約 474,988 件
https://w.atwiki.jp/cancer/pages/9.html
卵巣がん治療法(上皮性腫瘍の場合・・卵巣がんの90%以上) 病期により治療の方法が異なります。治療法としては手術療法,化学療法,放射線療法があります。それぞれを単独または組み合わせて行います。 ☆卵巣癌手術療法目的は,卵巣癌であると診断し,病期を決定し,進行癌である場合はできる限り腫瘍を取り除くことです。 1. 試験開腹術 進行癌で後療法の効果を期待し、診断のための生検のみにとどめ閉腹する術式です 2. 根治手術 標準術式は確立されていませんが、一般的には 1.片側の卵巣,卵管だけを切除する場合と両側の卵管、子宮を含めて切除する方法がある。 2.大網(たいもう)切除 大網とは胃から垂れ下がって、大小腸をおおっている大きな網のような脂肪組織です。大網は卵巣がんの転移が最もよくおこる組織であり、切除しても実害はありません 3.後腹膜リンパ節郭清(かくせい) 後腹膜リンパ節は卵巣がんの転移がおこりやすい部位のひとつです。転移が疑われるリンパ節を採取して検査して切除します。リンパ節とリンパ管を系統的にすべて切除することをリンパ節郭清といいます 4.腸管などの合併切除 腹腔内の転移をできるだけ切除するために、大腸、小腸、脾臓などをがんと一緒に切除することもあります 3.セカンドルック手術 初回手術完全摘出症例の化学療法打ち切りの判定を目的にした、臨床的に自 他覚症状のまったくないものに対する再開腹手術です。現在はCT等で判断して開腹手術はあまり行われていない。 4.第2次腫瘍縮小手術 初回手術で取り切れなかった物、試験開腹症例に対する化学療法奏効症例に対し、可及的腫瘍摘出を目的とした再開腹手術です。効果的ではないということで余り行われていないようです。 ☆卵巣癌放射線療法 過去には使われたが、現在は化学治療がが主流で、副作用の強い放射線療法は脳に転移した腫瘍以外あまり使われない。☆卵巣癌化学療法 欧米における大規模な比較試験の結果、それまでの標準であったプラチナ製剤を主とした化学療法CP(シクロホスファミド+シスプラチン)ないしCJ(シクロホスファミド+カルボプラチン)に比較し、明らかにTJ(タキソール175-180mg/m2とカルボプラチンAUC=5-6)併用療法が有効であることが確認され、現在はこのTJ療法を3~4週間隔で6サイクル施行が標準化学療法とみなされている。 現在の標準化学療法TJ療法の大きな問題点は、強い骨髄抑制と末梢神経障害(手足のしびれ)である。この問題解決に向けTJとDJ(タキソテール75mg/m2+カルボプラチンAUC=5)の比較試験がヨーロッパで検討された。その結果、両者の有効性はほぼ同等であるが、毒性に相違が有る。 即ち、末梢神経障害は明らかにDJで軽度ではあるが、骨髄抑制はDJでより高度に出現する。 その他の副作用でも有意な相違がみられる。標準化学療法はTJである ○タキソール+カルボプラチン(TJ法) 週に一回点滴したら3週間休薬する。これを6クール点滴するマンスリー法 が標準になっている。 副作用 ・・ 強い骨髄抑制と末梢神経障害(手足のしびれ)である � △タキソテール+カルボプラチン(DJ法) 投与法はタキソールと同じ。 副作用・・骨髄抑制は高度に出現するが、末梢神経障害は明らかに軽度である、その他の副作用も軽度であるが、癌抑制の効果に差異は無いのて 標準化学療法として検討されている。投与方法の改善も試みられている。その中で有力な方法が腹腔内投与とTJの分割毎週投与法である。 ☆腹腔内投与:全生存期間の中央値が、16ヶ月程度延長(日経)したとの画期的な報告があります。タキソールが出来た時の生存期間の延長よりも格段に大きいく驚異的な数字である。しかし日本ではシスプラチン以外は、腹腔内投与は認められていませんが、適応の報告が多く寄せられています。しかし副作用場強いとの報告もあります。 ウィークリータキソール :TCやTJより少量のタキソールを1週間に1回 ☆ウィークリーTJ :タキソールを1週間に1回、カルボプラチンを3週間に1回3週連続投与、1週休薬する、ウィークリー法である。ウィークリーの方が抗腫瘍効果が高く、副作用のコントロールもし易すく、通院でも投与できるとの報告もあ。しかし、国はタキソールはマンスリー投与でしか承認していませんので、地域によっては使えないこともある。 その他、ウィークリー法はその他の抗がん剤でも盛んに利用されている。 ☆TJ法の抗がん剤の三分の一を分割投与するとか、いろいろと試されている。 ★1c、2c、3期は、腹腔内化学療法+全身投与を組み合わせたほうが生存率を改善する。NCI誌によると、プラチナベースの治療薬とタキサンベースの治療薬を用いた多剤併用療法を腹腔に直接注入する(腹腔内化学療法)方法により、中央値5.5年生存に役立つことが報告されている。 ☆クロノテラピー.:がん細胞と正常細胞の活動時間の差を利用して、抗がん剤をがんが増殖する夜間に投与する治療法。化学療法のレジメンは変えずに投与時間帯のみを夜間に設定することで、正常細胞への影響を少なく、またがん細胞への効果を強くすることを目的に行われます。その他夜間投与のほうが副作用が少ないと言う報告もある。 その他2剤だけでなく3剤の利用も考えられる。 ☆ 上皮性卵巣癌のうち漿液性腺癌や類内膜腺癌は上記の多剤併用療法が有効ですが、粘液性腺癌や明細胞腺癌に対しては効果的ではありません。とくに進行性の明細胞腺癌ではこれまでの化学療法では効果があがりにくく、最近開発された塩酸イリノテカン(CPT-11)とマイトマイシンやシスプラチンを組み合わせた治療が試みられていますが、あまり効果的とはいえないようです。 ☆胚細胞性腫瘍では白金製剤が上皮性卵巣癌よりも有効があります。 ・BEP(シスプラチン+エトポシド+ブレオマイシン4週毎) ・PVB(シスプラチン+ビンブラスチン+ブレオマイシン4週毎) などの多剤併用療法が広く行われています。 (参考 BEP療法を標準的治療としている。