約 63,416 件
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/427.html
ばらしー捜索大作戦 球技大会 雛苺は見た! ゆめくい じゃんけん 紅茶探偵 シャックリ狂騒曲2 テーマソング きんきゅうあげ&ほしゅ 修理 未来 ドラ○もん 秋の味覚 履修漏れ ゲテモノ料理 家庭教師はローゼンメイデン
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/740.html
2日目の種目。綱引き・玉入れ・男子200m走・女子の障害物競走・男子の借り物競争 騎馬戦MK-Ⅱ・有栖学園大武道大会の予選 その1・休めません 真紅「今日で2日目。昨日。アレだけやったのに、何で、皆いるのかしら?」 水銀燈「ホントよねぇ~普通なら、筋肉痛で寝込むのに~」 ローゼン「皆特典欲しさに、来ているんだよ~」 二人「特典?」 ローゼン「うん。3日連続来てくれた生徒に、好きな先生の水着写真集をプレゼントす・・・・・・ぶごっ」 二人「イッペン死んで来い!!」 その2・綱引き ラプラス(2日目の司会)「えっー今からやる、綱引きは『普通のルール』なので、綱引きなので、生徒全員。プロテクター等を外すように」 巴「確かに、綱引きには必要ないね」 オディール「いいえ。そんな事ある筈がないわ・・・・・・・・この学園の事だから・・・・・・・・」 水銀燈「せーの。スタート~」 生徒一同「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 水銀燈「どうしたの、皆?早く始めなさいよ~」 女子L「先生―質問です。これって、綱引きなの?」 水銀燈「ええ。綱引きよ」 ジュン「なら・・・・・・・・・・・」 生徒一同「普通の綱引きは、ロープだろ!?何で、チェーンなんだーーーーーーー!?」 教師一同「気にするな。面白ければ、全て良しだ!」 生徒一同「気にするよーーーーーー!!」 蒼星石「うううっ・・・・・・早速、胃が・・・・・・・・」 その2.2・本音 ローゼン「いや~両軍必死だね~~。チェーンだから、みんなの手から、血が出ているよ~」 ラプラス「ホントですなぁ~」 ローゼン「けど、ラプちゃん。普段の君なら、必死で止めるのに。何で、一緒に楽しんでいるの?」 ラプラス「この体育祭くらいは、私も楽しみたいし。そして・・・・・・・・有栖学園大武道大会で、貴様をボコボコのボロボロのボロ雑巾にする為だー!!」 ローゼン(出場する人)「わっー!本音大暴露!?」 一方、綱引きは 薔薇水晶(観客席で、見ています)「あっ・・・・・・・・チェーンが切れた」 翠星石(同じく。それと、綱引きの責任者)「う~ん。もうちょっと、硬いのにしとけば良かったですぅ~」 蒼星石「いや・・・・あのチェーン、十分硬いよ。それを切る皆もすごいよ・・・・・・・」 結果、引き分け。 その3・玉入れ めぐ「玉入れの勝敗は、玉を多く入れたほうが勝ち・・・・・・。なら!」 水銀燈「よーい。スタート~」 赤組一同「おおおおおぉぉぉーーーーーー!!」 (赤組、一斉に白組に投げる。それに対抗し、白組も投げる) 蒼星石「ってーーーーーー!!何で、『玉入れ』から『玉投げ』に変わっているの!?」 金糸雀「知らないのかしら。玉の中身は、綿だし。けど、見ている私は面白いのかしら~あっ、柿崎さんが一人倒したのかしら」 結果・白組全員が倒れたので、赤組の勝ち。 蒼星石「種目が違うーーーーーーーーーーーーっ!!」 その4・男子200m走 結果・ジュン、2位でした。 ジュン「ってーーーー!!何で、一言で終わらすなぁー!?・・・・・・お願いです。俺にも出番を・・・・・」 蒼星石「ジュン君の気持ちがよーく分かるよ」 その5・女子の障害物競走 巴「・・・・・・って、また。この人達とですか?」 のり「同じねぇ~」 めぐ「マンネリーだね。」 コリンヌ「良いから、始めよう。」 オディール「行ってみよう~」 第一の障害、梯子くぐり。一同、難なくクリア 第二の障害、粉の中の飴を口で探す。巴。苦戦で、最下位 第三の障害、網くぐり。普通にクリア 第四の障害、平均台渡り。フォッセー姉妹、軽くクリア。 第五の障害、匍匐前進。フォッセー姉妹。楽勝、ほか苦戦中 最後の障害、漢字の試験問題。フォッセー姉妹、大苦戦。巴・のり・めぐの三人、楽勝でクリア。 結果、1位巴 2位めぐ 3位のり 4位オディール 5位コリンヌ コリンヌ「ってー!私が一番苦手な、漢字じゃないの!!」 オディール「お、落ち着いて。お姉ちゃん!!けど、先生。この問題は誰が?」 雛苺「えーっとね。ジュン君なのー」 フォッセー姉妹「・・・・・・・・・・あのバカップルめー!!」 その6・男子の借り物競争 ローゼン「つまらないから、次行こうー」 借り物競争に出る男子一同「ちょっと、まてーーーーーーーーぇ!!」 その7・騎馬戦MK-2 ローゼン「今日の騎馬戦は、代表生徒8チームと教師2チームの対決だよ~」 ジュン(2年代表)「・・・・・・・って、言われても・・・・・。」 コリンヌ(1年代表女子)「これ、勝てるの?」 巴(2年女子代表)「う・・・・・・・・ん」 教師チーム 真紅チーム。下には、真ん中に蒼星石、左右には薔薇水晶・雛苺 水銀燈チーム。下には、真ん中に雪華綺晶、左右には翠星石・金糸雀 結果、数分後・・・・・・教師チームの勝ち。 ジュン(重傷)「か・・・・・勝てなかった・・・・・・」 巴(かすり傷)「う・・・ん。先生たちが、一瞬。鬼に見れた・・・・・・」 ジュン「っ・・・・・・・て、アレは鬼だ」 その8・有栖学園大武道大会の予選 金糸雀「さあーついに始まりました、去年大好評だった有栖学園、いえ、この町で最 強の人物を決める有栖学園大武闘祭!学園の生徒だけでなく一般人も参加自由、年齢制限も無し。まさに『最強』を決めるに相応しい大会が始まるのかしらー! 第二回となる今年の参加者は342人!予選方式はトーナメント制、選手達は八つのプロックに分けられ、各ブロックの優勝者八名が明日の決勝トーナメントに進出できるのかしら~」 第1ブロック 雪華綺晶「ハァー!」 コリンヌ「総隊長、気合い入ってるわね。」 オディール「うん。いつもと違う・・・・・・・」 第2ブロック 蒼星石「ハッ!!」 女子生徒K「キャー!蒼星石先生~カッコイイ!!」 男子S「うん。プロの格闘家を一撃で倒してる。」 男子D「ああ。それに・・・・・・」 第3ブロック 翠星石「勝ったですぅ~」 男子D「翠星石先生が予選突破とは、意外だな」 男子S「ああ・・・・・・・俺、翠星石先生VS蒼星石先生の戦いが見てみたい!」 男子D「俺も」 その8・前回の優勝者 第8ブロック ローゼン(この人です)「ふぅ~楽勝で、勝った~」 薔薇水晶(第5ブロックの優勝者)「うん。お疲れさま・・・・・・・・かっこよかったよ」 ローゼン「君が見てくれたお陰だよ」 薔薇水晶「い、いや・・・・・・その」 水銀燈(第4ブロックの優勝者)「アレが前回優勝者だもんね~」 真紅(第6ブロックの優勝者)「本当ね。今じゃあ、ただのバカップルなのに」 金糸雀「ついに、本戦に行く戦士たちは、決まったのかしら~・・・・・・・って、出場者全員、うちの教師なのかしらー!!」 観客一同「しょうがないでしょ。そうしないと面白くないし。」 2日目、終了 3日目体育祭
