約 334 件
https://w.atwiki.jp/dngjuvenile2/pages/32.html
伊藤早矢梨 ■よみ いとう はやり ■性別 女性 ■学年 1年 ■武器 スタンバトン(護身用) ■体型 華奢 ■部活 応援部 ■委員 放送委員 ■ステータス 攻撃力:13/防御力:0/体力:4/精神力:4/FS(陰の努力):9 私と小鳥と鈴と ■特殊能力効果 スタイル:パッシブ 効果:発動率上昇or低下 キャンペーン参加キャラクター(※1)のうち、同じ種類の効果(※2)を持つものの数に応じて発動率を増減する。 1人のみ:発動率+10% 2人:発動率-10% 3人:発動率-20% 4人以上:発動率-30% ※1)シークレットキャラクターはカウントせず、効果対象ともならない。 ※2)範囲・効果量・対象が違うだけの能力は同じ能力として扱う。体力2ダメージと体力3ダメージなど。また、複合能力は最も人数の多い効果を適用する。 範囲:ルール 時間:永続 制約:なし 青春ボーナス:6 発動率:66%(GK独断) 成功率:100% 能力原理 “自分だけの個性”を愛する能力。 “みんなとおなじ”を忌避し、“自分だけの個性”を求めた結果、その認識を他者に共有する能力へ至った。 結実としての出力は、他者の能力の支援/妨害能力という、ごくありふれたもの。 キャラクター説明 なめらかな黒のボブヘアーと、くっきりと整った目鼻立ちが特徴的な少女。 男女分け隔てなく愛想をふりまき、クラスで中心的な役割を果たすことが多い。 応援部と放送委員を兼任する多忙な生活を送っている。 (弛まぬ努力によって維持される)ルックス・スタイルと、(瑕疵なく完璧に作り込んだ)万人受けする性格を兼ね備えた高いアイドル性により、学園の頂点に君臨するはずであった。 同じ時代に山乃端一人という、天性のスターが存在しなければ、だが。 プロローグ 『はーい!本日のお昼休みの放送も、はやりんこと、放送部二年、伊藤早矢梨がお送りしまーす☆』 希望崎学園のお昼休みは、放送部の番組プログラムが流されている。 私はここで、メインパーソナリティを務めている。 『本日は紅白大合戦特集!さてさてー、みなさんの気になるあの選手やあの選手に大注目! 話題のあの選手の裏側も、ちらっとご紹介しちゃうかも!』 元気で快活な声音の出し方は、すっかり慣れてきた。 素の声よりも少し、テンションが上がって来ちゃっている、そうなるような塩梅に。 『あー……でもでもー、はやりんのことも見てくれないと、困っちゃうぞ?なーんて……』 『冗談、冗談!あ?ちょっとは本気にしてくれた?……ふふっ』 少しトーンを落として、艶やかな声音。 やりすぎてはいけない。あくまで、少しだけ、ほんのちょっぴりだけ色を足すように。 『さてさてー!まずはリクエストのあったナンバーからお送りしまーす!』 放送をマイクからCDに切り替え、リクエストの音楽を流す。 ヘッドセットを耳から外して、私は深く息をついた。 「……くっだらない」 思わず口をついて吐き捨てていた。 くだらない。本当にくだらないもの。 私からすれば、それ以外の感情はない。 毎度毎度ちやほやと取り沙汰される、山乃端一人のことも。 紅白大合戦まで持ち出して、チョコごときに浮かれ騒ぐ生徒たちの姿も。 そして、何より。 それを良しとしていないくせに、それ以上に何もしていない私のことも。 私は常に、努力してきたと自負している。 肌の張りを維持するため、スタイルを維持するため、胸を大きくするために。 ファッションセンスを磨くために、澄んで通る声を保ちつづけるために。 お料理・勉強・裁縫・ダンス。才女と扱われるに相応しいように。 人に好かれるように。誰もに憧れられるように。 全部全部、上手くやってきた。 それでも、本物の才能の前では。 天性の美貌。持って生まれた才能。本物の人柄。 山乃端一人という天才の前では、私は一番にはなれない。 『そう!なんと彼は、前回MVP!あの試合で一躍時の人となり、今回も一番人気と目されています!特に何と言ってもあの魔人能力――』 放送をつつがなく続けながらも、私の苛立ちは止まらない。 もちろん、それを放送で匂わせるような、迂闊な真似なんて絶対しないけど。 執着が、私を強くすると考えたこともあった。 魔人能力への覚醒。 思いの丈が、私の認識が、世界の側をよりよく塗り替えると、夢想したときもあった。 ただ一人だけの特別な才能が、明るく輝く存在になり。 どこにでもある他の才能は、それを引き立てるだけのその他大勢になるような。 実際に私はその通りの力に目覚めた。 問題があるとすれば、その特別が、私のことではなかったこと。 渇望して、目覚めた能力は、私を高めてくれるものでもない。 非魔人の彼女を、害するものでさえない。 ただ、私の平凡さと、彼女の非凡さの間に引かれた線を、蛍光ペンでぐりぐりっと強調しただけみたいな。 分かりきったことを、私に突きつけただけのもの。 『――そう、だから彼にとっては、右肘の古傷が開かないかというところがポイントになるわけだね』 『へーっ、なるほどなるほど……解説、ありがとうございました!』 解説役に呼んだ男子生徒とのコーナーも終わろうとしている。 『あ、ここで突然なんですが!重大☆発表です! 私、はやりんこと伊藤早矢梨も、紅白大合戦に参加を表明しようと思います!』 ――今、決めたことだ。くだらない傍観者気取りなんて止めてやる。 私は私らしくやってやる。 『えー?まさか、はやりんも一人ちゃんのチョコ狙いだったの?』 『あはは!はやりんが山乃端センパイにチョコもらったって、仕方がないじゃないですかー☆ そういうの、男のコの仕事ですしー。はやりんは女のコなのでー、貰うよりは、その……なんて』 嘘は言ってない。 山乃端一人のバレンタインチョコーレト、というものに、全く価値なんて感じてないのは本当。 貰うよりは渡す側だろう、っていうのも本当。 『え、何今の?好きな人でも居るの?』 『ふっふーん、ヒミツです☆』 私に出来て、彼女に出来ないことがある。 山乃端一人自身は、紅白大合戦には出られない。当然だ。 この舞台で、中心となって輝くことは、彼女には出来ない。 じゃあ私に出来るか?おそらく99.9%無理。戦闘型魔人に向いた話だから。 私は天才じゃない。だからやっぱり、努力して、努力して。努力して。 『みんなのこと、はやりん応援します!だから、みんなもはやりんの応援よろしくね!』 私が渡すのは、甘い甘いチョコレートなんかじゃなくて。 ビターな引導。山乃端センパイに、手ずから突きつけて呉れてあげる。
https://w.atwiki.jp/shooto/pages/347.html
碓氷 早矢手(うすい はやて) 誕生日:1971年10月19日 出身:神奈川県横浜市 所属:和術慧舟會RJW* 身長:172cm 階級:ライト級 戦績 年月日 対戦相手 結果 大会 その他 2003/2/6 高谷裕之 × 2R TKO プロフェッショナル修斗公式戦 2003/5/30 リオン武 × 2R 判定0-3 プロフェッショナル修斗公式戦 2003/11/25 山田啓介 × 2R 判定0-2 プロフェッショナル修斗公式戦 2004/3/11 松下剛士 ○ 2R 判定3-0 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.5 2004/10/17 藤岡正義 ○ 2R 判定2-0 プロフェッショナル修斗公式戦 2004/11/22 リオン武 × 2R TKO プロフェッショナル修斗公式戦 新人王決定トーナメント決勝戦 2005/4/23 溝口なおすけ ○ 2R アームロック プロフェッショナル修斗公式戦 67kg契約 2005/9/23 田村彰敏 × 2R スリーパーホールド プロフェッショナル修斗公式戦 2006/7/21 エド・ネワル △ 2R 判定1-0 Punishment in Paradise 13 2007/1/26 喜多浩樹 ○ 2R 判定3-0 BATTLE MIX TOKYO 01 2007/5/18 村山英慈 ○ 2R 判定3-0 BACK TO OUR ROOTS 03 2007/11/08 石渡伸太郎 × 2R 判定0-3 BACK TO OUR ROOTS 06 2008/1/26 石澤大介 ○ 2R 判定3-0 BACK TO OUR ROOTS 07 2008/5/3 粕谷さかえ ○ 2R 判定3-0 修斗伝承 1 2009/1/18 中村“アイアン”浩士 × 3R 判定0-3 修斗伝承5 2009/4/19 田村一聖 × 2R 判定0-3 SHOOTO GIG TOKYO Vol.2 ■1971年生まれ ▲神奈川県出身 ▼ライト級 ◆和術慧舟會RJW
https://w.atwiki.jp/seiyu-coversong/pages/3835.html
かみたに さやか カバー曲一覧 曲名 収録・音源 他ボーカリスト 君の青春は輝いているか THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 40 バベル
https://w.atwiki.jp/shingcmatome/pages/158.html
管理人ゾンビの嫌いなゲームクリエイター
https://w.atwiki.jp/pawaparo573/pages/152.html
翌日の土曜の正午。小南は部室裏で不満げに煙草を吸っていた。 今日は夕方まで練習で、これから投手組の投げ込みに付き合う手筈なのだが、部室で主将とみずきが「どちらが公式戦で背番号の1を背負うか」で揉めていて、一向に決着が付かない。 他の者は大京のノックを受けているのだが、小南は30分近く待機中だった。 「…いつまでやってんだ」 小南が3本目の『The Boss』に火を着けたところで、部室裏に原 啓太がやってきた。 「…うっわ、ヤニ臭っ!」 「…よぉ。あいつらまだやってんの?」 「みずきさん頑固で我が儘なトコあるからなー…。今日あんま機嫌良くなかったし。 まだ長引きそうやで」 「…アホかあいつら!別にどっちでもいいっつの!」 煙を吸い込み、吐き出す小南。原が鼻をつまんだ。 「…ホントそうなんやけどな。でも本来は間違いなくキャプテンやと思うしなー…」 約20分後、部室のドアが開いた。 「ごめーん小南君お待たせ!今から私のエース足る所以のピッチングを見せるからブルペンに… あ、あれ!?」 主将とみずきの結論は「第三者に判断させよう」となった。 その栄光ある第三者に選任されたのが、聖タチバナ学園野球部正捕手小南であったのだが… 彼はもうここにいなかった。 「原…、まさか小南くん…」 ベンチに腰掛けていた原に、みずきが聞いた。 「「頭痛いから帰る」そうや。…あと「夫婦喧嘩は他所でやれ」って言っとったわ」 「夫婦って何よ!」 「…みずき、もうやめね?」 「イ ヤ!」 しかし…みずきが背番号「1」を背負う事は無かった。 「じゃあ持久力で勝負よ!」と言い出したみずきは、長距離走での勝負で、ウソのようにボロ負けした... --- 『♪I m calling your name,many times~!You are my blieving star! 君の名前を呼ぶよー♪』 「♪呼ぶよ~!」 1時間後。部活を抜けた小南は既に『アウターヘヴン』でボーナスを引いていた。昨日と変わらず野球着のまま『パワプロクン711』を打っている彼だが、今日は出だし好調のようだ。 この機種は、7を揃えて『めぐBig』を選ぶと歌手不詳のオリジナルソングが流れる。