約 216,430 件
https://w.atwiki.jp/bmrog/pages/1096.html
CC_Iris 春日第一高校。比較的成績が優秀な者が多い高校ではありますが別段進学校という程でもないそこなのですが、今朝はなにやら教室がざわめいていて……。 CC_Iris 【アイリス】「(……どうしたんだろ、落ち着かないって感じで……少し楽しそう……?)」席に座り静々と一限目の教科の準備を始めるクラス委員長でもある白蓮院アイリスはそんな風に。そうすると彼女の様子に気づいたのか、クラスメイトが机に寄ってきて……。 CC_Iris 【クラスメイト】「おはよ、白蓮院さん! ……ね、聞いた? 今日ねークラスに転校生が来るって」ゴシップ好きの新聞部員の少女だ。……どちらかというと、話たくって仕方ないから。といった風です。 CC_Iris 【アイリス】「おはようございます。……転校生……? 変わった時期に、なんですね」目を丸くして。なるほどそれで……そんな風に小さく頷き。そんなアイリスの様子にさらに身体を前にズズイと突き出す彼女は続けざまに……。 CC_Iris 【クラスメイト】「そうそう! そーなんだよ! それで、今朝その転校生をチラっとみたって子の話だともう、すっごい美人らしくって! 遠目だったらしいけどスタイル抜群でそりゃもお……っ!」 CC_Iris エキサイティングっぷりに内心少し困った風ですね。放っておくとこちらの椅子が倒されかねない勢いで前へ前へ……両手を見せるようなジェスチャーで押しトドメ。 CC_Iris 【アイリス】「ぁ、あ———……あの、それなら、皆さんが噂するのもわかりますね———……でも、そろそろホームルームの時間で……」興味が無いと言えば嘘ですが……この熱気溢れる彼らの視線を一身に受ける美少女?転校生に内心同情もあって。 CC_Iris 【アイリス】「(……でも、そんなに綺麗な子ならこういうのも慣れてるかも……ですね)」等、考えていたら不意に廊下に響く足をを聞いて。 CC_Iris ガラガラガラッ! 扉が鳴り、瞬間にシーン……と教室が沈む。入って来るのはよく見慣れた妖しく浮いた髪を七三分けにピッチリ固めた担任教師……。そしてその後ろには。 CC_Iris 【アイリス】「起立、気をつけ————(……わぁ……)」思わず、見入りため息が漏れる。他の生徒たちも身な一様といった感じですね。 CC_Iris 楚々とした顔立ちに、長い絹髪。目を引くのはその不思議に煌く髪の色か……制服の上からでもハッキリとその大きさを主張して止まない魔乳に、人形の様に括れた柳腰。ヒップも実に女性的な曲線で……なかなかお目にかかれないような、美少女の体現がそこにあったといいます。 CC_Iris 【アイリス】「———れ、礼、着席っ!」少し間延びをした挨拶。ざざざっ、と一斉に生徒達が席につきますが、教師の前だというのにひそひそ話がはじまって…。 CC_Iris 【教師】「あ———こらこら。ホームルームの前に今日からこのクラスの一員になる————っておい! 静かに静かに!」バンバン!と大きく教台に出席簿を叩きつけて、あやうい感じで髪が浮き上がる。……暫く見回すと、改めて喉を鳴らし。 CC_Iris 【教師】「……よし、その様子じゃあもうわかってるだろうが……転校生の周防美由君だ。今日からこのクラスで君達と同じく学んで貰う事になる。それじゃ、自己紹介を」チラリと視線で前に出るように促して。しかし教師であってもいやらし系の視線にならざるをえないほどでありましたね。 CC_Iris ▽ CC_meu 【ミューリエル】「………その、周防 美由(すおう みゆ)です………——————」クラス中の注目が集まるまま、教師に促されるように自己紹介を強いられる美由……ミューリエル。他校の制服に比べると圧倒的にコンサバティブで、言ってしまえば地味な黒セーラー服を学校指定の制服としている一高の制服を着ていてもなお、その美貌とセーラー服の胸部を押し上げている規格外のバストは見る者の視線を惹き付けて CC_meu 止みません。思わず男女問わず大きな溜息が溢れてしまったかも知れません…。 CC_meu 【ミューリエル】「………——————よろしく、おねがいします。」校則通りのスカート丈。アクセサリーらしい物と言えば頭に申し訳程度に巻かれた黒いカチューシャリボンと、同じく細いチョーカーだけ。そんな彼女の自己紹介を皆が食い入るように見入ってくるのですが、しばし逡巡した後に……一言だけ挨拶すると、小さく頭を下げて先生の方を見ます。 CC_meu ▽ CC_Iris 【教師】「———あ、ああ。教科書は確か配布されていたな。もし抜けがあったりわからない事はクラスの皆に聞くように。校内の案内なんかは……白蓮院。クラス委員長だしお前に頼む。周防をよろしくな」ガーネットを埋め込んだような瞳を向けられると、教師といえど一瞬固まってしまいますね。ともあれそのような風に一人の生徒を指名して……。 CC_Iris 【アイリス】「(周防さんか……なんだか不思議な感じの……)っ、あ、はい!」そんな風に考えていたらばの指名に、らしくないあせりの様子をみせて。彼女の全体ではなく、その瞳をあわせるように視線を向け慣れた感じの微笑みを向けるのでしたね。 CC_Iris 「……ちょっとクール系?」「でもすごい美人だよねー。なんか冷たそうだけどそれもかっこよかったり?」「やっべーなあの身体さ……」「話しに聞いてた以上じゃん? なんかいい匂いとかしそうだわ」「ばかおめー変態かよ……でもあの髪をこう……」 CC_Iris やがてホームルームが始まってからもそんな声が途切れることは無く。やがて諦めた教師が退席するまで……。席は御あつらえされたように、真ん中に程近い所……アイリスからは二席前、といった感じですね。 CC_Iris 【アイリス】「周防さん? さっきも先生に言われたけど……クラス委員の白蓮院アイリスです。何かわからないことがあったら聞いてくださいね」どうせ一限目の教師が来るには暫く在るだろうと。席を立って彼女の隣へ。ふわりと香る体臭に同じ少女ながら……少し変な気分になりそうでもあったりなかったり。もちろん笑顔で上手く隠してしまうカンジですが。 CC_Iris ▽ CC_meu 【ミューリエル】「……はい、受け取ってます……——————(白蓮院……?)」教師の問いかけに小さく頷いて肯定します。伏し目がち……と言うかややジト目で無表情な上に、特徴的過ぎる銀髪の超ロングヘア。やや目隠れ気味の前髪に眼鏡と、教師であってもあまりに俗世離れした雰囲気のミューリエルと面と向かって話すのは難しいのか、あるいはその凶悪極まりないボディラインが目の毒なのか。チラ見しては目を逸ら CC_meu す教師の視線に逆に恥ずかしくなってしまって俯いてしまうミューリエル。『白蓮院』と言う名前を出されて、クラス委員のアイリスを案内係に指名されるに至り、ようやく顔を上げてガーネットを溶かし込んだような紅玉色の瞳をアイリスさんに向けて、僅かに首を傾げるのでした。 CC_meu 【ミューリエル】「はい、わかりました……」自分の席を指定されると、そこへ向かいます。特に意識した仕草と言う訳ではないですが、学校指定の黒革の学生鞄を躯の前で両手で持つと両腕の間から、下から覗き込むと大きな空間が空く程にセーラー服を派手に押し上げているバストがむぎゅりと寄せ上げられて。コツ、コツと席に向かって歩く数歩さえメートルオーバーKカップバストが重たげに弾んで、クラス中の好奇の目を CC_meu これでもかと集中させてしまいます。 CC_meu 【ミューリエル】「……あ、ぁの……———えっと……」先程担任に名前を呼ばれた少女……白蓮院アイリス。見るからに明るく利発そうな金髪の美少女。全体的に殺風景な身じろぎのミューリエルとは正反対で、いかにも育ちの良さを感じさせそうな『令嬢』然とした少女に名前を呼ばれて、挨拶を返そうとするも上手く出来なくって。傍目から見ると彼女のクールビューティと相俟ってもの凄く『無愛想』な風に見えてしまった CC_meu かも知れません。 CC_meu 【ミューリエル】「……その、宜しく……おねがい、します……」一言挨拶を返すミューリエル。意図的になのか、無意識になのか、近づいてくる白蓮院さんを無視するように自分の席に着席すると、自分の鞄の中身を机の引き出しにしまい始めます。凄まじい量感を誇るバストが気の机にのしっと乗せられて、黒い制服に包まれた肉果がひしゃげる光景は凄まじい迫力なのです…! CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「はい、ぁ———うん。これからよろしくね」自身もかなりスタイルは良い方……と、自負しないまでも言われていますが、目の前の彼女はその一回り上をいっている気がしますね。歩くだけでも誘惑するような媚乳は男女問わず、もう嫉妬すら浮かばないレベルで……。と、思っていれば自分を素通りするように席へと着いた美由さんで。 CC_Iris 【アイリス】「(……クール……なのかな? でも何か……)」拒絶ではありませんが、何か壁を作るような仕草。ですがどこか胸にひっかかるようなものをカンジてしまって……。【アイリス】「あ、よかったら休み時間に案内でも———」 CC_Iris 「周防さんっ!」「すっごいスタイルいいよね———あ、美由ちゃんって読んでもいい?」「ね、前はどこの学校だったの?」「あ、よかったら私達がガッコ案内したげよっか? 食堂とかでもおいしいのがね————」 CC_Iris と、続けようとしたアイリスかた横入りするように。クラスメイト達が美由さんの席を取り囲んで。まるで有名人が転校してきたかぐらいの扱いですね。一見して不躾な質問も多いカンジですが……。 CC_Iris ▽ CC_meu 【ミューリエル】「……ぁ、の……そ…っ! の? ……ぁ、あの……———その、前の学校は……あの、その……———っ…」アイリスの申し出にどう答えていいか判らないままに逡巡していたら、教師がいないのをいい事に周囲から一気に質問責めにされるミューリエル。元々『普段』人と話すのが苦手…と言うか、どちらかと言うとコミュニケーション障害なレベルで他人と接するのが下手くそなせいもあって、しどろもどろ CC_meu になってしまって受け答えする事も出来ずに、まるでクラスメイトを拒絶するかのように俯いてしまうのです。 CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「その、皆さんそろそろ先生も来ちゃいますから……」助け舟を出すようにそう皆に言いますが、少し不服そうで……俯く美由さんの様子にもあまり気づいていなさそう。 CC_Iris 「あ、うーん……そうだね。それじゃまたね美由ちゃん!」「白蓮院さんも忙しいだろうし、案内とかも私達やったげるから〜」「うんうん!」 そんな風に勝手な事をいって。ある意味でアイリスにクギを指す様に繰り返し……。 CC_Iris 【アイリス】「え、でも……うん、じゃあ周防さんをお願いしますね。……周防さん、何か困った事があったらなんでも言ってくださいね」半ばお仕事を奪われるように。それでも最低限は…と囁いておくのでしたね。 CC_Iris ▽ CC_meu 【ミューリエル】「……ぁ、あの…っ ……(は、はい……)……」クラスメイトに促されるようにミューリエルから引き剥がされるアイリス。最初に話しかけてくれた彼女にまだお礼も言えてないうちに、クラスメイトと言う名の濁流に押し流されて行く彼女に何とかお礼を言おうと口を動かすのですが、小さすぎるその声は彼女に届いた……いや、気付かれていたでしょうか。 CC_meu 【ミューリエル】「…………———っ…」そうこうしている間に一時限目の鐘がスピーカーから鳴り響いて、皆が元通り自分の席に戻って行って。チャイムが鳴るだけで波が引くように自分の席に着席する辺りは流石に最優秀学校である一高生徒ならでは、でしょうか。いよいよもって周防美由……ミューリエル・W・スオウの第二の人生が本格的にスタートするのでした。 CC_meu ▽ CC_Iris CC_Iris それから一週間が過ぎて……。 CC_Iris CC_Iris 「ありがと、助かったよ〜〜〜っ! ぁーこれで無事次も新聞だせるわぁ……」新聞部の部室でそんなふうな大きな声が響きますね。続いてガラガラと、部室の扉が開いて出てきたのはアイリスで……。 CC_Iris 【アイリス】「いいよ、これくらい……でも記事はもう少し大人しくした方がいいかなと思うけど……」少し困り顔で。一高の校風にあらざる記事で教師から睨まれるクラスメイトのその手伝いを今までしていたのでした。内心、いいのかなと思いながら頼まれると断れないのは彼女の性ですね。 CC_Iris 「いいんだよ。私の記事はその……エンターテインメイトだしさー。スポ記事っぽいって言われちゃうけど……。その意味だと今週はやられたなー……絶対あの転校生でいい記事かける! ってぇ。思ってたんだけど……」ふう、と。何か聞き捨てならない事を呟いて。 CC_Iris 【アイリス】「……転校生って……周防さんの事? CC_Iris 「うん———……最初はもう学校のアイドル的なー? そういうの期待してたんだけどなんかツンケンしてるっていうかさ……いい噂ないんだよね、何誘っても乗ってこないとか、すぐに黙りこくって睨んでくるとかって……ああ、」 CC_Iris 「白蓮はそういうの話すグループじゃないもんねぇ……なんかこう、顔もスタイルもバツグンじゃない? なんか女の嫉妬混じりーみたいな噂もあって———」えっぐいよねぇって。こっちもそんな風です。 CC_Iris 【アイリス】「……うん、初耳でした……。その、休み時間とかお昼とか教室にいない事が多いから、あの子達と一緒だって……」さすがに、任されておきながらって罪悪感もありショックを隠せない様子ですね。 CC_Iris 「ああー三日目にはもう別グループっていうか半ばシカトみたいな……あいや、シカトっていうか恐がってるみたいな感じかなぁ……?」 CC_Iris 【アイリス】「そんなっ! ……そんな事……」ぎゅっと、スカートの裾を握って俯いてしまいます。「(そんな風には、見えないよ。なんだか寂しそうで……何でも言ってなんて自分でいって、全然気が回ってなくって……)」ぐるぐる自問気味で。 CC_Iris 「ああ、いや。白蓮が気にするこっちゃないって……。なんか周防さん奪ったみたいにした手前、あの子らも言い出せないんでしょ? えーと……」少し気まずいという風に身体を揺らすと、不意に机に肘があたって……一枚の記事がアイリスの目の前に滑り込んできますね。 CC_Iris 「あ、ああ———! あのさそれそれ! しってる? ここの旧校舎のあのでっかいプラネタリウムの設備。元天文部のヤツさ。……なーんかあそこから放課後、女がすすり泣くような声がぁーって……」これ幸いと、目の前にずずいとつきつけ。 CC_Iris 「推敲中なんだけど、なーんかインパクトたりないから……よかったらなんか現地取材とかさ! してくれないかな? 時間あるときでいいから〜〜〜」パンッと顔の前で手を合わせ拝む様子。その様に少し顔を綻ばせて……。 CC_Iris 【アイリス】「……うん、そうですね……でも、これってますます新聞に載せる内容じゃないですね……」記事に目を這わせ安い三文記事も今は少し気休めにはなって。「(……周防さんのことはゆっくり考えよう。みんなと一緒かもしれないけど、謝って話してみて……)」 CC_Iris そんな風に。時計に目を這わすと部室をでて。散歩気分に旧校舎へと足を運ぶのでしたね。 CC_Iris ▽ CC_meu 【???】「———……♪ ——————……♪♪」春日第一高校旧校舎。まだ三恵市が出来て間もない頃に急ごしらえで作られた学び舎であり、現在校舎として主に用いられている新校舎に比べていかにも即席工法で建築されている事がアイリスの目にも判るでしょうか。一部の専門教室と文化系の一部の部活が部室を構えているくらいで、現在は半分以上が放置状態の旧校舎の廊下にはうっすらと埃が積もっていて。……そんな旧校舎の奥、半地下になっているプラネタリム室……かつては天文部の部室としても使われていた放棄教室から、女性の声が響いているのでした。 CC_meu 【???】「ふんふん……———♪ ふん……ふんふふ……———♪」放課後、既に日は傾いていても、廊下の照明が点く時間ではなく。廊下の窓は北向きで、しかも比較的高層の新校舎によって日が遮られた旧校舎の廊下は埃っぽく、じめじめとしているのです。 CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「(時間がある時って……結局今なんですよね。思ったより早く終わっちゃったし……)」既に授業で使われる事もないもない旧校舎。サボりにくる者であっても日の当たりが悪く照明も劣化し薄暗いソコへと入るものは少ないでしょう。……しかし、その声は入り口に立ったアイリスの耳にしかと届いてしまうのでしたね。 CC_Iris 【アイリス】「—————っっ!?(……か、風で校舎が軋んで……そんな訳ないですね。これ、人の声、でも呻きじゃなくってこれ……)……歌声……?」ギィィ……あんなに気味悪がっていた校舎へと、無意識に歩を進めていきます。まるで誘われるようでもあって……。 CC_Iris 【アイリス】「こっち、こっちって……たしか天文部の……」ギシ、ギシ、ギシ……。大ホール。古く動かないプラネタリウムが設置されているというそこの前へと来たアイリスは……恐る恐るというよりも、その歌を邪魔しないように。ゆっくりと扉を開いていったのでした。 CC_Iris ▽ CC_meu 【???】「ふーふふんふんーふふんふん———…♪ ふん……———ふふん、ふん、ふふふん…———♪」薄暗い廊下を進めば、それは紛れも無く女性の歌声だとアイリスにも判ります。二度ほど廊下を直角に折れ曲がると、目的の旧天文部室……プラネタリウム室に辿り着きます。切れ掛かった非常灯が明滅するだけの廊下の奥、プラネタリウム室の防音扉は立て付けも悪く半開きになっていて……誰もいない筈の向こうからは、『少女』の物とハッキリ判る歌声と淡いプラネタリウムの……———数年前に錆び付き故障して、既に動かなくなってしまった筈のスターライトが覗いているのです。 CC_meu 【???】「……——————♪ ……っ!? …………」アイリスが黴臭い空気のプラネタリウム室に足を踏み入れると、その気配に気付いたのか歌声がピタッと止まって。それと同時に何故か稼働していたプラネタリウムが機能を停止して、ドーム状の天蓋に映し出されていたほのかな星空が消え失せて漆黒の闇と重苦しい沈黙ががプラネタリウムを包むのでした。 CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「(動いてる……壊れてるって聞いてたのに……)」使うモノもいない、分解するにもお金のかかる厄介物のはずのプラネタリウム。しかし目の前で稼動し星空を室内いっぱいに映し出していて……歌声と重なり酷く幻想的に見えてしまいましたが……。 CC_Iris 【アイリス】「あっ」突然それらが停止。照明もついていないそこに暗闇のカーテンが下りて……。しかし歌声は止むも、息を呑んだ明らかな人の気配をカンジましたね。 CC_Iris 【アイリス】「……そ、その、お邪魔してごめんなさい! こんな、まさか人が本当にいるとは思わなくって……っ」自分のせいで、と少し焦って。コツコツと靴を鳴らしプラネタリウムの主へと近づきますね。 CC_Iris ▽ CC_meu 【???】「…………——————っ」声の主がここに居るのは明らかですが、こう暗くては中々見つけられないかも知れません。息を呑んで縮こまっているような、まるで猛禽に巣穴を荒らされて縮こまる小動物のような、そんな気配でしょうか。 CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「(く、暗いです……初めて入ったしどんなところかもちょっと……っ)あっ!」がたっ、がたたっ! 初めから部屋にいたならまだしも目が慣れていないアイリスが自由に動ける訳もなく……埃を巻き上げ転倒してしまって。 CC_Iris 【アイリス】「けふ、けほっ!(ひ、酷い埃……大分放置されてたみたい……)」という事は、ここの主も最近ここに来たのかなとか考えて花の刺繍のハンカチを鼻にあて。少し痛むまんまるな桃尻を撫でながら……。 CC_Iris ▽ CC_meu 【???】「…………——————っ!? …っ………………——————…… … ……くしゅっ!」暗がりに足を取られて床に転んだアイリスの巨尻がドタンっ!と大きな音を立てて、それを聞きつけた『何者』かが声を上げそうになって、あわてて声を飲み込み殺します。