約 258 件
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/2338.html
桂浜 かつらはま #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 高知市の南部に位置し太平洋に臨む海岸。 上竜頭岬と下竜頭岬の間に挟まれて弓形に砂浜が延びている。 昔から月の名所として知られ、土佐民謡「よさこい節」にも詠われている。 高知市を代表する観光地のひとつで、坂本龍馬の銅像が太平洋を望んで立っているほか、高知県立坂本龍馬記念館・桂浜水族館・大町桂月記念碑などの文学碑等がある。 所在地 高知県高知市 地図 より大きな地図で 高知県 を表示 1591年(天正19年)長宗我部元親が桂浜北側の丘陵部に浦戸城を築いた。しかし、初代土佐藩主として土佐入りした山内一豊がこの地では手狭であると感じ、1603年(慶長8年)高知城を築いて移ったため浦戸城は廃城となった。 関連項目 2001年春合宿プレ 2007年3月12日 2007年春合宿プレ 集合写真 高知県立坂本龍馬記念館 高知県道34号 高知県道35号 タグ 2001年3月11日 2007年3月12日 海岸 自然 高知市 高知県
https://w.atwiki.jp/kochi-ct/pages/81.html
桂浜サンダードルフィンズ(かつらまは-) このページの項目 概要チームアイコン 桂浜サンダードルフィンズ項目1.1 登別ボルケーノパイナップルズ 詳細 関連項目 概要 桂浜サンダードルフィンズはKBCリーグに所属する球団である。オーナーは某学生K。2軍として登別ボルケーノパイナップルズが存在するが、それについても本項で解説する。 チームアイコン imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 1軍 2軍 桂浜サンダードルフィンズ 1軍 項目1.1 まあこのくらいならいいかも 登別ボルケーノパイナップルズ 2軍 詳細 概要で書ききれなかった思いのたけをぶちまけるよろし。 普通ここまでで書き終わるくさい。 関連項目 オーナーズリーグ リンク名 - 説明文とかつけてあげるとわかりやすいかも
https://w.atwiki.jp/sakura20kakumei20/pages/21.html
【四国】桂浜 鬼の血 鬼の槌 10% 13% 子(ネズミ) 丑(ウシ) 午(ウマ) 未(ヒツジ) 5% 3% 14% 11% ※周回データを元に算出した確率 ※確率のブレ幅を含め、あくまで参考程度に
https://w.atwiki.jp/mahousyouzyoapple/pages/49.html
表向きは牌ヶ原中学の国語教師だが、その正体は牌ヶ原中学における超戦闘魔法少女計画遂行の任を与えられた政府の機関員。 女性。29歳。クラヴマガ部の顧問も務めている。 設定はまだあんまり決まってない。
https://w.atwiki.jp/fumy/pages/19.html
桂浜 四国最南端 ↑の桂浜と背景変わっただけ!? 足摺岬でーす 激うまやった塩たたき 見残し海岸は不思議な形がいっぱいです ひでィと過ごしたたっぷり丸二日 い~ろんな所へ連れて行ってもらいました 高知はオーストラリアを思い出させてくれるところがたくさん!
