると、ファンタジー解釈が納得いくかなと感じました ussun_au 読書会始まってる。早く帰宅したいあああー! daimokuzin18 なんかなんもいえそうに無いから感想……なんていうかキュビズム知識にクラクラして12日の最後の一文でうへえってなった。 youmoutei @Asa_r 現実的に考えると双子しかあり得ないと思いますが、しかしおっしゃるように彼らのことを考えると、ちょっと微妙な感じがしますね。つまり、誰に見せるための“奇蹟”だったのか、という問題が。 oowa_rai この事件自体がキュビスムで 烏有が自分で言っているように、烏有にとって「桐璃=和音」だと考えれば@Asa_r さんの言っていたhttp //bit.ly/bDxKxuの4-1で言っている和音の展開がこの事件の核 mige_kae ……あまりの凄まじさに目が点になる…とてもじゃないけどついていけないヤワヤワなミステリ好き(自称)がここに……。 Sotobato_Nihu 若山牧水の巻頭詩。あれは二人の桐璃が存在として両立してるという意味じゃないでしょうか。白鳥=烏有と oowa_rai (続き) だったんじゃないかなーとか小難しいことを考えたりしました AzisaiS @longfish801 ありがとうございます。雨のときですね……。とは言え、うゆー桐璃が烏有さんと「ハイキングはどうだった?」「嫌味ねえ、雨が云々」という会話があるので、多分。 inaba113 ミステリ読む人ってやっぱ頭いいんだね…(遠い目 oowa_rai というか自分で言っておいて何言ってるんだかよくわからん Asa_r そうなんですよ 烏有にとって「桐璃=和音」だとというのは、最後のセリフにある人などが意図するにしてはあまりにも弱すぎるように思います。ファンタジー解釈をすると『0にとって』が外れて、これなら、まだ納得いくかなと感じました。 inaba113 夏冬の話になると死にたくなる自分が居る。 youmoutei @oowa_rai そこが事件の核だったんだろうとは思いますね。それでなおかつ、 展開→復活の奇蹟 が必要だったんじゃないかと。 gm617 ぬあー。エアミス研の読書会開始早々に、カーチャンに買い物を命じられてしまった。だがしかし、数十年後の未来の俺から届いた電波に「あのときちゃんと俺が買い物に行っておけば……」という言葉があったので、しぶしぶ行っておこうか。 no73m @AzisaiS @longfish801 その時の衣装が白いワンピースでないこともポイントかと。 Asa_r Ever17ってゲームをちょっと思い出しました、あれも「あるもの」を展開するために舞台が仕組まれているという点で、この解釈と似たように思えます Sotobato_Nihu あと、まとめのリンク先(http //j.mp/9E5zZl)で夏冬が(クイーンの名作ネタバレ注意)http //j.mp/abvj5Aだとありますが、(同じくネタバレ注意)http //j.mp/ao0FBsもあると思います。 AzisaiS @Asa_r 確かに、http //j.mp/amEkQ6 (Ever17ネタバレ)とかですしね。 daimokuzin18 超展開でミステリ世界から別世界に連れて行かれて……メルカトルの一言がミステリ世界に帰る足がかりになるのかな…… youmoutei よく考えてみたら、自分でネタバレ感想に『烏有には“奇蹟”を目にしてそれを裏付ける――間違いなく同じ“桐璃”である(別人ではない)ことを保証する――視点の役割が与えられていた』って書いてましたよ(汗)。 riceaddict_t 「夏と冬の奏鳴曲」(麻耶雄嵩)のTwitter読書会たけなわ。もう一度、ウェブのいろんな解説を見ながら最初から読み返すという手もあるかもしれないな。 longfish801 @AzisaiS @no73m そうですね、大丈夫か……桐璃はやっぱり健気な子だよ! ココア大好きだよ! youmoutei @Sotobato_Nihu 後者の内容を完全に忘れているので、共通点がわかりません(恥)。 AzisaiS 現在のまとめ! とーりココアかわいい! AzisaiS 結局、桐璃がどうなってるのかがひとまずの問題っぽい。 daimokuzin18 今度は色々意識して再読しないと…… Sotobato_Nihu (クイーンの続き)うーん、http //j.mp/d6jlNvでしょうか。ちょっと苦しい。逆にhttp //j.mp/b8duonが手元にないので、http //j.mp/d2Y7zPの共通点がわからないという…… Asa_r @Sotobato_Nihu あれ、すみませんリプライミスりました! Asa_r やっぱり、双子だとすると「誰にとっての展開か?」の説得力が薄くなるように思える・・ 超自然的な存在ととらえた方が、事件の動機を重視するとそれっぽい、超自然的な現象を起こすために烏有という視点が必要だったと kusegeN こ……こんなハイレベルな議論になんてついていけるか! 俺は離脱して『痾』を読ませてもらう! youmoutei @Asa_rさんの説とはちょっとずれるかもしれませんが、今回再読して気になったのが 猫の色 なんですよ。クライマックスの「8月12日 4」で、最初は「灰色の猫」だったのがいつの間にか「黒猫」になっているのは一体何なのかと。 Sotobato_Nihu 展開への説得力の話ですが、もし「黙示録」がそれこそ夏と冬の奏鳴曲のあらすじ、概要のようなものだったらどうでしょうか。烏有の必要性、ひいては説得力もいくらか増すと思います Asa_r 猫もですけど鈴も、どういう意味があるのかよくわからなかったです・・ もし再読するならそこも注目して読みたい aukusoe シレン4の浜辺を久々にプレイ。ところが、DSの充電器がない。これはもう、読書会に参加しろとの神の(ry longfish801 ガーン、全然気づきませんでした……。 RT @youmoutei @Asa_rさんの説とはちょっとずれるかもしれませんが、今回再読して気になったのが猫の色なんですよ。クライマックスの「8月12日 4」で、 Asa_r 『編集長も20年前に彼らに展開されてこの世界に現れたんだよ!』ってよくわからない電波を受信してしまった・・ まぁ、でもファンタジー説は存分に語ったからそろそろ自重しとこう daimokuzin18 自分が気づいてないことが多すぎて…… AzisaiS えっと @Sotobato_Nihu さんのツイートにちょっと近いんですが、自分はこの作品自体が「作中作」だと思ってたんです。 kusegeN @daimokuzin18 もはや僕は完全にポカーンですよ…… AzisaiS (とーりココアかわいい!までトゥギャられてしまった……) youmoutei 吹いたw RT @Asa_r 『編集長も20年前に彼らに展開されてこの世界に現れたんだよ!』// mr_konn ちょっと色々とリアルで決めなくてはいけないことが立て込んでしまって、読書会に中々参加出来ていない(汗; rufa9 閉幕の直前、烏有が桐璃へ不自然な180度変わる印象を抱いています。「うゆう」の桐璃は死んでもいいと言ってたのに、左目のない桐璃に違和感を覚え、最後には完全な桐璃を連れて帰る。ここの流れめっちゃ不自然。 mr_konn すっかりおいていかれているぜ! kusegeN なんかメルの宣誓がうまくいって、それでもう満足してる俺がいる。 Asa_r これは思いましたね、作中に映画の表現として本文が使われてるのもなんとなくそれっぽい RT @AzisaiS えっと @Sotobato_Nihu さんのツイートにちょっと近いんですが、自分はこの作品自体が「作中作」だと思ってたんです。 rufa9 ファンタジー的解釈でいくと、ラストの「完全な桐璃」=皆が召喚したかった「和音」=超自然の存在。烏有はその意図に引っ張られて、「左眼しかない桐璃に違和感」を感じてしまった。完全な桐璃を連れて帰還した烏有は皆の意志を達成してしまったということ。という思いつき。 no73m @youmoutei そう、そこ気になりますよね。ひょっとしてと思って調べたら、たいもんは三毛だったしw。 aukusoe あばばばば。これはないわー。人生マジクソゲー。読書会は次こそは youmoutei @mr_konn ドンマイです。真打は後から登場ということで。 AzisaiS 正確に言うと、『そして、総てが了った――閉 幕。』までが 作中作。だからラストが「補遺」なんじゃないかって。 Asa_r @rufa9 ああ! なぜ左目を傷つけられたのか って理由はそのためだったのかも!? riceaddict_t 私も一番わからないところです。 「いいんだ、これで」 て…。 RT @rufa9 閉幕の直前、烏有が桐璃へ不自然な180度変わる印象を抱いています。「うゆう」の桐璃は死んでもいいと言ってたのに、左目のない桐璃に違和感を覚え、最後には完全な桐璃を連れて帰る。 ここの流れめっちゃ不自然。 AzisaiS 仮にそうだとすると、烏有の心が変わった のも説明つくんだけど。そもそも、うゆーさんの桐璃は目をえぐられていない。落下物で死んだのは、うゆうさんの桐璃。先に転んでるし。 とか。 