照明を落とされている為にアイリスがそれを察知する事は出来ないのですが、座席や擂り鉢状になっているフロアから捲き上げられた埃がぶわっと舞い上がって。……息を殺していた『彼女』も舞い上がる埃を吸い込んでしまったのか、おもわず小さなクシャミをしてしまいます。例え小さく可愛らしいクシャミであっても、退魔士として訓練を受けているアイリスの鋭敏な聴覚からは逃れる事など出来ないでしょう。 CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「……(いたましたっ)」少し目が慣れてきたのもあって。くしゃみの方向に目を向けるとうすぼんやりとした人影が浮き出るように見えてきて……。そろそろと転ばぬように。しかし足早に近づくと……丸まって可愛らしいクシャミを堪える背中をぎゅっと抱き締めて。 CC_Iris 【アイリス】「捕まえましたよっ! ……あの、さっきの歌とか、プラネタリウムとかが綺麗で……邪魔するとか、先生に報告するとかそんなのでは————あ、あれ……?」ぐにゅっ!! その小さな背中に自身の乳房を押し付けつつ……回した腕はその大きさ凌駕するド級の大きさと柔らかさのマシュマロの感触をアイリスに使えますね。ぶるぶると震える背中はおびえる小動物といった風で……。 CC_Iris 【アイリス】「……この香り……」ふいに鼻をつく、埃と黴とはまったく別の香り。それは最近嗅いだ覚えのある感じのもので……恐る恐るという風に。抱きついた相手の背中を目を凝らし確認しようとするのでしたね。 CC_Iris ▽ CC_meu 【???】「…ぁ、ぁ……———っ!? 〜〜〜〜〜っ……」部屋の隅で膝を抱いて小さく丸まっている『ソレ』を抱き留められると、『ソレ』はぴくんっ!と跳ねて。きゅーっと横一文字に結ばれた口からは何の言葉も漏れては来なくとも、密着した背中越しに激しい動悸が伝わってきます。間近で見ればその特徴のある容姿に見覚えが有る事に気付くでしょう。くるぶしの辺りまで伸びた、どこか浮世離れした幻想的な印象すら覚えさせてしまう白銀の超ロングヘア。差し伸ばした両手にズシリと感じられる桁外れの容積、量感の柔らかな肉果の感触。……そして、鼻腔をくすぐる甘く蕩けるようなフレグランス。 CC_meu 【ミューリエル】「……あ、あの……っ、その……———手、離して……ください……っ…」背後から聞こえる声、それは転入初日に何かと自分に気を揉んでくれた『白蓮院』さんの声。……———そして、一高一年屈指の巨乳っぷりを誇るこの少女は……噂の渦中の少女、周防美由その人でした…。 CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「す、周防、さん……っ!?」渦中の。アイリスの胸中を埋めていたその人こそが小動物の正体なのだとようやく気づいて……目を見開いて唇をぱくぱくとさせ。「……ごっ、ごめんなさいその、私……周防さんの事……え、ええっと……」それこそ一晩かけて考えようとしていた言葉がこんなに咄嗟にでるはずもなく、何か場違いに抱きついたことでなく、クラスでのことを謝ろうとしてしまってあわあわとなってしまいます。 CC_Iris 【アイリス】「(手? 手って私————〜〜〜〜っっ!?!?)」ばっと、そのマシュマロの正体に手を離し後ろへと飛びずさって……どすんと尻餅を着き倒れてしまいますね。勢い良く、目尻には涙まで浮かぶほど……。ふわりっ。広がる白銀の毛先が顔をかすめてそのキメ細やかさを伝えますね。 CC_Iris 【アイリス】「ごめんなさい、これもその……(あ、謝ってばっかりです私……!) ……その、まさか周防さんだとは、思わなくって……」どくんどくんと心臓が早鐘を打つ。パニックのせいか息も上がってしまいたわんだ乳房が上下に大きく揺らされる。紅昂した頬も合わせて、何か発情したような風でもあって……自分も落ち着かせるため、胸に手を置いて浅く深呼吸をして。 CC_Iris ▽ CC_meu 【ミューリエル】「……びゃ、びゃびゃ…っ、白蓮院、さん……—————— です、か?」いきなり自分の名前……正確には社会生活を送る為にイシュタル本部によって与えられた偽名であり、未だにその名前で呼ばれる事に違和感を拭い切れないのですが……を背後の少女に呼ばれて、ちょっとした恐慌状態になってしまいます。表情自体は何時もと同じようなクールビューティを貼付けたような無表情なのですが、紅玉の瞳はフワフワと踊ってしまって。 自分の名前を呼んでくれた少女……始めて声を掛けてくれた少女。そして、その事に未だ礼を言えないまま一週間を無為に過ごしてしまった事を悔やんでいて、その声を忘れた事など無かったのですぐ声の主の正体に気付いたのでした。 CC_meu 【ミューリエル】「………あ、あの……——————そ、その……別に、気にしないで……」ふに、ふにっと何度かその感触を確認するかのように、アイリスの指が深くめり込んだKカップ規格外バストを抱くようにして座り込んだまま振り返って。セーラー服ですらその凄まじいボリュームと触感はアイリスさんの指先に染み付いたように離れないかも知れません。そして触った感触は明らかにノーブラのそれで……! CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「う、うん……(す、すっごく、柔らかかったな……)」むしろ触られる側の事が多かったが……これはなるほど、といわざるをえない感触。むしろ制服以外の生地の感触が無く……。「ブラ、つけてない————じゃ、じゃなくって! ……周防さん、まず……ごめんなさいっ! 私頼ってだなんていったクセに、全然気にかけてなくって……」半ば奪うように。美由さんの白魚のような細い指を両手で握って。ずいっとおしりが痛いのも忘れて身体を前にして顔を近づけます。そうしないと見えないせいもありますが……両の乳房が近づきふれあい、柔らかな感触を伝え合って。 CC_Iris 【アイリス】「……でも、でも……こんなところで何をしてたんですか……? ここ、たしか鍵も掛かってるハズなのに……」ふいにそんな事を思い出して。しかし真っ赤な頬で見つめてくる娘さんです。 CC_Iris ▽ CC_meu 【ミューリエル】「……ぁっ、その…それ、は……——————」オープンバストのブラしか持ってなかったから……体育の時間とか凄いユサユサ揺れて、みんなに凄い目で視られてしまう……と言うべきか言わざるべきか、そんな事を考えているうちに指を取られて謝罪されてしまって。一瞬なんで謝られているのか理解出来ずに眼鏡の下の瞳を白黒させてしまいます。 CC_meu 【ミューリエル】「……え、えっと……その、謝る事なんて……どっちかって言うと、私の方が謝らないと……いけないのに……」困ったような表情を浮かべるミューリエル。と言っても僅かに眉が困り眉になって、申し訳なさそうな口元になるだけの微妙すぎる変化。……しかし、がばっ!と令嬢然とした清楚な顔が目前に迫り真摯な瞳を向けられてしまうと、ぽぉ…っと頬が赤く染まって行く様をこれ見よがしに見せ付けてしまいます。2枚のセーラー服越しに互いの豊乳が擦れ合って、その奥の鼓動をトクン、トクン…!と伝え合います。 CC_meu 【ミューリエル】「ぁ、え…っと……———そ、その……それは……」何でこんな所に居たのか、と聞かれていよいよ進退窮まった感じで俯いてしまうミューリエル。なにやらよほど恥ずかしい理由なのか、耳朶まで真っ赤にして黙りこくってしまいます。明るい光の下ならばうっすらと冷や汗をかいているのも判ったかも知れません。 CC_meu ▽ CC_Iris 一見しては、何も変わらない無表情……しかしこんなにも近くで見詰め合えば……。 CC_Iris 【アイリス】「(……あ、眉尻が下がって……口元もなんだか……)」一度そうと判ってしまえば、逆に判りやすいほどに表情が読み取れてしまいます。やはり、皆がいうようなことはなくて中身は普通の女の子なんだと……頬が染まり少し瞳が潤む様は清楚なお姫様のようでさえありますね。 CC_Iris 【アイリス】「その、言いにくいことならいいです……けど、私は……周防さんと、仲良く、友達になりたいです。だから……」もっと知り合いたいという風に。お互いの鼓動がシンクロして、目の前の少女しかみえなくなってしまいますね。クラスではみたことのない、他人がしらない周防美由の本当の顔がこれなのだなと思うと、何か嬉しくなってしまって……。 CC_Iris ▽ CC_meu 【ミューリエル】「……そ、その……———……」目前で興味深そうに迫ってくる美少女……アイリス。育ちの良さを感じさせる柔らかい物腰、整った目鼻立ち、自分とは正反対の社交性。心遣いが眩しすぎて目が眩んでしまいそうな錯覚すら覚えてしまって。そんな彼女の瞳で見つめられてしまうと、逆らう事が出来なくなってしまって。……観念したような表情……と言っても、俯いていた視線を上げただけの無表情なのだが。 CC_meu 恐る恐る上目遣いでアイリスを見ると、ボソ、ボソ…と小声で話し始めるミューリエル。「わ、笑わないで……聞いてくれます、か…?」 CC_meu 【ミューリエル】「……———わ、私 人とお話しするの、凄く苦手で……恥ずかしくて……『同年代』の『女の子』と話した事、殆ど無くって……———それで、他の人と、上手く話せなくて…みんなに、迷惑かけちゃうから……先生にお願いして、私だけの天文部にしてもらって……———その、いつも放課後は一人で、ここに居たんです……」 CC_meu 【ミューリエル】「は、恥ずかしい…ですよね…… いい歳して、人の目を見て話せないとか……一人じゃないと、落ち着かない……とか……」何度も何度もどもりながら、ようやく事情の説明を終えるミューリエル。あまりに恥ずかしいのかいつの間にかうっすら涙すら浮かんでしまって、聞いてくれたアイリスに自重気味な笑顔を向けるのです。 CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「……笑う訳ありません、周防さんのお話ですもの……」ぎゅっと、表情を見るにそうとうに恥かしくって……無理をして、それでも話してくれたのでしょう。感極まって手に力が入って、全身の毛が逆立つような感覚まで……。 CC_Iris 【アイリス】「……それじゃ、目を閉じますね」こつんとおでこをくっつけて。自分は眼を閉じ話しやすいように。