約 762 件
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/1059.html
第150話 古兵勇戦 1484年(1944年) 6月26日 午後10時 モンメロ沖南南東83マイル地点 モンメロ沖海戦の後半戦は、久方ぶりの水上砲戦という形で幕を開けることになった。 この水上砲戦は、アメリカ大西洋艦隊とマオンド海軍の主力艦部隊が互いの力を全力で出し合った海戦でもあった。 海戦の規模では、史上最大とされていた第2次バゼット海海戦を上回っており、また、その激しさも並々ならぬ物があった。 また、この海戦の特徴は、それぞれの戦艦部隊が、互いにほぼ同格の相手と共に戦ったことにある。 現場に急行したTG73.5の4隻の旧式戦艦は、マオンド側の旧式戦艦と相対し、TF72の新鋭戦艦群は、敵機動部隊から 分派された新鋭戦艦と戦った。 この後半戦では、互いの旧式戦艦と新鋭戦艦が、同格の相手と図らずして力を競い合う事になったのである。 TG73.5司令官であるフランツ・ウェイラー少将は、旗艦である戦艦ニューメキシコのCICで敵艦隊の動静を見守っていた。 「敵艦隊との距離、20マイルを切りました。」 CICのレーダー員が、敵艦隊との距離を逐一報告してくる。水上レーダーが敵艦らしきエコーを捉えたのは、10分ほど前である。 「敵の艦列は4つに別れています。反応からして、一番右と左側が駆逐艦群、右側から2番目の艦列が巡洋艦群、最後の一列が 戦艦群かと思われます。」 ニューメキシコの砲術長が、PPIスコープを見つめながらウェイラー少将に言う。 「ということは、敵艦隊は戦艦3隻、巡洋艦9隻、駆逐艦20隻を有する事になるな。」 「対して、我々は戦艦4隻、巡洋艦5隻、駆逐艦18隻。補助艦艇の数では負けますが、主力艦の数では勝っています。 それに加え、敵戦艦の最大火力は13インチ。それに対し、我が方は14インチ砲搭載艦ばかり。敵戦艦との対決では、 明らかに我々が有利です。」 参謀長が自信ありげな口調で言った。 もし、敵戦艦が全て、ジャンガルーダ級戦艦だとしても、搭載砲は13インチ相当であり、主砲の門数は合計で24門となる。 それに対し、TG73.5は、ニューメキシコ級戦艦3隻に、テキサス級戦艦1隻の4隻で、主砲は13インチよりも一際強力な 14インチ砲であり、門数は計44門と、敵戦艦群より勝る。 しかし、ウェイラー少将は参謀長ほどは楽観的ではなかった。 「艦の隻数や砲門数では優位だが、敵はこちらと違って足が速い。」 ウェイラー少将はそう言いながら、PPIスコープに向けて顎をしゃくった。 「レーダーに移っている敵艦隊は、最低でも24ノットほどの速力でこちらに近付きつつある。それに対して、我々は 21ノット程度しか出せん。僅か3ノットの差と思うかも知れんが、戦場では、こんな細かい数字でも勝利の明暗が 別れる事もある。敵戦艦群が速度の優位性を生かした戦術を取るとなれば、俺達が思わぬ苦戦を強いられる、という事もあり得る。」 「では司令官。敵戦艦群に対しては、どのような戦いをされるおつもりですか?」 「私としては、反航戦で勝負を決めたいと思っている。」 ウェイラー少将はきっぱりと言い放った。 「反航戦は、互いにすれ違い合いながらの射撃となるから砲弾は当たりにくくなる。だが、敵艦1隻に対して、4隻が 集中して統制射撃を行えば、少ない命中率もある程度補える。おまけに、旧式戦艦とはいえ、ニューメキシコは14インチ砲に 対応した防御と、長砲身の50口径砲を装備し、おまけに、今では優秀なレーダーも揃っている。これなら、敵艦の打撃にも ある程度耐えつつ、敵に対しては有効弾を浴びせ続ける事が可能だ。最も、」 ウェイラーはそこで言葉を句切ってから、PPIスコープに移っている敵の艦影に指を向ける。 「こういった作戦で行けるか否かは、敵さん次第だ。敵がこっちの意図に乗らず、同航戦を挑んでくれば、こっちもそれに 答えるしかないがね。」 「そういえば、TF72も、敵機動部隊から分派された打撃部隊と戦闘を交える事になったようですが。」 「TF72か。」 ウェイラーは、どこか羨ましげな口調でその名を呼んだ。 「・・・・アイオワ級戦艦の活躍ぶりも見たかった物だが、今はTF72よりも、我々のやるべき事を考えよう。 距離はさほど離れていない。こうしている今も、敵は主砲を撃ってくるかもしれんのだからな。」 ウェイラーの言葉が終わるのを待っていたかのように、レーダー員が新たな報告を知らせてきた。 「敵駆逐艦列2、増速しました!こちらに向かってきます!」 「ふむ、どうやら、試合開始のようだな。」 ウェイラー少将は、冗談めいた言葉を言い放った後、命令を下した。 「駆逐艦部隊は、敵駆逐艦群の突進を阻止せよ!」 この時、TG73.5は、マオンド艦隊と同様に艦種別の単縦陣を形成していた。 艦列は4つあり、一番左側と右側は駆逐艦群が、左から2番目には巡洋艦群が布陣していた。 戦艦群は、マオンド艦隊と違って、3つの列のやや後ろ側の位置に占位しており、各艦は、戦艦群が出し得る 20ノットのスピードに合わせて航行を行っていた。 20ノットの縛りから最初に解放されたのは、駆逐艦部隊であった。 第62駆逐隊は、旗艦を始めとする5隻の駆逐艦を率いながら、艦隊に向かって居るであろう敵駆逐艦群を目指して海上を驀進していた。 旗艦マクダーマットの艦橋上では、駆逐隊司令であるイーサン・ランバート大佐が隊内無線で各艦に最後の指示を送っていた。 「以上、通信終わり。」 ランバート大佐は無線のマイクを置くと、艦長に顔を向けた。 「司令、いつもの奴ですな。」 「そうだ。バークさんが考案したあの戦法で行く。」 ランバート大佐はそう言ってから、ニヤリと笑みを浮かべる。 5隻のフレッチャー級駆逐艦は、後方に第61駆逐隊の4隻を従えながら、37ノットの高速で突っ走る。 「CICより報告!敵駆逐艦群との距離、約13000メートル!」 彼我の距離は、みるみるうちに縮まってきた。 アメリカ艦隊に向かいつつあるマオンド艦隊もまた、全速力で駆逐艦部隊に接近しつつあった。 「11000です!」 ランバート大佐は、その言葉を聞いた瞬間、再び隊内無線のマイクを握りしめた。 「ジョンソン!分離だ!」 「OK!ポエニ戦法発動!」 電話口の向こうにいた第61駆逐隊は、陽気な口調で答えてきた。 それから間もなくして、後方に付き従っていた4隻の駆逐艦が面舵を切る。 「取り舵!針路290度!」 ランバートの口から命令が発せられた。艦長はその命令を航海科員に伝える。 マクダーマットの艦首が回頭を始めた。旗艦に習って、他の4隻も次々と回頭を始める。 しばしの間、針路290度方向に向かって航行した後、5隻の駆逐艦は再び現針路に戻った。 マクダーマットが回頭を終え、直進に移った瞬間、上空に照明弾が炸裂した。 アメリカ海軍の照明弾とは違って、赤紫色のバイオレンスな光が上空に煌めく。 光源魔法を仕込んでいたのだろう、その光量はDS62の姿を闇夜からくっきりとさらけ出していた。 「敵艦、照明弾発射!次いで発砲を開始!」 見張りが艦橋に伝えてくる。 「敵艦との距離は?」 「現在、敵艦は本艦の右舷前方7000メートルを航行しています。」 ランバートの質問に艦長が答えるが、それを遮るかのように砲弾の飛翔音が響いてきた。 飛翔音が大きくなった、と思いきや、音は真上を通り過ぎていった。 「敵弾、左舷側海面に着弾!」 「ふむ、照準が甘いな。最初だからこんな物だろうな。」 ランバートは呟きながら、艦長に次の指示を下した。 「砲戦始め!右、魚雷戦用意!」 彼は、同時に2つの指示を伝えた。マクダーマットの5インチ砲が火を噴いた。 マクダーマットの砲弾が落下する前に、敵の第2射が降ってきた。 敵の砲弾は、またしてもマクダーマットを飛び越える。 その一方で、マクダーマットの砲弾は、早くも第2射で敵1番艦を捉えた。 「敵1番艦に命中弾!」 その様子を、見張りが弾んだ声で伝えてきた。 一列縦隊で突き進む敵駆逐艦群は、左右から米駆逐艦部隊に撃ちまくられていた。 この時、マオンド駆逐艦部隊の指揮官は、偶数番艦は右、奇数番艦は左の敵を砲撃せよと命じ、 各艦がアメリカ駆逐艦に対して反撃を行っていた。 砲火の応酬が始まってから1分も経たぬうちに、戦況は大きく流れつつあった。 「各艦、魚雷発射準備完了!」 「DS61より入電!我、魚雷発射準備完了!」 それを聞いたランバートは、砲声に負けず劣らずの大音声で命令を発した。 「魚雷発射始め!」 命令が下るや、各艦の魚雷発射管から、21インチの魚雷が一斉に撃ち出された。 フレッチャー級駆逐艦は、5連装の魚雷発射管を2基装備している。 ランバートは、この2基のうち、1基を使用して敵の駆逐艦群をある程度減らそうと考え、各艦に使用する魚雷は5本のみと伝えていた。 この時、海に放たれた魚雷の数は、DS62だけで25本。DS61も含めれば、55本の魚雷が、投網のように放たれたことになる。 しかも、魚雷は最新鋭のMk-17魚雷であり、雷速は50ノットに近い。 Mk-17魚雷は、46ノットならば15000メートルの長射程を誇る。 だが、最高速度の49ノットの時は、射程距離は9000~10000メートルまで落ちる。 しかし、敵駆逐艦群はその射程内に収まっているため、最低でも、2、3隻は食えるだろうとランバートは確信していた。 「敵駆逐艦群、各個に回頭を始めました!」 魚雷発射から3分後に、CICから敵の新たな動静が伝えられてきた。だが、ランバートはそれに何ら反応を見せなかった。 唐突に、右舷側の海面に閃光が走った。その閃光は、敵艦が発していた発砲炎ではない。 それとは明らかに異なる物であった。 閃光がぱっ、ぱっと煌めいてはすぐに消える。最終的には、6つの閃光が煌めいた。 6つのうち、2つの閃光は取り分け明るく、真っ暗であった艦橋が電気が灯ったように明るくなったほどである。 閃光が煌めいた後、腹に応えるような音が洋上から響き渡ってきた。 「敵駆逐艦1隻、レーダーから消失!4隻が急速に速度を落としつつあります!」 CICから戦果報告が届いてきた。 DS62とDS61が放った魚雷は、マオンド駆逐艦5隻の艦腹に深々と突き刺さっていた。 最初に被雷したのは、敵3番艦であった。 3番艦の見張り員は、艦の右舷側海面1000メートルの所を突き進んでくる魚雷を発見するや、すぐに艦長に伝えた。 艦長は緊急操舵を行って回頭しようとした。 この時、3番艦には3本のMk-17魚雷が迫っていた。 3番艦は慌てて右に舵を取り、対向面積の少ない艦尾を向けようとしたが、完全に回頭仕切るまでに魚雷は3番艦の右舷後部に食らいついた。 魚雷は薄い艦腹を叩き割って後部魔動機関室に侵入。そこで炸裂した。 爆発の瞬間、3番艦の右舷後部部分には真っ白な水柱と火炎が吹き上がった。 機関の2分の1と、推進器を破壊された敵3番艦は、被雷から僅か1分後に停止し、艦の傾斜を深めていった。 次に被雷したのは4番艦と6番艦で、この2隻は右舷前部に魚雷を食らった。 被雷の瞬間、艦体は巨大な壁にぶつかったかのようにつんのめり、乗員の大半が床に転倒するか、壁などに打ち付けられた。 30ノット以上の速力で航行していたため、被雷箇所からは大量の海水が雪崩込み、前部の主要区画はあっという間に浸水し、艦長が応急班に 指示を与えようとしているときには、もはや手遅れの状態となっていた。 7番艦と8番艦には、左右から魚雷が迫ってきた。 