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概要 出現条件 出現アイテム 出現モンスター イベント 概要 隠された財宝のある離れ島 階数 1階あたりの経過時間 アイテム種類 敵種類 難易度 20 30分 17 14 3 出現条件 試練の塔最終階踏破 出現アイテム 武器 宝箱 敵ドロップ ロングソード ○ ○ ブロンズソード ○ ○ ナイトソード ○ 盗賊のナイフ ○ バスターソード ○ 防具 宝箱 敵ドロップ 冒険者の服 ○ 冒険者の鎧 ○ 青銅の鎧 ○ ○ ナイトメイル ○ アイテム 宝箱 敵ドロップ 生命の木の葉 ○ ○ 豪腕の木の葉 ○ ○ 守りの木の葉 ○ ○ 回避の木の葉 ○ 運気の木の葉 ○ 生命の木の実 ○ 豪腕の木の実 ○ 力餅 ○ 出現モンスター モンスター ノーマルドロップ レアドロップ 5F 10F 15F 20F スネーク ブロンズソード 青銅の鎧 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ウルフ ロングソード ブロンズソード 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ゴブリン 冒険者の服 ロングソード 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 大イノシシ 青銅の鎧 ブロンズソード 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ロングホーン ロングソード 青銅の鎧 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 大トカゲ 守りの木の葉 青銅の鎧 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 人食い植物 回避の木の葉 運気の木の葉 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 クロクマ ブロンズソード ナイトソード 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 シロクマ 青銅の鎧 ナイトメイル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 巨大ヒル 豪腕の木の葉 豪腕の木の実 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 天狗 豪腕の木の葉 力餅 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 レッドタイガー ナイトメイル バスターソード 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 リトルザウルス ナイトソード 盗賊のナイフ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 人食いワニ 生命の木の葉 生命の木の実 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 イベント 聖なる泉 ページに追加・訂正する情報がある場合、その報告はWiki運用・編集関連で(スクリーンショット付推奨) 質問やイベント絡みは2ch又は雑談で
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SEED 一覧 B5残された魔神の遺跡Lv92 (B15 ゴールデントーテム) DD残された獣の遺跡Lv74 (B15 ゴールドマジンガ) B5 残された魔神の遺跡Lv92 (B15 ゴールデントーテム) Platinum Ruins of Doom Lv92 RANK,SEED=B5 2F28(181 12072) 残された魔神の遺跡LV92 BOSS=破壊神フォロボス 階層=15 敵RANK=7 maptype=2 遺跡 オンリーフロア=B15(ゴールデントーテム) 宝箱=A4 B5 C3 D6 E7 F3 G2 即開=あらくれベルト(B4F),ペンタグラム(B7F),メタスラの盾(B11F) ダダマルダ山(5C)ヤマト,ナナ,アヤノ,ダイ,ベジット エルマニオン雪原(45)リッド(熊本ゴルテム),くりむ(くりむⅠ),きゅうこ,キラ 竜のもん(72)やすひろ,ナナエル,ユウノ,みずっち 場所 Base値 5C 180-189,191-217 45 172-179,195-199,220 72 169,180-189,198,199 種地図(転生★99) 5C 31-40,42-68 45 23-30,46-50,71 72 20,31-40,49,50 DD 残された獣の遺跡Lv74 (B15 ゴールドマジンガ) Platinum Ruins of Woe Lv74 RANK,SEED=DD 2F28(221 12072) 残された獣の遺跡LV74 BOSS=スライムジェネラル 階層=15 敵RANK=9 maptype=2 遺跡 オンリーフロア=B15(ゴールドマジンガ) 宝箱=S2 A5 B2 C7 D7 E4 F2 G1 即開=風林火山(B5F),あらくれマスク(B6F),メタスラブーツ(B7F),メタスラの盾(B11F),天使のソーマ(B14F) ダダマルダ山(5C)ドルオ,アイル(OBマジンガ),みるきゅ(みるきゅ百式),エスターク エルマニオン雪原(45)ラクス(慈母星マジンガ),カズミ,ナナエル,ペンペン,ひろみ,リッチロ,カズ(KZ専用百式・7),エンシイ 竜のもん(72)ナナエル,ひろし,リッチロ 場所 Base値 5C 220-248 45 210-219,230-248 72 205-219,230-248 種地図(転生★99) 5C 71-99 45 61-70,81-99 72 56-70,81-99
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全4層からなる高難易度D 魔法関係の古代遺跡でゲフェンはこの遺跡を封印する為に作られた都市らしい 古くはイベント専用MAPとして使われたが 2005/10/25の Episode 5.0 ~The Republic of Schwarzwald~ アインブロックアップデート より条件付きで開放 データ的な各階層の差は配置数の微差のみだが 地形がかなり違うので通い馴れたMAPがあるならそこへ行くのが妥当 とは言え入り口がランダムワープなので合流すら一苦労である ゲフェンセーブ>ゲフェニア進入>目当ての階層以外なら即蝶の羽 を繰り返して集合するのが一般的 尚、入口WPを開けるには長編クエスト「the・sign」で取得できる 「魔王の嘆き」が必要だが、 所持者は何回でも開ける事が出来、WP展開中は何人でも侵入出来るので 行く事自体は容易。 サキュバス・インキュバスのSPドレイン 言わずと知れた強敵深淵の騎士御一行 ブラッディナイト+魔剣三種の上位無形モブオールスターズ 一般攻撃・魔法に強く、多彩な状態異常を持つフェイクエンジェル 遠距離攻撃でHP/DEFが高く、MHの呼び水になりやすいヴァイオリー ダークサンダーによるノックバック撹乱を担うミニデモ御一行 どれを取っても手強いモンスターばかりで 最大の問題はSGが決定打にならないどころか全滅の引き金になりやすい事である 一本道のみの4F以外は乱戦になり易く、職や役割を問わず 闇鎧+人・悪魔・遠距離などの3減盾の持ち替えが推奨される。 遠距離攻撃と幻覚があるのでエフェクト切り替え必須 沈黙攻撃やリバースオーキッシュなども地味に厭らしい
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古代文明時代の街がそのまま沈んでいる 柱などは折れているが、当時のモノなどが残っていたりする そこで、ヒロインが何かに気付く(塔と教会とヒロインを繋げる紋章とかが見つかる?) (病で時代特定なら)突然病の流行→人が一瞬で死ぬ→災厄の影響で遺跡海底へ とかは考えられる遺跡にもその痕跡は残っている? 塔を昇り世界を救うと伝えられている「聖なる乙女」=ヒロインであることが判明 →教会へ
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2018年11月13日 21 43 ヴェルグのバラック工房 chapter3 ~ダスドの遺跡編~ 忘却の亡霊 ヴェルグ「混沌が大人しくしてくれればいいのだが…そうもいかないか」 ここはヴェルグが武装研究用に作った個人工房です。 ヴェルグに経験を積ませ、設備をアップグレードすればより大きな武装やロボを造れるようになります。 現在の工房Lv 4 拠点『忘却の惑星ダスド』 全工程にて細かくチューニングやエンチャントを施せるようになり、ようやく工房らしくなった。 全てのサイズの武装修復・整備・改修・製作が可能になった。 製作傾向 全体的に射撃寄りで、万人に使いやすい武装の製作を好む。 武装の改修は経戦能力を高くする傾向にある。 また、材料や武装にエンチャントを施せるようになった。 登場人物 ヴェルグ・ラスタ(【太陽】のアーク ソルブレイズ) 元プリッツア騎士王国国民にして【太陽】のアーク 故郷を混沌に滅ぼされ、キスリルを恨んで長い間一人で戦い続けた。 2度ほど【憎悪】のアークに取り込まれるも、克服した後にアークとして覚醒。 現在はアークの分体で混沌軍の動向を探りつつ隠居生活をしている。 製作武器(一例 ストレージライフル Ver1.01 装備タイプ 陸のみ サイズ M コスト ライフル本体で140 拡張ユニットが40~60 威力 26 弾数 340 射程 340 速度 400 間隔 300(3点射モードでは140) 発射数 6(3点射モードでは3発) ジェイスのライフルとアサルトピアースガン、ストライカーライフルを参考にして作られたストレージライフルの改良型。 銃身下部に拡張ユニットを装着するためのソケットがある。(拡張ユニットはコンバージョンパーツ扱い ピアースガンとしての性能も高く、アサルトピアースの弾頭を使用しながらチャージを無くすなどヴェルグの製作意図が見える。 試験的にストライカーライフルの3点射機構が導入され、モード切り替えにより発射数を変えられる。 性能向上の代償としてライフル本体が大型化したが、技術力の向上によりアサルトピアースガンよりも軽量になった。 拡張ユニット 銃身下部に装着する拡張パーツ。 銃本体のチューンがある程度反映される。 フリーズユニット cost+60 相手を短時間凍結させる凍結弾を発射する。 バリアユニット cost+40 扇状にバリア弾をばらまく。 自機を中心とした広範囲をカバー出来るが、持続時間が短い。 ショックユニット cost+50 味方を貫通するショック弾を発射する。 威力は無いに等しいが、その分弾数が多くなっている。 リペアユニット cost+60 対象を100回復するリペア弾を発射する。 いざという時に役立つが、弾数が非常に少ない。 ブレードユニット cost+40 近接格闘用のブレード。ヒートブレードになっておりブレード自体が赤熱する仕様。 『クロスレンジに持ち込まれた時に敵を追い払う』というコンセプトな為か、当たった相手バーニングの状態異常を起こさせる。 ヴェルグ「さて、今度はどんな事が俺を待っているのやら…」 2018年 08月28日 22 41 1 忘却の亡霊 ヴェルグ「はー…食った食った…ごちそうさま」 朝食を堪能しミルクたっぷりのコーヒーを飲みながら一息つく ヴェルグは料理が苦手なのでこうして美味い飯を作ってくれる人がいるのは大変助かる アークなのでホントは食べる必要は無いのだがこうして味覚が復活すると美味しい物を食べたくなるのだ レニーの子供舌にはちょっと戸惑ったが、慣れてしまえばいいのだ ヴェルグ「さて…と、こっちも仕事仕事…」 そう言うとヴェルグは作業部屋に入り、テレビの修復を始めた 2018年 08月29日 00 02 2 MI4989 ブロペニュ(久しぶりに喜んで貰えたよ♪) 朝食を終えるとブロペニュは上機嫌な様子で皿洗いを始めた。 と言っても食器洗浄機に皿を入れて自分の身体から電力をバッテリーを経由して供給して食器洗浄機と給湯器を動かすだけだが……。 ニュルン「さーてっと、いつものニュースと任務のチェック♪」 ニュルンはいつものようにニュースサイト(シュヴェシィナ向け)をチェックし始める。 ニュルンがアクセスするサイトはヴェルグがいつもアクセスするサイトとは違い、何かとシュヴェシィナな話題が多いサイトだ。閲覧するのも記事を作成・編集・発信するのもサーバーの運営もシュヴェシィナというこれでもかとシュヴェシィナしているサイト。 ……情報がだいたいリアルタイムなのが特徴だが信頼性はまちまちという特徴がある。 というか無料記事はなんか古い情報だったり、どうでもいい情報だったりすることが多い。――有料記事はわりと重要なものだったりするが。 2018年 08月29日 18 11 3 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 無言でテレビを修復するヴェルグ、その表情は真剣ながらも穏やかで修理が順調に進んでいる事を示している テレビの配線をはんだづけして直しカバーを被せてテレビを立てさせる ちゃんとテレビが点くか確認してチャンネルを変えたりして入念にチェックし問題が無い事を確認する そして修理したばかりのテレビを持って届け先へと転移していった ~30分後~ ヴェルグ「ふぅ…終わった終わった」 テレビを設置し届け先から転移して戻って来たヴェルグはソファに座り込み天井を見上げる 一仕事終えたからか、ボーっと天井を見上げぼんやりと過ごしていた 2018年 08月29日 21 27 4 MI4989 ブロペニュ「のびーっ……」 ニュルン「任務は……」 カスターダ「うーん、なんか水棲シュヴェシィナ向けのばっかりね。今の混沌は機雷封鎖作戦が熱いのかしら」 ヴェルグが出かける前と帰った後に様子の違いがないシュヴェシィナ達。 何か任務がないかとニュルンとカスターダは探しているがなんだか水棲シュヴェシィナを必要とする任務が多いらしい。 のんびりと過ごしているとなんか戦車みたいなとても重いものが工房に近付いてきた。 ブロペニュ「あ、グロスタルさんが来た」 グロスタル「久しぶりだな。早速で悪いんだが戦車砲と対戦車ミサイルに耐えられる鎧と戦車砲の製作を頼めるか?」 重量級の人が頼むものはやっぱり重量級でした。 2018年 08月29日 23 52 5 忘却の亡霊 ヴェルグ「はいよ、お仕事ね…っとぉ」 足を大きく振り上げて勢いよくソファから立ち上がり、トテトテとグロスタルの前へと歩いていく レニーロップの姿になっているヴェルグだが向こうは特に動揺しないので自分も気にしない事にした ヴェルグ「戦車砲と対対戦車ミサイル装甲の鎧ね、ちょっとボディの採寸をさせてもらうよ」 ぴょんと跳ねてグロスタルのボディの採寸を取る そしてメモにグロスタルのボディのサイズを書いていく まずは鎧の方から作るつもりのようだ タングステンと劣化ウランを装甲を使い複合装甲を用意し、錬金術で形を作り上げる ヴェルグ「はい鎧、違和感が無いかちょっと着てみてねー」 そして戦車砲の作成に移った ヒュージキャノンを取り出し砲身を少し長くする コレに対戦車用の砲弾を撃ちだし出来る用に調整しライフリングを彫りライフル砲と野戦砲を作った 完成したら早速試し撃ちのため射撃場に向かい戦車砲を構える ライフル砲は早く的に飛び貫通して後ろの壁に直撃し大きな爆発を起こした 野戦砲は的ごと後ろの壁に突き刺さり同じく大爆発を行った ヴェルグ「んっ、威力は上々かな」 そう言ってグロスタルに渡す為射撃場を出た 2018年 08月30日 10 05 6 MI4989 グロスタルが居る所に戻ると彼は新しく作った鎧を着込んでシャドーボクシングしていた。 グロスタル「できたか。どれどれ……」 ヴェルグを見つけるとグロスタルは陸戦ロボのヘッドのようなヘルメットを取り、ヴェルグから戦車砲と野砲を受け取って薬室とその周りを眺め始める。 主に薬室の長さと直径をみており、使える砲弾の種類を見定めているようだ。 薬室の大きさを測るとグロスタルは鎧と戦車砲と野砲の製作料金と砲弾の購入料金を支払い始めた。 鉄が40t、タングステンとタンタルが8tずつ、グロスタル自身は“珍しい銅のような金属”と言っているオリハルコンが5t。それらを札が付いたリフト台に載せて倉庫に並べていった。 クレリアン達は金属資源をお金みたいに使うのだろうか……。 料金としての金属資源を倉庫に並べ終えると戦車砲に彼の私物であるMG3と7.62x51mm弾のベルトを収める弾薬箱を取り付けた。戦車砲となると同軸機銃は外せないらしい。 グロスタル「さて、テストドライブがてらにどっかの惑星にある混沌軍の採掘基地を襲うか……」 そう言ってグロスタルは鎧に装備や発煙弾投射機等を取り付け始めた。 2018年 08月30日 14 47 7 忘却の亡霊 ヴェルグ「まいど、オリハルコンとは珍しい…」 金属資源を受け取り倉庫に置いてもらいチェックする 後でオリハルコンを使った武器でも作るかと思い付いた そして戦車砲を着けるグロスタルをじっと観察して違和感が無いかチェックしていた ヴェルグ「試運転がてら混沌の基地を襲うのか、また大胆だな」 着いていこうかと思ったが彼の邪魔になると思い止めておく トテトテと近付きコンコンと作った鎧をノックした 2018年 08月30日 19 25 8 MI4989 グロスタル「最近の混沌軍は採掘基地で機甲戦力を揃えているからこういう装備をテストするのにうってつけだ」 まさしくこれから戦場にでも行くかのように砲弾バッグに弾薬や修理機材を詰め込んでいく。 グロスタル「それに概ね奴さんが量産している機甲戦力のデータ……主に徹甲弾の貫通力や装甲の厚さが揃ってきているから分かりやすいというのもあるな」 しかし、これからやろうとしている事とは裏腹になんともこれから遊びにでも行くかのような軽い調子である。 グロスタル「なんなら一緒に混沌の基地を襲いに行くか? さっきオリハルコンって言ってた珍しい金属が採れる面白い惑星を知ってるんだ」 2018年 08月30日 20 39 9 忘却の亡霊 ヴェルグ「そうだな…どうしよっか」 グロスタルに誘われエクストリームG CODE BLUEに憑依し直し、少し悩む オルゴンライフルを握ってくるくると回し、悩む …悩んで悩んで結局着いていく事に決めたヴェルグはちょっと着いていくとグロスタルに言った ヴェルグ「悩む時は混沌をぶっ潰すに限るね」 混沌からしたらはた迷惑な事を口走りながらストレージライフルを背負った 2018年 08月31日 08 33 10 MI4989 ブロペニュ「私も行くよ」 ニュルン「どうしようかな……」 カスターダ「お小遣い」 ニュルン「行きましょう」 シュヴェシィナ達も付いて来るようだ。 意思表明が済んだところでグロスタルはネクストACのVOB的な装備を取り付け終え、彼らは宇宙港を経由してダスドの宇宙へ飛び立ち、そこからグロスタルが言う「オリハルコンが採れる惑星」へとテレポートワープを行った。 ~ο224B、プリッツアやブリスガンドがどっかにある銀河系、 結構外側あたりにある恒星系第四惑星、朝日と夕日が綺麗な赤い岩石砂漠、 ~ 現地時刻 朝 天候 快晴 惑星の近郊宙域にワープし、惑星への降下を開始したグロスタルとヴェルグ達を迎えたのは自然とマナが満ち溢れてる世界。そこは人類種と呼べるものが居るかどうかすら分からない未開の地だった。 ……おそらく、プリッツアやブリスガンドなどが建国される前のもっと前みたいな世界である。ヴェルグにとっては「過去にタイムスリップし過ぎた」ような感覚だ。 惑星の大気圏へ衝突し、急激に減速しながら混沌軍の採掘基地へと飛んでいく。 その間に見えた地上の姿はプリッツアでもおなじみの森やブリスガンドでも見かけた岩石砂漠が見え、ドラゴンやワイバーンが飛び交う高山地帯や山脈も見える。 そしてリヴァイアサンとかと呼ばれそうな海の竜がたまに見える海を越えて赤い岩石砂漠に近付いてきた。 グロスタルは地上で戦う為、ヴェルグとブロペニュ達よりも早く降下していく。 混沌の採掘基地と思われる工業コンビナートが見えるともう高射レーザーと防空ミサイルによる迎撃を受け始める。 高射レーザーはブロペニュ達のEMGシールドで防げるが防空ミサイルはそうも行かない。ブロペニュはスカウトライフルで、カスターダはヒュージガトリングとレールガンで、ニュルンはバーストミサイルガンとマイクロバズーカで可能な限り防空ミサイルに対して防御射撃を始める。 ブロペニュ達よりもさらに激しい迎撃を食らっているグロスタルは電柱のように全長8mもあるでっかい防空ミサイルが直撃してもそのまま降下して行っていた。 そんな彼でもたまに避けたりファルシオンで殴り飛ばしてるミサイルがあるが、どうやら食らうと拙いミサイルは自分で対処しているようである。 ニュルン「最近の混沌軍が使うミサイルってもう私達のところのみたいにレーザーで撃ち落とせなくなっているのよね」 2018年 08月31日 19 59 11 忘却の亡霊 ヴェルグ「………っ」 降下中に迎撃を受けているヴェルグはオルゴンライフルと腰のオルゴンキャノンでミサイルを撃ち落としレーザーを圧縮断層バリアで防ぐ 狙撃もこなせるジムスナイパーK9の頭なら向かってくるミサイルを正確に捕捉し そして猟師として鍛えた腕前で正確に撃ち落とす事が出来るのだ そうしてミサイルをガンガン撃ち落としブロペニュ達に向かってくるミサイルもついでに撃ち落としていく ヴェルグ「高機動ミサイルでもないんだな…」 ミサイルを撃ち落としながら降下を完了し、地面に着地するヴェルグ バックパックの装備をエクリプスクラスターに変更し4発とも一斉に発射する 撃ち出された4発のコンテナミサイルからそれぞれ60発のマイクロミサイルが撃ち出され、240発ものマイクロミサイルが採掘基地の砲台に殺到する その隙に採掘基地へと突撃しシャイニングバンカーで門をこじ開けた 2018年 08月31日 23 30 12 MI4989 門を開けると出迎えていたのはオリハルコンとミスリルを主材料とする軽量複合装甲の盾を構えて突進してきたビッグ・ザ・デルゴンだった。 シュヴェシィナ発動機Iの設計を流用した新型ブースタで超音速にまで加速し、より太いAMとLGを持ったその新型デル系カオスロイドはヴェルグを弾き飛ばした。本来ならType11AFVの手持ち武装である銃剣付き100mm滑腔榴弾砲による追い打ちと追い撃ちも行ってさらに弾き飛ばし、転がす。 その後ろからは鉄の塊のような棍棒と槍のようなパイルハンマーと弾速がすっごく速い成形炸薬弾を撃つ自動無反動砲を主兵装とするデル系カオスロイド達が出てきた。 近接武器を握ったデルゴンやデルダーはシュヴェシィナスラスターIを流用した新型ブースタによってマッハ3以上に加速して自らが徹甲弾にでもなるかのように突進攻撃をしかけ、自動無反動砲を握ったデルビン達は避けるであろう空間に向けて成形炸薬弾をバースト射撃する。 空には混沌軍が量産しているであろうシュヴェシィナ達が数百機ほど展開し、ブロペニュ達に対して制空戦闘を始めると共に攻撃機型とおもわれる80機ほどがグロスタルとヴェルグに対して20kg爆弾や100mmロケット弾を降らせたり、16基も積んでる19.05mm短機関銃によって機銃掃射を仕掛け始めた。 一方で既に航空戦力による地上攻撃に晒されているグロスタルは採掘基地へ走りながら片手に握った野砲でそこを曲射砲撃していた。 グロスタル自身は重力が強くて地面が堅いρ13なら本来の速度を出せるのだが、この惑星は良くも悪くも普通の惑星であるため、普通に走るなら300km/hが精々だった。 爆弾の直撃を食らったりしながらも極力最短ルートで走るが、もう既に門の前で戦っているヴェルグまでたどり着くには時間が必要だ。 流石に初めての武器で援護射撃するのは勘が働かないのでグロスタルは背部砲座にまだ載せていた75mm榴弾砲から発煙弾を発射し、ヴェルグの近くに発煙弾を2発落とした。 飛ばした発煙弾はプリッツアで作られた発煙剤を用いているので魔法関係の索敵装置からも見えなくなるはずである。 2018年 09月01日 13 06 13 忘却の亡霊 ヴェルグ「どあぁぁっ!?」 吹っ飛び転がされ悲鳴をあげるヴェルグ 採掘基地だけあって武装はバッチリ整っているようだ しかし素早く立ち上がり、オルゴンソードで突進してくるデルゴンやデルダーをその勢いのままなます切りにする そして背中の装備をベルグブラストに変更し発煙筒の煙の中から広域爆発する砲弾を撃ち込み、デルビン達を吹き飛ばす ヴェルグ「全く…面倒な布陣をしおって…」 そう言いながらベルグブラストをパージしオルゴンソードを構える 2018年 09月01日 15 24 14 MI4989 ブロペニュ達はまだ制空戦が終わらなかった。 バタバタと混沌軍の戦闘機型シュヴェシィナが落ちて行くが凄まじい量であることは変わりない。 一応、グロスタルが行った砲撃で対空砲火の密度はどんどんと低くなっているがシュヴェシィナの数は減らない。 ブロペニュ「空対空用のマイクロミサイルが切れちゃった!」 カスターダ「敵の銃を拾って武器を補充するのよ!」 ニュルン「こうなると範囲攻撃で攻めた方が良いわね……ん?」 制空戦の中でニュルンはシュヴェシィナが発進している飛行場的な場所を見つけた。 本来、シュヴェシィナはどこでも離着陸ができるので大きな修理をする時以外はあのような設備は要らないのである。 だが、混沌軍はまだシュヴェシィナの運用に熟成が出来ておらず大きな航空機の発進を邪魔してでもシュヴェシィナを2ヶ所ある飛行場的な場所から発進させていた。 それを見つけたニュルンは50kg爆弾を遅延信管に調整し、その場所へ急降下していく。対空砲の活動が抑制されている今ならチャンスだ。 煙幕に隠れたヴェルグに対して向かって来たのは菱形戦車にドーザーブレードと砲塔を付けたような戦車だった。 戦闘重量が60tを超えているその鋼鉄の巨人はヴェルグの攻撃をものともせずに詰め寄り、突き飛ばされる寸前でヴェルグに回避をさせた。 その後もヴェルグは履帯を狙ってオルゴンソードを履帯を突いて履帯と誘導輪の間に結晶を生成させた――が、噛み潰すように結晶を砕かれ、機動を阻害する事すら敵わなかった。 その時にヴェルグの真横を掠めるように徹甲榴弾が飛来し、目の前に居た戦車の正面砲郭の下あたりに徹甲榴弾が着弾・貫通すると砲塔と側面のスポンソン砲郭が爆炎を吹きながら宙を舞っていた。 その戦車の後ろにも同じ車体を流用して昔の駆逐戦車っぽい外見になっているオープントップな自走対戦車砲2門が車体の正面砲郭から長い槍のように伸びている対戦車砲で1000mくらい先にから戦車砲と野砲を持ち替えて砲撃しているグロスタルに向かって鋭くて大きな雷のような砲声を轟かせながら砲撃していた。 2018年 09月01日 18 52 15 忘却の亡霊 ヴェルグ「くっ…クソ硬ぇなこの戦車…」 戦車の履帯すら壊せず足止め出来ない事に歯噛みしながらヴェルグは目の前の戦車に大きなC4チェーンマインを巻き付ける 爆発して派手な爆煙をあげるチェーンマイン、本体に有効打を与える事は出来なかったが履帯の破壊には成功した それを見たヴェルグは信号弾を打ち上げ位置を知らせる …少ししてグロスタルの砲撃が飛んできて戦車を破壊した 戦車の破壊を確認したヴェルグは地面スレスレを飛行しデルビン達をオルゴンソードで切り捨てた 2018年 09月01日 23 31 16 MI4989 採掘基地に火柱が立ったあたりでグロスタルはようやく門から近い所に到着し、戦車砲の榴弾と同軸機銃で門の周辺を制圧し、遮蔽物に隠れたカオスロイド達をヴェルグが一掃すると門を通って採掘基地に入った。 採掘基地の中は要塞化された工場のようであり、機関銃陣地や対戦車砲陣地がそこら中に存在し、門の中に入ってから誘導迫撃砲弾が降るようになり、戦車や装甲兵員輸送車が道を塞ぐように現れたりもしている。 カオスロイドの数も多くなり、盾とガンランス的な槍を持ったデルゴン達や陸戦シュヴェシィナ達が道いっぱいに密集して集団で突進してきたり、建物の中からデルビンやデルダー達がロケット弾を撃ち込んでくるようになっている。 流石に建物の上はニュルンやカスターダが地上攻撃する余裕が出てきたのでカオスロイド達は居ないようだ。 そんな所に入ったグロスタルは戦車級を冠する通り、敵の迎撃網に突っ込んで火力を自分に集中させ始めた。 徹甲弾やロケット弾が一瞬で十数発も食らうが榴弾を撃ち返して対戦車砲陣地や密集した重装歩兵を吹き飛ばし、前に見えた戦車や駆逐戦車を徹甲弾で撃破し、思い出したように建物をタックルで崩していく。 ……ときどきニュルンの絨毯爆撃やロケット砲撃に巻き込まれてる。 カスターダ「ニュルン、ときどきグロスタルさんを巻き込んでない?」 ニュルン「だって敵が集まってるんだもん……」 ブロペニュ「なんか敵の武装で戦ってる気がする」 2018年 09月02日 02 34 17 忘却の亡霊 グロスタルが派手に敵を倒す一方、ヴェルグは… ヴェルグ「せいっ!」 デルビン「ぎゃああああああっ!?」 建物の中に潜むデルビンやデルダーを斬りまくっていた 小回りが効くゼノン装備で飛び回り、建物の窓から侵入しデルビン達を切り捨てていたのである サクサクデルビン達を切り捨てた後魂の波動レーダーで隠れている連中を炙り出し破壊に向かう こうして隠れている連中もヴェルグの目によって炙り出され着実にその数を減らしていった ヴェルグ「全く…基地だけあって腐るほど居るな…」 そうやってぼやきデルダーを切り捨てるヴェルグなのであった 2018年 09月02日 10 19 18 MI4989 採掘基地の一部を制圧したグロスタルはデルダーやデルビンの残骸と散らかった武器や対戦車砲や戦車の残骸を組み合わせて単純な遠隔操作式の自動銃座や自動砲座を組み立てた。 グロスタル(ロボット力を鈍らせないようにするのは簡単ではない……) グロスタルはそのようなコズミックロイドよりも単純なロボット兵器を組み立てて戦線を構築すると前線から下がり、デルゴンの残骸を修繕して遠隔操作制御のロボットとしてデルゴン型ドローンを組み立てた。 