約 1,564,479 件
https://w.atwiki.jp/yo980/pages/99.html
657 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/28(木) 00 25 41.44 ID 7qU5IcAO ~忠幼女ハチ~1 その幼女と出会ったのは春先の暖かくなり始めた頃だった―― 「なん…だと…?」 終焉は突然訪れた。そこに行きつけのコンビニはなく、ただ空き店舗があるだけだった。 「うぬぬ……」 コンビニは俺の生命線(ライフライン)。早急に代わりを見つけなくては……! 「ありがとうございましたー」 店員の声を背に自動ドアをくぐる。 新たな活動拠点となるコンビニは、普段は行かない駅の向こう側にあった。 「そういえばこっちの方にはほとんど来たことがないな」 ちょっと散歩でもしてみるか… そろそろ食い納めになるだろうコンビニおでんを片手にぼんやりそんなことを考えていると ドンッ!! 「うおゎっ!?」 何かが思い切り腰にぶつかってきた。 659 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/28(木) 00 26 38.74 ID 7qU5IcAO ~忠幼女ハチ~・2 「きゃっ!?」 そこに居たのは小さな少女…いや、幼女か? 「ごめんなさい!お怪我はありませんか!?」 「いや…怪我はないけど……」 ぶつかった衝撃でおでんが見事に爆死していた。俺のズボンには彼の返り血がベッタリと付着している。 「あわわわわ…!ご、ごめんなさい!」 幼女はあたふたと淡い黄緑色のワンピースのポケットからハンカチを取り出す。 「いいよいいよ、そんなに気にしなくても」 もともとそんなに大層なズボンでもない。ちょっと洗濯すれば済む。 だが…それより重大な事は…… グゥ、と俺の腹が鳴る。 このおでんは俺の昼飯だったのだ。困った……。 「あ、あのぅ…」 幼女がおずおずと話しかけてくる。 「ん?なんだい」 「お詫びといっては何ですが、お昼ご飯をご一緒……しませんか?」 「……へ?」 660 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/28(木) 00 27 27.24 ID 7qU5IcAO ~忠幼女ハチ~3 幼女の名前は“ハチ” というらしい。 ハチは昼飯の材料の買い出しの途中だった。 「男さん、ごめんなさい。少しだけお買い物に付き合って下さいますか…?」 暇だったし、昼飯のアテもない。なにより…… 「いいよ。せっかくだからご相伴にあずかるとするよ」 「本当ですか!?」 ハチはぱぁっと顔を綻ばせる。 こんな上目使いで可愛らしく頼まれては断れるはずがない。……反則だ。 そういう訳で俺は今ハチの後ろに付いて商店街を歩き回っていた。 「ハチちゃん、こんにちは」 「こんにちは。今日もいいお天気ですね!」 「こんにちはー!トマト二つと玉葱一つ下さい!」 「毎度!ハチちゃん可愛いからオマケしちゃうよっ!!」 「あらあら、今日もお買い物かい?ハチちゃん」 「はい!牛挽き肉150gいただけますか?」 どうやらハチはこの商店街では有名人、もとい有名幼女らしいな……。 661 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/28(木) 00 29 11.47 ID 7qU5IcAO ~忠幼女ハチ~4 「ところでハチちゃん、そっちのお兄さんはどちら様?」 肉屋のおばちゃんが怪訝そうな顔でこちらを見てくる。 「えっと…男さんっていってカクカクシカジカでお昼ご飯にご招待することになったんです」 へぇ~そうなのかい、とおばちゃんはニコニコと笑っている。 しかし、ハチの目が離れた瞬間低い声でこちらに耳打ちしてきた。 (お兄さん、ハチちゃんをどうするつもりだい?) (え?どうって…どうもしませんよ) (そうかい。でもね、ハチちゃんになんかあったらそのときは――) (うぇ!?ちょ、わ、わかりましたって!だからその肉切り包丁をしまってください!!) 「おばさん、こっちのお肉もいただけますか?」 ハチの声を聞いた瞬間、身を翻し俺から離れていくおばちゃん。 「はいはい、お待たせ~」 その間0.02秒。恐るべし……。 「男さん、お待たせしました。それじゃあ、お屋敷に向かいましょう」 「お屋敷?」 「あ、言ってませんでしたね。お屋敷っていうのは私の住んでいる所、つまりご主人様のお家です」 「ふーん」 お屋敷、ねぇ…… 716 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/28(木) 21 40 05.76 ID 7qU5IcAO 乙!番長楽しませてもらったよ さて、ハチの続きいきまーす ~忠幼女ハチ~5 “お屋敷”は商店街から少し歩いた高台の住宅街にあった。 「す、すげぇ……」 目前には完全無欠のお屋敷がそびえ立っていた。豪勢な造りの門の向こうには広い前庭が広がっている。 「こちらです、男さん」 門をくぐり前庭を抜けて玄関へ向かう。その途中、彫刻や高価そうなテーブルなどまるで英国貴族を思わせるような品々を見てとることができた。 「…………」 自分が酷く場違いな感じがしていたたまれない。 「ここで待っていてくださいね。すぐにお昼ご飯の用意をしますから」 そう言い残してハチは出て行った。 俺が通されたのはサロン、というのだろうか。 いくつかのテーブルと観葉植物が置かれたこの部屋は庭に面した壁がガラス張りとなっていて開放感に満ち溢れていた。 緊張しまくりの今の俺には開放感など微塵も感じさせないが…。 とりあえず適当なテーブルに座りハチを待つことにした。 717 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/28(木) 21 40 23.04 ID 7qU5IcAO ~忠幼女ハチ~6 二十分後―― コンコン、とノックの音が聞こえた。 「お待たせしましたー」 ハチが小さなワゴンを押しながらサロンに入ってくる。 「!?」 ハチを見た俺は思わず息を飲んだ。 フリルの付いたエプロンドレス! 頭にちょこんとのったヘッドドレス! 白と黒のコントラスト! おまけに赤いリボンでアクセント! これは正しくッ……!! 「メイド万歳ーーーーッ!!!!」 「ひゃうッ!な、なんですか!?」 ハチが驚いて身をすくませる。 「い、いやスマン。……取り乱した」 「だ、大丈夫です。ちょっとびっくりしただけですから…」 「あぁ、俺もびっくりしただけだ。ところで、その服は…?」 「これですか?給仕の時の制服なんです。…似合います?」 ハチはスカートの裾を摘んでハニカミながら首を傾げる。 「似合う。非常に似合う。超絶似合う」 「本当ですか?えへへ」 この家の主人羨まし過ぎるぞ……。 718 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/28(木) 21 41 59.88 ID 7qU5IcAO ~忠幼女ハチ~7 「本日のメニューは…ジャーン!」 そう言ってハチは蓋を取り去る。中から出てきたのは…… 「ミートソーススパゲティーでーす!」 「おぉぅ、うまそー!いただきます!!」 「どうぞ、召し上がれ♪」 フォークを突き入れ、麺をからめ捕り、口の中へ放り込む。 途端、トマトソースの香りが口いっぱいに広がっていく。 「くぅぅ……」 「ど、どうですか…?」 「うんめぇぇぇぇぇッ!!」 普段食事をコンビニに頼り切っている俺は、久しぶりに口にした手料理のあまりの美味さに悶絶した。 「ふふ、喜んでくれて嬉しいです」 ハチも自分の皿を用意しながらニコニコと笑っている。 そこで、ふと気付く。 「あれ?そういえば“ご主人様”の分は用意しなくていいのか?」 テーブルの上には俺とハチの分、合わせて二人前しかない。 「ご主人様は昨日から出張になんです。大きな会社の社長はとっても忙しいっていつもぼやいてるんですよ」 クスクスと楽しそうに笑うハチ。これだけでハチがどれほど“ご主人様”のことを慕っているか伝わってくる、そんな笑顔だった。 719 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/28(木) 21 42 12.11 ID 7qU5IcAO ~忠幼女ハチ~8 「ハチは“ご主人様”が大好きなんだな」 「はい、大好きです!」 少し頬を赤らめて、しかしはっきり答える。羨ましいぞ、“ご主人様”。 「で、その“ご主人様”はどこの会社の社長なんだ?」 「えっと…YONY(ヨニー)です」 「YONY?……って、あのYONYか!?」 YONYとは、もともとは家電・電子部品メーカーだったのだが、 近年幼女関連の製品販売にいち早く乗り出し、急成長した世界的に有名な企業なのだ。 なるほど、それならこのやたらと大きなお屋敷にも納得がいくというものだ。 「きっと、メイドさ…いや、お手伝いさんもたくさんいるんだろうなぁ」 「いえ、今は私だけですよ」 「え、一人?この大きな屋敷で?」 「はい、昔はたくさんいたんですけどね」 ちょっと寂しそうな顔をするハチ。何かあったのだろうか。 「ハ…」 「あ、男さんあれ見えますか?」 俺が何か言う前にハチが庭の方を指差した。 720 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/28(木) 21 42 46.26 ID 7qU5IcAO ~忠幼女ハチ~9 「ん、どれだ?」 「あれです、あの青いお花」 ハチが指差した先には花壇があり、薄青色の小さな花たくさんが咲いていた。 「あの花がどうかしたのか?」 「あれ、ご主人様が大好きな花なんです。