約 1,602,337 件
https://w.atwiki.jp/mbmr/pages/209.html
みくは自分を曲げないよ! ◆44Kea75srM 「でっかぁ――――――――――――――――――――いにゃっ!」 【B-2】エリア、屋外ライブステージの中央で前川みくは盛大な鳴き声を上げた。 楕円形に広がる広大な観客席を望みながら、両腕を翼に見立てて広げる。 そのままじっとしていることができず、ステージの上をどたばたと駆け回った。 「すっごいにゃ! みくもいつか、こんなステキな場所でライブしたいなあ……はあ~、夢が広がるにゃあ~」 どたばたと駆け回った後は、夜の空気で冷たくなった板張りの床をごろごろと寝転がる。 「はにゃ~。朝の日差しが気持ちいいよぉ……」 「みくさ~ん。気持ちいいのはわかりますけど、はしたないですよー?」 「誰も見てないからモーマンタイにゃ。雫ちゃんも一緒にゴロゴロするにゃ♪」 「でもー。これがドッキリなら、どこかでカメラが回ってるんじゃないでしょうかー?」 「…………ハッ!?」 ステージの端で姿勢正しくしている牛さん衣装のアイドル、及川雫にたしなめられ、みくはバッと起き上がる。 時刻は五時を回り、もうすぐ六時。既に夜は明け、温かい朝の日差しがステージ上にも降り注いでいた。 ホテルから移動することに決めたみくと雫は、のらりくらりと島を南下し、ここ【B-2】エリアの屋外ライブステージまでやって来た。 道中、波乱らしい波乱もなく、他のアイドルと出会う機会もなかった。 仕掛け人として『ドッキリ大成功~☆』とやるシーンもなかったわけだが、みくは出番を焦らない。 「ふふふ、みくにはぜぇ~んぶお見通しなのにゃ。ドッキリが終わったら、締めのイベントとしてここで全員集合ライブをやるのにゃ」 屋外ステージの舞台裏は既にチェックして回ったが、設備に不足な部分はない。 スタッフとアイドルさえ揃えば、すぐにでもライブを行うことが可能だろう。 だからこそ、みくは自分の中で生まれた仮説を信憑性の高いものとして捉える。 つまりここを訪れたのは、下見の意味もあったのだ!(単に鉛筆が倒れた先がここだっただけ) 「そうだ雫ちゃん! なんかぜんぜん他のみんなと会わないし、リハーサルも兼ねてここで少し踊ってみるのはどうかにゃ!?」 「いまここで、ですかー? でも私、こんな広いところで踊ったことってないですしー」 「弱気はめっ! みくにゃんパンチ!」 大舞台に怖気づく雫へと、みくにゃんが必殺の拳(という名のねこぱんち)を叩き込んだ! ぼよよん。みくにゃん必殺の拳は雫の豊満な胸に弾かれ無効化される。ぼよよん。 「…………」(←あまりのビッグ・バストに声も出ないみくにゃん) 「みくさんー? どうかしましたかー?」 「…………」(←手に残る柔らかな感触を思い出し、かあ~っと顔を赤くするみくにゃん) みくは踊った。満員の観客席をイメージしながら歌って踊った。「ミルクがナンボのもんにゃ!」とときどき叫んだ。 みくの陽気さに釣られ、雫も踊り出した。踊るたびぶるるん、ぼよよん、ぼよんぼよ~んと胸が弾み、みくは血を吐いた。 「いい汗かきましたー」 「ひ、貧困層にはわからぬ落差社会……上には上がいる……戦わなければ生き残れない……」 「みくさんー?」 みくは生きる屍と化した。実力……いや、格の違いというものを思い知った女の顔をしていた。 一方の雫はどこまでもマイペースである。悲壮感に襲われるみくを見ながら「?」と首を傾げていた。 ――そうこうしているうちに、時計の針は六の数字を指し示す。 《はーい、皆さん、お待たせしました!》 ライブステージ上部のスピーカーから響いてきた突然の声に、みくと雫はビクッと身体を震わせる。 聞こえてきたのは二人が所属するアイドルプロダクションの事務員、千川ちひろのアナウンスだ。 「い、いったいなにが始まるのかにゃ?」 「放送ですよー。最初に言ってたじゃないですか。六時間ごとにやるってー」 「あっ、そういえばそうだったにゃ! でも放送って、なにを――」 「それは、たぶん……もうすぐわかります」 戸惑い顔のみくとは対照的に、雫はキリリとした表情で頭上のスピーカーを眺めやる。 その先に放送の主であるちひろの姿はない。 だけどもスピーカーの奥、どこかから声を送っているイベントの裏方へ、警戒の念を込めて。 しばらくすると―― 《皆さん――――最期まで、生き延びて見せなさい》 スピーカーは声を発さなくなった。 放送が終了してしばらくの間、ステージ上は静寂に満たされる。 みくも雫もなにも言わぬまま、ただ物言わないスピーカーから視線を逸らすことができなかった。 「……終わったみたいですねー」 「にゃあ…………」 ほどなくして雫が声を発し、みくはぺたんとその場に脱力する。 放送。そこで読み上げられた内容は、この六時間で十五人ものアイドルが死んだのだという事実。 さらに禁止エリアの発表。そしてアイドルとしてこの殺し合いを生き抜こうという千川ちひろからの激励。 すべてが、ふざけた冗談のように聞こえた。 「まったくも~。ちひろさんも演出凝りすぎにゃ! みく、けっこう本気でドキドキしちゃったにゃん」 「演出……本当にそうなんでしょうかー?」 「そうに決まってるにゃ! そうじゃないとおかしいにゃ!」 「でも、もう十五人も死んでしまったってー……」 「そ、それはきっと……そうにゃ! みんなはみくたちみたいな仕掛け人に、ゲーム的な意味で殺されちゃったのにゃ!」 「ゲーム的な意味で、ですかー?」 みくは握りこぶしを作って力説する。 「そうにゃ。このイベントに参加しているアイドルの中にはみくたちみたいに何人か仕掛け人がいて、 その人たちはウォーターガンとか小麦粉爆弾とかパイ投げのパイとかパーティー用のクラッカーとかで武装してるのにゃ。 仕掛け人じゃないアイドルは、その人たちに驚かされたら即アウト……ゲームから退場処分を受けるのにゃ! これはドッキリだけど、名目上は殺し合いだから……だからちひろさんは、退場者を死亡者だなんて言い換えてるのにゃ!」 みくは「どや!」とでも言いたげな顔で決して貧しくはない(むしろ豊かな)胸を張る。 だが聞き手である雫の表情は晴れなかった。普段ののほほんとした彼女らしからぬ、真面目な顔つきを維持している。 「じゃあ、さっき読み上げられたみなさんは死んだわけじゃないんですねー?」 「あたりまえにゃ! いまごろどこかに集められて、みくたちの様子をカメラで見物しているに違いないのにゃ!」 「みくさん――」 雫は張るまでもなくみく以上に豊かな胸を前に、 「それは違うと思います」 毅然と自身の考えを言い放った。 「仮にみくさんの言うとおりだったら、楽しそうですけど……これはやっぱり、ドッキリじゃないと思うんです。 殺し合いなんて、ウソだったとしてもアイドルにやらせるイベントとしては悪趣味すぎますし。 私たちはもちろん、ファンのみなさんや企業のみなさんも誰も得をしないと思うんですよね。 そもそも最初に誰かのプロデューサーさんが殺されたあの映像……あれも作り物には見えませんでした。 さっきのちひろさんの放送も、ウソを言っているようには思えなかったっていうか……洒落になってないと思いますー」 雫が指摘するポイントを、みくはみくなりに受け止め、改めて考える。 確かに、この企画は悪趣味極まりない。倫理的も社会的にも、冗談の域を超えているような気がする。 それにプロデューサーの死亡映像やちひろの放送内容も過激すぎる。 もし真に受けたアイドルが絶望し、助からないと悟って自殺に踏み切りでもしたらどうするのか。 「にゃ、にゃ……」 雫の考察は『アイドルを集めて殺し合いなんて、現実的に考えてありえない』という点を除けば概ね理に適っている。 