約 63,421 件
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/493.html
有栖学園に一人の教師が赴任して来た。 ローゼン「今日から新しい先生が来ることになった。みんな仲良くするようにね~」 この校長のことだ、ろくなのを連れて来ないだろう。みんながそう思った。 しかし、直後数名態度が豹変する。 ローゼン「じゃあ入ってくれたまえ」 真紅「・・・!!!!あれは!」 水銀燈「!!くんくんじゃないの!?」 雛苺「くぅんくぅんが来てくれたなの~」 そう、そこには紛れも無く、くんくんが立っているのである。 くんくん「やぁ!僕の名前はくんくん!よろしくね!」 そして、職員室は大騒ぎとなった。 真紅「くんくんは英語の先生が適任よ!」 水銀燈「いいえ!保健体育の方がいいわ!」 雛苺「くんくんは絶対家庭科の先生なのーっ!」 金糸雀「国語なのかしら!」 蒼星石「数学だと思うけどなぁ・・・」 翠星石「くんくんと調理実習するんですぅ!」 薔薇水晶「・・・日本史」 雪華綺晶「・・・くんくんと一緒にお弁当食べたい」 ローゼン「えっと、くんくん先生はラプラス君のアシスタントだから。」 一同(ちょwwwおまwww) ラプラス「ふぅ・・・私に補佐を付けるとは・・・」 その後、ラプラスの胃痛が和らいだとか。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/672.html
幕が下りた後、教師たちは校長に詰め寄り、口々にこう言った。 要するに「何しにきたんだ?」と。 ローゼン「いやだなぁ、今度の修学旅行の下見にやってきたんだよ。君達、今年の修学旅行は京都だって忘れて無いかい?」 あ、そう言えば・・・と思い出す一同。 ローゼン「本当は君達のうちの誰かに頼もうと思っていたんだけど、皆揃って行くって言うからね。 だったら黙ってた方が面白いかなぁって」 そういう大事な事は面白い・面白くないで決めるなとは思ったが、まあ良い。 水「ほんと、最初見た時は目の錯覚だと思ったわぁ」 薔「・・・・・・でも、ちょっと嬉しい」 翠「全く、サプライズ人事にも程があるですぅ」 蒼「それは言葉の意味が違うよ」 と、和やかに話す面々。ただ、1人だけ真剣な表情で詰め寄る者が居た。 真「校長先生?」 ローゼン「何だい?真紅先生」 真「これはくんくんを盛り立てていくお話よ・・・」 と、真紅は休憩時間中ずっと校長に演技についてお説教をしていた。 やれ、くんくんより目立ってはいけない。台本を無視するな。悪ふざけでくんくんにもしもの事があったら許さない、とも。 やがて、次の場面のセット切り替えが終わり、まもなく休憩時間が終わる。 スタッフ「まもなく始まりますんで、真紅さん、ローゼンさん、準備の方よろしくお願いします」 真「ええ、今行くのだわ」 ローゼン「ほ~い」
https://w.atwiki.jp/45kssos/pages/24.html
仕込みトンファー 恭弥愛用の鉄の仕込みトンファー。色々なギミックが付いている。元の持ち主雲雀恭弥に支給。 10年バズーカ ボヴィーノファミリーに伝わる武器。弾が当たった人物を5分間だけ現在の自分と10年後の人物を入れ替える。朝比奈みくるに支給。 10年後山本武の刀 10年後の山本武がリングとの相性が悪かった為に時雨金時の変わりに使っていた変形しない刀。更木剣八に支給。 嵐のボンゴレリング ボンゴレの嵐の守護者に渡される嵐属性のボンゴレリング。嵐属性の死ぬ気の炎が流れている人物のみ、嵐の炎を出す事が出来る。高山浩太に支給。 山本のバット 山本武の初期の武器。普段は野球バット型望遠鏡だがヘッドスピードが時速300kmになると刀に変わる。桂ヒナギクに支給。 ヘッジホッグ 六道骸に忠誠を誓う仲間の一人、柿本千種の愛用する武器。 毒針が出てくる特殊なヨーヨー。六道骸に支給。 ベルフェゴールの投げナイフ ベルフェゴールの手作りの投げナイフ(らしい)。ワイヤーなどを付けるとトリッキーな罠を張れるなど万能だが部下のフランからは「趣味が悪い」など酷評される。真アサシンに支給。 雲のマーレリング 白蘭の部下である真6弔花の桔梗のマーレリング。長沢勇治に支給。 レオン 沢田綱吉の家庭教師、リボーンのペット。形状記憶という特殊能力を持つカメレオンであり、目にしたことがある物ならば自分のサイズで変身できる。変身した物は拳銃、ダウジング棒、ハンマーなどさまざま。何気に作品内では重要な役割だったりする。前原圭一に支給。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/463.html
