約 2,981,507 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1954.html
84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/10/19(月) 21 59 51.80 ID 741pE8Y00 SS『だいたい全部妖怪のせい』桐,あ,麻 あまり人には自慢できないのですけれども、わたしはスナイパーとして働いています。 元々、人の死に興味があったわけではなく、ただ親友の貞操と世間体を守るために働いていたら、この職業に就いていました。 桐乃スレに出没する変態を狙撃したり、愛用の包丁でつんつんしてみたりすることも、 慣れれば単調な日々の仕事になりますし、特に何か嫌なことがあるわけでもありません。 雨の日も風の日も、早朝でも深夜でも、千葉でも秋葉原でも、あらゆる状況下で仕事をしなければいけない分大変な事もありますけど、 わたし自身はとても充実しているのです。 ただ、この仕事をしていると、ときおり信じられないものを目にすることもあるのです。 わたしがこの仕事をしていて一番衝撃だったこと。それが、妖怪「くんかたん」です。 くんかたんは、桐乃スレの変態達の間ではかなり有名な妖怪らしく、公にはされないものの、必ずどの変態もくんかたんをひと目見ようとしています。 妖怪「くんかたん」がどのような悪さを働くかというと、非常にシンプルで、「パンツを盗む」のです。 わたしの仕事は、桐乃の貞操と世間体を守る事で成り立っているわけですから、このような妖怪を理由に桐乃スレ住人を近づけるわけには絶対にいかないのです。 ―――さて。このような話を聞かされたとして、あなたは信じることが出来るでしょうか? わたしが新人の頃、ベテランの(おばあちゃんみたいな人ですが)方からこの話を教えられたのですが、当然信じることはできませんでした。 それこそ業界ならではの「都市伝説」的な何かだとばかり思っていたのです。 でも、わたしはすぐに「くんかたん」に遭うことになります。 それは、わたしがようやく桐乃スレの変態を「つんつん」する作業に慣れてきた頃。 その日のお仕事は、深夜0時を既に大きくまわっており、部屋の明かりも全て消え、住宅街は静寂に包まれていました。 わたしはいつも通り、千葉のお山に埋めるため、動きの止まった変態を袋に詰め、 運搬用のハイエース(父の名前が車の上の板に書かれてますけど、気にしないことにしています。)に運び込みました。 今でこそ普通にこなす作業ではありますけど、気持ち悪いオタクを運ぶ、という行為に、なんとも言えないやりきれない気持ちを感じていました。 その時にふと、ベテランおばあちゃんの話を思い出していたのです。 「あやせちゃん。『くんかたん』には気をつけてね。」 ・・・くんかたん。そんなもの居るわけないじゃない。と、わたしは訝しみました。 妖怪がぱんつを盗むだなんて、そんなわけのわからない事。 ―――そう思いながら、ふとお兄さんの部屋の窓に目を向けたわたしは、思わず大声をあげそうになりました。 部屋の中を、裸の女子中学生のような、なんとも言い表しにくい人物が駆け回っていたのです。 よく見ると、その人物は男ものの下着を嗅いでいるのも見えました。 わたしは大混乱に陥りました。 絶対に不審人物の入る余地の無い桐乃の家の中に、不気味な人物がぱんつを嗅ぎながら走り回っている・・・。 わたしは桐乃の事が心配でたまらず、つい叫んでしまっていたのです。 「桐乃!逃げて!!!」 すると突然、くんかたんはピタッと走り回るのを止め、慌てたような仕草を見せました。 そしてすぐに、隣の部屋に吸い込まれるように走り去って行ったのです。 「桐乃、昨日は大丈夫だった!?」 翌日、わたしは学校に着くなり、すぐに桐乃の様子を確認しました。 ですが、わたしの心配をよそに、桐乃はむしろいつもより元気そうで、お肌のツヤがいつも以上に輝いているのでした。 昨日の事を質問しても、 「あ、あたし、ぱんつなんて絶対に盗んでなんかいないんだからねっ!」 などと、妖怪「くんかたん」については何も気がついていないようで、桐乃には何も危害は加えられていませんでした。 そもそも、妖怪「くんかたん」の現れたのは、よくよく考えて見れば、あの変態お兄さんの部屋なわけで、桐乃に何かあったわけがないのです。 その後もわたしは100回以上「くんかたん」に遭遇しましたが、出現するのはいつも変態お兄さんの部屋でしたので、 あまり気にせずに放っておく事が多くなりました。 むしろ、どこかでこの話を嗅ぎつけた桐乃スレ住人の退治の方が面倒だったくらいです。 もし、あなたが桐乃スレ住人で、「くんかたん」に出会いたいと思ったとしても・・・ わたしが公にしたこの話で満足して、決して桐乃には近づかないでください。 あなたたちは、わたしの最大の敵なのですから・・・ end. ----------
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/9833.html