https://w.atwiki.jp/soratohana/pages/19.html
https://w.atwiki.jp/ro_kyu/pages/67.html
【種別】 人物 【初出】 1巻-27 【登場巻数】 1巻、 【解説】 七芝高校男子バスケットボール部の顧問の一人娘。本名不明。 小学六年生。11歳。 高校三年(17歳)の水崎と恋仲であった。 両親によって関係を断ち切られようとされたが、頑なに固持し最終的には「ロミオだジュリエットだの戯曲じみた大騒動」にまで発展した。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/1150.html
またまた遅くなりましたorzリクの真紅です -- らくがきまん (2007-01-09 18 30 53) すごいっす! -- しんくんくん (2007-01-10 01 46 14) 次は教師全員集合がいいです!お願いします -- オルズ (2007-01-11 19 25 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/34.html
翠「じゃあ今日の授業はこのプリントからですぅ。とっとと始めるですぅ。前の人間、さっさと配りやがれこんちくしょーですぅ!!」 生徒A「先生、それこないだの授業でやりましたけど・・・」 翠「え・・・そ、そうだったですか・・・(あっ・・・そうですぅ・・・この間時間が 余ったからやらせたんですぅ・・・)じゃあ・・・じゃあ・・・テキストの69ページを・・・」 生徒B「せんせー、そこ期末の範囲外って言ってたじゃん」 翠「えっ・・・?そ、そんなこと言ったですか・・・?(あぁっ!!・・・確かこの間他のクラスが 追いつきそうにないからって短くしてもらったんですぅ・・・私ったら・・・)」 翠「えっと・・・じゃあ・・・今日はぁ・・・えっとぉ・・・(ま、不味いですぅ。す、することがないですぅ・・・ でも、このままだらだら終わらすのもいけないですし・・・ええと・・・ええとぉ・・・)」 生徒C「せんせー、することないなら塾の宿題やっていいですかー?」 翠「そ、そんな・・・駄目ですぅ・・・学校にいる時は、ちゃんと学校の授業を受けなきゃいけないのですぅ。そんなこともわからないのですかこのチビ人間は」 生徒D「えーでもやることないんでしょ~?じゃ、いいじゃ~ん。なぁ、みんな?」 その他生徒「いーんじゃない?あたし数学やばそうだからする~」「保健はマジでやんないとな~」 「お前保健しか勉強してねーじゃんww俺もだけどなww」「俺、あんま寝てないから寝るわ・・・おやすみ」 翠「あ、ちょ、ちょっと・・・まちやがれですぅ・・・えっと・・・そう!復習!てめーら!、復習しやがれですぅ!!」 生徒E「家庭科なんて家で先日少しやれば点取れるからいいっすよ~」 翠「そ・・・そんな・・・お、おめーら、は、話をするな・・・ですぅ静かに・・・しやがれ・・・ですぅ( 蒼や水銀燈先生の授業はみんな聞くのに・・・なんで・・・なんであたしの授業はみんな聞かないですか・・・)」 学校が終わり、夜蒼星石と飲みに・・・ 翠「ングっ・・・ングっ・・・」 蒼「ちょっと・・・翠星石、そんなに飲まないほうが・・・」 翠「ングっ・・・ぷあ~~!!うるせ~~ですぅ!!ど~せあたしの授業なんか誰も聞いてね~んですぅ!! 確かに、英語や数学に比べたら、簡単ですけどぉ・・・点数だって取ってくれてますけどぉ・・・ でも・・・でもぉ・・・授業なんか誰も聞いてやがんねーですぅ・・・」 蒼「そんなことないよ。落ち着いて。確かにみんなが聞いてるわけじゃないよ。僕の授業だって寝てる生徒とかいるし。 でも、必要としてくれる生徒がいる限り、頑張らなくちゃ駄目だよ。」 翠「・・・蒼はみんな真面目に聞いてくれるし慕われてるからそんなこと言えるんです・・・ 家庭科なんて授業、1日で余裕で覚えられるとかほざきやがるんです!!・・・実際すぐ覚えられますけど・・・ それでも、あたしは・・・みんなと楽しく授業したいんですぅ!なのに・・・みんな、他の科目が 危ないって言って話を聞かないで・・・それでも保健の勉強だけは真面目に受けやがって・・・ ~~~~~!!!!思い出したらまたムカムカしてきたです!!」 蒼「まぁまぁまぁ。あの人の授業は仕方ないよ・・・あれは・・・w・・・ねぇ、翠星石? ちょっと飲むのやめてくれる?落ち着いて聞いて。今のこと、生徒には言った?」 翠「ふぇ?い、言えるわけねーです!こんな恥ずかしいこと!!だ、大体あいつらに言ったって ぜってぇ聞くわけねぇです!そうに決まってやがるです!!」 蒼「そう決め付けちゃうのはよくないんじゃないかな?ちゃんと聞いて欲しいんならまず生徒を信頼しなきゃ。 生徒を信頼しない先生を生徒が信頼すると思う?」 翠「う・・そ、そりゃあ・・・し、しないと・・・思うです・・・けど・・・」 蒼「だったら言おうよ。確かに馬鹿にされるかもしれないけど、翠星石がどんな気持ちで毎回授業で望んでいるのか。 どんな授業をしたいのか。それをみんなに伝えなきゃ。 気持ちをわかってもらった上で 翠星石がみんなを弾き付けるような授業をしたらいいんじゃないかな・・・?」 翠「で、でも・・・あいつら・・・ぜってぇ馬鹿にするです・・・決まってるです。」 蒼「最初はそうかもしれない。でも馬鹿にされてそこで諦めるような神経かい翠星石は?そんなんじゃないだろ?」 翠「・・・そうですぅ。最初は駄目でも・・・きっといつか・・・いつかこの私の魅力で あいつらを膝まずかせてやるですぅ!!靴を舐めさせてやるですぅ!!おーほっほっほっほっほっ!!!!」 蒼「それはまた違うんじゃないかなぁ・・・ちょっと、翠星石、うるさいよ。他のお客さんに迷惑だろ。 ちょ・・・す、すいません。すいません。ほら、翠星石、ちょっと黙って・・・あ、すいません!すいません!!」 翠「おーほっほっほっ!!見てろですあいつら!!必ずこのあたしの虜にしてやるですよぉぉぉぉ!!!!」 蒼星石と飲んで決心した次の授業 翠(次の時間はあいつらの授業です・・・しっかり言い聞かせてやるですよ) 階段を上がる足にも力が篭る。やる気は十分にあった・・・しかし・・・ 翠(果たしてどーいう風にあいつらに言うですか・・・) 授業までは何日もあったのにいい案が何も思いついてなかったのだ。 翠(う~・・・蒼星石は伝わればなんでもいいって言うけれど・・・そんな簡単な問題じゃないですぅ・・・) 全く考えていなかったわけではない。