約 70,234 件
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/31548.html
提督毒竜 トルネイド R 闇 (7) クリーチャー:ポイズニング・ドラゴン/竜の一族 6000 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から、闇の竜の一族をすべて自分の手札に加え、その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 ■スレイヤー ■W・ブレイカー ■相手のカードの効果によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 作者:翠猫 DMAE-15「絶対極度!トリニティ・ザヴァイア!」収録。ポイズニング・ドラゴンの竜の一族。 竜の一族の提督。マッドネスと闇の竜の一族を持ってこれるスレイヤーのW・ブレイカー。 名前はエレクトリック・ギター「フェンダー・トルネード」から。 フレーバーテキスト 「更にゴーオン、俺の爆音!今こそカモン、我が友よ!」-《提督毒竜 トルネイド》 収録エキスパンション DMAE-15「絶対極度!トリニティ・ザヴァイア!」 関連 《悪魔提督アルゴ・バルディオル》 竜の一族の提督サイクル 《提督毒竜 トルネイド》 《提督炎竜 リンドウ・ブルーム》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/21825.html
隷属提督グーヴェルナント UC 光文明 (4) クリーチャー:アガシオン 2500 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にあるコスト3以下の光のクリーチャーをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 ■相手の呪文の効果または相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに自分のバトルゾーンに置いてもよい。 作者:はんむらび 新たな提督。指定するのは「コスト3以下の光のクリーチャー」。強力なドローにマッドネスまで持ち、提督としては破格のコストとレアリティの低さ。ただし、パワーも妙に低い。 「グーヴェルナント」とは中世ドイツの女家庭教師を指す言葉。アガシオンは使い魔なのでこういう単語をベースにすることが多い。 フレーバーテキスト 突如現れたアガシオンたちは、野望も希望も意志すらも持たず、何も騒動を起こさぬまま、ただ、隷属した。それは、とても不気味なことだった。 収録 DMH-02 契約編 第二弾 魔導の契約者? 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/57.html
照り付ける太陽と紺碧の海。 熱い陽光を覚ますかのようにさわやかな海風がわたる。 透明度の高い海中に目をやれば、色とりどりの魚が薄い水色の海中に華やかさを添える。 東部オリョール海。 なにもなければここ南洋は楽園と称してかまわない海だろう。 「なにもなければ、な…」 双眼鏡を下した青年-というには少々歳のいった男は独り言ちた。 彼の頬に当たる海風に含まれる鉄と油と硝煙の匂いがここが楽園でないことを示していた。 水平線の彼方に黒煙が上がっている。 上空には任務を終え母艦に戻る艦載機の轟音。 「提督。撃沈、軽巡1。大破、雷巡2、戦艦と空母は無傷です」 太眉と切りそろえた前髪が印象的な艦娘が男-この艦隊の司令官に戦況を伝える。 「了解。航空先制はまずまずか…。一航戦を下がらせろ」 「はい、赤城さんと加賀さんには必要以上に前に出ないように伝えます」 「ふふ、相変わらず気が付くな。妙高」 妙高型一番艦妙高。提督の鎮守府には妹たちに遅れてやってきた。 どこか、ほんわかぼんやりしたような艦娘だが、さすがに4姉妹の長女だけあってかしっかりとしており何くれとなく提督に尽くしてくれる。 妙高の何気ない気づかいに思わず頬を緩め頭を撫でてしまう。 「……。では、行ってきます」 されるがままに掌を堪能した妙高は、ドキドキする胸と上気した頬を隠すよう にクルリと背を向けた。 提督の顔に緊張が走る。 「うむ。戦略的にはもう勝っている。無理をしないように皆に伝えてくれ」 「了解しました……、第5戦隊敵艦隊に突撃します」 号令一下、かつて連合艦隊が誇った一等巡洋艦4隻の魂を引き継いだ艦娘達が35ノットの快速力で飛び出した。 世界を瞠目させた強武装の一万トン級巡洋艦妙高型の魂は今、艦娘として蘇り、 再び祖国を脅かす夷敵-深海棲艦を倒すため戦場を疾駆する。 紺碧の海を割り裂いて白い航跡がたなびく。 眼前には戦艦を先頭とした敵艦隊が迫る。 戦艦ル級の生気のない青白い顔に薄い笑みが浮かんでいる事すら見える。 敵艦、発砲。 4隻の周囲、右に左に16インチ、8インチといった砲撃の水柱が上がる。 水柱の壁をくぐり抜けるように彼女たちは距離をつめていく。 柔肌を至近弾の破片がかするがものともせず疾る。 そして、距離10,000。 「撃ちます!」 「砲雷撃戦用意!」 「砲雷撃戦てぇーっ!」 「撃ち方、始めてくださぁーい!」 空と海の狭間に乙女たちの号令がかかる。 20.3サンチ連装砲が敵を指向し測距を始める。 同時に61サンチ魚雷発射管が敵の未来位置を定め回頭する。 いち早く4姉妹の中で最も冷静かつ戦術判断に優れる次女の那智が砲撃を開始する。 「敵一番艦に初弾、夾叉!良し、いいぞ。姉さん、ワレ統制砲撃ヲ希望ス」 「了解、目標敵一番艦、5戦隊統制砲撃始メ!」 砲撃データが姉妹たちに分配されるや否や、4姉妹で最も血気盛んな三女足柄が10門の主砲を斉射する。 「弾幕を張りなさないな、撃て!撃てぇー!」 砲撃時の発射干渉を避けるため0.03秒ずつ遅延して放たれた砲弾は彼女のかつ ての異名 餓狼”のように敵戦艦に襲い掛かった。 水柱と閃光。 足柄の砲撃を追うように妙高、那智、羽黒の砲撃も命中する。 近距離から放たれた20.3サンチ砲弾は敵戦艦の装甲を食い破り確実にダメージを与えていく。 ル級の能面が歪み、明らかに砲撃の精度が落ちていく。 速度が衰え、煙を吐き出しながら傾斜するル級の陰から空母ヲ級の姿が除く。 「いかん!艦載機を発艦させてるぞ!」 那智が振り返るよりも早く敵艦載機は後方の一航艦に襲い掛かっていた。 上空で直掩滞空していた零戦52型が銀翼を日本刀のように煌かせ敵機に突撃する。 しかし、慢心からか不用意に突出していた母艦を助けるには時間が足らなかった。 急降下爆撃機が猛禽のように赤城と加賀に襲い掛かる。 「敵機直上、急降下!」 飛行甲板に火柱が上がる。 「後方、一航戦に命中弾!火災が発生しています!」 最後尾を進む末の妹羽黒が悲鳴を上げる。 「あの、あのっ、助けに行かないと!」 「大丈夫、羽黒ちゃん。あれぐらいじゃ赤城さんも加賀さんも轟沈しないわ」 パニック気味に叫ぶ羽黒をやんわりと妙高が制する。 「それに対空戦闘は私たちには向いてないわ。私たちは-」 「目の前の敵を葬るだけだ、砲雷撃戦で!」 「そうよ、さあ行くわよ!勝利が私を呼んでいるわ」 三者三様の励ましを受けて羽黒はハッと我に返る。 まだ目に涙は溜まっていたが顔を上げ戦場を見据える。 「わかりました。精一杯、頑張ります!」 電撃を放ちながら雲海を進む一匹の竜のごとく妙高級は縦横に戦場を駆ける。 既にヲ級は爆発を繰り返しながら傾斜し、最後に残った重巡ももはや雷撃する 余裕もなくなっている。 距離5,000。 93式酸素魚雷の必中距離だ。 「青い殺人者」「ロングランス」と恐れられた連合艦隊所属艦艇の最大の秘密兵器にして最強の切り札。 「5戦隊統制雷撃戦用意」 「統制雷撃戦、ヨーソロー」 「そのままそのまま、よーい、テェーっ」 「魚雷発射、始めてくださーい!」 海原に放たれた32本の魚雷は静かにしかし素早く海中を進む。 3分後。 「敵戦艦に水柱4つ!巡洋艦に水柱2つ確認。敵艦大傾斜、沈みます」 冷静に敵情を見わたした那智が報告する。 「皆さんの努力結果です。よく頑張りました」 にっこりと妙高がほほ笑む。 「だって私がいるんだもの!当然の結果よね!大勝利!」 至近弾で少々傷を負ったが未だに元気な足柄が興奮冷めやらぬ様子で胸をそらす。 「勝って兜のなんとやら、だ。さあ、帰投しよう」 那智が怜悧な顔に満足げな笑みを浮かべてたしなめた。 4人姉妹は傷ついた2隻の空母を護衛しつつ母港への帰路に就いた。 未だ沸き立つ海面を眺めながら羽黒は呟いた。 「このまま、すべての戦いが終わってしまえばいいのに」 「以上で戦闘報告を終わります。……あの提督?」 東部オリョール海突破、おまけに戦闘後新しい仲間蒼龍を戦列に加えられたにも関わらず提督の顔は冴えなかった。 「主力空母が2隻とも大破、これは痛いな…」 母港にたどり着くやいなや2隻の空母はドッグ入りとなった。 「俺のミスだ。陣形をもう少し考えてやれば損害は防げたかもしれないな…」 この男は戦果よりも艦娘の損害を気にする、いや気にしすぎる傾向があった。 「それは後知恵というものだ。戦略的にも戦術的にも我々の勝利だ」 「そうです、そうです!大勝利ですよ」 冷静に那智が、興奮冷めやらぬ足柄が提督を慰める。 「あの、司令官さん。私ももっと頑張りますから…あの、その…」 わたわたする羽黒の頭を撫でながら提督はようやく笑みを浮かべた。 「そうだな、皆ありがとう。一航戦が使えない以上大規模な作戦は難しい。しばらくは蒼龍の慣熟訓練と資源の備蓄務めるとしようか」 「ということは?」 「第5戦隊もしばらくはお休みだ。みな、ご苦労だった」 4人の艦娘達は揃って執務室を辞した。 「さて、しばらくは休みだな。ということは少なくとも今日はしっかりと飲めるわけだ」 普段はクールな那智が相好を崩す。 「それなら獅南島に果物を使った美味しいお酒があるらしいわよ」 ほんわかと妙高が返した。 「なにっ?それはいいな。よし、みなで繰り出そう」 「勝利をつかむには休息も大事ね」 「あの、あの、頑張ります」 こうして4姉妹は夜の街に消えていった。 …… ……… ………… それから数時間後。 羽黒は多少フラフラする頭を抱えて鎮守府に帰ってきた。 4人は獅南島の一流ホテルのバーで杯を交わした。 いつものように、那智がハイスピードでグラスを開けていった。 妙高は那智に付き合ってしばらく飲んでいたが、とうとう 轟沈 してしまいカウンターに突っ伏して幸せな寝息を立てている。 獅南島は日本酒こそ少ないものの、かつてイギリス統治下だったこともあり船乗りの酒-ジンやラムが豊富に取り揃えられていた。 多分、那智は未だに飲んでいる。多分。 『今日ぐらいは飲ませてくれ』と那智は言うが出撃前以外はほとんど毎日飲んでることを羽黒は知っていた。飲んでもほとんど乱れないが飲み始めると止まらないことも知っていた。 さすがに出撃した後は自室の布団で寝たいと思った羽黒は妙高を起こすことを断念して一人鎮守府への家路についた。 「……羽黒山、飲みたいなぁ」 はるか遠い祖国のきりっとした飲み口と芳醇な香りを持つ酒を思い出しながらフラフラと鎮守府の廊下を歩く。 「そう言えば足柄姉さんはどこに行ったんだろう?」 飲んでる最中も興奮気味だった足柄は2時間ほど前に『おさまりがつかないわ。しようがない夜戦してくる』と大股で店を出ていった。 『頑張ってね~』と手を振る妙高と『ふんっ』とプイと顔を背け不機嫌にグラスを乾した那智をいぶかしげに見ながらその背を見送った。 「姉さんと一緒に帰れば良かったかな?」 そう思いながらふと顔を上げると司令官公室の方からなにやら声が聞こえてきた。 艦娘達の寮に行くのに提督の自室前を通るのが近道であることは鎮守府では半ば常識であった。 小首を傾げて扉に近づく。 「……ぅぅ……ぃぃ…ゃぁ……」 薄らと開いたドアから漏れ聞こえる声に羽黒は聞き覚えがあった。 「足柄姉さん?」 そっと中を覗いて羽黒は言葉を失った。 「あぁぁぅっ、おぉぉぉぉぉぅっ」 全裸の足柄がベットの上で四つん這いになり嬌声をあげている。 覆いかぶさるように足柄を抱きしめる影を見て羽黒は腰が抜けたようにしゃがみこむ。 「し、司令官さん」 夜戦で鍛えた目が影の正体をとらえる。汗みずくで腰を振る男は紛れもなく鎮守府の顔、提督であった。 「足柄、少し、強すぎないか?」 結合部は羽黒の位置からは良く見えないが長大な男根が足柄のすらりと伸びた足の間を行き来しているのがわかる。 「いゃいやぁん、もっと、もっと突いてぇっ」 ストロークが弱くなると足柄は尻を振って抗議する。 「いやぁん、おちんちん、ズボスボして、くださぁい」 普段の自信に満ちた表情から想像もつかない蕩けた”メス”の表情で肩越しに提督をねめつける。 「全く、仕方がない奴だっ」 「あぉぉぉ、ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 再び力強く抽挿を開始する。足柄の豊満な尻に提督の腰が当たりバシバシとリズミカルな音が響く。 「あっおっおっおっぉっんんんん、気持ち、いいっ」 提督は腰を叩き付けながらそっと足柄の股間に手をやる。 濡れた秘所、太い男根を食い占める膣口の上あたりをまさぐりそれを見つける。 「ひゃっんっ、それっ、イイっ」 背筋をビクンと跳ねさせて足柄の嬌声が一オクターブ上がる。 提督はクリトリスを摘まんだのだ。 「足柄はこれが好きだったな」 「くぅぅぅっクリ、お豆ぇもっと、もっとぉぉ、引っ張ってぇ、痛くしてぇ」 さすがに全力で引っ張ったりはしないがそれでも指の力を強める。 膨らんだクリトリスを引っ張るだけではなく押し込むようにぐりぐりと擦る。 「そ、それ、それぇぇ、くひぃぃぃぃぃ!」 ぶるぶると背を震わせながら足柄がよがる。 抽挿のたびに豊満な乳房が揺れる。 「あっあっあっぁっんん、気持ちいいぃぃっ」 「おちんちん、中にいるのぉ、いい、いいのぉ」 戦闘で昂ぶった足柄を落ち着かせるのに抱くようになったのはいつ以来だろうか。 この方法をとっている-肉体関係を持っている艦娘は何も足柄だけではない。 そのことを、自分以外の艦娘が彼に抱かれていることを彼女たちは皆知っている。それでもなお、彼との肉体関係を続けている。 提督自身これが最良の解決方法だとは思わないが少なくとも足柄達はこの方法を受け入れている。 だが、提督とて男だ。普段、きりっとした自信家の足柄が自分に組み敷かれてあられもない声をあげるのに興奮しないわけが無かった。 「ああああっ、好き、好きぃっ、くあぁぁぁぁっ」 「っく、そんなにセックスが好き、か」 自嘲も込めて提督が問う。 「ちがっ、違うぅんっ」 足柄は乱れた髪をさらに振り乱して答えた。 「提督もぉ、提督も好きぃぃぃ」 足柄の潤んだ眼を見て抽挿が止まる。 「提督も、提督の……おちんちんも、好きぃ」 ぞくりとするような会心の笑顔を見て、提督の心に火が付く。 さっきに倍する力で己が男根を足柄のぬかるみにねじりこむ。 「あっあっぁっあっあっ、すごっ、強いっ」 熱い肉筒が嫌というほど男根を食い締める。 「くっ、だめだ。出る」 そう言ってペニスを引き抜こうとする提督に足柄は尻を押し付ける。 「いやっ、いやぁっ、抜かないでぇぇ」 「お、おい、足柄」 足柄は後ろで回した手で腰を抑える提督の手を握る。 「お願い。このまま、はぁはぁはぁ、このまま来てっ」 足柄の手を握り返すともう一方の手で抱くように上半身を持ち上げる。 「いくぞっ」 今までに無い強いストロークで足柄の最奥を突き上げる。 「あは、ぉっおおっ、んっ、中に、中にきてぇぇぇっ」 「んっ出るっ」 ペニスが胴震いすると灼熱の白濁が艦砲射撃のように足柄の奥を叩いた。 「あっ熱ぃ、イクッ、イグゥ、イグぅぅぅぅぅぅ」 がくがくと体を痙攣させてそのまま後ろに崩れる。 受け止めた提督も荒い息のまま足柄とともにゆっくりとベットに倒れる。 ずるりとペニスが足柄の膣から抜け出る。 後を追うようにして白濁が秘裂からどろりと垂れた。 愛しい艦娘を胸に抱く男と戦いの高揚と快楽の絶頂を味わいつくした巡洋艦娘が戸口から足早に去っていく影に気付くことは無かった。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31142.html
