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このページはこちらに移転しました 僕らの旅立ち 作詞/38スレ329 A桜が舞い散る季節に 僕らは旅立つ たくさんの思い出が 僕の目をにじませる B授業中に 寝たふりして 腋の臭いを チェックしたり エイトフォーを すっぱ臭い 腋にたくさん メッチャかけた 嗚呼~ S大きくなった僕らは 期待と不安を胸に 腋の臭いを気にしつつ 今旅立つ (このページは旧wikiから転載されました)
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抗う者共 くすくすくす。 暗い部屋。ほの明るい蝋燭の灯火に照らされながら、その道化は笑っていた。 ゲームの管理を統括する者、と言っても実際の所、準備が終わってしまえば何がしかの問題が起きない限りは余りする事が無い。 その為、過去──つまりはこれまでのゲームについて夢想する事が男にとっては最大の娯楽だった。 思い出すのは、前回のバトル・ロワイアル。開催された中で一番の数の反逆者を出し、道化の片目を義眼にした男を輩出したゲーム。 あのゲームは本当に面白かった。思わず自らの役割を忘れてしまうほどに。 最も。それで転生により更なる力を得た者達の参加が禁止とされたのは道化にとって少々興冷めだったが。 まぁ、仕方の無い事だろうな、とも思う。 「面白い男でしたね」 顔に傷のある、剣を得意とする赤い髪の男…追い縋る者(チェイサー)だった。 最初はその男は、さんざ殺しまわる殺人者だろう、と道化は思っていたけれども。 だが、全く予想の裏を──道化さえも考え得なかった立ち回りを黒い男はこなした。 その男は、殺すだろうと思っていた者達を守るばかりか、更には脱出に向けて参加者を纏め上げ── 結果として、道化や他の管理役に参加者の討伐令が下る──つまり、主催者側が陥落寸前にまで追い込まれたのはいい思い出だ。 お陰で、思いがけず、殺人者達を主催者側に引き入れる、と言う思いつきを閃いてしまった程だ。 (因みにその時の優勝者は、主催者側が肩入れした殺人鬼だった) 道化の記憶は過去に立ち返っていく。 ── 『やれやれ。貴方のお陰で今回のゲームは大波乱でしたよ。私共にとって、ですが』 『そりゃ良かったじゃねぇか。こんな幸せゲームなんざ終わっちまうにこしたこたぁねぇ』 『ですが、貴方は最早一人。他の皆さんは──おっと、私共の手駒は別ですが──他の管理者と相打ちにほぼ討ち取られてしまった。 王手詰み(チェックメイト)──実に惜しかったですが、残念ながら貴方もここまでです』 にやり、と黒の男は道化を前にしてさえ不敵に笑っていた。片手にはツルギが煌いていた。 投擲された短剣を走りながら叩き落した男がツルギを振り上げ振り下ろし、道化がそれを受け止める。 石畳を蹴り、剣戟剣戟剣戟。一歩も引かぬ。しかして一度も斬られず受け流し切り返す。虚実織り交ぜた剣舞。 『本当にそう思うか?』 『勿論。チンピラ如きに負ける道理はありませんよ』 『じゃあ、お前はここで死ぬな』 『どうしてです?』 『お前が目の前の相手を見間違えてるからさ。俺はチンピラなんぞじゃねぇ──騎士だ』 ── 結局、その闘いに勝利したのは道化だったが。 彼は代償に片目と、それから少なくない手傷を負ったのだ。(勿論、その目以外は全て癒してしまったが) 道化は、男がその片目を貫いた時の言葉を覚えている。 即ち。『俺がここでくたばったとしても手前等は、いずれ死ぬさ。手前等に向けられてる剣は俺達だけじゃなねぇ』と。 『生まれる前からの付き合いだしな』とも。 ──勿論、道化も全土に反体制組織が潜伏している事は、知っている。だが、質実ともに取るに足らない。 愉快じゃないか。と彼は思う。 そんな哀れな有象無象如きが、麗しき女王陛下を口にするのだ。 「ですが、結局の所──貴方は私の片目を潰した『だけ』ですよ」 くくく、と道化は笑う。 この男にしては珍しい事に──それは勝ち誇った勝者の表情だった。 有象無象共にしても、既に数多くの者達が処刑されている。勿論、極限までの苦痛を与えた上で。 所詮はあの男が口にした言葉など、只の世迷言だろう。 「さてさて。此度の喜劇はどのような展開を見せるやら。一人たりとも逃げ出せぬ素敵な素敵な芝居で御座い」 何時もの言葉を呟き、道化は笑った。 戻る
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中国ドラマDVD「泡沫(うたかた)の夏」やNHKドラマ「上海タイフーン」などに出演し、日本でも人気のピーター・ホー。台湾では「恋人にしたいドラマ俳優No.1」に選ばれ、ここ5年間は仕事漬けの多忙な日々を送り、最近初めて2か月近くの長期オフがとれたという。そんな彼がドラマ「僕らはふたたび恋をする」のプロモーションで来日したところをキャッチ! ピーター演じるジアカイはイケメン&仕事もバリバリこなし、女子の心をわし掴みにする要素満載の理想の男性。ピーター本人も同性として魅力的だと語る。 「ジアカイは物事の対処能力がすごく高いんですよね。女性を気遣って、何かあったら適切に解決して正しい道に導いてあげる。それも嫌味なくサラッと自然にね。そういうところは僕も見習いたいです(笑)。ただ彼は育った環境や父親との関係から人と距離を取るタイプ。僕は実際には父親とも仲が良いし、人に対しても溶け込みやすいタイプなのでその部分では違うかな」。