https://w.atwiki.jp/ys-nomura27/pages/45.html
高知城(高知市) 桂浜(高知市) 香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム(香美市) 高知城(高知市) 桂浜(高知市) 香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム(香美市)
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/2340.html
高知県道35号 桂浜宝永線 高知県高知市内を通る県道(主要地方道)。 起点:高知県高知市浦戸(桂浜) 終点:高知県高知市宝永町(国道56号交点) 重複区間 高知県道14号 関連項目 2001年春合宿プレ 2007年3月12日 2007年春合宿プレ 都道府県道一覧 タグ 2007年3月12日 主要地方道 道路 都道府県道 高知市 高知県 高知県道
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/2321.html
高知県道34号 桂浜はりまや線 かつらはま はりまやせん 高知県高知市内を通る県道(主要地方道)。 起点:高知県高知市並松 (桂浜) 終点:高知県高知市はりまや町 はりまや交差点(国道32号交点) 関連項目 2001年春合宿プレ 2004年春合宿 2004年春合宿プレ 2007年春合宿プレ 都道府県道一覧 タグ 2001年3月10日 2001年3月11日 主要地方道 道路 都道府県道 高知市 高知県 高知県道
https://w.atwiki.jp/mahousyouzyoapple/pages/48.html
周囲の空気は氷点下だった。 「グギ、ギギギ……」 「つまらない姿ね」 青いドレスを纏った少女の唇から溢れるのは白い吐息だ。彼女が見つめる先には、五体の怪物たちがいる。そのうち一体は鳥頭の怪物、紫の肌をしたスナックン、毒々ホークだった。残りは全て似たような姿をしている。強固な殻に覆われたスナックン、ドリアンヌだ。 「殺してヤルゼ、殺してヤルゼ!」 怪人の嘴が大きく開き、黄色いガスが勢い良く噴出される。それは毒ガスだった。人を殺さず、ただ眠りに追いやるだけの催眠ガスとは違う。人を殺すためだけに使われる、純粋な毒。 「馬鹿ね」 少女は目を細めて掌をかざし、ぶつぶつと口を動かす。すると、毒ガスは一瞬で凍りつき、黄色い結晶が地に落ちて砕け散った。 「ナンデダ!」 「知らないの? 空気だって凍るのよ。毒ガスが凍らないわけないじゃない」 少女は跳ぶ。高く跳躍する。そして、ひらりとドリアンヌの前に降り立つ。 「ギシャー!」 ドリアンヌのうち一体がすぐに爪を振るって彼女を攻撃するが、少女はあっさりとそれを避ける。そして、掌をドリアンヌの身体に押し当てた。その瞬間、ビシッという音が鳴り、ドリアンヌの動きが止まる。そこにあったのは、もはや人を喰らう化物ではなく、一体の氷像であった。 他のドリアンヌたちも少女に襲いかかろうとするが、凍りついた足はピクリとも動かない。 「哀れね」 少女は白い溜息を吐くと、すぐにドリアンヌたちの腹に手のひらを押し当てていく。次々に氷像が完成していき、四体目のドリアンヌが氷漬けにされたとき、彼女は大きく脚を振り上げたかと思うと、すぐさま踵を高速で振り下ろした。氷の砕ける音。そして、その音は四回連続で聞こえた。 「助けてクレ、助けてクレ!」 毒々ホークが哀願する。少女は心の底から溜息をつく。 「いいこと教えてあげるわ」 彼女は冷たい空気を震わせる。毒々ホークはガタガタと震えている。 「貴方が人間を虫ケラ程度にしか思っていないのと同じで、私も貴方のこと、虫ケラ程度にしか思っていないの。知ってる? 人間って、虫ケラには容赦ないのよ。