両艦は回避運動中にまず、左舷側から1本ずつ魚雷を受け、足が鈍ったところに右舷側からやって来た魚雷をこれまた1本ずつ受けてしまった。 8番艦は左舷側に突き刺さった魚雷が弾薬庫付近で炸裂したため、たちまちのうちに誘爆、轟沈した。 7番艦は被雷後も動いていたが、両舷に大穴を開けられてはどうしようもなく、2分後に停止し、沈没し始めた。 最後の10番艦は、左舷側から接近してきた魚雷に真正面からぶつかった。魚雷は艦首に突き刺さるや、錨鎖庫の付近で炸裂した。 その次の瞬間、艦首からは高々と水柱が吹き上がり、10番艦の前部が炸裂によって、第1砲塔のあたりまで縦真っ二つに切り裂かれた。 それから1秒後には第1砲塔の弾薬庫が誘爆し、艦の前部は火の海となった。 艦長は急いで機関停止を命じたが、被雷箇所からは海水が轟々と音を立てて艦内に雪崩れ込んでいるほか、艦橋から前の部分は紅蓮の炎に 包まれているため、沈没はもはや免れぬ状況であった。 「よし、5隻は食ったか!」 ランバートはそう言ってから、やや満足した表情を浮かべた。 「敵艦隊の隊形、大幅に乱れています!」 「残りの敵艦は、砲撃で仕留めるぞ!」 ランバートはけしかけるような口ぶりで叫んだ。各艦は、ばらばらに航行する敵駆逐艦に対して砲撃を再開した。 10隻いた駆逐艦は、今や5隻に減っている。その5隻もまた、隊形が大幅に乱れた状態で航行を続けている。 DS62と61は、その5隻に対して容赦なく砲撃を行った。 敵駆逐艦は、1隻、また1隻と、集中打を浴びて炎上していく。 しかし、アメリカ側の優勢も、そう長くは続かなかった。 唐突に、右舷側海面。DS61がいる方角に照明弾と思しき光が灯った。 「DS61より緊急信!我が隊の後方に別の駆逐艦群接近!」 「チッ、もう1隊の駆逐艦群が応援にやってきたな。DS65と66はどうした!?」 「目下、敵駆逐艦を追尾中との報告が入っています。」 一瞬、ランバートは目眩を起こしかけた。 (なんてこった。DS65と66は、敵を挟めなかったのか!) ランバートは、内心でDS65と66の失態を呪った。 「DS61より更に緊急信!我、敵艦より砲撃を受ける!」 「DS61に通達!敵の残存駆逐艦はDS62が片付ける。DS61は新手の駆逐艦群を叩かれたし!」 ランバートは矢継ぎ早に電文を送らせた。 30秒ほどたって、DS61から了解との報告が入った。 「よし・・・・これで、敵の新手にも対応できるな。」 ランバートは、少しばかり安堵した表情を見せたが、その刹那。 右舷側の海面で強烈な閃光が沸き起こった。 駆逐艦ドノンスク艦長であるラナウグ・ルロンギ中佐は、アメリカ駆逐艦が火柱を吹き上げて轟沈する光景を、 驚きの混じった表情で見つめていた。 「砲弾が、魚雷を保管している場所に命中したのかもしれないな。」 ルロンギ中佐の傍らで立っていた駆逐隊司令のルスード・レトンホ大佐がつぶやいた。 レトンホ大佐は、ルロンギ中佐の所属する駆逐艦群の司令であったが、旗艦が米潜水艦に撃沈されたため、急遽ルロンギ中佐の ドノンスクに移乗し、指揮を取っていた。 ルロンギ中佐は、レトンホ大佐の指示通り、距離5000グレルで照明弾を発射し、4000グレルに迫った所で砲弾を放った。 ドノンスクの後方には、9隻の僚艦が続いていた。 10隻の駆逐艦は、左舷前方を行くアメリカ駆逐艦の後ろ姿目掛けて砲撃を続けた。 砲弾は、最初のうちは見当外れの位置に落下していたが、次第に精度が上がり、第6射目でついに命中弾が出た。 そして、ドノンスクが第10射目を撃ち込んでからやや間が開いた時、米駆逐艦は突然、大爆発を起こした。 レトンホ大佐の言うとおり、砲弾は米駆逐艦の魚雷発射管に命中していた。 その駆逐艦は、後部発射管の魚雷をまだ使っておらず、装填されたままの状態だった。 そこにドスノンクの砲弾が命中してしまった。 その瞬間、5本の魚雷は誘爆を起こし、基準排水量2000トンのフレッチャー級駆逐艦は瞬時に轟沈した。 アメリカ駆逐艦の撃沈に喜ぶ暇もなく、主砲を新たな目標に向ける。 この時、残りのアメリカ駆逐艦が転舵を開始した。 「敵艦群、面舵に変針!」 見張りの声に、ルロンギ中佐は小さく頷いた。 「ふむ、やはり、ずっと優位な位置で砲撃を続けられる訳にはいかないか。ここからが、本当の勝負だな。」 「艦長!艦隊の右舷後方より新たな生命反応!」 その報告を聞いたルロンギは、レトンホ大佐に顔を向けた。 「司令!」 「ああ、分かっている。俺達が先ほど振り切った奴らだろう。艦長の言うとおり、ここからが本当の勝負所だな。」 レトンホ大佐は、不敵な笑みを浮かべながらルロンギに言った。 それから間もなくして、両軍の駆逐艦は再び、激しい戦闘を繰り広げる事になる。 戦艦ニューメキシコのCICでは、新たに巡洋艦部隊が、敵の巡洋艦群と戦闘に入る様子が写し出されていた。 「敵戦艦部隊、尚も接近!距離は18000メートル!」 ウェイラー少将は、内心緊張しながら、レーダー員が発したその言葉を聞いていた。 「敵戦艦は、未だに発砲を行いません。」 「ふむ。照明弾すら撃って来ないな。それはともかく、17000までもう少しだな。」 ウェイラーは、4隻の戦艦に距離17000で砲撃を開始させようと考えていた。 距離17000は、ニューメキシコ級、テキサス級戦艦が搭載する14インチ砲の射程内に充分収まっている。 とある幕僚は、最大射程で砲戦を開始してはどうか?と意見具申をしてきたが、ウェイラーはそれを拒んだ。 「いくらレーダーがあるとはいえ、及び腰で砲を撃っても、弾は当たりにくい。それよりは、ある程度近付いてから砲撃を 行った方が良い。近距離ならば命中弾出やすく、敵を早く沈黙させる事が出来る。それまでは、ひたすら我慢あるのみだ。」 ウェイラー少将はそう言ってから、幕僚達を説得した。 それからしばらくが経ち、決戦の時は近付いていた。 (あと1000・・・・・あと1000メートル進めば、戦いが始まる。どちらの旧式戦艦が強いかを決める戦いが。) ウェイラーは、高鳴る鼓動を抑えながら、胸中で呟いた。 「・・・ん?」 PPIスコープを見つめていたレーダー員が、顔をより近付けた。 「敵戦艦群、転舵を開始した模様!」 急な報告に、ウェイラーは眉をひそめた。 「転舵だと?面舵か?取り舵か?」 ウェイラーはすかさず、レーダー員に聞いた。 「・・・・取り舵です!敵戦艦群は左回頭を行っています!」 「左回頭だと?右回頭の間違いじゃないのか?」 ウェイラーはレーダー員が間違えたかも知れないと思い、もう1度聞き返した。 「いえ、左回頭です!」 レーダー員は間違っていなかった。それから数分後、敵戦艦群は針路を南に取りながら航行し始めた。 ウェイラーは、頭がやや混乱しかけた。 敵戦艦群の狙いは輸送船団であったはず。なのに、何故反対方向に向かう? 「司令、直ちに回頭を行うべきです!」 幕僚の1人がウェイラーに言ってきた。 「このまま行くと、我々は敵戦艦群の背後を通り過ぎる格好になります。その間、我々は敵艦を砲撃できますが、敵の速力が 早いことや、距離の関係上、砲撃を行える時間はさほど長くはありません。恐らく、敵は我々が通り過ぎた頃合いを見計らって 一斉に転舵を行い、背後から襲い掛る積もりでしょう。」 「なるほど、追い縋って叩く、と言う訳か。25ノットの速力を有する敵艦隊ならではの戦術だな。」 ウェイラーは、幕僚の言うことを理解出来た。 要するに、敵は米戦艦群の弱点につけ込んで攻撃してくるという事だ。 「ならば、我々も回頭するべきだな。むざむざ敵の算段に乗ってやる義理はない。」 ウェイラーは忌々しげに呟いた後、4隻の戦艦に転舵を命じた。 4戦艦は、ニューメキシコを先頭に1隻ずつ回頭を行っていく。 最後尾のテキサスが回頭を終えた直後、敵戦艦部隊から発砲炎らしき光が放たれた。 やや間を置いて、4戦艦の上空に6つの毒々しい赤紫色の照明が灯った。 「敵戦艦、照明弾を発射した模様。」 「敵艦との距離は?」 ウェイラーはレーダー員に彼我の距離を問いただす。 「17600メートルです。」 「よし、こうなればもう戦うしかあるまい。各艦に令達。左砲戦、射撃準備用意。ニューメキシコ目標、敵1番艦。 ミシシッピー目標、敵2番艦。アイダホ、テキサス目標、敵3番艦。」 米戦艦群の最後尾に位置していた戦艦テキサスの艦上では、5基の45口径14インチ連装砲が左舷側に指向されようとしていた。 戦艦テキサス艦長であるチャールズ・ベーカー大佐は、テキサスの前部甲板に目を向けていた。 2基の14インチ連装砲は、左舷側に向けられつつある。 前方1000メートルを行くアイダホもまた、12門の14インチ砲を敵艦に向けている。 テキサスは、敵戦艦群の3番艦を狙う事になっている。前方のアイダホも、テキサスと同じ目標に砲撃を加えようとしている。 「しかし敵3番艦も運がないな。このテキサスと、アイダホから集中砲火を受ける事になるとは。」 ベーカー大佐は、哀れむような口ぶりで呟いた。 敵戦艦の主砲は、良くても13インチ。それに対して、テキサスとアイダホは14インチだ。 13インチ砲に相応した防御力しか持たぬ敵戦艦が、長時間14インチ砲弾の打撃に耐えられるはずが無く、ごく短時間で戦闘不能に陥ることは明らかだ。 「早く敵3番艦を片付けて、ニューメキシコとミシシッピーの応援に回りたい物ですな。」 副長の言葉に、ベーカー艦長は頷いた。 この時、CICから意外な報告が飛び込んできた。 「艦長!後方より巡洋艦と思しき艦影が接近中!距離は19000メートル!」 「・・・何?」 ベーカー艦長はぴくりと眉を動かした。 「数は何隻だ?」 ベーカーはすぐに聞き返した。 「3隻です。3隻が我が戦艦群に向けて急速に接近しつつあります!」 「3隻だと!?」 ベーカーは驚いた。敵の巡洋艦部隊は、全てが味方の巡洋艦と戦っているだろうと思っていた。 ところが、9隻居た敵巡洋艦のうち3隻が、いきなりこちらに向かってきたのだ。 「味方巡洋艦部隊はどうなっている?」 「今は、敵巡洋艦部隊と戦闘中です。」 「くそ、巡洋艦の数が敵に比べて少なすぎたな。」 ベーカーは顔をしかめながら呻く。 「旗艦より通信!各個に砲撃を開始せよ!」 通信室から別の命令が飛び込んできた。それから2秒後、旗艦ニューメキシコが発砲を開始した。 「ええい、雑魚にはかまうな!目標、敵3番艦。撃ち方始め!」 ベーカーは迷いを打ち切って、まずは目の前の敵戦艦を砲撃する事に決めた。 前を行くアイダホと、テキサスの発砲はほぼ同時であった。10門の14インチ砲のうち、半数にあたる5門が火を噴いた。 その一方で、敵戦艦部隊も砲火を放った。敵3番艦が居ると思しき海面から閃光が煌めく。 味方戦艦部隊の上空には、相変わらず毒々しい色をした照明弾が光っているが、敵戦艦部隊の上空には、照明弾は光っていない。 レーダー射撃が可能な米艦艇は、照明弾を撃ち上げなくてもレーダーで敵の位置が分かる。 そのため、事前の照明弾による目標の照射は、今ではあまり行われない作業と化していた。 (これは対艦攻撃における話であり、対地射撃に置いては別で、照明弾による目標の照射は頻繁に行われている。) 「第1射、弾着!」 CICから弾着観測が伝えられる。 「射弾は敵3番艦を通過し、左舷側海面に落下した模様。アイダホも同様です。」 「レーダー射撃とはいえ、初弾命中という訳にはいかんか。」 ベーカー大佐は、無表情でそう言いはなった。その直後、敵3番艦の射弾がアイダホに降り注いだ。 