約 2,552,073 件
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/469.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 哀・戦士 398 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/02 19 42 ID OHDKrDUF 哀・戦士 誰もがこころのささえにするのは 男は女 女は男 戦う男たちは愛する女たちを 愛する女たちは戦う男たちを 想い空のもう片方へ向けて歌う 重い鎖を引き摺りながら叫ぶ 愛が答えだと ジョンもずっと歌ってる 闘う男たちは愛すべき女たちを 愛される女たちは志に往く男たちを 誰もがこころのささえにするのは 愛ゆえに人は哀しみ傷つかねばならないから それならわたしは愛などいらない いいえ 愛以外のなにものもいらない 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ほほ杖をつく女 400 名前:ほほ杖をつく女[] 投稿日:03/03/02 23 35 ID XVDEiaGQ どんなふうに過ごしたって一日は一日 のんびりと生きるのさ ほほ杖ついて 別の世界 見ている女 楽しいから ほっぺたがつりあがる そりゃあ都合いい展開は 名もない市民の助け合い ……… 救いひとつも無い 風に乗れる 天使なら ほほ杖はつかないさ 無理にムダして 出してる贅沢のアジ あの人 がさつだから いやじゃないけど 見えない何かの力が 私の動きをじゃましている ……… だ♪ か♭ ら† ≒⌒∂ ……… ちょっと今は ほほ杖ついて 自分と あなたと 世界の ひろさを見ているの 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ わたしはそのひとが好きだった 401 名前:わたしはそのひとが好きだった[sage] 投稿日:03/03/02 23 58 ID WAGpSIES 屋上の手摺を歩くひと きれいだった 男だったのか女だったのかも覚えていない 死の側を歩くとき 性別は抜け落ちてしまって わたしはそのひとを好きになった だからこんなにも胸の中に刻みつけられている ☆ 手摺というものは生き物で その頃はわたしの胸の上までの背があった わたしのとなりにいた鳩が ついておいでとでもいうように、それを越えて 岩橋くん家の赤い屋根まで飛んでいった その向こうには兄の通う中学校が 玩具みたいにころがっていた 手を引っ張る男の子がわたしは嫌いで 同じように兄とも一緒に歩きたくなかった ひとつぶん、漫画の物語が 考えついて組み立て終わるほどの時間をかけて わたしは兄の中学校のすぐとなりにある小学校まで歩いた そこから自分たちの住むアパートを探してみても 不思議とこちらからは見つけられないのだった 402 名前:_[sage] 投稿日:03/03/03 00 00 ID 28UubfqF その屋上から紙飛行機を飛ばす男の子がいて 手摺は彼が近づくと萎縮するほどだった 彼の腕は大空に届いていた 彼の投げた紙飛行機は、赤い屋根の上で浮き上がり 一番遠くの青い山のなかへ吸い込まれていった わたしが真似して投げた紙飛行機はといえば 赤い屋根までも届かずに、すぐ眼下の中庭にある松の木にひっかかったのだった するとからかうように夕焼けが降りてきて わたしの顔はまっかになった そのひとの背中は焦れたように黒くなった 六年生の順子さんの声が聴こえていたけれど 姿はどこにもなくて、風と わたしとそのひとだけが、そこにいた ひょいと手摺の上に飛び乗ったのだった 手を広げて歩くそのひとは 前からくる強い風に押されながら 向こうへ転べば、いってしまう こちらへ転べば、戻ってしまう 「転んで」と わたしは願った 死の側を歩くときにだけ わたしはそのひとを好きになったのだから 403 名前:_[sage] 投稿日:03/03/03 00 01 ID 28UubfqF 夕日の匂いが焦げるようにきつかった ☆ 久しぶりにそのアパートを訪れて 屋上に出れば、手摺はわたしの腰のあたりまでに縮んでいる そこで一通の手紙を眺めた 二つ年上の順子さんは、中学高校を通じての合唱団の先輩で 昔はあんなに可愛かったのに、写真のなかでは肉まんおばさんみたいだ くたびれたツルツルの白い顔のとなりに、胡瓜みたいな男のひとが写っている ーー小学校の時からの腐れ縁、ついに結婚しました ありふれた笑顔のそのひとを、夕日に染めて見つめれば 手摺の上を歩いたひとの背中が甦る 戻ってきたの こちら側に あなたはただの男になってしまった、きっと手を引っ張る わたしは心を引っ張るそのひとこそを 好きだった 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 東京タワーbaby 404 名前:東京タワーbaby[] 投稿日:03/03/03 00 07 ID F6KpRTKJ おいらのでっかい東京タワー 工事中の東京タワー 激しく上下に動いてた エレベーターも 今では止まったまんまさ 使えないぜ東京タワー 工事中の東京タワー オマエのアンテナを 感じさせたいのに 電波も発射できないぜ オマエの中に 届けたいから 何度でも 角度を変えて発射したのさ 爆発しそうなのを堪えて 二人 エレベーターで 高く高く いかせて 東京タワーbaby 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 化粧 22 405 名前:化粧[] 投稿日:03/03/03 01 04 ID iT3lhS0/ 口紅をつけた 僕は グッピーのように 孔雀のように 鏡のなかで 誇らしかった 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ノース 406 名前:ノース 前[sage] 投稿日:03/03/03 03 12 ID US5vfz9i 性別選択の自由権を行使しますか シナイ 了解しました かんしゃしています こころから オス・メス・オス・メス・オス・メス・オス・メス・オス・メス・ オス・メス・オス・メス・オス・メス・オス・メス・オス・メス・ 三三三三二二二一一一 ボン このなにもない つるつるのからだを 識別不能シキベツフノウ管理人体制カンリニンタイセイ不能フノウコード9 9 999 9 99 99999… あいして くれました このいっしょうで、おわる このからだを 407 名前:ノース 後[] 投稿日:03/03/03 03 12 ID US5vfz9i そして超越ではなく退化だと その自由なくちびるからおっしゃってくださって ありがとう 抹消シマス しあわせでした やすらかでした あなたのすべてを 残すことは できない けどザッザザー…この世にうまれザッそしシュゥゥウ忘れないザァァァで…わたしはあなたでガァァァーァァあなたゴォォォウゥはわた プツン 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 欠片花「男」 408 名前:欠片花「男」[] 投稿日:03/03/03 13 42 ID j4OubnOI 片割れです 砕け花「女」を探しています 美しい花を咲かせます 咲かずに枯れることもあります 水を与えすぎると根が腐り枯れます 水を与えなくても枯れます 吹雪の中投げ捨てれば枯れます しかし、たまに生き延びるものもいます 香しい香りを出します 悪臭を出すものもいます 前者には蝶が、後者には蝿が たかります しかし、結局 欠片の形が逢わねば 花は一つになりません 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 男の正常な死にざまだ 410 名前:男の正常な死にざまだ[] 投稿日:03/03/03 15 28 ID MjKrDGMF 雀の茶色い頭 が放り投げられる 窓の外 よりも早く 僕の膝は床に崩れ 床を這うなめくじ がじっとりと 姿を液に変えていく そのイメージが 僕の交通網にはびこった 女の子のスカートの 中側にバーベキューの網を張る 僕の涙 が燃料となって 蒼い炎が内腿を焦がしていくのを 顔に彼女の脂汁がふりかかってくるのを 僕は壁のなかから覗き見ていた カビの住み家となった丸太んぼうの老人が 椎茸 と一言 声を濡らしながら枯れていった 涙なんて窓から投げ捨てろ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 人造弥勒 411 名前:人造弥勒[sage] 投稿日:03/03/03 22 01 ID DKzxEmES 五十六億七千万年後 我々が夢見た 完全な女は ついに降臨せず ただ 宝殿の骸は 体中の隙間に 自ら水晶を詰めていたと 死因はおそらく 寂死であろうとの 噂 女子高生の嬌声が やたら耳につく 末法の世の 春である 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/328.html
前へ ← 1 2 3 4 → 次へ 作品 ■▲▼ 宇宙 左右対称な 真っ白の部屋に 足を踏み入れた一人の男 無造作に煙草を咥え 四角い部屋に黒い煙を充満させる すると 部屋の隅の寝台から 1人の女が 黒に包まれた男を見て 微笑んだ みつめあう 2つの裸の瞳 そして 女は 太陽になった そして 男は 月になりたいと思った 428 名前:宇宙 [sage] 投稿日:04/10/18(月) 15 45 28 ID x63mBGr+ 【コメント】 485 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 37 22 ID aLDOFDXj 428 :宇宙 :04/10/18 15 45 28 ID x63mBGr+ なんとなくほほえましい。空を見上げることもない現代人が、なにかで 空を見上げたとき光る目立つモノにつけるこだわりのお話。素朴さがほほえましい 491 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/24(日) 20 57 12 ID Pg7MEyPy 428 宇宙 宇宙草創の神話を現代風にアレンジした? さしずめ、太陽がアマテラスで、月がスサノオといったところか。 でも、原初のカオスが書かれていない。だから、この詩はまるきり神話になっていない。 単に名無しの男女の恋愛を神話風に書いて、普遍性を持たせようとした、といったところか。 499 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [sage] 投稿日:04/10/25(月) 01 09 46 ID mzLRVFbC 428 宇宙 幻想的な詩は好き。 でも、太陽と月と地球だけで宇宙を構成してしまうのはどうかと思う。 最後の二行は素敵。 だけど黒い煙の指差しているのが何か分からない。何故? 504 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/10/25(月) 03 36 38 ID 0p0XWIBX 428 女は月、男は太陽、的な構図を逸脱させることでしか 詩性を成立させることができてないし、別にその前に至っては ハッテンバがあることで有名な公園のトイレに全力疾走してても問題ない。 515 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 55 40 ID sqzMIhqP 428 最後の「と思った」がなければ、ただの宇宙創世もの。「んで?」って なっちゃう。それでね、「と思った」があっても、全体的な印象はほとんど変 わんないんだよね、残念だけど。 【得点】 1点 Alnite ◆m3UVuKrnck:1点 ■▲▼ 世界標準 ぼくがきみのなかにはいろうとする きみがぼくのなかにはいろうとする からだの奥からあふれるもので たがいのからだをけがしあう このしとねは僕らの帝国 奴婢どもよ 宦官たちよ 花を! 花を! 429 名前:世界標準 [] 投稿日:04/10/18(月) 23 26 20 ID Vjhc4oDU 【コメント】 486 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 40 39 ID aLDOFDXj 429 :世界標準 :04/10/18 23 26 20 ID Vjhc4oDU 中に入ろうとする。込みにゅけーしょんの世界意表準拠……しかし、 動機は放出放浪個別のはずだ。……であろうし。 492 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/24(日) 21 58 30 ID Pg7MEyPy 429 世界標準 第3連は凝っていて好き。第1、2連の平仮名多用のやわらかいタッチと第3連の エグイ漢字のコントラストは、狙ったんだろうが、どうも効果はいまひとつ。もっと紙数を かけて絢爛たる紫禁城の後宮物語を紡いでみたらいいのに。 504 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/10/25(月) 03 36 38 ID 0p0XWIBX 429 セックスに関して普通に構図的なだけじゃん 515 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 55 40 ID sqzMIhqP 429 奴婢と宦官って、いっしょに仕事することはないとおもうんだけどねえ…。 ■▲▼ むくい この椅子に座らされるときほど 神経が研ぎ澄まされるときはありません 白 薬品の匂い 金属音 目の前に迫ったマスクの男 目標は右奥 噛み合わせ面 「口開けてくださーい」 普段はぼっとしている頭が 逃げ道を求めてフル回転する 逃げても仕方ないって 観念しろ でも一応退路確認 窓 窓辺の観葉植物は 患者を慰めるためか 枯れてるぞ BGMにはリラクゼーションミュージック やめてジムノペディは怖いから あっ今歯医者のお腹鳴った、グルルって 面白いなでも笑う気になれないぞもし笑ったら憤った歯科医師は 患者に対しより苦痛を伴う治療をなんつってでももしか 「山田君 リーマー取って」 悪いのは私です 根幹治療のし途中で 入れた予約もすっぽかし 四ヶ月間逃げてたのですから その間おやつは毎日欠かさず 甘いものばかり 「あ、ここ痛い? こうすると? あすごく痛い へえ」 思考あえなく停止 シュークリームとか好きです チョコのかかったエクレアなんて最高です お行儀が悪くて恥ずかしいんですけど 紅茶片手に本とか読んでゆっくり食べるのが幸せです こんな苦行はなんのためって ひとえにまたあの至福を味わわんがためなのです ですからここから解放されたら一番に スーパーマーケットに寄って帰ろう 今日は食べられなくっても 二個入りの洋菓子を買って帰ろう 歯医者がよそ見をしている! 430 名前:むくい(1) [sage] 投稿日:04/10/19(火) 00 21 15 ID KAYd0Qls 431 名前:むくい(2) [sage] 投稿日:04/10/19(火) 00 22 22 ID KAYd0Qls 【コメント】 486 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 40 39 ID aLDOFDXj 430-431 :むくい(1) :04/10/19 00 21 15 ID KAYd0Qls 歯医者サンはちょい怖いですね。治療そのものはそれほど痛くないにしても…… 499 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [sage] 投稿日:04/10/25(月) 01 09 46 ID mzLRVFbC 430-431 むくい 良かった。この詩があって。お堅い詩ばかりで殺風景だったものでね。 枯れた観葉植物、よそ見した歯医者さん、どれもいい味を出している。 504 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/10/25(月) 03 36 38 ID 0p0XWIBX 430-431 ちょっといい話 で終わってるなあ結局は。 構成的に失敗だったろうな。 515 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 55 40 ID sqzMIhqP 430-431 何つっても最後の1行がいいね。ことばの遣いかたはところどころ 疑問がありますが、構成にセンスを感じます。タイトルはまんまですが、内容 からは少しかけ離れているよね。 526 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:04/10/26(火) 22 01 19 ID +yOFRSgO 1点 430-431 むくい 構成がとてもしっかりしてる。安定して読める。 ただ、内容がちとまとまりすぎというか。新しいものではない気がして。 何か違うモノが途中でぱっと見えてきたら面白い、と。 そういう意味で「歯医者がよそ見をしている!」は転換点になると思った。先が、欲しい。 そんなわけで1点で。 882 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/10/28(木) 00 38 18 ID 9AVsJ1Wy 賞の方々おめでとうございます。 「むくい」書きました。 実際自分が歯医者にかかったときの意識の流れ(?)を詩にしました。 評や点を下さった方々、本当にありがとうございました。 最初、スレッドの趣旨に合う詩かどうか疑問で不安でしたが、 読んでいただけて批評してもらえてとても楽しく、勉強になりました。 実はまだ歯痛ですがそれも忘れました。参加出来てよかったです。 