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{{{{{ ◆一階の部屋 {{{{{ ◆二階の部屋 ククリ石 1 100ピコリ {{{{{ ◆おやすみ部屋 ククリ石 1 100ピコリ {{{{{ ◆遊び部屋 ククリ石 1 100ピコリ {{{{{ ◆ロフト部屋 ククリ石 1 200ピコリ {{{{{ ◆さつえい部屋 ククリ石 1 100ピコリ {{{{{ ◆おふろ部屋 ククリ石 1 100ピコリ {{{{{ ◆ながめの良い部屋 ククリ石 1 100ピコリ {{{{{ ◆物置部屋 ククリ石 1 300ピコリ {{{{{ ◆二階バルコニー チェランカの木 3 ガムムットのおの 1 300ピコリ {{{{{ ◆くつろぎ部屋 ククリ石 1 100ピコリ {{{{{ ◆やすらぎ部屋 ククリ石 1 100ピコリ {{{{{ ◆上映室 ククリ石 1 300ピコリ {{{{{ ◆組み立て場 チェランカの木 3 ガムムットのおの 1 150ピコリ
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概要 別に水に潜るわけではありません。暗い道を進んでゴールを目指してください。 一応通路で敵に遭遇したときの対処法についての練習として作ったつもりでいます。 ダウンロード 製作者コメント わりと簡単に解けます。 ヒント ↓下記反転↓ どうやら敵は斜め移動は苦手なようです。 ブチャラティの動きをよく覚えましょう。メモを取ってもいいかも。それと焦らず待ってみるといいことがきっとあります。 マンハッタントランスファーは安全なところで発動しましょう。 ポルナレフ部屋の上の出っ張ったところにドヒュウウの罠があります。 敵の行動パターンをよくみれば必ず進めます。 答え合わせ ↓下記反転↓ 最初の承太郎は下の円状の回路を回れば追いかけてこなくなります。 ブチャラティの大群はしばらくすると左右で動きが同じになりますのでそれまで動きがわかりところで足踏みをします。そのあと上から順にブチャラティ、ブチャラティ、空き、ブチャラティ、空き、ブチャラティ、空き、となったら下に進みます。その後ジグザグに進みます。上から二番目と三番目の水溜りの間で三回素振りを行ってまたジグザグに進み、三番目と四番目の水溜りの間に来たらまた三回素振りをしてジグザグに進みます。そのあとは道なりに進みましょう。 マンハッタントランスファーを拾ったら道を引き返します。ポルナレフが追いかけてこなくなったら先のDISCを発動。ポルナレフが引き返し四角い部屋を2人でぐるぐると回るようになったら移動。部屋の上の出っ張ったところの先まで行き罠を踏みます。部屋に入るときは2人のポルナレフが部屋の右下にいるときが安全です。 アナスイの前まで移動。起きないときは左右に移動してみましょう。 画面の上へ限界まで移動。そのあと素振りが足踏みを続けているとアナスイが引き返していきます。 アナスイがこちらにこない程度についていき階段の2マス上の位置で待機。するとアナスイは部屋の右端に止まっているのでその隙に階段に移動して降ります。 評価 選択肢 投票 ☆☆☆☆☆ (0) ☆☆☆☆ (0) ☆☆☆ (0) ☆☆ (0) ☆ (0) タグ ブチャラティ 一本道 勉強系 離脱系 感想 名前 コメント