私立有栖学園の校長・・・ローゼン、彼は変人でもあり奇人でもある、しかし彼の本当のやさしさを知る者は少ない 一方私立有栖学園の教師の一人水銀燈、彼女も悪く言えば変人でも奇人でもあるが、根は優しい先生である ○月×日 雨 水銀燈「なによぉ~・・・そんなに怒らなくてもいいじゃなぁ~い」 水銀燈の声が職員室に響き渡る・・・しかし 真紅「許すものですか!くんくん人形を返しなさい!」 翠星石「おめぇ~のした事は重罪ですぅ~、いい加減謝りやがれですぅ!」 蒼星石「悪いけど、今回は許しがたいな、僕の帽子弁償だけでは済まないよ?」 金糸雀「よくもカナのバイオリンを壊してくれたかしらー?」 雛苺「うにゅ~を返すのー!」 雪華綺晶「戦車を破壊して許されると思っているのか!」 この場に居る教師全員が敵であった・・・それもいつもなら仲介に出てくる蒼星石や揉み消してくれる雛苺に金糸雀まで そう、水銀燈は今完全に孤立していた・・・ 水銀燈「な・・なによぉ、皆して虐めなくてもいいじゃなぁ~い・・・」 若干反省したのかいつもの甘ったるい口調ではなく少々の怯えが混ざる しかし他の教師の猛攻は続き・・・・ 真紅「いい加減にしてよね?この脳みそジャンク!」 翠星石「食材を無駄にするなんて人間として風上にも置けないですぅ!」 蒼星石「悪いけど、これから友達関係見直させてもらうよ」 金糸雀「もう口利いてあげないのかしらー!」 雛苺「べ~~~~~っだぁ!」 雪華綺晶「ナチスを侮辱した事、悔い続けるがいい!」 ・・・・・ガタッ!全員が言い続けてると思いっきり席を立つ水銀燈 水銀燈「・・・・・・・・」 そして無言のまま職員室を出て階段を上がっていく、その目には確かに大粒の涙があった まだ階段を上がる、これより先は屋上である・・・・その時 薔薇水晶「あ、水銀燈先生おはようございます」 奥から歩いてきた薔薇水晶が挨拶をする 薔薇水晶「あのー、ここから先は屋上ですよ?」 いつもの元気がない水銀燈を心配する薔薇水晶、しかし水銀燈は無言のまま階段を上がる 薔薇水晶はそれ以上とめる事もなく頭に?を浮かべながら職員室へと向かった そして職員室に入ったが、そこはいつもの雰囲気ではなかった・・・そうなにかジメっとした感じが漂う陰気な空間であった 薔薇水晶「・・・・・・・・・ぉ・・・おはようございます・・・」 薔薇水晶がおどおどして入る、しかし挨拶は返ってこない・・・ いつもなら水銀燈の甘ったるい挨拶に始まって色々な挨拶が返ってくるがそれもない・・・そんな時 ガラッ!!!いましがた閉めたばかりのドアが開いた ローゼン「グッッッッ・・・・・・モォォォォォォニィィィィン!」 空気等まったく読まない奴が入ってきた・・・・ ローゼン「ん・・・ん・・・・?・・・・んんんんんん!?、どうしたんだい皆お通夜みたいな顔してぇ!ははぁん、さては僕が来たから照れてる?」 そんな事を一人浮かれて喋るローゼン・・・・そこで薔薇水晶が無言でローゼンの腕を掴み廊下へと引きずり出す そして廊下に出た二人・・・そんな中先に口をあけたのはローゼンだった ローゼン「水銀燈先生が居ませんでしたね、しかも皆さん暗い顔持ち・・・喧嘩でもしましたか?」 そこにはいつものローゼンとは打って変わって凛々しい男性のローゼンがあった そんなローゼンに一瞬見惚れた薔薇水晶だったが・・・ 薔薇水晶「・・・・水銀燈先生泣いてたの・・・なんでかは判らない・・・雨なのに屋上に行った・・・」 いつもよりはっきりとローゼンに話す薔薇水晶、そしてそれを聞き小声で「ありがとう、後は任せておきなさい」と言い階段を上がるローゼン 薔薇水晶は事態の内容すらわからなかったが、これで大丈夫だと確信した 一方屋上では水銀燈が雨の中屋上から校庭をただ一人見ていた 水銀燈(なんでこんなことになっちゃったんだろ・・・少しだけイタズラしただけなのに・・・) いつもの水銀燈ならこんなことは欠片も思わないだろうがこの時は違った・・・ ちょっと構って欲しい、ちょっと付き合って欲しい、ちょっと一緒に居て欲しい、これの延長線でイタズラの度が過ぎてしまっただけなのだが・・・ 水銀燈「・・・・皆に嫌われてるならいっそ・・・」 そう呟く水銀燈・・・・しかし ローゼン「いっそなんだい?