約 10,149 件
https://w.atwiki.jp/ranstclubksu/pages/113.html
あれは!・・・・- 明石は驚いていた。 ベルトが剛の腹部に吸い込まれ、剛の姿が自分の見た赤い戦士の姿に変わっているのだから。 「何に変わろうと壊すまでだ」 ガライはクウガへと向かって行く。 クウガの脳裏に先代のクウガの戦いがフラッシュバッグする。 「俺は、この力で人々の笑顔を守ってみせる!」 剛は決意する。自分に与えられたこの力で人々の笑顔を守ることを。 ダグバはメガシルバーと戦っていた- 「くらえ!」 メガシルバーはシルバーブレイザー・ガンモードの銃撃をダグバに浴びせる。 「効かないよ」 弾は直撃しているが、ダグバには蚊に刺されたような痛さなのだ。 「今度は、こっちから行くよ」 ダグバはメガシルバーへと向かって行く。 「格闘戦なら負けない!」 シルバーブレイザーをソードモードにするメガシルバー 「ハハハ」 ダグバは笑いながらメガシルバーに拳を入れる。 「くっ!」 後退するが、すぐにシルバーブレイザーでダグバを切り付けるメガシルバー うぉぉぉぉぉ!- クウガはガライに拳を入れて行く。 「うっ」 ガライは後退する。 そんな中、乱入者が2人現れた。 「ガライ!」 乱入者はアギト、ズー ガライの同胞だ。 「剛、こいつらは俺に任せろ!」 ボウケンレッドはクウガに言う。 「明石、任せたぞ!」 ボウケンレッドはガライ、ズーと対峙する。 「行くぞ!」 ボウケンレッドはガライとズーの方へ足を蹴った。 クウガとガライの戦闘も激化する。 「うっ!」 ガライソードで胸を切り裂かれ、血が吹き出るクウガ 「負けてたまるか!」 渾身の蹴りをお見舞いするクウガ 「ぐっ!」 ガライは後退する。 「やってみるか」 クウガはガライから下がり、助走して飛び上がる。 そして、飛び蹴りの体制に入った。 「おりぁぁぁぁぁ!」 クウガは選ばれし者だけが許される技・ライダーキックをガライに放つ。 「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!」 ガライは吹っ飛ぶ。 「ズー、ガライを連れて退くぞ!」 この状況が不利だと判断したのだろう。 ガライを連れて逃げ去るアギトとズー 「待て!」 「明石、あの白い奴も気になる。俺達も外に出よう!」 「分かった。行くぞ!- 2人は外に出た。さっきの白い怪人と見たこともない銀色の戦士が戦っていた- ダグバは2人に視線を向ける。 「うっ!」 クウガは頭を押さえる。 白い怪人が同胞である怪人を殺し、笑いながら人々を焼き殺す映像が脳裏に流れた。 「何だ!今のは・・・・」 「剛、どうした?」 「白い奴は危険だ。俺達も行くぞ!」 ダグバは3人で掛かっても勝てるか分からない。 だが、此処でダグバを倒さなければ多くの人の笑顔が奪われることになるだろう・・・・・ 【現代地:長野県九朗ヶ岳】 【明石暁の持ち物:アクセルラー、宏のオルゴール時計、アマダム、バッグ、七星剣】 【風間剛の持ち物:なし】 【早川裕作の持ち物:ケイタイザー、ズバーン】 【ン・ダグバ・ゼバの持ち物:ダークカブトゼクター、ライダーベルト(ダークカブト)】 【ガライの持ち物:ガライソード】 【アギトの持ち物:なし】 【ズーの持ち物:なし】 参戦時期 明石暁⇒最終回後、風間剛⇒最終回後、早川裕作⇒スーツ改造後、ン・ダグバ・ゼバ⇒47話終了後、ガライ⇒死亡後、アギト⇒死亡後、ズー⇒死亡後 その他 ゴーゴービークルに制限なし。 明石のバッグの中には水や食料等が入っています。 剛はクウガMFに変身しています。 ガライの右腕は取れました。 ガライ、アギト、ズーが何処に行ったのかは次の書き手さんに任せます。 051 ヒッチハイクは地獄行き! 投下順 053 みくの告白/放置のガドル 036 霊石の選択者 明石暁 059 11 Heros VS ultimate dark 036 霊石の選択者 風間剛 059 11 Heros VS ultimate dark 036 霊石の選択者 早川裕作 059 11 Heros VS ultimate dark 036 霊石の選択者 ン・ダグバ・ゼバ 059 11 Heros VS ultimate dark 036 霊石の選択者 ズバーン 059 11 Heros VS ultimate dark 036 霊石の選択者 ガライ 063 魔法陣ぐるぐる 初登場 アギト 063 魔法陣ぐるぐる 初登場 ズー 063 魔法陣ぐるぐる
https://w.atwiki.jp/commusoccerfb/pages/707.html
FFC 所属リーグ:兵庫県社会人サッカーリーグ/明石1部(9部相当) ホームタウン:兵庫県/明石市 公式サイト 公式YouTube 公式Twitter 公式Instagram 公式Facebook
https://w.atwiki.jp/yiunvo/pages/70.html
神戸に拠点を置く相場屋は、不用品処分や遺品整理、ゴミ屋敷片付けなど、さまざまなサービスを提供しています。私たちはお客様のニーズに合わせて、柔軟に対応いたします。粗大ゴミ持込センターでは、不要な家具や家電、食器などを無料で引き取ります。トラック積み放題プランでは、大量の不用品回収や片付けを効率的に行います。私たちのスタッフは信頼性が高く、お客様の貴重な荷物を大切に扱います。お客様のお部屋や環境を快適にするお手伝いをいたしますので、お気軽にお問い合わせください!明石市にお住まいの方々にとって、ゴミ屋敷片付けは大きな課題の一つです。ゴミや不用品が溜まりに溜まった状態では、生活環境が悪化し、健康や安全にも影響を及ぼす恐れがあります。しかし、一人で片付けるのは困難な場合もあります。そこで、プロの片付け業者に依頼することで、スムーズかつ安全にゴミ屋敷の片付けを行うことができます。