現実的に考えてありえないというただ一点で否定することは、もちろんできた。 だがみくは口ごもり、反論をやめてしまう――それは自分自身、心のどこかで『ドッキリは無理がある』と思っていたからにほかならない。 「で、でも……でもだからって……!」 みくは『なるほど。これはやっぱり殺し合いだったんだにゃ!』と雫の発言を受け入れることはできない。 「だってみくには……みくのバッグには、こんなものが入っていたんだにゃ! 雫ちゃんが言うとおりこれが本物の殺し合いだっていうんなら、こんなものは必要ないはずにゃ!」 そう言ってみくが取り出したのは、『ドッキリ大成功』と書かれたプラカードとビデオカメラだった。 これはみくに与えられた支給品であり、彼女がドッキリの仕掛け人として選ばれた唯一の証拠品でもある。 ――と本人は思っているが、雫は違う。むしろこれらの支給品は、疑念を駆り立てる材料となるのだ。 「実を言うと……放送を聞く前から、薄々感づいてはいたんですよねー。でも、みくさんが動揺すると危ないと思ってー」 「し、雫ちゃん?」 「でも言わせてもらいますー。ここで勘違いしたまま進んでいったら、もっと危ないと思いますからー」 「な、なにを言ってるんだにゃ……?」 「それに支給品の話を持ち出すんなら……私のバッグには、こんなものも入っていたんですよー?」 雫に配られた支給品は、彼女がいま身に着けている牛さん衣装の他にもう一つある。 雫はバッグからそれを取り出し、みくに手渡した。 両の掌で受け取ったみくは、それをしげしげと眺める。 「これは……」 黒く無骨なそのフォルムからは、ずしりとした重みを感じる。 それは漫画やテレビの中など目にする機会は多いが、実物にはそう滅多にお目にかかれないもの。 名称をS WM36『レディ・スミス』――つまり、拳銃である。 がくがくがくっ、とみくの両足が震え始めた。 掌の中の武器、凶器、『人を殺せる道具』が、現実というものを突きつけてくる。 「これがドッキリなら、素人の私たちに本物を渡しちゃうのは……さすがにまずいと思うんですよねー」 「にゃ、にゃんで……」 「どんな事故が起こるとも限りませんしー。事故が起こらないとしても世間体的に考えて大問題ですよー」 「う、ウソにゃ……そんなことないにゃ……」 「嘘じゃなくて本当なんです。ドッキリじゃなくて現実なんです。その銃も……偽物じゃなくて本物なんですよー」 本物? この拳銃が? みくがいま持ってるこれが? これに弾が入っていて? 引き金を引くと飛び出る? どんな風に? ドーンって? それともバーンって? え? え? 本当に? ウソ? これで人が殺せる? そんなわけない。そんなわけない。そんなわけない。 だってこれはドッキリなんだから。殺し合いなんてウソなんだから。 そんなわけない。そんなわけない。そんなわけ―― 「これは、本物の殺し合いですー」 「そんなのっ、ウソっぱちにゃ!」 パン、とみくの手の中で音が弾けた。 どたん、とみくがその場に尻餅をつく。 「あいたたにゃ……」 たまらず、お尻をさするみく。ステージ上で転んでしまったことは初めてではないが、いまの転び方は強烈だった。 いったいなにが起こったのだろう。手を起点にものすごい反動のようなものを感じて、気づいたら尻餅をついていた。 掌がじんわりと熱い。両肩も痛い。さっきから心臓の動きも早い気がする。先生、この症状はなんなんですかにゃ? 博識の雫なら知っているかもしれない。みくは床にお尻をつけたまま、視線をついっと上にやった。 「えっ」 目の前には雫が立っている。それは先ほどから変わりない。 しかしどうしたことだろう。 雫の胸元は赤く変色していて、彼女の着ている衣装を盛大に汚している。 白と黒の見事な斑模様が……赤く、汚れている。 「も、もう! 雫ちゃんってばなにしてるのにゃ! せっかくの牛さん衣装がだいなしにゃ!」 「あー、えっとー」 みくがあざけるように言うと、雫はへなへなとその場にへたり込んだ。 そしてそのまま、ゆっくりと横になる。 みくには雫がなにをしているのかわからなかった。 胸元が赤くなっている理由も、彼女の顔から生気が失せようとしている理由も。 「わたしー……撃たれちゃったみたいですー」 いつになく弱々しい声。 撃たれた。なにに。誰に。どこに。 胸を? 銃で? 誰に? え、みくに? 手元の銃を眺める。 弾が減ってる? 見てもわかんない。 手が震えているのは? この肩の痛みは? 銃を撃ったから? 雫ちゃんを撃ったから? 違う! つい、引き金を引いちゃっただけなんだ! 撃つ気なんてなかった! だけど引き金を引けば、弾は出る! 偶然、本当に偶然! たまたまそれが雫ちゃんに当たっちゃっただけで! たまたまだから! 「ハー、スハー、ハー」 呼吸は乱れ、両の眼はギラギラと血走っている。みくの頭の中が真っ白になった。 落ち着け。落ち着いて。これはなにかの間違い。落ち着いてリセットボタンを押そう。 大丈夫。きっと自分には秘められた力が眠ってる。少しだけ時間を巻き戻すことができる。 クイックセーブしたから。したはずだから。クイックロードなんてお手の物だから。やり直し。 ……早くっ。早くやり直して。雫ちゃん。雫ちゃんの身体から血が。手遅れに。手遅れになる―― 「――しっ、しし、雫チャン!」 現実逃避は長くは続かなかった。 気づけば、みくは雫のもとに駆け寄っていた。 だって、このまま現実逃避を続けていたら本当の意味で手遅れになってしまうから。 でも、たぶんもう手遅れだった。 医者でも保健委員でもないみくに雫の怪我の度合いを見ることなんてできない。 だけどこれだけはわかる――雫の出血具合が『ものすごい』ということだけは。 「待っててにゃ! いま、いま救急車呼んであげるからっ!」 傷口を手で押さえつけ、息荒く呼吸する雫。 そんな彼女の目の前で、みくは必至に荷物を漁った。 鞄を逆さにして食料や名簿などを床にバラ撒き、携帯電話を探す。 だがどこにもない。 藁にも縋る思いで情報端末を操作した。 これでは電話はかけられない。 スマートフォンっぽいからいけるかと思った。 駄目だった。 「大丈夫ですよー……心臓には届いてませんからー」 「えっ……ホントかにゃ?」 「はいー。ほら、私って、胸に脂肪が集まってるのでー……」 「って、自慢かにゃ!」 案外、大丈夫なのかもしれないとみくは思った。 雫は苦しそうな顔を浮かべてこそいるが、このように軽口を言える余裕は残っているらしい。 ならたぶん大丈夫だ。きっとこの出血だって、時が経てば自然に止まるに違いない。 「けふっ」 雫が口から血を吐いた。 血は胸の穴からいまも流れ続けてるのに、口からも出た。 大丈夫なんかじゃなかった。 雫は助からない。 雫ちゃんは……死んじゃうんだ。 「ごめんなさいっ。ごめんなさいにゃ」 …………みくが、殺しちゃったんだ。 「そんなつもりじゃなかったんだにゃ。あれは本物なんかじゃないって。そう思っただけでぇ……」 逃れられない現実を思うと、目から涙が溢れてきた。 もう終わりだ。なにもかも終わりだ。アイドルとしての人生も。真人間としての人生も。 この島から出たら裁判にかけられて、刑務所に入れられて、雫の家族にいっぱい謝って、それで死刑にされるんだ。 いや、その前にここで死ぬ。誰かに殺される。だってこれは殺し合いだから。ドッキリなんかじゃない本物だから。 「ごめんなさい、ごめんなさいにゃあ……」 ぼろぼろと泣きながら、みくは必至に謝り続けた。 謝ったってしょうがないのに、それでも謝るしかなかった。 「……みくさんはー」 雫が、血まみれになった唇を動かし言葉を紡ぐ。 「みくさんはー……命が消える瞬間を見たことがありますかー……?」 