その曲が好評なのも相俟ってか、小南以外にもこの機種のファンは多かった。 尤もすみおは「他よりメダルが沢山出るから」との理由からだったが。 「おっ!今日は出てるな」 突然の背後からの声に、小南の打つ手がピタリと止まる。 『まさかバレたのか…!?早過ぎるッ!』 だが彼が振り向いた先にいたのは、野球部員ではなくすみおだった。 「よぉ」 「…びっくりさせないでよぉすみおさん!みずきかと思ったじゃん!」 「悪い悪い。しかしまたサボって来たのか?懲りない奴だ」 「…今日は午前中で終わったんですよ」 小南は振り向き、再びボーナスを消化し始める。彼の横の椅子にすみおは腰を下ろした。 「ところで小南。この後ヒマか?」 「え?…別に予定は無いけど…」 「そいつぁ良かった。じゃあ一つ頼まれてくれ」 どうやらすみおは、小南に用事があってこの店に来たようだった。まるで小南がここに居る事が判っていたかのように。手を動かしながら、小南は会話を続ける。 「いいですよ。この台ももう出なそうだし、このボーナス終わったら帰ろうかなって思ってたから」 ボーナスの消化を終え、小南がメダルを箱に詰める。 「そうか、悪いな。…ホレ。バイト代先払いだ」 すみおが財布から壱萬円札を取り出し、小南に渡した。 「…話聞く前から受け取るのは怖いんですけど」 「ん?気にするな。どうせ泡銭だ」 --- 店から出た二人は、カイザース寮に向かい歩き出した。今日の小南の収益は、すみおのバイト代を入れて+37000円。1時間ちょいにしては中々だ。 「で?俺は何をすればいいの?」 「ああ…今日、寮にワシの姪っ子が遊びに来てるんだが、この後ちょいと用事があってな? ワシは構ってやれないから、その子と遊んでやって欲しいんだ」 子守の類だと思った小南は、すぐさま快諾する。 「分かった。任せて下さいな。すみおさんの用事って何?」 「麻雀だ。古い友人とな」 「…ダメ人間」 「お前が言うな。では頼んだぞ!お前の事はもう伝えてある。鍵は空いてるから、勝手に入ってくれ」 それだけ言うと、小南が止める間もなくすみおは行ってしまった。 「…不用心な」 寮はもう目の前だった。小南は、すみおにその子についてもう少し聞いておきたかったのだが、取り敢えず会ってみる事にした。 寮の裏口の扉を開け、小南が管理人室へと入ると、すぐにストーブの熱気が漂ってくる。暖かいを通り越して暑い程だ。 「…暑い」 小南はとりあえずストーブを消す。そして、勝手が分かっている管理人室の奥へと進み、すみおの姪っ子を捜した。 「・・・」 その子は寝室にいた。設定温度を上げすぎたストーブのせいか、うっすらと汗をかいて上下の下着だけで寝苦しそうに眠っていた。 小南はその子の前で固まる。幼い子だとばかり思っていた彼だったが、目の前で眠る女は間違いなく「幼く」はない。自分と同じ位の年子だ。 さらに、小南はその娘に見覚えがあった。それもつい昨日だ。 部活を見ていた黒髪の綺麗な女の子。その子が今、極めて無防備な格好で彼の前にいた。 「…ん…」 彼女が声を出す。中々に挑発的な声だ。小南に気付いたのだろうか?ただそこに立ち尽くしていた彼だが、段々と理性が擦り減っていくのを自覚し、取り敢えず部屋を出る事にした。 「…おじさん…、あついよ…」 部屋を出かけた小南の足が止まる。彼女の言う「暑い」はおそらく「ストーブを消してくれ」との意味合いも持っているのだろう。だが、やはり言い方が色っぽい。 「…ストーブ消したよ。暑かったから。…その格好風邪ひくよ?」 「…だいじょうぶだよ。おじさん…」 数秒後、彼女はガバッと起き上がり、小南を見た。 「…だれ」 「えーと俺は…、たぶん君のおじさんだと思う人に用事を頼まれたんだけど、今ここに君しかいないの?」 「…すみおおじさんの…ともだち?」 「うん」 「・・・」 彼女の口調が冷淡な事もあってか、小南は焦らず質問に応じる事ができた。彼女はまだ半ば起き切れていないようで、顔と目が寝ぼけていた。小南には、その表情がとても可愛く見えた。 「…あ、あのさ」 「…はい」 「その…すみおさんに、たぶん君の事頼まれたんだけどさ…、 もう少し寝てる?それなら俺はあっちで暫く待ってるけど…」 遂に彼女の瞳がはっきりと開き、昨日と同じ顔になった。 「着替えます…」 「そっか。じゃあ俺あっちにいるから、なんかあったら言ってね」 彼女はこくりと頷いた。小南はそれを確認し、部屋を出て戸を閉めた。 --- 「勘弁してよ…。もっと子供だと思ってたのに、俺と同い年位の女の子じゃねぇかよ…。っつーか昨日会ったし。俺にどうしろと? …まぁ結構可愛いけどさ」 彼女の着替えを待つ小南は、居間で独り愚痴りながら煙草を吹かし、ソファに腰掛けていた。すみおに一言抗議したいが、すみおの携帯の番号は知らないし、何処にいるかも分からない。そもそもすみおは携帯を持ってるのだろうか? よって彼は、今は考えない事にした。 数分後、彼女が着替えを終え出て来る。小南はそれに合わせて煙草を消した。先日嫌がられた事からの配慮だ。彼女は、白のハイネックセーターとデニムのパンツを身につけていた。胸がそこそこ大きいようだ。 「あ、終わったの?」 彼女は無言で小南の横に腰掛け、こくりと頷いた。 「…えーっと、君は」 「…今野です。今野早矢」 「えー…、早矢ちゃん?あの…」 「はい」 「…近いんだけど」 「・・・」 完全に小南に体を預けていた早矢は、少し体をずらして小南との間に距離を置いた。 「…さむい」 が、一言そう漏らし、すぐにまた小南に寄り添った。先ほどストーブを消火したばかりだが、本来だいぶ気温が低いせいか、部屋の暖気は瞬く間に無くなってゆくばかり。寝起きとあらば尚更かも知れない。 小南の嗅覚を、何時ぞやと同じ早矢の匂いが擽る。淡く甘い香りだ。ちょっと視界を下げれば見える早矢の黒髪も、やはり変わらず美しかった。 「きのう、私と会いませんでした?」 早矢が突然聞いてきた。 「…うん。早矢ちゃん昨日、ウチの部活見に来てたでしょ。すみおさんに連れて来られたの?」 「ううん」 早矢は小さく首を横に振った。 「野球を、見てみたくなったから…」 「へぇ。…で、見た感想は?」 「…たばこ吸ってる不良さんにからまれたから、よくわかりませんでした」 その言葉が、小南の心にグサリと突き刺さる。外ならぬ彼自身の事だ。 「・・・」 「たばこの吸いすぎは、体にわるいですよ」 「…はい。…ごめんなさい」 小南が謝ると、早矢が彼の方に振り向いた。 「…また、見にいってもいいですか?」 「ん?いいよ。またおいで」 「…はい」 小南が了承すると、早矢はうっすらと微笑んだ。その、彼女が初めて見せてくれた笑顔は、彼の恋心を強く擽った。 (やっべ、この子可愛い…) 「あ。それと…」 真顔に戻った早矢がそう呟く。 「ん?何?」 「あなたは…」 「うん」 「…あなたは…、なんてゆう名前なの?」 --- 「矢部く~ん!あたしの球受けてよぉ(はぁと)」 「嫌でやんす!みずきちゃんのシンカーなんてオイラ捕れないでやんす!」 一方で、タチバナ学園野球部では、みずきが矢部をかどわかし、(半ば強制的に)ブルペン捕手をさせようとしていた。 時刻は夕方5時30分。そろそろ西日も沈み切る頃だ。 「矢部とか俺じゃ無理。痛いのもうヤダ。小南引っ張ってきなよ。たぶんあいつアウターヘヴンにいるよ?」 「イ ヤ!もう暗くなっちゃうじゃん! あたし今日一球も投げ込んでないのよ?あんたばっかりズルイ!いいから受けなさいよ矢部!」 「だから嫌でやんす!」 みずき必殺のシンキングボールは、体から遠い位置で下からリリースするフォームも相俟り、(特に)初見の右打者に「消えた!?」と思わせる程に沈み、空振らせる事が狙える。 だが同時に、捕手の手前でショートバウンドする際に無作為にイレギュラーする性質があった。 勿論捕れない事は無くはない。だが、矢部はこれで一度眼鏡を割り、主将は2~3度股間に痛恨の一撃を喰らっている。みずきの捕手を経験した他の部員も、同程度の被害を被っている者が大多数だった。 ただ一人、小南を除いて。 --- 「…早矢ちゃん、どういう人が好き?」 「プロ野球選手」 「…ええ!?」 「…と結婚しろ。…ってすみおおじさんが言ってます」 グラウンドでの部員の嘆きなどいざ知らず。小南は早矢とずっと話していた。ストーブの暖など疾うに消え去り、部屋はもう冷え切ってしまったが、何故か再び火を燈そうとはしなかった。 少なくとも、このまま早矢と寄り添っていたかった小南は燈さなかった。結果、二人はずっと寄り添っていた。 「…すみおさんなら…、そう言うだろうな」 小南は少し落胆する。ウチの主将ならプロの世界へ行けるかもしれない。だが自分は行ける筈も無い。そもそも余り興味が無かった。 そう。今の今までは。 「…そっか。そうだよな」 明らかに落胆を含んだ声で小南がそう漏らす。無論、早矢は彼の心境の変化なぞ知る由もない。 「…早矢ちゃんは…早矢ちゃん自身はどんな人が好きなの?」 「…よく…わかりません」 「…「分からない」?」 「…男の人と、遊んだこととかないから」 「…そう…、か。」 それ以上、深く聞くまいと思った小南は別の話題を思索したが、適当な話題が思い付かなかった。結果、場を沈黙が支配する。 数十秒後にそれを破ったのは早矢だった。 「…でも」 「ん?」 「…小南さんみたいな人は…きらいじゃない、と思います」 「…うぇ!?…俺みたいな!?」 「…やさしそうだし、あったかいから。」 唐突な早矢のカミングアウトに小南は驚く。嫌われる事こそあれど、好かれる事なぞありえないと思っていたからだ。 早矢の言葉は、幼子のそれと似ていた。恋愛はもとより、人付き合いすらも極めて希薄であろうこの子の言葉は、他の誰より本心を語っている気がした。 「たばこは嫌いですけど」 「・・・」 小南はしばらく固まり、切り返しに手間取った。そのうち言われるだろうと思ってはいたが、面と向かって言われてみると些かショックだ。一方の早矢には、もちろん悪びれた様子などはない。 「小南…さん」 「なに?」 沈黙を破ったのは早矢。さしたる会話が思い付かなかった小南は、内心安堵した。 「おなかがすきました」 「…そう?じゃあなんか食べにいこっか?」 「…人込みは嫌いです」 「…じゃあ、何か買って来るよ。早矢ちゃんはここで待っててな」 早矢の答えは半ば予想できたものだったので、小南は単身でコンビニに行こうと立ち上がる。 「あ…」 「ん?」 吃る早矢。何か買ってきて欲しい物のリクエストでもあるのだろうか? 「…わ、わたしも、いっしょに行っていいですか」 これは予想外だった。小南は少し驚いたが、早矢の気持ちが変わってしまう前に連れていく事にした。 --- 「何がいい?早矢ちゃん」 「あ…あの…、わたしはその…なんでも…」 聖タチバナの近くのコンビニで、二人は品定めをする。早矢はまるで初めて来る場所でもあるかのように、終始落ち着かない様子だった。 早矢に歩を合わせ、彼女の嗜好を聞いたりしながら、暖房の効いた店内を回る。商品を選び終える頃には、なんと入店から1時間近くが経過していた。 「い、いいんですか?わたしもいくつか買ったのに…」 「あ、大丈夫だよ?すみおさんにお金貰ってるから」 「…はぁ」 遠慮する早矢を制し、会計を済ませて二人は店を出る。先程より北風が強くなっていた。 「…さむい…ですね」 「…早いとこ帰ろっか」 早矢がマフラーを巻き直し、二人がさしたる明かりもない街路を歩き出したその時。 「寒い寒い~!う~凍死しちゃう~!」 その大袈裟な声に二人が振り向くと、聖タチバナ学園の制服に身を包んだ女生徒が、数人の連れと店に入ってゆくのが見えた。 先頭を切って入店したのは、紛れも無く橘みずきだった。 「やばいッ!みずきだッッ!!」 学校の最寄りである事、そして時間を掛け過ぎた事が災いした。 小南はそれらを一瞬後悔したが、幸運にも暗がりにいた彼等に誰も気付く事なく、全員が店内に消えていった。 「小南のヤツは結局戻って来ないしさ!次会ったら天に還してやる!」 店内から、暖気に安堵する声と共にこう聞こえた気がした。是が非でも空耳であってほしいものだ。 「…あー怖かった」 「ど、どうしたんですか」 何が起こったのか分からない、という顔をした早矢が、小南に尋ねる。 「…あ?ああ、あれうちの部の奴ら。見つかったら私刑にされる」 「…しけい?」 「具体的に言うと、ゴムの拷問器具で殴打される」 小南は間違った事 は 言っていないが、この説明に大半の人間は、事実よりもはるかに恐ろしい事を想像するだろう。もっとも、早矢は頭に?マークを浮かべていたが。 「…あんまり想像しなくていいよ。世の中には知らなければ良かった事の方が多いから」 「はぁ…。…あの」 「ん?」 何か言いかける早矢。そこで小南は気が付いた。さっき走って逃げようとした際に、早矢の手を握り込んでいた事に。 「…」 「…ゴメン」 直ぐさま手を離す小南。咄嗟の行為に過ぎなかったが、早矢にそれを意見された事に、彼は些かショックを受けた。 「…帰ろっか」 「…はい」 表情を変えない早矢。行いを後悔してしまい、俯く小南。よって彼は、今自分の手の甲を包み込んだ冷たい柔肌。それが早矢のものである事に気付くのにやや時間を要した。 「…あれ」 「…手、つないでてくれないんですか?」 「…繋いでていい?」 「放したら、さむいじゃないですか」 「…うん」 自分の手より遥かに小さい早矢のそれは、とても冷たかった。 そして早矢は笑った。マフラーの合間から覗ける早矢の顔は、確かに笑っていた。 小南は幸せだった。早矢はどうなのだろうか?自分と同じ感情が彼女にも芽生えてくれているのだろうか? だが、今はそう信じた。 そして、凍てつく空にそう願った。 その1 その3
https://w.atwiki.jp/nenekotrpg/pages/55.html
目次 概要 経歴 URL 概要 外見 pecrew製:https //picrew.me/ja/image_maker/1387003 プロフィール 名前 八重鳥 鳩 カナ ヤエドリ ハト 性別 女 年齢 28 身長 158 職業 営業職 製薬会社「菊幡豆薬品(キクハズヤクヒン)」の営業担当。 ねむの木の街の第三話にて初登場し、後に天翔 つばさも所属するガールズバンド「Pacifista」のリーダー。 担当はキーボードで、そのほか裏方の事務作業などをこなす。 苦労人気質でありバンドメンバーの増岡 早矢には常日頃から振り回されているが、仕事に比べれば幸せな時間。 バンドの服装がパンクロッカーテイストなのは鳩の要望によるものであり、曲調に合わせてある程度服装も変えている。 衣装も鳩の手作りであり、メンバーにも秘密にしている趣味でコスプレイヤーとしても活動していたりする。(早矢には後述の理由によりバレているのだが。) 胸が無いのがコンプレックス。 + 早矢との出会い 三年前の秋頃、残業の帰りに近道をしようと立ち寄った公園でボーっと空を眺める少女を見かけた。 普段なら気にもしなかっただろうが、その少女を放っておくのは良くないかもしれないと思った鳩は少女に声をかけた。 話を聞くと、その少女は実家を飛び出して上京しており、帰るところが無いのだという。 佐久良市に親戚が住んでいたはずなのだが、その住所を訪れた所、既に引き払った後であり、頼れる相手もいない…と。 まだ高校生の少女が夜道に一人、しかも家出してきたなどと面倒事に違いない。 でも、少女の身体の至る所に見える痣や生傷が、彼女を警察にただ引き渡すことを躊躇させる理由としては充分だった。 鳩は少女を自宅に泊めること、そして訪ねる予定だった親戚を探す手伝いをすることにした。 少女は最初こそ疑いの目を向けていた物の、秋空の寒さと空腹には勝てなかったのだろう、鳩の提案を了承した。 少女は鳩に感謝を述べると、自身の名を名乗った。 + ガールズパンクロックバンド Pacifista 早矢との何気ない日常会話から始まったバンド活動。 鳩の「バンドとかやってみたいなー」という発言を発端に、早矢が「私、ギター弾けるよ。」と返答し、ピアノの心得があった鳩も乗り気になってしまった。 その後、早矢の友人である芳乃を巻き込みバンド活動がスタート。 最初こそ、弾けるといっても…といった腕前だったが、2023年現在はそれなりに評価もされるくらいの腕前になった。 つばさが加入したことで顔面偏差値の平均値がアップ、男性ファンが多くつく結果となった。 呼称表 対象 呼び方 天翔 つばさ つばさちゃん 高身 直 高身くん 小山内 ゆめみ 小山内さん 桜木 芳乃 芳乃 増岡 早矢 早矢 七瀬 翔 七瀬くん 経歴 ◆ねむの木の街 第三話 蜘蛛の館 + 出番あんまなし 探索者達の友人である芳乃のバンド仲間として登場。 この話は「八重鳥 鳩」もしくは「増岡 早矢」のどちらを同行者に選択するかで話が大きく変わる予定だったため、早矢が選ばれたこの回ではほとんど出番がなかった。 もし鳩が同行者に選ばれていた場合、モンスターパニックではなくジャパニーズホラーテイストのシナリオになってました。 鳩ちゃん的には顔面偏差値の高い女がバンドに加入してくれそうになっただけのラッキーな日って感じで終わった。 ◆ねむの木の街 第五話 ねむの木の街 + ほぼモブ 探索者達が情報収集しているタイミングで登場。 営業職のOLが昼間にやつれた顔して公園で座っているとかいうこの世の地獄を見せつけた。 一応情報自体は吐いたけど、基本的に匂わせレベルの者しか吐いてないので、結局シナリオのメインは張っていない。 URL キャラシのURLなど リプレイ 動画とか張る
https://w.atwiki.jp/daydawn/pages/183.html
身長 190- 180-189 183cm 宮永空路 180cm 結城定敬 170-179 176cm 陸郷庵路 171cm 柊雪華 160-169 169cm マリア 169cm 狼谷響平 167cm 露木綾 166cm 石丸雷吾 164cm 朱鷺 162cm 藤原早矢 162cm フランメ 162cm アイリャ 161cm 砥部鯉清 150-159 158cm 奈緒 157cm 青砥 149 146cm 宿曜千里 141cm ノーマ 体重 70- 75kg 結城定敬 73kg 宮永空路 60-69 65kg 陸郷庵路 64kg 狼谷響平 50-59 58kg マリア 56kg アイリャ 54kg 藤原早矢 52kg 奈緒 49 48kg 露木綾 46kg 朱鷺 45kg 青砥 45kg 砥部鯉清 42kg 宿曜千里 41kg フランメ バストサイズ 魔乳 109cm アイリャ 102cm マリア 巨乳 91cm 夙川奈緒 美乳 79cm パンドラ・ストラクス 乳技能無し 92cm 柊雪華 86cm 籠池麗 84cm 朱鷺 82cm 砥部鯉清 82cm 藤原早矢 81cm 露木綾 79cm 闇野トオル 76cm 宿曜千里 76cm ノーマ 虚乳 72cm フランメ ウエストサイズ 66cm アイリャ 62cm 藤原早矢 62cm マリア 60cm 柊雪華 59cm 奈緒 58cm 宿曜千里 57cm 闇野トオル 56cm 露木綾 56cm 籠池麗 55cm 砥部鯉清 55cm フランメ 55cm ノーマ 55cm パンドラ・ストラクス 54cm 朱鷺 ヒップサイズ 98cm アイリャ 92cm 柊雪華 91cm マリア 88cm 奈緒 88cm 藤原早矢 83cm 朱鷺 83cm 籠池麗 83cm 露木綾 80cm パンドラ・ストラクス 78cm フランメ 78cm 砥部鯉清 78cm 宿曜千里 78cm ノーマ 78cm 闇野トオル
https://w.atwiki.jp/pawaparo573/pages/153.html
…化手術、薬物投与がそれぞれ過去一回ずつ。結果はどちらも成功しています」 (…あれ、誰だっけ?この看護婦さん。チチでけぇ) 「Oh!パイオニア!彼ナラ今回ノ手術ニモ必ズ応エテクレルデショウ!成功ヲ以テ!」 (っせぇハゲだな。…あぁ。またあの夢か) 「はい博士。成功率は30%程となります」 「ワカリマシタ。デハ開始シマス」 (…あれ、なんか体痛くね?あっ、痛い痛い夢なのに痛い!) 「…脳波に異常。代謝機能及び身体値低下。どうやら失敗ですね」 「…科学ノ発展ニ犠牲ハ付キモノデス」 「ええ。道理です博士。 …では、このサンプルは記憶を消去し廃棄処分。以後の被験者リストから除外します。お疲れ様でした」 「後ノ処理ハ任セマース!ゲドー君」 --- 「という夢を見たんだ」 「…こわ!人体実験やないか!」 半年ほど時は過ぎた。小南はタチバナ学園の二年生となり、入学式その他を終えて部室へ向かう。 共に歩む原啓太が、小南が語る生々しい昨夜の悪夢に身震いした。 「前にもおんなじような夢みたんだけど、そん時は「oh!great!」とかぬかしてたから成功だったっぽいんだよ。痛くなかったし」 「…小南もうやめてーや!聞いてるだけで痛いわぁ。 …ちょっとトイレ行ってくる」 原は怖い話に弱かった。小南はネタがあるとまずは彼と矢部に話す。原のマジな反応は見ていて飽きなかった。 「先行ってるよー」 --- 部室に着いてドアに手をかけると、鍵は掛かっていなかった。 「…あれ、誰か来てる」 そのままドアを開けると、見知らぬ女の子が椅子に座っていた。 「…誰あんた?」 小南の声に、群青色の髪を裏で結わえたその子が赤い瞳を彼へ向けた。 「人に名を尋ねる際は、まず自分の名を告げるのが礼儀だろう?」 「おっと失礼嬢ちゃん。俺は小南っていいます」 「誰が嬢ちゃんだ。 私は六道聖。ここの野球部に入ることになった。…どうかよろしく」 彼女はぺこりと頭を下げ、小南も「はいよろしく」とそれに応じた。そして顔を上げ、小南に部室の鍵を渡す。 「みずきからの預かり物だ。「ごっめ~ん!今日遅れる!」だそうだ」 「ああそう?わかった」 そのまま、聖はすたすたと部室を後にした。見たことの無い顔なので、おそらくは新入生だろう。 「…入部するって…、マネージャーかな」 小南は少し考えたが、すぐに彼女を忘れる。みずきと知り合いのようだったので、後で聞けばいい。と、そう考えた。 小南は、この短い部室までの距離を、バッグを持って歩いてきただけで息切れしていた自分に気付かなかった。 気付いたとしても、「やめて半年経ってもタバコの毒は抜けないもんだな」とでも彼は思った事だろう。 そうではなかったのに。 練習の開始から一時間半程が経過した頃、遅れると言っていたみずきがようやく参じる。 彼女の横には、どこかの中学のユニフォームに身を包んだ女の子がいた。紛れも無く、先程部室にいた子だった。 「おせーよみずき。何サボってんの」 「サボりじゃないわよ!てゆーかアンタにだけは言われたくないんだけど!」 「…あー、それもそーだな。 …ところでその子は何者なのさ?確か…、六道輪廻ちゃん?」 自嘲気味に笑んだ小南は、先程みずきに聞こうとしていた事を思い出す。 「六道 聖 だ。失礼な男め」 彼は人の名前を覚えるのが苦手であった。 「…それは御尤で」 「この子新しく入部するのよ。ちょっと早いけど、練習参加させてもいいでしょ?」 みずきが主将に判断を仰ぐ。彼がすぐ快諾すると、みずきと六道は更衣室へと入っていった。 「…あ。キャプテン、みずきらが来たし休憩入れない?」 何かに気付いたそう小南が提案する。区切りが良かった事もあってか、主将はそれに従い各々に休憩を促した。 プロテクタ等とミットを外した小南が、グラウンドの端の方へと歩いてゆく。 向かう先には、今野早矢がいた。いつしかと同じ道を通り、彼女は小南達の練習を見に来たのだった。 「迷わなかった?早矢ちゃん」 「…はい。途中まで、おじさんといっしょでしたから。…はじめてじゃないですし」 「そうか。…で、その手に持ってるのは何?」 早矢は、竹片か藁のような物で織られた大きめの篭を持っていた。 「あ、あの…、みんなで…食べてくれますか」 それには、彼女が作った部員への差し入れ…、和洋様々な菓子が入っていた。 「…すげ、早矢ちゃん作ったの?」 早矢が遠慮がちに頷く。小南はそれを受け取り、部員を呼んだ。飢えた彼等はすぐ集まった。 「俺の友達からの差し入れ。食べていーよ」 そう促すが、部員はそれにすぐ手を付けようとはせず、小南に問いだ。 「…誰や小南?あの子は?友達?ウソ付くなや」 「誰でやんすか!髪サラサラでやんす!可愛いでやんす!人形みたいでやんす!」 原と矢部同時に小南へ詰め寄る。小南は焦り、部員達の視線が一斉に向けられた早矢もたじろ「だ。 「う゛…、パチンコ屋で知り合ったおっさんの姪っ子だよ。俺とは別に何にもないから! …今のところは」 そんな風に小南は必死に弁明するが、部員達の追及はなかなか落ち着かない。 そして部室のドアが開き、着替えを終えたみずきと六道が出て来た。 六道はなんとキャッチャーミットを持っている。 「…む。この匂いは!」 聖が小南に近づき、篭の中身を見る。 「おい、これはどうした」 聖の視線は、その中のおはぎに向けられているようだ。 「あー、俺の知り合いの子が作ってくれた差し入れ。ほれ、あの子」 小南が示した先にいる早矢に聖は視線を向け、彼女の元へ歩み寄った。 「…い、戴いていいか」 一瞬驚いた早矢だったが、目を輝かせる六道に対しそれをすぐ快諾する。 「は、はい。…どうぞ。み、みなさんも、どうぞ」 小南への質問攻めはとりあえず落ち着き、皆が差し入れをつまみ始める。 その隙を突き、小南は部室裏へとそそくさと逃げていった。 --- 「…おはぎなのにこし餡!?つぶ餡はダメか?…しかしこれも悪くないな。どこのを使ってるんだ?まさか餡も自家製か?」 「い、いえ…、パワ堂さんであんこは買いました。あそこのがいちばんおいしいと…思って」 「む…、私も同意だ。なかなか話が合うな。 …だが、もう少し甘い方が私は~」 部員達が差し入れを食べ、聖と早矢がおはぎ談議を繰り広げる中、そこを抜け出す事に成功した小南は、いつものように煙草を吸い始めようとしていた。 だが、とっくの昔に禁煙を誓い、それを遵守し続けている事をすぐに思い出す。 面倒事や都合が悪くなったらここに逃げ込む癖。喫煙はしないまでも、長く続いた習慣は中々変わらないものだ。 「…あーあ。クセが抜けねぇな。そのうち吸っちゃうかも…」 「…小南さん」 「はっ、はい!」 いきなりの後ろからの声に小南は焦ったが、振り向いた先にいた早矢を見て、彼は大きく溜息をついた。 「…早矢ちゃんか。どうかした?六道と話は終わったの?」 「…はい。えっと、小南さんは…食べてくれました?」 早矢は小南の横に腰を下ろし、そう聞いた。 「あぁ…、まだ食べてない。…なんか朝から体調悪くてさ」 そう言った小南は、前言を心の中で撤回する。少なくとも早矢の前では決して吸うまい。彼は改めてそう誓った。 「…そう、ですか」 普段あまり表情を変える事のない早矢だが、小南の答えを聞いた彼女のそれには、明らかに落胆の意が混じっていた。 「…あぁっ、まだあんまり動いてないからだよ!ほら!あ、甘い物だしさ?もう少し動けば食べたくなるよ!」 小南は焦った。 「・・・」 「…ごめん。」 彼は普段、あまり人を気遣わない。ゆえに、しきりに早矢を気にする小南のこの様子は、彼女が小南にとってどれだけ特別かという事を示していた。 「…小南さんに、…つくってきたんですよ…?」 一方の早矢も、普段は他人の為に食べ物を拵る事など殆ど無いし、感想を求めたりなどはしない。 小南に食べてもらっていない事実を悲しがる彼女の様も、小南が早矢にとって他人とは一線を画している事の顕れだった。 「…わかってる」 横にいる早矢の肩に手を回し、小南は彼女を寄せる。 人に触れられるのは決して好きではなかった。今も昔も、そして…これからも。 だが、唯一進んで触れてくる存在となった小南。早矢は、彼に触れられるのが心地良かった。そしてそれがとても嬉しかった。かつては彼から漂ったタバコの残り香すらも愛おしく感じた。 この半年程の月日は、二人の距離をそれだけ縮めていた。 「…泣いてる?早矢ちゃん」 「…泣いてません」 泣いてこそいないが、ほんの少しの強がり。彼女がちょっと拗ねてみせたり、頬を膨れさせたりする唯一無二の相手は彼。 「…もう練習戻るけど、何か一個取っておいてくれたら…嬉しいかな」 「…はい」 顔を上げた早矢はいつもの表情に戻っていた。やや紅潮しているようにも見えるが。 小南はそれに安心し、早矢の頭を撫でる。目を閉じてそれを受け入れる彼女に小南は笑いかけた。 そして彼は練習に戻っていった。 グラウンドの風が、少し強くなっていた。 「シンカーいっくよ!聖!」 「わかった。来い」 「…おっ?」 グラウンドに小南が戻ると、みずきが聖相手に投げ込みをしていた。握りで球種を示し、投げ、聖が余す事なくそれらを補球する。 時たま酷くイレギュラーするも、聖は決して零さなかった。 その度に部員達から感嘆の声が上がった。 「…おぉーすげえ。やるねぇ」 「あんな完璧に捕れんの他に小南位じゃね?」 「いやいや、可愛いぶんこっちが上でやんす」 「あーそれ間違いないわ」 「…たいしたもんだな」 小南も思わず感心する。聖は少なくとも捕球に関しては本当に上手かった。 後に貧打弱肩鈍足である事も明らかとなったが、それでも十分お釣りが来る程だ。 むしろそれがまたカワイイんじゃないか!との意見の方が多いかもしれない。 少なくとも、入部した時の自分よりゃ幾分まともだろう。彼はそう思った。 聖に群れる人の輪を避け、小南は再びブルペンに戻って主将の球を受け始める。ミットに収まった球を主将に投げ返す度に、小南の額からは嫌な汗が滲み出た。 早矢は、一つだけ残したおはぎを大事そうに抱え、ブルペンの横でその様子をただ見守った。 「…ぐっ」 小南が52球目を主将に返した時、同時に苦痛を訴えるかのような声を上げた。それを聞き取った主将が怪訝そうな顔をする。 「…どーかした?小南」 「ん、…なんでもない」 「…?そうか」 小南の否定を受け、その場は何事も無く流され投げ込みは続いた。 それは、さらに20球の後だった。 「…っぐぅっ!!」 同じく球を投げ返そうとした小南は、奇声とも取れる声を発すると共にそれを断念する。 球は地面に零れ落ち、主将がすぐさま小南に駆け寄り、早矢は思わず立ち上がった。 「…おい!?どーした?」 「…肩が…、肩が痛いよ…!」 ミットで右肩を押さえ込む小南。顔は苦痛に歪み、尋常ではない汗を滲ませていた。 「…みずき!加藤先生呼べ!早く!!矢部君!大京!手ぇ貸してくれ!!」 フリー打撃の守備に付いていた二人が、異常に気付いて駆け寄ってくる。その投手を務めていたみずきは校舎へと急いだ。 「…小南さん…?」 早矢はただそこに立ち尽くした。担架で医務室へと運ばれてゆく小南をただ見送る事しか出来なかった。 春風が、地に散った桜の花びらを再び舞い上げる。早矢の髪と共に。 力無く膝を崩した彼女は、春が少しだけ嫌いになった。 --- 「酷いわね…」 聖タチバナの保健医、加藤 理香は、小南の肩を見て溜息と共に率直な意見を漏らした。 小南の右肩は、赤黒く内出血を起こし、左と比較し大きく腫れ上がっていた。 同時に、裂傷にも似た傷が数箇所あり、今にも血が滲んできそうだ。 「(…この傷痕は…、間違い無く博士のメスの痕。この子は被験者…、いえ、被害者だわ)」 「…生?…先生!」 橘みずきの声に、加藤はハッと我に還る。 「はい!…え、ええ。何かしら?みずきさん」 「小南くんの肩は…、小南くんは大丈夫なんですか!?」 然るべき…且つ核心を突くその問いに、加藤は首を縦にも横にも振れなかった。 「…まだ何とも言えないわ。ごめんなさい。色々検査してみないと」 「・・・」 半ば予想された答えに、みずきは俯いた。今にも泣きそうな顔をして。 「…とにかく。彼の事は私達に任せて、あなたは練習にお戻りなさい。…他の部員の子達にも、そう伝えてなだめてあげて。…ね?」 「…はい」 みずきは力無くうなだれたまま、医務室からグラウンドへと戻っていった。 それを見届けて、加藤は再び大きく溜息をつく。そして、鎮痛剤により眠りにつく小南の肩に手を置き、独り呟いた。 「…こんな事…、いつまで続けるのかしらね。あの人達は」 --- 目を醒ました小南は病院にいた。右肩には幾重にも包帯が巻かれており、その上からギブスで固められていた。 「・・・」 包帯の下には、確かな肩の感覚があった。やや熱を帯びている気がするが、不思議と痛みはなかった。麻酔を打たれただけかもしれないが。 「おはよう。小南くん」 いつの間にか、もしくは最初から病室にいた加藤理香が小南に声をかけた。小南は気配を感じなかったが、驚きもしなかった。 「…先生。…どうも」 ぺこりと首だけを動かして挨拶をする。 「具合はどう?痛くはないかしら」 「はぁ…、おかげさまで」 加藤は何やらカルテのような物をテーブルに置き、ベッドの傍の椅子に腰掛ける。 そして長い沈黙が作られ、彼女が重く口を開いた。 「…私の話…、聞くのは怖い?」 小南は外を見ていた。夕日が沈みきる寸前の空は、あまりに綺麗な群青色をしていた。 「いいえ。…つーよりむしろその前置きが怖いすけど」 「…そうね」 互いの返事は短く、間を置かずに加藤は述べ始める。 607 :名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 00 07 41 ID P2QKJmBE まず、小南の肩はもう治らないであろうという事。肘と下半身にも同様の危険がある事。 よって野球を続けるのは不可能である事。 小南は返事も相槌もうたず、ただ外を見ながらそれを聞いていた。結論を聞き終わる頃、ちょうど夕日は水平線の向こうに消えた。 「…あなたの全身は今、切れ込みの入ったゴムのように危険なの。強い負荷がかかれば、いつでも弾け飛ぶ恐れがある」 今まで博士の手術の犠牲となってきた数多の野球少年達が、例外無くそうだったように。 「…だから、野球はもう…」 「言う事はっきり言いますよね。先生って」 小南が加藤の言葉を遮った。 「…あ…」 加藤が、やや申し訳なさそうな顔をする。 「そーいうトコ、嫌いじゃないすよ」 そう言って振り向いた小南は、いつもと変わらない顔をしていた。 「…残念だわ。本当に」 壁掛け時計の秒針だけが、二人きりの部屋に響いた。 「先生」 「…なにかしら」 再び光の消えた外を見ていた小南が加藤を呼ぶ。彼女がすぐにそれに応じた。 「少し、外してもらっていいすかね」 「…ええ」 その短い返事と共に、加藤は部屋を後にする。ドアが静かに閉まった後、小南は天を仰いだ。 --- 「電灯もつけてないのか?」 暗がりで突然響く声。そしてほぼ同時に部屋に明かりが燈った。六道聖がドアの前に立っていた。制服に着替え、手に何か持っている。 「あー…、嬢ちゃんは確か…」 「…六道聖だ。いい加減覚えろ、失礼な奴め」 小南が「ああ」と頷く。 「そうそう六道さん。どうした?練習終わったの?」 聖が表情を変えずに小南に近づき、持っていた物をテーブルに置いた。お中元にでもありそうな、各種パワリンの詰め合わせだった。 「…どしたのコレ」 「みんなで買ったお見舞いだ。入院するかなぞ知らないが、まぁ飲んでくれ」 「…ありがと。キャプテンとかみずきは?」 聖が椅子に腰掛ける。頭の後ろで結ばれた髪の毛の先端がふわふわ揺れた。 「みずきは先輩がやたら心配らしく、ぎゃあぎゃあ騒いでたのでキャプテンが連れ帰った。そしてそれを渡してくれと頼まれた」 安易に想像出来る状況に、思わず小南は苦笑した。 「…じゃあ「あんま心配すんな」っつっといてくれや」 「承る。…では私は帰るぞ」 そう言って聖は立ち上がり、さらに言葉を連ねた。 「治った後は今以上に身体を労り、決して無理はしない事だな。先輩」 そして、ぺこりと頭を垂れ踵を返す。 「六道」 ドアノブに手をかけた所で、小南が聖を呼び止めた。 「なんだ」 聖が振り向く。あまり感情の伺えない赤い瞳が、再び小南に向けられた。 「…おまえ、みずきの球しっかり捕れるか?」 聖の瞳が一瞬大きくなった。 「…?ああ。ほとんど零さないで捕れる…と思うが」 「うちの主将の球は?受けられそう?バカみたく速いけど」 小南がそう続け、聖がやや考えてから答える。 「…おそらくは。今日見た感じでは…だけど」 「ならいいや。…それだけだ。引き止めて悪かったな」 やや不自然な話の終え方が聖は気になったが、深い詮索はせんとした。聞ける程に親しい間柄ではない。 「…昨日今日入部したばかりの私は、多々なるご迷惑をかける事と思う。しかしながら、誠心誠意頑張っていくつもりだ。 同じ捕手の先輩として、指導の御鞭撻の程を…」 「あー。勿論だ」 聖は再び頭を垂れ、部屋を出て行かんとドアノブに手をかける。小南は既に聖を見てはいなかった。 「お…来たな。後は任せるぞ」 よって、聖と入れ代わりで入室してきた者に気付くのが遅れる。元々希薄な彼女の気配も、それに拍車をかけた。 「小南さん…」 彼女は小南の名を呼んだ。虚に窓を見つめる小南は、すぐさまそれに気付く。 今、一番会いたい人の声だった。今の自分を一番知られたくない人だった。先の加藤保健医からの通達。それを知られるのは怖かった。 「…早矢ちゃんか」 取り繕う言葉を思索しつつ、ゆっくりと振り向く。ドアの前に立っているは、他の誰でもない今野早矢。 「…みんなと…一緒に来 小南が紡がんとした言葉は、早矢に抱き着かれた事により途切れた。彼女の髪と匂いがふわりと舞い、小南の視界は遮られる。 「…しんぱい…しんぱいしたんですよ…?小南さん、死んじゃうかもって、わたし…!」 初めて見る、早矢の泣き顔。紫紺の瞳から溢るる涙。嘘偽るための苟且の言葉などは、瞬く間にかき消された。 「…心配かけたかな。うん…、俺は大丈夫。大丈夫だから…」 自分の胸に収まる早矢の頭を撫でると、彼女が顔を上げた。 「…ほんとに?」 「うん。ほんとに」 小南が早矢と知り合って約半年。小南が何かに誘えば彼女は必ず来てくれたし、いつも楽しく笑ってくれた。小南はそれが嬉しかった。 『知り合いの姪と遊ぶ』に過ぎなかった二人の間柄は、ここで明確な終わりを告げる。 唇を重ねてみても、早矢はさほど驚かなかった。ちょっと目をぱちくりさせたが、それだけだった。 「んっ、…ん…ぅ」 物心付くか付かない頃に、母親がしてくれた気がした。極めて親しい間柄の者同士が行う愛情表現。 …もう、これからの私には永劫縁のないもの。半年前まではずっとそう思ってた。この人と知り合うまでは。 唇を離す二人。すると早矢がみるみる顔を赤くし、小南から目を逸らした。 「…ごめんなさい。あの…、なんか恥ずかし…くて」 「…ごめん」 小南が自らのキスを咎めているのかと考えた早矢は、首を横に振り否定した。 そして、俯きかけた小南に向かい今度は早矢からキスを贈った。 「…これで、おあいこ。」 二人の距離が、また縮まった。 (…幸せ者だな。先輩は) ドアを隔てた向こうにいた聖が、一人ぼそりと呟いた。あわよくば小南の怪我の具合でも聞けるかと思い、こっそりと残っていたのだが、すぐに考えを改めた。 「…あまりに不躾だな。帰るか」 実は、早矢をここまで連れて来たのは聖だったりする。なんだかんだで面倒見のいい彼女の性分を知るのは、野球部ではまだみずき一人だけだっだ。 (…またお菓子作ってきてくれないかな…) 早矢が作った和菓子の味が、廊下を歩く聖の脳裏をよぎる。涎を垂らすかと思ったところで、彼女ははっと我に還った。 「…何を考えているんだ、私は」 --- コンコン。とのノックの音に続いて、がちゃりとドアが開く。視界はゼロと言える小南の病室に加藤理香が再び入ってきた。 「起きてるかしら?」 電灯が点いて部屋が照らされ、誰もいない室内が露になる。 「…帰っちゃったか。」 小南の今夜の入院の旨を伝えに来た彼女だったが、半ば予測していたようで、さほど驚きはしなかった。 「…若いっていいわね」 キスはもう初めてじゃない。といってもその初めてはついさっきだけど。 二人きりはとても落ち着く。彼のにおいがいっぱいする。小南さんのにおい。 二人で並んでベッドに座り、私の髪に触ってくれる。小南さんの掌が、髪から首へ。背中からわたしの胸へと回される。 人になんか絶対に触られたくないところ。人込みで触れ合うだけでも嫌。だからわたしは人込みは嫌い。 だけど、私に触れるために伸ばされるこの人の手を、わたしは拒まない。唯一無二の例外。 わたしの小南さん。 …体がむずむずする。息が荒くなる。くすぐったくてすごく恥ずかしい気がする。いや…ではない気もする。 「…万歳して」 「…?こう…ですか」 言われるままに両手をあげたら上着をまとめて脱がされた。上は下着だけ。さすがに恥ずかしい。 わたしの胸はおおきい部類に入るみたい。両の掌であらためて触られて揉まれる。むにゅむにゅと玩ばれる。 「…はッ、あぁ…、んぅ…」 くすぐったいが強くなったみたいな感覚に襲われる。どんどん強くなる。 ベッドに倒されて、腰からお腹にくちづけされた。ちゅっちゅっとエッチな音がたつ。おへそを舌でちろちろとくすぐられる。すごく恥ずかしい。 「…くすぐったい、ですよぅ…。はぁ」 声に出てしまった。けど小南さんの動きは止まらない。 「…早矢ちゃん、すげぇかわいい。色っぽい」 …むしろ、わたしが喋ると小南さんが元気になってく気がする。気のせいかな… 「…肌真っ白だね。雪みたい」 …小南さんは、もっと焼けた肌のほうが好きなのかな…。そう考えたらちょっと悲しくなった。 今日見に行った小南さんの部活に、綺麗な女の人が二人いた。私のお菓子を褒めてくれた人と、私と正反対な…太陽みたいな活発な人。 もっと自分を前に出せたら。と私はずっと願ってきた。こんな私が大嫌いだった。 でも…今はもういいんです。こんな私でも好きになってくれる人はいたから。 「…あ。」 色んな事を考えていたら、いつの間にか上の下着が無くなっていた。わたしの胸が露わになって、小南さんにじっと見られてる。ものすごく恥ずかしい。 「…あ、あの!…あんまり見られるとわたし… 恥ずかしくて死んじゃいます…」 そうお願いして、わたしは顔を覆って視界を絶った。顔から火が出るって思った。 「…あっ!」 胸の先端に、濡れた人の体温を感じた。舐められて、吸われてる。もう片方は指でくりくりされてるみたい。 むず痒くて、くすぐったい。…でもちょっと気持ちいい。恥ずかしすぎて恥ずかしくなくなった。 「…早矢ちゃんのおっぱい」 片方の胸の先からちゅぱちゅぱ音がして、もう片方はまんべんなく揉まれてる。頭がふわふわしてどこかに飛んで行っちゃいそうです… 「…はぁっ、あっん!だめですよぅ…、吸わないでぇ」 小南さんがわたしにくれる感覚は、恥ずかしいけど嫌じゃない。 でもこのままだと、もっと恥ずかしい私の様を見られちゃう気がする。それは少し怖い。 「…はぁ、はぁ…、…ふぇ?」 胸から彼の体温が離れた。恐る恐る目隠しをとってみると、わたしのズボンが脱がされようとしていた。 ベルトが外されて、ボタンも外れて、ファスナーがジーって下ろされる。 「腰浮かせられる?」 「は…い」 結局言われるがままのわたし。おっぱいを隠しながら腰をあげる。 するするとズボンは脱がされて、パンツと靴下だけにされた。我ながらなんて格好だろう。考えるだけでくらくらする。 そして小南さんも服を脱ぐ。上下の上着が無くなると、固く巻かれた右肩の包帯が目についた。どうしたんだろう? 「…肩、だいじょうぶ…ですか」 「…ちょっと、包帯がキツイかな」 彼がははっと笑い、包帯をしゅるしゅると解いてゆく。私は言葉を失った。 そこは、内出血の集まりのように、赤黒く腫れていた。今にも血が滲んできそうだった。 「いたく、ないんですか…?」 「…麻酔されてるみたいでさ。痛くはないよ。少し熱持ってる気がするけど。 でも、手先まで感覚があるから不思議だよね」 そう言って小南さんは指先を開閉してみせる。わたしから見ても、明らかに軽くはない怪我なのに。 …わたしに見られて、痛くないように振る舞ってるとしか思えない。 でもわたしは深くは聞けなかった。 小南さんが、私を起こして抱き寄せる。おっぱいが彼の胸でふにゅっとつぶれた。 「…ふぁ」 おっぱいの先っぽと、キスされる首すじがくすぐったい。小南さんの吐息がすごく近い。 そして、いつの間にか目の前にある彼の右肩。とても痛々しい色。 小南さんの攻めが緩まったので、わたしは彼の肩に舌を這わせてみる。…ちょっと仕返し。 「…うぁっ」 …彼の肩はやっぱり熱かった。他のどの所よりも。くちびるも軽くくっつけて、少しだけ吸ってみた。 「あっ…、…早矢、ちゃん…」 舌でぺろぺろしていると、彼の体にざわざわと鳥肌がたってゆく。同時に、私のお腹の下…小南さんの股間から圧力を感じてくる。何かが盛り上がってくる。 「…ふぁ?」 気になったので口を離して見てみると、彼の下着がテントを張っていた。そしてびくびくとわずかに動いていた。…すごくエッチな気がする。 小南さんが器用に下着を脱ぐ。彼のそれは、反動をつけて反り返った。 すっごくいやらしい形のそれは、小刻みに頭を上下させていた。剥けかけたような皮の先が、何かの汁で塗れていた。 「…わぁ」 後に、これがわたしのあそこに入ってくる…。想像もつかないけど。保健体育で習っただけの知識。なんて役にたたないんだろう。 「…早矢ちゃん…」 小南さんを見上げると、彼もわたしを見ていた。彼の目が「触ってほしい」と言ってる。そんな気がした。 恐る恐る指を伸ばして触れてみると、それはびくんと大きく動いた。…痛かったのかな。 「痛く…ないですか?」 ゆっくりと上手にこすりながらそう聞いてみる。どうやら、気持ちいいらしい。 「…うっ、く…、あ、は…早矢ちゃん、…握ってみて。…っく」 「…は、はい」 小指から順にかけてゆく。握りしめると、それの脈動が掌を通じて生々しく伝わってきた。 「…そのままっ…!…上下に擦って…みて」 言われるままにしゅっしゅとこすってみる。段々と、わたしの体を触られるのより恥ずかしい気がしてきた。 「き、きもち…いいんですか」 彼は答えず、首をわずかに縦に振る。小さく洩れる彼の喘ぎに、わたしは少し嬉しくなった。 「…うっ、あっ、あぁっ、早矢ちゃん…!」 わたしの手の中で、更に固くおっきくなってゆく。先っぽからの液体が、わたしの手に塗れてちゅっちゅっと音を立てた。 「…く、…早矢ちゃん、もう…いいよ」 「わ、わかりました…」 しばらく続けていたら、小南さんから止められた。掌を広げると、粘液がぬちゃっと音を立てた。 「…ひゃっ」 そしてわたしは再びベッドに押し倒される。同時に、わたしの最後の下着がするするとおろされる。 「そ、そこはっ…」 もじもじしてみたけど、たいした抵抗にはならなかった。 恥ずかしい毛を小南さんに見られてしまったと思えば、間を置かずに股を開かれて、もっと恥ずかしい所があらわにされた。 「…イヤっ。…イヤぁっ」 羞恥の余りに涙が出た。このまま見られ続けたらわたしは死ぬだろう。そう思った。 「…あっ!」 毛と入口が何かに撫でられる。体がびくんと震えた。 わたしの股の真上にある小南さんの顔。舌で舐められている。恥ずかしすぎる。 「…ふぁ、あっ、き、きたな…です…っよ、んぅ!はぁ…あっう」 小南さんの舌の動きははっきりと分かった。上下に撫でられ、入口を拡張され、中に押し込まれ、おしりの穴にも触れられる。 「はッ、あ!…っんぁっ!んぅ!ダメぇっ…!」 認めたくない感覚。初めて味わう口での愛撫。例え様のない快感。エッチな声が口から洩れる。 程なくして舌が離れると、恥ずかしさの緩和と淋しさが同時に訪れた。 「はぁ、…はぁっ、ふ…ぁ」 さっきわたしが擦ってた小南さんのあれが、ぐちょぐちょになってしまったあそこに向けられる。 そして、ねばねばとした粘液を纏い、股間同士が触れ合った。 「…入れていい?最初痛いかも」 なんにも考えられなくなったわたしは、頭をただ縦に振った。口から垂れるよだれすらも、気にかけてはいられない。 「んっ…」 体外からの別の体温の進入。熱をもった小南さんの固いものがわたしの中にめり込んでくる。 「…くっ!」 「…んぁ!」 ずぶり、と一気に突き刺された。痛い、痛くて熱い。小南さんのあれの形がはっきりとわかる。小南さんの鼓動が伝わる。 「あ…ぁ…!いっ…痛いよぉ…」 たまらず声に出た。すると小南さんは手を握ってくれて、キスをしてくれた。少しだけ痛みが引いていく気がした。 「ん…む…ぅ」 わたしからも舌を絡めてみる。濃厚でエッチなキスと共に、小南さんが腰を揺すりだす。 「んあっ…、あっ…、あっ!」 出たり入ったりを繰り返され、わたしは恥ずかしい声を漏らす。 「くぅ…、早矢ちゃん…」 小南さんは…気持ちよくなってくれてるみたい。彼の弛緩した顔を見ると、それだけで嬉しくなった。 淡々と繰り返される出し入れの所々で、小南さんはわたしの苦痛を和らげようと色々してくれた。 気持ちいいところを触ってくれたり、髪を撫でてくれたり。 痛みが消えたわけではないけど、それ以外の感覚も生まれた。依存性のある、甘美な感覚。 「早矢ちゃん…、早矢ちゃん!」 そしていつしか、小南さんは出し入れの速度を上げる。小南さんの汗がたくさんわたしに降りかかり、すごく切羽詰まった顔をしていた。 「小…南、さぁん…!」 わたしを呼ぶ声に、声を絞り出して応える。熱い、体が熱い。 終わりが近い事を悟ったわたしは、両手を広げて小南さんに抱擁をねだった。 彼がわたしの頭と背に手を回し、わたしを強く抱きしめてくれた。 もう何も怖くなかった。 「…ああっ…く!」 「ふぁっ…あ…あぁ!?」 わたしの1番深いところで、小南さんの動きは止まる。 逆に、わたしに突き刺さった小南さんのあれはびくびくと動き、わたしの中に何かをたくさん出していた。とても熱い…何か。 麻薬か或いは麻酔か。わたしの傷口を充たしてゆくそれに、わたしは次第に睡んでいった…。 しばらくして目覚めたわたしは、口で綺麗にしてっ」と言う小南さんのお願いを聞く事になった。 ついさっきまでわたしに刺さっていた小南さんのあれを、頬張るように舐めている。歯が当たると痛いらしい。 舌と唇、唾液を使って、細かいところまで浄める。最初、力無く縮んでたこれも、わたしの口の中でいつの間にか再び硬く大きくなっていた。 「はむ…、ん…ぶ、…ん」 「早矢ちゃん…うく…、そのままで…いいから、はぁっ…、聞いてくれる?」 「…ふぇ?」 見上げるわたしに小南さんは笑顔を向けてくれて、撫でてくれる。髪を擽る指はやっぱり気持ちいい。 「あ…、早矢ちゃんゴメン!…くっ!」 「…ん!…んんぅ!」 …苦い。苦くてねばねばしたものがいっぱい口の中に飛び出してきた。わたしは思わず顔をしかめる。 小南さんは、白濁のとろりとしたそれを全て出し切り、わたしの口を拭ってくれる。 「…ゴメンね」 「にがい…ですよぅ。 …きもちよかったですか?」 「…うん。すっごく」 「…えへへ」 でも、ちょっと嬉しかった。 --- 小南がその後早矢に話した事は、嘘偽りの無い自分の現状。野球との決別。 話を聞き終えた早矢は、俯く小南に向けて変わらない笑顔を見せてくれた。 そして「これから、ずっと一緒に」との言葉をくれた。 天を仰いだ小南は、今一度早矢を抱きしめた。 そして、今自分の傍にいてくれる子が早矢であること。それを何かに感謝した。 「おう、橘みずきだな。猫手の選手寮へようこそ。荷物もあることだし、早速部屋に案内しよう」 「は、はい。よろしくお願いしますっ」 今日、私橘みずきはミゾットキャットハンズ(以下猫手)へ入団する。先の甲子園大会及び予選の活躍のお陰か、高校生ドラフトで三位に引っかかる事ができた。 猫手には、女性プロ野球選手の先駆者となった早川あおい選手がいる。彼女に対しては、憧憬心とちょっとした家庭の諸事情で複雑な思いがある。 だけど私にそんな事は関係ない。同じ学校から猪狩カイザースに一位で入団した男と「シリーズで会う」と約束した。 この世界ではい上がってやると誓ったのだから。 「…ここが、今日からあんたが暮らす部屋だ。一年目は引越しはできないからな。 …知ってると思うけど、ウチには今女のプロ野球選手が既にいる。まあ、もうこの寮にはいないけど。 他んとこよりは女の子でも生活しやすくなってるよ」 「…お気遣いありがとうございます。でも私は別に平気ですんで」 「そう?まぁみずきなら平気そーだな。 …あーそうそう。俺がここの寮長だ。よろしくな。何かあったら聞いてくれ」 部屋に案内され、私は多めの荷物を下ろす。さっそく私はそこのアホ男に一つ質問する事にした。 「寮長さん。じゃあ一つ聞いていいですか?」 「おー何だ?」 「…なんであんたがここにいんのよ小南くん!!」 寮長を名乗る小南 要を精神注入棒でみずきはどついた。ベチン!とゴム特有の高い音が響く。 「痛!…何しやがる!寮長に向かって!パワリン三つやんねーぞ!」 「いらないわよ!」 「だーから俺が寮長だからだよ!ここの管理人がいないからって、おめーも知ってるカイザースの寮長に紹介されたの!」 それだけ聞いて、みずきはゴム製凶器を引っ込めた。 「…卒業した後、連絡取れなくなって…、みんな心配してたんだよ?」 「…ああ、悪かったよ」 頭を掻きながら小南は詫びた。 「後でゆっくり聞いてやるから。ほれ、練習でも行ってこいよ。元キャプテンに追い付くんだろ?カイザースの」 「…うん」 小南がパワリンを手渡すと、みずきは荷物からグラブとスパイクを引っ張り出した。 「…ってなんでその事知ってんの!?」 「この前キャプテンとは話したからな」 「私にも言いなさいってぇの!バカ!後でまた来るからね!プリンおごらせてやる!」 みずきは走って室外へと出ていく。練習に向かう彼女の瞳には力強さが宿り、小南は少し安心した。 「…どうかしました?お客さん?」 部屋の奥から、長い髪を後ろで結わえた早矢が出てくる。彼女は今日のみずきの入寮に備え、部屋の掃除と準備をしていた。 「新人だよ。知り合いの。早矢ちゃんもたぶん知ってる奴」 「そう…ですか。…あの、お部屋の準備が終わりました」 「ふぅ」と早矢が袖で汗を拭う。汗をかいた今の彼女は、普段見えないうなじが覗ける髪型のせいもあってかとても新鮮だった。 「…あ、あんまり見ないでください。」 「…可愛いなぁその髪型も」 あの時くれた言葉の通り、小南要の第二の野球人生の傍らにも、ずっと今野早矢はいた。 やっぱりちょっと内気で言葉数の少ない彼女だが、昔よりも良く笑ってくれるようになった。 この若輩者の選手寮長が、早矢の頭を撫でる。その時彼女がくれる笑顔はいつも変わらなかった。 「お疲れ様。早矢ちゃん」 その2
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/350.html
前置き。 登場キャラについてはもう一から考えるのが面倒・・・イメージしやすいように既存の作品から持ってきてみました。 インスパイアって言っとけば大体許されるらしいから問題無いと思います。それとこれはただの妄想の不法投棄です。 続きませんので安心してください。作者には犯罪願望はありませんので安心してください。現実と妄想の区別も付いてますので安心してください。 何か感想がもらえると作者が狂喜乱舞します。では始まります。 ドラポケットゲット ↓ アイドル道端公開レイプショー ↓ パトロール中の婦警さん ↓ タイーホ ↓ パトカージャック ↓ 婦警さん玩具化 ←今ここ! ↓ 婦警さん陵辱 ↓ 婦警さん奴隷化 ↓ 婦警さん公開レイプショー ↓ タイーホ ↓ ループ 街中を時速3~40kmくらいでゆるやかに疾走するパトカー ハンドルとかアクセルとかにロボッターを取り付けて自動操縦にしてある。今は「ぶつからないように走れ」という俺の命令を実行しているところだ。 中に乗っているのは、まず後部座席に座ってる俺。 運転席でハンドルを放して悶えてる黒髪和風の婦警 助手席でシートを倒して寝転がってる、こちらも黒髪の婦警 「大丈夫か早矢、オイ、やめろっ、早矢に何したっ、コラッ」 全くうるさい女だ ちょっと「お尻印のきび団子(即効性の下剤)」飲ませて「オーバーオーバー(過剰反応になる上着)」着せて 後はちょっと「くすぐりノミ(名前でお察し)」を放してこの子が俺にかけた「手錠(全国の警察官に支給されている簡易拘束具)」をかけて遊んでるだけじゃないか 「あはっ、あふっ、ふぅっ、ぃひぃぃっっ、うぐ、ぅぅ・・・」 「ほらほら頑張れよ~、パトカーの中で漏らしちゃうぞ」 後部座席からくいくいっ、と運転手の早矢という婦警のお腹をさすってみる。 便意と必死で戦っている早矢は弱々しく手を払いのけようとする。その仕草がかわいくて、もう一度お腹に手を伸ばす 漏らさないように必死で声も出せないようだが、小さい声でやめてください、とつぶやく、ダメだ、たまらん 「コラ!!早矢に何もするんじゃねぇ!!」 良い所で水を挿された。 さっきから本当にうるさい婦警だ。階級ワッペンで支配下にあるという事を忘れているのだろうか さっき俺に言われた通り、座席シートを倒して寝転がる形のまま微動だにしていない。 つまり後部座席に座る俺を見上げる形のまま怒鳴っていたという訳だ、本当に威勢の良い子だ。 早矢をいじるよりこっちの婦警の方が良いかもしれない。そう思って俺はもう一人の方に向き直る。 真正面から見下ろされる形になってちょっとひるんだ様子だったが、小動物くらいなら殺せそうな目で思いっきり睨まれた。怖い怖い。 「で、キミ、名前は?」 「人に聞く前に自分から、ってママに教わらなかったか」 「…もう一回聞くよ、キミの名前は何ですか?」 「うぐっ…ぎ、擬宝珠…まとい…です…」 「結構、ではまといちゃん」 「下の名前で呼ぶなっ」 怒鳴られたが、まぁギボシなんていかつい名前より親しみやすくていい 「まといちゃん、そのままの姿勢でスカートをまくりあげて」 「なっ・・・・ちょ、やめろ、オイ、冗談だろ、何で手が勝手に…」 スカートの中は飾り気の無い純白のパンツか、良い趣味してるね。 自分の手が勝手に動かされるという事態でちょっと口調が弱々しくなってるが、まだ何か言い続けてる。 気の強い娘が弱ってるのってなんかいいよね 「じゃ次は……(ボソボソ)」 「はぁっ、ふざけんなよ!するわけないだろ!誰がそんな事……お、おい…?うそだろ…?」 彼女の意向を完全無視の方向で彼女の手は動き続ける。彼女の顔に段々焦りが見えてきた まといの理性と命令の板ばさみで、手がぷるぷる震えているが、まぁそこで止まれるならワッペンの意味が無い。 手と足は、普段着替える時に脱ぐのと同じように、パンツを少しずつずり下ろしていく。 もう既にパンツは太ももの半分くらいに来ている。隠すべきところは残念ながら丸見えだ。彼女の目にはうっすら涙すらにじんでいる。 パンツを全て脱がすべく、上半身はシートに預けたまま足が上昇する。足をぷるぷるさせたまま、体育座りのような形で足を折りたたみ、パンツをつまさきへ移動させていく。 程なくして、理性と命令の激闘は終わった。戦利品として俺の手元にこの婦警のパンツがある。 「おいっ何見てるんだ、コラやめさせろ!!この変態!!変態ッッ!!あ、あぁっ…あ、うくぅぅぅー……」 そして第二ラウンド、俺もすっかり忘れていたがまだ命令は続いてた。 スカートをたくしあげてパンツを俺に渡したまといは、ヒザを折り曲げて足を開こうとしている。 まぁ「股を開け」としか命令してないからM字開脚じゃなくてガニ股のような形なんですが、これもこれでまた 「うぐぅぅ……」 もうあんまり恥ずかしいのか涙目のまま黙っちゃいましたよ、いやこうなっちゃうとカワイーなーもーギャップ萌ー 「まといちゃん」 「…………」 「まといちゃん、オナニーってした事ある?」 「……あり…ま…す」 消え入りそうな声でつぶやく、そろそろ怒鳴っても無駄と気付いたのかな? それとも階級ワッペンの効果か? 「今まで何回くらいしたの?」 「………わかりま、せん…」 「へぇ、数え切れないくらいしてたの?」 「…………(こくり)」 「ふーん、見た目よりエッチなんだね、まといちゃん」 「…………このっ……変態……」 いやそんな潤んだ涙目で言われても……全然罵倒になってないよ、本人睨みつけてるつもりなんだろうけどさ 「パトカーの中で下半身丸出しの変態露出魔に言われてもなぁ……」 「それはっ…」 「結構興奮してるんじゃないの?エッチなことが大好きなまといちゃん?」 「そんな事……ない…」 「へぇ、そうなの、じゃ嘘は吐かなくていいよ、正直に言ってね、下半身丸出しで色んな人に見られて」 時速3~40kmというのは車としてはかなり遅い。しかもパトカーは結構目立つ。窓も全開だし少なからず通行人に見つかってる。 「全然、全く、一切、少したりとも興奮していないの?」 「う……うぅ……」 人間、異常事態になるとそれだけで興奮する。全く何も感じてないというならそれは既に人間じゃない。 そして階級ワッペンの効果で嘘はいえない。つまり彼女の口から興奮していないというワードが出る事は無い。 「……………………ち、ちょっとだけ……」 「興奮してるんだね?」 「は………ハイ……」 「下半身を人に見られて興奮してるなんて、立派な変態だね。そうだろう?」 「ハイ……変態……です……」 「じゃ、言ってみよう。擬宝珠 まといは下半身丸出しで興奮する変態です。って」 「ぎ、擬ぼし、纏、い、は……うぐぅ……下はん身、まる出しでぇ……うぅぐ、ひぐっ…えぐっ」 さっき急に大人しくなってから泣きそうだったもんなー、もう限界来ちゃったのか、泣きじゃくり始めたよ こういう強気タイプは一度折れると脆いからなぁ……どうしようか…… よく考えたら別に折っても俺困らないな。むしろ折ろう。 「何だって?全然聞こえないよ、最初の方の怒鳴り声の方がよく聞こえたよ。ほら、もっとハッキリ言って、大きな声で」 「ぎ、擬宝珠 纏は、下半身丸出しで、興奮する変態…です」 「もっと大きな声で!」 「擬宝珠 纏はっ、下半身丸出しで興奮するっ変態ですっ」 「もっと大きな声で、これ以上無いくらい大声で!」 「擬宝珠 纏はァっ!下半身丸出しでっ興奮するっっ!変態ですっっ!!」 「よし、よく出来た」 うん、上出来だ。耳塞ぎたくなるくらいの大声だった。窓開けっ放しだったし通行人がこっち見てるよ 「あぁ……あ……ゴメ、なさい、も、う、許し……ごめんなさ……」 「うん?一体何を許すの?俺別に怒ってないよ?ロボッター、20kmの安全運転に切り替えて」 「も、もう、許して…くだ、い……」 安全第一、別にもっとよく見せる為にスピード落とした訳じゃ無いよ? さっきから通行人達がみんなこっち見てるけど、別に俺は何もしてないよ? 「…………あ、あの」 おや、今気付いたけど運転席の子…えーと…早矢ちゃんが俺の事を呼んでる。 「…………助けて……はぅっっ」 もうお腹が限界なんだろうな、運転席のシートに縋り付いて必死に便意に耐えてる。 この小さい喘ぎ声とか弱った目とか、やべ、サイコーだ。 つってもさっきから15分くらいガマンしてる訳か。流石に可哀想だな。 「ロボッター、ちょっとスピード上げて駅前に行ってくれ。」 「……」 あ、なんかちょっと目が輝いた。畜生。かわいい。 「ここから3つくらい遠い駅に行ってくれ。」 「っ!!……ぁんん、んぅぐっ」 いやだってホラ、そんな小動物フェイスされたらいじめたくなってくるじゃないか、俺は悪くないよ、うん。 ロボッターもスピード上げたみたいだし10分くらいで着くんじゃないかな、そのせいで揺れがキツくなって更に我慢しづらくなったみたいだけど、早く着きそうで良かったね、早矢ちゃん。 「も、やめ…漏れちゃ…う……」 このまま早矢ちゃんを鑑賞するのもいいんだけど、涙目から回復して睨むくらいの余裕が出てきたまといちゃんの方に向き直る。 「……」 すぐにまた口が弱気に歪む。まといちゃんも随分大人しくなったもんだ。 さて、まといちゃんの口に取り寄せバッグ(万引きお助けグッズ)から取り出したグッズを押し込む。 最初は抵抗してたけど階級ワッペンで口を開くように言ったら簡単に装着できた。 参考:ttp //www.a-market.jp/item-14427.htm 「ふぐぅーっ」 さっきまで静かだったのに声を出せなくなった途端に騒がしくなった。やれやれワガママだな 「まといちゃん、変態のまといちゃん、ここで見ててあげるからオナニーしていいよ。 我慢せずに両手を使ってアソコをいじるといいよ。好きなだけオナニーを……そうだな、気絶するまで続けて?」 「んーっ、んぅーっっ」 悲壮感に満ちた悲鳴が聞こえた気がしたけど多分気のせいだよね。だってすっごく気持ち良さそうだし? 「……やめ……てあげて……」 早矢が息も絶え絶えに精一杯の主張をする。すぐにお腹を抑えて歯を食いしばるが しかしこんな状況で同僚の心配をするとは見上げた友情だ。その心意気に免じて……そうだな 「何をやめるの?見ての通り僕は彼女に何もしてないよ?彼女が勝手に股を開いて自慰にふけってるんじゃないか」 一段と大きくはぐーっという声が上がる。うん、抗議の声じゃなくて喘ぎ声に違いない。間違いない。俺が言うんだから間違いない。 「あぁ、もしかしてこの猿轡の事?これは彼女があまり大きい声を出さないように仕方なくやってるんだよ」 だって彼女絶対「やめろやめろ」って騒ぐから黙らせるのが目的だし? 「それにもしかしたらハマるかもしれないよ?キミもやってみるといいんじゃないかな」 「っっ………!!」 声を出したら漏れてしまいそうなのか、さっきから黙っているので必要無いだろう。 まぁモノはためしだ。マトイの方のギャグボールを外して、ふるふると首を横に振る早矢の方に無理矢理押し込んでみる。 我慢しているせいで力が込められないのか、全然抵抗せずにすんなり入ってしまった。 「んー、んー、んー、」 ボールギャグで声が出せず、涙目だけで抗議してくる。何でこの人こんな可愛いんだろう。 「まといちゃんの唾液とかが中に溜まってるでしょ?美味しい?」 おや、まといの方が何か言ってる。早矢に手を出すなとかそれ取れとか、そんなカンジのを、怒った顔で言ってるんだけど 開脚でがに股で両手でアソコいじりまわしながらじゃ痴女にしか見えない。たまにイッてるし えーと……そうだなー……バイブでも咥えさせてみるか、面白いかもしれない。俺のムスコを咥えさせると噛み切られそうだもんな 取り寄せバッグで「極太バイブ」と検索してみる。なんかスゴいのが出てきた。 参考:ttp //www.a-market.jp/item-23521.htm?PHPSESSID=3f1c1341dd563bc4c9b319da8ee20f03 とりあえずまた階級ワッペンで口を開けさせてみる。……目一杯開いてようやくどうにか口の中に入った。 コブが歯に引っかかるから手を使えない今の状況じゃ取り出しようが無いな。もうなんか凄く悔しそうな目でこっち睨んでる。あ、ちょっと痙攣してる。またイキそうだったのか 「どう?バイブ咥えてるけど、美味しい?あ、だから興奮してイッちゃったんだ」 「ボールギャグからツバが溢れてるよ、恥ずかしくないの?」 「いつもこんな調子でオナニーしてるの?なんか随分慣れてるみたいだけど」 「パトカーの中でお漏らししちゃったらクビだよね、きっと。クビにならなくてももう明日から仕事場に行けないんだろうね」 中年のオッサンみたいなネチネチした言葉攻めをしていると、車がいきなり急ブレーキでつんのめる。あぁ、駅前に着いたのか。 「ほら、着いたよ、トイレしてきていいよ?」 早矢ちゃんはもう30分近くも便意と戦っているんだから、そろそろ開放してあげてもいいだろう。 「どうしたの?ほらいってきなよ。」 早矢ちゃんはドアに手をかけたまま動こうとしない。そしてこっちを見てむーむー唸る。ダメだ、何が言いたいのかサッパリだ。 仕方なくボールギャグを外してあげる。さっきから何度も外そうとしていたがその度に俺がその手を掴んで邪魔してたのだ。いやだってそういう抵抗がカワイイし? 「で?どうしたの?トイレしたかったんじゃなかったの?」 「あ、あの……はぅ……歩いたら……んっ、漏れちゃ…う」 もう本当に限界に来てるみたいだね。 「じゃ漏れないように詮をしてあげようか?」 「………………」 かなり迷った末に、こくん、と頷いた。大人しく従ってれば悪いようにはしないと判断したのかも知れない。 単純に限界が近いからかもしれないが。 早矢は俺の指示通りに、パトカーの窓から上半身を出し、スカートもパンツも下ろした状態のキレイな尻をまといの方に向けている。。 車内からだと窓から尻が突き出ているようにしか見えない。顔の表情は見えないが、まぁ恥ずかしがってるんだろうな、と予想はつく。 その尻の穴に、先ほどマトイの口から取り出したモノを宛がう。 ピクン、車の外の早矢が揺れる。 「おい……やめ……いや、いい……」 まといが何か言いかけて、すぐに口を閉じた。 ここで何か言ったら余計に酷い事になるかも、と予想できたのは賢明な判断だ。 この場面は上じゃなく下の穴に捻り込むかもしれないからだ。そうすれば確実に彼女は漏らし、車内に簡単に大惨事を巻き起こす事が出来る。 そのまま放って俺が逃げれば、言い訳のしようが無い状況が完成する。 アナルにあてがい、狙いを定める。この極太のバイブは、フィストファックと呼ばれる行為の為の道具のようだ。間違いなくキッチリ蓋をする事が出来るだろう。 「おい……せめてやさしく……」 さっきまで口に咥えていたマトイはどれほどのサイズかよく分かるのだろう。 大口を開けなきゃ入らないサイズの張り型だ。マトモじゃない。まぁがに股オナニーしながら言われても微妙に反応に困るのだけれど。 「まといちゃんが濡らしてくれたからきっと大丈夫だよ。」 とりあえずアナルをほぐしてあげたいところだが、そんな事やってれる状況でもないしな 俺だってクソまみれは正直ご免こうむりたい。という訳で、アナルに当てた玩具をぐりぐり押し込んでみる。 中々入りづらい。やっぱりサイズが大きすぎるんだな。早矢の足がばたばたと暴れているが、ここが我慢のしどころだ。構わず突き進む。 コブの一番大きな部分が入った。 ここまで入ればもう詮としては十分なのだが、全部入れなきゃ途中で引っこ抜けてしまうかもしれない。 力任せにバイブを押し込んでみる。痔にならなきゃいいけど。 何かが体の中に押し込まれるというのは体を中に何か詰まっているような、未経験の人間には想像を絶する感覚らしい。 2分ほどかけて根元まで入れた。もうこれで引っこ抜けるような事は無いだろう。 車の中に戻ってきた早矢は息も絶え絶えといった様子だった。当たり前か。 排便の心配が無くなった早矢が襲い掛かってくるかもと思ったが、もうこの30分間ずっと耐久レースをやっていた早矢はそんな事思いつかなかったようだ。 早く出したくて仕方が無いに違いない。少し酷い事をしてしまったかもしれない。 「……まとい、いってくるね……」 とりあえずもう必要ないだろう、という事でパンツは俺の戦利品コレクションに咥えられた。 まぁノーパンでもコブが引っかかってそう簡単には抜けないだろう。いざ便を出す時も大変そうだが。 おかしな歩き方でちまちまと、近くのコンビニへ歩いていく。あれでは時間がかかるだろうな 「お前……よくも早矢にあんなことを……」 早矢がいなくなった途端にまといちゃんが睨みつけてきます。オナニーしながら(笑) 「そうか、そんなに早く出したかったのか、それは悪い事をさせてしまったな」 心底反省したように深々と溜め息をつく その様子を見てマトイちゃんは何かを感じ取ったらしい。 「やめろっ、もう何もするなっ!」 しかし、まぁ両手が自慰でふさがっているマトイでは何も出来ない。開いた股の間越しに同僚を見守るくらいしか? 「もう我慢しなくていいようにしてあげよっか。」 コンビニまであと数歩というところにいる早矢、こちらからだと10~15メートルくらいか、うん、そんなに遠くないな、よく見える。 コンビニの扉が開いた。そして早矢の衣服が全て脱げた。唐突に、何の前触れも無く、一瞬で まぁ、俺が脱がしたんだけどね。タンマウォッチで時間止めて? 服はテキトーにハサミで切り取って?バイブの方はスモールライトで小さくして?ベルトとか拳銃ホルスターは切れなかったけどアレは切らない方が正解だよね。 服の残骸は適当にゴミ箱に? いきなり道端で素っ裸になった早矢は不思議そうな目で、いや泣きそうな目かな?とりあえずこっちを見て、まぁ何が起きたかは大体想像がついたんだろうね でもってバイブも無いのに気付いて尻を引き締めようとしたんだろうかな、間に合わなかったね。残念。 道端で思いっきり汚物を撒き散らして放心してしまいました。いや面白いなアレ。 道端の通行人が全員見てます。コンビニの店員さんも。近くにいる人は鼻押さえてます。 とりあえず関わらないように早足でかけてく人とか興味深そうにジロジロ見てる人とか、まぁ人それぞれですよね。 「早矢……ウソ……」 「さて、もう一回見てみるか」 「ビデオ式なんでもリモコン(なんでも操作する名前通りの機械、操作されていても意識はある)」で巻き戻してみる。 道端に散らばった汚物が、出た道を通って早矢の中に吸い込まれていく。 「はい、再生」 早矢は戸惑ったような表情を見せ、また汚物をばらまく。 丁度決壊した瞬間まで巻き戻したから、意識はあっても踏ん張りきれない。 もう一度巻き戻して、今度はスロー再生 惚けたような表情で少しずつ便が垂れてゆく。素晴らしい表情だ。 また巻き戻す。 そして丁度便を出す寸前で停止。意識はあるらしいから、この最悪の一瞬での停止は、どうにか踏ん張りたいが、不可能という地獄のような瞬間だろう。 まわりにいる人で拍手している人もいる。何かのパフォーマンスと思われたのかもしれない。まぁ垂れた便を巻き戻すなんて人間業じゃないからな 「おや、どうしたんだい?さっきから静かじゃないか」 こうやって遊んでたら当然の如くまといが突っかかってくるかと思ってたんだが…… 食い入るように早矢の痴態を見ている。 「お前……一体……」 なるほど、遠く離れた人間を一瞬で裸にしてビデオのように巻き戻したり再生したり 超能力者か化け物に見えてもおかしくない、か ふはははは、我が輩は超能力者であ~る、とかって遊んでもいいんだけど…… 「いいの?彼女、写メ撮られてるよ?」 指さした先では一時停止中の早矢が写メられていた。 「その内犯されるかもね、追っ払わなくていいの?」 公衆の面前で何度も排泄物が出たり入ったりを繰り返し、全く動けないまま素っ裸で見世物にされている早矢の心境はどんなものだろうか。 驚き、怒り、恐怖、色んな感情が入り混じった後に出てきたのは 「もう、許して……ください。ごめんなさい……ごめんなさい……」 友達思いの彼女は、自分を押し殺して許しを請い始めた。 …………畜生、可愛い。イジメたくなっ(ry 「キミは変態?」 「…ハイ。」 「オナニー狂いの露出狂?」 「……ハイ。」 「今から素っ裸でアイツらを追っ払いに行ける?」 「ゴメンなさい……もう、勘弁してください……」 「行かないの?彼女放ったらかしにするの?」 「………………行きます……。」 「じゃ、まずはボールギャグと首輪装備で行ってみようか。興奮するよきっと」 「そ…そん、なぁ……」 このあとまといがボールギャグ装備で素っ裸自慰しながら早矢を助けに行ったら喋れないのを良い事に好き勝手されて 何故か5時間もかかって到着した警察官による大量のレイプ現行犯逮捕者が生産されたのはまた別の機会に…… 勿論続きません 今回使う予定だったボツ道具 表情コントローラー:顔の表情を好き勝手にいじれるらしい。 公約コーヤク:これに約束したいことや、やり遂げたいことを書いて身体に貼ると、どんなことがあっても約束を守り、やり遂げることがことができる。ってまとめに書いてありました。 「自慰で失神」と書いて貼り付ける予定でしたが階級ワッペンで間に合ってしまいました。万能過ぎます。 人間リモコン:なんでもリモコンの方は意識が残っているという事が書いてあったので残念ながらボツです。自分はむしろそっちの方が好みです。 今回の謎設定 駅:自分の住んでいる県には電車というものが走っていませんので駅と駅の間隔がどの程度か分かりません。15分くらいかかるとかも適当です。ゴメンナサイ コンビニ:まぁ駅があれば近くにコンビニくらいあるだろうな、多分。という曖昧な理論でしたが間違ったイメージだったらスミマセン。 登場人物:こち亀に同姓同名同じ姿の似たような性格のキャラクターがいても一切関係はありません。断固として一切関係の無いキャラクターなので、口調がおかしいなどの意味不明な指摘は受け付けておりません。 主人公:特に設定はありません。両津とかいうどこかの作品のキャラクターを当てはめても自分の姿を当てはめてもショタっ子でもふたなりっ娘でも結構です。好きなように想像してください。
https://w.atwiki.jp/kochikame/pages/22.html
1号:大阪侮辱&ミドーハル登場 トビラ:カラー春 2号:続・大阪侮辱・ミドーハル登場 トビラ:イチロー&春&大阪の警察?の皆さん 3号:霊能力者早矢(女だらけの6ページ) . トビラ:早矢(ラフ画) 4・5号:早矢のおせち . トビラ:麻里稟(ラフ画) 6・7号:ミドーハル再び トビラ:春(図解・これが御堂春だ!) 8号:葛飾署がリフォーム檸檬のセンスは最高 トビラ:REIKO(ラフ画) 9号:自転車・麗子を「女」呼ばわり・中川、猿と会話 トビラ:右京(ラフ画) 10号:乙姫ラジコンカー・割に合わない重労働 トビラ:なし 11号:野球大会・署長分身 トビラ:なし 12号:御免ライダー・棒人間 . トビラ:ミドーハルと同僚 13号:翻訳機 トビラ:なし 14号:誕生日に寿司屋でお祝い . トビラ:なし 15号:温泉 トビラ:なし 16号:中川入院 トビラ:寿司屋一家と両津が温泉街を歩いている場面 17号:新葛飾署制服ラプソディー . トビラ:両津と纏のメンコ勝負の場面。後ろに檸檬 18号:★連載1350回カラー★希望の煙突 トビラ:(巻頭カラー)おばけ煙突と女とトンチンカンの三人 19号:両津がトラック運送のバイト・纏も乗れ トビラ:無し 20号:早矢と旅行ハァハァ→早矢の親父と旅行 トビラ:纏と早矢(ラフ画) 21号:DVDレコーダーでTVのエロ番組録るぜハァハァ トビラ:巨大なマリアのプリンと両津&春 22・23号:ラジオの人生相談 トビラ:両津蝉麻呂ピカチュー野輔&糞短歌 24号:両津と法条のバイト・女子中学生ハァハァ トビラ:モンスター檸檬&蜜柑のキモ絵 25号:部長に城をプレゼント・城の知識0の両津 トビラ:マリアをおんぶする両津(いやらしさ低) 26号:法条と二人羽織で知・体力大会 トビラ:戦車を部長に潰されて泣くキモ両津と麗子(幼年誌向けタッチ) 27号:ニセ豪華客船ハワイへの旅・saga絵乱舞 トビラ:キモ過ぎるナース姿のジョディー 28号:大阪VS東京・「マクド」他、カビの生えたネタ トビラ:通天閣署の皆さん&両津 29号:通天閣ネタ・大阪人の金の話は自然な会話 トビラ:通天閣。マメ知識に春&両津 30号:パンおいしいねん!★かつてないほどの超ネーム トビラ:難波駅の春&両津&中川 31号:石切神社・東急井の頭線他カビの生えたネタ乱発 トビラ:石切駅商店街(両津、中川、ハル、レイ←誰?) 32号:さあ、レース本番だ!!@金満巨人に正義阪神が鉄槌 トビラ:なし 33号:東京への帰還・大阪弁がとれへんねん! トビラ:屋台で酔っ払っている両津ハル中川。 34号:大食い・久々に強い両津 トビラ:葛飾区資料館前でアイス食う両津&纏 35号:ウサギ署消滅・懐かしいキャラが続出 トビラ:パトカーに乗った春&メガネ 36号:日暮登場・4年後もやる気満々の担当(柱) トビラ:センターカラーで日暮・両津・部長 37・38号:部長とマリアと登山 トビラ:特殊刑事のクララヨ!今日モ、レッツダンス! 39号:スカイダイビング・法条ついにエロ(糞)化 トビラ:絶景かな、SagaX力作フォーメーションダイビング 40号:春の弟たちと東京見物・東西協調は難しいby中川 トビラ:春に馬跳びされてビール吐く両津 41号:柔道、両津女装して役得。桐生桜子ひっそり登場 トビラ:麗子、纏、早矢、ジョディー、見据えるは柔の道…!! 42号:オープンカーは社会悪。江崎教授登場。 トビラ:無し 43号:ダメ太郎増殖・数年ぶり(?)にギャンブルする両津 トビラ:纏と早矢の自転車二人乗り…と両津(小) 44号:老人ロックフェス・∞=アンフィニティ トビラ:神田神社裏参道で檸檬と纏…と両津(極小) 45号:伝統の大阪侮辱・同情でオリンピックワザと負け。 トビラ:御堂春の色んな顔を見てみたい!(ラフ画) 46号:老人オリンピック・ ∞=アンフィニティ直さず。 トビラ:両津・中川・麗子の立ち絵 47号:字が下手な両津・みつをネタ、ヒロシネタ、糞顔。 トビラ:両津、檸檬、蜜柑( Saga犬)、秋の散歩道 48号:地域券でひと儲け・若者のパッション=ヲタフィギュア トビラ:神社を清掃しているマメ両津と中川・部長 49号:壊れた中川が旅行の幹事・ブタどもめ…いつか殺してやる トビラ:両津・麗子(自転車)・本田(三輪車) 50号:893と野球・本当に久しぶりのチャカネタ、ヤクネタ 秋本完全復活か!? トビラ:なし 51号:麗子とパトロール・夫婦泥棒に遭遇 トビラ:今年初(!)ピンでポーズをとる両津 52号:纏と柴又散策・魅力全開の纏に署長もメロメロ .トビラ:なし