Asa_r あれ、左右逆だったかな? youmoutei 当時(98年)はちょっと話が違うかもしれませんが、北山『アリスミラー』・『ギロチン』、三津田『首無』と文庫化の際にミス(?)が修正されていて、講談社はそのへんきっちりチェックしてるイメージがあるので、(続く) Sotobato_Nihu 不自然な180度変わる印象 については、ファンタジー解釈ではなくとも成立するでしょう。キュビズムを理解した時点で、烏有はかなりパトリク神父=彼ら側の思想に引きずられています youmoutei (続き) 猫の色 は単なるミスじゃないんじゃないかと思うんですが、そうするとこれはファンタジー(幻想)指向なのか、あるいは 信頼できない語り手 なのか。 _1026 スーパー昼寝タイム終了。読書会TLを見てニヤニヤしながら、明日の読書会の課題本を再読するだけの簡単なお仕事。 longfish801 ふと思いついたこと。仮説というには根拠が薄弱なので妄想。「なぜ和音の墓が掘り返され、そして埋め戻されたのか?」 桐璃は和音と武藤の娘 だと仮定して…… longfish801 銀色のブレスレットを母親の形見として欲しかったのかな……と。そして地下室から死体が消え、でてきませんでした。父の遺体を弔うために、埋めたんじゃないか。 oowa_rai http //twitpic.com/2lg35x 自分なりに考えてたメモを。字が汚いですが Asa_r 信頼できない語り手 の問題ってありますよね・・ ぼくは途中、「うゆうさん」「うゆーさん」の呼称のブレは、烏有の方に二重性があるのではないか? って思ってました。間違ってるんだと思うけど、何かかすってる気もする・・ AzisaiS これが 作中作だと思ったきっかけはこれ 「出来るまでは、と教えてくれなかったよ。途中だからと云って。ただ、“黙示録”とだけ……」「(中略)本当はちゃんとしたタイトルがあるらしいんだが、便宜的に云っただけだ。武藤が、ふとね「どうもここではシナリオではなく小説を書いていたらしい」「どうも"……奏鳴曲"の続編だったらしいが、それ以上は……(略)」(講談社ノベルス 第一版 105-106頁) 。時系列的に「春と秋の奏鳴曲」の続編である"黙示録"はこの事件の内容だと考えてもいいだろうから、「黙示録=夏と冬の奏鳴曲=今作」 って考えたんだけど、これはこの議論の根底を覆しちゃうんだよな。 youmoutei こ、れ、は。間違いなく作者は意図してないと思いますが、すごく面白いです。 RT @Asa_r //ぼくは途中、「うゆうさん」「うゆーさん」の呼称のブレは、烏有の方に二重性があるのではないか? って思ってました。間違ってるんだと思うけど、何かかすってる気もする・・ longfish801 「とーりちゃんマジ天使~!」「とうりちゃんマジ小悪魔……」 Sotobato_Nihu 作中作そのものだったらかなり魅力的なのですが、烏有という名前は珍しいですからそれが問題になります。どこまで武藤や和音の意志だったのかもちょっと分かりませんし longfish801 「うゆーさんマジへたれ……」「うゆうさんマジへたれ……」 Asa_r ところで最後に名前を出された人物が真犯人/黒幕という解釈もあるんですよね。ぼくはあまりそうは思いませんでしたが、「展開」と矛盾せずにそう解釈することもできるかなとも思います Asa_r 真犯人というか、殺人を意図的に起こしたと。殺人を起こすことと展開は別のことなのか、それとも同じことなのか・・ no73m 島に上陸するまでが 『春秋』をなぞったもの 、上陸後が 『黙示録』をなぞったもの では? AzisaiS この考えでいっちゃうと 別に烏有が殺害しなくても良くなる 。というか http //j.mp/baaere (空気読まず「痾」のネタバレ)。事件を犯したのは http //j.mp/cNfMdq になる。 rufa9 @Asa_r 「うゆうさん」「うゆーさん」の呼称のブレは、烏有の方に二重性があるのはないか それに近いこと考えました。閉幕前後、「うゆう」の桐璃は死んでもいいと言ってたのに、左目のない桐璃に違和感を覚え、最後には完全な桐璃を連れて帰る。 烏有は二重人格あるいはパラレルワールドをジャンプして超えた パラレルワールドの一つが「春と秋」映画の世界 あの流れはそこを乗り越える過程を見てるのかと… youmoutei 私は構造自体はかなりシンプルにとらえてたんですが、奥が深そうですね。 RT @oowa_rai http //twitpic.com/2lg35x 自分なりに考えてたメモを。字が汚いですが Monomane 『夏冬』はやはり読者が自分なりの大解決を提出することを求められるお話なのだろね。『翼ある闇』における推理合戦はそのチュートリアルだった。ミステリの中でも指折りに読書会向きのご本。 rufa9 もちろん一つの世界に二人の桐璃 あるいは二つの世界にそれぞれの桐璃 はいるとして。sadさんの キュビズムを理解した時点で、烏有はかなりパトリク神父=彼ら側の思想に引きずられています これもありえますね。 AzisaiS @Sotobato_Nihu その場合、編集長=和音と武藤が組んでることが前提 ですね……。 not2d 読書会すごいなぁ……せめて邪魔にならんようこっそり見学させてもらいます AzisaiS セクシーなの? キュートなの? どっちが好きなの? oowa_rai パトリクが奇跡といっていたのは烏有(春秋ならヌル)が黙示録通り殺人を犯したのが奇跡ということなのでは Asa_r 「展開」が核にあってそれが(ファンタジーにしろ、そうでないにしろ)あるていど成功した、としても、誰が仕組んだのか・・ どこまで仕組んだことなのか Sotobato_Nihu ちゃんと学校に行く方で。 QT @AzisaiS セクシーなの? キュートなの? どっちが好きなの? Asa_r ああなるほど・・ RT @oowa_rai パトリクが奇跡といっていたのは烏有(春秋ならヌル)が黙示録通り殺人を犯したのが奇跡ということなのでは youmoutei @rufa9 私は 烏有が“とーり”を殺した(“とうり”を積極的に選んだ) とは限らないと思います。最後に “とうり”を受け入れているのは、“とーり”を守れなかった苦い事実をなかったことに しようとしているのかと。続編『痾』の冒頭でいきなり烏有が事件の記憶を失っているのも、そのへんの表れではないかと。 AzisaiS 自分は 武藤は書いた「黙示録(夏冬)」と現実の烏有&桐璃を重ねることによって、パピエ・コレ(N次元小説にN+1という現実をぶち込む)を完成させて、"和音の展開"をしようと思ったんじゃないかと。 とか考えたり。まあ、作中作 とか言い出したのも全部、うゆーさんの桐璃を展開させるため なんですけどねww AzisaiS ところで短縮URLって、保存効くものなんだろうか? このまとめ、飛んでいったりしないかな……。 rufa9 @youmoutei なるほど、閉幕前「──なぜ左目がないんだ?」と感じてしまったのは、かなりパトリク神父=彼ら側の思想に引きずられていたせいで、そのために生じた結果、 “とうり”を受け入れているのは、“とーり”を守れなかった苦い事実をなかったことにしようとする自己防御反応だったのかもしれませんね。 rufa9 ひぃ、短縮URLだらけでイーっとなるw これが快感にならなくては… daimokuzin18 『痾』読みたい AzisaiS 【偽説】桐璃は実は猫だった――!! Monomane エアミス読書会眺めていたいけど明日の講義の準備せな。 Asa_r @AzisaiS 確かにそういうのもアリに思えてくる・・w youmoutei ところで、ネタバレ感想書いた時には思いっきりスルーしてしまったんですが、 冒頭の女の子 って、アレだと思います? AzisaiS @Asa_r 「黄色がかった目」(多分これはネタバレにならない)ってのが猫っぽかったんですよね……。「コーヒーが体に悪い=猫にカフェインは禁物」で桐璃=猫説が強化されましたww Sotobato_Nihu あとは鈴の意味が分からないことです。二十年前からキーであるから、もしかして今回の桐璃の目玉にあたる役割だった? しっくりしません Asa_r 猫を見落としてたとか、猫を追って道路に飛び出すっていうのの共通点としての桐璃ってのは、いわれてみればその通りだな・・ 猫の色がかわったのも、目の前の桐璃の認識が変わったののメタファとも見なせるかも rufa9 @AzisaiS 考えるんじゃない、感じるんだ! でいくとそれもアリだと思います。琥珀色の瞳、気まぐれな性格、「鈴」のモチーフ、烏有のトラウマから記憶を消された存在。 烏有に与えるイメージに何かの影響を与えているかも。 oowa_rai あじさいさんのとかをもとにまとちょっとメモをhttp //twitpic.com/2lge52 Asa_r 春秋にも画面に猫がでてきてそれが和音なんだけど、烏有には見えてなかった、とかね! だから鈴が重要なんです! ・・いや、さすがに・・ longfish801 わかった! キュビスムの核=和音は猫だったんだよ! 二十年前に村沢たちがテラスからつきおとしたのも、鈴をつけた猫さんだったんだよー! AzisaiS @rufa9 桐璃から猫をイメージさせるパーツは、実は多いんですよね。