約 2,551,674 件
https://w.atwiki.jp/san_ds3/pages/78.html
戦場MAP 北海 戦場BGM 鬼道の将 コスト制限:30 日数基準(3DS):18日 兵士被害数基準(3DS):24000人 敵データ 部隊 人数 備考 宋江 20000 幸運 花栄 12000 弓神 伏兵 遠矢、応射 李逵 12000 公孫勝 12000 幻術 呼延灼 12000 奮迅 伏兵 扈三娘 12000 呉用 12000 落穴 史進 12000 戴宗 12000 林冲 12000 基本はスタート地点のあたりで待ち、河におびき寄せたところを叩く。水陣・水神が有ればこちらから川の上に陣取るのも手。 「水計」連発が威力を発揮するが、あんまりガン待ちすると公孫勝が突っ込んでくるので注意。 公孫勝「幻術」・花栄「弓神」・宋江「幸運」あたりが厄介。 公孫勝は主戦場に近寄らせないように囮を割こう。1部隊なら「幻術」はあまり使ってこない。 主戦場に森が多いので「伏兵」にも十分注意。裏を返すと自分もチャンスであるが、相手知力が割りと高いので少し考え所。 それから呉用は動かない場合、高確率で穴を掘ってるので覚えてこう。 「幸運」による落雷だけはホントもうどうしようもない。報酬やスコアが欲しい場合、ある程度の運は必要と心構えよう。 相手の兵数は多いが援軍は無い。優先順位を絞り、一人ずつ落ち着いて倒していこう。 ランク 武力 知力 政治 魅力 S 24 24 0 23 ランク 赤玉 青玉 黄玉 緑玉 紫玉 S 14 15 14 0 4 コメント 宋江と公孫勝が隣接しているとき、射程範囲内に味方全部隊が入っていないと、幻術が発動されない時がある。そこが狙い目 - 名無しさん 2011-06-20 23 54 48 S評価狙うなら幻術持ち+仙術持ちと趙雲で可能 - 名無し 2011-06-22 20 27 02 黄巾三兄弟で幻術&妖術フィーバーで出来た。 - 名無しさん 2012-05-03 12 27 19 幻術2と堰月、弓で呼延しゃくとコサンジョウ初日で撃破 - 名無しさん 2012-07-31 02 07 56 スタート地点に落とし穴を掘ってコサンジョウとコエンシャク撃破 - 名無しさん 2013-01-03 22 48 32 動き方によってコサンジョウとコエンシャク以外が河を渡ったあたりで陣形を変え待ち伏せするパターンと呉用と公孫勝以外が全員攻め込むパターンがあるのでできる限り各個撃破しやすい後ろのパターンが良い - 名無し 2013-01-23 00 04 41 公孫勝は複数巻き込めるパターンじゃないと幻術使わないかも?本陣に戻ろうとする公孫勝を趙雲で妨害したが、幻術を使わなかった。そのまま全軍で囲んで突撃連発で完封。 - 名無しさん 2015-02-04 14 45 13 特別褒賞を取ったんですが、宋江だけいなかったんですけど、Sランクも取らないといけないんでしょうか? - 名無しさん 2015-05-10 21 53 26 敵の人数も兵力もあり、しかも機動力もあって一気に足並み揃えて襲ってくる。しかも宋江が遠い位置の城にいる為時間も経過しやすい。序盤対応として味方の配置・敵の分断方法などあらかじめ決めておかないと被害が大きくなる。味方を討たれないこと(特別褒章条件)がSランク獲得につながってくるので心してかかる必要がある。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 16 15 56) 宋江・公孫勝・呉用以外は河を渡って突っ込んでくるので、河の手前で固まって待ち構える。基本陣形は箕形で、なければ方円で代用。2列目に挑発持ちを数人置き、敵が密集しないように分散させて叩いていく。幸い、突っ込んでくる7人は挑発が効きやすい(知力を上げておく必要があるが)ので、片っ端から - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 17 36 22) ↑続き 片っ端から挑発をかけて無力化及び分断する。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 17 38 02) 味方の配置の一例だが、河の北岸に4人を斜めに並べ敵を上陸させないようにする(注:この場合、ひとりだけ水上で待つことになるので、水計対策として歩練師を配備)。そのすぐ後ろ(2列目)に挑発持ち3人を前線4人の間に配置。残り3人は遊軍として使う。遊軍は水陣持ちが使いやすい。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 17 57 16) 7人の中で最初に突っ込んでくるのは扈三娘。彼女は後続が来る前に葬っておきたい。7人の中での強敵は花栄。弓神持ちなので弓が痛い。早目に挑発で無力化しておく。挑発が刺さらなければ混乱や落穴で黙らせよう。また、水陣で河に出て敵を叩きたいところだが、呉用が水計持ちなので位置取りに注意。公孫勝には沈着持ちを接近させて一度幻術を使わせるか、潜入で体力を奪ってから一気に倒してしまうのがいい。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 17 48 06) 宋江にたどり着くまで時間がかかること、序盤で消耗戦になりがちなこともあって、Sランク獲得は容易ではない。序盤の消耗をいかに抑えるかがカギであり、治療持ちも最低2人は出陣させたい。 - 【3DS】女性+宦官 (2018-09-24 18 09 29) 幻術仙人3人(南華老仙・南斗・紫虚上人)と趙雲、水計の全琮、藤甲妖術猛獣持ちの木鹿大王、残りのコスト2は、藤甲猛獣持ちの忙牙長を選択。公孫勝が結局幻術を使わなかったこともあり、Sクリア。日数は3日オーバーだが、徹底的に損害を抑えて被害は1.1万人の216pt取れた。忙牙長は微妙に活躍出来なかったので、コスト2の治療持ちにした方が良かったかも。激励や収拾を持つ鄒氏がよさげ。仙人2人の幸運は、最後の最後で、公孫勝を怪我させたので良かった - スマホ版 (2021-03-19 20 15 06) 名前
https://w.atwiki.jp/aimehankoku/pages/36.html
愛鳴之藩国内 指揮系統、序列説明 本文章は愛鳴之藩国内における意思決定のための文章である。 困ったときに誰に相談すればいいか、 打ち合わせが混沌としてきたときに誰がリーダーシップをとるかについて書いてあります。 1、背景 現在合併作業中でありますが、 意思判断をしなければいけないことが非常に多くあり、 藩王の時間だけでは不足しています。 (決めなければいけないことが10あるとして、現在私の対応できるのが5くらい。) そこで意思決定機関としての藩国三役を再度定義しなおし、 担当の再調整をすることで藩王不在時の意思決定手順を明確化するのを目的とします。 2、藩国三役とは 藩国三役とは具体的に下記の3つの役を言います。 ①人事・軍事担当役員 ②財務・聯合担当役員 ③その他イベント担当役員 三役の決定権は藩王が持ちます。 3、藩国三役の仕事 藩国三役は担当業務において藩王と同等の決定権を持ちます。(摂政以上) その上で各担当範囲における意思決定と 藩国サイトの担当範囲部分の維持管理を仕事とします。 4、藩国三役の要件 藩国三役として仕事を行う上で、 必要最低限必要なのは担当範囲に関わるルールの把握です。 担当範囲において、 テンダイス公布記事、及びCWTG質疑応答の確認が行われているレベルを最低水準とします。 5、藩国三役の意思決定基準 藩国三役は担当業務に関して藩王に順ずる意思決定権を持ちます。 そのために、意思決定のガイドラインも藩王の意思決定同様に考えます。 具体的な藩王の意思決定ガイドラインとして以下のような順位があります。 順位1:藩国理念の遵守、活発化 藩国の理念は藩王と国民とで交わす一番の約束です。 この先どのような藩国にしていくかを書いてあります。 よって藩王に代わって意思決定を行っていく三役も これを最大限に守ります。 順位2:藩国全体がスムーズに動くようにする 藩王は藩国全体を見渡し、 藩国でのゲーム参加がスムーズに行えるよう 調整する必要が有ります。 順位3:藩国国民の総意 藩国国民の総意を最大限に尊重する必要が有ります。 理念や、藩国全体の運営に支障の出ない範囲で 最大限の考慮を行う必要が有ります。 順位4:意思決定者のしたいこと この順位に意思決定者のしたいことが入っていることからも分かるように 意思決定者は基本的にわがままを言えません。 6、説明責任 藩王、及び三役はどのような基準に基づいて意思決定を行ったか 国民に質問された際に答える義務が有ります。 7、摂政の位置づけ 摂政は藩国三役の意思決定を踏まえて 実際にテンダイス他へ書き込む作業を行います。 意思決定上は三役の方が上になります。 藩王、三役が不在の時には摂政が意思決定をしていくことになります。 8、責任 藩国三役の意思決定により問題が発生した際、 その責任を取るのは藩王になります。 手の足りない時には率先して作業させていただきます。 9、三役のサポート(準三役) 三役は藩国の作業をこなす上で専任の協力者(準三役)を募り 協力し合って作業することが出来ます。 準三役は、三役の後継として必要作業に関わる技術指導を三役から受けられます。 10、問題発生時 小さなことから大きなことまで本三役の運用に関わる問題が起こったときは 藩王は国民の相談に乗ります。 秘密厳守ですのでお気軽にご相談ください。
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/352.html
ページ:1 2 3 作品 ■▲▼ 水のむこう まるで今日はばか騒ぎの夜だ 融けだした熱気が空気にしみて 星が見えないくらいに焚いた火のまわり ぼくらは浮かされて へんに叫ぶみたいにしゃべる そうさ今日はばか騒ぎの夜だ アルコールでもそうでなくても 同じコップで酌み交わすんだ さっきはじめて見たあの人とだっていいさ 普段ばかにしてるあいつだってもちろんいいんだ いつもはしゃべれもしない あの子だったらもっといい こころはとけだして 何がなんだかわからなくなって そうしてぼくらはひとつのおおきなかたまりになる ああ、そうだ今日はばか騒ぎの夜さ ことばはただしい重みをもたず ふるまいは拡大に拡大をかさね ぼくらは無限大にたのしくなる いつかは終わってしまうんだろうこの夜も 今はちょっとしんじられないけど ときどきふっと思い出すのさ きのうまでのこと あしたからのこと 水のむこうみたいに遠くだけれど ねえ、だから今日はばか騒ぎをしよう 融けだした熱気がとんでしまうまえに 月が染まるくらいに大きな火のまわり ぼくらは急かされて へんに叫ぶみたいにわらう 276-277 名前:水のむこう[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 18 10 49 ID JlBVYOXJ 【コメント】 305 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/02/28(火) 23 54 17 ID hkVQG55Y 276 祭の最中に、向こう岸の「祭のあと」を思う。作者は今、年がら年中 バカ騒ぎをやってる時期なのかもしれない。でも読者がそのバカ騒ぎの輪に入 り込むきっかけみたいなのもほしいね。 310 名前:玉こんにゃく ◆IVVTBUqDhU [] 投稿日:2006/03/02(木) 02 06 24 ID tcFsSSmX 276 「水のむこう」 静かな『ばか騒ぎ』。穏やかな波が打ち寄せる入り江の砂浜。 316 名前:あぶく ◆OPBYKkBBNQ [] 投稿日:2006/03/02(木) 22 12 32 ID 3wfOyMRp 276水のむこう 人が集い熱を生み、それがこころの外殻をとかし、熱が熱を生んでいる。 沸点を越えたこころの昂りが、《水》の一語によって如実に示される。 四連目の《ことばは~》で始まる三行、冒頭の《ぼくらは浮かされて~》、締めの《ぼくらは急かされて~》。それぞれ、うまいことゆーなーと感心させられました。そーそー、まさにそんな感じ。 冷えて水になってしまった熱気から見る昨日と明日は、たぶんキチンと像を結んでないでしょう。揺らめいてるかもしれない。そこがまたばか騒ぎの夜のはかなさを際立たせ、せつないっす。 火、熱、空気、水、融けあい解け合い溶け合うイメージがステキでした。 869 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/02(木) 20 20 18 ID wEjHcQmU 276 水のむこう イメージの周辺を一生懸命書いているような気がして とてもフラストレーションがあった。 878 名前:はと[sage] 投稿日:2006/03/03(金) 05 02 17 ID kjh32hgr 「水のむこう」を書きました、はとです。 作品について語るのはあんまり得意ではないのですが、 ちょっとだけ便乗させてください。 あぶくさんの評を拝読してびっくりしました。 >四連目の《ことばは~》で始まる三行 まさにこの三行を最初に書いて、そこからあれこれ肉付けした詩なので。 ばれるもんだなぁ…!(笑) 一点いただけて本当に嬉しかったです、ありがとうございました。 二連目は蛇足かなぁと迷いつつも、 読者の方が、各々思い出の中の「祭り」を想起してくれるスイッチになればな、 というケチな目論見のもと書いてみました。 Canopusさんが書いてくださった評を拝読する限り、失敗に終わったようですが…。 うーん難しい。精進します。 玉こんにゃくさんが書いてくださった一行も、全作分非常に興味深く拝読しました。 「しずけさ」は特に意識して織り込もう織り込もうとしていた要素なので、とても嬉しかったです。 リーフレインさんのご指摘くださった点もそうだよなぁ…と深く頷いてしまいました。 どうも役者より、小道具大道具を必死で書き込んでしまう節があります(笑) 審査員の皆様、丁寧な寸評・感想と配点、本当にありがとうございました。 お疲れ様でした。 長々失礼いたしました。 【得点】 1点 あぶく ◆OPBYKkBBNQ:1点 ■▲▼ 祭りの宴 辺りは闇の帳 今宵は祭りなのに寝過ごし 余韻だけでも… ふららん外へ 眠さを抱え,うっそり 月は傾き銀砂を振る からころと下駄を鳴らし 時折,星を掠め見る 心地良い風が浴衣を絡ませて かすかにお囃子 音に誘われ道をそぞろ歩き どんっ! なんだ?と思う暇もなく童は私の後ろ すがめて前を見れば 離れた場所から影,3つ 黙ってたら影は消え童もいない …寝惚けたか… 深く考えず先へ 音の手前に灯 居酒屋らしき前には賑やかな声… よろよろ酔漢ばかり まま通り過ぎる筈が声をかけられる 寄って呑めと両腕を掴まれ無理やり店へ 主らしき男も表れ席に 誘った本人達は高鼾 主はグラスに酒を入れ勧めた 私は下戸だと告げる 主は妙に嬉しそうな顔 奥に引っ込んだ 袂を引かれ見ればぶつかった泣き顔の童 おちょこを出し,呑め 馘を横に振ってもかたかた震える童の手 しぶしぶ取りなめる 案外うまい…一息に呑む するするする…胃に落ちた 童を見れば強張った顔で次を差し出すので一気に呑む またもとろとろと腹に落ち着く 顔も手足も赤みが差し頭がぼやける… 気がつけば枯れ葉の中 なんとか起き上がり 霞んだまま家へ 後に友からそれは妖しだと言われる 酒好きな妖しだからダメな奴は餌だ そうか!食わせまいと童は呑ませたのか でもあの酒,旨かったな… 遠くでけーんと鳴き声が聞こえた 278-280 名前:祭りの宴[sage] 投稿日:2006/02/24(金) 22 46 01 ID iBFh1Jwx 【コメント】 306 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/02(木) 01 16 24 ID mdbwsmeN 278-280 いわゆる妖異譚ですね。簡潔な文章が目を引きますが、単にス トーリーを追っていくだけ、の印象もあるので、文にひと工夫ほしい。文その ものの味わいは、好みではあるんだけど。 310 名前:玉こんにゃく ◆IVVTBUqDhU [] 投稿日:2006/03/02(木) 02 06 24 ID tcFsSSmX 278 「祭りの宴」 雲に隠れた月。湿り気を帯びた生暖かい風にかすかな笛の音。 869 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/02(木) 20 20 18 ID wEjHcQmU 278 祭の宴 カノープスさんが書いていたように、読んでいてほんわかするような怪異譚。 あっさり すんなり さっぱりと読ませる筆でとても気持ちがよかった。 ただ、お話としては少々色が足らないというか、面白みの部分が少ないので若干物足りない。 884 名前:ミミン ◆4fCTWDhugY [sage] 投稿日:2006/03/03(金) 23 13 46 ID WHAdGB5E 278-280 『祭りの宴』を書きましたミミンです(笑) 審査員の皆様,お疲れ様でしたm(_ _)m 厚みが足らないとのご指摘…削り過ぎたようで反省しています(苦笑) リーフレインさん,優勝おめでとうございます! ■▲▼ 祭の夜 ただの疲労ほど安っぽくは無く 絶望というには濃度が薄く だけどとにかくやけっぱちな気分 海底に沈んでいくような眠気をこじ開けながら 車を西洋の棺おけみたいに鈍い振動で引きずって 向かう先には終わりの無い重低音みたいな闇 眠気覚ましにしりとりみたく いくつもの自分を並べてみる お金が無いわけでも無く 仕事もそんなに悪くは無い 住んでいる空間も 着ている服も 株の調子も 悪くは無い 良くも無いが悪くも無い 時間を浪費するには最悪の環境 なんだ、明らかに悪いもの一つ発見、と笑って見て 急ブレーキ 無意味な加速よりも もっと無意味な急停止 引っ叩かれたような衝撃を全身で受止めて 僕はハンドルを枕にうずくまる 突然 ひどく泣きたくなったんだ 秒針すら聞こえないほどの静けさの中で 不意に 縁日の夜を 思い出す もっと生産的なものにすがりたかったけど 浮かんだのは なぜか縁日 象みたいに広い父親の背中に揺られ 王様のような気分だった 夜 見知らぬ星に着陸したような あの輝き エデンの花畑のような 充満する甘い匂い 熱帯の動物の群れみたいな人いきれも 万国旗みたいに色とりどりに並ぶ出店も 全てが自分のために用意されたみたいだった 夜を照らす提灯の燃える赤が 地の果てまで続いていて 世界が素晴らしく 掛け替えの無いものに思えたんだ もう一度あの場所へ行きたいと思ったけど 多分 祭に行っても あの世界はどこにもないだろう 成長し 進化し 大人になって 世界は突然つまらなくなった いろんな事を知ってしまったし いろんなものが見えるようになった 誰の背中も必要なく 自分でどこにでも行け 縁日に並べられたものなど どれでも手に入れれる ハンドルから手を離し 掌をじっと見つめる 大きくなった掌は 一体何を掴んだのか とにかく進もう、と呟き アクセルペダルに足を戻すけれど 今までもそうしてきたじゃないかと思い返し また悲しみに浸される 遠くで古い祭囃子が聞こえ 挟まれた膨大な時間がゆるやかに逆流していく 軽い躊躇を覚えたけれど たまにはこういうのも悪くないな、思い直し エンジンを完全に切り シートを倒し横たわり 象の背中のような温かさに包まれる いつかは終わる、祭 予感的な微熱を肌の表皮に覚えながら 今はただ 懐かしい記憶に酔いつぶれよう 目覚めたら 祭の後、だな 小さく呟き もう余計な事は 何も考えない 281-283 名前:「祭の夜」[sage] 投稿日:2006/02/25(土) 02 17 27 ID 2tZAmWrQ 【コメント】 306 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/02(木) 01 16 24 ID mdbwsmeN 281-283 ぼくの地元では、町内ごとに小さな縁日が開かれて、今週は3丁 目、来週は4丁目…てな具合に、縁日のハシゴが出来たんだよ。ガキの頃の縁 日って、どうしてあんなに楽しいんだろう…懐かしく思った。 310 名前:玉こんにゃく ◆IVVTBUqDhU [] 投稿日:2006/03/02(木) 02 06 24 ID tcFsSSmX 281 「祭りの夜」 懐かしい祭りの風景。石畳の境内に響く下駄の音。人の群れ。肌のぬくもり。 870 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/02(木) 20 21 04 ID wEjHcQmU 281 祭の夜 最初の心理描写の部分が物凄くいい。(とりあえず祭りとは関係なくて、この後展開されるのはなんでも よかったとは思うけど)落ち着いたトーンで、描写されていく何気なやりきれなさが物凄く共感できた。 (エデンの花畑という比喩はしっくりこなくて困った。) 全体のテーマは非常にありがちなのでそこんとこで減点。