日本婦人科腫瘍学会卵巣がん治療ガイド ラインより) ■卵巣がんに奏功する抗がん剤・・・・単剤で使うこともある プラチナ製剤(白金製剤)・・・・シスプラチン(P)・カルボプラチン(C)・エトポシド・ネダプラチン・ランダ タキサン製剤・・・バクリタキセル(タキソール)(T)・・・ドセタキセル(タキソテール)(D) イリノテカン(I)・・カンプト注・・トポテシン ■卵巣がんに奏功する抗がん剤の組み合わせ TP パクリタキセル(タキソール)+シスプラチン TJ パクリタキセル(タキソール)+カルボプラチン CP シクロホスファミド+シスプラチン CC シクロホスファミド+カルボプラチン シクロホスファミド+ドキソルビシン+シスプラチン CAPシクロホスファミド+アドリアマイシン+シスプラチン 卵巣がん治療のガイドライン作成 日本婦人科腫瘍学会(理事長:植木大阪医大教授)は、卵巣がん治療の標準化を目指した初の指針「卵巣がんの治療ガイドライン」を作成しました。(h16//11) 医療機関の間での治療レベルの格差縮小や、病気について患者と医師が相互に理解を深めるのに活用します。指針では、手術による卵巣の全摘出と抗がん剤の併用を基本としていますが、10~20代に多い卵巣がんの一種「胚(はい)細胞腫瘍」については、片側の卵巣を温存することを推薦しています。 胚細胞腫瘍では、患者や家族へのインフォームド・コンセント経て、片側の卵巣などを温存する手術を「推薦」しています。抗がん剤の使い方も上皮性卵巣腫瘍とは異なっています。病巣の拡大を見落とす恐れがあることなどから、内視鏡手術については実施しないことを求めています。 卵巣がんの9割以上を占める上皮性卵巣腫瘍については、二つある卵巣や子宮などを摘出し、抗がん剤を使用することを基本としています。抗がん剤は、プラチナ製剤のカルボプラチンとタキサン製剤のパクリタキセルの併用を「強く推薦」しています。 卵巣がんは、食生活の欧米化などにより、患者が急増しており、年間約6000人が発病しますが、早期発見が難しく5年生存率は約30%と治療が困難ながんの一つとされている
https://w.atwiki.jp/cancer/pages/8.html
卵巣がんの知識 卵巣は子宮の両側にある親指ほどの小さな臓器でが、卵子を作るとともに女性ホルモンを分泌するという重要な役割を果たしています。 卵巣がん(卵巣癌)は表層上皮に発生する上皮性がんでが9割を占めています。 1.上皮性が93.8%その内訳 漿液性が39.4%、粘液性が13.4%、類内膜型が23.3%、 明細胞性が11.6% 2.性索間質性が1.4%、 3.胚細胞性は3.8% 青字は化学療法に対する感受性ガ高い。(抗がん剤で治りやすい)。赤字は化学療法が効きにくかったり、効かないが進展は一般に遅い。手術が決め手で、完全にとれば完治も出来る。 卵巣がん(卵巣癌)の発生する率は年々増加傾向にあり、特に都心部で生活する女性で発生する割合が高くなっており、ライフスタイルとの関連性が高いとされています。また親姉妹に乳癌、卵巣がんに罹った人がいるとかかる率は高いといわれています。 ☆卵巣がん(卵巣癌)の症状 卵巣がんも他のがんと同様、初期のものほど治る率も高くなるので早期発見・早期治療が大切になります。ところが、卵巣がんは転移がしやすく症状も出にくいため気が付いたときには末期のことも珍しくありません。 卵巣がんはほとんど自覚症状がありません。そのため卵巣癌は早期発見が遅れ「お腹が張る」、「下腹部にしこりや圧迫感を感じる」、「膀胱が圧迫されて尿が近くなる」などの症状がでて、腹水がたまって初めて気づく場合もあります。 卵巣がん(卵巣癌)の診断と治療 ☆内診 触診と言って、お腹を触り腫れが無いか診断します。膣や肛門に指を入れて卵巣が腫れていないかも調べます。 卵巣がん画像検査内診で卵巣腫瘍の疑いがあると診断された場合には、腫瘍の場所や大きさを調べるために画像検査が行われます。 ☆卵巣がん超音波検査体に優しい超音波を発信し、組織に当たって反射してきた音波を捉えて画像を得る検査です。 放射線を浴びる心配がなく、位置情報も正確であるなどのメリットがあります。 腹部に超音波発信器を当てて検査する腹部エコーと、膣の中に発信器を入れて検査する経膣エコーがあります。 ☆卵巣癌CT検査 微弱な放射線を使い、ろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影しコンピュータを使って処理して、鮮明な画像を得ることができます。周囲の臓器やリンパ節転移の有無を調べることができ癌の進行具合を調べるためには重要な検査になります。 ☆卵巣癌MRI検査 MRI検査は磁界を使って、体内の詳細な画像を連続的に撮影する検査です。 放射線の被曝がなく超音波検査よりも正確な位置判断ができる場合がある。 ☆卵巣癌PET検査まだ多くは普及していないが、他の画像診断では発見できない初期の癌でも発見できることから注目されている。最近はPETとCTとの特長を組み合わせた、PET/CTが普及し始めている ☆抗癌剤感受性試験 抗癌剤感受試験とは、患者ごとに最も感受性のある抗癌剤を見つける試験です。手術・生検などで採取した癌細胞と抗癌剤をゲル内で培養反応させ、がん細胞が死滅=感受性が高い・・・抗がん剤を見つけます。ほぼ一週間で培養結果を判定して、検査の真陽性率は80%位とのこと。何処の医療施設でもできるわけではないです。手術前に確認をしておくと良い。 大阪府 大阪医科大学附属病院 東京都 慶應義塾大学病院 大阪府 大阪市立大学医学部附属病院 愛知県 名古屋大学医学部附属病院 岩手県 岩手医科大学附属病院 神奈川県 聖マリアンナ医科大学病院 福井県 福井大学医学部附属病院 北海道 札幌社会保険総合病院 群馬県 群馬大学医学部附属病院 福島県 公立大学法人 福島県立医科大学附属病院 東京都 財団法人癌研究会 有明病院 H20.3までの時限的先進医療。その後は未定 ☆卵巣がんファーストルック(試験開腹) 初回の手術で卵巣がんの摘出ができないと予想される場合は、開腹して、組織を採集して検査をして、適切な抗がん剤を決定して、治療すて、セカンドルックに進む。 進行が進んでいるときは腹腔鏡で患者の負担を軽くして卵巣の組織を採集して、顕微鏡で検査をして、その結果で抗がん剤治療、セカンドルックへと進むこともある。 ☆根治手術 ファーストルック後、化学治療をして腫瘍を縮小してから開腹手術をして、卵巣、子宮等場合によってはリンパ節の切除をします。更に必要な場合は術後の化学治療をします ☆セカンドルック(試験開腹) 初回手術完全摘出症例の化学療法打ち切りの判定を目的にした、臨床的に自 覚症状のまったくないものに対する再開腹手術です。現在はCT等で判断し開腹手術はあまり行われていない。 ☆腫瘍マーカー 卵巣がんの検査に使用される腫瘍マーカーには色々あるが、どれも絶対的なものではないのでその結果に一喜一憂することは考え物であるが、進行度、再発、転移の目安になる。マーカー値は卵巣がん以外の病気でも高くなることがありますので、他の画像診断の結果とで総合的に判断すべきである。なお一つのマーカーで全ての部位をカバーできるものは無いので、複数のマーカー検査をすることが必要です。中には一切のマーカーに反応しなタイプの癌もあ。 卵巣がんに良く反応する腫瘍マーカー 正常値 ▲CA125 35U/ml以下 卵巣癌・肝癌・胆道癌・膵癌 △CA19-9 37U/ml以下 卵巣がん・膵癌・胆道癌・消化器癌・子宮体癌・肺癌 △CA72-4 4.0U/ml以下 卵巣がん・胃癌・大腸癌・膵癌・肺癌・肝癌・胆道癌・乳癌 △STN 45U/ml以下 卵巣癌・胃癌・大腸癌・膵癌・肺癌