猫だの犬だの鯨だのが殺されると、我を忘れて怒る人間はいっぱいいるけど、虫ケラが殺されて怒る人間ってほとんどいないわ」 少女の口から白い息が漏れる。 「ウォオォォォォォ!」 毒々ホークはまた嘴をカッと開く。少女は嘴を右手で素早くつかみ、力を込める。グシャリと鈍い音。声にならぬ悲鳴が毒々ホークの喉を震わせる。 「おやすみなさい」 彼女は握り拳を怪物の血まみれの顔にぶつける。ドクドクと流れていた血が一瞬にして氷結し、砕け散る。殴られた怪物は真後ろに音無く倒れる。そして、地面に触れると同時に、無数の氷の破片となった。 「明日は目覚めが悪そうね」 少女が力を抜くと、途端に周囲の気温が上がった。そして、あっという間に彼女の服装が変わる。銀の装飾を多数付けた青色のドレスから、セーラー服に。 そこにいたのは、毒々ホークに命を奪われかけた少女、無礼門京子だった。彼女は目の前に広がる氷の山を見た。太陽の光が乱反射している。美しいな、と思う。それと同時に巨大な疲労感のようなものが彼女の中に一瞬で広がる。京子はその場に崩れ落ちるように座りこむ。 「辛いわね、色々」 呟きながら天を仰ぎ、京子は先日のことを思い出した。 無礼門京子が目を覚ましたのは、薄暗い部屋の清潔なベッドの上だった。なんとなく、ここには見覚えがあるなと京子は思った。斑模様の天井、周囲に張られたレースカーテン、消毒液だろうか化学薬品のようなにおい、それらすべてに既視感があった。だが、すぐにはそこがどこなのか、わからなかった。 彼女は半身を起こす。彼女が纏っているのは今朝袖を通した制服ではなく、着た覚えのまるで無い患者衣だ。 そういえば。京子は自分の右胸に触れてみる。痛みはない。柔らかな感触と、規則正しい鼓動だけが左手から伝わる。 すると、レースカーテンの向こうで突然ドアが開く音がしたかと思うと、部屋に明かりが満ちた。足音が近づいてきたので、京子は少し身構えた。シャッと音を立ててレースカーテンが開き、クタクタの白衣を着た中年男性が視界に飛び込む。ボサボサの髪と無精髭。鼻には縁の細い眼鏡をのせている。 「目がさめたようだね」 無精髭の男を見て、京子は自分がどこにいるかを理解した。 「ここは、保健室ですか? どうして私こんなところに? どうして傷がふさがってるんですか?」 「さあ、どうしてでしょう?」 白衣の男、牌ヶ原中学の保険医、笹岡万五郎はそう言って、子供のような笑みを浮かべた。京子は静かに首を振る。 「わかりません」 「君、そういう態度は良くないよ。考える姿勢というものを少しは見せないといかん。それがなきゃ、君は君を殺しかけた畜生と変わらない存在になる」 笹岡はそう説教した。言ってることは立派な風だが、なにぶん顔には胡散臭いニヤつきが張り付いているので、すこぶる説得力に欠けた。京子は、「君を殺しかけた畜生」という言葉から、やはりあの怪物は夢ではなかったのだな、と考え、素直に疑問を口に出す。 「あいつらは何なんですか。あの化け物は?」 「まあ、待ってなさい。これから君には働いてもらわなきゃならない。説明はそれに相応しい者がいるから、彼女に任せよう」 京子は笹岡の口調から、ああ説明が面倒になったのだな、となんとなくわかったが、何も言わなかった。 笹岡はそれから京子の脈をとり、二、三問診した後、少し待ってなさいと言い残して、保健室から出て行った。待っている間、京子はベッドに寝転んで一体何が起こったのか考えてみた。しかし、街中で鳥頭の化物に襲われるなんて、そんな馬鹿げたことについて考えたところで、正解が出てくるとは到底思えず、さらに少し待てばどうせ誰かが説明してくれるのだと思い、すぐに思考を打ち切った。考えるのをやめた途端、彼女の頭にふと一人の少女の顔が浮かんだ。 「林檎」 小さく唇が動く。京子の記憶には、確かに巨大な友人の姿があった 。あの時、あの怪物から私を救ってくれたのは林檎なのかしら? 常識的に考えて、普通の女子高生である林檎があの怪物を退けたとは考えにくかったが、しかし、彼女にはそれをするだけの、凄みとでも言うべきか、とにかくそれを不思議とは思わせないものがあった。