むしろ1日中考えていた。それでも思いつかなかったのだ。 翠(あ~・・・もうあいつらの教室につくです・・・なんとか・・・なんとかしなきゃ・・・) そうこうしてる内にとうとう教室の前までついてしまった。 翠(はぁ~・・・結局何も思いつかなかったです・・・も、いいです。当たって砕けやがれですぅ!! しかしこのクラスは相変わらず騒がしいですねぇ。全く、動物園でもこんな騒がしくないですよ) 扉に手をかけてあけようとしたが、そこで手は止まってしまった。 生徒A「翠星石先生ってさ、教師なのにあんな態度や喋り方で俺ら見下してるのかな?」 生徒B「じゃねえ?自分がこの世で一番とか本気で思ってそうだしな。授業も一人でも寝てたらキレだすし。」 生徒C「そんなとこあるよな。その癖自分の意見通らなきゃ怒り出すし。ガキ以下だよはっきり言って」 翠(な・・・なんでみんなしてそんなこと言うですか・・・そりゃあたしは教師でおめーらは生徒なんですから 立場は上・・・ですけど・・・でも、見下してるなんて・・・一度も・・・) 生徒D「正直聞いてても眠くなる授業やる方が悪いよな~それを寝るなって言う方が無理あるし」 翠(そ、そんな・・・翠星石は・・・必死にみんなに楽しんでもらえるような授業を・・・) 生徒E「テスト前に範囲まとめたプリントだけだしてくれりゃいいのにな。授業なんかなくたって 俺らが勝手に卒業できるくらいの点は取るし」 翠(う・・・テ、テストの点を取ることよりも・・・授業を・・・) 生徒F「な。あんなの前日やりゃほぼ満点取れるし。やる意味ねーよ」 翠(や、やめるです・・・そ、それ以上、言うなです・・・) 生徒G「てゆーか先生遅くねえ?ま、こないのが一番いいんだけどさ。むしろくるなって」 生徒H「ははっ確かに。その分他の科目に時間回せるからな。」 翠(・・・もう・・・やめて・・・やめてです・・・) 気づいたら扉を握った手は震え、目からは涙が零れていた。 扉を開けようと何度も力を入れるがどうしても開かない。いや、開けられない。 性格上、今までにこういうことが全くないわけでもなかった。 しかし心から信頼している人達にここまで言われたことはなかった。 翠(蒼星石・・・ごめんなさい・・・やっぱり無理ですよ・・・) 蒼「授業長引かせすぎたかなぁ…。次の授業まで時間がないや。急がないと・・」 休み時間も残り僅かな廊下で、蒼星石は競歩にも近い早歩きで職員室へ向かっていた。 無駄のない動きで廊下をたむろする生徒の雑踏を切り抜ける。 「翠星石先生ってうざくね?」 翠星石という名を聞き、ふと足を止めた。 私語で溢れかえる廊下の中で、蒼星石は翠星石の名に敏感に反応した。 「よくあんなに口が悪いのに教師やってられるよなぁ」 「あぁ、あれは完全に俺らを見下してるね」 生徒による教師の悪口ほど辛いものはない。人にものを教える立場として仕方の無いことだが。 できれば聞きたくなかったが、足は完全に動きを止めた。 「でも何故か一部のヤツはあいつを崇拝してんだよな。『翠星石先生は最高だって』って」 「あいつ生徒に体売って評価得ようとしてんじゃね?」 「ははは、あり得るー。まぁ一応美人だしな」 気付いた時には、蒼星石はその生徒の方へ向きなおしていた。 蒼「翠星石先生が、どうかしたのかい?」 「あ、蒼星石先生・・!!」 翠星石の悪口を言っていた生徒は、教師の悪口を教師に聞かれた事を気にする様子はなかった。 それどころか、蒼星石に賛同の声を求めようとさえした。 「蒼星石先生ー。翠星石先生って性格悪くないっすか?」 蒼「どうしてだい?」 「だってあの口の悪さはありえないっすよ。蒼星石先生を見習えっての」 蒼星石はその容姿と、誠実さから、男子生徒と女子生徒から絶大な信頼を得ていた。 特に、女子生徒からの人気は他の教師を圧倒していた。 自分のことを良く言われたが、今は全く嬉しくなかった。 「あいつ、絶対俺らのこと見下してますよ」 生徒はそう言うと、一緒に話していた男子生徒と笑いあった。 そして蒼星石にも賛同を求めるかのように笑いかけた。 蒼「そんなことないよ」 「え・・・?」 声は穏やかだったが、蒼星石の目は笑っていなかった。生徒は思わず息を呑んだ。 蒼「ボクから見て、彼女ほど君たちの事を考えている先生はそうそういないと思うよ」 「え、え~、そうっすかぁ?」 蒼「君たちは知らないだろうけど彼女は毎日明日の授業はどうしようかって考えてるんだ。 これで生徒は楽しく授業できるだろうか、分かりやすいだろうかってね。 今日の授業は良くなかったって涙したこともあるんだよ」 「・・・ほ、本当ですかぁ?」 生徒は、普段の翠星石からはとても想像できないと言いたげだった。 蒼「翠星石先生はボクと一緒にいるとき、いつも生徒の話をするんだ。 今日はあの子があんなことを言った、あの子が寝ていて悲しかった、とかね。あ、君のことも話していたよ。」 「え?俺のこと・・・?」 蒼「うん。君はノート作りがとっても上手だってね。授業の内容を理解してくれていてとっても嬉しいって。 でも、最近は寝てばかりで悲しい。そう言っていたよ。」 「で、でも翠星石先生は俺のノート見て字が汚いって言いましたよ」 蒼「翠星石先生は恥ずかしがり屋だから。自分の本当の気持ちをなかなか伝えられないんだ。 けど、表面上の言葉にとらわれずに、翠星石先生の言動を見てごらん。 彼女が君たちの事をいかに想っているかということが分かるはずだよ」 「・・・・・・俺ら、酷いこと言ったのかな」 生徒たちは、ようやく翠星石への悪口に対して罪悪感を感じたようだった。 それを見て、蒼星石はそっと微笑み、生徒たちの頭を優しく撫でた。 蒼「そうだ。今度職員室の翠星石先生の所へ、勉強を教えてもらいに行きなよ。 先生、口では文句言うかもしれないけど絶対に喜んでくれるよ。」 「いつも寝てる俺らが行ってもいいのかな…」 蒼「大丈夫。君たちは、翠星石先生にとって大切な、そして愛すべき生徒なんだから…。」 蒼星石はそう言うと、今度は小走りで職員室へ向かったが、ふと立ち止まり、先程の男子生徒たちのほうへ振り返り、そっと笑い掛けた。 蒼「もちろんボクにとっても、ね」 放課後の職員室、一日の激務をこなした教師たちが安堵の表情を浮かべている。ただ一人を除いて。 翠「はぁ・・・」 翠星石は一人、デスクで頭を抱えていた。 生徒による自分の悪口を聞いてしまった。教師として避けられないものと知りつつも、やはり悲しかった。 翠「翠星石は、嫌われているです…」 もはや明日から授業をする元気も勇気もなかった。 「あ、あの、翠星石先生・・・?」 突然後ろから声を掛けられた。驚いて振り返ると、そこには二人の男子生徒が立っていた。 この二人は、間違いなく翠星石の悪口を言っていた張本人である。翠星石は緊張した。 翠「な、なんの用です…?」 まさか面と向かって文句を言いに来たのだろうか。翠星石は逃げ出したくなった。 「その、これ・・・」 しかし、文句を言われることはなく、代わりに一冊の教科書が手渡された。 