約 70,238 件
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/35443.html
無頼提督 シウバ・ワンダフォー UC 水/闇/自然 (6) クリーチャー:ビーストフォーク/ドリームメイト/ハンター/エイリアン 5000 ■マッハファイター ■相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 ■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にある多色カードをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 作者:翠猫 DMSPP-01「伝説、豪傑、再集結!スーパー・ヒーロー・パック」収録。種族はビーストフォーク、ドリームメイト、ハンター、エイリアンの4つ。 多色カードをサーチできる提督。マッハファイターも持つ。 《希望の守り手シウバ》と《幻獣提督ウー・ワンダフォー》の合体カード。 関連 《希望の守り手シウバ》 《幻獣提督ウー・ワンダフォー》 収録エキスパンション DMSPP-01「伝説、豪傑、再集結!スーパー・ヒーロー・パック」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/35442.html
電磁提督 ペッパー・シューター UC 水/火/自然 (6) クリーチャー:サイバーロード/グレートメカオー/ハンター/エイリアン 5000 ■ジャストダイバー ■相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 ■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にある多色カードをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 作者:翠猫 DMSPP-01「伝説、豪傑、再集結!スーパー・ヒーロー・パック」収録。種族はサイバーロード、グレートメカオー、ハンター、エイリアンの4つ。 多色カードをサーチできる提督。ジャストダイバーも持つ。 《希望の守り手ペッパー》と《機械提督サウンドシューター》の合体カード。 関連 《希望の守り手ペッパー》 《機械提督サウンドシューター》 収録エキスパンション DMSPP-01「伝説、豪傑、再集結!スーパー・ヒーロー・パック」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dmorika/pages/2009.html
《生神の勇猛提督ギリアーナ》 生神の勇猛提督ギリアーナ R 自然文明 (7) クリーチャー:ホーン・ビースト 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から名前に《生神》とあるカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中に、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 作成者:氷月 フレーバーテキスト DMO-16 「真話編 第4弾 終末真話(ラグナロク・ミソロジー)」 収録セット DMO-16 「真話編 第4弾 終末真話(ラグナロク・ミソロジー)」 参考 生神
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/583.html
前回の話 「……!」 水平線の向こうから幾つかの影が近づいてきた。 しかし、自分の心中は平穏ではなく、 夜空のかけた満月が運命を大きく捻じ曲げたと思わせる程度には不気味で脅威な存在に見える。 「提督、艦隊が帰投しました……」 岸壁に上陸した艦隊のうちの扶桑が報告に上がる。 しかし、扶桑は旗艦ではない。 では何故随伴艦の扶桑が報告に出ているのか。 何故今にも泣き出しそうな程に顔を歪めて低い声で報告しているのか。 敵艦隊撃退に成功したにも関わらず、何故他の随伴艦も一様に目を逸らしているのか。 何故なら。 「なお、旗艦山城の行方は未だ不明です……」 自分は、鉄の味がする程乾いた唇に歯を立てる。 海戦には勝利したが、ちっとも喜べなかった。 …………………… ………… …… 陰りない程燦々と海を照らしていた夕べの陽は、自分らを騙して悪夢の海に引き込もうと企てていたのだろうか。 何の罪もない筈の遥か遠くの恒星にさえこんな疑心を向けてしまう。 人間は兎角理由をでっち上げて何かに押し付けないと気が済まない生き物だ。 今の自分は冷静さを海の底へ沈めてしまっていた。 「何処へ行きやがったんだ、山城……!」 鎮守府庁舎の屋上で、自分は目の周りに痕ができる程双眼鏡を覗き込んでいた。 庁舎より低い背丈だが沿岸に建つ灯台も、山城へ母港の位置を示そうと忙しなく光の柱を回転させる。 闇の地平線に目を凝らしても、軍艦どころか貨客船一隻見当たらない。 「提督、お体に障ります……」 背後から扶桑の声が聞こえた。 いつの間に屋上に来ていたのか。気配に気付けなかった。 しかし気に留めない。 自分は双眼鏡を通して水平線を睨み付ける。 「提督、もう寝ましょう?」 「扶桑が先に寝ろ。私もそのうち寝る」 山城を大事にしている姉の扶桑が、今は鬱陶しかった。 誰かと話す気分ではない。 追い払う目的でそんな科白を吐き捨てる。 「…………」 扶桑は諦めたのか、何も言わなくなった。 下駄が小さく床を踏み鳴らす音の後、屋上の扉を閉める音が聞こえた。 …………………… ………… …… 次の日。 空腹感はあるのに食欲がないと言う経験を初めて味わった。 食事するのも億劫で、そんな時間も惜しい。 自分はスケジュールを乱し、真昼間にやっと起床した。 極最低限の書類執務だけ片付け、あとは手掛かりなく地平線を睨み付けるだけ。 出撃も演習も、建造も開発もさせず、遠征は前日行っていた指示を繰り返すだけ。 食事も間宮から押し付けられた握り飯を流し込むように食べただけ。 全てがどうでもよくなっていた。 陽が沈んでから海を見渡し続けても、目に映ったのは少しの艦娘の集団だけ。 あれは何処の鎮守府所属の艦だろうか。 嗚呼、数時間前に自分が送り出した遠征部隊だったか。 秘書艦扶桑に呼ばれて下に降りるまで分からなかった。 私の顔を見るなり艦らは異常なものでも見つけたようにぎょっとしていた。 よくやった。ではまた遠征に赴いてくれ。 気にせず空虚の労いの言葉を贈ったが、艦一同の表情は晴れない。 当然か。 遠征部隊の出港を見届けた後で扶桑に手鏡を見せられ、自分も驚いた。 開いていない程に細められた目の下には隈が出来ており、 その上から双眼鏡を押し付けた焼印のような痕がついていた。 おいおい、何て醜い顔を見せるんだ扶桑よ。 自分は逃げるように再び屋上に戻ったが、もう双眼鏡を手に取る気力さえ残っていない。 偶々ポケットに入っていた煙草に手を付ける。 煙草は双眼鏡と違って紙で出来ているから軽くて楽だなあ。 早速点火して煙を吸引してみると、思いのほか重かった。 肺に重くのしかかり頭がくらくらする。 でも構いやしない。 山城はもういないのだ。 あの日の夜戦で山城からの通信が途絶えた時、山城は命を散らしたに違いない。 扶桑が山城を"轟沈"ではなく"行方不明"と報告したのは、 沈んだ事も確認出来ない程文字通り木っ端微塵に散ったからだろう。 彼奴は姉と違って普段から"不幸"だの"欠陥"だのぼやいていたからなあ。 "口は災いの元"と言う諺を教えてやるべきだったか。 あの山城がいないのでは、自分も不思議と生きる気力が湧かない。 このまま呼吸不全で死んでしまってもいい。 自分はこの鎮守府の艦からは慕われている事もないから、困る奴もいない。 おや、いつの間にか携帯灰皿が臭い吸殻で満杯になっているではないか。 しかし喫煙はやめない。 今咥えている吸殻をほろりと落とし、そのまま箱に手を伸ばす。 吸う。落とす。吸う。落とすを繰り返す。 「提督!」 誰かが自分を呼ぶ声がした。 死神か。随分な重役出勤だな。 死神に体を揺さぶられる。 赤い目に黒髪、そこからそびえ立つ艦橋が目に映る。 ……山城? どうやら私の迎えを担当する死神は山城だったようだ。 死んだ山城が私を連れて行ってくれるのか。 「何を仰ってるんですか! お気を確かに!」 口に咥えていたものを奪われた。 何をするんだ、山、城……。 体を揺さぶられた事で限界が来たのか、遂に自分の意識は底なし沼へと堕ちてゆく。 山城、今行くからな……。 …………………… ………… …… 視界が黒で染まっている。 自分の後頭部が柔らかいものを感じている。 自分がいるのは天国か、地獄か? 判断がつかない。 そう言えばまだ走馬燈を見ていないな。 それならこの真っ暗闇を背景にぼんやりと流れる筈だ。さあ来い。 しかし待ち伏せても何も流れず、反して自分の意識が覚醒していく。 自分の視界も開けてゆく。 闇が真ん中から上下に向かって割れていき、ぼんやりと何かを映し出す。 「あ、提督……」 「……扶桑?」 長い黒髪を垂らして扶桑の赤い目が憂げに私を見下ろしていた。 頭と反して腰から下半身にかけては硬い感触がある。 ……扶桑に膝枕されているのか。 私はまだ死んでいなかったのだな。 扶桑は私の目覚めを確認してから夜空を見上げ、溜息をついた。 「月はあんなに綺麗なのに……」 それを聞いて私の鼓動は大きく跳ね上がった。 いやいや。 あれは山城とだけ決めた合言葉だ。それを知らない扶桑がそう言うつもりで言ったのではない。 それを知ってか知らずか、扶桑の口は小さく動く。 「提督。山城は沈んだと思いますか?」 分からない。 只さっきの自分はそう思っていた。 やけに乾いた唇を無理矢理動かしてその問に応える。 血が巡っていないかのように頭は働かず、思っている事をそのまま口にしたが、扶桑は平手を張る事もなかった。 「そうですよね……。煙草もあんなに吸っていましたし」 扶桑は少し顎を下ろして前方のある一点を見詰めた。 その方向に首を回すと、そこには煙草の吸殻が幾つも転がっていた。 あれは全部、私がやったのか。煙草一箱消費したのではないか。 ヘビースモーカーでない自分は只々驚く。 次に扶桑は私を見下ろした。 その顔には、まるで手のかかる子供を見る母親のような目が貼り付いていた。 「山城がちょっといなくなっただけでこんなになるなんて、提督は余程山城にご執心なのですね」 前まではその逆だったのに、とそのままの顔で言うが、遠回しに責められているように聞こえた。 それは、悪かったと思っている。 趣味ではなく大真面目な戦争だから仕方ないとは言え、大きな戦力を揃える事が急務だったあの頃は、 正直に言ってしまうと扶桑型より元々性能の高い戦艦の育成を最優先にしなければならなかったのだ。 只勘違いしないで欲しい。 お前ら扶桑型だって充分に活躍の場はあるのだ。 庁舎の部屋も限りがある故、全く使えないと判断していたらそもそも解体している。 「ありがとうございます。でも山城に向けているのは、そういったお考えだけではないのですよね?」 何が言いたい? 「提督は、山城に並々ならぬ好意を抱いていると思っているのですが、私の勘違い、でしょうか」 自分は、すぐには答えられない。 走馬燈のようにこれまでの事を鑑みる。 何時も不幸だのなんだの言っている山城。 姉だけにご執心と思いきや、重巡の前に出て敵の攻撃を受け止める山城。 自身の戦果を無邪気に姉に自慢する山城。 滅多にお目にかかれないが、姉と同じ位に慈しむ目を浮かべられる山城。 幸せを追いかけようと必死になるあまり、周りが見えなくなる山城。 そして、幸せを掴むのに何故か私に頼る山城。 自分は、そんな山城に愛らしさを感じていた。 扶桑。お前の目は確かだ。 私は山城に惹かれてしまっている。 「そうですよね。なら、信じましょう? 山城は、そのうち帰ってきます」 山城が敵の攻撃を貰ったところを見た筈なのに、山城は沈んでいないと信じる。 それは現実逃避ではないか? しかし扶桑の目に陰りや濁りは見受けられず、静かに強い意思を燃やす綺麗な紅の色をしている。 「逃避ではありません。分かりますか? ここ最近の山城ったら、楽しそうに"不幸だわ"って言うんですよ?」 分からない。 自分はそんな場面は見た事はない。 不幸を楽しむと言う感覚も理解出来ない。 そんな姿は扶桑の前でしか晒していないだけでは。 扶桑は首を振って私の言葉を否定する。 「そんな山城が呆気なく沈むとは思いません。山城は絶対に帰ってきます」 「…………」 「出撃する時、山城が約束したんですから、提督も信じて待ちましょう? 煙草の臭いが染み付いていては、山城も逃げてしまいます」 そうだった。 山城は約束したじゃないか。 必ず帰る、と。 山城は約束破りの常習者でもない。 あれだけ姉を慕っていた山城が姉を残して沈むか? いや、ない。 これらは精神論で物を言っていると言えばそれまでで、山城が生きている証拠はない。 それでも、己を見失わず妹の生還を祈る扶桑と話をして大分気分が軽くなったのは確かだ。 自分もまた、扶桑に倣ってみる事にしよう。 静かにそう心に刻み、まず散乱している煙草の吸殻を掻き集める事から行った。 …………………… ………… …… あれから気を持ち直し、扶桑を秘書にして私は日課を続けた。 