約 2,552,289 件
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/484.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 5 作品 ■▲▼ 神戸 516 名前:神戸[] 投稿日:03/01/19 19 51 ID vphHt3F+ 俺の頭 胴から離れた 俺の頭 俺は南へ お前は北へ 俺の頭 これからは自由さ 俺の頭 自分の力で生きるのさ 俺の頭 トラックでカタコト 俺の頭 脳味噌揺れるぞ 俺の頭 かなり気持悪い 俺の頭 犬がくわえてる 俺の頭 ちょっとした観光気分だ 俺の頭 吼えて尻尾を振っても何も出ないぞ 俺の頭 飢えてるなら俺の耳を食えよ 俺の頭 カラスが鷲掴み 俺の頭 巨大な卵と間違ってるんじゃねえのか 俺の頭 急上昇 弧を描いて急降下 俺の頭 飢えてるなら俺の目玉を食えよ 俺の頭 魚が突っつく 俺の頭 優雅に水中遊泳さ 俺の頭 群れを成して岩の周りをグルグル回る 俺の頭 飢えてるなら俺の唇を食べろよ 俺の頭 猫がペロペロ 俺の頭 肌と心の乾きを癒してくれた 俺の頭 体は丸まり目は三日月 具合でも悪いのか 俺の頭 飢えているなら俺の鼻を食えよ 俺の頭 美しい君に恋をした 俺の頭 君は優しかった 俺の頭 君に与えられる物は何も無い 俺の頭 悔しくて悲しくて俺は逃げ出した 517 名前:神戸(2)[] 投稿日:03/01/19 19 52 ID vphHt3F+ 俺の頭 坂道コロコロ 俺の頭 ここは未開の荒野 俺の頭 思い返せば何もいいこと無かったな 俺の頭 ここで終わるのも悪くないか 俺の頭 俺は干からび蛆が沸いた 俺の頭 見知らぬ誰かが墓を立ててくれた 俺の頭 墓の前で手を合わせている奴がいる 俺の頭 墓の前で涙を流してる奴がいる 俺の頭 時は流れた 俺の頭 人はこの地を頭(こうべ)と呼ぶ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 『若い浮浪者』 518 名前:『若い浮浪者』[] 投稿日:03/01/19 19 59 ID QgCpvISX 寒さの群青色の中に浮かぶ公園 家無しの浮浪者に悔恨が訪れ 追憶が 浮浪者の神経に触れ 失うものなど何も無いと吐き捨てた日 汚れてるのは世界と結託した街のほうだった 街と噂話は浮浪者のカナタにとどまり 悪意に満ちた微笑も 公園までは届かなかった 代償として失くしたものは張り詰めた想い いつしか汚れてしまった若い浮浪者 ダンボールの家とボロ毛布 伸び放題の髭と髪のまま 一日また一日を閉じる内いつしか 守りたかったものを忘れてしまった 寒さにか感傷にか そんな事実に息詰まり ごみ箱を漁るのと同じ仕草で浮浪者 追憶に埋もれた想いを砂場に探した かじかむ手につかんだのは砂の詰まった心の空き缶 拾い上げられると砂がさらさら音たてこぼれた 心の中身の空洞が聞こえ 浮浪者静かに額にしわを寄せ 錆びた空き缶からこぼれおちた砂たち 浮浪者の前 砂漠に広がり大気を乾燥させた 群青色の寒さが浮浪者の唇をひび割れさせる 喪失と乾いた空の重圧は浮浪者をうちひしぎ 生き続けるという終身刑を投げかけている 無音の嘆きも水分失い どこにも届かず蒸発 消えた 場所は 寒さの群青色の中に浮かぶ公園 心貧しき若い浮浪者 汚れに飲まれていく様を 世界と結託した街が微笑しつつ監視していた 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ OO万華鏡OO 523 名前:OO万華鏡OO(1)[] 投稿日:03/01/19 22 57 ID k7iZyYIm 赤いランドセル 重くて ゆがむ道を歩く あざやかな花のみつ 汚いなんて思わなかった 甘くて ただ 帰り道を歩いたよ 甘くて ただ 家に着きたいと思ったよ なつかしい曲のフレーズ 少し歌うと思い出す あの夕日がしずむと お母さんに怒られた 早く帰らなきゃね 楽しいことばかりじゃなかった 小さくても考えて 精いっぱい生きてたよ 時にはそれが恥ずかしかったけど あのころの私をみじめだとは思わない 夕日にぼやけた写真をながめると 胸がつかえて苦しかった 524 名前:OO万華鏡OO(2)[] 投稿日:03/01/19 22 59 ID k7iZyYIm 空がきれいだね 街はそれを今日も受けとめて 変わろうとしている あのころの私をのせて どこまでも広がっていく ゆがんだ道がまっすぐな 明日の誰かにつながって 甘くて ただ 想うだけで精いっぱいの 足を街まで運ぶよ 昨日のやまびこが 今日をやさしくゆらした 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ Smile 525 名前:Smile[] 投稿日:03/01/20 03 37 ID Wdp8ptmb むっくりと起き上がったら腹が減っていました 仕方が無いので食べ物を探しに山をおりることにしました 途中の畑には野菜が一杯なっていたし おばちゃんもおじちゃんもいないのでちょっといただいてみましたが まだお腹がすいている もっと下ろうこの坂道 和洋中どのお店に入っても 店員さんが逃げていくから 僕はおなか一杯食べました スーパーに入ってみました こここそまさにパラダイス 肉・魚・野菜の食べ放題で 僕はおなか一杯食べました 平凡な毎日を送るのもいいけれど 一生分の幸せを一日で味わうのもいいもんだ 僕はもう満腹です 銃を向けられた熊を見たとき 私には彼が少し笑ったように見えた 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 飽地(ほうち) 526 名前:飽地(ほうち)[] 投稿日:03/01/20 11 51 ID kPGOjp0H プラスティクスと鋼鉄の まじわり が産んだ沢山の子供 それは細い脚を無数にもつ 電子虫 か細い声で鳴いている 黒い箱のなかで という町が ある 私がシャワーを浴びている時 排水溝の 奥から きぃ きぃ と きしむ無数の声を聞いた という生活感覚は すぐに虚構として処理された 振動しているみたい なにかアパートの壁が の夜に 体温を奪う風 よくできている システム 未来へ自然な凍死体を送る風 結託している のか 恐れて閉じ篭っている のか この町は 527 名前:_[] 投稿日:03/01/20 11 52 ID kPGOjp0H 天蓋を開いて 覗き込む男の眼が見えた 夜空から 私たちを点検していた という月へ 私は陳情する 私のユーザーよ 穏やかに眠らせてください 私は黒い箱の 天蓋を開き 号令を待って そこにいる虫たちに 反抗されている 許してください私にはあなたたちを自由にしてやれるほどの腕がない (私のやり方に従わないいうことを聞かない偏屈な壁のようなプログラムは死んでしまえ) 好きなところへ勝手に歩かせると 探しものをするように歩きまわるだけなのが おもしろい という 飽食 という 飽地 この町は 私の頭の天辺に乗っている 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 市 529 名前:市[] 投稿日:03/01/20 17 46 ID ldXay35l この町が市になった日 それは何も変らない一日 八百屋の親父はいつも通りに声を張り上げ 自転車屋の主人は少女の自転車のパンクを直す ブラウン管の15秒のニュース映像と 新聞紙の10cm四方の文字列 小学校の表札が新しくなって 新規の住民票を取りに来る人の列 それはきっと平凡という名の葬列なのかもしれない 俺は小さな喫茶店で本を読む それは何も変らない一日の終わり 陽が沈み家に帰ると二人の客が来た 「今日、お隣に引っ越してきました。つまらないものですが。」 手には小さな煎餅の箱 「とてもいい町ですね。」 「いえ、今日から市になったんですよ。」 俺の口調はどこかぎこちない、よそ者の様な響きだった。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 生への執着 530 名前:生への執着[] 投稿日:03/01/20 18 26 ID QQQRBZqw 夕暮れへ 染まるビルたち その意味は たゆまぬ努力か 無駄骨か 家が建ち 住めば都と 笑えども 福は来らず 次の空 増大するエントロピー 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ひかりのまち 531 名前:ひかりのまち[] 投稿日:03/01/20 23 56 ID CXXBShXI 教祖は路上で説法し 一生懸命に見殺され 小学校の土塀の上に 仙人だけが腹を出す 饐えた香の根源は 昇龍軒の骨だった 犬の首には見えぬ タマは昨日死んだっけ 煙草屋角では死にたくない 煙草屋角では死にたくない 婆は箒で掃き散らす 埃は舞ってまた戻る 歪んだ川で山椒魚を獲って 今日は火でも熾しとこうか 無人の木造住宅漁って帰る 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 何か、そういうようなこと 532 名前:何か、そういうようなこと[] 投稿日:03/01/21 00 16 ID dvOThYjo 日はもうとっくに沈んでしまったのに、 なぜか俺はまだ、こんな所に立っている。 たぶん失われてしまったものなのに、 なぜか俺はまだ、君を探している。 見下ろした町がなんだかやけに白くって、 俺は泣こうとした。 だがやっぱりやめた。あんまりそういう気分じゃないから。 ただ、ここから立ち去れないでいるだけで。 国敗れて山河在りィ、城春にして草木深しィ。 あそこに居ることはたぶんもうできないのに、 なぜか俺はまだ、こんな所に立っている。 携帯電話に残った君のメールだけが、 こんな俺にまだ、たぶん永遠に、笑いかけてくれている。 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 5 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/146.html
