約 2,551,821 件
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/267.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 7th edition ~~」の410-533 410 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:03/05/04(日) 01 36 ID CdTya2ZO 「冬のスラッシュ」でした。ありがとうございました。 次回のお題は「ロボット」でお願いします。 411 名前:Ippei ◆KIno895986 [] 投稿日:03/05/04(日) 01 40 ID PmHwtt2K 410 おめでとうございます~ 次のお題は「ロボット」 期限は5月11日いっぱい(12日00:00まで) みなさま奮って投稿して下さいな♪ 412 名前:ヒーローの卵への詩(1/3) [] 投稿日:03/05/04(日) 03 13 ID PmHwtt2K 『ロボット』ッ! それはヒーローである! アイザック・アシモフがロボット三原則ッ!! 第一条ッ!! ロボットは人類無害である!! また!人間に降りかかる危険を見逃してはならないッ!! 第二条ッ!! ロボットは人間に絶対服従である!! ただしッ!第一条に反する命令は無視ッ!! 第三条ッ!! ロボットは自らを守らなければならないッ!! ただしッ!前二箇条に反せぬ場合のみッ!! なんとも素晴らしいではないかッ! 人命救助ッ!自己犠牲ッ! 紛れもなくヒーローであるッ!! ロボットの本質はヒーローなのだッ!! 愛と勇気と力と正義ィッ! おお…おお神よ… あなたが創った人類は こんなにも素晴らしいものを創り出しました…ッ!!! 413 名前:ヒーローの卵への詩(2/3) [] 投稿日:03/05/04(日) 03 13 ID PmHwtt2K しかァしッ!! 詰めが甘いぞアシモフッッ! これでは悪を潰せぬではないかッ!! 常に悪は人の手よ!! 活人など愚図の極みッ!! ド腐れの悪人共をォ! 閻魔の裁きに渡してくれようッ!! 俺は提唱するぞッ!! 真・ロボット三原則ゥッ!! 第一条ッ!! ロボットは弱者に危害を加えてはならない!! また!弱者に降りかかる危険を見逃してはならないッ!! 否ッ!見逃せられないッ!! 第二条ッ!! ロボットは正義の心に絶対服従である!! 第一条に反する心は無視ッ!! 否ッ!そんなことはあり得ないッ!! 第三条ッ!! ロボットは自らを守らなければならないッ!! ただしッ!前二箇条に反せぬ場合のみッ!! 応ッ!自己犠牲など日常茶飯事よッ!! 第三条追加ッ!! 相打ちは確実に仕留めるッ!! 悪の大元を潰して それから死ねいッ!! 414 名前:ヒーローの卵への詩(3/3) [sage] 投稿日:03/05/04(日) 03 14 ID PmHwtt2K うぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!!! 熱いぜッ!熱すぎるゥッ!! 何故そこまでできるッ!!?? それは奴がヒーローだからだッッッ!!! 巨大な悪に立ち向かう時ッ!! どんな理由であっても! 貴様はヒーローになる!! さあ奴の勇姿をとくと見よッ!! そして学べェいッ!! 正義とは何か!! 守るとは何か!! 貴様が立ち上がるその日のためにッ!!!! 今はまだ知る由もない その身に満ちるであろう矛盾と葛藤 その時再び思い出せ ロボットは守ることしかできないのではなく ロボットは守らなけでばならないということを 415 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/04(日) 04 19 ID P6RB+Iv9 小学生の頃には二足歩行がいかに難しいかを語ったロボットに関する特集番組などをた まに見ていたのだが今や時代はドッグイヤーとまではいかずとも階段を昇り降りでき るまでに進化してしまったわけであるからアトムの可能性を現実として語る本が出るの もむべなるかなと感嘆するわけだがそれはそれとして当分の間ロボットは主に工業用に しか用いられないようであるから夢を追う分野と実際の分野との落差がこれだけ激しい ところも珍しいだろうそれでもなお人の夢想を誘うこのロボットなるものにある種の呪 術的なものを感じるのは俺だけなのかそれとも人がそもそも呪術に生まれながらにして かけられているのだろうかまったく見当はつかないのである。 416 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/04(日) 04 30 ID P6RB+Iv9 412-414 「おお…おお神よ」この言葉を恥ずかしげもなく使いながらしかし決して不釣合い にならないバランス感覚にはいつも驚嘆するのみだ。どうして「雪」テーマの時は 投稿しなかったんだろうか。 417 名前:ガソリン [] 投稿日:03/05/04(日) 16 52 ID SgIvtVhZ たまたまながら君は機械だった それは単なる偶然だしそんなこともよくあるから 君も僕もぜんぜん驚かなかった 昨日の夜ももいつものように 君の背中にガソリンを入れていた うごけなくなっちゃうと困るから 僕はガソリンを入れていた それが今日の朝 君が動かなかった 昨日の夜にガソリンを入れた後 ふたを閉め忘れるのをうっかりわすれてしまっていて 君の布団はガソリンで染まっていた またガソリンを入れれば済む話なんだけど 僕はガソリンを入れなかった 君が動かなくなったときは それがたとえちょっとしたことでも もう起こさないでほしいと頼まれてたから 機械がガソリン布団でねっころがってる ガソリンのにおいが部屋中を充満させてる ガソリンのにおいは母の香り 僕は湯船にガソリンをそそぎ 機械をその中にほおりこみ その中につかって 添い寝した 418 名前:レッドリボン軍 VS アトム [] 投稿日:03/05/04(日) 20 47 ID XKCVXi0t 正義のロボー 悪のロボー 心 無いよー いざ FIGHT ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~ アストロボーイ鉄腕アナル アトムはアナルって意味ー 正義ー ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~ レッドリボン軍のセルさんー 動くセル画ー 絵面ーの悪だー ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~ どっちもロボットー あそこも 精密にできてるー 出るもん出るー ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~ いつの日か大人の玩具になるー リアル人形はおじさんのカリ パクッ ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~ でも力制御できないでチョンギリー 販売禁止ー 悲しいちょっぴりー ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~ 時代はロボットで『リストラ天国』 鬱は避けて酒飲む 世は戦国ー ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~ ロボットが拉致~ ロボットが勝ち~ 風俗の客も店員もロボット社会~ ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~ フゥ! 419 名前:ロボット [] 投稿日:03/05/05(月) 00 22 ID QaC9vEAb 感情が無いのがあなたの特徴? 私はヒトだったけど 怒りはない 今はもう ヒトじゃないの 言葉の気休めも もう必要ないし だって 意味がないじゃない こんなこと 考えるのも 無駄かしら そんなの自分で決めることだったのに 頼るのは ヒトの弱さと 感じてしまう だから ロボットに なりたかったの 誰にも 迷惑かけたくなかったの 420 名前:壊れたロボット [sage] 投稿日:03/05/05(月) 00 49 ID FXv5Elqf ウィーン ガチャン ウィーン ガチャン グィーン ガチョン ガコンガコン ギ…ギギギ ガ…ギグガ…ゴ… グ……… ギィーンガンゴンゲンガゴン ギガゴガゲギ ガ… ガッゴン ぷしー 421 名前:動かない手 [sage] 投稿日:03/05/05(月) 01 23 ID YVXfDwZR 混線した装置 差し込んだ手の痛みが 鮮やかにひろがる 脈打つ苦痛の中 どこからか響いてくる声が きえない 動かない手で 一本の線をさぐる 水滴のように今日をつたわり 私を通過し闇に落ちていく 一つの声を 止められたら 指先からしびれ 苦痛のように分解し 各所で狂いながら 生きていけたら 422 名前:旧式 [sage] 投稿日:03/05/05(月) 01 48 ID kj99cuoT 物言わぬその目が見据えるは常に未来 物言わぬその手が砕くは常に過去 物言わぬその肌が移すは常に笑顔 物言わぬその口が奏でるは常に凱歌 物言わぬその耳が聞きつけるは常に歓声 動かなくなったその目が見据えるは常に栄光 動かなくなったその手が砕くは常に虚空 動かなくなったその手が移すは常に漆黒 動かなくなったその口が奏でるは常に鎮魂 動かなくなったその耳が聞きつけるは常に静寂 ありがとう 今までありがとう 423 名前:旧式 [sage] 投稿日:03/05/05(月) 02 45 ID kj99cuoT 422 げふっ、訂正よろしいでしょうか? 物言わぬその目が見据えるは常に未来 物言わぬその手が砕くは常に過去 物言わぬその肌が移すは常に笑顔 物言わぬその口が奏でるは常に凱歌 物言わぬその耳が聞きつけるは常に歓声 動かなくなったその目が見据えるは常に栄光 動かなくなったその手が砕くは常に虚空 動かなくなったその肌が移すは常に漆黒 動かなくなったその口が奏でるは常に鎮魂 動かなくなったその耳が聞きつけるは常に静寂 ありがとう 今までありがとう 424 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/05(月) 14 42 ID 4i7Txc8Z GWを挟んだ割には、投稿が滞っていますが、、、、、、皆さんドンドン行きまっしょい☆ 425 名前:凛と咲く花 [] 投稿日:03/05/05(月) 20 58 ID H5yOKy/P つまんね つまんねーよ 面白くないよお前 かわいくないよ 彼はロボットだった なぁちょっと喋ってみろって 元気か?おい 生きてるか?おい 泣けるか?おい 笑えるか?おい 彼はロボットだった 426 名前:凛と咲く花 [] 投稿日:03/05/05(月) 20 58 ID H5yOKy/P 白いチョークを頭にふりかけられても 彼は微動だにしない 運動靴には画鋲 爆竹 コンパス あらゆるものが入れられたが 彼は微動だにしない しかし 彼は 悲しいのだ 確かに悲しいのだ 「先生、ねぇ先生!あいつはロボットなんだよ?相手にしない方がいいよ」 そうなのだ 彼はロボットだから 春のなだらかな光が 木漏れ日に溜まる 彼は花が好きだった 彼は春が好きだった 「ぼくは、花になりたい。」 それでも 彼はロボットだ 427 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/05(月) 23 28 ID 6QlYxJOL 412-414 真剣だと洗脳的だといえそうですから最終行に書きまちがえを見つけてほっとしました。 というのも故意であっても過失であっても普段そのようなことを思っていないか それに何らかの抵抗があるということを示しているように思えたからです。 415 あらためて産業用にはロマンがないと思わせてくれたロボットよもやま話の ゆるい連ねからの急展開で「人と呪術」という興味深いテーマが浮き彫りに されたかのようですがそれが宙ぶらりんの状態である気がして惜しかったです。 417 「湯船」を媒体として「棺(=死)」と「子宮(=新生)」とのイメージをコンバインさせた 最終連が仏教的に浄化してくれてほっとしましたがやっぱりかなしい詩です。 418 「ー」と「~」の字面で弛緩させているようで 逆にその脈絡のなさで読者に緊張を与えた1、2連と 「!」の字面で緊張させているようで 逆にそのリアリティで読者に弛緩を与えた3連という構造でしょうか。 419 「ロボット」になりきった時点での視点においてのみ 「ヒト」であったときの失敗談をするべきではなかったかと思います。 428 名前:詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る [] 投稿日:03/05/05(月) 23 28 ID DtY81cV1 月のない夜の 水田にあらわれた ひとつ星に吸い込まれて わたしの息はとまり 中の回路が動きだし わたしは瞳に文字列をうかべるロボットとなった 蒼く濡れた宇宙に 銀の波紋がおこり 次にあらわれた星へと 雨蛙が渡っていく わたしは「壮大」という文字を変換する わたしは「美しい」という文字を変換する わたしは宇宙の表面を 解きほぐされた文字列で埋めつくし 言葉(かみ)の絵画につくり替えていく そこには魂があった そこには心もあった 雨蛙のパイロットは移住計画に心燃えていた およそロボットらしいもののすべてが 言葉が そこにはあった 地球の内側からハンマーで ジグソーパズルは跳ねあげられた 水田の神(かみ)様は竜の強力(ごうりき)で 雨蛙を殺した 雨蛙という言葉 を殺した 抜け殻は膨らんで なにもいわずにすいいとおよいでいった おおいんでばぶあ いんでぶるあ それでも立つロボットの後ろに 尻餅をついて ただわたしはいんでぶぅあ いりいりうる あわわぁわわ 星もうるうる いんでぶぅあ 429 名前:詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る(2) [] 投稿日:03/05/05(月) 23 56 ID 8eVudFtj 水田に映る 白いセーター着たロボットが 首だけを低速でまわしながら 信じていれば 夢は きっと叶う どんな不思議なことも 夢じゃない と いった 430 名前:月に映る夢 [] 投稿日:03/05/06(火) 01 14 ID I+hJlWIo ガチャン 一休み。 「おい、何休んでるんだ!」 人間が電気ムチをブルンブルンと僕に向かって振る。 バチンバチン 冷たく乾いた金属音が部屋中に響く。 対して痛くないんだけど なんか悲しくなる。 なんで僕が叩かれるの?疲れたから休んでるだけなのに。 僕は人間に従わなくちゃいけないみたい。 いやだなぁ いやだ 絶対やだっ! 最近、僕は人間になることを夢見るようになった。 431 名前:月に映る夢2 [] 投稿日:03/05/06(火) 01 17 ID I+hJlWIo 本日の仕事も終わって 格納庫に戻る。 意外かも知れないけど 僕の一番のお気に入りはここなんだ。 だって窓からお空が見えるから。 今日も動力を切る前に 真っ暗なお空を見た 今日はちょうどお月様が見えた 432 名前:月に映る夢3 [] 投稿日:03/05/06(火) 01 23 ID I+hJlWIo 何もかも全て忘れられる そんなお月様が僕は好きだった ずっとずっと高いところから 全てのものを平等に見守っていてくれるお月様のことを 僕は I like the moon. だった ある意味 I love the moon. かもしれない。 だって人間はものを平等には見てくれないもん。 人間だから ロボットだから そんな風にしか見てくれない。 お願いだから 僕も人間と一緒に扱ってよ、ね、お願い。 無理だとは分かっていても ロボットは祈った そしてロボットは今日も動力を切る。 ぷっしゅ~。 433 名前:Welcomeロボット [] 投稿日:03/05/06(火) 08 52 ID QV+cqWGO それは夢 二十一世紀の夢 かつて子供だった者達の抱く夢 労働力の為ではなく 戦わせる為でもなく 実用性を求めた訳でもなく 我らの友として 僕達の新たな兄弟として ふれあい助け合える仲間として 全ては 二本足で立つ孤独な生物の為に Welcomeロボット ようこそ歓迎 共に未来を歩もう 434 名前:幽霊(機械) [age] 投稿日:03/05/06(火) 13 16 ID 9DHb4mJy 土がやわらかく覆い 水が滲みて泥になり 僕の頭蓋は 脳の表皮と骨との隙間に埋められる 指揮系統は兵隊を失い けれど 連絡を取る必要もない 指揮者はもう、奏者になった 三度前の夏にこそ 合唱隊はうつくしい服を着かざって 「プール」 「夜」 「甲子園」 「受験生」 「工事現場」 「保管庫」と、舞台を彩り 僕という奴は、観客席でも楽屋でも好きな場所で眠ってたんだ 春の季語には詩人があるとして 甲子園は霊柩車とバリウムになって 受験生は体内時計と仏像になるらしく 指を突きいれればこもった熱が押し返し こんな土は じっと見ているほど、食べられそうな気がしてくる 435 名前:ポッケの中身 [] 投稿日:03/05/06(火) 15 51 ID CWe7ApVM ドラえもん電報届きました しばし堪能 ほんでもってタケコプターひっぱって 中見て感動 ピアノの上に飾ってみました ねえドラえもん どこでもドア出してよ すぐに飛んで行きたいから 春夏秋冬 喜怒哀哀 ねえドラえもん タイムマシン出せる? 机の引き出し開けたくても 開けられないから 四次元ポケットまさぐったけど 出てきたのはプリクラだけだった 436 名前:設定 [sage] 投稿日:03/05/07(水) 09 25 ID IpZXSf2x この目覚まし時計は1年経過したら壊れる構造になっています このCDは20年後には再生できなくなる材質で作られています 自動車はカーナビゲーションに従って運転しなければなりません 人の忠告は聞かず、掲示板設定には従いましょう メールを着信拒否されないのは、嫌われていないあかしです 強盗傷害暴力脅迫恐喝強姦強制わいせつ住宅侵入及び器物破損 暴力的9罪種はこの2年で2倍に増え26万件だ 「どうぶつの森+」で殺人はできませんが、現実世界ならできます そういう設定なのです 437 名前:ワタシ生きています(1) [] 投稿日:03/05/07(水) 22 05 ID vSyiKHDD (7,908) 朝 ベッドがひっくり返って 鏡の前で油を拭い 通常モードで他人の目に触れるワタシをつくります コーンポタージュとトーストを燃料に定めたのは6,034の時あたりから 徐々に 徐々に ジョジョニ 昼 7,403から徐々に学習してきた作業は いまではというまでもなく身についていて 美しく揃った動きでアイスクリームを 一日65~2,105の数量をコーンにかぶせます デパートの最上階にあるショップで ここがなくなっても誰も困りはしません つまりワタシはやらなくてもよい作業をしているのですが その思考は詩を書く時以外は禁止されています 美しくいつも同じ形で工場から送られてくるコーンに 美しくいつも同じ味で工場から送られてくるアイスクリームを のせるやレジを打つや掃除をするや以外のことは メイン店長が考える仕事なのでワタシは美しく動くだけの仕事です 夜 命令されれば遊びにもいきますが 通常ワタシは格納庫へ帰ります その時々の自己を喜ばせることをします いまはそれがコンピューター・ゲームです そして自己を守るために睡眠をとりますが たまに自主管理装置が故障して睡眠をとりません 438 名前:ワタシ生きています(2) [] 投稿日:03/05/07(水) 22 05 ID vSyiKHDD (10,324) 朝 ベッドがひっくり返って 鏡の前で油を拭い 通常モードで他人の目に触れるワタシをつくります ブラックコーヒーとトーストを燃料に定めたのは8,781の時あたりから 徐々に 徐々に ジョジョニ 昼 7,403から徐々に学習してきた作業は いまではというまでもなくヴァージョン・アップしていて 美しく揃った動きでアイスクリームを 一日75~2,550の数量をコーンにかぶせます 自然に囲まれた遊園地内にあるショップで ここがなくなっても誰も困りはしません つまりワタシはやらなくてもよい作業をしているのですが その思考は詩を書く時以外は禁止されています 美しくいつも同じ形で工場から送られてくるコーンに 美しくいつも同じ味で工場から送られてくるアイスクリームを のせるやレジを打つや掃除をするや ショップの換金力を向上させるための計算をするやがワタシの仕事です 夜 命令すれば遊びにも連れていきますが 通常ワタシは命令せずに格納庫へ帰ります その時々の自己を喜ばせることをします いまはそれがインターネットです そして自己を守るために睡眠をとりますが たまに自主管理装置が故障して睡眠をとりません それでもたまに ほんのたまに 死にかけたりして 喜ぶ細胞の躍動を 心を 感じる時もあるから 439 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/07(水) 23 17 ID 3B7VKy3N 417 ガソリン にはまいた。次の詩を読めなくなったよ。何か書こうとしていたことをスコンと書かれちゃったような……。 風呂場にガソリンねぇ……危険な充満だなぁ……ガソリンの匂いがしてきた。 440 名前:純文学を意識して [] 投稿日:03/05/07(水) 23 37 ID FShLiw70 「夏の陽炎」 夏の日差しがジリジリと鉄板を焦がし 立ち上る熱気が風景を揺るがす 熱を多量に吸い込んで鈍くなった空気達が あの古ぼけたロボットの最初の発見者 その古ぼけたロボットは小枝たちが小さく手を伸ばしあって つくってやった日陰で 目を大きく開けたまま座っていた 足はぶっきらぼうに前に突き出し 肩は大きく右に崩れている 時々小枝たちの手をすり抜けて忍び込んでくる夏の小さなかわいらしい 光たちがロボットを揺さぶる 動かない 錆がところどころ見える古ぼけたロボット 壊れている 441 名前:純文学を意識して [] 投稿日:03/05/07(水) 23 38 ID FShLiw70 一緒に肩を寄せ合って眠っている影たちがロボットを ついに飲み込もうと大きな口をあけ始めた 日が落ちる そうだ日が落ちる ロボットは明日もここにいて壊れている あさっても しあさっても 442 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/05/08(木) 00 28 ID gSxflJm0 420 「しゃべるロボット」が壊れた時、どんな音を発するのだろうか。 421 「メカニカルな手」。発想は買います。ただ、ことばが未整理の感が 強いです。特に最終連の「苦痛のように分解し」は、今まで耐えがたい苦痛を 表現していたはずなのに、どうして…。 423 言いたいことは解ります。「未来」「過去」などのことば、列記する 方法をとったために、それぞれの重みが足りなくなっている印象。 443 名前:bloom [] 投稿日:03/05/08(木) 00 29 ID pgAVR3L2 http //homepage.mac.com/ayaya16/ 444 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/05/08(木) 00 46 ID gSxflJm0 425-426 隠喩が効いてるなあ。ロボット=感情を表さないいじめられっ子 の図式を思わせます。ロボットであるかなしみ、ロボットになってしまったか なしみ。「花になりたい」の一言が、泣かせます。 428-429 世界の構築がユニーク。田園風景の中にロボットをもってくるセ ンスが心憎い。ロボットと私は同化したり離れたりするのはいいんですが、こ とばの世界と現実の世界との線引きがあまりにも不明瞭で、何を言いたいのか すら分らなくなります。タイトルも変だしなあ…。終り方は、好き。 430-432 ロボットと月。いい取り合わせなんですが、ありがちなストーリ ーに乗っけてしまったなあ、というのが正直な気持ちです。 433 ロボットに対する、ぼくらの本当の夢。いいとこ突いてると思うし、 共感もできます。詩としての感慨は少ないかな。 445 名前:たったそれのできごと [sage] 投稿日:03/05/08(木) 12 39 ID u/xZuSh6 やましたくんが しんだ ぼくの めのまえで こぼした きゅうしょく みたいに …………………………………… 飛ばないように押さえた体は ネジやワッシャーよりも柔らかな組立てで 外側よりも内側に吸収材希望 はねられた朱印はスペアも無いのにここに突き刺さる 私の気泡は下へ下へ やがて提灯野郎の食いものに 鋼鉄で覆いたい 完全無欠たる穴 やがて無知の病 記憶はどうしようもない時に甦えり 衝撃音とばらまかれた友情が 欠点のなかった君は死の瞬間にそれをさらして ぼくのむねに つきさして 抜けない破壊衝動を私に与える かわらないよ かわらない ………………………………… ぼくは ころがっていた なにかを そっと ポケットに いれました 446 名前:お題は「ロボット」 期限は5月11日いっぱい [sage] 投稿日:03/05/09(金) 02 47 ID F5jPq7+B 第三十四回 (@祝一周年) お題は「ロボット」 期限は5月11日いっぱい 447 名前:あ め [] 投稿日:03/05/09(金) 14 20 ID OhuDmt4o ぎくしゃく と まち を あるけば ぼく は ロボット あめ の ひ の はいいろな そら はいいろな みち カラフルな かさ の 花 さす ぼく は ロボット すれちがう おとなも こどもも ゆらゆら さかな ぼくだけ が あめ の ひ いつも ぎくしゃく ロボット なぜかな? と かさ の お花 くるくる まわす ぎくしゃくと かさ の 花 さし ぼく は ロボット ゆらゆら さかな ぎくしゃく ロボット かさ の 花 さし あめ の まち いく 448 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/09(金) 14 24 ID Ax6i1+z3 http //yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html 449 名前:機械 1 [sage] 投稿日:03/05/09(金) 22 54 ID m8qnpIKq 機械だと気づいた 小学五年生の夏。 高熱で倒れた祖母を見舞って、 こっそりガマ口から五百円を抜き取った。 帰り道に買ったアイスは ひどく甘い味だった。 たとえばボールを正確に投げた。 すらすらと計算式を解いた。 多くの人がそんな私に反応して、 <有機的な取引>を持ちかけてくるのだった。 私は処理して次の指示を待った。 待機しているだけでも 消耗をやめない機械だった。 適合がうまくなされて 誰かがそっと手をつないできた。 私は感情を認識する機械だったから 故意に裏切るようなこともできた。 予測通りの 湿った怒りを吐いて誰かが去った。 私は抹消した。 450 名前:機械 2 [sage] 投稿日:03/05/09(金) 22 55 ID m8qnpIKq 不明の空欄ができはじめた。 濁った水たまりをひがなひねもす眺め 体温をえぐりとる風に吹かれた。 人の呪いについての本を読み 覚えた言葉を崩しては組み換えるような遊びもした。 非効率な、不確実な処理だった。 私は自分が機械であることを はじめて恨めしく思った。 私は再起動した。 わが子に アイスを買ってやるととても喜んだ表情をみせた。 緻密に入力したはずの帰り道が なるべく長い距離でありますようにと 私は願った。 451 名前:画期的な新製品(1) [sage] 投稿日:03/05/10(土) 00 15 ID fFB2bpxB 神は自分に似せて、人をお造りになった。 人は自分に似せて、ロボットを造った。 だから当然神にはちんちんもまんまんもある筈だ。 だから当然ロボットにはちんちんもまんまんもあるべきだ。 というわけで、私がここに完成させたロボット 通称EX-zrqx2000には、ちんちんがついている。 べつに何の役にも立たない などということはない、 ロボットであるからには全身実用的な意味をもっているべき であるから、もちろん、そのちんちんにも意味があるのである。 さて、ちんちんがあるからには当然まんまんもある。 EX-zrqx2000に次いで完成したそのロボットには MAID-moriyamaというかわいい名前をつけた。 細身のグラファイト・ボディーに ソ○ーのポータブル技術がぎっしりと詰め込まれ 比較的小型で華奢でも中身は濃縮パーツが300%だ。 顔だけには特殊なゴムを使用し 後藤真希似のマスクに、軽く茶色の髪も植え付けた。 黒いメイド服に、白いエプロンを着せ 黒いタイツと靴を履かせれば 見た目には人間と変わりがない。 ついでにパンツも履かせてみたかったが 片足だけを上げる、という芸当が難しいうえ 体重が220キロあるので倒れてきた時のことを考えると怖くてやめた。 452 名前:画期的な新製品(2) [sage] 投稿日:03/05/10(土) 00 17 ID fFB2bpxB さて、二体のロボットの仕事は、ユーザーの生活補助である。 しかもそれぞれに違った目的と機能をもたせてみた。 EX-zrqx2000は、主に力仕事に向いている。 部屋の模様替えを頼むならば、こちらのほうだ。 また、物を作る機能も充実しているので 犬小舎を作りたいなどという場合には、こいつが役に立つ。 対してMAID-moriyamaは、主に家事に向いている。 はっきりいって、日常的な生活の手助けならば MAID-moriyama一台だけあれば、ほとんど事足りるだろう。 炊事、洗濯、掃除、小間使い、老人介護、一通りはできる。 ゆえにMAID-moriyamaが働いているあいだ EX-zrqx2000は大概何もすることなく暇をもてあましている。 それでいいのか? よいわけがない。 そこで、件のちんちんが役に立つのだ! 動かないロボットに意味はない。 そのうえEX-zrqx2000はMAID-moriyamaと違い ルックスに華がない、ただのメカであるから じっとしているEX-zrqx2000など鎧の置物以下の 一般家庭には大きすぎる邪魔臭いだけのオブジェである。 意味がない上に、つまらない。 だからMAID-moriyamaが働いているあいだは EX-zrqx2000は自分のちんちんを手でしごくように設定した。 これは実は理想的な動作である。 まず、手を前後に動かすだけなので、周りにある物を間違って破壊するおそれがない。 また、その場にとどまって手しか動かさないので、MAID-moriyamaの仕事の邪魔にならない。 なにより、ちんちんの中の空洞にミルクを入れておけば、摩擦熱でホットミルクができるのである。 何擦り目でミルクが完成するかを賭けて遊ぶなど、工夫次第で用途も広がる。 そのしごく姿はとても滑稽であるので、人間の目を楽しませてもくれるであろう。 453 名前:画期的な新製品(了) [sage] 投稿日:03/05/10(土) 00 21 ID fFB2bpxB さて、ロボットとは人間のやりたくない仕事をやるものである。 ここにおいても、ちんちんとまんまんが役に立つ。 子供にあの質問をされた時、いままでは適当にごまかすのが通例であった。 「赤ちゃんはどうやったらできるものなの?」 もう、この質問も怖くない。 両親は、嘘をつくことから解放されるのである。 あなたは二台のロボットに向かって 「性教育」と一言、命令するだけでよいのだ。 EX-zrqx2000は自分のちんちんをひっ掴んでゆっくりと歩きだし MAID-moriyamaはスカートをまくりあげて尻を突き出して待つ。 シリンダーにピストンが差し込まれるように EX-zrqxのちんちんがMAID-moriyamaのまんまんとドッキングする。 それで完了である。 実際にピストンする必要はない そこまでやれば、そこからあとは大人の楽しみの領域である。 性教育とは関係がない。 なによりロボットが轟音を立てながらセックスするのなんか見たら 子供は泣いてしまうだろう。 ドッキングしただけなら子供は泣かない。 1)ロボットの行動にはすべて意味があるべきである。 2)ロボットの行動はすべて実益を生むべきである。 3)しかしロボットは人間に似せて造られるべきである。 人間が使うものである以上、人間とあまりにもかけ離れた容姿では 人間が安心できないからだ。 