(幸せの象徴としてあげられるのは祭でなくてもいい という点で、祭は単なるおかずでしかないんじゃないかと思う) 874 名前:ギムレット[sage] 投稿日:2006/03/03(金) 00 49 33 ID m3VATqbt 281-283「祭の夜」を書きましたギムレットです。 相も変わらず長文カキコすみません。 審査員の皆さん、お疲れ様でした。 これだけたくさんの作品を短期間で審査されるみなさんには本当に心から敬意を表します。 三度目の参加になりますが、今回は二人の方に点を入れていただくことが出来、素直に嬉しく思います。 過去二回は1点ずつでしたので、たまたま気に入ってくれた方がいただけ、と自分の作品に自信が持てなかったので。 詩板に来て(ていうか詩を書き始めて)二ヶ月になりますが、その間にこのスレも含めて多くの方に作品を批評していただきました。 時には酷評も受け、自分が進んでいるのか戻っているのか分からなくなる事もありましたが、 梁山泊に投稿した三作品を並べてみると、自分なりに成長の軌跡みたいなものを感じる事が出来、 みなさんの暖かくも厳しい批評を少しは血肉とする事ができたかなぁと思います。 どうもありがとうございました。 優勝した訳でも無いのに何アホな事を書いてるんだといわれそうですが、 いつも審査に参加していただいている方々に感謝の意を伝えたくて書かせていただきました。 これからもよろしくお願いします。 最後になりましたが、優勝されました「春祭り」を書かれた方、おめでとうございます。 875 名前:ギムレット[sage] 投稿日:2006/03/03(金) 00 50 32 ID m3VATqbt >リーフレインさん テーマ「幸せ」の時は大変失礼いたしました。 丁寧な批評どうもありがとうございます。 確かにこの作品は読み返すと「祭」で無くても成立する構成で、別のものでも置きかえれそうですね。 祭は単なる「幸せとしての象徴」では無く 「今の自分をみじめに思えさせてしまうもう戻る事の出来ない輝かしい時間」、というのが私の作為なんですが 作品における祭の存在が平坦すぎて、ただの「綺麗な映像」でしかなく弱かったですね。 「大きくなった掌は一体何を掴んだのか」 このフレーズが詩の核となるのですが、 そこに至る流れの中にこのフレーズと対比する部分が無かったため唐突過ぎて、 私の伝えたかったものが読み手に伝わらないですね。 目で見た世界だけではなく、 小さな掌でお金を渡したり物を受け取ったりといった具体的な行為を もう少し作品の中に盛り込むべきでしたね。 今回も独りよがりから脱皮できず、詰まる所はただの力量不足です・・。 リーフレインさんの批評は一人で机の上に座っているだけでは気付けない事を 的確に指摘してくれるので本当に勉強になります。 【得点】 2点(準チャンプ作品) 玉こんにゃく ◆IVVTBUqDhU:1点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:1点 ■▲▼ 春夏秋冬 一生祭り 春は春とて花見祭り 散る花気にせず 狂え 狂えよ 雨が降っても桜に傘は似合わない 思う存分 散れ 散れよ 夏よ真っ盛り夏祭り 暑さ忘れろ ほれ 踊れよ 花火など盆踊りなど 誰が見ているものか ただただ 狂え 狂えよ 秋も深まる秋祭り 気取っていても 祭りは 祭りだ 騒いでなんぼ 狂うてなんぼ 我を我と思わず 忘れよ 忘れよ 冬でもやるさで達磨市 金ぴかの達磨は さぞ 目に悪い 片目の達磨など焼き捨てて 何を願って 達磨 買う 我も我とて一人祭り この世は祭りじゃ そうであろう 騒がにゃ 狂わにゃ 損 損 損 祭りじゃ祭り 踊れ踊れ 騒げ騒げ 狂え狂え 祭りに終わりなどいらぬ 終わりなどいらぬ 284 名前:春夏秋冬 一生祭り[sage] 投稿日:2006/02/25(土) 17 56 50 ID vrziWVeh 【コメント】 306 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/02(木) 01 16 24 ID mdbwsmeN 284 同じ阿呆なら…的な狂乱は、人生が終りのない祭りであればいいのに という願望の裏返しとも考えられる。その両面を巧く書ききれれば、かなり奥 の深い作品になっただろう。 310 名前:玉こんにゃく ◆IVVTBUqDhU [] 投稿日:2006/03/02(木) 02 06 24 ID tcFsSSmX 284 「春夏秋冬 一生祭り」 酒好きな仙人。廻り行く季節。過ぎ去りし人々。孤独。刹那主義。 870 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/02(木) 20 21 04 ID wEjHcQmU 284 春夏秋冬 一生祭 勢いで読ませる詩だと思う。達磨市ってのにひっかかった。 ■▲▼ 化身 しめやかなる そして鬱々とひゃっこい気流 身を重ねた粒子が 姿 欲しいままに空ろ移ろう 番いの羽音を標的に 笑いましたとさ えへらえへらと 身の程知らずな 色も持たぬこと嘆き入るとすれば 塵の煌き重さに従い落つる 身も無き程知らず 石っころに成れたとしても 一時の雹で たかが塊で 姿を持たぬと 溶け入る 凝り響き無く 引き得る力に 逆らえもせず 雹であったことさえ えへらえへら 痒がる様 気流の花弁が散る傍で 笑う事を覚えましたとさ 何かしら巡り脈打つ 赤紫の蔦先は 藍色の天空に這わせ蝕む根の如く伸ばすものの 月を握り締め 砕こうとしたところで 根 張巡らせた筈の 天空は 白々しく 振り払う 旋風の一片にて 雷にも及ばず 腐り地に横たえる其の身 一時地這い歩き 土塗れて 産声を宿す 落つる 俄かに彷徨える孤の時 雷様の鳴り響き様 根の如く 地上に花を咲かせましたとさ しめやかなる そして鬱々とひゃっこい気流 身を重ねた粒子 劈く地の上肉の上 えへらへら燃やし尽くし 地上に花を咲かせましたとさ 咲かせましたとさ 285 名前:化身[] 投稿日:2006/02/26(日) 06 17 59 ID ml1cXnKJ 【コメント】 306 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/02(木) 01 16 24 ID mdbwsmeN 285 多分H2Oの移ろいを描いたんだと思う。まるでクイズだけど、きちん と詩になってるとこはすごいよね。詩の思考ができてるんだと思う。これが祭 かどうかは疑問だけど、最終のステージは、確かにメデタい光景だ。 311 名前:玉こんにゃく ◆IVVTBUqDhU [] 投稿日:2006/03/02(木) 02 07 21 ID tcFsSSmX 285 「化身」 神々のマツリゴト。誕生。成長。 870 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/02(木) 20 21 04 ID wEjHcQmU 285 化身 このリズム感はすごく好き。内容より何より えへらえへら とか ひゃっこいとか ましたとさ とか そんな言葉を口の中で転がして堪能してしまった。 何を意識して書いたのか不明で、例えばたんぽぽの綿毛にも読めるし、 空高く手を伸ばし、落ちる何物でも当てはまるんじゃあないかと思う。 人間そのものとも言えるかもしんない。”生めよ増やせよ地に満ちよ”という豊穣の聖句が浮かぶ。 生命の祭なのだとも感じた。 月を握り締め 砕こうとしたところで・・・の行が心に残った。 軽い冗長感が残る。 877 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/03(金) 02 53 37 ID 84nm7WQo 化身 を書きました竹輪です Canopusさん リーフレインさん あぶくさん 玉こんにゃくさん(要約の仕方がうまい) お疲れさまです 寸評ありがとうございましたm(_”_)m 文章の組み立てと表現についていつものスタイルを捨てて、 実験をしたので半端な長さになってしまった。 もう一度、きりっと書きなおししたい、 このままじゃ迫力を殺してしまってる うあああああーと投稿後(朝っぱらから)叫んでいたのですがヽ(´皿`)ノ 点を頂けて非常にうれしくもあった。 読んでくださってありがとうございましたm(_”_)m 昨年の末あたりから、思えば梁山泊への投稿を始めて丸3ヵ月になるんですね。 先月より今回まで丸一ヵ月(三回分)の審査に参加させて頂き、 学びとる事が多く、投稿者さん、また審査員の方々へ でけー声で ありがとうm(_”_)m ―――――――――――――――― 出張にて 落ち着かず 今回の審査期間は移動とぶつかる予定なので 評特攻は一回お休みさせて頂きます(笑) ―――――――――――――――― ※私へレス、多数頂いてるのに書けず仕舞いでごめんなさい でもね しっかり読んでいます!ありがとう 【得点】 2点(準チャンプ作品) Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 玉こんにゃく ◆IVVTBUqDhU:1点 ■▲▼ まつりのあと 昨日の夜のにぎわいは 夜店と一緒に片された 浴衣の君にはたかれて 頬に残ったざわめきも 一緒に片してほしかった 288 名前:まつりのあと[sage] 投稿日:2006/02/26(日) 22 24 35 ID cUrRLLWF 【コメント】 306 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/02(木) 01 16 24 ID mdbwsmeN 288 「カタす」はきっと方言だと思います。ぼくは関東に来て初めて聞い たから。「頬のざわめき」というのは巧かったね。「にぎわい」と、きちんと 対になってる。 311 名前:玉こんにゃく ◆IVVTBUqDhU [] 投稿日:2006/03/02(木) 02 07 21 ID tcFsSSmX 288 「まつりのあと」 戻らぬ時間。人ごみに消えた浴衣姿の君の背中。 312 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/02(木) 06 51 01 ID UG/4B77S ※まつりのあと 祭り 纏り 跡 後 な~ど、平仮名に何気ない捻り有り。 シンプルすぎて見逃しそうになった。 854 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/02/28(火) 20 20 48 ID YSOlX39U 288 まつりのあと 行毎の文末が平仮名。 七・五 のリズムが祭り後の余韻にぴったり。 定型は短い方が面白い。 「ビンタされて」ではなく「はたかれて」 と言うところが微熱が頬だけではなく、 思いにも残留してしまっている情感がある。 870 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/02(木) 20 21 04 ID wEjHcQmU 288 まつりのあと 短いが読後感の物凄くいい詩だった。 邪魔なものがない詩というのはいい。 881 名前:図書館飛蝗[sage] 投稿日:2006/03/03(金) 21 04 30 ID arzSs4FF 「まつりのあと」を書きました。 図書館バッタと名乗らせてください。 お忙しい中唸るような寸評の数々ありがとうございました。お礼の言葉もありませんがお礼の言葉を返します。 竹輪さん・カノープスさん・玉こんにゃくさん・言葉遊びに気付いて頂き光栄です。 「ニヤリ」として頂けたら僕も「ニヤリ」と出来ます。 ※出張中に二度も書いてくださった竹輪さん 言葉で足らない分は感謝の念を飛ばしておきます。 カノープスさん・「カタす」を使ったのはワガママでした。 (僕は広島出身)上京し響きに魅了されてしまいました。 リーフレインさん・正に言われてうれしい寸評でした。 考えてみると今まで読んだ後なにか残してくれた詩は やっぱり今も心に残っています。発見です。 点数まで下さった葉土さん・竹輪さん 喜びを僕の中で消化しきれず友達に報告しそうでした。 頑張って我慢しました。 皆様本当に本当にありがとうございました。 892 名前:ikaika ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:2006/03/04(土) 02 19 47 ID f5X/CJMJ 288もついでだからやろう。 288には酷評を!これが俺の愛だ受け取れ。 遅れてきたバレンタインデーだと思え。 こういう情景は正直、そのまま文字通り受け取るなら、つまらない。 正確には、見飽きた。よくあるパターンだ。発想力というところで語るなら、 間違いなく 275の方が優れている。がしかし、まとまり具合で言うと、 288の方が優れている。 対になっているのは分かるが、だがそれがどうした、という感じだな。たぶん、俺が50歳ぐらいに なっていたら、まぁよろしいんではないかと、言ったかも知れないが、あまりにもこれじゃぁ、少しばかり 王道パターンで面白くなさ過ぎる。若い俺にとっては刺激も糞もない。少年少女漫画で死ぬほどこういう シーンは見てきたと、だから、いくら技巧的に言葉遊びをされても、だからそれがどうした、としか言えない。 言葉遊び自体も王道パターンの遊びだし、読み手がハっとするようなセンスでもない。 遊ぶなら、もっと遊べよ。言葉遊びになっていない。 ということで、俺が勝手に俺の趣味でアレンジ。 昨日の夜のにぎわいは、私の頬を、差し出して、 貴方の右手が私の頬を強く打つまでに、 幾度かの太鼓が鳴らされて、 誰かの声や、誰かの足音が、川べりの蛍のを打つとき、 私は頬を赤らめるのです、 祭囃子が夜店を遠くへ盗んで行った後、 朝もやの浴槽の中で、私は一人手をだらりとたれ下げたまま 貴方のことを思いながら、赤らめた頬を摩るのです あぁ、俺ってチョーきもいな。 898 名前:図書館飛蝗[sage] 投稿日:2006/03/05(日) 22 54 50 ID 6GIWIpZS 返事遅れました。 竹輪さん・275さん・ありがとうございます。 実は詩を書いたのも、インターネットに自力で自分の言葉を書き込んだのも今回のが初めてでした。 顔は見えないけど画面の中に確かに居る人達との文通に もどかしさや自分の無力さにへこんだりもしました。でも 皆様の詩や寸評などを読めてたくさんの身になる発見をさせて頂き 自分としてはもう少しの間、遊びの輪の中に入れて頂きたいと思っています。 いろいろ初心者ですが宜しくお願いします。 ikaikaさん・ビターなチョコレートありがとうございます。 ツギハギになった自分の詩を見るのはちょっと切なかったけど 噛めば噛むほど深い味わいがしました。 現実のコンペ等で僕が言われてることと通じてるところもあったりして たった数行の詩にも自分の色って出るんだなぁと驚きました。 作風に関しては自分でも曲げれない物書きとしての意地みたいなものがあったりするので (まぁ曲げるくらいなら元からこんな賭みたいな職業選んでませんが) でも「もっと一生懸命遊んでみよう」と気合いが入ったりしています。 宜しければまた寸評お願いしたいなとか思ってたり… 付き合わせてしまった皆様・すいませんでした。 なんだか長くなってしまいましたのでこの辺で失礼します。 ありがとうございました。 【得点】 2点(準チャンプ作品) メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo:1点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:1点 ■▲▼ 秋空 突きぬけたような秋空に 太鼓の音が響いたら 喧嘩祭りの幕開けだ ドンデンドン ドンデンドン 長足袋はいて鉢巻きしめて 地区の名いりの法被はおって 三十余りの太鼓台 道から道へと練り歩く 街路はすでに人だかり 警棒さげた奴も鈴なり ドンデンドン ドンデンドン 高さはゆうに五メートル 重さは二千五百キロ 百の男じゃかつげない 金ピカ黄金(こがね)の太鼓台 馬鹿だろおまえら ドンデンドンデン ドンデンドン 城から離れた漁師まち 伝統風雅は端よりもたぬ ただひたすらにでっかく綺羅に 鈍と純を織りまぜて 二百の男の腕でかく 指揮者の笛がピピッと鳴れば えんやさのさぁさぁ 精魂こめて 括(くくり)の八つ房人の字に割り 力いっぱい差し上げる 天幕ふわりと膨らんで 空に飛び立つ風船のごと 見物客のざわめきは 太鼓台の鉢合わせ いくかいかぬか一寸先は闇か明りか 熱情にきけ男たち 野次と怒号と笛と警告 「退いてください退いてください」 馬鹿だろおまえら 聞く耳もたぬ奴ばかり ドドドドドドド ドンデンドン 日々営々と肩にのせ 高欄幕に龍のぼる でっかい金ピカ揺れに揺れ そおりゃあそおりゃあ 二百の男が 大地踏みしめぶちかます ドドドドドドド ドドドドドドド ドドドドドドド ドドドドドン 浮世の重さに笑っているな 憤りながら笑っているな 馬鹿だなおまえら せめても不敵に天高く 思いのかぎり かついでかついで死んでゆけ 289-290 名前:秋空[] 投稿日:2006/02/27(月) 00 44 36 ID Q65aw469 【コメント】 306 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/02(木) 01 16 24 ID mdbwsmeN 289-290 勇壮で勢いのある作品だと思います。ただ肝腎の、喧嘩祭りのク ライマックスの部分、そこがオブラートで包んだような比喩が纏わりついて、 実は分りづらいです。 311 名前:玉こんにゃく ◆IVVTBUqDhU [] 投稿日:2006/03/02(木) 02 07 21 ID tcFsSSmX 289 「秋空」 鰯雲。土の匂い。身体から立ち上る湯気。 871 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/02(木) 20 21 42 ID wEjHcQmU 289 秋空 ドンデンドン というリズムが地の文の音調とあわせてないので読みづらい。 883 名前:あぶく ◆OPBYKkBBNQ [sage] 投稿日:2006/03/03(金) 22 45 48 ID inGYNQ9/ ま~つりだまつりだまつりだ♪ 『秋空』書きました。 祭りと言えば、もー秋祭りしかありません。お題をいただいてからとゆーもの、頭の中に太鼓が鳴り響いてました。馬鹿だろおまえ。 【勇壮華麗】がキャッチフレーズの祭りをモチーフにしていたので、Canopusさんの評はなんか嬉しかったです。玉こんにゃくさんの、鰯雲とゆーのも。空があってこその祭りです。 オブラートの中身は、否応なしに担いでる人生、悔いないよーにかき倒せ、ってとこなのですが、突如ストレートに言うのもなんだかなぁ、と思いましてああなっちゃいました。最初から、太鼓台を人生に見立てる描写をしてないからこーなるんでしょーか。 感じてもらうようなものは書けなかったけれど、冬に祭り気分を味わい、なんか得した気分でした。 リーフレインさん、チャンプおめでとうございます。雅やかでした。 各審査員さん、お疲れ&ありがとうございました。 竹輪さん、次々回を楽しみに待ってます。 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/414.html
ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 海の見える島 森にて 見上げれば 眩みそうな木々の伸び 痩せこけた裸体は 陽射しをモザイクに変える 乾いた木肌が力強く幹に張り付いている コナラ センダン ヒノキ トチノキ 零れた明かりに誘われ 若いトカゲが雪割草の小さな花を ちりりと揺らし 朽ちた木の枝の陰へ隠れる ・・・そんなに急いで隠れなくてもいいのに 落ち葉はひっそりと積もり 湿っぽい匂いを 気まぐれな風に乗せ 物静かで青い草たちは 僕を知らんぷりする ハコベ フタリシズカ アザミ ショウジョウバカマ シダが柔らかい葉を伸ばそうとしている 獣道 森の中心への 腐葉土は足音を吸収する あ せせらぎが聞こえる お喋りしている 笑っている 僕を誘う 大きな石がごろりと転がり 途端に空気が透き通る 鼻をツンと刺す張り詰めた冷気だ 沢だ 沢は少し澄まし顔 ・・・僕は・・・何をしにここまで来たんだっけ 具合のいい石に腰を掛け 止め処ないお喋りに耳を預ける コララクラ クララクア ラスタラタス コララクラ 鳥の声だ ・・・あれはヒヨドリ 目を閉じる ・・・ヒガラもいる 服を着ている自分が なんとなく この場所にそぐわない存在かのように思えて 気恥ずかしい ・・・僕は何故? 目を開ける ふと 足元に蛇がいる 横切ろうとしている 寸胴でまだら模様 マムシだ 一瞬身を引く が マムシは何食わぬ顔で草むらへ隠れる 「マムシは踏みつけない限り噛まないよ でも、お盆の頃の蝮は 見たらすぐ逃げないといけない」 昔聞いた言葉を思い出す ・・・でも誰が言ったんだっけ 「自然は歴史が体積してその美しさを増すんだ でも見てごらん 僕たちの世界 いつも歴史に窮々として今にも押し潰されそうだ」 沢の向い いつの間にか大きな鹿が 僕をじっと見ている ・・・でも誰が言ったんだっけ 僕には思い出せない ・・・何故? ・・・僕は・・・何をしにここまで来たんだっけ 鹿は突然身を翻し 悠々と斜面を跳ね上がり 見えなくなった 327-329 名前:海の見える島 森にて 投稿日:2005/05/02(月) 12 14 10 ID YsBDYyx0 【コメント】 355 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/05/05(木) 00 07 52 ID 6DLVknzq 327-329 海の見える島 森にて 二年前の夏、屋久島の縄文杉登山に行きました。そのときの印象がこの詩を読んで よみがえった。作者は「自然は歴史が堆積してその美しさを増すんだ」というけど、 私は、「ここには歴史はない」と思った。確かに森林は植生の歩みとともに変化、進展 するんだけれど、「歴史」という言葉はあくまで人間の手垢がついたもので、屋久島の 時の堆積は「歴史」とは異質なものを感じた。もっとも、そう言えるのは、この島が 太古の原生林を未だ残す稀有な存在だからで、ほかの自然には当てはまらないけれども。 作者さんの訪れた島はどこか、非常に気になる。 正直、私は屋久島から詩を教えられた。学校で習ったことよりももっと多くの ものを手に入れたように思う。 373 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/05/06(金) 21 59 11 ID BHDL9sj2 327-329 :海の見える島 森にて 「自然は歴史が体積してその美しさを増すんだ でも見てごらん 僕たちの世界 いつも歴史に窮々として今にも押し潰されそうだ」 あらあ、いきなりこうくるのかあ。これだけじゃ、人間の歴史を否定的に語る根拠にはならないと思うけどなあ。 文明の行き詰まりを自明のこととしちゃうんじゃ、現在の詩としていちばん面白いところを捨ててる気がする。 そういうことなら、最後まで森林浴を楽しませて欲しかった。 926 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/06(金) 21 04 02 ID MJgycJVD 327 海の見える島 森にて 実写であるんだけれども、内的世界のような不思議な雰囲気が漂っているのは、独白のせいなんだと思います。 たぶん丁寧に移しすぎてしまったために、現実と重なりすぎてしまったのが残念です。 ■▲▼ コンクリートブロック 青い空 白い雲 青い緑に包まれた山 風が吹いた 桜の花びらと 蒲公英の綿毛が ひらひらふわふわ飛んでいく まだ薄茶色の土が支配する田んぼ プールが始まる頃には田んぼもプールみたいになる カンカンカン コンコンコン 見慣れない建築物が作られていた その建築物の周囲を囲む 置かれただけのコンクリートブロック 「おい!この下は水だぞ、水!落ちたら溺れて死ぬからな!」 コンクリートブロックの上を一番前で歩くあいつが言った みんな一つの空想世界を どこかにある空想世界を 継ぎ接ぎだらけの空想世界を 僕達はあいつに従って 両腕を水平に 歩いた 落ちたら死んでしまう 落ちたら死んでしまう でもねぇ この一本道は途中で途切れてるよ たぶんねぇ いつかは工事が終わってしまうよ ねぇ 青い空 白い雲 半透明の青色の窓の大群 風は吹いてるだろうか たくさんの人が たくさんのビルが せかせかかちこち強張ってる また工事だ この時期は本当に工事が多い 置かれただけのコンクリートブロックがある 僕の顔は白紙のように表情を失くした 静かな だけど 早い 心臓音が僕の中だけに響く 僕は誰に言われるもなく 両腕を水平に 歩いた 落ちたら死んでしまう 落ちたら… 「あ。」 派手に転げ落ちてしまった 手の平を擦りむいた 微妙な痺れる痛みと血が滲む よかった まだ生きてる よかった 333-334 名前:コンクリートブロック 投稿日:2005/05/02(月) 13 24 40 ID e5OQjYhX 【コメント】 372 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/06(金) 21 52 20 ID jCADTmje 333-334 ああ、こういう遊びはよくやったなあ。こんな空想をしながら、 下らない遊びに精を出してたもんです。懐かしいね。郷愁とか緊張感とか、も うひと味ほしい感じではあります。 373 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/05/06(金) 21 59 11 ID BHDL9sj2 333-334 :コンクリートブロック 子供の世界ってホント自由。なんでも創れる、言霊で。ほっと一安心。「よかった まだ生きてる よかった」。 読めてよかった。 926 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/06(金) 21 04 02 ID MJgycJVD 333 コンクリートブロック 一連目のつかみが少々浅いかな? ”コンクリートブロックの上を歩く”気分思い出しました。 うちの近くには、昭和の中間あたりの建築で、えらくゴシックな雰囲気の公会堂がありまして (丸屋根の尖塔があって、ガーゴイルならぬ鷲が2羽そのドーム状の屋根に留ってるデザイン) 2階が入り口になっていて、幅の広い階段が地面からずーーーと外側正面にとってありました。 その手すりなんですよーーー。石でできたその手すりは50センチほどの幅がありまして、上をすべるのにばっちし!! もちろん高めの2階だから、学校の2階半ぐらいからすべりおりるわけで危険なんですが、やりましたよーー毎朝。。 落ちたら大怪我間違いなしw。親も割りにのんびりしてたんで見逃してもらってました。。 ■▲▼ 冷え切った世界の中で 誰か 温めてください 僕の心を温めてください 絶対零度に冷やされきった 僕の心を融点まで温めてください この 冷やされきった 絶対零度の宇宙(せかい)の中で 残酷で 冷酷で 南極の雪原のように 何もなく、悲しく寂しいだけの 誰か 助けてください 膨張して張り裂けそうな この胸を温めてください 一人の雪原は悲しく 人間は雪のように冷えている この白い三階建ての ちいさな南極は 僕を極限まで冷やしてしまった オーロラが見えない 吹雪で先が見えない 助けてください たすけてください 335 名前:冷え切った世界の中で 投稿日:2005/05/02(月) 20 49 26 ID vwxSKNKZ 【コメント】 370 名前:ななほし ◆zy9QDs3pX6 投稿日:2005/05/06(金) 19 18 52 ID GTXvAcTo 1点 335 :冷え切った世界の中で :2005/05/02(月) 本当に冷え切ったハートは詩を書くか? と、いう疑問が……李白もそうだが、 絶望して……詩を、書けるのだろうか? 373 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/05/06(金) 21 59 11 ID BHDL9sj2 335 :冷え切った世界の中で わあ、ひたすら遭難信号。でも、助けに行こうにも手がかりがない。あえて手がかりをなくしてる。 ほんとは助かりたいとは思ってないんだろう。眠るように凍え死んじまいたいんだろう。 926 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/06(金) 21 04 02 ID MJgycJVD 335 冷え切った世界の中で 壜に詰めて、絶対零度の海に流してみたらいいだろうなと思います。 8 名前:新月てるあき ◆aglqL.ViKQ [sage] 投稿日:2005/05/07(土) 07 40 40 ID 3FyK9zZ6 今回冷え切った世界のなかでを書きました 次は駅というお題なのでちょっとうれしいです 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 猿山 その愛想笑いは何? それでもそいつに気に入られたいわけ? 転げるのは自分の意志 転がるのは誰かさんの力 逃げるんじゃなくてただひたすらに 陣地を求めて駆けずり回り ほらまた旗立てた こっちにもあっちにも旗立てた 見渡す限り僕の旗 にんまり 目指すは丘の上 青い空 きっと誰かの涙の色なのねって 涙は透明だ バカタレ 割り切って西 赤い空 きっと誰かの血の色なのねって 赤はトマトだ バカタレ きらりきらり霧の上 タバコの煙が目に染みただけ ふわりふわり雲の上 疲れてちょっとあくびしただけ ちらりちらりと光の帯 あれはもしや あれはやはり お父様お母様 僕は自分の意志にて ここまできましたから 誰かの意思にて捕えに来た この人たちが不思議でなりません 僕は手に落ちますか この人たちの手に落ちますか 願いが叶って今旗立てて 後はもう意に任せようとしたのに なぜそっちにいるのですかお父様お母様 そんな瞳で僕を見るなら こんな意志置いてしまおう 迎えに来たはずのブラックホールに こんな意志だけ投げ捨ててしまおう 山を降りる途中で ふっと溜め息 まさかまさか 悔しくて流れるはずの涙も それを食いしばる気持ちも 残っていないのに 溜め息が出た ほらまた 旗錆びて 原形をとどめず 337-338 名前:猿山 投稿日:2005/05/03(火) 03 51 42 ID 3nDWhHh0 【コメント】 369 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. 投稿日:2005/05/06(金) 19 16 41 ID GTXvAcTo 3点 338 :猿山:2005/05/03(火) 03 52 21 ID 3nDWhHh0 どことなく新古典……あたらし差はどこにあるのか? 373 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/05/06(金) 21 59 11 ID BHDL9sj2 337-338 :猿山 「赤はトマトだ バカタレ」っていいですね。あちこちに旗立てて回ってる割に意外に平和主義。涙も血もきらい。 この作者さん、いい人そう。ただ、全体としてこう来るのだったら、最初の2行が浮いてませんか? 927 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/06(金) 21 04 47 ID MJgycJVD 337 猿山 きっと何かやりたいことがあって、一生懸命に努力して、達成できそうなときに諦めたんだろうなと思います。 親はあっても子は育つって思い出しました。 【得点】 3点 ななほし ◆lYiSp4aok.:3点 ■▲▼ 軽蔑視 きみがあたしのおもいどおりになるなら あたしを犠牲にしてもいいとおもってる 339 名前:軽蔑視 投稿日:2005/05/03(火) 05 14 34 ID 40u0GvrC 【コメント】 373 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/05/06(金) 21 59 11 ID BHDL9sj2 339 :軽蔑視 言われたい。 927 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/06(金) 21 04 47 ID MJgycJVD 339 軽蔑視 あたしの思い通りになる人が確保できたなら、あたしは犠牲でもなんでもない。 傲慢きわまりないっという話をしたかったんだろうなあと、題を読みながら思いました。 ■▲▼ [世界樹の木]に集う生霊たち 今日も様々な言葉たちが 世界のいたるところで生まれゆく * * 「コンニチハ サヨウナラ アリガトウ アイシテル きゃははは嘘マジでぇ~、それ超~ありえないんだけどォ~ イラッシャイマセご注文の方はイカガナサイマスカ? キャハハハ コンバンハ コンニチハ ・・・ ・ ・ ・ ・ * * ――この世界に溢れる ――様々な言葉たち 「コン ニチハコ ンバンコウ ウ S ナ † ニ Aニナナ・ ・ ・ キャハハ エハ うソオ sイヤAニニ マスカ aイララ・ ・ ・ ガガーガ ギイイん エハsハハ ア†ああル ルールル・ ・ ・ ――この世界の、忘れられたありとあらゆる 死角の闇には 実に様々な言葉たちが散らばり、たゆたう ・ ・ ・ ・ そう、それらの言葉たちはそうして そのまま何事も無かったかのようにそっと消えていく 今日も様々な言葉たちが 世界のいたるところで生まれゆく < が、その一方で > その言葉たちのいくつかは全て、炎のような青白い生霊となり この空の向こう、遥か遠くに存在する< 世界樹の木 >へと向かう ――そしてこのお話は、 < 無数の蛍 >が飛び交う< 世界樹の木 >へと辿り着いた 60億の生霊たちの例である 蛍 蛍 蛍 蛍 蛍 蛍 蛍 蛍 ――(生霊1) 静かな草原と満天の星空の あいだを 風のように風 のように 駆け抜けて 世界樹の大木 に溶け込みそうな蛍の光に身を浮かばせ、 あたしは言葉を発す 「兄ちゃん・・、出所したら、またカラオケで歌ってね。絶対だよ」 ――(生霊6) ヒュンヒュンヒュルル るる < 世界樹の大木 が青白くなった葉を風に散らしている > 「う~ん、子供の名前は何にしようかあ~~、もし男の子だったら? な~んて、やっぱ今風の格好のいい感じがいいよなあ おまえ」 ――(生霊7) (トクトクトクトク) (遠くで誰か 僕の名を 何かが 僕をよんで 呼 ん で る) (スースースススーー ヤッパイマフウノカッコウノ トクトクトク) (僕はその時 初めて`何か´を感じた気がした) < 蛍がコウコウと光り 飛び交う言葉たちに暗喩の花を添え > ――(生霊14) ヒュンヒュンヒュルルルるるる るるる る 遥か深い夜の色を映し出す世界樹の木 を見上げつつ 私は言葉を発す 「私たちって問題を抱えてるみたい。あなたはもう私を愛していない んだから。分かるの。でもヤバイわ。私、誰に喋ってるのかしら」 その言葉は蛍の洪水の中 から世界樹の枝葉へとうねるように通り抜け 羽を持つ者のようにふわりと 樹の根元深く下の方へと舞い降りた そしてまだ陽の下で生きられぬ異形の言葉たちを包みこんだ 「また お逢いできますよう・・」 ――(生霊87) ヒュンヒュンヒュルル るる 寄せては返す小波のような蛍の 光に吸い寄せられながら僕は言葉を発す 「いろん な な ひかり 青白い ああ し ん た に 新谷さん 大好き 新谷さん し ん た にさんと ア ソ ビ タ イ しんたにさん 抱きたい ああ ひらひらと舞う 白? 青 青白い肌 食 べ た い し ん た 新谷さん大好き」 ――(生霊149) ヒュンヒュンヒュルル るる 「ぁ え えぅ ぁ あああ ああああああ やめ うぐ ぐぁぁぁぁぁ た、頼む 助けてくれ 頼むから 殺さないでく うああああ ぇぁ」 ――(生霊150) ヒュンヒュンヒュルル るる ハァ 「ギャハハハハハハハハハハ 何だコイツ オラ立てよ さっきまでの 威勢の良さはどこ行ったんだ? あ? オラオラ 情けねーツラしやが って こいつは傑作だな オイ? コラ ギャハハハハハハハ 死ね」 ――(生霊3270) ハァ ハァ ヒュンヒュンヒュルル るるるるる ハァ ハァ ――(生霊1万4413) ハァ ハァ ヒュンヒュンヒュルル るるるるる ――(生霊16億8152) ヒュンヒュンヒュルル るるるるる ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァハァハァハァハァハァ ・ ・ ・ ハァ ハァ ヒュンヒュン ひゅるる ・ ハァ ハァハァハァハァハァ ヒュンヒュン ハァ ♪世界じゅーう どこだーって わらいあーり なみだあーり みんなーそれぞーれ たすーけあう 小さーなー世界 ハァ ハァハァ 世界はせーまい 世界はおーなじ 世界はまーるい ただひー とー つー はぁ(ハート) 340-344 名前:[世界樹の木]に集う生霊たち 投稿日:2005/05/03(火) 17 35 04 ID st+1MyeJ 【コメント】 354 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/05/04(水) 12 10 18 ID sz/nySH+ 340-344 [世界樹]に集う生霊たち この詩は前に読んだことあるぞ。そのときは確か「生霊」ではなくて「言霊」だった。 内容は改変されているから、たぶんリライトだろうか。 中身はワケワカメ。最後のなんでイッツアスモールワールドなんだろうか。まあ、 お題に忠実と言えば忠実なんだけど。 366 名前:ヒゲルド ◆tuIUmOeA.. 投稿日:2005/05/05(木) 22 31 27 ID vVWot2JE 340-344 「[世界樹の木]に集う生霊たち」 様々な意味でやられましたw ここにはキャラクターの背景等々から断絶させられた「ことば」だけがあって、それのみで世界が 語られます。情報を制限することによって、台詞のような生霊の呟きが普段よりも雄弁に物語って くれるのですね。「言葉」というものに真摯に向き合う姿勢が無ければ生まれてこなかった作品 だと思います。 どーでもいいんですが「世界樹」って品種名なんですかね。樹には当然木という意味もあるので 「世界樹の木」という表記は正しいのでしょうか。 木になります。 374 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/05/06(金) 21 59 57 ID BHDL9sj2 340-344 :[世界樹の木]に集う生霊たち ちょっといじりすぎた感があります。 927 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/06(金) 21 04 47 ID MJgycJVD 340 「世界樹の木」に集う生霊たち 世界樹そのものの記述がほしい、是非ほしい。言葉が集まってくる樹ってイメージ素敵です。 (スモールワールドに収束してしまったのは、ちょっと肩透かしでありました。) この主題で小説がいくつでも書けそうに思います。 【得点】 1点 ヒゲルド ◆tuIUmOeA..:1点 ■▲▼ 科学反応 わたくし趣味は自慰なのよ はぁ?からかうのもいい加減にしてください わたくしの好きなものは三角木馬 はい?からかうのもいい加減にしてください 二人は出会った 育った世界は違えども たこといかじゃ違えども 好きになったら止まらない 女は欲求不満(じらされてるみたいでいいかも 男は疲れが見え隠れ(なんだこの女やばいよ、でも好き好き 馬鹿だと言うなら みなさいこの接続部 いまは これによって成り立っているのですよ 345 名前:科学反応 投稿日:2005/05/03(火) 19 17 40 ID oIz2nOty 【コメント】 366 名前:ヒゲルド ◆tuIUmOeA.. 投稿日:2005/05/05(木) 22 31 27 ID vVWot2JE 345 「科学反応」 もうどうしてもこういう詩に点を入れてしまうのが自分でして、 でも世界の再構築など案外簡単に為しうるものでもありまして、 それはこの接続部のように原始的なコミュニケーションによっても当然可能なわけであります。 わたくしも誰かと久々に接続したい今日この頃であります。 374 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/05/06(金) 21 59 57 ID BHDL9sj2 345 :科学反応 たこといかという比喩はこの場合あってるんでしょうか。でも、内容は簡潔で迷いもなし。 これ、いろんなときに繰り返し思い出しそう。 927 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/06(金) 21 04 47 ID MJgycJVD 345 科学反応 この接続部 の一言だけに頼って作りましたなあ。。まあ面白いから許す。 折角だからもちっと遊びなはれ。 【得点】 1点 ヒゲルド ◆tuIUmOeA..:1点 ■▲▼ トリエステ クロムモリブデン製の球体が潜航する 徐々に 闇の渦が軋む 潰された 記録ノートとビスケット 望遠鏡の中の 二重星が 冷たさの粒子を計測する ように 頭の中を覗き込む 水 水 水は色を見ない 球の中心には 孤独の反響が消失する 真空の特異点があります 世界で一番深い海に まだ あなた達は 許しを得ることができません セザンヌの描く 水墨画には 月の手前に 丘と木が生えています 私はともかくも 海へ近づこう まずは浜辺へ出ようと決めて バックパックを揺らし 歩き続けました 一台のセダンが止まって 白人夫婦が 泣いています 何を言っているのか分かりません 私は首を振りました 女は口を歪ませながら ―― A R E Y O U O K ? ゆっくりと発音しました 海底には五角形の魚がいるんだろうか 私は写真を撮るのです 早く行かなければ 346-347 名前:トリエステ 投稿日:2005/05/03(火) 21 22 13 ID 0DlL4n3c 【コメント】 355 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/05/05(木) 00 07 52 ID 6DLVknzq 346-347 トリエステ まずモリブデンで度肝を抜かれる。