【得点】 4点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 Alnite ◆m3UVuKrnck:2点 ame ◆yUHAxrOw2c:1点 ■▲▼ A false man ステージにあがる ギター一本持ってゆっくり中央に向かっていく俺に 拍手は疎ら 客には顔がなくて 男か女かもわからなくて それ以前にやたら暗い 俺は 予定通りに愛を歌う 作り上げた愛を歌う 予定通りに希望を歌う ありもしない希望を歌う 今流行のロックに合わせて 聞こえてくるんだ クスクス笑う声 誰が笑っているんだ お前らが望むような 愛や 希望を 俺は歌いたいとは思ってねぇよ 沢山の人がいる その中心で 歌いたかった 叫びたかった 孤独と悲しみを 432 名前:A false man [sage] 投稿日:04/10/19(火) 01 06 08 ID FOD1Xy+9 【コメント】 486 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 40 39 ID aLDOFDXj 432 :A false man :04/10/19 01 06 08 ID FOD1Xy+9 切ない歌のほうが多いんじゃないでしょうか? ちょっと現実の歌との 乖離をイメージしました。 499 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [sage] 投稿日:04/10/25(月) 01 09 46 ID mzLRVFbC 432 a false man 気持ちは伝わってくる。最後のシメがとてもいい。 しかしながら、"false"をこう言う風に使うのは許せなかった。 無理して英語を使わなくても日本語でいいじゃない。 タイトル適当につけないで、もうちょっと考えようよ・・・。 515 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 55 40 ID sqzMIhqP 432 うーん、うまく言うのは難しいんだけど、ギター一本で音楽やってるヤ ツにしては、なんか表面的な感じがするんだよな。特に最終部近く。イマジネ ーションってやつをもっと膨らませたい。テーマは好きな部類。 ■▲▼ 生まれて毛が生えて 死ぬ前には毛が抜ける 人生と毛 私と孫 同時に生きている 433 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/10/19(火) 02 36 17 ID qCT4hEgy 【コメント】 486 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 40 39 ID aLDOFDXj 433 :名前はいらない :04/10/19 02 36 17 ID qCT4hEgy 孫ねぇ。暖かい縁側太陽の光?? 孫の頭は光らない。 499 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [sage] 投稿日:04/10/25(月) 01 09 46 ID mzLRVFbC 433 無題 漢字の問題かと思った。 515 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 55 40 ID sqzMIhqP 433 俳諧的な諧謔を狙ってて、そんな雰囲気は伝わるんだけど、いかんせん その諧謔の内容がよくわからない。なんか原典があるの?不勉強ですまんね。 ■▲▼ ない 無いのである 青空は雲一つ無く陽はすでに高く上(のぼ)って 寝坊して出遅れた鳥の一羽も飛んでいない おろくは既に運び出され めぼしい証拠品も持ち出されて……あとは 犯人を挙げるだけである 鍵のかかった部屋の中で首のあたりを 一突きにされた被害者に殺されるような問題は 見当たらない 鍵を持ってる関係者(……家族である)にも 父親や夫を殺すような動機は 近所を聞き込んだ範囲では なさそうであった 被害者が部屋のカギをもう一つ 持っていたと言うことも考えられるが…… それならば 犯人が犯行のあと被害者からカギを奪って 部屋を出て鍵をかけた 山沢刑事はふらふらと表に出た あてもない 少し離れたところに駐車(とめ)ておいた 車に向かう あっ 無い! 駐車ておいた覆面パトカーが無いのであった そのとき歩いてきた女 依平律子は車がレッカーで移動させられるのを 目撃していた しかし 今は それを告げてあげる親切心は浮かばなかった そんな心のゆとりはないのであった もう 三日も無いのであった 考えないようにしても胸の内はないないないで 一杯なのであった 普段なら レッカーと言うくらいの気安さは持ち合わせる 律子であったが すたすたと 山沢の横を通り過ぎた 静かな住宅街の道端 見る人の一人も居ない男女の すれ違い 二人は二度と合うこともない……であろう したがって 物語も続かないのであった 434 名前:ない 1 [] 投稿日:04/10/19(火) 02 56 55 ID 7zzhA+PL 435 名前:ない 2 [] 投稿日:04/10/19(火) 02 58 52 ID 7zzhA+PL 436 名前:ない 3 [] 投稿日:04/10/19(火) 03 02 30 ID 7zzhA+PL 【コメント】 486 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 40 39 ID aLDOFDXj 434-436 :ない 1 :04/10/19 02 56 55 ID 7zzhA+PL 初期条件、舞台ト書き……が発散する詩。 490 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/10/24(日) 20 50 07 ID 4KDuFI86 434-435 ない 最終連を導くためにその直前だけ部分的に三人称多元になっている。山沢刑事の物語を終わらせるためだけに 女をすれ違わせているのだからそれでいいのだが、この移入の転移にもっとこだわれば凄いことになったと思う。 作者はすれ違いの不条理とその真実性に詩を見たのだと思うがぼくは移入の転移に詩を見た。 散文の鼻をあかしてやりたいものだ。 500 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [sage] 投稿日:04/10/25(月) 01 11 31 ID mzLRVFbC 434-436 ない 詩的なタイトル中身は「?」 詩でないのを無理やり詩って言っている感が拭えない。 もうちょっと詩的な表現を入れてみようとか、チャレンジを求めたい。 こういうのを認めないわけではないしむしろ歓迎するけどね。 515 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 55 40 ID sqzMIhqP 434-436 妙な味があるね。まず、ストーリーはめちゃくちゃ。共通するのは 「ない」ということだけ。ことば遣いも「詩の常識」で言うとヘタ。うん、で もね、この微妙なボタンのかけ違いが、読めば読むほど気になるんだよなあ。 519 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 21 30 25 ID sqzMIhqP 3点 434-436 「ない」 こんなの書けねーよ、実際。普通は知性がジャマをして書けません(笑)。 逆に計算の上でこれを書いてるとしたら、驚くべき知性の持ち主です。密室殺 人事件の概要を書くだけでこんなもつれた紐のような文章。ケーサツの車をレ ッカー移動させたり、関係ない人物を登場させて「カンケーないよ」と涼しい 顔で言う、展開のアホさ加減。おまけに「詩のことば」なんてカケラもありゃ しません。もう、絶妙であります。ぼくは気に入ったよ、全部褒めてんだぜ、 念のため。 【得点】 3点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:3点 ■▲▼ 戦場 僕は お前は 何をしている 僕の隣で君は高く昇っていった 君は僕よりえらくなった こういうのは名誉な事らしい うれしいか うれしいか でたらめに 魂の抜けた血の荒野を歩いた ここはどす黒い感情が渦巻いていて 誰かさんが流れを作って 表向きはそういう事になってる それに従い 対峙する 僕と お前 何をしている 地上とは対照的な空の青 何をしている 僕は お前は 人間を喰っているんだ 437 名前:戦場 [sage] 投稿日:04/10/19(火) 15 02 07 ID +vf658zP 【コメント】 486 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 40 39 ID aLDOFDXj 437 :戦場 :04/10/19 15 02 07 ID +vf658zP 「戦場」で何をしている。と聞くのもまた一つの真理か、心理か? 戦場にいる人間は悲惨だ。戦場にいる戦士には意義があり保護もある。 戦士には敵がいるが、戦場の人間には味方がいない。 500 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [sage] 投稿日:04/10/25(月) 01 11 31 ID mzLRVFbC 437 戦場 そうだね。感情に理論なんて無いもの。 この題材に理論的なものを求めちゃいけないんだよね。 いいと思う。感情的な部分もひっくるめて全て。 主人公さんの心、もっと知りたかったなぁ。 516 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 57 17 ID sqzMIhqP 437 テーマ自体に目新しさはない。が、好感が持てるのは、この詩が個性を 持っていること。ちょっとした独自の観点や表現があり、ああ頑張ってるなあ という印象です。とは言うものの、既読感はあり。 875 名前:soft ◆ZYsoftMCT2 [sage] 投稿日:04/10/27(水) 16 06 09 ID TZWgzVmH 戦場 書きました。 プライベートライアン見たから戦争物になっちゃっただけです。 2点ありがとうございましたー 【得点】 2点 Alnite ◆m3UVuKrnck:2点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 ■▲▼ ツリカケ死ス 今老兵は うめきをあげ 死への階段を昇ろうとしている 雨にも負けずに 叫びながら 駆け抜けた老兵は 消えようとしていた 台風の風の中も 雪の降る夜の中も 孤独に単線の線路を駆け抜け 負けずに叫びながら走りぬいた あの勇姿はもう面影もなく 涙を流していた乗客 希望を抱いた青年 感情の雨で錆ができた でも文句を言わずに 「プーン」と独り叫び走った 雨にも 風にも 針のように突き刺す寒さにも 燃え出しそうな暑さにも 負けやしなかった老兵も 時代の渦に勝つことはできなかった 駅のホームに ひっそりとたたずみ 最後の時を迎えようとしていた 老兵は カメラのフラッシュに見送られ 別れの雄叫びを上げて 最後の旅へと走り始めた 老兵は今 音も立てずに 静かに息を引きとろうとしていた 最期の時は目の前に あの叫び声は 消え去ろうとしていた 438 名前:ツリカケ死ス [sage] 投稿日:04/10/19(火) 17 40 09 ID ZZRvJ/q1 439 名前:ツリカケ死ス その2 [sage] 投稿日:04/10/19(火) 17 40 50 ID ZZRvJ/q1 【コメント】 487 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 47 14 ID aLDOFDXj 438-439 :ツリカケ死ス :04/10/19 17 40 09 ID ZZRvJ/q1 ツリカケ < この意味がわからなかった。詩の全てが判らなかったのだろうか? 492 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/24(日) 21 58 30 ID Pg7MEyPy 438-439 ツッカケ死す JR宇都宮線と高崎線を走っていたオレンジとモスグリーンの車体の電車、115系が10月15日 を限りに引退した。私の知人は悲しみに暮れ、しばし放心状態であったが、それを思い出した。 「単線の線路」とあるから、115系ではないのだろうけれど、鉄道ファンの思いは同じっていうことか。 500 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [sage] 投稿日:04/10/25(月) 01 11 31 ID mzLRVFbC 438-439 ツリカケ死ス 私がもっと歳をとっていればもっと感動したのかな。 情景描写はきちんとしている。 でも時の流れが感じられない。写真を見ているような感じ。 516 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 57 17 ID sqzMIhqP 438-439 うーん、ぼくはこういうのに弱いんだ…。70年代に在来線のSLに乗 ったり、廃止直前のはやぶさに乗ったりしたクチなんで。ツリカケ電車だね。 特定の人に分る詩も存在価値はあります。もうひとひねりはほしいけどね。 884 名前:てるあきの代理@現在アク禁中 [sage] 投稿日:04/10/28(木) 09 13 53 ID ywRvSodd てるあき ◆DDfwggPC..です 今回はツリカケ死スを書かせていただきました モデルは先日東武野田線から去っていった 5070系です ツリカケ特有のあの音を叫び声にして擬人化しました 899 名前:てるあき ◆DDfwggPC.. [sage] 投稿日:04/11/01(月) 19 07 23 ID /nmZZeBZ 895 たぶんバーボンハウス規制ですか 今回のお題無しで 思いっきり好きなことをかけました 鉄道とかは好きで 今回引退した5070系は 幼きコロよくのったはずなので 思い入れが激しく…・・・ ■▲▼ ぼくのふたり きみのふたり 君がぼくを見ている 期待の笑みに 面倒くささと発奮でこころが割れる そう自分で書いてから ぼくは間抜けにもびっくりする 何だろうこの3行は どこから来た ぼくのこころはあの時確かに割れたが だからって漢字もひらがなも飛び出してきやしなかった 憤りとあきれがいまは仲良くこころに同居しているが かれらは沈黙を保ったままだ いつでも動悸と息切れでのどを鳴らしているのはこのぼくの表層 時間を切り取って 手に取って眺めてるだけで人生が済むなら ぼくだって黙ってどっしり構えていてやれるんだが 残念ながらあしたがいつもやって来る そしてそいつにところてんみたいに押し出されて 世界中で一つ一つのものは結果へと近づいていく さてこのふたりはわかれていくのか それともだんだんくっついて ケミストリーをおこすのか 結局世界中でやった何兆回のすったもんだに消えてしまうはずなのに 当座のこころはお構いなくぐるぐると遠心力を増して 世界中なんていう言葉そのものを遠くかすませてゆく 本当は公園の鳩みたいに無言で尻を追いかけまわしてやりたい でもふだん言葉に頼り切っているからいま言葉は試されている気になる ぼくと君はまるであの―― 弾力的な財と需要曲線? n数と一般項? メキシコ銀と一条鞭法? 力積と運動量? すし詰めの電車でめくらに手を伸んでどこかの尻を撫でさするようにして 人間の口はいそがしく動き回り自然科学や人文科学を吐き出す 結局学校や新聞はなにも教えちゃくれなかった ふたりの秘密はただイギリス国王のように象徴の道を辿る 毎度のことながら 浮き立つこころだけが行儀よく無言 440 名前:ぼくのふたり きみのふたり [sage] 投稿日:04/10/20(水) 12 08 38 ID 1NFvYkGr 441 名前:(つづき) [sage] 投稿日:04/10/20(水) 12 09 27 ID 1NFvYkGr 【コメント】 487 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 47 14 ID aLDOFDXj 440-441 :ぼくのふたり きみのふたり :04/10/20 12 08 38 ID 1NFvYkGr なんとなく、題名から作者の意図する方向が見えてくる……だが、 同居している事しか知り得なかった。 497 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/10/24(日) 23 30 53 ID 0Cy5PrVA 440-441 ぼくのふたり きみのふたり 代名詞が多くて混乱した。1-3連目が発語の不可能性で4-5連目が時の流れの否応なさ、 どうつながるのかこの時点では分らなかった。6連目また転換して恋の行方を案じ出すが8連目あたりでどうやら 好きなんだけど言葉という壁がもどかしいという事を言いたいのだと分る。 ついでに言葉によって成る文明一般にまで言及してるようでそれがなぜふたりの恋愛に繋がるのか、これは最後まで分らなかった。 作者の中で書きたいことが上手く分節化されていないのでは? 言葉が駄目だとして、それがどうなの?と言いたくなるのは読者を置いていく構成に着いて行くのに気を取られるせいで 作者が行間に忍ばせたなにかが読者の目に入らなくなるからだろうか。それとも喋りすぎることにより自ら行間を破壊してしまうのか。 言葉というノイズの海から睦びあう男女の心を取り出したかったのだと思っておく。 516 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 57 17 ID sqzMIhqP 440-441 饒舌さと内容のとりとめのなさがうまくマッチしてくれました。妄 想に近い考えの飛躍だけど、むしろ好感が持てる。この詩もランディングの位 置が問題だなあ。ケミストリーやイギリス国王のことばも違和感あるし。 886 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [sage] 投稿日:04/10/28(木) 12 26 00 ID e6Qn2bkd 今回は「ぼくのふたり きみのふたり」を投稿しました。 大昔にものすっごい時間をかけて書いた作品なんだけど、 やりすぎて誰にも伝わらなかったという、つまり失敗作なようです(失笑)。 