約 4,088 件
https://w.atwiki.jp/first_departure/pages/15.html
ゆりかもめ 新交通システム。車両が小さい。 新橋からは遠回りしてビッグサイトに到着。 始発電車の到着目安 新橋発 5時30分→5時50分 豊洲発 5時30分?→5時40分? りんかい線 一般的な鉄道。 始発電車の到着目安 新木場発 5時45分 大崎発 ? 名前 コメント ここを編集
https://w.atwiki.jp/ftbsvg/pages/2.html
メニュー トップページ ふたばサバゲ会(仮) はじめに レギュレーション 過去の大会 101ハンズオンtwipla 第一回(04/11)twipla 第二回(06/06)twipla 交流戦など 2015ASOBIBA新木場月例 資料 関東近郊のフィールド第一回クロスレビュー 管理用 スプレッドシート
https://w.atwiki.jp/rnext/pages/189.html
香川英行 参戦時期:東條悟に殺害される直前 登場作品 闇の中で唯一光る/戦士(前編)/戦士(後編)/渦/暗雲/知略と決意のとき/裏切りはすぐ傍に/Weak and powerless/零れ落ちる闇/香川教授の事件簿/Traffics(前編)/Traffics(中編)/Traffics(後編)/Traffics(終編)/憎悪の声は歓喜する(前編)/憎悪の声は歓喜する(後編) ロワ内動向 闇の中で唯一光る 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:深夜】 【現在地:E-2 大学へ伸びる道路】 [時間軸]:東條悟に殺害される直前 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品(オルタナティブゼロのデッキ) 、首輪探知携帯 [思考・状況] 1:殺し合いの阻止 2:大学へ向かいつつ考察を行う 3:東條を警戒 戦士(前編)/戦士(後編) 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:深夜】 【現在地:E-3 西部】 [時間軸]:東條悟に殺害される直前 [状態]:強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労、二時間オルタナティブゼロに変身不可能 [装備]:なし [道具]:基本支給品×1 オルタナティブゼロのデッキ 、首輪探知携帯、不明支給品0~2(確認済み) [思考・状況] 1:殺し合いの阻止 2:北崎(名前は知らない)を倒すため、中心部へ向かう 3:東條を警戒 4:五代雄介に一条薫の死を伝える。 [備考] ※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。 渦 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:早朝】 【現在地:F-3中央部:川のほとり】 [時間軸]:東條悟に殺害される直前 [状態]:強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労 [装備]:神経断裂弾が発射可能なライフル [道具]:基本支給品×1 オルタナティブゼロのデッキ 、首輪探知携帯、煤けた首輪、不明支給品0~2(確認済み) [思考・状況] 1:殺し合いの阻止 2:北崎(名前は知らない)を倒すため、中心部へ向かう 3:東條を警戒 4:五代雄介に一条薫の死を伝える。 5:金居は信用できない。 [備考] ※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※神経断裂弾の残りの弾数、首輪の損傷具合は不明です。 暗雲 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:早朝】 【現在地:G-3北西部】 [時間軸]:東條悟に殺害される直前 [状態]:強い決意。全身に大程度のダメージ、大程度の疲労。二時間変身不可(オルタナティブ・ゼロ) [装備]:神経断裂弾(三発)、シグザウアー SSG-3000 [道具]:煤けた首輪、双眼鏡 [思考・状況] 1:殺し合いの阻止 2:侑斗の生存を優先。 3:北崎(名前は知らない)を倒す。 4:東條、北崎(名前は知らない)、ガドル(名前は知らない)を警戒 5:五代雄介に一条薫の死を伝える。 6:金居は信用できない。邪魔になるなら切り捨てる。 7:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 [備考] ※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※神経断裂弾の残りの弾数、首輪の損傷具合は不明です。 知略と決意のとき 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:早朝】 【現在地:G-3放送局】 [時間軸]:東條悟に殺害される直前 [状態]:強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。1時間変身不可(オルタナティブ・ゼロ) [装備]:神経断裂弾(三発)、シグザウアー SSG-3000 [道具]:煤けた首輪、双眼鏡 [思考・状況] 1:殺し合いの阻止 2:侑斗の生存を優先。 3:北崎(名前は知らない)を倒す。 4:東條、北崎(名前は知らない)、ガドル(名前は知らない)を警戒 5:五代雄介に一条薫の死を伝える。 6:金居は信用できない。邪魔になるなら切り捨てる。 7:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 [備考] ※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※神経断裂弾の残りの弾数、首輪の損傷具合は不明です。 ※死者の蘇生に対する制限はスマートブレイン社の詭弁。首輪はそう簡単には外せないと考えています。 裏切りはすぐ傍に 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:午前】 【現在地:G-5エリア】 [時間軸]:東條悟に殺害される直前 [状態]:深い後悔、強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。 [装備]:神経断裂弾(2発)、シグザウアー SSG-3000 [道具]:煤けた首輪、双眼鏡 [思考・状況] 1:殺し合いの阻止 2:侑斗の生存を優先。 3:北崎(名前は知らない)を倒す。 4:東條、北崎(名前は知らない)、ガドル(名前は知らない)を警戒 5:五代雄介に一条薫の死を伝える。 6:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 [備考] ※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※首輪の損傷具合は不明です。 ※死者の蘇生に対する制限はスマートブレイン社の詭弁。首輪はそう簡単には外せないと考えています。 Weak and powerless ゼロノスに変身、十面鬼ゴルゴスと交戦 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:午前】 【現在地:G-6・ショッピングセンター内】 【時間軸】:東條悟に殺害される直前 【状態】:深い後悔、強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。ゼロノスに変身中。 【装備】:ゼロノスベルト 【道具】:なし 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いの阻止 1:侑斗と木場を逃がすために目の前の怪人と戦う。二人を生かすためならファイズを盾にする事も厭わない。 2:東條は必ず自分が止める。 3:ガドル(名前は知らない)、北崎を警戒 4:五代雄介に一条薫の死を伝える。 5:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 【備考】 ※変身制限に気づきました。大体の間隔なども把握しています。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※木場からオルフェノク・スマートブレイン社についての情報を得ました。 ※死者の蘇生に対する制限について、オルフェノク化させる事で蘇生が可能なのではと思いはじめました。 零れ落ちる闇 ゼロノスに変身、十面鬼ゴルゴスと交戦 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:昼】 【現在地:E-6・中部ホテル前】 【時間軸】:東條悟に殺害される直前 【状態】:深い後悔、強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。三十分変身不可(ゼロノス) 【装備】:なし 【道具】:なし 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いの阻止 1:木場勇治の抹殺。そのために身体を休め、英気を養う。 2:木場勇治を抹殺後、海堂及び侑斗と合流。 3:東條は必ず自分が止める。 4:ガドル(名前は知らない)、北崎を警戒 5:五代雄介に一条薫の死を伝える。 6:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 【備考】 ※変身制限に気づきました。大体の間隔なども把握しています。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※木場からオルフェノク・スマートブレイン社についての情報を得ました。 ※死者の蘇生に対する制限について、オルフェノク化させる事で蘇生が可能なのではと思いはじめました。 香川教授の事件簿 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:日中】 【現在地:E-6・動物園近くの丘】 【時間軸】:東條悟に殺害される直前 【状態】:深い後悔、強い決意。全身に中程度のダメージ(応急処置済み)、軽い疲労。 