紛れも無く、自分の教科だった。 翠「え・・・?」 「いやぁ、勉強教えてもらおうかなぁ、なんて」 よく見ると、もう片方の手にはノートと筆記用具があった。 翠星石は勢いよく立ち上がると、ひったくるように教科書を受け取った。 翠「しょ、しょーがねーなです!いつも寝てるから分からなくなるです! ほ、ほらこれに座って待ってろです!!」 翠星石はそう言うと自分の椅子と、反対側にあった金糸雀の椅子に生徒を座らせ、給湯室へ向かった。 帰ってきた翠星石の手には、3人分の紅茶があった。 「え、先生これ・・・」 翠「か、勘違いするなです!紅茶は翠星石が飲みたいから淹れてきたです!お前たちの分はついでです!!」 翠星石は押し付けるように紅茶を渡すと、教科書を開いた。 翠「お前たちが分からないのはどうせここだろうです!」 翠星石が指差した場所は、まさに男子生徒が聞こうと思っていた場所だった。 「そうです…。でもどうして…」 翠「お前たちが寝てる授業ぐらい覚えているです!それに、ここは小テストの結果が特に悪かったです!」 数百人の生徒を受け持つ教師として、一人一人のことを覚えるということは並大抵のことではないはずである。 この時二人は、廊下で蒼星石の言った言葉を思い出した。 蒼「ボクから見て、彼女ほど君たちの事を考えている先生はそうそういないと思うよ」 翠星石の指導は、口が荒く一見乱暴に思えるが、その実は生徒への愛情で溢れていた。 本人はその表現の方法を知らないのであろう。 男子生徒は、何も知ろうとせずに翠星石の悪口を言ったことを後悔しはじめた。 「あの・・・」 翠「その・・・」 男子生徒と翠星石がほぼ同時に話しかけた。 翠「な、なんです?」 「せ、先生から先にどうぞ…」 そう言われたらこちらから話すしかない。翠星石はぽついぽつりと話し始めた。 翠「その、もし翠星石に授業で問題があったら、言って欲しいです…。 翠星石なりに考えて授業してるですが、やっぱり生徒の意見を聞かないと…」 翠星石が視線を落とす。その姿は、いつも授業で大口を叩く姿とはかけ離れていた。 そこには、誰よりも生徒を想う繊細な女性教師がいた。 「あ、あの先生…!!俺…」 翠「・・・?」 「俺、先生のこと誤解してたみたいっす」 翠「え・・・?」 「先生が俺たちのことそんなに考えてくれてるなんて知らずに、先生のこと悪く言っちゃって…」 「俺も・・・、すいません」 男子生徒たちは、頭をかきながら恥ずかしさのためか下を向いた。 ふと見ると、翠星石のもつ教科書が震えていた。そしてぽたぽたと、雫が落ちる。 驚いて見上げると、翠星石は肩を震わせて泣いていた。 「せ、先生!?」 「俺ら、なんかまた悪いこと言っちゃいました!?」 翠「な、なんでもないです…。目にゴミが入っただけです」 翠星石は涙をぬぐったが、その度に目からは新たな涙が滴った。 そんな翠星石に、横からスッとハンカチが差し出された。 「あ、蒼星石先生・・・」 蒼「生徒の前で泣くなんて情けないなぁ」 蒼星石はそう言うと、男子生徒に微笑みかけた。来てくれてありがとう、と言っているようだった。 翠「う、うるさいです…!!」 蒼「ふふ、ごめん。はい、これ差し入れ。頑張ってね」 蒼星石は机にクッキーを置くと、自分のデスクへ戻って行った。 涙ながらに生徒に教える翠星石を見ながら、蒼星石がそっと呟く。 蒼「翠星石先生…よかったね」 自分は精一杯頑張ってきたつもりなのに・・・いつかは伝わると思って必死に頑張ってきたのに・・・ そんな気持ちは今は駄目でもいつか必ず気づいてくれると信じていた翠星石にとってこの言葉たちは 今まで教師をやってきて、いや生きてきた上で最も心に突き刺さっていった。 翠(もう・・・いや・・・私の何が・・・いやですか・・・どこが、嫌いなんですか・・・ 私は・・・私は、こんなことを言われる為に教師になったんじゃないのに・・・もう、もう無理・・・) 今にも泣き崩れそうな翠星石だったがそこに思いもかけない言葉が聞こえてきた。 生徒JUM「えーでも俺はあの先生嫌いじゃねーけどなぁ・・・」 「えーなに!?意味わかんねぇんだけど」「お前このクラスで一番ボロクソ言われてるのにどうした?」 「この間なんて課題の裁縫踏まれてたじゃん。」 その言葉は翠星石にとっても意外な人物からであった。 JUM・・・クラスでも優等生だがどこかクラスメイトと壁を作ってる生徒、翠星石自身も何回馬鹿にされたかわからない。 この間の授業に至っては裁縫の課題がうまくできてない男子生徒を馬鹿にしてて止めに入った翠星石と衝突し 思わず彼の課題の裁縫を足で踏んでしまったのである。 翠(あいつはこのクラスでも1番私のことを嫌ってると思ってたのに・・・) 涙を拭きつつそのまま話をこっそり聞いてみる。 JUM「確かに正確悪いしすぐ手だすしかといって水銀燈先生みたいにセクシィでもないけどさぁ」 翠(あ・・・あんのちび人間・・・) 翠星石が思わずドアを蹴破る準備をしたその時 JUM「でも課題踏んだのはわざわざ俺の家まできて謝りにきてくれたぜ。そこであんたも教師のくせして暇だなって からかったらキレだしたけどww・・・でもあいつ・・・単に自分の言いたいことをうまく伝えられないだけ なんじゃね?少なくともやる気は他の先生より十分あると思うんだけど」 生徒A「そんなもんかねぇ。俺はそうは思わないけどなー。でもあの先生、からかったら面白いよな。」 生徒J「馬鹿っていうか・・・なんかよくあれで教員になれたよなって感じだよな。」 生徒B「まぁ・・・見てて飽きないよなww」 相変わらず散々言われてるが翠星石は呆然としていた。 私の授業を・・・私のことを嫌いと言ってない生徒がまだいたですか・・・ それだけが頭の中でぐるぐる駆け回っていた。 蒼(生徒を信頼しない先生を生徒が信頼すると思う?) そうだったです・・・確か・・・蒼星石も・・・ 教室内ではまだ悪口が色々言われていたがそんなの言わせておけばいい。 今は好きなだけ言わせておけ。いつか・・・いつか・・・ 翠(そう、いつか・・・服従させてやるですよ・・・!) 涙を拭い教室のドアをおもいっきり開く。 一瞬の静寂の後、また騒々しくなる生徒たち。 翠(まずは・・・こいつらに、私の想いを伝えるですね・・・わかってるですよ、蒼星石。) 大きく深呼吸をし、そして「てめええらああ~~~!!!黙りやがれですぅ~~~~!!!!」 いつもと様子が違う翠星石に思わず驚く生徒たち。 翠「おめーら、黙って聞くです。今日は・・・わ、私が・・・どんな風に・・・いつも、いつも・・・ 授業をやってるか・・・おお、教えてやるです・・・い、いいですか・・・」 生徒C「せんせー、そんなことやってる暇ないっすよ~くるの遅いからもう終わる時間ですよ~?」 翠「えっ・・・?」 翠星石が思わず振り返って時計を見ると同時にチャイムがなった。 翠「あ・・・あっ・・・」 生徒A「終わった~今日は先生くるの遅くてなくて良かったわ~次なんだっけ?」 