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間桐 辰妃SS 「小さな幸福」 晩春の朝。 まだ薄暗い室内の中、彼は目覚める。 体を起こし、身震いを一つ。その後、体を前後に伸ばし、固まった体をほぐしていく。 時計の針は4時を少し過ぎたところ。 だが、目のよく見えぬ彼にとって時計はさほど重要なものではない。 体で感じる温度と周囲を包む静けさ。 そして、わずかに聞こえる住民達の寝息が、彼に時間を教えてくれる。 自分の寝床を這い出し、目的地に足を向ける。 向かうは2階の寝室。そこに彼の下僕が寝ているはずであった。 足音を殺し、静かに階段を上っていく。 2階には下僕の他に、この家を支配する二人の女王が寝ている。 間違っても、こんな時間に起こしてはならない。 女王たちが起きるのは、下僕が朝食を用意した後と決まっているのだ。 そのルールは不変。たまにそのルールを破る下僕は、その度に酷い折檻を受けている。 そして、そのルールは自分とて例外ではない。 前に少々、声を上げすぎてしまい、女王たちを時間前に起こした時は酷い目にあった。 受けた折檻が頭をよぎり、僅かに身を震わす。 記憶力に自信の無い彼でも、体に刻まれた痛みは忘れない。 細心の注意を払い、女王たちの部屋の前を通過する。 目指す下僕の部屋は、一番奥まった所にある。 ドアノブに両手を乗せ、体を使って引く。 ノブが下がったのを見計らい、体でドアを押し開ける。 開いた隙間。身を滑り込ませるようにして室内へ。 カーテンが引かれ、まだ暗い部屋の中。 当てにならぬ視覚の代わり、自慢の嗅覚で目的の場所を探し出す。 目指すゴールはもうすぐそこ。 後脚にグット力を籠め、彼は宙を舞った・・・。 「ウェイバー・・・。最近、散歩をサボっていたとはいえ、4時半はないのではないでしょうか・・・。」 飼い犬に、半ば引きずられるようにして歩く長身の女性。 寝ているところを叩き起され、朝の散歩を強要された不幸なその人。 それは、間桐家ヒエラルキー第4位。間桐辰妃の哀れな姿だった。 油断すると落ちてきそうな瞼を必死にこじ開けながら、グイグイと綱を引く愛犬に声をかける辰妃。 「私は眠いんです・・・。昨日も仕事が立込み・・・。」 本格的に始動したフェニックス計画。 重度の生体移植を必要とする衛士達の戦線復帰を目指したこの計画で、辰妃は教育小隊(通称:フェニックス小隊) に所属し、主に回復段階にある衛士達の戦術機訓練、仮想敵を務めていた。 桜花作戦の成功により、最悪の状況を脱したとはいえ、依然高いBETAの脅威。 そのBETAに対抗する為の最重要戦力である戦術機は、どこの戦線でも引く手数多である。 そして、戦術機を操る衛士が必要であることは語るまでもない。 その為、当初は実験的要素の高かったフェニックス計画も、その重要性を日に日に高め、 ついには本格的な衛士の再生計画として動き出したのであった。 それとともに忙しさを増していく教育小隊(通称:フェニックス小隊) 「最近は新型OSの訓練も始まってですね・・・」 衛士の再生計画と併せて始まったXM3と呼ばれる新型OSの導入。 横浜基地に所属し始めた頃から使用していたものの、性能の全てを引き出せてはいないらしい。 そこで始まった教育小隊の完熟訓練。 高速機動戦を得意とする辰妃にとって、機体のレスポンスを大きく向上させる新型OSは実に楽しいものであったが、 残念ながら教官配置という役割上、実機をぶん回すだけですまない。 新型OSの特性を今後分かりやすく説明する為の、訓練実施要領作成など書類仕事が付きまとう。 戦術機操縦は好きだが、書類仕事はツマラナイ・・・。 他人に押し付けることによって逃げていたが、最近それも通用しなくなってきている。 「有栖川少尉も、前みたいにやってくれないし。」 脳裏に浮ぶ、オカッパ頭が特徴な有栖川の姿。 その真面目さゆえ、押し付ければ(投げ出せば)、小言を言いつつもやってくれた有栖川。 だが最近では、書類仕事を放り出し、逃げ出す小隊員に対して目を光らせ、やってくれなくなった。 「昨日の夜も、書式が違うと「ワンッ!」 