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出典 パーソナル百科事典『マスペディア(Masupedia)』 月刊ASCIIについての記事をまとめたカテゴリ ページ一覧
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コナミのピンポン僕は、瞬間光になった。 Konami s PINGPONG TM ¥4,800 たった1秒しかない。何が?攻略法を考える時間のことさ。球が返って来るまでの間にカットがいいかドライブがいいかを判断する、スキをねらってスマッシュする。反射神経と頭脳プレイで勝負するスーパースポーツの誕生だ。 月刊ASCII1985年6月号(通巻96号)P81 広告より転載
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NEOS筋肉モリモリ、僕のMSX。 MSXマウス MS-10 ¥14,800 あらゆるMSXに対応した高性能マウスです。一度手にしたら、もう離せないスピーディな操作性。そして誰にでも簡単にCGが描ける多機能グラフィック・ソフト「チーズ」を付属。 MSXオーディオ ビジュアル・カートリッジ VC-10 ¥19,800 あらゆるサウンドをビジュアル化して楽しめるだけでなく、自分で音を作ってビジュアル化することもできる画期的なツールです。MS-10やSI-10と組合わせて楽しむのもグッド。 MSXスーパーインポーズ・カートリッジ SI-10 ¥19,800 自分で描いたCGがTVなどの画像に自由に合成できます。もちろん、CGが簡単に描ける本格的なソフトも付属。MS-10やVC-10と組合わせれば、楽しみ方も一気にパワーアップ。 NEOS INFORMATION/マイクロコンピュータ・ショー 85(大阪)に出展。 7/3~7/6、インターナショナル・エキジビジョンセンター・オオサカ(住之江)にて開催。 お気軽にご来場ください。 月刊ASCII1985年6月号(通巻96号)P77 広告より転載
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素材としてのMSX パーソナルコンピュータの標準化に対する提案=MSXに関してひととき騒然とした動きがあったが、それも鎮まって、このプランは一歩一歩着実に進みつつある。 ともあれ、標準化への第一段階は成功裏に終結した。次以降のステップは、ハードウェア・メーカーの対応(ことに出荷時期、製品のできばえ、価格、販売戦略等)、サード・パーティーの参加状況、そしてなによりたいせつなコンシューマーの反応待ちへと続いている。 第一段階であった「提唱」のフェーズを締めくくるにあたり、システムとしてのMSXの可能性を考えてみたい。 その前に、MSXの全貌を始めて紹介する記事が本号に特集されているので、新聞報道等をご覧になっていないむきには、まずご一読をお勧めしたい。 MSXシステムをどうとらえるか、それは各人の自由な判断にゆだねられる。 ゲームカートリッジの共有化と思う人もいるだろうし、なんの変哲もない新型コンピュータがいろいろなメーカーのエンブレムを付けて登場するだけという考え方もあろう。あるいは、何が起こるか、期待で一杯というケースもあるかもしれない いずれのとらえかたも、それぞれ正しいと思う。言わば、見る人ごとに違ったビジョンを与え得る、多様性のあるシステムをいうのがMSXの本質なのであろう。 私は、MSXを素材だと考えている。 規格の決まった完成品というわけではなく標準化されたゆえに汎用性、多目的性を得た使い易い部品ととらえているのだ。 素材といっただけでは漠然としすぎているので、もうすこし具体的な例を挙げよう。 エレクトロニクスにおける素材の一つに、Z-80というCPUがある。このCPUは、特定の電気的、物理的、ソフト的仕様を持っており、その結果或るバスラインに適合して動作し、Z-80同士でソフトウェアを交換可能である。これらの仕様はザイログ社が提案したもので、それに呼応する世界中のいろいろなメーカーが同一仕様のCPUを生産しているわけだ。それにより、Z-80を応用したシステムは数限りなく登場し、ソフトウェアの蓄積を厖大なものとなっている。 私の言う素材とは、このZ-80のようなもののことである。つまり、それ自身、単体ではあまり価値がなく、何かと組合わせ、料理するとその能力が生きてくるような性質を有する部品のことだ。その意味において、Z-80はよい素材といえるだろう。 ここで一歩進んで、マイクロコンピュータチップだけでなく、パーソナルコンピュータシステムを素材と考えてみたい。 