執務を行い、演習を行い、出撃させる。 そこに山城の姿はなく、自分でも呆れる程に物足りなさ、寂しさを感じていた。 そしてその日課には、臨時として庁舎屋上からの海上偵察任務も加わっている。 それが三日は続いた。 その三日目の晩、双眼鏡にたった一つの影が映る。 薄気味悪い夜の海を一つだけの影が走っているのは何とも不気味だ。 只、それは走っていると言う表現がそぐわない動きをしていた。 あれは。もしや。 自分の胸は高鳴り、堪らず地上まで駆け降りる。 のろのろと蛇行しながらそれは、確かにこの鎮守府に向かっていた。 やがてそれは座礁した途端、力が抜けたように地面にへたり込んで呟く。 「山城、帰ってきました……」 嗚呼、これは夢ではなかろうか。 あるいは、此奴は成仏出来ていないだけの霊だろうか。 いや、ない。 傷一つない姿形をしていたらそうかもしれないが、 ぼろぼろずたずたの艤装と装甲を纏い、全身を煤で汚し、死にそうな声だがしぶとく生気を赤い目に滾らせている。 そんな酷い有様が、現実味を見事に演出していた。 「山城おおおお!!」 脇目も振らず全速力で山城の元へ駆け寄った。 飛び付くように、もう目の届かないところへ行ってしまわぬように、ひしと抱き締める。 山城の体は、ぼろぼろになって機能を低下させている缶のように冷えてしまっていた。 「わぷっ! ……提督?」 「山城っ……山城ぉ……」 「……大の大人が、なに泣いてるのよ……」 誰の所為だと思っているのか。 他人事のように言いやがって。 どれだけ心配したと思っているんだ。私が体を壊す程だぞ。 山城に嬉し紛れの罵倒を浴びせる。 思考が上手く出来ず感情だけで物を言う余り、語彙の無さが滲み出る。 「あの日近代化改装しろって言うからしてやったのに……、馬鹿だ。馬鹿! もうドックから出るな!」 「ひどい、言い方するのね……」 月は天高く艦が寝静まった静かな鎮守府の一角で、自分は張り詰めていた気を緩め、 弱っている山城の低い体温を確かめながらみっともなく喚く私を、山城は力のない手で擦って宥めてくれた。 山城は、大破しながらも確かに帰投した。 …………………… ………… …… 山城から目を離したくないと思う余り、逸る気持ちのまま山城の入渠に同伴する等と言う戯言をのたまった。 その直後我に返って自分で呆れたが、何故か山城は拒まなかった。 そう言う経緯があり、修復ドックの入り口に満杯の看板を立ててから、山城に続いて自分も暖簾をくぐった。 広間には艤装を修復する機器、疲れを癒す様々な物が整然と並んでいる。 山城が艤装を全て下ろすのを見届けてから、脱衣所へ向かった。 当然ながら脱衣所が仕切られていたりはせず、自然と山城と共にタオル一枚だけの姿になる。 「あまり見ないでくれます?」 それは恥じらいをもっての言葉か、体に煤が付いているのを気にしての事か。 どちらにせよ自分がそれに従う理由にはならない。 山城を促して浴場のタイル床に足をつける。 共に言葉を交わさず風呂の椅子に腰掛け、体を清めていく。 自分は手早く頭と体に付けた石鹸を流したが、山城はまだだ。 山城が疲弊し切っているのに先に湯船に浸かる事を憚られた自分は、髪を気にする山城に声をかける。 「山城、背中を流そうか」 「え……、いいです。自分で できます」 山城が湯船に入るのを待つので自分はやる事がないんだ。 丁寧にやるから、山城はゆっくりしていていい。 「むぅ……、痛くしたら姉様に言い付けますから」 山城は拒まなかった。 そう言うとタオルを緩めたか、山城の背中が露わになる。 手拭いに石鹸を塗りたくり、山城の背中に押し付けた。 煤で汚れた部分を特に念入りに、しかし強い力は入れず山城の背中を擦る。 艦娘を人と同義として良いのか分からないが、 露わになった山城の背中やうなじは人の女性と同義の物を持っていた。 髪を壊れ物のように扱う山城に見習って、手拭いを上下に動かす。 少しして、山城は鏡に向かったまま私への呼び声を浴場に響かせた。 「今日察しました。帰投するまでに、練度が限界まで上がったんです」 おめでとう。 思えばもうそこまで来ていたのだな。 私も嬉しく思うよ。 「で、聞きたいんです。提督は……、どうしてここまで私を使ってくれたのかって」 お願いしたのは私ですけど、と最後に付け加えられる。 放置したら拗ねて、使ったら使ったで疑心を持つとは面倒臭い奴だ。 ある期間放置した事はあったが、そもそも山城をもう使わないつもりでいたのではないんだよ。 山城が先に懇願してきただけで、そのうち招集するつもりはあった。 で、その理由だったか。 戦力を軒並み増強させねばならないと言うのも理由の一つだが。 「趣味だよ」 「は?」 山城は上官への言葉遣いを崩す程に唖然としていた。 顔を横にずらして鏡の中の山城を見やる。 山城は目と口を主砲口径のように丸く開けていた。 山城は私の言葉を反芻する。 「趣味……?」 「分からないか。お前ら扶桑型の高い艦橋に、妙な魅力を感じる者は多いんだよ」 扶桑型の造形について情を込めて語る者は、過去と現在、軍人と民間人、共に多く見られる。 それを記した書物も、探すのは容易い事だろう。 山城は周りが見えない質だな。 何でも不幸だと言うが、まさか人から慕われる事まで不幸だと思ってはいまいな? 「ま、私が山城に感じる魅力はそれだけではないんだがね……」 「え……、ひゃ……!」 手拭いでなく指で直に山城の背筋を、つつ、と撫でる。 山城は驚いたように体を震わせる。 立ち上がれないよう山城の弾薬庫の前に両手を回し、包み込むように抱き締める。 煤の混ざった石鹸が自ずと体に付着するが、どうでもよかった。 鼻先に来た山城の右の耳たぶを口に含むと、また面白いように山城は跳ねる。 「ひぅ……! て、ていとっ、くぅ……!」 あむあむと口先で山城の耳を甘噛みする。 山城は払おうと首を振るが、抵抗は無に等しいものだった。 それに合わせて耳を覆い隠そうと小さく揺れる濡れた横髪が顔に当たり、こそばゆい。 しかし邪魔しようとするそれさえも、自分は愛しく思えた。 気分が高じて自分は舌をも突き出し、山城の耳たぶを攻め立てる。 「提督っ……、なんで、こんな……っ」 この分からず屋が。 自身の価値を理解しようとしない山城なんか、こうしてやる。 山城の耳に舌を突っ込んだ。 「ふぁ、っ、……っ! うぅ……!」 山城の耳たぶを唇で挟む。 山城の耳の穴で舌を暴れさせる。 そんな事だけを繰り返していく。 それだけで体を震わせていた山城は、タオルが緩んでいる事も気付いていなかった。 その隙を見、身体の前を隠すタオルを震えに紛らわせて下ろしていった。 山城の耳を攻めながら鏡を見やる。 山城は、立派なものを持っていた。 抱き締めているうちの左手で、それを下から持ち上げるように揉みしだく。 「あっ!?」 山城の目が開かれ、私と目が合った。 自分は山城の超弩級なタンクに虜になり、耳から口を離す。 手に吸い付くような錯覚を覚える程に、柔らかくも張りがある手触りだ。 これだけのものを手入れするのだから、戦艦の入渠は長くても仕方のない事だなあ。 自分の理性はもう排水溝に流れてしまった。 邪魔物を取っ払って妙にすっきりした気持ちだ。 そうなると、自分の血液はある一点に集まってくる。 「……んっ、ちょっと、何か当たってるんですけど……」 それを覆い隠していたタオルの存在意義は潰れている。 タオルから顔を出した自分の単装砲が、たちまち戦闘準備に入るように首をもたげたのだ。 たった数秒で起き上がったそれが、山城の背中に当たる。 それの正体が山城にも分かるようにぐいぐいと尚押し付ける。 その間も、自分は山城のタンクに夢中だ。 経験のない雑な手付きで揉まれるそのタンクを、鏡越しで眺める。 タンクの中央に備えられた突起を摘み上げるだけで山城は言葉を詰まらせる。 こんなのでよがってくれるとは、山城は何と優しいのだろう。 もっと見せてくれ。 タオルの中に右手を突っ込み、すべすべな弾薬庫を撫で回す。 「ひゃ、そっちは……! ふ、うぅ……!」 何やら危惧した様子だが、どうしたのか。 知った事ではないが。 再度耳たぶを唇に挟み、タンクと弾薬庫の修復作業は続行。 あむあむ。 「っ! ……っ!」 もにゅもにゅ。 「ふあん! もっと優しく、扱ってよ……」 すりすり。 「うんん……、んやぁ……」 山城、すまん。 久し振りだから、我慢ならないんだ。 「久し振りって、三日しか経ってないでしょ……」 山城は三日の間海でどう命を繋いだかは分からないが、山城を待っている間の三日は途方もなく長かったのだ。 終わりの見えない隧道に入ってしまったようなものだ。 不安と絶望に塗れて仕方がなかった。 山城が悪いんだ。艦隊からはぐれて、私を三日も待たせた山城が。 不満なら自身の失態を悔やんで大人しく私に弄られてくれ。 有無を言わさずそう吐き捨て、弾薬庫を撫ぜていた右手を、下へ。 「なに、言って……、ひっ」 山城は身をよじった。 しかし両腕で固定している為に逃れられない。 手で初めて触れた山城の其処は、既に濡れていた。 陰毛の奥の裂け目からとろりと垂れている、お湯とはまるで手触りが異なる粘液で。 なんだ、早いじゃないか。 山城も期待していたのか? まだ始めたばかりなのにもう準備が整っているようではないか。 耳元で囁きかけ、これなら遠慮はいらないだろうとばかりに、山城の艦内に中指の第二関節までを突っ込む。 つぷぷ……。 「んはぁぁぁぁ……!」 山城の艦内は指を誘導するように疼いていた。 おお、と感嘆の声を漏らす。 山城の口は上と下、どちらが正直なのだろうな。 百聞は一見に如かず。 考察する前に試してみれば分かるだろうと、指を動かす。 「んあ! ちょっと、中で動かさ、なっ!」 言葉になってないぞ。 只、なっていても聞く気はない。言葉ではなく嬌声を聴く気ならある。 それしかないので指の動きは大きく無遠慮なものにしていく。 艦内の壁を撫でたり、一際柔らかそうな部分を押し込んだり、色々刺激を与えてみる。 「ていとくっ、待っ、まっ……てぇぇ……」 蚊の鳴くような声だ。 前方の鏡を覗き込む。 そこには、水も滴る良い艦がいる。 乱す黒髪に、目を強く閉じ、嬌声を作る唇。 露わにされている肩、鎖骨、胸部。 それだけでなく、それより下を隠すタオルさえも、みだりに乱れた山城の良さを引き立てていた。 それに自分が見蕩れるのは当然の道理だろう。 「ふう、ふぅっ、……?」 タンクを揉みしだく手、艦内を点検する手の動きが止まってしまう。 山城はふと目を微かに開いた。 その動きに自分も反応を示し、それを追う。 結果、当然ながら鏡越しではあるが視線が絡み合った。 「っ!」 山城は、指図されている錯覚でもしているように首を左に回転させて私から目を背けた。 ……なんて可愛い奴だろう。 しかし、その所為で鼻先にあった山城の耳が遠くへ行ってしまった。 玩具を取られた気分だ。酷い事をしてくれた。お仕置きしてやらねば。 山城の艦内に差し込んだ右手を、指だけでなく手全体を動かすように動かす。 くちっ、くちゅくちゅくちゅくちゅ……。 「んぁっ、ぁ、ぁぁああぁぁああ!」 山城の嬌声が、ドックに木霊す。 良かったな。貸切にしておいて。 山城の恥ずかしい嬌声は誰にも聴かれる事はない。 私を除いて。 「随分乱れるようになったなあ。山城?」 「あっ! んん……、んんんん……! て、提督の、せいでしょっ……!」 こら。鏡越しでいいから、目を合わせなさい。 山城からすれば、此方を責めているつもりなのかもしれないがな。 その科白は、此方の情欲を煽らせるだけなのだ。 我慢ならない。自分の単装砲は威勢よく跳ねているのだ。 山城の胸部と艦内の点検作業を中断する。 山城がこうも乱れているのは、我侭な提督の所為か。 しかし何時も私に主導権を握らせているのは山城なのだから、それは山城の自業自得と言えよう。 そんな私から逃げるように左を向く山城の左耳に小さく命令の言葉を放り込む。 立って壁に手を突け。 「~~っ!」 山城は背筋を痙攣させる。 耳に囁かれるのがそんなに気に入ったのだろうか。 一足先に自分は椅子から腰を上げた。 山城の両肩を持ち上げるようにして催促すると、山城は肩を痙攣させながらも何とか立ち上がる。 山城のタオルが足元に落ちた。それを私が向こうへ蹴り飛ばし、自分の腰に巻いているものも放り出す。 山城は、私の命令に逆らわない。 壁に両手を突き、腰は此方に突き出してくれる。 山城は本当に以前よりも練度が上がってきているな。 これから何をするのか、分かっているじゃないか。 「……っ」 自ずと主張される山城の尻の、なんとも男の性を刺激してくれる事か。 ふるふると誘うように震えている。 山城が海戦で中破帰投すると目にする尻を、今自分は弄ぶ権利を握っているのだ。 おくびにも出さなかったが、あの尻に己の手を沈めてやりたいと実は常々思っていた。 一先ずは山城の腰を左手でむんずと掴み、右手は自分の主砲に。 照準を定める。 「っ……、ぁ、ぁはあっ!」 入った。 ピストン輸送を開始する。 山城の艦内は潤滑油で程よく濡れているし、艦内が引きずり込もうと疼くし、 自分の主砲も山城の艦内を拡張工事する位に膨張したおかげで隙間がない。 複数の要素が上手い具合にかみ合っているので、とても円滑に行えている。 「う、ああっ、ぁ、ぁあああ……、てい、とくのっ、いつもよりも……っ!」 それだけ待ち遠しかったんだよ。 分かるか? 三日も待った私の気持ちが! ぱん! 「いひゃいっ!」 