何ていう花か判りますか?」 ハチは悪戯っぽく笑う。 どうせ判らないとか思ってやがるな。俺のデータベースを甘く見るなよ? 「…………判らん」 俺は花の種類なんかには非常に疎い。自慢じゃないが、桜・向日葵・チューリップなんかの有名どころしか判らないぜ! やっぱり、とハチはクスクス笑う。くそ、悔しいけれど可愛いから許す! 「ワスレナグサっていうんです」 「ワスレナグサ…?」 「英語でforget-me-not、私を忘れないでって意味です。とても悲しい伝説がある花なんですよ」 そういってハチはワスレナグサの伝説を語りだした。 730 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/29(金) 02 03 46.24 ID qK4/5oAO 729 了解wwwwww こいつを投下したら寝るぜ 大体これで起承転結の起が終わりかな? ~忠幼女ハチ~10 昔、一人の男がいた。男は恋人がとある花を欲しがっていることを知った。 しかし、その花は大きな河を渡った向こう岸にしか咲いていないのだ。 橋も舟も使えないため、男は河を泳いで渡ることにした。しかし、その河は泳いで渡るには広すぎた。 なんとか花を摘むことはできたが、向こう岸から帰る途中で男は力尽きる。 最後の力を振り絞り、男は恋人に花を投げ渡した。 そして、激流に呑まれて消える男が恋人に残した言葉が…… 「僕のことを忘れないで、だそうです。それからその花はワスレナグサと呼ばれているんです」 話自体はわりとありがちだが、ハチの話し方には熱が篭っていてこちらまで引き込まれる。 「忘れるというのは恐ろしいことです。どんなに素晴らしい思い出も、やがては色褪せ輝きを失って消えてしまうんですから」 語るハチの表情はどこか陰があるように見えた。 「…………」 俺はハチの表情を見ると何も言うことができなかった。 少し重い話題になってしまったことを気にしてかハチは 「紅茶を煎れてきますね」 と言ってサロンからでていった。 「きゃっ!?」 そして、出て行く時に何もないところで転ぶという離れ技を披露していた。 メイドでドジっ子属性装備だと!?こんなモノが本当に存在していたというのか!! 731 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/02/29(金) 02 06 10.71 ID qK4/5oAO ~忠幼女ハチ~11 それからは紅茶を飲みながらいろいろな事を話した。 ハチの好きなお菓子のこと、メイドのこと、最近話題の映画のこと、メイド服のこと、得意な料理、メイドの歴史、メイドの定義とはetc. なんだこれはまるで俺が変態みたいじy(ry 楽しい時間というのはあっという間に過ぎる。 気がつくともう夕方だった。庭から差し込む光はすっかり朱くなっている。 「さぁて、そろそろお暇させていただくとするか」 「今日は楽しかったです。男さん、ありがとうございました」 ハチがぺこりと頭を下げる。 「いえいえ、こちらこそ」 まさかこんな風にメイドさんの手料理をいただけるとは思いもしませんでした神様ありがとう。 ハチは屋敷の門のところまで見送りに来てくれた。 「それでは、男さん。私はお昼時にはいつも商店街の辺りにいますから、いつでも声をかけて下さいね」 「あぁ、わかった。ところで最後に一つ、質問していいか?」 「なんですか?」 「なんで初対面の俺にここまでしてくれたんだ?」 「そう、ですね…似ていたからです。ご主人様に……」 そうして俺はハチと別れ家路に着いた。 これが不思議な幼女ハチとの最初の出会いだった……。 851 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/03/01(土) 00 43 59.48 ID 3DPHUAAO ~忠幼女ハチ~12 ――翌日。 俺は再び商店街を歩いていた。ハチともう一度会いたかった。 べ、別にハチのメイド姿をまた見たいとか思ってるわけじゃないんだからねッ! という冗談はさておき、ハチが時折見せた寂しげな表情が気にかかっていた。 できることなら力になって悩みを取り除いてやりたい、そう俺に思わせるだけの何かがハチにはあった。 商店街に差し掛かるとすぐに声をかけられた。 「お兄さん、何しに来たんだい?」 「うっ…」 例の肉屋のおばちゃんだった。 「昨日はハチちゃんに変なことしなかったろうね」 そう言われ、昨日の記憶がフラッシュバックする。 『メイド万歳ーーーッ!!!』 「変なことなんかしてませんよ」 「………。それなら別にいいんだけどね」 おばちゃんはまだ疑い深げな視線でこちらを見ている。 俺は変なことはしてないぞ。自分の気持ちに素直なだけだ! 「まぁ、それはどうでもいい。最初の質問に答えてもらうよ。何しに来たんだい?」 852 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/03/01(土) 00 44 19.35 ID 3DPHUAAO ~忠幼女ハチ~13 「決まってるじゃないですか。ハチに会いに「止めておきな」 俺の言葉は即座に切り捨てられる。 「なんでですか!別に変なことはしませんよ!?」 「あの後ね、ハチちゃんが買い物に来たんだ。色々話してくれたよ、メイドのこととか」 「うぐぅ…」 「でもね、ハチちゃんはとても楽しそうに話していた。多分あんたは変な奴かもしれないが、悪い奴ではないんだろうね」 「だ、だったら何でハチとあったらいけないんですか!そもそもハチが『また来て下さいね』って……!!」 「だからこそだよ。おそらくハチちゃんに会えばあんたは……」 その時、おばちゃんの肩越しに女の子が歩いて来るのが見えた。 あの白い前髪は間違いなく…… 「ハチーーーーーーッ!!!」 俺はおばちゃんの横をすりぬけて駆け出した。 「××××××」 おばちゃんとすれ違うとき何か言っていたが無視する。 ハチは俺が急に大声を上げて走りだしたので驚いたようだった。 「よぅ…ハチ…。また…会いに来たぜ…」 息を切らしながら挨拶する。 「…………」 「聞いてくれよ…おばちゃんが…お前と会うなってさ…。ハチが誘ってくれたのにな…。笑っちゃうよな…」 ハチは驚いた顔のままで固まっていた。 「ハチからも…なんか…言ってやってくれよ…」 そして、ハチが、ゆっくりと発した、言葉は… 「あの…どなた、ですか?」 「だから言っただろう?ハチに会えばあんたは『傷つくからね』ってさ」 おばちゃんは煙草の煙をプカーっと吐き出した。 853 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/03/01(土) 00 44 38.71 ID 3DPHUAAO ~忠幼女ハチ~14 ハチが何を言ったのか理解出来なかった。 「お…おいおい、ハチ…?」 「えっと、どなたですか?」 ハチが首を傾げる…。何だこれ。何だよこれ。 「昨日、お昼をご馳走してくれたよな……。昨日、あんなに楽しく話してたよな……」 「昨日…?あ、もしかして…ご主人様のお知り合いの方ですか?」 ハチは何を言ってるんだ……? 「違う!昨日、ハチが、君がミートソーススパゲティーを作ってくれただろ!?」 「昨日はご主人様の見送りに空港に行ってましたから、人違いだと思います…」 「嘘だッ!!ハチは昨日俺とぶつかって!おでんを零して!スパゲティーを作ってくれて!たくさん話しただろ!?“ご主人様”のこととかワスレナグサのこととか!」 もう自分が何を言っているのかわからない。 「し、知りません!人違いです……!」 ハチが怯えてる…違う……ハチを怖がらせたくなんか……ない…! 意に反して更なる言葉の濁流が口から溢れ出そうとする。 その時、後ろから誰かが俺の襟首を思いきり引っ張った。 「がッ…!?」 思わず尻餅をつく。 「げほッ!…げほッ!!」 むせながら振り返ると、そこには… 「熱くなりすぎだ、少し頭を冷やしな!!」 肉屋のおばちゃんがいた。 920 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/03/01(土) 13 12 04.91 ID 3DPHUAAO ~忠幼女ハチ~15 「どーなってんだよ!!なんでハチは何にも覚えてないんだよッ!!!」 俺は何か知っているらしいおばちゃんに食ってかかった。が…… バチンッ!! 「少し黙らないかい!ハチちゃんが怖がってるだろうが!!」 頬を叩かれ、物凄い剣幕で一喝された。 鋭い痛みのお陰で、頭に冷静さが戻ってくる。 「あ…お、俺……すみません……」 ハチの方はというと今にも泣き出しそうな顔になって、俺とおばちゃんの間で視線をさ迷わせていた。 「ハチちゃん」 おばちゃんが打って変わって優しげな声でハチに声をかける。 「買い物の途中だったんだろう?悪いけど肉屋は後回しにしてもらえないかい」 「は、はい…」 「さぁ、行きなさいな。お昼ご飯の時間が遅くなっちゃうよ」 まだ戸惑っているのかハチは動こうとしない。 「大丈夫。このお兄さんは私こってり絞っといてやるからね」 ハチと目が合う。ハチはペコリと頭を下げると、タッと駆け出した。 「ハチ、待…痛てッ!」 待ってくれ、と言おうとしたらおばちゃんのゲンコツが飛んできた。 「待つのはお兄さんだよ。あんたにはちょっと話がある」 921 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/03/01(土) 13 12 43.79 ID 3DPHUAAO ~忠幼女ハチ~16 おばちゃんは俺を肉屋の店先にある休憩用の長椅子に座るよう勧めた。 「お兄さん、あんたハチちゃんのご主人様のことは知ってるかい?」 「少しなら。