彼女たちの恋愛時代 DVD そんなデキる男の見えない心の傷を少しずつ癒していくのが、ヒロインのシャオシャン。事故で亡くなった先輩の娘を養女として育てるため、仕事探しに奮闘し、幼稚園のママたちからの嫌味にも健気に耐える女性だ。 「シャオシャンは優しい心を持っていてまっすぐなところが魅力的。頭は良いんだけど、頭を使って打算的に何かをするというのがないところがいい。いまって自分が得をしたいという気持ちがついつい出てしまうことが多かったりするじゃないですか? 彼女はそういうところが全くない。演じた(チャン・)チュンニンも、最初は正直ちょっと傲慢で冷たい印象だったけど(笑)、自分のイメージをあまり考えないで大声で笑ってたりするんで、自然なところはシャオシャンと似てますね」。 「僕らはふたたび恋をする」は、偶然エレベーターに閉じ込められたジアカイとシャオシャンが出会い、惹かれ合うものの、想いを告げられずに別れ、その8年後に運命の再会を果たし、数々の偶然に導かれていく物語。「本作のような運命って信じますか?」と質問すると、ピーターは自身が体験したロマンティックなこんな話を披露してくれた。彼女たちの恋愛時代 DVD 「運命ってありうるんですよ! 小学生のとき、フェンス越しにいる名前も知らない相手とお互いに石を投げ合って遊んでたんです。その後、18歳の夏休みのときにラスベガスから台湾にやってきた女性と親しくなって彼女が昔話をしたんです。『子供のときにフェンス越しに石を投げ合ってた意気地のない男の子がいて、私が投げた石が当たってその子が泣いちゃったのよ』って。その意気地のない男の子は僕だったんです(笑)。これって運命ですよね? 世の中は広いようで狭いと思いましたよ(笑)」。
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In Other Waters ADV 1,520円税込936.0MB 謎は異星の海底へと沈む AIとして彼女を導く新感覚アドベンチャー 『In Other Waters』は、神秘的な惑星にて行方不明となったパートナーを探し出すスタイリッシュなアドベンチャーゲームだ。 生物学者であるエラリー・ヴァスは、パートナーのミナエ・ノムラ博士から発信されたメッセージを辿って惑星「グリーゼ667Cc」の海底を訪れることとなる。 あなたは故障したダイビングスーツに搭載されたAIとしてエラリーの手助けをしながら、独自の生態系が発達する異星の海を漂う物語を体験していく。 地球外生命体を調査し、その性質を利用することで新しい道を見つけ出せば、ミナエの残していったさまざまな残骸を見つけることができる。 そして、海の底に秘められた真実をエラリーと共に目撃しよう。 <ゲームの特徴> ◆スタイリッシュに作り上げられたデザイン あなたはAIの視点からすべての情報に触れることになる。 生命体のサンプル採取、ルート設定、周辺環境のスキャン… ダイビングスーツに搭載されたさまざまなシステムを活用して、 エラリーが出会う異星の秘密を彼女と共に解き明かそう。 ◆次々と謎が降りかかる物語 物語を進めるにつれて、エラリーとあなたの絆が築かれていく。 光の届かないような海底で、難しい決断に迫られる彼女を助けよう。 そして、行方不明となったミナエが残したものを見つけながら、 ミナエからのメッセージに秘められた真の目的を探し出そう。 アドベンチャー メーカー Fellow Traveller 対応言語 日本語,英語,中国語 (簡体字) 配信日 2020年11月26日 IARC_GENERIC 7+ 暴力 (軽度) 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり 対応 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー, タッチスクリーン プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数 1 人 「In Other Waters」クリア、プレイ時間は11時間ほど 未知の海洋惑星を舞台に、AIとして女性海洋学者をサポートし、消息を断った友人の痕跡を辿りながら生態系の調査を進めていく 文字と記号と簡易なマップ、数枚のスケッチのみというシンプルな作りで ゲームシステムもポイントクリックでの移動とサーチ、サンプル採取とそれの解析、極めて簡単な謎解きだけながら 海洋生物・植物の生態系が研究記録という形で細やかに描写され、移動時に読める短いテキストにも想像力を刺激される ローカライズの質が高く、学者の日誌やセリフはもちろん、研究記録の固い文章も違和感がなく 特に生物・植物の和名の付け方が絶妙にそれっぽく、翻訳者のセンスが感じられてニヤニヤしてしまう 曲数は少ないものの音楽やSEの使い方が上手く、探索を要所要所で盛り上げてくれる ストーリーもひとひねり加えつつ綺麗に着地していて楽しめた -- 名無しさん (2020-12-17 23 06 49) ただゲームとしては終始、移動とサーチの繰り返しで単調過ぎるのは否めない 燃料と酸素の管理という要素もあるにはあるが回復手段が多く、マップデータを入手した海域ではいつでも帰還用ドローンを呼べるうえ たとえタンクが空になったとしてもノーペナルティで拠点に戻されるだけなので緊張感が薄いが 何かと煩わされずに探索と調査に集中出来ると考えればそう悪い点ではないかも 操作は少々煩雑、簡易なガイドだけでチュートリアルもなく、最初は手探り状態 アイテムをドラッグしたつもりがしてなかったりなどレスポンスがちょっと悪いときも 海域によっては処理落ちによるプチフリーズがちょいちょいあって気になったが、アクション要素があるわけではないので許容は出来る 携帯モードで読めないというほどではないが文字が小さく、画数の多い漢字はちょっと判読に苦労する場合も とにかく緻密に構築された生態系とそこに絡むストーリー、それを十全に活かす丁寧でセンスのあるローカライズに尽きる 派手さはないが良質なSFで、その手の小説や「暗い部屋」が楽しめた人には文句なしにオススメ出来る作品でした -- 名無しさん (2020-12-17 23 07 05) 名前 コメント