グロスタル「ロボット製造・制御は女のほうが向いてる仕事なんだよな……」ボソッ さらにそれを使って前線近くである程度は防衛もできる補給拠点として機能させるようにしたようだ。修復されたカオスロイド達は性能が激しく劣化していて決して強くないが武器と弾薬の集積と補給を担って補給線を確保している。 ニュルン「あ、補給基地だ♪ わーい♪」すいーっ ブロペニュ「わーい♪」すーっ カスターダ「75口径のガンポッドを武装翼に……」すとっ それを受けてブロペニュ達は制圧した領域に降りて武装を敵が使っていたものに取り換えたり増設したりして弾薬や爆弾を補充する。 魔境だったら半ば伝統となっている自動制御の高射機関砲による火力のバリアが既に稼働しているので砲撃も空爆もある程度は防いでおり、前線近くであっても補給を行う余裕が出来ていた。 ニュルンが飛行場的な場所を空爆して破壊した効果が出ているのかいつまで経ってもシュヴェシィナより大きい航空機が来ないのもあってかこんなお粗末な補給基地でも攻めるのが難しいようだ。 <もう補給拠点を設営されてる! これだからクレリアンは……> ささっとロボットを作って補給基地的なものを設営してしまうのはクレリアンの特徴のようだ。 2018年 09月02日 19 01 19 忘却の亡霊 ヴェルグ「………っ!」 デルダー「ぐわぁああああああっ!?」 無言で建物に隠れていたデルダーを切り捨ててヴェルグは辺りを見回す これで隠れていた奴らは全て切り捨てた事になる 更に奥へと向かいまだ生きている陣地に飛び込み、カオスロイドを切り捨てる どうやら基地に点在する陣地を潰し、司令部を探しだすつもりのようだ ヴェルグ「基地だけあって司令部もあるはず…問題はそれがどこにあるかだ…」 2018年 09月02日 20 57 20 MI4989 改めて採掘基地を見渡すと砲台の射撃管制用の観測塔と防空レーダーを装備する高射砲塔や要塞砲は見かけるものの、司令部らしい地上構造物は見当たらず、偉い司令官が直接指揮しているような様子が無かった。 防衛に当たる地上部隊はおそらく連隊規模(約3000名前後、シュヴェシィナを含む)だと推定されるが中隊同士のデータリンクは非常に活発であるものの、所謂連隊本部との通信量が極端に少ないか殆ど無い。 <偵察機より報告、敵戦車級クレリアンが補給拠点と防御砲台群を設営しました。我々の残骸を利用したロボット戦力を運用しています> <こちら第22鉄道輸送大隊、戦略資源と兵器の退避を終えた。防衛連隊隷下の各大隊および中隊は撤収準備を進めてくれ> <敵戦車級クレリアンの性能推定と特定を急げ> <重駆逐戦車小隊、これより突入する> 通信を傍受しているとなんかヤバげな部隊名を持つ機甲戦力が来る事が解った。 グロスタルが戦っている所に向かっていくような複数の重い履帯による地響きがし、その方向を見るとかなり長く、太い砲身を持つ重駆逐戦車が壁の前に停車していた。 側面スポンソンの連装重機関銃と側面副砲塔はこちらに砲身を向けてから、主砲を壁に向かって撃つと共に連装重機関銃と副砲をヴェルグに向かって撃って来た。 連装重機関銃からは誘導徹甲ビーム弾が連射され、副砲からは対シュヴェシィナ性能を持つ徹甲フレシェットを67発詰めたキャニスター弾が連射される。 また、空からはブロペニュに張り付かれてる攻撃機型シュヴェシィナが2機突っ込んできてブロペニュに張り付かれて大して防御機銃を撃ちながらヴェルグにマイクロミサイルと大口径拳銃弾をぶちまけてきた。 2018年 09月02日 22 32 21 忘却の亡霊 ヴェルグ「チッ…!」 機銃を圧縮断層バリアで防ぎ、副砲はジムスナイパーのバイザーで捕捉しオルゴンキャノンで撃ち落とし そのまま弾幕の雨をくぐり抜けオルゴンソードで副砲を切り落とす そのまま戦車の出入口に飛び移り戦車の中に手榴弾を数個投げ込み爆発させる 中が黒焦げになっており戦車の無力化に成功したヴェルグは引き続き陣地に飛び込み、オルゴンライフルでカオスロイドを撃ち抜いた 2018年 09月03日 16 32 22 MI4989 <CNS-AB-DD154“プリンセス・オブ・プロプレン”は衛星軌道に到着した。要請に基づき、指定座標へ艦砲射撃と対地ミサイルの発射を行い、海軍白兵隊の強襲ACとシュヴェシィナを降下させる> <あかんっ! 海軍の艦砲射撃が来るで!> ニュルン「あら、さりげなく私達がいつも使ってるミサイル駆逐艦の同型艦も鹵獲してたのね」 カスターダ「え、それってあの最小(?)の弾道ミサイルが撃てる奴?」 ニュルン「対地ミサイルって言う事は間違いなくそれよ」 空の彼方から艦砲射撃であろう軌跡と軽二脚型VAC 2輌とシュヴェシィナ達が降下してきた。 真っ先に到着したのは艦砲射撃でグロスタルが設営した補給拠点とその周辺へ迎撃網を突破した130mm榴弾が数発着弾して建物や自動砲台を破壊した。 次に飛来するのは178mm対地ミサイルでこれはカスターダが手持ちの重火器で迎撃に成功する。 そして最後に飛来したのは水棲ベレロフォンの技術で作られた軽二脚型VACとシュヴェシィナの混成部隊。 軽二脚VACはVACらしからぬ曲面を多用した細身の外観を持ち、手持ちの武装は両手持ちのVAC用ハルバードになっているあたり“海軍白兵隊”の名に違いはない。 その一方でシュヴェシィナ達は素体は混沌軍が製造している規格だが外殻はグラディアトリクスII型。どこかの戦線で鹵獲したものである。 2輌の軽二脚VACはグロスタルが設営した補給基地で(あまり強くない)ロボット戦力を相手に暴れ回り、シュヴェシィナ達は4機でヴェルグに張り付いて白兵戦を仕掛け、それ以外の20機のシュヴェシィナ達は対重シュヴェシィナミサイルと大口径短機関銃でブロペニュ達に攻撃を仕掛けた。 そんな状況だがグロスタルが制御するロボット戦力に鹵獲したりスクラップから製造させたりして調達した榴弾砲や迫撃砲を野砲として並べたり、車両に載せて自走砲として並べて砲撃を開始。 続いて撃破した戦車や兵員輸送車を修繕して機甲戦力までも揃え始めた。 しかし、グロスタルは高度な戦闘技能を持った歩兵としてのAIの構築が苦手なので彼が作るロボットは遠隔制御か単純なAIによる制御である。 それでも1分間に1門から3門くらい増えるロボット砲兵による火力投射と中破車を修繕した鹵獲戦車を前に採掘基地の防衛戦力は撤退を始めており、施設内にいる作業員であろうデルビンですらも居なくなっている。少なくとももう一輌はいる筈のあの見るからに鈍重そうな重駆逐戦車もいつの間にか姿を消している。 そんなグロスタル自身はというと例の重駆逐戦車の主砲から放たれた長槍やバリスタの矢のような長いAPFSDSの弾芯や非常に重い徹甲榴弾を左肩と腹に食らって体内の流体変速機が損傷した状態になっており、射撃精度と機動力が落ちた状態になっていて侵攻が困難になっていた。 どうやらあのときは壁に撃っていたのではなかったようだ。 ブロペニュ「うう、ヴェルグの所に行かせてくれない……」 2018年 09月03日 18 37 23 忘却の亡霊 ヴェルグ「速いな…」 降下してくるシュヴェシィナ達を迎撃しつつ、不用意に近付いて来たVACを思いっきり蹴り飛ばす ガキャアン!と蹴り飛ばされ1体のVACが地面に叩きつけられる、その隙に飛び込み、オルゴンソードでコックピットを思いっきり突き刺しオルゴンライフルを乱射した コックピットを潰され、沈黙するVAC。ヴェルグはすぐさまオルゴンソードを構え直し次の機体に飛んでいく 歩兵型シュヴェシィナを迎撃しつつ接近しシャイニングバンカーで頭を握り潰す 更に別の歩兵シュヴェシィナにオルゴンソードを突き刺し、基地の奥を目指す ヴェルグ「………司令部は一体何処だ…?」 2018年 09月04日 12 35 24 MI4989 基地の奥は「採掘基地」の名に違わず、ばっくりと掘られた縦穴の壁に掘削設備や精錬設備、巨大なエレベーターが並んだ構造だった。 どこを見ても兵器工場や弾薬工場、それと弾薬庫や資材集積場や鉱石集積場なんかがちょこちょことあるだけで居住設備に当たる領域がまったくと言って良いほど無い。 要塞にも見える上部構造物が主だった地上と比べるとここは工場と集積場と掘削機しかない、まるでそういう大地を砕いて掘り進みながら成長する植物のようにも見える異様な構造である。 縦穴の底からは混沌軍の反応はなく、程なくして採掘基地からは撤退を済ませているのかカオスロイド達やシュヴェシィナ達の反応がどんどんと消えていた。 ニュルン「……この動き、慣れてるわね。まるで私達よりも前にクレリアンと戦っていたみたい」 ブロペニュ「そうなの?」 ニュルン「ええ、規模は連隊なんだけれど指揮系統は各大隊・中隊毎にって感じ。だから……“司令部”や“連隊本部”っていうのは最初から存在しなかったのよ。だからデータリンクを目的とした通信量は多かった」 カスターダ「クレリアンの襲撃で一番怖いのは機動打撃による指揮系統の破壊からの各個撃破だもんね……」 ブロペニュ「そういえばグロスタルさんはどこなの?」 ニュルン「あ……」 ~採掘基地の資源輸送鉄道駅~ ビヨンド・ザ・デルゴン「戦車級クレリアンを見失った!?」 ビッグ・ザ・デルゴン「偵察シュヴェシィナの情報では重駆逐戦車の主砲を数発食らって損傷したと報告がある。あの状況でそんなに速く動けるとは思えん……そもそも本当に損傷したのかさえわからん」 ビヨンド・ザ・デルゴン「油断するな! 見えないクレリアンは見えているクレリアンよりも遥かに危険や!」 <鉄道駅の操車場で戦車級クレリアンと交戦中! 戦車及び自走砲の殆どが中破以上の損害を被っている!> <どこから入って来たんや!> <有効な対戦車火器を持たない者はさっさと逃げるんや!> 唐突に姿を消していたグロスタルは何らかの移動手段で高速移動を行い、撤退を進めている防衛隊の前に姿を見せ、貨物列車や装甲戦闘車両を破壊して回っている。 鉄道駅はあっというまに火の海に包まれ、どんどんと撤退を進めつつあるカオスロイド達は対戦車ロケットランチャーや残った対戦車砲でグロスタルの膝を集中攻撃して足止めを行い、攻撃機型シュヴェシィナは大きめの爆弾を搭載して精密爆撃を行う。 グロスタルが設営した補給基地は残った1輌のVACと数機のシュヴェシィナによって壊滅したがそこに居たロボット戦力は既に自走砲と装甲兵員輸送車を中核とする小部隊の形になって雲の子を散らすように姿を消し、突然現れてはグロスタルの周囲を砲撃する自走砲部隊に変異していた。 <こちら海軍白兵隊、中核戦力が中破したため帰還します。マグネットワイヤーを展開> デルゴン「補給拠点が壊滅したのに砲撃が来るあたり自走砲が暴れとるな……」 デルビン「それにしても敵のシュヴェシィナが見えん。どこに行ったんやろ……」 2018年 09月04日 13 19 25 忘却の亡霊 ヴェルグ「司令部が見当たらん…元から司令部は無いのか?」 掘られたトンネルを突き進み指揮系統を探すヴェルグ ビヨンド・ザ・デルゴンを見つけて一気に突撃しオルゴンソードで突き刺す 一方ビヨンド・ザ・デルゴンもヴェルグの奇襲に気付いており、分厚いシールドで防御した ヴェルグ「くっ…!硬いなこいつも…!」 ビヨンド・ザ・デルゴン「チィ…!いつの間に入り込んだんやコイツ!」 ヴェルグのオルゴンソードとビヨンド・ザ・デルゴンのシールドがぶつかり合い火花を散らす ビヨンド・ザ・デルゴンのシールドが削られ段々とシールドが薄くなっていた 2018年 09月04日 14 56 26 MI4989 何を思ったのかビヨンド・ザ・デルゴンはシールドから手を放し、腕の軽プラズマランチャーから水プラズマ弾を発射してその爆風で自身とシールドを吹き飛ばした。 重たいシールドはヴェルグを押し出して下がらせ、そこへ陸戦シュヴェシィナ2機がライダーキックをかましてヴェルグを蹴り飛ばした。 それに続くように対戦車班のように対シュヴェシィナキャノンを運用するデルダーとデルビン達のチーム4つがヴェルグを狙撃して超高初速の対重シュヴェシィナ徹甲弾を食らわせて行く。 そしてシールドを離したビヨンド・ザ・デルゴンはグラヴィティウム鋼製ハンマーを手に取って手持ちの75口径4銃身バルカンから電磁焼夷曳光弾と徹甲電磁焼夷弾と徹甲弾を混ぜた激しい弾幕を張ってヴェルグが持つシールド兵装をぶち割りながらヴェルグに肉薄してハンマーを振り降ろす。 そんなときに…… ニュルン「あ、なんか知らないけど敵が集まってる♪」 ブロペニュ「ニュルンちゃんはそっち行っちゃダメ-っ!?」 ニュルンが来てしまった。 ヴェルグが戦っている所は見えているはずだが、彼女はそんなことをお構いなしに55mmロケット弾96発と37mmマイクロミサイル280発と20kg爆弾56発を武装翼から一気にぶちまけた。 おまけと言わんばかりに6連装に魔改造したマイクロバズーカをぼこぼこと撃ちこんでいく。 カスターダ「私だって爆発物使いたいわ……」 ブロペニュ「カスターダちゃんも行っちゃだめーっ!!」 よりにもよってカチューシャロケットよろしく武装翼いっぱいに130mm中ロケット弾を満載したカスターダまでやってきてしまった。 ニュルンの55mm短ロケット弾と比べると爆発力が5倍か6倍増しのロケット弾を52発撃ちこんでいく。 鉄道駅は猛烈な空爆の嵐に包まれた……。 2018年 09月04日 20 25 27 忘却の亡霊 ヴェルグ「ぐぉぉぉぉぉぉぉっ!」 蹴り飛ばされ対重シュヴェシィナ徹甲弾が貫通し、ハンマーとオルゴンシールドがぶつかり合い火花がいっぱい広まってヴェルグは苦悶の声をあげる そのまま機体がひしゃげて苦悶の声をあげ、カオスロイドのハンマーがめり込む ヴェルグ「うぉぉぉぉぉぉぉっ!?」 その中に爆発武器の嵐が襲い掛かり、ヴェルグは悲鳴をあげる エクストリームGのボディが悲惨な有様になっているためヴェルグはボディを捨ててほぼ本体のみになっていく 本体のボディの冷却を行うので保護するヴェルグなのであった 2018年 09月04日 21 09 28 MI4989 空爆の嵐が過ぎ去った鉄道駅に残った動くものはヴェルグとグロスタルだけであった。 グロスタルもその前に混沌軍のシュヴェシィナから空爆を食らいまくっていたのもあって流石に無事ではないようでボロボロになっていた。 もはや残っている混沌軍の戦力はシュヴェシィナくらいしか居なくなっていたが空に居るシュヴェシィナ達は戦闘機型や攻撃機型といった航空機型シュヴェシィナとカテゴリされる個体しかいないため、地上戦はできない。 このため混沌軍のシュヴェシィナ達は「支援すべき残存地上戦力を喪失した」と判断して既に採掘基地から撤収した列車を追って飛び去って行った。 ……採掘基地の制圧が終わったようである。 ブロペニュ「爆破オチなんてサイテーっ!」 ニュルン「敵が集まってるのが悪いのよ」 カスターダ「そうよ」 グロスタル「さて、この基地から兵器(残骸含む)と軍需物資と金属資源を貰うとするか」 グロスタルはロボット戦力の製造を止めて残ったロボットを動かして戦利品をかき集め始めた。もちろん、自分でも探して集めたり壊れた兵器をある程度直したりもする。 2018年 09月04日 22 17 29 忘却の亡霊 ヴェルグ「………けほっ、けほっ」 ヴェルグ、黒焦げ( 盛大に爆撃されたので黒焦げになっているのだ 敵もろとも爆撃されたのだ、ボロボロになっておりエクストリームGのボディも大破している 本体のヴェルグも真っ黒くろすけ状態でボロッボロなのだ ヴェルグ「俺、何かしたかなあ…」 2018年 09月04日 23 52 30 MI4989 ブロペニュ「ごめんね、ニュルンちゃんとカスターダちゃんがまとめて空爆しちゃったから……」 ニュルン「何で突然謝り出してるの」 ブロペニュ「ニュルンちゃんが絨毯爆撃したからだよっ!」バタバタッ! ニュルン「あっ痛っ! 何すんのよ!」 見事なまでに黒くなってるヴェルグの傍に降りたブロペニュが何故か謝り出した。 で、空爆したニュルンはというとなんで黒焦げになってるのかが解ってない様子を示してブロペニュに武装翼で叩かれていた。 ちょうど鳥が翼で攻撃するような感じだ。 ブロペニュ「グロスタルさんも何か言ってよ!」すとっ グロスタル「爆弾と榴弾しかないからマルグレーテみたいな高射機関砲を使った地上攻撃よりは大分マシだ」 ブロペニュ「そう言う事じゃないっ!!」ぴょんぴょんっ! なんか唐突にグロスタルの頭にブロペニュが小鳥が止まるように立ったかと思ったら「何か言ってやって」だ。しかし、グロスタルは特に相手しない様子でブロペニュに頭の上で跳ねられても何とも思ってない。 グロスタルはそのままちまちまとデルダーやデルビンが使ってたレーザーライフルを拾って修理していた。 2018年 09月05日 21 24 31 忘却の亡霊 ヴェルグ「痛みを感じないから助かった…」 黒焦げのままほっと一息つき感覚も良し悪しだなと思い とりあえずレニーロップのボディに憑依し直し、ストレージライフルを持つ そしてストレージライフルを構えて他に敵が居るのか遠くを見渡す しかし、さっきまで居たカオスロイド達の反応が綺麗に消えている、どうやらさっきの爆撃のどさくさ紛れに逃げられたようだ ヴェルグ「逃したか…まあこっちもボロボロにされたから助かったけど…」 2018年 09月05日 22 46 32 MI4989 カスターダ「爆撃で仕留めると誰がやったのかよく分からなくなるよね……」 ブロペニュ達はせっせとカオスロイドや混沌シュヴェシィナの残骸を集めていた。 もはや残骸と言う名のスクラップやガラクタと呼んでもいい状態だがそんなんでもグロスタルが制御しているロボット達が選別していく。 デルゴンやデルダー等の残骸を流用したロボットは大まかに「まだ使える」、「まだ直せる」、「もう直せない」、「資源」の四つに分け、その後にどんどんと分けて行く。 そんな中でグロスタルは「まだ直せる」残骸のうち直ぐに直せるものを手作業で直している。ちまちまと……。 ブロペニュ「そういえば殆ど使っていなかったけれどレーザー銃が多いね」 ニュルン「金属脆化に特化したビーム銃も多いわ……。ここにいたカオスロイド達は一体何を相手に戦っていたのかしら……」 武器を集めていると自分達に撃って来た実弾火器は集まっている射撃武器の中では4分の1程度の数量であり、大半はレーザーライフルやビームライフル等のビーム火器だ。 もしクレリアンやバリスタンなどを相手にしているならレーザーと粒子ビームは有効ではないのだが量的にはそれらが中心である。 グロスタル「……このレーザーライフルの銃身(発振器)にはマドリアンルビーに近い構造をしている金属結晶が使われているな」 ニュルン「えっ、ほんと? ……ああ、確かにマドリアンルビーっぽいわ。紫色だけど……」 ニュルンはグロスタルがなんか言ったあたりで暗いアメジスト色をしているレーザーライフルの銃身(発振器)を観察し始めた。 ちゃんとライフリングが施されている銃身しているというレーザー発振器らしからぬ構造だが、この構造は魔境でよく使われるレーザー火器に多いもの。 “マドリアンルビー”と呼ばれる謎の金属結晶を使うのも多いのが特徴……なのだがなんか色が違うらしい。 ブロペニュ「なんか如何にも混沌が作ったって感じがするレーザーライフルだね」 カスターダ「確かに……なんで紫がそれなのかよく分からないけど」 2018年 09月06日 19 17 33 忘却の亡霊 ヴェルグ「…ふーん、どうやら混沌も魔境の武器を作れる程度には技術力を上げてるんだな」 こりゃ俺もうかうかしてられんなと渋い顔で「まだ使える」武器を一つ手に取る ヴェルグもまだ未熟なので修理する事は出来るが作る事はまだ出来ていない それほどまでに根本的に違うのだ、魔境産の武器というものは ヴェルグ「俺も作ってみようかな…魔境の武器を」 そう呟き、手に取った武器を元の位置に戻した 実弾武器はともかく、エネルギータイプの武器なら作れるかもしれない…そう思いながら 2018年 09月06日 23 41 34 MI4989 ブロペニュ「うーん、流石に面白そうなのはなさそうだね」 グロスタル「まぁ、俺の目的はオリハルコンとミスリルなどの珍しい金属と魔導物質(他の世界の住民にとっては物理法則としての魔法がある物質、プリッツアとかブリスガンドとかの住民にとっては普通の物資)だからな。それを使った完成品はおまけだ」 大まかに戦利品の分別が終わったようでいよいよ戦利品の山分けタイムだ。 ここの採掘基地で手に入った武器の殆どはこの基地の設備で作られており、マナやミスリルが使われている武器が多く、珍しいものではオリハルコンを主な素材としている武器もあった。 遭遇した敵の尽くが実弾武器しか使ってないのにエネルギー武器や魔法武器の類がとても多い。 純粋なマナ線レーザーライフルなる武器もあるくらいだ。 ニュルン「私はこれと、これと……」 そうしてグロスタルとブロペニュ達はかなりの量になる戦利品となる武器や兵器や鉱物・金属資源を選び始めるのであった……。 選び終わったら帰るつもりのようである。 2018年 09月07日 13 04 35 忘却の亡霊 ヴェルグ「俺も…完成品は一つで良いや…まだ直せるのともう直せないのをくれ」 レニー姿でそんな事を言うヴェルグ 完成品を使って構造を覚え、修理の練習をするつもりのようだ ヴェルグも、そろそろ未知なる武器に慣れておかないといけないと考えたのだろうか もう直せない物でもパーツ取りには使えるだろうと思ったのだろう しかし、そっちに取り掛かる前にボロボロになってしまったエクストリームGを修理しないといけないが… ヴェルグ「派手にやられちまったなぁ…こりゃ大仕事だぞ…」 派手にひしゃげたエクストリームGを見て、ため息を吐きながら呟いた 2018年 09月07日 16 20 36 MI4989 グロスタル「俺が“もう直せない”と区別している奴は使える部品の割合が僅かでもうどうしようもないものだぞ……」 グロスタルはそう言いながらいくらかの種類の銃を即席で作った台車に載せてレニー姿のヴェルグの傍に置いた。 ――――戦利品リスト―――― 100mm対バリスタンバズーカ 15.2mmメルタライフル(金属水素ビームを撃つビーム銃) 8.25mmレーザーライフル(ENカートリッジがなくても撃てる謎光線銃) 8.25x38mm ENカートリッジ 3000発 (8.25mmレーザーライフルの弾薬的なもの、加熱しかり電流を送れば充電できる) 8.25x38mm マナカートリッジ 600発 (魔力を充填できる弾薬的なもの、射撃魔法が撃てる) 15.2x40mm 金属水素カートリッジ 300発 15.2x40mm マナカートリッジ 700発(好きな属性や効果を付けられる魔法の弾) 30mm対軽シュヴェシィナミサイル小銃擲弾 134発 60mm対重シュヴェシィナミサイル小銃擲弾 31発 (小銃擲弾はライフル系銃器に使える) 100mm対バリスタンロケット成形炸薬弾 22発 ミスリルやオリハルコンやマナストーン等 壊れた武器等 カキピーチョウヤクジライの苗が入っている鉢植え (葉を踏むと爆発して吹き飛ばすのはもちろん、バターピーナッツの味がする種子と柿の種の味がする莢を極超音速でぶちまける跳躍地雷型の実を地下につけるラッカセイの仲間。加熱処理をすると柿ピーの食感に近くなる。近年になって街中に突然生えては爆発事故が絶えないカキピーテリュウダンと同一種と判明した) ――――――――――――― ニュルン「なんで魔境にしか見ない筈のカキピーチョウヤクジライが……?」 グロスタル「こいつ自体は観葉植物として入手できるぞ……。多分、これの種子を街中にばら撒くテロでも企てていたんじゃないのか?」 なんか変な植物が発見されてた。 2018年 09月07日 20 39 37 忘却の亡霊 ヴェルグ「使えない奴はインゴットに溶かしちまうから別にいいよ」 そう言いながらもう直せない武器をしまいこみまだ直せる武器をじっと見るヴェルグ 何処をどう直すのか、よく見てチェックしていくようだ しばらくぶつぶつと呟きメモを取りながらチェックし、修理に必要な素材等を割り出す そしてすくっと立ち上がりもう直せない武器を隣に置き錬金術を発動する ヴェルグ「さーて…と、ここがこうで、こっちがアレだから…こうだっ!」 錬金術の光が消えた後には見た目は綺麗に直されている銃の姿があった レーザーライフルらしくENカードリッジが無くても撃てるようになっている銃のようだ レーザーライフルにエネルギーを送り込み試しに撃ってみる パパパンッ! 細長い紫色のレーザーが放たれ虚空に消える どうやら無事に修理が完了したようだ、中身を見て確認すると中身の機構もキチンと直っている ヴェルグ「柿ピー跳躍地雷とはまた思いきった名前だなオイ」 つーか食えるのかと怪しい物を見る目でヴェルグがツッコミを放つ 跳躍地雷という事は中から柿ピーが飛び出すのだろうか… 2018年 09月07日 22 03 38 MI4989 カスターダ「それちゃんと育てると、踏んだり触ったりすると柿ピーっていうお菓子が弾け飛ぶ爆弾を空中に投射する植物に育つわよ」 ヴェルグ「なんじゃそりゃ」 ブロペニュ「種と莢をフライパンで炒めると柿ピーになるの。でも近縁種にワサビ味とか梅シソ味のがあるからちょっと心配……」 ヴェルグ「心配するところそこじゃないだろ……」 そんなこんなで戦利品を分けたグロスタルとヴェルグ達はこの惑星を去ったのであった。 ~惑星ダスド、バラック工房~ ブロペニュ「~♪」コトッ ヴェルグ「なんか危なっかしいな……」 工房に帰ってくるとブロペニュは柿ピーをぶちまけるラッカセイみたいな植物の苗が入っている鉢植えを射撃場においた。 まぁ、確かに万が一爆発しても大丈夫な所と言うとそうなるのだが……なんか変な装置を組み立てている。 ブロペニュ「粒子防壁をこんな感じでセットして……」 ニュルン「ああ、弱めの粒子防壁の効果面に接触すると莢から種子が飛び出すからそれを利用して分離するのね」 ブロペニュ「菫ちゃんのお母さんがこの手の爆発する植物を利用した全自動○○製造機をよく作ってたからそれを真似してるの」 ……こんな危なっかしい植物の利用方法があるようだ。確かに収穫はある意味では植物自身がやってくれるので割と簡単な装置で自動化がしやすい……のか? 2018年 09月07日 23 16 39 忘却の亡霊 ヴェルグ「危なっかしいが、食える事は食えるんだな…それ…」 ドン引きのヴェルグを他所に装置を組み立てるブロペニュ どうやら食う気のようだ ヴェルグ「あ、アレそろそろ定着したかな」 そう言ってヴェルグは作業部屋に入っていく ~30分後~ ジェイススタイルになり、作業衣を着込む どうやらジアス幾何細胞が上手く馴染んだようだ これで違和感無く物を食べる事が出来るのだ ヴェルグ「ジェイス型だしそう問題が起きないだろう」 そう言ってヴェルグはコーヒーを飲み、煎餅をかっ食らった 2018年 09月08日 00 53 40 MI4989 射撃場にブロペニュがおらず、代わりにキッチンから料理している音が聞こえてきた。 あの30分の間にいつの間にか機体の整備を済ませたのだろう。 同じようにニュルンとカスターダも整備を済ませたのかソファに寝転がっていた。 それからちょっと待っているとブロペニュがテーブルの上に昼食を持って来て並べ始めた。 最初にアヒル肉のテリーヌとを盛りつけた皿を並べ、それから切ったレタスとトマトのサラダ、カニのビスク(クリームベースのスープ)、チーズを分厚いハムで巻いたカツレツ、チーズソースをまぶしたフレンチフライ、イチゴのミルフィーユと並べていった。 ニュルン「あ、これナイフとフォークだととても食べにくいことで有名なミルフィーユだ」 ブロペニュ「テリーヌって作り置きが効くから便利」 カスターダ「だからたまに同じのが続いてたりするのね」 ニュルン「じゃあ、勝手に使ってもいい?」 ブロペニュ「良いよ。そういうものだし」 2018年 09月08日 20 12 41 忘却の亡霊 ヴェルグ「作り置き出来る料理は便利だな」 カツレツを食べながら言うヴェルグ、サックリした食感が美味い そしていわゆる保存食なのだろうか、テリーヌをじっと見ている テリーヌに手を伸ばし、恐る恐る食べてみる ヴェルグ「あ…美味い…」 テリーヌも美味しいのか一口で食べる そしてサラダを食べてシャキシャキした食感を楽しむヴェルグであった 2018年 09月08日 23 55 42 MI4989 ブロペニュ「アークの影響が強くなっちゃう前のヴェルグの味覚と嗅覚が戻ってる……のかな。今度、トマトベースのアイントプフを作ってみようかな」 ニュルン「ん? それってヴェルグさんが好きな料理なの?」 ヴェルグ「どっちかというと故郷を思い出す料理……そういえばあの時はニュルンとカスターダは居なかったか」 カスターダ「アイントプフってあれだっけ、ドイツ地方の郷土料理的な……」 そんなこんなでなんかボリュームのある昼食を取ったヴェルグ達であった。 ニュルン「さーって、と、任務検索♪ 次の爆撃目標は~っと……」 そしてニュルンはいつものように任務を探す……のだがなんか爆撃目標を探してるかのようだ……。 2018年 09月09日 01 00 43 エアロ 「イ ィ イ ャッ ホォ オ オ オ オ ウ!!」 ズドーン!> 何やら表の方で大きな音がした。 ヴェルグ「な、なんだ!?何の音だ?」 ブロペニュ「デブリが落ちてきたんじゃない?」 カスターダ「廃品回収船がゴミ落としたのかもよ」 ニュルン「フェヌンが不発弾落としたんじゃない?」 何にしろ、確かめなければならない。 ヴェルグ達は表に出てみた。 するとプールから少し離れた所に窪地ができていた。 真ん中にはギャグ漫画よろしく突き刺さったコズミックロイドがいた… 「んぬぬ、進入角度が急すぎたぜ… (グググ…エエシポッ、ギリリリッ)いょうヴェルグ、久々だな」(^ω^)ノシ 首を引っこ抜いて一回転させて姿を表したのは、 クロノス帝星連合製空戦ロイド初号機にして、 バイドを自分の機能にした異能のコズミックロイド、クロスラプターだ。 姿は(画像1の)CC次元での最強化型に近いものとなっている。 ヴェルグ「お、おう…久しぶりだな」 ブロペニュ「久しぶり~♪」 程無く、飛行型ロイドやラークピットも降りてくる。 「モウ、らぷたークン探シタンダヨ!?」 「全く、世話を焼かせるな…」 「ここが例の工房か…」 ラプターの許嫁(押しかけ)を自称する、クリムローゼN、セラフクリム茶、 腐れ縁のエスティスとXクロスラプターだ。 ラプター「まぁ俺も隠居生活してたわけだがさ、顔が見たくなってな~ ほら、お前アークになってからあんまり会ってなかったろ? かつての相棒がこうしてお礼参りさ…ってクリムN!