【装備】:なし 【道具】:リュックサック、保存食2日分、ペットボトル500ml(水入り)、懐中電灯、軍手(使用中)、医療品(消毒薬、包帯、ガーゼなど少量)、観光マップ、弾丸(発砲済み) 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いの阻止 1:木場勇治の抹殺。 2:木場勇治を抹殺後、海堂及び侑斗と合流。 3:東條は必ず自分が止める。 4:ガドル(名前は知らない)、北崎を警戒 5:五代雄介に一条薫の死を伝える。 6:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 【備考】 ※変身制限に気づきました。大体の間隔なども把握しています。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※木場からオルフェノク・スマートブレイン社についての情報を得ました。 ※死者の蘇生に対する制限について、オルフェノク化させる事で蘇生が可能なのではと思いはじめました。 ※ショッピングセンター・動物園あたりの川に香川の支給品が流されました。川のどこかにあるかもしれません。 ※第2回放送を聞き損ねています。脱落者・新しい禁止エリアがわかりません。 ※3ヶ月ほど前にスマートブレインによってホテルの従業員と宿泊客の強制退去が行われたと推測しています。 ※ホテルの宿泊客管理ソフトのIDとパスワードを記憶してしまいました。忘れる事ができません。 ※観光マップは南北C~H、東西1~6の範囲まで載っています。道路や駅、観光地とホテルの位置がわかります。 ※E-6動物園付近の丘で崩れた家を、林の中で青いバラを発見しました。家の正体については他の書き手の方々にお任せします。 Traffics(終編) ゼロノスに変身、ドラゴンオルフェノクと交戦 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:日中】 【現在地:E-6・道路】 【時間軸】:東條悟に殺害される直前 【状態】:深い後悔、強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。 ゼロノスに変身不可(2時間) 【装備】:なし 【道具】:リュックサック、保存食2日分、ペットボトル500ml(水入り)、懐中電灯、軍手(使用中)、医療品(消毒薬、包帯、ガーゼなど少量)、観光マップ、弾丸(発砲済み) 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いの阻止 1:東條は必ず自分が止める。 2:木場についてちゃんと話を聞きたい。 3:ガドル(名前は知らない)、北崎を警戒。 4:五代雄介に一条薫の死を伝える。 5:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 6:桐矢京介が足手まといなのはどうしたものか。 【備考】 ※変身制限に気づきました。大体の間隔なども把握しています。 ※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。 ※木場からオルフェノク・スマートブレイン社についての情報を得ました。 ※死者の蘇生に対する制限について、オルフェノク化させる事で蘇生が可能なのではと思いはじめました。 ※ショッピングセンター・動物園あたりの川に香川の支給品が流されました。川のどこかにあるかもしれません。 ※第2回放送を聞き損ねていますが、脱落者・新しい禁止エリアは把握しました。 ※3ヶ月ほど前にスマートブレインによってホテルの従業員と宿泊客の強制退去が行われたと推測しています。 ※ホテルの宿泊客管理ソフトのIDとパスワードを記憶してしまいました。忘れる事ができません。 ※観光マップは南北C~H、東西1~6の範囲まで載っています。道路や駅、観光地とホテルの位置がわかります。 ※E-6動物園付近の丘で崩れた家を、林の中で青いバラを発見しました。 憎悪の声は歓喜する(後編) 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻:夕方】 【現在地:F-6・駅構内】 【時間軸】:東條悟に殺害される直前 【状態】:深い後悔、強い決意。全身にダメージ・疲労(中程度)。 ゼロノスに変身不可(1時間) 【装備】:デルタギア、ゼロノスベルト、ゼロノスカード3枚(内1枚赤カード) 【道具】:リュックサック、保存食2日分、ペットボトル500ml(水入り)、懐中電灯、軍手、医療品(消毒薬、包帯、ガーゼなど少量) 観光マップ、弾丸(発砲済) 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いの阻止 1:ヒビキたちと共に仲間と合流し、研究所で首輪の解除の方法を探る。 2:オルフェノクの存在に危機感。信頼できるのは今の所ヒビキと侑斗のみ。 3:ガドル(名前は知らない)、北崎を警戒。 4:五代雄介に一条薫の死を伝える。 5:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 【備考】 ※ショッピングセンター・動物園あたりの川に香川の支給品が流されました。川のどこかにあるかもしれません。 ※3ヶ月ほど前にスマートブレインによってホテルの従業員と宿泊客の強制退去が行われたと推測しています。 ※ホテルの宿泊客管理ソフトのIDとパスワードを記憶してしまいました。忘れる事ができません。 ※観光マップは南北C~H、東西1~6の範囲まで載っています。道路や駅、観光地とホテルの位置がわかります。
https://w.atwiki.jp/pararowa/pages/251.html
Juggernaut-黒き零の魔人達 ◆Z9iNYeY9a2 「で、あんたは一体なんなのよ? ポケモンって言ってもシロナさんのガブリアスとかニャースとかと比べるとかなり違って見えるんだけど」 「人間によって作られた唯一のポケモン、それが私だ。 ミュウというポケモンのクローンとして、最強の名を与えられた」 「へー。所謂禁断の好奇心ってやつかしらね」 「私を生み出した研究者は言った。生物を生み出せるのは神と人間だけ。 しかし試験管から生き物を作れるのは人間だけ、だと」 「うわっ、流石にその発言はエゴ丸出しで引くわ」 「もし神によって生み出されるのがポケモンであるとすれば、人間によって作られた私は何なのだ? 試験管から生まれた私は、世界にとって異常な存在ではないのか? そんな考えから、人間に逆襲しようと、そんなことを考えて生きていたこともあった」 「ちなみにその方法って言うのは?」 「私は強きトレーナーたちを集め、そのポケモン達からクローンを作り出した。 そしてそのオリジナルとクローンを戦わせ、どちらが強いかということを確かめさせた」 「……、ねえ、それって」 「ああ、私を作った人間と同じことをした。これに関しては私も同罪だ。 だが、私は確かめたかったのだ。作られたポケモンがオリジナルに勝てるのなら、本物より優れているのなら。 それこそが我々の…、いや、私の存在の証明にならないか、とな」 政庁出発後、クロはゆっくりしすぎもせず、かと言って変に疲労が溜まることもないような速度での移動を続けていた。 下手に体力を使うと、クロに限っては魔力残数にも関わる。 そしてミュウツーもそれにあわせた速度でクロに付いてきていた。 地面から微かに浮いた位置からの浮遊は何というか、見ていて不思議なものではあったが。 そして、その最中、雑談にしては少々込み入ってはいないかという話を二人で移動と同時にしていたのだ。 「で、見つかったの?その存在の証明は」 「いや、見つからなかった。だがある一人の少年に身をもって教えられた。 その戦いの無意味さにも、そして私の過ちにも」 あの時の、多くのコピーポケモンがオリジナル達と同じく涙を流す姿。 それを見てはっきりと思い知らされたのだ。 その少年はもう既にこの世にいないが、と。 そう付け加えたミュウツーの心中はクロには察することはできなかった。 きっと彼自身も分かっていないのかもしれない。己の気持ちが。 「私には分からないのだ。私自身の居場所が。 私達は世界の理から外れてはいるが、世界に存在してはいけないものではない。 だが、我々は人間と共にあることが許されるのか?」 強い力を持ったものは人間が管理しようとする。もし管理できないならば、排除することを選ぶのが人間だ。 最強といわれるほどの力を持った自分が人と共にあるためには、人間の管理下になければならないかもしれない。 あのサカキの下にいた時のように。 だが、それはミュウツー自身望む形ではない。 では、私はどうすればいいのか。 「どこか一目に付かないところで静かに――っていうのは…ダメか」 「私もそうしようとしたところで、ここに呼ばれたのだ」 あの時の美樹さやかの攻撃もおそらくは自分が人間ではないからだというもの。 その事実は、ミュウツーの心を少なからず傷つけていたのだ。あの少女が、サトシやタイガのように善に位置する人間と判断できるからなおのこと。 それが多くの人間の下す判断であるとするなら、私はこの場でどうあればいいのか。 「で、それを人間じゃない私に聞きたい、と」 「……」 「案外聞かれても困るのよね、そういうの。 確かに私は人間じゃないけど、パッと見人間と変わらないから、別に人間の中に混じるのに何の不都合もないし。 うーん、でもあんたは納得しそうにないしなぁ、…まあいいか。ちょっとした身の上話なんだけどさ」 クロエ・フォン・アインツベルン。 そもそもこの名前自体、親につけられたという名前ではない。本当の名前は、自分もまたイリヤなのだ。 聖杯としての役割を与えられ、そして封印された記憶、人格が表出したもの。 本来ならば一般社会に生きるイリヤにとっては不要の知識、人格を揃えた存在、それがクロなのだ。 そんな自分が何故こんなところに存在しているのか。 生きたいと願ったからだ。 肉体を得た、大空洞でイリヤがアーチャーを夢幻召還したあの瞬間、そして自分の居場所がない現実に絶望したあの瞬間。 もし自分が生きたいと思わなければ、今ここに存在なんてしていなかった。 で、実際に自分の居場所そのものが見つけられたかと聞かれれば、別に見つかってはいない。 毎日イリヤと共に学校に行って、遊んで、食事して、お風呂入って、寝る。 まあ時々執行者が襲ってきたりする日常だけど、ぶっちゃけそれが本来のあり方ではないというのは自分自身分かっている。 「まあ、ぶっちゃけちゃえばさ、存在意義とか居場所とか、そんなの分かって生きてる人なんて人間でもそうはいないのよ。 