彼女の親友は、クラヴマガ部の部長で、ブラジリアン柔術部部長の飛南瓜と並んで学園最強を噂されている。身長は一九〇センチにやや届かない程度であり、しかも筋骨隆々だ。腕など丸太のごとく太い。彼女なら、もしかしたら、あんな怪物でも退けられるかもしれないと思った。 そんな風に京子が考えたとき、また扉が開く音が耳に入った。彼女が身体を起こすと、レースカーテンが開き、二人の男女がそこに立っているのが見えた。 保険医、笹岡万五郎と京子の担任でクラヴマガ部の顧問でもある女教師、桂浜竜果だった。 「先生? いったい何なんですか、これは? なんで私の傷が塞がってるんですか?」 「科学の進歩のおかげだよ」 桂浜が口を開く前に笹岡が答えた。桂浜はすぐさま鋭い視線を笹岡に向ける。普段生徒たちに見せるものと、明らかに眼の色が違った。 「笹岡先生、ちょっと黙っていていただけますか」 「おっと、こいつは失礼」 桂浜の言葉に従い笹岡は口をへの字に結ぶが、その子供のような瞳には、まだ悪戯っぽい笑みが鈍く輝いていた。 「桂浜先生、いったいこれは何なんですか。あの化物はいったい何なんですか。どうして私の傷が、消えているんですか」 「消えていないよ、縫い目が多少残っている」 笹岡が口を挟むが、再び桂浜の睨みに沈黙する。 「無礼門さん、たとえば貴方が体験したことを夢だとは思わないのかしら」 白々しい、と京子は思った。 「思いませんでした」 京子は短く答えて首を振った。 「どうして?」 「もし夢だとしたら、私は自宅のベッドの上で目をさますはずですし、そもそもこんな質問を先生からされません」 「それでも、簡単には信じられないことなんじゃないかしら」 「信じられないこととありえないことは違いますよ」 「あなたは変な子ね」 桂浜はためらうことなくそう言って、空気を吐いた。京子は少し馬鹿にされた気がしたが、黙っていた。 「それじゃあ、何から話すべきかしら」 桂浜龍果はそんな風に話し始めた。 京子を襲った化物は、スナックンという正体不明の怪物であるということ。彼らは高度な知能を持ち、群れで狩りを行ない、人を食うということ。スナックンたちはこの牌ヶ原を中心に出現し、人を襲っているのだということ。 「驚いた? 信じられないでしょ」 「はい」 京子は桂浜の目を見て頷いた。 しかし、京子は別にそれが嘘みたいだなんてことは、まったく思っていなかった。正体不明の化物がいる。そのくらいのこと、あの鳥頭の怪人に襲われた時点で、京子にも分かっていた。京子が知りたかったのは、奴らの存在ではなく、正体だった。 「そのスナックンって、いったい何なんですか」 「わからないわ」 桂浜は無愛想に首を振った。どうやら本当に知らないか、知ってても教えてくれる気はないらしい。 「それで本題なんだけど」 本題? 今までのことは本題ではなかったのか? 京子は訝しげに桂浜の目を見た。女教師の瞳に宿る色は、普段生徒に向けるそれとは明らかに違っていた。鋭く、冷たい刃物のような光が宿っている。 「あなたに、奴らと戦ってほしいのよ」 「……どういうことですか?」 「文字通りの意味よ。奴ら、スナックンと戦って、駆除してほしいのよ」 「駆除……」 京子は桂浜の言葉を理解しかねた。なぜ一介の女子中学生である自分にそのようなことを頼むのか、まるで分からなかった。 「話を急ぎすぎですよ、桂浜先生」 黙っていた笹岡がまた口を開いた。 「無礼門くんも困ってるじゃないですか」 桂浜はあからさまに不愉快そうな表情を笹岡へと向けたが、そんなことを気にする風もなく、笹岡は話し続けた。 「君はね、もうただの人間じゃないんだよ。スナックンと戦える力を持った存在なんだ」 「何を言ってるんですか?」 京子は目の前の二人の大人を観察した。嘘を言ってるようにも、ましてや冗談を言ってるようにも見えない。笹岡は口調こそいつもの軽薄そうなものだったが、眼鏡越しの瞳は笑っておらず、真剣そのものだった。 