約 4,089 件
https://w.atwiki.jp/saitama-u/pages/37.html
JR東日本の路線の一つ。 駅 (駅名) ホームがない駅、● 停車、| 通過 各駅停車 快速 通勤快速 ↑相鉄線 相鉄・JR直通線 羽沢横浜国大 ● ● ● (鶴見) | | | (新川崎) | | | 武蔵小杉 ● ● ● 西大井 ● ● ● ↑りんかい線 埼京線 大崎 ● ● ● (五反田) | | | (目黒) | | | 恵比寿 ● ● ● 渋谷 ● ● ● (原宿) | | | (代々木) | | | 新宿 ● ● ● (新大久保) | | | (高田馬場) | | | (目白) | | | 池袋 ● ● ● 板橋 ● ● ● 十条 ● ● ● 赤羽 ● ● ● 北赤羽 ● | | 浮間舟渡 ● | | 戸田公園 ● ● | 戸田 ● | | 北戸田 ● | | 武蔵浦和 ● ● ● 中浦和 ● ● | 南与野 ● ● | 与野本町 ● ● | 北与野 ● ● | 大宮 ● ● ● 川越線 日進 ● ● ● 西大宮 ● ● ● 指扇 ● ● ● 南古谷 ● ● ● 川越 ● ● ● 各駅停車 快速 通勤快速 注意事項 埼大の最寄り駅である南与野は通勤快速が停車しない。 南与野に停まる電車は、平日朝下りは15分待ちになることがあるので、事前に時刻を調べておくとよい。 また、各駅停車を含む全列車が五反田・目黒・原宿・代々木・新大久保・高田馬場・目白を通過する(ホームがない)ので注意が必要。手前の駅で山手線に乗り換えること(代々木―新宿間は中央・総武線各駅停車も利用可)。 沿線から埼大へのアクセス 海老名~西大井、新木場~赤羽、戸田公園の各駅から南与野駅まで 各駅停車・快速・通勤快速のいずれも利用できるが、それぞれ最適な乗車方法が異なる(戸田公園は通勤快速通過) 各駅停車・快速の場合乗り換えなしで南与野まで行くことができる 海老名~西大井、新木場~赤羽、戸田公園-(埼京線)-南与野大宮・川越方面に乗車 南与野駅下車 通勤快速の場合 海老名~西大井、新木場~赤羽-(埼京線)-武蔵浦和-(埼京線)-南与野大宮・川越方面に乗車 武蔵浦和駅下車 5番線か6番線から発車する大宮方面の各駅停車に乗り換える 南与野駅下車 北赤羽、浮間舟渡、戸田、北戸田の各駅から南与野駅まで 北赤羽、浮間舟渡、戸田、北戸田-(埼京線)-南与野大宮・川越方面の各駅停車に乗車 (武蔵浦和行に乗車した場合のみ)武蔵浦和駅下車5番線か6番線から発車する大宮方面の各駅停車に乗り換える 南与野駅下車 武蔵浦和、中浦和の各駅から南与野駅まで 武蔵浦和、中浦和-(埼京線)-南与野大宮・川越方面の各駅停車に乗車通勤快速には乗らないこと 南与野駅下車 大宮~与野本町の各駅から南与野駅まで 大宮~与野本町-(埼京線)-南与野新宿・新木場方面の各駅停車または快速に乗車 南与野駅下車 川越~日進の各駅から南与野駅まで 各駅停車・快速・通勤快速のいずれも利用できるが、それぞれ最適な乗車方法が異なる 各駅停車・快速の場合乗り換えなしで南与野まで行くことができる 川越~日進-(川越線・埼京線)-南与野大宮・新宿・新木場方面に乗車 南与野駅下車 通勤快速の場合 川越~日進-(川越線)-大宮-(埼京線)-南与野大宮・新宿・新木場方面に乗車 大宮駅20番線下車 大宮駅19~22番線から発車する新宿方面の各駅停車または快速に乗り換え 南与野駅下車 ※大幅な遅延や運転見合わせ等が発生した場合、埼京線との直通運転を取りやめる可能性が非常に高い。この場合は、大宮で新宿方面の各駅停車または快速に乗り換えることとなる。 南与野駅から埼玉大学まで 南与野駅から埼玉大学までの移動方法は南与野駅を参照。 路線概要 埼京線の列車として運行される列車は、南は相鉄線の海老名およびりんかい線の新木場、北は川越線の川越まで直通で乗り入れる。 海老名―西谷間は相鉄本線 西谷―羽沢横浜国大間は相鉄新横浜線 羽沢横浜国大―大崎・新宿間は相鉄・JR直通線(正式には羽沢横浜国大―大崎間は東海道本線、大崎―新宿間は山手線。武蔵小杉―新宿間は湘南新宿ライン、武蔵小杉―西大井間は横須賀線と線路を共用する) 新木場―大崎間は東京臨海高速鉄道りんかい線 大崎―大宮間は埼京線(正式には大崎―池袋間は山手線、池袋―赤羽間は赤羽線、赤羽―大宮間は東北本線。大崎―池袋間は湘南新宿ラインと線路を共用する) 大宮―川越間は川越線(日進―川越間は単線) 相鉄線直通は大半が海老名~新宿で運転されるが、朝のみ川越方面へ乗り入れる。また、埼京線内とは無関係に羽沢横浜国大で種別変更が行われ、相鉄線内は約半数の列車が特急に、それ以外は各駅停車になる。 りんかい線直通は、りんかい線内でも埼京線内と同じ種別を使用するが、種別によらず各駅に停車する。 埼京線としての全ての列車が10両編成で運転される。 平日の昼間と土休日の終日は、快速が概ね20分間隔で運転される。実際に快速運転するのは赤羽~武蔵浦和のみで、それ以外の区間は各駅に停車する。 快速が走らない時間帯は通勤快速が運転されるが、各駅停車に接続する駅は列車によって赤羽・武蔵浦和・大宮と異なるので、車内放送に注意すること。 埼京線の新宿行きに乗って湘南新宿ラインに乗り換えたい場合は池袋が最適である。これは池袋は埼京線と湘南新宿ラインが隣同士なため、階段を上り下りする必要がないからである。なお、新宿は湘南新宿ラインへの乗り換えに階段の上り下りが伴う可能性があるのでおすすめしない。 駅の階段の位置の関係上、上り電車の川越寄り1~3号車が非常に込み合う。そのため、少しでも空いている車両に乗車したい場合は新木場寄りの車両の方がよい。特に平日朝下り電車の9・10号車では必ず席に座れるほどである(下り電車の場合は、板橋を出たあたりから1~3号車も比較的空いてくる)。 大崎以外のJR線の駅から乗車し、大井町以東のりんかい線の駅で改札を出る場合、大崎までのJR線の運賃と大崎からのりんかい線の運賃が必要となる。 これは、JR東日本と東京臨海高速鉄道が別会社であるため、計算上大崎での乗り換えとされるからである。 ICカードを利用する場合は自動で運賃を計算するので便利である。切符を購入する場合は、連絡切符を購入するか、大崎までの切符を買って下車時に精算機で精算すること。 運賃計算に関しては復路も同様である。コミケ等でビッグサイトへ行くのにりんかい線を利用する場合は注意すること。 大井町と新木場はどちらもJR線とりんかい線が乗り入れているが、両者は改札口が分かれている。 どちらの駅にも中間改札がないため、一度改札を出ての乗り換えとなる。 大幅な遅延や運転見合わせ等が発生した場合、埼京線は川越線やりんかい線、相鉄線との直通運転を中止することがある。この場合、それぞれ大宮、大崎、羽沢横浜国大での乗り換えとなる。 車両 使用される車両は、JR東日本E233系7000番台と東京臨海高速鉄道(TWR)70-000形、相模鉄道12000系の3形式である。 列車番号の数字の部分のうち、下2桁が80以上の列車はTWRの車両、それ未満の列車はJR東日本の車両で運用される(相鉄線直通列車はこの規則によらない)。列車番号は駅に置いてある大型時刻表やJR東日本のウェブページで確認することができる。E233系は70-000形よりも車体幅が広いので、少しでもゆったりとした車両に乗りたい場合はJR東日本の車両で運用される列車に乗るようにするとよい。 70-000形は埼京線区間に乗り入れという形で運行しているが、埼京線・川越線で完結する列車に充当されることもある(逆もまた然り)。 12000系は新宿(一部池袋)発着の相鉄線直通列車に充当されるため、通常池袋以北には乗り入れない(ダイヤ乱れ時は例外)。 埼京線では、平日の朝・夜の列車の新木場・海老名寄り10号車が女性専用車両となる。 対象区間りんかい線⇔埼京・川越線新木場~川越間(朝の上り、夜の下りのみ) 相鉄線⇔埼京・川越線海老名→大崎間(朝のみ) 川越→大崎間(朝のみ) 埼京線で使用される全ての編成の1号車には防犯カメラが設置されている。
https://w.atwiki.jp/led-gallery/pages/275.html
02 回送 06 快速 新木場(りんかい線直通) 07 快速 東京テレポート(りんかい線直通) 10 快速 新宿(埼京線) 11 快速 池袋(埼京線) 12 快速 赤羽(埼京線) 13 快速 武蔵浦和(埼京線) 14 快速 大宮(埼京線) 15 快速 指扇(埼京線) 16 快速 南古谷(埼京線) 17 快速 川越(埼京線) 19 通勤快速 新木場(りんかい線直通) 20 通勤快速 東京テレポート(りんかい線直通) 21 通勤快速 大崎(埼京線) 22 通勤快速 恵比寿(埼京線) 23 通勤快速 新宿(埼京線) 25 通勤快速 赤羽(埼京線) 26 通勤快速 武蔵浦和(埼京線) 27 通勤快速 大宮(埼京線) 28 通勤快速 指扇(埼京線) 29 通勤快速 南古谷(埼京線) 30 通勤快速 川越(埼京線) 32 新木場(りんかい線直通) 33 東京テレポート(りんかい線直通) 34 大崎(埼京線) 35 恵比寿(埼京線) 36 新宿(埼京線) 37 池袋(埼京線) 38 赤羽(埼京線) 39 武蔵浦和(埼京線) 40 大宮(埼京線) 41 指扇(埼京線) 42 南古谷(埼京線) 43 川越(埼京線) 46 新木場(りんかい線) 47 東京テレポート(りんかい線) 48 天王洲アイル(りんかい線) 49 大崎(りんかい線) 51 快速 武蔵浦和(埼京線直通) 52 快速 大宮(埼京線直通) 53 快速 指扇(埼京線直通) 54 快速 南古谷(埼京線直通) 55 快速 川越(埼京線直通) 57 通勤快速 武蔵浦和(埼京線直通) 58 通勤快速 大宮(埼京線直通) 59 通勤快速 指扇(埼京線直通) 60 通勤快速 南古谷(埼京線直通) 61 通勤快速 川越(埼京線直通) 63 新宿(埼京線直通) 64 池袋(埼京線直通) 65 赤羽(埼京線直通) 66 武蔵浦和(埼京線直通) 67 大宮(埼京線直通) 68 指扇(埼京線直通) 69 南古谷(埼京線直通) 70 川越(埼京線直通) 2019/03/11 多数追加しました。 2019/03/12 多数追加しました。