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0.はじめに ここは、私がMikuMikuDanceを利用して動画を作成し、ニコニコ動画にアップロードした作品に対する、後書き的なことを書くために用意したページです。 ニコニコ動画上では多くのことを書くことが出来ないため、補足説明したいときに良いかな、と思った次第です。 でも、ロクな物を作ってませんがw 2015/03/03 国立国際美術館というところに行ってきました。具体的な目当てが有るわけでも無く、絵画が並んでいるのを適当の見て回ろうという、淡い目的だったのですが、無学なもので、映像作品を絵画のように飾る、という芸術があるのを初めて知りました。 暗い部屋に吊されたスクリーン、そこに映し出される、具体的な説明も何も無い影像。それをただ、ジッと座って、ぼんやりと眺める。なかなか新鮮な体験でした。また行ってみようと思います。 2015/02/13 ひさしぶりに動画を投稿、MMD杯に参加させて頂きました。滞っていた理由として、仕事の内容がガラリと変わったのと、GTA4コンプリートクリアしたり、Skyrim5もメインクエクリアしたり、奇書「ドグラマグラ」をやっと完読したり、いろいろ忙しかったからでした。 そんな中でも創作的なことはスマホでポチポチやったりしてました。小説とか書いてみたりしてます。今、書いているのがこれです。 http //ncode.syosetu.com/n3937cn/1/ 他にも拙作ながら投稿してます。本当に拙作ばかりだし、グロ注意とかバッドエンドとかくだらないものばかりですが、こういうのが好きな方、覗いてみて下さい。 2010/12/22 一応、ツイッターのアカウント持ってるので、晒しておきます。@SanMonPです。でもあまり呟かないかも。 2010/10/21 第3回体育祭お疲れ様でした。 参加賞として、実に見事な名前入りメダルを頂戴してしまいました! 感激っす! 運営様、参加者皆様、本当にありがとうございました! 2010/09/08 ふと思い立ち、壁紙なんてものを作ってみました。で、ニコ静画にもスレ立てて見ました。ここに作ってみたやつを一通りおいてます。 http //cid-acbbfebded2b50c8.office.live.com/self.aspx/.Public/MMD%20WallPaper.zip 2010/06/09 第5回MMD杯の作品、出来ました。脳内で。 頑張るつもりだけど、期待しないで下さいw 2010/02/25 第4回MMD杯におきまして、ハートフル賞を頂いてしまいました。皆様、本当にありがとうございました。 2009/12/16 恋練(完成品)でのコメント400番様の疑問に、キリ番記念としてお答えします。「女性でしょうか」とのことですが、私は男です。でも、あんまり間違ってません。なぜなら、ネット上で女性と間違われるのが、これで3回目だからです。うーん、なんでだろう。 とにかく皆様。高くご評価いただき、とってもうれしいです。ありがとうございます。 2009/11/09 動画作成に使っていたPCが壊れてしまい、残ったのは素PEN4のおんぼろPCのみ。これでは自分の作った動画の再生すらできません。あーあ……。 2009/10/30 いつも、私の動画に「山門P」の名をタグ登録して頂いてありがとうです。でも、なにか面白いタグを付けて頂けるなら、そちらを優先して頂いても構いません。自分で名前を登録しないのはそういう意味ですので、あしからずご了承ください。 2009/10/13 私のP名について、「防人P」ではどうかとのお声を頂きましたが、やはり最初に名付けて頂いたかたを尊重させて頂きたいと思います。 それと、使用楽曲に対して後ろめたい気持ちもありますので。 2009/10/12 私などがP名を名乗ってよいものか、と迷いましたが、とある動画にてタグ上に命名して頂いた方に感謝すべきと思い立ち、「山門P」と名乗ることに致します。皆様、よろしくお願い致します。