本記事では、明石市でのゴミ屋敷片付けについて詳しく解説し、便利なサービスや注意点についてご紹介します。明石市でのゴミ屋敷片付けの必要性ゴミ屋敷は、放置されたゴミや不用品が積み重なり、生活環境が極端に悪化した状態を指します。これは、健康被害や火災、害虫の発生など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。また、近隣住民への迷惑や地域の美観への悪影響も考えられます。そのため、ゴミ屋敷を早急に片付けることは重要です。ゴミ屋敷片付けのメリットゴミ屋敷片付けをプロに依頼することで、以下のようなメリットがあります。迅速かつ効率的な作業:片付け業者は経験豊富なプロフェッショナルであり、迅速かつ効率的に作業を行います。安全な片付け作業:片付け業者は、適切な装備や技術を持っており、安全にゴミ屋敷を片付けることができます。ストレスの軽減:自力での片付けは大変な作業ですが、片付け業者に依頼することでストレスを軽減することができます。ゴミ屋敷片付けの流れゴミ屋敷片付けを依頼する際の基本的な流れは以下の通りです。お問い合わせ:片付け業者に電話やメールでお問い合わせをします。状況を説明し、作業の見積もりを依頼します。現地調査と見積もり:片付け業者が現地を調査し、作業内容や料金の見積もりを提供します。作業日程の決定:見積もりに納得したら、作業日程を決定し、片付け作業を行います。片付け作業:指定された日時に片付け業者が訪問し、ゴミ屋敷の片付け作業を行います。処分:片付けられたゴミや不用品は、適切な方法で処分されます。明石市のゴミ屋敷片付け業者の選び方明石市には複数のゴミ屋敷片付け業者が存在しますが、適切な業者を選ぶためには以下のポイントを考慮すると良いでしょう。実績と信頼性:実績のある業者や口コミが良い業者を選ぶことで、安心して依頼することができます。作業料金:料金の見積もりを複数の業者から取り、適正な価格設定の業者を選ぶことが重要です。作業スタッフの質:作業スタッフの技術や対応力も重要なポイントです。丁寧な作業と迅速な対応が期待できる業者を選びましょう。まとめ明石市のゴミ屋敷片付けは、プロの片付け業者に依頼することで、安全かつ効率的に行うことができます。片付け業者の選び方や作業の流れを把握し、適切な業者を選んでスムーズな片付け作業を行いましょう。ゴミ屋敷片付けは、健康や安全に関わる重要な作業です。明石市の住民の皆さんが、安心して快適な生活を送るために、ゴミ屋敷片付け業者のサービスを活用してください。地域の美しい景観や安全な環境を守るために、適切な処理と対応を心がけましょう。 「神戸 ゴミ屋敷片付け」についてはこちら⇒
https://w.atwiki.jp/tonko1010/pages/31.html
【大阪】お好み焼き 【大阪】かに道楽 【大阪】551蓬莱 【大阪】アメリカ村 【大阪】おかんお好み焼き 【大阪】おかんきつねうどん 【大阪】きつねうどん 【大阪】おかん買い物かご 【大阪】たこやき2004 【大阪】たこ焼き 【大阪】難波たこ焼き天使 【大阪】ちんどん屋 【大阪】一寸法師 【大阪】河内音頭 【大阪】関西伊丹空港 【大阪】御堂筋 【大阪】船場 【大阪】曾根崎お初天神 【大阪】通天閣 【大阪】鶴橋 焼肉 【大阪】道頓堀 【大阪】道頓堀・戎橋 【大阪】福娘えべっさん 【大阪】法善寺横丁(男) 【大阪】法善寺横丁(女) 【大阪】北新地 【大阪】漫才 【大阪】大阪城 【大阪】空中庭園展望台 【大阪】たこ焼きとら 【大阪】日本橋 【大阪】まむし丼 【大阪】大阪おこし 【大阪】たこ焼き2008 【大阪】梅田 【大阪】きつねうどん 【京都】小倉百人一首 【京都】京都タワー 【京都】舞妓人力車 【京都】祇園 【京都】近藤勇 【京都】源氏物語(男) 【京都】桜丸 【京都】児雷也 【京都】十二単 【京都】新撰組 【京都】清水寺 【京都】宇治茶 【京都】天の橋立 【京都】天狗 【京都】渡月橋 【京都】日本駄右衛門 【京都】富樫左衛門 【京都】保津川下り 【京都】修学旅行 【京都】沖田総司 【京都】舞子扇子 【京都】二条城 【京都】癒し 2009 【滋賀】しがらき 【滋賀】近江牛 【滋賀】琵琶湖ミシガン 【滋賀】彦根城 【滋賀】琵琶湖鮎 【滋賀】琵琶湖Vol.2 【滋賀】琵琶湖鮎Vol.2 【滋賀】甲賀忍者 【滋賀】鳥人間 【神戸】烏龍茶 【神戸】シティループバス 【神戸】ハーバーランド 【神戸】元町中華バーガー 【神戸】神戸チーズケーキ 【神戸】神戸牛 【神戸】風見鶏 【神戸】北野坂 【神戸】中華街小龍包 【兵庫】明石海峡 【兵庫】杜氏 【兵庫】明石焼きVol.2 【兵庫】赤穂 【兵庫】いかなご 【兵庫】姫路城 【兵庫】六甲おろしトラ 【兵庫】甲子園筋 【兵庫】松葉ガニ 【明石】たこ2003 【明石】鯛 【紀州・和歌山】くじら 【紀州・和歌山】みかん 【紀州・和歌山】梅 【但馬】こうのとり 【但馬】皿そば 【丹波】いのしし 【丹波】黒豆
https://w.atwiki.jp/kanhai/pages/113.html