いきなり、アイダホの周囲に複数の水柱が立ち上がった、と思いきや、その後部甲板に命中弾と思しき閃光が光った。 「アイダホに敵弾命中!」 「なっ!いきなり初弾命中か!?」 ベーカー大佐は、突然の出来事に唖然となった。 20秒後に、通信班がアイダホから発せられた通信を傍受した。 「アイダホより通信。我、命中弾1を被るも、被害軽微。敵3番艦の砲弾は13インチにあらず、13インチ以下の模様なり。」 「13インチ以下・・・・と言うことは、敵3番艦は旧式のマウニソラ級戦艦か。」 ベーカーが小声で呟いた直後、テキサスが第2射を放った。 テキサスの巨体が、14インチ砲の咆哮に揺れる。 そのまま第3射、第4射、第5射と放たれるが、どれも空振りであった。 「意外と当たらん物だな。」 ベーカーは苛立ちを露わにした口調で呟く。 「艦長!敵巡洋艦3隻、尚も接近します!距離は16000メートル!」 「敵巡洋艦群、発砲を開始しました!」 CICと、見張りからの報告が同時に伝わってきた。敵巡洋艦はいつの間にか、テキサスの右舷後方に近寄っていた。 砲弾の飛翔音が聞こえた、と思うと、テキサスの右舷側海面や前方に多数の水柱が吹き上がった。 20秒後には、再び多数の砲弾が落下して、テキサスの左舷側海面が砲弾の弾着で泡立った。 水柱のうち、1つはテキサスの艦首から20メートルも離れていない位置に落下していた。 「敵巡洋艦の主砲は6インチクラスだな。」 ベーカーは、水柱の大きさを見て、敵艦の砲の口径を特定した。 「両用砲!敵巡洋艦を迎撃しろ!」 それまで沈黙していた、右舷側の両用砲座が、敵巡洋艦群に向けてくるりと回転した。 テキサス級戦艦も、改装によって両舷に6基の5インチ連装砲を搭載している。 6基のうち、3基が敵巡洋艦に向けられた。5インチ砲が発砲を開始する前に、敵の斉射弾が降ってきた。 テキサスの周囲に小さな水柱が立ち上がる。唐突に、ガキン!という何かがぶつかるような音と振動が伝わった。 「敵弾1!後部砲塔に命中!損害なし!」 後部艦橋に詰めていたダメコン班から連絡が入る。 「老いたりとは言え、流石は戦艦だ。巡洋艦程度の主砲なぞ、屁でもないか。」 ベーカーは、頬を緩ませながらそう呟いた。 前方を行くアイダホにまたもや砲弾が命中する。アイダホは、敵の斉射を4回も受けており、その都度命中弾を受けている。 命中弾の数は6発で、今の命中弾で中央部に火災が発生した。 だが、被害はまだ軽微であり、アイダホは砲を放ち続けている。 しかし、良好な射撃を続ける敵戦艦に対して、テキサスとアイダホは空振りばかりを繰り返している。 「まだ挟叉は得られんのか!?」 ベーカー大佐は苛立ちの混じった口調で、CICの砲術長を呼び出した。 「もう少し、もう少しお待ち下さい。あと3射もすれば、必ず命中弾が出ます。」 「こっちは待っても、敵は待ってくれんぞ。それに、このテキサスにはうざったい連中が噛み付いてきている。 早めに、敵戦艦を沈黙させてくれ。」 ベーカーはぶっきらぼうな口調で砲術長に言った。 この時、テキサスの5インチ砲が敵巡洋艦に向けて応戦を開始した。 それに対して、敵巡洋艦も第4斉射を放ってくる。 「敵巡洋艦群、距離14000まで接近!敵艦は我が艦の真横にいます!」 CICからの報告を聞くまでもなかった。 ベーカー大佐は、右舷側にいる敵巡洋艦が、全ての主砲を放ったのをこの目で見ていた。 「敵さんは、最大火力でテキサスを撃ってきたか・・・・!」 敵弾がテキサスに落下してきた。大半の砲弾はテキサスを外れるが、3発が艦体を叩いた。 3発中、2発は主砲の天蓋に命中してその場で爆発し、かすり傷程度しか付けなかったが、1発は艦尾の非装甲部に命中して、艦内で炸裂した。 5インチ砲が負けじと撃ち返す。5秒から4秒おきに放たれる砲弾は、全てが敵1番艦に降り注いでいた。 最初は、全ての射弾が敵1番艦を外れていたが、一度弾が命中すると、後は面白いように次々と命中弾が出る。 とある5インチ砲弾は、連装式の両用砲に命中するや、これを粉砕してただの鉄屑に変えた。 別の1発は、魔導銃がある艦尾部分に突き刺さるや、3丁の魔導銃を一斉に吹き飛ばして甲板部分を元の真っ平らな状態に戻してしまった。 敵巡洋艦も砲撃を続行する。テキサスの艦体にも、次々と命中弾が出る。 それまで激しく撃ちまくっていた両用砲の1基が、敵弾の命中を受けて叩き潰された。 前部甲板がピカッと光ったかと思うと、そこから爆炎が吹き出し、次に黒煙と破片が空高く舞い上がった。 傷自体は小さかったが、その命中箇所からはちろちろとオレンジ色の炎が見え隠れしている。 「前部甲板に命中弾!火災発生!」 「ダメコン班!直ちに消火活動に移れ!」 ベーカー艦長は、待機していたダメコン班にすかさず指示を下す。 「敵1番艦、火災発生!」 それまで、5インチ砲弾を撃ち込まれ続けていた敵1番艦から火災らしきものが起こった。 5インチ砲弾は、その小口径さゆえに、巡洋艦といった中型艦を一撃で屠る事は出来ないが、命中弾を与え続ければ目に見えない 被害も蓄積させる事が出来る。 敵巡洋艦群が8度目の斉射を放ったときには、敵1番艦は35発の5インチ砲弾を受けていた。 35発中、21発は前部部分に落下していた。 この被弾によって、敵1番艦は4基ある6ネルリ連装砲のうち、2基までもを使用不能にされた。 敵1番艦は、前部と中央部から火災を起こしており、乗員が消火活動を行っていた。 しかし、その乗員も、次々に飛来してくる5インチ砲弾にあらかた吹き飛ばされ、最後には消火班が全滅するという惨事に見舞われた。 それでも、敵1番艦は諦めずに、後部の主砲でテキサスを撃ち続けた。 新たな命中弾が、テキサスを揺さぶる。ベーカー艦長は、何かが壊れるような音を聞いた。 「第3砲塔付近に命中弾!カタパルト損傷!」 「カタパルトが吹き飛んだか。」 ベーカー艦長は悔しげに顔を歪めるが、その反面、まだ致命弾は受けていないと思い、やや安堵していた。 テキサスは、アメリカ海軍の現用戦艦の中でも最古参の艦だ。防御力はあるが、艦体はあちこちが劣化しており、巡洋艦が放つ程度の 砲弾でも、命中弾を浴び続けるのはあまり好ましくなく、金属疲労で痛んだ装甲板が敵弾の貫通を許す可能性も出て来る。 そうなっては、非常にまずい。 (畜生、こんな奴らさえ居なければ、今頃は敵戦艦との砲戦に集中できていたんだが) ベーカーの胸中に、焦りの色が見え始めていた。 その時、見張りが弾んだ声で艦橋に報告を送ってきた。 「敵1番艦沈黙!あっ、面舵に変針しました!」 ベーカーは、その言葉が正しいことを目の当たりにしていた。 右舷側海面に浮かんでいたオレンジ色の炎は、急に向きを変えると、そのまま戦場から遠ざかり始めた。 「敵1番艦撃破!」 砲術長の誇らしげな報告が艦橋に伝わってきた。しかし、喜びも束の間であった。 お返しだとばかりに放たれた2番艦、3番艦の砲弾がテキサスに落下してきた。この砲弾は、5発がテキサスに命中した。 そのうちの3発は中央部に命中し、残っていた2基の両用砲をまとめて粉砕した。 脱落した敵1番艦の仇討ちとも言える一撃である。 「右舷2番、3番両用砲損傷!」 その報告に、ベーカーは立ちくらみを起こしかけた。 「なんてこった・・・・・・」 テキサスは、現時点で使用可能な両用砲を全て失ったのである。 いや、左舷側の両用砲が残っているが、艦を回頭させなければ使えない。 (どうする?敵戦艦との撃ち合いはアイダホに任せるべきか?) ベーカー艦長はそう呟きながら、前方のアイダホに視線を移した。 アイダホは、敵戦艦に押され気味であった。アイダホは斉射に移行しているようだが、どういう訳か第4砲塔は沈黙し、 後部艦橋が無残にも破壊されていた。 アイダホに相対する敵戦艦もまた命中弾を受けている。 こちらは、テキサスとアイダホから8発の14インチ砲弾を受けているが、これまた不思議な事に、火災炎を起こしながらも 全力で反撃を行っている。 「マウニソラ級戦艦は、11インチ程度の砲しか搭載していないはずなのに・・・・まさか、艦体の防御だけはそれ以上の砲 にも耐えられるように設計されているのか?」 ベーカーの心中に、ふと、そんな疑問が沸き起こった。 「艦長、旗艦より通信です!テキサスは、敵巡洋艦との砲撃戦に集中されたし!」 「敵巡洋艦との砲撃戦に集中しろ・・・・か。」 ベーカーは、最後の言葉を反芻する。 (ここはアイダホが気になるところだが、こっちも敵巡洋艦2隻に襲われている。今はこの2隻を片付けた方がいいかもしれんな) ベーカーはそう思うなり、砲術科に指示を下した。 「砲術!右砲戦だ!」 「え?右砲戦ですか!?」 「そうだ。敵戦艦はアイダホに任せる。それよりも、俺達は右の鬱陶しい奴を片付けろと言われた。調子に乗っている連中に、 戦艦の砲撃がどれほど恐ろしいか教育してやろう!」 「わっかりました!」 電話口の相手はそう言ってから、受話器を置いた。 テキサスの主砲が、左舷から右舷に向けられる。主砲が旋回を続ける間にも、敵巡洋艦2隻からの砲撃は続く。 新たな命中弾がテキサスの艦体を震わせる。 前部甲板や中央部では火災が発生しており、ダメコン班が懸命の消火活動に当たっているのだが、相次いで落下してくる敵弾のせいで 思うように消火が捗らない。 「敵巡洋艦との距離、更に縮まります!距離は13000!」 CICからの報告が伝えられた瞬間、また新たな命中弾がテキサスを叩いた。 既に、テキサスは48発の命中弾を受けている。右舷側の両用砲は全てが粉砕され、対空火器も大半が鉄屑に変換されている。 5基の主砲塔と艦橋は無事であるが、このまま行けば、遅かれ早かれ、艦橋などの上部構造物にも致命弾が襲ってくるであろう。 敵弾を更に6発ほど受けたところで、テキサスの狙いは定まった。 「測的完了!発射準備良し!」 「撃ち方始めぇ!」 ベーカーは溜まった鬱憤を晴らすかのような大音声で命じた。 テキサスの14インチ砲が唸った。 定石通り、まずは1門ずつの交互撃ち方からだ。第2射に入る前に、敵巡洋艦が第18斉射を放つ。 敵弾が落下する前に、敵2番艦の左舷側海面に5本の水柱が吹き上がった。 その大きさたるや、敵巡洋艦の砲撃がまるで小石の投擲にしか見えぬほどである。 「第1射、弾着!」 「ううむ、全て近弾か。」 ベーカーは不満げな口ぶりで呟く。その直後、敵巡洋艦の砲弾が降ってきた。 艦橋が敵の命中弾炸裂の衝撃で、ひとしきり激しく揺れた。 14インチ砲が第2射を放つ。この第2射は、敵2番艦を飛び越えた位置に着弾して海水を吹き上げたのみに留まった。 敵巡洋艦が更に斉射を繰り返すが、テキサスの装甲は打ち抜けない。 第3射が放たれ、砲弾が緩やかな放物線を描いて、敵2番艦に殺到していった。 砲弾は2発が右舷側、3発が左舷側海面に落下した。 「敵2番艦を挟叉しました!」 「ようし、一斉撃ち方!」 ようやく挟叉を得られたことに満足したベーカーは、次の射撃ステップに進ませた。 斉射を行うまでの間、30秒は砲が撃てない。 その間、敵艦から放たれた斉射弾がテキサス目掛けて落下してきた。唐突に、これまでよりも大きな衝撃が艦齢34年を過ぎた老戦艦を打ち振るった。 ベーカーは、中央部から伝わったその衝撃に、両用砲弾庫が爆発したなと確信した。 「ダメコン班より報告!敵弾命中により両用砲弾庫が誘爆!火災が発生しています!」 「すぐに被害箇所の消火を行え!砲術、主砲は撃てるか!?」 ベーカーは新たな被害発生に対して指示を飛ばしながら、砲術科に一番気掛かりだった点をすかさず問いただした。 