そんなの生きてりゃ後から付いてくるものだったりもするわけだし。 だからアンタはそんな小難しいこと考えずに自分のやりたいことやってればいいんじゃないの?」 「そういうものなのか?」 「そういうものよ」 正直、クロ自身ミュウツーに回答が示せるとは思っていない。 これはミュウツー自身が見つけ出さねばならない答えだろう。 だが答えを見つけられない=己の意義がないということについては否と言っておく必要はあるだろう。 作られたものであったとしても、その存在を否定することは神にだってしていいことではないのだから。 「ところでさ、さっきタイガって名前言ってたけど、もしかして藤村大河って人?」 と、ここで話を切り替える。 先の話の中で出てきたタイガという名前にふと心当たりがあったのだ。 「ああ、知り合いか?」 「知り合いってか私達の学校の先生よ。聞いてなかったの?」 「妙だな…、私は確かにタイガの知り合いについては聞いたが、クロエ、お前の名はなかったぞ?」 「ちなみにその聞いた知り合いの名前は?」 「確か――」 衛宮士郎、セイバー、間桐桜、遠坂凛。 士郎、桜は自分の舎弟みたいなもので、凛は自分の学校の生徒だと言っていたように思う。 セイバーは、ある日突然士郎の家に引っ越してきた衛宮士郎の父の親戚の人、と。 「セイバーって…、まさか…」 「心当たりがあるのか?タイガはその4人は何か隠し事をしていると言っていたが」 「そうね、もし私の想像が正しければ、かなり厄介なことになってるわよ。その藤村先生が来た世界って」 セイバー。それは剣士を意味するサーヴァントのクラス。 もし伊達や酔狂でそんな名を名乗っているのでないとすれば、間違いなくそのセイバーは聖杯戦争の参加者であるはず。 自分達の世界と対応した平行世界、それはまさか――― 「聖杯戦争の起きた…、世界…」 だとすればこの名簿に載っているバーサーカー、そしてセイバーは本当の意味で正規のサーヴァントということになる。 かつてのあの黒化英霊とは違う、正真正銘の。 特にバーサーカー。こいつが万が一にでもあの自動蘇生の宝具を持ったあいつであったなら。 「相当にまずいわよ…」 クロは焦る気持ちを抑えつつ、速やかに移動を続けた。 嫌な予感を心に残したまま。 ◇ 若干の時を遡る。 そんな二人の元からそう離れていない場所。 しばらく進んだ先にはある世界を統べた組織の建造物、スマートブレイン社の跡地がある場所。 未だ市街地の体裁を保っているはずの場所。 そこに建っている建築物が一つ、轟音を立てて倒れた。 濛々と上がる土煙の中、一つの影が宙に飛び出した。 そこにいたのは人間よりも一回り巨大な、鮫のような竜。 その背には金髪の女性を背負い、空を飛びながらも振り落とすことがないように慎重にバランスを取っている。 さらにそれを追うように黒い影が布のようなものをたなびかせながらも竜に向かって飛び掛った。 高速で飛び掛るその何かを、竜はまるで飛行機がカーブを描くかのような軌跡を取りながら避け、着地する。 と、その着地した瞬間、今度はそこに灰色のケンタウルスのような魔人が大剣を振りかざして飛び掛った。 鮫竜はその持ち前の素早さで剣を紙一重で回避、後ろに下がって空中に作り出した岩の刃を飛ばしつつ、地面を踏みしめて咆哮。 降り注ぐ岩片と揺れ罅割れる地面に脚を取られてよろけるケンタウルスの魔人。 しかしもう一人の魔人、黒き仮面とマントを纏った男が光る手の平を地面に叩きつけた。 その瞬間、揺れていたはずの大地が一瞬にして静寂を取り戻す。 驚愕する竜の元に、仮面の魔人は先ほどの光を向ける。 直感的にまずいと感じた竜はその場を離れつつ、再度岩片を飛ばすもそれらは翻したマントに阻まれ魔人に到達することはない。 その後ろから馬の魔人が高速で突撃してくるのを視認した竜は、再度宙に浮き上がりそのまま二人の魔人に背を向けて飛び去っていった。 「中々に素早い。随分と戦い慣れしているようだな、あの竜は」 「言っている場合か。早く追うぞ。 幸いやつらの向かった先は俺たちの進行方向だ。目的に支障はない」 金髪の女と竜を襲った二人の魔人。 ゼロ、そしてホースオルフェノク。 互いの目的のために一時的な共闘を申し出た彼ら二人は休息後出発したところで空を往く竜を発見、襲撃をかけることにしたのだ。 その竜の飼い主が殺し合いに乗っている可能性も考えないではなかったが、こちらを視認した女の目には敵意、警戒心がはっきりと見えたのだ。 おそらくはあのスマートブレイン崩壊跡の戦いを生き残った者から情報を得た人間だろう。それを聞いて敵意を向ける相手ならば手を組めるはずもない。 二人の行動は迅速だった。 想定外だったのは、あの竜がかなりの手慣れであったことだろうか。 まさか二人がかりで逃がしてしまうとは。 「追うのはいいがな、ここには他にも何者かの一団が近寄ってきているようだぞ。そっちはいいのか?」 追おうとするホースオルフェノク、木場勇治。しかしゼロはふと、近くに他の参加者の気配があることに気付いていた。 「一団?何人だ?」 「数は人間のものが4つ。まあ中身まで人間とは限らないが」 つまりは最低4人を一度に相手することになるのかもしれない。 ゼロとてあの時乾巧、巴マミ、佐倉杏子、村上峡児、そして木場勇治という数の暴力には押されたのだ。 ダメージこそ大分治まったとはいえ油断できる相手ではない。 しかし、見逃すのもどうだろうかと考えてしまう。 と、ゼロの感覚が一つの動きを捉えた。 「どうやら一人、集団から離れたようだな。 向かっている先は…、あの女の向かった方だ」 集団から離れた一人分の存在。 あの竜を視認し、追ったのだろう。 「なら、俺がそっちに向かう。ゼロ、残った三人の相手は任せられるか?」 「問題などないな。お前こそ問題ないのか? 二人がかりで逃がしてしまった者にさらに一人追加して相手取るなど」 「大丈夫だ、今度こそ確実に仕留めてみせるさ」 「そうか、なら生きていたなら3時間後までにD-5の病院で合流としようか」 「分かった」 言うが早いか、疾走態へと変化した木場勇治は女の逃げた方に向かって駆けていった。 「では、私の今すべきことは―――」 木場を見送ると同時、ゼロもそのマントを翻し、その場を立ち去った。 ◇ 巧、士郎、イリヤ、バゼットの4人の進む先、ふと耳に届いたのは巨大な爆砕音だった。 建物一つ潰したような音、それは士郎の後ろで眠っていたイリヤが目を覚ますほどのものだった。 「な、何…?」 「どうやら、この付近で戦っている者がいるみたいですね。 それも建造物一つを壊すほどの力を持った者が」 建物をあのような衝撃を立てて壊すような存在。 実際巧は高層ビルを潰した相手と戦ったというのだ、不思議というほどのものではないのだろう。 だが、そんな相手が近くにいるというのは、イリヤを怯えさせるには十分だった。 と、ふと空を見上げた一同の視界に、飛行機のような何かが宙を滑空している姿が目に入った。 バゼット、イリヤの視力ではそうはっきり見えたものではなかったが、巧、士郎の二人にはそれが何なのか、はっきり視認することができた。 鮫のような竜の背に乗った一人の女性の姿だった。 それを認識した瞬間、巧の顔色が変わった。 「あれって、もしかして巧がさっき言ってた?」 「………」 士郎の問いかけに沈黙で返す巧。 巧にとっては人間に拒絶された(ように見えた)という苦い記憶。進んで語りたいものではなかった。 無論、そんな相手と顔を合わせることに消極的になるのも無理からぬこと。 そんな巧をじっと見つめ(たような動作をして)、辛辣な言葉をルビーは投げかけた。 『逃げられるのですか?』 「…!」 『まあ別に止めはしませんけど。ただ問題を後回しにしてばかりでは何も進歩しませんよ?』 「止せ」 巧の心中を察してか察せずかは分からないが、そう煽るルビーを士郎が止めた。 「俺が先に行って様子を見てくる。だから巧達は落ち着いたら追ってきてくれ」 「お兄ちゃん?!」 「待てよ、何でそこでお前が行くんだよ」 「何でって、この中じゃ一番怪我とか少なくて大丈夫なのは俺だろ?」 巧は夜中の連戦のダメージを未だに体に残し、さらにあの人と対面することに抵抗を覚えている。 イリヤは戦えるとはいってもまだ子供。先のキリカ戦の時にも状況判断力においては未熟な点も見られた。 そして、バゼットは腕の傷が深く、未だ癒えてはいない。 「心外ですね。この程度の傷があろうと、あなたよりは戦える自信はあります」 「でも怪我をしているのは事実だ」 『まあ確かにこの人にコミュニケーション取らせるとなると嫌な予感しかしないものではありますが――おっと、危ない』 ルビーの軽口に拳を唸らせているバゼットだが、ある意味ではその点もあのキリカとの情報交換で浮き彫りになってしまった欠点ではある。 理には適っている。いや、適いすぎているというべきなのだろうか。 「お兄ちゃん…、待ってよ。行くなら私もいっしょに行かせて!」 「ダメだ、もし万が一戦いにでもなったらイリヤのことは守りきれないかもしれない。 巧やバゼットと一緒に居てくれた方が俺も安心できるから、な」 「あ、あうう…」 そう優しい声で言いながら頭を撫でる士郎に、イリヤは閉口してしまう。 だが、黙るわけにはいかない理由もある。 『士郎さん、その腕のことですが、』 「大丈夫だよ、俺にはこれらの剣がある。こっちで作らなくてもどうにかなるさ」 勝利すべき黄金の剣。かつて最も信頼した少女が、己の聖剣を手にする以前に使っていた黄金の宝剣。 干将・莫耶。赤き弓兵が愛用した、扱いやすく汎用性の高い双剣。 武器としてはこれ以上のものはない。 「でも…」 それでも、イリヤにとっては不安なものは不安なのだ。 もしここで別れたら、もう戻ってこないのではないかという感覚を覚えるほどには。 しかし、こうしている間にも宙を飛ぶモノは視認できない場所に向かおうしとしている。 「じゃあ、急がないと見失っちゃうから、行くよ。大丈夫、すぐ戻るから!」 「お兄ちゃん!」 イリヤの声に一度振り返って手を挙げた士郎は、そのままあの女性を追って走り去った。 「…これで良かったのかよ?」 『そこは士郎さんを信じるしかありませんが、でも乾さんにも責任の一旦があることを忘れてはいけないですよ』 ここで彼らは、一つの事実を見落としていたことになる。 巧の遭遇した女性、クロと共に行動していた人がいたという事実に気を取られ、状況認識を遅らせてしまった。 そもそも、彼女達の逃げてきた方では何があったのか。 そう、戦闘から発生するであろう轟音。つまりは彼女らは戦闘行為を行っていたのだ。 戦闘をしていたということは、襲撃者がいたということ。 