約 1,564,447 件
https://w.atwiki.jp/littlecup/pages/149.html
ウソハチ No.438 タイプ:いわ 特性:がんじょう(一撃で倒されない) いしあたま(技の反動ダメージがなくなる) 隠特性:びびり([[ゴースト]]・虫・悪タイプの技を受けると素早さが1段階上がる) 入手可能ソフト:ダイヤモンド/パール HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 50 80 95 10 45 10 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) みず/くさ/かくとう/じめん/はがね いまひとつ(1/2) ノーマル/ほのお/どく/ひこう いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- リトルカップのためだけに出したと思われるポケモン。 鈍足だが、攻撃や防御はなかなか高くていい。 ちなみにウッドハンマーやストーンエッジは覚えないため 石頭をあまり活かせなかったりする ウソハチフルアタ型 覚える技レベルアップ わざマシン タマゴわざ おしえわざ 外部リンク フルアタ型 性格:いじっぱりorゆうかん 努力値:HP196 攻撃196 特防76 持ち物:きあいのタスキ、いのちのたま、イバンのみ 技:いわなだれ/じしん/ふいうち/だいばくはつ シングルでも十分やっていけるけど 素早さといわなだれの関係でダブルトリパと相性良し ↑ウソハチはじしんを覚えません 覚える技 レベルアップ DS 技 威 命 タイプ 分類 PP 1 うそなき - 100 あく 変化 20 1 まねっこ - - ノーマル 変化 20 6 じたばた - 100 ノーマル 物理 15 9 けたぐり - 100 かくとう 物理 20 14 いわおとし 50 90 いわ 物理 15 17 ものまね - - ノーマル 変化 10 22 とおせんぼう - - ノーマル 変化 5 25 だましうち 60 - あく 物理 20 30 がんせきふうじ 50 80 いわ 物理 10 33 いわなだれ 75 90 いわ 物理 10 38 たたきつける 80 75 ノーマル 物理 20 41 ふいうち 80 100 あく 物理 5 46 すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15 わざマシン マシン 技 威 命 タイプ 分類 PP 技04 めいそう - - エスパー 変化 20 技06 どくどく - 85 どく 変化 10 技10 めざめるパワー - 100 ノーマル 特殊 15 技11 にほんばれ - - ほのお 変化 5 技17 まもる - - ノーマル 変化 10 技21 やつあたり - 100 ノーマル 物理 20 技26 じしん 100 100 じめん 物理 10 技27 おんがえし - 100 ノーマル 物理 20 技28 あなをほる 80 100 じめん 物理 10 技31 かわらわり 75 100 かくとう 物理 15 技32 かげぶんしん - - ノーマル 変化 15 技37 すなあらし - - いわ 変化 10 技39 がんせきふうじ 50 80 いわ 物理 10 技41 いちゃもん - 100 あく 変化 15 技42 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20 技43 ひみつのちから 70 100 ノーマル 物理 20 技44 ねむる - - エスパー 変化 10 技45 メロメロ - 100 ノーマル 変化 15 技46 どろぼう 40 100 あく 物理 10 技58 こらえる - - ノーマル 変化 10 技64 だいばくはつ 250 100 ノーマル 物理 5 技69 ロックカット - - いわ 変化 20 技76 ステルスロック - - いわ 変化 20 技77 じこあんじ - - ノーマル 変化 10 技78 ゆうわく - 100 ノーマル 変化 20 技80 いわなだれ 75 90 いわ 物理 10 技82 ねごと - - ノーマル 変化 10 技83 しぜんのめぐみ - 100 ノーマル 物理 15 技87 いばる - 90 ノーマル 変化 15 技90 みがわり - - ノーマル 変化 10 秘04 かいりき 80 100 ノーマル 物理 15 秘06 いわくだき 40 100 かくとう 物理 15 タマゴわざ 技 威 命 タイプ 分類 PP じばく 200 100 ノーマル 物理 5 ずつき 70 100 ノーマル 物理 15 かたくなる - - ノーマル 変化 30 まるくなる - - ノーマル 変化 40 ころがる 30 90 いわ 物理 20 すなじごく 15 70 じめん 物理 15 おしえわざ Pt 技 威 命 タイプ 分類 PP ○ ふいうち 80 100 あく 物理 5 ○ いびき 40 100 ノーマル 特殊 15 ○ てだすけ - - ノーマル 変化 20 ○ さわぐ 50 100 ノーマル 特殊 10 ○ ころがる 30 90 いわ 物理 20 ○ だいちのちから 90 100 じめん 特殊 10 外部リンク ポケモン対戦考察まとめWiki - ウソッキー ネタポケまとめWiki - ウソッキー
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/3245.html
#ハンチョウ ,#TBS,#月8,#佐々木蔵之介,#NETFLIX,#Hulu,#Amazonプライム,#dTV,#視聴率,#無料ドラマ amazonで探す @楽天で #ハンチョウ を探す! 月20TBS 2011.04.11~2011.06.27 11.8% 公式HP wikipedia 前 ハンチョウ~神南署安積班~3 次 ステップファザー・ステップ Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 あのチームが帰ってきた!波乱の幕開け…安積撃たれる!姿なきバス連続爆破犯を逮捕せよ 2011/04/11 13.0% 2 殺されたい女…99%予測不可能の真犯人 2011/04/18 12.8% 3 シェルターの女…DV夫から逃げる妻たち 2011/04/25 11.4% 4 警官の勲章…勤続40年巡査が守り続けた物 2011/05/02 10.1% 5 ボクが殺した…13歳の告白! その時母は… 2011/05/09 12.8% 6 SOS緊急入電! 通報者の命を守れ…銀行襲撃予告48時間の攻防 2011/05/16 11.0% 7 山形-東京…老母が待ち続けた神様と芋煮 2011/05/23 11.0% 8 ニセ安積が現れた! しかも犯人まで逮捕!? 2011/05/30 11.2% 9 愛と青春の張り込み…桜井刑事、恋をする 2011/06/06 12.2% 10 最終章前編!ついに殉職者が…凶弾に散る 2011/06/13 12.1% 11 今夜、衝撃の急展開!ついに現れた真犯人 2011/06/20 10.6% 12 正義の代償…すべての謎が明かされる時 2011/06/27 13.2%
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/2640.html
楽天で イチハチ を探す! amazonで イチハチ を探す! 水22TBS 2009.10.28~ 公式HP wikipedia Pandora検索 mgoon検索 tudou検索 youku検索 youtube検索 Pandora検索【韓】 mgoon検索【韓】 Tudou検索【中】 56.com検索【中】 youku検索【中】 日 タイトル 動画 新着 2009/10/28 初回:14-17歳で妊娠出産した妻 tudou_PL 2009/11/04 夜の世界のNo.1 2009/11/11 衝撃カップル P_die 2009/11/18 世間を騒がせるスクープをした芸能記者たち P_gen P_pea P_die 2009/11/25 人生大逆転!奇跡のビフォーアフターな人たち P_pea P_die 2009/12/02 スゴ腕探偵たち P_pea 2009/12/09 死にかけた人たち P_pea 2009/12/16 死にかけた人たち 2010/01/20 2010年 絶対ブレイクする! オネエ8組 P_gen 2010/02/17 マザコン芸能人No.1決定戦 P_gen 2010/03/10 美人女医No.1決定戦 P_gen 2010/04/14 2時間スペシャル P_wha 2010/04/28 芸能界の隠れ鬼嫁No.1決定戦 P_dou 2010/05/05 びっくり食生活芸能人No.1決定戦 P_loc 2010/05/12 結婚できない芸能人No.1決定戦 P_242 2010/05/19 お坊ちゃまお嬢様芸能人No.1決定戦 2010/05/26 健康マニア芸能人No1決定戦 P_dou 2010/06/02 芸能人ふるさと親善大使No.1決定戦 P_dou 2010/06/09 生きててヨカッタ!奇跡の生還を果たした芸能人No.1決定戦 P_dou 2010/06/16 超迷惑キレやすい芸能人No.1決定戦 P_wha P_dou tudou_L 2010/06/23 モテたくて必死な芸能人No.1決定戦 P_wha tudou_L 2010/07/07 第2回マザコン芸能人No.1決定戦 tudou_L 2010/07/14 実はわがまま女芸能人No.1決定戦 youku 2010/07/21 ヤング親バカ芸能人No.1決定戦 2010/07/28 いきすぎたブランド大好き芸能人No.1決定戦 P_gog P_kei tudou 2010/08/04 隠れオバちゃん芸能人No.1決定戦 P_zel youku 2010/08/11 浜田が驚いた!