「その、それなら……私がいても落ち着けないかもしれないですけど……でも、時々だけこうやってお話させて貰えませんか? ……プラネタリウムも、歌もステキでしたから……」片手を離すと赤い頬に手をやって。目を瞑ったまま安心させるように笑顔になって。 CC_Iris ▽ CC_meu 【ミューリエル】「……そ、その……そう言う訳じゃ……———」アイリスの凄い包容力に、思わず甘えてしまいそうになって。学校に転入すると言う時は自分は10年余分に生きているから余裕だ、なんて思っていた頃が懐かしくて。頬を撫でられるとしなやかなその手に撓垂れ掛るように甘えてしまいます。 CC_meu 【ミューリエル】「…あ、そうだ……———折角だから、プラネタリウム……見て行きませんか…?」おでこ同士が触れ合うと、互いの眼鏡が軽く衝突して。静かな室内に澄んだ音が響きます。 沈黙とアイリスの呼気の齎す緊張に耐え切れなくなったミューリエルが、慌てて話題を変えて。 CC_meu 【ミューリエル】「凄く、奇麗なんですよ……———」すぅ…と息を吸い込むと、微かにPW力を高めて機能停止したプラネタリウムに流し込む。式神を呼び出す要領で機械を作動させると、鈍い音と共にプラネタリウムが起動します。淡い光が真っ暗な天蓋に放たれて初春の夜空が描きだされます。……一般人(だと思っている)彼女相手なら、PW力を使ってもバレないだろうと判断して。当然の違法行為なのですが……! CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「あ、はい……さっきもチラッと見えてただけ……だったんですけど。……でもそれって壊れてるって聞い、て———」ぞわりと、カモフラージャで隠れた魔鎧が蠢く感触に少し顔色を変えて。「(あ、あれ……? お、おかしいですね……?)」少し目をぱちくらせながら、プラネタリウムと美由さんを見比べて。 CC_Iris 【アイリス】「それと、えっと……よ、よかったら……」そう思いながらも顔を上げて。燐光に照らされる美由さんの横顔が酷く幻想的に見えますね……白銀の髪が光を吸収して仄かに輝いているようにも見えて。少し言葉に詰まりましたが、意を決して。 CC_Iris 【アイリス】「わ、私の事はその……アイリスって、名前で呼んで頂いていいので……周防さんのこと、名前で呼んでいい……ですか……っ!?」耳まで真っ赤にして……必要以上に立ち入らぬようにして生きてきたアイリスにはなかなかの決断でもありましたね。 CC_Iris ————PiPiPiPi ……しかしその答えを邪魔するかのように、アイリスの携帯に、退魔士にしか判らぬ緊急の呼び出し音が……いや。それに被さるようにもう一つ。 CC_Iris ▽ CC_meu 【ミューリエル】「………!……(そう言えばこれ壊れてるって事になってたんだっけ……)……そ、その、直してもらったんです……———」慌てて目を逸らして取り繕うミューリエル。あまりにも怪しい、怪しすぎるのです。作り物の星明かりで照らし出される銀髪は彼女の身じろぎに釣られるようにふわり、ふわりと舞い上がって恐ろしく幻想的な光景なのです。 CC_meu 【ミューリエル】「……あ、あのっ……私の顔……へ、変……ですか…?」ふと自分の顔を見るアイリスの視線に気付いて、小首をかしげて訪ねてみて。無表情でどちらかと言うとクール系美少女な彼女がふと見せる童女の仕草を思わせる動きはとても可愛らしく、アイリスの瞳を惹き付けてしまうかも知れません。 CC_meu 【ミューリエル】「名前、ですか……それじゃ、アイリス…さん、で…… 私の事は……ミュー…『美由』で、いいです……『美由』と呼んで下さい……」一瞬何かを言いかけて慌てて言い直すミューリエル。何やら怪訝な物を感じさせてしまうかも知れませんが、そんな疑問を打ち消すようにプラネタリウム室に鳴り響く携帯端末のアラーム。複数の端末が同時に呼び出し音を奏でて、耳障りな狂想曲を鳴り響かせるのです。 CC_meu ▽ CC_Iris 【アイリス】「あ、ありがとう……! その、恥かしい話ですけど、私家族以外に名前って……美由さんそのアラーム……」動かないはずのプラネタリウム、魔鎧の胎動……色んなものが繋がってきて。 CC_Iris 【アイリス】「……たしか、もうすぐバスが出るはずですから……美由さん、いきましょう!」冷静を取り繕っているだけで頭の中はパニックで……だからか、珍しく強引な風に、美由さんの手を取り、引いて……。 CC_meu 【ミューリエル】「……それって、アイリスさん……も……———退魔士、なの?」退魔士の端末にしか登録されていないアラーム。擬似的なPW波を発生させる事により聴覚が機能しない環境下でも退魔士にのみ知覚出来る呼び出し音は彼女の呟きを肯定していて。 CC_meu 【ミューリエル】「ハ、ハイ……———っ!」……———手を引かれるなんて、何年振りだろうか。彼女には珍しく口元を僅かに綻ばせてちょっとだけ大きな声で返事をして。……掴まれた手を無意識に握り返すのでした。 CC_meu ▽ CC_Iris そうして、二人のもう一つの日常が始まるのでした。 CC_Iris CC_Iris CC_Iris CC_Iris 裏切りのイシュタル CC CC_Iris 【星空の出逢い】 CC_Iris CC_Iris CC_Iris CC_Iris 閉幕となります。ありがとうございました!
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/2398.html
DQⅣ エンディングテーマ。 ラスボスを倒して天空城を出るとすぐ、この曲が始まるとともに天空城の外観が映し出され、 続いて導かれし者たちがそれぞれの故郷に帰る場面を経て、スタッフロールが流れて【The End】が出るまでずっと流れ続ける。 曲の途中に【序曲】・1~4章のテーマ曲・【ピサロ】(リメイク版のみ)、【王宮のメヌエット】、【勇者の故郷】+【馬車のマーチ】のメドレーが組み込まれている。 DQ作品の曲では一番長く、10分弱(PS版は13分強、DS版は11分強)もの長さを誇る大作。 PS版ではスタッフロールに入る直前で曲が一旦切れ、CD-ROMの読み込みが行われる。 なお、Ⅴではイベント曲と兼用の【結婚ワルツ】、Ⅵ・Ⅶ・Ⅷでは既存の曲のアレンジである【時の子守唄】・【凱旋そしてエピローグ】・【空と海と大地】と続いたため、 純粋にエンディング用に作曲された曲は、この曲からⅨの【星空の守り人(曲名)】が出るまでしばらく途絶えることになった。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/34.html
椙山浩一 日本の作曲家で、ゲーム音楽界を代表する作曲家の一人として知られる。愛称は「すぎやん」 国民的人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの作曲でその名を知られており、シリーズは第1作から殆どの作品を手掛けている。 同シリーズのメインテーマである「序曲」は、『スーパーマリオブラザーズ』の「地上BGM」と並んでゲーム音楽を代表する曲として有名。 30年以上に渡ってドラクエシリーズの楽曲製作に携わっており、2016年には「最高齢でゲーム音楽を作曲した作曲家」として世界ギネス記録に認定された。 また、ゲーム音楽以外の業績もかなりのもので、 グループサウンズの人気グループ、ザ・タイガースの生みの親 バーモンドカレーなどの有名CMソングを作曲。その数2000曲以上 フジの人気番組であったザ・ヒットパレードや、長寿音楽番組MUSIC FAIRの演出を担当 『伝説巨神イデオン』や『ゴジラvsビオランテ』といった有名アニメや映画などの劇伴・主題歌も多数手掛ける 日本作曲家協会理事やJASRAC評議委員を勤めていた など、ゲーム音楽界のみならず日本音楽界の重鎮とも言えるお方。 さらに東京大学の出身者でもある。 また大のゲーム愛好家としても知られ、ゲームソフトのバグをゲーム会社に指摘するハガキを投函したほど。 このことが、後にドラゴンクエストなどのゲーム音楽を担当するきっかけとなった。 ちなみに名前がひらがな表記なのは、名前に使われている漢字をよく読み間違えられたからである。 『ドラクエIX』ではQAテスターとしてもクレジットされている。 その肩書からもわかるように権利意識が非常に高いことで有名。 二次創作に対しても厳しい姿勢を取っていたこともあり、二次創作のアレンジや耳コピ動画なども少ない。 高齢になった後は、作曲家としての活動を縮小し、自作曲の指揮や再録音を中心に活動していた。 2004年には、独自レーベルのSUGIレーベルを設立し、多くのCDを発売している。 2021年9月30日、敗血症性ショックのため逝去。90歳。 訃報のお知らせがあったのは同年の10月7日で、Twitterでは次々と追悼の声が寄せられた。 作曲家としては2024年現在開発中の『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』が遺作となった。 作曲作品 ドラゴンクエストシリーズドラゴンクエスト ドラゴンクエストII 悪霊の神々 ドラゴンクエストIII そして伝説へ… ドラゴンクエストIV 導かれし者たち ドラゴンクエストV 天空の花嫁 ドラゴンクエストVI 幻の大地 ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 ドラゴンクエストIX 星空の守り人 ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣 ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城 ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島 ドラゴンクエストモンスターズシリーズドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 スライムもりもりシリーズスライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団 スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団 スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団 不思議のダンジョンシリーズトルネコの大冒険 不思議のダンジョン ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン 風来のシレンシリーズ不思議のダンジョン2 風来のシレン 不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城! 