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登録日:2024/02/21 Wed 12 57 05 更新日:2024/06/17 Mon 13 47 26NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 2面ボス 3面ボス ACRO ORCA アクロ ウルルンスター ギョックン ゴルドー シャチ テイル ドクロ ボス ボスキャラ メタルアクロ リップルフィールド ロボボプラネット 実は没 将軍 星のカービィ 星のカービィ2 星のカービィ3 星のカービィ64 星のカービィキャラクター項目 暴れん坊 死んだふり 水中戦 錨 鯱 アクロとは、ゲーム『星のカービィ』シリーズに登場するボスキャラクターである。 概要 シャチのような見た目をしているキャラクター。 名前の由来はおそらくシャチの英名「orca」を逆から読んだものだと思われる。 口から色々なものを吐き出して攻撃してくる。 登場作品 ・星のカービィ3 初登場作。2面「リップルフィールド」のボスとして登場。 最初は地上で戦い、体力が半分以下になると跳ねて足場を消して水中戦に突入する。 前半戦である陸上では、体当たりして壁にぶつかった時に出る岩を吸い込めばダメージを与えられる。 一方、後半戦の水中では錨以外の吐き出すもの、落ちてくるものを水鉄砲で跳ね返さないとダメージを与えることができない(錨は跳ね返せない)。 水鉄砲の当て方によって跳ね返る方向が変わるので、吸い込みよりだいぶダメージを与えづらい。 カインかチュチュがいれば普通に吸い込みが可能なので楽に倒せる。 ハートスターを全て集めてから再び突入するとその場で跳ねるだけで何もしない。 ・星のカービィ64 3面「ウルルンスター」のボスとして登場し、カード番号は4番。 今回は最初から水中戦となっており、攻撃方法も前作と似てるが、吐き出す物が異なった他、本作は水中でも吸い込みが可能なので攻撃しやすくなった。 体力を全て削った後気絶するが、洞窟が崩壊を始める為、上に逃げ込むと下から復活したアクロが再び襲いかかる。 後半戦は吐き出すものがギョックンのみになり、下から突進したりして攻撃する。 洞窟内ではギョドンとオリクネが湧くため、そいつらを吸い込んでも攻撃できる。 ちなみに前半戦で吐き出したテイルをリフトアップすれば自動で攻撃してくれるため、楽に倒せる攻略法があるのは有名。 特にぼすぶっちでは有効な手段なため是非とも活用したい。 ・トリプルデラックス キーホルダーで登場。 ・ロボボプラネット メタルアクロとして登場。 水中で奥と手前のエリアを巡回している。 倒すことはできずギミックとしての登場となった。 ・グルメフェス キャラおかしで登場。 ・大乱闘スマッシュブラザーズX シールとして登場。魔法攻撃を強化する効果を持っているが、ピーチ姫とゼルダ姫のみしか装備することができない。 使用技 ・体当たり 地上でカービィに向かって体当たりをし、壁に激突した後は岩を出す。 64では水中で使用し、一直線に体当たりしたり、大ジャンプするような挙動だったり、奥から突進して急降下したりとバリエーションが増えている。 ・吐き出し 水中にて色々な物を吐き出して攻撃する。 3ではチビシャチ、ドクロ、錨を吐き出し、64ではゴルドー、ドクロ、テイルになり、後半戦ではギョックンを吐き出す。 ・落石 3のみ使用。水中で壁に激突し、8個の岩を降らしてくる。 岩は水鉄砲で跳ね返すことが可能。 余談 『星のカービィ2』のレッドキャニオンのステージ5にて、カインスパークで暗い部屋を明るくすると、アクロらしきシャチの絵に英語で「ORCA」と描かれた部屋がある。この絵は隠し扉になっており、中に入ることが可能。 その他にも開発当時のイラストにてアクロが描かれており、カービィ2でもアクロは登場する可能性があったかもしれないことを示唆してる。 追記・修正は岩を水鉄砲で跳ね返してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アニカビでデデデを追い掛け回した事のあるサメを一時期こいつと勘違いしてたな…アクロはサメじゃなくてシャチなのに -- 名無しさん (2024-02-21 13 24 13) ↑そのサメはジョー(カービィ2のザコ敵)。 -- 名無しさん (2024-02-21 13 55 14) 名前 コメント
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登録日:2010/11/08(月) 15 24 33 更新日:2024/06/08 Sat 05 56 28NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 2005年 R15+ SAW SAWシリーズ アスミック・エース グロ グロ注意 ゲーム サスペンス サリン ジグソウ ダーレン・リン・バウズマン ホラー リー・ワネル 映画 洋画 衝撃のラスト 謎解き 鍵 目覚めると金庫がおいてある部屋 出口の無い館に集められた8人の男女 それぞれのために作られたゲーム ひとりずつ消えていく 外に出られるドアはどこにあるのか? SAWシリーズの第2弾 日本公開は2005年10月29日 【ストーリー】 目覚めたら出口の無い館に閉じ込められていた8人の男女。猟奇殺人犯ジグソウの新しいゲームが始まる。 一方、刑事エリックはジグソウのアジトでジグソウを捕まえる。アジトに有るモニターを観て、エリックは驚愕した。そこに映っていたのは、館でジグソウのゲームをしている息子の姿だったのだ。 動揺するエリックにジグソウは言う、「息子を助けたければ、私とゲームをしよう。」 【登場人物】 ○ジグソウ/ジョン・クレイマー(演:トビン・ベル 吹替:石田太郎) 連続猟奇殺人犯 ○エリック・マシューズ(演:ドニー・ウォルバーグ 吹替:山路和弘) 気性の荒い刑事。ジグソウを捕まえるが… ○ダニエル・マシューズ(演:エリック・ナドセン 吹替:平川大輔) 監禁されたエリックの息子 ○アマンダ・ヤング(演:ショウニー・スミス 吹替:藤貴子) 以前、ジグソウのゲームから生き延びた女性。再び監禁され、ゲームに参加する。 ○ザビエル・チャベス(演:フランキー・G 吹替:乃村健次) 監禁されたマッチョな巨漢。 ○ローラ・ハンター(演:ビヴァリー・ミッチェル 吹替:加納千秋) 監禁された若い女性 ○ジョナス(演:グレン・プラマー 吹替:辻親八) 監禁された黒人男性。脱出の為にメンバーに協調性を求める。 ○オビ・テイト(演:ティム・バード 吹替:彩乃木崇之) 監禁された無口な男性 ○アディソン・コーデイ(演:エマニュエル・ヴォージア 吹替:岡寛恵) 監禁された金髪女性 ○ガス(演:トニー・ナッポ 吹替:宇垣秀成) 監禁された中年男性 ○アリソン・ケリー(演:ディナ・メイヤー 吹替:富本牧子) 殺人鬼ジグソウを追う調査官。エリックの同僚。 ○ダニエル・リッグ(演:リリク・ベント 吹替:谷昌樹) SWAT隊長の黒人警官 ○マイケル・マークス(演:ノーム・ジェンキンス) 冒頭でゲームしてた人。 【ゲームの舞台と内容】 ◆ゲームの被験者…マイケル 舞台…汚くて暗い部屋 ルール…時間内に、右目の中に埋め込まれている鍵を取り出し、首に装着されたバネ式の機械を外す。出来ないとマスク状の機械が前後から頭を挟み、内部のトゲで頭を貫かれる。 ◆被験者…エリック刑事に捕まった犯罪者の男女7人と、エリックの息子 舞台…汚い建物(地下一階付き) ルール…建物内は神経ガスが充満していて、いずれ死ぬ。 3時間経つと出口が開いて脱出することが出来るが、体がガスに耐えられるのは2時間くらいなので、各部屋に仕掛けてあるゲームをクリアして解毒剤を入手するか、金庫の中にある解毒剤を入手して打たなければ死ぬ。 以下は更にその中で個別に提示されたゲーム。 ◆被験者…オビ 舞台…汚い地下のボイラー室 ルール…焼却炉の奥に吊るされた解毒剤をとる。中に入ると扉が閉まり、火がつく。 ◆被験者…ザビエル 舞台…床に穴が開いた部屋 ルール…ドアの向こうに解毒剤が置いてあるので、床の穴の中に落ちている鍵を見つけて開けろ。穴の中には割れた注射器が沢山入っている。 ◆被験者…アディソン? 舞台…小部屋 ルール…ガラスケースの中に立てられた解毒剤入り注射器を、手を入れて取り出せ。手を入れる穴にはカミソリがついている。 ◆被験者…エリック刑事 舞台…ジグソウのアジト ルール…ジグソウと2時間、2人きりで話をする。 エリック刑事、君は落ち着きが無いな。君はただ、2時間座っていれば君の勝ちだ。 そしてストーリーは最高潮へ… やめろおおおおおおおおおお GAME OVER SAW3 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] シンプルでいいんだがローラとアディソンの説明がどっちも当てはまるつかローラの方が金髪度高くね? アディソン…監禁された強気な若い女性、ローラ…監禁された弱気な金髪の若い女性、とかどう? 長い? -- 名無しさん (2013-09-13 00 19 48) 注射器の奴すげぇ痛そうでトラウマ -- 名無しさん (2022-03-21 09 16 44) 名前 コメント
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2009年03月03日(火)03時51分-K むかしむかし、あるところに、与作という名の、心優しい青年が住んでいました。与作は親から受け継いだ家で、決して豊かではないが、つつましく暮らしていました。でも、その与作にも悩み事が一つありました。それはいつまでたっても童貞を卒業できないことでした。自分がもてないのは童貞だからではないかと、無限ループに陥りそうなことを考えたりもしました。思いつめた挙句、母の日のプレゼントに自分の童貞を差し出そうとして、実家から勘当されたりもしました。 そんなある日、与作が森の中を歩いていると、何かがうめいている声が聞こえてきました。おやっ、なんだろうな、と思ってそちらのほうに行ってみると、そこにいたのはなんと俺でした。見ると、俺の足はトラバサミに挟まれ血が出ており、俺は「イタイイタイ」と泣いておりました。与作はそれを見てかわいそうになり、俺の足から罠をはずしてやり、 「これでよし、と。もう悪い人間につかまらないように、あんまり人里に近づくんじゃないぞ」 といって、森に放してやりました。すると俺は丸善の紙袋を持ち直して、森の奥深くに逃げていきましたが、そのとき与作は俺が自分に礼をしたような気がしました。しかし、与作は「まさかそんな」と思うと、すぐにそのことを忘れてしまいました。 その夜のことです。与作の家の敷居に、若く美しい娘が立ち、道に迷って夜になってしまったので、一晩だけ泊めてほしい、といってきたのです。与作は彼女を家の中に入れてやりました。そしてそのままその娘は与作とともに暮らすようになったのでした。 その娘には、不思議なところがありました。夜になると、ひとりで部屋にこもり、「絶対に中をのぞかないでください」というと、朝まで出てこないのです。そして、朝になると、眠そうに目を擦りながらではありますが、何事も無く出てくるのです。は娘が作らせた口座には定期的に高額の入金があり、与作は首をひねるばかり。だけどそのお蔭で与作は以前よりもずいぶんいい暮らしが出来るようになり、いい嫁さんもできて、本当に幸せに暮らしていました。多分、童貞も卒業できたのでしょう。しかし、夜中一人でいったい何をしているのか、ということだけ、時とともに気になってしょうがなくなっていくのでした。 ある日、与作はとうとう約束を破って、障子をそっと開けて、中をのぞいてしまいました。