848 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/06(月) 12 33 18.03 ID ZfZUhTFx0 プチ報告をひとつ 知人に「こんなシナリオやろうと思うんだけど」って相談されたんだが普通のシナリオと見せかけての鬱シナリオ というか非常に胸糞が悪くなりPCがその悲劇に関与できないで歯噛みしながら見てるしかできないシナリオ コンセプトは鬱シナリオの啓蒙らしいんだが地雷過ぎたのでやめとけと言ったんだ だが完全に凝り固まってて「これならいけるって」「大丈夫大丈夫」と肯定しか聞きたくないような反応を返された その後もやめとけとは理由を説明して伝えたんだがスルーしてたんだろうな 結局決行して大盛り下がりして反省会で散々言われたらしい だからって俺に「あの時もっときちんと説明して止めてくれれば良かったのに」「ちゃんと止めなかったお前のせいだ」って言ってくるかねフツー まあこの件で友人から知人に格下げになった訳だが… 本人の中では「理解してくれる人は少ないが素晴らしいシナリオを作る俺が友人の裏切りによって不幸にも株を下げてしまった」という認識にしかなってないのがどうかと 849 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/06(月) 12 39 33.27 ID BAd8/MR/0 [2/3] そいつの中では結局相談した=失敗した時のスケープゴートを用意した、なんだろう。 自分が悪いって結論には絶対ならないだろうから距離取って正解でしょう。 850 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/06(月) 12 45 18.82 ID ThFy95hy0 [1/2] いるよなー こっちが「やめとけ」つっても聞く耳持たずに突っ走っといて、案の定酷い目に遭ったら 「なんでもっと真剣に止めてくれなかったんだ!」って逆切れするやつ 5年くらい前に散々居たわ(白目 スレ397
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/631.html
655 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 162e-+NpI)[sage] 投稿日:2017/12/16(土) 23 51 41.17 ID 2F+Q9Ifu0 [3/4] 皆さんこんにちは、アライさんの生態について楽しく実験・実証する「たのしいあらいさんのせいたい」のお時間だよ。 今日はアライさんの糞がどのように分解されていくか見ていくよ。 アライさん「なのだー!」ドタドタドタ おや、うるさい足音を立てながら1匹のアライさんが走っていますね。 アライさん「うんちするのだ!ここはアライさんの縄張りなのだー!うーっ!」ブピッ、ブリュブリュブリュー アライさん「ふー、スッキリしたのだ!さあお宝探しに行くのだー!」ドタドタドタ 見事な一本糞を残してどこかに行ってしまいましたね、相変わらず迷惑な害獣です。 ではこの糞がどのように分解されていくか観察していきましょう。 観察開始して数十分後……… うんち「」モゾ…モゾ… おや?アライさんの糞がもぞもぞ動いてますね、気持ち悪いですね、もう少し観察してみましょう。 更に数十分後……… うんち「のぁー、のぁー…」モゾモゾモゾモゾ 一体どこから出してるのか声を発し始めましたね、動きも活発になってきました。 更に数十分後……… うんち「のりゃ!のりゃ!」モゾモゾモゾモゾ、ウネウネウネウネ ただの一本糞だったのがアライちゃんの輪郭になってきました。 手足のようなものも伸びてうねうねと蠢いてます。 更に数十分後……… うんち「のだー!なのだー!」ヨチ…ヨチ…、ネチャ…ネチャ 完全に手足が生えて4足歩行でヨチり始めました、輪郭もひと目でアライちゃんと分かるものになりましたね。 ただ、まだ完全ではないのか粘り気を帯びておりヨチるごとにネチャネチャと不快な音を立ててます。 更に数十分後……… うんち「ままー?ままどこいったのだ?ごはんたべたいのだー」ヨチヨチヨチヨチ、ネチャネチャネチャネチャ もうここまで来ると見た目はアライちゃんですね、もう少し経てば体が完全に固まって普通のアライちゃんになりそうです。 ですが今回はアライさんの糞がどのように分解されていくかという実験なので どこかに行ってしまう前に時間短縮のために用意しておいた特別製の強化バクテリアをアライちゃん(?)に掛けてみましょう。 656 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 162e-+NpI)[sage] 投稿日:2017/12/16(土) 23 52 07.81 ID 2F+Q9Ifu0 [4/4] アライちゃん(?)「ぴぃっ!?へっくちっ!ちゅめたいのだぁ!」 アライちゃん(?)「のぉーーああぁあーーーーんっ!!のぁああああーーーんっ!!」ビエエエエエエン 突然水を掛けられてびっくりしたようですね、わんわんと泣いて不快な鳴き声が響きます。 アライちゃん(?)「ひっくっ…えぐっ……うゅ~、なんだかからだがくすぐっちゃいのだ」ネチャネチャ アライちゃん(?)「うー!?なんだかからだがかゆいのだぁ!のだぁ!のだぁ!なのだぁ!」ゴロンゴロン、ネチャネチャネチャ 体の痒みを訴えて自分の体をしきりに掻き毟り始めましたね、バクテリアの分解が始まったようです。 アライちゃん(?)「からだがいちゃいのだぁ!!ままー!ままたちゅけてー!ぴぃいいいいいいいーーっ!!」ビエエエエエエン アライちゃん(?)「ぎびぃいいいいっ!!いぎゃいいぎゃいいぎゃいのりゃぁああああ!!からだがくじゅれるうぅうううっ!!」ドッタンバッタン アライちゃん(?)「ひぎっ!やぁー!!あらいしゃんのおててとあんよとれちゃやぁああああーーーーっ!!!」ビエエエエエエン 分解が更に進んでアライちゃん(?)の体がグズグズに崩れていきます。 元が糞なのにしっかりと痛覚があるようで、体がバクテリアに食べられていく痛みで泣き叫んでいます。 アライちゃん(?)「ぴ、ぴぃ……ちに…た……く…なぁー……ま…まぁ………」ピクピク アライちゃん(?)「」シーン 完全に動かなくなりましたね、ではこのまま観察続けてみましょう。 更に数十分後……… 完全に分解されましたね、サンドスターが含まれたアライさんの糞でも普通の糞と同じように分解されるようです。 では今回はここまで、また見てね~。 たのしいあらいさんのせいたい アライさんのうんち編 終わり ss 現代社会へ戻る
