約 753,957 件
https://w.atwiki.jp/dngsscsunday/pages/49.html
小筒 笑美 【 キャラクター名 】:小筒 笑美(こづつ えみ) 【 性別 】:女性 特殊能力 『エア・キャビテーション』 指を鳴らすことで衝撃波を発生させる。 鳴らし方、強さを調整することで点・線・面さまざまに打ち分けられる。 普段は大きな音を出して驚かせたりレーダー代わりに使うことが多い。 キャラクター設定 小学生と間違われる見た目のインドア派な女の子。 やや赤茶色を帯びた黒髪は切るのが面倒と伸ばし続けた結果、背の小ささと相まってお尻の下まで伸びてしまった。 前髪も同じように伸びているのでヘアバンドで上げたあとに耳の横に避けている。 ・・・のだがなぜか数本の髪の束が前に垂れてきてしまい二本の触覚になってしまう、ピンで止めるのも面倒なので諦めた。 暗い部屋に引き篭もっていたせいで視力が悪くフレームの厚い丸ぶち眼鏡を掛けている。 やや度数が合わなくなってきたがネトゲをする分には困らないのでそのまま。 部屋着はノースリーブのパジャマ、わざとサイズの大きいものを着ることでスカートを履く手間を省いている。 右腕に手首から脇までを覆うアームサポーターを着けておりこれだけはいつも外すことはない。 友人の糸引 波瀬(いとひき はせ)とは家が隣同士で家族ぐるみの付き合いがある幼馴染。 何かと絡んでくるのだがさすがにもうそこに居るものだという認識でいる。 プロローグ 『日曜日の悪夢』 いつも見る夢がある 体のあちこちが傷だらけで満身創痍のまま立ち尽くす私 その横に私と同じくらいぼろぼろになった女の子が倒れている 目の前では髪が地面につくくらい長い女性が笑顔で手を広げている ドタ ドタ ドタ いつもここで目を覚ます、いや、起こされる。 正直に言うとまだ寝ていたい。 「エビちゃーん、きたよー!」 呼んだ覚えはもちろん無い、呼ぶはずもない。 だが『アレ』は決まってこの時間に襲撃してくるのだ。 ドン ドン ドン もうドアの前まで来ている、ドアを叩くな五月蝿い。 布団を頭まで被りもう一度深い眠りへ 「エビちゃん! 起きたね? おはよう!」 豪快に巻き上げられるマイお布団、いつの間にか開けられていた窓から朝日が全身に降り注ぐ。 さようなら睡眠時間、おはよう騒がしい日曜日。 パチンッ 私は指を鳴らして行き場の無い感情を紛らわせるしかなかった。 「ほらまだ眠そうな顔してるー、また夜更かししてたんでしょ?」 ばたばたとやってきたこの子は糸引 波瀬(いとひき はせ)、所謂お隣さんというやつだ。 赤ん坊の頃から一緒にいる(らしい)ので姉妹同然の扱いをされている。 同学年でありながら体格差は一目瞭然、身長どころかいろいろと大きい。 毎週日曜日、一緒にアニメを見ようとこうして私の聖域を荒らしていくのだ。 「エビちゃん、まだ5分くらいあるし顔洗ってきたら?」 「……笑美(えみ)だって……んー、このままでいい」 もはや意味の無い僅かな抵抗をしつつベッドから体を降ろす。 4時ごろまでFPSのオンラインゲームで外国人相手にf××k、f××kと撃ち合っていたのが今はニチアサを見せられている。 これを悪夢と言わずになんと言うのか。 「今週の『甲殻戦士 クラスタシア』楽しみだね。裏切ったレッド、どうなるのかなー」 「……ハセちゃん、これ5人ともレッドなんだけど」 布団を畳み終えたハセちゃんが私を持ち上げて膝の上に乗せる。 「幼稚園の先生が言ってたけどお遊戯会でケンカにならないから楽なんだって」 言いたい事はそうじゃないし言いたい事もあるけれど面倒なのでこのまま黙って見ることにした。 あれから一時間、ハセちゃんに抱きかかえられたままキッズアニメを見終えた。 肩に顎を乗せないで欲しい、重たい。 「はー……今週のも良かったなー。うちの弟たちも見てくれればいいのになー」 一人でうんうんと頷いているハセちゃんから逃れようと腕を伸ばす…が、捕まった。 「エビちゃんみたいな妹が欲しかったなー、もうエビちゃんが妹でいいや」 後ろから抱きかかえた状態で体のあちこちを撫で回される。 パチンッ 指を鳴らして抵抗する。 「どうせ私はハセちゃんみたいにスタイル良くないし、小さいし」 「それがイイんじゃない」 分かっていたが無駄な抵抗だった。こうなると甘んじて頬ずりを受け止めるしかない。 一通り愛でられたあとにハセちゃんが文化祭の話を切り出した。 「エビちゃん、今度学校で文化祭やるじゃん?」 「……うん」 「その出し物に『人気者コンテスト』、あるじゃん?」 「……うん」 「あれに出ることになったから、準備しておいてね」 「……がんばってね」 「? 出るんだよ?」 「……うん、がんばってね」 「いや、エビちゃんが」 「……うん?」 パチンッ 私は両手でハセちゃんの頬を勢いよく叩いた。
