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魔震 の影響で国防の中枢を担う施設の地位を目黒駐屯地に譲ったとは言え、此処市ヶ谷駐屯地は今でも、国防の多くを担う施設として健在だった。 国家の要人が当たり前のように出入りする施設、しかもその要人の殆どが国家防衛を担当する者達なのだ。建造物の強固さは、一介のビルや家屋とは一線を画する。 最新鋭の耐震技術や耐火技術を取り入れて建設された施設である為に、駐屯地内の建物の殆どは、あの悪魔的な 魔震 の中にあって、外観が殆ど無傷の状態だった。 しかし、被害がなかった訳ではない。建物の中にいた防衛省の官僚達は物に押し潰されたり、階段から転げ落ちたりして、大けがを負ったり、死亡したり、 と言う被害が非常に多かった。無論それは、駐屯地内を見回っていた警備員や、其処にいた自衛隊員達も同様だ。 魔震 から既に二十年以上が経過した。駐屯地内の庁舎の被害は他の建物に比べて軽微だった為に、改築と修理は比較的早く済んだ。 無論この時に、当時の建築技術の最先端を行く耐震・耐火構造を徹底された事は言うまでもない。新宿区だけを襲った地震、通称 魔震 。 普通ならば、そんなバカなで一蹴されるような出来事が、実際に起ってしまったのだ。市ヶ谷駐屯地の改築を皮切りに、都内の自衛隊基地の全てが、 同じような処置を自らの所の基地に施した事は、至極当然の判断であった。 市ヶ谷駐屯地は、 魔震 以前とは比較にならない程堅牢な基地となった。 先述の通り建物自体の強固性は勿論の事、其処を通っているインフラや設備、警備体制等々、 魔震 以前の市ヶ谷駐屯地の欠点と目されていた箇所が、 全て洗い浚い改良され、比喩抜きで、要塞のような防衛力を誇るに至った。……筈なのだ。 その男は、市ヶ谷駐屯地の正門へと続いている、外堀通りを悠々と歩いていた。 人目を引かずにはいられない男である。 新宿 の都会を歩くには、その男は、天蓋から降り注いで来た隕石の如く、浮き過ぎていた。 道行く人々が、老若男女の区別なく、その男に目線を注ぐ。男の余りの異質性に、思わず目線を向けてしまうのだ。 そして、直に目線を逸らしてしまう。男が無意識の内に放つ、凶獣の如き殺意と覇気に耐えられないと言った風に。 しかし、そんなやりとりには慣れきっていると言った風に、男は威風堂々と、昼の 新宿 を肩で風切って歩いて行く。 彼は、身体から香る獣臭と野性味を、隠そうともしない男だった。ライオンの鬣のような怒髪をオールバックにした、中年の男性。 だが、身に纏っている安物の黒いカンフー着の下で収縮している、筋肉を見よ。世界中の男がブラボーと称賛せずにはいられない程逞しい肉が、 黒の衣服の下に潜んでいる事が子供にも分かるであろう。皮膚の張り、搭載されている筋肉、背格好。誰が見たって、二十代の脂の乗った若者の身体つきである。 男が立ち止まった。そして、ある方向に身体を向ける。 防衛省、と言う文字の刻まれた看板が、男の視界に入った。市ヶ谷駐屯地の内部へと続く正門前である。 先程述べたように、国防の中枢を担うと言う大役自体は、目黒駐屯地に譲られている。しかし、此処 新宿 の市ヶ谷駐屯地は、全てを譲ったと言う訳ではない。 当たり前だが、国防を担当する施設は、多ければ多いに越した事はないのだ。実の所目黒と市ヶ谷では、施設の数もインフラの質も、大差がない。 市ヶ谷もまた、目黒と同じで国防を担う最重要施設の一つ、いわばツートップの一つである。つまり今も市ヶ谷駐屯地は 魔震 前の如く、 防衛省の官僚達が日々職務を遂行する、国家にとって欠かす事の出来ない最重要施設として君臨しているのである。 その施設の方に、男が堂々と歩いて行った。 まずもって、防衛省の敷居を潜るに相応しくない男である事は明らかである。 入口を警備している警備員に呼び止められ、要件を確認される事が――なかった。 制服を身に纏った屈強そうな警備員は、カンフー着の男――範馬勇次郎の姿を見るや、冷や汗を流しながら、彼の事をスルー。 市ヶ谷駐屯地の中に入る事を許してしまった。それが当たり前なのだと言った風に、勇次郎は駐屯地の中を我が物顔で歩いて行く。向かう先は、庁舎C棟。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「また外をうろついていたのですか、勇次郎」 眼鏡をかけ、マントを羽織った、如何にも、中世の世界から飛び出して来た魔道士然とした、美形の男だった。 顔以外に肌の露出はなく、厚手の布地で拵えられた服装。部屋の中は大して空調も効いていないと言うに、随分と厚着の男である。 そんな男が、部屋に入室して来た勇次郎を見るや、呆れた声音でそんな事を言って来たのだ。 「座して待つのは性に合わねぇ」 ポケットに手を入れた状態で勇次郎が言った。悠々と、此方に向かって来る勇次郎。 普段の勇次郎は、常在戦場と言う概念が服を着て歩いているような男である。目線は常に一方向に定めさせ、フラフラする事などありえないのだが……。 今回ばかりは、事情が違う。部屋の中にあるもの全てが、勇次郎にとっては初めて目にするガジェットばかりであるからだ。 「手筈は整ったのかい」 眼鏡の男の前に立ち止まり、勇次郎が問うた。 「この部屋だけに限って言えば、ですが。もっと万全の状態を期したいところですね」 眼鏡の男――範馬勇次郎に従うキャスターのサーヴァント、『レザード・ヴァレス』は、言って辺りを見回しす。実に満足気な感情が眼鏡の奥で光っている。 およそ、勇次郎には想像もつかないような装置が広い部屋内に所狭しと配置されていた。 巨大な円筒状のガラスの中に、透明で粘度の高い液体に浸らされた成人の男性。