約 2,551,917 件
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/5317.html
阮 小五(げん しょうご、Ruǎn Xiǎowǔ)は中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第二十九位の好漢。天罪星の生まれ変わりで渾名は短命二郎(たんめいじろう)。阮三兄弟の次兄。 長兄の「立地大歳・阮小二」、弟の「活閻羅・阮小七」と共に漁師をしており、年は20代、眼光鋭く胸には豹の刺青を入れている。 また短命二郎という渾名は本人が短命ではなく、彼と関わった人間の方の命が短くなってしまうため付いたものである (つまり、「人の命を短くする次男坊」という意味)。 以上の渾名や容姿からも分かる通り、兄弟では一番不良っぽく、 登場時も賭場からの朝帰り、しかも母親から簪を取り上げて質に入れてきたというろくでなしである (ちなみにこの事を知った阮小二は苦笑一つで済ませている。弟には甘いらしい)。 しかし、「智多星・呉用」が三人を試すため卑怯な計画を持ち駆けると即座に拒否したのは阮小五で、 何かでかい事をやって世間のために腕を振るいたいと口にしたのも、捕らえられた仲間を救出する作戦に真っ先に名乗り出たのも阮小五であった。 ちなみに彼らは頭領達の中でも「赤髪鬼・劉唐」や「白日鼠・白勝」と並んで、「托塔天王・晁蓋」を非常に慕っており、 晁蓋が戦死した際には人一倍悲しんだ。 + その生涯 梁山泊のすぐ近くにある石碣村(せっかそん)出身の漁師の生まれであり、兄や弟と共に梁山湖で漁師をしていたが、 度重なる重税や、梁山泊の山賊達(当時の梁山泊は初代首領である「白衣修士・王倫」の時代)のせいで厳しい暮らしをしており、 鬱憤晴らしのために博打や喧嘩に明け暮れるゴロツキのような生活をしていたが、 心の底では、いつか何か「でかい事」をやってやろうと思っている、熱い男である。 そんなある日、知り合いである呉用から、 「東渓村の庄屋である晁蓋が金づるを掴んだらしいので、我々で奪いとってしまおう」と持ちかけられるが、 阮小五は真っ先に「晁蓋殿のような立派な人物から金を奪うなんてできねぇ」と拒絶する。 それを聞いた呉用は、彼らを試すために嘘の卑怯な計画を話した事を謝罪し、改めて本当の計画を話す。 晁蓋と呉用は事前に突然現れた風来坊の「赤髪鬼・劉唐」より、 「北京の留守司である梁世傑が、都の宰相であり、義父でもある蔡京に十万貫の賄賂(生辰綱)を贈ろうとしている。 民の重税によって作られた生辰綱を許すわけにはいかないから、我々で強奪してしまおう」と持ちかけられていた。 その協力者を集めるために、呉用はかねてよりよく知る勇士である阮兄弟の元を訪れたのである。 かねてより役人の横暴に腹を立てていた事、そして力を持て余していた事もあり、彼らは大賛成で計画に加わる事になる。 かくして、晁蓋、呉用、劉唐、阮三兄弟、そしてその後仲間入りした「入雲龍・公孫勝」と白勝による、 生辰綱強奪のチームが組まれる事となった。 その後、生辰綱の強奪には成功するが(ちなみにこのせいで生辰綱の警護役だった「青面獣・楊志」は更に不幸な目に遭う事になる)、 役人にその事が露見し、白勝は捕まり、阮小五らはお尋ね者となってしまう。 紆余曲折の果て(主に「及時雨・宋江」や「美髯公・朱仝」、「挿翅虎・雷横」らの苦労によって)、 晁蓋ら七人は石碣村に集合するが、そこにも刑事頭の何濤率いる軍勢が迫りつつあった。 しかし、勝手知ったる石碣村、そして梁山湖において地の利は阮兄弟にあり、敵軍を公孫勝の妖術と合わせて翻弄。 彼らの活躍によって何濤は捕らえられ、晁蓋らは見事に梁山泊に落ち延びる事に成功した。 彼らの仲間入りの際に、王倫は「豹子頭・林冲」に暗殺され、晁蓋が新しい梁山泊の首領に就任。阮小五らも頭領に任命された。 その直後に今度は団錬使の黄安率いる梁山泊討伐軍が派遣されるが、やはりこれも阮小五らの活躍によって退けられたのであった (ちなみにこの際に呉用の手引きで白勝も救出され、梁山泊頭領の末席に加えられている)。 以降、兄弟達は度々梁山泊水軍の要として要所要所で活躍していく事になる。 特に、自然の要塞である梁山泊において、背の高い草が生い茂り、船での移動が大きく制限される梁山湖の重要性は高く、 その地理や水の流れをよく知っている阮兄弟は、梁山泊の防衛戦においてその真価を発揮する事になる。 後に官軍である「豪天雷・凌振」が大量の火砲を持って梁山泊本土を攻撃してきた際には、 「混江龍・李俊」ら他の水軍衆と協力して火砲を残らず湖に沈めてしまう活躍を見せた。 また、「大刀・関勝」との戦では、抜け駆けをして捕まった「船火児・張横」を救出するために、 阮兄弟と「浪裏白條・張順」でこれまた独断で出撃するなど、仲間思いの面もある (まあ、これも関勝にはお見通しであり、作戦は失敗して阮小七も捕まってしまう事になったが)。 このように梁山泊防衛戦では活躍するが、遠征の際にはそう都合良く敵地に川が用意されているわけでもないので、阮兄弟ら水軍衆の出番は少なくなる。 特に作品の終盤、梁山泊軍が官軍入りして本拠地梁山泊を引き払ってからは最高のホームグラウンドから離れてしまい、 水軍衆の活躍も思うに任せぬ状態が続いていく。特に「聖水将軍」と言われながら水計を使う機会が一回も無かった奴 最後の戦いとなる江南での戦いでは大河が多く、彼らの力が必要になる事も多かったが……。 + その最期 梁山泊が朝廷に帰順する事になった際には、阮兄弟は基本的に絶対反対の姿勢を貫いていたが、 結局帰順する事になり、彼らも渋々従う事になる。ただ、その後も宋江にその事を愚痴ったりしている。 最強の敵である方臘との戦いでは、江南という水の多い地形であるために彼ら水軍衆は活躍する事とになるが、 阮小二は戦死し、小五は兄の死にも挫けず他の水軍衆と共に偽装投降の策を成功させる。 しかしその際、乱戦の中で敵将の手にかかり、戦死した。 序盤から登場し、水上戦担当という分かりやすい能力を持つためか、多くの水滸伝二次創作でも目立つ彼らではあるが、 どちらかと言えば三人ひとまとめにされがちな事も多い(特に水辺物語とか)。 勿論、兄弟ごとに特徴は目立っており、原典では主に小七が、横山光輝による漫画版では主に小二が目立っている。*1 + 北方謙三氏の『水滸伝』では 阮兄弟の中で最も目立つ一人として活躍しており、実質的に最高に優遇されている。 そもそも、阮小二と阮小七が原典通り水軍なのに対し、阮小五は呉用の後継者として軍師の地位に就いている。 阮兄弟が最初から晁蓋らの同志である本作において、単に晁蓋が好きなだけで革命に参加している小二と小七に対し、 闇塩の密売人だったがそのために役人に殺害された伯父の復讐のために、強い反権力思想を持って革命に参加している。 物語当初は「玉麒麟・盧俊義」の元で伯父と同じく闇塩の密売人をしていたが、梁山泊の旗揚げの際に晁蓋の元に戻り、 呉用の師事の元、軍師の卵としていくつかの戦闘に参加していく事になる。 未熟ではあるが、際どい仕事を遂行する力量や、学習に対する貪欲さは「霹靂火・秦明」などに認められている。 + その最期 さらなる経験を積むために少華山へと出向した阮小五は、 そこで「跳澗虎・陳達」らから少華山流の歓待を受け、彼らと心を通わせるが、 それが死亡フラグになったのかその直後の少華山勢の梁山泊との合流時の戦闘において負傷し、 「神医・安道全」が不在だった事もあり、陳達や晁蓋に見守られながら、志半ばでこの世を去った。 ともすれば冷血漢のように言われがちな呉用が親愛の感情を見せた唯一の相手であり、後年呉用は彼の事をよく回想している。 (以上、Wikipediaより引用) 格闘ゲームにおける短命二郎阮小五 「わちは短命二郎の阮小五だぎゃ。ぎゃわわ」 データイーストの10年早すぎたとも言われる世紀末コンボゲー『水滸演武』の登場キャラクター。 青色の肌に赤フン一丁という衝撃のファッション…というかどう見ても河童である。武器はヌンチャク。 以下、公式マニュアルでのキャラ紹介。 「多少ホモッ気があり、自分勝手でわがままな河童のような男。 魚や蛙を弾代わりに連発して相手を近付かさせない。 また、野生のパワーに溢れ、1発1発の攻撃が重く、強力である」 念のために言っておくが、原作『水滸伝』の阮小五は決してホモっ気など無い。 漁師だからフンドシ一丁はまだ分かるが決して「だぎゃ」とか「ぎゃわわ」とかも言ったりしない。 あと勝利ポーズでフンドシが取れるのはなんとかならないのか。というか特徴の一つだった豹の刺青はどこに行った…。 なんと言うか、良くも悪くもデコらしさが溢れ出ているキャラクターと言えるだろう。 セリフ一つ取っても人類の言語とは到底思えず、「ぎょえぎょえ」「じゃごっち」「やーわっ」など、 聴いてるだけでSAN値が削れていくボイスばかり。 余談だが、「だぎゃあ」という語尾は実際に使われている名古屋弁で、一部の地域では「だがや」と訛る。 また、尾張の出身という事で織田信長や豊臣秀吉がこの口調で喋る漫画もある。 あなたは知っているか、今からおよそ三百年前、江戸城の中で名古屋弁が流行っていた事実を しかし阮小五の口調で名古屋弁と共通するのは「だぎゃあ」しかないので、阮小五が名古屋弁で会話しているわけではない。他の変な発音との偶然の一致であろう。 通常投げでは相手に抱きついてキスしまくってきたり、何故かお笑いコンビ「キャイ~ン」のポーズを取ったり、 一口にイロモノとも形容し難い独特なセンスで成り立ったキャラである。 ちなみに長男の阮小二は水と氷のスタンドを操るヒゲのダンディ(ただしフンドシ)で、 三男の阮小七はヌンチャクと雷を使う美形のナルシスト(ただしフンドシ)。 もうお分かりだろうが三人は全員フンドシ一丁の出で立ちで、要するにコンパチキャラである。 なお、兄と弟は両方普通の人間のような体色だが、何故か阮小五のみ青肌。……お前ら本当に兄弟か? 性能的には魚を投げたり水柱を上げたりと、トリッキーな技が目立つキャラ。 だが、技の威力はそれなりに高いのでパワーキャラであるとも言える。 + 技紹介 これでも食えだぎゃ 前方に魚やカエル、蟹を投げて攻撃する奥義。何が出るかは完全にランダム。 魚だと直線上に飛び、カエルの場合は飛びはねたりする。 蟹の場合は相手の動きを止め、追撃が可能になる。 『水滸演武 風雲再起』では溜め技に変更されている。 幻流昇 足元から水柱を噴出させる奥義。相手の場所をサーチして出現する。 無影転脚 全身無敵の側転。特殊ガード後に出す技として非常に優秀。 ただし体力が赤点滅状態になるとコマンドが後述の「うっとりするぎゃ!」と重複しているため事実上使えなくなってしまう。 登壁脚 画面端を駆け上がり、反転する。 登壁襲 登壁脚の追加技で、画面端を駆け上がり反転したところで蹴りを繰り出す。 旋蓮華 水柱を上げながら回転しながら飛び上がり落下してくる奥義。 閃裂陣 ヌンチャクを口に銜えて腹這いで回転する奥義。移動する事も可能。 うっとりするぎゃ! 『風雲再起』で追加された秘奥義(超必殺技)。 対空や連続技に組み込むなど使い道はあるのだが、コマンドが重複している無影転脚が出せなくなるという致命的な欠点がある。 鳳凰召還 同じく『風雲再起』で追加された秘奥義。素手状態のみで使える、巨大な鳳凰を出す飛び道具。 MUGENにおける短命二郎阮小五 mass氏製作によるものが2010年11月より公開されている。 AC版準拠で、コンフィグで『風雲再起』要素プラスアルファの性能に設定できる。音声は『風雲再起』準拠。 AIも標準装備されており、特殊ガードの使用率も設定できる。 特殊ガード率を最大以上(最大は10)の11などにすると、原作同様の喰らい抜けからエフェクトを纏いつつ、投げ以外に無敵になった状態で反撃、 という行動をフル活用してくる。 上記の原作解説ページを見てもらえば分かる通りれっきとした仕様なのだが、 よく分からない人が見ると「唐突に割り込んできて無敵状態のまま飛び道具撃ってくる」という風に映るため、理不尽な印象を受けるかもしれない。 これも上記の解説ページに書かれている事だが、この状態のこのキャラを安定して倒すには、 地上コンボは程々にして投げを主体で攻めるか、もしくはエリアルなどの空中コンボを活用するのが望ましい。 幸い、このキャラ自体はそこまで執拗に連続技を決めてこないため、 ある程度AI殺しであっても地力の高さで無理矢理勝っちゃうキャラも結構いる。 総じてゲームシステムによる相性差が出やすい面白いキャラである。 武器ゲージも再現しているが、MUGENの仕様上全ての攻撃をガード、またはガードされても武器ゲージが減少するようになっている。 また必須アニメの関係で、投げなどのステートを奪われる攻撃を受けた時は武器を落とすようになっている。 もちろん、あのフンドシが取れる勝利ポーズも再現している。誰得と言わざるを得ないが ちなみにブリスにも対応している。 プレイヤー操作(11 16~) 「武術の何たるかを手取り足取り腰取り教えてやるぎゃよ、うぎゃぴ♡」 出場大会 危険な町!サウスタウントーナメント あまり(ry 大体作品別チーム大会 コスモス軍VSカオス軍 ~無限なる戦い~ DISIDIA杯 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 19XX年!4大勢力対抗!セルハラっぽいランダムタッグバトル!! 東海道五十三次タッグバトル 90年代格闘ゲーム 作品別チーム大会 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント 野獣先輩といっしょ 打倒剣帝!無差別級大会 戦国ランス 東西対抗戦 新春テーマ別チームバトル2014 MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント MUGEN∞動画新作トーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 出演ストーリー 豆腐屋 早苗さん プレイヤー操作 アルで昇華(part54) 単発!良キャラ発掘絵巻(part15) 無限で雑多な対戦記(Part6) *1 横山光輝氏のキャラが勢揃いするOVA『ジャイアントロボ 地球が静止する日』においても、 阮兄弟は梁山泊所属のエージェントとして登場している。 三兄弟で太鼓を鳴らし、共鳴させる事で巨大なエネルギーを生み出す能力を所持している。 ここでの阮小五の声優はアルバ・メイラを演じている佐藤浩之氏である。
https://w.atwiki.jp/kmy-sangokusi/pages/41.html
市村 鉄之助 名将☆ 【経歴】 四期…みんなの国建国 五期…みんなの国(ラス2) 六期…最終戦蒼氓仕官 七期…梁山泊建国(ラス2) 八期…最終戦暁に散る桜国 九期…名将2位豪傑2位闘神9位 梁山泊建国。滅亡後、☆御主人様のメイド国(ラス6)>神政国(統一国)大将軍 TEN期・・・名将2位、豪傑2位、闘神2位 玖楼国(統一国)軍師 11期・・・名将1位、豪傑1位、闘神1位 メイドインヘヴン国(統一国)軍師 12期・・・貢献4位 梁山泊国(統一)君主 悲願の統一を果たす 14期・・・天魏翔国→ぉしのび喜遊曲♪(ラス4)→てへっ♪(ラス2) おだやかな印象を持ち、第七期ではにゃんにゃんに共闘で勝利し、第九期ではまたもにゃんにゃんに共闘を挑んだが敗北した。 第九期においては共闘敗北後、☆御主人様のメイド国に入国も程なく寝返り。当時小国に過ぎなかったのちの統一国(神政国)に仕官し、大将軍として国内を盛り上げ劣勢の中ラス戦において、にゃんにゃんを打ち倒した。 第八期では暁に散る桜国に仕官した。 TEN期ではジェルンディオとの名称で玖楼国(後の統一国)に初期仕官。 軍師を拝命し、外交、内政、軍事、全ての面で大活躍をした。 その活躍ぶりは「玖楼は秋穂さんと鉄さんの国という印象しかない」とまで敵将に言わしめた程。 また、「鉄さんが現れると(対戦国の)士気減退」「鉄さんが現れると急に動きが良くなる」など、対戦相手には大変恐れられ、称えられたようだ。 11期、メイドインヘブンに初期任官。まった~り♪VS天魏翔豪戦に天魏翔豪側援軍で登場。 劣勢の天魏翔豪を建て直し、見事に勝利に導いた。 万年2位のランクを返上し、ついに宿願であったランキング1位を獲得する。 12期、酒泉に梁山泊を建国。早々に20名を集め、初期任官したくともできない者も現れた。登録名を及慈雨・鉄之助と改める。武官として名を成した彼が文官で登録。この中華に軽い衝撃が走った。その名の通り、この中華の恵みの雨となれるのか注目が集まる。 序盤、梁山泊軍の最初の戦である対WINTERLONG戦に勝利した直後、天魏翔国、毒林檎国に同時に同盟を破棄される。程なくして時の詩人♪国も追従。デルフィニア王国と併せ、4国連合軍と戦う羽目になる。 当時、梁山泊は26人と一番の大国ではあったが、二番目の大国である天魏翔国は22人。結局、一番の大国に対し2~4、6番目の人数を保有する国が連合。梁山泊国VSデルフィニア王国の布告成立時は31VS72という圧倒的人数差が出来上がっていた。 その後、滅亡の危機に瀕しながらも苦しい戦いを勝ち抜きついに統一を果たした。 しかしながら、序中盤の常に劣勢だった状況を全く省みられることなく、連合4国が既に1国を残して敗退していた残り100年のみの状況を見て、管理から「好ましくない統一」などという声明を出される。 序盤から期が終わってまでも苦しむという大変な目に遭わされたのは水滸伝、梁山泊頭領 宋江そのもののように悲劇的であった。 14期、天魏翔国VSお腐れ学園の開戦直前より中途登録。 【紹介】 KMY高ON武将 携帯でのONも多い。武官歴は長 恐れてる人は・・・上杉さん;;あと蓮華さん 尊敬してる人は・・・香車さんと蓮華さん(←本人の意思です)ちなみに、上杉さんと鉄之助さんはタメ。 梁山泊国建国者で、ガルシアというパートナーがいる。 武官として名を売っているが、デビュー期は文官であった。 デビュー期と9期を除き、市村鉄之助の初期任官国はラス2に残っている。そこに漕ぎ着けるには多くの人の協力が必要なのは言うまでも無いが、それでも市村&ガルシアの力が大きく影響しているのも否定できるものではないであろう。 多くの国の統一の主戦力になっているが、実は未だ統一君主という勲章は手にしていない。 また、余談的な面だが、ガルシア同様自らをMと主張する。第九期ではある人物に個宛てによって影響を受けたという話もある。 指揮面でやや不安はあるものの、武将としての素質は一流♪ 思いついたことをどんどん書き加えてページを作りましょう。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/394.html