https://w.atwiki.jp/cancer/pages/44.html
子宮・卵巣がんは手術の件数の豊富さが治療成績や予後にも相関関係があると言われる。資料は 読売新聞より 2005の資料 2007年の資料は 読売新聞(下段の地図をクリック) ■北海道・東北 A=子宮頸がん0期(初期)、B=頸がん1~4期、C=子宮体がん、D=卵巣がん 都道府県 病院名 A B C D 北海道 札幌医大 25 51 43 35 国・北海道がんセ 39 31 32 44 北海道大 23 32 44 16 市立札幌 19 20 31 28 釧路労災 38 15 11 13 手稲渓仁会 21 16 16 19 旭川厚生 23 11 16 14 NTT東日本札幌 31 6 4 20 王子総合 4 14 17 20 札幌鉄道 20 5 10 10 青森 弘前大 11 15 19 10 県立中央 16 8 14 15 岩手 岩手医大 14 28 18 38 県立中央 22 16 15 19 盛岡赤十字 18 7 18 13 都道府県 病院名 A B C D 宮城 東北大 35 65 90 51 県立がんセ 33 24 26 26 国・仙台医療セ 33 20 14 15 秋田 秋田大 6 15 28 31 山形 山形大 11 26 30 21 福島 県立医大 12 21 31 24 関東 都道府県 病院名 A B C D 茨城 筑波大 48 60 43 25 県立中央 19 25 23 13 筑波メディカルセ 18 8 3 20 国・水戸医療セ 17 14 9 7 栃木 自治医大 35 39 41 53 県立がんセ 27 43 19 22 独協医大 28 14 30 25 足利赤十字 7 20 9 11 群馬 県立がんセ 34 56 49 25 群馬大 37 28 19 23 伊勢崎市民 24 6 17 12 埼玉 県立がんセ 63 74 63 26 埼玉医大総合医療セ 64 43 37 47 埼玉医大 7 25 35 30 防衛医大 4 24 29 28 埼玉社会保険 25 9 11 28 国・埼玉 10 19 17 23 自治医大大宮医療セ 23 15 11 15 藤間 11 15 14 9 千葉 慈恵医大柏 64 54 50 61 県がんセ 6 52 41 15 順天堂大浦安 30 34 22 20 国保旭中央 35 14 27 27 日本医大千葉北総 22 25 12 15 放医研重粒子医科学セ 1 61 8 0 東京歯科大市川総合 18 18 19 12 亀田総合 15 14 20 18 松戸市立 13 15 16 21 成田赤十字 8 11 15 11 都道府県 病院名 A B C D 東京 癌研有明 65 89 101 75 慶応大 107 81 68 43 国立がんセ中央 12 90 77 33 杏雲堂 95 12 20 13 慈恵医大 20 24 45 50 東京女子医大 47 13 35 38 武蔵野赤十字 14 24 48 41 都立駒込 28 40 36 20 東京大 12 20 34 24 国・東京医療セ 30 17 18 14 日大板橋 9 32 18 19 東京医大 4 22 27 20 慈恵医大第三 10 20 20 20 帝京大 14 17 15 23 杏林大 19 17 25 7 昭和大 6 24 15 19 東京医科歯科大 16 14 17 8 日赤医療セ 21 10 13 11 多摩南部地域 12 9 16 15 賛育会 15 9 15 11 東邦大大森 4 15 15 13 町田市民 12 11 14 9 三井記念 10 7 12 16 佼成 6 8 12 18 神奈川 北里大 67 56 63 32 聖マリアンナ医大 38 49 26 29 日本医大武蔵小杉 52 12 25 28 横浜市大 14 31 41 29 市立川崎 8 19 30 22 東海大 6 14 24 24 東海大大磯 9 3 26 25 昭和大藤が丘 9 14 17 17 横浜南共済 6 7 19 20 横浜市立市民 18 6 15 12 済生会横浜市南部 12 12 9 15 中部 都道府県 病院名 A B C D 新潟 県立がんセ新潟 83 53 49 35 新潟大 34 40 27 34 県立中央 35 18 26 20 長岡中央綜合 5 8 16 12 済生会新潟第二 8 4 13 15 富山 県立中央 40 18 22 16 富山大 10 16 13 9 石川 金沢大 10 20 25 28 福井 県立 8 20 18 16 福井赤十字 22 7 8 12 県済生会 16 10 13 8 山梨 山梨大 20 28 19 17 県立中央 16 26 26 14 都道府県 病院名 A B C D 長野 信州大 42 23 34 24 長野赤十字 25 27 18 11 諏訪赤十字 25 13 22 17 長野市民 23 4 14 10 岐阜 大垣市民 23 29 28 28 岐阜大 17 30 23 12 県立岐阜 11 36 21 10 静岡 県立静岡がんセ 48 71 55 63 県立総合 25 37 31 24 浜松医大 15 15 10 10 順天堂大静岡 11 8 9 13 愛知 県がんセ中央 60 89 46 29 名古屋大 14 65 54 45 藤田保健衛生大 26 24 20 22 名古屋市立大 12 31 21 14 愛知医大 27 14 17 15 豊橋市民 18 16 27 9 名古屋第一赤十字 8 22 18 20 名古屋第二赤十字 0 20 23 18 岡崎市民 12 13 20 14 春日井市民 18 16 5 19 小牧市民 20 12 10 10 近畿 都道府県 病院名 A B C