衝撃の芸能人ベスト10 P_wha P_wha 2010/08/18 嫉妬深い女芸能人No.1決定戦 P_zel youku 2010/08/25 恋にサムい男性芸能人No.1決定戦 P_zel youku 2010/09/08 スペシャル ゴージャス女芸能人・ぶりっ子女芸能人 P_zel youku 2010/09/15 お坊ちゃまお嬢様芸能人No.1決定戦 P_kei mgoon youku 2010/10/13 人気芸人8組が浜田の前で相方への不満をぶっちゃけちゃうぞスペシャル Pandora youku 2010/11/17 お買い物女王No.1決定戦1 Pandora youku 2010/11/24 お買い物女王No.1決定戦2 Pandora youku 2010/12/01 お坊ちゃまお嬢様芸能人 2時間スペシャル Pandora 2010/12/15 2時間スペシャル VIP以外立ち入り禁止!?金持ちしか知らない世界全部バラしちゃいます Pandora 2011/01/12 お坊ちゃまお嬢さま芸能人No.1決定戦 2011年初顔8人 2時間スペシャル Pandora 2011/01/19 お坊ちゃまお嬢さまのこんなプレゼント買っちゃった・あげちゃったスペシャル Pandora youku 2011/01/26 浜田が驚いた!衝撃のお坊ちゃまお嬢様図鑑 Pandora 2011/02/09 理不尽キレまくり2時間スペシャル Pandora 2011/02/16 Pandora youku 2011/02/23 Pandora youku 2011/03/02 Pandora 2011/03/09 Pandora MC 浜田雅功 57 藤本美貴 35
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/6353.html
トロハチ [部分編集] 宇宙を駆逐する光 UNIT U-411 青 1-1-0 C クイック (自動B):このカードがプレイされて場に出た場合、自軍カード1枚を指定する。その場合、このカット中、指定されたカードがジャンクヤードに移動する場合、移動する代わりに、自軍ハンガーに移る。 MS 宇宙 地球 [1][0][1] 戦闘力は最低限しかないため、クイックによりテキストをつかうコマンドのような使い方になる。 テキストはハンガーに送る生還《1st》と考えれば良い。つまり、メインからの採用は難しい部類。しかし、生還と違って1/0/1の両適性のユニットが残るのでチャンプブロックぐらいには使える。 このような効果が一国である必要は無く、ユニットに限定になるがZザクやガンダム試作3号機ステイメン《TS1/EB3》など効果が使いやすかったり、単体でも戦闘力が十分あったりするためこれの需要は少ない。 場にあるカードは、廃棄されることによってジャンクヤードに移動する。よって、このカードの対象になったカードが「廃棄された場合」に起動する効果を持つ場合、その効果を適用しつつ、このカードで救済できる。そういう使い方は上記救済カードではできない点。 このカード自身も対象にできる。ジ・オ&シロッコのテキストにカットインしてこのカードを出せば被害を抑えることができる。
https://w.atwiki.jp/yo980/pages/123.html
560 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/11(火) 00 00 59.18 ID 6zIckMAO ~忠幼女ハチ~42 「……ハチどうしたんですか」 「…………風邪だよ。だが……」 「だが……?」 聞き返したが、白衣を着た老医師は何も答えず目を閉じていた……。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 俺は倒れたハチをすぐに病院に連れていくことにした。 幸いな事にお屋敷のある住宅街の側には、幼女科のあるそれなりに大きい病院があるのだ。 「…ぁ…う…さま…」 ハチを担ぎ上げると、彼女は何か譫言を言っていた。 「すげぇ熱…!ハチ!しっかりしろ!すぐに病院に着くからな!!」 「……さん…ごめ…な……い…」 「喋らなくていい!無理をするな!」 このやり取りを最後にハチは完全に意識を失った。 病院に着くと軽い診察の後、直ぐにハチは連れていかれてしまった。 そして、俺はこの老医師からハチの容態の説明を受けようとしているのだった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 一度大きく息を吐くと、ゆっくりと老医師は口を開いた。 「君は…幼女という生き物についてどこまで知っているのかね?」 「まってくれ!俺はハチはどうしたんだって聞いてるんだ!!」 回りくどい質問に俺は思わず立ち上がって激昂する。 「落ち着きなさい。これは重要な質問だ。もう一度聞くよ。君は幼女についてどこまで知っている?」 老医師に諭され、仕方なく座り直す。この医師相手に叫んでもしかたないのは分かっている…。 「……幼女は十年ほど前に開発された愛玩及び飼い主の補助を目的の近人類型遺伝子保持生物…でしたっけ」 ちなみに幼男は幼女の後に開発された雄個体だ。 「その通り。一昔前の犬のような立場だね。他には?」 「ん…人語を解し、操れることに加えその愛くるしい容姿から人気が爆発。YONYを始めとした大企業の参入により一気に世間に普及した…。こんなところです、俺が知ってるのは…」 「そうか…まぁ一般に知られてるのはそれくらいだね。じゃあ…幼女の生態については?」 「…ほとんど知りません。人間に非常に近いってことくらいしか…」 生態も何も…俺は幼女は少し外見の違う人間と考えていた。 「それは少し違うね。確かに幼女は大変人間に近い生き物だ。稀なケースだが、人と幼女の間に子供が出来ることも確認されている」 「そうなんですか?」 幼女を性欲処理のはけ口にしてる奴らは多いがそんなことは初耳だ。 561 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/11(火) 00 01 12.89 ID 6zIckMAO ~忠幼女ハチ~43 「幼女にいろいろと特殊な手を施した上で、だからね。さて、幼女と人間の最大の違いは何か解るかな?」 「幼女と人間の違い?」 なんだろう。考えた事もなかった…。 「読んで字の如くさ。“幼女”は人間より早く、成長が止まる」 「あ…そうか」 考えてみれば当たり前だ。それが“幼女”のウリなのだから。 「でも、それが一体…?」 「幼女の年齢は外見ではほとんどわからない。少なくとも一般人にはね」 「???」 この老医師は何が言いたいんだ? 俺が混乱していると医師は再び口を開いた。 「……少し、君の幼女…ハチ君だったか。彼女について聞かせて貰うよ」 「…!はい。あ、でもハチは俺の幼女ではないんです。俺は幼女を飼った事はないし…あいつの“ご主人さま”はもう…」 「なるほど…なら解らないのも無理はない、か」 「すみません…」 「いや、いいんだ。まずは質問に答えてくれたまえ」 「はい」 ゴホン、と老医師は咳ばらいをした。 「ハチ君はよく転ばないかい?」 「え…あ、はい…。よく…転びます」 思わぬ質問だった。転ぶのはハチの“性質”じゃないのか? 「ふむ…では次。ハチ君の前髪の白髪は元からかい?」 「いえ…違うと思います。前に聞いたら白髪に気付いて驚いてましたから」 「最後の質問だよ。ハチ君は…何歳だい?」 「七歳以上…なのは確実です」 飛行機事故。ハチのご主人さまを奪い、彼女の足枷となっている事件。ハチは七年も“同じ日”を繰り返しているのだ…。 「そうか…やはりな」 老医師はカルテになにか書き込むとこちらに向き直った。 「ハチ君は…ただの風邪じゃない」 「風邪じゃ…ない?」 うむ、と老医師は頷く。 「倒れたのは風邪だけが原因じゃない。もう一つの原因、それは……」 そして、彼は決定的な一言を告げた。それは――。 「老衰、だよ」 563 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/11(火) 00 01 56.95 ID 6zIckMAO ~忠幼女ハチ~44 「老……衰……?」 は…………? 「先程検査したところ、ハチ君の脚は老化によってひどく筋肉が減少していたよ」 待て、待て待て待て…… 「それと白髪だがね。白髪は外見でわかる幼女の数少ない老化現象なんだ。そうなる前に死亡する幼女が多いから、余り知られてないがね」 何、それ? 「待ってくれ…ハチが…老衰…?あんなに小さいのに……?」 「……『幼女の年齢は外見では解らない』んだよ」 「う…うぅ…」 「そして、覚悟して聞いてくれ。ハチ君の年齢は七歳以上らしいが…」 「…………ぁぅ…」 聞きたくない…聞きたくない… 「幼女の平均寿命は四年から五年」 「ぅ、うぅう…」 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…。 「ハチ君は、いつ亡くなってもおかしくない年齢なんだよ…」 「うわぁあぁぁあぁああぁ……」 何かが、ガラガラと音を立てて崩れた。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「……落ち着いたかね」 コトリ、と老医師はコーヒーの入ったカップを俺の前に置いた。 「……はい」 「さっきはあんな風に言ったがね、ハチ君が今すぐ亡くなってしまうという訳じゃない」 「……はい」 「一週間後か一ヶ月後か…はたまた一年後か…。