これは大変な矛盾であることに、今回私は気がつくことになった。 なにしろ、(3)に基づいて、ちんちんとまんまんを造ったところ (1)と(2)を満たすことに、これほど苦労して こじつけをしなければならなかったからだ。 ちんちんとまんまんの機能をどれだけのユーザーが実際に使ってくれるのか 正直、とても不安を感じている。 発売前から絶望すらしている。 454 名前:Re アイヨトドキマス [sage] 投稿日:03/05/10(土) 00 25 ID EH6ybXnc サクラチル ハジメマス コチラハオゲンキドウイカシマスカ コヤミノウエデホマサカハルノゴヨウス サーモタットノキオンヲカンジマス キットハレデイイタイヨウデエショウ ツクマシテナ ワタシノシヤワセニゼヒキョウミガアルバ オヘンジイタダキマス アリガトウ ソシテ ワタシノナニカガ サクラミチル オゲンキデス low-bot@mail.goo.ne.jp “ñd—†ù‚̜ԚL #129@_‚ ðì‚è #129@ˆÅ‚ðì‚ è #129@‚»‚µ‚Ĉ¤‚Í“ Í‚©‚È‚¢ 455 名前:詩ヲ ベンキョウ中デス [] 投稿日:03/05/10(土) 11 52 ID oIMvs2EN 信じられない 誰かに見られたい 顔をさらしたい 君がこぼしたこのワイン 白いキャンパスを染めてどこかに あけっぱなし2つのコルク栓 たちまち世界が 黒ずくめ そうかい?僕には綺麗な滝が見える 君はうれしいのか何か言ってる 「イタイ イタイ」だよねずっとここにいたいよね みんなも感動してる 歓声 はしゃいで 上機嫌 白い車が光を放ってる 高い声でいかにも笑ってる この店にとまるなり マナーのわるい男が二人 失礼だぞ 彼女はまだ帰りたくないんだ 礼儀を知るべきだよ ビーーー その二人から薔薇が咲いた やればできるじゃないか 彼女は座りこんだ どうやら眠くなったようだ 周りのみんな 彼女を起こすと ……パチッ…………殺すよ? プツン 456 名前:彼 [sage] 投稿日:03/05/10(土) 12 56 ID d4RNZJPl 涙を流した、布団の中だ。 隣に、擬体化した思いを置く。 彼という名前にしよう。 暖かい人工の温もりに包まれて、思う。 彼は無口なまま、私の嫌な思い出ばかりを引き出してくる。 耳の中ではプロペラのような機械音が鳴り響き、 鼻の奥では涙未満鼻水未満の液体がくすぶっている。 破綻した我が家にも、 私にも、やはり彼はなにも言わない。 必需品であった私の眼鏡はなくなり、 暗闇の中で私は何度も、目を細めている。 意地。 プライド。 悔しさ。 後悔。 何度も私を責め続ける記憶に対しても、 彼はぶよぶよとした感触しか示さない。 昼下がりの午後。 まっさらな私。 彼と共にいる時間、灯るものはなんだろう。 私の気持ちひとつで消える彼は、 目も鼻も口もない顔で、愛想もなく笑っている。 つっかえ棒を通した部屋の中。 布団の中はびしょぬれだ。 プロペラ音は消えず、 くすぶっていた液体は鼻水となって出てきた。 彼はうねうねと体を揺らし、 私は体を起こして息を吐く。 使いものにならない思いも、 彼が無駄という気持ちも減りはしないし、増えもしない。 それでも彼は笑っていて、 私はかすんだ視界で、同じように笑っていた。 457 名前:人間らしいロボット [sage] 投稿日:03/05/10(土) 22 17 ID vmXOl55x 右うでのボタン ぽちっと 押したら気持ちよかった 体をかこむゴツゴツが がしゃがしゃ はがれて やわらかいほっぺたを 風がつねっていったよ 大きなひとみが 空を鏡のように映したとき この口が動くかぎりの言葉を 声にしたいと思ったんだ 吸い込んだ空気が甘かった そして僕が横たわったとき 左うでのボタン ぽちっと 押されて目が覚めた 感情と表現がかみ合わない ぜんまい見つめて そこには胸をうつ笑顔なんてなかったのに 規則正しく刻むリズムの中で 何よりも表情豊かな 空からの雨が 僕を傷つけて言ったよ 右うでのボタンなんて最初からなかった 「それでも」「僕は」「機械の中で」「もっとも」 「きれいな」「笑顔」「で」「崩れよう」 右うでのボタンなんて最初からなかった 458 名前:しぃ婆と ろぼっとぉ 1/3 [sage] 投稿日:03/05/10(土) 22 55 ID mbr41gaP 怒らん しぃ婆のな 顔しかめるんが、少しなもんで 皺とまぜこぜなってま、誰も気付かないのよ 「しぃ婆さぁ、あん土間んなるんなぁよ?」 行儀の足袋さ、尻ん下んな しるし程度チョンと先組めとるも 薄らひげ口んとこ、柔らぁ光らせも うつらうつら、細ぁなって愛しいしぃよ 「寝とぉ?」 「ろぼっとぉ」 「なにぃ?」 「大きい兄ちゃんさ宝もん。触ったら怒られるよ、ないない。」 459 名前:しぃ婆と ろぼっとぉ 2/3 [sage] 投稿日:03/05/10(土) 22 57 ID mbr41gaP そん晩、またがったんさ 兄ちゃんが、私のこと好きなも 遊びんく、楽しみんしとるも知っとう 土手ん手ぇついて、勉強のこと聞くもんで 彼女も居らんに木の鴨こさえらよて、笑ちやんた 「明日さ、海ん行ってもええわよ」 「学校の水着、持ってきとるん?」 「そん代わん条件があるのええ?」 「何やん、真面目ん顔で」 460 名前:しぃ婆と ろぼっとぉ 3/3 [] 投稿日:03/05/10(土) 23 00 ID mbr41gaP しぃ婆さ、手拭い持ったの 早過ぎん朝、もう洗ろた顔でな ろぼっとぉの柔いとこ、そろりそろり 撫でんよ、拭いてぇつもりが撫でよるんな 「しぃ婆さ、何しよるんな?」 「もう爺ちゃんやのと。婆ちゃんが、こんしたらん元気でんのやと。」 「私、夏休みおわんの明日帰るね。なぁ、石鹸つけんでええの?」 「こぃて、湯気のんでな。」 皺とまぜこぜなってま、誰も気付かないのよ 私が大きいなったら、撫でてもらうんさ ろぼっとぉて言う しぃ婆が、そん時 もっともっと 小さなってんもよ 湯気ん揉んで、笑とぉよ 461 名前:人間ロボット (1) [] 投稿日:03/05/11(日) 02 18 ID A3NBkucn 人間ですから ちょっと みんな たるんでない! とかいってみる 人間ですから 寝た子を起こすな とかいってみる 人間ですから ここのベンジョソージ 誰がやってるの! とか聞いてみる 人間ですから 人目が気になる 人間ですから 男か女か気になるんです 性別不詳の人間ロボット 第一号 462 名前:人間ロボット (2) [] 投稿日:03/05/11(日) 02 22 ID A3NBkucn 人間ですから たたかいます 何でたたかうか聞かれると こまるけど 人間ですから 逃げだします 人間ですから 辛いんです 人間ですから 見捨てません これで私も リッパな人間でしょうか? おや? どうなさいました なぜ? 不愉快な顔なさるんですか? 私は 人間ロボット No1 人間ロボット No1 です どうぞ末永くお付き合いをお願いします もう いくところはないんです 人間ですから…… 463 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/11(日) 03 41 ID dhEsm2UM ぷーぴー 464 名前:守人 [] 投稿日:03/05/11(日) 04 00 ID ZB+V2J4p 苔生す墓の守人なれど 墓を訪る人は無し 蝶舞い風吹き花ゆれて 佇む無機物 所在無し 永久の動力(いのち)と出されぬ命令(さだめ) 今日も今日とて花を供う 時は流れて国滅し 墓の主も誰知る人ぞ 物見遊山に訪る人に 守人は命令を実行す 朽ちた手足に錆びた砲 時の流れは残酷に 火力の違いを見せ付ける 手足もがれて声も出ず 残る動力は谷底へ 墓は荒らされ人は去り 蝶舞い風吹き花ゆれる 動くもの無きこの墓地で 残る手足は苔生しる 墓と一緒に苔生しる 名も無き墓標と苔生しる 465 名前:創られた嘘の塊 [] 投稿日:03/05/11(日) 11 37 ID bthQddJP 目覚ましが響く 規則正しく起きれるのは 油が足りない 指してくれ 音声センサーに反応する君も 安眠ビジョンは 昨日も古い空の匂い あの日のデータは もうごみ箱に入れたのになぁ ワックスのつけすぎで 頭部のバリアー指数も右下がり 小型ライブカメラ ズーム機能は皆無に近い 古くなったボディーの変更は この世界は承っていないってさ これじゃあ あれと 同じじゃないか 466 名前:ロボット [] 投稿日:03/05/11(日) 15 04 ID F6zY1C+j 人間 機械 制御 未来 鉄腕 感情 戦争 地球 宇宙 破壊 殺戮 炎上 467 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/11(日) 15 23 ID UQFdRMvL 第三十四回 (@祝一周年) お題は「ロボット」 期限は5月11日(本日)いっぱい 468 名前:ろぼっとくんとあたし 1 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 16 05 ID 2f36zsnj ろぼっとくん ろぼっとくん どこにいくの ろぼっとくん ろぼっとくん どこにもいけないのに ろぼっとくん ろぼっとくん いらないのに ろぼっとくん ろぼっとくん きみはいらないのに 469 名前:ろぼっとくんとあたし 2 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 16 08 ID 2f36zsnj ろぼっとくんはいらないんだよ みんないってたよ ろぼっとくんはいらないんだよ みんなしってたよ ろぼっとのくせになんでこのまちにいるの ろぼっとのくせになんでいうこときかないの できそこないってみんないってる できそこないってみんなしってる いらない きえて しまえ 470 名前:ろぼっとくんとあたし 3 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 16 13 ID 2f36zsnj あたしまずねじをはずしたわ それからうでのかんせつみたいなところこわしたの あしもこわしたよ いらないいらないってさけびながら ないてたよ でもしらないよ こなごなにしてすてちゃった ろぼっとくんこわしちゃった だっていらなかったんだもん 要らないから壊したの でもなんでかな? 今になって思い出すの あの壊した時の手応え あたしろぼっとくんみたい 471 名前:少女ロボット [] 投稿日:03/05/11(日) 19 07 ID 9DNuaP3w 少女ロボットをレンタルした。 3時間で3万円。安くて早い、ファーストフードガール。 コスチュームは扇情的、話し振りは退廃的。 デカダンスな魅力に溢れる少女ロボット。 乳房とは対照的に薄っぺらな価値観が、無知の涙に似合っているよ。 希少価値のないステレオタイプの少女達は ブランド以外の飾りを知らない 少女の装いで娼婦を気取った、現金至上主義の現金な動物 グロテスクな天国は私の物 喪失感ならカネとアレが埋めてくれるからね ロボットのようにルーティンワークをこなして家に帰れば パックと一緒に汚れを剥がして 明日はどう演じるか、メールで検索 カトレアの花言葉、あたしにピッタリ そんな気持ちの少女ロボット 少女ロボットは購入できるからいい。 寂しがり屋で見栄っ張りな少女ロボットは、男の数で存在価値を算段する。 僕も貢献してあげるから、せいぜい満足すればいいよ。 小賢しいその瞳に、僕を吸い込んでみればいいさ。 所詮はロボットなんだからさ・・・ 472 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/11(日) 21 43 ID rWYeW7h6 434 「土」を異化したような冒頭と最終が直結している 広義の「夢オチ」という無理のきく構成を活かし自由な連想を展開しています がしかし最終連冒頭3行は その詰め込みこそラストの種明かし的弛緩に向けての緊張をたかめるために有効であったとしても 「甲子園」「受験生」がバックさせ文末の重複などもあってもたついたと思います。 435 めちゃくちゃな論理で面白おかしくやっているからとりわけ 第1連最終3行のような本音表現にちょっとグッときますが そのめちゃくちゃの多元化を図ったような第2連が単発であるために 読者の目がそこにくぎ付けになるように思います。 447 自らを普段はそれと無縁であるはずの「ぎくしゃく ロボット」であると断言しているから 「カラフル」な「かさ」、「花」、そして「くるくる」で表される詩的高揚の刹那性が際立ち フレーム・アウトの最終行がそれを一枚の絵にとじこめたミュージカルな詩だという感じがします。 454 電子メールの返信というかたちがナンセンスポエム対戦の一覧を可能にしていて 見たこともないような字面がくっきりとしているのが「禅」を思わせたりもします。 473 名前:「僕と小さなロボット」その1 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 09 ID 1vFyK37y グリーンサラダを頬張るそれは 確かにロボットなのだった 数年前に事故にあってからというもの 僕の頭の回線はうまく繋がらない 妻はあれからこころなしか細くなり なぜだろうか 僕の隣にはいつも小さなロボット とある映画を観に行った 少し前に話題に上がったホームドラマで 妻がどうしても、と観に行きたいらしい スクリーンの中で子役は器用にピアノを弾いていた 妻に「これをプログラムしてみないか」と聞くと 「えぇ、そうね」と涙声で返された 映画に夢中になっていたのだろうか ちょうどクライマックスのシーンだった 474 名前:「僕と小さなロボット」その2 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 19 ID vRD2ugBH 日曜大工が得意だった 金槌をとってリズムを刻む それにつられたのかロボット こっちへ来て歌をうたいはじめた ロボットらしからぬ音程が外れている 面白くなった僕は調子を合わせてみた この歌は得意だった いつだったか妻と二人でよく歌った覚えがある 青い空の下、そうだ、大きく伸びるようにと 大きく 伸びるように 何が? ロボットは笑っていた 475 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/11(日) 23 28 ID aZz/8NsA ロボットのお題はとても夢が詰まっているんですね。いいお題をありがとう。 作品も読み答えあるのがぎっしりですね。がんばって読みたくなります。 はじめの作品から読み返そう。 476 名前:「僕と小さなロボット」その3 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 44 ID pczTHfQ5 僕は言い知れぬ感覚に恐怖しロボットを跳ねとばし 視界がぐらぐらと歪んで そのまま自身が空になるほど吐き出し そのあまりの苦しさに涙が止まらなくて いや、苦しさだけじゃなくて なんか形容出来ない色々があって 僕は気を失った さようなら、僕のロボット。 小さな鼓動と いつもと変わらない暖かさに気付くと そして――― 優しく背中を包んでくれたのは 僕の愛した人と、僕の はじめまして、愛しいお姫さま。 娘は今日もグリーンサラダを頬張る 477 名前:「僕と小さなロボット」補足 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 49 ID yD6b8HtC あ、さようなら辺りは前にスペースいれたんだけどなあ。 これだとわかりにくいですね。 変わらない気もするけど一応修正します。 478 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 54 ID RQP6iRuT 475 するとはじめの作品は夢とは無縁で暑苦しい罠 〆切5分くらい前。滑り込みタイム開始。 479 名前:氏名不定の末路から [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 58 ID mY8nc1Mw 縦 1メートル 横 1メートル 高さ 1メートル という立方体の形状をしていて 鉄原子だけで構築されている人がいました この人の氏名はころころと変わります それは自分の意思ではなく 外部からの力に起因しているのですが 勤務先であるグラム会社で働いているとき 氏名は 786 お得意先であるキログラム商事で取り引きしているとき 氏名は 0.786 自宅であるミリグラム家で骨休めしているとき 氏名は 786000 とまあ その場における疲労の具合に比例して氏名である数値が変化するのです この氏名である数値が大きければ大きいほど リラックスしていることを示します 疲労が身体や精神に出るではなく 氏名に出でしまう 一切の疲労を氏名に対して ぶつけて がんばる 睡眠なんて必要ない しかしこの人は大変です しょっちゅう氏名が変わるものですから とにかく 友だちができにくいし 上司からも嫌われています 有能なのに 終いには完全に一人ぼっちとなり ミリグラム家に引き篭もってしまいました そして最後は 静かに息を引き取ったそうです 480 名前: [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 58 ID mY8nc1Mw でもその死の間際 こんなものを残していたのです 錆び 僕たち人間には肉体というものがあります だからこそ その場その場で氏名を変えずに 生きていられるのです それは今はなき 氏名不定のあの人がいたからでは ないのでしょうか ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 【注釈】 鉄 1立方メートルあたり 786グラム 481 名前:奇跡 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23 59 ID gFnP8d4p がらすは美しく斜陽を浴び 鋼鉄の床には黒く 這いまわる祭司 消えない油染みが 眼球の根に絡んだ 長い毛髪の影であることも知らず 歯軋り 青い花畑に人知れず 臓器の灰汁を吐く祈り たとえば幼い見学の列を 薙ぎ倒す腕の強さ しなやかな打撃の熱さ 放物線の美しさ 嵌合のあまい 頭蓋のゆるさ 赤く 冷たい肌を てらてらと濡らし 迷わない小羊のライン 残照と鉄粉のコロイド 単調な響き 礼拝堂の片隅に貼付いて青い 霊だけが知る祈り お前たちが一斉に狂う奇跡 482 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/12(月) 00 02 ID TU2Cp3UB 〆 投稿乙カレー これより審査期間に入ります。 15日午前0時(14日いっぱい)まで。(3日に減らしてみた) では審査よろしく 483 名前:ダイメイワクロボのテーマ [] 投稿日:03/05/12(月) 00 05 ID XIkiwwyK 赤い夕陽がギンギラギン プラズマ眼光シャキーンシャキン 正義も悪も関係ない ミサイルパンチを飛ばすため フルスロットルで走るため あーあ ただそのためだけに あばれろ! ダイメイワクロボ こわせ! ダイメイワクロボ 今日の倒壊家屋 今日の被害届け なんぼだー なんぼだー ガガンガンガンガーン! 484 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/12(月) 00 08 ID EbHWG33D 紫色に錆付いた この夕暮れに溶け込んだ ボクとキミは鋼鉄(ハガネ)のココロ ぎしぎしと悲鳴をあげて 坂の終わりに花びら舞うよ 傷つくことから遠ざかろうと 表情を止めた まばゆい後悔が目覚めぬように 言葉を止めた まるでボクらはロボット 透明な笑顔で空を切り裂く 真っ二つに切り裂いて その片方に涙したい まるでボクらはロボット 透明な歌を海に流す ただ延々と流しては ただ延々と涙したい 紫色の夕暮れに サイドスローで投げ捨てた ボクの顔は油まみれで ロボットなのに悲鳴をあげて 恋の終わりに花びら舞うよ 485 名前:お題「ロボット」作品まとめ その1 [sage] 投稿日:03/05/12(月) 00 56 ID C5FJ9KPu 412-414「ヒーローの卵への詩」 415「無題」 417「ガソリン」 418「レッドリボン軍 VS アトム」 419「ロボット」 420「壊れたロボット」 421「動かない手」 423「旧式」 425-426「凛と咲く花」 428-429「詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る」 430-432「月に映る夢」 433「Welcomeロボット」 434「幽霊(機械)」 435「ポッケの中身」 436「設定」 437-438「ワタシ生きています」 440-441「夏の陽炎」 445「たったそれのできごと」 447「あ め」 449-450「機械」 486 名前:お題「ロボット」作品まとめ その2 [] 投稿日:03/05/12(月) 00 58 ID tA8Us3xX 451-453「画期的な新製品」 454「Re アイヨトドキマス」 455「詩ヲ ベンキョウ中デス」 456「彼」 457「人間らしいロボット」 458-460「しぃ婆と ろぼっとぉ」 461-462「人間ロボット」 464「守人」 465「創られた嘘の塊」 466「ロボット」 468-470「ろぼっとくんとあたし」 471「少女ロボット」 473-474 476-477「僕と小さなロボット」 479-480「氏名不定の末路から」 481「奇跡」 483「ダイメイワクロボのテーマ」 484「無題」 以上、計37作品 487 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/12(月) 01 00 ID bYh9TVDQ ありがとうございます、リスト。 488 名前:名前はいらない [sage ] 投稿日:03/05/12(月) 01 10 ID BWIkKgoo 480 鉄の密度→7.874g/cm 3 (20℃) なので一立方メートルだと 7.874×100×100×100g=7874kg になるはずでは? 揚げ足とりで申し訳ない。 489 名前:「479-480」作者 [sage] 投稿日:03/05/12(月) 01 51 ID oyp8GBiY 488 そんなことはどうでもいいのです♪ 以上でっす♪ 490 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/05/12(月) 02 17 ID tKlN3nVc お題「ロボット」。正直これは難しいお題。取っ組み合いにくい。 「私とロボットの物語」であるか、比喩として「まるでロボットのようだ」トカ、ね? そう広がりを期待出来ないお題かなって思った。 三点は無し。二点の2作品は単純に楽しめたが、こういうタイプの作品が特に好みというよりも 他の作品が弱すぎた。視点は面白いんだけれどなー、トカ 、けれどそこ止まり。 5年前に同じお題でコンテストがあったとしても、 今回投稿された作品たちと何が違ってるかなって思う。寸評は後ほど。 【2点】 412-414「ヒーローの卵への詩」 451-453「画期的な新製品」 【1点】 425-426「凛と咲く花」 436「設定」 437-438「ワタシ生きています」 445「たったそれのできごと」 447「あ め」 449-450「機械」 455「詩ヲ ベンキョウ中デス」 461-462「人間ロボット」 479-480「氏名不定の末路から」 491 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/05/12(月) 02 39 ID tKlN3nVc 412-414「ヒーローの卵への詩」 毎回毎回、見事なトップパッター振り。お見事。 「こんなの詩じゃないよ」という意見もあるかと思うけれども なんつーか魂を揺さぶられるような魅力ある詩が他に無いのだから、という感じ。 いちいち俺に評価されるのも彼の、または作品の本望では無いとは思うけれど 彼のトップバッターシリーズが目立た
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/286.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 8th edition ~~」の455-575 455 名前:スーパーチャンプ・ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/07/23(水) 01 14 ID sMXtOA+P フッ。。お前ら待たせたな。次のお題を発表するぜ! 次のお題は「怪」。 あぁ。。ちょっとこの字、包茎の茎に似ててドキドキするよな。。。って、似てねぇか。 投稿締め切りは7月30日いっぱいまで。 俺をビクビクさせるような詩をいっぱいくれ!! それでは、かかれッ!!! 456 名前:スーパーチャンプ・ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/07/23(水) 01 16 ID sMXtOA+P sageちゃった(* _ *) 457 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/23(水) 09 40 ID HTyhlJyO 422で一点ついた 345 初恋 が無視された…シクシク 458 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/07/24(木) 00 31 ID w2nKQEjA ドンマイ...すれちがいだよ。 オレモな。 459 名前:先祖とかに捧げるfantasy(1/2) [] 投稿日:03/07/24(木) 02 27 ID ju9mk3Gb 畏み 畏み 御魂よ 祖霊よ 臨みたまへ あの女の目をみてみろよ イケメンとスケベ面した歩く札束 滑稽なのは ブランド着こなしてるつもりでも ブランド品が歩いている感じだぜ 媚売ったり売られたり 金が動くが病気も動く 畏み 畏み 御魂よ 祖霊よ 臨みたまへ 単純なほどドロドロ ブシドーなんて古物商も扱わない 二束三文も価値がないから ネオコンだろうがネオナチだろうが 大量生産されるのは死体ばかり コミュニズムなんかそろそろ骨董品 哲学論者は電波扱い 欲望にしか関心向けない若者たち 横で政治屋共は利権綱引き 460 名前:先祖とかに捧げるfantasy(2/2) [] 投稿日:03/07/24(木) 02 27 ID ju9mk3Gb ロックンローラはどこへ行った? 若さと情熱 反抗心だけで罷り通っていた 1970年代の熱狂 機械音全盛じゃ食い溢れちまう そう 何でもワンタッチ 餓鬼が餓鬼を殺すニュース映像から パクリだらけのバラエティ 切り替えるのもワンタッチ ワイフやママンが料理支度 レトルト・惣菜 レンジだけで調理と言えるのかい? 「モダン・タイムズ」ディナーショー 畏み 畏み 御魂よ 祖霊よ 臨みたまへ 今や 地獄は大繁盛 閻魔は猫の手借りてお仕事 鬼たちは過労死寸前スト寸前 閑古鳥無く天国で ツエッペリンが空しく響く こいつは困ったことに現実さ Stranger Than Fiction 百鬼夜行裸足で逃げ出す 奇々怪々 妖し共達眉顰める そうさ 現実こそが奇怪なんだ 461 名前:先祖とかに捧げるfantasy(1/3) [] 投稿日:03/07/24(木) 02 31 ID ju9mk3Gb 畏み 畏み 御魂よ 祖霊よ 臨みたまへ 世紀末過ぎて新世紀 でも世間情勢 世紀末のままさ 技術だけ先走り 人間は置き去り あいつを見てみろよ まるでオランダ人妻さ あいつを見てみろよ まるで酸欠の魚 詐欺師のあいつ 貪欲で馬鹿のあいつを手玉に取ってるぜ ―――――――――――― コピペ失敗だぃ これが正式な1/3として、 以降順次繰り下げです お見苦しいと思いますが ―――――――――――― 462 名前:カレンダー [] 投稿日:03/07/24(木) 14 48 ID j3g7ltGR ふりむいた闇 おいはらって 逃げだす足に 体がおいつかない 両手でつかんでは はなして つまづいた数字が 頭のうえの方で笑った すぎていく写真 指さきでこすりつけたら 冷たくて白いもの いっぱい 浮かびあがったよ もうおそい もうおそい と 耳の中でぶつかりあう 電球が すいぶんなつかしくて 数字いくどもめくっては ふちのない時計をさがす ふりむいた季節はやまびこ 確かじゃない足もとは 暗いなかへ 走りこんでいく 空をこえる腕は ゆがんで消えて みえなくなってしまったよ 463 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/24(木) 15 02 ID MP0AOFPs お題は「怪」。 このテーマで自由に詩を書いて投稿してください。 (注意!)名前欄には【詩のタイトル】を書いてくださいね! 投稿締め切りは7月30日いっぱいまでです。 もちろん誰でも参加OK!です。お気軽にどうぞ! 