https://w.atwiki.jp/nightstalker/pages/377.html
Last update 2008年03月16日 月影に寄せて 著者:国見弥一 その顔は、月影で見るにはあまりに恐ろしかった。 奴は三日月の夜に現れるのだった。冴え冴えと照り映える三日月はまるで喉元の匕首(あいくち)だった。反り返った日本刀の切っ先が眼球を今にも刺し貫きそうだった。 病に臥して身動きのならない彼の心臓を容赦なく抉りそうだった。 今夜は月影が素敵に見えるはずだからと、消灯した際にカーテンを開けてくれた彼女の心配りが仇(あだ)となっていた。 満月でもないのに、青い月光が部屋に満ち溢れていた。 どうして今夜は月影が目に痛いのだろう。 目を閉じればそれで済む。 分かっていても、月影と対峙する自分がいた。 そうだ、去り際に彼女がふと漏らした言葉が耳に付いて離れないのだ。 それは、「幸せってどういうこと」という一言。 ただの呟きだった。別に彼に向って問い掛けたとも思えなかった。 むしろ、彼女が彼女自身に自分の気持ちを訊ねているのだろうと思えた。 「幸せってどういうこと」なんて、そんな何気ない一言に過ぎなかったが、彼には心に突き刺さった刃だった。今の彼が一番、背を向けていたい問いだったのである。 別れの予感。今のままでは埒が明かない。 道は行き詰まっていた。余命幾許もない命。 カーテンを開ける彼女の後姿。月影を浴びる頬や首筋が艶かしかった。彼女を愛することができなくなって何ヶ月も経っている。そしてもう、二度と愛することは叶わない。 外の世界へ飛び出そうとする彼女。 闇の世界へ落ち込む彼。 そう、月光に見た恐ろしい顔とは彼女の顔のことだったのだ。 生気溢れる命。緩やかにうねる髪。細い腰。そして腰から下の白い肉の輝き。 そうした全てをどんなに愛撫したことか。あの、目の前に居る彼女にどんなに愛されたことか。 二匹の獣となって愛を貪った。 その彼女と彼とは違う世界にいる。 別に彼女が彼に別れを告げているわけじゃない。 現にさっきだって熱い口付けを交わしたのだ。彼女の体からの熱気が彼を包んだ。懐かしい体臭をそれこそ貪るように飲み干した。 彼は三日月を眺めた。それとも三日月が彼を冷たく尖ったその切っ先で彼を腑分けしていた。 目を凝らしているうちに彼は、月影に不思議な淡い幻を見た。 が、それはどうみても幻ではなかった。 ふと、彼は地球照という現象のことを思い出した。暇のつれづれに読んだ本に、「月の欠けて暗くなっている部分がうっすらと見える現象で」、「地表で反射した太陽光が月にまで達し、その光がさらに月面で反射され」云々と書いてあったのだった。 「幸せってどういうこと」という問いに今の彼には応えようがなかった。生ける躯(むくろ)なのだ。夢を追うこともできない。自分のほうから別れを告げるのが思いやりなのではないか。 たおやかな肉体の底に息衝く熱い魂。情熱。命。生への渇仰。 月のように優しい彼女だけれど、彼女は太陽なのだ。命が滾っているのだ。そのことは彼が一番、知り尽くしている。幾度、圧倒されたか知れない彼なのである。 女とはこんな生き物なのか。男が獣だなんて、可笑しく思えるほどに命の泉は際限なく情と気を溢れさせ続けた。 オレが病に倒れたのは、もしかしてあいつの本性に恐れをなしたからからではないか。誰にも、それこそ、自分にさえ発したことのない煩悶が寝床の彼の脳裏を駆け巡っていた。 そして今、彼は月でさえもなくなっていた。 そう、三日月の片割れの地球照ほどの命を息を潜めて眺めている。風前の灯の命には太陽は眩しすぎるのだ。三日月でさえ辛い。 ほんの数ヶ月前、入院して間もない頃は、彼は月影を愛でるのが楽しかった。曇っていて月が出そうにない夜以外は、彼女は必ず去り際にカーテンを開けてくれる。 そして、病に倒れた自分は太陽でもなければ、地上の星々の一粒でさえないのかもしれない。 