https://w.atwiki.jp/pararowa/pages/240.html
蛇の道は蛇 ◆Z9iNYeY9a2 遊園地。 目的はどうあれ、多くの人が遊びに訪れる場所。 家族と、恋人と、友達と、子供と訪れ遊ぶであろう遊技場。 しかし、この会場においてはガランとしていて誰もいない。 遊戯のほとんども動いておらず、スタッフも一人としていない。 さらにここは殺し合いの会場。遊ぼうとする人間もそうはいない。 そんな空間。 誰もいないはずのその場所に、大きな声が響いていた。 『えー、マイクテス、マイクテス。 あー俺の名前は――、ま、いっか。 木場ァ!!結花ァ!俺だ俺!!声聞きゃ分かるよな!?あと美遊とかいうの!お前の姉からの言伝持ってるぞぉ! もしここにいるなら放送室まで来い!!3分だ!3分だけ待ってやらあ!!!』 誰もいないはずの空間に響くのは大きな声。 声の主は、無論参加者の一人である。 海堂直也は、あのゾロアークから聞いた情報を元に、仲間である長田結花、そしてもしかすると木場勇治、そしてルヴィアに託された美遊。 彼らを探して走り回っているうちにこの場にたどり着いた。 場所はNが聞いたゾロアークからの情報から近い。もしかすると探し人が、あるいは木場がいるかもしれない。 なんとなく遊園地という場所に懐かしさを感じた海堂は、これを木場達も感じている可能性がある。今や数少なくなった人間は遊園地に近い場所で生活していたからだろうか。 あとはもしルヴィアの妹が10歳ほどの子供だというのであれば、こういう場所にいる可能性だってあり得る。 だから探す価値はあるかもしれないと立ち寄ったのだ。 しかし、一人で探すにはいかんせん広すぎる。 ならば放送をかけて呼び出せばいい。 単純な話だ。そう、単純な話だ。 もし他に誰かいればその時はその時だ。危険人物だったときを考えて待つのは3分だけ。 そして待った。 休息をかねてパンを齧りつつ。 誰も来なかった。 「よし、行くか」 放送室の椅子から立ち上がり、扉を開ける。 もしもの時のためにオルフェノクとしての感覚をもって視覚、聴覚を最大まで上げる。 誰か来る気配はない。 ふと遊園地の出口。 巨大な風船があった。あの時のピカチュウとか言う生き物そのものだった。。 関係はあるのだろうか。 まあいいか。こっちも急いでいる。 「待ってろよ結花ーーーーー!!」 そして出口から道に飛び出した海堂は。 ―――――キィィィィィィィィィィィィィ ドーン 「ぎゃああああああああああああ!」 飛び出したバイクに轢かれた。 【海堂直也@仮面ライダー555 パラダイス・ロスト 死ぼ――― 「ってまだ生きとるわ!!!」 「大丈夫?」 ◆ 「ちゅーかよ、お前ら。何で中学生のクセにバイク運転とかしちゃってんだよ。 ドーコーホーとかあんだろ、その歳で前科者になってどーすんだよ」 「あなたには関係ないでしょ。そっちこそこんなところで大声出した後で無用心に飛び出すなんて何考えてるの? 声、外まで聞こえてたわよ」 結局、その後遊園地の中に戻ることになった海堂は、今度は二人の少女と2匹の小動物を伴って遊園地内部に戻っていた。 バイクに轢かれこそしたが、打ちどころが良かったせいで骨も折れず、軽い打撲で済んでいた。 ともあれ、二人の少女、暁美ほむらとアリスはひとまずここでほんの少しの時間休息をとることにした。 海堂はちょっと見て気付いたのだが、二人の服は妙に汚れていた。何かと戦いでもしたのだろうかと推測をしておいた。 「あまり長居はできないわね。今の声、外まで聞こえてたから誰か寄ってこないとも限らないんだから」 「嫌味のつもりかよ可愛げのないガキだな」 「…もしかして私も入ってる?」 場所は遊園地の中にあった変な施設の中。 屋内ジェットコースターというのはかなり新鮮なものではあるが、誰もいないはずのその施設は何故か普通に作動していた。 そして、そこの中にある機械室のような場所を陣取っていた。 「ところでよ、そこのペンギン」 「ポチャ?」 「お前だよ、お前。えーっと、名前何て言うんだ?」 「ポッチャマ、というらしいわ。そういえばあなたの名前は?」 「俺?俺は海堂直也だ」 「海堂―――直也…ね…」 ふと、一瞬アリスはほむらに目配せしたようにも見えた。 それをほむらも確認しているのがなんとなく察せたが、何を意味しているのかまでは海堂には分からなかった。 「あ、そうそう。ポッチャマとやら。この……えーっとな。 おお、こいつ、この風船のネズミのやつ、知ってるか?」 「ポチャ?ポチャ!ポチャポチャ!!」 と、海堂が指指した場所にあったのは、巨大な生き物の風船。 尖った耳と赤いほっぺが印象的な、黄色いネズミのような生き物を模していた。 そして、それに気付いたところでポッチャマは何かを主張するかのように体を動かし始めた。 「一つ聞きたいのだけど、もしかしてミュウツーっていう生き物のこと知ってる? 白くて長い尻尾を持った、ポケモンっていうらしいんだけど」 「みゅうつー?ああ、いたいた。あの何とかって学校っぽいところにいたわ」 「どうやら積もる話もありそうね。ここまでに会った人物について色々と聞かせてくれないかしら?」 学園であった出来事については、ミュウツーの口から語られたものに近い事柄ばかり、いや、若干情報量は劣っていた。 だからこそそれ以前、それ以降の話が重点的なものとなった。 知り合いこそいなかったが、その中には二人の興味を引くものも少なからずあった。 「ポチャァ」 「ポケモンと話せる青年、Nにベルトをつけて変身し影を操る少女、間桐桜、ね」 「そうそう、それでその桜ってやつはルヴィアとNのやつが追っかけて行ったんだよな。 俺は結花と、ついでにルヴィアの妹だっていう美遊ってやつを探してたわけだ」 あのミュウツーが言っていた、ポッチャマの仲間の一団というのはおそらく彼らのことだろう。仲間の情報を得られたポッチャマは嬉しそうだ。 聞いた話だと、離れた段階ではそのピカチュウというポケモンの他に、リザードンという赤い竜のようなものやゾロアークという人にも化けられる黒い狐、あとはピンクの小さなものとも一緒に行動していたらしい。 (もし、それらが敵に回ったりしたら脅威となり得るわね) 「ナナリーっていう子には会わなかった?たぶん車椅子に乗ってるはずの女の子なんだけど」 「車椅子……。あー、覚えないわ。わりい」 「そう…」 「でよ、そっちは誰か知らねえか?結花はそっちにはいなかったと思うんだけど、木場とか、あと乾巧のやつとかとは会わなかったか?」 「………」 その海堂の期待するかのような言葉を聞き、アリスはおそらく無意識に視線を逸らした。 「あいつらのことだからこっちが心配するようなことはないと思うんだけどよー。でもやっぱ木場のやつなんかは俺がいないとダメっつーかさぁ。 真っ直ぐすぎんだよなあいつ。だから俺が近くでちっとはバランスとってやらないとなぁ」 「木場勇治、乾巧。そうね、あと菊池啓太郎って男は知ってる?」 と、ほむらがその菊池啓太郎という名前を出したところで一瞬海堂の表情に影が落ちた気がした。 「あ…、啓太郎、ね。お前ら、あいつに会ったのか?」 「ええ、会ったわ。乾巧、そしておそらく木場勇治にも」 「本当か?!あいつらどこにいた?!」 「ほむら、やっぱり―――」 ほむらの言葉に期待を込めて問いかける海堂。そして答えようとするほむらを止めようとするアリス。 そんな彼らの様子を気に留めることなく、ほむらはこう言い放った。 「木場勇治は殺し合いに乗ってるわ」 ◆ 「は?」 言った言葉の意味が理解できなかった海堂。 いや、言葉としては意味くらい理解していた。ただ、その言葉があまりに唐突で、彼の処理能力でその言葉自体の意味を受け入れることができていなかった。 「おい、ちょっと待てちょっと待て。お前それ他の誰かと勘違いしてないか? 木場だぞ木場。 「ええ、オルフェノクであり人間との共存を目指そうとしている人なのでしょう?その情報はもう既に聞いたわ。 だけどね、今はそんなことは問題じゃないのよ。 そうね、順を追って話すわ」 まず、二人は乾巧と菊池啓太郎と遭遇した。 そこでの情報交換で二人の世界観のズレを把握、知り合いについて色々な情報を得た。 彼らの話の中にいる木場勇治という人間はほぼ一致しており、その辺りは海堂直也の認識と変わりはなかった。 その後警察庁で夜神月という人物と遭遇、ここはあまり今している会話とは関わりがないため省略。 問題はこの後だ。 出発した二人が見たのは、魔法少女の亡骸。 誰かが近付く気配を感じ身を隠したところで、乾巧や自分の知り合いが通りがかった。 そして彼らは言った。 その少女も、菊池啓太郎も、木場勇治に殺されたのだ、と。 そして目的地へと向かう二人は、ゼロという魔人と手を組んだ木場勇治と戦闘になった。 「あの時の彼は真っ黒なスーツみたいなものを身に纏っていたわ。 あなたの言っていた、桜って人の使ったのと同系統のものじゃないかしら?」 「ちょちょちょちょ、待てよ。 じゃあ木場は啓太郎のやつもそのガキも殺して、乾のやつに啖呵切ったあげくやべえ奴と手を組んだっていうのか?」 「ええ」 「ほむらの言ってることは、…その、本当よ」 「ハッハハハハハハハハハハハ!!! ――――それじゃ何か。あいつは人間止めてオルフェノクになったとでも言うのかよ?」 信じられるわけがなかった。 いつも人間のために一生懸命やって、人間にもオルフェノクにもいい顔をされず、それでもいつかはきっと理解してくれると信じて戦っていたあいつが、あいつが。 「あなたの見えていないところに彼の闇があった。それだけのことじゃない?」 「!!」 次の瞬間、海堂はほむらの胸ぐらを掴んでいた。 しかしどうするわけでもなく、そのままほむらを睨みつけ、ほむらは無表情にそれをじっと見返していた。 「ポ…ポチャ…」 「止めなさいよ!今そんなことやってる場合じゃないでしょ!」 ポッチャマは怯え、アリスが間に止めに入る。 