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tune2fsコマンドは、ext2ファイルシステムのさまざまなパラメータを設定する。 たとえば、ファイルシステムをfsckコマンドでチェックする感覚を指定することが出来る。 調整するファイルシステムはアンマウントしておくか、読み取り専用でマウントしておく必要がある。 書式 tune2fs [オプション] デバイス名 tune2fsコマンドの主なオプション オプション 説明 -c 回数 チェックなしでマウントできる最大回数を指定する -i 時間 ファイルシステムをチェックする最大の時間間隔を指定する -j ext2ファイルシステムをext3ファイルシステムに変換する -L ファイルシステムのボリュームラベルを指定する 次の例では、/dev/sda5のファイルシステムをext2からext3に変換している # tune2fs -j /dev/sda5
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ディスク上のデータは、いつ失われるかわかりません。 ハードウェア障害、操作ミス、不正侵入、災害などによって貴重なデータが襲われる危険性があります。 このため、重要なファイルを定期的にバックアップすることが必要です。 バックアップにあたっては、何をバックアップするか、どのようにバックアップするか、どのメディアにバックアップするか、 どのようにバックアップを保管するかといったことを考慮する必要があります。 バックアップによる復旧も重要です。必要なときに、すみやかに利用できるようにしなければなりません。 また、バックアップが確実に行われたことを確認するために、バックアップからファイルをいくつか抽出してみるなど、 バックアップデータの信頼性を確認することも重要です。 ■バックアップすべきディレクトリ すべてのファイルをバックアップすることをフルバックアップといいます。 前回のフルバックアップ後に更新・追加されたファイルだけをバックアップすることを 差分バックアップといいます。毎回フルバックアップを取るのが最も簡単ですが、ファイルシステムの中でも、 頻繁にファイルの追加・更新が行われる部分と、ほとんど変更が行われない部分があります。 コマンドやプログラムなどはバックアップを取らなくても、パッケージなどからインストールし直すことが出来るため、 バックアップの必要性は低くなります。ファイルの更新が行われるディレクトリほどバックアップの必要性が高くなります。 バックアップすべきディレクトリとファイルには、次のようなものがあります(逆に、/procや/devをバックアップする必要はありません) /etc システムにユーザによる設定ファイル /home 各ユーザの作成したファイル /var/spool/mail 各ユーザのメールスプール /var/spool/cron cronのスケジューリングデータ /var/spool/at atのスケジューリングデータ /var/log 各種ログファイル ■バックアップの種類 フルバックアップ すべてのファイルを対象としてバックアップを行います。システム上、もしくは パーティション上のすべてのファイルが対象となるので、バックアップには時間がかかり、 バックアップメディアに要求される要領も大きくなります。 差分バックアップ 前回のフルバックアップ以後に作成もしくは変更されたファイルのみをバックアップします。 振るバックアップよりは処理に時間が掛かりません。 バックアップを復元するには、フルバックアップと、最新の差分バックアップが必要となります。 増分バックアップ 前回のバックアップ(フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップ)以後に作成もしくは 変更されたファイルのみをバックアップします。 3種類のバックアップの中では、最も処理時間が短くなります。バックアップを復元するには、 フルバックアップと、フルバックアップ以降のすべての増分バックアップが必要となります。
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fileコマンド 用途 ファイルの種類を調べる 書式 file [オプション] ファイル名 オプション -b 簡易モードで表示する -i ファイルをmimeタイプ文字列にする -z 圧縮ファイルの中も調べる -v バージョンを表示する
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LILO 【設定ファイル記述場所】 /etc/lilo.conf 【設定ファイル一覧】 プロンプトの待機時間(0.1 秒単位) timeout デフォルトでブートするイメージ default ブートローダのインストール場所 boot マップファイル map ブートローダのファイル install カーネルイメージ image ブートイメージのラベル label 初期RAMディスク指定 initrd ファイルを読み取り専用で実行 read-only ルートファイルシステムのデバイス名 root 【設定内容を反映させる】 /sbin/lilo 【オプション】 インストール状態の表示 設定ファイルを指定 -C 設定ファイル 別のマップファイルを指定 -m マップファイル 多くの情報を表示 -v ... 現在のマップファイルの内容を表示 -q マップの作成、更新 ブートデバイスを指定 -b ブートデバイス マップファイルの圧縮を有効にする -c テストのみ実行 ※-vと合わせて使用することで、LILOが正しい値を使用するか確認可能 -t デフォルトコマンドラインの変更 次回再起動時デフォルトコマンドラインとして使用 -R パラメータ アンインストール LILOのアンインストール -u セクションの最後の方で説明する警告が適用される -U