1 2 → 次へ お題 海岸 開催期間 2004/04/19~2004/04/26 参加作品数 14 審査員 3人 本スレ 11の40-78 議論スレ 8の244-257 【チャンプ】 完全無法(56の地球さん):5点 【準チャンプ】 たいようのこうもり:4点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 41 無題 - 1 42-43 線 人形使い 2 45-46 ちいさな海岸線 なみなみお 2 47 私の海岸物語 - 3 48 海岸は招くよ - 3 49 ナガレツキ - 2 50 たいようのこうもり is 4 51 海岸 日雇いくん 1 52 浜辺に座る - 1 53 君へ - - 54-55 海岸で - 1 56 完全無法 56の地球さん 5 57-58 TREASURE ISLAND - - 59 海辺の者たち 散華楽 1 【審査員】 ◆WvShSU0mOg ななほし ◆lYiSp4aok. soft ◆ZYsoftMCT2 【採点レス】 66 名前: ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:04/04/25 17 45 ID pf2rCuch 【3点】 50 「たいようのこうもり」 【2点】 56 「「完全無法」」 【1点】 47 「私の海岸物語」 51 「海岸」 59 「海辺の者たち」 67 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/04/25 19 46 ID U5JaJQ6S 2点 42 :線 1/2 :04/04/20 17 13 ID C7B9XA9v 2点 45 :ちいさな海岸線1 :04/04/21 04 06 ID iCUn/OGH 2点 47 :私の海岸物語 :04/04/21 13 32 ID 2972C9yU 2点 48 :海岸は招くよ :04/04/21 19 56 ID xOSqJBKH 2点 49 :ナガレツキ :04/04/21 20 17 ID w5ZUEhAH 2点 56 :「完全無法」 :04/04/23 12 13 ID GxGBMSro 1点 41 :名前はいらない :04/04/19 16 40 ID vbTyHyPA 1点 50 :たいようのこうもり :04/04/21 23 24 ID 1Bx89oV5 1点 52 :浜辺に座る :04/04/22 23 13 ID vgbHnxV5 1点 54 :海岸で(1/2) :04/04/23 12 06 ID h96iu5io 72 名前:soft ◆ZYsoftMCT2 [sage] 投稿日:04/04/26 23 56 ID 6P/2YEmr 56に1点 48に1点 作品 ■▲▼ 波の打ち寄せる音。 季節外れの海を眺めて君は何を思うんだろう? この景色を見てどれくらいの人が感動してるんだろう? 分からない。 何も思わない人も居るかもしれない。 僕は笑った。 君も笑った。 愛に満ち満ちたこの世界で生きていくためには何をしたら良い? 41 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:04/04/19 16 40 ID vbTyHyPA 【コメント】 67 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/04/25 19 46 ID U5JaJQ6S 1点 41 :名前はいらない :04/04/19 16 40 ID vbTyHyPA 詩情はあるんだが……余韻が足りないかなァ ……視点の動きだけ? 244 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/04/25(日) 23 04 ID M81NTa8/ 41 「海」が「季節外れ」でしかないとき 「笑」う理由が「分からない」のでは。 245 名前: ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/04/27(火) 01 58 ID HFQvH1T4 41「名前はいらない」 詩なのか、よくわからなかった。 ここで発せられた問いに、切実さは感じなかった。 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 線 輝きと陰りと 水と空気と 果てることのないざわめきと反復が 40億年の泰らかな静寂を 両手で包むように持ち 圧倒的な現し身でのしかかってくるのだ フナムシが テトラポッドのつぶつぶを がさがさと這い回り そのとき 僕は生えた苔をなめる蟲で カラスは 消点まで陽炎ゆらめく防波堤で きっちり整列してゴミをついばみ そのとき 僕は太陽をつつく盲いた鳥だった そして波音の不意をついて身体は一枚となり 海と大陸の間に確かにある 限りなく細い細い隙間にすべりこんだ 僕はそうしてフラクタルなタペストリーであり 沈殿した白金色の種子であった スピーカーで割れた声が 「春の廃屋の屋根に咲く花」と がなるのを聴いていたし 飛行機が空に太い線を引いていくのを 確かに見ていた記憶が 頭蓋骨の裏側にこびりついている感覚はあるのだけれど それはもはや海岸の遠いこだまなのだった 42 名前:線 1/2[sage] 投稿日:04/04/20 17 13 ID C7B9XA9v 43 名前:線 2/2[sage] 投稿日:04/04/20 17 14 ID C7B9XA9v 【コメント】 67 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/04/25 19 46 ID U5JaJQ6S 2点 42 :線 1/2 :04/04/20 17 13 ID C7B9XA9v 広がりを感じるなぁ、いい感じ。言葉の使い方はもうちょっとかなぁ? 244 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/04/25(日) 23 04 ID M81NTa8/ 42-43 「僕」が「蟲」、「鳥」や「タペストリー」であるなら 「僕」は’彼’、’彼女’や’あなた’でもよかったのかも。 245 名前: ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/04/27(火) 01 58 ID HFQvH1T4 42-43「線」 海って、こんなふうに言葉の多いものだったかなぁ。 巧い人なんだと思う。手慣れてると思う。好みに思う人もいるだろうと思う。 249 名前:人形使い [sage] 投稿日:04/04/27(火) 03 48 ID m+HHFjvl 審査員の方々 そして寸評くれた方々 ありがとうございました。 今回「線」を書きました。 テーマが出てすぐ海岸に行って 見えたもの聴こえたものを闇鍋に料理してみました。 (小さな声で)遅くなりましたが前回は「黒髪」書きました。 共にとても参考になる建設的な意見をいただいて励みになりました。 これからも藤堂よろしく先駆け先生書き込みでがんばります! よろしくお願いします☆ 【得点】 2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 ■▲▼ ちいさな海岸線 浜で遊んでいると 突然雨になったので 家に駆け込んだ タオルで体をふきながら 庭に干したままの洗濯ものに気付き 外に出ようとすると それを遮るように電話がけたたましく鳴った まだ湿った手で受話器を握りしめながら 目に一杯の涙が 溢れでないように 影のしみついた天井を仰いだ 床に尻餅をついて 寄りかかった壁の向こう側では いまも雨が降っていて庭を濡らし そこからあやふやな海が広がっているのだろう 雨音に混じって波のくだける音がした よせてはかえす波のように 目から とめどない涙が溢れ こぼれ、おち、 ちいさな海岸線が形作られた 庭には、 ぬれた娘の 赤いワンピースが 空色の物干し竿に 掛けられたままで すこしも動かなかった 45 名前:ちいさな海岸線1[sage] 投稿日:04/04/21 04 06 ID iCUn/OGH 46 名前:ちいさな海岸線2[] 投稿日:04/04/21 04 07 ID iCUn/OGH 【コメント】 67 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/04/25 19 46 ID U5JaJQ6S 2点 45 :ちいさな海岸線1 :04/04/21 04 06 ID iCUn/OGH 絵本を見るような悲しみが伝わってくる。ひとを悲しませてもしょうがない…?? 244 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/04/25(日) 23 04 ID M81NTa8/ 45-46 「突然」の「雨」が突然の「涙」に似ている。 それらは「海」をつくった。 245 名前: ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/04/27(火) 01 58 ID HFQvH1T4 45-46「小さな海岸線」 目の前に見えてきたのは、物語を綴ろうとしている作者の姿で、 世界ではなかった。四連目は好きだ。 252 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/04/27(火) 22 13 ID PbqklIbz チャンプさん、おめでとう。 審査員のみなさま、お疲れさま。 45-46小さな海岸線、個人的には好きだな。 波音とこぼれる涙がうまく重なり絵になっているような。 作者さん、名乗って。知りたーい。 254 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec [] 投稿日:04/04/28(水) 05 09 ID c5oINTcb チャンプヨンの方、おめでとお! 僕は今回、ちいさな海岸線を書いた! ちょっと娘のワンピーシの解釈がいろいろできて、ブレてるかも。 涙と雨と海岸線と目のシンクロをもくろんで書いてみました。 感想・批評してくれたひとありがとお。 ひさびさに点数もらえてうれしかったさあ。 ななほしさんありがとうございます。 (アクセス規制中だから、ケータイより書き込み中。) 今回、よかったなあとおもったのは、人形使いのやつ。 実際に現場を踏んだからか、詩から潮のかほりがしたや。 でばでば。 