ともかく覚悟だけはしておいて欲しいんだ」 「……はい」 俺は…ハチに何をしてやればいいのだろう。 「さて、これからの事だがハチ君には大事をとって三日ほど入院してもらうよ」 「見舞いに来てもいいですか…?」 「あぁ、もちろんさ。ハチ君も喜ぶよ」 「……どうでしょう」 「?」 ハチは明日にはまた俺の事を忘れているだろう。 「今、ハチに会えませんか?」 「う~ん…まだ眠っているよ?」 「構いません」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ハチは病室で静かに眠っていた。 俺はベッドの横の椅子に座ったり、ハチの手をとった。 「ハチ、聞いてくれ」 「…………」 「俺はハチに大切なモノをたくさん貰った。だから、俺はハチに恩返しをしたい」 「…………」 「まだ何をすればいいのか解らないけど、必ずする」 「…………」 「だから待っててくれ。やるべき事を見つけてくるから」 「…………」 「例え君に忘れられていてもいい。俺が戻るまで、待っててくれよ…」 俺はそっとハチの手を離すと、静かに病室を後にした……。 614 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/12(水) 01 05 08.75 ID JIM8EsAO ~忠幼女ハチ~45 俺は病院から出たその足で商店街に向かった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「そうかい…。ハチちゃんがね…」 そう言っておばちゃんは煙草に火を付けた。 「俺は…どうすればいいんでしょう…」 解らない。ハチのために何が出来るのだろう。 「はぁ…。あんたねぇ…本当に情けない面してるよ、今」 「でしょうね。自分でも分かってますよ」 「なら、シャンとしな。うじうじしてても始まらないよ!」 おばちゃんはバシンと俺の背中を叩いた。 「…なんで」 「うん?」 「なんでおばちゃんはそんなに動じないんですか?なんでハチがあんな状態なのに平気な顔してるんですか!?」 不思議だった。 あんなにハチを可愛がっていたおばちゃんが、なぜハチが死ぬかも知れないと知って普段のままでいられるのか。 「……そりゃあねぇ、私だって悲しいさ」 フーッと煙草の煙を吐き出す。 「でもね。“死”っていうのは生きてるモノ全てに訪れるんだよ。だから、そこに辿り着くまでにどれだけの事をやれるか、っていうのが重要なのさ」 そのためにはさ、とおばちゃんは続ける。 「下を向いてちゃ何もできない。背筋をシャンと伸ばして、前を向いて進んでいかなくちゃね」 バシン、と再びおばちゃんは俺の背中を叩いた。 「だから、私らまでいじけてたらどうしようもないだろ?」 叩かれた背中がジンジンと熱かった。 「そう…ですね。ハチのために出来ることを探す。それが俺の今やるべき事です」 あっはっは!と突然おばちゃんが大声で笑った。 「……何ですか?」 「あんたがやるべき事は始めから決まってるよ」 おばちゃんは煙草を灰皿に置いた。 そして、言った。 「『ハチちゃんの止まった時間を動かしてやってくれないかい』」 「…………!」 「『このままじゃ可哀相だと思わないかい?帰って来ることのない“ご主人様”をいつまでも待ち続けるなんてさ』」 そうだ…。俺はハチの時間を動かそうとここまでやって来たんだ。 だけど、それで本当に正しいのか? 『真実を知ればハチは深く、深く傷つくだろう。今のままの方が幸福なのかもしれない…』 ハチの残り少ない時間を真実を報せて苦しめるのか? なにも報せず偽りの平穏を過ごさせるのか? 615 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/12(水) 01 05 19.57 ID JIM8EsAO ~忠幼女ハチ~46 そんなもの…決まってる。 ハチの時間を動かすんだ。最初にそう決めたんだ! 「……俺はハチと一緒の時間を歩みたい」 これは、俺のエゴだ。どうするんだ、俺。お前の勝手でハチを苦しめるのか? 「もし、それでハチが苦しむというなら…俺はその苦しみを取り払う。そして、今以上の幸せをハチに与えてやるさ!!」 「そうかい。それがあんたの覚悟かい、お兄さん?」 おばちゃんは真っ直ぐにこちらの目を見てくる。 「そうです」 もう、迷わない。ハチの記憶を取り戻すために全力を注ぐ。 「なるほどね。最初の頃よりは随分男らしくなったじゃないか。……受け取りな」 おばちゃんが何かを放り投げてくる。 受け止めてみるとそれは2つの鍵だった。 「これは……?」 「一つはお屋敷のマスターキーだ。ハチちゃんに何かあったときは頼む、って社長さんに言われて渡されたんだよ、昔ね」 「こっちは?」 「社長さんの書斎の金庫の鍵だとさ。自分が居なくなった時、ハチちゃんを任せられる人間を見つけて渡してほしいと言われたよ」 「ハチの“ご主人さま”は自分が死ぬことを知ってたっていうんですか?」 「どうだろうねぇ…。頭のいい人だったから、全ての可能性を考慮していたんだと思うよ」 ともかく、とおばちゃんは続ける。 「お屋敷に行ってみな。きっと何か助けになるはずさ」 「ありがとうございます!」 俺はお礼を言うとすぐにお屋敷に向かって走り出した。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― “お兄さん”のみるみる小さくなっていく背中を見送りながら溜息をついた。 「これで良かったのかねぇ、社長さん?」 私は、今はもういない、息子代わりでもあり友人でもあった男の事を考えていた……。 616 名前:SS@ハチ公[] 投稿日:2008/03/12(水) 01 08 14.07 ID JIM8EsAO ~忠幼女ハチ~47 《ハチの見る夢》 ここはどこだろう。わたしはだれだろう。まだ、なまえはなかった。 「YONY製オーダーメイド幼女シリアルNO.008です。よろしくお願い致します」 「NO.008じゃあ呼びにくいなぁ。そうだねぇ…ハチってどう?安易かな?」 「ハチ…それは私の呼称でしょうか?」 「そ♪ハチ、よろしくね!」 ハチ。わたしはハチ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「やぁ、おばちゃん!」 「おや社長さん、ご機嫌だね。買い物かい?」 「まぁね~♪たまには自分で買い物しようかなぁ、ってね」 「いい心掛けだね。お手伝いさんに任せっきりだと馬鹿になるよ?」 「へいへ~い」 「おや?社長さんの後ろに隠れてるのは…」 「かわいいでしょ~♪幼女のハチっていうんだよ。ほらハチ、ご挨拶は?」 「こんにちは。ハチと申します」 「しっかりした子だねぇ…。よろしく、ハチちゃん」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ハチ、美味しい?」 「……まずいです」 「あれぇ?どっか間違ったかな~?」 「あの……」 「ん~?なに?」 「やはり私がお作りしましょうか…?」 「いいのいいの!今日はハチの歓迎会なんだから!」 「しかし…」 「明日からはハチに頼むから!今日は僕に作らせて!ね?」 「はぁ…畏まりました」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ご主人さま、朝です。起きて下さい」 「……ふぁ……?」 「おはようございます」 「うん…むにゃむにゃ」 「起きてください」 「…ぅぅん?……あーっ!ハチ!おはよー♪」 「おはようございます」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「おいしー♪ハチ、料理上手だねぇ!」 「ありがとうございます」 「…んー…昨日から思ってたけどちょっと喋り方堅苦しくない?」 「そうでしょうか?」 「そうだよ~。こっちまで緊張しちゃうじゃない!」 「……ご主人さまが緊張…?」 「ハチが信じてくれないー!うわーん!」 「な、泣かないでください…!」 「…じゃあさ、堅苦しい喋り方はなしね?」 「……畏まりました」 「……うぅ…」 「わ、わかりました」 たいようみたいにごしゅじんさまはあったかい。こおりついたわたしをすこしづつとかしてく――。 753 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/03/13(木) 01 27 12.17 ID 4TaETEAO ~忠幼女ハチ~48 俺はお屋敷の玄関ホールにいた。 何度も来た場所だが、今回はハチがいない。 このやたらと大きなお屋敷に一人きりだと思うと、それは非常に心細いことだった。 「ハチは七年もここで…一人で“ご主人さま”を待ち続けてたのか…」 それは、俺には考えられないほどの孤独と不安に苛まれる行為だろう。 記憶を失っているとはいえ、それは余りに永い。 そして、このままではハチは死ぬまでここで待ち続けるだろう。帰らぬ“ご主人さま”を。 俺は、この呪縛からハチを解き放たなければならないのだ。 「待ってろよ、ハチ…。俺が必ず…!」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ハチの時間を動かすための手掛かりを求め、俺はお屋敷の中を歩き回った。 しかし肝心の“ご主人さま”の書斎とやらが見つからない。 「くそ…書斎はどこだよ」 いつもハチを訪ねてここに来るときは、サロンに通される。他に行った所といえば厨房くらいだった。 「仕方がない…。片っ端から扉を開けていくか」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 扉を開けるとぶわっと埃が舞い上がった。 「う、すげぇ…」 ゴホゴホと咳込みながら扉を閉める。 ほとんどの部屋はずっと使われていないのか厚く埃が積もっていた。 おそらく普段使う所以外は掃除の手が回らないのだろう。 