あんまり淋しいんで、自分で説明投下しときます。 題名や、「ぼくのこころは確かに割れたが」「このぼくの表層」など 第三連まででひそやかに示唆したつもりだったが、「ふたり」とは単純な女と男の意の裏で、 深層と表層についての意味を併せ持っている。 要はアレだ、ドラマなんかで主人公の本音がナレーションで入るような人間の二面性を、 実際の「二人の人間」に模して書いた。 君=こころ、深層、本音、欲望願望 ぼく=外づら、表層、社会性 その場合「期待の目」は深層から向けられる、現実での「ぼく」の活動に対する期待感を、 「面倒くささと発奮」はその期待に対する現実的な感想を表し、 その後「いまは憤りとあきれ」、「動悸と息切れ」になったときも同じく、 期待はずれと感じている自分と、頑張ってはみたがフラフラである現実世界の自分に通じることになる。 887 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [sage] 投稿日:04/10/28(木) 12 26 59 ID e6Qn2bkd 次の段の「時間を切り取って」とはつまり過去のことで、 「俯瞰して済むならどっしり構えていてやれるんだが」により、 部屋にこもり後ろ向きで行動しない楽な姿勢を夢見もするが、 次の段の「あしたがいつもやってくる」により、そうもいかない、と現実社会の場に参戦する意思を表明する。 こうして時間が未来へ進むにしたがって、「ぼく」も発奮し、 ものごとは結果へと導かれる。さて、ではこのこころと表層という「ふたり」は 「このまま分かれていくのか」、それともいつしか手を取り合い、 「ケミストリー(化学反応、よくセックスの例えであるような、1+1=3の奇跡)を起こすのか」。 第七連で常識的な自分(表層)が世界中を見渡して、 こういう人格云々は誰もがやって、折り合いをつけていることだという視点を持ち出すが、 こころ(深層)はその俯瞰の試みを笑い飛ばすように「お構いなくぐるぐる」回って、 世界を吹き飛ばし、現時点の自己のみを主人公として立たせる。ただ希望を唱え、願望を叫ぶ。 888 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [sage] 投稿日:04/10/28(木) 12 27 33 ID e6Qn2bkd そりゃあ表層の方にしたって「出来れば無言で」こころをおいかけまわし、 つまり鳩などの獣のように完全な裏=表となりたいとおもっている。 しかしつい外づらを繕い言葉をつかってのアプローチに頼ろうとしてしまう。 「弾力的な財・・」などのくだりは男女間の関係について言っているようであるが、 こころと表層の喩であり、別々の事物でありながら切っても切れない関係を示唆する。 同時に、こうして言葉に換えられると羅列されクエスチョンをつけられ、 ただの名詞、ただの言葉遊びにしかならないことも。 最終段の「イギリスの国王」は、「象徴性」「君臨すれども統治せず」と学校で習う。 そんなあやふやなこころと表層との関係を男と女の「秘密」に似せて書いた。 しつこく「ぼく」に期待する「浮き立つこころ」は「行儀よく無言」のまま、また明日がやってくる。 【得点】 1点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 ■▲▼ 父 東京ドームの上を父と散歩する ポヨンポヨンと跳ねて歩きにくいね ちょっと端っこの方を歩いてみようか 「見てごらん、素晴らしい景色だ」 うん、素晴らしいのかな 俺東京には高校の修学旅行でしか行ったことないから どんな景色かわかんねぇ 富士山は見えるのかな 東京タワーは見えるのかな そもそも東京ドームってどんなところにあるんだよ よくわかんないから残念ながら描けない こっから数行、素晴らしい東京の風景をいずれ記述するつもり 「な、綺麗だろ」 父は年甲斐もなく跳ね回り淵に踊り そんなに端っこに行くと危ないよ と声をかけようとした瞬間 父は「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー」と叫び声を残して消えた 「あ」に濁点だ どうやって発音するのかは不明だが、聞くことには問題ない ちょっと声出してみて、しわがれた「あ」 多分それが「あ゛」自信ないけど かなりに醜く素敵に不気味 声の主は消えちゃったのに、下に落ちていくのに、声は上がってくるんだぜ 正確には「ぐわああぁぁぁぁぁ」だったかも知れないが 俺の脳にはもう「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー」でインプットされてる 悪夢としてな いや実際に夢だったけど あ、ちょっと待って、オチを考えるから いや、こんなに余白はいらないな (余白)これで充分 さて、俺は充分悩んだわけだが、いまだオチが思い浮かばない もう2~3日待ってほしい 444 名前:父 [sage] 投稿日:04/10/20(水) 13 43 11 ID 9k0RZw/i 445 名前:父 [sage] 投稿日:04/10/20(水) 13 43 37 ID 9k0RZw/i 【コメント】 487 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 47 14 ID aLDOFDXj 444-445 :父 :04/10/20 13 43 11 ID 9k0RZw/i トーキョードームをトランポリンにするのはワンダー! 父が落ちて落ちになっているが。サゲが無い。 513 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/10/25(月) 19 13 27 ID 4NjkLpGt 444-445 父 これも面白い。 > こっから数行、素晴らしい東京の風景をいずれ記述するつもり 語り手は外部から詩を既述すると同時に詩の内部の住人でもある。 その二重性がここで露見する。 > 「あ」に濁点だ > どうやって発音するのかは不明だが、聞くことには問題ない どうやらこの二重性は実在と言語の二重性のことらしい。 「あ゛」は実際の音声としては存在し得ないが文字としては存在しうる。 ここでは言語化が実在の劣化としてではなく実在を超えた自由な可能性として捉えられる。 言葉による世界の虚構を虚構と認識しつつそれを肯定し、詩と現実を自由に行き来する。 まず語り手が言葉の世界からはみ出すことにより言葉を言葉から飛び出させよう、 言葉を超えようという意思を感じた。 516 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 57 17 ID sqzMIhqP 444-445 476-477 うーむ…。これさ、メタ詩とか自動記述とかじゃなくて 「行き当たりばったり」つった方がピッタリだなあ。二篇の詩を読んでるよう な面白みは感じましたが。お父さん飄々としてるね。 526 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:04/10/26(火) 22 01 19 ID +yOFRSgO 3点 444-445,476-477 父 最初、続き物だと思わなかったので、気づいた時にやられた、と思った。 それにしても面白すぎで、そして芸が細かい。 確かに力技だけども、それを使えるだけの力量と、背後にある思想というか世界観が きちんと存在していることは確かだと思う。 意図的のようで非意図的に飛ばされ加減の行間で、 読み手の目が作品とメタとの間を漂わされていることは確かなのだから。 というわけで3点で。 【得点】 3点 ame ◆yUHAxrOw2c:3点 ■▲▼ 死化粧 何も語らない 冷たい母の躯 幼い二人の乳飲み子は どのように捉えるのだろう 白く美しい肌に 生える紅 彼女の長い睫毛は もう瞬くことはない ただ匣に横たえている 不思議なことに 綺麗な黒髪は生前と ほとんど変わらない様に見えた 双子はそこにいた お揃いの黒いワンピースを着せられて 新品の服がうれしいのか 二人ではしゃいでいる 手をつないで仲良く 母に駆け寄る姿 彼女らは無邪気に言った 「ママ、綺麗だね?」 彼女はモルヒネで呼吸困難を起こしながら 細かい汗をいっぱいかきながら 苦しんでいる姿を見せたくないと 酸素マスクの下で呟いていた 眉間の皺は日に日に深くなる 青くなっていく女性 SPO2が下がって機械が悲鳴を上げて それでも彼女は綺麗に見えた 「あなたたちのママは世界一綺麗だね」 双子の小さな手が 彼女の冷えた頬に触れた あれだけ苦しんだのに なぜか微笑んでいた 頬にも紅が差した それは気のせいだろうけど 446 名前:「死化粧」 [] 投稿日:04/10/20(水) 17 51 31 ID llTr4sAi 447 名前:「死化粧」2 [] 投稿日:04/10/20(水) 17 51 59 ID llTr4sAi 【コメント】 487 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/10/24(日) 00 47 14 ID aLDOFDXj 446-447 :「死化粧」 :04/10/20 17 51 31 ID llTr4sAi 人の死はいつも大事件。詩は極限をかたり、気のせいと灯りを慈しむ 492 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/24(日) 21 58 30 ID Pg7MEyPy 446 死化粧 死の意味がわからない無垢な幼子を出すことで、かえって死の悲惨さを描こうとしている――のではないらしい。 死にゆく女性の顔、表情に作者は究極のエロス、美を見ようというのだ。 以前、韓国でアマチュア・カメラマンが女性を騙して青酸カリ入りカプセルを飲ませ、 苦しんでいるところを写真撮影した、という事件があった。私もその写真を見て、生々しいエロスに 興奮を隠せなかった。倫理的に指弾されるのを承知でのことだ。もちろん、私だって殺人は肯定しないし、 人の死に喝采を送ろうなんて思わない。が、生と死の危ういはざ間に詩や芸術はある、ってことは 誰にも否定できないんだ。だから、私は作者の感性を支持する。 興味のあるひとは、飯沢耕太郎「『見る』という欲望」(「写真とフェティシズム」参照)。 500 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [sage] 投稿日:04/10/25(月) 01 11 31 ID mzLRVFbC 446-447 「死化粧」 全体的には仕上がりが良い。 でもSPO2の正体が分からなければ読み取れないなど、 ちょっと医学の知識が無いと読みづらい。一般人向けじゃない。 516 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/10/25(月) 20 57 17 ID sqzMIhqP 446-447 この詩のいちばんの問題は、子供たちの態度です。死の概念はまだ 分らないにしても、「かあさんがいない」ことは、それこそ「乳飲み子」にだ って分るよ?腹立つなあ。「ママ、綺麗だね?」はよかったけどね。 523 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/10/26(火) 01 28 32 ID B0r0q3w6 【2点】 >446 詩化粧 子供の視点を仮構することで、死にゆくもののエロスの反倫理性に蓋をしたところはズルイ。 529 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/10/26(火) 23 35 24 ID BvKi5Z1Y 446-447 死化粧 これはいいなあ。死体を概念操作抜きに直接美しい肉体と提示しそれを幼子は疑いなく受け入れる。 生の側から死を見ればそれは悲惨かもしれないが、死の側から死を見ればそれを素直に感受できる。 死の側における素直な感受が生の側に現れたときの不気味さもある。でももう少し死としてのこだわりが欲しい。 879 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sageるぁぁぁぁぁぁ] 投稿日:04/10/27(水) 22 39 22 ID DIxM7N8x チャンプ、準チャンプおめでとうございます~~!! 今回も投票参加出来なかった・・・ いろんな作品がありすぎて評価も難しかったから どっちにしても無理だったかもしれないけど。 私は「死化粧」を書きました。 今回、お題なしだったんでほんと難しかったですよ。 でも思い入れの強い詩を書くことが出来ました。自分的には満足の出来です。 書きたかったのは母親が最後まで子供たちにとって「綺麗なママ」でいようとする強い思い 苦しいとか弱音をはかない、いつでも笑っている母親像を崩したくない彼女の気持ち 実在した人物がモデルだったんですが、長い長い闘病生活で言った言葉が忘れられない 「子供たちが私の顔を忘れちゃうぐらいあってないの」「でも苦しんでいる母親は見せたくないから」 でも批評を受けて、 ああ、もっとこうすればよかった、ここが足りなかったなど見えてきたのでまた修正を加えて 発表したいと思ってます。こっそりと。 883 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sageるぁぁぁぁぁぁ] 投稿日:04/10/28(木) 01 26 00 ID NH4eaPJO あ、書きこみ消してしまったっぽい 大切な感謝の言葉・・・ 批評していただいた方、点数を入れてくれたMUJINAさん ありがとうございます。 MUJINAさんには作者バレバレだったんでしょうか?w 死体である彼女を綺麗に書こうとしたらエロス混じっちゃったみたいですね 無意識でしたよ~~ この詩の修正をこっそりではなく自分のサイトに書き込んでみました。 来ることの出来る方はお暇なら批評しに来て下さいw 【得点】 2点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点 前へ ← 1 2 3 4 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/523.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 青い鳥 620 名前:青い鳥 [] 投稿日:03/08/07(木) 12 18 ID LUmM+FxK 僕は今日も必死の眼で 敵から逃れて木から木へ この両手をばたつかせる 僕は今日も逃げながら それでも捨て目を利かせては 獲物を求めて木から木へ この両手をばたつかせる 「あっ、いた」という声と 「わぁ、かわいい」という声が 時々下から聞こえてくると 僕は敵だと思うから やっと見つけたみみずを諦め やはり逃げなければならないのです 幸せだか何だか知らないけれど 和やかな気持ちになれるか知らないけれど そういう軽はずみな気持ちで僕に近づくのは もうおよしになって下さい 僕はあなたがたの光でもない 僕はあなたがたの仏でもない あなたが幸せを感じるたびに 僕の羽は落ちていくんだ ああもうどうせのことならば 私を捕らえて鳥篭に 飼ってくれるその人に逢いたい 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 水辺にて 621 名前:水辺にて [sage] 投稿日:03/08/08(金) 04 44 ID ClGLwlCx 水面には空が落ちて 粘性を思わせる群青を抱き 水底が世界を飲み込み 全て藍一色に染まる 水沫の思いは果て 縹色が波に濡れる 水鳥の鳴く声に 見るのは蒼き羽の夢 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 青色眼鏡 622 名前:青色眼鏡 [] 投稿日:03/08/08(金) 13 32 ID aNlPYRgb 目覚めれば 公園のベンチ 猫と子供の 片言の会話 潤いは水道水で済まして 旅費にしませう びちゃ びちゃ びちゃ 石が模す枕に傷口を添えて 生き仏 生き仏 生き仏 勝手に悟りをキメている 生き仏 生き仏 生き仏 瞼には蝶が ひゅろうりひゅるる 好きなように蜜を吸いなさい ああ 幸せそうな親子が 砂の城を置き去りに 僕を見て 逃げていったよ 許せない 許せない あの母親の あの母親の インテリジェンスな青色眼鏡 623 名前:青色眼鏡 [] 投稿日:03/08/08(金) 13 33 ID aNlPYRgb 石が模す枕に傷口を添えて 生き仏 生き仏 生き仏 勝手に悟りをキメている 生き仏 生き仏 生き仏 許せない お前も僕も インテリジェンスな青色眼鏡 許せない こんな俗物は 公衆便所に捨てておしまい 大のほうで流せよ、ハニー 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 急行列車 625 名前:急行列車 (1) [sage] 投稿日:03/08/09(土) 00 28 ID pr7zxtgX 君がその本を抱えてある急行列車に乗り込んだとする 線路がどのような位置でループしてまた戻るように 上り下り関係ないこの路線を走るのは海へ向かう というかすでにこの路線は海沿いを走っているから 乗車駅と降車駅の大きな違いなんて特にないようなもので 違いといったら制服を着た駅員がいるかどうかとか 観光客のような格好をした乗客がいるかどうかくらいで 入道雲さえ見かけない今日の空を突き通すような太陽が暑いと 感じる理由は1つしかない 空はとてものっぺり単色の空だ 急行列車とはいいながらこの客車は夜行列車用で 窓も力を入れてようやく開くような古いもののようだ しかし開けた窓からは速度の通りの風が入ってくるから 君が持ったその本はめくれて栞をつけないとわからなくなる この路線に入ってから急行列車は各駅停車を始めて 君は窓のそばで本をだいぶ読み進めていたのだが 結局途中で風に阻まれた読書は振り出しにもどり 君はその本の出だしを口にする 「すべてが青になる」 聞こえない 聞こえない 626 名前:急行列車 (2) [sage] 投稿日:03/08/09(土) 00 30 ID pr7zxtgX 観光客の騒ぎ方はいつも邪魔をするためにある 列車の窓が風を切る音はいつも邪魔をするためにある 遠くの海の波音はいつも邪魔をするためにある 暑い太陽だけを抱える空はいつも邪魔をするためにある それを君が気づく もう一度くり返す 「すべては青になる」 観光客のリュックサックは青である 急行列車の古びた客車の外装は青である 遠くに続く海の色は青である 太陽をよけた空の色は青である 君の持っているその本のカバーも青である その時 君が青である つまり 君は音である君は記号である君は単語である 君はシーニュである君は隠喩である君は文法である 君は体系である君は物語りである君はストーリーである ゆえに 君は青である 627 名前:急行列車 (3) [sage] 投稿日:03/08/09(土) 00 32 ID pr7zxtgX 聞こえない 聞こえない そこに文字だけがある 君がその本を抱えてある急行列車に乗り込んだとする そのとき君はただの命題である 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 628 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/08/09(土) 00 33 ID 3yvTLz9a 何か最近とっても疲れてて。 