約 85,672 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2373.html
ゆっくり霊夢に良く似たなめくじが登場します。 途中にハッピーエンドがあります。その先は蛇足です。 蛇足部分で人間が大量に死にます。 なめくじ語注意 「ゆっくりいじめ系2186 なめくじれいむの逆襲」の続きのお話であり読んでないと意味がわからないと思います。 ここはなめくじ霊夢専用の処分場 なめくじ霊夢を焼却処分し、その余熱で発電を行う人間が作り出した施設。 急ごしらえな為それ程大きい施設ではないが、 なめくじ霊夢が逃げ出さないように機密性を高め様々な安全対策が採られている。 その処理場の一室に大量のなめくじ霊夢が閉じ込められていた。 「だちぇ~!きょきょきゃらだちぇ~!」 その部屋に唯一存在する監視用のガラス張りの窓。 そこに大量のなめくじ霊夢がへばり付きガラスの向こう側で監視している係員に向って騒ぎ立てる。 「だちゃにゃいちょ!れーみゅぴょんきりぇおきょりゅよ!ぴゅんぴゅん!!」 へばり付くなめくじ霊夢達はガラスを溶かそうと窓に向って体内の酸を吐き付けた。 しかし、なめくじ霊夢専用に建設されたこの施設では大半の物がその酸に耐えられる様に出来ている。 「ゆー!どうちてちょけにゃいにょー!」 しばらく様子を見ていたなめくじ霊夢達は自分達の酸で溶けない窓ガラスが不思議でしょうがなかった。 だが、何時までも酸を吐き続けるわけにはいかず、その窓から出るのは諦めるしかない。 「ゆ~……もっちゃいにゃいよ!ぴぇ~りょ♪ぴぇ~りょ♪ちあわちぇー!!」 なめくじ霊夢の吐く酸は人間で言うところの血液に等しい、 攻撃の為にその酸を吐き出す事は体力的に大きな負担となる。 なめくじ霊夢達は少しでも体力を取り戻すために自らが吐いた物を口にした。 大量のなめくじ霊夢が閉じ込められている一室の隣には巨大な焼却炉があった。 煌々と燃えさかる炎の中でなめくじ霊夢もまた煌々と燃えている。 「あぢゅいー!あぢゅいよー!!!」 全身を炎に包まれたなめくじ霊夢がその炎から逃れようと逃げ回っている。 だが、自分自身が放つ炎からは絶対に逃れる事は出来ない。 炎に包まれたなめくじ霊夢の体には細胞が沸騰して弾ける様な痛みが走る。 だが、直ぐに燃え尽きて黒い塊になる事はない。 なめくじ霊夢を包む油性の粘液が本体を保護しているからだ。 蝋燭(ろうそく)の芯が燃え尽きないのと同じ原理。 なめくじ霊夢の粘液が燃え、それに包まれた本体は燃えない。 その為、炎の熱は伝わるものの、本体が黒く燃え尽きるまでには幾許(いくばく)かの猶予がある。 なめくじ霊夢は、その幾許かの猶予の間に自らの命をかけ必死に出口を探す。 焼却炉の中はそれ程広くはない。逃げ場を求めるなめくじ霊夢の中には出口を求めて壁を昇るものもいる。 だが、それは無駄なあがきに他ならない。 壁には何匹ものなめくじ霊夢が燃え滓がこびり付いている。 壁を上るなめくじ霊夢は死に絶えた仲間の屍を幾つも通り過ぎながら やがて自らも、その仲間の一人となっていく。 「ゆ゛ぅ……ゆ゛ぅ……ゆ゛ぅ……おちゆ………おちちゃうにょー!」 壁を登る一匹の霊夢が1/4程上った辺りで震えている。 壁に張り付く底部は小刻みに震えている。 「にゅるにゅるちゃん……ゆっきゅりちにゃいりぇにぇてきちぇにぇ……」 なめくじ霊夢の全身を覆う粘液は、その体を守るため全身に満遍なく分泌されている。 そして粘液の分泌速度が粘液が燃える速度に追いつかない為、底部の粘液が薄くなっていたのだ。 霊夢は徐々に剥がれていく自分の体を必死に壁に押し付けながら、 底部に力を込め精神を集中し粘液の分泌を増やそうと懸命の努力をしていた。 その結果、分泌される粘液は底部へと集中する。 「ゆっ……ゆっきゅりのみょるよ!」 落ち着きを若干取り戻した霊夢は再び壁を上っていく。 上ろう、霊夢がそう思った時に同時に異変に気がついた。 底部に粘液を集中させた歪み、後頭部にまわす筈だった粘液が奪われ遂に本体が燃え出した。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 懸命に壁を上っていた霊夢は自ら飛び降りる様に壁から落ちた。 後頭部に走る痛みは先ほどまでのものとは比べ物にならない。 全身の痛みが消えその痛みの全てが後頭部へと集中した。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 床に落ちた霊夢は全身を激しくくねらせ死ぬほど叫んだ。 叫んで和らぐ程の痛みではなかったが、叫ばずには居られない。 たすけてね!たすけてね!あつくてゆっくりできないよ! たすけてね!だれでもいいからたすけてね! そう訴えかける霊夢の眼には、同じ様な眼をしてのたうち回る霊夢の姿が映った。 大半のなめくじ霊夢が燃え尽き炎の勢いが弱くなってきた頃、 天井の一部が開き、そこから大量のなめくじ霊夢が投下される。 投下されたなめくじ霊夢は、高温に熱せられて部屋の空気に 天井が開いた瞬間、火ダルマとなり底に落ちていく。 隣の部屋から運ばれる間、なめくじ霊夢は自分達は開放される、 これでやっとゆっくりできると、誰もがそう思っていた。 なめくじ霊夢は落ちていく、生きては出られない地獄の底へと。 「もえちぇる!れーみゅもえちぇるよ!!!」 底に落ちて直後、なめくじ霊夢は燃え盛る仲間を見て慌ててその事を告げる。 全員が他のなめくじ霊夢に燃えられている事を告げられた時、ようやく自分の体に走る痛みを自覚する。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!あ゛ち゛ゅ゛い゛い゛い゛い゛!」 粘液が燃え尽きるまでの数分間、なめくじ霊夢は様々の行動を取る。 壁を登り逃げようとするもの 同じ場所を何度も回り続けるもの 体をくねられ転がり火を消そうとするもの 只ただその場泣き叫び続けるもの そして一様に黒い炭の塊になっていく。 「ゆっきゅりりぇきにゃいよー!!!」 そのなめくじ霊夢はその場で泣き叫び続けていた。 体中に走る痛みを紛らわせるかの様に大声で叫び、 泣き声と一緒に中身が飛び散るのも構わずに泣き続けた。 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛……」 そのままどれだけの時間がたっただろうか。 数分間に過ぎない時間を一体どれだけの時間に感じたのだろうか。 