登録日:2015/01/22 Thu 01 14 58 更新日:2021/02/13 Sat 22 29 33 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 DM デュエル・マスターズ ドローソース 提督 ここでは、名前に「提督」とあるデュエル・マスターズのクリーチャーを紹介する。 概要 デュエル・マスターズにおいて、提督と名のつく一群のクリーチャー群。 以下の特徴を持つ。 名前に「提督」を持つ(例外有り) 手札から捨てられた時場に出る能力(マッドネス)を持つ(例外有り) 場に出た時に山札の上から3枚を見て条件を満たしているカードがあれば手札に加える 上の条件は「自分の持っている種族と同じ種族のカード」(例外有り) 上記のうち、「マッドネス」に関しては、出た時期によってマッドネスの効果が異なっており、 古い時期にでたものは 相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 とある。つまり相手ターン中なら自分のカードの効果で捨てても場に出て手札補充ができるのだ。 一方、新しいものは 相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 となっており、自分のカードの効果やクロスギアなどによるハンデスでは落ちない代わりに、自分のターン中に捨てられても発動できるようになった。 今現在以下のクリーチャーがいる。 名前 手札に加えられるカード マッドネス 《聖霊提督セフィア・パルテノン》 アーク・セラフィム/セイント・ヘッド 旧型 《機械提督サウンドシューター》 グレートメカオー/キカイヒーロー 旧型 《悪魔提督アルゴ・バルディオル》 グランド・デビル/ディープ・マリーン 旧型 《炎竜提督ガウスブレイザー》 ティラノ・ドレイク/ブレイブ・スピリット 旧型 《幻獣提督ウー・ワンダフォー》 ドリームメイト/ビークル・ビー 旧型 《翔竜提督ザークピッチ》 アーマード・ドラゴン/ファイアー・バード 旧型 《氷牙提督マティアス卿》 ナイト 旧型 《海王提督ラネーバ・早雲》 サムライ 旧型 《隻眼の鬼カイザー ザーク嵐》 ハンター 新型 《電脳提督アクア・ジーニアス》 リキッド・ピープル 新型 《提督のマントラ ヴォスラディッシュ》 オラクル なし 《提督の精霊龍 ボンソワール》 ブロッカー 新型 《熱血提督 ザーク・タイザー》 コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆 新型 《アクア提督 ザ・ミスター》 バニラ 新型 《キキリカミ・パンツァー》 パワー12000以上 新型 《ルネッザーンス》 ジョーカーズ 新型 《虫取りアーミー》 ジョーカーズ 新型 クリーチャー紹介 聖霊提督セフィア・パルテノン 光文明 (7) クリーチャー:アーク・セラフィム/セイント・ヘッド 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にあるすべてのアーク・セラフィムとセイント・ヘッドを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 「聖霊」とつくがエンジェル・コマンドではない。もっとも、エンジェル・コマンドの後継種族ではあるが。 《霊騎サンダール》と並ぶ手札補充手段で、基本的には《聖帝ソルダリオス》から引っ張って投げることになるか。 機械提督サウンドシューター 水文明 (7) クリーチャー:グレートメカオー/キカイヒーロー 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中にあるすべてのグレートメカオーとキカイヒーローを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 サウンドシューターとDJアフロ・スピーカーの産み出すグルーヴがフロアをアツくさせる! 同じ種族組み合わせで《機械提督デリンダー》がいるがあちらはこのページで言うところの提督ではない。 ビートダウン型ではコストとしての使用がメインとなるが、コントロール型などではスリリング・スリー能力の成功率をあげるために こちらをメインドローソースにする例もある。 最近では《偽りの名 iFormulaX》の登場で、種族デッキとして《騒音機装DJアフロ・スピーカー》と組み合わせて大量ドローを狙うものも。 悪魔提督アルゴ・バルディオル 闇文明 (7) クリーチャー:グランド・デビル/ディープ・マリーン 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からグランド・デビルとディープ・マリーンをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 「悪魔」だがデーモン・コマンドではない。 提督サイクルでは《スナイプ・アルフェラス》や《封魔ジョーズジャクス》の効果で狙いやすいとされ最も評価されたものの、 エピソードシリーズまでになってくると闇水二色なら素直にドローソースを入れたほうがいいということになり人気は下がる。 優秀なディープ・マリーンが再録されない以上アルゴ・バルディオルだけ使ってもねえ。 炎竜提督ガウスブレイザー 火文明 (7) クリーチャー:ティラノ・ドレイク/ブレイブ・スピリット 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にあるすべてのティラノ・ドレイクとブレイブ・スピリットを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 レッド・コマンド・ドラゴンは「炎龍」です、念の為。 ティラノ・ドレイクデッキではそもそもティラノ・ドレイクというだけで採用される勢い。 まともなドローソースを積めないからね、しょうがないね。 意外と相性のいいカードが少ないことが致命的。それでもカードプールの都合上採用せねばならないジレンマ。 幻獣提督ウー・ワンダフォー 自然文明 (7) クリーチャー:ドリームメイト/ビークル・ビー 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中にあるドリームメイトとビークル・ビーをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》と組み合わせて使う候補に上がるクリーチャー。 ただしそうまでして使うより、ドリームメイトならサーチが得意なので サーチしたものをそのまま投げればいいのではないかという考えもあり、 一概に必須級と言えるかは怪しいところ。 一応《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》のソウルシフト元など活かしどころはなくはないが 考えなしに投入すると事故要員にしかならないため使いドコロは考えたい。 翔竜提督ザークピッチ 火文明 (8) クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ファイアー・バード 6000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からアーマード・ドラゴンとファイアー・バードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。見せたカードがすべてドラゴンだった場合、そのターン、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。 相手のターン中に、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに置いてもよい。 W・ブレイカー 上述の他の提督よりサイズがでかいうえにW・ブレイカーを持つ。 軽量種族のファイアー・バードでは最重量のクリーチャーである。 アーマード・ドラゴンとファイアー・バードの両方を加えられるが、ドラゴンデッキでは【NEX】のような 「アーマード・ドラゴンしかドラゴンを採用せず、かつファイアー・バードを併用するデッキ」でしか使われない。 基本はファイアー・バード統一デッキなどの極端なデッキでドローソース兼打点に使う感じだろうか。 そのため実はドラゴンだった場合SA化という能力の発動はあんまり狙われない。 一応ドラゴン持ちファイアー・バードは割といるので発動しないこともないが…。 氷牙提督マティアス卿 水文明 (7) クリーチャー:グランド・デビル/ナイト 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からナイトをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中に、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 ナイト版提督。ナイトなのでナイト呪文も加えられる。 がナイトは自身がコントロールを得意とする種族なのにそのコントロールをメタるマッドネスに需要が少なく、 ドローソースも豊富なナイトにこいつが必要なのかという疑問はある。 海王提督ラネーバ・早雲 水文明 (7) クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/サムライ 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からサムライをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 相手のターン中に、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 サムライ版提督。ナイトもサムライも水文明なあたり、水はビートもコントロールもできるんだなってことがよくわかる。 こちらはクロスギアでも引っ張れるうえ、クロスギアはドローソースにするにはなんかしらにくっつけないといけないので 素出しすら狙われるレベル。 サムライに多いサムライを進化元にしないドラゴン進化でもきっちり対応できるところも評価点。 隻眼の鬼カイザー ザーク嵐 火文明 (7) クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000 相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からハンターをすべて手札に加え、その後、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。 W・ブレイカー ハンターの提督。ハンターだけに提督なのに「提督」とつかない。 《永遠のリュウセイ・カイザー》のいるハンターではマッドネスとしては注目されにくいが、 地味にハンターがいろんなデッキを取りうることを強みに割と使えるマッドネスとして投入されていたりする。 電脳提督アクア・ジーニアス 水文明 (7) クリーチャー:リキッド・ピープル/ハンター 6000 相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からリキッド・ピープルをすべて手札に加え、残りを好きな順序で自分の山札の上に戻す。 W・ブレイカー リキッド・ピープルでは珍しい重量級。 昔はドローソースが少ないリキッド・ピープル故に割と好まれていた時期もあったが、現在は《アクア闘士 サンダーボルト》の登場や リキッド・ピープルのドローソースの拡充により、役割が手札補充からハンデス対策の大型マッドネスになっている。 水相手ならハンデスを撃ってくる相手も多いため便利っちゃ便利。 ただリキッド・ピープルの場合、《エマージェンシー・タイフーン》などの存在から 旧型マッドネスのほうが地味に活躍機会も多かった可能性はある。新型は新型で本体スペックに制限をかけないメリットはあるが… なおイラストレーターが「艦これ」で天龍型を描いた彩樹氏であるため、《電脳決壊の魔女 アリス》と組み合わせたくなるが、 あちらがアウトレイジなので効果の対象にならない。それをさっぴいても組み合わせて悪くない能力同士ではあるが。 提督のマントラ ヴォスラディッシュ 闇文明 (6) クリーチャー:オラクル/ドラゴン・ゾンビ 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。このようにして見せたオラクルをすべて、自分の手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 提督なのにマッドネスを持たない。その代わり一回り小さいサイズになっており、《マントラのイザナイ カリーナ》で踏み倒せる。 オラクルで固めるデッキは《至宝オール・イエス》や《封滅のマントラ ストロガノフ》の存在から光闇ないし光闇水になりやすいので もしかしたら活躍ができるかもしれない。 もっとも、本来のオラクルはゴッド・ノヴァやオラクリオンのサポート種族であるため、自分たちだけで闘うというのはパワー的に厳しい部分があり、 デッキがそこまでアイディアが浮かぶかが微妙なところ。 提督の精霊龍 ボンソワール 光文明 (7) クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 5000 ブロッカー 相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から、「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて自分の手札に加え、その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 提督だが加えるのは「ブロッカー」であり種族ではない。 もっとも光のブロッカーなんて種族みたいなもんやし(暴論) 《ヘブンズ・ゲート》に対応するドローソースであり、単色の天門では《アイドルマスター レオ》と並び重宝される。 また進化先も豊富であるため天門に銀の弾丸で投入した進化クリーチャーに進化できる。 ただし基本スペックは割と弱いものであり、本当にドローソースと割り切った運用をしたいところ。 新型マッドネス勢ではWBを持たない例外。 熱血提督 ザーク・タイザー 火文明 (8) クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 7000 相手の呪文またはクリーチャーの効果によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からヒューマノイド爆とコマンド・ドラゴンをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。 W・ブレイカー 当初「連ドラには合わねえな」と言われていた提督。 コマンド・ドラゴン縛りがきついとされ、DS環境デッキならまあ、みたいな感じだった。 だが優秀なコマンド・ドラゴンの増大で一躍永遠龍と別の個性を獲得した提督である。 アクア提督 ザ・ミスター 水文明 (5) クリーチャー:リキッド・ピープル閃 5000 相手の呪文の効果または相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに自分のバトルゾーンに置いてもよい。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から、カードに能力が書かれていないクリーチャーをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。 バニラのための提督。自身は当たり前だがバニラじゃない。 バニラにはすでに《アクア・ティーチャー》や《純白設計図》が存在しており、あまり使うメリットはないが、 コストは低めで入りやすい。 このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに追記・修正してもよい。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ジュラコマの提督とか欲しいけど出てないんだなあ -- 名無しさん (2015-01-22 15 48 33) これらのカードを活かせるデッキを「提得」と…は言わないか。 -- 名無しさん (2015-01-22 16 18 47) ↑言うとしてもヒャックメービートとかだな。新しい提督達は入らないけど -- 名無しさん (2015-01-22 16 27 32) 艦これの提督? -- 名無しさん (2015-01-22 17 11 52) ↑いいえ、R-TYPE TACTICSです。 -- 名無しさん (2015-01-22 18 16 15) ↑2 アクア・ジーニアスは艦これの人が描いてる -- 名無しさん (2015-01-24 00 06 29) まじかよ、ちょっと水文明に所属してくる -- 名無しさん (2015-01-24 00 11 49) ジーニアスは見せたカードがリキピじゃなかったらデッキトップに置けるからリキピデッキ以外にも入るっていうね -- 名無しさん (2015-01-25 14 44 14) 提督という冠詞はついてないけど一応ジョーカーズにもルネッザーンスと虫取りアーミーという提督によく似た能力を持ったカードが存在 -- 名無しさん (2018-11-22 11 12 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/594.html