とは言え、これを自説に持ってくるのはちょっと勇気がww AzisaiS @longfish801 だとするとあの館の人達が桐璃のことに触れなかったのに母の形見を着たときびっくりしてたのは、母の形見がネコミミになってしまいますよw youmoutei な、何だってー!?(AA略) RT @longfish801わかった! キュビスムの核=和音は猫だったんだよ! 二十年前に村沢たちがテラスからつきおとしたのも、鈴をつけた猫さんだったんだよー! Asa_r 義眼がオッドアイっていうのも猫っぽいと思いましたねー(猫にオッドアイは多い) 猫説案外ばかにならないような・・ AzisaiS 本題に戻ると、烏有が殺人犯 っていう伏線が少ないように思えた。大ネタに惑わされてるからかな? longfish801 なるほど、信頼のできない語り手=烏有が意図的にネコミミを語り落としていた、と。 RT @AzisaiS @longfish801 だとするとあの館の人達が桐璃のことに触れなかったのに母の形見を着たときびっくりしてたのは、母の形見がネコミミになってしまいますよw rufa9 あれはラストで生き残るもう一人の桐璃かとも思ったのですが、烏有が記憶を改竄したのかも… でも「春秋」にも出てきたし…そこで脳みそドカーン!でした。 RT @youmoutei 冒頭の女の子 って、アレだと思います? youmoutei @AzisaiS 「黄色がかった目」でいえば、 『春と秋の奏鳴曲』冒頭の女の子までが同じ なのも気になってます。「誰だよ」と。 AzisaiS @Asa_r 義眼はライトグリーンですが、うゆう桐璃と出てきた猫の目も翠色 です。 youmoutei @AzisaiS それをあえて伏線ほとんどなしでやっているところが、自覚的なのかな、と思いました。 longfish801 早引表にも書きましたが、直接的な手がかりは、映画『春と秋の奏鳴曲』を観る直前、テラスで主電源を落とした可能性のある人物について考えている場面くらいですかねぇ……。 RT @AzisaiS 本題に戻ると、烏有が殺人犯 っていう伏線が daimokuzin18 @amk_dokusho 猫……すごい展開になってきた…… Asa_r エアミスwikiにある、「巻頭の若山牧水の歌」と「密室トリックは作中で明かされたのが正しいのか」っていうのはまだ話題にでてきてませんけどどういう問題なんだろう・・ youmoutei @rufa9 あれがそうだとすると、私が以前考えていたよりも 随分早くから烏有は選ばれていた ことになるのかな、と。 事故そのものも仕組まれていた という恐ろしいことに。 rufa9 冒頭の若山牧水の短歌。思いつきの解釈。白鳥=裾振りの派手な白いワンピースを着た、「うゆうさん」の桐璃である。「烏有」の「烏」=カラスと対象的な存在。 Asa_r そういえば、小説版の金田一少年の事件簿に真夏の雪ってモチーフがあるんですが、これが元ネタだったのかって思いました トリックとかは全然違いますが rufa9 空の青=両目のある彼女が=「和音」となるパーフェクトワールド 海のあを=後に左眼を失う桐璃が烏有とキャッキャウフフする世界 ラストまで彼女はどちらにもなれなかった。 AzisaiS @youmoutei 多分、冒頭の少女=「閉幕」後の烏有さんの"桐璃" じゃないかと。ただ、作中 桐璃の目が絵に貼られてる時 に「黄色がかった目」の描写がないのが気になってます。書きそうなものなのに。 sudoryoko なんかすごくありそうな… 鈴の謎放置だったし… RT @longfish801 わかった! キュビスムの核=和音は猫だったんだよ! 二十年前に村沢たちがテラスからつきおとしたのも、鈴をつけた猫さんだったんだよー! AzisaiS @youmoutei @longfish801 なるほど……。いや、完全には納得しきれてませんがww どうも少なすぎやしないかって気はします。 longfish801 葬儀のシーンは夏ですよね(蝉がないている)。河原でフォーマルスーツを着た桐璃が現れたのは七月半ばでした。桐璃があの青年の命日にそういう格好をしていたのだとすれば、そういうことかと。 rufa9 ぎゃああ、それまじぞわーっと来ますね RT @youmoutei 私が以前考えていたよりも 随分早くから烏有は選ばれていた ことになるのかな、と。 事故そのものも仕組まれていた という恐ろしいことに。 kusegeN なんだかんだ、あじさいさんガッツリ議論してるじゃないか。 AzisaiS http //j.mp/a3UMLq (痾のトリックに言及) じゃないかと思ったりw まあ、作中作派の戯言です。 oowa_rai 夏冬が作中作というか烏有・桐璃・事件すべてが偶然の産物=奇跡ってのはやりすぎですかね AzisaiS @kusegeN 僕だけちょっと離れた変なとこにいる感が否めません。 kusegeN @AzisaiS ぼくはもう脳味噌パンク状態なので、あじさいさんがなにがどう違うのかよくわかってなかったり。 youmoutei あれは雪密室と同じく(←書いちゃったよ、大丈夫か?) 本筋の謎を隠すための引っかけでした、という“宣言” じゃないかと思います。 RT @AzisaiS なるほど……。いや、完全には納得しきれてませんがww どうも少なすぎやしないかって気はします。 AzisaiS @kusegeN みんなはちゃんとミステリとして扱ってるのにもかかわらず、僕だけ「とーりにゃんこ説」とか 作中作説とかだして本題から目を背けてますw kusegeN @AzisaiS なるほど……作中作説はともかく、にゃんこ…… youmoutei @rufa9 もっというと、 随分早くから烏有は選ばれていた とすれば、それは 烏有の名前(“ヌル”と似た意味) のせいじゃなかろうかと思うのですが。 AzisaiS @youmoutei そうなんですかね…… 本筋の謎を隠すためなら、 だったら、僕なら大量に伏線まいてしまいますねw gm617 外出先で休憩中。盛り上がってますなあ。 Sotobato_Nihu 基本的に、二十年前までの出来事はすべて仕組まれたことだと思ってます 「夏と冬の奏鳴曲」読書会ネタバレまとめ2
https://w.atwiki.jp/airmysken-wiki/pages/97.html
『ディスコ探偵水曜日』読書会ネタバレまとめ1 同じ話題はなるべくまとめてあります。そのためタイムラインの発言とは時系列が変わっております。 (@youmoutei) 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 午後の部開始 参加者は……w air_doku それでは予定の時刻になりましたので、第16回エアミス研読書会(舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』)を始めたいと思います。参加者の皆様は、実施要領( http //t.co/LKSO1ggn )に気をつけて、遠慮なく積極的な発言をお願いします。 #air_mys_ken youmoutei ちなみに、私は読書会の間にぱらぱら再読するつもりではありますが……。 bubumitsu おぅふ!読書会の時間ではないか!ちょっと、当時を振り返りつつ感想を急いで纏めて失踪する準備じゃ! youmoutei 微妙にtogetterの仕様が変わってて、操作を間違えそうになってorz 1106eviz 下巻はいまだによくわかってない。 youmoutei いらっしゃいませ~。いや、全部よくわかってないんですがw まあ、わかる/わからないっていう作品じゃない気も。 RT 1106eviz 下巻はいまだによくわかってない。 1106eviz ですかね。ただ圧倒はされましたね。 youmoutei とりあえず、よくわからないながらも読み終えたらお腹いっぱいになって、あんまり考える気力がわきませんでしたw youmoutei 困った。evizさんのツイートはなぜか検索で拾えないので、独り読書会みたいになってるw 1106eviz 羊毛亭さんが独書会をされると聞いて youmoutei あ、そうそう。まとめはこちらです。→ http //t.co/v1OS7T4t noroma_kame 午前の部から失礼します。いやもう、第一章を読みはじめた時はどうなる事かと思いましたけど、伏線回収が見事でスッキリ出来た凄い作品でしたね。第三章の名探偵大安売りのような状況には驚きましたけど。あとネーミングセンスw youmoutei noroma_kame いらっしゃいませ~。ネーミングには笑いましたねw それも含めて全体的に、清涼院流水をエスカレートさせたような。 noroma_kame youmoutei 確かにそうですね.もの凄くぶっ飛んでる感じがw 一つ気になる事があって、 最終的に 大爆笑カレーは死んだまま放置 って事で良いんですよね。 youmoutei あれ? そうでしたっけ? そこらへんもどうなんだか不確(ry RT noroma_kame 確かにそうですね.もの凄くぶっ飛んでる感じがw 一つ気になる事があって、 最終的に 大爆笑カレーは死んだまま放置 って事で良いんですよね。 