【得点】 2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 ■▲▼ 私の海岸物語 陣痛の波が 押し寄せて そして引いてゆく さっきまで流れていた羊水は 堰きとめられている 代わりに汗が川のように流れてゆく 大きな 最後の波が押し寄せて 私の股の間から 可愛い私だけの海坊主が現れた 47 名前:私の海岸物語[sage] 投稿日:04/04/21 13 32 ID 2972C9yU 【コメント】 66 名前: ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:04/04/25 17 45 ID pf2rCuch 【1点】 47 「私の海岸物語」 タイトル、〆とふざけてはいるのですが、 序盤からの切り取り方の妙と静かな臨場感に1点。 67 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/04/25 19 46 ID U5JaJQ6S 2点 47 :私の海岸物語 :04/04/21 13 32 ID 2972C9yU 女性に感謝! ……?? 244 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/04/25(日) 23 04 ID M81NTa8/ 47 「陣痛」からの解放時にこのようなユーモアがあったことに 創作的意外性を感じました。 245 名前: ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/04/27(火) 01 58 ID HFQvH1T4 47「私の海岸物語」 説明が書いてある、と思った。はっとするような真実、だとは思わなかった。 好みの人もいるだろうと思うが、私(ちなみに女性です)は好みではない。 【得点】 3点 ◆WvShSU0mOg:1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 ■▲▼ 海岸は招くよ わあ 海だ と海岸線を見るのだ わあ ひろいぞ と驚いてしまうのだ わあ ながいぞ と目で追ってみるのだ わあ およぐぞ と浮き輪を持って向かうのだ 久しぶりの海 どこの海岸も僕らを待っているのだ 海であそぶ僕らを待っているのだ 48 名前:海岸は招くよ[] 投稿日:04/04/21 19 56 ID xOSqJBKH 【コメント】 67 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/04/25 19 46 ID U5JaJQ6S 2点 48 :海岸は招くよ :04/04/21 19 56 ID xOSqJBKH 子供のような、絵本のようなたのしい海岸。……うみだーーー!! 244 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/04/25(日) 23 04 ID M81NTa8/ 48 最終2行によりスロー・ダウンするのではなく ヒート・アップしてその無邪気さの逆説を。 246 名前: ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/04/27(火) 02 12 ID HFQvH1T4 48「海岸は招くよ」 本当にそういう感動を抱いて、この詩を書いたかといえば、 きっとそうではなかったのではないだろうか。 【得点】 3点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 soft ◆ZYsoftMCT2:1点 ■▲▼ ナガレツキ ようやく見えてきた黒い波間から砂浜 揺れながら風まかせ波まかせ ようやく見えてきた緑茶色の海藻 ちりちりと波に擦れて鳴く海砂 そのまま何度もくりかえす昼と夜 遠い海鳥と青白い月は笑う ようやくうちあげられ風が吹いた夜 再び掴まれないよう寄せる波に ようやく日は昇り黄金色に光る波 もう揺れない大地で乾きはじめる 寝ころんだまま冷えてゆく砂浜 肩口の砂ほろほろと崩れて 肩口の砂ほろほろと崩れて 49 名前:ナガレツキ[] 投稿日:04/04/21 20 17 ID w5ZUEhAH 【コメント】 67 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/04/25 19 46 ID U5JaJQ6S 2点 49 :ナガレツキ :04/04/21 20 17 ID w5ZUEhAH 詩情がある。工夫も感じる。あとは…… 苦しんで悩んでくれ~ ヒっヒヒ 244 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/04/25(日) 23 04 ID M81NTa8/ 49 苦くて疲れているような。 246 名前: ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/04/27(火) 02 12 ID HFQvH1T4 49「ナガレツキ」 最後の言葉は好きだが、他がぴんとこなかった。 【得点】 2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 ■▲▼ たいようのこうもり 伊能忠敬が歩き回った跡を辿ってみようと思った 上下に揺れる五月蠅い影に眩暈を覚えながら 穴の開いて骨の折れた忘れ物の傘を日よけに掲げるぼくの腕には蚊が止まっていた おねえさんがやってきて、ぼくを抱きしめる ぼくはもてるのだ 伊能忠敬が尊敬されたと同じくらいに、大人の女の人はぼくをほうっておかない 海岸線を辿っていくと、角が見えた 曲がろうではないか 傘の取っ手を振り回しておねえさんにさよならを言う 泣かないでくれ ぼくは君を忘れないよ 角を曲がったら数字がついていた 6 出っ張っている岩の真ん中に数字が描いてある 5 4 3 2 1 海岸線にあったこれらの岩とその中の数字には、きっと何かが隠されているのだ 1、の描かれた四角い岩のすぐ後に、また曲がり角がある おねえさんがなぜか追ってきた そうしてぼくを抱きしめた 「落ちたら危ないわ」 「病院に帰りましょう」 おねえさんはきっと海の大きさに不安を抱いているのだろう その気持ちはぼくにもよく分かる 50 名前:たいようのこうもり[sage] 投稿日:04/04/21 23 24 ID 1Bx89oV5 【コメント】 66 名前: ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:04/04/25 17 45 ID pf2rCuch 【3点】 50 「たいようのこうもり」 「海」という課題を受けての初めの1行が白眉。 その後のおねえさんとぼくの光景が美しいなぁと。ラストの傾いだ理解も切ない。 絵としてははまりどころですが、傘の描写は文字としてちとありがちな感が否めません。 個人的にはもう少し別の切り出し方を考えて欲しかったです。蚊も含め。 3連が少々物足りず、おねえさんのネタばらしの仕方がやや明け透け過ぎな気がしますが 全体の組み方の上手さと諸所の科白に参りましたの3点。 67 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/04/25 19 46 ID U5JaJQ6S 1点 50 :たいようのこうもり :04/04/21 23 24 ID 1Bx89oV5 なんか面白い。なつかしいような、旧いような…… 244 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/04/25(日) 23 04 ID M81NTa8/ 50 全編に流れる気負いの無さを集約したような 「穴の開いて骨の折れた忘れ物の傘を日よけに掲げる」シーンが印象深い。 「伊能忠敬」的ベクトル(=「海岸線」)に死と生の 相反ベクトル(=「海」、=陸)がクロスしている。 246 名前: ◆eBWUIXUMPI [sage] 投稿日:04/04/27(火) 02 12 ID HFQvH1T4 50「たいようのこうもり」 おもしろいな、と思ったが、これが詩なのか、よくわからない。 最後の連によっては、読む人にも、眩暈を感じさせることができたのではないだろうか。 大人しくまとまってしまっているのが、残念だと思った。 253 名前:is [sage] 投稿日:04/04/28(水) 00 19 ID w5ergYyD 「たいようのこうもり」書きました。 3点いただいたのなんて初めてで…というか準チャンプですかΣ (゚Д゚;) どえらく嬉しいです。やったー。 点数入れてくれた方も、講評下さった方も、ありがとうございました。 ◆WvShSU0mOgさんにいただいた講評は本当にその通りで頭が下がりました。 まあいっか、と詰めないで流してしまった部分はすべて指摘されてしまった感じです。 素直に反省。ありがとうございます。 246さんには、別の意味で見抜かれていて本当にどきりとしてしまいました。 私は確かに詩を書いている、という風には意識してものを書かないです。 多分純粋な詩人ではないのです。文章書きとの間をふらふらしている。 すごく胸を突かれました。 こういうの、見えてしまうのですね。 作品そのものについては、読まれた方に感じていただけたもの以上の説明はありません。 チャンプの方、審査員さん、そしてみなさんも、お疲れさまでした。 そして読んでくださった方に、等しくお礼を心から。 【得点】 4点 ◆WvShSU0mOg:3点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 1 2 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/314.html