唐突な質問に、みくは「えっ」と間の抜けた声で返す。 命が消える瞬間を見たことがあるか。 その質問の意味を分解し、咀嚼する―― 「……そんなのないにゃ。人が死ぬところなんてっ」 「私は、たくさんありますー」 予想外の言葉が返ってきた。 えっ。だって雫はアイドルだ。みくと同じ女の子だ。なのにそんな、たくさんだなんて。 「し、雫ちゃんの家は葬儀屋さんかなにかなのかにゃ?」 「違いますよー。ほら、言ったじゃないですか……私の家は、牧場なんです」 そういえばそうだった。 ホテルで出会ってからの六時間。時間はたっぷりあったので、お互いのことをいっぱい話した。 アイドルとして主にどんな活動をしているか。影響を受けた人は誰か。目指すものはなにか。 好きな食べ物はなにか。プロデューサーはどんな人か。趣味とか特技とか、家族構成とかも。 「実家では、たくさんの死を見てきました。牛さんの、豚さんの、鶏さんの……命が、消えっ、けふっ」 「雫ちゃん! 無理して喋ることないにゃ!」 「……平気ですよー。それよりも、みくさん――」 雫はみくの手を握り、とろんとした眼差しを向けてくる。 「命あるものは、いつか死にます」 いままさに命を落とそうとしている者の、あまりにも重い言葉だった。 みくは、雫の手を両手でぎゅっと握りしめる。 「だから、私ももうすぐ死ぬと思います」 ――どうか。 どうか神様。 現実逃避はもうしません。 奇跡を、奇跡をください。 奇跡を起こして、雫ちゃんを助けてください。 どうか―― 「神様に祈っても……どうにもなりません。奇跡なんて、起こりません。生き物の命って、そういうものです」 雫は、達観していた。 ただ死にゆく自分に絶望しているわけではない。 命というものを、死というものを、そして生きるということを知っている者の風格があった。 「わかんないんにゃ……だって、雫ちゃんの言ってる命は家畜のことにゃ!? 人間とは違うにゃ!」 「それはー……そのとおりなんですよねー。でも、命は等しいものだと私は思いますー」 「違うにゃ、ぜーんぜん違うにゃ! みくだってそれくらい知ってるにゃ!」 「違いませんよー。牛さんも豚さんも、生きるために一生懸命で……でも」 「でも人間の都合で死んじゃうにゃ! 食べるために殺されちゃうにゃ! 食べられないのも殺されちゃうにゃ!?」 「ですねー。食用にできなかったり、ミルクの出ない牛さんは、処分されてしまいますしー……」 「そういうことにゃ! つまり無駄死にってことにゃ! 雫ちゃんも、みくが殺しちゃったから――」 「無駄じゃありませんよ」 雫の声は、依然として弱々しい。が、みくの手を握る力はだけは強く。 懸命に、残りの命をすべてこの掌に込めようと、そんな想いが感じられる。 「無駄じゃありません。ううん……無駄に、しないでください。みくさんが、私の命に意味を持たせてください」 「みくが……?」 「はいー……ほら、私って見てのとおり牛さんですからー。きっと食べたらおいしいですー」 「カニバリズムにゃ!? 雫ちゃん、どこまでが冗談でどこまでが本気かわかんないにゃ!」 「ごめんなさいー。私も、なんだか意識が朦朧としちゃってー……カルシウムが足りてませんねー」 「足りてるにゃ! むしろ足りすぎにゃ! こんだけ育っててミルクが足りないなんて言わせないにゃ!」 みくが雫の乳房をわしづかみにする。その柔らかさは健在だった。だが掌は血で濡れた。 熱くぬめっとした感触。ああ、紛れもない人の血だ。みくは唇をきつく噛み、涙をのむ。 「……みくは」 もし、みくが本当に牛だったならば。 せめてもの供養として、おいしく食べてあげるのが正解なのだろうか。 だけどそれはできない。だって雫は人間だから。食べてあげることは供養にはならない。 「勘違いで雫ちゃんの命を奪って……みくはこの先どうしたらいいのかにゃ……?」 雫の命に意味を持たせる。 与えられた命題の答えは、一人では見つけられない。 困り顔のみくに、雫は笑みを浮かべる。 「私……みくさんが『これはドッキリだ』って言ってくれたとき、すごくホッとしたんですー」 出血の影響だろう。顔面は蒼白だ。 ただその笑みは、とても胸に風穴を開けている人間のものとは思えない。 「でも……でもでもでも! これは雫ちゃんの言うとおり、ドッキリなんかじゃなかったにゃ!」 「そうですねー。だけど、これが本当にドッキリだったら……殺し合いにはならないんじゃないかって」 「なっ……なにを言ってるのにゃ?」 「私、思ったんですー。みくさんが――ガハッ! ゲェっ!」 そこで、雫が盛大に血を吐いた。仰向けの彼女の口から噴き出る鮮血。それはもう噴火のようだった。 唇はもちろんのこと、頬が、目元が、おでこまでが血しぶきに見舞われる。 胸の出血は一向に止まる気配がない。いつの間にか、雫とみくの足元には血だまりのプールができあがっていた。 「……ご、ごめんなさい。えーっと……ああ、そうそう。ドッキリでホッとしたって話でしたー」 もはやかける言葉も見当たらない。そんなみくに、雫は語り続ける。 「もし、私が余計なことを言わなかったら……みくさんと私は、きっとドッキリだと思い続けてましたよねー?」 「雫ちゃん……もう」 「他のみんなも、そうだったらー……みんなが揃って、これをドッキリだと思い続けていたらー……」 「もう……お願いだから、喋らないで……」 「……殺し合いには、ならないんじゃないかって。そう思うんですー」 雫の言いたいことは充分に伝わった。 要するに、みんなが勘違いをすれば。 島に集められたアイドル60人、死んでしまったアイドルを除いて45人、みくと雫も除いて43人。 その43人に『これは殺し合いじゃなくてドッキリなんだ』と勘違いしてもらえれば。 この殺し合いは成立しなくなる。 理屈はわかる。 だけど。 「――無理にゃ!」 みくは声を張り上げた。 雫の発案は、否定するしかない無理難題だった。 「みくは……みくはもう、これをドッキリだなんて思えないにゃ! だって、目の前で雫ちゃんが死にそうなのに! みくがこの手で、雫ちゃんを殺してしまったのに! それなのに、他のみんなにドッキリだったなんて言えないにゃ! それに、他にも死んじゃった子はいるにゃ! 誰かを殺しちゃった子もきっといるにゃ! いまさらドッキリはないにゃあ!」 後悔と懺悔の慟哭が、屋外ステージ上に響き渡る。 みくの涙を見ながら、雫は考えるように「んー」と唸った。 やがて「あっ」と声にする。 「みくさん……私、ひらめきましたー」 「……えっ?」 「私が死んじゃったのは、撮影中の不幸な事故なんですよー」 みくには、雫がなにを言っているのかわからなかった。 「撮影用の小道具に、偶然ホンモノの拳銃が紛れててー……それが偶然、暴発しちゃってー……それで死んじゃったんです、私」 「……ありえないにゃ」 「他のみんなも、きっとそんな感じでー……運がなかったんですよー。みくさんに責任はありません。スタッフさんのせいにしましょー」 「ありえないにゃあ! そんな作り話でっ、そんな屁理屈でっ、命を奪うことが許されるわけないにゃあ!」 「みくさんって、すごいですよねー」 ……うん? あれ? なんか、唐突に褒められた気がした。 会話の流れにおかしさを感じながら、みくは雫と見つめ合う。 「なにがすごいのかにゃ?」 「みくさんって、こんなときでも語尾に『にゃ』をつけるんですね」 言われて気がついた。 目の前で、雫が息絶えようとしている。なのに自分は、不真面目に語尾に『にゃ』なんてつけて。 このわざとらしい口調は、アイドル前川みくとしてのキャラ作りのためのものだ。 半ば口癖になってはいるが、絶対にオフにできないというわけではない。それなのに。 「だいじょうぶ……みくさんの心は、きっとまだアイドルでいれてるんです」 みくの、アイドル。 