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dfコマンドはディスクの使用状況を確認できる。 書式 df [オプション] [デバイス名/ディレクトリ名] 主なオプション オプション 説明 -h 容量を適切な単位で表示する(Mは1,048,576バイト) -H 容量を適切な単位で表示する(Mは1,000,000バイト) -k 容量をキロバイト単位で表示する -i iノードの使用状況を表示する オプションなしでdfコマンドを使うと、マウントされているすべてのファイルシステムの使用状況を表示する。 ディレクトリを指定すると、そのディレクトリが属しているファイルシステムのみを表示する。
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pvscanコマンドを実行すれば、物理ボリュームの状態を簡潔に表示することができます。 # pvscan PV /dev/sda1 VG aaavg lvm2 [388.00 MB / 388.00 MB free] PV /dev/sdb1 VG aaavg lvm2 [388.00 MB / 388.00 MB free] Total 2 [776.00 MB] / in use 2 [776.00 MB] / in no VG 0 [0 ]
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新しいカーネルで起動できるように、ブートローダに新しいエントリを追加します。 例 カーネルバージョン=2.6.28 ラベル=linux-2.6.28 ルートパーティション=/dev/sda1 LILO ~ 設定するファイルは/etc/lilo.conf image=/boot/vmlinuz-2.6.28 label=linux-2.6.28 initrd=/boot/initrd-2.6.28.img read-only root=/dev/sda1 image…カーネルイメージ label…ラベル(自由に設定できる) initrd…ブート時に読み込むファイル read-only…ルートファイルシステムを読み込み専用でマウントする場合に指定 root…ルートとしてマウントするパーティション GRUB ~ 設定するファイルは/boot/grub/menu.lst title Linux-2.6.28 root(0,0) kernel /vmlinuz-2.6.28 initrd /initrd-2.6.28.img ※新しいカーネルで問題が発生しないことが確認できるまで、現在のカーネルで起動するためのエントリは残します。
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ethernetでリモートホストと通信を行う場合、相手のホスト名からIPアドレスに変換するのはDNSやhostsファイルで行い、 さらに低階層ではIPアドレスとMACアドレスの関連を調べて目的ホストへパケットを届ける。 IPアドレスとMACアドレスの関連リストをカーネルはARPキャッシュに蓄える。 arpコマンドはカーネルのAPTキャッシュを操作する。 Linuxカーネルでは、/proc/net/arpにarpキャッシュが記述されている。 書式 arp [オプション] [ホスト名] オプション |オプション|説明 -n 名前解決やポート名、ユーザ名の解決を行わず、IPアドレスで表示 -a [ホスト名] ホスト名が指定されている場合は、そのホストに関するARPキャッシュ、指定されていない場合は、持っているARPキャッシュを表示 -d ホスト名 指定したホストをARPキャッシュから削除 -f ファイル名 ファイルを指定してARPテーブルに追加。ファイルが指定されていなければ/etc/ethersを利用 -i インターフェイス 利用するインターフェイスを指定 -s ホスト名 MACアドレス 指定したホストを指定したMACアドレスでarpエントリを作成 arpキャッシュを削除する # arp -d 192.168.8.200 arpキャッシュを作成する # arp -s 192.168.2.200 00 20 11 11 11 11
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ランレベルの変更コマンド 0 OSをshutdownし、システムを完全に停止状態にする。 1 adoministratorモード 2 マルチユーザーモード 3 デフォルトのモード 4 現在未使用 5 OSがshutdownされ、対話型ブートを待つ状態 6 OSリブートモード s シングルユーザーモード となる。デフォルトでは3が設定されているが、0や6には設定しない事。
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DNSサーバを使ってドメイン、ホストに関する情報が表示されます。 デフォルトだと、ホスト名とIPアドレスの変換だけを行います。 DNSによる名前解決がされているかを確認するために利用できます。 # host [オプション] ホスト名/ドメイン名/IPアドレス [問い合わせ先DNSサーバ] 引数にホスト名を指定すると、正引きが行われ、IPアドレスが表示されます。 次の例ではcipl.lpi.jpのIPアドレスを調べています。 # host example.lpi.jp example.lpi.jp has address 203.175.75.50 IPアドレを指定すると、逆引きが行われます。 # host 203.175.75.50 50.75.175.203.in-addr.arpa domain name example.lpi.jp リソースレコードタイプを指定する場合は「 -t オプション 」を使います。 次の例では、cipl.orgのMXレコードを調べています。 mail.cipl.orgがメールサーバであることがわかります。 # host -t mx cipl.org cipl.org mail is handred by 10 mail.cipl.org.