約 2,552,077 件
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/123.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 お題 黒 開催期間 2002/09/07~2002/09/18 参加作品数 29 審査員 3人 本スレ 3の354-439 議論スレ 3の400-403 【チャンプ】 深い森(雨◆sXJFXmoY):6点 【準チャンプ】 moment(作者):5点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 356 呟き - - 357 暗室 - 4 362 無題 - 1 363 黒部長 - - 364 黒焦げ詩人 - - 367 新月 - - 369-370 私の黒 - 2 371 黒い男 - - 375 黒 - - 376 無題 - - 378 La Nuit Americaine - 2 379 偽装黒豚 - 1 380 静止する目 - - 381 満月でない月 - - 382 ありんこ - - 389 白い遺伝子 - 2 390 モノクローム - - 392-393 フィリピンの太陽 - 3 395-398 黒は真夜中の空にもそう簡単には見つけられないよぅ - 2 399 コクトウ - - 400 下降 - - 401-404 moment 作者 5 405,407 カラ穴 - - 406 ネガの世界 - - 408 ロミオ - - 409 うんこ - - 418 原色 - - 419-421 深い森 雨◆sXJFXmoY 6 424-426 黒いはね - 1 【審査員】 霧都 ◆LWQf3H.k Canopus ◆j1h.j3e. 撫子さん ◆eEr7LE3I 【採点レス】 433 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/17 00 06 ID mzVbgHUj 392-393 フィリピンの太陽 → 3点 389 白い遺伝子 → 2点 424-426 黒いはね → 1点 434 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/17 00 40 ID 9KmRvi/B 401-404 3点。 419-421 3点。 357 2点です。 435 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/17 01 14 ID 9KmRvi/B 378 2点。 362 1点。 369-370 1点。 379 1点。 395-398 1点。 436 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/17 22 18 ID Q+lBWzKl 419-421「深い森」=3点 357「暗室」=2点 401-404「moment」=2点 437 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/17 22 19 ID Q+lBWzKl 395-398「黒は真夜中の空にも(以下略」=1点 369-370「私の黒」=1点 作品 ■▲▼ 呟き 356 名前:呟き[sage] 投稿日:02/09/07 03 11 ID BFjwUEfU 私は呟く 極まれり ここに極まれり君の残酷 なにもそれは、罪悪だけを意味しているのではないのに 何故、そうも忌み嫌われなければならないのか 例えるならば それは、とばり 遥かなる眠りの世界への緞帳(どんちょう) 星の瞬きのしとね 愛するあの人の瞳にも似た 温かく心地の良い深淵の色 その深さゆえに 光は輝きを増し 死は意味を持つ 祝福された 塵の帰り着く、誰問わぬ故郷 極まれり ここに極まれり君の残酷 どうしてそうも恐れを以って見るのか 何よりも近しいこの色を 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 暗室 357 名前:暗室[sage] 投稿日:02/09/07 04 03 ID PJdxJUL9 ふらりとゆれてわたしの顔を おかしくゆがめる 現像液 そのなかに現世でうけた ひかりに焦げて 黒く濁った コダツクをひたした そうして 赤くかなしひ ひかりをあびて ぜんたいがでてくるまで 幾百秒とたち すぎて 陰画のなかに ぼんやりみえる 地獄のやうな あかりのなかでも ゆつくりとゆらゆら しろうくうつる ちいさなしみは 打ち棄てられたストオブだつたり くるしくしかめた顔に彫られた 深い深い陰影だつたり ほんたうのものは黒くて暗く つめたひはずのそれらの像は これらこの世のさびしひものを うつすことにはたえかねて はっきりするのをついにはやめた ぱあっぱあっとひかりだし しろくしろく ついにはわたくしのうでへとおよび すべてをやわらかく けしさりはじめた 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 362 名前:無題[] 投稿日:02/09/07 16 13 ID Ej9de0Us じっとして 夕暮れ溶かす 落窪に 床白きまで 熱灯す 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 黒部長 363 名前:黒部長[] 投稿日:02/09/08 13 50 ID lhDvPsHl 俺の名前は黒いさお 会社じゃ部長って言われてる といっても げっぷが染まるほど腹黒くはない 黒いタクシーに乗ることがある 黒いタクシーに乗っちゃぁいけないって事はないからだよ 世の中そんなもんだろ? 俺の名前は黒いさお 年齢(とし)のわりには子沢山 葬式には黒を着ていく ダークグレイってわけにはいかないからな そいつは休日用なんだよね 世の中そんなもんだろ? 俺の名前は黒いさお 世の中そんなもんだろ? 俺の名前は黒いさお 会社じゃ部長って言われてる 会社じゃ部長って言われてる 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 黒焦げ詩人 364 名前:黒焦げ詩人[] 投稿日:02/09/08 14 46 ID tZf4eYbz 日焼けの黒と 雨夜の黒 どっちもやっぱし黒だけど 黒といえば。。。XXXX(報道規制させていただきます) 何で黒いんでしょうねえ。。。 特にブラ●ル人の方なんか。。。 ↑ ぶらぶらぶらぶらブラックホール さかさにすればラブラブだ♪ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 新月 367 名前:新月[] 投稿日:02/09/09 00 47 ID mSULCFmb 空と海が 一つに成り 何時もより大きく 闇が鳴る 黒い月はローレライ 包まれて 僕はもう帰って来ない 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 私の黒 369 名前:私の黒[sage] 投稿日:02/09/09 14 27 ID KqZgKxx1 アスファルトは タールの匂いを残す青み 車輪は 艶を奪い取られて今や木炭色に 一本だけ ぴかぴかの新品が黒耀石みたい ブラック塗装のボンネットは 青空を映している 星の輝きはじめた夜空は 幻想を誘う宇宙 真っ黒なブナの葉っぱも よく見れば生命の色で溢れている 足元に寄り添う黒猫 背中が月光色に濡れて綺麗 370 名前:私の黒(続き)[sage] 投稿日:02/09/09 14 30 ID KqZgKxx1 挟まれた夕刻 その刻になると すべては同じく オレンジ色に己の色を奪われて たやすく自分の影を地に脱け出させ 木々の影も 人の影も 長く伸びて まるで一度に千年も成長した 蛇のよう そしてそれが 私の黒 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 黒い男 371 名前:黒い男[sage] 投稿日:02/09/09 23 24 ID QB35f4CM 瞳は黒いダイヤモンドの輝きで 顔全体を占領していた 黒いリボンタイは胸元の三角形を覆い 髪は年に不相応なほど漆黒 目を縁取る隈は深い孤独 顔を刻む皺はエッチングの線に似て 遠目にはなめらかに見えた 心が黒い物に侵されている者が したり顔で語れば 暗雲のように立ち上がり 帰れと雷鳴のような声を轟かせた カフカは言った 「意識と存在との間のクレバス 水滴と大海との間の緊張 彼はそこに身を置いている」 男は全てを知っていて 平明な言葉で語ったのに 誰も理解出来なかった その男の名 Rudolf Steiner 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 黒 375 名前:黒[] 投稿日:02/09/11 01 28 ID xtt0lOyU 純白の心だけをを 純粋な笑顔だけを 白い輝きだけを ただ 集めて そうやって埋め尽くされた庭園で 影を消すために閃光が埋め尽くした ちくり 痛んだ それは 自分でも気づけなかった ボクの黒のあげた 幽かな悲鳴 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/321.html
前へ ← 1 2 3 → 次へ 作品 ■▲▼ 正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方 ―――世界カラ「私」ヲ放逐スル 世界で、私、と呼ぶことができるのは、ただひとり それは、いま、ここ、にいる、私、だけなのに どうして、あなたたちは 自分のことを、「私」、って言うの? ―――恐ルベキ僭称 これからは あなたが、自分のことを、「私」、と言うのを、私は許さない もう誰も、「私」、という言葉を使っては、だめ 誓いなさい ―――剽窃ハ万死ニ値ス あなたは あなた、以外の何者でもない、のだから あなたは、自分のことを、「私」、と呼ばずに あなた、と言いなさい ―――私ハ天動説ノ信者 それから、私に声をかけるときには 私のことを、「あなた」、って呼ばずに 私、って呼びなさい いい、わかった? ―――対象化サレルコトノ不快感 電車の中や雑踏で 「あなた」、って呼ばれて、返事しそうになる 振り向くと、私、じゃなくって、隣の人、って気づくこと、あるじゃない そんなとき、ちょっと、憮然、よね ―――人称代名詞ハ複雑怪奇 でも、もう、これからは迷わない 「あなた」、って呼ばれても 「あなた」、は、私、じゃないから、振り向かない ああ、なんて、世界はすっきりして、わかりやすいんだろう ―――朕ノ文法、コレガ正シイ日本語文法 20 名前:正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方 [] 投稿日:04/11/09(火) 00 02 57 ID ww60ciRw 22 名前:正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方 (続き) [] 投稿日:04/11/09(火) 00 28 47 ID ww60ciRw 【コメント】 54 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/14(日) 22 16 39 ID OAL8bwgz 2点 20 :正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方 : ちょっと長いかなぁ……でも、端正にまとまっていますね。 57 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 34 ID Mm9CUuI2 20 22 スタイルと内容のナンセンスさが微妙にいいバランスだね。句点の 多用と女性の話しことばが、耳もとで囁くようで、なかなかセクシー。右のこ とばも箴言集みたいでいいけど、最後の二つはぼくにはあまり面白くなかった。 59 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 22 00 38 ID Mm9CUuI2 2点 20-22 『正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方』 はーい、言ってることはハチャメチャです。でも、ちょっとわがままな「私」 の語り口がかなりセクシーでした。右のことばも講座の体裁をちょっとだけ整 えてみようかな、てな感じで、微笑ましかったよ。 61 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/16(火) 01 15 27 ID z/PG4xKk 20 22 正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方 35-38 正しくない日本語講座 その乙/「三単元」の使い方 「正しい日本語―」は作者の自我と他者の自我の間の永遠に埋まることのない引き裂かれた分裂状態を 表す詩、なら、「正しくない―」は自他の統合、圧殺された他者の自我の復権を宣言する詩、といっていいだろう。 それは(4)ではっきり表明される。作者の自我は作者の身体の中に既にない。作者の詩の 中に転移してしまっている。もっと言うなら、パソコンの画面上に浮遊している。 「詩的リアリティーを生きる」とは、まさに作者のこの姿勢そのものだ。 944 名前:ななほし# [] 投稿日:04/11/12(金) 00 02 16 ID p9aMEslR 20 :正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方 :04/11/09 00 02 57 ID ww60ciRw おもしろい! 白いページに鎮座するオブジョにェ 953 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/16(火) 19 30 42 ID YM0VND/H 本スレ20 正しい日本語講座 十分わかった上で、”私だけを私”と呼べと言い、さらにその事を揶揄して るわけね。。前提も自分で設定してると思うとちょと踏み込みが浅いかな。 この詩を読んで感じたのは、否応もなく”あなた”になってしまった自分 でした。(この自分という概念も奪われてしまったもんだから、 手も足も出ない達磨のような気分。自発的な思考ができない)同時に、 ”あなたたち”という集合体に入ったなっという気がした。作者一人が 絶対なる 1者で (神かな)残りのあなたたちは、1者の意思のままの 集合体やね。。シュールな感覚でした。 一者と、木霊を返すような対話が頭の中に木霊しちまいましたよ。。w 大いなる孤独ですね。”私”にとって。 953 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/16(火) 19 30 42 ID YM0VND/H 本スレ22 空腹 男性視点の女性なわけだけど、ども、これは女性が書いてるような感触がある。 より目のようになるおっぱいの描写が、同性ならではの容赦のなさみたいな。。 官能詩なのだけれども、なんというのか、対象にたいする気配りが 抜け落ちていて、(この辺も女性視点じゃないかなと思う理由でもあるんだけど) つまり、眠っている女性の側が、性を求めているという前提で事を進める。 そういう性急さが色を失わせているような気がします。 970 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/11/19(金) 00 06 12 ID L5VVGnoS チャンプのご両人、おめでとうございます。みなさん、お疲れさま~。 今回は「正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方」と書きました。 こんなエキセントリックな詩はおそらく受け入れられないだろう、単なる自己チュウ、 拒絶感や嫌悪感を感じるひとがほとんどだろうと予想してました。ところが蓋を開けてみて びっくり。意外にみなさん優しいコメントで、その上、点まで入れてもらえて、感謝です。 あと、返答詩まで書いてもらって、嬉しい限りです。でも、「正しくない詩講座」は、 どう考えても私の詩をたしなめる詩ですよね。前回の審査員Cさんの言葉が甦ってきたりして、 今回は面白かった。 ところで、審査員が今回4人。ちょっと、また減りました。熱病が治癒するように平熱に 戻りつつあるのを危惧しています。でも、まあ次回は園川さんも戻ってくることだし、 また盛り上がってくれるでしょう。それから、Cさんにもまた是非参加してほしい。 園川氏 VS C氏 の批評対決、なんか面白いんじゃないの。と、けしかけておきます。 【得点】 4点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 かのプすさん代理:2点 ■▲▼ 空腹 眠れぬ僕を置き去りに 君は横寝を決め込んだ ベッドの高みから僕を見下ろして 涅槃のポーズ でも釈迦と言うより ツリ目の君の寝顔は歌舞伎みたいだ 高台からいよーうって高笑いする歌舞伎者みたいだ いつだって君はそうだ 僕を見下ろして笑っている あなたどこを見てるのよーうって 頭に血がのぼっていく 顔が熱い 君の寝巻きの上をめくりあげる 圧迫に尖がる乳房 僕の唇も尖る 近づいた左右の乳首 寄り目みたい ひんがら目の僕も寄り目になっていく のぼりきった血 きっと顔は真っ赤だ 両の黒目は寄り続けて間も無くくっつく 今夜僕は一つ目の赤鬼になる 人喰いの 突き刺す角だって ちゃんと一本生えているんだ 君の乳首 揃えてくわえて甘噛みして くきくきと鳴らす くきくきと伸ばす 君の手はグーの形作り頭はぐるぐる回りだす 歌舞伎者は苦悶の色浮かべる夜叉へ変化する 一つ残さず君を食べよう 僕はお腹がすいているんだ 23 名前:空腹 [sage] 投稿日:04/11/09(火) 00 37 18 ID dhCko9Vg 【コメント】 54 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/14(日) 22 16 39 ID OAL8bwgz 1点 23 :空腹 :04/11/09 00 37 18 ID dhCko9Vg 面白いけど……何か足りない。