みくのアイドルってなんだろう? アイドルの前川みくってどんな子だろう? 「みくは、殺し合いが嫌で、ドッキリだったらいいなって思って、みんなにも安心してもらいたくてっ」 「できますよー、みくさんならー……ああ、そっかー」 その答えは、目の前の女の子が持っていた。 及川雫が、前川みくの前で想いを口にする。 「ドッキリって言われて、ホッとして……私たぶんあのとき、みくさんのファンになっちゃったんですねー」 どんどんか細くなっていく声を聞き取ろうと、みくは雫の口元に顔を寄せた。 荒い息遣いどうしようもなく心を乱す。 この期に及んでまた、自分にできることはなにもないのかと嘆いた。 「みくさん。命の話なんてしてごめんなさい。私の言いたいことは、もっと単純だったんです」 掌から伝わってくる熱は、弱く。 込めれた力も、弱く。 だけど最期の想いだけは、強く。 「アイドルでいてください。みくさんの思うアイドルで、みんなを安心させてあげてください……ファンからの、ささやかなお願いです」 雫は。 及川雫という女の子は、そうやって死んでいった。 言葉を口にする体力もなくなって、しだいに呼吸も途切れていった。 最終的には血も吐かなくなり、出血もいつの間にか止まっていた。 穏やかな死だった。 みくは。 前川みくという女の子は、大いに泣いた。 血塗られたステージの真ん中で、雫を抱えながらわんわん泣いた。 身体と服は血まみれになり、死に逝く者のにおいが染みついてしまった。 生きてる実感がした。 どうしようもないにゃあ。 でも。 だけど。 それでも。 生きないといけないんだにゃあ。 生きようと思った。 思いながら泣き続けた。 ◇ ◇ ◇ 「にゃん♪ にゃん♪ にゃん♪」 あれからたっぷり二時間は経過したと思う。 一時間ほど泣き続けて、もう一時間は事後処理に奔走した。 事後処理なんて書くとまるで事件の犯人みたいだが、それは誤解である。 及川雫は前川みくが撃った銃が原因で死亡した。 でもそれは不幸な事故だった。 そういうことにする。 ――そういうことにすることこそが、雫への贖罪だから。 「プロデューサーチャン! みくの新しい衣装がセクシーにカワイクなったにゃあ☆」 泣き終えたみくはまず舞台上を離れ、ライブステージ備えつけの更衣室へと脚を運んだ。 そこのシャワー室でシャワーを浴び、身体にこびりついた汗や血やにおいを洗い流す。 隅々まで綺麗になった後は、更衣室に置いてあった衣装を拝借しそれに衣装チェンジ。 纏うネコさん衣装はセクシー系で露出が多い。なんと胸元がぱっくり開き、谷間が見えてしまっていた。 黒をメインに、赤のリボンやピンクのフリル、ネコっぽい鈴で飾ったスタイルはかなりアダルトチックと言える。 そして頭にはカチューシャタイプのネコミミ。おしりにはネコしっぽ。完璧なまでのセクシーキャットがここに顕現した。 「見せすぎかにゃあ? プロデューサーチャンに怒られそうにゃ……でもみくはこれでいくにゃあ!」 出発の準備を終えたみくは、最後にステージの上にのぼった。 ステージ上には、依然として雫の遺体が置かれたままである。 寒くないように、更衣室にあったブランケットをかけてあげてはいるけれど。 いまのみくに、彼女を真っ当に葬ることはできない。 そのすべを持っていないから――という理由の他にも、優先してやるべきことがあるから――という理由が一つ。 「いってくるにゃ、雫ちゃん。セクシーキュートなみくの魅力で、みんなをいっぱい安心させてあげるんだからっ」 『ドッキリ大成功』と書かれたプラカードを胸に抱き、いまはまだデイパックの中にしまっておく。 無茶かもしれないけど。無謀かもしれないけれど。 それでもやってみようと思った。なによりも彼女のために。アイドル前川みくを応援してくれるファンのために。 「さ~て、いっくぞー!」 みくは駆け出した。 この殺し合いは現実で、みんなはきっとつらい想いをしている。 だから『これはドッキリだよ』って教えてあげるんだ。そして安心させてあげるんだ。『もう大丈夫だよ』って。 それが、みくのアイドルだからっ! 「みくは自分を曲げないよ!」 【B-2 屋外ライブステージ/一日目 午前】 【前川みく】 【装備:セクシーキャットなステージ衣装、『ドッキリ大成功』と書かれたプラカード、ビデオカメラ、S WM36レディ・スミス(4/5)】 【所持品:基本支給品一式】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:みんなを安心させて(騙して)、この殺し合いを本物の『ドッキリ』にする。 1:みくは自分を曲げないよ! ※雫の基本支給品一式と牛さん衣装は、彼女が持ったままB-2の屋外ライブステージに放置されています。 【及川雫 死亡】 前:彼女たちは悪夢の中のトゥエルブモンキーズ 投下順に読む 次:安全世界ナイトメア 前:いねむりブランシュネージュ! 時系列順に読む 次:ファイナルアンサー? 前:完全感覚Dreamer 前川みく 次:おはよう!!朝ご飯 及川雫 死亡 及川雫補完エピソード:~~さんといっしょ ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/niconico3nd/pages/60.html
総統閣下は自分の現状にお怒りのようです ◆XVQJu8nbLY 口髭を蓄えた壮年の男性は地面に落ちていた眼鏡を見下ろして、物思いに耽っていた。 どうやら会場に飛ばされる時に彼がかけていたものが落ちたらしい。 これは支給品ではなく衣服にカウントされるのか。 もしもの時のために携帯していた拳銃が取り上げられているところを考えれば、取り上げられるのはあくまで武器だけ、衣服その他小物はその範疇に含まれないということか。 そう一人で納得した彼は、周囲を見渡し、一人ごちる。 「つまり、そういうことか」 男は震える指で眼鏡のフレームを掴み、眼鏡をかけ直す。 先ほどより鮮明になった視界が捕えるのは、背の高い木立と乱雑に放り投げられているデイパック。 そして、頭上には自分とその周囲を煌々と照らす満月。 視界に映る全てが、彼にこう伝えていた。 これは現実だ、実際にお前の身に起こっている出来事なのだ、と。 「……全部、夢じゃなかったってことか……アンポンタン……」 それは、あまりに突然の出来事だった。 数分前まで彼は確かにいつものようにブリーフィングルームで部下の運ぶ情報を待っていたはずだ。 というのに、気付いたら見知らぬところに引っ張り出され、理解が及ぶ前に外に放り出された。 最初こそ、なにかの悪い夢だと思っていた。 しかし、頬をくすぐる冷たい夜風の感触は、踏みしめた大地の感触は、夢ではない。 首を冷やしている鈍い金属の感触が夢なはずがない。 ならばあの、あまりに現実離れした宣告すらも、夢として片付けられない。 『最後の一人になるまで殺し合え』 男は一度大きく息を吸い込むと、こう叫んだ。 「どういうことなんだよ!!」 「これはなんだ!? 今まで散々色々な物をこきおろしてきた罰か!? だからってなにも、クール終了寸前の最終回シーズンに引っ張りださなくてもいいだろうが!! 最後の一話で簡単に評価は覆るんだぞ!!」 男の怒気にまみれた大声で叫び散らす。 それに答えるように、デイパックの中からシューシューという呼吸音が漏れたが、男の怒りは収まらない。 それどころか、その音に煽られて激情はますます勢いを増していく。 「そりゃあ色々な意見を述べてきた! だがそれは愛があってこそだ! 愛がなければはるばる日本から祖国までアニメを持ってこさせたりするわけがないだろうが!! こきおろしただけで愛がないと決めつける頭の固い奴なんて大っ嫌いだ!!」 