生徒B「移動教室だよ~あーとっとと行くべ~」 続々と教室を出て行く生徒たちを呆然と見送る翠星石。 翠(そ・・・そんな。待って・・・待って・・・です・・・) そんな言葉が喉まででているのに声にならない。 愕然とする翠星石だったがそんな翠星石に声をかける生徒がいた。 生徒JUM「ほら、これ」 翠「・・・え?」 生徒JUM「こないだの課題。提出今日までだったろ?あんたが余りにくるのおせーから先に集めておいてやったよ。」 翠「あ・・・そ、そりゃ、ご、ごくろーです・・・」 生徒JUM「ん~。じゃ、俺も行くから。あんたもいつまでもそんなとこ突っ立ってないでさっさと行けよ。」 翠(・・・課題、やってる奴、少ねーです・・・でも・・・ゼロじゃなかったです・・・!) それは翠星石が生徒たちに腹がたって思わず勢いでだしてしまった課題であった。 やってくる奴なんて全くいないと思ってた。でも・・・いた。 翠(そうです・・・蒼星石も言ってたです・・・今は駄目でも、少しづつ、少しづつ進んで行けばいいって・・・) 忘れかけていたことを再び思い出した。JUMのおかげで。 翠(と、とりあえず、この課題の出来具合を見るです・・・そ、それから今後の授業の進み方をやって・・・ あーくそ、あのちび人間共のおかげでえらい仕事が増えたです・・・!!どうしてくれるですか・・・!!) そんなことをぶつぶつ呟きながら教室をでる翠星石だったがその顔は綻んでいた。
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/724.html
一日目の体育祭 その1・やっぱり、この人達は大のお祭り好きだった・・・・・・・・ 蒼星石(赤組担当教師)「一日目は、女子100m走・男子の障害物競走・女子の借り物競争・学年対抗、騎馬戦・紅白リレー・・・・・」 雛苺(赤組担当教師)「うん。二日目は、綱引き・玉入れ・男子200m走・女子の障害物競走・男子の借り物競争・騎馬戦MK-Ⅱ・有栖学園大武道大会の予選なのー」 雪華綺晶(赤組担当教師)「三日目は、学年対抗8人9脚・教師限定水泳対決・有栖学園大武道大会・決勝戦か・・・・・・・・」 雛苺「ねぇー三日目の2つの種目。体育祭とは、離れているのー」 蒼星石「うん。確かに・・・・・・・・」 水銀燈(赤組担当教師)「まぁー良いじゃない。楽しければ、全て良し!で~」 教師一同「うん。そうだなー久しぶりに楽しもう~~」 生徒一同「お願いです。やっている僕(私)たちの身にもなってください!!」 その2・100m走の場合(因みに、この2人は双子の姉妹で) 巴「白組の為に(桜田君の為に)、絶対に勝つ!」 めぐ「巴ちゃん、こっちも負けないわよー!」 のり(白組)「あらあら・・・・・・・皆一緒に頑張りましょうね~」 コリンヌ(姉)(赤組)「この勝負、100%私の勝ちね」 オディール(妹)(白組)「お姉ちゃんには、負けないもーん!」 薔薇水晶(司会)「さぁー早速、女の戦いっと言うより、女の修羅場が開始ましたー。因みにこの100m走、妨害アリの何でもアリだからね」 雪華綺晶「位置について・・・・・・・よーい。」 ドーーーーーーーーーン(バズーカ、発射の音) 結果・1位のり 2位コリンヌ 3位巴 4位めぐ 5位オディール 四人「ま・・・・・・負けた・・・・・・この人なら、絶対に勝てると思ったのに・・・・・・・」 のり「~~~~~~~♪」 ジュン「そう言えば、姉ちゃんって。ああ見れても、足速いんだっけ~」 その3・男子障害物競走 ジュン「じゃあ、もう。そろそろだから。行くよ。」 巴「う・・・・・うん。ごめんね、私がもうちょっと頑張ればよかったのに・・・・・・・・・」 ジュン「いいよ。次の種目まで、ゆっくり休みなよ。」 巴「うん・・・・・・・分かった。頑張ってね」 ジュン「ああ」 第一の障害、梯子くぐり。 第二の障害、粉の中の飴を口で探す。 第三の障害、有刺電線くぐり。 第四の障害、平均台渡り(平均台の下には、地雷が埋まっています) 第五の障害、壁登り。 最後の障害、毒蛇の穴でゆっくりと歩く(キングコブラもいるよ) 結果・1位 ジュンだったのだが・・・・・・・・ ジュン「ちょっと待てぇぇぇーーーーーーー!!」 翠星石「なんですぅ?」 ジュン「なんだ!?この最後の障害は!?今、もの凄く息苦しいぞ!!」 翠星石「大丈夫ですぅ。今、解毒剤を飲ませるですぅ~」 ジュン「・・・・・・・それは、良いが。何で、口を出す?」 翠星石「口移し」 ジュン「・・・・・・・・・・・・・スマン。それは止めてくれ。だからって、真紅先生も対抗するな。・・・・・・・って、巴。ち・・・・違うんだ。こいつらが・・・・・・・・」 薔薇水晶「おおっと~白組の大将、桜田ジュン君をめぐって、真ちゃん・翠ちゃん・柏葉さんが大激突。どんどんやっちゃえ~~~」 水銀燈「あんた・・・・・・・かなりのノリノリねぇ・・・・・・・別な意味で、怖いんだけど・・・・・・」 金糸雀(白組本部)「あっ・・・・・・・・ジュン君の顔色が青くなってるのかしら。」 その3.2・黒幕 めぐ「ところで、この障害を決めたのって、誰なの?」 雪華綺晶「私だ!」 その4・女子の借り物競争 巴「桜田君。今度こそ、頑張るから・・・・・・・あの世で、見守って・・・・・・」 めぐ「巴ちゃん、桜田君。生きているから」 のり「あらあら・・・・・・・また、皆と同じね。また、一緒に頑張りましょうね~」 コリンヌ「次こそ、勝つ!」 オディール「絶対に負けないもん!」 雪華綺晶「位置について・・・・・・・よーい。」 ドーーーーーーーーーン(バズーカ、発射の音) 一同、一斉に走り出し。メモの所まで来ました 巴「どれに・・・・・・これだぁー!(メモを読む)・・・・・・・・・・・本気ですか?」 のり「あらあら・・・・・・・・・・」 めぐ「私には出来ないわ・・・・・・・・」 コリンヌ「・・・・・・・・・・・・」 オディール「・・・・・・・・・・・」 薔薇水晶「おおっと、皆、メモを読んで困っておりますーさぁ―この種目は終わるのかー?」 結果・一同棄権 ローゼン「ねぇー。今のメモに書いてあったの、何なの?」 雛苺「これなのー」 巴が引いたメモ……ジュンの口を奪え のりが引いたメモ……真紅お気に入りのくんくん人形を、全部持ってくる めぐが引いたメモ……水銀燈の髪の毛×20本 オディールが引いたメモ……雪華綺晶の大事な戦車を持ってくる コリンヌが引いたメモ……翠星石と蒼星石のキスしてる写真 薔薇水晶(メモを書いた人)「簡単な、種目だったらつまらないもん~。今日から3日間、大暴れするぞー」(笑顔) 水銀燈「あんたねぇ・・・・・・・・・・・・」 その5・学年対抗、騎馬戦対決(紅白関係なし) 薔薇水晶「さあ、一日目の体育祭の方も残り2つ。次の競技はリレーと騎馬戦を組み合わせた、有栖学園名物『デスマッチ騎馬戦』!五人一組の騎馬でリレーを行います。