海堂はほむらの目を見ながら、諦めたかのように手を離した。 「説得できるとは思わないほうがいいわね。菊池啓太郎でも彼を説得できなかったらしいし。 私は彼のことは知らないけど、あなたは詳しいんでしょう?」 「…ちゅーかよ、お前何でそんな目ができるんだよ。 そんな全部諦めたような目しやがってよ。 そういう奴がすげーむかつくんだわ。まだガキのくせしてよ」 「そうね、私はもう目的以外のことは諦めたのかもしれない。だけど目的だけは捨てるつもりはないわ。 あなたはどうするのかしら?仲間が変わっていたからって自分も変わるのかしら、それともそのまま腐っていくのかしら」 「………」 「そうそう、一応言っておくわ。 私達が彼らと会ったのは地図で言うとE-2ね。禁止エリア指定されてるしもうそこにはいないでしょうね。 あと、西に向かうのはオススメはしないわ。重機関銃にも耐える体をもった巨人の怪物がいるから」 ほむらはそれだけ伝えると、もう話すことはないと言わんばかりに部屋の扉を開け、外に出て行った。 聞くことは聞き、言うことは全て伝えた以上もう一緒にいる理由はないということなのだろう。 アリスもその後を追おうとして、その前に海堂の前に立って一言問いかける。 「その木場って人、仲間なのよね?あなたにとって大切な」 「…そうだよ」 「だったら信じてあげればいいんじゃない? もしあの菊池啓太郎って人の言葉が届かなくても、ずっと一緒にいたあなたの声なら届くかもしれない。 あなたの知る友達と変わってしまったからってそういった根本的なところには、まだあなたの知る彼が残っているかもしれない。 だからそういった希望は捨てちゃだめだと思う」 「ったくよぉ。お前ら何なの?まだガキのクセして妙に達観したようなこと言いやがって。 つかあいつといて疲れなくねえか、お前」 「まあ、私もあの子のことまだ理解しきれていないところあるし。それに厄介者扱いもなれてるから」 それを伝えると、アリスは立ち上がってほむらの後を追って出て行った。 残った海堂は地面に転がり、大の字になって目を閉じる。 別に寝たわけではない。 ただ、あの木場が啓太郎を殺し乾と敵対したということを受け入れる心構えが必要だった。 (本当、どうしちまったんだよ、木場) きっとあの友人は自分にも刃を向けてくるのだろうか。もしかしたら、結花にも。 結花。 元々頼りないやつだったのに、気がついたら俺よりも強くなっていた少女。 しかしそんな結花もあの狐やおかしな人間に翻弄されて苦しんでいるという。 木場は果たして、そんなあいつを守ってくれるのだろうか。 (あんまりうかうかしてらんねえな) そう思ったとき、海堂は立ち上がった。 まずは結花を助けなければいけない。 その後で、二人で木場を説得するのだ。 どうしてあの木場がそんなになってしまったのかは分からない。何か理由があるはずだ。 くだらない理由なら殴って目を覚まさせてやればいい。 だからこそ、まず結花を早く探すのだ。 「―――っと、そうそう。こいつのことも忘れてねえからな」 その過程で、見つけることができればついでにルヴィアの妹も迎えに行けばいい。 自分の顔をパシッと叩き、大きく深呼吸をすること一回。 そして。 「待ってろよ木場ァーーーー!!結花ーーーーー!!」 遊園地を飛び出し、海堂は駆け出した。 今度はバイクが通りすがることもなかった。 ◆ 「人間なんて他人の知らないところを常に隠しているものなのよ。 どれほど正義や理想を持った者でも、ほんの少しでもそこに綻びが生じればそれらは霧散して堕ちていく。 アリス、あなたも気をつけることね」 飛び出していく海堂を眺めながらそんなことを呟くほむら。 別に待っていたというわけではない。アリスが追いつくのを待ち、バイクのキーを外している間に出て行っただけだ。 「言いたいことは分かるけど、そんなに割り切れるものじゃないでしょ」 「割り切るのよ。じゃないと傷付くことになるのはあなたよ」 「………、あんたも傷付いたの?」 「さあ、どうかしらね」 バイクは動き始める。 二人のポジションは依然として変わらない。 運転するのはほむら、サイドカーに乗っているのはアリス。 「結局行くの?彼の言ってた人達のところ」 「別に変わらないわ。そのポケモンとやらのことを知っている人間にはまだ会っていないのだから」 「ポチャ」 「早く仲間に会えるといいわね」 「ポチャ!!」 そうして二人もまた、遊園地を後にした。 【C-5/遊園地付近/一日目 午前】 【海堂直也@仮面ライダー555 パラダイス・ロスト】 [状態]:体力消耗 、軽い打撲 [装備]:クラスカード(ライダー)@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ [道具]:基本支給品 [思考・状況] 基本:人間を守る。オルフェノクも人間に危害を加えない限り殺さない 1:結花と合流後、木場を急いで探す。ついでにルヴィアの妹も探す。 2:パラロス世界での仲間と合流する(草加含む人間解放軍、オルフェノク二人) 。木場と結花をとにかく優先する。 3:プラズマ団の言葉が心の底でほんの少し引っかかってる 4:村上とはなるべく会いたくない 5:結花……! 木場……! [備考] ※草加死亡後~巧登場前の参戦です ※並行世界の認識をしたが、たぶん『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』の世界説明は忘れている。 ※桜とマオとスザク以外の学園に居たメンバーの事を大体把握しました……がプラズマ団の以外はどこまで覚えているか不明。 【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:ソウルジェムの濁り(少)、疲労(小) [服装]:見滝原中学校の制服 [装備]:盾(砂時計の砂残量:中)、グロック19(15発)@現実、(盾内に収納)、ニューナンブM60@DEATH NOTE(盾内に収納)、サイドバッシャー(サイドカー半壊、魔力で補強)@仮面ライダー555 [道具]:共通支給品一式、双眼鏡、黒猫@???、あなぬけのヒモ×2@ポケットモンスター(ゲーム)、ドライアイス(残り50%) [思考・状況] 基本:アカギに関する情報収集とその力を奪う手段の模索、見つからなければ優勝狙いに。 1:情報を集める(特にアカギに関する情報を優先) 2:協力者が得られるなら一人でも多く得たい。ただし、自身が「信用できない」と判断した者は除く 3:ポッチャマを警戒(?)。ミュウツーは保留。ただし利用できるなら利用する 4:サカキ、バーサーカー(仮)は警戒。 5:あるならグリーフシードを探しておきたい 最終目的:“奇跡”を手に入れた上で『自身の世界(これまで辿った全ての時間軸)』に帰還(手段は問わない)し、まどかを救う。 [備考] ※参戦時期は第9話・杏子死亡後、ラストに自宅でキュゥべえと会話する前 ※『時間停止』で止められる時間は最長でも5秒程度までに制限されています ※ソウルジェムはギアスユーザーのギアスにも反応します ※サイドバッシャーの破損部は魔力によって補強されましたが、物理的には壊れています 【アリス@コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(小)、ドーピングによる知覚能力・反応速度の向上 [服装]:アッシュフォード学園中等部の女子制服、銃は内ポケット [装備]:グロック19(9+1発)@現実、あなぬけのヒモ@ポケットモンスター(ゲーム)、 ポッチャマ@ポケットモンスター(アニメ) [道具]:共通支給品一式、 C.C.細胞抑制剤中和剤(2回分)@コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー [思考・状況] 基本:脱出手段と仲間を捜す。余裕があればこの世界のナナリーも捜索。 1:とにかくゼロ達のいた場所から離れる 2:情報を集める(特にアカギに関する情報を優先) 3:脱出のための協力者が得られるなら一人でも多く得たい 4:余裕があったらナナリーを探す。 5:ほむらの隠し事が気になるが重要なことでなければ追求はしない 6:ポッチャマを気にかけている 7:ミュウツーはとりあえず信用する 8:サカキを警戒 9:黒猫に嫌な不安を感じる 最終目的:『儀式』から脱出し、『自身の世界(時間軸)』へ帰る。そして、『自身の世界』のナナリーを守る [備考] ※参戦時期はCODE14・スザクと知り合った後、ナリタ戦前 ※『ザ・スピード』の一度の効果持続時間は最長でも10秒前後に制限されています。また、連続して使用すると体力を消耗します ※ヨクアタールの効果がいつまで持続するかはお任せします ※遊園地周辺に海堂の声が響いた可能性があります 092 招かれたもの達 投下順に読む 094 暴君主権 時系列順に読む 077 Nの心/人間っていいな 海堂直也 106 彼らの探し物 086 Cross point 暁美ほむら 098 空とポケモンと悪夢と囚われし姫君 アリス
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/502.html