前へ ← 1 2 3 → 次へ 作品 ■▲▼ ラブイズオーバー 枯れ木を焼いて 新しい種を 搾り出すことぐらいなら ペニスを野に放つだけの イージーなことだけど いくら愛したって キスをしたって ロックンロールの水をやったって あいつがグリーンを取り戻すことはねぇのさ ゴッドイズオーバー! ラララララ 挑発的なコーラスと 対峙するように掻き鳴らしてる 長髪でネルシャツの男のイメージが 頭蓋骨を漂ってる くらげの電気信号 くらげの電気信号 チューニングなんてもうやめちまえ ラララララ こうして あの世の景色を見ながら ひたすらピースを 掻き鳴らしてたら いつかはきっと 張り詰めたおまえが いつかは千切れちまうから だからずっとおまえには ホコリをかぶってて欲しいのさ ずっとずっとおまえには ホコリをかぶってて欲しいのさ ホコリをかぶってて欲しいのさ ホコリまみれで愛まみれ ぶっとい骨付きのラブがピースを地獄へ突き落とす 258 名前:ラブイズオーバー [] 投稿日:04/12/12(日) 20 48 02 ID 6CRS7Ia1 259 名前:ラブイズオーバー(2 [] 投稿日:04/12/12(日) 20 51 04 ID 6CRS7Ia1 【コメント】 363 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/18(土) 13 11 44 ID uzgn7Sa9 258 :ラブイズオーバー : そうか、神に愛想尽かした若者だね。だが、……。神は……??ふと歌が……? 367 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage 感想です] 投稿日:04/12/18(土) 21 52 32 ID eEWko4kr 258 ラブイズオーバー 短いけど、恋の終わりをセンスよくうたってますね。 長髪男に恋人をとられちまったんかなと思うわけです。 嫉妬を抑えて平和を歌うのはしんどいから、歌わないでいたい。 第1連がすきです。 ■▲▼ acoustic guitar 若葉が踊る木漏れ日の下 瞳に映る音符に手をさしのべ 手のひらでもてあそぶ 指の間からこぼれ落ちた音符達が 新たな音を生み出し木立の喝采に溶けていく 単調なリズムが鼓動とリンク 心の琴線をくすぐり続けるメロディーが 勤勉な秒針を浅い眠りに誘い 時の流れを緩やかに変える 生まれては消えていく音色を刻み リフレーンする永遠の錯覚 260 名前:acoustic guitar [sage] 投稿日:04/12/12(日) 23 27 44 ID NqKh/LGF 【コメント】 363 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/18(土) 13 11 44 ID uzgn7Sa9 260 :acoustic guitar : すべては自然の中に……かなぁ? 青葉の緑が際立つ。ギターとの関連が薄いかなぁ……。 368 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage 感想です] 投稿日:04/12/19(日) 13 37 46 ID aU8fKshW 260 acoustic guitar 音楽を詩に表現したという感じです。 ただ、ピアノであっても、バイオリンであっても全然かまわないってとこが 題から離れましたねえ。。。。美しいです。 ■▲▼ 無反応 摘む 折る 弾く 空弾き 和音響けり 空虚 空虚 空虚空虚空虚空虚空虚 空虚 空虚 空虚 空虚 空虚 空虚 空虚 空虚 おそらくは轢き毟る永続の拘束本能 カッパーマインの悦楽に ドロドロトケル クサレテオチル 完全に お 夜は冴えて そ ら く夜に死ぬ 261 名前:無反応 [sage] 投稿日:04/12/13(月) 03 06 39 ID Cyj/HPbY 【コメント】 363 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/18(土) 13 11 44 ID uzgn7Sa9 261 :無反応 :04/12/13 03 06 39 ID Cyj/HPbY なんとなく、……ギターを弾いている。しかし、何か足りないのを感じている。 そんな印象が浮かんでくる。面白い詩だ!! 368 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage 感想です] 投稿日:04/12/19(日) 13 37 46 ID aU8fKshW 261 無反応 ひきこもりさんの真実。 【得点】 3点 ななほし ◆lYiSp4aok.:3点 ■▲▼ Gが響いた時から プッツン はじけた弦つらぬかれ 固定の右手のストローク 262 名前:Gが響いた時から [sage] 投稿日:04/12/13(月) 09 12 29 ID uqqS6YOu 【コメント】 363 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/18(土) 13 11 44 ID uzgn7Sa9 262 :Gが響いた時から :04/12/13 09 12 29 ID uqqS6YOu この詩も、なんとなく、ギター弦が切れた瞬間。ギタリストの困惑…… そんな印象うける。スナップ写真としては情報量が少ない、完結していない……かなぁ?? 368 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage 感想です] 投稿日:04/12/19(日) 13 37 46 ID aU8fKshW 262 Gが響いた時から 痛そうです。 ■▲▼ 鳴らないギター 鳴らないギターが今日も物干し竿に吊り下げられて 夏の日差しの下で風に揺れていた 例えば、鳴らないギターが 鳴ってしまったら きっと いつものように物干し竿には 白いワイシャツだけが風に靡いているのだろう 263 名前:鳴らないギター [sage] 投稿日:04/12/14(火) 02 07 20 ID Pa1pJX+B 【コメント】 363 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/18(土) 13 11 44 ID uzgn7Sa9 263 :鳴らないギター :04/12/14 02 07 20 ID Pa1pJX+B のんびりしていい味、だが、なぜ? というか、詩の足元立脚点?? かなぁ? つられいるから……あいまいなのかなぁ……?? 368 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage 感想です] 投稿日:04/12/19(日) 13 37 46 ID aU8fKshW 263 鳴らないギター 楽器を日向に干したらあかん。と思った。 (冗談です) これはきっと自分なんだと思います。 あっけらかんとした雰囲気がいい。 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ エレキギター的セカイカン 街灯がチッカチッカ瞬き止まぬ夜の街角 あの配水管の向こうから官能的な水が溢れ出すまであと10秒 僕は高鳴る鼓動を指先に託し ギギギギギ キュイイイイイン ギギギギギ キュイイイイイン ギギギギギ キュイイイイイン ゴミ置き場の猫達が 一斉に僕を見るのだった 首、くび、熱い、アツイ さぁ、リズムに乗って! 僕の首 振り子の 響く ギュイーン ギュイーン ギュギュギュイーン さぁ、戸惑わず 鳴き声かぶせよ 群集 ニャーン ニャーン ダダダダダ 僕の首 振り子の 響く ギュイーン ギュイーン ギュギュギュイーン 月も星も大回転? 猫も壁を 横歩き ダダ ニャーン ニャーン ダダダダダ それのリズムに乗りすぎて 僕はゴミ置き場へダ イ ビ ン グ ぐ ぐ そのまま余 韻 に 浸 … 水どばーーーーーーーーーーーーーーーーーっ! 水どばーーーーーーーーーーーーーーーーーっ! 剥き出しのそれは 澄 ん で は い な い 264 名前:エレキギター的セカイカン [sage] 投稿日:04/12/15(水) 21 04 31 ID FC5IF/8/ 【コメント】 363 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/18(土) 13 11 44 ID uzgn7Sa9 264 :エレキギター的セカイカン : 現実の猫は、聞いちゃいなかった?? にゃぁ~ごぉ。 ……かなぁ? 368 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage 感想です] 投稿日:04/12/19(日) 13 37 46 ID aU8fKshW 264 エレキギター的セカイカン なんかよくわかんないけど、おもろい。ちょっと薄汚いセカイカンなんだけども 勢いがあって、しかも、明るい。 375 名前:MUJINA ◆8/bDTseutA [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/12/20(月) 17 30 07 ID Uk8ctoy2 >264 エレキギター的セカイカン ウルサ型の評価人からすれば、この手の擬音語はイカンと駄目だしする ところだろう。確かに漫画チックで説明調のそれは稚拙な印象を与える。 それでも、私はあえて作者の姿勢を支持する。さらに安っぽく、キッチュに稚拙に 徹すること。これが成されれば、それはひとつの洗練されたスタイルとなる。 その秘めたる可能性―― 【得点】 2点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ ギターガン からから風が 吹き荒ぶ 荒野に一人 たたずんで 拍車ブーツで マッチを擦って 紙で包んだ タバコの葉 颯と音たて 火を点ける ♪そうさ俺は はぐれ者 どうせ故郷じゃ 嫌われて 唾を吐かれる 寂しい身 幸せなんて 砂なのさ 素手では砂は 掴めない 俺の両手にゃ 何も無い どうせ世の中 そんなもの 銃を仕込んだ ギターを背負って 今日も荒野を 一人行く 友にするのは 矜持だけ 世を捨て去った 男には ギターの音色が よく似合う 265 名前:ギターガン [sage] 投稿日:04/12/15(水) 21 15 22 ID 7Dh2rJ6i 【コメント】 364 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/18(土) 13 14 15 ID uzgn7Sa9 265 :ギターガン : マカロニウエスタン。ギターを抱いた渡り鳥? 情景はよく浮かぶが…。 さて、それがわざわざ書くほどのこと??……という気もする。 素手で砂はつかめない < 実際にはつかめる。それ以上の?なにか ……こもっていないかなぁ? 368 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage 感想です] 投稿日:04/12/19(日) 13 37 46 ID aU8fKshW 265 ギターガン 荒野のギタリストと呼んであげたい。