約 518,478 件
https://w.atwiki.jp/dunpoo/pages/466.html
■原発07Ⅰから ■原発07Ⅲへ 0815 原発被災「非常に重大」9割 中越沖被災地アンケート [朝日] 0810 原子力白書を閣議報告、中越沖地震で「安全機能は維持」 [読売] 0809 柏崎刈羽原発、IAEAの調査終わる [朝日] 0808 原発の耐震性検証へ 国の調査委が柏崎刈羽原発視察 [朝日] 0807 泊原発3号機建設現場でまた不審火 7月以来5件目 [朝日] 0806 柏崎原発の被災、東電が中央制御室の被害を過小報告 [読売] 0806 柏崎原発で作業員に放射能の水かかる、3週間たって公表 [読売] 0801 柏崎刈羽原発の不具合1263件 修繕はほとんど進まず [朝日] 0731 原発被害の調査対策委が初会合 中越沖地震 [朝日] 0731 原発で最大揺れ2058ガル 柏崎刈羽3号機 [朝日] 0730 東電が新潟県や柏崎市に義援金7千万円 [朝日] 0729 原発中枢部「変形も」、保安院が徹底検査要求 柏崎刈羽 [朝日] 0726 放射線管理区域に雨水30トン 地震ですき間 柏崎原発 [朝日] 0726 全原発に化学消防車 東電は24時間消火専門班を配置 [朝日] 0725 柏崎刈羽原発再開「早くて来秋」 調査委員長が見通し [朝日] 0725 柏崎原発、放射能漏出の恐れ13件も…5件は詳細不明 [読売] 0725 原発地質調査、手引き見直し 柏崎の事故受け29年ぶり [朝日] 0724 柏崎刈羽1号機、原発建屋浸水2千トン 配線口にすき間 [朝日] 0724 原発関連被害は7千億円、風評で1千億円以上 県が試算 [朝日] 0724 天井クレーンが破損 原子炉点検、大幅に遅れ 6号機 [朝日] 0724 原発の耐震審査「不十分だった」と甘利経産相 [朝日] 0722 IAEAの柏崎刈羽原発調査 政府「余裕ない」と断る [朝日] 0721 他の原発5基も変圧器損傷 油漏れも 柏崎刈羽 [朝日] ■原発07Ⅰ より続く 最新の情報は ■原発? にあります 名前 コメント ↑ご自由にコメントをお書き下さい。 0815 原発被災「非常に重大」9割 中越沖被災地アンケート [朝日] 2007年08月15日09時54分 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発が受けた被害について、被災住民の8割が「非常に重大なこと」と受け止めていることが、民間調査会社による現地調査でわかった。以前は原発に賛成だったのに反対に変わった人も3割おり、安全が確認されるまで再開すべきでないとした人が6割を占めた。トラブルが相次いだ原発への不信の大きさを裏付けた形だ。 サーベイリサーチセンター(東京都荒川区)などが7月28日から8月3日にかけ、被害が大きかった柏崎市中心部で500人を訪ね、アンケートした。原発を襲った想定外の揺れについて82%、地震後に起きた放射能漏れについて81%、変圧器の火災について76%が「非常に重要なこと」と受け止めていた。 原発の問題点を複数回答で尋ねたところ、「下に活断層があること」「トラブルが多すぎること」をそれぞれ63%、「東京電力の報告・情報伝達が遅すぎること」を62%が挙げた。 安全性について「事故後も信頼は変わらない」と答えたのは9%に過ぎなかった。原発への賛否では「賛成だったが、反対する気持ちに変わった」が34%、「賛成に変わりない」は21%。以前から反対の人は39%で、地震を境に賛否が逆転した形になっている。 複数回答で原発の被災へのとらえ方を聞くと、安全性に疑問を持ち「廃止すべきだ」としたのが27%、「確認されるまで稼働すべきではない」が60%だった。 URL http //www.asahi.com/national/update/0814/TKY200708140326.html 0810 原子力白書を閣議報告、中越沖地震で「安全機能は維持」 [読売] 政府の原子力安全委員会(鈴木篤之委員長)は10日、2006年版の原子力安全白書を閣議に報告した。 先月16日に起きた新潟県中越沖地震の直撃を受けた東京電力柏崎刈羽原子力発電所でトラブルが続出したことから「中越沖地震に関する見解と今後の対応」を添付した。 原発の設備が地震で被害を受けたことを「重要な教訓」と認めつつ、運転中の原子炉はすべて自動停止しており、重要な安全機能は維持されたとの見解を示している。変圧器火災で自前の消防隊が機能しなかった反省から、休日や夜間でも火災に対応できる体制が必要としている。 白書は、北陸電力志賀原発の臨界事故隠しに代表される原発の事故・トラブルの隠ぺいやデータ改ざんを特集、電力会社やメーカーに透明性の向上を求めている。白書は先月下旬発表の予定だったが、中越沖地震が起きたため延期されていた。 (2007年8月10日12時41分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/science/news/20070810i204.htm 0809 柏崎刈羽原発、IAEAの調査終わる [朝日] 2007年08月09日18時33分 新潟県中越沖地震で被害を受けた東京電力柏崎刈羽原子力発電所で9日、国際原子力機関(IAEA)の調査団の4日間の調査が終わった。フィリップ・ジャメ調査団長は、原発の耐震性などについて「今回は情報と教訓を集めた。まだ結論を出す段階ではない」と明言を避けた。 調査団は地震工学などの専門家計6人。初日は東電側から説明を受けた後、火災を起こした3号機の変圧器など外観を視察。2日目からは専門分野ごとに班に分かれ、原子炉格納容器内などを1日6~8時間かけて調べた。破損した天井クレーンの復旧にめどがたたないため、圧力容器内は確認できなかった。 同行した経済産業省原子力安全・保安院の担当者によると、調査団は(1)6号機使用済み核燃料貯蔵プールの水があふれ、放射性物質を含んだ水が海に流れ出た経緯(2)停電時を想定した原子炉を冷却するための非常用ディーゼル発電機の状態――に関心を示したという。 調査団は10日、都内で、保安院と意見を交換。翌11日に帰国する予定。 URL http //www.asahi.com/national/update/0809/TKY200708090315.html 0808 原発の耐震性検証へ 国の調査委が柏崎刈羽原発視察 [朝日] 2007年08月08日18時31分 新潟県中越沖地震の原発への影響を調べる調査対策委員会(委員長=班目(まだらめ)春樹・東京大教授)のメンバーが8日、東京電力柏崎刈羽原発を視察した。今後の検討課題などを話し合い、耐震性に関して建設時の国の審査が妥当だったかについて検証することを決めた。 8日は火災が起きた3号機の変圧器や、天井クレーンが破損したり使用済み燃料プールの水が飛び散ったりした6号機の原子炉建屋などを見て回った。 会議では、電力会社の自衛消防隊だけでなく自治体消防も充実すべきだとの意見が出た。今後は災害時の情報連絡体制や、原子炉など耐震安全上重要な機器の健全性について検証し、議論することなどを決めた。 会議終了後、班目委員長は記者団に対し「見た目では重要機器に損傷はなかった。しかし、本当に健全性が保たれているかは詳細に見てみないとわからない。現段階では運転再開について語る状況にない」と述べた。 URL http //www.asahi.com/national/update/0808/TKY200708080302.html 0807 泊原発3号機建設現場でまた不審火 7月以来5件目 [朝日] 2007年08月07日12時33分 7日午前7時50分ごろ、北海道電力が建設を進めている泊原発3号機(北海道泊村)から約1キロ離れた作業員宿舎の仮設トイレで、予備のトイレットペーパーに焦げた跡があるのを作業員が発見した。3号機の建設現場では、原子炉建屋内で放火とみられるボヤが7月に4件続いており、道警は関連を調べている。 北電の発表や道警の調べでは、和式トイレの便器の前に3本積まれたトイレットペーパーのうちの1本の左端が、約5センチ焦げていた。午前8時から作業員の朝礼が予定されており、発見時はトイレが混雑する時間帯だったという。 3号機の建設現場のボヤでは、壁に張ったビニールシートやゴミ箱の布、床板などが燃えており、溶接機の電源コードが切断されているのも見つかっている。北電は、4件目が起きた7月24日以降、屋内の建設作業を中止。監視員や監視カメラを増やし、単独行動を禁止するなどした上で、2日に工事を再開したばかりだった。 URL http //www.asahi.com/national/update/0807/TKY200708070201.html 0806 柏崎原発の被災、東電が中央制御室の被害を過小報告 [読売] 中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽原発が被災した問題で、国の原子力安全委員会が現地調査した際に、東電が中央制御室内の被害の様子を実態より小さく報告していたことが6日、わかった。 東電は、この過小報告に関する事実関係の確認と原因の調査を始めた。 同委員会は地震3日後の7月19日、東邦夫委員長代理(元京大教授)と早田邦久委員(元日本原子力研究所理事)を現地に派遣し、原発の被災状況を調査した。 