そこから飛んで夢の彼方にでも行くつもりか~い」 等と緊張感の欠片も無い声が水銀燈に届き、その声の主に振り返る水銀燈 水銀燈「な・・・なによ!あんたなんか呼んでないんだからとっとと消えなさい!」 それに対し怒りをあらわにする水銀燈これに対して穏やかに答えるローゼン ローゼン「そうもいかないなー、だって僕校長だしー、それにお通夜みたいな職員室は耐えられないしね」 と、あっさりと切り返す 水銀燈「馬鹿いわないで頂戴、大体貴方みたいに何の考えも持たない人間が・・・」 そこまで言ってしまったと思った・・・ローゼンは自分を救いに来たのにそれをまた自分で手放したのだと自分を責める ローゼン「だねー、ほぉーんと考えもってないよー」 しかしそこには怒りや侮蔑の回答ではなく、いつものローゼンの回答があり・・・・次の瞬間彼の顔を見て世界が止まる ローゼン「でもね、僕は僕のやり方でだけど今の有栖学園が崩れないようにしたいんだ、もちろんそこには水銀燈先生の存在もあるよ」 口調はあくまでも穏やか・・・いやいつもみたく冗談等の意味が含まれない穏やかな声・・・・ ローゼン「君が何をしたか知らないけど、一度躓いたぐらいで飛び降りようとか考えるのは穏やかじゃないなぁ・・・」 変わらぬ口調、しかし最後の飛び降りようとの所には怒気が確かに含まれていた・・・ ローゼン「じゃぁ、僕はラプラスから逃げないといけないから戻るね♪」 そして戻るローゼン、そこにはいつもの・・・本当にいつものローゼンが居た 残った水銀燈は一人考えた・・・が、もう答えは決まっていた・・・ 泣いていたその顔は今ではすっきりとした顔に戻っている・・・ 水銀燈「ほぉ~んとに、私が居ないだけでお通夜とか・・・みんなおばかさぁ~ん・・・」 まだ涙声だが汚れの無い声で職員室に戻る水銀燈の姿があった・・・ いつの間にか雨は止んでいた fin
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/574.html
翠星石「きぃぃぃぃぃ!!何で、そこでキングが出てくるですか!?」 水銀燈「ふふ…切り札は最後にとっておくものよぉ…♪さ、2人とも出すもの出しなさぁい♪」 その日、水銀燈と翠星石と雛苺は、ラウンジで『賭け大貧民』をやっていた。 無論、賭けるものはお金…。そして1位が決まった時点で、後は残りの枚数で優劣が決められる仕組みとなっていた。 ちなみに、言い出したのはもちろん水銀燈…。「そのほうが面白いじゃなぁい♪それに、私から逃げるのぉ?弱虫ねぇ…♪」と言う口車に、2人はまんまと騙されたというわけだ。 雛苺「うー…1000円札さん…バイバイなのー…」 翠星石「チビチビはまだいいですぅ!!何で、翠星石は5000円なんですか!?チビ苺に負けるなんてありえないですぅ!!もう一回勝負ですぅ!!」 水銀燈「願ってもないわぁ♪いいわよぉ、お馬鹿さぁん…♪」 2人から受け取ったお金を財布にしまいながら、上機嫌で勝負に応じる水銀燈。 その一部始終を見て、ある者が後ろから声をかけた。 薔薇水晶「…銀ちゃん…。そんなところで一体何をやっているの!?」 それは、薔薇水晶がようやく学校になじみ、その姉である雪華綺晶も学校に赴任してきた頃の出来事だった。 薔薇水晶「…皆さんは教師であるにもかかわらず、こんな事をして良いと思ってるんですか!?」 不良教師3人に対し、お説教を開始する薔薇水晶。 しかし、主犯の水銀燈は頬杖をつきながら、その話を聞いていた。 薔薇水晶「銀ちゃん、聞いてるの?早く、みんなにお金を返してあげて…!」 水銀燈「やぁよ。大体、これはみんなで話し合って決めたことなのよぉ?あなたに、とやかく言われる筋合いは無いわぁ…」 薔薇水晶「だめ。それに、銀ちゃんはお金を全然大事に扱ってないじゃない…。お金は、もっと大事に使わなきゃいけないんだよ…?」 あくびをしながら話を聞く水銀燈に、薔薇水晶はさらに話を続ける。 薔薇水晶「大体、銀ちゃんはいつもお金を無駄に使いすぎだよ…!そんなことじゃ、今にお金がなくなって乞食みたいな生活をおくる羽目に…」 水銀燈「…言ったわね?」 