【種別】 怪人 オルフェノク 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー555(平成第4作) 【名前】 ロブスターオルフェノク 【よみがな】 ろぶすたーどおるふぇのく 【身長】 212センチ 【体重】 119キロ 【モチーフ】 エビ 【9つの世界】 555の世界 【声の出演】 花形綾沙 【スーツアクター】 おぐらとしひろ(未) (JAE) 【登場話】 第10話、第11話 【555登場話】 第20話、第21話、第22話、第23話、第24話、第25話、第28話、第29話、第32話、第34話、第35話、第40話、第41話、第43話、第44話、第47話、第48話、第49話、第50話 【ディケイドの物語】 555の世界にある学園「スマートブレインハイスクール」に通う学生でラッキークローバーのメンバーの朱川の正体であるオルフェノク。 百瀬の正体であるオルフェノク・タイガーオルフェノクの登場後、遅れて学園内にあるテニスコートでその正体を現した。門矢士が変身する仮面ライダー・仮面ライダーディケイドがタイガーオルフェノクの攻撃によって変身解除した後、他のメンバーとともに一時撤退する。 その後は路上で校内の写真部に入部している学生の友田由里がオルフェノクの同胞たちを倒している仮面ライダー・仮面ライダーファイズとにらんで、彼女に城金の正体であるオルフェノク・センチピードオルフェノクとともに襲い掛かる。しかし、ファイズの正体である学生・尾上タクミが変身するファイズに犯行を阻まれ、ファイズとセンチピードと共に路上で戦闘になる。 ファイズを2対1の戦いで追い詰めるが、突如現れた青年・海東大樹が変身する仮面ライダー・仮面ライダーディエンドの乱入でセンチピードが倒されたうえに実力が違いすぎたため、撤退することとなった。 翌日、ファイズに変身するタクミが戦いを拒否したことをいいことに、他のメンバーとともにオルフェノクの正体を現して生徒たちを殺害することで、学園を支配しようとした。途中で生徒達を守るためにタクミが自分の正体のウルフオルフェノクに変身して再度自分達に戦いを挑んできたが、それを他のメンバーとともに返り討ちに成功する。 途中で士が変身したディケイドと海東が変身したディエンドがタクミを援護するために現れ、更に海東が持ってきたファイズギアによってタクミが再びファイズに変身したため、形勢は一気に逆転される。 一度はファイズの使用する必殺技「スパークルカット」を受けて灰化するもののタイガーオルフェノクの特殊能力によって復活し攻撃を仕掛けてくるが、ディケイドが使用するライダーカード「ファイナルフォームライド ファイズ」によってファイズが変形した巨大銃・ファイズブラスターに牽制され、更にディケイドのライダーカード「ファイナルアタックライド ファイズ」によってファイズブラスターから発動される必殺技・ディケイドフォトンをほかのオルフェノクたちと共に喰らい、倒された。 【オリジナルの物語】 エビの特質を持ったオルフェノク。オルフェノクの中でも上位の実力を持つ者たち「ラッキークローバー」の一員「影山冴子」としてその正体を隠している。両腕に装着されている白兵戦に使用するシェルグラブとリーチが長めのサーベル「ロブスターサーベル」を武器にして、掌から破壊光弾を発射する特殊能力を保有している。また、特殊なシャンパンでオルフェノクの生命を吸収するという謎の特殊能力を人間体の状態で披露している。劇中では「仮面ライダーカイザ」に変身する場面もある。 長らく怪人体は登場しなかったが、人間を襲わない裏切り者のオルフェノク「木場勇治」を始末するために怪人体の姿を現す。そしてどこかの工場で武器を持たない木場の正体「ホースオルフェノク」をサーベルで後一歩まで追い詰めたが、木場に撤退されたために一時休戦になった。 次はピザ屋を経営している人間を襲わないオルフェノク「青木茂久」を狙い暗躍し、ラッキークローバーの後釜になろうとするオルフェノク「大野木」と共に襲撃した。そして青木に接触して人間を襲うように仕向けた後、青木が経営しているピザ屋でアルバイトしているフリーターの「乾巧」と木場を青木に襲わせて、巧を空き地まで追い詰める。しかし、巧が変身する仮面ライダー「仮面ライダーファイズ」の強化専用ツール「ファイズアクセル」のみで変身可能な超高速移動形態「仮面ライダーファイズ アクセルフォーム」の必殺技「グランインパクト」を青木の正体「ドルフィンオルフェノク」、大野木の正体「スコーピオンオルフェノク」共々喰らって重傷を負い、一時撤退することになる。 その後青木の始末は諦めたようであり、ラッキークローバーの後釜候補として連れてきた青年「浩一」の正体「ワームオルフェノク」と共に廃工場にいた木場に襲撃を仕掛けた。しかし、ちょうど木場は元流星塾生「草加雅人」ととある理由で廃工場で居合わせており、そのため木場はホースオルフェノクの正体を現しつつ、草加が変身する仮面ライダー「仮面ライダーカイザ」と共に迎え撃った。そのためホースの始末をワームに任せ自分はカイザと戦闘を行なったが、ワームがホースによって撃退されたためホースのカイザに対する援護攻撃を受けて重傷を負い、撤退することになる。 翌日、同じくラッキークローバーのメンバー「琢磨逸郎」、浩一、草加と共に木場を路上で襲撃し、木場を始末すると見せかけて草加を琢磨の正体「センチピードオルフェノク」と共に攻撃した。しかし、草加が流星塾の秘密を握っている重要人物であったため失うのを惜しんだ大企業「スマートブレイン社」の社長「村上峡児」が放つ巨大光弾で中断され、休戦となる。 それ以下、様々な場面に登場しつつ、ファイズ、カイザ、そして3本目のベルトの戦士「仮面ライダーデルタ」を苦戦させてきたが、スマートブレインタワー建設予定地の首都圏外郭放水路にて目覚めた「鈴木照夫」ことオルフェノクの王「アークオルフェノク」に導かれ、彼の力に取り込まれて人間の姿を失って不死身の肉体を手に入れた。アークオルフェノクが倒された後も死ぬことはなく、現在はスマートブレイン社の地下にある流星塾で、培養液の中に入っている意識が全くないアークオルフェノクを温かく見守っている。 そのため、ディケイドにて初めてこのオルフェノクが倒される場面が描かれた。 【関連するページ】 555の世界 JAE アークオルフェノク オルフェノク スコーピオンオルフェノク スパークルカット センチピードオルフェノク タイガーオルフェノク ディケイドフォトン ドルフィンオルフェノク フリルドリザードオルフェノク ラッキークローバー ワームオルフェノク 仮面ライダーカイザ 仮面ライダーレイ 仮面ライダー歌舞鬼 声の出演 怪人 朱川 登場人物・出演俳優 第10話 第10話登場怪人 第11話 第11話登場怪人 首都圏外郭放水路
https://w.atwiki.jp/rnext/pages/301.html
サウンド・オヴ・サイレンス 年代がかったコンクリートの床は、コンコースに湿った音を響かせる。 結果的に芦原に引き連れられる形で戻って来た三人を、待っていた四人が黙って出迎える。 じっとこちらを見つめている彼らに、木場は我知らず身がすくむのを感じた。 「どうした、木場」 一瞬足が止まったのに気づき、葦原が尋ねる。 「いや、別に」 口走りつつ思わず視線をそらしてしまった彼を、非難の目が睨んでいる……ように感じたのは、ただの被害妄想にちがいない。が、そう割り切ってしまうには、彼は優しすぎた。 「じゃ、みんな揃ったし、行こっか」 立ち上がりかけた響鬼を、香川が制する。 「待って下さい」 首を傾げる彼らの前で、おもむろに携帯を取り出す。 放送まで、あと5分もなかった。 * * * 廃屋の壁の隙間から、朱く弱々しい光が流れ込む。 真魚は薄暗い部屋の中、ただ膝を抱えて待っていた。割れたガラスに新聞紙が貼付けられただけの窓辺には、乾ききった土の上にひからびた草の茎だけが、心細げに立ち尽くしている。 辺りが静かになってからしばらく時間が経った。その静けさに一度は安堵したものの、戻ってくる足音が聞こえないことが少しずつ不安を煽る。おいて行かれたのでは、見捨てられたのではないかという疑念を体から追い出そうと、少女は膝を抱く腕に力を込めた。 傍らの床におかれた荷物が彼女の代わりに身を震わせた。 真魚の手がおずおずとデイパックに伸びる。 どこからか、時を告げるはずの鐘の音が遅れて鳴り響いた。 * * * 乾いた沈黙がコンコースを満たす。 改めて手塚の死を胸に叩き込まれたのが一つ。そしてもう一つの理由があった。 「僕が、一文字さんをおいて来たから……ですか?」 呟く志村の顔は、常にもまして血の気を失っている。その様子には、呆然という言葉が最もふさわしいだろう。 「空を飛ぶ怪物、と言いましたね」 冷徹な香川に尋ねられ、志村は目を見開いた。 「君の上司を襲ったモノのことです」 「あ、ええ、はい」 「追跡されていた可能性はありますか」 畳み掛けるような問いに、彼は素直に首を縦に振る。 「ない、とは言い切れません。相手は人間ではありませんから」 「なるほど」 香川が鋭い視線を虚空に移して考えを巡らせ始める。志村は内心安堵した。この男、ひょっとすると賢すぎるがゆえにつけいる好きがあるかもしれない。 その向こうで、ヒステリックな金切り声が上がった。 「なんでですか!なんで威吹鬼さんまで!」 京介だった。 今にもつかみかかってきそうな少年を受け止め、響鬼が答える。 「まあ、あれだ。俺たちにもできないことはあるってことだ」 「だけどヒビキさん!」 少年はなおも食い下がる。 「イブキさんはあんなに修行してたじゃないですか!ヒビキさんほどじゃなかったとしても……」 京介の態度はよく聞いてみると抗議をしている、というよりは懇願している、といったほうが近いだろう。最終的には響鬼に、その強さにすがっているからこそ、『鬼』の強さを否定するがごとき現実に憤懣を感じるのに違いない。 実際、続いた言葉は彼の心情を裏返したものだった。 「修行したって殺されるなら、そんなのどういう意味があるんですか!だったらヒビキさんも簡単に殺されたりとかするんですか!」 「そうだよ」 あっけない肯定に、少年が声を失う。 「だから努力すんだろ、少年」 響鬼は少年の肩を軽く手で叩いた。 「できないことをできるようにする。それでこそ人間ってもんじゃん。なぁ」 今度こそ、京介には返す言葉がなかった。 彼が一応は口をつぐんでおとなしくなったのを確かめ、響鬼は困ったように頭をかいて仲間に向き直った。 「俺の友達。つか、同僚、かな?今、呼ばれたのよ。名前」 放送で、名前を呼ばれる。その意味が実感に変わるまで、聞く側にも数秒の時間が必要だった。響鬼は淡々と続ける。 「俺らは戦って死ぬの、珍しいことじゃないし?仕事だからさぁ」 「仕事……」木場がおうむ返しに呟く。 「そう。仕事なんだよねぇ、コレ」 いいながら向ける笑顔も、穏やかさのどこかに寂しさを隠していないと言えば嘘になる。朋輩、盟友、同志……どのような関係だったのかは分からないが、仲間を失ってなお仕事と言い切れる意思の強さは冷徹とは別物だろう。 