その際、両委員は同原発6、7号機を集中制御する中央制御室を訪問し、地震の被害について尋ねた。応対した職員は「棚からマニュアル類が落ちただけ」と説明。制御室内はきれいに片付いており、被害はないように見えたという。 ところが実際には、蛍光灯86本がカバーごと落下したほか、天井の板の一部が脱落し、避難路を示す非常灯もずれる被害などが出ていた。けが人はおらず、原発の制御にも影響はなかったが、東電は今月3日になってこの事実を詳しく公表。両委員は報道された内容を見て、初めて制御室内に被害があったことを知った。 東電によると、当日、両委員に被災状況を説明したのは同原発ナンバー2のユニット所長。この時点では、ユニット所長は照明の落下などの被害を承知していなかったという。「決して隠したわけではなく、発電所内の情報共有が不十分だったのが原因」(広報部)としている。 (2007年8月6日23時50分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20070806it13.htm 0806 柏崎原発で作業員に放射能の水かかる、3週間たって公表 [読売] 新潟県中越沖地震発生時に柏崎刈羽原子力発電所の使用済み核燃料プールの水があふれた問題で、東京電力は6日、当時、1号機のプールの近くにいた作業員2人が放射能を帯びたプールの水を浴びていたと発表した。 水で足元をぬらした作業員も1号機と6号機に数人いたという。 東電は「全員、健康への影響はない」としている。公表が3週間後と遅れたことについて、東電は「協力(下請け)企業を通してのヒアリングに時間がかかった」と釈明している。 東電によると、1号機で水を浴びた2人は下請け企業の男性作業員。プール脇のフロアで作業中、水が上半身や下半身にかかった。2人とも防水服と頭部を覆うマスクを着用していたという。水は床を伝って、少し離れた場所にいた数人の靴や靴下をぬらし、肌に触れた人もいたという。 6号機でも、水で靴をぬらした作業員が数人いた。 水を浴びた2人を含め全員が管理区域退出時の検査で、放射能が安全基準値(1平方センチあたり4ベクレル)を下回ったという。その後、体調を崩したり、病院で診察を受けたりした作業員はいないという。 東電は地震発生時の作業員の動向について、7月26日から聞き取りを実施。発生時に放射線管理区域内にいたのは817人で、大半が下請け企業の作業員だった。うち52人は原子炉建屋内にいた。 (2007年8月6日23時52分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20070806it14.htm 0801 柏崎刈羽原発の不具合1263件 修繕はほとんど進まず [朝日] 2007年08月01日23時01分 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原子力発電所は1日、地震発生から11日間で、天井クレーンの破損など1263件に及ぶ原発内の不具合を確認したと発表した。同原発はふだんから、不具合の件数を毎月公表しているが、今回の11日間だけで、過去最多だった03年4月(805件)の1.5倍に上った。東電によると、修繕はほとんど進んでいないという。 地震発生の7月16日から26日までに確認された施設の損傷やトラブル、職員の不的確な行為などを集計・分類した。地震で多発したため、前倒しして発表した。 内訳は「最も危険度が高く、法律や安全協定に反する不具合」が3号機の変圧器火災や6号機の天井クレーンの破損など10件▽「危険度が高く、社外に大きな影響を及ぼす不具合」が固体廃棄物貯蔵庫内で低レベル放射性廃棄物が入ったドラム缶数百本が倒れたことなど33件。 「周辺自治体に限定的な影響のある不具合」がタービン建屋のパネルが外れるなど21件▽「軽微な不具合」が軽油タンクの地盤沈下や建屋内の亀裂など491件▽「日常の修繕で対応できる不具合」が706件▽分類対象外2件となっている。 一方、同原発はこの日、6号機原子炉建屋地下1階付近の非管理区域のケーブル用通路に約3トン分の水たまりができていたと新たに発表した。放射性物質は確認されていないという。 浸水の経路は不明だが、東電は通路のつなぎ目を覆うゴムが劣化したため、地下水が浸水してきたとみている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0801/TKY200708010436.html 0731 原発被害の調査対策委が初会合 中越沖地震 [朝日] 2007年07月31日20時42分 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発が想定外の揺れに見舞われた問題で、総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)に設置された調査対策委員会(委員長=班目(まだらめ)春樹・東京大教授)が31日、初会合を開いた。8日の現地調査を手始めに、消防体制や耐震設計の妥当性、機器の安全評価から風評被害対策まで幅広く検証する。班目委員長は「必要なら他の原発にも耐震補強を求める」と述べた。 委員になった地元の品田宏夫・刈羽村長は会合で「一部にチェルノブイリ原発級の事故が起きたと、とられている。大丈夫だと、原子力安全・保安院に断言してほしい」と安全宣言を求めた。 県の斎田英司・危機管理監は「電力は首都圏、リスクは地元では浮かばれない。今後不安が増したりしたら、容認派も反対に回るだろう」と述べた。安心の担保のために、原発推進の経済産業省から保安院を分離することも求めた。 また、同原発の周辺海域の断層について、設置許可後に旧通産省地質調査所が東電と異なる判断をしていた点について、「原子力安全委員会や保安院が何も指示を出さなかったのは極めて遺憾だ」と批判した。 柏崎市の若山正樹・副市長は「地元の納得が得られるまでは再開しないでほしい」と求めた。 このほか、「従来の原発トラブルと違い、周囲のライフラインや通信手段も地震で壊れたなかで起きたことが検証課題になる」との指摘も出た。 班目委員長は会合終了後、「機器や配管に残った変形やひずみの安全評価や耐震補強が検証の大きな柱だが、風評被害対策にも広報や情報伝達体制の問題として取り組んでいきたい」と語った。 URL http //www.asahi.com/national/update/0731/TKY200707310485.html 0731 原発で最大揺れ2058ガル 柏崎刈羽3号機 [朝日] 2007年07月31日00時03分 新潟県中越沖地震に見舞われた柏崎刈羽原発について、東京電力は30日、本震の揺れをきちんと記録できた33台の地震計のデータ解析結果を公表し、3号機で2058ガル(ガルは加速度の単位で、1ガルは1秒間に秒速1センチの加速)の揺れが観測されていたことを明らかにした。原発で確認された地震の揺れとしては国内最大で、世界でも最大ではないかという。1号機で建設時に想定した6.8倍の揺れが確認されるなど、地震想定の甘さがはっきりした。 公表したのは97台ある地震計のデータのうち、回路異常で記録がない1台を除く96台の最大加速度値と、33台の波形データ。残り63台はデータ上書きで最大加速度値以外の本震波形データが失われており、うち9台は最大加速度値も上限1000ガルで振り切れていた。 波形データから東西方向に最大2058ガルの揺れがあったとわかったのは、3号機のタービン建屋1階にあるタービンを載せる台上の地震計。設計時の想定834ガルの2.5倍だった。 1号機タービン建屋1階では想定(274ガル)の6.8倍、1862ガルの揺れがあった。地震直後に公表された原子炉建屋最下階(地下5階)では680ガルが最大。タービン建屋は約40メートル上にあり、揺れがより大きかった。 地震波の周期ごとの分析では、1~7全号機でほとんどすべての周期帯で想定を超えた(グラフは3号機原子炉建屋基礎上でのデータ)。2~5号機では、放射能漏れなどにつながる原子炉圧力容器や燃料集合体、主要配管など重要機器の損傷を招きかねない周期帯(周期0.1~0.5秒程度)でも超えていた。 破損した6号機の天井クレーンに最も近い地震計では上下方向に重力加速度980ガルを上回る1541ガルを記録。最大の揺れを受けて一瞬、浮いた可能性があるが、落下止めが効き大事には至らなかったという。 東電原子力設備管理部の森下日出喜部長は「地震の想定が甘かったと言われても仕方ない」と話し、経済産業省原子力安全・保安院の森山善範・原子力発電安全審査課長は「今後、耐震補強工事が必要か、検討したい」と述べた。 URL http //www.asahi.com/national/update/0730/TKY200707300400.html 0730 東電が新潟県や柏崎市に義援金7千万円 [朝日] 2007年07月30日18時33分 東京電力は30日、新潟県中越沖地震で被災した新潟県などの自治体に総額7000万円の義援金を贈った。内訳は新潟県に3000万円、柏崎市に2000万円、刈羽村に2000万円。 