私は山城に、言葉をぶつけ、艦内に主砲をぶつけ、尻に手をぶつけた。 艦隊からはぐれるなんて問題外だ。 この鎮守府最古参の戦艦なんだからもっとしっかりしろっ! 後輩の戦艦が呆れるぞ! ぱん! 「あうぅっ! し、仕方、ないでしょっ! あん! や、夜戦は、苦手なのよおっ!」 苦手? 練度が限界に達しておきながら苦手なものがあるというのか。 本当に限界まで練度を極めたのか? このっ、このっ! ずぶっ、ずぶっ! 「あ! ああっ! だ、だってえっ! 夜戦に、いい思い出なんかないんだからぁっ!」 自分は、ぴたと動きを止めた。 第六感がここは話を聞く場面だと興奮する私を冷静に諭したのだ。 山城は酸素を求めて必死に息を整えようとする。 暫し待つと、山城は息絶え絶えながらも私に訴え始めた。 「はぁ、ま、"前"の時はっ、超弩級の威厳なんかなかった」 「私は、最期の夜に敵艦に囲まれて、姉様と一緒に虐殺されたからっ、それが、今でも……」 どくん。 自分の心臓が強く脈打つ。 艦が経験してきた事は、経歴には事細かに記されていない。 だから、その事柄は初めて知った。 日本軍艦はかつての大戦の戦況悪さ故に敵国より悲話が多いから、 此方から首突っ込んで聞くのはよしたほうがいいだろうと前々から判断していたが、ここまでとは。 彼女らの精神に深刻なダメージを与えてしまわないようにとの配慮だが、 たった一隻からそれを聞くだけでも聞く者に深刻なダメージが来るものなのだな。 囲まれて虐殺される。 躊躇いなくそんな言葉で表現できる山城の奥底の闇を垣間見てしまったようだ。 そこには、どれだけの悲しみやら憎しみやら辛さやらの負の感情があったか計り知れない。 悪ふざけで山城を虐げていた先までの自分の姿がとてもみっともない。 しかし、山城の艦橋を越える程自分に呪詛の言葉を積み上げるのは後だ。 自身の恐怖の根源である夜の海を三日も彷徨って命からがら帰って来た山城を、自分は修復しなければならない。 自分は、慈しむ想いで身体を山城に重ねる。 なるべく耳に伝わるよう首を伸ばしてそこに呟く。 すまんな。 「え、提督? ……んあっ!?」 止めていた腰を再び動かす。 両手を前に持っていき二つのタンクを揉む。 「あうっ! そんな、いきなりっ!」 自分の下腹部を山城の尻にぶつける音がリズムよく木霊す。 それに合わせるように山城の艶かしい歌声が響く。 欠陥だの不幸だのそう言った口癖だけ聞いていると弱そうだが、やはりと言うか山城はそんな事はなかった。 夜の海で凄まじく不本意な最期を遂げた山城に未練があるのは当然で、 それをばねに蘇ったと言っても過言ではない今の山城が、弱々しい訳がない。 山城もまた芯のあるしぶとい強さがある。 浴場に響くこの綺麗で儚げな嬌声にも、そんなものがあるように聞こえた。 聴覚がそう錯覚してくれると自分の心は揺れ動く。 「はあはあっ、あっ、ああっ! て、ていとくっ!」 自分の身体も突き動かされる。 山城に対するこの大きな感情が暴れて止まらない。 嗚呼、こんな感情が生まれたのは何時からだっただろう。 いつの間にかできていた。 不幸と言いながら死にたがりにならず生きる山城が、 深海へ足から引きずり込まれそうになりながらも足掻く様に生きる山城が、愛しくてたまらない。 「……っ、……っ!」 自分は思わず歯を食い縛る。 口から出ようとする心臓を縛り付けておくために。 それでも、山城とこうしていると次第に自分の枷も小破、中破、遂には大破してしまう。 嘗ては不幸から脱却したいと言う山城の為にこう言う事をしていた筈なのに、 今こうして山城と一つになっている事を、自分の方が幸せに感じてしまっていた。 おかげで、自分はあまり長く持ちそうにない。 「……しろっ、山城っ、山城っ! す……!」 危ない。 地の声を零し掛けた。 山城は別に私にそう言った意味での好意は持ち合わせていない。 そんな山城に自分がそんな想いをぶつけたって何も実らないし、山城が迷惑がるだけだ。 「あ、あっ! ああん! んっ、てい、とく……何ですか……っ」 何でもない。気にしなくていい。 もう出るから、山城は準備する事に集中しろ……っ!! そんな事を言いつつも山城にそんな時間なんか与えず、 頭の頂点から足先まで一つになったまま自分は達する。 唯一つだけ除いて。 どぷっ! びゅく、びゅくびゅくびゅる……っ!! 「んっ! ぁ、はああああぁぁ……!! うぅんっ……」 …………………… ………… …… あの後、自分は急激に萎えた。 自分の中の熱い想いは、外的攻撃によって墜落するように冷めたのだ。 自分の事だから理由くらい分かっている。 山城に対するこの想いが実らない事くらい分かっている。 言い方は悪くなってしまうが、山城は私の事を、自身が幸せになる為の踏み台としか思っていないだろう。 逆に山城にそう言った好意を抱かれる事をした覚えはない。 では出口を見つけられずに自分の中で疼くこの想いはどうすればいいのだ。 そんな葛藤が始まった自分は、早く寝床に身を沈めたい気持ちに包まれた。 山城は上手く修復できたようで、艦が大破した事で体に溜め込まれた疲労はすっかり抜けたと言っていた。 それを聞くや否や、自分は短い返事だけ返して湯船にも浸からずに出てきた。 そして今、こうして寝床の布団を頭から被っている。 山城を修復した代わりに私の調子が狂ってしまったようだ。 なあに。一晩寝れば直るさ。 「……提督? 寝てる?」 山城か。扉を叩かずにいきなり足を踏み込んでくるとは無礼者め。 提督はこうして惰眠を貪っているのだ。 お前の修復作業で疲れたのだ。眠っているのだから話し掛けないでくれ。 顔を覗きこまないでくれ。頼む。 「……馬鹿」 おいどういう意味だ。 自分の背後でそんな言葉を投げかける山城に心の中で問う。 山城は意味の分からない罵倒を静かに飛ばしてから、部屋の扉をゆっくりと閉めた。 今夜は、こうして煮え切らない想いを抱えた自分に構わず更けていった。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/179.html
前回の話 「なんだ、提督なの? ……あ、いえ、いいんですけど。はい。提督も、愛してます」 「そうか、キスでもするか」 「やめてください。魚雷20発撃ちますよ?」 「ははは、直線状に進む魚雷を避けるのは簡単なんだぞ」 その代わり魚雷の損失額としては痛いものがある。 別に鎮守府の運営費は自分の財布から出しているわけではないが、 逆に言えば他人の、つまり上からのお金であるので、あまり変に浪費するとお叱りを受けるのは火を見るよりも明らか。 更に追求するとそのお金は根本的にはこの日本国民の税金から来ており、 散財を続ければ結果的に巡り巡って自分が損失を被ることになるだろう。 自分も日本軍人であり日本国民なのだ。 しかし大井はこう言うものの本当に魚雷を撃つことはない。 その信頼が自分の中に根付いているからこそ、その冗談に対し自分は恐れることなく軽口で返すことができる。 もし自分でない他の提督であれば、魚雷を無駄遣いすることを圧力で止めるか、あるいは懇願して止めるか……。 そもそも魚雷は水の中でないと進行も不可能なのだが、そのツッコミは野暮というものだろう。 何が言いたいのかというと、 自分は大井の考えていることも少しずつ分かるようになってきたと思う、ということだ。 では茶番はここまでにしよう。 最近大井の被弾率が上がっている。 元は軽巡洋艦なのでどちらかと言えば素早く動けるはずなのだが、どうも調子がよくない。 今日も艦隊の足を引っ張る形で大井とその随伴艦が帰投した。 北上に肩を借り、服とも呼べない布切れで体を隠す大井が不満をぶつける。 よく見ると下着も確認できるのだが、この状況でそういう気分にはなれない。 「さ、作戦が悪いのよ……」 「……」 こうは言うが目はこちらを見ていない。 言われるごとに幾度も作戦を練り直したが大井の戦況は改善されないのだ。 何より同じ重雷装艦の北上の調子が普段と変わらずキープされているので、 自分の中にあった魚の小骨のようなとっかかりは数日かけて確信へと成長した。 ひとまず大井を尻目に艦隊に指示を出す。 「……ご苦労だった。艦隊は一旦解散とし、次の招集まで待機していろ。 大井は至急入渠し、修復完了次第執務室へ出頭するように。いいな」 『はっ!』 「……」 随伴艦全員が凛とした返事で敬礼をくれるも、旗艦だけはだんまりを決め込むだけだった。 しかし自分は特に咎めるようなことはしない。 最後に自分も敬礼をしてやめ、背を向けると後ろで各々が散って行くのが音と気配で分かる。 最近の任務遂行の鈍りをどう上に言い訳しようか考えながら執務室に戻ろうとしたが―― 「提督」 執務室を目指す自分を呼び止めたのは北上だ。 そこにいたのは北上だけで、他の随伴艦や大井はいなかった。 大井を他の随伴艦に任せてまで自分に言いたいことがあるようだった。 「あんまり大井っちを責めないであげてよ。 旗艦なのに守ってあげられなかったあたしらが悪いんだ。処罰ならあたしらに――」 「責めるつもりはない。処罰もない。私にも原因があるかもしれないのだ」 「作戦のこと? 敵艦隊には勝てたし、問題はないと思うよ」 「作戦のことではない。心当たりはあるが個人的なことでな」 「ふうん……。大井っちとなにかあった?」 「分かるのか」 「具体的には分からないけどね。大井っち、最近は提督に懐いてるからさ」 「大井には合わん言葉だな」 軽く笑いあってから北上と別れた。北上は大井の様子を見に行くようだった。 入渠ドックは男子禁制なので北上や修復妖精に任せ、自分は執務室へ赴く。 懐いている 。 その大井の行動の裏に隠された心理を自分は二つ推測する。 そして答えを知りたい。 大井は自分にどうしてほしいのか。 「大井、修復完了しました」 「よし。では執務の手伝い、やってくれるか」 「はい」 体の傷や服さえも元通りにした大井が艤装を下ろして復帰したときは既に日は沈んでいた。 しかし今日はほとんど出撃できなかったのが大方の理由か、 執務も普段より早く終わる目処が立っているため結局やらせることは少ない。 「……これだけなの?」 「む、今日はな。こっちも直に終わる」 拍子抜けしたような様子だ。 流石に始末書を書かされるのではないかと予想していたのかもしれないが、 始末書なんて適当に反省の言葉をつらつら並べていれば終わってしまうし、 読む方としても何も面白くない。 何一つ得られるものがないのに紙と時間を無駄に使うだけの徒労なんてしたくない。 お互い無言で執務を消化していき、まず大井が執務を終えた。 「提督。私は終わりましたのでお茶を淹れますね」 「頼む」 茶も何ヶ月もやらせたことなので、 顔を上げず一言伝え大井に任せることにした。 …………………… ………… …… 「どうぞ」 「ありがとう」 湯気が少しだけ出ている如何にも適温そうな煎茶が出された。 礼を言い、思わず座っている自分よりも高い位置にある頭を撫でようとして―― 「あっ」 自分はある事を思い出しながら小さく声を漏らし、伸ばしかけた手を所在なくゆっくりと下ろした。 いつしか休憩中に大井が膝枕と頭を撫でる事を強請って来たことはあったが、それだけだ。 夜這いのことも置いておくとして、 基本的に大井はこちらからのスキンシップは嫌がるので控えなければ。 横に立ったままの大井は何も言葉を発しない。 少し居心地が悪くなったのを紛らわす気持ちで出されたお茶を味わう。 薄くなく渋くなく、丁度良い濃さで淹れられている。 「……うん。今日も美味いね、……?」 茶の味を顔を合わせて伝えようと首を回したが、上がりかけていた自分の口角が下がった。 「そうですか……」 なんだ。その悲しみを殺したような淡い笑みは。 「……私、北上さんのところに行ってきます」 大井は突然扉に向かって駆け出した。 ここで大井に何の布石も打たずして行かせるわけにはいかない。 別に大井と二度と顔を合わせられなくなるわけではないはずだが、 自分はとっさに現れた焦燥感に襲われていたせいか席を立ち上がってまで大井を止めた。 「待て」 「……」 「今日の深夜、いつでもいい。私の寝室に来てくれ。寝ていたら引っ叩いてくれていい。話したいことがある」 「……」 「……」 「……マルマルマルマルに」 長い沈黙を経て一言ポツリと残して出て行ったが、自分には確かに聞き取れた。 それから椅子にどっかと深く座り込み、 湧き出た安堵感とこれからの期待と緊張を五月蝿い心臓のある胸に手を当てることで抑えた。 茶はいつの間にか湯気が出なくなっていた。 先は 寝ていたら引っ叩いてくれていい 、言い換えると 寝ていても出ていくな と保険をかけたが、結論から言うとその必要はなかった。 こちらから呼び出しておいてすっぽかすというのも有り得ないことなのだが、全く眠気が来ないのだ。 執務を早めに切り上げられたのもあるだろう。最後に見た大井の様子が変だったのが気になるのもあるだろう。 指定時刻は今か今かと待ち構えているのもあるだろう。 呼び出したこちらが落ち着いていないと非常に恰好が悪いので文庫本を開くも、全く内容は頭に入ってこない。 内容が頭に入っていないのに頁をめくり、我に返って読み直そうと前の頁に戻ることを繰り返した。 しきりに時計を気にし、いよいよ日付が変わると同時に扉が叩かれた。 「いいぞ」 ベッドの上で胡坐を掻いて扉が開くのを待った。リラックスを装っているが内心緊張が収まらない。 扉の先の真っ暗な執務室に立つ大井は顔に何の表情も浮かべずそこから動かずこちらを見つめるだけだ。 