周りの霊夢の大半が燃え尽きた頃 粘液に余り包まれていない飾りや頭髪は本体よりも先に燃え尽きていた。 剥き出しになった頭皮は粘液によって守られていたが、 頭髪を全て失い熱に溶けるように弛緩した姿はナメクジそのものだった。 隣を見れば親友に良く似た霊夢も霊夢と同じ様にナメクジの様なものになり燃えている。 新たななめくじ霊夢が投下され、 全ての霊夢が火ダルマとなって地獄の底へと落ちる。 「ゆっ…きゅ……ちぇ…いっちぇ……にぇ」 かろうじて意識を保っていた霊夢は仲間に向って声を掛けた。 だが、返ってくるのは悲鳴ばかりで誰一人としてゆっくりしていってねなどとは返してくれない。 「あぢゅいー!あぢゅいよー!!!」 炎に驚いて逃げ惑う霊夢を見て、動くとかえって苦しくなると霊夢は仲間に伝えたかった。 しかし霊夢の口の中はカラカラに乾燥しもはや喋る事はできなかった。 唯一動かせそうな部分と言えば粘液と床によって炎から守られていた底部ぐらいなものだ。 「ゆぅぅうう!へんにゃにょにゃいるよー!!!」 にじり寄ってくる霊夢の姿は、化け物となって霊夢の目に映った。 ナメクジ状に変化した霊夢の姿は他のなめくじ霊夢の目に化け物となって移った。 「きゅりゅにゃー!きょっちにきゅりゅにゃー!!ゆぷぇぷぇぷぇ!」 霊夢は化け物に向って酸を吐いた。 酸を浴びても霊夢の体は痛くはない。 れいむはへんなのじゃないよ……れいむとおんなじれいむだよ…… 草木が生い茂る森の中で一匹のゆっくり霊夢が目を覚ます。 「ゆっ……ゆゆゆゆゆゆ!」 目を覚ました霊夢はまだ寝ぼけてハッキリしない目をこじ開けてキョロキョロと辺りを見回した。 一通り見回した後、安心した様にほっと一つ大きく息を吐く。 「ゆぅわるいあくむさんをみていたよ」 霊夢はその悪夢を鮮明に覚えていた。 自分が実際に体験した事の様にそのゆっくりできない感じを覚えていた。 体に残るゆっくりできない感じに霊夢の目じりには涙が浮かぶ。 霊夢は涙と悪夢を振り払うように体を左右に振った。 「おなかへちゃったよ!!」 そう言った霊夢の頭の中に、もう悪夢の面影は無い。 霊夢は何時ものように美味しいご飯を探しに森をゆく。 何時ものように幸せな時を森の中、生い茂る草木に咲き誇る花々 吹き抜ける風は霊夢の頬を優しく撫でて去っていく。 「おじさんはゆっくりできるひと?」 そこで霊夢は出会う 一人の男に。 おしまい 「ゆぷぇっ……ゆぷぇっ……どうちちぇちにゃにゃいにょ……」 霊夢が最期に見た光景は自分に向って酸を吐き、遂には力尽きてしまった霊夢の姿であった。 霊夢の命の灯火(ともしび)は最期にぽぉっと小さく燃えて、黒い塊に吸い込まれる様に消えていった。 その後、なめくじ霊夢と人間の戦いは、害虫駆除の領域を超え人類の存亡を掛けた戦いとなった。 なめくじ霊夢により人類は残り数百万人にまで追い込まれ、各国の用心は非常時に備えて用意しておいたシェルターへ逃げ込んだ。 しかし、全ての人間がシェルターに入れるわけではなく大半の人間は地上へ取り残されなめくじ霊夢の餌食となった。 追い込まれた人類は自ら破滅のボタンを押した。 核によるなめくじ霊夢の一掃作戦、非常時の為にと核兵器を持っている国は、持っていない国より多かった。 発射された核兵器の爆心地では一瞬にしてなめくじ霊夢は蒸発した。 爆心地から半径数十キロメートルにいたなめくじ霊夢は爆発の余波で消し飛んだ。 わずかに生き残ったなめくじ霊夢には大量の死の灰が降り注いだ。 「ゆゆっ?ちりょいのにゃゆっきゅりふっちぇくりゅよ!」 空を覆うように降り注ぐ灰に霊夢は感動を覚えた。 なんてゆっくりした景色だろうか、こんな景色を見れる霊夢はとってもゆっくりしていると。 「とっちぇもゆっくりしちぇいりゅにぇ!」 隣にいた霊夢も同じ気持ちだ。 「ゆぅ?……ゆゆゆゆゆぅ?」 無数のなめくじ霊夢の上に粉雪の様に降り注ぐ白い粉。 この白い粉は霊夢に死を齎(もたら)すのだろうか。 それともあるいは……。 作者:夢落ち大好きあき
https://w.atwiki.jp/mhp2g/pages/836.html
轟竜の天鱗 防具用途 部位 防具名 個数 備考 頭 レックスXヘルム 1 レックスXキャップ 1 胴 暁丸・極【胴当て】 1 男性キャラ専用 凛・極【胸当て】 女性キャラ専用 曙丸・極【胴当て】 1 男性キャラ専用 艶・極【胸当て】 女性キャラ専用 ミラバルZハイド 1 ミラバルZスキン 1 腕 - 腰 - 脚 レックスXグリーヴ 1 レックスXレギンス 1 合計個数 8 武器用途 種別 武器名 個数 備考 片手剣 轟剣【大虎眼】 1 強化 轟剣【虎眼】 双剣 轟爪【大虎血】 1 強化 轟爪【虎血】 大剣 轟大剣【大王虎】 1 強化 轟大剣【王虎】 轟断剣 1 生産 太刀 轟刀【大虎徹】 1 強化 轟刀【虎徹】 ハンマー 轟槌【大虎丸】 1 強化 轟槌【虎丸】 狩猟笛 轟鼓【大虎鐘】 1 強化 轟鼓【虎鐘】 ランス 轟槍【大独虎】 1 強化 轟槍【独虎】 ガンランス 轟銃槍【大虎砲】 1 強化 轟銃槍【虎砲】 ライトボウガン 轟弩【大戦虎】 1 生産 へビィボウガン 轟砲【大虎頭】 1 生産 弓 轟弓【大虎髯】 1 強化 轟弓【虎髯】 合計個数 12 調合用途 アイテム 備考 - - 交換用途(山菜ジイさん) マップ 貰える物 高確率 低確率 - - - 備考
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/127.html
大樹より虹の橋のかかる雲上の国、シレスティアル。 かつて大樹の頂上、バルハラ宮殿にはユミルという国があった。それはかつての戦争で失われて今は廃墟となってしまったが、そのユミル国の3つの主要な都市ルーン、ヘイムダル、そしてこのシレスティアルがそれぞれ3つの別々の国として再建されていた。 失われた第3世界の魔法の研究、復活を試みる首都シガムを置くルーン国。かつてのユミル国とはまったく関係のない新しい国となったヘイムダル国。そして魔法と科学の融合による錬金術に長けるシレスティアル国。 そのシレスティアルに天竜の姿があった。天竜は雲の崖から、大空の遠く向こうを眺めている。 「ゼロさまーっ!」 天竜を呼ぶ声があった。ゼロとはその天竜の名前だ。 「サクレ、戻ったか。何わかったか?」 サクレと呼ばれた天竜の側近はゼロに調査の結果を報告する。 「はい。やはり、リムリプスはまだ封印されていないようです。他の3体の封印は間違いなく確認されましたが、リムリプスの封石だけは空のようです」 「そうか……やはり不完全だったか。