運転日 編成 時刻 備考 09/11/27 西武30000系8B 下松~西岡山18 08-19 03~岡山19 07~瀬戸19 20~和気19 31~三石19 42~上郡19 53~相生20 05~姫路20 22~ひめじ別所20 37~東加古川20 50-21 00~西明石21 15-20~神戸タ21 39-23 11~神戸23 17~尼崎23 40~宮原23 45~吹田23 53-5 46~高槻5 59~向日町6 12~京都6 19~膳所6 32~草津6 43~近江八幡6 59~米原操7 25-29~横浜羽沢 甲種輸送 09/11/6 メトロ10000系10B 下松~西岡山18 08-19 03~岡山19 07~瀬戸19 20~和気19 31~三石19 42~上郡19 53~相生20 05~姫路20 22~ひめじ別所20 37~東加古川20 50-21 00~西明石21 15-20~神戸タ21 39-23 11~神戸23 17~尼崎23 40~宮原23 45~吹田23 53-5 46~高槻5 59~向日町6 12~京都6 19~膳所6 32~草津6 43~近江八幡6 59~米原操7 25-29~横浜羽沢 甲種輸送 09/10/30 西武30000系8B 下松~西岡山18 08-19 03~岡山19 07~瀬戸19 20~和気19 31~三石19 42~上郡19 53~相生20 05~姫路20 22~ひめじ別所20 37~東加古川20 50-21 00~西明石21 15-20~神戸タ21 39-23 11~神戸23 17~尼崎23 40~宮原23 45~吹田23 53-5 46~高槻5 59~向日町6 12~京都6 19~膳所6 32~草津6 43~近江八幡6 59~米原操7 25-29~横浜羽沢 甲種輸送 09/10/23 メトロ10000系10B 下松~西岡山18 08-19 03~岡山19 07~瀬戸19 20~和気19 31~三石19 42~上郡19 53~相生20 05~姫路20 22~ひめじ別所20 37~東加古川20 50-21 00~西明石21 15-20~神戸タ21 39-23 11~神戸23 17~尼崎23 40~宮原23 45~吹田23 53-5 46~高槻5 59~向日町6 12~京都6 19~膳所6 32~草津6 43~近江八幡6 59~米原操7 25-29~横浜羽沢 甲種輸送
https://w.atwiki.jp/hanazonored2007/pages/503.html
君がいない 発売日 1993年4月21日 発売元 B-Gram 販売元 POLYDOLL K.K. BGDH-1004 ZARD are Vo. 坂井泉水 ■ 01. 君がいない ・ 作詞 坂井泉水 作曲 栗林誠一郎 編曲 明石昌夫 ■ 02. 私だけ見つめて ・ 作詞 坂井泉水 作曲 栗林誠一郎 編曲 明石昌夫 ■ 03. 君がいない (オリジナルカラオケ) ■ 04. 私だけ見つめて (オリジナルカラオケ) 戻る
https://w.atwiki.jp/epolitics/pages/297.html
各種まとめの項目別参考文献法律・法制度関連 国内人権・国際人権関連 表現の自由関連 移民・外国人政策関連 少子化・子育て関連 教育・教育費関連 税制・財源論関連 各種まとめの項目別参考文献 法律・法制度関連 芦部信喜『憲法 第三版』岩波書店(2002) 五十嵐敬喜『議員立法』三省堂(1994) 岩波講座『憲法5 グローバル化と憲法』岩波書店(2007) 井上典之・小山剛・山本一『憲法学説に聞く ロースクール・憲法講義』日本評論社(2004) 大石眞・石川健治『ジュリスト増刊 憲法の争点』(2008) 最高裁判所『裁判員制度 ブックレット』最高裁判所(2005) 最高裁判所『よくわかる! 裁判員制度Q A』最高裁判所(2006) 渋谷秀樹『憲法への招待』岩波新書(2001) 戸松秀典・初宿正典『憲法判例 第4版』有斐閣(2004) 中島誠『立法学―序論・立法過程論』法律文化社(2004) 西野喜一『裁判員制度の正体』講談社(2007) 樋口陽一編『講座 憲法学 3権利の保障』日本評論社(1994) 国内人権・国際人権関連 上田正昭『国際化のなかの人権問題』明石書店(1998) 魚住昭『野中広務 差別と権力』講談社(2004) 大沼保昭『国際法』東信堂(2005) 岡本雅亭『日本の民族差別 人種差別撤廃条約からみた課題』明石書店(2005) 中西正司・上野千鶴子『当事者主権』岩波新書(2003) 畑博行・水上千之『国際人権法概論 第二版』東信堂(1999) 藤田久一『国際法講義 Ⅱ人権・平和』東京大学出版会(1996) 藤田敬一『同和はこわい考』あうん双書(1987) 宮崎繁樹『現代日本の人権状況』大村書店(1993) 表現の自由関連 アンドレア・ドウォーキン『インターコース 性的行為の政治学』青土社(1989) ジュディス・バトラー『触発する言葉 言語・権力・行為体』岩波書店(2004) C.A.マッキノン『ポルノグラフィ 「平等権」と「表現の自由」の間で』明石書店(1995) 河合良介『萌える! 経済白書』宝島社(2006) 小林孝輔・芹沢斉『基本法コンメンタール 憲法』日本評論者(1997) 小山昌宏『戦後「日本マンガ」論争史』現代書館(2007) 高橋準『改訂版 ジェンダー学への道案内』北樹出版(2008) 戸波江二『憲法(2)---人権』有斐閣Sシリーズ(1992) ヒロヤス・カイ『オタクの考察』C&R研究所(2008) 移民・外国人政策関連 トーマス・ハンマー『永住市民と国民国家―定住外国人の政治参加』明石書店(1995) 浅川晃広『在日外国人と帰化制度』新幹社(2003) 浅川晃広『「在日」論の嘘』PHP(2006) 上橋菜穂子『隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民』筑摩書房(2000) 奥田安弘『市民のための国籍法・戸籍法入門』明石書店(2004) 奥田安弘『家族と国籍―国際化の進むなかで』有斐閣(2004) 奥田安弘『国籍法と国際親子法』有斐閣(2004) 外国人の子どもたちの「在留資格問題」連絡会『先生! 日本で学ばせて!