不思議のダンジョン 風来のシレンGB 月影村の怪物 不思議のダンジョン 風来のシレンGB2 砂漠の魔城(一部楽曲は松尾早人氏が担当) 不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!(同上) 不思議のダンジョン 風来のシレンDS(同上) 不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫(同上) 不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ(同上) 旧エニックスPCゲーム作品ウイングマン2 -キータクラーの復活- ウイングマンスペシャル -さらば夢戦士- ガンダーラ ジーザス アンジェラス ~悪魔の福音~ ジーザス2 ワールドゴルフII ワールドゴルフIII 46億年物語 その他の作品半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!! 赤川次郎の幽霊列車 テトリス2+ボンブリス バックギャモン モノポリー スターコマンド~暗闇の侵略者~ 代表的な曲 序曲 (ドラゴンクエストシリーズ) 広野を行く (ドラゴンクエスト) Love Song 探して (ドラゴンクエストII 悪霊の神々) 遥かなる旅路 (ドラゴンクエストII 悪霊の神々) 果てしなき世界 (ドラゴンクエストII 悪霊の神々) この道わが旅 (ドラゴンクエストII 悪霊の神々) 冒険の旅 (ドラゴンクエストIII そして伝説へ…) おおぞらをとぶ (ドラゴンクエストIII そして伝説へ…など) 勇者の挑戦 (ドラゴンクエストIII そして伝説へ…) そして伝説へ (ドラゴンクエストIII そして伝説へ…) 戦闘 -生か死か- (ドラゴンクエストIV 導かれし者たち) ジプシーダンス (ドラゴンクエストIV 導かれし者たち) 勇者の故郷 (ドラゴンクエストIV 導かれし者たち) 馬車のマーチ (ドラゴンクエストIV 導かれし者たち) 戦火を交えて (ドラゴンクエストV 天空の花嫁) 死の塔 (ドラゴンクエストV 天空の花嫁) 不死身の敵に挑む (ドラゴンクエストV 天空の花嫁) 木洩れ日の中で (ドラゴンクエストVI 幻の大地) 精霊の冠 (ドラゴンクエストVI 幻の大地) 敢然と立ち向かう (ドラゴンクエストVI 幻の大地) 失われた世界 (ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち) 広い世界へ (ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君) 神秘なる塔 (ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君) おおぞらに戦う (ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君) 天の祈り (ドラゴンクエストIX 星空の守り人) 決戦の時 (ドラゴンクエストIX 星空の守り人) 渾身の力を込めて (ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族) 愛のこもれび (ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて) 果てしなき旅 (ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド) 天空の世界 (ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵) トロ遺跡 (ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン) 杉並の旧街道 (不思議のダンジョン2 風来のシレン) 黄金都市~そして旅は終わった (不思議のダンジョン2 風来のシレン) 化け物小屋 (不思議のダンジョン2 風来のシレンなど)
https://w.atwiki.jp/youtubeani/pages/398.html
DQ9/ドラゴンクエスト9 ゲーム動画集 ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君に続くシリーズ本編最新作 正式タイトルは「ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人」 発売日は2009年7月11日。 【アマゾンでの予約はこちらから】 [部分編集] Youtubeアニメ動画プレイリスト 【このページをお気に入りに追加!】〔 Youtube 〕・〔 動画 〕・〔 アニメ 〕 【リンク切れ報告・要望・応援】 [部分編集] ↑上記3つのランキングサイトに参加しています。↑ お役に立てたら1日1票ずつの応援お願いします。m(__)m のYoutube,Veoh,Dailymotion,Daum,Pandora等のアニメ無料動画紹介ページです。 タグ:Youtube,アニメ,ドラマ,動画,映画,wiki,無料 リンク切れ報告 リンク切れ報告はこちらから ※要望も可能です。 感想・コメント アニメ感想掲示板 リンク切れは上の報告よりしてください。 ここに書かれても受け付けれません。 名前 - - -
https://w.atwiki.jp/dq9inn/
まとめた宿泊者数:721 現在のまとめメンバー:2 (090730 1名増加!) ようこそ セントシュタインへ! まだ 旅先の宿が お決まりでない方は 城下町入り口 リッカの宿屋まで! 当宿じまんの料理と ふかふかのベッドで 特別な旅のひとときを サポートします! リッカの宿屋 店主 リッカ リッカの宿屋は【世界宿屋協会認定宿屋】です。 あなたの世界のセントシュタイン城下町にリッカの宿屋があれば、 どなたでも宿泊可能です! Wiki管理人から 世界のリッカの宿屋の呼び込み隊のみなさまへ。面白いメッセージのお客様がたくさんくるのに、ロイヤルルームがいっぱい!記録として残しておきたい! などなどこれまでのお客様まとめに参加するよ! という方は右上の「このウィキに参加」からぜひご連絡ください。 コメント テストです -- (管理人) 2009-07-22 21 54 58 初のまとめ参加メンバー登録依頼がきました! これからもがんばります! -- (管理人) 2009-07-31 00 18 25 お客様名簿が1ページの限界を超えたので、ページ分割しました。 -- (管理人) 2009-08-24 22 37 25 名前 コメント すべてのコメントを見る ドラゴンクエストIX 星空の守り人
https://w.atwiki.jp/boyfriendkari/pages/2402.html
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (320x250) 期間 06月10日(火)16 00〜06月18日(水)13 59 概要 生徒たちが一晩かけてゴールを目指す「夜のピクニック」は藤城学園の伝統行事です。気になるカレと親密度をUPさせ、ドキドキptをGETしましょう! 公式サイト イベント公式OPムービー ログイン台詞一覧 +... 1日目 桑門碧 夜の空気って好きだよ。静かで、穏やかで……なんだか安心するんだ。月明かりに照らされると、見慣れた場所も別の場所みたいに見えるね。 2日目 鷹司正臣 珍しいイベントだけど、面白そうだな。君は、誰と一緒に歩くんだ?夜に長距離を歩くのか……。体調を崩さないように気をつけてくれ。 3日目 遊馬百汰 夜のピクニックなんて楽しいよね!いつもと違う景色が楽しめそう!いつもはお昼のお弁当だけど、今日は夜のお弁当、一緒に食べよう? 4日目 北城猛 夜中に外出んなら、ピクニックよりゲーセン行ったほうが面白ぇだろ。メンドくせぇな。いつもこの時間はネット対戦で盛り上がってんだよ。 5日目 周圭斗 昼より夜がマシだけど、こんな行事誰が楽しいわけ?理解できない。……うっとうしいな。一緒に来るなら、それなりに楽しませてよね。 6日目 逢坂紘夢 夜道をひとりで歩くなんて危険だよ。大丈夫、僕が傍にいてあげるね。ゴールまで誰の邪魔もないよ。束の間の星空のデート……楽しもうね。 7日目 宮ノ越涼太 夜のピクニックなんて初めてです!綺麗な星が見られそうですね!知っている道なのに、夜歩いてみると、別の道みたいに感じませんか? 8日目 守部匡治 夜のピクニックとは、なかなか斬新な企画ですが、夜道は心配ですね。足元に気を付けてくださいね。街頭のない通りは特に注意が必要です。 9日目 九条生晋 夜に女性が出歩くことを許可するとは……随分と平和ボケしているな。普段は、車での移動が主だからな……たまには夜道を歩くのも一興だ。 台詞一覧 +... 桑門碧 「見て、今夜の月はすごく綺麗だよ。少し俺と一緒に歩かない?」「また会えてうれしいな。暗いから足元に気をつけて。ほらこっちだよ。」「夜をたくさん感じられて楽しかったよ。また君と歩けたらいいな。」 遊馬百汰 「わ、偶然だね!君もここを歩くの?じゃあ、俺と一緒に歩かない?」「君といると、時間を忘れて楽しくなるんだ。だからもっと一緒に歩こう?」「今日は本当に楽しかったな。君と見た星空……一生、忘れられないよ。」 逢坂紘夢 「1人でいると危ないよ。どこに危険が潜んでいるかわからないからね。」「えっ……い、一緒に歩いていいのかい?……あ、ありがとう……。」「今日も君のいろんな表情を見られて幸せだよ。こんなに、間近で……。」 真山恭一郎 「おまえが道になど迷わんよう、俺が同行してやる。感謝するんだな。」「まだこんなところを歩いていたのか。ぐずぐずするな。一緒に来い。」「これだけ歩いて疲れを見せんとは、おまえも少しは成長したようだ。」 