リムリプスの居所はわかったか?」 「いえ、それは残念ながら……。ですが、まだすべての捜索が終わったわけではありません。地上には空よりもずっと広大な大地が広がっています。それをすべて捜索するにはまだまだ時間が必要です」 「地上……か、懐かしいな。フロウや息子たちは元気にしているだろうか」 「ゼロ様は地上をご存じなのですか!」 「俺は地上で生まれたのだ。家族もそこにいる。それに、先代様のフェギオンやメロフィス封印の際にも地上でそれに立ち会っている。地上は俺にとって因縁深き場所だ…」 ゼロは雲の上から地上を見下ろす。眼下にはどこまでも雲海が広がるだけで、そこからは地上の様子は窺い知ることはできない。しかしゼロはその雲海の向こうに過去の記憶を見ているようだった。 「何としてもリムリプスを見つけ出せ! そして、必ずや封印するのだ!」 「はっ! 親衛隊たちにもより一層捜索に励むように伝えます」 サクレは天竜に敬礼してみせると、すぐに任務に励むべくその場を去って行った。 そしてゼロは月のない朔の夜空に向かって静かに一人呟いた。 「オーシャン様、すべてはあなたのために……」 Chapter3「ときながれ」 水門の城の一件から数年。 ティルはリク、ウクツとともにアースガーデンの洞窟で暮らしていた。 アースガーデンはアース大陸の南西部。ステイブルからフリー川を越えて、さらにシルバルト平原と海をひとつ越えた先にあった。アース大陸は海溝を挟んで東西2つに分断された大陸だ。第2世界当時はひとつの大陸だったが、いつの間にか地殻変動を経て現在の姿になったらしい。アースガーデンはその西側のほうにある。ここはかつて、ナープ兄弟が幼少期を過ごした場所でもあった。 タネはかせがステイブル近辺の遺跡を崩壊させてしまったため、それを研究していたウクツもそれを諦めざるを得なくなり、今は海溝に近いこのアースガーデンの洞窟を拠点に大陸の地殻変動についてを調査していた。ウクツの研究は地質考古学が専門分野だ。たまに発明や薬の調合も行うがそれはあくまで趣味の領域だった。 あの一件でウクツと親しくなったタネはかせは、ウクツたちのもとへ時折遊びに来てはいつものように奇妙な発明品を自慢していくのだった。そして今日もタネはかせがウィルオンに乗ってやってくる。 あれから数年を経て立派な成竜へと成長したウィルオンはようやく自力で空を飛びまわることができるようになっていた。体長はナープを追い越すほどにもなった。もう蛇などとは言わせない。しかし、いいようにタネはかせに利用されていたのだった。 「まったく便利なアッシー君なのだ。いや、足というより翼かな」 「俺は乗り物じゃない!」 「じゃあ、料金取れば?」 ティルの提案にそれはいい考えだと頷くウィルオン。しかし「家族割引でタダなのだ」と言い張るタネはかせ。 もちろん見た目も形も全然違うタネはかせとウィルオンは血がつながっているわけがなかったが、タネはかせはウィルオンの育ての親だった。親とはぐれてしまったらしい幼きウィルオンを発見し今日まで保護してきたのはタネはかせだ。タネはかせなりにウィルオンの両親を捜してみたこともあったが結局未だに見つかっていない。ウィルオン自身もタネはかせが本当の親でないことはよくわかっていたが、この生活がウィルオンにとっての当たり前だったので、顔も覚えていない両親のことを気にしたことすらもなかった。 「それで今日はどんな発明品を持ってきたの?」 ティルがタネはかせに問いかける。 「自信作なのだ! ついに私は常識を覆したのだ! なんとタイムマシンを発明してしまったのだよ!! ああ、私の名はきっと歴史に刻みこまれるだろう…」 「まぁなんでもいいが、ワシの研究の邪魔はするんじゃないぞ」 ウクツはまたか、という顔で話半分にそれを聞きながら海溝からリクが採取してきた地質のサンプルを弄っている。 「そうしてられるのも今のうちなのだよウクツ君。驚け、そして私の才能に嫉妬するがいい。見よ、これぞ私の最高傑作…………『ペンシルロケット』なのだ!!!」 アットロー号のときに同じく、どこに持っていたのかどうやって運んできたのか、どこからともなくタネはかせはその最高傑作を取り出した。それは廃棄されていた小型のミサイルでも拾ってきて少し手を加えた程度の代物に見えた。どう見てもタイムマシンには見えない。 「タイムマシンなのにロケット? もしかしてそれ、ペンシルロケット(5号)とか(20号)とかだったりする?」 「タイムマシンはまだこの世に存在していなかったものなのだ。だから見た目なんて誰にも断言できないものなのだよ。別に机の引き出しの中にある板状のものや、1.21ジゴワットで動いて時速88マイルで時間転移する車だけがタイムマシンとは限らないのだ!」 「どっかで聞いたような話だね」 「どっかで聞いたのだ。参考にしたのだ」 突然現れた小型ミサイルにリクもなんだなんだと話を聞きに来る。 タネはかせは待ってましたと言わんばかりにペンシルロケットの説明を始める。 曰く時空を飛び越えるためには光をも凌駕する速度を出す必要があるらしく、それで目をつけたのがこのミサイル。このミサイルにタネはかせが新たに発明したExpx(エクスペクス)改という燃料を搭載することによりそれが可能だという。 「Expx改? 聞いたことがないな。改のとれたExpxすらも聞いたことがないぞ。なんなんだ、それ」 「それは言えないのだ。企業秘密なのだ! これさえあれば核よりも安くて早くておいしくて、しかも強力なエネルギーを得られるのだよ! これから特許申請するのだ。だから秘密なのだ。これで私は大金持ちだぞ!」 「……安全が抜けてるぞ。大丈夫なのか」 「それをこれからテストするのだ。さぁ、記念すべき時空旅行者の二番乗りの座を譲ってあげるから私に協力したまえ。一番乗りはもちろん私だ」 そう言うとタネはかせはさっそくペンシルロケットに乗り込んだ。 「面白そう! 乗ってみようよ、リクっち!」 ティルは興味津々だ。 「い、いや……。俺の直感が告げている、これは絶対やばい」 「いいからいいから」 そんなリクをティルは半ば無理やりペンシルロケットに連れ込んだ。 「ウィルオン君、君も助手としてもちろん私についてくるのだ」 「俺はいいよ。どうせ俺はタクシーなんだから、おまえらの用事が終わったころにまた迎えに来るよ」 「そんな冷たいこと言わずにさぁ! 乗った乗った!」 「や、やめろ! 俺はまだ死にたくないぞ!!」 無理やりウィルオンを引っ張り込むタネはかせ。ウィルオンはウクツに巻きついてそれに抵抗する。 