「……」 「……おいで」 大井は振り返って扉を静かに閉め、艦娘に必須装備の海を走れる靴を脱ぎ、ベッドに上がる。 2人の体重がかかったシングルベッドが軋む。自分は胡坐を掻いているのに大井は正座の姿勢をとった。 大井は何も言わない。こちらをじっと見つめて言葉を待ってくれるだけだ。 「……大井」 「……」 「北上のことは好きか」 「……はい」 「私のことは」 「……好きですよ?」 目を見て言ってくれるが、私の疑心は消えない。 もしこの疑問が間違いだったら大井を傷つけてしまうかもしれないが、それでも確かめずにはいられない。 自分勝手な私を許してくれ。 「もう夜這いはやめろ」 大井の目が皿になる。 「北上から遠ざけようとしているならやめてくれ。私は北上をそういう目で見ていない」 「寝不足の理由がそれならしっかり寝るんだ」 突き放すようなひどい言い草。 しかしどんな理由であれ二度と鎮守府に帰って来られなくなるようなことにでもなれば自分は後悔する。 寝不足も立派な慢心だ。 もしどうしても休む時間を削らなければいけない理由があるなら出撃を控えさせる。 重雷装艦は戦力的に外したくないが、大井に限ってはそれに加えて―― 「嫌いになったんですか?」 「は?」 「私のこと、嫌いになったんですか?」 目を伏せて震えている。 しかし大井が私のことを嫌いだと言ったことがないように、こちらとしても嫌いなどと言った覚えはなく、むしろ―― 「最近は私に触ってこなくなったし、さっきも……」 大井は何を言っている? それではまるで触られることを望んでいたみたいじゃないか。 それにさっきとは……。 もしかして……。 「今までもひどいこと言ってきたし、はしたないこともして、戦果も悪くなってきたと思うわ……。でもね」 「提督を好きっていう気持ちは嘘じゃないの。提督が私のことを嫌いになってもそれは変わりません。だから――」 ――先ほどのお願いは受け入れられません。 顔をようやく上げてそう締め括った大井は頬に一つ哀しみの道を作っていた。 やはり言わなければ良かったかという罪悪感はあるが、 2つの推測のうち自分にとって嬉しくない方の推測が打ち破られて出た安堵感が大きい。 しかし自分だけ悦に浸っている場合ではない。 大井を泣かせたのは誰だ。自分だ。それならやることがある。 嗚咽も上げず膝の上で拳を作り、目を閉じてなお涙を零す大井に近寄り静かに抱きしめることにした。 この肩の華奢さは普段の様子からはイメージできないものだと思う。 「すまん。そういうつもりじゃなかったんだ。 寝不足で戦闘は拙いだろ? 大井が好きだから、私はただ大井に死んで欲しくなかっただけなんだよ。 嫌いになんかなってない」 それからあとは片手で抱きしめたままもう片手で後頭部をただ撫でることしかやっていない。 先より気の利いた言葉なんて浮かんでこないし、沢山浮かんできたところで言葉の価値が下がるだけだ。 こういうときは泣き止むまで待つのが最善なのだ。 しかしあまり長くはたたずに大井が口を開いた。 「……提督」 「うん」 「私は2回提督にしてあげたわ」 「……」 「そろそろ提督からも欲しいかな、なんて……」 私の肩に顔を埋めたままの大井を離した。 「あ……」 まだ涙腺は緩んだままのようで、頬伝う粒を指で拭ってから顔を近づけ、 小さく開いたそこを自分のもので重ねた。 「ん……」 ……。 「……はぁ……」 「……こっちでのキスは初めてか?」 「……そういえばそうね」 下の方には散々しておいて上の方はまっさらというのもおかしな話だ。 なので上の方も回数を重ねることにする。 「ちゅ……ん、んー……」 自分の少しカサついた唇が不快に思われていないかとか、鼻息が当たっていないかとか心配事が一瞬浮かぶも、 抱いている大井の体の柔らかささえ忘れるほど自分が今味わっている柔らかい唇の感触一点に意識が吸い込まれていくようだ。 それでも目の前の光景もまた気になるもので、無粋と分かっていながら瞼を開いてみる。 勿論眼前には大井の顔が広がっていて、それ以外のものは目に入らない。 ああ、こいつ意外とまつ毛長いな。綺麗だな。 「はっ、ん……ん、ぅ……?」 いけない。見とれて口を動かすのを忘れた。ほらバレた。 同じく瞼を開けた大井と目が合い、唇の感触は惜しくも失われた。 「もう……、目は閉じないとダメですよ」 「悪い。もう一度、いいよな?」 それが愚問だとでも言うように再度瞼を下ろして顎をくいと前に出すので 顔をゆっくりと近づけ事の次第を再開した。 「……ふ、……ん、ぁ、ちゅ」 そろそろステップアップしたい。 少し口を開いて舌を出し、大井の唇をつついて開くように促す。 意思表示は難なく伝わったのでゆっくり差し込んでいくと、抱いている肩がほんの少しだが震える。 「っ……あ……はぁ、あ……」 しかし大井は受け入れる事をやめないし、こちらとしてもやめさせたくない。 あまり驚かせないようにちろちろと大井の舌を探す。 「……ぁ、ぅ、……っ」 すぐ見つかったのでわき目も振らずその舌に自分のを絡ませていくと案外そちらもすぐに絡み返してきた。 口の中は熱い息で充満していて、その舌もまた蒸されたように熱い。 味覚の役割を果たす舌が別の舌を味わうというのは新鮮で、ざらざらした独特の感触をよく味わう。 たった数十秒それを続けていると唾液が生産され、感触はぬらぬらしたものへ変わってきた。 半ばわざと立てるようになってきた音も水っぽくなり、淫らさは増す一方だ。 「えぅ、ちゅ、んんー……、んむ、んく、ちゅぷ、ぁ……」 口で一旦空気を吸い込もうと惜しくも唇、舌の順に離すと互いの舌の間を糸が引くのが分かる。 少しだけ瞼を開くと飛び込んでくるその顔にもはや普段の面影はなく、上気した顔で接吻を楽しんでいるようだった。 自分もこのような緩みきった顔をしているのだろうな。大井が瞼を閉じたままでよかった。 また先のように瞼を開かれないうちに再び口を塞ぐ。 「んうっ、んん……ちゅる、あ、はぁ……」 こうした唾液の交換が短くても数分以上は続いたと思う。 大井の唾液をもらって飲み込む代わりに自分の唾液も結構持っていかれたはずだが、唾液の生産は止まることを知らない。 自分も大井もみっともなく唾液を口の端から漏らし顎を伝っている。 「……ぷぁ……はぁ……はぁ……」 口を離すと自分の胸にくたと額を預けてきたので抱き留め、空いている手でこっそり自分の涎を拭う。 「はぁ……んくっ、はぁ……」 口を長く塞ぎ、息苦しくさせてしまったのかもしれないので少し休ませる事にする。 その間、自分の腕の中の大井の髪を撫でたり梳かしたりして手触りを楽しむ。 そうしているともぞもぞ動いたかと思えば自分の心臓に耳を当てて来て、心臓が跳ねる。 「……ふふ。提督、緊張していますね」 バレたか。 しかしこういう事には慣れていないので速くなってしまう鼓動を抑えることはできない。 仕返しと茶化しの意味で、密着させてくる大井と自分の体の間に手を差し込み―― 「あっ……」 「……うん、お前も緊張しているみたいだな」 大井のふくよかな胸を、あたかも鼓動を確かめるかのように触る。 感じるのは服越しでも分かるタンクの柔らかさだけ。 それはどちらかといえば大きいもので、その向こうにある鼓動の具合など分かりゃしない。 大井にこのようなセクハラじみたことをするのは久しい。 だが以前と違うのは大井の反応だ。 「……」 体を離し、診察台で聴診器でも当てるかのように自分で服を捲り上げてくれた。 しかし今から体に当てるのは聴診器ではない。 「ほら、触っていいんですよ……」 上着をかなり上まで捲り上げると姿を現したその二つのタンクにカバーはつけられていなかった。 見惚れる間も与えず大井は私の手を掴むとそのタンクの片方に押し付けた。 私の手が当たると自分でやったというのに大井は一瞬だけ体を震わせる。 「っ……」 「……大丈夫か」 「え、ええ……ちょっと、手が冷たかったから」 なるほど、そういえばこの部屋には暖房器具がなかった。 それでも体は火照っているが手足など末端は中々体温が上がらない。 大井も体は自分と同じくよく火照っているようで、 まるで中身が沸騰しているかのようなタンクに手を沈ませると自分の手の冷たさがよく分かる。 もう片手も使い、二つのタンクをそれぞれ全体を撫でる。 タンクの頂点にある突起物は勿体ぶって触れないように。 「っ……はぁ……」 あくまでも最初は撫でるだけ。 この程度では大井も自分もそこまで息を荒げることではない。 しかし最初はこれでいい。 「んっ……焦らさないで……」 「……」 ひとまずはこれくらいにしてさっさとその突起物を口に含むことにした。 まだ弱い愛撫しかしていないのによく膨らんでいる。 「ぁ……」 口をつけていないほうのタンクも撫でるのをやめ、指を使って突起物をこねくり回す。 口をつけたほうは吸い付いたり、多量に唾液を乗せた舌でわざと音を立てて舐る。 その突起物は柔らかいのか硬いのか表現しづらい独特の舌触りだ。 また甘味料が付与されているわけでもないはずだが、どうしてか甘く感じる。 「んぁ! あっ……、んん……」 開きかけた口を閉じて声をあまりださないようにしているようだ。 ……とても攻め甲斐がある。 普段大井にはあまり向けない感情が首をもたげる。 緩い愛撫は抜きにして、ただ乱暴にタンクを揉みしだき、息の続く限り強く突起物を吸い上げる。 「んああっ! あっ! ちょっと、ひっ!」 どうだ。口が再び開かれ、激しくなった喘ぎのほうがこちらも気分が高揚する。 口つけた突起物の周囲も存分に舐め回すし、手を使ったほうもタンクと突起物両方を弄り倒す。 次第に汗ばんで来たのかしょっぱいような味も混ざってきた。 「ううんっ、……ん、ああぁ!」 大井が自分に強気に突っかかり、自分が飄々と躱すいつもの関係はどこへやら、ここでは自分が優勢だった。 大井は自分の攻撃を正面から受け続ける。 ひょっとするとこれは初めてではないだろうか。とても面白い。 顔が見たくて口を離す。 タンクの突起物は赤く点灯していて自分の唾液でてらてら光を返している。 赤く点灯しているのは顔もだ。 この突起物をボタンのように押し込んだら顔も更に赤くなるのだろうか。 「も、もう怒ったわ!」 「うおっ」 うっとりした吊り目と視線が合うな否や、急に自分の肩を両手で突いてきた。 突然のことに反応が遅れあっけなくベッドに倒される。 壁に頭をぶつけないか一瞬の恐怖感に襲われたが着地したのは柔らかいベッド。 押し倒す場所の判断ができるほど大井もまだ理性を捨ててはいなかったようだ。 自分にすっかり馬乗りになった大井は顔どころか髪も乱れているが、 その顔に貼り付けていたのは不敵な笑み。 どうやら形勢逆転されてしまったらしい。 「硬いわね」 挑戦的な声で大井が見つめる先は下腹部、正確には大井のもう一つの補給口で押し潰された自分の男の象徴。 大井よりも乱れている自分がそういうところに反応を表さないはずがない。 見つめると言っても自分のモノはズボンの中だし大井のスカートもあるし、 押し潰されているところなんて見えないのだが、これはこれで想像力を掻き立てられる。 そしてこの体勢でやることと言えば一つしかなく、腰を前後に動かし始めた。 「はぁ……形がよく分かるわ……」 自分のモノはズボンの中だし、大井の補給口もおそらくカバーがかかったままなのだろうが、 それでも微妙に快楽を得ている。 「あっ、んん、これ……意外、と……っ」 こっちは声が出るほどではないが大井は恐らくカバー一枚だ。自分よりも快感が伝わっているのかもしれない。 一方自分が感じている快感はあくまでも微妙なもので、これだけで達することはできない。 「ん……脱がすわよ」 少し後退して、ベルトに手をかけられる。金属音も程々にズボンと下着はすぐに下ろされた。 二度の夜這いのこともあるだろう。しかしそれ以前にもしかすると予習でもしていたのかもしれない。 そもそもこういうことは大井には何一つ教えた覚えなどないのだ。 改めて確認するにはやや抵抗あるが、この鎮守府に男手は自分しかいなかったはずだし、 もちろん自分がそういった本などを職場であるこの鎮守府に持ち込んだ覚えもない。 そういえば面倒になってここ何日も自宅のほうに帰っていない。 ああいうのも処理のお供に使わなくなってきたし処分でもしようか。 「……大きいわね。昨日は出してないんですか?」 「昨日はやってないね」 鎮守府提督とは決して楽な仕事ではない。 今日はこうだった明日は何があるなどやらなければならないことは考え始めるとキリがない。 結果性欲そのものを自覚しない日が出てくるのも何ら不思議ではないのだ。 しかしそれはあくまでも自覚していないだけのことであって、 例えば今のような状況や気分になったら自覚しなかった日の性欲が繰り越されて襲ってくる。 正直これでは物足りない。 その旨を目に乗せて大井の目に届くよう願う。 少しのアイコンタクトの後大井は一旦ベッドを降りてスカートに手を入れた。 何の装飾もない白い下着だけが下ろされ、床に放置される。 自分は服を全て脱ぐつもりはなく、大井も何となく同じ考えのように見える。 すぐさまベッドに上がり、天に向かってそびえる自分のそれをスカートで隠して跨った。 自分のモノは湿った何かに倒される。 先と違って直に大井を感じる。 しかしこれはまだ入っていない。 「あっつ……」 まるで夏に屋外に出たときのような、しかし似て非なる声だ。 腰を動かすと互いの肉がダイレクトに擦れ合うので先とは全く違う。 