的外れな怒りを撒き散らしながら男の怒号は続く。 それもそのはず。複線回収が最終話頼みになる最近のアニメで一番大事な最終話を見逃してしまったのだ。 国に帰ればBDやDVDが届いているだろうが、生で見てこその迫力と緊張感はもう一生手に入らない。 特に、手抜きされていた作画が最終話で不死鳥のように甦る様は生で見ているからこそ味わえる特権。だからBDよりも生の方が好きだと言う人も多いとか。 さて、閑話休題。視点はもう一度殺し合いの渦中の男へと戻る。 「仮にだ! 百歩譲ってこの殺し合いに乗るとする!! わしも軍人だ! 殺せと言われれば殺す! 不本意だがなぁ!! 国に残してきた人民のためだ、そこ100人足らず殺すくらいでビビらん!」 事実、男の双肩には祖国の数百万人の命がかかっている。 普段はアニメやゲーム、日本のバラエティなどにうつつを抜かしていても、そこは国のトップ。 この場所に居るであろう数十人と祖国で自分を待つ数百万人、どちらをとるかなんて比べるまでもないことだ。 彼が、ゲームスタート直後の混乱の抜けきらない頭で最初に考えたことも、『優勝への道』だった。 武器を手に持ち、他者を出し抜いて優勝し、祖国に帰ることしか頭になかったと言っても過言じゃなかっただろう。 だが――― 「そう踏ん切りをつけた結果がこれだよ!」 デイパックの口を乱暴に開き、その場で地面に中身をぶちまける。 中身は数分前、初めて開いた時となんら変わってはいない。 蠢く『なにか』が、デイパックの半分以上を占めていた。 中から半身を出している、およそ生き物とは思えない色をした『なにか』。 『なにか』はずるずると自分の体を引きずりながら起き上り、男性の方に向き直る。 のっぺりとした、まるでペンキで描かれたような顔。 ひょうきんなのか無愛想なのか、それともなにも考えていないのか、なにも図ることのできないうろんな瞳。 暗闇の守りの中では、一瞬見失いそうになる迷彩色のボディに取ってつけたような四つの脚。 その脚で、歩くでもなく這うでもなく、滑るように器用に男の方へ近づいてきた。 眼鏡のレンズ越しに二つの視線が交錯する。 男も『なにか』も何も喋らない。 二人の間に見えない壁でも存在しているように、お互いのを、ただただじっと見つめ合う。 そして、満を持して、『なにか』がその第一声を発した。 . ______ | .| | .| | ■ ■ .| | . ■ | <シュー | .■■■ | | .■ ■ | 呼吸音を撒き散らすだけの、初対面の男に対して警戒心や敵意のかけらも示さない生き物。 それが、男性の唯一の支給品。 それこそがこの地で生き残るための唯一の可能性……だったものだ。 「主催者なんて大っ嫌いだ! 殺らせる気あんのかバーカ!!!」 デイパックから出られたことがよほど嬉しかったのか、『なにか』はシューシューという鳴き声をあげながら楽しそうに男の周囲をくるくると歩いている。 その生き物の様子を見て、男の怒りのボルテージはとうとう頂点に達した。 「畜生めぇぇぇぇええええええええええええ!!!!」 かけなおした眼鏡を思い切り地面に叩きつけ、地団太を踏みならし、体の全てを使って怒りを表現する。 はたから見れば、それはもう滑稽な光景だっただろう。 だが、男はいたって真面目である。それほど、この出来事が彼の堪忍袋の緒を千切るにふさわしい出来事だったのだ。 男の言葉は続く。 「こんなよく分からん生き物一匹押しつけて、はい殺し合ってくださいだと!? わしだってユーモアに富んだ方だ! だがこんな場所での命張ったジョークなんて誰も期待してない!!」 「ああ、危機意識が足らんかった……技術革新に慢心して生身での格闘の練習なんてしようとも思わんかったからな! こんなことなら周りの目など気にせずキン肉バスターや二重の極みの練習をしておくんだった! そう、スターリンのように!!」 一風変わった男の演説。傍聴者は『なにか』一人。 『なにか』はまるで男の演説に賛同するように、飛び跳ねて、その存在を示す。 それを一瞥した男は、憎々しげにこう付け足した。 「そもそもなんだこの生き物は!! もしやる気を起こさせたいんだったらもっと分かりやすい生き物にするだろ! こう、男の本能を揺さぶるような、おっぱいぷる~んぷるんのな!!」 男が一気に捲し立てた後、一人と一体の間に再び沈黙が流れる。 肩を怒らせていた男も、その沈黙と夜の冷たい空気で次第に冷静さを取り戻し始めたらしい。 体中の怒気を吐き出すように大きく深呼吸をして、誰にともなくこう弁解した。 「……確かに、おっぱいがでかくてもこの状況じゃやる気は起きない…… わしもその辺はしっかり分かってる……」 あえてそこから訂正したのは、やはり男としての性なのだろう。 男は乱暴に頭を掻き毟るとさらに大きく一息ついて。 寂しそうな目で『なにか』を見つめてこう呟いた。 「でも、お前でなにをしろっていうんだ……?」 緑色の不思議な生き物は男の問いかけなど気にもかけていないようで、彼の顔をのぞき込んだり、足元でピョンピョン跳ねたりを繰り返すだけ。 男は、最後にもう一度小さくため息をついて、不思議な支給品にこう告げた。 「……行こう、生き物……」 ――― とりあえず恒例のやり取りを終え、移動する道すがら、総統閣下は考えていた。 自分はどこへ向かい、何をするべきなのだろうか。 最終的な目標はすでに決まっている。 『ストーリーだけなら生じゃなく、BDで見ても一緒。ただ、最終回を見ないっていうのはムカムカする。 新アニメやコンプリートBOX特典を見るために祖国にも帰る。あと国民のためにも』 優先順位はともかくとして、第一として心にあるのはやはり祖国の事だ。 なんとかして祖国に帰りたいが、彼の頭脳を持ってしても、帰る方法は二つしか思い浮かばない。 一つは優勝。これはほぼ確実だが落とし穴がある可能性も否めない。 勝てば帰すなんて口約束、反故にされてしまえばそれまでの努力はパーになるのだ。 そしてもう一つが主催者の打倒と脱出。こちらはハイリスクハイリターン。 様々な障害はあるが、全てを乗り越えられれば祖国に帰ることは容易だろう。 そして、どちらを選ぶにしてもさしあたった問題が一つ。 「なにかのゲームのモンスターにも見えるが……それにしてはマヌケな顔だ。 武器を持てそうもないし力も弱い。戦力にはなりそうにないな」 単純な力だ。生き残るための力。 先に彼が激昂していた原因はつまるところがこれ一つ。 満足な武器があれば、道も自ずと開けてくるだろうに、彼が手に入れたのは不思議な生き物ただ一体。 これでは生き残れるものも生き残れない。 ならば考えられる生き残りの方法は、どうにかして武器を手に入れるか、強い者の庇護を受けるかだが…… しかしこれにも問題が付き纏ってくる。 「皆が皆殺し合いに否定的な誇り高い人道的な奴ら、なんて楽観視は出来んだろうな」 そう。自分がどのようなスタンスであれ、それは他人には関係がないのだ。 もしかしたら、この場所には自分以外は猟奇殺人者が集められているかもしれない。 もしかしたら、敵国の幹部クラスが集められているかもしれない。 そうとなれば、自分から話しかけるなんて選択はできるはずがない。 いや、仮に相手が普段正義感が溢れる好青年でも、信用することは出来ないだろう。ことこの場所においては。 最初に集められた場所で見せられた光景を反芻する。 主催者側の一人であるディアズと、人質にされていたジェニー、その父親と思しきメイトリックス大佐。 メイトリックスはいとも簡単にディアズを殺して見せ、そしてジェニーのためにその矛を収めた。 つまりメイトリックスにとってジェニーがそれだけ大切だということ。 