そして、逃げるものがいれば追うものがいる。 巧の耳に聞こえてきたのは、馬が地を蹴る嘶きにも似た音。 そう、巧はこの足音を知っている。 「…まさか…木場?!」 士郎はもう見えない。 もしあの女を追っているのが木場だとすれば、士郎の命が危ない。 どうして気付かなかったのか。 自分のことばかりに気を取られ、回りを見るのを遅らせてしまった。 万が一などではない。戦いが起こるのは必然なのだ。 「おい、士郎のやつを止めてくる!お前らは後から――」 『待ってください!何かが近づいてきています!…何ですかこの反応は…!?』 「数時間ぶり2度目の再会、かな。乾巧よ」 声がすると同時、地面を衝撃が抉り取った。 巧、イリヤは咄嗟に変身、転身し、バゼットも構える。 「てめぇ…、まだこの近くにいたのかよ…!」 「生憎連戦続きというのは私にとっても骨の折れるものでな。今しがた移動しようとしたところだ」 『乾さん、まさか彼が…』 今は既に禁止エリアとなった空間を廃墟へと変えるきっかけになった存在。 黒い魔王、ゼロ。 三人の前に立っていたのはまさしくその本人だった。 ◇ 「ガブリアス…、大丈夫?」 「グゥ…」 金髪の女、シロナは物陰に身を潜め、鮫竜、ガブリアスに薬を使いながら声をかける。 力を過信していたかといわれればもちろん否だが、心のどこかに僅かにでも油断があった可能性は否めない。 ガブリアスの受けたダメージは最初に出会ったあの竜のオルフェノクとの戦い以上のものが、あの二人との戦いで蓄積されていた。 政庁へと向かう途中、遭遇してしまった存在。 視界に映った黒い仮面の魔人と、そんな存在と共にいる男。 佐倉杏子という少女の話ではあの魔人はゼロという、恐ろしく強力な力を持った参加者であるという情報だった。 空から見えたそんな存在を、チャンピオンとして倒すべきなのか、それとも今は引いて戦う体勢を整えるべきか。 一瞬の迷いはきっとガブリアスにも伝わったのだろう。そして、それこそが命取りとなってしまった。 こちらを発見した彼らの反応は早かった。 二人は協力してこちらへと襲い掛かってきたのだ。 あるいは一人だけならば相手をすることもできたかもしれない。しかし二人がかりというのがまずかった。 仮にこちらにもう一人、あるいはもう一体のポケモンでもいればこうはならなかったかもしれない。 これがポケモンバトルであれば2対1であってもまだ戦えただろう。ドラゴンオルフェノクの時のようにシロナが少し離れた場所で指示を出せたのだから。 しかしこれだけの力量をもった相手を二人敵に回す際それを行ってしまうと、ガブリアスが一方を押さえている間にシロナを狙われる可能性が非常に高い。 だからこそ、ガブリアスはシロナを背負ったまま戦うこととなったのだ。 そして、背負った人間がいる状態でガブリアスは接触技を使うわけにはいかない。 鋭い牙によって相手を噛み砕く攻撃も、竜の闘気をまとっての突撃も封じられた状態での戦闘。 まともなものになるはずもなかった。それでも食らいつき続けられたのはガブリアスの戦闘経験故だろうか。 今ガブリアスの全身にはホースオルフェノクの魔剣が掠った傷が多く目立ち、左胸部付近にはゼロの攻撃によるダメージが残っている。 また、それ以外にも様々な攻撃を受け止めた腕のダメージ、あまりに密度の高い戦闘からの疲労もその体を蝕んでいる。 「ありがとう…、あとは大丈夫よ。ゆっくり休んで」 と、モンスターボールを取り出したシロナ。 しかしその手を押さえてボールに戻ることを拒否するガブリアス。 まだ大丈夫だという意思表示なのだろうが、シロナとしては心配でならない。 「ダメよ、今は戻って。ポケモンセンターまでは遠いわ…。無理はさせられないのよ…」 政庁からは離れてしまった。時間も過ぎているし合流は無理になってしまったが仕方ない。 とにかく、今はここから離れることを優先しなければならない。さすがにあれだけの距離を離せばそう追いつかれることもないだろう。 そう思った瞬間、ガブリアスが顔を上げた。 何かに気付き警戒するかのような態勢を見せたその瞬間、背後にあった建築物を飛び越えて現れたのは、先に戦ったホースオルフェノクだった。 蹄が地面を叩く音を響かせながらこちらを振り向き、その魔剣をこちらに向ける。 総合的にみればその戦闘力はドラゴンオルフェノクにも匹敵するものかもしれない。 そんな相手を前に、ガブリアスはシロナの前に立って威嚇するように吼える。 「ガァァァァァ!!」 「…何故だ。お前は何故そうまでしてその人間を守る?」 何か理解できないものを見るように、ガブリアスを見るホースオルフェノク。 やがてホースオルフェノクは下半身を人間のそれに近づけたものに戻し、高速の突きを繰り出した。 それをガブリアスは腕の力で受け止める。 白羽取りのような形となったが、それでも手が小さいガブリアスが押されつつあった。 「何故、そうまでしてその人間を守る?お前にはその人間がそんなに大事か?」 「グルルルルゥ」 「ならば、お前も俺の敵だ」 剣を受け止めたことで空いた脇をホースオルフェノクは蹴りつける。 その勢いに吹き飛ばされるガブリアス。 「ガブリアス!」 「終わりだ」 と、その魔剣を引き、心臓を狙う一撃を突き出そうとしたところで。 横殴りの衝撃がホースオルフェノクを襲った。 吹き飛ばされたガブリアスが放ったドラゴンダイブ、 それにより組み合い縺れつつ地面を転がる一人と一匹。 至近距離で振られた剣は両腕のヒレで受け止め弾き、その腕に鋭い牙を突きたてる。 痛みに呻きつつもホースオルフェノクは腕を振り払い、ガブリアスに向けて頭部をぶつける。 頭に生えていた鋭い角がガブリアスの肩を貫き血を滴らせる。 「もう止めて!戻りなさいガブリアス!」 叫ぶシロナを見て、ホースオルフェノクはガブリアスを放り投げてそちらへと注意を向ける。 痛みからか動けず蹲るガブリアス。そんな彼にモンスターボールを向けるその手をホースオルフェノクは払う。 ボールは地面を転がりあらぬ方向へ飛んでいった。 「っ…!」 と、再度振りかざした剣で今度は斬り付けようと迫った。 その瞬間、彼の元に二振りの双剣が軌跡を描きながら飛び掛った。 「?!」 それらを盾と剣で弾いた瞬間、その向こうから黄金の西洋剣を振りかざしてくる赤髪の少年が映った。 振りかぶられた上段斬りを受け止め、オルフェノクの怪力をもって押し返す。 そのまま着地した少年は、シロナの近くに駆け寄り声をかけた。 「大丈夫か?」 「え、ええ。あなたは?」 「俺は衛宮士郎。乾巧って男に、聞き覚えはないか?」 「…!あなた、乾巧という人を知ってるの?!」 「ああ、だけど詳しい話は後だ」 と、意識をホースオルフェノクに向ける士郎。 「あんたもオルフェノク、なんだよな?」 「乾巧の仲間か」 「ああ。もしかしてあんた、木場勇治か?」 巧の言っていた危険なオルフェノクに上げられた村上峡児、北崎、そして木場勇治。 しかし巧がこの中で木場勇治の名前を上げるときの顔が、どことなく悲しそうな表情だったのが印象深かったのだ。 だからこそ、もし相手がその木場勇治ならば確かめておきたいことがあったのだ。 「人間と話すことなど、何も無い」 「巧は、オルフェノクだったけど俺なんかよりずっと人間らしいやつだった。 優しくて強くて、でも傷付きやすくて脆い、そんなやつだった。 同じオルフェノクなのに、何であんたは殺し合いに乗ったんだ!」 「俺は殺し合いに乗ったわけじゃない。 薄汚い人間を抹殺する。そのために戦っているだけだ」 「何でそんな…!」 「言っただろう。人間と話すことなど何もないと。 俺は人間を…、いや」 と、そう言った木場は地面に伏せるガブリアスに一瞬視線を向け、剣を突きつけてこう言い放った。 「人間の味方をするなら、誰であろうと俺は倒す!」 言うが早いか、士郎に向けて刃を振り下ろす木場。 それを士郎はカリバーンで受け止める。 (くっ、何だこの憎悪は…。あの男と同じオルフェノクだっていうのに、…どうしてそんなにも、人間を憎めるんだ…!) オルフェノクは人間の進化系。いくら魔術師であっても未熟な士郎にはその差は容易に埋められるものではない。 力に圧し負けギリギリと後退する士郎。 しかしその剣圧を受け流し、振り下ろされた剣を回避する。 咄嗟にカリバーンを仕舞い、干将・莫耶を取り出す。 僅かとはいえ底上げされた身体能力を持って、ホースオルフェノクに斬りかかる。 しかし同時に振り下ろされた双剣は片腕の大剣で受け止められ、もう片腕に装備された盾で殴られ吹き飛ばされる。 受身を取りつつ着地した士郎は、双剣を投擲。 同時に再度構えたカリバーンを向けて斬りかかる。 カリバーン―――勝利すべき黄金の剣。約束された勝利の剣には劣るとはいえ、その神秘性、宝具としての格は上位のもの。 たとえそれで斬られればオルフェノクとて無傷ではすまない。 振り下ろされた剣を受け止めつつも、ブーメランのようにこちらに迫る双剣を知覚する木場。 咄嗟に頭部の角を魔剣の下に支え、振り上げることで士郎を打ち上げる。 その瞬間迫ってきた双剣を、剣、盾の両方で弾き飛ばした。 そして宙を舞う士郎にトドメを刺そうとしたが、士郎の姿は既に空には無かった。 見回すと、地に伏せていたはずのガブリアスが士郎を受け止め地に下ろしていた。 「ありがとう…」 一言礼を告げた士郎。頷くと同時に傷が痛むのかよろめくガブリアス。 そして士郎は、木場を見据える。 (ああ、確かにアイツは強い…。だけど…) その身体能力、耐久力はあるいはサーヴァントに匹敵するものかもしれない。 しかし、士郎は知っている。最優と言われたかつての己がサーヴァントの剣捌きを。 (剣の扱いなら、セイバーに比べたらそこまでじゃない!) そう、そこを突けば隙ができる。 この腕は、あのセイバーに稽古されたものなのだ。剣の戦いで負けるわけにはいかない。 双剣に警戒しつつも、その手にされたのが西洋剣だけということを確認した木場は、一気に斬りかかる。 そして振り下ろされた剣を受け止めた士郎。 剣というのは力任せに振り下ろせばいいというものではない。 もし振り下ろして空振り、受け流されてしまうのでは大振りになった分隙が大きくなってしまう。 「はぁ――…は…!」 先ほどのような受け止めをされないように、相手の様子を見据える。 木場も同じ手を使おうとは思わないのか、今度は両腕で剣を押さえている。 つまりはこの聖剣ごと、叩き切るつもりなのだ。 だが、士郎は知っている。 この剣がただの剣ではないことを。かつて国を治めた王が愛用していた武器であることを。 それを容易く破壊することなど、オルフェノクであってもできることではない。 「はぁっ!」 剣を引き、力を一瞬抜くと同時に一気に引き抜いた。 