気分はブルー。ダークブルー。 きっと天気のせい。台風のせいね。 せめて青い空が見えたら。陽の光が差したら。 きっと私も明るく。元気になれるわよ。 夏の日差しを浴びた向日葵のように。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 増田課長 629 名前:増田課長 [sage] 投稿日:03/08/09(土) 01 21 ID S70Uhprv 増田課長が今日辞める とんと冴えない人だったが 辞めるとなると偉くみえるから不思議だ いつもと変わりない50円切手のような顔で座っている。なめられるということだ。ただほんとうになんとなくいつもと違う。 変わらず指のサカムケや鼻の穴の入口や空白の手帳や帳簿の重なり具合や湯呑みのしずくや十二時の針などを気にしている。 なのに、 だいぶ以前のことだが、一度だけ二人きりで飲んだことがある。 「なじみ」という課長の行きつけらしいこれまた冴えない飲み屋で、『小』みたいな顔のおかみがいて『犬』みたいな顔のおやじがいた 何を言っても「そりゃそうだ」という答えにうんざりしていた私はしだいに課長の顔はなんの文字だろうと考えだしていた 『四』にもみえるが『歯』にもみえる 『目』だなと思うと『貝』とも思える いっそ『は』 いや、『ほ』 『ま』 『め』 『く』 『え』 豆がでてきたので食った そのうちになんかまた話しだして、それはそれで終わった。 630 名前:増田課長2 [sage] 投稿日:03/08/09(土) 01 23 ID S70Uhprv その日の昼飯の時に経理の田端女史が「辞めた後なにかすることはおありでしょうか」と聞いた。 課長はいつもの「そりゃそうだ」を言ったあと湯呑みに口をつけそれをながめた。 「鮨屋さ」 道村君なんか人参すっとばした。やむにやまれずすっとばしたのが人参だなんて道村君もおもしろい男だ。 と言いいつつ私もカレーを鼻で食べようとしのだけれど。 「す、鮨、ですかうぽ」 道村君は本当におもしろい男だ。 すっとばした人参を何食わぬ顔で食い、食ったと思ったらまた噴射させた。食ってからしゃべれ。 「ん~、ん~」 と課長は続ける。 田端さんはまだうどんだと思って自分の髪を食ってる。 なんだかよく分からないまま昼は終わり 退社時間までその不思議な気分のままだった 631 名前:増田課長3 [sage] 投稿日:03/08/09(土) 01 25 ID TafGwD5k 課長にはやりたいことがあったということだ。 勤続30余年。私が見ただけでも15年。 私も含めほぼみんなが思っていた「課長がいるから」という変な安心感は 私にかぎり15年目で裏切られた というのもおかしな話で、こっちが勝手に課長を安心の指標にしていたのだ。 「課長は、まあ課長だろう」という本当に、ほんとうに不思議な私のなじみ言葉は、今泣きそうになるほど喜劇じみてきた 心臓が速くなってきた しかしまあ課長は課長なわけで、やりたいことあげるくらい誰でもできるし前からリサーチとかしたのかな鮨屋の 退職金があるうちだけだよな貯金あるだろな 法律とか詳しいのかな なんかすげえな冴えないフリかな 俺は俺だ 重い 羊羹(ようかん)になった気分だ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 青い。 632 名前:青い。 [sage] 投稿日:03/08/09(土) 03 27 ID K7V9AHlR 君を見ていた。 悲しい目をしている。 君を見ていた。 青い瞳(め)の君を。 「これは、カラーコンタクトなのよ」 と笑いながら。 でも、 悲しい瞳(め)をしている。 僕は君をまねて。 青い縁の眼鏡をかけてみた。 きっと、世界は変わらない。 と思っていたけれど。 なんだか 悲しい。 君の気持ちが分かるような。 君がいとおしくなるような。 悲しみ。 明日、僕は勇気を持って言おう。 「君は、青いコンタクトなんかしない方が素敵だ」って。 この青い眼鏡を捨てて。 悲しみさえも消えてしまうような。 広くて綺麗な青空が見える丘で。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ☆Planet・Rhythm☆ 639 名前:☆Planet・Rhythm☆(1) [sage] 投稿日:03/08/10(日) 02 08 ID 2Z0jYEhg あさがきて あたしは後ろの方からプラネット・リズム なみがきて 海はちょこちゃんをはぐくむのよ、はママだけリズム ふんわり見つけたまあるくて黒いボゥル 南風に溶かしたら それは青い形のウサギさん 街角のフリップが綺麗に跳んだ それはウサギの小指からやわい声が生まれたころ 青を飛び越える勢いと 交差する気持ちが真っ白のリズム 触っちゃダメだと言われたのだけれど、やっちゃう ドキドキはここだけの小さなリズム ウサギの夢は どこまでも青く 640 名前:☆Planet・Rhythm☆(2) [sage] 投稿日:03/08/10(日) 02 09 ID 2Z0jYEhg がやがやらしさの気持ちいい感じ セリフにとらわれないルーズ(loose!)な、そんな感じ くりくり目回す友達が見る 360゜はそんな感じ、上手くつかんでるかも この空はいつまでも青ーのいい感じ 布団に入るときには ウサギのお腹はあったかいリズム でもね、昨日は冷たかったから あたしのおなかで少しだけ うん、少しだけだけれど伝わればいいな 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 青の眠り 641 名前:青の眠り [sage] 投稿日:03/08/10(日) 09 37 ID jkJZaKZm 青の中で 静かに 青が好きだと 最初の人は私に言った そのひとは好きだった でも私は嫌い まるで その憂鬱さに 染まってしまいそうで 青の中で 静かに眠る あの人の事を 愛していたかもしれないけど 色まで愛する事は 出来なかった 私は 青と離れていたかった あの人は 青を放そうとしなかった ああ もう終わりだと 告げられたその時に 世界に青い雨が降った 青の中で 静かに眠り ただ そこからのイメージの中 漂う 青の中で 静かに 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/138.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 お題 女性 or 男性 開催期間 2003/02/26~2003/03/06 参加作品数 37 審査員 8人 本スレ 6の357-510 議論スレ 5の334-367 【チャンプ】 早生辛い菜 WaSahiBina(ダストキャット):11点 【準チャンプ】 2B(Lights):10点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 360 無題 - - 362-363 ワンパターン - - 364 苦悩 - 1 365-366 性差に悩む者への詩 - 4 367 2B Lights 10 368-369 ごさいのはるに - - 371 ありか - 2 372 選択権 - 1 374-376 わたしはオンナ カニ男 5 380 無題 - 1 381 実験 - 2 383-384 早生辛い菜 WaSahiBina ダストキャット 11 385 ヒーロー 無名小説 3 390 無題 - 2 391 三月うさぎ、扁桃腺 - 5 392 飛ぶ男 - - 393 違いくらべ - 2 394 サボテン 澪 2 398 gt;哀・戦士 lt; - 1 400 ほほ杖をつく女 - 1 401-403 わたしはそのひとが好きだった ◆tYbIWmaS5o 6 404 東京タワーbaby - - 405 化粧 22 - 6 406-407 ノース 快楽童子 - 408 欠片花「男」 - 1 410 男の正常な死にざまだ - 1 411 人造弥勒 - 2 412 蝸牛(かたつむり) - 3 419-420 働く男は今日も働く - - 421-422 お祈り - 1 423 滑走劇場 ame 3 426-428 優しい姐や 49男 3 429 性障害のソナタ - 1 430 彼女にしたい女の子 - - 433 AirH” - - 452-454 ワラ人形的 remote control グリーンブック 2 456 闇の左手 光の右手 - - 【審査員】 都立家政 ◆MD76fFko5o しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o Ippei ◆KIno895986 グリーンブック ◆VZ.CboVnb2 たもい ななほし ◆lYiSp4aok. Canopus ◆DYj1h.j3e. 激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q 【採点レス】 462 名前:都立家政0d8D+?]o[] 投稿日:03/03/05 03 00 ID 04orCYQt 【3点】 365-366 「性差に悩む者への詩」 【2点】 381 「実験」 405 「化粧」 385 「ヒーロー」 464 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/03/05 03 39 ID 04orCYQt 【1点】一点作品の寸評は「第三者は置いといて作者へ極めて主観的な手紙」とする。 367 「2B」 374-376 「わたしはオンナ」 380 383-384 「早生辛い菜 WaSahiBina」 391 「三月うさぎ、扁桃腺」 465 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/03/05 04 00 ID 04orCYQt 【1点】の続き 398 哀・戦士 411 「人造弥勒」或いは 412蝸牛(かたつむり) 467 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [sage] 投稿日:03/03/05 11 37 ID ufRhmQdA 421-422 「お祈り」 372 「選択権」 408 欠片花「男」 429 「性障害のソナタ」 469 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/03/05 11 46 ID 2ZhLkAoN 【3点】 383-384「早生辛い菜 WaSahiBina」 367「2B」 【2点】 405「化粧」 470 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/03/05 11 47 ID 2ZhLkAoN 【1点】 371「ありか」 393「違いくらべ」 410「男の正常な死にざまだ」 452-454「ワラ人形的 remote control」 480 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/03/05 13 52 ID 7hESLTEc 3点 367 「2B」 2点 383-384 「早生辛い菜 WaSahiBina ◆HtgiqtCE1g」 426-428 「優しい姐や」 1点 401-403 「わたしはそのひとが好きだった」 482 名前:グリーンブック ◆VZ.CboVnb2 [sage] 投稿日:03/03/05 14 55 ID cNg56xzd ◆1点◆ 365-366「性差に悩む者への詩」 367「2B」 401-403「わたしはそのひとが好きだった」 486 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/05 23 15 ID VE/MXlgG 【2点】 405「化粧」 374「わたしはオンナ」 412「蝸牛(かたつむり)」 423「滑走劇場」 487 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/05 23 24 ID VE/MXlgG 【1点】 364「苦悩」 367「2B」 371「ありか」 383-384「早生辛い菜 WaSahiBina① ◆HtgiqtCE1g 」 390「無題」 489 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:03/03/06 00 10 ID Xvw2KCfR 3点 383 :早生辛い菜 WaSahiBina① ◆HtgiqtCE1g :03/02/28 20 27 ID DfEX2sLf 2点 374 :わたしはオンナ :03/02/26 22 59 ID E4cI+Mtm 1点 385 :ヒーロー :03/03/01 13 32 ID nV1iVbea 1点 401 :わたしはそのひとが好きだった :03/03/02 23 58 ID WAGpSIES 1点 452 :ワラ人形的 remote control :03/03/04 23 40 ID Pe8QpL8s 492 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/03/06 22 42 ID KOmICWJq 391。 3点です。 394 2点です。 494 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/03/06 22 55 ID KOmICWJq あとは1点です。 383-384 423 426-428 496 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/03/06 23 12 ID W8nk+D7y 3点 401-403「わたしはそのひとが好きだった」 1点 367「2B」 390「無題」 391「三月うさぎ、扁桃腺」 393「違いくらべ」 400「ほほ杖をつく女」 411「人造弥勒」 作品 ■▲▼ 無題 360 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/26 01 19 ID 9L1KGRLH そういえば雪の日には外を歩く人が皆しかめ面などして歩いているものだ困ったよう ないらついているようなそんな顔だ冷静に見ているとなにやらおかしくなってくる のだがそういう自分もいつのまにかしかめ面している誰も彼もしかめ面している老 人も子供もしかめ面している男も女もしかめ面しているすべての人がしかめ面してい る。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ワンパターン 362 名前:ワンパターン①[] 投稿日:03/02/26 01 27 ID /fN+wY2z だんじょ 男女 man and woman; boy and girl; both sexes. ~を問わず regardless of sex. ~七歳にして席を同じうせず Men and women shall not be too friendly with each other when they turn seven. 男女格差 a wage differential between men and women. 男女関係 relations between the sexes. 男女共学 共学 男女雇用機会均等法 the Equal Employment Opportunity Law. 男女差別 sex [gender] discrimination. 男女同権 同権 男女平等 equality between men and women. 363 名前:ワンパターン②[] 投稿日:03/02/26 01 28 ID /fN+wY2z めお ―を 女男・陰陽 女と男 妻と夫 相具して御嶽へ参る者ありけり 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 苦悩 364 名前:苦悩[sage] 投稿日:03/02/26 01 59 ID mtag6PCj ピーコが男か女かなどということはさして問題ではなく だからと言っておすぎがどうのとかいうのは全くの論外であって つまり何が言いたいかというと男の定義は何かということと まあそれに対比させるべくして女の定義は何なのかということなのだけれど それはつまり藤井隆はどう見ても女であり和田某は男であると言うような あながち嘘でもないかもしれないとんちんかんな事を指し示している訳でもない 然るに生物学上の男or女の定義は 科学万能主義の世では厳然たるものであると言えるが 近年の多様な価値観の中ではあまり意味を持たないとも言えないこともない するとまず定義の定義たるを論ぜねばならぬわけであるが 知に働けば角が立つゆえ此処では伏せるが決して逃げではないことを付記しておく 何から逃げるかと小賢しき質問は想像に易いので敢えて無視するがどうしてもと言うのなら 答えんことも無いが無料でとはいかぬので覚悟召されよと一回言ってみたかったような感じで閑話休題。 