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/7751.html
日本ばし大増 にほんばしだいます 東京都荒川区に本社のある、株式会社NRE大増が経営する、弁当・惣菜の販売店。 明治33年創業の料亭を元とする株式会社日本橋大増を、2003年に日本レストランエンタプライズ(JR東日本の飲食事業子会社)が株式取得し、株式会社NRE大増を発足した。 株式会社NRE大増は、日本ばし大増の弁当の製造・販売のほか、日本レストランエンタプライズの駅弁の製造を行っている。 2015-08-16 賛否両論弁当 1540円 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 つどい 1350円 2014-01-01 おせち 鳳 関連項目 2013年度/食べ物写真 2015年度/食べ物写真 タグ 2014年1月1日 2015年8月16日 デパ地下 弁当 惣菜
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/454.html
麻生首相が1000億ドル拠出したIMFとは何か、そして麻生太郎の真意とは 「 友好のために国益を損なうのは愚かです。国益のために友好が成り立つのだと思っています。 」 麻生太郎 (第九二代内閣総理大臣) http //www.nicovideo.jp/watch/sm5530816モナーと学ぶトンデモ民主党 (コメントを非表示にする場合は、右隅のヒヨコのマークをクリック) ↑この動画にIMFについての分かりやすい説明あり。 <目次> ■IMFとは ■IMFに拠出するのは「10兆円」ではなく「1000億ドル」である ■外貨準備とは ■2ちゃんねらーが教える麻生太郎の真意 ■関連 ■ブログランキング応援クリック ■IMFとは 国際通貨基金 - Wikipedia 概要 | 国際通貨基金(こくさいつうかききん、International Monetary Fund, IMF)は、 通貨と為替相場の安定化を目的とした国際連合の専門機関。 | 業務 為替相場の安定のために、国際収支が悪化した国への融資や、為替相場と各国の為替政策の監視などを行っている。 各国の中央銀行の取りまとめ役のような役割を負う。 かつては融資を行う際に、内政不干渉の原則を守り、特に条件をつけることはなかったが、成果があがらない国も多かった。 このため、1979年以降、「融資の効果を阻害するような政治状態の国」には、「政策改善」を条件にした(コンディショナリティ (Conditionality) )融資を行うようになった。 この際に、対象国に課せられる要求のことを「構造調整計画 (SAP) (Structural adjustment) 」と呼ぶ。 このIMFの構造調整プログラムにより、アフリカや南米、アジアなどの発展途上国では、様々な経済問題(失業など)が発生し、社会が混乱に陥った。 また、サーベイランス活動の一環として、通常年2回(春・秋)の国際通貨金融委員会(IMFC)の直前に「世界経済見通し(WEO)」と「国際金融安定化報告書(GFSR)」を公表している。 | 構成 意思決定機関として以下の二つがある。 <総務会> 「Board of Governors」(一般に総務会と訳される)は、各国二人の代表者(財務大臣や中央銀行総裁など)で構成される最高意思決定機関で、年1回開催される。 投票権は出資金の支払い比率に応じて与えられる。この出資金がIMFの財源であり、経済規模に応じて定められている。 <理事会> 「Executive Board(一般に理事会と訳される)」は24名の理事によるIMFの通常業務に関する執行機関。 | 日本との関連 1964年(昭和39年)、8条国移行に関する外為法改正について、通商産業大臣が閣議を求めることに関する通商産業省の決裁文書。 1952年(昭和27年)に加盟し理事国になる。 1964年(昭和39年)に国際収支の赤字を理由に為替制限ができる14条国からできない8条国へ移行。 1970年(昭和45年)に任命理事になる。 2006年(平成18年)に小寺清が日本人として初の合同開発委員会の事務局長となる。 合同開発委員会とは、G7を含む先進国、途上国の24か国の財務大臣、開発担当大臣等が一堂に会し、 途上国への開発援助問題に関するその時々の重要なトピックについて議論し、世界銀行・IMFの総務会に勧告を行うハイレベルな会合である。 事務局長は、開発委員会議長、世界銀行総裁、及びIMF専務理事と協議しつつ、委員会の運営にあたる。 ■IMFに拠出するのは「10兆円」ではなく「1000億ドル」である | ほとんどの報道で「10兆円を国家予算からタダで差し上げる」かのように報じているが、これは誤報に等しい。 実際には「1000億ドル」(米ドル)を IMFに貸し付ける・あるいは出資することになる。 総理の発言を読むと「IMFに対して増資するにしても時間がかかるので、今は時間が急ぐので」という前置きがあり、 「出資するには手続き上の時間がかかるから、貸し付ける」というニュアンスに読み取ることができる。 | 実際IMFでは財源補完のため、加盟国から資金を借り入れる仕組みを持っているし、過去に前例もある。 当然貸付の場合には後日利子付で返済されることになる。 また、「10兆円」ではなく「1000億ドル」と強調したのは、 この拠出金は日本銀行や財務省が外貨準備として保有しているアメリカドル・アメリカ国債が原資となっているから。 ■外貨準備とは | 1 日本企業が海外で儲けたお金を日本に還流する際、円が買われドルが売られるが、 その額がぼう大なため、そのまま放置すると円高が進行してしまう。 2 それを防ぐため、日本銀行や財務省などの通貨当局が米国債などの外貨建て資産を購入し、バランスを調整する。 3 結果として外貨建て資産が増え、外貨準備高が大きくなる。 | ということ。為替を安定させるためには必要不可欠な資産ということになる。 日本が鎖国するということであれば売り払ってもかまわないのだが、それは事実上不可能。 もちろんドル建ての資産のため、そのままでは日本国内では使えない。 仮に(どこぞの政党が主張したように)国内で利用できるように売ることにでもなれば 「米国債を売ってドルを手に入れる」「ドルを売って円を買う」プロセスを踏むため、猛烈な円高ドル安を呼ぶことになる。 日米間だけでなく世界的な為替の混乱は起きる。 http //www.gamenews.ne.jp/archives/2008/11/imf1000.html ■2ちゃんねらーが教える麻生太郎の真意 | 最近、民主党工作員が大量発生している2ちゃんねるですが、工作員に対抗する頭の切れる方々もいます。 見分け方としては、低俗で何の論理性もない書き込みは工作員か情報弱者であり、論理的な書き込みが健全な国民です。 以下に麻生太郎の真意を分かりやすく説明した書き込みをご紹介いたします。 | 【外交】アジア支援に1兆5000億円 麻生首相 ダボス会議で表明へ 各国にも内需の拡大を呼び掛けも★4 51 名無しさん@九周年 [sage] Date 2009/02/01(日) 00 29 12 ID UvIR010n0 Be 国内対策だけでなく、外需を伸ばす対策もする。 完璧に近い対応だ。 | 55 名無しさん@九周年 [] Date 2009/02/01(日) 00 32 02 ID uEWbIVWEO Be 日本が支援したお金が病院や学校の建設やインフラ事業に使われれば、各国の日本企業(建設関連企業)にお金が入って、 結局その利益が日本に帰ってくるんだぜ~。(だからヒモ付きだとかモメるのだが ) ■関連 | 外貨準備金の真実 国家財政の真実 ■ブログランキング応援クリック | 真実を国民に知らせるために ブログランキング応援クリックをお願いいたします。(一日一回のみ有効) ⇒#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (人気ブログランキングへ)
https://w.atwiki.jp/1000ed/pages/194.html
冬馬931~940 『冬馬先輩』 私はホールに入ってすぐ、手を握って冬馬先輩に心の中で声を掛けた。 どれだけ離れていたとしても、心の一部が繋がっているおかげで私達は声に出さなくても会話ができる。 それでも先輩の手を離したくなくて、ギュッと握った。 『どうかしましたか』 頭に直接、先輩の声が響いた。 冬馬先輩は私の手を握り返し、歩みを止める。 ただの気のせいならいい。 でも胸の中にある不安がなかなか消えない。 『ごめん。少し不安になっただけ』 『大丈夫です』 冬馬先輩は子供をあやすように、私の頭を撫でる。 (先輩はやっぱり優しい。でも……) 半年前、私は数え切れないほどの敵の山とうめき声を聞いた。 それはおそらく冬馬先輩がやったこと。 多くの爪あとしか見ていないけど、その残酷な強さを知るには十分だった。 きっと現実の冬馬先輩は純粋に自分の前の敵を掃討していったのだろう。 春樹を救いたいと言う私の願いを叶えるために。 (現実と比べると、夢の中は……) まず私達に襲ってくる敵の数が圧倒的に少ない。 その事が現実と夢の中で一番違う事だった。 『敵が……現実よりすごく少ないのが気になるんだ』 『たしかに少人数すぎる事、僕もずっと気になっていました』 敵の数の把握くらい、打合せの時に当然していただろう。 襲ってきた敵が手薄な事に違和感があったのかもしれない。 『これは愛菜の夢だからだと思っていましたが、違うのでしょうか』 『分からないよ』 『ですが愛菜の身に起こった現実は違った、という事ですね』 『敵の数がもっと、ずっと多かったんだ』 (私の記憶も断片的だし、ハッキリはしていないけど) 『僕達の行動が変わったように、敵の動きも変わっているのかもしれません』 『そうだね』 『現実と夢とが食い違ってきている、という事なのでしょうか』 『きっとね。現実では一郎くんたちと一緒だったけど、手強い敵と戦ったよ』 『愛菜が見た現実はどんな状況だったのでしょうか。僕に教えてもらえませんか』 『わかった。えっとね……』 現状、敵地のど真ん中にいる私は手短に説明をする。 自分が当時置かれた状況だけ、抜粋して話をした。 『この建物に入る前に多くの敵兵と交戦になったのですね』 『うん。冬馬先輩が応戦した部隊とは別だったみたい』 『苦戦を強いられている中、秋人と水野に遭遇。鏡が共に倒されそうになった、と』 『うん。一郎くんと修二くんを殺さないっていう交換条件で、私は秋人さん達の命令を聞くことにしたんだ』 『それはどんな命令ですか?』 『ついてくるように言われてね。この建物内へ入っていったんだ』 『その案内された先で、死ぬ寸前の僕を見つけたのでしょうか』 『そうだよ』 『そこで愛菜は囚われの身となり軟禁されることになったのですね』 『多分……ね』 春樹のお兄さんだけあって、秋人さんはすごく春樹に似ていた。 メガネをかけて春樹よりも冷たい印象だったのはよく覚えている。 その秋人さんにも水野先生にも、夢の中ではまだ会えてはいない。 『僕を殺したのはやはり秋人でしょうか』 『違うと思う』 『どうしてそう思うのですか』 『秋人さんは無傷だった。