「こ、こら! ワシをそんな無謀なことに巻き込むんじゃ……うわっ!」 ウィルオンはウクツごとペンシルロケットの中に引っ張り込まれてしまった。こんなときだけに限っては怪力を発揮するタネはかせである。 「それではご登場のみなさま、この度は……ああ、面倒だからやっぱいいのだ。とにかくさっそく出発なのだ! ごーよんさんにーいちゼロ」 早口にカウントダウンを済ませると、タネはかせははやる気持ちに流されるがままに発射スイッチを押した。 轟音とともにペンシルロケットが空高く打ち上がる。それは雲を越えて霞を越えて成層圏へ。そして突然ロケットが頭の向きを変えたかと思うと、それは地上へ向かって真っ逆さまに墜落していく。 「お、おい! 墜ちてるぞ!!」 「これは違うのだ。落下による加速を利用してさらに速度を上げるのだ。横じゃなくて縦に移動して速度を得る……発想の転換なのだよ。さすが天才の私!」 「嘘だ! 絶対嘘だァ!! ちくしょう、このインゲン星人め! 呪ってやる怨んでやる化けて出てやるぅぅぅぅうううう!!!!」 ロケットは地上に向かって物凄い勢いで落下していく。エンジンは炎を吹き、船体は激しく軋む。そして三度の閃光を発した後、それは爆音とともに木端微塵になり……そして消えた。ただ紫色に輝く妖しい煙だけがその場に残されていた。 リクは見知らぬ土地で目を覚ました。 「う……うう…。俺は、生きてる……のか? それともここが天国ってやつなのか?」 そこは見渡す限りの密林。アース大陸ともよく知る故郷の風景とも全く異なるものだ。 「もしかして……ここは原始時代!?」 どうやらティルも無事らしい。さっそく過去の世界にやってきたのかと大はしゃぎしている。近くでまだ気を失っているウィルオンの姿も見つけることができた。 「あれ、じいちゃんとタネはかせは……?」 ウクツは空中を漂っていた。もちろん見覚えのある場所のわけがない。 「こ、ここは……ワシは一体……。なっ…!?」 否、ウクツは落下していた。しかも真下には火山の火口があんぐりとその大口を開けているではないか。 「なっ、なんてことだ! あ、あのタネめェェェ!! いるならどうにかして責任をとってくれ!!」 しかしそこにタネはかせの姿はない。ただウクツのみが火口へ向かって真っ逆さまに落ちていく。 「い、いかん…。気圧の変化で……」 意識が朦朧とする。目が霞む。よりにもよってこんなときに。 しかし意識を保てたとこで一体どんな成す術があっただろうか。ウクツは一直線に落下していった。 「……はっ! ついたのだ!? ここは過去か、未来か?」 タネはかせは気がつくなり勢い良く飛び起きる。すると、なんと目の前にはもう一人のタネはかせがいた。 「なっ、私がもう一人…? ま、まさか生き別れの兄弟が!」 「あ、あなたは死んだはずのお兄さんなのだ!?」 顔を合わせて驚き合う二人のタネはかせ。 「いや、よく考えたら私には弟がいるだけだったのだ」 「そういえば、私が長男だったのだ。それじゃあ、この目の前にいる私に似てハンサムなのは一体…」 すると、そこにさらに三人目のタネはかせが現れた。 「それは過去の私なのだよ。で、こっちの私がもっと過去の私で、私が未来の私なのだ」 「また出た! クローン!? それともドッペルゲンダー……じゃなくて、ドッペルゲンガーなのだ!?」 「みんな口調が同じでどれが誰の台詞かややこしいのだ! どういうことだ? 説明したまえ未来の私!」 三番目に現れた未来のタネはかせが状況を説明した。ペンシルロケットで過去へやってきたのが”現在”のタネはかせ。そしてこの時代の”過去”のタネはかせ。それを説明する”未来”のタネはかせだ。 「二人とも未来から……ということは私はついにタイムマシンを発明したのか! さすが私、天才なのだ!」 過去のタネはかせは全く疑うこともなく喜んでいる。 「おお、では実験は成功したのだな! さすが私、天才なのだ!」 「そして、それを小型化して実験をしてみたら成功しちゃったさすが未来の私も天才なのだ!」 「しかし、未来の私ともっと未来の私。過去の世界の自分に会ってしまって大丈夫なのかね? タイムパラドックスとか……ほら、なんかあるじゃないか」 「そ、そうだ! ということは過去が変わって私は消えてしまうのか!? あれ、でも未来の私がいるってことはえーっと…」 「よくわからないから、気にしちゃだめなのだ。パラレルワールドがまた一個増えたってことにしておいてとりあえず無視するのだ」 タネはかせたちは自分たちには理解できなかったのでタイムパラドックスについて考えるのをやめた。頭がご都合主義です。 「しかし、ウィルオン君たちはどこへ行ってしまったのだ?」 現代のタネはかせは辺りを見回すが、ここにいるのはどうやら自分だけのようだ。 「うぃるおん? 誰なのだ、それは」 過去のタネはかせはまだウィルオンに出逢う前のようだ。 「そのときのことなら私が覚えている。あとでみんな元の時代に戻った時に会えたと思うのだ」 「おお、さすがは未来の私! それで、私はどうやって元の時代へ戻ればいいのだ?」 「忘れちゃったのだ。まぁ、たぶんなんとかなるのだ。私は私の時代へ戻らなければならないから、この小型タイムマシンをあげるわけにはいかないのだ。未来のものを勝手に過去に持ってきちゃいけないしね。それじゃあさらばだ、懐かしき私たち」 未来のタネはかせが腕にはめたどこかバナーナにも似た小さな機械を操作すると、その姿は青い光に包まれて消えてしまった。 「ま、待つのだァ! 私はどうやって帰ればいいのだ!!」 現在のタネはかせは慌てて青い光に飛び込こもうとするが、それよりも先に光は消えてしまった。 ウクツが目を覚ますと、そこは見覚えのある洞窟だった。 「ここは……アースガーデンの洞窟? まさか夢オチだったなどとは言うまいな」 「おお、目を覚ましたか」 ウクツの声に気がついて、その洞窟の主がウクツに声をかけてくる。そこにはウクツよりもウィルオンよりもずっと大きな年老いた火竜の姿があった。ラルガと同じく竜族原種だ。 「儂はバーニス。火砕竜と呼ばれている者だ。近くの山におぬしが落ちてきたので試しに拾ってみた。ふむ、竜ではあるようだが変わった姿をしている。おぬし、あれか。最近、人と竜との間に生まれたとかいう竜人族というやつか。これは面白い」 「ワシを助けてくれたのか! 感謝する。火砕竜……?」 「ちょうど退屈しておったところなのだ。よいぞ、教えてやる。火砕竜は天竜親衛隊のひとつだ。他に土石竜、離岸竜、乱気竜がいる」 「天竜? ふむ……どこかで聞いたような。