ゴウンゴウンと言う音を立てる、工場によく設置されている蒸留装置のような大掛かりな機械。 オカルトの類になど興味も示さない勇次郎には、このキャスターが設置した代物らが何を意味するものなのか、見当もつかない。 一つだけ解る事があるとすれば、この部屋内にある全てのものは、既存の科学機器とは違う理論で構築され、全く違う運用法を行わねば活用すら出来ないと言う事だ。 「さしあたって此処を主だった工房としたいところですね。後は、この建物自体が倒壊しても、此処だけは無傷で済ませられる程強固にするべく、魔術を重ねがける事。 そして、此処と同じ様な工房を、市ヶ谷駐屯地の至る所に設営したい所ですね。そして、この作業と並行して、駐屯地の内部に、不死者を警備役としてバラまきます。これを以て初めて、私の工房作成は終了と言った所でしょうか」 「面倒くせぇ奴だ」 さぞつまらなそうな調子で零す勇次郎を見て、レザードの眉がピクリと動いた。 「これがキャスターの戦い方の定石……と、貴方にはウンザリする程言ってきましたか」 「定石云々はこれ以上聞きたくはねぇな」 「私の願望成就もかかっておりますのでね。何度でも、口にしますよ。勇次郎、貴方のやっている事は正気の沙汰ではない」 「その話も何回目だ、レザード」 今にも床に唾吐きかねない程の装いで、勇次郎が言葉を返した。 「お前にキャスターが籠城するにあたってこれ以上とない場所を提供してやったんだぜ。少しぐらい俺のわがままも認めて欲しいもんだがな」 「この市ヶ谷駐屯地を提供して下さった事は、感謝してもしきれませんよ。ただ、それで貴方がサーヴァントと交戦し、死んでしまっては籠城の価値がなくなります」 霊地ではないものの、レザードが駐屯地と言う極めて優れた拠点を手に入れられた訳は、ひとえに勇次郎による所が大きい。と言うより、彼の手腕が全てだった。 地上最強の生物、と言う呼称に相応しく、範馬勇次郎と言う男は、人間と言う枠の限界を超越した身体能力及び戦闘能力を持つ。 彼はその力を、戦場と言う場所にぶつけた。銃火器の携帯は勿論、ナイフ一本身に帯びる事すら許さない。 完全な徒手空拳で、彼は傭兵として、世界中の様々な戦場や内紛地を駆け抜けた。このような行為を続ける内に、ついたあだ名が地上最強の生物、或いはオーガだ。 本人はただ欲望を満たす為に行っていた行為だったが、金や名誉、コネと言うものが勝手について来た。 殆どが彼の振るう国家の軍事力に匹敵する暴力を恐れての、歩み寄り、ではあるが、繋がりである事には変わりない。 世界中のVIPや官僚、国家首脳と裏でコネクションを持っている、法の外に君臨する男の一人。それこそが、範馬勇次郎――現代に生きる鬼なのである。 元居た世界でのそんな立場が、此処 新宿 でも反映されていた。 この世界における範馬勇次郎の立ち位置は、結論から先に言えば元の世界と大して変わらないと言っても良い。 拳一つで戦場を駆け抜けた生きる伝説、全世界の軍人の憧れの的。そして、国家の威信を揺らがしかねない、地上最強の暴力を一個人で有する者。 それがこの世界での勇次郎だ。が故に国家首脳にも融通が利く程のコネを有している。ましてや国防関係ともなれば、当然のように繋がりを持つ。 勇次郎はその繋がりを利用した。防衛省の官僚にアポを取って置き、市ヶ谷駐屯地内部へと入り込むや否や、彼はレザードの霊体化を解き、 この優れたキャスターの卓越した魔術を以て、たちどころに駐屯地内の官僚や警備員、自衛隊員を洗脳。すぐに自分の陣地に昇華させてしまった……こう言う訳である。 市ヶ谷駐屯地は 新宿 全体を見渡しても、これ以上と無い程、キャスターが陣地作成を行うのに適した場所である。 広さや建物自体の強固さもそうだが、此処を警備する自衛隊員や警備隊員の質も素晴らしい。レザードは魔術に精通したサーヴァント、強化手段はどうとでもなる。 現時点において、範馬勇次郎とキャスター・レザードは、間違いなく 新宿 に馳せ集った聖杯戦争参加者の中で、最も優れた拠点を手に入れた主従である。 ――であるのに、レザードから憂いの念が消えない訳。それは、マスターである範馬勇次郎と言う男の性情が原因であった。 世辞抜きに、勇次郎と言う男は、強い。恐らくレザードが生み出す不死者達ですら、勇次郎には勝てないかも知れない。 つまりこれは、彼を魔術的な手段で強化させ、道具作成で作製したアイテムの数々を装備させれば、サーヴァントと戦えるだけでなく、 素の近接戦闘能力が極端に貧弱なレザードを護る盾としての役割も期待出来ると言う事を意味する。そう、マスターが強いと言う事は、本来ならば非常に宜しい事だ。 レザードの卓越した魔術の技量で、勇次郎を強化する。そして勇次郎が強化された状態でサーヴァントと交戦する。 レザードの殴り合いの貧弱さを勇次郎が補い、神秘性を帯びていないと言う理由でサーヴァントを殴れないと言う揺るがない事実をレザードが補う。 一見すれば、これ以上と無いベストパートナーであろう。しかし、この主従には唯一にして最大の欠点があった。両者の聖杯戦争に対する、スタンスである。 結論から先に言えば、勇次郎は自らのその強さに自信を抱き過ぎていた。 全人類の想念の具現体、過去の、そして未来の英霊・猛将・大悪党の具現にも等しいサーヴァントと戦える程、自分は強いのだと思い込んでいた。 元々勇次郎はそう言う男だ。自分が地球上で最強の生物と信じて疑わず、そして、自分と互角の存在を何よりも求める喧嘩狂い。 聖杯戦争とは端的に言えば英霊どうしの戦い、神話や伝説の再現に等しい戦いなのだ。勇次郎がこれに燃えない訳がない。 そう、勇次郎はレザードに断りもせず、一人で 新宿 をうろつき、サーヴァントを探す事が多いのである。レザードの心配事の全ては、此処に集約される。 