周圭斗 「なんでアンタがここにいるわけ?迷惑だから、ついて来ないでよ。」「……休憩してるんだから話しかけないでよ。アンタに関係ないでしょ。」「ハァ……ホントにサイアクな行事だった。もう帰るから。じゃあね。」 明神堅梧 「こ、こんにちは、いや、こんばんはか!?と、とにかく奇遇ですね!」「あ、あの……よかったら俺と、一緒に……っ!あ、歩きましょう!?」「と、とても楽しかったです。本当に……幸せでした。では、また明日。」 如月斗真 「夜に散歩するのもおもしれーな。迷子にならねーようについてこいよ。」「お、また会ったな。ちょっと休憩しようぜ。コーラおごってやるよ。」「結局、ずっとおまえと過ごしちまったな。……ま、面白かったぜ。」 宮ノ越涼太 「逢えて良かったです!ちょうど先輩のことが気になってたので!」「先輩、疲れてませんか?無理をしないで、俺と休憩にしましょう!」「先輩と一緒にいられたから、ゴールもあっという間に感じましたよ!」 白川基 「長い道のりですから、くれぐれも無理はしないでくださいね。」「寒くありませんか?よかったら僕の上着、羽織ってください。」「あなたとゴールできてよかったです。特別な思い出ができました。」 一ノ瀬学 「夜道を歩くのは危ないからね。足もとには気をつけるんだよ。」「……少し冷えてきたね。温かいお茶を飲んで、休憩しようか。」「最後までよく頑張ったね。今日はゆっくり身体を休めるんだよ。」 守部匡治 「君という人は……!スニーカーの靴ひもがほどけかかっていますよ」「少し疲れているようですね……?あなたは無理をするから心配です。」「あなたと星空を眺めながら歩いたこと……いい思い出になりました。」 九条生晋 「おい、貴様。こんなところで何をしている。女性の独り歩きは危険だ。」「この俺が共に歩いてやろう。こんなことは滅多にない、感謝するんだ。」「フン……貴様と話をすることなど普段ないからな。面白くはあったぞ。」 鷹司正臣 「こうしてゆっくり星空の下を歩くというのも、いいものだな。」「今日は楽しかった。きっと、君と一緒に歩いたからだろうな。」 北城猛 「見てみろ。ここから近道できるくせぇぞ。オマエも一緒に来るよな。」「つまんねーイベントになるかと思ったが、まぁ退屈はしなかったな。」 イベントで出会えるカレ ▼ドキドキpt 1000000pt達成で 最終ランキング 1000位以内で [夜のピクニック]北城猛(SR) [カップラーメン]北城猛(SSR) 3.jpg ▼最終ランキング 3000位以内で 全エリアの全カレピクニック成功で [夜のピクニック]鷹司正臣(SR) [月夜の紳士]鷹司正臣(SSR) ▼ドキドキpt 500000pt達成で 中間ランキング 5000位以内で 最終ランキング 5000位以内で 真夜中クリアで [夜のピクニック]九条生晋(HR) [俺様の手]九条生晋(SR) 3.jpg ▼ドキドキpt 100pt達成で 中間ランキング 20000位以内で 星空の下クリアで [夜のピクニック]宮ノ越涼太(R) [サポートします]宮ノ越涼太(HR) 3.jpg アシストカレ [夜のピクニック]宮ノ越涼太(R) [夜のピクニック]守部匡治(HR) [夜のピクニック]桑門碧(R) [夜のピクニック]一ノ瀬学(HR) [夜のピクニック]周圭斗(R) エピローグ
https://w.atwiki.jp/mapnavi/pages/22.html
このwikiにつきまして 「地図貰ったけど、クリアするのなんかめんどい」と思ったことはありませんか? 当wikiでは、地図クリアをちょっとラクにする為のファイルを置いてみることにします。 よろしくお願いしますですです。 更新情報 すっかり更新をサボってたのですが、重い腰を上げてロム1本分リストを作りました。 メニュー 地図リスト @所有地図 02 03 04 06 08 @自前地図 アイテム 大富豪 1種 2種 発掘 箱多数 その他 メモ。 表紙を作ってみる スマホなび 発掘備忘録 工事中 編集中 編集中2 トップページ 掲示板 このWiki内を検索 地図リストさまリンク 勇気ある旅人@DQ9 永遠の旅人@DQ9 ウミ@DQ9 ドルオの発掘地図です。 ドラクエ9所有地図リスト keitan@ DQ9 キラの赤裸々@DQ9 りえぞう@DQ9 所有地図一覧 DQ9 地図のまとめ SINS@DQ9 はいじnトリセツ@天龍 DQ9中国地方地図まとめwiki オンリー、敵減(2種)@DQ9 ただの敵無し地図まとめ@DQ9 DQ9最優良地図まとめ@ウィキ DQ9すれちがい通信wiki 攻略サイトさまリンク ドラクエ9広場 星空の守り人wiki 極限攻略データベース 攻略wiki 組長的攻略 攻略ガイドwiki
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/228.html
今にも落ちてきそうな星空の下で(中篇) ◆MANGA/k/d. まとわりつく、粘ついた空気。 暗闇の中で呼吸も出来ずに、もがいている。 脚に、腕に、身体に…そしてのどに、無数の手がからみついて、引き戻そうとしてくる。 誰だ? 振り返りたい衝動。 しかし、振り返ってはならない。 何故か、そんな気がする。 耳元に息がかかる。 生暖かい。 首筋に液体がかかる。 ぬらりとした感触。 うめき声が、悲鳴が、嗚咽が、怨嗟が。 耳の奥へとぬるりぬらりと入り込んでは、ぐるりぐらりと渦巻いて脳を揺さぶる。 痛い…苦しい…助けて…何故…。 何故こんな非道いことを…。 お願いします、子供だけは…。 痛い、痛い、痛い…身体が…中から…。 顔にかかる液体の暖かさ。 爆ぜる肉体の、はらわたから立ち上る湯気。 そのはらわたから溢れる糞の匂い。 アンモニアの匂い。 血の匂い 悲鳴。 声。 匂い。 溶ける。 溶け出す。 記憶。 スデニ……出来テイタナ…。イイゾ…。 記憶。 空条承太郎の記憶。 ばね仕掛けの人形のように跳ね起きる。 息が…のどが詰まる。 苦しい。 呼吸が、もどかしく引きつる。 「み…」 荒い息の中から、あえぐように言葉を吐こうとする。 (水…水は…) 暗闇の中に手を伸ばす。 ベッドの脇にあったサイドボードに、コップがある。 手に取り、確かめもせずに一気に飲み干した。 甘い。 砂糖が入っているのか。 ざらりとした感触がある。 しかし、それよりもまずは、のどの粘つきが洗い流された事への安堵がある。 息がつける。 呼吸が次第に落ち着いてきた。 それと同時に、暗闇に慣れた目が、辺りを確認する。 小綺麗な一室だ。 ベッドがあり、本棚やクローゼットがあり、机がある。 広くはないが、狭苦しくもない。 そして何より、文明の匂いがする。 アミバの記憶の中では、核戦争によって失われたものの匂いがする。 この街に着たときから思っていた。 人気が無く、まるで死人の街のようではあるが…失われていると思っていた様々なモノが、ここにはある。 いや、むしろ、彼が知っているかつての文明よりも、発展しているかのようにも思えた。 闇の中にいてなお、アミバはそのことに安堵する。 かつての自分とは、切り離されたモノがここにあり、切り離されて自分がここにいる。 そんな錯覚を覚える。 だめだよ。 声がした。 ビクリと、枕元の闇へと視線をやる。 歪にねじくれ、奇怪な姿をした異形の者が、ベッドの下からはい出てきて睨め付ける。 だめだよ。アンタは昔と変わっちゃ居ない。 おれをこんな姿にして殺したアンタのままなんだ。 お前の本性はただの殺人鬼だ。 今更イイコになろうなんて、だめだよ。 部屋の角から。 机の下から。 本棚の隙間から。 クローゼットの中から。 だめだよ。 だめだよ。 だめだよ。 だめだよ…。 モウオソイヨ。 歪にねじくれた異形の者達 ――― かつて自分が秘孔の実験台としてきた者達 ――― がささやきかけ。 目が覚めた。 同じ部屋。 同じ暗闇。 同じ匂い。 息を吐く。 のどが焼けるように痛い。 水が欲しかった。 水を飲んで、この痛みと乾きと粘つきと ――― 過去を洗い流したかった。 す、と。 コップが目の前に差し出された。 考えるまもなく、それを奪って口を付ける。 甘い。 砂糖が入っているのか。 ざらりとした異物感があったが、そんな事を気にしてなどいられない。 一気に飲み干して、大きく息を吐く。 それでも、のどのひりついた痛みは消え去らない。 「具合は」 声がした。 「…どうかな? えー…と、アミ…バ。アミバ君…?」 落ち着いた…いや、この場この時にしては、些か調子っぱずれな感もする、浮ついた声にも思えた。 紫がかったライトグレイのスーツは、高級そうだったが既によれよれにくたびれている。 身体の前が横一文字に切り裂かれ、そこかしこに血が染みつき、どす黒く変色していた。 上品そうな物腰…だが、何か不安をかき立てる影がある。 「あー、あー、無理に話さなくても良い。なんとなく分かるよ。 今…音楽を聴いていてね。 これさ」 手のひらに収まる、小さな黒い箱を手にし、さらには何か操作をして開いたそれから中身を取り出す。 銀色に光る円盤…ディスクだ。 「意外かもしれないが…私は結構UKロックが好きでね。 どちらかというと、クラシックとかオペラとか、そういうのが好きだろうと思われやすいんだが、そうでもない。 特に80年代のUKロックはスバラシイ。 一番のお気に入りは、勿論 QUEEN だ。 フレディ・マーキュリーを失ってからの QUEEN の活動は地味で悲しいものがあるが、失われたものは帰ってこない。 仕方がない事だ…。 だが…曲は残る。そうだろ? 『ボヘミアン・ラプソディー』 『We Will Rock You』 …皆、名曲だ。 だがやはり…ん…? なんだか分からないって顔をしてるな? さては、QUEEN を知らない? ふむ…。君とは音楽の趣味は合いそうにない、か」 机の前の椅子の、背もたれに顎を乗せるようにして座ったまま、男は一方的に話し続けた。 「話題を変えよう。 ケンシロウ君…。 君の話にあった、彼。 字は、何て書くのかなぁ。 "建志郎" 健康の健、志、太郎の郎…とか…、拳法家だから、いっそ拳法の拳、なんてのも洒落ているかな。 ラオウ君は、予想がつかないね。羅、螺、裸…、いや、裸は無いか。ラーメンのラに王様の王、なんて、こっちはふざけすぎかな? アミバ君は、魚を捕る網に、場所の場? そんな感じかなぁ」 何を言っているんだ? アミバは、胃の腑にじわりと、不気味な感触を覚える。 