くっつくな!」 クリムN「イイジャ~ン(-3-)」ムギュー よくみれば、クリムNはセラフΦ装備に換装し、 顔もかつての無表情なものから、ヴェルメリオ型に変わっている。 茶セラフもシグマ装備に換装しているようだ。 【INFO】かつての相棒、乱入 2018年 09月09日 14 22 44 忘却の亡霊 ヴェルグ「…いきなりだなぁもう…」 ラプター「ハッハッハー!どうだ?びっくりしたか?」 ヴェルグ「びっくりさせるためにやったんかい!」 かつての相棒クロスラプター、それはとても頼りになる空戦機であった しつこく敵に噛みつくように攻撃するその姿は獲物を狩る猛禽類 空を自由に飛び回りよく一緒に戦ったものだ…そんな懐かしさがヴェルグの中に込み上げる ヴェルグ「あいにくこっちは食事中でな、茶でも飲んで待っててくれ」 ラプター「おう!お前のその律儀な所、好きだぜ…」(イケボ ヴェルグ「キモいわ」 ラプター「(´・ω・`)そんなー」 とりあえずラプター達に茶とお菓子を出し、昼食を再開するヴェルグであった 2018年 09月09日 15 33 45 MI4989 突然やってきたラプター達にお茶を淹れてお菓子と共に配ったブロペニュはその後にヴェルグと一緒に昼食を再開。 しばらくしてデザート枠のミルフィーユを皆が食べ終えたあたりでブロペニュは皿洗いを始めた。 ブロペニュ「~♪」カチャカチャ お茶を飲んでいるラプター達は雑談を始めており、ヴェルグもそこに混じって少し話してから近況を聞いた。 2018年 09月09日 19 48 46 エアロ ラプター達は雑談をはじめており、ヴェルグも混ざって話が進む。 皆お茶を飲んだり、お菓子を食べながらテーブルを囲む。 久々に工房が賑やかになった。 ラプター「一緒に仕事したのって確かマザーウィル襲撃くらいか? まぁ、俺達はいつもと変わらず、ADFだったりIMDだったり、 依頼をこなしてただけさ」ボリボリ ヴェルグ「【戦】の襲撃やウラノス戦役とかあったりでゴタゴタしてたしな…」ズズーッ クリムN「コッチモ大変ダッタンデスヨ? 位相次元ニ潜ッテ、大キナまんぼうヲ追イカケタリ…」 茶セラフ「ブレイゾンを超巨大なクジラが襲ったこともあったな…」 ヒュム二人は並んでソファに腰掛け、雑談に興じている。 エスティス「最近だと、 『聖法院』なる怪しい宗教組織もでしゃばってきてるな…」ピコピコ Xラプター「うちの司令官(グリッツ)も勧誘がしつこいって、うんざりしてたっけな~ ラプター「最近じゃ、混沌軍は魔境の技術をだいぶ実装しているらしいな? 俺も依頼で目にする機会が増えてきたし、菫ちゃんも困ってた様子だしな」 ヴェルグ「そうだな。俺はプリッツアの方に行くのが多かったからな…」 ラプターは通商路の護衛なども請け負い、菫や白シュヴェシイナの面々とも翼を並べたこともあるようだ。 そちらでも、混沌軍に次々実装される魔境の技術を目の当たりにしている。 話題はそのへんで盛り上がっていくのだった。 ミスト|´・ω・`) Xラプター(? なにか見られてる気配が…?) ミスト|彡サッ Xラプター「…気のせいか(ゲノム兵風」 何かが見てたようだが気にしない。 2018年 09月09日 22 20 47 忘却の亡霊 ヴェルグ「こっちは混沌の採掘基地に突っ込んでボロッボロにされたなぁ…」 そう言ってひしゃげたエクストリームGのボディを見せる ボディにはライフル弾が貫通した跡、ハンマーをマトモに喰らいひしゃげた装甲 蹴りの影響で一部吹っ飛んだ装甲 魔境の技術がふんだんに使われたカオスロイドの武器になすすべなく破壊されたエクストリームGの姿があった ヴェルグ「悔しいなあ、数を使って足止めさせられた所から一気に破壊されたわ…後で直さなきゃ…」 ため息を吐きながらヴェルグはそう呟いた 2018年 09月10日 09 44 48 MI4989 ラプター「わーお……採掘基地が一番ヤバいって噂に聞いてたが本当なんだな」 ヴェルグ「一番ヤバい所だったのかよ……」 そんな場所にテストドライブしに行くグロスタルはどんな神経してるんだと思ったがそもそも彼は戦車級クレリアンと呼ばれる、クレリアンの中では最重量級にして最強クラスの存在だったので気にするだけ無駄だと思ったヴェルグであった。 ヴェルグが採掘基地での戦闘の様子を話していると皆してだいたい「噂よりも凄い」みたいな顔を見せていた。 なんで行ったのかと聞かれると「混沌潰し兼ねてグロスタルの新装備のテストドライブについて行った」と答えると「なんじゃそりゃ」みたいな顔をされた。 その様子からどうやら採掘基地は混沌軍の中ではそうとう強固に防御されている要塞だったらしく、そんな軽い調子でいくようなものではなかったらしい。 Xラプター「――最近はしょぼい武装勢力でも衝撃力がライフル並みにあるレーザーライフルを持ってるから軽い空戦ロボにはなかなか辛いご時世だぜ……」 エスティス「狙った所に瞬着するレーザーにライフルと拳銃の中間みたいな衝撃力が加わるだけでこれだからな」 いつも傍にいるのはレーザー防御が充分にあるシュヴェシィナ達だし、クレリアン程ではないが太陽のアーク故に万全の対レーザー防御を確保していたため、いまいち魔境のレーザー火器の驚異度が分からなかったヴェルグだったがそうでない者にとってはかなりの脅威になっているようだ。 ヴェルグ「耐レーザーセラミックでは防御できないのか?」 ラプター「いやいや、セラミックだと超長い弾丸と化した空気や水蒸気、宇宙戦闘でも 粒子防壁を装備して起動していると粒子防壁で使っている粒子がぶつかって来るから割れるんだよ……。あれはレーザー銃じゃなくて射程1000m超の超長いビームスピアだ」 Xラプター「耐熱性と靭性を両立しようとすると装甲がかなり重くなるんだよなぁ……」 2018年 09月10日 19 46 49 忘却の亡霊 ヴェルグ「レーザーに衝撃力があるとかどんな構造してるんだろうな…」 採掘基地にて修理したレーザーライフルを取り出し、眺める 試しに撃った時、ライフル弾を撃ったような反動があったのでこのレーザーもライフル弾並の衝撃力があるのだろうか ヴェルグ「しかし無茶苦茶やったんだなぁ…採掘基地に突撃って」 普通なら死んでるクラスの攻撃を喰らっても平然と生きてる限り腐ってもアークなんだと思い知る エクストリームGのボディは修理が必要だが、ヴェルグ本人には全く影響が無いとなっている エクストリームGのボディが身代わりになったのだろう、ヴェルグもピンピンしている 次はもっと頑丈にしないとな…とヴェルグはコーヒーを飲みながら考える 2018年 09月11日 14 05 50 MI4989 ブロペニュ「♪」 皿洗いを終えたブロペニュはいつものようにヴェルグの傍に座って来た。 彼女は特に話に加わることも無いがヴェルグ達の雑談を聞く。 そんなときにヴェルグはふとラプター達はどうやってシュヴェシィナを相手にしているのか、そもそも相手したことがあるのかと言うことが気になった。 ヴェルグ「そういえばシュヴェシィナって普通はどうやって落としているんだ?」 ラプター「うーん、言うほどシュヴェシィナってそんなに居ないからな……。通商護衛でよく見かける混沌軍の小型潜水艦の場合は一隻につき6機くらいだし」 Xラプター「代表的な混沌軍の量産型シュヴェシィナは基本的に弾頭質量100g台の徹甲弾を装填した実弾火器で落とせるんだが……」 ニュルン「まぁ、そのくらいなら落ちるわね」 ヴェルグ「ところでお前らが時々使ってるいつもの銃の弾って何gなんだ?」 ニュルン「5.56x45mmのは近距離用だから45gくらいだったんだけどもっと堅い陸棲系が居るから62gのをよく使ってるわ。中距離以遠で撃ち合うんだと7.62x51mmのだったら120~166gくらいね」 ヴェルグ「自動小銃でも大丈夫なんだな」 ラプター「こっちの技術力じゃあ、そんなに小さい弾でそこまで重くできねーから困ってるんだが……。こっちだともう20mm機関砲レベルだぞ……」 重い徹甲弾を使えばわりと撃墜できるようであるが、そんなマッチョなライフルは……。 ラプター「シュヴェシィナを落とせるライフルってもう機関砲みたいな代物だからでかいし重くてしょうがねぇんだよな……。チラチラッ」 2018年 09月11日 18 24 51 忘却の亡霊 ヴェルグ「ピアース弾じゃいかんのか?」 ラプター「あーアレか、貫通するっちゃあするんだがいかんせん威力が弱いんだよなぁ…」 ヴェルグ「ならやっぱりゴツい銃になるな、アサルトピアースとか」 ラプター「ぐへぇ…」 ラプターの期待のまなざしに切って捨てるヴェルグ ヴェルグの方もシュヴェシィナを墜とすにはアサルトピアースクラスの弾丸を発射する銃でなければやっていけないらしい ヴェルグ「俺のストレージライフルだってアサルトピアース弾を撃つ為に大型化してるからな」 2018年 09月11日 22 19 52 MI4989 ブロペニュ「だから私達って大きい弾ばっかり撃たれるんだね」 思えば採掘基地で出現していた混沌のシュヴェシィナ達もでっかい銃を使っていたなとちょっと思い返していたヴェルグ。そのあたりは混沌軍もなかなかに困っている部分なのだろうか。 というかそもそもシュヴェシィナに持たせる武器にも苦労してそうである……。 ラプター「やっぱり対シュヴェシィナミサイルを持って行くのが一番負担が少ないか……銃と違ってある程度の距離が必要だけれど……」 Xラプター「どのみち近接戦は避けろって言われてるからそれでいいと思うぞ」 エスティス「地上だと対シュヴェシィナ火器が充実している砲戦機の援護を受けやすいからあんまり対シュヴェシィナ戦闘を考えたことはなかったな」 ラプター「サジタルマクシス型とかの重火器持ちなんて弾を更新するだけでどーにかなってるからな」 エスティス「逆に言うとカオスロイド達は砲戦機を優先的に狙うし、シュヴェシィナが脅威であるのは変わらないから砲戦機が前進しないと戦況が動かないんだけどな……」 地上戦の場合、砲戦ロボは対シュヴェシィナ性能を持つ重火器に恵まれているので空戦ほど対シュヴェシィナ戦闘がキツイということはないらしい。 しかし、それによって砲戦ロボの重要性が上がってカオスロイド達の攻撃が砲戦ロボに向かいやすくなる為、最近の陸戦ロボの仕事はもっぱらそういうカオスロイド達の攻撃を対処することのようだ。 2018年 09月11日 22 57 53 忘却の亡霊 ヴェルグ「砲戦ロボは図体がデカイ奴が多いからなぁ…」 シュヴェシィナから見ても目立つだろうとコーヒーを飲みながら考える サジタルマクシス型等もLサイズで目立つだろう、攻撃が集中すると厳しい だから陸戦ロボが守るのだろう、空戦より地上戦の方が激闘になりやすいようだ 話題を変えようとテレビを付けるとARMSと呼ばれるスポーツがやっていた ヴェルグ「なんかボクシングみたいなものやってるな、腕がバネみたいだが」 ARMSの事を全く知らないヴェルグはそう呟きビールをあおる 酒のつまみが欲しいなと思いながらヴェルグはビールをジョッキで煽った 2018年 09月12日 00 26 54 MI4989 ブロペニュ「おつまみ持って来るね」 そう言ったブロペニュはおつまみを取りにキッチンへ向かった。 それを他所になんでだかラプター達もビールをあおり始める。 ……が、誰もARMSの事は知らないようで彼らにとってはなんだかよく伸びる腕を使う奴らによるボクシングを見るかのような顔をしている。 ニュルン「変わった人達を使ったスポーツ……なのかしら?」 カスターダ「うーん、ボクシングっぽいのは分かるけど普通に飛び道具があるのね」 ニュルン「……ちょっと、なんで私にはビールを飲ませないのよ」 カスターダ「あんたが飲むとおかしなことになるからよ。飲ませないわよ」 2018年 09月12日 18 17 55 忘却の亡霊 ヴェルグ「んぐっ、んぐっ、んぐっ…ぷはーっ!やっぱり酒はいい…」 ラプター「おう!酒は心のガソリンだぜ!」 ARMSの試合をテレビで見ながらビールをジョッキで飲み、酒盛りを楽しんでいた ラプター達も思い思いにビールをあおり、ARMSの試合を観戦していた 伸びる腕でパンチを繰り出すその姿はどこかトリッキーに見える ヴェルグ「よく伸びるなぁあの腕…どういう構造してるんだろう…?」 2018年 09月12日 20 32 56 MI4989 ブロペニュ「お酒で酔えるようになったのね」 美味しそうにビールを飲んでいたヴェルグを見てブロペニュはそんなことを口にし、 おつまみであるフレンチフライと塩茹でした枝豆を盛りつけた皿を持って来てテーブルに置いた。 例のラッカセイからの収穫はまだで―― <ボンッ!! ブロペニュ「あ、柿ピーが出来たかな」 Xラプター「柿ピーって爆発したっけ?」 ヴェルグ「知らん」 どうやら成長促進剤でも投与したのかもう柿ピー供給体制が出来たようだ。 ブロペニュは射撃場まで行き、しばらくすると柿ピーをいっぱい乗せた皿を持ってきた。 2018年 09月12日 21 06 57 忘却の亡霊 ヴェルグ「…ホントに柿ピーが出てきた…」 恐る恐る食べてみると、いたって普通の柿ピーの味がした 普通に食える事が分かったのかボリボリと柿ピーを食べ、ビールを飲む ビールのつまみとして枝豆と柿ピーを交代で食べてビールを一口飲む つまみとして結構イケるんだろう、ビールも進むヴェルグなのであった ヴェルグ「柿ピーが予想以上に柿ピーだったわ…」モッキュモッキュ 2018年 09月12日 21 32 58 MI4989 ラプター「何なんだ、まるで意味が解らないぞ!?」ボリボリ ヴェルグ「えっと、なんか混沌軍がばら撒こうとしていたらしい柿ピーをぶちまける地雷に育つ魔境の植物――の種と莢を調理した奴がちゃんと柿ピーしてる」 Xラプター「えっと、どこからツッコめば良いんだ……」ボリボリ そんな訳の分からない柿ピーをラプター達もつまみに食べる。 品質には問題がないのかそれ以上は特に話す事がなかった。 引き続きテレビ観戦を続ける……。 ブロペニュ「……よっと」 だいたいそのあたりでブロペニュはヴェルグの隣に座った。 2018年 09月12日 22 24 59 忘却の亡霊 ヴェルグ「ツッコまれても俺にはどう返せばいいのか思い付かん」 Xラプター「そ、そーなのかー…」 そうラプター達に言って柿ピーをほおばるヴェルグ テレビで一方的な戦いが繰り広げられており、最早戦いと呼べないくらいにボッコボッコにしている姉ドランの様子が映し出される ヴェルグ「ミンチよりひでぇや…」 そう言いながら枝豆を食べるヴェルグ そういえばレヴィはどうしているのだろうか アークとしての波動を感じない限りまだ人間として過ごしているのだろうが… ヴェルグ「蒼のアークに見いられたアイツも、元気にやってるかな」 そう言って立ち上がり作業部屋に入るヴェルグ ややあって懐かしのフラップジャックECGNに望遠レンズを持たせてドローン代わりに試合会場に飛ばした どうやらレヴィ達の様子を探らせるつもりのようだ ヴェルグ「あのモテ男なら関係者席にいるはずだ、見付からないようにな」 フラップジャックECGN「ラジャー」 そう言ってフラップジャックECGNを試合会場上空へと飛ばした 2018年 09月12日 23 06 60 MI4989 ニュルン「さっきのは酷いわね……」 カスターダ「かわいそう……」 ブロペニュ「……」もぐもぐ 何とも試合としては酷いと評されるものを見たニュルン達はそんな感想を言っていた。 その後もオレンジジュースやレモネードを飲んだりおつまみを食べたりして観戦する。 ニュルン「ビール飲みたい」 カスターダ「だめ」 エスティス「何でダメなんだ?」 カスターダ「彼女、お酒が入ると本当に酔ってるかどうかに関わらずおふざけが過ぎるのよ」 ブロペニュ「……」そ~…… カスターダ「こらっ、こっそりビールに触っちゃダメ」ぺしっ ブロペニュ「……ちっ」 2018年 09月13日 18 32 61 忘却の亡霊 ヴェルグ「次の試合はマトモに戦って欲しいもんだぜ…」 あまりにも一方的な戦いだったので酔いが少し覚めたヴェルグはビールをぐいっとあおる そして柿ピーをバリボリと食べてビールで流し込む テレビ画面を見ていても次の試合はまだ始まらないようなのでちょっと暇になる ヴェルグ「ラプター、お前夜の生活の方はどうなんだ?」 ラプター「ぶふぉっ!?お前…こんな真っ昼間に聞くかそんな事…」 ヴェルグ「悪ぃ、なんか気になってよ」 ラプター「まあ、元気だな、夜の方も何人かまとめてだし」 ヴェルグ「ほうほう、それはそれは…」 暇になったヴェルグはラプターのジョッキにビールを注ぎ込む そして夜の生活の方を聞き出した 2018年 09月13日 22 11 62 MI4989 ラプター「――ところでヴェルグはなかなかに巨乳好きなんじゃないのか?」 ラプターはNクリムと茶セラフに赤面させながら自分自身の夜の生活を話し、 ヴェルグの横ですり付いているブロペニュの以前よりは大きくなった胸に視線を当てながらそんなことを言った。 ヴェルグ「いやいや、そんなことはないさ……」 ラプター「ほんとか~? こんなにたわわな水棲シュヴェシィナを……」 ニュルン「やだもー、私は巨乳さんじゃないわよ~」ムニュッ Nクリム「エェ……」 茶セラフ「ほんとか……?」 ラプター「何故おまえらが反応するし」 ソファに寝転がっているニュルンのビキニに収まりそうにもないたわわな乳房を見たラプターはそんなことを言う。 そしてニュルンはふざけてるつもりなのかラプターを抱きかかえて谷間に埋めた。 ラプター「ちょ、おまっ、やめてくれ! シュヴェシィナに抱かれるのはあんまりいい思い出が……!」 Nクリム「ウソダッ!」 ニュルン「いや、何で反応するのよ」 カスターダ「彼女、飲んでる」 ニュルン「うん、わかった」 Nクリム「ソウジャナイッ! らぷたー君ハ私ノ!」がばっ ニュルン「きゃっ」 ニュルンに抱きかかえられたラプターを取り戻そうとNクリムが組み付き、ラプターは前後から挟まれてもみくちゃにされていた。 ちなみに、傭兵をやってシュヴェシィナと戦ったことがあるSサイズロボにとってシュヴェシィナに抱き着かれることは必ず中破以上に破壊される半ば即死攻撃染みた代物であったため、実はあまりいい思い出が無いものである……。 2018年 09月13日 22 53 63 忘却の亡霊 ヴェルグ「人気だなぁラプター」 柿ピーをバリボリ食べるヴェルグはラプター争奪戦をのんびり見ていた ラプターラバーズの4人揃ってたらもっとラプターがもみくちゃになっているだろう ヴェルグ「ハーレム作るのも大変だな」 枝豆を食べながらもみくちゃになっているラプターを遠目にのんびり観察した クリムN「(;=ω=らぷたー君は私たちのものなの」 茶セラフ「うむ、胸が大きいからって譲れないな」 クリムN達がラプターの奪還に成功したのか二人に抱きしめている 一方ラプターはシュヴェシィナのハグから離れられたのかちょっとホッとしている ヴェルグ「ニュルンー、彼女持ちにちょっかい出しちゃ駄目だぞー」 2018年 09月14日 00 12 64 MI4989 ニュルン「えー、そういうものなの~?」 ヴェルグ「そういうものだぞ」 ラプター「スクラッパーに食われるロボの気持ちが少し分かったような気がするぜ……」 ラプターを奪還されたニュルンはヴェルグの横に座って特に理由もなくおっぱいを押し付け、それに反応してブロペニュも押し付ける。 そうしたところでなんでだかカスターダも流れに乗るつもりなのか、ブロペニュをヴェルグの膝の上に移動させて横に座る。 Xラプター「なんかお前もハーレムしてるな」 エスティス「しかも、見事なまでに巨乳揃いだ」 ラプター「シュヴェシィナでハーレムを作るとかやべーな……」 ……一人だけ言葉の重みが違う気がする。 2018年 09月14日 01 10 65 忘却の亡霊 ヴェルグ「あっつい…」 3人に絡まれちょっと暑そうにしているヴェルグ とりあえずブロペニュの頭を撫でながらビールをあおる ヴェルグ「相手する時は時には二桁の相手なんだぞ?体力が持たんわ」 ブロペニュ「でもその割りにはピンピンしてたね」 ヴェルグ「おい止めろ回りがドン引きしてるから止めろ!」 ヴェルグの絶倫っぷりに周囲がドン引きし空気が重くなる ヴェルグも半泣きになりヤケクソでビールをあおる 2018年 09月14日 14 55 66 MI4989 Xラプター「なんというか……すげぇな……」 ラプター「というか、なんでそんなに群がるんだよ……」 ニュルン「そこにアレがあるからいくのよ」 ラプター「そこに山があるから登るみたいなことを言うなよ……」 ヴェルグにブロペニュ達が絡んでいるときにテレビはそれとなく普通の選手同士の試合を映していた。 体格差と腕前の差があまりない選手同士による試合であり、さっきのとは違って随分と普通、というか互角の勝負を繰り広げている。 ブロペニュ「さっきのと違ってちゃんとボクシングしてるね」 カスターダ「見ていると間合い自体は私達シュヴェシィナやバリスタンがやるボクシングに近いのね。足が速いから移動距離が長い事による間合いの長さというより、腕のリーチがかなり長い事による間合いの長さだけど」 2018年 09月14日 18 47 67 忘却の亡霊 ヴェルグ「へぇ、そっちは随分と足が早いんだな」 機動力重視のアウトサイドボクシングみたいなものかと納得しながらヴェルグはビールをあおる どうやらボクシングひとつでも色々と亜種があるらしい そう考えながらフレンチフライをつまむ ヴェルグ「お、いい試合してる…やっぱりスポーツ観戦はこうじゃなきゃな」 テレビは互角の試合を映し出しており、一進一退の攻防を繰り広げられている 互いにパンチを打ち合い、回避することでパンチを喰らわないようにしている ヴェルグ「しかしホントよく伸びる腕だな…どんな構造してるんだろう…」 2018年 09月14日 21 43 68 MI4989 ニュルン「見た感じ、コイルスプリングっぽい見た目の腕をしてるけど……なんか不思議な感じね」 ブロペニュ「腕が伸びる系の身体って言ってもこういうのは見たことが無いね。大抵はワイヤードロケット……」 ヴェルグ「それだと殆どロケットパンチ……とか言ってる傍からテツジンガーAMみたいなロケットパンチがでたな」 ブロペニュ「若干誘導してるからミサイルパンチかな。あ」 ロケットパンチというかロケット弾っぽい拳によるラッシュが決まって決着が着いたようだ。 2018年 09月14日 22 39 69 忘却の亡霊 ヴェルグ「エステバリスのワイヤードフィストを思い出すな、あっちは回収用かもしれんが」 ブロペニュ「ロケットパンチを思い出すね」(スリスリ ヴェルグ「ドリルミサイルでも仕込むかなあ」 マジンガーZのようにパンチの隙をドリルミサイルで埋める気だろうか ブロペニュ「光子力ビームが必殺になりそう」 ヴェルグ「ビックバンパンチとかロマンあるよな」 ブロペニュ「アレただの体当たりじゃないの?」 ヴェルグ「それを言うなよ…」 2018年 09月15日 15 43 70 MI4989 ニュルン「浪漫武器を使いこなせる人ってかっこいいよね」 カスターダ「そうね……。でも思い付く人って見当たらないわ」 ニュルン「うーん、バリスタンのHEATパンチがそれっぽいけど……」 カスターダ「あのHEATパンチって技としてはパンチだけど相手に触れちゃダメなんだって」 ニュルン「なにその微妙に分かり難い制約」 カスターダ「意外とこれを知らなくて威力を発揮できてないバリスタンが多いみたいよ?」 テレビで試合を見ながらカスターダとニュルンはロマン武器もとい「強いけど使いこなしにくい武器」の話をしていた。 バリスタンのHEATパンチがそうだが、パンチなのに相手に拳を触れてはいけないパンチとはいったい……。 2018年 09月15日 18 28 71 忘却の亡霊 ヴェルグ「んー、アイツ勝ったのか。それなりにやるみたいだな…」 レヴィが試合に勝ったのを見届け、ラプターにビールを渡す そして枝豆をパクパクと食べてビールを飲む スポーツ観戦にはやはりビールだなとごくごくとビールをあおり、美味しそうに飲む ヴェルグ「アイツも何でARMSに参加しようと思ったのかね」 ただの余興か、それとも勝ちたいのか、そこがわからない ………まぁ、レヴィ本人でもないからわからないのは当たり前なのだが 2018年 09月15日 21 55 72 MI4989 ブロペニュ「うーん、私もお酒飲もうかな」 カスターダ「ダメ」 ブロペニュ「ワイン」 カスターダ「良いわよ」 ブロペニュ「ちょっと取って来るね」 カスターダの中ではワインはお酒ではないらしい……。 ブロペニュはワインを取りにキッチンへ向かった。 ヴェルグ「ビールはダメでワインは良いのか?」 カスターダ「ブロペニュって基本的には自制が効かなくなる酔い方をするんだけど何故かワインは普通の酔い方をするのよね……」 ヴェルグ「なんじゃそりゃ」 ブロペニュ「おまたせ」 そうしてブロペニュはワインが入った瓶とコップを持って来て自分の席と言わんばかりにヴェルグの膝の上に座り、その状態でコップにワインを注ぎ、飲み始めた。 持ってきたのは炭酸入りの白ワインのようだ。 ニュルン「私もー」 ブロペニュ「ニヤニヤ」 ニュルン「なんでニヤニヤしてるのよ……」ゴクゴク なんでだかニュルンがジュースを入れていたコップを出してブロペニュに白ワインを注がせた。そうしてさも当然のようにニュルンはすぐにそれを飲み干して…… ニュルン「あ……やば……」ぱたんっ カスターダ「それ、どこの銘柄よ」 ブロペニュ「ケピニェコ君おすすめの“プルポ・シエスタ”……“昼寝タコ”っていうやつ」 ラプター「すごい銘柄だな……」 Xラプター「タコ……ああ、なるほど」 エスティス「タコ女を眠らせる酒か……」 ヴェルグ「いや、何の話をしてるんだ?」 Xラプター「えっとな、水棲シュヴェシィナってタコ女って呼ばれることがあるんだ。……そういうことだ」 ブロペニュ「スクリュードライバー(カクテル)みたいな使い方じゃないと思うよ……」 2018年 09月15日 22 45 73 忘却の亡霊 ヴェルグ「シュヴェシィナでも酔い潰れる酒ってどんなアルコールの強さだ…」 昼寝タコを一口あおり、あまりの酒の強さで枝豆をパクパク食べるヴェルグ どうやら思ったよりアルコール度数が高かったようだ こういうのはちびちび飲むに限る ヴェルグ「くぁー!白ワインに枝豆は美味い!」 2018年 09月16日 03 44 74 MI4989 なんとなくクッションの上で寝ている(?)まるっこいタコの絵が描かれてる瓶のラベルを見ると確かに白ワインとしては若干高めのアルコール度数が書かれているがニュルンみたいな潰れ方はしない。 ラプターやクリムN達も飲んでいたがニュルンみたいな酔い方はしない。 どうやら水棲シュヴェシィナだけを狙い撃ちで酔い潰す、謎の成分が入っているようである。 ブロペニュ「~♪」スリスリ そんなお酒を飲んで酔い始めたブロペニュはいつもどおりであった。 確かに変な酔い方はしないようだ。 2018年 09月16日 15 22 75 忘却の亡霊 ヴェルグ「まあ静かに飲めるのならいいや…」 そう言ってビールを飲むヴェルグ ニュルンが酔い潰れてちょっとだけホッとしていたヴェルグはブロペニュの頭を撫でる 満足そうなブロペニュを尻目に枝豆をパクパク食べる そうしているとレヴィの勝利で試合が終了していた ヴェルグ「おー、アイツ勝ったのか…」 2018年 09月16日 23 46 76 MI4989 カスターダ「……ちょっとどかしてくる」 酔い潰れたニュルンをカスターダが抱きかかえて割と雑にニュルンをベッドに放り込んだ。 それでもニュルンは起きない。 ブロペニュ「ニュルンちゃんが寝るとすごく静かだね(小声」 カスターダ「酒が絡むといつもうるさいのよ……(小声」 ヴェルグ「確かに(小声」 何故か小声でちょっと話した後、引き続きテレビ観戦を続けるのであった。 2018年 09月17日 00 08 77 忘却の亡霊 ヴェルグ「んー…酒ひとつでも色々あるんだな」 基本ビール派のヴェルグなのでワインとかあんまり飲まない アーク化した影響でうわばみと化したヴェルグ、酔っぱらったりはしない それゆえビールの味を純粋に楽しめるのだ ヴェルグ「俺はやっぱりビールだな、この苦味がたまらん」 ラプター「俺もビール派ー」 2018年 09月17日 13 15 78 MI4989 カスターダ「私はウォッカ派だけどこういう時はビール」 ブロペニュ「私はワイン派……」 カスターダもなんだかんだとビールを飲んでいる傍ら、ブロペニュはゴクゴクとビームみたいな調子で白ワインを飲んでいた。 ブロペニュ「ところでいつものウォッカは飲まないの?」 カスターダ「今はそんな気分じゃないのよ」 2018年 09月17日 18 23 79 忘却の亡霊 ヴェルグ「ビールビール…あ、ビールがもう無い…」 ビールをガバガバ飲んでいるとビールが無くなっていることに気付く あんだけガバガバ飲んでいりゃそりゃビールも切れるもんだろう 仕方ないかと立ち上がりビールを買いに行くかと歩き出す ヴェルグ「ビール買って来るけど何か欲しいものはあるかー?」 2018年 09月17日 19 09 80 MI4989 カスターダ「ドーナツとトマトジュースをお願い」 ラプター「爆発しない柿ピー」 だいたいこんな調子で欲しいものを挙げて行くラプター達。 あらかた皆が欲しい分を聞いたあたりで……。 ブロペニュ「私も付いて行くー」 ブロペニュは一緒に買いに行くことにしたようだ。 ……単にヴェルグと一緒に居たいだけなのだろう。 2018年 09月17日 20 04 81 忘却の亡霊 ヴェルグ「ドーナツに柿ピー…っと」 買うものリストに買うものをメモしてブロペニュを呼び寄せる そしてブロペニュの手を握り一緒に転移して移動した ~リメイラタウン ショッピングモール~ ヴェルグ「よし、着いたな」 転移してショッピングモールに着いた事を確認して手を離し、ヴェルグはカートを押してモール内を進む 買うものリストを確認してカートに入れていく とてとてと付いてくるブロペニュをチラリと見て、ビールを箱でカートに乗せる そしてブロペニュの頭を撫でてから買うものリストを確認して買い漏らしが無いのを確認してレジで会計を済ませ二人でレジ袋に詰め込んでいく せっかくだからと何か買い食いして行くかと思い、ブロペニュに尋ねた ヴェルグ「ブロペニュ、何か食いたいものはあるか?」 2018年 09月17日 21 49 82 MI4989 ブロペニュ「んーっと……サンドイッチが食べたいかな」 ふりふりと尾羽みたいなヒートシンクを揺らしながら答えた。 