レザードはキャスターとしての戦い方に忠実に従いたいのである。 陣地作成で拠点を作り、其処で道具作成でアイテムを生みだし、不死者達を創造させ、使い魔を利用して他陣営の動向を探る。 着実に駒と道具を生み出して、勝利を盤石にして行きたいのである。慎重派と言う訳ではないのだが、キャスターのクラスで王手を打つのならば、これが確実だとレザードは考えていた。 これに対し勇次郎は、自らサーヴァントのもとに赴き、彼らを自らの力で下したいのである。 勇次郎は闘争を世界の誰よりも好む男だった。世界に名を轟かせた偉人や猛将、果ては御伽噺の中でしか語られない存在と戦える。 強者との戦闘をSEX以上のコミュニケーション手段とし、末期にはアフガンやベトナムの戦場すらも退屈と称していた勇次郎が、この聖杯戦争に燃えない筈がなかった。 いつだったか、自分の腕力をヘラクレスのようだと褒めた大統領がいた事を勇次郎は思い出す。 此処ではそのヘラクレスが、実在の存在になるかもしれないのだ。イメージトレーニングで、カマキリや恐竜と戦うのとはわけが違う。それが楽しみで楽しみで、子供のように、その時が来るのをワクワクして過ごしているのだ。 だが、運命の神と言うものは何時だって意地の悪い事をする 勇次郎は全く、聖杯戦争の参加者に出会えない。東京都全域が聖杯戦争の舞台であると言うのならいざ知らず、 新宿 と言う狭い街の中で、遭えないのだ。 彼のフラストレーションはたまる一方だ。上等な料理があると解っていながら、其処まで辿り着けない。果たしてこれ程の苦しさがあろうか。 勇次郎にとっては、ない。ボヤボヤしていたら、どんどんサーヴァントが脱落していき、喰える餌にありつけなくなってしまうのだ。 レザードとしてはそれが一番の展開なのだろうが、勇次郎としては全く違う。二人の考え方は、一見してもすぐにわかる程の、水と油。正反対のものなのだった。 「とっとと作業を終わらせろ阿呆が。待ちくたびれてたまんねぇよ、俺は」 「……お前はそんなに、戦う事が好きか」 ――底冷えするような、レザードの声音だった。地の底から這い出てくるような、低い声。 一見すれば優男風の顔立ちで、体格も筋量も、特筆するべき所はない。であるのに、何故、彼はこんな、息苦しくなるような威圧感を声に込められるのか。 その声には、殺意だけではない。並々ならぬ執念と、ある女性に対する信仰。これらが綯交ぜになっていると言う事を、勇次郎は果たして、気付けたかどうか。 「この世で一番のコミュニケーションだ」 威圧感を醸すレザードもレザードなら、それを受け流す勇次郎も勇次郎だ。 彼はキャスターのサーヴァントが放出する冷たい怒気に対して、臆した様子も見せはしない。虚勢ではない。範馬勇次郎には、恐怖と言うネジが初めから嵌められていないのだ。 「俺は聖杯なんて言うものには興味がねぇ」 出し抜けに、勇次郎がそんな事を口にし始めた。 「願う事なんざありやしねぇよ。俺にとっては、強い奴を喰らう事が願いだ。俺の願いは、聖杯戦争に呼び出された時点で叶ってる。 こんな面白い催し、楽しみで楽しみでしょうがねぇよ。早く、サーヴァントって奴がどんなものなのか知りてぇんだ」 其処で言葉を切った勇次郎が、鋭い目つきでレザードを睨み始めた。 両者の間の空間が、歪み始める。汗がにじむ程の熱気を孕み、陽炎の如く空間を歪ませる殺意を放出する勇次郎と、ブリザードの様に凍て付いた、重い殺意を放射するレザード。 二人の気魄がぶつかり合い、弾け、工房の中をグルグルと高速で循環して行く。 「テメェは聖杯にかける願いってもんがあるんだろう、レザード」 「譲れない願いが、ね」 「俺は聖杯はテメェにくれてやるし、この事でお前を出しぬくなんて事はしねぇよ。そんな物はテメェの好きにしろ。 だが、市ヶ谷駐屯地を提供して、聖杯すらもタダでやるんだ。俺のサポートをするのが、此処までしてやった俺に対する仁義ってもんじゃねぇのか?」 「それで貴様が滅びれば、私の願いも水泡に帰すだろうが、馬鹿めが」 「そうしねぇようにマスターを支えるのがサーヴァントなんだろう? 優秀なキャスター様なんだ、俺を支えてくれよ」 勇次郎の口の両端が、吊り上った。口が耳まで、刃で切り裂かれたような笑みであった。 そんな彼の狂笑の相を数秒程、鋭い目つきで睨んでいたレザードだったが、呆れた様な溜息を一つ吐いてから、錆びて軋んだ扉のようにゆっくりと、その唇を開き始めた。 「……出来得る限りの事はして見せますよ。とは言え、私のサポート出来る範囲の事を逸脱は、しないで下さい」 「良い返事だぜ、レザード」 「……少し休息を挟む。何処ぞへ消えろ、勇次郎」 不機嫌そうにそう告げるレザードに対し、勇次郎は肩を竦め、言われた通り工房から退室。 何処へ向う、と聞きそびれたが、問題はなかった。勇次郎に手渡した、サーヴァントを殴れるようになる程度の神秘を纏わせる小物には、 新宿 内の何処にいて何をしているのか。 リアルタイムで把握できるような魔術的な仕組みを施してある。危機に陥っているとわかったのならば、移送方陣でその位置まで空間転移すれば問題はない。 全く頭のおかしい男だと、レザードとしては思わざるを得ない。常軌を逸した戦闘狂。我欲を満たす為だけに戦場を駆け抜けたと言う事実。 この世界に愚神オーディンがいようものなら、真っ先にヴァルキュリアに命を下し勇次郎の魂は神の所持物となり、その日の内にエインフェリアになっている事だろう。 無駄に弁も立ち、頭もキレる、そして何よりも性格が気に入らない。レザードにとっては不愉快の権化のような存在だ。 だが、強い。この一点だけは認めざるを得ない。腹ただしい事だが、この一点がある限り、勇次郎を裏切って他のマスターに鞍替え……と言う訳には、中々行かなかった。 恐らく、あの男に匹敵する強さを誇るマスターは、聖杯戦争の中でもそうそう存在するまい。 