親しげな、あるいは躁的な声音。 有り体に言えば、嬉しそうな声だ。 しかし、何故ここで、こんな事を嬉しそうに話しているのか、理解不能だった。 意味が無い。意味が無いし、意図が分からない。 「私の知っているヤツでね。 面白いあだ名のヤツが居るんだ。 名字の最後と、名前の最初が同じ音で、それがあだ名になっている。 クウジョウ・ジョウタロウ。ジョウ・ジョウ、で、略して、ジョジョ、だってさ。 しかもその…ええと、甥? 叔父? ま、どっちでも良いか。 そいつも、あだ名が同じだそうでね。 ヒガシカタ・ジョウスケ。 こっちは、ジョウ、に、助けるのスケ、を、ジョ、と読んで、ジョジョ…。 無理があるよなぁ~、流石に。 まるでそのあだ名を付けることが先にありき、みたいじゃないか!」 笑った。 その笑顔に。 アミバは戦慄する。 「…見ていたな」 表情が、変わった。 「その反応! 貴様、DISCの中の私を見ていたな…! あの…空条承太郎の記憶…私も知らぬDIOという男…どろどろに意識を溶かす奇妙なスタンド…そして、私の秘密をも全て知っている、あの膨大な空条承太郎の記憶を見て、知ったな……ッ!」 跳ね起きて、構えを取ろうとする。 が、立ち上がれない。 社会の裏側で、ひっそり48人もの人間を殺してきた殺人鬼! 爆弾の能力を持つスタンド、キラー・クィーン! 自動追尾爆弾、シアー・ハート・アタック! 顔を変え、川尻浩作となり身を隠すも、その正体を暴かれて死んだ男! 吉良吉影! この男は…ッ! 漆黒の中の闇、ドス黒い殺人の衝動に突き動かされ続けるこの男は…ッ! 「ギィ…が…はぐ…ッ!?」 声が出ない。 焼け付く痛み。 「この排水溝をはい回るドブネズミよりも汚らしいゲスが…! 既に私のキラークィーンが貴様の喉を焼いている…ッ! しゃべらせるわけがないだろう。 私の秘密を知った者に…! …いいか、私は常に 『平穏な暮らし』 を望んでいる。 ささやかな希望だ…。そうは思わないかい? 君のように、嫉妬に狂って人と争う様な野蛮人には理解できない、高尚な望みか? だがね…その平穏を乱す敵には、この吉良吉影は容赦はしない………。 いつだって、だ……!!」 立ち上がり、アミバを見下ろしてそう断言する。 すぐさま飛びかかって、この男を止めなければ。 そう思うが、身体が思うように動かない。 「ふふ…結構、慎重でデリケートな作業なんだよ。 君の身体の要所…筋、とか、間接、とか、そういうところを、小さな爆発で 『壊して』おいた。 しかも、傍目には目立たない傷として、ね。 まぁ勿論…検死解剖なんかをされれば一発だろうし、普段は死体を全部消してしまうから、こんな面倒で時間のかかることはしない。 今回は、特別だ。 君が…あのDISCで何を見たのかを確認しておきたかった…死体は残さなきゃならないしね。 それにしても…本当に私は絶好調だ!! 全てが巧く回っている…! 何もかもが………!!」 腹の底から嬉しそうに、吉良は満面の笑みを浮かべる。 「それじゃあ、君にも最期のお別れをさせてあげようじゃないか!」 そう言って、吉良は颯爽と、部屋のドアへと向かい、歩いてゆく。 まるで、遠足に行く子供が、軽くスキップをしているかのような軽快な足取りで。 ◆◆◆ 幸運だった。 吉良吉影はそう考えている。 治癒効果があると言われた、六角形の金属片、核鉄。 劉鳳が持っていたソレは、武装連金のかけ声で発動し、黒い蝶の羽をもって空を飛べるのだという。 そして、怪我をしたときに身体に当てることで、治癒力を増して、体力を回復する。 空を飛ぶ、等という目立つ行為はなるべくしたくはないが、この失った左手首の傷口、右手首、そして腹についた裂傷を治せるというのは魅力的だ。 そして、吉良はデイバッグの中に転がしてある、病院で銀時から得た金属片に目をやる。 形は同じだ。 書かれている番号が違う。 もしかしたら、これにも同じような効果があるのではないか? 吉良はそう考える。 取り出して、それを自らの身体にあてがう。 なんとなく、体力が回復している様な気がした。 失われた左手が戻れば良いが、流石にそれは虫が良いだろう。カニやザリガニじゃあるまいし、自然治癒の範疇をを越えている。 とはいえ、傷口がふさがり、痛みが引くならそれに超したことはない。 そして。 空条承太郎の記憶DISC。 まずは、こんな支給品が自分の目の前に現れたことが、実に幸運だ。 これが他人の手で、私の知らぬところで既に使われて…自分の秘密が広まってしまっていたら…。 考えるだけでもそら恐ろしい! そして次に、これを最初に使ったアミバが…おそらくは、度重なる疲労と緊張の上に、あの膨大な空条承太郎の記憶という情報の負荷に耐えきれず…昏倒してしまったこと。 これが何よりも幸運だった。 今、あの秘密を知っている可能性があるのはアミバだけだ。 そしてそのアミバは、こうして目の前で無防備に気を失っている。 吉良吉影は小さく嗤い、思い返す。 あのときの私は、そんな事態など全く想定していなかった。 まさに青天の霹靂だ。 アミバが倒れ込み、くずおれるその前…かすかに…そのDISCの表面に映った像。 まるで、角度によって色んな像が見えるホログラムシールの様に、偶然に映った像に。 自分の姿が見えた。 偶然か、とも思った。 錯覚か、とも思った。 しかし…。 まだ、川尻浩作へとなる以前の自分。 靴のムカデ屋で空条承太郎と鉢合わせし…シアー・ハート・アタックで大ダメージを与えるも、逆襲され対峙せざるを得なかったあのときの自分…。 その姿がここで映っているというのは。 決して捨て置けないことだ。 意識を失ったアミバだが、とりあえずは命に別状はなさそうだった。 手近な民家に場所を移し、アミバを寝かした後、自ら看護役を買って出たのは、二人きりで確かめるべき事があるからだ。 まずは、アミバの頭からDISCを取り出す必要があった。 意外にもこれは苦労しなかった。 元々しっかりとはまっていなかったのだろうか。 あるいは、意識を失っているからなのか。 幾度か衝撃を与えたら、ゆるゆるとこぼれ落ちた。 もしこれが…しっかりとはまっていたとしたら? ここも又、幸運だったのだと思う。 慎重に、表面を眺めた。 きらめく光の中に、いくつもの像が浮かんでは消えていく。 自分の姿があった。 先ほどちらりと見えたように思った、靴のムカデ屋での戦闘。 エステ・シンデレラに残していった、本物の川尻浩作の死体。 それから…今の、川尻浩作となった自分の血塗れの姿…。 確かめねばならない。 二つの事柄を。 ぐにゃりとした、気味の悪い感触がする。 生暖かいのか、ひんやりと冷たいのかも分からない。 見た目はCDに似ているが、これは別のものだ。 何らかのスタンド能力で創られたものなのだろうか? ゆっくりと…それを…自らの頭に近づけ………挿れた。 途端に、奔流のように情報の渦が脳の中を駆けめぐる。 老人と牢屋の中で対峙している。若い…が、これはジョセフ・ジョースターか? エジプトへの旅の様子。数多のスタンド使いとの戦い。 エンヤと名乗る老婆。父が、矢を買った相手だろうか。 DIO。吸血鬼…? そうか…確か、あの億泰の父親が仕えていたとか言う人物か…。 そして、私だ。 私と闘っている。 覚束ない足取りだが、この私を殴り飛ばしている。 糞…忌々しい! 私の平穏は失われた。 街をうろついて、様々なところへ行っている。 虱潰しに私を探している。 岸部露伴が、川尻早人に目を付けた。 これは父から聞いて知っている。 そしてだからこそ私は、時を吹き飛ばす第三の爆弾、バイツァ・ダストを手に入れたのだ。 だが……。 私は敗れた…! 静止した時の中、承太郎は私を殴り飛ばしている。 吹き飛ばされた私は…動き始めた時間の中で…。 糞…っ! 見ていられなかった。 一旦、DISCを取り出す。 自分で差し込んだDISCは、どうやら自分で取り出すことが出来るらしい。 息を整える。 忌々しく、ムカっ腹の立つ光景だが、見なければならない。 コナンのヤツが持ってきたコーヒーを啜り、一息を入れる。 甘ったるい味が気に障ったが、疲れには良い。 再び、DISCを差し込んだ。 私は死んでいる。 バイツァ・ダストは無敵ではなかったのだ…。 何故敗れたのかは分からない。 分からないが、私は敗れているのだ。 認めざるを得ない。 その後も、様々な場面が続く。 他愛のない場面…ヒトデを虫眼鏡でじろじろ見たり、頭の出来の悪そうな女との間に出来た、さらに出来の悪そうな娘となにやら話をしたりというくだらない場面が続き、湿地帯の島にある刑務所に向かう。 そこで、おそらくは成長した出来の悪い (…しかし、なかなかに良さそうな手をしている様にも見える) 娘と口論をし…銃撃され…こで情報にノイズが入るが…最後に、壁に貼り付いている奇妙なスタンドに攻撃をされ…真っ暗になる。 深呼吸をする。 落ち着け。 落ち着くんだ。 私は、無意識に爪を噛んでいた。 だめだ。やめろ。 爪を噛むのはやめろ。 分かったことを整理するんだ。 1つ。 このDISCには、空条承太郎の記憶が入っていて、頭に差し込むとそれがパノラマの様に再現される。 アミバは、この情報の洪水に耐えられなかったのだ。 だから、昏倒した。 見るからに粗暴で野蛮な顔つきをしている。 こんな大量の情報を処理しきれるだけの脳のキャパシティが無かったのだろう。 鍛え上げたマッチョな肉体も、脳までは鍛えられなかったと言うことだ。 2つ。 バイツァ・ダストは無敵ではない。 方法は分からないが、敗れている。 あの記憶からすると、早人か…仗助か…まさかとは思うがバカの億泰のいずれか誰かによって、破られているのだ。 3つ。 そして、私は死んだ。 いや…私は、死ぬハズだった。 バイツァ・ダストの無敵を信じていた私は、あの後 (…"あの"…? どの時点の "あの"…? そうだ。ここに連れてこられる以前の、"あの" だ ) 死んでいる。 4つ。 そして、空条承太郎はそれから数年後に、壁を這う黒い仮面をかぶったようなスタンドに殺される。 このDISCは、おそらくはその時に作られたものだ。 重要なのは、まずこの4点だ。 私が死んだ先の未来から持ってこられた、空条承太郎の記憶。 真っ当な言葉じゃあないが、つまりはそういう事だろう。 立てられる仮説は…いくつかある。 その中でもかなり確率が高いのは、4つめの考察に出てきた、黒い仮面をかぶったかのようなスタンド…空条承太郎を殺し、記憶をDISCにしてしまったスタンド使いが、このゲームに関わっていること。 これは、おそらく間違いないだろう。 