「はい、主砲は健在です!射撃準備完了、これより斉射を行います!」 「よし、ぶちかませ!」 2秒後に、テキサスは10門の14インチ砲弾を放った。その衝撃たるや、交互撃ち方の時とは比べものにならない。 お返しだとばかりに放たれた10発の大口径砲弾は、マオンド巡洋艦目掛けて殺到していった。 マオンド巡洋艦の周囲に大きな水柱が立ち上がる。ベーカーは、その水柱の中に命中弾の閃光が光るのを見た。 水柱が崩れ落ちると、敵2番艦は艦体後部からオレンジ色の火災炎を背負っていた。 後部艦橋があったと思しき位置は猛火に包まれ、後部の主砲塔は沈黙している。 特に第3砲塔は爆発によって破壊されたのか、砲身が見当違いの所に向いている。 しかし、敵2番艦は依然として速力を落とさず、残った前部2基の主砲塔で反撃を行った。 「あれだけになっても、まだ刃向かってくるとは。タフな野郎だ。」 ベーカーはそう言いながらも、敵2番艦の勇敢さに感心した。 敵弾の砲弾がテキサスに落下する。 テキサスの周辺が敵弾の弾着で泡立ち、命中弾が老戦艦の艦体を一寸刻みに削り取る。 1発の砲弾は、後部艦橋の天辺に当たって炸裂し、上部取り付けられていた20ミリ機銃座をごっそりともぎ取った。 もう1発は煙突からやや後ろ側に離れたクレーンの基部に命中して、クレーンを根本から叩き折り、本体が金属的な叫喚を上げて燃えさかる舷側に倒れた。 別の1発は砲塔の側面に命中し、緊急時のために取り付けられていたゴムボート(既に、破片でボロボロになっていたが)を吹き飛ばした。 第3斉射を放つ直前に、敵巡洋艦2隻が更に斉射弾を放つ。その4秒後にテキサスは砲を放った。 第3斉射弾が弾着する前に、敵巡洋艦の放った砲弾がテキサスを叩く。 1発はテキサスの第3砲塔の天蓋に命中するが、分厚い装甲を破ることは出来ず、あらぬ方向に弾き飛ばされた。 もう1発は、テキサスの艦首側面に命中した。砲弾は錨鎖庫内で炸裂し、艦首に取り付けられていた錨を吹き飛ばした。 第3斉射弾が落下し、敵2番艦の周囲に水柱が吹き上がる。その間に、爆炎が躍り上がるのを、ベーカーはしかと目にしていた。 水柱が崩れ落ちた後、敵2番艦は艦容を一変させていた。 前部にあった2基の砲塔や、その後ろにあったやや背の低い艦橋は、後部と同様に炎に包まれている。 2基の砲塔は、命中弾のためかごっそりと無くなっている。 心なしか、艦体が前部の辺りで沈み込んでいるようにも見え、速力は急激に低下しつつあった。 敵2番艦はもはや、戦闘能力を喪失していた。 「敵2番艦撃破!沈没確実の被害を与えた模様!」 砲術長が弾んだ声で報告してきた。 「次は敵3番艦だ。」 ベーカーは別段喜ぶまでもなく、新たな指示を飛ばす。主砲の砲身が敵3番艦に指向される。 敵3番艦は、2番艦の火災炎によってその姿をさらけ出されている。 前部と後部に2基ずつ配置された砲塔に、クリーブランド級やブルックリン級に類似する背の低い艦橋を持つ巡洋艦。 艦の全長は、アメリカ海軍の大型軽巡と比べてやや小さい。 (敵はブリムゼル級巡洋艦か。) ベーカーは、敵の艦種を言い当てた。 ブリムゼル級巡洋艦は、6インチ相当の主砲を8門ほど積んでおり、実質的に軽巡洋艦に分類される艦だ。 テキサスによって撃沈破された1番艦と2番艦も同じ艦種だった。 「1隻じゃあまり強くない相手でも、複数集まるとなかなかに侮れない物だな。」 ベーカーは、背筋に冷たい物を感じながらそう呟いた。 テキサスが第1射を放つ前に、敵巡洋艦が斉射を放つ。 敵巡洋艦は、僚艦が相次いでやられたにも関わらず、決して逃げようとはしない。 テキサスは、最初から斉射を放った。テキサスの第1斉射が落下する前に、敵巡洋艦の射弾がテキサスに降ってきた。 これまでの命中弾で散々痛めつけられた老戦艦の艦体が、更なる打撃に打ち震える。 テキサスが第2斉射を放つ前に、敵巡洋艦は2度から3度の間隔で射弾を放ってくる。 既に砲撃精度が良好になっている敵3番艦の砲撃は、確実にテキサスを捉え続けた。 「後部甲板に新たな火災が発生!」 「中央部に被弾!ダメコン班に死傷者が出ています!」 「後部艦橋付近に火災が延焼中!応援を寄越して下さい!」 相次ぐ被害報告に、ベーカーはこのテキサスが容易ならぬ状況に陥っている事が分かった。 (もう少し、もう少しだけ耐えくれ!) 彼は心中で、痛みに悶えているであろう老戦艦に対して励ましの言葉を送る。 テキサスが第2斉射を放った。砲弾は、敵巡洋艦目掛けて飛来する。 だが、第2斉射弾は敵巡洋艦を飛び越えた海面で着弾し、空しく水柱を上げただけに終わった。 第3斉射を放つ間に、7発の敵弾がテキサスを痛めつける。 うち、1発が後部艦橋に着弾し、後部艦橋に詰めていた要員を1人残らずなぎ倒した。 もう1発は、あろうことか、前部艦橋の基部に命中した。 命中の瞬間、ドーン!という凄まじい轟音がなり、誰もがその衝撃に足を取られ、転倒した。 「これじゃまるで、サンドバックだな。」 ベーカーは憎らしげな口調で呟いた。実際、テキサスはサンドバックよろしく、敵巡洋艦に撃ちまくられていた。 第3斉射が轟然と放たれた。乗員の怒りと共に放たれた10発の14インチ砲弾は、敵巡洋艦目掛けて殺到する。 敵巡洋艦もまた、新たな斉射弾を撃ち放った。 双方の射弾が上空ですれ違い、双方の目標に向かって行く。先に命中したのは、テキサスから放たれた14インチ砲弾であった。 10発のうち、2発が敵3番艦の中央部に命中していた。 2発の14インチ砲弾は、敵巡洋艦の装甲を紙同然に貫き、艦底部に達した所で炸裂した。 これが1発のみであれば、敵3番艦もまた、なんとか大破の状態で損害を抑えられたであろう。 しかし、命中弾が2発であった事が、敵3番艦の命運を決定づけた。最初に着弾した砲弾は艦底部やそれより上の区画を惜しげも なく破壊し、火炎を周囲の区画に流し込んだ。 この一撃で身の毛のよだつような損害を受けた敵3番艦であったが、これだけならば、まだ助かる見込みはあった。 だが、もう1発の14インチ砲弾は、艦の大事な部分である竜骨を炸裂によってへし折ってしまった。 爆発エネルギーは竜骨を叩き割っただけでは飽きたらず、艦底部や艦腹にも大穴を開けてしまった。 これにより、敵3番艦の艦体は、真ん中の辺りで断裂する事になった。 テキサスもまた、敵3番艦に対する命中弾を確認する暇もなく、新たな命中弾に見舞われていた。 命中弾は計2発。 1発は第2砲塔の基部に命中し、甲板の板材を派手に吹き散らした物の、砲塔にはかすり傷程度しか着かなかった。 しかし、もう1発が問題であった。 命中の瞬間、ベーカーは艦橋が巨大なハンマーで真上から叩き潰されたような衝撃を感じていた。 (いかん、命中した!) 彼は、自分がいる艦橋に砲弾が命中したと思った。それほど、衝撃は凄まじかった。 だが、不思議なことに、彼は生きていた。 恐る恐る目を開けてみる。彼が居る中部艦橋は、スリットガラスが砕け散っているだけでどこも破壊されていなかった。 「艦長!大変です!」 副長が、血相を変えて艦長に歩み寄ってきた。 「艦橋トップの射撃指揮所が破壊されています!これより、統制射撃が不可能になります。」 「・・・・・なんてこったい!」 ベーカーは、余りのショックに卒倒しそうになった。敵弾は、上部艦橋に着弾していた。 改装によって、伝統の籠マストから三脚マストに変わっていたテキサスは、中部艦橋と上部艦橋に別れており、射撃指揮所や レーダー類のほとんどは、上部艦橋に配備されていた。 しかし、敵巡洋艦の射撃は、そこを見事に射貫いており、テキサスはレーダー射撃、光学照準射撃が共に出来なくなっていた。 人間で言えば、まさに目を失ったに等しい打撃を受けたのである。 「敵3番艦はどうなっている?」 彼はふと、敵3番艦の事が気になり、右舷側海面に視線を向けた。 先ほどまで航行していた敵3番艦は、もはやテキサスに対して砲撃を行える状況ではなかった。 双眼鏡越しに、中央部から炎上しながら停止している3番艦が見える。 テキサスに向けられた主砲は沈黙しており、艦の前部と後部がややそり上がっている。 どうやら、先の第3斉射弾は、敵3番艦にとって上手い具合に致命弾となったようだ。 「あの様子じゃ、敵3番艦は助かりませんな。」 「しかし、こっちも手酷い損害を受けたよ。」 ベーカーはため息を吐きながら言う。 「5基の主砲は健在だが、それを全力で発揮させる射撃装置が壊された。それに、艦体のダメージも思ったよりも酷い。 特に、右舷中央部の火災は早く消さないとまずいことになる。実質的に、テキサスは大破同然の損害を受けてしまった。 今年1月のトアレ岬沖海戦で、2隻のクリーブランド級軽巡が、敵の戦艦に対して砲弾の嵐を浴びせた。その結果、 敵戦艦は射撃不能となり、撤退を始めた。それと同じ損害を、テキサスは被ってしまった。」 ベーカーは、より一層、深いため息を吐きながら言った。 「速射性能のある巡洋艦が集まれば、戦艦も制圧できるという事が、ここで改めて証明されたわけだ。俺はつくづく、 巡洋艦の群れと戦う事がどれほど恐ろしいか思い知らされたような気がする。奴らは、雑魚ではなかったな。」 戦艦ニューメキシコは、敵戦艦との激しい撃ち合いを繰り広げていた。 ニューメキシコが第12斉射を放つと同時に、敵戦艦の砲弾が落下してくる。 艦体に激しい振動が伝わり、基準排水量33000トンの巨体がガクガクと震えた。 「今のは近かったな。」 ウェイラー少将は、声を震わせながら呟く。 CICの中からは、外の様子は見渡すことが出来ないが、それでも、次々ともたらされる情報によって状況が把握できる。 ニューメキシコは、敵1番艦からの射弾を17発も浴びており、左舷側の両用砲ならびに機銃座は全滅し、第2砲塔が使用不能となっている。 その一方で、敵1番艦に対しては13発を命中させ、主砲塔2基を使用不能にしたが、敵1番艦は残る主砲でもってニューメキシコを叩いている。 「弾着!敵戦艦に2発命中!」 CICに詰めているニューメキシコの砲術長が、艦橋に向けて砲撃の結果を知らせている。 「敵艦には、確実にダメージを与えているんだが、敵は妙にしぶといな。」 「テキサスが敵巡洋艦との砲戦に忙殺されていなければ、勝負はもっと早めに付いたのですが。」 テキサスは、何故か後方からやってきた敵巡洋艦と戦闘を行っている。 状況はテキサスにいささか不利であると伝えられているが、支援をしようにも、戦艦群との砲戦で手一杯の3戦艦ではどうすることもできない。 ここは、テキサスの奮戦に賭けるしかなかった。 第13斉射、第14斉射と、残り9門に減じたニューメキシコの主砲が唸る。 敵戦艦は、斉射弾が落下する度に艦体に穴を穿たれ、戦闘力を喪失していく。だが、それでも戦意は衰えず、依然、健在な4門の主砲で反撃してくる。 またニューメキシコに敵弾が命中した。ガガァンという砲弾が命中する音と振動が、CICに伝わった。 「後部甲板で更に火災発生!」 「第2煙突付近に命中弾!火災発生の模様!」 ニューメキシコの被害も徐々に蓄積されている。 現在、ニューメキシコは中央部と後部甲板に火災を発生させられており、損害のレベルは、現時点で中破と判定をされるほどだ。 この時、朗報と悲報が同時に入ってきた。 「テキサスより入電、我、敵巡洋艦3隻と交戦し、2隻を撃沈、1隻を大破せり。我、射撃指揮所損傷により統一射撃不能。 他にも、艦の各所で火災発生、現在消火作業中なり。」 「アイダホより入電、我、敵戦艦撃沈。