竿の腹が補給口の割れ目にめり込むのが見えなくてもわかる。 「あっ、あっ、はあ、は、ああっ」 湿っていた大井の補給口からはどんどん愛液が漏れてきて、互いの局部を濡らしていった。 自分も大井に追いつくように息が荒くなっていく。 大井の晒されたタンクといやらしい腰使いは視覚に、 くちゅくちゅという水音と大井の色っぽい声が聴覚に、大井の補給口と擦れ合う局部は触覚に、 性欲を満たしてくれる材料が五感の半数と精神を攻め立てる。 「あはっ、ん……もう、我慢、できない……」 突然前後運動をやめ、腰を浮かせてスカートに手を入れたかと思えば自分のモノを掴む冷たい感触。 先端には熱く濡れた感触。 もしかしなくても分かる。 「待て早ま――」 「んあああぁぁっ!!」 「ッ!」 大井はこちらの気遣いを棒に振るように腰を下ろした。 狭いところを無理やり押し広げる感覚を一瞬だけ感じ、それはずるりと飲み込まれた。 桁違いの快感に歯を食いしばって抗う。 大井の中は柔らかいくせにきゅうきゅうと締め付けてくる。 しかし大井は初めての経験のはず。これが痛くないはずがない。 中の形は自分のと全く合っていないし、大井は動かなくなっている。 「う……だから待てと言おうとしたのに……」 「あっ、ひぐっ、……ッ」 「だ、だって……提督と早く、こうしたかった、んだもの……」 相当来るのか私の胸に両手を置いて俯いてしまった。 こういう時何をすれば確実に痛みをなくせるかなど知らず、ただ慣れてもらうまで待つしかできない。 せめてもの情け程度に服越しで腰を両手で摩る。 痛みに耐えてまでそういうことを言われて嬉しくないわけがないし、覚悟の気持ちも十分伝わった。 ここで、抜こうか、などという慰めは無粋極まりない。 「て、提督……、少し、ッあ、このままで……」 「いいよ、いいから」 震えるだけでまともに動けない大井を見る時間は精々一分程度しかなかった。 このまま待っても何も変わらないと判断したのか、私の胸についた手に力を入れて半ば無理やり動き始めたのだ。 「ん……んぃぃ……ッ、いっつ……」 ずるりと腰が持ち上げられ、カリまで外気に触れたところでまた落とされる。 その動きは一往復し切るまでに文庫本一行を読めるほどゆっくりとしていて、 正直言って摩擦による快感などないに等しい。 キツい締め付けも一応快感は生んでいるが、これではこちらが動きたくなる衝動に駆られるだけだ。 しかしこの大井の懸命に苦痛に耐える姿をしかと目に捉えることでその衝動は抑えられている。 自分が今相手をしているのは自己処理するための玩具でもなく、道具でもない。 ならば兵器? 最近の兵器は人間の性欲を処理する機能もついているのか。なんと都合のいい事だ。 だがそれも違う。 今相手をしているのは、周囲から艦娘と呼ばれているだけの人間だ。 私に奉仕したいという一心で私にこんなことをしているんじゃない。 私とこういうことをしたいという自身の意思でここにいるのだ。 それを分かってなお大井のことを考えずに行動する思考回路は自分の頭にはない。 「く、はあ……あぅっ……ん、んぅ……」 少しずつだが確実に抵抗は落ちてきているようで、よく耳を澄ますとにち、にち、といった粘液の音が聞こえる。 大井も次第に食いしばっていた歯の力を緩めてきてちらちら口の奥が見えるようになってきた。 「ん! ふ、あっ、は、てい、とくっ? どう、なの? ッ!」 「ッ、ん、ああっ、よくなってきたぞっ」 上下運動と言える十分な速度にまでなってきて気持ちよくないわけがない。 つい先までは悲鳴じみた声だったはずだが、今やすっかり艶と色気のある喘ぎが完成していた。 そんなことを質問する程調子付いてきたのならと大井の腰に添えて動きを緩く手伝うだけだった両手を、 揺れる二つのタンクに向かって伸ばした。 「ああっ! 胸、そんなに強くっ!」 滅茶苦茶にタンクを揉みしだく。滴る汗が自分の腕に数滴飛び散る。 そのタンクは手で完全に包み込むには少し大きいので、指の動きをそれぞれ変えてタンクに沈めたりしてみる。 「んんっ、い、やらしい、手つきね、あっ」 「人の事言えるか、このっ」 「あぅっ!」 生意気な口をきいてくるので、今まで動かさなかった腰を突き上げてやると面白い反応をした。 タンクのすべすべした手触りと補給口の中の絶妙な凹凸具合を堪能する。 「うぁっ! はっ! ああっ」 「ほらっ、ほらっ!」 「ちょっ、と、止めてっ、あ!」 「……」 「はぁ、はぁ……提督」 「うん」 「あの、最後は、抱きしめてもらいながら、イキたいの」 その時自分はどんな顔をしていたのだろう。心にずんと重い衝撃があったのは分かる。 事に及ぶ直前から大井と顔を合わせてしたいと考えていたのはそうだが、 今の大井の台詞はコピーしたように自分の意思に上書きした上で反映された。 上体を起こし、繋がったまま先と体勢を入れ替えて大井を横たえ、正常位で行うことにする。 これで抱きしめることもできるしなおかつ速度を上げることができる。 大井のスカートがめくれて下腹部が見えた。 大井の補給口周りは乾いた愛液の上にまた愛液で濡れているし、自分のモノはといえばところどころが赤くなっている。 ここまで乱れて来てそういえば大井は初めてだったことを改めて思い出したが、 あと少しで達することができそうなので構わず事を再開し、速度を上げていく。 「ああっ! やだっ、はげ、し、いぃっ!」 「てい、とくっ! キス、してっ、くだっ、あ!」 望みに応える事と、精一杯の想いを伝えたい気持ちで唇を合わせつつ、速度は落とさない。 唇を合わせるのが少し難しい。 「んっ! ぅ、んふっ、んんっ、ちゅく、ちゅるっ」 声が篭るも、ピストンしながらの唇を完全に合わせるのは無理なので、唇の端から声が漏れる。 想いを口に出したいがために割とすぐに離す。 抱きしめるために上体を大井と重ねるように下ろし、両手を背中に回す。 大井の耳元まで顔を持っていき、口を開く。 「大井っ、大井っ、前から、好きだったんだっ、愛してるっ!」 「はっ、て、提督っ、私もっ!」 こちらの背中に微かに回されていた手に力が込められる。 自分はこの時、初めて自分らが一つになれたかのように感じた。 最初は大井の気持ちの変化を曲解した結果涙を流させる事になってしまったが―― 「ぐっ……」 「んっ! ~~~~ッ……」 これから先も流させるとしたら、それは嬉し涙だけにしたいものだ。 流石に熱も落ち着いてきて寒さを感じてきたので布団を被ることにする。 狭いシングルベッドに二人で横になるなら密着するしかないが、むしろ好都合のように思う。 普段の調子がああなのであまり意識していなかったが、服を着ていても大井の体の凹凸はよく分かるものだ。 ――抱き合っていれば嫌でも分かるな。 服装をしっかり整えた大井の顔は、先までの事が嘘と思わせる位には涙の跡も残らず普段の微笑みを取り戻している。 自分も人のことは言えないが、愛だとか恥ずかしくないのかコイツは。 ――愛してるは普段から言ってるしこんなものか。 「で、寝不足の原因は一体何だったんだ」 ピロートークの第一声がこれとは自分もどうかと思う。 「提督は最近四十六サンチ砲を欲しがっていたじゃないですか」 「まぁそうだね」 「だから夜中に工廠の資料を読み漁っていたんですよ」 「……まさかとは思うがそれを開発しようと?」 「はい」 「私のためにか」 「……ええ」 半分分かっていながら少しからかいを込めて言ってみると目を逸らした。 自分の中で嬉しい気持ちと怒りたい気持ちが葛藤を始める。 開発艦が戦艦でも難しいというのに、戦艦以外が携わって開発できるとは思えない。 それぞれ得手不得手というものがあって、勉強すればどうこうなるものではないはずだ。 何事も学ぶのはおそらくいい事だとは思うが、 私のためを思っての行動が艦娘を殺してしまいかねないとなると喜んでもいられない。 大切な存在を失うことがどれほどの恐怖であるかを想像してみて、大井をさらに近くへ手繰り寄せた。 「まぁ勉強はいい。だがそれで睡眠時間を削るのはやめてくれ。 私も沈ませないような指揮を取っていくつもりだが、全知全能の神でもない限り何が起こるか分からん」 「……分かってます」 「それでも生活習慣を崩すようなら艦隊に入れないからな。 私自身としては大井には存分に活躍してほしいんだが……」 「輸送任務とかかしら」 「魚雷を没収されての輸送任務は楽しかったか?」 「……いえ、退屈だったわ。とても」 最終的な重雷装艦への改造を完了した際に大井自身も言っていたように、 伝聞や資料にもあるが前世では重雷装艦としての役目はほとんど果たせなかったようだ。 決戦切り札の誇りを持って世に生まれたのに、設計時と全く異なる使い方をされた時の大井はどんなに悲しんだだろう。 「お願いだから死ぬような真似はやめてくれよ? 別に四十六サンチ砲なんか開発できなくたってお前に失望したりはしない。 重雷装艦としての役目を存分に果たして、私の目の届くところにいてくれれば満足だ」 「……ごめんなさい」 謝罪に対しては大井の頭を撫でる事で返した。 分かってくれればいい。どうしても開発に協力したいというのなら支障が出ない程度に受け入れようと思う。 「こんな私を選んでいいの? ……私を裏切ったら、海に沈めるけどね」 大井にしては珍しい控えめな態度と、いつもの強気、というより最早脅しじみた態度を混ぜておかしな確認を取ってくる。 先まで散々求め合ったのに、ここに来て断るならばそれは支離滅裂というものだ。 これはたった一晩だけの関係ではない。一晩だけの関係で済ませたくない。 「へぇ。それよりも先に私を裏切って海に沈んでいくような馬鹿はあまり好きじゃないかな」 「……もうっ」 うまい具合に言い返してやると負け惜しみのような反応が帰ってくる。 私の体に伏せていたがこちらに合わせるために上げたその顔は、 以前の愛想笑いでも、悲しみを隠すような笑みでもなく、濁りのない笑顔だった。 「やっぱり、提督の事、愛してますっ」 スキンシップも大事だな。大井の姉妹艦がそう言っていた。その意見には賛同の意を表明したい。 その姉妹艦とは逆に嫌がっていると思っていた大井も心を開いてみれば、やはり姉妹艦という繋がりは伊達ではなかった。 「提督、この手はなんですか? 何かの演習ですか? ……まあ、いいかな」
https://w.atwiki.jp/imaska/pages/313.html
■瑞鳳(天海提督の決断)概要 艦歴 性能諸元 歴代艦長 艤装員長 艦長エピソード 参考文献 ■瑞鳳(天海提督の決断) 概要 第一機動艦隊旗艦であり、如月千早提督座乗艦。「瑞鳳」型軽空母一番艦(祥鳳型二番艦とする資料有)。 給油艦「高崎」から改装された基準排水量11,200tの軽空母ではあるが、空母としての竣工は昭和15年12月27日と地味に新鋭艦。 ワシントン・ロンドン両海軍軍縮条約に制限されない艦艇である給油艦でまず建造し、 戦時には直ちに出力増強と改装を行って空母にするという、ちょっとずるくも涙ぐましい計画に従って建造された。実際には途中でロンドン条約が失効したため給油艦の状態で出力増強、途中で空母に改造しやすい潜水母艦という形態を経て空母になった。 その工事の過程で様々な混乱があったようで、無線マストの固定のされ方を着艦指揮官が見て「発艦不能」と判断し工事をやりなおしさせたり、いざ発艦という時になって飛行機が前部対空火器に衝突する、など様々な苦労がにじみ出る艦である。 ちなみにこの艦は艦橋構造物がなく、飛行甲板はまさに「フルフラット」。 +以下ネタバレ注意 新型正規空母「蒼鳥」就役後は、新規に創設される第三機動艦隊旗艦となる予定。…だったのだが、これは死亡フラグである。第十五話、ハワイ沖海戦において米基地航空機180機の猛攻に晒され、大火災が発生し消火不能と判断、総員退艦命令が発された。如月千早提督以下主だった乗員が離艦した後、燃料タンクに引火して大爆発を起こし、一瞬にして艦長ともども太平洋の底へと姿を消した。 艦歴 1935年(昭和10年)6月20日 - 高速給油艦「高崎」として横須賀海軍工廠にて起工 1936年(昭和11年)6月19日 - 進水 1938年(昭和13年)9月15日 - 建造中に潜水母艦へ計画変更 1940年(昭和15年)1月 - 更に計画を変更、航空母艦改造に着手 12月15日 - 航空母艦に類別変更、「瑞鳳」と改名 12月27日 - 竣工 1941年(昭和16年)4月10日 - 第1艦隊第3航空戦隊に編入 12月1日 - 第1機動艦隊第1航空戦隊に編入、同機動艦隊の旗艦となる 12月8日 - 柱島泊地を出撃し南方作戦に参加 12月23日 - マレー沖海戦に参加 1942年(昭和17年)1月28日~30日 - ニューギニア近海海戦に参加 3月24日 - 第4次トラック沖海戦に参加 4月18日 - ポートモレスビー上陸作戦に参加 4月24日 - タウンズビル攻略作戦に参加 9月11日 - ハワイ沖海戦にて沈没 +... 第1機動艦隊第1部隊を第1航空戦隊として掲載 性能諸元 排水量 基準:11200トン、公試:13,100トン 全長 205.50m 全幅 水線幅:18.0m 吃水 6.64m 飛行甲板 長さ:180.0m x 幅:23.0m エレベーター2基 機関 主缶:ロ号艦本式重油専焼水管缶4基 補助缶:ロ号艦本式重油専焼缶2基 艦本式オール・ギヤード・タービン2基 2軸、52,000馬力 速力 28 ノット 航続距離 18ノットで7,800カイリ 燃料 重油2,320トン 乗員 792名 兵装 40口径12.7cm連装高角砲4基 25mm機銃 連装4基 搭載機 艦上戦闘機18機、艦上攻撃機9機、補用3機(艦戦) 歴代艦長 艤装員長 1. 江口松郎 大佐:1940年4月24日 - 2. 野元為輝 大佐:1940年10月15日 - 艦長 1. 野元為輝 大佐:1940年12月27日 - 2. 大林末雄 大佐:1941年9月20日 - 3. 山口文次郎 大佐:1942年7月14日 - +... 史実の艦長を掲載しているため、本当にこの通りだったかどうかは不明 エピソード 第1機動艦隊指令如月千早中将(当時)はこの艦に並々ならぬ想いを抱えていたらしく、第2次世界大戦終結10年後に起工されたジェット機運用型空母を「瑞鳳型」と名付けている。 参考文献 Wikipedia 瑞鳳(空母) 天海提督の決断 駆逐艦雪風のことと空母赤城のことが知りたい。 -- 高橋少尉 (2009-09-15 19 53 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/706.html