ページ:1 2 作品 ■▲▼ 吠える流星 流れ星が移動を続ける 通る国を見下ろしながら 流れ星が国を渡る 67の流星群 彼らは国を憂いはするが 国のためには何もしない 彼らは国に文句を言うが 国のためには何もしない 愚かな民がいる国は 流星の言葉を間に受けて 流星の言葉に怒りを覚え 流星に言葉を投げ込むが 彼らはとっくに消えている 67の流星群 いつしか国の人はみな 彼らのセリフと豚の鳴き声 全く同じに見え始め しかたが無いので豚にした 豚にされた流星群 そんな事は気にせずに 今日も国々見下ろし歩く 39 名前:吠える流星 [] 投稿日:2005/07/25(月) 01 47 38 ID tz7bJ5wh 【コメント】 487 名前:i ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 13 32 ID 3ZhFXnzh 39 :吠える流星 :2005/07/25(月) 01 47 38 ID tz7bJ5wh 豚にされた、67の流星って、スゴイ! でも、なんなの? いつのコト? 496 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 52 ID mbv5yFii 39 吠える流星:ID tz7bJ5whさん。 比喩を解く鍵の設定(恐らくは「67」)の不適切さが、この詩を難解にしています。 この内容であれば、無理に遠回しな表現を使わない方が素直に伝わるのでは? ■▲▼ 帰る日 このよのぼくらにあいそつかしてきみ、さよなら 苦しくて、ほんのちょっと楽しいこともあってわたし、悲しかった そんなふうにぼくは空想もするけど、ひとつまったくわからないことが ひとつ 残されて 妊娠五週目だった きみ 知ってた? ノーワンイズイノセントとはよう言わん、けどね、 きみはぼくらを共犯者に仕立てて、すこしは笑えたでしょうか? さびしく首を横にふるきみ が 見えるよう 興味のないことだ、と、またきみを悲しい気持ちにさせた 誰の子だったの? とんだげすなぼくだ これであのコたちと楽しいかな、って かのジルドレはジャンヌ亡き後、青髭なんて呼ばれるぐらいに ぼくも気取ってみようか ひとりでいる海外は意外に誘惑が多い だから きみを最後に抱いたのは誰だったのか おたがいさまと捨て台詞もなしに こんどはぼくがきみを想像妊娠しようか きみの焦げた細胞をぼくの肝臓に移植すればパラサイトキミ、実際パラサイトだったきみ それを気に病んでいた でもお酒が好きで、たいへんうれしそうに猪口を唇につけるものだから ああ、ぼくはいま、きみの唇のやわらかさを硬くなった先端で思い出しているよ ぼくはお手製のDNAをチューブに詰めながら、フフフ、なんてね、 いったい、いつの記憶にすがってぼくは 過ぎない過去を脳にピンでとめて おかげさまでぼくの脳みそはハリネズミでこれ以上スペースがない。 検死官が言ったんだ、妊娠してたって。 試験管ふってたんだ、ぼくは知らずに。 きみのお母さんは知ってたよ、相手を。ぼくには名前を教えてくれなかったけど。 彼、すごく泣いてたって。奥さんと子供にはだまって、ひとりで葬式に来て、泣いてたって。 そのとき、ぼくは飛行機の中だった。 ぼくを脇役にして、彼は泣いていたんだ。冷たくなってても、着やせするタイプのきみの胸とお尻がまだそこにあるうちに ぼくは骨になったきみを見つめる。お母さんはぼくではなく、ぼくに出したお茶を見つめている。 お父さんはすまないと言ってくれたので、ぼくは、はあ、と返事しといたよ。 プロポーズ? しましたよ。カナダですが、いっしょに行きませんか? って、その直後はっきりと、 結婚してください、って。そしたらむくれっつらになって、いまはイヤですって言われて、そうかー、じゃあ、また今度、なんて ありえない勘違いをして、ぼくも でも、けっきょく、すべて アルバムに綴じられて いまは肩車した子供に言いたいだけ なあ、おまえ、いったい誰の子なんだろうね? 川風の吹く夕方、子供を肩車した散歩の帰り道、 今日の晩御飯はなんだろう、カレーがいいなあ、やっぱカレーだろ、なあ、カレーがいいよなあ? 街灯がともり、家々の灯りはついて、 どの家からもいい匂いがしていて、 その家の扉を開けるとカレーの匂いがして、やっぱりね、やったね、 それではいいですか? さん、はい、 ただいまー! と声をそろえて言う。 おかえりなさい。 優しい声がして、それで今度はぼくだけがもういちどだけ小さく、ただいま、と少しうつむいたまま言う。 ワンルームのすみっこで ただいま と声がしたら おかえり と返事をする。 40-42 名前:帰る日 [sage] 投稿日:2005/07/25(月) 04 36 27 ID cJ9GE4P2 【コメント】 487 名前:i ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 13 32 ID 3ZhFXnzh 40 :帰る日 1/3:2005/07/25(月) 04 36 27 ID cJ9GE4P2 ミステリーなストーリー、ポエジーな鼓動(ビート)、ぬくもりと脱げてしまった 靴の空間?? そんなカンジしました。 結節はあっても良いと思うが、意味不明だった。 496 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 52 ID mbv5yFii 40-42 帰る日:ID cJ9GE4P2さん。 ことばを「削る」のでは無く、大鍋に全て混ぜ込んだ、明らかに傑作だと思います。 テーマからの飛躍故に、私の偏った基準点からは微かに逸れていますが。(スミマセン) 499 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [] 投稿日:2005/07/31(日) 00 15 26 ID GvTJP49e 帰る日 書きました。 審査のみなさん、おつかれさまです。 雨さん、進行ありがとうございます。 点数をつけるつけないは別として、 29-30 来る日のひとりごと は好みでした。 【得点】 2点 Canopus◆DYj1h.j3e.:1点 雨◆L4LyBSss3w:1点 ■▲▼ やあ、久しぶり ―ん? この女誰やったっけ? 「えーと… ―うーん そうや。高校ん時同じクラスやったエーコやないか 「おおう、エエエーコやないか。おうお久しぃヒやな ―あかんあかん、俺なにどもってんねん。 「ほうや、あのとき以来やな。あはぁ ―懐かしいな、綺麗なったな、胸でかいな、いい匂いやあかん汗かいてきた 「あああ暑いなあ、ああどこか涼しいとこ、いやいやじ時間だいじょう……ぶ、か ―きょどったらあかんて、俺ちゃんとしいや、うわわ余計汗かいてきた、顔も赤いんやろな 「うんそうや、暑いんや、暑ない? コ、コーヒーでも飲まんか ―コーヒーどこかええとこなかったか、おいしいところ綺麗やな胸ぽよんぽよん見たらあかん 「え、どこやそれ。そ、そうなん。俺あんま飲まんけんコゥヒィ…… ―好きやないのに何でコーヒーやねん、おかしく思われ、でででも飲みたいな 「飲みたいんや、そうや、飲もう! いま飲みたいねん ―うわ、この角度から見てみぃすっごい谷間が見えとるで、うわうわうわ 「……あ! いや! ちがうぅ 別に そんな ―見たらあかんて腹減ったな揉みたいなどんな声出すんやろかコーヒー嫌いやええ声出すんやろな 「かかかかわいくなったな ―だだだだめやって、スラッと言わんとあかんのやこの手のもんはどないやもう 「いやいやいやべつに別にちゃうよ、お前リップサービスちゅうやつやんかリップや ―そうやリップやいい色や吸い付きたいな甘そうやな柔らかそうマシュマロや濡れてるで 「ホンマ柔らかそうやな ……ちがちがう胸やない違うがな、いやあれやがな、ほら ―こら、なに勝手に口走っとんねん、胸が呆れとる顔しとるやないか 「こら俺のせいちゃうで。 ……いやいやこっちの話や ―おおお前が変なこと言うから、腋の下すごい汗出てきたやないか、ぐっちょぐちょーのぐっちょぐちょ♪ 「そらお前が変なこと考えるからやろが、胸が唇がぁておいしそうやな、こっちも気にするやないか ―なに言うとんねん。涎垂らしとんのはお前やないか。うるさいエーコは黙っとれ 「そーやエーコは黙れ。なんや、胸胸つーて、ほら見ぃや、お前触れんやろ、柔らかいぞ ―アホアホアホ、やからお前はアホやねん。触っとんのは俺や。 「俺や。気ぃ狂ったか。じゃこれはどないやねん ―わー、お前なにしゃぶっとんねん。おま、おま、お前……痛っ 「痛いんわ俺じゃ。なに叩かれとんや、避けろや ―ええ乳やったええ乳やった痛気持ちええ乳やった舐めたいな舐めたいなまた舐めたいな 「おお俺も余韻に浸るぞ。ええ乳やったケツも良さそうやなもう見えんわケツも ええ乳やええケツや唇も、も、もっと描写せいやこれじゃ興奮できへんがなあほらしいわ 書け書けわっしょいわっしょいおっぱい担げるでジーンズに引き締まったケケケツあかんて 書いててあほらしいわそないなこと言うなや乳見せろや脱がせろや書けへん書けへん そないなこと書きたくないわもう書いとるがなそうやお前書いとるがなあかん警察きた お前呼んだんかほうや私が呼んだんやただで触るななに考えとんねんうわ違いますよ あかんあかん書くなや遅いがなもう書くんやめぇもう止まらん来たがな最後に嬲っとけ 止めんかお前ら黙れお前もか違うてなんで俺まで俺ちゃいますよ俺はかいてただけや 43 名前:「やあ、久しぶり」 [sage] 投稿日:2005/07/25(月) 17 40 29 ID tXfexKcY 【コメント】 487 名前:i ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 13 32 ID 3ZhFXnzh 43 :「やあ、久しぶり」1/2:2005/07/25(月) 17 40 29 ID tXfexKcY 相手のオンナのセリフ? わぁ~いいおっさんにナってぇ。 気ィ使わんといいはぁ~ とか、つぶやいて。結構うまくいったりして、……このお二人。 497 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 40 50 ID mbv5yFii 43-44 「やあ、久しぶり」:ID tXfexKcYさん。 スラップスティックな短編小説を思わせる、楽しくて猥雑な作品ですね。 言葉の暴走ぶりとは裏腹に、冷静に手綱を操って乗りこなす腕は相当なもの。 【得点】 1点 雨◆L4LyBSss3w:1点 ■▲▼ 奇劇 群がるカボチャ達が 乱れた観客席でなにやら叫んでる 演目は学校、スポットライトがワタシを射抜く なんだっけ ここでなんていえばいいんだっけ。 スポットライトはアイツラに戻る 袖にハケタ演劇家の舌打ちが ワタシの鼓膜の奥を震わす チョークの粉塵 腐った雑巾が転がる舞台 意思ある言葉 心の中ドロドロになるまで発酵させ におうにおう 腐ったカボチャと 檀上の演劇家たち 言いたい言葉は そうじゃなかった 舞台で踊るワタシタチは 一分の隙も見せられず あぁ、五時間目の終わりのチャイム 先生号令 今日の演目は終わります じゃあまた明日さようなら。 45 名前:「奇劇」 [sage] 投稿日:2005/07/25(月) 19 11 36 ID 6Gf4aBDJ 【コメント】 487 名前:i ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 13 32 ID 3ZhFXnzh 45 :「演目教室」:2005/07/25(月) 19 11 36 ID 6Gf4aBDJ 学校の先生って、毎年同じ講義をしてるんだ。……一つの演技かもしれないと思った。面白かった。 あら、「奇劇」に表題変更してるけど……演目教室のほうが面白そう?? どうですか? 皆さんのご意見は?? 497 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 40 50 ID mbv5yFii 45 「奇劇」:ID 6Gf4aBDJさん。 重い題材を持ち込んで、捻じ伏せようと格闘した跡の見て取れる作品です。 その重みに対して僅かながら消化不良な部分もある、かも。 ■▲▼ 電子世界~ニート~ かたかたかたかた 白い箱の中言霊を追い 指で喋る かたかたかたかた 英語の文字列を指で叩き 別世界へも自由自在 この世界だと 自分の口は意味がない 何故だか指が重宝される 視覚△ 聴覚× 味覚× 嗅覚× 感覚○ こんな表も作れた 喋る事すら忘れた かたかたかたかた 気づけばサーバーに負担をかける ただの碇と化していた かたかたかたかた 「ニート」と呼ばれると何故だかムキになっている かたかたかたかた 自分が居るべき世界を見失ったから 自分=ニート 自分自身がニートだと認めてしまうと 三角からなにかが溢れた 喋る事すら忘れてしまった 47 名前:電子世界~ニート~ [sage] 投稿日:2005/07/25(月) 20 00 46 ID UFHEX5ZN 【コメント】 489 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 17 26 ID 3ZhFXnzh 47 :電子世界~ニート~:2005/07/25(月) 20 00 46 ID UFHEX5ZN なんとなくわかるんだけど、その新発見が……どうしたの? と、聞き返したくなるような……いま少し足りないかなぁ。……なにか。 497 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 40 50 ID mbv5yFii 47 電子世界~ニート~:ID UFHEX5ZNさん。 「ニート」と云う存在を中心に描いた詩であるのに、それ自身への言及が無いのは疑問です。 この単語は、理解を前提と出来る程知られたものでは無いのですから。 ■▲▼ 入稿前夜 「 」 かぎかっこのなかに ぼくのきもちがあるんだね ふきだしのなかに かのじょのきもちがあるんだね ネームをきって エンピツ走らせ 消しゴムの山をつくりながら ふと 気がついたんだ きっとほんとうのことは 白い紙にのっかってるんだ 定規で引いた枠のなかじゃなくって 真っ白な原稿のなかに かぎかっこのなかは まっしろで ふきだしのなかも まっしろにして みんなみんなホワイトかけて まっしろにした 「 」 48 名前:入稿前夜 [sage] 投稿日:2005/07/25(月) 20 11 59 ID lj9efiqS 【コメント】 489 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 17 26 ID 3ZhFXnzh 48 :入稿前夜 :2005/07/25(月) 20 11 59 ID lj9efiqS レレ!? ダメジャン、だめじゃん。入稿前夜にセリフ消しちゃぁ!!! どうしたのかなぁ?? 497 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 40 50 ID mbv5yFii 48 入稿前夜:ID lj9efiqSさん。 漫画を描く行程を知らない場合、この作品の半分は理解に苦しむ事になります。 誰に読ませたいのか、その焦点を明確に持つ必要が有るのかも知れませんね。 ■▲▼ よし、殺そうと佐門は言った こぼれた灯火の脂があって はらはらと丹田に満ちるのは 末期の叫びか男の怒りか 奸臣 国賊 面汚し よし、ならば殺そう と佐門は言った 斬奸天誅死すべし と叫び 竹を割りつつ心胆寒し 我が事終わるは何時の日か 虚空に月の舞い落ちる 突!惰弱! 卑怯をば韮の如く抜き去りては 撃ちてし止まん 事誤れば我もまた 腹を屠って犬の餌よ 以って男子の意気と為せば 寒しも刀剣刺さるが如く 折りも夜にして声なく 正気丹田に満つる 50 名前:よし、殺そうと佐門は言った [sage] 投稿日:2005/07/25(月) 21 29 54 ID ULNZXyV+ 【コメント】 489 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 17 26 ID 3ZhFXnzh 50 :よし、殺そうと佐門は言った :2005/07/25(月) 21 29 54 ID ULNZXyV+ ?? 竹を割りつつ心胆寒し 正義なのか、剛直なのか? 本人はわかってなくても作者はわかっていてほしいような気がした。 497 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 40 50 ID mbv5yFii 50 よし、殺そうと佐門は言った:ID ULNZXyV+さん。 端正で重量感の在る言葉で綴られた、かなり骨太な詩だと思います。 只、主観と客観が混在していて、視点が定まらない部分には疑問が残ります。 ■▲▼ セミの声(八月/九月) 八月 耳に跳び込んできた ナゼかあやまって仕舞う ごめんな 相手にしてるヒマないんだ ごめん そんな話は聞きけないよ すいませんが なんと言われましたか? 