その様子からなんとなく上機嫌な感じを与えている。 ブロペニュ「~♪」スリスリ そのあとぴったりとくっ付きながらフードコート的な場所に行ってサンドイッチをいくらか頼んだ。 ブロペニュはあの時に発覚したベジタリアンな感じのサンドイッチを頼んでいた。 レタスとトマト、あと何かしらの茹でた豆やオリーブの実が入ったそれを挟んだものである。 エルシー「~♪」もぐもぐ ヴェルグは周りを見るためにテーブル席のほうに目をやったら相変わらず食べる量が多いエルシーを見つけた。 体格が大きいのはもちろん、胸の大きさもまたすごいので何かと目に付くのである。 ……誘ったら食費がすごいことになりそうなので彼女がこちらを見つけない事を祈った。 2018年 09月17日 23 20 83 忘却の亡霊 ヴェルグ(野菜ばっかりだなぁ…) ヴェルグはツナマヨのサンドイッチを頼みもきゅもきゅと食べる ブロペニュの野菜サンドイッチを不思議そうに見て、自分のサンドイッチを食べる ツナマヨのマヨネーズの風味が美味しいのでヴェルグはツナマヨをちょくちょく食べる ヴェルグ「ブロペニュ、その野菜サンドイッチは美味いのか?」 気になってブロペニュに尋ねてみた 野菜サンドイッチの美味しさを理解していないらしく、サンドイッチを興味津々に眺める 2018年 09月17日 23 53 84 MI4989 ブロペニュ「このサンドイッチはオニオンソースがかかってて良い具合に野菜がくたくたしてて美味しいよ。こっちは胡麻ドレッシングだから野菜の食感が残ってるかな。あとブロッコリーとジャガイモを使った温野菜のサンドイッチもおすすめ」 さも美味しそうに食べながらそう答えた。 それなりに種類があるらしく、他にもサラダっぽいものや茹でた野菜を挟んだものがある。 よくよく見ると同じ具材でもソースの違いもあるのか結構な種類だ。 なんかしれっとその系統のサンドイッチを勧めてる。 2018年 09月18日 00 16 85 忘却の亡霊 ヴェルグ「なるほど、ドレッシングで味を変えてるのか」 卵サンドを食べながらブロペニュの説明を聞き、納得するヴェルグ そしてブロペニュが食べてるのと同じ胡麻ドレを食べてみる ブロペニュの言うとおり野菜のシャキシャキ感が胡麻ドレにうまく絡んでるのが美味い ヴェルグも野菜は食べ慣れているがこうして食べるのは初めてだ 2018年 09月18日 14 56 86 MI4989 ブロペニュ「♪」 わりと美味しいものを食べた顔をヴェルグがブロペニュに見せたので彼女もなんとも嬉しそうにした。 美味しさを共有できると美味さが増えるらしい。 ひとしきりに味わった後、ヴェルグとブロペニュは買ったものを詰め込んだレジ袋を持って工房に帰ったのであった……。 2018年 09月18日 18 57 87 忘却の亡霊 ヴェルグ「ただいま~」 工房に帰宅し、各々の欲しかった物を配るヴェルグ そしてブロペニュに頼み込みビールを早く冷やせるようにセッティングしてもらった ビールが冷えるまで我慢だと枝豆をつまみ、ガルシアの試合を見て一方的だなと感想をもつ <チーン♪ しばらくしてビールが冷えたのかお知らせのタイマーが鳴る よく冷えたビールを取り出し、ごくごくと飲むヴェルグ 充分冷えてるのを確認してラプター達にビールを配っていく そしてブロペニュの頭を撫でながらビールを飲んだ 2018年 09月18日 21 39 88 MI4989 ブロペニュ「えへへ♪」 頭を撫でられて嬉しそうにしたブロペニュは自分が出した白ワインをコップに注いで飲んだ。 その時に残りを見たらなんか結構減っていた。 ブロペニュ「カスターダちゃん、もしかして配っちゃった?」 カスターダ「ええ、そうよ」 クリムN「zzz....」 茶セラフ「これは……かなりキツイ……」ふらふら ラプター「だ、大丈夫か……」 カスターダ「なんか彼の連れの女がおいしい、おいしいって飲みまくっちゃって……」 2018年 09月18日 23 35 89 忘却の亡霊 ヴェルグ「あれま、酔い潰れちゃったか…」 酔い潰れたクリムNとつらそうにしている茶セラフを見て心配そうに呟くヴェルグ とりあえず眠ってしまっているクリムNにタオルケットをかける そしてつらそうにしている茶セラフに水を渡した ヴェルグ「体のアルコール濃度を下げないとな、まずは」 そして冷凍庫に入っていた唐揚げをレンジで温め、マヨネーズと一緒にテーブルに並べる 自分で食べる分の唐揚げにマヨネーズをかけてひとつかじる 唐揚げの肉汁とマヨネーズの油が混ざり合い濃い肉の味がヴェルグの口の中に広がる そこにビールを飲むと唐揚げの油分が押し流されさっぱりとした風味がヴェルグの口の中を満たした 2018年 09月19日 00 30 90 MI4989 カスターダ「酔い潰すのは水棲シュヴェシィナだけかと思ったらヒュムまで潰しちゃうのね……これ」 ブロペニュ「いや、それはちょっと度数が高めだから気を付けないといけないんだよ?」 カスターダ「そんなに高いかしら……」 ブロペニュ「ウォッカと比べたらわかんないかもしれないけど高い方だよ」 カスターダ「あら、唐揚げも出したのね」ひょいっ 皿に盛りつけられた唐揚げを見つけたカスターダはさも当然のように一つとってヴェルグと同じようにマヨネーズをかけて食べた。 カスターダ「あんまり食べないけれど美味しいわね。ブロペニュも食べたら?」 ブロペニュ「うーん、私は遠慮しとく……。さっき買いに行った時に結構食べちゃって……」 2018年 09月19日 00 59 91 忘却の亡霊 ヴェルグ「うんめ、唐揚げうんめ…」モッシャモッシャ 上機嫌で唐揚げを食べ、ビールをあおる 唐揚げのしょっぱさとマヨネーズの油の風味が混ざり合い、ハーモニーを奏でる ヴェルグは唐揚げにマヨネーズをかけて食べるのが大好きだった ヴェルグ「いやぁ唐揚げは美味しいなー…」 大好きな唐揚げを頬張り、ヴェルグは幸せそうにしていた 2018年 09月19日 12 50 92 MI4989 クリムN「zzz....」 茶セラフ「zzz....」 ラプター「結局寝ちまったな」茶セラフにタオルケットをかける Xラプター「ワインの涙が出てた時点で警戒すべきだったな……」 エスティス「まぁ、静かになるんだから良いんじゃないのか?」 ブロペニュ「……」もぐもぐ カスターダ「味の研究はするのね」 ブロペニュ「だって、ヴェルグが好きそうなんだもん……」 カスターダ「で、美味しい?」 ブロペニュ「うん」チラッ カスターダ「こういうのもいいでしょ。(でも好きじゃないのね)」 2018年 09月19日 17 46 93 忘却の亡霊 ヴェルグ「ふぅ…食った食った…」 唐揚げをたらふく食べて満足そうに息を吐くヴェルグ そしてそのままビールを流し込んだ そしてそろそろ終わりにするかとビールの空き缶を片付け始めた おつまみも食いきったので残った枝豆の皮を片付けるのみ、ヴェルグ一人でもなんとか片付けられそうだ ヴェルグ「いやぁ、飲んだ飲んだ…飲み過ぎたかなこれは」 2018年 09月19日 20 40 94 MI4989 ヴェルグが片付け始めたのを見たブロペニュとカスターダはそそくさとお片付けを始めた。 ブロペニュは皿を洗い始め、カスターダは鋼鉄製のガントレットをはめてからビールの空き缶をくしゃくしゃに潰してスクラップを作り始めた。 ブロペニュ「なんでわざわざガントレットをはめてから潰してるの」 カスターダ「素手で潰してたら何かの拍子で余計な力がでる癖がつくからよ。こうやって身体に覚えさせてるの」 2018年 09月19日 21 06 95 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 眠ってしまっているクリムN達に気を使い静かに片付けるヴェルグ 空き缶を乱雑に扱うと大きな音が出てしまうので少し慎重に空き缶を扱う ちなみにこの空き缶はカスターダが握り潰した分も含めて後でアルミのインゴットに溶かして固めるつもりなのでひとつの袋に入れた ヴェルグ「…ふぅ、こんなもんか」 ラプター「なんか悪いな、酒まで飲んでよ」 ヴェルグ「気にするな、わいわいと飲む酒もたまには悪くない」 ビールの空き缶を片付け終え、ラプターがテーブルを拭きキレイにする 空き缶が入った袋を作業部屋に運び込み、ヴェルグはドサリと座った 2018年 09月19日 23 56 96 MI4989 ブロペニュ「んーっ……」のびーっ カスターダ「なんか久々にお酒で楽しめたわね」 ブロペニュ「そうだね……」 ニュルン「zzz....」 ブロペニュ「あとはニュルンちゃんのおふざけが過ぎる変な酒癖さえどうにかなれば皆で楽しめるのに……」 カスターダ「そうね……」 2018年 09月20日 14 58 97 忘却の亡霊 ヴェルグ「今のところは酔い潰すしかないからなぁ…」 眠っているニュルンを見て苦笑いするヴェルグ 酔っぱらったニュルンにエッチを迫られた事はまだ記憶に新しい なんとなく察したラプターもジト目でニュルンを見ている ヴェルグ「まあ…暇にはならんけどな…」 ラプター「…お前も大変だな」 ヴェルグ「慣れたさ、こういうのも」 2018年 09月20日 19 52 98 MI4989 ブロペニュ「ちょっとお昼寝するよ~」 カスターダ「おやすみなさい」 酒に寄って来たブロペニュはベッドに入って昼寝をし始める。 その時にカスターダもしれっと昼寝を始めた。 こうしてシュヴェシィナ達が3羽とも昼寝をしたあたりで…… ラプター「俺達もそろそろ帰るか」 Xラプター「寝てる二人はどうするんだ?」 ラプター「へいっ、タクシー!」 ラークピット「アイヨー」シュタッ ラプター「よっこらせっと……」 ラプター達も変える準備を始めた。 ラプターは工房の表にタクシー状態なラークピットを呼んでそこにクリムNと茶セラフを乗せ始める。 2018年 09月20日 21 01 99 忘却の亡霊 ヴェルグ「…手伝おうか?」 ラプター「いや、いい」 ヴェルグ「そうか…」 ちんまいラプターではヒュム二体を運ぶのに苦労しそうだ 現にクリムNをラークピットを運び込むのに苦労している よいしょっととラークピットに積み込み茶セラフも同じように運んで積み込む 一仕事終わったラプターが一息つきエスティスもタクシー代わりのラークピットを呼び飛び乗った ラプター「んじゃ俺らは帰るわー」 ヴェルグ「ああ、またな」 ラプター「ばいびー」 そう言って飛び去っていくラプター達 見えなくなるまでラプター達を見送り、作業部屋に入りエクストリームGのボディを修理し始めた 2018年 09月20日 21 11 100 MI4989 ニュルン「よく寝たわぁ……」のびーっ ヴェルグが作業部屋に入って少ししたあたりで酔い潰れていたニュルンが目を覚ました。 ニュルン「あれ、試合観戦は終わっちゃったのかしら?」 その時にはもうお片付けも済んだ後だ。 白ワインのラベルをよく見るんだったと後悔したニュルンはソファに寝転がった。 ブロペニュとカスターダはお昼寝中なので話し相手も居ない。 ニュルン「……」ぐてーっ その姿はとても暇そうである。 2018年 09月20日 21 51 101 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 作業部屋で一人、エクストリームGのボディを修理するヴェルグ 損耗したパーツは新しい物に付け替え、大きく歪んだパーツとフレームを錬金術で歪みを直す パーツごとに修復し固定化の魔法をかけて、エクストリームGの形に組み上げていく 組み上げが済んだ所でエクストリームGに憑依しパンチやキックを放つ ひととおりエクストリームGの可動範囲を調べて問題なく直ったのを確認しジェイスのボディに憑依し直しエクストリームGのボディをナノトランサーにしまいこんでビールの空き缶を炉に入れて加熱させた 2018年 09月21日 00 56 102 MI4989 ニュルン「……うぅ、なんかだるい」 二日酔いみたいな感じのだるーい感じがいまいち抜けないニュルンはなんとなくニュースサイトを巡回し始めることにした。 しかし、脳がだる~い感じで仕事しないのでそういう時の為のラップトップを立ち上げてインターネットに繋げて、ニュースサイトを閲覧し始めた。 ブロペニュ「ふぁ……、そろそろ夕飯作らなきゃ……」 お昼寝を終えたブロペニュはキッチンへと向かって夕飯の支度をし始める。 お酒を楽しめるようになったヴェルグを見たブロペニュはなんとなく気になった事があったのでヴェルグが故郷に居た時によく食べていたというあの料理を作ることにした。 2018年 09月21日 13 44 103 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 黙って炉を見続けアルミが熔ける様子を見守る そして余計は塗料を焼き飛ばしインゴットの型に流し込む そしてスキルの力であっという間に冷して型から取り外した ヴェルグ「ふう、やっぱりすぐ冷えるのは良いな…」 そう呟きながらアルミのインゴットを資材置き場に置き、炉の火を落として作業部屋を出た 2018年 09月21日 14 26 104 MI4989 作業部屋を出ると夕飯を作っているであろう音が聞こえ、調理中であろうにおいが漂っていた。 ソファにはニュルンがラップトップPCで何かを閲覧している様子が目に入る。 ニュルン「……ん、修理は終わったの?」 ヴェルグ「ああ、そうだ」 ニュルンはヴェルグに話しかけた後もラップトップでニュースサイトを回る。 任務を探したり、面白い話を探す為だ。 2018年 09月21日 16 02 105 忘却の亡霊 ヴェルグ「………ふぅ」 携帯端末を取り出し、プリッツア近辺のニュースサイトを覗く 特にコレといった問題も無く、猟師の狩りを取材するコーナーが流れているだけだ どうやら猟師になりたてらしく自身の気配を断つ方法も分かっていない まだ半人前の女性の猟師…珍しさからニュースに取り上げられたのだろう ヴェルグも半人前の頃は獲物に気配を察知され逃げられた事もある 罠の仕掛け方もへたくそで一匹も捕れずに1日が終わった時もある、その時は泣く泣く野草を食べていた それが今ではメカニックでアーク…我ながら奇妙な人生を送っているとついため息を吐いた 2018年 09月21日 19 07 106 MI4989 ブロペニュはトマトベースのアイントプフを作り終えてパンとハムステーキを焼き始めた。 これが焼き上がれば夕飯として出す事が出来る。 ヴェルグがかつての味覚を取り戻した(ように調整した)ことを半分ほど期待して調理を続ける。 ニュルンはなんとなくニュースサイトを巡っていた。 水棲シュヴェシィナ向けのそれなので水棲シュヴェシィナ的な話題が多い。 ちなみにCB次元群関連のニュースを発信しているのはニュルンが属するフェヌンの群れ、お隣さん的立ち位置にあたるラクェルンの群れである。 水棲シュヴェシィナ達は情報リテラシーがある事が基本である為、客観性は求めない。この為、それぞれの群れにとって都合が良い情報や得意とする情報を発信している。 フェヌンの群れはもっぱら戦争屋であるので各勢力の軍事情報となまもの兵器群の出現状況を中心に発信している。 一番の人気はやはり戦場で使われた上に戦った兵器の性能に関する有料記事である。 ラクェルンの群れは(多分)麻薬カルテルの隷下として働いているのでいろいろな惑星や宙域での航海情報や機雷原情報を発信しているので比較的皆にとって役立つ情報を発信している群れだ。 やはり惑星上の小国や少数民族と取引する事が多いので踏み込んだ情報が多いのも特徴だ。 そんな調子で二人がニュースサイトを眺めていると昼寝を終えたカスターダと夕飯を持ってきたブロペニュが来て夕飯の時間となった。 今日のメニューはライ麦パンとトマトベースのアイントプフ、ハムステーキだ。 2018年 09月21日 19 58 107 忘却の亡霊 ヴェルグ「…ん?このパンはなんだ?」 ブロペニュ「ライ麦を使ったパンよ」 ヴェルグ「へー…あっ、アイントプフがある」 いただきますと言ってから夕食のアイントプフに手をつけるヴェルグ やっぱり故郷の味を思い出すのか手をつける以外選択肢が無いらしい 慌てず、ゆっくりとアイントプフのスープを飲み中に入っているソーセージを食べる ぱきっと弾けるソーセージがスープの旨みを吸い、じわりと肉汁が溢れ出てくる 野菜もトマトスープに煮込まれててそれがまた美味い ヴェルグにとっての故郷の味とは少し違うがヴェルグには作れないより深みのある味であった ブロペニュ「アイントプフの味はどう?」 ヴェルグ「美味い!」(テーレッテレー♪ ニュルン「ねるねるねるねみたいな反応になってる…」 おっといけないと気持ちを正し、ライ麦パンをスープにつけて食べるヴェルグであった 2018年 09月21日 22 10 108 MI4989 ブロペニュ「よかった……」 カスターダ「ええ、ちゃんと味覚が以前と同じ……かもね」 ヴェルグの反応を見て彼に味覚が戻ったことが確信出来てほっとしたブロペニュであった。 尤も、本当に以前の味覚なのかは本人だけが知るところだが……。 ニュルン「このへんの調子も以前のそれに戻った気がする」 2018年 09月22日 00 41 109 忘却の亡霊 ヴェルグ「ちょっと酒の影響があったのかな…」 ライ麦パンをアイントプフに着けて食べるヴェルグ ハムステーキもがぶりと噛みつくように食べる 食べる味がほぼ違和感が無いのもジェイス型を作った時点で味覚を調節した 本来は何度か味覚の調整が必要なのだが運よく以前の舌に近い状態だったので安心してご飯が食べれた ヴェルグ「アイントプフのお代わりはあるか?あればもう一杯飲みたい」 アイントプフの味が気に入ったのかお代わりの要求するヴェルグであった 2018年 09月22日 01 28 110 MI4989 ブロペニュ「あるよ」 ブロペニュはヴェルグの皿をとってキッチンに向かい、アイントプフのお代わりを盛って来た。 ヴェルグが気に入った様子を見たブロペニュはライ麦パンを齧りながらそれを眺めた。 なんとも嬉しそうだ。 ニュルン「久々に美味しそうに食べる姿を見たわね……」 カスターダ「ずっと味覚と嗅覚がお亡くなりになってたから久しぶり感がすごそうね」 ニュルン「これは夜が楽しみね……」 ブロペニュ「……私のほうが気持ち良くできるもん」 カスターダ「そこ、競うところなの?」 2018年 09月22日 02 04 111 忘却の亡霊 ヴェルグ「…なんか悪寒が…?」(ブルッ ブロペニュ達が話していた事を聞かなかった事にし、スプーンでアイントプフを飲むヴェルグ ハムステーキをライ麦パンで挟み、かぶりついた ハムステーキの味とライ麦パンの味がマッチしていた、いわゆるライ麦バーガーというものだろうか ヴェルグ「…ふぅ、味覚が戻ってくると安心するな…」 2018年 09月22日 19 27 112 MI4989 ブロペニュ「しばらく一人だけ食事を楽しめなかったもんね」 そうこうして夕食を食べ終えるとブロペニュはデザートととして人数分のフルーツタルトを配った。 ニュルン「ウランベリーのジャムはないの?」 ブロペニュ「それは入れてないしそもそも売ってないよ。というか何故か私達が居た世界から持ち出せないし……」 カスターダ「核物質扱いだからでしょ」 2018年 09月22日 20 53 113 忘却の亡霊 ヴェルグ「oh…」 核物質なベリーってどういう事だ…と言いたげな顔のヴェルグ とりあえずフルーツタルトを食べる事にし、フォークを入れる あっさりと切れたタルトにフォークを刺し、食べる ヴェルグ「ふう…こういう時は紅茶が飲みたくなるな」 フルーツタルトの味に問題が無かったのかもう一口食べるヴェルグ スイーツと一緒に飲むものとして紅茶が欲しいヴェルグであった 2018年 09月22日 21 11 114 MI4989 ニュルン「紅茶は……」 ブロペニュ「今淹れてる」 紅茶が欲しくなる時にブロペニュはそれを用意していた。 ただ、美味しい紅茶を入れるとなるとそれなりに時間が要るようである。 ちょっと待ったあたりでブロペニュは紅茶を人数分のティーカップに淹れて配った。 その時にようやくブロペニュはフルーツタルトに手を付けた。 ブロペニュ「プリッツアの果物って何が有名なんだろ」 カスターダ「そういえばそうね……」 2018年 09月22日 21 34 115 忘却の亡霊 ヴェルグ「ありがとう、待ってたぜ」 ブロペニュから紅茶を受け取り、一口味わうように飲む 美味しい紅茶なのだからゆっくり味わって飲まないと損だと思うヴェルグであった ヴェルグ「えーと、俺が居た所ではリンゴが有名だったな、よく貰ってはかじりついたもんだわ」 元プリッツア国民であるヴェルグが有名な果物はリンゴだと答える ヴェルグが居た所は冬は寒く雪深い場所だったのでリンゴが有名な果物だった ヴェルグ「俺の知らない南の方じゃみかんが有名らしいからコレと言って決まった物も無いかな」 2018年 09月22日 23 04 116 MI4989 ブロペニュ「うーん、特に決まったものがないんだ……」 ニュルン「じゃあ、リンゴを主役にしてアップルパイあたりを作れば?」 ブロペニュ「今度のデザートはそうしようっと」 なんだか次にブロペニュが作るデザートが決まっていた。 なんだかんだでブロペニュはヴェルグの気を引きたいのだろう。 そんな調子で果物の話題に花を咲かせているとデザートを食べ終えてブロペニュが皿洗いを始めた。 ニュルン「お風呂、お風呂♪」 その時にニュルンとカスターダは浴室へと向かってお風呂に入っていた。 2018年 09月23日 13 11 117 忘却の亡霊 ヴェルグ「今度もあるのか…」 なんか飯がどんどん豪華になっていくなとヴェルグは思った 今日はもうやることも無いのでヴェルグも風呂に向かう 作業着を脱いで風呂場に入りカスターダの隣に座る そして頭を洗い身体を洗い…洗い終わった所でお風呂に入る ヴェルグ「ふぃ~…いい湯だ…」 そのままのんびりと風呂を楽しんだ… 2018年 09月23日 15 43 118 MI4989 ニュルン「あんた、カスターダのほうがお好みなの?」 ヴェルグ「いや、そんなわけじゃ……」 カスターダ「ニュルンに近寄るといやらしい事をされるからでしょ」 ニュルン「むぅ……」 まぁ、確かにニュルンの隣に座るとそう言う事をされそうである。 そんな事を発端にニュルンがヴェルグに近寄って来たあたりで皿洗いを終えたブロペニュが入って来た。 ブロペニュ「ニュルンちゃん、またいやらしい事しようとしてる……」 ニュルン「隙あらばくっつくあなたに言われたくないわ」 2018年 09月23日 18 40 119 忘却の亡霊 ヴェルグ(参ったな…のんびり風呂にも入れやしない…) ニュルンの接近に内心冷や汗をかくヴェルグ ニュルンのエッチなイタズラを警戒しているようだ エッチな事をするつもりの無いヴェルグにとって厄介なイタズラ者なのだ ヴェルグ「ニュルン、あまり変なイタズラは勘弁してくれよ…?」 ニュルンから逃げるようにヴェルグは風呂の中を移動した 2018年 09月23日 19 17 120 MI4989 ニュルンから逃げるように移動したヴェルグは一周してカスターダの隣に戻って来た。 そのあたりでブロペニュがニュルンをブロックするようにヴェルグの隣に座った。 ちょうどブロペニュとカスターダに挟まれる形だ。 ニュルン「……」ムスッ そのあたりでニュルンはヴェルグへの接近を諦めたようだ。 ブロペニュ「……」リラックスしてる 2018年 09月23日 21 47 121 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 のんびりとシャワーを浴びているヴェルグ イタズラされたく無かったヴェルグにとってこの状況は安心できるものだった しばらくして風呂から上がり、作業着を着る そしてソファーに座り麦茶を飲んでテレビを見ていた ヴェルグ「ふぅ…」 2018年 09月24日 00 41 122 MI4989 ブロペニュ達はそのあたりで風呂から上がってニュルンとカスターダはすぐにベッドに向かって眠りに着いた。 ブロペニュはというといつものようにヴェルグが座っているソファーに来て隣に座る……かと思ったがブロペニュまでベッドに行って眠りに着いた。 今日は何かと疲れたようで寝たかったようだ。 テレビに映っている番組はダスドの放送局が流しているニュース番組だった。 ダスドの天気予報やローカルなニュースが流れている。 2018年 09月24日 18 39 123 忘却の亡霊 ヴェルグ「………今日も平和だな…」 特に大きな事件も無く、今日も平和なダスドの星空 そんな星空を見上げヴェルグは麦茶を飲む そして明日の予定を確認し始めた ヴェルグ「明日は…冷蔵庫の修理と配達、ヒュージガトリングの納品…と」 特に問題の無い仕事ばかりでひと安心するヴェルグ 緊急の依頼も無いのでヴェルグにとって平和な日であった 今日はもう寝るかとテレビを消しベッドに寝転んで眠りについた 2018年 09月24日 23 17 124 MI4989 何事もなく朝を迎えるといつものようにブロペニュが横に居た。 おそらく眠った後にこっそりとくっ付いてきたんだろう。 キッチンから調理中であろう音がしている。 この場に居ないのはカスターダなので彼女が朝食を作っているのだろうか。 カスターダ「……私も作り置きが出来る料理を作ろうかしら」 2018年 09月25日 02 20 125 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 むくりと起き上がり作業着を着て冷蔵庫の修理に向かう 冷蔵庫の背面を外し、基板が割れているのを見かけたので錬金術で再びくっつけた 普通基板が折れたら終わりだが、錬金術が使えるヴェルグにとって基板も修復出来るパーツに過ぎないのだ そして配線周りの修理を済ませてカバーを着けて元通りに組み上げ冷蔵庫の修理を済ませた ヴェルグ「よ……っと」 冷蔵庫に触れて転移し、配達先へと跳んでいった ~30分後~ ヴェルグ「ふぃー…次はヒュージガトリングか…」 ジャンクの武器を集めて錬金術でヒュージガトリングを大量に作り出す 一応テストを行い問題無く撃てる事を確認して転移して納品しに行った 2018年 09月25日 12 44 126 MI4989 カスターダは朝食を作り終えてテーブルに料理を並べて行く。 ヴェルグは武器を納品しに行き、ブロペニュとニュルンはまだ寝ている。 カスターダ「これで支度はおしまいっと……」 <ココン カスターダ「?」ガチャッ タシュ「ミ,,・ω・,,ミ」もふっ カスターダ「職人さんは出張中よ」 タシュ「急な用事じゃないから待つよ」 そんなときに冬毛仕様になってもっこもこになったタシュが客として工房にやって来た。 カスターダはタシュを適当な位置に座らせ、コーヒーとイングリッシュマフィンを持って来た。 タシュがそれを受け取ったのを確認するとカスターダは万年筆とメモ帳を取り出す。 カスターダ「用件をどうぞ」 タシュ「木製銃床のエンチャントを頼みたい」 カスターダ「木製銃床へのエンチャント……。材質は?」カリカリ…… タシュ「プリッツアの樫の木だよ」 カスターダ「具体的にはどういうエンチャントかしら」カリカリ タシュ「できれば魔法による攻撃を出来るようにしてほしいね」 そうしてヴェルグが帰って来た時にすぐに仕事に取り掛かれるようにメモを取るカスターダであった。 2018年 09月25日 15 34 127 忘却の亡霊 ヴェルグ「ふぃー…一仕事終わったらコーヒー飲みたい…」 カスターダ「おかえり、仕事の依頼来てるわよ」 ヴェルグ「どれ…魔法を撃てる木製銃床のエンチャントか…」 タシュ「ミ,,・ω・,,ミ」もふっ 仕事の内容が書かれたメモを見て木製銃床を受け取り、作業部屋へと入る 魔法陣が書かれたシートを広げて中央に木製銃床を置きエンチャント用の魔法を起動する 木製銃床をマナが駆け巡り魔法を使える触媒とし魔法の杖のようなものにエンチャントをかける そして意識を集中し、膨大な量のマナが木製銃床を満たす そうする事でマナが流れる道が作られて魔法の撃てる木製銃床が出来上がった ヴェルグ「出来たぞ、マナをなじませて作ったから魔法の杖のように使える筈だ、一回試してみてくれ」 2018年 09月25日 16 06 128 MI4989 エンチャントされた木製銃床を受け取ったタシュは早速射撃場へ行って機関部を組み込んで銃を組み立てた。 どうやらSKSカービンの銃床だったようだ。 おそらくプリッツアで購入したであろう簡易的な魔導書を見ながら火の玉を撃ったり、水の矢を撃っていた。 銃を構えながら魔法を撃っているのはなんだかシュールである。 カスターダ「魔法を撃てるようにしてるけど何に使うのかしら?」 タシュ「白兵戦の時に水の球を散弾みたいに撃って相手を転がすとか、火炎魔法で照明弾的な火球を打ち上げたりとか……」 カスターダ「意外に地味ね……」 タシュ「あとは弾に火のエンチャとか光のエンチャを付与して焼夷弾や曳光弾にしたり……」 2018年 09月25日 18 30 129 忘却の亡霊 ヴェルグ「まあ咄嗟に使える魔法となるとそんなもんだわな」 威力の高い魔法を撃つとなるとどうしても時間のかかる魔法になるので咄嗟に撃てなくなる 場合によって普通に銃を撃った方が手っ取り早くなるので魔法も良し悪しなのだ ヴェルグ「こういう地味なものが戦局を変えたりするからな、馬鹿に出来んぞ」 ウンウンと唸りながら地味を馬鹿に出来ないと語り、光の魔法で信号弾を打ち上げた 2018年 09月25日 21 23 130 MI4989 タシュ「プリッツアでの任務についてた時、現地の魔法使いがじみーな魔法でけっこういろいろと便利なことをしてくれてたからね」 カスターダ「そうなんだ」 タシュ「僕が掘った穴とその時の廃土を使って即席の塹壕陣地を作ってくれたり……」 カスターダ「どういう任務よ……」 既にタシュは魔法で何が出来るのかを知ってた上に、結構便利な支援を受けていたようである。 タシュ「――で、自分でもちょっとは出来たらいいなーって思ったわけ」 そういう事を話しながらタシュは魔法で生成した水の散弾を撃っていた。 粒の大きさと数、散布パターンを調整しているようだ。 2018年 09月25日 22 20 131 忘却の亡霊 ヴェルグ「魔法で塹壕か、それは確かに便利だな」 本職の魔法使いはやることも違うとしきりに感心するヴェルグ ヴェルグも猟師時代に穴を掘るのに土魔法を使っていた 手や仕留めた獲物を洗い流すのに水魔法を使っていた 咄嗟に土の壁を作り攻撃を受け流した事もある ヴェルグ「おーい、水はあんまり細かくしない方がいいぞー。