素材にとって必要な要件は、安価なこと、柔軟な適応性、ある程度の製品寿命、複数の供給元、などである。 また、素材の形が標準化されることによって、利用時の原価がさがり、応用ノウハウが蓄積されるといった数々のメリットがある。 これらの条件はこれまでのパーソナルコンピュータでは満足されていなかった。ところがMSXは、量産が始まりさえすればすべての点で素材となれる素質を持っている。 このような根拠から、MSXシステムの出現と普及により、はじめてコンシューマ・エレクトロニクスのレベルにおける素材として、パーソナルコンピュータを考慮できるようになったと考えるのだ。 さらに、いまやVLSI時代で、パーソナルコンピュータをLSIチップに集積することも可能になろうとしている。そしてMSXが安定した広い市場を確保とするとともに、きわめて安価で小型のワンチップ・MSXが開発されるのはまず確実であろう。そうなれば素材としての優位性はさらに明確になってくるだろう。 その結果、マイクロコンピュータ・チップが産業界に起こした変革以上のインパクトがもっとわれわれの生活レベルに近いところに与えられるかもしれない。 宮崎 秀規 (月刊ASCII 編集長・当時) 月刊ASCII1983年8月号(通巻74号)P81 FROM THE EDITORIAL OFFICE 記事より転載
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情報を読む・聞く・知る。ものおぼえがいい腕時計SEIKO データ・リストウォッチシリーズ |腕コン|メモダイアリー 携帯キーボードで簡単操作を望む人へ ハンディーなキーボード部に、リスト部を置くだけの無線転送方式だから、いつでもどこでも思いついた時に気軽に入力できます。 ①キーボードからの入力で、電話帳や時刻表などアイデアが生かせる1000文字のメモノートに。 ②1ヶ月分の入力ができるスケジュールダイアリーを使えば、予定の日時がくるとアラームが鳴り、メッセージを表示します。そしてふだんは、 ③時刻表示・カレンダー・アラーム・毎正時の時報を備えたデジタルウォッチとして使い分けができます。 ■メモダイアリー BS-200S(銀色) 29,000円 BS-200G(金色) 34,000円 腕ターミナル SEIKO RC-1000 パソコン操作で腕に覚えのある人へ 街へ連れ出せ!パソコンデータ。PC、FM、X1、MSXに対応----パソコンの新・周辺機器 専用ケーブルの使用で、パソコンから腕ターミナルへわずか10秒で転送。24文字×80画面の情報をメモリーし、自在に持ち歩くことができます。 ① 1データ24文字以内で、単語帳などアイデア無限のメモ機能。 ② 月・日・時・分のインプットにより、予定の時刻にアラームと12文字までのメッセージが表示されるスケジュールアラーム。 ③ 毎週同じ時刻にアラームが鳴り、メッセージを表示するウィークリーアラーム。 ④ インプットされた時差により、外国の時刻がわかるワールドタイム機能。 ⑤ デイリーアラーム・カレンダー・時報機能付きのデジタルウォッチとして…使い分けができます。 ■腕ターミナル本体、コネクターケーブル、転送用ソフトのセット価格 ⇒24,000円(PC-8001MKII・FM-7(カセット)・FM-8・X1・MSX用) ⇒25,000円(PC-8801・PC-8801MKII・PC-9801・FM-7(ディスク)用) 月刊ASCII1985年6月号(通巻96号)P33 広告より転載
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GRAPHIC EXPANDER UNITMSXの新時代はもう始まっている。高解像度グラフィックス(512×204ドット・512色)、ライトペン、スーパーインポーズ、8階調スチル、そしてキャプテン----MPC-X MSXで、512×204ドット、しかも512色 MPC-Xは、MSXの解像度を、256×192ドットから、一挙に512×204ドットへとアップし、表示色も、512色から任意の16色を使えるようにパワーアップするグラフィック拡張ユニットです。しかもライトペン機能の搭載で、ノン・プログラムで高解像グラフィックスが描ける(ライトペングラフィックスROMソフト使用)他、MPC-Xの強力な機能をサポートする拡張BASICも搭載。MSXを、高性能マシンに変身させてしまいます。 スーパーインポーズ&8階調スチル MPC-Xは、ビデオ画像とコンピュータ画像をドッキングするスーパーインポーズ機能と、ビデオ画像を8階調のコンピュータ画像に変換するスチル機能を備えています。