相手の顔見れば 聴かせようとしたわけじゃない ようだ 九月 人から好かれたり 慕われたり そんなことはなかった 嫌われているのはわかっても ナゼ嫌われるかは わからなかった 避けられるばかりで ワケは 聞かせてくれなかった ところが こんどは 耳に跳び込んできた ききたくもないから 聞き流し 適当にあしらって あやまった のが ちくりと気になる 良くある決まり文句で よく思い出せないが…… まあ いいや 53 名前: セミの声 八月 [] 投稿日:2005/07/25(月) 23 49 24 ID I0YMdgI7 【コメント】 489 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 17 26 ID 3ZhFXnzh 53 : セミの声 八月 :2005/07/25(月) 23 49 24 ID I0YMdgI7 耳の中にコトバが実体化して詰まって、ひねり出したら、セリフなのか? 説明(描写、あるいは転嫁)が必要だったか?? 497 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 40 50 ID mbv5yFii 53-54 セミの声(八月/九月):ID I0YMdgI7さん。 告白とすれ違いが題材(読み違いならスミマセン)の、どこか哀しい作品ですね。 言葉や文字の選択、細部の詰めに荒い部分が垣間見られるのが残念。 ■▲▼ 失踪 いつの間にか第八話 別に内容がわかってないわけじゃないけど 気が付くと第八話 転なんだよね 社会人になったって 何も変わらないと思っていた 昔その昔 ワクワクしてた一話一話が 今はもうローリング これきっとドラマがつまらなくなってるんじゃなくて 自分がつまらなくなってるんだろうな 寝たらまた朝ははじまっていて 起きて寝たらまた朝がはじまっていて もはや週末を待ちわびている くだらない毎日を覆す言葉が見つからない くだらない明日を覆す言葉が見つからない どんな言葉が起死回生させてくれるんだろう 最近自分の言葉でしゃべってないから まるで役者みたいだ 55 名前:失踪 [ ] 投稿日:2005/07/25(月) 23 53 24 ID AUzPXgrj 【コメント】 489 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 17 26 ID 3ZhFXnzh 55 :失踪:2005/07/25(月) 23 53 24 ID AUzPXgrj 見ている自分のほうが役者になって失踪してドラマ打ち切り?? そんなことはなぁぃぃだろうぅ??? あらすじを想像させるまでは書いてあるが…… 497 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 40 50 ID mbv5yFii 55 失踪:ID AUzPXgrjさん。 「ドラマを見る」という受身の行為と、起死回生を願う心との矛盾に引っ掛かりを覚えます。 自らを覆す台詞を探し、放つ行為は、TVの前では手に入らないものの筈。 ページ:1 2 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/111.html
「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 5th edition~~」の489-620 489 名前:「ふたたびレモン」作者[sage] 投稿日:03/01/18 00 42 ID xllPyhuv ごめんなさい。ほんとうにありがとう。 次のお題は「町」でお願いします。 490 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/18 00 44 ID NM36juDL 489 なんで謝るのかわかりません。 普通に「ありがとう」でいいと思うよ。 おめでとう! 491 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/18 00 49 ID wNPl2ZEO 489 おめでとさん。よろしかったら、お名前をば。 えー。では、第24回(だっけか?)へと、早速移りたいと思いまする。 お題は「町」。 締切は1月25日の23:59分で。 ルールは 2-3。ぢゃっ! 492 名前:たもい[sage] 投稿日:03/01/18 00 51 ID 4tQn3eNp 花束赤でまとめたの、特大サイズの少ない数で特大の。どうぞ。 おめでとう。 489 準チャンプさんには、黄色でまとめたの、可愛いサイズの凄い数の。 どうぞ。おめでとう。 395 493 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/18 00 53 ID wNPl2ZEO 492 いいキャラだな(藁 ハワイア~ン☆♪ あ。準チャンプの方も、HNカミングアウト・プリーズ。 >ALL 次戦はもう始まっているぞ。書けッ!!! 494 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/18 01 49 ID QtXw0pvO なんだ?このバカ。また私情はさんでやがる。しね。 495 名前:たもい@ポケ。。Zzz[sage] 投稿日:03/01/18 02 41 ID 4tQn3eNp 494 「私だけちゃうやんかぁ~、みぃんな止めてるやんかぁ~」(関西のCMより) たった今、私君に私情のこれ。ところで君のそれも誰かへの私情。あは。 ------------------------------------------------------------- えー。では、第24回(だっけか?)へと、早速移りたいと思いまする。 お題は「町」。 締切は1月25日の23:59分で。 ルールは 2-3。ぢゃっ! 496 名前:遅くて申し訳ない、、 ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:03/01/18 03 17 ID d4HnYOhp もう次の回が始まっておりますが、割り込みで 479にコメント追加。 338-339『Again』 口調、リズム、ストーリーと、合わさりしっくりと完成していて正にイカスの一言です。 意外性のある比喩とその説明となる次の行が首尾一貫して味付きで楽しめました。 英語挿入も必然の形で行われていて、これはもうセンスなんだろうなぁと羨ましい限りです。 342-344『再起動』(リンク貼り間違えてすみませんでした。) フリーズ→病気だ病気→○○大回転 の作動ラインには読み返す度に笑わされ。回っている状態が正常である ものをオフしようとしたりと、「僕」の「病気」の静かな発端はどこだろうと無限階段を覗くような気分になります。 警告音やフリーズもしているのですが、ゼンマイと擬音語のせいでPCという感じはほとんど受けませんでした。 363『鋏』 「冬の夕空のオレンジとブルーに含まれる粒子のように黒い」にいたく共感(多分作者様とは違う形ですが)を覚え。 繰り返しても違和感のない進行と右に下ろしていく見せ方も粋です。「粒」で裁つのも鮮やかだなぁと。 還られる、は敬語扱いでしょうか。ちょっと分りませんでした。 364-365『ふたたびレモン』 私は平凡にレモン=恋と見ました。「手渡して そのまま擦れ違って」いってましたし。 やはり齧る際の改行は技ですね。レモンに加えて雪、制服と色彩がクリアーで、またその影像の清々しさがストーリー に似つかわしい。「おしっこの染み」は上手く実った恋の大破局かなと。又は"こんな筈でなかった"結婚子育ての染み。 395-397『Open and Shut』(タイトル間違えてすみませんでした。) 吊り下がっている、またはもう墜ちた後なのかもしれない鉄球の存在が強烈で、周囲の残骸もろともに読後すら胸を 重くしますね。軽すぎる3連や趣を異にする5連の、はんだ無しの割り込みが不可解でしたが とにかく気になって仕方ない、後味の濃い作品でした。 497 名前:遅くて申し訳ない、、 ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:03/01/18 03 19 ID d4HnYOhp 440-442『4-4=4』 こういった形式の詩は私にはほとんど解せないのですが、音と、繋がる文意についつい引き込まれていました。 「―血し/タタ/り骨ク/―」のし「タタ」りがリアルであったり、所々でループしているかと錯覚させられる順路が とても『再』であったりで、この表現方法は凄いと思います。最後まで謎解き無しで食らう放置も楽しめました。 381『西日の中でいくどとなく呟いたこと』 透かしで「再」の文字が入っていそうな、心に響く訥々、でした。題名はやや安易な気もしましたが。 389『再の空白』 次のかっこに、としなかったのは⑤の最後の行の"空白"に"適当な感じ"を当てはめて欲しかったからとか、 などと変に考えてみたりと。問題文は恋愛モノでなかった方が、仕上がりがからっとして良かったかもです。 411-413『故郷』 描写も話の持ち出し方も全体的に巧みだなぁと。特に最初二連の表現は生唾ものでした。切り方で魅せているのは 4連目。それらを見せられた後だけに5連後半からは少々味気ない感がありました。411部分の雰囲気を持った作品を また是非拝見したいです。 419『re-sort』 踏まれた韻が気持ち良いので苛々とできず、6行目からの口語調も内容が軽くなったことに対する安堵か何かで 文字面に反して好感。前半とのギャップによって12行目は微笑ましくすらあり、殺伐としつつも安らぐ作品でした。 427-428『再想』(リンク貼り間違えてすみませんでした。) 1枚の大判の絵にすると見応えあるだろうなぁと思わされる、きれいな単語を選って散りばめた詩だと思います。 読み手が受け取る傍から漏らすその詩想を、後半もなぞったり拾いなおさせることで把持させようとする構成が巧。 498 名前: ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:03/01/18 03 21 ID d4HnYOhp えー。実は、既に第24回(でしたっけか)へと移っております。 ■ お題は「町」。 ■ 締切は1月25日の23:59分で。 ルールは 2-3を読んで下さい。 499 名前:この町にかつての住みし者への詩(1/2)[センターダヨオイ!499get!] 投稿日:03/01/18 07 50 ID AX7jZnA0 『町』ッ! それは集いである! 人が集まり 家を建て 田を耕し 子を産み育て そして死ぬ… 人は時とともに流れ いつかは全く別のものに変わってしまうのだ… 貴様の生家は駐車場になり 遊んだ空き地はマンション 母校は公園になった… 泣くなッ!いいかッ 細 胞 は 分 裂 す る の だ ッ ! 貴様の体細胞は絶えず分裂し 古いものは垢になって落ちる… では貴様は生まれた時とは別の人間か? 否! 貴様は貴様なのだ! それと同じように! この町は! 同じ町なのだ! 500 名前:この町にかつての住みし者への詩(2/2)[アーンド500GET!!ズサー⊂(゚Д゚,,)≡≡] 投稿日:03/01/18 07 51 ID AX7jZnA0 物事は全て移ろいゆく… されど変わらぬ! お前はこの町を愛している事実は 変わらない! 泣け!存分に泣け! そしてお前の住む町へ帰れ! そこにはお前の家がある! 妻がいる!子がいるのだ! 貴様と同じ感傷に浸れるような そんな子を育てるがいい! 少年時代を過ごした町を顧みることは まるで初恋を思い出すように思える… 501 名前:冷たい町の夕日[sage] 投稿日:03/01/18 13 47 ID /FnkvKSp 都会の冷たさに そこに住む人々の無表情に 私は耐え切れず 故郷へ逃げ帰った 家族も親戚も温かく迎えてくれた 皆笑顔に溢れていて 私も自然と顔がほころんだ 夕焼けの中 散歩をした 私の視界を流れていく風景には 夕日と田んぼの他 なにもない 嫌な上司も ゴチャゴチャなデスクも 山のように詰まれた書類も 何もかも ただ 化粧をしていない 本当の私は ここにいる 無機質な町に戻ってきた 能面のような同僚と 言い訳ばかりの彼と クーラーの音が私を迎えた ここには何でもある けれど 私がいない ベランダに出た 乾いた風が吹いている 空に目をやると 遠くの方に夕日が見えた 故郷を想い 私は泣きそうになった それでも 明日から 私の嫌いなこの町で やっていけると思えた 502 名前:ゲージ町[] 投稿日:03/01/18 19 16 ID 0hov+VvZ あたしは幾ら逃げたって この町にいる以外ない この町以外に行く場所がない あたしには逃げ道なんか無い この高い四角い壁に囲まれた この町からは逃げられない あたしは実験台だから 薬を何度も飲まされた 検査を何度もされてきた あたしの苦しむ姿を 高い天井から出てくる目達が ぴちゃぴちゃ見てる コワイ コワイ コワイ でもこの町以外逃げ場はない 503 名前:空[] 投稿日:03/01/18 19 30 ID JxYy2fVW A町とB町が合併したC町と D町とE町が合併したF町が さらに合併したG町と H町とI町が合併したJ町と K町とL町が合併したM町が さらに合併したN町が さらにさらに合併したО町と ニ町が さらにさらにさらに合併して 現在のホ市ができたと語った ホ氏の窓から見えた 空がほんとにきれいだった ニ町の方はニ町の方で P町とQ町が合併したR町と S町とT町が合併したU町が さらに合併したV町と W町とX町が合併したY町と Z町とイ町が合併したロ町が さらに合併したハ町が さらにさらに合併してできた ニ町だったけど 空がほんとにとホ氏は語る 「空がほんとにきれいだ」と 空がほんとにきれいだった 504 名前:放浪の名無し ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:03/01/18 22 26 ID irjYYSD+ みなさん、参加してください。お願いしますね。 ☆☆☆詩人コロセウム☆☆☆ 詩人コロセウムとは、ネット詩人がサイトの壁を越え、互いに 競い合う祭りです。 お題「夏」 ※参加者は作品紹介欄に参加意思表示として「夏」と明記すること。 投稿開始日 1/24~1/27 最終選考 1/28~1/30 ※尚、最終選考は詩板の祭り専用スレッドでおこないます。 枚数は5枚前後 ※ネット上でHNをお持ちの方は、名無しで投稿してください、 批評に私情がはいらないように完全名無し制です。 審査方式 批評(簡素)と点数を参考に最終選考で、受賞者を発表します。 批評(簡素)の場合、投稿者も批評(簡素)に加わっても いいとしますが、その場合は名無しではなく、コテもしくは、人物が 特定できるような形で簡素(批評)をしてください。 例 コテをお持ちで無い方が、作品を投稿し、なおかつ批評(簡素) をする場合。 「天国と地獄、一度楽しめる大型企画」宣伝文句 会場 readingstation http //www.readingstation.dyn.to/ 詩板祭り本部スレ 詩人コロセウム http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1042704797/ 505 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/19 01 29 ID 0H/BFscd う~む。 せつないでしぃ~ 人生が二度あれば~ 死ぬまで命は生きている 死んだら死んだで生きて行くさ~ でも、せつないねぇ (--涙 ~ 502 :ゲージ町 :03/01/18 19 16 ID 0hov+VvZ あたしは幾ら逃げたって 506 名前:拝啓[] 投稿日:03/01/19 01 37 ID iYWQP+Rt バイバイ、住み慣れた故郷。 帰ってくるかなんてわからないけど。 もしも傷ついて帰ってきたら、君はもう姿を変えているかもしれないね。 でも、空気は相変わらずのまま、僕を包んで欲しい。 バイバイ、住み慣れた町。 もう、ほんの少ししか、ここでの風は感じられないけど。 でも、僕は、いつかこの町に僕の姿を届けるよ。 遠くはなれた街から町へ、僕の声を届けるよ。 そうできるようになれるまで、ほんの少し待っていておくれね。 僕の、町へ。 追伸 リンゴの青い実がつく頃と、雪が積もる頃に、毎年一度帰ってくるから。 だから、せめてそのときだけでも、同じ空気でいてくれよ。 507 名前:街[sage] 投稿日:03/01/19 01 53 ID tgL9nppM 住みなれたこの街にいて どこもここも見なれた景色 ずっと一人で生きてきた この街の人たちの あくびも苛立ちもしらないままで 夕焼けがとてもきれいだ 僕という範囲が共鳴している 508 名前:詩[] 投稿日:03/01/19 05 25 ID +wYqLNEm 春 朝の水はまだ冷たく眠気顔を引き締めるのには丁度良かった 手始めに屋上に登り景色を見渡すと其処には今までとは違った 空と町の絵が繰り広げられ変化を噛み締める事が出来た 夏 熱さに嫌気がさし涼を求めて自転車をひたすら漕いだ 切っても切っても風は温く急遽持ち合わせの小銭で掻き氷を買った 頭がキンキンに冷えるのは嬉しかったが下っ腹もキンキンに冷え次の日腹を壊した 秋 窓を開けると藁の香りと言うか秋の夕方特有の臭いがし少し故郷が近く思えた 鱗雲は子供たちに早く家路につくようにはやし立てるかの如くのっそのっそと進んでいた 夜屋上に上がった、月夜の景色もこれまた格別 冬 南国育ちの私には雪が珍しく童心に戻り朝の新雪を踏み固めて行った 途中、登校中の学生に見られ恥かしくなり顔が熱くなった 冷たい澄んだ空気を絡ませて吸う煙草がいつになく美味く感じた そして今、変化の無い変化を感じるこの町に私は居て こんな変哲の無い文章をつらつらと書き連ねている これがどんなに幸せな事かと思えるゆとりを与えてくれたこの町に私は感謝している 509 名前:難儀やのぉ~[] 投稿日:03/01/19 05 46 ID il3CmBwj オイオイ そっちへ行ったら アカン アカン アカン そっちにゃあの娘が オルヤン 犬は 正直 なんぎゃのぉ~ あの娘が 好きヤン 言ったら アカン アカン アカン モテモテ あの娘がわらっとる 恋は しょうじき なんぎゃのぉ~ 子供だった昔の 暮らしに 戻ってみたい 育った 街に 戻って 恋もない 夢もない あの娘もおらへん ああ、…… 暮らしに いろどり なんぎゃのぉ~ 510 名前:ぷぷ[sage] 投稿日:03/01/19 05 56 ID C3zrmRnr おまんかなり臭うよ 511 名前:a forest town(1/2)[] 投稿日:03/01/19 06 56 ID GSNq00Lt 「ぼくの町に来ませんか」 そういう手紙が届いたのは、まだ夜が明けきらないときだった。 