「これだけ大きな建物に一人きりだもんな。当然か…ん?」 お屋敷のもっとも奥まった所にある部屋。 この部屋だけは扉を開けても埃が舞い上がらなかった。 扉の隙間からゆっくりと覗き込む。 「…………あった」 そこには、たくさんの本棚と一つの机の置かれた書斎があった。 754 名前: SS@ハチ公 投稿日: 2008/03/13(木) 01 27 33.41 ID 4TaETEAO ~忠幼女ハチ~49 《ハチの見る夢》 「う~ん、この部署の業績からすると…ブツブツ…」 「ご主人さま、お疲れ様です」 「あ、ハチ!紅茶煎れてくれたの?ありがと!」 「どういたしまして。このところ会社から帰った後はずっと書斎に篭りきりですね。忙しいんですか?」 「うん。ごめんね、ハチ…。忙しくてなかなか君の相手をしてあげられないよ」 「気にしないで下さい。お仕事が一段落したら、思う存分お買い物に付き合って貰います♪」 「あ!ハチ笑ってる~!やっぱり笑ってる方が可愛いよ!」 「ふぇっ///!?かかかからかわないでくださいっ!」 「からかってないよ?ハチの笑顔ホントに可愛いもん」 「///~っ!も、もう夜も遅いのでお仕事もほどほどにしてくださいねっ!わた、私は部屋に戻りますからっ!」 「うん、これだけ片付けたら寝るよ。……あ、仕事終わったら一緒にお買い物行こうね♪」 「は、はいっ!おやすみなさい!」 「うん、おやすみ。………ここの予算配分は…ブツブツ」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「行ってきま~す!」 「「行ってらっしゃいませ、ご主人さま!」」 「さ、社長。後部座席へ」 ブロロロロ… 「ご主人さま、お忙しいんですね」 「そうよ~。なにせあのYONYの社長だからねぇ。ハチちゃんは来たばかりだから知らなかったかしら?」 「はい、知らなかったです。ご主人さまってすごい人だったんですね」 「正直そんなすごい人に見えないわよねぇ、うふふ♪……あ、そろそろ時間ね。お仕事に戻るわよ、ハチちゃん」 「はい!給事長さん!」 ――まいにちがしあわせで。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ご主人さまぁ~!ご飯ですよぉ~!」 「んぁ…あと五分…むにゃ…」 「二度寝はいけません~!えいっ」 「ぐぇっ!?お、おはよう…ハチ」 あったかい。まいにちが、あったかい。 「ハチは料理が美味いなぁ!」 「えへへ…♪」 かわらないひびは、ずっとずっとつづくとおもってた。 78 :SS@ハチ公 :2008/03/16(日) 23 05 27.06 ID 8xfMvsAO ~忠幼女ハチ~52 『……おばちゃんが信用したなら、僕はハチを貴方に託そうと思う……』 『君にハチの“ご主人さま”になって欲しいんだ』 手紙を読み終えると手が震えていた。 「俺が…ハチの…“ご主人さま”に…?」 …………冗談じゃねぇ。 「ハチはまだあんたを待ってるんだぜ?それを差し置いて“ご主人さま”には成れねぇよ…」 それにハチの“ご主人さま”はハチのことを人間の様に扱ってたんじゃないのか? 話が違うじゃねぇか…… 「で、こっちの小箱には何が入ってるんだ…?」 手紙と共に入ってた小箱を開ける。 「ん……?」 そこにあったのはもう一枚の手紙と指輪……? 『最後にもう一つ。もしも、君が僕の様に変わり者で、ハチのことを本当に大切に思ってくれているのなら――』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「……どうやら俺もあんたも相当の変わり者みたいだな。“ご主人さま”よぅ?」 俺は小箱をポケットに突っ込んだ。 「最初の手紙の頼みは御免だが、こっちならやってやらぁ」 俺の心は決まった。もう、ハチに全てを話してもいいだろう。 「病院の面会時間は…もう終わってるか」 明日の朝一番でハチに会いにいこう。 そう思い、書斎から出ようとしたとき携帯電話が鳴った。 発信元は…… 「病院…!?」 ハチを連れていった時に“緊急”時の連絡の為に登録したのだが…ハチに何かあったのか!? 「も、もしもし?!」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《ハチの見る夢》 くらい。まっくら。なにもみえないよ。 「……チ……。……ハ……チ……」 だれ?わたしのなまえをよぶのはだれ? 「ご主人さま?」 「……ハチ……」 ごしゅじんさまだ。むかえにきてくれたんだ。 「ご主人さまぁっ!」 「……だ……。」 まってたよ。ずっとまってた。さびしかったんだよ? 「うわぁあぁあん!ご主人さまぁぁぁっ!!」 「ハチ……来ちゃだめだ!!」 79 :SS@ハチ公 :2008/03/16(日) 23 05 39.70 ID 8xfMvsAO ~忠幼女ハチ~53 ハチの容態が悪化した。 一度は落ち着いたと思われた高熱が、再び振り返してきたらしい。 「すぐに病院に向かいます!」 そう言って俺は携帯を切った。すぐに手紙を持って書斎を飛び出す。 俺がハチの所へ行ったからといって何が変わるという訳ではない。 それでも、側に付いていてやりたいと思った。大切なヒトだから。 お屋敷を飛び出すとき前庭の花壇が目に入った。 ワスレナグサ。 ハチが好きな花。“ご主人さま”が好きだったという花。 ハチの為に摘んでいってやろうか……。 一瞬、そう思った。 だが、そんな暇はない、と即座に判断する。 俺は…青く小さな花の咲く花壇の横を駆け抜けて行った……。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《ハチの見る夢》 「どうしてですか…?ご主人さまは私を迎えに来てくれたんじゃないんですか!?」 「ごめんね…ハチ。君はまだ“こちら側”に来てはいけないんだよ」 「“こちら側”って何ですか!?私はご主人さまと一緒に居たいだけなんです…!」 「駄目だよ。“こちら側”に来たらもう戻れなくなるから。まだ“そちら側”には君の大切なヒトが居るんだろう?」 「ご主人さまより大切な人なんて……」 「いるよ。よく思い出してみて?」 「そんなわけ…」 『…チ…』 「ほら“彼”が呼んでる。行ってあげなよ」 「でも…でも…!」 『…ハチ……が……か…ら…』 「行くんだ、ハチ。こちら側に来ちゃいけない!」 「嫌です!ここに残ります!!」 『ハチ…頑張れ……俺が…付いてるから…!』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ハチ!頑張れ…!俺が…付いてるから!!」 ハチは高熱にうなされていた。相当に状態は悪いらしい。 老医師の話だと、治療に全力は尽くしているという。 しかし、この高熱に老化したハチの身体が耐えられるかは彼女自身の気力と体力に掛かっているそうだ。 俺にはただ彼女の手を握って励ます事しかできない。 「死ぬなよ……ハチ!俺はまだお前に伝えたいことがあるんだ!目を覚ませ、ハチ!!」 80 :SS@ハチ公 :2008/03/16(日) 23 05 52.79 ID 8xfMvsAO ~忠幼女ハチ~54 《夢の終わりと優しい忘却》 「嫌です!私はご主人さまから離れません!」 「ハチ、あんまり僕を困らせないでおくれ?」 「嫌です!嫌、ですぅ……嫌ぁ…!ずっとずっと…一人で…待ってたのにぃ…」 「ハチ、君は一人じゃないよ。…目を閉じてご覧?」 「……ぅうぅ…」 「いい子だね、ハチ。そのままでいるんだよ…」 「ご主人…さま…?」 「少し眠っていてね」 「…あ…ご主……ま…」 「ごめん。でもこれ以上は本当に危険なんだ…。後は頼んだよ、男くん」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― とおざかっていく。ごしゅじんさまがとおざかっていく。 のばしたみぎてがとどかなくて。わたしはないた。 また、わすれちゃう。ごしゅじんさまをわすれちゃう。 でも。あったかいおおきなてがひだりてをつつんでくれた――。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「…………」 ハチの手を握り続けてどれくらいたっただろうか。 だいぶ夜も更けてきた。熱も下がってきたみたいだ。 「これなら…大丈夫そうだな」 ハチは、さっきまでうなされていたようだが今は落ち着いている。 「…氷嚢がぬるくなってるな。取り替えてやるか」 氷嚢を新しいものに替えようとハチの手をそっと離す。 ――キュ。 「え……?」 「手、離さないでください…」 涙で頬を濡らしたハチが俺の手を握り返していた。 81 :SS@ハチ公 :2008/03/16(日) 23 06 12.00 ID 8xfMvsAO ~忠幼女ハチ~55 「…目、覚めたんだな…」 「はい。男さん」 ハチはまだ調子が悪いのか、弱々しく微笑む。 「え、あれ…?」 今、ハチは何て言った? 「男さんが…付いていてくれたんですよね?」 「俺のこと、分かるのか?」 「?もちろん、分かりますよ」 キョトンとハチが首を傾げる。 「本当に?ミートソーススパゲティーのことも?リボンのことも?全部?」 「はい、全部です」 「………~~~~っっ!」 思わずガバッ!とハチを抱きしめてしまった。 「ひゃぁっ!」 「良かった…本当に良かった…!ぅうぅ…」 「あ、あの…あの…///」 「ぅう…よがっだぁ…ぼんどぶによがっだぁ…」 「な、泣きすぎですよ…もぅ」 「…ぅうぅ…ぅえぇ…」 ハチは俺の頭を優しく撫でてくれるのだった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「落ち着きましたか?」 「あぁ、ごめんな。取り乱して」 くすくすとハチが笑う。かわいい。 こんなやり取りも、昨日会ったばかりなのにすごく久しぶりな気がする。 