言うなれば、仲間も信念を貫いたに違いないという信頼か。 「そんじゃ、行きますか。ここで立ち話してても、誰の役にも立てないでしょ」 笑顔のまま大きく手を広げる響鬼には、それ以上誰も口を挟める雰囲気ではなかった。香川が頷き、彼に続ける。 「一応、外に出るときは辺りに気をつけて下さい。空を飛べる者もいるくらいだ。こう暗くなってくれば、夜目が効く者がいても不思議ではありません」 暗に自分のことを指摘されているように感じ、木場の喉が焼け付く。 「まあ待ってよ。それなら、こいつが偵察に行ってくれるからさ」 響鬼は先ほど受け取った灰色の円盤を音叉で弾くと、空に向かって放りあげた。途端、ただの板でしかなかったものが細く機敏な蛇の姿に変わる。 「頼むぞ、ほら」 本来の主に声をかけられたのが嬉しいのだろうか。蛇は小さく身を震わせると改札口から向こうに消えて行った。 が、ほどなくして戻ってくると、響鬼の足下からズボンに潜り込んでしまう。 「おっかしいなぁ。あんま遠く行きたくないみたいだなぁ」 響鬼は裾から覗くしっぽをつまんで引っ張りだし、目の前で蛇をぶらぶらさせた。埒のあかないその様子に、木場が意を決して立ち上がる。 「じゃあ、俺が先に出ます」 「わかりました。お任せしましょう」 木場は唇を噛んで外に向かった。自分がこうも息苦しく感じる理由がどこにあるのか、それだけはもう考えたくなかった。 * * * 辺りを見回した瞬間、夕日の名残に視界を染められてめまいすら感じる。が、視界を脅かすものは彼の心のうちにしかなく、風景は至って静かに迫り来る夜を待っていた。 叫びも嗚咽もなく、ただひたすらに静かに。 「大丈夫です。出て来てください」 振り返って声をかけると、駅舎の中から残りの者が一人、また一人と姿を現した。 「ひとまず安全のようですね。では、先ほど言った通りに」 香川が冷徹に指示を下す。 選ばれたルートはこうだった。 まずはバイクの機動性が高まる幹線道路まで進む。基本的にバイクを操れるものは年長で戦闘能力も高いが、全員を乗せて移動するにはいかにせん台数が足りない。三角乗りというわけにもいくまいし、今にもガス欠に至りそうなものもある。そのため緊急時に備えてバイクは運転できる者が押し、徒歩チームの前後を固める。 病院にいた一文字が殺されたとすれば、その近辺は危険も多い。状況によっては病院を素通りして放送局に寄り、定時放送からまだ生きていると類推される橘と合流。ガソリンスタンドで給油をすませ、次の目的地を決める。 とにかく一丸となって動くことが肝要、というのが香川の考えで、異論を唱える者はいなかった。今ここで無為にチームを分断することは、敵対勢力に各個撃破の機会を与えることになる。スマートブレインがなにやら怪しげなプレゼントとやらを仕組んでいることを考えると、その可能性はできるだけ避けなければならなかった。 交差点の信号は、誰もいないこの街でも律儀に点滅している。 赤に変わった信号を見て、響鬼と京介が律儀に足を止める。その脇を平然と芦原が追い抜き、響鬼が「あ、そっか。いっか。いいんだよね」とかなんとか独り言を呟きながら後を追う。この期に及んで日常生活のお行儀を優先するその態度は滑稽でもあり、偉容でもあった。 隣で物思いに沈む木場をよそにどこか孤高の感のある芦原がバイクを押して先頭を行き、響鬼が両脇に瓜二つの少年ふたりを従えてひょうひょうとした足取りで続く。互いに穏やかならざる考えを抱く香川と志村は、最後列で沈黙を守っていた。 と、不意に響鬼が口を開いた。 「それにしても少年はおとなしいなあ。何だっけ、名前」 「桜井侑斗」 「侑斗!そうか、侑斗ねぇ」 響鬼は親指で鼻の頭をぬぐった。 「いいねぇ。なんかでっかい感じの名前だよね。なんつぅか、こう、ゆうとおおおおおお!みたいな。ほら」 「違うだろ!」 デネブを思わせる微妙にずれたノリについ突っ込みを入れようとした侑斗をひょいと避けると、中年の星はさわやかに笑った。 「お前ら、やっぱり似てんなぁ」 「えっ?」 「はァ?」 言葉は違うが、反応のタイミングと声は全く同じだ。 「やっぱ根っこのとこ、どっか似てると思うよ。ほら、違う世界の同一人物だったりして?ねぇ」 「一緒にしないでください」 「名前違うじゃん」 年上を相手にしてずいぶんと素っ気ないやり取りに反応したのは、香川だった。 「可能性は、ゼロではないでしょうね」 淡々と評する彼に、響鬼が目をしばたたく。 「まいったなぁ、そんなつもりで言ったんじゃないんだけどなぁ」 困ったように振り仰いだ空は、既に濃紺に染まっていた。 西へと向かう緩やかなカーブにさしかかった時、不意に木場が呟いた。 「……なにか、聞こえませんか」 誰もがいぶかしげに眉をひそめる。 木場ははっと息を飲み、振り返りたい気持ちをぐっとこらえた。 わかっている。この声は自分にしかきこえないのだ。 「だれかの声が聞こえる気がするんです」 「生存者がいると?」 「……かも、しれません」 自分の与り知らない情報の価値を値踏みするように、香川が彼を見据える。 「先に行ってください。すぐに追いつきます」 木場には、香川が一瞬顔をしかめたように見えた。気のせいかもしれない。いつもこんな顔をしている男だ。勢力を分割しないという策を短時間とはいえ崩すわけだから、不満を抱かれても仕方あるまい。 「わかりました、お願いします」 香川の言葉に神妙にうなずくと、木場は声のする方角に向き直った。二、三歩歩き出した彼に、芦原が背後から声をかける。 「使えよ」 赤い車体を片手で叩いてみせる。 木場はかけ戻ると、「ありがとうございます」と早口に言ってカブトエクステンダーに飛び乗った。 エンジンの音が、静かな夜道に響き渡る。 自分にしかあの声は聞こえていない。 それは理由の一つではある。だが、すべてではなかった。 少し距離を置いて、香川たちのことを見極めてみたかったのだ。何より、側にいて冷たい沈黙に苛まれるのが怖かった。無言の非難を浴びせられるのが怖かった。 ことによっては、怒りのあまり唐突な行動を取りかねない自分が怖かった。 自分がそういう人間だと知っているから、それのできる醜い存在だとわかっているからこそ怖かったのだ。 * * * 実のところ、声が聞こえていたのは木場一人ではなかった。 「すみません、香川教授。彼の事が心配なので、僕も行っていいですか」 心底気を揉んでいるといった顔でそう言い出したのは、志村だった。 香川の表情筋が、ほんの一瞬こわばる。が、続いたのは肯定の言葉だ。 「お願いします。気をつけてあげてください」 「大丈夫です!」 はきはきと答えて、志村は自分のバイクに飛び乗った。エンジンを吹かすのももどかしく、テールライトを追って走りだす。 「いいの?みんな一緒に行くんじゃなかったの」 響鬼に問われても、香川は特に表情を変えなかった。実のところ、バイクが二台ではチーム全体の機動力にプラスの影響はない。信頼面で今もっとも評価し難い二人を泳がせ、頭数を増やせるならよし、信頼に値しないことが証明されればそれでもよい。 そんな彼の考えをはかるつもりすらないのだろう。響鬼は大きく伸びをした。 「そんじゃさ、あいつら待ってる間にショッピングセンターまで行っていいかな」 「構いませんが、なぜですか」 「今、欲しいんだよね。俺の着替えが」 むろん志村には、木場の聞いた「なにか」が聞こえていた。それがなにかも、おおよそ判別がついていた。 若い女の声だ。か弱く、細い、消え入るような咽び声。山から海へと下る風が、塩の匂いを乗せてここまで流れて来たのだ。 塩の匂いをーーーー血と、涙の匂いを乗せて。 「木場さぁん!待ってくださぁい!」 背後の声に気づいて、木場はバイクを止めた。追いかけて来たバイクの持ち主の名を、割れ知らず呟く。 「志村……」 「助けたいんでしょう?一緒に行かせて下さい」 薄やみの中でも、木場には彼の人懐っこい笑顔がはっきりと見える。 何のために、とは言わない。が、今の木場は、それを追求するような精神状態にはなかった。 「それで、どっちですか?」 「……こっちだ」 木場が指し示す方角は志村には初めからわかっているのだが、無論彼は気取られるようなそぶりは見せない。 車両にはいささか狭くも思える砂利道を、二台のバイクはひたすらに駆けていった。 最後の数百メートルはほとんど下生えを踏みしだいての走行だった。一部は既に別の轍に踏みにじられている。誰かがここに来た証拠だった。 近づくほどに、うめくような嗚咽の声ははっきりと聞こえてくる。だが少しずつかすれているのも間違いない。疲弊、という言葉が適切だろうか。 その声の主と彼らとを、声以上に疲弊しきった廃屋の扉が隔てていた。 危険があるとは思えない。木場と志村は互いに目配せを交わし、扉に近づく。 木場が軽く引くと、それは簡単に開いた。 聞こえていた嗚咽が、喘鳴に取って代わる。 膝を抱えてうずくまっていた少女が、泣きはらした顔を上げた。 「無事でよかった。大丈夫ですか?」 いつもの笑顔で歩み寄り、差し伸べた志村の手を、少女は驚くほど乱暴に払った。 「来ないで!」 ほとんど這いずるように壁まで後ずさる。 「来ないで……」 怯えきった表情でそう呟く少女の涙がほほを伝って落ちるたび、窓際の枯れた小枝が生気を取り戻し、緑の葉が芽吹く。 これは、と木場は思った。 彼女には、不思議な力がある。 異なる時代とか時の列車とか、時という言葉が連呼されたせいだろう。彼は無意識のうちに、理解不可能な現象を「時空をねじ曲げる力」に結びつけていた。 一方で、志村はなんとか少女を落ち着かせようと語りかける。 「ごめん、すまないけど何があったか僕にはわからないんだ」 「私、殺したの……」 少女が押し殺した声で呟く。 木場は少女が座っていた場所、荷物の脇に落ちている帽子に気づいて拾い上げた。これはたしか、園田真理を殺したとかいうラッキークローバーの新参のものではないだろうか。そういえば、隙間だらけの床板には灰が散らばっているようにも見える。 澤田亜希は、確かに先ほど放送でその名を呼ばれた。 「君は悪くないよ」 木場は足下の荷物を取った。 