でも、どんな塵や埃であっても、陽光を浴びることはできる。その浴びた光の賜物を跳ね返すことくらいはできる。己の中に光を取り込むことはできないのだとしても。 月の形は変幻する。満ちたり欠けたり、忙しい。時には雲間に隠れて姿が見えないこともあるだろう。でも、それでも、月は命のある限り、日の光を浴び、そして反射し、地上の闇の時を照らそうとしている。 月の影は、闇が深ければ深いほど、輪郭が鮮やかである。懸命に物の、人の、生き物の、建物の形をなぞろうとしている。地上世界の命を愛でている。柔らかな光となって世界を満遍なく満ち溢れようとする。月がなかったら、陽光が闇夜にあって、ただ突き抜けていくはずが、その乾いた一身に光を受け止め跳ね返し、真の闇を許すまじと浮かんでいる。忘れ去られることのほうが実際には遥かに多いのに。 月の光は、優しい。陽光のようにこの世の全ての形を炙り出し、曝け出し、分け隔てするようなことはしない。ある柔らかな曖昧さの中に全てを漂わせ浮かばせる。形を、せいぜい輪郭だけでそれと知らせ、大切なのは、恋い焦がれる魂と憧れてやまない心なのだと教えてくれる。 せめて、月の影ほどに、この世に寄り添いたいと思う。 太陽の光も素晴らしい。けれど、陽光を浴びた月が惜しげもなくこの世に光を満たしていることを思うことも素晴らしい。 窓の外の定かならぬ月影を見ながら、そんなことを思ったのだった。 違う! あの頃は未だそんなことを思えたのだ。 今は月が優しいだなんて、毛頭、思わない。そんな余裕など消え去ってしまった。 それでも、彼女が居なくなった世界など考えられない。 けれど、その日は間近い。太陽の消えた世界が彼には間違いなくやってくる。 彼は、地球照の月を眺めた。 せめて、三日月の輝きと地球照の淡い滲みとの対比に人生の全てを見ようと思った。最早、手の届かぬ彼女の余韻を懸命に深い夜の底に嗅ぎ取ろうとした。 彼女に触れることができなくても、彼女の肉体の残滓を心行くまで堪能したい。暗い部屋に満ちる光のような彼女の世界を、闇の変幻のその微細な相貌に見たい、否、感じたいのだった。 消えゆく命。揺れる蝋燭の焔。握る手から零れる肉の世界。 自分と彼女とは、地球照の月なのだ。 燎原の火のように三日月に煌く彼女に、淡い滲みのような夜の世界の月である自分。 あと何ヶ月もしないうちに、彼は月の裏側の世界へ旅立っていく。 ただ、背中合わせの世界には彼女と分かち難く絡み合った藍色の静かな世界がある。 あそこでなら、心置きなく彼女と一緒にいつまでも暮らしていける…。 そんな時だった。足音が聞こえてきたと思ったら、ふいに扉が開き、真っ暗な部屋がぱっと明るくなった。 見回りに来た看護師さんが部屋を覗いたのだった。 が、廊下から漏れ入る光、そして懐中電灯の照射はあまりにえげつないものだった。 また、開いている…。 そう呟いて、看護師さんはカーテンを閉めて行った。 そして、やっと掴み取った彼女との二人の世界が呆気なく消えた。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1013.html
927 :ヒナヒナ:2012/04/25(水) 20 09 08 ○夢から現へ イギリスの場合 自国の地盤を破壊した戦争の後、あらゆる公的職から引退したハリファックスは、 自身への戒めのために書いている発表する予定の無い自叙伝の原稿を前にその報を聞いた。 自宅の書斎で受話器を置きながら、独りつぶやく。 「そうか。彼らは表に出る選択をしたのか。しかし、未だ発足したばかりの円卓らには厳しい相手だ。」 そして、少し考えた後、新しい原稿用紙を取り出し書き付けた。 彼の死後10年以上経ってから発表されたハリファックス自叙伝は こんな書き出しから始まっている。 “願わくは、私が大英帝国で最劣な首相であることを。 私に続く者達は夢から覚めた東方の覇者を相手にしなくてはならないのだから” ドイツの場合 走ってきた部下から総統は夢幻会の名前を聞き、顔を顰めた。 「ふん、あの黄色人種どもの首魁がとうとう出てきたか。どう動くか目を離すな。」 ギロリと睨んで、連絡員を退室させると、 「これで日本の妙な独断も減るだろう。これがどう転ぶかだな。」 ヒトラーはデスクに座りなおすと、自分にも組織立った政策スタッフが必要だろうかと考え始めた。 