不死者にして思い通りに動く傀儡にしようかとも思ったが、この男の強さの源泉は、自らの圧倒的な強さに裏打ちされたエゴイズム(自我)であるとも、レザードは気付いていた。 不死者にすると言う事は、その存在を術者の操り人形にすると言う事と同義。勇次郎の長所を殺してしまう危険性がある。 それは避けたい。この男の腕力はそれだけの利用価値があった。その強みを潰す様な愚作は、犯したくない。 キャスターと言うのはその時点で不利を背負わせられているに等しいクラスである。 三騎士相手には対魔力のせいで思うように力を揮う事が出来ず、折角築き上げた工房も、相手から侵入して来なければ、意味がないのだ。 待ちには強いが、攻め手には欠ける。それが、キャスターと言うクラスだ。故にこのクラスは他クラス以上に、マスターとの緊密な付き合いと綿密な作戦が不可欠なのだ。 そのマスターがアレでは……レザードの胃も、痛くなろうと言う物だ。 だが、それでも。レザードは聖杯戦争を諦めない。 彼は勇次郎のように、聖杯戦争に参加した時点で願いが叶ったと言う訳ではない。漸く、スタートラインに立てた、と言う所なのだ。 レザードは、この戦いに生き残り、聖杯戦争に勝利する必要がある。そして、今度こそ我が物とするのだ。 レザードがありとあらゆる知謀をめぐらせても、遂には創造主に等しい権能を手に入れても、振り向かせる事も出来なかった、初恋の相手。 彼が求めてやまない、至上の美を誇る戦乙女、レナス・ヴァルキュリア。自らの浅はかな行動で世界から消えてしまった彼女を、聖杯の奇跡で蘇らせたい。 そうして今度は、自分の手で、彼女の心を自らのものとするのである。それが、レザードの願いなのだから。 「レナス……愛しい人よ……」 虚空を見上げ、呆然とレザードは呟く。 「……あの愚かなマスターも、貴女を我が物とする為の試練であると言うのであれば……私は、耐える事が出来ますよ……」 瞳を閉じ、瞼の裏の暗黒に、あのプラチナのように輝く銀色の髪の凛々しい美女の事を思い浮かべるレザード 思い出を頼りに描くレナスの偶像は、彼に何も言葉を掛けてはくれない。ただ、彼女との思い出と、その中で彼女が見せた仕草を彼はなぞるだけ。 あの美しい戦乙女を我が物に出来る可能性があるのならば、レザードは一度は見限った神の奇蹟とやらも、今一度信じてみる気になれるのだった。 【クラス】 キャスター 【真名】 レザード・ヴァレス@ヴァルキリープロファイル 【ステータス】 筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A+ 幸運A 宝具A+++ 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 陣地作成:B 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。“工房”の形成が可能。 道具作成:A+ 魔術的な道具を作成する技能。 錬金術、屍霊術を初めとする様々な魔術を極め、物質を構成する原子の配列変換を高いレベルで行えるキャスターは、 時間及び材料さえ揃えば、グールパウダーやエリクサー、ホムンクルス、果ては賢者の石の作成すら可能とする。 【保有スキル】 錬金術:A+ 賢者の石の作成を目的とした魔術体系。キャスターは過去に賢者の石の作成に成功している為、ランクは最高クラスである。 屍霊術:A ネクロマンシー技術。死体や悪霊、幽鬼等のアンデッドや魂、霊魂に関する知識やそれらを扱う技術に長けているかどうか。 キャスターは高いレベルの屍霊術を操り、種々様々な不死者の作成が可能である。 信仰の加護(偽):A 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。 自己の精神を強く保証し、自らの信ずる理念において、様々な非人道的かつ残虐な所業を行う事が出来る。 キャスターの信仰の対象とは、彼のいた世界における最高神であるオーディンでもなければ豊穣の女神であるフレイでもなく、 彼らの手足として働く戦乙女ヴァルキュリアであった。但し彼の場合はヴァルキュリアを信仰の対象と言うよりは、愛情の対象としてみていたようだが。 使い魔使役:B 優れた魔術師として使い魔を使役する事が出来る。 キャスターの場合は主に実在する動物を使い魔にする事を好み、元いた世界では鳥や猫を操っていた。 【宝具】 『万象記憶せし知識の魔石(賢者の石)』 ランク:A+++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1 錬金術師のみならず、キャスターのいた世界であるならばあらゆる者が求めたと言う究極物質。 見た目はただの石にしか見えないが、その実、世界が創世される以前をも含めた、ありとあらゆる知識の集積体。 魔法にも等しい効能を持つ失伝魔法(ロストミスティック)をも網羅している。 だがこの宝具から知識を抽出する作業は非常に難しく、求めている知識は簡単には引き出す事は出来ない。キャスターに曰く、百億ページもある辞書のようなもの。 解析にさえ成功すれば、人の身でありながら神々しか知らない知識を知る事は元より、魔力量が許せば本来ならば神霊しか扱えない失伝魔法をも行使が出来る。 聖杯戦争に関しては、解読に時間をかければ他の参加者の情報及び、サーヴァントの真名や来歴、所持スキルや宝具と言った情報すらも手中に収められる。 また莫大な魔力を有する魔力炉としての効果も備えており、キャスターが操る魔術の効能を底上げする効果も持つ。 