騎馬同士のガチンコバトルもOKという、他に類を見ない究極のリレーだよ」 他一同「いや、もうこれリレーじゃないだろ」 薔薇水晶「去年初めて行われたこの競技ですが、去年は31人ものケガ人が出ました。今年は何人が病院に行くのでしょう? 参加者の皆さん、遺書は書き終わりましたか?万が一の事があっても、学園側は一切責任を負いませんよ」 真紅「因みに、この学園の生徒の保護者からは『ケガをする奴が悪い』『うちの子供はケガをするほどヤワじゃない』という考え方よ。お陰でPTAはうるさくないけど、やっぱり何か間違っているわ」 ローゼン「ハハハハ~~~面白ければ全て良しだ。皆―ガンバレよー」 その5.2・騎馬戦というよりケンカ祭り 薔薇水晶「さあ、三年、二年、一年、各学年の代表チームがコース上に並びました。点差は極めて僅差、このリレーに勝利した学年が優秀!」 雪華綺晶「それでは、位置について、よーい……スタート!」 コリンヌ(一年の第一走者チーム)「みんな、下の方は任せるぞ!私が二年と三年のハチマキを取る!」 男子Q「おう!」 男子K「頼んだぞ、コリンヌ! ハチマキを取られたチームは五秒間止まる事になっているからな。取ればこっちが有利だ!」 めぐ(二年の第一走者チーム)「そうはいかないわ。ハチマキは私が取る!」 山本君(三年の第一走者チーム)「させるないよ!君たちのハチマキは僕が貰う!」 薔薇水晶「おおっと、スタート直後から大混戦! ハチマキを取るのはどのチームか?」 金糸雀「このゲームの欠点は、ゴールするまで時間がかかる事なのかしらー。タイムスケジュールが進まないし」 蒼星石「それだけが問題点じゃない気もするんだけど……」 その5.3・デッドヒート 薔薇水晶「結局、ハチマキ争奪戦は実力伯仲で勝者出ず。三チームは前に走ることを優先しました。 五人一組の騎馬ですが、各チームとも上手く走っています。さあ。まずは一年チームが第二走者にバトンタッチしました!」 コリンヌ「頼んだわよ、Gくん!」 男子G「ああ、任せろ」 薔薇水晶「続いて三年チームも山本選手からU選手に、二年はちょっと遅れてめぐ選手から巴選手に。意外とチームワークがいい一年チームに追いつけるのか?」 コリンヌ「意外って何よ、意外って」 男子Q「反論できないけどね」 翠星石「うんうん、そうですぅ」 一年全員「いや、あんたが頷いちゃダメだろ、1年生担任」 その5.4・決着! 薔薇水晶「ぶつかって、もみ合って、落ちて、転んで、やはり今年もケガ人続出! それでもレースは進み、バトンは最終ランナーに! 勝利のテープを切るのは、果たしてどのチームか?」 ジュン(二年チーム・最終走者)「最後に勝つのは、この僕だ!」 オディール(一年チーム・最終走者)「私だって!」 のり(三年チーム・最終走者)「えっ? ちょっ、ちょっと待って。どうして私が最終チームに入ってるの?しかもこの二人を相手にバトルしろって言うの?ええええええっ!?」 (かなりの、混乱状態) 3年男子Z「やっぱ順番間違えたかなあ」 3年女子J「そうね。面倒だからとクジで決めるべきではなかったわ」 薔薇水晶「後悔先に立たず!のり選手、コリンヌ選手にあっさりハチマキを取られて五秒間のストップ!その間に二年と一年チームはラストスパート! 勝つのはどっ ちだ?」 めぐ「頑張れー、桜田君!ここで負けたら・・・・・・・」 巴「薔薇の鞭叩きで~桜田君も他の四人もオ・シ・オ・キだよ♪」 ジュンチーム「!!!!!!!」 薔薇水晶「おおっ、二年チームが脅威の末足を見せてゴール!二年チームが1位です!」 巴「お馬さんを走らせるには、アメとムチの使い分けが必要だね」 めぐ「至言だね。ちょっと怖いけど・・・・・・・」 その6・変わった、紅白リレー ローゼン「今更、思ったけど。体育祭って、この学園の建物使わないよね」 薔薇水晶「うん・・・・・・・確かに」 二人「あっ・・・・・良いこと考えた」 1時間後・・・・・・・・・・・・ 紅白リレー代表生徒「ハァハァハァハァ・・・・・・・・・・・スミマセン。今の無理があります」 ローゼン「う~ん。やっぱ、大変だったか」 薔薇水晶「『校庭から、屋上まで一気に走ろうぜ~紅白リレー』結構、良い考えだったのに~」 二人除く全員「このバカップルはぁぁぁーーーーーーー!!」 その7・一日目終了 翠星石「ふぅ~これで、一日目は終わったですぅ~」 真紅「そうね。今日のケガ人は、12人。明日は何人かしら?」 雪華綺晶「明日は、私たちも種目に出れるし。ストレス発散だな」 水銀燈「ホント~皆、筋肉痛にならないかしら?」 雛苺「けど、ここで筋肉痛になったら、この学園では生きていけないのー」 金糸雀「そうなのかしらー」 ローゼン「まぁー色々な事があったけど。・・・・・・・やっぱ」 全員「いやぁ~平和な体育祭だったなあ」 ラプラス(この人も、お祭り好き)「明日も今日のように平和な日であれば良いのですが」 薔薇水晶「そうですね」 真紅「教師全員、警戒を怠る事無く、体育祭を無事に進行させます」 ローゼン「ああ、任せるよ。君達には期待しているよ。それで、解散」 蒼星石(裏門で)「これの何処が、平和な体育祭なの・・・・・・・・?うううっ・・・・・明日から、僕も胃薬用意しておこう・・・・・・・あっ、白髪。これで、54本目だよ・・・・・・」 一日目ー終了ー 2日目の体育祭
https://w.atwiki.jp/y7_trident/pages/23.html
チームについて +... チームとは、複数のプレイヤーキャラクターで編成を組むことです。 (一人でもチームは可能ですが、メリットがありません) チームを組むことによって、そのチームの人数に比例して経験値の優遇があります。 (男性キャラと女性キャラの人数比率で優遇率は変わるそうです) チームメンバーが近くに居るとチームメンバーのHPバーが表示されます。 チームを組むメリット 経験値が増える(※ここが重要!テストに出ます) 強い人について回ることで本人が倒していない敵の経験値を貰うことができる。 近くのチームメンバーのHPをバーで確認できる。(ポインタをキャラに合わせて確認する必要がない) チームを組むデメリット 死んでいる状態ではペットが敵を倒しても経験値が入らない。 近くでチームメンバーが狩をしていると、経験値が吸われてしまう。 チーム作成方法 1.画面下部の「交流(X)」をクリックし、表示された画面の「チーム」タブをクリック。 2.そのウインドウの下の「チーム作成」ボタンをクリック。 3.チーム名称を入力。決定。 チームへの勧誘方法 発言されたチャットメッセージのキャラクター名をクリック→「チームに招待」 画面下部の「交流(X)」をクリックし、表示された画面の下の「チーム招待」をクリック→名前を入力もしくは、近くに居るなら表示された名前から選択。 画面下部の「交流(X)」をクリックし、表示された画面の「友達」タブをクリック→友達リストから招待したい人をクリック→「チーム招待」 チーム加入方法 チームにすでに入っている人に勧誘してもらう。 