それにより重心をずらされバランスを崩した木場は、そのまま振り下ろした剣を地面へとたたきつけてしまう。 「今だ――」 その一瞬で、木場の体に大きく振りかぶったカリバーンを横切りに切りつける。 が、しかし。 次の瞬間、士郎に見えたのは巨大な馬の脚が自分の体を蹴り飛ばす姿だった。 「ガハッ…」 一瞬で疾走態へと変化した木場は、カリバーンが体を切り裂く一瞬前に士郎の体を蹴り上げたのだ。 馬の脚力で蹴り上げ壁へとたたきつけられた士郎は、口から血を吐く。 そのまま通常形態へと戻った木場は静かに剣を構えて迫る。 起き上がりカリバーンを構えようとするも、内臓を若干やられたのか、うまく立つことができない。 「終わりだ」 そう死の宣告を告げた木場の目の前で、衛宮士郎の姿が消え去った。 「…」 人間にはそれが一瞬の出来事であり視認もできないことだっただろうが、木場には見えていた。 ガブリアスが背にシロナを乗せたまま、そのシロナが士郎の体を掴むと同時に飛び去っていくのが。 遠距離攻撃のないホースオルフェノクには、どうすることもできない。 それを分かった上で追跡してくると踏んだ上での逃走なのだろう。確かに速度は二人連れているせいか、先よりは遅い。 だが、こちらにはまだ手はある。 木場勇治は人間の姿へと戻り、携帯を取り出してコードを入力した。 「あなた、無茶しすぎよ!」 「ぐっ…」 士郎を連れたシロナは、ガブリアスに乗って逃走を図った。 傷付いたガブリアスは、無理をしてでも飛行すると言った。もしあのまま足で逃げても追いつかれるだけだろう。 同じ、いずれ追いつかれるにしても、せめて少しでも体勢を立て直す時間が欲しい、そう思っての逃走である。 「ちょっと苦しいかもしれないけど、しっかり掴まってて! どこか降りられる場所を探すわ!」 「ぐ……―――あ」 と、前を向いていたシロナはそれに気付くのが遅れた。 それを最初から見ていたのは士郎だけだろう。 木場の体に閃光が走り、黒い装甲服のようなものを身に纏っていた。 さらに、その手の剣から巨大な光が発し、膨大なエネルギーを巨大な光の剣へと形作っていた。 「あ、危ない…」 「くっ、ガブリアスは…、ダメ…、避けきれない!」 二人の人間を乗せて飛ぶという行為自体が無茶なのだ。急激な回避行動など取れるはずもない。 そして光の大剣はこちらに狙いを定めている。 オーガへと変身した木場は、そのまま一気に剣をこちらに向け。 ガブリアスの離した距離を一気に詰めんという勢いで射出。 光――フォトンブラッドの刃、オーガストラッシュが放たれた。 ◇ 「十字斬撃(クロイツ)!!」 魔力で形成した十字の斬撃がルビーから射出、ゼロを捕らえる。 しかしそれが命中したと思った瞬間、ゼロの前面で掻き消えた。 「えっ、当たったの?!」 『いいえ、おそらく当たっていません! 何故か魔力反応が彼の前で消滅しました。これは一体…』 と、困惑するルビーとイリヤの前で、バゼットと巧が拳を振りかざして殴りかかる。 が、その腕をゼロのマントが絡め取り、後ろへと投げつけた。 成す術なく地面に叩きつけられる巧と、空中で体勢を立て直して起き上がるバゼット。 そんなバゼットの元にゼロの拳が迫っていた。 「どうやらこの中では貴様が最も手練のようだな」 「っ…!―――硬化(ARGZ)!」 ルーンを発動させ、拳を受け止める体勢を取る。 と、その時ゼロの拳が光り、まるで羽ばたく鳥をイメージするような紋様が浮かび。 次の瞬間、殴りつけられたバゼットの肉体が錐揉みしながら吹き飛んだ。 「バゼットさん!?」 「てめえ!」 吹き飛ばされるバゼットの姿を見て、巧が壁を蹴りながら空中へと跳び、そこから跳び蹴りを放つ。 しかしゼロは再度その手を光らせ、一瞬で移動した後オルフェノクとなっている巧の肉体を吹き飛ばした。 「収束放射(フォイア)!!!」 その後ろから、イリヤが魔力の砲撃を放ち狙い打つ。 が、その光も宙を静止したかと思えば一瞬で消滅した。 『イリヤさん!』 「はっ?!」 十数メートルはあったはずの距離を一瞬で詰め、その拳をまたも光らせるゼロ。 イリヤはそれを受け止めるために眼前防御壁を張り。 それは破壊されることもなく、拳の光に触れただけで掻き消えた。 『強制転移!』 それを見たルビーの瞬時の判断により、イリヤの肉体をその場から転移、ワープさせた。 「バゼットさん、巧さん!大丈夫?!」 「硬化のルーンが無効化されたとは…、一体何が…、ぐっ」 「ふん、やはりお前の心臓にこのギアスは効かないようだな」 「ちっ…」 血を口から滴らせるバゼットを尻目に、巧に向かってそう言葉を投げかけるゼロ。 対して巧は既に一度戦っていることである程度力量は把握しているのか、その能力にも戦闘力にも驚くことなく立ち上がっている。 『ゼロ、一つ伺わせて貰いたいことがあります』 「ほう、喋るステッキとはな。まるでファンタジーの国のアイテムのようだな」 『いえいえ、あなたほどファンタジー――幻想的な存在ではありませんよ。 あなた、その力どうやって手に入れました?』 「この力が何か、ではなくどうやって手に入れたか、と問うか」 『何かという点についてはある程度の分析は可能です。 それは光に触れたもののエネルギー、ないしは物質活動を停止、消滅させるものですね。 転移でも分散でもなく、質量保存の法則を完全に無視しての消滅、まさしく有から無を生み出すかのような』 有から無を生み出す。そのような非効率な魔術を研究する魔術師などそう存在するものでもなかったが、少なくとも目の前の魔人はそれをやってのけた。 魔術を、エネルギーを、のみならず生命活動すらも無へと帰しかねない、無から有を生み出すこととは正反対の、質量保存の法則を完全に無視したその力。 おそらくそれは、まさしく神をも殺しうるほどのものだ。 では、それほどの力をどうやって手に入れたというのか。その肉体は今だ生きている人の身でど、うやってそれほどまでの神秘を宿したというのか。 心当たりはある。とは言っても、それを魔術師の前で言うと失笑されかねないものであるが。 自分の製作者が、それを目指して魔法使いとなった、まさしくその到達点。 『まさかあなた、見たのですか?根源を』 全ての魔術師が、その身どころか血筋までをかけて到達しようとしている最終目的、根源。 究極の知識、最初にして最後を記したもの、アカシックレコード。 様々な呼び名が存在するものではあるが、まさかこの男はそのいずれかに何らかの手段で到達したというのか。 「根源―――なるほど、多くの神々の名を持つエデンバイタルのことをそう呼ぶ世界もある、ということか。 生憎だが違う。私は一人の魔女と契約をしただけだ」 と、ゼロは光をふわふわと浮かぶカレイドルビーに向ける。 その光を慌てて回避するルビーを黒いマントが捕える。 『は、離して下さい!セクハラですよ!』 「あの門に関わるかもしれないものの知識を持っている存在。 興味深いが今の私には特に必要なものでもないのでな。悪く思うな」 マントに手繰り寄せられ宙を舞うルビーを手の光が照らした。 その瞬間、巧がルビーを受け止め、それと同時にバゼットの拳がゼロのマスクを捉えた。 「…只人にしては悪くない拳だ」 「只人かどうかは試してみるといいでしょう。私はあなたのような存在を相手にすることを生業にしていますので」 そのまま地面に拳をたたきつけ、砂埃を巻き上げる。 周囲の視界を一斉に塞いだことで視認できなくなったバゼットを警戒していると、背後から巧の鋭い爪が襲い掛かった。 腕で受け止め、そのまま回し蹴りを放って吹き飛ばした。 しかし爪を受け止めた部分には傷跡が残る。 視界を晴らそうとザ・ゼロを発動させようとしたところで、バゼットがいたであろう箇所から妙な光が発しているのを見て発動をとめる。 地面を蹴り土ぼこりの中から飛び出した先のバゼットの脇には小さく鋭い短剣が浮遊していた。 「ちっ!」 ネタに気付かれたかと言わんばかりの舌打ちと共に短剣を仕舞ったバゼットは、ゼロにその素早い拳の連撃を繰り出し、ゼロもそれを掌底で受け止め続けた。 『イリヤさん、ここは逃げましょう。あの二人にもそう伝えなければ――』 イリヤの目の前で繰り広げられているのはかつての黒化英霊の時を思い出すような戦い。 そういえばあの時は本当に命がけで、幾度となく死にかけたなと、そんなことを思い出す。 目の前で戦っているバゼットさんにも、正直命の危機まで感じたこともある。クロと美遊と、凛さんやルヴィアさんもいたのに交渉に持ち込むのがやっとだった相手を。 そんなすごい人を、あの仮面の男は乾さんとの二人がかりで圧倒しているのだ。 きっと、今の自分の魔力砲や斬撃など片手で捌くだろう。 今の私にはそれくらいの力しかない。 「逃げるの…?」 『あの能力は危険です。我々だけではどうにもなりません。 もっと準備を整え、彼を倒しうる仲間を集めてからでなければ』 「……」 脳裏に、こんな男の存在を知らない兄の顔が思い浮かぶ。 優しく頭を撫でて笑顔でここから離れていった姿が。 もしここで逃げれば、きっと彼にも危険が及ぶだろう。 いや、もしかするともう危険が及んでいるかもしれない。 なら。私がここですべきことは何だろうか。 乾さんの灰色の体が膝をつき、バゼットも防戦一方だ。 今の私には、あの男と戦い得るような力はない。 ―――本当に? いや、持っている。 今はそのほとんどを持っていないが、最初に来たときに入手した、たった一枚のカード。 『?!イリヤさん!?それは無茶です!今までそれをやっていたのはクロさんなんですよ?!』 「ううん、できる。美遊だってできたんだから。それにやったのはクロでも、それも私なんだから―――」 人が空想できること全ては起こり得る魔法事象。 なら、イメージすればいい。己の姿を。 魔術師のクラスのサーヴァントの衣を纏う、己が姿を。 そうだ、あの日やったように。 カードの力を解き放つのだ――― 「―――――夢幻召喚(インストール)!」 ◇ →
https://w.atwiki.jp/kotokoto2/pages/5525.html
所在地東京都板橋区成増二丁目 開業日1983/6/24 接続路線東京地下鉄有楽町線、東京地下鉄副都心線 隣接駅和光市(東京地下鉄有楽町線:和光市方面) 地下鉄赤塚?(東京地下鉄有楽町線:新木場?方面) 和光市(東京地下鉄副都心線:和光市方面) 地下鉄赤塚?(東京地下鉄副都心線:渋谷方面) 訪問日2009/1/4 戻る
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/5520.html