URL http //www.asahi.com/national/update/0730/TKY200707300342.html 0729 原発中枢部「変形も」、保安院が徹底検査要求 柏崎刈羽 [朝日] 2007年07月29日16時40分 新潟県中越沖地震でトラブルが相次いで見つかっている東京電力柏崎刈羽原発で、経済産業省原子力安全・保安院は原子炉の主要機器も想定外の揺れで肉眼で確認できないわずかな変形やひずみが生じた恐れがあると判断、東電に対して点検の徹底と、再稼働が可能かどうか安全評価の実施を求め、その内容を精査する方針を固めた。31日から始まる同省の調査対策委員会で具体策の検討に入る。 原発の建物や機器は耐震上の重要度に応じてABCの3クラスに分けて設計している。Aは想定する最大の地震動に耐えられることが条件。最重要機器の原子炉圧力容器や制御棒などは「As」とし、想定よりさらに大きい地震動にも耐えられる設計になっている。 今回の地震では、全7基で地震動の強さを示す加速度値が想定を上回り、最大680ガル(設計値は273ガル)を1号機で記録した。6号機では原子炉建屋の天井クレーンが破損したほか、3号機横の変圧器では火災も起きた。 天井クレーンは建築基準法で定める一般建築物の強さの1.5~1.8倍のB、変圧器は一般建築物並みのCに区分されている。Aの点検はこれからだが、保安院は、炉内の機器や配管部分などで、目に見えない変形やねじれが生じている恐れがあるとみている。 このため、保安院は東電に対し、まず詳細な点検を求める。その後の安全評価では、地震計データをもとに対象範囲を決めて、建屋や機器、配管にどの程度の力がかかり、その力にちゃんと耐えられていたかどうかを分析するよう求めることにした。保安院は対策委を通じ、安全評価の妥当性や、再稼働に向けた具体策を検討していく。 東電は全7基でクレーンの点検を始めたが、原子炉の点検作業を始めるのは、秋以降にずれ込む見通しだ。05年8月の宮城県沖地震では、東北電力女川原発1号機が想定をわずかに超える地震動を観測、運転再開まで2年近く費やしている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0728/TKY200707280448.html 0726 放射線管理区域に雨水30トン 地震ですき間 柏崎原発 [朝日] 2007年07月26日21時26分 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原子力発電所は26日、新たにタービン建屋内部など4カ所に外部から水が計約30トン流れ込んでいることを確認した。地震で建屋の壁にすき間が生じたところに、25日夜から26日にかけて降った雨水が入り込んだとみられる。4カ所とも放射線管理区域で、本来はつながってはならない施設外部と直結していた。 東電は、いずれの雨水からも放射能は観測されていないとしている。 東電によると、雨漏りが見つかったのは、1号機のタービン建屋地下2階の低圧復水ポンプ室(雨水約12トン)▽3号機タービン建屋地下1階南側通路(同約0.12トン)▽固体廃棄物貯蔵庫地下1階(同約17トン)▽補助建屋地下1階(同約0.47トン)という。 東電の調査では、1号機と3号機のタービン建屋内の雨漏りは、地震の揺れで建屋内部と外部の地中をつなぐ電線や配管の引き込み口にすき間ができて、そこから雨水が漏れてきたとみられる。タービン建屋には、原子炉でつくられた蒸気が循環する配管がある。 一方、低レベル放射性廃棄物を貯蔵する固体廃棄物貯蔵庫と、管理区域内で使った作業服を洗浄する補助建屋の雨漏りについては、原因がわかっていない。固体廃棄物貯蔵庫では現在、13メートル四方の部屋の床面から約10センチの深さまで水がたまっている。補助建屋では幅約2メートルの通路で、長さ約21メートルにわたって深さ約1センチの水たまりができているという。 東電は現在、たまった水の除去作業を進めており、「管理区域内なので、適切に処理したい」と話している。 今回の雨水の流入で放射線管理区域と外部の直結が判明したことについて、東電は「管理区域内は低圧になっており、空気や放射性物質などが外部に漏れることはない」と説明している。 新潟地方気象台によると、原発周辺は25日夜から26日朝にかけ、梅雨前線の影響でまとまった雨が降った。柏崎市では降り始めから26日午後2時までに48ミリの雨を観測した。 URL http //www.asahi.com/national/update/0726/TKY200707260449.html 0726 全原発に化学消防車 東電は24時間消火専門班を配置 [朝日] 2007年07月26日22時57分 新潟県中越沖地震で変圧器火災が起きた東京電力柏崎刈羽原発で消火活動に手間取ったことを受け、原発を持つ電力会社10社と再処理工場を持つ日本原燃の原子力関連11社は26日、原発計55基がある全17発電所に化学消防車を1台ずつ配備することなど、防火体制の強化策をまとめ、国に報告した。東電は消火専門の班を24時間3交代制で配置する。 今回、地元消防との専用線が置かれていた事務棟が被災し、緊急時対策室のドアが開かずに連絡が取れなかった。このため、東電は09年度までに対策室の耐震補強工事をし、耐震性が高く設計されている原発の中央制御室にも専用回線を置く。 電力各社はいずれも、各発電所に油火災に対応できる化学消防車を配備し、中央制御室に消防との専用回線を設ける。さらに、常駐、もしくは発電所近くで待機する10人以上で自衛消防団をすぐに組織できるようにする。また、今回、国への報告が遅れる原因となった放射性物質を含む水の検出が速やかにできるように、人員を配置するとしている。 報告を受けた経済産業省原子力安全・保安院は「指示に沿った対策が盛り込まれ、一定の評価をしている」という。31日に初会合が開かれる調査対策委員会にワーキンググループを作り、3カ月をメドに消防体制の整備などを検討し、各社の計画に反映させるという。 URL http //www.asahi.com/national/update/0726/TKY200707260472.html 0725 柏崎刈羽原発再開「早くて来秋」 調査委員長が見通し [朝日] 2007年07月25日23時16分 新潟県中越沖地震で想定外の揺れを受けて停止中の東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)について、経済産業省が今月にも設置する調査対策委員会で委員長に就任予定の班目(まだらめ)春樹・東大教授が25日、「1基の運転再開だけでも来秋までかかる。全7基が再開するには2年ぐらいは必要だ」との見通しを明らかにした。 同原発は、6号機で原子炉建屋の天井クレーンの破損が見つかり、原子炉のふたを開けて中を点検できない状況だ。残る6基は、原子炉建屋のクレーンの点検に至っておらず、全機器の状況を調べるにはかなりの時間がかかるという。海域の断層調査にも相当の期間をとられる見込みだ。 班目教授は、東海地震で想定される揺れの2~3倍に当たる1000ガル(加速度の単位)に耐えられる補強工事が必要になる可能性も示した。現行の耐震設計の妥当性の検討なども踏まえると、運転再開は容易ではないとしている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0725/TKY200707250511.html 0725 柏崎原発、放射能漏出の恐れ13件も…5件は詳細不明 [読売] 新潟県中越沖地震で被害を受けた東京電力の柏崎刈羽原子力発電所で、放射性物質の放出につながりかねないトラブルが、実際の漏出2件のほかに13件あり、そのうち5件では詳細が依然としてつかめていないことが25日、東電のまとめでわかった。 13件のうち、排気ダクトのずれや消火配管の破損による水の大量流れ込みなど6件は、同日現在、復旧作業に取りかかれていない。 原子炉建屋内などの空気を吸い出して主排気筒に接続するダクトのずれが五つの建屋で見つかった。稼働中に被害を受ければ、放射能を帯びたガスの漏出が懸念される部分だが、高所にあるため余震発生の危険から足場を組んで直接点検ができず、今回の地震による放射能の有無など詳しい状況は確認できていない。 また、1号機では、消火系配管の損傷で複合建屋地下5階の放射線管理区域を含む部分に最大2000トンの水が流れ込み滞留した。放射性物質の量は検出できないほどわずかだが、これほど大量の水は想定外で、排気ダクトのずれ5件とともに、復旧の見通しは立っていない。 現実の放射能漏れは、これまでに2件確認された。地震の揺れで6号機の使用済み燃料プールからあふれた水の一部が非管理区域に漏れだし、最終的に微量の放射性物質が海に流出。7号機の排気筒からは、原子炉の緊急停止後の操作手順ミスで、微量の放射性物質が放出された。ただ、原発敷地内や放水口周辺に設置された監視装置では検出されておらず、いずれも人体に影響ない濃度に薄まっていたとみられる。 使用済み燃料プールからの水漏れは全7基で発生し、24日までに4か所で除去が完了した。 東電によると、主な目視による点検は終わり、より細かな部分の点検を現在進めている。同原発には約1200人の社員が常駐しているが、地震で自宅が被災した社員も少なくなく、「現在は600~700人程度しか出勤できない状態」(東電広報)という。 同原発では、これまでに、この13件や漏出の2件を含む計64件のトラブルが確認されている。