結論 チームに入らないデメリットの方がおおい! チームに入ってくれることで、他の人の経験値倍率があがるので、何もしなくてもフォローになる! つまり。 チームに入ってくれると周りのメンバーがうれしい! チーム入れてーっていわれて嫌な人は居ません! 人数オーバーだったら新しくチームを作りましょう! 許可証ダンジョンについて +... 特徴1. 通常のダンジョンとは違い、入るために許可証が必要な時間制限ありの3つのダンジョンです。 特徴2. プレイヤーのレベルによって敵のレベルが変わります。 特徴3. 許可証ダンジョンはダンジョン独自のリアルタイムのクエストがあり、画面右下にクエストが発生すると表示されます。 特徴4. 至高、伝説、神器クラスの装備がドロップされます。(神器は最上レベルダンジョンのみ・・・??) ダンジョン3つのそれぞれの特徴 1.黄金峠 制限時間はひとつの許可証で1時間。 ゾンビ系統の敵がメインです。 登場するボスはカラサ、スネークスーラ、シャドール等。 2.メシア回廊 制限時間はひとつの許可証で1時間。 人系統の敵がメインです。 登場するボスは将軍とか、ドラゴンっぽいのとか!(ちょっと調べますw) 3.サファイア収穫祭 制限時間はひとつの許可証で15分。 樽がメイン。樽を壊した時に、ライオン、カニ、蛇、とか。 レベルチェンジタイミング 黄金峠 1、20、40、60 メシア回廊 15、35、55、75 サファイア収穫祭 25、45、65、85 許可証ダンジョンは敵のレベルも高く、しっかり育てていないとソロでは難しいこともあるかも知れません。 ダンジョンのレベルチェンジのタイミング直後はかなり厳しく、チェンジのタイミング直前は余裕が出ます。 設計図について +... まず、簡単に生産について説明します。 生産とは『装備や薬を生産すること』です。 その生産に必要なものが 材料 設計図 作成時間(特に何か作業をするわけではなく、スキルのレベルアップのような感じ) モンスターからドロップする装備ではアクセサリーと服装では(基本的に)青以上のレアリティの装備は手に入らず、 生産して作成する必要があります。 設計図は装備や薬を生産する時のレシピのようなものです。 使用する事で、レシピを覚えることができます。 ですが・・・。 覚えられるレシピ数の上限がある(合計200) 覚えられるレシピは○○レベル以上からと必要レベルがある このため、手に入れても覚えられない設計図がたまっていきます。 抱えきれない設計図をどうするか。 私、ルフェの個人的な考え方ですが、 どうしてもコレを将来作りたいという設計図は残しておく 覚えられるものは覚えていき、覚えられる設計図の限界数になったら、いらないものを削除していく もしくは・・・。ほしいアイテムを絞って、生産できるようになってから設計図を探す。 実際に生産するにしても、材料の確保がむずかしく、 その生産ができるころには他の設計図に目移りする可能性が高い為です。 また、高レベルの設計図に関しては現在の最高レベルの99レベルを超える必要レベルの設計図も存在し、 今後レベルキャップ解除が行われないと使えない設計図や 材料自体が現在存在しないもの、許可証ダンジョンでしかドロップしないものもあるようです。(未確定情報) 最後に、現状では、ある程度のレベルの設計図までは、 ギルドメンバーで協力し、材料の確保が容易になりつつありますので、 メンバーに協力を仰ぎ、生産する方向も視野にいれて設計図ライフをお楽しみくださいw クエストについて +... クエストには5種あります。 メインクエスト:物語の主軸となるクエストです。 デイリークエスト:毎日受ける事ができるクエストです。 サブクエスト:ストーリーの主軸から外れたクエストです。討伐クエストや収集クエスト、配達クエストがあります。 ギルドクエスト:各ギルドの専用クエストです。達成報酬は少なく、ギルドの経験値を上げるためのクエストです。 クイッククエスト:突然受信するクエストです。レベルが上がってくると現在なくなっています。 このクエスト、中でも特にメインクエスト、受け取った時には敵が強すぎてムリすぎるモノが多々あります。 その場合、どうしてもクリアしたければ、ギルドメンバーに手伝ってもらうことができるクエストもあります。 ですが、クエストをクリアすることを目標にすると、絶対に詰まってしまいます。 51レベルで受け取る「蛇の君主」クエストなど、75レベルを超えてもまだクリアできない人が多いです。 メインクエストで詰まりそうな箇所 1.「新しい手がかり」発生レベル39、不完全な図鑑クエスト完了後。 石棺を破壊し、遺品を集めるクエスト。 このクエストはオートサーチでの目的地はモンスターの沸きが激しく、受けたレベルでは厳しいので、レベルアップしてからか、 B4の最初の小さな部屋で石棺が沸くのを待つ方が達成は早い。 2.「鋼の守護者」発生レベル41、新しい手がかりクエスト完了後。 ボスモンスターのジャーマンを討伐するクエスト。 このジャーマンは非常に防御が高く、また、攻撃範囲が広いです。 キャラクターの防御力が2000くらいでクリティカル発生の上で最大で6000~8000くらいのダメージを受けます。 ただし、ジャーマンの攻撃はペットに対してはなぜかあたりません。 ペットを主軸に攻撃し、キャラクターは8マス以上はなれて待っているのがお勧めです。 この際、ペットの攻撃力が低いとジャーマンに対して攻撃が通らず、すぐに回復されてしまいます。 大体ですが、500以上のダメージのペットが二匹以上か、750以上のダメージのペットが一匹で討伐可能です。 もしくは、黒曜の騎士を召還すると討伐可能です。 3.「二つ目の欠片」発生レベル46、死刑執行人クエスト完了後。 不死王シャドールを討伐するクエです。 シャドールも普通に倒せません。 黒曜の騎士で倒すのが簡単です。 もしペットで倒すなら、ボスペットが二匹はほしいところです。 4.「蛇の君主」発生レベル51、閉ざされた種族クエスト完了後 君主スネークスーラを討伐するクエストです。 黒曜の騎士でも討伐できません。一撃で黒曜の騎士が溶けますw ボスペット3匹で討伐可能のようですが、大体キャラクターレベル90前後で倒せるようになるといううわさです。 ギルドダンジョンについて(編集中) +... ギルド戦として、3つの城の奪い合いのイベントがありますが、この城を自分のギルドの所有地にする事で、 ギルドメンバー専用のギルドダンジョンが利用できます。 このダンジョンの特徴は以下のとおりです。 経験値がおいしい敵が多い。 アイテムのドロップ内容が良い。 ギルドダンジョン内で敵を倒すとランキングのギルド評価が上がりやすい。 ギルドダンジョン内の敵を倒すと城のポイントが蓄積され、ギルド戦を有利に戦うことができる。 ペットは受動モードになり、主動にすることができない。 