ものすごくレトロな感じです。 そいえばさ、こないだビートたけしが座等市やってたけど、三味線に匕首を仕込んでた 女がいたよね。一回ごと、弦をとっぱずさないといかんからどめんどくさそうだった。 首んとこまでならいいけど、ガンってっともしかして胴まで使ったりして、音悪くなるよ。。 前へ ← 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/519.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 作品 ■▲▼ マックス・ボルナレーフ 25 名前:マックス・ポルナレーフ [sage] 投稿日:03/09/03(水) 07 53 ID wpUDv3R5 New!! そうですね。 貴方のお肉を、はむりはむりと はむりたいのですわ。 貴方と一つになりたいの。 あたしだけの貴方。 赤い夕焼け、落ちました。 赤い果実を、いただきます。 ゆっくりと流れる鈍器は、後頭部を見事に直撃。 ああ、この香りがたまらない。 貴方の匂い、匂い、匂い。そして、はむり。 とても不味く、喰えたものじゃないわ。むしゃむしゃ。 一緒よ、いつも、いつでも、一緒に、どこに、どこへでも、一緒ね、これからも、いまも、一緒、かな。だよね。 涙がでました。 悲しい訳なんか、無いのに。 死後硬直が始まった貴方の指先に、 ゆっくりと陰部をあてがって、腰を下ろす。 ねえこっちを向いて、あたしを見てよ。 ねえ好きだと言って、あたしを撫でて。 そのまま絶頂、カタルシス、クライマックス。 それでも涙は止まらない。けして涙は止まらない。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 愛 26 名前:愛 [] 投稿日:03/09/03(水) 18 44 ID abUBu/1u New!! 個人的な感情なのに社会的に多用され そのわりには理屈がすっぽ抜けている 定義がないから古びず褪せず 使う人間の都合によって変形し 本質を隠す言い訳にうってつけの免罪符となる 虐待も公金横領も殺人も 愛 といわれれば 納得が理解を追い越してくるじゃないか なにかを守る衝動 なにかを所持しようとする欲望と執着 特定あるいは不特定の対象に向かうこのような反射と感情を 愛とよぶなら この言葉はきっとやけくそな発明品なのだ あらゆることがらと矛盾なく並び立つ 千差万別の概念を総称するための 捕鯨禁止を訴えながら戦争に賛成するのも ひとつの愛の形かもしれない そいつにしてみたら せっかくだから おれも愛を使ってみよう よくわからないしろものだが わからないものほど美しいからな 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 虚夜逢夜 28 名前:虚夜逢夜 [] 投稿日:03/09/03(水) 20 36 ID cufXsUUn New!! 生きようとは思わない でも 死にたくないから 煙草 吹かしたまま ふわり ふわり 浮かんでる 青みがかった雲の上で 虚ろ 満たされないまま 悲しい歌 口ずさむと もっと もっと 悲しくて 何時の間にか 誰か 抱き締められたくて 一夜 一夜だけでも良いから 愛を 愛を 求めてる 煙の向こう側で 本当の心 転がったまま 消えない傷 ハッカが沁みる 愛なんて知らない 知っていても忘れてる 今日も誰かの胸に抱かれ 過ごす一夜 赤い月 「わたし」の瞳が 「私」を見つめる 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 完璧な日 29 名前:完璧な日 1/2 [sage] 投稿日:03/09/04(木) 16 19 ID m+IVHSMU New!! 根岸の病院へいたるだらだら坂を 両手に大きな熊の縫いぐるみを抱えて降りてくる人 あの人を僕は以前にも見た 同じ熊を抱えていたのだ 骨のないからだはべったりと 肌にもたれかかっている 黒い球の瞳はぶらぶらと地面を眺めている 前は京急デパートのエレベータだったか 十一階から垂直に降下してゆく ガラス張りの壁から遠くを眺めていたのも その瞳だったはずだ そのときは夕日に映ってオレンジ色をしていたかもしれない 彼は今日も同じ瞳 けばだった背中をしっかりと抱えられ その人と視線を合わせることなく もくもくと坂を降りてゆく 30 名前:完璧な日 2/2 [sage] 投稿日:03/09/04(木) 16 20 ID m+IVHSMU New!! ――こんにちは 今日、ここで声をかけなかったら 二度と逢えないかもしれないから どうしても話がしたかった ――じゃあ君の話を聞かせてよ あなたの物語を聞かせてよ ポケットの中に折り畳まれて 柔らかいこころが入っている 強いこころのようにかさ張らず チョコレートのように熱で溶け出して 服を汚して 服を透かして 私に寄り添う だから私は強くないものが少し愛しい ――ところで今日は何の用 膀胱炎の父のお見舞いに 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 宵闇 31 名前:宵闇 [sage] 投稿日:03/09/05(金) 04 39 ID pv7ayuNc New!! 彼女が降り立ったその山の 麓に吸い込まれるように導かれ 指差した先に見えたものは 漸次的に周りの風景へと取り込まれてゆく その喘ぎがある種の光を機とし 向こう側で見えたものと重なって 晴れた細やかな情動を伴うと やがていとおしく思うようになる その感情に不意を感じて その不意すらもいとおしく思って やがては見えているものすべてが いとおしくなってゆく それをただ見ているだけのあなたも きっとそのままを いとおしく思っていることでしょう どうかそっとしてあげてください 誰かがそれに 気づいてしまうまで 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 詩人に関する二つの定理 32 名前:詩人に関する二つの定理 [] 投稿日:03/09/05(金) 12 25 ID bRlgPXvQ New!! 一、詩人は最低である 詩人の意とすることは遠大なる自己満足である。 いかなる体験に寄ろうとも、いざ創作となれば途端に他人の意向を寄せ付けず、 自らの思うところについて話題を問わず時間を問わず貧り漁る様は、 まさに浮浪者のそれである。 おおよそ、世に名文、名詩と呼ばれるものも、いかほどに自己を想念の奴隷としたかの証明でしかない。 つまり感動は、最も作者の意図から離れた物である。 純なる詩人を他から見るに、自己完結という殻に安住する彼等に、どれだけの価値があろう。 よって、詩人は最低である。 二、詩人は最高である 詩人はすべてに愛を感じる。 だから詩人としての僕が好きだ。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 君が大好き 33 名前:君が大好き。 [sage] 投稿日:03/09/05(金) 14 12 ID 5G9mbzNj New!! 君が大好き。 もの凄く好きなんだよ愛してるんだよ 君をずっとそばに置いておきたいほどに 君のその唇とか指とか足とかを始終愛していたいほどに ずっと抱いておきたいずっと口付けしていたい 君が他の人と話しているとき僕がどんな気持ちか分かるかな その人を思いきり突き飛ばしてそいつの舌にナイフを当てて思いきり引きたいほどに 嫌なんだよ君と誰かが接点を持っているのが 辛くて辛くていっそのこと高いところから身を投げたいくらいに 好きなんだよ分かってるの? 君の手足を引きちぎって目を潰して暗い箱に閉じ込めたら君は僕のことだけを見てくれるのかな でも手足が無いと色々不自由だよね 大丈夫食事は僕が口移しであげるし他の事だって僕が全部するよ好きだから好き大好き 大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き 愛してる愛してる愛してる愛してる愛してr 息切れしている僕を見て君一言 「ば ぁ か す き だよ」 わらうからからぼくはきみのことがすき 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 心のまんなか 34 名前:心のまんなか [sage] 投稿日:03/09/05(金) 18 17 ID VRyszJe/ New!! 3歩先に歩く君の後姿 いつも見ていたはずなのに いつからか目をそらして空を見ていたよ こんなに空が青く見えるのは君のせいなのかな 君が止まる 僕がぶつかる ただそれだけなのに 僕の胸をきつく絞めていく 愛が占められていく 大切なものが 何なのか 僕が捜し求めてて 君が手のひらの光るものくれた それが答えだったのかな 君も僕もいつか大人になる この道を歩いてく その前に約束しようきっとまた出会えるよね ふたりで歩いたこの道が ずっとずっと消えぬように 焼き付けよう 守り続けよう この心のまんなかに きっと明日は素敵だから 歩き出そう 手をギュッとつなごう いつか僕は言えるから「君が好きだ」と 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 科学者 35 名前:科学者 [] 投稿日:03/09/05(金) 21 54 ID ETMZL2bV New!! 沈黙の羊たちは、ボーダー・コリーの手によって単純な悲鳴をあげたのである。 その瞬間、世界中の科学者たちは、試験管に硫酸を流し込み、世界を壊す爆弾の研究は放棄されたも同然となった。 仕事の無くなった科学者たちは、仕方なく、部屋を飛び出した。 緑の犬のペニスを触る娼婦らを殺害し、教祖となった者もいれば、 アイドル歌手と結婚し、幸せな家庭を築く者もいる。 しかしただ、一人だけ。一人だけ。彼だけは。猫背で、腕が異樣に長く、 赤子を抱えるているように腹だけ重いあの男には。 アイツは愛を嫌って、プロレスラーになった。 アイツは、部屋を出た後、ヘルスへ通い、 調子に乗っていたところ、 43回目の帰り道、中坊による親父狩りに逢った。 「ボーダー・コリーめ!!!愛なんてやっぱり芝生に蒔いた種の模型なんだ!!!」 そう叫んでも、身包み剥がされた彼はしばらくすると赤面し、 交番に駆け込んだ。 しかし、交番には人が居なかった。 