それに……』 『それに? 何でしょうか』 『秋人さんは「よくやった」って犯人を労う言葉を掛けていた気がするんだ』 気が動転していたけれど、おぼろげな記憶は確かにある。 あの場所に冬馬先輩を傷つけた人物も居た。 そうでなければ労ったりしないだろう。 『そうですか。僕は高村当主の秋人に殺されたのだとばかり思っていました』 『別の誰かだよ。秋人さんは私と一緒にいたから無理だと思う』 (それにしても……) 『この建物、人の気配がほとんど無いよ。あれだけいた敵は一体、どこに行ったんだろう』 『わかりません』 『現実と違いすぎている以上、もう私の記憶はあてに出来ないね』 『そうですね』 『結局、春樹の居場所は分からないままだし……』 部屋を一つずつ見て回るなんて非効率だ。 微かに気配はあるけど、建物全体に張られた結界のせいで特定できない。 この静けさが逆に不気味だった。 『ではとりあえず、僕が死んだという部屋に行きましょう』 『えっ!?』 『春樹さんを救うのならば、どのみちその敵を叩いておく必要があります』 『でも……』 『僕は化け物じみた力を持っていると自負しています。物理攻撃なら、誰にも負けないはずです』 『そうだね』 『消耗していたとはいえ、僕は負けた。……もしかしたら犯人は神宝なのかもしれません』 『でも春樹は……』 『その敵を叩いてから、改めて春樹さんを探しましょう。闇雲に探すよりいいでしょう』 確かに時間を掛ければ、相手に覚られてしまう可能性も高くなる。 『わかったよ』 『愛菜。場所は覚えていますか?』 『確か、最上階の東角だった気がする。案内するよ』 私達は気配と息を殺しながら、前に進む。 夜目が効く私が連れ立って、階段を上がり廊下をぬける。 そして東の角部屋の扉の前に立った。 『扉に罠などは無いようです。僕が確認するので、少し離れていてください』 『うん』 先輩はゆっくりドアノブに手を掛けると、中を覗き見る。 部屋には明かりがついているのか、眩しいほどの細い光りが漏れてきていた。 『あれは……春樹さんです。愛菜、春樹さんを見つけました』 『本当に?』 『椅子に座っています。手足が縛られているようです』 『よかった。早く助けよう』 『待ってください。中には春樹さん以外、誰も人が居ないようです』 『春樹を囮にした罠かな』 『それは……分かりません』 『せっかくここまで来たんだから、早く助けよう』 『愛菜。焦りは禁物です』 『一郎くん達を待っていても何時になるかは分からないんだよ!』 『ですが……』 判断に迷っている冬馬先輩。 そんな様子をもどかしく感じてしまう。 『先輩、変わって。私が見る』 冬馬先輩を押しのけるようにして、ドアの隙間からそっと中を覗き見た。 すると、春樹がぐったりした様子で椅子に座らされていた。 「春樹!!」 反射的に私は叫んでいた。 その声に反応したように、春樹がゆっくり顔を上げる。 「ねえ……さん……?」 (……やっと会えた) 無事で居てくれた安堵と高揚で、私は目の前が滲んでいくのを感じていていた。 次へ冬馬951~960
https://w.atwiki.jp/shiju_hachi/pages/13.html
北海道・東北地方 シナリオ攻略北海道 40百段階段 青森県 60キリストの墓 秋田県 40旅の思い出 岩手県 60生き埋め 山形県 60人面魚 宮城県 60ダンボール 福島県 40安達ヶ原ふるさと村 みんなで情報交換 全滅 北海道・東北地方 シナリオ攻略 北海道 40 百段階段 消費契力:50 ED数:2 条件:江藤朋子・塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合が北海道で生存 四八(仮)こぼれ話 PS2の時間を設定しないとランダム分岐しなくなるバグのせいで2回ですんなり出るユーザー、1年以上北海道と格闘するユーザー、数年前にプレイした時は分岐したのに今は苦戦するユーザーが現れ「階段で振動した際に○ボタンで分岐するのでは?」という都市伝説が誕生した。ついでに心霊スポットではないので地元は迷惑しているらしい。 状態変化:(厠田、塩原、笹倉は埼玉へ移動状態変化:(厠田が死亡・塩原、笹倉は埼玉へ移動。なお、状態回復後も厠田は移動せず、北海道に残ったままになることにも注意されたい。状態変化:なし状態変化:なし状態変化:なし状態変化:なし状態変化:(佐竹孝昭・死亡状態変化:なし状態変化:(佐竹孝昭・死亡東東南東東状態変化:(目黒百合子・死亡東東北北北東北北状態変化:なし状態変化:(目黒百合子・死亡状態変化:なし状態変化:なし状態変化:なし状態変化:(中村大吉・行方不明状態変化:(中村大吉・行方不明状態変化:(中村大吉・行方不明状態変化:(江藤純一・行方不明状態変化:(江藤純一・行方不明状態変化:(江藤純一・行方不明状態変化:(中村大吉・行方不明状態変化:(幸田千賀子・行方不明状態変化:(幸田千賀子・行方不明状態変化:(木村篤敏・死亡
https://w.atwiki.jp/ahodouteisitto/
童貞嫉妬厨とはネトゲ実況2の【MHF】ラヴィ廃人スレ【2鯖】に巣食う気持ちの悪い晒し厨の事である。 DTSと略される事が多い。主に晒しや粘着ストーカー行為を繰り返し2鯖の一般ハンターから最も嫌われている存在。 このwikiはその童貞嫉妬厨の生態をまとめたwikiである 彡川川川三三三ミ~ 川|川/ \|~ プゥ~ン ∥|∥ ◎---◎|~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 川川∥ 3 ヽ~ <廃人共のせいで100万いかねえ ニートども氏ねや 川川 ∴)д(∴)~ \______________________ 川川 ~ /~ カタカタカタ 川川∥ ~ /∥ _____ 川川川川___/∥ | | ̄ ̄\ \ / \__| | | ̄ ̄| / \___ | | |__| | \ |つ |__|__/ / /  ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄ 童貞嫉妬厨 趣味 オナニー