正義感にあふれた男が、少女を救うために殺し合いに乗る。そういう可能性も捨てられないのだ。 ふと、いつものすちゃらかメンバーや、妻子の顔が脳裏をよぎる。 チクショーメ!とか大っ嫌いだバーカ!などと騒ぎ散らして困らせたことも多々あったが、嫌いなわけではなかった。 趣味の相違から他愛もない口喧嘩を重ねたこともあったが、それは気を許していたからこそ。 彼らは無事だろうか。こんなふざけた地に呼ばれてはいないだろうか。 「……そういうことか、畜生め。なんともまぁ、上手い方法を考え付いたもんだ」 唐突にそう呟くと、鞄からまっさらな紙を取り出しで感慨なさげに一瞥した。 つまりこの『見えない参加者名簿』も、主催者の罠の一部だったということ。 名簿を最初から見せないことで参加者の不安を煽り、ゲームを加速させることが狙いだろう。 愛する者が呼ばれているのではないか、そう勘違いして救うための殺戮を犯す者が現れるだろう。 一回目の放送ですでに脱落していることを知り、後悔の念と怒りから報復に走る者も現れるだろう。 これは言わば、火打石だ。人間の焦りという導火線に火を付けるための。 それが、一説によるとIQ150というヨコハマの天才美少女の初期設定すら凌駕する総統の出した結論だった。 「とりあえず、名簿が使い物にならない間は何もできんな。下手に動けばそれこそ奴らの思うつぼだ。 乗るだ乗らないだは、第一回放送後から決めよう。今は……」 指で首輪をなぞる。 主催者の持つ拘束力はこれ一個に尽きる、そのため、これを外せるとなればかなり有利に事を進められるようになるだろう。 「これを解除できるものが支給されている可能性もあるかどうかだが……こんな不思議生物が居るんだ。あってもおかしくないだろう。 なんにせよ、情報が少なすぎる。コイツの完成度や精度もそうだが、主催者の事、参加者の事、支給品の事、地図の事、なにも分かったもんじゃない」 戦争を左右するのは情報の正確さと量だ。少なくとも祖国はそれを積み重ねて勝ちを得てきた。 ならば、この場所でもやることは一つ。 「知りたいことが多すぎるが、一つ一つ地道に調べていくしかなさそうだな」 とりあえずの方針は以下の通り。 この『盤上』で行われる命がけの情報戦の攻略。 ありとあらゆる情報を制し、地の利を得て、自身が祖国に戻る礎とする。 最終的に誰を敵に回すにしても、築き上げた情報の城で迎え撃つのみ。 そのために必要なのは、何をおいてもまず信頼に足る情報の確保だ。 舞台を実際に見て回り、人を観察し、言葉を交わして、情報を得て。 そうして下準備をして初めて、総統閣下のバトルロワイヤルは始まる。 「このあたりで、なにかが掴めそうな場所は……」 ポツリと呟いた独り言に、答えるように後ろから響く呼吸音。 歩みを止め、三歩後ろを付き従う『なにか』に向き直る。 自分の常識の外の生き物。彼もまた、与えられた情報の欠片だ。 閣下は数瞬彼を見つめると、そのまま、今までよりも分かりやすく彼と向き合った。 「そういえば、お前を知る者もこの地にいるのかな?」 言葉の通じないものとのコミュニケーションを図る。現実主義的な閣下にしては珍しい行為である。 祖国に『オカルト』の存在を信じていた土壌があったからこその発想かもしれないが、真意のほどは分からない。 やはりというべきか、『なにか』は答えない。ただ、ピョンピョンと飛び跳ねるだけ。 しかし、総統にはそれが彼なりの『肯定』の証だと思えた。 『なにか』がなんなのかは十数分一緒にいた今でもさっぱり理解できない。 しかし、コイツが自分にとっての妻子、メイトリックスにとってのジェニーである可能性もないわけではない。 できるだけ早いうちに、素性を知っておくにこしたことは無いだろう。 そういった意味合いを込めて、総統は 「そうか。なら急ごう」 とだけ言って、今度は不思議な同行者の方にも気を配りながら再び地図に視線を落とした。 男一人と生き物一体。 夜の帳が隠す未来に向けて、まだ歩きだしたばかりだ。 【F-05 森の中/1日目 深夜】 【総統閣下@総統閣下シリーズ】 [状態] 健康、怒鳴り終わって賢者モード [装備] なし [道具] 基本支給品一式+? [思考・状況] 基本行動方針 生きて祖国に帰る 1.情報収集。首輪の解析 2.スタンス先送り。第一回放送から本気出す 3.この生き物はなんなんだ、チクショーメ! 4.メイトリックスを警戒……? [備考] ※出典はあくまで総統閣下シリーズ、現実や最後の十二日間での真面目な独裁者ではありません ※サブカル知識も豊富ですが、なんらかの制限がかけられている可能性があります * さて、博識なニコニコ野郎の読者諸兄ならすでにお気づきだろう。 彼が与えられた支給品は、まったくのハズレというわけではない。 むしろ、個人的な相性(一見ハズレのオリーブオイルを武器に代えるほどの愛称)を除けば、大当たりと言ってもいい支給品である。 男のデイパックから出てきた『なにか』 それは、ある時は初心者に手厚い洗礼を行うトラウマメイカー またある時は新築物件を見つけてはリフォームを仕掛けてくる意匠変えの達人 そしてまたある時は、実況動画のマスコットキャラクター 彼が、彼こそがクリーパー。 マインクラフトの世界を代表する悪意の体現者。 シュー シュー 低く、小さく、しかし確かに、呼吸音が響く。 彼の目覚めは、まだ遠い…… 総統閣下に与えられた支給品は一つ。 マインクラフトの『クリーパー』。 そしてそれを武器として扱うための『説明書』。 冷静さを欠いた閣下が見落とした説明書は、未だデイパックの奥に眠る。 閣下がそれに気づくまで、彼はひたすらに息をひそめ、ただただ追い回す。 自分の存在意義を。 【クリーパー@マインクラフトシリーズ】 [状態]支給品、首輪なし 基本行動方針 総統についていく、総統の合図で爆発する ※爆発命令以外の言語コミュニケーションは不可能です ※大きさは実際の三分の一程度(総統閣下の腿あたり)です。爆発の威力もその分弱まっています 以下、総統閣下が未読の【クリーパー説明書】(総統の支給品の+?です) クリーパー マインクラフトシリーズに登場する敵で、周囲を巻き込んだ自爆を行います 今回支給されたクリーパーはその知能向上・性能劣化版となり、 むやみに爆発せず、あなたの出す自爆命令に従いますが、威力はさほど強くありません また、命令がなければ爆発をすることもありません しかし、爆発の権利を持つ者(最初に目を合わせた者)が死んだ場合に限って、彼は近くの参加者に突っ込んで自爆を行います。お気を付けください 爆発権利の譲渡はクリーパーの目の前で行い、相手の承諾があれば可能です ちなみに、レベルをあげて物理で殴ることで爆発させずに殺すことも可能です sm28 いったい何が始まるんです? 時系列順 sm33 The Fantasy Flaps in Starlit Sky ~果実の罪をお許しください、星の光にガラスの羽は煌めくから~ sm28 いったい何が始まるんです? 投下順 sm30 真夏の夜の淫夢!グレイト・クレイジー・ティロフィナーレ 総統閣下 sm 34青鬼ごっこ
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/9801.html