結局何が言いたいのかというと定義は定義人それぞれとかそんな下らん事が言いたいのではなく 何ゆえ科学万能主義に反旗を翻すべく発生したオカマorオナベの割合は オカマの方が圧倒的に多いのだろうと言う疑問と オカマと女装趣味の禿オヤジは似て非なるものであって そこにはマリワナ海溝よりも深く暗い深淵があるという確固たる確信であるがしかし 確信を証明する事ができぬのがここ30分ほどの悩みと言う訳なのだ。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 性差に悩む者への詩 365 名前:性差に悩む者への詩 (1/2)[すげぇがいしゅつかも] 投稿日:03/02/26 02 40 ID H6B+npVG 『女性 or 男性』ッ! それは最強伝説である! orという接続詞は「もしくは」と訳される However!しかしながら!! それは「どちらか一つの要素を確実に有す」という意味もある! つまり! 「どちらか持ってりゃいいんだから両方持ってしまえ!」 という非常に漢気溢れる考えもできるのだ!! そう!『女性 or 男性』ッ! これは『オカマ』という捉え方が出来るのだッ! 『『『なんだってーーーー!!?』』』 俺達はとんでもない勘違いをしていたようだ。 オカマは愉快。 オカマは下品。 オカマは両刀。 オカマは人情。 これらは全てオカマのサーフィスに過ぎん!!! オカマの真の性質ッ! それはッ! 糸色 文寸 白勺 走召 走戌 ! ! 我々の種は男か女かで二分できる。 東西どちらかにつかねばならん。 しかしッ! 366 名前:性差に悩む者への詩 (2/2)[なんのこれしきッ!] 投稿日:03/02/26 02 41 ID H6B+npVG オ カ マ は ど ち ら で も い い の だ ッ ! ! 男か女かのこの世で!男で女ッ!最強!! 便所自由!恋愛自由!服装自由!戸籍自由! 全てに置いて制約を受けぬ! 封建主義もフェミニズムも オカマの前ではちゃんちゃら可笑しいわッ!! いいとこ取りかつノンペナルティのオカマこそ!! 我々を超越した新しい形の人類なのだッ!! 進化形ッ!ニュータイプッ! そこに哀しみも憎しみも無いッッ!!! あるのはただ!!! 愛のみよッ!! オカマ最高!オカマ最強!オカマラヴッッっ!! では本物の超越者を拝謁しに行こうではないか… 歌舞伎町二丁目へとよッ!! い、いや、痛いっす、青ジョリ痛いっす きすまーく消えなくなるっすよ かんべんしてください くび、くびはいやぁ ああはああみみやはぁん 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 2B 367 名前:2B[] 投稿日:03/02/26 13 39 ID HNwmSTb9 机と椅子は3号から1号へ 冬を迎える頃には一段飛ばしで 知らぬ間に段差が出来ました 肘が当たるという理由において 間に隙間が作られました 左上の視界が開けて 鉛色の空の下 烏が2羽じゃれていて その景色がかすんだ時 僕が「あっ、雪」と言いました あなたはその声を気にもとめず ひたすら鉛筆を動かしました 僕は窓の外を見続けて あなたは黒板を見続けて でもその視線が時々それるのを 僕は見逃しませんでした 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ごさいのはるに 368 名前:ごさいのはるに[] 投稿日:03/02/26 14 28 ID zscweYrb あめ たったひとつの いちごあじの わたしにくれたものあなたが だいすきだった いまはもういない ひのしずむゆうぐれに 369 名前:368[] 投稿日:03/02/26 14 35 ID LQf6LplJ 訂正 わたしがくれたもの のあとに改行 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ありか 371 名前:ありか[] 投稿日:03/02/26 16 26 ID MXnFkQUg 彼女の顔をスケッチしても どうしてもわからない そのありか たとえ彼女の鼻下にヒゲを生やしても どうしても男にならない 鉛筆画の笑顔 ねぇ 君の女の子はどこにあるの? 鉛色の線に探すけれど ぼくと同じにんげんの目だ ぼくと同じにんげんの鼻だ ぼくと同じにんげんの唇だ その唇に触れてみたいのは ぼくのどこかにある男の子が 会いにいきたいって叫ぶからなんだろう ねぇ あんまり眩しく微笑まないでよ ぼくの男の子のありかが 二人の間でバレちゃうよ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 選択権 372 名前:選択権[] 投稿日:03/02/26 18 30 ID FutMVOjw 凹凸分ける根っこの粘土 バケツ?はたまたこの尖頭 要は♂か♀か 食される食べるか しゃぶるのか舐めるか? どっちにしよーかなー料理賞 ちょっと気にかかるよなー商品も 超いいの 超いいぞ DRAMAじゃ愛の逃避行? 毎度もういいよ 船に港 山に谷 上半身じゃ逆 盛り上がり もち盛り ホルモン分泌 生理って大変 性感帯 刺激 別の世界へ ビンビン or 濡れ濡れ アソコも 決めた!俺やっぱ漢 もしかして天然なストレートにテンパ あっ!これって選択出来ねーじゃん 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ わたしはオンナ 374 名前:わたしはオンナ[sage] 投稿日:03/02/26 22 59 ID E4cI+Mtm 可愛い新入社員がもうすぐやってくるのは 半分憂鬱で★ 半分愉しみ♪ ★とか♪を使うのは目にうるさいとか言わないでね わたしはオンナ そうゆうものなの わたしを一個押し上げるヒヨッコちゃんたちに 恨みも込めて仕事を叩き込むわ♪ こんな仕事もできないの? あなた小学生からやり直したほうがいいんじゃない? 開いてる手があったら電卓を叩きなさい 数字が大事なのこの仕事はね わたしはオンナ 甘く見ないで 仕事に生きる強い生き物 かわいい新入社員に 胸がキュンとなったり するわけはない きっと仕事しすぎのストレスね 375 名前:わたしはオンナ(続)[sage] 投稿日:03/02/26 23 01 ID E4cI+Mtm 仕事がひけたら恐い上司から 気前のいいお姉さんに早変わりよ☆ さああんたたちついていらっしゃい 歓迎パーティーはわたしが歌いまくるから♪ イヌのごとき上下関係をここでも教え込んでおくわ(^o^) 久保田クンがチワワみたいな目で見つめてる わたしはオンナ 狡賢くて 自分の損になることはしない だから久保田クンを 好きになったり するわけはない きっと酔いがまわったのね 376 名前:わたしはオンナ(完)[sage] 投稿日:03/02/26 23 01 ID E4cI+Mtm 鬼の課長と呼ばれるこのわたしが 最近丸くなったって??なんかの間違い!! それでもなんだか仕事が手につかない… チワワのことばかり考えてる…? かわいいものはもちろん好きよ 30歳過ぎても好きだと思うわ だけどひとつのかわいいものだけ側に置いたりしない 豪華に侍らせてオホホホホと笑うんだから!! わたしはオンナ 浮気症なの すぐに燃え上がり すぐに捨てるの だからあのひとを 思いつめたり するわけはない 何かの間違いよ わたしはオンナ 自分勝手よ 周囲を振りまわし 好きに生きるの だからあなたに 永遠を夢見たり するわけはない 何かの間違いよ 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/546.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 守人 464 名前:守人 [] 投稿日:03/05/11(日) 04 00 ID ZB+V2J4p 苔生す墓の守人なれど 墓を訪る人は無し 蝶舞い風吹き花ゆれて 佇む無機物 所在無し 永久の動力(いのち)と出されぬ命令(さだめ) 今日も今日とて花を供う 時は流れて国滅し 墓の主も誰知る人ぞ 物見遊山に訪る人に 守人は命令を実行す 朽ちた手足に錆びた砲 時の流れは残酷に 火力の違いを見せ付ける 手足もがれて声も出ず 残る動力は谷底へ 墓は荒らされ人は去り 蝶舞い風吹き花ゆれる 動くもの無きこの墓地で 残る手足は苔生しる 墓と一緒に苔生しる 名も無き墓標と苔生しる 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 創られた嘘の塊 465 名前:創られた嘘の塊 [] 投稿日:03/05/11(日) 11 37 ID bthQddJP 目覚ましが響く 規則正しく起きれるのは 油が足りない 指してくれ 音声センサーに反応する君も 安眠ビジョンは 昨日も古い空の匂い あの日のデータは もうごみ箱に入れたのになぁ ワックスのつけすぎで 頭部のバリアー指数も右下がり 小型ライブカメラ ズーム機能は皆無に近い 古くなったボディーの変更は この世界は承っていないってさ これじゃあ あれと 同じじゃないか 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ロボット 466 名前:ロボット [] 投稿日:03/05/11(日) 15 04 ID F6zY1C+j 人間 機械 制御 未来 鉄腕 感情 戦争 地球 宇宙 破壊 殺戮 炎上 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ろぼっとくんとあたし 468 名前:ろぼっとくんとあたし 1 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 16 05 ID 2f36zsnj ろぼっとくん ろぼっとくん どこにいくの ろぼっとくん ろぼっとくん どこにもいけないのに ろぼっとくん ろぼっとくん いらないのに ろぼっとくん ろぼっとくん きみはいらないのに 469 名前:ろぼっとくんとあたし 2 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 16 08 ID 2f36zsnj ろぼっとくんはいらないんだよ みんないってたよ ろぼっとくんはいらないんだよ みんなしってたよ ろぼっとのくせになんでこのまちにいるの ろぼっとのくせになんでいうこときかないの できそこないってみんないってる できそこないってみんなしってる いらない きえて しまえ 470 名前:ろぼっとくんとあたし 3 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 16 13 ID 2f36zsnj あたしまずねじをはずしたわ それからうでのかんせつみたいなところこわしたの あしもこわしたよ いらないいらないってさけびながら ないてたよ でもしらないよ こなごなにしてすてちゃった ろぼっとくんこわしちゃった だっていらなかったんだもん 要らないから壊したの でもなんでかな? 今になって思い出すの あの壊した時の手応え あたしろぼっとくんみたい 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 少女ロボット 471 名前:少女ロボット [] 投稿日:03/05/11(日) 19 07 ID 9DNuaP3w 少女ロボットをレンタルした。 3時間で3万円。安くて早い、ファーストフードガール。 コスチュームは扇情的、話し振りは退廃的。 デカダンスな魅力に溢れる少女ロボット。 乳房とは対照的に薄っぺらな価値観が、無知の涙に似合っているよ。 希少価値のないステレオタイプの少女達は ブランド以外の飾りを知らない 少女の装いで娼婦を気取った、現金至上主義の現金な動物 グロテスクな天国は私の物 喪失感ならカネとアレが埋めてくれるからね ロボットのようにルーティンワークをこなして家に帰れば パックと一緒に汚れを剥がして 明日はどう演じるか、メールで検索 カトレアの花言葉、あたしにピッタリ そんな気持ちの少女ロボット 少女ロボットは購入できるからいい。 寂しがり屋で見栄っ張りな少女ロボットは、男の数で存在価値を算段する。 僕も貢献してあげるから、せいぜい満足すればいいよ。 小賢しいその瞳に、僕を吸い込んでみればいいさ。 所詮はロボットなんだからさ・・・ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 僕と小さなロボット 473 名前:「僕と小さなロボット」その1 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 09 ID 1vFyK37y グリーンサラダを頬張るそれは 確かにロボットなのだった 数年前に事故にあってからというもの 僕の頭の回線はうまく繋がらない 妻はあれからこころなしか細くなり なぜだろうか 僕の隣にはいつも小さなロボット とある映画を観に行った 少し前に話題に上がったホームドラマで 妻がどうしても、と観に行きたいらしい スクリーンの中で子役は器用にピアノを弾いていた 妻に「これをプログラムしてみないか」と聞くと 「えぇ、そうね」と涙声で返された 映画に夢中になっていたのだろうか ちょうどクライマックスのシーンだった 474 名前:「僕と小さなロボット」その2 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 19 ID vRD2ugBH 日曜大工が得意だった 金槌をとってリズムを刻む それにつられたのかロボット こっちへ来て歌をうたいはじめた ロボットらしからぬ音程が外れている 面白くなった僕は調子を合わせてみた この歌は得意だった いつだったか妻と二人でよく歌った覚えがある 青い空の下、そうだ、大きく伸びるようにと 大きく 伸びるように 何が? ロボットは笑っていた 476 名前:「僕と小さなロボット」その3 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 44 ID pczTHfQ5 僕は言い知れぬ感覚に恐怖しロボットを跳ねとばし 視界がぐらぐらと歪んで そのまま自身が空になるほど吐き出し そのあまりの苦しさに涙が止まらなくて いや、苦しさだけじゃなくて なんか形容出来ない色々があって 僕は気を失った さようなら、僕のロボット。 小さな鼓動と いつもと変わらない暖かさに気付くと そして――― 優しく背中を包んでくれたのは 僕の愛した人と、僕の はじめまして、愛しいお姫さま。 娘は今日もグリーンサラダを頬張る 477 名前:「僕と小さなロボット」補足 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 49 ID yD6b8HtC あ、さようなら辺りは前にスペースいれたんだけどなあ。 これだとわかりにくいですね。 変わらない気もするけど一応修正します。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 氏名不定の末路から 479 名前:氏名不定の末路から [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 58 ID mY8nc1Mw 縦 1メートル 横 1メートル 高さ 1メートル という立方体の形状をしていて 鉄原子だけで構築されている人がいました この人の氏名はころころと変わります それは自分の意思ではなく 外部からの力に起因しているのですが 勤務先であるグラム会社で働いているとき 氏名は 786 お得意先であるキログラム商事で取り引きしているとき 氏名は 0.786 自宅であるミリグラム家で骨休めしているとき 氏名は 786000 とまあ その場における疲労の具合に比例して氏名である数値が変化するのです この氏名である数値が大きければ大きいほど リラックスしていることを示します 疲労が身体や精神に出るではなく 氏名に出でしまう 一切の疲労を氏名に対して ぶつけて がんばる 睡眠なんて必要ない しかしこの人は大変です しょっちゅう氏名が変わるものですから とにかく 友だちができにくいし 上司からも嫌われています 有能なのに 終いには完全に一人ぼっちとなり ミリグラム家に引き篭もってしまいました そして最後は 静かに息を引き取ったそうです 480 名前: [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 58 ID mY8nc1Mw でもその死の間際 こんなものを残していたのです 錆び 僕たち人間には肉体というものがあります だからこそ その場その場で氏名を変えずに 生きていられるのです それは今はなき 氏名不定のあの人がいたからでは ないのでしょうか ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 【注釈】 鉄 1立方メートルあたり 786グラム 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 奇跡 481 名前:奇跡 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 59 ID gFnP8d4p がらすは美しく斜陽を浴び 鋼鉄の床には黒く 這いまわる祭司 消えない油染みが 眼球の根に絡んだ 長い毛髪の影であることも知らず 歯軋り 青い花畑に人知れず 臓器の灰汁を吐く祈り たとえば幼い見学の列を 薙ぎ倒す腕の強さ しなやかな打撃の熱さ 放物線の美しさ 嵌合のあまい 頭蓋のゆるさ 赤く 冷たい肌を てらてらと濡らし 迷わない小羊のライン 残照と鉄粉のコロイド 単調な響き 礼拝堂の片隅に貼付いて青い 霊だけが知る祈り お前たちが一斉に狂う奇跡 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ダイメイワクロボのテーマ 483 名前:ダイメイワクロボのテーマ [] 投稿日:03/05/12(月) 00 05 ID XIkiwwyK 赤い夕陽がギンギラギン プラズマ眼光シャキーンシャキン 正義も悪も関係ない ミサイルパンチを飛ばすため フルスロットルで走るため あーあ ただそのためだけに あばれろ! ダイメイワクロボ こわせ! ダイメイワクロボ 今日の倒壊家屋 今日の被害届け なんぼだー なんぼだー ガガンガンガンガーン! 