「超戦闘魔法少女レモン」 笹岡の声が急に低くなる。 「それが僕が改造した君に与えられたコードネームだ」 「超戦闘魔法少女?」 いい年した大人が魔法少女などと言うのは、どこか滑稽だと京子は思ったが、口にしなかった。 「そう。超戦闘魔法少女、政府の極秘計画、超戦闘魔法少女計画の柱にして要、肝にして芯さ」 そして彼は語りだした。超戦闘魔法少女計画について。 曰く、超戦闘魔法少女計画は超戦闘魔法少女と呼ばれる存在によって核や兵器に頼らずに日本の防衛能力を高める計画である。 曰く、超戦闘魔法少女は女子中学生を戦闘用に改造した存在である。 曰く、超戦闘魔法少女は自身の体内に組み込まれた魔法エンジンによって、超自然的な現象を起こすことが出来る。 曰く、超戦闘魔法少女の戦闘能力は一人で一個小隊を軽く凌駕する。 曰く、超戦闘魔法少女は、現在牌ヶ原を中心に出没する謎の生物スナックンの掃討任務に就いている。 「理解できたかね」 一気に語り終えた笹岡は、京子に尋ねる。彼女は小さく頷くが、その顔には疑念の色がはっきりと浮かんでいた。 「理解は出来たが得心は出来ないらしいね」 まさにその通りだった。笹岡の言うことが真実だとして、なぜそんなものに自分が巻き込まれたのか、京子にはさっぱりわからなかった。 「つまり、私は今、その超戦闘魔法少女というヤツになっていて、スナックンっていう化物と戦う力を手に入れている、だからそれに力を貸してほしい、そういうわけですね」 京子はとりあえずこれまでの話を整理するためにそう言った。 「そうよ」 桂浜は首を縦に振り、肯定する。 「なるほど、わかりました」 「疑ったりしないのね」 「疑問はたくさんありますけど、先生たちの話したことは一応の筋は通っていますから」 「超戦闘魔法少女計画なんて馬鹿げた話を信じるのかい」 笑いながら笹岡が尋ねる。 「私、あの化物に殺されかけたときのこと、かすかに覚えているんです。誰かが私を助けてくれたこと。それってつまり、あいつらと戦える人間がいるってことですよね」 「ほう」 京子は尋ねる。 「私を助けてくれた人って、林檎ですか?」 京子の質問に、桂浜も笹岡も答えてはくれなかった。ただ、本人に聞きなさいというばかりだった。 それから、桂浜と笹岡からいくつかの話を聞いて、桂浜の車で送られて自宅に帰った。驚いたことに、京子が目を覚ましたのは京子が鳥頭の怪物――毒々ホークに襲われた二日後の深夜だった。出迎えてくれた家族、父と母、二つ上の姉は特に何も言わなかった。中学生の娘が二日も家に帰らなかったのに、この反応はおかしいなと思った。恐らく笹岡や桂浜の言う政府が手回ししているのだろうと、京子は考えた。説明する手間が省けたなと思う反面、どこか寂しいとも感じたが、京子の方も家族に何も言わなかった。 翌日、京子は普段どおり学校に行った。空白の二日間は、どうやら風邪で欠席という扱いになっていたらしい。クラスメイトは生死の間をさまよっていた同級生の心配などすることなく、いつもどおり京子に接してきた。 一人だけ、いつもと違う態度を取る生徒がいた。椎名橋林檎だ。普段は自分の方から声をかけてくる彼女が、その日は京子の方から話しかけるまで、自分の席でじっとしていた。 「林檎、話したいことがあるんだけど、放課後いい?」 「……うん、いいよ」 放課後、二人は一緒に下校しながらぽつりぽつりと話した。好きなテレビのことだとか、キライな先生のことだとか、そういう他愛のない話の途中で、京子は「林檎もさ、超戦闘魔法少女なの?」と聞いた。京子は一言「うん」と答えた。その後、「ごめんね」と謝った。 「なんで謝るの?」 「京子を巻き込んじゃった。戦いに、普通の女の子の京子を立たせることになっちゃう」 「林檎、もしあなたが瀕死の私を超戦闘魔法少女計画に笹岡先生のところに連れていかなかったら、どうなってたの?」 「それは……」 林檎は口ごもる。 「私、きっと死んでいたね」 林檎は否定も肯定もせず、黙々と歩き続けた。 