1106eviz 中盤のバカトリックの展覧会は作者らしくて結構好きな場面 youmoutei あれは、どこまで素直に受け取ったものやら悩みましたw RT 1106eviz 中盤のバカトリックの展覧会は作者らしくて結構好きな場面 1106eviz youmoutei 『世界が密室でできている』とかもあんな感じですよ。あと見立てのやりすぎっぷりとかは流水トリビュートの『九十九十九』も凄いですし。 youmoutei ちょっと前に、守衛の犬さん(humpty_dagda)に質問されたことがあったんですが、この作品は何がネタバレになるのか、難しいですね。 1106eviz ネタバレの意味が全くない作品・・・ necrano_mican ディスコ探偵水曜日の読書会かぁ……。出たかったのう……。 参加者が増えてきた bubumitsu 「今なにやってんの?」「読書会」「はぁ?何それ」「読書会、I♥PANDAの」「やーんパンダしぶすぎ」「パパンダパンダ♪」「パンダおぼこいよね 」「俺はフクロウがいい!」「読書会、福井弁で見守っていっざ。よろしゅうです」 youmoutei bubumitsu いらっしゃいませ~www bubumitsu 3年半前に書いた感想を。ミステリ的な謎にSF的な解決法というとんでも逆説小説ですが、ここに「親子愛」を絡ませてきているのが非常に舞城らしいなと思いました。/// bubumitsu 正直、舞城王太郎は「変態舞城」「家族愛舞城」「純文舞城」と三人いるのではないか?と疑っていますが、この作品では「変態度」を全面に押し出しつつ、「愛」も描かれているのですよね。『九十九十九』的変態さもあり、『みんな元気。』のような愛もある。/// bubumitsu 途中の複数の名探偵たちによる多重解決の中にハードボイルド的探偵を混ぜたらどうなるのか?という趣向も面白かったですし、終盤の救いようがないように見えても、きちんと前を見ているディスコにグッときました。あと猫猫にゃんにゃんにゃんは可愛かったです、まる(小学生並) 1106eviz bubumitsu 確かに終盤のディスコは実にグッときましたね。 1106eviz 特に下巻で JJ 相手に啖呵切るあたりは言ってることは少し危なっかしい気もするけど異様にかっこいい。 bubumitsu なんでしょうね、あの謎の感動は。『みんな元気』に駄目親父が学校に乗り込んで教師に説教するシーンがあったのですが、あぁいうのは本当舞城巧いですよね。いや、ディスコは駄目親父じゃないですがw RT 1106eviz 確かに終盤のディスコは実にグッときましたね。 youmoutei ははあ、なるほど。確かにそこは何だか新鮮でしたね。 RT bubumitsu 途中の複数の名探偵たちによる多重解決の中にハードボイルド的探偵を混ぜたらどうなるのか?という趣向も面白かったです// youmoutei 私は、グレッグ・イーガン『宇宙消失』を思い出しました。いや、正確には思い出しきれてないのですがw、何となく通じるものがあるような気が。 bubumitsu 変態論理なハードSFで無理やり作中人物どころか読者も煙に巻く部分は確かにイーガンっぽかったですw そこしか覚えていないというか今読んでも全てを把握できるかどうかw RTyoumoutei 私は、グレッグ・イーガン『宇宙消失』を思い出しました。 tondamochi こんにちは。正直作中の論理に関してはほとんど勢いで読み終えてしまったようなものなので、何が言えるかも分かりませんが、参加させていただきます。 youmoutei tondamochi いらっしゃいませ~。私も同様の状態で、困っていますw hamu16 ちょっと読書会に参加。『ディスコ探偵水曜日』はこれまでの舞城作品に出てきたキャラたちのオールスター的部分、そして中盤のパインハウスでの推理合戦(多重推理?)といい、舞城が本作でこれまでを振り返りつつ新しい境地を目指そうとしたのだと自分は思ってます。 hamu16 舞城はミステリを書くというより、ミステリを「使っている」作家だと思いまして、なぜ「使っている」のか? そしてミステリを使うことで何が出来るのか? に自分は興味があります。パインハウスの本格ミステリ的物語空間(てきとーに命名)や、名探偵たちで極大化されてる感じで youmoutei hamu16 いらっしゃいませ~。私はこの作品が初舞城だったので、参考になります。 hamu16 youmoutei パソコン使えない状況なので、あまり発言出来なさそうですがw よろしくお願いします。 bubumitsu 押し入れのダンボールの中から『ディスコ探偵』を取り出す簡単な作業。 難しい話w youmoutei SFのタイムトラベルものに突っ込む(?)ところなんかはニヤリとさせられました。そのあたりをできるだけ「描ききる」ことに挑んだというか。……私の頭では理解するの難しいですがw 1106eviz youmoutei 確かにどんだけ魔界大冒険を推すのとは思いましたw hamu16 bubumitsu その話、『スクールアタックシンドローム』に入ってる方で読みましたが、確かに何故か印象深いエピソードでしたw 舞城っていつも子どもを描いてる感じがしますが、あの話とディスコ探偵はどちらも親(世代)からの視点で似てる部分があるのかも。 youmoutei あと多重解決のところなどは、最後がアレだからやりたい放題が可能になってる部分もあるかと思いますがw、どれだけ奇天烈な解決を提示できるか、想像力の限界に挑んだという感じで、その辺もSFに通じる印象を受けました。 noroma_kame 一つ一つ新たな手掛かりが見つかる度にガラリと推理する世界が変わっていく感じでしたからね。youmoutei あと多重解決のところなどは//どれだけ奇天烈な解決を提示できるか、想像力の限界に挑んだという感じで、その辺もSFに通じる印象を受けました。 hamu16 自分の結論はないんですが、パインハウスのいくら探偵が推理しても新たな伏線や推理を否定する事実が生じる状況と、(最近流行った)SF的な運命決定論を抜け出すために手を尽くす、という状況は重なって見える部分があります。どちらも無限階梯に引きずりこまれてるようで。 bubumitsu そういえば文庫版では分冊されていたのですよね。親、とくに父親の目線から見た子供(あるいは家族)は巧いですね。もちろん大人になりきれていない子供の話も好きですが。『ディスコ探偵』でいうとルンババと彼が再び出てきたのが嬉しかったですw RT hamu16 youmoutei そうですね。後出しではあるにせよ、奇天烈な解決のための奇天烈な手がかりを次々持ち出してくるあたりもすごいです。百八式まであるのかとw RT noroma_kame 一つ一つ新たな手掛かりが見つかる度にガラリと推理する世界が変わっていく感じでしたからね。// hamu16 蝶空字嬉遊の推理が最高です(キリッ RT youmoutei あと多重解決のところなどは、最後がアレだからやりたい放題が可能になってる部分もあるかと思いますが// youmoutei うーむ。読んでいる間は面白かったのですが、奇天烈のインフレのせいか、一つ一つはあまり記憶に残っていないというorz RT hamu16 蝶空字嬉遊の推理が最高です(キリッ // bubumitsu あの多重推理の部分を読んでいると、新本格や古典本格を、いわゆるゼロ年代作家(西尾、ユヤタン)の中では一番愛しているのは舞城っぽく感じました。あと絶対に舞城は綾辻&笠井潔が好き!w hamu16 bubumitsu 親世代と子ども世代、語り手がどちらに属するかで子どもの描き方が全然違うのが楽しいです。自分は『阿修羅ガール』の愛に一直線なのが好きです。親世代からだと子どもは何考えてるのか解らないって描き方で、パインハウスの初めの探偵たちもそんな印象でした noroma_kame カタルシスを味わってからの絶望。この落差が一番ありましたねw RT hamu16 蝶空字嬉遊の推理が最高です(キリッ RT youmoutei あと多重解決のところなどは、最後がアレだからやりたい放題が可能になってる部分もあるかと思いますが// bubumitsu 確かにあの名探偵たちはいろいろな意味で「子供」なんですよね。そこに「大人」のディスコが入っていき、子供に説教する。そんな印象もありましたね。 RThamu16 パインハウスの初めの探偵たちもそんな印象でした 1106eviz 出逗海スタイルの怪我にまつわる話が面白かったなぁ。 youmoutei ああ、あれの扱いは面白かったですね。驚愕しましたw RT 1106eviz 出逗海スタイルの怪我にまつわる話が面白かったなぁ。 ブランド?など bubumitsu あとこれ言っちゃうと、両方の作者のファンにすんごい怒られそうですけど、パインハウスの名探偵たちのあの喧騒推理(笑)はどことなく、クリスチアナ・ブランドを思い出したのですよ。何故か全員が推理連打する部分がw youmoutei bubumitsu ブランドwww bubumitsu いや、なんとなくですよwあの「やかましさ」はブランドに通じませんか?w(バークリーでは無いw)そういう意味で舞城、本格ミステリ好きそうだなーとw RTyoumoutei bubumitsu ブランドwww youmoutei いや、わかります。