我の損害、被弾24発、主砲塔2基使用不能。これよりミシシッピーの支援を行う。」 この2つの報告を聞いたウェイラーは、複雑な表情を浮かべた。 「テキサスが統一射撃不能という事は、戦艦としての役割は絶たれたも同然か。よりにもよって、第8艦隊から譲って貰った2隻の 戦艦がことごとく戦闘不能になるとは・・・・・敵の巡洋艦部隊は、上手い具合にテキサスを痛め付けたものだ。」 「アイダホも、マウニソラ級戦艦に思いも寄らぬ苦戦を強いられたようですな。しかし、ミシシッピーの支援に移るとなれば、敵2番艦は より短時間で片付けられる事になるでしょう。」 「とにかく、今は、目の前の相手を倒さねばな。」 戦艦ニューメキシコ艦長であるロイド・ブロンソン大佐は、左舷側に見えるオレンジ色の炎を見つめていた。 そのオレンジ色の炎から発砲炎が煌めく。 「畜生!マイリーの野郎はどこまでしぶといんだ。」 ブロンソン艦長は、マオンド戦艦のしぶとさに舌を巻いた。 敵戦艦は、自艦よりも強力な砲弾を受けながらも、尚も戦闘力を維持し続けている。 並みの戦艦ならば、とうに沈んでいるか、戦闘不能に陥っても不思議ではない損害を受けているはずなのだが、マオンド艦は なかなか沈黙しなかった。 (きっと、連中の艦にも優秀なダメコン班がいるに違いない、そうでなければ、あんなに戦えるはずがない) ブロンソン艦長は内心で確信する。 ニューメキシコが第15斉射を放った直後、敵戦艦の斉射弾が落下した。 4発中、1発は後部艦橋に命中して、その上部部分を爆砕した。 もう1発はクリッパー方式の艦首先端に命中し、鋭角的な角度で前方に伸びていた艦首は、この一撃で長さが短縮された。 残る2弾はニューメキシコの左舷側海面に落下した。 1つはちょうど、艦橋のすぐ側に立ち上がり、艦長はしばしの間、敵戦艦の姿を見る事が出来なくなった。 水柱が晴れると、そこにはより火災を拡大させた敵1番艦の姿があった。 敵1番艦は、中央部から後ろが火災炎に包まれ、黒煙が濛々とたな引いている。 先ほどまでは見えていた後部艦橋と思しき影は、今では小さくなっている。 ニューメキシコが放った第15斉射弾のうち、1発が後部艦橋を爆砕したのであろう。 「あの状態では、もはや戦闘は不可能だろうな。」 ブロンソン大佐はそう呟いた。だが、敵戦艦は戦闘能力を失っては居なかった。 敵戦艦の前部と、猛火に包まれていた後部分から新たに発砲炎が煌めいた。 「なっ!?」 ブロンソンは仰天した。前部はともかく、後部は完全に破壊したと思っていた。 しかし、その炎熱地獄と化して居るであろう後部の主砲塔から砲撃を行った。 ブロンソンの思いは間違ってはいたが、敵戦艦の後部部分は文字通り火炎地獄であった。 だが、そんな状況にも関わらず、砲塔内にいた砲手達は砲を撃ち放った。 ニューメキシコは第16斉射を放った。その直後に、敵戦艦の砲弾が着弾した。 いきなり、第1砲塔の辺りに閃光が煌めいた後、強烈な炸裂音が洋上を木霊した。 「なんて奴らだ!」 ブロンソンは敵1番艦の乗員の持つ戦意に、半ば恐怖にも似た感情を抱き始めていた。 ニューメキシコの射弾は、その10秒後に命中した。 敵1番艦の艦体に、4発が満遍なく命中した。 2発目は、健在であった前部の砲塔を吹き飛ばした。砲塔が破壊される際、砲身らしき物が宙に舞い上がるのが見えた。 それを機に、敵1番艦は力尽きたかのように速度を落とし始めた。 急激に速度を低下させる敵1番艦に、ニューメキシコを砲撃する余力は残されていなかった。 「艦長、先の命中弾で、第1砲塔が使用不能になりました。」 「・・・・・それは本当か?」 ブロンソン艦長は、無表情で副長に問い返す。副長の答えは、先と同じであった。 敵1番艦が放った最後の斉射は、1発だけがニューメキシコに命中した。 この命中弾は、ニューメキシコの第1砲塔を正面から叩き据えた。 砲弾が命中した瞬間、3本ある砲身は全てが爆圧でねじ曲げられ、それぞれがでたらめな方向に向けられた。 また、爆発エネルギーは主砲正面の装甲部にもダメージを与えた。 爆炎は砲塔内部まで及ばなかったが、衝撃は砲塔内部に及び、砲塔内で勤務していた砲手達は、内部に飛び散った鉄片によって負傷してしまった。 「これで、ニューメキシコは砲戦力の50%を失った事になるのか。敵もかなり手強いな。」 ブロンソン艦長は、敵1番艦に対してそのような感想を抱いた。 敵1番艦が沈黙した後、状況は大きく動いた。 唯一残った敵2番艦は、1隻で3隻のニューメキシコ級戦艦を相手取り、最終的には戦艦ミシシッピーを大破させたが、 自らも多数の砲弾を浴びせられ、最後には爆沈してしまった。 敵2番艦が爆沈すると、残りの敵艦隊は撤退を開始した。 「敵艦隊は撤退を開始しました。司令官、追撃に移りますか?」 幕僚の1人がウェイラーに尋ねてきた。だが、ウェイラーは首を縦に振らなかった。 「やめておこう。我々は、敵の旧式戦艦全てを撃沈し、他にも損害を与えたが、我々も少なからぬ手傷を負った。戦艦だけでも、 ミシシッピーとテキサスは大破し、ニューメキシコとアイダホは中破している。巡洋艦部隊も駆逐艦部隊も、損害は思ったよりも 多いようだ。ここはひとまず、ばらばらになった各艦を集めよう。」 ウェイラーは追撃を諦める事にした。 TG73.5は、ひとまず敵艦隊の撃退には成功したが、自身も少なくない損害を受けている。 こんな状態で追撃をかけても、満足な戦果は挙げられるはずもなく、かえって損害を増やすだけである。 (敵がベグゲギュスを待ち伏せている可能性もある) ウェイラーが新たなる指示を下そうとした時、とある通信士官が血相を変えながら立ち上がった。
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/104.html
「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 4th edition~~」の74-293 74 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:02/10/27 03 31 ID 7nYMQhG6 では、次のお題は「月」で、お願いしまつ。 投稿受付期間は元通り1週間に戻してみたいと思います☆ 締切は11月4日の午前0 00時まで。 1, 2のルールをよく読んでから投稿してネ!☆ 75 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/27 03 47 ID 7nYMQhG6 Canopus兄貴が審査員を引退(一時?)されましたので、 不肖ドン亀が進行役を引き継がせていただきます(ぺこり) えー。常駐審査員は俺or撫子(同一人物でないと証明できない ので、二人で一人の扱いにしておくんなせぇ)、 そして今回も新たな審査員を勧誘する予定っす。 あとは審査員経験者の方に「任意」で参加していただければ、 俺はハッピーです。もちろん前回投票のなかったneri殿、 南仙崎殿も、投票権ありますんで、いつでもどうぞ☆ なるべく「義務」感を減らす方向でやって行きたいと 思っております。気軽に、誰でも参加できるスレを実現して 行こうぜ! みなさま、どうかご協力をお願いしまする。では! 76 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/27 09 29 ID ssubBbfq >ドン亀さん マイマイカムリさんを常駐の審査員にはできないものでしょうか? なんかとても評判いいようなのですが・・。どうでしょう。 77 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/27 12 13 ID AfIrlQWR 76 ありがと。 「月」は詩人の恋人のようなものなので次回もやります。 私が前回審査員参加したときも、撫子さんがチャンプでした(おめでとう)。 詩作の傾向はわかった。「月」では何とか落とすよう努力しますので(笑)、 奮ってご参加を。 78 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/27 13 03 ID fVexbION 結局、組織票でチャンプが決まるんだな。 今回もそれが証明された。 こんなこと続けてると、投稿する香具師ドンドン減るぞ。 79 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/27 13 04 ID ncsVgSGl 77 頼もしい!(爆藁 んじゃ、今回もよろしこ。 他にも常駐で寸評&投票してくださる方、募集中っす! 新規審査員の立候補も期待しておりまする。 今回もみんなで盛り上げて行こうぜ! 80 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/27 13 09 ID fVexbION 79 いや、だからもう審査員になる香具師なんていないっつってんだよ。 結局は組織票でチャンプが決まるんだろ? 形式だけの審査員になる香具師なんていないし、お前が「なってくれ」って頼みまくるのも失礼だよ。 今回だって盛り上がりのカケラもなかった。 しいていえば、ピンフラ批判ぐらいじゃないか、盛り上がりは。 結局、出来レースなんだよ。 81 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/27 13 22 ID QQltT/Jj ピンフラ批評??あれ盛り上がってたか? 羽をバタバタさせて一人で盛り上がってる気でいただけに見えた 82 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/27 14 43 ID W1qehnIA 80 じゃあ、君が審査員になって変えてくれよ。 その出来レースとやらを。 83 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/27 14 46 ID fVexbION 82 かえられないことは今回でよくわかっただろ? 組織票以外の票だって入ってた。 あえて名前はいらないが、公平に物事をみる有名コテハソだって参加してた。 だけど、所詮多勢に無勢。 そういう人が真面目に審査して結論を出しても、大勢の組織票に飲み込まれてしまう。 意味ないね。個人なんて。 84 名前:月下の夜想曲[] 投稿日:02/10/27 22 00 ID CEQJe4MR 月明かりの下 今日もまた結べそうもないふたつの影がゆらめいている 下降線をたどると 小鳥のさえずりに運ばれて 出逢ってしまった彼等 のどけき秋の真夜中にふたりは永遠を誓う ねがいの彼方で微笑みかける 夜の静けさに僕は涙を流し 月の温もりに君は手を伸ばし 想いは闇の中へそっとしまわれた 澄んだ瞳でオルゴールの人形をみつめて 曲芸師が風船を手渡した 彼の指が長い夜の終わりを告げる・・・ 85 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/27 22 02 ID P6pcgL+5 84 投稿者バレバレ(w 86 名前: [sage] 投稿日:02/10/27 22 03 ID WZS7ZVvK http //hentai.s1.x-beat.com/ 87 名前:月下の夜想曲(for 85)[] 投稿日:02/10/27 22 20 ID vvp1R+V8 月が赤かったアノ夜に 揺れるユメの狭間でこの身を振り落とし 下等な愛の下、アメとムチが飛び交った 「こんばんは」「おひさしぶり」 のどもとにピストルを突き付けて ゆっくりと顔を上げて 夜行性の天使は月の都で仮面舞踏会楽しみ 髪をかき上げる仕草に恋をする 想像するだけでもおぞましく そのくせ気持ちのイイ こぼれる*** 曲がったパーツ 折れた翼 躯を巡る糸 つめたく砂吹雪 モノクローム 88 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/27 22 26 ID NyWUZRcW ★★( ・_・)ノ☆(*_ _)ばしぃ!