「君は何も悪いことはしてない」 あれこれ詮索するのは得策ではない、と彼は感じていた。いや、自分が詮索されたくないという思いの裏がえしにすぎなかったかもしれない。 「でも、私……」 「大丈夫。一緒においでよ。仲間がいるんだ」 志村は優しく少女の肩を抱いた。彼女は引きつった表情ながらも、それ以上逆らう力もなくなすがままになっている。 「君、名前は?」 尋ねられて、消え入るような声が答える。 「真魚、です……風谷真魚」 「真魚ちゃん、一つだけ」 木場がそっと彼女に耳打ちする。 「君の力、誰にも話さない方がいいよ」 「え……?」 「みんな、疑うかもしれない。ここには、怖いものがありすぎるからね」 その言葉に、少女の肩がぴくりと震える。が、すぐに小さく頷いた。 死神に見放された青年と、命の主に疎まれた少女。出会うはずのなかった二人の道が交わったのもまた、捻じ曲げられた運命の産物であろう。そして、それを見守るのが地上における死の宣告者であったのも、偶然ではなく必然だったのかもしれない。 走り去るバイクのヘッドライトが、壊れた窓をほんの一瞬だけ照らす。 ひび割れたガラス越しに佇んでいるのは、目が醒めるような青さの一輪の薔薇だった。 状態表 【香川英行@仮面ライダー龍騎】 【1日目 夜】 【F-6・ショッピングセンター付近】 【時間軸】:東條悟に殺害される直前 【状態】:深い後悔、強い決意。全身にダメージ・軽い疲労。 【装備】:デルタギア、ゼロノスベルト、ゼロノスカード3枚(内1枚赤カード) 【道具】:リュックサック、保存食2日分、ペットボトル500ml(水入り)、懐中電灯、軍手、医療品(消毒薬、包帯、ガーゼなど少量) 観光マップ、弾丸(発砲済) 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いの阻止 1:ヒビキたちと共に仲間と合流し、研究所で首輪の解除の方法を探る。 2:オルフェノクの存在に危機感。信頼できるのは今の所ヒビキと侑斗のみ。 3:ガドル(名前は知らない)、北崎を警戒。 4:五代雄介に一条薫の死を伝える。 5:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。 【備考】 ※ショッピングセンター・動物園あたりの川に香川の支給品が流されました。川のどこかにあるかもしれません。 ※3ヶ月ほど前にスマートブレインによってホテルの従業員と宿泊客の強制退去が行われたと推測しています。 ※ホテルの宿泊客管理ソフトのIDとパスワードを記憶してしまいました。忘れる事ができません。 ※観光マップは南北C~H、東西1~6の範囲まで載っています。道路や駅、観光地とホテルの位置がわかります。 【日高仁志(響鬼)@仮面ライダー響鬼】 【1日目 夜】 【F-6・ショッピングセンター付近】 【時間軸】 最終回前 【状態】 顔面・胸に切り傷(軽度)、腹部に火傷と刺し傷(中程度)、強い決意。 【装備】 変身音叉・音角@仮面ライダー響鬼、劣化音撃棒×2、音撃増幅剣・装甲声刃@仮面ライダー響鬼 【道具】 基本支給品一式×2(ヒビキ+手塚・元の服を含む)、ディスクアニマル(ニビイロヘビ)、戦国時代のディスクアニマル(イワベニシシ) 野点篭(きびだんご1箱つき)、青いバラ(ビニールパック入り)、マシンガンブレード@仮面ライダーカブト、強化マスク、釘数本、不明支給品×1(確認済) 【思考・状況】 基本行動方針:出来るだけ多くの仲間を守って脱出 1:新たな仲間と共に別行動中の仲間と合流。 2:葦原と五代たちにある誤解を解きたい。 3:歌舞鬼・黒いライダー(澤田)が気にかかる。 4:ダグバと北崎は放置できない。 5:もっと仲間を増やす。 6:志村は信頼することを前提に行動する。 【葦原涼@仮面ライダーアギト】 【1日目 夜】 【F-6・ショッピングセンター付近】 【時間軸】:第27話死亡後 【状態】 全身に負傷・軽い疲労・腕部・胸に裂傷(軽度)変身の後遺症、仇を討てなかった自分への苛立ち。 【装備】 フルフェイスのヘルメット、ホッパーゼクターのベルト 【道具】 基本支給品×2 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いには加担しない。脱出方法を探る。 1:ヒビキたちに同行し、五代から話を聞いた上で真実を見極める。場合によっては倒す。 2:白い怪物(風のエル)、北崎は必ず倒す。 3:黒いライダー(カイザ)を探してみる。 4:立花藤兵衛の最後の言葉どおり、風見の面倒を見る? 5:白い怪物(ダグバ、ジョーカー)を倒す。 6:木場の様子がおかしいのが気がかり。 【備考】 ※澤田=カイザ=スパイダーオルフェノクである事を把握しました。 【桜井侑斗@仮面ライダー電王】 【1日目 夜】 【F-6・ショッピングセンター付近】 【時間軸】:最終回直後 【状態】:全身にダメージ・軽い疲労、強い決意、無力感。 【装備】:神経断裂弾(1発)、サソードヤイバー 【道具】:基本支給品×2、ラウズカード三枚(ダイヤK・ブランク二枚) ショッカー戦闘員スーツ×2@仮面ライダー、 煤けた首輪、双眼鏡、コーヒーセット、デジタル一眼レフ(CFカード)、望遠レンズ 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いの阻止 1:ヒビキたちと共に仲間と合流。 2:香川の話に反感。木場との仲を取り持ちたい。 3:ガドル、風のエル(名前は知らない)、北崎を倒す。 4:五代雄介に一条薫の死を伝える。 5:ナオミにそっくりな少女(真魚)が気になる。 6:ハナの無事に安堵。可能性は低いが良太郎や愛理を探す。 【備考】 ※サソードゼクターに適格者として認められました。 ※澤田=ダークカブト=カイザ=スパイダーオルフェノクである事を把握しました。 【桐矢京介@仮面ライダー響鬼】 【1日目 夜】 【F-6・ショッピングセンター付近】 【時間軸】36話、あきらに声を掛けた帰り 【状態】 バイク転倒による擦り傷や打ち身、疲労(大)、人間不信、周囲の無力感に怒り。 【装備】 なし 【道具】 基本支給品(食料紛失)、ラウズカード(スペードの10、クラブの10) 【思考・状況】 基本行動方針 生き残る 1:響鬼達に守ってもらえるか不安。 2:激しい恐怖(特にダグバ、ゾルダ、ドラゴンオルフェノクに対して) 3:北崎・木場を始めとするオルフェノクに不安。 4:侑斗に僅かな嫉妬・羨望。 【木場勇治@仮面ライダー555】 【1日目 夜】 【E-6 家の廃墟】 【時間軸】:39話・巧捜索前 【状態】:全身に打撲(中程度)、背中等に火傷(軽度)、疲労(大)、激しい動揺。 【装備】:ファイズギア、サイガギア、トンファーエッジ 【道具】:基本支給品×1、Lサイズの写真(香川の発砲シーン) 、カブトエクステンダー@仮面ライダーカブト 【思考・状況】 基本行動方針 海堂の遺志を継ぎ、仮面ライダーとしてみんなを守るために戦う。 1:香川達の会話の内容に動揺。 2:香川たちの信頼を取り戻すために戦う。 3:死神博士、ゴルゴス、風のエル(名前は知らない)、東條、北崎を警戒。影山はできれば助けたい。 4:葦原に僅かに憧れの感情。 【備考】 ※赤カードの影響で自分が香川の記憶を失った事を把握しました。 ※カブトエクステンダーはキャストオフできないため武装のほとんどを使えません。 今の所、『カブトの資格者』のみがキャストオフできます。 ※真魚の治癒能力を「時間を操作する能力」と勘違いしています。 【風谷真魚@仮面ライダーアギト】 【1日目 夜】 【E-6 家の廃墟】 [時間軸]:31話・サイコキネシス発現後 [状態]:健康。動揺。強い自己嫌悪。 [装備]:コルトパイソンA@クウガ(装弾数5/6、マグナム用神経断裂弾) [道具]:基本支給品一式x2(真魚・天道) ライダーパス、首輪(天道) 特殊効果弾セット(マグナム用神経断裂弾54、ライフル用神経断裂弾20、 ランチャー用非殺傷ゴム弾5、ランチャー用催涙弾5、ランチャー用発煙弾5、ランチャー用対バリケード弾5) 、 [思考・状況] 1:誰……? 2:人殺しをした自分が憎い。 3:自分の能力と支給品の銃を嫌悪。 4:能力の事を誰にもに知られたくない。 [備考] ※制限もしくは心理的な理由で超能力が不完全にしか発揮できません。 現状では、サイコメトリーで読めるのは断片的なイメージだけです。 ※以下のように事実を誤解しています。 サイコメトリーで見えた灰色のモンスターの正体は天道=カブト。 灰色の怪物(海堂)と赤い怪物(モグラ)は殺し合いに乗っている。 青いライダー(ガタック・ライダーフォーム)に変身して自分を守ったのは澤田。 加賀美(名前は知らない)は自分がサイコキネシスで殺した。 自分をナオミと呼んだ男(侑斗)と黒い異型(デネブ)は親友。 ※青いバラに触れた女性が灰化するビジョンを見ました。 【志村純一@仮面ライダー剣・Missing Ace】 【1日目 夜】 【E-6 家の廃墟】 【時間軸】:剣崎たちに出会う前 【状態】:胸にダメージ(中程度)、疲労。 【装備】:ライアのカードデッキ@仮面ライダー龍騎、蓮華のワイヤー内蔵型指輪@仮面ライダーカブト 【道具】:基本支給品(携帯・地図のみ)、ラウズカード(クラブのK、ハートのK)@仮面ライダー剣、ホンダ・XR250(バイク@現実)、首輪 【思考・状況】 基本行動方針:人間を装い優勝する。 1:根回しの続行。他のメンバーからの信頼を得る。 2:ダグバなどの強敵とは戦わず泳がせる。 3:馬鹿な人間を利用する。鋭い人間(香川・葦原)やアンデットには限りなく注意。 4:誰にも悟られず、かつ安全な状況でならジョーカー化して参加者を殺害。 5:橘チーフを始め、他の参加者の戦力を見極めて利用する。自分の身が危なくなれば彼らを見捨てる。 6:『14』の力復活のために、カテゴリーKのラウズカードを集める。 118 目覚めのカリスマ 投下順 120 謎 罪 弔い 118 目覚めのカリスマ 時系列順 120 謎 罪 弔い 111 憎悪の声は歓喜する(後編) 桜井侑斗 000 後の作品 木場勇治 葦原涼 香川英行 日高仁志 桐矢京介 志村純一 114 龍は更なる力を手に入れる 風谷真魚