すると中ではなんと、だらしない格好をした男が暗い部屋の中、怪しく光るディスプレイに青白い顔を照らされ、スナック菓子を箸で摘みながらキーボードをカチカチせわしなく叩いているではありませんか。見ている画面はネットのオークション。そこには、ゲーム機本体や18禁ゲームの限定版を定価の何倍もの値段で買おうと愚かな消費者たちが群がっていたのです。そして、その男は双の眼に怪しい光りを湛えながら、「愚民どもめが……」と呟いていたのです。そう、その男はなんと俺だったのです。あの金はなんと、俺がネット転売で稼いだものだったのです。 ガタッ 与作は驚いてしりもちをついてしまいました。その音を聞いた俺は、与作がのぞいていることに気づきます。 「見てしまったのだな」 俺の顔が悲しみに曇ります。 「私の正体を見てしまったのなら、仕方がない。私は出て行かざるを得ない、って、あの、どうしたの?」 与作は、真っ青な顔をして震えています。 「そ、そんな……いくらなんでも……ひどすぎるんじゃないか?」 その目に宿る光の尋常ではないのを見て取った俺はあわてます。 「まあまあ、落ち着けよ。そんなに驚くとは思っても見なかったんだよ。も、もし、そんなに私が出て行くことがショックなら、一緒に暮らして新しい愛の形を探すと言う手も無いことはないのだが……」 与作は立ち上がって叫びます。 「ウワーーーーーーーーーーーーーーッ!!! 俺の初めてを返せーっ!!」 与作は家を飛び出して、どこかに走っていってしまい、二度と帰ってきませんでした。そしてその後の行方を知るものは誰も居ないとのことです。だからその家は今では俺一人で住んでいるとさ。 めでたしめでたし Once upon a timeシリーズの最新作。 以前書いた木こりの恩返しの改変。
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きみを優しく、殺せない。 コレットは、変わってしまった。 青い瞳は血のように塗られて、全て映しているくせ何も映し出してなどいない。ただ虚ろに、焦点も合わず、見ている。 ―――ぞっと、する。 翼を閉ざすことを忘れた彼女のそれは、いつでも、それこそいついかなる時も開かれている。綺麗な、綺麗な翼だ。天の使いであることを、それこそもっとも雄弁に語る。 ―――鳥肌が、立つ。 ―――コレットは、夜になっても眠りにつくことはないのだった。夜が更けても、ロイドがふと目を覚ますと、彼女は紅い瞳を見開いたまま、あたかも死体のようにそこに横たわるのみだった。いや、それは実際死体、若しくはそれより性質の悪いものだ。、 ―――悪寒が、走る。 傍から見れば彼女のその容姿は以上極まったことだろう。しかしコレットは気にも留めない。気にする心も彼女は持ちあわせない。 コレットは、感情を亡くした。彼女は本能のみで動くに過ぎない、文字通り『人形』となった。 コレットは、もともと心優しい少女だった。ゼロス曰く「ひまわりのような笑顔」の持ち主だった。自分に向けられるその笑顔に、ロイドは何度安堵したか知れない。 だからロイドは、彼女にすがった。 彼女は世界を救いたかった。そこに住む人々を救いたかった。彼女は世界と天秤にかけられた。 …どちらが重い?…どちらが大切? 誰にとっても、もちろんロイドにとっても、答えなど明白なことだった。ロイドは汚い人間だった。同じくして、世界の全てはけがれていた。 …それでも、彼女は世界を救いたかった。表面にだけあらわれる人々の優しさを信じていた。―――いや、信じたかっただけなのかもしれない。 そして、ロイドは迷った。一瞬の躊躇が、彼女を変えてしまった。悔やんでも遅かった。 ―――彼女は、もはや死んでしまった。 ロイドは、偽善者だった。 月の綺麗な夜に、ロイドたち一行は宿に泊まっていた。 月が真上にのぼる頃、ロイドはコレットのためだけに借りた個室のドアを叩く。返答が来ないと知っていた。 「…入るぞ」 誰に言ったのか、誰の耳に届いたのか。ロイドにはわからなかった。 そのまま静かに戸を開けて、静謐な部屋にロイドは一歩、踏み込んだ。窓はロイドがそうしたまま開け放たれていて、月はなにも通さずにそのままロイドの瞳に映った。満月だった。 コレットは、ベッドの上に居た。体躯を横たえて、瞳も閉じずにそこに居た。暗い部屋に、彼女の紅い瞳だけ、いやに映えた。彼女の体躯を、青い月明かりが冷酷に照らしていた。これは現実だった。 「窓、開けたままだと風邪引くぞ?」 少し冗談めかしたような口調で語りかける。何に声をかけている?誰が返事をしてくれる?…静寂が、痛いほどの解だった。 「…寝るなら、毛布をかけて寝なきゃ駄目だろ」 コレットはなにも喋ろうとしない。ロイドは、仕方ないやつだなと少し笑った。そしてベッドに近づいて、毛布を彼女の体躯にかける。 それから、二言三言話した。独り言だった。 コレットはなにも喋ろうとしない。 コレットは、なにも喋ろうとしない。 ロイドは、気の狂うような想いだった。 もしかして俺は、コレットのかたちをした人形に対してひとりでお芝居を演じているのだろうか?本当に―――これは、これが、コレットなのか? ロイドはコレットの胸に耳を押し当てた。心臓の音はただただ規則的に音を刻んだ。 そしてふ、とロイドのくちもとに笑みが零れ―――。 コレットの喉元には、鋭利な刃の切っ先が向けられていた。ぎらり、と、月明かりに恐ろしく美しく光る。 しかしコレットは、それを見ていない。コレットはそれを見ていない。 その鋭利なものは、ロイドが購入し、使用しているものだった。割りと気に入っていた。 そして、コレットの喉元にそれを向けているのもまた、ロイドだった。 彼女を殺そうと思った。一瞬の衝動で抜刀して、死の一歩手前で止まった。 コレットが、好きだった。今も、好きだ。 振り下ろせなかった。 ロイドには出来ない。…けして、出来ない。 「(…いっそ、)」 冷たい風が、カーテンを揺らして室内に入り込む。窓の外の四角い景色を遮る。 「(いっそ、俺を殺してくれ…)」 やがて風がやんでも、ロイドはそのままでそこに居た。けしてすることのできないことへの躊躇いを幾度も繰り返していた。 刃の柄を握り締めて、いっそこの狂気、このまま振り下ろせればもう、どんなに楽かと。