「お前らもうちょっと落ち着けよ」という感じはありますねw RT bubumitsu いや、なんとなくですよwあの「やかましさ」はブランドに通じませんか?w(バークリーでは無いw)そういう意味で舞城、本格ミステリ好きそうだなーとw// 1106eviz そういえばこの作品は読んでてジョジョを連想して仕方がなかった。 tondamochi そういえば、単純に読み落としてしまっているだけかもしれませんが、 パインハウスで初めにとげとげぶたが現れた時、水星達がただのぬいぐるみとしてしか認識していなかった のは結局なぜだったんでしょうね。本当に ディスコの幻覚 だったんでしょうか。 youmoutei そこはそうだったんじゃないですかね。あまり深読みする必要はないように思いますが。 RT tondamochi // パインハウスで初めにとげとげぶたが現れた時、水星達がただのぬいぐるみとしてしか認識していなかった のは結局なぜだったんでしょうね。本当に ディスコの幻覚 だったんでしょうか。 tondamochi youmoutei それもそうですね。もうどこを気にかけたらいいのか分からなくなってしまってw 今つくづく思いましたがこれは本当に敢えて突っ込み所を見つけようとしても得しない作品ですね。 youmoutei tondamochi 読んでいる途中でevizさんにアドバイスされたとおり、「考えるな、感じろ!」という作品ですねw bubumitsu 『ディスコ探偵』読書会に参加しているが、もう頭が完全にパインハウスの多重推理劇と最後のディスコかっけー!しか覚えていなくてあばばばば。 bubumitsu 少し離脱して、飯を作ってこよう。 ab0kun (ディスコ読んでない) youmoutei そういえば、 自分の放った矢が背中に刺さる 解決をみて、とある作品を思い出したのですが、ネタバレになるので自重した。 ネーミングの妙 tondamochi とりあえずとげとげぶた可愛い!とか猫猫にゃんにゃんにゃん(確か)のモロリズムとか水星Cのあれとかそれとかしか覚えてない自分まじ おのれ youmoutei tondamochi 「とげとげ豚」ってネーミングがまたいいですよねw 1106eviz 水星Cってネーミングもすごいわな。 tondamochi youmoutei これ以上ない名前付けですよね。それとあの登場シーンは、とげとげ豚の動きが自然に思い浮かんでしまってかなり悶絶しましたw しかも地の文で「萌える」なんて単語さらっと出してますし。 youmoutei 「大爆笑カレー」とか、どうやってひねり出してきたんだ、というw hamu16 とげとげ豚はほんと「やーべ超かわいい」としかw 「こちょこちょないよ!ディスコ嫌!」とかのあたりは、舞城こんなキュン死に出来そうなキャラも描けるのかと。 youmoutei あと思い出しましたが、第三部の「解決と○ん○ん」というタイトルにもやられたw hamu16 非常に見事なミスリードでありながらも……って感じですね w RT youmoutei あと思い出しましたが、第三部の「解決と○ん○ん」というタイトルにもやられたw youmoutei 伏線……といっていいのかどうかわかりませんがw、色々なものが意外な使い方をされているのが面白いです。 RT hamu16 非常に見事なミスリードでありながらも……って感じですね w // 1106eviz エセスネインピナーっていかにも悪いことしてますって感じだな。 tondamochi 「解決と○ん○ん」に関しては、真相が分かった時、まるで 下ネタだと思ったのかい?このムッツリすけべめ! とでも言われたような気分でした(ヽ´ω` ) youmoutei www もちろん同じくw RT tondamochi 「解決と○ん○ん」に関しては、真相が分かった時、まるで 下ネタだと思ったのかい?このムッツリすけべめ! とでも言われたような気分でした(ヽ´ω` ) mankus0 あれか、エアミス研がディスコの読書会の日か。舞城はどう読まれてるのかちょっと気になるから帰ってきたらまとめ見るかな。 奇書:ジャンル分け不能 youmoutei それにしても、作品が作品だけに、語り合うのもなかなか難しいですねw noroma_kame いまだに未来の振動理論は理解できないままですしおすし…。 youmoutei noroma_kame あれはわかんないですよw 1106eviz youmoutei そうですね。普通のミステリだったらトリックなりロジックなりの作者が『ここがみどころでっせ』なわかりやすいポイントがありますけど、これはどこがポイントかわかりにくい気がします。 youmoutei 1106eviz 何というか、「ただ受け取る」ことしかできないような……もちろん、私が咀嚼しきれていないというのもありますがw 1106eviz 奇書と呼ばれたらまず納得する。 1106eviz ぶっちゃけ『夏と冬の奏鳴曲』の方が考えるべきポイントはしっかりしてる気がする。 youmoutei 1106eviz 『夏と冬の奏鳴曲』はミステリの範疇ですからね。 1106eviz youmoutei じゃぁこの作品のジャンルはSFやらミステリやら分別できませんしね。 youmoutei 1106eviz 本題から外れちゃいますが、ジャンルは「分別」するものじゃないと私は考えてるので……この作品の場合は、ミステリの要素もあり、SFの要素もあり(もちろん他にも色々)、そしてミステリのところにはあまりポイントがない感じですね。 1106eviz youmoutei そうですね。しかし分別したくなっちゃうんですよね。それであれもこれもとなる羽目にw 一旦お開きに youmoutei おっと、18 00を過ぎたので、そろそろ一旦締めましょうか。 1106eviz お疲れ様でした。 youmoutei 参加者の皆様、お疲れ様でした~。 noroma_kame お疲れ様でした。わたしは二瑠主君。 air_doku それではこの辺で、第16回エアミス研読書会(舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』)を一旦お開きに。参加者の皆様、お疲れ様でした。21 00頃より夜の部を始めますので、参加される方はよろしくお願いします。 #air_mys_ken 1106eviz おつかれ八極 bubumitsu 読書会終わっていた!お疲れ様でした。 1106eviz お疲れ様です。 tondamochi お疲れ様でしたー。 hamu16 何時の間にやら第一部完w この作品を語るのが難しい理由は、この前リアルで読書会やった時もいくつか出ました。ミステリとして捉えるだけでは全く語りきれないから。この作品自体が無数の「解釈」から出来ていて更なる解釈を拒んでいる。みたいなのとかイロイロ。 ネタバレまとめ2へ
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/59.html
【2009年06月03日(水)】 劇場版で登場したあの3人がディケイドに登場!! 【2009年05月15日(金)】 キバの武田航平さん出演をブログで告知 【2009年05月14日(水)】 響鬼の世界で響鬼役はB-21スペシャルのあの人 【2009年05月02日(土)】 あの人から、響鬼の世界への出演告知 【2009年04月28日(火)】 次はカブトの世界へ 出演俳優 【2009年03月18日(水)】 次はファイズの世界へ 出演俳優 【2009年03月04日(水)】 ブレイドの世界の出演俳優 【2009年03月02日(月)】 ディエンド海東大樹役の戸谷公人ブログ開設。出演は3月22日の第9話から 【2009年02月08日(日)】 次回登場のカイザの声は村上幸平。 【2009年01月30日(土)】 明日の放送に登場する地獄兄弟は・・・。
https://w.atwiki.jp/puyo20th/pages/154.html