38 :名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21 21 16 ID z3dfEwjg 自分の体を大事にしない艦娘VSどうしても悪党になれない提督 ……こうかな?と書いてたのを投下 ※ショタ提督ガン攻め加賀マゾ受け。和姦だけど非常にハードなSMにつき注意。 加賀さんはクールでドMで正妻で 39 :名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21 22 24 ID Qcyibm.2 「……以上が報告になります、何かご不明な点は?提督。」 帝国海軍鎮守府、士官用の執務室にて……加賀は所属する艦隊の提督に作戦の報告を行っていた最中であった。 報告を終えて直立する加賀が視線を向けた先、執務机に腰かけた人影は―― 「うん、ゴクロー様!みんなにゆっくり入渠するように伝えてよ!あ、それからその後は空いてる?ねぇ加賀さん!」 「……。」 提督という役職名に明らかに不釣り合いな少年、その無邪気な笑顔を目にしながら報告を終えた加賀は小さく溜息を吐く。 海軍では有能な人材は出自を問わず取り立てると聞いてはいたが、幾らなんでも問わなすぎる……初対面の時の加賀の偽らざる感想がそれであった。 「ねえねえ、ボクもっと加賀さんと親しくなりたいんだよー。ねえ、今晩どう?予定の都合つかない?」 「夜戦はお断りです。失礼します。」 作戦報告書を机に投げ置いて駆けてくる小柄な少年。加賀の体に伸ばしてきた両腕を避けて身を翻すと、一瞥もせず退出する。 執務室の扉を閉めるとそのまま廊下を足早に去ろうとする、が……その後ろで扉が開く音と続く姦しい声。 「えー、いいじゃない。ボクさー加賀さんのこと大好きなんだもーん。ねえ、スキンシップしよ?」 「何度言われてもお断りです。あまりのしつこさにさすがに気分が滅入ります。」 にべも無く断る加賀とそれでも折れずに人懐こく後をついてくる少年。 司令官と所属艦というより歳の離れた姉弟のような姿を目にした通行人は肩をすくめながら通り過ぎる。 「まーたやっとるで、あのジャリンコ。乳が恋しいガキンチョが提督とは鎮守府の先行きも暗いなあ。」 「恋しがられない私達は面倒がないと喜べばいいのか、それとも嘆けばいいのか……」 「ちゃうねん、ウチはまだ成長期や。これから絶賛恋しがられること間違いなしなんやで。ホンマやで。」 2人の姿を後目に、呆れた様子の会話を口にしながら通り過ぎる鎮守府の住人。 傍目には幼さを隠さぬ奔放な子供と呆れる保護者という仲にしか見えぬ2人であった。 そう、傍目には―― 「ねー加賀さん!夜戦しよーよ夜戦!ねーねー!」 「はぁぁ、いい加減に頭に……ッ!?」 全く変わらぬ調子で人気のない渡り廊下までついてきた提督が、突然に歩調を速めて加賀に抱き着いてくる。 そろそろ本気で追い払おうと振り返った加賀は、そこにあった少年の表情を見て思わず身を固めた。 「ねー、加賀さん。加賀さんは……えっちなこと、嫌い?」 「ッ……別に好きじゃ、ないわ。」 平素と変わらぬ柔和な笑顔。しかしその声は凍り付きそうに冷たい色を滲ませている。 先まで人懐こい小型犬のようであった少年から、逆らい難い威圧感のようなものを感じて言葉を詰まらせる加賀。 「ふぅん、そっかー……じゃあ。加賀さんは、痛くされるの……嫌い?」 「ぅ……それ、も……別に……」 大蛇に全身を絡め取られ、一呑みにされる寸前のような感覚を錯覚して全身総毛立ち冷や汗を浮かべる加賀。 力の差を考えれば楽に振り払える筈の少年を、振り払えない。振り払おうという意志を奮うことができない。 「へー……そっか。じゃあ、コンナモノをつけているのは……なんでかな?」 「ッ…………♥」 加賀の胸元を覆う胸当て……その下に手を差し入れた少年の指が襦袢ごと加賀の胸の先端を抓り上げる。 布地越しに少年の指が感じ取った手応えは、充血して硬さを帯びた肉の突起と……それより硬質な金属の感触。 加賀の切れ長の目が狼狽したように視線を宙へ泳がせ、その唇から押し潰した甘い喘ぎが漏れ出る。 「言いたいことは大体伝えたし……じゃ、今夜宿舎で待ってるから?来なくても、いいけどね♪」 「……。」 用が済んだとばかりに小柄な背を向けて去る少年。 その軽い足音が遠ざかるのを耳にしつつ、残された加賀は密かに身を竦ませながら喉を鳴らしていた。 「やあ、いらっしゃい。来ないかと思ってたよ。」 そんなことあろう筈もない、と確信していたかのように道化た口調で来訪者を招き入れる少年。 薄暗い灯りの照らす室内……後ろ手にドアを閉めた加賀は、しばし言葉無く立ちつくして少年を見つめる。 「加賀さんってば本当に自分から内を晒そうとしないね、それとも命令される方が好きだからそうしてるのかな?……ねえ。」 子供らしい無邪気な笑顔で加賀へ言葉を紡いでいた少年、その声音が突然に温度を下げる。 「脱ぎなよ、そこで。全部。」 「ッ……!」 僅かな間、逡巡するように視線を逸らして硬直していた加賀。しかし反論することはなく、やがて一枚一枚と自身の着衣に指をかけ……肌蹴ていく。 清潔感のある下着をも一息に外してしまい、ついには一糸まとわぬ姿となって直立する。露わになった僅かに紅潮した白い裸身と、そして…… 「ねえ、その体……お風呂どうしてるの?仲間に見られて軽蔑されたりしてないのかな?」 「ッッ……!」 成熟した女性らしいラインを描く肢体、その色白の肌にはくっきりと赤い線……打鞭痕らしき腫れが幾筋も刻み込まれている。 重ねて局部近くには火傷の痕が幾つも見られ、更に乳房の先端……褐色の乳頭は金色の極めて太いピアスで貫通されて飾り付けられていた。 「入浴は、時間が合わないように用を入れて……一人で入っている、から。」 太腿を擦り合わせるように身じろぎする加賀。その両足の付け根……女の部分を覆っていた恥毛は今は失われ、二度と生えぬよう処理を施されている。 そして隠すものなく晒された秘所。包皮に収まることを許されなくされた陰核が乳頭同様のピアスで貫かれ、肉唇も幾つも金属の輝きで装飾されていた。 「へぇ、加賀さんってその姿を見られるの……恥ずかしいんだ?お化粧してあげてる最中は、だらしない顔と声でよがり狂ってたのにねぇ。」 「ッ……ンんッ!!」 邪笑を浮かべたまま歩み寄った少年が加賀の胸を掴んだ。豊満極まりない乳房は少年の手には有り余り、一部を指に沿って拉げさせるにとどまる。 鞭痕と火傷の残る乳を爪を立てて握られる……明らかに痛苦を伴っているだろう行為に、しかし甘味の混じった吐息を漏らす加賀。 加賀の身体に無残な装飾を施したのは少年の手であるが、逃れようはあった道を蹴って最終的にこの様を受け入れたのは加賀自身であった。 「私を、こんな体にしたのは……提督、で……んうぅぅっ♥」 「ああ、加賀さんは紙留めクリップで乳首とクリ自分で潰してオナってただけだもんねえ?しかも服の下にソレつけたまま皆の前に出たり、ね?」 「それはっ……んひうぅぅぅッ♥♥」 嘲るような目で加賀を見上げ、両の手で加賀の左右の乳首を貫通するピアスを摘んで乱暴に捻り上げる少年。 痛みと、それ以上に背筋を痺れさせる刺激の強さに抗議の声を加賀は途切れさせて身震いしてしまう。 「クールなお姉さんだと思ってたのに、変態さんなマゾ牝だったなんてねー……幻滅しちゃったよ。ほら……マゾはマゾらしく鳴いて、みなっ!」 「ぎっ……へひぃぃぃッッ♥♥♥」 牽引するピアス2つを片手に纏め、空いた手の平で加賀の肉付きのよい臀部を思い切り張る少年。小気味よい衝突音に続き悲鳴が響く。 加賀が目を見開いて悶え、内腿を緊張に小刻みに震わせた。付け根の肉ビラから金属同士がぶつかる音が響き、奥から溢れる雌臭い発情臭。 「ボクみたいな子供に適当に嬲られておまんこ疼かせちゃってるんだ?加賀さんってば本当に変態だね……もっと虐めたらどうなるかな♪」 「はぁ、はぁ……勝手に、なさればよろしいかと……♥私は……気分が高揚したり、しませんから……♥」 「くすくす、そっかぁ……それは楽しみだよ♪認めて許しを請うまで目一杯虐めてあげるから覚悟してね?」 獲物を締め上げた爬虫類のように残酷な笑みを無邪気な顔に浮かべて愉しげに喋る少年。 息を飲んで身を竦めた加賀の内腿を汗とは違う透明な汁が伝っている様を少年の瞳は確かに捉えていた。 数刻後。室内にはむせ返る発情した獣の臭いのする空気が満ち、間断ない音が宙を震わせ続けていた。 「お゛ッ♥お゛ッ♥へおォッ♥……んぎぃっ♥くひっ……♥♥はひっ♥はひっ♥いひぃっ♥」 家具の軋み、肉の衝突音、乱れた雌の喘ぎ、淫らな水音が入り混じって鳴り響く混沌とした退廃の気配に満ちた室内。 机に上体を伏せた女の背後でその尻に小柄な人影が腰を打ちつけていた。人影……少年は嗜虐に満ちた嗤いを声に滲ませ加賀に言葉を投げる。 「あははっ、もうすっかり出来上がってるねー加賀さん?お尻ひっ叩かれるたびにぐちゅぐちゅのおまんこがキュンキュン締めつけてきてるよ。」 「お゛ッ♥お゛ンッ♥そ、そんな……きっひぃぃぃンッッ♥♥♥」 白桃のようだった臀部は無数の手形によって林檎の如く腫れ、そこに新たに少年の平手が振り下ろされる度に口腔から戦慄く悲鳴を漏らす加賀。 延々と少年の勃起を受け入れていた膣は既に幾度も注がれた精液を逆流させながら、ヒクヒクと媚肉を震わせて男根の抽挿に感じ入っている。 後ろ手に縛られた両腕に荒縄が喰いこみ、肌に深く縄痕を刻み込む……その痛苦すら今は加賀を酔わす喜悦の元となっていた。 「おっぱいももっと潰しちゃおうか、そろそろ母乳噴いたりしないかな?噴けるようになったら搾乳機で搾りっぱなしにしてもいいよね。」 「うぎっ……んぎぃぃぃッ♥ふひっ♥くひぃぃっ……♥♥んぎゅう゛ぅぅぅぅッッ♥」 机に固定された大型の万力……その広く平たい顎が加賀の乳房を上下から噛み、激しく拉げさせていた。 少年の手が時折捻子を回して顎をより強く締め付けてやれば、痛苦に悶えた加賀が机を揺らし…… 乳頭のピアスに繋がった鉄球が重い音を立てて転がる。あらぬ方向へ鉄球が走り、乳頭が引き伸ばされるたびに加賀は背を仰け反らせて喘いだ。 「乳首もおマメもどんどん伸びてるね、ボクのおちんちんより長くしてみようか?次はもっと大きな重り用意しようねー。」 「ッッ……!?んぎいぃぃぃぃぃッ♥ちぎれる゛ッ♥ちぎれちゃいますう゛ぅぅぅぅッ♥♥」 陰核のピアスにも鉄球がぶら下がり、ピアス孔を拡張しながら鋭敏な突起に重い負荷をかけて引き伸ばしている。 鉄球を抓んだ少年が乱暴に手を捻れば、神経の塊を引き千切れんばかりに拉げられた苦痛と……そして悦楽に震える悲鳴を上げる加賀。 「ほらほら、お尻休めちゃダメだよ?玩具飛び出してきちゃってるじゃない……えいっ!」 「ま、待っ……んごぉぉぉぉぉぉッッ!?ふごッ……ほごぉぉっ♥♥」 肛門の顫動が直腸を埋めている異物を排出にかかり、生み落すように臀部から伸びあがる極太の疑似男根。 便の排泄のように押し出されつつあった器具……その底を掌底で少年が殴り、根本まで逆流させ埋め込む。悲鳴と共に悶絶し、机上に崩れる加賀。 「あ、ダメだよーボクがまだイッてないのに。ホラ、大好きなギューってしてあげるから……もっと締めて!えいっ、えいっ!」 「あへぁ~……んぐう゛ッ!?おごっ、うぐぁぁッ……イキ、れきなっ♥お゛、ぉ゛……♥♥」 両手を加賀の首に回した少年が、加賀の白い喉を力任せに締め上げ始める。呼吸が止まり、見る間に血色を悪くする加賀の顔。 締め上げた喉から白粉が剥げ落ち、両の手の隙間から覗くのは深い荒縄の痕。扼殺の如き手つきを維持しつつ少年の肉茎が加賀の蜜壺を抉る。 呼吸と血流を強制的に塞き止められ、酸欠に陥った脳髄が思考を希薄にされ意識を白濁させていく。それはまるで絶頂中にも似た前後不覚。 「半分冗談で首絞めプレイ教えたら、もっと強くってねだられたのは流石にドン引きだったよ……あはっ、絞めると締まるっ!もう、出そ……!」 「お゛、あ゛っ……♥だ、ひへ……♥わらひ、も……い、く……♥逝ぐ、ぅ……♥♥」 思考を途絶しかけた脳髄に響くのは体の随所に加えられた刺激とそれにより溢れ出る脳内麻薬による陶酔感ばかり。 鬱血した顔に引き攣る唇とだらしなく垂れた舌……端整な造作を正気の欠片もなく歪めた無様を晒し、それでも意識を法悦に浸らせる加賀。 