「林檎、ありがとう」 それから二人はまた他愛のない会話を始めた。林檎の家族のこと、クラスの男子のこと、京子の家族のこと、最近見た映画のこと。 適当なところで二人は別れて、それぞれの家路についた。京子が家に帰っても、母親はお帰りというだけで、やはり何も言わなかった。夕食を準備中の母に京子は話しかけた。 「お母さん」 「何?」 「心配かけてごめんね」 京子の言葉に、母親は「馬鹿」とだけ言った。 毒々ホークの駆除命令が出たのはその次の日のことだった。 土曜の午後二時、昼食を終えて読書中の彼女の携帯が突然鳴った。桂浜からだった。毒々ホークが現れたという地点に京子は急ぎ、それからわずか数分でスナックンたちを全滅させた。その数分後、桂浜が現場にやってきて、「お疲れ様」と言った。桂浜は京子を家まで送るといい、自動車に乗せた。ワゴン車の後部座席で京子は桂浜に尋ねた。 「先生、京子はこんなこと、今までずっと一人でやってきたんですか?」 「そうね、このあたりのスナックンは彼女の担当だから、そうなるわね」 「……先生、笹岡先生に伝えてください、私を改造してくださって、ありがとうございましたって」 「自分で言えばいいじゃない?」 バックミラーに映る桂浜の顔は実に不思議そうだった。 「そうですね」 それから、彼女は眠りに落ちた。まるで底なし沼のように深い眠りだった。 次回予告 最強のスナックン、パンツヌスムゼが現れた! 林檎や京子のパンツも当然のように盗まれた! 攻略の鍵は、牌ヶ原中学の女子の中で唯一ノーパン主義だったある少女だ!! 急げ、アップル! 早くしないと警察が盗まれた下着を青ビニールの上に並べてTV放映するぞ!! 次回、超戦闘魔法少女アップル第三話「乙女の敵は乙女が倒す(前編)」乞うご期待!! (作・恋人が南十字星)
https://w.atwiki.jp/kochi-ct/pages/76.html
オーナーズリーグ このページの項目 概要メインリーグ参加チーム名一覧 過去の試合KBC1 KBC2 KBC3 KBC4 KBC6 ファーム 参加チーム名一覧 概要 正式名はプロ野球オーナーズリーグ。プレイヤーが架空の球団を作成し、そのオーナー兼監督として他プレイヤーの球団と試合を行う。某SNSのアプリである。 リーグはメインとファーム(育成枠)に分けられており、KBC(Kadotani Baseball Classic) Xと呼ばれている(Xは回戦数)。 WBC(World Baseball Classic)をなぞらえ、2009年度に専攻科棟裏のテニスコートにて開催されたリーグ名をそのまま引き継いでいる。ちなみにKBCのKはいわずもしれたs09生の彼である。 メインリーグ 某SNSで直接開催されているリーグ。1軍とも呼ばれる。 参加チーム名一覧 NYメッシ ボストン・レッドグローブス 読切ジャイアントコーン 御機嫌ボニート 桂浜サンダードルフィンズ EastKochiUnited 過去の試合 KBC1 KBCの記念すべき最初の大会。初代優勝に輝いたのはNYメッシ。 参加チームはNYメッシ、ボストン・レッドグローブス、読切ジャイアントコーン。 KBC2 第二回大会。優勝は御機嫌ボニート。 初参加は御機嫌ボニート。 KBC3 第三回大会。優勝はEastKochiUnited。 初参加は桂浜サンダードルフィンズ、EastKochiUnited。 KBC4 第四回大会優勝はボストン・レッドグローブス。 初参加は桂浜サンダードルフィンズ、EastKochiUnited。 KBC6 第五回大会優勝はEastKochiUnited。 ファーム 育成枠で行われているリーグ。学内で試合経過を見ることができないため、2軍とされている。 1軍であるメインリーグとは球団名が異なっている。 参加チーム名一覧 NYヤンチャーズ ミンツ・マングローブス 読み切ったジャイアントコーン 不機嫌なニート 登別ボルケーノパイナップルス DomeThunder