【名前】 オーガギア 【読み方】 おーがぎあ 【登場作品】 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト仮面ライダーディケイド 【分類】 変身アイテム/ライダーズギア 【使用者】 木場勇治坂田健児/仮面ライダーオーガ(ディケイド) 【詳細】 劇場版仮面ライダー555に登場するライダーズギアの一つ。 帝王のベルトと呼ばれる上級オルフェノク用に開発されたベルトの片割れであり、「地のベルト」という異名を持つ。 変身コード「000」を入力したサイガフォンをセットし90°倒すことでフォトンストリームが起動しオーガのスーツが形成される。 フォトンストリーム及び、流動するフォトンブラッドの色は「金」だが具体的な出力に関しては不明。 だがオーガのフォトンストリームはファイズらに使われるソルメタルを超える強度のルナメタルを用いたオーガ専用のオメガストリームと呼ばれるものが採用されているため、少なくとも特注品を用意せざるをえないほど安定運用のためには配慮が必要なのだろう。 オーガドライバーはサイガドライバーの2倍強のフォトンブラッドを生成するが、サイガドライバーの時点でファイズギアの2倍の生成量をもつというので、オーガドライバーはファイズの4倍強のエネルギーを生み出せることになる。 オーガギアを使うには心技体全てに秀でた選ばれし者である必要があり、適合者となったのはスマートブレインの策略によって人類に絶望した木場勇治だった。 【仮面ライダーディケイド】 第10話、第11話における「ファイズの世界」にてタイガーオルフェノクらとの決着がついた際に、戦いで壊れたハイスクールの校舎から、どういうわけかサイガギアとオーガギアが発掘され、それを門矢士が語る「お宝」と判断した海東大樹によって持ち去られている。 その後それらがどうなったのかは不明。 第20話、21話での「ネガの世界」では坂田健児という青年に成り代わったダークライダーの一人として仮面ライダーオーガが登場。 変身シーンも披露されており、第21話では仮面ライダーディケイドコンプリートフォームが召喚した仮面ライダーファイズブラスターフォームとの必殺技同士のぶつかり合いに敗北し変身者ごと消滅したと思われる。 【余談】
https://w.atwiki.jp/rnext/pages/80.html
白い悪意 彼女はなぜ自分がこのような場所にいるのか理解できなかった。 彼女の名は長田結花。 以前はごくごく普通の女子高生だった。 いや、それは語弊があるのかもしれない。 彼女の生活には常に暗い影が掛かっていた。 彼女はいつもいじめられていた。 家庭でも学校でもいじめられる日々。 所詮は義理の家族、父と母は妹の方ばかり気に掛け、妹も彼女を虐げる。 学校でも浴びせられるのは悪意に満ちた罵声。 彼女はそんな日々に絶望していた。 そしてそんなある日……彼女は死んだ。 雪の降りしきる日、彼女はその若き命を散らした―― ――はずだった。 確かに死んだはずだった。 だが彼女は偶然か必然か二度目の生を手に入れる事になる。 それは人あらざる者である証拠。 彼女は蘇った――人あらざる進化した者、オルフェノクとして。 しかし、二度目の生を手に入れたところで彼女に帰る場所など無かった。 家も学校も彼女に安息を齎してはくれなかった。 だから彼女は激情の赴くままに――人間を憎んだ。 自分を蔑んだ人間を、自分に害する人間を、何の感傷もなく殺した。 ――孤独―― そう、当時の彼女は孤独の中にいた。 もとよりいじめられていた日々、彼女を気遣うものなど誰もいなかった。 メールで優しい言葉をかけてくれる人がいた事はいた。 そんな事をしても情けなくて嘘つきな自分を見るだけというのに。 だがそんな彼女にも手を差し伸べてくれる者が現われた。 名前は木場勇治。 彼女と同じくオルフェノクとなった者だ。 彼は初めて出会った時に言った――「君の仲間だ……」と。 それからの彼女は一人ではなくなった。 そして様々な人と出会った。 海堂直也、乾巧、園田真理、菊池啓太郎………… 彼女はここに来てやっと安息の場所を手に入れる事ができたのだ。 時には自分達を裏切り者として狙うスマート・ブレイン社が幾度となく襲ってくる事もあった。 だがそれでも彼女にとって今は心休まる時間だった。 こんな時間がいつまでも続けばいい、そう願っていた。 願いは、幸せな時間は、唐突に終わりを告げた。 「あなた、何人もの人間を襲っているって聞いたけど……」 そう語りかけてくる人が現われて、いきなり襲われて、逃げた先には―― 「生きたまま捕獲するんだ!」 そう叫ぶ声と共に放たれる弾丸。 彼女は生存本能の示すままに周りにいる人をオルフェノクの力で―― そして気づけばこの地にいた。 ◆ ◆ ◆ 「私は……」 そう、自分は警官に囲まれて、銃で撃たれて、それから―― 記憶はそこまでだった。 なぜ自分がいきなり見知らぬ場所にいるのか。 あの警官はどこへ行ったのか。 全く分かりはしなかった。 分かる事は、これがスマート・ブレイン社の主催する殺し合いだという事。 「……殺し合い……」 社長の村上とかいう人はそう言った。 だがそう言われて素直に従う人がいるとはあまり思えない。 実際、早々に抜け出る人がいた――すぐに殺されてしまったが。 それからしばらく私は考えていた。 地図によれば、工場らしき建物の位置からこの場所はB-5辺りらしい。 一応デイパックの中身と名簿には目を通しておいた。 デイパックには言われた通り食料などと共に見慣れぬ道具が入っていた。 見たところカードデッキのようで、なにやら白板に金色の模様があしらっている。 使い道が分からないので、他のアイテムと共にデイパックに戻しておく。 そして名簿。 見知った名前は自分も含めて3つ。 木場勇治、海堂直也、そして自分――長田結花の名。 乾さん達がいない事から、最初はスマート・ブレイン社が自分達のような裏切り者のオルフェノクを始末するために、このような事を計画したと思った。 だがすぐにその可能性は低いという結論に至った。 自分達を気づかれないように集めたのなら、その時点で始末する方が簡単だ。 わざわざこのような手間を踏む理由が無い。 結局のところ、私にはそれ以上の事は検討もつかなかった。 とりあえず自分の身の振り方を決めなくては……つまり―― 幸せな時間は、場所は、あの瞬間崩壊した。 もう以前のようにはいかないだろう。 あれほど輝いていたものは何の前触れもなしに壊されてしまった。 ――悪意に満ちた人間の手によって。 私は何か悪い事をしたのだろうか。 確かに以前はこの手で人間を襲った事もある。 だがもうそんな事はしていない。 木場さんは言っていた――「人間として人間を守りたい」と。 だが果たして一方的にオルフェノクを敵視する人間に守る価値などあるのだろうか。 オルフェノクの中にだって木場さんや海堂さんのように人間を襲うのを好しとしない者もいるのに。 間違っているのは果たして自分達の方だろうか。 いや、それは違う気がする。 私達はなろうと思ってオルフェノクになったのではない。では―― マチガッテイルノハワタシタチデハナク、セカイノホウ? 「いけない、こんな考えじゃ……」 だが一度頭に浮かんだ考えはなかなか離れない。 今この瞬間にも木場さんや海堂さんが人間に騙されて後ろから―― 「大丈夫。海堂さんはともかく、木場さんは……」 でも、それでも不安は徐々に心の内を占めていく。 それは白き翼を持つ者には相応しくない色。 闇のように暗い黒。 いや、白だからこそ少量の黒でも毒と成り得るのだろうか。 そんな時だった。 どこからか声が聞こえてきた。 オルフェノクに覚醒すると、五感が高まるという特徴がある。 よって自分の聴力は常人より優れている――なぜかいつもより聞こえ難くなってはいるが。 その声は東の方から聞こえてくるようだ。 『……………………………………………………』 しかしさすがに遠くて聞こえない。 そこで声のする方に向かおうと思い、東へと足早に移動を始めた。 『……………………………………………………』 まだ聞こえない。 それなりに距離があったのか。 『……俺………はデネブ――』 「きゃっ」 暗い夜道で足元をよく見ないで急いでいたせいだろう。 地面の凹凸に足を取られて、派手に転んでしまった。 自分でも気付かないうちにかなり焦っていたようだ。 『…………から…………………がい…………………』 しかも転倒したせいで頭を打って少しクラッとなり、声も少しくぐもって聞こえる。 症状は軽いので段々元通りに聞こえるようになってきているのは幸いだった。 さっきの声も再び―― 『――侑斗に会う時は注意してくれ!』 「え!?」 その言葉を聞いた途端、私は動きかけた身体を止めた。 目の前に川が流れていて渡るのが大変という事もあったが、それはこの際些細な事だった。 ――侑斗に会う時は注意してくれ! これはどういう意味だろう。 その前には『害』とか言っていた気がする。 この状況で注意しなければいけない人間とはどういう人だろう。 他人に『害』を及ぼす、もっと極端に言えば『殺し合いに乗っている』人間!? 確かに名簿にはそれに該当する人物『桜井侑斗』の名前がある。 じゃあこの……デネブさんはその事を皆に教えようと―― 『侑斗はとっても――――――お! おわぁ!? だ!誰!?モ、モガモガ…………』 それっきりデネブさんの声が聞こえてくる事はなかった。 デネブさんがどうなったのか容易に想像がつく。 声を聞きつけた人間に口封じのために殺されてしまったのだろう。 では誰が? 今の発言を聞かれては都合の悪い人物――桜井侑斗しかいない。 「木場さん……海堂さん……」 急いで来た道を引き返し始める。 どうせ目の前の川を渡るのは時間がかかるだろう。 それより早く二人にこの事を知らせないと。 もうすでに殺し合いに乗っている人間はいるのだ。 もしかしたら他にも悪意ある人間が―― ◆ ◆ ◆ 「……ふう、そろそろ移動するか」 闇夜に紛れて潜む人物――彼の名は志村純一、またの名をアルビノジョーカー。 ブレイドとクウガとの戦闘を終えて数時間。 彼は人目の付かない場所でこの時間を休憩に充てていた。 まだ殺し合いは始まったばかりだ。 無理して下手に動くよりコンディションを万全にする事の方が望ましい。 だからといって彼にはいつまでもこうしているつもりは毛頭なかった。 痛みと疲労がだいぶ取れたところで当初の考え通り市街地へと移動を開始しようとする。 「さてまずはチーフと合流できれば――ん?」 ふと見ると誰かがこちらに向かって走ってくる音が聞こえてきた。 音から察するにかなり余裕がないように思えるが―― (今からやり過ごすのは難しいか……とりあえず怪我をした振りをして様子を見るか。 