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バールの少女・番外編 02 ソレが『組織』「本部」へやって来たのは、午後のお八つの時間を回ってからだった。 黒服?「おいたわしや……」 頭部をガスマスクで覆った黒服は、少女化した先輩の黒服の近くまで歩み寄って来た。 黒服?「嗚呼こんな、こんな身体になってしまって。ああもう、可愛いアホ毛まで生やしちゃって」 黒服Y「だれだっけ?」 周囲の黒服達の視線を集めながら、 目の前のガスマスク黒服は、よござんす、とばかりにガスマスクに手を掛けた。 黒服?「ん、あれ? 外れない! あ、あれ、ここがこうなって……。 む、ぐ、ぐぐ」 黒服Y「……」 ガスマスクを外そうと躍起になる黒服、 その様子に突き刺す様な視線を送る周囲の黒服達、 そんな中、黒服Yはガスマスク黒服の様子を見ながら―― 黒服Y「あ、もしかして"I"?」 黒服I「くおあああ! 外れない! 首、首が、しまるー!!」 * * * 黒服I「や、やあどうも、お久しぶりですY先輩」 数分の格闘の後、ガスマスクを脱ぎ捨てた黒服Iは まさに窒息寸前といった体だった。 黒服Y「ホント久しぶりだね~。あ、そう言えば 「辺境」に連絡入れたんだけど、誰も出てくれなくてさ。 全員出払ってるの?」 黒服I「実は、その事込みでお話したいのですが……」 そう言って黒服Iはチラと周囲に視線を送った。 先程まで痛いほどの視線を送っていた周囲の黒服達は ガスマスク黒服の正体がIだと分かると、何事も無かったように各自の仕事を行っている。 黒服Y「色々とアレな内容なんだね」 彼――尤も、今は彼女だが――の尋ねに、Iは小さく頷く。 黒服Yは黙ってIの袖を手に取ると、室外へとグイグイ引いていった。 黒服達の居るオフィス然とした部屋から出て、 無機質な印象を与える廊下を歩き、 黒服Yはとあるドアの前で立ち止まる。 すばやく左右を見回して、人の居ない事を確かめると 黒服YはIをドアの向こうへ引っ張り込んだ。 部屋の中は、使われていない小会議室のようだ。 この部屋には窓が無く、照明も切ってあるために 唯一の光は、床近くに設置された使途不明の青色ランプのみだ。 Yは後ろ手でドアを閉めた。 黒服Y「ねえ、後輩」 黒服I「どうしました?」 黒服Y「ワタシとアナタしか居ないからって、襲ったりしないでね」ウルウル 黒服I「……」 グーを作った両手を胸元に持っていき、やたら眼をウルウルさせるY。 黒服Iは口を真一文字に結んで、数秒の間両の眼頭を押さえた。 すぅぅぅぅ、と息を吐き出す。 黒服I「申し訳ありません、Yさん。その、何て言うか…… 悪ノリしてる時間が、あまり無くて、ですね……」 黒服Y「ごめん」 先程の表情から一転、Yは真剣な目つきでIを眼差した。 黒服Y「また、危ない事に巻き込まれたの?」 * * * 黒服Iは『組織』の中でも「辺境」という部分に属している。 無論それは「本部」の認可を受けたモノという訳ではなく、 事情を知る一部の間で通称として用いられている呼称だ。 「辺境」は――極端な物言いをするならば――『組織』から村八分を受けている。 そもそもの発端は、Iの上司である黒服Vが30年ほど前に「ある事件」に与した廉で その制裁として村八分を受ける事になった、という話らしいが 黒服Iはその辺の事情に詳しい訳ではない。 そういった事情があって、「辺境」のオフィスは「本部」内には存在しない。 黒服達の中でも「辺境」という存在を知らない者は多く、 知っていたとしても無視するか厄介者扱いするかのいずれかだ。 まともな対応を行ってくれるのは、黒服Yか禿の黒服くらいなものだし、 実際、「辺境」が手を付けた事件に関わる事も多かったのは、これらの黒服だった。 時折、黒服Iが『組織』に"出向"しては定例報告をおこないに来るのだが 用が済めば早々に引き上げてしまう。 このようにして、他の黒服に接触を図る事自体、何かあるのだという事――。 * * * 黒服Yの真剣な眼差しに対し、Iは慌てた様に突き出した両手をブンブン振った。 黒服I「いやいや違うんですよ。いえ、確かに厄介事には現在進行形で巻き込まれてますけど。 今回は、Yさんに渡す物があって来たんです」 黒服Y「渡す物?」 Iは懐から小さなガラス瓶、バイアルを取り出した。 差し出されたそれを黒服Yは黙って受け取る。 バイアルのラベルには黒字で"Rev-00.3(A-MG)"、 赤字で"対「マッドガッサー効果」用 「都市伝説」のみに使用する事"と記されている。 黒服Y「何これ」 黒服I「『マッドガッサー』のガス作用を解毒する薬剤です」 黒服Y「誰がつくったの」 黒服I「"マック"さんですよ」 黒服Y「ああ、黒服Mだね。なるほど……。 気になったんだけど、この"Rev-00"ってアレの事だよね」 黒服I「はい、そうです。