そう言うと、水銀燈は薔薇水晶をにらみつけ、どこかへ去ってしまった。 「ちょっと待ってなさい…!」という言葉と共に… そしてそれから30分後、校舎の外からけたたましいクラクションの音がした。 何事かと外を見ると、そこにはいつもの黒のコルベットではなく、銀色の平べったい車を従えた水銀燈の姿があった。 水銀燈「どぉ…?凄いでしょう…これ…♪」 そう、それはスーパーカーの代名詞、ランボルギーニ・ディアブロ…。 以前ある男を騙して買わせたものなのだが、それは持ち主である水銀燈でさえも、乗り回すのを控えるほどの存在だった。 しかし、それを見せられた薔薇水晶は、後からやってきた雪華綺晶にこんなことを尋ねた。 薔薇水晶「姉さん…。私、車には詳しくないんだけど…あの車、そんなに凄いの?」 雪華綺晶「うん…。家が買えるぐらい…。」 その言葉に、薔薇水晶は思わず卒倒しそうになる。 そして、そんな薔薇水晶を見て、水銀燈は高笑いを浮かべてこう言った。 水銀燈「見なさい、薔薇水晶!!これがあなたと私の力の差よ!!あなたなんかじゃ、こんな車一生かかっても買えないでしょうね!!ばぁーかッ!!」 先ほど『乞食になる』と言われた事に対し、これでもかと言うぐらい薔薇水晶を罵倒する水銀燈。 しかし、彼女はまだ気がついていなかった…。 この愚行が、のちのち大変な事態を招くということに…。 だが、そんな過酷な運命を知るものはこの場に誰もおらず、今はただ、車のエンジン音と水銀燈の高笑いだけが校舎に響き渡っていた。 完 10分後(他の方が書いたやつ) 後日談
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/778.html
校内にホームルームの開始を告げるチャイムが流れる。 先程まで騒がしかった校舎内を1人の女性教師が歩いていく。 紅い服に身を包み、自慢の金髪をたなびかせて歩く・・・真紅である。 しかしその足取りはゆっくりで、まるで教室を一つ一つ確認しているかのようだ。 やがて彼女はある教室の前にたどり着き、中へと入っていった。 教室の扉に掛かっている表札にはこう書いてあった。 「2ねん4くみ」と。 話は数日前に遡る。 放課後、いつものように紅茶(ダージリン)を飲んでいる真紅の所へローゼンがやってきた。 ローゼン「真紅先生、今度の水曜日空いてるかなぁ?」 真「来週の水曜日?・・・・・・今度は一体何を企んでいるの?」 ローゼンの言葉に対して当然のように警戒する真紅。 ローゼン「相変わらず信用無いなぁ」 真「貴方にとって最も縁遠い言葉ね」 ローゼン「手厳しいなぁ。まあ、それはともかく空いてる?」 真「用件は一体何かしら?内容によっては考えない事も無いのだわ」 ローゼン「実はさぁ・・・」 ローゼンが言ってきた内容は、一日初等部のクラスを受け持って欲しいと言うものであった。 何でも、そのクラスの担任である柴崎マツ先生が親戚の法事にどうしても行かなければならず、 更にはその日は授業参観が行われると言う事も有って、自習という訳にも行かなかったのだ。 真「何故私が?初等部受け持ちの先生は他にも・・・」 ローゼン「授業参観の時間の授業が英語でねぇ」 最近は小学校でも英語教育が盛んに行われるようになり、それは有栖学園も例外ではなかった。 真「それなら中等部で空いている先生は・・・」 ローゼン「中等部も授業参観なんだ。どちらかと言うと、その後の懇談会がメインだけど」 要するに手が空いているのは高等部だけという事になる。 真「では、水曜日の私の受け持ちは・・・」 ローゼン「自習って事でさ、頼むよぉ」 校長の威厳とか全く無い(元々無いが)口調で頼み込む。 そんな姿を哀れに思ったのかどうかは分からないが、真紅はローゼンからの頼みを承諾した。 真「今日は柴崎先生の代わりに私が皆に授業を教えるのだわ」 黒板に自分の名前を書く・・・漢字で。 女子が手を挙げて発言する。 女子A「先生よめません」 真「あら、この漢字はまだ習っていないのかしら?ゆとりある授業という物も困ったものね」 そう言って振り仮名を書き足す真紅。ちなみに真も紅も小学2年生では絶対に習わないのだが・・・。 確かに他の教師と比べたら簡単な方ではある。 真「それでは、顔と名前を覚えるために出席を取るのだわ。呼ばれたらちゃんと返事をするのだわ」 名簿を片手に順番に読んでいく真紅。