「やっぱりな!皆で俺を否定しやがって!」 そう叫び、白目を剥いた彼の眼球は、それ以来動かない。 ハートのジゲンバクダンがバクハツしました。 ハートのジゲンバクダンがバクハツしました。 ハートのジゲンバクダンがバクハツしました。 取り調べ室でひたすら喋る。 36 名前:科学者 [] 投稿日:03/09/05(金) 21 56 ID ETMZL2bV New!! 仕方なく、釈放された彼は、プロレスラーになった。 白目を剥いたまま。 きっと 今も無人島で観客のいないプロレスをしているんだろう。 もちろん有刺鉄線デスマッチ。 街では、科学者だった皆ももう年寄りで、 孤島へ渡る船を捜し始めた。 しかし全ての船は彼によって動かなってしまったのである。 得意げな彼に、一人の若者が言った。 37 名前:科学者 [] 投稿日:03/09/05(金) 21 57 ID ETMZL2bV New!! 「あの人、キチガイだよねー」 衝撃。 「ぬぬ!ボーダー・コリーによる愛に対する侮辱を知らない若者め!」 「プロレスを見に来い!」 「泳いで渡るのだ!」 「島についた時、お前の体に染み込んだ海水こそが最初で最後のお前自身の愛となるだろう!」 彼はそう電子メールを送り、 やがて昔の科学者たちは彼を羨ましがり始めた。 しかし彼は二年後、ティラノサウルスとのデスマッチによって敢え無くこの世を去った。 若者は見に行かなかった。 羊たちはあれ以来、ずっと黙ったままである。 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/485.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 5 作品 ■▲▼ 渋谷 533 名前:渋谷[] 投稿日:03/01/21 01 46 ID U2GkQEqv 捨てそこねたレシートを指でぴらぴらと 風を刻む空想で歩く 人混みでは急に立ち止まらないで あなたの言いつけは 今でも右頬が覚えていて消えない 途切れた人波に 坂道を振り返る 夕暮れはとろりと落ちて 金の飛沫が街へ散らばる 雑踏のむこうに 低い大きな赤い月 駅ビルに半月に切られて 締めつける甘い回想が この坂道で あのビルの下で 今はただ 喧噪に踏みつぶされて 冬が行き過ぎる また あなたが通り過ぎたように 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 得た時に失うもの 534 名前:得た時に失うもの (1/3)[sage] 投稿日:03/01/21 20 48 ID jmbsBCOH 今の俺は "街"の雑踏にまみれ すすけて見える? 俺は "町" を出た "夢を叶えたい" ただそれだけのために それまで培ってきたものを 全て 捨てて あれからどれくらい経っただろう? 反対する人は多かった 誰の言葉にも耳を傾けなかった 彼女は泣いた それでも俺の心は変わらなかった 535 名前:得た時に失うもの (2/3)[sage] 投稿日:03/01/21 20 48 ID jmbsBCOH 尊敬していた人の諌めより 好きな女の泣き顔より 大事な事のように思えた 思っていた 今でもそれで良かったんだと 思っている 多分 こうして 生まれ育った "町" を出た 536 名前:得た時に失うもの (3/3)[] 投稿日:03/01/21 20 49 ID jmbsBCOH 夢を手に入れた俺 今もその中で生きている 以前より 垢抜けた 生活も華やかになった 昔の俺と違う俺がここにいる と同時に 大切な 何か も一緒に忘れてしまった 気がする 町を出て街に来た代償 537 名前:得た時に失うもの (3/3)[] 投稿日:03/01/21 20 51 ID jmbsBCOH 今の俺は "町"の長閑さに飢え くすんで見える? 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ なかまちさんとーめ 539 名前:なかまちさんとーめ 1/2[sage] 投稿日:03/01/21 23 29 ID 3f1olkjL 今また2回こけた空き地 乾いた乳母車の持ち手を見つめて 多分誰かを待っていた少年が独り 低い団地にしがみ付く夕陽 細く吐き出された大男の影に 靴より大きな石を避けつつ駆け寄った ねーおとーさんどこにいくの ふたつの影が手ぶらでその町を出た * 施工したての人工塗料の臭いを掻き分け 諮問一つ付いていない思い扉をくぐり 小さな右足が遠慮がちに上がりこんだ 化繊の髪を透かせるオレンジの照明 大きすぎる革張りに不安定に腰掛けた少年が 冷えきったた赤飯の小豆を器用に摘み出す晩餐 540 名前:なかまちさんとーめ 2/2[] 投稿日:03/01/21 23 31 ID 3f1olkjL ねーおとーさんここどこ 勝手の違う大きすぎる湯船 不安げに父親にしがみ付く少年に 大きな手がタオルで蛸を作り泡を吹かせた 小さな手が蛸を潰し 大きな手が蛸を作り 父親はそれで少年の視線を釣りながら 立ち込める湯気に優しく声を響かせた 港山 中町 三丁目 振り向きかけた少年に慌てて作るタオルの蛸 大きな蛸と小さな蛸がもう1時間も抱き合って みーなーとーやーま なかまちさんとーめ もう一回 みーなーとーやーま なかまちさんとーめ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 瓦礫の街 541 名前:瓦礫の街 1/2[] 投稿日:03/01/22 01 01 ID pWYSpZ6R ぴかぴかに丹念に磨かれた機体が 黒く重い機影を引きずって 空から重い重い霰を播かなくなってからどれくらい経つか 地上では子供達が元気に遊ぶ 瓦礫の下でかくれんぼ 砲塔の陰でナイショ話 朽ちた戦車は秘密基地 みんな輪になり集まって 崩れた鉄筋探検に 失なったものがどれ程大きくとも 人は強く優しく生きてゆく 錆びた鉄板はフライパン 弾の破片はマグカップ コンクリ片は家の壁 足りないものは創ればいい 幾らでも術はある 歌ですら 542 名前:瓦礫の街 2/2[] 投稿日:03/01/22 01 01 ID pWYSpZ6R 瓦礫に響く歌声は悲壮感など無く ただ底抜けに明るい それでいい 強くたくましく前に進め 振り返る道がしかばねばかりだとしても しかばねの上の生は揺ぎ無く強く美しい 願わくば 願わくば皆に 皆に幸あれ ここは ここは我が生きた街 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 「ある雨の──」 544 名前:「ある雨の──」 1/2[sage] 投稿日:03/01/22 21 12 ID ZDTMBgee 雑音らしい特徴を失ってとめどもなく流れていく 居心地の悪さだけを蹴飛ばしたら あの風船は中身が抜けていくまで空に降り続ける そんな雨の中で ボールだけ見えなくなる てんでばらばらの行き先を目指して歩く人たちの 傘の模様とその回転と角度が同じなので 小さく笑ってみて角砂糖をばら撒く今日も 眺めだけはたった数メートル上でよかったのだから あの だけが僕の目の前で踊るその嬉しさと哀しさ それはきっと他の人には見えなかったし 誰の言葉としても伝えられなかった 彼と彼女はそれぞれ違う建物の屋上を見上げて 何事もなかった昨日を勝手に振り返り そうやってこの縦長の空は作られていった ──とある人が語り継いだ 誰もが を知らないことはどこにでもある事象 そんな気違いじみた風景を許容してしまう大ホールを抱え ただ黙々と歩くだけの祭りが今年もやってくるだろう 545 名前:「ある雨の──」 2/2[sage] 投稿日:03/01/22 21 12 ID ZDTMBgee 向こうに見える山々の向こうがまた山だという幻想 その冬の冷たさはそのまま雨に打たれた泣き声と叫び そんな昔のことはもう忘れていいと思う……のだが その風景というのは記憶だけのものだから 僕は を名付けられないこの息苦しさを捨てて 今日も地上三階のコーヒーショップで昼の時間を迎える どこを見上げても白から黒への移行の一日 雑音が全ての言葉を流してしまうそんな歩道で 衝突することもなく方々に流れていくのは 水ではなく はもう誰にも届かないような昨日の空気のようで 明日もそのまま街に溶けていくように見えるだけ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 白い自転車 546 名前:白い自転車[sage] 投稿日:03/01/22 21 48 ID yXlDQoTD 『白い自転車』 みんな まだ覚えているかい? あの白い自転車に乗った少年の神様を くすんだベレー帽を耳までかぶって よくとおる口笛でポルカを吹いていた あの痩せっぽちだよ 少年の時代がかった白い自転車は 大通りを 商店街を 路地の津々浦々を 車輪を軋(きし)ませて走っていった この町の誰もが少年を見かけた 少年の自転車が通ったあとには 彗星のしっぽのような白い光がベール状に広がり 懐かしいポルカの旋律がいつまでも残った そしてこの町の誰もが その光を浴びたんだ その瞬間から 町の小さな揉め事は解決し 車の中で悪態をつく人はいなくなった いじめられっ子は友達と楽しく遊び 寝たきりの老人にお見舞いカードが届き 親に虐待される子供は姿を消し それどころか全ての子供たちが デザートとプレゼントをもらって 仲良くそれらを分け合った 政治家たちは心の底から人々の事を考えて 涙を流して政敵どおし抱擁した そんな突然で闇雲な 優しさと幸せに包まれて ぼくたちは 正直どうしたらいいのか分らなくなり しまいには激怒して 寄ってたかって少年の白い自転車を叩きこわしてしまった 少年の神様はしばらく自転車の残骸を見つめていたが やがて無言のままどこかへ行ってしまった 547 名前:白い自転車;続き[] 投稿日:03/01/22 21 49 ID yXlDQoTD みんな もう再会したかい? あの懐かしいポルカに 彗星の自転車に 町のみんなに笑顔を分けようと必死に頑張ってる ちっぽけな少年の神様に この町にはまだ 深い痛みや憎しみや 暴力や悪意があふれているけど どれだけ心が豊かになっても 生きるかなしみは消えはしないけど 夕暮れのひとり 帰り道 花屋の前に 電柱の上に みんなの心のなかに 曲乗りをしてくるりと回る 白い彗星の自転車に乗った少年を探しているんだ みんな 覚えているかい? あんなにも健気な少年の神様を もう間違えない