「侵食率抑制剤」の事ですよ」 アレ――つまり、"Rev-00"とは「辺境」の事情を知る黒服達の間で 他言無用とされている薬剤である。 都市伝説と「契約」をおこなった「能力者」の中に 「取り込まれる」といった状態になる者がある事はよく知られている話である。 この「"Rev-00 侵食率抑制剤"」は「都市伝説」に「取り込まれ」、 「末期症状」に陥った「能力者」への使用を想定して作成された薬剤だ。 その名称こそ「抑制剤」だが、実態は「末期症状」にある「能力者」の 「都市伝説からの侵食率」を強制的に低下させるといったものだ。 黒服Mによると、『投薬試験のバイト』『脳は10%しか使われていない』といった 都市伝説から捻り出した代物らしいのだが、「辺境」の方針で『組織』へ報告はおこなっていない。 それ故に、その存在を知る黒服達もまたこの事を秘密にしている。 加えて、"Rev-00"の使用に際しても様々な禁忌や副作用が付いてまわる。 運用が非常に厄介な薬剤なのである。 黒服Y「確か、これって都市伝説自体への投与は危ないんじゃ?」 黒服I「ええ、"Rev-00"そのものは都市伝説への投与は禁止されています。 ただ、この薬剤"00.3"は"Rev-00"を基に作成された解毒剤でして "Rev-00"とは組成が全く違うから大丈夫らしいんですよ」 黒服Y「へぇー」 因みに、この薬剤を作成した黒服Mもまた「辺境」の一人である。 更に言うと、「辺境」のスタッフは上司であるV、部下のM、Iの3名のみである。 黒服I「この解毒剤の使用に関してなんですけど、2つ注意点があります。 まず1つは、「都市伝説」に対してしか投与出来ません。 そして、あと1つは――」 そこまで言うと、唐突にIの顔面の陰影が濃くなっていく。 背後からは「ゴゴゴゴゴ」という効果音まで響き始めた。 黒服Y「何だよ、早く言ってよ」 そして、緊張感が極限まで達した、その時。 黒服I「――臨床試験を、一切、おこなっておりません」パンパカパーン 黒服Y「……すごく危ないね、それ」 黒服I「あ、でも安心して下さい。"マック"さんが言うには大丈夫だそうですよ」 黒服Y「何故だろ、Mの言葉がすごく信用できない」 黒服I「とにかく、イザという時の為に取っておいて下さい」 黒服Y「くれると言うならなら貰っておくよ、ありがとう」 黒服I「あ、あとコレを」 そう言って、Iは再び懐へ手をやった。 黒い正方形のボックスを渡してくる。 黒服I「精神感応金属【オリカルクム】を含有するゴム弾です。64発しか用意出来ませんでしたが」 黒服Y「わあ、これが」 黒服I「"マック"さんの能書きでは、対象を一撃で昏倒させられる様ですね」 黒服Y「頭部か頸部、背骨に命中させさえすればね」 黒服I「あと効果は未知数ですが、霊体系の都市伝説にも有効だとか」 黒服Y「【オリカルクム】って入手しづらいからねー。 Mにありがとうって伝えておいて」 黒服I「あ、あとそれから」 黒服Y「なになに? まだあるの?」 黒服I「こちらは8発しか作成出来なかったらしいのですが、硝酸銀内臓の特殊弾丸です。 『マリ・ヴェリテ』に効果があれば良いんですけど。 ゴム弾と同様、殺害する事には向きませんが、無能力化する事は可能なはずです」 黒服Y「ありがとう。使うかどうかは別としてだけど。 使わないままであれば一番なんだけどね……」 黒服I「そう言えば、先程「辺境」に連絡を入れたとか何とか」 黒服Y「ああ、うん。 今マッドガッサーとかコーク・ロアとかで忙しいから 「本部」と一緒に動けないかなって思ったんだよ」 黒服I「そういう事だったんですか。 いやあ、実は「辺境」一同、辺湖市にいまして」 黒服Y「えー、自分達だけ避難したのー? 一緒に仕事しようよ」 黒服I「いえそれがですね、実は、知らない内に都市伝説と契約してしまったという 一般人の方がいましてですね、何やらパニック起してるようなんで とりあえず私達で落ち着かせてるという……」 黒服Y「そっかー、僕達じゃ辺湖に入りづらいからねー。 『イルミナティ』の目もあるみたいだし」 黒服I「実は……、その方の契約した都市伝説、『災厄を招く彗星』なんですよ。 最悪、彗星が地球に突っ込んで来ます。 そうなったら――"マック"さんの計算では地球の半分が消し飛びます。 悪い事に、その契約者の方、精神状態がかなりよろしくなくてですね……。 現地のフリーの「能力者」の方と説得をおこなってるんですけど……」 黒服Y「あはは、頑張れ。地球の命運は君達の仕事にかかってるぞ」 ポムポム 黒服I「いや笑い事じゃないですから! それ言うならYさんもメンドくさいとか言わないで頑張って下さいよ! 私達は支援に行けるかどうか分かりませんからね!」 それでは失礼しますよ、と黒服Iは暗い部屋から立ち去ろうとして―― 黒服Y「 I 」 呼び止められた。 Yは親指と人差し指を立て拳銃の形を取ると、Iに向けた。 黒服Y「死ぬなよ、後輩。――誰も殺すなよ?」 Yの言葉にをIはきょとんとした様子だったが、 やがて、ふ、と笑い、その言葉は先輩にもお返ししますよ、と応えた。 今度こそ失礼します、と言って、彼は「本部」を去った。 Yは依然、Iと秘密の会話を交わした暗い部屋に居た。 背中を壁にあずけ腕を組んだまま、目を閉じている。 黒服Y「分かってるさ、後輩。僕はちゃんと、分かってる」 彼は、少女の声で、そう小さく呟いたのだった。 前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