愚痴を言うばかりで、タラタラと歩く辰妃に不満の声を上げるウェイバー。 夏の朝は早い。いつの間にか周囲は随分と明るくなっていた。 「・・・愚痴ぐらい聞いてくれてもいいじゃないですか。私は貴方の飼い主なので・・・」 辰妃の言い終える前に走り出すウェイバー。 「しょうがないですね。今日だけですよ。」 苦笑しながらも、一緒に走り出す辰妃。 今朝は、いつも痛む腰の調子もいい。久しぶりに全力で走るのもいいだろう。 「いきますよ!ウェイバー!」 「ワンッ!」 喜びの声を上げるウェイバー。 朝日が差し始めた街頭。 やっと目覚め始めた街の中、柔らかな風となる主従、二人。 30分後 走り終え、満足げな顔で家路につく一匹と一人。 久しぶりに全力で走った辰妃、久しぶりに満足いくまで散歩のできたウェイバー。 初夏の朝に訪れた小さな幸福。二人の顔には笑顔が浮んでいた。 だが・・・まもなく二人は、幸福から、不幸のどん底へと滑り落ちることとなる。 そう、彼女達は大事なことを忘れていたのだ。 間桐家の朝には、不変のルールがあることを・・・。 同時刻 間桐家食卓 「あら・・・姉さん。辰妃の姿が見えないわ。」 「ウェイバーの姿も見えないわね。散歩にでも行ったのかしら・・・。あら?」 目覚めた二人の女王。間桐家ヒエラルキーの頂点に位置する二人の姉の前には、何も載っていない食卓が広がっていた・・・。
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作者:◆zKOIEX229E 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】【9】【10】【11】【12】【13】 隕石の残りだろうか。燃える彗星が空を流れていく。 俺の頬にも冷や汗が流れ落ちた。 「……え?」 「捨てろと言ったのだ、ヨシユキ」 父さんは、何を言っているんだ? 幼馴染は弱い喘鳴を繰り返す。 早く病院に連れて行かなければ、助からないと小さな俺でもわかる。 業を煮やしたのか、俺の肩から彼女を乱暴に落とす。 彼女は小さく呻いてアスファルトに落ちる。 そのまま父さんは俺の腕を掴み、無理やり車に乗せようとした。 「嫌……だ……」 「……何?」 「放せよ!」 手を振って、父親の手の甲に爪を立て腕を振り払う。 「……っ、この、馬鹿モノが!」 おもいっきり殴られ、幼馴染と同じ場所に倒れる。舌でなぞると、奥歯が折れていたのが分かった。 「ちっ……お前の代わりなどいくらでもいるわ。この業火の中でのたれ死ぬがいい」 怒ったまま父さんは車に乗り、母さんもこちらを一瞥もせず車に乗り込む。 俺達に排気ガスを噴きかけながら、黒い車は去っていった。 「……大丈、夫?」 俺は幼馴染に問うが、返事が無い。 周りの家々から火の手が上がっていく。 煙と熱気を吸い込んで、意識がクラクラする。 この場所にいては俺たちも危ない。 逃げなければ。だが何処へ? 「大丈夫ッスか?」 顔を上げると、マネキンの白い顔があった。 「!?」 「おっと、こっちッスよ」 驚きつつ白いマネキンの隣に立つ青年を見た。身長から俺よりやや年上だと感じた。 頭に包帯を巻いていたが、快活そうな笑顔で俺を見た。 「シェルターまで案内するッス」 「わっ」 マネキンに担ぎ上げられて、体が中に浮かぶ。こいつら、近くのスーパーに置いてあったやつだ。 見ると、幼馴染も担ぎ上げられていた。他のマネキンが応急処置をしながら歩いていく。 青年をみると、携帯で何かぶつぶつ言っていた。 「やっぱり逃げられたッスね。ええ、それで…………」 助かった安堵感で、急に意識が遠くなっていく。 瞼を閉じ、マネキンの肩で揺られながら彼の挨拶を聞いた。 「ちなみに自分の名前はラヴィヨンっスよ。