いざとなったら殺せばいいだけの話だ) そして数秒後、走ってきた人物――長田結花は木に凭れかかっている志村と出くわす事となる。 結花としては一刻も早く木場や海堂と合流したかったが、そのまま素通りする訳にもいかない。 時間を惜しみながらも怪我をしていると思しき彼に声をかける。 「あの、大丈夫ですか」 「ああ、なんとかね」 もちろん志村の方は演技である。 実際志村は痛みと疲労がだいぶ取れていて動くのに支障はないくらいに回復していた。 これまでも演技を続けてきたのだ、彼にとってこれくらいなんて事はない。 「俺は志村純一、もちろん殺し合いには乗っていない」 「長田結花です。私も乗っていません」 「よかった。ところで急いでいたみたいだが、何かあったのか?」 「ええ、実は……」 結花はさっき聞いたデネブにまつわる顛末をできる限り話した。 志村もその話を興味深く熱心に聞いていた。 そして次第に彼の顔には笑みが浮かんできていた。 暗いせいで結花はその笑みに最後まで気づく事はなかった。 「そうか。なら君は急いでその情報を他の殺し合いに乗っていない人達に知らせてくれ。 俺も一緒に行けたらよかったんだが、まだ動けるには時間がかかりそうだ」 「でも……志村さん一人じゃ……」 「君を一人で行かせるのは気が進まないが、許してくれ。 俺の事はいいから、早く!」 「……わかりました」 「すまない。それともう一つ言っておく事がある。 俺を襲った奴らの事だ」 そこで志村は『殺し合いに乗った二人組に襲われた状況』を結花に教えた。 開始早々出会った人物、剣崎一真。 彼は殺し合いには乗っていないと言い、共に行動しようとしていた矢先だった。 カミキリムシのような外見の白い怪物が襲いかかってきたのは。 二人で応戦しようとした瞬間、そこで剣崎一真が牙をむいてきた。 剣崎と白い怪物は組んでいて自分は不意を突かれて怪我を負わされてしまった。 なんとか奴らの目を逃れて、やっとここまで落ちのびてきたと―― 「たぶん奴らは俺にかなりの怪我を負わせたと思って興味を失ったんだろう。 だが運よく傷の方は予想に反してそれほど深手じゃなかった。 すまないが、誰かに会ったらその二人にも気をつけるように言ってくれ。頼む」 「……はい」 そう言って結花はその場を足早に去っていった。 後に残ったのは偽りの仮面をつけた志村純一のみ。 彼が言った事は嘘である――白い怪物、アルビノジョーカーが殺し合いに乗っている点を除いてだが。 彼が望むのはお人好し共で勝手に潰し合ってくれる事。 これはそのための布石であった。 もし今の情報がクウガの耳に入ったら―― ブレイドは先程の戦闘で自分を追撃してこなかった。 理由は定かではないが、これを聞いたらクウガは次のような仮説に至るだろう。 『自分を騙すための一芝居では?』 ブレイドにとって先の戦闘は信頼を得るための芝居であり、追撃しなかったのは白い怪物こそが真の協力者であったから。 その考えに至らずとも、ブレイドとクウガの間に不信感が生じるのは大いに期待できるだろう。 いずれその溝は決定的な亀裂へと昇華される可能性も高い。 他の人物に知られても、二人の不利になる事は変わりない。 こちらとしては労せずに潰し合いが誘発されるのだから願ったり叶ったりだ。 唯一の懸念は自分の嘘がばれた時。 だがそのような状況でも自分への痛手は少ないだろう。 白い怪物が殺し合いに乗っている事は事実であるし、自分を騙したのは『剣崎一真』と名乗る人物だと彼女には言ってある。 偽名を使ってきたと言い逃れする事は十分可能だ。 「加えてデネブとかいう奴の話……」 自分なりにこの話を検討してみた結果、桜井侑斗に関しては何とも言えないが、デネブは死んでいないという結論に至った。 決め手はデネブが口をふさがれて消息を絶ったという点だ。 もし桜井侑斗が殺し合いに乗っていてデネブを発見したなら、すぐに殺しにかかるはずだ。 口をふさぐ必要などどこにも存在しない。 おそらく彼女は気が動転してそこまで考えが至らなかったのだろう。 「さてこの情報もどうするか」 彼女はメッセンジャーとして市街地の方へ向かって行ったようだ。 途中で誰かに殺されてしまう可能性もあるが、結局は殺す事になるのだからどうでもいい。 できる事なら可能な限り多くの人に誤解を振り撒いてほしいところだが……贅沢も言っていられない。 自分もこの偽りの知らせを皆に振り撒いていこう。 市街地に行くのもいいが、これなら市街地は彼女に任せて自分は別の場所に行くのも一考か。 途中でアルビノジョーカーとして誰かを襲うのもいいかもしれない。 白い怪物の話が広がれば、話の信憑性も上がるだろう。 相対的に集団の中で信頼を勝ち取れば、志村純一=白い怪物という考えには至らないはずだ。 白い悪意は闇の夜に紛れて蠢きだす。 【1日目 黎明】【D-4 丘陵地帯】 【志村純一@仮面ライダー剣・劇場版】 【時間軸】剣崎たちに出会う前 【状態】封印エネルギーによる痛み(普通に動ける程度まで回復) 【装備】グレイブバックル 【道具】支給品一式(未確認支給品×1) 【思考・状況】 基本行動方針:人間を装い優勝する。 1:移動して集団に紛れ込む。(市街地に拘らない) 2:橘チーフに合流。 3:『白い怪物と剣崎一真は共に殺し合いに乗り、尚且つ組んでいる』『桜井侑斗は危険人物』という情報を流す。 4:誰にも悟られず、かつ安全な状況でならジョーカー化して参加者を殺害or襲ってアルビノジョーカーの存在をアピールする。 ※デネブの放送について(長田が聞いた範囲で)知りました。 桜井侑斗は危険人物(?)、デネブは生きていると考えています。 ※どこへ向かうかは後続の書き手にお任せします。 その頃、市街地に向かっていたはずの長田結花は立ち止まっていた。 彼女は考えていた――『人間なんて本当に守る価値などあるのだろうか』と。 危険人物を皆に知らせようとしたデネブさんは桜井侑斗に殺されてしまった。 志村さんも剣崎という人に騙されて襲われた。 人間はなんて身勝手で愚かな生き物だろう。 いつでも自分の都合を押し付けて他人を蹴落とそうとする。 「……人間なんてッ」 なら自分はどう動くべきか。 今まで通り人間のために動くべきか否か。 しかしいきなり銃で撃たれた事実は結花の心に確かな歪みとして重くのしかかる。 いっそ木場さんや海堂さん以外全員を皆殺しにした方がいいのではないか。 そんな考えも頭をよぎる。 一方でそれはいけないと訴える自分もいる。 「私は――」 それは白い翼に広がる黒い悪意―― 【1日目 黎明】【E-5 丘陵地帯】 【長田結花@仮面ライダー555】 【時間軸】本編第41話終了直後(武装警官を一掃する直前) 【状態】健康、人間への不信感・憎悪(軽度)、疾走による小程度の疲労 【装備】なし 【道具】支給品一式(不明支給品1~2)、カードデッキ(ファム) 【思考・状況】 基本行動方針:木場さんと海堂さんの無事が最優先。 1:人間は守る価値などあるのだろうか。 2:殺し合いに乗っていない人物に自分の知っている事(↓参照)を教える。 3:いざとなったら木場と海堂以外の人間を皆殺しにする? ※長田の知っている事:『白い怪物と剣崎一真は共に殺し合いに乗り、尚且つ組んでいる』『桜井侑斗は危険人物でデネブを殺害した』 ※これからどこへ向かうかは後続の書き手にお任せします。 016 囚われの虎と蛇 投下順 018 吼える 016 囚われの虎と蛇 時系列順 019 想いを鉄の意志に変えて 長田結花 033 ワインディング・ロード 012 「誰か」のためのライダー 志村純一 026 切り札の在処は
https://w.atwiki.jp/rnext/pages/188.html
東條悟 参戦時期:44話終了後 登場作品 犀虎の十分間/それぞれの場合/NEXT STAGE/本郷猛変身不可能!!/すべてのうつくしいものから/闇の中では/終わるのは遊び、始まるのは戦い(前編)/終わるのは遊び、始まるのは戦い(後編)/裏切りはすぐ傍に/東條悟のお料理教室/金色の戦士(前編)/金色の戦士(後編)/大切な人は誰ですか/龍哭(前編)/龍哭(中編)/龍哭(後編) ロワ内動向 犀虎の十分間 タイガに変身、ガイと交戦 芝浦淳をデストバイザーで斬殺 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 【1日目 深夜】 【現在地:H-4道路近くで休憩中】 [時間軸] 44話終了後。 [状態] 疲労大。タイガに2時間変身不能。 [装備] タイガのデッキ [道具] 基本支給品×2、特殊支給品(未確認)、サバイブ烈火@龍騎、ガイのデッキ、芝浦の首輪 [思考・状況] 1、全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 2、できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3、殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い 備考 1、東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません それぞれの場合/NEXT STAGE 一文字隼人(初代)をメタルゲラスで刺殺 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 【時間軸:44話終了後。】 【状態:疲労大。1時間変身不能(タイガ)、仮面ライダーガイに変身中。】 【装備:タイガのデッキ、ガイのデッキ】 【道具:基本支給品×2、特殊支給品(未確認)、サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎、芝浦の首輪】 【思考・状況】 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』。 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い 備考 ※東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません 本郷猛変身不可能!! ガイに変身、本郷猛(初代)と交戦 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 【1日目 早朝】 【現在地:G-3】 【時間軸:44話終了後】 【状態:疲労極大。1時間変身不能(タイガ)、仮面ライダーガイに変身中。】 