247 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 13 35 ID AWJFqZtI 流れぶった切ってアレですが、提督×秋月、やりたいと思います ここの秋月はLv99です。だから犯罪なんてなかった、いいね? 248 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 14 59 ID AWJFqZtI マルヒトゴーマル。 提督は最後の書類を片付け、寝る前のティータイムと洒落こんでいた。 「司令、これって…」 秘書艦の秋月が、カップの中の液体について、ジト目で問いかけてくる。 提督は紅茶を飲まない。金剛のティータイム攻撃もなんだかんだでかわしている。 というわけでカップの中身はホットミルクである。 「どうした秋月、寝る前のホットミルクは安眠効果があるんだぞ」 そう言いながら、カップの中身を飲み干す。 「はあ…」 ため息をひとつ吐き、カップの中身を飲む。 「ありがとうございます」 「いや、いいのよ。こんな時間まで付き合わせちゃって悪かったな」 珍しく仕事が多かった日だったため、残業となってしまった。なお残業手当は出ない。 「あ、マルフタマルマルです。今夜は月が…月が綺麗ですね…」 若干頬を紅く染め、秋月が時報を告げる。 「司令。ん、司令?」 思いがけぬ台詞に、絶句した提督。 「おま、秋月、ソレどーゆう意味か解っていってんの…?」 「当然です。だって、司令ってば鈍感で全然気付いてくれないですし…」 少しずつ、顔に色が乗ってくる。昼の凛とした表情ではなく、初心な少女と男を求める女の中間のような顔。 「ほら、司令…この秋月は、全部司令のもので すよ…」 色が乗りきった女の顔で、少しずつ近づいてくる。 「司令、大好きです」 動けない提督に抱き付く秋月。柔らかな秋月の身体は、提督の理性を破壊しにかかる。 確かに秋月は可愛い。提督もケッコンしようかと思っていた。しかしこのヘタレ、普段の態度がアレなのに、こういう事となるととたんに奥手になる。だが、これはチャンスと見て、取り敢えず秋月を落ち着かせるとこから始まる。 249 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 16 29 ID AWJFqZtI 「ほら待て秋月。少し落ち着け」 「いやれふー、んふふ」 頭をぐりぐりと押し付けてくる。まるで犬のよう。 「そっかー残念だなーせっかくいい話あったのになー(棒」 ピシッと音が鳴るような勢いで、秋月の動きが止まる。 「なんですか、いい話って?」 期待に目を輝かせている。そのキラキラ具合にたじろぐが、ここで引いたら男が廃ると、執務机に向かって、机の引き出しを開ける。 「秋月、ちょっとこっちこい、今日最後の仕事だ」 想定外の出来事に、いぶかしみながらも秘書艦としての勤めを果たすべく提督のところへ向かう。 『ケッコンカッコカリ手続書』 「…ほぁ?」 完全に固まる秋月。 「ほらさっさと名前書け。んでこっちに寄越せ」 提督は普段通りを装うが、若干声がうわずっている。 「司令、これは、その」 「なんだ、いらないのか?」 「いえ、秋月、書きます!」 なにやら妙な気合い、入れて、書いてる。 「さて、と」 書類を受け取った提督が、話を切り出す。 「こんなんでムードもへったくれも無いが、秋月、俺とケッコンしてくれ」 提督が小箱に入った指輪を差し出してくる。 「書類に名前書いちゃった時点であれですけど、私なんかでいいんですか?」 「それは了承と受け取るぞ?」 紅くなった顔をニヤつかせ、若干強引な言葉を発する提督。 「はい!構いません!じゃあ…」 そういって左手の白手袋を外す。 「お願いします…ね?」 250 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 17 39 ID AWJFqZtI 左手の薬指に指輪を通し、誰も見てないが誓いのキスを行った。 「さて、秋月。ケッコンしたら、夜にすることはひとつだな?」 「ふえ?」 秋月を膝から抱えあげ、所謂お姫様だっこをする。 「し、司令?」 ニカッと笑って、寝室に向けて歩く提督。念のために、明後日までは艦隊は休日だ。1日くらい徹夜しても問題無い。 とす、とベッドの上に下ろされた秋月。 「司令…ん…」 唇を合わせるだけのキス。しかし、これだけで終わる訳がない。 「んむぅ?!ちゅる…」 提督は軽く開いていた秋月の唇から、舌を入れて口内を蹂躙する。 歯列をなぞり、舌先をつつく。 慣れてきたのか、秋月も舌を絡める。 「んちゅう…んむ…」 舌を吸い上げ、互いの唾液を交換する。 「ぷはぁ…しれぇ…」 「ん、どうした?」 しばらく吸い合っていたが、息が苦しくなったので離れると、荒い息を吐きながらトロンと蕩けた目の秋月に、白々しく問いかける。 「…きもちよかったです」 「そうか、なら」 ふにっ。 「ひゃあぅっ!」 「そろそろ次に行こうか?」 普段から強調されていた、他の一部以外の駆逐艦娘より大きな胸を揉む。 「んっ、ふっ、んあぁっ」 提督は服の上から、敏感なところを避けるように揉んでいく。 「しれぇ…もっと、もっと気持ちよくしてくださぁい…」 焦らされて出た言葉は、普段の秋月からは考えられないものだ。提督の興奮が大きくなっていく。 251 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 18 51 ID AWJFqZtI 「服、脱がすぞ?」 提督の問いに、秋月はこくこくと首を縦に振る。 改めてキスをし、舌を絡め合うと、提督が服を脱がしにかかる。 ほどなくして前のボタンを全て外すと、秋月のそこそこ大きな胸を包む白いブラが現れる。 「その…恥ずかしいです…」 やはり初めては抵抗があるのか、片手でブラの上から押さえる。しかし、 「ほいっと」 「あっ…んああっ!」 ふっと腕を退けると、一気にずり上げて綺麗なピンクに吸い付く。 「んぁ…ひゃあぁ…」 かりっ。 「ああぁっ!!」 当然、反対側も手でもみもみ、くりくり。 「はあっ、はぁっ」 「どうだ、気持ちよかったか?」 「はいぃ…きもちよかったですぅ」 「そうか」 そう言うと、また舌を絡め、手が秘部へと降りていく。 くち、と布の上から触れてもはっきり分かるほど、秘部は濡れていた。 「下、とるぞ?」 こくんと頷くのを確認して、提督が下着を脱がす。少し周りをふにふにと刺激したあと、膣口に指先をあてがい、 「入れるぞ?」 そのまま、二本の指を挿入する。 「んあああっ」 秋月の膣内で、気持ち良さそうな場所を探してバラバラに動く指。未だ未経験の秋月には、それですら強すぎたため 「司令、秋月イっちゃいます!あぁっ、んああああっ!!!」 びくん、びくんと秋月の身体が痙攣し、全身で絶頂を伝えてくる。 ずぷっと指を抜き、秋月が絶頂している間に、服を脱ぐ提督。 秋月が絶頂から帰ってくると、上には裸の提督。頭を撫でながら、待っていてくれたらしい 252 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 23 05 ID AWJFqZtI 「本番、してもいいか?」 「はい、お願いします」 くちゅ。 「んぁ…」 すぶぶぶぶ。 「んあああああっ」 こつん。 「ひゃあっ!」 提督の肉棒が、子宮口をノックする。 こつ、こつ。 「あっ、あぁっ!」 「どうだ、気持ち、いいかっ?」 「はい、でも、司令、いっぱい動いて、いっぱい私で、気持ちよく、なってくださいっ、あぁっ」 いじらしい秋月の言葉に甘え、提督が腰を振り始める。 パンパンと、提督の腰と秋月の太ももがぶつかる音に混じって、秋月の秘所からぐちゅぐちゅ、じゅぷじゅぷと卑猥な水音が鳴る。 「あっ、ひゃあっ、んあっ、あぁっ」 ごつごつと子宮口をノックするたび、秋月が特に甲高い声で鳴く。 秋月の膣内の締め付けが強くなってくるとともに、提督の射精感も限界に近づいていく。 「秋月っ、そろそろ、出すぞっ」 「はいっ、いっはいっ、射精してっ、秋月のっ、膣内にっ!」 「うあっ、射精るっ!」 「イくっ、イっちゃいます!ぁぁぁああああっ!」 びゅるるる!びゅくびゅくびゅくびゅくびゅく! 「あぁっ、射精てる…熱いの…しれぇの…」 「あ…まだ、硬くなって…」 「悪いな、まだ行けそうだが、いいか?」 膣内で硬さを取り戻した肉棒をひくつかせ、提督が問う。 「はいぃ…いいですよぉ…」 絶頂の余韻を感じながら、許可を出す秋月。しかし、次の快感への期待から、既に声が蕩け始めていた。 ずずずず…ずん。 「ふぁああ…あんっ」 先程はさすがに性急すぎたと、今度は秋月がより感じる点を探るように、膣内を蹂躙する。 253 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 24 45 ID AWJFqZtI 「んきゃあっ?!」 やや奥の天井がよく感じるらしい。今度はそこを重点的に責めていく。 「きゃあっ、ああっ、さっきより、しゅごいっ!気持ちいいっ、ですっ!んあっ!」 亀頭の先で小突いたり、カリの出っぱったところで引っ掻くように抉ったりした。先を押し付けながら擦りあげ、また同じようにゆっくり抜いてやると、一番いい声で鳴いた。 「んああっ、あっ、あぁっ!」 何度か往復させると、膣内がぐっと締め付けてきた。 「あっ、来ますっ、さっきよりおっきいの、来ちゃいますっ、ああああぁぁぁぁっ!」 精を搾り取ろうとする膣内の感触を味わいながらも、込み上げる射精感を抑え、絶頂にうねる膣内を更に責め立てていく。 「ああっ、司令っ、いまっ、イってるからっ、らめっ!」 「知ってるっ、だから、いいんだろっ?!」 ぱんぱんと勢いよく、先程見つけた弱点を意識しながら肉棒を突き立てていく。 「あっああっらめらめ!秋月おかしくなっひゃいますっ!」 「いいぞ、おかしくなっちゃえっ」 提督の言葉がトリガーになったのか、締め付けが更にキツくなる。 「あっ、だめっ、もう、秋月っ、んああっ、イくうううううぅぅぅっ、うあああぁぁぁぁっ!」 「ぐうっ!」 びゅるっ、どくん!どぷどぷどぷどぷ! ぐっ! 「んあっ、しれぇ?!」 提督が、射精しながら動き出す。 どくどくと白い欲望を吐き出しながら、ごんごんと子宮口を叩いていく。 「むりっ、らめっ、もっといっひゃいますっ、んああああぁぁぁぁっ!」 「うおおっ!」 どくどくどくどく!どぷん! 更に勢いよく、秋月の子宮を白く染めようと射精する。 「ああっ、うぅっ、もう、いっはい…お腹にゃか、熱い…」 254 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 25 37 ID AWJFqZtI 「んへへ…」 「秋月、どうしたの?」 「はっ、朝雲?!いや、何でもないです!」 「いや、妙に顔がゆるんでるし、大丈夫?」 「そ、そうですね、お気遣い、感謝します」 「んふふ、司令…」 左手に光る銀のケッコン指輪。光にかざし、煌めかせる。 「そういえば、明日、夜戦日でしたね…」 初めて以降、一週間に一回は、夜戦をしてもらっている。 「明日は、気合い入れないと」 + 後書き 255 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 27 54 ID AWJFqZtI よし終わり! 秋月に一目惚れしました。こんな感覚は春の天津風以来です。 あ、前スレで天津風の書いてた者です。残りのストックは時津風と初風なんですが、いまいち難産なんです…国語力が、国語力がちょこっと足りないのかな…? これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/354.html
43 :43:2014/04/20(日) 20 28 26.56 ID GxRafqlR 以前クズ提督とか加賀と翔鶴の修羅場とかを投下した者です。 浜風ものを書いたので投下します。 例によって 長い エロが薄い ので嫌いな方はスルーしてください。 ただ今回は修羅場とかバッドエンド成分はだいぶ薄いと思います。 1 六畳半の、畳敷きの、何もかも必要以上という事の無いように設計された部屋の中で、唯一大仰な佇まいである壁掛け時計が静かに時を刻んでいた。 ごつ、ごつ、ごつと柔らかい地面に石を落とし続けているような音を発しながら、秒針は重たそうにその身をずっと振り続ける。 鼓膜を圧迫する沈黙へのただ一つの抵抗に、だが救援が現れたのは突然の事であった。 「起きてくださいな」 靄だった、掴み所の無い女の声。部屋の中央、蒲団の北側に寝そべる彼女は、身を捩りながらゆるゆると手を持ち上げた。 華奢な手首が隣に寝そべる男の肩に乗せられると、それをきっかけとしたように彼の寝息はぴたりと止んだ。 代わりに犬の呻いたような声や荒い深呼吸の擦過音が、覚醒した意識を示すように口から漏れ出してゆく。 「あたし、色々なお客さん知っているけれど、し終わった後にぐぅすか寝ちゃうのなんてあなたが初めてだわ」 拗ねた声音に酷く人工的な媚を感じながら、男はゆったりと瞼を持ち上げた。 朱色の照明が瞳孔をぎゅっと圧縮し、水浴びしたみたいにすっきりとした脳みそは、返答の言葉をすかさず口腔へと運ぶ。 「お金のほかにも、貴重な睡眠時間を削って逢いに来ているんだよ、僕は。激務なんだから、ほんとは君を抱くより寝ていたいんだ」 「まぁ! あたし強制した覚えはないわよ」 「精神的には求めていないはずなんだけど、体がね、言うことを聞かないんだな」 口元にふわりと握った拳を当てながら、彼女はくすくすと肩を震わせた。どうして娼婦というものは皆笑い方が上品なんだろうと、 彼は首を傾けた。それから枕もとの腕時計を手に取りながら、壁掛け時計の針をちらりと覗き見る。 この部屋への礼儀として、時刻確認は腕時計でしては駄目だと思っていた。娼館の小部屋に不釣合いな時計は、だからこそ特有の尊厳を醸し出し、もしかしたら女を抱くためではなくこの時計を見るためにこそ時間を割いたのではないかと思えるほど、それは強大なものであった。 「でも、あなたの仕事場には女の子しかいないんでしょう? 欲求不満とは無縁そうだけれど」 蒲団からのそのそ這い出して、女も小首を傾げる。仕事だから仕方ないとは言え、余りに均整のとれた媚を何度も見せ付けられると胃もたれしてくるのだった。 男は頬にそっと手を這わせ、顔を自然な位置に戻してから口を開く。 「言うだろう? 一盗二婢三妾四妓五妻……」 「あら、私は四番目?」 「残念ながら、うちには人妻もいなければ女中もいない。独身だし、ましてや恋人もいやしない」 「やった。一番だ!」 苦笑しながら散らばった服を着込む。どうせ鎮守府に戻れば制服へ着替え直さなければならないから、億劫な事この上ない。 しかし素っ裸なまま外に出るほど、まだ人間を捨てたつもりもなかった。 「また来てくださる?」 部屋を出る直前、再三の女の媚が背中へ降り注ぎ、彼は一つ溜め息をついた。 「休みがとれればね」 そして敷居を跨ぎ戸の軋む音を聞きながら、とうとう気配を感じなくなると、そこでようやく安心が心中にじんわりと広がった。 外套を羽織り、ポケットに手を突っ込んでからゆったりと歩き出す。階段を降りロビーを抜けて、娼館の出入り口を開け放った。 建物が夕日を妨害して、路地は宵の様相を呈している。だが空高くを仰ぎ見れば、抜けるような橙の雲が未だ明るく光っていた。既 に帰還予定時の一刻過ぎ、だが彼は慌てる事も無く、てくてくと歩を進める。 そもそも海軍に休暇などという話ではあるが、それでも羽の休める時間は欲しかった。彼には提督としての自分が、完全に一個人で ある自分と合体してしまうことへ、かなりの抵抗があったのだった。潜在的に仕事人間になる事のできない性質で、だからこそ月に一 度、半日だけの休暇が必要不可欠であったのだ。 上層部への、この特殊な有給の懇願は、思いのほか容易く汲み取られた。それは彼が提督職を厭に思いながら、反面成績は優秀であ るという矛盾の証明でもあった。まさしく今、その休暇を使いきり、彼の心内は暗澹たるものである。 道のり十五分、もうすぐ鎮守府の正門へ辿り付く頃合に、目の前遠くに人影が見えた。歩調は荒々しく、頬には朱が差されている。 馴染みのセーラー服の上にコートが羽織られ、裾が寒風を受けはためいていた。 長い前髪を揺らす彼女、浜風は、怒気を隠そうともせずみるみる提督に近づいてゆく。 「遅刻です! 今までどこをほっつき歩いていたんですか!」 開口一番の怒号は、提督の鼓膜をびりびりと震わせた。醸し出される覇気を全身に受け、思わず背筋が鳥肌立つ。 まさか娼婦を抱いてたとも言えず、彼は黙してはにかんだ。事実そのままを伝えれば、生真面目な彼女の事である。最悪失神しても おかしくは無いだろう。 矢継ぎ早に繰り出される小言を聞き流しながら、唯何となくといった心緒が眼を動かした。服の生地越しの彼女の体躯。豊かな胸や 肉つきのいい大腿、相反する背丈。トランジスタグラマーとは死語に近いが、しかしこの体躯に名をつけるならまさしくそれが相応し い。 男ならば誰しも情欲に駆られるべき肉の造形に、だが提督は唯の一片もそそられはしなかった。別段、既に欲望を吐き出しつくして あった為ではない。彼女の生真面目さが一種の神聖を現出させ、そこに厭わしさを覚えずにはいられなかったからだ。 仕事の関係に終始するならば、提督は浜風を好んでいた。歴代の秘書の中、最も肌に合っているとさえ思ったほどだ。元々無駄が嫌 いな性分である。彼女の簡潔で的確な仕事は、悉く妙々、能率も格段に上がっていた。 だが、私生活においてまで何か一緒をするとなると、それはぞっとしない空想なのである。恐らくは俗の極みである自身が、対極に 位置する彼女に気後れしているのであろう。魚が清水を忌避するように、提督は穢れ無き純真を苦手に思っていたのだった。 2 まただ、と浜風は思った。斜め前を行く提督からの、ほんの僅かな香の残滓。甘ったるいオリエンタル系の、間違えなく女性しか付 けようのない匂いが微かに鼻腔を刺していた。 休暇の度に毎回遅刻する彼は、何時もこの香りを漂わせながら帰還していた。その事に気が付いたのは実は極最近のことであったの だが、一度ふいに嗅ぎ取ってしまって以来、やたらに鼻につくようになった。 何処に行っていたのかを聞いても、適当にはぐらかされるだけだ。彼はそれで充分誤魔化せたと思っているらしいが、その曖昧な態 度は寧ろ怪しみを増大させていた。はっきりしないということが厭で厭で仕方ない性分である。腹の底から苛々が際限なく湧き出して、 どうにも気分が悪かった。 執務室まで戻り、机の上に山積された書類を指し示す。提督は眉を顰めた後、露骨に気だるそうな風を装いながら着席した。 「夕食まで二時間です。それまでに終わらせてください」 浜風は彼の横に立つと、大げさにそう口にした。小さい子供が駄々をこねる様な口ぶりに思えて、提督の頬は独りでに釣り上がった。 勿論彼女に見られれば余計面倒臭いことになるのは分かっていたから、下唇を噛み締めて肩が震えるのを押さえ込む。 指示が無謀なものであることくらい、彼女自身も理解していた。だが遅刻さえしなければ容易に終わらす事のできる仕事量であった はずなのだ。 恋人との睦みあいに勤しみ過ぎてこんな事態になったのだから、同情の余地は欠片もない。浜風はそう考え至ると、溜飲下げる思い で提督を見下ろしていたのだった。 これは、彼女が生娘であるが故の誤解であった。欲望は等しくモラルの上にひれ伏すと、ましてや尊敬の念を抱いている直属の上司に 疚しい所はないはずだと信じて疑わない、生粋の処女が至った勘違いであった。海軍の将兵は自分より偉くて優秀であるという、謙遜 からの聖人視が提督の姿を酷く歪めていた。性欲の為だけに金を払いそれを解消するビジネスがこの世にあること事態、嫌悪をしてい る彼女であった。まさか提督が、それに加味しているなどと思うわけもないのである。 結局、食堂集合のベルが鳴る頃には八割の書類が消え去っていた。伊達ではない成績であったが彼女の顔に笑みは無く、そして未だ 赦す気もありはしなかった。残った仕事を足したとて、この提督ならば夜の仕事を長引かせる事は無いだろう。実務の面での滞りは一 切無いであろう事を理解しながら、苛々は腹底に溜まり続ける一方である。 もうあの匂いは消えていた。いや、もしかしたら鼻が慣れただけなのかもしれないが、どちらにせよ香りを感じる事はできなくなっ た。だのに、女の残滓が未だ彼の周りに漂っている気がして、不愉快な事この上ない。嫉妬という感情を知るに、未だ彼女は高潔過ぎ たのだ。 雷に手を引かれ、提督は第六駆逐隊のいる長机へ向かった。それを横目に見、浜風はより一層奥歯を噛み締める。好意を惜しげもな くぶつける艦娘を見ると、忌々しさが心内をのた打ち回るのだった。仮にも海軍の一員であるのだからふしだらな真似は控えるべきだ し、ましてや手を取るなぞ言語道断の不品行である。そう思えど、注意をしたならあらぬ誤解が生じるであろうことに疑いは無かった から、この煮えない感情は消化のしようがないのだった。 「独りなの?」 つと、背後から声をかける者があった。朗らかでありながら、どこか凛とした風格を備える声音。仰々しい艤装を解いた姿は宛ら年 頃のお嬢様であって、どう見繕ってもこの鎮守府の最終兵器だとは思えない。 戦艦大和は浜風の隣に立つと、愛想の良い笑顔を爛漫と向けた。浜風の心中には、未だ彼女が懇意に接してくれる事への感謝と後ろ めたさがあって、その交錯はさも複雑な様相を呈していたのだが、勿論当の本人にはそんな事知る由も無かったのだった。坊ノ岬、護 りきれず先に逝った事。過去の事だと一蹴するには、記憶の中の無念と悔悟が厭に生々しく再現される。 大和は提督が手を引かれ離れていくのを目に取ると、得心いった表情で言葉を続けた。 「なるほど、ふられちゃったのね」 「ちがっ……別に提督なんか、何処に行ったって構いません!」 反応を見、くすくすと笑い声を漏らす大和に、浜風は恨めしい視線を送った。 結局浜風は、大和と武蔵の定位置に参入する形で食を取る事になった。駆逐艦の中ではそれなりの体躯である彼女ではあるが、眼前 に戦艦二隻もあれば流石に小柄さが際立ちもする。どうにも居た堪れない気持ちを抱きもするが、流石に食い終わってすぐ席を立つの も無礼ではあるし、暫くは話に参加していた。 話の内容そのものは、大変有意義ではあった。もうこの鎮守府に慣れたと言える位に歴も長い彼女だが、それでも二人に比べればま だまだ新参もいいとこだった。未だ秘書として、半ば提督の庇護下にあるようなものであったから、存外知らない事も多かったのだ。 「提督って、今恋人はいるのでしょうか?」 会話の流れでそう疑問を口にした浜風は、次の瞬間には開いた間によって、発言の危うさを自覚する羽目になった。ふと視線を上げ てみれば、武蔵はぽかんと口を開け大和は笑顔のまま硬直している。慌てて、 「いえ、私が提督をどうこうというわけではありません! 純粋に疑問に思って!」 そう弁解し、途端二人は顔を見合わせ口元に笑みを張り付かせた。 「聞いたこと無いし、いないと思うけれど……」と大和。 「“どうこうというわけではない”ということは、何かそういう噂でもあるのか?」と武蔵。 浜風は促されるままに、そのあらましを答えたのだった。即ち、休暇の度に提督に纏わり付く乳香について、また余りに怪しい彼自 身の態度について。全てを聞き終えると、武蔵は鼻を鳴らしてから口を開いた。 「なんだ貴様、そんな事も知らんかったのか。いいか、甲斐性の欠片もなさそうなあの提督だがな、実はそれなりに色は知ってい……」 得意げな顔で滔々と語りだしたその口は、突如大和の手によって塞がれた。抗議の視線が送られるのも厭わず、彼女はすかさずに耳 打ちし、途端武蔵ははっとしたように抵抗をやめた。露骨極まる行為であったが、確かに浜風の耳に大和の囁き声は入らなかった。咳 払い一つ、体勢を立て直した武蔵はさも先ほどの発言が無かったかのように仕切りなおしたのだった。 「まぁ、なんだ。貴様も何れかは知るときも来るだろうぜ。そんな、大した話ではない」 これ以降、どれだけ追求をしても二人が口を割る事は無かった。 3 数日後の事である。提督への怒り、実態は嫉妬のそれであるが浜風は得体の知れないものだと認知しているその感情が一応の終息を 見せていたその日、太陽が精一杯下界を照らせども一向に気温の上がらない昼下がりの、ふとした時分にそれは起こった。 執務室、提督の傍らに立つ浜風は書類に傾注している彼の手元から、物々しい音がしたのを聞いた。木材がバキリとへし折られたよ うな、背筋が鳥肌立つ不快音と同時、提督の口からは 「あっ」 と情けない悲鳴が漏れていた。見ると彼の手にされていた万年筆、その先端は見事なまでにひしゃげられており、断面からは血が噴 出すかのようにインクが零れて出していた。 提督は空いている方の手を黒染めにしながら何とか書類を守ろうとしていた。浜風は事態が掴めるや、当然黙って見ているのみなら ず手近にあった布巾を投げつけた。以降、部屋の中には悲鳴と、書類の舞う紙の刷れる音だけが響き、しばらく静寂が戻る事はなかっ たのだった。 対応が早かった事もあって重要書類への被害は何とか未然に防がれた。すっかり取り替えられた執務机の青クロスを見、浜風は今ま で呼吸を忘れていたかのように長い長いため息をつく。結局、時間にして四十分は掛かっただろうか。床掃除をしていた提督もゆっく りと立ち上がり、ようやく仕事を再開できると思った矢先、しかし彼の行動はその予想が楽観であったと、そう突きつけるものであっ た。 「何を、しているんですか?」 呆然と言った言葉に、提督は短く 「直しに行かなきゃ」 と答えた。彼はラックに掛かっていた外套に袖を通すと、さもそれが当然といった様子で執務室の扉を開けた。 「待ってください!」 慌てて追いすがる浜風は、彼の腕を猛然と取るとそのまま前方に回りこんだ。しばらく頭の処理の追いついていなかった彼女は、彼 の手に先ほど壊れた万年筆が握られているのを見ると、怒りを露に彼を眇めた眼で睨みつけた。 「そういうのはまた今度にしてください! 別にボールペンでもサインはできるでしょう?」 「一度万年筆を知ってしまった身からすればね、ボールペンでサインを書くなんて書類に対する冒涜もいい所なんだよ。どうせ一時 間もあれば行って帰って来れるんだ」 「駄目です! 既にもうかなり時間が経っています! 今度にしてください!」 論争が進むにつれ寧ろ論争そのものが時間を浪費する魔物である事に気が付きはすれど、果たしてどちらも譲る事はなく、結局妥協の 案が挙がったのはそこからもう十分は経った後だった。 外出する役目は浜風が請け負った。提督は油性ボールペンで仕事を続行、本人がいなくなるよりかはロスも少ないだろうと思われた。 両者それぞれに不満が残り、だがそれ以外方法も見つからない。かくして、万年筆と提督直筆のメモを託された彼女は、慣れぬ鎮守府 外周の街を巡る事になったのだった。 準備を終えた後、鎮守府の正面玄関に辿り着いてから、浜風は託されたメモを開いた。そこには、贔屓にしているらしい文具屋まで の行き方と、万年筆のメーカーやら型番、カタカナと記号の羅列が所狭しと書かれてあった。更にこれは失念していた事でもあったの だが、メモに折り込まれるような形で幾枚かの紙幣が顔を覗かせ、良く一枚一枚弾いて見てみれば、全てに諭吉の胸像が描かれてあっ た。 総額で八万円である。ぎょっとし、背筋を言い知れぬ不安感が這い上がった。大金を持つ事に罪悪を感じるのは潔癖の共通する性質 なのだろうが、果たして彼女もその例に漏れてはいなかったのだ。一度戻ろうかとも考えたが、買い替えとなった時にはもしかしたら これぐらいの金額が必要なのかもしれないし、何より早く済ませたかったこともあって結局はそのまま戸をくぐった。 財布を持っていなかった彼女は、紙幣を外套のポケットに入れ、尚不安であったから手も一緒に突っ込んでおいた。思えば着任以来、 街を訪れた事は一度も無い。唯でさえ心落ち着かないのに、掌に触れる紙の感触は恐慌への誘いを止めなかった。辺りを必死に見渡し、 人と擦れ違う度左手を強張らせるその様子は、まるで強迫観念に囚われた精神病患者のようでもある。 目的の文具屋に辿り着いたのは、そんな状態のまま十五分も歩き続けた後であった。一時以上歩いたに等しいような疲労を顔に滲ま せながら、しかし兎に角ポケットの中の重りを無くしたかったから、彼女は息を整えることもせずにその店の戸を開けた。夕刻には陽 の光も入らなさそうな、狭い路地の寂れた店である。 最奥のガラスケースのカウンター越し、恐らく店主と思われる気の弱そうな老人が薄く開いた目を浜風へ向けた。短く切り揃えられ た白髪や皺だらけの顔が、重ねられた齢をやたらに主張していた。ただその佇まい、猫背にもならずしゃんと地に立つその姿だけは、 かつての清勝を僅かに香らせている。 「な、直してもらいたいものがあるのですけれど」 厭な緊張が喉を震わせ、突っかかった言葉は静かに空気を震わせた。浜風はそれだけを何とか言うと、もう続く言葉も考えられなく なり、ハンカチに包まれた万年筆とメモとをカウンターの上にそっと置いた。 老人が濁った瞳を、つぅと下へ滑らした。盛大にひしゃげた金のペン先を萎れた指が労わるように撫でる。ため息の後、かぶりを振 りながら彼は口を開いた。 「随分昔のメーカーのだ。もう倒産しちまって、部品も何もあったもんじゃないだろう……。断言はしねぇが、まぁ元通りにするの はまず無理だろうな」 筆記具の造詣に深くない浜風は、それを聞くとあの提督の頑なさに納得のいく思いをした。愛用の長年使った筆ならば、確かに仕事 を放り出してまで修理を急ごうともするだろう。 無理をしてまで直したくは無いと、出掛けの浜風に提督はそう言っていた。筆記具には安楽死こそが尊ばれるべきだと言う彼の言葉 を思い出し、彼女は何やら湧き出し始めた愛着を切り捨てて、言葉を紡ぎだしたのだった。 「それと似たようなのはありますか?」 老人は一つ唸ると、 「割かし高いぞ」 と呟いた。 「構いません。一応、お金はあります」 「そうか」 ペン先を撫でた指先が、今度はガラスケースの上を滑る。ダイヤの指輪が保管されるようにケースの中で展示されているペン達の、 真ん中あたりが指し示された。 「そこの三つから選ぶといいだろう。デザインで気に入ったのを言ってくれ」 値札に書かれた金額は、端から六万五千、七万、五万九千。彼女にとっては生まれて始めての、超高額の買い物だった。 悩むわけにはいかなかった。あれだけ時間が無いと吼えていたのだからと、生真面目からの後ろめたさが焦燥を現出させていた。 こういうのは高ければ高いだけいいのだろう。彼女はそう結論付けると、七万円の筆を遠慮がちに指差した。 「まいど。……彼氏のかい? このペンは」 老人の吊りあがった口角から、突然のからかいが零れだす。浜風は素っ頓狂な悲鳴を上げると、裏返った声で反発した。 「ちが、います! わ、私のです!」 「いやぁ、それは嘘だねぇ。あんた、文具に対する執着が無さそうだもんよ」 「本当です! 彼氏とか、そういうのじゃありません!」 けらけらとした笑い声は、くぐもりながら広がった。 最後まで彼は頑なに、恋人の存在を疑わなかった。店を出る際に掛けられた言葉は、 「彼氏によろしくな!」 であって、最早面倒くさくなっていた浜風はもう反論する事も無かったのだった。 右手に引っさげられた高級品。その重量が厭に重く感じられた。ビルの隙間から覗く晴天の元、こった腰をぐるりと回し大きく深呼 吸をする。体の節々、筋肉という筋肉が全て収縮しているようだった。 つと、鼻につく匂いがあった。薬品の甘い外殻をそのまま燻したような蠱惑の芳香。浜風は最初、一体何故自分がこの程度の仄かな 香りに意識を持っていかれるのか不思議でならなかった。別段、街を歩けば色々な匂いが、煙草であったりすれ違う人の香水であったり が、厭でも肺に吸い込まれてしまうはずであった。何故この匂いだけがと、そう思いを巡らせた数瞬の後、彼女の記憶の底からは溢れ 迸る場面があった。 休暇の度に、提督の服に纏わり付く乳香。脳裏にまざまざと蘇る、不愉快な彼の誤魔化し。 ほぼ反射の域で、彼女は視線を巡らせた。匂いの元、その根源を目で見て確かめようとしたのだった。何の望みも無く、後の事さえ 何も考えず、ただただ知りたいという欲求が眼を忙しなく動かし続けた。 一点、路地の果てに城を見つけた。暖色の外壁が狭い路地をぴったりと埋め、場違いなほど絢爛な屋根が静かに街を見下ろしている。 間違えようも無く、香りはその城から発せられている。 幾ら生粋の処女たる浜風とて、それが何を生業とする所なのか察せ無いほど初心でもなかった。絶望的な心境の中、何故これ程まで にショックを受けているのか、冷静に分析する自分もいた。 肺を埋める乳香の、そのおぞましさに身を震わせ、彼女は小走りに路地を行く。 執務室の戸を開け机に向かう提督の旋毛を見たとき、茫然自失であった心内に途端怒りの色が混じりだした。何も事情は知られてい ないと、本気でそう思っているらしい佇まいを見、嫌悪と侮蔑とが湧き出して眩暈を感じるほどにまで増長する。 震える声で、何時も通りの仕草と口調を演じながら、彼女は買ってきた品物を机上に置いた。二、三言葉を交わし、じっと彼を観察 しながらそれを口に出す機会を待った。 未だ、確信はあれど証拠は無い。極僅かな確立でも自身の勘違いという可能性がある以上、怒りを感じる必要はないはずなのだ。焦 燥に駆られながらも、浜風は都合のいい妄想を止めることはしなかった。提督にはきちんとした恋人がおり、その恋人の使っている香 がたまたまあの娼館と同じであるのだと。ましてや同じ街であるのだから、買う場所も限られてくるわけであって、別段珍しい事では ないはずだと。激情が顔を覗かせようとする度、そういった言い訳じみた文言が頭の中を駆け巡り、瀬戸際で波が引くのを何回も何回 も繰り返す。 コンバーターがインクを吸い上げ、銀のペン先が墨色に染まった。最後、外殻に覆われた万年筆が裏紙の上を滑り出し、吐き出され るインクの量が徐々に落ち着きを見せ始める。 仕事を再開しようと彼が書類の束に指を掛けた瞬間、浜風は口を開いた。鼓動が一段と早まり、胸の奥に燈った熱がじんと腹へ下っ たようだった。 「文具屋の路地の先に娼館がありますよね」 無機質な声音であった。ただ事実を確認する為だけの、情緒を暗に匂わせることもしない平坦な声に、提督は胃が縮み上がるのを感 じた。同時にこれから彼女が口にするであろう言葉、その話題が一体何なのかも容易に察することができて、自分勝手な悔悟が背肌を 一気に鳥肌立たせた。 どうして彼女がこの事を知っているのかだとか、そういった疑問は全て無為である。今の関係は確実に終端を迎え、そして今更引き 返す事もできない事を確信する。視線を逸らしながら、彼は震え声で答えた。 「ああ」 「行きましたね?」 彼女はすかさずに言葉を重ねた。先ほどと打って変わり、憤慨と蔑みが端々に迸っていた。 誤魔化す気は更々無かった提督であったが、しかし肯定の言葉は喉につっかえ、すぐには出てこなかった。それは決して恐れからくる ものではなく、今までの関係への名残惜しさが姑息な手段として口を開かせなかったのだ。 「……行った」 息を吐き、自分で生爪を剥がす心境でとうとうそう言い切ると、長い沈黙が重く空間に垂れかかった。語尾の残響も完全に消え失せ、 窓が風に揺られる物音だけが虚しく響き続けていた。 静寂が破られたのは、そこから一分は経った後だろうか。浜風の口から、 「最低」 ただその一単語が小さく零れ出た。本人さえ意識せぬまま、喉が独りでに震えたように吐き出された言葉だった。それを皮切りに不 気味に平坦だった心緒がようやく遅れて揺れ動き始め、疑問や怒りや、裏切られたような寂寥が頭をさぁっと侵蝕してゆく。 感情のままに口が開いた。自身に汚い語彙がこれ程まで備わっていたのかと、そう吃驚するほどの様々な罵声が提督へ無秩序に吐き 出された。 彼は手を止め唖の様に黙している。反発は許されず全てを聞く事が義務であると、そう思った故の態度であったのだが、当然彼女に 解されることは無かった。寧ろ、今彼の行動全てを厭悪に捕らえる浜風にとって、それは不貞腐れているから何も反応を返さないのだ と解釈されるものであったのだ。 湧き出す憎悪に際限は無かった。一見堅実で篤実と思われた提督が実はそれなりに遊ぶ人間であったと、本来ならそう一言で片付け られるはずであった。これ程までに烈しい憎しみの、その所以さえ分からない事が酷く不快で仕様がない。 感情の増長が留まることなく、とうとう足を動かした。浜風は提督の頬を叩こうと前へ一歩踏み出して、その段になりようやく自身 の怒りが大仰過ぎる事を自覚した。燃え上がる感情の片隅を、異様に冷えた客観が水を差すように過ぎ去った。今もし艤装が装備され ていたなら、迷わずに彼を撃ち殺しているであろう事。半ば、殺意とも呼べるほどのその烈しい感情は、誰が見ても行き過ぎと思うも のであった。そして、今までその感情に何も疑問を感じなかった事への恐怖が、突如として足元から湧き出したのだ。 木戸を荒々しく開けて、彼女は廊下へと飛び出してゆく。過ぎ去る空気が熱い頬を撫で、眩暈の揺らぎが体幹を崩した。ふら付きなが らも、彼女はひたすらに走り続ける。握った拳が彼の頬へ向かわなかった事へ、ひたすらの安堵を覚えていた。 4 自室の蒲団に顔を埋め、既に何刻過ぎ去ったのか。最初、ただ得体の知れない憎しみだけに支配された頭は、じわじわとその侵蝕が 退くと途端に寂寞を発し始めた。自身の口にした罵倒を思い返すとそれが到底許されざる罪に思われて、悔悟が胸の辺りをじくじくと 痛めつけていた。躁の後の鬱というに余りにその落差が激しく、彼女には情緒の安定しない自身の感情が何か不気味な代物に思えて仕 方が無かったのだ。 夕食の時間にも、彼女はここを動かなかった。ドアをノックされた回数は計三回。当然そのどれにも反応は返さなかった。今更外に 出る事への罪悪感による抵抗が、希薄になった時間感覚の中、心内を漠然と漂っている。 ようやく蒲団から這い出したのは二十三時過ぎ、更に立ち上がる事ができるようになるまでもう一時間掛かった。執務室へ赴こうと 思わせたその最大の要因は、ふと思い出された外套の右ポケットであった。 そこには万年筆を買うのに渡された紙幣の、余りの一枚が未だにあった。言い訳がないと動く事もままならない惰弱ぶりが厭に思え、 しかし動かないよりはましであったから、彼女は倦怠の極地の中でとうとう部屋を出たのであった。 寒々しい廊下の明かりが、じっと浜風を見つめていた。眠りに沈んだ鎮守府は寂寞感をより一層掻き立たせ、唯でさえ憂鬱な心中を どんどんと沈み込ませていく。 執務室の戸から漏れ出す光が、未だ彼が仕事中であることを示した。秘書不在の中での執務であるから、とても今日の分を完遂でき てはいないのだろう。そこに安堵を覚えながら、彼女は戸を開いたのだった。 執務机に座っていた提督は、木戸の軋む音がするなり顔をがばっと持ち上げた。既に風呂を終えた後なのか、何時もの軍服は壁に掛 かり、身に纏われているのは紺の甚平と半纏である。 無表情な彼女との視線の交錯、だが両者ともに口は開かずただ沈黙だけが鎮座した。片方でも初期に声を発せていたなら、どれだけ 楽であったのだろうか。沈黙が長引けば長引くほどに、心理の探り合いが膠着を強固にしていった。 状況打開の開口は、浜風が先であった。明確な目的を有していた故に、彼より幾らかは口が軽かったのだ。 「これを、返しにきました」 目を逸らし執務机に近づくと、彼女は握っていた紙幣を差し出した。体感として丸一分ほどの沈黙が、ようやく破られた事に吐息を 漏らしつつ彼は礼を言ってそれを受け取る。 唯一の話題が、この短いやり取りによって完全に終了した。提督は、彼女はすぐにでも反転してこの部屋を去るものだと思っていた のだが、実際には、その場に突っ立ったまま目を逸らし黙って突っ立ているだけである。わざわざこの一万円札を返しに来たというこ とは、つまり金輪際の関わりを絶つという意思表示だと思われた。嫌悪し二度と口を聞きたくも無いのに、なまじ真面目で律儀だから 無理してここに訪れたのだと、本気でそう考えていたからこそ今の彼女の姿は不可解な事この上なかったのだ。 それは気まずさからの逃避であるのか、彼は机の上の書類を一通り片付け始めた。どうせもう寝る予定でもあったのである。何時も の習慣を凝視される事に慣れぬむず痒さを覚えながらひたすらに机上を綺麗にしてゆくと、ものの二分が過ぎる頃には紙類は完全に消え ていた。 浜風の心中を、焦燥と不安が駆け巡っていた。これで終わりになっていいはずか無いという確信があり、しかしかと言ってこれ以上 何を話せばいいのか皆目検討もつかなかった。提督は許してくれるだろうかと顔を伺い、だが本来許すかどうか決める立場は自身である はずで、状況と感情とがあべこべにひたすら混乱をもたらしている。 「すまなかった」 顔を上げると、席を立った提督が近くに寄っていた。彼女は、それが何に対する謝罪であるかを判別しかねていたし、彼自身もよく 分かってはいなかった。何と反応すべきか悩むうちに時間が余りに過ぎ去って、結局は無視をしたような形になった。そしてそれは、 提督の致命的誤解を完璧に補強する根拠になってしまったのだった。 「君はまだ、第一艦隊で闘いたいか?」 唐突な疑問に、浜風は反射的に、 「は、はい」 と答えた。素っ頓狂な、裏返った声音の返事を聞き思わず苦笑をしてしまう。その瞳に写ったのは悲哀なのか、彼は続けて口を開く。 「便宜上として、一応は今のままでいさせてくれ。第一艦隊の旗艦として従来どおりに戦闘に参加してもらう。ただ、秘書仕事の方 には、もう参加してくれなくても構わない。明日からは別の艦娘を宛がおうと思っている」 言葉の趣旨を理解するには、彼女は彼の考えや誤解を認識できていなかった。だから、後半の文言を正しい意図で受け取る事もでき ず、絶望的な心境はその暗がりを一気に広めていた。 「……どういう、ことですか」 「すまないとは本当に思っているんだ。君がその、なんていうか。私に対して失意とかそういうのを感じたなら申し訳ないし、だか ら別段君が嫌だと思うことはしたくないというか。尊重したい、と思った」 「だからって、何で私に秘書を辞めろって言うんですか!? 私がそんなこと何時言ったんですか!」 怒りと形容するには、焦りと寂寥が余りに大きすぎた。提督の表情を覗き見れば、そこに浮かぶのは疑問である。だからこれがあて つけではなくて、本心からの気遣いである事は察する事ができて、故に自身の望みとは離れたところへ行こうとする現実を引き止める 術が分からなかったのだ。 「君は、生真面目だから」 切り出された言葉が、生真面目という一単語が胸へ刃を突き立てる。 「生真面目だから、多分、本心で嫌だと思っていても秘書をしようとするだろう。義務に忠実に公私を分けようとするだろうから… …でも、私の仕事は艦娘が幸せにあるようにすることだ。無理はしないでいいんだって、そう言いたい」 幾ら言葉を重ねてもこの誤解を解く事はできないと、彼女は荒ぶ感情の中で思った。彼へ言ってしまった罵倒の数々を前に、本当は 嫌いじゃないと口にするには余りに都合がいいように思われたのだ。もし、本気で説得をしたならば充分彼の持っている認識を改めさ せる事ができたのに、それを口にする権利が無いという思い込みが、機会を永遠に奪ったのである。 どうしたらいいのか、考えを早急に纏めなくてはならないのに、荒立つ心情が集中を阻害していた。早く早くと焦る気持ちだけが前 に出て一向に具体的な文言が浮かばなかった。 「万年筆、ありがとう。書き易かったよ」 そう言うと、とうとう提督は踵を返し、浜風の横を通り過ぎた。 振り返り、すかさず彼の手を掴む。ただまだ行かせたくない、このまま行かせてはならないという思いが反射的に腕を伸ばした。肌 と肌が触れあい、少し冷えた体温を感じ、彼女の頭に閃いたことは正気の発想ではなかった。 自身がどれだけ頭のおかしい事をしようとしているのか、きちんとした憶えはあった。だがそういった事よりも、もっと重視される べきことなのだという決め付けが、理性や正常な思考を悉く破壊していたのだった。 浜風はふと膝を床につけたかと思うと、寝巻き甚平の下に手を掛けて、半ば引きちぎるようにしてそれを下ろした。尋常な心理状態 では無い事を自覚しながら、しかし彼女は汚れこそがこの提督の側にいる事の一条件に思えてならなかったのだ。 突然の彼女の狂態に提督は狼狽した。理解が追いつかず、ただ後ろめたさと状況の背徳が口を開く事さえままならない硬直を引き起 こさせた。 下着から陰茎が引きずり出されたのを見て、ようやく彼は我に帰ることができた。 「おい! 何をする!」 反射的に腕を取り怒鳴りつけると、彼女の背は一瞬震えた。脅え怯んだその瞳には、だがすぐに意思の光が照り戻り、凄みは幾倍に も増大しながら尚言葉は発されない。 ぐいと頭を伸ばしたかと思うと、浜風は獣が肉を喰らうように萎えた彼のを口に含んだのだった。生々しい唇の圧や歯のぬめった鋭 利さを感じ、反射的に腕を引っ張っても一向彼女は動じなかった。必死に頭を振りながら舌を遮二無二動かし続け、吐息の最中には唾 液がぼとぼとと零れ落ちる。そのほとんどは彼女の豊満な胸元を汚していた。身体が前後する度に、服と下着に圧迫された乳房は小さ く僅かに揺れていて、濡れた跡は歪に光を反射する。 のぼせたかのような頭の熱が、抵抗や理性というものを悉く霧散させた。彼女は夢のような半ば現実感の無い状態の中にあったから、 嫌悪して止まなかったはずの行為を今しているという事に疑問も何も感じなかったのである。 躊躇われた方法ではあったが、提督は彼女の頭を掴むと力を込めて押し退けようとした。だが、今度は自由になった両腕が腰にきつく 巻きつけられ、寧ろ体勢的にそこまで力は入らなかったからより引き離すのが困難になってしまった。舌が竿の裏をなぞり、尾てい骨 からむず痒さが競り上がる。口腔の感触、その冷たさや滑りが体のあちこちの筋肉を緩めさせ、最早意識は自身のそれに向かわざるを 得なくなった。 口の中、次第に大きくなってゆく彼を感じ、浜風はより一層烈しく頭を振る。だが稚拙の極みにある彼女の口淫が快楽だけを生むのか といえば、当然そんなことは無かったのであった。 時折前歯が、亀頭の出っ張りを引っかいた。鋭い痛みが体の奥を突き抜け、しかしすぐに舌が慰撫するから悲鳴を上げるほどでは無い。 提督がマゾの気質を持っていたならむしろこれは射精を促す強力なペッティングでもあったのだろうが、現実には快楽を後退させる錯 謬の愛撫に他ならなかった。どれだけ唇が扱こうとも、一向に睾丸が熱を持つ事は無い。 なんとなしにそれを察したのだろう。浜風はふと動きを止めたかと思うと、じわじわと喉の奥にまで陰茎を挿し込み始めたのだった。 「よせ!」 ぎょっとした提督は本気で彼女を離そうとしたが、狭い喉口へ陰茎の先が沈み込むと、その生々しい柔らかさにまったく力が入らな くなる。抵抗に素直に従う事ができたなら浜風とて楽ではあったのだろうが、意固地に凝り固まった汚れなくてはならないという義務 感が、決して自身を赦しはしなかったのだ。えずきそうになるのを堪えながら喉奥に何度も何度も迎え入れ、ひくつく動きを感じると それが愉悦なのである。拷問じみた苦しみに涙が勝手に競り上がりだし、気管の入り口が痛むほど咽び返っても、決して口から彼を離 すことはしなかった。 懸命な奉仕に、だが直ぐに限界は来た。もう何度目かも分からない咳き込みが、しかしこれまでと違っていた事に当人も気が付いて はいたのだった。ただ矜持が体の苦痛を無視しようとした。意思の力で封じ込める事ができると思われたそれは、膨大な力でもってと うとう浜風を跪かせた。 逆流した胃液が、盛大に床を穢していった。吐瀉物は彼の靴にまで飛び散り、それが視界に入るや罪悪感が腹底から音を立てて湧き出 した。この程度の事もできないのかと自嘲の思いが一度巡ると、情けなさや不安感、寂寞が嗚咽や涙となって零れ出る。胸の熱さや胃 の痛みより、よっぽどそれが辛かった。 ひゅるひゅると喘ぎ出される吐息の痛ましさに、提督の心内にも自責の念が広がった。自身の行動が悉く彼女を傷つけた事を、今更 悔悟して何になるのか。朴念仁の、愚鈍で無力の愚図がこれを引き起こしたと、ただその事実が残るのみである。 「すまない」 背を摩り、そう口にした。言葉が耳に入ると、彼女の嗚咽はより一層烈しくなった。混沌とした感情の波が両者の間を埋め尽くし、 深夜の執務室は静かにそれを見つめている。 「秘書でいたいんだったら、何時まででもいていいから」 しばらくの間、浜風は立ち上がる事もままならなかった。この彼の台詞をきちんと理解できたのも、もうずっと後のことである。喜 も哀もミキサーによって混ぜこぜにされたように、混乱が感情を支配した。 結局はその日、浜風は提督の部屋に寝た。蒲団の匂い、あの香ではない彼自身の匂いに包まれながら、混濁した意識は途端に霧散し た。 提督とて抵抗が無かったわけでもないが、しかしあそこまで疲弊した彼女を抱え艦娘の宿舎まで辿り着ける保証も無かったのだった。 浜風にはもう意思を伝えるような力も無く、しかしすぐに寝付いたということは拒絶されているのでもないのだろう。 安堵の寝顔に負い目を感じ、提督は部屋をあとにする。長い夜にずっと悔いを抱き続け、明けない空を眺め続けた。 5 「やっぱり、ここに来ては駄目だったかな」 事のあらましの説明を、彼はそう締めくくった。下半身の気だるさがそのまま口に顕れたような、覇気の無い声音だった。 娼婦の反応たるや、予想のそれと寸分違わない。 「あなた、なんでここに来たのよ!」 自身の立場をかなぐり捨てた、一人の女としての反応だった。 彼とて、この反応を待ち望んでいたのかもしれない。彼女からきちんとここには来るなと、そう宣言されてようやく浜風と向き合え る気がしたのだった。ただ、金を払い事を致した後にそう格好つけても、何も偉くない事は自覚はしていた。 「ほら、言うじゃない? 一盗二婢三妾四妓五妻……」 当人としては冗談で言った台詞であった。だが娼婦の目には途端怒りが燈り、 「ほんとに最低!」 その言と同時に平手が飛んできた。 彼女は部屋を出て行った。あくまで商いとしての関係に終始するのではなく、個人として罵倒してくれた事に心からの歓喜があった。 提督は服を手早く着ると、もう二度とは来ないであろうその部屋を後にした。
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/11312.html
今日 - 合計 - 提督の決断IVの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時26分18秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1257.html
94 :4:2012/07/26(木) 00 39 46 提督たちの憂鬱 第2話登場人物一覧 1/2 1919~1921年の間 嶋田繁太郎:少佐。午後8時伏見宮軍令部長が料亭に招待。夢幻会と初接触。 夢幻会:逆行者達の利害を調整する為の組織。日清戦争時に結成。 夢幻会海軍派閥:伏見宮博恭王、加藤寛治、大角岑生、南雲忠一、近藤信竹、福留繁 伊藤博文、東郷平八郎、大久保利通:夢幻会協力者 坂本竜馬:名前だけ登場。 夢幻会協力者 『坂本竜馬を助けたのは、彼を信奉していた逆行者だ。 彼は坂本竜馬の生存が日本の未来のためになると思っていた。』本編2話より抜粋 某高級料理店仲居:夢幻会拠点の1つ。モブ。 95 :4:2012/07/26(木) 00 43 04 2/2 3日後、同じ料亭で陸軍や財界の仲間達と接触。 夢幻会陸軍派閥:東条英機、杉山元、牟田口廉也、寺内寿一。 辻正信:大蔵省。MMJ幹部。 阿部信行:内務省中堅幹部 倉崎重蔵:倉崎重工社長 『「逆行者の中には軍人になるのはごめんだとして、 他の官庁や民間に勤めている者も少なくない。』本編2話より抜粋 賀屋興宣:大蔵省。夢幻会協力者。 大蔵省役人:辻、賀屋以外に数名参加。 陸軍高官:兵力のやり繰りに苦労し、女性職員の採用を検討中。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/142.html
前の続き 「熊野……ちゅ……うん……ん」 「ん……はぁ……提督のキス、いつもお上手ですわ……」 2130時、俺と熊野は今日の仕事を終わらせ今では二人で甘いキスを交わしている。 だけど今いる場所は普段から用いている執務室の奥にある居室ではない。 天蓋付きのベッド、ふかふかの絨毯と豪華な調度品の備わった部屋。 鎮守府内の宿舎にある一室……着任した俺に当初充てられていた正式な部屋だ。 着任した頃からこの部屋の豪華さに辟易して使う気がなかったのだが、今夜から暫くはここで生活する事となる。 まぁ、その原因を作ったのは今俺と抱き合っている熊野なのだが……。 彼女も自分の部屋に戻らずここで一緒にいてくれるのだから何も言うまい。 「それじゃ、キスも終わったところで……それっ!」 「あん……」 俺は熊野とのキスを済ませるとすかさず彼女の後ろに回り込みその胸を揉みしだく。 小さいが柔らかく程良い弾力を持つ乳房は指で揉めば押し返してくれる。 「今日は本当によく我慢したな……仕事も予想以上に早く終わったからご褒美にお昼の分もいっぱい可愛がってやるからな」 「提督……今はおっぱいではなく……ここを……」 そう言った熊野は俺の手を取ると、スカートの中へと導く。 「ああ、そうだったな。ずっと我慢していたんだから…………」 「ひゃあんっ!指で触られただけなのに、膝がガクガクしますわ……」 「いや、それ以上にもの凄く濡れているじゃないか……本当にすご……まるで昨晩のお漏らしといい勝負……」 まだ下着の上から触っただけなのに、熊野はかわいい叫び声をあげる。 だけど、俺も触ってみて下着の濡れ具合に驚いた。 熊野の秘所はもう完全に出来上がっていて、いまかいまかと待ちわびているという状態だった。 よく見ると、太ももを伝って垂れた愛液はニーソックスに染み込みその色を変えている。 「て、提督ぅ……わたくしもう、あれからずっと我慢してますのよ……夜になったらと思って頑張りましたの……」 「ああ、ちゃんと俺の言いつけた『おしおき』に耐えたんだから存分にかわいがってやるよ」 「期待してますわ……」 朝っぱらから激しく愛し合った俺たちだったが、結局俺は射精できず熊野だけが連続で絶頂し最後は失神して終わってしまった。 その後、目が覚めた熊野は彼女らしくもなく自分だけが先に達してしまったことでかなりへこんでいた。 ちょっと欲求不満だった俺は、そんな彼女に「おしおき」することにしたのだ。 それは「昼の休憩時にするセックスは無し、ついでにオナニーも禁止」という言いつけだった。 俺から言い渡された「おしおき」の内容に熊野は引きつったが、最後まで耐えてくれた。 さすがは俺の秘書艦だけのことはある。 「俺も、こんなになっているからな……触ってみろよ」 「こんなにって……うそ……朝方よりまだ大きそう……」 「俺も熊野と同じでずっと溜めこんでいたからな」 ズボンの上からでもわかるぐらいに怒張した肉棒へ手を置いた熊野は、これから自分がされる事への期待と、体の疼きからか瞳を潤ませて俺を見る。 彼女のそんな表情を前に、俺は自分のガチガチになった肉棒がはち切れそうになった。 「提督……あの、わたくし……お願いが……」 「どうした?このまま下着ずらして入れてほしいのか?」 おねだりではなく「お願い」という熊野の言葉が引っかかる。 「すぐにでも入れて欲しいのはありますけど……」 「言ってみろよ」 「なら、今晩は……提督の精液、全部この熊野の子宮に注いでくださるかしら……」 そう言った熊野は下着の中に手を突っ込んでいる俺の手に自分の手を重ねてくる。 ああ、顔真っ赤にしてかわいいなぁ。 俺はそんな熊野のブレザーを慣れた手つきで脱がしてやった。 「いいぞ、そこまで言うなら熊野のお願い通り子宮が満タンになるまで俺の精液中出ししてやるからな」 「提督……うれしい…………んんっ!!」 スカートを脱がせた直後、それまでこれからする事を期待していた熊野が小さく呻く。 何かに耐えるような表情と太股をぴったりと閉じてすり合わせる仕草……。 ああ、思えば晩飯のあとローズヒップティー飲んでいたけど机の前から書類相手に動けなかったよな。 「おしっこだろ。トイレ行って来ていいぞ」 「い、行きたいのですが……提督、その……」 俺の言葉に熊野は我慢する仕草のまま動こうとしない。 いや、俺に若干もたれかかっているということは……。 「膝に力が入らないのか、仕方がないな。それじゃ……」 「えっ、提督っ!きゃっ!」 普段の居室ならお漏らししてくれても一向に構わないが、さすがに今の部屋でされるのは拙い。 そう思った俺は、熊野をお姫様抱っこして部屋の奥にあるトイレへ向かった。 「ほら着いたぞ。俺は外で待っているから終わったら言ってくれよ」 途中で熊野の下着を脚から抜き取った俺は、トイレに入るや彼女を便座にすわらせ個室から出ることにする。 ベッドの上で絶頂と同時に失禁した時でも恥ずかしがるのに、本来一人で入るべき場所で普通に排泄する所を見るのはさすがに悪い。 だが、ドアノブに手をかけようとした時、熊野に手を捉まれた。 「待って……」 「ん?どうした熊野?」 「提督……わたくしがおしっこするところ、見ていただけませんこと……」 振り返ると、座らせてやった時より足を開いた熊野がどこか期待する様な目で俺を見ていた。 彼女の股間に目をやると、無毛の恥丘からは愛液がこぼれ便器の中に滴り落ちている。 「いいのか?」 「何度もお漏らしする所を見られてますのよ……今更ですわ。それに……まだわたくし膝に力が入りませんの……」 「わかった。終わるまでいてやるよ」 俺は熊野の両脇に手を入れて彼女を支えながら、その秘所に目をやる。 見られながらするのはやはり恥ずかしいのか、なかなか出なかったがじっくり待つと……。 ぴちゃっ……ちょろっ……ちょろっ……ぷしゃああああああぁ…… 「おっ、出てきたか」 「あ、ああ……わたくし小さい子みたいに見られながらおしっこしてますわ……」 熊野が羞恥心で顔を真っ赤にして絞り出す様に呟くと、我慢の限界点を超えたのか尿道から黄色い水滴が落ちたかと思うと一気に放出された。 しゃああああああああああああ…… 「すごい量だな……まぁ、ずっと我慢していたわけだし当然か」 「やっぱり……見られながらは恥ずかしいですわ……」 「そりゃそうだ。だけど滝の如き放尿とはこのことだな。絶景絶景」 尿道から放たれ便器に流れ込むおしっこの勢いが衰える様子は無く、俺はただただ見とれてしまう。 その量は、リアルタイムでおしっこの状態チェックが出来るぐらいだ。 「色、においは正常で泡立ちもすぐ消える……うん、健康そのものだな」 「もう……提督、そんなにはっきり言わないでもらえませんこと……」 「可愛い秘書艦の健康をチェックするのは提督として当たり前だぞ……と、もうすぐ終わりか」 しゃあぁぁぁぁ……ちょろっ……ぽちゃっ…… やがて、おしっこの勢いは弱まりついに止まる。 俺は顔を上げて熊野の表情を確認する。 「すっきりしたか?」 「はい……ですけど……とっても恥ずかしかったですわ……」 「だろうな、だけどいいもの見せてくれてありがとうな……んっ……」 「えっ……ん、んん……」 相変わらず熊野の顔は羞恥心で真っ赤だったが、俺がそんな彼女にご褒美のキスをすると当たり前の様に舌を絡めてきた。 その間にトイレットペーパーを手に取って尿道にあてがい、まだ滴り落ちているおしっこを吸い取ってやる。 それを二回ぐらい繰り返し、最後はウェットティッシュで優しく拭いて仕上げだ。 「こんなものか。よし、きれいになったぞ」 「提督がおしっこを拭かれるの、とてもお上手でわたくし気持ちよくなってしまいましたわ……」 「そいつはよかった。さて……出すもの出してスッキリしたわけだし、ベッドにもどるか!」 ********************************************************** 俺と熊野は今、ベッドの上にいる。 目の前には半脱ぎ状態でブラのホックも外れておっぱいが丸見えになった熊野がいるのだが……。 「て、提督……そのオチンポ……」 「ああ、自分でもここまでとは思わなかった」 自分の肉棒を取り出して正直驚いた。 ズボンの上からでも普段より大きくなっているのはわかっていたが、これほどとは……。 ベッドに寝そべり、今か今かと挿入されるのを待っている熊野も息を呑む程だ。 「普段より一回りは確実に大きくなってるよな……」 「提督のオチンポを見て怖いって思ったの初体験の時以来ですわよ……」 熊野の言葉で、初体験の夜を思い出す。 確かあの時は熊野がむちゃくちゃ痛がったから途中でやめたんだよな……。 「はは、初めての時はお互いガチガチに緊張したな。でも、あの時と違ってこれだけ濡れていたら大丈夫だ」 「ええ……でも、優しくしてくださらないと、わたくし泣いてしまいますわよ」 可愛いことを言う熊野に「大丈夫だ」と言った俺は怒張した肉棒をつかみ、熊野の秘所にあてがう。 そして、このまま一気にという気持ちを抑えてゆっくりと挿入する。 じゅぷり…… 十分に濡れそぼっている秘所に肉棒が沈み込んでいく。 「ひゃあぁぁぁん!て、提督のオチンポきついですわ……っ!」 「うわぁぁぁ……す、すごい!」 しかし、肉棒が半分ほど入った辺りで俺と熊野はその快感に耐え切れず同時に叫んでいた。 (な、なんだよこれ……朝にした時と別物みたいじゃないか……) 毎晩体を重ねて感じているはずの性器なのに、もたらされる快感は段違いだった。 肉棒を1ミリ沈み込ませるだけで快感が倍々ゲームで増えていく様な感覚に襲われる。 おそらく、熊野も同じなのだろう。 膣内は多量の愛液で十分すぎるほど潤っているのに、肉棒に絡み付き纏わりつく肉ヒダの感触が半端じゃない。 飢えや渇望感というものを性欲に変換すればこうなるのだろうか、とにかく強烈な快感がもたらされ頭がクラクラした。 でも、ここで終わりじゃない。 ここから全部挿入して俺も熊野も存分に気持ちよくなって、彼女のお願い通り子宮が満タンになるまで俺の精液を注いでやらないと。 そう思いながら残り半分をゆっくりと挿入する。 やがて、肉棒の先端が子宮口に当たるのが分かった。 それでも、肉棒が根本まで入り切ってないのを見て普段より大きくなっているのを実感した。 「熊野、大丈夫か?」 熊野の顔を見ると、呼吸が荒く眼に涙を浮かべていた。 それが苦痛によるものではなく快感によるものだとわかる。 多分、挿入している間も何度か達していたのかもしれない。 「平気ですわ……提督のオチンポ……太くて素敵……毎晩感じてますのに」 「このまま動くぞ。約束通り失神しても精液を注いでやるからな」 「よろしくてよ……」 俺は熊野の胸に手を伸ばし、その乳房を揉みしだきながら腰を動かす。 最初はゆっくりと……途中で暴発しないよう慎重に動きを速めていく。 しかし、愛液で十二分に潤っているのにも関わらず熊野の膣内はきつく、肉ヒダが執拗に絡みついてくるのがわかった。 「やっぱ、熊野の膣内はきついな……気持ちいいけど」 「て、提督の、オチンポが太すぎますのよ……」 「嬉しいこと言ってくれるな……それじゃ、このままおっぱいも可愛がってやるからな」 「ひゃあぁん!て、提督何をなさるの……」 そう言った後、俺は熊野のピンと立ったチェリーピンクの乳首を軽く噛みながら吸ってやる。 乳首を吸った直後、熊野が可愛い叫び声をあげる。 同時に、膣内が肉棒を締め付けるのがわかった。 「く、熊野……いきなりそうやって締め付けられたら俺……」 「だって、提督のオチンポがわたくしの膣内で動くから感じすぎて……それにおっぱいまで……あ、い、イキそうですわっ!」 「俺も……このまま、膣内に出すぞ!」 「ええ、このまま……このままわたくしの膣内に出してくださいませっ!あ……あああぁぁぁんっ!」 「く……ううっ!」 熊野が体を反らして絶頂するのと同時に、俺も熊野の膣内に射精する。 朝から充填された精液が一気に解き放たれ、明らかに普段より長く射精しているのが分かった。 「あ……ああっ……提督の精液……熱いですわ……」 「熊野のオマンコ……まだ俺の精液欲しがっているな」 「あら……提督のオチンポもまだ元気なままでしてよ……」 俺の肉棒は射精した後も萎える様子は全くなく相変わらず硬くいきり立ったままだ。 熊野の膣内も肉ヒダは相変わらず肉棒を求めて「きゅっきゅっ」と締め付けてくる。 どうやらお互いにまだ求め足りないみたいだ。 「熊野、もう一度するぞ。いけるかい?」 「もう……提督は相変わらずお強いですわね……でも、そう仰られるなら……よろしくてよ……」 「それなら、今度はもっと激しく動くからな」 熊野のおっぱいから手を放した俺は、熊野の引き締まった腰をつかむと最初の時より激しく動く。 一度射精したおかげで余裕が出来たのもあってかなり楽に動くことが出来る。 今度は、一発目みたいな不完全燃焼な絶頂ではなく十分に快楽を充填してからの絶頂を迎えたい。 「熊野……熊野……また締まり具合がきつくなっているな……」 「て、提督のオチンポも射精してから今、わたくしの膣内で大きくなって……ますわっ!」 言葉を交わしている間にも俺は腰を振り、何度も熊野の膣内を刺激する。 それによって膣内の締まりが徐々にきつくなっていくのがわかる。 性感と射精衝動が高まり、腰の動きも激しくなる。 「て、ていっ、とくぅ!はぁっ!ああんっ!」 「熊野……膣内に……膣内に、出すぞ!!」 その言葉に熊野が両脚を俺の腰へと回し、しがみ付いてくる。 「はい……出して、出してくださいませ……っ!提督の赤ちゃん……わたくしに産ませてぇっ!!」 「ああ、たっぷり出してやるからな!」 俺の一言に反応するかの如く、熊野の肉ヒダが更に絡みつき肉棒を奥へ奥へと導く。 次の瞬間、一度目より激しい勢いで精液が放たれる。 「提督……提督ぅ……ひゃぁっ!ひゃあぁぁぁぁぁぁんっ!!ああっ!!ふあぁぁぁぁっ!!」 熊野は俺に両脚だけでなく全身で抱き付いて快感を求め高い声をあげて絶頂する。 放たれた精液に反応するかのように熊野の膣が更にきつく締まり、精液を一滴残らず搾り取り子宮へ導こうとする。 「うあ……とまらねぇ……すごい……」 「あ……ああ……提督の精液……まだドクドク流れ込んできますわ……」 俺は口を半開きにして肉棒から全身へもたらさせる快楽と未だ止まらない射精の快感に身を震わせる。 熊野は絶頂しながらも両脚は俺の腰をがっちりホールドしており、秘所に栓をした状態になっている為精液があふれてくる様子はない。 恐らく子宮を満たすだけにとどまらず卵管を遡って卵巣そのものにまで到達するのではないかと思えるぐらいの射精。 その長々と続いた射精が終わると、俺たちはそのままベッドに崩れ落ちた……。 ********************************************************** 昨晩にも増して激しく深く愛しあった俺たちはベッドで横になっていた。 しかし、俺の肉棒は半勃ち状態で熊野の膣内におさまったままだ。 この状態でも熊野の膣が「ちゅっ、ちゅっ」と肉棒へキスする様に軽く締め付けてくるのがたまらない。 「凄いですわ……提督の精液で子宮が満たされているのがハッキリわかりますわ……幸せ……」 「これなら、安全日でも受精するだろうな……」 熊野はうっとりとした表情で下腹部を撫で、俺も彼女の下腹部に手を伸ばす。 俺の精液を全て受け入れた為か、熊野の下腹部はまるで妊娠初期の様にぷっくりとふくらんでいる。 こんなになるまで出すとは俺、枯れたりしないだろうな……まぁ若いからそんなことないだろうけど。 「あら、提督ったら何を勘違いされていますの?」 「へ?」 俺の言葉に熊野は嬉しそうに微笑みかけてくる。 しかし、勘違いってどういうことだ? 「わたくし、安全日なんて一言も言ってませんわ。内緒にしてましたけど……今日は排卵日ですのよ」 「え……ええええええっ!?」 熊野の口から出た言葉に俺は絶叫する。 射精した時は気に留めなかったけど、ちょっと待て排卵日って? 「これだけ出されたならもう責任をとっていただくしかありませんわよ提督?」 「せ、責任とれというなら取るけど、そもそも艦娘に生理ってあるのか?」 「そんなの、当り前ですわよ……提督ってデリカシーがありませんのね……」 いや、武装を解体した艦娘が普通の人間として生活を送るってのは聞いたことあるけど、現役の艦娘にもそんなことあるなんて……。 俺が呆けた様な表情でいると、熊野が少し不安そうな顔をする。 「提督……わたくしが提督の子供欲しがってはいけませんでしたか?」 「そんなことないぞ、むしろ嬉しいぐらいだ。熊野、改めて言うが……俺の赤ちゃん産んでくれ」 正直、自分がこの若さで提督どころか父親になるなんて思ってなかったが、こんなに愛し合っている女の子が俺の子供を欲しがるのを拒否れるわけがない。 「嬉しい……とても嬉しいですわ……。それなら、これからも改めてお願いしますね。……あ・な・た」 「ははは……」 満面の笑顔で俺に抱き付く熊野の頭を撫でながら俺は今日一日の彼女の様子を思い出す。 (きっと、熊野がやたらと朝から感じやすかったのは排卵日の影響なのかもな……) そんな事を考えながら俺は他の艦娘にどう説明しようかと頭を悩ませるのだった。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/270.html
402 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 21 22 24.98 ID srMRbbnZ ~~①~~ 外道提督「キス島に陸軍が取り残されているという報告を受けたよ」 あきつ丸「!! はやく救助に行かなければ!」 外道提督「しかし、あの海域は不思議な力のせいで駆逐艦でしか突破できないそうなのだよ」 あきつ丸「だったら駆逐艦隊で出撃すれば!」 外道提督「ふむ、たしかにそうだが、いくら艦娘が人知を超えた力を有するとは言え あのような年端もいかない幼い少女を危険な海域へ送り出すのは……」 あきつ丸「……気が引ける、とおっしゃるのでありますか?」 外道提督「いやいや、大日本帝国軍時代の遺恨を引きずっているわけではないよ? しかし、この作戦を命令するにあたって私の精神はかなり疲弊してしまうだろう」 あきつ丸「……一体何を言いたいのでありますか?」 外道提督「陸軍艦の君が彼らを助けたいのであれば君にも出来ることがあるということさ」 あきつ丸「?」 外道提督「精神が疲弊してしまった私を君が慰安するということだよ」ニヤニヤ あきつ丸「なっ!?おのれ、提督!軍人として貴様は最低であります!!!」 403 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 21 23 09.82 ID srMRbbnZ 外道提督「いやなに、私とて鬼ではない。無理強いをするつもりなどないさ」 あきつ丸「ホッ……」 外道提督「ただ……陸軍救出作戦決行の踏ん切りがつかないまま時間が経つだけだよ」 あきつ丸「くぅっ……貴様という奴は……!!!」ナミダメジトメ 外道提督「いやあ、本当に辛いなぁ……私の可愛い駆逐艦たちと取り残された陸軍兵を 天秤にかけなければならないなんて、ああ!辛いなぁ!!」ニヤニヤ あきつ丸「…………」 あきつ丸「……じ は に ぃ……」ボソボソ 外道提督「んんん?よく聞こえんなぁ。上司に何か言う時はハキハキとしゃべるものだ それとも陸軍ではそんな声で報告したりするのかね?」 あきつ丸「……じ、自分は・・・なにをすればいい、でありますか……」フルエゴエ 外道提督「ふっ、そうだな……まずは私の主砲を最大仰角になるまで元気にしてくれたまえ」ボロン あきつ丸「ヒィッ」ビクッ 外道提督「おいおい、これで驚いていては慰安以前の問題だぞ?」ニヤニヤ あきつ丸「くぅぅ…」オソルオソル 外道提督「そんなにもたもたしていては救出を待ってる奴らは飢え死にかもしれないなあ?」ニヤニヤ あきつ丸「ぅうっ……」シュッシュッ 外道提督(涙目になりながらたどたどしく触っているのを鑑賞するのも良いが これではいつまでたっても終わらんな……) 外道提督「しょせん陸軍艦と言ったところか、これでは私も楽しめん。手伝ってやる」バッ あきつ丸「!!!!!」中破! 外道提督「ほほう……学ランの上からでも分かるほど大きいのは分かっていたが、いやはやこれはこれは」マジマジ あきつ丸「本当に……貴様という男は……!」キッ 外道提督「いつまで隠しているつもりだ。そのままでは両手がふさがって何もできないぞ?」チソコビンタペチペチ あきつ丸「くぅぅ……!!」 外道提督「まあいい、いいものを見せてもらったおかげである程度は元気になった。次は口を開けろ」 あきつ丸「……これへいいのは(これでいいのか)?」クパァ 外道提督「よしいいぞ、絶対に歯は立てるなよ……ふん!」ジュブ あきつ丸「んん”ん”!んん”!んん”ん”!」ジュボジュボジュボ あきつ丸(臭い不味い気持ち悪い息が苦しい……)ジュボジュボジュボ 外道提督「ぅぅ、そろそろ出るぞ……!全部飲めよっ……うっ!」ドピュッドピュッ あきつ丸「げほっ!ごほっ!おぇ……」ボタボタ 外道提督「ふぅ……結局ほとんど私が動いたわけだがまあ出るには出たな」フゥ あきつ丸「えほっ!けほっ!……これで満足したでありますな……救出作戦は――」 外道提督「なにを寝ぼけたことを言っている?私の主砲はまだまだこの通りだぞ?」ギンギン あきつ丸「なっ!まだあのような辱めを受けろと言うのでありますか!!」 外道提督「あんなものは前戯にすぎない、本番はまだまだこれからさ」オシタオシー 外道提督「んんん?どうしたあきつ丸、私の主砲があまりにも美味しくて濡らしていたのか?」クチュクチュ あきつ丸「そ、そんなことあるわけないであります!何かの間違いであります!」 外道提督「ではこれは一体なんだ?汗にしてはずいぶんヌルヌルと糸を引いているなあ?んん?」ヌトォ あきつ丸「……くっ!す、するならさっさとすればいいであります!」キッ 提督「ほぅ……」(今すぐぶち込んでやりたいところだがそれではあまり面白くないな) あきつ丸(来ない、であります……、怖気づいたでありますか……?)チラッ 提督「はあ、興がそがれてしまった。救出作戦も見送るしか――」 あきつ丸「ま、待つであります!!!!」ガシィ 提督「なにかな?あきつ丸?君があまりにも乗り気じゃないから私も萎えてしまったよ もしも君がどうしてもしてほしいと言うなら私もやぶさかではないのだがなぁ……」チラチラッ あきつ丸「……じ、じぶん、のバイタルエリアを……提督の主砲で……つ、つらぬいて……ほしいであります」ブワッ このあと滅茶苦茶セックスした あきつ丸(目を覚ますと自分は提督執務室のベッドの上だったであります)チュンチュン あきつ丸「……」(提督は執務室を出た後のようでありますな)キョロキョロ あきつ丸「……自分も起きるでありますか……ッ!?」ムクリビクッ ~~②~~ あきつ丸「お腹の奥が……この痛みは昨日の……?」ズキズキ あきつ丸「……」(思い出すのもおぞましい悪夢のような出来事だったであります……) あきつ丸「……いや、これで救出作戦が行われるはずであります 同胞たちの命と比べれば自分の純潔など安いものであります……」グスン あきつ丸「それよりあの外道が本当に約束を守っているか確かめなければ……」グシグシ 408 :ふぁ~^p^みすったよー:2014/02/09(日) 21 27 15.63 ID srMRbbnZ あきつ丸(しかしこの痛みは……歩くことさえ辛いであります……)ヒョコヒョコ あきつ丸「あの外道はこの時間帯なら午前の演習の視察中のはず……演習場に向かうであります」ヒョコヒョコ 外道提督「今日からはキス島沖攻略のために、お前たち駆逐艦が中心となって演習を行ってもらう」 暁「れでぃーな暁は演習だってそつなくこなしてみせるわ!」ドヤァ 響「うらー!」 雷「ぜーんぶわたしにまかせなさい!」エッヘン 電「はわわわ!ひさしぶりの演習は緊張するのです……」 島風「おっそーい!」 雪風「何が来ようと雪風は絶対沈みません!」 あきつ丸「ふむ……、ちゃんと約束を守る気はあるみたいであります……」コソーリ あきつ丸(救助要請が届いたのが昨日、この調子でうまく行けば取り残された兵たちは 一人もかけることなく無事救出できそうであります……)ホッ 駆逐艦一同「「「はーい!」」」 409 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 21 27 50.62 ID srMRbbnZ 外道提督「なんだあきつ丸、心配になって見に来ていたのか。心配されずとも約束は果たすさ」フッ あきつ丸「約束など守って当然であります」(やけに素直であります……少し嫌な予感がするであります) 外道提督「そうだあきつ丸、今から執務室に来てくれないか」 あきつ丸「ッ!」(この外道!もしやまた?)ビクッ 外道提督「ハハハ、ずいぶんと警戒されたものだな。いやなに、キス島沖攻略作戦―― つまり陸軍救出作戦の今後の予定を“綿密に”話し合おうというだけさ」ニヤニヤ あきつ丸「……了解したであります」(少し引っかかるが救出作戦のこととあっては無碍にはできないであります) 外道提督「ずいぶんと歩きにくそうだな。なんなら執務室までおぶってやろうか?」ニヤニヤ あきつ丸「ッ!誰のせいだとっ!……いや、外道の手は借りないのであります」ヒョコヒョコ 外道提督「そうか?なら先に執務室で待っているぞ。せいぜいゆっくり歩いてくるんだな」ニヤニヤ あきつ丸「勝手に言ってればいいであります……!」プイッ あきつ丸「今後の予定……来週には出撃できていると良いでありますが……」ヒョコヒョコ あきつ丸「あきつ丸、入るであります」ガチャ 外道提督「やっと来たかあきつ丸。さっそくだが俺の立てた作戦予定を説明する――」 あきつ丸「――なっ!!??一ヶ月後でありますか!!??」ガタッ 外道提督「キス島沖周辺海域には深海棲艦のelite戦艦ル級やelite重巡洋艦などが確認された 私の大事な大事な駆逐艦娘たちをこのままの練度で出撃させるのは困難だと判断したのでな 十分な練度強化をした上で出撃させることにした」 あきつ丸「そんなに時間をかけていては、補給の絶たれた仲間たちは飢え死にしてしまうであります!!」 外道提督「たしかにその通りだ。だが一つ間違っている。君からすれば救出を待つ彼らは大事な仲間かもしれない だが私からすれば駆逐艦娘たちの命と釣り合うほどの彼らに対する義理を私は持ち合わせていないのだよ」 あきつ丸「くっ……貴様はそれでも誉れある日本国軍人なのか!!」 外道提督「むしろ私の方が軍人的な思考をしているとは思わないかね? 深海棲艦に対して特に有効な打撃力を有する艦娘たちと、通常兵器で武装した人間たち 戦略・戦術的に考えてどちらがより重要かは考えるまでもないだろう?」 あきつ丸「ぐぬぬ……」(い、言い返せないであります……) 外道提督「しかしだな、私も軍人である前に一人の人間であり男だ」 411 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 21 30 24.73 ID srMRbbnZ 外道提督「憎からず思う女の旧友の命が危ないとなれば、私も助けたいと思わないこともないだろう」チラッチラッ あきつ丸「?言いたいことがあるならはっきり言うであります!」 外道提督「ふふふ、落ち着きたまえ、君が私を籠絡すれば良いという話さ 話は変わるが私は、人質のせいで憎い相手に身体を売らなければならない悲哀の境遇に 抗おうとするが最後には堕ちてしまうような女性が好みなのだ」ニヤニヤ あきつ丸「……最低の趣味であります……!」ギリリッ 外道提督「そんなことを言っていては私の気持ちは揺るがないまま、陸軍は飢え死にしてしまうぞ」ニヤニヤ あきつ丸「くぅ……また昨日のようなことをするのでありますか……」ナミダメジトメ 外道提督「そんなに嫌だったのか?最初にも言ったが、私も無理強いはしない。残念だが彼らのことは――」 あきつ丸「わかった!わかったであります!だからもう少し予定を早めてほしいであります……」 外道提督「ふふふ、分かればよいのだよ。君が早く私を籠絡すればそれだけ彼らの命が救われるのだ さあ、お互い夜を楽しもうじゃないか」ゲス顔 あきつ丸「……今日も、……自分のバイタルエリアを……提督の主砲で……めちゃくちゃにしてほしいであります」ブワッ このあと滅茶苦茶セックスした ~~③~~ あきつ丸「……ん、ん~zzzzzz……はっ!」ピクッ 外道提督「ようやくお目覚めか。よく眠れたかね?」ニヤニヤ あきつ丸「くぅ……貴様よくもぬけぬけと!誰のせいだと――いや、いいであります……」プイ 外道提督「ふふふ、ようやく立場が分かってきたようだな。それに全裸で凄まれてもお笑いにしかならん」 あきつ丸「……服を着たいので部屋から出ていってほしいであります」 外道提督「何を言っているのだね、あきつ丸?ここは私の部屋だ。 むしろここで裸になって寝ている君の方が異常なのであり、私に非は無いはずだ」ニヤニヤ あきつ丸「なっ……自分が服を着ていく様子をずっと見ているつもりなのでありますか!?///」カァッ 外道提督「はっはっは、何をいまさら。全身余すところなくさらけだしあった仲じゃないか」 あきつ丸「っ!」(昨日の記憶があきつ丸の脳裏をかすめる――自分の物とは思えない声 味わったことのない感覚、言葉にできない背徳感、そして……快感――) 外道提督「とりあえず私はこの書類に目を通さなければならない。服を着たいのなら勝手にしろ」 あきつ丸「……わかったであります」(とりあえずベッドのシーツで身体を隠して 部屋に散らばった自分の服を回収するであります)ズリズリ 外道提督「……」ペラペラ(くっくっく、イタズラをされているのに気づいていない奴を見るのはかなり愉快だな) あきつ丸「スカートは……ここでありますか。あとは……?」(あとは下着だけでありますが……見当たらない?) 外道提督「……」ペラペラ(くっくっく、そろそろ気付く頃だな) あきつ丸「……ない、ないであります……」(パンツとブラがないであります……)ソワソワ 外道提督「どうした、あきつ丸まだ着てないのか。それとも私を誘っているのか?」ニヤニヤ あきつ丸「ぐぬぬっ……!」(言い返せないのを良いことに好き勝手言って……!) 外道提督「はっはっは!そんなに怒ると可愛い顔が台無しだぞ?」ニヤニヤ あきつ丸「なっ!///貴様のような外道に言われてもうれしくないであります!」カァッ 外道提督「ふふふ、照れ隠しとして受け取っておこう。(ずいぶんとちょろい奴だな。まあそこがいいのだが) さあ、さっさと服を着ろ。お前にはやってもらうことがあるんだからな」 あきつ丸「……わ、わかったであります」(な、なんとかうまく隠してあとで自分の部屋に下着を取りに行くであります……)ゴソゴソ 外道提督「私は書類の山を片付けなければならないのでな、今日の演習の監督はお前に任せたい」(この書類もう見たんだけどな) あきつ丸「い、今すぐでありますか?」(ぅぅ……股がすぅーすぅーするであります……)モジモジ 外道提督「あたりまえだ、もう演習予定の艦隊は演習場についている頃だ。私の代理が監督することも伝えてある。さっさと行け」 (こっそり後をつけて何枚か写真に収めておこう) あきつ丸「了解であります、演習の監督に行ってくるであります」モジモジスタスタガチャバタン 外道提督「ああ、頼んだぞ」(カメラよし、あきつ丸の下着よし、方位よし、外道丸!微速前進!なんっつって) あきつ丸「演習場に着いたであります」(潮風でスカートが……)モジモジスタスタ 暁「あ、今日はあきつ丸……さんが監督なのね」 響「提督は忙しいからな」 雷「もっとあたしを頼ってくれればいいのにー」 電「はわわわ、きょ、きょうはよろしゅくなのです!」 島風「おっそーい!」 雪風「何があっても雪風は大丈夫!」 あきつ丸「では、みなさん演習頑張ってください」モジモジ 駆逐艦一同「「「はーい!」」」 ~演習開始~ チュドーンドドーンドンドンドーンドカンバカーンパンパカパーンドッカーン ~演習終了~ あきつ丸「補給と艤装の整備はしっかりしてから休憩してください。ではみなさんお疲れさまでした」モジモジ 駆逐艦一同「「「おつかれさまでしたー!」」」 あきつ丸「ふぅ……なんとか隠しきれたであります……あとは部屋に戻って――」ホッ 外道提督「よく見えますな~」スカートペラリ あきつ丸「!!!?!??!?!!!!!?!?!?」ビックゥ 外道提督「はっはっは、ただの生身の人間に後ろを取られているようでは艦娘の名が泣くぞ」ニヤニヤ あきつ丸「き、き、き、貴様……見たな……!///」カァッ 外道提督「いやはや、よもや陸軍艦にこんな性癖があろうとは思いもしなかったよ……」ニヤニヤ あきつ丸「いや、これは、ちが、あの……///」アウアウアー 外道提督「いやいや、別にお前の性癖に文句を言うつもりはない。 むしろどんな性癖を持っていようとも私色に染め上げるつもりなのだから問題はない。 しかし私に打ち明けてくれなかったのは残念だなぁ」ニヤニヤ あきつ丸「いや、だから、これは、違うであります……///」アタフタ 外道提督「何が違うと言うのかね?ここはもうこんなことになっているぞ?」クチュクチュ あきつ丸「あっ!そ、そんな……はずは……」ハァハァ 外道提督「正直になれあきつ丸。君が露出狂であろうとなかろうとここで君が私を拒んでも救出作戦が遅れるだけだ。 私に身をゆだねれば同胞の命も助かり、君も私も気持ち良くなれる。すばらしいことだろう?」アクマノササヤキ あきつ丸「それは、そのとおり……であります、が……」ハァハァ 外道提督「さあ、いつものようにあの言葉を言ってごらん?」ゲス顔 あきつ丸「て、提督の主砲で……自分の変態露出狂バイタルエリアを……お仕置きしてほしいであります……」ジュン このあと滅茶苦茶セックスした ~~④~~ あきつ丸「zzzzスー……スー……ん、ん~……」ムクリ あきつ丸「提督はいないみたいであります……。自分はまた昨日も……///」モンモン (昨日の記憶があきつ丸の頭をよぎる――はじめての露出、はじめての青姦 次第に存在感を増していく嫌悪以外の感情――) あきつ丸「またしてもやられてしまったであります……///」カァッ あきつ丸「提督が戻ってくる前に服を着なければ……」ゴソゴソ あきつ丸「あ」(昨日あのままの状態でこの部屋に来たせいで自分はまだ下着を持っていないであります!!)ガビーン あきつ丸「と、とりあえずここにある物を着て、下着は後で取りに行くであります」ゴソゴソ あきつ丸(下着以外は装備完了でありますが……、やはり股がすぅーすぅーするのと 乳首が擦れるのが気になるであります……)モジモジ 外道提督「お、やっと起きたかあきつ丸」ガチャ あきつ丸「……自分が寝坊助みたいな言い方はやめてほしいであります……」モジモジ 外道提督「昨日もさんざん可愛がってやったせいで疲れたんだろうな」ニヤニヤ あきつ丸「もう夜のことは忘れるでありますっ!!///」キッ 外道提督「ハハハ、頭の奥底に大事にしまっておくことにするよ」ニヤニヤ (この様子から見てまだ下着は着ていないようだな……そろそろ種明かししてやるか) 外道提督「ああそうだ。昨日の朝からお前の下着が見当たらないのは 昨日の朝からお前の下着をずっと私が持っていたからだ」ブラジャー&パンツビローン あきつ丸「なっ!!??貴様!それを!返すであります!!///」ブンブンブン 外道提督「んん?あきつ丸よ、君は自分の立場を忘れてしまったのかね? まあ今回は特別に許そう。だからちゃんとお願いすれば返してやる」(ただし条件付きでな)ニヤニヤ あきつ丸「ぐぬぬ……自分の下着を返して……ほしいであります///」プルプル 外道提督「私は物分かりの良い女が好きだ。 しかしただ普通に下着を返すのでは味気ない。条件付きで返してやろう」ニヤニヤ あきつ丸「……じょ、条件……でありますか?」ゴクリ あきつ丸「ほ、本当に今日はあぁっ!一日中このままなのでんんっ!ありますか?///」ヴィーンモジモジハァハァ 外道提督「そうだ。今日は、前にバイブ後ろにローターを仕込んだまま仕事をしてもらう」ニヤニヤ あきつ丸「お、お前は本当にいぃっ!……最低の趣味をしているでんはぁ、ありますな……///」ヴィーンモジモジハァハァ 外道提督「そんな艶っぽい吐息交じりに罵倒されてもなぁ」ニヤニヤ あきつ丸「くぅぅ……」ナミダメジトメ 外道提督「ふふふ、良い表情だ。良い顔が見れた礼というわけではないが 今日一日そのまま仕事ができれば三日後にキス島沖攻略に乗り出す予定だ」 あきつ丸「そ、それは本当でありますか!!」パァ 外道提督「君は文句を言いつつも私にちゃんと従っていた、そこまで私好みの女になろうとしている君の努力を 無碍にしたりはしない。言っただろう?私は鬼ではないと」 あきつ丸「そ、その言葉に、二言は無いでありますな?///」(外道といえど人間、多少の情はあるようであります) 外道提督「ああ、君が私に従い続ける限り私は君の望みは果たそう」 外道提督「言い忘れていたが、これから救出作戦の件で陸軍との合同軍議があるのだが君にも同席してもらう」 あきつ丸「なっ!!??この状態で、でありますかあぁんっ!?///」ヴィーンモジモジハァハァ 外道提督「ああ、そうだ。バイブとローターを仕込んだままの状態で 私の助手として資料を他の将校に配ったりその他雑用をこなしてもらう」ニヤニヤ あきつ丸「しょ、正気でありますか!?」ヴィーンモジモジハァハァ 外道提督「無理なら――」プイッ あきつ丸「りょ、了解したであります!だから作戦は……///」ヴィーンモジモジハァハァ 外道提督「ふふふ、自分がどういう立場か身に染みついてきたみたいだな、良い傾向だ。 さて、では合同軍議がある会議室へ行こうか、もう陸軍の将校たちは到着している頃だろう」スタスタ あきつ丸「りょ、了解であります……///」ヴィーンモジモジハァハァ 外道提督「さて、本日陸軍将校殿の方々にお越しいただいたのは、キス島に取り残された陸軍兵たちの救出作戦についてです――」 あきつ丸(陸軍中将も来ているでありますかっ!?バレるつもりはないでありますがこれは……恥ずかしいであります)ヴィーンモジモジハァハァ 外道提督「あきつ丸、資料を配ってくれ」 あきつ丸「りょ、了解であります……」ヴィーンモジモジハァハァ あきつ丸「どうぞ」ペラ 「どうぞ」ペラ 「どうぞ」ペラ(慣れてきたのか資料は無事配れたであります)ヴィーンモジモジハァハァ 外道提督「お手元の資料の二枚目は作戦海域の海図となっています、ここには深海棲艦のelite戦艦などが――」 あきつ丸(外道ではありますが、意外と外面はちゃんと提督をしているようであります) 外道提督「こちらの戦力が整えば――」(そろそろ緩急つけて責めてみようか)振動:強 あきつ丸「ひっ」ヴィヴィービクッ(!!???この外道はいきなり何をするつもりでありますか!!) 各将校ズ「ほうほう、なるほど」 あきつ丸(な、なんとかバレずに済んだであります……)ヴィヴィーモジモジ 外道提督「あとは我が精鋭の艦隊が十分に実力を発揮できれば――」(ふふふ、なんとか耐えきったか。次はこうだ)振動:弱 あきつ丸(?振動が弱くなった?電池が切れたのでありますか?なんにせよ刺激が弱いのは好都合であります……)ヴー 外道提督「当海域を攻略できれば救出が可能に――」(甘いな、あきつ丸。その油断が仇となる)振動:MAX 陸軍将校「ほう、では私の部下の命も――」 あきつ丸「ひゃぅっ!」ヴィヴィヴィーッビックゥ(!!!!???????!?!?さっきよりも強く!?) 各将校ズ「「「ん?」」」 あきつ丸「あ、あの……じ、自分は体調が優れない、ので……退室させてもらうでありますぅ!///」ダッ(絶対バレたであります!) 外道提督(あいつ、逃げたな……。仕方ない、私がフォローしておこう。後でたっぷりお礼をしてもらわないとな……) 外道提督「コホン、今回の作戦立案は彼女の尽力によるところが大きかったのです。きっと疲れているのでしょう。(嘘は言ってないな) えー、では作戦の決行予定についてですが――」 420 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 21 54 58.78 ID srMRbbnZ 外道提督「さて、どうしてくれようか。え?あきつ丸よ。あの後ごまかすの大変だったんだぞ?」ニヤニヤ あきつ丸「あの状態でバレないようにするには撤退する他なかったであります……」グスン 外道提督「しかし、お前は私の言いつけを破った。やはり救出作戦は延期――」 あきつ丸「それだけは!それだけは許してほしいであります!!」ナミダメ 外道提督「お前は約束を守らなかったのに私には約束を果たせというのか……」 あきつ丸「お願いであります……自分の身はどうなってもかまわないであります……だから……」 外道提督「ほう……「自分はどうなってもかまわない」たしかにそう言ったな?」(ふふふ、言質は取ったぞ) あきつ丸「……はい、言ったであります……」(もうどうにでもなれであります)グスン 外道提督「じゃあいつものようにおねだりして、昨日よりも私を気持ち良くしろ。そうすれば今回のことは不問にしてやる」ゲス顔 あきつ丸「自分のだらしないバイタルエリアを提督の主砲で躾けてほしいであります……」クパァ このあと滅茶苦茶セックスした ~~⑤~~ あきつ丸「もうここで寝起きするのが当たり前になってきたであります……」ムクリ あきつ丸(普通に下着を身につけるのがずいぶん久しぶりのような気がするであります……)ゲンナリ あきつ丸「今日は提督が見当たらないであります……ん?これは」ペラ 書き置き『おはよう、愛しのあきつ丸。今日は大本営にキス島沖への出撃許可をもらいに行ってくる。 建前上過去の遺恨は無いとはいえ、今も昔も陸軍とは予算を取り合う仲だ。陸軍に非協力的な将校もいる。 そういった頭の堅いジジイどもを説得しに行かなくてはならない。そんな奴がいる場にお前を連れていくのは 都合が悪いと判断したので、お前は鎮守府に残って留守の間私の代役を務めてもらう』 あきつ丸「……///」(外道なだけではなくちゃんと救出作戦を成功させる気はあるようであります。ちょっと見直したであります)ポッ あきつ丸「ん?もう一枚?」ペラ 書き置き『――追伸、私がいなくて淋しい場合は執務机の引き出しの一番下の段に バイヴとローターが入れてあるので好きに使ってもらって構わない。 ただし外で使うのはやめておけ。私がいないときにバレたらフォローも後始末もできんからな(笑)』 あきつ丸「なっ!///そんなことするわけないでありますっ!」ビリビリバリバリー あきつ丸「はぁはぁ……」(自分はいったい何を一人で熱くなってるでありますか……)ゲンナリ あきつ丸「仕事するでありますか ~~お仕事終了~~ あきつ丸「ふぅ、本日の任務も終了であります。報告書は執務机の上でいいでありましょう」ペラ あきつ丸「駆逐艦娘たちの練度も予想以上にあがってきて、この分なら救出作戦の成功率は かなり期待していい数字になりそうであります」 あきつ丸「……」(でも……なぜかあまり心が躍らないであります)ジュン あきつ丸「書き置きだと引き出しの一番下の段に……」ガラッ あきつ丸「そ、そう、これは仕方ないのであります……あの男が毎晩あんなことをするから……」バイヴ ローター あきつ丸「んっ///」(おかしくなってしまったから仕方ないのであります……)ヴィーン あきつ丸「んんっ……んはあ……ぁぁああ……いっ!……///」(イクッ!!)ヴィヴィヴィーン あきつ丸「はぁ……はぁ……///」(淋しくなんか……淋しくなんかないであります……そんなわけないであります……)ヴィーン ~~二日後~~ 外道提督「ただいま、あきつ丸」ガチャ あきつ丸「……」 外道提督「二日も留守にしてすまない。頑固ジジイを説得するのに随分と手こずってしまった。 だが、あの手この手でなんとか大本営からの許可をもぎ取ってきたから安心したまえ。決行は予定通り――」 あきつ丸「っ」ダキッ 外道提督「!?」 あきつ丸「ん……///」チュッチュッチュ 外道提督「お、おい!んむ……いったいむぐっ……どうしたっていうんだ!」グイッ あきつ丸「提督の……ご主人様のおちんぽが欲しくて欲しくてたまらないでありますぅ!!///」ハァハァ 外道提督「ほ、ほう……」(二日も時間をおけばかなりの欲しがりさんになると予想はしていたがこれほどとは……) あきつ丸「早く自分のだらしないバイタルエリアにご主人様の立派な大和砲を――///」ハァハァ 外道提督「まあ、待てあきつ丸よ。ここまでくれば私も最後まで約束は果たすつもりだ。 だが今欲望のままに行為に及んで救出作戦が遅れてもいいのか?」ニヤニヤ あきつ丸「うっ……で、でもこのままだと自分は切なすぎてどうにかなってしまいそうでありますぅ!///」ハァハァ 外道提督「いいんだな?仲間の命よりも、今この時の快楽の方が大事なんだな?」クチュクチュ あきつ丸「はひぃっ!自分は仲間の命よりもご主人様と気持ち良くなるほうが大事でありましゅぅ!!だから――///」ハァハァ 外道提督「ふふふ、そこまで言うなら仕方がない。それじゃあ海軍式敬礼をしながらおねだりしなさい」ゲス顔 あきつ丸「はひぃ、自分のだらしないバイタルエリアをご主人様の立派な大和砲で撃沈してほしいでありましゅうぅ!!///」アヘ顔海軍式ダブル敬礼 このあと滅茶苦茶セックスした後ちゃんとキス島沖攻略して陸軍は救出されました ~かん~ 425 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 22 04 25.24 ID srMRbbnZ 俺単独のレスで20レス以上も消費してしまって申し訳ない これにてこのお話は完結となります やっぱり堕ち物系の女の子は落ちかけが一番良い