ビル・ゲイツ / ワクチン ■ ビル・ゲイツと世界のエリートは子供にワクチンを打たない 「字幕大王(2019年4月4日)」より / (※mono....全文略、詳細はサイト記事で。なお下記翻訳文は英文本文を機械翻訳したものですが、大王さんの訳文⇑ の方が良いと思います。) Bill Gates and the World’s Elite DO NOT VACCINATE their own children… and for good reason 「NEWSTARGET(01/22/2019 / By S.D. Wells)」より機械翻訳 ビル・ゲイツと世界のエリートは自分の子供をワクチン接種しない...それには正当な理由がある 生まれたばかりの子供を持つ親が下すことができる絶対的に最悪の医療上の決定は、医師や看護師が、既知の神経毒、外来タンパク質、水銀、ホルムアルデヒド、サルの腎臓細胞、豚ウイルス、人間の中絶で得た遺伝子組み換え細胞などの発がん性物質を乳児に注射することで、乳児の免疫システムを著しく危険にさらすことである。悪名高く陰湿な人口管理フリークでマイクロソフトの巨頭である億万長者のビル・ゲイツは、世界中、特に第三世界の国々で有毒なジャブを推進しているにもかかわらず、自分の子供が成長するときにワクチンを打つことを拒否したのはそのためです。 事実です。1990年代に戻ってシアトルにいたゲイツの元私立医は、"彼が大人として彼らにワクチンを接種させたかどうかは知りませんが、彼が子供として彼らにワクチンを接種することを真っ向から拒否したと言えるでしょう "と述べています。この引用は、医学シンポジウムでのサイドノートの会話の間にゲイツ氏の医師から取られたもので、出席した医師の間で小さな騒動を引き起こしました。それでも、それは遅すぎた - 猫は袋から出てきた、そして今、世界は、根本的に、宗教的に医学の「聖杯」としてワクチンをプッシュするエリートの究極の偽善を知っている、すべての彼らは自分の子供たちの血液や筋肉組織から同じ毒を維持しながら、副作用や有害事象のリスクが高いことを十分に知っている可能性のある利点をはるかに上回る。 ビル・ゲイツの3人の子供、ジェニファー、フィービー、ローリーはワクチンを受けたことがなく、今では健康な若い大人になっています。 1996年から2002年の間に生まれたゲイツの子供たちは水銀とホルムアルデヒドを筋肉組織に注射されたことがありませんでした。待って、あなたは彼がコンピュータ・ソフトウェアで財を成したと思っていたのか?もう一度考えてみてくれ。化学薬品と人口抑制計画には莫大な利益があり、陰湿なビルは毎日その金儲けの牛に乗っているのだ。 TruthWikiによると、「ゲイツは反競争的であることと、プロワクチン狂信者であることで広く批判されている。彼はビル&メリンダ・ゲイツ財団を通じて様々な科学研究プログラムに多額の資金を寄付するなど、多くの「慈善活動」に従事している。ゲイツ氏は、世界の人口問題に対処するために、大量不妊手術のために設計された技術にまで資金を提供している。 群集論は常に大きなデマであり、世界のエリートはそれを知っています。ワクチンを接種された子供達の多くは、毒性のあるジャブの後の最初の数週間の間に、注射されたばかりのウイルスが抜けてしまうことが多いので、お互いに実際のリスクとなっています。ある研究によると、カリフォルニアの最も裕福な家庭(白人であることが多い)は、子供にワクチンを接種していません。 実際、カリフォルニア州の16,000人以上の幼稚園児がワクチンを受けていないのは、白人のエリート主義者の親が、宗教的、個人的な信念、医師の承認した免除を利用して、子供たちを除外しているからです。分かるか?エリートは、予防接種に本質的に何か悪いことがあることを知っているが、彼らはそれについて語ろうとしないだけで、MSMのニュースはそれをカバーしていない。 アメリカの富裕層は、ポリオ、マラリア、MMR、CDCの "非常に推奨されている "毎年のインフルエンザの予防接種などの実験的ワクチンから子供が自閉症になるリスクを冒したくない ビル・ゲイツの元医師によると、医療セミナーで非公開のドアの後ろに引用された、ゲイツは自分の子供にワクチンは必要ないと言ったが、全世界はそうでなければ教育されていないのではないだろうか?CDCは、赤ちゃんは免疫システムが弱く、損なわれた状態で生まれ、7歳までに50回のワクチンを接種しなければならないことを私たちに知らせていないのでしょうか?それは物語ではありませんか? ここでは、ビル・ゲイツ氏のワクチンに対する意見について、セミナーでの自身の医師の発言を紹介します。"彼らは美しい子供たちで、本当に賢くて生き生きとしていて、彼は彼らがそのままで大丈夫だと言っていました、彼らはどんな予防接種も必要ないと" 今、ビル・ゲイツと彼の堕落した財団は、実験的で、テストされていないマラリアワクチンをケニア、ガーナ、マラウイの罪のないアフリカの人々に押し付けています。批評家たちは、これはすべて過疎化計画の一環であり、破傷風のジャブを含むいくつかのワクチンには、若い女の子を不妊にする化学物質が含まれていることが判明しています - ワクチンの機能とは全く関係のない化学物質です。 大量のワクチン接種によって第三世界の人々を病気から守るというビル・ゲイツの「使命」は、自分の子供たちに対する彼自身の個人的な行動に反しており、保健機関やワクチンメーカーとの深い金銭的な協力関係とは縁起が悪い。 ワクチンの安全性を取り巻く腐敗がどのように蔓延しているのか、そしてなぜ世界のエリートたちは、子供たちに実験的で、実験されていない、致命的な神経毒や遺伝子組み換えバクテリアの株を注射させるよりも良いことを知っているのかを、Vaccines.newsで詳しく紹介している。 www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/15231.html
SMP/W60-097 カード名:自分の罪 カテゴリ:イベント 色:青 レベル:1 コスト:1 トリガー:0● ●このカードは、あなたの《サマポケ》のキャラがいないなら、手札からプレイできない。あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、次の能力を与える。「【永】このカードはリバースしない。」 蒼「藍は、黙ったまま笑って、 手を差し伸ばしてくれた」 レアリティ:U Summer Pockets収録
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/2284.html
https://w.atwiki.jp/geck/pages/13.html
このページでは、初めてGECKを使う人向けに自分の家をつくる方法を説明します。 1.マスターファイルを読み込もう GECKを立ち上げて、まず始めにやるのはマスターファイルを読み込む事です。フォルダのアイコンをクリックしてDataウィンドウを出し、"fallout.esm"を読み込んでください。 マスターファイルとは、Fallout3の内部データ(NPC、アイテム、MAP、クエストなど全てのゲームデータ)が入っているファイルです。 GECKでは、このファイルに変更を加えていって、差分データをプラグイン(拡張子esp)として保存するため、マスターファイルが壊れてゲームができなくなるということはないので、心配無用です。 2回目からの編集では保存したプラグインファイルを選択し、Set as Active Fileボタンを押して編集状態にしなければいけません。 それと、2回目からはマスターファイルは選択する必要が無いです。(プラグインにマスターファイルも同時に読み込むと設定されているため) これでOKをクリック 2.家のCellを作ろう Cellとは、簡単に言うととても大きい部屋のようなものです。モイラの雑貨店、テンペニータワーのロビーなど、屋内(Interior)の場所は独立したCellにその場所のデータが入っています。 