なぜ、詩を書くのか? ……かなぁ?? 57 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 34 ID Mm9CUuI2 23 一種の愛の詩というか、彼女観察日記なんだけど、見事に読後に何も残 らないなあ。おそらく歌舞伎役者、赤鬼、夜叉といったことばに必然性を感じ ないからだと思う。 944 名前:ななほし# [] 投稿日:04/11/12(金) 00 02 16 ID p9aMEslR 23 :空腹 :04/11/09 00 37 18 ID dhCko9Vg ヒビの入った鏡にアマガミする乳首が映るが、口の中の濡れている乳首がなぜ、 見えるのか不思議……な、読み手の妄想かなぁ 187 名前:心霊写真 [sage] 投稿日:04/11/28(日) 12 02 50 ID 5uqlOws1 チャンプさん準チャンプさん、おめでとうゴザイマス。 前回は書き込み時を勝手になくしましたが、「空腹」を書きました。 リーフさん、お大事にして、また読ませてもらえれば嬉しいです。 評、色々的中ですよー。前回チャンプおめでとうございました。 ななほしさん、点どうもでした。何で詩書くんでしょう? カノプスさん。。。評が心に残り。。。 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ いつか 白く濁った湯につかり、ゆっくりと温まった後、 湯を止め、浴槽を覗き込む。 4匹の鼠の死骸が底に転がっていた。 こみ上げる嘔吐をこらえきれず、湯船に吐いた。 酸っぱい匂いが充満する浴室 白くふくれあがった鼠の死骸、吐しゃ物 裸体のまま立ちつくす自分自身が そのまま窮屈な箱へ仕舞いこまれていった。 収束する心象風景。 ガンジス川には死体が流れ、糞尿も流れ、沐浴する人が水に浸かる。 海は全ての死骸を懐に抱く。 万象の響きは濁り、判別しえない音の塊となって、心を押しつぶす。 4匹の鼠の死骸を食べるハイエナをわが身に飼う。 あの湯に浸かり、かみ締めるハイエナを愛しく撫でる。 あのハイエナは私だ。 あの鼠が私であったように 嘔吐する私も私であったように。 一なる日に、果たして心を壊さずに迎えることができるのだろうか? ねえ、あなた。 どうして私達は一緒にいるんでしょうか? あなたは、私を見ていないです。 私もあなたを見てないですよねえ。 だって、この鼠の死骸は、あなたのあずかり知らぬものですから。 きっとあなたにも、何かの死骸があると思うんですよ。 見えないんですけどね。 そんなところまで、見せ合うのは失礼ってもんですかねえ。 そうかもしれないです。 でも、いつかきっと、そういうものも、 拾い上げないといけない気がしてならないんですよ。 拾っちゃいけないですか? 風が耳元でささやいていくんです。 ”あれ、どうした?”って あの風は、きっと人らしき鬼なんだと思うんです。 ねえ、あなた。 一緒に人である鬼になってみましょうよ。 南部風鈴の音が聞こえます。 もう、仕舞わないといけません。 ”ちりん ちりん”っていうあの澄んだ音は、 南部鉄の鍛えぬいた密度の濃さが作り出すんです。 ああいう音は、綺麗ですねえ。混じり物がなくって。 在り難いから、綺麗なんですね、きっと。 24 名前:いつか 1/2 [sage] 投稿日:04/11/10(水) 10 37 44 ID qW1YGeCG 25 名前:いつか 2/2 [sage] 投稿日:04/11/10(水) 10 40 10 ID qW1YGeCG 【コメント】 52 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/14(日) 19 58 49 ID gWE9yq5c 24-25 いつか 死肉を喰らうハイエナや鬼を我が身に飼っているという指摘は、やはりドキリとする。 一なる自我の分裂は確かに統合失調や人格崩壊の危機をもたらす。しかも、食うもの、 食われるもの、という深刻な対立を孕んだ分裂。この分裂はガンジス川へと収束する というのは、やや予定調和のきらいもあるが一応、首肯できる。生と死、汚濁と潔斎は 聖の中に抱合される――この世界観はいいね。 惜しむらくは、やや冗長さが残る。2/2の前半はもっと割愛できる。常体(である調)と 敬体(ですます調)の混用はふつうは禁じ手だが、これはあえて計算してのものだろう。2/2の 敬体は「笑ウせえるすまん」の喪黒福造の慇懃無礼な不気味な話し方を彷彿させる。 南部風鈴も気が利いているが、やはり、2/1と2/2のバランスが悪いのは否めない。 57 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 34 ID Mm9CUuI2 24-25 はじめは誤爆かと思った。でもちこっと1は出てくるんだね。前半の 鼠の死骸は示唆に富んでるね。後半のあなたへの呼びかけは書簡の形にした方 がよかったんじゃないかな。そうすると南部風鈴が引き立つと思う。 944 名前:ななほし# [] 投稿日:04/11/12(金) 00 02 16 ID p9aMEslR 24 :いつか 1/2 :04/11/10 10 37 44 ID qW1YGeCG 礼儀正しい国は悲しみの国なのかもしれない。朝から葬儀が始まり、夕べに葬儀が ……始まる。 950 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [sage] 投稿日:04/11/13(土) 11 42 13 ID F/jGdhh+ 本スレの 24-25『いつか』 審査まで関われるかはわからないのだが、 これを読んだ日に南部風鈴の音が夢に出てきた。寸評だけでも。おじゃまします。 とにかく作者の持つ世界の広さに感動しました。私なりの受け方だけど。 1/2で自分のかかえる罪や内面のグロさを見つめたあと、 それを包含して広がるこの世のスケールを、"死"の側から見渡して途方にくれる 潔い視点を持ち続け、ゆえに色々と抱え込んでいる自分が重苦しい 2/2で主人公を「妻」として夫の前に立たせ、内容も「人と人」に移行する 1/2の内面こそが自分らの重大かつリアルな本性ともいえるはずなのに仮面をまとい平安に過している自分たちに、 無邪気に疑問を呈し、子供のように直截な良心で「拾っちゃだめ?」と呟く 吹く風に応えるためぐちゃぐちゃである不自然ささえ誇って自らも自然になろう、と、「人である鬼」になろう、といい、風に揺れる混じり物のない南部風鈴の音に耳を澄ます。 時間なくなってきてずらっと書き連ねた。読みづらくてスマソ 一点、「四匹の鼠」は仏教だからインダス川じゃないのかな、と思ったけど、作者の意図はまた違うものなのだろうか。 まあとにかく「ツノ銀」「子守唄」同様、こそっとメモ帳にコピりますた 951 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [sage] 投稿日:04/11/13(土) 12 15 20 ID F/jGdhh+ ああ、勘違い 人に聞いたらガンジスってヒンヅゥだけじゃなく仏教もなんだね。すいませんでした。 958 名前:リーフレイン ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:04/11/17(水) 09 21 06 ID LqiSG6ei 評を下さった方、点を下さった方ありがとうございます。 ”いつか”の作者です。 あれは、なんというか、1となる日に、それはもしかして塗炭の苦しみ なんじゃないかなという思いで書いたものでして。冒頭の鼠の死骸と一緒の 入浴シーンは、実際に夢に見たものでした。頭の中では、あの死骸を、自分の口で 食べないといけない気がしたんですが、それは流石にイメージだけでも できなくて、ハイエナ君を召還してしまいました。裏テーマは、狂気と理性の 合一でもあります。 GONさん、気にいってくださったみたいで、ありがとうございます。 とても丁寧に読んでくださって、嬉しかったです。 ななほしさん。そうです葬儀が待っているんですよね、いつか。 MUJINAさん、後半の冗長さはご指摘どうりです。書きなぐってしまいましたw。すみません。 カノープスさん、書簡ですね。今度挑戦してみます。 【得点】 5点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点 GON ◆rOo2fYBBKk:3点 ■▲▼ イコール1 僕は僕だ 僕は誰かだ 誰かは世界だ 世界は何かだ 何かで全てだ 全ては1だ 僕も 誰かも 君も 何でも 1以外にありえない 宇宙も 世界も 海も 空も もし 1以外に存在しているとしたら それは人間が勝手に作ったものだ 自然に生まれたものは 1だけだからだ 1を細かく分けて「何分の何」なんていうのはありえない なぜならばそれを分けた地点で分けたものは全て1だからだ 1に1を足しても1のままだ なぜならそれを足した地点で足されたものは1になるからだ 1に単位をつけてはならない つけてしまうと2や3や0という虚数が生まれるからだ 実数は常に1である これを破ってはならない 破った人間は罰を受けた まるでとある女が箱を開けたかのように 例えば人間は幾度と戦争を起こした おぞましく愚かな戦争を あれは国を二つ以上に分けてとらえ また人間をその通り分けたからだ 人間は愚かだ 作ってはいけない数を作ってしまった 化学だけが破壊するのではないのだ 幾何学だって立派に破壊するのだ だから僕は話を戻そう 1の話だ もうこれ以上1でない話はしない 僕は誰かと出会って1になる 誰かは全てと混じって1になる 全てが1であって1になって1に戻ってゆく そんな事を遠くで見ている 神様もまた1だ 26 名前:イコール1 [sage] 投稿日:04/11/10(水) 17 38 54 ID QEVpOu9h 27 名前:続)イコール1 [sage] 投稿日:04/11/10(水) 17 39 24 ID QEVpOu9h 【コメント】 53 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/14(日) 21 32 04 ID gWE9yq5c 26-27 イコール1 世界の原初は一から始まった――これは世界を一者(神)からの流出、と捉える新プラトン主義 の神秘的な宗教観を思わせる。でも、ちょっとねえ。実数だ虚数だ、戦争の例を引き合い に出したりして、強引すぎやしないかい。 57 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 34 ID Mm9CUuI2 26-27 実数虚数って、使いかた違うよ…。ええと、全ては1である、という のは真理ではない、あるいは全ては1であればよかったのに、というふうにして 論を組み立ててみた方が、しっくりきたんじゃないかなあ。 944 名前:ななほし# [] 投稿日:04/11/12(金) 00 02 16 ID p9aMEslR 26 :イコール1 :04/11/10 17 38 54 ID QEVpOu9h イチにバツはにあわにャいかなぁ……じぶんをばぅっつしている意味がないしぃぃ 953 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/16(火) 19 30 42 ID YM0VND/H 本スレ26-27 イコール1 フラクタクル図形というの知ってるかな? いろいろ表現できるんだけど、再帰的に無限に展開していく図形だと 思ってみてください。たとえばね、平面をxy軸であらわすのでなくて、 ひとつの点から一本の螺旋を密に描いてあらわす。基点からの距離でもって すべての地点が表示可能であると同時に、その面は、歪曲面であってすら 包含可能です。再帰する初期データーによって変化する。すべてが 1つの曲線の上にある。美しいです。 ま、どうでもいいのだけれども、数学概念を詩に入れるときはもう少し 慎重にしてほしいなと思いました。 ■▲▼ フィルム 鳶色の歩道 レンガ造りの壁に命が宿り 青青とした匂いが鼻先をくすぐる 洗濯されたシーツが風になびき 庭先の風車が一定のリズムを奏でている 噴水で遊ぶ子供達の声がこぼれる広場 異国の音楽に耳を傾け 冷たいジェラートに心を奪われる 小さな映画館の前に座る白髪の老人に話しかけ 緩やかな流れに身を委ねる 始まりの世界を映し 流れる雲を意味もなく眺めていた ー目覚めー もたれかかっていた木の幹に左手を添え 寝違えた首に右手をあてる 午後の陽射しに目を細め 深く息を吐き ほんの少し弛んでいる口元を閉じた 瞳の先には崩れかけたレンガ造りの壁 ひとつだけ 陽を浴びて色あせたレンガを指でなぞる 歪んだ雲は ただ流れていた 28 名前:フィルム [sage] 投稿日:04/11/10(水) 22 38 07 ID x/o0HDEg 【コメント】 57 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 34 ID Mm9CUuI2 28 これは一枚のフィルム、という意味かなあ。つまり静止画像。壁に命が 宿ったり雲が歪んだりするけど、それは単発。あとは風景描写に終始している よね。それだけの詩に思える。 60 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/16(火) 00 44 07 ID z/PG4xKk 28 フィルム 前回チャンプの詩「突堤」の寸評で誰かが「イタリア映画みたいだ」って言ってた。 ひょっとして、この作品、その言葉に着想を得た? だって、これこそまさにイタリア映画。 描写力あるね。でも、なんか小説の書き出しみたい。それに「一」のお題も見えてこないし。 好きな風景だけど、ポエジーはあまり感じられなかった。 954 名前:リーフレイン [] 投稿日:04/11/16(火) 19 55 43 ID YM0VND/H 本スレ 28 フィルム 場所に残された記憶の残滓。追憶かもしれないですね。 ただ、自分だけが(1)、残ってしまったという哀愁の想いかもしれない と感じました。 ただ、なんとなくですが、この風景は頭で作ったもののように感じます、 ”異国の音楽”と自らが書くように、風景は視る者の母体験ではない。 旅先のワンシーンであったとしても、郷愁や、悲嘆を引き起こす力までは 喚起されない、1という主題にはちと力不足に感じます。 風景がとても美しいです。 ■▲▼ 1の罪 0をみつけた男が、灰になった娘の死体をガンジス河に流していました。 日本では、電卓を片手にロケットの部品が、命の値段を叩きだしていました。 インドでは一滴一滴の涙が、水に溶けていきました。 少年が言いました。 「おじさん、命も、思いも、空も、海も、すべて1つの集まりでしょ?」 男は答えました。 「若いの、馬鹿を言っちゃぁいけないよ。この世の実体を誰か証明できるのか?」 追って少年は言いました。 「おじさん、1つの切欠が、こんなにたくさん塵積ってややこしいことになっています。」 男は黙っていました。 ガンジス河は悠々と流れていきます。 死んだ娘がどこからきて、どこへ帰っていったのか、私たちには永遠の謎なのです。 どうしてこんなことになってしまったのか、その理由を答えるように、 山びこだけがオイオイと泣いていました。 29 名前:1の罪 [sage] 投稿日:04/11/11(木) 03 02 14 ID VGW3+LhF 【コメント】 57 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 34 ID Mm9CUuI2 29 シュールな童話、といった印象。セリフも含め極力リアリティを排して いるよね。表現しようとしているものは分るんだけど、表面的なのかな、胸に 突き刺さってくるものは少なかった。 60 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/16(火) 00 44 07 ID z/PG4xKk 29 1の罪 NO.24-25の「いつか」、NO.26-27「イコール1」のパクリだね。っつうか、パロディ。 すっとぼけかたがいい。最終行はけっこう好き(でも、なんか前に一度読んだことがあるような)。 作者の筆力を感じる。パクリ、失礼、パロディじゃなく、今度は自分のふんどしを穿いている 作者の相撲を見てみたい。 954 名前:リーフレイン [] 投稿日:04/11/16(火) 19 55 43 ID YM0VND/H 本スレ 29 1の罪 これは、”いつか”への返歌のようです。1になることへの怯えを訴えた”いつか”に対して、 気楽にかまえなさい、なるようになるのだ と答えているよう思いました。 