―強制送還される子どもたち』明石書店(2004) 梓澤和幸『在日外国人 弁護の現場から』筑摩書房(2000) 姜尚中『在日 ふたつの「祖国」への思い』講談社+α新書(2005) 駒井洋編『超過滞在外国人と在留特別許可―岐路に立つ日本の出入国管理政策』明石ブックレット(2000) 近藤敦『Q A外国人参政権問題の基礎知識』明石ブックレット(2001) 近藤敦『外国人参政権と国籍』明石書店(1996) 坂中英徳・浅川晃広『移民国家ニッポン―1000万人の移民が日本を救う』日本加除出版(2007) 坂中英徳『在日韓国・朝鮮人政策論の展開』日本加除出版(1999) 坂中英徳『入管戦記』講談社(2005) 坂中英徳『日本の外国人政策の構想』日本加除出版(2004) 坂本洋子『法に退けられる子どもたち』岩波ブックレット(2008) 佐々木てる『日本の国籍制度とコリア系日本人』明石書店(2006) 杉山春『移民還流 南米から帰って来る日系人たち』新潮社(2008) 鈴木江理子『日本で働く非正規滞在者 彼らは「好ましくない外国人労働者」なのか?』明石書店(2009) 高崎宗司・朴正鎮『帰国運動とは何だったのか』平凡社(2005) 田久保忠衛編『「国家」を見失った日本人』小学館文庫(2000) 鄭大均『韓国のイメージ』中公新書(1995) 鄭大均『在日韓国人の終焉』文春新書(2001) 手塚 和彰『外国人と法』有斐閣(2005) 東京弁護士会外国人の権利に関する委員会編『実務家のための入管法入門』現代人文社(2004) 仲尾宏『Q&A 在日韓国・朝鮮人問題の基礎知識』明石書店(2003) 長尾一紘『外国人の参政権』世界思想社(2000) ななころびやおき『ブエノス・ディアス、ニッポン―外国人が生きる「もうひとつのニッポン」』ラティーナ(2005) 日本弁護士連合会編集委員会『定住化時代の外国人の人権』明石書店(1997) 百地章『憲法の常識 常識の憲法』文春文庫(2005) 李英和『在日韓国・朝鮮人と参政権』明石書店(1993) 山田 鐐一・黒木 忠正『わかりやすい入管法 第6版』有斐閣リブレ(2004) 渡戸一郎編『在留特別許可と日本の移民政策』明石書店(2007) 少子化・子育て関連 阿部彩『子どもの貧困―日本の不公平を考える』岩波新書(2008) 赤川学『子どもが減って何が悪いか!』ちくま新書(2004) 安積遊歩・辛淑玉『女に選ばれる男たち』太郎次郎社(2001) 大日向雅美『子育てママのSOS』法研(2000) 大日向雅美『「子育て支援が親をダメにする」なんて言わせない』岩波書店(2005) 大日向雅美・佐藤達哉『現代のエスプリ 子育て不安・子育て支援』SHIBUNDO(1996) 中山徹『子育て支援システムと保育所・幼稚園・学童保育』かもがわ出版(2005) 毎日新聞人口問題調査会『人口減少社会の未来学』論創社(2005) 藤正巌・古川俊之『ウェルカム人口減少社会』文春新書(2000) 湯沢擁彦『少子化をのりこえたデンマーク』朝日新聞社(2001) 教育・教育費関連 市川伸一『学力低下論争』筑摩書房(2002) 岩波講座現代の教育『世界の教育改革』岩波書店(1998) 尾木直樹『週休2日で子どもの頭が悪くなる?』主婦と生活社(2002) 加藤幸次・高浦勝義編『学力低下論批判』黎明書房(2001) 教育科学研究会『子どもの権利条約 学校は変わるのか』国土社(1991) 検証 地方分権時代の教育改革『地域から教育課題を立ち上げる』岩波ブックレット(2005) 検証 地方分権時代の教育改革『杉並区立「和田中」の学校改革-』岩波ブックレット(2008) 検証 地方分権時代の教育改革『教育改革を評価する 犬山市教育委員会の挑戦』岩波ブックレット(2006) 検証 地方分権時代の教育改革『「教員評価」』岩波ブックレット(2009) 苅谷剛彦『教育改革の幻想』ちくま新書(2002) 苅谷剛彦『教育と平等』中公新書(2009) 苅谷剛彦『なぜ教育論争は不毛なのか』中公新書(2003) 苅谷剛彦『教育再生の迷走』筑摩書房(2008) 苅谷剛彦『学力の社会学-調査が示す学力の変化と学習の課題』岩波書店(2004) 苅谷剛彦『学校・職業・選抜の社会学 高卒就職の日本的メカニズム』東京大学出版会(1993) 苅谷剛彦『階層化日本と教育危機―不平等再生産から意欲格差社会(インセンティブ・ディバイド)へ』有信堂高文社(2001) 苅谷剛彦『学力と階層 教育の綻びをどう修正するか』朝日新聞出版(2008) 苅谷剛彦・濱名陽子・木村涼子・酒井朗『教育の社会学 「常識」の問い方, 見直し方』有斐閣(2000) 苅谷剛彦・西研『考えあう技術――教育と社会を哲学する』ちくま新書(2005) 苅谷剛彦・山口次郎『格差社会と教育改革』岩波ブックレット(2008) 河野和清編『教育行政学』ミネルヴァ書房(2006) 小林雅之『進学格差』ちくま新書(2008) 財務省財務総合研究所『日本の所得格差と社会階層』日本評論社(2003) 清水一彦編『最新教育データブック 第11版』時事通信社(2006) 白波瀬佐和子編『変化する社会の不平等 少子高齢化にひそむ格差』東京大学出版会(2006) 立田慶裕『教育研究ハンドブック』世界思想社(2005) 辻井喬・藤田英典・喜多明人『なぜ変える教育基本法』岩波書店(2006) 寺脇研『21世紀へ教育は変わる』近代文芸社(1997) 寺脇研『何処へ向かう教育改革』主婦の友社(1998) 寺脇研『格差時代を生き抜く教育』ユビキタ・スタジオ(2006) 寺脇研『さらばゆとり教育 学力崩壊の「戦犯」と呼ばれて』光文社(2008) 土井健郎編『「教育改革」は改革か 子供を救うための10大論点』PHP(2001) 東京学生教育フォーラム『学生による教育再生会議』平凡社新書(2007) 原田信之『確かな学力と豊かな学力 各国教育改革の実態と学力モデル』ミネルヴァ書房(2007) 広田照幸『教育には何ができないか―教育神話の解体と再生の試み』春秋社(2003) 広田照幸『教育不信と教育依存の時代』紀伊國屋書店(2005) 藤田英典『教育改革―共生時代の学校づくり』岩波書店(1997) 藤田英典『義務教育を問い直す』筑摩新書(2005) 藤田英典『教育改革のゆくえ―格差社会か共生社会か』岩波ブックレット(2006) 藤原和博『つなげる力』文藝春秋(2008) 保坂展人・斎藤次郎・吉永みち子『こうすれば学校を救える』風媒社ブックレット(2000) 堀尾輝久・波本勝年・石山久男『今、なぜ変える教育基本法』大月書店(2003) 本田由紀『若者と仕事――「学校経由の就職」を超えて』東京大学出版会(2005) 本田由紀『多元化する能力と日本社会――ハイパーメトクラシー化のなかで』NTT出版(2005) 本田由紀『若者の労働と生活世界――彼らはどんな現実を生きているか』大月書店(2007) 山内乾史・原清治『学力論争とはなんだったのか』ミネルヴァ書房(2005) 税制・財源論関連