YONYの社長なんでしたっけ。昨日から出張してるとか…」 でも、昨日もハチは「“昨日”から出張してる」と言っていた。 「そう、この商店街の人はみんな社長さんって呼んでたね。気さくで気取らない感じのいい人だったよ」 「ハチの記憶が無くなってるのとハチの“ご主人様”には何か関係があるんですか?」 「大有りさ」 そこでおばちゃんは煙草を吹かす。 「七年前……大きな事故があったろ。飛行機の」 「七年前……?」 七年前といえば俺がまだ学生だった頃だ。 そういえば、当時有名だった歌手が乗ってたとかで学校でも結構な騒ぎになってた気がする。 「社長さん、その飛行機に乗ってたんだよ」 「え……?」 ちょっと待て。俺の記憶が正しければ…… 乗 客 乗 員 全 員 死 亡 だったはず……。 「それって、まさか……」 「そう、社長さんは…ハチちゃんの“ご主人様”は七年前に亡くなってる」 922 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/03/01(土) 13 13 52.46 ID 3DPHUAAO ~忠幼女ハチ~17 「そ、そのことをハチは知っているんですか」 「知っている……と思う」 おばちゃんの歯切れが悪い。 「事故の翌日に社長さんが亡くなったことはハチちゃんに伝えられてる。ハチちゃんは泣いていたよ…」 ハチは泣いた。食事も取らず三日三晩泣き続けた。 部屋に閉じ篭り、様子を見に来た他のお手伝いさんや商店街の人達にも会わずに。 そして、 「そして、ハチちゃんが部屋から出てきた時、彼女の記憶は訃報を伝えられる前日――事故が起きた日に戻っていた」 ハチちゃんの時間はその日で止まってしまったんだよ、とおばちゃんは付け加えた。 「それじゃあ、ハチの記憶は一日しか持たないってことですか!?次の日には全てリセットされて…」 「正確にはそうじゃない。もし本当に全てをリセットしているなら、ハチちゃんはもっと混乱しているはずさ」 「……?」 「七年もたてば街も人も変化する。ハチちゃんが七年前の記憶しか持っていなかったら浦島太郎にでもなった気分だろうね」 でも、とおばちゃんは続ける。 「実際はそうじゃない。ハチちゃんは街や人や季節の変化に適応してる。リセットされてしまうのは“ご主人様が生きていると信じるのに不都合な記憶”さ」 923 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/03/01(土) 13 15 56.56 ID 3DPHUAAO ~忠幼女ハチ~18 「じゃあ…なんでハチは俺のことを覚えてないんですか…」 「本当のとこはハチちゃんにしか解らないけど、多分似ているからだよ。社長さんにね」 『そう、ですね…似ていたからです。ご主人様に……』 「……ハチにも、言われました」 「顔がって訳じゃないよ。雰囲気というか人間性というか、そういうものが似てるんだ」 「…………」 急におばちゃんが姿勢を正す。 「だから、あんたに頼みたい。ハチちゃんの止まった時間を動かしてやってくれないかい」 「俺に、できると思いますか?」 「……さあね。だけどこのままじゃ可哀相だと思わないかい?帰って来ることのない“ご主人様”をいつまでも待ち続けるなんてさ…」 解らない。真実を知ればハチは深く、深く傷つくだろう。今のままの方が幸福なのかもしれない…。でも…… 「俺は、ハチのことをよく知りたいです。ハチが苦しんでいるのなら、救ってやりたいです」 「よく言った。やっぱりあんたは社長さんに似てるよ」 おばちゃんはハチに見せたのと同じ優しげな笑みを浮かべた。 「俺と似ているってことは…社長さんもメイドが大好きだったんでしょうね。はっ…!確かにあのメイド服のデザインは俺の好みを全て押さえていた!!」 「馬鹿言ってんじゃないよ。社長さんはあんたみたいな変態じゃなかったよ!」 おばちゃんはカラカラと笑いながら答える。 「やっと調子が戻ってきたみたいだね。これならハチちゃんに合わせても大丈夫そうだ」 「そ、それじゃあ…!」 「あぁ、ハチちゃんが戻って来たらお兄さんのこと紹介してやるよ」 924 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/03/01(土) 13 18 06.50 ID 3DPHUAAO ~忠幼女ハチ~19 おばちゃんは買い物から戻って来たハチに俺のことを紹介してくれた。 「ハチちゃん。このお兄さんがねぇ、昼ご飯を買う金もないんだとさ」 「そんなことな……痛てぇ!?」 否定しようとしたらおばちゃんに足を踏まれた。 「そう、なんですか?」 ハチが黒目がちの瞳でこちらを覗き込んでくる。うぬぅ、カワイイ…… 「そ、そうなんでありまひゅ!」 な、何をいまさら動揺している、俺!おばちゃんの視線が痛いぞ!? 「やれやれ…まぁ、変な奴だが悪い奴じゃないんだ。嫌じゃなければ面倒を見てやってくれないかい?」 「えっと、その人ってさっきの…」 ハッ!?そうだよ!さっきの俺、いきなり叫んだり怒ったり泣いたり!ハチからしたらただのアブナイ人じゃん!! 「ぬぅぁぁぁぁぁ!!駄目じゃん俺!駄目じゃん!」 「まぁこんな風に感情の起伏が激しいからね。たまに暴走するんだよ。さっきはハチちゃんの可愛さに興奮しすぎたみたいだね」 「それフォローになってねぇ!」 あぁ駄目だ…こんな変態(あぁ、もう認めるよ……)をハチが受け入れてくれるはずがねぇ…… 「いいですよ」 はずがねぇ…はずが…はずが…… 「………………え……………………マジで?」 「はい♪一緒にお昼ご飯食べましょう!」 「イヤッフゥゥゥーーーーーッ!!」 955 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/03/02(日) 11 15 54.50 ID CAWt12AO SS@シナリオさんメールちゃんと届いたかな…? とりあえずハチの続き少しだけ投下。 ここから先はずっとハチのターン!……………の予定 ~忠幼女ハチ~20 ――数日後。 「本日のメニューは…ジャーン!」 「うほっ!いいオムライス!!」 「ケチャップはかけます?」 「かけてかけて!ハートマーク描いてくれるとなお良し!!」 「えー……仕方ないなぁ…」 ピュルルルル…… 「はい、どうぞ!」 「いただきまーす!!」 「召し上がれ♪」 ここ最近、俺は毎日ハチの家に通っていた。 正直、ハチの止まった時間を動かす為に何をすればいいか解らなかった。 だから、まずはハチのことをもっと理解することから始めようと思ったのだ。 ハチとは毎日が初対面だが、何度も接すれば彼女の性格や行動も解ってくる。 ――――――より深く彼女を理解するためにもハチとの日常を書き記そうと思う―――――― 956 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/03/02(日) 11 16 52.61 ID CAWt12AO ~忠幼女ハチ~21 《はじめまして・A》 ○月×日・商店街 「はじめまして」 「……どなたですか?」 「あぁ、そのお兄さんはね…変態だよ」 「違いますよ!?」 「変態さんなんですか…?」 「信じないで!そんな怯えた目で見ないで!!そんな目で見られると俺…俺…ぁぁん///」 「変態だろ?」 「変態ですね」 「はぁん…(はあと」 《ハチと猫》 ○月△日・サロン 「男さん!猫です!庭に猫がいます!」 「お、本当だ。黒猫だな」 「野良ですかね?」 「首輪はついてないみたいだな」 「痩せてますね……」 「……そうだな」 「ちょっと餌あげてきますね!」 タタタタタ…… ……タタタタタ(←ガラス張りの向こうから 「お、来たな。餌は…ミルクか」 チョイチョイ(←ハチ餌を地面に置いて手招き 「手招きしても猫が警戒するだけだと思うんだが…。む?寄ってきたな」 ピチャピチャナデナデ(←ミルクを飲む猫を撫でるハチ 「幼女メイドと猫…良い絵だ…ムフー」 モゾモゾワシワシ(食事が終わった黒猫を抱き上げ撫でるハチ 「イイヨイイヨ-(*´∀`)」 モゾゾモゾモゾアワアワ(猫が体をよじって慌てるハチ 「ニヨニヨ(・∀・)」 モゾモゾモゾモゾアッ!?ヒャン!!モゾゾゾ…ンッピクン(猫、ハチにアンナコトやコンナコト 「ちょっと待てぇぇぇい!!?!?」 68 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/03(月) 15 55 51.96 ID rCfsQAAO ~忠幼女ハチ~22 《はじめまして・B》 ○月□日 商店街にて 「はじめまして、男です」 「えと、はじめましてハチです」 「ハチちゃん、料理を教えられるかい?」 「え、私がですか…?」 「そうさ。ハチちゃん料理上手だからね。このお兄さんに教えてやって欲しいんだよ」 「お願いします!一人暮しなのに自炊もできないコンビニ畜の俺に、高名なるハチ先生の料理方を伝授して下さいませ!」 「こ、高名だなんてそんな…!たいした腕じゃないですよ~」 「いいえ!貴女の料理の腕は私が保証します!!」 (私、男さんにお料理ご馳走したことあったっけ……?でも、初対面……う~ん…)「えっと、いいですよ。頑張ってみます!」 「ハチ先生!」 「せ、先生だなんて…///」 「……やれやれだよ」プカー(←おばちゃんの煙草 《ハチの髪の毛》 ○月☆日 サロンにて 「ハチの前髪って染めてるのか?」 「……はい?」 「いや、前髪が一房だけ白いだろ?」 「えー…?」 ゴソゴソ(←鏡を取り出す 「あ、あれぇ!?ホントだ!どうしたんだろ…」 (ハチは前髪のことに気付いてなかったのか?……それとも“覚えてない”のか?) ☆日追記 後日髪の毛について尋ねた時、ハチは“覚えてな”かった……。 