「わたしはここが好きだから行けないわ」 そう答えたものの、少女はこの手紙にさからえないことを感じていた。 「大丈夫、ぼくが案内します」 なにが大丈夫なのだろうと思いながら、少女はパジャマ姿のまま手紙について行った。 まだほの暗い道を手紙はどんどん進んでいく。 まるで速回しのビデオのように風景は流れていった。 どれだけ遠くへ行くのかと思っていると、やがて大きな森が見えてきた。 「ぼくの町はこの森の中にあります」 いくら子どもだからって、そんなおかしなウソはわかるのにと少女は思った。 「ウソだと思うでしょうが、行ってみればわかります」 手紙は少女の心を見すかすように言った。 それはなんの変哲もない森だった。 と思うと、突然、明るい視界が開けた。 そこには小さな家が数え切れないほど密集していた。 鬱蒼とした森の中なのに、発光する生物があるらしくまるで昼のようだった。 512 名前:a forest town(2/2)[] 投稿日:03/01/19 06 57 ID GSNq00Lt 「ここがぼくの町です。あなたの家も用意してありますよ」 そう言うと手紙は少女を一軒の家に案内した。 前から住んでみたいと想っていたとおりの家で、少女はすぐに気に入った。 ほしかったグランド・ピアノがあり、窓辺には大好きなバラの花が咲き乱れていた。 「あなたはここで、自分がしたいことして、楽しんで暮らせばいいのです」 ずっとここに、ひとりでいなければいけないのと少女が思うと、 「大丈夫ですよ、あなたの仲間はおおぜいいます」 同じくらいの年ごろの子どもたちがぞろぞろと現われて少女を囲んだ。 皆とても明るく親切で、すぐに仲良くなった。 彼らもそれぞれ自分の家を持ち、好きなことを好きなだけしているから幸福そうだった。 その中には少女が入院中に知り合った、とても繊細な詩を書く男の子もいた。 「また逢えたね、うれしいわ」 いつも顔色が悪かったその子も、今は見ちがえるように生き生きとしていた。 それにしても、この町の住人は子どもばかりだ。 「ここは森の揺籃の町。ここですくすくと何百年もかけて森の木が育っていくのです」 そう言われると、少女は自分の中に新しいいのちが泉のようにわいているのを感じた。 それはえもいわれぬ充実感、このうえない喜びだった。 * 早朝、ひとりの少女が病室で静かに息をひきとった。 その死顔はとても穏やかだった。 513 名前:山崎渉[(^^)sage] 投稿日:03/01/19 13 21 ID 33JLtwpT (^^) 514 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/19 16 27 ID mU7Jj5gS 499-500 観念的な詩という印象。 「変」(>…)と「不変」(>!)といったりきたり。 501 日記調を感じた。田舎と都会の描き分けにプロトタイプとしての抑揚。 夕日に郷愁を誘われ泣きそうになりながらの 明日への自信の根拠が書かれていないような気がする。 502 「町」のゲージ(籠)の中の「部屋」のゲージであり 「町」から逃げられないとすることによって 「部屋」からは逃げられるということになる。 だとすると「部屋」の「コワ」さ加減が減ると思った。 503 算数のように「合併」を繰り返した「町」と「空」の連関性がそう高くないのに 「空」に力点が置かれてしまいそれらが分離したという印象がある。 506 「故郷=町」の擬人化による手紙形式。 その擬人化が中途半端である気がする。 2行目と追伸1行目の心境変化。 515 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/19 16 28 ID mU7Jj5gS 507 二次曲線的な上昇カーブという印象を受けた。 冒頭とラストの各2行の詩的表現的緩急。 1行目と2行目は意味が重複してはいないだろうか。 508 四季で綴り分ける人生肯定。 それぞれを3行でかっちり描きこんでいる感じがする。 刺激になるかもしれない毒性を微塵にも感じさせない作品という印象を受けた。 509 仮に朗読をするとしたら芝居めいた読み方をされるはずの 「なんぎゃのぉ~」にテンポと脱力を感じた。 ただ「街に戻る」連のトーン・ダウンが気になった。 511-512 ”韻”らしきものをほとんど感じさせないこの作品は 「散文詩」か「超短篇小説」かのどちらにジャンル分けされるのだろうかと思った。 516 名前:神戸[] 投稿日:03/01/19 19 51 ID vphHt3F+ 俺の頭 胴から離れた 俺の頭 俺は南へ お前は北へ 俺の頭 これからは自由さ 俺の頭 自分の力で生きるのさ 俺の頭 トラックでカタコト 俺の頭 脳味噌揺れるぞ 俺の頭 かなり気持悪い 俺の頭 犬がくわえてる 俺の頭 ちょっとした観光気分だ 俺の頭 吼えて尻尾を振っても何も出ないぞ 俺の頭 飢えてるなら俺の耳を食えよ 俺の頭 カラスが鷲掴み 俺の頭 巨大な卵と間違ってるんじゃねえのか 俺の頭 急上昇 弧を描いて急降下 俺の頭 飢えてるなら俺の目玉を食えよ 俺の頭 魚が突っつく 俺の頭 優雅に水中遊泳さ 俺の頭 群れを成して岩の周りをグルグル回る 俺の頭 飢えてるなら俺の唇を食べろよ 俺の頭 猫がペロペロ 俺の頭 肌と心の乾きを癒してくれた 俺の頭 体は丸まり目は三日月 具合でも悪いのか 俺の頭 飢えているなら俺の鼻を食えよ 俺の頭 美しい君に恋をした 俺の頭 君は優しかった 俺の頭 君に与えられる物は何も無い 俺の頭 悔しくて悲しくて俺は逃げ出した 517 名前:神戸(2)[] 投稿日:03/01/19 19 52 ID vphHt3F+ 俺の頭 坂道コロコロ 俺の頭 ここは未開の荒野 俺の頭 思い返せば何もいいこと無かったな 俺の頭 ここで終わるのも悪くないか 俺の頭 俺は干からび蛆が沸いた 俺の頭 見知らぬ誰かが墓を立ててくれた 俺の頭 墓の前で手を合わせている奴がいる 俺の頭 墓の前で涙を流してる奴がいる 俺の頭 時は流れた 俺の頭 人はこの地を頭(こうべ)と呼ぶ 518 名前:『若い浮浪者』[] 投稿日:03/01/19 19 59 ID QgCpvISX 寒さの群青色の中に浮かぶ公園 家無しの浮浪者に悔恨が訪れ 追憶が 浮浪者の神経に触れ 失うものなど何も無いと吐き捨てた日 汚れてるのは世界と結託した街のほうだった 街と噂話は浮浪者のカナタにとどまり 悪意に満ちた微笑も 公園までは届かなかった 代償として失くしたものは張り詰めた想い いつしか汚れてしまった若い浮浪者 ダンボールの家とボロ毛布 伸び放題の髭と髪のまま 一日また一日を閉じる内いつしか 守りたかったものを忘れてしまった 寒さにか感傷にか そんな事実に息詰まり ごみ箱を漁るのと同じ仕草で浮浪者 追憶に埋もれた想いを砂場に探した かじかむ手につかんだのは砂の詰まった心の空き缶 拾い上げられると砂がさらさら音たてこぼれた 心の中身の空洞が聞こえ 浮浪者静かに額にしわを寄せ 錆びた空き缶からこぼれおちた砂たち 浮浪者の前 砂漠に広がり大気を乾燥させた 群青色の寒さが浮浪者の唇をひび割れさせる 喪失と乾いた空の重圧は浮浪者をうちひしぎ 生き続けるという終身刑を投げかけている 無音の嘆きも水分失い どこにも届かず蒸発 消えた 場所は 寒さの群青色の中に浮かぶ公園 心貧しき若い浮浪者 汚れに飲まれていく様を 世界と結託した街が微笑しつつ監視していた 519 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/19 20 02 ID 2ZYaGv7v 退屈だ ねむりたい 520 名前:↑ほとんど同意[] 投稿日:03/01/19 20 09 ID 3Z8bsT7y また、鹿いたのかよ? たまには、別のもの賭けよ! 521 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:03/01/19 21 26 ID kyeg967c 499-500 このシリーズ毎回楽しみになっちゃたかも☆ 毎回、強引なたとえがうまくって、 笑っちゃうんだケド、ミョ~な説得力もあるんだよね~☆ 今回は町をヒト細胞にたとえちゃったか~。すっごい!☆ よく考え付くよね☆ 大槻ケンヂに朗読させたら似合いそう☆ 501 言いたいことが明快で、すっと入ってくるよね☆ でも、表面は入ってくるんだケド、 肝心なところは見せてくれないんだなぁ、って思たよ★ すっと入ってくるのは、 「冷たい町」の紋切型にハマってるからなんだよね☆ あと、すべてを句読点使った 普通の文章にしてみると、ただの作文になっちゃうのに、それでも詩情を感じるのは、 やっぱ行分けの力かな☆ 既存の「型」に力を借りちゃったね。あなたの表現ほしい★ 502 こわ~い★って思いながら読んでたら、最後二行でしらけちゃった★ 「コワイ」って言葉を使わずに「コワイ」を感じさせてほしい★ 全体的にもひとりよがりかなぁ★ ただの強迫観念って感じするし★ タイトルはよかったっすー☆ 503 「町」と「空」の対比かな? 合併を繰り返す町はゴチャゴチャした ツギハギみたいだけど、空はさっぱりひとつのものだから綺麗? だとしたら、表現足りないなぁ★ 506 たまに故郷に帰ってみたらえらく変わっちゃってて思わず郷愁にふけったことあるヒトとか、 これから故郷を離れて都会へ出て行くようなヒトには共感されそう☆ でも、町が描かれていないよね★ 追伸のとこ矛盾してるし★ 522 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:03/01/19 21 56 ID OoDAtZZF 507 街は見慣れてる、街の人々は知らない。うーん、なんかこれだけで、 人がいるのに空っぽの街、感じさせるよね~☆ この「街」の質感あるからこそ、 最後二連「僕」の孤独に説得力産まれる~☆ でもえらいコンパクト★ 508 ん~。。。「町」じゃなくてもいいような。「村」とかでもいいような★ あと、句読点もっと使いたくてたまんなかったでしょ?☆ 使ってほしかった★ 読みにくいの~~~~~~~!!★ あとタイトルよくわかんない★ 509 町の暮らしにくさと、楽しさと。って感じ?☆ おもちろい☆んだケド、説明的なせりふ★ 511-512 んー。書き慣れてるんだか、書き慣れてないんだか、よくわかんない★ ピーターパンみたいなお話で、手紙が案内役。とにかく登場人物の表情も 顔すらも見えてこないんだよね★ そこには文字があるだけ、人がいない。 手紙だから?☆ それにしても無表情な描写、「た」ばっかりの行末、楽しくなかった★ 516-517 んー。「俺の頭」の繰り返しはいいリズムだな☆って思うんだケド、 そのリズムにのって右側の言葉読んでみても、ノリがついてこないんだよね★ 最後の一行もこじつけっぽいし★ でも、死んだ頭が書いてる詩だと思うと、 地獄のまま止まってしまった町みたいな痛ましさ、生まれる、かな?★ 518 痛々しい詩だな~★ 徹底的に、繋がりを失くしてしまった浮浪者を描いてるね☆ でも、最後「監視」されてるのが救いだよね☆ 社会と繋がっててよかったね☆ できればもっと「浮浪者」って言葉を減らしてほしいかな。多すぎると軽くなるよ☆ 523 名前:OO万華鏡OO(1)[] 投稿日:03/01/19 22 57 ID k7iZyYIm 赤いランドセル 重くて ゆがむ道を歩く あざやかな花のみつ 汚いなんて思わなかった 甘くて ただ 帰り道を歩いたよ 甘くて ただ 家に着きたいと思ったよ なつかしい曲のフレーズ 少し歌うと思い出す あの夕日がしずむと お母さんに怒られた 早く帰らなきゃね 楽しいことばかりじゃなかった 小さくても考えて 精いっぱい生きてたよ 時にはそれが恥ずかしかったけど あのころの私をみじめだとは思わない 夕日にぼやけた写真をながめると 胸がつかえて苦しかった 524 名前:OO万華鏡OO(2)[] 投稿日:03/01/19 22 59 ID k7iZyYIm 空がきれいだね 街はそれを今日も受けとめて 変わろうとしている あのころの私をのせて どこまでも広がっていく ゆがんだ道がまっすぐな 明日の誰かにつながって 甘くて ただ 想うだけで精いっぱいの 足を街まで運ぶよ 昨日のやまびこが 今日をやさしくゆらした 525 名前:Smile[] 投稿日:03/01/20 03 37 ID Wdp8ptmb むっくりと起き上がったら腹が減っていました 仕方が無いので食べ物を探しに山をおりることにしました 途中の畑には野菜が一杯なっていたし おばちゃんもおじちゃんもいないのでちょっといただいてみましたが まだお腹がすいている もっと下ろうこの坂道 和洋中どのお店に入っても 店員さんが逃げていくから 僕はおなか一杯食べました スーパーに入ってみました こここそまさにパラダイス 肉・魚・野菜の食べ放題で 僕はおなか一杯食べました 平凡な毎日を送るのもいいけれど 一生分の幸せを一日で味わうのもいいもんだ 僕はもう満腹です 銃を向けられた熊を見たとき 私には彼が少し笑ったように見えた 526 名前:飽地(ほうち)[] 投稿日:03/01/20 11 51 ID kPGOjp0H プラスティクスと鋼鉄の まじわり が産んだ沢山の子供 それは細い脚を無数にもつ 電子虫 か細い声で鳴いている 黒い箱のなかで という町が ある 私がシャワーを浴びている時 排水溝の 奥から きぃ きぃ と きしむ無数の声を聞いた という生活感覚は すぐに虚構として処理された 振動しているみたい なにかアパートの壁が の夜に 体温を奪う風 よくできている システム 未来へ自然な凍死体を送る風 結託している のか 恐れて閉じ篭っている のか この町は 527 名前:_[] 投稿日:03/01/20 11 52 ID kPGOjp0H 天蓋を開いて 覗き込む男の眼が見えた 夜空から 私たちを点検していた という月へ 私は陳情する 私のユーザーよ 穏やかに眠らせてください 私は黒い箱の 天蓋を開き 号令を待って そこにいる虫たちに 反抗されている 許してください私にはあなたたちを自由にしてやれるほどの腕がない (私のやり方に従わないいうことを聞かない偏屈な壁のようなプログラムは死んでしまえ) 好きなところへ勝手に歩かせると 探しものをするように歩きまわるだけなのが おもしろい という 飽食 という 飽地 この町は 私の頭の天辺に乗っている 528 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/01/20 15 01 ID Ol1PafFS 503 「空」 「ニ町が」とか一人称がないところとか、言葉の見せ方がうまくて引き付けられました。 シンプルな骨組みがそのまま生きていて、多分、作者が思った通りのものを作れているのではないかと想像します。 繰り返しがあることで、書かれていない部分を見せる手法だと思うのですが「きれい」を三回も書くのは少しくどいような気もします。 その部分以外に読者に読み取らせるきっかけをなくしてしまっているような。 529 名前:市[] 投稿日:03/01/20 17 46 ID ldXay35l この町が市になった日 それは何も変らない一日 八百屋の親父はいつも通りに声を張り上げ 自転車屋の主人は少女の自転車のパンクを直す ブラウン管の15秒のニュース映像と 新聞紙の10cm四方の文字列 小学校の表札が新しくなって 新規の住民票を取りに来る人の列 それはきっと平凡という名の葬列なのかもしれない 俺は小さな喫茶店で本を読む それは何も変らない一日の終わり 陽が沈み家に帰ると二人の客が来た 「今日、お隣に引っ越してきました。つまらないものですが。」 手には小さな煎餅の箱 「とてもいい町ですね。」 「いえ、今日から市になったんですよ。」 俺の口調はどこかぎこちない、よそ者の様な響きだった。 530 名前:生への執着[] 投稿日:03/01/20 18 26 ID QQQRBZqw 夕暮れへ 染まるビルたち その意味は たゆまぬ努力か 無駄骨か 家が建ち 住めば都と 笑えども 福は来らず 次の空 増大するエントロピー 531 名前:ひかりのまち[] 投稿日:03/01/20 23 56 ID CXXBShXI 教祖は路上で説法し 一生懸命に見殺され 小学校の土塀の上に 仙人だけが腹を出す 饐えた香の根源は 昇龍軒の骨だった 犬の首には見えぬ タマは昨日死んだっけ 煙草屋角では死にたくない 煙草屋角では死にたくない 婆は箒で掃き散らす 埃は舞ってまた戻る 歪んだ川で山椒魚を獲って 今日は火でも熾しとこうか 無人の木造住宅漁って帰る 532 名前:何か、そういうようなこと[] 投稿日:03/01/21 00 16 ID dvOThYjo 日はもうとっくに沈んでしまったのに、 なぜか俺はまだ、こんな所に立っている。 たぶん失われてしまったものなのに、 なぜか俺はまだ、君を探している。 見下ろした町がなんだかやけに白くって、 俺は泣こうとした。 