https://w.atwiki.jp/harusakirail/pages/10.html
春咲鉄道の路線一覧 記号 路線名 区間 駅数 AM 幕張線 大宮駅-海浜幕張駅間 28 AS 新木場線 大宮駅-新木場駅間 20 AT・AH 新東横線 大宮駅-みなとみらい駅間・大宮駅-新横浜駅間 32 AK・AO 所沢線 西武球場前駅-東京駅間・西武球場前-大宮駅間 27 AA・AC 多摩線 春咲多摩センター駅-舞浜駅間・大和-舞浜駅間 33 AU 空港線 成田空港駅-羽田空港駅間 28 春咲鉄道の路線と相互直通運転をしている他社線一覧 千葉高速鉄道線
https://w.atwiki.jp/acitys/pages/272.html
もしかして→千葉県の駅 または→高知県の駅 え、どっちも違う!?→かつて存在した北海道の駅 旭駅は、あさひ市にある駅。 概要 東北鉄道と海田鉄道、走谷鉄道、東海鉄道、散野急行鉄道の5社5路線が乗り入れている。 海田鉄道 東北鉄道 東海鉄道 走谷鉄道 散野急行鉄道 島式ホーム2面4線の高架駅。 のりば 1・2 荒木・散野・新都中央・都東線方面 3・4 蒼波・梅田市・菊池線白幡・菊池方面 隣の駅 散野急行鉄道 TE 散急本線 ■快特 通過 ■特急・■快急 荒木駅〜旭駅〜神堂駅 ■急行 納所駅〜旭駅〜湯島相野駅 ■準急・■普通 北美冬駅〜旭駅〜元町南駅
https://w.atwiki.jp/ercr/pages/2969.html
発売日 2012年8月11日 サークル 3 on 10 タグ 2012年ゲーム 3 on 10 キャスト 貴坂理緒(曙),渡会ななせ(千春),涼貴涼(美冬),JOY(幸生),日野あたる(幸生(少年)) スタッフ キャラクターデザイン/原画/彩色:あおみりる,楽時たらひ 企画/脚本/演出:めそ 楽曲:haru@LS 音響素材:音楽素材/魔王魂,クラシック名曲サウンドライブラリー,こんとどぅふぇ,ザ・マッチメイカァズ,SHW Free music. 制作/著作:3 on 10 -サンオントウ- 主題歌 「永遠に美しき冬よりも」 作詞:めそ 作/編曲:haru@LS 歌:涼貴涼 挿入歌 「かみさまのうた。」 作/編曲:haru@LS 歌:涼貴涼
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52530.html
登録日:2022/11/09 Wed 23 08 07 更新日:2024/09/05 Thu 04 36 37NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 タフシリーズ メガネ 凶獣 地獄落し 壊し屋オニ平 完全無欠 寡黙 左門清正 序盤の強敵 悲しい結末 格闘家 水虫 現代のフランケンシュタイン 立木文彦 野獣 闘争本能の塊 高校鉄拳伝タフ 完全無欠の“超”格闘家 左門清正は超人気マンガ『高校鉄拳伝タフ』の登場人物。 CV:立木文彦(OVA版) ●目次 【人物】 【戦闘力】使用技 【活躍】ワールド・プロレス VS.アイアン木場 凶獣伝説 VS.宮沢親子 VS.キー坊(前半) VS.キー坊(後半) その後 【余談】 【人物】 ワールド・プロレスの“壊し屋オニ平”こと鬼川平蔵によって鍛えられ、“最強”の男として生み出された格闘家。 アメリカでの闇試合などにも出場し、数多くの戦績を残したことから“超格闘家”、“凶獣”などの異名で恐れられている。 命のやり取りを生き延びてきた故に驚異的な戦闘能力を誇るが、師であるオニ平からもケモノと称されるほどの獰猛な闘争心を持ち、対戦相手を必要以上に破壊してしまうことも少なくない。 闘争本能のままに敵を倒す様はまさに野獣であり、オニ平からは格闘家に必要な心・技・体の心が欠けていたと言われている。 普段は寡黙で無表情な男だが、格闘家としてのプライドは高く、倒したと思った相手が実はわざと負けたふりをしていただけだったと知ったときには憤怒の表情を浮かべていた。 【戦闘力】 野獣の肉体と闘争本能に加えて頭脳的な技術も兼ね備えた完全無欠とも称されるファイター。立ち技・寝技を問わずあらゆる局面での戦いに優れている。 打撃はヘビー級の威力を持ち、寝技も関節技の達人であるオニ平に師事したこともあり一級品。彼に鍛えられたおかげで組み技の対処法までほぼ完璧に身に付けている。 技と体を兼ね備えたオールラウンダーで欠点らしい欠点はないが、唯一水虫という弱点がある。 劇中では、高校鉄拳伝序盤で最強格であるアイアン木場と静虎の二人と手合わせをし、どちらも互角以上に立ち回っている。 …といっても彼らは二人とも本気で左門と戦っておらず、ガチンコで闘ったらどこまでやれるかは不明。 使用技 地獄落し 相手と向かい合った状態から片腕ずつそれぞれ肘関節を極め、ネックハンキングツリーの体勢で両手で首を絞める。そしてそのまま後方へブリッジを効かせてスープレックスを敢行する。 受け身もガードも一切できない状態で脳天から地面に叩きつけられる上に、テコの原理で両肘も破壊されてしまうため、完全に決まれば日常生活に支障をきたすレベルの後遺症が残ってしまう超危険な技。 あまりに危険なため、マフィアが開催するバーリ・トゥード(なんでもあり)の闇試合ですら使用を禁止されるほど。 【活躍】 ワールド・プロレス ワールド・プロレスにオニ平の始末のために大金で雇われ、キー坊との戦いの後カミさんの煙草を買いに出かけたところを襲撃。 かつての師でありニコッと愛想よく対応するオニ平を無視し、彼の背後にあった煙草の自販機ごと貫く勢いで右ストレートを顔面に叩き込む。 キー坊との戦いを経てすっかり丸くなった彼を見て「歳はとりたくねぇな 鬼にも仏心が芽生えてくる…」と言い残し、続けざまに左腕と右脚を同時に折りつつ絞め落として病院送りにした。 その後ワールド・プロレス所属のプロレスラー・天州から報酬を受け取る際に「リングの上にあがればいくらでも稼げる」とスカウトされるが、「お前のようなフヌケ相手に道化を演じろというのか?」と見下しながら煽って拒否。 プロレス界で最も権威あるWFF王者としてのプライドを傷つけられた天州はブチギレてラリアットを食らわせたものの、全くのノー・ダメージであり、逆に頭突きと万力のようなヘッド・ロックを掛けられてあっさり降参した。 すると車の中から姿を現したのはプロレス界の帝王アイアン木場。たぎる血を鎮められず、“最強”という「幻想」に取りつかれた左門は木場に戦いを挑む。 VS.アイアン木場 木場のジャブを紙一重でかわしカウンターを仕掛けるが、コンクリートの壁を破壊するほどの強烈なタックルをお見舞いされる。 続けて地面に押し倒されて追撃を打ち込まれるが、機転を利かせて回避。冷や汗をかく木場に対して「顔が青ざめてるぜ…」と余裕の笑みを浮かべる。 木場の打撃の連撃を容易くいなし、右腕を捕らえて破壊しようとした瞬間、「社長は怪我をしていてとても戦える状態じゃない」と天州が割って入る。 木場のズボンを破いて右ひざを確認すると、そこにはサポーターが巻かれており、木場から長年の戦いによる膝関節靱帯と半月板の複合損傷だと明かされる。 それを知って万全でない木場に興味を無くした左門はその場を去ろうとするが、左目を潰した灘神影流の話を聞かされ、木場が調子を整えるまでの新たな獲物として宮沢親子を標的にする。 その後、部下が運転する車中で膝に巻いたサポーターを投げ捨てた木場は… 「オレの膝はそんなにヤワじゃない」 「鍛え抜かれたオレの身体に欠陥などあるわけがない…」 「全て思惑通り…凶獣・左門が灘神影流を断つのだ!!」 なにっ さっきまでの一連の流れは左門を灘神影流にぶつけるための木場の策略だった。 つまり、天州が青ざめた顔で戦いを止めたり、「だまれ天州!!勝負に水を差すなっ」と声を荒げたりしたのも、全てただの演技だったのだ。 やっぱしゲスいスねこの頃の木場は 凶獣伝説 一方その頃、キー坊はオニ平の病室で一本のビデオを見ていた。それは1989年6月25日午前2時にニューヨークで行われたバーリ・トゥードの闇試合を記録したものだった。(*1) 左門の対戦相手は現役キックボクサーのヘビー級チャンピオン バリー・スミス。ヘビー級のキックをものともせずパンチ一発で顎を外し、そのまま“地獄落し”でスミスを完全に破壊してしまった。 主催者であるマフィアのドンであるパウロ・パゾリーニは銭の取れるスミスを破壊した左門にブチ切れ、部下に射殺するように命じる。 しかし二人の部下が銃の引き金を引く前に左門によって壊され、圧倒的な強さを見せつけたことで裏社会でもその名を広めていく。 なお、左門もスミスも何故か終始フルチンで試合をしていたが、特に突っ込まれることはなかった VS.宮沢親子 買い物帰りのおとんを襲撃し、ストリート・ファイトが勃発。両者ともに高速の打撃を繰り出し、互角に渡り合う静虎に感心して「こいつは楽しめそうだ…」と呟く。 そして静虎の一撃を防ぎ、もう片方の手で鼻に指を突っ込んでチョーク・スリーパーの体勢に移り、そのまま静虎を失神させた。 偶然そばを通りかかったキー坊はおとんが落ちる瞬間を目撃してしまい、激昂して左門に飛び掛かる。 不意を突かれて飛び蹴りを喰らった左門だったが、真正面からの打ち合いは終始優勢を保ち、キー坊の腕を捕らえて地獄落しの体勢に入る。 だがキー坊がオニ平から情報を得ていることを知って彼を解放。「もう一度冷静に考えて恐怖心がなかったら相手をしてやる」と言い残して去っていった。 ちなみに静虎は命のやりとりになることを避けるため、芝居を打って落ちたフリをしていただけだった。 左門のせいでおとんが買うた弁当が無駄になった話はするな ワシは今メチャクチャ機嫌が悪いんや 後日ジムでトレーニングをしていた際に、トイレで血尿が出る。タイミングを計ったように現れた木場は灘神影流の技で腎臓を損傷していると見抜き、別室に招いて密かに隠し撮りしていたビデオを見せる。 