69 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/03(月) 15 56 56.88 ID rCfsQAAO ~忠幼女ハチ~23 《ハチと猫2~俺VS猫~》 ○月◇日 サロンにて 「あ、クロさんが来てる!」 「クロさん?」 「ほら、あの黒猫ですよ」 「ぬぁっ!?いつぞやのエロ猫!!」 「あれ?男さん、クロさんと知り合いですか?」 「先日のハチへの破廉恥な悪行の数々、許さんぞ!」 「お、男さん!?」 ズドドド… 前庭 「ふふふ…エロ猫、貴様を成敗する!」 「ニャー」 「俺もやったことのないアンナコトやコンナコト…羨ましいんだよド畜生ーーー!!!」 ブゥン!ヒラリ!! 「交わした!?」 「ニャー」 ピョイーン(←猫、華麗に舞い上がる 「な、太陽を背に…!?」 ピト(←猫、顔に張り付く 「し、しまっ…!」 バリバリバリガリガリガリザシュザシュピキーンスパスパスパゴルシュ! 「ニャー」ストッ(←猫、華麗に着地 「見事だ…ぐふ」ドサッ 70 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/03(月) 15 57 35.60 ID rCfsQAAO ~忠幼女ハチ~24 《ハチのお料理教室》 ○月□日 お屋敷・厨房にて 「それじゃあ、これから男さんにお料理を教えたいと思います」 「はい、先生!」 「…先生ってなんか恥ずかしいですね///ハチでいいですよ」 「いえ、こちらは料理を教えていただく身。ハチ先生、と呼ばせていただきます」 「わ、わかりました。コホン、それでは改めて…男さんの強い要望により“ミートソーススパゲティー”を作ります」 「はい、先生!」 「でも、男さん。なんでミートソーススパゲティーなんですか?」 「俺はパスタが好きだから、です!(ハチが初めて作ってくれた料理だからな……)」 「そうなんですか♪なら先生頑張っちゃいます!」 (かっ、可愛い…!!) 「まずはトマトを……」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― トントントンシャカシャカシャカジュージューグツグツザバーパッパトローコトン 「はい、出来ました♪やり方は解りましたか?」 「はい、先生!男、いっきまーす!!」 トンザクピュー! 「ギャー!?指切ったー!!」 「きゃあ!?救急箱!救急箱!」 タタタタタ…ステンガンゴン! 「い、痛いです……グスン」 「ハチ、だ、大丈夫か!?って俺が大丈夫じゃねぇ!!血が血が!!!」 ピュルルルルルルルルルルルル! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「こ、今度は一緒にやろうね…」 「はい…先生…」 「まずはトマトを切ります。指に気をつけて下さいね」 トントントントントントン 「上手、上手!次は…」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ごちそうさまでした♪」 「ごちになりました」 「男さんのスパゲティー、美味しかったですよ。……見た目はアレでしたけど」 「あぁ、思ったより美味くて驚いた。……見た目はアレだったが」 「男さん、今日は大変だったけど楽しかったです。ありがとうございます」 「御礼を言うのはこっちのほうさ。ハチ、ありがとう」 「また今度、新しいレシピを教えてあげますね♪」 「………あぁ、楽しみにしてるよ」 71 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/03(月) 15 58 08.24 ID rCfsQAAO ~忠幼女ハチ~25 《ハチはドジっ娘?》 ○月▽日 サロンのテーブルにて談笑中 「あ、ハチ」 「なんですか?」 「カチューシャが曲がってるぞ。……よっと」 「ひゃわっ!?」 クイクイ(←俺、身を乗り出してカチューシャの位置を直す (男さんの手、大きいな……///) 「これでよし!メイドたるもの身嗜みはキチンとな!……どうした、顔赤いぞ」 「な、ななっなんでもないですっ!こーちゃいれてきますねっ!」 タタタタタ… 「あ、おい!あんまり慌てると…」 コケッガッシャ-ン!! 「言わんこっちゃない…大丈夫か?」 「……はい。グスッ」(←ハチ、涙を溜めてすがるような目で… 「(くっ……堪らん!!)うん、怪我もしてないみたいだな。今度からは気をつけな」 「……はい。グスン」 「大丈夫大丈夫、たいしたことないって。ほら、いたいのいたいのとんでけー!」 「…………///」 「どうだ、元気でたか?」 「……はい!元気、でました!!」 (しかし、ハチの奴よく転ぶよなぁ……可愛いけど)
https://w.atwiki.jp/reiari/pages/70.html
更新方針 どなたでも更新できます。 情報の削除が申請された場合は速やかに削除して下さい。 【重要】 2012 【一覧】 梅雨だ一番レイアリ祭り! 【開催予定】梅雨だ一番レイアリ祭り! 【詳細】レイアリコミュお知らせより転載 予定開催日:6/23(土)21時~ 作品受付:当日の生放送終了まで 作品提出:homuraalice@hotmail.co.jp←こちらのアドレスに添付して送ってね 作品内容:なんでもこいやー! ・集まった作品は、公開いたします。(公開してほしくない方はお伝えください) ・エロ・グロ禁止 ・他のCPやキャラを貶める表現の禁止 ・レイアリorアリレイの作品であること 文字制限:1500文字くらい 最大2000文字 楽しみましょう! 2011 【一覧】 秋だ一番レイアリ祭り レイアリ原点祭(2010から継続中) レイアリ原点祭:CM原案&キャッチコピー公募! レイアリ原点祭;ロゴの公募 夏だ!レイアリ梅雨だく月間 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 【2011年 秋頃予定】 【開催されず】第三回 秋だ一番レイアリ祭り 【備考】 2010年の開催形式と同じかも? 【進行中】 レイアリ原点祭 まとめページ レイアリ原点祭は合作をつくるお祭りです 関連頁 前夜祭のページ 各合作グループ リレー4コマ、合作絵、告知動画、手書き劇場、ストーリー動画、レイアリ曲作成 【11/06/12】 レイアリ原点祭:CM原案&キャッチコピー公募! まとめページ 【11/06/12】 レイアリ原点祭 ロゴの公募 まとめページ 【期間】 7月中旬まで 【概要】 レイアリ原点祭のロゴを作成し、企画絵にイメレスすることで参加。 ①絵コンテ案 ②自作絵 ①と②どちらでも参加可能です。 【備考】 企画絵へ、イメージレスポンス頂けたものをwikiにまとめます。 ①ロゴ案のまとめページを作成し、ランダム表示するようにします。 ②参加作品からロゴを決定し原点祭のトップページに載せます。 【11/06/12】 夏だ!レイアリ梅雨だく月間 【R-18】 まとめページ 【期間】 11年6月12日 ~ 8月31日まで 【概要】 レイアリのR-18作品をつくる 【備考】 作品は、後ほどwikiにまとめます。 ピクシブ以外の作品はナナ紫にお知らせ下さい。 2010 【一覧】 第二回秋だ一番レイアリ祭り レイアリ原点祭 第一回夏だ一番レイアリ祭り レイアリ復興祭 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 【2010/10/10】 レイアリ原点祭 まとめページ 2010/10/10 から、2011にも継続中の為、2011年の方に記載します。 【10/04/04】 レイアリ祭り 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 【レイアリ祭りとは】 絵、SS、漫画、替え歌、ポエム、短歌、俳句、フィギュア、コスプレ、BGM、その他生放送で紹介可能なものを広く萃めようという夢の祭り! これを機に、創作活動に挑戦してはいかがか!? 【ルール】 SSは500~1500文字 ネチョ・グロは禁止 他キャラを貶めない 【作品応募】 期間:放送終了まで 応募場所:homuraalice@hotmail.co.jp 【2010/11/21】 第二回秋だ一番レイアリ祭り 【作品掲載場所】 ほむらさんのHP「マガトロン研究所」 【備考】 Festivalの項目に参加作品のまとめページがあります 【2010/08/22】 第一回夏だ一番レイアリ祭り 【作品掲載場所】 ほむらさんのHP「マガトロン研究所」 【備考】 Festivalの項目に参加作品のまとめページがあります 2008 霊夢総受け企画 アリス×霊夢 【東方】霊夢総受け企画 アリス×霊夢【合作】
https://w.atwiki.jp/misyeru/pages/34.html
ハチの巣がぎっしり詰まった木箱があります ハンター生活には欠かす事のできない素材である,ハチミツを採取可能です まれに虫が混ざっている事もあるらしいんですよ
https://w.atwiki.jp/papilionyokinyoki/