それはどういうものなんだ?」 「うむ。天竜とはケツァル王国に仕える者のことだ。そういう名の竜がいるのではなく役職だ。そして、我々は天竜の補佐をする親衛隊。儂が火の火砕竜。それから土の土石竜、水の離岸竜、風の乱気竜だ」 「ケツァル王国……ワシの知らない国だな。その天竜というのは何をしているんだ?」 「かつてケツァル王国の敵だった封印されし4体の魔竜がいる。儂らはそれぞれ一体ずつその封印を守っている。儂が守るのは魔竜リムリプスの封印だ。そして天竜様はそれらを総轄する」 「ふむ…。その天竜様とは誰なんだ?」 「今の天竜はオーシャン様だ」 バーニスと会話を続けるうちに、どうやらここは今から数十年昔の世界だということがわかった。どうやら過去にはそのケツァル王国という国が存在していたらしい。現代ではその名を聞いたことがないのでおそらくはもう滅んでしまったのだろう。 さらにウクツはこのアースガーデンに少し前までナープ兄弟たちが暮らしており、その世話をしていたのがバーニスだったということも知った。親もなく5兄弟だけでひっそりと暮らしていたが、すべての兄弟が一人立ちできる頃になると兄弟たちはいなくなった親を捜すために巣立っていったらしい。 「おーい、ウクツ君。いるかーい?」 不意に聞き覚えのある声が聞こえてきた。 「む、タネはかせか。やつにはたっぷりと説教をしてやらねばならん…。バーニス殿、どうやら迎えが来たようなのでワシはこれで失礼する。助けていただいて、それから貴重なお話を重ねて感謝する」 「そうか。よいよい、気にするな。儂もちょうどいい暇つぶしになったわ。もしよかったらまた顔を見せてくれ。儂はいつでもここで退屈そうに封印を見守っているだけなのでな…」 火砕竜バーニスと別れてアースガーデンの洞窟をあとにする。現在の洞窟には火砕竜の姿はなかった。もしかするとケツァル王国とともに天竜や火砕竜たちも失われてしまったのだろうか……。 「時の流れとは儚いものだな…」 そしてウクツは説教の内容を頭に思い浮かべながらタネはかせのもとへと向かうのだった。 「じゃあ、ここは過去の世界じゃないのか!?」 密林にリクの驚いた声が響き渡る。 「ああ、ここは間違いなく現在だぞ。とは言ってもおれはおまえに会ったことがないから、おまえが”現在のおまえ”かどうかはわかんねぇけどな。でも、おれはウィルオンをよく知ってるぞ。これは現在のウィルオンだから、きっとおまえも現在のおまえなんだろ」 紫色の変な生き物がリクに向かって答える。 「じゃあ、ここはどこなのメタっち?」 ティルはその生き物をメタっちと呼んだ。 「ここはニワって島だな。ずいぶんでかい島だけど誰も住んでないし、同じような密林しかない。密林なのにトリも虫もいない」 ここはかつて科学や機械の発展していた第2世界の頃は観光地として知られている場所だった。しかし第2世界が滅んだ頃、地上のほとんどは酷く汚染され何者も棲めない環境になってしまい、人々は大樹を登って空の国々へと移り住んだのだ。このニワもそんな汚染され放棄された島のひとつで、長い時を経てここまでの復活を遂げたものの、誰にもその存在を再発見されることもなく取り残された”復活した大自然の秘境”のひとつだった。 「無人島ってことか…。ウィルオンはまだ気絶したまんまだし、どうやってここから脱出すればいいんだろう。おまえに乗せてってもらうのは難しそうだしなぁ」 メタっちには小さな白い翼が生えていた。紫色の羽の生えたアメーバのような何か。それがメタっちの姿だ。 「船はないけど、何か役に立つものなら入ってるかもしれねぇぞ」 「”入ってる”…? どういう意味だ」 「ちょっと待ってな」 メタっちは大口を開くと、その中からなにやら様々ながらくたを吐き出し始めた。 「な、なんだ!? おまえの身体はどうなっているんだ!」 「おれの腹の中は倉庫になってるんだ。ひとつはおれ専用の倉庫、ひとつはおれの仲間たちと共有してる共通空間に繋がってる倉庫、もうひとつはおれの腹ってわけだ」 「腹の中に倉庫!? しかも共有してるって!!? わ、わけがわからない……。リクさん頭ぐるぐるしてきたぜ」 「まぁ、そういうもんだと思っとけよ。おっ、こんなの出てきたぞ」 メタっちの腹の中からなぜか犬が出てきた。とりあえず、脱出に役立つものではない。 「あれ……オレはいったい……。どうしてこんなところに……」 「おれもわかんねぇや。いつ食ったんだろ」 「おまえの腹はどうなってるんだ!」 遭難者が増えてしまった。 「あっ、こんどはなんかの肉が出てきたぞ。焼いて食おう。食料はおれから出るやつでばっちりだな。そうだ、みんなでここで暮らそう」 「出るやつよくねぇ!! おまえの腹から出てきたものなんて食えるか!」 そうこうしているうちに日が暮れようとしている。未知の密林の中で夜を迎えるのはとても危険だ。 「ティルは呑気だな。遭難してるってのに遊びに行っちまったみたいだし。迷子になる前に見つけてこないと…。ああ、あと水と食料もいるな」 「そんなこと気にしてても腹がへるだけだぞ。おれは水も出せるぞ。肉いらないのか? じゃあ、おれが食べちゃう。あ、そっか。もしかしたらこんなときのために取っておいた非常食だったかも……」 こんどはメタっちは炎を吐き出している。本当に変な生き物だ。 「オレは非常食だったのか…!!」 犬はショックを受けている。 「そういえば、おまえは何なんだ? まさか、おまえまで火を吐いたり空飛んだりしないだろうな」 「そんなことできるもんか! オレはリシェだ! ただのしがないきいろいわんこだぞ!」 「で、そのきいろいわんこは何ができるんだ?」 「何って言われても……。あ、そのティルってやつを見つけるぐらいならできるかも」 リシェは鼻が利くので、何かティルの臭いの残ったものがあればティルを捜せるらしい。 「これでいいか」 リクはティルの写真を取り出した。 「そうそう、こうやって臭いを嗅いで……って臭いわかんねぇ!!」 「わぁー! なんかもふもふがいる! もふもふもふもふ!!」 結局、当のティルは心配する間もなくリシェにつられて自分から帰ってきた。 そしてとうとう日は暮れて辺りは闇に包まれる。明かりはウィルオンとメタっちの吐き出す炎だけが頼りだった。 「くそー、腹へったよ。俺たちどうすりゃいいんだよ。ああー寒いよ暗いよ怖いよ眠いよ!」 「おれに任せろ。この犬焼いて食おう」 「やめて!!」 リシェを追いかけ回すメタっち。既に寝息を立てているティル。まともな話相手になるのはウィルオンだけだった。 「おい、ウィルオン~。