https://w.atwiki.jp/sentairowa/pages/16.html
赤と黒◆i1BeVxv./w 深く生い茂った森。 夜の闇を纏った木々たちは葉の緑をより濃くする。 闇と組み合わさった森の木々たちは得も言われぬ不気味さをかもし出していた。 そんな中、颯爽と歩く黒髪の男がひとり。 男に物怖じした様子はない。当然であろう。幼い頃よりトレジャーハンターとして活動していた彼には、このような環境は慣れたものだ。 男の名は伊能真墨。古代の秘宝プレシャスを回収することを目的としたチーム、轟轟戦隊ボウケンジャーのひとりである。 「ちくしょ、明石の奴、格好つけやがって」 真墨の歩みは粗い。勢いよく草を踏みしめ進んで行くその様を見れば、表情を確認しなくとも、彼の機嫌が悪いことがわかる。 その原因となる男。真墨が心に思い描くのは、ロンという得体の知らない相手に対して、堂々と対峙する明石暁の姿だった。 1時間前―― 「さあ、あの門をくぐり出発しなさい。バトルロワイアルの宴に。 最後の一人になるまで、せいぜい私を楽しませてください」 広間に集められた多数の人々を前に開幕の言葉は告げられた。 その時点で自分が置かれている状況を理解できたのは何人いただろうか。 見慣れない場所に連れて来られ、殺し合いをするよう告げられ、人が血反吐を吐き死ぬ姿を目の当たりにする。 数分の内に起きた様々な出来事に、人は混乱し、思考を停止させる。 かくいう真墨もその一人だった。 何かをしなければならないとは思うが、その何かを考えることができず、ただ眼の前の男がしゃべるのを呆然と見ているだけだ。 その様をロンは満足気に見つめ、一人目の名を告げた。 「明石暁」 だが、少なくとも最初に名前を呼ばれた男の態度は違っていた。 『不滅の牙』という二つ名を持ち、ボウケンジャーのチーフとして、数多くのプレシャスを回収してきた男――明石暁。 明石はまったく萎縮した様子を見せず、むしろ堂々と胸を張って、ロンの前へと進み出る。 ロンはその姿を多少訝しげに見ていたが、構わず次の言葉を紡ぐ。 「さあ、まずはあなたからです。どれでも好きなディパックを取って、その門を潜りなさい」 当然、ロンは自分の命令に明石が従うものだと思っていた。明石の堂々とした態度は所詮、虚構だと判断していたのだろう。 しかし、明石は身を崩さず、視線だけをロンに向け、強い調子で言った。 「その前にひとつだけ確認しておきたいことがある」 「なんでしょう?」 「たったひとりになった者にはなんでも願いを叶えると言ったが、それは本当か?」 明石の問いにロンは嘲るような笑みを浮かべると、明石の顔を舐めるように見上げる。 「本当ですよ。永遠の命でも、世界を滅ぼす力でも、愛する者の復活でも、なんでもです。 ああ、あなたには最高のプレシャスでも差し上げましょうか?」 「結構だ。欲しいものは自分の手で手に入れてこそ価値がある。 それに、実際にこの眼で見ないことにはお前の言うことは信用できない」 「ほぉ。では、どうすれば信用していただけるのですか?」 「俺を殺し、そして、生き返らせてみろ」 ロンの動きがピタリと止まる。 「……なかなか面白いことを言いますね」 「力の証明には丁度いいだろう」 「私としては先ほどのあれで力を証明したつもりなのですが」 ロンは小津勇の亡骸を一瞥する。だが、明石は意に介さない。 「あれは首輪の力だ。ロン、お前自身の力の証明にはならない」 「ふぅ、いいのですか?もし、私に叶える力がなかったら無駄死にすることになりますよ」 「それはちょっとした冒険だな」 どことなく軽い口調で明石はいつもの言葉を口にする。 それがロンの気に障ったのだろう。心なしかロンの表情が険しくなる。 「いいでしょう。私がどれほどの力を持っているかお見せするとしましょう」 ロンは明石に掌を向ける。すると、掌から眩い光が巻き起こった。 強烈な光にその場にいた全員が眼をつぶる。 「明石!」 思わず声を上げる真墨。 やがて、光が治まると、その場から明石の姿は消えていた。 「貴様ぁ!」 真墨は怒声を上げ、ロンへと詰め寄る。 だが、その手がロンに届こうとした刹那、ロンの身体は金色のもやとなり、真墨の手から逃れていく。 「心配せずとも、会場となる場所に飛ばしただけです。 今ここで力の証明をしても構わないのですが、これ以上、進行を遅らせたくありませんし、どうせ証明するなら反抗する気が起きないほど、大きな力を見せようと思いましてね。 ただ、私にもそれ相応の準備というものがいります。まあ、証明はいずれ」 ロンは憤慨する真墨を横目で見やると、ニヤリと笑った。 その後、すぐに真墨の名前が呼ばれ、門を潜ることになった。 真墨が飛ばされた先は森。ディパックに入っていた地図で確認した限り、B9エリアだ。 一通り持ち物を確認すると、真墨は南西へと進んだ。目的地は人が集まることが予測される市街地。 明石もきっとそこに来るはずだ。 「明石……」 ひとりになり、多少冷静になると、明石が何故、あんな無謀なことをしたのか見えてくる。 明石はロンの思惑に乗らない奴がいることを示したかったのだ。 極限状態に追いやられた時の人間は意外と脆い。自分の命に危険が及べば、普段は殺し合いなどしない人間でも容易くマーダーになってしまう。 