そのビデオを見て、先日の戦いでは静虎がその場を収めるためにわざと負けたと知り、木場からも「お前はナメられている」と煽られたことで怒り心頭。 静虎が大切にしているキー坊を地獄落しで破壊し、屈辱を晴らすことを誓う。 そして静虎と木場の裏取引もあり、木場がわざわざチャーターした大型客船での特設リングでキー坊と対決することが決定。 それまでに木場が用意した若手レスラー二名をボコボコにして準備運動をしていた。 VS.キー坊(前半) 決戦の日、沖合6キロに停泊している船内のリングでキー坊と対峙し、闘気だけでキー坊を威圧する。 キー坊は前日にトレーニング中の事故で右手の中手骨を骨折していたが、全く容赦せずに打撃の連続攻撃でじわじわと彼を追い詰めていく。 木場の煽りを受けて真正面から突っ込んでくるキー坊に重い一撃を放ったものの、冷静に回避され、その流れでオニ平直伝の“飛翔閻魔固め”を受ける。 首・両膝・足首・左手の四点を同時に極める複合関節技は左門といえども簡単には破れず、苦痛で表情を歪めていく。 勝負は決したと思われたのも束の間、顔色も変えず背筋でジャンプして体勢をひっくり返すという芸当をやってのけて飛翔閻魔固めのロックを解除することに成功。 切り札を破られて精神的に追い詰めていくキー坊に更なる追撃を加え、ハンマーを振り下ろすような強烈なパンチを直撃させた。 しかし、キー坊はまだ諦めておらず、完全に破壊しようとした左門の拘束を解いて首から上の部位を集中的に攻撃。 左門もキー坊の連続攻撃を受けながらも反撃のチャンスを窺い、膝蹴りをガードした瞬間にすかさず頭突きで怯ませ、地獄落しの体勢に移行する。 そのタイミングで、手漕ぎボートで6キロ沖合までやってきた静虎がリングのある船内に乱入、一瞬静虎に気を取られた瞬間にキー坊に地獄落しの拘束を解かれ、逆に地獄落しのロックを掛けられてしまう。 見よう見まねの地獄落しを仕掛けるキー坊だったが、とっさに左門が腰を落として重心を安定させたため不発に終わる。 キー坊が動けなくなったと見るや、ロックを掛けられた状態で後方に投げ、静虎に見せつけるようにパンチの連打で痛めつけていく。 VS.キー坊(後半) ボコボコに殴られながらもキー坊は灘神影流の継承者としての使命のために立ち上がり、「五臓は五色に表れる」という静虎のアドバイスを耳にしてロー・キックを繰り出す。 何の変哲もないロー・キックにもかかわらず左門は悶絶し、脚の内側を徹底的に攻め込まれる。 静虎との戦いで腎臓に受けたダメージがまだ残っており、それが顔色に表れていたため、キー坊は腎臓から伸びる経絡と繋がっている脚の内側を攻めたのだ。 動きが鈍ったところで腎臓を直接狙ったパンチとこめかみへの肘打ちを喰らう。 しかし左門も簡単には倒れず、中手骨が折れている右手を踏み潰してサッカーボール・キックを食らわせ、続けて地獄落しの体勢に入る。 「お前みたいに強いヤツがおんのやったら地獄も楽しいやろな…」 「お望み通り…地獄に送ってやるっ」 地獄落しが決まり、勝負を確信した左門だったが… 振り向いた瞬間、視界に飛び込んできたのはキー坊の飛び蹴りだった。 「誰が潰れたんじゃいっ ワシはチンポの先までピンピンしとるわっ」 実は投げられる瞬間にキー坊が自分でジャンプしていたため着地点が微妙にずれ、地面に激突した際の衝撃が脳天には完全に伝わっていなかったのだ。 数々の攻撃を受けても立ち上がり、地獄落しまで攻略したキー坊を本物の格闘家として認め、凄まじい打撃の攻防を繰り広げる。 その最中でキー坊は、武道はただ人を傷つけるのではなく人間として成長するためのものだという静虎の教えと、人を殺すことができるから活かすこともできることを左門にも説く。 そして、寝技の掛け合いの中、キー坊がとっさに編み出したオリジナル技“逆さ閻魔固め”が炸裂。 背中を下向きにされた閻魔固めは背筋でジャンプしての脱出もできず、「壊せーーっ」と叫んで敗北を認める。 しかしキー坊は逆さ閻魔固めを解いて瞬時に胴締めチョーク・スリーパーへと移行、最も相手を傷つけない技で左門を落とす。ついに“凶獣”は倒れ、眠りについたのであった。 その後 間もなくして目を覚ました左門は何故自分を壊してトドメを刺さなかったかを問う。 左門の問いに「アンタのおかげでまた強くなれたんやっ」「オニ平のオッサンが手塩にかけて作り上げた最高傑作を壊せるかいや…」と答えるキー坊。 彼の言葉を聞いて憑き物が落ちたように表情を緩め、オニ平に諭されて改心した。 後日、実力完全主義の「パンクラス」に入ってリアル・ファイトの世界で腕を磨くために再び渡米。 そしてかつての闇試合で再起不能にしてしまったニューヨークのスミスの元を尋ねる。 彼は左門に破壊されたことで職と家族を失い腕も不自由になってしまったが、左門のことを恨んではおらず、以前とは打って変わって左門が優しい目になったと話す。 最後には「もしもう一度戦えたら次は健闘をたたえ合えるような闘いをしよう」と握手を交わした。 その後、人気のないストリートを歩く左門の背後に何者かが迫り、二発の銃声が鳴り響く。 「50ドルしか持ってねェぞっ」 「ファック!日本人(ジャップ)だからカネ持ってると思ったのに…」 頭と背中を撃たれた左門は即死した。彼を射殺したのはアメリカン・マフィアの刺客でも仇討ちをしにきたスミスの関係者でもなく、ただ強盗が目的の通りすがりのチンピラだった。 左門の死体の写真が堂々と掲載されている新聞でこのことを知ったキー坊は驚きを隠せないでいたが、静虎から左門の死を教訓にするように説かれる。 左門の訃報を聞き、もう命を奪うような潰し合いはごめんだと言うキー坊がルールとマナーのある戦いをするため、スポーツとしての空手に挑戦するのはまた別のお話。 【余談】 明確な悲しい過去が語られなかったことに加え、猿空間送りにならず死亡という形での退場と、タフ・シリーズでキー坊と手合わせした格闘家の中では珍しい存在である。 「お前みたいに強い項目がおんのやったら追記・修正も楽しいやろな…」 「お望み通り…追記・修正させてやるっ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最序盤の敵としてはめちゃくちゃ強いんだ -- 名無しさん (2022-11-09 23 27 44) CV立木文彦なんだ -- 名無しさん (2022-11-10 00 13 30) 死亡する以外でのまともな退場が不可能なタフ・シリーズのキャラ・クターに哀しき現在… -- 名無しさん (2022-11-10 21 01 46) ↑3 手の骨折なんて深刻なダメージを負った状態でキー坊が勝ったのは露骨な補正というかおとんの援護が効いたというか… -- 名無しさん (2022-11-11 00 58 10) ↑2ギャルアッドを忘れちゃいけないんや。まあギャルちゃん以外にまともな退場できた奴いたっけ?ってレベルやけどなブヘヘヘヘ -- 名無しさん (2022-11-11 11 38 21) やっぱ怖いっスね猿世界のメディアは -- 名無しさん (2022-11-11 14 57 21) オトンも芝居で回避したけど絞め落とされるとこまでいってたのがな… -- 名無しさん (2022-11-13 23 15 17) 猿空間に飛ばされなかっただけマシだと思われる -- 名無しさん (2023-06-24 17 12 47) 左門が撃たれた新聞の記事に、治安に関する猿先生の私見や鉄拳伝第1巻の宣伝が載って(書かれて)いたりする。しかし後半のシリーズになるにしたがってこういうのは減っていったのは寂しい -- 名無しさん (2023-06-28 05 19 49) 凶獣から人間に戻ったせいで銃に勝てなくなったって解釈は物悲しいけど好き -- 名無しさん (2024-06-09 16 52 52) おとんに戦いを避けさせたのは大した物なんだよね。おとんが勝つとしても手加減出来ないかおとんも負傷を避けられなかった物と考えられるが… -- 名無しさん (2024-08-04 09 01 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hankyu_led/pages/126.html
種別全面表示01-回送 02-試運転 03-臨時 04-団体 05-埼京線 06-川越線 07-りんかい線 08-各駅停車 09-快速 10-通勤快速 11~15 空白行先全面表示01-新木場 02-東京テレポート 03-大崎 04-新宿 05-池袋 06-板橋 07-赤羽 08-武蔵浦和 09-大宮 10-指扇 11-南古谷 12-川越 13~29 空白各駅停車01-新木場 02-東京テレポート 03-大崎 04-新宿 05-池袋 06-板橋 07-赤羽 08-武蔵浦和 09-大宮 10-指扇 11-南古谷 12-川越 13~29 空白 埼京線 川越線 埼京・川越線 りんかい線 埼京線(りんかい線直通) 埼京・川越線(りんかい線直通) りんかい線(埼京線直通) りんかい線(埼京川越線直通)快速01-新木場 02-東京テレポート 03-大崎 04-新宿 05-池袋 06-板橋 07-赤羽 08-武蔵浦和 09-大宮 10-指扇 11-南古谷 12-川越 13~29 空白 埼京線 川越線 りんかい線 埼京・川越線 埼京線(りんかい線直通) 埼京・川越線(りんかい線直通) りんかい線(埼京線直通) りんかい線(埼京川越線直通)通勤快速01-新木場 02-東京テレポート 03-大崎 04-新宿 05-池袋 06-板橋 07-赤羽 08-武蔵浦和 09-大宮 10-指扇 11-南古谷 12-川越 13~29 空白 埼京線 川越線 りんかい線 埼京・川越線 埼京線(りんかい線直通) 埼京・川越線(りんかい線直通) りんかい線(埼京線直通) りんかい線(埼京川越線直通) 更新情報 2015.01.14 ページ作成、各種追加(編集者 JR南武) 2015.01.15 行先全面表示 板橋を追加(編集者 しんちゃん) 2015.01.18 種別全面表示 りんかい線を追加(編集者 しんちゃん) 2015.01.28 行先全面表示 大宮追加(編集者 新宿わかしお)