モリブデンって何? 金属? 第一撃で煙に 巻き、深海の潜水艇のイメージに誘導しておいて、今度は一気に大気圏の外にほっぽり 出されて、望遠鏡の二重星とくる。でも、やっぱりサブマリンの窓だって一息つくのも つかの間、第3連で、「世界で一番深い海」は作者の子宮いや、頭蓋の奥、いや精神の 深奥と撹乱させ、挙句、セザンヌときたもんだ。いやあ、小悪魔ギャルに手玉にとられた 純情青年だよ、こちらは。そして、一台のセダンに白人の夫婦。こりゃ映画の中に 入っちゃったよ。そんでもって五角形の魚だ? えーい、もうどうでもいいわい。 さんざん作者にもて遊ばれて、ほんとにクタクタです。 356 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/05/05(木) 00 46 42 ID 6DLVknzq 【2点】 >346-347 トリエステ……詩とはこう書くものだ、という見本のような作品。 360 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM 投稿日:2005/05/05(木) 19 44 39 ID ApnEL712 346-347 トリエステ 冒頭の空白がいい。二連目までの省略の多い描写は名詞を引き立たせるためだろうか。 正直言って意味がとれない部分があったんですが、これは自分が悪いのか。多分そうなんでしょう。 重なり合っている位相を或ときは二重に、或ときは三重に見えるように透過させる。しかもその方法意識はあくまで混沌を志向しているようで、 重厚な悪夢を見せられる。重厚な夢とはそれ自体悪夢であるという、方法だけで内容を作り出しているような、そんな作品。 意図ではなく、気分によって引っ張り出されてきたイメージをこのように操作できたのならいよいよ本物。 視点を転換する手つきが雑に感じられる部分もあるのが残念。 361 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM 投稿日:2005/05/05(木) 20 06 57 ID ApnEL712 2点 トリエステ 主張のない美しさを多少の雑さが邪魔をした。 でも今回試みた方法を1回だけで捨てずにもっともっと書いて欲しい。 それは読者としての願望で、そんな風に思わせてくれる作品はめったにない。 372 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/06(金) 21 52 20 ID jCADTmje 346-347 トリエステは知らんけど、世界最初の深海潜航艇だよね、この球 体は。少しづつ広がっていく世界はとても魅力的ですが、セダンの白人夫婦、 そして「A R E Y O U O K ?」の必然性が、どうにも分らない。何かのエピ ソードがあるんだろうか。 374 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/05/06(金) 21 59 57 ID BHDL9sj2 346-347 :トリエステ 深海、それは地球上でいまだ人を頑として寄せ付けない広大なフロンティア。別宇宙。冒険への期待と不安。 しかし、最初の3連はこわいです。潜水球に閉じ込められて外は水水水の一万トン水圧地獄。泣こうがわめこうが、 「孤独の反響が消失する 真空の特異点」にいては誰にも聞こえない。たとえ「五角形の魚」が見れても、 私は海底には行かない。ヒラにご容赦。と、本気でびびらされるほど表現冴えてます。 927 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/06(金) 21 04 47 ID MJgycJVD 346 トリエステ 異邦人という言葉が浮かびました。 世界の中で人はいつでも異邦人であるのかもしれないです。 とても味わいのいい詩で、引き出しにそっと閉まっておいて、時々読んでみようと思います。 9 名前:名前はいらない [] 投稿日:2005/05/07(土) 12 58 12 ID anGGrj3M 審査員の皆様 多量の評価をお疲れ様でした。(俺も評価人のはしくれなんで、その労苦は身に染みて分かってます。) 「トリエステ」を投稿した掃除屋です。 審査のほう、どうもありがとうございました。 MUJINAさん、園川さん、葉土さん、ゼッケンさん、Canopusさん、寸評を頂けてとても嬉しいです。ありがとうございました。 チャンプの湯姉耕二さん、おめでとうございます。 こういうのは早いほうが良いと思うので、先にレスを失礼します。 以前の投稿と同じく締め切りに苦しんで、投稿期間終了間際に酒を呷りつつエイヤッ!で書いてしまいました。雑です、、、 今回の作品で念頭に置いたのは以下のことです。 1:梁山泊の「詩で遊ぼう」というスタンスの逆を行くこと。 言葉の上に言葉を重ねていくだけの、面白いだけの作品を作りたくなかった。 某スレで出された表現なのですが、「受け皿としての詩が装置として一面的すぎて溢れている」ようにはしたくなかったんです。 この目的は達成できていないですね。自分でそう思います。 2:2つのテーマを溶着させること。 3連を挟んで詩が変色していくように作りたかった。 3:寓話的多重性を持たせること。 園川さんが指摘されていたことと同じだと思います。世界の大きさを、寓話によって取り込もうとしました。 小難しいこと抜きに、一言「夢の世界」と片付けても良いかもしれませんが。 自分の詩についてグダグダ言うのは嫌いですが、今回は梁山泊に上記1のような挑戦状を叩きつけたwつもりだったので書かせてもらいました。 「世界」というお題でしか、こういうものは書けませんでした。前回チャンプのヒゲルドさんに感謝です。 今回の作品の中で、個人的には「オオニモツ対公衆トイレ」にビビらされました。 面白いってことも、突き詰めるとここまで凄いものになるのか、、、と。 「でじたるわーるど」の芳醇な知性にも唸らされました。チャンプの湯姉耕二さん、異様に構成力がありますね、、、 正直、私より完成度の高いと思う作品がたくさんありました。 今回、準チャンプになれたことは、「これからも頑張りなさい」という励ましだと思ってます。精進します。 みなさん、本当にありがとうございました。 10 名前:清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI [sage] 投稿日:2005/05/07(土) 12 58 57 ID anGGrj3M すいません。名無し&上げてしまいました、、、 28 名前:ヒゲルド ◆tuIUmOeA.. [sage] 投稿日:2005/05/09(月) 22 28 01 ID nImC6Avr 9 清掃局の者さん 自分は「トリエステ」には票を入れなかったもので・・・それなのに「ありがとう」なんて言われると 胸が痛いです。 セン5の方お疲れ様です。自分も詩板にはじめて来た頃、セン5に投稿したりしたものです。懐かしい。 頑張って下さい。準チャンプおめでとうです。 【得点】 9点(準チャンプ作品) MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点 園川 ◆nWfXpQxHHM:2点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:3点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:2点 ■▲▼ thirteen 股を広げて生活する 日焼けしたやせた少女 海と緑のにおいがする 学校と塾と家の往復生活 眼鏡をかけた制服の少年 ビルとアスファルトに溶け込む 少女は字が読めず空腹に困り 少年は難解な公式を操り机の前に座る 少女も少年も泣いたりしない たとえ理不尽に犯されようと たとえ周りが敵だらけに見えても 生きることを祝福されたくて 少女の未来は病で長くないだろう 少年の未来は股を広げた女を買うのだろう 少女は貧しさと利益に飲まれる大人を見つめる 少年は社会に組み込まれる大人を見つめる 少女と少年の見える景色は違うけれど 今日も 少女はスラムの中で小さく歌う 少年は電車のリズムで小さく眠る 唯一平等に与えられた いま の中で 348-349 名前:thirteen 投稿日:2005/05/03(火) 23 28 09 ID rBiUGsxb 【コメント】 374 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/05/06(金) 21 59 57 ID BHDL9sj2 348-349 :thirteen 少女漫画の線の細さ。絵か曲が欲しい。これだけだと足りない。 怒りや熱がありそうでないので、最後の「いま」も響かない。 927 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/06(金) 21 04 47 ID MJgycJVD 348 thirteen 胸がつまるような主題ですね。対比として成功してると思います。 ただ、詩の完成度としては、もっともっと生身の感触がほしい。愛を感じてみたいです。それぞれの対象への もっと奥まで落とし込んだ。 ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/2344bremen/pages/37.html
北方水滸伝 年表 ※暦は2桁で表記、水滸1巻スタートが1101年 ※緑字は史実。 [部分編集] 物語開始前 暦 季 出来事 907から923 後梁のとある将軍によって、梁山湖の水塞が築かれる。 1069 王安石が副宰相となり、改革が始まる。(この頃?)青蓮寺が政策立案機関として発足。 1076 旧法党の反発などにより王安石が宰相を辞職。改革は6代皇帝神宗が引き継ぐ。 1082 宋江と魯智深が宋家村の寺で出会う。 1084 宋江が寺に籠り、国の姿について熟考。その半年後、魯智深が旅に出る。 1085 神宗崩御、7代哲宗が即位。新法・旧法の政争が泥沼化していく。(この頃?)青蓮寺が諜報・工作機関へと変化し始める。 1090 魯智深が宋家村に戻り、宋江の話を書き留め始める。 1098 宋江と晁蓋が密かに接触。 1100 哲宗崩御、8代徽宗が即位。 1101 蔡京が宰相となる。 暦 季 出来事 [部分編集] 王進出奔~梁山泊結成 巻 年 月 出 来 事 S1 01 晩夏 王進が叛乱の嫌疑をうけ、王母と共に開封府を脱出。王進が史家村に滞留開始、史進に武術を指南。 初秋 魯智深が盧俊義、燕青に相国寺で接触。 10月 林冲が高俅の使者を斬り、捕縛される。李富に取り調べを受ける。 02 3月 王進が史家村を去る。 春 宋江と晁蓋が正式に手を組む。魯智深、盧俊義、柴進も参集。 4月 林冲が滄州へ流される。 夏 史進が少華山の朱武・陳達・楊春と親しくなる。 晩夏 魯智深の謀略により、史進が少華山に追いやられる。 秋 晁蓋・宋江・呉用らによる朱貴引き込み工作が少しずつ始まる。晁蓋が阮小五と村の若者らを連れ、官軍の輸送隊を襲う。 S2 初冬 武松が寿陽に戻り、潘金蓮と再会。(※1) S1 冬 晁蓋・宋江が阮小五の船上で釣り。「替天行道」の題が付く。(※1) 年末 林冲が安道全と白勝を伴い脱獄、柴進の館へ。 巻 年 月 出 来 事 S2 03 冬 陳麗の病状が悪化。呉用の働きで林冲と安道全が水塞入り。楊志が青州へ転出となる。北京大名府で魯智深と出会う。魯智深が武松を探し出し、子午山へ預ける。 晁蓋・史進らによる、公孫勝救出作戦が行われる。 夏 黄泥岡にて、生辰綱強奪事件。楊志が晁蓋ら7人に財物を奪われる。 初秋 済洲軍400・鄆城軍300(雷横指揮)が動員され、晁蓋らの捜索。これを致死軍が攪乱し、北京大名府から4000の増援を動員させる。 秋 晁蓋ら7人が梁山湖の水塞を訪う。林冲らが王倫を処断し、梁山泊が結成される。この時点での組織図⇒【こちら】 S3 安丘郊外の村が二竜山の山賊に襲われる。楊志が孤児を引き取り、楊令と命名。楊志・魯智深・曹正が二竜山に潜入し、これを制圧。楊志が二竜山の頭領に。 年末 梁山湖近隣の村から青蓮寺の間者を殲滅する作戦の実施。石秀が致死軍を外され、二竜山へ。 04 2月 宋清が鄧礼華と出会い、共に宋江の元へ。 早春 史進が子午山に預けられ、武松が連れ出される。魯智深は遼へ旅立つ。 春 武松・孔明らの働きで、桃花山が二竜山の傘下に。二竜山が活動を活発化し、官軍の輸送隊を襲撃。攻囲の軍も撃退する。 夏 宋清が閻婆惜を殺害、宋江・武松・宋清・朱仝が出奔。 S4 李富が宋江の正体を見破り、関係を疑われた雷横も官軍を離脱。 秋 宋江らが穆弘・穆春と出会い、穆家村に逗留。梁山泊が軍事行動を開始。鄆城を攻略・開放し、自由都市とする。宋江らが李俊の一党や李逵と出会う。 ※1 この辺りは話の流れと時間軸が前後してるかも 1巻308P「年の終わりに、柴進は従者五人を連れて青州へ向かった」 1巻351P「武松ですが」「郷里に帰しました」 2巻 15P「冬に入ったばかり」 [部分編集] 梁山泊結成~ 巻 暦 季 出来事 2 03 秋 12日後までに劉唐、楊雄、石秀が入塞。1ヶ月後までに裴宣、蒋敬、金大堅、蕭譲が入塞。また湯隆(31)、李雲(36)が獄舎から出される。梁山泊本隊の兵数が2200に落ち着く。 3 曹正(29)の店に滞留していた楊志が、楊令を拾う。楊志、魯智深、曹正が鄧竜を処断、二竜山を制圧。 冬 致死軍の選抜が終わり、兵力300に。石秀が青蓮寺に雇われた塩賊を殲滅。少年を殺害する。致死軍が青蓮寺の手の者500を殲滅。石秀が致死軍中隊長の任を解かれ、孔亮と交代。石秀と孔明が二竜山に入る。兵力200→250 暦 季 出来事 04? 間 呉用(41)と時遷(45)が相談、晁蓋(36)の許可を得て時遷の配下30→50名に。袁明(51)ら、致死軍の存在や梁山泊の規模の大きさに気付き始める。呉用と公孫勝(31)が、梁山泊内の青蓮寺の手の者を炙り出す。呉用が拷問。阮小五(27)を軍師として育て始める。呉用と裴宣(30)で序列を決め、聚義庁前に名札を設置。 04 冬 宋清(34)が聊城で鄧礼華と出会い、ともに旅を始める。2月初め頃 宋清と鄧礼華が鄆城の宋江(39)の元に到着。男と女に。李富(39)が魯智深(38)の役割に気が付き、指名手配。宋清が1ヶ月の時間を貰い、いちど宋家村へ帰る。 晩冬 魯智深が南方から少華山へ向かう。西京河南府で青蓮寺の手の者?に尾行される。 初春 魯智深が少華山に到着。 少華山防衛戦。・史進(22)朱武(34)陳達(28)楊春(27)+兵400 vs 京兆府軍5000+北の軍3000・朱武の罠により少華山の勝利。死者14名。 魯智深が史進を連れて子午山へ旅立つ。朱武が狼藉を働いた兵を処断。魯智深が史進を王進に預け、武松(29)を連れ出す。鮑旭(25)はそのまま。魯智深が遼へ向けて旅立つ。武松は柴進(36)の元へ。 春 武松と孔明(27)が、青蓮寺に利用されていた桃花山を制圧。李忠(36)と周通(29)が同志に。武松が曹正(30)盧俊義(43)燕青(25)と会ったのち、鄆城で宋江の従者に。二竜山が官軍の輜重隊を襲撃。二竜山400+桃花山300 vs 輜重警固隊500 第一次 二竜山防衛戦。二竜山400+桃花山300 vs 北京大名府軍5000・楊志(29)石秀(26)が150ずつ率い、官軍の兵糧を焼く。・総攻撃には孔明、李忠、周通と桃花山300も合流。 李富が青州近辺を旅し、安丘の守備隊を王和の軍が粛清。 春から夏 二竜山の兵力600、桃花山の兵力400に。閻婆惜(21)が鄧礼華を刺し、宋清の手に掛かる。宋江、武松、朱仝(31)宋清出奔。 4 雷横(31)が李富の取り調べを受ける。李富に洗脳された唐牛児(16)が、馬桂(39)に嘘を吹き込む。李富が馬桂に接触。 秋 馬桂が東京開封府の李富の元へ。この時点で少華山防衛戦から半年ほど。少華山の兵力1600宋江と武松が鐘静の家に泊まり、穆春(25)穆弘(28)と出会う。穆家村に滞留。別れ際に「替天行道」を手渡す。湯隆(32)が安道全(33)に鍼を作る。この頃までに白勝(24)は医療事務に。夏津近郊で致死軍と王和の軍が衝突、致死軍に損害。公孫勝も負傷。晁蓋(37)が湯隆の指南を受けて剣を打ち、決心を固める。 鄆城解放戦。梁山泊本隊2000+致死軍が出動。・鄆城軍5000を一蹴。・済州軍1万を、致死軍の攪乱の上撃退。 二竜山+桃花山の兵力が2000ほどに。宋江と武松が李立(26)の店で食事、李俊(29)童威(24)童猛(24)に出会う。李俊(29)が山塞を築き叛徒となる。兵力100で官軍1000を撃退。望江の郊外で、宋江、武松と李逵(24)が出会う。(鄆城を出て5ヶ月ほど)この頃までに二竜山+桃花山の総兵力が3000弱、梁山泊に合流させると決定。また、江州に5000の官軍が集結。宿元景の騎馬隊が編成される。 冬 楊志が1000名の兵を連れ、梁山泊へ。曹正、李忠も入塞。宋江らが江州の戴宗(36)を訪う。張横(30)張順(28)と出会う。黄文炳(46)が蔡徳章を迎える。鄧飛(25)が魯智深を追って遼へ。馬桂が二重スパイとして済仁美に接触。 5 江州戦。戴宗軍280+穆弘・李俊軍3000+本隊3000+致死軍 vs 官軍全5万・討伐軍1万が宋江らを攻囲、童威が疾駆し李俊に現況を伝える。・宋江らは攻囲を切り抜け、中州の隠し砦に拠る。・穆弘・李俊の軍は官軍1万と対峙。童威・穆春の攪乱と楊雄(27)の支援により押し戻す。・梁山泊本隊3000が出動、南京応天府の軍と対峙。・劉唐が中州に上陸。致死軍が穆弘・李俊軍に合流。・さらに林冲騎馬隊も合流、江州を落とす。公孫勝が黄文炳を討つ。 ? 宿元景の騎馬隊が結成。また高俅が儀仗兵となる。呉用と劉唐が飲馬川を訪れ、孟康(24)に出会う。 暦 季 出来事 05 冬 鄧飛(26)が魯智深(39)を救出。 編集
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/559.html