前回の更新で追加・訂正・削除されたネタバレありの項目を見る ネタバレありのムダ知識を編集する 総合 ストーリー元ネタ・過去作からの出典(本編) 元ネタ・過去作からの出典(その他20th関連) その他 メインシステム ポイント BGM バグ 総合 今作の登場キャラは24名だが、隠しキャラを全員含めば総勢41名となる。これは過去作品も含め、プレイヤーが使用可能なキャラ数としては史上最大人数を誇る(参考としてぷよぷよBOXには衣装違い含め総勢75名のキャラクターが出るが、プレイヤーが操作可能なのはアルルのみ)。 ストーリー 元ネタ・過去作からの出典(本編) カーバンクルが勝利した時に、カーバンクルが乗っている大きな緑ぷよは、初代ぷよぷよのとことんぷよぷよにおけるお助けキャラ「びっぐぷよ」と思われる(よく似ているがフィーバーの「でかぷよ」ではない)。そのお助けキャラにはカーバンクルも含まれていた。「びっぐぷよ」は縦2列をすべて押しつぶして消し去ってしまうもので、「カーバンクル」はランダムに歩き回ったところをすべて同じ色に変えていくもの。 りんごのストーリー第3話におけるアミティの「ゆめは ステキな 魔導師(まどうし)!」という台詞は、ぷよぷよ7第6話勝利デモからの引用。 アミティのストーリーなどに出てくるアミティの「なんで そーなるの!」のツッコミは、かの有名な萩本欽一さんのネタが元ネタ。 ラフィーナのストーリー第2話でシグがラフィーナの名前を「ラヘーナ」と間違えているが、これはチュー!のラフィーナはらはらコース STAGE 7 からの出典。 ドラコのストーリーの第8話のアルルとの会話の流れは、SFC等のぷよぷよ通のドラコとの漫才デモが元ネタ。厳密に言うと、この漫才デモでは初代ぷよぷよの対ドラコのオマージュとして、アルルとドラコで立場が逆転している(初代では今とは逆にアルルが「美少女コンテスト!?」とボケていた)というものであった。 アルルのストーリーの第5話のウィッチの「ほーっほほほっ こんなところへやってくるなんて なんておばかさん」「それなりに わたくしがおあいていたしましょう」は初代ぷよぷよでのウィッチのセリフからの出典。 同じくアルルのストーリーの第8話のシェゾとサタンでその場にいるアルルを取り合うようなシチュエーションは、GG版魔導物語Ⅱの地下100階における対サタン戦前のイベントシーンが元ネタ。(当時は、アルルが選択肢で今作と同じように両方を拒絶するとシェゾとサタンが手を組み、ゲームオーバーになる仕様だった。)エクストラストーリーの第3話のシェゾの「そいつからはなれろ」も、同じ場面の、アルルとサタンの対面しているところへ乱入した時のセリフからの出典。 また、同じくアルルのストーリーの第8話の勝利セリフの「か…勝ったわっ!」は初代ぷよぷよにおけるサタン撃破後のエンディングのセリフからの出典。 シェゾのストーリーの第6話のアルル撃破後の「れんさの くみかたを おしえてやろうか?」というセリフは、ぷよぷよSUNのシェゾの勝利セリフからの出典。 シェゾのストーリーの第7話のルルー撃破後の「かみをも けがす はなやかなる このオレの……」というセリフは、シェゾのフルネームの「シェゾ・ウィグィィ」という名前が、古代魔導語で「神を汚す華やかなる者」を意味するという設定から来ている。余談だが、シェゾのテーマの曲名「The gorgeous man who defile the God」を日本語訳すると「神を汚す華やかなる者」になる。 同じくシェゾのストーリーの第8話の「うるぁっ! やっぱりおまえのしわざかっ!!」はSUNで同じくサタンに対峙した時のセリフからの出典。 ウィッチのストーリーで、ウィッチが度々言う「おばあちゃん」とは、「魔導物語 魔導師の塔」に登場する「ウィッシュ」というキャラクターのことであると思われる。彼女は天を源とする魔導の使い手で、16歳の時に世界を滅ぼそうとした魔導師ダークマターを倒したが、彼女もその戦いで傷つき、それからずっと魔導世界の西の森にある塔でひっそりと暮らしている。ただし、彼女は「ぷよぷよ」シリーズには登場していない為、このキャラクターの版権を所持しているのはセガではなく、D4エンタープライズである。つまり、ウィッチの祖母の名前が発覚しているにも関わらず明かされないのは、「大人の事情」というわけである。 ウィッチのストーリーの第5話の「あなたが ほしいっ! ですわ」「コホン… もとい、あなたのそのぎんいろのかみのけがほしいだけですわ」「しつれいな ヘンタイはあなたひとりでじゅーぶんですわ」は、SUNのシェゾのストーリーでウィッチに会った時のセリフからの出典(当時はシェゾの白い服を欲しがっていた)。さらに元をたどれば、初代ぷよぷよでシェゾがアルルに言った「お前が欲しい。」からの一連の流れのパロディ。 クルークのストーリーでクルークが飲んだ「ヒ・ミ・ツのドリンク」とは、お酒のことである。ちなみにお酒は、魔導物語では魔導力 (MP) を回復するアイテムだった。 エクストラストーリー第6話におけるりんごの「こんのーーー!!」という台詞は、ぷよぷよ7第21話りんごデモでエコロにだまされかけた時の台詞が元ネタ。 りんごのストーリーの第1話勝利後、さかな王子のストーリーの第1話勝利後、カーバンクルのストーリーの第1話勝利後、まぐろのストーリーのエンディング、などでのりんごの台詞「さっていった…」は、ぷよぷよ7第11話~第16話勝利デモでりんごがぷよつかい達と戦った後に放っていた台詞が元ネタ。 + スペースチャンネル5パート2関連 エコロの台詞には、同じくセガ発売の『スペースチャンネル5パート2』のラスボスであるパージ(声優 石田彰、エコロと同じ)の台詞が元ネタのものがいくつかある。「ひかくてき たのしかったよ」「おたのしみは これからさ」「さあ、どうしたい?」等。スペチャン2はぷよぷよ7と同じく吉永匠がディレクター及びストーリーを担当しており、パージの頭部のうねうねした髪型もエコロの頭部に似通っている。 「ひかくてき たのしかったよ」はリポート4第3セーブポイント直前の台詞、「おたのしみは これからさ」はリポート5プロローグの台詞、「さあ、どう したい?」はリポート4第2セーブポイント直後の台詞。 元ネタ・過去作からの出典(その他20th関連) Webオリジナル漫才デモ第5話におけるシェゾとアルルの「ルーのないカレーライスだ!」「それって はくまい…」というやりとりは15thのシェゾのストーリー8回戦における「ミルクぬきカフェオーレ」が元ネタ。 同じくシェゾの「ばたんきゅー寸前なのか?」というセリフは、魔導物語の敵キャラの残り体力メッセージ(ファジーパラメータシステムだった為)からの出典。 ぷよぷよドラマCD#1のアルルの「のーみそぷーになってなさい」という発言は、魔導物語における戦闘でプレイヤーキャラや敵キャラがブレインダムドなどを受けた時の状態異常「のーみそぷー」からの出典。 ぷよぷよドラマCDの#4のアルルの「へんたいだわ、このひとっ!」という台詞は、PC98版もしくはGG版魔導物語Ⅱのオープニングデモでの初対面時の反応と同じ。 その他 今作は、15thのように全員それぞれが主人公のストーリーがあり、さらに7のように試合勝利後のデモも用意されている。 今作のストーリーは全(24+1)章x各8話=200話という大ボリューム。当然、1話ごとにぷよ勝負するため、ストーリーだけでも200回のぷよ勝負をそれぞれ異なるシチュエーションで楽しめる。ちなみにナンバリングの中でステージ数がトップクラスであるチュー!(全3編x各(3+6+8)話=51話)の約3.9倍ある。 今作のデモ数は、勝利デモを別物として考えると200話x各2デモ+プロエピ2デモ+Webオリジナル8デモ+公開アフレコ1デモ=411デモ存在する。また、エクストラ8話勝利デモは使用したキャラによって変わるため、それを別物として考えるとエクストラ8話勝利を除いた410話+22キャラ×1キャラ除いた21キャラで合計872話存在する。 15thや7で出会っていたキャラ同士は、今作では「お互い覚えている」「片方だけが覚えている」「初対面の反応」とバラバラである。なお、ぷよぷよ! The Medal Edition(以下メダル版と記述)限定で出会っていたキャラ同士は、全て「初対面の反応」になっている。以下は、「出会っていたはずなのに初対面の反応」の組み合わせ(ただし、「単に以前出会った事を忘れていた」「エコロ絡みの記憶が抜け落ちていた」可能性もある)。エコロストーリーのドラコ、アミティ、ルルーは、7の最終話「宇宙最後の日!?」でエコロの姿を見ているはずである。 アミティストーリーで、アミティは7の11話「なんだ!?火の玉、怪物体」でウィッチの姿を見ているはずである。しかし姿を見ていても名前はアルルに聞くまで知らなかったし、記憶の中で名前と顔が対になったのも本作で出会ったとき。 リデルストーリーで、リデルとサタンは15thでお互いに出会っていた。 ラフィーナストーリーで、ラフィーナとルルーはメダル版ではお互い出会っていた。 シェゾストーリーで、クルークとはメダル版ではお互い出会っていた。シグとは15thで出会っていた。 どんぐりガエルストーリーで、どんぐりガエルとシェゾは15thでお互い出会っていた。 サタンとエコロは、7で第20話や最終話でお互いに出会っていた。記憶喪失のエコロ側が覚えていなくても、サタン側が覚えていないのは不自然。 ただし、エコロ絡みの記憶については本作のエンディングにてエコロ本人が「ボクはじくうのたびびと どのばしょにも どのじかんにも いないそんざい…」「めがさめるころには みんな ボクを わすれているだろうけどね…」と言っており、上記のサタンの件もこの作用により忘れさせられていた可能性がある。 ストーリーに関しては、7のストーリーを踏まえた台詞がある一方、15thのストーリー(エンディングで各キャラが優勝メダルに掛けた願い)は全て無かったことにされた模様(15thでお互い出会った魔導キャラとフィーバーキャラの面識は一部だけ引き継がれているが)アルルは15thで大会で優勝した際に、願いごとの叶うメダルで「元の世界(魔導世界)と行き来できること」を願い、叶った模様だったが、エクストラストーリー第2話で、全く帰れていないことが発覚。 サタンは15thで大会で優勝した際に、「自分の学校(古代魔導学校)でプリンプ魔導学校生の合宿」が願いとして叶ったが、実現されていない模様。 ただし、15thは実質マルチエンディングだった(優勝者は本来一人であり、各ストーリーは全てパラレル)ので、願い事が無意味になったキャラ(アコール先生やナスグレイブ等辺り)が優勝したことが正史とも考えられる。