【得点】 1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ (無題) 多くの1が溢れかえってる中で 僕はたった一つの2を取りたい 30 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/11/11(木) 18 12 35 ID w+qrRhVP 【コメント】 54 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/14(日) 22 16 39 ID OAL8bwgz 1点 30 :名前はいらない :04/11/11 18 12 35 ID w+qrRhVP 31の駄目押しは計算か? 物足りなさの現れか…… ちょと弱いと感じまスタ 57 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 34 ID Mm9CUuI2 30 多くの1は個人やら情報やら、いろんなものを考えていいんだろうけど、 じゃあいったい、たったひとつの2って何さ?それも考えろってこと? 954 名前:リーフレイン [] 投稿日:04/11/16(火) 19 55 43 ID YM0VND/H 本スレ 30 名前はいらない ”たった一つの2” 恋愛詩かな? 題に暗喩への材料を提示したほうがよかったねえ。 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 前へ ← 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/579.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 君がくれたもの 783 名前:君がくれたもの[] 投稿日:02/07/28 15 23 ID U4w/eKXH 夢を生業(なりわい)とする僕には 孤独がつきまとう 旅から旅 街から街 僕の言葉は僕から出ると すぐ違う道を歩き始める 受けとめてくれる人を探して それは流れる水が、下流を目指すのと同じだ ことこと と言う音で目を覚ます 空気の動きを感じる 一人でいたころとは違う朝がきたことを あらためて思い出す一瞬だ 枕元の時計を見る まだ起きるには早い時間だが 「このとき」を感じていたくて夢とうつつとの間をいったりきたり 「ごはんですよ」 いつのまにか寝てしまったらしい あらためて君の存在を感じる それは実体となって僕を揺さぶる 「朝は味噌汁に決まってる」と言った僕の冗談を真に受けて 君の朝食はいつも和食だ でも「ちょっと飽きたね」なんて言える立場ではない 君はいつも、僕の言葉を受けとめてくれる まっすぐに 最初の当惑は、時間という発酵期間を経て 親近感に変わった 君を愛している と言ったのはその時だ 自分の世界だけが大切だった僕に、君がくれたもの 「早く食べてね」 わかっているさ けれど、僕はいままで夢を食べてきたんだぜ 君の形のいいおしりを見ながらつぶやく 「え? なにかいった?」 「いま、いくよ」 流れが作る波は どんなに静かでもなくなることはない そして、二度と同じ波が出来ることもない 夢だけを食べていた僕は、"とりあえず" 夢とうつつを食べ続けることにした 消費した位置エネルギーを 再び獲得するまでの間だけでも 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 水遊びと少女 789 名前:「水遊びと少女」[age] 投稿日:02/07/28 20 48 ID ??? 彼女は一人 水と戯れる 色を変える白いワンピース 大きな大きな麦わら帽子 蹴り上げた足から 外へと 飛び出す水滴 入道雲がゆっくりと 水滴の中へ 渇きが降り注ぐ 夏の日差しの下で 笑いながら 水と遊ぶ 手で押さえた帽子が風にさらわれないように 緑と青と白と輝き すべてすこんで 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 不眠の水辺 790 名前:不眠の水辺[] 投稿日:02/07/28 21 04 ID WrXlxnj0 ぴちょん 「水が落ちる音がする」 窓の外 流しの下 大雑把な洗濯物 ぴちょん 「水が落ちる音がするわ」 シャワーの独り言 濡れたゴールデンレトリバー 風呂上りの長い髪 ぴちょん 「水の音で眠れない」 君は秒針の音でも 眠れないと言った これ以上 君の眠りを 何が妨げるの 電話のベル サイレン ギターアンプの重低音 それとも流星群の音 アナログ時計のない部屋で このまま朝を迎えるつもりか ぴちょん 「眠れないわ」 眠れない君が 流す涙で 僕は 眠れない ぴちょん 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無心の蛇足 792 名前:無心の蛇足[] 投稿日:02/07/28 23 29 ID HPhRgi7y グラスの水と 水平線を重ねてみる 上手く合わない 緊張と集中で 手が震える 一休み 波の音が涼しい 再び重ねる 合わない 波の音が涼しい 気付く でもやめない 笑心耐えられずに 手が震えている 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 川の流れの終りに 794 名前:川の流れの終りに[] 投稿日:02/07/29 02 08 ID bG32sTRF 流されて 流されて ゆっくりと角が取れて 流れの終る頃には すっかり丸くなって 決して長いとは言えない人生の果て 「若い頃は…」 あなたの口ぐせの面影はもう見えない 時の川は その人を微笑みの似合う顔に変え 今は青く澄んでいる もうすぐ川の流れは途絶える ひとつの笑顔が消える 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 濁り水 795 名前:濁り水[] 投稿日:02/07/29 03 53 ID hREtVbD7 僕は濁った水を飲む 口にするのもシンドイが 飲まないわけにもいかなくて 僕は濁った水を飲む 水はいつ濁ったのだろ 澄んでいた水はいつ濁ったのだろ 僕にはサッパリわからないが 一つだけ知ってることがある 濁った水を飲まなけりゃ 澄んだ水は生まれない だから今日も 僕は濁った水を飲む 熱を出しながら 腹を壊しながら 僕は濁った水を飲む 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 雨脚 796 名前:雨脚[age] 投稿日:02/07/29 05 00 ID ??? 流れ出した足音が幾重にも重なって もくもくと雲を作る さび始めた人々の眉がいつの間にか暗い 何しろ彼らは何も持たないまま 手ぶらでここまで来てしまったのだ しかし、 ひょっとしたらあまりに早すぎたのは 雲の方だったかも知れない コツコツと道を打つ音が近づき 彼らを呑み込んでいく 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ りすぺくちゅH2O 806 名前:りすぺくちゅH2O[age] 投稿日:02/07/29 23 23 ID ??? 知ってるよ 透明で清廉でいやらしいことなんて 何一つ知りませんわって顔してる お前が ホントはとってもHなことを だってお前 Hが1個余計に多いもんなあ でもそんなお前が大好きさ 知ってるよ お前なしでは一時も生きられない そんなお前なのに お前に浸りきればそれこそアウト 一瞬たりとも生きられやしない お前のkissは 俺の息の根を止めるね でもそんなお前が大好きさ 知ってるよ お前がとっても素直で純水なこと 型にはまらない自由な お前 「ばかやろう」なんて言葉に すぐに傷ついて ついついひねくれた結晶を作るけど ※1 でもそんなお前が大好きさ 知ってるよ いつも身近にいるけれど 何にも言わない お前が 実は俺の命を作ってること 俺の命が100人の村だったら 70人くらいはお前が住んでるって だからそんなお前が大好きさ そうさ みんなお前が大好きだよ りすぺくちゅH2O ※1http //www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/3163/crystals.html 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/murago/pages/134.html
奸臣誅滅戦 イベントでの仲間の死亡の回避が条件(一度でも成功すればいい) ステージ構成・・・マップ北が丘陵地帯になっており頂に三つの砦がある。丘の上から水が流れ、 丘陵の麓は東西に浅い水辺が広がり、所々に橋や櫓が点在する。 マップ中央は広大な平野、南には宋軍陣地。 梁山泊軍(A):★宋江-盧俊義、燕青(宋軍本陣)●林冲 ●史進 ●楊志(宋軍前線中央) ●秦明-単廷珪、魏定国 ●張清-龔旺、丁得孫(宋軍前線西) ●関勝-宣贊、郝思文 ●李俊-張横、張順(宋軍前線東) ●呉用-公孫勝 ●凌振-魯智深(宋江部隊前)●索超-燕順、馬麟(宋軍本陣西) ●李逵-鮑旭、項充、李袞(宋軍本陣東)●王進(イベント12後、丘陵東) 梁山泊軍(B):★宋江-盧俊義、燕青(宋軍本陣)●林冲 ●史進 ●楊志(宋軍前線中央) ●徐寧-杜遷、宋万 ●董平-欧鵬、鄧飛(宋軍前線西) ●花栄-戴宗、劉唐 ●阮小二-阮小五、阮小七(宋軍前線東) ●朱武-樊瑞 ●凌振-武松(宋江部隊前)●呼延灼-韓滔、彭玘(宋軍本陣西) ●扈三娘-孫ニ娘、顧大嫂、王英(宋軍本陣東)●王進(イベント12後、丘陵東) 奸臣軍:★高俅-精鋭兵長×3(丘陵中央砦)●蔡京-精鋭隊長×2 ●蔡徳章(丘陵東砦) ●楊セン-精鋭隊長×2●梁世傑(丘陵西砦)●高衙内(高毬軍前) ●童貫-騎馬部将×4(丘陵麓中央)●朱[面力]-騎馬部将×2(丘陵麓西) ●梁師成-騎馬部将×2(丘陵麓東)●王黼(イベント8後、童貫軍近く) 補足-討伐軍側プレイ時、P1のキャラが(A)に含まれる武将の場合は宋軍(A)。それ以外は(B)が登場武将となる。 ※奸臣軍側プレイ時、PCは童貫軍配下。童貫敗走後はPCが取って代わる。(童貫との有効度は良) イベント・・・OP梁:替天行道-朝廷からの使者が奸臣討伐の勅を宋江に伝える。 OP奸臣:童元帥-討伐軍の侵攻にうろたえる高俅達を童貫が一喝し、自軍のみで討伐軍をさばききると言い放つ。 1:激突-林冲軍が奸臣軍の何れかの部隊と接触すると発生。 奸臣軍を罵り、部隊を挙げて突撃を開始する。林冲軍士気上昇。 2:童貫の兵法-イベント1後発生。童貫がどんな精強な軍でも重囲に押し込めば脆いと、 先行した林冲軍の包囲にかかる。奸臣軍前線部隊移動開始。 ※奸臣軍側→童貫がPCに策を話し、林冲を自軍の前に誘引するように命令する。 成功すると、イベント4発生。 3:察知-イベント2後発生。呉用(朱武)が童貫軍の動きに異常を感じ、 PCに先行した部隊に接触するように命令する。 4:軍馬の鉄牢-イベント2から奸臣軍の移動が完了すると発生。 孤立した林冲軍に向けて奸臣軍前線部隊が進軍する。宋軍士気低下、奸臣軍士気上昇。 5:撤退命令-イベント4が起こる前にPCが林冲軍に接触すると発生。 林冲軍が本陣手前まで退却開始する。 6:はやる心-開始から五分経過、PCが敵一部隊撃破で発生。史進、楊志が突出しかけ、呉用(朱武)に止められる。 史進、楊志軍士気低下。 7:挑発-イベント6後発生。高毬が王進の愚直さ、楊家の凋落、陸謙のことを挙げて嘲笑する。 林冲、史進、楊志が激昂して北上し始める。 8:飛箭の嵐-イベント7後発生。林冲、史進、楊志が丘陵麓に着くと、 王黼軍と共に、櫓上と突出部隊の周囲に大勢の毒矢を放つ弓兵(王黼配下)が現れる。 奸臣軍士気上昇。 9:散華-イベント8後、突出した三部隊の何れかの士気が3以下になると発生。 林冲、史進、楊志がこの身を後に続く者たちの進む道とすると言って、高毬軍に向かって突撃する。 梁山泊、奸臣軍士気低下。 10:震雷-イベント9未発生で王黼を撃破すると発生。凌振が火砲を撃って櫓を全て倒す。奸臣軍士気低下。 11:火炎の激流-丘陵麓の奸臣軍残存部隊が二部隊になると発生。 奸臣軍工作兵が丘陵の斜面を流れる水に油を混ぜて火をつけ、進軍を困難にする。梁山泊軍士気低下。 以後丘陵中腹の水流から火炎が上り、触れるとダメージを受ける。 ※奸臣軍側→丘陵麓の奸臣軍が二部隊撃破されると、高俅達が怖気づいて油を流すように命じる。 童貫生存時、童貫軍大幅士気低下。 12:最期の強行軍-イベント11発生後、童貫軍の士気が2以下になると発生。 童貫がPCにここまで自分と共に戦ってくれたことに感謝の言葉を告げ、PCに配下を託して討伐軍本陣に単独で突撃をかける。 以後、PCの総合能力地が底上げされる。 13:王進参戦-イベント11後、梁山泊軍の何れかの部隊が丘陵麓に着いてから二分経つと発生。 王進が登場し、丘陵東の奸臣軍工作兵を打ち倒す。史進軍士気上昇。 以後、梁山泊全軍が丘陵東に向けて進軍する。 14:破邪の双棒-史進と王進が接触すると発生。二人が奸臣軍の兵を一頻り薙ぎ倒し、 高台に立つ高毬に向けて、一片の胆力があるなら剣を取って斬り込んではどうだと啖呵を切る。 梁山泊軍士気上昇、高毬軍士気低下。 15:鬼神咆哮-林冲、楊志、王進が高毬軍と接触すると発生。 今この時の為に自分は憎しみの苦界を生きて来たのだと各々が言い、高毬に向けて突撃する。 16:奸臣の最期-高毬を撃破すると発生。 PCが高毬を打ち倒し、全軍に向けて宋国の大毒をここに滅ぼしたと宣言する。 17:動乱の兆し-宋江を撃破すると発生。高キュウが皇帝を討ち果たすことを宣言する。 18:去思-童貫が敗走した状態で、宋江を撃破すると発生。PCが戦勝に沸く自軍を尻目にその場を立ち去る。 勝利条件・・・梁山泊軍:高毬の撃破 奸臣軍:宋江の撃破 敗北条件・・・梁山泊軍:宋江の敗走 奸臣軍:高毬の敗走
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/165.html
1 2 3 → 次へ お題 最後 開催期間 2004/07/14~2004/07/26 参加作品数 21 審査員 4人 本スレ 11の521-571 議論スレ 8の441-449 【チャンプ】 一日の終わり(人形使い):5点 【準チャンプ】 水戸黄門(最終回):3点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 524 Endrollが見えない - 1 525-528 説教する男 - - 529 兄弟 - - 532 アトラスト - - 533 最後の力 - - 534-535 一番最後に出来ること - 1 536-537 ラストスパート てるあき - 538 最後の日 - 2 539 満月に照らされた最後の言葉 - - 540 さようならグリーン 心霊写真 2 541 一日の終わり 人形使い 5 542 最後 - - 543 さなぎ - 2 545 救いは打ち込む草稿が残ってた事 - - 546 水の夢の天辺で 皮膚へタレ 1 547-548 7月18日(雨) - - 549 uhm...difficult - - 550 まるで明日もあるかのように - - 551 未処理 - - 552 水戸黄門(最終回) - 3 553 無題 - - 【審査員】 グリーンブック ◆yCYysoyX.A MUJINA ◆iXws.WGCLY Canopus ◆DYj1h.j3e. 快楽童子 ◆plhXCa4.HY 【採点レス】 560 名前:グリーンブック ◆yCYysoyX.A [sage] 投稿日:04/07/23 17 57 ID HW8+9avF 審査しました。すべて1点でお願いします。 534-535 一番最後に出来ること 541 一日の終わり 552 水戸黄門(最終回) 561 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/07/24 00 16 ID myPDsUu2 [2点] >540 さようならグリーン >541 一日の終わり [1点] >524 Endrollが見えない >538 最後の日 >543 さなぎ >552 水戸黄門(最終回) 566 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/07/25 07 27 ID BI5+1o+D 2点 541 1点 546 552 567 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [sage] 投稿日:04/07/26 22 19 ID teicFnYT 【1点】 538 :最後の日 543 :さなぎ 作品 ■▲▼ Endrollが見えない まるでドラマのようだったので てっきり大どんでん返しがあると思ってた あまりに悲劇的だったので ちょっとだけ現実を見失っていた 別にドラマだってハッピーエンドばかりじゃないけど 少しはハッピーな事もあるのかと信じてた ドラマは 墓の前で泣き崩れ そして明日を見て進んで行く青年の後姿で終わるけれど 現実は 墓の前で泣き崩れ そして毎日を過ごして行くその過程がゆっくり流れる 終わりは遠い とても遠い だから君達は 全力で 汗をかきながら 絶壁へと走って行くのだね その下が何も無い事を知っているから まだ今日が何度もやって来るので最後も最期も見えない 524 名前:Endrollが見えない[] 投稿日:04/07/15 16 56 ID ogqsVgXF 【コメント】 558 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/07/23 12 46 ID HJ4VIGpf 524 Endrollが見えない 終わりなき日常を生きるにはどうすればよいのか? 