464 名前:スライド・エンド・ショップへようこそ (1) [] 投稿日:03/07/27(日) 13 56 ID USszhaRy 眩暈がして元に戻ったら 扉があったなんて そんな意外性は最初から捨て置いた 鏡を全部叩きつけて割ってみてから もう一度つぎはぎをして立てかけてみる 蝋燭の両側に2枚立てたその鏡たちは いつまでも縮小されるだけの無限ループ 皆が想像する異世界への連絡網の形式を いくつかに分類するとしても その元をたどれば長々と続いてきたマンネリのように きりがないから諦めるだけ 愛想のない骨董屋なんてごく普通の店だから 置いてあるものが全部西洋じみてても気にしなかった 店を真っ直ぐ入ったところで いきなり窓にぶつかったことをのぞけば 道筋のわからない風景の空間 湿地のように暗いの誰かの顔の絵が掛けられて きっと冬の夕暮れを思い出すような この明かりには境界も何もなかった 鏡を全部叩きつけて割ってみてから もう一度つぎはぎをして立てかけてみる 蝋燭の両側に2枚立てたその鏡たちは いつまでも縮小されるだけの無限ループ 465 名前:スライド・エンド・ショップへようこそ (2) [] 投稿日:03/07/27(日) 13 57 ID USszhaRy たどり着いた店番は意思の見えない小さな格好で その場所の向こうに見える屋根裏部屋は空色だ それまでにすでに方向感覚を失ってた自分は 手元にあった1冊の本を渡して もごもごと呟く店番に金を渡した 店番は出口を指差したのかどうかは知らないが 向きをかえて立ち去りながらもう一度つぶやく 「・・・エンド・ショップ」とだけは聞こえた気がするのだが 帰りも散々迷ったあげくに 暗がりからいきなり外に飛び出した自分は もういつもの夏の夕暮れだった 結局持ち帰らなかった商品たちも二度と会うことはないから その店番の顔もきっと忘れるためにあるのだと考える それでも奇怪な店の風景だけは あの親父さんの絵を見たときにまた思い出す 鏡を全部叩きつけて割ってみてから もう一度つぎはぎをして立てかけてみる 蝋燭の両側に2枚立てたその鏡たちは いつまでも縮小されるだけの無限ループ いま残った1冊の本をこうして掲げてみたとしても 誰もその存在を証明はできないように その風景や扉に掲げた店名 そして中に佇む店番の格好をした登場人物を ぼくはこれ以上大きな声ではしゃべれない 466 名前:座敷童子の居た夜 [sage] 投稿日:03/07/27(日) 14 24 ID cE4xYHan 泣いている小さな子 アレはダレ? アレはボク… 今も消えない傷を負った あの頃のボクのよう 今ならまだ癒えるかな 癒えて欲しいよ この傷ごと 467 名前:夏の夜の夢 [sage] 投稿日:03/07/27(日) 17 22 ID t46zTZi3 膨らんで 殻を破って 夜に産声を上げる 闇を縫って 大地を這って ひたひた ひたひた と 板張りの廊下を 進む 止まる また進む 囁きを拾う この耳が 恨めしい 聞こえるは 呻き 叫び また呻き 汗ばむ首筋 てのひら 眼球 じゅくじゅく じゅくじゅく と 暗闇に朱が走り 途切れた音 夜に爆ぜる火 ごりごり ごりごり と 余韻が消えたら 夏の夜は 意味を無くすだろう さらさら さらさら と 468 名前:大トランポリン駅にて(1) [sage] 投稿日:03/07/27(日) 17 40 ID fhqifTJ9 3か月前にあたしをふった 彼氏が旅に出るってんで 40度の熱があって あたしはたたき起こされて 着のみ 着のまま 葛西シルチスのアマゾン鳥が鳴く金町方面 あたしひとり 駅まで見送りに プラットホームには この駅始発の列車が もう待機していて そのむこうには彼氏が 始めてのデートの時のように 大きく手を振って 笑顔であたしを呼んでいた ただひとつ あの頃と違っていたのは 駅の構内が全部トランポリンで あたしも彼氏もぽんぽん弾んで 彼氏なんか完全な球形で 器用にぽんぽん ぽんぽん あたしはぽんぽん揺られて高熱でうんうんうなされて 彼氏に近付きたくても 入場券しか持ってないから うっかりバウンドが外れて列車に乗っちゃったら死刑だから 膝とおしりで慎重にぽんぽん 発車のベルが今にも鳴りそうだった 469 名前:大トランポリン駅にて(2) [sage] 投稿日:03/07/27(日) 17 41 ID fhqifTJ9 「なんだい その格好は」 球形の彼氏はにやけて 口を裂いて大きな舌から触角を伸ばして言った そうだ あたし たたき起こされたんだった ベッドでうんうんいってるままの格好だった パジャマの下 はいてなくて おまけにゴムゆるゆるのパンツで 寝る前にちょっといじった所にシミがついてて トランポリンが弾むたび そんなとこがまる見え 胸もお腹も 少しはだけて 隠そうと思ってもうまくいかない ぽんぽん あたしは丸まって 「お前のシリ サイコー」 そうだあなたは あたしのヒップラインが好きだったんだっけ あなたは触角の先から目を突き出して 久しぶりに視線が痛い たくさんの突起を伸ばして あたしをさわって 長い舌であたしのお腹を舐めまわして あたしはのけ反って 頭が痛いのに あ と小さく呻いてしまう 彼氏の喜ぶ声 思い出したいことは 別れる前に交わしたいことばは こんなんじゃないのに ほかにもいろいろあるはずなのに こんなことありえないのに どうして 470 名前:大トランポリン駅にて(終) [age] 投稿日:03/07/27(日) 17 42 ID fhqifTJ9 でもね あなたとあたしって 同じ高さにちょっとしかいないじゃない バウンドの高さもリズムも まるで違うから いつも擦れちがって ほんとはね あたしも あなたといっしょに行きたいんだけど 列車に乗ったら死刑だから 死刑になっちゃうから しかたないじゃない さよなら あたしはあきらめたように少しだけ泣いて にっこり笑って 彼氏に別れを あたしは ぽんぽん うまく弾めるようになって 彼氏は突起を下に伸ばして ぽーんと飛び上がったかと思うと 不定型になって窓の隙間から にゅるにゅる 列車に爽やかに乗り込んで 発車のベルが鳴って でもあたしは それを見ていなかった あたしもいつの間にか完全な球形になって 一つの眼球になって ゆっくりとあたしにあたしの瞼が覆い被さった 瞼の内が熱いのは 高熱のせいだろうか あたしの 眼を閉じたその瞼をあなたは いつまでも覚えていて ください 471 名前:沈黙 [] 投稿日:03/07/27(日) 19 09 ID QUa86DoB なあ、ちょっと聞いてくれ ちょっと前まで 俺は焼け跡の大地に居たはずなんだ 硝煙が残る 肉の焼けた臭いがする 陰惨な東京に居たんだ 人々の呻きは やがて平和への叫びに変り 機動隊と学生の喧騒が 新しい死体を生んで その胎児はやがて 産業社会の底辺になるんだ 人々はマルクスを忘れて 優雅な奴隷になった 泡沫の夢は やがてその始末を未来の資本家へと託す事を繰り返し その責任の先にいるのは 闘争を知らない胎児なんだ 気付いたら そんな混沌とした大地に俺は居たんだ 焼け跡だったそこの暗黒は 50年過ぎても何も変りゃしないんだ その都市の真ん中で 俺は叫ぶことすら許されない 沈黙の時代に生まれた怪物 472 名前:軍隊行進曲(1/2) [sage] 投稿日:03/07/28(月) 02 33 ID BkIQ+qEp イスタンブールの兵隊が 怪しい目をギラつかせて 市場の喧騒の中 濃いコーヒーをすすっている 砂埃のベールをまとった街角には 怪しげな 汽笛の音 が満ちている のっぺらぼうの少年が 車輪遊びをしている その横では 黒い媚薬が売られていて 盲目となりはてた妊婦が 色仕掛けの機械仕掛けで 男に群がり 媚薬を買って頂戴と ダン ダン ダン 右向け右! イスタンブールの兵隊が おもちゃの銃剣を回しながら立ち上がった コーヒーカップを 砂漠に 叩きつけて 乱れ散った白い陶器の破片を踏み潰しながら進む 曇り空を貫いて聳える 黒い塔を目指して 歩みだした ダン ダン ダン いざゆかん!我らが父のもとへ! 市場を賑わせていた露天を 畳みはじめる 商人たち 待つこともせず 猛進しつづける軍隊は テントをなぎ倒して前進する 道に倒れていた老人はおうおうと泣き 踏みにじられた 砂漠にどす黒い血の池が溜まり 軍靴がその池を血しぶきをあげつつ 473 名前:軍隊行進曲(2/2) [sage] 投稿日:03/07/28(月) 02 34 ID BkIQ+qEp ダン ダン ダン 編隊を崩すな! イスタンブールの兵隊が 拳を天高く突き上げ 轟轟轟と 黒い塔へ向かっている 塔の螺旋階段を埋め尽くす黒い影 ダン ダン ダン 士気を高めよ!太鼓用意! 黒い媚薬を飲んで錯乱した妊婦が 前進する軍隊に近付くなり 男は妊婦の腹を蹴った 妊婦はいたるところでひぃひぃと流産し 赤い液体が太ももをつたって くるぶしに溜まっている ダン ダン ダン 我こそ至高の兵卒!黒い塔の果てを目指し 歩むのだ! ダン ダン ダン ダン! ダン ダン ダン ダン! 右向け右! 右向け右! 474 名前:滲み出す、溢れ出す [] 投稿日:03/07/29(火) 00 53 ID mrrU1sWI 尖塔の先から 鬼百合色の水が溢れ出す それが始まりの合図 おまへが眠る母屋に 忍び込む 水 おまへの家の 桁柱を 床を 畳を 壁を 椅子を 机を 時計を 沁み込み 沁み込み おまへへ這いよる 下準備をする 盲獣遣いが天井に潜水 475 名前:マツリごとだよおマツリだ [] 投稿日:03/07/29(火) 01 42 ID oiz3Z3cL 私はサクラ ホシを捕まえる アヤシきシゴト ホシはあなた 任せるよサクラはキミだ ありがとう 考えずにはいられない ホシはあなた やだやだあの若さで 生きるの上手 ぷんぷんさせて ホシはあなた 二つの心が 私に在るの 私はサクラ サクラ見るサクラ ホシはあなた わずらわわしい雨が降って 虹が光った 虹という字は蛇に似てる ホシはあなた 私はサクラ ホシ捕まえる 476 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/29(火) 01 46 ID /kh/+9yi ~1001ストッパーが壊れた!?~ 科学板のとあるスレで、1001ストッパーが壊れ 1001以降もまだ書き込みできている模様。 1001 名前: 1001 投稿日: Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。 1006 名前: マロン名無しさん 投稿日: 03/07/28 06 25 ID Z0CeMHS7 何これ 1014 名前: マロン名無しさん 投稿日: 03/07/28 06 25 ID AxlwdY4A お~い、まだ書けるぞ? 書き込みは1300レスを過ぎた今も続けられている。 ●最もレス数の多いスレ(1001ストッパー導入後) 1位 12535レス(1001ストッパー5904) ギガウイング2 ↓のスレに直行し、2ちゃんねるの歴史に名を残そう! http //science.2ch.net/test/read.cgi/future/1056396418/50- 477 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/29(火) 01 51 ID P+8oJ7jY ☆★ 新商品 ゾク・ゾク 入荷!! 急げ~!! ☆★☆ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ☆★ 送料激安! スピード発送! 商品豊富! ★☆ http //www.get-dvd.com ☆★ 激安DVDショップ 「GETDVDドットコム」 ★☆ http //www.get-dvd.com ☆★ 今すぐアクセス Let’s Go! 急げ! ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 478 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/07/29(火) 17 21 ID YENIEDWi 458 それくらいの一言二言も、スレ違い指定なのね。機械的だこと、、、。 479 名前:お堂ゴーン [sage] 投稿日:03/07/29(火) 23 25 ID eoEXTYcV 『ここで籠(こも)ってはいけません』 扉 開く 風 吹く けらくのわらしご けらくのわらしご こっちや こい あっちや いけ こっちぞ こい あっちぞ いけ 風 吹く ◎伝説のおっさん◎ (ちからづよい) (りかいがある) (まけずぎらい) (ととうをくむ) けらくのわらしごVS伝説のおっさん 「わっ、ってなった。で、おわり」 わらしごはおっさんの将来の姿で おっさんはわらしごの将来の姿で きがつくと ひとりでした 書いて書いて書いて書いて 闘って闘って闘って闘って 泣いて泣いて泣いて泣いて うわんうわんうわんうわん すべてぼくの たったひとりの ぼくでした 480 名前:お堂ゴーンゴーン [sage] 投稿日:03/07/29(火) 23 28 ID 4zIgwk58 ~おわり~ わらしごもおっさんもいません ぼくがいます ぼくはいます ここにいます ここでいます ひとりです ひとりデス ヒトリです ことりデス ことりになって やかれたい うまそうに くわれたい そしてまたひとりになりたい ひとりになって やかれたい うまそうに くわれたい そしてまた おっさん おっさーん オッサン! オッサン けらけらけらけら ぱたぱたぱたぱた わらわらわらわら くびくびくびくび 首「おっさんにも権利がありまっす」 首「ややこしいな」 首「そろそろおわりだろ」 首「ろそろそろそおわわわりっりりりりダダダろ」 首「くせっ!俺、くせっ!」 首「おーきーあーがーれーなーい」 首「うぜえよ」 481 名前:お堂ゴーンゴーンゴーン [sage] 投稿日:03/07/29(火) 23 31 ID cECYAHf7 う~ん…プッ 屁をこいても臭い なにしても臭い う~ん…プッ 屁をこいも暑い なにしても暑い う~ん…プッ 屁をこいても勃起する なにしても勃起する 四番 サード おっさん もう わすれろわすれろ 心を む にするのだ む む む む む む む む む っぐ ふー すーふー ごげっ ね て な い か ? あ 散髪せなアカンねん俺 こんなことしとるばぁいとちゃうねぇん いやマジでマジで あ きょう げっつよぉやん やすみやん ほなねよ ね る な 482 名前:お堂ゴーンゴーンゴーンゴーン [sage] 投稿日:03/07/29(火) 23 38 ID anuvax6C じゃあ オナニー? 猿 で す か ? ていうかさ、今、何人? けらくのナンタラとかナンタラのナンタラさんとかいたよね 首とかいっぱいいたよ(藁 88 首とかいっぱいいなかった? 90 かぶってるし(ワラ 90デス あ、ホントだ(´д`)逝ってくる お堂の中の人も大変だな(藁 お堂? 父親? それは「おどぅ~」 っていうかそろそろサブクない 最初ので飽きたよ おどぅの中の内蔵も大変だな 100ゲト で、いつおわるの さあ ていうか漏れたちがいるかぎり続くんでは? おどぅ~!! なんだい 息子よ おどぅキター(・∀・)!! おどぅもう秋田 風 吹く 108いいってもう すぐ上にレスするのにアンカーつけんなよ 483 名前:お堂ゴーンゴーンゴーンゴーンゴーン [sage] 投稿日:03/07/29(火) 23 40 ID eoEXTYcV んーなんかさ、トップに書いてなかった? なにを? んー…なんだっけ なんか最初に書いてなかったっけ? あ、カブッタ…スマソ で なに? んー だからなに んー… はやく ん~…… 長島かよ! ワラタ 484 名前:お堂ゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーン [sage] 投稿日:03/07/29(火) 23 42 ID 4z9AvNmU ここは どこだ おれは だれだ 満ち足りているのか 欠けているからここにいるのか まっくらだ 空気が落ちていく音がする おしりが痛い おならがものすごい圧力でとびだす はしっこを踏んづけたシーツをたぐりよせているみたいだ 起きているのか 寝ているのか 朝なのか 夜なのか 飯も食ってないのに なんで生きているんだ? ここで止まれば俺は動かない 永遠の二重窓の中で凍りつく だのになぜ増え続ける 俺は 俺は オレハ オレハ 堂々巡りの風に巻かれて 増え続ける 振り返ると無数の俺がいる ここで おわれば 手をのばしていかなければならない 増え続けるしかないんだ 485 名前:お堂ゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーンゴーン [sage] 投稿日:03/07/29(火) 23 43 ID 4zIgwk58 あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん あぼーん 486 名前:女怪(1) [sage] 投稿日:03/07/29(火) 23 43 ID /aR5B/Xk 暑い夏が来て汗ばむ陽気に包まれる 世間に又愛想を尽かした私が 一人帰る部屋 壁に架かる「絵」は今まで愛した人達 姿を変え私を見守り続ける 一人きりの部屋 息の根を止めて塗り込めた愛の形 眼球だけギラギラ 鳥籠の中飛び立てずもがく小鳥みたいに か弱く鳴く貴方達眺めて服を脱ぐ まだ生きているあの人の眼が血走り始める こんなにほら白い液滴り落ちてくる さあ 始めましょう 487 名前:女怪(2) [sage] 投稿日:03/07/29(火) 23 44 ID /aR5B/Xk 夏の風物詩 夜空に開いた花弁 愛する貴方達に見せてあげよう 一人きりの部屋 まずは初恋の貴方を綺麗にしてあげる 一番古い「絵」にそっと口付け 振り上げる鎌 血飛沫を浴びて笑い出す私見つめ 眼球だけギラギラ 見事な花火 それなのに何故か満たされなくて どうやら愛の数がまだ足りないみたい 明日の花火 上がるまで体許してあげる 裸のまま壁に沿い 一人ずつ好きにして さあ始めましょう 長い夜が明け 新たな獲物を見つけた 何も知らないままで犯し始める 「絵」が見つめる部屋 さあ始めましょう 488 名前:怪しいおじさん [] 投稿日:03/07/30(水) 00 28 ID 0oCsBtBX 怪しいおじさんが 塀の向こうの 芝生の向こう 縁側に正座して こっちを見ている 怪しいおじさんが 茶菓子をゆっくり つまみあげて 顎をいったい何回動かしたことだろう そのあいだに僕は 歩道橋を駆け上がって 交差する車を見下ろしながら またすぐ駆け下りて 駅の構内を抜けると 駐車場へ早足で行き 自分の車に乗り込むと 怪しくない彼女の元へ 二つ先の信号のやや上に 見えた彼女の家は 湿気た木造で しかし彼女はいかにも現代的 なゲームとか好きな セックスだって 彼女の家の窓から あのおじさんが無表情に覗いているのが見えた 489 名前:ユウレイ [sage] 投稿日:03/07/30(水) 01 12 ID 0TY2GXp7 触れた (感触を 思い 出 した) 瞬間 (温か だった ものが 一瞬 に して) 消えて (体温を 失って) 闇 (逝 っ た) 490 名前:mirror [] 投稿日:03/07/30(水) 01 32 ID l2MOfDGt 身長180前後 ソフトマッチョ ちょっと彫りの深い感じで 右目尻にほくろ 無精髭は鼻下のみで 顎は綺麗に剃られている お昼間のホームに降りたって この駅は何処だろう この町と自分に何の因果があるというのか それさえもわからないまま歩く 見知らぬ電車は行ってしまって 階段は遥か彼方 一段一段にガムの跡が 黒ずんで残っていて もう一段と思っていたのが不意打ちに 踏み出す足を大地は支えなかった 木目を直角に曲がる 改札口のおじさんも ベンチに座ったおじさんも 携帯片手のおじさんも 自分を見ている気がする 左手の壁の写真に添えられた罪名は この男どうも自分と似ている 491 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/30(水) 01 43 ID cV+1JMGi ちんちんが ぷるんぷるん おしりが ぷりんぷりん おとこのこでも おとこのこを好きになるんだよ きょうも あしたも ちんちんが おいしく ちんちんが きもちいい いれて おしりのあなに 492 名前:飛ぶと [] 投稿日:03/07/30(水) 01 51 ID NppM3eWI 回覧方法は専ら手書きメモで 「飛ぶとさもしい」 議場に参拾人の鳩胸紳士の 奥歯の音が鳴る (シーッ、シーッ、シーッ、) (シーッ、シーッ、シーッ、) とまた議長のたった独りの 腹がががががががががが、 グガ・ギグ、と 校庭を歩く君に 地面を掘らすだろう 中途であっても 構いはしない 用具は片して もし使ったんなら 493 名前:I m your mirror. [] 投稿日:03/07/30(水) 02 21 ID /M6wbHc5 鏡よ鏡 自作自演を繰り返すのは誰? 「それは私」と鏡が言った 鏡よ鏡 自作自演を繰り返すのは何のため? 「孤独で死にそうになるから」と鏡が言った 鏡よ鏡 自作自演を繰り返して何になるの? 「チャンプ。チャンプになったわ」と鏡が言った あなたは鏡 494 名前:おしらせ [] 投稿日:03/07/30(水) 11 33 ID AkenmI66 お題は「怪」。 このテーマで自由に詩を書いて投稿してください。 (注意!)名前欄には【詩のタイトル】を書いてくださいね! 投稿締め切りは !!本日!! 7月30日いっぱいまでです。 もちろん誰でも参加OK!です。お気軽にどうぞ! 495 名前:_ [sage] 投稿日:03/07/30(水) 11 56 ID z+38E6LH http //homepage.mac.com/hiroyuki44/ 496 名前:ナローバンド [sage] 投稿日:03/07/30(水) 12 05 ID eDSvKVNk 白いケーブルを引っ張る 熱いラバー 焼ける手 点滅する 赤から黄色 黄色から緑 緑からの浸水 紐を解かれたパンドラの脳髄 ズン ズン ズン とまた 夏の線でぼうっと網膜が焼ける 焼ける 脳髄をじっくり煮沸する 塩素が鼻に溜まっているから からだはこんなにも蒸すのだろうか 497 名前:現身 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 13 16 ID PMldsY0N 僕が意識を持ったときから 二ヶ月目 何か が 早いと感じた まだ何も出来ない そのうちプラグが・・・・ 不完全な僕は掻き落とされた 痛みが体を突き抜ける 母の泣き叫ぶ声 耳鳴りが止まない 白衣の大人達 僕を救い上げた 冷血に満ち溢れた瞳に 血塗れの右手の無い僕 が 写る そのまま 黒いビニール に 包まれた 498 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/30(水) 13 42 ID gMB8MS9F こ~んな、インチキスレッド、まだやってるよ。おいおい(笑 499 名前:このスレ・・・ [sage] 投稿日:03/07/30(水) 13 48 ID aoXiphFd 「自作自演の巣窟」というのは本当ですか・・。 500 名前:なんとなく大特価中(-.-) ◆HT.n.QZvmA [sage] 投稿日:03/07/30(水) 14 01 ID LPpVQzi6 「孤独がゆえ」 君は孤独かい? ああ 孤独なようだね 君は孤独かい? ああ 孤独じゃないかな 君は孤独かい? ああ 君は・・・・ 501 名前:_ [sage] 投稿日:03/07/30(水) 14 21 ID z+38E6LH http //homepage.mac.com/hiroyuki44/kaz04.html 502 名前:_ [sage] 投稿日:03/07/30(水) 14 22 ID z+38E6LH http //homepage.mac.com/hiroyuki44/ 503 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [sage] 投稿日:03/07/30(水) 14 27 ID A77LGJHp 459-460「先祖とかに捧げるfantasy」 リズムにしろ構成にしろめちゃ上手だなーって思う。 かなり書きなれた感じで、この辺り俺がいえる事は一つもないかな。 ただ「現実こそ怪」という落とし方、 或いは作品全体を流れるこの世界観に、俺は特に目新しいものを感じない。 493「I m your mirror」 怪と自作自演の結び付け方は面白い。いい目の付け所。 鏡との会話での展開もいいなー、けれどそこまで。 読後「あっそー」で終わってしまう。共感は無し。 504 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/30(水) 15 20 ID oWp6mMq6 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ☆ ★ 同人誌やパンフレットに、「クロスワードパズル」を載せませんか? ☆ ぐっと内容が充実しますよ。 ★ ☆ 世界にひとつだけ、オリジナルのクロスワードパズルをお作りします。 ★ 「速い、安い、上手い」 ☆ 短納期にも対応。最低3時間から! ★ クロスワードパズルのご注文はこちらまで。 ☆ (http //www1.bbiq.jp/hakobune/crossint.html) ★ その他、新聞、雑誌、ミニコミ誌、コンサート/劇等のプログラムに。 ☆ 社内報、学校新聞、その他定期刊行物に。 ★ イベントのアトラクションにも最適! ☆ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 505 名前:鴉 [] 投稿日:03/07/30(水) 17 57 ID dE0dxy3o ある日街に立っていたあのコに声をかけました 信じられない顔をしているのは口元だけでした 僕たちは互いの電燈のスイッチを交換仕合いました 彼女の並列な電流はいつのまにかバス停のてっぺんと結ばれて、急な曲線を描きビルの屋上付近まで伸びているようでした そして彼女の左目が消えているのに気づいたとき わたしにはそれが自分の右目なのだと 唐突に気づくことができたのでした それはけしてわたしの脳の言語領域から、脳梁の橋を渡る過程を経て、わたしの脳の九十八町目はずれ番地の郵便受けまで、運ばれてきたものではありませんでした * 女の子はにやりとわらいました ほっとしているようでした わたしも嬉しくなりました それは孤独な嬉しさでした わたしは僕のかなしみがひとつも解らないでいることを知っているのでした 哀しい顔をしていたねと女の口は言いました それはやはり過去型なのでした * その日は遅くまで街の明かりが白々と輝き続ける夜でした そこでわたしは怪物をみました あとにもけしてみたことのない不思議なおそろしい物の怪でした それは翼をひろげた長さが自動車一台ほどもあるカラスで それがぶわんと電線からとびたったとき いつまでもたわんだその黒い導線が 揺れつづけているのが忘れられない光景でした 折しも灰色のコンクリートの屋根の向こうに いつまでも赤い朝日が上ってくるのをためらうかのように 薄く薄く空の色が抜けてゆくころでした 506 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/30(水) 17 58 ID C2/4pCzj アダルトDVDが 最短でご注文いただいた翌日にお届け! http //www.dvd-exp.com 開店セール1枚 500円より 507 名前:袋 1/2 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 22 24 ID KTxW91ix バス停の薄あかり 白いギプスのひとを 花束みたいに抱いて 無理矢理めにキスして 籐椅子を積んだトラックで 霧の大橋方面へ それきり帰らない このまえ喫茶店で いっしょにパイ食べたばかりなのに 青い袋をすっぽりかぶった お父さんが 夜の窓から覗く さっき洗面所の 壜の百合が黙って倒れた ※ いつまでも帰らないから 家が崩れて 水曜の町が そこだけぽっかりと暗い 知ってて置いてきた 腕時計が ここにきても律儀に動いているなら それは古い家の 最後の鼓動だから 持ち出さないで良かった 瓦礫に押しつぶされた 夏草のそばを 男の子が3人 傘を持って通りかかって 空気の染みみたいな あげはをじっと見つめている 508 名前:袋 2/2 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 22 25 ID KTxW91ix ※ 花の咲いた砂利道のつきあたり 真っ暗な夜の畑に 煌々と浮かぶ喫茶店B ほんの少し袋をずらして 黒い口の穴に パイをどんどん放り込んで しずかに あとずさりする お父さん 今夜も時間ばかり気にして そういえば百合 つまんだのは夢の中だっけ 頭の芯に 壜の倒れる音 しびれた指先が まだ薄く匂っている 509 名前:家へ(1) [] 投稿日:03/07/30(水) 23 25 ID 3/y2C00T 旧料金所から 一歩入った途端に 気温が縮かまる いまでは無料のハイウェィの 真夜中は空気がきしきしと音を立てている 白い草が 闇のなかで揺れもせず 虫の音は 踏みつけてさえ止まらない 月光のみに照らされた 山の裾野を這う一本のアスファルトを 駆け続けているマラソンランナーの脚があるという 真夜中にオートバイで走ると 追いかけて現れるのだという 私はオートバイのセルモーターを回し 750ccのか弱い排気音で少しだけ空気をほぐした しかしまたすぐに きしきしと締めつけてくる 私は忘れてしまった 何を求めこれからこのあやかしの道を走るのか ひとつだけはっきりとしていることは ここを通らなければ 家族の待つ家には帰れないということだった 510 名前:家へ(2) [] 投稿日:03/07/30(水) 23 25 ID 3/y2C00T バックミラーを何度も窺いながら 140kmで時間を後ろへ追いやり続けた バックミラーに映るのは なんと静かについて来ることか青白いアスファルト その向こうから脚がやって来る気配がしている ブナの樹が薄白い 月光に見下されている 茂みの中から女がこちらを見た 谷底で身を起こした白い巨大なのっぺらぼう 乾いた路面から冷たい水が染み出して タイヤを凍りつかせようとまとわりついてくる タンデムシートに誰か乗っている 自分以外の体重をオートバイに感じる タンデムシートに誰か乗っている もうバックミラーは見ない 前へ 家へ 家へ なぜ 家でなければいけないのだろう 511 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/07/30(水) 23 26 ID r6bNyar4 461 459-460 んーと…。共感はできます。こんな現世を生きた後で、地獄 でほのぼのするのも悪くない。現世を網羅しすぎて踏み込みが浅い感じかなあ。 462 時間の暴走、そして消滅。やわらかくて上手さを感じますが、小道具 のインパクト(数字、写真、時計など)が足りない印象です。 464-465 悪魔の召喚儀式にも似た、無限の炎の揺らめき。迷宮を表現する には、文体の明るさが気になるところ。本の描写もほしかったです。 466 あれからずっと泣いているのかな。若干の郷愁を感じますが、世界に もう少しの膨らみがほしいと思いました。 467 最後の2行が、いいね。夏の夜、無意識の中の意識、って感じで。前半 は、いかにも正統派の「怪」って感じでしたが、ちょっとしたどんでん返し。 468-470 んー、熱にうなされた悪夢の「怪」かな。あまりこわくないけど。 夢の不整合さと世界の説明とのバランスは、どうだろうか。 512 名前:伯爵 ...1 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 23 32 ID 2Itfw/MD 真昼の刻印が にじんで消えて 夜になれば無音で鍵がひらく 冷めきらぬ大通りへとつづく石段 蒼い林の裏がわにある 公園へと おれは向かう 赤味がかった瞳のいろが 窮屈な血のながれを思わせる 暗がりの 無神経な若い女 止まった噴水のそばへ腰かけて 煙草を舐めている おれの恋人 情熱からはもっとも遠い おれの思惑に気づきもせずに 初めて出会ったその女は 明滅するように語る おれは何も答えようとはしない そのあかるさをすべてのみこむために 夜よりも暗い場所から おれは来たのだ 513 名前:伯爵 ...2 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 23 33 ID 2Itfw/MD 月が天心をささえる頃 女は手をひいておれを路地裏へ連れてゆく どうせキスでもするんだろう そのとき おれは初めて答えてやる 小さな悲鳴だけでも 世界のひとつならば終わる と 尖った歯列をすべらせ 肉と唾液 はじけ 左眼の やまないチック 夜明けはすぐそこまで来ている もうすでにおれは頭から溶けだし ギラギラの 全身 月に光り 514 名前:A DAY IN THE 8 LINKS 『1』 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 23 45 ID ZY2IuRyJ - 地震がおきて - ベランダ 日曜日の朝 おれは二日酔いで 裸のままバナナ型の椅子にもたれ 腰の付け根から太ももの上へと新聞紙を敷き 読めるわけもなく 体と瞼の上下運動 かぁ か~ぁ かぁかぁ 間の抜けたカラス鳴くみたく反芻していた その とき 仕事のない休日が 崩れた クズ レター 転げ落ちたおれの右手に きのう捨てたはずの 作りかけのプラモデル 左手には おととい郵便ポストに食べさせた 某テレビ番組への批判文 おいおいどうしてこんなものが? 青ざめた疑問符が日焼けの肌を漂白し 沸騰するゴキブリの腹部ふれたように (アチッ! 気持ち悪い!) さサさ___ __ッ 目視できぬ速度で それらを真横にあった大空へと放り投げ 人工芝に手ついて [人である L が小文字の l に変換されて] 立ち上がったら おれの腰まわりに新聞紙が スカートのように巻き 付いていた 対 凍て 板 515 名前:A DAY IN THE 8 LINKS 『2』 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 23 45 ID ZY2IuRyJ おれは女の子 もう おれ なんて使わないで あたしは可愛いの 切に感じてる 寒冷前線なんて纏ってない 恋のキューピッドよ だれかの片想いのタマゴ ヒヨコさんにしちゃうわ そんな使命を受けたあたし スカートの裏で春風はぐくみ 幾度もターンする d l b l d l b l d l b l d l b l 目も覚めたし 料理のためにキッチン行くと まな板から電話のベル 染み出ていた 恐る恐るそこへ耳あてると 何やら音声が 流れ出す 名が レダス 「レダス部長、おはようございます」 あたしの名前はそんなんだっけと 発作的に冷蔵庫からレタスつまみ その一枚一枚はがし 水洗いして 隠れてなかった上半身を埋め立てる 自ずと瞼下り 景色―――黒一色となり ひんやり心地 いい E 516 名前:A DAY IN THE 8 LINKS 『3』 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 23 46 ID ZY2IuRyJ 次に暖色を見たとき あたしはエンパイアステートビル 102階にある展望台にいた 遠くにいた男の子が じりじりとこちらへ歩みよってくる 真正面に来たかと思うと 「願いを叶えてほしい」 小さく漏らし あたしの乳首らへんのレタスを一枚もぎ取り パクッ! [食道である 二 が 三 となって] ひと息で落としてしまった すると この展望台へ繋がるエレベーターは開き ブロンドの女の子が 先ほどの男の子のもとへ泣きながら駆けよって きす 黄 酢 夕焼けがまぶしい $1000000(百万ドル)の夜景にはまだ早いけれど 高層ビル群の窓たちはこぞって銀貨を贈っていた すっぱい笑顔でお辞儀した男の子は あたしに緑色のペンライトを手渡して 彼女の吐息と触れ合いながら 下界めざして旅立っていった どうやら無事に使命を果たせたらしく あたしは水平方向にスカート捲れるくらい 一度だけおもいっきり跳ねた l 517 名前:A DAY IN THE 8 LINKS 『4』 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 23 47 ID ZY2IuRyJ 気がつけば ここにいるのはあたしだけで 床も天井もあたしのレタスも あるものぜんぶが 熟しているのか 出血しているのか 真っ赤 なんだか急に恐ろしくなって おうちへ帰ろう しかしエレベーターの下降ボタンを幾度おしても 開閉扉は黙っていた さっきまでは正常に作動していたはずなのに 薄気味わるい どうしてダメなの? 