★★ ★☆★(`ー´)ノ☆)>o<)/バシィ!! ★☆★ 信じられませ~ん! 嬉しぃ~♪ 人生 大逆転!! PC初心者の私でも! 収入GET!!本当に振込まれてるぅ~♪ 経験・知識・資格がなくても出来ましたっ!!\(^○^)/ SOHO,在宅ワーク,簡単収入,アフリエイト,仕事情報,サイドビジネス,懸賞、懸賞サイト,仕事,アルバイト http //plaza15.mbn.or.jp/~u_club/ 89 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/27 22 47 ID HT6WsmvQ チャンプ取りたい気がむくむくとしてきた。。。 お遊びだからこそ真剣になれるんだな。 今回は「月」ということですが、あんまり大したアイデアが浮かばない。 とりあえず、 90 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/27 22 48 ID HT6WsmvQ ここ本スレだった、スマソ 91 名前:タイトロープの見える風景[] 投稿日:02/10/27 23 43 ID tZxB4CwT 最近では黒マスクの男がとって喰うので 工場”部品”のスターオペレーターS氏のマシンは土曜も動く 工場”組立”のヤシン技師M氏とうまくやってゆこう 海亀のようにタイムカードを押したS氏は語る 「工場”組立”のヤシン技師M氏とうまくやってゆこう」 あらんかぎりの恋の唄を思いだしてる シルバーフレームのS氏を月光が照らす 背の高いM氏のエッヂの距離感に笑いたくなるS氏なんだ ああ満月のしたで 青春ごっこ♪ そんなぼくらに つきがない♪ あの交差点の かどのショップで♪ つきを買いましょ きみの瞳(め)のよな♪ そんな時分にはかの黒マスクは隠し サーカス会場に向かうS氏は語る 「シルバーフレームのオレを月光が照らす」と そして泣いた子供はこう語った 「かあちゃん、オレ月になるよ!」 92 名前:月と鼈[] 投稿日:02/10/28 00 46 ID ZOxmq7eh 君は凄く野球が上手くて ベンチの僕とは大違い 君は凄く頭が良くて 赤点の僕とは大違い 君は凄くおもしろくて よく噛む僕とは大違い 君は凄く女にモテて 僕みたいに飢えていないね 僕が言うのもあれだけど 僕の話で笑ってくれたり 僕を遊びに誘ってくれたりすると 何かとても幸せになります 楽しい人生を僕に与えてくれた事 感謝 感激 雨あられ これからも一生友達でいような 満月のような君にもし悲しみがあったら これからはトイレのスッポンのような僕が 何回でもそれを取り除いてみせるよ 93 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/28 08 48 ID 3Xys7fAs このスレのちゃんぷって 組織票を背景とした出来レースの結果なんだよ。 つまり「やらせ」なんだ。ほんと醜態だ。 94 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/28 09 02 ID iEdcGMe4 私はマイマイカムリさんの批評が読めればそれでいいです。 組織票も出来レースもチャンプも関係ないです。はい。 95 名前:ななしくん ◆4DGPgRhQFI [] 投稿日:02/10/28 10 56 ID biNwIz4R ヒマなので寸評させてね 84&87 俺は縦読みしたらもう満足 全部読む気にならない 91 パロディーっぽい感じがおもしろい でもごまかしの利く作風じゃない? 92 それがスッポンの取り柄だって? なんか卑屈すぎるし 大事なところ書いてない気がする 96 名前:その強さを[] 投稿日:02/10/28 12 49 ID Fu5k4pmu 雨上がりの 舗道を 君と二人乗り 駆けあがって行く自転車 わざと道を間違えて 夜空を見上げて ふらついた しっかり Tシャツの背中に 掴まる 君 格子の入った窓に 浮かんだ蒼くて丸い月 その中で あの頃の僕らがはしゃぎあっている あの日と同じ月だった 変わらないその強さを 僕にもください 宇宙の片隅で 今の僕はひとりぼっち 変わらないその強さを 僕にもください 変わりつづけるこの心が 永遠の光に依りすがっている 97 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/28 14 31 ID tIEu/Fdx 組織票に出来レース。 このスレの価値は形骸化した。 98 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/28 14 50 ID ejQOsUtf 955 97 名前: 名前はいらない [sage] 投稿日: 02/10/28 14 31 ID tIEu/Fdx 組織票に出来レース。 このスレの価値は形骸化した。 こだわってるのオマエみたいなんだけど?(w 99 名前:君と手の中で[] 投稿日:02/10/28 19 32 ID NSuaLYTf 手のひらには柔らかい月明かり そっと其の手を差し出す 差し伸べるのは私、繋ぎとめるのは貴方 月明かりを二人で捕まえた 光が漏れないようにと言う君 優しく握り合う、ギュッとギュッと 空を見上げるだけで会話は無く過ぎ去る夏の 夜の香りと虫の声そしてぼんやり輝く月をみているだけ それで私は満足なのです 彼女の横顔をそっと見つめる 私は何故この人に恋焦がれるように成ったのでしょうか 贔屓目に見ても至らぬ点が多い不完全な貴方 そんな不完全さにひかれたのでしょう 光が当たらなければ荒れた大地の月のように そう、不完全なら補えばよい 二人で照らしあえば良いと思えたのが貴方だったから 帰り道二人の手の中には未だ月光が残っている 手の中の温もりこそがその証拠 家に着くその時までこの光を捕まえていよう 月光は優しく家路を照らしている 100 名前:碧谷 ◆m0T5I/FREE [] 投稿日:02/10/29 00 26 ID zYEdzq6I 凍える水面の上に 蒼い光を落とす月よ 震わす夜の波を見つめて 生まれたばかりの闇を投げ そっと口付けして 何願う? 新しい景色に 身は慣れないまま幾夜を過ごし 眠れぬ素肌の上を滑らす 悲しく響いた旋律を 絡め取る指先 髪を揺らす 抱きしめた孤独の躰に 崩れ行く自身を感じて 行き場なく叫びを上げても 朝へは届かない 隠すべき月 私だけに降りて 囁きを返し 瞳を濡らすの 罪深き月 何も手にできない 寄り添う光に視線を投げたら 只 堕ちていく 101 名前:月物語(続き)[] 投稿日:02/10/29 00 27 ID zYEdzq6I 一時の戯れが 壊れかけたものを繋いで 無情な流れを何時も辿るよ 例え幾月が過ぎるとも この闇を今でも埋められない 移ろった水辺の季節は 変わらない月夜を見つめる 私だけ刹那の余韻で あの朝の最後を見る 隠すべき月 躰を抱き留めて 冷たい唇 何度も伝った 罪深き月 戻れることもなく 零れる光に涙を託せば 今 朽ちるだけ 102 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/29 00 29 ID zYEdzq6I ↑すいません、誤爆でした!!(.(*1))ガクガクブルブル タイトルは「月物語」です。 …1回はセーフなんでしたよね? 103 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/29 00 43 ID XhpaSEVb >組織票に出来レース >このスレの価値は形骸化した。 ↑ 同意します。以前からそうでしたが。 104 名前:めるひぇん いち[sage] 投稿日:02/10/29 00 58 ID bA3TT3V/ ひくーい位置の 海のよこ おつきさまが ぷかぷか浮いてた 撫でてやると うれしそうに びちゃびちゃ びちゃびちゃ 波を立てる わたしは船にのって おつきさまを 撫でにいく ぎこぎこ ぎこぎこ 船をこぐ ぱしゃぱしゃ ぱしゃぱしゃ 波をこぐ おつきさまは 今日もしずかに お空をながめて ぷかぷか浮いてる 105 名前:めるひぇん に[sage] 投稿日:02/10/29 00 59 ID bA3TT3V/ わたしがあたまを 撫でてやれば おつきさまは うれしそうに びちゃびちゃ びちゃびちゃ 波を立てる わたしは びちょびちょ おつきさまは びちゃびちゃ 波は ぱしゃぱしゃ せかいは ふわふわ このせかいは いつでもふわふわ おつきさまが いるから いつでもふわふわ こういうのが たぶんしあわせ わたしはいつでも すこししあわせ 目をふせほほえむ まなつの世のゆめ 106 名前:水上の月[sage] 投稿日:02/10/29 16 28 ID 9H1J61HA 上の世界のことに明くるくない私にもよく確認されるつづみ型。 冬の星座は纏わりつく湿度が少ないせいで、鋭く自己主張する。 古老のようなベテルギウス。少年のようなリゲル。そのふたつからたどって、僅かに青く、射すように白い、冬地区の代表選手にして四季リーグ一番の輝き手、シリウス。 その隣に浮かぶ月。 今宵は八分咲き。 水面に落ちて風で弱い光は波になって震えているのはシリウスが感情をひとつ零すからではないけれど。 厚着の背中を横たえて。 虫も鳴かない、気取った時間に。 真上にそっと手向けよう。 オレンジ色の煙草の切っ先。 煙を吐いたら、月が翳んだ。 私はシリウスの方が、愛しい。 107 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/29 17 01 ID FyYlTLA7 おいらの爪に似てるって ご主人様が言ってたよ 集会場に行くまでの距離 いつも見守ってくれてたんだね 空なんか見ないから気付かなかった でもどうしておいらの爪に似てるって ご主人様は言ったんだろう? 君はまぁるくて輝いていて ちっとも似てやしないのに 本当、ちっとも似てないじゃん 笑っちゃうだろ? ひんやりしたいつものアスファルト 君が照らしてくれるから 何だか暖かい気がしてきたよ もうすぐいつもの集会場 あいつら気付いてたかなぁ 君がいつもそこにいる事 君といつも歩いてる事 知らなかったら教えてやろう ついでにご主人様の話もしよう きっと今日の集会は楽しくなるぞ 108 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/29 17 04 ID FyYlTLA7 早足でテクテク歩く 初めてのキスの帰り道 思い出しながら にやけたりしながら ふと見上げる 今日の月はとてもキレイ 109 名前:猫と月光1[sage] 投稿日:02/10/29 17 17 ID EpvTxROu ライブハウスを出た 耳がキーンとしてて それはとてもなつかしかったけれども今のボクにはふさわしくない様子、またそのもの。 