話によれば、アーカードという男も別のDISCを持っていて、スタンドを発現させたというのだ。 黒い仮面のスタンドは、もしかしたらスタンド使いを殺して、記憶とスタンドの二つ…か、それ以上の何かをDISCにするという能力を持っているのかもしれない。 そう言えば父から、人の魂を奪い取ってコインや人形にしてしまうスタンドがあると聞いた様な気がする。まったく、趣味の悪いスタンドだ。きっとそいつは、相当なゲス野郎なのだろうな。 しかし、ここで一つ矛盾が出る。 このゲームにはその空条承太郎も参加していたのだ。 つい先ほどその死が放送されたが、それまでヤツは生きていた。 そこで…あまり考えたくない仮説だが…。 既に、私も空条承太郎も死んでいる。 つまり、ここは所謂、"死後の世界"…というヤツではないか、という事だ。 死んだ私と、死んだ空条承太郎が、魂…のような存在としてここにいる。 私に死んだ当日の記憶がないように、空条承太郎も死んだ当日の記憶を無くしていて、死んだことを自覚していない…という事だ。 もしかしたら、他の連中もそうなんじゃないか? 嫌な考え方だが…しっくりこなくもない。 そしてそうだとしたら…死ぬというのは、意外とたいしたことがない。 何せ、生きていた時とさほど変わらないのだからな。 違うのは、バトルロワイヤルだかなんだかいう、平穏とはほど遠いい殺戮の場に放り込まれてしまうと言うことくらいだ。 そうか。だとしたら、これは地獄とか言うヤツなのか? 確か、無間地獄だかなんだとかいう、永遠に殺し合いをさせられる地獄というのが、仏教の教えか何かにある、というのを聞いたことがある。 不条理極まりない話だ! 私のような穏和な人間が、天国ではなく地獄に堕ちるとは…! まぁ、ここが死後の世界で、私や空条承太郎がが死後の存在としてここに居るかどうかは…どうでも良い。 何れにせよ、私が望むのは平穏な日々。ただそれだけだ。 人の記憶やスタンドを、DISCにしてしまうスタンド使いが居て、そいつがこの忌々しいゲームに関わっている。 そしてそれとは…おそらく別の、死んだ人間か…あるいは別の形でか…色んな人間を一カ所に集めるスタンド使いが居て、協力関係にある…かもしれない。いや、アルター使いだとか言うヤツかもしれないな。 あの光成とか言う老人か? なんとなく、違う気がする。 空条承太郎に背後から近寄っていった黒い仮面のスタンド使いは、おそらくかなり用心深く、慎重な人間だ。 あんな風に無防備に姿をさらすことはないだろう。 人を集めるスタンド使いにしても同様だ。 仮に、あの場で誰か一人でも、首輪の威力を信じないか、あるいは自らが死んでもあいつをやっつけよう、という考えの人間が居たら、それで全て終わってしまうかもしれなかかったのだ。 私ならそうしない。誰だってそうしない。 よっぽどのバカでなければ、の話ではあるが。 とにかく、このDISCは危険だ。 決して誰かに見られてはならないし…これを見た者は全て始末せねばなるまい。 幸運だ。 このアミバという男にしか見られていないのは、幸運だ。 もう一つ、確認をしておくことはある。 つまりは、今意識のないこの男が、本当に私の正体を知ったかどうか…私とこの男が、このDISCで同じものを見たのかどうか…だ。 もしかしたら…可能性は低いが…人によっては見えるものが違っているかもしれない。 例えば、私の場合は、私を殺したのが空条承太郎だから、空条承太郎の記憶が見えた、という可能性だ。 自分を殺した人間の記憶が見えるDISCだ、という事も、無くはない。 ただ、この男を始末する事に関しては…既に決定事項だ。 神楽の服に仕掛けた爆弾を解除する。 それから、丁寧に、入念に、アミバの身体を調べる。 忌々しいほどに健康だ。 腕なんか、私の太ももより太いぞ! 一体何を喰ったら、こんな身体になるんだ? 少し厄介だが、なんとかしよう。 足の筋…間接…重要な箇所を見つけ出し、チェックする。 それから、角砂糖を手にして、爆弾に変えた。 それを砕いて、アミバの開いた口の中に注ぎ込んで…スイッチを入れる。 喉が焼けた…はずだ。 アミバが起きる。 私は暗がりに身を隠す。 ヤツは、枕元にあるコップを手にして、水を飲んだ。 これは、使えるな。 そのまま、ヤツは崩れる様にして身を伏した。 うなされている。 そ、っと、アミバの足首の腱にキークイーンで触れて、爆弾に変えた。 スイッチを入れる。 脚の腱が小さく吹き飛び、消滅する。 呻いた。 キラークイーンの爆発は瞬間で、規模も自由に調節できる。 際限なく大きくは出来ないが、小さくするのは可能だ。 緊急時や、シアーハートアタックの遠隔操作爆破や、他のものの爆発に巻き込まれる場合はその限りでは無いが、人間や人間の一部を直接爆発させる場合、あまりに一瞬過ぎて、爆発した本人ですら気づかないことがあるし、血も出なければ火傷も負わない様にも出来る。 このキラークイーンの能力の目的は、あくまで証拠、痕跡を残さないことだ。 証拠や痕跡を効率よく確実に消すために、キラークィーンを使う。 爆弾で殺すことが目的ではないのだ。 そういう目的のスタンドだとしたら、そいつはきっと爆弾魔か何かに違いない。 そんな最低のゲス野郎と一緒にされるのは、御免被る。 だから、慎重に、丁寧に爆発させれば、死体を丸ごと消すことも、事故 … 小学生の息子が、風呂場で足を滑らせて頭を打ったように … 見せかけた死体をでっち上げることも、不可能ではない。 おそらく…巧くいった。 そして最後に…。 ◆◆◆ 後編
https://w.atwiki.jp/hoya/pages/59.html
仲間 へ戻る 基本データ RANK 種族 守備 属性 状態異常 好相性 使用 弱点 耐性 使用 弱点 耐性 無効 SN16 悪魔 中衛 間 闇 魔 地光 雷闇 黙萎ス 攻/防/魔防/運低下 痺 眠 黙萎 デュラッハム ヘイメル キルヒマリア デーモン 武器 防具 専用武器:大魔王の鎌 鎌杖 服 重装 帽子 特徴 特技 黒文字:攻撃 紫文字:攻撃補助 青いセル:TP技 武器 名前 範囲 効果 コスト CP 備考 鎌・鞭 ラッキーサイズ 八体 間接物理 運依存 MP150 CT1 不運の一撃 単体 間接物理+運低下 MP8% - エデンの戦士たち 二体 間接物理 MP20 カードスピークス 単体5回 間接物理 低命中 MP125 CT2 魔界の盾 単体 間接物理 防御依存 MP5 デクラレーション 四体 間接物理 俊敏依存 MP85 ショー・ダウン 八体 MP200 CT2 空中殺法 全体 MP35 散桜 全体 間接物理 運依存 高威力 MP50 そして伝説へ 全体 間接物理+攻撃低下 MP125 呪われし姫君 単体 間接/闇物理+防御低下 MP20 導かれし者たち 全体 間接/闇物魔両依存+防御低下 MP80 - 暗黒 単体 闇物理 MP5 シャドウホール 単体2回 MP10 デッドライン 単体3回 MP30 帳降ろし 二体 MP8 瘴気の渦 三体 MP28 天空の花嫁 全体 闇物理+沈黙 会心有り MP60 導かれし者たち 全体 闇物魔両依存+防御低下 MP80 - ひっぺがし 敵全体 強化解除 MP10% CT1 - 変身「第二形態変化」 自分 4つのモードから一つ選んで発動 TP100 - 魔法 黒文字:攻撃 紫文字:攻撃補助 茶文字:防御補助 緑文字:回復 武器 名前 範囲 効果 コスト CP 備考 - カオスエナジー 単体3回 闇魔法 MP150 デッドアナスタシア 全体3回 闇魔法 高威力 会心有り MP400 CT2 悪霊の神々 二体 闇魔法+萎え 会心有り MP90 幻の大地 六体 闇魔法+魔防低下 MP250 闇の波動 全体 闇魔法+スタン MP40 - やる気が失せる魔法 敵全体 萎え状態にする MP30 - 脱力の魔法 敵全体 攻撃力を下げる MP30 - 星空の守り人 自分 耐性低下以外のほぼ全状態異常を治療 HP大回復 MP100 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/dmorika/pages/3011.html
「次元編 第4弾 爆炎の覚醒(ストライク・バースト)」 「超次元シノビ呪文」収録。 ストーリー 壊滅状態となった覚醒軍。将軍:《凍幻卿ディランド》は「覚醒シノビ」を召喚、反乱軍を蹴散らす。このグローリー・アースの危機に、《時空の炎銃ネオバルカン》??が覚醒する・・・! 収録カード スーパーレア全5種 《光豪の精霊ソル・スクリーム》 《ステルス・メガクラスター》 《吸魂怪人ロッソ・アドバ》 《時空の炎銃ネオバルカン》??/《砲撃の覚醒者ネオマシンガン》?? 《ウェーブ・ローカスト》 ベリーレア全5種 《封呪の精霊スペル・フィニート》 《サイバー・M・ホイール》 《黒神龍バイオレット・アイ》 《クリムゾン・クッピー》 《奇襲の角アサルト・ホーン》 レア全15種 《殿門の守護者ステラ・ルキア》 《王光の守護者バ・ウラ・メガ》 《ホーリー・ゲート》 《》?? 《》?? 《》?? 《ギガオルトロス》 《イーター・バイス》 《スカル・サイス》 《》?? 《》?? 《超次元バルカン・ホール》?? 《》?? 《》?? 《》?? アンコモン全15種 《時空の光牙アシマル》/《光牙の覚醒者アシワカマル》 《予言者キューピット》 《粛清者アルシー》 《時空の斬隠ヤブサメ》/《斬隠の覚醒者ヤブサメ・スワロー》 《アクア・ジーニア》 《アクア・ウィング》 《時空の威牙ゲルニカマル》/《威牙の覚醒者ディオ・ゲルニカマル》 《流動の影フロウ・ストーン》 《幻覚怪人ザーン・G》 《時空の不知火》??/《不知火の覚醒者》?? 《紅神龍ストーン・クラック》 《放物兵ブレイキンガー》 《時空の土隠ゲンゾウ》/《土隠の覚醒者ゲンゾウ・ストリーム》 《緑神龍トライピース》 《緑神龍ゴルギリオン》 コモン全20種 《星空の守護者ウラ・テーラ》 《光神龍バーバラ》 《光神龍ラディトーレ》 《超次元コウガ・ホール》 《封魔フランジール》 《極小魚》 《ドロップ・メモリー》 《超次元キリガクレ・ホール》 《吸血男》 《因果の影グール・バロロン》 《ギガワモン》 《超次元イガ・ホール》 《透明兵士ストンガー》 《ドリルザウルス》 《眼神兵ギロギロン》 《超次元シラヌイ・ホール》 《キューティー・トマコ》 《式神エルヴァ》 《緑神龍グレイツ》 《超次元トガクシ・ホール》 参考 次元編?? エキスパンションリストA