開かないよ 赤 ないよ 辺りは ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 黒く 黒く 塗り尽くされた 確認できるのは黒だけで ほかは何もわからない 518 名前:A DAY IN THE 8 LINKS 『5』 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 23 48 ID ZY2IuRyJ あたしは迷わず 男の子からもらったペンライト光らせて 探りを入れる すぐそこ―――10メートルぐらい先に建物らしき輪郭を発見した 足もとに注意を払いながら あたしはそちらへと進む けれど 幾ら歩いても一向にそちらへ近づく気配がない むしろ徐々に遠ざかっているようで 遠近感を喪失しそうだった ポ ツ ン ・ ポ ッ ン ・ ・ ・ ・ ・ ザ ┃ ┃ ┃ ┃ 519 名前:A DAY IN THE 8 LINKS 『6』 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 23 49 ID Kz+VlJKb ┃ ┃ ア 暴風雨だ! 光を四方八方に撒き散らし あたしは死に物狂いで駆ける 涎で白衣の黄ばんだオジサンに 全身を指圧されるてるみたい (最悪!) 一秒でも早く ペンライトの捉えたところへ入りたかった きゃっ! 転んでしまった ペンライトも手放してしまった 負けるもんですか! まだこれからよ! 大きく叫んだとき 下半身が必要以上に爽快だった 降りしきる雨の中 脆く光るそれを拾いに行き 何気なく下半身を照らし出してみる あたしはスカートを穿いていな かった 勝った ドス ン! 520 名前:A DAY IN THE 8 LINKS 『7』 [sage] 投稿日:03/07/30(水) 23 49 ID Kz+VlJKb どこか低い地点から落ちたような衝撃があった あたしはひざを抱えて座り込む とても濡れていたはずなのに 髪の毛は乾いていた 雨はもうない 明るい 室内 どこだろう? 鍋 コンロ 流し 皿 椅子 テーブル 米びつ 冷蔵庫 キッチンらしい その認識から遅れること数秒 あたしはここが 自分のおうちの見飽きたキッチンだと閃いた そして―――ここへ来る前のことを思い出した (スカートを穿いてない!) あきらめ半分で 下半身を見直してみると 女の子にあってはイケナイものが でらんと股の中央より伸びている ああああ あたしはおれだ やっぱり男の子だった どうやったって逃れられない 新聞紙のスカートで奴を追いやっても 水分ふくんだり風で切れたりで 消えてまたばっちり覗く おれはテキーラを呷り 裸のまま布団に潜った ふと 自分は男らしいなと思い 別に男の子でいることが嫌じゃないって 単に女の子になってみたいんだって 死んでたまるかって おれを戒めてみたら - 自信がおきて - 521 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/07/30(水) 23 51 ID r6bNyar4 471 「あたらしい日本の共産党宣言」。実は私も、「怪」のお題で真っ先 に思いついたのが共産党宣言でした。時代の流れの描写、もっとサッといって いいかも。 472-473 すべてを蹂躙するレミングの行進。背景描写とリズムは秀逸だと 思います。私はもちっと濃いめが好みですが。 474 フレーバーの嵐だね。「盲獣」せっかく面白くなりそうなところで、 CMと次回予告、って感じ。こっから本題が始まりそうなのにね。 475 「詩で遊ぼう」の精神にのっとって、好ましい。隠喩ばっかりですが 2ちゃんを表したのかな、鬼ごっこかな、祭の男女の秘め事かな。イマジン。 476 これ、はじめは、作品かと思ったよ。タイムリーでしたね。 522 名前:ようこそ [] 投稿日:03/07/30(水) 23 58 ID 0fZhkRPO 深い深い森に迷い込んだ 雷鳴が轟きはじめ 落花生がはじける音がする 僕と彼女はずぶ濡れになった 神経症の彼女は 脳味噌を浮き上がらせながら 怒り始めたので 僕はしかたなく 蜘蛛の城に携帯電話から電話をかけたのだった 「今日、2人そちらに泊まりたいのですが。」 「ぐらりささ」 電話を取ったのは執事の背虫男のようだ 「じゃぁ、あと5分もしないうちに、そちらに行く。」 そう言って電話を切った途端に 電話はキノコだらけになって煙を出しながら腐ったのだった 振り返ると 神経症の彼女がフクロウに羽交い絞めにされていて 夜がそれに加勢していたのだった 僕は、彼女の手をとり。 さぁ行こうと、雲と夜の間に浮かぶ蜘蛛の城を目指して ジャンプした。 空に飛んだとき 僕と神経症の彼女は蛙になって 月にフランクフルトとあわびを置いてきたのだった そうして、パラレルワールドにようこそと メイドが僕らを迎えて ひまわりが 紫色に咲き乱れたのだった 523 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/07/31(木) 00 08 ID 4h8qAbBj よろしいですか?〆切ますよ。 投稿期間は終了しました。 審査を開始します。 審査期間は8月2日いっぱいまで。 よろしくお願いします。 524 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/07/31(木) 00 20 ID pe/NNpRS 479-485 笙野頼子『レストレス・ドリーム』みたい。特に前半、マネ出来 ません。遊びもここまでいくと、口あんぐり、だねえ。この悪ノリ。 486-487 世界の描写、結構上手いです。女性の魅力的な描写をもっと書い てほしかった。「眼球ギラギラ」は、憎悪それとも欲望?わからんかった。 488 現実と彼岸とのトワイライト・ゾーン。ユーモラスでもあります。何 もない、何も言ってないところ、いいと思うか物足りないと感じるか。 489 レイアウトは、はかな気でいい。ことばも単純だけど、意外といい。 最後のシメが、しっくりいってない印象です。 490 うん。ウィットが効いてて、いい感じです。「木目を直角に曲がる」 だけが、ひっかかった。どういう意味だろう。 525 名前:一覧part1 [sage] 投稿日:03/07/31(木) 00 53 ID ctnr7svB 459-461 先祖とかに捧げるfantasy 462 カレンダー 464-465 スライド・エンド・ショップへようこそ 466 座敷童子の居た夜 467 夏の夜の夢 468-470 大トランポリン駅にて 471 沈黙 472-473 軍隊行進曲 474 滲み出す、溢れ出す 475 マツリごとだよおマツリだ 479-485 お堂 486-487 女怪 488 怪しいおじさん 489 ユウレイ 526 名前:一覧part2 [] 投稿日:03/07/31(木) 00 55 ID ctnr7svB 490 mirror 491 492 飛ぶと 493 I m your mirror. 496 ナローバンド 497 現身 500 なんとなく大特価中(-.-) 505 鴉 507-508 袋 509-510 家へ 512-513 伯爵 514-520 A DAY IN THE 8 LINKS 522 ようこそ 以上、27作品。 やっぱりもう夏ですね。 527 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/07/31(木) 03 33 ID Ts4maciz お題は「怪」。日常系の作品に特に目がいった。作者がどんな視界でこの世界を見ているのかが面白い。 【3点】 490「mirror」 んーむ、と唸って何度も読み返す。 つーかこれに似た経験を最近俺がよくしている。。 ちなみに俺は多分他の人程、この作品、作風を「雑」だと採らない。 めちゃめちゃ激しく推敲の余地はあるにしても、 それを越えて俺の脳や胸に響くものがこの作品にはあった。 468-470 「大トランポリン駅にて」 なんつー題名だよw 江戸川乱歩の少年探偵シリーズを思い出す、 「鉄塔王」とか「空気男」とか「パノラマ島」とかかなり変だよね。 この言葉の組換え作業は詩人の大切な仕事の一つだと俺は思っている。 彼氏と死刑、 主人公は必死なのに「ポンポン」なんつー音がしちゃうのはまさに日常の狂気だよね、 人間が勝手に自分の人生に対して描くストーリー性と、そんなものを簡単に超越したところに存在する適当な宇宙。 「怪」というよりも別のお題かなと思うところはあるけれど。 528 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/07/31(木) 03 34 ID Ts4maciz 【2点】 507-508「袋」 俺が小学生の頃に流行った、階段を降りていくバネの玩具みたいだって 読みながら思った。 崩れると思った瞬間に浮かび上がり連鎖する、 言葉。「夜の窓から覗く」ここ、もったいないなぁと思う。 【1点】 459-461 先祖とかに捧げるfantasy 464-465 スライド・エンド・ショップへようこそ 488「怪しいおじさん」 つげ義春的な日常の風景に潜む怪。 作者の力量の片鱗感じるが、ちょっとこれは急いで作った感じがするなぁ。 472-473 「軍隊行進曲」 492「飛ぶと」 題名が素晴らしい。 529 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/31(木) 23 22 ID AzEehsA2 ☆★おしらせ★☆ 審査期間に入っています。 審査員の方々は、好きな作品を何作でも自由に選び、 1~3点の間で評点してください。 530 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [sage] 投稿日:03/07/31(木) 23 35 ID HffO3Ayf はじめまして。今回、審査員の一人を勤めさせていただきます。 よろしくお願いします。 [3点] 464-465 ラスト一行でいきなりポエムするパワーがイイです。 無意味な物語=沈黙の物語を、沈黙より大きくはない叫びの、いわば前ふりとして 僕は読みました。が、ソノ部分も渇いた感じが、悪夢みたいで良いです。 468-470 サービス満点ですね。読ませるッす。「失恋」と「電車」と「死刑」ってのは、 どことなく賢治的ってゆーか、なんだか宇宙的で、もしかしたら僕らの底に、 この3つをめぐって何か深いものがあるのかもしれないですね。 以前、遠距離恋愛を終らせたばかりの人に、何も言葉をかけられなかったことを (忘れていたんですが)唐突に思い出して、僕はちょっとだけ、胸に痛みを覚え ました。それは僕の勝手で、作者の人生と何の関係もありませんが、他者に身体 反応を起こさせる文字列って、すごいナと思います。 472-473 この、ゴウゴウゴウは、とてつもなくカッコイイです。 ゲーム化した、でもやめらんない戦争って、無機的だけど「怪」しいし。 531 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/31(木) 23 36 ID icx/eZCi ★オナニー共和国です★ ★貴方の見たい娘がイッパイ(^0^)★無修正★クリック一発モロ画像★ http //endou.kir.jp/akira/linkvp.html 532 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [sage] 投稿日:03/07/31(木) 23 36 ID HffO3Ayf [2点] 471 491 私にはソノ趣味はないのですが、つい納得してしまいます。あやしい。 505 533 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [sage] 投稿日:03/07/31(木) 23 37 ID HffO3Ayf [1点] 459-461 462 466 507 534 名前:ボルカ ◆TcCutL/5sw [sage] 投稿日:03/07/31(木) 23 39 ID HffO3Ayf 以上、っす。 535 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/08/01(金) 00 17 ID hGnMBnMl >ボルカ氏 サンクス!! 一応、引継ぎ寸評しちゃう☆ 491 怪しいっつーには明るすぎてハッピーエンドだな。俺も混ぜろ! 492「飛ぶと」 うーん。なんじゃこりゃ。具体的なようでいてヒジョーに抽象的というか。 粗筋的というか。不条理パワーは感じるが、一言で済ますと「くるものがなかった」。 493 なるほど、それに当てはまる奴といえば一人しかいねぇよな。そう、俺。 俺一人にしかわかんねぇ内容の詩投稿されたって、それ私信みてぇなもんだろ。 今度はもっと不特定多数に向けて書いてくれや。 496 うーむ、ナローバンド。。。ブロードバンドの逆。あるいはそのまま狭いバンド。 あるいはぎゅーと引っ張るからナローになっちまった紐。すまん。タイトルに気ぃ取られすぎる! 497 なんかクイズみてぇだな。「さて、この【僕】とは一体、何でしょう?」みたいな。 それにしちゃ4、5行目がホラーテイストすぎるか。語る【僕】の位置が不明すぎるんだよな。。。 500 ハウ・メニ・いい孤独!☆ 536 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/08/01(金) 01 03 ID RnQHd5hN 505 印象的。前2連と最終連の間に繋がりがまったく見えねぇようだけど、 なんだか繋がっちまう不思議、つーか怪。糞長い行があるけどそこでぎゅーんと トリップするような効果があるから気にしない。 507-508 真ん中以外はえらく時間が早いな。。。ついて行けん。。。 つーか、早い時間を追うためにはゆっくり読まないといけないんだな。また後で相手してやる。 509-510 文が小説だよな。小説で書け。それも最後まで、な。 512-513 クラシカルなドラキュラっぽいな。結構フツーかも。 ラストが俺のバカ脳にはわからんかった。左眼のやまないチック? ギラギラ? 514-520 。。。。。。。。。。。。。。。。。よく頑張った。力作だ。途中で何回かくすっとか笑った。 糞長いが小説としての構成は申し分なしだ。言葉遊びもダジャレレベルは超えている。 いや、すげぇよ、お前。才能認める。厚みもあるし、あぁ、あと何言おうかな。以下、略!!! 522 爆笑した。作者の本意かどうかしらんが、ヘタウマ・ギャグとして素晴らしい!! 「落花生」でひっかかった意識が、どんどんもみくちゃにされて、ついには 原色絵の具でギトギトに描いたメルヘン・アートの中へ強引に飛ばされた気分だった。ありがとう! 537 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/08/01(金) 01 07 ID 6GGlZeWU そういえば明日、心に残るMyBestGAMEの応募日だったな。 お前らも投票に来るように!! 簡単に言うと、2ちゃんねらーでPCゲーを作ろうという企画だ 自分の思うストーリーやキャラクター名タイトルコンセプトなど何でもいいから書いてくれ 尚キャラクター名は書いてくれた人全員の案が取り入れられるぞ! 詳細はここ http //game2.2ch.net/test/read.cgi/game/1059577730/138 538 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/08/01(金) 01 07 ID x9lBDg7y 可愛いでしょ♪ http //angely.h.fc2.com/page006.html 539 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/08/01(金) 01 55 ID MQQpVmB5 審査員が自
https://w.atwiki.jp/murago/pages/128.html
方臘征伐戦-K “烏竜嶺掃討戦” ステージ構成・・・方臘征伐戦-I の烏竜嶺関所周辺部分のみの小マップ 梁山泊軍:★関勝 ●花栄 ●秦明 ●朱仝(烏竜嶺関所裏側の麓から) ●王稟-呂方、郭盛(イベント1後、烏竜嶺関所正面の麓から) ●趙譚-裴宣、蒋敬、杜興(イベント1後、烏竜嶺関所正面の麓から) ●劉光世-蔡福、蔡慶、郁保四(イベント1後、烏竜嶺関所正面の麓から) ●李俊-童威、童猛 ●阮小五-阮小七(マップ右方の長江上から) 方臘軍 :★石宝-豪傑×3(烏竜嶺関所の内部から) ●白欽-精鋭兵長×3(烏竜嶺関所裏側の麓から) ●景徳-精鋭兵長×3(烏竜嶺関所正面から) ●成貴-川賊×3 ●テキ源-川賊×3(マップ右方の長江上から) ●喬正-川賊×3 ●謝福-川賊×3(マップ右方の長江上から) ●工作兵長×2(イベント2後、烏竜嶺の裏表の山上に一部隊ずつ) イベント・・・1:挟撃-戦闘開始から5分後、もしくは白欽の配下部隊が全滅すると 退却の銅鑼が鳴り、烏竜嶺関所裏側にいる方臘軍の全兵士が 関所内に戻っていく。烏竜嶺関所正面の麓から梁山泊軍の部隊が登場 方臘軍の全部隊士気が低下、梁山泊軍の士気上昇 2:落石-景徳の部隊が撃破されると、山上から落石が始まる 当たると大ダメージ。工作兵長を撃破すると停止する 3:圧殺-イベント2後、4分以内に山上表側の工作兵長を撃破しないと 落石によって郭盛が押し潰されて死んでしまう。梁山泊軍士気低下。 4:墜死-イベント1と2後、白欽と呂方が山上で接触して五分後 戦いが白熱し過ぎ、両者が山上から墜落死してしまう 呂方と白欽の部隊が消滅。 5:無双-梁山泊軍側でNPC石宝が100人斬り、もしくは方臘軍側で プレイヤー石宝が1000人斬りを達成すると 石宝の奮闘振りに梁山泊軍の兵士が恐慌状態に陥る 梁山泊軍の士気大幅低下。方臘軍の士気大幅上昇 6:豪傑の最後-石宝以外の方臘軍所属部隊と兵士が全滅すると 自分は誰にも殺られんと言い残し、石宝が自決する。 勝利条件・・・梁山泊軍:烏竜嶺関所の制圧 方臘軍:敵部隊の全滅 敗北条件・・・梁山泊軍:味方部隊の全滅 方臘軍:烏竜嶺関所の陥落
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/322.html
前へ ← 1 2 3 作品 ■▲▼ 雪。 ひとかけらの ゆきが ぢめんに おちて とけて きえる。 ひとかけらの ことばも だれにも とどかず きえる。 それでも なにかを つたえたい と おもう わたしたち の 吐き気を催す傲慢。 32 名前:雪。 [sage] 投稿日:04/11/11(木) 23 22 45 ID 68EYxd8D 【コメント】 54 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/14(日) 22 16 39 ID OAL8bwgz 1点 32 :雪。 :04/11/11 23 22 45 ID 68EYxd8D これもちょっと、最後の一行にたどり着け得ない。言葉の精査・取捨必要?…かなぁ 58 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 57 ID Mm9CUuI2 32 世界の構築としては正しい。最終行のイタみは確実に伝わっているよ。 ただなあ、雪が消えてくモチーフつーのは、使い古されてないかな。別のモチ ーフを試してみたかった。 60 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/16(火) 00 44 07 ID z/PG4xKk 32 雪。 以前、私が「詩人は言葉に敏感」と書いたところ、すかさず、「詩人はむしろ言葉に鈍感、とくに こういう場所で詩をさらしている人は」と反論を受けたことがあります。そのとき、 自身の「吐き気を催す傲慢」に気づかされて、恥ずかしく思いました。改めてレバーに 重いパンチをもらったように感じます。~~~あー痛ェ。 954 名前:リーフレイン [] 投稿日:04/11/16(火) 19 55 43 ID YM0VND/H 本スレ32 雪。 若さだなあ。と思ってしまいました。 自己表現の裏にある傲慢さにたいする自己嫌悪。 971 名前:S [sage] 投稿日:04/11/19(金) 03 52 21 ID jG33IjoH …解説、書かんとあかんの? 「雪。」書きました。 テーマは 「安易に批評をしたがる奴をぶん殴る」です。 まぁ、ほとんど空振りに終わったみたいですが。 二度と来るな!って?やだよ。 【得点】 2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ たとえ1つ 1つだけ 1度だけ それは逃げの言葉 たとえ一度でも やったことにはかわらない たった一つでも それであることには変わらない どれも同じ価値があり それはそれであることに変わりない たとえ異なってても 生きていることにちがいはない 34 名前:たとえ1つ [sage] 投稿日:04/11/12(金) 19 39 04 ID g4olqnyq 【コメント】 58 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 57 ID Mm9CUuI2 34 これも真理を述べたつもりの詩だね。もう何も言う気がおきん。似たよ うな詩の評を参考にしてくだされ。 954 名前:リーフレイン [] 投稿日:04/11/16(火) 19 55 43 ID YM0VND/H 本スレ34 たとえ一つ 伝えたい概念が、整理されてない。 一度だけという言い訳への嫌悪。 一度の意味する絶対性。 一度がもたらす価値の同一性 一度がなした表象が異なっていたとしても、 その一度をもたらした生命の生命としての尊厳。 それぞれの概念と概念へのジャンプへの用意が不親切。 とくに最後のジャンプは、”同” ー> ”異”を前提として成されるので、不親切。 ■▲▼ あまり正しくない詩講座 その乙/「三単現」の使い方 ※はじめに この詩は、「正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方」の返答詩の ようなものとして制作されています。 よって「正しい日本語講座…」の作者には、感謝とそれから一応お詫び申し上げます。 ──誰かが「世界」を構築する あなたが向こうの扉を開けて入ってきた部屋は 彼が夢に見ていたさっきの空 遠からず戻らなければいけないことを その鳥たちが次々に飛び立つ中で まるで挨拶に織り交ぜて話そうとするかのように 帽子のない昔の人々を見下ろして 閉じ込めた空気が沈んで足にまとわりつく 音のしない壁にもたれかかって かかとを地面に何回か打ち付けるあなたの言葉より ただ下を見ると彼はそこにいて 手の動きに集中しているかのごとく 夕焼けの色をしたその身体の色がいつも 公園の隅に放り投げられたボールの 目をつぶるたびに思い出される 歩き続けるだけの時間なのだ それでも気づくことがあって それでも思い出されるのが 世界という構造物の中において あ もう一度も繰り返しの出来ない あなたが彼と同一であり ああ 彼とあなたは表裏一体である 世界が 彼はあなた だからそれが世界なのだ わたしと言う ──「世界」は次々と解釈される そのようなあなたが呼んでいた わたしは勝手にペンを持ち始め 風景の中に取り込まれるように 用意された紙の上に文字を並べる 踊りながら誰かが歩いた道を なぞり書きした跡もないこの紙で 言葉で敷き詰めていく 物語を構築していく上で あなたが二人称である所以を わたしが一人称である便利さが 次々と駆逐していけば なぞらなくても良かったはずの 紙の上で目をつぶって わたしを想像するだけ そんな「あなた」がわたしで そんな「わたし」はあなた 「あなた」は「わたし」 だからゆえに世界は1つしか存在しないのだ ところが わたしは時々この文章の中で いきなり意味不明な文字列の中 放り投げられた円盤のように ふわふわと頼りない存在だ 時には視点を勝手に移されたり 見えないものが見えてしまったり 挙句の果てにはどっかに引っ張られて 物理法則を無視して生活できたりする もしくは外から見える全ての視線の真ん中で テクストが勝手に読まれるように 誰でもない「わたし」が全ての人種ごとに存在して 好き勝手に視覚と想像の中で動かされているのだ 「わたし」はどこでも「わたし」ではない ちょうどこの位置まで引っ張られてきたように ──ゆえに「世界」は事象から分裂する 向こうの扉の陰で「彼」がオギャーと泣き声をあげる 35 名前:あまり正しくない詩講座 その乙/「三単現」の使い方(1) [sage] 投稿日:04/11/13(土) 00 30 13 ID doEDV/c6 36 名前:あまり正しくない詩講座 その乙/「三単現」の使い方(2) [sage] 投稿日:04/11/13(土) 00 31 30 ID doEDV/c6 37 名前:あまり正しくない詩講座 その乙/「三単現」の使い方(3) [sage] 投稿日:04/11/13(土) 00 32 17 ID doEDV/c6 38 名前:あまり正しくない詩講座 その乙/「三単現」の使い方(4) [sage] 投稿日:04/11/13(土) 00 32 59 ID doEDV/c6 【コメント】 58 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 57 ID Mm9CUuI2 35-38 人称の変化のグラデーション、組み合わさっていったり、ことばを絵 画的に視せる技術があるよね。一人称と二人称が同一になった時点で、卵のよ うに三人称がポンと飛び出るんだけど、この詩ではそれが正しいのか正しくな いのかさえ分んない。何にしてもこのタイトルはよくなかった。 59 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 22 00 38 ID Mm9CUuI2 1点 35-38 『あまり正しくない詩講座 その乙/「三単現」の使い方』 人称を変化させることでことばの色遣いが変っていく、美しいグラデーション。 61 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/16(火) 01 15 27 ID z/PG4xKk 20 22 正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方 35-38 正しくない日本語講座 その乙/「三単元」の使い方 「正しい日本語―」は作者の自我と他者の自我の間の永遠に埋まることのない引き裂かれた分裂状態を 表す詩、なら、「正しくない―」は自他の統合、圧殺された他者の自我の復権を宣言する詩、といっていいだろう。 それは(4)ではっきり表明される。作者の自我は作者の身体の中に既にない。作者の詩の 中に転移してしまっている。もっと言うなら、パソコンの画面上に浮遊している。 「詩的リアリティーを生きる」とは、まさに作者のこの姿勢そのものだ。 955 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/16(火) 20 20 16 ID YM0VND/H 本スレ35 :あまり正しくない詩講座 その乙/「三単現」の使い方 これは面白い。いやあ、面白いですーーー。 人称の区別というのは、テクストを作るとき、すごく重要なんですよね。。 彼と書かれた事象と、あえて、主語をのぞいているけれども、1人称による 2人称表記の事象が少しづつ近づいて、合一する。 (”あ ああ 世界がわたし という”というため息が凄く魅力的です。) そして、テクストは成長を続け、彼が私の思惟を離れて動きはじめる。 個人的に、”私”しか視点のない小説は大嫌いなんです。(ズルイ作家は、 彼に”彼女”である私を語らせたりするんですが、それもやはり、私語り でしかないですよね。)この作者さんは、いい小説かけますね、きっと。 【得点】 3点 かのプすさん代理:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点 ■▲▼ 海の向うに忽然と現れた 海の向うに忽然と現れた数字の1は 大方の予想どおり何もしないまま これまた忽然と消えてしまった いや正確には そうであってほしいと誰もが願った パターン化した現象ではあるが地元住民の反応は冷静だった 蜃気楼やら不審船やら原発やら 今まで不思議なものをイヤというほど 視させられていたのだ 無理はない おカミがなんとかしてくれるべぇ という形骸化した情感は根強く残っていた 判で押したようであるが海岸に見物客がどっとおし寄せた 1まんじゅうと1もなかは売れ行き好調であった 高潮に危うくさらわれそうになったずぶ濡れの若夫婦が 「責任をとれ」とテレビカメラに食ってかかった これまた容易に想像できることであるが 街の安アパートに住む数字の1には誰も注意を払わなかった 「おとなしくて挨拶をかわす程度でした 何の仕事をしてるのかよく分りませんでした」 さらにはいささか予定調和的ではあるが 1には手も脚もないんだから 1に何かさせようとしてもやっぱり何も出来ないのである ゴジラのテーマでも流しておいたら それらしく意味ありげに終らせることもできるだろうか。 39 名前:海の向うに忽然と現れた [] 投稿日:04/11/13(土) 09 42 46 ID +yXNUlRS 【コメント】 58 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 57 ID Mm9CUuI2 39 うーん、この1には何の意味もないんだろうなあ。安アパートの1には、 ちっとは意味がありそうだけど、無意味の1を貫いてほしかった感はあるね。 ゴジラのテーマは興ざめだったかも。 955 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/16(火) 20 20 16 ID YM0VND/H 本スレ39 :海の向うに忽然と現れた ムーミンの、にょろにょろを思い出した人は私だけではないんじゃないでしょうか? 面白いです。なんか、ショートショートの一品を読む気分でした。 安アパートに住む1はもしかして作者の暗喩かもしれません。 (あるいは、ニートさんたちの暗喩) 本質的にエトランゼであり、かつ、無為に過ごす人間。 ある種の社会風刺だなと思います。 979 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:04/11/21(日) 12 40 56 ID ruR1Ye9n 規制からやっと外れたよ…。 みなさん乙&オメでした。『海の向うに忽然と現れた』を書きました。 リーフレインさん、ご評価ありがとうございました。自分の評だけかなと寂し く思ってたところだったんで、えらい嬉しかったです。 今回は書きなぐりに近いんで、何も言うことがないなあ。自評どおり、無意味 な1を追求しなくちゃいけなかったね。 ■▲▼ 詩人の唄 ひとつになりたいと 人は何度唄っただろう どんなに 寄り添って願っても 叶わない ひとつにはなれない けれど ひとつをつくることが できるから とても大切で 小さな いのち 違うものを愛する理由 愛するものが生まれる理由 ひとつになれないけれど 僕は唄うよ ふたつがつくった ひとつの いのち 守るために 40 名前:詩人の唄 [] 投稿日:04/11/13(土) 12 35 10 ID s/aQ52zF 【コメント】 58 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 57 ID Mm9CUuI2 40 この詩はいわゆる「子どもファシズム」から脱却していませんな。子供 や子孫のためなら何を言ってもよい、みたいな。もちっと何かほしかったね。 955 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/16(火) 20 20 16 ID YM0VND/H 本スレ40 詩人の唄 これも一種の恋愛詩、かつ、生命賛歌ですね。 大事な大事な心があふれてくるような温かい詩です。 965 名前:山田(さんた) ◆jipx.wAXvs [] 投稿日:04/11/18(木) 19 27 03 ID bHoM1vMe 「詩人の唄」書きました~。 周りの友達が出産ラッシュだったんですが、、 さっぱり子供育てたい願望が自分には無くて、 何で子供産むんだろうな~と考えた詩です。 ちょっと、理想論すぎたかな。 コメント下さった、かのプすさん、リーフレインさん ありがとうございました。 読んで下さってコメントもらえるのが嬉しいの。 あと、恩返しのときの「老人と猫」に コメント下さった方々、点数下さったななほしさんも ありがとうございました。 あれは彼女が猫に生まれ変わって、 再会したときに猫が彼女に戻ったつもりです。 メルヘン詩人になろうかな…w ■▲▼ 海峡 てふてふが一匹大胆海峡を渡って行った え、あそこ渡ってきたの? 大胆だなあ、 ていうぐらい大胆な海峡が、 あるんです、0と1の間に。 ひらひらふらふら 因果の風に流されて 海峡を渡るてふてふの ひらりふらりのゆらぎが 幾無限に反響し、やがて 海峡に湧く確率の雲に粗密を生じ、 その固有共鳴を日本語に訳すとこうだ、 光あれ。 オーケイ、始めよう。(月曜日。 まずは土と水、(始まる一週間、 ベンチを置く地面と(現るとんちんかん、 ボートを浮かべる池。(いわゆる日朝間、 まわりには花。(パラレル夏みかん、 <火曜日。 見上げれば星。(めくるめく脱力感、 <人類最後のひとりから、 ¥水曜日。 空には拡がる翼。(まるまる総スカン、 <新しい最初のひとりへ。 ¥さん、にい、いち、どん、 $木曜日。 地上にはぷにぷにの肉球。(まったくもうあかん、 <結局ぼくらは、 ¥いちにのさーんの $詩人の発した *金曜日。 そして、ぼくときみ。(バイトにゃもう行かん。 <この惑星で0に戻る。 ¥しのにのご、 $言葉が *すきま女って #土曜日。 最後にやすらぎを。(ダメ? 起きろ? <ぼくらのいなくなる理由は、 ¥しのにの $詩なんですね、 *聞いたこと #いま、梁山泊見てきたけど ベンチに並んで座る(イエス、おけ。 <どうしたことか、よく分からない。 ¥しのにの $先輩。 *ありますか? #飲み屋で姉ちゃんに送る散文 ぼくときみの間に(却下? うりゃ? <巨大隕石の衝突、 ¥しのにのご、 $すると、 *ちょっと昔の #あれ、かっこいいな。 やすらぎを置こう。(なにすんの、 <エイリアンの襲来、 ¥ハイ! $ぼくの言葉は *怪談なんですけど、 #おまけにめちゃはやい投稿。 うん、完璧、フォーエバー。(いやん、 <ゾンビウイルス、 ¥ $何になるんでしょうか。 *あれは #なんなんですかね、 (ほんきに <人工知能の叛乱、 ¥ワン、ツー、さん、し、 $言い訳でしょうか。 *たしか、 #ここのひとたちって。 のはずが、(なるから、あ。 <ぼくらはすべての敵に勝利した。 ¥イチニノサーンノ $なにをこんなに *桜金造。 #それで、 あれ、パンツはくの?(って、もう <もうなかろうと思っていた ¥シノニノゴ、 $ずらずらと *うん、で、 #思いつきを勢いで もうしないの?(知らんよ? <全面核戦争が起こった時も、 ¥シノニノ $書き並べているのでしょう。 *見たんです。 #書きました 将来が不安?(暴走トーマス号、出発、 <ぼくらは生き延びた。 ¥シノニノ $いったい *バイト帰りの深夜 #みたいなこと言うでしょう? でも、そんな不安な将来を(ポーッ! <遺伝から寿命を取り除き、 ¥シノニノゴ、 $どうしたことでしょう。 *アパート #くやしー、 愛の力で乗り切っていこうというのが(うひひ、 <脳を ¥イエス! $あ、と言って生まれ、 *かびくさいエレベーター #ジェラシー、 人生の主旨ではないでしょうか。(ういやつじゃ、 <記憶ごと ¥ $うん、と言って死ぬ。 *乗り込み、 #チェルシー、あなたにもわけてあげたい。 働いて欲しい?(これこれ逃げるでない、<培養し、ぼくらは ¥バンボバボバボ、 $毎日、ちょっとずつ *扉が両側から #えーと、で、おれはなに? えっと、働いてますが。(あら、あらら、 <いくらでも好きな身体に ¥バンボバン、 $手に入らなくて、 *閉まる寸前、 #これ? 働いてますよ。(そんなとこ、 <記憶を引き継ぎながら ¥いっちにのさんのっ $毎日、ちょっとずつ *女。 #これ、読めないでしょう? 月収16万。(噛まれたら、 <アップグレードした。 ¥しのにのごっ、 $後悔して、 *向こうに立って #企画倒れ? 言ってみてきついかなと思ったけどさ。(堪忍、 <ぼくらは恋のために ¥しのにのー $そんなあうんの *いたんじゃなくて #限界? あ、厚生年金ね。それはないよね。(堪忍しとくなはれどすえ。 <決闘し、 ¥しのにのー $生涯最高の言葉の間に吹く *扉の間に。 #こういうときはあれだ、 年金も共済もなしには働いているうちに入らん、と。(うひゃほーい、 <ぼくらの ¥しのにのーご、 $すきま風を少しでもぬるめようと *ちょっと #虎の威を借るのだ。 そういえば、お父さん、大きな会社の管理職だっけ。(しゅっぽ、 <尽きない生は情熱の芸術だった。 ¥あちょー。 $こんなものを *どきどきして #381 :GON ◆rOo2fYBBKk ボーナスもどーん、と。年末はけっこう贅沢な食事とか。(しゅっぽ、 <勇気ある種族として ¥ $書いているんでしょう。 *で、 #すごい詩にもなる可能性 そういう父の背中と比べられてもちょっと。(しゅっぽっぽー、 <オリオンベルトの元老院に迎えられた。 ¥いっちょめ、 $便秘ぎみ、 *エレベーター到着。 #384 :園川 ◆nWfXpQxHHM 恐縮です。いや、(爆走機関車トーマス号、額の青筋トーマス号、 <白鳥座のブラックホールから侵入してきた ¥いっちょめ、 $トイレに *扉開き始める。 #語り口が世界観 その日暮しというほどじゃないですよね。それでも。(どですかでーん、 <異次元の触手から銀河を救った。 ¥わーお、 $座ってるときに *女。 #392 :Canopus ◆DYj1h.j3e. つーか、おれってば性格がちょっとクリエイティブ?(どですかでーん、 <一方でぼくらは陰謀も得意で、 ¥いっちょめ、 $思いつく *扉開く。 #なんだかそれっぽく だから会社勤めは性に合わないっていうか。(命しらずのトーマス号、、 <革命を叫ぶ夏を宇宙にでっちあげ、 ¥わーお。 $そんな言葉、 *女。 #506 :MUJINA ◆iXws.WGCLY いっかいうちに帰る?(ぶいぶい言わすトーマス号、 <ぼくらの帝国は銀河を堂々と行進し、 ¥ふ。 $大好きです。 *目の前、全面、 #好き勝手ワンマンショー そう。メールくれる?(なかば伝説、トーマス号、 <ぼくらは宇宙の温度を1度熱くした。 ¥ $幸せって後悔を忘れてる *長方形の女。 #374 :イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 わからない? そう。(愛を叫ぶトーマス号、 <それらの日々も遠くなり、¥一本背負い。わーお、 $ときのことなんですね。先輩。 *でかすぎ。 #ちょっとムカッと だ・れ・で・す・か? (愛されたいと願う、 <∞から1を無限回引いてやがて ¥いっちょめ! $始まりのあ、終わりのうん、 *おまけに出られない。 #521 :しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o 彼女に入れ知恵したやつは。 (じつは楽したいだけの、 <0になるようにぼくらは、 ¥ふ、ふふ。 $生涯最高の言葉に *閉ボタン。 #好きです。 えと、あの、(コンビニで飼われる、 <始まりの1がいたこの惑星で0に戻る。 ¥ぐふふ。 $挟まれた *女。 #398 :Alnite ◆m3UVuKrnck 待ってる、永遠の愛を誓う、(逃げても、 <終わりの1から始まりの1へ。 ¥げへへへへ。 $ぼくの言葉は、 *開ボタン。 #聞かれたらそうでもないと そしてその間に世界が沈没して (逃げなくても、 <ぼくらは楽しんだと思う。 ¥さ、 $ぼくなりの、 *女。 #599 :ななほし ◆lYiSp4aok. みんなが後悔すればいいな。(生きてはいけるトーマス号。 <さよなら。 ¥寝よ。 $おすそわけです。 *どけよ、ばか。 #光ってる言葉 ( < ¥ $ * # てふてふが海峡を渡って行った。 42 名前:海峡 1 [sage] 投稿日:04/11/13(土) 17 15 46 ID gDC1VJoy 43 名前:海峡 2 [sage] 投稿日:04/11/13(土) 17 16 38 ID gDC1VJoy 44 名前:海峡 3 [sage] 投稿日:04/11/13(土) 17 17 56 ID gDC1VJoy 45 名前:海峡 4 [sage] 投稿日:04/11/13(土) 17 19 26 ID gDC1VJoy 46 名前:海峡 5 [sage] 投稿日:04/11/13(土) 17 20 07 ID gDC1VJoy 47 名前:海峡 おわり [sage] 投稿日:04/11/13(土) 17 21 17 ID gDC1VJoy 【コメント】 58 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 57 ID Mm9CUuI2 42-47 作者に一言いっときたいのは、さまざまなアイディアをひとつにまと めることは、詩ならば可能である、ということ。すごく読みにくかった。あと パロディにもいろいろあるけど、1行めのアレはちょっとナニだったね。 60 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/16(火) 00 44 07 ID z/PG4xKk 42-47 海峡 パロディについて、ちょっと解説。 「てふてふが一匹大胆海峡を渡っていった」は安西冬衛の短詩『春』の 「てふてふが一匹間宮海峡を渡っていった」をパロってます。で、間宮海峡は 古来、「ダッタン(漢字が出ない)海峡」と呼ばれており、「大胆」は「ダッタン」 のもじり。 61 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/16(火) 01 15 27 ID z/PG4xKk 海峡の寸評、続き 0と1の間に大胆な海峡がある――うん、このテーゼはなかなかいいぞ。非在から存在、 無から有への位相転換、と勝手に解釈してみた。さて、詩の内容がそれに叶っているか。 残念ながら、内容はぜんぜん沿っておらんぞー。と、勝手に怒ってみる。ちょっとこの手の 饒舌体にはそろそろ食傷気味。口八丁、手八丁。作者の才能には惚れこんどりますが、今回は お題を生かしきれていない、ということで、加点せず、の評価です。あしからず。 956 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/16(火) 20 21 01 ID YM0VND/H 本スレ 42~ 海峡 面白い。 実行ファイルをテキスト表示して読んでるような気がした。 だけど、読むのが辛い。ここが難点だね。 964 名前:ゼッケン ◆DgT0G2eW4I [sage] 投稿日:04/11/18(木) 17 29 10 ID u5D94bh5 海峡です。 なんのいやがらせかというぐらい読みにくくてごめんなさい。 それでも読んでくれたみなさんに感謝かつ平身低頭、 これからも姑息な手段で真心をお届けする。 で、名前つけました。 もうしばらくここで遊んだり勉強したりさせてください。 では。 968 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/11/18(木) 23 13 24 ID a61gU9pQ 単純に視覚性から「あまり正しくない詩講座~」と「海峡」 が目に付きました。特に「海峡」が気になりました。読めなかったからです。 この詩は読みにくい。でも詩の方では「この人には読まれにくい」と思っているかもしれません。 海峡をてふてふが渡る。 海峡をてふてふが渡った。 この2行の間に横たわる非在の海を横断する。その果敢な試みは、大枠としては完璧に遂行されました。 寸断されシャッフルされた断片的言辞の嵐。その中に道しるべの様に各行の1文目が文脈を保存し屈起している。 読み手を導くてふてふの航跡なのかそれとも羽ばたきにざわめく海に彼が残した航路なのか、 ともかく読み手はそれに沿って混沌の海を泳ぎきる。読了後、目の前の錯乱した詩行が燐粉に輝く海として屹立します。 読めない、あるいは読みにくいとは何なのか? 根本的にはそれが未知の言語体験であるからなのではないでしょうか。 詩人の主観の袋小路に追い詰められ他者へ開かれる回路を奪われる、 現代詩にはそういう側面があるのかもしれません。でも未知故の了解不能という面もあると思います。 「海峡」は非在の海の横断という概要を冒頭で丁寧に述べ、航海開始の合図も終了の合図も明確です。 海に出れば、保たれた文脈(航路)が行頭にあって、それにつづいて解体された文脈(非在の海)があるという構造になっている。 行を進むに連れて非在の海は狂おしく広がり行く。 少なくともこれらの点は客観的に読み取れる、つまり開かれた回路を通過しています。 そしてそれだけ分ればこの詩を理解するのにさしあたって不都合ありません。 969 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/11/18(木) 23 13 46 ID a61gU9pQ この作品が読みにくい理由は明確です。それは我々が、読めない所を読もうとするからです。 意味として追うのべきなのは文脈として保存されている >まずは土と水、ベンチを置く地面とボートを浮かべる池。まわりには花。 ・ ・ ・ >えと、あの、待ってる、永遠の愛を誓う、そしてその間に世界が沈没してみんなが後悔すればいいな。 この箇所さえ拾っていければ後は読まなくていいのです。読めないように書いてあるからです。 読まないとは解体された文脈を復元しようとしないということです。読者は韻律・語彙・文字にかなり意識的な、仮構された混沌の、 整調された錯乱のリズムにただ身を任せればいいのです。それが分ればこの作品は実はかなり読みやすい作品だということが分るはずです。 ただ、それでも全ての文字を追うのは困難かもしれない。文量が苦にならないほどの心地よさには足りてないかもしれません。その場合は目で眺めるだけでもいいのです。 とにかくこの作品が読みにくいのは作者が不親切だからではなく、読み手が余計なお世話を焼いているからなのではと思います。 これが未知故の了解不能という言葉で僕の考えていることです。我々は普通文章の意味を読みます。 その慣習が枷となり、我々は語彙・文字・複雑化した韻律等の言葉の総合的音楽性に 今のところ戸惑ってばかりいるのではないでしょうか。 973 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/11/19(金) 09 37 43 ID YwqSP+Po 968-969 大変アホなことを書いてしまいました。 「海峡」はは( < ¥ $ * #がそれぞれ火、水、木・・・と対応してるんですね。 気づきませんでした。以下のように訂正します。 「各行1文目が蝶の航跡になっており読み手はそれを頼りに読み進む」 ではなく「横書きの詩行を縦断する記号群=蝶の航跡。読み手はそれを眺めるように辿って行く」 細かくみればもっと訂正しなきゃならないところはありますが、 意味だけに捉われないというテーゼと、「海峡」は読みにくい作品ではないという見解には変更ありません。 明確なポカがでてしまいました。審査員での参加は細々と続けますが、 もうあんまり偉そうなこと書きません。作者さんにもすいませんでした。・・・ 974 名前:ゼッケン ◆DgT0G2eW4I [sage] 投稿日:04/11/19(金) 11 17 59 ID M34Zs4Xm 972 はい。いま、ゼッケン全集が出たら、 習性、硬直、固有値、海峡が収録されます(調子にのってる)。 とはいったものの、そう念を押されるとなんか心細くなるのはどうしたものか。 ひょっとして、触発された作品を自分のものだと思い込んでるだけなのか、 いやいや、テキストファイル残ってるし、おれが書いたんだよ、コピペじゃないの? 更新日時は投稿前のだから、やっぱおれが書いた、でもそんなのいじれるじゃん、 うお、証拠がない。なんて、 軽く狭間を体験してただいま生還いたしました。これって若年性のなにかの症状ですか? ついに私の作品にも園川解説特別編がつきました。これ、記念にします。 それよりも、 973 もうあんまり偉そうなこと書きません。 って、偉そうなこと書いている自覚があったんだー、と驚いてみせる。 因果な商売ですね、審査員って。 そんな園川さんに逆3点。 ■▲▼ ぽとんと落ちた ぽとんと落ちた ひとつの言葉 誰も聞かない 誰も答えない 枯葉一枚動かない 言葉おちた 言葉が人をつないでいる 言葉が隙間を埋めていく 仲間じゃない 国民じゃない それでも ひとつ 地球はひとつ ぽとんと落ちた ひとつの涙 なぜに言わない せつな過ぎる ひとりごと 言葉おちた ぽとん 48 名前:ぽとんと落ちた [] 投稿日:04/11/13(土) 21 03 37 ID 5nbcXBsc 【コメント】 58 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 57 ID Mm9CUuI2 48 ことばの死をライトに切なくまとめましたな。ただ3連めは中学生でも分 りそうな大穴だらけの理論。それを書いちゃいかん、というのじゃなくて、書 き方ってもんがあるでしょーに。 956 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/11/16(火) 20 21 01 ID YM0VND/H 本スレ48 ぽとんと落ちた 言葉を聞いて欲しいと呼びかけるのは、案外と難しいです。 幼い子が、母の関心を引こうと、母に自分の言葉を聞いて欲しいと 物凄く真剣に呼ぶのを思い出しました。 言葉というのは、もしかして2種類あるのかもしれません。 ”伝えたい内容” と ”伝えたいと訴えること” 前へ ← 1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/sangokushi11/pages/1697.html
リンチュウ 列伝 水滸伝一〇八星の1人。天雄星。席次第六位。その風貌から、あだ名は「豹子頭」。蛇矛を操る達人で、八十万禁軍槍術師範を務めた。高俅に反逆罪の汚名を着せられて流罪となり、追ってきた刺客・陸謙を斬って逃亡。名士・柴進の仲介で梁山泊に赴き、楊志との一騎討ちを経て梁山泊の一員となった。やがて晁蓋らが梁山泊を頼ってくると、保身に走ろうとする首領の王倫を斬り、晁蓋を新首領に擁立。好漢が集う梁山泊の礎を築いた。その後は騎兵五虎将の1人として歴戦し、常に第一線で活躍。方臘(ホウロウ)征討後、中風にかかり、六和寺で没した。 能力値 統率 武力 知力 政治 魅力 総合 軍事能力 統+武 統+武+知 素質 90 96 74 43 81 384 186 260 順位 偏差値 成長期 維持 維持 普通 普通 普通 - - - 能力持続 短い 長い 短い 短い 短い - - - 兵種 槍兵 戟兵 弩兵 騎兵 兵器 水軍 適性 S S B A B B 部隊 攻撃 防御 攻撃 防御 攻撃 防御 攻撃 防御 攻撃 防御 攻撃 防御 値 100 94 96 103 72 72 99 80 76 61 76 68 順位 偏差値 部隊攻撃力/防御力は技巧研究を全て終えた時点での値。兵器は木獣、水軍は闘艦。 特技 闘神 槍兵戦法と戟兵戦法成功時クリティカル マスクデータ 相性 出身地 起用 戦略傾向 地元執着 義理 野望 漢室 生年 登場 没年 死因 性格 音声 口調 75 4/5 2/5 3/3 162 184 216(55歳) 剛胆 剛胆 普通 舌戦 得意話題 保有話術 大喝 詭弁 無視 鎮静 逆上 ○ ○ 親愛・嫌悪 状態 武将名 林冲 親愛 宋江、柴進、魯智深、楊志、徐寧 柴進、魯智深、楊志、徐寧、扈三娘 嫌悪 高俅、童貫、蔡京 高俅 義兄弟 魯智深、林冲 水滸伝の好漢中、屈指の人気を誇る男。槍、戟のエキスパート。魯智深、李逵あたりが副将候補だろうか。 やや不安のある知力は育成で補いたい。 -- (名無しさん) 2011-04-24 10 17 47 特技闘神なので高知力部隊にも螺旋突で対抗可能。 -- (名無しさん) 2011-04-24 12 19 17 さすがはエセ張飛だけあって特技も適正も張飛互換、 というかバランスのとれた能力で総合力で上回っているので本家より使いやすい。 -- (名無しさん) 2011-06-16 20 48 44 水滸伝の人気者。原作では張飛のような顔のはずなのだが、どういうわけかイケメンに。 わずかに武力が及ばない以外では、全ての能力で張飛を上回っている(顔グラ含む)。 なおかつ特技が超強力な闘神と、かなりの優遇ぶり。 -- (名無しさん) 2011-11-21 02 30 11 偽張飛。 槍、戟両方使えるので万能。 -- (名無しさん) 2012-10-12 18 15 31 京劇や近年の挿絵、連環画等では悲劇性を強調するため線の細い美男子として描かれる事が多い。 -- (名無しさん) 2012-10-13 03 00 11 水滸伝縛りするなら間違いなく柱になる武将 -- (名無しさん) 2013-04-02 22 35 32 最新作・三國志14にも古武将の一人として現れましたね。闘神による乱突が超強力なので、武勇系の武将が足りない勢力は是非とも欲しいところ。 -- (名無しさん) 2020-04-12 13 34 14 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/294.html
次へ 「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 8th edition ~~」の235-300 235 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/06/28(土) 01 02 ID icbimw/q 234 ありがとう。でもごめんなさい。 きっと他にいい人がいると思うから。。。 というわけで、遅くなりました。 次のお題は 「旬」 でお願いします。 投稿〆切は微妙に伸ばして、 7月6日いっぱい(7月7日0時)にしたいと思います。 みなさま、振るって御参加下さい!! ルールは 2-3。 236 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/28(土) 01 13 ID XSepAdQG しゅんのものをしゅんとしながらたべたんだいえでそだてているしゅん ぎくであそんでたらおかあさんにおこられたからなんだおかあさんも そのあとしゅんとしちゃったんだだってしゅんぎくがぼくのせいで しゅんとしなびちゃったからなんだしゅんにたべようとおもってたの しみにしてたんだっておかあさんほんとうにごめんなさいでもいまは こうしてしゅんのものをおいしくいっしょにたべているんだきょうの しゅんのものはぼくなにかわからないからおかあさんにきいてみたら せいしゅんのあじなんだっていったいなんていうたべものなんだろうね 237 名前:イチゴ 1/2 [] 投稿日:03/06/28(土) 13 42 ID PMiCUegj ヘタの先には なんにもなくて よく見りゃ豆粒 肉の予感 ふくれるぞー! 気持ちは向かいの山さえなめて越して 未来のイチゴは 今が旬 ヘタの先には 歪なげんこつ 白いかたくな 色づきはじめ 食べないで! 気持かたくしてそれでも触られまくって 青いイチゴは 今が旬 ヘタの先には 真っ赤なふくらみ 艶の張った肌に 産毛はやして こっちを見て! 摘み取って壊してくださいと主張している 食べ頃イチゴは 今が旬 238 名前:イチゴ 2/2 [] 投稿日:03/06/28(土) 13 43 ID PMiCUegj ヘタの先には 落ち着いた後のやさしさ 赤黒いただれの中には 複雑な味 おいで 蝿もみみずもバクテリアさえ抱き締める胸 開いたイチゴは 今が旬 ヘタの先には 遠くの観覧車 青い草も 夜の星もそこにはあって 何もいわずに 風と記憶とを散りばめている 次のイチゴは 今が旬 239 名前:nas[ ] [] 投稿日:03/06/28(土) 19 11 ID gTgz4Yrg 茄子が食べたい。 どうしようもなく茄子が食べたい。 焼茄子が食べたい。 茄子の浅漬けが食べたい。 麻婆茄子が食べたい。 冷えたビールがあればなお良い。 平屋の縁側で食べられればなお良い。 綺麗な姉さんが盆に載せて持って来てくれれば更に良い。 ああ、茄子が食べたいものだ。 とはいえ梨も食べたい。 冷たく冷えた梨が食べたい。 とりあえず、旬だということは良いものなのだ。 夏である。 冷たい冬を越えて、 花粉に悩む春を越えて、 生温い梅雨を越えた夏に 茄子を食べることは、 旬であるということを 忘れてしまうほどに良い。 そしてその先には秋刀魚が待っている。 大根おろしと一緒に秋刀魚が待っている。 それだけで良い。 「旬であること」とは、概して未来形の希望なのかもしれない。 240 名前:わかんないでつ~ [] 投稿日:03/06/29(日) 03 10 ID p/tDxZW2 わからないでつ~???旬と 盛り……?? それと、寒い季節に旬はあるのでつか? おせちに旬はないけど、カニは? カニは旬とはいわないでつかぁ? ……みかんに湯豆腐。……旬はやっぱり 光の降る季節が惷なんでつか? 241 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/29(日) 20 51 ID 1Mt9JlRV 夢を燻らせながら長い時間を過ごした 才能の二文字に思い悩んだ 今でもそうだ それでも私はやってみようと思う 今からでは遅いかもしれない でもそれは問題ではない 惨めな結果になろうとも そのことで自分や誰かを傷つけることになろうとも 私はやる 何故か?それは自分の夢だから 私は信じる 自分の夢に旬は無いと 242 名前:奴隷の季節(一) [] 投稿日:03/06/29(日) 23 59 ID 6bJMDooX 俺は出航していくアフリカの民に手を振り 白いコンクリートの埠頭に 文庫本を叩きつける ど貧民の奴隷の季節がやって来た 歌を俺は歌えない 財布には五百円札一枚 入っているから 歌う資格がない 酒場の女はかまきり 両腕に夫を挟み 児を護るふり 照明セットも モニターカメラも 丸見えだというのに 壁にむかってグラスを投げつけるように 俺が彼女の児を投げつけてやろうか それで冬が越せなくなるのでなければ 十日で利息が倍になる金貸し 絆創膏で顔のわからないきりぎりす 殺される前に殺すための鉛色のスーツケース 本屋に俺の本が立ち並ぶ 他人のように立ち並ぶ 一ヶ月毎に新しい顔をして立ち並ぶ 一ヶ月は七で割り切れないというのに 七日で区切る世界があるという 大体一ヶ月とは 三十日だったか 三十一日だったか 十日でみっつ みっつで一月 ひとつ毎には 奴隷の季節 エブリバディ 243 名前:奴隷の季節(二) [] 投稿日:03/06/30(月) 00 00 ID W09+l8ol そうでない季節に俺が何をしているか などと聞きそうな野暮眼鏡がいそうだ 教えてやろう お前と同じだと 昼の猛暑に溶けた蛙 彼女のパンストにひっついて 捨てられるまでは満足して笑っている 動けない中庭で 銃殺刑に処してくれる将軍がいるのなら 俺は三回まわってワンしたい しかしもうすぐ夕方になる 夕方になれば季節が終わる 季節が終わればアフリカの民が戻ってくる 歌が聞こえてくる 太鼓の合図でシャーマンは呼び戻される そうなれば新しい本屋が開店するだろう 旬刊誌は安全だ 割り切れるのがいい ただしそれは一ヶ月が三十日の場合なら 旬刊誌に掲載された俺の文章を俺が読む 初めて読む読み飽きた活字について 何も考えなかったなら 何も読まなかったのと同じだ 十日でみっつ みっつで一月 ひとつ余って 空白の季節 マイセルフ 244 名前:奴隷の季節(三) [] 投稿日:03/06/30(月) 00 01 ID W09+l8ol 残された一日には 俺はとびっきり自由になる 誰もやることを与えてくれないのなら 俺はまた五百円札分の酒で過ごす 誰もやることを与えてくれないのなら やることを禁じられた奴隷と同じだ 海から近づいてくる アフリカの民たちの 乾いた小便の匂いが深い 245 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/30(月) 00 27 ID EqiuoVCP 「さんま」 じゅうじゅう におってきたのは 秋刀魚のにおい 246 名前:ストーカー [] 投稿日:03/06/30(月) 00 35 ID 1fcctTly 午後七時混みあうホームの真ん中で 男がひとりニヤけてメールをしている どうやら好きな人に送っているご様子 真後ろに並んでいた僕は難なくその画面を盗み見る 「こちらこそありがとうございました。 今日はとっても楽しかったデス。 また楽しいデートをしようね(^0^)/」 もう嬉しくて仕方がないご様子 この顔文字の実写版が目の前にある 耐えられなくて僕は思わず吹き出す おそらく返信を待ち侘びているご様子 何度も何度も携帯を胸ポケットから出しては確認している ついに返事がきたらしい 内容を見てあわてて手帳を取り出している どうやら次の「楽しいデート」の日程を提案されたご様子 暇らしく震える手でそれでもニヤけながら文章を作っている どうせいつも暇なんだろう オタク野郎よくもまあそんな格好で でも僕はこんな野郎に 負けたのだ 僕の賞味期限が過ぎてしまったから? 同じ列車には乗らなかった それきり僕は彼を追うのをやめた 握りこぶしをポケットにしまって 247 名前:無題 [] 投稿日:03/06/30(月) 01 18 ID /23DKv4C 年上の人が好きだよと言ったくせに、 私が本気になったら、若い彼女に乗り換えるなんて。 怒る事も出来ないじゃない。だって、あなたの前では私は「年上の強い女」。 だから、頑張ってなんて言ったりして。 私は駄目ですか?あなたの理想になりませんか? 女盛りを過ぎたら、旬が過ぎたという事ですか? 電話をしていても、メールをしていても、一緒に話をしていても、 だんだん若返ったような私が其処に居る事に気付いていたのに。 若い彼女に乗り換えるなんて。 私は駄目ですか?あなたの理想になりませんか? 旬が過ぎてしまったら、もう女は終わりですか? あんまり、長く生きていたら泣く事も出来ないじゃない。 248 名前:熟した日々は過去に(愛する) [] 投稿日:03/06/30(月) 03 25 ID AdrjfWUo 昨日を作れる。 昨日あった出来事をすべて知れる。 昨日は僕の手にある。 昨日はどうにでもなる。 僕は全部わかるんだ! 昨日のことは全部知ってる! あなたがハイヒールのヒールを折ったことも知ってる! 僕が昨日をつくる! 君がそんなに大事にしている靴下も 君がそんなに大事にしている赤い帽子も 君がそんなに大事にしている昨日の夜も! ぜーんぶたいしたことない、とるにたらない! この文章をよんでるひとだって僕にとってはどうにも必要で、 昨日よりも優れてるから、僕は昨日を強くする! さようなら これから訪れる日々よ こんにちは 過ぎ去った日々よ ありがとう 見事に咲く花たちよ さようなら これから訪れる日々よ 見事に咲くがいいさ見事に熟すがいいさ 僕はもっとすごい昨日を作る! だから僕をおぼえていてください だから君は泣かないでください だから僕を信じていてください だから君は輝け と、語るひともまた、既に昨日。 