前へ ← 一覧 1 2 3 → 次へ (快∀楽) (作品数:1)わぁいーん!!(第50回) (・ω・;類 (作品数:1、準チャンプ1回)一つ星(第142回準チャンプ作品) 1未満から (作品数:2、チャンプ1回、準チャンプ1回)こいつを一息のうちに(第61回準チャンプ作品) その手に掬うは迷える魂(第64回チャンプ作品) 4 (作品数:1)intersect -夏(第74回) 4th (作品数:1)ボビバ(第16回) 509 (作品数:1、チャンプ1回)火蛙(第3回チャンプ作品) 5th (作品数:1)4月とは何だったのか?(第1回) Alnite (作品数:3)夜の絵(第75回) 何かがないかもしれない(第76回) 3-1(第87回) Canopus (作品数:52、チャンプ6回、準チャンプ13回)若葉のように(第2回) ささやかなその両手につつまれて(第4回チャンプ作品) トゥオネラの白鳥(第6回) Voyager(第8回) ユグラドシル(世界樹)(第16回) Pointe(ポアント;つま先で)(第22回) 白い自転車(第24回チャンプ作品) 六月の旅人(第35回) 土星さんの帽子(第38回準チャンプ作品) 旬(JUN)の踊り(第39回準チャンプ作品) 果てしない男達の夢(第40回準チャンプ作品) 大トランポリン駅にて(第41回チャンプ作品) 濡れるような夏の(第43回準チャンプ作品) Heartstrings(第46回) バンドネオンの山猫(第48回) 北極星とワイン(第50回) 声(第51回) 永遠のNoah(ノア)(第53回) サーベルタイガー(第57回) 詩人は、どうしてこんなにセツないんだろう(おまけ付き)(第58回) 私というカタチがゆっくりと(第60回) へそと歴史(ボイン編)(第61回準チャンプ作品) 愚者の楽園(マリーノ超特急)(第70回準チャンプ作品) ツノ銀(第74回準チャンプ作品) 月食(第75回) ロボット(第78回) かくれんぼ(第79回) 海を渡る(第80回) 海の向うに忽然と現れた(第81回) 未来へ(第82回チャンプ作品) 未来を視た(第87回準チャンプ作品) Di/stance(第88回) 夕闇に(第89回) 世界がオワだなんて、そんな!(第93回) 世界パンパカパーン!(第95回) 「灯台のある岬をめぐる」駅にて (第96回) まばたきのあいだに(第97回) 失われた腕たちへ(第101回) ヨネコといっしょに(第103回準チャンプ作品) 免許不携帯につき(第104回チャンプ作品) 迷いネコ、モナー(第105回) 地球かゆい(第108回チャンプ作品) 祝祭(第109回) Beginners in the Moon(第110回準チャンプ作品) ベスはごきげんななめ(第116回) こんにゃく時代(第117回) 祭:Fetes(第118回) ソープランドに雨が降る(第125回) カード遊び(第130回準チャンプ作品) 夜の庭、ハナアルキの棲む(第131回) 春の記憶(第146回準チャンプ作品) コーヒー色の空から(第151回) D.C. (作品数:1)ドア(第83回) GON (作品数:7、チャンプ2回、準チャンプ1回)祈り(第72回チャンプ作品) 丘に座って(第76回チャンプ作品) 愛情のかたち(第77回) ぼくのふたり きみのふたり(第79回) 飲み屋で姉ちゃんに送る散文(第81回) 二月(第88回準チャンプ作品) 人に残された空(第136回) Ippei (作品数:1、準チャンプ1回)挑戦者への詩(第26回準チャンプ作品) Kanon (作品数:1)若葉のように(第2回) Lights (作品数:4、チャンプ1回)四月とはなんだったのか?(第1回) 失恋♪(第36回チャンプ作品) 消えない(第142回) お小遣い制度(第143回) MUJINA (作品数:24、チャンプ2回、準チャンプ5回)箱をめぐる考察(第65回準チャンプ作品) Y氏の部屋(第66回) 父とは誰か 母とは誰か(第67回) 「言葉」屋 (第68回) 正義君への手紙(第69回) 夜明けに(第75回チャンプ作品) 言葉のない世界Ⅱ(第76回) ユーカラ(第77回) むかしの言葉(第80回) 正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方(第81回準チャンプ作品) イザヤもしくはエゼキエル(第82回) 見罪(第83回) 新カタロニア賛歌(第84回準チャンプ作品) 輪唱しないで歌うガマガエルのうた(第86回準チャンプ作品) 霊と肉(第87回) 冬の家(第88回) 唾しはぎしりゆききするボクはひとりのガイコツなのだ(第89回) ベルと殺人~チューリングに捧ぐ(第90回) 甥っ子が大学生になれておじさんはウレシイ(第91回) からだ~魂の在り処(ありか)(第92回) 青のイマージュ(第93回) 靴のある風景(第96回) 老人はなぜ死ななければならなかったか(第98回チャンプ作品) 日本国ケン坊(前戯)(第99回準チャンプ作品) Mana魔名 (作品数:3)モー娘。に映した夢の妄想楽園~49歳男性の地図~(第25回) 歓びの100ゲット(?)(第26回) Snow Mail(第33回) NaPlz (作品数:1、チャンプ1回)猪の火之吉の命の道のり(第140回チャンプ作品) Rom (作品数:1、準チャンプ1回)別れる準備をします!(第20回準チャンプ作品) ame (作品数:35、チャンプ6回、準チャンプ5回)「」の中の謎は深まるばかりです(第21回) 明日は昨日の冬(第22回) 再想(第23回) 「ある雨の──」(第24回) ループ(第26回チャンプ作品) 詩の書き方を忘れてしまったので(第27回) 滑走劇場(第28回) 豊穣祭の生贄(第30回) 文字化け(第31回) 冬のスラッシュ(第33回チャンプ作品) スラッシュ・ドット・スラッシュ(第35回チャンプ作品) 横倒しトラップ(第36回チャンプ作品) イワイノヒ(第37回) 存在しなかった帽子(第38回) March/Fashion ~リタルダント偽大通り~(第39回) 速過ぎた夏に(第40回) スライド・エンド・ショップへようこそ(第41回準チャンプ作品) 急行列車(第42回) 脳内(第44回) エラー表示(第45回) 脳髄の中(第46回) fractal(第48回準チャンプ作品) f (re-write)(第49回) 二重の窓枠(第53回) 環/断 ~風邪薬を飲み過ぎない程度に飲んだ場合その1~(第54回準チャンプ作品) 警報鳴らして(第55回) 歌は聞こえるが先には進めない(第58回) 新聞紙の外側(第60回) 風速(第65回準チャンプ作品) fiction(第72回) 風邪薬の効用,もしくは勝手な記号論(第79回チャンプ作品) 小雪(ショウセツ)(第85回) 病室508(内科)(第86回チャンプ作品) 落ちてくる(第90回準チャンプ作品) 記号の風景(第109回) bib (作品数:1)時間(第114回) bottom in the depths (作品数:1)神無月(第136回) bri (作品数:4、チャンプ1回)パブロフの色眼鏡(第83回チャンプ作品) 若き芸術家の悩み(第86回) ドイツの事だ?(第100回) 策士、夢に溺れる(第102回) cレール (作品数:7、チャンプ2回、準チャンプ1回)聖獣学園(第78回) 噴出しますよ(第109回チャンプ作品) 愛の左下(第111回) クロマグロの味(第116回準チャンプ作品) スリップ(第122回) さらさらら(第147回チャンプ作品) とうふとうそつき(第152回) eng (作品数:2)幻影(第142回) 無題(第143回) greenbook (作品数:2、準チャンプ1回)清算式(第29回準チャンプ作品) MOTION PICTURE SOUNDTRACK(第30回) ikaika (作品数:3、準チャンプ2回)題名のない詩集(第79回) 考察(第82回準チャンプ作品) 旅(第113回準チャンプ作品) is (作品数:3)羽虫による輪唱と調律しない電線と、(第59回) 午後の家路(第60回) たいようのこうもり(第63回) isuka (作品数:1、チャンプ1回)輪々と(第10回チャンプ作品) kamiru (作品数:3)CARNIVAL(第37回) ブラッディ・ストロベリィ(第38回) 実験(第39回) kanon (作品数:1、チャンプ1回、準チャンプ1回)森(第11回準チャンプ作品) kayの人 (作品数:2、チャンプ1回)跡の土塊(第45回) 一部地域限定拡散し浸透し共感する意識調査(第46回チャンプ作品) napple (作品数:1、準チャンプ1回)堤燈鮟鱇哀歌口上(第136回準チャンプ作品) napplez (作品数:1、チャンプ1回)You re sick of sun, gat all(第138回チャンプ作品) neri (作品数:1)釣れる月(第17回) notePDkbPQ (作品数:1)豆腐(第152回) qwertzqwerty (作品数:2、準チャンプ1回)失恋(第16回) スケッチ(第45回準チャンプ作品) sage (作品数:1)ひぐらし(第99回) sei-N (作品数:1)Human Touch(第16回) soft (作品数:18、チャンプ3回、準チャンプ3回)俳句(第55回) 裏道(第56回) ランチ(第57回) 無(第59回) こんにちは(第64回) 君がいない(第76回) 戦場(第79回) めがね(第85回準チャンプ作品) マチ(第87回チャンプ作品) 痛覚神経(第93回準チャンプ作品) スーパー アース モンキー(第106回) 60 s Tip(第108回) 海の中(第116回) 第六感総合管理室(第120回) GreenWar(第123回準チャンプ作品) 選択(第130回チャンプ作品) 死んだ音楽(第145回) モンシロチョウ、空を突き抜ける(第158回チャンプ作品) soup (作品数:1)メッセージ(第35回) span! (作品数:2)中和する世界(第50回) 無題(第51回) spanpanpaaaan! (作品数:1)みず(第33回) uno (作品数:2)サンデーモーニング(第47回) ツンドラ(第51回) zzz (作品数:1)朝が歩き出す(第152回) (天w天) (作品数:1)蓮(第51回) 「自由が好き!」無名小説 (作品数:1)崖淵(第29回) ◇notePD (作品数:1)目線(第142回) ◆ACMASyU/iM (作品数:1、チャンプ1回)メンソール・ギター・メンソール(第84回チャンプ作品) ◆CeJ6D/I4qE (作品数:2、チャンプ1回)発ツ春【方向概念の根本的除外と壁の不合理な干渉】(第146回) トーフ化現象(第152回チャンプ作品) ◆HU7XfvOYA2 (作品数:1)はなれてゆくとき(第27回) ◆L4LyBSss3w (作品数:4)阿吽(第105回) 底(第107回) 雪(第110回) いたい(第114回) ◆UWF/zEfVto (作品数:1、準チャンプ1回)ノイズライム(第27回準チャンプ作品) ◆UnderDv67M (作品数:1)叫べ怒れBOY ~詩板・梁山泊スレ~(第116回) ◆WN8IybcvEA (作品数:2、チャンプ1回)感謝のカタチ(第78回) 1(第81回チャンプ作品) ◆Wani6uvhK. (作品数:12、チャンプ1回、準チャンプ2回)雫(第103回) ぬくもり(第106回) 燻る火(第108回) 帰ろう。(第112回) 雪祭り(第118回) 例のロボット(第122回) 躙口(第129回) やわらかな ひまわり(第131回) 秋ネコ(第132回準チャンプ作品) 9.11(第133回) 残酷な遊び(第139回チャンプ作品) 心霊写真(第142回準チャンプ作品) ◆YAPoo/LC/g (作品数:1、準チャンプ1回)亜空の声(第125回準チャンプ作品) ◆dmEtYvIl.. (作品数:1)埃(第141回) ◆g09RQuKuak (作品数:1)264ページ中段二行目(第27回) ◆jipx.wAXvs (作品数:5、準チャンプ1回)一人酒(第111回) 怒れる彼女(第116回) 2005/02/13(第118回) 奇麗事(第121回) 人の森(第123回準チャンプ作品) ◆notePDkbPQ (作品数:10、チャンプ1回、準チャンプ2回)ぽんこつアンプ(第121回) 自爆スイッチ(第122回) ふるさと(第126回) 夕焼け(第129回) ごみハンバーグ(第133回準チャンプ作品) れんげ(第135回) 啄木鳥(第139回準チャンプ作品) ぶたさんは生ごみを喰う(第141回チャンプ作品) 春(第146回) 砂風呂(第147回) ◆soft/e/9Do (作品数:1、準チャンプ1回)お仕事してる?(第128回準チャンプ作品) ◆tYbIWmaS5o (作品数:2、チャンプ1回)わたしはそのひとが好きだった(第28回) アングリィィャァァ・ミサイル(第29回チャンプ作品) 49男 (作品数:3)流離(第27回) 優しい姐や(第28回) その感情に悶々としている者達への詩(第29回) 56の地球さん (作品数:1、チャンプ1回)完全無法(第63回チャンプ作品) DO (作品数:1)ハルジオン(第11回) GON (作品数:1、チャンプ1回)ジジイと世界と孫(第78回) Lights (作品数:3、チャンプ1回、準チャンプ2回)2B(第28回準チャンプ作品) ひかり222号(第55回準チャンプ作品) 瓢箪池(第87回) P (作品数:1)はじまりのうた(第93回) S (作品数:1)雪。(第81回) YKH (作品数:2)4月とは何だったのか?(第1回) 若葉のように(第2回) b4 (作品数:3、準チャンプ1回)銀針(第114回) 屈折電波の密集(第116回準チャンプ作品) 最終音(第119回) c (作品数:1)雪だよピギー(第113回) cレール (作品数:3)日々雑感(第73回) 夜に寄す(第75回) の(第119回) zzz (作品数:1)朝に残された(第151回) あの人 (作品数:2、準チャンプ1回)おれまつり(第155回) きのこちゃん(第156回準チャンプ作品) あばらや (作品数:1)夏休み(第132回) あぶく (作品数:21、チャンプ1回、準チャンプ4回)拳(第110回) 芥子の実(第111回) 寝所にて(第112回準チャンプ作品) 道(第113回) 新年の朝(第114回) 表札(第115回チャンプ作品) 一つの心(第116回準チャンプ作品) 枕をひとつ(第117回) 秋空(第118回) 君がため(第119回) The book(第121回) switch witch(第122回) リング(第129回) はぐれ蛍(第131回) 獄卒(第133回) いばら姫(第135回) 郷愁(第136回) 無償の娼婦(第139回) 猪警報発令中!(第140回準チャンプ作品) 百円シンガー(第145回) 寂漠ランチ(第147回準チャンプ作品) あぶく ◆OPBYKkBBNQ (作品数:1)吸いさしの煙草(第143回) あぷく ◆CeJ6D/I4qE (作品数:1)カモメ(第143回) ある名無し (作品数:1)4月とは何だったのか?(第1回) いかいか (作品数:4、チャンプ1回)ある野良猫がかぶっていた帽子(第38回) 熱(第40回) 折れ曲がった背中が何かをつぶやく(第48回) 愚痴(第49回チャンプ作品) いぷ (作品数:2、チャンプ1回)遠鳴り(第103回チャンプ作品) 反射する(第112回) うたた寝死人 (作品数:5、チャンプ3回、準チャンプ1回)星型のケーキ(第7回チャンプ作品) わしの冒険(第8回準チャンプ作品) 揺りかごを干しながら(第12回チャンプ作品) 木がその葉を落とす国で俺は(第16回) 賢者のうまい棒(第18回チャンプ作品) うとく (作品数:1、準チャンプ1回)誕生(第107回準チャンプ作品) うみのせい (作品数:1、チャンプ1回)黒い巨音(第10回チャンプ作品) おちば (作品数:1)明日はきっといいことあるよ(第88回) おれ (作品数:1)(心)(第145回) お天気 (作品数:1、チャンプ1回)ああ 天職(第128回チャンプ作品) かねこすずみ (作品数:1)温風(第30回) かのっぴ (作品数:1)風船遊び(第46回) かまぼこ (作品数:1)4月(第1回) きよはる (作品数:1)帽子の下(第38回) けんひこ (作品数:1)混乱と誤解からの再生(第27回) さかな (作品数:1)よんがつ(第1回) し (作品数:6)狂歌(第103回) 赤く滲んだ世界(第109回) 蜘蛛の巣(第112回) コスモエッグ(第113回) 祭りの温度(第118回) 紅葉(第132回) しいな まほろ (作品数:17、チャンプ4回、準チャンプ2回)水(第9回チャンプ作品) 柿木の葉(第16回) 人間サイズ(第18回) あこがれの世界(第19回) なんで?(第20回) グラスフィッシュの心(第21回) あいだに ちょこりと出ています(第22回準チャンプ作品) ふたたびレモン(第23回チャンプ作品) みんな夢の中(第25回) 。○=。○(第26回チャンプ作品) 笑う夏草たち(第27回) 黒い乳首の一生(第30回) 小さな、小さなビッグ・バン(第31回) 詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る(第34回) たまごのきみ(第35回準チャンプ作品) 愛の孤独のかたつむり(第36回) 猫の恩返し(第78回チャンプ作品) ぜっけん (作品数:1)詩である(第94回) たけ (作品数:8、準チャンプ3回)山神の水瓶(第9回準チャンプ作品) 夏草(第11回) 落ち葉(第16回) 乳房(第21回準チャンプ作品) 穏やかな夢を(第25回) 悟裏夢中(第31回) もののことわりB(第35回準チャンプ作品) 嗅ぐ(第38回) たもい (作品数:10、チャンプ5回、準チャンプ1回)おみやさん(第21回チャンプ作品) 欠片の番(第22回チャンプ作品) なかまちさんとーめ(第24回) 男と女の夢(第25回) 春の城(第30回チャンプ作品) 白雪姫(第33回) しぃ婆と ろぼっとぉ(第34回チャンプ作品) 虫の御祝(第37回準チャンプ作品) 鍾乳洞(第40回) 被告人(第60回チャンプ作品) たもいの刺身 (作品数:1)□(第36回) たもい御膳 (作品数:1、準チャンプ1回)帽子から愛(第38回準チャンプ作品) てるあき (作品数:11)悲しい手紙(第69回) ラストスパート (第71回) 冬の朝(第72回) 交差点(第74回) 花火(第75回) なんにもない(第76回) ツリカケ死ス(第79回) 危ない道(第80回) ヒトは音速で駆け巡る(第82回) ミリから始まった君へ(第83回) 幼き冒険者(第85回) とっさん (作品数:1)4月とは何だったのか(第1回) ななしくん (作品数:2、チャンプ1回)スティールドラム(第6回チャンプ作品) 草野球(第11回) ななほし (作品数:2)私のノート(第76回) 頂上山(てっぺんやま)(第98回) なみおロック (作品数:1、準チャンプ1回)自分だけのもの(第65回準チャンプ作品) 前へ ← 一覧 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/378.html
前へ ← 1 2 3 作品 ■▲▼ 駐車場の砂利の上 小虫は小さきゆえに胸張れる ドタドタと 駐車場の砂利の上 必死に命を揺らす虫けらよ じきにここには車が来るぞ お前より大きくてお前の生をまるで意に介さぬものが そもそもからこの世の何一つがお前の生に無関心 そう車輪止めをひっかくなよ じきに来るぞ お前を踏みにやってくる お前より硬い殻がありながら お前の命の欠片も持てぬカタマリが それでも ここにいるのか 生きている場所がお前の陣地か そしてここでつぶされることをすらお前は笑うつもりか ならお前がここの王か 誇られる命というたったひとりの王か 644 名前:駐車場の砂利の上[] 投稿日:04/08/15 15 12 ID PppdCeyJ 【コメント】 660 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/18 15 29 ID 51jGxF1N 644 「駐車場の砂利の上」 ようするに、俺は社会的にはちっぽけな存在だが懸命に生きていて、 それは肯定されるべき価値なんだよということだろうが、ありきたり。 表現もありきたりで、弱者のうっとおしい居直りのようにさえ感じられてしまう。 670 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/08/20 00 13 ID 1dgiYUUA 644 一寸の虫にも…ってヤツだよね。微妙なんだけど、命に対してやっぱ り肯定的なんだよね。そうなると古臭く説教臭くなっちゃうんで、思いきり否 定しちゃってもよかったかも。 ■▲▼ これが僕の生き方なのです トランク片手に飛び乗った 聞こえてくるのは行き先知らせるアナウンス でも気持ちはすでに雲の上なのだ エアポートはまだまだ先なのにね 視界が開けるハイウェイ 開放感で気持ちが軽くなっていく 地図を広げて夢の中へ 素敵なハプニングが待っているんだ ロンドンに着いたらロースト・ビーフを フィッシュ チップスも欠かせない 歴史にふれる 街を感じる 知っている人は誰もいない そこは自由が形になった場所 12時間後の自分に話してみる たぶん今の僕とは違うから ちょっぴり格好良くなった そんな自分になっているはず 窓の向こうに滑走路が見えてきた さあ 夢が始まる瞬間だ 645 名前:これが僕の生き方なのです[sage] 投稿日:04/08/15 20 18 ID lXWxIJkF 【コメント】 660 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/18 15 29 ID 51jGxF1N 645 「これが僕の生き方なのです」 一連目から受けるのは、これは詩なのだろうかという印象。散文を行分けしただけに思える。 全体を見てもただの描写で、詩というより歌詞。リズム感とかっこよさが狙いなのだと思うが、 それだけでは詩としての良さというものを感じられない。 670 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/08/20 00 13 ID 1dgiYUUA 645 作者にとっての軽みはうかがえます。その軽さが生き方ってことなん だけど、読者にとっては、もっと軽くないと飛んでいけないかも。 ■▲▼ 生きてる感じる 突然、男が(女が)35cmに近寄っていたとき 646 名前:生きてる感じる[] 投稿日:04/08/15 23 43 ID sMfrwEG4 【コメント】 660 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/18 15 29 ID 51jGxF1N 646 「生きてる感じる」 640の作品もそうだが技巧が情報化し商品化しているような現代においては、 それらの作り物の言葉の否定からしか本当の言葉は生まれず、 生の実感めいたものも、消費され尽くした夢想的な物語にではななく、 日常の中から切り取られたリアリティに頼るしかないのだろう。 夢想性と装飾性の否定という現代的な文脈において、これは全く的確に詩であるようだ。 好感は持ったが、でもこれは入り口だ。ここから展けていく世界を見たい。 668 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/08/19 21 48 ID 1ExXDTyU 646 生きてる感じる 2点 たったこれだけ。それが逆に想像力をかきたててる気がする。それだけ力のある一行だと思う 670 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/08/20 00 13 ID 1dgiYUUA 646 これはなぞなぞだな。うん、きっとそうだ。んで、なぞなぞも多分、 詩なんだろうな。うん、きっとそうなんだ。 