【装備:タイガのデッキ、ガイのデッキ】 【道具:基本支給品×2、特殊支給品(未確認)、サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎、芝浦の首輪】 【思考・状況】 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』。 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い 備考 ※東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません すべてのうつくしいものから タイガに変身、ホースオルフェノク、ファイズと交戦 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 【1日目 朝】 【現在地:G-2 市街地の路地裏】 【時間軸:44話終了後】 【状態:ダメージ・疲労共に極大。二時間変身不可(タイガ)、30分変身不可(ガイ)。】 【装備:タイガのデッキ、ガイのデッキ】 【道具:基本支給品×2、特殊支給品(未確認)、サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎、芝浦の首輪】 【思考・状況】 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:今は少し休む。その後↓ 2:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』 3:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 4:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い。積極的に外す 備考 ※東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません 闇の中では 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 【1日目 朝】 【現在地:G-2 市街地】 【時間軸:44話終了後】 【状態:ダメージ大。疲労中程度。1時間30分変身不可(タイガ)。】 【装備:タイガのデッキ、ガイのデッキ】 【道具:基本支給品×2、特殊支給品(未確認)、サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎、芝浦の首輪】 【思考・状況】 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い。積極的に外す 。 4:木場(名前は知らない)に自分が英雄であることを知らしめたい。 備考 ※東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません 終わるのは遊び、始まるのは戦い(前編)/終わるのは遊び、始まるのは戦い(後編) タイガ、ガイに変身、ドラゴンオルフェノク、オーガと交戦 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 【時間軸】:44話終了後 [状態]:中程度のダメージ。疲労中程度。2時間変身不可(タイガ)、ガイに変身中 [装備]:カードデッキ(タイガ、ガイ)、「凱火」(Valkyrie Rune) [道具]:基本支給品×2、特殊支給品(未確認)、サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎、芝浦の首輪 [思考・状況] 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い。積極的に外す 。 4:木場(名前は知らない)に自分が英雄であることを知らしめる為、自らの手で闘って殺す。 備考 ※東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません 裏切りはすぐ傍に オーガと交戦 ヘルターでギラファアンデッドを刺殺 【G-5 北東部 ショッピングセンター近く】【午前】 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 [時間軸]:44話終了後 [状態]:中程度のダメージ。疲労中程度。2時間変身不可(タイガ、ガイ) [装備]:カードデッキ(タイガ、ガイ)、「凱火」(Valkyrie Rune) [道具]:基本支給品×2、特殊支給品(未確認)、サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎、首輪(芝浦、金居) [思考・状況] 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い。積極的に外す 。 4:木場(名前は知らない)に自分が英雄であることを知らしめる為、自らの手で闘って殺す。 備考 ※東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません ※東條がどこへ行くかは後続の書き手さんに任せます。 東條悟のお料理教室 【F-5 中央 川と道路の間 】【昼】 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 [時間軸]:44話終了後 [状態]:中程度のダメージ。疲労小程度。 [装備]:カードデッキ(タイガ、ガイ)、田所包丁@仮面ライダーカブト、「凱火」(Valkyrie Rune) [道具]:基本支給品×2、サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎、首輪(芝浦、金居) [思考・状況] 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い。積極的に外す 。 4:木場(名前は知らない)に自分が英雄であることを知らしめる為、自らの手で闘って殺す。 5:可能なら包丁で殺害する。 備考 ※東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません ※東條がどこへ向かうかは、後続の書き手さんに任せます。 金色の戦士(前編)/金色の戦士(後編) ガイ、タイガに変身、オーガ、シザース、ガイと交戦 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 [時間軸]:44話終了後 [状態]:中程度のダメージ。気絶中。タイガに2時間変身不能。 [装備]:田所包丁@仮面ライダーカブト [道具]:基本支給品×2、サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎、首輪(芝浦、金居) [思考・状況] 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い。積極的に外す 。 4:木場(名前は知らない)に自分が英雄であることを知らしめる為、自らの手で闘って殺す。 5:可能なら包丁で殺害する。 備考 ※東條はまだ芝浦の特殊支給品(サバイブ烈火)を確認していません 大切な人は誰ですか 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 [時間軸]:44話終了後 [状態]:中程度のダメージ。タイガに1時間変身不能。 [装備]:カードデッキ(タイガ・若干ひび割れ)+サバイブ烈火@仮面ライダー龍騎 [道具]:基本支給品×2(飲食物抜き)、首輪(芝浦、金居) 、田所包丁@仮面ライダーカブト [思考・状況] 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:龍騎のデッキを入手するため、城戸真司を探す。北崎と戦うのはその後。 4:三田村はとりあえず生かしておく。殺すタイミングは今後の動向次第。 5:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い。積極的に外す 。 6:木場(名前は知らない)に自分が英雄であることを知らしめる為、自らの手で闘って殺す。 ※三田村が改造人間(コブラ)であることを知りません。 龍哭(前編)/龍哭(中編)/龍哭(後編) タイガに変身、イカデビル、ゴ・ガドル・バと交戦 デストワイルダーを召喚し城戸真司に致命傷を負わせる 【東條悟@仮面ライダー龍騎】 【1日目 夕方】 【現在地:C-4 荒野】 [時間軸]:44話終了後 [状態]:中程度のダメージ、気絶中、 二時間変身不可(タイガ) [装備]:カードデッキ(タイガ・若干ひび割れ) [道具]:基本支給品×2(飲食物抜き)、首輪(芝浦、金居) 、田所包丁@仮面ライダーカブト [思考・状況] 基本行動方針:全員殺して勝ち残り、名実共に英雄となる 1:『ある程度の力を持つ参加者を一人でも多く間引く』 2:できれば最後の仕上げは先生(香川)にしたい 3:三田村はとりあえず生かしておく。殺すタイミングは今後の動向次第。 5:殺した奴の首輪をコレクションするのも面白い。積極的に外す 。 6:木場(名前は知らない)に自分が英雄であることを知らしめる為、自らの手で闘って殺す。 ※三田村が改造人間(コブラ)であることを知りません。
https://w.atwiki.jp/jyumawiki/pages/2291.html
声優 な行検索 名前:野島 健児 よみ:のじま けんじ 性別:男性 誕生日:1976年3月16日 出身地:東京都 血液型:A型 所属:青二プロダクション 出演作品 2010 TV - とある魔術の禁書目録Ⅱ - グループの連絡係 2012 TV - ハイスクールD×D - 木場祐斗 2012 TV - 輪廻のラグランジェ - キリウス 関連商品 声優 な行検索
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/3528.html
Character Card [[ダークロア]] 鬼/[[ゴースト]]/[[タレント]] 1/1/1 [[シールド]] チャージ1 プロテクトダークロア・阿羅耶識・[[WIZ-DOM]] No.2992 Rarity C Illustrator 木場智士 Expansion 調和の杯 カード考察 ○類似カード スネークフェンシアー 書庫巫女 ホワイトラビット 舞踏殺手 バードウォッチメイド