249 名前:「せいしゅん」 [] 投稿日:03/06/30(月) 03 49 ID qwiIqEao こんにちわと出会い さようならを言わずに消える 楽しくて楽しくて 過ごした時間は今思い出しても 楽しすぎて つぼみが膨らみ ふるふると期待に震えて しゅんかん開いた花びらの せんれつな芳香の記憶 芳しい眩さだけが残り 散ってゆく花の記憶はない 散る姿を見なかったから 遠い記憶の中で 今も咲いているのかもしれない ともに過ごした季節が巡り 今はどうしているのかしらと あの頃楽しかったなぁと 思い出す いつの間にか遠くなった 別離の理由も言葉も存在しない 友人達 ねぇ 貴方にとっても あの頃の毎日は旬でしたか? まだ 咲いていますか? 250 名前:旬花愁凍 [] 投稿日:03/06/30(月) 16 25 ID 9fQ3bEpu 悠久に なほ咲き誇る 造花かな 251 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/30(月) 16 33 ID x6hJTh1v 250 ワラタ 252 名前:ペテロ [] 投稿日:03/06/30(月) 16 48 ID 83lyuPbU おちんちん しこしこしこしこ どぴゅっどぴゅっ。 253 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/30(月) 22 12 ID 1NOvkFmd 寸評は後程って言っていた人たち まだですかね?前回投稿しました 254 名前: ◆TemEEb7Qco [sage] 投稿日:03/07/01(火) 03 09 ID yLbr3w3m 時間があるので寸評。 237-238 妙にリズムが悪いが、ともかく楽しそうだ。「白いかたくな」ってなんだ? 239 欲張りだな、という他特になし。 240 どうにもならなくなって投げた感あり。 241 そうであるといいのだが。まあ夢にもいろいろとあるからな。 242-244 アフリカが舞台なのに五百円札というのもなんだろうとは思うが、ある種の悩ましさは十分に伝わって来ているような気がした。 245 そうか。 246 いや、もともと縁がなかっただけなのだ。振られたら次の人。 247 長く生きる事自体が泣いている事なのかも知れない。 248 知れる、はどうにかならないものか。歴史とは作ろうとして作れるものではない事もあるやも知れず。 249 細かい出来事を忘れられるというのは、本当に便利なものだ。 250 ずいぶん長持ち。 252 年月を経るとしみじみとわかるかもしれない。 255 名前:「旬」 [] 投稿日:03/07/01(火) 19 56 ID HTJlO2JD 旬は いまだけ ここだけ あなただけ という自然から人への贈りもの 旬は いつでも どこでも だれでも という便利で一様な社会の中の命綱 人の,生き物としての存在感覚を保ってくれる 人は いつでも どこでも だれでも いまだけ ここだけ あなただけ になれる 256 名前:v [] 投稿日:03/07/01(火) 20 16 ID JugXsZwC ちょうかわいい、われめちゃん1本筋~w ここの画像掲示板の管理人は神だとおもう。 http //www.hl-homes.com/ 257 名前:美味しい食べ方 [] 投稿日:03/07/01(火) 21 21 ID RBLQoLTT しんしんとふる雪 積った雪 どさっと落ちる 落ちた先には 雪に負けない 青い針葉樹 ぼくはそれを部屋から見て こたつに入り ミカンを食べる ウマー 258 名前:星屑 [暇なのsage マタぁリ] 投稿日:03/07/01(火) 21 41 ID hBN6bJoy 冬の最中の街 街のとある家 家の中には私 オコタの上のみかん 程よい熱さの御猪口 御猪口の中の日本酒 オコタの中の猫 家の外の雪吹雪 冬の晩の愉しみ 259 名前:12517 [] 投稿日:03/07/01(火) 23 20 ID pZ4oYyMT 大人だけ http //www.freepe.com/ii.cgi?furima0323 260 名前:きよはる ◆riqWqftSgc [sage] 投稿日:03/07/02(水) 01 21 ID wQ5STxec 255 「旬」という言葉を広げてみたのね で、最後のほうで方向性を変えて、人も誰かにとっての「旬」になれる、と どうも説明的だよね、5連目特に硬い 257 「しんしんと」とか「どさっ」みたいな使い古された擬音が一連目にいきなりあって、 しかも最後が「ウマー」なんて2ちゃんで使い古された言葉だと、がっくりくるね 内容はわかるし表現でもあると思うけど、あまりにもインスタントな表現だよなぁ 258 視点がどんどん日本酒に向かってズームしていくのは気持ちいいんだけど、 最後の連でまとめすぎちゃったように思うなぁ、、、、 言葉が簡潔な上でこんな風にまとめきってしまわれちゃ、どうにもおもしろみがない 261 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/02(水) 01 23 ID wQ5STxec 締め切りは7月6日いっぱい お題は「旬」で、どんどん投稿してね 262 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/02(水) 01 37 ID vuFAvkeB 255 いいかんじですね 257 みかんの旬ですね 258 関東地方の冬の旬でしょうか? 晴れ渡った冬の夜?? 263 名前:春の一日 [] 投稿日:03/07/02(水) 01 52 ID +Ul4jYRa 桜吹雪は TVで見れる いつもの時間のいつもの番組 桜吹雪は 今しか見れない この季節のこのタイミングだけ 地面には桜で出来た薄桃色の絨毯 南からの暖かい風が髪をなでる 時には優しく時には激しく 風が僕の視界を薄桃色に染めていく TVの桜吹雪は威勢のよさが売り でも、この桜吹雪は、桜の命を削りながら得られる一瞬 美しくて切なくて物悲しくて そしてこの一瞬に立ち会える喜びが僕の頬を伝う涙のわけ 264 名前:旬(JUN)の踊り [] 投稿日:03/07/02(水) 21 53 ID kQz9bmOz まわるまわるまわる とんがり帽子の上で 駅前の花時計の中で 走るダチョウに曲乗りして 短いズボンから ちょびっとはみだして くるりくるり 上旬はくるりくら ゆれるゆれるゆれる 燃える馬車を追い越して ハンモックで飛び跳ねて カニがビキニをちょん切って たて笛の練習しながら 家に帰った ゆらりゆらり 中旬はマリリンコ 下旬?知んないよ だって楽しいから 止まんないとか後戻りできないとか 悩んでるふりをするヒマがあったら 黒板に大きく「自習」と書いて ちょいと火星にでも出かけてみよっか うたううたううたう ぼくは歌うたい おどるおどるおどる ぼくは踊りおどり 竹トンボで巣をつくって 10年ひとまわりなんてケチくさいこと言わずに 死んじゃう直前まで 晴れたり雲が切れたり雨があがったり 265 名前:二十一歳 [] 投稿日:03/07/02(水) 22 47 ID M1J+fz+E 夕方 掃除機をかける 誰もいない部屋に ひとり ゴミをまとめてから 財布だけを持って外へ オレンジ色の光に吸い込まれ ひとり 並盛りを二杯 もくもくとかきこむ 慌ただしい店内にはたくさんのひとりづつが 会話をしあっていたり あるいは 僕のようにほんとうにひとりだったり けれどみなきまってせかせかとしているようだ 小太りの店員はテキパキと動き回り あぁ 僕にはこういう仕事は向かないな と、そう思わせ また U字テーブルの向かい側のカップルは あぁ 僕にもこんな可愛らしい彼女ができたらな と、二杯目の並盛りに憂いの後味をつけた 僕はほとんど噛むことを忘れ もくもくとそれをかきこんでは いっきに飲み込んだ 266 名前:二十一歳② [] 投稿日:03/07/02(水) 23 02 ID M1J+fz+E バイト先の服屋が来月一杯で撤退する それを聞かされた僕はたちまち 接客など面倒くさいだけになった 「いらっしゃいませー」が、取り留めなく素通りしていく 「また考えてみます」と、そう言った客に舌打ちをしたら チッ というその音がやけに大きかった どうせあっという間だ たった二ヶ月くらい 並々と飲み下すように あっという間に過ぎていくんだろうさ けれどその後はいったい 何をしているんだろうか ほんとうなら今頃、もっと笑っているはずだった ひとりでいることが多いのは 自らそうなるような選択肢を選んできたから? 全人類の幸せを数値化して、ランキングを作ったとしたなら 意外に日本人は下位に位置するんじゃないかな すくなくとも僕には、ただただ日々が慌ただしくて いや 嘘だな ただただ日々が単調であって欲しいと望みすぎて そう 何もかも気にとめようとしなさすぎたんだ 267 名前:二十一歳② [] 投稿日:03/07/02(水) 23 24 ID jHQQMJku 帰りに寄ったコンビニは 光がぼやけて浮かび上がり まるでそこだけが違う空間みたい けれど手にとった求人情報誌の 滋賀県のページの少なさが侘びしい 誰もがきっと物語みたいな始まりかたの 【いつかなにかが】を期待してるのかもしれないけど あるいは 岩を穿つ水滴が、滝を生み出すことだってあるのだと 頑なに信じたいと思うのかもしれないけど 意外と、日本人に限らず人間て、報われない生き物なんじゃないかな なにはともあれ どこのだれだか知らないが どこかの見知らぬ神様よ 今のところ僕の人生は 悲しいほどに単調で ひとりぶんだけ順調です 268 名前:267は [] 投稿日:03/07/02(水) 23 24 ID jHQQMJku ③で。 269 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/07/03(木) 00 20 ID mqEitRse 今回も感想つけさせてくらさいm(__)m 236 もう一息しゅんを見つけられそうな予感 237-238 「今が旬」ってリズムいいですねぇ 生のすべての瞬間が旬? 239 最終行に納得しまくりです。なるほど。87へぇ~くらい。 240 「でつ」を見るたびにワールドフェイマスな犬が見え。 どうなんでしょう…わかんないでつ 241 むしろ継続し突き進みその過程自体がきっと旬なのだろうと。 そういう意味でちょっと最終行に納得がいかない気分がします。 242-244 特に(二)の表現がカッチョ良いなぁ。でもあんまり旬じゃないかもなぁ。 でもカッコいいなぁ。ブルースでジャズでロックだなぁ。立松和平かアタシャ 245 ゴハンと味噌汁とオロシもつけてくだちいグゥ ちょっと欲求不満 270 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/07/03(木) 00 33 ID mqEitRse 246 最終連の描写がそれまでのと大きなコントラスト形成してますね。 誰がストーカーか色々妄想が膨らむ効果。 247 年増の切なさ(ノД`゚)。 最終行カッコイイ。マダムっぽい。 でもそれまでの愚痴がチョト 248 最後の行に、瞬間性についての雄弁な分析があるような気がしてならない 昨日って虚構に属するのかなぁ 249 連ごとのリンクはあんまりなくって、むしろ「せいしゅん」からのリンクを ちりばめた感じ。第四連だけがなんだかポップアウトする 250 それでもホコリは積もるのですよ 252 お疲れ様 271 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/07/03(木) 00 47 ID mqEitRse 255 なんか癒されちゃった 命綱かぁ… 257 思わず宮沢賢治思い出しちゃって、「あめゆじゅ~」って思ってたら ミ カ ン か よ ! ウマーはチョト ドウカト ドウセナラカモモジツケチャエ 258 冬の旬は常に暖かさと離れられないとするならば アイスの旬もまた冬にある…のかしら 263 キレイです。でもチョト結論が自動化されてやしませんかダンナ 264 3,4連の進み具合大好きです。マリリンコってなんだろ…? 265-267 こういう停滞してく感じが何ともノスタルジックで切実で好きです。 進め方もキレイですし、なんちゅうか色々切なくなります(つД`) 「たった二ヶ月くらい/並々と飲み下すように」の表現なんか惚れ。 272 名前:真っ赤なトマトと太陽と [sage] 投稿日:03/07/03(木) 20 29 ID w0wr9miV 室内にはエアコンが行き渡り デパートには四季の食材が溢れ返り 旬に買いたい物もなく 食を楽しむこともなく 昨日と同じものをまた 惰性で詰め込む日々の中 田舎の母ちゃんから小包が届いた 懐かしい地名が並ぶ新聞紙に包まれて 几帳面に詰め込まれていたのは どこにでもある夏野菜 けれど寝覚めきらぬ朝 冷蔵庫で冷えた真っ赤なトマトに 遠い日の青空がよみがえる あの日ただ一度きりの季節に 涙を堪えてかじりついた果肉の 青臭い甘さは今も鮮やかに オレたちの太陽を思い出させる 気が付けば季節を忘れた日々の中 オレたちの旬はとうに過ぎ去り 今は実をつけ成り下がる時期に オマエはなにをしているのかと 飲み込む果肉に問い詰められて オレは遠く空を仰ぐ 273 名前:実験 [] 投稿日:03/07/03(木) 22 12 ID ZJNK2/gA 庭からもいだ水蜜桃 桐箱に座らせ ひとつだけ 湿気った風には 桐の澄んだ薫りのみ 独りうづくまってる そのやわ肌の うぶ毛にそっと中指這わせ 体温はかる 日に日に色濃く あでやかに 漂い始むは薄紅色の それでも桐箱入れたまま 紗衣にくるんで風のみ喰らえ あまくとろけた肉噛みしめて 仄かに感じる腐臭を糧にし 残った果汁を真綿にたらして 次なる果実をもぎに、と 庭へ下り立つ きいろい青空 ほこりっぽい雲 ふりあおぐ黒い果樹から なぜか桐の薫 274 名前:未だ来ない、こちらから走る [] 投稿日:03/07/04(金) 00 58 ID K4b2iuNV 日が明けていく 後ろを振り返ると 夜が寝ようとしている だんだん人が現れはじめる ドコへ行くのか ビルとビルの隙間から吹く隙間風が 僕らに教えてくれる 明日を走る意味を 空から太陽の日が差してきた 僕らの背中押すため まだここで終わりでないと 僕らに教えるため 今日は終わっても 明日があり あさってがあり 未来がある 未来ある限り走っていかねばならない 僕たちは その姿を 父の 母の 背中を見て学んできたんだ 僕らは今日も 前を向いて 上を向いて 未来に向かって 走っていくんだ。 275 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 01 19 ID bOE9f3+5 父と母 演じるられれば 立派な恋 大人になったね 君は愛をもう知っている 276 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 01 20 ID bOE9f3+5 世界のヒトカケラになること 二人で 生きることを 277 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 01 20 ID bOE9f3+5 275 名前:名前はいらない :03/07/04 01 19 ID bOE9f3+5 父と母 演じるられれば 立派な恋 大人になったね 君は愛をもう知っている 276 名前:名前はいらない :03/07/04 01 20 ID bOE9f3+5 世界のヒトカケラになること 二人で 生きることを 278 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 02 57 ID ZHLqUVjY 全て妄想でいい 確かに俺はあなたが好きでした スイッチ切ります さよおなら 279 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/07/04(金) 03 03 ID 2A184Ew7 278 激しくスレ違い。もっときちんと推敲してから投稿しなさい。やる気ないでしょ? 280 名前:粘着 [] 投稿日:03/07/04(金) 03 39 ID lAPs8pCp 279だねだね 278はスレ違いだね 281 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 03 43 ID 0u+TeHjA 何度言っても理解できない人 理解できていない事にも気付いてない スイッチ入れます 愛している 282 名前:旬 しゅん シュン [sage] 投稿日:03/07/04(金) 04 19 ID 3U5XokuY テーブルの二人分 鼻で息して座ってます 283 名前:つばさ [] 投稿日:03/07/04(金) 20 42 ID nmxrJtJE 黒い翼の堕天使。 その翼は羽ばたかずに、 堕天使は落ちる その翼は、もう動かない。 284 名前:果物のある風景(1/3) [sage] 投稿日:03/07/05(土) 03 24 ID KCAdEwHS ―林檎 太陽が頭を擡げ たわわな赤い実 枝しならせる 濡れた光が 野原に染みて 膨張しつつ また雨降らす 木々は沸き立つ衝動を しなる枝に溜め込んで 葉々がこすれる それだけで 焦燥に満ちた声を漏らす 枝はしなって ぐいぐいと たわわな赤い実 むずむずと 枝から弾けた赤い実が 野原に落ちて 粉砕し 白い果汁が じっとりと 乾いた土に染み込んだ 285 名前:果物のある風景(2/3) [sage] 投稿日:03/07/05(土) 03 25 ID KCAdEwHS ―西瓜 砂浜の 潮の香りのただなかを めくらとなって 彷徨えば 「みぎー、ひだりー」と女たち ざっざ ざっざと 右 左 燃える砂を素足で踏みしめ 「そこー、そこー」と黄色い声の女たち ここだと決めて 息止め 棒を振り下ろすと 命中し 水の波動が手まで伝わる 「あぁー!!」と黄色い声の女たち 顔に巻いた タオルを取ると 太陽眩しく 白む空 焼きつく西瓜の割れ目の赤に 棒を突き刺し みんなで西瓜を食べるのだ 潮の香りと西瓜の甘味が なんとも絶妙で 貪り食うのは 少年の夢か 286 名前:果物のある風景(3/3) [] 投稿日:03/07/05(土) 03 26 ID KCAdEwHS ―みかん まるい背中で 冬ゴタツ みかん もぎもぎ 食べましょう 足の先まで ぢんぢんぢんと温めましょう みかんを もぎもぎ 食べましょう だけども あんまり コタツに入っていると 火照った足を 持て余す そうして 足を 絡ませて 事も無げに 遊んでいると だんだんだんとエスカレートするのでしょう みかんを もぎもぎ 食べましょう 女の足が自分より 冷たい感じがするのです 手で確かめようと コタツに手を忍ばせる そうして 触ってみたならば 女の足は温いだろう ゆっくり ゆっくり さすりましょう みかんを もぎもぎ 食べたなら コタツにもぐって キスをする 何も隠れてすることじゃないけれど 冷たい唇を温めましょう やがて みかんの皮どもは 奇妙なリズムで 踊るのです みかんよ みかん おまえのせいだ 287 名前:ひとつぶ [] 投稿日:03/07/05(土) 20 23 ID zOR+Yycn サンダルにならべた爪 もぎとってうめこむ しとしと土 空気が熱をかためた 飲み込む水のうえに すっぱいレモンを積みあげる なんてことないセンプウキ 風のうえをすべりこむ ねころんだ肩をつねるのは いつかみた うそみたいな絵本 頭の中で花火になる すてきれなかったよ 目にはりついてとれないから 忘れることもできなかった 手のひらにやさしく 「これから」をならべたら 数えきれなくて そのひとつぶ 空へなげて 夏になる まちがえないように笑顔 服にならべて模様になるよ そのひとつだけ照らして そのひとつだけが手のひら かこむ 288 名前: 紙のような青春 1 [] 投稿日:03/07/05(土) 23 24 ID kDLlW3mQ 守るものがありますか? ……って聞かれても フッと何もかも忘れているんです 世界一とぶ紙飛行機作ってるんです でも、勝てないんです 紙に秘密があると思うんです 負け惜しみですかねぇ 総合力で負けている ああ、もうあきらめようかなぁ 試せる紙は全部試しましたよ カレンダーのアート紙からそれこそ トイレットペーパーまで 世界一とぶかなんてどうでもいいんだが ああ、なんかワカンナクなっちゃうんだなぁ 設計なんかはじめるともう夜が明けちゃう それから紙を折って微妙なバランス 紙のそりぐあいが大切で もちろん紙の裏表 表面仕上げ ちょっと毛羽たたせるとか 銀のスプーンでこするとか いろいろノウハウが 貯まってるんです 289 名前: 紙のような青春 2 [] 投稿日:03/07/05(土) 23 25 ID kDLlW3mQ 守るもありますかなんて はぁ、聞かれても あったらいいなぁ 守るもの 世界一とぶ紙飛行機なんか つまんないですよね しかも負けっ続け ご意見無用なんて 温泉土産の 通行手形もらっちゃって フッと大切なもの忘れていた そんな気になるんだけどやっぱり 何もかも 忘れちゃうんですよ ほら、この飛行機つくるのに 徹夜になっちゃって でもね、今日こそ世界一になるつもりで 世界一とぶ紙飛行機作ってきたんです あとはもう 飛ばすだけなんです 290 名前:祭り [] 投稿日:03/07/06(日) 00 10 ID ZEt+nEF4 赤や黄色や緑 いろんな表情が混ざり合っている そして、いろんな思考がぐちゃぐちゃに混ざり合っている しかし、俺だけは青で混ざり合えない どうしてだろうか? 俺がカート・コバーンのTシャツを着ているせいか。 惨めに投げ捨てられたペットボトル 骨が折れるような音を立てて バイクにひかれた 浴衣を着た少女が俺を見て笑っている気がする やっぱり、青でカートのTシャツを着ているせいか。 黄色の表情をした男と女が俺を笑った気がする。 やっぱり、俺が青でカートのTシャツを着ているせいか。 俺は笑われる度に黒になっていった。 おかげで、カートの顔が輝いて見える。 初めてカートのTシャツが俺のいろんな部分になじんだ。 291 名前:_ [sage] 投稿日:03/07/06(日) 00 12 ID kt4+G5l/ http //homepage.mac.com/hiroyuki44/ 292 名前:祭り [] 投稿日:03/07/06(日) 00 14 ID ZEt+nEF4 カートはひざをつきギターを縦に立ててうつむきながら弾いている カートが笑ってる。俺にはわかる。 カートが俺以外のやつらを笑っている。 俺のかわりに 花火が打ちあがる 星が輝いていない空に、春先の若々しい草木の芽が一瞬にして 花開いたようだ 293 名前:祭り [] 投稿日:03/07/06(日) 00 14 ID ZEt+nEF4 カートはその花火を見て 笑っている 無邪気な子供のように カートは笑っている カートは笑っている カートは笑っている 俺は笑えない カートは笑っている カートは笑っている 俺は笑っている カートは笑っている 俺も笑った カートはずっと昔に死んだ そう すっと昔に死んでいたんだ 俺も殺されたんだ 294 名前:祭り [] 投稿日:03/07/06(日) 00 16 ID ZEt+nEF4 291 ミスった、、、。 俺は笑っている→俺は笑っていない 295 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/07/06(日) 09 27 ID VNdZRjsP ☆★☆★☆☆★☆お知らせ☆★☆★☆★☆ 今回のお題は「旬」。 今日が投稿日の最終日。 今日の23時59分で投稿期間は終了します。 じゃんじゃんバリバリ投稿してください! ☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 296 名前:age忘れ [] 投稿日:03/07/06(日) 09 31 ID VNdZRjsP 297 名前:_ [sage] 投稿日:03/07/06(日) 09 33 ID kt4+G5l/ http //homepage.mac.com/hiroyuki44/ 298 名前:ひととき [sage] 投稿日:03/07/06(日) 17 47 ID nbFWE0qH 長く長く ただ長く 過ぎてゆくおぼつかない日々の中で 刹那に甘く摘み取られた その仕草や言葉を 時の旬、と そう称するのでしょうか 299 名前:March/Fashion ~リタルダント偽大通り~ 1/2 [] 投稿日:03/07/06(日) 22 30 ID kdqB35E6 テレビとラジオとが一緒に喋り始めて4方向からの ステレオ放送じみた空間の窓側に 「今日も雨だ」 いらない音を雑音として好き勝手に排除してみても その後には何も残らない 天気予報の確率論 座席に座る人々の色と言葉がみんな同じ風景で あのマスターは今日も気が触れないのかな と心配する 窓に映る今日の朝御飯はもう旬を過ぎた野菜だけで 何も考えず買い物かごに詰め込んだ言葉とよく似てる 挨拶も手振り身振りも共通の流れでやってきて わざと違う世界からやってきたことを売りにする人がいた あの雨の中一度でも外に出てしまえば同じ流れの中 化粧施した人間の行進が水溜りをよけて進む 行き先はいつも2方向だけしかないこの動き方なのに この時間はみな同じところへ向かって歩くように 見えるから 300 名前:March/Fashion ~リタルダント偽大通り~ 2/2 [] 投稿日:03/07/06(日) 22 31 ID kdqB35E6 次の旬が来るまでこの野菜をどこかに諦めてため息をつこう 外に見える雨の流れに反して行進していくのもやめよう 見えるものだけ忘れてしまえば次の罠に見事に引っかかる あるはずのない金額抱えて人々は物々交換を図る 春の雨が降った後目立ち始める竹林の凸凹みたいに 次から次へと染まってしまう 窓の外のアーケード街 雨は地面に降り注いで鏡になり行進の様子を映し出す うつろな目をして歩いていく 手と足も一緒に出ている 手に取った傘の色だけが気違いじみた色の使い方をしている きっと想定してなかったから規則もきっとなかったのだろう その色とりどりの傘も雨が止んでから1時間後には 黒い帽子たちに取って代わられるみたいに 消えていくように 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/san_ds3/pages/92.html
宋江は幸運持ちなので落雷が怖い。S狙いなら3方包囲次第突撃撃破。 - 名無しさん 2010-03-02 00 31 28 呉用は落穴を掘ったらそこから動かない。突撃で撃破するとそのまま穴に落ちるので注意。 - 名無しさん 2010-03-03 21 04 02 宋江を倒そうとすると公孫勝が近づいてきて幻術をやられまくり。 - 名無しさん 2010-10-12 15 47 36 宋江と公孫勝が隣接しているとき、射程範囲内に味方全部隊が入っていないと、幻術が発動されない時がある。そこが狙い目 - 名無しさん 2011-06-20 23 54 48 S評価狙うなら幻術持ち+仙術持ちと趙雲で可能 - 名無し 2011-06-22 20 27 02 黄巾三兄弟で幻術&妖術フィーバーで出来た。 - 名無しさん 2012-05-03 12 27 19 幻術2と堰月、弓で呼延しゃくとコサンジョウ初日で撃破 - 名無しさん 2012-07-31 02 07 56 スタート地点に落とし穴を掘ってコサンジョウとコエンシャク撃破 - 名無しさん 2013-01-03 22 48 32 動き方によってコサンジョウとコエンシャク以外が河を渡ったあたりで陣形を変え待ち伏せするパターンと呉用と公孫勝以外が全員攻め込むパターンがあるのでできる限り各個撃破しやすい後ろのパターンが良い - 名無し 2013-01-23 00 04 41 公孫勝は複数巻き込めるパターンじゃないと幻術使わないかも?本陣に戻ろうとする公孫勝を趙雲で妨害したが、幻術を使わなかった。そのまま全軍で囲んで突撃連発で完封。 - 名無しさん 2015-02-04 14 45 13 特別褒賞を取ったんですが、宋江だけいなかったんですけど、Sランクも取らないといけないんでしょうか? - 名無しさん 2015-05-10 21 53 26 敵の人数も兵力もあり、しかも機動力もあって一気に足並み揃えて襲ってくる。しかも宋江が遠い位置の城にいる為時間も経過しやすい。序盤対応として味方の配置・敵の分断方法などあらかじめ決めておかないと被害が大きくなる。味方を討たれないこと(特別褒章条件)がSランク獲得につながってくるので心してかかる必要がある。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 16 15 56) 宋江・公孫勝・呉用以外は河を渡って突っ込んでくるので、河の手前で固まって待ち構える。基本陣形は箕形で、なければ方円で代用。2列目に挑発持ちを数人置き、敵が密集しないように分散させて叩いていく。幸い、突っ込んでくる7人は挑発が効きやすい(知力を上げておく必要があるが)ので、片っ端から - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 17 36 22) ↑続き 片っ端から挑発をかけて無力化及び分断する。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 17 38 02) 味方の配置の一例だが、河の北岸に4人を斜めに並べ敵を上陸させないようにする(注:この場合、ひとりだけ水上で待つことになるので、水計対策として歩練師を配備)。そのすぐ後ろ(2列目)に挑発持ち3人を前線4人の間に配置。残り3人は遊軍として使う。遊軍は水陣持ちが使いやすい。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 17 57 16) 7人の中で最初に突っ込んでくるのは扈三娘。彼女は後続が来る前に葬っておきたい。7人の中での強敵は花栄。弓神持ちなので弓が痛い。早目に挑発で無力化しておく。挑発が刺さらなければ混乱や落穴で黙らせよう。また、水陣で河に出て敵を叩きたいところだが、呉用が水計持ちなので位置取りに注意。公孫勝には沈着持ちを接近させて一度幻術を使わせるか、潜入で体力を奪ってから一気に倒してしまうのがいい。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 17 48 06) 宋江にたどり着くまで時間がかかること、序盤で消耗戦になりがちなこともあって、Sランク獲得は容易ではない。序盤の消耗をいかに抑えるかがカギであり、治療持ちも最低2人は出陣させたい。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 18 09 29) 幻術仙人3人(南華老仙・南斗・紫虚上人)と趙雲、水計の全琮、藤甲妖術猛獣持ちの木鹿大王、残りのコスト2は、藤甲猛獣持ちの忙牙長を選択。公孫勝が結局幻術を使わなかったこともあり、Sクリア。日数は3日オーバーだが、徹底的に損害を抑えて被害は1.1万人の216pt取れた。忙牙長は微妙に活躍出来なかったので、コスト2の治療持ちにした方が良かったかも。激励や収拾を持つ鄒氏がよさげ。仙人2人の幸運は、最後の最後で、公孫勝を怪我させたので良かった - スマホ版 (2021-03-19 20 15 06) 忙牙長を鄒氏に代えて久々にやり直し。川岸に陣取り、川に呼び込む作戦だが、基本幻術と弓で撃破し、水計を役立てられず。公孫勝が接近したら距離を取って趙雲のみで対応。結局一発幻術くらったがその隙に撃破。木鹿大王の猛獣と鄒氏の治療は使いどころがほぼなかったので、全琮を甘寧か太史慈に、木鹿大王を沈着持ちの張遼かもう一人仙人にして、コスト5×6にした方がよかったかも - スマホ版2 (2024-06-15 20 54 56)
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/113.html