64件中には、24日になって新たに見つかった6号機原子炉建屋のクレーン損傷もあるうえ、原子炉の炉心部分の調査は手つかずの状態で、被害の全容はつかめていない。 (2007年7月25日15時17分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20070725it07.htm 0725 原発地質調査、手引き見直し 柏崎の事故受け29年ぶり [朝日] 2007年07月25日17時47分 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発を想定外の地震動が襲った事態を受け、国の原子力安全委員会(鈴木篤之委員長)は、原発周辺の地質や地盤に関する安全審査の手引を、最新の研究成果を反映させて29年ぶりに見直すことにした。先に原発の耐震指針が改定されたが、原発の構造物を乗せる地質や地盤の「素性」を調べるための手引の改定は積み残しとなっていた。 今回の地震では「断層の調査や評価が不十分だった」との指摘が相次いだ。地質調査の専門家らからは、海底断層の調査などについて、最新の手法や知見を反映させるため、早期の手引改定を求める声もあった。 原発の耐震性は、影響が出そうな活断層を見つけ、想定される最大規模の地震でも大丈夫な設計だと確かめるのが基本だ。手引は、電力会社が申請する原発の設計計画について、原発周辺の特に地質と地盤の安全審査の道筋を示している。例えば、敷地中心から少なくとも半径30キロ以内の陸地で航空写真や地表の踏査などで調べるよう具体的に求めている。 昨年9月に改定された原発の耐震指針を補完する、いわば安全審査の手順書。手引ができたのは旧指針と同じ78年。指針が5年近い激論の末に改定され、並行して進めようとしていた手引の見直しまで及ばなかった。 今回の地震では、東電が同原発を建設するため79、80年に実施した海底調査で見つけた4本の断層のうち、1本が動いた可能性が指摘されている。東電はこの断層を地震につながる活断層ではないと判断していたが、地震後、この断層が動いた可能性を認め、調査などへの疑問が噴出した。 また、改定された新耐震指針で安全性を調べ直すため、東電は今春まで地質調査をしたが、海底断層の実地調査が入っておらず、「おざなり調査」との批判も出た。甘利経済産業相も24日の記者会見で「海の部分の把握の状況が甘かったということなら、国の確認の対応が不十分だったと思う」と述べている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0725/TKY200707250370.html 0724 柏崎刈羽1号機、原発建屋浸水2千トン 配線口にすき間 [朝日] 2007年07月24日06時08分 新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発1号機の原子炉建屋近くの地中に埋設された消火用配管が破裂し、建屋地下の電気ケーブル引き込み口に生じたすき間から水が建屋内に入り、約2000トンが放射性物質がある放射線管理区域に流れ込んでいたことが23日、わかった。外部と遮断された構造に設計されている管理区域が建屋外部とつながったことについて、東電は「引き込み口にすき間ができることは想定外。管理区域内は減圧状態で、空気などは漏れず、放射性物質の外部漏出はない」としている。 1号機地下の放射線管理区域に水が入った状況 東電によると、地震発生時、1号機周辺の地盤が約20~30センチ沈下した。建屋地下1階の放射線管理区域内に地中から引き込まれていた電気ケーブルが押し下げられ、地下1階のケーブル引き込み口にすき間ができた。破裂した消火用配管から漏れだした水が、そこから建屋内に流れ込んだ。1号機は固い地盤の上に造られていたが、周囲は砂層だったため地盤沈下が起きたとみている。 水は排水管を通って地下5階に流入した。管理区域内に入ったことで、水は放射性物質を含んだ。放射線管理区域の地下5階には排水管の水を一時的にためておく廃水タンクが設置されているが、大量の水が一気に流れ込んだことで床にあふれ出た。 地下5階にたまった水は、平均的な25メートルプールの5杯分に当たる約2000トンに上ると見られる。この階には、1号機管理区域内から出た放射性物質を含んだ廃水を濾過(ろか)装置に送るモーターなどが設置されている。 水は高さ48センチに達しており、タンクやモーターもかなりの被害を受けたとみられる。東電によると、水の放射能汚染の程度は低いという。今後の対応について、「現在はすき間はふさいだ。このような事態は想定していなかったので、どのような排水方法があるか検討したい」としているが、復旧時期の見通しは立っていない。 同原発では、3号機周辺でも地盤沈下が起こり、電線ケーブルが破損して変圧器に火災が起きる原因になっていた。 URL http //www.asahi.com/national/update/0723/TKY200707230652.html 0724 原発関連被害は7千億円、風評で1千億円以上 県が試算 [朝日] 2007年07月24日11時17分 新潟県中越沖地震で、新潟県は、県内の推計被害額を約1兆5千億円とする試算結果を発表した。火災や放射性物質漏出が発生した東電柏崎刈羽原発の全面停止に伴う被害を約7千億円としたうえ、放射性物質漏出などに伴う農業などの風評被害を約1千億~2千億円とした。 県の試算によると、道路や港湾などのインフラ関係が700億円▽電気、水道、ガスなどのライフライン関係が100億円▽住宅や宅地などの建築物関係が2千億円▽漁港施設や県産品への農林水産関係で400億円▽観光業などの打撃についての商工関係が3千億円――となっている。 最大の被害は約7千億円の「原発関連被害」で、昨年度の東電の売り上げから推計した。原発そのものの被害は調査中で、今回の試算には含めていない。 同原発に絡んでは、県内の観光団体などから、海水浴場などへの風評被害が広がっているとの訴えが出ている。 泉田裕彦知事は「多大な公共インフラが打撃を受けたというよりは、典型的な地方中堅都市で、個人生活を直撃するような地震だった。柏崎刈羽原発が絡んで、大きな被害をもたらした」と特徴づけている。 地震発生から約1週間で被害の全体像が明らかになっていないため、県の被害試算は今後、変動する可能性がある。04年の中越地震の推計額は約3兆円だったが、確認されている被害額は約1兆6千億円だった。 URL http //www.asahi.com/national/update/0724/TKY200707240150.html 0724 天井クレーンが破損 原子炉点検、大幅に遅れ 6号機 [朝日] 2007年07月24日21時27分 東京電力柏崎刈羽原子力発電所は24日、新潟県中越沖地震で被災した6号機原子炉建屋の天井クレーンが破損しているのを確認した。原子炉の真上にあり、炉の格納容器や圧力容器のふたをつり上げるための大型装置で、修復の見通しはたたないという。炉内部の容器の傷や装置の状態はふたを開けて目視で確認する必要があり、地震被害の点検が大幅に遅れることは確実だ。 破損した6号機天井クレーンの車輪とモーターの接合部。中央の丸い部分が破断面=東電柏崎刈羽原発提供 破損した天井クレーンのモーターと車輪の結合部 原子炉建屋天井クレーンの破損箇所 今回の地震で、原子炉建屋内の設備破損が確認されたのは初めて。東電によると、同クレーンは年に1度、定期的に点検している。地震前の点検では異常がなかったため、地震の揺れで破損したとみられる。地震発生時、クレーンは原子炉の真上にあったという。 東電は残る1~5、7号機の天井クレーンの点検を急いでいる。 東電によると、装置は鉄製で、長さ約35メートルの棒状、重さ約310トン。中央部に可動式のクレーンがついており、原子炉内の点検や核燃料を交換する際、格納容器や圧力容器のふたをつり上げるために使用される。 両端にモーターと車輪が付いており、レール上を移動する仕組み。今回はモーターと車輪をつなぐ鉄製の車軸の接合部が両側とも破損し、モーターの動力が車輪に伝わらなくなったという。 破損の詳しい原因などは不明だが、クレーンの本体は両端がレールに支えられているため、車軸が破損しても、落下する可能性はないという。 東電は8月半ばにも、原子炉格納容器のふたを開けて、中にある圧力容器や制御棒装置、再循環ポンプなどに地震の影響で傷がないかなどを目視で確認することを検討している。 ただ、天井クレーンは高所に設置されているため、余震の恐れが続くと足場の設置などが難しく、修復作業は難航も予想される。修復のめどがたたない限り、作業日程の大幅な変更は避けられない見通しだ。 一方、国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は24日、「国際的な安全管理に関する教訓を得るには重要」と政府の調査団受け入れ決定を歓迎するとともに数週間以内に専門家チームを派遣する方向で政府と調整する考えを示した。だが、チームが来ても、炉内を確認できない可能性がある。 天井クレーンは、国の耐震設計上の重要度はA~CのうちのBクラスで、一般建築物の1.8倍の地震力に耐えることが求められている。過去の地震によるBクラス重要機器の損傷としては、00年に福島第一原発6号機でタービン関連の配管が破損した例がある。 