この場合、一部のキャラの面識のみが引き継がれていることについても説明がつく。未だ叶っていないクルークあたりもありえるが、小さな出来事で、語られてないだけとも。 また、そもそも15thではメダルに掛けた願いが無効化されているキャラも多く、叶ったとされるキャラも実際の結果は描写されていないため、そもそもメダルの効果そのものが偽だった(授与担当のアコール先生が叶えられそうな範囲だけ解決した)可能性もある。 しかし旧作ぷよなど、一部作品においてストーリーはあって無いようなものだったため、SEGA移行後もこのスタンスを継承している可能性がある。そうである場合でなくても、真面目に考察するとこのような事態になってしまう、ということを付記しておく。 漫才デモで会話中に効果音が入るのはフィーバー2以来3作ぶりである。 メインシステム 取説にはもちろん載っていないが、フリー対戦の「ふたりでぷよぷよ」で、隠しルールの「こおりづけ」を選ぶと各キャラのこおりづけパターンを確認することが出来る。15thにも出ていたキャラは攻撃パターンの変更なし。→詳細はこおりづけパターンを参照のこと。 ストーリーモードのルールセレクトの上段3つは、左が漫才デモの場所(対戦背景)、残り2つが対戦相手によって変化する事が多い(例外はある)。少なくとも、ラクティ街道で延々とお悩み相談するりすくまストーリーの初期位置が全部カルテットなのと、屋敷の前で周りの人を幽霊にしようとするユウちゃん&レイくんの初期位置が全部クロスかいてんなのはこの為。 ただし、デフォで選べる「ぷよぷよ」のナーエの森か「ぷよぷよ通」の商店街(昼)が漫才デモのシチュエーションだった場合、左上のルールは別のルールになる。 ポイント [DS]「チャレンジたいせんのなぞぷよが一番ポイントが稼ぎやすい」ことを理由に、そこで出てくるあやしいクルークが大抵のぷよらーにサンドバッグにされている(勝利一回につき最低1000pts.入る)。あやのコメント「許さん!絶対に許さんぞ~!」後続機種では強化されているためやや難しくなった。 BGM 「みんなで対戦!朝までぷよぷよ」「や・ば・い・で・す」「コンティニューする?」「ゲームオーバー!」は5作連続、「紅き叫びの波動!」は4作連続、「時空を越えて久しぶり!」「へっぽこ魔王最強伝説」「Request from Puyopuyo」「Last from Puyopuyo2」は3作連続収録、「Tokoton from Puyopuyo」は2作連続収録となる。なお、「紅き~」「へっぽこ~」「Request~」「Last~」の4曲は15thにも収録されたが、15thではWii版のみ収録。 カーバンクルのBGMは「魔導の塔で対戦だよぷよぷよ通~さいしょのおんがく」になることがコンパイル時代の相場であったためか、今作で「みんなで対戦!朝までぷよぷよ」がカーバンクルのBGMになった。 タイトル後に流れる対戦画面のBGMはその直前にプレイしたのがストーリーの対戦相手のテーマ、もしくはチャレンジ対戦だった場合何週しようがその曲固定になる。(それ以外の場合はランダム)このためフリー対戦では使えないエクストラの最終決戦の曲も流れることがある。 第8話の漫才デモ(一部キャラは違う)もしくはエクストラ第3話と第7話で流れるBGM「ぷよ!!~ボス漫才(Demo from Puyopuyo)~」は、原曲(「TRY OUT」or「MEMORIES OF PUYO PUYO」)では2ループしてからサビに入る流れだったが、今回は1ループでサビに入るようになっている。(恐らくだが、漫才デモでサビに入るようにした為だと思われる。)ちなみにわくわくぷよぷよダンジョンの「それでもぷよぷよダンジョンは終わらない」の場合は、サビが存在しなかった。なお、このBGMはぷよぷよがまだ登場していない時代から存在する(90年にMSX2で発売の「魔導物語1-2-3」の「魔導物語1」に初収録)ので、今作に収録されているBGMの中では最古参ということになる。 バグ [DS]フリーたいせんのよにんでぷよぷよで、3Pまたは4Pを「きゅうけい」(下の方のXマーク)にして適当に遊ぶか即終了した後、ストーリーの「エクストラ」を遊ぶと、第8話での敵が少なくなる。この時3Pをきゅうけいにした場合はサタンが、4Pをきゅうけいにした場合はエコロがいなくなる。両方きゅうけいにした場合はどちらもいなくなり、何もしてないのに勝利したことになる。片方しかいない場合は倒しても次に進まないので、この場合スタートボタンでポーズしてメニュー画面に泣く泣く戻るしかなくなる。これが発生した場合、メニュー画面に戻った後に再び同じストーリーで遊んでも同様のバグが発生する。フリーたいせんのよにんでぷよぷよまたはペアでぷよぷよで4人対戦するか電源を切れば、このバグはなくなる。後続機種では修正された。
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/870.html
Abquhbah (詳細・ネタバレ編) ヒューム♂、3b(濃金髪)、アトルガン白門I-10 傭兵派遣会社サラヒム・センチネルの人事担当者。 普段はサラヒム・センチネルのシステム指南と冒険者への勤務評価の伝達という役割を務めている。 クエストをはじめ、ミッションや昇級試験等、冒険者(プレイヤー)との接点の多いアブクーバ。その立場は職務を(わずかながら)超え、「人事と社員」だけでは片付けられない仲間へと発展していく。ちょっと情けなくて、ちょっとズルくて、でも異常なほど一途なアブクーバ。今日も会社と社長の為にがんばっている。 傭兵会社最強の助っ人・人事のメガネ アトルガンに来て間もない冒険者は、サラヒム・センチネル社との契約をほぼ義務付けられている(実質的にアトルガンコンテンツの大半に参加するには入社が条件)。そこで出会うのが雇い主となるNaja Salaheem社長と、人事担当のアブクーバ。基本的にナジャ社長はあくまで「社長」なのでイベントに関しては積極的に登場するものの、日常的な業務は基本的にアブクーバを通すことになっていく。 業務の基本的なシステムや、仕事について、社訓や社内での評判等、子と細かく教えてくれるアブクーバは、アサルトや昇級試験等で頼もしいサポート役として活躍してくれる。社員全ての業績・評価・給与明細等を扱う彼は、細かく冒険者にアドバイスをくれる。そして、昇級試験を合格し社内でも昇級していく冒険者にちょっとした社内の秘密を漏らしてくれたりするようにまでなる。 一見、チュートリアルキャラとも取れる、初期のアブクーバとの関係。 冒険者は基本が「冒険」である。モンスターと戦い、問題を解決し、報酬を得る。その中で共に戦ってくれたり、援護してくれるNPCも少なくは無い。勿論、アブクーバのようにシステム的な助言で支援してくれるキャラもいる。でもアサルト(お仕事)による細かく変動する「傭兵」家業の中、マメに状況に応じて反応も変えてくるNPCはそうそういない。それだけにアブクーバに言い知れぬ仲間意識が芽生えるプレイヤーも多いのではないだろうか。 やがて昇級試験等の、サラヒム・センチネル社関連のクエストが始まると、社内の日常も見え隠れしてくる。アブクーバの場合、冒険者は当然ながら、ほかの所属傭兵に関してもケアを怠っていない場面がより多く登場するようになる。特に臆病で、人が良く、業績が伸び悩んでいるプレイヤーの同僚Falzumの事を心配し、冒険者に助っ人をコッソリお願いする優しさを見せる。 ほかの傭兵たちへのケアを忘れない、人事の鏡。 一方ミッションでは、冒険者はサラヒム・センチネル社の代表としてアトルガン皇室直々の勅命に乗り出していくシナリオ。ナジャ社長も社運を冒険者に賭して、時には厳しく、時には激しく援護してくれる。この際のアブクーバは主に冒険者に任務の詳細を伝えたり、感情的なナジャ社長のフォローをしたり、忙しい。時には失敗を冒険者になすりつけてしまうお茶目さがあるが、基本的には冒険者の心強い味方だ。 社長に代わって給与明細や請求詳細、任務の詳細をこと細かく説明してくれる。 また、冒険者自身が異国出身者であり、まだアトルガンの常識に慣れていない事も忘れない(むしろ興奮しやすく説明を省きやすいナジャ社長のフォローとして常日頃情報を補完するのに慣れているのかもしれないが)。これは、まだ冒険者にとって馴染みが薄いアトルガンの伝承や歴史、現状を説明してくれるという意味でもありがたい存在だ。そのお陰で冒険者は社内業務、そして依頼された任務を着実にこなしていくようになっていく。 冒険者の成功を、まるで自分のことのように喜んでくれる。 社会人のプレイヤーなら判ると思うが、社員を生かすも殺すも人事次第。それはゲームの世界ヴァナ・ディールでも変わらない。アブクーバは、腕力では冒険者に遠く及ばないだろうが、人事としては、非常に優秀と言える。「アトルガンの秘宝」での名脇役と言える存在なのだ。 伝家の宝刀・謝罪 激情家であるナジャ社長は、時には理不尽にキレてしまい、例え冒険者や他のNPCが無関係であっても当り散らしてしまう場面がある。更に時には冒険者自身、何を怒られているかすら判らない事さえある。そしてそのきょとんとした表情が更にナジャ社長の怒りを加速させる結果になる。そんな時アブクーバは状況を円満にする為に(時には意味も無く)謝罪をして、深々と頭を下げる。 「す、すみません!」