そのころ、海軍総司令部の司令室では。 「ふふふ、そうさ、相手は首相かつ一大政治組織のトップだ。 だから、元帥をトレードしようとなんて言われたって気にすることは無いのだ。ふふふ……」 その後、彼の従卒が暗い部屋でぶつぶつ呟いている上官を見つけて黙って部屋を後にした。 ソ連の場合 スターリンの首を売ることでなんとか粛清を切り抜けたベリヤが呟く。 「とうとう彼らが表舞台に出てきたか。理想の女性ついての思想はすばらしかったが 敵としては手ごわい。」 ベリヤとともに逃げることに成功したスターリン政権下の将校や中枢メンバーが頷く。 「同志ベリヤ。何にせよ。国力の回復が先決です。」 「そうだな。幸いにも“裏切り者”スターリンがすべての罪を持っていってくれた。 反スターリンの新政権下であれば、日本との交易もやりやすくなる。 力をつけてソビエトを再興する。日独の謀略には注意しろ。」 彼らにとっては指導者とは担ぎ上げる御輿なのだ。彼らは生き残るための活動を始めた 「今さら、社会主義を捨てることはできない。帝政ロシアの復活だけは阻止せよ。」 928 :ヒナヒナ:2012/04/25(水) 20 09 39 フィンランドの場合 「そうか。」 マンネルヘイム元帥はその報を聞いて短く嘆息した。 今までの気苦労と幾ばくかの納得を表したようなため息だった。 政治家として国際社会の現実も知る彼は、 自国が一番の友邦といわれている極東の小さくも大きな島国が、 北欧の一国に過ぎない自国に、過大な援助を行ったことが異常なのは分かっていた。 当時、感じた漠然とした感覚。今なら、彼らの意思が働いていたためと分かる。 マンネルヘイム元帥は、自国の命運を助けた歴史の気まぐれと、 日本の利益のためとはいえ、自国の益に絶大なる影響を及ぼした友邦に感謝をし、 すぐさま、国家運営のための仕事に戻った。 カルフォルニアの場合 大統領政務室でハーストは、頷いた。 「とうとうあの組織が表立って活動を行うことになったのか。……どう思うかねグルー外相。」 「大恐慌や前の大戦の舵とりを行ったのは彼らですな。外交だけでは切り崩すのは難しいでしょう。」 「我々は再び覇権国家となるためにも、日本から秀でているところを すべて吸収しつくさなければならない。あの組織について改めて分析をかけよう。」 不屈の意思を持つといわれたアメリカ人。 その名は消えてもその精神までは失わなかった。 新たな野望を胸に、まずは北米での覇権をかけて動き出していた。 日本が夢から覚めたことによって、さらに世界各国の活動は史実から外れだした。 すでに、未来知識に基づいた予測は不可能となりつつあり、 先の見えない混沌だけが未来に広がっていた。 村中少将 「ふむ、夢幻会の方々でも、さすがに都内で無茶はできませんか。」 コートに同色の帽子を被っている男が小さな神社のお堂の中から、外をのぞいていた。 夢幻会による賢人政治を理想として、あらゆる組織、人脈を飴と鞭で動かし、 夢幻会を、表舞台に引き釣り出すことに成功した村中少将は 現在、とある神社に身を隠していた。 とうとう夢幻会の情報をリークしていたのがばれ、追われていたのだ。 存在が表向きに発表され、あらゆる目線が夢幻会に注がれているからこそ、 夢幻会も無茶ができず、村中もなんとか逃亡に成功していた。 「いかに夢幻会の方々といえど、まだ捕まる訳にはいきませんね。今はまだ民主主義の勢力が強すぎる。ここまで来て愚かな民衆に政治を取られるわけには行かない。私が退場するにしても夢幻会の地位を磐石にしてから……」 村中はぶつぶつと呟いていると、石段を登って境内に踏み入れた人影がある。 玉砂利を踏む音に、村中はさっと戸口に身を引き寄せ、隠れる。 逃げるべきかやり過ごすべきか。 そんな考えもつかの間、村中は自ら戸口の影から姿を現し、縁起くさい所作で挨拶をする。 「これはこれは、山本閣下。こんなところにお出でとは貴方も神頼みですかな。」 「なに、君を迎えにね。嶋田らは信用しているが、組織としての夢幻会には一定の枷が必要だ。 その力を使うかどうかはともかく、持っておくべきだからな。」 「(確かに一定の理解をもった反対勢力があった方が夢幻会の活動が目立つか?) ふむ、私は一応陸軍ですが。」 「陸海の垣根を取り払おうとしていたのは君ら夢幻会だったのではないかね?」 「……そうですね、しばらくご厄介になります。」 歴史がどう転ぶかもう誰にも分からない。 (了)