D 三重 三重大 32 51 26 16 山田赤十字 18 19 17 14 滋賀 大津赤十字 23 14 21 32 県立成人病セ 14 24 17 14 滋賀医大 7 16 6 13 京都 京都大 34 75 54 68 京都第二赤十字 29 20 22 21 京都第一赤十字 19 23 20 17 国・京都医療セ 18 13 16 16 府立医大 10 22 13 7 大阪 大阪医大 63 58 50 29 府立成人病セ 30 57 54 36 大阪大 8 68 63 35 大阪市立大 25 62 32 47 大阪労災 52 48 27 25 大阪市立総合医療セ 51 46 26 21 近畿大 24 36 32 25 北野 35 23 23 22 関西医大 11 38 24 22 大阪赤十字 6 12 30 16 府立急性期・総合医療セ 19 12 16 10 済生会吹田 5 15 13 13 都道府県 病院名 A B C D 兵庫 県立成人病セ 30 104 95 37 兵庫医大 12 39 20 22 姫路赤十字 24 19 25 12 関西労災 19 24 24 10 神鋼 30 20 12 14 神戸大 3 21 25 18 県立西宮 10 14 13 18 県立淡路 10 15 10 16 国・姫路医療セ 13 17 8 6 奈良 天理よろづ相談所 14 57 30 26 近畿大奈良 25 8 10 16 和歌山 日赤和歌山医療セ 37 28 22 28 県立医大 21 22 16 13 中国・四国 都道府県 病院名 A B C D 鳥取 鳥取大 8 28 17 28 県立中央 13 8 11 8 島根 県立中央 18 12 9 12 島根大 1 21 12 11 岡山 岡山大 11 61 35 30 倉敷成人病セ 19 45 19 30 倉敷中央 11 25 20 24 広島 市立広島市民 40 45 37 16 国・呉医療セ 24 34 26 14 広島大 37 24 26 9 国・福山医療セ 12 28 19 9 県立広島 26 12 18 11 広島市立安佐市民 13 20 16 13 JA尾道総合 32 11 10 8 JA広島総合 8 9 25 5 都道府県 病院名 A B C D 山口 徳山中央 21 31 19 15 県立総合医療セ 21 15 9 10 徳島 徳島大 29 26 28 7 香川 香川労災 22 12 17 14 県立中央 16 19 15 8 高松赤十字 17 8 11 11 愛媛 国・四国がんセ 66 67 40 32 高知 高知大 2 14 13 17 高知医療セ 8 9 14 12 九州・沖縄 都道府県 病院名 A B C D 福岡 国・九州がんセ 21 65 52 30 九州大 16 63 52 37 福岡大 20 43 28 24 北九州市立医療セ 13 31 31 16 九州厚生年金 6 23 19 12 国・小倉 11 18 12 17 国・九州医療セ 5 12 10 15 佐賀 佐賀大 28 33 18 13 県立好生館 8 11 14 8 長崎 佐世保共済 51 22 17 9 長崎大 13 27 30 27 佐世保市立総合 19 13 9 11 都道府県 病院名 A B C D 熊本 国・熊本医療セ 58 42 32 18 市立熊本市民 16 26 38 26 熊本大 11 40 40 12 大分 県立 43 32 26 15 国・大分医療セ 17 5 12 14 宮崎 県立宮崎 26 50 22 24 県立延岡 5 14 16 12 宮崎大 2 23 12 7 鹿児島 鹿児島市立 22 55 45 28 鹿児島大 15 20 39 38 国・鹿児島医療セ 6 38 22 13 沖縄 琉球大 37 88 53 15
https://w.atwiki.jp/cancer/pages/7.html
卵巣がん体験記 ☆癌と闘うものにとって、体験記は参考になり、仲間がいることで癌と闘うエネルギーがわいてきます。 自分の気持ちを整理するためにも書いてみましょう。ワープロ感覚で自由に書けます。 ☆??さんの癌体験記 1997年10月に、卵巣ガンと診断され12月に手術、1998年2月から「タキソール」を4クールしました。 「タキソール」が厚生省の認可がおりて最初の患者だと言われました。 「タキソール」だけをつかい、4週間に1回のペースでした。 リンパ節にも転移があると言われ覚悟もしました。 でも、今一度も再発もせずに今日を生きています。 私にとっては、「タキソール」との出会いは本当に幸せな事だったと思っています。 「タキソール」を投与した後は、体中が痛くて、手足がしびれて、髪の毛は1回の投与でほとんど抜けてしまいました。 つらい・・・と言ったらそのとうり・・・、でも、「死ぬよりまし」と思って6ヶ月の闘病期間過ごしました。 死ぬ気になったら人間なんでも耐えられるもんです。 今、卵巣ガンと闘っている方達に、こんな例もあることを知って頂きたくて。 △感想 タキソールは効く人には劇的に効きますね。私たちも??さんに続きまーす。再発しないのはタキソ ールだけでなく食生活とか、何か参考になりそうなことがありそうです。教えていただけるとあり がたいいですね。 byすずき
https://w.atwiki.jp/cacer1/pages/6.html
https://w.atwiki.jp/cancer/
卵巣癌(がん)情報交換のページ このページは不幸にして卵巣がん(癌)に罹ってしまった人、およびその家族が集い、卵巣 がん(癌)の情報を交換して、お互いに励ましあい、卵巣がんを克服していこうとするページ です。 卵巣がん(癌)は医者任せでは治りません。卵巣がん(癌)患者は勿論、家族の協力による 総力戦が必要です。 このページはWordのように簡単に誰でも編集することができます。自分のホームページも ここに作れます。失敗しても元に戻せます。気軽に参加して、より良い卵巣がん情報交換 のページにしましょう。 このページはアットウィッキさんの好意でお借りしています。この卵巣がん(癌)情報交換の ページをながく維持するために、次のことをお守りください。 お願い 法令に違反する行為、他人の権利を侵害する行為、他人に経済的・精神的 損害を与えるもの、脅迫的なもの、他人の名誉を毀損するもの、他人のプライ バシーを侵害するもの、いやがらせ、他人を中傷するもの、猥褻・猥雑なも の、品性を欠くもの、罵詈雑言に類するもの、嫌悪感を与えるもの、民族的・人 種的差別につながる書き込みはしない。発信元を隠したり、偽装するため に、ヘッダーなどの部分に手を加えて、卵巣がん(癌)情報交換のページに書き 込むことはしない。 著作権については第三者の知的財産権を侵害するような表現は、卵巣がん 癌情報交換の ページに書き込まない。 卵巣がん(癌)情報交換の全てのページで健康食品等の売り込みの書き込み は遠慮下さい。卵巣がん(癌)情報交換のページはあくまでも素人集団の情報 です。ここで生じた不都合の責任は自己 責任で 。 閲覧は自由ですが、書き込みは「がんばれ母さんの」の掲示板「相談//励まし」 か「談話室」に書き込みされた方、あるいは管理人にメールアドレスを届けた 人に限ります。不適当な書き込みは管理人により勝手に削除します。 マナーとして編集参加者は、記名(HN)することが多いようです。 k