もう間違えたくない ようこそわが町へ 白い自転車の神様 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 歴史的建造物 548 名前:歴史的建造物[] 投稿日:03/01/23 00 45 ID 3S1B8zwa 町は嵐に耐えて孤独に堪えてしがらみの中で立体化する 手触りがある 町はひとえに歴史的建造物という栄光の下 破壊と再生を繰り返す 排気ガスと騒音が季節感を超越し 町行く人々の流れが時間の速度を緩めたり早めたり 町はだからこそ神がかりな祈りの呪文を嫌う 町はまったく無言で神話を超越する こうあるべきだの前に こうなっている 町 町は主張しない 町は破壊され再生される 町はただそれだけの 物体としてのリアリストなのだ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ (タイトルが浮かびません) 549 名前:(タイトルが浮かびません)[] 投稿日:03/01/23 04 09 ID JrLYncGV 建物の隙間に挟まる私は肉片のようにして取り除かれるのを待ちつつ いつか取り除かれるべき存在なのだと知ってはいても つまようじに偽装した保安庁のやつらが掻きだしに来るのは 歯ブラシが仰々しく薬臭い粉をつけて迫ってくるより的確であるから恐ろしいな 明日は風に晒され酸化しようとも この街にはもう必要なところは全て吸収され尽くしてしまわれた後だから 私がどうなろうと知ったことではないのだとカスはカスなりにまだ頭は働くが 月曜日にならないとまだ分からないとつき返された応えは 月曜日を待つこともできずにいるかもしれないなどという未来予測の元にはなくて 会社の未来を日本の未来を地球の未来を強制させられた時代と世代は 交代とともに後退したのはよくよく考えれば起こりうることだったのだと 誰がそのように今思い至ったところで何がどうなろうというのか 街路に落ちるは屍ばかりだとそこに映る水鏡の影を見ながら感じたが 明日を飛び越え明後日を過ぎればきっとなどという淡い期待は 持たないほうが身のためだということに気づくのに何年かかっただろう 私は君の顔を思い出す何度も それが今更でわざとらしい 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 重い出の袋 550 名前:重い出の袋[] 投稿日:03/01/23 06 37 ID E90YAmmI 久々に会社を早く上がり、まだ日のあるうちに家路へついた。 町では子供の笑い声がまだ遊びはしゃぐ 空は茜に染まり、飛行機雲が一筋。地面へ映る影は伸びていく。 僕は・・・不意に思い出す。 もう昔になった「あの頃」の 今もこの町に息を潜めている思い出を そして、この町がくれた友達を・・・ あの頃も今も僕は、この町が大好きで仕方ない。 町中を知り尽くし、毎日駆け回り、 子供にしか通れない抜け道を探し 祭りには必ず出てはみんなで仕切って。 学校から帰るなり鞄を玄関に投げ込んで 宿題もせずに毎日通った公園、駐車場、駄菓子屋。 何故か恥ずかしくて見れなかった告白の一本桜。 商店街でみんなでかじったあのコロッケ。 毎日が楽しくて、時間がいくらあっても足りなかった。 でも今思っても、コロッケやっぱり高かったよな・・・。 そう思うだけで笑いがこぼれる。 いつの間にか気が付くと肉屋。 僕もおじさんもあの頃のままだった。 「おじさんコロッケ14枚!」 力はあるほうだと思っていたが コロッケ14枚の袋は何故かずしりと手にきた。 それはおじさんがおまけしてくれたのもあるけど この町での消したくない思い出がいつの間にかそれだけ増えて 袋を重くしてたってことだよな、みんな・・・。 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 5 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/556.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 妄想もこもこ恋愛 80 名前:妄想もこもこ恋愛 1/3 [sage] 投稿日:03/04/05(土) 23 28 ID hOowqjtu 星型ダストのノンシェイプ ハートの底に隠し持ち 座ってる 可愛い目目は硝子玉 期待もせずに映した景色 背に籠背負う翁をみつけ 溢してる 新鮮な星またひとつ 恋した唖の娘(あのこ)は夜にしか 隠れて拾うは独りの遊び 取り替えるひとつ またひとつ ハートの壁は波うちはじめ 倍を欲しがる覚えたて 耳を澄ませば今宵も聞こえる とくん とくんと生きている 81 名前:妄想もこもこ恋愛 2/3 [sage] 投稿日:03/04/05(土) 23 28 ID hOowqjtu ある夜のあなぐら響かせた 大きな翁が嗚咽のひとつ とろり葉揺らした蜜黄金(みつこがね) 立ち去るハートの落し物 星蜜衣の半分子 その夜のあなぐら響かせた 耳を澄ませば今宵も聞こえる もっと もっとと生きている 82 名前:妄想もこもこ恋愛 3/3 [sage] 投稿日:03/04/05(土) 23 32 ID hOowqjtu 湖畔の黒竹揺れた夜 熊がキスした硝子玉 翁は星をにぎらせて 娘は蜜をさしだした 蜜で唇濡らした熊が 星を踏みつけにやりと笑う 耳を澄ませば今宵も聞こえる とくり とくりと生きている もっと もっとと生きている ほら足音がする キスは素敵 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 蛍 83 名前:蛍 [sage] 投稿日:03/04/06(日) 01 50 ID 7sclEG3P 闇 闇 闇 光 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ じんせいけんじつ 84 名前:じんせいけんじつ [] 投稿日:03/04/06(日) 02 52 ID LJMomNPO わかってないな! なんにも しょうがないな 犬だから ワンワンほえるだけ うれしそうに ちぎれるほどシッポ 振って 犬のような人生って いわれて 幸せな人がうらやましい 不幸せの中に 入りたくはない いたいところをさわられて 痛い思いを させちまう オレには影がある 影がささやく 大人じゃないから マネするのが うれしいのさ でもよーー それでもお前は また尻尾を振る どっちでもいいけど 憶えてくれるのはうれしいけど うれしそうなのは つみがない ああ ささやく 笑顔なのに 楽しいのに ハヘハヘ舌出す おまえのかお 人生犬実 犬道毎日 犬の人生 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 美辞麗句 87 名前:美辞麗句 [sage] 投稿日:03/04/06(日) 13 50 ID 2XmLXYCz ほんと ほんと うそじゃない ほんと ほんと ほんとだよ ほんとだって ほんとだって あなたは あなたはきれいだって 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 空想人間 89 名前:空想人間 [sage] 投稿日:03/04/06(日) 18 40 ID EP58/oVM …ああ、なるほど。 君は僕のことを間違ってると指摘する訳だね。 じゃあ、例え話をしてあげよう。 例えば…うーん、そうだな… そうだ、例えば人間をお菓子にたとえてみよう。 まあ、人それぞれいろんな形があるだろう? 形だけじゃなく、色も、と言うか種類も。 それで皆自分に自信を持ってるんだ。 持ち過ぎの人もあるし、持って無さ過ぎの人もいる。 でも、まあ大抵の人は持ってるわけさ。 自分の味に、自分の形に、もしくは自分の種類に、とかまあ色々だね。 でも結局は食べられちゃうんだよね。 どんなに綺麗でも、どんなに不細工でも。 叶わないよね、食いしん坊の神様には。 え?どうしたんだい、僕の話が信じられないのかい? …ああ、なるほど。(以下繰り返し) 部屋の壁を見つめて、延々と語り続ける男。 彼の味はどうなんでしょうね?神様。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 春夏秋冬 90 名前:春夏秋冬① [sage] 投稿日:03/04/06(日) 19 38 ID YFni7RYj 色というものは環になっていて くるくると回ってある 赤から始まるとするなら 黄 緑 青 紫 と廻って、また赤へ戻ってくる その間にも(たとえば赤と黄の間には)オレンジや または、黄緑や緑青[ろくしょう]といったものが在り ひとつの環になっているのだ きっと そういったことは、言葉や日常だって同じであろう (たいていの物事は、光の加減で違って見える場合があるのです) (ほんとうだ 今また光っっている あぁ もうこんなにも変わってしまった!) そうしたことでしばしば惑わされる 色に呼び方が多くあるように (同じ青でも 実に多くの呼び名があるのです。それは 空色・露草色・紺青・藍鼠であったり シアン・ネイビー・セルリアン・スカイブルーであったりします) 言葉もその呼び方の違いによってはまったく変わるというものだ それは季節のようでもある 花が彩っていたり、蝉がせわしなかったりもする わびしさを感じさせる情景だあったり 冬のように空っぽな場合だってある そのそれぞれに 誰しもがそれぞれがおもいを乗せているのだ 91 名前:春夏秋冬① [] 投稿日:03/04/06(日) 20 09 ID NRYqGPzU ときには目に見えないことだってある たとえば日暮れ坂道の、別れの際の一言から どれだけおもいをめぐらせて、懸命に見つけようとしたことか 辺りを照らす茜色の、どれほど哀しく虚しいことよ それでも冷えた一対の、手と手を結んで歩いて帰る あの老夫婦の両の目には、いかに綺麗にうつったことか (ですが実際に見えている色というものは、 ほんの400ナノメーター間の可視光線という一部分だけなのです それ以外は テレビやラジオに使われていたり、赤外線・紫外線、果ては宇宙線というものであるのです) 今日の夕陽だって こんなにもわたしには変わらず虚しいのだ (要は、電磁波というものであって 主に星から 微かにはいろいろな物体や生物から発せられており その中の一部分がたまたま光となって目にうつっているだけなのであります) おもいの全てを見つめられず それを悔いては言葉にし 見えぬというのに発している 全ては届かぬさだめであろうと すこしは光って見えるであろう 茜のようなたしかさはなくとも 白い雲ほど漂えれば きっとすこしは届くであろう これほどまでにわたしのこころは かわらず光で溢れているのだ 季節は今日も一日分 かわらず歩みを進めながら あらゆるおもいを廻らせては 光で溢れてまぶしいのだから 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 意味を成さない四字熟語 93 名前:意味を成さない四字熟語 1 [sage] 投稿日:03/04/06(日) 21 43 ID Y9a7LXBT 好きな四字熟語は? って聞いたら あの野郎はもう すんごい笑顔で言いやがった そりゃアンタの名前でしょ ばぁか 漢字四文字並んでりゃ良いってもんじゃ無ぇんだよ 安直な思考の男なんて 嫌いだ 好きな四字熟語は? 