偽名だけどよろしくッス」 目を覚ましたのは、真っ白な部屋の中。病院ではなく、外国の雰囲気のする部屋だった。 右腕の痛みに呻いて体を横に動かすと、ベットの隣に座っている少女と目が合った。 真っ白でひらひらとした服装。純白の真っ直ぐに伸ばされた長い髪。 「これこれ男よ、死んでしまうとは情けないのです」 ジト目でそう言われた。 「ていうか、その場所はリリィの場所なのです。早く退くのです」 「……無茶……言うな」 無理やり半身を起こすが、痛覚を遮断し切れなかった右肩の激痛が全身を巡る。 視線を動かすと、右肩には包帯が巻かれ、腕は付いていなかった。 無くなったはずの腕の感覚だけが残っていて、妙な気分だった。 「……機械の体というのは、便利なものだな」 部屋の後ろ側。木製の扉に銀髪の女が居た。 手には銀の盆と水の入ったグラス。そして鎮痛剤らしき錠剤。 「……応急処置するまでも無く、損傷した血管が閉じられ、折れた骨格が金属で矯正される。……だが、全身が金属で無いというのはどういう理由だ?」 俺にコップと薬を手渡しながら、純粋な疑問を聞いてきた。 「エクザは魂に宿る……魂は肉体に宿る……だとか。よく分からないが、能力を効率よく使うためにわざとこういう体にしているらしい」 同じ疑問をこの体を創ったルジにも聞いてみたが、よく分からない答えが返ってきた。 実験結果なんだそうだ。 「……そうか」 納得したのか分からないが、彼女は立ち上がって窓を開けた。 風。 いや、これは潮風か。 見ると、夕陽か海の向こう。水平線に沈んで行くところだった。 「……しばらく換気していなかったからな。……冷気が堪えるか?」 「いや……平気だ」 薄く雲がかかった洛陽。冬の夕陽は、どこか物悲しい。 「どうして俺を助けた」 疑問だった。今はいつだとか、ここはどこだという疑問よりも聞かなければならない問題だった。 それに対し彼女は少し笑みを浮かべた。 「……お前を守ることが、私の贖罪だ」 「贖罪……」 「……お腹空いただろう。……何か食べるものを持ってくる」 そう言って彼女は部屋を出て行った。 横の白い少女を見ると、椅子の上でウトウトとしていた。 窓を閉めた後、彼女をベットまで運び羽根布団をかけてやる。 「まだ、方法は残っている」 ポケットの中から取り出したタロットカードを握り締めた。 パンとかぼちゃのスープを持ってきたが、ホーローは居なかった。 寝ていたリリィに問う。 「ホーローは何処だ」 「うぅ……むにゃ」 「シルバーレイン。外だ。出て行ったぞ。駅の方へと向かった」 部屋の奥から男の声が聞こえた。 眠っているリリィを放置し、外へと向かう。 「こんばんわ、ホーロー。待っていましたよ」 「フール……」 凍て付きそうな夜の駅前。ベンチに座っていた男に呼びかける。 相変わらず何処にでも居そうなチャラチャラした格好をしている癖に、醸し出す雰囲気の不気味さは異常だ。 黒い中折れのツマミハットの縁には、白い雪が溜まっていた。 フールはいくつもの指輪やチェーンが嵌った手で、雪を取り除く。 「ほら。このカード」 “The Hanged Man”吊るされた男が描かれたカード。 俺が出したカードを恭しく受け取るフール。 「では、これでもう貴方に用はありませんね?」 「お、おい。ちょっと待てよ」 ジャリ、と革靴が音を立てて止まる。 「やれやれ。あなたはもう少し利口な方だと思っていたのですが」 銃口が俺に向けられていた。 「なっ……」 「全く。あなたのせいで僕は一人こっちの世界に取り残されました」 殺意は感じない。まるで、玩具のように本物の銃を俺に向けていた。 だが、その銃が何百人もの人を殺してきたことを俺は知っている。 「組織とは音信不通。まぁ。