そうならないためには『光』が必要だ。『闇』に囚われない強烈な『光』が。 明石は自らの命を危険に晒して、それを示したのだ。 「ちくしょ、明石の奴、格好つけやがって」 真墨は口では毒づいていたが、それは弱気になった自分の心を隠すための虚勢だった。 真墨にとって、明石は越えるべき存在だ。 自分とさほど変わらぬ年齢でありながら、既に『不滅の牙』と呼ばれる伝説のトレジャーハンター。 彼を超えるためにボウケンジャーになったというのに、格の違いを見せ付けられてばかり。今までも、そして、今回も。 「いや、これは逆にチャンスだ。ここで脱出の糸口を探り、ロンを倒すことが出来れば」 真墨は拳を強く握る。今は明石が一歩リードしている。だが、戦いは始まったばかり。いくらでも挽回のチャンスはある。 「超えてやる。絶対!」 ▽ 誰もいなくなった広間にロンはひとり佇んでいた。 「これで全員、会場へと送り出せましたね。それにしても……明石暁、気に入りませんね」 次々と広間を後にした参加者たち。敵意を向けてくる参加者は相当数いたが、ただそれだけだった。意に介することはない。 しかし、明石は他の参加者に厄介な影響を与えかねない。つまらない結果になる要因は早めに排除すべきだろう。 「少し、思い知らせてあげるとしますか」 ロンはフードを被ると、金色のもやとなり、その場を後にした。 ▽ 「もう少しで街か」 休みなく歩き続けた結果、真墨は市街地のエリアまであとわずかな位置まで来ていた。しかし、街がある方向からは一向に光は見えない。 「予想はしていたが、街といっても、俺たちの他には誰もいそうにないな」 だが、合流を目指すならやはり街に集まるはずだ。それに寝床とするなら、森より建物の方がいい。 「急ぐか」 ――ガサリ その時、後ろから何かを踏みしめる音がした。 (誰かいる) 真墨は懐に手を入れ、アクセルラーを握り締める。そして、ゆっくりと後ろを振り向いた。 そこにはひとりの少女が立っていた。 全身を黒いレザーの服で覆い、ブーツも、コウモリの羽のような髪飾りも全部黒。 それだけだと大人の女性のように見えるかも知れないが、節々を彩る紫色のひらひらとした装飾が、どこか幼さを印象付けている。所謂ゴスロリというやつだ。 「俺の後ろを取るとはな、何者だ!」 怒鳴りながら激しく睨み付ける真墨に、少女は眼に見えてうろたえる。 「ちょ、ちょっと待って。ワ、ワタシは別に襲おうとか考えていたわけじゃなくって、その、よければご一緒できないかな~と」 「………」 「本当だって。ワタシに戦う力はないし、支給品も身を守れそうなものじゃなかったし、仕方ないからここに隠れて、誰かが来るのをずっと待ってただけなんだから」 訝しげな眼で少女を観察する真墨。だが、その今にも泣きそうな顔を見ていると、可哀想になってきた。 元々女性の扱いはあまり得意じゃない。 「わかった。じゃあ、とりあえず一緒に街へ……」 ――パン! 突如、鳴り響く銃声。その音は後ろから。そして、衝撃は自分の背中から。 「なっ!?」 真墨はゆっくりと大地へと崩れ落ちる。対象的に、真墨のその姿を見て、少女は跳び上がって喜んだ。 「やったね、メイ」 木陰からもう別の少女が姿を現す。メイと呼ばれたその少女はライフルを携えていた。 「見事作戦成功だよね」 「だよね」 二人の少女の名はナイとメア。不死のヴァンパイアであるバンキュリアが退屈を紛らわせるために自分を二つに分けた姿だ。 故に彼女たちは最初から二人というアドバンテージを持っていた。 それを利用したのが今回の作戦。 「ワタシが囮になって、隙を作ってぇ~」 「ワタシが支給品のこのライフルで撃ち殺す~」 「単純だけど、効果覿面だよね」 「だよね」 「「アハハハハハッ」」 二人の勝ち誇った笑いが夜の森に木霊する。 「なるほど、そういうことか」 「……えっ。何、今の声」 「なんか嫌な予感」 二人は恐る恐る声のした方向を見た。 そこには先ほど崩れ落ちたはずの真墨がしっかりと大地を踏みしめ、立っていた。 「なんで~」 「なんで、なんで~」 真墨はジャケットの前をはだけ、内側に着込んでいたものを見せる。 防弾チョッキ。衝撃までは完全に防げないが、ライフルの殺傷力をなくすには充分な代物だ。 「お前たちにそのライフルと支給されたように、俺にはこの防弾チョッキが支給されていた。 つまりお前たちの攻撃は俺には通用しないってことだ」 啖呵を切る真墨に、不機嫌になるナイとメア。 「なんかたまたま助かっただけなのに調子に乗ってるよ」 「そうだね、どうする?」 顔を寄せ合った二人は同時に呟いた。 「「やっちゃおうか!」」 互いに頬を寄せ合う二人。すると、二人の身体は溶け合うように融合していく。 やがて、ナイとメアだったものはひとつの怪人の姿を形作る。クイーンヴァンパイア、妖幻密使バンキュリアの姿へと。 「今度は頭を狙ってあげるわ、坊や」 妖艶な大人のものへと変わった声で、真墨を挑発し、ライフルを構えるバンキュリア。 対して、真墨も懐からアクセルラーを取り出すと、タービンを回した。 「ボウケンジャー、スタートアップ!」 一瞬にして黒と白のスーツに包まれていく真墨の身体。 頭が黒のメットに覆われ、頭上のヘッドライトが煌いたとき、その変身は完了する。 「迅き冒険者!ボウケンブラック!!」 「まあ、格好つけちゃって。これでも喰らいなさい」 ライフルから発射された無数の弾丸が、ボウケンブラックに襲い掛かる。 だが、ボウケンブラックは微塵にも揺るがない。 「ラジアルハンマー!」 ヘッドライトの光からハンマーが形作られ、ボウケンブラックの手へと武器を精製する。 そして、ボウケンブラックは精製された武器を、自らの正面でクルクルと回した。 ボウケンブラックへと届く前に、高速で回るハンマーに弾かれ、地面へと転がる銃弾たち。 「なんですって!」 驚愕の声を上げるバンキュリア。