ひとしきり笑い合った後、ハチが口を開いた。 「男さん、実は…一つだけ覚えてないことがあるんです」 「なんだ?」 「……ご主人さまのことです」 「…………」 「ご主人さまが出張に行って…どうなったのか、私は知りません」 「…………」 「教えて、くれますか」 「……………………わかった」 144 :SS@ハチ公 :2008/03/18(火) 09 17 28.26 ID n1MqPgAO ~忠幼女ハチ~56 「ハチ、心して聞いてくれ…」 「はい…」 ハチの顔は薄ぐらい病室の中でもわかるほどに真っ青だった。 「辛くなったらいつでも止めるからな?」 「はい…」 ハチが頷いたのを確認し、一呼吸置いてから俺は話し始めた。 「ハチの“ご主人さま”は…もう、いない」 「……っ…」 ビクッとハチの肩が震える。 「出張へ行く時の飛行機が…墜ちたんだ…」 「…………」 「乗客・乗員は全員…」 「……亡くなったんですね…」 俺は頷く。ハチは泣かなかった。悲壮な顔付きでここではないどこか遠くを見つめていた。 「七年前の…話だ」 シン…と辺りが静まりかえる。真夜中の病院は物音ひとつしなかった。 「…………男さん」 ハチが小さな声で言った。 「私は…ご主人さまが大好きでした…」 俺は黙って頷く。口を挟むのは野暮だろう。 「大好きだったのに…いなくなってしまったことを信じたくなくて…七年も気付かない振りをして…」 ハチの目から一筋水滴が零れる。 「こんなに長い間……ご主人さまを…一人ぼっちにして…私は…幼女…失格です…」 二筋…三筋…次々溢れ出す涙がハチの頬を濡らしてゆく。 「ハチは幼女失格なんかじゃない」 俺はハチを抱きしめた。彼女の肩はあまりに小さく脆かった。 「でも…でも…私は…」 「ハチは幼女失格なんかじゃない。もしハチが許してくれるなら俺と一緒に居てほしいくらいだぜ?」 俺は敢えて、少しおどけてみせる。 ハチは少しびっくりしたような顔をした後、済まなそうに微笑んだ。 「…ごめんなさい。私がご主人さまと呼べるのは…」 「わかってる。今の“ご主人さま”だけ、だろ?」 「……はい!」 (な?ハチがあんたを差し置いて俺を“ご主人さま”なんて呼ぶはずないだろ?“ご主人さま”よぅ) 「……でも嬉しかったです。男さんが、一緒に居てほしいって言ってくれて」 ハチはすごく綺麗に。涙で濡れた顔を綻ばせた。 145 :SS@ハチ公 :2008/03/18(火) 09 18 38.34 ID n1MqPgAO ~忠幼女ハチ~57 「そうそう。ハチは勘違いしてるぜ」 「えっ…」 「一緒に居てほしいってのは、別に俺がハチの“ご主人さま”になるって訳じゃない」 「え……?」 俺はポケットから例の指輪を取り出す。 「こういう意味さ」 そして、ハチの薬指にそっとはめた。 「え…え…?これって…えっ?」 ハチは今度は真っ赤になって指輪と俺を交互に見る。 うぁ、恥ずかしい。猛烈に恥ずかしさが込み上げて来た。 「あー…つまり…その…なんだ…俺と…けっ…結婚…なんてどう?」 しまらないねぇ、といういつかのおばちゃんの声がリフレインしそうなプロポーズだな、俺よ。 「あわわわわはわわわわわわももももも」 かつてないほどテンパってるな、ハチ。俺もだ。 さっきのしんみりムードもすっかり吹き飛んじまったようだ。 「い、嫌だったか?」 「いいい嫌じゃないですっ!!」 「でででもわたわたわし私、幼女ですよ!?結婚なんて…!!」 「いや…できるんだな。それが」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― “ご主人さま”が書いた小さな手紙。そこにはこう書かれていた。 『最後にもう一つ。もしも、君が僕の様に変わり者で、ハチのことを本当に大切に思ってくれているのならこの指輪をハチに渡して欲しい』 『これはエンゲージリングだよ。幼女と結婚なんて馬鹿げてると思うかもしれない。でも、ハチは幼女じゃないんだ。少なくとも戸籍上ではね』 『僕には身寄りがない。家族と呼べるのはハチくらいだったんだ。だから、僕に何かあったら家や財産は全て国に没収されてしまう。幼女に人権はないからね』 『でも、そしたらハチはどうなる?飼い主のない野良幼女として生きるか、財産と共に国に没収されいつかは保健所で処分されるかもしれない』 『だから僕はハチに戸籍を作ったんだ。もちろん正規のルートじゃないけどね。これでも大企業の社長だから、大変だったけど何とかなったよ』 『後見人は肉屋のおばちゃんになってもらうことに決まってる。だから僕が死んでもハチはこのお屋敷で暮らして行けるんだ』 『だから…もしも君がハチを愛していて、僕のように彼女をヒトとして見ているのなら』 『ハチの伴侶になって欲しいんだ』 146 :SS@ハチ公 :2008/03/18(火) 09 19 25.05 ID n1MqPgAO ~忠幼女ハチ~58 「まったくもってハチの“ご主人さま”の行動力は凄まじいと思う」 「そうですね……」 俺の話を聞き終わったハチは静かな表情で指輪を眺めていた。 この指輪は俺からの、え…エンゲージリングでありながら“ご主人さま”の形見でもあるのだ。 「あ…」 「どうした?ハチ」 「普通、エンゲージリングなら対になる指輪がありますよね?」 「ん…あぁ、そうだな。でも一つしか入ってなかったぞ?」 「多分…私…持ってます」 そう言ってハチが取り出したのは小さな 古い封筒。 「これ…ご主人さまが出張の前日にくれたんです。大切なヒトができたら読むようにって」 ずっと、肌身離さず持っていたんです。ハチはそういうと封筒の口を開けた。 果たして中から出て来たのは…… 「やっぱり…」 指輪と手紙だった。 そして手紙にはたった一言。 『ハチ、おめでとう』 そう書かれていた――。 147 :SS@ハチ公 :2008/03/18(火) 09 20 09.93 ID n1MqPgAO ~忠幼女ハチ~59 《うぇでぃんぐ》 ○月Ω日 とある霊園のとある墓前にて 「ハチ、着いたぞ」 「はい」 「車椅子から降りられるか?」 「大丈夫ですよ…よっと…きゃあ!」 「おわ、無理すんなって!」 「ご、ごめんなさい」 「足悪いんだから気をつけないと…よっと」 「ひぁっ!?」 「これなら大丈夫だろ?…どうした」 「お、おひお姫様だっこ…///」プシュー 「……///ほ、ほら早く済ませるぞ」 「は、はい!」 「えーと…社長さん」 「ご主人様」 「あの…俺達、結婚します」 「ウェディングドレス…見えますか?」 「えと、俺…男はハチを幸せにすることを誓います」 「私…ハチは男さんを幸せにすることを誓います」 「……///ち、誓いのキス…だな…」 「……はい///」 ちゅっ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「俺……絶対ハチを大切にするからな…」 「はい♪ふつつか者ですがよろしくお願いしますね」 148 :SS@ハチ公 :2008/03/18(火) 09 21 17.74 ID n1MqPgAO ~忠幼女ハチ~EPILOGUE1 《帰郷》 ○月○日・肉屋にて 「いらっしゃいませっ♪」 「よっ!リヴ、久しぶりだなぁ!しばらく見ない間に可愛くなっちゃって~」 「ニャー」 「あーっ!男さんにクロさん!お久しぶりですっ。おばちゃん、みんな~!男さん来たよ~!」 ドタドタドタ… 「あん?お、本当だ。よっ、男!……って、クロさん!?お久しぶりっす!!」 「おやおや、男さんじゃないですか。ずいぶんとご無沙汰でしたね」 「男、久しぶりでぷ!お土産くれでぷ~♪」 「よぉ、タン、テール、ハム。お前らは久しぶりなのに全然変わってねぇなぁ…」 「これでもずいぶん良くなった方だよ。始めの頃は言う事も聞かないで暴れ回ってたんだからね」プカー 「あ、おばちゃん!お久しぶりです!」 「久しぶりだね。正月以来だっけ?」 「そうですね。今年は仕事が忙しかったんで…」 「あんまり無理するんじゃないよ。で、今日はどうしたんだい?」 「今日はハチと初めて会った日ですから」 「あぁ、そうか。もうそんな時期かい。歳をとると忘れっぽくなっていけないね」 「なので、お屋敷に寄ってからハチの所に行こうと思ってます」 「そうかい。どうやら今年もたくさん咲いてるみたいだよ」 「そりゃ良かった。ハチも喜びますよ」 「私たちがいっぱいお世話しましたからねっ!」 「そうだぞ。感謝しやがれ」 「ふふ、去年よりたくさん咲いていますよ」 「お土産よこすでぷ~」 「ありがとな、みんな。そしてお土産はない!」 「ガーンでぷ」 「ニャー」 「ん?クロ、もう行くのか?」 「それじゃ、気をつけて行くんだよ。帰りにもうちに寄っていきな」 「はい、そうさせて貰います!それじゃ!」 「ばいば~いっ!」 「またな!」 「さようなら」 「お土産~…でぷ」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― お屋敷にて ワイワイガヤガヤ 「おー…また増えたなぁ」 「ニャー」 「男さんだー」「男だー」「男だわ」「……男」「うほっ、いい男!」「男様ですわ!」 「よぅ。いつもの貰いに来たんだけど…」 「はい、どうぞ!リヴから連絡は貰ってたので用意して置きました♪」 「サンキュー。よし、クロ行くか」 「ニャー」 「「「バイバーイ!」」」 「じゃあなー!皆仲良くするんだぞー」 「「「はーい!」」」 149 :SS@ハチ公 :2008/03/18(火) 09 21 45.97 ID n1MqPgAO ~忠幼女ハチ~EPILOGUE2 「……と、いうわけだ」 俺は近況を語り終えると腰を下ろした。目の前には二つの墓石がある。 一つは“ご主人さま”のもの。もう一つがハチのものだ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ハチは結婚してから数カ月後に天に召された。死因は、老衰だった。 