だがやっぱりやめた。あんまりそういう気分じゃないから。 ただ、ここから立ち去れないでいるだけで。 国敗れて山河在りィ、城春にして草木深しィ。 あそこに居ることはたぶんもうできないのに、 なぜか俺はまだ、こんな所に立っている。 携帯電話に残った君のメールだけが、 こんな俺にまだ、たぶん永遠に、笑いかけてくれている。 533 名前:渋谷[] 投稿日:03/01/21 01 46 ID U2GkQEqv 捨てそこねたレシートを指でぴらぴらと 風を刻む空想で歩く 人混みでは急に立ち止まらないで あなたの言いつけは 今でも右頬が覚えていて消えない 途切れた人波に 坂道を振り返る 夕暮れはとろりと落ちて 金の飛沫が街へ散らばる 雑踏のむこうに 低い大きな赤い月 駅ビルに半月に切られて 締めつける甘い回想が この坂道で あのビルの下で 今はただ 喧噪に踏みつぶされて 冬が行き過ぎる また あなたが通り過ぎたように 534 名前:得た時に失うもの (1/3)[sage] 投稿日:03/01/21 20 48 ID jmbsBCOH 今の俺は "街"の雑踏にまみれ すすけて見える? 俺は "町" を出た "夢を叶えたい" ただそれだけのために それまで培ってきたものを 全て 捨てて あれからどれくらい経っただろう? 反対する人は多かった 誰の言葉にも耳を傾けなかった 彼女は泣いた それでも俺の心は変わらなかった 535 名前:得た時に失うもの (2/3)[sage] 投稿日:03/01/21 20 48 ID jmbsBCOH 尊敬していた人の諌めより 好きな女の泣き顔より 大事な事のように思えた 思っていた 今でもそれで良かったんだと 思っている 多分 こうして 生まれ育った "町" を出た 536 名前:得た時に失うもの (3/3)[] 投稿日:03/01/21 20 49 ID jmbsBCOH 夢を手に入れた俺 今もその中で生きている 以前より 垢抜けた 生活も華やかになった 昔の俺と違う俺がここにいる と同時に 大切な 何か も一緒に忘れてしまった 気がする 町を出て街に来た代償 537 名前:得た時に失うもの (3/3)[] 投稿日:03/01/21 20 51 ID jmbsBCOH 今の俺は "町"の長閑さに飢え くすんで見える? 538 名前:得た時に失うもの[sage] 投稿日:03/01/21 20 52 ID jmbsBCOH 申し訳ない。 537は 536の最終連になります。 539 名前:なかまちさんとーめ 1/2[sage] 投稿日:03/01/21 23 29 ID 3f1olkjL 今また2回こけた空き地 乾いた乳母車の持ち手を見つめて 多分誰かを待っていた少年が独り 低い団地にしがみ付く夕陽 細く吐き出された大男の影に 靴より大きな石を避けつつ駆け寄った ねーおとーさんどこにいくの ふたつの影が手ぶらでその町を出た * 施工したての人工塗料の臭いを掻き分け 諮問一つ付いていない思い扉をくぐり 小さな右足が遠慮がちに上がりこんだ 化繊の髪を透かせるオレンジの照明 大きすぎる革張りに不安定に腰掛けた少年が 冷えきったた赤飯の小豆を器用に摘み出す晩餐 540 名前:なかまちさんとーめ 2/2[] 投稿日:03/01/21 23 31 ID 3f1olkjL ねーおとーさんここどこ 勝手の違う大きすぎる湯船 不安げに父親にしがみ付く少年に 大きな手がタオルで蛸を作り泡を吹かせた 小さな手が蛸を潰し 大きな手が蛸を作り 父親はそれで少年の視線を釣りながら 立ち込める湯気に優しく声を響かせた 港山 中町 三丁目 振り向きかけた少年に慌てて作るタオルの蛸 大きな蛸と小さな蛸がもう1時間も抱き合って みーなーとーやーま なかまちさんとーめ もう一回 みーなーとーやーま なかまちさんとーめ 541 名前:瓦礫の街 1/2[] 投稿日:03/01/22 01 01 ID pWYSpZ6R ぴかぴかに丹念に磨かれた機体が 黒く重い機影を引きずって 空から重い重い霰を播かなくなってからどれくらい経つか 地上では子供達が元気に遊ぶ 瓦礫の下でかくれんぼ 砲塔の陰でナイショ話 朽ちた戦車は秘密基地 みんな輪になり集まって 崩れた鉄筋探検に 失なったものがどれ程大きくとも 人は強く優しく生きてゆく 錆びた鉄板はフライパン 弾の破片はマグカップ コンクリ片は家の壁 足りないものは創ればいい 幾らでも術はある 歌ですら 542 名前:瓦礫の街 2/2[] 投稿日:03/01/22 01 01 ID pWYSpZ6R 瓦礫に響く歌声は悲壮感など無く ただ底抜けに明るい それでいい 強くたくましく前に進め 振り返る道がしかばねばかりだとしても しかばねの上の生は揺ぎ無く強く美しい 願わくば 願わくば皆に 皆に幸あれ ここは ここは我が生きた街 543 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/22 01 06 ID V9T2T5iA ★----------------------【【裏・情報・取引】】--------------------------★ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆裏情報取引サイト→http //www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆ ◆国際免許取得→→→http //www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆ ◆悪徳業者情報→→→http //www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆ ◆あらゆる調査→→→http //www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆ ◆委託販売募集→→→http //www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆ ◆宣伝・掲示板→→→http //www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆ ◆投稿H画像→→→http //www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆ ◆高純度科学物質→→http //www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ★---------------------↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓--------------------★ 544 名前:「ある雨の──」 1/2[sage] 投稿日:03/01/22 21 12 ID ZDTMBgee 雑音らしい特徴を失ってとめどもなく流れていく 居心地の悪さだけを蹴飛ばしたら あの風船は中身が抜けていくまで空に降り続ける そんな雨の中で ボールだけ見えなくなる てんでばらばらの行き先を目指して歩く人たちの 傘の模様とその回転と角度が同じなので 小さく笑ってみて角砂糖をばら撒く今日も 眺めだけはたった数メートル上でよかったのだから あの だけが僕の目の前で踊るその嬉しさと哀しさ それはきっと他の人には見えなかったし 誰の言葉としても伝えられなかった 彼と彼女はそれぞれ違う建物の屋上を見上げて 何事もなかった昨日を勝手に振り返り そうやってこの縦長の空は作られていった ──とある人が語り継いだ 誰もが を知らないことはどこにでもある事象 そんな気違いじみた風景を許容してしまう大ホールを抱え ただ黙々と歩くだけの祭りが今年もやってくるだろう 545 名前:「ある雨の──」 2/2[sage] 投稿日:03/01/22 21 12 ID ZDTMBgee 向こうに見える山々の向こうがまた山だという幻想 その冬の冷たさはそのまま雨に打たれた泣き声と叫び そんな昔のことはもう忘れていいと思う……のだが その風景というのは記憶だけのものだから 僕は を名付けられないこの息苦しさを捨てて 今日も地上三階のコーヒーショップで昼の時間を迎える どこを見上げても白から黒への移行の一日 雑音が全ての言葉を流してしまうそんな歩道で 衝突することもなく方々に流れていくのは 水ではなく はもう誰にも届かないような昨日の空気のようで 明日もそのまま街に溶けていくように見えるだけ 546 名前:白い自転車[sage] 投稿日:03/01/22 21 48 ID yXlDQoTD 『白い自転車』 みんな まだ覚えているかい? あの白い自転車に乗った少年の神様を くすんだベレー帽を耳までかぶって よくとおる口笛でポルカを吹いていた あの痩せっぽちだよ 少年の時代がかった白い自転車は 大通りを 商店街を 路地の津々浦々を 車輪を軋(きし)ませて走っていった この町の誰もが少年を見かけた 少年の自転車が通ったあとには 彗星のしっぽのような白い光がベール状に広がり 懐かしいポルカの旋律がいつまでも残った そしてこの町の誰もが その光を浴びたんだ その瞬間から 町の小さな揉め事は解決し 車の中で悪態をつく人はいなくなった いじめられっ子は友達と楽しく遊び 寝たきりの老人にお見舞いカードが届き 親に虐待される子供は姿を消し それどころか全ての子供たちが デザートとプレゼントをもらって 仲良くそれらを分け合った 政治家たちは心の底から人々の事を考えて 涙を流して政敵どおし抱擁した そんな突然で闇雲な 優しさと幸せに包まれて ぼくたちは 正直どうしたらいいのか分らなくなり しまいには激怒して 寄ってたかって少年の白い自転車を叩きこわしてしまった 少年の神様はしばらく自転車の残骸を見つめていたが やがて無言のままどこかへ行ってしまった 547 名前:白い自転車;続き[] 投稿日:03/01/22 21 49 ID yXlDQoTD みんな もう再会したかい? あの懐かしいポルカに 彗星の自転車に 町のみんなに笑顔を分けようと必死に頑張ってる ちっぽけな少年の神様に この町にはまだ 深い痛みや憎しみや 暴力や悪意があふれているけど どれだけ心が豊かになっても 生きるかなしみは消えはしないけど 夕暮れのひとり 帰り道 花屋の前に 電柱の上に みんなの心のなかに 曲乗りをしてくるりと回る 白い彗星の自転車に乗った少年を探しているんだ みんな 覚えているかい? あんなにも健気な少年の神様を もう間違えない もう間違えたくない ようこそわが町へ 白い自転車の神様 548 名前:歴史的建造物[] 投稿日:03/01/23 00 45 ID 3S1B8zwa 町は嵐に耐えて孤独に堪えてしがらみの中で立体化する 手触りがある 町はひとえに歴史的建造物という栄光の下 破壊と再生を繰り返す 排気ガスと騒音が季節感を超越し 町行く人々の流れが時間の速度を緩めたり早めたり 町はだからこそ神がかりな祈りの呪文を嫌う 町はまったく無言で神話を超越する こうあるべきだの前に こうなっている 町 町は主張しない 町は破壊され再生される 町はただそれだけの 物体としてのリアリストなのだ 549 名前:(タイトルが浮かびません)[] 投稿日:03/01/23 04 09 ID JrLYncGV 建物の隙間に挟まる私は肉片のようにして取り除かれるのを待ちつつ いつか取り除かれるべき存在なのだと知ってはいても つまようじに偽装した保安庁のやつらが掻きだしに来るのは 歯ブラシが仰々しく薬臭い粉をつけて迫ってくるより的確であるから恐ろしいな 明日は風に晒され酸化しようとも この街にはもう必要なところは全て吸収され尽くしてしまわれた後だから 私がどうなろうと知ったことではないのだとカスはカスなりにまだ頭は働くが 月曜日にならないとまだ分からないとつき返された応えは 月曜日を待つこともできずにいるかもしれないなどという未来予測の元にはなくて 会社の未来を日本の未来を地球の未来を強制させられた時代と世代は 交代とともに後退したのはよくよく考えれば起こりうることだったのだと 誰がそのように今思い至ったところで何がどうなろうというのか 街路に落ちるは屍ばかりだとそこに映る水鏡の影を見ながら感じたが 明日を飛び越え明後日を過ぎればきっとなどという淡い期待は 持たないほうが身のためだということに気づくのに何年かかっただろう 私は君の顔を思い出す何度も それが今更でわざとらしい 550 名前:重い出の袋[] 投稿日:03/01/23 06 37 ID E90YAmmI 久々に会社を早く上がり、まだ日のあるうちに家路へついた。 町では子供の笑い声がまだ遊びはしゃぐ 空は茜に染まり、飛行機雲が一筋。地面へ映る影は伸びていく。 僕は・・・不意に思い出す。 もう昔になった「あの頃」の 今もこの町に息を潜めている思い出を そして、この町がくれた友達を・・・ あの頃も今も僕は、この町が大好きで仕方ない。 町中を知り尽くし、毎日駆け回り、 子供にしか通れない抜け道を探し 祭りには必ず出てはみんなで仕切って。 学校から帰るなり鞄を玄関に投げ込んで 宿題もせずに毎日通った公園、駐車場、駄菓子屋。 何故か恥ずかしくて見れなかった告白の一本桜。 商店街でみんなでかじったあのコロッケ。 毎日が楽しくて、時間がいくらあっても足りなかった。 でも今思っても、コロッケやっぱり高かったよな・・・。 そう思うだけで笑いがこぼれる。 いつの間にか気が付くと肉屋。 僕もおじさんもあの頃のままだった。 「おじさんコロッケ14枚!」 力はあるほうだと思っていたが コロッケ14枚の袋は何故かずしりと手にきた。 それはおじさんがおまけしてくれたのもあるけど この町での消したくない思い出がいつの間にかそれだけ増えて 袋を重くしてたってことだよな、みんな・・・。 551 名前:カソウバ小町の快感[] 投稿日:03/01/23 07 10 ID ITI3rII8 ここは仮装場 華麗な粧いの狂宴にスノッブの嘘々しさを競い合う快感 段ボールの連結邸宅に瀟洒な背景を演出 ここは仮想場 もげた翼繕い高層巨大墓標上に飛翔するイメージの快感 無機質コピペ空間張り付く蜃気楼の恋愛 ここは下層場 空に晒された透明エレベータを墜落するめくるめく快感 潰れた残骸トマト見て見ぬふりする雑踏 ここは火葬場 夥しく精励なオーブンで脳内に足の爪まで焼尽する快感 粒子無尽の紫煙に漂う町の爽やかな呼吸 552 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/23 07 14 ID RIvUmBUA ここだよね? http //homepage3.nifty.com/digikei/ten.html 553 名前:俺の町[] 投稿日:03/01/23 10 52 ID sFUayvHX カッチョコイイBIG MOTORBIKEを買ったのに カッ飛ばせる道がないのが悲しいんですよ まるでバイソンの信号待ち まるでチーターのおしくらまんじゅう 混雑する野性のダサいこと ナウいツナギは見せびらかせるけど 俺はファッション・モデルじゃないんです ガチョーン 郊外のハイウェイで 風になろうか 風になったってしょうがないんです セクシー・ギャルが見てくれないと嫌だ かわいいコギャルにもこう言わせたい アッと驚くタメゴロー トレンディーなBIG MOTORBIKEを買ったのに 翔んでるライダーを気取れないのが悲しいんですよ ガングロ・ギャルが会話してる チョベリバ・チョバチョブ きっと俺のことを噂しているんです ここは俺の町だから ヒーローになる必要があるのに 実はさっき立ちゴケしてカウリング壊してしまった シェー 554 名前:_[] 投稿日:03/01/23 10 52 ID sFUayvHX *注釈* 「ダサい」=かっこ悪い。 「ナウい」=今時風。 「ガチョーン」=よく知らない。 「コギャル」=女子高生。 「アッと驚くタメゴロー」=古い有名なギャグらしい。 「トレンディー」=最新の流行。 「翔んでる」=アバンギャルドな。 「ガングロ」=山婆。 「チョベリバ・チョバチョブ」=超ベリーバッド・超……なんだっけ。。 「ヒーロー」=甲斐バンドの80年代のヒット曲。 「立ちゴケ」=信号待ちなどで、立ったままバランスを崩してバイクで コケること。最悪級にかっこ悪い。 「カウリング」=バイクについている風防。立ちゴケして割れるのは 仮面ライダーのアレのような大型カウリングのみ。 「シェー」=赤塚不二夫の漫画の登場人物の台詞。意味は知らない。 555 名前:あぼーん[あぼーん] 投稿日:あぼーん あぼーん 556 名前:ハリウッド、ノンフィクション[] 投稿日:03/01/23 12 30 ID fOpgsm75 ここには匂いというものが ない モノクロームの世界に 幾何学模様の町が広がっている 光源というものは ない あるいは 俺が発光しているのだ さ迷い歩くが行き場所は ない 道を尋ねようにも人間のいない プラスティックの町だ 俺は天然色を見たい 草露の冷たさに触れたい 温かな獣の毛に包まれたい ここは寒くも暑くもないんだ すべてのものに文字が記してある Qだの 贋だの □だの random 1万メートル先にも恐らく文字は続いている 出口はどこだ 出口はどこだ 目を開くだけでよかった 広大な迷路街の向こうから 文字列を割って 光は射し 緑色に光る「島」と書かれた看板が現れた 557 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/23 12 56 ID lIWHGX/e 地理・阿国自慢スレにポエムと和歌と演歌厨房が炒るぞ 詳しくは、呱呱に恋い ↓ http //travel.2ch.net/chiri/#15 558 名前: ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/01/23 20 06 ID fXX7V2S3 ■ お題は「町」。 ■ 締切は1月25日の23:59分で。 ルールは 2-3を読んで下さい。 なるべく楽しくやりましょう。 559 名前:ナイトストーク 1[sage] 投稿日:03/01/23 21 08 ID wTf1bl+6 真夜中の街を 魂の震えすら潜めて徘徊する詩人は あっちへ不螺不螺 こっちへ歩路歩路 やがて死人になって とろけた時間と空間で出来た この街を漂えば 死にかけのコンクリートとガラスでできた 打ち上げられた鯨を見つけるだろう それは 臓物はあの窓から零れる平穏なる白色光 腐っているのになんて温かさ 骨はこんなに冷たいのに そのうち 夜と朝の境界線で 殴られた女の咽び泣きや 住処をなくした男の嘆きだって 骨の隙間からは 響いてくるが どうせ死にかけなんだから 560 名前:ナイトストーク 2[sage] 投稿日:03/01/23 21 14 ID cq7TeLsy と 歩道の傍ら転がった 捨てられた紙屑みたいに また あっちへ不螺不螺 こっちへ歩路歩路 月が照らすぼんやり道を さらなる方形になった光を求め 闊歩する 漏れ伝わるのはどうせ 温かな平穏と柔らかな拒絶だけなのに 月が手にとれるように見えても やっぱり月であるように 求めても詮ないものを いっそのこと闇を纏えばどうだろう 誰も知らないこの街で 誰も知らない風になって 彷徨えば 足下の淡い影だけが 月のつくってくれた唯一 存在の証 ここにいるよ ここにいるよ あっちへ不螺不螺 こっちへ歩路歩路 でもここにいるよ 561 名前:ナイトストーク 3 終[sage] 投稿日:03/01/23 21 15 ID cq7TeLsy やがて 夜がどんどん下がってきて 白くなってきたころ 死人はようやく詩人になって 鯨の腹に帰るのでした 562 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/23 21 46 ID gT99DQbF 何か、溜まってるね…クスクス。 523-524 小さい頃の思い出の部分なんか美しいね。そんな美しいガラスの 欠片を集めて万華鏡ができる、という構想は素晴らしい。その材料に若干問題 があって、もう少し深みがあればなあ、と思いました。 525 ちょっとカリカチュア入っていますね。彼には余罪あり、と睨みまし たが、如何でしょう。随分と大胆な犯行です。場面の切り取り方が秀逸。 526-527 おお、これはやられた。副名詞とでもいうのかな、ことば遣いが ユニークで素敵です。ストーリーが単純で分りやすいのも魅力です。ちょっと 箱庭的な世界の表現が気になったかな。 563 名前:岩窟 ◆KZDKOP7GbA [darklog@yahoo.ne.jp] 投稿日:03/01/23 21 57 ID tuMNKnTx ・ 564 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/23 22 01 ID gT99DQbF 529 可愛らしいリアルさがあって、頬がゆるみますね。平凡の上に平凡を 重ねたドラマ。オチもちょっといい話、って感じ。この表現を綿々とつなげる と、すごい詩になるのではと、一瞬身震いしました。 530 うーん、前半のかなしみと後半の視点とが噛み合っていない感じ。町 ということばを使わずに短い詩で勝負した気概を買いたい、ですね。 531 不思議な読後感があります。作者好みの絵の具で全身を塗られて神輿 の上に乗っかったような。世界観は面白い。ただ、視点がゆらゆら動くんで、 座り心地が悪いんですよね。 565 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/23 22 21 ID gT99DQbF 532 物凄い意地悪な言い方かもしれませんが、これはクソ真面目に書いて も、面白くないと思います。いっそのこと自分を、大見得を切らせてピエロ化 させちゃえば。そうすると漢詩のミスチョイスも生きてきます。 533 丁寧できれいな情景と心象の描写ですが、「締めつける甘い回想」で あー、言っちゃった、と思いました。一括りにしちゃった、と。渋谷とわかる 風景もちょいと入れたかったですね。確かに坂は多いんですよね。 534-537 町と街の違い、過去と現在の自分の違いのコントラストをテーマ にしたんですけど、説明的でストーリーを追っていくだけの展開になっていま すね。そのストーリーにも、もっと魅力やスパイスがほしいところです。 566 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/23 22 40 ID gT99DQbF 539-540 何かを伝えたいようでいて、その実は何も言っていない(笑)。 それでいて、二人っきり(これからは違うのかな)の父子の情愛は伝わってき ます。風呂場の蛸と少年の歌が印象的なので、前半は単純にしてもよかったかも。 541-542 挽歌であり、力強い希望の歌、でもあります。表現のストレート さも詩を引き立てています。しかし、何かプロパガンダ的なものを感じるのは 気のせいでしょうか。 567 名前:歌舞伎町の女王[] 投稿日:03/01/23 22 58 ID Pq1o+Co0 流行歌をくちもとから誑して 手持ち無沙汰な紳士を癒すのよ 酒と唾飛び交う中 狂喜舞踏で疲れたわ だから貴殿の腕の中やすらかに眠らせて 子守唄はテ
https://w.atwiki.jp/tendou_suiko108/pages/8.html
前作と異なり、本作には地域(エリア)という設定があり、自分の要塞が存在する地域を制圧しないと他の地域に遠征することができない、という仕様になっている。この仕様はNPCにも当てはまり、その思考に影響を与えているので覚えておきたい。 《地域の特色》 ①遼 地域内の要塞は「燕京」1つ。隣接地域は「河北」のみ。 年間を通して曇りの日が多いが、雨の日は少ない印象。干ばつが起きやすい。冬には雪の日もある。 放浪中に無頼漢と出会う確率は低い印象(遼国の山人系の人物がほとんどのためと思われる)。 地域内要塞数が1つなので、ここで旗揚げをすれば(シナリオ1・2の場合)、自動的に隣接地域・河北への遠征が可能。 全シナリオを通じて、河北は複数勢力が存在する地域なので、攻められる可能性はとりあえずない。裏返して言えば、「河北」を統一する勢力が現れると、こちらの行動に蓋をされるということなので要注意。 ②河北 地域内要塞数10。隣接地域は「山東」「遼」「陝西」「河南」「京畿」の5つ。 年間を通して曇りの日は多いが、雨の日は少ない。干ばつの発生率は「遼」に比べて低い印象。冬には雪の日もある。 放浪中に出会う無頼漢は、相性次第になるが、湯隆・楊林・楊雄・石秀あたりがおすすめ。 シナリオ1・2では、高俅勢力の要塞が大半。シナリオ3では田虎勢力が興起し勢力を伸ばしている。 地域内要塞数は山東と並びトップなので、地域統一に手間取ることも。とはいえ、放浪からの旗揚げでない限り、河北からスタートするのはシナリオ3の田虎だけ。 シナリオ1・2で河北旗揚げの場合は高俅勢力の、シナリオ3の田虎プレイでは山東の宋江勢力の動向に要注意。 ③陝西 地域内要塞数2。隣接地域は「河北」「河南」「淮西」の3つ。 春夏にかけて曇りの日が多い印象。 放浪中に出会う無頼漢は、おおむね梁山泊関係以外の人物。 シナリオ1・2では史進勢力が存在し、シナリオ3では空白地域。 史進プレイの場合、河北への一方的な侵攻が可能な反面、空白地域「河南」をはさんではいるが、高俅の本拠・東京から遠征可能な地域でもあるので要注意。 ④山東 地域内要塞数10。隣接地域は「河北」「京畿」「淮南」の3つ。 春から秋にかけて雨の日が多い印象(逆に、冬は雨が少ない)。そのためか、豊作も期待できるが、長雨により田畑からの食糧収入が減ることも。 放浪中に出会う無頼漢に梁山泊関係の人物が多い。相性次第だが、呂方・郭盛あたりが能力高めでおすすめ。 シナリオ1・2では地域内に存在する勢力数が多い激戦区。シナリオ3では梁山泊の独壇場。また、シナリオ2では隣接地域のいずれも激戦区となっている。 ⑤京畿 地域内要塞数3。隣接地域は「山東」「河北」「河南」「湖北」「淮南」の5つ。 冬から春にかけて曇りの日が多い印象。 放浪中に出会う無頼漢は、目立った人物はいないが、シナリオ1であれば、孫二娘か施恩あたりが職業面でおすすめ。 高俅の本拠地・東京がある地域。したがって、ゲーム中で地域統一を果たすことができないので、他地域への遠征ができず、ひたすら内政と他勢力からの侵攻を防ぎ続けることで人気を稼いでいかなければならないという、河北や山東での旗揚げとは違った意味での高難度プレイが堪能できる地域(初心者の方にはおすすめしません)。 ⑥河南 地域内要塞数2。隣接地域は「陝西」「河北」「京畿」「湖北」「淮西」の5つ。 天気の偏りはあまり感じられないが、冬は雨が少な目かも。 放浪中に出会う無頼漢は、おおむね梁山泊関係以外の人物。 シナリオ1・2では空白地域。シナリオ3では王慶勢力の要塞が存在する。 シナリオ1・2で旗揚げする場合、いずれの要塞も初期施設数が多めな点でお得だが、隣接地域が多いので、周辺勢力の動向に注意。シナリオ3の王慶プレイの場合は、河北を統一した田虎の標的になりやすいので、その動向に注意。また梁山泊の伸びも早いのでこちらも警戒しておくこと。 ⑦淮西 地域内要塞数3。隣接地域は「陝西」「河南」「湖北」「湖南」の4つ。 夏から秋にかけて雨の日が多い場合があり、その際には長雨が発生しやすい。冬は雨が少な目。 放浪中に出会う無頼漢は、おおむね梁山泊関係以外の人物(職業・漁師の人物多め)。 シナリオ1・2では空白地域。シナリオ3では王慶勢力の中核地域。 シナリオ1・2では隣接地域・湖南にある高俅勢力の要塞・江州の動向に警戒していれば比較的安全な地域なので、史進・李俊・欧鵬勢力を手早く吸収し、江州攻略までいければ盤石。シナリオ3の王慶プレイでは、河北・江南の動向を睨みながら侵攻先を決め、電撃戦で他勢力を圧倒したいところ。 ⑧淮南 地域内要塞数3。隣接地域は「山東」「京畿」「湖北」「江南」の4つ。 春から秋にかけて雨の日が多い印象。豊作も期待できるが、長雨の可能性も。 放浪中に出会う無頼漢は、シナリオ1であれば、職業面で杜興がおすすめ。 シナリオ1・3では空白地域。シナリオ2では地域内要塞すべてが埋まっている混戦状態。 シナリオ1では、初期施設数が多いので旗揚げしやすい。シナリオ2では李応か樊瑞でのプレイとなるので、好漢別攻略法を参照。 物語の中心地である山東や京畿に隣接する地域なので他勢力の動向には警戒が必要だが、こちらからの遠征日数を抑えることができる点で、江南よりは便利かも。 ⑨湖北 地域内要塞数2。隣接地域は「河南」「京畿」「淮南」「湖南」「淮西」の5つ。 夏から秋にかけて雨の日が多く、豊作も期待できるが、長雨被害もあり得る。 放浪中に出会う無頼漢は、梁山泊に関係のない人物が多い(職業・漁師の人物多め)。職業面では侯健あたりが登用できるとよい。 シナリオ1・2では地域内要塞が埋まっている状態。シナリオ3では空白地域。 基本的に、シナリオ2の李俊プレイの場合でしか、この地域にお世話になることはないので、あとは好漢別攻略法を参照。 ⑩江南 地域内要塞数4。隣接地域は「淮南」「湖南」の2つ。 天気の偏りはあまり感じられない。ほどよく雨の日もあるので、穀倉地帯と言える。 放浪中に出会う無頼漢は、相性次第で杜微・王寅あたりがすぐれている。職業・漁師の人物多め。 シナリオ1・2では空白地域。シナリオ3では方臘(ホウロウ)勢力の中核地域。 地域全体が水源豊かで、天候も相まって穀倉地帯向け。地形的にも、楡柳荘だけはやや森林が多いが、平地が多いので、内政のやりがいがある。 隣接地域数が少なく、内政がしやすいなど、じっくりとプレイしたい人向けの地域であると言える。ただし、山東や京畿といった物語の中心地域からは離れているので遠征日数には注意が必要。シナリオ3の方臘プレイでは梁山泊の動きに注意。 ⑪湖南 地域内要塞は「江州」1つ。隣接地域は「淮西」「湖北」「江南」の3つ。 年間を通して、秋以外は曇りの日が多い印象(特に冬)。ほどよく雨の日もあるので、穀倉地帯にしやすい。 放浪中に無頼漢に出会う確率は低い印象(というよりも、旗揚げできる空要塞がなく、中心地からも遠いので、あまり立ち寄らない)。 シナリオ1・2ではたった1つの要塞に高俅勢力が存在しているため、純粋に攻略対象地域と化している。シナリオ3では空白地域だが、初期状態で放浪している好漢はおらず、また方臘・王慶の2勢力に挟まれた地域であり、放浪して旗揚げするメリットもない。
https://w.atwiki.jp/ranonline2010/pages/143.html
軍団関連ホームページ ・2011/06 時点で現存しているHP。 ・掲載が迷惑な場合はコメントを残してください。 名前 コメント いつも微笑 おむすびコロコロ クマのアル学ブログ チョメリーズ パンティング隊 ぽちょん ボルサリーノ ムニムニ軍団 メラメ乱 ユータッグ レイザー 愛LOVE優 輝友会 興道館 劇団ワロス 甲賀忍法帖 朱い月 朱雀友好か 助け合い 色物部隊 性春 赤きでいご 超撃 毒キノコ 舞桜 梁山泊Ⅰ 梁山泊Ⅱ 蜃気楼 【E】 Chanel DREAM G7 GAUGE HappyStar Infinity LINE onepeace Out Row Rise of Darkness QP s THE★ZOO TopDandy
https://w.atwiki.jp/murago/pages/86.html
田虎討伐戦-B “晋寧城包囲戦” ステージ構成・・・マップ下方に晋寧城、晋寧城の上方に林、マップ上端に田虎軍の陣 その他はほぼ平地になっている 梁山泊軍(A):★盧俊義-朱武(晋寧城南門前から) ●秦明-呂方、郭盛(晋寧城北門前から) ●鄧飛、●欧鵬(晋寧城東門前から) ●楊志-宣贊、郝思文(晋寧城西門前から) ●孫安(イベント5後、田虎軍から寝返り) 梁山泊軍(B):★盧俊義-朱武(晋寧城南門前から) ●黄信-韓滔、彭玘(晋寧城北門前から) ●楊雄、●石秀(晋寧城東門前から) ●石勇-杜遷、宋万(晋寧城西門前から) ●孫安(イベント5後、田虎軍から寝返り) 補足-田虎軍側プレイ時、もしくはP1のキャラが(A)に含まれる武将の場合は梁山泊軍(A) それ以外は(B)がステージ登場武将となる 田虎軍:★孫安-秦英、陸清、姚約(イベント1後、田虎軍の陣から) ●田彪-精鋭兵長×3(晋寧城内部から) ●梅玉-精鋭兵長、●金偵-精鋭兵長、●畢勝-精鋭兵長(イベント1後、田虎軍の陣から) ●藩迅-精鋭兵長、●楊芳-精鋭兵長、●陸芳-精鋭兵長(イベント1後、田虎軍の陣から) ●馮昇-精鋭兵長、●胡邁-精鋭兵長(イベント1後、田虎軍の陣から) イベント・・・1:孫安登場-田彪が敗走し、晋寧城が陥落すると 田虎軍の援軍として、孫安たちが田虎軍の陣に現れる 2:見逃し-梁山泊軍側で孫安を敗走させると、盧俊義が 強行軍の疲れで実力が出せなかっただろう、休んでから出直せ…と言って孫安を見逃す 3:再戦-イベント2から一定時間後、孫安が田虎軍の陣に復活する 4:伏兵-イベント3後、もしくは田虎軍側で、孫安が晋寧城の上方にある林に到達すると 盧俊義配下の伏兵が出現する。孫安部隊の士気低下 5:降伏-イベント3後に孫安が敗走すると、盧俊義の意気に感じ入った孫安が降伏する 孫安が田虎軍から消滅し、梁山泊軍側に出現する 補足・・・イベント5の孫安降伏イベントを発生させてステージクリアをする事が、 プレイヤーキャラとしての孫安の出現条件 勝利条件・・・梁山泊軍:敵部隊の全滅 田虎軍:盧俊義の撃破 敗北条件・・・梁山泊軍:盧俊義の敗走 田虎軍:孫安の敗走
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/5769.html
│ステータス│詳細情報|入手方法|活用方法|効果比較│その他│コメント│ 青龍の九節棍 No.130 ルビ せいりゅうのきゅうせつこん 名前 青龍の九節棍 Rare 4 売却 QP,1000 マナプリズム,x3 311 刻印されたカードのスター集中度を 50 %アップ+刻印されたカードによる攻撃時に、敵単体のクリティカル発生率アップ状態を1つ解除 詳細情報 イラストレーター --- 解説 とある事情により“好漢”を募る少女に、その指針を示すため寄り添う、青龍の姿をした棍。キャッチーな見た目をしているが、様々な形に伸びたり変形したりと、とてもカッコよく、そして優秀な武器。畑を耕すこともできる。 入手方法 ・イベント「108人のハロウィン・リベリオン!」において梁山泊の活動100回達成で開放される資金調達クエストで入手する おすすめの活用方法 コメント 名前 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/319.html