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 484 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/12(月) 00 08 ID EbHWG33D 紫色に錆付いた この夕暮れに溶け込んだ ボクとキミは鋼鉄(ハガネ)のココロ ぎしぎしと悲鳴をあげて 坂の終わりに花びら舞うよ 傷つくことから遠ざかろうと 表情を止めた まばゆい後悔が目覚めぬように 言葉を止めた まるでボクらはロボット 透明な笑顔で空を切り裂く 真っ二つに切り裂いて その片方に涙したい まるでボクらはロボット 透明な歌を海に流す ただ延々と流しては ただ延々と涙したい 紫色の夕暮れに サイドスローで投げ捨てた ボクの顔は油まみれで ロボットなのに悲鳴をあげて 恋の終わりに花びら舞うよ 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/506.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ エーテルの反乱 604 名前:エーテルの反乱(0) [] 投稿日:03/10/26(日) 18 10 ID 1WUr1aOq New!! (虹の色した月明かり) (橋をまたいで水面へ) (排水溝の深い影) (青緑の水草の) (間を汚水が泳ぎます) (濁った水が泳ぎます) (月明かりは水面で) (跳ね返されてしまうけど) (かすかに底にとどきます) (かすかに底をてらします) (汚水のあいだを泳ぎます) (月の光が泳ぎます) 605 名前:エーテルの反乱(1) [] 投稿日:03/10/26(日) 18 23 ID 1WUr1aOq New!! アルコールランプの蓋を弄び 部屋に入った 電気はつけない ダンボールの影にくつわむし ほうりっぱなしの服にすずむし クロゼットの闇にこおろぎ 冷蔵庫でたまねぎが芽吹いた ベランダには 線を抜かれて光れない機械たち 窓の外は 真夜中なのに明るい空 機械たちに 緑色の反射光をつくる 道の真ん中で アスファルトを必死で砕いてる人がいる ベランダで その音を聴きながら きっと種をまいて、そしてここは森になるんだと そう思った (火事だとどこかで誰かがいった) 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ -悲報- 608 名前:-悲報- [] 投稿日:03/10/27(月) 11 34 ID UPcU5Cc5 New!! 親友tは鳥で、壊すべき立体テレビの中心で、「私ナンシー!!」と叫ぶ。 それは確実に700%幸運になる歌。 不必要な愛が、達成しない血液を印刷していた。 0.5年後にあなたの心の中でタバコは静かに発射され、躯の臓器が心臓と膀胱で99%の少女がで苦しんだ私の頭を引っ掻く。 愛としての義務など、雑音でいっぱいの公衆便所の内部で批判する詩人と同じだ。 IQの底から階段で、彼の希望の頂上が部分と単色によって、主に引き抜かれた。 弱く移動される音楽の列車の気楽さ考慮する場合は常に、他のものの方向に詩の批判を尋ねよう。 天使が単語で言うことは、プロセスを必要としないフレームのない壮大な物語。 弱いその人の中でよく笑い、涙を必要としないフル・カラーに変換できる小説。 涙に強制 ハトの舌癌 疾病 彼の希望 私、そしてその心。 旨いアルコールを飲む喜びに似た、夜を興奮で満たしたコカコーラ。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 血について 609 名前:血について [sage] 投稿日:03/10/27(月) 13 04 ID kU3/GN8x New!! 僕は戦場で流される血の 止血帯にはならないで 僕は街頭で血を流す人の 絆創膏になるのです そして赤い液にまみれます それから乾いて黒ずんで ばりばりばりと矧がされて ひょいと投げ捨てられるのです 僕は誰の痛みも無くしません 人が自分を愛するときに 他の人の仕方のない無知が 人にため息つかせるのも仕方のないままです 僕は戦場の仕方ない悲しみや あるいは喜びや、理解されない趣味の楽しさや 親子の血の情けの無さや、有る事や、あるいは愛情にも 無関係の機会を与え そして骨のしんまで血にまみれるむすうのにくたいです 赤いとろとろした液が ぼお くう を ぎちぎち つつみます ぎち ぎち ぎち ぎち 煩いくらい なのにまだらで半裸です 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 饗宴 610 名前:饗宴 [] 投稿日:03/10/27(月) 16 04 ID G7dS3JOc New!! 引鉄を引け 僕は小さくそう呟くと 目の前に広がる夕食の風景に 小さな物語を創造した 転がる南瓜の上に 鉄槌のように突き刺さるフォーク その血飛沫を浴びた皿に響く金属音 その音は光速で世界を切り裂いた さあ始めよう 狂気の晩餐 そこに転がる死骸は腐乱する 急げ 急げ 水分を蓄えすぎた果肉すら 枯渇した砂漠を潤す 亜種の乳を啜り 大地の胎児を磨り潰せ 躊躇してはいけない 早く 速く それでも生きていかざるを得まい 全てのものに墓は不要 やがて極小の生物に食い散らかされるのならば その血一滴でも憎悪で満たせ 母は笑っているだろう 父も笑うだろう それでも僕は笑ってはならない ひたすらに 我武者羅に 目の前の熱量を全て昇華するのだ 僕は太りゆく宿命にあるだろう さあ、次はそれを吐き捨てるときだ いつまでも吐き続けねばならない その体液全てが腐ってゆくのだから 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ニブイ音で叩きつける手 614 名前:ニブイ音で叩きつける手 [sage] 投稿日:03/10/27(月) 21 55 ID oOAHslYL New!! 思えば万華鏡の中にいたのかもしれない 空は色取々に変化していく 泣 笑 叫 怒 雲は大地に人影を落とす 蜘蛛の巣に絡まる無数の顔よ 何故私を見る 見覚えのある気がする 勝ち誇る? 恨めしむ? 涙流す利き手 うな垂れた頭が乾いた音を鳴らす ここはやはり万華鏡の中だったのだ 人など居ない 繭に包まれて 退行して行くか 胎内へ 気がつけば影と踊る日々 蜘蛛の巣に絡まる 私 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 私は戦う 616 名前:私は戦う [] 投稿日:03/10/28(火) 15 11 ID qGI4yILF New!! 私は戦わない 戦いなどという野蛮なことはしない だから君たちも戦いをやめよう やめない奴とは俺は戦ってでも戦いをやめさせる 俺はお前らみたいな野蛮人と戦う そしてお前らを皆殺しにして戦いを終わらせる 俺は戦う と、上記のような事を真面目な顔で言う奴と それに賛同し武器を持って戦う群集の前で、 私は一人カフェに行きコーヒーを頼む 目の前で阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されている中、 バリスタに「キャラメルマキアート、トールで」と注文する 赤い回転灯とサイレンが鳴り響き 血みどろの若者が担架で担がれていった頃、 私はバリスタに叫んだ 「キャラメルソースかかってねぇじゃん」 私はバリスタと戦った そして敗れた バリスタが使ったスチームで 私の顔は火傷だらけになった 私はキャラメルソースのないキャラメルマキアートを一口飲み、 すぐに捨てて、 今まで座っていた椅子を振りかざし、 目の前の群集に紛れて戦った 数時間後、ニュースキャスターが言った 「飲食店の店員に馬鹿にされていると思い、 むしゃくしゃして犯行に及んだ、と供述しています」 という報道は、あまり正確ではない 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ fractal 618 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 31 ID l8an9B07 New!! 1 とある街道を、二人の男が歩いている。 それぞれ手には何らかの本を抱えて、それを読みながら歩いているようだ。 周りには特に人気もなく、彼らの声だけが響いてる。 そのうち、彼らは本を読みながら議論を始めたのか、二人の話し声はだんだん大きくなってくる。 619 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 32 ID l8an9B07 New!! 2 「……のようなわけで、彼らが夕闇の中で祭りを始めたのにもかかわらず、書き出しがこのようにおとなしいわけだ。」 「全ては行数を無駄に費やすための行為ってわけだな。」 「そう、だからこの行については本では次のような結論を出している。」 彼は目を落として本の該当する部分を読み上げる。 「夕闇に向けて行進を続けていく鉢巻のない行列は 雲の速度も気にしないで 物理法則を無視して 太陽の動きと同じ速さで北極点の周りを進んでいきます だから夕闇はいつまで経ってもやって来ないので…」 620 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 32 ID l8an9B07 New!! 3 「…と書き出したのはいいけれども、この文章の中で語ることにどんな意味があるの?」 「別に何の意味もなくていい。問題はその作品が『語られる』ことにあるわけで、それから勝手に意味はついてくる。」 「意味はついてくる?」 「つまり僕たちが目の前にあるこの台本、これを『読む』ときに、自ずと意味は生じてしまうだろう。 この本の中でどんな言葉が並んでいたとしても、僕がこれを声に出して語っていた時に、誰もがそれに意味を見出す。 それはこの台本がどのように文字を並べていたのかを気にする必要は全く無いわけで、 ただ僕らの語りが彼らのどのような部分を喚起するのか、ただそれだけでしかない。」 「では、この台本の存在は?」 「彼らにとっては僕らのアクセサリー以外のなにものでもない、くらいの認識でいいんではないか? ただ僕らにとってはそこでリライトするための大きな道具だ。作者の意図とは関係なく。」 「それでも作者の意図とは関係ないのか?」 「関係ない。これから僕たちが演じていくものは、この台本という道具を僕たちが意図して書き直した、別の作品になってしまう。 いや、『すでに』それはなってしまっている。僕たちの勝手な創作だ。 そんな創作の繰り返しで……」 621 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 33 ID l8an9B07 New!! 4 「……と、ここで読みは終わってしまうわけだ」 「どうして?」 「ここで彼らは気づいてしまうんだ。彼らが読みを始めたときから、その答えは常に作品の中にはない。 台本の中にある言葉に彼らが疑問を持ち始めた時点で、その台本は用を成さなくなってしまう。 結局彼らはここで立ち止まるしかない。そこから先にはどこにも行けなくなってしまうんだ。」 「その先は、じゃあ…」 「自由に歩くしかないだろう。彼ら自身が読みを行った時に既にそれは始まっていたから。 それゆえに彼らの存在がこの台本で規定されていたことについて、彼らは戸惑いを隠せなくなってしまう。 台本を放棄したときに、同時に彼らの演じるものについて意義を失ったことから、 役を失った自由人としての『役』を、新たに求めていかないといけない。 「そのために、台本を捨てることがあるようには思えないんだけど。」 「そう。それに気づきながらも彼らは台本を捨てられない。その矛盾が……」 622 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 34 ID l8an9B07 New!! 3 「また、ずいぶんややこしい台本になったもんだね。」 「それは仕方がないことだ。全ての記号は外に開かれつつ、それ自体が重層的でありうる存在だからね。 そうして作られた物語は須らくメタ的な構造を持っているのだけれども、あまりそれを意識的に使う人は少ない。 このような使い方を『意図的に』行わないと、作品のメタ的な入れ子の構造を意識するのは難しい。 ただ、それ自体の存在を指摘することはいろんな作品においてできることなんだ。」 「例えば?」 「そうだね、例として宮沢賢治の『小岩井農場』を挙げてみよう。この作品は、語り手の一人称で最後まで進んでいく詩だ。 ところが、その中で語り手自身はある存在を気にしていることがわかる。 語り手と一緒に動いている「もの」がもう1つある。それは雲であったり、そして…」 「黒い、オーヴァコートを着た人。」 「そう、そしてその存在についてある解説によれば『これは作者のドッペルゲンガーである』という見方をしている。 つまり、作者の一人称の視点に現れるはずのない、作者そのものの姿だ。 ここに、一人称によるスケッチであるはずの作品にメタ的構造が出現していることがわかるだろう。 作品の中で語っているのはまぎれもない作者だ。ところが、それ自身が作者によって「書かれている」ことにより、 この作品は入れ子の構造をはっきりと表している。そうしたら……」 623 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 37 ID l8an9B07 New!! 2 「……と、ここまで書いて君は急に筆を止めてしまった。」 「うん。」 「それは、なぜ?」 「それはこうだ。一人称の作品はそれが作者そのものを表すと定義したときでさえ、それのメタ的な部分で作者は別に存在してしまう。 作品の中で『作者』は明らかに真の作者によって動かされている部品だ。だとしたらこの一人称スケッチという存在はいったい何だろう。 そしてそのスケッチの中の『作者』は何ゆえに語り、そのメタ的な存在であるドッペルゲンガーを気にする必要があったんだろう。 もし、この小岩井農場で宮沢賢治が実際にスケッチを目的として経験していたとしたらどうなんだろう。 そして、それに気づいたときに僕はまた1つ変なことに気がついた。」 「変なこと?」 「この台本のそれぞれの章番号を見てみてくれ。最初は連番で大きくなっていった数字が、途中で折り返し、なぜか 3 で止まったままだ。」 「確かにね。ただ、そういう意図が最初からあったからではないの?」 「そういう意図が『自分に』あった、と仮定できれば、そうかもしれない。 しかし、その意図は別の、というより上位の意図によって勝手に上書きされてきた作品に他ならないのが、 今までの台本から僕が『勝手に読んだ』結論だ。 だから僕はどうしても気になる。なぜ僕はここでそれに気がつかなければいけないのか。 もしこれがこれ以上存在しれはいけないと『仮定された』ものだとしたら、僕たちは 2 の住人として決定されてしまうし、 この台本はこれ以上動かすことができない。書き進めることができなくなってしまっているんだ。 そう考えると、僕たちのこの『勝手な』語り口そのものが既に決定されたものであって、 ちょうど小岩井農場である日散歩した宮沢賢治のように……とほら見ろ!」 624 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 38 ID l8an9B07 New!! 「向こうから人が来るね。」 「しかも二人だ!二人とも黒い服装でうつむいたままだ。あれがドッペルゲンガーだとしてもおかしくないだろう。 ただし、それにしてはあまりにも都合がよすぎる。まるで貧困な選択肢から否応なく選ばれた外れくじそのものだ。 しかし、いずれにしろここで僕たちは岐路に立たされた。」 「岐路?」 「目の前には今まで存在しなかった物体があるわけだ。この台本にもそんな記述がない。それは 1 を見れば明らかだ。 僕たちが 2 の存在だとした場合、僕たちがこの台本に「書かれている」間じゅう、ほかの存在は全て無視されてきたんだ。 ところが今ここで僕たちはもう2人の存在を認識してしまった。記述をしてしまったんだ。 ここで僕たちは当初の 1 にある上位の記述のみの存在であるというには矛盾が生じてくる。 1 にとっては、この矛盾は大きな痛手だ。できることならば書き直されなければいけない。 ところが僕たちが持っているこの台本はいまだに変えられていない。 さあ果たして僕たちは『書かれた存在』から逃げられることができるのか。このまま延々と妨害しつつ存在を続けることができるのか。 それとも……」 625 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 38 ID l8an9B07 New!! 1 とある道に、4人の男がいる。 2人ずつ歩いている彼らの行き先はそれぞれ反対の方向である。 片方の男たちは議論を大声で続けていて、もう片方の男たちは黙って歩いている。 しかし、互いは互いを気にしないだろうし、 どちらがどちらかなんてことは……どうでもいいことなのだ。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ バンドネオンの山猫 627 名前:「バンドネオンの山猫」 [] 投稿日:03/10/30(木) 01 04 ID bbBgPOdh New!! 山猫の 背中は傷だらけだった 舞台のまんなか 古いイスに腰かけて バンドネオンをゆっくりと奏でていた 金と銀の瞳が暗闇で光る 山猫の背中は ぱっくりと肉が割れ 乾いた血糊がこびり付き パリで ニューヨークで ラプラタ河で なまなましい幾多もの戦闘よ 記憶のにおいよ 蛆に喰われるがままの 山猫よ お前の抱えるバンドネオンという宇宙が あの懐かしいリオの夜が お前の背中にある傷という傷から まだしたたり落ちる血のひと雫が 答えるのだ 山猫よ お前の指がお前の心が走り続けるかぎり コウベをがくっと垂れて 閉じた 金と銀の瞳 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/murago/pages/99.html