スーパーインポーズ機能は、ライトペンを使って手軽に描くことができますし、8階調スチル画像も、ライトペンで修正・着色が可能。この機能、リアルなグラフィックスが手軽に作成できることから、ビデオグラフィックアートのツールとしても、大いに注目を集めています。 キャプテンターミナルにも発展 また、MPC-Xによって実現された高性能は、キャプテンユニット:KA-MPC-CAP1(標準価格178,000円)をプラスすることで、ビデオテックス(キャプテン)ターミナルとして、公式に使用することができます。指定機種は、&b(){ビデオテックスターミナル:MPC-S1}で、MSXパソコン(MPC-10mkⅡ・MPC-10・MPC-11・MPC-6のいずれか)と、グラフィック拡張ユニット:MPC-X、及びキャプテンユニット:KA-MPC-CAP1の組合せで構成できます。 指定番号:型式B-59-0248 GRAPHIC EXPANDER UNIT ■グラフィック拡張ユニット:MPC-X…標準価格89,800円 ■MPC-Xオプションセット:KA-MPC-X…標準価格27,600円 ■システム合計価格…117,400円 ※MPC-Xオプションセットは、拡張I/Oボックス・RGBマルチケーブル・ライトペングラフィックス(ROMソフト)の3点が1組になっています。 ※MPC-XをMSXパソコンに接続する場合は、MPC-Xオプションセットが必要です。但し、パソコン側の拡張バス端子(50PIN)とビデオ出力端子を使用するため、MPC-10mkⅡ・MPC-10・MPC-6以外の場合は、さらにROMカートリッジスロット用コネクター(KA-UC-X:標準価格7,800円)が必要です。またMPC-11のように、RGB21ピン出力専用の場合は、録画ユニット(MSI-01:標準価格23,000円)も必要です。 ※MPC-10mkⅡ・MPC-10・MPC-6以外のMSXパソコンとMPC-Xを組んでライトペングラフィックスを楽しむ場合は、ライトペン(Y4AA:標準価格14,000円)が必要です。 ※MPC-Xで描いたCGやスーパーインポーズ画像、スチル画像などをビデオに録画する場合は、録画ユニット(MSI-01)が必要です。 月刊ASCII1985年6月号(通巻96号)P81 広告より転載
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このクラスで一番デキる優等生。クイックディスク データレコーダの経済性とフロッピーディスクの高性能を受けついだ、今一番コンテンポラリーな記憶装置、クイックディスクドライブユニット。噂が噂を呼んでパソコンキッズの間では、もうすっかり有名になりました。なかでも、片面64KB(両面で128KB)のリード&ライトをわずか8秒でやってのける俊敏さと、キーボード入力でオペレイトする簡単操作、そしてこの物価高の世の中で1枚450円で手に入るソフトの安さ、などなどは、すでに常識になっているとか。でもQDには、これらハード/ソフト両面に亘るメリットの他にも御紹介したい素晴しい機能が星の数ほどあるのです。MSXのインターフェイスに内蔵されたQD-DOSが生み出した多彩な機能群----。 一読すればQDが手ごろな価格帯で一番デキる記憶装置であると、納得していただけると思うのです。 QD-DOSの採用で、デキることこんなにたくさんあるのです。 ●オートベリファイ プログラムセーブ後のベリファイを自動化。カセットのようなわずらわしさがなくなり、正確なデータの保存が可能です。(フロッピーディスクのリトライ機能も付いてます。) ●自動スタート ファイル名を“AUTOEXEC”としたプログラムは機械語、BASICにかかわらず電源ONのみで、即スタートさせることができます。(LOAD、RUNなどの操作は不要です。) ●画面セーブ グラフィックを含めて、ディスプレイに表示した画面を、BSAVEコマンドのワンタッチ操作でセーブできます。しかも、画面セーブの範囲は、ほんの一部から画面全体に亘るまでセレクションは自在。画面の呼出しもBLOADコマンドにより、ワンタッチ操作で表示します。 ●複数ファイルのセーブ&ファイルディレクトリー QD上に記録された複数のファイルの中から特定ファイルを呼出す場合、①QDFILESコマンドによりファイル名一覧を画面上に表示。②目的のファイルの先頭にカーソルを移動。③ファンクションキーをワンプッシュ。このスリーステップの操作でどのプログラムも即スタートできます。 ●カセットからQDへの自動転送 CASQDこまんどにより、カセットにセーブされているプログラムを、QDに自動転送できます。しかも、プログラム言語は、機械語でもBASICでもOK。大事な、大事なプログラムがそっくりそのまま、QDで使用できます。 ●ファンクションキーの自動設定 QDをパソコンに接続するだけで、CALL RUN、CALL LOAD、CALL SAVEなどの使用頻度の高いQD BASICコマンドがファンクションキーに自動設定。買ってつないだその日から、便利なQDの機能が自由に自在に楽しめます。 クイックディスクドライブユニットのその他の特長。 ●ワークエリアをインターフェイスで確保。 インターフェイスにワークエリア用のRAMを実装しているため、コンピュータ本体内のRAMはユーザー用に開放されています。 ●最大8台までのQD増設が可能。 コンピュータのスロットを拡張すればQDを最大8台まで増設可能。ドライブ番号を指定することで、指定したQDをアクセスします。 メディアの特長 ●片面64KB。両面で128KBの充分な容量 ●2.8インチのハードケースに封入 ●直径わずか2.8インチ、重量12g。定型郵便でも郵送可能な超小型設計 月刊ASCII1985年6月号(通巻96号)P301 広告より転載
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新しいホームパーソナルコンピュータ仕様MSXシステム マイクロソフト社と(株)アスキーは去る6月16日、互換性を持ったホームパーソナルコンピュータシステムMSX仕様を発表。国内外15社の賛同を得て低価格帯コンピュータの仕様標準化への提案を行った。 これは、ゲームを中心としたホビーコンピュータから、スモールビジネスまでを対象とした仕様。これを各社が採用し、MSXに準拠したシステムを生産することにより、一つのROMカートリッジを各社のマシンで使用できるなど製品間の互換性が実現できる。 発表に際しては、日本の主要エレクトロニクスメーカー14社とアメリカのメーカー1社の代表も出席し、17社による発表となった。 出席したメーカーはキヤノン(株)、京セラ(株)、三洋電機(株)、(株)ゼネラル、ソニー(株)、東京芝浦電気(株)、日本楽器製造(株)、日本電気(株)、日本ビクター(株)、パイオニア(株)、(株)日立製作所、富士通(株)、松下電器産業(株)、三菱電機(株)(五十音順)の各社と、アメリカのスペクトラビデオ・インターナショナル社。 さらに6月27日には、ソフトウェアメーカーに対するMSX説明会も開かれた。これには100社あまりの参加があり盛況であった。 MSXシステムの主な特徴は、 MSX用のソフトウェア(ROMカートリッジ、カセットテープなどで供給)は、各社各機種間に互換性を持つ。 CPUにZ80A、CRTCにTMS9918A、PSGにAY-3-8910を使用した構成(それぞれ相当品を使用) BASICには標準で14桁10進の倍精度演算および関数計算が可能なVer.4.5のマイクロソフト拡張BASIC(32KByte)を搭載、整数演算を高速で行う。 16色のカラー表示、256×192ドットのグラフィック表示、3重和音演奏や効果音の発生が可能。 固定されたシステムではなく、ハードウェア・ソフトウェアともに柔軟な拡張性を持ち、互換性を保ったまま、自由度の高い構成ができる。また将来のハードウェアの進化にも対応できるソフトウェアの構造。 BASICの主要な機械語サブルーチンやハードウェアの詳細が公開されるなど、一部に限定された仕様としない。 MSX仕様のカートリッジには同一のロゴを使用し、これを各社共通のシンボルマークとする。 などが挙げられる。 また、MSXは日本だけでなくアメリカ市場でも提案されており、アクティビジョン、スピナカー、シリウス、オンラインなど大手ソフトウェアメーカー各社も、MSX仕様のソフトウェア開発に対し意欲的であるという。このことは、将来MSXシステムが国際的な標準となることも予想されるわけだ。 パーソナルコンピュータの普及に伴って、ホームコンピュータとして家庭内への普及が期待されているが、そのためには各社製品に共通する仕様の標準化が必要とされている。 家庭用ビデオレコーダーやレコードプレーヤーにみられるような仕様の標準化により、各社の製品に使用するテープやレコード盤に互換性が与えられ、その結果流通形態の単純化、普及の促進が可能となったわけである。民生用電子機器の普及にはこのように使用の標準化が必要で、このような中でパーソナルコンピュータ仕様の標準化が提案されたことは大きな意義があるといえよう。 