威力がめっちゃ落ちるから」 2018年 09月25日 23 57 132 MI4989 タシュ「ミ´・ω・`ミ 思ってても慣れてないのかパターンが安定しないや」 ブロペニュ「ふぁ……おはよう……。なにしてるの」 カスターダ「魔法の杖を使って魔法を撃つ練習してるの」 ブロペニュ「魔法の杖? どうみてもカービン銃にしか見えないんだけど……」 タシュが水の散弾を調整しているときにブロペニュとニュルンが起きてきて朝食を取り始めた。 タシュ「ミ´・ω・`ミ」 カスターダ「朝食欲しいの? じゃあ……」 タシュ「ミ´・ω・`ミ」すっ カスターダ「よしよし」ぽふぽふっ なんかタシュが食事が欲しそうな顔をしたのかカスターダはしれっと食事の代金と仕事の代金をとった。 カスターダは仕事の代金を受け取るとそのままヴェルグに渡し、キッチンへ向かった。 2018年 09月26日 18 55 133 忘却の亡霊 ヴェルグ「そういやまだ朝食前だったな…」 そう呟きながらテーブルにつき携帯端末をいじってニュースを見るヴェルグ 対アーク部隊がパトロール範囲を広げるというニュースを見て渋い顔をする パトロール範囲が広がるという事は鉢合わせする可能性も高まるという事なのでヴェルグにとって勘弁願いたい事なのだ ダスドの片田舎にあるこの遺跡の工房がバレる事はそうそう無いだろうが、それでも息を潜めて過ごさねばならなくなるのは辛い ヴェルグ「はぁ…参ったなぁ…」 2018年 09月26日 21 05 134 MI4989 ブロペニュ「どうしたの?」 ヴェルグ「パトロール範囲が広がるんだってよ」 ブロペニュ「……それは辛い話ね」 ブロペニュとニュルンは既にカスターダが置いておいたボルシチやピロシキに手をつけて食べ始めていた。 タシュは子供用の椅子に座らせられている。 ニュルン「ちょっとかわいいわね」もふもふっ タシュ「ミ´・ω・`ミ」 カスターダ「あんまり触らないであげて」 ちなみに朝食のメニューはボルシチ、豚挽き肉とキノコが入った焼きピロシキ、ザワークラウトを主としたサラダ、ヨーグルトだ。 だいたいそのあたりでカスターダがタシュの分であろう料理を彼の前に置いて自分も朝食を取り始めた。 2018年 09月26日 22 19 135 忘却の亡霊 ヴェルグ「(´・ω・`)………」 ニュルンがタシュをもふもふしているのをちょっと羨ましそうに眺めるヴェルグ もふもふの毛皮いいなぁ…といかにももふもふしているタシュの毛皮が気になるようだ まぁ我慢だ…と思い直しピロシキに食いつく キノコと肉の食感を楽しみながらピロシキをかぶりつく そしてボルシチを飲み、サラダのシャキシャキ感を楽しんだ ヴェルグ「ロシア料理も悪くないな、美味い」 2018年 09月27日 00 27 136 MI4989 タシュ「ミ,,・ω・,,ミ」もぐもぐ ブロペニュ「なんか見てるだけでも癒される気がする」 いつもの食事なのだがペットが混じっている状態に近いなのか癒し効果があるようだ。 まぁ、タシュは誰かのペットではないばかりかただの客なのだが……。 タシュ「ミ,,・ω・,,ミ……」もふっ カスターダ「……あとでブラシかける?」 タシュ「ミ,,・ω・,,ミ うん」 ニュルン「私もかけたいな~」 タシュ「ミ´・ω・`ミ」 ニュルン「そんなに私が嫌なの……」 ブロペニュ「だっていちいち手つきが……」 2018年 09月27日 19 28 137 忘却の亡霊 ヴェルグ「…ふぅ、ご馳走さま」 ピロシキの最後の一欠片を口に放り込み咀嚼する そしてコーヒーを飲み、ふぅ…と一息つく そのまましばらくぼんやりしていたら仕事の依頼が 内容を確認するとストライカーライフルの納品だという事 ヴェルグ「よっこいせ…っと」 依頼を受諾するとヴェルグは立ち上がり作業部屋へと入る そしてストライカーライフルのパーツを集め始めた 2018年 09月27日 21 28 138 MI4989 カスターダ「えーっと……お皿を洗ってからだから……」 ニュルン「ニヤニヤ」 タシュ「ミ´・ω・`ミ」 ブロペニュ「私がかけるね」 カスターダ「ありがとう」 タシュ「ミ´-ω-`ミ ホッ……」 ニュルン「orz」 朝食を食べ終えた後、カスターダは皿と食器を洗い始め、ブロペニュはタシュのお手入れをし始める。 ブロペニュ「……」ブラッシング中 タシュ「ミ,,・ω・,,ミ」もふもふっ ニュルン「(´・ω・`)」 2018年 09月27日 22 27 139 忘却の亡霊 ヴェルグ「よっせ、よっせ…」 ジャンクをかき集めて錬金術用のシートを広げガチャガチャとストライカーライフルの形にジャンクを並べてパンと手を叩き法陣に手を付ける まぶしい光の後にはストライカーライフルが出来上がって 出来上がったライフルをテスト射撃し、問題無く撃てるのか確認。次々とストライカーを錬金術で作り出していた 2018年 09月27日 22 43 140 MI4989 タシュ「ミ,,・ω・,,ミ ばいばい」 ブロペニュ「元気でねー」 ブラッシングを終えたタシュは銃床が魔法の上になってるカービン銃を持って工房を去った。 ブロペニュ「……この毛、どうしよう」 カスターダ「一応は宝石で出来てる毛だから使い道が無い訳じゃないんだけど……」 ブラッシングのときに出てきたタシュの抜け毛や切れ毛を集めながらどうしようかという話になっていた。 その時にはカスターダも皿洗いを終えてきており、彼女は毛の色を見て一本一本分けて集めていた。タシュの冬毛仕様は白と銀の虎模様なのでその二種類だ。 どちらの色も生地に使う色として人気の色なので需要と価格が安定しており、換金アイテムとしては優秀な部類だ。 カスターダ「ヴェルグさんに“高硬度高強度の鉱石繊維”という素材に使い道があるかどうか聞いてからお金にしましょ」 ブロペニュ「何に使えるんだろ……」 カスターダ「布に編めば装甲として機能する布にできるわよ」 ブロペニュ「装甲になっちゃうんだ……」 2018年 09月28日 00 12 141 忘却の亡霊 ヴェルグ「ふぅ…」 12本のストライカーライフルを置き ストライカーライフルを抱え直しそのまま転移で納品に向かう 客「おっ、時間通りだな」 ヴェルグ「どうも、注文のストライカーライフル1カートンだ」 客「いやぁ、助かったぜ。混沌との戦いで武器が壊れちまってよ…」 ヴェルグ「………そうか」 客「また頼んだよー」 適当に返事を返し転移して工房に帰ってくる 朝からの3連仕事のせいで少し疲れているようだ ヴェルグ「ヴィー…」 2018年 09月28日 12 04 142 MI4989 ブロペニュ「お帰りー」 ヴェルグの帰りを迎えるようにブロペニュがコーヒーを持って来た。 ブロペニュはヴェルグをソファに座らせると自分も隣に座った。 ブロペニュ「さっきあのもこもこしてるバリスタンにブラシかけてたら結構な量の毛が採れたの」 ヴェルグ「まぁ、生え変わりがある奴はそうだな」 ブロペニュ「それでバリスタンの毛って凄い堅い布を作れる素材だから何かにできるかなーって」 ヴェルグ「……宝飾品以外にも使い道あるのか?」 ブロペニュ「あの毛で作った布って防刃性能と防弾性能があるのに加えて破けにくいから鎧の内張りとか関節部分の被覆とかに使われる事があるみたい」 そんなときにブロペニュはさっそくタシュから採れたバリスタンの毛を使うかという話をし始めた。 2018年 09月28日 18 51 143 忘却の亡霊 ヴェルグ「さすがに布はちょっと…作ったことないかなぁ…」 バリスタンの毛以前に布を作った事が無いヴェルグ 錬金術があればやってやれない事も無いが… ヴェルグ「ちょっと待ってくれ、布を作る本を買ってくる」 そう言って慌てて転移するヴェルグ しばらくして布の本を手に戻ってくる 布の本を見て必死に文字を目で追い、内容を把握しようとするヴェルグ 今まで鉄鋼しか扱っていないので布を使うのはともかく、布を作るのは素人なのでヴェルグも必死だ ヴェルグ「えーと…まず糸を作って布を作るんだな…」 糸により集めるように少量の毛に錬金術を使うヴェルグ とりあえずは形になったのかやや長めの糸が出来た 引っ張って強度を確認してみる…ちぎれたりもせず上手い事糸を作れたようだ これにはヴェルグも安堵する ヴェルグ「後はコレを集めて布を作ればいいんだよな…?」 2018年 09月28日 20 43 144 MI4989 ブロペニュ「ええ、これをいっぱい作って編んで布にするだけだね」 バリスタンの毛を糸に加工したあと同じようにまだたくさんあった毛の塊に錬金術を使って沢山の糸を作り、それから錬金術で布を編んでいった……。 そんなこんなでタシュの毛を使った白い布と銀色の布が出来上がった。 ふんわりとしている非常につるつるとした独特の肌触りがあり、宝石のような輝きも見える不思議な布だ。 ヴェルグ「なんだか不思議な布が出来上がったな……」 ブロペニュ「レア度が高そう」 カスターダ「あら、バリスタンの毛を使った布を作れたのね」 装甲データ: バリスタンのモスリン(薄手の布) 厚さ 1mm以下 耐熱温度 不明 修正モース硬度 13.8 (切断にはダイヤモンド以上の硬度を持つ工具が必要) 防御機材としての効果 装甲版が砕けたり割れても破片が飛ばなくなる(※) KE防御が微増 CE防御が少し増加 細かい爆風破片を防御(*) 修正モース硬度13.8より低い硬度の斬撃系近接武器を無効化(*) (※は装甲版の裏等の内部に貼りつけた場合) (*は装甲版の表面に貼りつけた場合) 2018年 09月28日 21 27 145 忘却の亡霊 ヴェルグ「…よく作れたもんだな俺も」 自分でもよく作れたものだと思い、布を触ったり引っ張ったりしてみる 作りが頑丈なのか引っ張ったりしても破けない 試しにナイフで斬りつけてもびくともせず非常に頑丈だという事が分かる 確かにコレは装甲にしろ裏地にしろ使えるものだと感心する しかしひとつだけ問題があった… ヴェルグ「………コレ、どー使おう…」 どう使うのか決めずに、その場のノリで作ってしまったのだ なのでバリスタンの布をどう使うのかヴェルグは困惑していた 2018年 09月28日 22 45 146 MI4989 ブロペニュ「とりあえず……生身の身体を使う時に使ってる鎧の裏とか盾の裏とかに貼りつけてみたら?」 よく使われる用途として裏地として鎧や盾の裏に貼りつける事を提案したブロペニュ。 それだけでも防御力を上げるのが難しいとされるCE防御を高める事が出来る他、何かの理由でセラミック装甲などの砕けやすい装甲を使っている時のリスクを下げる事ができるのだ。 ニュルン「綺麗……」じーっ カスターダ「あなたにはやらないと思うわよ」 ニュルン「分かってるわよ……」 2018年 09月29日 02 27 147 忘却の亡霊 ヴェルグ「ジェイスの鎧に使うか…コレ軽装だから強度に不安が残るし」 作業着の裏地に使えば相当頑丈な作業着になるので緊急時に役立つ ひとまず使い道が決まった所で作業着とバリスタンのモスリンを錬金術で合成させた 一見普通の作業着に見えるが、ダイヤモンドでも切れない作業着が出来上がった ヴェルグ「作業着ひとつにコレって相当もったいない使い方だよな…」 2018年 09月29日 10 51 148 MI4989 ブロペニュ「私達のところだとわりと普通だよ」 そう言ったブロペニュは魔境にある作業着のカタログを見せた。 どれも値段が「時価」と書かれているものの、バリスタンの毛が使われている作業用の防刃手袋や危険鉱石採掘用作業服とされた、どうにもかなり危険な作業に従事する者の為の作業着が紹介されていた。 中にはボムブラストスーツの表と裏に貼っているものまであった。 珍しいものでは捕獲用の網に艶消し処理が施されたバリスタンの毛を使っている。 ……魔境では宝飾品以外の用途が多いようである。 ヴェルグ「なんか殆どレアアイテムと化してないか?」 ブロペニュ「レアアイテム状態だね」 2018年 09月29日 14 14 149 忘却の亡霊 ヴェルグ「そんなもんをホイホイ作ってたのか俺…」 知らないとは恐ろしい…そう思いながら作業着を着替えるヴェルグ 作ってみた作業着に着替えてみると中々に着心地がいい バリスタンの毛の影響だろうか? ヴェルグ「手袋の方はガントレットでも作ってみるか…」 2018年 09月29日 20 27 150 MI4989 そう言うとさっそくガントレットの作成に取り掛かった。 バリスタンのモスリンはかなり滑る布であるため、手袋の場合は服のように裏地として使うのではなく表に使い、銀白色のバリスタンのモスリンを使った一組のガントレットを錬金術で作成した。 本体の部分が銀色に輝く宝石のような布で出来ている不思議なガントレットができた。 そのときにブロペニュが見せていたカタログに載っているバリスタンの毛を使った防刃手袋をもう一度見てみると、 「鋼材や石材に強く触れると傷付けるおそれがあります」 「刃に触れるとその刃を刃引きしてしまうおそれがあります」 「刃の砥ぎに用いる事は推奨されません」 「鑢として用いる事は推奨されません」 という注意書きが書かれていた。 高硬度繊維故に他の素材で出来た手袋とはまた違った注意点があるようだ。 ブロペニュ「なんかガントレットだけ豪華な感じがする」 2018年 09月29日 21 32 151 忘却の亡霊 ヴェルグ「ガントレット以外は見た目普通の作業着だからな…ちょっと浮くか」 カチャカチャとガントレットを鳴らし装着してみる 布と同じく軽い素材であるカーボン製のガントレットはとても軽い パンチを数回放ち、着け心地に違和感が無い事を確認する ヴェルグ「ふっ、ふっ…!しっ…!」 ボクシングのようにパンチを繰り出し、裏拳を放つ ぴったりの着け心地だと確認するとだらりと腕をたらす 指をぐっぱーと手を開いたり閉じたりして可動域を確認する ヴェルグ「うし、とりあえずはこんなもんだろ」 2018年 09月30日 00 05 152 MI4989 ガントレットのチェックを終えたあたりで時計を見ると昼食の時間に近付いていた。 そういうわけでリビングに行くと不貞腐れてるようにも見えるニュルンがソファに寝転がっているのが見え、キッチンからは料理しているような音がしている。 ニュルン「……」 ブロペニュ「ニュルンちゃん、なんか面白いニュースあった?」 ニュルン「ん……、うーん……特にないかな」 2018年 09月30日 16 24 153 忘却の亡霊 ヴェルグ「ニュースが無いのは平和な証拠だが…暇だな」 ソファに座りテレビをつけてみる ニュースも特に大きなニュースが無く、せいぜい台風に気を付けるくらいだ その台風も小さなもので被害は出ないとの予報であり、ダスドの空が平和だという事が分かる ヴェルグ「…暇だな…」 2018年 09月30日 19 57 154 MI4989 ブロペニュ「お昼食べたらどこか任務でも行く?」 ヴェルグの隣に座ったブロペニュは任務があったら一緒に行くか聞いてきた。 ヴェルグ「そんなお前は行く任務があるのか?」 ブロペニュ「無いからこれから探すんだけど……」 カスターダ「これで良し……っと」 ちょうど任務に行くかどうか話し始めたあたりでカスターダが昼食を用意し終えていた。 メニューはブロペニュが作ったテリーヌや川魚の燻製の切り身やレタスやトマトを挟んだライ麦パンのサンドイッチ、鶏肉のシャシリク(大きい串焼き)、川魚とニンジンのウハー(魚のスープ)。 カスターダが出す料理はしれっと川魚が入っているのが特徴……なのかもしれない。 2018年 09月30日 22 30 155 忘却の亡霊 ヴェルグ「おー、飯だ飯だ…」 ウハーと呼ばれるスープを飲み込み魚の旨味を味わい シャシリクと呼ばれる肉料理を削ぎ落としモグモグと食べる ヴェルグとしてはやはり肉を食べなれた料理なので安心してかじりつく 元猟師との舌がしばらくぶりの肉なので喜んでじっくり味わう ヴェルグ「この肉美味いな…」 ヴェルグもいろんな物を食い、堪能して サンドイッチを食う頃には自分の分の料理をほとんど食い尽くしそのサンドイッチも口の中に放り込んだ 2018年 09月30日 23 52 156 MI4989 ニュルン「やっぱりお肉が好きなのね♪」 ブロペニュ「ニュルンちゃんが言うと卑猥な感じがする」もぐもぐ ニュルン「もうっ! なんでそんなイメージが付いてるのよ!」 カスターダ「やっぱり酔っぱらった時のインパクトがすごいのかしら……」 いつもの会話……なのだろうか……? ブロペニュ「ところで任務はどこ行く?」 ニュルン「うーん、フェヌンさんがリメイラタウンに居るType11AFV達と自分達が保有してる軽戦車や装甲車を使った強度が高めの戦闘任務に行こうかって話をしてるのよね」 カスターダ「機甲戦力を使うって結構強めな任務ね」 が、任務の話になると急に冷静になったニュルンであった。 この切り替わりの早さはちょっとすごい気がする。 2018年 10月01日 03 53 157 忘却の亡霊 ヴェルグ「そっちには結構任務来るんだな」 食後のコーヒーを飲み、のんびりと椅子にだらけて座るヴェルグ いかにも暇そうな様子で手足をブラブラする 緊急の依頼でも来れば話は別だが、依頼が無いと電気屋は暇なのだ ヴェルグ「………Zzz」 そのまま暇になったせいか寝てしまうヴェルグであった… 2018年 10月01日 13 49 158 MI4989 ブロペニュ「あ、寝ちゃったね」 カスターダ「じゃあ、ベッドに置いて来てくれる?」 ブロペニュ「うん」 ヴェルグが椅子の上で寝るとブロペニュはヴェルグをベッドに運んで行った。 フェヌン「はぁい、ここに来るのは久しぶりかしら」 ニュルン「ヴェルグさんは今寝てるわよ。お仕事が忙しくて疲れちゃってるの」 フェヌン「それは残念ね。それでちょっと強めの地上任務の話なんだけど――」 そのあたりでフェヌンがやって来てニュルンに任務の話をし始めた。 彼女が言うには ・天使勢力圏内で大暴れしている劣化バリスタン達が根城にしてる宇宙要塞群強襲 ・スフィアンの海賊の戦利品集積場強襲 の二つのうちどれにしようかという話だ。 どれも強襲作戦である……。 2018年 10月01日 19 08 159 忘却の亡霊 ヴェルグ「Zzz…」 リビングで任務の話が進んでいるのをよそにぐぅぐぅ眠っているヴェルグ 精神は眠らなくても平気だが、ボディの方は疲れが溜まっていたのかぐっすりであった どうやらボディによって必要な睡眠時間があるようだ ヴェルグ「Zzz…」 ブロペニュ「………」(ツンツン ヴェルグ「んにゃ…んー…」 ブロペニュがヴェルグの頬っぺたをぷにぷにするとヴェルグはブロペニュの指をはむはむと甘噛みした 2018年 10月02日 00 00 160 MI4989 それ見たブロペニュはベッドにあがり、ヴェルグの隣に寝転がった。面白いと見たのかそういう気があるのか分からないがブロペニュはこの状況を楽しみ始めた。 その一方でリビングでは任務の話が続いており、いつのまにやら保有している車両の話になっていた。 カスターダ「どれどれ……」 ・Pzkpfw.38(t)(9mm迎撃機銃換装&9mm6銃身ガトリング式迎撃機銃増設) ・I号弾薬運搬車A型(7.5cm対戦車ミサイル発射機搭載) ・Pzkpfw.II Ausf.C(7.5cm対空ミサイル連装発射機搭載) ・LT-35(9mm迎撃機銃換装&7.5cm対戦車ミサイル発射機搭載) カスターダ「なんか軽戦車ばっかりね……。それもWW2前のとWW2初期の……」 フェヌン「しょうがないじゃない。各々が関わりのある古の戦車達からもう使ってない車両を寄越させたんだから」 ニュルン「なんでドイツ製とチェコ製ばっかりなのよ……。ラインナップがブロペニュの持ち主みたいなんだけど」 フェヌン「一番持って来てくれた人(戦車)がそれだったから……」 カスターダ「てか、これでもかって砲弾流用KEM発射機付きとミサイル迎撃機銃付きが多いわね」 なんだかへんな戦車ばっかりのようである……。 2018年 10月02日 13 40 161 忘却の亡霊 ヴェルグ「………Zzz…」 ブロペニュが隣に寝転がってもぐっすり眠っているヴェルグ どうやら完全に無警戒なようだ ブロペニュがそんなに警戒しなくてもいい相手なのでぐっすり眠れているらしい ヴェルグ「んー…Zzz…」ギュッ ブロペニュ「んっ…」スリスリ 抱き枕代わりにブロペニュが抱きしめられ、スリスリとすりつくブロペニュ ヴェルグもブロペニュの体温が心地いいのか、気持ちよさそうに眠っていた… 2018年 10月02日 21 21 162 MI4989 抱きしめられたブロペニュはなんとも言えない幸せな気分になり、ヴェルグが起きるまではこのままでいようと思い、そのまま昼寝することにした。 ブロペニュ(でも眠れないよ……) リビングであれこれと話していたフェヌンとニュルンとカスターダは劣化バリスタン達の宇宙要塞群を強襲する任務にすることにし、これから調整するのか工房から去っていた。 2018年 10月02日 22 08 163 忘却の亡霊 ニュルン達が工房から去ってしばらくして… ヴェルグ「Zzz…ん、んぁ?寝ちまってたのか…」 ブロペニュ「起きた?」 ヴェルグ「ふわぁーぁ、起きた起き…た…」 ヴェルグが眠りから目覚めるとブロペニュが腕の中にいた どうやら寝ぼけて抱きしめてしまったらしい…ブロペニュもまんざらでもない表情でヴェルグの腕の中にいた とりあえずぎゅっとブロペニュを抱きしめ、頭を優しく撫でる ブロペニュ「~♪」 ヴェルグ「嬉しそうだな」 ブロペニュ「うん、とっても」 ヴェルグ「そうか…」 しばらく抱きしめて充分堪能したのかベッドから起き上がり、大きく伸びをした ヴェルグ「ブロペニュ、何か甘いものはあるか?小腹が空いた」 2018年 10月02日 23 28 164 MI4989 ブロペニュ「何かあったかな~」 甘いものがあるかどうかを聞かれたブロペニュはなんでだか工房にぽんっと置いてある自分の名前が書いてある大きな木箱を開けてごそごそと探し始めた。 なんか整理がてらにいろんな武器や弾薬箱や予備部品(武装翼の一部やシュヴェシィナスラスター等)が出てきてからようやくしっとり系チョコクッキーが入った紙箱を取り出した。 ブロペニュ「変な所に入れるんじゃなかった……」 その場でチョコクッキーを皿に開け、それを持ってヴェルグの所に持ってきた。 2018年 10月03日 00 07 165 忘却の亡霊 ヴェルグ「おっ、待ってました」 しっとりクッキーが運ばれるのを見て、二人分のミルクを汲んでテーブルに置く そして椅子に座り、クッキーを一枚食べる しっとりしたクッキーの食感がヴェルグの口の中に広がり ヴェルグ「コレってまさか…カン○リーマ○ム?」 2018年 10月03日 00 27 166 MI4989 ブロペニュ「そういえばこれどこのだろ。カ◯トリー◯アムは菫ちゃんが住んでる所で売ってたけど……これはどこで買ったんだっけ……」 クッキーが入っていた紙袋を見ると「メル◯ ソフトマフィンクッキー 」と書かれていた。 いくらかある種類のうち、三種類のチョコチップが入っているチョコクッキーだった。 ブロペニュ「うん、食感は似てる気がするけどこれはオランダ原産のだった」 ちなみにカント◯ーマア◯のココアクッキーと比べると甘さが強く、よりしっとりとしている。 2018年 10月03日 13 45 167 忘却の亡霊 ヴェルグ「カント○ー○アムじゃなかったか」 予想が外れて少し悔しそうなヴェルグ しかし甘くて美味しいクッキーの味にどうでもよくなり、モグモグとクッキーを食べてミルクを飲む ヴェルグ「ふぅ…」 クッキーを食べ終わった後ミルクを飲み、満足げに息を吐く そしてコキコキと首鳴らし大きく伸びをした 2018年 10月03日 14 49 168 MI4989 ブロペニュ「ちょっと片付けなきゃ……というか整理しなきゃ……」 間食を済ませたブロペニュは木箱の所に行って持ち物の整理を始めた。 ブロペニュ「これは“お金”枠、これも“お金”枠……」 ごちゃごちゃと持ち物を取り出しては入れてを繰り返しているがどうにも容積以上にモノの出入りが多い。 リロードする為だろう火薬やボルトやナットなどの小さい部品は壊れた75mm戦車砲弾の空薬莢を流用したケースに詰めていたり……、たまに割れている戦車の転輪や自動車の部品なんかもしまっている。 ちなみにブロペニュが言っている“お金”枠とはもう使い物にならない物品のことでもっぱら拾った戦車や装甲車の残骸やシュヴェシィナの残骸、破損した空薬莢や部品だ。 魔境ではこれらを通貨代わりに取引するのだ。 2018年 10月03日 17 32 169 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 ブロペニュが整理整頓する様子を眺めながらコップを洗い食器棚にしまう そしてストレージライフルのメンテを始めた パーツ毎にバラバラに分解し、パーツのひとつひとつを柔らかい布で丁寧に拭く そして元の形になるように組み立てる 長年使い続けた武器であり、よく見ないとわからない位の小さなキズも沢山ある それでもこの武器に愛着があるのか定期的なメンテを欠かさず行っているのだ ヴェルグ「コレで終わり…っと」 そう言うとヴェルグはストレージライフルのメンテを終わらせ、ナノトランサーにしまった 2018年 10月03日 20 46 170 MI4989 整理整頓を済ませたブロペニュはベッドに寝転がった。 とくにやる事もないからだろう。 そのあたりでニュルンとカスターダが戻って来た。 何か用がありげなフェヌンも戻って来た。 ニュルン「なんであなたまで戻って来てるの?」 フェヌン「あの対戦車ミサイルランチャーだとCEミサイルの供給が不安定だし、一番量産されているKEミサイルだと最低射程が長いのよ。KEMでは接近戦が苦しいわ」 ニュルン「それで、ここで対戦車ミサイルランチャーを探そうって魂胆なのね」 フェヌン「そういうことよ」 フェヌンは接近戦に向いた車載対戦車ミサイルランチャーを探しているようだ。 多分、次の任務で使うのだろう。 2018年 10月03日 22 42 171 忘却の亡霊 ヴェルグ「んー…近距離用の対戦車ミサイルランチャーか…」 依頼の内容を繰り返してうーんと悩むヴェルグ ミサイルと言えば基本遠距離で撃ち合う物なので近距離で使える物となると悩ましい問題である ヴェルグ「うーん、うーん…」 うんうん唸り、モニカが使っていたペロケットを改造する事にした 作業部屋に入り、作業台にペロケットを乗せる 弾頭に燃焼剤を詰めて最大射程を削る代わりに弾速を速めにした 先端もメタルジェットを大型化して、より威力を増すように火薬を弄る ヴェルグ「気分は花火師だな…」 パンっとペロケットの弾頭を閉じて接着させた そして錬金術で弾頭と本体を複製しフェヌンの元に戻ってきた 2018年 10月03日 23 44 172 MI4989 フェヌン「車載ロケットランチャーみたいね」 ヴェルグから発射機とミサイルを受け取ったフェヌンはそう言った。 対戦車用のCEミサイルとなるとかなり大型化しているがフェヌンはそれを抱えても大丈夫なようである。 フェヌン「じゃあ、ちょっと試射してくるわ」 そう言ったフェヌンは対戦車ミサイルランチャーを一式持って外へ飛んで行った。ヴェルグもそれに付いて行く。 ケイオム遺跡からそんなに離れていない平地に戦車や装甲車が並んでいる場所があり、そこへ着陸したフェヌンは部下であろうお魚やカニやタコ達にヴェルグが製作した対戦車ミサイルランチャーをどれかに取り付けるように命じた。 ヴェルグ(ナニコレ……) 部下(魚介類)達はスコープドッグを重機として動かして取り付け作業を始める。 まず最初にI号弾薬運搬車A型に取り付ける事になり、既にあった砲架に新しく取り付けた。その見た目はさながらミサイル戦車のようである。 そのあたりでヴェルグは極めて微弱な混沌の反応を察知したが目立った反応が無い。 マアジ「試射で的にするのはアレでいいんだろうな?」 フェヌン「ええ、誰かが任務で鹵獲した混沌軍の戦車と重APCがあるからそれに撃って頂戴」 なんかしれっと鹵獲した戦車と重APCを用意していたようでそれが微弱な反応原だったようだ。 フェヌンの部下達はI号弾薬運搬車A型を走らせて射撃位置につき、ミサイルの照準を付けてミサイルを発射した。 ミサイルは砲塔が付いた菱形戦車みたいな姿をもつ戦車に向かって飛んで行き、そこに着弾した。 フェヌン「あれの正面装甲を貫通したなら700mm以上の貫通力があるわ。貫通してる?」 サワガニ「……(ちっこい双眼鏡で確認中)……貫通孔あります」 フェヌン「よし……発射機をあと17基、同じミサイルを200発、追加でお願い」 試射の結果に満足したフェヌンはヴェルグに追加注文をした。 2018年 10月04日 00 57 173 忘却の亡霊 ヴェルグ「了解っと…」 本体はペロケットのコピーを錬金術で精製し17本のペロケットを作った 弾の方も錬金術を使い、20発毎に作り上げていく 弾を200発もの弾が作られるとペロケットと共に納品した ヴェルグ「ふぃー作った作った…」 1度に大量の製品を作るとそれなりに疲れるのだろう…ヴェルグも疲れ顔だ 2018年 10月04日 07 37 174 MI4989 品物と領収書を受け取ったフェヌンから代金として鉱物資源とUCを受け取ったヴェルグが疲れ顔で工房のリビングに戻るとキッチンから夕飯を作っているような音が聞こえてきた。 ブロペニュ「おかえりー」 そんなところでブロペニュに抱き着かれた。 2018年 10月04日 13 07 175 忘却の亡霊 ヴェルグ「おうただいま…よーしよしよし」 ブロペニュに抱きつかれよしよしと頭を撫でる ブロペニュに抱きつかれるのもすっかり慣れたものだ ブロペニュに抱きつかれながらソファに座り、ブロペニュを抱き上げて膝の上に乗せる ヴェルグ「んー…」 後ろからブロペニュを抱きしめ、お腹をナデナデと撫でる すべすべしたお腹がよい撫で心地になった… 2018年 10月04日 17 19 176 MI4989 ブロペニュ「そこはだめ……♪」スリスリ そう言いながらお腹を撫でられて気持ちよさそうにするブロペニュ。 そんな光景をニュルンはまじまじと見ている。 なんとなくヴェルグはニュルンからの視線を感じながらキッチンの方を見るとカスターダがパスタを茹でているのが見えた。今日の夕飯はスパゲッティのようである。 それを見たヴェルグは引き続き猫のお腹を撫でるような調子でブロペニュのお腹を撫でるのであった……。 