そして最終手段として、賢者の石が内包するその魔力を全て犠牲、つまり宝具を破棄する事で、並行世界からの干渉や五つの魔法、神霊級の奇跡や魔術をも一時的に無効化させる 生前キャスターはその効果を使用する事で、四宝・ドラゴンオーブが放つ、世界を焼け落とす終末の炎・ラグナロクをも無傷で乗り切った。 【weapon】 聖杖ユニコーンズ・ホーン: ユニコーンの角を原子配列変換する事で作成出来る杖。 魔法(魔術)を遥かに超える規模・威力を誇る『大魔法』の発動を可能とする触媒。 大魔術の発動には膨大な魔力を必要とする為、その魔力に耐え切れず自壊してしまう杖が多いのだが、この杖にはそう言った心配が存在しない。 魔法及び大魔法: 元いた世界の、戦闘用の魔法(魔術)の殆どを極めている。 大抵の魔法は一工程で発動可能だが、大魔法クラスとなると、二小節の詠唱を必要とする。 使用する大魔法にはこだわりがあるらしく、天空から隕石を飛来させ、落下させるメテオスウォームの使用を好む。 どちらも短い詠唱で発動可能だが威力は高く、魔法レベルならBランク以下、大魔法レベルになるとAランク以下の対魔力でも容易くダメージを通す。 【人物背景】 男は優れた魔術師だった。錬金術も、魔術も、ネクロマンスも、何でも出来た。だが、協調性がなかった。そして、頗る残虐な思想の持ち主だった。 師匠から魔術学院を破門された。身を縛る要素がなくなりかえって好都合になった彼は、一人で研究を進めた。 その最中に、美しい戦乙女の姿を見てしまった。惚れた。彼女を自分のものにしようと八方手を尽くした。エルフを殺し、師匠も殺した。 しかし、手に入らなかった。彼女を手に入れる為に、彼は時を超えた。紆余曲折を経て、手に入れる事は一時的ながらできた。 だが惚れた戦乙女の横槍のせいで、指の間から水が零れ落ちるように彼女は離れて行った。逆上した彼は、戦乙女の一人とそのエインフェリア達に襲い掛かった。敗れた。 今わの際に、彼は悟った。神の力であろうとも、命と魂を御す事は出来ないと。そして、神は自分が期待していた程万能ではないと言う事を。 【サーヴァントとしての願い】 レナスを復活させ、今度こそ彼女を自分のものとする 【マスター】 範馬勇次郎@バキシリーズ 【マスターとしての願い】 ない。だが聖杯戦争がもし楽しければ、別の何処かで開催している聖杯戦争に参加したい。 【weapon】 身体: 勇次郎は重火器やナイフなどと言った、一般的な意味での武器を持たない。 しかし勇次郎の肉体は、それらよりも遥かに危険であり、ある者は勇次郎の姿を見て、巨大空母一隻分以上の戦力だと錯覚した程。 m単位の厚さのコンクリート塀や鉄板を破壊する腕力や、銃弾すらも見切れる程の反射神経など、地上最強の生物と揶揄されるに相応しい身体能力を持つ。 【能力・技能】 勇次郎はその圧倒的な身体能力をいかんなく発揮させ、思うがままに暴力を振るう戦法を好む所とする。 打撃の要となる背筋が鬼の顔の様に見える事から、通称「鬼の貌」と呼ばれる天然のヒッティングマッスルを持ち、その筋肉に裏付けされた力で、思い切り殴る、蹴る。 それが勇次郎の戦い方である。ただ、勇次郎自体は世界中のありとあらゆる格闘技及びその技の数々に精通しており、その気になれば一度見ただけで、 その格闘技の体系の中で最高級の技とされるものをトレース、自分のものとして使う事が出来る。 但し勇次郎は格闘技における技術を不純物と断言し、純粋な力こそを至上としている為、その技を使う事は滅多にない。 また解剖学や人体に精通し、数々の戦場を渡り歩いた為か、『相手の身体的な弱点を自動的に発見する』と言うスキルも持つ。 本人すら気付かないような些細な弱点(未発見の虫歯・癌なども)でさえ無意識的に発見出来、 その診断能力はベテランの医師すら上回ると言う。 人の身でありながら、Aランク相当の勇猛や心眼(真)、天性の肉体にカリスマ(偽)、反骨の相、無窮の武錬などに相当するスキルを持ち、 彼自体がサーヴァントとして呼び出される可能性すらある存在。キャスターによる強化なしでも下手なサーヴァントに肉薄するその身体能力は、マスターとしてはまさに破格と言う他ない。 【人物背景】 地上最強の生物、鬼(オーガ)と作中で呼ばれている男。主人公である範馬刃牙の父親であり、また彼の目標でもある存在。 自らの戦闘欲求を満たす為に数々の戦場を拳一つで渡り歩き、そして武勲を上げ続けて来た規格外の生命体。 最近息子の刃牙と史上最大の親子喧嘩/茶番を楽しんだが、それ以降は恐ろしく暇な日常を過ごしていた。 『範馬刃牙』に於いて、刃牙との最後の戦いの後、退屈な日常を送っていた時からの参戦。 【方針】 サーヴァント達と殴り合いたい、本気を出して戦いたい。但し、サーヴァントであるレザードの意向も汲んでやらないとつまらない結果を招いてしまうので、当分は彼の言い分も呑んでやる。
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〒131-0044 東京都墨田区文花1-31-9 TEL:03-5247-3211 営業時間:10 00-22 00 最寄駅:東武亀戸線小村井駅 行き方:改札を出て右へ行き、しばらく直進。橋がある交差点を右折し、直進すると右側に店舗があります。 徒歩10分。