MSXの主な仕様 CPU Z-80Aソフトコンパチブル(クロック3.579545MHz) メモリ ROM 32Kbyte(マイクロソフト製MSX-BASIC) RAM 8Kbyte以上 ROM,RAM共に拡張可能 VDP TMS9918Aコンパチブル PSG AY-3-8910コンパチブル PPI i8255コンパチブル 画面表示 テキスト表示能力32文字×24行 グラフィック256×192ドット カラー16色 CMT FSK方式、1200/2400ボー サウンド 8オクターブ、3重和音出力 キーボード 英数、ひらがな、カタカナ、グラフィック記号対応 JIS配列、五十音順配列対応 ROMカートリッジ ROMカートリッジ、拡張バスに対応するスロットを持つ I/Oバス カートリッジバスは50ピン、カードエッジ型 プリンタ 8ビットパラレル・インターフェース ジョイスティック 1または2本接続可能 フロッピーディスク 各社対応 漢字機能 各社対応 MSX仕様の記者発表風景 発表するマイクロソフト社のビル・ゲーツ会長と(株)アスキーの西和彦副社長 MSX仕様のカートリッジ(見本) MSXのロゴの付いたカートリッジであれば、どのメーカーのコンピューターでも使用することができる。 MSXのロゴマーク 月刊ASCII1983年8月号(通巻74号)P86 ASCII EXPRESS 記事より転載
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COSMUT-C85シリーズ(コスマット)MSX-DOSソフトウェア (3.5インチマイクロフロッピー) ¥9,800 MSXが(多彩なアプリケーションを探る)指揮者になった。 本体RAM64kbのMSXと3.5″フロッピーディスクドライブが必要。 タクトの先からあふれるソフト 多彩なビジネスソフト(120種)業種・業務別に設定済。 会社でも家庭でもあらゆるニーズに対応できます。 カード式データベース 1件分のデータがカード1枚になり一枚のカードにはすでに業種・業務別にあわせて必要な項目が設定されています。あとは実際のデータ(名前・数値)を入力します。 使いやすさ抜群 完全対話型なので画面の指示に従って入力するだけです 多項目サーチ・ソート可能 ファイル中の複数のカードからある一定の条件を与えることによってカードを探したり並べ替えたりをします。 2タイプの出力可能 リストイメージ すべてのデータを一覧表に出力(並べかえ自由) カードイメージ 条件を与えることにより伝票、DMタイプで出力 低価格・高機能 豊富なビジネスソフトを¥9,800で揃えることができます。 又、演算機能も群を抜いた速さです。 COUMUT-C85シリーズ ソフトウェアリスト 全120種 No.1 小学校児童管理 No.2 中学校生徒管理 No.3 高等学校生徒管理 No.4 学校向備品管理 No.5 スポーツ・テスト集計システム No.6 小中学校簡易会計システム No.7 小学校テスト管理 No.8 中学校テスト管理 No.9 高等学校テスト管理 No.10 生徒会予算管理 No.11 スポーツ・イベント得点集計管理 No.12 授業料納付管理 No.13 寄付金管理 No.14 栄養計算システム No.15 図書館図書目録管理 No.16 図書館図書貸出管理 No.17 人事管理 No.18 名刺管理 No.19 各種団体会員管理 No.20 選挙人名簿管理 No.21 寺檀家管理 No.22 神社信徒管理 No.23 教会信徒管理 No.24 宗教団体信者管理 No.25 証券会社外務員向顧客管理 No.26 郵便局外務員顧客管理 No.27 警察向事件事故登録管理 No.28 新聞記者向事件事故登録管理 No.29 個人信用データ管理 No.30 法人信用データ管理 No.31 新聞販売店顧客管理 No.32 新聞販売店販売管理 No.33 訪問販売会社営業マン向顧客管理 No.34 訪問販売会社営業マン向見込客管理 No.35 農機具販売店顧客農機具管理 No.36 自然食品販売会社顧客管理 No.37 建設機械販売店顧客建設機械管理 No.38 商品台帳 No.39 現金出納帳管理 No.40 銀行振込口座管理 No.41 クレジット・カード管理 No.42 手形支払管理 No.43 スケジュール管理 No.44 商品予約管理 No.45 商品発注管理 No.46 営業マン成績管理 No.47 営業日記帳 No.48 各種アンケート調査分析システム No.49 不動産物件管理 No.50 仕出し弁当販売管理 No.51 仕出し弁当仕入管理 No.52 スナック・ボトル管理 No.53 