ニュルン「なんか猫みたいね……」 2018年 10月04日 18 03 177 忘却の亡霊 ヴェルグ「確かに猫みたいな事になってんなコイツ…」ナデナデ ブロペニュ「~♪」スリスリ すりすりと甘えてくるブロペニュのお腹を撫でていくヴェルグ 気持ちいいのかブロペニュもまんざらでもない表情を浮かべていた その後、猫を撫でるように下顎のあたりを撫でていく ヴェルグ「ほ~れ、ゴロゴロ鳴いてみな~」 2018年 10月04日 21 36 178 MI4989 ブロペニュ「ゴロゴロ……♪」 ヴェルグ「おぅ……」ナデナデ ニュルン「ほんとにゴロゴロ鳴いたわね……」 適当な事を言ったヴェルグだが……本当に猫みたいに喉をゴロゴロと鳴らしたのに少し驚かされたようだ。 ニュルン「そういえばカスターダは動物の鳴き真似が得意だったというか陸棲系ってそう言うシュヴェシィナ語なのよね」 ヴェルグ「そうなのか」 カスターダ「自動翻訳付けてると気が付かないけどね。それはそうとご飯よ」 テーブルに夕飯が並べられているのを見てヴェルグはブロペニュを膝の上から降ろしてテーブルについて夕食を取り始めた。 メニューはビーフストロガノフがパスタソースとしてかかっているスパゲッティ、キノコのソリャンカ(スープ)、ロールキャベツだった。 ニュルン「……なんでアルコールが普通の飲み物として置いてあるの」 カスターダ「確かにアルコールは入ってるけど微量よ。普通は酔わないわ」ゴクゴク それとクワスと呼ばれるライ麦と麦芽を発酵させて作る飲み物も置かれていた。 2018年 10月04日 23 49 179 忘却の亡霊 ヴェルグ「今日もまた凝ってるな」 テーブルに並ぶ料理を見て感心したように呟く 少し食べてみるとビーフストロガノフがかかったパスタを食べる パスタにビーフストロガノフのスープが絡み合い美味しいパスタになっている ロールキャベツも味が染みていて美味い ヴェルグ「ビーフストロガノフのパスタソースも案外食えるもんだな」 意外な組み合わせも美味さに入るんだなとクワスをごくごくと飲んだ 2018年 10月05日 00 22 180 MI4989 そういえばアルコールが入ると変な酔い方をしているニュルンとブロペニュはと思ったヴェルグは二人の様子を見た。……ブロペニュもニュルンもクワスを飲んでいた。 しかし、酔った様子がないので程度の問題なのだろうか。 ニュルン「相変わらずブロペニュはオリーブの実を優先して食べるのね」 ブロペニュ「美味しいじゃん」 ソリャンカに入っているオリーブの実をぱくぱくと食べているブロペニュをよそにニュルンは微妙に嫌そうな感じである。彼女はちょっと苦手なようだ。 カスターダ「そういえば普段通りなら明日はニュルンが料理する番ね」 ニュルン「また私が変な食材を使うなって予想してそうな目をしてる……」 ブロペニュ「言わなきゃへんなの使うからでしょ」 2018年 10月05日 14 31 181 忘却の亡霊 ヴェルグ「このクワスって飲み物、酒じゃないんだな」 クワスを不思議そうに飲みながらロールキャベツを食べるヴェルグ アルコールがほとんど入って無いのでするする飲めるようだ しばらくしてビーフストロガノフのパスタも食べ終わり、ご馳走様と手を合わせる ご飯を食べ終わった後、ヴェルグは風呂場へと向かった… 2018年 10月05日 20 05 182 MI4989 そしてブロペニュは当然のようにヴェルグについて行くのであった。 ニュルン「ブロペニュ、明日の早朝から任務だから装備の調整をするわよ」 ブロペニュ「はぁ~い……」トボトボ 風呂場に行こうとしたがそれをニュルンに止められ、武装翼などをつけている外殻を吊っている格納庫へと足を運んで行った。 カスターダも食器を食器洗い機に入れるなどをすると格納庫へ向かう。 多分、ヴェルグにとっては久々にゆっくりできる風呂かもしれない。 2018年 10月05日 23 10 183 忘却の亡霊 ヴェルグ「………ふぅ」 先に身体を洗い、広い浴槽にゆっくりと浸かる 一人の風呂は久しぶりなのでのんびりとお風呂を楽しんでいた いつもと変わらないダスドの星空を見上げ、深く深くため息を吐く こういう静かに入れる機会もそうそう無いので、一人風呂を満喫していた ヴェルグ「ふぅ…ゆっくり入るのもいいなぁ…」 2018年 10月05日 23 53 184 MI4989 星空を見上げているとなかなか運が良かったのか小さい流星の軌跡が一筋光った。 多分、この場でゆっくりできる事が運が良い事だとされてしまったのかとちょっと微妙な気持ちになるがやはりゆっくりできる時間というのは良いものだった。 その一方でブロペニュ達は早朝から始まる任務に向けて少しばかり急ぎ足で装備を調整していた。 ニュルンが予め必要なモノを決めているので確認する時間を省けているが何せ普段ならType2LBとかその他の整備ロボとかがやってることを自分達でやっているので少し忙しい。 転送装置で運んできた並べられたミサイル発射機や爆弾投射機やロケットポッドを武装翼で取り付け、武装翼や外殻に内蔵されている機関銃や機関砲に弾薬ベルトを取り付け、弾薬庫に詰め込んでいく……。 それが終わったら手持ち武器や身体に身に付けるポーチ等に手榴弾や弾倉を詰め込んでいく。 2018年 10月06日 17 22 185 忘却の亡霊 ヴェルグ「流れ星か…」 一筋の流星を見上げ、浴槽にゆったり浸かるヴェルグ そのまましばらく風呂に浸かり、頃合いを見て風呂から上がる タオルで身体を拭き作業着を着こんでガントレットを着ける そして冷蔵庫からコーヒー牛乳を取り出し、腰に手を当てごきゅごきゅと飲み干す ヴェルグ「ぷはー…コーヒー牛乳も悪くないな」 この間ラプターに教えて貰ったお風呂上がりの作法である 2018年 10月06日 19 50 186 MI4989 リビングにあるソファに座るとブロペニュ達が浴室に入って行くのが見えた。 ようやく装備の準備を終えたのか彼女らはそそくさと浴室に入って行く。 ニュルン「それにしても……なんでこの世界でミニバリスタンが湧いてるのかしらね……」 カスターダ「多分、奴隷なり兵器なりで購入したのが脱走したり廃棄されたりしてるのかしら……。一応、ミニバリスタン達は合法的に輸入できるからね」 ブロペニュ「普通のバリスタンがダメでミニならいいってなんか変」 身体を洗った後は風呂で雑談タイムだ。 2018年 10月06日 22 02 187 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 ソファに座ってテレビを見るヴェルグ バラエティー番組でのスペシャルでもやっているのか運動会をやっていた 今は綱引きをやっておりオーエスオーエスと気合いの声が聞こえる ヴェルグ「………」ぐびぐび コーヒー牛乳を飲みながらテレビを見るヴェルグ コーヒー牛乳はやや甘味が強く飲んでて美味しい どうやらヴェルグは甘いものが好きなようだ 2018年 10月06日 22 26 188 MI4989 ニュルン「さ、もう寝るわよ……明日は早いんだから」 ブロペニュ「……私はもうちょっと起きてる」スタスタ カスターダ「ヴェルグさんとアレしたいんでしょ」 ブロペニュ「言わないでよ……」 ブロペニュ達は風呂から上がり、ニュルンとカスターダはベッドにまっすぐ向かい、ブロペニュはいつものようにヴェルグが座ってるソファに向かった。 そしてブロペニュは当然のようにヴェルグの隣に座った……。 ブロペニュ「……ナニコレ?」 テレビが映している、運動会みたいな様子を見たブロペニュはヴェルグに話しかけるよりも先にそれを言った。 魔境にはよく言う学校の類はない。研究機関としての大学や技術習得を目的とした専門学校が少しある程度で義務教育を行う学校は無いのだ。 なので、ブロペニュには学校の雰囲気というものが何のことなのかさっぱりわからないという状況である……。 2018年 10月06日 23 12 189 忘却の亡霊 ヴェルグ「コレはな、運動会と言ってチームに別れて競い会うイベントだ」 ブロペニュ「運動会?」 ヴェルグ「おう、俺自身やったことねーけど面白いぞ」 ヴェルグが生まれたアーティス村には学校が無く、傭兵時代に必死こいて文字を覚えた それで文字を覚えたヴェルグは普段から携帯端末を使えるのだ タレント達が必死こいてパン食い競争や借り物競争をする姿はそれなりに滑稽な姿に映る ブロペニュ「あ、方っぽが崩れた」 ヴェルグ「決まったな、今綱を引きずり込んだチームが勝ちだ」 運動会をよく分かって無さそうなブロペニュにゲームの勝敗を説明する 2018年 10月07日 00 12 190 MI4989 ブロペニュ「そういうルールなんだ」 流石のブロペニュもゲームの勝敗に関わるルールはちょっと想像がつくようだ。 ただ、彼女はなんだか違う世界でも見ているような顔をしている。 そんな顔をしつつブロペニュはヴェルグに肩を付けて番組を見る……。 ニュルン「……寝言は……寝てから言いなさい……zzz」 カスターダ「……zzz」 2018年 10月07日 18 51 191 忘却の亡霊 そのまましばらく番組を見ていると番組も終盤戦に差し掛かった所でヴェルグを眠気が襲い、ブロペニュはヴェルグにもたれ掛かりながら眠っていた そろそろ寝ようとテレビを消して立ち上がり、ブロペニュをお姫様抱っこしてベッドに運ぶ ブロペニュをベッドに降ろし自分も寝転がってまぶたを閉じる しばらくしてヴェルグも寝たのかすやすやと寝息をたてていた… ヴェルグ「…Zzz…」 2018年 10月07日 22 30 192 MI4989 早朝―― 早朝になるとブロペニュ達は起きて直ぐに出撃準備を始めた。今回はダスドからみて6万光年程度の場所にある宇宙要塞群が作戦領域なのでニュルンはそそくさと朝食を作っている。 ただ、その朝食はヴェルグとニュルン達とはメニューが違う。 ヴェルグに振る舞う朝食は得意の魚料理だが、自分達が食べるのは最早食べるジェット燃料とでも呼べるカロリーガン盛りのものである。 ブロペニュ「……すぐに料理の感想を聞けないのが残念だね」 ニュルン「遅くても昼過ぎに帰るんだから……」 イカとニシンとアカザエビとムール貝のパエリアを炒め、魚肉団子とキャベツ的な海草を煮込んだトマトスープをゼリー化したものを作り、最後にデザートとしてウランベリー…… カスターダ「ダメよ!?」 ニュルン「あ、うっかりするところだった……」 じゃなくてブルーベリーのレアチーズケーキを作ってテーブルに並べた。 ちなみに水棲シュヴェシィナの料理は基本的に水中でも食べられる料理が多く、スープ類は尽くゼリー化したりゼリーボールに成形したりする。そうでなくとも硬めの脂でコーティングするものとなっているのが特徴だ。 そのためすごく脂っこい。 ニュルンが調理を終える頃にはブロペニュとカスターダは朝食を終えており、ニュルンも装備を身に付けながら朝食をとる。 そうして武装翼と発動機を取り付け終え、装備を身に付けると工房の表から脚力で跳び上がり、轟音を立てて宇宙へと飛び立つのであった……。 2018年 10月08日 15 10 193 忘却の亡霊 ヴェルグ「Zzz…Zzz…ん…ふぁぁ…!」 ブロペニュ達が任務に向かってしばらくしてヴェルグが目を覚ます 誰も居ないのを見てみると全員任務に向かったのかと思い首をコキコキと鳴らしテーブルに向かう テーブルの上にはニュルンが作ったであろう料理が並んでいた ヴェルグ「…いただきます」 挨拶をしてパエリアを食べ、ゼリー状になったスープを飲む どちらも美味しく出来ており味に文句のつけようが無かった スープがゼリー状になっていたのには疑問を覚えていたが… ヴェルグ「…ふぅ」 レアチーズケーキを食べながらペットボトルの紅茶を飲み、ほっと一息つくヴェルグ その後食器を食洗機に入れ仕事に取りかかった 2018年 10月08日 17 35 194 MI4989 菫「居るかなー……?」 黒髪シュヴェシィナ「……お仕事中っぽいね」 ヴェルグが作業場に入ったあたりで工房に白い外殻が特徴的な歩兵型シュヴェシィナと(シュヴェシィナにしては珍しくちゃんと服を着ている)チャイナドレス姿の黒い髪を持つシュヴェシィナが入って来た。 2018年 10月08日 21 44 195 忘却の亡霊 ヴェルグ「ん…?」 早速仕事に取りかかろうとしたヴェルグであったが来客に気付き取り止める そして来客を出迎え、2羽のシュヴェシィナをテーブルに座らせて依頼の内容を聞き始めた ヴェルグ「さて、依頼は何かな?」 2018年 10月08日 23 02 196 MI4989 黒髪シュヴェシィナ「このピストルに合う量子アクセラレータを3つほど作ってくれるかしら?」 そう言った黒髪シュヴェシィナはどこからかともなくかなり小振りな自動拳銃を取り出してテーブルに置いた。 見た所、.32EML弾を使用する細身・短小なレールガン機構の小型拳銃だ。バレルと薬室周りの一部が超伝導鉄鋼と絶縁鉄鋼だが他は耐熱プラスチックや衝撃緩衝ポリマーで出来ており、フル装弾した弾倉を入れた状態で300gにも満たないほど軽量に仕上がっている。 この小型軽量ぶりからか、サプレッサーを取り付ける為のネジが銃口に切られている。 スライドには初速を変えるレギュレーターみたいな部品が見えるが最低レベルまで下げられているところを見るとかなり反動を抑えているようだ。 2018年 10月09日 15 14 197 忘却の亡霊 ヴェルグ「…oh…」 どうしよう、まず量子アクセラレータという物がわからないといった感じのヴェルグ 聞けば何かしろのヒントが得られるかと思い2羽に質問する ヴェルグ「すまないがそもそも量子アクセラレータというのはどんな機械なんだ?聞いたことも無くてな…」 2018年 10月09日 16 17 198 MI4989 菫「アクセルガンに入ってた加速器だよ。撃った弾の弾速がだんだん速くなるっていう変な加速のさせ方をする加速器」 CB次元群で販売されているアクセルガンやシングルガンに入っている部品のようだ。 初速は遅いが徐々に加速していくという独特な挙動をする弾を撃つのが特徴だが、この独特な挙動のせいで接近戦では当たり難いという。 おそらく、黒髪シュヴェシィナは低反動だが威力が低い拳銃を低反動なのをそのままに少しでも威力を上げようという魂胆なのだろうか……。 2018年 10月09日 18 28 199 忘却の亡霊 ヴェルグ「えーとアクセルガンアクセルガン…っと、あ、あったあったコレか」 アクセルガンから量子アクセラレータを取り出し確認してみる ややサイズが大きく、小型化しないと組み込めない代物だ とりあえずやってみようと思いパーツの小型軽量化に挑む とりあえず量子アクセラレータのパーツをバラしどういう機構なのかを頭に叩き込む 次に小型化したパーツを錬金術で作り慎重に組み立てる そうして小型化した量子アクセラレータを拳銃に組み込む 試しに1発撃ってみると弾頭がぐんぐん加速しているのが分かる これでいい事が分かると残り2個も錬金術でパーツを作り、組み上げた ヴェルグ「よし…とりあえずは出来た、銃弾の加速も上手くいってる筈だ」 残り2個の銃に組み込む為、銃を寄越すよう言った 2018年 10月09日 19 00 200 MI4989 黒髪シュヴェシィナ「ええ、こっちにもお願いね」 菫「え、同じ銃を3挺も持ってるの?」 黒髪シュヴェシィナ「二挺拳銃ってかっこいいでしょ? あ、あと一挺はバックアップ」 寄越すように言われた黒髪シュヴェシィナはどこからかともなくポリマー部分の色が違うだけの同じ拳銃を出してきた。 ヴェルグがもう二挺の拳銃に量子アクセラレータを組み込んでいる間、彼女は射撃場に行って使い心地を確かめていた。 2018年 10月09日 19 27 201 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 銃を受け取ったヴェルグはその2個の銃にも量子アクセラレータを組み込み、一息つく 銃の使い心地を確かめていた黒髪シュヴェシィナに2個の銃を渡し、一緒に確かめてもらう 特に問題も無く、銃弾が加速していくのを確かめて上手くいった事を確かめる ヴェルグ「アクセルガンのパーツを組み込むのも変わった依頼だな…レールガンの時点で結構強いだろ?」 2018年 10月09日 20 39 202 MI4989 黒髪シュヴェシィナ「確かに初速を上げれば強いんだけど……私はそんなに身体が強くないから初速を上げちゃうと反動が強くなって扱いきれないし当てられないの」 菫「確かに私がいつも使ってるP226を撃たせるとすっごい反動がある拳銃に見えるもんね」 シュヴェシィナっちゃシュヴェシィナだがチャイナドレス姿の黒髪シュヴェシィナはそんなに強くない身体らしく、強力な弾薬を使う銃を扱えないようだ。 ヴェルグにとってはシュヴェシィナというと何かと強い存在だったので弱いシュヴェシィナというのはなかなか奇妙に見えていた。 ……というより航空機としてのお仕事を任せられるシュヴェシィナは激しい対空砲火のなかで活動する事を求められているため相当な防御力を持つことが多いし、筋力も強いのだ。 逆に言うと航空機としての装備を与えられないシュヴェシィナは防御力がかなり劣るし筋力も無い。 2018年 10月09日 21 07 203 忘却の亡霊 ヴェルグ「ふむ、シュヴェシィナにも強い弱いのがあるんだな…」 意外そうに頷くヴェルグ、シュヴェシィナの意外な生態に驚きを隠せないようだ銃を1つ借りて何発か撃ってみると確かに反動が小さく感じた ここまで反動が軽いと初速もあまりつかないだろうか そりゃアクセルガンの機構でも積みたくなるわと思いながらヴェルグは銃を返した ヴェルグ「反動をなんとかしたきゃ威力を落とすか銃を重くするしかないもんなぁ…」 2018年 10月10日 01 13 204 MI4989 黒髪シュヴェシィナ「威力を上げたいけど反動と銃の重さを重くしたくない時に発砲後に加速する装置はすごく良いものに見えるのよね……」 菫「うーん、私にはいまいち想像できない世界……」 弱いシュヴェシィナが強いシュヴェシィナに立ち向かうのは難しそうである……。 ただ、発砲後に加速する装置を欲しがっていた所を見るに強いシュヴェシィナと立ち向かうにはどうやら弾頭の材質はともかくとして衝突時の速度が重要なようだ。 菫「というか、そういう銃でどうやって戦ってたの?」 黒髪シュヴェシィナ「今までは私みたいな弱いシュヴェシィナとかもっと弱い民生Type2LBとかだったからあんまり問題じゃなかったの。どちらかと言うと今になって必要に迫られた感じ」 黒髪シュヴェシィナ「あと、モンスターロボが思いの外堅くて……ね」 菫「モンスターロボを想定した護身武器だったら素直にライフル弾を使う銃を持った方が良いと思うの……」 2018年 10月10日 19 13 205 忘却の亡霊 ヴェルグ「うーん…ちゃんとした銃を持った方が良くないか?それって…」 量子アクセラレータの銃を作っておきながらライフル銃を薦めるヴェルグ ライフル銃の重さが安定するのでライフル銃を両手で持った方がいいのだ ヴェルグ「アサルトライフルでも持った方が良さそうだが…」 2018年 10月10日 21 41 206 MI4989 黒髪シュヴェシィナ「そんなにライフルのほうが良いの……?」 菫「うん、絶対ライフルのほうが良い――」 このあとモンスターロボが居る地域でのサバイバルでは如何にしてライフルを持った方が良いのかをヴェルグと菫が黒髪シュヴェシィナに説明するのが始まり、それで40分ほどが経過していた……。 黒髪シュヴェシィナ「そ、そうなんだ……」 菫「と言う訳で手ごろなライフルを探してもらいましょう? どうせあなたはこの世界に何年か住むつもりなんでしょ」 その説明の中で結局、ライフルを作ってもらうか探してもらう話になった。 まずは先の依頼の代金を支払い……。 2018年 10月11日 20 39 207 忘却の亡霊 ヴェルグ「改造した機関拳銃はサイドアームで良いだろう」 そう言いながら軽めのアサルトライフルを作るかと思うヴェルグ 一応彼女の事情の事も考えているようだ FRPを外装に使えば軽めの銃になるだろうと思いながらカチャカチャと工具を準備するヴェルグ ヴェルグ「それで、どんな銃が欲しいんだ?」 2018年 10月11日 21 08 208 MI4989 黒髪シュヴェシィナ「えっと……」 菫「まず、どんなモンスターロボが居るの? まずそれが分からないとライフルで良いのか対戦車銃でいいのか分からないよ」 黒髪シュヴェシィナ「んーっとよく見るのは……」 写真があるのかどこからかともなく写真を数枚取り出してきた。 写真に写っているのはクレナイマニモやクレナイブタークといったなんだか惑星ガスターあたりに棲息してそうな顔ぶれである。 黒髪シュヴェシィナ「こいつ、なんかちっこい針弾飛ばすんだけど神経毒みたいな痺れる毒があるのよね」 そう言ってニードルガンをこちらに向けているイズナの写真を出してきた。それに続いてウシみたいな自動車っぽい姿を持つブルライダーの写真も出してきた。 黒髪シュヴェシィナ「樹海に近寄るとこのウシさんが出て来るのよ」 そんな調子で住んでる場所に出てくるモンスターロボの写真を出していた。 黒髪「あ、もちろんライフルは軽い方が良いね」 2018年 10月12日 00 36 209 忘却の亡霊 ヴェルグ「うん、やっぱり3点射のアサルトライフルの方が良さそうだな」 レイドライフルという選択肢もあったが、弾を多く撃つ分弾多く持たないといけないので除外 FRPを外装にすれば銃全体に軽量化出来るだろう 後は軽量化の魔法をかけておけば充分だろう ヴェルグ「なるべく軽く仕上げるが元がコストの重い銃だからそこまでガッツリとはいかんぞ、フレームの強度は落とせんし」 2018年 10月12日 09 59 210 MI4989 黒髪シュヴェシィナ「ええ、それで良いわ」 とりあえず軽量化したアサルトライフルで了承した黒髪シュヴェシィナであった。 シュヴェシィナではあるが武器のことはぶっちゃけ素人という感覚なので細かい所は職人さんに任せるつもりのようだ。 そんなこんなでヴェルグがアサルトライフルを作り始めると任務で出払っていたブロペニュ達が帰って来た。 聞こえてくる会話からどうやら戦いの合間に休憩をとるつもりのようだ。 2018年 10月12日 18 40 211 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 話し声を他所にアサルトライフルを作り始めるヴェルグ フレーム部分は金属を使い、出来るだけ頑丈に作る 磨耗が少なくなる部品やあまり頑丈にしなくてもいい部品は小さく穴を開けて軽量化した そして銃床部品や外装にFRPを使いより軽く仕上げる 若干耐久性が不安だったので硬化の魔法をかけて全体を強化する これで軽量化した分の強度をカバー出来る筈だ ヴェルグ「…」 完成したアサルトライフルをじっと見つめて異常が無いか確認して射撃場に入る まずは両手で撃ち、次に片手で撃つ それぞれの集弾性、反動を確かめ、一回バラして内部に異常が無いか再び確認して組み上げる 低減出来た重さは3割強、大分軽く出来たのでヴェルグも満足げだ ヴェルグ「出来たぞ、普通のアサルトライフルより3割くらい軽量化出来たと思うが、持って確かめてくれ」 2018年 10月12日 20 14 212 MI4989 ヴェルグから軽量化アサルトライフルを受け取った黒髪シュヴェシィナはさっそく両手で構えて的に照準を付けて撃った。 最初はガク引きを起こしたのか銃の保持が崩れ、的に当てる事ができなかったものの、反動の感触が分かってからはしっかりと的に当てられるようになっていた。 ヴェルグにとってはこのへんもなんとも新鮮な感じである。大抵のシュヴェシィナは難なく銃を取り扱ってはしっかりと的に当てていたからだ。 黒髪シュヴェシィナ「良いと思う。やっぱり長物は慣れてないけど……」 菫「というか銃を扱うならまず長物から入ると思うんだけど、なんで?」 黒髪シュヴェシィナ「え、そうなの? 私、初めて触ったのなんて.22EMLのちっこい雷縄拳銃なんだけど」 ヴェルグ「雷縄? 火縄じゃなくて?」 菫「えーっと、雷縄っていう圧力を加えると通電する紐状バッテリーと何らかの電磁推進銃身を使ったレールガンかプラズマガンかレーザーガン」 ヴェルグ「なんじゃそりゃ……」 さらっと変な銃の話が出たがそれをよそに黒髪シュヴェシィナは軽量化アサルトライフルの代金をヴェルグに渡した。 ニュルン「さっきはずっと敵地後方を爆撃してばっかりで忙しいわりに退屈だったわ……」 ブロペニュ「とか言いながらお昼ご飯をつくるんだね」 2018年 10月12日 21 50 213 忘却の亡霊 ヴェルグ「銃1つとっても色々あるんだな…」 雷縄銃の話を聞き、感心するように頷くヴェルグ まだまだ知らない武器も沢山ありそうだとまだ見ぬ武器に思いをはせる ヴェルグ「雷縄銃なんてのも聞いた事が無いからなぁ…レールガンの雛型かもしれん」 2018年 10月12日 23 51 214 MI4989 菫「雷縄自体はこの世界で採れるショックグラファイトと似たような性質をもってるよ。鉱石系じゃなくて植物系だけど」 黒髪シュヴェシィナ「でもショックグラファイトみたいな鉱石が採れる地域だと雷石銃のほうが一般的なのよね」 ヴェルグ「話の様子からするとこっちの世界でも古文書あさったらそれっぽいのが出そうだな……」 菫「作れるんじゃない? ショックグラファイトの性質的に普通の銃の形式のほうが向いてそうな気がするけど……」 マッチロック式(火縄銃)に対するフリントロック式に相当する雷石銃というのもあるらしい……が、ショックグラファイトが産出するCB次元群なのでもしかすると雷石銃みたいな古式レールガン的な骨董品もあるかもしれない。 古代の超高初速フリントロック(雷)式マスケットや単発ボルトアクションライフルとはなんだかミスマッチ感がやばいが。 2018年 10月13日 19 04 215 忘却の亡霊 ヴェルグ「…後で遺跡をあさってみるか…案外、面白いものがとれるかもしれん」 そう言ってせんべいをバリボリと食べるヴェルグ、案外このせんべいを気に入ってるのかもしれない 古式レールガンとか興味はあるがどういう機構で出来てるのか分からないので手の出しようが無い だからヴェルグは遺跡に手を出そうと思ったのかもしれない、古い機構の銃が出てくれば万々歳だ ヴェルグ「古い文献でもありゃいいんだけどな…」バリボリ 黒髪シュヴェシィナ「そのせんべい、美味しい?」 ヴェルグ「しょっぱくて美味い」バリボリバリボリ 2018年 10月13日 22 35 216 MI4989 ブロペニュ「あれ、お客さん?」 菫「お邪魔してます」 黒髪シュヴェシィナ「……」バリボリ なんかふらっとブロペニュが人数分のお茶を持って現れた。 菫「そいえば任務何だっけ?」 ブロペニュ「そうだよ、なんか大発生してるミニバリスタンの駆除任務」 菫「大発生って……かなりしんどそう……。でも普通のミニバリスタンとちょっと違うんだっけ……」 ブロペニュ「んー、性能的には水棲シュヴェシィナと陸棲シュヴェシィナの間くらいだね」 それとなくヴェルグの隣に座ったブロペニュは菫と任務の話をし始めた。 黒髪シュヴェシィナ「……戦場になってる宇宙要塞ってどうなってるの」バリボリ ブロペニュ「基本的には最近建造された天使軍や混沌軍の大破した軍艦をごちゃごちゃ固めたやつだね。“コア”となっている小惑星には宇宙要塞遺跡があったらしいけれど……」 菫「というかダスドとその周辺宙域ってけっこう遺跡が多いよね。私が生まれ育った地元みたい」 2018年 10月14日 19 12 217 忘却の亡霊 ヴェルグ「巣穴ごと駆除か?しんどそうだな…」 要塞を巣穴にたとえ、任務の厄介さに気付くヴェルグ これほど大規模になると巣穴ごと駆除しないと完全には駆除出来そうに無いと思ったヴェルグ 補給ラインは大丈夫かと思い、ブロペニュに尋ねた ヴェルグ「ブロペニュ、長期戦になりそうだが補給のラインは大丈夫なのか?」 2018年 10月14日 20 02 218 MI4989 ブロペニュ「補給線自体はシーレーンのクリアリングと弾薬工場の奪取が済んだからしばらくは大丈夫だよ。ただ、相手はミニバリスタンといってもクレリアンだから補給線破壊を目的とした巡航ミサイルによる攻撃と機雷敷設ドローンの活動が活発だから迎撃網の構築が急がれてるよ」 菫「あれ、カノン砲じゃないんだ」 ブロペニュ「(有効な)資材に乏しい宇宙要塞群だから大砲を作ろうって思って無いみたい……」 なんかさらっと巡航ミサイルを撃たれまくってるし、機雷を撒き続けられていると答えたブロペニュ。 その口ぶりからクレリアンというのはそういう戦いを普通にするようである。 ブロペニュ「まぁ、どのみち長期戦になるよ」 2018年 10月15日 14 10 219 忘却の亡霊 ヴェルグ「どの道長期戦は避けられんか」 バリボリとせんべいを食べながら呟く コレで補給ラインがしっかりしていなかったら不味いが… まあ大規模な戦場なら補給のラインもしっかりしているのだろう、しばらくは安心だ 中々に頑張っていたであろうブロペニュの頭をよしよしと撫でていく ヴェルグ「しかしそんな大変だったのな…よしよし」 2018年 10月15日 16 58 220 MI4989 ブロペニュ「えへへ……♪」 ブロペニュは頭を撫でられて嬉しそうにする。 そんなところでヴェルグ達が居る所にカスターダと昼食を作り終えたニュルンが来ていた。 ニュルン「ふぅ、とりあえず作り置きができる昼食を用意できたわ……。あとはちょっと休憩……」 ヴェルグ「何時ぐらいに出発するんだ?」 ニュルン「うーん、あと30分くらいかしら」 カスターダ「ブロペニュからも聞いてると思うけど結構な長期戦になるのよね。あとは航空支援要請が来たらそこに飛んでいくだけのお仕事だから上陸戦ほどは強度が高い戦闘じゃないけれど」 2018年 10月15日 19 17 221 忘却の亡霊 ヴェルグ「爆弾のデリバリーってな…あっちこっちから空爆要請飛んで来そうだ」 ブロペニュを撫でて航空支援要請をデリバリーに例えるヴェルグ 主に陸戦だったヴェルグにとって空戦はメインではない それ故空戦の悩みはあまり理解していない… ヴェルグ「とりあえず昼飯が出来たらしいから食おうぜ。ニュルン、今日のメニューは何だ?」 2018年 10月15日 20 06 222 MI4989 ニュルン「えっと、今日のお昼は……」 そう言ったニュルンはそそくさと冷蔵庫とは違うらしい一時保管庫とラベルされた冷蔵庫的な収納からお昼を取り出してきた。 