https://w.atwiki.jp/cancer/pages/41.html
https://w.atwiki.jp/cancer/pages/39.html
卵巣がん再発の発見 このページは個人が集めた情報です、参考程度に。皆で完成させよう。工事中 卵巣癌の治療の初回にプラチナ製剤(シスプラチン、カルボプラチン等)、タキサン系(タキソール、タキソテール)をベースとする化学療法が奏功した人でも、多くの人が14~28ヶ月以内に卵巣癌を再発している。 Ⅲ、Ⅳ期の進行がんの場合は、 1年以内 20%、 2年以内 50% 3年以内 60%が再発している。 [1] フォローアップ・・・フォローアップには定説がないが 受診間隔 治療後 ~1年 1~2ヶ月毎 ~2年 2~3ヶ月毎 ~3年 3~4ヶ月毎 ~4年 4~6ヶ月毎 ~5年 6~12ヶ月毎 2年間は厳格に毎月受診することを勧める医者もいる。 [2] 診察・検査項目 (1)特にマーカーの変化には注目したい。 非粘液性上皮卵巣がんの場合はCA125が最も感度が高く有用である。 ★カットオフ値・・・CA125は閉経後のカットオフは35U/mlではなくて、15U/mlを推奨している。 卵巣を摘出した場合も同じと考えることを勧めている。 ★経時変化・・・を見ることにより再発の早期発見を試みもある。 ・月にマーカーが25以上上がったり ・2回連続して上がったときは、再発を疑う。 グラフを書いて監視すると良い。 良く反応する主たるマーカーを決定すると共に、他にも複数のマーカーをとる事が良い。 (2)内診・超音波断層法(エコー) 3~6ヶ月毎 ・内診とともに経腟超音波断層法で骨盤内再発腫瘤の有無や腹水の貯留を検索する。 ・経腟超音波はCA125よりも早くから検出できることがある。しかし、老医者は使いこなせないと か、設備すらない病院があることに注意。 ・経腹超音波断層法は外来で簡単に出来るので診察で所見ある場合は実施したい。 (3)血液検査 毎月 全身状態の把握と貧血の亢進や血沈の上昇,肝機能障害等が再発・転移を知る手がかりとなる ことがあるのでフォローアップ時にもおこなう。 (4)画像検査 6ヶ月毎 適切な腫瘍マーカーが選択されている場合には早くから転移/再発を知らせるので、CT あるいは MRIで確認する。 CT あるいは MRI で確認できない時はPETにより撮影して、より精細にはCT あるいは MRI で行 う。 更に定期的に画像検査をすることが必要である。 Gaシンチグラム、骨シンチグラム、IVPも適宜することが好ましい。 卵巣がん再発での選択肢 Ⅰ 不幸にして再発した場合は、卵巣がん治療を受けてからの期間が長いほど、同じ抗癌剤に反応する可能性は高くなる。したがって、セコンドライン(2番目に行う)の卵巣がん化学療法の多くは一般的化学療法で奏功する。 更に、サードライン(3番目に行う)以降の卵巣癌の化学療法は試験的化学療法であり、マニュアルは無い。 従っ て、それまでの化学療法の経過、即ちどんな卵巣がん治療をし、どんな効果がどの程度みられたか、その間にどんな副作用がどの程度みられたか等と、卵巣癌再発時にどの程度治療に耐えられる全身状態なのかの評価によって化学療法の目標を定めて行われるべきである。従って、人によって治療法は若干異なることになる。 資料はNCI CIJ,ASCOを参考にしています。 ★セカンドライン(2番目に行う卵巣がん化学療法 ◎18月以降の再発には同じ抗がん剤で奏功する(75~94%)する。 ◎12ヵ月間後の再発には同じ抗がん剤で奏功する(54%)する ・タキソール+カルボプラチン or シスプラチン ・タキソテール+カルボプラチン or シスプラチン ◎抗がん剤治療終了後6~12ヶ月なら同じ抗がん剤で奏功する(34%)するが前回使用していない 組み合わせが良い。 ・タキソール+シスプラチン or カルボプラチン ・タキソテール+シスプラチン or カルボプラチン ◎抗がん剤治療終了後6ヶ月未満なら同じ抗がん剤では奏功(10%)しない。 ・イリノテカン + 前回使用していない白金製剤又はタキサン系から一剤選択 ・標準治療のタキソール+カルボプラチン後なら タキソール(タキソテール)+シスプラチンも試してみる価値はある(タキソールとタキソテールは交 叉耐性(同じ系統の薬剤で、一剤が無効となった場合、未使用の他剤も同時に無効となる・・) はあまり無いと言われていますので、効果は期待できます) (副作用が強い場合は、安全で骨髄毒性が少なく、同じ効果のある3時間注入法を検討)★サードライン(3番目に行う卵巣がん化学療法) サードライン以降の化学療法は試験的化学療法でありマニュアルは無い。イリノテカンを中心に ・イリノテカン+タキソール系 or 前回使用していない白金製剤 ・通常のTJで効果がなくても、weekly投与の TJが効果があったり ・古典的なCAP(エンドキサン+アドリアマイシン+シスプラチン) やEP(エトポシド+シスプラチン)も効 くことあり ★それ以降は未承認薬も検討しなくてはならない ・ドキシル(+ ジェムザール) ・ハイカムチン(又は CPT-11) ・L-OXP + VNR (オキザリプラチン+ビノレルビン)*セカンドラインの最終点滴からの期間が長ければ 同じ抗がん剤が奏功する場合がある しかし、実際には使って見なければ判らないものである。 *タキソール、タキソテールに耐性が出来た場合を中心にいろいろな組み合わせが 試されている。自分にあった抗がん剤を早く探しだすことがだいじである。 