作戦を聞かなかった僕に対してのペナルティという事かもしれませんねぇ」 ファッションの一部と化していたその銃を、揺ら揺らと俺に向ける。 「あなたの弱さのせいで、僕らは僅かとはいえ危機に瀕した」 「……っ」 唇を噛み締め、責めるような視線から目を逸らす。 ふっ、と薄く笑い、フールは銃を仕舞った。 「まぁ、我々が負けるなど万に一つも無いことですが……ホーロー。あなたには覚悟が足りない」 「覚悟……」 「他者を殺す覚悟。嘘をつき、純粋な人間を騙す覚悟。善人を背後から突き刺す覚悟。そして――自らも犠牲にする覚悟。それらを持たない人が、彼女を守れるとお思いですか?」 リンドウ…… 「俺は……」 何も言い返せなかった。 覚悟は決めたはずだった。だが、あの日から俺は、自らに嘘をつき続けているような気がする。 俺は彼女も、さらには見知らぬ他者でも守ろうとしていた。 「もう僕らに関わらないでください。あなたが居ると組織がブれる。弱いあなたのお守りは心底迷惑でした。さよなら、ホーロー」 黒い帽子をひらひらと振って、背を向けるフール。 フールの姿が消え、俺はその場に立ち尽くした。 「俺……は……」 体中の力が抜け、倒れこむようにベンチに座った。 雪が降り積もり、辺りは一段と寒くなっていく。 駅前を探していた私は、すぐにホーローを見つけた。 ベンチに座り、頭から肩まで雪が積もっている。 周囲を歩く人は、奴の姿に気づくと気味悪そうに避けて通っていた。 「……おい、死ぬぞ」 呼びかけても、反応はしない。 仕方なく私は、奴の隣に座る。 白い吐息が見えることから、生きている事は分かる。 「……何があった?」 「……何も……無い」 嘆息しながら、立ち上がる。 近くの自販機であたたかいの缶コーヒーを二つ買い、一本を手渡す。 弱弱しく、俯いたままホーローが受け取る。 「……そんなわけが無いだろう」 プルトップを開け飲もうとしたとき、声が聞こえた。 「俺には、今、何も……無い。戦う理由も、生きる、意味すら……無い」 飲むのを中断し、隣を見る。 そこには弱弱しい少年のような男の姿があった。 「エクザすら、失った」 ホーローが左手の平を突き出す。奴が発生させていた青い霧は、微かに蛍のように光るだけで、やがてそれも消えた。 エクザを失うことなどありえるのか、と疑問に思いながら奴を注視した。 しかし、そこまでエクザについて詳しくない私では、断定は出来ない。 「俺には、何も、無い」 今にも消え入りそうなか細い声。 壊れてしまいそうな、弱い姿。 その消えてしまいそうな彼を、私はしっかりと抱きしめた。 「なっ」 ホーローが驚く声を上げるも、私は更に力を込める。 「……すまない、ホーロー。……私のせいだ。……私が、お前から彼女を奪ってしまった」 「彼、女?誰だ?」 「……『ツバキ』。……お前は覚えていないだろうが、彼女さえ居れば、お前は……」 そうして、そっとホーローを放しその目を見て誓う。 「……私がお前を強くしてやる。……誰にも頼らず生きていけるように……今度は私が、お前を守る」 その日、夢を見た。 シェルターに運ばれて一週間。ここの生活にも随分なれた。 幼馴染の体調も徐々に回復してきて、かなり機嫌が良かった俺は鼻歌を歌いながら歩く。 周囲の大人たちも、状況に対応してきたのか、施設の再建などを進めていた。 俺は配給されたパンを持ってテントへと歩く。 ベットで寝ていた彼女は、看護師に介護されていた。 「どう?調子は」 俺に気づいた彼女がにっこりと笑う。そしてコクンと頷いた。 血色も良くなっていた。看護師に聞くと、来週には簡易ベットから出られるらしい。 それを聞いて、嬉しくなった俺は彼女に言った。 「良かったな!ツバキ!」 目を覚ます。 自然に流れていた涙を、俺は拭いた。 「ツバキ……?」 半身を起こして、周囲を確認する。