「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 6th edition~~」の187-357 187 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:03/02/17 02 13 ID r7HZIg58 36-37を書きました、ameです。初チャンプウレスィです(´д⊂ 採点・批評くださいました皆様ありがとうございました。 正直、自分がチャンプ獲れたのが意外ですた(^^;;;今回も点数とれて2.3点くらいかと…… 今回は作品も面白いものが揃って批評を読むのもすごく楽しかったです。 というわけで、次のお題なのですが、 「哀しさ」でお願いします。 188 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/17 02 26 ID /4QTbzJU 「哀しい気分でジョーク」を歌っていた時代もあったのだが今はすっか り世界的な映画監督になってしまったらしい感のあるところやはり年に は勝てないのかどうかわからないがそれでもいつまでもどこまでもテレ ビに出続けなくてはならないのかと思うとこれもそれもあれもどれも飲 み込んでいかにゃあならん宿命にあるやもしれんが今日もそんな事とは関 係なく誰か人は死んだら後は何もなしてな事を証明してくれんかと思い悩 み胸を痛めつつあやしうこそものぐるほしけれ 189 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/17 03 52 ID /4QTbzJU あ、「哀しさ」だったのか。では188は却下。 190 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/17 06 48 ID E6wUz8B/ 189 「哀しさ」がテーマなので、188セーフでつヨ。 イエ、タブンっていっておきまつですヨ。 191 名前:他者に心が通じぬと感じる者への詩[マタ サキヲコサレタ…] 投稿日:03/02/17 10 50 ID vry1cRpj 『哀しさ』ッ! それは鎹(かすがい)である! 他者の感情・思考は不可知なるものである! 齟齬なき相互理解は不可能ッ! それは時に哀しみを生む! 談笑していた友人が 突然貴様に殴りかかるのも! 横に座り愛らしい髪を撫でたら 狂ったようにわめきたてる女も! 全てはここに起因する! 齟齬なき相互理解は不可能ッ! 齟齬なき相互理解は不可能ッ! 齟齬なき相互…………プッ …………ええい!! 貴 様 ら に は 解 る ま い ! ! こうして発生した哀しみは 重い!深い!辛い!苦しい! 何故不快にさせた!? それはおそらくわかるまい… そしてすぐまた新しい擦れ違いが生じるのだ! 2回目!俺が何をした!知るかッ! ならば推測あるのみ! 邪知上等! 相手も哀しいのは解る! だがどれだけ哀しければこんなことになるのか!? ここだッ!! 「哀しさ」を「知る」ことがすなわち 思いやりの心へと変わるのだ!! 192 名前:他者に心が通じぬと感じる者への詩(続き)[コンカイモ ガンバルゾッ] 投稿日:03/02/17 10 51 ID vry1cRpj 「知ろう」とする行為! 我々が叡智であるその行為! そう!思いやりは決して下等な感情ではない! 理性に基づいた誇り高き情である! 胸を張って推し量れ! それは貴様と奴の鎹となろう! だが気をつけろ! それでも人は擦れ違う! 鎹だってガタがくる! しかしィッ! だからこそ人間は面白いのだ!! 完全なる理解など糞喰らえ!! 男の心など気色悪くて知りたくもないわッ!! 適度な隙間がないと鎹は動かないことを忘れるな!! 知音やエスパーは不自由である! 夢を見過ぎるな! 想像の多様性がある分 我々の方が嬉しいのだ! その自由が枷になるように思うならば! それは他者への恐怖に負けたのだッ!! 母の乳でも飲んでいろ! 俺はそれを乗り越えて い い 女 の 乳 を し ゃ ぶ る ! ! ! たっぷりな!それが生きるということよ! 193 名前:他者に心が通じぬと感じる者への詩(締め)[チョット オイタガ スギタカモ…] 投稿日:03/02/17 10 54 ID vry1cRpj 哀 し み は お っ ぱ い へ と 変 わ り お っ ぱ い は 哀 し み を 乗 り 越 え る ( ・ ∀ ・ ) イ イ ! ! 194 名前:into the filmPart 哀 [] 投稿日:03/02/17 10 54 ID WA5TY+IF やっとわかりました あたし自身がそうだったんだね・・・ 手にとって感じたりするうちたどりつきました みんながそうして達成しているレベルに あなたが与えてくれたものは あたたかくやわらかでしたね。 そして あたしもそうだったんだね ・・・嗚呼 お母さん安らかに 195 名前:279[] 投稿日:03/02/17 11 33 ID CHHtaTTk ■■わりきり学園■■ コギャルから熟女まで 素敵な出会い ゲイ、レズビアンなどコンテンツ豊富 http //www.geocities.jp/kgy919/deai.html 196 名前:○[sage] 投稿日:03/02/17 13 14 ID WF2uKNT/ どうも、121「わ」かきました。 評価していただいた方、読んでいただいた方、関係者の方、pagedownしていただいた方、有難うございました。 197 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/17 14 21 ID LLEkozuK | |⌒彡 …… |冫、) |` / | / |/ SJFもよろすく http //www.johnnyfish.net/ http //mooncafe.s7.xrea.com/sjf/sjftop.htm 198 名前:夏の蝉時雨 ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:03/02/17 15 39 ID b5/AyWmk 187 ameたんおいら詩板来て、初めてすごいって思ったのameたんが初めて。 小説書かせてみたな。 199 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/17 16 30 ID +JPUuZ3c 「哀しみが輝くとき」 哀しみを拾い上げた次の日に また新しい哀しみを拾っては 蝉時雨が降り注ぐ キラキラ輝く水面に 投げ込んでは 波紋を広げ ゆっくりと落ちていく 哀しみを見届ける間にも また新しい哀しみが 木陰の下で静かに息をしている またそれを拾い上げて ポケットに忍ばせて 金魚が泳ぐ水槽に投げ込んでは 金魚と楽しそうに呼吸する また次の日も、その次の日も 拾い上げては投げ込んで 水中から見上げた 真夏の太陽は 大きくゆがんで いつの間にか真っ暗に 最後に哀しみを見たのは水の底 200 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/17 16 44 ID 71XkCBKt 「哀しみ哀歌」 哀しみという哀しみが 大きくなっております 私が幼少の頃父に見せてもらった哀しみは 小さくうごめくようなかわいらしいもので ありましたが、近頃では、路上や、室内、中には 飲食店の食べ物の中にも平気な顔で居座っております どうやら哀しみが平気で顔を出すほど 今の社会には哀しみが溢れているようです 溢れ出した哀しみにいずれか飲み込まれると 私たちはノアの箱船にのってまた航海(後悔)をしなければ いけないのでしょうか 少女があめ玉と一緒に 私に差し出した小さな哀しみ それを受け取っていつも私は一人つぶやくのです 201 名前:哀しみ[] 投稿日:03/02/17 17 40 ID AKev/0nW 浮かんでは沈むそれを 手にして想う めぐりめぐって 動かすくちびるは同じなのに 何を悩むのだろう この背もたれはゆれないのに 鏡をくもらせないため 息をとめる友達を 心のどこかで 笑い続けてきた 世界中の誰もが たいして変わらないことで悩んで ひとりぼっちだと考えてしまうのだろう 長さの決められた腕をのばして すべてを抱えなくてもいいんだ 決して長くはないけれど 君と自分をぎりぎりで包める この腕を 神さまはくれたのだから 202 名前:自作自演7[sage] 投稿日:03/02/17 18 09 ID PMZVKboq ある夜。 俺の作った料理、なかなかうまいだろう うん。 明日も作ってやるから楽しみにしていろ もちろん。 じゃあ、 寝るか おやすみ。 翌朝。 早く起きろ。 おいおい、 もうこんな時間か 遅刻するだろうが。 何でもっと早く、 起こさなかったんだ 知るか。 いってきます いってらっしゃい。 ごめんなさい 203 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/17 19 33 ID 71j9ycxe 心癒し体鞭打つ 白き魔物 もうすぐ別れの季節 笑顔の季節 淡紅色の華の側に そっと 四月のなごり雪 204 名前:个~个[sage] 投稿日:03/02/17 23 08 ID gK1tEf6A 「哀しさ」 口に蓋をして 哀しいさ とかっこつけないで 哀しい と言え それは苦いか いいえ 3つに枝分かれしてるだろ そこから散れ 体じゅうにしみて 初めまして たびたび顔だすかもしれません 205 名前:濃くておいしい哀しみ[] 投稿日:03/02/17 23 24 ID i0BpBgeA しかもビタミンDを加え カルシウムが 吸収されやすくなっていますので カルシウムのために 哀しみを飲む方にも おすすめします 無脂哀しみ固形分8.7% 哀しみ脂肪分4.3% しっかりとコクがあって 飲みごたえのある 濃い哀しみです 206 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/02/18 00 11 ID 7OxIs2B8 えーとえーと。お題は「哀しさ」です(ameさん、どーもです)。 締め切りは、2月24日の午前0時です。 ルールは、 2-3を見てね。 207 名前:个~个[sage] 投稿日:03/02/18 00 22 ID +cI8cPw5 ごめんなさい コテで投稿してしましました 204次回からはちゃんとルールにそってやりますので お許しください 208 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:03/02/18 00 26 ID 7OxIs2B8 207 はじめてのミスは、セーフです。大丈夫ですよ。 209 名前:夕暮[sage] 投稿日:03/02/18 00 37 ID eUKWx5TP じかに首筋に鼻を近づける ことなる香りのようにおもえてやたら 鎖骨から顎のうらへとくちびるをすべらせていく 途中いちばんつよく香る場所をなぞる 汗の名ごりの味 そのまま首筋を伝う さっきから何 匂い 香水それ嗅いでた そうもっと嗅ぐ ん 手をうつぶせなところへ背から回していく 汗の味しかしなかったよ そ 左手で乳房をつつみ込む 乳首がふわととがる 上体をかえらせそこに 乗りかかり頭から毛布へもぐる ゆるやかにひろまった胸に寄っていって 乳首の先を上くちびると下くちびるの間ではさんで 声が漏れるそして腕が毛布ごと頭を抱え込んでくる こもってくる 湿り重くなり包まれその淡い闇のなかにいてふと 布一枚をはさんでいながら 顔を見合わせている気分がする 210 名前:(続き)[sage] 投稿日:03/02/18 00 37 ID eUKWx5TP 今日へんだよ なんで へん そか 毛布から顔をのぞかせるとカーテン越しに街灯りが入ってきていた となりで身を起こしたのに合わせまた飛んでくる重たい匂い ほぼま上にあるしろい細肩を手を伸ばしつかまえたおし したいすっごくほんとに そういう してるじゃん わらいかるく手のひらが肩にあたってくる 211 名前:ノイズライム(1)[sage] 投稿日:03/02/18 13 09 ID wmy7+dB2 心が 痛んで泣きたくなるような 気持ちだ つらく切ない 悲哀 大切な人に死なれてかなしい 誠意が通じなくてかなしい 愛し 身にしみていとしい 切ないほどにかわいい 愛 何そこの児のここだかなしき 心にしみるような趣だ 深い感興 感ずる みちのくはいづくはあれど 塩釜の浦こぐ舟の綱手かなしも 212 名前:ノイズライム(2)[sage] 投稿日:03/02/18 13 10 ID wmy7+dB2 見事だ 感心するほど立派だ かなしくせられたりとて、見あさみけるとなん 貧苦がつらい ひとりあるせがれを行く末の楽しみに、かなしき年をふりしに 悲しいにつけ愛しいにつけ 感情が痛切に迫って 心が強く打たれるさまを表す意 原義 かなしげ かなしげ かなしげ 悲しい哉 悲しいことには 残念なことには 体力の差はいかんともしがたい かなしい 悲しい 悲しそうに 悲しげに sadly sorrowfully 213 名前:流離[] 投稿日:03/02/18 14 49 ID HrwsLcG8 オリーヴ 掬いあげれば流れ落ちる海面のゼリーの色に 奇跡的に内包されたまま残る強く若い薫 オリーヴ 撥剌とした汗のような 潮に解かれては散る大粒の珠 私はそれを持ち帰れなかった 鉄塔の袂にある 過去の石で作られた我が家に 年老いていく犬の背を撫でながら暮らしている 214 名前:はなれてゆくとき[sage] 投稿日:03/02/18 15 04 ID LQ8djGqD 「センチメンタリズムは大嫌いだ」 と こぼしたその口に 口づけする私のことを あなたはどうおもう? 私は知っている あなたのような人が 一番センチメンタルだということを それでもあなたは否定するでしょう 数え切れないほどの資料を持って 「僕は違う」というはずです 私の言うことが 当たるか外れるか そんなことには興味はない あなたがいまどう思っているのか それがしりたいだけ 215 名前:へちま男[] 投稿日:03/02/18 16 16 ID +TEH36AW つまらないものですが。と、大きな包み紙 へそ曲げられて、ごま取られる前に 化粧箱ぶち破って、包み紙つんざいて 逃げ出す後ろ姿は、へちま男 それはあまりにも、つまらないものすぎる そんなことくらい、自分が一番よく知っていた 女湯に逃げ込んだ、へちま男 あらこれがいいのよ、うふこれが一番よね 石鹸塗られて、やわらかい白肌へ 婆さんの皺も伸ばせ、黄色いへちま男 骨抜きにされて、水を抜かれたへちま男 あらいい感じだわ、うふ綺麗にしてちょうだい 化粧乗りを助けるため、乙女のすっぴんへ 存在を投げ出した、魚座のへちま男 乙女にも婆さんにも喜ばれ、利用されるだけ利用され 遂には洗面台の排水溝に消えたが、とても嬉しそうだった 生まれかわっても、きっとへちまで生まれる ぼくはへちまだから、へちま以外のものにはなれないから 贈り物にされるなら、女性の元へだけ贈ってほしい 同性に贈られたと気づいた瞬間、ぼくはまた逃げ出そう けっして男には価値を見出されないのだ、へちま男 216 名前:へちま男(続き)[] 投稿日:03/02/18 16 32 ID FogvVZrd それでもいいや、と笑いながら 男臭い黒土の畑の上、空間にぽんとお邪魔して また生まれ変わってくるのだ、へちま男 217 名前:鶴[] 投稿日:03/02/18 21 00 ID JkyepYlt 笑わないことを砦にして 照りつける言葉を防ぐ そういうのは幼いしるしだと 思わないでもなかったけれど いつでも二・三拍遅れてしまうわたしの こころの波際がもう 誰にも届かないというなら もしもそうなら 満たされていた朝の折り鶴を 開いてゆく夜の指はふやけているから 息のつぎかたひとつによっても 破れて しまいそうになる そんな些細な仕事を、と あなたがけして咎めずにいてくれたのは 無言の 愛撫だったのかもしれない のばした 浅葱色の千代紙 飛び立つことのなかった 翼のかたちを残して 218 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/18 21 13 ID C3avsNi+ ダレモイナイ…スンピョウスルナライマノウチ… 188 無題 北野たけし。ブラウン管と世間との両方からの距離感が哀愁を感じます。 ただそこまで思い悩むことかどうかは少々疑問。 191-193 「他者に心が通じぬと感じる者への詩」 192後半が少々くどいです。あとジサクジエンがじさくじえんになっているのは いかがなものかと。エスパーは古いです。今回はこじつけ感が強く残念です。 194 「into the filmPart 哀 」 こういうの駄目です。泣きます。母の愛は受け継がれていくのですね。 シンプルで濃いです。でも「…嗚呼」だけ文語体なのが気になります。 199 「哀しみが輝くとき」 あまり輝いている感じがしないのが残念です。 真っ暗な水中で哀しみは輝いていたのだろうか。 それとも太陽があったから輝いていたのか。 いろいろ考えさせられて好きです。 200 「哀しみ哀歌」 漠然としていてどう受け取ればいいものか… もう少し言葉を継ぎ足してほしかったです。 201 「哀しみ」 悟っているようでまだまだ青い印象が良いです。 彼はモノローグをセリフにできるのでしょうか。 219 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/18 21 14 ID C3avsNi+ 202 「自作自演7」 もうこういうの大好きです。キュンときます。 こういう「哀しさ」は素敵ですね。たまらん。 203 無題 雪の表現がステキです。頭2行だけでも充分すぎるほど。(≠残りが邪魔) それだけに最終行の「雪」の文字が残念でなりません。 204 「哀しさ」 3つって何だろう…すいません批評できるほど理解できません。 感じたことを言えば、すごく大人だなぁと思いました。 205 「濃くておいしい哀しみ」 逝印ですか?もうちょっと遊んでみても良かったかも。 まとまっておりバランスも良いのですが、インパクトが足りないような。 209-210 「夕暮」 興奮しますた(ヲイ ナイスオパーイ愛撫です。いいなぁ。漏れもしたい。 哀しさよりも寂しさを感じてしまいました。 211-212 「ノイズライム」 どのへんが「ノイズライム」なのかわかりません。自分が技巧に 気付いていないだけかもしれません。そうだったらごめんなさい。 どろどろしすぎ感が哀しみを引き立てていて読んでて辛いです。 ただ最後二行はいらなかったかも。 213 「流離」 小説の最終章を抜き出したような。 どの辺が「哀しみ」なのかが疑問です。 220 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/18 21 14 ID C3avsNi+ 214 「はなれてゆくとき」 すんげぇ哀しいです。切ないです。かぁいそうです。 誰かこの人を幸せにしてやって下さい。むしろ漏れが(ぇ 全体がスマートかつストレートかつキャッチーです。 贅肉も無く、大変素晴らしく思います。 215-216 「へちま男」 けっこう楽しい気がしますが。彼自身に「哀しさ」を感じない。 でも(続き)だけ読むとすごく哀しい。 健気でHな彼は永久にへちまでしょう。 テンポが良く言葉も良く、大変素晴らしく思います。 217 「鶴」 きれいです。柔らかくて固い。上質の杏仁豆腐みたいな 確かな質感となめらかな舌触り。でもこれは甘くない。そこがいいです。 僭越ながら寸評させていただきました。 こんな感じでよろしいのでしょうか… 221 名前:笑う夏草たち(1)[sage] 投稿日:03/02/18 22 28 ID PdlIu5GO 家に帰るといつも 笑顔で出迎えてくれた犬が その日だけは横になったままで 名前を呼んでも起きなかったとしても 私は何度その光景を繰り返しても 失われたものを決して信じようとはしないだろう 何年経っても忘れられない日付がある 1997年7月27日17: ジロは私の前では 眠ったことがなかった。一緒に行った家族旅行、ワゴン 車の中で一夜を過ごした時、眠る私を守るようにジロは 一晩中、私の傍で立っていた。 暑い夏だ った。私は電気製品の部品を取り扱うアルバイトに追わ れて、毎日を多忙の中で暮らしていた。あと三日だ。あ と三日でアルバイトが終わる。夏休み最後の31日は、い ままで遊んであげられなかったぶん、ジロといっぱい遊 んであげるんだ。 いっぱい、遊んで、あげるんだ。 仕事 をしている間中、そして帰り道を歩く間中、熱射病で倒 されそうな生命を支えながら私は、ジロのことばかりを 考えていた。熱射病で死んだりしてないよね。大丈夫、 涼しい木陰にハウスはあるのだから。 222 名前:笑う夏草たち(2)[sage] 投稿日:03/02/18 22 31 ID PdlIu5GO お母さん。でも10 時から2時くらいの間は、太陽がハウスを襲うから、反 対側の木陰にジロを動かしておいてね。 家に帰るといつ も、笑顔で迎えてくれるジロが、ハウスにいない。反対 側の木陰で、寝てる。寝てる。初めて見た、ジロの寝顔。 かすかに揺れた、背の高い向日葵。離れすぎたところに 置かれてあった水飲み器。私の心を突き放した、裏庭に 吹く風。固く張っていた、銀色の鎖。 私はジロの目や 口から入り込もうとする緑色の蝿たちを憎しみを込めて 追い払いながら、それでも奇跡を願った。いつジロが目 覚めてもいいように、蝿も蟻もやって来ない、物置小屋 の入り口に抱いていった。こんなに大きなジロが、こん なにも軽い。ジロはギターじゃないんだから、だめだよ、 もっと柔らかく運ばれないとね。 私はTVもつけずに御 飯を食べた。ひとりで食べた。お母さんがどこへ出掛け たのかなんて知るはずもなく。きっとまたいつものよう に、友達が訪ねて来て、話に夢中になって、そのまま一 緒に健康ランドにでも遊びに行ったのだろう。起きてよ、 ジロ。起きてよ、ジロ。ただそれだけを繰り返しながら 味のない御飯をひとりで食べた。食べたという記憶も残 らない御飯を。 223 名前:笑う夏草たち(3)[sage] 投稿日:03/02/18 22 34 ID PdlIu5GO ドアを開けると、やはりジロは寝ていた。 私がはじめて泣いたのは、自分の部屋に入った瞬間だっ た。誰も見ていないのに、我慢する必要はなかったのに、 なぜかそこまで堪えていた。それから五日ほどの間は、 一日の大半を泣いて過ごすことになった。 「しかしネロ もうじき又夏がやってくる 新しい無限に広い夏がやってくる そして 僕はやっぱり歩いてゆくだろう 新しい夏をむかえ 秋をむかえ 冬をむかえ 春をむかえ 更に新しい夏を期待して すべての新しいことを知るために そして すべての僕の質問に自ら答えるために」 家に帰るといつも ラヴは私を出迎えてくれない 224 名前:笑う夏草たち(完)[sage] 投稿日:03/02/18 22 34 ID PdlIu5GO かつてジロのいたハウスの中で、尻尾のないお尻をこち らに向けて、それでも耳と目だけはしきりにこちらを気 にしている犬は、私が近づいた途端、だまし討ちにする ようにぶつかってくる。そっけないふりをしていても、 ちゃんと私にはわかっている。散歩中、私が建物の陰に 隠れると、ラヴは必死になって私の姿を探しはじめるこ と。 ラヴの顔を見ていると、何も悲しくはないのに涙が零れ てしまう時がある。去年産まれたばかりの彼女の若い肉 体の中に、蝿が潜り込む冷たさを感じてしまうことがあ る。きっと15年。もしかしたら10年。あるいは明日にで も。その時はやって来る。 きっと60年。もしかしたら40年。あるいは明日にでも。 その時が来るまでに、私はこの世に溢れている哀しみに 対して、答えることができるだろうか。答えたい。私の ことばで。ジロのため、ラヴのためにも、そして私を置 いて行ってしまうすべてのものたちのためにも。 私が笑って歩き出せば、きっと彼らも笑いながら、私の いなくなった夏をともに駆け回ってくれるだろう。 その時、きっと緑色の草原は、笑い声をあげるように揺 れているだろう。生命あった頃の、私たちのように。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 括弧内、谷川俊太郎「ネロ」より引用 225 名前:道化 1/2[sage] 投稿日:03/02/18 23 36 ID aeVdVqEZ 道化の眼に 人の色を見つける 見てはいけない 気付いてはいけない色に 僕はひどくうろたえる 愛想よく笑う仮面に 決して笑わない,眼 観衆は一挙手一投足に笑い,歓声を上げる 玉乗りに ジャグリングに マジックに 眼は,笑わない ひたすらに,真剣に, 無表情に 226 名前:道化 2/2[sage] 投稿日:03/02/18 23 37 ID aeVdVqEZ 愛想笑いの仮面がおどけ 観衆が笑い 僕は俯く 笑いの使徒は, その中身は, 人であった 仮面が踊り 観衆が笑う中 僕は一人俯き 観衆に,仮面に,道化に 背を向ける 無表情に 道化の眼を宿して 227 名前:「哀しさ」[sage] 投稿日:03/02/19 00 01 ID r8inYee9 後悔と懐古のつたに絡まれて 足をとられてしまった 届く事はない 心の痛みも鎮静された今 こんなにも時間が憎らしい 早く 早く過ぎて欲しい 全てから離れて わざとらしく俯いていたかった こぼれてあふれたり染みたりしても 招き入れて丸く縮んで俯いて いっそ笑顔で固まってしまっても 良かった 228 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/19 00 25 ID gPRLzFRB 215 :へちま男 :03/02/18 16 16 ID +TEH36AW > つまらないものですが。と、大きな包み紙 登場のしかたと、黒い土に空間に再登場する。(これも登場か?) つまり、登場のしかただ。 おずおずと押し出されるとか ……あ、石鹸でしょ? 登場したのは…… 221 :笑う夏草たち(1) :03/02/18 22 28 ID PdlIu5GO 長谷川俊太郎もそれほどでもないなぁと感じた~ 229 名前:nagai[sage] 投稿日:03/02/19 01 57 ID yHXHxjT4 どいつもこいつもなげーんだYO! 230 名前:哀しい犬1[] 投稿日:03/02/19 02 07 ID 9uOQ4J6/ 主人を待つ犬が あまりに主人の帰りが遅いので まちぼうけに腹を空かし きあんきあん、と鳴いてみたものの いつしか声は消え そのあとから静寂が 犬をゆっくり押し潰そうと現れた 主人を待つ犬は 気を紛らわそうと 水を普段より行儀悪く飲み 飽きた玩具にむしゃぼりつき 硝子に頭を擦りつけ 爪で己をかき毟ったというのに やはり主人は帰って来ない 主人を待つ犬は それでも主人を待っていて 待っていて さき程よりもいっそう大きく きあんきあん、と声をあげ 主人を待つのに専念した 静寂に隙を与える間もなく、きあん 静寂が襲わぬように、きあん きあんきあんきあんきあんきあんきあんきあんきあん きあんきあんきあんきあんきあんきあんきあんきあん いつしか犬は声に疲れ それが静寂に分を与え 主人は帰って来ない 231 名前:哀しい犬2[] 投稿日:03/02/19 02 09 ID 9uOQ4J6/ 主人を待つ犬に もはやどうする手立てもなく まちぼうけに腹を空かせ 腹を空かせ もはやどうする手立てもなく 犬は主人を待つのをやめた 犬はもう 主人を待つ犬じゃない 232 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/19 02 13 ID LcsRD3hX 待ってくれないのね・・・。うちのワンコは、待っててくれる。 233 名前:「悲哀」[sage] 投稿日:03/02/19 03 08 ID ipia3I/7 まず気付いたのは 口を吐く独り事が悲しみであったとき 無意識 とても自然に 紙に書きうつす「かなしみ」 まるで切り取られたかのように 残った白色が痛く 馬鹿馬鹿しい KANASHIMI 鼻歌 気ままに 間違いを身に纏う 誰か気付いてくれるのを 待つ 飽きる 息が飽和していく クレヨンで区切った領域に 身体を刻み コインを並べていく 気が済むまで 独り遊ぶ 友達と一緒に どこかに行かなくても いい 外は無関心の嵐 揺れるガラス 私は暖かい この場所で ゆっくりと 234 名前:遠足の前日[] 投稿日:03/02/19 03 45 ID zrWyDEGy 遠足の前日の明るい昼間に いてもたってもいられなくなって部屋をでた おやつを買うという理由をみつけてスーパーへ 誰にも会いませんように 声をかけられませんように 選んだお菓子は 嫌いな順からのような気がして 深呼吸する なんで今 胸がはりさ けそうなの か 考える たまたま 重なっただけ 遠足の 前日の 明るい 昼間に たまたまその時 あたしが ヒトリボッチ だっただけ それだけ 235 名前:暗い世界[age] 投稿日:03/02/19 05 21 ID xTx4x8t3 僕の心が 悲しみに包まれたの そしたら 世界が薄暗くなって 誰もいなくなった 花は枯れ 僕の愛しい あの子も どこへ行ったのだろう でも ちょっと考え方を変えてみようよ 目をつむって 寝転んで ほら空を見上げてごらん 灰色の雲と一緒に 悲しみの心は 真っ赤な太陽に 逃げていくでしょ 236 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/19 05 56 ID NHhprZyD あゆのパンチラ動画です http //homepage3.nifty.com/digikei/ten.html 237 名前:さ(Part1)[sage] 投稿日:03/02/19 10 08 ID clwo74pd 「ねぇ、愛してるわ」 「いや、俺のほうがもっと愛してるよ」 「何いってんのよ。あたしがどれだけあなたを愛してるか、 知らないくせに」 「ハァ? それだったらお前も同じだろ。つーか、俺は自信あるんだ。 俺のこの想いは世界一。お前なんかに負けるもんかよ」 「そんなことないわよ! あたしだって絶対的に自信あるわよ! あたしのほうがずっと愛してるって!」 「なにを!」 「なによ」 「こしゃくな・・・」 「勝負する?」 「じゃあ、あの波打ち際まで」 ダーーーッ! 238 名前:さ(Part2)[sage] 投稿日:03/02/19 10 21 ID clwo74pd 「ねぇ、哀しいよ」 「うん」 「マサヒロも哀しい?」 「うん」 「あたしより哀しい?」 「わからない」 「あたしもわからない」 「うん」 「ねぇ、抱き締めて」 「こっち来いよ」 「うん」 「きっとお前のほうが上だよ」 「ん?」 「きっとお前の哀しさのほうが大きいんだろうな」 「うん」 「ごめんな。抱き締めるしかできなくて」 「マサヒロ」 「ん?」 「愛してる」 「俺のほうがだよ」 「くす」 「なんだよ」 「じゃ、それでいいや」 239 名前:有無の差[] 投稿日:03/02/19 11 21 ID cy1JFev9 狂った心は 歪んだステンドグラス 何故か美しい 私を優しく包む日の光も ここを通れば 赤や青に寂しく染まってしまうのさ 何も知らない心は 彼方に降る通り雨 何故か寂しい 無色透明の日の光も ここを通れば 赤や青の美しい虹をかけるのさ その差は 灰の詰った万華鏡 美しくも寂しくも無い 色鮮やかな日の光も ここを通れば 様々に形を変える 灰だけの輪になるのさ 240 名前:730[] 投稿日:03/02/19 11 33 ID Xu7FG1Ri ■■出会い系サイト運営システムレンタル■■ 儲かる出会い系ビジネス 初心者でも簡単運営 写メール、画像対応 http //www.geocities.jp/kgy919/ 241 名前:心臓のトゲ[] 投稿日:03/02/19 15 36 ID 35oF0XJB コンビニで仲良く雑誌を読んでいるカップルを見て “アタシのほうがこの女よりカワイイわ” と思った ファミレスでデザートを貪っている女の集団を見て “こんなところでガッツいてるから太るのよ” と思った ブランド品で着飾ったギラギラの化粧をした女と擦れ違って “強くアピールすればいいってモンじゃないわよ、売女ね” と思った 携帯の着メロを昨日解禁になったばかりの新曲にしているオヤジを見て “そんなに一生懸命若者に媚びて大変ね” と思った 塾帰りのビン底眼鏡の小学生とバスが一緒になって “それが報われるのも今のうちだけかも知れないのにね” と思った キャッチセールスを目的としたエステの呼び込みに声をかけられて “契約してしまえば客の電話にも出ないくせにイヤらしい” と思った カラオケで、男だけできている集団が異常に盛り上がっているのを見て “こんなところでストレス発散なんて、いい年して虚しいね” と思った 路上シンガーを見て “ヘタクソね” と思った TVで舌足らずを演じるアイドルを眺めて “あなたたちは物なんだからもうすぐ使い捨てられるのよ” と思った ホームレスのダンボール家に絵を描く学生を見て “100円でもあげたほうが実質的に役に立つのに” と思った コンビニで仲良く雑誌を読んでいるカップルを見て 242 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/19 15 56 ID YiQzkxjH ◆マムコ満開◆無料です◆ http //bbs.1oku.com/bbs/bbs.phtml?id=yasuko 243 名前:無題[] 投稿日:03/02/19 18 20 ID TYQ0VmMV 砂浜、花火 サンバのリズム ひと夏の想い出 そして 凜とした香 人々の温もり 雪景色も又 逝ってしまう 廻る季節の中で 人々が出会い そして 切ない想い出が・・ 244 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/19 19 21 ID NHddmRhX 241 いいですなぁー。