メニューはシタビラメのムニエル、タラバトロンとハマグリのクラムチャウダー、アカザエビのピラフ、スモークサーモンとトマトの海藻サラダだった。 これでもかと魚介類まみれである。 菫「あ、私達の分もあるんだ」 黒髪シュヴェシィナ「なんかしれっとロボが入ってる……」 ニュルン「マジェリンも美味しいけどタラバトロンも美味しいのよね」 あと客人の分もしれっとあったようだ。 そうして3羽にとっては戦闘の合間での昼食を取り始めるのであった……。 カスターダ「やっぱり魚介類ならニュルンのほうが美味しくできるわね」 ニュルン「海中だとぶっちゃけ魚介類しかないわよ。だから味付けをしっかりとして……」 ブロペニュ「あ、スープ類がゼリーじゃない」 ニュルン「陸上だからゼラチン化しなくたって大丈夫でしょ」 2018年 10月15日 21 33 223 忘却の亡霊 ヴェルグ「…美味い」 ここまで海産物だらけなのはヴェルグも初めてなので少し不安だったが無用の心配だったようだ ニュルンの作った料理はどれも美味しく、クラムチャウダーはタラバトロンの味が濃く出ておりピラフと海藻サラダも美味しく食べられるものであった ヴェルグにとって海産物は滅多に食べられない物なので自然に箸が進む 特に名前も知らない魚のムニエルにはがっつく程食べた ヴェルグ「ふぅ…!こりゃ美味い」 海産物も良いものだと思いながら箸を進めるヴェルグであった 2018年 10月15日 22 15 224 MI4989 ブロペニュ「……」ガツガツッ! カスターダ「なんかヴェルグさんに似てる」 その一方でブロペニュもなんか気に入ってるのかがっつくように食べている。 尤も食事が終わったら任務に戻るから急いで食べる必要があるのかもしれないが。 ニュルン達は一足先に食事を終えてすぐに装備を身に付けて戦地へと向かっていた。 菫「ちょっと忘れそうになったけど彼女達は任務の途中なのよね」 黒髪シュヴェシィナ「シュヴェシィナがお嫁さんになったらああなるのかしら……」 ヴェルグ「嫁じゃないぞ……」 2018年 10月15日 23 06 225 忘却の亡霊 黒髪シュヴェシィナ「えっ、お嫁さんじゃないの?」 ヴェルグ「簡単に言えば同居人だな。料理の腕前が良いから凄く助かっている」 菫「一緒に暮らしてるもんだからてっきり結婚してるかと…」 ヴェルグ「ニュルンに至っては彼氏持ちだからな?」 何故ここがたまり場になっているのかがよくわからないヴェルグ ブロペニュはヴェルグと一緒に居たいという事が分かっているが、他二名が何故ここをたまり場にしているのか分かってない そう言えば何故あの二人はこっちに居るのだろうか…ヴェルグにも分かってない ヴェルグ「案外、ここの住み心地が気に入ったのかもしれないなぁ…」 2018年 10月15日 23 53 226 MI4989 黒髪シュヴェシィナ「そうかもね……」 菫「確かに……」 二人は作業部屋を見ながらそんな事を言った。 一応、航空機型シュヴェシィナはやっぱり航空機としてのメンテナンス作業が出来る場所が必要……なんじゃないのかと考えているようだ。 どのみち、二人に聞かないと分からないことだが……。 お昼を食べた黒髪シュヴェシィナと菫は礼を言ってから工房を去って行った。 2018年 10月16日 15 22 227 忘却の亡霊 ヴェルグ「さーって、インパクトボムでも作るかー」 黒髪シュヴェシィナ達を見送ったヴェルグは依頼を受けてインパクトボムを作り始めた その数300、個人で受けるにはやや多い量だが一個作った後は錬金術で増やしていくので楽な仕事だ 何故最初の一個を手作りしたのかというとインパクトボムの構造を理解する為である 一度構造を理解してしまえば後は錬金術で増やしてしまえばいいので後々が楽になる ヴェルグ「よし出来た…っと」 300個のインパクトボムを作り終え、箱に詰めて持ちあげて転移して運んでいく ヴェルグ「どうも~、バラック工房です。ご注文の品、お届けに参りました」 天使軍隊長「おお!来たか!待っていたぞ!」 届け先は戦場であった。ドローンがわらわらと飛んで来る戦場であった 天使軍隊長「金はコイツで…」 ヴェルグ「ひーふーみー…はい、丁度ね。またのご利用をお待ちしております」 ヴェルグはそう言うとインパクトボムが入った箱を置いていき転移して帰っていった 個人で転移出来るのはそうそう多くないので転移が出来るヴェルグのアドバンテージは高い 故にヴェルグの名は少しずつ売れ始めていった 工房に戻ってきた後、せんべいを食べながら次の依頼が無いか携帯端末をいじっていた 2018年 10月16日 19 19 228 MI4989 依頼が来ているかどうかを確認していると発射レートをとことん速くしたバルカン系銃器の製作依頼が傭兵部隊や天使軍の地上部隊などから3件くらい来ていた。 なんだかどいつもこいつも劣化バリスタンやType15Dと呼ばれているミニバリスタンみたいな戦力を相手にこれをショットガン的な使い方をするようである。 ピアースショットガンやピアースガンなどに使う弾は高価だからなのだろうか……? 2018年 10月16日 21 46 229 忘却の亡霊 とりあえず切羽詰まってる天使軍の方から依頼を片付ける事に決め、依頼を受ける とりあえずエイトバルカンの発射レートを高くすべく部品を滑らかな形にしてギアをより頑丈な金属に取り替える そして給弾ラインや発射機構を改造して一つのバルカン銃身から2発同時に弾を連射するようにした 試しに撃ってみると重くて反動はそこそこの銃に仕上がった この重さならLサイズロボならば耐えられるだろう…バルカンは元々Lサイズロボ用の武器なのだから コレと同じ仕様の改造エイトバルカンを錬金術で作り上げ、合計で30丁の改造エイトバルカンを作った 作ったそばからナノトランサーにしまい、転移して指定場所に届けに行った… 2018年 10月16日 23 55 230 MI4989 天使軍からの依頼で受取場所とされた場所は基地から少し離れた所だった。 基地にはもう砲撃が降ってきており、本格的な攻撃が始まるその時という所のようだ。 速射特化エイトバルカンを持って転移したヴェルグを出迎えたのはこれからその砲撃を受けている基地へ向かうという補給部隊だった。 その部隊の隊長らしきロボから現金を受け取り、要求した数の速射特化エイトバルカンを渡すと大量の弾薬を載せた補給トラックであろう輸送車両にそれらが加えられ、隊長を置いて輸送車両は対空砲を乗せた護衛車両と共に大急ぎで基地へと向かっていった。 本当に一刻を争うほど切羽詰まっているようである……。 補給部隊隊長「代理ですまんの。奴さんは文字通り手が離せん状況のようじゃからな」 えらく古そうなぼろい機体を使っているロボが基地へ向かっていくのを見送ったヴェルグは次の指定場所へ転移した…… 次の顧客は密林と湿地ばかりな熱帯雨林で活動している整備士を含めても僅か8名というかなり小さい傭兵部隊だった。 そこに所属する水陸両用仕様な大型陸戦ロボと受け渡しを行った。 水陸両用陸戦ロボ「腕前はシュヴェシィナの噂で聞いてるぞ。へんなもんでもとりあえず作ってくれるってな」 AV-15「……」鶏を焼いてる シュヴェシィナが情報源のようだ。どーりでこういう所からでも依頼が来るわけである……。もしかすると……と思いながら現金を受け取り、次の顧客へとヴェルグは転移をした。 次も小さい傭兵部隊でこっちは都市で活動し、陸戦ヒュムと空戦ヒュムを主体とするところ。大型ロボが見当たらないがどうやらジープみたいな頑丈な自動車の車載機銃として速射特化エイトバルカンを搭載するそうである。 ヴェルグ「毎度……。ところでこれ、どういうつもりなんだ?」 陸戦ヒュム「レーザー防御が充実している武装車両に優先して向かって来るっていうミニバリスタンの習性を利用した囮兼火力支援車」 ヴェルグ「なんじゃそりゃ……」 陸戦ヒュム「俺もよく分からんけれどなんか今までの装備だと重機関銃が載っていた武装車両が一番ミニバリスタンを倒してる装備だったんだ……」 なんだかミニバリスタンの不思議な習性を垣間見たような気がしたヴェルグであった……。 2018年 10月17日 05 36 231 忘却の亡霊 ヴェルグ「レーザー防御が充実してる車両をあえて狙う…か…」 ミニバリスタンの不思議な習性を垣間見て、不思議そうに首をひねるヴェルグ 何故車両を狙うのか、レーザー防御が充実しているから狙うのか、疑問は尽きない しかし考えても仕方ないと思い、転移して帰っていった… ヴェルグ「ふぅ、転移出来るって便利だな…」 転移で工房に帰って来たヴェルグはそう言うと、ソファに座り携帯端末を見る 何か面白い事は無いかなとニュースサイトを開いた 2018年 10月17日 13 50 232 MI4989 なんとなく開いたニュースサイトはダスドのニュースサイトだった。 上から順番に「水棲ツュヴェツィナ達の海底居住施設群がダスドの新興市町村に認定」「航空法の改定について」「ミニバリスタンの出現情報」だった。 なんかさりげなくダスドに水棲ツュヴェツィナ達の街ができていたようである。 ブロペニュ「ただいまー」 カスターダ「ただいま」ボロ…… ニュルン「ふー、ようやく私達の出番が終わったわ……」 ヴェルグがニュースサイトを巡っている頃合いに任務が終わった雰囲気を出しているブロペニュ達が帰って来た。 2018年 10月17日 17 34 233 忘却の亡霊 ヴェルグ「おうおかえり…どうしたカスターダボロボロだぞ」 帰って来た3羽をおかえりと言って、ボロボロになったカスターダの心配するヴェルグ 一人ボロボロになっていたことがヴェルグから見て心配するレベルであり、疑問に思ったようだ ヴェルグ「とりあえず怪我の治療をしないと…カスターダ、傷を治していくか?」 とりあえず怪我の治療をしようとアークの力を少し開放するも、傷を治さずカスターダに聞いていった 太陽のアークの力で回復魔法とバフで自己修復力を高めようと思ったが実際迷惑にならないか不安になったのだ
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地図名:ねむれる夢の坑道Lv1 発見者名:サイア 地形階層/ボス:火山3F 黒竜丸 場所:エラフィタ(牛) 備考:クエスト123『リッカの夢の宝物』用 所持:メイプル 地図名:ちいさな夢の雪道Lv1 発見者名:げんとく 地形階層/ボス:氷3F ハヌマーン 場所:ふなつきば横 備考:クエスト123『リッカの夢の宝物』用 所持:メイプル 地図名:はかなき花の洞くつLv1 発見者名:ミューク 地形階層/ボス:氷3F スライムジェネラル 場所:ウォルロ地方 備考:ツール上、地図名・レベル・場所・敵ランクが全て最初の地図 所持:メイプル 地図名:ざわめく空の坑道Lv3 〔SEED ZERO〕 発見者名:ミンメイ 地形階層/ボス:遺跡5F 黒竜丸 場所:ふなつきば横 備考:ツール上、シード値が最初0000-Aの地図。 所持 メイプル 地図名:ゆらめく獣の地下道Lv6 〔みらいのHだけの関係〕 発見者名:しだみらい 地形階層/ボス:遺跡5F ハヌマーン 場所:東セントシュタイン 備考:3,4FにH箱×6 所持:ひかり 地図名:ゆらめく花の洞くつLv11 〔ビデオ1アダルトコーナー〕 発見者名:ビデオワン 地形階層/ボス:洞窟5F ハヌマーン 場所:東ベクセリア 備考:3,4FにH箱×6、場所コード18で18禁、発見者ビデオワン。 所持:ビスケット 地図名:ゆらめく岩の火口Lv21 〔セント横HMファイトクラブ〕 発見者名:ラウル 地形階層/ボス:火山7F ハヌマーン 場所:セントシュタイン横 備考:1Fからはぐれメタル出現。セント横好立地かつ7Fまでしかなく序盤に最適 所持:ひかり 地図名:呪われし岩の坑道Lv23 〔ドンタコス〕 発見者名:ドンタコス 地形階層/ボス:洞窟6F スライムジェネラル 場所:ダーマ神殿北 備考:なんでもない地図。 所持:のぞみ 地図名:呪われし夢の洞くつLv29 〔ドアラ大富豪〕 発見者名:ドアラ 地形階層/ボス:洞窟7F Sキラーマシン 場所:ヤハーン湿地 備考:3F即268G×3、時速37,589G。箱位置抜群!最強大富豪。 所持:ひかり 地図名:見えざる花の水脈Lv49 〔S箱最低〕 発見者名:おがわら 地形階層/ボス:水13F 黒竜丸 場所:アシュバル地方小島 備考:S箱が出るレベル最低の地図中、唯一のS4の地図。 所持:ビスケット 地図名:残された夢の巣Lv58 〔大王の年末一時金〕 発見者名:さとしん 地形階層/ボス:火山15F 黒竜丸 場所:アシュバル地方 備考:3F即3000G×2、時速245,000G。 所持:ビスケット 地図名:見えざる風の迷宮Lv59 〔ソアオボ〕 発見者名:ドルオ 地形階層/ボス:遺跡15F 黒竜丸 場所:サンマロウ地方 備考:2枚のみ存在するDDランクでS,A,B箱が0個の地図。通称はS0A0B0のローマ字読み 所持:ビスケット 地図名:ざわめく獣の火口Lv42 〔ジャストミートはぐメタ〕 発見者名:ルシファー 地形階層/ボス:火山11F イデアラゴン 場所:セントシュタイン横 備考:用途はセント横HMファイトクラブと同じです。 所持:ひかり 地図名:けだかき大地の巣Lv60 〔アキバ名物ホマー地図〕 発見者名:たろすけ 地形階層/ボス:洞窟12F アトラス 場所:セントシュタイン南東 備考:『きみにゃホマー地図をあげよう』というメッセージつきで、秋葉ルイーダで すれちがいしていると必ず入手できる地図。 地図名:大いなる魂の沼地Lv64 〔ニコニコ地図〕 発見者名:レイ 地形階層/ボス:水11F 邪眼皇帝アウルート 場所:竜のつばさ地方 備考:A~G箱が各2個ずつ。 所持:ひかり 地図名:大いなる岩の世界Lv67 〔火山5F敵無し〕 発見者名:まさひろ 地形階層/ボス:火山17F 黒竜丸 場所:アルマの塔南 備考:通称どおりの地図。敵無し最浅。 所持:ひかり 地図名:怒れる星々の墓場Lv67 〔最低のフォロボス〕 発見者名:みお 地形階層/ボス:遺跡12F 破戒神フォロボス 場所:カズチィチィ山 備考:フォロボス出現レベル最低の地図。 所持:ひかり 地図名:わななく闇の牢ごくLv73 〔のりピーの地図〕 発見者名:ルシファー 地形階層/ボス:火山13F 魔剣神レパルド 場所:竜のくび地方 備考:地図名が牢ごくで即おかしなくすり×3(4,9,11F)・あぶないビスチェ×2(10,12F) 所持:のぞみ 地図名:怒れる闇の遺跡Lv74 〔無敵のブルート〕 発見者名:ブルート 地形階層/ボス:遺跡14F 魔剣神レパルド 場所:カラコタ地方 備考:9F敵無しフロア。一時期ネットで話題になった方の地図 所持:ひかり 地図名:見えざる獣の奈落Lv76 〔星の金貨〕 発見者名:だいすけ 地形階層/ボス:洞窟17F スライムジェネラル 場所:アイスバリー海岸 備考:即ほしのカケラ3F×2/31sグビアナ金貨5F×2/えいゆうのやり6F/ドラゴンの杖8F 所持:のぞみ 地図名:残された魂の世界Lv80 〔C10,D11ある地図〕 発見者名: 地形階層/ボス: 場所: 備考: 所持: 地図名:残された光の世界Lv82 〔MM2nd〕 発見者名:ウミ 地形階層/ボス:遺跡17F 邪眼皇帝アウルート 場所:カズチィチィ 備考:ツール上、全地図中で入り口からボスまでのマス目が準最多の地図。6分13秒 所持:ビスケット 地図名:見えざる光の世界Lv83 〔MarcerMasuMax〕 発見者名:マーサー 地形階層/ボス:遺跡17F アトラス 場所:グビアナ西の高台 備考:ツール上、全地図中で入り口からボスまでのマス目が最多の地図。6分30秒。 所持:ひかり 地図名:あらぶる神々の遺跡Lv97 〔船着場フォロ97〕 発見者名:いさお 地形階層/ボス:遺跡17F 破戒神フォロボス 場所:ふなつきば横 備考:ふなつきば横フォロボスのレベルMAXの地図。 所持:ビスケット 地図名:怒れる星々の世界Lv99 〔船着場グレイナル99〕 発見者名:イルマ 地形階層/ボス:遺跡17F グレイナル 場所:ふなつきば横 備考:レベル99の地図なのに敵ランクが最高ではない地図 所持:ビスケット 地図名:とどろく魂の迷宮Lv99 〔新宿99〕 発見者名:としゅき 地形階層/ボス:遺跡17F グレイナル 場所:ふなつきば横 備考:地図法利用で、夢のプラキンオンリー! 所持:ひかり
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SEED 一覧 79ざわめく運命の墓場Lv65 (B14 はぐれメタル+スライムマデュラ) 8Dわななく夢の墓場Lv59 (B14 ラストテンツク+ゴールデントーテム) A1わななく運命の墓場Lv62 (B14 ラストテンツク+ゴールデントーテム) C9見えざる風の遺跡Lv59 (B14 ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) DD見えざる風の遺跡Lv62 (B14 ゴールドマジンガ+ファイナルウェポン) 79 ざわめく運命の墓場Lv65 (B14 はぐれメタル+スライムマデュラ) Graphite Crypt of Fear Lv65 RANK,SEED=79 58DA(121 22746) ざわめく運命の墓場LV65 BOSS=邪眼皇帝アウルート 階層=14 敵RANK=4 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B14(はぐれメタル,スライムマデュラ) 宝箱=D4 E4 F3 G7 H5 即開= 竜のくび地方(83)カズトシ,ちゃづけ,たいが,しだみらい 東ナザム地方(6C)エンシイ,ドルオ,ナナエル,ねこ 場所 Base値 83 120-142 6C 110-139 種地図(転生★99) ※(転生7回99) 83 not match 1-8 6C not match 1-5 ※転生回数及び最大レベルは一例です 8D わななく夢の墓場Lv59 (B14 ラストテンツク+ゴールデントーテム) Gold Crypt of Dolour Lv59 RANK,SEED=8D 58DA(141 22746) わななく夢の墓場LV59 BOSS=ブラッドナイト 階層=14 敵RANK=5 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B14(ラストテンツク,ゴールデントーテム) 宝箱=C3 D4 E2 F7 G4 H3 即開=スライムトレイ(B11F) 竜のくび地方(83)ユイエル,フローラ,アレン 東ナザム地方(6C)カズトシ,エンシイ,メキシコ 場所 Base値 83 143-151,170-175 6C 140-159 種地図(転生★99) 83 1,2,21-26 6C 1-10 A1 わななく運命の墓場Lv62 (B14 ラストテンツク+ゴールデントーテム) Gold Crypt of Fear Lv62 RANK,SEED=A1 58DA(161 22746) わななく運命の墓場LV62 BOSS=アトラス 階層=14 敵RANK=5 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B14(ラストテンツク,ゴールデントーテム) 宝箱=C3 D4 E2 F7 G4 H3 即開=スライムトレイ(B11F) 東ナザム地方(6C)エンシイ,アーチャー(トーテンツク),きら,ゆか 竜のくび地方(83)マスピ,のどか,アオイ,セオドア(Gテンツク) 場所 Base値 83 152-169,176-179 6C 160-165,170-179 種地図(転生★99) 83 3-20,27-30 6C 11-16,21-30 C9 見えざる風の遺跡Lv59 (B14 ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) Ruby Ruins of Glee Lv59 RANK,SEED=C9 58DA(201 22746) 見えざる風の遺跡LV59 BOSS=黒竜丸 階層=16 敵RANK=8 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B14(ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) 宝箱=A3 B4 C4 D6 E4 F1 G2 H1 即開=しんかんのタイツ(B5F),ヘッドドレス(B8F) B14 16x16 ElistOfs=2B54(2B30以上で敵消失開始,2B80近辺-オンリー化,2BD0-敵無) ゴールデンスライム キマイラロード まおうのかめん ビュアール(X) ボーンスパイダ(X) 竜のくび地方(83) 東ナザム地方(6C) DD 見えざる風の遺跡Lv62 (B14 ゴールドマジンガ+ファイナルウェポン) Ruby Ruins of Glee Lv62 RANK,SEED=DD 58DA(221 22746) 見えざる風の遺跡LV62 BOSS=黒竜丸 階層=16 敵RANK=9 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B14(ゴールドマジンガ,ファイナルウェポン) 宝箱=A3 B7 C5 D2 E5 F2 I1 即開=古強者のブーツ(B3F),まじゅうのツメ(B5F),ヘッドドレス(B8F) 竜のくび地方(83)セオドア,ナナ,ひとし,コーティ,エンシイ,クレス(クレスロボ大戦2) 東ナザム地方(6C)うらん,アデル,ひとし,リョースケ(木人形ファイナルマジンガⅡ) 場所不明:アスカ,レイ,くまぞう 場所 Base値 83 226-248 6C 229-248 種地図(転生★99) 83 77-99 6C 80-99
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☆宝の地図C 宝の地図。使用すると地図を表示する(最大1個) 海賊王のお宝が隠されているという噂だけど……? 010:☆宝の地図C 価格:0G 使用:移動時 消耗:消耗しない その他 特徴 使い勝手・希少性などを記入してください。 コメント 蟻地獄で入手。★レヴィヤタン確認 -- 名無しさん (2024-05-16 02 02 25) 名前 コメント
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SEED 一覧 65呪われし夢の墓場Lv53 (B11 ラストテンツク+ゴールデントーテム) 79呪われし運命の遺跡Lv68 (B11 ラストテンツク+ゴールデントーテム) 8D残された運命の迷宮Lv80 (B11 ラストテンツク+スライムマデュラ) A1残された悪霊の迷宮Lv83 (B11 ラストテンツク+スライムマデュラ) B5残された運命の遺跡Lv83 (B11 ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) C9残された風の迷宮Lv62 (B11 ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) DD残された風の遺跡Lv59 (B11 ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) 65 呪われし夢の墓場Lv53 (B11 ラストテンツク+ゴールデントーテム) Bronze Crypt of Dolour Lv53 RANK,SEED=65 117C(101 4476) 呪われし夢の墓場LV53 BOSS=イデアラゴン 階層=12 敵RANK=6 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B11(ラストテンツク,ゴールデントーテム) 宝箱=B3 C3 D2 E1 F9 G5 場所候補/発見者(通称) カズチィチィ山(61)/ 竜のつばさ地方(78)/ミキフィア(美金柱祭り),クレア 場所 Base値 61 108-113,130 78 100-122 種地図(転生★99) ※(転生4回99) 61 not match 11 78 not match 1-3 ※転生回数及び最大レベルは一例です。 79 呪われし運命の遺跡Lv68 (B11 ラストテンツク+ゴールデントーテム) Bronze Ruins of Fear Lv68 RANK,SEED=79 117C(121 4476) 呪われし運命の遺跡LV68 BOSS=怪力軍曹イボイノス 階層=14 敵RANK=6 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B11(ラストテンツク,ゴールデントーテム) 宝箱=B3 C5 D2 E2 F9 G5 場所候補/発見者(通称) カズチィチィ山(61)/エンシイ,リスタ(リスタ転倒) 竜のつばさ地方(78)/たいが 場所 Base値 61 114-129,131-139 78 123-131,140-144 種地図(転生★99) ※(転生7回99) 61 not match 1-5 78 not match 6-10 ※転生回数及び最大レベルは一例です。 8D 残された運命の迷宮Lv80 (B11 ラストテンツク+スライムマデュラ) Platinum Maze of Fear Lv80 RANK,SEED=8D 117C(141 4476) 残された運命の迷宮LV80 BOSS=邪眼皇帝アウルート 階層=16 敵RANK=7 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B11(ラストテンツク,スライムマデュラ) 宝箱=A3 B2 C6 D3 E8 F8 即開=ヘッドドレス(B3F),ゆうわくの弓(B6F),げんませき(B12F) カズチィチィ山(61)のどか,セツナ 竜のつばさ地方(78)ねこ,カズトシ,アヤノ,ドルオ 場所 Base値 61 140-149,160-174 78 132-139,145-159 種地図(転生★99) 61 11-25 78 1-10 A1 残された悪霊の迷宮Lv83 (B11 ラストテンツク+スライムマデュラ) Platinum Maze of Ruin Lv83 RANK,SEED=A1 117C(161 4476) 残された悪霊の迷宮LV83 BOSS=魔剣神レパルド 階層=16 敵RANK=7 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B11(ラストテンツク,スライムマデュラ) 宝箱=A3 B2 C6 D3 E8 F8 即開=ヘッドドレス(B3F),ゆうわくの弓(B6F),げんませき(B12F) カズチィチィ山(61)ちんぺ,ドルオ,ザンギエフ 竜のつばさ地方(78)ミドリ,たいし,みお 場所 Base値 61 150-159,175-183 78 160-165,170-173,180-182,190,191 種地図(転生★99) 61 1-10,26-34 78 11-16,21-24,31-33,41,42 B5 残された運命の遺跡Lv83 (B11 ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) Platinum Ruins of Fear Lv83 RANK,SEED=B5 117C(181 4476) 残された運命の遺跡LV83 BOSS=邪眼皇帝アウルート 階層=15 敵RANK=9 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B11(ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) 宝箱=A5 B2 C6 D5 E3 F1 G1 H1 I3 即開=げんませき(B12F) B11 16x16 ElistOfs=2B54(2B30以上で敵消失開始,2B80近辺-オンリー化,2BD0-敵無) ゴールデンスライム キマイラロード まおうのかめん ビュアール(X) ボーンスパイダ(X) カズチィチィ山(61) 竜のつばさ地方(78) C9 残された風の迷宮Lv62 (B11 ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) Platinum Maze of Glee Lv62 RANK,SEED=C9 117C(201 4476) 残された風の迷宮LV62 BOSS=黒竜丸 階層=16 敵RANK=9 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B11(ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) 宝箱=A5 B2 C6 D7 E3 F2 G1 H1 I3 即開=げんませき(B12F) B11 16x16 ElistOfs=2B54(2B30以上で敵消失開始,2B80近辺-オンリー化,2BD0-敵無) ゴールデンスライム キマイラロード まおうのかめん ビュアール(X) ボーンスパイダ(X) カズチィチィ山(61) 竜のつばさ地方(78) DD 残された風の遺跡Lv59 (B11 ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) Platinum Ruins of Glee Lv59 RANK,SEED=DD 117C(221 4476) 残された風の遺跡LV59 BOSS=黒竜丸 階層=15 敵RANK=9 maptype=2 遺跡 敵減フロア=B11(ゴールデンスライム,キマイラロード,まおうのかめん) 宝箱=A5 B2 C6 D5 E3 F1 G1 H1 I3 即開=げんませき(B12F) B11 16x16 ElistOfs=2B54(2B30以上で敵消失開始,2B80近辺-オンリー化,2BD0-敵無) ゴールデンスライム キマイラロード まおうのかめん ビュアール(X) ボーンスパイダ(X) カズチィチィ山(61) 竜のつばさ地方(78)