白い部屋だが、前の部屋よりは質素でシンプルな部屋だった。 暗い部屋の中で、月の光だけが窓から差し込んでいた。 そのまま、再び倒れこむ。 胸に手を当てる。 「まるで……心に穴が開いたみたいだ……」 遠くでサイレンの音が響く。犬が吼える声も遠く聞こえた。 左手から伝わる心臓の音は、いたって正常。 だが、心の中は、壊れかけていた。 心の正常に残った部分が壊れないように、両膝で抱え込むように、守る。 守れなかった約束から。 失っている記憶から。 目を閉じ、安息の闇に身を任せた。 やがて訪れる夜明けを願いながら、俺は眠った。 登場キャラクター 風魔嘉幸 シルバーレイン リリィ=ハーゲンダルク フール 上へ
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えたーなるわーるど【登録タグ え ジンジャーP 初音ミク 曲】 作詞:ジンジャーP 作曲:ジンジャーP 編曲:ジンジャーP 唄:初音ミク 曲紹介 架空のゲームを題材にしたジンジャーPによるピコピコナンバー。 歌詞のなかの「僕」は一体何を思ってこの世界を旅したのだろうか。 間奏必聴。 歌詞 おとぼけ勇者と インテリ賢者と 今日も旅に出ましょ 準備は出来たの? 仮想の空間に 生きるお姫様 窓の外の景色は 日々遠くなる レベルもお金も武器も 十分にありすぎて 頼りにされていたり そんな毎日 淡いグラデーションの空の下 僕らはいつも手を取り合って 戦ってきたんだ 長い夜 白い部屋 寂しくても 戻ればみんなが優しかった エターナルワールド リアルとバーチャル 広い世界はどっち 窓の外の記憶は日々薄れてく 思い切り走ることも おしゃべりすることも 自由なこの世界が 魅力的なの 果てしなく広がる海の向こう まだ見ぬ場所を目指して進め 胸がときめくでしょ? 退屈の部屋から逃げてきたの そんな事さえ忘れてしまう エターナルワールド 願わくばこのまま 幸せな時間が 続きますようにと 祈っていたの 淡いグラデーションの空の下 僕らはいつも手を取り合って 戦ってきたんだ 沢山の思い出 データになって みんながいたから 僕は生きた エターナルワールド コメント 歌詞を裏読みすると哀しさが見えてくる -- 名無しさん (2008-11-28 22 48 25) 歌詞はもちろん、曲の明るさがまた切ない(´;ω;`) -- 名無しさん (2008-12-20 22 39 00) 切ない・・・・゜・(PД`q。)・゜・ -- 名無しさん (2009-01-10 16 42 23) 白い部屋=病室?明るい曲調なのにどこか切ない感じがたまんない -- 名無しさん (2009-03-08 12 33 30) いい曲です(T-T) -- 名無しさん (2009-09-04 18 43 51) 架空ゲームのなか旅をして・・・ 歌詞の中切なさがありますねww 曲の明るいテンポに でもいい曲で聞きほれた ゲームしているとき思い出すと思います -- 麻里亜 (2010-06-27 05 20 44) 名前 コメント
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あかねいろしんせいき【登録タグ 32缶 GUMI あ 曲】 作詞:32缶 作曲:32缶 編曲:32缶 唄:GUMI 曲紹介 32缶氏の2作め。 同氏の楽曲「真夜中の取水塔」と世界観を共有している。 