なんとかならないのかよ」 「俺は自分で飛んで帰れるけど、それじゃおまえが困るだろ? ティルやリシェぐらいなら乗せてやれるけど、おまえはさすがに重量オーバーだよ」 「だよなぁ。くそっ、タネはかせめ! こんど会ったらただじゃおかないからな!!」 リクが途方に暮れていると、そこに懐かしい声が聞こえてきた。 「フフフ…。お困りのようだね、リク君。そんなときは困ったときの天才ターネ……」 リクはタネはかせをつかみ上げて揺さぶる。 「よぉぉおおお! 待ってたぜタネはかせぇぇえええ!! 俺もウィルオンの言ってたことがわかった。おまえに関わるとロクなことがない!!」 「ままま、まあまあリクく、あ痛っ舌噛ん…ちょ、リク君や、やめ、たま……あばばばばばばば」 「まぁ、落ちつけよ。よう、どこから湧いて出たんだ、タネはかせ?」 もはやウィルオンは慣れたもので冷静にそれを対処する。この数年でウィルオンもよく成長したものだ。こんなタネはかせとともに暮らしてきたのならそれも当然か。 「う、うむ。私はうっかり過去に飛ばされてしまったのだが、そこで過去の私と協力して新たなタイムマシンを発明して帰ってきたのだ。あいるびーばっく、なのだ! 見よ、これぞペンシルロケットに対を成す存在『ケシゴムUFO』(ちょっと使いかけ)!!」 また奇妙な発明品がどこからともなく現れた。そこには消しゴムを模したと思われる四角い巨大な機械があった。ちょっと使いかけとは一体何なのか。新品や使い古しなども存在するのだろうか。 「またジャングルのようだが、こんどこそ現在に戻ってこれたのだろうな? また第1世界で恐竜に追いかけられるのはワシは勘弁だぞ……」 どうやらウクツも乗っているらしい。 「ふははは! これはただのタイムマシンではない! なんと飛行機能もついてて世界中どこでも行き放題だぞ!! さぁ、もう暗くなってしまった。これに乗って帰ろうじゃないか」 「くそっ、もうコリゴリだ! 俺は泳いで帰るッ!!」 「俺も自分で飛んでくよ」 「そんな冷たいこと言わないのだ。なにやら知らない犬と……おお、あれはメタメタ君ではないか、すごく懐かしい顔だ。とにかく全員乗った乗った! さあさあ!!」 ペンシルロケットのときのようにその場にいる全員が無理やりケシゴムUFOに押し込まれると、一同はそれに乗ってこのニワの島を脱出したのだった。 UFOは音もなく浮かび上がると、アースガーデンに向かって発進する。 「どうだ、私がいて良かっただろう。無事に現代へ帰ってこれたし、無人島からも脱出できたのだ。貴重な経験だったろう?」 「むしろ、全部おまえのせいだ! まさか、毎回こんな感じで最後にタネはかせがでてきてトンデモメカで解決ってパターンじゃないだろうな……」 「それは大丈夫なのだ。次回はナープ君サイドのお話だから私の出番はないのだよ」 「メタいこと言ってんじゃねぇ!」 「呼んだ?」 「メタっちは黙ってろ!!」 「や、やめるのだリク君操縦が……あわわゎゎわゎわわわ」 そしてUFOはふらふらしながら夜空を行くのだった。 これはギャグ回ですか? いいえ、この回は重要な意味を持ちます。 ”天竜”の話、よく覚えておくといいでしょう。私は決して諦めませんよ。くっくっく……。 Chapter3 END 竜の涙4
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/6101.html
DQⅨ 漢字で書くなら竜の門。 ナザム村から西に歩いてすぐのところにある、底なしとも言われる谷。 ナザム村には本来、闇竜バルボロスが現れたときに、ここに橋を架け、ドミールの里に住む空の英雄グレイナルに連絡する役割があったが、エルギオスとラテーナの悲劇以来300年、その役を忘れてよそ者を拒絶する村になってしまっていた。 主人公を助けた少年【ティル】は、バルボロスの話を村で唯一信じ、獣の眠る洞窟に眠る光の矢のことを教えてくれる。 そして、この光の矢を谷に向かって射ると、 光の橋が谷にかかり、ナザム村の人々もようやく主人公の話を信じてくれる。 (このとき、主人公がティルとの別れで手を振る、という珍しいシーンが見られる) この時点で弓を1つも買っていない可能性も高いが、主人公はなぜか持っている。 このあとは、「竜の◯◯地方」と名のつく大陸をぐるりとほぼ一周しドミールの里へ向かうことになる。
https://w.atwiki.jp/3dsmh4/pages/419.html
トレンドがガードのオトモを連れて行くとアルセルタスの防御力ダウンを硬化笛で打ち消してくれるので楽になる。 -- (名無しさん) 2013-10-04 01 22 22 合体時に落とし穴に落とすと、アルセスタスが持ち上げて脱出されるようです -- (名無しさん) 2013-10-14 12 25 36 臭気攻撃は足から外は当たらないため大剣のタメ3を楽に足に当てられる -- (名無しさん) 2013-10-15 19 18 55 臭気攻撃の最中脚の外から気持ちよく乱舞してたら喰らいました。 密着だとギリギリ喰らうのかも。 -- (名無しさん) 2013-10-16 08 32 47 狩猟笛で叩きつけ中心で立ち回ればすぐ疲労して捕食に入るのでアルセタスを相手にしなくて済む -- (名無しさん) 2013-10-16 18 02 05 臭気ガス以外は合体時にも使ってきます。 水ブレス確定スタンじゃない?ピヨらなかったことない。後、飛行中も使用してくる。 他、攻撃パターン 共通 尻尾攻撃 さそりのように尻尾を振り上げ、尻尾のはさみで攻撃。 ショルダータックル 真正面にいると誘発しやすい。ゲネル・セスタスの左側面を使いタックル。尻尾が前のほうにまでくるため右側に回避だと被弾しやすい。 合体 飛行突進 アルセスタスが持ち上げ、ゲネル・セスタスが足をもがきながら突進してくる。 -- (名無しさん) 2013-10-21 02 01 32 ↑追加 共通 尻尾薙ぎ払い 地面をこするようにしながら薙ぎ払う。単発で同技につなぐこともある。 尻尾回転攻撃 薙ぎ払いと違い地面をこすらない。2回1セット。 -- (名無しさん) 2013-10-21 02 15 36 ブレスのチャージモーション以降は、顎爪で弾かれずに柔らかい頭に攻撃が入れられる。 怒り移行のモーションと似ている為わかりにくいが、ゲネルの頭周辺に水の粒のようなものが 集まっているのでそこで判断。 合体時は乗りを積極的に狙ってもいい。 ハンターが乗り状態になっている時は他のモンスの攻撃が当たらない為、アルセの妨害も気にせず ゲネルのダウンを狙える。 