頸椎がミシ、と限界の異音を立てると同時……強烈に膣肉が収縮し、その感覚に耐え兼ねた少年が欲望をとき放った。 「う、ぁ……出るっ……加賀さん、おまんこ凄……!全部、搾り取られそ……!!」 「ッ……♥ッッ……♥♥…………ッ、げほっ!ごほぉ、かはっ……ひゅぅっ、ひゅうぅぅっ!はぁ……は……お゛、あ゛~~~……♥」 少年の陰茎を押し潰す如くキツく締まる膣内に、鉄砲水が如く白濁した熱い汁を注ぎ込む少年。ビュクビュクと粘液が膣奥を叩く。 射精の喜悦に震える少年が力を抜くと、縊死の瀬戸際から解放された加賀が必死で空気を肺腑に取り込み……突然にその身を崩れさせた。 全身を小刻みに痙攣さす以外、絞殺されたかのような有様で失神する加賀。弛んだ股から黄金色の飛沫が盛大に噴出する。 「ふぅ、一杯出たぁ……そろそろ孕んだかな?命の危険があると妊娠しやすくなるって言うしね……よっと。」 「ッ……♥ッッ……♥♥」 少年が陰茎を引き抜く。膣口からゴポリと泡だった精液が溢れ、ピアスで飾られた陰唇を伝い落ちて床に白く濁った池を作る。 だらしなく歪んだ表情を涙、汗、涎、鼻水……様々な体液で汚した加賀の顔には平時の怜悧な雰囲気は片鱗すら見いだせない。 「あらら、子供のボクよりおねむが早いなんて加賀さんだらしないなあ……もう少し年上の頼りがいっていうのを見せて貰わないとね?」 部屋の隅に置いてあった建造用バーナーを拾う少年。バーナーから高圧の炎が出ることを確認すると傍に立てかけた鉄棒を取り、先端を炙る。 忽ちに端部が赤熱した輝きを帯びる鉄棒……逆端の柄をしっかり握り構えた少年は、失神したままの加賀に笑顔で歩みよる。 「おはよーございます、加賀さん。はやく起きないと大事なところが焼肉になっちゃいますよー?」 万力により拉げられた加賀の乳房の先端……鉄球つきのピアスで引き伸ばされた加賀の乳頭に軽く鉄棒の先を触れさせる少年。 煙草の火を水につけたような音と共に赤熱した鉄が加賀の肉突起を焼き、加賀の背が反射的に跳ねる。 失神から覚醒させるには刺激が不足であったようで、軽い癒着音と共に鉄棒を剥がされても赤褐色に腫れた乳頭を晒して横たわるままの加賀。 「まだおねむのままか、それじゃあ仕方ないねえ。ココを焼かれたら流石に飛び起きるよ、ね?」 「ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!?!?」 陽炎を立ち昇らせる赤鉄を加賀の下半身、無防備に伸ばされた陰核へ押し当てる提督。今度はしっかりと、密着させて。 肉が焼ける激しい蒸発音と強烈な異臭が立ち昇り、加賀が突然に両目を見開いて跳ね起きその口から悲鳴を迸らせた。 強烈に肉体の筋が伸縮したため肛門を埋めていた張り型が勢いよく排泄され、床で重い落着音を立てる。 「ぐぎい゛ィィィィィィィッッ!?にゃにっ、なんれすがっ……お、ぎっ♥ふぎぃぃぃ~~~~~ッッ♥♥」 神経の塊のような器官を焼き焦がす筆舌尽くし難い苦痛。極度の混乱の中で覚醒した加賀が、振り向きながら悶絶する。 少年が完全に癒着しきった鉄棒を乱暴に引き剥がすと加賀は殆ど白目を剥いて身を仰け反らせ……尿道から透明な汁を激しく噴出させた。 感極まった女性に起こるという現象……潮噴きの分泌物を浴びた赤鉄が水分を蒸発させ、またも立ち昇る蒸発音と異臭。 「ひぎっ、ぎひ……はぁ、はぁ……こんな……ぅ……。提督……貴方は、最低の……変態です。」 「……加賀さんだけには言われたくないかなー、って。」 まさか寝起き陰核焼印でイけるとは加賀さんのドMぶりを舐めていた、と内心結構戦慄する少年。 やる方も変態に違いはないが、それで被虐絶頂できる方とてもどこに出しても恥ずかしい立派な変態である。 「それでその変態な子供にド変態マゾの加賀さんは何をして欲しいのかなー?ねえ教えてよ」 「はぁ、はぁぁ……知りません、勝手にやりたいことをやればよろしいかと。」 苛烈な被虐に昏倒より叩き起こされながら絶頂した姿を晒しながらも愚直に無関心を装う加賀。 喜悦の余韻に尻を腿を振るわせ、物足りなげに開いて戦慄く膣口から精液を零しながらでは説得力がないが。 上と下の反応の乖離具合がおかしくて思わず苦笑を漏らしてしまう少年。 「まったく加賀さんは下の口しか素直じゃないねえ……もう上の口には聞いてあげない、よ……っと!」 「私は貴方の変態さに付き合わされてるだけで別にっ……んへお゛ぉぉぉぉんッ♥♥♥」 交尾の再開をねだるが如くヒクついて精液を垂れ零していた加賀の秘所へ少年の拳が突き立つ。 易々と握り拳を咥え込んだ肉孔へ肘近くまで腕がねじ込まれれば、その刺激に身をのけ反らす加賀。 膣奥の壁を乱暴に殴りつけられる痛苦にも被虐快楽を見出し、発情した悲鳴を漏らし身震いする。 「あっは♪加賀さんの大事な部屋の入口、降りてきてヒクヒクしてるよ?赤ちゃん欲しいのかな……ねえ?」 「ほお゛っ、そんな訳ないでしょうにひっ♥誰が、貴方のような変態の子など……ほへっ♥欲しがったり、ひにい゛ぃぃッ♥♥」 侵入した太く堅い異物の感触を確かめるように淫らに膣癖をうねらせる加賀の雌穴…… その最奥、女の聖域とも言える空間を護るための門へ触れて撫で擦る少年の指。 度重なる射精を受けてまるで雌の本能を揺り起こされたように、加賀の子宮口は柔らかく蕩けていた。 「くすくす……もっとえっちなことして欲しいって、こっちの口はキュンキュンしてるよ?ねえ加賀さん?」 「単なるっ、刺激への生理反応……れすっ♥貴方のような、変態にぃっ♥女性がっ、媚びると思わな……おっほぉぉっ♥」 膣奥で切なげにヒクつき、撫でれば恭順するように吸い付いてくる淫らに蕩けた子宮口。 その頸筋をほぐすように揉んでやると快楽に狂った雌の発情声を上げて全身を跳ねさせる加賀。 未だにピアスで引き伸ばされている乳頭と陰核をビキビキに充血させながら、よく素面を気取るものだと少年は思う。 「ボクの指に甘えてるこの子宮口、抓っておまんこから外に飛び出すまで引きずり出しちゃおっか♪」 「~~~~~~~ッッ♥なんてことをっ、貴方は女性の尊厳をなんだと……んおぉぉッ♥変態ッ♥変態ぃぃっ♥」 女としての中枢を無理やり体外に剥きだしにされ視姦可能な玩具にする…… 普通の女性なら怯え竦み上がりそうな提案を耳にした加賀、その膣肉が甘く疼いたように蕩けてうねる。 怒った表情を作れどその瞳は期待するように興奮に潤み、罵りを発する口元は卑しく緩んでしまっていた。 「もうちょっと顔頑張ろうよ……こほん。そのまま全裸で鎮守府散歩するのもいいよね、全身にえっちな落書きしてさ?」 「そ……そんなっ、屈辱的なことっ♥もしやってみなさいっ……ただじゃおきませんっ♥絶対にっ♥♥」 子宮口が熟々に熱を帯びて発情に粘つく頸管粘液をドロリと溢れ、少年の指に絡み汚した。 熱く蕩けた秘穴は催促するようにヒクついて粘膜を少年の腕に絡ませ、上の口腔は発情した犬の如く吐息を荒げる。 変態的な恥辱の様を喚起させられただけで目に見えて色情を昂ぶらせた加賀に苦笑する少年。 「加賀さん浣腸も好きだよね、赤城さんの部屋の窓の下でトイレしよっか♪臭いを自覚し易いよう鼻フックも付けてさ?」 「はひっ♥んくぅっ♥変態っ、変態ヘンタイへんたいっ♥♥貴方っ、頭おかしいですっ♥」 「そろそろ妊娠してるよね、臨月になったらどうしよう?腹ボテ搾乳セックスしよっか、みんなを集めた目の前でさ。」 「もう、やめなさいっ♥やめてっ……イク、いや聞くに堪えませんからっ……♥もう、これ以上はぁっ……♥」 「……ああそうだ、手足取っちゃおうか♪ボクにどんな酷いことされても、ボクにお世話懇願してしか生きていけないようにさー♥」 「ッ~~~~~~~~~~♥♥♥へんた……お゛っ、はへえ゛ぇ~~~~~ッ♥♥♥♥」 その宣言……人としての尊厳を全て奪い隷属と屈従を強制する未来を少年が告げたその瞬間。 被虐心が臨界を超えて脳内麻薬を思考野にブチ撒き、理性を溶融された加賀は瞬時に絶頂に駆け昇った。 背骨を折らんばかりにのけ反った加賀の股から潮が噴き、床に牝臭い水たまりを生じさせる。 「はひっ♥くひゅっ♥私っ、ボテ腹芋虫でっ♥一生っ、この子の肉便器にっ……♥最悪っ♥最低っ♥はへぇぇっ♥」 「うわぁ……うわぁ…………こうさせておいてなんだけど、加賀さんは絶対おかしいよ。間違いなく。」 完全に雄に屈服したことを示すかのように頸管を緩め切って少年の指に恭順してくる加賀の子宮。 強烈な絶頂感で体を律する機能がイカれてしまったように尿道は潮を噴き、乳頭は母乳を滲ませる。 一秒でも早くその社会生命の終了が訪れることを願うかの如く、加賀は遍く全身にて発情を露呈させていた。 「――でも、まだ加賀さんにオワられると困るんだよね。戦争続いてるから、加賀さん秘書艦してくれないとボク困っちゃう。」 「はぁ、はぁ……♥ふぅぅ……変態な上にアレもコレもと、困ったことを言う提督様でさすがに気分が滅入ります。ッ……んお゛っ♥♥」 少年が加賀の胎内に埋めていた腕をやおら引き抜けば、癒着している膣粘膜が淫らな粘質音を立てて秘唇より捲れる。 やがて少年の拳が完全に引き抜かれ、それにつられて粘つく剥離音を立て完全に体外へ裏返り露出する膣道。 股から膣肉と共にだらしなく垂れ提がる加賀の子宮、肉色の芋虫の如きソレは刺激を恋しがるようにヒクついていた。 「だからさ、加賀さん……一緒に、戦争終わらせよ?それで、一緒にいよう……戦争が終わって、その後もずっと。」 「貴方のような変態と戦後もずっと、この身で貴方の異常な性欲を満たすのですか……とても気分が滅入りますね。」 「うん。被虐嗜好な加賀さんの性欲を毎日満たすのは大変だけど、加賀さんがずっとイキ狂えるようにボク頑張るからさ?」 柔らかな加賀の乳房を捻り潰していた万力をゆるめながら、その耳元で睦言のように囁く少年。 解放された加賀は、乳房に蹂躙の跡を深く刻まれ秘部をピアスの錘で無残に伸長された痴態をそのままに向き直る。 頸部を締め上げられた手形の残る喉、体外に剥きだしになった子宮、閉じない肛門から伝い落ちる腸液…… 逢瀬の後の枕語りを始めるにはあまりに正常を逸脱した変態的な姿を晒した加賀をかき抱き、少年は身を寄せた。 「……こんな失礼で変態な人の傍にいてあげる方が世に他に2人といるとは思えません、迷惑な話です」 「ふふっ……ねえ加賀さん?ボク、健やかなる時も病める時も……ドM調教中毒の加賀さんを愛し続けることを誓うよ」 「私、感情表現が苦手なのですけど、提督……私これでも今、とっても不快感を露わにしています」 傍から聞けば拒否したとしか思えない返答を仏頂面にて口にする加賀…… だが。彼女が少年の腕で彼女の首を抱き寄せられるほどにさり気無く身を屈めた、その仕草を少年は見落としていない。 「くすくす……じゃあ、婚約も成立したことだし誓いのキスをしないとね……よっと」 「キスって、そっちとですか……はぁ。控えめに言ってやはり貴方最低で……んあはぁっ♥」 加賀の股より提がる子宮肉を鷲掴みにすると、子宮口へ肉棒の先端……鈴口を合わせる少年。 ジト目で抗議しかけた加賀の声は子宮内に肉棒が侵入してくる感覚により悲鳴に変えられてしまう。 女の中枢を直接性交に使われる、その恥辱と快感の入り交じる刺激に不機嫌な面が忽ち蕩けてしまう加賀。 「ねえ、加賀さん愛してるよ♪ボク、ずっと加賀さんと一緒にいるから……んっ。」 「ご勝手に。私は、決して気分が高揚したりはしませんが……んあっ、ちゅっ♥」 少年が加賀の首を抱き寄せ唇を塞ぎ……しばし部屋に響く、くぐもった吐息と交接による淫らに湿った衝突音。 それはやがて時を要さず、拷問中のような破壊的な物音と苦悶に恭悦が混ざって甘く爛れた牝の悲鳴へと変じる。 余人には理解しがたい愛を育む2人の姿を目にするのは、窓より静かに差し込む月の光のみであった。 「加賀……加賀?聞いとるんかいな?」 「……ああ、ごめんなさい。何の話をしていたのだったかしら、龍驤?」 昼下がりの海軍鎮守府――その廊下にて加賀は自身が立ち話の最中であったことを思い出し、会話相手に意識を向ける。 同じ艦隊に組み込まれている軽空母の少女が不機嫌そうにこちらに目線を向ける姿がそこにあった。 加賀に比べて小柄で華奢で細身で痩躯で軽量で省スペースな体躯の彼女の名は龍驤という。 「せやからー、一糸纏わん女の幽霊が夜中に彷徨っとるちゅう噂や。苦しげな呻きや断末魔みたいな絶叫を聞いたって話もあるで。」 「ああ、そうだったわね……非科学的だわ。幽霊なんて何かの見間違いではないかしら?」 「バッサリやなー、自分。いやまあ加賀らしいっちゃらしいんやけど。」 芯に熱を帯びたような自身の体より意識を戻した加賀は、僚友の言葉に耳を傾け……小さく息を飲む。 その“幽霊”が人目を浴びているという事実に加賀が密かに鼓動を高鳴らせ…… しかし口より出た声とその内容は至って平静そのものであり、相手は加賀の内心には気付かなかったようだ。 「……それに、私達の役割は敵と戦い一日でも早く戦争に勝利すること。それ以外は二の次ではないかしら?」 「う、まあせやな……うー、相談する相手間違っとったかなぁ?あ、ところで……」 「そう、まだ何か気になることが?」 鎮守府を賑わわせている目下注目の話題がばっさり切って捨てられたことに肩を落とす龍驤。 落胆しつつ、ふと何かを思い出したように明後日の方向を眺めたまま口を開き―― 「いや、大したことじゃあらへんけど……なんかこの辺、妙に生臭い匂いしとらんか?」 