歌詞 ぽつぽつと降り出した 昼を冷ましてく雨 何も変わらないと 思い込んでいたんだ 君をなくした世界で 一日が壊れた 太陽が昇る意味を今失った それでも世界は 思ったより綺麗だった 静寂 遠ざかる 幻想 雨雲払った世界の果て その声 仕草 繋いだ手と手を ほら あの日を忘れぬよう 夕焼けの中 君のもとへ 燦々と照りだした 本当の太陽が 窓のない部屋を 内側から照らした 君をなくした世界で 一日は終わる 赤い空 繰り返す 凪 その先 伝わる 赤い鼓動 あの時 朝焼けと 繋いでいたい 心を なくしても 思い出せるよ あの日を 雨雲払った世界の果て その声 仕草 繋いだ手と手を ほら あの日を忘れぬよう 夕焼けの中 僕らは 忘れない 僕らはそう その声 仕草 繋いだ手と手を ほら 叫ぼう 君の名を 夕焼けを越え 君のもとへ コメント 名前 コメント
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このページはこちらに移転しました 本棚の虹 作詞/あくし 作曲/せきゆ 飴色の窓 カビ臭い部屋 本棚の裏 古ぼけた写真 あの頃はただ 無いはずの先 夢見続けて 歩いていました いつの間にか僕らの間に 小さな隙間が開き始めていて いつの日にか僕らは共に 別々の道を歩き始めていた あの日二人で見た 小さな小さな虹を あの日思い出していたら 二人は一緒だったかな 小さな手と手 握って 音源 本棚の虹
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シリウス・フィーナ 遠い日の記憶。 どこからとも無く聞こえる、赤ん坊の声。 ――違う、この声は。 これは、私だ。 私は抱えられている。 ――誰に? 細く頼りなく思えるけれど、暖かい腕。 「……やめ……下さ……!! 」 とぎれとぎれに聞こえる、懐かしくも思える女性の声。 「ダメだ――、お前たちだけでも」 今度は男性の声が聞こえる。 聞き覚えのある、暖かい声。 「あぁああああああっ!」 「見ちゃだめだ、シリウス!」 「……!!」 私は勢いよく起き上がった。 ……また夢、か……。 「嫌な夢……」 スカイブルーの前髪をかき上げ、目をこすりながら小さくつぶやく。 ベッドから遠い窓のほうを見ると、カーテン越しに日が差し込んでいた。 私の部屋にはもう朝が来ていた。 窓を開けると、目を刺してきそうなほどのまぶしい朝日。 小鳥がさえずる声。 陽の光は苦手だけども、この日ばかりは心地よくも思えた。 おそらく、理由の中に夢心地が悪かったこともあるだろう。 陽の光が苦手な理由。両親が亡くなってから数年経った頃のことだ。 私はもともと昔からあまり外に出たがらない子供だった。 そのうえ、私は大いなる力――人より強大な魔力を持って生まれたせいで忌み嫌われていた。 忌み嫌われていた理由として考えられるのは、 フィーナ一族がトラスタ村での唯一の魔導士であり、さらに両親のみが何者かの手によって無惨に亡くなったことであろう。 いつか村を滅ぼされるのではないか――、などと考えているのか、 とても平和なトラスタ村ではその行為を受け入れられなかったのか、未だに『フィーナ家と関わるな』という風習が残っているようだ。 最近では村を尋ねて来た魔導士でさえ煙たがられているようで、旅人でさえも寄りつかなくなってしまった。 まだ兄さんのいた頃は、そんなことはなかったのに。 きっと、未だに起こっている魔導士の戦火が近づいてきているせいなの――? 昔は暗い部屋で、魔術書を読むのが日課だった私。 よくスピカ兄さんに「目を悪くするよ!」なんて怒られたかしらね。 スピカ兄さんは、両親が目の前で亡くなったショックで変わってしまったけど、 優秀な魔導士として、たった一人の肉親として、兄としても大好きだった。 そんな兄さんも居なくなってしまったこの広い家で、私はたった一人住んでいた。 幼い頃から時間はたっぷりあった。それは、書斎の本をゆうに読み切ってしまう程。 