前へ ← 1 2 3 4 → 次へ 作品 ■▲▼ ヒトは音速で駆け巡る ややねむい午前七時 アナウンサーは地球の人口が70億を超えたと伝えた 確かに昔より窮屈になった気がする 昔見えた富士の山が高層ビルが邪魔で見えなくなった 物思いにふけっている場合ではない 猛獣のように晩を口にくわえ 昔と変わらない満員電車に今日も乗る 別に今日はいつもの会社に行くわけじゃない 出張、しかも日帰りでNY 成田までの電車の時間のほうが飛行機に乗る時間より短い 人間はなんか急いでいる 時間に追われてるようだ なんとなく足が走り始めていた 飛行機は眠る暇もなくアメリカに着いた 取引先の企業を回る こんな長いエレベーターに乗るのが退屈なほど ビルは高くそびえていた なんかあまりにも長いので エレベーターの中で少し腹が立った 地下鉄に乗って次の取引先に行く 先の見えないトンネル その中を地下鉄は音速で走っている 先の見えない人生 こんなに急いでどこへ行く 91 名前:ヒトは音速で駆け巡る [sage] 投稿日:04/11/22(月) 08 29 52 ID thsmHYLu 93 名前:ヒトは音速で駆け巡る その2 [sage] 投稿日:04/11/22(月) 08 30 39 ID thsmHYLu 【コメント】 147 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/11/27(土) 16 28 27 ID x8726fkr 91 93 ヒトは音速で駆け巡る 1連目だけ上手く比喩(的な表現)が機能していると思う。でも2連目に入るとそれが崩れて、 以降は表現に全く力がない。 7 名前:ななほし ◆812uyODVoo [] 投稿日:04/11/23(火) 21 59 39 ID /O9lxVxy 91 :ヒトは音速で駆け巡る :04/11/22 08 29 52 ID thsmHYLu まじめな語り口に、そこはかとなくユーモアがある。すーっと読めた。 最後はちょっと、定型過ぎるかなぁ?? 86 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/27(土) 19 39 44 ID ZjDM8gSA 本スレ 91 ヒトは音速で駆け巡る これも近未来だが、微妙かな。。コンコルドが撤退したもんね。。 宇宙開発もさ、頓挫して、もう少し未来はグレーかもしれない。 宇宙を手放すと、人間はどこへいくのかな?なんて思ってしまいました。 178 名前:てるあき ◆DDfwggPC.. [sage] 投稿日:04/11/28(日) 07 03 53 ID QZAqxtfy 今回、「ヒトは音速で駆け巡る」を書きましたてるあきです ななほしさんありがとうございます チョト後半崩れてましたね 推敲しなきゃ【鬱 179 名前:てるあき ◆DDfwggPC.. [sage] 投稿日:04/11/28(日) 07 09 43 ID QZAqxtfy ちなみに追加で やや時事ネタ混ぜてます ナサが東京からNYまで1時間の飛行機作ったのをネタに 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ Hotel カマクラ ”一晩2000円で泊まれるカプセル炬燵” 看板が出ていた、白いそっけないビル。 2000円を払って中にはいると、読み取りコード付キーが渡される。5階A105号。 フロアに下りると、そのまま各階ロビーに出る。 正面には上下二段になった扉がずらっとならび、左右には、サニタリーコーナー。 昔なつかしの、青いのれんと赤いのれんが掛けられて、男湯と女湯、ランドリー、ラバトリー。 男女別に利用ができる。 自分の扉に向かうと、2重になった扉の奥には、 4畳半ほどの畳の空間に、コタツがひとつと毛布が2枚、クッション、 テレビが置かれていた。ロビーの空間を上下二段にきりこんだ、 各カプセルは、やっと立って歩けるほどの高さだが、コタツに こもってしまえば、それも気にはならない。窓も一応ついていた。 ロビーには、すわり心地のよい椅子と、机、各種自販機、ネット接続用端子と、 パソコンが数台おいてある。 キーの読み取りコードを提示すれば、時間100円でネットもできた。 コピー、指定媒体へのデータ移動も料金を払えばやってもらえる。 防犯ブザーがある、防犯カメラもある。呼べば警備員も対処してくれる セキュリティのよさが売りでもあった。 一人で使っても、2人で使っても一晩2000円の低料金にも引かれて、 様々な人が利用に訪れていた。長逗留の客も多かった。 家が安息の場所にならなくなったとき、人は孤独な城を求め、 その城から、しがらみのないぬくもりを欲した。 帰る価値を失った家が、しだいに薄汚れ、崩れていった。 幼い子がいる間、束の間の城になった場所も、 その役目を終えたころには、崩れた牢獄でしかなかった。 老いた人間は、若い者への期待を手放し、老いた者の集まる場所へと、居を移す。 期待という束縛から逃れた若者は、孤独な城をその手に握る。 人が人であるために、人が人間であるために、 人は人の間に存在せねばならない。 人が人でありつづけるために、 人は人の間にあるために心を開けなければならない。 痛みと歓喜をもろともに、抱きしめなければならない。 城が牢獄となる日もまた近い。 94 名前:Hotel カマクラ 1/2 [sage] 投稿日:04/11/22(月) 10 42 56 ID MLm7O1BL 95 名前:Hotel カマクラ 2/2 [sage] 投稿日:04/11/22(月) 10 45 44 ID MLm7O1BL 【コメント】 147 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/11/27(土) 16 28 27 ID x8726fkr 94-95 Hotel カマクラ ホテルのズレが詩なのだとして、それが全く面白くなかった。2連目も一般化した認識を繰り返しているだけ。 3連目もそう。「ホテル」という名詞の力が全ての作品だった。 7 名前:ななほし ◆812uyODVoo [] 投稿日:04/11/23(火) 21 59 39 ID /O9lxVxy 94 :Hotel カマクラ 1/2 :04/11/22 10 42 56 ID MLm7O1BL 前半ものすごく面白い! 後半はちょっと、まとめに走ったかなぁ? 86 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/27(土) 19 39 44 ID ZjDM8gSA 本スレ94 Hotel カマクラ これは、しゃべりすぎ。読者の解釈の余地を奪ってしまってる。 前段だけで終わってしまえばよかったんじゃない? 【得点】 2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 ■▲▼ 今頃気付いたこと 生涯のうちで 最も印象深いことになるかもしれない 『明日の思い出』 それを創るのは今日を生きる俺 未来のことなんて誰にも分からないさ と言うのは うまく答えられない人の逃げでもあり 結局 この先どうなるのか? というよりも 今の俺がどう生きるのか? ということ 96 名前:今頃気付いたこと [sage] 投稿日:04/11/22(月) 17 00 39 ID DI0PXZjR 【コメント】 135 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/26(金) 23 14 51 ID ZQuYvobv 96 今頃気付いたこと 流されるだけが人生じゃないよ。自分の人生は自分で創る、自分の未来は自分で切り拓いて いくものだ、ってことに気付いたわけか。若いときは誰しも威勢よく、そう考えるんだ。もちろん この指摘は正論。でもね、そう意思や気概だけで世の中うまくいくもんじゃないんだな。これが。 むしろ、ときには、流されることも必要。そのほうがよっぽど、時間はかかっても問題は解決すること が多い、っていうことに、年寄りの私は今頃気付いた。 12 名前:ななほし ◆812uyODVoo [] 投稿日:04/11/25(木) 02 16 59 ID 81vwPPSj 96 :今頃気付いたこと :04/11/22 17 00 39 ID DI0PXZjR すごい。そのとおりと感じる……が、詩としては鑑賞するに短いか? 86 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/27(土) 19 39 44 ID ZjDM8gSA 本スレ 96 :今頃気付いたこと うん、これはそのとおり。 だけど詩にしたいわけだからこれだけストレートにここだけってな、ちょっと面白くないです。 ”道端の石を蹴ったら、足が痛かった”みたいなキッカケぐらいは欲しい。 193 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/11/28(日) 13 20 40 ID /bS/yaoQ 本スレ96書いたよ。 普段が回りくどいというか、説明臭くなってしまうっつー事もあり、 ひろはまさんのような、すっきりさっぱりそれだけっていうイメージだったんだけど、 あまりにも端折り過ぎって感じでしたね。 寸評くれた方々、どうもアリガトサーン ■▲▼ 予兆 blogじゃないほうの日記帳、 ひさびさにつけようと 鍵つきの引き出し、 開けてみたら、 青いネコ、耳の無い、ポケットつき、 が、ひからびてた。 あー、これがあの、 もしかして有名な、 例の、 ワープロでも一発変換の、 アレか。 品質保証書付きベイビーは 少年のかたちをした原子の夢を見るか。 ぼくの知っている未来は あらゆるシーンできのこ雲たちまくり。 おかげでぼくはおとなになるなんて思ってなかった。 おとなになってなにをするのかなんて決めてなかった。 世界はボタンひとつで浄化されるのだった。 ベルリンの壁の両側からみんなが登ったとき、 ぼくの未来は正統派のファンタジーとして完結した。 ガンダム世代の余命、あと1396098720秒。 未来とつぶやいてみると、 あの頃はよかったと返ってきた。 もはや、 来ないと書く未来より、 来ると書く将来がどうにも重くなってて、 家族だったり出世だったり老後だったり。 出て行った彼女はまだかえってきてません、ええ。 それでぼくは歳をとったなと思う。 ぼくの現在と将来が千年先のきみらの在り様に 対する蝶の羽ばたきであることはたまに思い出すのだけれど、 だからといってきみらのために残しておくほどには言葉に余裕がない。 いまのぼくが生き残れますように。いまはただそれだけ。 机の引き出しから 青いネコ、 こんなものが来るようじゃ、 もうオレの生涯賃金マイナス確定。 それも子々孫々、22世紀まで受け継がれるぐらいのマイナス。 孫の孫の小学4年生にあいつが元凶と名指しされるぐらいマイナス。 思春期を迎える準備、いまだ漠とした自我の輪郭、不運にも最初の発見は、 股間についているそれは負け犬が振るための尻尾、 少年がこんなのいやだと叫ぶ、 ぐらいマイナス。 あいつさえいなければぼくの家は貧乏じゃなかった、 貧乏は遺伝する、ぼくは父親にそっくりだ、父親は 祖父にそっくりだ、口のにおいがいっしょなのだ、 これは貧乏のにおいだ、だからあまり話さないようにしている、 笑わないようにしている、笑うと歯並びで貧乏がばれる、みんなに ばれる、みんなすでに知っているが、また知られる、優越感に馴らされて、 そのためにぼくの口元をいつも見張っているが、ぼくとは絶対に視線は合わさない、 ぼくのクラスは学年中でいちばんひそひそこそこそしている、 だから他のクラスからは軽蔑されている、それは ぼくの貧乏のにおいがクラスのみんなに染み渡ったせいだ、 貧乏は感染する、電話で父親に間違われた。 その夜に死ななかったぼくが自分を誇ることはもはやないように思われる。 というぐらいマイナス。 両親は小学4年生の息子が夜寝ないことに気づいていることを息子に気づかれるのをおそれて 毎晩夜中息を潜めている マイナス。 朝陽が昇る頃にようやく前兆が今夜の前兆ではなかったことに いっときの安堵と弛緩を覚える家族の マイナス。 これからは机の引き出しに鍵はかけないでおこう。 たしかこれには妹がいるはず。 そんなにおれを変えたいなら、 向こうからやって来るだろう。 97 名前:予兆 1 [sage] 投稿日:04/11/22(月) 18 14 04 ID WK4Y61qU 98 名前:予兆 2 [sage] 投稿日:04/11/22(月) 18 15 29 ID WK4Y61qU 99 名前:予兆 3 [sage] 投稿日:04/11/22(月) 18 17 09 ID WK4Y61qU 100 名前:予兆 おわり [sage] 投稿日:04/11/22(月) 18 18 18 ID WK4Y61qU 【コメント】 148 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/11/27(土) 19 25 25 ID GTgRcy/u 97-100 予兆 ドラえもんを軸に展開させていく手腕はいいと思った。 後半でダウナーな展開になるがそれが主人公の中途半端に消極的な姿勢に収束して、 消化不良の印象を受けた。 12 名前:ななほし ◆812uyODVoo [] 投稿日:04/11/25(木) 02 16 59 ID 81vwPPSj 97 :予兆 1 :04/11/22 18 14 04 ID WK4Y61qU 出だしすごく面白い! 中ほどのテンションが落ちるかなぁ? 86 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/27(土) 19 39 44 ID ZjDM8gSA 本スレ 97 予兆 こういうの好きです。 ハルマゲドンが普通に予感されてた時代だったなあ。思えば。 60年も戦争がないなんて想像もしなかったよね。実際さ。30年がいいとこだろと 思いながら、はらはらしてたら、60年も経ってしまって、どんでん返しがない 恐ろしさってのかな。。鎖国時代の日本人ってこんな感じなのかもしんない。 小市民的な心情(事なかれ主義)あの長い鎖国時代に培っちまったらしいって話。 どらみちゃん来るといいね。。あの猫はさ、食わんと死ぬのかしら? もしかしてさ、どら焼きを口に突っ込んだら、動き出すんじゃないの? アンドロイドは電気羊の夢を見るのだよね。 173 名前:ゼッケン ◆DgT0G2eW4I [sage] 投稿日:04/11/28(日) 05 17 29 ID MnXEM6Un 予兆を書きました。 今回、ドラえもん(これ、一発変換できることに何の意味があるんだろうか) を踏み台にしてますけど、念のためにこれだけは言わせてください。 アニメの声優交代のニュースを前スレの982にはったのは私ではありません、けして。 あと、作品もニュース以前に書いたんです。 だから、投稿したときになんか時事ネタっぽく見られたらやだなって思ってた。 杞憂のようでしたけど。 ななほしさん、リーフレインさん、園川さん、コメントありがとうございます。 Pさん、点数ありがとうございます。 コメント、点数、今日と明日への活力でございます、活力でございます(2回言ってみた)。 【得点】 2点 P ◆WN8IybcvEA:2点 ■▲▼ 甘いバラ色の未来を望み 誰もが感じる喜びも悲しみも このときを美しく飾り付ける。 あの重い扉が開き 貴方がどんな愛らしい顔をそこに表すか 気ままな空想を描がきながら 高鳴る胸を押さえている。 曇りかけた窓に映る幻のような世界では 暗く締め付けられた町に仄かなあかりが灯り始める。 町の灯にかき消された星々よ 帳の内で何をささやきあってるのか?。 この一本の薔薇に 貴方はなんと言うんだろう。 私は最早恐れない。 然し ああ薔薇には棘がある 鋭い棘が! 妖麗に惑わされる者をあざけるような。 寒さに沈み込んだ並木道 彼と彼女は寄り添い 思い思いの帰路につく。 彼らが暖かな部屋で甘い時を過ごすだろうとは限らない。 幸せとはボトルに閉じこめた葡萄酒のように 優しく包めば百年の時に味わいを深め 飲めばたちまち空になってしまうもの。 今宵は何にもじゃまされず 人々の運命を見果てるような月輪と ひどく透明なグラスに口づけし 君の帰りを待つ。甘いバラ色の未来を望み。 101 名前:甘いバラ色の未来を望み [sage] 投稿日:04/11/22(月) 23 21 18 ID amtewqtY 【コメント】 12 名前:ななほし ◆812uyODVoo [] 投稿日:04/11/25(木) 02 16 59 ID 81vwPPSj 101 :甘いバラ色の未来を望み :04/11/22 23 21 18 ID amtewqtY 全体構成はよいのかもしれない。……出だしが重いかなぁ。 89 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/27(土) 20 03 34 ID ZjDM8gSA 本スレ 101 甘いバラ色の未来を望み 古典的でとても美しい恋歌。 翻訳された仏蘭西詩を読むような気分です。 こういうのもいいなあと思います、現代詩の流行とは 少し離れてしまうのだけども、美しいものを美しいまま詠むというのも きっと時代を超えて求められうるものだと思うので。 惜しむらくは、今一つ決め手に欠いてる。はっとする言葉が足りないようです。 【得点】 2点 P ◆WN8IybcvEA:2点 ■▲▼ 未来さんと地平線 未来と名づけられたあのおばさんは 何をその名前に夢見られたのだろう 地平線を遥かに望む草原に幼子を放った爺と婆は 八年前に崖下の川で共に亡くなった ごくありふれた人間パーツのうち 遊び好きなものと家族思いなものとを主に集めて 未来さんの亭主を作る ごくありふれた人間パーツのうち 素直で優しいものと人なつっこいものとを主に集めて 勉強とはあまり縁のない田舎にとじこめて 未来さんの一人娘を作る ただ生まれて可愛がられて死んでいくだけの ありふれた犬も作る そして未来さんは食料品店で 毎日町から届けられるパンを売る そして犬は 未来さんたちより先に死んでいく 爺と婆はとっくにいない けれど、いつでも遺影のなかで そして未来さんの記憶のなかで その名を呼んでいる 草原の向こうから 昨夜私は川のほとりで 山と町とに囲まれて 見えない地平線を見つめて立っている未来さんを見た 冷たい晩秋の水辺で真っ直ぐに立ち 太りすぎて飛べない鶴のように立っていた 声をかけると 未来さんは消えてしまうので 私はただ この詩に書き留めた 未来と名づけられたあのおばさんは現在(いま) ここにいる 103 名前:未来さんと地平線(1/2) [] 投稿日:04/11/22(月) 23 51 21 ID ZmxqQm/c 104 名前:未来さんと地平線(2/2) [] 投稿日:04/11/22(月) 23 52 41 ID ZmxqQm/c 【コメント】 148 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/11/27(土) 19 25 25 ID GTgRcy/u 103-104 未来さんと地平線 過去の映像と未来の映像が、優しく淡々とした語り口の中に重なり合い、 柔らかな(?)