王慶討伐戦-B “王慶討伐戦” ステージ構成・・・マップ上端に南豊城、マップ右上方に雲安城(その右側は湖) マップ中央に山があり、その周りは森林がまばらに散っている 梁山泊軍(A):★宋江-呉用、公孫勝、戴宗(マップ下方から) ●秦明-単廷珪、魏定国(宋江部隊の前方から) ●関勝-宣贊、カク思文(宋江部隊の右方から) ●林冲-黄信、孫立(宋江部隊の左方から) ●呼延灼-韓滔、彭キ(宋江部隊の後方から) ●李俊-張順、阮小七(雲安城付近の湖の上の船上から) ●張清-瓊英(マップ左下から、山を避けて南豊城まで) ●孫安(イベント2後、南豊城の東門から) ●盧俊義-楊雄、石秀(イベント1後、山上から) ●扈三娘-王英、孫ニ娘、顧大嫂(イベント1後、山上から) 梁山泊軍(B):★宋江-呉用、郁保四、凌振(マップ下方から) ●董平-欧鵬、鄧飛(宋江部隊の前方から) ●索超-燕順、馬麟(宋江部隊の右方から) ●史進-陳達、楊春(宋江部隊の左方から) ●楊志-朱仝、雷横(宋江部隊の後方から) ●李俊-張順、阮小七(雲安城付近の湖の上の船上から) ●張清-瓊英(マップ左下から、山を避けて南豊城まで) ●孫安(イベント2後、南豊城の東門から) ●李逵-焦挺、李袞、項充(イベント1後、山上から) ●魯智深-武松、樊瑞、劉唐(イベント1後、山上から) それ以外は(B)がステージ登場武将となる 王慶軍:★王慶-李助、方翰(山の麓から) ●劉以敬-李雄、柳元、 ●上官義-畢先、潘忠(王慶の前方から) ●段五-丘翔(王慶の後方から) ●聞人世崇-胡俊(雲安城付近の湖の上の船上から) ●施俊-精鋭兵長×3(雲安城の内部から) ●段三娘-親衛隊長×3(南豊城の内部から) ●女傑-親衛隊長×2、 ●女傑-親衛隊長×2(イベント2後、南豊城の内部から) イベント・・・OP:孫安の潜入-呉用の策で、王慶軍の主力を本隊で釘付けにして その間に孫安に南豊城へ潜入させる作戦を開始する 1:伏兵-戦闘開始から一定時間後、梁山泊軍の伏兵が王慶軍の後方から奇襲を掛ける 王慶軍の士気低下。王慶部隊が南豊城方面に後退し始める 2:失策-イベント1より更に一定時間後、孫安の潜入が失敗し 南豊城の東門付近に釘付けにされる。梁山泊軍士気低下。 3:東門奪取-2の後、孫安が東門を越えて城内に入ると発生。 孫安の体力が半分になり、孫安軍と王慶軍の士気が低下 4:王慶逃走-南豊城が陥落すると発生。王慶軍が雲安城の付近まで後退する 5:李俊の罠:4の後、李俊がNPCの時に王慶が雲安城に着くと発生、李俊配下の伏兵が現れ、 王慶全軍の士気低下。ただしこの兵が全滅すると、王慶軍の士気が大幅に上がる 勝利条件・・・梁山泊軍:王慶と段三娘の撃破、もしくは南豊城、雲安城の陥落 王慶軍:宋江の撃破 敗北条件・・・梁山泊軍:宋江の敗走 王慶軍:王慶と段三娘の敗走、もしくは南豊城、雲安城の陥落
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/466.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 来訪てきた 553 名前:来訪てきた[] 投稿日:03/03/10 04 14 ID snr91yuD ねこウサギ 見たか? パンダを見た人はしあわせになった かわいらしいねこウサギわらってる 飼ってやりたいけど 手に余る ねこウサギ やってきた ふしぎ牛 見たか? ペンギン見た人は楽しくなった ゆったり ふしぎ牛 5センチ浮かんでる 隠しておくのは コリャ無理だ ふしぎ牛 やってきた ふしぎ牛 ねこウサギ乗せて たずねてきたのを ただ喜ぶだけ 幸せだ 驚きが…… 喜びに…… 宣伝し様とか かくまってやろうとか オレには…… ふしぎ牛 ねこウサギ やってきた 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 癇癪玉のイメージ 554 名前:癇癪玉のイメージ(1)[] 投稿日:03/03/10 22 18 ID 86OBF6GF はじめに映像ありき ロゴスはその後 さて さて さてさて さてさてさてさてさてさて さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてぱん 花 ぱん ぱん ぱん 緑色の砂鉄が靴を踏んで 布の内側から皮を破った ぱん 猫かと思うと飛んで逃げ 毛布の破壊を自ら食らった ぱん 立っている三人の 懐かしの悪ガキっぽい影だ 頭の部分を欠落させて シャワー花火の影 で ぱん 金平糖 金平塔 金平タワー 金平星 靴踏め 靴揺れ 靴振れ 靴くれ 555 名前:(2)[] 投稿日:03/03/10 22 20 ID 86OBF6GF 川を破壊しながら跳ねる三連弾 赤い昇龍の破片 破片 破変 黄色いクリームが溢れ出しそうになった弾けた ぱん 青い時計のしがらみで親父さんと帰らなくなった娘の 夜 負荷 不可 フカ フカフカフカフカぶかぶかぶか ぱん 夜はカフカ カフカフ フカフカ あふふふふふふふふ @あん さー あー さー あー さー 目覚める出戻りたち 踊るというよりも跳ねるというよりも 砕かれるフライパンの上の ぱん くしゃげるというよりもはしゃぶるというよりも むかつく路上の ぱん 頭上見えないところからのオーバーハンドスマッシュ それが風見鶏 頭大爆発 しゅばら 頭大爆発 ぐゎばる いでよ緑色 いでよ赤色 いでよ黄色 いでよ青色 いでよ金平塔 一触即死のシャワー パワー タワー アワー ドワー ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 怒屋ちょうすけ 557 名前:怒屋ちょうすけ[] 投稿日:03/03/10 22 59 ID ctStE2uQ 怒屋ちょうすけは目の前のテーブルをチョップで分断し、 反動で宙を舞ったアルミの灰皿を ヘディングで窓の外にバルカン砲の弾のように高速で飛ばすと、 おいっす! と、俺たちに向かって手をあげた。 靴を履かない足で、真っ二つのテーブルをそれぞれ蹴り飛ばし、 左右の白壁に亀裂を作り、左側のそれをさらに飛び蹴りで狙いすまし、 ダーツのように突き刺さると、そのまま壁を貫通して外へ出て行った。 テレビを見ると怒屋ちょうすけが走っていた。 アスファルトを掴むと、ちゃぶ台をひっくり返すように起こし、 自動車八十三台を転がし、爆発させ、山のようにそびえ立つ炎を背景にして、 おいっす! とテレビカメラからこちらに手をあげた。 商店街に入ると、老人ばかりを選んで首をチョップではねてまわり、 若い者からはその服を剥ぎ取り、取る端から身に着けてはもこもこになりはじめ、 中年層からはズボンやバッグばかりをひったくり、そこに財布を探し、 財布の中からなんでもいいからカードばかりを抜き取って、金は捨て、 警察署を屁一発で倒すと、海の見える公園へと走った。 海の見える公園で、暫くは出て行く船を見送っていたが、振り返ると一言、 だめだこりゃ、と しわくちゃな顔を木の枝から吊して揺らした。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 怒りと... 558 名前:怒りと...[] 投稿日:03/03/10 23 09 ID raZJu9XQ 命をそこらじゅうで大安売りしてる人を 今日は80パーセントオフですよ とか言ってる隙に ぶん殴って 目の前で泣いてやる 分かってるよ お前にもいろいろあって 俺なんかじゃ絶対解決できないんでしょう でも どうか死なないでください どうせ悲しむ人がいないと思ってんだろ? 「生きたくても生きれないヤツだっているんだ!」 なんてありきたりなメッセージは言わないけど 少なくとも俺は お前のために詠ってるから お前のためにだけある唄だから 一回でも 思いっきり笑える日 目指して 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ A博士の宿題 559 名前:A博士の宿題[] 投稿日:03/03/10 23 21 ID y5WWQfmq A博士はカレがA博士と表記されることにはまだ我慢ができたが a博士やa博士とりわけエー博士などにはそうではなかった またまれにЭ博士と呼ばれたりしていることもあって あるいはカレがエー博士であるかもしれないとしても 断じてЭ博士ではないという理由からそれは問題外である (中略) それは口からのでまかせに過ぎず 何も【ピストン】だけが運動ではないはずと思い至るのだ たとえば【ステップ】なども小爆発の矛先になりえ そんな無駄づかいにも一抹の効用はあるだろう 時刻A´がそうこうしているうちにやってきたので 博士は机に向かわなければならない もしカレが机を持っていなければそれもまた問題外であって やおら時刻A´は英語でたずねる ’What does the 【髪】 part from clearly ?’と 博士Aはこたえる ’It does from nothing empty clearly’と いやいや むしろサイズより不定期のほうが問題である 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 熱 561 名前:熱[sage] 投稿日:03/03/11 21 02 ID hghpecAu 熱が内に篭もっている。 かすかにかすかに震え続ける指先にももう慣れて どうしても内向的にしか在れない自分を愚かであると嘲りつつも それこそが自分であるならそう在るべきだと何処か諦観の眼差しで自分を見つめる もう一人の自分が居る。 抵抗するのは辛い。 でも、このまま浮遊するのはもっと辛い。 昨夜見た夢の中の風景を思い出そうと目を閉じても ピントのずれたカメラから覗いた景色のようにそれは歪んだまま きつく目を閉じたが断片的な記憶だけが脳内でばらばらと羽ばたいて 不愉快極まりなかった。 多分、どうしようもないことが この世の中には 沢山ある。 相変わらず熱は内に篭もる。 震える指は珈琲をこぼした。 さあ御覧下さい、今目の前にあるこれ、これこそが怒りなのです。 そんなことがいえる日は来るはずもなく。 ただ淡々と過ぎていく日々に、感情は堆積して 化石のように時間の奥底へと 放り込まれる 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 桜 563 名前:桜[] 投稿日:03/03/12 01 50 ID U/2R9OMs 桜、桜、桜、 散り、散る、散れ、 そのまま ちれ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ アングリィィャァァ・ミサイル 564 名前:アングリィィャァァ・ミサイル[sage] 投稿日:03/03/13 00 14 ID 6btDHMHe わたしの中の 千人のわたし 数えたことはないけれど 大体千人くらいのわたし 怒ってるわたしは 何人くらい? 笑いながら怒ってるのも 泣きながら怒ってるのも 自信たっぷりで怒ってるのも シチュー状態でぐつぐつ怒ってるのも みんな集めて 粘土みたいに固めて 表面をツルツルに磨いて ミサイルにしよう 中で何が起こってるのかわからないほどの わたしの原子力が詰まった ピカピカのミサイルをつくろう 完成したなら 窓辺に置いて 朝は川向こうの工場を狙って銀色に光る 昼はあの道を通る人を狙って鉛色に光る 夜には地球全土を焼き尽くしたくてウズウズしてる かっこいい大きな力のかたまりを眺めて惚れ惚れしたい わたしの中に こんなにかっこいいものがあったんだ 565 名前:_[sage] 投稿日:03/03/13 00 15 ID 6btDHMHe ミ☆ もちろん眺めるだけでは我慢しない 発射予定日は定めない わたしのかっこいいミサイルよ 飛んでいきなさい 心から爆発したい時があれば 爆発しなさい わたしが怒ったら あなたに撃つよ わたしが怒ったら 関係ない人にだって撃つよ わたしが怒ったら 地球の裏側のガルルルゥゥシィィアァさんにだって撃ち込んでやる ほんとうはわたし 二十歳のときに 世界滅亡計画を 企んだことがある 怒れるわたしが わたし地震を起こすとき 他人や 自分を 殺したいと思うことは とても正常なことだから ああ 人間として ああ 人間として とても 566 名前:_[sage] 投稿日:03/03/13 00 16 ID 6btDHMHe ミ● そしてミサイルの横には 毛糸で編んだ猫を寝かせよう それはわたしの中の 千人のわたしから 選りすぐった怠け者のわたし 伸ばして毛糸にしたその猫 にゃぁ 猫 と ロケット で なんか いい にゃぁ と アングリィィャァァァ で なんか いい 今日から春です わたし的に おもいっきり欠伸して 猫もロケットもちょっと解(ほど)いて 千人のわたし 瓦の上で日向ぼっこ 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/130.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 お題 笑い 開催期間 2002/11/30~2002/12/11 参加作品数 25 審査員 6人 本スレ 4の604-734 議論スレ 4の252-371 【チャンプ】 フランク・バカ『変身』(撫子さん):9点 タマガワ(葉悟):9点 【準チャンプ】 別れる準備をします!(Rom):8点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 605 妾 - 5 610-611 スクリーン - - 613 駄洒落 - 2 614-615 Be Free ドン亀 3 616 マーブル - - 617 肘掛椅子 - - 619-621 フランク・バカ『変身』 撫子さん 8 625 へのへのもしじ - 2 626 必殺仕事人 - 1 630 たのしみクリスマス - 1 638 タマガワ 葉悟 9 643-645 笑う猫 - 1 650-651 冬の思いで クロラ - 652-653 トムオブフィンランド - 4 654 feel fine days - 5 655-656 warai - 2 658 負け犬の遠吠え - - 659 なんで? しいな まほろ 3 663-664 笑いの遠景 激辛正当派 3 666 唇フェティシスト - 4 677-678 別れる準備をします! Rom 8 682 家路に笑顔と笑い声 - 1 689-690 あははははははは - - 693 因果応報 - - 694-696 どうでもいい講義中100円ノートにヘビのたくった グリーンブック 1 【審査員】 しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o ドン亀 ◆YdTp8oxx7. 4th ◆HdqTLODCXU 構造 ◆/Cej999/v6 激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q ◆WvShSU0mOg 【採点レス】 707 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:02/12/09 16 32 ID U8zagLb2 【3点】 605「妾」 638「タマガワ」 677-678「別れる準備をします!」 【2点】 614-615「Be Free」 619-621「フランク・バカ『変身』」 654「feel fine days」 666「唇フェティシスト」 【1点】 613「駄洒落」 625「へのへのもしじ」 630「たのしみクリスマス」 663-664「笑いの遠景」 643-645「笑う猫」 682「家路に笑顔と笑い声」 712 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/12/09 23 25 ID fcvfuLJY 【3点】 638「タマガワ」 【2点】 605「妾」 652「トムオブフィンランドの微笑」 659「なんで?」 663「笑いの遠景」 677「別れる準備をします!」 【1点】 613「駄洒落」 666「唇フェティシスト」 694「どうでもいい(以下略)」 719 名前:4th ◆HdqTLODCXU [sage] 投稿日:02/12/10 22 48 ID e3i2kxHv 619-621 3点 723 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/12/10 23 53 ID WiMjB9mZ 654 「feel fine days」 3点 619-621 「フランク・バカ『変身』」2点 638 「タマガワ」 1点 724 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:02/12/11 00 02 ID XoxITYsj 2点 638「タマガワ」 652-653「トムオブフィンランドの微笑」 1点 659「なんで?」 666「唇フェティシスト」 677-678「別れる準備をします!」 特別賞 694-696「どうでもいい講義中100円ノートにヘビのたくった」 728 名前: ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:02/12/11 00 55 ID 6UGDZMVL 619-621 3 655-656 2 677-678 2 626 1 625 1 614-615 1 作品 ■▲▼ 妾 605 名前:妄[] 投稿日:02/11/30 13 52 ID NX4Ow6yn 自由な考えデ 思えばタダそれダケノくヒャ きェふぇ シましマしまうマ 巻キ取っテ 不思議ニ首に掛ケル ぐるぐル グルグル ぐるぐル グルぐる チチたくタ秒針 奇怪に折リ曲ゲて 時間ヲ引っ掻ク ガリガり ガりがり ガリガリ ガリガリ ははハ クフぇ オカシクテ オカシイナ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ スクリーン 610 名前:「スクリーン」[] 投稿日:02/11/30 15 44 ID s8EDDgEe 大きなcategorize的損得の勘定 夢の中で料理して終わり(その1) 起きて(その2)眠る(その3) 一人から一人への未知の周波数 それは笑い……笑い……泣き……笑い……「無視」 もう仕方のないことで 目の前を歩く「人生とは……」固まって溶けて 不特定多数の「歩」といくつかの「と金」 次々に進んで……生きて……進んで……死んでも 迷うだけのサイコロの5と6の隙間 1のあの綺麗な朱 マリオネットの糸は太陽……月……空? それでも7歩進んでは振り出しに戻って1回休み 糸を引いたのは誰か? (それは知らず考えずに愛を語り 恋を歌う全ての、ああ「幸せな」者たちと 全て忘れて黙るしかない「不幸な」者たち?) そっと涙をぬぐい……(中略)……銃を撃ち放つまで。 