まず最初に ここはアゲハチョウの生態や種類、飼い方などの情報を集めるwikiです。 新しく発見された情報は、本スレでよく吟味のうえ、どんどん記載しちゃってください。 また、一部アゲハチョウ科に属さない種類も扱います。 現行スレッド 2ちゃんねる、昆虫・節足動物板の現行スレッドです。わからない事はここで聞いてみよう! アゲハの幼虫はキモ可愛い 10 http //hello.2ch.net/test/read.cgi/insect/1402034011/l50 アゲハチョウってどんな蝶? アゲハチョウは、チョウ目(鱗翅目)、アゲハチョウ上科、アゲハチョウ科に属する蝶類の事です。一般的には、我々が良く知っている黄色と黒の縞の蝶、ナミアゲハを示す事もあります。アゲハチョウは南極を除く全ての大陸に生息し、その数は550種類程度と言われており、日本でもそのうちいくつかの種類を見たり触れたりする事が出来ます。アゲハチョウは他の蝶類に比べて特に身体が大きく、その優雅な姿と温厚な習性から、日本でもたくさんの人が趣味で飼い育てています。 アゲハチョウの生態 アゲハチョウは卵→幼虫→蛹→成虫と姿を変える、完全変態生物です。 その中でも最も期間の長い幼虫と成虫では、特徴も全く違い、まるで別種の生物のようでもあります。 日本ではおおよそ5月~11月の間発生し、寒い日や時期になると活動が鈍ります。 卵 エサとなる草木の各所に粘着性物質で産み付けられます。他の昆虫の卵同様、無防備そのもので、物理的な力にはとても弱いですが、熱や乾燥には非常に強いです。卵を食べる生物や、卵に寄生するハチなどの天敵が存在します。おおよそ産卵後3日~10日程度で孵化します。 幼虫 飼育をする場合はほとんどがこの期間の世話になります。卵から這い出た幼虫は、まず栄養分の豊富な卵の殻を食べます。(食べない場合もある)その後はエサとなる草木の葉をひたすら食べ続け、ある程度大きくなる毎に約1日の休眠状態になり、脱皮を行ってさらに大きく成長します。この時脱いだ皮もやはり栄養分が多く、自分で食べてしまいます。(この行動は敵に見つかりにくいようにするためという意見もある)このサイクルをおおよそ4回繰り返し、5つ目の姿で我々が良く知っている青虫になります。アゲハチョウの幼虫に共通する特徴として、万能の糸(身体を固定するのが主な役割)を吐く器官、臭角と呼ばれる威嚇のための器官を持っている事が共通します。臭角は天敵に狙われた際や、大きな振動などに反応して頭部から突きだされますが、字の通り凄まじい臭いを放っており、人によっては不快感をもたらします。しかしハチやクモなどに対しての有効性はあまり無いようです。幼虫は小さいながらも栄養の塊であるために、天敵の数が非常に多く、また農家などにとっては害虫以外の何物でもないため、防除の対象となり、野生の個体は最終的には、ほとんどが何らかの形で死んでしまいます。 蛹 十分に大きくなった青虫は、食べるのをやめてまる1日ほど休眠状態になります。種類にもよりますが、背中の中心に脈打つ血管が透けて見えるようになるのがこの合図です。しばらくすると大量のフン(水っぽく、下痢と呼ばれる)をして、猛烈な速度で育った食草から脱走を開始します。(脱走しないものもいる)このフンは成虫になるにあたって、不要になった消化器官を捨てているのだと言われています。脱走が始まるとみるみる身体は縮んでいき、青虫の時の半分くらいになってしまいます。脱走をするのは蛹になるにあたって、天敵に狙われない、環境がいい、羽が伸ばせるなど条件のいい場所を探すためと言われています。場所が定まると、幼虫は蛹の身体を支える為の糸作りを始めます。まず尻尾の先端を固定するための糸の台座を作り、その次に背中を固定するための強靭な糸を作ります。この糸は極めて頑丈で、何かがぶつかったくらいで切れる事はそうそうありません。糸がきっちり出来あがると、幼虫はその中に身体を通して、完全な固定状態になります。こうなると後は蛹になるための最後の脱皮を待つだけで、この状態を前蛹(ぜんよう)と呼びます。まる1日ほどの休眠の後、最後の皮を脱ぎすてて、中から蛹が現れます。しばらくは柔らかいですが、3日ほどすると非常に頑丈な外殻が出来上がります。また、蛹はある程度保護色を得る事ができ、状況によってオレンジ、茶色、アイボリーなど実に様々な色になります。蛹は基本的には全く動けませんし、ものも食べません。また、蛹以外の形態では寒さに抵抗できないため、この形態で越冬を行います。越冬した蛹は温度や環境の変化には非常に強く、きちんと春の訪れを感知してから羽化します。 成虫 蛹になってから約7日~15日ほどで、正常な状態であれば羽化が始まります。身体が出来上がると蛹の身体は透き通り始め、中の蝶の色が見えるようになってきます。こうなるとおおよそ1日中には羽化になります。羽化の際には蛹の上部が割れ、中からしわくちゃに折りたたまれた成虫が這い出てきます。この際には必ず成虫が捕まる事ができ、なおかつ羽を伸ばせる場所がある事が大事です。這い出た成虫は、広い空間で約半日をかけて、羽に体液を送りこみ、飛翔の準備を行います。この時に地面に落ちてしまったり、強い衝撃が加わったりすると、羽は一生伸びず、羽化不全になります。もちろん大空を舞う事もできません。また、同時に蜜を吸うための伸び縮みする口、ストローも同時に作ります。ストローは羽化したてでは左右対象に分かれたひも状の状態になっており、これを貼り合わせる事でストローの完成となります。当然ですがこのストロー作りも、上手くいかないとモノが食べれず餓死を待つのみとなってしまいます。身体の調子が整うと、成虫はゆっくりと飛び立っていきます。以後は約2週間、花の蜜を吸い、交尾と産卵を死ぬまで繰り返します。メスは幼虫のエサとなる草木をつま先で感じる器官を持っており、きちんと探し当てて産卵を行います。ただし農薬などがかかっている所には近づきません。 日本のアゲハチョウ 日本で見る事のできる代表的なアゲハチョウです。 名前をクリックで詳細のページへジャンプします。 ナミアゲハ クロアゲハ カラスアゲハ オキナワカラスアゲハ ヤエヤマカラスアゲハ オナシアゲハ ミヤマカラスアゲハ シロオビアゲハ オナガアゲハ モンキアゲハ ナガサキアゲハ キアゲハ アオスジアゲハ アゲハチョウを育ててみよう! アゲハチョウを育てるのはそんなに難しい事ではありません。 何しろ日本中にいますし、主な食草となる柑橘類も本州以南はそこら中に生えています。 しかしやはり生き物です。飼育のうえで注意すべき事も多く、気をつけないと悲惨な思いをする事になってしまいます。 ここではいくつかの項目に、大まかな飼育のコツと生態をまとめますが、 成虫は空を飛びまわって子孫を残すのが目的なので、飼育の対象外とします。 まずは探してみよう どんな所で飼えばいいの? エサはどうしたらいい? 天敵に気をつけろ! 蛹と越冬について 成虫と産卵について 成虫を呼んでみよう
https://w.atwiki.jp/precuredays/pages/139.html
キャラクターは、チョウチンアンコウ。 ダークネス幹部D。 豪快で大柄な和風オバサン。あちき口調で喋る 。 あだ名(略称)は、チョウチョウ。 まひる「町長?」 アンコ「違う! 蝶々だっ!」というお約束のギャグあり アンコはど派手な作戦を好んで(ギャグ)? 撤退時には「チクショー!」という捨て台詞を残す。 手段のために目的を選ばないタイプ(結果として何が起こるか分からない、不条理作戦型)(09.06.04設定) CV:イメージソース(くじら) アンコチョウチョウの全身設定 アンコチョウチョウの色設定(09.05.14設定) ※画像はバレ画・偽バレ画ではなく投下画像です イメージの参考程度に
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/56320.html
登録日:2024/05/24 Fri 18 29 38 更新日:2024/08/23 Fri 12 39 09 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 アニヲタ動物図鑑 アニヲタ昆虫図鑑 アリ ガラパ星から来た男 サムライアリ ニート ヒアリの天敵 奴隷 寄生 寄生虫 昆虫 社会寄生 穀潰し かつて元気な昆虫少年・少女だったであろうwiki籠りの皆様の中に、「サムライアリ」と言うアリを聞いたことがある人はどれくらいいるだろうか。 見た目は顎が大きい事以外何の変哲もないアリだが、その暮らしぶりは非常に恐ろしいもの。 他所の種類のアリの巣を襲い、働きアリや蛹を誘拐し、奴隷として一生自分の巣の中でこき使ってしまうというのである。 自然番組や図鑑、学習漫画、はたまた『ドラえもん』の「ガラパ星から来た男」やそのアニメ版「未来を守れ!のび太VSアリ軍団」などでその奇妙な暮らしぶりを知った、という人も多いだろう。 一見するとアリの中でも異色な暮らしぶりのように思えるサムライアリだが、実は同じように他種のアリを利用し、こき使い、意のままに操るアリの仲間は世界中に数多く確認されている。 他種の生物の暮らしぶりを「利用」し、相手に様々な害を及ぼしながら図々しく生活を営むスタイルを専門用語で「社会寄生(しゃかいきせい)」と呼ぶのだが(*1)、アリの中には実に様々な社会寄生のスタイルが見られるのである。 この項目では、ちょっぴり胸糞、でも興味深い昆虫界のニート連中社会寄生アリを紹介する。 【社会寄生のタイプ】 一口に「社会寄生」と言ってもそのスタイルは様々。まず最初に、現在確認されているアリの社会寄生のタイプについて紹介する。 なお、これらの社会寄生を行うアリがターゲットとする種類は分類学上近い種類、専門用語でいう「近縁種(きんえんしゅ)」である事が多く、専門用語で「エメリーの法則」と呼ばれている。 ①奴隷狩り(どれいがり) 前述したサムライアリのように、他種のアリの巣の中に侵入し、働きアリや蛹を奪って奴隷としてこき使うタイプ。 社会寄生アリの中でもっとも有名な暮らしぶりかもしれない。 生活のために奴隷が必要不可欠であるためか、次に述べる「一時的社会寄生」を兼ねた種類も多い。 ②一時的社会寄生(いちじてきしゃかいきせい) 元から存在する他種のアリの巣を、女王アリが乗っ取ってしまうタイプ。 