宮台ではないけれど、これは 90年代以降、私たちが抱えた問題意識。だが、あえて 問う。「まだ今日が何度もやってくる」という確信はどこから来るのか。 明日自分が死ぬ、とは思えないにしても、一年後、五年後、十年後に自分が生き長らえて いる保証はない、と私は強く感じる。そこらへんは年齢の差か、感性の違いか。 【得点】 1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ 説教する男 お前たちはどこまで身勝手なんだ 私をピラトのところに売り渡しておいて 私との関係を問われると 罪が己に及ぶのを恐れて 知らぬ存ぜぬを決め込むとは 私が処刑されたあとになって 悔い改めても遅い すべては真っ赤な罪贖感なんだろう 裏切った後味の悪さを誤魔化したい一心で 手前が人非人だってことを封印したいだけなんだろうが そのためにはお前たちは何でもする 私が死後三日目によみがえったって? ゾンビじゃあるまいし あろうことか 香油を注がれし者、メシアに私を仕立て上げ そのうえ 偉大なるソロモンの末裔だって? 笑わせるんじゃあないよ そうやって人を祭壇に祭り上げ 手前は体よく司祭に納まって 聖人君主ヅラしようっていう魂胆か 手前らのやることは すべて見え透いているんだよ さあ存分に食え 私の体をパンと思ってむしゃぶりつくがいい ストローでチュウチュウ啜ったか それとも クリストファーのように首根っこから かぶりつくか 私の血をワインと間違えて たらふく食ったようだね ヨハネパウロくん 君は食事のときもそうやって 重い宝冠を外そうとはしないのか ホラ 口の周りが汚れているよ ナプキンでちゃんと拭いて お前たちをもう一度ここへ呼んだのは ほかでもない 言っておきたいことがあるからだ 勘違いしないでくれ 私は神の子なんかじゃない しがない大工の倅さ それを何をトチ狂ったのか 世界じゅうの善男善女が両手をすり合わせ 私の前で膝まずく いい加減やめにしないか 子羊たちをたぶらかすのは 俗塵で煤けた魂を 懺悔とかいうゴッコ遊びで リセットできるって 奴らは本当に信じている 信じる者は救われるってか 好きにさせておけばいいさ ただ 私の名前を騙るのだけはやめてくれ それと 胸の前で十字を切るのは あのときの苦痛を思い出す ああ 古傷が疼く お前たちは何回この私を裏切れば済むんだ 頼むから 私を静かに眠らせてくれ お願いだ 食事が終わったら 自分の食器を片付けて 手をきれいに拭いて ここから出て行ってくれ すぐに 525 名前:説教する男/1st[] 投稿日:04/07/16 10 24 ID Tgy24Zx7 526 名前:説教する男/2nd[] 投稿日:04/07/16 10 29 ID Tgy24Zx7 527 名前:説教する男/4th[] 投稿日:04/07/16 10 41 ID Tgy24Zx7 528 名前:説教する男/Last[] 投稿日:04/07/16 10 42 ID Tgy24Zx7 ■▲▼ 兄弟 手を伸ばして 止まる 敵は2人 今食べてるものを あわてて飲み込む 唾液が少なく 少し苦しい 眼光鋭く お互いに 牽制しあう視線 自分の身体は動かない 争うのは たった一個しかない 最後のお饅頭 529 名前:兄弟[sage] 投稿日:04/07/16 10 54 ID CZYGM/+k ■▲▼ アトラスト 始まりの時には いつだってあの曲が聞こえてきた ノイズだらけのその音は いつだってあの静寂を作り出した 終わりの時にも いつだってあの曲が聞こえてきた 静寂に支配された部屋の中で いつだってあのざわめきを作り出した 最後の時にだって いつだってあの曲は聞こえてきた 夕日に染まる廊下のガラス 寂しくなった駐輪場 季節はずれの桜並木の中で あの子の背中を見送る時には いつだってあのスピーカーから聞こえてきた 532 名前:アトラスト[sage] 投稿日:04/07/16 22 59 ID gltyoiWT 【コメント】 558 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/07/23 12 46 ID HJ4VIGpf 532 アトラスと あの曲、って何だろう。それを書かないので余計に気になる。 3連詩で構成面で整いすぎているのが、私なんかは逆に平板に思えてしまう。 もっと破調があったほうが私的には好み。 ■▲▼ 最後の力 頑張って生きたかい? 生きてないよね? 最後まで戦ったかい? 戦ってないよね? ほら、握りこぶしをつくってごらんよ 君はまだ残してる 最後の力を 涙は枯れたのかい? 枯れてないよね? 今日で終わりかい? 終わらないよね? ほら、ちょっとだけ眠ってごらんよ 君にまた与えられる 最後の力が 起き上がれそうかい? 簡単じゃないよね? ぼくの声はきこえるかい? 聞こえてるよね? ほら、まぶただけでも持ち上げてごらんよ 君の絶望を力に 最後の力に 533 名前:最後の力[sage] 投稿日:04/07/17 03 31 ID J1QC78uX 【コメント】 558 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/07/23 12 46 ID HJ4VIGpf 533 最後の力 ひとを励ます詩、なんだろう。でも、絶望の淵に立っているひとに「ガンバレ」と 声をかけるとよけい辛くなることってない? むしろ逆に徹底的に地獄の底まで連れて行く ような詩のほうが開き直れて癒される、と思う私はひねくれ者なのだろう、きっと。 ■▲▼ 一番最後に出来ること この世が無くなるとしたら 一番最後に何がしたい? たぶん俺はこう答えるだろう 「考えたこともないからわからない」 ところがそんなことも言っていられなくなった どうやら明日 世界は消滅するらしい っておい どうするよ 何をしたらいいのかわからないぞ とりあえず美味しいものでも食べておくか ・・・・・店なんて開いていないだろ じゃあ自分で作るか ・・・・・不味すぎる そうだ綺麗な風景でも見に行こう ・・・・・道路は大渋滞だろうな しょうがない本でも読むか ・・・・・最後まで読めなかったら気になってしょうがない 寝るか ・・・・・最後ぐらい起きていろよ ・・・・・・・・・・・ あー!もう!わかったよ 何かをしようとするからいけないんだ 何もしない!それが一番 そんで鏡に向かって 飽きるまで自分の顔をながめてやる どうせこの顔とも最後だしな よし!決めた (一日経過) 「俺って以外と面白いな・・・」 ...............ー消滅ー............... 534 名前:一番最後に出来ること 1/2[sage] 投稿日:04/07/17 19 59 ID DoQthEpE 535 名前:一番最後に出来ること 2/2[sage] 投稿日:04/07/17 20 00 ID DoQthEpE 【コメント】 558 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/07/23 12 46 ID HJ4VIGpf 534-535 一番最後に出来ること 私だったら、いつものようにこのスレ開いて、いつものように詩を読んで、いつものように 詩を書くだろう。 560 名前:グリーンブック ◆yCYysoyX.A [sage] 投稿日:04/07/23 17 57 ID HW8+9avF 534-535 一番最後に出来ること けっこう好きな展開&脱力感でした。イイ感じです。最後の日は自分も適当に過ごします、たぶん(笑) 【得点】 1点 グリーンブック ◆yCYysoyX.A:1点 ■▲▼ ラストスパート 彼の体は暖かくなっていた まるでカイロのように 僕は白い息を出しながら駆ける まるで蒸気機関車のように 駆けろ! もうすぐ終わりなのだ ゴールが見えないのか 全力で地面を蹴れ! 前のやつを抜け ここは最後の直線 お前には見えるだろう 横を通り過ぎる電柱の群れが ものすごい勢いで通り過ぎているだろう そのペースで よし、抜いた! もう少しだ 精一杯腕を振れ! 力強く突き進め!! 彼の体からは汗が吹き出た まるでシャワーを浴びた後のように 彼は汗で濡れていた 536 名前:ラストスパート 1[] 投稿日:04/07/18 06 45 ID A786HMF9 537 名前:ラストスパート [] 投稿日:04/07/18 06 50 ID A786HMF9 【コメント】 441 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/07/26(月) 02 54 ID pTi/d7Ln 本536-537 自身の感覚が無いかのような鼓舞が終始「彼」が主語である ことにより示される。「僕」を「私」に置換すると詩全体が 性行為のために暗喩的となる。 443 名前:てるあき ◆DDfwggPC.. [] 投稿日:04/07/27(火) 07 35 ID oqCKq1z7 ちなみに僕は 536-537 :ラストスパート を書きました 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/501.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 作品 ■▲▼ ワイン旅行 768 名前:ワイン旅行 [] 投稿日:03/11/19(水) 21 47 ID nNF57dMu New!! ガラスに注がれた血を見つめて その世界への準備を確かめる 1・バスロープでラクに 2・適度な音量でジャズを流す 3・明かりは部屋全体が暗めのオレンジになるように 1息ついたら テーブル越しの いもしない最愛の君と 乾杯をしたら 旅立とうか 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 負け犬のワイン 769 名前:負け犬のワイン [] 投稿日:03/11/20(木) 01 20 ID t6fNy5Hv New!! 今日は俺の誕生日だから 洒落た事がしたくてね いつもは焼酎飲んでるけど 今日はワインを飲もう 適当な近所の酒屋に行ったら 酒屋の親父がソムリエ資格もってて しゃらくさい薀蓄を垂れ流すから 俺は言ってやったよ 「赤の、一番安いの下さい」 ワインだけ買っても肴がないとね ワインに合う食い物は チーズしか知らないから スーパーで安売りのプロセスチーズ 一袋買って帰った 帰ってから気づいた 家には栓抜きがないんだ 仕方ないからマイナスのドライバーで コルク栓を破壊することにした コルクのカスが浮いてるけど 一応栓は開いた ワイングラスもないから いっそのことラッパ飲みするか 一口含んではコルクを吐き出し プロセスチーズで渋みをごまかし 旨くも何とも無いけど ボトル1本で泥酔して 喉がコルクでいがいがするけど 飲み慣れない酒飲むもんじゃないな もう意識も白濁してきて 散乱するチーズの包装紙 空のボトルを抱きしめて ああ、歳取ったよ、とつぶやいて 独り、寝る 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ マリッジブルー 770 名前:マリッジブルー [] 投稿日:03/11/20(木) 01 37 ID k7KuDC5F New!! P1 私は昨夜、 初恋の人と再会した。 がらんどうになった心の中を、 しくしく涙で埋めていた夜に。 意味もなく、 どうしようもなくただ切なくて、 町の明かりも乏しい窓の向こうに、そんな夜に、 ふと彼は現れた。 771 名前:マリッジブルー [] 投稿日:03/11/20(木) 01 38 ID k7KuDC5F New!! P2 何から思い出しても、頬が赤らむようなことばかり、 少しは私も大人になったところを見てもらいと思ったた。 彼はあの頃の瞳のままで、 いつからか遠く離れてしまったものを、 記憶の隅から 次々と引き出して来る。 772 名前:マリッジブルー [] 投稿日:03/11/20(木) 01 39 ID k7KuDC5F New!! P3 私は思わず、 すっぴんの顔を手で覆った。 それから丁寧に お化粧をして、 純白のドレスを着た。 せめてもの強がりにシャンパンを あけて、もう一度、頬をルージュに染めて魅せた。 774 名前:マリッジブルー [] 投稿日:03/11/20(木) 01 40 ID k7KuDC5F New!! P4 く ら ...く ら と グラスに 微睡む思い出は、 夜の淵へ 深く落ちていく‥ ‐‐‐‐ 朝、頭痛と目覚めた。 鏡の前には、 空っぽ になった瓶と、 グラスが ‐ひとつ‐ 転がっていた。 計4P 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ワイン行進曲 776 名前:ワイン行進曲 [sage] 投稿日:03/11/20(木) 21 49 ID Gse49BWQ New!! 飲まなければ 手が震え 飲みすぎれば頭が痛い 適度適度と言い聞かせ 反省しまくり グラスさん 常連の店は ブスばかり 初めての店は ボッタくり 行くぞ行くぞと 挑戦し 後悔しまくり グラスさん 行かなければ 店の子からの電話 行ってみれば 他の客の相手 ハメるぞハメるぞ決意して 失敗しまくり グラスさん 諦めようと 二度あることは三度ある 諦めるなと 三度目の正直 どっちだどっちだ 正解どっち 自問自答の グラスさん 金がないから 昨日はビールと決意して 金があるから 今日はワインと決意して 飲むぞ飲むぞと 浮かれてる 突撃あるのみ グラスさん 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 中和する世界 777 名前:中和する世界 1 [] 投稿日:03/11/20(木) 22 08 ID XiFvUUdM New!! マッドスクリット通り 地区150年のアパートの405号室 煙草を吸った むかつく煙を赤ワインで中和させ いい感じだ 長くは続かなかった 繰り返す後悔と期待 長くは続かなかった それでも繰り返す この調子で行け もうやめにしたい くだらねーか? 音楽がうるせー うるせーんだよ もう効かねーんだよ 誰か音量をしぼれよ 778 名前:中和する世界 完 [] 投稿日:03/11/20(木) 22 09 ID XiFvUUdM New!! 彼女が出ていったのは俺が眠りから覚める5分間 5分間 俺は身動きがとれなかった とらなかった うるせー そんな女いねーんだよ あと少しこのステレオが俺を苛立たせてくれたら 毎晩バカ騒ぎしてる隣人と、密かにこの部屋を盗聴している大家の頭をライフルでぶっ放して やっとこの部屋から出れるのにだなんて妄想 くだらねえなぁ 世界が中和しているから悪いんだ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ わぁいーん!! 6 名前:わぁいーん!! [] 投稿日:03/11/21(金) 21 35 ID 63SDdgP9 と、駆けてばかりの少年は ロクにことばがしゃべれずに いろんなものが垂れていたけど くちいっぱいにそう叫んでいる時 たしかに空をとんでいた 母やベッドが死んだとしても くちもとに引力がひっついて べとついたとしても きっとなにかを叫べるはずで たかいたかい出口にとどく手を そんなにほしくはなかったよ あしたもあしたも わいんわいん 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 家族回顧 7 名前:家族回顧 [] 投稿日:03/11/22(土) 03 45 ID 4slmDhtz 仮面の人がワインを呑むのを…… 呑む振りしかできない人を…… 犬だから飼われているから、 主の満足は自分の喜び…… おどかしてみたい こわい顔 大きな声で ここしかないから (そんな)自分を認めて 相手(きもち)を 尋ねる 世の仕組みに竿突き立てれば 誇りも塵も舞い上がる ささやかな人たちの まじめな 仮面劇 呑み干したワインは仮面を 酔わせて ほんのりと…… 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/410.html
ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 無人駅 たった一人だけの島式ホームを 何度も快速が通り過ぎる 誰も立ち止まらずに いつ来るかわからぬ鈍行を待 わたしは口を震わせながら 凍てつく寒さの駅のホームで 枯れた木々をじっと眺めてた 誰かわたしを連れてって 殺風景な冬は飽きたわ 遠い国へ逃げたいけど 鈍行はいつもやってこない わたしは枝のしおれた草を見ながら どこまでも続く雪を眺めて 白いため息をそっとはいた 誰かわたしを連れて行って あのトンネルの向こうに 心まで凍らせたくはないの 列車はいつもやってこない 410 名前:無人駅 投稿日:2005/05/13(金) 20 32 05 ID 9+uxDIqr 【コメント】 444 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/17(火) 00 28 13 ID vp+2FgX3 410 列車が停まらないなら、歩いていけるさ、てのは強者の論理かな。情 景にしても感傷にしても、既読感が強いです。 101 名前:葉土@ごめんなさい [sage] 投稿日:2005/05/19(木) 07 06 14 ID RIYv7zyd 410 無人駅 「誰かわたしを連れてって」 っていうフレーズと少女ちっくな「----の」というせりふが詩をなんか薄いメロドラマに してしまってる。 【得点】 0点 ■▲▼ サルベージステーション 夕焼け丸焼けの一刻の切れ端 僕は流れる大衆の背より低い声で叫ぶ 「この僕には朝が来ない」 サラウンドの影 神様すら覗かないほど人気のない壁際で目を光らせ 最近の流行歌が耳から抜ける 手にもつコーラ瓶の中見と同じ 裂けた空間 こうする間にも黒さが染みてくる地面とじっと眺め おぼろげに残った記憶の一片をなぞる 何年か前のある街にある駅のことだ 飾りのない屋根と浮腫んだ窓 カラス達の遠吠え いっせいに群がる一匹狼達 その駅には一つの井戸がひっそりあり 飲み水すらまともには汲み出せない 井戸を覗くと何やら底でピチャピチャと跳ね回る音 まさか魚ではなかろう 側にあった年季の入った汲み桶を下へ投げてみたが パコンと空の音がするのみ さっきのは幻聴なのか 退屈を感じながら桶を引き上げる すると どういうわけか桶の中に二つに折った紙が入っていた 誰の仕業か 恐る恐る紙を開くと サラサラと白い砂がこぼれ落ちた それはまるで砂時計の中の砂が落ちてゆく情景と似ていた 僕はその落下に見惚れた ふと何処の誰かが言った 「この砂は今まであなたが無駄に費やした時間達だ あなたの中に残る時間は今もあなたの中に流れているが これはそうではない これはあなたが嫌い阻害した残骸達なのだから」 砂は紙の上からではなく開いた折り目の端から出ているようだ この砂の流れを眺めていると いつしか気が遠くなりそうな気分になる 紙を閉じると砂はピタリと止んだ そして自分が間違っていることに気が付いた 欠点と失敗を削除したがる愚かな自分 記憶の底で忘れていた失望 諦め 嫌悪観 しかしそれらは全てが全て「人生の過ち」ではなかった ただ無限に続く無気力と抗争に明け暮れる毎日はもう必要ない この砂の流れを美しいと思う心が有るならば こぼれた砂を血に出来る 思い出してみたあの井戸のこと 気が付くと僕は公園のベンチに横たわっていた 何故こんなところにいるかは記憶にない 何も考えられずただボーっとするだけ 時々通る通行人達は僕には目もくれない ふと手に何か持っていることに気付く 今まで持っていたコーラ瓶だ ズッシリ重い 中には沢山の砂 一粒一粒光り輝いている あの記憶の一片はなんだったのだろう もしかして 本当はあの駅 いや 井戸を訪れたことなどなかったのかもしれない 赤い空が闇に飲まれてゆく 弱肉強食を繰り返すかのように 今の僕はとりあえず 瓶の中の砂を手にとって遊んでいる 411-412 名前:サルベージステーション 投稿日:2005/05/13(金) 20 41 32 ID Jc61nwTK 【コメント】 444 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/17(火) 00 28 13 ID vp+2FgX3 411-412 なかなか難しいテーマにトライしましたね。途中で説明的な文が 強く出てしまったのは残念。それよりも「駅のなかに井戸がある」という不条 理な情景を前面に押し出してはどうだったんだろう。時間と駅との関係とか。 102 名前:葉土@ごめんなさい [sage] 投稿日:2005/05/19(木) 07 06 52 ID RIYv7zyd 411 サルベージステーション すごく読みづらいです。基本的に幻想譚なんだけど、その幻想性が文体に反映されてないんで、 (説明ちっく)世界に入りにくい。 表現されている筋そのものはいい感じなんで、もっと工夫して書いてほしい。 【得点】 0点 ■▲▼ 「新大阪」 何度も振り返る 改札を抜けてその姿見えなくなる迄 そしてちぎれる程手を振る 約束は嫌いだと言うから 何も言わずただ振り返っては手を振り続けた 券売機の前で困った顔してごめん 本当はお金が足りなかったんじゃない 今日借りた千円をいつか返す為だった 終電まで付き合ってくれたお蔭で 自由席は程よく空いていてすぐに座れた けれど静か過ぎる車内は 祭りの後の物悲しげな静けさに似ていて耐えられそうにもない だけどメールを送るのは止めておくよ 寂しさに流されるまま約束を求めてしまいそうだ 目を閉じると改札で見送ってくれたその姿が焼き付けられていた 413 名前:「新大阪」 投稿日:2005/05/13(金) 23 58 09 ID gmAsz5t7 【コメント】 444 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/17(火) 00 28 13 ID vp+2FgX3 413 この描写だと、博多でも仙台でも名古屋でも尾道でもいいよなあ…。 関西弁をつかう必要はないけど、あなたならではの新大阪をみせてほしかった です。タイトル「新大阪」という狙いはいい、と思うんで。 83 名前:シオン ◆poetsyov/2 [sage] 投稿日:2005/05/18(水) 20 13 46 ID V2nFBX4C 【本スレ413 「新大阪」】 突っ込みたい所はありました。 相手との関係やどういう状況での別れなのかとか、 もう少し説明があってもいいんじゃないかなとか。 終電とか自由席とかの説明は要らないんじゃないかなとか。 でも、それらを含めた荒削りな感じに、 作中人物の初々しさが重なって見えて、いいなぁと思えました。 97 名前:抑揚 ◆zdToTOrock [sage] 投稿日:2005/05/19(木) 06 17 30 ID HlUfAZQn 83、 本スレ444、 本スレ448 毎回の審査お疲れ様です 寸評㌧です、「新大阪」書きました。 ああいうストレートな文体で「おお!」と言わせれたら 格好良いなと思って書いたけれどまぁまだまだです。 102 名前:葉土@ごめんなさい [sage] 投稿日:2005/05/19(木) 07 06 52 ID RIYv7zyd 413 「新大阪」 遠距離恋愛の束の間の別れ。(束の間ではないかもしれない。) 【得点】 1点 シオン ◆poetsyov/2:1点 ■▲▼ 人生(いきる) あたたかい家庭にいとまごい告げる ぼくは駅に向かう 電車の中は明るくてよそよそしい なんでこんな生活してんだろう と思ったら 心の中 雨が降りだす まさか本当に泣けないから じっとガラス窓 外の夜を見ていた 電車の滑り込む駅は明るいけど やはり 今は夜らしい 影が足元や壁際のあちこちに へばりついている 夜は悲しみを隠してくれる 明日になってもぼくの夜はつづく やれやれ マイナスの悪循環か マイナスが 落ち込むぼくのマイナスをまた作る 電車は止まり ボーっとしてるぼくの前の ドアがひらいた 乗換駅なんだ 次の電車に乗らなくちゃ 乗換えがわずらわしかったのか? 早くうちに帰りたくなかったのか? 大きく遠回りして帰ったこともあったけど まだ夜も更けていないのに 遠回り先で終電に乗りはぐれた 馬鹿だと思いながら線路の上を歩いた 涙も出なかった もし駅がなかったらぼくの生活はどうなっていただろう 今までに行ったことのある土地はそっくりすべて 足跡をつけることができなかっただろう 足跡といってもぼくの想い出の中だけにすぎない それでもぼくの今までなんだ 記憶はずっと小さい範囲に限られてしまう かえって 狭い土地で濃密な記憶ができるだろうか……? 駅からハキだされる気がするぼくだけど 駅に飲み込まれるときはわずかにワクワクすることも…… 平板な生活 わずかにワクワクして駅に向かい すーっと吸い込まれ ちょっとあっけなく 騒音がファンファーレのように電車が ぼくの前に止まる 時間が止まる いろんな人がみなおなじ電車に乗ってる みんな時間が止まってる 本でも読むか うたた寝するか 吐き出された駅は目的地 時間が動き出し ぼく相応の時間がすぎていく 疲れるか 失望か 満足か 歓喜か 過ごした時間なりの気負いで ぼくはまた駅に吸い込まれる そして 吐き出される駅て一日が終わる ぼくには家がなかった もし駅がなかったら家のないぼくには何も残らない そう思うとさびしくなる 風雨にさらされるのっぱら 人の通る足跡だけが踏み分けられて その通りすぎた人の気配の そばに誰にも相手にもされないぼくがいる それはそれ相応でぼくはぼくなんだ でも 駅があったから 誰とも知らぬ大勢の人と時間の止まるひととき すごすことができたり 人肌の汗ばみを感じることができたり まだ知らない幸せなのかもしれない ワクワクして駅に向かったり もし駅がなかったらぼくはどうなっていただろう そう考えるのはワクワクしない やはり 駅はすいこまれてどこかにつながっている だから ほんのちょっとだけワクワクする でもなんにも起こりっこない この先のことがわかってきて 改めて考えてみる もし駅がなかったらぼくはどうなっていただろう ちょっと不安になる やはり 駅はすいこまれてどこかにつながっている だから ほんのちょっとだけワクワクする 414-418 名前:人生(いきる) 投稿日:2005/05/14(土) 03 40 56 ID FY7TGNpy 【コメント】 444 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/17(火) 00 28 13 ID vp+2FgX3 414-418 「ぼく」はひとりの人間なのか、それとも複数の視点から書いた のか、読んでて混乱します。多分、前者なんだと思うけど、それだとあちこち に破綻がありすぎるように思われます。 102 名前:葉土@ごめんなさい [sage] 投稿日:2005/05/19(木) 07 06 52 ID RIYv7zyd 414 人生(いきる) 思いつくままにだらだらと書き連ねたような気がしましたよーー。 もっと結晶化してくだされ。。 【得点】 0点 ■▲▼ ハタチ新宿スティション 人が飲まれて雑踏を作る あたしの夢にだって こんなに大勢の人は 出てこない 駅から出た空は青く 目的を持たない人を 殺す気がした 駅ビルに溢れる時給の笑顔 無表情の通勤電車 歓楽街に向かうキャバクラ嬢 にきび顔の制服達 本を売るホームレス 君に夢はある? って1985年でも2005年でも この駅に群がる人達は 問い続けた 知りもしないノスタルジアに 身を浸して あたしが死んでも 誰も知らないこの場所に あこがれ続けた 色も音も言葉も人も たぶん夢も 氾濫しているけど 無彩色で無音になっても 駅は人を飲み続ける あたしは無くなったものに きっと気づかないままでいる 419 名前:ハタチ新宿スティション 投稿日:2005/05/14(土) 06 57 11 ID ZiCmzSxA 【コメント】 444 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/17(火) 00 28 13 ID vp+2FgX3 419 魅力的な語り口で、一気に読ませるね。中盤の上手さは唸りました。 「あたしが死んでも」あたりから、ちょっと未整理なのかな、分りにくくなっ た。特に「無くなったもの」は、何を指しているのか、ほとんど不明でした。 75 名前:39 [sage] 投稿日:2005/05/18(水) 12 03 44 ID wvjN6wys 本スレ 419の「新宿ハタチステーション」がいい。 「上手な詩」という意味でもなかなかイケるが、 何より作者のリアルな実感を匂わせながらも 立体的な詩世界に読者を連れ出してくれる「いい詩」である。 最後のほうは作者の意識を越えた「言葉にできないもの」へと読者を放り出すが、 放り出されたその場所のなんと広いこと。 最初から最後までこの広さで詩が綴られていては読者は入って行きようがない。 しかし最後に放り出されることで、読者はその場所にどんな空気が流れているのかがわかる。 ぼくらは日々成長しながら日々何かを無くしつづけている。 無くしたものを集めてひとつの茫漠とした場所を作る。 その場所は、ぼくらに共通の懐かしさと切なさを与える場所ではないだろうか。 この詩が連れて行ってくれた場所にはそんな空気が流れていた。 83 名前:シオン ◆poetsyov/2 [sage] 投稿日:2005/05/18(水) 20 13 46 ID V2nFBX4C 【本スレ419 ハタチ新宿スティション】 日常の中で堆積していく疲労や不満、 何事もなく磨耗していく夢や希望。 気付かない内に自分らしさとかそんなものが、 飲み込まれていくことを自覚しながらも、 あらがわずに流されていく、 そんな感覚に、共感を抱かされました。 夢、という言葉が何度も出てくるけれど、 そこに意味を置こうとしない所が、 「あたし」らしくていいですね。 だけどまだ青空に殺される気がする辺りが、 ハタチなんでしょうね。たぶん。 102 名前:葉土@ごめんなさい [sage] 投稿日:2005/05/19(木) 07 06 52 ID RIYv7zyd 419 ハタチ新宿ステイション 切り捨てるように連なる描写 冒頭から「本を売るホームレス」までの連なりがいい。 君に夢はある?から以降、かかりうけがどの範囲にかかるのかがわかりにくくて、 流れが切られてしまいました。一気に読ませるための工夫をお願いしますーーー。 最後に自分も気が付かないところに気が付いているのはいいなあ。 【得点】 1点 シオン ◆poetsyov/2:1点 ■▲▼ 光りに満ちた自由へのレール 田舎街の駅のホームに屋根なんて物は存在しない 代わりにあるのは、緑林の枝々が折り重なって出来たトンネル そのトンネルは ただ義務的に広がるだけの空を隠して 五月病誘う厄介な風が吹けば、小さな木漏れ日を遇想に零した 木製のベンチでは パンくずを器用につつく小鳥たち 「存在価値」とか「必要性」なんて言葉を微塵も蘇らせないプラットホーム 石で積み上げられた土台の上に、錆びた鉄のレール レールは50メートル先で大きく曲がり、続きは見えないが 開放の自由へと繋がっているのだろう 東京で毎日圧縮された車両に乗り込み 改札を吐き出されるように抜ける生活が嘘のようだ 40過ぎてからのリストラで生きる希望なくしていたが この街へ来て本当に良かった 俺はまだ人生の行き先も目標も定まらず 50メートル先に怯えているが これから続く道に光りは絶えない そんな気がしてならない そして俺は白線の内側で、真っ直ぐと立ち 数分後の列車を待った 420-422 名前:光りに満ちた自由へのレール 投稿日:2005/05/14(土) 09 56 19 ID wlqSvWw1 【コメント】 444 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/17(火) 00 28 13 ID vp+2FgX3 420-421 ああ、こんな駅の風景は、ぼく大好きです。ぼくの故郷には緑に 濡れた駅が、確かにありました。ただ、途中から日記調の文体になってしまう のはいいとして、レールの先が自由に繋がるって発想は、なんか古臭いね…。 102 名前:葉土@ごめんなさい [sage] 投稿日:2005/05/19(木) 07 06 52 ID RIYv7zyd 420 光りに満ちた自由へのレール 1段目の牧歌的な風景 2段目彼の事情の現実。 この二つがうまくかみ合ってないです。何か別々の詩を読んでいるような印象を受けました。 【得点】 0点 ■▲▼ 駅漏れ オーバーラン 423 名前:駅漏れ 投稿日:2005/05/14(土) 13 38 14 ID oCB06vYh 【コメント】 444 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/17(火) 00 28 13 ID vp+2FgX3 423 ノーコメント。 【得点】 0点 ■▲▼ 明治の唄 新橋という名の町に新たな道が作られる ざんぎり頭がまだ残るこの国では レンガの家も受け入れられる 江戸の思想が残る今では 戦は起こる鹿児島を揺らす 血の香がただよう城山か 和歌山の海に船が沈む 悲しみを運命と言い 押し殺し続けている 黒い煙を吐く塊の中 悲しむ事を止め孤独と過ごす 明治の花びら1つずつ 散っていく姿は国を見る様 次は横浜 424 名前:明治の唄 投稿日:2005/05/14(土) 14 46 05 ID lyUe0qIS 【コメント】 445 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/17(火) 00 56 43 ID vp+2FgX3 424 結構考えて作られた詩だと思います。ぼくの希望としていうなら、詩 全体に陸蒸気のリズムがほしかったのと、エピソードが3つだけなら、やっぱ り鉄道を絡めたもので固めたかったです。最終行、よかった。 102 名前:葉土@ごめんなさい [sage] 投稿日:2005/05/19(木) 07 06 52 ID RIYv7zyd 424 明治の唄 鉄道唱歌を思い出しました。あれって100番以上あるんだよねええ。 「起こる」ってなあ「怒る」なんだろうか? できたら、5,7調で書いてほしかった。。 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/617.html