タキソテール+カンプト(トポテシン) (シスプラチンorカルボプラチン)+ドキソルビシン シスプラチン+トポテシン 副作用がきつい マイトマイシン+カンプト(トポテシン) イリノテカン+�(白金製剤、ジェムザール、ドキソルビシン・・) ゲムシタビン+オキサリプラチン(白金製剤に抵抗の場合) ゲムシタビン+白金製剤+タキサンの3剤 エンドキサン+白金製剤 エトポシド+白金製剤 ファルモルビシン+� ジェムザール+�(白金製剤、エンドキサン、ドキソルビシン・・) 5FU+ロイコボリン 卵巣がんには使える抗癌剤の組み合わせが他にも幾とおりもある。 個人差があり医者も使ってみないとどれが効くかはわからないと思います。 一番あっているものを手探りで探すしかないのが現状ですね。 ★二次腫瘍減量手術を実施することにより生存率に優位性がみられることをはっきりと示した 試験はなく、二次腫瘍減量手術の果たす役割に関して見解の一致をみていない。 ◎明細胞がん、粘液性腺がんは標準治療の抗がん剤が効きにくいが、CPT-11を中心に ・CPT-11+CDDP or CPT-11 + TXLが奏功しやすい Second-line T ・XL 単独 Third-line ・Doxil + GEM それ以降 ・L-OXP + VNR (オキザリプラチン+ビノレルビン) 未承認 卵巣がん再発での選択肢Ⅱ 保険診療は出来ない ★トポテカン topotecan/ ハイカムチンhycamtin Platinolに抵抗した患者にタキソールと同じくらいの効果あると報告されている。卵巣がん再発用に欧米標準として広く評価され70カ国で認可されている、日本では まだ未認定である。 トポテカン(ハイカムチン)は再発上皮性卵巣癌に用いて、客観的奏効率が13~16.3% であることが報告されている。 しかし、著明な骨髄抑制を来す。ほかにも、悪心、嘔吐、脱毛をはじめとする毒作用があり プラチナ製剤をベースとする初期治療に反応せず、これまでにパクリタキセル(タキソール) またはトポテカンを投与されたことがない患者には客観的全奏効率は20.5%であった。副作 用は骨髄抑制および消化器毒性がみられたという報告がある。 ☆トポテカン+タキソール 追加 Hycamtinのタキソール/Paraplatinへの追加は、進行した卵巣がんで利益を提供しないと 卵巣がんニュースで報じています。5/18/2005 未承認 難治性卵巣癌の最新療法 保険診療は出来ない ☆ Doxil トポテカンよりも奏効率が高く副作用も少ない優れもの 白金製剤(シスプラチン、カルボプラチン) タキサン系(タキソール、タキソテール) に抵抗性 (効かなくなった)場合でも30-40%程度の有効性を示す。1.Doxil+GEM 全身状態があまり良くない場合も、副作用が少ない点から1を推奨する。2.Doxil+Hycamtin 過去にイリノテカン/カンプトを投与したことがある場合は1を推奨する。3.Doxil + Abraxane 最後の切り札の1つ (投与方法) Doxil : 20mg day1.15 GEM : 800mg day1.15 △Doxil ドキソルビシン封入ステルスリボソーム製剤 米国でDoxilの商品名で1999 に認可。日本では未承認 20~30万 △GEMゲムシタビン 1999に認可されるが卵巣がんには保険外 3万 △Hycamtinトポテカン 2003に認可されるが、卵巣癌には保険外 1万 △Abraxane アルブミン吸着製剤をつけたタキソール。副作用が軽減され 毒性が低い。今まで投与不能な全身状態不良患者や高齢者 患者でも使用可能。米国でヤット2005に認可される。 まだ入手困難と思われる? その他効果がある治療法 ☆ドキソルビシン(アドリアシン)(1975~)を21~28日毎に一回静注した第II相試験では、プラチナ 製剤またはパクリタキセルに不応性の患者35人のうち、完全奏効が1人に、部分奏効が8人 にみられた一般に、ドキソルビシンは耐用性が高い。副作用のうち最もよくみられるものは好 中球減少症、口内炎および手足症候群などである。口内および皮膚に現れた毒作用は投薬 後5週間以内に完全に消失する。悪心は軽微であり、脱毛もほ とんどみられない1. ドキソルビシン+シスプラチン 2. ドキソルビシン+シクロホスファミド 3. ドキソルビシン+イホスファミド ☆エトポシド(ベプシド,ラステット )(1987~)の経口低用量療法による奏効率は6~26%である。ガンがPlatinolに抵抗した25%以上の患者は、エトポシドでの治療の後で、鎮静を経験しました。 毒作用はほかの多くの救済治療と比較すれば軽い ☆シクロホスファミドcyclophosphamide/エンドキサンEndoxan1.シクロホスファミド+ドキソルビシン 2.シクロホスファミド+シスプラチン 3.シクロホスファミド+シスプラチン+ドキソルビシン ☆Gemzar は、タキサンとプラチナ化学療法に抵抗する患者で、重要な制癌性の活動を示しました。 GemzarはDoxilとHycamtinに類似した制癌性の活動をするように見えるが、より少しの副作 用を伴うかもしれません。その上、GemzarとPlatinolの組合せは、単独で与えられる各々の 薬より多くのガン細胞を殺すように見えます。医者は、組合せが69%の患者でガンの部分 的であるか完全な消滅を生じたと報告しました。Gemzar+Platinol 海外で有効性の認められている治療法、今後定型的治療となる可能性が高い第3相臨床試験レジメンなどです NationalCancerInstitute 他の海外治療法 Ovarian Cancer News3/28/2005Gemzarとカルボプラチンの組合せがプラチナに敏感な再発する卵巣がん患者のための可能な処置 オプシ ョンであると結論されました。 再発する卵巣がん患者の治療のためにさらにGemzarとカルボプラチンの組合せの有効性と安 全性を評価するために、この複数の機関にまたがった段階II研究を実行しました。書斎の参加 者は、病気が第一線のプラチナに基づく化学療法をやめた6ヵ月以上後に繰り返された上皮卵 巣がんと診断される女性を含めました。この書斎の各々の患者は、日1(最高6サイクルのため の21日ごと)に、カルボプラチンAUC4とともに日1と8に、Gemzar1000mg/m2で処置を受けました。 研究の結果は40人の登録患者の、6(15%)が完全な反応を持ったとわかりました、そして、19 (47%)は部分的な反応を持ちました。