子供たちも元気良く返事をする。 真(・・・こういう所は素直で良いわ) 全員の出欠を確認すると、真紅は教卓前の席の男子にいつもの台詞を言った。 真「貴方、紅茶を入れてきて頂戴」 男子A「え?」 俄かに教室内が騒がしくなる。女子の1人が発言する。 女子B「先生、授業中に飲み物飲んでたらいけないんですよー」 しまったと真紅は後悔した。つい、いつもの癖で言ってしまった。 真紅は授業中に紅茶を飲んでいる。おかげで一日10杯近く飲む事もある。 毎年、有栖学園高等部に入学してくる生徒は真紅のこの授業の仕方に驚くが、最終的に納得させてきた。 しかし相手は小学生、若さゆえに無言の圧力というものは通用しなかった。 これは余談だが、有栖学園の教師たちの中で、授業中が最も変な教師は真紅だったりする。 優等生タイプである蒼星石と薔薇水晶は問題なし。金糸雀、翠星石、雛苺の三人もコントみたいな事を仕出かすが 問題はさほどない。雪華綺晶は授業ではむしろ真面目な方である。そして水銀燈と真紅だが、水銀燈は不真面目なだけで それ自体は変わったことではない(問題ではあるが)。授業中に紅茶を飲む真紅が一番変わっているのだ。 子供たちから見れば、それはやはり変なわけで・・・。 真「そうね。先生が間違っていたのだわ・・・」 休み時間に飲もう・・・、と苦渋の決断を下した。 かくして、真紅の授業が始まった。 中学高校と違い、小学校の授業は基本的に担任が全て受け持つ。 とはいえ、所詮は小学2年レベル。算数や国語など、専門ではない科目も特に困るような事はなかった。 ただ、授業中禁断症状の様な兆候が真紅を苛み、授業が終わり次第職員室に駆け込んで紅茶を飲むという ちょっとアブナイ人と化していたが。 生徒達『いただきまーす!』 日直の号令にあわせて、全員でいただきますを言う。 昼食は真紅も教室で一緒に給食を食べる事になった。 真(最近の給食は結構種類が豊富なのだわ・・・それに・・・) 真紅の瞳にある物が映っていた。牛乳瓶である。 周知の通り、真紅の胸は貧ny・・・もとい控えめな大きさである。 その為、朝な夕な牛乳を飲んでいるのだが、それでも大きくならない。 『もしかしたら、三食きちっと飲んだ方が良いのではないか?』 そう考えていたのだが、職員室で牛乳なんて飲んでいればどうなるか・・・。 その為、ミルクティーという形で牛乳を飲んでいた。しかし、給食という形で堂々と飲めるのだ。 できる事なら他のクラスの欠席した子の分まで欲しかったが、流石にそれは躊躇われたが。 それでも、真紅は引き受けて良かったと心から思った。 真「今日は担任の柴崎先生の代理として授業を行っている真紅です」 教室にやってきた父兄に説明する真紅。子供達の方を見ると流石に緊張しているのか、午前中に比べて大人しい。 真「普段は高等部の生徒達を相手に英語の授業をしているから、皆がどれぐらい英語ができるか分からないのだわ」 真紅は目の合った男子に尋ねる。 真「それでは、貴方に英語で自己紹介してもらいましょうか」 男子C「え~と・・・My name is C」 真「Excellent」 同様にして何人かの生徒に幾つか質問をした。 真「なるほど・・・皆がどれくらい英語ができるか分かったのだわ」 真紅は教卓に置いてあったカードの束を取り出す。 カードはB4ぐらいの大きさで、カードには動物や乗り物、食べ物などが描かれていた。 真「今日は物の名前とその数え方を教えるのだわ」 1枚目のカードにはライオンが描かれていた。 真「これは何かしら?」 真紅の質問に元気良く手を挙げる子供達。 真「はい、Eさん」 女子E「ライオンです」 真「そうね、これはライオンなのだわ。アルファベットで書くとこう書くのだわ」 黒板にlionと書き込む。 真「ちなみに、英語に1匹、2匹という直接的な表現はなく、この場合はa lionやone lion、two lionsと言ったりするのだわ」 続いて2枚目のカードを掲げる。2枚目には自動車が描かれていた。真紅は手を挙げた生徒を指名した。 男子D「carです」 真「数え方は?」 男子D「え、その・・・分かりません」 家族の前で答えられなかったのが恥ずかしいのだろう、少し赤くなっていた。 真「分からないという事は、決して恥ずかしい事では無いのだわ。大切なのは知る事、そしてそれを忘れない事だわ。 