https://w.atwiki.jp/kasisouko/pages/47.html
Pico Magic 1st Pleasure CD 屋根裏の少女 薄暗い部屋で 鎖に繋がれた 屋根裏の少女 窓から見える世界は 蒼く歪んだ幻想… 薄暗い部屋で 狂人に飼われた 屋根裏の少女 差し込む月明かりが 細い指先を導く… 少女に与えられた 唯一の玩具は 白いキャンバスと 三色の絵の具 少女は 来る日も来る日も描いた 白いキャンバスの中には 全てがあるから 少女は 来る日も来る日も描いた 三色の絵の具があれば 全てを描けた… 少女に与えられたのは 躰を屋根裏に繋ぎ止める為の 最低限の食事 白いキャンバスと 三色の絵の具 少女の心は 白いキャンバスの中… 白いキャンバスは 少女の世界 何処へでも行くけたし 何でも手に入った 無邪気な欲望が キャンバスを埋めてゆく… 「私…お友達が…欲しいな…。」 柱時計は 午前零時を告げ 閉ざされた 少女の世界はやがて 右手に神を 左手に悪魔を宿した… 異変に気付いた 狂人が 死に物狂いで 少女の細い頸を絞める 「そんなに悲しそうな顔をして…どうしたのパパ? そうだ…パパの幸せを描いてあげる。」 薄暗い部屋で 埃をかぶった 屋根裏の… 赤いキャンバスと 空になった絵の具…。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/25503.html
とうみん【登録タグ CD CDと No.734 VOCALOID と 全国配信 曲 銀銀 銀銀CD 鏡音リン】 作詞:銀銀 作曲:銀銀 編曲:銀銀 唄:鏡音リン 曲紹介 銀銀氏の12作目。 イラストをNo.734氏が、動画をえむめろ氏が手掛ける。 コンピCD『Devastation anti Virus』収録曲。 KARENTレーベルよりダウンロード販売が行われている。KARENTの鏡音リン・レン6周年記念企画で配信された作品の1つ。 音楽配信 前作 今作 次作 それでも夜は明ける 凍眠 ノットファウンド 流通:配信 発売:2013年12月20日 価格:¥150 レーベル:KARENT ジャケットイラスト:No.734 iTunes Storeで購入 曲目 凍眠 (feat.鏡音リン) 歌詞 もうずっと凍ったまま これからも変わらないだろう 見えないなにもかも いつからだっけ 皮肉さえ言えなくなったよ まるで死んだ様 温かい手で 僕を溶かして 薄暗い部屋 君はいつくるの 独り言 もうずっと 眠ったまま 思考さえも 錆び付いた 温かい手で 僕を覚まして 薄暗い部屋 ひどく虚しい 温かい手で 僕を溶かして 薄暗い部屋 君は来ない コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2013-05-17 20 17 53) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/biouc/pages/26.html
ラクーン市壊滅事件 ラクーン市壊滅事件のボスに関してはこちらを参照。 ラクーン市壊滅事件ラクーン市壊滅事件CP1 ラクーン市壊滅事件CP2 ラクーン市壊滅事件CP3 瀕死CP1 The 4th survivorCP1 ラクーン市壊滅事件CP1 ファイル 1.「ジルの日記」 クロウ前、門を通ってゾンビ3体いるところで飛び降りる水路寄りの右下コーンを破壊。 2.「カルロス・オリヴェイラ」 燃える道路から入った重機のある工事現場。出口のドアの右にある箱。 3.「U.B.C.S.」 分岐合流後、暗い倉庫を抜けてケルベロス×3の後、左にドラム缶がある場所の右側奥の箱。 4.「ラクーンシティ」 分岐で左を選択。道路に昇った後、最初のゾンビの集団との戦闘時、画面右下(自機の一番手前側)にある自動車を破壊 5.「新聞記者の手帳」 左ルート。トラックイベント後、建物内に入って階段で降りてく途中の右に見える縦長の電灯(2つ目)。 6.「コンテナに残された遺言」 左ルート。5.の階段を下り終えた直後の消火器。 救急スプレー 1.の直後、水路の窪みにある。 隠し武器 アサルトショットガン 1.