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チェックリスト@G箱マラソン(7.50) RANK SEED 地図名 内容 FILE 4C 0346 わななく大地の坑道Lv34 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 0346 わななく大地の坑道Lv31 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 0346 わななく大地のアジトLv43 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 0346 わななく大地の坑道Lv49 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 044D 怒れる闇の迷宮Lv80 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 044D 怒れる闇の迷宮Lv77 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 0586 呪われし空の道Lv34 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 0586 呪われし影の道Lv40 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 05DD 怒れる空の沼地Lv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 05DD 怒れる空の沼地Lv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 05FD あらぶる闇の道Lv76 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 05FD あらぶる闇の道Lv73 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] C9 05FD あらぶる闇の道Lv73 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 0780 残された影の世界Lv55 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 0780 残された魂の奈落Lv70 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 02 0ACB ゆらめく風の洞くつLv14 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 1051 残された空の道Lv58 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 1051 残された影の道Lv61 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] C9 1051 残された花の墓場Lv58 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 1522 ゆらめく風のアジトLv18 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 1522 ゆらめく風のアジトLv18 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 19E3 ざわめく夢の洞くつLv19 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 19E3 ざわめく夢の洞くつLv19 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 1BBF 残された運命のアジトLv43 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 1BBF 残された光の坑道Lv58 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 1E2B ゆらめく獣の坑道Lv31 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 1E2B ゆらめく岩の坑道Lv25 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 1EAE わななく影の世界Lv69 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 1EAE わななく影の世界Lv72 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] C9 1EAE わななく花の世界Lv54 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 21CE けだかき闇の墓場Lv74 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 21CE けだかき魔神の墓場Lv77 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 02 24BF 怒れる獣の洞くつLv15 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 02 2637 ねむれる獣の坑道Lv23 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 264A ねむれる運命の雪原Lv40 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 264A ねむれる運命の墓場Lv52 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 285B けだかき大地の墓場Lv70 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 285B けだかき大地の墓場Lv67 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 294E ねむれる岩のアジトLv30 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 294E ねむれる獣のアジトLv36 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] B5 2A23 怒れる運命の道Lv74 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] C9 2A23 怒れる風の道Lv53 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 2B29 ざわめく空の坑道Lv19 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 2B29 ざわめく空の坑道Lv22 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 3105 ゆらめく花の墓場Lv34 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 3105 ゆらめく影の墓場Lv49 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 3113 呪われし空の洞くつLv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 3113 呪われし影の洞くつLv32 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 3114 ねむれる夢の坑道Lv28 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 3114 ねむれる運命の坑道Lv37 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] B5 31B3 けだかき魔神の迷宮Lv87 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 3389 呪われし風のアジトLv40 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 3389 呪われし風のアジトLv43 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] B5 34F6 放たれし大地の凍土Lv86 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] C9 34F6 放たれし獣の凍土Lv68 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 35C4 ざわめく夢の世界Lv48 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 35C4 ざわめく夢の眠る地Lv54 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 3672 ざわめく空の坑道Lv34 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 3672 ざわめく魂の坑道Lv46 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 02 3795 呪われし岩のアジトLv17 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 37AB ゆらめく獣の道Lv51 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 37AB ゆらめく獣の墓場Lv54 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 3968 ざわめく岩の雪原Lv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 3968 ざわめく岩の雪原Lv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 3A13 呪われし風の坑道Lv20 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 3A13 呪われし風の坑道Lv20 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 02 3C20 ゆらめく夢の洞くつLv11 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 3CBD わななく影の道Lv68 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 3CBD わななく光の道Lv80 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 3E48 怒れる闇の水脈Lv76 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 3E48 怒れる魂の水脈Lv85 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 3E8C ざわめく岩の道Lv21 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 3E8C ざわめく岩の道Lv21 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 4063 怒れる岩の坑道Lv22 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 4063 怒れる岩の坑道Lv19 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 409F ざわめく夢の道Lv34 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 409F ざわめく夢の道Lv34 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 4186 ざわめく風の道Lv25 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 4186 ざわめく夢の道Lv28 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 41CC ざわめく花の火口Lv30 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 41CC ざわめく花の火口Lv30 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 4289 ねむれる岩のアジトLv23 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 4289 ねむれる獣のアジトLv29 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 435A ざわめく獣のアジトLv31 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 435A ざわめく大地のアジトLv34 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 435B 残された夢の牢ごくLv48 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 435B 残された夢の牢ごくLv51 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 435B 残された運命の墓場Lv66 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 435B 残された運命の巣Lv75 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 02 4382 ゆらめく風の雪道Lv15 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 45CD ねむれる空の氷穴Lv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 45CD ねむれる空の氷穴Lv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 4702 呪われし夢の坑道Lv25 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 4702 呪われし夢の坑道Lv28 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 4702 呪われし光の遺跡Lv49 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 4702 呪われし光の世界Lv58 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 4730 残された獣のアジトLv29 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 4730 残された大地のアジトLv41 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 4C1C 呪われし風の坑道Lv17 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 4C1C 呪われし風の坑道Lv17 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 4C1C 呪われし風の地下道Lv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 4C1C 呪われし風の地下道Lv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] C9 4CF5 怒れる空の世界Lv59 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 5014 怒れる大地の坑道Lv43 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 5014 怒れる闇の巣Lv55 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 5166 ざわめく大地の地底湖Lv32 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 5166 ざわめく大地の地底湖Lv32 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 5410 ゆらめく花の坑道Lv16 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 5410 ゆらめく空の坑道Lv22 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 544F ゆらめく夢の洞くつLv23 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 544F ゆらめく運命の洞くつLv32 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 5495 ねむれる影の墓場Lv45 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 5495 ねむれる影の墓場Lv48 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 59C8 ざわめく獣の地下道Lv19 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 59C8 ざわめく獣の地下道Lv19 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 5CFC 怒れる空の巣Lv49 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 5CFC 怒れる空の世界Lv58 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 5EF2 ゆらめく空の地底湖Lv36 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 5EF2 ゆらめく花の地底湖Lv33 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 6002 怒れる空の地下道Lv20 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 6002 怒れる空の地下道Lv20 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 6211 残された夢の雪道Lv35 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 6211 残された運命の雪道Lv41 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 6219 ゆらめく空の巣Lv36 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 6219 ゆらめく影の巣Lv39 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 6219 ゆらめく影の世界Lv51 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 6219 ゆらめく影の奈落Lv60 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 62E5 呪われし空の坑道Lv24 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 62E5 呪われし影の坑道Lv30 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 6517 怒れる空の洞くつLv18 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 6517 怒れる空の洞くつLv24 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] B5 668B あらぶる大地の道Lv84 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] C9 668B あらぶる岩のアジトLv57 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 66D4 呪われし運命の墓場Lv38 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 66D4 呪われし光の氷穴Lv47 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 67EC 放たれし大地の道Lv49 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 67EC 放たれし闇の墓場Lv64 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 680F 呪われし大地のアジトLv30 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 680F 呪われし大地のアジトLv36 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 680F 呪われし大地の道Lv39 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 680F 呪われし大地の遺跡Lv48 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 681B わななく影の迷宮Lv73 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 681B わななく影の迷宮Lv73 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 02 6920 ねむれる獣の坑道Lv17 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 6920 残された大地のアジトLv44 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 6920 残された大地のアジトLv47 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 6A27 ざわめく獣のアジトLv28 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 6A27 ざわめく獣のアジトLv28 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 6A34 ゆらめく獣の沼地Lv14 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 6A34 ゆらめく大地の沼地Lv23 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 6B80 呪われし夢のアジトLv21 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 6B80 呪われし運命のアジトLv30 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 02 6C32 怒れる花の坑道Lv19 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 6D2C 怒れる夢の洞くつLv7 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 6D2C 怒れる夢の洞くつLv10 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 6D7D 残された魂の世界Lv67 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 6D7D 残された星々の世界Lv76 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 7197 ねむれる花の地下道Lv32 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 7197 ねむれる空の地下道Lv35 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 71E7 けだかき大地の遺跡Lv68 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 71E7 けだかき魔神の遺跡Lv71 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 8D 7245 残された運命の水脈Lv51 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] A1 7245 残された光の水脈Lv54 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] B5 7245 あらぶる星々の水脈Lv72 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] C9 7245 あらぶる運命の世界Lv60 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 726D ざわめく影の地底湖Lv29 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 726D ざわめく影の地底湖Lv26 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] C9 72A5 呪われし空の迷宮Lv63 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 4C 73CA 怒れる獣の雪道Lv31 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 51 73CA 怒れる大地の雪道Lv34 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] B5 75E8 怒れる大地の遺跡Lv81 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] B5 777C とどろく魔神の世界Lv88 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 38 7BB0 ゆらめく空の火口Lv19 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 3D 7BB0 ゆらめく空の火口Lv16 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 7EE2 けだかき運命の道Lv42 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 7EE2 けだかき運命の墓場Lv48 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 65 7FB5 ねむれる運命の氷穴Lv49 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML] 79 7FB5 ねむれる光の雪原Lv61 G箱マラソン@7.50マス/箱 [HTML]