アルセに乗ったとしてもダウンを取れれば、ゲネルに集中することができる。 -- (名無しさん) 2013-10-23 23 33 24 臭気ガス、後ろ足側は判定が小さいみたいで、回り込めたら食らわずにいけるみたい -- (名無しさん) 2013-10-25 06 53 54 突進がとても嫌らしい。 4:1くらいでホーミングを混ぜてくるので大きめに避けないといけない。 予備動作で判別可能かは不明。 -- (名無しさん) 2013-10-26 23 09 21 顎の部位破壊って2段階か?2回ひるませると2回壊れたエフェクトがある -- (名無しさん) 2013-11-03 05 53 03 合体時のアルセルタスの粘液って防御ダウンない気がする。 代わりにテツカブラみたいにスタミナ減らしてくるような? 回避の使い過ぎかもしれないけど。 -- (名無しさん) 2013-11-03 23 44 34 顎の部位破壊は多分爪の破壊と顎そのものが欠ける部位破壊の二つあると思う。倒した後の頭よく見てると爪だけでなく 顎も欠けてる -- (名無しさん) 2013-11-14 20 14 39 下位集会所★3ゲネルセルタス、狂竜化後は猛突進のUターン3回まで行ってきて危険・・・ -- (名無しさん) 2013-11-17 18 22 43 アルセルタスが持ち上げている時に、尻尾で周囲をぐるんとなぎ払う攻撃もある。 合体ボディプレスは低空と高空があり、高空の方は攻撃後にしばらくゲネルが動かなくなる。 -- (名無しさん) 2013-11-18 19 39 43 闘技大会で肥やし玉が支給されるのを不思議に思いやってみたところ、 アルとゲネル両方に肥やし玉のエフェクトが出ている時に臭気ガス噴出を行った場合、合体しませんでした。体感ですがガスの頻度も減ったように感じました。 エリア移動のない闘技大会でこの事象を二回見ました。 普通のクエでやってみたところ、ゲネルがエリア移動してしまいやすく上手く確認できていません。 他の方も検証してみてください。自分一人じゃ厳しいんで。 -- (名無しさん) 2013-11-28 16 23 34 既出かもしれないが、閃光玉普通に効果発揮してると思います…… 重厚で重甲な晩餐だっけか?で、何度閃光玉投げて重甲エキスのために貫通ボウガンで撃ち殺してきたことか -- (名無しさん) 2013-12-03 17 44 23 頭と顎の爪、部位破壊は別 -- (名無しさん) 2013-12-06 10 29 01 誰もが体験してるかもしれんが一応 合体時のアルセの粘液喰らってスタミナゼロ→それにより回避できずゲネルの突進喰らう。起き上がりに粘液でスタミナゼロ→ゲネル突進…… のハメループされたわ 壁際じゃなくても距離によっては避けれんからソロだと注意が必要…かも? 単に俺のPSと運が悪かっただけかもしれんが -- (名無しさん) 2013-12-25 15 13 33 猛突進動作終了後に謎の当たり判定があるみたいね その当たり判定で壁ハメされるとは思ってもいなかった バグか?あれ -- (名無しさん) 2014-01-16 02 12 19
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/4068.html
【種別】 魔術 【初出】 創約六巻 【解説】 アラディアが使用する術式。 苦悶の表情を浮かべた人面のような、粘つく黄土色の臓物じみた液体を大量に作り出し、指定した相手の居場所を『検索』する。 この粘液は黄土色からどんどん変色していき、やがて黄色い人間のシルエットを形作る。そして『検索』対象の相手を感知すると、車よりも速いスピードで滑るように動き出す。 検索条件は肌表面の雑菌やバクテリアといった、顕微鏡サイズの『小さな生態系』。 これらは肌質や匂いなどを決める分岐点なので、必ず人によって個性のパターンが出る。 熊の脂肪自体には聴覚や視覚はなく、対象がシルエットと同じ面(床や壁、天井といった面)に触れている時に感知する。 しかし『検索』の精度が上がると、その条件を無視して対象に向かって覆い被さってくる。 シルエットは壁伝に移動するため、空中に逃れれば探知を回避可能。 また「小さな生態系」の都合上風呂などで肌を洗い流すと一時的に検索条件から外れる。 ボロニイサキュバス(未編集)が言うには、本来は冬の寒さから裸体の魔女を守るための防御用術式。 通常は「守るべき人間の肌へひとりでに吸い付く」程度の精度だが、これに前述の「小さな生態系」を個別に入力することで対象を正確に探知して覆い被さる自動検索術式としている。
https://w.atwiki.jp/nyoyamikialex/pages/43.html
概要始原十二災群 現象カラマ結晶 零落 交戦記録 参照先 概要 始原十二災群が一。生ある者の仇。生を抱き死で愛する者。悪意。憎悪。憤怒。恩讐。がしゃどくろ。 種族は亡霊(スペクター)。カラガラマの海より這い出でし悪夢の化身。骸骨の様な頭と、無数に生えた腕、醜く肥えた腹を浮かばせて、目的もなく宙を彷徨う。 始原十二災群 値する災厄は霜害。 現象 下卑しいカラン・ガラム。 カラン・ガラムが宙を這った後には、青白の粘液「カラマ雫」が滴り落ちる。 カラマ雫は絶対零度の空気を発し、自らは凍らないまま重力に沿って滑り落ち領土を広げる。 カラン・ガラムは存在するだけで極寒の世界を構築する、意志のある怪物である。 カラマ結晶 カラマ雫が産み出す氷の結晶は、透明度がなく青白色に輝き続ける。 その端麗な様は人を魅了するが、一度近寄って無事であった者は居ない。 手に取る事は愚か、肉眼で見ることも出来ぬ。遠く光る星々と同じ、遥か彼方の煌めきである。 零落 故人の願いを叶えた悪魔フィデナムアによって強制的に『名付け』を行われ、零落した。 カラマ結晶山の頂上に封じられ、世界をただ呆と見下ろしている。 交戦記録 フィデナムア カラマ結晶山に漂っている所を悪魔によって拘束される。 参照先 オーバーデビル - スーパーロボット大戦Wiki がしゃどくろ - wikipedia
https://w.atwiki.jp/sinraf/pages/3964.html