東電によると、製造時には想定していなかった事態で、同型装置を使う他の原子炉への影響は不明という。 事態を重く見る経済産業省原子力安全・保安院は、原子炉等規制法に基づき、東電に調査結果の報告を求めている。 ■原子炉建屋内の設備損傷は初めて 天井クレーンは核燃料を入れた輸送用容器をつり下げるため、国の耐震設計上はA~CのうちのBクラスと位置付けられている。国の耐震指針でCクラスは一般建築物並みの耐震力で良いとされているが、落下すると燃料破損の恐れがあるクレーンは一般建築物の1.8倍の地震力に耐えることが求められている。 今回の地震で、原子炉建屋内の設備損傷が確認されたのは初めて。過去の地震によるBクラス重要機器の損傷としては、00年に福島第一原発6号機でタービン関連の配管が破損した例がある。 経済産業省原子力安全・保安院では事態を重くみて、原子炉等規制法に基づいて東電に調査結果の報告を求めている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0724/TKY200707240557.html 0724 原発の耐震審査「不十分だった」と甘利経産相 [朝日] 2007年07月24日12時39分 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の直下に活断層が走っている可能性がある問題で甘利経済産業相は24日、「海の部分の調査が甘かったということなら、国の確認の対応が不十分であったと思う」と述べ、東電が原発建設前に報告した調査に対する国の耐震審査が不十分だったとの認識を示した。 また経産省は、今回の地震による火災や水漏れを調査するため、専門家からなる調査・対策委員会を総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の中に設置することを決めた。専門家に加え、新潟県の担当者も委員に加わるよう、この日経産省を訪れた泉田裕彦知事に求めた。 URL http //www.asahi.com/politics/update/0724/TKY200707240242.html 0722 IAEAの柏崎刈羽原発調査 政府「余裕ない」と断る [朝日] 2007年07月22日02時45分 新潟県中越沖地震で、火災などトラブルが多発している東京電力柏崎刈羽原発に国際原子力機関(IAEA)が調査に入る意向を示したことに対し、政府が調査団の受け入れを当面見送る意向をIAEAに伝えていたことが21日、わかった。被害が甚大で受け入れる余裕がないとしている。 IAEAのエルバラダイ事務局長は18日、地震による原発被害の情報を共有する目的で、調査団を同原発に派遣する用意があると表明。自力で原発事故に対応できない場合に支援する「原子力事故援助条約」に基づいて、調査団を送る考えを日本側に示していた。 しかし日本側は、事態の収拾や調査は自力で可能とし、今は現場が混乱しているため調査団を受け入れる余裕がないとして、IAEAに現時点では調査団の受け入れを見送ることを伝えた。 ただし、「原発が経験したかつてない大きな地震に見舞われた貴重な事例として、情報を世界に発信することが必要だ」(経済産業省原子力安全・保安院)として、秋以降に国際会議を開き、現地視察の受け入れなどを検討したいとしている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0722/TKY200707210365.html 0721 他の原発5基も変圧器損傷 油漏れも 柏崎刈羽 [朝日] 2007年07月21日15時08分 新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発3号機の変圧器で火災が発生した問題で、他の原子炉5基の変圧器でも油漏れや土台がずれるなどのトラブルが相次いでいたことが明らかになった。地震による地盤沈下の影響で消火設備も損傷していることから消火能力は大幅に低下した状態で、一部の変圧器では油漏れが続いている。依然として余震の恐れもあり、火災の危険性が今も残っている。 各原子炉の主な変圧器被害 変圧器の内部は、電気を流す銅帯が通っており、絶縁のために大量の油が注入されている。県などによると、3号機の火災は、変圧器周辺の地盤が沈下し、銅帯と、本来直接触れることのない周りの金属とが接触したためショートし、変圧器内の絶縁油に引火して発生した可能性が高いという。 1号機では、変圧器が土台からずれたり、配線の接合部にずれがみられたりした。1、2、4、7号機では変圧器周辺に設置した油の流出を防ぐ堤が沈み込んだり傾いたりした。1、2、3、6号機は油漏れの改修措置が終わっていない。全7基の原子炉のうち、5号機以外で変圧器関連の異常が見つかっている。 東電によると、放射性物質にかかわらない被害計52件のうち、変圧器関連は12件。東電との安全協定に基づいて地震発生直後の17日に立ち入り調査した県は「3号機だけで火災が起きたのはたまたまだ」と指摘する。 変圧器で被害が相次いだ原因として、変圧器などの付帯設備は、国の指針で地下の安定した岩盤との固定を求められている原子炉の建屋より、基準が緩いことが挙げられる。 制御棒や原子炉格納容器が求められている耐震性は最も高い「ASクラス」だが、変圧器は最も低い「Cクラス」。東電も「所内のすべての変圧器は土の上に立っているだけ」といい、「変圧器やダクトなど周辺設備で被害が出ており、揺れに弱かったと感じている」と認める。 ASクラスは、その地域で発生する可能性のある最大級の地震や、マグニチュード6・5の直下型地震を想定してつくられている。Cクラスは、一般の建物と同じ建築基準法に基づいている。 東電によると、油が漏れた場合でも、周囲に空気が少ないなどの理由で直ちに火災につながるものではないとしている。 県によると、地盤沈下など地震の影響で、構内ほぼすべての消火設備が損傷を受けたという。 URL http //www.asahi.com/national/update/0721/TKY200707210218.html ■原発07Ⅰ より続く 最新の情報は ■原発? にあります
https://w.atwiki.jp/keiseilinefan/pages/22.html
京成千葉線 メニュー 京成千葉線メニュー 概要 路線データ 歴史 概要 京成津田沼ー千葉中央間の路線。 沿線住民の要望により、本線津田沼ー佐倉間に先立ち、開業。 開業当初は総武本線に蒸気機関車が走っていたこともあり、速達性と環境性、共に国鉄に勝っていた。 現在では新京成電鉄にも直通し、成田スカイアクセスの「翼」として活躍している。 JR総武快速線と並行して列車が走ることが多く、京成幕張~京成幕張本郷間で 徐々に総武快速線の列車を追い抜いていくところがよく見られる。 路線データ 路線キロ程 12.9km 駅数 10駅 軌間 1435mm 全通 1921年7月17日 歴史 1921年 7月17日 津田沼(現在の京成津田沼) - 千葉(現在の千葉市中央区・中央公園付近)間開業。 1922年 3月8日 千葉海岸駅(現在の西登戸駅)開業。 1923年 2月22日 浜海岸駅(現在のみどり台駅)開業。 1923年 7月24日 新千葉駅開業。 1931年 11月18日 幕張駅を京成幕張駅、稲毛駅を京成稲毛駅、千葉駅を京成千葉駅に改称。 1942年 4月1日 浜海岸駅を帝大工学部前駅に改称。 1945年 2月20日 全線を軌道法による軌道から地方鉄道法による鉄道に変更。 1948年 4月1日 帝大工学部前駅を工学部前駅に改称。 1951年 7月1日 工学部前駅を黒砂駅に改称。 1955年 4月21日 新京成電鉄新京成線と直通運転開始。 9月1日 新京成電鉄新京成線との直通運転を廃止する。 1958年 2月10日 京成千葉駅を現在の千葉中央駅の場所に移転。新千葉 - 京成千葉間の線路を移設。 1959年 10月10日 軌間を1372mmから1435mmに改軌。 1966年 12月17日 新千葉 - 京成千葉間高架線完成。暫定的に単線運転での運行。 1967年 4月1日 千葉海岸駅を西登戸駅に改称。 12月1日 国鉄千葉駅前駅(現在の京成千葉駅)開業。 1971年 10月1日 黒砂駅をみどり台駅に改称。 1987年 4月1日 京成千葉駅を千葉中央駅に、国鉄千葉駅前駅を京成千葉駅に改称。 1991年 8月7日 京成幕張本郷駅開業。 1992年 4月1日 千葉急行電鉄(1998年(平成10年)10月1日京成電鉄に路線を譲渡し千原線となる)と相互直通運転開始。 2006年 12月10日 新京成電鉄車両による片乗り入れにより、新京成線松戸から千葉中央までの直通運転が再開される。 2010年 9月8日 台風9号から変化した熱帯低気圧がもたらした集中豪雨によって検見川 - 京成稲毛間で土砂崩れが発生し、千葉線・千原線が終日運休となる。 2011年 3月11日 東北地方太平洋沖地震が発生したため、千葉線・千原線が運休となる。 3月14日 東北地方太平洋沖地震による発電所の停止に伴う電力供給逼迫のため、東京電力が輪番停電(計画停電)を実施。これに伴い、この日から新京成線との直通運転が休止される。 4月11日-12日 東北地方太平洋沖地震の余震とみられる巨大地震が発生したため、千葉線・千原線が一時運休となる。 6月27日 新京成線との直通運転が再開される。