ハチは最期にこう言って微笑んだ。 「ごめんなさい。ちょっとご主人さまのお世話をしてきますね♪」 ハチはホントにご主人さま思いだよ、まったく。 ――全部、五年前のことだ。 ハチが死んでから五年間。色々なことがあった。 まず、俺がYONYに就職したこと。 そして、そこである研究に関わることになった。 幼男女の寿命を飛躍的に延ばす新薬である。 一昨年、その新薬が完成した。 これにより幼男女の寿命は約二十年にまで延びたのだ。 それから、お屋敷を野良幼女の保護施設として提供したこと。 まぁ、これはハチの生前に彼女と話し合って決めた事なのだが。 ほかにも、幼女に一部人権が認められたり、クロに子供ができたりと色々あったわけさ。 そういった諸々の出来事を俺は毎年、この日――ハチと出会った日に墓前報告する事にしているのだ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「さてと、掃除も終わったな」 「ニャー」 「ん?…あぁ、まだ飾ってなかったな」 俺はバッグから小さな青い花束を取り出し、ハチの墓に飾る。 「これ、お屋敷のワスレナグサだぜ。ハチ、好きだったよな。今年ももってきたぞ」 俺は手を合わせ目を閉じる。 クロも隣でおとなしく座っている。 (ハチ……俺は絶対にお前のこと忘れないから…) 「よし…行くか」 俺が立ち上がるとクロも身を起こした。 「ハチ、また近い内に来るからな。“ご主人さま”もハチをよろしく頼みます」 ハチの墓石を一度撫でると、俺は歩き出した。 「腹減ったなぁ…なんか食ってくか?」 「ニャー」 「そうか。じゃあ…ミートソーススパゲティーにするか」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 遠ざかっていく男の背を追い抜く様に強い風が吹き抜けた。 『……さん…』 何か聞こえた気がして、男は振り返ったが何もなかった。 男は手を振って何事か叫ぶと、今度こそ去っていった。 ――それは、春先の暖かくなり始めた頃のことだった。 ~忠幼女ハチ~―完―
https://w.atwiki.jp/toralist/pages/151.html
ハチロクちゃん 所属クラブ:血のクリスタル 晒し板に頻繁に降臨する頭の悪い自称女子高生の♂。 虎鯖汚物四天王の一人であるヤミト、ホルフィード、ハチロクちゃん、xRyox 鯖のほぼ全員から嫌われている。 自由掲示板に自分の意見を多く書き込んでいるが レスが増えて荒れてくると自らの書き込みは消去して逃げる。 公式掲示板荒らしとして有名。 気に入らない奴は2ちゃんの晒し板に匿名で晒す。 ゲームに必死になるなと2ちゃんで発言つつ、イベント毎に必死な姿が 度々目撃されている、その後ろ姿には哀愁すら感じる。 xRyoxに対してなのか、呼称に「私は媚びない」と表記してある。 ゲームはゲームとして割り切っていると公言するわりに晒し板をよく見ていたり、自分のレベルの上がる速度を自慢するためか街中で毎日自分のレベルを看板に書いたりなどかなり痛い。 要塞戦の申請をキャンセルすることが何故、他の待機クラブへの迷惑になるのかもわからないほどお頭の足りない面もある。 ハチロクくんではXDでかなりの低火力溜め込み、同じ狩場にいるキャラを晒すなど悪質な行為も行っていた。 叫びがしつこくうざい。 ドリフトシティを推奨してる。 「蒼井そら」というAV女優の名前のクラブを作成している。
https://w.atwiki.jp/pds_dex/pages/484.html
ウソハチ ずかんデータ 項目 データ No たかさ おもさ ぶんるい タイプ とくせい 進化 経験値タイプ 生息地・入手法 種族値 項目 値 HP こうげき ぼうぎょ とくこう とくぼう すばやさ 合計 図鑑説明 相性 倍率 ノ 炎 水 電 草 超 闘 毒 地 飛 竜 虫 岩 霊 氷 鋼 悪 ×4 - - - - - - - - - - - - - - - - - ×2 - - - - - - - - - - - - - - - - - ×1 - - - - - - - - - - - - - - - - - ×0.5 - - - - - - - - - - - - - - - - - ×0.25 - - - - - - - - - - - - - - - - - ×0 - - - - - - - - - - - - - - - - - 覚える技 レベルアップで覚える レベル 技 Lv.0 わざマシン・ひでんマシンで覚える マシンNo 技 わざマシン○○ ひでんマシン0○ わざおしえで教えて貰う 場所 技 ○○タウン バトルフロンティア(○○BP) 遺伝で覚える 技 遺伝方法 ○○から遺伝 育成例 ○○型 構成 項目 構成 技 性格 持ち物 努力値 この型の説明 ○○型 構成 項目 構成 技 性格 持ち物 努力値 この型の説明 コメント 補足事項・気になった点など。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/2332.html
前に使ったネタのリメイクです。 早苗「再び念願の宝塔を手に入れましたがやはり使い方がわかりません!」 ,ヽ/{ }ヽノヽ ノ ノ ' ヽ / ) } , _,,.. -- 、__,,..,,__ 'ヽi ')ヽ oOo ノ /{ V} ,. -<. `ヽァo、`ヽ. ''V 'o. '''' .oノ ノ ノ , '7´ ) ';`ー゚) '、 / '' ' -' 'ヽ__ノ.- '' ' ヽ ノ ! ; ! i'´ .i 、_/. '' r '{ { \.. ' . ヽ; ;{ヽ, ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i . -{./ / 人 ヽ ヽ ヽヽヽ} (ソ、 ,' '; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | .,.' ノ( ( (; ;ノ -ー)ノ '')/''-- 、ノ 人 ヽ i ,' ! (ヒ_] ヒ_ン ).! / ,' ,' ,ノノ ); ; ) (ヒ_] ヒ_ンヽ; ;)ヽ ', !_ハ_! ,ハ"" "" !コ i i i ノノ; ;i; ;| '" ,___, "'|; ;入 i l ソーr' ! ---- ∪ r'´二.ヽ ', { { .)/'''人. ∪ ヽ _ン 人レノ } } ;' ノノ>.、.,_ ,.イ/´ _iノヽ i ゝ ゝ、. Yノ>.、____ ,.イY ィ´ ノ ∩ i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ `ー、, `ー,.'´.ヽ \ ヽ、_ン´ノ7ヽ' ,.-´ . (三) ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' ヽλ .ト `{>・<}´ .i 入ノ / \ 、_)、ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_ ノ {. /ハゝ j ヘ <. > /二_'i | | ) `i Y´_,.]、 / ',ーー───-イ .i /  ̄ ̄ ヽ __/ / | !| / !゚zD゚) ', / 〉ニニ≫◎≪ニi i {. ● } /i´'; ` ,.く ヽ、__! !|レ'"´`'┬'´ ヽ、 i ノ「二二二二二コ i . ,ゝ ノ、 i._、'; ! / `ー‐‐‐'、ヽ、 rヘ. //ヽ (ヘ(ヘ(ヘ(ヘ(ヘ) 星「私も忘れました!ホントにどうすれば…!」 _.。ャぁて丕刀フ7ゎ。._ ,.ィ炙ヲ㌍≠┴⇒弍j込ス>。 . ,ィ升ヲナ'´ ,,-i j-、`゙'<弖心、 ,--‐‐‐‐v‐‐-、 . ;夕フア ,,-、/´彡 ミ ゙i..,-、\ホi心. ハッo+0*O*0+ッハ,, んfiУ // i < ,j i、 ゝ .j...ゝ.ヽ.▽ij∧ ,、'`冫〈 //ヽヽ 〉,、ヽ 从j'Y \ヽj‐、 '''''''' ,,-'' i / ..∨iハ ./シ刕,((/ ヽ))ミー、 . 斤W ! -、j \_/ i ,,‐',,!. ㌣い i`,、ゝ, ノ/__,. 、__ヘ i/j |友カ ,,,,ニi、 ,,,jニ,,, .i}ソ川 / o フ ノ(ヒ_] ヒ_ン `,'。フ . い叭 i,-‐ニi i i ∀ イ i iニ‐、.j .仄ガ これを宝塔に入れればいいんです。 〈 V.ゝ!'" ,___, "' iノゝi . Wi从 くニ‐'' ii-''ii ii i i i .ii i iヽヽ ‐、'''7j从ノリ. `、_.淼. ヽ _ン ノ淼ノ . ∀t△ヾヽ ii .i i i i i i i i .ii / / ∧fリ/ .|X|>,、_____, , ,.イ .|X| 二二二二二二゙つじへヽi ii、 ヽヽ '-' / i i i i_//リiУ ,ヽ/{\夊i㌧、\ゝ, __/∠/,イ!刋/ ノ ノ' ヽ `マ才i「≧ェ。。.。。っ夭テ少'゚ 'ヽi )ヽoOo ノ`゚'' ミ芝玉竺壬云=‐'´ _,,.. -- 、__,,..,,__ ''V'o. '''' .oノ ノ ノ  ̄ ̄ ,. -<. `ヽァo、`ヽ. /.''-' ' ヽ__ノ.- '' ' ヽ. , '7´ ) ';`ー゚) '、 、_/. '' r '{ { \.. ' . ヽ {;ヽ.__, ノ ! ; ! i'´ .i -{./ / 人 ヽ ヽ ヽヽヽ } } (' ノ ;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i ,.' ノ( ( ( (-ー)ノ '')/''-- 、ノ ノ 入. `ヽ ∩ ,' '; ゝ、 |__」/_」_ ソ ,.