全反応料金は、62%でした。病気反応の平均的期間は 7.8ヵ月でした、そして、進行の平均的時間は9.6ヵ月でした。処置失敗の平均的時間は、9.3ヵ 月でした。最も高度の副作用は、低い血球算定を含みました。他の副作用は穏やかでした。 エンドキサン ☆Abraxane アルブミン吸着製剤させたパクリタキセル Abraxane(アブラキサン)は溶剤を含まないためパクリタキセル(タキソールに)に比べて神経毒性 の副作用が軽減され、毒性が低い。 今まで投与不能な全身状態不良患者や高齢者患者でも使用可能。2005年米国で認可 ま だ輸入は困難かも 使用例Doxil + Abraxane (最後の切り札の1つ) ☆Xyotax ジオタックス ポリグルタミン酸を付けたタキソールです。 これはもともと非小細胞性肺がんや卵巣がんに対して開発、認可が進んだ薬。 タキソールに耐性の卵巣がんにもDDS製剤の特徴「腫瘍内血液濃度が高くなり、 正常組織には抗がん剤が行きにくいため毒性が少ない」ことから効果がある。 2005年の夏には米国で認可されそう ☆イホスファミド(イホマイド)(1985~)がわずかではあるが効果があることがわかっている。 これまでシスプラチンまたはカルボプラチンが著明に奏効した人は、この薬剤のうちいずれかを 用いた治療に反応しうるが、最後に治療を受けてからの期間が長いほど、反応する可能性は高 くなる。 ☆フルオロウラシル(5-FU)およびロイコボリン プラチナ製剤耐性再発癌では、5-FUおよびロイコボリ ンの客観的奏効率は10~17%であると報告されている ☆エトポシド(ベプシド,ラステット )(1987~)の経口低用量療法による奏効率は6~26%である。 効果を確かめるためさらに試験を実施する必要があるが、毒作用はほかの多くの救済治療 と比較すれば軽い ☆タモキシフェン:タオスミン(2x20mg/day)(1990~)に反応する患者もいる(18%) ☆ヘキサメチルメラミン(HMM)。シスプラチンをベースとする併用レジメンが失敗したのち救済化学療 法として用いたHMMの経口投与に関して励みになる報告がいくつかある。奏効率は12~14%で ある。また、末梢神経障害をはじめとする軽度から中度の毒作用が観察されているが、重篤なも のはない。 ASCO 第3相臨床試験終了のレジメンなど 1 2 欧米のニュース 再発する卵巣がんのための組合せ化学療法は、見込みを示します 手術は、再発する卵巣がん(4/20/2005)で、一部の女性のためになるかもしれません カルボプラチンとGemzarが再発するプラチナ敏感に卵巣のガン(3/28/2005)のために効果的であるという更なる証拠 年齢は、卵巣がん(2/22/2005)で、女性の生存と関係しています 再発卵巣がんに効果ある、NolvadexとZoladex。10/23/2005イギリスからの研究者は、再発する卵巣がん50%の患者がNolvadex(タモキシフェン)とZoladex(ゴセレリン)で処置の後の6ヵ月以上の間病気支配をしたと報告しました。 未承認薬の使用 混合診療とは、保険診療と自由診療(保険診療で認められていない薬品や治療法を利用すること) 併用することをいう。 現在は混合診療は「禁止」とされているため、保険診療にごくわずかな自由診療を併用しただけで全ての 診療が自由診療の扱いとなり(保険対象部分まで)、医療費の全額が患者の負担となる。 ☆実際に未承認薬を使うには 1.1つの医療機関で投与を受ける。※今まで保険が適用された部分も全額自費診療となります。 2.患者自身(あるいは患者家族)が医師のアドバイスを受けながら投与を受ける。 ☆卵巣がんの場合は少ないが、経口の薬は簡単。 3.保険内診療を行う医療機関と保険外診療(自由診療)を行う医療機関を分ける。 主治医の許可がないとできない。 4.医療機関が患者側に治療費を請求しないで投与を受ける。 ☆臨床試験はこのやり方です 5. 患者持ち込み方式・・未承認薬と承認薬を組み合わせて使うことは混合診療と考 えられています。しかし患者側が病院に薬を持ち込んで、病院側がその薬での 治療代を保険請求しなければ混合診療になりません。患者側は薬代のみが自 費となり、負担額は混合診療が認可されているものと同じです ☆未承認薬の入手法 1.医者に他の医療機関、または部所から手配していただく。 2.自分で代行輸入等で輸入して病院に持ち込む。 癌未承認薬 病院リスト輸入・使用して貰える可能性がある病院リスト100
https://w.atwiki.jp/cancer/pages/38.html
卵巣癌に使われる抗癌剤一覧 世界中で広く認可され、当たり前の抗がん剤が日本は認可されていなかったり、腫瘍内科医や放射線医が海外に比べて極端に少なくい。結果として、欧米でがん死亡率が低下しているなか日本は上がり続けている。一番の悪法は厚生省の抗がん剤治療の場合、技術料がないことです。この悪法が腫瘍内科医を育てないで、馬鹿の一つ覚えのような外科手術一本槍に日本の癌治療を追いやっております。 これでは抗がん剤治療は、おまけの治療になってしまい、欧米で当たり前の薬が認可にならない。腕のいい腫瘍内科医は、劇的な効果を出して副作用はほとんど出しません。抗がん剤治療に技術料をすぐに認めて、やる気を起こさせるよう技術料をすぐに認めてください。 一 般 名 記 号 商品名 製薬会社or販売 発売 投薬法 備 考 ロイコボリン ロイコボリン 武田 1963 フルオロウラシル 5-FU 5-FU 協和 1967 塩酸ドキソルビシン アドリアマイシン ADR、ADM 、DXR、DOX アドリアシン 協和 1975 保険外? 10mg 2,590円 ファルモルビシン注 EPI 塩酸エピルビシン 協和 50mg 28,684.0円 アドリアマイシンより副作用が少なく、同じような薬効 イホスファミド IFM イフォマイド シオノギ 1985 ○エトポシド VP-16 ペプシド ブリストルマイヤーズ/日本化薬 1987 経口と点滴 塩酸ブレオマイシン、エトポシド注射液、シスプラチンの3種類の抗悪性腫瘍剤を組み合わせたBEP療法は、海外において標準的な治療法として位置づけられています。