約 3,192 件
https://w.atwiki.jp/wvwv/pages/57.html
◆12. 【酒爺】 『不滅のあなたへ』にはピオランの恋人の酒爺というキャラクターも登場する。ゾウの体内で発酵させ、ウンコから取り出したコーヒーが現実世界で非常な高値で取引されているが、同じように酒を人の体内で発酵させるため、大怪我していたよその家の子供の体を改造して、勝手に臓器をもう1つ作ったという キチガイ マッドサイエンティストだ。 他にもフシの目の前で、「両手の指を切り落として漬けた酒を造りたい」と発言するなど、空気の読めない ボケ老人である。頭にヒョウタンを載せた酒爺の珍妙なファッションは、手塚治虫の『火の鳥 乱世編』の主要キャラクター・ヒョウタンカブリあたりから取ったものだろう。 この作者はたびたび『不滅のあなたへ』にキリスト教ネタを入れてくる。主人公フシが4年間を過ごし、人間としての生活を覚えるようになったのはタクナハの酒爺の酒造所での事である。 キリスト教において酒造りは聖なる仕事である。第二の太祖ノアが方舟を降りて最初に行った仕事はワイン造り。イエス・キリストが最初に行った奇跡もワイン造り。ダビデ王も酒が大好きで、中国語では大辟(ダービー)、古代日本では大避(おおさけ)と呼ばれて祀られていた。酒はミサにおいて神に捧げる聖なる供物でもある。 また、酒爺は「人は酒のみにて生きるにあらず」という独自のことわざを述べた。これは福音書でイエスが述べた「人はパンのみにて生きるにあらず」(人の肉の身体はパンで生きられるが、その魂は神の言葉によってはじめて生きるのだ)という言葉が元ネタである。 ちなみにタクナハ編には『不滅のあなたへ』連載開始2年前に『ミラクルジャンプ』で始まった『かぐや様は告らせたい』という漫画ネタも入っている。 ← 前の記事へ TOP 次の記事へ→
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/488.html
遊戯王/デッキ/光天使儀式 2008-06-30 【使い方】 「光神テテュス」で天使族・儀式モンスターを補充し展開する。 ドローした「マンジュ・ゴッド」「センジュ・ゴッド」を「血の代償」で続けて召喚し、 儀式モンスター&魔法を一気に揃え、「オネスト」を絡ませ1ターンで殴り倒すのが望ましい。 【主要カード】 「マンジュ・ゴッド」 光属性・★4・ATK1400/DEF1000 【天使族・効果】このカードが召喚・反転召喚された時、自分のデッキから儀式モンスターカードまたは儀式魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。 「センジュ・ゴッド」 光属性・★4・ATK1400/DEF1000 【天使族・効果】このカードが召喚・反転召喚された時、デッキから儀式モンスターカード1枚を選択して手札に加える事ができる。 儀式モンスター・魔法のサーチ。特殊召喚では効果は使えないので、召喚後は「オネスト」で守るか、そのまま儀式のコストにしてしまう。 「光神テテュス」 光属性・★5・ATK2400/DEF1800 【天使族・効果】このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分がドローしたカードが天使族モンスターだった場合、そのカードを相手に見せる事で自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。 「マンジュ・ゴッド」「センジュ・ゴッド」、儀式天使族モンスターを手札に。 大量に溜め込めば連続して儀式召喚も可能。 「アテナ」 光属性・★7・ATK2600/DEF800 【天使族・効果】自分フィールド上に存在する「アテナ」以外の天使族モンスター1体を墓地に送る事で、 自分の墓地に存在する「アテナ」以外の天使族モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。 フィールド上に天使族モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚される度に、相手ライフに600ポイントダメージを与える。 レベルの相性は良くないが、「血の代償」を入れるので「オネスト」との兼ね合いから。 「破滅の女神ルイン」 光属性・★8・ATK2300/DEF2000 【天使族・儀式/効果】「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。フィールドか手札から、レベルの合計が8になるようカードを生け贄に捧げなければならない。 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。 天使族儀式モンスター1。「オネスト」効果を得た連続攻撃が決め手。 「天界王 シナト」 光属性・★8・ATK3300/DEF3000 【天使族・儀式/効果】「奇跡の方舟」により降臨。フィールドか手札からレベルが8以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。 このカードが相手の守備表示モンスターを戦闘によって破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。 天使族儀式モンスター2。攻撃力が高く、ダメージ効果も成功すれば強い。 デッキに負担が掛かるので表示形式変更系のサポートは要らない。 「血の代償」 永続罠 【効果】500ライフポイントを払う事で、モンスター1体を通常召喚する。 この効果は自分のターンのメインフェイズ及び相手ターンのバトルフェイズのみ発動する事ができる。 「マンジュ・ゴッド」「センジュ・ゴッド」のサーチ効果を連続使用するには必須の1枚。 ■「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」は「破滅の女神ルイン」+「オネスト」を活かせるモンスターなので ダメージ・モンスター除去を兼ねての採用価値がある。またレベル8モンスターが多く入るので「トレード・イン」も一考できる。 【デッキ:40枚】 【モンスター(30)】 「破滅の女神ルイン」×3 「天界王 シナト」×2 「光神テテュス」×3 「マンジュ・ゴッド」×3 「センジュ・ゴッド」×2 「オネスト」×3 「マシュマロン」×1 「アルカナフォースXIV-TEMPERANCE」×3 「緑光の宣告者」×3 「紫光の宣告者」×3 「コーリング・ノヴァ」×3 「シャインエンジェル」×1 【魔法(8)】 「エンド・オブ・ザ・ワールド」×3 「奇跡の方舟」×2 「死者蘇生」×1 「神の居城-ヴァルハラ」×1 「貪欲な壺」×1 【罠(2)】 「血の代償」×1 「転生の予言」×1 【ルイン型デッキ:40枚】 【モンスター(31)】 「破滅の女神ルイン」×3 「光神テテュス」×3 「マンジュ・ゴッド」×3 「ヘカテリス」×3 「緑光の宣告者」×3 「紫光の宣告者」×3 「オネスト」×3 「コーリング・ノヴァ」×2 「スケルエンジェル」×2 「ジェルエンデュオ」×1 「マシュマロン」×1 「アルカナフォースXIV-TEMPERANCE」×1 「アテナ」×3 【魔法(8)】 「エンド・オブ・ザ・ワールド」×3 「神の居城-ヴァルハラ」×2 「死者蘇生」×1 「貪欲な壺」×2 【罠(1)】 「血の代償」×1 初出構築日:2008/04/17 『遊戯王』へ
https://w.atwiki.jp/memotyors/pages/92.html
セファー・ラジエール(Sefer Rasiel)は大天使であるラジエルがその豊富な知識で宇宙創世に関わる全ての秘密を書き記したとされる、1500の項目の内容からなる書物である。『ラジエルの書』または『天使ラジエルの秘密の書』ともいう。 概要 その書物は天使文字で記されている為、人には読めない。そのうえ、ラジエルにしか読めない秘密の文字を使用しているためにラジエル以外の天使にも読むことは不可能だと言われている。 楽園を追われることとなったアダムを哀れんだラジエルは、この書物をアダムに与えた。 それを知った他の天使は、嫉妬からこの書物をアダムから取り上げ原始の海へと投げ捨ててしまう。 しかし神の命を受けた原始の海の支配者であるラハブによって、再びアダムのもとへ返された。 やがて後の代になり、この書物はエノクに託された。書物はエノクにエノク書を書かせる知識を与え、エノク書に秘密を書き写した賢い人間の一人となったエノクはやがて、死することなく天界へと引き上げられた。(=メタトロン) さらに、この書物はノアへと託される。ノアは書物から得た知識でノアの方舟を建造して大災害を逃れた。 その後、アブラハムへと渡った書物の内容の一部はエジプトの教えに反映され、文明をおこす一助になったという。 また書物から得た知識からアブラメリンの書を書き上げた。 そして何世紀も後に、この書物はダヴィデを介し、ソロモン王に引き継がれた。 書物はソロモンに大いなる魔術を与え、『ソロモンの鍵』と呼ばれる数冊の魔術書を書き上げた。 だが、数々の奇跡や偉業を成し遂げさせたその後「セファー・ラジエール」の原書は所在不明となる。 カバリスト達は、『セファー・ラジエール』がカバリズムの根本経典だったのではないかと考えている。
https://w.atwiki.jp/author/pages/793.html