だが、ボウケンブラックの技はそれだけでは終わらない。 「ライトニングアタック!」 回転するハンマーはその掛け声と共にボウケンブラックの手を離れると、光の円を描き、バンキュリアへと向かっていく。 「きゃあっ!」 バンキュリアに接触すると同時に爆発を起こすハンマー。 爆発の衝撃でバンキュリアは吹き飛ばされ、ハンマーはまるで意思を持っているかのようにボウケンブラックの手元へと戻っていく。 ボウケンブラックは改めてハンマーを構えると、バンキュリアへ向かっていった。 「お、おのれぇ」 よろめきながらも、ライフルの先端に付けられたナイフでバンキュリアは必死に応戦を試みる。 だが、格闘術の差は歴然だった。ハンマーの重い一撃が、右肩、左脇腹、脳天、次々とバンキュリアに決まっていく。 「こ、このままじゃあ……」 「そろそろ止めだ!」 ボウケンブラックが止めの一撃に選んだのはスリップストリームハンマー。 相手を上空に跳ね上げ、それを追うようにこちらも大きく跳び上がり、ハンマーを叩きつける技だ。 ボウケンブラックが止めの一撃を放つため、下段から上段へハンマーを大きく振り上げた。 そのとき、不思議なことが起こった。 上空に跳ね上げるための一撃は、ボウケンブラックの思惑より遥かに遠く、それこそ、バンキュリアの姿が見えなくなるほどに大きく跳ね飛ばしたのだ。 「きゃああああっ!」 上空高く遠ざかっていく悲鳴。やがて、かすかに聞こえていた声はまったく聞こえなくなっていた。 かなり遠くまで飛ばされたようだ。 「これじゃあ追うのは無理か」 ふぅと、一息を吐く。だが、気まで抜くつもりはない。 「出てこい、居るのはわかっている」 ボウケンブラックの耳にはバンキュリアに一撃を放つ前、その声が確かに届いていた。 ――ゲンギ・小軽鋭化―― ボウケンブラックは知る由もないが、物の重さを軽くする技だ。 その技の主がのっそりとボウケンブラックの前に現れる。 「何者だ。あいつの仲間か!?」 「別に仲間じゃないヨ。ボウケンブラックを殺すには邪魔だったから、ちょっとどいてもらっただけだヨ」 昔の中国武人のような甲冑に、非情に大柄な身体。そして、胸に飾られたバジリスクの顔。 「幻獣バジリスク拳、サンヨ。今度はサンヨがお相手するヨ」 「ふざけるな」 ボウケンブラックはラジアルハンマーを振り上げ、一気呵成に叩きつける。 だが、サンヨはそれを軽々と片手で受け止めた。 「何!」 「軽いヨ」 動揺するボウケンブラックの隙を突き、サンヨはラジアルハンマーの柄を持つと、ボウケンブラックごと、投げ捨てる。 「がぁっ!」 地面へと転がるボウケンブラック。しかし、ボウケンブラックは怯まず、ホルスターに携えられたサバイバスターを手に取った。 「サバイバスター!」 接近戦が駄目なら、遠距離戦。ボウケンブラックの判断は間違っていない。 「ゲンギ・反重力鎧」 ただ、それが有効な相手かどうかは別の話だ。 サバイバスターから発射された光弾は全てサンヨの前で向きを変え、ボウケンブラックへと降り注ぐ。 「うわぁぁぁっ」 「止めだヨ!」 駄目押しとばかりに怯んだボウケンブラックへ向かって、自らの幻気を練り固めた幻気弾を撃ち込む。 その一撃は一際大きな爆発を引き起こし、ボウケンブラックの身体を焼いた。 足の先から頭の上まで、痺れるような痛みがボウケンブラックの身体を駆け巡る。 「く、くそっ」 あまりの衝撃にボウケンブラックへの変身は解除されていた。せっかくの防弾チョッキも実弾ではない弾の前ではなんの効果も発揮しない。 ゆっくりと真墨の方へと近づいていくサンヨ。止めを刺すつもりなのだろう。だが、真墨はまだあきらめていない。 (あいつの能力はわかった。ラジアルハンマーやサバイブレードで対抗しても力押しではあいつには勝てない。かといって、サバイバスターで攻撃しても跳ね返される。 ならギリギリまで接近してのデュアルクラッシャーなら、あいつも跳ね返せないかも知れない) 真墨はアクセルラーを握り締めた。一歩一歩サンヨが近づいてくる。 (あと、3m、2m、1m、今だ!) 「ボウケンジャー、スタートアップ!」 跳ね上がるように立ち上がると、真墨はアクセルラーのタービンを回した。 (次はアクセルテクターとデュアルクラッシャーの召喚を……) だが、真墨の願いは叶わなかった。真墨の身体はタービンを回したのにも関わらず、ボウケンブラックへと変身していなかった。 「ゲンギ・蔵備頓」 サンヨが呟くと、幻気の光がまるで真墨を押し潰すかのように、その身体へと降り注ぐ。 真墨は再び地面へと倒れ伏す。ただ、今度はまるで磔になったかのように指一本動かない。 「な、なんでだ?ボ、ボウケン…ジャー……ス…タート、アッ…プ」 真墨はそれでも身体中の力を振り絞り、アクセルラーのボタンを押し、懸命にタービンを回す。 されど、真墨の姿は変わらない。 「無駄ヨ。1度変身したら2時間は変身できないヨ。それがこの首輪の効果ヨ」 「な、なに!?」 「わかったら、これでさよならヨ」 サンヨは足を真墨の頭に乗せる。 そして、そのまま重く圧し掛かり―― 「うわぁぁぁっっっっぁ」 ――ベキリと小気味よい音を響かせ、そのまま頭を割った。 ▽ 足を赤く染まらせ、適当な場所へと腰を下ろしたサンヨに、金色のもやが降りてくる。 「ロン」 「よくやってくれましたね、サンヨ」 「ああ、お安い御用だヨ。だけど、良かったのか?当初の計画だと、しばらくサンヨは様子見のはずだったけどヨ」 「そのつもりでしたが、少し思い知らせてあげようと思いましてね」 計画を順調に遂行させるため、参加者の中にサンヨという手駒を組み入れたものの、しばらくは参加者の自主性に任せるつもりだった。 極限状態の中で、人間や怪人たちがどう動くか、非情に興味深かったからだ。今も計画の大筋には変更はない。 だが、明石暁。彼の存在は計画の遂行の妨げになると、ロンは感じていた。 彼と直接話したのは広間に対峙したときが始めてだが、わずかな会話だけで、明石が殺し合いに乗る男ではないということは容易に理解できた。