あの娘はまだライブハウスの中にいた 「先に出てる」と言ったら、一瞬だけ振りかえってうなずいて 次の瞬間にはもう 踊ってた。 薄暗いライブハウスの中で、 皆がぶつかり合い攻めぎ合いしてるその中に あの娘は消えた 仕方ない、あの娘がずっと楽しみにしてたライブだもの 途中で出てきちゃったりしちゃって、嗚呼ボクは昔からそうだ 場をシラけさせる才能に恵まれている。 110 名前:猫と月光2[sage] 投稿日:02/10/29 17 18 ID EpvTxROu それでもボクはいつでも大抵、我慢して生きてきたつもりだ なるべく人を傷つけぬよう、 なるべく誤解して相手を受け取らぬよう。 嗚呼、地球は丸いんだよって、 昔、死んだおばあちゃんが俺に教えてくれたっけ なら、どこまで歩いてもどこへも行けないのかしら? この酔っ払いたちのゲロにまみれた裏通りを抜けて いつか明るい表通りへ出たとしても その道はまた、嗚呼、先生! どこまでも続くあの線路は、一体どこまで続いているんですか? チッ、しけてる 何もかも、俺も、あの娘も、自販機も、夜も。 111 名前:猫と月光3[sage] 投稿日:02/10/29 17 20 ID EpvTxROu 今夜ライブハウスから出てきたあの娘をいきなり殴り飛ばして 「別れよう」って言ったってきっと何も変わらない 誰かが叫ぶ「愛が全てだ」 ああ、愛もある。愛はある そうさ、ボクは愛を知っている アレはいい、気持ちいい アレの為にならボクは全てを投げ出してこの身を捧げたって 構わないって思ってるんだ だけど愛は状態だ、アレは行為じゃない だからボクは退屈する。 だからボクは退屈する。 112 名前:猫と月光 完[sage] 投稿日:02/10/29 17 21 ID EpvTxROu 100円馬券も買えないままに最終のレースは終わり そう、ボクは結局何物にも賭けることの出来ないまま 家に帰り、チキンラーメンに湯を注ぎながら 夜明けを憎む。 見知らぬ公園のベンチに座る ノラ猫がミャー近づいてきてと鳴いてオレの脚に頭をこすりつけている 満月だ ノラ猫の脇を抱えあげ、高い高いしてみる 毛先が月光に照らされて綺麗だ 抵抗を知らぬノラ猫がミャーと鳴く オレも何となくミャーと言ってみる。 113 名前:猫と月光[sage] 投稿日:02/10/29 17 23 ID EpvTxROu 111の「愛もある。」の「。」は余分でした。修正させてください。 114 名前:月が見る[sage] 投稿日:02/10/29 22 20 ID 3z4l0eaF 太陽 食べられた 赤い輪っか ピッタリ ああ そうそう こいつが見たかったんだ おれには青い炎が見える めらめらと 光の中に影がおさまって ひとときのシンメトリが見たかったんだ おれたちは一直線に並んだんだ おれが まわって まわりを まわって そのまま まわって ぜんぶが まわって 点Oはおれの中に 点Oはおまえの中に 点Oはやつのなかに 点Oはブラックホール あらがおうと もじもじして 圧倒的なブルーの魅力にかなわない 隕石になりたいなんて夢も どっかにいっちまえ! おれが 引っぱり おまえが 引っぱり やつが 引っぱり ぜんぶが 引っぱり 点Cはおれの中に 点Bはおまえの中に 点Aはやつのなかに 点Oはブラックホール はなれようと じりじりして 錆びかけの歯車はゆるんでいく 糸が切れたとき おれは自由を手にするのか? 何回まわったんだ? いったい いつなんだ? 計算はおまえにまかせた おれは 回転に身をゆだねる ふたたび 待ちこがれながら 115 名前:盆上[] 投稿日:02/10/30 04 50 ID 0MXp9DLe 水面に浮かぶ月を柄杓で打ち割る 2発3発と繰り返し叩く 光の混ざった液体は躍動し舞い飛び、頬をつたう 手を止め息を落ち着かせ私は これで明日も良い人でいられると そうでなくてはいけないと 自分に言い聞かせる 116 名前:今宵の月のように[] 投稿日:02/10/30 10 03 ID 9qq+DKjO 帰り道 白い吐息を弾ませて今日の日を顧みる 前から後ろからざわめく風 宵の明星に手が届きそうな もう一度手をあげると 自由の橋が遠くで横たわり 目を閉じるともぬけの空 満月の夜に耳を欹てて 世界中の音を集めて 旅立ちのよろこびを 大音量で 理想の波で洗い流された世界よ 昨日の夢はとうに死んだ ためらいがちに目を逸らす うかばない太陽を抱いて 言葉1つで月が転がる 不安になるならねむってごらん 117 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/30 11 10 ID O70AGvKD http //www.i-chubu.ne.jp/~tomomi-h/marion/navi/navi.cgi?links=20348 118 名前:ツキテラスヤミノミコト[] 投稿日:02/10/30 12 04 ID qdUnbiZU うそとまことの差というのは 紙一重のタイミングの差と 思惑と誤解の交差点のどこかにあるものだと 知った夜。 幸せそうなあいつらをねたみながら。 おもいっきり笑ってやった。 たまに見せたあいつの笑顔。 どこかうらやましくて、本当の愛の意味を考えさせられた。 いつのまにか偽りで満ちていた自分の心に、 雨戸をかけるかのようにその意味を探し続けていた。 結局、見つけられたのは、精神安定剤を片手にした さえない詩と自由を唄い続ける貧相な男の姿。 それでも自由という果実は僕を無限色に染め、 すこしだけ僕を謙虚なやつに変えた。 傷つかない成人なんて、この世の中に一人としていようか? 誰一人責めることなく、誰一人損なうことなく。 理解なんてできやしないだろう。お互いに人間なのだから。 それでもね。遠く晴れ渡る月夜を見たとき、 あのときの笑い話はいまもまだ、心の中に生き続けている。 少しだけ後悔しながら、 いまはよかったって思っている。あの時、あせらないであの場所を 離れたことを。 119 名前:ななしくん ◆4DGPgRhQFI [sage] 投稿日:02/10/30 12 54 ID W6QuR5Zc ヒマじゃないけど 読んだついでに寸評 109-112 日記みたい 主人公の物言いが きばりすぎてて 息が詰まる 114 日食における関係性を詩的に説明したたけ 味がなさすぎ 115 思わず笑っちゃったけど ショートコントみたい 悪いとは思わない 116 詩的感覚のある言葉を並べた よくできました それだけ あとエレカシみたいなタイトルは どうかと 118 ひとりごと つまらない タイトルだけおもしろい 120 名前:夜想回帰[] 投稿日:02/10/30 16 40 ID chIoibso 気配が後退する壁のないドーム、 滑らかなカーヴの一部を見せることではるかな巨きさを思いしらせる天井は、 ある一定の高さを越えたことで私たちに閉塞恐怖の訴えを起こすことを とっくに忘れさせている。 だから本当のところ、斜視の詩人が言うように、 あの無数の星明りが黒紙の幕に虫ピンで刺した穴から零れる バックサイドの光の一部なのだと考える人なんてあんまりいない。 はたして閉鎖系の内幕で、展開される筋道の原理が唯一定型であるのか、 或はそれ自体幻惑のひとつに過ぎないのか、 だが議論はそれを予言したアタナシウス派の精霊によって 予め創造された圧倒的質量の魔法によって無力化されて、 図書のインク滲の羅列に只、姿を残すばかりになる。 直角と平行で造られた建築の防備に囲まれて、 私たちの右目が放つ投網は温風の様に対流し、 個人夢想のベクトルと親身に決別しては言葉を探す。 そして私たちはアルミサッシの長方形に切り取られた 無象の世界に片目を手向け、 円い陶器皿に盛られた夕餉に手を伸ばす。 その日のデザートは球状に練られた団子だった。 それが一段ずつ正方形に並べられて、 一辺をひとつづつ少なくして上へ積まれている。 四つの球に支えられた頂上にはお月さまひとつ。 上空に通じてぽっかりと大きな穴をひとつ空けている。 こうして私たちは年一度、天井の向こうを思い出す。 121 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/30 19 07 ID fw4w2t8X むう。ななしくんだけか。。。 他に寸評やってくれる奴ぁ、誰もいないのね(涙 前言撤回しようかいな。任意と言ってしまったけれど、 突撃寸評隊の皆様(激辛正当派氏、微熱くん、構造様、糞ピンフラ)! どうかお戻りをををを~!!(泣 ななしくんくん ありがとさ~ん!☆ さて、今回また、新たな審査員として、ましゅう氏、しいなまほろ氏が 加わりました。よろしくっす!! さて、寸評でもやってみるかな。 つーか、誰だって俺なんぞに罵倒されるよりは、もっとましな 奴にしてほしいだろうと思うのだが。。。 122 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/30 19 41 ID VwHOfmLb 84 よっ、名人芸! 美しくまとまってるぜ! しかし制約がありすぎるぶん、横読みすっと、どうしても無理してる 部分があるよな。唐突に出てくる曲芸師とかな。 87 こっちはキッチュな感じか? なかなかハジケてるぜ。 うーむ。しかしよく、ここまで連想を断ち切るような語がポンポン 出てくるもんだよな。ちなみに俺は多重投稿は黙認する。ゆえに これも投稿作品として数えるものとす。 91 なんのこっちゃ(藁 詩は目に見えないだけに、どうなってるの? みてぇなもどかしさっつーか、そんなわけのわからなさが面白ぇよな。 不条理な世界を前に、読者は無意識の領域まで想像力を広げ、集団から 切り離された個人的な笑いを禁じえない。俺もなんのこっちゃだな(藁 92 自分をスッポン呼ばわりするのは、謙虚っつーより、やっぱり 卑屈な感じすんな。そんなお前が友のために本当に何かしてやれる のかよ? お前にもそいつとは別の領域での良さがあるんじゃねぇのか? ま、わかんねぇでもねぇぜ。俺にも高校時代、そんな感じの憧れの 野郎がいやがったから、な。ま、勝手にしな。って、寸評じゃねぇな、 コレ(泣 123 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/30 19 41 ID VwHOfmLb 96 ふーん。撫子が以前、「教えてコテハンさん(だっけ?)」スレに 某歌手が好きだって書いてたの、見てねぇな? それ、その歌手の 歌ってる曲の歌詞にそっくりだぞ。まぁ、そのまんまではないので、 寸評してやるぜ。4連目への繋がりが悪いな。もっと泣かせろ! 最終連の締めが弱いな。もっと連れて行け!! 99 むう。温かい月光か。普通は冷たいイメージだよな、月光って。 つーか、この月光は二人の間にあるものの比喩か? ほほー。 しかし「貴女」と書いてほしいぜ。5連目に行くまで主人公は女だと 思ってた。「貴方」「君」の混在、4、5連目だけに出てくるですます調、 うるさく言やぁ、気になるが、俺は理解できる範囲内だと思ったぜ。 