自分の家の内部のCellを作るために上のメニューから World Cell と進んで、World Spaceの欄をInteriorにし、他のCellの名前がずらずら並んでいるところで右クリックをし、Newを押します。 すると、新しいIDを入力しろと言われるので、「aaorenoie」などと分かりやすい名前でつけておいてください。 名前の最初にaaとつける理由は、ID順で一番最初に出てきてやりやすいのでです。 3.家の内部を作ろう 家の内部を編集するために、今作ったCellをRender Windowに表示させます。 CellView(先ほどCellを作成したウィンドウとは違います)から今作ったCellをダブルクリックしてください。何も無い空間がRendarWindowに表示されます。 この何も無い空間に物を配置していきます。 ObjectWindowからStatic(静的オブジェクト)のカテゴリを選ぶとオブジェクトのリストが表示されます。 とりあえずベッドや椅子よりも先にガワを配置した方がいいので、Filterに「WoodShackInterior」と入力し、右側のリストに表示されたWoodShackInteriorをRenderWindowにドラッグ ドロップしてください。すると汚い小屋の屋内が現れます。(真っ黒の物がでてきたよShit!って人は上のランプのアイコン(Brighten lights)をクリックしてください) なんでこの汚い小屋をわざわざ自分の家にしたかというと、これ以外の家の内部のオブジェクトはパズルピースのようになっておりコツが必要だからです。 4.家具を配置しよう 次は家具を置きたいので、Staticの上のほうにあるカテゴリ、Furniture(家具)を選択します。 FurnitureはNPCやプレイヤーが座れるイスや、寝れるベッドのカテゴリです。(Staticの方にもイスやベッドはありますが、こっちをおいた場合は機能しない見た目だけのものになります。) chairやbedと検索すればリストに出てくるので、それをさっきと同じようにドラッグ ドロップしてやってください。 あとは自分のセンスで家の中に配置してください。なおchairLやbedRやchairFの最後に付くアルファベットは、左(Left)から使う、右(Right)から使う、前(Front)から使うという事を意味しています。紫色の人のガイドが出るので分かりやすいと思います。 あと机や物を置く棚が欲しい人は、StaticからTableやShelfで検索してやってください。 次は物をしまうロッカーや箱を置きます。Containerのカテゴリを開いてください。 ちょっと注意が必要です。IDの右のほうを良く見て、必ずRespawnの欄が「No」になってる物を選んでください。もしYesになってる奴を自分の家においてしまうと、中の物が消えてしまいます!!! あとIDの頭にCG、MQ、MSと付いてる物も使わない方がいいです(クエスト関連のコンテナのため、そのクエストがおかしくなる可能性がある) また、Lightも付けないと真っ暗なままです。(そのため作業用に上のランプのアイコン(Brighten lights)で明るくしてあります) 5.外とつなげよう さて、当然このままではこの家には行くことができません。別のマップとこのマップをつなげる必要があります。 まずこの家のマップ「aaorenoie」にDoorカテゴリから好きなドアを設置しましょう。このとき、scriptの欄が空のものを選ぶのが賢明です。 次に、CellViewからどこか別のマップBを開き、同じようにドアを作りましょう。何もない所にどこでもドアの如くおいても構いません。 ここからマップ同士をつなげる作業の本番です。CellViewにあるマップBのドアを右クリックし、Editを選択。開かれたウインドウの中のTeleportにチェックを入れ、Cellに「aaorenoie」を、Referenceに家のドアを選択します。 すると、「aaorenoie」のドアに黄色い立方体が表れているはずです。この立方体がキャラクターの出現位置であり、これを他の物にかぶさらないように移動させましょう。 同じように「aaorenoie」のドアをEditし、マップBの出現位置を調整すれば完成です。 次 チュートリアル 自分の家を作ろう その2 作成例 入口 ドアのみ壁に貼り付けた 内装 倉庫ならこんなものか
https://w.atwiki.jp/unchartedpsv1/pages/26.html
このチャプターでの ミステリー 被害者の遺品 1 グエロの革命 1 宝物 トルコ石の彫刻 2 進行 ひたすら敵から逃げるチャプター。 始まって一つ目の段差の上に建っている小屋の入り口:権力の証 (グエロの革命) チェイスが「あの岩何かが光ってるわ」と言った直後の岩の上:シウミシフアトリ 格闘で敵を倒す場面の段差の脇の広いスペース。:アメリカ合衆国のパスポート (被害者の遺品) 格闘で敵を倒す場面の段差の上。奥。どういうわけか取りづらい。ジャンプ中だと取れやすい(?):ナイトアンドデイ 次のチャプター-12- 大事なアミュレット 備考 プロ攻略のコツ:ほとんど運。チェイスの先を走るつもりでガンガンいこう。休憩できそうな場所があったら体力回復をしておくこと。ローリングはたまにつかう程度。
https://w.atwiki.jp/mh_rifujin/pages/48.html
Q: 117 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/10/11(木) 16 29 40 ID yRp5IWDF 料理ネコはどうして自分の出した料理でハンターが苦しんでいるのに キャッキャキャッキャと嬉しそうに跳ね回るんですか? A: 118 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/10/11(木) 18 31 01 ID dccruo9j 117 低賃金で働かされている些細な仕返しです。 ハンターも食材は自分で選んでいるので文句は言えません。 アイルー 猫飯
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/1011.html
629 名前: NPCさん 2005/04/29(金) 21 27 18 ID ??? 小説で思い出したが、俺はリア厨時代の自分のキャラシーを見ると 布団被って引きこもりたくなる。 要するに「すげーいい男でモテモテで頭良くて暗殺者で(以下略)」という設定。 そしたらこの前のコンベで似たような設定のキャラを出してきた人がいて、 そいついわく 「このキャラは自分を参考にしました。みんなからもよく言われます」 当人はデブオタ。(携帯に何かのパンチラフィギュア付き) プレイ中は連れて歩いているという設定の妖精さんとしか会話せず、地蔵だったので略。 そして帰りに自分のキャラの小説(自称)を配っていった。 中身は脳内ヒロインとの対談とでも言うんだろうか。イラストがなかったのが幸いだった。 スレ63
https://w.atwiki.jp/ningenbyouin/pages/479.html
症状 自分のことを知らないであろう相手に「意外に繊細なんで・・・」とが言ってしまう。 自分がこう思われているだろうという勝手な予測をしてしまっている時点で自意識過剰。 類症 自意識高すぎて涙が溢れちゃう病 承認欲求3ケタ病 自分の都合だけで事を運びたい病 番組 第240回 自分の意外性自分で決めちゃう病 なんであの時放送局