【得点】 2点 わに ◆Wani6uvhK.:2点 ■▲▼ ペコンペコン 飲み干したビールの空き缶で作られた道を行く 一歩踏み出す度に空き缶は甲高く鳴き ペコンペコンと俺は歩く 時折銀色に鈍く連なっていた道が途切れていることもある 乱雑にも的確に途切れた道の先は 砂利が波打ち 疎らに揺れる雑草の緑が宵に見る提灯の灯りのように 寂静に俺を惑わすのだ くそったれ 道の突端に胡坐をかいて俺はビールを飲む 枯れたビールの空き缶を放り出すと それはコロコロと転がり道の先端に連なり 俺に諾う証のように最後に一滴垂らすのである おそらく俺は酔っている 後背に累々とした空き缶の骸ひとつひとつに 時には涙を落とし撫でてやりたいと思い また時には小便をひっかけてやりたいとさえ思うのだ 酔っている 嚥下するビールの苦さに倦んだとしても 空き缶が成す行程に冷灰を見たとしても ペコンペコンと人事のように鳴らし続ける 俺は酔っているのだ 647 名前:ペコンペコン[sage] 投稿日:04/08/16 01 14 ID 8ouEbO0C 【コメント】 655 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/08/18 04 55 ID 2YWAee+c 2点 647 :ペコンペコン :04/08/16 01 14 ID 8ouEbO0C 酒飲みなら、こんな心境おぼえがある……だろうなぁ。同情すれば涙が浮かぶような。 泣きもしない。酔いつぶれもしない。缶ビールの酔っ払い。よっていると「自覚。」 何をお払いするのか? そんな酔いでいいの? 661 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/18 15 32 ID 51jGxF1N 647 「ペコンペコン」 消費される生としての空き缶といったところだろうが、 この暗喩を基礎に全体が上手く組み立てられている。 完成しているとは思うがこの先に行くには冒険が必要だ。 色々新しい事を試みてもらいたい。 670 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/08/20 00 13 ID 1dgiYUUA 647 アレナスの『めくるめく世界』では、メキシコシティは、飲み干され た空き瓶の上にたっています。酔う御参照のこと。空き缶の頼りない存在感が いいね。発想はかなりいいセンいってると思うよ。 672 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/08/20 00 42 ID 1dgiYUUA 1点 647 空き缶の存在感がなんとも希薄で、そこがいい。 674 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [sage] 投稿日:04/08/20 08 12 ID yRhCVU1t 647 ぺコンぺコン ペーソス、というのかな。酒飲みのペーソス。この作品も生きること、というテーマ に対して軽くいなしているように見える。だが一筋縄ではいかないところがある。 第7連。どういう気持ちで酒を飲んでいるか具体的に書かずに、ただ累々とした空き缶 だけですべてを語らせているところがイイ。ここらへんが熟達者の書きぶりを感じさせる。 630 名前:豆腐 ◆POM/5/.7A. [sage] 投稿日:04/08/22(日) 00 39 ID ZxNT7dNv 今回は「ペコンペコン」で参加しました。 書き上げたはいいけど、どうしてもどこか、なにかが足りない気がして、 それでも崩せず足せず、結構歯がゆい思いをしてただけに、 評価していただきうれしいです。 評価人の皆様ありがとうございました。 【得点】 5点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点 ■▲▼ らせん階段 つなぐ夢 喜び哀しみ 栄枯盛衰 巡り巡って 堂々巡り 物事万事 塞翁が馬 風が吹く日にゃ 桶屋がもうかる え~んや こぉりゃ ほいさっさ え~んや そぉらぁ おっとっと 急げばつまづくこともある つかんだ馬糞に金の粒 楽しい時には笑えばいい 悲しい時には泣けばいい 笑いは長くは続かない 涙も長くは流れない え~んや こぉりゃ ほいさっさ え~んや そぉらぁ おっとっと どうせこの世は堂々巡り さめればただのうたかたよ わかっちゃいるけど やり切れない わかっちゃいるから わり切れない せめて一夜の慰めに 月でもつかみんでみたいもの え~んや こぉりゃ ほいさっさ え~んや そぉらぁ おっとっと 踊る足取り 綱渡り 生き活き逝くる生き地獄 天国臨めば空しき空よ 夢幻に浮かぶクモの糸 頼りすがってみましょうか え~んや こぉりゃ ほいさっさ え~んや そぉらぁ おっとっと 肥えたセレブも乞食のガキも 死ねばもろとも土になる せめて足ある今のうち らせん階段 上ってみよう らせんの絆 つなげておこう え~んや こぉりゃ ほいさっさ え~んや そぉらぁ おっとっと 648 名前:らせん階段 つなぐ夢 (1/2)[sage] 投稿日:04/08/16 14 30 ID T16k/Vfh 649 名前:らせん階段 つなぐ夢 (2/2)[sage] 投稿日:04/08/16 14 31 ID T16k/Vfh 【コメント】 661 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/18 15 32 ID 51jGxF1N 648 「らせん階段 つなぐ夢」 円還構造を螺旋構造に変革しよう、 平面的世界から抜け出そうという事なのだろうが、 そしてそれは日常的な言葉を超えようとする詩の本質そのものなのだが、 この作品自体にはそのような冒険を感じないので退屈である。 671 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/08/20 00 35 ID 1dgiYUUA 648-649 うーん、囃しことばのみに終始すると、ことば遊びに見えるなあ。 どこかで転調が必要だったかも。肝腎のことば遊びも、遊びきれていないよう に思われます。 ■▲▼ 日々雑感 息が できる 有難さ 排尿 できる 有難さ 痛みを感じる 有難さ わたしは 今生きている * わたしを見ないで 見たりしないで 手を伸べて 誰もが向かう ただの変化と なのにどうして 遠ざかるの 肌も変わる 顔も変わる 匂いも息も何もかも それでも わたしは 今 ここに どうしてみんな わたしを見ないの わたしの向こうの 世界を見るの 手を伸べて わたしに触れて 連れて行ったりしないから 怒ってごめんね 泣いてごめんね 身体が別のものに なっていく それでも触れて わたしに触れて 最後まで言葉は 聞こえているから 行かないで わたしが行くまで 傍で笑って * 息が できる 有難さ 排尿 できる 有難さ 痛みを感じる 有難さ わたしは 今日も生きている 650 名前:日々雑感 1/2[sage] 投稿日:04/08/16 18 44 ID 3XAUVVm0 651 名前:日々雑感 2/2[sage] 投稿日:04/08/16 18 44 ID 3XAUVVm0 【コメント】 661 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/18 15 32 ID 51jGxF1N 650 「日々雑感 1/2」 さっぱりわかりませんでした。主観的に過ぎるのか、そういう詩なのか。 情報量が少なくて視覚的にも意味的にも像を結ばなかった。 死による別離の恐怖を描いているのかとも思うがよくわからない。 >誰もが向かう >ただの変化と >わたしの向こうの >世界を見るの この辺りが特に分からなかった。 671 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/08/20 00 35 ID 1dgiYUUA 650-651 はじめは尿路結石の詩かと思ったら、まるで違うんだよね(ごめ ん)。何だろなあ、消えゆく瞬間のゆらめきみたいな、そんな生の讃歌だと思 うんだけど、冒頭と最終、タイトル、本文それぞれが噛み合ってないと思う。 674 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [sage] 投稿日:04/08/20 08 12 ID yRhCVU1t 650-651 日々雑感 「排尿できる有り難さ」というところに川上弘美の小説や俳句を思い出した。川上のように あざとくなく、ピュア―に表現しているところは素直に好感持てる。でも、第1連、あまりに ストレートすぎるんじゃないかな。少しひねりが欲しい。でも、こうした有り難さに 気づいているだけ、めっけもんです。 624 名前:cレール ◆n/ANJuS0Pg [sage] 投稿日:04/08/21(土) 10 49 ID lDZqBFFd 私は「日々雑感」を投げてみた者です。 珍しく梁山泊に(果敢にも)投稿してみた理由ですが・・・ これは大分昔に拾った言葉です。 人が死に行く時に書いて行く、そしてそれは日々を追うごとに だんだん一つの同じ内容ばかりになって行く。 そういうことがあります。繰り返しだったり、技術的には高いもの ばかりではないのですが、事実に裏づけされた内容に、 その成り行きに、圧倒されていた、そういう生きた言葉でした。 その雰囲気を再現できるよう、おかしいですが、自分の言葉を 出さないよう、普通とは違う書き方をしてみたものです。 うまいといわれるはずはないと思いましたが、書くこと、 他の方の作品と並べて読ませていただくことで 自分の中では振り返り、振り返り、良い体験となりました。 評を下さった方どうも、ありがとうございました! 【得点】 1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ つるぎ しずしずと 雪が降る とおい 遠い 冬の日 消毒液臭いこの部屋が 見慣れたはずのこの部屋が ボクの知らない部屋になった 雪化粧した眠り姫 それを囲った沈黙の木々 どうして君はしゃべらないのだろう 幼いボクには解らなかった 生意気は天性 わがままも天性 それでも初めて授かったお姫様 妹という名のお姫様 今は小さな壷に入っています おかしいのです あんなに走り回っていた君が どうしてあんなに小さく収まっているのだろう おかしくて可笑しくて 不思議な気持ちなのに ボクの頬を 水が伝うのです 伝うのです 理解できない不幸と理解した後の不幸 幼きボクよ お前はどちらを選びますか 悲しみが襲ってきたのは 数刻の後 神様 天寿を全うした安らかな寝顔と 初恋すら知らぬ者の散り逝く泣き顔と あなたは等しく“死”というけれど 私には理解できないのです 私の心が あなたの授けたこの摂理を拒絶する 狂うことで救われる道があった 忘れることで流れる日常があった それでも刃向った 目の前の階段を踏み外し授かる平穏に この心が刃向った 生をあきらめ授かる笑顔 幼きままに哲学せねばならぬ運命 己が一生を賭けずに救える命が何処にある 己が一人の幸せに何の意味がある 神様 私には貴方を討ち破る剣がある たとえ摂理であろうとも 齢七つの少女の日記に“生きたい”と溢れさせることが アナタの定めた平等ならば 我が一刀のもと斬り伏せる 過去と知識を指先に宿した白衣の武士 人を切り裂きそれでも尚人を護る剣 悲しみとは過去への逃避に非ず “今”在る生を切り開く 一振りの“つるぎ”ナリ 652 名前:「つるぎ」[sage] 投稿日:04/08/16 19 07 ID 45CqtytP 653 名前:「つるぎ」[sage] 投稿日:04/08/16 19 07 ID 45CqtytP 【コメント】 661 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/18 15 32 ID 51jGxF1N 652 「つるぎ」 妹の死の衝撃と志の芽生えがメス=つるぎという比喩を軸に上手くまとめられている。 現実を直喩によって埋めていく方法と直喩のイメージはありきたりだが 語られている内容の切実さは伝わる。でも語り口がなんだか臭い。 実はナルシスティックな詩。 以上。全体的に書きなれてない、生硬な印象を受けた。詩想的にも退屈なものが多かった。 勢いのあるものや、変な作品も読んでみたい。 668 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/08/19 21 48 ID 1ExXDTyU 652-653 「つるぎ」 1点 きれいな詩。しろがねの研ぎ澄まされた悲しいつるぎ。 671 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/08/20 00 35 ID 1dgiYUUA 652-653 ビートたけしのおっ母さんが95歳で死んでさ、たけしヲンヲン泣 いてるんだよ、いい年して。ぼくはこれにも共感する。あなたの詩にもぼくは 共感する。 674 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [sage] 投稿日:04/08/20 08 12 ID yRhCVU1t 652-653 つるぎ 最後の3行「悲しみは過去への逃避に非ず/”今在る生を切り開く”一握りの”つるぎ”ナリ」 がいいね。つらい経験を経て、この境地に到達できた作者に対し、敬意を表します。 【得点】 2点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 前へ ← 1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/406.html
ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 土偶 いろいろと ごめいわくを おかけして まことに もうしわけなく みなさまの おいかり ごもっとも ふとりすぎた あし きりおとすように はじを のこしてしぬ おゆるしを なさけなく みにくい みれん かかえて では (かあさん かあさん また わたしを みごもって) 488 名前:土偶 投稿日:2005/05/23(月) 22 07 24 ID zgJ4ORyv 【コメント】 489 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/23(月) 23 29 27 ID kaVSOJ9q 488 「土偶」タイトルがなきゃ、ただの遺書だねw 逆にいえばタイトルがうまい 再生ってテーマによく合ってる 498 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 00 24 03 ID DseB22dd 488 モノローグ詩でこれほど肉を削ぎ落とされてはなんのことやらさっぱりわからない。 語り口やタイトルにそこそこおもしろいところはあるが、これもふわふわ感に頼った 安易な手法という気がする。 554 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 01 45 12 ID 5zCnpBYA 488 「再生をテーマにした詩」という観点では、座布団1枚なみの上手さだ と思います。ただ、この作品は、一篇の詩として自立しているかというとやや 疑問で、テーマに寄りかかっているきらいがあるかな、と思います。 576 名前: ◆WvShSU0mOg 投稿日:2005/05/30(月) 13 56 51 ID TrmKfJF3 【1点】 488 土偶 腹立たしい。絶対点なんて付けないぞ、と思うのですが付けずに居られないところが腹立 たしい。話の内容も、それが平仮名であるところも、正に土偶。私の中の土偶イデアを全く 逸脱しない。その上タイトルと最後の( )内でこの上なく"再生"の趣。巧いなぁ、悔しい。 次回作こそはこの釈然としなさを解消してくれる、文句無し形成でお願いしますの1点。 721 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 11 46 ID FltQU/qR 488 :土偶 土偶って妊婦をかたどったものだという噂を聞いたことがあるようなないような。 「はじを のこして」のはじは土師とも漢字変換できますね。土偶を作る人。 土師が残れば、土偶はまた作られるので、という言葉遊びの解釈もできまして。 こういうこと想像するのは楽しいです。 次は足の細い八頭身の土偶に生まれ変わりたいのでしょうか、それとも、 ライオンの土偶とか、みずすましの土偶とか、貝の土偶とか。なんだろ? 797 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 35 47 ID ailxCn9Y 488 土偶 いやまあ、これは読んでとても複雑な気分でしたねえ。 スレッドの状態が状態だったんで、いろんな深読みができてしまって、正直、詩単体としては 入ってこなかった。。すいません。 だけど、センスは抜群でっせ。。。題もいい。 822 名前:虫 [sage] 投稿日:2005/06/02(木) 06 36 34 ID jdEATsDS 鍵盤さん、心霊写真さん、おめでとうございます。 「土偶」を書きました。 部署換えで多忙になったら情けなくも詩を書くことが できなくなり、ずいぶん昔に投稿して以来、ずっと 詩作を怠けておりました。 推敲の仕方も忘れはて、書きっぱなしのまま投稿してしまいました。 いただいた評を読むたびに「ああホントにな!」と反省したものです。 評を下さったカノープスさん(流されやすいので「自立している」詩を 書けるようになりたいものです)、◆WvShSU0mOgさん(点をありがとう。 完成度が低かったと反省しきりです)、葉土さん(ムードで書いてしまった ことを見抜かれてしまいました)、あと読んでくださった方々、 ありがとうございました。できたらまたお邪魔します。 詩を書くのも読むのも本当に楽しいことですから。 【得点】 1点 ◆WvShSU0mOg:1点 ■▲▼ 猫と僕の記憶 1 猫が風のない縁側で 一つあくびをした 庭先に咲き誇るあじさいは じきに訪れる夏を告げる 今そこに、ちいさなトカゲが一匹 ちょろりと歩いて 猫はそれをつかまえた しっぽが切れてトカゲは逃げた 一瞬の命の残像は、いつまでもそこに動いて、とどまることを知らない 2 夏。 僕はあの日のことを思い出そうとしてる。 大学生の時だ、 夜、アパートから製鉄工場の明かりが見えて、 なんとなく星空みたいできれいだったね 僕らの目の前に広がった星空は 永遠に続く僕らを誓うに足る 存在の証だったのかもしれない だが、ぷかぷかと真っ暗な空に上ったたばこの煙は これからの見えぬ二人のようにゆらゆらと その行く末を暗示していた 3 嵐は急にやってきて そこにある全てをなぎ払っていく それまで大切に育ててきた生命の森は 一瞬のうちに砂漠と化した 大切なものを失った悲しみは 涙となって足下の砂をぬらす 嵐の後の太陽はじりじりと熱く 悲しみで乾燥しきった心を焼く 涙でほとびた足下の砂も 太陽の熱で乾いたが 目尻に涙がゆるゆるとわき出て とまることがない 4 僕は今、誰もいない縁側にいて アイスキャンデーをなめている 風もないのに風鈴がかすかになった。 あの日咲き誇っていたあじさいは 今は枯れて枝が残るだけ 花の色はどうだったろう、と思い返してみても その記憶は呼び戻されることもない 今は離ればなれの二人 どこで何をしているのかも、知らない二人 まぶたに残る後ろ姿を、枯れたあじさいに吹き消しながら 溶けかけたアイスキャンデーを押し込んだ 5 猫はトカゲを探していた 朱の混じる背中に、僕の爪を立てたい じっとりとした皮膚に、あのときの思いを遂げたい 猫はトカゲを探した 果たして、トカゲは見つかった しかし切れたはずのしっぽは 今再びトカゲの末端につながった 薄曇りの鈍い太陽を受けて しっとりと輝いている 猫はそれを見て 一つあくびをした そしてまた、丸くなって眠った 492-494 名前:猫と僕の記憶 投稿日:2005/05/24(火) 23 23 48 ID GIJh37Rh 【コメント】 498 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 00 24 03 ID DseB22dd 492~ 小説のような始まり方で、内容は小説の骸骨という感じ。 ストーリーを語りたいのか、詩情を発生させたいのか、どっちつかずかと。 554 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 01 45 12 ID 5zCnpBYA 492-494 こういう感じの詩はわりと好きなんだけど、今イチ面白みを感じ なかったなあ…。ネコと紫陽花と別れがうまくからみ合ってないのと、3の破 局の暗喩が大仰にすぎるせい、なんだろうか。 797 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 35 47 ID ailxCn9Y 492 猫と僕の記憶 丁寧に描写してありますね。 