巣の中に侵入した女王アリは元からいた女王アリを激闘の末殺してしまい、巣の所有権を奪い取るのである。 そうなると元からいた種類の働きアリは全滅確定なのだが、その一方で新たに巣のトップに君臨する事となった女王アリは自分の子供である働きアリを生むようになる。 そして、最終的に巣そのものが侵入した種類の女王アリや働きアリ一色になってしまうのだ。 当然乗っ取りに失敗する率は高いが、成功すれば最初から巨大な巣を手に入れる事が出来、更に大量の働きアリ付きと言う「初期状態から全ステータス最強」という状態で女王暮らしが始められるためか、 一時的社会寄生アリの種類は意外と多い。 ③恒常的社会寄生(こうじょうてきしゃかいきせい) 他種のアリの巣の中でのんびり暮らしているアリたち。 最大の特徴は働きアリが存在しない事で、確認されているのは働きもせず餌を貰っては卵を産んでばかりの日常を過ごす女王アリや新女王アリ、オスアリばかり。 アリの特徴である、女王アリを頂点とした「真社会性」の暮らしすら放棄しているとんでもない連中である。 人間に例えれば居候やニート、穀潰しのような暮らしぶりであり、大量に増えると巣の餌が乏しくなったり、酷い時には幼虫や卵がこいつらに食われてしまうという、 巣の持ち主のアリたちにとっては厄介極まりない存在である。 ④盗み共生(ぬすみきょうせい) 体の小ささを活かし、別の種類のアリの巣の中にある餌を貯めるエリアに抜け穴を開き、こっそり忍び込んではそこから餌を奪い取る、種類挙げての泥棒稼業なアリたち。 今のところ日本では確認されていない模様。 【主な種類】 ここからは、多種多様な社会寄生アリについて紹介する。 なお、各項目の「宿主(しゅくしゅ)」というのは、そのアリの社会寄生のターゲットとなってしまう哀れなアリの事である。 <①奴隷狩り(+一時的社会寄生)> ◆サムライアリ(Polyergus samurai) 宿主:クロヤマアリ、ハヤシクロヤマアリ 日本における社会寄生アリの代表格で、学名にもずばり「samurai」と言う単語が使われている。 だがその暮らしぶりは誇り高き武士道とは程遠く、クロヤマアリの巣を襲い、働きアリや蛹をさらって自分たちの巣へ持ち帰った上で一生奴隷として働かせるというもの。 通常のアリと同様に働きアリが存在するが、体の機能を「奴隷狩り」をする事に特化しているため、餌探しや巣の掃除はおろか女王や卵、幼虫の世話も行わず、全ての労働を「奴隷」たちに託す事が知られている。 ただ、それ故に女王アリもまた初めて産んだ子供を自力で育てることができない。 そこで女王アリは雄アリと交尾後、単身でクロヤマアリの巣に乗り込み、元居た女王アリを噛み殺して巣を乗っ取ってしまう事が確認されている。 当然クロヤマアリは巣の総力を挙げてサムライアリの排除にかかるため、多くの場合失敗し命を落とす。 だが、クロヤマアリの女王を噛み殺す事で乗っ取りに成功すると、残されたクロヤマアリの働きアリの様子は一変。 サムライアリの女王アリを自分たちの女王と勘違いし、そのまま世話をするようになるのである。 実はサムライアリの女王は死闘の間、クロヤマアリの女王の体表を舐めたり体液を吸ったりといった行動を示す。 これによってクロヤマアリの女王のフェロモンを自分の体に移し、元いた女王に成りすましてしまうのだ。 こうして乗っ取られたクロヤマアリの巣は、次第にサムライアリたちに取って代わられる事となる。 なお、サムライアリの仲間は世界各地で確認されているが、その全ての種が「奴隷狩り」を行う事が知られている。 ◆アカヤマアリ(Formica sanguinea) 宿主:クロヤマアリ、ヤマクロヤマアリ、ハヤシクロヤマアリ、ツヤクロヤマアリ 胸部や足が赤い体つきが特徴のアリの仲間。 通常のアリと同様、餌探しや巣の掃除、女王や卵、幼虫の世話を行う働きアリが存在するが、それと並行して「奴隷狩り」を行う事が知られており、多くの巣で別の種類の働きアリが目撃されている。 こちらも奴隷狩りの対象となるのはクロヤマアリやその仲間である。 <②一時的社会寄生> ◆アメイロケアリ(Lasius umbratus) 宿主:トビイロケアリ、ハヤシケアリ 女王アリは黒い体、働きアリは黄色い体と、階級によって色合いが異なるアリの仲間で、トビイロケアリやハヤシケアリの巣に社会寄生を行う。 まず、オスアリと交尾をした新女王アリは翅を落とした後、社会寄生をするターゲットとなる種類の働きアリを襲い、その体を覆うフェロモンを全身に塗ったくる。 こうする事でその働きアリが持つ「巣の仲間」である事を示すフェロモンを奪い取り、その巣に侵入する準備を整えるのである。 とはいえ、巣に侵入した時点で相手に異物だとバレてしまい、反撃にあった末に命を落としてしまう場合がほとんど。 だが、侵入に成功してしまうと、アメイロケアリは巣の中に元からいた女王を殺し、自分自身が新たな女王に成り代わる。 そして、元から巣の中にいた働きアリたちをこき使い、自分が産む新たな子供たちを育てさせたり身の回りの世話をさせたりするのである。 やがて時が経つと元からいた働きアリは全員命尽き果て、巣は完全にアメイロケアリに乗っ取られてしまうのだ。 ところが……。 ◆クロクサアリ(Lasius nipponensis) 宿主:アメイロケアリ 「宿主」の欄を見て「あれ?」と思った人もいるかもしれない。 このクロクサアリは、折角苦労して巣を乗っ取ったアメイロケアリの巣を乗っ取るというとんでもない生き様を有するアリである。 しかもこちらも「一時的社会寄生」を営む種類。 別の種類の働きアリをこき使わせて大きくなったアメイロケアリの働きアリは、今度はクロクサアリの幼虫や女王のためにこき使われる羽目になるのだ。 このように、何らかの形で寄生する動物に対して更に寄生を行う動物を「超寄生種(ちょうきせいしゅ)」と呼ぶ。「スーパーきせいしゅ」ではない ◆トゲアリ(Polyrhachis lamellidens) 宿主:クロオオアリ、ミカドオオアリ、ムネアカオオアリ 体の中央部(胸部)が赤く背中に棘のような突起を生やしたアリの仲間。 こちらもアメイロケアリやクロクサアリと同様、女王アリが巣を乗っ取る一時的社会寄生を営む事が知られており、その際に働きアリからフェロモンを奪い取って変装する。 当然元から巣の中にいる働きアリにバレて攻撃を受けてしまう場合がほとんどだが、それでもトゲアリは諦めず、うまく逃げては何度もチャレンジを繰り返す。 実はサムライアリと同じように、こちらも攻撃を受ける度に「巣の仲間」だと認識されるフェロモンを体の表面に蓄え続けており、じわじわと攻撃が弱まるのを待っているのだ。 そして、攻撃されないと見るや否や一気に巣の奥へ侵入。元からいた女王を殺し、巣を乗っ取ってしまうのである。 ◆エゾアカヤマアリ(Formica yessensis) 宿主:クロヤマアリ 数万もの巣が互いに争うことなく共存する究極の平和を実現した「スーパーコロニー」が北海道の石狩海岸に存在した事で知られるアリの仲間。 北海道以外にも東日本各地に広く分布しているが、石狩海岸のようなスーパーコロニーは作らず、単独で巣を作って暮らしている場合がほとんどであり、 新女王アリはクロヤマアリの巣を襲って乗っ取る事で自分の巣を勝ち得ている可能性が指摘されている。 <③恒常的社会寄生> ◆ヤドリウメマツアリ(Vollenhovia nipponica) 宿主:ウメマツアリ ウメマツアリという近い種類のアリの巣の中で暮らす、厄介な居候のようなアリ。 アリの癖に働きアリ(ワーカー)が存在せず、卵を産み続ける女王アリと交尾を行う雄アリしか確認されていない。 当然ウメマツアリの巣の手伝いなども一切せず、基本的に食っちゃ寝の生活を繰り広げているが、繁殖期にあたる春から夏にかけては雄アリとの交尾する権利をかけて女王アリ同士で大バトルを繰り広げる事が確認されている。 こんな穀潰しに居候されてはたまらないウメマツアリも様々な対策を施しているようで、遠くまで飛ぶ事が出来る長い翅を持つ女王が生まれるウメマツアリにはヤドリウメマツアリの侵入成功率が少ない事が確認されている。 一方、あまり遠くへ飛べない短い翅の女王アリが生まれる巣では多くのヤドリウメマツアリが確認されているが、それでもヤドリウメマツアリが成虫(女王アリ、雄アリ)に成長する確率は低いようで、 ウメマツアリがヤドリウメマツアリの卵を食べる事で過剰な増殖を抑制している可能性が指摘されている。 ◆キノムラヤドリムネボソアリ(Temnothorax kinomurai) 宿主:ハヤシムネボソアリ ハヤシムネボソアリという種類の巣に侵入するアリで、日本で確認されている恒常的社会寄生アリの1つ。 ヤドリウメマツアリよりも更に居候生活を突き詰めた進化をしており、雄アリすら存在せず女王のみが確認されている。 しかも女王アリの餌はハヤシムネボソアリの卵や幼虫。 最早ニートを通り越して害悪そのものだが、やはりハヤシムネボソアリの働きアリからは攻撃されず、もし攻撃されても逆に反撃して殺してしまうという。 また、キノムラヤドリムネボソアリの女王アリは翅がある個体と無い個体の2種類が存在する事が知られており、翅がある個体は飛んで遠くの巣を、無い個体は歩いて近くの巣を探し、図々しく居座る事となる。 なお、和名の「キノムラ」および学名の「kinomurai」は日本の昆虫研究家であり発見者の木野村恭一氏からとったものである。 ◆ヤドリヒアリ(Solenopsis daguerrei) 宿主:ヒアリ 2010年代に日本で初めて確認されて以降あっという間に有名になってしまった、世界の侵略的外来種ワースト100にも認定されている恐るべき外来種「ヒアリ」。 だが、その原産地である南米各地には、そのヒアリの巣の中に図々しく居座る近縁種のヤドリヒアリが存在する。 