1 2 3 → 次へ お題 音楽 開催期間 07/03/08~07/03/20 参加作品数 20 審査員 11人 本スレ 18の471-540 議論スレ 15の60-134 【チャンプ】 ある音楽のための十六のレビュー(長介ジュニア):13点 【準チャンプ】 エゴが鳴る:7点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 472 団結 - - 474 エーン - - 475 equality - 5 476 無益の歌 - 2 477-478 死んだ音楽 soft 5 479 エゴが鳴る - 7 480 (心) おれ 5 481 歌う男 - 3 482-486 ある音楽のための十六のレビュー 長介ジュニア 13 487 ひびき - - 488 シャボー - 2 489 ゲラゲラ - - 490 響き ゼッケン 6 491 solo みたらしひかる - 492 消える練習 - 2 493 初ライブ観賞にて - - 494 百円シンガー あぶく 4 496 天国の言葉 地獄の言葉 - 2 499 ポジティブ・変拍子 - 3 500-502 lady maid - 6 【審査員】 螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk シオン ◆poetsyov/2 Canopus ◆DYj1h.j3e. みたらしひかる ◆aglqL.ViKQ ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 葉土 ◆Rain/1Ex.w ナナシー ◆zMYfgmhp9w あばらや ◆61ynRipd12 ◆OPBYKkBBNQ 【採点レス】 505 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 01 52 56 ID faWm73RC 475 equality ○2点 476 無益の歌 ○ 1点 508 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 02 53 42 ID faWm73RC 477-478 死んだ音楽 ○1点 479 エゴが鳴る ○ 3点 480 (心) ○2点 510 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 03 44 01 ID faWm73RC 481 歌う男 ○ 2点 482-486 「ある音楽のための十六のレビュー」 ○ 1点 513 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 04 52 03 ID faWm73RC 490 響き ○2点 515 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 05 36 17 ID faWm73RC 494 百円シンガー ○2点 517 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 06 35 52 ID faWm73RC 496 「天国の言葉 地獄の言葉」 ○1点 499「ポジティブ・変拍子」 ○1点 500-502 「lady maid」 ○ 1点 520 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/03/17(土) 07 40 41 ID R7ZIsZC2 475 3点 476 1点 479 2点 480 1点 481 1点 482 1点 492 2点 496 1点 523 名前:シオン ◆poetsyov/2 [sage] 投稿日:2007/03/17(土) 22 33 14 ID fpudlBHr 各1点 479 「エゴが鳴る」(真摯な姿勢に) 490 「響き」 (心地よいリズムに) 499 「ポジティブ・変拍子」(個人的な郷愁に) 524 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2007/03/17(土) 22 57 01 ID Q6xbcHfr 3点 482-486 「ある音楽のための十六のレビュー」 525 名前:みたらしひかる ◆aglqL.ViKQ [sage] 投稿日:2007/03/18(日) 20 56 02 ID v84uC78j BE 532721669-2BP(350) 482-486 「ある音楽のための十六のレビュー」 3点 477-478 「死んだ音楽」 2点 527 名前:ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 12 09 10 ID kQVK9M1c 480 「(心)」 1点 482-486 「ある音楽のための十六のレビュー」1点 488 「シャボー」 1点 500-502 「lady maid」 1点 529 名前:長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17 51 10 ID dgLmBPUT 加点は 494 「百円シンガー」 477-478 「死んだ音楽」 に2点 479 「エゴが鳴る」 500-502 「lady maid」 に1点でござる。 530 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21 24 29 ID COEV4aQ+ 482 ある音楽のための16のレビュー 1点 531 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21 25 14 ID COEV4aQ+ 488 「シャボー」 1点 532 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21 26 18 ID COEV4aQ+ 500 lady maid 2点 533 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [age] 投稿日:2007/03/20(火) 22 24 55 ID 0lsM2rAh 480 「(心)」 1点 482-486 「ある音楽のための十六のレビュー」 1点 535 名前:あばらや ◆61ynRipd12 [sag] 投稿日:2007/03/20(火) 22 36 15 ID 368lNnCt 482ー486 1点 490 1点 536 名前: ◆OPBYKkBBNQ [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 23 55 44 ID fhcGy0zF ※二点 490響き ※一点 482-486ある音楽のための十六のレビュー 499ポジティブ・変拍子 500-502lady maid 作品 ■▲▼ 団結 小さな小さなヒトカケラ その小さなかけらを集めて並べ 音楽が生まれた 一つ一つには意味を持たない しかし、それが複数集まれば 音楽ができ、歌が作られる 世の中には手と口だけで すばらしい曲を奏でる部族がいるとか 彼らも最初はただの打撃音 それがつなげられ、分けられて 芸術に変わった だが、彼らも一人だけでは何をしているのかわからない 十数人集まり、統制をとって、 リズムを取りながら始めれば 音楽に変わる 音符一つでは曲は作れない 音符が集まり曲になる 音符のように人々も うまく集め並べれば 美しいハーモニーを奏でられるのだが・・・ 472 名前:団結[] 投稿日:2007/03/08(木) 22 50 04 ID tRxVePNJ 【コメント】 504 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/03/17(土) 01 29 27 ID R7ZIsZC2 472 内容はとても素直で無垢なメッセージ。したがってどこかの宗教団体のパンフレットのようにも読めて しまいます。学校で作文として提出すると確実に誉められる、と言い換えてもよい。私の文学観では このような内容は文学足りえないと思っております。いわゆる常識的見解をひっくり返すようなもので ないと、わざわざ文芸にする必要はないのではないか、ということです。音楽のハーモニーを人と人との 調和に置き換えるという発想も当たり前すぎますが、何よりもその音楽理論が、もはや古びたクラシック 音楽の理論を基にしているため、実は現代では破綻しているということも明記しておきたい。リズムと メロディとハーモニーを音楽の三要素と定義づける似非科学的な誤謬は、例えばソロでアカペラ歌うのは 音楽ではないのか、ドラムソロは駄目なのか、あるいはリズムとテンポというものを混同してないか、などの 疑問をいくつか提出するだけで正せてしまうほどに、今では何の説得力も持ちえません。アフリカの太鼓 をプリミティブと設定してそこから音楽の進化論を語ろうとする西洋人の差別主義すら見て取れてしまいます。 芸術という単語が軽々しく出てきますが、打撃音ひとつにリズムだけでない豊饒なメロディやハーモニーを 聞き取れないセンスなき人間が、音楽を芸術などというものに「貶めた」という認識すら私などは持っております。 505 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 01 52 56 ID faWm73RC 472 団結 小さな単位から一つになる過程をつながりとして人と音楽の関係を歌っているかのようです 団結というオーケストラも一人一人のより良き統制と 集合により奏でる音楽 どれ一つ 単体では意味を持たないものであるという 人の関係と旋律形成が似ていることを芯にして 書かれているので最終行 中々人間というものはうまく団結し音楽を奏でる状態になれないのだけれど という含みを残していて バラけた粒の無軌道が団結するときを暗示するようで 音楽的な箇所に感じ取れました 521 名前:シオン ◆poetsyov/2 [sage] 投稿日:2007/03/17(土) 22 30 42 ID fpudlBHr 472 「団結」 言いたいことは分かるんだけど、少し荒いかも。 >一つ一つには意味を持たない >彼らも一人だけでは何をしているのかわからない この辺りから、群れを外れた人は、無価値で不要な人間なのかなと。 思えてしまったので、詩の主張自体はいいなぁと思うのだけれど、 素直に耳を傾けられなかった。 527 名前:ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 12 09 10 ID kQVK9M1c 472 「団結」 0点 つまり、人は一個の音符のように好き勝手に並べられるものじゃないということなので。 530 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21 24 29 ID COEV4aQ+ 472 団結 説明に終始。 60 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2007/03/17(土) 09 33 28 ID 6dalwscP 団結 和音とあるべき人間関係との相似に気づき現実の不協和音への 憂鬱を優等生的な立場で語る詩の印象はそのタイトルのそれが 示すようにかちかちです。文法的にどうかと思われるところが二つ ありました。 ■▲▼ エーン まーくんどこにいるお?( ^ω^) 。・°(^ω^)°・。 エーン 474 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2007/03/09(金) 23 06 38 ID RE6jXe3U 【コメント】 504 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/03/17(土) 01 29 27 ID R7ZIsZC2 474 エーンと泣いております。その割には笑ってるように見えます。抑揚のない泣き声が不気味な音として聞こえました。 505 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 01 52 56 ID faWm73RC 474 作品であるのか 誤爆であるのか よく分からないところが息抜きになります といっても 二作品目でありますね “エーン”という泣き声らしきもの 音楽といわれれば音楽だと思います 521 名前:シオン ◆poetsyov/2 [sage] 投稿日:2007/03/17(土) 22 30 42 ID fpudlBHr 474 「エーン」 これは投稿作品ではなさそうだけど。とりあえず、なんで笑っているの? ■▲▼ equality 幸せなら手を叩こう 僕は不幸だから叩かないけど 君の人生はハノンのようだ 誰の人生が単調じゃ そう短調みたいな響きだよ 誰の人生が悲しいねん 誰の人生が 才能の世界である 招待された 君のその才能を誇示する場に 僕は喝采を送らない 才能の世界である 君の人生は 僕の人生は 結局 結局 そうさ僕らはこの世界を愛している 幸せなら手を叩こう 才能を一度忘れよう 今はただ 僕らに喝采を送ろう 475 名前:equality[sage] 投稿日:2007/03/10(土) 00 57 00 ID ek1y52Yl 【コメント】 505 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 01 52 56 ID faWm73RC 475 equality “幸せなら手を叩こう”のメロディーを久しぶりに思い出しました 音楽という“才能”の世界にいる“君”なのだろうかと それとも喝采を送らないという“僕”の 知らない世界の中の“才能”を告げているのか 君と僕の世界 才能の世界の対比を感じると イメージに奥行きが出てきて 余韻が残る “僕ら”という幸せにある喝采は才能という世界から 脱したとき響き渡るメロディーと感じました 素敵です ○2点 506 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/03/17(土) 01 55 10 ID R7ZIsZC2 475 坂本九のヒット曲からハノンに持っていく流れが素晴らしい。しかも単調は短調という駄洒落は実は私の音楽観とも 合致するのでとてもよくわかります。ハノンやツェルニーは確かにつまらない。バイエルやブルグミューラーの方が 練習曲なのに名曲の宝庫であります。つまり技術的難易度とは別の単調な(短調な)音響を作者は聴き取る耳を 持っている、と勝手に誉めてしまう私です。さて、内容はこれまた奥行きがあって、ただの「イクォーリティ」を主張して いるわけではないところがミソです。才能の世界、という言葉。これを弱肉強食のようなせちがらい世の中一般の メタファーとして読むのももちろんアリでしょうが、ここはお題の音楽に絞ってみても、あるいは世で芸道と呼ばれる この板の文芸などに範囲を狭めても面白い。限定すればするほど弱肉強食という非道に見える単語は、その意味を 反転させて輝くからです。つまらない作品が優れた作品に淘汰されていくのを見るのは誰だって痛快でありましょう。 支持が少なければ連載打ち切り、人気がなければヘッドアクトも前座に食われていく。そういう切磋琢磨が健全に 機能している場において、そのジャンルは輝きを放ち、ファンを熱狂させる。だからこそ当事者としてはライバルに 「喝采は送らない」わけですが、それでもその「世界を愛している」。健全かつ残酷な競争を一時だけ忘れれば、 その「世界」に棲む「僕ら」には「喝采」も送れるだろう。その一点において平等なんだ、それでいいじゃないか、という ある種の達観は胸を打ちます。手も叩けるというものです。態度でも示せるということです。3点。 521 名前:シオン ◆poetsyov/2 [sage] 投稿日:2007/03/17(土) 22 30 42 ID fpudlBHr 475 「equality」 音楽には疎いのだけれど、他人に自分が得たかった喝采を送るのは、難しいよなと。 で、そんな事に拘らずに、自分の好きなものに素直に喝采を送れるのは、 うん、幸せだよなぁと。納得した。 528 名前:長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17 49 24 ID dgLmBPUT 475 「equality」 最初の二行が好きでござる。この詩の全体のリズムが好きでござる。 ただ、主題はあまり好きではござらぬ。「才能」という言葉が 検証されずに使われているからでござる。いったい、才能とは何でござろうか? 530 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21 24 29 ID COEV4aQ+ 475 equality 散漫。 60 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2007/03/17(土) 09 33 28 ID 6dalwscP equality 「幸せなら手を叩」くという状況において「叩かな」ければ自ずと 明らかになる「不幸だから」という語を削ればスピーディな第一連 になったのではないでしょうか。それよりも第二連以降全く「不幸」 な感じがしていないと思います。 124 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 00 37 29 ID cSlWKDJV equality 書かせていただきました 芸術は誰にも等しいという信念を 自分が好きな芸術、音楽にかけて書きました 音楽が好きで一般からは外れた用語を使いましたので 万人に理解されない事を前提に、狭い感じで書きましたが、 まんこ将軍様に全てを理解して頂き嬉しく思います。 しかも3点貰ってしまって感無量です ていうか本当に全てを解釈してもらったので特に作品について言うこともないです 丸裸にされちゃってます ありがとうございます 審査員の方々ありがとうございました 131 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/03/22(木) 23 49 43 ID FNOpywko 124 うおー、嬉しい。