猫と蜥蜴のエピソードと、失恋のドラマが絡み合いながら最後に猫が蜥蜴の尻尾切るの やめるとこがいいなあ(猫は本来きまぐれだから、そこに意図があるっていうのは作者の仕掛けだね) 中段が長いです。。恋愛のエピソードが読んでて飽きてしまった。 842 名前:α ◆CSZ6G0yP9Q [sage] 投稿日:2005/06/03(金) 18 27 25 ID D+Jj5at+ そっかー、投稿したら後書くんですね。 というわけで、鍵盤さん心霊写真さんおめでとうございます! 13人目、「猫と僕の記憶」を書きました。 今読み返してみたら顔から火が出るような作品ですね。 なんかごちゃごちゃとして悪かった。修行し直してきます。 評価していただいたみなさま、ありがとうございました。 ■▲▼ 小判鮫 早いもんでこの海で一年 なしてここにわがおるんか 自ら進んで潜り込んだ塩辛い序章以降さっぱり記憶にございあせん お前様なぁしてここさいる?アンコウに問われてもなぁも返せん始末 先日主さえいなぐなり頭をはりつけるべき広い腹が見当たらなね 主がいなぐなろうとわはいつまでたってもコバンザメ 匂いの残る場にしがみついて味をしがみ生き続けるしかね ごぉりごぉりじゅるゅうるるっしーはーすぅうーはうっはっはー はあはあぁはあアハァはあはっはぁしーはーすぅううっはっはー 似たような影さ入って暗がりに佇み 心地良い惰性と確かに守られている安堵と べっこ寂しくこげに優しいもやもやした匂いに皆目困り果で 時 々 焦 燥 に震えでいる だども わの居場所はここに違いね まんず嬉しい顔をするコバンザメだし一年目 495 名前:小判鮫 投稿日:2005/05/25(水) 00 08 34 ID Xdl8FVbT 【コメント】 498 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 00 24 03 ID DseB22dd 495 主にくっついてしか生きられない小判鮫の再生は、無理矢理な自己説得。 主の匂いの残る岩陰に隠れての自己満足的な再生。これを笑えというのだろうか。 554 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 01 45 12 ID 5zCnpBYA 495 『山椒魚』の変奏曲っぽいね。口調がユーモラスでいい味だしてるけ ど、内容はいたってまとも。まともすぎる、と言ってもいいかもね。訛り丸出 しのインテリ、という印象でした。 594 名前:P ◆u4cfXPhJl2 投稿日:2005/05/31(火) 20 15 19 ID JEOcqeOa 【1点】 495 小判鮫 ウーン。。。なんともいえないけど素敵。 595 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w 投稿日:2005/05/31(火) 21 17 38 ID ailxCn9Y 2点 495 小判鮫 とにかく音がいい。 716 名前: ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 00 39 ID TrmKfJF3 個人的には 495「小判鮫」さんと話がしたいス。 ・・・暗がりに佇み 心地良い惰性と確かに守られている安堵と ここも方言っぽくはできないもんでしょうかとか、 ごぉりごぉりじゅるゅうるるっしーはーすぅうーはうっはっはー はあはあぁはあアハァはあはっはぁしーはーすぅううっはっはー "作者としては"ココをどういうイメージで書いたのでしょうかとか 色々伺ってみたいもんです。 722 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 12 31 ID FltQU/qR 495 :小判鮫 ああ、うまし。言葉の響きがやわらかくて。これはほんとの方言ですか? それとも発明も混ぜてますか? 無知ですいません。一歩間違うと、目的もなく、古きよき思い出にただ執着してしまうだけのところを、 最終連、「小判鮫」が「小判鮫」のまま謙虚ながら自立してしまうという鮮やかな着地。好きです、これ。 798 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 36 47 ID ailxCn9Y 495 小判鮫 いいなあっこれ とくにいいのはあの、なんかわけのわかんない音。 (何がわかんないって、鮫は口で呼吸しとらんぜよ。。) 詩板好きですか?梁山泊が好きなんですね。。いよ!同士!と声をかけたくなりました。 リズムってありますよね 現代詩って妙にリズムを廃したところがあるんだけど、このごろなんか別のリズムが できあがってきたような気がします。定型の57じゃなくて、リズムを殺した散文でもなくて、翻訳調でもないやつ。 融合してきたっていうのかなあ。とても生きている詩だと思います。 818 名前:心霊写真 [sage] 投稿日:2005/06/02(木) 00 29 03 ID sbTw85Ry 失礼します。「小判鮫」を描きました。ありがとうございます♪ うたた寝さん→ ・・・暗がりに佇み 心地良い惰性と確かに守られている安堵と うむ、変えられます(汗)ひとまず守られての「て」を「で」に脳内変換願います。 あと、ルビ→佇み(ただずみ)心地(こごち)で読んで貰えれば。手抜かりありまくり。 ごぉりごぉりじゅるゅうるるっしーはーすぅうーはうっはっはー はあはあぁはあアハァはあはっはぁしーはーすぅううっはっはー これ↑は主の残した味をしがんでいる音で、鮫なので多分まず歯が当たり「ごぉり」。 で「じゅるじゅる」吸って、そのまま深呼吸して笑い、息を吐いて ついでに残り香嗅いで悦に入って深呼吸して泣き笑い、そういう感じです。 カノープスさん→ な、訛ったインテリって、、、。 ゼッケンさん→ テレビで田舎のお婆ちゃんが自分の事を「わ」と言ってるのが良くて。 いいかげんな方言なので突っ込まれたら「小判鮫語ですよ」で済ませるつもりでした。 リーフさん→ 鮫なのに思いっきり人間チックに呼吸してました。うん、ここ好きです。 Pさん→ あの二行は意味不明っぽいけど物凄く説明的な文なのでした。 良かったみたいで良かったです。どうもです。 審査の方々お疲れ様でありがとうございます。チャンプさんおめでとう。完成してる感じです。 「白血」何か格好良いべな。「ちっぽけな幽霊」好きだな。。。 時間切れの長い詩とても良かったです。読ませてもらえてありがとうといいたくなりました。 【得点】 7点(準チャンプ作品) ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY:3点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 P ◆u4cfXPhJl2:1点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:2点 ■▲▼ 白血 ぼくはいつか行方不明なのです やおらレンチを持って 誰かを はた と殴るのです それは今日ですか もしや明日ですか 見るはずの血は どろ どろ どろりと 「うっどべーす」をいじる手と同化してゆくのですか 木片に浮かぶ 「ちょうちょ」の死体のようでしょうか これは自由ですか まさに輪廻ですか 脳の全とっかえ を ぼくは望んでいるのですか 一体どこにいるのです じゅん白に光るかみさま こわいです 黒いおべべのお母さま 嗚呼 よい人 きっと「めびうす」をください どろ どろ どろりと 融けることのない「からだ」をください やおらレンチを持ち 誰かを べこ と殴るとき ぼくはいつも行方不明なのです か? 496 名前:白血 投稿日:2005/05/25(水) 00 10 54 ID 5iu/DXl7 【コメント】 498 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 00 24 03 ID DseB22dd 496 詩的なふわふわ感がまた来た。が、これは想像力を規制する 487とも 想像力の追いつかない 488とも違い、いい具合に想像力を働かせる適度な自由をくれる。 レンチ、うっどべーす、ちょうちょ、かみさま、黒いおべべのお母さま、めびうす、 これらの具体的かつ唐突な言葉を材料として、読者は自由な詩世界を作って遊べる。 私が作ったのは、とにかく不定形な世界。泣き言でできた世界。最後の「か?」がなんとも情けない。 554 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 01 45 12 ID 5zCnpBYA 496 ロールシャッハテストのような詩、ということばが思い浮かんだ。他 者を壊すと自らは融けてしまう、それを行方不明と呼ぶ、うーむ。こういう詩 は、なかなか書けないよなあ。 586 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/30(月) 23 42 51 ID C1sogwL0 2点 496 『白血』 最後の3行にぼくは殺された。 596 名前:さい ◆YkbutFA6Pw 投稿日:2005/05/31(火) 21 59 07 ID YafzKpiV 3点 496白血 ホラーだねぇ レンチを振りかざす変態が見える このムードが好きだ 722 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 12 31 ID FltQU/qR 496 :白血 レンチで殴られたくはないのですが。 かっこいいんですが。。。言ってることはおそろしく自分勝手ですなー。 文字通り読めば、これはコワイ。なにしろ自分が「行方不明」なんですから。最後にはそれすらおぼつかなくて 「ぼくはいつも行方不明なのです か?」って他人に訊いちゃってるんだから。刑事責任能力なしの自分に気づいたら、 そういう恐怖、ほんとにうますぎてまいった。 798 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 36 47 ID ailxCn9Y 496 白血 これは はくち と読むのかな? 読み方を知りたいっと思いました。 ぼくはいつか行方不明なのです という文法的には(時制)間違っている導入文でぐぐっと惹かれました。 奇妙な混乱の中に放り込まれます。同時にこれが一種の虚構世界であることも示されるので、 レンチで殴る、やたら暴力的な描写が内的世界の暗喩であることも素直にはいってきます。 とはいえ、なんつうか閉塞感に満ちてますねえ。追い詰められている精神のぎりぎりという 感じで、ちょっと読んでいてつらかったりします。 839 名前:情景描写撮影所 ◆Imq0studio [sage] 投稿日:2005/06/03(金) 01 12 55 ID xUV6vULJ いい評価のときばかり名乗っている感のある11人目です、こんにちは~ チャンプの鍵盤さん、準チャンプの心霊写真さん、おめでとうございます。 私は「白血」を書きました。 頭からまったくどろりと出てきた詩で、変なしこりもなくすんなり書けたと思っています。 (読み方は葉土さんのいう通り「はくち」です。 白血病だとか白痴だとか血の色がそのままだとかいろいろ…) 評価や寸評してくださった皆さま、ありがとうございます。 トランスしすぎて書いてしまったような気もあるので、 セーブの具合を見極めていたらと思ったりも…。 3点という点数をいただけたのも初めてでした。 ありがとうございました。おめでとうございます。お疲れ様です。 土偶がばつぐんに好きです。 (ちなみに前回の駅では「現」でした。) 【得点】 6点 まーろっく ◆lsOpIv6P8M:1点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:2点 さい ◆YkbutFA6Pw:3点 ■▲▼ 糞スレ 2ちゃんねるをみはじめて以来 最悪の糞スレを発見した プリントアウトしてみたが やっぱり糞スレ 理不尽なルール 使い道が無いので糞を拭いた 糞で擦れた糞スレ 糞まみれの糞スレ それを貪り喰らう審査員 おいしいおいしい うんこおいしいよ うんこほらほらおいしいようんこ 口のまわりは 糞だらけうんこだらけ 笑うと口角についた糞がポロポロ落ちてくる トイレに流そうとしてもなかなか流れない 糞スレ 大量に上から小便と下痢をかけたら やっと流れた 再生を叫ぶその口には うんこがベットリついていた なんと実は自分のうんこだそうだ 497 名前:糞スレ 投稿日:2005/05/26(木) 00 12 50 ID 9pjvEsnN 【コメント】 499 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 01 13 07 ID X8KKWurD 497 今の状況をうまく皮肉った詩。いいですね。 期待していいのでは。 ズバリチャンプ候補。 596 名前:さい ◆YkbutFA6Pw 投稿日:2005/05/31(火) 21 59 07 ID YafzKpiV 1点 497糞スレ 後半の汚ねぇ流れがいいな 722 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 12 31 ID FltQU/qR 497 :糞スレ 最初、他人事みたいに言ってるよ、と思ったんですが、整理してみると違ってきました。 「糞を拭いた」のは作者さん(主語なし)で、その糞を「貪り喰ら」ったのは「審査員」で、 そこでは審査員の口のまわりについているのは作者さんのうんこの筈だったんですが、 それが「なんと実は自分のうんこだそうだ」と驚く。審査員のうんこ=作者さんのうんこ。 ルールに疑問を持つ読者としての作者さんとルールに則って審査する作者さん、 乖離していた二者が最終行で重なり合うという仕掛けですよね。 日本語って面白いですね。 構造はおもしろいんですけど、内容に関しては、お題を出した身としては、 再生は時期尚早、まず浄化があってしかるべきだったかなあと、まず感情を吐き出したいですよね、 この詩のように。 798 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 36 47 ID ailxCn9Y 497 糞スレ あ、これは結構考えこみましたよ。。 実のところ、詩を垂れ流すってなあ、げろ吐いてるもんだなっという自覚はあったんですが 糞まではいってなかった。とはいえ、糞のほうが切実ですわな。なんせ出さないと死んでしまう。。 (しかし比喩が汚いっつかなんつか。。スカトロ趣味はさすがにないのだ。。) 自演って意味での、審査員の自分の作品への加点って実は思い当たらないですよ。(私はこの一年しか見てないですが) 梁山泊ってここしか見てない参加者も多いと思うんだけど、時折入ってくるこてさんって、詩板の あちこちに潜ってる方が多くて、名乗られてみれば、「ああ、あの人のか」っと思います。 散発的に入ってくる審査員さんも、「ああ。あの人か」と思う方が多いんで、まっさらの不明の方って 案外いないんです。 作者さんも、詩っていう糞を垂れ流している一員だっていう自覚が詩の中に入ってるともっと良かったと思います。 【得点】 1点 さい ◆YkbutFA6Pw:1点 ■▲▼ 粘土 こねてこねて こねてこねて 死んだおじいちゃんつくるんだ それでまた田んぼをじてんしゃでいっしょに こねてこねて こねてこねて 病気がちなおとうとをつくるんだ やさしいこえがきこえてくるよ ほらまだどこかでいきてるんだ 揺らぐ思考にしっかり立つ家族と言う名の旗がある こねてこねて こねてこねて ぼくのそんざいをつくるんだ いまこねているもののじっかんはたしかにある 思考をちゃんと保てなくても 自分と言う名の木がここに頑丈な根を張っている 悲しくないてみても 家族と言う名の思いでは根となって僕を支えている こねてこねて こねてこねて 500 名前:粘土 投稿日:2005/05/26(木) 01 17 57 ID UyQ6jm/P 【コメント】 570 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 22 14 09 ID 5zCnpBYA 500 旗や、頑丈な根は、分ったような気にはなるんですが、まだ弱いのか なあ…。深い感銘を受けるまでには到らないんですよ。あと、それらと粘土の 結びつきも今ひとつ弱いように感じた。 724 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 13 40 ID FltQU/qR 500 :粘土 粘土をこねつづける作者さんの後姿。すっかり涙もろくていけませんや、あっし。 「家族と言う名の旗」の下に立ち位置はしっかり定まっていて、 おじいちゃんやおとうとの姿は作者さんのなかではっきりあるわけだけど、 作者さん自身の姿はまだない。だからこねつづけている。そこを踏まえても 「思考をちゃんと保てなくても」という言い方は急ぎすぎかなあ。 799 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 37 21 ID ailxCn9Y 500 粘土 家族が好きなんだっていうのが痛いほどわかる。 同時になんていうのかな、喪失感があって、失くしてしまったものをなんとか創りあげようと している苦闘のような雰囲気が悲壮。 ■▲▼ 魔女の大なべ 運命の女神シリスのもつ大なべ 純金純銀でできているとも 光り輝く青金石でできているとも 昔から伝えられてきたけれど 今まで誰も見たことはない シリスは賢明なる女性 なぜなら大切な大なべを 彼女はおなかに隠してある 使わないときは拳ぐらいの大きさにして ある日シリスは蜂蜜酒を醸造した 琥珀色で甘いトクベツな彼女の酒 隠された大なべから滴り落ちる 彼女の白い足を伝って その芳香で風は唄い 男は誘われるように大なべに近づき 小鳥となって蜂蜜酒の雫を啄ばんだ 蜂蜜酒の中には歓喜が立ち上がり 蜂蜜酒の中には楽しさが座していた 酔いすぎて男はうっかりと ばらばらになった自分のカラダの一部を 黄金の酒の中に落っことしてしまった なべの中でその身は蜂蜜酒に漬かる 大なべは男に長い安らぎを与え 男は280日も眠りについた シリスの大なべは男を中に入れ 彼女のおなかにそれを隠したのだけれど ばらばらになっていた男のカラダは 280日で完全なカラダになり シリスは目覚めた彼を外に出すのに 激しい痛みに苦しみ 3日3晩かかってしまったと云う 502 名前:魔女の大なべ1/2 投稿日:2005/05/26(木) 12 05 06 ID oA2qm8To 503 名前:魔女の大なべ2/2 投稿日:2005/05/26(木) 12 06 38 ID oA2qm8To 【コメント】 570 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 22 14 09 ID 5zCnpBYA 502-503 バビロニアの神話つーのは、ほとんど誰も知らんので、こういう 伝承が実際にあるのか、何かの寓意性を持つものなのか、判断に苦しむところ です。内容自体は大らかで、好きだったけど。 724 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 13 40 ID FltQU/qR 502-503 :魔女の大なべ 作者さんは元の神話にまだひっぱられてる気がします。 もっと解体して組み立てて離陸してほしい。 受精、妊娠、出産と行くにしたがってテンションが維持できてないし。 子宮だから、という理由だけでは書く動機としては弱かったのかなあ。 この魔女さん、子宮を出したり入れたりできるようなので、 ここをすすめていけばエロ楽しいものを書けるのではないかな、と希望。 799 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 37 21 ID ailxCn9Y 502 魔女の大なべ 物語詩なんだと思います。なんとなく散漫で物語の中に入れない。(説明が多いからかな?) 823 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:2005/06/02(木) 10 55 56 ID xb40x+in 鍵盤さんおめでとうございます。 審査、批評をした皆様すべてに感謝です。 いろいろな意見もあるかとは思いますが 私はここで誰がどの作品書いたとか話し合う 楽屋裏みたいな雰囲気が、たとえ自分が参加してない回でも 楽しみなので、馴れ合いといわれても続けて欲しいな。 馴れ合いからプラスになることも多くあると思ってるほうなんで。 さて、私が書いたのは魔女の大なべでした。 上のほうでコテが分かる作品があると書かれて自分のことかとドキッとしましたが 実際どうだったんでしょうか?実に良くも悪くも自分らしい作品だと思ったわけですが。 批評いただいたリーフさん、ゼッケンさん、カノプスさん大変参考になりました。 次回からの参考にしたいと、いつも思いつつうまく取り入れられないんだよなあ ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/639.html