のコーンの反対側(左側)の箱 ネオンがある店の後、ゾンビ群の後ろにある箱(その後の燃えゾンビの右側) 工事現場に入った直後、ゾンビの後ろにある箱 暗い倉庫を抜けた後、ゾンビ群の右にたくさん積まれてる箱 カラスがいる狭い路地を抜け、階段を上がった先。正面の緑の箱 サブマシンガンHP 地下道から梯子で上がった直後、正面のホテルの小さな立て看板(入り口の右側の照明の右下) 工事現場、重機前のカラスの後、橋の向こう左にある箱 3.の場所。ドラム缶の右にある箱 選択武器 ホテルの向かい側の店。左のネオンのガラス(武器は見えてる) 分岐 ファイル集めなら左ルート一択。 右ルートの方が短いのでSランク狙いならこちらの方が有利かも。 右ルートで最初に出てくるハンターは、出現後しばらく無敵なのでムダ弾を撃たないよう注意。 ハードSランクのために クリティカルは71以上でSランクのため、諦めた方がよい。 56でもAランクだったので、クリティカルはこれくらいで妥協し、 後は爆発物を利用してガンガン進んで他をS狙いにすれば良い。 ラクーン市壊滅事件CP2 ファイル 1.「グレイブディガー」 トイレ上の照明破壊。 2.「リッカー」 トイレ内、女性の死んでる個室の右の個室のドア破壊。 3.「イビー」 ゴキブリが現れた廊下で上のライトを破壊。 4.「ラージローチ」 リッカーが2体出てくる場所で『入る』コマンドで入った暗い部屋。 ゾンビが死体食べてるアングルの中央ちょい左、ベンチ上のカバン?を破壊。 5.「監視員」 ゴキブリの巣窟直前、階段降りて左上隅にある縦に細いライトを破壊。 救急スプレー トイレに入ってすぐの正面奥の照明を破壊。 攻略TIPS 停電になると真っ暗になって本当に何も見えなくなる。 リモコンでポイントしてる辺りはライトで明るくなるが、暗いところは本気で暗い。 ライトが当てられてない部分にゾンビが潜んでることある。 ラクーン市壊滅事件CP3 ファイル 1.「作戦本部からのFAX」 最初の自販機のある通路。自販機の左に観葉植物が2つ置いてあるうちの左側(小さい方。暗くて見えにくい) 2.「ネメシス-T型(追跡者)」 救急スプレーがあるところの壁際下の照明(スプレーとほぼ同じ場所)。 3.「バイオハザード3 ダイジェスト1」 地下に降りる階段の手前のリッカーの出てくるとこのオブジェ、直線の通路を直進しているときの突き当たり。 通路の右側のガラス窓あたり。 4.「バイオハザード3 ダイジェスト2」 霊安室を出て犬×2の後、通路を左に曲がった突き当たり左下の照明(駐車場へのドアの向かい側)。 5.「バリー・バートン」 駐車場の左奥の茶色の車の後ろにあるコーン(車を破壊するとコーンも壊れる)。 6.「作戦報告書(抜粋)」 警察署玄関(外側)扉の左横のライト、庭のようなところを進んでいるときに壊す。 7.「ラクーン市警」 ネメシスがロケラン撃って来る所の警察署ホールの中央デスクにあるPC。 8.「署長宛のメール」 ホール二階から入る待合室、入って正面に見える壁の小さい絵画。 9.「ブライアン・アイアンズ」 ボス直前の非常口のマーク。 救急スプレー 最初のネメシス後、ゾンビが大量にいる部屋を抜けたら死体の後ろにある。 隠し武器 手榴弾 霊安室の左端中段(右端中段にハーブ) サブマシンガンHP 2回目のネメシス後、屋内に戻ってすぐのドアを破壊 霊安室の左から2列目上段 瀕死CP1 ファイル 1.「エイダ・ウォン」 地下道から梯子で上がった直後、正面のホテルの小さな立て看板(入り口の右側の照明の右下)。 ホテルから出てきたときでも取れる。 2.「バイオハザード2 ダイジェスト1」 ホテル内カウンター正面の柱にかけてある絵 3.「バイオハザード2 ダイジェスト2」 ボス前の階段を登りきったところの扉上の非常口電灯。 4.「G」 タイラントR倒した後のハイウェイで最初に見える左側の車の右にある箱を壊す。 (すぐに視点が変わるのでグレネード推奨) 救急スプレー ボス前の階段を昇り終えた出口にある。 隠し武器 ショットガンSA 地上に上がってホテル前で犬と戦う場面、マンホールの横にある箱 グレネードランチャーHP ワイヤーで上った後、ドラム缶の手前に積んである箱 攻略TIPS 開始時は体力が少ないので注意。 一つ目のハーブは下水道を抜けた先にあるので、そこまで頑張れ。 The 4th survivorCP1 ファイル 1.