こっちこそ感無量。素直に読んで感じたことに自分の考え混ぜて書いたんだけど、 どんぴしゃり、というのは珍しいんじゃないかしら。感性が似てんだな、たぶん。 いや、ほんと、こちらこそありがとう。マジ嬉しいわあ、こういうレスポンス。 【得点】 5点 螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2:2点 まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:3点 ■▲▼ 無益の歌 路上に ネズミの体があった 鼻先を轢きつぶされたのか 尾をひゅんひゅん振っていて 車が不自然な軌道でその上を通過していた はねられたネコの体があった 歩道に前脚と頭をのせ 路側帯にながながと ねじれた背中を横たえていた アッ オオ オー イタイイタイイタイイタイイタイ アアア ヒイー わたしは何もしない 助けない 殺さない 埋めない 働きのないまま 何度も思い出すだけ 476 名前:無益の歌[] 投稿日:2007/03/10(土) 22 00 00 ID omJeYHc2 【コメント】 505 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 01 52 56 ID faWm73RC 476 無益の歌 無益の歌 まずタイトルに考えさせられた 歌というものは無形の財産みたいなものでもあるし 耳に残るものでもある それらを考えれば 通りすがりに見た屍にも声を反射的に聞いてしまい 働きかけが自身で出来ないからこそ 残るものでもあるとこの作品を読んで気がつきました 無益であるのは受動しなかった心にあるものではなくて 光景に何かの音を重ねて記憶したからなのか 考えさせられました ○ 1点 507 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/03/17(土) 02 21 18 ID R7ZIsZC2 476 何度か経験したことのある風景です。そしてこれは心象風景でもあります。運転していると猫や犬が無残に轢かれている のに出くわします。あっ、と思ってハンドルを切るか、対向車があって切れない場合はそのまま踏みつけて通り過ぎてしまいます。 そして戻ってせめて道路の脇まで移動させてやろうか、などと考えますが、結局出来ない。出来なかった自分をその道を 通るたびに思い出し、自分が轢いたわけでもないのに自責の念に悩まされる。私は一応今でも心の中で弔いの言葉をつぶやく ことでなんとか精神の均衡を図っています。それは欺瞞だ、という更なる内なる声に怯えながら。作者は小動物の痛みの声まで 聴き取ってしまっているわけで、その心中や、さぞ辛いものでありましょう。しかしここで陳腐な動物愛護の精神などをあえて 吐露しなかったところが、実は効果的です。ただただ「何度も思い出すだけ」。この締め方には憂鬱な話にも関わらず、自分の 感受性に酔わない潔さと、強い思考の形跡が読み取れるからであります。1点。 521 名前:シオン ◆poetsyov/2 [sage] 投稿日:2007/03/17(土) 22 30 42 ID fpudlBHr 476 「無益の歌」 確かに無益だ。私も何もしないほうだから、そう思う。 2連目が、なんか変に技とらしくて不自然な悲鳴に思えて、違和感が残った。 530 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21 24 29 ID COEV4aQ+ 476 無益の歌 音楽というより(猫や鼠の悲鳴ではなくて、作者の)悲鳴が聞こえてきそうでした。 60 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2007/03/17(土) 09 33 28 ID 6dalwscP 無益の歌 「わたしは何もしない」がごとく淡々とした事実的な記述である第一、三連 との関係において表示形式的に同列的なつまり挿入句的ではない第二連が 「死体」への同化効果と転調効果とを高めていますがそこに感じられる微かな ユーモアにほっと一息つくことができるのではないでしょうか。またその第二連 に種類的に対応する連がないので緊張感があり不安定あるいは不吉な感じの する全体的な構成になっていると思います。サスペンデッドな読後感でした。 【得点】 2点 螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2:1点 まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:1点 ■▲▼ 死んだ音楽 眉毛の長いお爺さんが内閣総理大臣をやっていたころ まだ僕は子供で まだ音楽も生きていて 僕はピアノを弾いていた 冬でも浅黒いあの子が好きだったんだけど あの子はどんどん大きくなっていったから おっぱいもどんどん大きくなっていったから 「どうしてそんなに大きくなるの?」 って聞いたら 「私、大人になるの」 って言ったんだ あの子は香水の匂いを漂わせながら 「どうしてピアノを弾くの?」 って聞くから 「そこにピアノがあるからさ」 とかよくわからないけどそう答えてやったんだ 「誰のためにピアノを弾いてるの?」 それからあの子は髪を切って 僕は指を全部切っちゃった あの時音楽は死んだんだ 僕がちょっとシャイすぎたから あの子はお腹を大きくして幸せそうにしているんだ 「どうしてそんなに大きくなるの?」 なんて野暮な事はもう聞ける年ではなかったけれどね あの子は森に行って赤ちゃんを捨ててきたんだって 僕は赤ちゃんを探しに行ったんだ でも見つからなくって ほら、僕指ないだろ? あの子は赤ちゃんを大きくしてやれなかった 「どうして?」 って聞いたら 「大人になりたくなかった」 って言うんだな それから僕はまたピアノを弾こうと思ったんだけど 残念ながら指がない 死んだ赤ちゃんに聞かせてあげたかった 僕の音楽 だけど音楽はもうとっくに死んでいるもの こればっかりは仕方ない 477 名前:死んだ音楽[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 04 20 00 ID XLx1tJVv 478 名前:死んだ音楽[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 04 20 58 ID XLx1tJVv 【コメント】 507 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/03/17(土) 02 21 18 ID R7ZIsZC2 477-478 村山富市。私としては、死ね、のひと言で片付けたい政治家ですが、そんなことはともかく。ピアノを弾くインドア系の少年と、 たぶんいつも日焼けしたスポーツ少女との淡い恋心。6連の「ちょっとシャイすぎた」の意味の取り方で後半の物語の解釈が 変わってきます。果たして産み捨てられた赤ちゃんとは誰の子なのか。シャイをそのまま取ると自分の子ではない。しかし その赤ちゃんに異様に拘るところを見ると自分が孕ませたのか。ここのところで引っかかるのですが、どっちにしても切った指も 死んだ音楽も捨てた赤ちゃんもメタファーですので、その辺りの考察は控えましょう。しかしだとしたらこの寓話から何を読み取れば よいのか。まっすぐに読めば幼年期の終焉。青春までもいかない思春期直前のどうしようもない終末感。しかし読み手とすれば 仕方がない、であきらめられても少し困る。イノセントに執着したままのエピローグはピーターパン症候群の独白に過ぎない。 作者が若くて、まだ十代ならばこれでもいいかもしれないし、それこそ「仕方がない」とも思うのですが。 508 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 02 53 42 ID faWm73RC 477-478 死んだ音楽 ショッキングなのは 指を切ってしまったという表現を挟んだ構成 うまく言い表せないけれど ずしりときました 久しぶりに 指が無いからピアノが弾けない当然さよりも “僕の音楽”が死んでしまったという経緯 さり気無い文章で 男女のすれ違いを 違和感無くすっきり描いていて「ピアノ」自体に 暗喩が含まれているとしなくても 音楽というものは生きていて自らの手で殺せるものなのか >「誰のためにピアノを弾いてるの?」からじわじわと侵食されるようすれ違う鼓動が聞こえてくる わたくしにも身に覚えがありますが 誰のために○○をしているの? と問いかけられる瞬間とは 身体は身近に見えても心の別離が成されている瞬間なのではないだろうかなどと感じ入りました ○1点 521 名前:シオン ◆poetsyov/2 [sage] 投稿日:2007/03/17(土) 22 30 42 ID fpudlBHr 477-478 「死んだ音楽」 生きていた時の音楽がどんなだったか分からなかったので、 僕も大人になれなかったから、音楽も生まれる前に死んだのかな?と思ったけれど、 でもそれだと一連目で生きていたのは、なんだったのかなと。思わなくもないけれど。 雰囲気がいいなぁ。重くも軽くもなりすぎないで。 525 名前:みたらしひかる ◆aglqL.ViKQ [sage] 投稿日:2007/03/18(日) 20 56 02 ID v84uC78j BE 532721669-2BP(350) 477-478 「死んだ音楽」 2点 すごくもの悲しく、それでいてなんとなく純粋な感じがしました。 さわやかなのに重くて胸を打つ、そんな感じです。 528 名前:長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17 49 24 ID dgLmBPUT 477-478 「死んだ音楽」 幼時の初恋の思い出かあ、と思って読んでゆくと 変調する物語に知らぬ間に巻き込まれて背筋にうっすら汗がにじむ。お見事でござる。 中盤、「指を全部切る」前後の展開が、やや苦しそうでござる。そこだけが残念でござった。 530 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21 24 29 ID COEV4aQ+ 477死んだ音楽 「無垢な時代の音楽は死んじゃった」、口調はさっぱりしているのだけれど 未練が漂っていたりします。 恋と大人になることと、2重の喪失と、彼女への非難 アノ子が森へ行って赤ちゃんを捨ててきてしまったので(裏切り)、 その罪の代償に、その前に捧げた音楽が帰ってきてもいいはず(という公平性を求める) だけど音楽はもうなくて、結局のところ なんにもない。 126 名前:soft ◆soft/e/9Do [sage] 投稿日:2007/03/22(木) 11 44 51 ID 3GY+xpe2 死んだ音楽、書きました 久しぶりに書いたんでボロボロでもいいやと思ってたけど それなりに評価してもらえて良かったです 点数くれた方、寸評書いてくれた方、ありがとうございました 128 名前:ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 [] 投稿日:2007/03/22(木) 12 06 03 ID n2lOW8fz 126 softさん、おひさしぶりです。 でも、スプートニクのときのような文章の切れが欲しいですね。あれは。 せつなさが虚無に逃げちゃってます。 131 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/03/22(木) 23 49 43 ID FNOpywko 126 あー、それ解説して欲しかったなあ。でも名乗り出てくれてこちらも嬉しいどす。 【得点】 5点 螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2:1点 みたらしひかる ◆aglqL.ViKQ:2点 長介ジュニア ◆kuJg2yitX6:2点 ■▲▼ エゴが鳴る 色に喩えて愛で 音を鳴らす 赤の焦燥と青の空虚 重なった透明な響き 緑に沈めて 白を散らす そんな音が好きだと彼女は言った 濃い色は嫌い 馬鹿みたいな原色も そう言って彼女は笑った フロアに響く 音の洪水 彼女が好きな色彩が重ねられている はずだった 「彼のじゃなきゃ嫌なの」 退屈そうに言い捨て 時間が過ぎるのを待ってた 稚拙な技巧で奏でる音でも 色彩がぼやけていても 彼が紡ぐのなら 構わない 楽しめるんだ 楽しめるんだって 色に喩えて愛で 音を鳴らした 彼女が好きな色を選んで 重ねていた 何色でも同じだったのに 本当に自分の好きな色は避けてまで 馬鹿らしい 濃い色が好きだ 原色だって それでも 彼女に聴いて欲しかった けど 踊りもしない彼女の姿を目の端に 僕は混沌を増してゆく それは何色? 重ねて 重ねて 重ねて 重ねて 黒に近づいて 光を反射出来ない もう 途端に 彼女が消えた 重ねた色彩だけが残った それは黒だと 人は言うかもしれない 詰まらないと 或いは 下らないと 多様化したなんて 言って ファッションだからと避けて そんな風に思い当たる事も ああ 同じなんだ 彼女のように フィルターを通してしまっていたの だろう これが僕の好きな音なのだ 心の底から楽しむ為に 取っ払うべき物もあるのだ どこまで 純粋や根源に近づけるだろう 初めての音が鳴らされたその瞬間へ 初めての曲が鳴らされたその瞬間へ 479 名前:エゴが鳴る[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 14 47 57 ID y+8xIu91 【コメント】 508 名前:螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2 [] 投稿日:2007/03/17(土) 02 53 42 ID faWm73RC 479 エゴが鳴る ああイメージに酔ってしまったのですけれど 具体的な何かがイメージとしてわきたつというよりも 寧ろ 色の煩さでもなく 気持ちというものに形があるのならそんなイメージが雰囲気として伝います 好きな人のために自分を押し殺すのもエゴの色彩を放つことでもあるんですね Music for the ~彼女へ~ 報われない恋が色濃く描かれているだけではなく 言葉をじりじり重ねて彩度を強めている自我の開放 他者から見て取るに他愛の無いものであっても ただあふれ出してくる音が愛しく うまく書けないのですが このような気持ちに 共感いたしました ○ 3点 509 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/03/17(土) 03 07 27 ID R7ZIsZC2 479 「色に喩えて愛で」音楽を鳴らす僕と音楽を聴く彼女。音色はまさに文字通り「色」であります。 私も音楽に限らず耳で聞く言葉のひとつひとつにさえ瞬間的に色を幻視するキチガイであります。 しかし色は判別できてもそこに好みは持ち込まない。一枚の絵画に喩えれば音楽にも全体と部分が あり、更には額のデザインやら置かれた空間やら様々な要素がありますので、最終的には個別に 好きな色というのはなく、結局はコーディネートの思想にたどり着きます。しかしこの主人公たちは 今述べた中の限定された「空間」のコーディネートをまさに語っているわけで、それはこの作品の舞台が クラブの客とDJの関係、もしくはライブハウスの客と演奏者の関係、と読み取れるからであります。 「彼のじゃなきゃ嫌なの」という彼女の色に対する拘りが指す「彼」とはたぶん「僕」ではないのでしょう。 「僕」は最初は彼女好みの音を重ねていく。しかし自分の音楽家としての「エゴ」はそれを許さない。 当然「彼女」は踊ってくれない。混沌した「僕」のエゴは音を重ねすぎて黒の音楽を創造してしまう。 しかしここからの主人公の考察が凄い。自分が思わずハプニングで作り上げてしまったある種前衛的な 作品を醒めた目で見る。フィルターを通してしまったのは自分も同じかもしれない、と。ここに至って「エゴ」の 意味が単なる自我ではなくエゴイズムのエゴだったことに気づかされるわけです。主人公も、そして読者も。 最終連では恐ろしいまでの芸道一直線の精神が語られます。色好みする、と言うときの「色」などすべて 捨て去って、あたかも無色透明のような純粋音楽を創造したい、という願望の吐露。この音楽家はとんでも ないことを考えております。ドンキホーテのような精神で音楽、あるいは芸道を極めようとしております。 もはやコーディネートの精神もなければ、それをわざと否定してみせるような強がりもない。 私としては遊び心を失ってはいけないよ、などとアドバイスのひとつも言いたくはなるのですが、このような 考え方を一度くらい抱かないようでは、芸道を選択した人間として失格とも言えるわけで、ここは黙って 応援したい気分になりました。女にウケなくてもいい、と考えるだけで立派な精神ですし。2点。 521 名前:シオン ◆poetsyov/2 [sage] 投稿日:2007/03/17(土) 22 30 42 ID fpudlBHr 479 「エゴが鳴る」 なんかいいなぁ。煮詰まって失望して、でもそれで投げ出さないで。 最終連の音楽に真摯に向き直ろうとする姿勢に、好感が持てる。 528 名前:長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17 49 24 ID dgLmBPUT 479 「エゴが鳴る」 生硬にすぎる言葉遣い、典型的にすぎる情景、欠点は目につくのでござるが この詩の言葉の流れにはエネルギーがござる。