イ | ,' ノノ ) i (ヒ_] ヒ_ン )ヽ). ) ヽ ', (三) i ,' ! (ヒ_] ヒ_ン ).! / ,' i i .ノノi |'" ,___, "' | ノ 入) i l / \ !_ハ_! ,ハ"" ,___, "" !コ i { { ,)/'人. ヽ _ン ,イノV '' ,} } <. > ソーr' ! ヽ _ン r'´二.ヽ ', ゝ ゝ、 リノ>.、____ ,.イYノ ,ィ´ .ノ . /  ̄ ̄ ヽ ;' ノノ>.、.,_ ,.イ/´ _iノヽ i `ー、, `ー,八ヽ ヽ、_ン´ /7`ヽノ ,.-´ {. ● } i ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ ヽλ ! `{>・<}´ i .入ノ ,ゝ ノ、 ', ! ァ'レ' レ' i iヽ._/ レ' / { /ハゝ ,j ヘ (ヘ(ヘ(ヘ(ヘ(ヘ) 、_)、ノヽ/ / | ! (二`ヽノヽ_ 翌日 /´〉,、 | ̄|rヘ /\ /~7 /) l、 ̄ ̄了〈_ノ _/(^ーヵ L__」L/ / \ /二~|/_/∠/ 二コ ,| r三'_」 r--、 / \ / ̄ 」 /^ヽ、 /〉 /__」 _,,,ニコ〈 / \ ~~ ̄ ャー-、フ /´く// '´ (__,,,-ー' ●●●●●●●●● `ー-、__,| '' ○ 。 \ / \ / ゚ ゚ \ / ウゥ~~~ゥ / .\/ ウゥ~~~ゥ / ./ |\ ヽ / / | -\ \. ヽ /⌒ヽ, / ./ ゚ | -- | \. ヽ //⌒ヽ i __// |__| _||\ヽ , - '''''''''''ヽ⌒r'ヽ、 レ |_|_| ll |-- _| |_|──┐ [][] ____rー-ィ --、__,、__ / _ `~ ` ´`ヽ\|\∥_| ̄| |「「「」|─┨l|_| ̄ ̄ ̄||┰┰| | ̄|| ̄|| ̄| ][|][| r-「 L___i / /ヽ`ヽ、 / , '´ `' ,.'⌒ヽ![|][||| ̄ ̄|───┥_||_ | = = | ̄ ̄| ̄| | | | ̄」」」」」 Y__,!-'゙  ̄`ヽ、'--'、__/7 ヽ、 .i / 丶ゝ /´`γ /,.、i ', ヽ`ヽ、 ', i ノレノ--|ノiノ i, --、レノ 魔界上空にいきなりあらわれたあの物体はなんなのですか! i ハ. ,.イ ヽ ハ ハ i | ,' i (ヒ_] ヒ_ン |/|/ i / /ヽ!、_ レ´_,.イ_イ '、ゝ | i ノ i "" ,___, "'| ハ ノハ i ハ (ヒ_] ヒ_ン )、ヽ、ヽ, ハ / / i人 ∪ ヽ _ン ,'从 〈ヘレヘレ i" ,___, ""/V iヽ、 / /_.レヽ、..____.., イ! ノ| 解りません、目下調査中です! Y (人. ∪ ハi ハ ) i /  ̄|ヽ`' ニニー´iレイ.| ノ .rへ-、> 、_ ` ,.インY / ヽイ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hourai2020s/pages/597.html
バンチョウ皿屋敷 トップ > SS置き場 熱い学ラン男 9月上旬。おりからのコロナ禍によって、9月の入学式や新入生歓迎式典などは簡素化したもので終わり、いつものにぎやかさに少し影が差したある日の朝。 正門駅の方から一人の学ラン男がやって来る。身長は2m近くの筋骨隆々で、肩に門柱を乗せ、のっしのっしと歩いて。通学時間帯だった宗仁と弓子と鉄華は、その姿を目撃する。 学ラン男の学ランは時代錯誤の長ランで、その裾はボロボロ。学帽は上の部分が破けており、ツンツンと伸びた髪が突き出ている。履いている鉄下駄をガランゴロン言わせながら、学ラン男は講堂坂下にたどり着く。 【学ラン男】 「今こそ我々は、硬派の存在を諸君の目に見せてやる。我々が愛する歴史と伝統の学び舎、蓬莱学園だ。これを骨抜きにしてしまった軟弱たる軽薄な空気に我らは立ち向かおう。 」 【風杜宗仁】「うわー。なんか暑苦しいのきちゃったなあ」 【北大路鉄華】(ヒト科の胸肉…じゅる)←実は宇宙人である鉄華。 変化 【風紀委員】「そこのおまえ! ここでの演説や活動は校則によって禁止されている! 学園騒乱罪で逮捕する」 警棒を抜いた風紀委員が近づくと、学ラン男は眼をカッと見開き、目にもとまらぬ速さで風紀委員たちを一撃で倒していく。 宗仁は50mほど離れた建物の屋上に向かい。麻酔銃を用意する。どさくさに紛れて鉄華は僅かに残った学生に観戦お弁当を売っている。 宗仁の麻酔銃は見事ヒットするが、学ラン男は微動だにしない。しばらくすると、倒れている風紀委員たちに変化が!風紀委員の制服が緑から黒に変わり……裾が長くなり……靴も鉄下駄に……。 おっす!おっす! 学ランを着た角刈りの生徒になって!それを見たやじ馬たちは一斉に逃げ出す。正門前講堂坂下は大混乱! 【北大路鉄華】 『あーお客さんお釣りお釣り!!!(儲けちゃった)』 鉄華のスマホがなり、所属するオカルト研の部長【エイブラムス・阿部】から電話がかかってくる。番長と接触した生徒がヤンキーになった事を伝えると、引き続き監視を行ってもらいたいと頼まれる。 元風紀委員たちは、学ラン男の前に並ぶと「おっす、おっす」と何かを聞いて、三々五々散らばっていく。 【エイブラムス・阿部】「なに? 変身した者が動き出しただと! まずいぞ!まずは安全が第一だ。対策は考える、今は避難したまえ」 宗仁は道脇に止めてあるオート三輪を拝借し、加賀と鉄華を乗せて避難する。鉄華は平行して狂的科学研に連絡。面白そうな素材が暴れている事を伝えると「ひゃっはー」モードで飛び出す部員。 講堂坂下からは時折「おっす、おっす」という声が聞こえてくる・・・・・。 病院にて 3人がオート三輪で委員会センターの方まで走っていると、委員会センターから風紀委員会の8輪装甲車が数台出てきてすれ違う。暫くすると「バンチョウファイアー!」「バンチョウコレダー!」などという声が聞こえてくる。 学食横丁の裏にある病院に辿り着くと院内は保健委員達が右往左往している。窓の外を見ている宗仁には分かるが、門柱のある所で何かの工事が始まっているのが見える。 学ラン生徒が一抱えもある切り出した岩のブロックを抱えて、それを積み上げる姿。 風紀の装甲車は全部車体がひん曲がって動かなくなってしまう。 【風杜宗仁】「奴さんたちなにやってんだか」 推理すると岩の大きさ、並べている範囲や形などから推測されるのは・・・彼らは「ピラミッド」を建てようとしている!? アビゴール様 そうこうしていると、全員のスマホが起動する。 【アビゴール様】 「ふははははは。どうかね? 蓬莱学園の諸君。我々が開発した人型決戦兵器「バンチョウ」の威力は?我々はネオSS!このままバンチョウを放っておくと、学園は大変なことになるぞ。すべてがバンチョウに侵食され、学園は番長学園になるだろう」 【北大路鉄華】『別のシステムになってしまう!』 変身の原因 【エイブラムス・阿部】 「阿部だ。先ほどの通信は見たようだな。こっちでは、微生物研の協力を受けて、被害者からナノマシンを検出した」 【北大路鉄華】「ナノマシン?!それで接触感染…」 鉄華が話していると、窓の外を見ている宗仁は気づく。先程の学ラン達とは違う、別の学ラン一群がやって来るのを・・・。「蓬」と書かれた大きな旗を掲げて。その後、学ラン生徒たちと乱闘に。旗を持った一団は、しばらくたっても誰も変身している素振りがないのに気づく。 応戦団 【エイブラムス・阿部】 「制服が変化するのはナノマシンによるものだろう。それにより接触する相手との違いを認識しているやものしれん」 【北大路鉄華】 『蓬の旗を持ってる人は感染してないみたいです!』 【風杜宗仁】 「似たような暑苦しいのは見分けがつかないってこと?」 ※同時に彼らが応援団であることに気づく。 【北大路鉄華】 「…『真の男』は感染しない?」 麻沼竜子 病院を出て、学食横丁をつっきる。旗の下では、応援団が座り込み肩で息をしている。状況は至って不利だ。応援団の団長【麻沼竜子】はそう答える。 【麻沼竜子】 「まぁ、ウチらは直線的な事しかできないさね。ウチらが囲みを破る、そこからはあんたたちに任せる。そういうのでどうさね?」 鉄華はナノマシンの性質としては、命令を出しているヘッドクォーター(門柱)を沈黙させた方が早い。門柱は起点、ピラミッドは拡散装置だと予想がついた。 【北大路鉄華】 『電波の起点が門柱なのね。ピラミッドが完成すると一気に宇津帆島全体に…完成前に元を叩かなきゃ』 突入 軍事研でうまいことc4を入手する宗仁。狂化に連絡をする鉄華。一同が動き出そうとした時、後ろの方から轟音が鳴り響く。振り返ると、巨大な狂科ロボ32号が歩いてくる! 【狂科ロボ】「喰らえ、殲滅ミサイル!」 【学ラン男】「バンチョウフィールド展開!」 狂化のミサイルはピラミッドに達する前に赤い障壁に阻まれてしまう!放たれる雷撃、倒れる狂科ロボ。三人と応援団はそれを機に突入する。「学ラン、着てかないといかんだろ?」と竜子に促され汗くさい学ランを着ながら・・・。 【加賀弓子】 【鉄華さん・・・・サラシまで巻かなくても・・・・笑】 ATフィールド? 応援団が学ラン生徒と衝突! そこに大穴が開く。応援団と学ラン生徒が乱闘するのを背後に、3人は学ラン男の前に立つ。 【風杜宗仁】 「じゃあ早いとこあなたの目を醒まさせて、僕は昼寝に戻らせてもらいますよ」 デザートイーグルで3点バースト。目からビームで牽制する鉄華。弾とビームが学ラン男に命中する──と思いきや、その寸前で赤い障壁に阻まれる。 【学ラン男】「漢なら拳で語るのだ」 ホームズの必殺技 【学ラン男】「ゆくぞ、バンチョウファイアー!」 加賀は一瞬弓子が炎に包まれまれたが、炎が通り過ぎた後にはノーダメージ。(炎耐性)。