世界を作っている。ラスト2連で詩の内外という構造も取り込む。 でもその構造の語り出しにすんないと付いていけなかった。 まず前半で犬の死を媒介に回想された過去の世界へ移動するわけだが、 それまでの未来さんの周辺の描写から犬の死を取り上げるのが唐突。 最後に未来さんがいる場所も詩の中にいるという事なのか、そうだとすれば語り手の位置と 未来さんの位置との関係がよくわからなくなる。 12 名前:ななほし ◆812uyODVoo [] 投稿日:04/11/25(木) 02 16 59 ID 81vwPPSj 103 :未来さんと地平線(1/2) :04/11/22 23 51 21 ID ZmxqQm/c 未来さんの亭主を作る< ってのは面白いが、そこまでがゆっくり杉かなぁ? 最終行面白いが、そこまでのつくりがちょっと、……かなぁ。 89 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/27(土) 20 03 34 ID ZjDM8gSA 本スレ 102 未来さんと地平線 未来さんは作者自身のどこかに取り残されてしまった未来みたいですね。 平凡な、とても平凡な、平凡に幸せな未来さん。 そして、その中で、見えない地平線を見つめる未来さんがいる。 行き場のない未来を、詩に託す未来さんがここに来た様子です。 「ようこそ、未来さん。私たちに詩を読ませてください」 とても、暖かい。人生のささかな幸福と哀愁と、ひそやかな希望と、地に足の着いた試みを 目の前に広げてもらったような気がしました。 183 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/11/28(日) 08 32 56 ID XZFRbfv5 「未来さんと地平線」書きました。 なんかおもしろそうな雑談になってるのに参加でしなくて残念。 審査も参加でしなくて申し訳ない。 【得点】 2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 P ◆WN8IybcvEA:1点 ■▲▼ ウイルス 彼の体は強力なウイルスに侵されている すごい速さで進化した恐ろしいウイルス 美しい青はよどんだ色に 豊かな土は灰色へ 彼の中を搾取し 彼の中を壊してゆく 愚かなウイルスはお互いを傷つけあう 色が違うから 能力が違うから 持ち物が違うから 彼の中で生まれた仲間でも 彼を傷つけるように傷つける 彼を殺してしまう力をウイルスは持っている 彼を殺すのが先か 自滅するのが先か 彼と共存するのか 彼の名前は 地球 ウイルスの名前は 人類 105 名前:ウイルス [] 投稿日:04/11/23(火) 10 28 03 ID hzxJ32Ju 【コメント】 135 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/26(金) 23 14 51 ID ZQuYvobv 105 ウイルス 地球を一個の生命体として捉えるのがガイア仮説。人類を地球を虫食むガン細胞に喩えたのは ビートたけし。だから、この詩のアイディア自体はそんなに画期的なものじゃない、ような。 このテーマで書くのなら、このウイルスに対する治療法、ワクチン開発秘話のプロジェクトXを 書かないといかんのではないかな。いっそ宿主との共生など考えないで、ウイルスは殲滅する しかほかに手立てはないよなー。地球が助かるのなら、自分は駆除されてもいい、と 今パソコン打ってるバイ菌は思ってます。 12 名前:ななほし ◆812uyODVoo [] 投稿日:04/11/25(木) 02 16 59 ID 81vwPPSj 105 :ウイルス :04/11/23 10 28 03 ID hzxJ32Ju 出だし、説明かなぁ……。描写・感覚表現など、……が出だしには必要かなぁ? 89 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/27(土) 20 03 34 ID ZjDM8gSA 本スレ 105 ウイルス 警句です。その通りとうなずいてしまいました。 ■▲▼ 手で引くとゆうこと 胴元が勝てるように倍率を定めているから サイコロの出目に任せたってよさそうなのに ドラマを作るかのように数を選んで張らせる それは続けて同じ数に張るのが馬鹿げていて 旦那衆がその馬鹿さ故に張りたくて常に持ち 弱さを知り抜いた博打うちとよばれた人が隠す DNAの優性なんだろうか 二つのサイコロの出目が同じなら余らない やっぱり余らないなー 106 名前:手で引くとゆうこと [sage] 投稿日:04/11/23(火) 12 58 15 ID 4VCq0yuL 【コメント】 148 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/11/27(土) 19 25 25 ID GTgRcy/u 106 手で引くとゆうこと 意味がわからないという事しか分らなかった。 12 名前:ななほし ◆812uyODVoo [] 投稿日:04/11/25(木) 02 16 59 ID 81vwPPSj 106 :手で引くとゆうこと :04/11/23 12 58 15 ID 4VCq0yuL ちょっと、意味不明。なんとなくわかる。読める。詩のエッセンスはある?? 89 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/27(土) 20 03 34 ID ZjDM8gSA 本スレ 106 手で引くということ ごめんなさい。よくわかんないんですううう。ギャンブルのルールに詳しくないので。。。 ■▲▼ 必要だ 瀧のように流れるカーテン 薄暗い壇上に英雄の一人 遥かな海の向うで 女神を争奪する戦争が起こった 女神がなぜ戦争を許すか 止めないのはどうかと思うが 戦争の目的ははっきりして それからずっと離れて 英雄並び立たずの曖昧なステートを 理由に起こった戦争も 女神を誰が独占できたのか? 英雄のために戦った男たちが真の英雄 だったのではないか? 時代が下がって今振り返る ことが出来るが 戦争を始めるほどに結末は ハッキリしない 大きなお月様に照らされた雲が光る 不思議な夜 家々の屋根は青く 窓にともる明りは秘密を灯している 夜に戦争は一息つく 夜の平和は頼りない 勝利者がつけるから戦争の結末は きっとハッキリしないんだろう 戦争は女神をものに出来ず 一人の英雄も擁立できなかった 敵も味方も生き残って いったいどんな戦争に終わったのか まるで最初りの理由しか なかった様ではないか 戦争には…… 戦争には…… 生き残る人間が必要だ この先も 次々と戦争の理由は出来るのだが どんどん曖昧になって やがて次の戦争は生き残ることが 生き残ることが 勝利になる パーティが終わって 片付ける人影もなく 残パンをあさる鳥の 一羽も飛ばない 戦争が終わった 107 名前: 必要だ テン [] 投稿日:04/11/23(火) 15 10 33 ID /O9lxVxy 108 名前: 必要だ チ [] 投稿日:04/11/23(火) 15 12 36 ID /O9lxVxy 109 名前: 必要だ ジン [] 投稿日:04/11/23(火) 15 14 30 ID /O9lxVxy 【コメント】 13 名前:ななほし ◆812uyODVoo [] 投稿日:04/11/25(木) 02 20 36 ID 81vwPPSj 107 : 必要だ テン :04/11/23 15 10 33 ID /O9lxVxy 戦争を肯定しちゃってるような……??? 89 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/27(土) 20 03 34 ID ZjDM8gSA 本スレ 107 必要だ テンチジン 戦争と未来はきってもきれない間柄かもしれないです。 それほどに人間は戦争が好きだから。 前へ ← 1 2 3 4 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/480.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 5 6 作品 ■▲▼ 鍵になる人 103 名前:鍵になる人[sage苦しいなーw] 投稿日:03/02/13 18 47 ID uPepfDj7 「終わりにしよう」 彼に言われ 私は振られたらしい 独りになると想い出す 彼の顔 彼の体 彼の言葉 彼の…… 私はこんなにも未練がましい 別れる時だって 最後にキスをしてもらった 私は彼を忘れられない 彼がくれた『終わり』 優しいけど乾いた唇 今もそれに囚われている 抜け出すことはできない 私は勝手に「わ」を捨てて あのキスを『檻』にしてしまった 出られる日は来るのだろうか 鍵の在りかは分からない 捨ててしまったから でも きっと見つかる思う 「わ」なんて どこにでもあるのだから 例えば「川上君」 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ +『わ』マジック 104 名前:+『わ』マジック[] 投稿日:03/02/13 19 06 ID eX+5rEyk 市販されてるごく一般的なマジックを用いるため うちで飼ってる亀のこうらに『わ』と記しても ワカメになるはずもなく 「さっき食ったばかりだ」 庭に出て木の下へ『わ』と記そうが 脇の下とか痒くなったりはせず 「清潔感がなきゃモテないし」 そう断言した途端なぜかヒザを擦りむき 血液のにじむそこへ『わ』と2つ記して チワワの愛らしさを脳裏に思い描いたら 「絆創膏を貼るんだよな」 そんなとき妹が鼻歌まじりでむかって来た ちいさな檻を片手に 「終わりね」 マジックを妹に取り上げられた俺は頬に妖しく『わ』と印され 泡になる運命をとても深く感じた 兄は泡になる? 泡に? 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 起承転結 108 名前:起承転結 起[sage] 投稿日:03/02/14 09 41 ID 4VDhI3ws 「ただいま入ってきたニュースです。犯人が確定しました。長い審議の末ようやく決定した模様ですあ失礼いたしましたあー第26回連続幼女殺人事件の犯人がえーたったいま確定されました。犯人は―」 「やっぱりコイツか。そうだろうと思ってたんだよ。顔つきわるいし。え。おう、もちろん。換金するよ。当たり人券ずっと持ってたってしょうがねーじゃん。いや、今もってない。い、家にあるから、また、あとでとりにいってから行くから…」 「えーそれでは第25回…あ失礼26回連続幼女殺人事件の犯人は確定し配当もぶじ終わりましたのでえーつぎは、だい…32回婦女暴行…未遂事件ですねそちらにうつりたいと思います」 109 名前:起承転結 承[sage] 投稿日:03/02/14 09 42 ID XyWofHvh 「おめでとうございます!第26回連続さついたいなコラ!押すな!連続殺人事件の犯人に選ばれました!そのぐゎっ宣告を受けてのただいん…まの感想を一言!!も押すなって!あ、あの!ひとこと!!」 「これが今回の犯人の写真です。どうですか渦島教授、…もういいですか。次もありますし。次は第32回…」 「いたいけなる幼子に対し非道極まる行いをなしなおかつ反省の色が全くもって見られず同情の余地なし死刑」 「ガシャーン。という音がしたらすぐ器具をはずすように。汚物でるから。執行は3回目で。それまでは…なんだろう。ま、いっか」 110 名前:起承転結 転[sage] 投稿日:03/02/14 09 44 ID xh84prea 陽子 陽子は私の腕の中で眠りましたよ 泣いた時は陽子のお母さんにあずけました 悔しいくらい泣きやむのですから 陽子と一緒にお風呂にも入りましたよ 泡が好きで遊びすぎて体が冷えたことも 一回だけ花火も見ましたよ 陽子は私の肩にのって静かにして よほど熱心な様子でした 陽子の幸せな花嫁姿をみたかったのですが もし私がいなくとも悲しんではいけません 陽子が大きくなって私のことが知りたくなったら お母さんに話を聞きなさい 写真も残してあります そのうちの一枚は私が持って行きます 私に万一のことがあって片親だと言わても不憫に思ってはいけません 私はいつでも側にいますよ 安心おし 優しい子でいてください 平成15年2月14日父 記す 111 名前:起承転結 結[sage] 投稿日:03/02/14 09 46 ID 0Xjagqjv 「ただいま入ってきたニュースです。犯人が確定しました。長い審議の末ようやく決定した模様ですあ失礼いたしましたあー第32回婦女暴行未遂事件の犯人がえーたったいま確定されました。犯人は―」 「やっぱりコイツか。そうだろうと思ってたんだよ。顔つきわるいし。え。おう、もちろん。換金するよ。当たり人券ずっと持ってたってしょうがねーじゃん。いや、今もってない。い、家にあるから、また、あとでとりにいってから行くから…」 「えーそれでは第33回…あ失礼32回連続幼女殺人事件の犯人は確定し配当もぶじ終わりましたのでえーつぎはだい…14回集団自殺教唆事件ですねそちらにうつりたいと思います」 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 倭 112 名前:倭[] 投稿日:03/02/14 10 14 ID QYe7X2R+ よそのくにのおかねは たとえ飢えても受け取ってはいけない そんな声がすきま風のように 立派なお屋敷の大広間で談笑する人を ゆっくりと撫でてはまた通り過ぎた 少し広くなったようなその大広間には 古びたノートが一冊きり 宝物のように大切にされていて そこにいる人たちがうやうやしく開いては 長い時間をかけて読みふけっていた 自分の取り分はいくらになるだろう そんな思いを膨らませながら ほこりたかきくにのまつりごと ほこりたかくつもる議事堂 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 115 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/14 12 17 ID B3fcQQB1 「わたしはわたし さあ!」 ハタシワハタシワ 「あれなんかへんだぞ!」 ワハハ 「はらうんじゃない あわわ うっちゃったよ!」 チャン~トオシエ~テ 「WATASHIHA はい!」 ワタシハ 「こんどわちゃんとできたね!」 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 不和 116 名前:不和[] 投稿日:03/02/14 13 25 ID BHYFHQqc 空を切り裂いた流れ星 閉じた窓から射す光 明暗の境界線は消えない 動かない時計の中で 緊張している歯車達 左利き用の手紙は 少年には読みづらい ここには何かが欠けて 落ち着かない月光 突き立つ 空にはもう無い流れ星 切断された床に 灯そうかあかりを 罅割れた歯車は 粉々になって 時計は動かない 窓を開けようか 手紙を読むから 拾い集めた欠片を集めて 歯車を作ろう 少年は 二度と砕けぬ輪を作るために 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 。○=。○ 117 名前:。○=。○[] 投稿日:03/02/14 16 41 ID TCjFA4xX あたしは すごくヒマだ あたしは 魚の全滅した水槽を眺めてる 水槽のガラスをなめ登る 小貝のプリンみたいなお腹が丸見え 貝のお口はお腹にあって しぼんだり ひろがったり おなじことばを繰り返している ○ 。 ○ 。 ○ 。 そのことばしか喋れない貝を 羨ましいと思っているあたしに気づいた 貝はいわないもの 「あたしは」なんて 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 平和 119 名前:平和(1)[] 投稿日:03/02/14 23 26 ID gK0bL5EE 私の愛する人が 死刑に処されることで 世界が平和になるというのなら 差し出しましょう 私のたましいとなっているその人を 銃殺刑場となっているその中庭へ 外は雪であかるい 洞の部屋に私は銃筒を磨く 私のたましいは私自身で処刑しなくてはならない あなたはきっと笑ってはくれないでしょう あなたは私を憎む幽霊となるかもしれない 私はその犯罪者を 犯罪者とは思わないまま 真顔で銃爪をひいて 銃弾が空にある間だけ 私はかなしい目をした 120 名前:平和(2)[] 投稿日:03/02/14 23 27 ID gK0bL5EE そして あの人の屍体がきっと朽ちた頃 人々はまた騒ぎ出す 東に住む初老の男が次なる死刑囚だという たましいを失った私は 人々を憎むこともなく それでも銃筒を抱いて座っている 私の心の内は とても 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ わ 121 名前:わ[] 投稿日:03/02/14 23 42 ID Nh4nvNzr 和を重んじない 輪なんて気にしない 我どっかにアリ 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 5 6 ページ先頭へ トップページ