ルーラと出会うまでは、絶対にこの力を使うまいと思っていたのに。 不思議だった。『諦めている』と言われてしまってから、私は自分から正しくこの力を使いたいと考えはじめた。実技は、学校に通わずとも兄さんに一から教わった。 いつまでも、忌み嫌われていたくない。そんな思いと、希望を込めて。 私は何度も失敗をしたし、何度も怪我をした。 それでも、挫けなかった。 兄さんに少しでも追いつきたい。 両親を救えなかった悔しさを、誰かを守れる強さに変えて。 そして、人並みに魔術を使えるようになったころ。 兄さんから黒いチョーカーを与えられた。 「これはね、しーちゃんを守ってくれるお守りなんだ。 なんとなんと、僕とおそろいだよ!」 兄さんは私に渡したものと同じチョーカーを付けている自分の首を指さしてから、 まぶしいくらいの笑顔で私にそう言った。 「そんなこと言って……、また魔帯なんでしょう? ……いいわよ、暴走しやすいのは自覚してるから」 「ぐ、……うん。まぁ魔帯なんだけどさ。 なんとこの魔帯」 兄さんはふっふっふ、と笑って私に不敵の笑みを見せた。 「じゃーん!魔力がコントロールできるんだよー!」 「知ってるわよ!そのくらい!」 私は何度も同じような説明をしてくる兄さんに強めのツッコミを入れた。 「ちっちっち、甘いなあしーちゃん。まだまだあるんだよねこのチョーカーの機能」 「な……何よ?」 「それは!変声機能だー!」 「いろんな方面から色々と怒られるわーっ!!!」 私はどこからともなくハリセンを取り出して、兄さんの頭をすっぱたたいた。 スパーン!とキレのよい乾いた音がする。 「わーー!!僕の魔力制御ヘッドバンドがーー!! いたたた……何も叩くことないじゃないか」 兄さんはヘッドバンドをぐいぐいと元の位置に戻しながら少し涙目でそう言った。 「……それは兄さんが悪いのよ」 「…………ハイ」 妹の私には頭の上がらない兄さんであった。 そんな兄とも、別れの時はやってきた。 アカデミーで優秀生の兄は、卒業後遠い王国レーガの宮廷魔術師になることが決定していたのだった。 私は両親と住んでいた思い出のこの家と、初めて私を理解してくれた親友のルーラと離れることができなかった。 「兄さん……私ね」 「わかってるさ。しーちゃんにとって、ルーラちゃんは大事な親友なんだろう? 僕はしーちゃんの側に居てあげられなくなるけど、 しーちゃんが自分の身を守れる以上の術は教えた。それは心配なのは心配さ。 でも決して忘れてはいけない。その強大な魔力は、悪いことに使うべきものじゃない。 今はしーちゃんの、大事な仲間を守るためのものだよ」 その言葉を告げた兄さんは、私の頭を撫でてくるりと振り返った。そして、村を出るまで振り返らなかった。 【NEXT】アシンメトリー 【BACK】森の中の少女
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トリップについて トリップとは? トリップとは成りすましを防ぐパスワードです 原則強制はしませんが トリップによる信用がないので 重要な話などをされた場合 本人かを疑われる場合があります つけ方は? 自分の名前に $12321 見たいなかんじです 例 来夢$RanAisiteru1 見たいにつけます またトリップはつけたら原則変更しないでください(変更時は管理人に住民表の変更を申し立ててください) また $は半角でやってください よくあるミス スクリーンショットでトリップキーが流失する場合があります 気おつけてください また 誰かにトリップキーがばれたら即座にトリップを変更して 自己紹介などにそのことを書いてください
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