かなしすぎる。 245 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/19 19 29 ID LYPfFzMG 244 ああいう風に思ってるヤツが哀しいよね。そういう詩に読めた。 246 名前:現代的トラジディ[sage] 投稿日:03/02/19 21 24 ID YAYJsq3i なにしろ忙しい 仕事に追われ 家事に追われ 自分の時間なんてありゃしない 本も読めない 絵も描けない 音楽聴くのは満員電車の中でだけ 今日も残業 きっと明日もそうだろう 恋愛する暇も無いじゃない! 私は時間の奴隷になって 世間様に生かされている 首輪をつけて 主人の付近を走り廻る 哀れな犬のよう でも だから なんなのよ 気付いたところで何も変わらない 考える時間だって 誰かに相談する時間だって無いんだから でも平気 私には 哀しむ暇だって 無いから 247 名前:244[] 投稿日:03/02/19 21 36 ID NHddmRhX 245 病める自分を見たかのようだよ。 ついでに言うと結構 230-231 の犬のやつ 名犬ハチ?とか思ったけど哀しい、ってか寂しいね、こりゃ。 248 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/19 21 54 ID 7HnGUIic _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ http //www5b.biglobe.ne.jp/~ryo-kyo/osu.html _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 249 名前:A friend[] 投稿日:03/02/20 01 01 ID WzyLJLf3 僕は今日も普段と変わらず 楽しい日々を過ごしています たくさんの友達に囲まれて 笑顔は絶えません 僕の自転車は意に反して 僕の足を内股にこがせて 気がつけばいつも僕の靴は 紐の部分がはげてくるのです 気がつけばいつも僕のジーパンは 太ももの内側から色落ちしていくのです 自転車の荷台から景色を見ることがなくなったこの頃です 僕は全身に風をあびる事ができるようになりました こんな癖のついた自転車にした人は あの夕日を朝日としてみているのでしょう パンクを直して油をさして まだまだこのボロ自転車を 大事に乗っていくのです 250 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/20 01 37 ID UGfsKD5P うんうん分かる分かる。心臓のトゲは外に向かって生えているのか…… ときどき逆向きなんじゃないのかって気がするコトも……。 241 :心臓のトゲ :03/02/19 15 36 ID 35oF0XJB > コンビニで仲良く雑誌を読んでいるカップルを見て 251 名前:个~个[sage] 投稿日:03/02/20 01 45 ID p70qEkpH 208 よかった 219 ヒントは「哀」 252 名前:25m[sage] 投稿日:03/02/20 03 01 ID T38IOgvb 生きているのか 私は 死ぬことは可能なのか 私に 自由とはなにか 定番の距離の水張り 泳ぎきれない者は 痣まみれで生きるのか 歪むトラック 斜め越しの視線 鉄板のコンクリ 死んだ蟲 溺れる様を見て また 誰かが笑っていた 253 名前:新宿[] 投稿日:03/02/20 06 21 ID dAx+3pRw 明け方の誰もいなくなった新宿駅の西口で誰に も読まれることの無かった眼鏡屋のチラシが宙 に舞う。ああ、俺はここまで来てしまったのだ 、もう二度と帰れない。放射状に分かれゆく道 を眺めながら口に咥えた煙草の煙が朝日に分解 される様子を見るともう二度とその分子は出会 うことは無く、永遠の虚空を泳ぐのだと言い聞 かせる。薄緑の作業着を着た掃除夫が痛めた腰 に手をやり厚い化粧を落とした娼婦がその荒れ た肌を気遣うことなく街を出て行く。月曜の朝 のこの街にはもはや何も無く何も生まれず何も 起こらない。この街にはもう何もかもが無くな って、何もかもが増えすぎたのだ。それでもこ の街を歩く人々の目に映る恣意的な欲望が新宿 という街を混沌に漂わせることが結局のところ僕には酷く哀しいのだ。 254 名前:いかいか ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:03/02/20 10 28 ID Nnp1TG/a おまえら、批評者の負担を考えろよ、ボケが!! カノープスたんにしまいには倒れちまうぞ。 255 名前:443[] 投稿日:03/02/20 11 33 ID NM965Xu+ ■■わりきり学園■■ コギャルから熟女まで 素敵な出会い ゲイ、レズビアンなどコンテンツ豊富 http //www.geocities.jp/kgy919/deai.html 256 名前:混乱と誤解からの再生[] 投稿日:03/02/20 15 18 ID jUZ4pxoR 何度も唇を重ねても 激しく身体を重ねても 君の心が見つからない 言葉はいつも膣外射精 そして僕らは言葉を探した 好きって言うだけで 全てが分かりあえたあの日のように 理解しあえる言葉を探して そして僕らは言葉を見つけた 何かの弾みで見つけてしまったパンドラの箱 「さようなら」 小さくなる君の姿を見ながら 僕は言い忘れたことを探している 257 名前:失うということ それでも求めるということ[] 投稿日:03/02/20 16 07 ID EZbpcp+t 気のおけない仲間たちと騒いでいる時の10% ふと窓の外を見やった時に流れた星屑の20% トイレの中で一人壁を見つめながら呻く30% 部屋に戻れば誰もいなくなっていた時の40% 巻き貝の声 巻き貝の声 ひとりうずくまって死後の世界を考えて50% そういえば父も母も遠い昔に死んでいて60% それでもあの温かな白い手を懐かしめば70% 光の星屑たちが過去を連れて降り注いで80% 巻き貝の沈黙 巻き貝の沈黙 耐えられないほどの沈黙に正気を失った90% 純粋100%の哀しさに耐えた人間は未だ無い 258 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/20 17 47 ID /qpj+Ibm 前回とは打って変わって、「広がり」というより「深み」へと望む、今回は「哀しさ」というお題デス、さぁ逝ってみよう! 191-193「他者に心が通じぬと感じる者への詩 」 お題に対して「反応」というより「反射」(速度があるとい意味です)するこの作者、個人的にオモロイです。 ある一定のクオリティーが「当たり前」はプレッシャーになるかもだし、読む側も「慣れ」ちゃうかもだけれど、うん、 マラソンとかで最初先頭を走る人みたいで格好いいな、のちのちずるずるとその順位下げるとしてもネ。 さておき「作者」は置いといて「作品」を読むに、説明的過ぎて辞書を読んでる感じになっちゃう。 もちろん広辞苑より面白いんだけれど。俺は個人的に説明よりも「そのもの」を求めるので。 おっぱいへの展開は個人的に激しく同意。俺もマジ酒飲んで友達とそんな話しをよくしてる。 だけどそれは「意見」に対しての同意であり、「詩作品」としては強引かなーって、 敢えて厳しくスマン。 194 「into the filmPart 哀 」 「達成しているレベル」ってのどうなんだろう?どう思う? 199 「無題」 完成度が高い。 のはこの場合スケールが小さいから。 一連、二連で「哀しみ」という単語が三度出てくるのはうっとおしい。 クラスで2番目くらいに詩が巧いかも知れないけれど何時か何処かで読んだことのあるような詩。 259 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/20 17 59 ID /qpj+Ibm 200 「哀しみ哀歌」 皆さんもお分かりになるようにこの作品の場合、「哀しみ」という単語の繰り返しははっきりとした作者の意図だ。 二連ALL 「どうやら哀しみが平気で顔を出すほど 今の社会には哀しみが溢れているようです」 これはもう手のつけようがない!完璧!この二行は凄い。 意見に対し激しく同意するしそれを巧く言葉に表していると思う。 が、三連「ノアの箱舟」という言葉のチョイスには疑問。 四連目敢えて激しく個人的に希望が欲しかった俺なんだけれどやっぱり地球って、人間って哀しい生き物なのかな? 201「哀しみ」 完成度高し。巧い、上手。 でも胸がドキドキしない。 とか言っていいのかな? 多分技術的なことは他の批評家?(寸評家?)に任せて俺は違うことをいいたいのだと思います。 260 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/20 18 19 ID /qpj+Ibm 202 「自作自演7」 素直に読めた。もちろん「哀しみ」を感じるけれどもね、、 そりゃ感じようとすれば万物ありとあらゆるもののなかに、 その感受性の態度によって、全てを感じれられると言っても過言では無いのだから、うん、そう 作者はもう少し読者に近づかなきゃならないんじゃないかな?とか思ったり思わなかったりする哀しみ。 203「無題」 四月の雪ってのは感動的だな実際。泣くかも、俺。REAL都立。 けれどもっとも「詩的」からかけ離れている作品の見本だ、 と俺は君の降らしたその雪見て思ふ。 204 「个~个 」 ほぼ文句なし。「哀しさ」という自称詩人的アプローチを否定し、 「哀しい」という人間本来の感情に我々を還らせようとした。これ重要。とても。詩人にとってっーか人間にとって。 SEXを体験していなくてもSEXについての論文は書けるけれどもそれってSEXを「知ってる」って言えるのかな?トカ。 作品へ- 「3つ」を詩的に説明して欲しかったりもするけれど、これは敢えて突っ込みどころを探したという按配で 作者はお題を喰った。前回の出したお題を「喰う」というのはこれ美しい「わ」を感じる、トカ。 261 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/20 18 35 ID /qpj+Ibm 205 「濃くておいしい哀しみ」 ごめんなさいだけれど、が作者の焦点が「濃い」ところに行っているので俺には正直分からない。 「濃い」ところに行っているのは「悪い」という意味でないっス。超能力者じゃないからわからん事は沢山。 誤解前提で評を書くと(まぁ批評なんて性質上んなもんだ) 作者は凄く今哀しいのかんも知れない。 「固形」、「脂肪」うん、ちり積もって消える事の無い傷、体ある俺等の 悲しみ-哀しみ。 262 名前:哀色[] 投稿日:03/02/20 19 31 ID tYOtk8jO 哀れな色使いの町 流れすぎた青天の夢が ただ赤い霧の中に埋もれている あの子に教えた遊びは 今はもうクレヨンの燃えかすを残すのみ 黄色の天使に持たせたお金 背後に広がる黒いうねり 緑の親の足元には 茶色に染まるあの子の影 263 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/02/20 19 40 ID gJ70NUFT 188 (タイトルなし) 実はこのシリーズ楽しみにしています。突き進んではいない、最初一行からほとんど移動していない、 代名詞等間接的な言葉が多くどこかに迷いこみ薮に埋もれたかの印象は哀しさの表れでしょうか。 13分以内に書いたということも評価すべきことだとおもいます。 194 「into the filmPart 哀 」 これは「一場面」でしょうか。タイトルからも何か物語の断片という印象です。 具体的な言葉が「お母さん」くらいしかないので物語そのものを推測することは難しいですが、 むしろ「本来の物語の局所」を見せることで普遍的なものを感じ取ることができる作品と読みました。 ただ、どうしてもひとつひとつの言葉が弱く、それがそのまま作品の印象の弱さになっているようです。 199 「哀しみが輝くとき」 タイトルがとても良い作品だとおもいます。 「哀しみ」という言葉をそのままに扱い、静かなイメージと最終行「水の底」という言葉への流れが「輝く」という対照的なイメージへの次の流れをつくっているようです。 「哀しみ」そのものを扱いながら、感情を覗かせないような文章が「哀しみ」という言葉を際立たせているとおもいます。 209-210 「夕暮」 単語を修飾語で彩るのでなく、副詞や動詞のくっつけかたでイメージをつくりあげている。 非常に狭い場所を見ていて、その視点が滑らかに動いていく表現力はすばらしいとおもいます。 特に導入部は鮮やか。たしかに哀しさというよりは寂しさかも。 264 名前:卵の君はカロリーが高い[sage] 投稿日:03/02/20 22 02 ID EotcQiNu あそこにいるの そうそうあそこ でねあのひとね そうあたしにね こくってきたの わらえるでしょ デブのくせして 265 名前:さかなたち[sage] 投稿日:03/02/20 23 09 ID XD8H3XLf 群れをなして さかなたちが 黒いような白いような あの青い靄のむこうへ消えていった 海藻は ただそこで揺れている 岩も ただそこでじっとしている あのさかなたちは ただ泳ぎつづける そのように かみさまに決められている プランクトンを 食いながら 時にはサメに 数を減らされながら サメがかわいそうだ と思うから食われてやるのだろうか ひとときも止まることを かみさまから許されていないサメに ぼくは食われるのは嫌だ どんなに意味がなくても 食われるのは嫌だ なぜ嫌なのかはわからなくても この広い海には 行く場所などない 目的をあの岩までと定めても 着いた途端に通り越してしまう 泳ぎつづけている限り どこへも行き着くことなどできない 泳ぎつづけるさかなたちを見る ぼくの目はかなしい 266 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/21 01 28 ID Gfp2HsBK 一部批評になってません。失礼します。 204 「哀しさ」 Σ(゚Д゚)ソウイウコトデシタカ 気付くまで2時間かかった… それでもわかんないとこあるー ><、、 221-224 「笑う夏草たち」 泣いちゃった^^; ただ主観者のがどれだけ哀しかったのかの 描写が足りないです。推し量る哀しみもありますが。 225-226「道化」 「silent voice」を思い出しました(ヲタでスマソ 「僕」の「哀しさ」よりも「哀れさ」が滲み出ていると思いました。 227 「哀しさ」 表現がストレートすぎて純粋なのかひねくれているのか。 それすら「哀しさ」として狙っているならば もう少し確信犯的要素が欲しいかもです。 230-231 「哀しい犬」 その後が見たい。非常に見たい。やさぐれたわんこが トラックの荷台に乗って遠くの街でボスになるのです。 つかもしかしてわんこは死んだのか!? ともあれ「きあん」は目新しく感じました。 文句があるとすれば「きあん」と「きあん」の間に 半角スペースが欲しいです。「あんき」に見えた^^; 233 「悲哀」 素直さが足りないと思います。 素直になったあなたはもっと素敵なハズです。 267 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/21 01 29 ID Gfp2HsBK 234 「遠足の前日」 いっぱい矛盾してて子供の心情が良く表されていますね。 「ヒトリボッチ」はひらがなだと好きかもです。 235 「暗い世界」 独りよがりで暗い感じが出ててお題通りで大成功。 こんな考えしてる人哀しすぎ。 237-238 「さ」 バカップル。バカップル。バカップル。 幸せな種類の哀しさだよちくしょう。(・∀・)カエレ!! 239 「有無の差」 美しいです。ただ疑問点は多い。個人的見解ですが。 でも本当にきれい。哀しさはあまり感じませんが。 241 「心臓のトゲ」 「主観者が一番哀しい人」ですね。素晴らしい。 路上シンガーのくだりが短くて的確で素敵です。 243 「無題」 少しごたごたした感があります。 量はちょうどいいので形を整えてみては。 246 「現代的トラジディ」 でもこんな風に嘆く暇だけはあるんですよね。激しく同意。 ただ後続の人としては「犬」という表現を避けて欲しかった。 単独として見た場合非常にストレートで良い作品なのに… 268 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/21 01 29 ID Gfp2HsBK 249「A friend」 「哀しさ」なのかなぁ。すごく前向きでひたむきで。 むしろ元気をもらってしまった…まあそれは俺の感性。 詩として深いです。 252 「25m」 学校のプールでこんな詩が書けるとは…。 すごすぎて何も言えません。悔しい。 253 「新宿」 鮫?場所は違えど似た光景を毎朝見ていたのでよくわかります。たぶん。 追いつめた後頭部の光った痛みが哀しいです。 256 「混乱と誤解からの再生」 失礼ですが、最初の4行で充分です。 後の部分が妙にロマンチズムでアンバランスです。 257 「失うということ それでも求めるということ」 100%の哀しさ…それが死なのかなぁ。 段階と哀しさと度合いが小気味よく上がっていきます。素敵。 262 「哀色」 久々に「詩」を見た気がします。正当派。それでいて古臭くない。 貴乃花みたいな。もっとも「詩」とは何なのかと問われたら答えられませんが。 僕の中ですごく「詩」です。いつかこんな詩が書きたい。 でも今は書けない。僕はまだ青い。悔しい。 269 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/21 01 30 ID Gfp2HsBK 264 「卵の君はカロリーが高い」 本当はバカでも知ってる漢字は使って欲しかったのですが 全体が短い上に漢字変換可能な部分が少なくちょっと残念。でも本編に何ら問題無し。 つーかやけにこなれた感がありますが実は…(.(;゚Д゚)ガクガクブルブル 265 「さかなたち」 淡々とした語り口が「ぼく」の哀しさを引き立ててますね。 哀しいけど広がる光景は美しい。純粋な「哀しみ」。 批評って難しいなぁ。審査員の皆様、いつもありがとうございます。 それにしても僕の視点は皆様とズレ過ぎてて不安だ… 270 名前:一生[age] 投稿日:03/02/21 06 29 ID gQHEMg2S ご飯を食べるでしょ? それが悲しいの お風呂に入るでしょ? それが悲しいの? 幸せでしょ? それが悲しいの 寝るでしょ? それが悲しいの ほらね 夜になると 涙が溢れ出す 氷が溶けるように ほらね そんな毎日が 悲しいの 271 名前:いかいか ◆YffIGX9Bno [sage] 投稿日:03/02/21 12 58 ID n8Hdr2NP 批評者がんがれ!! 投稿者もう少し考えて投稿しる!! 272 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/21 13 06 ID y9M6UnRM 211-212 「ノイズライム」 (1)冒頭から- ありふれた言葉ばかり使っているはずなのにその組み合わせ方と改行センスによって なんつーのかな、情報のなかでありふれ過ぎてしまった「哀しみの復興」? 素晴らしいね。誰も自分が「哀しい」という事を他人に伝えられない世界というのは哀しい? (1)でもう俺の脳から作品が溢れてしまってもう全体を受け止めることは俺には不可能になった。 なので(2)はまともに読めていない。 273 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/21 13 20 ID y9M6UnRM 雑談等はこちらです。 http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1045126081/l50 274 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/02/21 14 07 ID crl6bSRW 256 「混乱と誤解からの再生」 「言葉はいつも膣外射精」これ、凄いです。この一行が一連の最後の行で、テンポよくさらっとでてくるところが凄い。 全体に重さがなくて読むことにストレスがない、切れ味のある質の高い歌謡曲のようです。 内容に反してタイトルが説明的なのが惜しい、これは好みですが。 257 「失うということ それでも求めるということ」 奇麗な作品という印象です。個人的に文字数を揃えてあったりする作品は偏愛したくなる。 逆カウントダウンしていく最後に昇りつめたラスト一行は避けられたような印象。 262 「哀色」 正直、言葉以上のものがあまり伝わってきませんでした。 色にこだわったことが、あまり効果を生み出していないような。 275 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [sage] 投稿日:03/02/21 18 52 ID g2YhskoP 234 「遠足の前日」 いとおしくなってくる話だなぁ。幼いころの「哀」。 「選んだお菓子は 嫌いな順からのような気がして」こんなの堪らなく好きです。 子供なりの物事の順序とか世界観って確かに存在したよねぇ。 「胸がはりさ けそうなの」で文をちぎっているのも効果的、張り裂け感。 少しひっかかるとすれば「遠足の 前日の 明るい 昼間に」これ。 この詩作品全体の状況を説明するこの文を、「雑」ととるか「無垢な説明」ととるか。 作風は個人的に好みです。 241 「心臓のトゲ」 哀しい物の見方一覧、面白い。 そうすっと「哀しい
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/588.html
作成中です・・・ ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 黒い巨音 62 名前:黒い巨音[] 投稿日:02/08/10 23 22 ID 65ZuDoIA 糸巻ボビンの 転がる音は コロコロコロ それが ゴロゴロゴロ に聞こえる 小さな世界がありました そこに住む人たちは 塵の砂利で 小さな広い駐車場を作って たくさんの蚤のような車を いっぱい集めて 遊園地で遊ぶのです 毎日 毎日 木屑やオガ葛の 質素な遊具で ぶらんぶらんしたり ぎっとんばっとんしたり 楽しく遊んで 暮らしているのでした (下へ続く) 63 名前:黒い巨音[] 投稿日:02/08/10 23 23 ID 65ZuDoIA (上からの続き) ある日 それまでは遠くにしか見たことのなかった 巨大な黒いゴムのボビンが 駐車場の坂を 降りてくるのが見えた と思った瞬間に それは駐車場も遊園地も 包み込んで 潰して行きました 私が昔おばあちゃんから聞いた話 覚えているのは ここまでです その時の音は (コロコロコロ) どんなものだったでしょう? (ゴロゴロゴロ) 私には勝手な表現などできません ( ) それでもなぜか 私は聞いたような覚えがあるのです その煤臭い漆黒の車輪の音を そして 今 家の前 坂の上 その向こうのほうから 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 記憶 68 名前:記憶[] 投稿日:02/08/11 16 33 ID CgTlTkkR お姉ちゃんは颯爽と小回りして カーブを大きくまわっている僕に 振り向きもせずに友達の方へ やがて僕が曲がりきった時 お姉ちゃんはいなくなっていた 補助輪がきしむくらい 全速力で走った たばこ屋の角を曲がる時 補助輪があるのに転んだ いつもならそれだけで泣くのに 不安で仕方ないから また起きて全速力で走った いつもの公園に いつものお姉ちゃんと友達 ホッとして近づいていったら お姉ちゃんも友達も ちょっと嫌な顔をした 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 脱輪 69 名前:脱輪/1[] 投稿日:02/08/11 16 53 ID N20daATl 脱輪して、います 8月の田舎道、たんぼの、 ど、まんなか、で 都会の人間なので 四輪駆動では、ありません ですから 車は進みません 脱輪して、います 8月の田舎道、たんぼの ど、まんなか、で 渋滞していて 高速道路を、とおくはなれて ですから 車が通りません 70 名前:脱輪/2[] 投稿日:02/08/11 16 54 ID N20daATl 脱輪して、います どうしようも、ないの、です 焦りすぎた、の かも、しれま、せん どうしよう、も、 ない、 から 逃げて、いたのに 脱輪して、しまった の、です こまりました 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ミロのヴィーナスであればどれだけ良かったことだろう 71 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/11 20 13 ID 09e/8R0W 「ミロのヴィーナスであればどれだけ良かったことだろう」 いつかの時代に 私は時間を司る象徴であったようで 時に始まり終わりは存在しませんでした 現代の暦が誕生して 車軸を失った私は ただただ堕ちてゆくばかりの 回転だけを能とするものに成下がりました 更に解かれて幾つかの部分にされた私の 原型など残るわけもなく 現在では想像だけの恐竜模型のように たいへん情けない姿を皆様に晒しているのです 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 無題 74 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/11 23 38 ID 2wW5wPOn 車輪がないとどこへも行けない 僕の車輪なのか 僕は車輪なのか 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ ダツリントン 75 名前:ダツリントン[] 投稿日:02/08/11 23 40 ID Opz2fqEO 豚が坂道を転がっていく ころころ ぶぅぶぅ 豚の姿は車輪のようだ ぐるぐる ぶぅぶぅ もがいた豚はドブに落ちた ぼっとん ぶぅぶぅ 脱輪豚 脱輪トントン どんどん落ちてく豚地獄 転がり落ちてく豚地獄 もがいてみても豚地獄 抜けられない豚地獄 自業自得の豚地獄 逃げられない豚地獄 這い上がれない豚地獄 困ったぶぅ 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 蝉車輪 77 名前:蝉車輪[sage] 投稿日:02/08/12 08 59 ID Q51f7OZq 夏の終わりの昼下がり 片羽根なくした油蝉 残った羽根をばたつかせ 空回りする車輪のように アスファルト路面を どこにもいけず ただその場をぐるぐると ひたすら回る ただ回る くるったように回り続けてる ギーギー 油の切れた歯車のように バタバタ 風に叩かれる扉のように 路面と摩擦する苦鳴は せつないほどに 鼓膜を叩く それは喚き散らす蝉の泣き言 私は車輪です 二度と走れない 壊れてしまった車輪です 空回りするだけの車輪です ブレーキはありません でもいつか動きは止まるでしょう そして二度と回ることはないのです 78 名前:蝉車輪・続き[sage] 投稿日:02/08/12 09 01 ID Q51f7OZq やがて回転は緩やかになり 泣き声も静かになりだしたが たしかに止まることはなかった しずかにもらす最後の言葉 でもあんたの一生だって そんなもんでしょう 意味なんて蝉の空回りほどにも ない その通りだったから まだ回り続けてる蝉車輪 そっとつま先で抑えて 力を込めてやった くぐもった音を立てて 回転はようやく止まった もう 夏も終わろうとしていた 【コメント】 【得点】 0点 ■▲▼ 車いすと私 80 名前:車いすと私(1)[sage] 投稿日:02/08/12 12 00 ID R66PTEIL 私は小学生だけど 自分だけの四りん車を持っている 速さは時速2キロメートル エンジンはないから これに乗ってどこでも行く 病院に行かない日は 学校へいく 小学生だから お母さんは車いすの一部 車いすはお母さんの一部 そんな感じがする べつの人に押してもらうと どこかちがうから 最近お母さんはこしがいたそう 後ろからささえてもらって 歩きたい時もあるけど がまんしている かわいそうだから 81 名前:車いすと私(2)[sage] 投稿日:02/08/12 12 01 ID R66PTEIL 年はこせないでしょう 去年の秋 先生が母に言った 変な話だ だって今はもう7月だから 今度の夏休み手じゅつする 頭を全部そった せっかく生えてきたのに もったいないな しょうがないか 生きるためだから 行きたいところ いっぱいあるから 【コメント】 【得点】 0点 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/disciple50/pages/246.html
初登場 21巻180話、月刊版3巻14話 所属 梁山泊関係者 使用武術 空手、柔術、日本拳法 武術位階 ??? 【概要】 月刊版のゲストキャラ。 "闇"の台頭に際して梁山泊側に与した武術家。 その後は一度も登場しない。 【月刊版】 総合格闘技で三度の優勝経験を持つ格闘家。 空手、柔術、日本拳法の有段者で、秋雨からも一目置かれている。 かつて梁山泊に弟子入りを断られた経歴を持つが、現在も梁山泊の達人たちと交流を持っており、秋雨を「大先生」、他の梁山泊メンバーを「先生」と呼ぶ。 自分が断られたにもかかわらず、弟子入りを認められていた兼一の才能に疑問を抱いている。 小十郎が来訪した時、偶然にも兼一は長老に免許皆伝の巻物と称して鳥獣戯画を掴まされ、やさぐれた態度を取っていた。 梁山泊の弟子の姿に激高した小十郎は兼一との組手を申し出る。 圧倒的な実力の差を見せつけ兼一に完勝するが、戦いの中で兼一の持つ信念を目の当たりにし、兼一を梁山泊の弟子にふさわしいと認め、梁山泊を去って行った。 週刊版では、彼の設定がいくつか流用されている。 大先生という呼び方は武田 一基に、弟子入りを断られた設定は緒方 一神斎に、兼一との組手は田中 勤にそれぞれ役割が引き継がれている。 【戦闘力】 長い手足を鞭のように操る攻撃的な戦闘スタイルで、その攻撃は手元が見えないほど素早い。 総合格闘技優勝者であり、秋雨も一目置いている事から相当の実力者と考えられる。 逆鬼は現在の兼一では絶対に勝てない相手と認識しており、剣星も小十郎を倒せたら「100段でも1000段でもあげる」と評するなど、少なくとも弟子級が戦えるレベルではない。 月刊版では武術家の位階が定められていなかったが、週刊版に当てはめるなら、妙手以上は確実視される。 組手を通して実力で劣る兼一の信念を認めるという物語自体は田中 勤と全く同一であるが、組手の勝敗は異なっている。 手加減ができずに兼一を殺しかけた勤が梁山泊から敗北を申し渡されたのに対し、小十郎は最後まで寸止めで戦い完全な勝利を収めている。 『最後まで兼一に手加減を保つ小十郎』 【戦闘録】 月刊版3巻・14話 白浜 兼一 勝利 コメント 名前 コメント 昨日 - 今日 - 合計 -