ちなみに、日本語では自動車は1台、2台と数えるけれども、これもone car、two carsと数えるのだわ」 同様にして3枚目、4枚目を見せて質問していく。 数え方は基本的に同じで、英語の名前さえ分かれば良いだけなので手を挙げる子供は多かった。 そして5枚目のカードを掲げる。そこには水が描かれていた。 真「さあ、これは何かしら?それでは、A君に答えてもらうのだわ」 男子A「それは水だからぁ・・・water!」 真「では、その数え方は?」 男子A「one waterです」 真「今までずっとそうだったから、そう答えたくなるのは分かるけれども残念ながら違うのだわ」 カードを置いて、黒板に先程の水の絵を描く。 真「今までのライオンや自動車は1、2と数える事が出来たのだわ。でも、水は数える事が出来るかしら?」 子供たちは押し黙ってしまう。確かに水そのものを数える事は出来ない。 では、一体どうやって数えるというのだろうか? 真「少し難しかったようね。では、水をこうしたらどうなると思う?」 そう言って、今度は黒板に円筒を描き、その中を青いチョークで塗りつぶした。 真「こうすれば、水を1杯、2杯と数える事が出来るのだわ」 教室のあちこちで「おぉ・・・」という声が聞こえてくる。 真「英語でも同じ事が言えるのだわ。だからこの場合、a glass of waterと数えるのだわ。 ちなみに、紅茶の場合はa cup of teaと言うのだわ」 男子C「先生って、ホントにこうちゃ好きだね」 真「ええ、今すぐ飲みたいくらいにね。さ、続けるわよ」 その後、普通数える事が出来ない物の数え方を教え、授業参観は無事終了した。 翌日、柴崎元治からお礼だという事で法事の引き出物の饅頭を真紅は貰った。 しかし、それから1週間程、高等部での授業の張り合いの無さと給食や牛乳飲みたさに、 また初等部に行きたいなぁと愚痴をこぼす真紅の姿が有ったとか。
https://w.atwiki.jp/rebornreborn/pages/13.html
家庭教師ヒットマンREBORN!とは REBORNとは週間少年ジャンプで2004年26号より連載中の天野明先生原作の少年漫画。 今現在、JCは25巻まで発行されている。 2006年10月よりテレビ東京系でアニメも放送されている。 ここを編集
https://w.atwiki.jp/nioka/pages/2585.html
元スレ http //hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1309927537/ 1 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 45 37.87 ID 6ahst9eH 塀内教師、謎の失踪 2 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 46 22.95 ID 6pgsCaVI 1に塀内は甘え 3 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 46 48.39 ID o65jHLwk 神戸教師、職員用男子トイレにはしゃぐ 5 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 47 08.93 ID EosAVQj4 大松先生、スカート丈を厳しく指導 6 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 47 14.61 ID EhehY+tD 女村田、熱い家庭科実習 7 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 47 46.50 ID VSZnCQPq TDN、がっかり 9 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 48 24.62 ID BPtvrH9P 乙女村田、ガールズトーク 10 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 48 46.87 ID +r4u5kV5 鳥谷、安定感を欠く 12 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 