ガンフー(ゼロ距離射撃格闘技)で攻撃する宗仁だが効かない。鉄華は番長をかわして柱に辿り着き、頭突き&ビームを命中させる!ぐらりとなる学ラン男。そ 【北大路鉄華】『風杜さんいまのうち!』 【風杜宗仁】 「とうとうこれを出さなきゃいけない時がきたか」 宗仁の心の中のシャーロックが語り掛ける。「我々探偵には【バリツ】がある」と。 一瞬宗仁と学ラン男が高い崖の上から滝壺へ落ちていく幻影が見えたかと思うと、学ラン男が地面に伸びている・・・。 番長の正体 柱に取り付きC4をセットする。宗仁の提案で、気絶した学ラン男を避難させる二人。C4が点火すると、門柱はばらばらに吹き飛ぶ。 周りを見ると、学ラン生徒たちがふにゃふにゃと地面に崩れ落ち、次々と緑の制服に戻っていく。そして目の前に転がっている学ラン男も──変わりません。 【風杜宗仁】「変わらんのかい!!」 【麻沼竜子】 「こいつは、3日前から行方不明になっていたウチの団員の皿屋敷ってやつだ。なんでわかるかって? こいつの背中には右に昇り龍、左に下り龍、真ん中にRX-78の刺青があるはずだよ」 どうやら飲んだくれて道端で寝てたところを拉致られという。検査でも実験でも好きなようにして、ほとぼりが冷めたらウチに戻してくれ。と竜子。 番長学園の阻止成功・・・その後 【鉄華】『もしもしー部長?はい今終わりましたー』 【エイブラムス・阿部】 「そうか。よくやった。今他のメンツが行くから待っていてくれ」 【アビゴール様】 「バンチョウが倒れただと? まあいい。──というわけだ、学園の諸君。我々は再び諸君らに挑戦するだろう。それまで待っているといい」 【北大路鉄華】 『…とりあえず【検査】してもらいましょうねーオカ研と狂的科学部に…ニチャア』 【風杜宗仁】 「酒は飲んでも飲まれるなって言うでしょ、こってり絞られるといいよww」 ピラミッドは数日後には撤去され、いつもの学園が戻ってくる。皿屋敷は色々された後に解放され、あだ名が「番長」に。学園史上20年ぶりの番長の出現である。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9493.html
登録日:2012/11/09 (金) 16 21 54 更新日:2023/06/13 Tue 13 09 29 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アニヲタ動物図鑑 アニヲタ昆虫図鑑 アリ アルゼンチンアリ キメラアント フマキラー 世界の侵略的外来種ワースト100 侵略者 外来種 戦闘力強すぎ 数の暴力 昆虫 特定外来生物 生物 脅威 蟻 適応力高すぎ \アリだー!/ アルゼンチンアリとは、南米の熱帯地方等に生息するアリの一種。アリの中では比較的小柄な体格である。 濃い褐色の体が特徴で、腹の部分に一筋の縞模様がついている。 そして、世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれている、恐るべき外来種でもある。 ○概要 アルゼンチンアリの武器は大あご。攻撃的な性格で、他の種類のアリの巣を見つけると群れを成して襲いかかり、ハチや鳥の巣まで襲うほどの獰猛さを持つ。 人間や家畜等の大型動物にも果敢に挑み、噛みつかれるとかなり痛いしうっとうしい。 巣の特徴として、卵を産む女王アリが複数存在する事が挙げられる。 原産地の南米ではスコール等の大雨で巣がよく水没してしまう為、巣が全滅しないように対策を取っているのだ。 また、いざという時に備えて頻繁に女王アリの一部が新しい巣へ移る「分巣」という行動をとる。 なお、熱帯地方に住んでいるにもかかわらず、行動可能な気温は5℃~35℃と意外に広い。 これらの特性が、原産地を離れた時の最大の切り札となったのである。 ○外来種として ペットや食料として広がったアライグマやニジマスとは異なり、 アルゼンチンアリは人間や物資の中に紛れこんで新天地へ乗り込んでいったと考えられている。 日本で最初に確認された広島県廿日市市には輸入木材を扱う港があり、その木材の中に紛れ込んでいた可能性が高い。 このアルゼンチンアリが侵入して最も被害を受けるのは、土着のアリ達である。 攻撃的かつ繁殖力も旺盛なアルゼンチンアリは、餌を奪うどころか相手を皆殺しにしてしまい、 侵入された地域ではアルゼンチンアリ以外のアリは全滅している場合が殆ど。 たまにテレビ番組でアリ同士を戦わせるような実験が行われると、ほぼ100%の確率で上述の結果に終わる。 実験のために殺された他のアリはとんだとばっちりである。 また、アルゼンチンアリも他のアリ同様に甘い物は大好きであり、草木の汁を吸う害虫であるアブラムシやカイガラムシを積極的に保護してしまう。 彼らが出す甘い汁を得る為だ。もちろん彼ら自身も甘い実がなる果実をどんどん食べてしまう為、必然的に植物や農作物への被害は雪ダルマ式に増える。 そして、人間への直接的な被害もとてつもない事になっている。 このアルゼンチンアリ、もちろん普通のアリ同様に地面に巣も作るが、それよりもひび割れや隙間等のほうが大好きで、一度目をつけるとすぐに巣を作ってしまう。 その図々しさは半端ではなく、民家や車のトランクまで自らの住処にしてしまう。 そして一度住み着いたが最後、堂々と家の中を歩き回り、邪魔をする人間に噛みつきまくるのだ。 さらに脅威なのは、その巣の規模である。 一般的にアリは同じ種類でも違う巣の個体とは敵対するもので、アルゼンチンアリも本来はその例に漏れない。原産地ではそうして巣同士で争い合った結果個体数が適切に保たれており、他の種を駆逐したりもしていない。 だが外来種として他の土地に渡ったものは少数の個体を起源として増える関係上全員親戚とでもいうべき状態になっており、他の巣の個体と殺し合うどころか仲間と見做して巣同士で行き来するようになったりする。 その結果、大量の群生が一つにまとまった「超巨大コロニー」が形成されてしまう。 ヨーロッパの一部地域では、1000匹以上の女王アリ、100万匹の働きアリを抱える直径100kmにも及ぶ凄まじいほどの大軍団に膨れ上がった例もあるとか。 まさか生息域全体に大量の殺虫剤をぶちまけるというわけにもいかず、こうなってしまえばもはや完全な根絶は不可能と言ってもよい。 毒餌や誘因フェロモンなどで地道な駆除を繰り返し、それ以上の拡散を防ぐしかないのだ。 ○日本の状況 アメリカ合衆国、オーストラリア、ヨーロッパ、南アフリカと世界各地で次々に増え続けているアルゼンチンアリは、既に日本にも上陸している。 前述の通り、日本で初めて見つかったのは1993年の広島県廿日市市。それを皮切りに、広島市や呉市、隣の山口県岩国市と勢力をどんどん広げ続けている。 アルゼンチンアリが侵入した地域では、これまで存在していたはずの在来種のアリは一切姿を消したと言う。 しかも、その勢力は中国地方だけには留まらない。人や物資に紛れこんで日本各地へと広がり、兵庫県のポートアイランド、愛知県豊橋市、京都府、徳島県等でも繁殖が拡大している事が報告されている。 関東地方でも既に神奈川県・東京都等で繁殖が確認されているようだ。 ○対策 定着地域で家の中への侵入を防ぎたい場合、食べ物を放置せずしっかりと保管する、建物の塀等の隙間を塞ぐといった方法が有効。 先述の通り一度その地域に定着されると根絶が非常に困難になってしまうため、対処は早めにしなければならない。 もしも見慣れない、足の速い褐色のアリを見かけたら必ず自治体に届け出よう。 ○フマキラーVSアルゼンチンアリ そんな恐ろしい状況の中でも、懸命に戦いを挑んでいる殺虫剤メーカーがある。 広島で創業し、日本に侵入したアルゼンチンアリを最初に確認したメーカー、「フマキラー」だ。 2005年に国から正式にアルゼンチンアリの飼育の許可を得てから、本格的に対アルゼンチンアリ用の殺虫剤の研究を開始。 現在はアルゼンチンアリ対策の侵入防止薬剤の他、アルゼンチンアリの餌に偽装して巣ごと全滅させる「ベイト剤」も発売されている。 ただ、単に薬剤だけを使っただけでアルゼンチンアリを完全に退治する事は不可能である。 上記の「対策」での防御手段と一緒に使用してこそ、効果が最大限に発揮されるのだ。 追記・修正する前にご確認ください。 皆様の部屋に、褐色のアリは入っていませんか? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 世界各地がこいつに支配されるのも、時間の問題だな。 -- 名無しさん (2013-08-29 15 02 59) 生命力が高いってのは結構厄介なんだな -- 名無しさん (2013-11-12 13 25 38) スーパーコロニーを超えた存在、メガコロニーこわい -- 名無しさん (2014-06-03 17 10 02) 急いでアリクイを連れて来よう(錯乱) -- 名無しさん (2014-06-03 17 43 05) ↑ だいぶ相手が悪いと思うんだけど......。 -- 名無しさん (2015-08-27 17 47 57) 子孫が残せないように遺伝子組み換えすればいい -- 名無しさん (2015-09-27 23 41 19) 在るゼンチンアリ -- vireze (2016-09-25 17 12 37) フマキラー頑張れ -- 名無しさん (2017-01-19 23 05 54) アーリクイーは アーリを食べる♪ -- 名無しさん (2017-01-19 23 29 14) BETAですか? -- 名無しさん (2017-04-21 16 24 13) 最近ではヒアリも日本に上陸したとか -- 名無しさん (2017-06-20 22 25 58) アルゼンチンアリ防除の論文発表と同じ日にヒアリ初発見の報が来たのか -- 名無しさん (2017-08-26 23 50 53) 名前 コメント