そして、彼の思惑も。 明石は自分を殺して、生き返らせろと言った。 あの場で邪魔者だと殺すだけに留めていれば、願いを叶える力がないと見なされ、他の参加者に団結力を生むことになりかねない。 かといって、殺した後、生き返らせたとしたらどうなったか。他の者はともかく、明石は怯みはしなかっただろう。 それにあの場で言ったことは嘘ではない。生き返らせるにはそれなりの準備と時間がいる。 それなら解決を急がず、じっくり策を練った方がいい。 そして、ロンが考えた末の結論は、明石を排除するのではなく、彼を計画に組み入れること。 逆に考えてみれば、彼ほどの男を落とすことが出来れば、計画の成功は間違いない。 そう思いなおしたロンは彼の言うとおり、力の証明を行うことにした。 自分に逆らえば、死ぬということを彼の近しい存在で理解させ、そして、願いを叶える力を持っていることを生き返らせることで証明する。もっとも生き返らせるのは真墨ではなく…… 「ふふっ」 「?、どうしたヨ」 真墨の死体の前で不適に笑うロンに、サンヨは不思議そうに首を傾げる。 「彼も運がない男です。明石の関係者でなければ、はたまたサンヨの近くにいなければ、もう少しだけ生きることができたかも知らないのに。 そういう意味では逆に彼女は運がいい」 「彼女?」 ロンはチラリと横目で何事かを確認すると、ニヤリと笑った。 「まあ、これでようやく面白くなることでしょう」 ロンはぺろりと舌なめずりをすると、金色のもやとなり、その場から消える。 「ロンの言ってることはちっともわからないヨ」 残されたサンヨは自分の力が戻るまで、その場で寝ることを決めた。 ▽ 「あいつはやばすぎるわ」 木々に身を隠しながら、バンキュリアは空を滑空する。 身体が急激に軽くなり、空中高く弾き飛ばされた時は驚いたが、考えてみれば、自分には翼があった。 なんとか体制を建て直し、隙あれば襲い掛かろうと、舞い戻って見れば、そこにはサンヨと名乗る怪人がボウケンブラックと戦っていた。 そして、告げられた首輪の効果。粉々に砕け散ったボウケンブラックの頭。現れたロン。 ロンは明らかにこちらに気がついていた。とてもじゃないが、まともに戦って勝てる気がしない。 「どうしましょう。頼ろうにも他にインフェルシアの出身はいないし、勝ち抜こうにもこの装備じゃ」 バンキュリアの手に握られるのはライフルのみ。弾にも限りがある。 これからどうするべきか、バンキュリアは途方に暮れる。 すると、突然身体が痙攣したかと思うと、バンキュリアの身体が二つに割れた。 当然、重力に従い、地面へと落下する。 「これがあいつの言ってた時間切れ~」 「いった~い」 呑気な声を上げるナイとメア。だが、内心はそんな声とは裏腹に恐怖に支配されていた。 【伊能真墨 死亡】 残り40名 【名前】明石暁@轟轟戦隊ボウケンジャー [時間軸]:不明 [現在地]:不明 [状態]:不明 [装備]:不明 [道具]:不明 [思考] 第一行動方針:? 【名前】ロン@獣拳戦隊ゲキレンジャー [時間軸]:不明 [現在地]:広間(マップ外) [状態]:健康。 [装備]:不明 [道具]:不明 [思考] 第一行動方針:願いを叶える力があることを参加者に明示する。 【名前】バンキュリア@魔法戦隊マジレンジャー [時間軸]:Stage18(ブランケン死亡)後 [現在地]:C-8森林 1日目 深夜 [状態]:多少の打撲。ナイとメアに分離中。2時間一体化不能。 [装備]:一つ目のライフル銃@魔法戦隊マジレンジャー [道具]:予備弾装。その他、支給品一式。 [思考] 第一行動方針:ロンから距離を取る。その後の行動については特に定めていません。 備考 バンキュリアは首輪の制限を知りました。 予備弾装に催涙弾や消滅の緋色が含まれているかは後の方にお任せします。 【名前】サンヨ@獣拳戦隊ゲキレンジャー [時間軸]:ロンと一緒 [現在地]:C-8森林 1日目 深夜 [状態]:能力発揮済。2時間戦闘不能。 [装備]:なし [道具]:未確認。 [思考] 第一行動方針:ロンの指示に従い、しばらく様子見。 備考 伊能真墨の支給品はスワン製防弾チョッキ@特捜戦隊デカレンジャーでした。 真墨のディパック、アクセルラー、その他諸々は真墨の死体と共に置き去りにされています。 (2008/02/25(月))
https://w.atwiki.jp/zuzu/pages/174.html
#blognavi 電車連結部に泥酔女性 最高120キロ「記憶ない」 13日午後11時50分ごろ、兵庫県尼崎市のJR東海道線尼崎駅で、網干発野洲行き快速電車を降りた客が、車両の連結部の外側に女性がいると駅員に伝えた。JR西日本は、大阪駅に到着した快速電車を止めて確認、線路に倒れている女性を見つけた。 JR西や大阪府警曽根崎署によると、神戸市西区に住むアルバイトの女性(21)で手に軽いけが。酒に酔っており「明石駅で切符を買ってからの記憶がない。大阪で起こされて初めて気が付いた」と話している。 女性は兵庫県明石市内で仕事をした後、同日夕から同僚らと飲食。自宅に帰るつもりだったという。明石駅から大阪駅までは約52キロあるが、女性がどこから連結部の外側にいたかは不明。快速電車は同区間を51-53分で走り、最高時速は120キロに達するという。 (共同通信) - 9月14日12時28分更新 カテゴリ [ヽ(´ー`)ノ] - trackback- 2005年09月14日 15 57 35 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/jyoken/
明石高専情報工学研究部 wikiページ ここは明石高専情報工学研究部(通称:jyoken)のwikiです。 きっと中身は外部向けではなく、今やってることの内輪でのまとめみたいな感じだと思うのです。