お題 空 開催期間 07/09/23~07/10/07 参加作品数 9 審査員 3人 本スレ 19の349-369 議論スレ 15の472 【チャンプ】 すいっひょうん(大木人):3点 【準チャンプ】 野球:2点 空模様曇りのちアメ:2点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 350 天使の羽根 - 1 351 帰って来い、ウルトラマン - - 352 彩 ミミン 1 353 野球 - 2 354 すいっひょうん 大木人 3 355 空模様曇りのちアメ - 2 356 夏の終わりに - - 357 ^O^ - 1 358 うそぶく - - 【審査員】 ◆7LKbKuYyY. 気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w 葉土 ◆Rain/1Ex.w 【採点レス】 360 名前: ◆7LKbKuYyY. [] 投稿日:2007/10/01(月) 00 55 49 ID iipi9FPB 350 【1点】 353 【2点】 354 【2点】 357 【1点】 363 名前:気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w [] 投稿日:2007/10/02(火) 21 12 48 ID FFnOZZq3 352 1点 355 2点 367 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/10/04(木) 20 53 48 ID sWXYpz8C 354 すいっひょうん 1点 作品 天使の羽根 大空には今日も天使の羽根 かろやかに舞うのだ わたしたちの歌声で わたしたちの溜息で くるりとくるりと宙にただよい けっして地上に落ちることはない 夕日の赤よりも赤い 傷つきよごれた天使の羽根たちが くるりくるりと光のなかで くるりくるりと青のはざまを ただ在るということの重さに 逆らいながら 350 名前:天使の羽根[] 投稿日:2007/09/24(月) 00 02 26 ID c44PvoWo 【コメント】 360 名前: ◆7LKbKuYyY. [] 投稿日:2007/10/01(月) 00 55 49 ID iipi9FPB 350 「けっして地上に落ちることはな」くても最後には 落ちてしまうという予感があります。はかなき ガッツです。【1点】 361 名前:気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w [] 投稿日:2007/10/02(火) 21 11 01 ID FFnOZZq3 350 正直作為とかどうでもいい。全く興味が持てない。 どこを読ませたいの?何を伝えたいの?何も見えない。 取ってつけたようなラストにげんなり。 【総評】とち狂っても点を上げる可能性が無い作品。 帰って来い、ウルトラマン ウルトラマンが帰っていって 目に見える怪獣はみんないなくなって 僕らは途方に暮れた アスファルトの割れ目から這い出る蟻んこに 火の点いた煙草の先端を近づけると 狂ったダンスを踊りだす 踊るダンスは狂っている まるで僕らのようだ 何処にも食い物なんてありゃしない 僕らは空を見上げる ファシストの笑い声は空まで制していて 時折の赤い花火は拒んでいる ウルトラマンの再来を拒んでいる 351 名前:帰って来い、ウルトラマン[sage] 投稿日:2007/09/24(月) 03 20 39 ID U7K/l9Hs 【コメント】 361 名前:気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w [] 投稿日:2007/10/02(火) 21 11 01 ID FFnOZZq3 351 ウルトラマンをずいぶん画一的に捉えたね。 ドラえもんのポケットや夢オチと何ら変わらない。新しい発想を求める姿勢が無い。 それと1~3連が冷静に読むとばらばらなんだよね。繋がっているようで繋がっていないんだ。 言いたい事をしっかり腸に詰め込んで書いていないからこういう軸のぶれまくった作品になるんだ。 【総評】ウルトラマンについて真剣に考えてあげてください。彼も色々と辛いし大変なんです。 彩 遠くの雲が棚引いて 虹のように流れ逝く 隙間から覗く紅い陽は 刹那く顔を歪ませて ぬるい風の暇乞い ビルの谷間が巻き取って 聞こえる蟲の愬え 蒼窮を押し上げ 藍を一滴、滲ませる 352 名前:彩[sage] 投稿日:2007/09/26(水) 20 51 38 ID PXwLxFPg 【コメント】 361 名前:気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w [] 投稿日:2007/10/02(火) 21 11 01 ID FFnOZZq3 352 気の利いた言葉をそれらしく配置しただけの作品。 詩はデコレーションとは違うんだよ。 君はこの作品のどこにいるの? 【総評】力量は感じるけどこの作品はただの一枚絵。 472 名前:ミミン ◆4fCTWDhugY [sage] 投稿日:2007/10/08(月) 11 57 19 ID gRMOchYO 審査員様、お疲れ様でしたm(__)m 『彩』を書きました、ミミンです。 久しぶりの詩で、久しぶりの投稿…かなり緊張しました(汗) 一枚絵との評価は、その通りでして私にはあれでいっぱい々(っ;__)っ=з=з 点数まで戴き、とても嬉しかったです(/-\*) 優勝者様、おめでとうございました!! 野球 智弁和歌山サヨナラの打席 一死満塁帝京ピッチャー後がない ミットにうまく決らない すかーん 白球は青空へ 「うわー」 沸き返る球場 本塁打 353 名前:野球[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 05 00 19 ID 5kZw5XaU 【コメント】 360 名前: ◆7LKbKuYyY. [] 投稿日:2007/10/01(月) 00 55 49 ID iipi9FPB 353 「すかーん」の語感はスカスカにすかっとしたもので この1行はこの詩を代表します。前後に空白行を 設けたのもよかったですね。最終連の棒読み感に 情感はいっさい無くそこには冷徹感さえ漂っています。 『詩』そのものが異化されたかのような味がある詩です。 全く詩的でない言葉がとても丁寧に書かれており 好感が持てます。【2点】 361 名前:気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w [] 投稿日:2007/10/02(火) 21 11 01 ID FFnOZZq3 353 こんな作品をコンペに投稿してくるお前って一体何なの。 梁山泊の衰退ぶりの象徴として当て付けで書いたのならちょっとは面白いがな。 プライドの無い奴に真剣な言葉を探すのもあほらしいからどうでもいいや。 【総評】俺はお前に興味が無い。 367 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/10/04(木) 20 53 48 ID sWXYpz8C 353 野球 すごくありがちな題材で、それでも生かすってと相当に”空の青さに 吸い込まれるような”気分に読者をひきこまないとまずいという、 実はかなりな難関なしろもの。勇気をたたえますが、ファールですな。 すいっひょうん ごうごうごうごう すごいいきおいくもながれて トンびばかりがひゅぅひゅぅないている そういえば だれもしらないというこてゃ ぼくらのねこがはお やものてにあらわれてはにごないて えさをくてれよとないているのな ごめんよ ごめんょ ぼくのねこ とおりのじぞうそんもないてるよ ぶらくのだしがまででないよ はなうりのじかんだよ すごいいきおい ごうごう ごうごう とんび ひゅぃぅぅ とんでるながされてる すごいいきおい 354 名前:すいっひょうん[] 投稿日:2007/09/29(土) 19 37 40 ID gIIX61eH 【コメント】 360 名前: ◆7LKbKuYyY. [] 投稿日:2007/10/01(月) 00 55 49 ID iipi9FPB 354 声が転写されたような感覚が漢字無しの表記にあります。 中盤で壊れた文章が非常な切迫感を出しながら終盤の 正常化による弛緩のための緊張を生んでいます。 涙のエネルギーが他に転化したのを無感動で眺めている 感じがどこか楽しげですが号泣した後の気持ちよさのよう なものに性的なものが若干重なっているようです。【2点】 361 名前:気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w [] 投稿日:2007/10/02(火) 21 11 01 ID FFnOZZq3 354 真面目に書いたのかふざけて書いたのかただアホなのか判断に一瞬困ったが、結論付けよう。 お前アホやねん。 どうせアホやるんならもうちとふざけたらええねん。 ほでもちけつふておどりばいさあたんぱぴりねへぇらふぉにょほほほひはは。 やってらんねぇ。 【総評】実験作のつもりかも知れんが俺はこれを工夫とは言わない。 364 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/10/03(水) 12 14 12 ID 6NAh9Zax えらくお久しぶりです、ああ、ナナシーさんもオヒサシブリですね。こんにちは。 で、評なんですが、マイナス点をつけるわけにはいかないので、今回は加点なしということでお願いします。 ちなみに次点は 354 :すいっひょうん 題名がいい。ひらがなの使い方も素敵です、 ただ、「地蔵尊」あたりで音がぬるくなってたように思います。 367 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/10/04(木) 20 53 48 ID sWXYpz8C 354 すいっひょうん さて、前の投票で次点にしたわけですが、音への感覚が出てたんで評価しました。 ひらがなって表音文字だけに、読み手も音に敏感になりますね。 てことで1点 369 名前:大木人[] 投稿日:2007/10/07(日) 13 24 59 ID 4CaheaF/ 皆さんお疲れ様でした。 すいっひょうんを書きました。 詩というより酔っ払いの戯言でした。 なんだか申し訳ありません。 次のお題は「虫」ってことでよろしくお願いします。 締切は10/15日いっぱいで。 リーンリーン 空模様曇りのちアメ 東京の空を鋼鉄の烏が蹂躙した その昔を想う陰鬱な気持ち (ああ咽が空々だ) 寒々しい畳の隅の埃 がらんどうの部屋には曇り硝子がひとつ まとわりついていた 夏の名残が一息に失せて不安に思う 部屋の外の森閑とした空気が 染入る日差しの陰りを誘う (ひたひたと陰が部屋に満ちていく) まだ外には1歩も出ていない 体を起こすと もうすぐ正午だった 耳をそばだてると 丸いものが弾ける音がし始めた 355 名前:空模様曇りのちアメ[sage] 投稿日:2007/09/30(日) 02 16 28 ID j926/vxG 【コメント】 362 名前:気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w [] 投稿日:2007/10/02(火) 21 11 59 ID FFnOZZq3 355 まともだというだけでちょっと感動。 本当に酷い作品ばかり読まされてきたんでね。 まとも以上の褒め言葉は残念ながら与えてやれないが。 最後の3行が果てしなくぬる過ぎて腰砕けもいい所だ。 締め切りまでまだったっぷり時間はあったろうになんでこんな終わり方した? 最初から指摘していこう。 過去の戦争の記憶(あるいは書物等で培養された記憶)と現代に迫り来る戦火の気配、まぁモチーフはいい。 表現が言葉以上のものをもたらしていない。感情が伝わらない。 もっと感情を細部に染みこませろよ。生半可な絵空事で済ますなよ。これは覚悟のいる題材だぞ。 んで、再度指摘するけどラストの3行、おみゃーなめとんのか? ぎりぎりまで研ぎ澄ましてこの程度っちゅうならオラ何も言わんけぇ。 けんどおみゃー前半はそこそこ書け取ったのに何でこないぐだぐだになるんよ? ああ、先祖の怒りが乗り移ったのか、それとも評を書くのに飽きてきたのか、何か言葉遣いが昭和初期の農村民になっちまっただ。 ま、評の長さを見ても分かる通り、今回の中では一番気にはなった作品ではある。 【総評】息が苦しい時ほどより深く潜れ。 367 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2007/10/04(木) 20 53 48 ID sWXYpz8C 355 空模様曇りのちアメ 鋼鉄、蹂躙、陰鬱、寒々しい、埃、曇り、名残、失せる、森閑、陰り 陰 たたみこむようにというか、これでもかというぐらいに薄暗い単語が並び、 ”鋼鉄の鳥が蹂躙”と冒頭で示すように戦争の想像からスタートします。 陰は、個人的な心理と重なり、最後に雨の音と銃弾とを重ね合わせるように終わりました。 実体はないがどこか暗いものに、為す術もなく押しつぶされていく人間を書き出したと読んでみました。 で、なんで次点にすらしなかったかってと、他の結論がみたかったというか、 ”なにげに暗い予感”そのまんまに放り出して終わる詩はあまりにも多いんで食傷してしまったというか、、 そんな理由でした。(いや別に、むりやり肯定的な結論を出せっていってるわけじゃないです。) 強いて言えば、詩を作るときのテンションが静的なものと動的なものとあるとすると、 非常に抑えたところでテンションをキープしてるような感じで、(わかりにくい表現でごめん) 硬質な魅力のわりに、それならそれで必要だと思う深さが足りない? で、すいっひょうん と どこがって話になると、あちらは一編が成立してると感じたからかな。違うタイプの詩だけどね。 辛口失礼。。 夏の終わりに 巨大な鳥の夕焼け空で 大きく開けた嘴の中に 夕日がおちた 巨大な鳥は 薔薇色の雲にちぎれていって 後ろむきの 月が 踊る 356 名前:夏の終わりに[] 投稿日:2007/09/30(日) 21 54 05 ID 5eNSW0ns 【コメント】 362 名前:気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w [] 投稿日:2007/10/02(火) 21 11 59 ID FFnOZZq3 356 だから何? だから何だよ? だから何なんだよ? 本気でこれ以外の感想が浮かばねーよ。 【総評】想像しろ。想像しろ。吐き気をもよおすまで想像しろ。 ^O^ リオ デ エモーション ですか? 357 名前:^O^[] 投稿日:2007/09/30(日) 22 05 41 ID VQCyUd0E 【コメント】 360 名前: ◆7LKbKuYyY. [] 投稿日:2007/10/01(月) 00 55 49 ID iipi9FPB 357 何じゃコリャ系ですね。めちゃくちゃ最後の空白行が気になるし 若干やらしい感じがしないでもないです。一般に何語かもわか らないようなのを一般読者に尋ねているようです。【1点】 うそぶく 祖父が死んだとき ひとは年をとったら死ぬのだと思いました 祖母が死んだとき ついに死んだかと思いました 犬が死んだとき 忙しさにかまけながら日々喪失感を強くしました 叔母が死んだとき みとらなかった叔父に腹を立てました ご飯を食べて働いて みんな生きてみんな死ぬ 死は残った人のもの 千の風になってという歌はきらいです あんな朗々と吹きわたるのではなく 愛することからも 執念深い憎しみからも解放され からっぽになり 事務所に迷い込んだスズメバチを うちわで叩き落としました ハチはぶるぶる震えて静かになりました あんなふうに あれと寄り添って わたしは静かに死んでいたい 358 名前:うそぶく[] 投稿日:2007/09/30(日) 22 32 14 ID 4FWUpb3Y 【コメント】 362 名前:気狂いピエロ ◆zMYfgmhp9w [] 投稿日:2007/10/02(火) 21 11 59 ID FFnOZZq3 358 一連目の4つの死の語り口にセンスの無さが爆発している。 どうやったらこんなひでぇ言葉を書き並べられるんだ? 二連目も同等にひどいな。 「千の風になって」を否定するのはいいけどせめて同じ深度で否定しろよ。 お前はこの引用で自分の思慮の浅薄さをひけらかしただけだぞ、おちょくってんのか? 三連目。もう駄目だ。俺が悪かった。許してくれ。 本気で謝りたくなるほど耐え難いな。 何の詩情も垣間見れず、狂人の日記を読んでいるみたいだ。 (ああ、狂人の定義は何ぞやとか俺に問うなよ。ここではただの単語としての「狂人」の引用なんだ。) ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/murago/pages/125.html
項充(団牌に標槍を持つ)・・・一:団牌、二:蓮生牌、三:八臂哪吒、四:※中壇元帥 ※道教での哪吒(ナタ)の呼び方 能力値・・・攻撃力普通、防御力かなり高め。無双ゲージ多め 通常攻撃・・・主に鏢槍での攻撃、牌で殴りつけたりも チャージ・・・チャージ1・ラッシュで矢0,5を消費して飛刀を投げる。(矢がなくなると背中の飛刀が消える) 無双乱舞・・・槍と牌で攻撃しつつ飛刀を投げる(矢の消費無し) 奥義・・・一定時間、飛刀にホーミング効果がつき威力も上がる 得意属性・・・炎 人物登場条件 “芒碭山の戦い”で、樊瑞を撃破する前に項充と李袞を撃破する チャージモーション C1:前方に飛刀を投げる C2:鏢槍と団牌で前方を突き上げる C3:六回飛刀を投げた後団牌を飛ばす C4:広範囲で敵を巻き込む団牌の投擲 C5:追加攻撃で多数の飛刀を投げる C5追加:跳躍し、下方に飛刀をばら撒く(矢0,5消費) C6:自分の周囲で団牌を回す C7:八方向に強力な属性付きの飛刀を投げる 馬上C:前方三方向に飛刀を投げる JC:地を這う団牌を前方に投げる 人物間友好度 李袞、樊瑞、李逵、鮑旭 第四武器(燧人鉄)入手法 方臘征伐戦-J(泊)→イベント11で出現する伏兵を三十人以上撃破し、増援の白欽を撃破する ●原作での紹介 鉄帽は深く頂を遮り 銅環は半ば顎を掩う 傍牌(楯)は獣面を懸け 飛刃は竜胎を差し挟む 脚到ること風火の如く 身先んじて禍災を降す 哪吒は八臂と号す 此は是れ項充の来たれるなり ●人物解説 星は地飛星で、梁山泊頭領序列第六十四位。歩兵軍将校。 綽名は八臂哪吒。哪吒は毘沙門天の息子にあたる少年神で、封神演義や西遊記に登場する。中国当地ではかなり人気のある神。なお八臂の由来は、北京城の城門の数であると言われる。 戦では、手に団牌を持ち背に24本の飛刀を挿した出で立ちで出陣し、その飛刀の腕前たるや百歩先の的に狙って投げれば百発百中である。接近戦では右手に持った鏢鎗を使う。 出身は徐州の沛県で、樊瑞、李袞と共に芒碭山にて山賊を行っていた。 ある時、芒碭山が手下の増加と共に手狭になった為に、樊瑞は梁山泊併呑を画策する。しかし、どこから漏れたかその計画が当の梁山泊に知れ渡り、泊軍の制圧部隊が芒碭山に差し向けられる。すぐさま、項充と李袞の二頭領が下山してそれを迎え撃ち、得意の団牌と飛刀を振るって泊軍を撃破した。しかし、翌日には梁山泊から増援が来襲し、麓で長大な陣を組み始める。樊瑞の指示を受けて再び出陣した項充達は、樊瑞の放った妖風を合図に逆落としに泊軍の陣に突撃する。ところが、陣中は全くの暗闇に覆われており、退路を絶たれた項充達は手下ともども落とし穴に落ちて捕縛されてしまう。宋江の前まで引っ立てられた項充と李袞は、手ずから自分達の縄を解き仲間入りを勧める宋江に心服し、山に残る樊瑞を説得することを約束する。すぐに芒碭山に戻った項充と李袞は宋江のことや梁山泊のことを話して樊瑞を説得し、従う手下と共に三人で梁山泊に入山した。 入山後は、曾頭市戦に出陣、この頃から既に突出しがちな上に鎧を着用しない李逵の盾として団牌を振るっている。 鮑旭入山後は、李逵・鮑旭・項充・李袞の四人組で戦に参加する。この中で項充は李袞と共に、斬り込む李逵・鮑旭の防御と飛び道具での遠距離への攻撃を担当する。 彼の最期は方臘討伐途上の睦州攻略の時である。この時点で歩兵頭領四人組は、先の戦いで副将鮑旭を失っていた。 李逵・項充・李袞は、妖術を用いて戦場を席捲する鄭彪と交戦した。宋江を狙って攻めかかる鄭彪を相手に、三人はそれぞれの得物を振るって奮戦し、さしもの鄭彪もこの歩兵軍の苛烈な攻撃に耐え切れず馬を返して逃走した。逃げる鄭彪が谷川を越えようとしたところで、項充は態勢を立て直した敵軍が自分達の退路を絶とうとしていることに気付き、すぐに前方の二人を呼び止めようとする。しかし時既に遅く、李袞は川の深みにはまったところを無数の矢を浴びせかけられて力尽き、岸辺に退いた項充は敵兵に縄で絡め取られ、乱刃の中に命を散らした。