https://w.atwiki.jp/1000ed/pages/79.html
591~600 601 ①「……春樹の話してくれた昔話、男の人が幸せになる結末だったらいいな」 「そう思う?」 「うん、今までの努力が報われるといいなって思う」 「……うん」 春樹に向かって笑いかけたとき、ふと身体が引っ張られるような感覚がした。 遠くで名前を呼ばれている感じがする。 (あ、そろそろ起きる時間かな) 「姉さん?」 「春樹、そろそろ起きる時間だよ。いい? くれぐれも無茶しないでね?」 「わかってるよ。まったく……なんで夢でまでなんでこんなに………」 春樹の呟きが徐々に遠くなり、ふっと景色が変わる。 どこまでも続く草原。 (あれ?) 相変わらず遠くでは私を呼ぶ声が聞こえているが、どういうわけかその方向へ向かおうとしても何かに邪魔をされているような、妙な抵抗感がある。 廻りを見渡しても見えるものは何も無く、見たことのない場所だった。 「ここ、どこ?」 「初めまして、大堂愛菜さん」 思わず呟いた瞬間、背後から話しかけられた。 振り向くと先ほどまで誰も居なかったはずの場所に男の人が立っている。 「だれ?」 記憶を探るが今まで会ったことは無いはずだ。 年のころは二十歳前後だろうか。 「とりあえずそれはどうでもいいことだと思うね」 「え?」 「本来の姿ではないからね」 「?」 どこか人をからかうような物言いに、ふと最初に会ったころの周防さんが重なる。 えっと…… ①「ふざけないでください」 ②「私になにか用ですか?」 ③「……」 602 ②「私になにか用ですか?」 私は警戒しながら、その男の人に話しかけた。 「彼の意識に飛んでみたら偶然鉢合わせしただけだよ。 君との会話が有益とも思えないが……まあ、いいだろう」 「………」 やはり少し周防さんと似ているようだ。 でも、眼鏡のせいか、繊細で神経質そうにも見える。 穏やかな薄い笑みの裏に、何か隠している気がする。 (この感じ……誰かに似ているけど……) 『お前らなんか必要ない!』 そう叫んで、突き刺す様な恨みの篭った視線がフッと脳裏によぎった。 (春樹だ……昔の春樹にも似ているんだ) 「大堂愛菜さん。君は今、幸せかい?」 唐突に尋ねられ、答えに窮していると、その男の人は可笑しくもなさそうに笑った。 「そうだよね。急には答えられるはずが無い。 大堂愛菜さん。私の考えではね、世の中に本当に幸せな人なんて居ないと思うのだよ」 「ど、どうして……そう思うんですか?」 「それはね、人はどこまでも欲深いからだよ。 愛されたい、金が欲しい、権力が欲しい……満たされても、それは一時的なものだ。 もっと欲しいと必ず不満を漏らす。では、大堂愛菜さん。なぜ人の欲が尽きないのかわかるかい?」 「……わかりません」 「それはね、人の心が貧しく空っぽだからだよ。一時的に満たされても、どこか空虚……君自身にも覚えがあるだろう? では、大堂愛菜さん。なぜ人の心が貧しく空なのかわかるかい?」 「………わかりません」 「それはね、人があまりに愚かだからだ。驕り、妬み、欠点ばかりに意識が奪われてしまうからだよ。 では、大堂愛菜さん。なぜ人が愚かなのかわかるかい?」 まるで謎かけのように、数珠つなぎに質問を投げかけてくる。 私は明確な回答を一つも答えられないでいた。 「残念だよ、大堂愛菜さん。もう少し、聡明な娘かと思っていたんだがね。 おや? その手に握っている物は……サンストーンか?」 私はゆっくり手を開いて、石を確認する。 いつの間にか周防さんに渡すはずのサンストーンが握られていたようだ。 (どうしてこんな物が……) 「これは失礼した。かりそめの魂とはいえ、やはりあなたはすべてを見通しているということか。 本来の姿では無いただの器だと軽視していたが、話の分かる方のようだ」 男の人の態度がガラリと変化した。 私は呆気にとられたまま、石を見つめる。 ①男の人に話しかける ②黙っている ③夢から醒めるように願う 603 ①男の人に話しかける 分からない事だらけだけれど少し時間がたつと落ち着いてきた。 男の人に特に敵意を感じないことにとりあえず安心したのもある。 私は手に持っているサンストーンから男の人に視線を移して口を開いた。 「あなたは……いつもそんなことを考えているんですか?」 なぜサンストーンがいま手の中にあるのか、この人は誰なのか気になることは他にもあるけれど、私の頭の中を占めているのはこの一つだった。 「おや、この状況では少し予想外の質問だ」 男の人は私の質問には答えず少し楽しそうに口元に笑みを浮かべる。 なんとなく予想していたので、気にせずに口を開く。 「それはあなたが幸せじゃないからですか?」 「そうかもしれないね」 私の言葉に動じることもなく、男の人はあいまいに答える。 「あなたがどこまでも欲深い人間だから?」 「なるほど、そう来るのか。 ……おや、あなたともう少し話をしたいところだが邪魔が入りそうだ。」 男の人がそういうと、ガラスにヒビが入るときのような音が響く。 「な、なに!?」 「では、私は帰るとしようか。 またいずれ」 私が辺りを見回している間に、男がそういった。 視線を男に戻したときにはすでにそこに男の姿はなく……。 「きゃっ」 突然風景がかわり体が落下する。 とっさに目を閉じて、この次に来るであろう衝撃にそなえる。 けれど突然何かに包まれたかと思うと、落下が止まった。 