スナック売掛管理 No.54 生花仕入管理 No.55 青果仕入管理 No.56 鮮魚仕入管理 No.57 運輸業向車両管理 No.58 タクシー車両管理 No.59 旅行代理店予約管理 No.60 ホテル客室予約管理 No.61 旅館客室予約管理 No.62 会議室予約管理 No.63 たばこ販売店販売管理 No.64 衛生業業務管理 No.65 製造業原材料管理 No.66 製造業機械ランニング・コスト管理 No.67 マージャン貸卓管理 No.68 OA機器販売店向顧客管理 No.69 電気製品販売店顧客管理 No.70 各種保険顧客管理 No.71 美容院顧客管理 No.72 理容院顧客管理 No.73 ギフトショップ顧客管理 No.74 呉服店顧客管理 No.75 化粧品店顧客管理 No.76 美術品・画廊商品管理 No.77 美術品・画廊顧客管理 No.78 紳士服販売店顧客管理 No.79 ファッション・ブティック顧客管理 No.80 スポーツ・ショップ顧客管理 No.81 楽器店顧客管理 No.82 カー用品ショップ顧客管理 No.83 レンタル・ショップ顧客管理 No.84 書籍販売店向顧客管理 No.85 自動車販売店顧客管理 No.86 オートバイ販売店顧客管理 No.87 ペット・ショップ顧客管理 No.88 動物病院向動物病歴管理 No.89 植木リース業顧客管理 No.90 家具販売店顧客管理 No.91 靴販売店顧客管理 No.92 ペンション・民宿予約管理 No.93 ペンション・民宿顧客管理 No.94 茶舗顧客管理 No.95 米販売店顧客管理 No.96 白蟻駆除業顧客管理 No.97 庭園管理業顧客管理 No.98 家具販売店顧客管理 No.99 時計・眼鏡販売店顧客管理 No.100 塗装業顧客管理 No.101 牛乳販売店顧客管理 No.102 カメラ販売店顧客管理 No.103 写真館顧客データ管理 No.104 教育資材販売管理 No.105 歯科技工見積システム No.106 OAシステム見積 No.107 アルミサッシ加工業見積システム No.108 アルミサッシ部材管理 No.109 中古車販売(車両)管理 No.110 電子部品データ・バンク No.111 CMコピー・データ・バンク No.112 冠婚葬祭出納管理 No.113 家計簿 No.114 気象データ管理 No.115 個人向ダイエット管理 No.116 個人向メモ帳 No.117 家系図管理 No.118 住所録 No.119 BCLベリカード管理 No.120 アマチュア無線ログ管理 開発・販売元 ユナイト・テクニカル・コンピューター 月刊ASCII1985年6月号(通巻96号)P302 広告より転載
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特集互換性、拡張性に優れたホームパーソナルコンピュータMSXシステムの全貌 今年6月16日、マイクロソフトとアスキーが提案した、ホームパーソナルコンピュータシステム仕様“MSX”が発表されました。このページでは、MSXの主となるコンセプトを紹介し、以降、提案されたMSXのハードウェア/ソフトウェア仕様の詳細について解説を加えます。なおこの発表に関しては、本号EXPRESS(86ページ)をご参照下さい。 1971年、ビジコンとインテルの両社によりマイクロプロセッサがこの世に出現したのは周知のことだろう。それ以来、ワンボードマイクロコンピュータから始まり、様々なシステムが我々の前に姿を見せてくれた。そしてここ5年ばかりの間に、高性能なパーソナルコンピュータシステムが各社から出揃い。一時期に比してユーザーの数は爆発的に増えようとしている。昔では考えられなかった各社製品のテレビやラジオでのCMや、子供が一番欲しいものはというアンケートでパーソナルコンピュータが一位になるなど、もはやマイクロコンピュータシステムは日常生活に溶け込んでいるかのように語られている。 ホームユースとしてのコンピュータ ところでその一方、ある程度システムに通じた人間から見ると、現在パーソナルコンピュータが日常生活に入るにはまだまだ多くの問題が残されていることに気づく。ソフトウェア、ハードウェアをある程度知らなければ電源を入れることだけしかできないといった問題や、また市販のソフトウェアを利用しようと思っても自分のシステムに適合したソフトの選択範囲があまり広くないという現実もあるだろう。 パーソナルコンピュータが一般家庭の中で普及するためには、コンピュータにまつわる様々な規格をある程度標準化簡易化し、コンピュータの操作に関する知識ひとつの文化として形成する必要があると思われる。