男は意味が分からないといった風に眉を顰めて理由を問うた お題なんでとにじり寄ったら ○○○○? とか 普通な、極めて普通な事を言いやがったので 私は左様ならと 席を立った 定型的な思考の男なんて つまらん 94 名前:意味を成さない四字熟語 2 [sage] 投稿日:03/04/06(日) 21 44 ID Y9a7LXBT 気付けばあの野郎の家の前 インターホンを押す指、爪は黒く塗られ 出て来るなりあの野郎は一言 すんげぇ爪 とか言いやがったけれど 単純で率直な言葉に嘘は無いから ねぇ、好きな四字熟語は? また聞いてみる 安直な思考の男なんて 嫌いだ けれど こいつの言葉なら つまらんことは無いから だから、アンタの名前だってば 理由なんて野暮な事は聞かず 直球で投げ返す 愛してる 言う筈も無い あんまり笑顔で見てくるので一言 むかつく、と言ってやった 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ . ロ 口 □ ◆ BLACK LINE 95 名前:. ロ 口 □ ◇ BLACK LINE [] 投稿日:03/04/06(日) 22 36 ID aywBnmJ+ 四始点 . . . . 生きている ろ 回転音 ろろろろ とどまらない ロ ロ ロ ロ しだいに大きくなる くち 図工 ちくちくちくちく つくりあげられる 口 口 口 口 お行儀よい 96 名前: [] 投稿日:03/04/06(日) 22 37 ID aywBnmJ+ しかく 一致団結 かくしかくしかくしかくし ひみつのところ そこへ □ □ □ □ 田んぼの田らしき絵になりそう 動き 不穏な □ □ □ ◆ 突然変異しだす くロだいや 囚人 いやだくロいやだくロいやだくロいやだくロ ノがれられない いっしゅんノ出来事 97 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/06(日) 22 38 ID aywBnmJ+ ◆ ◆ ◆ ◆ いま一文字に収束する! ↓ →●← ↑ 田 押しつぶされ 出口も入り口もなくなった 脱出不能 悪魔 ノBLACK LINE 幅も厚みもない 一次元 ノ中 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/disciple50/pages/329.html
【概要】 海渡(うみわたり)とは、無敵超人108秘技の一つ。 人間離れした脚力とスピードで水の上を走る技。 登場当初は隼人限定の技だったが、作者の中で「それもありだね」とその後は梁山泊の達人全員が使えることになったり、櫛灘 美雲や來濠 征太郎が使ったりと特A級の達人級以上の達人であれば、それほど難しい技ではない模様。 登場話 6巻(46話) 武術 無敵超人108秘技 使用者 風林寺 隼人、特A級の達人級以上の達人 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/murago/pages/37.html
祝家荘の戦い-A “李家荘の戦い” ステージ構成・・・マップ左上に祝家荘、マップ右側に李家荘がある(内部は大きな村になっている) 祝家荘の内部は森林が多く迷路のようになっている。 このステージでは、祝家荘の村の内部は入り口付近の一部しか入れない 祝家荘と李家荘の間は街道が通っており、比較的拓けている 李家荘軍:★李応-杜興、●石秀、●楊雄(李家荘入り口前から) 祝家荘軍:★祝朝奉、●祝竜(祝家荘内部から)●祝彪(二つの村の間の街道から)●祝虎(イベント2後に街道脇から) イベント・・・OP:李応憤慨-祝家に送った手紙を破かれ、杜興が袋叩きにあった事を怒り出陣をする 1:決裂-李応と祝彪が接触すると、祝彪が李応は梁山泊の一味だと言って罵る。 2:祝虎の一矢-イベント1から一定時間後、街道脇から祝虎の伏兵が祝家荘の援軍として登場 祝虎の放った矢が李応に当たり、李応が負傷する(体力ゲージが減少)李家荘軍士気低下 3:梁山泊へ-負傷した李応が李家荘に後退する。石秀と楊雄は梁山泊に助けを求める事を決める 勝利条件・・・李家荘軍:祝朝奉の撃破、(イベント3後は→)石秀と楊雄のマップ下端への到達 祝家荘軍:李応の撃破、(イベント3後は→)石秀と楊雄の撃破 敗北条件・・・李家荘軍:李応の敗走 祝家荘軍:祝朝奉の敗走、もしくは石秀、楊雄の退却成功
https://w.atwiki.jp/disciple50/pages/97.html
初登場 56巻537話 年齢 35歳 所属 八煌断罪刃 誕生日 11月10日 異名 偃武の執行人 身長 180cm 使用武器 エクスキューショナーソード 体重 85kg 武術タイプ 動 趣味 ポエム 武道理念 殺人拳 好きな物 狂える衷心 弟子 ??? 嫌いな物 悴む慟哭 武術位階 特A級の達人級 将来の夢 シーシュポスの永遠よ、このまほろばに薨去召されい! 【概要】 "闇"の武器組を取り仕切る八煌断罪刃が一人。 切っ先が丸みを帯びた両刃の剣を操る剣士。 趣味にポエムとある通り、詩的な表現をふんだんに織り交ぜた独特の台詞回しが特徴…というより、余りにも詩的過ぎる為その意味は本人にしか分からない。 また他人に意思を伝えようという意識もないようで、拳聖が言葉の意味を推理し正否を問い掛けても答える素振りは全く見せなかった。 普段は物静かな性格だが、戦闘に入ると上述の意味不明なポエムを叫びながら攻撃を行う。さらに想定外のダメージを受けた際には顔面に血管を浮き上がらせながら怒りの反撃を繰り出す等静らしからぬ行動をする。 総じて平時と戦闘時のギャップの大きい人物像であり、その落差の激しさは一影九拳の一人、アレクサンドル・ガイダルにも通じるものがある。 【戦闘力】 強烈な斬撃を得意とし、秋雨でさえ完全には回避できない程に隙の無い剣撃を操る。 また言葉は通じずとも他の断罪刃同様集団戦に長けており、保科乃 羅姫とのコンビネーションで梁山泊の豪傑達を分断させる事に成功している。 【技】 真刃合練斬 【戦闘録】 59~60巻・558~569話 梁山泊(一影九拳 八煌断罪刃と共闘) 中断 60~61巻・569~582話 梁山泊 アーガード 槍月 セロ(緒方 一神斎&八煌断罪刃と共闘) 中断 コメント 秋雨が驚愕する程の斬撃を放っていたことから多分断罪刃No.3 -- 名無しさん (2019-07-31 13 01 50) 名前 コメント 昨日 - 今日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/disciple50/pages/237.html
【概要】 久遠の落日(くおんのらくじつ)とは、"闇"による世界大戦誘発計画の事である。 この言葉は、平和な日々が久遠の落日を迎えるという事を意味している。 持て余す力を存分に発揮すべく、戦乱を望む武人は数多く、"闇"の達人のほとんどは久遠の落日を最終目標としている。 歴史上、久遠の落日計画は二度行われ、一度目は第二次世界大戦を引き起こした。 作中において、二度目となる久遠の落日が決行されたが、こちらは梁山泊と新白連合によって阻止された。 【本編】 現在の"闇"の長・風林寺 砕牙と穿彗は、共に久遠の落日を望まないという合意を交わしていたため、”闇”はあくまで裏社会での活動を続けていた。 砕牙によって梁山泊を筆頭とする活人拳との均衡がかろうじて保たれていたのである。 しかし穿彗は一影九拳の一人櫛灘 美雲と結託して砕牙を裏切り、落日を決行した。 決行に際しては危険因子となり得るシルクァッド・ジュナザードと風林寺 隼人の排除を画策。 そして闇の武器組、八煌断罪刃と手を組み強大な勢力を作り上げた穿彗に、戦乱を望む闇人達が次々に合流していく。 大戦の資金としてかき集められた2000トンに及ぶ金塊、さらに裏社会で信奉を得ていた多くの軍人、政治家たちを操り、落日の準備は整った。 後は国際情勢が疑心暗鬼に晒されたタイミングで、大戦勃発の合図となる最新鋭ミサイルが日本に撃ち込まれるのを待つのみであった。 一方、穿彗の裏切りを知った砕牙は落日到来を阻止する為、政府の役人岡本に扮して"闇"と敵対する事になった。 梁山泊、新白連合と手を組んだ砕牙は梁山泊に"闇"の情報をもたらし、ミサイル発射阻止の要となる新白連合には武術の指南を施したのである。 かくして"闇"の基地が存在する孤島で、活人拳と殺人拳の激しい戦いが繰り広げられた。 決戦の末、計画の首謀者・穿彗はミサイルの発射口で死亡し、発射されたミサイルは間一髪の所で駆け付けた風林寺 隼人によって破壊。さらに穿彗とともに計画の首謀者だった美雲も形勢を逆転され、撤退を余儀なくされた。 こうして、今回の落日は失敗に終わったのだった。 コメント 武人でもない一般人の頭上に武でもないミサイルを落とす… 正直ハナから武人の誇りもヘッタクレもない作戦だと思う… もっとそこに疑問を抱く武人いてもよかったと思う… ラフマンもアーガードも反旗理由は複数で闘うことだし -- 名無しさん (2023-04-08 14 50 09) 戦争を起こして、表舞台で戦いたかっただけだから、ミサイルでなくとも戦争の口実になれば何でも良かったんだと思う。ただ、それなら憲法9条と遺憾砲大好きの日本を標的にするよりも、アメリカや中国、ロシアにミサイルを落とした方が確実だと思うが。主人公の故郷を標的って話にしたかったんだろうね -- 名無しさん (2023-04-08 15 43 32) 名前 コメント 昨日 - 今日 - 合計 -