49 42.89 ID x4kdfzEy ランビン、ビンビン 13 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 49 50.75 ID 7XyqYR6z 中山裕章、JKは食指動かず 14 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 50 33.85 ID zaBHXkNs 井口先生、生徒の手作りチョコを絶賛 15 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 50 43.57 ID pKhytLgL ボビ子緊急家庭訪問 16 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 51 54.89 ID /GBF1xOp 石川先生、女子生徒とHした事が携帯の履歴でバレてしまう痛恨のミス 18 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 52 15.00 ID Ci8WNTJF 鳥谷、夜の熱血指導 20 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 52 27.77 ID wAVc0/Hl 大竹、緊張の毎日 21 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 52 46.47 ID PSKBeo5I 男村田、頼れる教師No1 23 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 53 32.92 ID D5Z0r/tN 1001、ワシが育てる 24 風吹かずとも名無し 2011/07/06(水) 13 53 33.52 ID Uk5uFtA8 立浪、黒い噂が絶えない 25 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 54 07.19 ID 1TcL2p8x 涌井教頭、神戸新米教師に生活指導 26 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 55 27.00 ID w+SP7uXU 真弓教師、生徒になめられ学級崩壊を招く 31 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 59 14.09 ID E/QsfgB/ 片岡教諭、揉む 34 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 13 59 24.12 ID wAVc0/Hl 男村田、生徒の化粧は許さない 35 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 03 50.26 ID r4xceXqt 多村、運動部の顧問就任は拒否 36 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 03 50.48 ID /Q/OVzIy 男村田、生徒の誘惑も断固拒否 37 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 04 21.38 ID qOHkd0V5 内川先生「僕自身、男子校を出る喜びはあった」 41 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 10 04.58 ID OaSHIqyv 新谷、野球部の顧問 42 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 15 11.96 ID TBpTzl17 男村田、染髪は許さない 43 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 22 08.21 ID L9dtquK0 サブロー、女子高生を調教 44 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 