恐る恐る目を開くとそこには…… ①周防さん ②冬馬先輩 ③一郎君と修二君 604 ②冬馬先輩 「………大丈夫ですか?」 いつも通りの淡々とした口調で冬馬先輩が尋ねてきた。 きっと、危険を感じて来てくれたのだろう。 「あ、うん。ありがとうございます」 そういい終えて、冬馬先輩に抱きかかえられていることに気付いた。 私自身、落下が怖かったのか先輩の首周りにしっかり抱きついている。 「本当に…大丈夫ですか?」 覗き込むようにして、冬馬先輩は更に顔を寄せてきた。 間近に端整な顔が迫ってくる。 (ち、近いよ! 冬馬先輩) 私は助けてもらって「離して」とも言えず、絡ませた腕をパッと放した。 「冬馬先輩、もう大丈夫なんだよね?」 「大丈夫とは言い切れません」 「どういう事?」 顔にこそ出さないけれど、好ましい状況ではないらしい。 冬馬先輩が辺りを見渡して、警戒の色を強める。 私もつられてあたりを見回してみた。 辺りは霧に包まれたように霞んでいて、周りを見渡してもぼんやりとした影を うっすらと確認できる程度だ。 「おいおい……アイツから大切な器だと聞いて楽しみにしていたのに、青臭い普通の女じゃねぇか! どんな美人かと思っていたが、ガッカリだぜ」 霧の向こうから、体つきのいい短髪の男性が現れた。 無骨で気さくそうな人のようだが、冬馬先輩は警戒を解こうとしない。 私は…… ①黙って様子を見守る ②男性に話しかける ③冬馬先輩に話しかける 605 ③冬馬先輩に話しかける 「冬馬先輩。あの人は……だれ?」 慎重に私を下ろす冬馬先輩に向って、話しかけた。 「わかりません。ですが、あの男……臨戦態勢に入っています。 あなたは僕の後ろを決して離れないでください」 そう言って、冬馬先輩は片手で私を庇うようにしながら一歩前に出た。 目の前の男性は不機嫌そうにボリボリと頭を掻きながら、私達をジロリと睨みつける。 「おい! そこの小娘」 「…………」 「お前だよ、そこの背に隠れてるお前! ここに女なんてお前以外に居ないだろ!」 指をさされて、ようやく私が呼ばれていることに気付く。 「はっ、はい!」 威勢よく呼ばれて、思わず大きな返事をしてしまった。 「俺が女子供に手を出すほど、外道に見えるか!?」 「い、いいえ!」 怒鳴るように尋ねられ、ブンブンと首を大きく振って否定する。 「怪我したくなけりゃ、どいてな。待っててやるからよ」 「いいんですか?」 「当たり前だ。とっとと行け」 (どうしよう。言うとおりにしていいのかな) 動いていいものか迷い、冬馬先輩に目で問いかける。 「行ってください。結界を張るには時間が足りません。他に気配を感じないし、罠とは考えにくいです。 僕の後ろ側、距離を取って隠れていてください。 なるべく体勢を低くすることを忘れないで」 男性を見つめたまま、冬馬先輩は小声で私に指示をした。 どうしようかな? ①距離を取って隠れる ②男性に話しかける ③冬馬先輩に話しかける 606 ③冬馬先輩に話しかける 「でも…先輩。これは夢なんですよね?」 (夢だったら、怖がることないよ) 「確かに夢です。あなたの体はベッドで休んでいると思います」 「じゃあ……」 私と冬馬先輩の会話を黙って聞いていた男性が、フンと鼻で笑った。 「どこまでもメデタイ小娘だな。 いいか? ここで怪我すりゃ、肉体の方もただじゃすまねぇんだよ。 この夢は普通じゃねぇんだ」 「どういうこと?」 男性の言っていることが分からず、冬馬先輩を見る。 「ここは精神世界と呼ばれています。別次元の現実と思ってもらったら早いかもしれません。 あなたが以前、周防と迷い込んだ場所でもあります」 (見たことあると思ったら…) 「あの時、周防さんは私が願えば反映されるって言ってたよ。私の言霊で、争わずに済むかもしれない」 「それは無駄でしょう」 「どうして!?」 「ここが春樹さんの精神世界だからです」 (春樹の?) 「でも、春樹が居ないよ」 「精神世界は広大で、現実のそれと変わりありません。ですから、春樹さんは別の場所に居るのでしょう」 「そういうこった。納得してもらえたんなら、大人しく下がっていた方が身のためだぜ」 男性はニヤリと笑うと、構えをとる。 「行くぜ673!! 派手にやろうや」 その声を聞き、冬馬先輩は私を庇いながら更に一歩前に出た。 私は…… ①距離を取って隠れる ②考える ③なるべく遠くに逃げる 607 ②考える (春樹は居ないけれど春樹の精神世界……) ふと、嫌な考えが浮かぶ。 私はあわてて二人の間に割って入った。 「ちょ、ちょっとまって!!!」 「なんだよいい加減じゃますんじゃねー」 「だめ!ここは春樹の精神世界なんでしょ!?そんな所で争って春樹に何かあったらどうるすのよ!」 「そんなこたぁ、俺には関係ねぇな」 「私にはあるのよ!だからここで争っちゃだめ!」 「ごちゃごちゃうるせーな、どけこら」 ぶんと、男が手を振ると男を中心に風が吹き荒れた。 ただの牽制だと分かるが、思わず悲鳴を上げてしまう。 「きゃっ」 顔の前で手を交差して、くるであろう風に備えるが一向に風は襲ってこない。 おそるおそる目を開くと、私の周りだけ円を描いたように草はピクリとも動いていなかった。 「な、なに? ……もしかして、冬馬先輩?」 後を振り返るが、冬馬先輩は風に煽られ片腕で目をかばうように立っている。 「なんだぁ?」 男も不思議そうに私を見た。 風はすぐに止み、冬馬先輩がどこか遠くを見るように視線をさまよわせ、呟いた。 「ここは、精神世界。この世界の主があなたを守っているんです」 「じゃあ、春樹が私を……?」 「おそらく」 春樹は私を守るといった約束を、ここでもちゃんと実行してくれているのだ。 「かなり強力な護りです。あなたはこの世界に居る限り安全でしょう」 「そうなの……? それじゃあ」 私はそういって、冬馬先輩のすぐ前に立つ。 