「ハンク」 駐車場出口(留置場側)の扉上のライト、駐車場を出るときに最後振り向くタイミングで。 2.「アンブレラ特殊工作部隊」 チェックポイント寸前のグリーンハーブ(ハードではない)のある下の棚。 3.「署長の手記」 警察署のオフィス出口あたり。 救急スプレー 最初のドアを開ける直前、振り向いたところにある。 隠し武器 ハンドキャノン 正面玄関から見て左手前の扉(玄関からのゾンビ後、移動中正面に見える大きな扉)を破壊(マシンピストルもある) 攻略TIPS 入手できる武器は少ないので注意。サブマシンガン系の弾が大量にある場合はそれを持っていこう。 ゾンビラッシュが多い。クリティカル連発できないとキツイかも。無理ならサブマシンガンを。 正面玄関から見て左手前の扉は破壊して進入可能(武器とゾンビラッシュ)。 ボスは存在しないので武器温存の必要は無し。
https://w.atwiki.jp/sawagasii/pages/3.html
カウンター 今日 - 人 昨日 - 人 合計 - 人 現在-人が閲覧中。 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/hati8acht/pages/54.html
屋根裏の少女 薄暗い部屋で 鎖に繋がれた屋根裏の少女 窓から見える世界は蒼く歪んだ幻想… 薄暗い部屋で 狂人に飼われた屋根裏の少女 差し込む月明かりが細い指先を導く… 少女に与えられた唯一の玩具は 白いキャンバスと3色の絵の具 少女は 来る日も来る日も描いた 白いキャンバスの中には 全てがあるから 少女は 来る日も来る日も描いた 3色の絵の具があれば 全てを描けた… 少女に与えられたのは 躰を屋根裏に繋ぎ止める為の 最低限の食事 白いキャンバスと3色の絵の具 少女の心は 白いキャンバスの中… 白いキャンバスは 少女の世界 何処へでも行けたし 何でも手に入った 無邪気な欲望が キャンバスを埋めてゆく… 「私…お友達が 欲しいな…。」 柱時計は 午前零時を告げ 閉ざされた少女の世界はやがて 右手に神を… 左手に悪魔を宿した… 異変に気付いた狂人が 死に物狂いで少女の細い頸を絞める 「そんなに悲しそうな顔をして どうしたのパパ? そうだ…パパの幸せを描いてあげる。」 薄暗い部屋で 埃をかぶった屋根裏の… …赤いキャンバスと空になった絵の具…。
https://w.atwiki.jp/soundpontata/pages/70.html
屋根裏の少女 Pico Magic Reloaded←クリックで前画面に戻る 薄暗い部屋で 鎖に繋がれた 屋根裏の少女 窓から見える世界は 蒼く歪んだ幻想… 薄暗い部屋で 狂人に飼われた 屋根裏の少女 差し込む月明かりが 細い指先を導く… 少女に与えられた 唯一の玩具は 白いキャンバスと 三色の絵の具 少女は 来る日も来る日も描いた 白いキャンバスの中には 全てがあるから 少女は 来る日も来る日も描いた 三色の絵の具があれば 全てを描けた… 少女に与えられたのは 躰を屋根裏に繋ぎ止める為の 最低限の食事 白いキャンバスと 三色の絵の具 少女の心は 白いキャンバスの中… 白いキャンバスは 少女の世界 何処へでも行くけたし 何でも手に入った 無邪気な欲望が キャンバスを埋めてゆく… 「私…お友達が…欲しいな…。」 柱時計は 午前零時を告げ 閉ざされた 少女の世界はやがて 右手に神を 左手に悪魔を宿した… 異変に気付いた 狂人が 死に物狂いで 少女の細い頸を絞める 「そんなに悲しそうな顔をして…どうしたのパパ? そうだ…パパの幸せを描いてあげる。」 薄暗い部屋で 埃をかぶった 屋根裏の… 赤いキャンバスと 空になった絵の具…。
https://w.atwiki.jp/jewelry_maiden/pages/525.html