23 03.29 ID MbTROqNf 二岡、突然の転勤 48 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 27 22.12 ID nEP6oyAe 金本、皆勤賞 49 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 28 36.96 ID 5a46X5z8 多田野先生「女子校おもんねーわ」 51 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 32 04.66 ID 9G5xdkvK 女村田、すっぴん 53 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 32 54.54 ID LFpPx47I 二岡先生、付きまとうも断らればらされて涙目 54 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 33 46.48 ID ustLi1bg 大松、水泳の授業を休む女子に執拗に理由を聞く 55 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 36 00.43 ID 42+7ASAx 日高、生徒の引率が下手糞という理由で修学旅行に行けず干される 56 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 38 19.12 ID uIaXMqAN 54 岡田教諭「察しな(アカン)」 57 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 39 30.51 ID 1sQHMGkH 原、グーパイタッチ 58 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 41 25.52 ID X0xljo9A 城島体育教師、発情のドラミング 59 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 41 53.20 ID SBZYNlpf うんこ吉見教諭、ソフトボールで女子生徒相手に飛翔 61 風吹けば名無し 2011/07/06(水) 14 48 25.68 ID LFpPx47 保健教諭ノムケン、いたずらっぽく視姦 62 風吹かずとも名無し 2011/07/06(水) 14 48 31.89 ID Uk5uFtA8 馬術部顧問、荒木先生
https://w.atwiki.jp/wiicheat/pages/135.html
RHRJ99 家庭教師ヒットマンREBORN! ドリームハイパーバトル!Wii Infinite HP If Special Gauge Increase, MAX (1P Only) [ZiT] C20319AC 00000004 2C1D0001 4182000C D05F0070 48000008 D01F0070 D01F0074 60000000 00000000 C20319D8 00000003 2C1D0001 4182000C D05F0070 48000004 60000000 00000000 Infinite Special Gauge Enemy not Increase [ZiT] 04030678 60000000 040397A4 60000000 04030698 60000000 040306AC 60000000 040306D0 60000000
https://w.atwiki.jp/altproblem/pages/2.html
メニュー ・ALT(外国人英語教師)の実態 ・ALT制度を改善するために 今私たちができること リンク http //p.atbbs.jp/altproblem/ ↑ALT(外国人英語教師)の学校やネット上での問題行動などの 情報提供を行い、どうすればそれを解決できるか みんなで話し合う掲示板にしたいと思います! どんなに小さいものでもあなたが気になったことを 書き込んでみてください。それが問題行動かどうか 客観的に判断する手助けともなるはずです(・o・)