西澤保彦をお気に入りに追加 くちこみリンク1 #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット キャッシュ 使い方 サイト名 URL くちこみリンク2 #technorati 報道 「昔ばなし×ミステリ」という画期的な発想はどう生まれた!? ベストセラーシリーズ最新を発表! 青柳碧人さんインタビュー【PR:双葉社】 - ダ・ヴィンチニュース 【読み始めたら止まらない!】本当におもしろいミステリー小説ランキングTOP30 | ガジェット通信 GetNews - ガジェット通信 異世界に幽霊…「特殊設定」 榊林銘「あと十五秒で死ぬ」など千街晶之さん注目のミステリー3冊|好書好日 - 好書好日 多くの人を魅了する。ループもの×異世界転生小説!【TSUTAYAの名物企画人“仕掛け番長”のススメ】[TSUTAYA News] - T-SITEニュース 中国でシリーズ2100万部以上を突破した『三体』は“謎のあるSF”だった - 文春オンライン 中四国TSUTAYAの書店スタッフ発。“目利き“書店員が選んだ「復刊プロデュース文庫」第4弾は、あの名作が再び!ハートフルミステリー、『方舟(はこぶね)は冬の国へ』 - PR TIMES 成分解析 西澤保彦の78%は運で出来ています。西澤保彦の22%は勢いで出来ています。 ウィキペディア 西澤保彦 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 西澤保彦 このページについて このページは西澤保彦のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される西澤保彦に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/3ofperfectpair/pages/54.html
Claim club。六嶺平蔵が創設した団体。 活動は名前の通り「要求・請求」することだが、その相手は統和機構に限る。 統和機構が絡んでそうな出来事、事件を観察し、その情報を会員同士で交換する。その情報の使い方は人それぞれで、文字通りそれをネタに要求するもの、株などに利用するもの、組織自体への戦いの手段とするものなどがいる。 一見すると組織を利用し、利益を得ようとする団体に見えるが、私怨による別の理由を持っている者も多い。 会員は年齢も職業もバラバラで、分かっているメンバーに相川靖子、須磨貞夫、村松、六嶺平蔵がいる。ただ女性は相川のみである。 リーダーは特に存在しないが、創設者の六嶺平蔵が実質上のリーダーである。 ちなみに目的はそれぞれ、相川=統和機構からの指示で六嶺及び、クラブの監視。須磨=小遣い稼ぎと、父の人生を狂わせた組織の正体探るため。村松=六嶺に従うこと自体が目的。 このクラブの真の目的は、六嶺の妻、六嶺美登里のため、ただそれのみであった。 六嶺平蔵は妻がMPLS能力ゆえに統和機構に始末されることを恐れた。だから、組織を監視しつつも、その組織の敵が現れたときに妻の力でそれを倒し、その功績で組織に取り入るため。全ては妻を守るための創設であった。 六嶺美登里の能力は病気の進行を止めることが出来た。その力を使い助けられた人たちが組織の主なメンバーとなる(須磨のように当人は知らない例もある)。 作中で書かれてはいないが、ワン・ホット・ミニットの戦いの後、六嶺夫妻のいなくなったクラブは実質解体したのだろう。 コメント オルフェの方舟 ブギーポップシリーズ 組織名
https://w.atwiki.jp/crackingeffect/pages/54.html
【クラス】ランサー 【真名】No.101 S・H・Ark Knight@遊戯王ZEXAL 【属性】混沌・中庸 【ステータス】 筋力:C 耐久:C 敏捷:D 魔力:A 幸運:B 宝具:A 【クラススキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 【保有スキル】 エクシーズモンスター:A ランサーは「レベル」という概念を持たない。 そのため、一定以下の威力の攻撃を無力化する、といった能力や宝具を無効化出来る。 戦闘続行:A+ 自らのエクシーズ素材と引き換えに、死(破壊)を免れる。 霊核が破壊された後でも生存可能。但し、その状態では一部宝具が使用不可能になる。(後述) 【宝具】 『永遠なる魂の救済(エターナル・ソウル・アサイラム)』 ランク:B 種別:対人 レンジ:1~20 最大補足:1人 ランサーというモンスターが保有する、固有能力が宝具になったもの。 「召喚された存在」に対しのみ作用する宝具で、対象を自身の内部へ取り込み、「オーバーレイユニット」に変換することができる。ただし同じサーヴァント相手に決めようとするなら対象が余程衰弱していない限りは、不可能。より正確に言えば不可能ではないが、マスターの如月の魔力量ではそこまでの出力を期待できない。 一方でサーヴァントよりも格下の使い魔や召喚物に対しては特効の効き目を発揮する。 宝具の使用の際にはランサーが持つオーバーレイユニットを一つ取り除く必要があり、そのため前述の戦闘続行スキルが発動すれば、オーバーレイユニットが存在しなくなってしまうためこの宝具は使用できなくなる。 『浄滅の洪水(ミリオン・ファントム・フラッド)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大補足:15人 方舟の全砲門より砲撃を行い、寄せ来る敵を殲滅する。 これ自体にそれ以上の特別な効果はなく、宝具としては実にシンプルなものとなっている。 『混沌昇華せし七皇の魔剣(カオス・エクシーズ・チェンジ)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:- 方舟の姿で行動し、ランサーの象徴である槍すら持たないこのサーヴァントを次の領域へ進化させる宝具。 Ark Knight自身でオーバーレイ・ネットワークを構築し、新たなるサーヴァントをエクシーズ召喚する。 この宝具は普段、一枚のカードとしてマスターの手に渡っている。 なので実質、ランクアップの指示を出すのはマスターとなる。 【weapon】 砲 以下、『混沌昇華せし七皇の魔剣』使用後。 真名やステータスが変化し、負っていたダメージもリセットとなる。 【クラス】ランサー 【真名】CNo.101 S・H・Dark Knight 【属性】混沌・中庸 【ステータス】 筋力:B 耐久:B 敏捷:D 魔力:A 幸運:B 宝具:A 【クラススキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【保有スキル】 エクシーズモンスター:A ランサーは「レベル」という概念を持たない。 そのため、一定以下の威力の攻撃を無力化する、といった能力や宝具を無効化出来る。 戦闘続行:EX 消滅級のダメージを負っても、自らのオーバーレイ・ユニットを全て取り除くことで再び蘇る。 条件付きでこそあるものの、継戦能力としては間違いなく最高峰のそれ。 【宝具】 『暗黒へ還る魂魄(ダーク・ソウル・ローバー)』 ランク:A 種別:対人 レンジ:1~20 最大補足:1人 ランサーというモンスターが保有する、固有能力が宝具になったもの。 「召喚された存在」に対しのみ作用する宝具で、対象を自身の内部へ取り込み、「オーバーレイユニット」に変換することができる。カオスの力を得て強化されたランサーの力ならば、サーヴァントをも吸収対象として扱うことさえ容易。 無論英霊を吸おうと思えばマスターの如月に生じる負担は大きいが、以前に比べれば格段にマシになっている。 サーヴァント以外の召喚物が相手であれば、同ランクの相手だろうと吸収可能。 『辺獄よりの再臨(リターン・フロム・リンボ)』 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:- 規格外の戦闘続行スキルによって死の淵から蘇った際に自動発動する。 マスターの如月の魔力及び体力を最大の約三分の一ほど回復させる。 【weapon】 槍(トライデント)。 (ここから共通) 【人物背景】 バリアン七皇のリーダー、ナッシュが使用するオーバーハンドレッド・ナンバーズ。 混沌の力を用いることでカオス・オーバーハンドレッド・ナンバーズへ昇華(ランクアップ)することができる。 幾度となく復活する蘇生効果から、「朽ちることを知らぬ漆黒の槍術師」と呼ばれた。 普段は元となった「No.101 S・H・Ark Knight」/「CNo.101 S・H・Dark Knight」のカードの中に封印されている。 【サーヴァントの願い】 願いは持たない。 ただ、使われるのみ。 【基本戦術、方針、運用法】 とにかくしぶとい。ステータスはそれなりでも戦闘続行とランクアップで相当粘り強く戦える。 ただしどちらの形態でも言葉を交わして意思疎通することができないのがネック。
https://w.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/224.html