ヤドリウメマツアリと同様に女王アリと雄アリだけが確認されており、侵入に成功した女王アリはヒアリの女王が本来食べるはずの食糧を横取りする形で居座ってしまう。 そのため、ヒアリの女王アリはやせ細り産卵数が減少してしまう他、酷い場合には飢え死にしてしまう。 ヒアリにとってはまさに傍迷惑を取り越して厄介極まりない糞ニートども種類なのである。 一方、そんな暮らしぶりを利用し、世界中に勢力を広げるヒアリ対策にヤドリヒアリが使えないか、という失敗フラグ案も浮上している。 傍迷惑な穀潰しも、所変われば救世主になる……のかもしれない。あくまで人間の都合だが。 <④盗み共生> ◆トフシアリの仲間(Solenopsis fugax) イギリスに生息する、ヒアリに近いグループに属する小さなアリの一種。和名は現在存在しない模様。 普通のアリと同様、土の中にトンネルを掘って巣を作るのだが、このアリはそのトンネルを他の種類のアリの巣に無理やり繋ぎ、そこを伝って侵入。 そのまま餌を奪い、そのまま自分たちの巣へ持ち去ってしまうという。 なお、日本にも近縁種のトフシアリが存在するが、こちらは昆虫を襲って食べる、獰猛だが普通の営みを過ごすアリの仲間である。 <※その他> ◆アミメアリ(Pristomyrmex punctatus) 「女王アリ」「雄アリ」の役割が無くなり、全ての個体が産卵・労働に勤しむ「働きアリ」になったという、特異な進化を遂げた事で知られるアリの仲間。 だが、その群れの中には、体が一回り大きいくせに一切働かず、毎日食っちゃ寝の生活を過ごす厄介な個体が混ざっている事がある。 しかも卵を産んでどんどん増え、最終的に群れを壊滅させてしまうため、この図体だけ大きい穀潰しのニート連中は「裏切りアリ」と専門家からも呼ばれてしまっている。 だが、その「裏切りアリ」の正体にはある1つの仮説があり……? 詳細は項目を参照。 【おまけ:社会寄生バチ】 今回紹介したアリの仲間同様、女王アリを頂点とする真社会性の暮らしを営むミツバチやスズメバチの仲間にも、巣を乗っ取って働きバチを意のままにこき使う社会寄生を営む種類が複数確認されている。 これらのうち、2010年代までスズメバチとアリは分類学上近い昆虫のグループだと考えられていたが、遺伝子解析の結果、現在は暮らしぶりこそ似ているがほとんど関係ないグループだとされている。 つまり、ミツバチを含めたこれらの社会寄生バチは、社会寄生アリとは別個に進化を重ねたもの、という訳である。 穀潰しのニート生活に憧れてしまうのはどの生物にも当てはまるのだろうか……。 ◆チャイロスズメバチ(Vespa Dybowski) 宿主:キイロスズメバチ、モンスズメバチ 名前の通り上半身が赤茶色、下半身(腹)が黒色をしたスズメバチ。 女王バチはキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を襲い、元いた女王バチを殺して巣を乗っ取る。 元からいた働きバチをこき使う一方で女王バチ自身も自分の子供となる働きバチを出産し続け、最終的に巣を完全に自分の手中に収める「一時的社会寄生」を行うスズメハチである。 一応自力で巣が作れない訳ではないが、その生態故か出来栄えはかなり下手。 その特徴的な外見のためか、バンダイが発売したガチャガチャ「いきもの大図鑑 すずめばち02」にラインナップされている他、 2023年のスーパー戦隊シリーズの作品『王様戦隊キングオージャー』のハチの戦士・ハチオージャーに変身するトウフ国の「王殿」であるカグラギ・ディボウスキの名前の由来となっている。 なお、そのカグラギはかつて下剋上で先代の王・ママのイロキを打ち倒した事が語られているが……。 ◆ヤドリスズメバチ(Vespula austriaca) 宿主:ツヤクロスズメバチ 日本を始めアジアやヨーロッパに広く分布するスズメバチの仲間。 近縁種であるツヤクロスズメバチの巣を襲い、女王バチを殺した上で巣を乗っ取ってしまうのは上記のチャイロスズメバチと同様だが、 最大の特徴はこのヤドリスズメバチに働きバチは存在しないと言う事。 つまりこのヤドリスズメバチに乗っ取られた時点で、ツヤクロスズメバチの巣は全滅が確定してしまうという訳である。 そのためか、通常のスズメバチと比べて女王バチが出産する卵の数は非常に少なく、オスが孵化する卵は百個程度、新女王の卵は数十個ぐらい産まない。 全体的に黒みを帯びた体つきが特徴的なためか、こちらも「いきもの大図鑑 すずめばち02」にラインナップされている。しかもレア。 ◆ヤドリホオナガスズメバチ(Dolichovespula adulterina) 宿主:ニッポンホオナガスズメバチ、シロオビホオナガスズメバチ こちらも働きバチが存在しない社会寄生スズメバチ。 近縁種のニッポンホオナガスズメバチやシロオビホオナガスズメバチの巣を襲い、女王バチを殺した上で残された働きバチをこき使い、新たなオスバチや新女王バチを育てて貰う。 北海道から本州にかけて分布するが、自然豊かな山岳地域でしか確認されていない希少種である。 ◆ケープミツバチ(Apis mellifera capensis) 宿主:アフリカミツバチ ケープミツバチは、養蜂でおなじみセイヨウミツバチのうちアフリカに生息する亜種。 皆様ご存じの通り、ミツバチの仲間はスズメバチやアリのように、基本的に卵を産むのは女王のみであり、働きバチは女王が産んだ子供を育てる、巣を警護する、蜜を集めるなど多種多様な仕事をこなしながら一生を全うするのが大半の個体の暮らし方である。 ところが、ケープミツバチの働きバチの一部に、同じくセイヨウミツバチの亜種であるアフリカミツバチの巣の中に侵入する個体が確認されている。 そして侵入に成功した個体は卵を産むための器官「卵巣」を発達させ、勝手に巣に居座って子供を産み始めるのである。 しかもこの子供、働きバチから生まれるくせに一切働かず、アフリカミツバチが折角集めた蜜を食い尽くす文字通りの穀潰し。 その結果、ケープミツバチの数が増えすぎたアフリカミツバチの巣は、最悪の場合崩壊してしまう事もあるという。 【その他】 ゴキブリの仲間ながらもアリと同様の暮らしぶり(真社会性)を有するシロアリの仲間にも、現在1種類だけ他種の巣の中で図々しく暮らす「社会寄生シロアリ」が確認されている。ただし、まだ和名はついていない模様。 追記・修正は奴隷に任せずwiki籠りの皆様自身で行いましょう。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\アリッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 誉は浜に捨ててきた連中 -- 名無しさん (2024-05-24 19 27 42) おつです サムライアリの命名経緯が気になってきた -- 名無しさん (2024-05-24 19 30 09) フォルムだけでなく生態の観点から見てもやはりアリとハチは近しい関係なのだと分かる -- 名無しさん (2024-05-24 20 05 29) ヒアリ対策にヤドリヒアリが使えないか、という失敗フラグ案も浮上している。 本当に失敗しそうだからやめてほしい。天敵とされる種を害獣の対策として持ち込んだら事態が悪化した例がありすぎるし。有名なのだとハブに対するマングースとか -- 名無しさん (2024-05-25 09 38 19) ここでも取り上げられてるサムライアリを新人類に進化させた結果、とんでもないことになった話がドラえもんの『ガラパ星から来た男』 -- 名無しさん (2024-05-25 19 51 09) ヤドリは女王アリを殺さず共生するみたいだが -- 名無しさん (2024-05-26 00 04 34) モリシタクサアリというアリは宿主が判明しておらず、クロクサアリが宿主ではないかという説がある。となると、モリシタクサアリは超寄生種に寄生する“超々寄生種”ということになる。 -- 名無しさん (2024-05-26 19 23 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/60081.html
【検索用 ねこみみはちまき 登録タグ 2013年 UTAU きづち ね ミントP 曲 曲な 槌音ずも】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ミントP 作曲:ミントP 編曲:ミントP イラスト:きづち 唄:槌音ずも 曲紹介 ~これであなたも女子力うなぎのぼり↑↑~ 曲名:『猫耳ハチマキ』(ねこみみはちまき) 歌詞 (動画より書き起こし) 1 2 3 にゃ~!(AA略 猫耳ハチマキ こうして こうして こうして こうして(動画参照 こうさ!(AA略 猫耳ハチマキ たったの5ステップ簡単 なのさ! 猫耳ハチマキ こうして こうして こうして こうして(動画参照 こうさ!(AA略 猫耳ハチマキ あっという間に可愛さ 急上昇↑↑さ!(AA略 運動会でお馴染みあのアイテム ただ巻くだけじゃ全然つまんない \でしょでしょ/ ひと工夫で 気になるあの人の ハートを今すぐ ゲッチュー! ゲッチュー! アイラビュー! 1 2 3 にゃ~!(AA略 猫耳ハチマキ こうして こうして こうして こうして(動画参照 こうさ!(AA略 猫耳ハチマキ たったの5ステップ簡単 なのさ! 猫耳ハチマキ こうして こうして こうして こうして(動画参照 こうさ!(AA略 猫耳ハチマキ あっという間にみんなの アイドルだよ!!(AA略 コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/yokaimedal/pages/27.html