https://w.atwiki.jp/kknpnews/pages/26.html
lt; nbsp;2007-08-02 | 2007-08-04 nbsp; gt; 目次 プラント状況 クレーンさらに 1 ヶ所破損、原子炉に長靴、油漏出 (3 日) IAEA 調査団関連 風評被害関連 県技術委員会宮座長が辞任 その他のプレスリリース プラント状況 クレーンさらに 1 ヶ所破損、原子炉に長靴、油漏出 (3 日) 東京電力 新潟県中越沖地震発生による柏崎刈羽原子力発電所の主なプラント状況 (3 日午後 2 時現在) 1 号機、蓋を外していた原子炉上のプール (原子炉ウェル) 内に靴を発見。 6 号機、クレーンに新たな損傷。 7 号機中央制御室の被害のランクを C (軽微な不具合) から B (周辺自治体に限定的な影響のある不具合) へ変更。 1–3 号機変圧器の土壌に油が染み込み。 その他。 クレーン、さらに破損1カ所=作業靴、圧力容器内に落下か-柏崎刈羽原発・東電 (時事、19:22) 東電、「1号機では作業用のゴム靴が地震の揺れで原子炉内に落ちた可能性があることを明らかにした。」 大型クレーンに新たな破損 柏崎刈羽原発6号機 (共同、19:43) 東電、車軸 2 ヶ所の破損が見つかっていた 6 号機クレーンに新たに車軸 1 ヶ所の破損が見つかったと発表。 198立方メートルの油、土壌に漏出か (毎日、21:34) 東電、地震で変圧器の絶縁油の流出に備えたコンクリートや堤にひびが入り、計約 198 m3 の油が発電所内の土壌にしみ込んだ可能性があると発表。 柏崎刈羽原発「防油堤」に亀裂、絶縁油が地下流出の可能性 (読売、21:38) 「東電は周辺の土を調査した後、土を除去する予定。放射能漏れの恐れはなく、海への油流出も確認されていないとしている。」★この発表が正しければ、海に漏れていることが確認されている油は別の原因ということになる。 柏崎刈羽原発6号機のクレーン、継ぎ手破損は3カ所 (朝日、23:36) 「メーカーで分析のため分解作業をしたところ、モーター側の1カ所も折れているのが見つかった。東電は『レールに歯止めを設けるなど落下防止策があり、落下することはない』としている。」 「1、2、3号機は同じメーカー製で、4、5、7号機のクレーンは継ぎ手がないタイプの別のメーカー製。これまで、他の天井クレーンで損傷は見つかっていないが、詳細に点検する必要が出てきた。」 IAEA 調査団関連 風評被害の沈静化を期待 経産相、IAEA調査に (共同、12:27) 甘利経産相記者会見、風評被害防止のため、『なるべく早く評価してもらう。できるだけ迅速にやってもらうよう、(IAEA側に)お願いしたい』。 ただし、『きちんと精査する時間が必要なら(そちらを)優先して良いと思う』。 原子力安全・保安院 柏崎刈羽原子力発電所への国際原子力機関(IAEA)調査団の派遣について (2 日付、3 日サイト上掲載) 「調査目的等 耐震分野を中心として、放射性物質の漏えい、安全運転管理等に関し、現場調査及び関係者からのヒアリング等を実施し、事実関係の把握及びそれから得られる教訓を抽出して、IAEA として報告書を作成する見込み。」 IAEA Press Release IAEA Team to Visit Kashiwazaki-Kariwa Nuclear Power Plant (3rd local time) 「チームは IAEA の 2 人の専門家と世界的に知られた耐震安全性の専門家 4 人からなる。 彼らの作業は発電所の現在の状況に関する実情調査 (fact finding mission) を行うことになるだろう。 これは、日本の原子力安全・保安院、日本の原子力安全委員会、および事故を起こした発電所の運営者である東京電力によって現在進行中の評価を補完するものとなろう。」 「この調査が完了し次第、チームは結果を日本の監督機関と [IAEA の] Director General に報告することになる。」 風評被害関連 3万人が宿泊キャンセル 柏崎、「放射能」理由も (共同、6:03) 柏崎市のまとめ、宿泊施設のキャンセルが地震以来 72 施設で計約 3 万人に。 海の家、宿泊キャンセルの約 8 割が『放射能が怖い』。 県技術委員会宮座長が辞任 中越沖地震「貴重な実験」 県原発技術委員が辞任 (共同、20:01) 「宮教授は2日夜「一身上の都合により辞任したい」と申し出て、県は受理した。」 県技術委の宮座長が辞任 (新潟日報) 宮氏 『在任期間が長くなった。国の委員なども兼務しているので』。 渡辺博文県防災局長 『(実験)発言は不適当だった。技術委発足時から協力をいただいてきたので残念だが、(実験)発言も辞任理由の一つと推察し、受理することとした』。 新潟県技術委座長、「歴史的実験」発言で辞任 (毎日、20:55) 「宮教授は『一身上の都合』としているが、発言の責任をとったとみられる。」 地震は原発に「貴重な実験」 発言の技術委座長が辞任 (朝日、21:08) 新潟県の技術委員会は 2003 年 2 月に設置され、宮氏は発足当初から座長を務めていた。 立ち入り調査後の発言 「報道陣に『安心したか』と尋ねられると、『安心した。何というか、代え難い実験だったんですね。歴史的な実験かも知れない』と答えた。」 宮氏は「調査対策委員会」の委員も務める。 問題発言「地震は歴史的な実験」、原発技術委の座長が辞任 (読売、22:32) 「当面、鈴木賢治・新潟大教授が座長を代行する。」 その他のプレスリリース 原子力安全・保安院 平成19年新潟県中越沖地震における東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所の影響について(第13報) (2 日付、3 日サイト上掲載) 原子力安全・保安院 平成19年新潟県中越沖地震における東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所の影響について(第14報) (3 日付) おわり lt; nbsp;2007-08-02 | 2007-08-04 nbsp; gt;
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/4924.html
放射能汚染 ■ ホルムアルデヒド事件。東京電力 DOWA JFE(NHK経営委員長)の繋がりが明らかに。NHKに早速、利益相反問題が浮上 「portirland(2012.5.26)」より 週刊金曜日、NHKが保有する債券の上位5社がすべて電力会社。合計で374億円。そのうち東電は145億円。 NHKは東京電力の電力債を保有していますので、利益相反と言われても仕方がないでしょう。速やかに他の電力会社分も含めて全ての電力債を売却すべきです ------------------------------ ■ ホルムアルデヒド事件。化学工場爆発レベルの漏洩量。セシウム汚染なら7月まで続く可能性を指摘。日刊ゲンダイ 「portirland(2012.5.23)」より そこで考えられるのが「放射能隠し」という。放射性物質が大量に検出された事実を隠しながら給水を止めるため、別の汚染源を用意したという見立てだ。 「山林に蓄積されていた放射性物質が、雪解け水と一緒にドッと流れ込んだのでしょう。山から下流の浄水場まで、およそ1カ月ぐらいかかります。例年ならゴールデンウイークごろに検出されておかしくないのでしょうが、今年は雪が多かったから解けるのも遅かった。恐らく浄水場ではセシウム137やコバルト60、イットリウム、ジルコニウムなど、原発事故で飛散した物質が大量に検出されたはず。それを隠すため、塩素でも消えないホルムアルデヒドが検出されたとして断水に踏み切った。その後、放射性物質の数値が落ち着き、給水を再開したのだと思います。これが当たっていれば、7月ぐらいまで同様の騒ぎが繰り返されるでしょう」(阿部氏) ☆ キーワード【ターンオーバー〔turnover:湖水大循環〕】 ------------------------------ ■ (重要)東京電力がサバンナリバー・サイト核施設(核廃棄処分など)とSRNLを訪問。SRNLはアメリカの超巨大軍事企業と提携、ホルムアルデヒドを用いてセシウムを除去するレポートもあり 「portirland(2012.5.22)」より ★ 【速報】意外に真実味も! 首都圏水道水のホルムアルデヒドに放射能原因説 「税金と保険の情報サイト(2012.5.22)」より / 魚拓 ホルムアルデヒド検出を「放射能の影響」とする説には根拠が薄いため、「デマ」と断じる声が多いが、実は無視できない論文が米国で発表されている。 セシウムの除去にホルムアルデヒド樹脂が効果を発揮する、というものだ。米の「SAVANNAH RIVER NATIONAL LAVOLATORY」が2007年に公表されたもの。 利根川水系の上流域で除染に使われたホルムアルデヒドが流れ込んだのでは、との推測がささやかれている。 ☆□ ホルムアルデヒド騒ぎは「セシウム隠し」の謀略か(日刊ゲンダイ2012/5/22) - 「日々担々」資料ブログ 「阿修羅♪(2012.5.22)」より } .