と速やかに謝罪。社員として模範的な、美しすぎるおじぎ。 勿論、アブクーバ自身の失態だったりする場合もあるが、それでも何の躊躇も無くこんなに見事な謝罪は、逆にすがすがしさすら感じる。現実世界でも何かと理不尽なトラブルが社内でも起きるものだが、管理人はかつて知人にこういわれたことがある。「日本の会社で上手く立ち回るには『挨拶』と『謝礼』と『謝罪』をしっかりすればいい」。アブクーバというキャラクターは、私事ではあるが、その教えを見事に体現してみせてくれた。 しかしアブクーバの凄いのはそれだけではない。上の写真の謝罪のおじぎさえ、丁寧すぎるくらいなのだが、そんなツッコミが吹っ飛ぶ芸当を時々見せてくれる。 アトルガンの流儀と思われる、手を前に伸ばした、更に丁寧な荒ぶる謝罪のポーズ! ナジャ社長も、正式な場面ではアトルガン特有と思われる敬礼を見せるが、アブクーバのこの動作も流れが非常に美しく、初めて見た時は驚いたプレイヤーも多いのではないだろうか。しかも現在のところアブクーバ固有のモーションとなっている。静止画にしてしまうと、まるでプールにでも飛び込むようなポーズに見えてしまうのが残念である。 いずれにしろ、時には進撃に、時にはその場を収める為に、時には(冒険者等の)他人の為に、こんなにも潔く頭を下げられるアブクーバはやはり社員の鏡と言える。 アトルガンの名コンビ?迷コンビ?社長と人事を超えた二人 アブクーバは判り易い程ナジャ社長に心酔している。基本的には(社訓通りに)ナジャ社長の命令には親切丁寧・かつ迅速に応えるが、時には自分の非を冒険者になすりつけて逃げようとする。社長が落ち込めば全力で励まし、有頂天になれば盛り上げ、怒り狂えば必死でなだめる。ここではそんな二人の日常をすこしまとめる。 上記の通り、アブクーバは非常にマメに、ナジャ社長の感情や動向を見守ってフォローを入れる。それ以外にも、社長と共に来客の接待から皇室からの伝令の受け取り・報告等、もはや人事の仕事を超えた業務もこなしている。人事と言うより、秘書と言った方が実際のアブクーバの立場にはあっているのかもしれない。 皇室からの使者も、ナジャ社長と共に出迎える。 社長が出かける際は身なりをしっかりチェック! このような業務を任せている事もさることながら、上にある下部分の写真に至っては、社長自らが背中を預けてチェックを任せている。冒険者が入社するより前からの二人の信頼が感じられる。二人の連携があるからこそ、一見無茶にも見える会社の運営もそれなりに上手く回っているのかもしれない。 珍プレー・社長へのフォロー失敗! いかに社長といえども、業務が円滑に進むとは限らない。時には計算外の出来事で、ナジャ社長の思惑通りに事が進まない時だってある。そんなときは相棒のモーニングスターを振り回すナジャ社長の姿が。 ブンブンブンブン! しかし勢い余って……! この時は、あまりに勢い良くモーニングスターを振り回したが為に、モーニングスターはナジャ社長の指からすり抜けていったのだ。しかもそのときタイミング悪く冒険者が出社、社長のデスクがある広場へ入ってきたときだった。大事故の予感に眼を丸くするナジャ社長。だが、そこで冒険者、そしてナジャ社長を助けるべく体を張ったのがアブクーバだった。冒険者めがけて勢い良く空を舞うモーニングスターをキャッチすべく、アブクーバも飛んだ。 しかし咄嗟の判断も空しく 「相棒」は腕をすり抜けて冒険者へ…… 結局、モーニングスターは状況が理解出来ないまま冒険者に当たり、冒険者は気絶してしまう結果に。 社長の為なら何でもします……! 女王気質のナジャ社長とMっぽい言動がしばしば見られるアブクーバは非常に相性も良く、業務中の会話は時には漫才のような展開も見せる。そしてアブクーバ自身が、ナジャ社長に上司と社員というだけではない感情を抱いているのはミッションでも見られる。判りやすく言うと、社長に萌え、なのだ。 皇室に赴く際にファッションショーを繰り広げる社長に心の中で相槌をうち、仕舞には卒倒するアブクーバ。モーニングスターを指揮棒のように振り回し、社歌を要求するナジャ社長に、全身全霊を込めた歌で応えるアブクーバ。挙句には、昇級試験の一環として士官学校を思いつくナジャ社長に乗せられ、教頭の変装までしてしまう。しかもその一連の出来事の中でこんなことまで口走っている(詳しくは「Arcuhbah(詳細・ネタバレ編) 参照)。 Arcuhbah :……もう、いいですよ! 僕だって給料とか命とか愛とか、いろいろかかってますから負けるわけにはいきませんからねっ! そして実は、昇級試験の一つで、衝撃的な展開になるものもある。それは、「昇進試験~曹長」、内容はたるみきった後輩を冒険者が根性から叩きなおす事をナジャ社長から命令されるところから始まる。そして、その一環として「腕立て伏せ」をさせるイベントが発生する。3人の堕落後輩達をタイミングよく腹筋させる事を要求されるこのイベント、実は最初にちょっとしたチュートリアルが用意されている。 Naja Salaheem :…………。 Naja SalaheemはAbquhbahをじっと見つめた……! Abquhbah :……?(あぁ、そんな目で見つめられたら……僕は、僕は……。) Naja Salaheem :……アブクーバ。 Abquhbah :……は、はい。なんでしょうか? ナジャ社長。 Naja Salaheem :あんた、服を脱ぎな。 Abquhbah え! ええ!? な、なぜですかっ!?(そ、そんなっ、大胆すぎますっ!!!) Naja Salaheem :だって、いきなり本番ってのもなんだからネェ? まずはあんたが練習台になっておやり。 Abquhbah :はいっ!練習台にですね!……って、それはつまり……僕に腹筋運動をしろ、ということでしょうか……? Naja Salaheem :他になにがあるっていうんだい? ほら、さっさと!服を脱いで寝っ転がるんだよ。 突然ナジャ社長は、アブクーバに「練習台」になる為に腹筋をさせる、と宣言したわけである。普段からインドア派というか、決して体育会系の雰囲気を見せないアブクーバにとっては不意打ちだったに違いない。そして「さっさと服を脱いで」と言われたアブクーバはというと、ヒュームが全て装備を脱いだ状態(黒のインナーの上下)よりも更に脱いでしまって登場する。下は白いパンツ(サブリガ)なのである。 そして、そんなあられもない格好のアブクーバを見守りながら(どう見ても冒険者視点ではない、真上からの角度、すなわちアブクーバを真正面からまっすぐ見下ろす角度から)腹筋を10回タイミングよくやらせるチュートリアルは始まる。これは、実際冒険者が満足するまで何回でも出来る。しかしたとえ10回でも100回でも、やはり体育会系ではないアブクーバには重労働であり、無事に練習が終わるとグッタリしてしまう。 Abquhbah ハァ……ハァ……お、終わりました……? こんな格好で、こんなポーズで、こんな台詞を言われても困る。どこのガチムチパンツレスリングなのかと問い詰めたい(ガチムチ~が判らない人はそのままの君でいて欲しいと心から願う管理人)。ともあれ、アブクーバは業務を超えて、まさに身も心もナジャ社長に捧げているといっても過言ではない。 禁断の忠誠?ここが行き過ぎだよアブクーバ このように、アブクーバは業務を超えた感情を抱きつつもナジャ社長の為に日夜努力を重ねている。無理難題にも(パンツを晒してまで)対応する。まさに社員の鏡。そしてそんなアブクーバにナジャ社長も絶対の信頼を寄せているようだ。 しかし、それでも、アブクーバはやってはいけない事をしている事が判ってしまう。それは、冒険者が数々の昇級試験をクリアして、中尉となったときから雲行きが怪しくなってくる。通常の時からアブクーバに聞ける質問のうちで「ナジャ社長について」という項目があり、当初はナジャ社長の性格や好み等を聞き出し、より気に入られるような振る舞いを教えてもらえる、のだが……中尉で聞ける情報は、ナジャ社長の生い立ちと本名、出身地に触れたものである。いくら冒険者が会社にとってかけがえの無い社員、重役とも言えるポジションに上り詰めたとはいえ、個人情報である。しかし、アブクーバの暴走はそれでは終わらない。これだけの情報を知っているのはナジャ社長と彼だけだ、と言うアブクーバ。その情報の出所とは……。 Abquhbah :……なんでそんなことを知ることができたのかって?やだなぁ、そんなのナジャ社長を尾行したからに決まってるじゃないですかー。でも、深夜に茶屋で若い男を3人もはべらせて親しげに思い出話をしている社長なんてホントは見たくなかったですー……ううう。 深刻そうな話と見せかけ、サラッとストーカー行為を暴露してしまう。尾行でも危ないのに、社長と他人との話まで聞いてしまっている。いくらナジャ社長を(色んな意味で)心酔していて心配だからってやりすぎである。 勿論、これらはゲームの中での出来事であり、話の内容も世界設定やナジャ社長のキャラクターとしての裏設定をプレイヤーに伝える為のものである。判ってはいるが、アブクーバの行動があまりに異常である。動機が善意的であっても、このような真似はリアルじゃ良い子は絶対に真似をしないで欲しいものである。まじで。 なお、更に大尉になり、アブクーバからナジャ社長について訪ねると、全ての完結がみれ、アブクーバも尾行生活をやめたと宣言して終わる。