2014年1月21日発売 1パックにメダル1枚入り 全12種類 必殺技メダル 7種類 ノーマルメダル 5種類 イメージ 名前 種族 タイプ ホロ 妖力 他の入手方法 パック販売 ガシャポン その他 バクロ婆 フシギ 必殺技 ホロ 650 ジバニャン プリチー 必殺技 ホロ 730 ヒキコウモリ ウスラカゲ 必殺技 ホロ 630 じんめん犬 ブキミー 必殺技 ホロ 690 セミまる プリチー 必殺技 590 パジャマTシャツ ホノボーノ ポカポカ 必殺技 560 パジャマTシャツ ドンヨリーヌ ブキミー 必殺技 540 やきモチ イサマシ ノーマル 90 グラグライオン イサマシ ノーマル 120 ノガッパ プリチー ノーマル 150 第1章 コマさん プリチー ノーマル 190 第1章 第3弾 こめ爺 ポカポカ ノーマル 100 メダルガム2 2014年6月30日発売 1パックにメダル1枚入り 全12種類 必殺技メダル 7種類 ノーマルメダル 5種類 イメージ 名前 種族 タイプ ホロ 妖力 他の入手方法 パック販売 ガシャポン その他 なまはげ イサマシ 必殺技 ホロ 780 キュウビ フシギ 必殺技 ホロ 860 トゲニャン プリチー 必殺技 ホロ 730 ヤミまろ ウスラカゲ 必殺技 ホロ 750 うんがい鏡 フシギ 必殺技 680 ワルニャン プリチー 必殺技 630 ハンカチ&ミニタオルセットスクエアポーチTシャツ コマじろう プリチー 必殺技 620 ハンカチ&ミニタオルセットスクエアポーチTシャツ しょうブシ イサマシ ノーマル 330 第2章 クワガ大将 イサマシ ノーマル 350 第2章 ほむら天狗 フシギ ノーマル 330 メカブちゃん ポカポカ ノーマル 180 おねむの精 ブキミー ノーマル 250
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/3281.html
【名前】 メダルの器 暴走形態 【読み方】 めだるのうつわ ぼうそうけいたい 【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO 【登場話】 最終話「明日のメダルとパンツと掴む腕」 【分類】 グリード 【コアメダル】 クワガタ×3・カマキリ×3・バッタ×3・タカ×1・クジャク×1・コンドル×1・ライオン×2・トラ×3・チーター×3・サイ×2・ゴリラ×2・ゾウ×3・シャチ×2・ウナギ×2・タコ×2=33枚 【モチーフ】 正八面体 【カラー】 なし 【詳細】 ウヴァ完全体が恐竜グリードに大半のコアメダルを投入された事で、欲望を制御できずに暴走し誕生したメダルの怪物。 同じく暴走した怪物でも巨大グリード暴走態と異なり最早生物の面影はなく、正八面体の超巨大なオブジェのような姿となり、周囲のものを無差別にセルメダルに変換、吸収しつづけるようになる。 核となったグリードがウヴァのためか屑ヤミーを大量に生み出し、自身もエネルギーシールドによって強固な防御力を有するほか、エネルギーフィールドによって他のグリードを復活させる治癒能力を有する。 最早元となったウヴァの意思はないが、自分の誕生のきっかけとなった恐竜グリードを守るためか、それともこれをコントロールする術を持っているのかは不明だが恐竜グリードを補佐する場面があった。 この誕生によって恐竜グリード(真木)の望む世界の終末が始まってしまうが、幻影のアンクの火炎弾を纏い、7枚の恐竜系コアメダルでのギガスキャンによるエネルギー弾を受けた恐竜グリードにブラックホールが発生した事で、構成するコアメダルやセルメダルが吸収され内側から圧壊し爆散した。 なお、このブラックホールは時空の歪みを発生させ40年後の未来に繋がっていた事が判明。 MOVIE大戦MEGA MAXの出来事を経て、現存するコアメダルはすべて現代に戻ってきた。 【余談】 ファイナルエピソードコメンタリーでは従来同様に等身大の怪人として登場させるとライダーに倒される事が前提になってしまう為、巨大な形で登場させた事が語られている。
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/6504.html
ウソハチ とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。 プロフィール 能力値 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 外伝 メディアミックス ポケットモンスターシリーズ以外 おもなわざ 元ネタ推測 関連ポケモン 関連キャラクター コメント プロフィール ウソハチ 他言語 Bonsly (英語) 全国図鑑 0438 シンオウ図鑑 092 分類 ぼんさいポケモン 高さ 0.5m 重さ 15.0kg 初登場 【劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波動の勇者 ルカリオ】?(【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】) 前のポケモン 【ドータクン】 次のポケモン 【マネネ】 【ウソッキー】の進化前。足が生えた盆栽のような外見。 英語では「Bonsly」というそのまんまの名称が付けられた。 能力値 ステータス タイプ いわ タマゴ タマゴみはっけん とくせい がんじょういしあたま 隠れ特性 びびり HP 50 とくこう 10 こうげき 80 とくぼう 45 ぼうぎょ 95 すばやさ 10 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』までは、ウソッキーのタマゴから生まれるには「がんせきおこう」が必要だった。 【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】/【ポケットモンスター プラチナ】 一般エリアでは【マネネ】と対の扱いで、パールでしか野生で出現しない。 3バージョン共通の入手法として、全国図鑑入手後、【ウラヤマ】?の自慢話を聞くとじまんのうらにわに出現する事がある。 【ポケットモンスター サン・ムーン】/【ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン】 1番道路の岩の先の草むら、5番道路、シェードジャングルで野生で登場。 【ポケットモンスター ソード・シールド】 ワイルドエリアのハシノマ原っぱ・ストーンズ原野に生息。マックスレイドバトルにも出る事がある。 【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】 本作からは「がんせきおこう」無しでウソッキーのタマゴから生まれるようになった。 南1番・南2番エリアに登場。 パルデア地方では★1のテラレイドバトルにも出てくる。 キタカミの里では、鬼が山・鬼歯空洞・楽土の荒地に出現。 外伝 【ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア】 本編に先駆けて登場。バトルDEビンゴのビンゴシートで実際に使う事もできた。 【ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊】 マクノシタ訓練所で全ての間をクリアすることでもらえる「ウソハチにんぎょう」という形で登場する。 【Pokémon Sleep】 睡眠 タイプ メインスキル 得意 ぐっすり いわ エナジーチャージM スキル きのみ 食材 お手伝い時間 所持数 オボンのみ あんみんトマト(確定)ワカクサ大豆あじわいキノコ 01 45 00 8個 進化条件一覧 【ウソッキー】 レベル12/ウソッキーのアメ20 生息場所 実装 ワカクサ本島シアンの砂浜 2023/07/20 サービス初期から実装されているポケモン。 強力なメインスキルの「エナジーチャージM」を持つが、お手伝い時間はサービス実装時の全ポケモン中、最長に設定されている。 どうしようもないのでメインスキルに特化した良個体がいるならば早めに進化させてしまおう。 メディアミックス 【ポケットモンスター アドバンスジェネレーション】 【タケシ】の手持ちポケモンとして登場。性別は♂。 【ポケットモンスター ダイヤモンド パール(アニメ)】 【タケシ】の手持ちとして続投。後にウソッキーへと進化した。 【劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ】? ゲームよりも先に登場。タケシらの食べ物を盗みタケシに怒られるなどタケシと何かと縁があるが、後にゲットされた個体とは異なりこちらははじまりの樹に残る。 こちらもうそなきが得意技。 ポケットモンスターシリーズ以外 【大乱闘スマッシュブラザーズX】 モンスターボールから出現する。持つ事が可能で、投擲アイテムとして使える。呼び出した当人以外も投擲アイテムとして使用できる。ぶつかれば強いが、とても重いため持ち上げると動きが遅くなってしまうので要注意。 フィギュア・シールとしても登場。 おもなわざ うそなき泣いたようなふりをして、相手の特防を2段階下げる技。設定上としては、泣くことで体内の水分を調節するために涙を出すというものらしい。アニメでもよく使われており、タケシのウソハチがウソッキーに進化してからも相変わらず使用していた。 元ネタ推測 嘘っぱち+鉢植え 関連ポケモン 【ウソッキー】 関連キャラクター 【タケシ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?