「こうしていれば、冬馬先輩には手出しできないわよね?」 「……ったく」 男は小さく舌打ちをして、大げさに肩をすくめて見せた。 「なるほど……どうやら器は器ってことだな。本当に伝承通りでいやになるぜ」 「え?」 「アイツの言ったとおりになるのは癪だが仕方ねぇ」 男はそう言って、無造作に近づいてくる。 冬馬先輩が私の腕を引っ張り背中に隠すように立つ。 「なにもしやしねぇよ」 そう言って男は冬馬先輩の後に隠れるようにして立つ私を、上から覗き込むようにして見下ろす。 「俺はナンバー535だ。外では熊谷裕也って呼ばれてる。小娘、覚えとけよ」 そう言って笑う顔はさっきまで臨戦態勢に入っていた人とは思えないほどさわやかだ。 なんて返そう? ①「熊谷……さん?」 ②「大堂愛菜です。覚えておいてください」 ③「……」 608 ②「大堂愛菜です。覚えておいてください」 「それに……小娘なんて名前じゃありませんから、私」 と付け加える。 生意気を言って、怒鳴られるだろうと覚悟していたのに、一向にその気配もない。 それどころか、熊谷さんの表情がさらに崩れた笑顔に変わっていく。 「ハハハッ…おもしれぇ。さっきは割って入ってくるし、お前、見た目より気が強いとみえるな。 気に入ったぜ、小娘」 「小娘じゃなく、大堂愛菜です…。それにこの人は、673じゃなくて御門冬馬って立派な名前があるんですから。 ね? 先輩」 「…………はい」 冬馬先輩はゆっくりと頷く。 そして、制服の胸ポケットを漁り、生徒手帳を取り出す。 「どうぞ」 「へぇ、本当だな……御門冬馬…3年2組か。ほらよ、返すぜ」 手渡された生徒手帳を黙って受け取り、冬馬先輩は黙ったまま胸ポケットに納めた。 クラス替えの後、初めて自己紹介をし合うような、少々照れくさい空気になっている。 「お前が大堂愛菜、こいつが御門冬馬、か。よし、憶えたぜ。 ……って、どーして、 敵と和んでんだよ! 俺!! お前らも、なんとか言え!」 (ボケに乗っておいて、ツッコミに転じる……良いノリツッコミだ) 妙に感心していると、突然、グラリと世界が歪んだ。 地面が揺れ、立っていられなくなる。 「ど、どうしたの?」 「春樹さんの目覚めのようです」 「いいか! 今回は見逃してやったが、次は容赦しないからなー!!」 どこかで耳にしたような捨て台詞を聞いた後、眩い光に包まれる。 自分の意識が浮上するのを感じた。 (熊谷さん……悪い人には見えなかったな。 それよりも、気になるのは、あの眼鏡の人。 一体、誰なんだろう) 目覚めるとそこには…… ①チハル ②隆 ③お継母さん 609 ①チハル 「愛菜ちゃん?」 心配顔のチハルが私を覗き込んでいた。 「チハル? おはよう」 「大丈夫? よんでも起きないし、むかえに行こうと思ったのになんかに邪魔されるし、すごく心配したんだよ」 「大丈夫だよ。春樹の所に行ってたの」 「春樹?」 春樹の名前を出した途端、チハルの顔が曇る。 昨日、春樹を守れなかったことをチハルは気にしているのだ。 「うん、春樹元気そうだったよ。大丈夫」 「ほんとう?」 「うん、春樹は春樹がやりたいことのために自分で行ったんだって。 だからチハルが気にすることは無いよ」 「うん……」 まだ、少し元気の無いチハルの頭を撫でて時計を見る。 「え!? うそっ」 思わず目をこすり、もう一度時計を見直す。 いつも起きる時間を20分も過ぎている。 ベッドから飛び降り、慌てて着替えて部屋を飛び出す。 洗面所へ直行し顔をあらってキッチンへ顔をだし、首を傾げる。 「あれ?」 お義母さんも隆も居なかった。 そういえばこの時間まで起こしにこないのもおかしい。 私はもう一度二階へ上がり、お義母さんの部屋を覗いた。 「居ない?」 (今日は早く仕事にいく日だったっけ?) でも、春樹のこともあるし何も言わずに出て行くとは考えにくい。 今度は隆が使っている客間を覗く。 「あ……」 隆はまだ眠っているようだ。 とりあえず…… ①チハルにお義母さんがもう出て行ったか聞く ②隆をたたき起こす ③朝食を準備する 610 ①チハルにお義母さんがもう出て行ったか聞く 「お義母さんがもう出て行ったのか知ってる?」 慌しく用意する私の後ろを、ずっとついて来ているチハルに話しかけた。 「うん。とっても朝早く出て行ったよ」 「仕事かな……」 仕事だったらいいけれど、春樹を探しに行ったとなれば心配だ。 (携帯で連絡とってみようかな…) 「ねぇ、愛菜ちゃん」 考え込んでいる私の袖を、チハルが引っ張った。 「どうしたの?」 「これ、なんて書いてあるか教えて」 「その紙……お義母さんの字だ」 「居間のテーブルに置いてあったから、愛菜ちゃんに読んでもらおうと思って持ってたんだ。 お手紙だよね」 チハルから手紙を受け取り、目を通していく。 「ねぇ、愛菜ちゃん。なんて書いてあったの?」 「えーっとね。やっぱり、お義母さんは朝早くからお仕事に行ったみたい。帰りも遅くなりますって。 それと、元気だから心配しないでって書いてあるよ」 「ボク、昨日からママさんの事が大丈夫かなって思ってたけど、元気なんだね。よかったー」 チハルは胸を撫で下ろすように、フーッと息を吐いて笑った。 本当はもう一つ、チハルには言わなかったけれど、血の繋がった父親のところに行きたいと言う息子を止める権利までは 無いと思い至った事。最後に、私と父にまで迷惑をかけてしまった事への謝罪が添えられていた。 (お義母さん……) いろいろ考えたいことはあったけれど、今は時間が無い。 とりあえず、急がなくては。 どうしよう? ①隆をたたき起こす ②朝食を準備する ③やっぱり止めて、学校を休む
https://w.atwiki.jp/naketekuru/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf