約 70,239 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1288.html
217 :4:2012/08/03(金) 02 04 18 本編時系列 提督たちの憂鬱 第10話 1/4 1938年 ミュンヘン会談前 『第二次世界大戦のフラグイベントであるミュンヘン会談。 この大イベントを前にして歴史は再び動こうとしていた。』本編10話より抜粋 メキシコ石油国有化政策:米国は激怒。 夢幻会会合 嶋田繁太郎:会合出席。 辻正信:会合出席。黒さに定評がある。 在墨日本資本と邦人の安全確保を急がせる。 『「失礼ですね、私は清く正しいことに定評がある男ですよ? 黒さなんて二次元以外で売りにはなりませんよ」 (*1))』本編10話より抜粋 外務省:会合出席。会合へ報告。 『「メキシコの石油国有化政策に米国は激怒しています。 オイルメジャーや民主党南部州議員もメキシコ討つべしと」 「メキシコ政府が国有化を撤回する可能性は?」 「メキシコ政府は国有化した際に、オイルメジャーに補償を行うので問題はないと 主張して譲りません」』本編10話より抜粋 情報局:会合出席。会合へ報告。 『「メキシコでは外貨貯金を行う富裕層が激増しています。 一方、米国では軍需関連株が値上がりしています。 米政府はメキシコに警告を行いつつ、連邦軍をアメリカ・メキシコ国境沿いに集結させています。 これは脅しの範疇ではないでしょう」』本編10話より抜粋 その他出席者たち:米国の横暴さに、危機感を募らせる。 張作霖:名前だけ登場。米軍の圧倒的な物量と支援により国民党相手に優勢に進める。 蒋介石:名前だけ登場。 スターリン:名前だけ登場。 国民党:米軍張作霖軍により大打撃を受ける。 ゼークトライン:崩壊一歩手前の状態。 華北戦線:黄河を渡られ、戦火は中原に及びつつある。 上海:米軍は堂々と居座り、張作霖軍の支援を継続。 米軍:上海を要塞化。張作霖軍の支援を継続。 独逸:義勇軍の支援を検討したが、スペイン内戦への支援の為断念。 米国:匪賊対策と張作霖からの要請を盾にして、内陸進出を狙う。 日本が米国と対立すれば喜ぶのは蒋介石とスターリンだけなので、 今は米国の思うようにさせる他ない。 1938年 第二次米墨戦争 米国:石油資源の国有化を撤回させるべく、武力介入を開始。 ロング:名前だけ登場。 『中国内戦や軍事力増強によってある程度の景気回復を成し遂げ、 かつ大陸に確固たる足場を築くことに成功したロング政権に対して強く反発するものはいなかった。 また相手が大して犠牲を出すことなしに勝てるであろう、 メキシコであったことも、国民の支持を後押ししていた。』本編10話より抜粋 メキシコ:徹底抗戦の構えを取りつつ、列強に対して支援を要請。 列強諸国は係わり合いを避けた。 メキシコ軍:国境に集結した米軍にボコボコにされる。 米軍:メキシコ軍は袋叩きにされる。 218 :4:2012/08/03(金) 02 04 51 2/4 1938年9月29日 ミュンヘン会談 『メキシコ軍が国境に集結した米軍にボコボコにされている頃、 ヨーロッパでは遂に第二次世界大戦のフラグイベントである ミュンヘン会談が開催された。』 『日本の予想通り、連合側が譲歩して終わることになる。ミュンヘン会談が終わったあと、 日本は第二次世界大戦がほぼ史実通りのスケジュールで開戦されると判断して、 遣欧軍の派遣準備に取り掛かる。』 『国際秩序維持を名目に日本はドイツを潰して彼らの技術を収奪し、 二回目の対ドイツ戦争を通じて日英同盟の本格的復活を目論んでいたのだ。』本編10話より抜粋 夢幻会会合 嶋田繁太郎:会合出席。 伏見宮博恭王:会合出席。 東条英機:会合出席。 辻正信:会合出席。 近衛文麿:会合出席。 白洲次郎:会合出席。夢幻会協力者。 遣欧軍:独逸に多くの恨みを買っているという理由で英仏から拒否される。芬蘭義勇軍にスライド。 『「遣欧軍は必要ないと?」 「はい。英国は日本が遣欧軍を派遣せずとも、 いずれドイツは軍拡の重みに耐えかねて自壊すると言っています。 加えて『我が国』はドイツから恨みを買っていますから、 悪戯にドイツの敵意を買いたくないと。これにはフランスも同調しています」』 『「また大西洋において、英国は米国との関係を第一と見做しており、 下手に米国を刺激して、関係を悪化させたくないとのことです」』本編10話より抜粋 日英同盟:日英同盟を基軸とし、米国の圧力をかわす戦略は瓦解。 『夢幻会が練っていた第二次世界大戦の戦略は、 彼ら自身が取ってきた行動の結果、瓦解した……因果応報とはこのことだろう。 自分達が最善の行動と思い実施してきた政策が、 日本への警戒感、不信感、反感を高めることについて、 彼らは若干過小評価していたのだ。』本編10話より抜粋 フィンランド:本格的支援が決定。 『「ソ連の勢力圏を欧州方面で拡大させるとなると、フィンランド支援はやめますか?」 嶋田の問いかけに、辻は首を横に振る。 「いえ、ここは冬戦争でソ連に痛い目に遭ってもらい、 ソ連軍の兵器の開発を加速させるのが良いでしょう」 「……独ソ戦で張り合ってもらうために、ですか?」 「それと、ソ連の目を欧州にひきつけるためにも、です。 フィンランド軍には頑張ってもらわないと」』本編10話より抜粋 芬蘭義勇軍:1個旅団(戦車連隊1個、歩兵大隊1個、砲兵大隊2個、戦闘工兵大隊1個、輜重大隊1個) 2個航空戦隊、鳳翔戦闘機隊。義勇軍司令官杉山元。艦隊運用南雲忠一。 海軍旧式砲:満州に配備する砲以外芬蘭に全て回す 龍驤型航空工作艦:「龍驤」開発者辺境人氏。 第三次海軍補充計画により建造。和製工作空母ユニコーン。 戦時量産空母の雛形として建造された。船の価値は史実の工作艦明石に匹敵する。 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/443 219 :4:2012/08/03(金) 02 05 41 3/4 ソビエト連邦 スターリン:協議中。日本に対する調査を指示。中国共産党への支援強化。 モトロフ:協議中。 べリヤ:内務人民委員部(NKVD)内務人民委員。協議中。 重光葵:駐ソ特命全権公使。名前だけ登場。 張作霖:名前だけ登場。北満州の権益を狙っている為ソ連は警戒している。 フーバー:名前だけ登場。反ソ連派。 マッカーサー:名前だけ登場。反ソ連派。 浸透工作:『ソ連の浸透工作は、米国奥深くに及んでいた。 比較的リベラル派が多い国務省などでは、特にこの工作は効果を発揮していた。 一方でFBIのフーバー長官や、陸軍のマッカーサー将軍などが共産主義を毛嫌いしており、 米国内でも親ソと反ソで勢力が分かれていた。』本編10話より抜粋 中国共産党:ソ連は中国共産党を使って日中・日米分断工作を推し進める。 KV-1重戦車:ソ連製新型重戦車。日本に対する威嚇の為極東に送り込む。 英米との兼ね合いから北満州への配備は避ける。 220 :4:2012/08/03(金) 02 08 34 4/4 中国 『ソ連が日中分断、日米分断を画策している頃、中国では米・張作霖連合軍によって 蒋介石率いる国民党が危機に立たされていた。』本編10話より抜粋 国民党軍:『ドイツ、そして日本とソ連から輸入した兵器で応戦していたが、 敵軍の圧倒的物量にはついぞ敵う事は無かった。 上海は敵軍の敵に落ち、南京や武漢といった華中の中心都市へその戦火は及びつつあった。 しかしここで蒋介石は屈服するつもりはなかった。 彼は重慶に首都を移して徹底抗戦の構えを見せた。』本編10話より抜粋 『「南京は兎に角、華中の中心都市である武漢まで落ちるとなれば、もう降参しても良さそうですが」 米軍は匪賊対策を口実にして、上海の外にも打って出るようになっていた。 このために張作霖は米軍から潤沢な支援を受けていた。 一方の国民党軍は空軍は壊滅状態。制空権は無く、補給についてもお寒い限りであった。 彼らは督戦隊をつけて、さらに兵士を麻薬漬けにして戦線を維持していたのだ。 ちなみにその麻薬は日本が横流ししている。』本編10話より抜粋 夢幻会会合 嶋田繁太郎:会合出席。 海軍関係者:会合出席。 東条英機:会合出席。 杉山元:会合出席。 辻正信:会合出席。土肥原と組んで、中国国内を撹乱していた。重慶租借を提案。 土肥原賢二:会合出席。辻~んと組んで、中国国内を撹乱していた。 倉崎重蔵:会合出席。高齢ながら、まだまだ現役。 近衛文麿:会合出席。福建省の分離独立を提案。 『「……ふふふ、辻さん。世の中には実利よりも、虚像のほうを選ぶ人間が多いのですよ。 一銭の得にもならないような幻想を、尊いと思い行動するのが人間なんです。 そして幻想に入り浸った馬鹿が権力を握ると、時に制御不能な事象が起こる」』 『この近衛の予言めいた台詞は、第二次世界大戦勃発と 前後して起こった事件によって証明されることになる。』本編10話より抜粋 十二試陸上偵察機:開発者猫目石氏。水平飛行で七百五十キロ。価格が九五式陸攻の2倍以上。 <提督たちの憂鬱 支援SS> ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/137
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1271.html
155 :4:2012/07/30(月) 20 41 54 本編時系列 提督たちの憂鬱 第6話 1/2 1932年7月以降 第二次五ヵ年計画 第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始。 各地で高速鉄道、発電所、湾港施設、巨大製鉄所などの整備が開始された。 軽工業国家からの脱皮を果たすべく重工業の梃入れをこれまで以上に行った。 総額20億円以上という巨大な国家プロジェクトは、夢幻会の全面的な後押しの下で進められていく。 遼河油田石油プラント:急ピッチで油田開発を進める。 哨戒のために航空機やジープなどを配備予定。 国民党:華北戦線で粘り黄河周辺でこう着状態。 華北戦線:黄河周辺でこう着状態。 日本製旧式兵器:中国内戦で旧式兵器を売り払う。 稼いだ資金は装備や工廠の設備の更新の足しになる。 米国:張作霖への支援を本格化。軍需工場の建設や装備購入の為の借款を行う。 英国:蒋介石に軍需物資の支援を行う。 仏蘭西:雲南軍閥を支援。各国共に軍閥を利用して中国を分断する動きを進める。 『「少なくとも、かの国が国際舞台の桧舞台に登場するのは史実より四半世紀は遅れますね」 辻の言葉に他のメンバーもニヤリと笑う。』本編6話より抜粋 対ソ工作:中央アジアへ民族自活の精神や資源情報を吹き込んで、ソ連を混乱させることを提案。 極東ソ連軍の工作と連携させることで弱体化を図り、国外で行動する余裕を失わせることを狙う。 満州以南での分断工作と武力以外でソ連、特に中央アジア方面の分断へ力を入れる。 陸軍夢幻会派:統制派と呼称されている。 『この統制派は軍近代化を図る一方で非正規戦や諜報活動によって 中ソの分断と瓦解を図っており、明石大将の後継者たちと見做されていた。 現在、この会派には真崎、東条、相沢などの入れ替わり組みと、 史実の皇道派・統制派の一部が所属している。』本編6話より抜粋 156 :4:2012/07/30(月) 20 42 39 2/2 1933年 フランクリン・ルーズベルト大統領選出。 ルーズベルト:『中国内戦を利用した特需によって 失地回復を目指したフーバー大統領だったが、大恐慌発生の失敗を補いきれず落選。 米国では史実どおり、フランクリン・ルーズベルトが大統領として選出された。』本編6話より抜粋 米国:ニューディール政策の実施を発表。 夢幻会はこれを予期して投資を行い莫大な利益を得る。 同時に予期せぬイベント発生。米国が大規模な中国支援を開始。 中国国内の富裕層によって軽工業の振興が活発化。 中国海軍基地:米国支援により中華民国政府(奉天軍閥)は山東省に海軍基地を建設。 中国軍需工廠:奉天では軍需工廠の建設が計画され、規模は大阪砲兵工廠に匹敵。 英国:日本は役に立つ駒、或いは鉄砲玉に過ぎない。華南とインドを繋ぐ鉄道を建設予定。 中国南部とインドを繋げ、経済面で華北部を引き離す。米企業の中国市場進出への牽制、妨害を目論む。 『確かに日英同盟は東アジアでの権益維持において重要ではあった。 しかしながら日本と徒党を組んで米国と本格的に事を構える気は、 英国にはさらさら無かった。 謀略・外交で高い能力を誇る英国にとって日米の分断はそう難しいことではない。 日本にとって意外な敵は自身の背後に居た。』本編6話より抜粋 海軍:軍縮体制に不満を持つ人間は多い。内務省、情報省、憲兵と連携して不穏分子の監視を行う。 辻正信:会合出席。MMJのネットワークを使い不穏分子を監視。 新潟の干拓、農業の機械化と効率化の推進。 地主達に企業の創設や投資を促して経済の活性化を図る。 『地主階級の人間について徹底的な調査を行い、様々な醜聞を集めていたのだ。 家主には問題なくても、その息子や娘には問題があるケースが多い。 中には地主階級にも関わらず共産主義思想に染まっている者もいた。 辻はそういったスキャンダルを利用して、硬軟あわせた交渉を行っていたのだ。頑固な人間たちでさえ、 そういった身内の醜聞を持ち出されては、大抵は折れるしかなかった。』本編6話より抜粋 石原莞爾:石原莞爾を中心とした一派は、未だに世界最終戦争論を掲げている。 アジア新秩序:一部には日本を中心としたアジア新秩序構築を主張する者もいる。 日本の政治家:今の政府のやり方を腰抜け呼ばわりする人間が多い。 それも自分達が主導権を握るためだけに、今の方針を貶める輩が少なくない。 日中両国:これまで以上に、壮絶な経済戦争を繰り広げることになる。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/89.html
青空の陽光と海面からの反射光が、おそらく戦時中から照らし続けてきたであろう年季モノの建造物、横須賀鎮守府。 その3階、執務室…士官制服に短い金髪をツンツンと逆立てた奇妙な若い「提督」のナワバリに、怒号が響く。 「だ・か・らッ!!あれは誰がみたって中破の戦艦を追うべき場面でしょ?!なんで敵駆逐艦優先に指示変えたの!」 「いやぁ…オレがそうしたい、そうすべきと思ったからであって、普通に言うこと聞いてくれればそれで良いと思うんだけど?」 今日の采配について怒鳴りこんできたショートカットのボーイッシュな艦娘に、とても軍人に見えない面構えのヤンキー提督が机に両脚を上げて組んだまま応戦する。 あいにく戦艦1隻に攻め込まれた位でビビるような男でも、部下と本気のケンカする体面を気にする男でもない。そういう場面での精神はチンピラのそれに限りなく近い。 「比叡、あれは命令ヨ。ここはこれでも軍属で、こんな人でも司令は司令ネ」 「…お前あとで屋上な」 ジト目で睨みつける提督から視線を外し、見た目の話ヨーと口笛を吹く本日の秘書艦は金剛。 「姉様も姉様よ。こんなチャラい奴とずっとイチャイチャして!戦艦の誇りはどうしたのよ?!」 比叡の怒りの矛先が金剛にまで向けられる。前世紀からずっと大好きだった誇り高き金剛型一番艦の現在の姿が、久々に再会した二番艦たる彼女にはまったく気に入らない。 「…比叡。テートクは…」 「やめろ、金剛。…オレの指示がきけねーっつーのか、比叡ちゃんよ」 「気安く呼ばないで」 「あぁ?何言ってんだテメェ」 怒気を含んで立ち上がる提督。二人は相手の目を至近距離で殺気を込めて睨みつけ、互いに一歩もひかずついに額をゴリゴリと押し付けあう。さながらシカのケンカである。 額に青スジを浮かべた比叡が、先に口を開いた。 「伝わらないならはっきり言ってあげる。…戦況読めないなら口出さないで!やる気ないなら辞めなさい!この、素人提督!!」 「んだとテメェ?!装備ひっぺがして練習艦に戻して欲しそうだなぁコラ!あぁ?!」 提督の怒号に、思わず4番砲塔を抑える比叡。 「う、そ、それは………てか、し、素人の割に妙に詳しいじゃないの…!!」 トラウマを突かれて引いてしまった比叡を見下し、一転優位に立った提督は相手を指差しドヤ顔でふんぞり返る。 「こっちにゃ頭脳派の霧島センセがついてんだよ。てめーの恥ずかしい過去もアワレな最後もぜんぶバレバレだぜ」 「~~~~~!!!」 肉食獣の顔で歯ぎしりする比叡であったが、もはや流れは相手にある。 「あ……あんたなんかの言うこと、絶対聞いてやんないから!そのうち金剛姉様も返してもらうからね、覚悟してなさい!!!!」 凄まじい勢いでドアを蹴り閉め、比叡は大股で執務室を後にした。 ドスドスという床を踏み抜かんばかりの足音が、やがて遠ざかっていった。 *** 「――と。ああは言ったけれども、やっぱちょっとマズイかな…」 廊下の突き当たりまで来て比叡は、口を尖らせたまま形の良い顎に手を当てて考えていた。熱するのが早いぶん冷えるのも異常に早い。 ここ以外に彼女に往くあてはないし、そもそも――彼女の心から敬愛する金剛はすっかりここに馴染んでいるのである。 『金剛お姉さまのいる場所はすなわち私の居場所』と考えている比叡にとって、鎮守府から出てゆくのはよく考えなくともそもそも選択肢ではなかった。 (姉様に嫌われないためだ。あのチャラい提督のためなんかじゃない) 自分を納得させる言い訳をなんとか見つけ出し、執務室の扉の前に再び立ったそのとき。 「――そうだ。オレがたった一隻を与えられてこの鎮守府に来た頃、あいつは艦を救いに行くため二日も三日もオレを根気よく説得した。オレは意地を張って聞く耳持たず、逃げることばかり考えてた」 室内から、提督の声が聞こえた。思わず聞き耳を立てる。 「そのうちあいつは一人で海に出ていって、帰ってこなかった。引き換えに軽巡二隻を、この鎮守府に寄越して」 「神通は泣いてたヨ。覚えていないけれど、彼女を沈めてしまったかもしれないって」 姉の――金剛の声。比叡は扉に寄り掛かるようにして聴音に務める。不知火が怪訝な顔で後ろを通り過ぎていった。 「あいつを見つけるのはこの鎮守府の優先的な目的だ。私物化と言われても仕方ねーけどな…はやくあいつを引き上げてやって、この数カ月の成果――お前らを見せてさ」 ――少しは頑張ったんだぜ、とドヤ顔で見せつけてやりたいんだ。そう付け足した提督の声は、いつもの調子からは想像もつかないほど静かで、遠かった。 「比叡には、まだ誰も伝えてなかったんだな。戦術戦略から見ればきっと、アイツの方が正しいコトを言ってんだろう。…次に合ったら、オレからワビ入れて、説明しとく」 「あの娘は…吹雪は、とってもマジメな良い娘だったネ。テートクのお陰で助かったわたしたちだけど、それはあの娘がわたしたちを助けてくれたも同然ヨ」 だから、と言った姉の声は、これまで比叡が聞いたこともない優しさを含んでいた。 「だからテートクは、間違ってないヨ。比叡も本当はとっても良い娘、きっと分かってくれるネ」 「金剛…」 「テートク…」 次の瞬間、ドアを蹴破って比叡が室内に再び舞い戻った。 「すみません全部聴いちゃいました!謝らないとならないのは――ワビなきゃなんないのはあたしのほうです!!!すみません!!!」 「!?」 比叡は入室するなりガッと勢いよくアタマを下げたため、金剛が赤面してさっと背を向け、乱れかけた服の胸のあたりを正したのには幸い(?)気づかなかった。 「駆逐艦を優先することに、そんな大切な目的があったとか――その、あたし、知らなくて――!」 「あ、あぁ……いや、オマエだけが悪いワケじゃねーし。つか、そもそも事情の説明も大してしねーで、こっちもついアツくなっちまってスマンかった。この通りだ」 とりあえず瞬間的な混乱から立ち直った後、提督も男らしくツンツン頭をすっと下げ、言葉を続ける。 「――だがとにかく、今のオレにはお前らの力が要る。お前の言うとおり何にも知らねーシロウトだが、そこは――頼む、としか言えない」 それらの態度とセリフに、俯いたまま驚く比叡の頬が思わず熱くなる。 いや自分のためっていうかそれは結局、いまだ彷徨う艦娘たちのためで… あれ、なんか…実はすっごいいいヒトなんじゃないこの人?? もしかしてやっぱり、あたしが言い過ぎのお子様だっただけ?まずい、なんかガッツリヘコみそうだわこの展開…… 「比叡。テートクはそういう寂しさと後悔を背負いつつもそんな素振りは一切見せず、強く明るくわたしたちを導いてくれるできたお人ネ」 金剛が珍しく姉の顔で強く伝える。大好きな姉の言でも自分の直感を肯定され、比叡はうつむいた顔が上げられない。 「そんなテートクの寂しさつらさを少しでも紛らわせるべく、わたしはこうしてテートクと頻繁にスキンシップをとっているのデース」 「……ふーん」 ついでの弁解にものすごく疑いの表情でクビを傾げる比叡だったが、そんなことは意に介さず金剛は畳み掛ける。 「それはそうと、比叡はテートクのハートをいたく傷つけてしまったネ。ワビる方法はこうなったらひとつヨ」 「え」 提督と比叡の声がキレイにハモる。 「大丈夫、ワタシと一緒ならコワくないネー。一緒に可愛がってもらいまショー!!」 「あ、そういう仲直りなら大歓迎。今日もう仕事ないからベッド行こうぜ、比叡」 「………ひ………えぇぇぇえぇぇぇ?!」 驚愕の悲鳴が、鎮守府に響いた。 *** 「ドーデス?テートク?」 「いやドーデスも何も…キレイなカラダしてんなー。本当に」 カーテンの隙間から遮りきれない陽光の差し込む、昼下がりの提督の私室。 「あ、あの…」 そこには大きめのベッドの上に座り込み、大好きな姉に背後から拘束するように抱きすくめられ力なく困惑する比叡の姿があった。 「自慢の妹デスヨー。テートクは脱がないんですカー?」 「まぁとりあえず、観るだけで」 (うぅ…な、なんでこんなことに…) 比叡の衣服は言葉巧みに金剛によってすべてが床に剥き捨てられ、髪飾りのみを残し芸術品のような裸体を晒した彼女は、頬を染めて怯えた瞳で正面の金髪提督を見つめている。 「ね、姉さま…恥ずかしい、んですけど…」 自分を抱きしめている、背後の金剛を振り返る。姉も提督も着衣のままなのに、自分だけが全裸でいるというのが居たたまれないほど恥ずかしい。 「恥ずかしいのはこっちヨー。あんなに堂々と上官に逆らって、アナタは軍属としての自覚はあるノ?」 「……」 叱られた子供が拗ねるように、言い返せもせず意外に長いまつ目を伏せた比叡に、金剛は優しく顔を近づけ――そのまま軽く、唇を奪った。 「ウソ。アナタはアナタらしくが一番。でもネ――ベッドの上では武装解除が、艦娘の心意気ヨ」 「姉さま…」 心を蕩かすようにあちこちに繰り返されるキスの感触と、金剛の優しい声が、比叡の抵抗する力を徐々に奪ってゆく――次の瞬間。 金剛の両手が不意に、背後から比叡の形の良い両脚の膝裏を持ち上げ、左右に大きく開いた。 「ね、姉さま!?」 「さあテートク。御召艦の美しさ、隅々までじっくりとご鑑賞下さいネー」 「や、いやぁ!姉さま、こんな……格好……!!」 全裸で大きく美脚を広げられ、当然、正面の男性に柔らかなふとももの間のモノ――性器を露出する体勢になる比叡。 「へー。色もカタチもきれいなもんだな。毛も多すぎず少なすぎず、なんというか上品な感じ」 「やぁぁぁ……!みないで、みないでぇぇぇ……」 味わったことのない恥辱が、電撃のように全身を震わせる。しかし姉の手は硬く動かず、全裸で脚をMの字に開かれた彼女にはぎゅっと目を瞑り首を左右に振るしか抵抗はできなかった。 「下の穴も綺麗だし、全体的に匂いもしない――いやむしろ、なんか良いニオイする」 「やああぁぁぁぁ……!!」 「ピンクのポッチはまだ半分、鞘の中――お、ちょっと出てきた?」 「やだやだぁぁぁ!!もう見ないで、言わないでえぇぇぇぇ!!」 どこにも触れられてもいないのに――両胸の先端と、見つめられる一点に切ない何かが集中してゆく感覚に、涙目の比叡は身をわななかせた。 金剛に持ち上げられた比叡の両脚はじたばたと暴れるのをやがて止め、提督の左右に突き上がった足指の先がぴんと伸びたりぎゅっと丸まったりを繰り返す。 「は――はぁぁ――」 「あー、完全に出てきた。興奮してるな、比叡。……ちょっと濡れてきてるし。あ、戦艦だから――排水?」 「うあああぁぁ…あ、あああぁぁぁぁ…」 完全に真っ赤になった顔を両手で抑えた比叡に、金剛が背後から優しく声を掛ける。 「比叡……大丈夫だから。テートクに全部お見せするのヨ。ココロも、カラダも、全部」 「もう…やあぁぁぁ…」 こんなガサツな自分が、キレイであっても仕方がない。 たとえ多少見目が良くても、男性になんか好かれるはずがない――敬愛する金剛を、すべての艦娘を姉や妹と呼んで慕う彼女の心の根底には、そのようなコンプレックスがあったことを比叡自身は知らない。 だが。 「キレイだぜ、比叡。お前はたぶんこの鎮守府で、オレが今まで見てきた中で、最高にキレイな艦だ」 「――――!」 提督の気負いのない一言が、彼女の堰を破った。途端に全身を火照らせた彼女のカラダは、ガタガタと大きく震え出し。 吐息を感じるほどの距離で、提督の目前に晒された彼女自身が、やがて一際大きく収縮して――そして。 「や、やだ、なんかヘン――来る、来ちゃうよぉ――あ、あああぁぁぁぁああッ!!」 胸にも性器にも触れられないままに。制御の効かない甘やかな感覚は頂点に達し、比叡の美体はびくびくと到達を迎えた。 *** 「比叡……」 金剛が荒い息を吐く妹を、愛しげにぎゅっと抱きしめる。既に拘束を解かれた両脚はそれと気づいていないのか慣れてしまったのか、形を変えず大きく膝を割ったまま。 「え、もしかしてもうイッたの?まだ触ってないのに?」 ――肉付きの締まった両のふとももの間に、提督のツンツン頭を挟んだままで。 「比叡のココ、ひくひくしてて――ちょっとだけ谷間が開いてて、ときどき蜜が溢れてくる――すっげぇエロい」 「…や、やあぁぁ…言わないで、恥ずかしい……もう、もう…やだ、また、きちゃ――う――!う、うぁぁぁぁッ!!」 視線と言葉と、頂点を超えた恥ずかしささえも快楽に繋げてしまうかのような自分の身体を制御できず、比叡は間を置かず白い喉を大きく反らして、姉に似た豊かな胸を揺らしながら二度目の絶頂を迎えた。 「…感じやすいんだなー。追い打ちかけるようだけど、触っても良い?」 「モチロンデスヨー」 ――な、なんで姉さまが答えるのよ…。あたしのなのに…。 比叡にわずかに抵抗の感情が蘇りかけたが、この状況は『謝罪』であり『懲罰』である、という意識が基本的には生真面目な彼女に心の奥底でブレーキを掛けてしまう。 「や…やああぁぁぁっ……ふっ…くぅぅ…っ!」 やがて侵入してきた指の感触。触れられずに二度も達した身体が、待ちかねたように狂喜するように受け入れてしまう。再びぎゅっと目を閉じる比叡。 「お前のココもぐもぐしてんぞ、比叡」 「…し…しかた…ないの…!あたしが、やってるんじゃ……な……あぁん、は――」 気持ちいい。 気持ちいい。 背後から姉さまに抱かれて、正面から提督に触れられて、胸がどきどきして――ものすごく、心地いい。 「あぁァァァ…ッ!!」 一際大きな声で啼くのも、自分の身体が望むままに背を反らすのも、さっきほどの抵抗はない。 無意識のうちに腰は大きく揺れ、自分の右手が揺れる自分の乳房を揉みしだく。 「そろそろまたイキそうか?」 「ん、もう、あ、…うあああ、ああああ……あ、はぁんっ!!ふぁぁぁッ…!」 慣れてきてしまったのか、三度目の快楽は頂点の限界を超え――二度、三度と絶頂の潮を吹き上げた後、体力と精神を消耗し尽くした比叡は、くったりとシーツの上に突っ伏した。 「テートク?そろそろここ、窮屈になってきたんじゃないノ?」 「まーそりゃね。比叡は本当キレイだし――金剛、もしかして妬いてる?」 金剛が四つん這いで提督ににじりより、無言のまま軽く押し倒すのを白く霞んだ視界の端に捉えつつ――比叡は混乱と疲労の向こう側に、快楽を求める裸の自分が目覚めつつあるのを感じていた。 *** ――提督の陰部を露出させて口に含み、指と舌とで丁寧に奉仕し、勃ち上げる姉の姿。 黒レースの下着のみを脱ぎ捨てて提督に跨り、挑発的な表情で着衣のまま身体を落とす姉の姿。 やがて――腰をくねらせつつ、リズミカルに上下に揺れ、快楽に嬌声を上げ髪を振り乱す姉の姿。 二人の手慣れた感じの痴態をどこか遠くで見つめるような気分だった比叡の心が、不意に疼く。 でも。でも、絶対に気づかれるから―― ――いや。 あれだけの姿を晒して、今更何を恥ずかしがるというのか。 そう思い至ったとき、すでに彼女が快楽を求めることを阻むものはなかった。 比叡の指先は、自分の脚の間へと伸び――人差し指の先端が、いまだ乾くことのない秘肉の間へと飲み込まれる。 「は、はッ、はぁッ…」 ぴちゃぴちゃと派手な水音を立てて自分の性器を出入りする自分の右手指。 感触も、その音すらも、気持ちが良い。 空いた左手は乳房の先、無意識に固く色づいた自分の胸先をこねまわし始める。 ぴりぴりした感触が、気持ちが良い。 「あ、…あ、キモチいい……キモチいいよぉ……ねえさまぁ……」 愛する姉の性交を見ながらの自慰は、まるで自分が抱かれているようで、 恥辱のない世界、背徳感のない行為は、――気持ちが、良かった。 やがて二人がこちらに気づく。比叡にもしてあげてクダサイ、そんな声が遠くで聞こえる。 そして自分は自分の欲望を声に出し、伝える―― 「さっきの、カタチで、してください――」 背後に姉さま、正面に提督、すべてを解放した自分――そこから失神へ至るまでは、良く覚えていない。 *** ――翌朝も、よく晴れた日だった。 「…大丈夫かな。勢いであそこまでやっちゃったけど」 「ダイジョブヨー。すっきりさっぱりがあの娘の良いところネ。はい紅茶デース」 執務室に鎮座したまま、今朝一発目はどういうリアクションが返ってくるかといろいろ脳内シミュレーションが絶えない提督に対し、金剛はあっけらかんと言い放つ。 やがてぱたぱたと元気な足音が近づいてきて―― 「おはようございます!、司令、姉さま!なにかご用の向きはございませんか!!」 昨日とはうってかわって満面の笑顔の比叡が、執務室の扉を蹴り開けた。 「じゃせっかく横須賀だからオマエ用のスカジャンとグラサン買ってこい。あとオレにヤキソバパン」 「わたしはメロンパンネー」 「了解!気合い入れて、いってきます!」 元気な足音が入ってきた時と同じように、遠ざかってゆく。 「さすがテートク、もはや手足のように」 「うん。なんか自動的に身体が反応してた。思った以上にしっくりくるわ」 ずずずと紅茶を啜るヤンキー提督。司令と呼んだのは、今後は命令に服従するつもりの表れなのか―― と。 はやくも元気な足音が帰ってきたかと思うと、再び執務室の扉が蹴り開けられた。 「大事なこと言い忘れました!」 「どうしたノ、比叡?」 「司令も姉様も、――大好きです!」 顔を見合わせる提督と金剛の表情が、思わず緩む。 「あと」 「ん?」 「――昨日は超気持ちよかったです!今度もまた絶対誘ってください!」 ふたたびぱたぱたと去っていく足音を聞きながら、提督が再び紅茶をすする。 「…なんか、大事なものをぶっ壊しちまったんじゃないよな?」 「艦娘はあるがままが一番。もちょっと紅茶が飲みたいネー」 若干不安げな提督の表情を尻目に、笑顔で再び紅茶を入れに行く金剛。 まぁいいか、と金髪提督は口の中で呟いた。――とりあえず、付き合いにくい奴ではなさそうだし。 「そういや、あとまだ来てないのは榛名ってのか?どんなタイプなんだ?」 「えっとネー…」 横須賀鎮守府は今日も、平和であった。 (End.)
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/13.html
艦娘はいい。 特に空母は最高だ。 あの飛行甲板の雄々しき姿、そして艦上機を次々に送り出す様はまさに爽快だ。 艦隊戦であっても飛行機の力が必要になる。 初めて空母を艦隊に配置したときの飛行機による爆撃、雷撃の破壊力には心震えた。 空母は戦の要だ。 し・か・も! 皆真面目でおしとやかで要領いい娘だ。 彼女らと出会えたことを僕は神に感謝したい。 そう。 真面目で。 「提督ぅ~ごめーん寝坊しちゃった。皆もう出撃(で)ちゃった?」 おしとやかで。 「うう、二日酔いしちゃった。うううっ、バケツバケツ…」 要領のいい。 「結構でちゃった。バケツ五個!新記録だぜ。」 彼女らに出会えたことを僕は神に感謝したい。 「おいおい照れるぜぇ~」 「お前をのぞいてなあ!」 そんな比較的いい娘が多い空母の中にも一人、例外がいる。 隼鷹だ。 「あのさあ…僕言わなかったっけ?06;00時をもって沖ノ島へ進出するって…。」 「あー。」 「あー。じゃないよ。我が鎮守府始まって以来の大戦だよ?他の皆もう出撃しちゃったよ?」 「飛鷹も?」 「うん。」 「今何時?」 「06:30」 「間に合うかな?」 「低速艦じゃむり。」 「しゃーねーな。提督、酒に付き合ってよ。階級中佐だっけ?いい酒あるでしょ?」 なにいってんのこいつ。反省する気ゼロじゃん。てかまだ飲むの? 「残念だが海軍学校出たての貧乏提督なんでね。そうゆう類、買う余裕なんかありません。指令室がいまだにぼろ和室なのもそういう理由。」 本当はピカピカの部屋じゃ落ち着かないからなんだけどね。小物くさっ。 「わかったならさっさと帰ってくれ、あと始末書な。覚悟しt」 「ここだ!」 ばばっ、と隼鷹は足元の畳をひとつ返した。 「ビンゴ!」 「マジかよ」 そこは僕の酒の隠し場所だった。 「はっはっは~旨い酒だあ、初めてのんだぜこんなの~いつものんでる安物とはわけがちがうぜ。あ、提督も飲んで。」 「…」 僕、威厳ないのかなぁ…。泣けてくるわ。 「なにふてくされてんのさあ。しかしいけずだねえ、こんな旨い酒を一人占めするなんてな~二人で飲んだほうが二倍旨いって。」 「減る量は十倍だがな。」 「かもな。」 ふふん、と隼鷹は鼻をならし酒をあおる。 いいのか軽空母一人にこんな横暴を許して。いやよくない。 隼鷹は完全に僕を舐めてやがる。 鎮守府ひとつ任せられる提督の威厳を取り戻してやる。 同じ空母の風上にもおけないこいつにじいいっくりお灸をすえてやる。 いくぞ。 僕は一升瓶の酒を手に取り一気にあおり… 「っぐ…っぐ…っぐ………」 飲みほした。 「おお!やるねえ!ラッパ飲みとは!すごいすごい!」 「隼鷹!」 僕は立ち上がり、瓶を投げ捨て、咆哮した。 隼鷹はすわった目でこっちを見ていた。 「いまからお前に懲罰をあたえてやるからなあ!遅刻に始まり、さらには僕のプライド…んぐっ」 「んっ」 一瞬だった。 隼鷹はいっきに接近して キスをしてきたのだ。 不意を突かれた僕の口内に彼女の舌が滑り込む。酒臭いと感じたが不快ではなかった。 「ちょ…じゅんよ…ちゅううう…」 「んちゅ、ぢゅるるる、にゅるる、にゅっちゅ、」 酒により潤滑になった舌が官能的な音を生み出す。 口からあふれ出した涎が僕の顎を伝い、足元に小さな水たまりを作る。 これでもか、というぐらいねっとりとした接吻は僕の理性を溶かしていく。 ようやく、ようやく、ようやく、 隼鷹の唇は僕から離れて行った。 足がふるふる震える。 「ああ…」 情けない声が漏れる。 「ふっふーん。提督、さっきの威勢はどうしたのさ~。…ちょっちからかいすぎたかな…。」 隼鷹は僕をそのまま押し倒した。 隼鷹顔が近づく。キスのときは意識してなかったからわからなかったが顔が真っ赤だった。 ただ単に泥酔してるからか、それとも。 「提督さ、アタシのこと、どう思ってるの嫌い?」 僕は何か言おうとしたがあいにく頭も舌も回らない。 「アタシはさ、提督のことキライじゃないよ…?最初はさ、ナヨナヨしててあんましだったけど 結構命令とか的確だし、出撃のときもなるべくアタシたちを危険にさらさない采配してるし、気づいたら横目で追ってるアタシがいて… こんなのアタシのキャラじゃない!って思ったんだけどさ。なんでかな。」 隼鷹はつづける。 「何度も自分の思いをぶつけようとしたよ?でもさ、なかなか前に踏み出せなくって、いつもみたいにからかっちゃって…。 今日チャンスだと思ったんだよね。大きな作戦があるって聞いたからさ、たぶん二人っきりになれるかなって。 私がいなくっても飛鷹がいくならそっちも多分大丈夫だしさ。寝坊なんて嘘。むしろ寝れなかったぐらい。」 つづける。 「提督、だいすき。」 隼鷹のこんな顔初めて見た。 いつもの飄々とした面影などどこにものこってない。 顔を上気させて、眉を八の字にして、目をうるわせて、声はとてもたよりない。 僕は股間が熱くなるのを感じた。 僕の主砲はギンギンに張りつめていた。 隼鷹もそれに気づいたようだ。 隼鷹は子供の頭をなでるようにズボン越しに僕のそれをなでた。 まずい。非常に。 「提督、ここ苦しそう…。アタシがやってあげるよ…」 隼鷹は僕を押し倒している状態から後ろへずれて僕の股間に顔を近づけ、ファスナーを開けた。 肉欲の権化がびいいいいんと飛び出す。 「わ…おっき…こんなに」 「初めてなのか…」 「悪い…?」 「あの無駄に慣れてたキスは?」 「飛鷹とやってたから」 なにやっとんねんこいつら。 隼鷹は一瞬戸惑っていたが意を決したようにソレを口にふくんで、、しごきはじめた。 「ん…ちゅ…んんん…」 さっきのキスのような積極性はどこへやら、未知との遭遇にすっかりダメになっていた。 「無理するなよ」 「無理なんか…ちゅうううう…」 しかし、センスがいい。もう慣れてきたようだ。 「ーーーーーぢゅう、ぢゅ、ちゅ、じゅるうう、んっ…っうんっ…ちゅううう…はあああ…ひもちいい…?」 「ああ、いいかんじだ……あーイキそう…。」 「んちゅ、ちゅ、い、イふってなに…ん、ンんんんんーっ!」 ナニから口を離さなかった隼鷹に精をぶちまけた。 「ええええ…にがいいいい~…」 「まってろ、ティッシュティッシュ…」 「はやくぅ…うううううううう!!!」 隼鷹、本日バケツ六個目の消費であった。 「もう、今日はキスできないね…」 「そうだな。」 「ねえ、その、返事、きかせてよ」 「うれしいよ。けどな、出撃をバックれるはよくないかな。」 「やっぱ…そうだよね」 「僕はお前の態度は気に食わないが、実力はかなりのものを持ってるとおもう。今回の作戦だってお前と飛鷹を中核として戦う予定だったんだよ。 代わりは龍驤がうけもったけど、まだ彼女は発展途上だし正直不安なんだ。僕は出撃を取りやめたかったが軍の命令には従わなければいけないからね。」 「ごめん。」 「沖ノ島は敵艦にすごい戦艦がいるらしいんだが。龍驤、大丈夫かな。」 「ごめんなさい。」 「一人身勝手な行動をとるとと全員が危険な目にあうんだ。クサイ台詞になっちゃうけど僕たちは一つにならないと敵に勝てないんだよ。」 「ごめんってば…」 「だからやっぱり軍規にそむいた隼鷹さんには僕自ら罰を与えないといけないかな…。」 「え…」 今度は僕は隼鷹を押し倒した。 服のひもをほどき胸を露出させる。 隼鷹は無抵抗だった。 「んんっ、はずかしいよお…」 大きさと美しさを兼ね備えた素晴らしいおっぱいだった。 やはり空母の母性あふれるおっぱいは最高だぜ!龍驤…?しらない娘ですね…。 いてもたってもいられず僕はひとつ、口にふくみ、なめる。 「やあぁ…ぁいや…ひゃ…」 甘い吐息が漏れる。 もう片方のおっぱいも手でいじくる。 「ん…おっぱい、いい、きもち、いい、よ」 甘噛む。強くつまむ。 「きゃゃあ!…んっふうんんああああああああああ」 これぐらいでいいだろう、次は…。 隼鷹のからだのすべてが露わになった。 下半身もまた、きれいだった。 足は長く肉つきがいい。それに秘部には毛が生えてなかった。処理しているのか、天然か。 「ていとくぅ……。」 秘部からとろりと液がこぼれた。 僕はそれを舐めとる。 むわりと女肉のかおり。 「んんいいいいいいいい!!!!」 少し舌でふれただけで物凄い感じ様だ。 このままクンニもいいと思ったが、ある名案を思いついた。 空母だからできること…。 「隼鷹、お前今飛行機だせる?」 「はあ、はあ…え?なんで」 「いいからさあ」 隼鷹は脱いだ服と一緒に置いておいた巻物を開き、一機、手のひらサイズの天山を生み出した。 「だしたけどどうするの?」 「こうするんだ。」 僕は天山を隼鷹の秘部に押し当て、発動機を入れた。 天山の火星エンジンがうなりをあげる! ぐうううううううううううううん!! 「ひゃあああああああああああああああん゛ん゛ん゛ん”ん”ん”ん”んんんんんんんんんんんん!!!」 プロペラが体に当たらないように気をつけて… 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”びいいいいいいいいい!!!!!!」 腹の燃料タンクをくいこませるように… 「ひぐううっ、、いくぅいくいっちゃあああああああああああああああああ、、はああああああああああああああああああああ!!」 隼鷹は体を反りかえらせ盛大に果てた。 大量の愛液が僕にかかった。 天山は水没してこわれた。 「はあ…はあ…はああああ…じゅる…」 隼鷹はもはや虫の息だった。 目は虚ろ。涎は垂れ流し。 体はびくびくと痙攣している。 だが僕の一転攻勢はまだ終わらない。 先ほどの乱れっぷりをみせられ僕の主砲はもう戦闘モードだ。 「夜戦では空母役立たずだから…乗り切る訓練がいると思うんだよ。」 「あ…うん…きて、へぇき…だからぁ」 まわらない呂律は僕をますますその気にさせた。 「いくぞ。」 ず…ずずず。。。ずん。 大量の愛液が潤滑油となりすんなりと隼鷹は奥まで僕を受け入れた。 「んっはああ…あああああん」 結合部からあふれる液の色に赤が溶け込む。 「初めてなんだろ…大丈夫か?」 「へぇきだから…動いてもいいよ」 なんて健気! 「じゃあ、動かすぞ」 いろんな液体が混ざり合ったずるずるしている。 奥まで差し込まれたソレを途中まで抜いて、 「んんん…」 差し込む。 「ひぃいん!!」 はやく。 「んっ!!んんっ!!はああっ!んひっ!!ひゃあっ!!んんっ!!」 もっと。 「はひっ!いいっ!いいよっ!きもちいぃ…っ!もっと!もっとおぉ…」 はげしく。 「はげっ!提督っ!はげしっ!!提督っ!ていとくぅ!んんんん!!!!」(禿げ提督?) やばい。止まらない。もう隼鷹、を犯すことしか考えられない。 ただ、機械的に、う、ち、つ、け、る。 「んんっ!!ははああ!!いいやあ!…動っひいいん!」 猛烈な射精感がせまるるる!! 「あぁあっぁあ!好きぃっ、てーとくすきぃ、ひゃあああ!」 「っく、射精すぞ!」 「きてっ、きてっ、、あたしも、もうっ、無理!んん!いくううううううううううううううう!!!」 「只今戻りましたていと…。」 「あ」 飛鷹…!!!!! くそ!射精コントロール! せず。 「はああああああああああああああああああああああああああああああんん」 「えーと、戻るの早すぎじゃない?」 「陸奥さんの第三砲塔が謎の爆発をおこしまして大破、さらに、その爆発に扶桑姉妹が巻き込まれてお互い中破。やむなく撤退しました…。」 あら、あらあらぁ 不幸と踊ちゃったか…。 「それよりですよ?なーにやっちゃってんですかね。裸で。」 「あ…そのーこれはねー…」 「隼鷹のこんな顔や声初めて…。こんの破廉恥提督ー!」ポーン ああ!飛鷹の頭からエレベーターが! おわり
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/126.html
***** 会議に思ったより時間を取られ、司令官室に戻った時には既に夜中を過ぎていた。 「おっそーい、の」 出迎える声は明らかに私の失態を咎めていた。 ――仕方ないじゃないか。 ――だって、会議が長引いたのだし。 ――入渠している子たちの具合も気になったし。 言い訳をぐっと呑み込む。したところで「提督、言い訳なんかして、また“おしおき” されたいの?」と言われるのがオチだ。それはそれで、悪くはないのだけれど。今日は、 それよりも。 ドアを閉め、鍵を掛ける。待っていた相手にも分かるように、大きな音を立てて。 絨毯にぺたりと座り込んでいた艦娘が、大輪の花を咲かせるように笑った。 私は襟を正し、出来るだけ“威厳ある提督”の格好をつけ、 「伊十九」 「提督ぅ、イク、って呼んでって、いつも言ってるの」 独特の、幼く高い声に出鼻をくじかれる。 「いや、一応戦果報告だから」 頼んでも聞き入れてもらえないのは何時ものことだ。伊十九はにこにこ笑っている。私 の言葉を待ち侘びてうずうずしている。私は折れることにした。二人きり、どうせ咎める 者もいない。 「イク、おめでとう。よくやっ」 言い終わる前に私はよろめいた。床に座っていた伊十九が飛び跳ね、私に抱きついてきた からだ。破れたスクール水着から豊かな胸がこぼれ、私の腹に押しつけられる。 私の手には電信がある。今日受け取ったばかりの、ろ号作戦の達成を報せるものだった。 一週間の過酷な連続出撃をこなし、数多の敵補給艦をほぼ一人で屠ってきた、我が艦隊 唯一の潜水艦は、敵補給路寸断の任務を達成するや否や入渠もせず着替えすらせず、大破 した身体のまま司令官室に陣取っていたのだ。 私にいの一番に誉められたい、ただそれだけの理由で。 「提督」 潤んだ瞳が此方を見ている。 「イク、頑張ったの」 「うん」 「イク、頑張ったから」淡く開いた唇が、ゆる、と濡れた弧を描く。「提督の“ごほうび” 欲しいの」 伊十九は小さく熱かった。戦闘の熱がそのまま残っているようだった。 私は伊十九の腕についた煤を払い、聞いてみる。「じゃあ、宿舎に行こうか?」 「ううん」 乳房が押しつけられる。今度は明確な意志を持って。硬くなり、私のズボンごと伊十九 を押し上げるモノの感触を楽しみながら。 「待てないの」 声で。小さな手で。伊十九は私を撫ぜる。ねだる。 「今、ここで、“ごほうび”欲しいの――ね?」 否や、は、無かった。 白い絨毯に脱いだ上着を敷くと、伊十九は其処にころりと寝そべった。破れた水着は とっくに脱いで、白い裸身が晒されている。 「提督の、においがするの」 「汗臭いかな」 「ううん、いいにおいなの」 言葉だけではなく袖を掴んですんすん鼻を鳴らす。少し恥ずかしい。覆い被さりそこだけ 発育した胸に手を置くと「ひゃんっ」と可愛らしい悲鳴が返ってきた。 「提督ぅ、じらしちゃ、ヤなの」 「じらす、って」 身体の下、幼い肢体が蠢く。「イクね」脚が広げられる。普段、魚雷を跨いでそうして いるときよりも、大きく。恥じらいもなく、慎みもなく、「――すぐ、欲しいの」細い指 で、濡れた場所を拡げてきた。 荒くなる呼吸を堪え、伊十九の秘裂へと指を滑らせる。ぬるりとした感触。浅く行き来 させると蜜がとろとろと零れてくる。 「んっ、んっ」 伊十九が何処か不満げな喘ぎを洩らす。「すぐでも、いいのに…んっ、ひゃあっ!」 殆ど視認できない程度の薄い柔毛の下、ぷっくりと膨れる陰核をつまみ、痛くない力加減 でつつく。伊十九が、うー、と唸りながら見上げてくる。じらしているわけではない。 小さな彼女に負担を掛けたくないだけだ。断じて反応を楽しんでなどいない。 「濡れてるな」 「だからあ…もう、いいのにぃ…」 彼女の言葉通り、薄い肉は私の指をするりと呑み込んだ。仰向けになった伊十九の身体 がぶるりと震える。きゅ、と絡みついてくる襞と襞。熱い。 「随分とせっつくんだな」 「……だって」 小さな手が、私の腕を掴む。じっと見上げてくる潤んだ目。 「イク、ずっと、ずーっと我慢してたの…作戦だから、ずーっと我慢してたの……」 一週間ぶりに抱く身体は、震えていた。 ――ああ、そうだ。 一週間。作戦のためにオリョール海をたった一人で出撃して、何度も大破して、何度も 入渠してまた一人で出撃して。 「――イク」 「んっ……」 覆い被さってキスをする。狭い膣を指でかき回す。小さな身体がびくびく跳ねて、絡める 舌も外れてまた重ねてを繰り返す。 「どうして欲しい」 唇を放す。イクははあはあと息をしている。汗ばむ身体がうす赤く染まっている。 「あのね、」 「うん」 「イク、欲しいの…提督の、ごほうび」 「うん」 「提督で、イクを、いっぱい、いーっぱいに、して、欲しいの……」 きゅう、と。呑み込ませた指が、締めつけられた。 「うん。分かった」 イクは嬉しそうに笑い。今度は彼女からキスをしてきた。 ズボンを脱ぐのももどかしく、前を開け勃起したものを取り出す。濡れた秘裂に先端を 添え擦ると、ぬるぬるとした蜜が絡みついた。 「提督ぅ…てー、とくぅ…」 イクが腰を持ち上げ合わせてくる。綻んでも狭い場所で男を求めている。 柔らかな脚を抱え、一気に貫いた。 「ひゃ、あああああっ!」 白い喉が仰け反る。熱くて狭い場所はすぐに奥に行き当たる。 「うあ、いっぱ、いっぱいなのおっ」 少し引いて浅い部分を擦り上げる。小刻みな動きにつれてイクの腰が跳ねる。 「抜け、てーとくう、ダメ、抜けちゃうの」 うわ言のようにイクは繰り返す。きゅうきゅうと締めてきて、絡めてきて、伝わる刺激 にびくびく震えている。 「抜けるの、提督、離れちゃやだあ…っ」 分かった、と答える余裕もない。イクの脚をぎりぎりまで広げさせ、深い場所まで打ち 込む。弓なりになる身体を凝視する。ずるずると引いてまた強く突き入れると、幼い顔が 苦しげに歪む。奥に押しつけたままぐりぐり動かすと、緊張を緩ませ細く濡れた喘ぎを 洩らす。少し位置を変え、滑らかな腹を内側から押し上げるように突く。「ひう、あ、 それえっ、いいのおっ……!」ざらり、とした感触が亀頭に当たる。いい、というイクの 言葉通り、そこを擦ると膣がさざ波立ち新しい蜜を滲ませる。イクの一挙一動を見る。 見る。求めに応える。これは“ごほうび”、伊十九への褒賞なのだから。 イクの“いいところ”に亀頭をあてがい、イクの脚を私の腰に絡ませる。突きながら、 自由になった手で揺れる豊かな胸をこねる。乳首を指で挟んで擦るのと、膣内のざらけた 部分を擦るのと。同時にやるのとずらしてやるのと、イクはどちらが好みだろう? 同時にやる。 「ひゃあっ! ん、ん、うあ、あっ!」 ずらしてやる。 「ふあ、ひ、ひぐっ! あう! あ、あぅう…!」 成程。いちどきに刺激を与えるよりも、間断なく、休む暇を与えず責めた方がイクの 好みに合いそうだ――どろどろに蕩けたイクの顔へと舌を這わせ、ぎっちりと締めてくる イクの足、その力の許す範囲で腰を動かし奥をぐりぐり抉り、大きな胸を押し潰す。 「てえ、とくう…っ!」 びくん、と、イクの身体が跳ねる。ぶるぶる震えて硬直し、男を最奥へ咥え込もうと 蠢く。 じんわりと緩んでくる身体を、私は強く突き上げた。 甲高い嬌声が迸る。絶頂を迎え柔らかく膨れた襞が再度の熱を帯びてゆく。ぐちゃぐちゃ に濡れた襞が噛みつくように絡んでくる。奥の、自分の一番きもちいいところに導こうと、 自分のきもちいいところに男の精を受けようと、自ら腰を振り当ててくる。 「てーとく、イク、イクのぉ……!」 「いい、“ごほうび”だ…好きなだけ、いっちまえ……!」 「てーとく、好き、すきぃ……!」 ぎゅうっと抱きついてくる身体。大きな乳房。柔らかく潰れる熱。包み込む襞。熱。 やわらかい中で、亀頭に当たる、硬い感触。下がる子宮まで貫く勢いで、思い切り、突き 上げた。 「ひうああああああっ――!」 吐き出す勢いにイクが仰け反る。びくびく痙攣するリズムが射精のそれと重なる。 しがみつく身体をかき抱くと、耳元で「提督、好きなの」の囁きが聞こえた。 また。私は、伊十九に出撃を命じる。 オリョール海への潜水艦単独出撃。まだ力の足りぬ我が艦隊で、最も確実に、最も被害 少なく敵輸送路を破壊せしめる戦法。 伊十九は何の躊躇いもなく戦地に赴くだろう――提督の“ごほうび”、楽しみなの―― そう笑って、たった一人、深い暗い海の底へ。 白くちいさな身体を抱く。 イクが眠るまで。私はずっと、そうしていた。 *****
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/174.html
※BADENDっぽいので注意っぽい ホントはもっと細かく描きたいけど飽きると思うんで結構省いてみた 大井「なんで!?深海棲艦が鎮守府海域に攻めてくるだなんて! こんなこと一度も・・・」 提督「く・・・!(マズイな。先の大規模攻勢ですべての主力部隊は大破。 今動けるのは大井北上ほか数隻か・・・!)」 北上「まあなんとかなるっしょ!んじゃあちょっといってくるねぇ~?」 提督「(それしかない・・か)よし、北上旗艦で第一艦隊出撃せよ!・・・頼んだぞ。」 敵の攻撃は苛烈を極めた 第一波は先制雷撃により多数を撃滅し、戦況は優勢かに見えた。 続く第二波第三波と敵の攻撃は休まることなく、やがてじり貧になっていく。 最終防衛線は突破され、もはや海岸ギリギリまで迫られていた。 提督「これまでか・・」 前線に出て指揮を執っていた提督に焦りの色が出てくる。 雷「司令官!わたしがいるじゃないっ!」 提督「雷か!主力部隊の修理が完了したのか!」 金剛「テイトクーーー!おっまたせデース!」 提督「よし。これより最終防衛線を押し上げる!第二艦隊出撃!」 ~略~ 第二艦隊に配属した主力部隊は大破→轟沈 中破している第一艦隊を再度投入するも・・・ 提督「大井!危ない!」 大井「えっ?」 ドカーーーンッ 大井「いつつ・・・提督?」 提督「く・・・大井、無事か?」 大井「えっと・・あ、はい。なんとか」 先ほどの爆発で吹き飛ばされたようで少し戦場から離れているようだ。 提督「そうか・・。・・・なら、よかった」 ドサリ そういうと提督は大井に倒れ掛かってくる 大井「え・・提督!?ちょっと何するんですか!?やめっ」 ヌル・・・ 大井「何・・これ。血・・・?」 大井「!!提督!しっかりしてください!ていと・・く・・・嘘・・・」 暗闇の中、雷撃戦の明かりでかすかに見える提督の右側が何もなかった。 大井「嘘ですよね!?提督!返事してください!提督!!」 提督「悪いな、大井。・・・艦隊の・・指揮は・・・・おまぇ・・に・・・任せ・・・」 大井「起きてください提督!いつものように魚雷打ちますよ!?いいんですか!?提督!!」 大井「バカっ・・」 泣きながら提督だったものを引きずり北上の元へと急ぐ。 大井「北上さんっ!ていとっ・・提督が・・・っ!!」 大井「きた・・か・・み・・・さん?え・・・なに・・これ・・・」 たどりついた先に広がっていたのは更なる絶望だった。 というのを夢で見たので書いてみた。 このあと大井さんが魚雷で奮戦しますが鎮守府が陥落します なんかマヴラブオルタっぽい感じだったよ・・・ そして目が覚めるとそこは提督が鎮守府に着任したあの日に・・・ つづかない
https://w.atwiki.jp/banba/pages/41.html
提督の決断2 (提督の決断Ⅱ) 攻略情報会議会議戦略 外交 独国優勢ポイント 作戦目標 予算配分 物資配分 兵員配分 基地の運営 新兵器 航空機 新型艦船 艦隊戦 航空攻撃 対基地戦 攻撃の射程 航空隊・空母運用 対ソ宣戦 キャンペーン(s1)の進め方 提督の決断2 (提督の決断Ⅱ) 攻略情報 原則的にPC版のPKに準拠。特記無き場合日本軍。 会議 このゲームの特徴は、やはり月の変わり目のカードゲームによる会議である。「くたばれ参謀総長!」である。総理大臣と参謀総長は非常に仲が良い上に、参謀総長は海軍を敵視している。 セーブ ロードで、全員に「直談判」をもちかけられる「裏取引」が配られるまで粘るのも手。 会議時間は15分間、残り0分となったら終了。参加メンバーは12時方向からデフォルトでは時計回りに、総理、陸軍、海軍、蔵相、外相である。 裏取引・直談判・賛同で、特定の案に提案者含め3人が賛意を示せば、その案が採択され終了。 複数の案が残った場合は多数決。案が一つも残らなかった場合、その案件については議会に送られ、自動的に採決される。また、画面左上のドアをクリックすることで退出でき、その議題については会議をスキップ可能。 カード一覧は以下の通り。 種類 経過時間 効果 発言 1 自らの案を提出する。 裏取引 3 全員に直談判。拒否カードで防御可能。過半数に満たないと(3人以上に拒否されると)提案が取り下げられる。 直談判 2 自らの案に賛同を促す。拒否カードで防御可能。応じると相手の不満度ダウン、拒否すると不満度アップ。使った側は応じてくれると不満度ダウン、拒否されると不満度アップ。 拒否 1 相手の提案を取り下げさせる。相手の不満度アップ。脅迫カードで防御可能。直談判・裏取引を防御可能。 黙秘 1 パス。不要な手札を捨てる事でもパス可能なため、無意味なカードである。 振り 1 任意の参加者に順番を回す。ターンを飛ばされた者の不満度アップ、ターンが回ってきた者の不満度ダウン。 逆振り 1 発言順を逆にする。発言が早くなった者の不満度ダウン、発言が遅くなった者の不満度アップ。 時間稼ぎ 2 - 6 残り時間を減らす。全員の不満度アップ。場に自分または都合のいい案だけしか出てない時に使う。 延長 +3,6,10 残り時間を増やす。序盤でのカード集めに。 賛同 0 ある参加者の案に拒否カードが出された時に、その案に賛意を示し拒否カードを無効にする。守られた者の不満度ダウン、拒否を無効にされた者の不満度アップ。 脅迫 0 自らの提案を拒否で無効にされそうになった時に防御する。拒否を無効にされた者の不満度アップ。 初期友好度は以下の通り。光栄、1994年、「提督の決断Ⅱハンドブック」p.29より引用。ただし表組みの都合上転載者により若干レイアウトを変更している。 ↓不満を抱く者 →対象 総理 海軍 陸軍 蔵相 外相 総理 50 30 70 40 海軍 50 70 50 50 陸軍 30 70 80 50 蔵相 40 50 50 50 外相 70 50 80 50 会議の内容により上下するが、毎月リセットされるのか、蓄積されるのかは不明。 総理 カード多め。割と好戦派で、陸軍よりはマシだがあまり内政を省みない。場合によっては拒否カードで潰しにかかろう。海軍より陸軍・外相との仲がいいため、採決になると大抵海軍の敵に回る。直談判を行うか、あるいは陸軍・外相の案を潰して置こう。 陸軍 カード多め。ド好戦派で彼の案を通すと国家がどんどん疲弊してしまう。海軍を敵視しており多数決時に賛意を得られるとは期待できず、また総理は陸軍の案に賛同しがち。さらに「拒否」カードを海軍に向けてガンガン使ってくる。国力が充実するまでは彼の案を通さない様に努力が必要だ。 蔵相 カードは少ない。最も内政を省みる。場合によっては彼の案に拒否カードが出された時に「賛同」で守ってやってもいいだろう。総理とやや仲が良いのがネック。カードが少ないために拒否・脅迫を持っている事が少なく、直談判の狙い目。 外相 カードは少ない。提案は中道的。ただし外交についてはたわけたことを抜かすため、注意(もっとも外交費を0にすればあまり関係無い)。陸軍と総理が大嫌いなため、敵対的行動を取らねば味方になってくれる。 ざっくり言えば、陸軍は捨て、総理は軽視するか捨て、蔵相・外相と仲良くするのがよい。「賛同」カードで媚びを売るのも良し。 発言順が反時計回りの時は、振り、逆振りの狙い目だ。媚びよう。 割とどうでもいい提案については、彼らに拒否されても、脅迫カードを使わず媚びるのもいい。 会議戦略 作戦とては以下の感じで戦うといい。 序盤で大事なのは予算案件。外交・作戦目標時には有効なカードをためていく。技術開発に予算を割く必要があるし(12500が理想的だが予算は1000刻みなので、12000を狙おう)、必要な箇所に飛行場も設置したいのだ(1つにつき予算2000が目安)。 反面、各基地に相当な備蓄があるので、序盤は資源に重点を置く必要はない。 1941年12月の会議のみ、外務大臣のたわけた外交政策を通さないようには一応考えよう。アメリカ側から宣戦してきたりもするので必須と言うわけではないが、こちらから早期に宣戦するかたちの方が計画が立てやすい。 あまりに外交をほっぽっているとソ連が宣戦してきたりするが、1拠点に陸上部隊は1陣営4部隊まで、と言う本作の仕様上、大軍でもなんでもないので気にしないでいい。 泰(タイ・シャム)・バンコクは外交どうこうより、宣戦して占領した方が手っ取り早い。 講和した国の基地は陸軍管轄となる。他は別によいのだが、イギリスとの講和は遅らせよう。モントリオールが陸軍管轄となると、富嶽を配備してのワシントン爆撃が行えず、最後で苦労する。 参謀総長や総理大臣のばかげた徴兵要求はできるだけ排除しよう。 直談判、裏取引カードがある場合、できれば脅迫カードを持った状態で発言したい。序盤ではそのようにカードを集めていくように努める。 無闇に相手の不満度を上げない。ただし陸軍参謀総長はどうせ手の付けようがないので遠慮せずガンガンケンカしていい。 ある者が直談判に応じた場合、拒否カードを持っていない可能性が高く、また自分のターンが回ってくるまでにある者のターンが回ってきたとしても、拒否カードを引いている可能性は低い。直談判の狙い目である。大蔵大臣・外務大臣はカードの持ち数が少ないので、直談判・拒否が通りやすい。 同様に、ある者が拒否カードに対して脅迫カードで防御した場合、もう脅迫カードが無い可能性が比較的高い。総理や陸軍の無茶な提案についてはガンガン蹴っていこう。 逆振りの扱いに注意。事実上、陸軍・総理を味方に付けるか、蔵相・外相を味方に付けるかの選択。発言が反時計回りの時は使ってもいいが、時計回りの時は使わない方がいい。陸軍や総理は手の付けようが無い。蔵相・外相を抱き込もう。そもそも、時計回りで逆振りした途端、陸軍がいらんことをしたりするので。 振りもやはり反時計回りの時に、陸軍を飛ばすといい。総理が要らんことをしそうなら、総理も飛ばして外相まで振ってしまう。 脅迫や直談判が無いなら、残り時間の少ない時に発言すると有効。場合によっては時間稼ぎも使い時だ。うまくすれば取り敢えずは最後の多数決にまでは持ち込める(大蔵大臣・外務大臣と仲良くしておくこと!)。ただし発言順が反時計回りの時は発言後即座に陸軍に拒否されたりするが。 序盤は金だが、技術開発が終わり基地維持費の積み立てができてくると余り倒す。中盤以降は余った分は国債費に投じ、国民生産力をあげる。そしてその分、資源を海軍60000(前月の基地運営で手持ちの資源は全て基地に備蓄し、ほぼ0にしておくこと)・陸軍0・国民0などとし、燃料を十分確保しよう。ゲームが進むにつれて、遠方の基地を攻略することになるのだ。 会議終了後、無印なら生産と基地運営画面となる。よくよく考えて航空機生産と配備を行おう。 PKはそのままゲーム画面に移行する。PKではいつでも基地運営と生産が可能なので気楽でよい。ただし元祖提督の決断の補給のように、一回指示を出すとしばらくは待たされる。 序盤に敵が良く攻めてくるであろう、マーカス・硫黄島・サイパンあたりに飛行場を作って置くとよい。 外交 事務レベル会談を行えば他国の友好度があがるが、連合国より多額の資金を投じねば、それは死に金となってしまう。内政に余裕ができるまでは無視していい。そこら中に薄く金をばらまく外相案は最悪なので注意。予算は当面は0にしてしまおう。 実際問題として同盟が結べて嬉しい国は、あまりない。もちろんメリットは0ではないが、投資金額がかかりすぎてペイしない。また、タイは引き込むより宣戦布告して占領した方が楽だし、バンコクの資源も当てにできる。ちなみに援助協定・軍事協定なら友好度70、「参戦の要請」軍事同盟なら友好度90が必要だ。多額の金がかかることがわかろう。ただしドイツの初期友好度は84もあるので、ネタ半分に狙っていってもいいかもしれない。 シナリオ1の場合、最初の会議では史実通り、できるだけ早めに米英蘭に宣戦布告、が良いだろう。もし自らの発言が通りそうなら、タイにも宣戦布告するといい。アメリカにのみ宣戦布告しても(アメリカは九分九厘、向こうから宣戦布告してくるが)、マニラくらいしかうまみのある基地がなく収入があがらず、国力の向上が遅れてしまう。 支那と豪については、できれば英蘭が片付いてから。 ただし連合国側の働きかけにより、相手の方から宣戦布告してくる場合も多々ある。これは致し方ない。 内政に余裕が出て来た中盤以降では、ソ連の友好度を上げておくといいかもしれない。 中盤以降、発言カードが余っていれば英蘭、もしくは支那と講和してもよい。ただし英軍との講和は、北米の英軍基地が陸軍管轄となり、富嶽を配備してワシントンを攻撃することができなくなってしまうというデメリットがある。資源地帯を押さえるだけでクリア可能なPKなら問題にならないが、無印版では避けた方がいいだろう。 最初の会議のみは重要だが、2,3か月目以降からは割とどうでもいい。黙っていても相手から宣戦布告してきたりするので・・・。頑張ってカードを集めておこう。 独国優勢ポイント シナリオ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 ポイント 68 68 60 35 68 60 60 35 25 15 作戦目標 達成できるとプラス評価だが、達成できなくてもマイナス評価はない。だから主力:海軍が多い方がいい。チャンスだけが広がりリスクはほぼ無い。 基地占領については、陸軍が占領しようが海軍が占領しようが、主力設定された方の軍の評価となる。 発言カードが余っていれば、防衛・呉・主力海軍、防衛・東京・主力海軍、防衛・上海・主力海軍 などでOK。 海軍基地は航空隊を多数配備・錬成したい意味が有るためもちろんある程度欲しいが、全部海軍にしても航空隊の配備が面倒なので、ちょっとくらい陸軍に占領させて陸軍基地を作ってもよい。 まあ可能なら発言しておいても、くらいのもので、基本的にはカード集めに走っておくといい。そもそも相当な負け戦でない限り、カード枚数の7枚確保は余裕であるはずなので、作戦目標などは無視して好きに戦っていればいいのだ。 予算配分 最も大切なところがここ。予算を適切に分配すれば、どんどん収入が増えていく。 海軍予算 序盤はとりあえず4000あればなんとかなる。 陸軍予算 0か1000でいい。陸軍も海軍も同じ「戦力」だが、自由に操作でき艦船にも回せる海軍を重視した方が圧倒的に有利なのは論じるまでもない。 外交費 序盤は0でいい。というか死に金なので是非とも0にしよう。 基地維持費 非常に重要。これがなければ基地の生産力が回復せず(このゲーム(PK)の仕様上、占領直後の基地は生産力0)、一生貧乏なままだ。余った分は翌月に持ち越されるので、どんどん投下しよう。なお生産力の回復には、基地物資も必要。 技術開発費 5項目あり、各500は予算を割かないと技術が低下してしまうため、最低2500必要(配分は1000単位なので実際は3000)。最初の数ヶ月はそれほど多く無くてもいい。 国政費 最低5000なければ、国民生産力が低下してしまう。少なくとも+1されるようにしたい。5000以上については、1000ごとに+1されるようだ。 技術開発費については、各項目は維持のため500が必要。そこから+200されるごとに、技術は+1される。最高で2500まで有効で、この場合1ヵ月で技術が+10される。 当面の目標は航空技術力を41にあげること。これで零戦52型、雷電、彗星、天山・瑞雲が開発され、陸軍も鍾馗・飛燕が開発される。この先は烈風が88、流星が63、銀河が73、富嶽が99と遠い道のりなので、急ぐ事は無い。また、41あれば当面は技術力の差で空戦が不利になることはないだろう(技術により航空隊の強さが決まる。因みに兵器技術力によって陸戦部隊と艦船の強さが決まる)。 その後は対水上レーダーとレーダー射撃装置と暗号解読器を開発するため、情報を65、工業を50まで持っていこう。特に工業力は内政にも直結する。 ちなみに情報技術力が初期値のままだと、航空索敵もままならない!というわけで情報・航空・工業を優先したい。 開戦後半年もすれば基地の生産力も回復し、全項目を+10できるだけの予算、12500を無理なく配分することも可能だろう(実際は1000単位でしか割り当てできないため、実際には12000か13000)。 なお、生産力の回復には海軍予算、基地の物資、基地維持費が揃っていなければならない。 ちなみにs1での開戦前の予算収入は21670。国政費に5000、技術開発費に最低3000必要であるから、残りは13670。海軍費に+2000ほど投じよう。基地維持費は今月は不要。収入が増えた翌月に投じれば良い。残りで技術開発を優先するか、まず国民生産力を上げるかはお好みで。 歳入の最大値は60000。海軍費の最大値は20000。収入が十分なら使い切りを目指そう。中盤以降は金は余ってしまうのだ。 しまいには基地維持費まで余り出すため、この時期には多少徴兵したとしても、翌月に余った金で国民生産力を回復できる。多少国民生産力が減っていてもその頃には金銭も物資もほぼカンストの60000入ってくる。心配ない。 使い道がなければ国政費に投じておけば、あとで国民用物資を0にして海軍に全部回せる。 物資配分 序盤は後方基地にアホほど物資があるので、海軍用0 陸軍用0 国家用残り全部、が理想。3,4か月はこれで戦えるだろう。国家用に10000以上配しないと国民生産力が下がるので注意。 上昇値だが、PKで実測のところ、13000くらいまでの配分では上昇しない。だが15000配分すると+3され、21000ほど投じると+4された。というわけで15000ほどが一番効率がいいようだ。 逆に、5000しか配分しなければ-1された。+にせよ-にせよ、国政費や兵員配分よりは影響は少ない。割とどんぶりでいいようだ。 なお、s1での開戦前の物資収入は9250。・・・足りていない。 また、海軍物資を無理矢理最大値の60000にしておくと、会議の結果どうなろうが海軍に物資が割かれることはなく、国家用物資に多くが割かれるだろう。 もっともこれは開戦前の備蓄であり、基地を占領して生産力を回復させるまでは物資は減る一方なので、最初の数箇月と、中盤以降のみ使い得る手だ。 開戦後半年もすれば、多大な物資が得られる。が、上述の通り、あまり国家用に割いても意味が無い。というか、国民生産力はその頃には先の予算案で99に達して居る事が多いので、国家用に10000以上を割くのは無駄である。が、他の出席者はそんなことはお構い無い。 前月の基地運営で(PKであれば会議直前でもいい)海軍物資を基地にため込み(呉のほかトラック、サイパンなど補給拠点となり得る基地がいい)、物資を0にして会議に臨むといい。これなら物資収入が60000あったとすれば、海軍60000、陸軍0、国家用0、という提案を出すことができお得だ。 収入の最大値は60000。前述の通り終盤は燃料としての物資が必要なので(戦前に各所に貯め込んでいた物資も徐々に使い潰していく)、価値は低下しない。 兵員配分 工業技術力が50以上だと1部隊徴兵するごとに国民生産力が-1、49以下だと-2される。徴兵するなんてとんでもない! 特に陸軍などは、s1開始時点で24もの予備部隊がいる。1部隊たりとも徴兵する必要は無いのだ(ちなみに海軍は10部隊の予備があるが、4部隊は配備可能なので、本当の予備は6部隊となる。緒戦の激戦で消耗してしまったら徴兵もやむを得ないかもしれない)。 「徴兵0」と言う自らの意見を通すのがベストだが、難しそうなら蔵相に賛同しておこう。 ちなみにs1での初期国民生産力は52。 なおアメリカの場合、欧州派遣軍として最低3個師団を投じないと、足りない分だけヨーロッパ戦線でドイツが優勢になってしまう。優勢ポイントは初期値が68で、90でソ連、99で英国が降伏する。 基地の運営 港湾は流石に高いが、硫黄島・マーカス・サイパンあたりには飛行場を設置しておきたい。予算が2000ほど必要だ(基地の生産力や国家の工業技術力による。終盤では1000ちょっとで作れたりする)。 さて各基地が生産する物資であるが、これは生産力と規模の大中小により算出された値をもとに、トラックと輸送船の合計数分だけ本土に運び出される。運びきれなかった分は基地に残るのだ。西太平洋をおおよそ開放すれば収入はカンストの6万に達するため、運び出しすぎは無駄である。 ゲーム内の説明によれば、輸送船・トラック1つあたり物資200を日本本土に搬出する。資源収入カンストが60000であるため、大東亜共栄圏にとって300以上の輸送船・トラックは無駄であると言うことになる。 ハンドブックによれば、鉱山・油田が大である場合、基地生産力1につき300、中である場合200、小である場合100の物資を算出するようである。 とは言えトラックやマニラなどの要衝には、多くの輸送船を配置しておきたい。艦隊に輸送船を補充できるからである。 新兵器 以下の通り。要改造となっているものはドック入りの必要があるが、艦隊に補修命令を与えた際には自動で改造を行う場合がある。 名称 必要技術 効果 対空レーダー 情報50、兵器30、工業50 対航空機索敵能力向上(意味不明。ハンドブックによる)。艦隊の直掩機の攻撃力向上。要改造。 対水上レーダー 情報60、兵器30、工業50 艦隊の索敵範囲アップ(性能は情報技術力依存)。要改造。便利。必須。 レーダー照準射撃装置 情報65、兵器40、工業50 攻撃の命中率アップ(性能は情報技術力依存)。要改造。 VT信管 情報70、兵器55、工業50 対空攻撃力2倍。改造不要。 暗号解読機 情報60、兵器35、工業30 敵の作戦目標がわかる。とても便利。 ECM 情報85、兵器65、工業50 敵のレーダー照準射撃装置を無効化。要改造。 酸素魚雷 艦船50、兵器45、工業60 魚雷の射程・攻撃力・命中率アップ。日本軍は最初から開発済。改造不要。 焼夷弾 兵器55、工業60 航空機の爆装時の対地攻撃力がアップ。 火炎放射器 兵器60、工業60 歩兵の攻撃力アップ。 ロケット砲 艦船65、航空60、兵器60、工業65 対基地攻撃力・命中率アップ。通常の砲撃は敵兵を、駆逐艦で0~1、戦艦でも3~4しか削れないが、一律6削れるようになり強力(戦闘は「見る」こと。戦艦艦隊なら一回の戦闘で敵兵300を削りきる事も可能)。ただし魚雷・爆雷攻撃ができなくなる。駆逐艦程度だと弾数もちょっと頼りない。要改造だが、艦隊を委任していると勝手に改造してたりする。迷惑。 誘導弾 情報70、航空65、兵器70、工業65 艦船の対艦攻撃、爆装航空機の対艦・対地、いずれも攻撃力・命中率アップ。 ちなみに兵器技術力が75になると、陸軍が三式戦車を生産可能となる。が、米軍のM3グラントやソ連のT-34と五角である。T-34と五角に戦えるM3グラントと言うのも凄いが。 航空機 「予算配分」の項参照。 PKではただの戦闘機に落ちぶれてしまったが、無印での零戦52は爆装も空母積載も可能な万能機。爆撃機・攻撃機より「運動」が高く、敵艦の対空攻撃による被害が少ないのが嬉しい。 雷電はすぐ開発できるくせに「運動」が8と無茶苦茶に強い。紫電改よりも疾風よりも強く、マスタングと五角である。後続距離は零戦52よりちょっとだけ短く、99艦爆/97艦攻と同程度である。機種が増えると扱いが面倒だが、ここまで強いと使ってみたくなるのが人情というものかもしれない? 技術77で開発可能な紫電改は、零戦52と異なりPKでも爆装可能。基地に配備するにはいいだろう。 なお、アメリカ側の艦戦は技術37のコルセア(後続距離が短くあまり役に立たないが)も、技術48のヘルキャットも、技術92のベアキャットも爆装可能である。いいなあ。 その分日本には、常に先攻可能と言うアドバンテージがある。攻撃を受けた艦隊は攻撃を行えない、と言う仕様なので、空母航空戦をとってみれば、一対一(または同数)の状態でお互いを発見している時、同時に攻撃しあえば、日本軍が一方的に攻撃することになる。 新型艦船 新型艦船 艦船 航空 兵器 工業 I 40 30 20 30 II 60 40 30 40 III 75 55 45 55 IV 90 70 60 65 技術向上に要する時間と建造自艦を考えれば、III以上の艦船はほとんどネタである。s1で始めれば、もう敵の艦船居ないし・・・。航空機は80機+偵察機若干が積めればいいから赤城型でいいし・・・。 性能については割愛。弩級戦艦I時点で対空砲強化型の30kt大和が作れる。空母についても80機+偵察機10機も積んで対空99の装甲ガチガチが作れてしまう。このゲームでは各性能の最大値が低い水準に抑えられているため、「大和の3倍強い戦艦」なんぞは最初から作れない仕様である。 なお、速度40ktで航続力の最大15に達するので、設計が無意味と言うわけではない。が、艦隊全部を速度40ktで揃えなければ意味が無い。 通常は、既存の駆逐艦や空母と揃えるため、35ktくらいにしておく程度でよいだろう。 ワシントンをボッコボコにしてやりたい人はご自由に設計してください。物資50で約2週間行動できる、と言う点は押さえておこう(輸送艦があればあまり関係無いけど)。 艦隊戦 「決戦」を求めるなら横縦列で。中央に近い艦船は上または下へ移動し、相手の進路を塞いで丁字戦法。中央から遠い2,3隻は直進し、包囲するかたちにする。 でなければ縦列か並縦列。並縦列はその気になれば後ろの方の艦船で相手の進路を塞ぎ、「決戦」パターンに持ち込めるのも強み。 決戦しない場合はそのまま全力で駆け抜ければいい。戦力が互角なら痛み分けだが、技術力や性能で勝ってるなら削っていける。遭遇戦でなく防御戦闘なら複数回の交戦機会があるため、これで十分。「決戦」策より、自軍艦船が沈没する危険は少ない。 ただしこのゲームでは遭遇戦は非常に起こりにくい。元祖提督の決断が4時間ごと、提督の決断3が確か2時間ごとだったかな・・・で艦隊が動くのに対し、このゲームは24時間ごと。6倍や12倍の速度で艦隊がカッ飛んでいくのだ。すれ違いまくりである。 だが、敵艦隊が日本軍基地を攻撃している場合のみ、場所を特定できる。何故か空母機動部隊も基地に横付けしたがる。 そこに艦隊決戦をしかけよう。 なお艦隊に与える命令のうちでは、「補修」が最も航行速度が早い。他のものは索敵や教練などを行いながら進むので実に遅い。ただし「補修」の場合、ドックがあれば寄港時に自動的に艦船の修理および新兵器の搭載を行ってしまうので一応注意。 航空攻撃 対艦航空攻撃時、空母・戦艦の対空攻撃力は凄まじく、損害が続出するが、戦闘突入後しばらく待機を繰り返し、有力艦が戦場を離脱した後で攻撃すれば、かなり損害を削減できる。だが対部隊攻撃としては非常に効率が悪い。戦艦艦隊なら一日で2,3個師団を吹き飛ばせるのに、空母8隻で攻撃しても一週間くらいかかってしまうのだ。 ただし自軍基地に敵兵がいる場合には艦砲射撃は行えないので、航空攻撃もひとつの手となってくる。 対基地戦 敵基地を砲撃するなら空襲に備え「輪形陣」で、砲撃時は「戦闘を見ない」が手っ取り早いが、基地の物資を減らしてしまったり空港を破壊したりするのが気になるなら並縦列で。 これなら、航空機を全滅させた後は陸軍に攻撃を集中、などが可能。 ただし「見る」状態で飛行場などを狙い撃ちしようとすると、委任モードではバカスカ敵陸上兵の砲撃を喰らってしまう。 なお「見ない」の場合は、敵陸兵が複数居る場合、均等にダメージを与える。こちらの損害を含め、何から何まで均等に。戦艦6または8を投入したい。破壊力は抜群だ。ただし彼我共に攻撃力自体が下がっている。面倒でなければ手動操作した方が数段早い。・・・こちらの損害も増えがちだが。 空母による奇襲は敵陸兵1隊に集中的にダメージを与える(が、前述の通り攻撃力はいまいち)。陸兵が居ない場合は基地生産力に強烈なダメージを与える。 揚陸の時は「戦闘を見ない」方が無傷で上陸できる可能性があがる。 さて、艦隊無しで陸上部隊だけで基地を攻略する場合は?航空機で支援できない時には? このゲーム(PK)では、敵陸上部隊のいない基地に突入するだけでは、占領したことにならない。 一日占拠するごとに基地生産力が減少していき、0になった時にようやく占領できる。 敵が無抵抗ならよいが、その基地や周辺基地から空爆を喰らうと、保って3ターンといったところ。 6部隊くらい用意して、損害を受けた部隊は後方基地に下げて戦力回復、と言うローテーションで占領しよう。 攻撃の射程 艦船の射程は弩級戦艦が18、戦艦が15、重巡が13、軽巡が11、駆逐艦が9、空母が9、軽空母が7。 陸上砲台は射程14なので、損害無く叩くには戦艦戦隊での手動操作が好ましい。 なお、魚雷の射程は8、酸素魚雷は10。というわけで、序盤の日本の潜水艦は強い。酸素魚雷は攻撃力も高いしね。 航空隊・空母運用 2PKでは元祖提督の決断と異なり、前線基地でも空母航空隊の補充がある程度可能だ。前線基地に寄港し、「基地の航空隊」と編成を行えば良い。 その結果、前線基地の航空隊は、消耗した母艦航空隊だらけになる。そこで、後方の基地から編成を行い、錬度60まであげた航空隊を入れ替えて次の補給や敵の来寇に備える。 後方基地で補充・配備・再編成をして、またの補給に備えよう。 なお新規配備航空隊は大体20ほどの錬度を持つ。これは教練で60まであげることができる(それ以上は実戦を積むしかない。敵基地を奇襲すると錬度が損害を上回る事が多い。敵艦隊を攻撃すると被害甚大、錬度の向上より補充による練度低下の方が大きくなったりする。ついでに言えば錬度があがるころには新型機が・・・)。そして基地航空隊の行動力は8、教練1回につき消費1、錬度1工場である。 つまり天候さえ許せば、5日あれば艦隊航空隊が育成完了と言ういささか非現実的な・・・。 なお航空隊は、空母航空隊含めて255までしか持てない。ワシントン攻略用に3基地24部隊+交替4部隊、、3個空母艦隊で24隻×4=96部隊+交替16部隊程度は必要になるので、無駄な航空隊はどんどん解体しよう。 また生産ライン2本までと言う制限があるゲームであるため(いつでもラインをいじれるPKの場合さして問題ではないが)96式艦戦・96式陸攻などは早めに廃止してしまおう。96式陸攻は最前線で運用していれば放って置いても敵艦の対空砲火で数を減らしていき、いずれ枯渇するはずであるのであまり心配はいらないかもしれない。ちなみに艦上攻撃機「天山」を採用すると、大量に作ったであろう97式艦攻が残っている都合上「流星」を採用しづらくなる。というわけで天山は非採用も手なのであるが、順調に進んでいる場合、この頃には撃沈したい敵艦もほとんどいないため、艦上爆撃機「彗星」で統一しても何ら問題無い。 空母の設計としては速度40kt、搭載90(偵察10機、戦闘用80機)、物資80程度でよろしい。翔鶴・瑞鶴・赤城以外の初期空母は使いにくいため(加賀は速度=行動力がまずい)、開戦直後から赤城型か翔鶴型を少しずつ建造していこう。 対ソ宣戦 s1キャンペーンでも、早ければ半年でソ連が参戦してくる。サイパンや硫黄島を守っていた部隊を大陸に進出させよう。2部隊もあればお釣りが来る。 朝鮮半島から陸路で歩いて行けばいい。 太平洋戦線が落ち着いていれば、空母機動部隊を呼び寄せ、ウラジオストクとハバロフスクを攻略。 どうせ辺境の地なので、あとは陸軍に任せて放って置くのも手である。イルクーツクを手動で占領するのは面倒だ。航空支援もできない。 要は負けなければいいので、ハバロフスクだけ守れればそれでいい。 キャンペーン(s1)の進め方 無印では勝利条件は二つ。 ワシントンの攻略 敵国民生産力を0にする PKでは更に 日本の総生産力を1800にする(生産力が減少していても回復している必要はない。最大値の合計)。効率的に進めれば1年かからない。 という条件が加わっている。 ソ連を含めた全ての基地を取れば、ハワイすら占領する必要は無い(多分)。 ただし正直、西海岸に上陸した方が早い。 PKにもかかわらずワシントンを攻略したい!・・・と言う人は、支那と対英インド洋戦線、および豪州について、専守防衛に務める。可能なら外交で参戦を防ぎたいが、そう言った案を通す事は難しい。外相はそこら中にばらまこうとするため効果薄、他の参加者は支那と豪州を取り込むなど微塵たりとも考えないため、高勝率で外交案件で自分の案を通さねばならない。だから戦争しながら専守防衛である。手加減が大変すぎて萎える萎える(この勝利条件はOFFにできないのだろうか・・・)。PKではワシントンを富嶽でボッコボコにする快感は得られがたいのが残念だ。 敵国民生産力を0にする、については、実際問題としてアメリカ本土でドンパチやらないとなかなか進まない。生産力を削ぎ、そして陸上部隊を全滅させ、徴兵させるのだ。ワシントン取る気だったのに終わっちゃったよ、くらいの感じである。 さて、まずは滞りなく11月末の会議をこなす。米英蘭への宣戦布告は早ければ早い方がいいが、後述する第3、第4艦隊の動きに合わせてもいい。 生産は艦戦(早めに96式艦戦を零式に置き換えられれば後顧の憂いが無い)・艦爆・艦攻をバランスよく。一式陸攻も有用なのだが、この時点では予算的にきびしい。 12/8から始まるゲームやキャンペーンシナリオ(s0)と異なり、このゲームでは開始直後から敵艦隊が真珠湾を出港し、まあ多くの場合で空っぽである。 よって第3、第4艦隊はとっとと呉まで引き返し再編成するか、グァムやトラックで敵艦隊に備えるのがいい。潜水艦も撤退させよう(その後は攻撃力に期待するより、硫黄島・サイパン・マーカスなど攻められやすい所にレーダー代わりに潜ませるのがいいだろう)。 暫くは戦いながら編成するしかないが、 戦艦6隻を基幹とする戦艦艦隊(のちほど大和・武蔵を合流。索敵機搭載と教練を忘れずに!) 巡洋戦艦、金剛・榛名・比叡・霧島および重巡を配した巡洋戦艦艦隊 大型・中型空母6隻を基幹とした機動部隊(可能なら早めに赤城型や翔鶴型を生産・配備するとより強力になるが・・・日本は貧乏なので地道に)。 軽空母4隻を基幹とした補助空母部隊(のちほど隼鷹・飛鷹を合流して6隻に。やはりもう2隻生産して戦力を足すといいが・・・)。 機動部隊は出来るだけ早く、搭載機を20機×n で埋め、残りの枠は相当数を偵察機で埋めれば良い。 開戦後は速やかにマニラと、英軍に宣戦できていれば香港を攻略する。 余った兵力でグアムとダバオを占領。ここまでが第一手だ。ダバオは空襲を喰らうので、航空隊を配置しておく。この辺りの基地は中間補給拠点や航空基地として有用なので、艦隊に乗っている陸軍師団は上陸させ、海軍陸戦隊で占領し海軍管理下にするのは必須。 南方は7割方は海軍基地にしておきたい。敵に備えつつ後方基地として、新規配備航空隊の錬度をあげるのだ。特にシンガポールなど飛行場規模が2ある基地は是非確保しよう。 陸軍は敵拠点を積極的に占領しようとしないため、大陸の方では海軍が敵拠点を占領して支那大陸の進撃路(インド・インパール方面)を作ろう。もっとも支那と開戦しないのであれば(大した資源もない。ただし攻略しておけば後顧の憂いは無い)、のちほどインド洋から上陸してもよい。 敵の作戦目標は サイパン、マーカス、ギルバート攻撃、グァム防衛などが多いようだ。サイパン・トラックより東は守り切れないので、敵が来たらすぐ撤収。 陸戦隊は硫黄島やパラオに集めておく。場合によっては何部隊か陸戦隊が消えてしまうかもしれないのでどんどん母港に配置。 敵を発見したら決戦を挑みこれを大いに撃破しよう。こちらは敵の位置がわかっているのであるから、兵力を集中的に投入すれば負ける事はまずないはずだ。駆逐艦は多少減らしてもいいので(沈没したらしたで建造枠に空きが出来るため、その分は空母を増産する)、攻撃精神を発揮していこう。 数箇月は殴り合いが続くが、何ヶ月かすれば敵の予備兵力も枯渇する。 2か月目の収入も微増程度であるはずだ。会議では基地維持費に多くを充て、生産力を回復させよう。でないと一生貧乏だ。 損害の出た航空隊の補充と、何箇所かへの新規配備も必要なため、海軍予算も4000以上は確保。技術力についてはしばらく辛抱だ(最初から技術12000コースでも、一応問題はない。なかなか基地が回復せずきついが、それについては電撃的侵攻で基地の数で補うのだ)。 この後数箇月で南方資源地帯を完全に制圧してしまう。できればタイにも宣戦布告したい。 また、金剛・榛名・比叡・霧島は1艦隊にまとめておこう。他の戦艦とまとめてしまってはせっかくの速度(行動力)を発揮出来ないのだ。 南方資源地帯を確保し、米軍の攻勢が弱まったら、インド洋作戦の開始だ。 基本的にコロンボ以外は陸軍に任せて置けばいいだろう。カルカッタ辺りは軽空母で支援してやってもいい。 その後は支那を片付けよう。あっちから宣戦布告されるのも面倒だし、資源にもそれなりのうまみがあるからだ。 本土から近いので、海軍陸戦隊で攻めてしまってもいい。空襲が相当に痛いが、うまくローテーションを組んで全滅させないように。 支那作戦が終われば続いては豪州だ。豪州は外交で封じ込める手があるものの、会議次第であるため全く期待できない。不意打ちを食らうよりはこちらから仕掛けたい・・・が、既に相手から宣戦布告されているかもしれない。 ただし、パプアニューギニアと豪州は放置しておいてもクリアはできる。手を出さないのもそれはそれで。 ここらへんで新型航空機は配備されたろうか? 無印だと零戦52が爆装可能なため、万能機となっている。「運動」が6あり、彗星よりも流星よりも頑強だ。生産管理も行いやすいため、これだけ生産していれば大抵なんとかなる。この頃には敵艦も少なくなっているはずだから、流星による雷撃も必要ではないのだ。 PKの場合は零戦52はただの戦闘機に修正されたので、彗星も作って行こう。天山は運動が2と脆弱なので特に作る必要は無いし、いずれ流星が開発された時にラインの切り替えが面倒臭いためお勧めしない。97艦攻も運動が2。同じ値だ。つまり全然強くなっておらず、生産を切り替える意味が無い。航続距離だけは長くなるが、直掩する零戦52より長くても仕方がない。ただし、零戦21と組み合わせて使う手はないでもないかもしれない(支那戦線などで一部航続距離がモノを言う場面がある)。 さて、そんなこんなでハワイ作戦である。敵の艦船も枯渇しているであろうから大きな抵抗はないはずだ。 問題はアメリカ西海岸上陸作戦。ワシントン陥落を狙うなら(PKでは日本の生産力が合計1800になればクリアとなるため、攻略は不要だが、まあネタとしてチャレンジするのはもちろんアリだ)、陸軍を絶対に西海岸に上陸させない気概で。ハワイに陸戦隊を4部隊配置しダッチハーバーを敢えて占領しないことで、補給線伝いの陸軍感染は完全にブロックできる(勝手に味方艦隊に乗り込んでいる部隊に注意!)。 ワシントン周りの基地、すなわちニューヨーク・シカゴ・モントリオールを海軍管轄にしておかねば、富嶽を配備することができないので、是非ブロックしよう。ワシントンを包囲するまでは海軍だけで戦うのだ。モントリオールは初期では飛行場規模1であるので、拡張してやろう。 ワシントン攻略は、大量の富嶽(3基地で24部隊480機)と空母(砲撃はできない。また委任の奇襲命令も効かないので、手動操作必須)で1ターンで敵陸軍を消し去ることができればベスト。ただしこれは運次第。いくらなんでも敵兵300をワンターンキルはあり得ないので、たまたま敵兵に均等にダメージが入っている時に偶発的に発生するくらいのものだ。 もし長期戦になっても、アメリカは最早ろくに収入もなく、国民生産力を削って陸軍を出し続けるだけである。いずれ兵が尽きるか、国民生産力が0となって降伏する。 ここで空母艦隊は、80機搭載×8隻×3艦隊用意したい。1920機の大部隊である。 先頭艦の先頭の航空隊からダメージを受け出すので、うまく編成でローテーションすれば粘れる他、二戦級空母で編成した補助艦隊を近傍に2つほど配置しておき、時折艦隊間で航空隊の編制をして入れ換えれば燃料切れまで粘れる。補助艦隊は損害を得た航空隊がある程度の量になったらニューオリンズに寄港。予め用意しておいた基地の航空隊に積み替え、また補助任務に就くのである。念のためロスアンゼルスやサンフランシスコでも航空隊を錬成しておくといい。
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/10226.html
今日 - 合計 - 復刻版 提督の決断の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 19時03分01秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/8770.html
巨人提督アズサルマ R 自然文明 (7) クリーチャー:ジャイアント 5000 ■相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からコストが7以上のクリーチャーをすべて手札に加え、残りを好きな順序で自分の山札の上か下に戻す。 癖の強いカードが集うこのパックのレアで、一際異彩を放つこのカード。 実にありがちであるという点で。 作者:仙人掌 収録 DMMB-02「Bonus=Expand」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/17.html
「ご褒美を、ください」 「・・・ん?」 赤城が珍しいことを言った 「褒美?」 「はい、今日は難攻不落の要所を突破したので・・・ダメでしょうか?」 「ふむ・・・」 確かに今日は彼女のおかげで沖ノ島を突破できたようなものだ 加えて普段から秘書として作戦会議に開発とお世話になっている 褒美を与えてしかるべきだろう それに、普段生真面目な彼女がちょっとしたおねだりをしてきたのだ。 笑顔一つで応えてやる、というのが男というものだろう 「よし、いいぞ!好きなものを言っていいぞ・・・ポケットマネーで買える分だけだがな」 はたして何が飛んでくるのやら・・・財布の中身が足りればいいが 「いえ、それには及びません。私の欲しいものはすぐ近くにありますから」 そう答えた赤城は普段よりもゆるやかな笑顔を浮かべて近寄ってくる。年相応の少女のように 「ほう・・・?そりゃ一体なん───」 「ん・・・っ」 唇を塞がれた 俺よりも背の低い彼女は背伸びをして抱きつくように首に腕を絡め、キスをしてきた。 「ん、んん!?」 「ん、んむ、ちゅ」 動揺を隠せず硬直する俺と対照的に情熱的に口づけをする赤城 その勢いに押されるように、姿勢を崩した俺たちはそのまま仮眠用の簡易ベッドへ倒れこんだ 「んん、はむ、ちゅ、ちゅっちゅ、ちゅるっぴちゃ、くちゅっ!」 「あか、む・・・っは、ちゅぷっ」 喋ろうと口をあけたら舌をねじ込まれた 逃さない、というかのようにこちらの頭をつかみ、むさぼるように口内を蹂躙される 「ちゅっちゅ、ん、むぅ、ちゅ、はむ、ん、んんっ!」 「はっ、は、はむ、ちゅ、じゅるるっ!」 彼女に誘われるように、こちらも背中に腕をまわし、抱き寄せながら彼女を求めた 何度も何度も唇を重ね、絡まりあう マーキングのように全身を密着させ、すり寄ってくる彼女 その柔らかさとぬくもりに興奮を覚え、股間は自然と固く、怒張を始めていた それに気づいたであろう彼女はさらに体を押し付けてきた。そうなっていることが嬉しい、と言わんばかりだ どのくらい経っただろう、快感と酸欠で意識が白くなってきたところでお互いの唇が離れた ちゅぷっ と粘った音を立てながら二人の間に唾液の橋がかかる 「はふっ・・・はぁ、ていとく・・・」 いつもの彼女からは想像できないほどとろけた表情を見せる赤城 衣服は乱れ、彼女の白い肌、柔らかそうな大きな胸があらわになっている 起き上がった彼女は俺の腰の上にまだがっていて、袴で隠れた秘部は、お互いの下着とズボンをはさんで密着していた なまあしふとももで身体を挟みながら、こちらの上着のボタンを外し、胸板をぺたぺたと触ってくる 愛おしそうに、自分のものだと主張するかのように 「あか、ぎっ・・・おまえ、いきなりなにを」 息を荒げながらも、尋ねる。 「ですから、ご褒美をもらっているんです・・・あなたをずっと、お慕いしていました。私は、あなたが欲しい」 言うと彼女は再び身体を寝かせ、こちらの胸にほおずりしてきた。時折ちろちろと首筋から腹部までをなめていく 「んふ、興奮して、くれているのですね・・・大きくなっています」 なまめかしい笑みを浮かべた彼女にズボン越しに手を添えられ、ビクリと腰を浮かせてしまう カチャカチャ、ジィィ、ぐいっ ベルトを外されチャックが降ろされ、張りつめていた下着さえも外される 押さえつけられていた怒張がぶるん!と跳ね起き、彼女の眼前に突き出された 「・・・予想外の、大きさですね・・・大丈夫かしら」 まじまじと息子を見つめた彼女は、言いながら自分の胸を近寄らせ 「提督は、こういったものが、お好きでしたね?」 挟みこみながら唾液をたらし、にちゅにちゅとこすりあげてきた。いわゆるパイズリである。 「うぁっあ!おま、こんなの、どこっで・・・っ!」 たまらず声を上げながら問いただすと 「・・・提督の机の一番下の引き出しに隠してあった資料からです。鳳翔さんがお掃除のときに見つけていらっしゃいました」 おかーん!何してくれてんのぉー!? あ、やばい、おっぱいマジできもちいい こちらの表情から好感触であることを察した彼女は嬉しそうにむにゅむにゅと胸を押し付けながら言葉を続ける 「彼女はどうしようか迷った挙句、机の上において行ったようなのですが・・・」 何それ、思春期の息子のエロ本を見つけたお母さんみたいなことやめて! 「さすがに提督がかわいそうなのでしまおうとしたのですが、その、表紙が私に似ていたので、気になってしまって」 おうふ、あかんそれ一番お気に入りのやつ 「あう、う、あれ・・・を、みたのか・・・ぁっ」 「はい、全部・・・その、ですから今日はそれを参考にしています・・・」 あぁ、そっか、見られちまったか、あれ うん、はっきり言って赤城は俺のドストライクだ。ぶっちゃけ好きだ、愛してる だが、上官である俺が好きだのいうのもなんだか問題があるような気がして黙っていたし 日頃はビデオで一人夜戦をしていたのだが・・・ (周りにはバレバレらしく、某駆逐艦の呼び方がクソ提督からヘタレ提督に変わったくらいである・・・ブラ鎮して大破させて黙らせたが) 彼女は俺を欲しいと言ってくれた・・・なら、いいよな? 「なぁ、赤城・・・」 「はい、なんでしょう」 愛しさ全開と言わんばかりの表情でずりずりしている彼女に向かって 「その、胸でするのも好きだけど・・・口でしてくれないか?」 思いっきり甘えることにした 「・・・はい♪」 嬉しそうに答えた彼女は身体をずらしてさっきまで包んでいたものに顔を近づけ 「ん、ちゅぷっ」嬉しそうに咥えこんだ 「くおっおぉぉ・・・!」 熱く滑った口内につつまれ、思わず声が漏れる 「んっ、ちゅ、ちゅぶ、ぷちゅっ、ちゅ、ず、ぴちゃ、じゅぶっ」 こちらの反応に気を良くした彼女は舌の動きや口のすぼめかたを器用に変えながらこちらを攻めたてる 「んふ、ひもち、いいれふか・・・?」 「あぁ、すごく・・・いい」 もごもごと口を動かしながら上目使いで聞いてくる赤城 かわいい、かわいい、かわいすぎてやばい 「すまん、赤城、もう・・・でる」 奥まで咥えこまれたその瞬間に、弾けた どぷっ、びゅる、びゅくびゅくびゅくっ!ごぷっ! 「ん!?んんっ、んんんっ!」 赤城の口の中に次々と注ぎ込まれる精液 おそらく今までで一番出ていると思う 「んんっ、ん、んぐっ、ん!」 あ、あれ、ちょ、ま、飲んでるのか? 止めようにも達してしまった俺は動くこともできずに射精しつづけ 「んく、ん、じゅるるっ、ちゅる」 尿管に残った一滴を吸いきられるまでのけぞったままであった 「ぷぁ、は、けほっけほっ」 「ば、ばか、無理に飲まなくていいんだぞ!?」 「無理じゃ、ありません。私で感じて出してくれたものを、受け止めない理由がありません」 嬉しそうに返してくる彼女を見て、我慢できなくなり抱きしめる 「あ・・・」 「頑張ってくれてありがとう。今度は一緒に気持ち良くなろう、な?」 「提督、それは・・・えっと」 「赤城、抱くぞ」 「──」 彼女は頬を染め、恥ずかしそうにこくり、とうなずいた 体制逆転し、今度は赤城を組み伏せる形になった 恥ずかしそうな、それでいて幸せそうな表情を浮かべてこちらを見つめてくる赤城 もう、いてもたってもいられなかった。残っていた服をすべて剥ぎ取り全身をさらけ出させると、彼女の秘部はとっくに準備ができたかのように濡れそぼっていた 「本来なら、いろいろとこっちもしてやらんといかんと思うのだが・・・すまん、挿れる」 その光景を目にしてはもう、中に突き入れることしか考えられなかった 「はい、あなたのお好きなように・・・」 そんな童貞丸出しの俺を笑うことなく、抱きやすいように足を開き、ほほえみを浮かべながら受け入れてくれた ちゅく、ぐ、みちぃっ! 「んぅっ、ん!」 中はめちゃくちゃキツかった。ギチギチとこちらを圧迫し、押し返してくる。迎え入れる彼女の顔からも痛みが伝わってくる 「大丈夫、か?痛い、よな・・・?」 「私のことは平気です、だから、全部、きて、ください・・・っ」 痛いはずなのに、必死で俺を受け入れようとしてくれている。ここで引いてしまっては逆に彼女を傷つけることになるだろう 意を決して両手で腰をしっかり押さえ みちみち、みり、ぶつっ、ぐちゅ 彼女の初めてを奪い、奥まで一気にねじ込んだ 「うぁっ、く、うぅ~~っ!」 「全部、はいった、ぞ・・・!」 痛みを必死にこらえて抱きついてくる彼女を抱きしめ、ぽんぽんと背中をたたく。 「わかり、ます。あなたが、私のなかに・・・うれ、しい・・・!」 涙を浮かべながら、微笑む。そんな彼女がたまらなく美しく、愛おしく思えた。 「動く、な?」 もう、我慢ができない。歯止めがきかない 破瓜したばかりだというのにぐちゃぐちゃに攻めたい、中に出しまくって俺の形ぴったりになるまでめちゃくちゃにしたいという衝動が止められなかった 我ながらひどく自分勝手なやつだと思う。なのに彼女は 「はい・・・、私をあなただけのものに、して、ください・・・」 ことさら嬉しそうに受け入れてくれるのであった 「はぁ、は、はぁっ!」 「あ、あぁ、あああっ!ん、あ、ひあ、あぁ~~っ!」 ぐちゅぐちゅと音を立てながら貫く 彼女は声を抑えることなく、こちらの衝動を受け入れていた 背中にやさしく手を回し、抱きしめ、すべて受け入れるというようにこちらを撫で、あやしてくる その深い愛情に甘え沈み、欲望のままに彼女の中を突き進む 限界は、近い 「はぁ、あ、く、う、あかぎ、もう・・・」 「はい、はい・・・ください、あなたを、ぜんぶ・・・っ!」 「う、あ、ああああああっ!」 どくどくどくどくどぷっ! 「ああああああああああああああああああああーーーーっ!」 同時に絶頂を迎え、俺はより奥へ、奥へと精を注ぎ込み 彼女は奥へ奥へと搾り取るように締め上げていった 最後の一滴まで出し切ったあと、俺は赤城の上に倒れこみ 「ありがとな・・・」 「はい」 愛してると思いを込めて抱きしめるのであった このあと裸でいちゃいちゃして復活した俺が再度夜戦に突入したり 精根尽き果てて眠り込んだ俺たちを遠征がえりの天龍が目撃して 「くぁwせdrftgyふじこっ!?」 となるのは別のお話 妖怪ボーキおいてけとかよく言われる彼女だけど、一人くらいは本気で愛してくれる提督がいてもいいよね?