最近の話題 第3823話 (08/03) キャピタルの護り地球連邦軍が木星帝国領のキャピタルタワーを攻撃 第3825話 (08/07) マシンの戦いと人の策謀自警団(所属組織不明)が潜伏地帯を包囲しようとしたことによりAMAINゴースト活動を再開 防衛にA.I.M.S.がゴーストに鼓音するように自律型ロボット勢力が神浜へ終結 その混乱の中、ミシリスのビルにはマジアベーゼの姿が… 第3827話 (08/10) フリーダム・メタル・シティ~牛丼で世界を席巻しろと!?~デスメタル界に現れた新星「Keller夜魔斗」と雌雄を決するべくザクスザーさんとフライトナーズが竜宮島へ侵攻 デビルガンダムに謎のシンカリオンも加わり戦いは混沌としていく その合間に勇者新党ロボットをバイトに加えた八神はやての牛丼屋は一大シェアを確立する ザクスザーさんが股間からサウンドブースターを放ちメス堕ち勝利を確信するが… フリーダム(その心のままに)とドッキングをしたキラ・ヤマトがBGMを「meteor」に書き換えザクスザーさんを撤退させる 第3831話 (08/17) あなたはどんな花を咲かせるかしら?~これでGUND-ARMです…~南条光を破壊したノレア・デュノクにマジアベーゼは彼女を無視できなかった理由を説く マジアベーゼは光のパーツを一部はコンパスへ郵送し、取引材料としてミシリスへ譲渡 神浜にレオス・クラインが入ったという情報が各所にもたらされ、将陵僚は現地へ向かう 第3832話 (08/17) 世界は変わる日が来る神浜の地下で対峙するレオス・クラインと将陵僚とエレガント乗鹿してきたトレーズ・クシュリナーダ トレーズ・クシュリナーダは世界は変化をする時が来ると告げる 第3833話 (08/21) 真(チェンジ)ゲッターG(グルドリン)!…ゲルトルート制圧戦の日(こっちが本題)ライジングフリーダムを破壊されたキラ・ヤマト…そこに飛来したMSは! チェンジ!!!!ゲッター!G(グルドリン)! 混迷の世界をうち砕け!グルドリン! 第3834話 (08/21) 捕虜にしたけどお手柔らかにゲルトルートのソフィ・プロネを捕虜にしたけどルドヴィコとか教育はしちゃだめだよ それはそうと君、アイドルにならないかい? 今年の話題(2024) 月 トピックス 話数 おまけ 1月 ・闇の書の一部「ナイトヴァール」による何度目かの世界の危機 第3703話 ・連邦軍と木星帝国が交戦...連邦軍による木星帝国拠点への攻勢が激化 2月 ・ブルーが領土損失の責任を取り皇帝を退位 第3727話 ・DKが木星帝国皇帝に立候補 第3729話 3月 ・新皇帝戴冠式 ・レオス・クラインによる銃撃で混乱状態に 第3735話 ・レオス・クライン、武装組織「ゲルトルート」結成 第3737話 ・将陵僚、平和監視機構「コンパス(仮)」設立 第3749話 平和監視機構構想は新皇帝立候補時からのもの ・トレーズ・クシュリナーダによる国連軍掌握 第3751話 4月 ・トレーズ・クシュリナーダによるユートピアへの宣戦布告 第3757話 5月 ・トレーズ・クシュリナーダによってマグニートーがユートピアより追放される 第3771話 ユートピア国連管理下へ ・将陵僚トレーズ・クシュリナーダと会談の後ユートピア指揮官へ 第3780話 国連各国、コンパスへ加盟 7月 ・トレーズ・クシュリナーダ、人類史上最も愚かな戦争を地球連邦軍に提示 第3820話 8月 ・地球連邦軍、ジャブロー陥落 第3839話 地球連邦軍は行政、軍事能力を喪失し木星帝国に降伏 + 過去の話題・その他の話題 2/14 到来!チョコレート戦国時代~うわああ!レギルスがチョコを配り歩いてる!~女神や原材料高騰でチョコレート暴徒が発生したよ 【2024年4月】 第3761話 (04/17) 「平和」とは… ~歌姫のほら貝~診療所・コンパス待機組 vs 国連軍・コンパス保護下組 ラクス様の圧に圧されて診療所がキラ・ヤマト奪還へ 第3762話 (04/17) サイレントボムだったとは!?戦闘後談話 第3763話 (04/20) 迫りくる断捨離~砕かれた金粉奴隷秘書~フライトナーズvs木星帝国 VRシステムの資金捻出のためフライトナーズが木星帝国議会貴族の持ち物断捨離を敢行 第3764話 (04/20) イタリア戦線異状あり地球連邦軍がイタリアへの侵攻を開始 国連軍指揮官トレーズ・クシュリナーダが応戦、戦闘は膠着状態(次回)に 第3765話 (04/24) イタリアの大地に立つ旗は地球連邦軍vs国連軍 膠着状態を打開するため決戦に突入 第3766話 (04/24) そこにいるあなたに花束を竜宮島にかつて黒の王が居た 彼女が座へと戻ったその日 第3767話 (04/27) 痛みをもって鈴を鳴らすゲルトルートvs地球連邦軍&コンパス ゲルトルート、地球連邦軍宇宙軍の要のロンド・ベル旗艦ラー・カイラムを強襲 第3768話 (04/27) 海の底のローレライ~焼肉屋に逃げ込んでしまったわ~ゲルトルート、前回戦闘後の指定座標にて量子演算システム「ヴェーダ」とレイコに接触 一方アミタを探すためゲルトルートにこっそり忍び込んだ八神はやてが離脱する予定が手違いでモルドール牛丼店へ 【2024年5月】 第3769話 (05/01) 黒の皇帝進撃/羅針盤と嵐と演算機木星帝国vs地球連邦軍 第3770話 (05/01) ソレは一体ドレか?前回発見されたヴェーダが本物か偽物か等々談義 第3771話 (05/04) ユートピア陥落国連軍vsX-MEN 甘味処 X-MENから国際機関への自治権返還としてマグニートをユートピアより追放処分とする 第3772話 (05/04) βの魔(法少)女達βにて害虫駆除するミオリネ・レンブラン、カタリナ・クラエスは野菜での決闘を誓い固い握手を交える アルカンレティア周辺に巨獣を狩る魔法少女が… X-MEN、国連軍、双方前回の戦後処理 第3773話 (05/08) 「その先」のまだこれから竜宮島の住人はそれぞれやる事を考え進んで行こうとする 第3774話 (05/08) CALL ME お義父さん!~ゼロ距離フォールド爆弾も辞さない~ザイガスにて避難民の名字からうーさー大ハッスル 第3775話 (05/11) 早期決着の先には?連邦vs木星&コンパス 第3776話 (05/11) 「どうしますか?」「守られる事を受け入れるか?」ゲルトルートvs国連軍 コンパス(島面会組) 竜宮島の住人 第3777話 (05/15) 彼の残したものが消える事はないと女神軍vs国連軍 竜宮島の住人 第3778話 (05/15) 火をつけられたからな 第3779話 (05/18) 憎しみを食らうミールゲルトルートvs連邦軍 第3780話 (05/18) 覚悟ではなく資格を将陵僚、トレーズの言う「資格」の椅子に座り診療所指揮官に 第3781話 (05/22) 門出に来訪者~ゴリラとサメと犬のケツ~異世界からの来訪者「マークニヒト」出現 ゴリラとサメも現れて、島ではいつもの大混乱 犬のケツの穴で鎮圧 第3782話 (05/22) まずこれからのために 第3783話 (05/25) 生者は死人と踊る?~おお!輝かしきエレガント・ザイガスの光~連邦軍・女神軍vs木星帝国・コンパス・国連軍 第3784話 (05/25) これからをどうするか 第3785話 (05/29) コンパスを挑発する男~銀河破壊爆弾が歩いてきたぞ!~国連軍vs木星帝国 コンパスvsゲルトルート 第3786話 (05/29) マジギレの先にうーさー「ここまで私を怒らせるのは貴方が初めてですよ」 【2024年6月】 第3793話 (06/12) その日人類は絶滅に瀕した…1人身パンデミック編恋人の日…人類は1人身でぞろ目をひくと疾患するウィルスに直面 気が付くと相手が居てもぞろ目で疾患する強力なウィルスに変異…だったら合コンライドデュエルだ! これとは特に関係はないがそんな隙にレオス・クラインにストライクフリーダム弐式が奪われた 第3794話 (06/12) (股間の)フリーダム強奪事件〜返して僕のエクスカリバー〜盗まれたストライクフリーダム弐式を奪還するために将陵僚は普通のフリーダムを借りて追撃 ライジングフリーダムは壊れているためキラ・ヤマト自身は生身で追う事になる マジアベーゼによってキラ・ヤマトの股間のフリーダムが奪われる レオス・クラインの測定の結果、フリーダムはエクスカリバーサイズと判明アーサー・トライン「僕の後継者が現れたようだね」 【2024年7月】 その他腕のいい医者を急募![医師連盟新奥州支部] 腕のいい歯科医を探してます[医師連盟OZ支部] かみさま探してます[白銀号] 今年のバレンタインは火星のガンダムがチョコを配ってくれたよ[毎年チョコを貰えないモブ] 購買の車いすのおじさんは絶対強い…はず![ステルヴィア学生] 過去の情勢 + 1900話台 第1937話 (05/16) 紅く焦がれる想い達 ザ・マーズ・フォーミング勇者新党・ザナルカンド vs フライトナーズ・ヴァース帝国・大ショッカー【inフランス】 テラフォーミングを火星本来の環境の破壊と捉えたフライトナーズと一部の火星騎士達がフランスへ降下 フランスの地質を火星に変貌させるマーズフォーミングを開始 火星への行動の真意を問う為、大ショッカーもフランスへ移動 ヨーロッパへの進軍を迎撃する為にザナルカンドも参戦 大ショッカーの一時撤退とフライトナーズ、火星騎士の撃退でフランス防衛戦力の勝利となる マーズフォーミングの装置は不完全であり、戦闘終了と同時に停止フランスの大地は地球の物に戻った 第1938話 (05/16) 目の前に迫る敵意・目に見えない敵意幻想幕府 vs 地球連邦軍 【in 日本】 日本ではネメシスプライムの攻撃により暴走レイバー事件が急増 対応の遅れの抗議として(約一名の突撃も兼ねて)地球連邦軍が幻想幕府を攻撃 同時にネメシスプライムの陽動の為に活動を開始する暴走レイバー達 イージス艦「夕張」など機能に打撃を受けながらも連邦軍の撤退で幕を降ろす 一隻の未帰還船を出して…… 第1939話 (05/20) 悪夢蜂起と桜花乱舞幻想幕府・台湾・X-MEN vs ネメシスプライム・レイス 【in 日本】 コンピューターウィルス対策と大鳳の捜索に多忙される日本、支援に立ち会うX-MENと台湾 それを尻目にレイスと対面し、真の目的を告げるネメシスプライム 同志となった大鳳はじめ多数のレイバーを従えるネメシスプライムは次の作戦としてバビロン・プロジェクトの象徴、方舟へと進行を始める 彼らの陽動として白い家の孤児を搭乗させた特攻兵器「桜花」を持ちだすレイスのゲイリー・ビアッジ シェルド・フューリーにより大鳳は奪還される ネメシスプライムが方舟の中央制御室で破壊され機能停止、ゲイリー・ビアッジが機体の完全破壊によって戦闘は終了 ここにも一抹の暗雲が残された…… 第1940話 (05/20) ランニングデュエルと不思議のダンジョン ちょっと待ってね 第1941話 (05/23) ジャブロー消耗戦 ~蠢く黒い意思~ヴァース帝国 vs 地球連邦軍 【in ジャブロー】 地球連邦攻撃を目論むヴァース帝国は2面作戦の先発としてジャブローの戦力を消耗させる作戦を実行する 周辺に展開する部隊を察知したブラッドレイの指揮の元防衛作戦が発令 大気圏より降下したデルタプラスら地球連邦軍の援軍と、作戦中の火星騎士のMIAによりジャブロー防衛はひとまずの成功を収めた 第1942話 (05/23) 風速40m その命は朝陽の中へ…幻想幕府・大ショッカー・木星帝国・甘味処 vs ネメシスプライム一派 【in 方舟】 バビロンプロジェクトの要所「方舟」、その最深部の製造ラインでうごめく影、警備にあたったメンバーを遮る形で現れる廃棄物13号達 先日の事件を受け、大ショッカー、木星帝国が台風の接近する嵐の日本へ来訪する 台風により方舟から鳴り響く特殊な音波が合図となり破壊されたと思われたネメシスプライムが決起を開始 各地のレイバー、アンドロイド、玩具、謎の軽自動車までもが行動を開始する、それぞれがプログラムでは無く自分の内に持った言葉とともに 戦闘の中でネメシスプライムは動力炉を破壊され、朽ちる体の中で自身の破壊を持って生命が持つ死を知る事を望む 方舟の強制パージが始まる中でネメシスプライムが最後の発光信号を出す《アリガトウ――兄弟タチ――ヨ――》と + 1700話台 第1789話 (08/23) 414年前の再来、関ヶ原大戦!。-砕かれた勇者の魂-関ヶ原にて木星帝国&勇者新党VS大ショッカー&モルドールの決戦の火蓋が切られた 序盤は日本を守ろうとする扶桑などが奮闘したがモルドールの活躍もあり大ショッカーの勝利に終わる シャドームーンは侵攻を止める条件として勇者の証Gストーンの破壊を迫り、それに対するコウの決断は… 第1790話 (08/23) 空ろなる砂漠の狼/意味無き殺意・意味無き蛮行夏休みの宿題(とセシリアの料理)から逃走した杏子を捕まえるため王狩りを展開するザナルカンド 切歌一味と悪宇商会が王狩りに加わり、さらにGP-02を捨てに来た連邦軍、謎のアーマードコア・ネクストが入り乱れ大混乱 調を傷つけた犯人を杏子だと誤解していた切歌は再び装着したイガリマで杏子を切り裂いた 第1785話 (08/16) GODZILLA~悲しみの怪獣王~ 第1786話 (08/16) FOLLOW X-ROUNDER BURST/血染めの禍ゴジラ出現 日本へ近づくゴジラそれに乗じたモルドール、フライトナーズ、北海道を勇者新党とザナルカンド、瑞鶴ら有志が迎撃 コウを始め勇者達の思いを受け継いだAGE-FXがゴジラを押し留めた。その後ゴジラは海中深くへ消えた。 + 1100話台 第1132話 (06/04) Enough the Earth!ムスカ大統領による連邦軍人の解雇宣言。それでもぶれない連邦軍人多し アウターヘヴンによって地球にシャッターが降ろされ始める。詳細は不明 ロシーヌの魔軍裏切り、イトカワの死(まだ確定ではない)、そしてムスカの嘆きは続く…memo! タイトルは「地球で十分だ!」くらいの意味で 第1131話 (06/04) 大銭湯・中戦闘・小尖頭)ザナルカンドの銭湯に新党ご一行が来湯。サンドマン(エクスカイザー)が酷い目にあった ギシンはウドの超能力研究所を攻め、旧学園都市のデータを手に入れた模様memo! 先輩の すごい 前屈み 第1130話 (06/01) world is not enough打倒連邦に燃えるギシン帝国が天球こと魔王星への足がかりを築くためにマスドライバーでの攻撃を開始する これに対し魔王星の本来の持ち主であるモルドール、近隣にいた新党と海賊がギシンに対して攻撃 連邦は世界樹周辺にまで撤退し、モルドールとの規約を破棄。ギシン帝国は魔王星へ降り立ち連邦をにらむ形となる 僚率いるOZ一派が幻王負傷の奥州へ攻撃。あえなく敗れるものの一部に打撃を与えることには成功した様子 第1129話 (06/01) 淫性嗜好銀帝フライトナーズ部隊が木星共和国の学園都市の風紀を糺すために展開 ブルー首相は辛うじて勝つが風紀改善を課題として突き付けられるのだった 第1128話 (05/28) "HALO, world!"太陽の目前にまで迫った奥州、喫茶、残りの新党を前にリモネシアと連邦の本隊が立ちはだかる 連邦の陣容とムスカの圧倒的な強さを前にHALOが起動。太陽は消えてしまうのだった(影響については未確認) 北海道では銀河帝国フライトナーズの開拓事業が進む 第1127話 (05/28) 太陽を包むは"HALO"太陽を包み込んだHALOの異変を探知した新党などが太陽へ向かう その進路に立ちはだかったのはDCDであった。そこに木星も加わり戦闘が繰り広げられる 木星、新党の一部はDCDに足止めされてしまうのであったmemo! レイレイがノックスを倒す 第1126話 (05/25) 救いの奥の手モルドール、海賊、ザナルカンド、白銀号、奥州、木星と入り乱れての交戦 その陰では太陽を覆わんとする連邦の動きが… ギシン帝国とリモネシアの会談はこれといった実りはなく、物別れに終わる ギシン帝国が旧国連を保護すると勧める。旧国連の生き残りはやや前向きに検討。 第1125話 (05/25) 戦義ギシンシベリア領内で宇宙ケシ今一つはやらず… OZが新党への攻撃を開始。マリーメイアが語る戦いの意義(戦義) 第1124話 (05/21) 糞怒都市Λ(元ミサカミコト)の引き渡しを強引に求めるモードックに対し奥州が反対 シャドームーンが復帰したDSはリモネシアへのリベンジを画策 それぞれの思惑がウドで交錯。奥州の作戦でウドは糞尿まみれとなる また、フライトナーズが新党とOZを振り切って北海道へ降下 第1123話 (05/21) シベリアの地にてギシン帝国の南下とモルドールの北上という形でぶつかり合う。居酒屋はギシン側の援軍に モルドールがギシンを下す。宇宙ケシを撒く下地が作られた 最新10話以前 第1122話 バンッ!連邦による記者会見。同時に連邦のリモネシア攻め。加えて奥州、OZ、白銀号も参戦 第1121話 焦慮都市ギシン帝国による学園都市攻め。共和国による麻薬売春シンジケートのいぶり出しと取り締まり 第1120話 インド決戦モルドールのインド進出。中国に続きインド地域も支配地球復活後は既存国家などは消滅しているが、参加者の状況把握のために現実の地域、国名を当てはめている 1120話終了時点での各組織の地球の支配領域は以下の通りリモネシア:南北アメリカ大陸 モルドール:中国(中つ国)、インド、九州 新奥州:本州 連邦:オーストラリア(世界樹周辺) ギシン帝国:シベリア地域 木星:学園都市(日本近海のメガフロート) 第1119話 大ショッカー追撃令木星共和国による大ショッカーの追撃。大ショッカーは敗れるがシャドームーンが合流する。 + test
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/26738.html
ほうかご、そら、ひこうきぐも【登録タグ GUMI ごまだれP ほ 曲】 作詞:ごまだれP 作曲:ごまだれP 編曲:ごまだれP 唄:V3 GUMI 曲紹介 僕らはそう知りたい この意味を ごまだれP の11作目。 本作が、自身初のGUMIオリジナル曲となる。 今回は学園をテーマに曲を書いてみました。友達よりは深くでも恋人には届いてない関係の2人を描いた歌です。(作者コメ転載) イラストを 七歩沙代氏 が、動画を りつ氏 が、監修を K-tom氏 が手掛ける。エレキギターは げんなりP が演奏。 歌詞 不確かに任せた 日々を駆けてく 変わっていく気がして 不器用な言葉で うなずきながら カバンにこの気持ち詰めた 教室の窓辺で 声に出せずに キミの事を見つめた 帰り道 階段登って願うの きっとここから今 始まる様に 二人で 見上げた飛行機雲 軌跡辿って 僕らはそう知りたい この意味を 遍(あまね)く想いさえ 明日の欠片に 飛び込んでく その答えを探して すれ違う気持ちに 気付かないフリ 遠回るホントの想い 透明な方舟(はこぶね) 漕ぎ出す日々は 行き着く先恐れた 大切な事信じてた夢描くの 掛け替えの無い今 続く様に 光で 広がる空のなか 両手伸ばした 放課後には 幾つもの白い雲 溢れる希望抱き 強く願うの 風は吹いて 僕らの声を運ぶ 物語作って行く 受け止めた 広がる空のなか 両手伸ばした 放課後には 幾つもの白い雲 見上げた飛行機雲 軌跡辿って 僕らはそう知りたい この意味を 遍(あまね)く想いさえ 明日の欠片に 飛び込んでく その答えを探して コメント 追加乙! -- 名無しさん (2013-09-15 15 24 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/519.html
何処からか轟音が響いていた。 音の所在はもはや分からない。 今この街は百年ぶりの戦火に曝されている。 違うのは、爆撃機がサーヴァントという神秘存在に置き換えられている事。 そして連合と枢軸などという単純な陣営戦とは比べ物にならない程多くの思惑と因縁、そして願望が絡み合っている事。 「……」 少女達の頭数は三つ。 誰もが普段は、誰かを笑顔にしているアイドル。 ユニットは違えどきらびやかな世界で輝き続ける少女達。 しかし彼女達の間に会話はなかった。 険悪な仲だとか諍いがあっただとかそういう訳ではない。 むしろその逆だ。 彼女達は結集してからずっとお互いを支え合い、励まし合ってきた。 はっきり言葉にしなくとも、摩美々が、にちかが、そして真乃が…いつも自分以外の誰かの心の柱になってきた。 それでも電話が切れ、今まさに戦火の爆心地で戦っている彼と通話が途絶えればどうしても彼女達の心には影が差す。 下手な期待も悲観も口にしたくない。 彼女達は皆そう思っていた。 かと言って雑談に興じる気分には流石になれない。 その結果が沈黙。 誰もが固唾を飲んで、端末が着信音を鳴らす時を待っている状況。 早朝の公園でアイドルが三人。 スマホを眺めるでもなく互いに語らうでもなく、ただ黙って身を落ち着かせている。 状況が状況でなければ非行の匂いすらするだろう凪を切り裂いたのは、事もあろうに彼女達の待ち望んでいた着信音だった。 ただそれは少女達の端末から鳴り響くものではなかった。 少し遠くの位置から、けたたましく響いてきている。 「え…何ですかこれ」 「近くに、誰かいるとか……?」 「んー…。スマホの着信音にしちゃ音が大きすぎる気がするケド」 すっくと立ち上がるのは摩美々。 他の二人も彼女に続く形で音の方へと足を進める。 音の出どころはすぐに判明した。 結論から言うと不審者ではなく、なんてことはない。 公園に備え付けられていた電話ボックスの中。 今となっては絶滅危惧種となりつつある、緑の公衆電話から響く音だった。 「あー。そういや聞いたことあります。公衆電話にも電話番号は設定されてるから、番号さえ知ってればかけることも出来るとか」 気が抜けたように言うにちか。 緊張して損した、とばかりの表情だ。 真乃もホッと胸を撫で下ろし安堵しているが、唯一摩美々だけは違った。 「…んー」 「別に出なくていいと思いますよ。戻りましょ」 「いや、そうじゃなくてさー。ちょっとおかしくない?って思って」 へ? と首を傾げるにちか。 電話ボックスの扉を開けながら摩美々は続ける。 「東京中が大変なことになってるのに、わざわざこんな時に公衆電話に電話かけるー? 普通」 「それ、は…。いやでも、何かのっぴきならない事情があってやってるのかもしれないですし」 「うん、私もそう思う。だけど…ふふ、あの人のが感染っちゃったのかなー」 にちかの言った通り、番号さえ分かれば公衆電話に電話を掛けることは可能だ。 が、この国では基本的に犯罪に悪用される危険性を考慮しそれらの電話番号は非公開とされている。 だから公衆電話のベルを鳴らせる人間は、余程の情報通か…もしくは脛に傷ある輩の場合が多いと。 田中摩美々は健在だった頃の"彼"から聞いたことがあった。 あの時は単なる雑談の延長線で披露された豆知識程度に受け止めていたのだが――もしかすると彼は、こういう状況まで見越していたのだろうか。 あの人ならやりかねないですねと微笑みながら、摩美々は受話器に手を掛けた。 「一回気になった事を見逃しちゃうのは、何かムズムズして」 そして引き上げ耳元まで運ぶ。 それから口を開き発話した。 「…もしもし?」 『連合だ』 開口一番、通話の相手が発した言葉。 それを聞くなり摩美々の行動は早かった。 本来は福祉の意味合いで備え付けられた、公衆電話の音量調節機能。 受話器のセットボタンを押して起動し、ダイヤルで音量を最大にする。 携帯電話のスピーカー通話とまではいかないが、人っ子一人いない早朝の公園であれば十分な音だ。 “今此処にはライダーさんもアーチャーさんも居ない…。 私の脳みその出来なんてたかが知れてるし、二人にも会話の内容を共有した方が絶対良い筈……っ” 突然の行動の意味は説明するよりも実際に聞いて貰った方が早いだろうと判断する。 その上で緊張で貼り付く喉に唾液を行き渡らせ、摩美々はまず質問した。 「随分まどろっこしい方法でお電話してくるんですねー、びっくりしちゃいました。 ちゃんと方舟(わたしたち)の番号登録しといてくださいよー…死柄木さん」 「「しが…ッ!?」」 此処でにちかと真乃の二人も状況を理解する。 通話の相手は、連合。 Mではなく彼らの王であることはまだ幸いか。 アシュレイやメロウリンクの居ない状況で、"彼"と並ぶ頭脳を持つ蜘蛛の相手をするのは絶望的が過ぎたから。 『仕方ねえだろ。先刻の番号に掛けたが何コール鳴らしても出やしねぇ』 「あぁ…それは確かにそうでしょうねー。今ちょっと取り込み中なんで。こう言えば死柄木さんなら分かりますよねー?」 『まぁな。だからジジイに渡されてた番号…お前らの居場所の候補に電話掛けたんだ。流石に一発目で繋がるとは思わなかったけどな』 逆探知されてるじゃないですか…というにちかの声が少女達の緊張感をいっそう高める。 刑事ドラマの中でしか聞かない単語だが、相手が相手だ。 ちっとも非現実的には感じられない。 それに事実、こうして居場所ドンピシャで着信音を鳴らされているのだし。 「…アイドルの電話逆探知するとか、ストーカーさんの専売特許だと思ってました」 『そうビビらなくてもいい。今はまだ方舟(そっち)との付き合いを破棄する気はねえよ』 「そりゃどうも。それでー…王様直々に何の用なんですか、私達に」 投げかけた、当然の疑問。 それに対して返ってきた答えは、しかし摩美々の予想を完全に超えていた。 『海賊同盟の片割れを殺した。スカイツリーの霊地は制圧した』 …、……。 ……沈黙が数秒続いて。 ようやく絞り出した声は、自分でも驚く程に乾いたものだった。 動揺と緊張を隠せていない、そんな声であったと後に田中摩美々は述懐する。 「…………はい? えぇー、と…。それ、マジで言ってますー……?」 『マスター共々跡形もなくこの世から消してやったよ。霊地を横取りされる心配ももうない』 それは紛れもなく…彼女達"地平聖杯戦線"にとっては会心の戦果。 恐ろしい大海賊の片割れが死に、二つある霊地の一方が友軍によって抑えられた。 これ以上の戦果はないと言ってもそう過言ではないだろう。 なのに摩美々が言葉を詰まらせにちか達が言葉を失った理由は一つ。 他でもない"連合"が先にそれを成し遂げてしまった、という点だった。 スカイツリーに現れた皇帝を屠っただけなら素直に安心も出来る。 だが。そもそも彼らがスカイツリーを狙っているのには理由があるのだ。 スカイツリーは…正確にはそれが聳える土地は、霊地だから。 手にした者を強化し高みへ上り詰めさせる龍脈が眠っているから―― 『"龍脈の力"は俺が回収した。心配しなくても誰にも渡さないさ』 「…っ!」 そしてそれを連合が。 その王が抑えたという事はつまり、未来の脅威が一つ増えたという意味で受け取って差し障りない。 大海賊の失脚と王の覚醒。 天秤に掛けた時、果たして勝るのはどちらだろうか…。 苦い顔をしている事を悟られないよう意識して声色を作りながら――摩美々は浮かんだ疑問を口にした。 「それはそれは、おめでとうございますー…。ところで一個聞いてもいいですかね。 今までの連合さんだったら、こういう連絡は"M"さんが掛けてきてたと思うんですケドー……なんで今回は死柄木さんが直々に、なんですー?」 『"M"は死んだ』 「…、……。……え?」 その事実は。 摩美々にとって…ともすれば死柄木弔が霊地を制圧した事実よりも大きな衝撃だったかもしれない。 "M"が死んだ。 田中摩美々のかつてのサーヴァント"W"。 ウィリアム・ジェームズ・モリアーティと長きに渡ってしのぎを削った悪の大蜘蛛が、死んだと言ったのか。 『最後の最後まで他人を手のひらで転がしてやがったよ。ムカつくジジイだったぜ、つくづくな』 それはきっと喜ぶべき事なのだろう。 何故なら敵連合という組織を支えるブレインはもうこの世に無いのだ。 無論、方舟は連合との融和の可能性を捨て去った訳ではない。 訳ではないが――それでも"M"の存在は純粋にとても大きな脅威だった。 その彼が消えた。 もう二度と、蜘蛛の糸に怯える必要はない。 そう分かっているのに、何故だかそんな気分にはなれなくて。 気付けば摩美々は自分でも「あ、今私変なコト言ってる」と自覚してしまうような事を口に出していた。 「あはは。そっか…そうですかー。じゃあもう何処にも居ないんですね、"ジェームズ・モリアーティ"は」 『流石に三人目は居ねえだろ。お前の所のと、俺の所の。これで全部に決まってる。あんなのがそうホイホイ転がってて堪るか』 「同感です。でも…どっちも消えちゃった。あなたの所の"モリアーティ"は、何を遺してくれましたかー?」 『…力。そっちは?』 「希望。ですかね」 視界の端で二人が慌てている。 にちかが「ちょ! 真名!」とか言っている声はきっとあっちにも届いているだろう。 でもその名前を出して困る事はきっともうない。 もうないのだ、二度と。 ジェームズ・モリアーティは死んだのだから。 犯罪界のナポレオンは教壇を退いた。 クライム・コンサルタントは閉業した。 後に残されたのは"彼ら"に導かれた自分達。 力と希望を託された、モリアーティの子供達。 「ま、摩美々さん! なに仲良く話してんですか、ヤバいですって!」 「…ごめんごめん。なんか感慨深くなっちゃってー」 「時と場合を考えてくださいよ~っ! こっちはハラハラしながら聞いてんですよ!! ずっと!!!」 これ以上はギャラリーの身が保たなそうだ。 そう判断して、摩美々は思考を切り替える。 思い出話の時間は此処までだ。 もうウィリアムは居ない。 彼に救われた者、彼に育てられた者として。 今この時は自分が方舟の代表として受話器の向こうの魔王と渡り合わなければ。 「それで。要件は戦勝報告だけですか?」 『正確にはもう一つだな。こっちはまぁ、提案みたいなもんだが』 「…提案」 反芻するように呟いて続きを促す。 背筋に一筋、冷たい汗が伝うのが分かった。 『お前ら、今マスター同士で寄り合ってんだろ? サーヴァント全員出払わせて…市街地ド真ん中の公園で』 「まあ…そうなりますねー」 『馬鹿げてんな。いくら何でも不用心過ぎだろうが。火事場泥棒宜しくマスター狩りしてる連中が居るとか考えねえのか?』 「そこはまぁ、考えすぎたらキリがないですしー。で…結局何なんです? まさか心配してくれてるんですかー?」 『あぁそうだよ。心配してやってるんだ、同盟相手として』 くつくつと笑いながら口にされたその台詞は。 言葉の内容とは裏腹に、通話の緊張感を数段引き上げるものだった。 『もう片方の霊地に赴いて簒奪するのもまぁナシではない。 ただ龍脈の力ってのが重ねがけ出来るって確証もねえだろ? 場合によっちゃ無駄骨だ。だからどうしようかって思ってる』 「…それなら素直に東京タワーに行って、うちのサーヴァントさん達の加勢して貰えると素直に一番助かるんですケド」 『いいのか?』 返ってきたのは問いかけだった。 『霊地に行ったら、俺は龍脈を得るつもりで暴れるぞ?』 死柄木弔はもはやかつての短慮な犯罪者ではない。 "M"が築いた土台や作り上げたコネクションは引き続き有効に扱うつもりでいる。 こうして方舟に一報入れているのがその証拠だ。 だが、東京タワーで行われている戦乱への加勢を望むならば。 もう一度霊地の土を踏む事になるのであれば。 その時彼の中での優先順位は正常に機能する。 "死柄木弔"の判断基準に基づいて、正常に。 『一つでこれなんだ。重ねて吸えるってんなら狙わない手はない。先刻はああ言ったが…試す価値はある』 …摩美々達は死柄木の暴威を実際に目にした訳ではない。 皇帝殺しの瞬間だって直接見た訳ではない。 彼の言葉をハッタリと切り捨てる選択肢も残されている。 なのに摩美々はおろか、にちかも真乃もそうしなかったのには理由がある。 通話越しに聞こえてくる王の声が――つまらない疑念を抱く余地すら与えないような圧倒的な自信に満ちていたからだ。 市井で生まれ育った少女達ですら分かる程に。 本能的に理解させられてしまう程に、今の死柄木弔は完成されていた。 『その時おまえの大事な仲間達が巻き込まれちまったとしても、そこは飲み込んでくれよ?』 真乃が震える手で端末を差し出してきた。 政府直属の現状報告。 墨田区において原因不明の大規模破壊を確認、とある。 墨田区と言えば東京スカイツリーの所在地だ。 摩美々はこの時、心底からの戦慄で背筋に鳥肌を立てた。 彼がやったのか。 一つの都市を滅ぼせるだけの力を…振るったというのか。 であれば事態は最悪だ。 何故ならもしそれが本当ならば。 今自分が通話をしている"連合の王"は――ひとりで東京の全員を殺せる力を有しているという事になるのだから。 「…逆に聞きますけどー……。助けてって言ったら、わざわざボディーガードしに来てくれるんですか?」 『やぶさかでもない。ていうかお前らニュース見てないのか?』 呆れたように言う死柄木。 彼が続いて放った言葉は三人の背筋を先刻とは別な意味で凍らせた。 『渋谷を始点にしてバカ共が暴れてる。お前らの所に手が及ばない保障は何処にもねぇぞ』 …"それ"を摩美々達が知らなかった事は責められない。 何しろ方舟のブレインであり指揮役であるアシュレイ達は現在死地の真っ只中だ。 少女達が固唾を飲んで心優しい灰色からの連絡を待っている間にも、聖杯戦争は動いていた。 アイドル達を静寂が包んでいるその間に、東京は完全なる地獄と化したのだ。 ◆ ◆ ◆ 皮下真を名乗る男が爆弾を落とした。 ビッグ・マムとの霊地争奪戦を制し、全てを得た死柄木弔が迎えに来た四ツ橋力也から聞いたのはそんな報告だった。 さしもの彼もその内容には驚きを隠せなかった。 確かに道理は通っているが、こうも大々的に実行してくる輩が居るとは思わなかったからだ。 「"世界の秘密"ってジジイは呼んでたが。界聖杯だの聖杯戦争だのに纏わる知識を与えられた"この世界の住人(NPC)"は覚醒する。 何の力もない、毒にも薬にもならないモブが脇役くらいには昇格してのけるんだとよ。この話については知ってたか?」 『薄々は。でも詳しくは聞いてません』 「俺も似たようなもんだ。隣に居るお仲間にニュースサイトなりSNSなり、今見せてもらってる最中か?」 『…、……はい』 「素直で助かるよ。覚醒済みの人間は魂喰いの効率が良い。皮下とかいうヤブ医者はそこに目を付けた訳だ」 あえて聖杯戦争の知識を漏出させ。 その上で知り、覚醒した都民を虐殺する。 魂喰いをして糧にする。 こんな馬鹿げた考えを大真面目に実行に移せるマスターが居るなど、一体誰が予想出来ようか。 「皮下のサーヴァントは十中八九海賊同盟だ。皇帝カイドウ。で、そいつが今まさに極上の餌を食って肥え太ってる」 最悪の手を打ってきやがったなとそう思う。 龍脈の確保に成功出来たのは本当に僥倖だった。 これでもし仕損じていたならば、いよいよ自分達は本格的に詰んでいただろうから。 「霊地争奪戦にいっちょ噛みしつつ魂喰いの大計画も進める。ロジックは分かるな?」 『単独(ひとり)じゃない、ってコトですよね? 自分がその場に居なくても動かせる部下(てあし)が、カイドウさんにはある――』 「俺も同じ考えだ。そうじゃなきゃ話が通らねえ。まさか同盟相手のサーヴァントを肥え太らせるとも思えないしな」 この時、死柄木弔と田中摩美々。 二人の"モリアーティ"に育てられた人間の考えは一致していた。 『霊地の争奪戦はもはや前座に過ぎない…ですか』 「恐らくな。カイドウは霊地を抑えようが抑えまいが、直に界聖杯最強のサーヴァントとして君臨する」 無尽の軍勢を使い覚醒NPCの魂喰いを行いながら霊地を追う。 これ以上に相応しいカモフラージュが果たして存在するだろうか。 魂喰いを止められる者達は、暴力の化身のような皇帝本人にかかずらわねばならず。 そうしている間に皇帝は部下経由で魂を吸い上げ何処までも何処までも強化される。 海賊同盟は現在聖杯戦争の台風の目だが。 仮に竜王と女王の同盟が成立していなかったとしても…四皇カイドウは不可避の絶望として全員の前に立ちはだかる事になっていたのだ。 「カイドウを殺す自信はある。今の俺なら、不可能じゃない筈だ」 だが、重ねて言う。 死柄木弔はもはやかつての短慮な犯罪者ではない。 先代の魔王が育て、犯罪の王が完成させた今の彼は自ら"考える"。 仮に未完成のまま力だけを手に入れていたならば、死柄木は一も二もなくカイドウの討伐に向かっていただろう。 なのにそれをしないという事はひとえに、それだけ彼が悪として大成しているという事。 「とはいえリスクを下げるに越したことはないんでな。だからお前らとの同盟はまだ維持してやる」 『えらい上から目線なことで。でも今は、王様(あなた)の温情に素直に感謝しときますー』 「で、結局どっちがいい。助けに行ってやるか、それとも俺達に好きに動かせるか」 沈黙が流れた。 だがそれも頷ける。 彼女達にとってこれは真実悪魔との取引だ。 アシュレイ達が不在の状況で受けるにはリスクの大きすぎる話。 まして杉並と渋谷は目と鼻の先だ。 渋谷で殺戮の限りを尽くしたケダモノ達が、いつ此方へ狩場を移してくるか分からない。 すぐに受けるには重すぎて…しかし無策に断るのも憚られる。 まさに悪魔の甘言。 魔王が差し出した天秤だった。 「まぁ、何もすぐに決めてくれなくても構わない。 二十分だけ待ってやる。それまでに連絡が無ければ、俺は好きにする。 連絡用の番号を教える必要はないよな? どうせメモなり何なり受け取ってんだろ」 『…分かりました。ちょっと皆で相談してみます』 「おう。それじゃあな、アイドル諸君」 通話を切ろうとした時。 たたたた、と足音が響いてくる。 「とむらく~ん、お洋服持ってきたよ!」 その声に通話の向こうの彼女達がざわついたのが分かった。 『今の、子どもですか』 「変な勘違いすんなよ。別にそういう趣味で連れ回してる訳じゃない」 連合(ウチ)の大事な人員さ。 そう言って笑う死柄木に、田中摩美々は数秒黙る。 『早く服着てくださいねー。何があったのか知りませんけど、教育に悪いですから』 「余計なお世話だ」 返ってきた軽口に小さく微笑し今度こそ死柄木は通話を切った。 最悪連絡を取れない可能性もあると考えていたが、その点連中は運が良い。 いや…ある意味では"悪い"のかもしれないが。 「ニュース見たけどヤバいね。アレ本当に死柄木君がやったの?」 「そんな所で見栄張っても仕方ねえだろ」 「半分は現実逃避。"M"さんが死んじゃったんだったら、私達に危害加えるなって制約も消えちゃったんだろうし」 新宿で死柄木達と別れた星野アイだが、彼女はこうして無事に連合と合流を果たしていた。 当初は迎えを待つつもりだった。 しかし…モリアーティが生前命じていたのだろう。 アイの前にデトネラットの社用車が現れたのだ。 最初は断ろうとした。 サーヴァントを失った自分が激戦地に行った所で何の意味もないと分かっていたからだ。 されど運転役を任されていた男――四ツ橋力也は涙を浮かべながら彼女にこう言った。 『問題ない。墨田の争奪戦は既に決着した』 『我らが"M"は我が身を犠牲にして悲願を達成した』 『終局的犯罪(カタストロフ・クライム)は成ったのだ』 『解放の嵐が吹く。其処に列席する権利は貴女にもある筈だ』 …衝撃だった。 死柄木が霊地を手にした事も、かの蜘蛛が死んだ事も。 それを聞いては最早誘いを断る理由などなかった。 戦いが決着しているのなら、赴くのを渋る理由もまたないのだし。 「わざわざ人材を減らす趣味もない。アテが出来ればサーヴァントを宛てがってやるさ」 「前向きに検討してくれると嬉しいな。今の私はこの通り、体一つで何とかしがみついてる身だから」 そうしてアイは今に至る。 連合から離れる選択肢は今の所ない。 というか、そうする意味がなかった。 今や連合は烏合の衆等ではなく立派な勝ち馬だ。 連合の一員だというその事実は、今の界聖杯では万馬券にも等しい。 「だいじょうぶだった? 服のサイズとか…」 「あぁ。悪いな雑用頼んじまって。全裸で貫禄が出るような肉体美には持ち合わせがなくてよ」 しお(と護衛役のチェンソーマン)に持ってこさせた服に身を包んだ彼の姿は、霊地を手に入れる前のそれと大して違って見えない。 どうせ吹き飛ぶだろうからと逃がしておいたジャケットを羽織れば完全に元通りだ。 しかし継承の瞬間に立ち会えなかったアイにも分かる程、彼は変わっていた。 別物になったのではない。 強いて言うならば、成長して見えた。 王を名乗る者に相応しい落ち着きと貫禄を手に入れて。 「あ」 凄い事になっちゃったな。 そう思った所でふとアイは伝えておかなければならない言葉がある事を思い出した。 死柄木にではなく、"彼"の妹…神戸しおに。 「ごめんねしおちゃん。あなたのお兄ちゃん、殺しちゃった」 「うん、知ってるよ。ガムテくんに聞いたから」 「そっか。…怒ってもいいよ、しおちゃんにはその権利があると思うし」 「? なんで怒るの? アイさんは私の…連合(わたしたち)の敵を殺してくれたのに」 その言葉にアイはチクリと胸の内を刺される感覚を覚えた。 脳裏に蘇るのは、アイがその手で撃ち殺した彼の言葉。 子を愛する母である彼女が奪った、小さな命の慟哭だった。 取り戻したかった。 やり直したかった。 …家族と笑い合って過ごせる、普通の日常が欲しかった。 彼はそう言っていた。 神戸あさひは絞り出すようにアイへと明かした。 自分の戦う理由、生きる意味。 ――母さんに、笑ってほしかった。 その言葉はアイの心に傷として確かに残った。 きっとあの時刃物で突き刺されていたとしても。 これ程深く、じくりと疼く傷にはなっていなかったろう。 「お兄ちゃん。さいご、どんな顔してた?」 