点滴は保険適用経口剤は不適用(原則?) ◎カルボプラチン CBDCA パラプラチン ブリストルマイヤーズ 1990 450mg45ml 49,959円 白金製剤 ネダプラチン 254S アクプラ 塩野義 白金製剤 ○シクロホスファミド cyclophosphamide CP,CPA, CPM エンドキサン Endoxan シオノギ 1992 注射500mg 945円 イリノテカン irinotecan CPT-11 カンプト/トポテシン注 ヤクルト第一三共 1994 100mg5ml 19,022円 イリノテカンはトポイソメラーゼ阻害剤として知られる薬品で、子宮頸がん、卵巣がん等などの治療に用いられます。 タキソールと併用されることが多い ◎シスプラチンsisplatin CDDP ランダ、ブリプラチン 日本化薬 ブリストル 1994 50mg100ml 15,805円 シスプラチンはプラチナ化合物であり、アルキル化剤に似た効き方をします。卵巣がん、食道がん、子宮頸がん等多くのがんに効果あります。シスプラチンは、ガン細胞の成長を妨げた後に破壊します。タキソールと併用してよく使われる。副作用は強い。 ○ドセタキセル Docetaxel DTX TXT タキソテール Taxotere アベンティスファーマ 1997 20mg0.5ml 20,600円 3週に1度の投与の他、少量ずつ、ウィークリー (3週投与1週休む)(隔週などの投与方法がある タキソテールはタキソールより白血球減少等の骨髄抑制が強い ◎パクリタキセル Paclitaxel PTX TXL タキソール Taxol ブリストルマイヤーズ 1997 100mg16.7ml 43,768円 タキソールは20世紀最高の抗がん剤ともいわれ、卵巣がんはじめ多くのがんに効果がある。秋四之宮篠宮の長男の悠仁様の木、イチイの木から採れます。標準療法としてカルボラチンと併用されます。3週に1度の投与の他、少量ずつ、ウィークリー (3週投与1週休む)(隔週)などの投与方法がある 卵巣癌には未承認(保険外適用・・・混合診療・・・卵巣がん以外に承認されている) 未承認薬を使っていただける可能性のある病院リストは ゲムシタビン Gemcitabine GEM ジェムザール Gemzar 日本イーラリリー 1999認可になるが 卵巣がんにも保険適応 1g 26,416.0円 肺がん用に開発された欧米では卵巣がんの標準治療としてつかわれている。タキサンとプラチナに抵抗する患者でも効果あり。副作用はより少ない。GemzarとPlatinolの組合せは、単独で与えられる各々の薬より効果が大きい。組合せが69%の患者でガンの部分的であるか完全な消滅を生じたと報告あり 2006年7月16日にFDAは、白金剤をベースとする治療が完了してから6ヵ月以上経過後に再発した進行性卵巣癌患者に対する治療法として、ゲムシタビン(ジェムザール、イーライリリー社)とカルボプラチンの併用療法を承認しました。 ★最近のFDAの報告によると進行性の卵巣がんには生存を十分に改善せず、毒性のみを増加させたと報告されている。 ○トポテカン topotecan ハイカムチン hycamtin 日本化薬 2003認可卵巣癌には保険外1g10585円 Platinolに抵抗した患者にタキソールと同じくらいの効果あると報告されている。(他の治療が無効だった場合)に使用される)卵巣がん再発用に欧米標準として広く評価されている Trasutuzumal トラスツズマブ ハーセプチンHerceptin 中外 2001 保険外 60mg31674円 乳癌で効果あり。遺伝子を持つ30%位の人に奏功。TAXが使えなかった人も効果あり卵巣がんに使用例? オキサリプラチン Oxaliplatin L-OXP エルプラット Eloxatin ヤクルトpdf 20005/3 認可。卵巣がんは保険外 100mg 72,768.0円 再発結腸・直腸がん用に開発され欧米で標準治療。卵巣がんにも奏功する?欧米で治験中 ドキシル リポゾーマルドキソルビシン ヤンセンファーマ エイズん関連カボジ肉腫に承認(10万)2007/1 卵巣がんには未承認20~30万(最近は価格破壊で、5~13万) タキサン系抗ガン剤治療の後に進行又は再発した卵巣ガンの治療剤として販売許可されたもの。ドキソルビシン単独効果が大きい米国1999承認 20万円~30万円 ビノレルビン VNR ナベルビン 協和醗酵 10mg1ml 7,357.0円 タキサン系薬剤に続く、第3の乳癌治療抗癌剤として、2006年に承認されました。 日本では未承認(保険外適用・・・混合診療・・・全ての癌に承認されていない) アブラキサン Abraxane (パクリタキセルの新 型薬) アルブミン懸濁型パクリタキセル 大鵬薬品 未承認 (乳癌) アルブミン吸着製剤をつけたタキソール。副作用が軽減され、毒性が低い。アレルギー反応の予防のための前投薬が必須ではない。 ジオタックス Xyotax 未承認 ポリグルタミン酸付加したタキソール。副作用が軽減され、毒性が低い 今まで投与不能な全身状態不良患者や高齢者患者でも使用可能。低い米国で2005年認可 フロクスウリジン FUDR 未承認 有効性は極めて低く、日本では未承認薬で保険適用外 フェノクソディオール phenoxdiol Phenoxodiol 未承認 ドセタキセルの有効性を少なくとも3倍増加させる。米国で臨床中 オレゴポマブ oregovomab Ovarex 未承認 抗体新薬で再発卵巣がんに対して40%が癌消滅した臨床結果ありアメリカでもまだ未承認 Bevacizumab/ (Avastin) 未承認 再発する卵巣がんの進行を減速しました。低用量化学療法と結合されるAvastinは、ガンに腫瘍を入れる血管の成長を防ぐ「反血管形成」薬の新しい種類のうちの1つです。難治性の卵巣癌では副作用で胃の穿孔があり、臨床試験を中止する(2005/10)初期の卵巣癌については継続する。 Telcyta 未承認 Telcytaは、グルタチオンS-転移酵素P1-1(GSTP1-1)と呼ばれている酵素(タンパク質や炭水化物)によって起動する分子です。プラチナ抵抗性であるか抵抗する卵巣がんで、カルボプラチンと結合して63%の目的反応率を示しました。Phase3 Pertuzumab/(Omnitarg) 未承認 抵抗性卵巣がん(4/11/2005)で、活動を示します米国でも未承認 世界で研究が進んでいる新薬 治療法ニュース Trabectedin ClinicalOncologyジャーナルの最近の記事は、新薬Trabectedinが再発する卵巣がんの安全で有望な治療であると報告します。
https://w.atwiki.jp/cancer/pages/12.html