気迫が感じられるでござる。 530 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21 24 29 ID COEV4aQ+ 479 エゴが鳴る 読んでいてしんどい。結局のとこエゴを誇っているのだが、 エゴをつぶされてきたという僻みのほうが強く感じられてしまった。 【得点】 7点 螺旋┘竹輪 ◆FCwxSNTwx2:3点 まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:2点 シオン ◆poetsyov/2:1点 長介ジュニア ◆kuJg2yitX6:1点 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/431.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 作品 ■▲▼ わたしはいつぞやのあなたのようにすっかりと 忘れてしまった 記憶を手繰ろうとしたロープで肉刺だらけの指 しめりけで頁のひとつひとつをダニを潰すように みつめられる可読の染みは 無論、血もなく 匂いなどあるはずもない すでに、違う場所の革命だった 首を落とされる筈の王は居酒屋でアヴサンを飲み ついに陵辱されるはずの后は甲虫を収集した 夜と悲しみが支配したあなたの頭脳はそれを誤解し 俺は帝国だ!俺は皇帝だ!雷鳴そのものだ!と 全世界をみすえる山へと上り詰めて叫びだした おそろしいまでのけたたましさ! いままで松葉で瞼を突付かれ 耳たぶを指で弾かれた記憶が 権勢を誇る鉄条網製の王座へと いざなう警吏は 一秒単位でぐらりと廻って いくらか酔いをさまさせた それらは鼓膜がやぶれるように かなしいけたたましさを均等し ひろげて大音量の無音に かろうじてみえる風になって ひとつの音幕になりかわる 76 名前:構造 ◆1Q0OhnlE [sage] 投稿日:02/06/26 23 58 ID ??? 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 嫌いな事 私は読書が嫌いだ 読書感想文なんてものは特に大嫌いだ 自分勝手に想いを述べて ほれ理解しろよと文字が並べてられてるからね こんな私が居るから現代は 本が売れないのではないかと 勝手な推測をするが そんな私の勝手な好みで 買われてゆく書物もある訳だ ただね、 私がもしも、本を出版しても、自分では 見たくも無いだろうと思うねきっと そんな自分は一体何者だろうというのが常日頃 こんな投げ槍を見て何か想う貴方は何者かと ふっふーのふぅー 力抜いてやるっきゃないのかねぇとつくづく 88 名前:嫌いな事[] 投稿日:02/06/27 11 06 ID sSX32jAu 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ミュージック・ブック 私に似ている歌手が表紙で歌っている しっくりくる色のミュージック・ブック でも私の作った曲は載ってない 大好きなあのひとや 興味もないあのひとが作った 曲の言葉がいっぱい 私はここからミュージックをつくる あのひとの声も あのひとのギターもここにはないから 私の声と 私のギターでミュージックをつくる 彼女の声は私には高すぎる 彼の声は私には低すぎる キーを変えてもいいけれど そのままそのひとの世界を歌う あのひとの曲の言葉を 私の身体でミュージックにする あのひとの見ている世界 見えるかな さまざまな小さな世界が集まって ひとつの世界をつくりあげている 小さなミュージック・ブック 私の曲もここに挟んで いつか誰かに歌って欲しい 89 名前:ミュージック・ブック[sage] 投稿日:02/06/27 15 15 ID ??? 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 詩集 私の書棚に ただひとつの絶対世界 だけを置いておくべきではない 一対一の闘争ならば いつも私は鮮やかな破壊に敗け 脚をもがれた兎のように 彼の荒野をホフク前進してきた 十の絶対よ あれ 百の絶対よ あれ 千の絶対よ あれ 万の絶対は 人には無理 それぞれの絶対が それぞれの軍隊を それぞれの領地へ進攻するのを見 私ははじめてグラスを傾ける そしてパンパンの書棚は壊れない しかしこのかわいい絶対世界ときたら タバコの箱のように持ちあげる チョコレートの小箱のような愛らしさだ 尻ポケットに死んだ彼を連れ歩く 90 名前:詩集[] 投稿日:02/06/27 16 39 ID NWNOciZF 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 田島健人 タシケントなんて行ったことねぇ! タシケントについての本も読んだことねぇ! でもタシケントについて書いてみようと思う なぜなら俺の名前は田島健人(タジマケント) つまりは親近感だ タシケント繋がりさ 命を賭けてこだわるぜ!! ーーーーーーーーーーーーーーーー まるで俺の故郷だ あの羊たちは俺の兄弟だ このとうもろこしは俺の母だ 1966年の震災で家を失った両親が 日本へ逃げてきて俺を産んだのに違いない ーーーーーーーーーーーーーーーー むう やっぱしらじらしい嘘しか書けねぇな ウズベキスタンなんてTVのドキュメント番組ででも 見たことねぇんだよ!!! 実際にタシケントへ行けば うまく嘘はつけるようになるだろう その上でタシケントについての本を読めば もっとうまい嘘がつけることだろう 内側と外側から タシケントを知るんだ どっちが欠けても完璧じゃねぇ 俺の名前は田島健人(タジマケント) いつの日か最高の嘘をついて 完壁な偽タシケント人になってやるぜ! ーーーーーーーーーーーーーーー 95 名前:田島健人 ◆R/usvz8E [sage] 投稿日:02/06/27 21 51 ID ??? 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 想像の文字 涼しい風の吹く午後に 簾越しの空を見ながら 文字の世界を散策する そこにあるもの全て そう、 そこに立っている人も 向こうで泣いている人も 文字が作り出す 空想の虚像 そして その世界を眺める私と 虚像が合致した時 私の心が充たされる この感覚を味わいたいがために 私は本を求め続ける 96 名前:想像の文字[] 投稿日:02/06/27 21 59 ID 307oDU8q 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 少年ジャンプ カン カン カン 足元 滑り止めの金属音鳴らし 図書室への階段を駆け上がる 15段を数えたあたりから あの特有のニオイがしてくる わくわくそしてゆったりした良い気分 小学4年 タッ タッ タッ 図書室への階段を上る 2年間毎日通った昼休みと放課後 伝記や推理小説 全部読んだ ことわざ辞典も好き etc, etc, etc. 週6、8冊 調子よくて11冊 35分の帰り道を50分かける二宮尊徳 小学5年 図書室から僕を呼ぶ新たな本いなくなり 会話に違和感のない級友いなくなる 「これが孤独なんだ…」 本の中の言葉 急に体現 あれほど明るく感じた 図書館までの道 帰り道 暗い、静か そして選択 97 名前:少年ジャンプ [] 投稿日:02/06/27 23 21 ID OcqeoY3v 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ お坊さんが痴漢して捕まったそうな スカートめくるより 本のページをめくろう それでも 書架に本積むより 修行を積め 98 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/06/27 23 32 ID ??? 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 神々の黄昏 瞬きのうちに 浮びては消える肖像 かつては俺も神と崇めたものたち 死して みたび名をおくられた英雄たち 星々 ただ常に俺と共にあったのは 土くれのような 名前すらしらずこの世にあり 闘い黙して散ったあまたの者どもよ 最果ての見知らぬ星に身を埋め 神と人の真境 大いなる闇に迎えられ われは滅ぶも 自ら名のろうではないか われの名は 103,106 名前:神々の黄昏[] 投稿日:02/06/28 00 41 ID xnhulSMA 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 借りたまま 借りていたまま 返せずじまいだった 気が向いて 棚の整理をして 不意に出てきた 栞がわりの きみがくれた どこかの国の紙幣 短い言葉が したためてあるけど どうしてだろう 読めなくて 目を凝らしても 読めなくて こぼれた滴で 言葉にインクが滲んで もう読めなくて ここまでしか 読まずに 仕舞った理由も 虚ろにしか 思い出せないけれど 日に灼けた きみの笑顔は はっきりと思い出せて そして この紙幣の国から もう 帰ってこない事も 読みかけたままだったのは この本の物語じゃなくて ぼくたちが綴るはずだった 物語なのだと 借りたまま 返せなくなった この物語を もう一度、読み返して みたいと 思った 104 名前:借りたまま[sage] 投稿日:02/06/28 00 50 ID ??? 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/491.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 5 作品 ■▲▼ 普遍 423 名前:「 普遍 」[すみません。タイトル忘れました。] 投稿日:03/01/15 19 20 ID TqMkjq+7 ヒトは 蜥蜴や砂利蟹と違い、 脚が千切れても 蘇生しない しかし、喰うを斬る私の腕と 声にならぬ叫びは、天に舞い 永延と貴方の中にわだかまり、 響き続けれていればと…願う 寄せては返す淡い感情はきしみながら 白波のやうに消えて逝くばかりである 歪んだ時計は 不規則で 順繰りに 廻る其れ等は。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 再発行 425 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/15 19 57 ID lPWw2Omo 再発行します IDを入力してください スタートボタンを押してください それでは 開始します あなたを再発行します あなたを再発行します ・・・・・・・・・・・・-------・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・ 完了しました あなたを再発行しました 以前のアナタはもう使えませんのでご注意ください 気をつけてお帰りください お忘れ物のないようご注意ください ありがとうございました 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 再想 427 名前:「再想」 1/2[sage] 投稿日:03/01/15 20 57 ID zQXP6cGH 冷たい空気を吐き出したままで今日も消えていった 名前のない猫たちと行動を共にしていたあの金星の光が 人たちを見上げさせて ため息をつく 足音なんて革のついた自己主張の激しさを思う 缶から蹴飛ばしてみれば次の日には忘れているだけの 果てしのない疑問のような 引っ掛かりを覚えて 数字だけのうるさい会話を思い出して 懐かしさだけを袋に詰めたままあの月へ向かって ポケットから取り出した氷と一緒に放り出したまま 電子計算機を叩いて会話を交わそうか ――2,3,5,7,11,13,....―― 割れたカップの中から出てきたおはじきのような 場違いな気分を抱えて笑い出す動物たちは あのビルの屋上から電線に乗ってやってきた 「無題」と表紙に書かれたメモ帳左手に 僕はもう擬人化された空の赤さを洗い流そうとした 夕立に襲われたすぐ後だったことはとても確かだ 428 名前:「再想」 2/2[sage] 投稿日:03/01/15 20 58 ID zQXP6cGH 風船ガム割れて穴のできた壁際の少年たちは逃げる その先にはただ蒼いだけの月と口をあけた空 気にならないことはギャグを忘れたふりして塗りつぶしてしまうこと そしていつも見間違えようのない昨日がそこになる 今日も再びやってくるのはただ暦をめくるだけの時間 それを起点とした出口のない繰り返し あの月へ向かった氷は明日また同じ場所へ帰ってくるかもしれない 電子計算機は軌道を常に計算しているうえに 手旗信号のような会話を繰り返す 見えていなかった全ての星たちのため息を抱えて 路地裏は今日も何かを求めて猫の行進がてんでばらばらにやってきて 「意味のあるものはいねぇが!」と怒鳴りたてていくらしい ――2,3,5,7,11,13,....Hello, our unchanging yesterday!―― 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 再生 430 名前:再生[] 投稿日:03/01/15 21 14 ID Oz1iuUs1 冬の工場跡を彷徨えば 気付かずに殺してきた言葉の亡骸に 足を取られ そしてその地に蹲る 俺は今まで何をしてきたのか ただそこにあるのは 短い命を切り出して 丹念に紡いだ白い糸 「夕暮れの街角で少女達が笑う」 「夕暮れの埠頭で船頭が笑う」 そこに何の違いもなく 俺はそこで狂気を見た 紛れも無い 自身への嫌悪を 船頭と少女達に見た スマソ、タイトル忘れ&途中で出してしまった。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 幕間 432 名前:幕間[sage] 投稿日:03/01/15 22 08 ID KYDUl+7r 急げ 幕間は短い 呼吸を正せ 前を見ろ 次の拍手へ 称えられる為に 失敗も嘲笑も 顧る暇など有りはしない 次へ 次へ 不安も恐怖も 感じる暇など有りはしない 次へ 次へ 再び上がる幕は栄光に満ちている さあ 呼吸を正せ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ なんばーわん 433 名前:なんばーわん[] 投稿日:03/01/15 22 34 ID 8GlXRiOz わん! 御主人様が首輪を外した 迷子になっても帰ってこれるように 名前を書いてくれた首輪 外してくれた 真っ赤な紅葉 金色の銀杏 ひらりひらりと地表を覆う 綺麗だな 駆けっこしよう タッタッタと野山を走ってたら まあるいお月様が昇ってきた 御主人様? 御主人様がいない 御主人様がいないよ どこにもいない 首輪を外したのは お散歩させてくれるためじゃなかったんだ もう会えないの 迎えに来てくれないの 寒い お腹がすいたよ 御主人様はなんばーわん それでもなんばーわん わん! 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 4-4=4 440 名前:4-4=4 1[] 投稿日:03/01/15 23 27 ID pmkfApHR 4 返し 俺 さと りコノ2つノこぶし でナグ り切レて血し タタ り骨ク ダけて使いもノで なクな り ケ り飛ばソうとし ても歯がタタ ズにまタ2つとも不ジ由にな り捨て身ノ声を上げ タマ4 イ当た り し ても反ゲきで クび斬らレてし まって し たがって0に近し 441 名前: 2[] 投稿日:03/01/15 23 29 ID pmkfApHR し ばらクし て4 ノ神がやってきて 俺 にタマ4 イ追加し ようとし 少し 入 りコんでし まっタが 俺 さとっているし コノ4 返し て 俺 ノ動かないこぶし あし クチでナグ りケ り声を上げ タマ4 イ当た り し 442 名前: 3[] 投稿日:03/01/15 23 30 ID pmkfApHR ていタら肉も骨も本来あるべきもノが なクな りソレでもこぶし あし クチでナグ りケ り声を上げ タマ4 イ当た り し かし ながらまダまダまダまダ存在し なクな らないノは3と4 であ りタとえ4 ノ神がまタタマ4 イ追加し ようとし てもコノ4 返し て4 にな り 443 名前: 4[] 投稿日:03/01/15 23 31 ID pmkfApHR コレをク り返し ていクから 俺 を0にでき なクな り 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 鳥類、再び! 447 名前:鳥類、再び![] 投稿日:03/01/16 00 01 ID /+NL0DGR じゆう!ジユウ!自由!時優!路有!児遊! などと権利ばかり主張するオマエ! キョトンと突っ立ってる オマエ! いいから舞い戻れ 鳥類からやり直せ!! それなりに堅固な卵の殻をブチ!破って 「オギャァァァンン」と可愛く泣いてみろ! 岩石のちょっとした角にわざとぶつかり 羽根を二枚ばかり傷つけて お払い箱にしろ! 翔べない自由を早々と入手しろ! そして ゆっくりゆっくりのっそりのっそり 闇に汚れた荒野の中を クチバシライト点滅させながら 歩いてゆけ! ホラホラ! 弱肉強食 数の論理 野生の王国(日テレ)はもう目の前だぜっ! 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 5 ページ先頭へ トップページ