https://w.atwiki.jp/kknpnews/pages/59.html
柏崎刈羽原発 中越沖地震被害 報道・発表まとめ lt; nbsp;2007-09-02 | 2007-09-04 nbsp; gt; 目次 保安院、特別保安検査を開始 消防庁、来年度、原発災害訓練マニュアルを作成 その他 他のプレスリリース 保安院、特別保安検査を開始 柏崎原発で保安院が特別検査 (新潟日報) 通常の年 4 回の保安検査を強化。 データ改竄を受けた 2 回目の検査だが、地震被災の初動体制を重点的に検証。 消防庁、来年度、原発災害訓練マニュアルを作成 実践的な訓練手引を作成 原子力災害対策で消防庁 (共同、18:06) 原発職員の自衛消防の能力向上と地元消防との連携を目的に作成。 全国の原発と関連する消防所に配布予定。 その他 中越沖地震で違法性判明 柏崎原発訴訟で上申書 (共同、13:16) ★2007-09-02 新潟日報、朝日記事と同様。 他のプレスリリース 東京電力 当面の需給見通しについて(第7報) おわり lt; nbsp;2007-09-02 | 2007-09-04 nbsp; gt;
https://w.atwiki.jp/discussion/
福島原子力発電所事故対策統合本部 共同記者会見 東京電力会見
https://w.atwiki.jp/hamaosenmatome/pages/174.html
http //www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120306-913624.html 環境省がれき広域処理へPR作戦 環境省は6日、東日本大震災で発生した岩手、宮城両県のがれきの広域処理をめぐり、テレビコマーシャルや街頭ビジョンを使ったPRを実施すると発表した。震災から1年が経過するのを機に、被災地のがれき処理が進んでいない現状を広く国民に知らせ、広域処理の必要性を訴えるのが狙い。 ナレーションには、宮城県女川町出身の俳優中村雅俊を起用。うずたかく積み上げられたがれきの様子を紹介し、被災地だけでは処理が追いつかないことを訴える内容となっている。 渋谷、新宿、有楽町の街頭ビジョンで9~15日にかけて映像を放映。11日に放送予定の民放テレビの特別番組でもコマーシャルを流す。 札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の地下鉄や私鉄では、3月上旬から下旬にかけて中づり広告を掲示。渋谷駅など東京都内の私鉄3駅でポスターも掲示する。環境省によると、東京電力福島第1原発事故を受けた除染事業への協力を呼びかけるPRと合わせて、計2億円を充てた。(共同) [2012年3月6日21時4分]
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/3857.html
サイトトップページへ ■ 震災から3日目 - 自衛隊の人命救助、県の災害対策、テレビの論者(2011.3.13) 「世に倦む日日」より ・8千人という最初の計画は、津波被害の発生直後に背広(防衛省)と制服(幕僚監部)から上がったものだ。こんな規模では小さすぎて、満足な救助活動など不能だという認識と判断を最初から持ちながら。不思議なのは、特に宮城県と福島県で陸自部隊の活動が遅く疎らである点である。 ・以上は人命救助について、特に陸自の2日間の消極行動への疑問と不審である。陸自の不作為の責任とそれを報道しないマスコミを追及する必要がある。それに関連して、今回、特に強く感じるのは、各県の災害対策本部と本部長である県知事が登場しない問題である。被害の特に大きな宮城県、岩手県、福島県の県知事が顔を出さない。各県の災害対策本部とその動きがマスコミ報道の話題に出ない。 ・直感として、もう二度と、3・11の前には戻れないような気がする。政治も経済も、統制の時代に入った感がする。節電と称した生活統制は永遠に続き、他にもあれやこれや政府に統制を受け、次々と重税を課せられ、そして選挙で国民が民意を示す機会などは、もう二度と訪れないのではないか。避難民は内陸に作ったキャンプに押し込められ、三陸海岸は無人地帯と化すのではないか。そのまま、冷戦状態にある隣の大国(ユーラシア)との戦争に半永久戦争に突入するのではないか。一瞬で新しい時代にワープしたと思うのは、この私だけだろうか。 ■ @yoniumuhibiさんのツイート ----------- ■ 福島第一3号炉で巨大爆発(その3)2011.3.14 16 50 40 「原子力資料情報室(CNIC)」より ・現時点では原子炉の冷却を継続するための必死の努力が行われている模様で、まだまだ安心できる状況ではありませんが、現状が継続する限りは、大規模な炉心溶融は避けられると思われます。 ----------- ■ 日本原燃:使用済み燃料プール建屋に大量の放射性廃棄物を放置(2009.10.15) 「原子力資料情報室(CNIC)」より ---------- ■ エネルギー体感教室 関連施設/見学報告in東海地域(2010.9.13) 「[らでぃ] エネルギー体感教室」より ・見学者用ギャラリーを歩きながら、タービン発電機、原子炉建屋の使用済み燃料プールの様子、中央制御室など、定期検査中の5号機に関連する施設をひと通り見学した。 ---------- ■ 志賀原子力発電所1号機 使用済燃料貯蔵プールからの水飛散についてpdf. 「北陸電力」より ・平成19年3月25日9時42分に発生した能登半島沖地震に伴い、発電所建屋、機器の巡視点検を実施したところ、1号機原子炉建屋4階において、使用済燃料貯蔵プール周辺に水が飛散しているのを発見しました。 ■ @yoniumuhibiさん 「Twitter」より ・米国が大使館機能を京都へ移転したという話があります。そのうち、座間や横須賀の人間も沖縄や佐世保へ移す話になる可能性もあります。日本政府にも「付き合えよ」と言って、政府機能を京都に移させるかも知れませんね。箱根から東を切り捨てて、西日本だけの片肺で日本を回すなんて事態になるかも。 ---------- ■ 【当サイト関係者に緊急避難命令】 「nikaidou.com」より ・当サイト関係者は緊急避難せよ。福島第一原発の三号機は、吹き飛んだ場合、関東まで放射線の影響がでる可能性がある。仕事や学校のない方は今すぐに関西以西に避難しろ。何もなければいいが、何かあってからでは避難不可能である。 あなたは、政府発表を信じられますか?最初からウソばっかり。隠蔽ばかり。安全なはずではなかったですか?違いますよね。最初から危なかったのに、自分たちのせいだと言われるのがイヤで隠蔽しましたよね。 福島の三号機はプルトニウムですよ。爆発したら関東も死の大地です。 ☆ 2号機、燃料棒全体が一時露出 空だきの状態か(2011.3.14 21 16) 「asahi.com」より ☆ 福島第一2号機、燃料棒が露出…漏出の恐れ(2011.3.14 20 02) 「読売新聞」より ☆ 地震で自動停止の原発、安定停止は3基のみ(2011.3.13) 「読売新聞」より 【mono - コメント】 ・何か得体の知れぬ、見えているもの聞こえてくるものを遥かに超えた恐ろしいことが起きている・・・。 【避難所一覧】 ☆ 内閣官房 国民保護ポータルサイト 全国の避難所の施設・住所の一覧 ☆ 東日本巨大地震 - 避難所情報 「Google Crisis Response」より ☆ 【携帯用】地震情報サイト トイレ・給水・炊き出し・ガソリン・充電など情報充実 / サイト作成者ツイート ☆ Twitter〔避難〕#hinanのリアルタイム結果 【「福島原発」Twitter】 chibadojo RT @NamicoAoto 父が明日、福島原発の応援に派遣されます。半年後定年を迎える父が自ら志願したと聞き、涙が出そうになりました。「今の対応次第で原発の未来が変わる。使命感を持っていく。」家では頼りなく感じる父ですが、私は今日程誇りに思ったことはありません。無事の帰宅を祈ります 約12時間前 Twitter for iPhoneから ☆ 東京電力福島第一原子力発電所〔言葉で検索〕 【鉄道運行状況】 ■ 地震関連交通情報〔首都圏〕 「提供 ジョルダン(株)」より (3/14 07 20現在の情報) (mono-注:情報収集力良好) / webページ保護 〔参考〕 ☆ 運行情報(東京都) 「NAVITIME」より (mono-注:情報収集力弱い) / webページ保護 各鉄道website はアクセス集中のためか、当方からは接続不可。 【monosepia 独り言 0 35】 当方、停電時間帯がふたつある。両方とも停電するのかな? ま、明日になれば分かること。 MONOSEPIAサイト更新滞ることになります。 積読を読んどく。 1056 link_trackback
https://w.atwiki.jp/bibou/pages/25.html
東北電力の計画停電についてお知らせします。 計画停電が実施されるのは、秋田県、山形県、新潟県、青森県(の一部)のうち、下記の市町村の一部のエリアです。 期間は16日~18日の、各9時~12時、または17時~20時までです。 3月16日(水) 9時~12時 第1グループ 【山形県】 米沢市,長井市,南陽市,高畠町,川西町,飯豊町,上山市 【新潟県】 新潟市中央区,新潟市東区,新潟市西区,新潟市江南区,新潟市南区,新潟市西蒲区,阿賀町,阿賀野市,長岡市,三条市,燕市,出雲崎町,弥彦村 第2グループ 【青森県】 弘前市,五所川原市,黒石市,つがる市,平川市,鯵ヶ沢町,鶴田町,板柳町,中泊町,深浦町,西目屋村,大鰐町,藤崎町,田舎館村,青森市,森田村,岩木町 【新潟県】 新潟市秋葉区,新潟市江南区,新潟市中央区,新潟市西蒲区,新潟市西区,新潟市南区,三条市,長岡市,加茂市,見附市,燕市,五 泉市,阿賀野市,田上町 3月16日(水)17時~20時 第3グループ 【山形県】 山形市,新庄市,村山市,東根市,天童市,尾花沢市,寒河江市,最上町,舟形町,河北町,大石田町,西川町,大江町,小国町,中山町,真室川町,金山町,鮭川村,戸沢村 【新潟県】 新潟市北区,新潟市東区,新潟市中央区,新潟市江南区,村上市,胎内市,新発田市,阿賀野市,聖籠町,阿賀町,関川村 第4グループ 【秋田県】 横手市,湯沢市,由利本荘市,にかほ市,羽後町,大仙市,美郷町 【新潟県】 魚沼市,南魚沼市,長岡市,小千谷市,柏崎市,湯沢町 3月17日(木) 9時~12時 第5グループ 【山形県】 鶴岡市,酒田市,三川町,遊佐町,庄内町 【新潟県】 新潟市中央区,新潟市東区,上越市,妙高市,柏崎市,糸魚川市 第6グループ 【青森県】 青森市,むつ市,東通村,風間浦村,大間町,佐井村,横浜町,六ヶ所村,七戸町,今別町,外ヶ浜町,蓬田村,藤崎村,黒石市,平川市,田舎館村,弘前市 【秋田県】 秋田市,大仙市,仙北市,美郷町,由利本荘市 【新潟県】 長岡市,見附市 3月17日(木) 17時~20時 第7グループ 【山形県】 山形市,天童市,上山市,長井市,南陽市,山辺町,中山町,朝日町, 大江町,白鷹町 【新潟県】 新潟市中央区,新潟市東区,新潟市西区,新潟市江南区,新潟市秋葉区, 新潟市南区,新潟市西蒲区,五泉市,田上町 第8グループ 【青森県】 田子町 【秋田県】 北秋田市,大館市,能代市,鹿角市,小坂町,上小阿仁村,八峰町,藤里町,三種町,大潟村,八竜町,山本町,秋田市,男鹿市,潟上市,八郎潟町,五城目町,井川町 【新潟県】 長岡市,小千谷市,魚沼市,南魚沼市,出雲崎町,刈羽村 3月18日(金) 9時~12時 第1グループ 第2グループ 3月18日(金)17時~20時 第3グループ第4グループ
https://w.atwiki.jp/nukejp/pages/52.html
<事故評価関連資料 福島> 【環境モニタリング実測値】 ①タイトル ②URL ③対象期間 文部科学省 ①福島第一原子力発電所の20Km以遠のモニタリング結果 ⇒モニタリングカーによる空間線量率測定結果 ②http //radioactivity.mext.go.jp/ja/list/207/list-201103.html ③2011.3.16-3.31 ①東京電力株式会社福島第一原子力発電所の20km以遠のモニタリング結果について ⇒空間線量のグラフ ②http //radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/7000/6229/24/195_0914.pdf ③2011.3.17-2012.9.13 ①ダストサンプリングの測定結果 ⇒初期の大気中濃度測定結果 ②http //radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/4000/3698/24/1210_201103.pdf ③2011.3.18-3.25 ①継続して実測している地点における積算線量の推計値の公表について ⇒空間線量の積算値の推計 ②http //radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/5000/4767/24/1750_032118r.pdf ③2011.3.11-2012.3.11 福島県 ①各地点の空間線量率の変動グラフ ⇒原子力センターモニタリングポストの回収データ ②http //www.pref.fukushima.jp/j/hendogurafu-20120921.pdf ③2011.3 ①福島県環境放射線モニタリング・メッシュ調査 ⇒福島県実施の空間線量調査 ②第1回 http //www.pref.fukushima.jp/j/monitaring.mesyu0502.pdf ③2011.4.12-16,29 第2回 http //www.pref.fukushima.jp/j/monitaring.mesyu1202.pdf 2011.8.17-9.16 第3回 http //www.pref.fukushima.jp/j/monitaring.mesyu20120521.pdf 2012.2.21-3.9 第4回 http //www.pref.fukushima.jp/j/monitaring.mesyu20121001.pdf 2012.5.23-6.13 経済産業省 ①福島第一原子力発電所周辺のモニタリング結果一覧 ⇒事故直後の空間線量測定結果・大野局MPデータあり ②http //www.meti.go.jp/press/2011/06/20110603019/20110603019-2.pdf ③2011.3.12-3.15 ①東京電力福島第一原子力発電所敷地内(事務本館北側)の核種分析結果について ⇒原発構内のダストサンプリング結果 ②http //www.meti.go.jp/press/20110320003/20110320003.pdf ③2011.3.19 東京電力 ①福島第一原子力発電所のモニタリング状況 ②http //www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110528d.pdf http //www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110608b.pdf ③2011.3.12-3.21 研究機関 日本原子力研究開発機構(東海研究開発センター) ①福島第一原子力発電所事故に係る特別環境放射線モニタリング結果 ⇒茨城県東海村の空間線量、核種別濃度測定データ ②http //jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAEA-Review-2011-035.pdf ③2011.3.11-6.1 KEK・理化学研究所 ①高速道路上のガンマ線測定により得られた福島第一原子力発電所から飛散した放射性物質の拡散状況 ⇒事故直後の大気中の核種割合 ②https //www.jstage.jst.go.jp/article/taesj/10/3/10_J11.004/_pdf ③2011.3.15-17, 4.8 その他 図 福島市の放射線率の推移と積算線量 →『めげ猫「タマ」の日記 福島市の積算線量は最終的に100mSv程度になる。』 長期の空間放射線量の計算方法 →http //mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-169.html 【放射性物質放出量推計】 ①タイトル ②URL ③発表日 経済産業省 ①東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に係る1号機、2号機及び3号機の炉心の状態に関する評価について⇒放出量推計値 ②http //www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/20110606-1nisa.pdf ③2011.6.6 ①放射性物質放出量データの一部誤りについて ⇒上記データ一部訂正 ②http //www.meti.go.jp/press/2011/10/20111020001/20111020001.pdf ③2011.10.20 東京電力 ①福島第一原子力発電所事故における放射性物質の大気中への放出量の推定について ②http //www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120524j0105.pdf ③2012.5 ①福島第一原子力発電所の東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響について ②http //www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120914j0101.pdf ③2012.9 原子力規制委員会 ①SPEEDIの計算結果の公表について ⇒3/12-17のSPEEDI試算データのリンク ②http //www.nsr.go.jp/archive/nisa/earthquake/speedi/230724/230724.html ③2011.7 日本原子力研究開発機構 ①東京電力福島第一原子力発電所事故に伴うWSPEEDI-II による放出率推定結果について ②http //www.nsr.go.jp/archive/nsc/jaea_wspeedi/0312-0322.pdf ③2011.3.22 ①福島第1原子力発電所事故に伴う131I と137Cs の大気放出量に関する試算 ②http //www.nsr.go.jp/archive/nsc/anzen/shidai/genan2011/genan031/siryo4-2.pdf ③2011.5.12 ①東京電力福島第一原子力発電所事故発生後2ヶ月間の日本全国の被ばく線量を暫定的に試算 ②http //www.jaea.go.jp/jishin/kaisetsu03/kaisetsu03.htm ③2011.6.15 ①福島第一原子力発電所事故に伴う131I と137Cs の大気放出量に関する試算(II) - 3 月 12 日から 15 日までの放出率の再推定 - ②http //www.nsr.go.jp/archive/nsc/anzen/shidai/genan2011/genan063/siryo5.pdf ③2011.8.22 ①福島第一原子力発電所事故に伴う Cs137 の大気降下状況の試算 - 世界版 SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション - ②http //nsed.jaea.go.jp/fukushima/data/20110906.pdf ③2011.9.16 ①原子力機構の活動報告II 「大気拡散プロセスの解析」 ②http //www.jaea.go.jp/jishin/kaisetsu03/kaisetsu03.htm ③2012.3.6 国立環境研究所 ①福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の大気中の挙動 ②http //www.niph.go.jp/journal/data/60-4/20116004003.pdf ③保健医療科学 2011 Vol.60 No.4 ①福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の大気輸送沈着シミュレーション ②http //www.nies.go.jp/shinsai/index.html#title04 ③2011.8.25 米国原子力規制庁 福島原発事故関連資料 http //www.nrc.gov/reading-rm/foia/japan-foia-info/2011/ 米国国防脅威削減局 Radiation Dose Assessments for ShoreBased Individuals in Operation Tomodachi ⇒オペレーション・トモダチ中の個人被曝線量推定 http //www.dtic.mil/cgi-bin/GetTRDoc?AD=ADA565169 米国サンディア国立研究所 Fukushima Daiichi Accident Study ⇒米研究所による事故評価レポート https //fukushima.inl.gov/PDF/FukushimaDaiichiAccidentStudy.pdf 受付シート/Reception sheets 名前 tags 事故評価,モニタリング,空間線量,ダストサンプリング,MP,核種,放出量,SPEEDI タグ一覧