「笑ってたよ」 「そうなんだ」 アイの答えを聞いたしおは。 "彼"の面影のある顔立ちをやわらかく動かして笑った。 「よかった」 笑うんだ、と思った。 意外だった。 というか、絶対に笑わないだろうと思っていた。 この子は家族の死に顔を気にするような子じゃないと。 ふぅんとつまらなそうに聞き流す、そういう子だと思っていた。 それに事実そうだった筈だ。 あさひと対面した時しおは溜息をついた。 心底どうでもよさそうな溜息。 ひどく乾ききった冷たいそれをアイは覚えている。 なのに今しおは兄が苦しみ嘆き、泣きながら死んだのではないと聞いて。 神戸あさひという肉親が笑顔で逝った事を知って"よかった"と言い微笑んだのだ。 …気付けばアイもふっと笑っていた。 「しおちゃん、なんか変わったね」 「? そう?」 「うん。なんかこう、いっそうかわいくなった」 「えへへ~」 こうしていると本当に歳相応の小さな子供だ。 とてもではないがその体内に甘く深い愛の野望が眠っているなどとは思えない。 しかしそんな少女でも成長する。 志はそのままに、荒削りだった自分自身を磨き上げる。 黒曜石を刃物の形に研ぎ澄ますように。 学び、語り合い、時に殺し合い敵を乗り越え育っていく。 "可能性の器"とは成程言い得て妙だ。 地平線の彼方に逐わす界聖杯を手に入れる為の道程は、不変と停滞に堕したままでは乗り越えられないという事か。 “しおちゃんも……彼も” そして、多分私も。 みんな何かしら変わっている。 この世界に居ると育つという事に善悪の貴賎はないのだとよく分かった。 「――それにしても、方舟の子達に言ったアレって本気なの?」 「アレって?」 「助けに行ってやろうかって奴。同盟は大事だろうけど、其処まで親切にしてあげなくても良くない?」 閑話休題。 死柄木が方舟の少女達に持ち掛けた提案は、アイに言わせれば彼らしくないものだった。 まだ皇帝は片方が落ちただけ。 そうでなくても鋼翼やまだ見ぬ強敵も多く残っている。 最低でももう一人の皇帝が落ちるまでは悪戯に敵を増やしたくないというのは理解出来るが、それにしても些か過剰に思えた。 そんなアイの疑問に死柄木は言う。 「こっちに割が全く無い話でもない。カイドウと敵対する以上、渋谷の騒動は対岸の火事って訳でもないからな」 今此処で方舟が崩壊する事態は連合にとっても芳しくない。 勿論連中の主張している内容は死柄木に言わせれば論外以外の何物でもなかった。 方舟はいずれ潰す。 だがサーヴァント三騎を擁する彼らの旨みは生きている内に絞り尽くしておきたい。 「あのガキ共だって必死に考えるだろうさ。乗るか、反るか…リスク承知で東京タワーへの援軍を頼んで来るか。俺の予想じゃそのどれかだ」 「あー…それはありそうかも」 「だろ? アイツらが何を望むか探りを入れられるってのはそれなりに旨い。折角の同盟なんだ、有効活用しなきゃ損だろ」 そして事がどう転んでも俺達に不利益はない。 死柄木は何に憚る事もなくそう断言した。 「此処から東京タワーまで…まぁ12キロ前後ってとこか。それくらいの距離は今の俺にとっちゃ目と鼻の先だ」 「え。そんなレベルになってるの? 今の君って」 「まぁな。まだ慣らしは済んでないが、自分の中に途方もなく大きな力が渦巻いてる自覚があるよ。 そしてそれが常に脈動しながら、何処までも際限なくデカくなってるのが分かるんだ。苦労した甲斐もあったってもんだぜ」 …これは推測でしかないが。 恐らく死柄木弔が正規の手順で龍脈の力を手に入れた場合では、此処まで強大にはなっていなかったと思われる。 何故なら彼はどれ程莫大な可能性に溢れていたとしても人の器に縛られた"人間"だから。 生半なサーヴァントなら鎧袖一触に薙ぎ払っただろうが、それでも今の彼に比べればたかが知れていた筈だ。 にも関わらず死柄木がこうまで龍脈の力と高度の適合を果たしている理由は一つ。 彼がシャーロット・リンリンの心臓を喰らい、彼女の魂の一部であった力を継承する事で――"龍脈の力"という空前絶後の高機能ソフトウェアをインストールするに足る体(マシン)をも手に入れてしまった。 「思わぬ副産物もあったしな」 「…いつツッコもうか迷ってたけど、やっぱりソレって君絡みの産物だったんだ。戦死者の幽霊か何かかなとも思ってたんだけど」 「あのババア風に言うならホーミーズって奴だよ。理屈はさっぱり分からねえが、龍脈の力と一緒に俺の体に入ってきたみたいなんだ」 死柄木の背後に佇むのは、全身の皮膚が継ぎ接ぎだらけの奇怪な男だった。 荼毘に付した後の死人に無理矢理命をねじ込み直して叩き起こしたような。 そんな痛ましさとおぞましさを併せ持つ存在に見えた。 「実験も兼ねてまずは炎で造ってみた。あのババアが使ってた奴にも随分手を焼かされたからな」 「自作にしては趣味が悪い造形だね。意外とスプラッタ映画とか好きなの?」 「そりゃヘイトスピーチってもんだぜ。一応知り合いの姿をモデルにしてるのによ」 「へー、焼死体と友達なんだ。素敵な交友関係だね」 造った…という表現は正確には間違いだ。 何故ならそれは魂を与え、動かす能力。 死柄木弔が自身の魂の一部を与えて生み出した仲間(ホーミーズ)というのが正しい。 恩人を喰らって力を得た女帝。 それがシャーロット・リンリンのオリジンならば。 その心臓を喰らって力を得た死柄木が彼女の力を受け継ぐのもまた道理。 継承されたのは龍脈の力だけではない。 死柄木弔はリンリンが得ていた悪魔の実の能力…"ソルソルの実"の力をも受け継いでいた。 「とむらくんとむらくん、お名前は付けてあげないの?」 「意味ねぇだろ。炎で十分だ」 「えー。とむらくんってニックネームつけないタイプなんだ。わたしとらいだーくんはポケモンにちゃんとつけてあげてたよ」 ポチタくんも見てたよね~、と同意を求めるしお。 チェンソーマンの口から小さく「ヴァ」と声が漏れたのは同意の意味合いだったのか。 「育成ゲーは性に合わないんだよ。つけるとしてもその内だ」 「死柄木君ってあれだよね。LoLとか好きそう」 「あぁ…実際やってた。一時期はガチってたな」 「うわ本当にやってたんだ。私は触ってすぐ暴言吐かれすぎて止めちゃったなぁ」 「ろる? それってすいっち? それともぴーえすふぁいぶ?」 「ガキは知らなくていい世界だよ。忘れろ」 牧歌的ですらある会話は悪の組織のそれにはてんで似合わない。 だが、いつだとて悪ほどよく笑い。 そして正義ほど怒り哀しむものと相場が決まっている。 連合も…方舟の彼女達もきっとその例外ではないのだろうか。 「そういえば田中も回収したいんだが、あっちも取り込み中らしい。電話にまるで出やがらねえ」 「だいじょうぶかなぁ。心配だねぇ…」 「なんだかんだちゃんと生きてるでしょ。田中、アレで結構悪運強そうだし。その内折り返し掛かってくるんじゃない?」 モリアーティの子供達。 学舎を卒業しても、人生は続いていく。 更に向こうへ(プルス・ケイオス)は終わらない。 彼らは正しく、地平線の向こう側に至れる逸材達だった。 【墨田区(崩壊の被害が及んでいない辺り)/二日目・早朝】 【死柄木弔@僕のヒーローアカデミア】 [状態]:継承、サーヴァント消滅 [令呪]:全損 [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:数万円程度 [思考・状況]基本方針:界聖杯を手に入れ、全てをブッ壊す力を得る。 0:さあ、何をしようか。 1:勝つのは連合(俺達)だ。 2:四皇を殺す。方舟も殺す [備考] ※個性の出力が大きく上昇しました。 ※ライダー(シャーロット・リンリン)の心臓を喰らい、龍脈の力を継承しました。 全能力値が格段に上昇し、更に本来所持していない異能を複数使用可能となっています。 イメージとしてはヒロアカ原作におけるマスターピース状態、AFOとの融合形態が近いです。 それ以外の能力について継承が行われているかどうかは後の話の扱いに準拠します。 ※ソルソルの実の能力を継承しました。 ・炎のホーミーズを使役しています。見た目は荼毘@僕のヒーローアカデミアをモデルに形成されています。 【神戸しお@ハッピーシュガーライフ】 [状態]:疲労(中) [令呪]:残り二画 [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:数千円程度 [思考・状況] 基本方針:さとちゃんとの、永遠のハッピーシュガーライフを目指す。 1:とむらくん、つよそー。 2:アイさんととは仲良くしたい。でも呼び方がまぎらわしいかも。どうしようねえ。 3:とむらくんとえむさん(モリアーティ)についてはとりあえず信用。えむさんといっしょにいれば賢くなれそう。 4:最後に戦うのは。とむらくんたちがいいな。 5:れーじゅなくなっちゃった。だれかからわけてもらえないかなぁ。 6:ばいばい、お兄ちゃん。 【ライダー(デンジ/■■■)@チェンソーマン】 [状態]:令呪の効果によってチェンソーマン化中、血まみれ [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:数万円(しおよりも多い) [思考・状況] 基本方針:サーヴァントとしての仕事をする。聖杯が手に入ったら女と美味い食い物に囲まれて幸せになりたい。 0:ヴァ(見てたよ、の意) 1:死柄木とジジイ(モリアーティ)は現状信用していない。特に後者。とはいえ前者もいけ好かない。 2:星野アイめちゃくちゃ可愛いじゃん……でも怖い……(割とよくある) 3:あの怪物ババア(シャーロット・リンリン)には二度と会いたくなかった。マジで思い出したくもなかった。 ……なかったんだけどな~~~~~~~~~~~~~~~……ハア~~~~…… [備考] ※令呪一画で命令することで霊基を変質させ、チェンソーマンに代わることが可能です。 ※元のデンジに戻るタイミングはしおの一存ですが、一度の令呪で一時間程の変身が可能なようです。 【星野アイ@推しの子】 [状態]:疲労(小)、サーヴァント消失 [令呪]:残り三画 [装備]:拳銃 [道具]:ヘルズクーポン(複数) [所持金]:当面、生活できる程度の貯金はあり(アイドルとしての収入) [思考・状況]基本方針:子どもたちが待っている家に帰る。 