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【カード一覧】桐崎次郎 このページは桐崎次郎のカード一覧です。 他キャラをお求めの方は以下からどうぞ 【SSR】 【】桐崎次郎 【SR】 【ダークウィックライフ】桐崎次郎 【特殊アタッカー】 カードステータス ステータス 数値 敏捷性 232 戦闘ステータス 数値 HP 345 攻撃力 353 物攻 353 物防 345 特攻 353 特防 345 基礎ステータス 数値 耐久性 344 魔性 344 凶暴性 351 人間性 351 スキル一覧 ユニークスキル 効果 問答無用の投薬 HPが50%以下の間、特殊攻撃力が2%増加する 最大覚醒時のユニークスキル 効果 生死に無頓着 HPが50%以下の間、特殊攻撃力が10%増加する パッシブスキル 効果 カースリベンジ このユニットを倒した敵はカース状態になる アクティブスキル 効果 クリティカルストライク 敵1体に5倍のダメージ。HP25%以下で使用可能 タイムボム 敵1体に2倍-6倍のダメージを与える。ダメージは対象とする敵の現在のTUに比例する ペインアタック 敵2体に1倍のダメージを与え、反動ダメージを受ける 【R】 【OFFの日】桐崎次郎 【物理アタッカー】 カードステータス ステータス 数値 俊敏性 248 戦闘ステータス 数値 HP 351 攻撃力 348 物攻 348 物防 351 特攻 348 特防 351 基礎ステータス 数値 耐久性 349 魔性 349 凶暴性 346 人間性 346 スキル一覧 ユニークスキル 効果 拒食体質 カース状態の敵がいる時、物理防御力が1%増加する 最大覚醒時ユニークスキル 効果 クランケ カース状態の敵がいる時、物理防御力が5%増加する パッシブスキル 効果 カースエントリー 増援から戦闘に参加した時、ランダムな敵1体をカース状態にする アクティブスキル 効果 カースイーター カース状態の敵1体に4倍のダメージ 強攻撃 敵1体に1.75倍のダメージ ペインアタック 敵1体に1.25倍のダメージを与え、反動ダメージを受ける 上へ
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風纏のタイガー次郎 R 自然文明 (6) クリーチャー:ドリームメイト 3000 ■W・ソウル ■マナ爆誕7 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンに自分の他の火のクリーチャーがあれば、相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。 フレーバーテキスト わたくし、生まれも育ちもフィオナの森です。仙界の滝で産湯を使い、姓はタイガー、名は次郎。人呼んでフーテンのタイガー次郎と発します。--風纏のタイガー次郎 フーテンとは本来「瘋癲」と書くらしいのですが、能力に関連して火文明に関係のありそうな字で「風」の字を当ててみる。 作者:焼きナスオ 収録 DMA-04「アナザーエピソードⅣ CLOSER」 14/53 評価 名前 コメント
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《剣豪 佐々木小次郎》(けんごう ささきこじろう) 星6/地属性/戦士族/サーヴァント ATK/2200・DEF/1500 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから「物干し竿」1枚を選択し、このカードに装備する。 このカードが相手フィールド上に存在するモンスターを攻撃し、そのモンスターが戦闘によって破壊されなかった場合、相手ライフにこのカードの元々の攻撃力分のダメージを与える。 ―関連項目 《物干し竿》 【Fate】
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1990年9月発売開始。風魔の小次郎の続編。完結編に風魔の小次郎最終章 風魔反乱篇がある。 監督 うえだひでひと 原作 車田正美 脚本 小山高生 キャラクターデザイン 荒木伸吾、姫野美智 協力 なかむらかつや 美術監督 筒井典子 色指定 勝沼まどか、石井恵美子 撮影監督 森口洋輔(8話)、小澤次雄(9話)、神山茂男(10話)、高橋明彦(11話~) 特殊効果 阿部郷 編集 掛須秀一、和田至亮 音響監督 渡辺淳 効果 神保大介 録音 小原吉男 音楽 今泉敏郎 アニメーション制作 アニメイトフィルム 制作協力 J.C.STAFF 脚本 小山高生 絵コンテ うえだひでひと 殿勝秀樹 みずのかずのり 演出 小柴純弥 殿勝秀樹 島崎奈々子 泉明宏 作画監督 荒木伸吾 泉明宏 茅野京子 佐藤敬一 ■関連タイトル 風魔の小次郎 DVDコレクション DVD 風魔の小次郎 聖剣戦争篇 Vol.1 風魔の小次郎 聖剣戦争篇~オリジナル・サウンドトラック スピンオフコミック 由利聡/風魔の小次郎柳生暗殺帖 1 舞台版 風魔の小次郎 フィギュア・ホビー:風魔の小次郎 原作コミック 車田正美/風魔の小次郎 1 集英社文庫 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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autolink FS/S03-093 カード名:“巌流、無名”小次郎 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 ● パワー:2500 ソウル:1 特徴:《サーヴァント》?・《武器》? 【起】●助太刀3000 レベル2[① 手札のこのカードを控え室に置く](あなたはフロントアタックされている自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+3000) 構えよ。でなければ死ぬぞ、セイバー レアリティ:C illust.TYPE-MOON 《武器》?のレベル2カウンターなので他色からお呼びがかかる事もあるかも。 神代の魔女キャスターでも回収できる。 ・関連ページ 「小次郎」?