611 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/11/30 15 45 ID s8EDDgEe 世界の見えない……見えない彼の姿と沈んだだろう 影と命と火と言葉で全ては始まって終わる 祭りのような気違いじみた映画の1シーンで Screenの奥で観客は皆笑っているのだが 逆コースたどり駆け上がっていく positiveという向こう見ずのせいで 僕は何も全うできない 問うのは次の一言のみ 「囲まれたのは、誰?」 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 駄洒落 613 名前:駄洒落[sage] 投稿日:02/11/30 16 29 ID TkGbyLGh いくよ 「となりの囲いに家ができたんだってね」 「いえ~い」 (くすっ) じゃあ次 「チキンをきちんと焼きなさいよ」 「鶏あえず火は通すよ」 (くふふっ) よ~し 「カラスなぜなくの」 「ちがうもん涙じゃないもん心の汗だもん」 (ひひっひひひっ) じゃあねぇ 「この教会できたの・・・」 「まだできてねぇよ」 (うははははっ) おっ受けてる!じゃあ、とっておきだよ 「下手な洒落はやめなしゃれ」 「てか、今までのも洒落になってねぇよ」 どうよ? (さむっ・・・) 今頃かよ?今頃さむいのかよっ!! 失礼しました (失礼しました) はぁ・・・ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ Be Free 614 名前:Be Free[sage] 投稿日:02/11/30 22 04 ID 8JpqBew5 笑っちゃいけねぇのかよ 好きな漫画が連載されてんだよ とにかくハッピーで 笑うしかない漫画なんだよ 今この時勢は不景気だから 自殺してしまうオヤジも多いから 同級生のあいつが不幸になったからって 笑っちゃいけねぇっていうのかよ ウチの家計だって苦しいんだよ 俺もバイトをさせられてんだ それでも同僚が放ったギャグに いちいち反応してあかるく 笑っていれば心も晴れて セッパ詰まった緊張感がほどけると 仕事怠けるから笑っちゃいけねぇっていうのかよ 615 名前:_[sage] 投稿日:02/11/30 22 04 ID 8JpqBew5 ホームレスのおっさんが 中学生に叩き殺されたよ 教師たちは命の大切さをプログラムにセットして 生徒たちに教えてた それでも殺されてしまった おおもっと厳しく教えなければならない! 尊厳です尊厳! 君達は他人の命も 自分の命と 同じ重さと考えなさい! 一枚の借用書より軽いことぐらい知ってるよ そしてホームレスのおっさんが もし欽ちゃん走りの格好で死んでても 笑っちゃいけねぇっていうのかよ 俺は笑ってやる 死神みてぇに笑ってやるぞ 今さら「あかるく笑いなさい」と命令したって無駄だ キャバクラじゃ顔の溶けた大笑いしてる 厳格な父親に 俺に笑わない歯車になることを 強要する大人に 重たいしかめっ面して 決して命の軽さを教えない文部省に 正面から飛びかかって 牙と歯茎を剥き出しにして 笑いながら噛みついてやる オヤジ叩き殺して笑ってやる 女教師犯し殺して笑ってやる そうなる前に 大声で笑え 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ マーブル 616 名前:マーブル[sage] 投稿日:02/12/01 13 19 ID abG8KnOY 陽の沈む早さ 戸惑うこともなく 黙々と作った砂の山 あの頃に咲く目印 冬の風にさらわれた 夕闇の山 波のサンプリング はにかみに 少し笑う 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 肘掛椅子 617 名前:肘掛椅子[] 投稿日:02/12/01 16 58 ID KJ+XXLew 腹がひえる 肘掛椅子しかない 庭は広くなくては 隣家にはみだす 腕を組むヒゲだった 白い紙に茶をいれる 椅子の記憶があいまいな窓ガラスもくもる 変哲をこの茶に まずい 一文字下ぐも いざ知らず ああ何てこと 何てことと 青い空にあおられた うまのように ひひひひひひひひひひひ~んと 庭は広くなくては 隣家にはみだす 飛ばずもがなの空だろう 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ フランク・バカ『変身』 619 名前:フランク・バカ「変身」[sage] 投稿日:02/12/01 21 17 ID Qh10AKNs 粘着につきまとわれるように不快な悪夢(アクム)から目覚め ると、うたた寝死人は風邪をひきそうな格好だった。毛布も羽 織らず、ドテラも着ずに机に突っ伏して、やりかけの書類の端 がほっぺたに直線の跡をつけていた。書類についた寝小便の跡 のような染みを拭き取りながら、TVをつけてみると朝だった。いつものように朝のワイドショーには恩田朗としいなまほろの 顔があり、今朝のゲストはベストセラー作家の南仙崎撥子だっ た。 しかし何かがおかしい。水槽の中のドン亀はいつものように早 く餌よこせこのヴォケ阿呆カスと飼い主罵倒しているし、窓の 外の電線に止まった紅雀だっていつものように美しい花の詩を 朗読しているというのに。何かが変だ。もしかしたらここは詩 を投稿するスレなのに小説を書いているのがいけなかったのか。 そうなのかもしれない。それでは、ここから詩を書きます。 美しいマイマイカムリが朝の光の中で、恍惚としてカタツムリ を食べている。どんな色をしているか知らないので、その美し さを表現できないのが悔しい。聴いたことがないのでどう美し いのかこれも表現できないが、美しいカノンの調べがステレオ 装置から流れている。いきなりのforteに驚かされたのは、ペ ットの薮鳩がヴォリュームつまみを突っついて悪戯していたか らだった。などと情景描写みたいなことをしている暇はない。 この詩の題が「変身」であるからには、何かが変身しなくては ならないのだ。残りのあと6連ぐらいで。 620 名前:_[sage] 投稿日:02/12/01 21 20 ID Qh10AKNs もうひとつ課題があった。昔、カノープス先生が仰っていたよ うに、「笑い」というお題を出されたからには「笑い」につい て触れていなければならないのだ、この詩は。これを読んだ人 が笑ってくれれば、それだけで笑いについて触れていることに なるのだが、みんなが笑ってくれるとは限らない。それどころ か誰一人として笑ってくれないかもしれない。それ以前に、こ れが詩なのかどうかさえ今はまだ怪しいところだ。 歯を磨こうとしたら歯磨き粉と間違えてneriわさびをつけてし まった。こんなミスは初めてだ。微熱でもあるのだろうか。そ れとも何かが変身しかかっているのか。窓の外を通りかかった ななしくんがアハハと笑った。それをきっかけに何を考えてい たのだか忘れてしまって、霧の都はバンクーバーだったかなぁ、などと考えはじめてしまったのはやはり意識が天竺あたりまで 飛んでしまっていたからで。 それでも今が朝だということだけは間違いないのだと、ワイル ドな猫のように身を翻し、食卓に向かった。それでもまだ「ま しゅうとか、YKHとか、どういう意味なんだろうなぁ」とか 「S-einってダーザインみたいなものかなぁ」とかいった妄想 に頭を苛まれていて、皿に盛られた激辛正当派のカレーライス、 美味しそうなのに、匙が伸びなくて。 4番目のネッちゃんが大和撫子だなんて、誰がそんな構造を生 んだのだろう。UneenなPhantomがレースのカーテンの裏か らこっちを見ているような気がする。向こうの317現象だ。空 のティーカップにカトリーヌのサインが浮き上がっていて、そ のせいでピンクのフラミンゴが頭の上を飛びまわっているのだ。 621 名前:_[sage] 投稿日:02/12/01 21 21 ID Qh10AKNs 都立家政という名のヒッピーがTVモニターの中で講義をはじ める。笑いというものには、大きく分けて二種類の笑いがある。 ひとつは集団における笑い。つまりそれはこの詩のように、某 スレの審査員の名前をダシに使って遊んだ時に生まれるような、 共有される笑い。コソコソ悪口をいって笑ったり、箪笥の角に 足の小指ぶつけてバカみたいに痛がる時ってあるよねー、とコ メディアンが振って、観客が、ある!ある!と叫びながら笑っ たりする時の、共感できる笑い。この笑いは社会と個人の結び つきを強める働きをもつ。それに対してもうひとつは、なんだ っけ。忘れちゃったけど。 ふと気づけばベルグソンの「笑い」を読んでいるのだった。あ あ、そうか。吉田戦車だ。あの笑いだ。なぜ可笑しいのか、わ からないような、個人の奥のほうから湧き上がってくる、個人 的な笑いだ、もうひとつのは。それは個人を個人たらしめて、 個人とは、個人って、なんだっけ、ま。いいや。そんな風に、 まだ起きてから3時間と経っていないというのに、まだ朝(M ORGEN)だというのに、フランクな眠気がまた襲ってきて、 遠くのほうから、うたた、うたた、という音が聞こえはじめて。 再び「へっきーしょん!」というくしゃみで目が覚めるまで。 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ へのへのもしじ 625 名前:へのへのもしじ[] 投稿日:02/12/02 00 13 ID PDlKrDu/ 焦げた茶色の木造の橋の 誰にも見えないようなところに 薄く消えかかったへのへのもへじ 久し振りに見たその顔はいやに ふくれた顔して 昔落書きといえばこれだったのに その回りには相合傘や スプレーで謎のアルファベットが 濃くはっきりと描かれていて 勉学に励む子も スポーツに励む子も 非行に走る子も この顔あの顔へのへのもへじ いつかその六文字目の「へ」が 「し」の字に変わる事はあるのだろうか 僕は働き飯を食い 美しい未来を夢見ながら 今日を生きその準備をしている 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/558.html
一覧 1 2 3 → 次へ 第1回から第158回までのコテ別作品一覧です。 ()カッコ内の数字は参加回数です。 コテハン一覧(50音順) (快∀楽) (1) (・ω・;類 (1) 1未満から (2) 4 (1) 4th (1) 509 (1) 5th (1) Alnite (3) Canopus (52) D.C. (1) GON (7) Ippei (1) Kanon (1) Lights (4) MUJINA (24) Mana魔名 (3) NaPlz (1) Rom (1) ame (35) bib (1) bottom in the depths (1) bri (4) cレール (7) eng (2) greenbook (2) ikaika (3) is (3) isuka (1) kamiru (3) kanon (1) kayの人 (2) napple (1) napplez (1) neri (1) notePDkbPQ (1) qwertzqwerty (2) sage (1) sei-N (1) soft (18) soup (1) span! (2) spanpanpaaaan! (1) uno (2) zzz (1) (天w天) (1) 「自由が好き!」無名小説 (1) ◇notePD (1) ◆ACMASyU/iM (1) ◆CeJ6D/I4qE (2) ◆HU7XfvOYA2 (1) ◆L4LyBSss3w (4) ◆UWF/zEfVto (1) ◆UnderDv67M (1) ◆WN8IybcvEA (2) ◆Wani6uvhK. (12) ◆YAPoo/LC/g (1) ◆dmEtYvIl.. (1) ◆g09RQuKuak (1) ◆jipx.wAXvs (5) ◆notePDkbPQ (10) ◆soft/e/9Do (1) ◆tYbIWmaS5o (2) 49男 (3) 56の地球さん (1) DO (1) GON (1) Lights (3) P (1) S (1) YKH (2) b4 (3) c (1) cレール (3) zzz (1) あの人 (2) あばらや (1) あぶく (21) あぶく ◆OPBYKkBBNQ (1) あぷく ◆CeJ6D/I4qE (1) ある名無し (1) いかいか (4) いぷ (2) うたた寝死人 (5) うとく (1) うみのせい (1) おちば (1) おれ (1) お天気 (1) かねこすずみ (1) かのっぴ (1) かまぼこ (1) きよはる (1) けんひこ (1) さかな (1) し (6) しいな まほろ (17) ぜっけん (1) たけ (8) たもい (10) たもいの刺身 (1) たもい御膳 (1) てるあき (11) とっさん (1) ななしくん (2) ななほし (2) なみおロック (1) なみなみお (19) にぃちぇ (1) にいちぇ (9) ねこいるか (3) ねむい (16) のり (1) はと (4) ひしゃく (1) ふにふに (3) ま。 (1) まーろっく (3) まぁ (2) まげ (1) ましゅう (3) まんこ└将軍 (4) みたらしひかる (2) みふぉ (1) むこうの317 (6) ももいろぱんだ (3) やさしいあくま (3) やわらかい蟹 (5) よつめ (2) るいるい (1) れん@2ch (5) わに (17) んなこたーない (16) アマモリトオル (1) アルペジオ (3) アンプ (1) イタチくん (1) イタチ小僧 (6) イタチ小僧安産! (1) イタチ小僧暗算! (1) イタチ小娘。 (2) イロエ (1) ウサギ歯 (1) ウノ (18) カコ (5) カニ男 (2) キリ (1) ギムレット (2) ギリシャ (6) クロラ (17) グリーンブック (15) シオン (6) シズム (1) シナ (2) シリウス (1) ジューク (2) スーパーチャンプ・ドン亀 (1) スプリング (1) ゼッケン (46) ダ~ミヤン (6) ダストキャット (7) ダメット (1) ドン☆亀! (1) ドン亀 (11) ドン亀@天才様 (1) ナナシー (1) ニイヅカ ハル (1) ヒゲルド (7) ヒヨッコ (1) ピンクフラミンゴ (1) ヘロインマニア (1) ボトルネック (1) ボルカ (1) ポチットナ―― (1) マリー・ドナラキア (1) ミミン (12) モコモコ (4) ヤマネコ (2) ユリーカ (3) リーフレイン (2) リフレイン (1) α (1) ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ (6) 阿麻 (1) 愛田谷善三 (1) 雨◆sXJFXmoY (1) 園川 (1) 恩田朗 (3) 火菜 (3) 画廊主人 (1) 快楽童子 (27) 海のキノコ (1) 核之進 (1) 丸。 (1) 亀子さん (1) 鞠 (1) 脚立 (13) 脚立@旅行中 (1) 宮坂純 (2) 虚構の真実 (1) 蕎麦屋 (1) 玉こんにゃく (2) 金子すずみ (2) 九官鳥 (1) 激辛正当派 (12) 犬大好き (6) 絹彦 (2) 鍵盤 (3) 元ゼッケン (1) 元構造 (1) 構造 (8) 作者 (1) 三島慧 (5) 山田 (6) 山田(さんた) (1) 散華楽 (7) 詩種 (3) 旬 (2) 純♀ (1) 小便 (1) 情景描写撮影所 (4) 審査員経験者 (1) 心霊写真 (25) 新月てるあき (6) 人形使い (3) 図書館飛蝗 (1) 清掃局の者 (3) 生ハムメロン (2) 青の羊 (1) 青メガネ (1) 千葉者 (1) 曾村益廊 (5) 曾村益廊=通☆行人 (1) 即興詩人 (1) 体力切れの葉っぱ (1) 大木人 (28) 竹輪ぽぇーむ (1) 竹輪メタリック〔Remodeling〕 (1) 昼酔軒@助手補佐見習 (2) 昼酔軒@助手補佐見習代理 (2) 虫 (16) 蝶のおなら (1) 長介ジュニア (3) 通行人 (3) 都立家政 (2) 桃樹 (1) 湯姉耕二 (1) 豆腐 (6) 匿名希望 (1) 南国 (2) 二行詩人 (1) 日雇いくん (3) 忍者ぐりまる (4) 忍者ニンニン (1) 白石昇 (1) 皮膚へタレ (3) 皮膚ヘタレ (4) 微熱くん (1) 不思議ちゃん (1) 浮雲 (2) 撫子さん (10) 糞猫 (1) 糞猫◇ (1) 碧谷 (1) 鞭 (7) 北 (16) 蜜柑 (1) 無名小説 (7) 霧都 (2) 名も無き詩人 (1) 名無しにて御免 (1) 毛 (2) 猛禽 (1) 柳橋 (4) 遊阿 (1) 容量少な目 (2) 葉悟 (2) 葉悟@北の国から (1) 葉悟Φはさと (2) 葉土 (1) 抑揚 (1) 浴用抑揚 (1) 螺旋┘竹輪 (2) 類 (1) 練り物ハンター (1) 六時変化 (1) 曼哩 (1) カマドウマ (1) ノンストッピキッチュポエミュ国道沿いの安売り店 (1) メタリック竹輪〔Remodeling〕 (11) リーフレイン (32) 澪 (1) 穢土 (14) 穢土@トリップナシ (1) 藪鳩 (1) 釉薬 (1) 一覧 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