つまり、我々がテレビやラジオの操作法を誰にも教わることなく使いこなしているように、最終的にはパーソナルコンピュータも、例えマニュアルがなくても操作をはじめることができる位の簡易性が要求されることになろう。 標準化の提案 マイクロソフト社は、そのBASICが各社のパーソナルコンピュータに採用されることで、BASICのコマンド体系に一つの標準化を果たしている。新旧どのマシンでも、マイクロソフトBASICの搭載されたものであれば、詳しい画面表示の仕様など除いて同じプログラムを走らせることができ、コマンド・ステートメントも機能が違ってもある程度移植作業が容易となっている。 今回、マイクロソフトとアスキーがMSX仕様を提案したのは、これをさらに推し進め、一つのソフトウェアカートリッジやソフトテープをどのマシンにでも利用することができるという画期的なものである。このため、ソフトウェアの多くの商品化が期待でき、ユーザーが選択できるソフトウェアも種類の非常に多いものになることが期待できる。 つまり、ソフトウェアメーカーとっては開発リスクを小さくできることになる。従って、互換性をもった多くのソフトウェアが市場に流通されることになろう。 また、多くのソフトウェアが流通することで、一人のユーザーが要求する内容のソフトウェアも多くなることが期待できる。これにより、必要なソフトウェアを完全に自作したり、市販ソフトを改造したりということから開放されることも可能となるだろう。 これとは別に、ハードウェアでもキーボードの配置やカートリッジバスの信号など、細かい仕様が標準化されることで周辺ハードウェアの仕様も高められている、これによりどのメーカーのコンピュータでもMSX使用の周辺装置であれば接続が可能になる。 一つの周辺機器がどのパーソナルコンピュータにも接続可能であれば、その装置の高度化及び目的による製品分化が進み、結局メーカー、ユーザーのどちらもが利益を享受できることになる。プリンタインターフェイスにおけるセントロニクス社仕様がいい例であろう。現在ほとんどのメーカーがこの仕様を採用し、ケーブルを接続するだけでどのメーカーのプリンタでも簡単に使用できるようになっている。 MSXの特徴 MSX仕様のコンピュータシステムは、ゲームなどのホビー用からスモールビジネス程度の範囲までサポートされる。 また、特に青少年のために使い易いパーソナルコンピュータを提供する、先のとおりカートリッジに互換性を持たせソフトウェア産業の発展とユーザーの便宜を図る、MSXを国際的な標準として、パーソナルコンピュータのソフトウェアとハードウェアの日米相互乗り入れを可能にするという考えのもとに提案されている。 MSXホームパーソナルコンピュータシステムの主な特徴をまとめると、以下のようになる。 MSXシステム用ソフトウェアは、各社各機種間で互換性を持つ。 低価格帯のパーソナルコンピュータである。 CPUにはZ80、マイクロソフトのビジネス仕様拡張BASICを中心とした構成。 16色のカラーグラフィック、サウンドジェネレータLSIによる音楽、特殊効果機能などがサポートされている。 固定されたシステムではなく、多種多様なホームアプリケーション、ホビー、さらにはスモールビジネスの範囲まで互換性を保ったまま拡張が可能。 特徴を持ったパーソナルコンピュータも可能 MSXシステムの拡張性は、そのシステムを購入してから拡張が可能という意味だけでなく製品自体の特長にもかかわっている。ハードウェア仕様にあるスロットの概念(ハードウェア編参照)が、システムの柔軟性を高めているのである、今後発売されるMSXシステムは、各社の趣向が生かされた特徴あるマシンになる可能性が大きい。 最終的には各社の製品発表を待たなければならないが、シンセサイザなどの電子楽器にノウハウを持つメーカーは、MSXにそれらの機能を内蔵させた製品を考えるであろう。 また、ビデオディスクやオーディオ機器、VTRを開発しているメーカーでは。これらをコントロールする機能を標準として持たせることなどが予想される。さらにMSXシステムをテレビ受像機に内蔵させ、カートリッジやキーボードを接続するだけでゲームやプログラムの作成ができるシステムが可能である。 このように、MSXは使用の標準化に起こりがちな機能の制約ができる限り取り去られたものになっている。 今後、このMSXシステム仕様によってホームパーソナルコンピュータシステムが家庭内に普及し、同時に、アメリカのように日本でもソフトウェア分野が発展することを期待したい。 月刊ASCII1983年8月号(通巻74号)P110 特集記事より転載