0:私は生きるよ、殺島さん。 1:…やっぱりまだ当分は連合(こっち)だなぁ……。 2:じきに迎えに来るデトネラットのNPCと共に戦線から離脱する。 3:敵連合の一員として行動。ただし信用はしない。 [備考] ※櫻木真乃、紙越空魚、M(ジェームズ・モリアーティ)との連絡先を交換しています。 ※グラス・チルドレンの情報をM側に伝えました。 [共通備考] ※死柄木の携帯から田中の携帯へと着信が入ったものの、通話は繋がらなかったようです。 ◆ ◆ ◆ 「…あんな小さい子が、連合にいるの?」 漏らしたのは真乃だった。 連合の協力者についての情報は幾つかあった。 だがあんな幼い子供まで居るという話は聞いていない。 割れた子供達の例もあるにはあるが…冷たい言い方をするようだが、彼らはあくまでNPCだ。 対し恐らく先の通話口から聞こえた声の主は正真正銘、聖杯戦争のマスター。 連合の正規構成員である可能性が高かった。 「脅されてるんじゃないですか、あの死柄木とかいう偉そうな奴に」 「んー…それは無いんじゃないかなー。摩美々もあの人の事は全然知らないけど、そういうタイプじゃないと思うんだよねー」 連合の王…改め。 連合の魔王は確かに非常に凶悪で危険な人物だ。 彼は人の命を何とも思わない。 墨田区を吹き飛ばしたのだって、その過程で生まれた多くの犠牲については微塵も想いを馳せていないのだろう。 世田谷の一件がある以上摩美々はそれを強く責める事は出来ないが、思う所がない訳ではない。 「あの人は多分…本当に一直線な人だから。壊す事しか考えてなすぎて、逆に狡辛い事は向いてないのかも」 しかしその反面。 にちかの言うような事をするタイプではないと感じたのは本心だ。 死柄木は恐らく蜘蛛と呼ばれた彼らとは根本的に異なる人種。 糸を垂らして事を掌握するのではなく、自らの力で事そのものを破壊する質。 数刻前の"対談"は摩美々に彼のそんな人となりをよく理解させた。 「だから先刻の女の子は、たぶんちゃんとした自分の意思で連合に居るんだと思う」 「……摩美々さん、ほんとにアサシンさんに色々似てきてません? 推理役が板に付いてきた気がするんですけど」 「あー…ちょっと自覚ある、カモ。でも他人に指摘されるとやっぱ恥ずかしいから、あんまり言わないでー……」 痛い所を突かれた。 らしくもなくそんな素振りを見せつつ分かりやすい咳払いをする摩美々。 「どんな子なんでしょうね。あんな歳で、聖杯に願ってでも叶えたい願いがあるって」 煮え切らない顔で呟いたにちかの言葉が朝の公園に響いた。 今や彼女達にとって敵連合という組織は得体の知れないエネミーではなくなった。 彼らは隣人だ。その体には血が通い、その頭には求める未来が投影されている。 方舟の根底にあるのは調和と相互理解。 いずれは彼らとも向き合わなければならない時が来る。 今少女達に突き付けられている命題は、その"いつか"を早めるか否かというものでしかない。 「…ふふー。やっぱりあの人みたいにはいかないなー」 一人で考えても答えは出せそうになかった。 しかし幸い、田中摩美々は一人ではない。 彼女は微笑み、臆する事なく助け舟を求める。 「二人も一緒に考えてくれるー? 名探偵摩美々に、たくさん意見くれると嬉しいんだケドー」 「うんっ、勿論。仲間で、友達なんだし…皆で一緒に考えよう」 「流石にこの状況で丸投げなんて出来ませんって…。……まぁ、役に立てるかは知りませんけどね」 悪役はよく笑うものだ。 正義はよく怒るものだ。 されど生憎彼女達は正義ではない。 悪を討ち滅ぼして平和を作る事を目指してはいない。 彼女達は"方舟"で…"境界線"なのだ。 だから彼女達も笑う。 一緒に笑い、一緒に怒り、一緒に哀しみ……そうやって育っていく。 未だその未来は迷宮の中なれど。 それでも、それでも。 【杉並区(中野区付近・杉並区立蚕糸の森公園)/二日目・早朝】 【七草にちか(騎)@アイドルマスターシャイニーカラーズ】 [状態]:精神的負担(大/ちょっとずつ持ち直してる)、決意、全身に軽度の打撲と擦過傷 [令呪]:残り二画 [装備]: [道具]: [所持金]:高校生程度 [思考・状況]基本方針:283プロに帰ってアイドルの夢の続きを追う。 0:界聖杯(ここ)っていつもそうですね! 私たちのことなんだと思ってるんですか!? 1:アイドルに、なります。……だから、まずはあの人に会って、それを伝えて、止めます。 2:殺したり戦ったりは、したくないなぁ…… 3:ライダーの案は良いと思う。 4:梨花ちゃん達、無事……って思っていいのかな。 [備考]聖杯戦争におけるロールは七草はづきの妹であり、彼女とは同居している設定となります。 【田中摩美々@アイドルマスター シャイニーカラーズ】 [状態]:疲労(中)、ところどころ服が焦げてる [令呪]:残り二画 [装備]:なし [道具]:白瀬咲耶の遺言(コピー) [所持金]:現代の東京を散財しても不自由しない程度(拠出金:田中家の財力) [思考・状況]基本方針:叶わないのなら、せめて、共犯者に。 0:さてー…どうしようかなー……。 1:悲しみを増やさないよう、気を付ける。 2:プロデューサーと改めて話がしたい。 3:アサシンさんの方針を支持する。 4:咲耶を殺した人達を許したくない。でも、本当に許せないのはこの世界。 [備考]プロデューサー@アイドルマスターシャイニーカラーズ と同じ世界から参戦しています ※アーチャー(メロウリンク=アリティ)と再契約を結びました。 【櫻木真乃@アイドルマスターシャイニーカラーズ】 [状態]:疲労(中)、精神的疲労(大/ちょっとずつ持ち直してる)、深い悲しみ、強い決意、サーヴァント喪失 [令呪]:喪失 [装備]:なし [道具]:予備の携帯端末 [所持金]:当面、生活できる程度の貯金はあり(アイドルとしての収入) [思考・状況]基本方針:どんなことがあっても、ひかるちゃんに胸を張っていられる私でいたい。 0:――ひかるちゃん。私、もうちょっと頑張ってみるね。 1:優しい人達に寄り添いたい。そのために強くありたい。 2:あさひくんとプロデューサーさんとも、いつかは向き合いたい。 3:アイさんたちがひかるちゃんや摩美々ちゃんを傷つけるつもりなら、絶対に戦う。 [備考]※星野アイ、アヴェンジャー(デッドプール)と連絡先を交換しました。 ※プロデューサー、田中摩美々@アイドルマスターシャイニーカラーズと同じ世界から参戦しています。 時系列順 Back 地平聖杯戦線-Kaleidoscope-(1) Next 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 投下順 Back 地平聖杯戦線-Kaleidoscope-(1) Next 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) ←Back Character name Next→ 142 転がる岩、君に朝が降る(前編) 死柄木弔 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 142 転がる岩、君に朝が降る(前編) 神戸しお 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) ライダー(デンジ) 136 さらば、掲げろ 星野アイ 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 138 地平聖杯戦線 ─High&low─ 櫻木真乃 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 138 地平聖杯戦線 ─High&low─ 田中摩美々 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 138 地平聖杯戦線 ─High&low─ 七草にちか(騎) 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1)
https://w.atwiki.jp/novel_lexeed/pages/68.html
本名不明。長いらしい。 異世界に入る前に仮の姿で祐輝達の前に現れ、虚西に粉砕される。 異世界編では本領発揮のデッキで南師を圧倒、何故かその後はガイド役を買って出る。 使用デッキ 分身の使用デッキは言わずもがな【推理ゲート】。しかも《モイスチャー星人》まで入っている超特化型。 虚西には負けこそしたが、寧ろ相性の悪いパーミッション相手に頑張った方ではないだろうか。 作中で唯一の純正OCGカードのみのデッキである。そんなデッキで戦っていた辺りからも、彼の強さが窺える。 本体の使用デッキは一転して【風属性・鳥獣族】。 凄まじい効果を持つ《TESTAMENT OF THE EMPEROR WING》を中心とし、南師に快勝するほどの強さを誇った。 使用カード一覧 《D-HERO ディフェンドガイ》(18) 《TESTAMENT OF THE EMPEROR WING》(23) 《ネクロ・ガードナー》(18*2) 《モイスチャー星人》(18) 《混沌の黒魔術師》(18) 《終末の騎士》(18) 《天翔ける緑の翼-鶺鴒-》(23) 《憑依装着-ウィン》(23)《烈風の魔導神官-ウィン》(23) 《風帝ライザー》(23) 《スケープゴート》(23)(→《スケープ・ゴート》?) 《モンスターゲート》(18) 《死者蘇生》(23) 《神鳥の猟域》(23) 《大嵐》(18) 《名推理》(18) 《DNA改造手術》(23) 《サンダー・ブレイク》(18) 《ノアの方舟》(23) 《聖なるバリア-ミラーフォース-》(18) 対戦記録 章数 対戦相手 勝敗 決まり手 18 虚西 敗北 《冥王竜の化身》の直接攻撃 23 南師 勝利 《TESTAMENT OF THE EMPEROR WING》の直接攻撃 関連リンク 登場人物/時と女神と決闘者