――宝石乙女は、マスターの命令に逆らえない。 少なくとも、彼女はそう教え込まれてきた。 彼女自身、主のために仕えるのは苦手だと自覚していた。 だから何も言わない。たとえどんな罵声を浴びせられようとも、何も言えない。 彼女は笑顔で耐えていた。自分の意見など、人間には関係ないのだから。 この後自分を襲う理不尽な苦痛すら、逃げることを許されない。 でもその苦痛に耐えれば、その日の糧を得られる。 ――宝石乙女は、マスターなしには生きられない。 少なくとも、彼女はそう教え込まれてきた。 彼女に妹ができたのは、それからしばらくしてからのこと。 同じ10月の誕生石の名前を持つ少女。金髪の癖毛が、とても可愛らしい少女。 彼女は、宝石乙女の言いつけを少女には教えなかった。 「電気石は、電気石らしく生きればいいんだよ」 「……生きる……なぁに?」 「生きるっていうのはね、鳥さんのように自由な生活を送るってことだよ」 自分と同じ運命は歩ませない。 彼女の心に芽生えた、一つの決意……。 その決意すらも、人間たちには関係ない。 少女の自由も、人間たちには関係ない……。 ――宝石乙女は、マスターを傷つけることを許されない。 少なくとも、彼女はそう教え込まれてきた。 たとえ主に憎しみを持っていても、彼女にはどうすることもできない。 それでも、彼女は自分にできる限りの方法で少女を守り続ける。 少女は彼女の背中を見てどう思っただろうか……。 ……生きていない。そう思ったかもしれない。 それは正しい。彼女自身の教えに反する、自由のない生活。 「ごはん、美味しい?」 「うん……姉様、あーん?」 「ううん、私はいいよ。全部電気石が食べていいからね」 だが、それでもよかった。 彼女は、少女を生かすことに全てをかけていたから。 「……お腹」 「大丈夫だよ、後でマスターにご飯もらうから」 マスター……それは彼女の最も嫌いな言葉。 彼女にはその言葉が、とても冷たく感じられたから……。 宝石乙女の言いつけを守りながら、彼女は生きる。 たとえそれが何十年、何百年と、彼女を苦しめようとも。 暗い部屋の中、時を数えるのもやめてしまおうかと思うほど、彼女は変われなかった。 だが、彼女を変えようとする力は、月日を重ねるごとに成長する。 「姉様……あーん」 「だから電気石が全部食べていいってば」 「めっ……あーん」 「うぅ……あ、あーん」 少女と過ごす時間、その時だけ彼女は生きていた。 その時だけ、偽りの自由を得ていた。 だがそれも長い時の流れに生まれた刹那の瞬間。 彼女の願い……刹那の瞬間が、永遠の時になること。 彼女自身が、生まれること。 やがて、力は動き出す。 最愛の人が傷つけられる事への怒りが、力を動かす。 「電気石っ、ダメ!」 「姉様……いじめた」 その力はあまりにも強大だった。 当時の人間には計り知れない、雷の力。 少女はそれをたやすく操る。 そして、その力を以て最愛の人を解放する。 「どうして、あんな無茶したの?」 「……めっ?」 「ダメだよ……人を傷つけちゃ、いけないのに……」 「……ごめん、なさい」 二人は、人気のない森で涙を流した。 最愛の人への謝罪、言いつけを破ったことへの罪悪。 まったく違う、二つの涙。 「でも……姉様、姉様らしく……生きてない。そんなの……や」 ……彼女が生まれた瞬間。 それはあまりにも唐突で、あまりにも悲しくて。 そして、あまりにも嬉しくて……。 『これからは、姉様じゃなくて蛋白石って呼んでね』 『……姉様じゃ、ないの?』 『うん、生まれたのは私の方が後だから。だから電気石は、私のお姉様』 『んー……』 ◇ ◇ ◇ 昨夜の夜ふかしが効いたみたいで、僕はいつもより遅く目を覚ました。 「マスター……おはよ」 「あぁ、おはよー……ごめんね、遅くなっちゃって」 「ご主人様遅いですよー。殺生石が代わりにご飯作っちゃったじゃないですかぁ」 「何ですかその言い方は。妾の料理を食べたくないということですか?」 「そ、そうじゃないよぉ。殺生石のご飯だって、すっごーく美味しいよっ♪」 朝から賑やかな食卓に、苦笑いが浮かぶ。でも一日の始まりが明るいっていうのはいいものだよね。 「ご主人様ぁー、早く一緒にご飯食べましょうーっ」 「わ、分かったから手引っ張らないでってばー……ちょっ、胸、胸当たってる!」 「? 胸がどうかしましたか?」 「だから胸が僕の腕に……あーもぉ、顔洗ってくるから離してよぉ」 「だーめーでーすっ、ご飯が先に決まってるじゃないですかっ」 僕を無理矢理こたつに引きずり込み、ご飯山盛りの茶碗などを目の前に用意してくれる。 「食べられるうちにいっぱい食べないと、めーですからねっ」 はぁ……今日はすっかり蛋白石のペースだなぁ。 「……いただきます、しよ?」 「はは……じゃあ改めて、いただきます」 朝の始まりはいただきますから。今日もいい一日になりますように……。