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範馬勇次郎 範馬勇次郎 、ヽ'ノ 、__,..-‐' ヽ` } ''´ヘ_',彡Z// ┼┐ ┐-ソ' , -'" ̄` } i /ヽ、_`ヽ三/ ノ 、l ○┼ な く し てイ! / ,. _,.rニ_`ヽ ' -' ! ,-_、,, `''!ミlソ ヽ _,.ィ二ィニ-'´ィ ヽ'='=`' (三| 解 放 の カ タ ル シ ス は' -‐ '"´´`"´´ _, ` ヽ、__ ヽ三、 ノ ,.-'" ̄ ,.ト、 ',ミニヽ あ り え ね ェ ・ ・ ・ _,.-‐'´ ,ィ r -'、 イ ,ヽ ノミミ三ヽ、 ________ / _,-'" ` ___ ヽiミミ三ニZ7/ニ、-、ミ三キニヽ,、 ,' -'" ,.-_',´..--, } i三ニキ二くヱ、ヽヾ-、ヽr⌒ /´⌒`ヽ `,=‐' ,. ,.-‐' , -,'-' _, -―┴,)} iミミ、ヾミヽハヽ | ヽ_ `='、r''ヽ、 ヽ 'i ( 、_,,,.∠-‐'" f i /ミミヾヽ,`fヽ ヽ|_ヽ、_,  ̄ヽ )' r-、 ヽヽヽ ` -―_'' _ i./ミ三、iヾ、}iヽ-_ヽ__,`ヽ-'、 ', ヽ ヽ r' ヽ!、-―}トtrノニ-―、_, , ` ‐-' 、 ', ' ,ィ ',-ヽマ'´| i´` ̄` ; `ー、ヽ ' r' `‐ .イ、 `T`ヽヽ-'´ 名前範馬 勇次郎(手加減) 種族魔王の使い ランクA LV15 HP1200 MP500 力150 魔力70 速度90 技術120 知恵70 耐久150 スキル 鬼の顔:発動後攻撃力1.5倍 打撃用筋肉:攻撃後力20アップ(その戦闘中のみ)累積
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7月5日に国立競技場(東京都新宿区)で営まれる石原裕次郎さん(享年52)の 二十三回忌法要で限定5万人に無料で配られる記念品をめぐり、 石原プロモーションは15日、応募が75万1170通あったと発表した。 ヤフーニュースhttp //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000049-spn-entより 裕次郎さんの法要の記念品に 多くの応募があったようです。 裕次郎さんの人気の凄さに驚かされます。 石原裕次郎関連商品はこちら 石原裕次郎
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「ひぃぃぃぃぃぃ!!!」 惨めさと無様さと哀れさのミックスされた声。こんな声を出すのは強き者に襲われた弱き者のみ、誰しもがそう思い、誰しもがそう考える。そんな声。 しかし、声の主を見れば誰もが瞠目するだろう。 声の主を一言で言えば、巨人。 2mを遥かに超える巨躯、それに相応しい文字通り鉄でできているとしてもおかしくは無い太く強靭な骨。その骨格に支えられるのは、銃弾すら通さぬといっても信じられる程に分厚く硬く、その秘めたる力を解放すれば、地上のいかなる生物も屠れそうな筋肉 悠久の時を雨風に晒され続け、余分な所が全て削れ落ちた巌。それが人の形を得て動き出したと言っても、誰もが信じるだろう。凡そ、その肉体の何処にも、『弱い』というものが見出せない。そんな巨人。 それが、逃げている。一心不乱に、後ろを省みる事もせず。 獣じみた────というよりも、獣と人の合いの子といった風貌の異相を恐怖一色に染め上げて。 「何で、どうして!俺が!負けるわけが!!」 地響きを立てて走るその背中に、朧げに霞む影が吸い込まれた!! ドンッッ!!! 「ぐぎゃあああああああああああ!!!!!!」 優に200kfを超える巨体がゴム毬のように弾みながら地を転がる様は、明らかに現実味を欠いた光景で、特撮か幻夢を思わせる光景だった。 「それ程の肉体を得ても、中身は喰うに値せぬ塵(ゴミ)かッッ!」 無様に転がり、尻を突き上げて突っ伏した巨人に歩み寄る人影。十代と覚しい少女の姿。 長身かつ鍛えられた身体付きだが、巨人と比べれば大人と子供────どころか、大型猛獣と幼児程も差が有りそうだが、この少女こそが、巨人を敗走に追い込んだ張本人だった。 「くだらぬ…。これ程の肉体の主であれば、心技もまた、共に冠絶した強者だろうに……」 凄まじい────という言葉ですら遠く及ばぬ気迫を全身から立ち上らせて少女が言う。気やオーラといったものに敏感なものならば、少女の姿をした存在から立ち昇る、天すら衝く気炎を見ることが出来ただろう。 「その強者の身体にこの様なクズを入れるとは……。上等な食材を無能な料理人に委ねるが如き所業ッ!」 少女は────否、少女の姿をした何者かが怒号する。 獲物を見つけた飢えた巨虎も、血に狂ったピラニアの群れも、狂乱した万を超える暴徒も────。 この少女の姿をした『何か』の声に含まれたものに触れれば、即座に正気に返り、恐怖にかられて逃げ出すか、畏怖に打たれて跪く。 それ程の気迫が、意志が籠った声。 巨人────では無く、巨人の肉体に容れられた精神は、少女の声に己が敗北を───否、死を意識した。 