「ッ…………!!」 龍驤が加賀を注視していれば、彼女が瞠目して狼狽に言葉に詰まる極めて珍しい表情が見れたであろう。 混乱しかけた思考に乱れた表情を一瞬にして取り繕った加賀はゆっくりと息を吸い、言葉を紡いだ。 「潮の匂い……ではないかしら。海に面しているもの、日によっては生臭く感じもするわ。」 「うーん、どっちかというと動物的ちゅうか……そないな匂いの気がするんやけどな?」 「そう、原因は分からないわね……それじゃ、私は提督に呼ばれてるからこれで失礼するわ。」 「あ、加賀ー?……なにをあんな急いどったんやろ?妙なやつやなー。」 急ぎ足で廊下の先に姿を消した加賀の背を目線で追う龍驤は小首を傾げて疑問を漏らす。 加賀が立ち去るとき、袴の中から小さく金属の衝突音が響いていたが……小銭かなにかを仕舞っていたのだろうか? 「にしても提督なー、あんな精通もしてなそうなジャリの子守りがよう続くもんや……加賀はくっそ真面目やなぁ。」 そういえばあの2人が2人だけの時にどんな会話を交わしているか知らないことに気付くも、 普段通りの困った子供を躾けるようなやりとりを続けているのだろう……と勝手に結論づける龍驤。 表情を全く変えないまま子供の面倒見をする同僚の姿を想像し、浮かんだ光景に苦笑するのであった。 「……バレた訳ではないわね。流石に気分が……緊張したわ」 廊下を曲がり、人目から逃れたことを確認して溜息と共に小さくつぶやく加賀。 視線を向けた先、袴で覆われた己が両足の付け根のありのままを思い浮かべて加賀は背筋を振るわせる。 下着も履かず、両足の間から裏返った子宮を膣粘膜剥きだしのまま提げて会話していたとはよもや彼女も考えるまい。 「……ふぅ、本当に生臭い。卑しい牝の獣の、発情した粘膜の臭いがするわね」 子宮口は器具でこじ開けられたまま内部を外気に触れさせており、子宮の奥の卵管すら空気に晒されていた。 袴の内から漏れ出てしまっている自身の牝臭い内臓臭を嗅ぎ、僅かに口の端を歪ませて自嘲する加賀。 興奮を抑えつけるように身を捩れば、子宮肉を飾るピアスと陰唇を貫き引き延ばす錘つきのピアスがぶつかり金属音を立てる。 「今日の私はあの変態に一体何をされるのかしら……?まあ、特に気分は高揚もしないからどうでもいいのだけど。」 加賀の発情した子宮が牝臭い粘液を分泌し、袴に染みを生みそうなほどに子宮口より溢れ零させる。 心臓が期待に高鳴るのを意図的に気付かぬふりをし、加賀は提督の――己の伴侶が待つ執務室へ足を向ける。 今宵も長い長い夜になる、冷静に取り澄ました表情の裏にそんな確かな予感を秘めたまま…… +後書き 50 :名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21 36 23 ID Qcyibm.2 いじょ。 久々の投下でお目汚し失礼しました。加賀さんが変態すぎてごめんなさいね。 51 :名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 22 03 01 ID 36N3JKGI GJ! 突き抜けた変態ものって時々見たくなるから不思議。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1273.html
164 :4:2012/07/31(火) 02 06 00 提督たちの憂鬱 第7話登場人物一覧 1/6 1933年~1935年 アメリカ企業、投資家:日本、そして満州への投資を増加させていった。 『日本は人件費が安く、労働者の品質もそれなりに高い。そして近くには大消費地と目される中国があった。 中国に直接工場を作ろうという動きも無くは無かったが、 彼らは上海での暴動やインフラの状態を見る限りはリスクが大きいと判断して、 比較的安心できる日本を選んだのだ。 さらに日本陸軍が作ったコネクションもこれを後押ししていた。』本編7話より抜粋 米国:日英同盟分断、対中支援強化を指示。 『日本が大陸への軍事力による干渉をできるだけ抑えて深入りを避けるのと対称的に、 米国は大陸へ深入りしていた。』本編7話より抜粋 張作霖:名前だけ登場。 『 米国資本家達の手によって満州の基盤の整備が行われるに従い、 張作霖率いる奉天軍閥が著しく強化されていたのだ。 さらに米国の支援で大規模な軍需工廠が建設されると 彼の鼻息は荒いものとなっていた。』本編7話より抜粋 東条英機:陸軍戦力強化の為、海軍の旧式砲を融通してもらう為の交渉準備をする。 愚痴を言いたい為、無線機ネットワーク整備、変声機開発を推進。 無線機ネットワーク整備:東条英機が愚痴を言いたい為推進。 弱電分野の成長になる為一石二鳥。 変声機:無線時の正体を隠す為、東条英機が技術部に開発依頼。 『 かくして技術分野の人間の仕事がまた一つ増え、 辻は通信網整備のために色々な部署と折衝するはめになるのであった。』本編7話より抜粋 165 :4:2012/07/31(火) 02 07 14 2/6 海軍省特別室 『 日本では夢幻会が設置した海軍省の特別室で、 公表されることの無い戦いが繰り広げられていた。そこでは多数の屍が築かれており、 そこが如何に激戦が行われているかを示していた。』本編7話より抜粋 嶋田繁太郎:同人誌製作中。机に沈む。 『「お、俺はもうだめです。あとはお願いします」 「死ぬな、嶋田!!」 「そうだ、ここでお前が倒れたら!!」 「ダメだ。もう意識が……」』本編7話より抜粋 伏見宮博恭王:同人誌製作中。ペンネーム『フシミン』 去年試しにこっそり出品したら評判が良く今年も出品。部下達に協力を要請。 南雲忠一:同人誌製作中。 その他同僚達:同人誌製作中。ある意味でノリノリで号泣する同僚達。 『「嶋田ぁあああ!!」』本編7話より抜粋 海軍補充計画:辻~んに原案の大半を容認させただけでも奇跡と言える。 『 新設計の2万トン級空母である飛龍型。 その建造費用は艦載機を含めば、超甲巡より高くついた。 それを何とか辻に容認させた反動が、 この同人誌製作だった……かもしれない。』本編7話より抜粋 第二次ロンドン軍縮会議:現状維持。中身を更新して兵力バランスを維持。 戦時に備えて基地航空隊と早期警戒網の構築を推進。 暫くは赤城型2隻、飛龍型2隻の4隻体制。 米国:米国による日英分断工作をできるだけかわす。 日米関係で必要以上に卑屈になるつもりはない。 166 :4:2012/07/31(火) 02 09 11 3/6 海軍:軍縮条約を締結する方針を決定。 夢幻会海軍派閥:条約反対派を押し切る一方で、堀悌吉など多数の提督を自陣営に引き込んだ。 海軍左派トリオ:米内光政、山本五十六、井上成美。 名前だけ登場。 夢幻会は具体的アクションを起こさなかった。米内には反夢幻会派の人間を集めさせる。 最悪の場合、米内と博打好きの山本に纏めて消えてもらう。 高木惣吉:名前だけ登場。共産主義者。 前田稔:名前だけ登場。共産主義者。 大角岑生:人事担当。海軍左派トリオは引き込まず。 『 最悪の場合は米内と博打好きの山本には纏めて消えてもらう。 高級将校のポストの空きが二つ出ると思えば問題ないだろう』本編7話より抜粋 嶋田繁太郎:大角の言動にドン引き。 『 (こ、この組織でまとも、というか白い奴はいないのか。 どいつもこいつも真っ黒じゃないか……)』本編7話より抜粋 167 :4:2012/07/31(火) 02 10 43 4/6 1935年12月9日 第二次ロンドン海軍軍縮会議 米国:日英関係に楔を打ち込みたい米国は様々な方法で揺さぶりをかけ 日英同盟の解消を強引に主張した。 夢幻会会合 嶋田繁太郎:会合出席。日英同盟を第二次世界大戦勃発の直前まで引き延ばすことを提案。 辻正信:会合出席。反日運動の抑えこみは中国の内戦を利用。八郎潟の干拓推進。 『「お察しの通り。ソ連と中国共産党を利用します。 嶋田さんが仰ったように押してだめ、引いてもだめなら、横にずらすんです」』本編7話より抜粋 伏見宮博恭王:会合出席。 真崎甚三郎:会合出席。 与野党:野党の中には日英同盟解消を政局に利用しようとする者もいる。 与党内部でも主導権争いの気配がある。 統帥権:国難の時にこれでは政治家達にはいつまでも統帥権を渡せない。 各省庁人事権:同上。 軍縮会議 日本代表:交渉の席でこれまで主張してきた日英同盟の維持を撤回。 同時に即座に日英同盟を解消するのは難しいと主張し、 日英同盟は1938年までは維持することで妥協するよう米国に求めた。 米国:軍縮条約締結後、即座に同盟解消を求めたが最終的に認める。 奉天軍閥にさらなる支援を行い、中国統一そして米国の市場の拡大を図る。 ルーズベルト:やや不満は残るものの、さらなる日英分断工作と、東アジア進出を命じた。 英国:日本と組んで華南で通貨制度改革を実施し、英国経済圏に取り込んだ。 蒋介石:名前だけ登場。日英は蒋介石に大量の武器を売りさばいて大量の銀を手に入れた。 日本:『英国ほどではなかったが、ある程度の利益を得ることができた。 日本は貯めた資金を、国内投資につぎ込み、国内の開発を加速させていった。 東北の貧農対策として八郎潟の干拓も大金をつぎ込んで推し進めた。 莫大な金が掛かるとして反対意見も少なくなかったが、 辻は貧困を無くすことが国家の安定に必要であると主張して、 各部署を説いてまわってこれを実現させたのだ。』本編7話より抜粋 帝国中央情報局:関東軍の一部と結託して大陸での謀略工作を進める。 168 :4:2012/07/31(火) 02 12 25 5/6 中国 『 内戦が続く中国では共産党と匪賊による富裕層への強奪が頻発していた。 これを取り締まるべき警察機構は賄賂攻勢によって機能を停止させており、 未来人なら「リアル北斗の拳」と言うであろう世界が展開されていた。』本編7話より抜粋 国民党:『上海事変の敗北、米との関係悪化と中国統一の失敗、 そして英国主導による貨幣制度改革と排外運動に燃える人間達を落胆させることが多く、 その求心力は低下していた。』本編7話より抜粋 奉天軍閥:『華北の奉天軍閥は、米国の力で勢力を拡大させてはいるが、 民衆への圧制から求心力は低かった。このことがさらに治安を悪化させていた。』本編7話より抜粋 共産党:『この隙を縫うように共産党が勢力を拡大するのは当然であった。』本編7話より抜粋 海援隊:『彼らは帝国の最新鋭の武装と高い錬度によって、 私設軍とは思えないレベルの戦闘能力を保持していた。 大陸ではガードマンの仕事も請け負っていたことから、 彼ら共産党、というか匪賊にとっては天敵でもあった。』本編7話より抜粋 新聞記者・尾崎:日本でも指折りの大陸通といわれる。海援隊を取材。 169 :4:2012/07/31(火) 02 17 21 6/6 魔都・上海 『その一角で尾崎はある男と接触していた。』本編7話より抜粋 尾崎秀実:二重スパイ。フシミン、コノミンを愛読。萌えによる世界革命を推進中。 『ソ連のスパイとして真偽の混ざった情報をソ連に流して撹乱工作を行い、 それに並行して彼は中国共産党や匪賊を 意図的に暴発させて中国を内部からかき乱していた。 勿論、ただかき乱すだけではない。彼らを中国富裕層にぶつけることで、 中国人同士を敵視させあわせて、不信感を煽りたて中国の精神面での統一を妨害する気だった。 労働者層が富裕層を襲えば、会社は成り立たなくなる。 そうなれば中国近代化のプロセスは挫折するだろう。』本編7話より抜粋 ロシア系白人A:尾崎の報告書を持って上海の街中に消えた。 ロシア系白人B:ロシア革命脱出組。共産主義者ロシア系白人Aの組織を調査中。 スターリン:名前だけ登場。 『共産主義の親分であるスターリンが銀行強盗をやっていたくらいだからな。』本編7話より抜粋
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/31547.html
提督炎竜 リンドウ・ブルーム R 火 (7) クリーチャー:バーニング・ドラゴン/竜の一族 6000 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から、火の竜の一族をすべて自分の手札に加え、その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 ■スピードアタッカー ■W・ブレイカー ■相手のカードの効果によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 作者:翠猫 DMAE-15「絶対極度!トリニティ・ザヴァイア!」収録。バーニング・ドラゴンの竜の一族。 竜の一族の提督。マッドネスと火の竜の一族を持ってこれるスピードアタッカーのW・ブレイカー。ガウスブレイザーとは何の関係もありません。 名前は「リンドブルム」から。 フレーバーテキスト 「仲間の力が、あたいに力をくれるのさ!」-《提督炎竜 リンドウ・ブルーム》 収録エキスパンション DMAE-15「絶対極度!トリニティ・ザヴァイア!」 関連 《炎竜提督ガウスブレイザー》 竜の一族の提督サイクル 《提督炎竜 リンドウ・ブルーム》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/575.html
提督×山城シリーズ 乙 -- (名無しさん) 2014-10-21 22 42 40