納豆? - 名無しさん 2014-11-08 21 40 16 青く着色した納豆か・・・・ - 名無しさん 2014-11-08 22 44 50 現実でも大豆じゃなくて他の色のある豆を使えば色つき納豆を作る事が可能 - 名無しさん 2014-11-10 13 14 24 いやでも青ってなくないか? - 名無しさん 2014-11-10 19 16 58 左下のを言ってるなら、青というより緑じゃね?お前さん、色弱の可能性あるぞ - 名無しさん 2014-11-10 20 26 17 緑は葉っぱの方じゃないか? どっちにしても実がこの色って厳しい気がする - 名無しさん 2014-11-10 20 56 30 葉っぱも実も緑ですね。青ではないね。あと、子供(枝豆)だし、緑色なのは不思議じゃないと思うよ - 名無しさん 2014-11-11 01 02 07 いや、フツーに緑色の豆はあるだろ。枝豆とか食った事無いのかよ。これで単にお前さんが色弱なだけってハッキリしたな。経度の色弱は自覚症状が無いって言うけど、これで判明して良かったな。 - 名無しさん 2014-11-11 10 12 20 ちな普通の人には左下のは葉も実も緑色に見える。まぁ実の方はやや青みがかった緑だが。少なくとも普通はこれが青色には見えないよ。青に見えるなら色覚異常だと思った方がいい。 - 名無しさん 2014-11-11 10 15 03 まだ子供なんで、納豆(茶色)になってないだけなんじゃ?赤と黄の子供は親の粘液でくっついてるだけみたいだし - 名無しさん 2014-11-11 00 36 42
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/1819.html
【怪異】とは総称である。 クエスト、及びイベント。 【第一怪異】 ショゴス (クエスト) 漆黒の粘液状生物。 非常に高い可塑性と延性を持ち、必要に応じて自在に形態を変化させ、さまざまな器官を発生させることができる。地下鉄の車両ほどに大きなタールでできたアメーバのようだと形容される。 スライムのような外見をしている。 能力 触れた物を石化させる能力。 自身を切り離し、分身体を作り出すことができる。 名もなき犠牲者 『手に触れた光源を、石化光線にできる』能力者。 「彼は時計塔の能力者であった。あるいは研究者であった。 彼の行方を知る者はいない。彼は下水路でひそかに生活することを決めたのだ。 けれども、彼は冒険者達に倒されたのだ。 おめでとう。これにて第一実験は終了する。 実験は成功。やはり理論は確かなものだ」 参加者 【私綺麗疑】【二元融成】【未来竜01】 【逆転世界】【鏡花水月】【距離単位】【二刀忍者】 参加者に贈られたもの 『粘膜質の液体』 効果は不明。時折奇妙な鳴き声が聞こえてくる。 特に使えないので焼き払うのがよろしい。 『不思議な砂』 効果は石化効果。何かに合成した場合100分の1の確率で切りつけた部位を石化させることができる。 つまりは末尾が00であることが発動条件である、つまりは使い物にならない。
https://w.atwiki.jp/butanoketu/pages/307.html
ゴープ爆誕 かつて粘着神たる「まか」は── 自らに似せて粘液から創り出した化身に 忌々しい喧嘩界に報復させようと考えた それが「ゴープ」だ。 ゴープはやがて自我を持ち 命令のままに喧嘩界を浸食し始めた しかし「まか」の現身とはいえ、 大多数のゴープは秘められし力を発揮出来るわけではなかった 屁理屈もスタミナも退化し続け 殆どが雑魚に劣る粘着生物になってしまったのだ 現在「ゴープ」はただの粘着喧嘩師の通称として用いられているが 本来「ゴープ」とは 「まか」が自らを追放した喧嘩師に復讐する為に送り込む 「まか」の「報復代行者」を指す言葉なのだ まかはゴープ軍団の他に、 それを指揮する完全なゴープが必要だと考えた 零 開陳… 彼らは「まか」の言葉を直接受け取り 喧嘩界に於ける神意を遂行する為に生みおとされた「完全なるゴープ」 微弱な粘着力しか持たない退化型ゴープとは違い 任意に「まか」にアクセスすることが可能な… いわば「まか」の端末みたいな連中なのだ 彼らは強力な粘着力を持ち 「まか」から直接与えられる「退化せざるゴープ本来の力」 即ち強靭無比な屁理屈で数々の勝利を掴み取る 喧嘩界に混沌をもたらし 喧嘩師を痛めつけて「まか」の報復を果たす者 それが「完全なるゴープ」だ (しかし例え完全なるゴープと言えども、 自在に「まかの力」を引き出すことは出来ない ある特別な状況下にあるときのみ、 「まかの力」を引き出すことが可能なのである かつて零が喧嘩師最強種「ウォクタパス」に対峙したときが まさしくその「特別な状況下」に当て嵌まる 言動がまかにそっくりだったのは、 授けられた「まかの力」が覚醒したからなのだ 因みにこの「まかの力」で自身の力を増強することを、 一部の学者たちは「ゴーピング」と呼んでいる) 「まか」と… その助け手である「ゴープ」 そして「崇拝者達」は 「粘着的報復」で喧嘩師の活動を挫く… 恐るべき喧嘩師の敵なのだ まかは ゴープを自身の粘液で創りだした そしてまかはその「生氣」をゴープの鼻に吹き入れ ゴープは「生けるもの」となった 従って劣悪なゴープでも 実はその一人一人がとてつもなく大きな力を秘めている …なぜなら それらは全て意識領域の深層部で「元型」と呼ばれる無意識の大海 「大領域」に繋がっているから… 「大領域」とは…… 即ち「まか」の一部分 つまり「ゴープ」は 一人一人が細分化された「まか」の「分身」なのである ゴープは聖典「魔華録」にこう記している 「見よ! まかの天幕がゴープと共にあり まかは我等と共に住み 我等はその民となるであろう またまかは我等の目からすべての涙をぬぐい去ってくださり もはや敗北はなく 迫害も雑言ももはやない。 以前のものは もはや過ぎ去ったのである」 そしてまかはこうも言っている 「ゴープの王国が喧嘩界に実現した暁には 私は私を迫害した者達を破滅に至らせる」 ──と 「完全なるゴープ」は、 まかが唯一持っていた弱点を完全に克服した正に 「完全体」 どれだけ虐めようが叩こうが、彼らは死ぬことはないのである 究極の粘着物である「完全なるゴープ」は その力に於いて喧嘩師に対し 神聖不可侵絶対無敵の存在! 言うなれば"対喧嘩師究極決戦兵器"! 今の喧嘩界の物理法則では 例え最強種ウォクタパスでも「完全なるゴープ」 を殺す事は出来ない…………… そう…喧嘩師には完全なるゴープは殺せないのだ それが「相克」という物なのだ まかの子ゴープを殺せるのは… 彼らと同じゴープだけなのである それが「平成喧嘩塾塾長」 アカテ(ry