「が、がああああああああああッッッ!!!!!」 巨人が吠え、電柱を一撃で砕き折れそうな拳打を放つ。 技も経験も感じさせぬ、身体能力に任せたテレフォンパンチ。速さも力も凄まじいが、武に秀でた者ならば容易に躱せる。そんな拳だ。 当たれば少女の身体など、吹き飛ぶどころか二つにちぎれる。技も何も無い只の暴力であっても、人外の域に至ったそれは人を殺すには充分を通り越して過剰に過ぎる。 そんな殺傷力過剰な一撃を受けて、少女の体は宙に舞った。 站ッ!と、羽毛の如く宙を舞った少女は、足から着地。嘲笑を浮かべて巨人を見やった。 「只の力任せ…中身がクズではこの程度か、しかも…花山薫やオリバに較べれば、遠く及ばぬッ!」 少女の身体から力が抜ける。全身が弛緩を通り越して液体へ、更に気体へと変じたかのような脱力。 極限の、その更に先の境地へと至った脱力が生む超加速。少女の身体は、刹那よりも短い時間の内に、新幹線に匹敵する速度となるまでに加速。残像が残るほどの速度で巨人へと迫る。 脱力を用いた移動術。それにより生じた速度を余さず残さず貪り尽くし、既存の格闘技では考えられない拳速としてl撃ち込む。 インパクトの刹那。存在するかどうかも判別しない、極小の時間。その有るか無きかの刻の内に、全身をの関節を硬直させ、全体重を拳に乗せる!! 反応はおろか感知すら出来ないまま、腹部に受けた巨人の身体が『く』の字に曲がり、口から噴水のように胃液と血液を噴き出しながら後方へとすっ飛んだ。 「この俺が、技を駆使(つか)って闘う事になろうとはな。それは良い、ちょいと違うが…梃子摺れるんだからな。だが、この様なクズでは梃子摺る事など」 打たれた腹部をクレーターの様に陥没させて、よろめきながら立ち上がろうとする巨人に、少女は悠々と歩み寄った。巨人の反撃など一切意に介しない。絶対的な強者の振る舞いだ。 「到底出来ぬわッ!」 蹴撃。少女が放ったのは、何の変哲も無い前蹴りだが、その速度が尋常ではなかった。 轟く響きは、骨と骨、肉と肉とがぶつかる音などでは無い。音を超えた速度の少女の蹴り脚に蹴り砕かれた空気の壁が上げる断末魔だ。 明らかに現代格闘技の最高峰が遥か遠く及ばぬ速度で、少女は立ち上がろうとしていた巨人の顔面を蹴り砕いた。 綺麗に顔面を蹴り抜かれ、火山の噴火口から飛散する噴石の如くに砕けた歯を飛び散らせ、顔面にめり込んだ鼻からポンプの様に鮮血を噴き出しながら、巨人は辛うじて倒れる事を持ち堪え、少女目掛けて反撃の豪腕を横殴りに振るう。 常人ならば最上の運に何重にも恵まれて戦闘不能。普通ならば絶命している筈の痛手(ダメージ)。此処まで暴威に晒されて、なお心折れぬのは賞賛に値した。 「へっ」 全身を弛緩させて、少女があからさまな嘲笑を浴びせる。 「芸の無い野郎だ」 少女の手が、巨人の豪腕にそっとあてがわれた。 瞬間。巨人の豪腕があらぬ方向にベクトルを変えて、少女を捉える事なく空振りする。 少女がやった事は簡単だ。巨人の腕に手を当てて、自分の方へと引きこんだのだ。 必然。巨人の腕は更に勢いを増すが、引き込まれた際に少女の手により与えられた、ほんの僅かな方向のズレにより、その腕は空を切ったのだった。 理解不能の現象に、愕然と動きを止めた巨人目掛け、少女の右正拳突きが放たれる 「邪ッッ!!!チェエリャアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!」 肉と骨とがぶつかったとは到底信じられない轟音。巨人の胸部が陥没し、撃ち込まれた巨大な運動エネルギーが背骨を砕き折って、背の肉を突き破り露出させた。 完全に脱力した状態から放たれる正拳突き。その拳がインパクトした瞬間に込める力みの振れ幅が生み出す破壊力。 更には全身の関節を拳が触れた瞬間に硬直させて、拳に全体重を乗せ、その重さを極限まで増す。 人の理合が産み出す最高クラスの威力の拳打。 人の身で生み出せる極限域。 少女が放った正拳突きは、強暴そのものの巨人に致命の傷を与えたのだった。 【長沢勇治@シークレットゲーム ~Killer Queen~ (身体:不死のゾッド@ベルセルク) 死亡】 ◆ 「詰まらん……」 少女は骸と化した巨人を意識の端にも留めずに呟く。 「この俺を闘争の場に招いておいて、こんな雑魚ばかりって訳でもあるまい」 この雌の体であっても敗北するなどあり得ないが、少しは愉しめる者が、本来の身体であっても梃子摺る事ができる強者が、此処には居ると信じたい。 「この俺を────範馬勇次郎を、断りも無くこんな所に放り込み、断りも無く闘争を行わせるなんて、舐めた真似をしてくれたんだ。それなりの御馳走(強者)を用意しとかねえと」 続く言葉は無い。だが、その瞳に宿る意志は、その全身から立ち昇る闘気(オーラ)が告げていた。 ────俺を満足させれば、この事は許してやる。そうで無ければ、必ず殺す。 【範馬勇次郎@刃牙シリーズ】 [身体]:村井真央@凛々しい真央ちゃんは、中イキし過ぎなエロい身体を隠してる。 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~3 [思考・状況] 基本方針:強者を求め、闘う 207 海勇王 投下順に読む 209 仮面ライダーアウトサイダーズep.3 2023年7月23日配信開始