ギルドダンジョンの入り方ですが、 まず、自身のギルドがどの城を所有地にできているかの確認が必要です。 基本的に今現在はエリック城を主として所持していますが、維持できるかどうかは今後のがんばり次第です。 ギルドページを表示して公告のすぐ下にギルド城の占領状態が書かれていますので確認ください。 ギルド城への行き方 各陣営の町の転送師(?)から移動ができる他、徒歩などで行くことができます。 場所はカモス平原にありますので、マップから確認ください。 ギルド城の中で迷子にならないために。 ギルド城に入ったら、最初に十字路があります。 この十字路を右上方向へ進んでください。 その後、突き当たりを左上方向へ進むと地下に降りる階段があります。 ギルドダンジョン内のモンスター分布(写真入れて書き込みます。。しばらくお待ちください) 1.赤い骸骨集団。 左上の方。ギルドダンジョン内で一番弱い部類の敵でしょうか。 ここで自動放置してもRS稼ぎになるかも知れません。 2.石像集団。 ギルドダンジョン中心部にいます。 一番経験値がおいしいのでお勧めです。 攻撃して、ガーゴイルになるものも居ます。 その際には攻撃後、ターゲットが外れてしまうので注意が必要です。 3.赤い魚人集団。 中心部の石像集団を抜けた先、右方向にいます。 定点放置でペット狩りができれば、この場所はおいしいです。 自動狩だとボスに攻撃してしまい、死体となっていることもあります。 4.黒い魔法使い集団。 中心部から右に進み、突き当たりを左に進んだところにいます。 ここから更に奥に進むとボスが居ますのでご注意ください! 自動戦闘での放置に向かない敵です。 5.ゴスキン。 魔法使い集団から更に奥にいるボスです。 魔法しか効きません。 このボスを1200回倒すとペットにできます。 6.ギルドダンジョン内全域 クモと箱があります。 これらもドロップも実はよかったり。 これらを狙ってというのはあまりお勧めしません^^;
https://w.atwiki.jp/pixiv_knight/pages/16.html
名前をクリックするとそれぞれのキャラシートを見ることができます。 名前 性別 年齢 種族 cm/kg 3L 備考 國葉(コクヨウ) ♂ 1000↑ 天使×一つ目 180/65 NL/BL ― シオン・フロックハート ♂ 140 魔族×妖精 187/60 NL ― 影朧(カゲロウ) ♂ 38 獣人 175/55 NL/BL ― フィクラ・エクレール ♂ 158 兎獣人 168/63 NL テンションの上下が激しく年の割に思考回路が単純。 ネオソフト ♂ 27 人間 171/69 NL ― ニコルド・レイニッヒ ♂ 27 人間 177/60 NL/BL ― ミハエル ♂ ♀ 2000 堕天使 167/45 NL/BL/GL 人LOVE ハイデマリー・シュミット ♀ 47 龍人 161/57 NL/GL 明るいようで根暗、ちょっとGL寄り。 以降の登録キャラクターは下部に追加してください。 年齢は基本的に実年齢を記載。 実年齢の表記がなければキャラシートに沿ったものを記入します。 備考欄は自由に編集してください。30字前後が適当です。 補足イラストへのリンクを貼る場合は、別窓で表示されるようにしてください。 名簿編集方法
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/87.html
鈍い音の後に、濁った何かが倒れる音。 不良A「だからよぉ、さっさと金出せよ」 男子A「無い……って言ってるだろ!」 負けじと、男子Aは立ち上がり不良Aに立ち向かうべく大振りにこぶしを振るうが いとも簡単に、それはよけられ。逆に不良Aから蹴りを入れられる。 不良A「おめぇみたいなひょろひょろしたのが、俺に勝てるわけねぇだろ?」 男子A「ぐぅ……」 おなかを押さえて、顔だけ不良Aに向けて睨む男子A。 不良A「もういいや。自主的に金だしてくんねぇんなら、ボコボコにしてから身包みはい」 でやるよ。と、言いかけたが「君、何をしているんだね?」と、後ろからかけられた声に 不良Aは、慌てたようにそちらを向く。 ラプラス「ふむ……これが、俗に言うカツアゲと言うヤツか。実に、古典的ですね」 顎に手を添えてそんな事を言いながら、男子Aに近づき大丈夫かね? と、立たせ制服についた土ぼこりを払う。 不良A「このウサギやろう! 俺を無視するんっ!?」 殴りかかろうとした不良Aだったが、ビタッとラプラスの長い片足がいつの間にか自分の顔面に触れるか触れないかの所で 止められ、言葉に詰まる。 ラプラス「一応、私は教頭であり教師です……こういうことは、まったく持って遺憾な事」 不良A「う、うるせぇ!!!!」 足を下ろし、凛とした態度でラプラスがそう言うと、不良Aは先ほどの事を忘れて殴りかかるが その拳は、簡単に受け止められ、不良Aの視界は一瞬ぐら付いたと思ったら空を見ていた。 ラプラス「私はですね……こういった屑な行為はだいっっきらいなタチでしてね?」 不良Aの上から、睨むわけでもなくただその紅の瞳で見ながらラプラスはそう言う。 不良Aは、いったい自分に何が起こったのか分からない。 気づいたら衝撃が来ていつの間にか空を見ていた。 ラプラス「さて、君。保健室に行ってきなさい。怪我の手当てをしてもらうように」 ラプラスは、男子Aにそう言うと、改めて不良Aを見る。 ラプラス「君は、どうするかね? これ以後、態度を改め勤勉な生徒になるのなら見逃すが?」 不良Aは、ラプラスにつかまれている手を強引に外すとすぐに立ち上がる。 不良A「てめぇ、いったいなんなんだよ!」 ラプラス「ふむ……私は、ただのウサギですと言えばいいですかね?」 不良A「ふざけんなぁ!!!!」 こりもせず、蹴りを放つ不良A。 しかし、その蹴りはラプラスに届く事なく摑まれた。 ラプラス「更生するつもりは無いと?」 不良A「なんで、俺が更生する必要あんだよ! ぁ?! 言ってみろや! このうさぎが!」 ラプラス「先ほども言いましたがね? 私は教頭ですが教師でもあります……生徒を正し道に導くのが教師でしょう?」 不良A「そんな綺麗事!」 ラプラスに摑まれている足を、どうにか振りほどき吼える不良A。 ラプラス「君は、頭をちょっと冷やしなさい」 そう言った瞬間、ラプラスの姿は消え。 不良A「え?」 不良Aは宙に飛ぶ。 ラプラス「君は、物事を狭く見すぎじゃないかね? もっと視野を広く持つべきだ」 地面に叩きつけられた不良Aに、こう声かけるラプラス。 しかし、不良Aはそれに答える事もできず、最後の足掻きとばかりに不敵な笑みを浮かべると気絶した。 ラプラス「……ふう、やれやれ。私にこういうのは合わないのですがね……」 ため息をついて、気絶した不良Aを担ぐラプラス。 そういえば、なぜ私はここに来たのでしたっけと、思いすぐにその答えは出る。 ……あんの馬鹿校長。どこ行ったんですかまったく。