全体的にこなれてねぇ印象はあるけどな。 100-101 プッ(爆藁 まぁ、いい。。。 ププププ。。。!!(超爆藁 ふむ。歌詞だな? なんつーか、ちんぽ立っちゃった☆ 寂しいならこっち来い。DQNの世界に入れば何もかも忘れられるぜ! わかった。真面目にやる。えーと。これはオナニーの歌ですね? ごめん。本当に真面目にやる。えーと。男に飢えているんですね? ごめん。次こそ真面目に。って、名前バラすお前が悪いんじゃゴルァァアア!!! 124 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/30 20 03 ID ABOFUvYJ 104-105 ごめんなさい。ぼくにはわかんない世界です。ほのぼのとしてて いいとは思いますよぉ。ぼくもお月さまを撫でに行きたくなっちゃ ったりはしなかったけど、あかるすぎてちょっとついていけませんでした。 あと、擬音語、なんかエロいと思ったのは、俺だけだよな。ゴメン! 106 むう。月を書け!といったのに、それよりシリウスのほうが美しい といって、そっちのほうを書くのだな? その反骨精神(っつーのか?) 気に入ったぜ! 煙草のオレンジ色の切っ先もイカシてるしな! でも俺、星座って、ちっともわかんねぇのよ(涙 107-108 ????この二つはひとつの詩なのか???なんか違うよーな。。。 とりあえず、この質問に対する答を待つ。あと、タイトルぐらい つけんかヴォケェェェェエエッ!! 109-112 うへへへ(謎 つーか、訂正は「愛もある愛はある」なのか「愛もある、愛はある」 なのか、はっきりするよーに。あと、最終連の2行目は「近づいて きてと鳴いて」のままでいいのか?うひょ。 なんつーか、最終行のポエジィィーは尋常じゃねぇな。それでいて 作為の感じられないところが小さな世界の中の大きな世界を表現して やがんな。愛は状態、行為じゃない、か。犬を買うのは行為だが、 犬を飼うのは状態、みてぇな感じだな(藁 しかし月がお題、ではないよな。こじつければ、退屈の中に一時の 輝きをくれた月、とも言えなくもないが、どっちかっつーと俺には 猫がお題の詩のように思えた。。。 畜生、疲れた! 風呂入ってくるる~♪ 125 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/30 20 05 ID deUGNKxk 107猫と月 108Moonlight Kissです。 126 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/30 20 36 ID jaaLMYpK 96 「その強さ」が書かれていない。 99 自問自答の恋の心理分析はこの際省き 手中の月光というユニークな詩想と格闘してみてはどうだっただろう。 127 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/30 20 45 ID mo1eSRt7 84 名前:月下の夜想曲 :02/10/27 22 00 ID CEQJe4MR 前を後ろがどんどんひっくり返していく。下降線から小鳥、小鳥囀る真昼から のどかな(傍点私)真夜中など。ほお、ドミノ倒しに加速していくのか、とは後半で 期待倒れ。すると、「秋の真夜中」を「のどか」といったのは、異化を狙ったので はなく、ただ「のどけき」を使いたかったのだな。「月下の夜想曲」と縦読みさせ るなら、横軸はたとえば「喉決起」くらい跳ねてほしい。 100-101:月物語:02/10/29 00 26 ID zYEdzq6I 冒頭3行はいずれも暗い夜の説明的な言い換え。1連目は不要。4連目を冒頭に。 「只 堕ちていく」も不要。4、2、3と読めばどうなるか。弱点がおわかりです ね。(続き)も含めて、どの連を削除しても差し支えない。困る。それと、漢字に するか、ひらがなを採用するか、これを「閉じ開き」というが、たいていは開いた 方がよいと思う。 104 :めるひぇん いち :02/10/29 00 58 ID bA3TT3V/ おもしろい。擬音を省いてみると、「おつきさまが いるから このせかいは (ういている)」。なるほど、地球は月の風船なのか。 ならば、風が吹かないと。細かいところでは、「ー」はやめ、「撫でて」も開いた 方が。 128 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/30 20 48 ID mo1eSRt7 106 :水上の月 :02/10/29 16 28 ID 9H1J61HA するとシリウスは「青年のよう」なのだから、古老・少年の「よう」とは どんな風かを対比させないと。天上世界に明るくないはずなのに、 「ような」ベテルギウス、リゲルにつまづく。冒頭4行を削って、 シリウス その隣に浮かぶ月 と始めたほうがすっきりしたのでは。知識を照れることはない。 107 :名前はいらない :02/10/29 17 01 ID FyYlTLA7 爪の形に似た月、という着想は買えます。「おいら」の三日月のような爪に 気づいたのは誰だったか、という出だしも、それが「ご主人様」だったとい う意外性もいける。集会場に向かう月明かりの道すがらに思うのも動きがあ っていい。ただし、寓話とかイノセントについて、もっと調べ考え、リアル な1行を紛れ込ませてほしい。この段階で出すのはもったいない。 108 :名前はいらない :02/10/29 17 04 ID FyYlTLA7 うん、よかったな。 129 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/30 20 49 ID mo1eSRt7 109 :猫と月光1 :02/10/29 17 17 ID EpvTxROu 月をどこでどんな風に見るか。昔の人は髪梳る手鏡を覗いたり酒杯に浮かべ て眺めた。公園のベンチで拾い上げた野良猫の毛先が月光を浴びているのは いい。だが、実は月光のスポットライトを自らが浴びてやしないか。 114 :月が見る :02/10/29 22 20 ID 3z4l0eaF 「まわって」や「引っぱり」の理屈から離陸できない。引っぱったわりには 空まわりになった。残念。 115 :盆上 :02/10/30 04 50 ID 0MXp9DLe 盆ゴザの博打に負けた着流しの渡世人が足を洗う決心をした晩、という読み 方ではNGか? 130 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/30 20 52 ID mo1eSRt7 116 :今宵の月のように :02/10/30 10 03 ID 9qq+DKjO モールス信号のように、途切れる文脈やリズム。困る。 118 :ツキテラスヤミノミコト :02/10/30 12 04 ID qdUnbiZU タイトルはよかったのに、月は付け足し。字句に神経質なほど気配りして ほしい。たとえば、「唄い続ける」。閉じ開きでいえば、中間右部分が黒 くなって汚い。 120 :夜想回帰 :02/10/30 16 40 ID chIoibso 「上空に通じてぽっかりと大きな穴をひとつ空けている。」 こうしたおおらかな表現が、前半のところどころに1行ずつ(つまり2行) 配置されたなら、「そして~」からがもっと鮮やかに着地できたろう。 131 名前:月と骨琴[sage] 投稿日:02/10/30 20 57 ID QX/e5ZH3 小川に女の子の死体が流れ着いていて それを見つけたのは僕だけだったので 誰にも告げずに放っておいたところ 日に日に皮膚が崩れていって やがて骨だけになったのだが 僕は長い骨と短い骨をより分けて 木槌で何回か叩いて音程を整え楽器を造り それを骨琴と称することにした 僕が骨琴を演奏するたび 死んだ女の子が泣いてるように思えたけれど その音楽は森の子供に好評で 僕は夜な夜な大きな切り株の上で骨琴を奏で それはポプラの天蓋を通して差し込んでくる月明かりと かなりうまいこと絡み 風景と音楽がよりよく調和することで 何の役にも立たないまま死んだ女の子も 骨琴になれてよかったと思ったりした 132 名前:目玉吐(つ)き[sage] 投稿日:02/10/30 21 20 ID gYGUb4ZV 秋の月夜をじっと見ながら 鳴いているのはわたくしではなく あたたかい外套をまとう百舌が やせた蜥蜴のはやにえにに 布団を被せたくてたまらずに いたづらをしてみたその音です どうだどうだとその嘴で やせたからだを啄ばむ姿は 月と養鶏場のライトのせいで わたしの蒼く昏い目から しっかりと見えて 突然それらの光はあわさり 百舌ははっきりわたしを見据え ついには目玉は横へと広がり にやりとなめずるような顔で わたしのすがたをながめました 133 名前:目玉吐(つ)き[sage] 投稿日:02/10/30 21 21 ID gYGUb4ZV それのあまりのおどろきに 突然わたしのくちから ぽとりぽとりと玉子の目玉が いくつもいくつも落ちだして ついにはお池となりはてました 硫黄のにおいのするそれらのめだまは ふたつよっつやっつとわかれ かぞえきれぬ数の目となり そうしてぎょろぎょろながめつつ いまにもかたまり姿をつくり そうしてついにはうまれようとするので わたしはそれらの池へはいり 踏もう踏もうと溺れゆき ついには沈みきってしまい それでも 表面にうつる幾億の月は つぶれずに残り メルヘンという硫黄の匂いを たてながらぢっと座って湯気を立て じいっと夜のあいだに増殖し 134 名前:目玉吐(つ)き[sage] 投稿日:02/10/30 21 21 ID gYGUb4ZV 霧がすっかりはれて あさになると それは黄色い色すらもたず ぷかりぷかりと蓮華の湯花を 浮かべた風呂で わたしはぽかりぽかりと とてもよくあたたまったすえ ごろりところがっておりました。 そうして月がはじける音は みえないまんまに 雲のさらに 幾億尺というちかさで 135 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/30 22 30 ID idTzSfYy マイマイ氏 サンクス!! さて、短く行くかな。 114 むう。月から見た月蝕か? つまりそれは月蝕ではなく、地球蝕か! すげぇ。。。しかし、アイディアを文で活かしきれなかったという 印象だ。月のキャラが平板っつーか。文体が教科書的っつーか。 115 最初3行、べつに月でなくてもいい感じだな。。。 116 レトリックに凝ったのか? 逆に平凡になっちまってるぞ。 最後の1行だけはいいな。そこが活かせりゃよかったな。 118 「あの時」とか言われても、たぶんお前にしかわかんねー話だぞ。 120 まさに「回帰」だよな。内容も、文体も。途中の学術書みてぇな 文章すら詩にしちまって、掴めない宇宙から地上の団子に降りてくる 力技。むう。只者じゃねぇな。。。 月の役割っつーか、存在意義っつーか、存在自体っつーか、 もっとも俺らの近くにある天体「月」を宇宙側からも俺ら側からも しっかりと描いてくれたいい詩だと思ったぜ。サンクス! 131 着想はおもしれぇな。ちょっと、活かしきれなかったかな。 月はその情景にぴったりの背景って感じしかしねぇな。 脳がショートしました。修理シテキマス。 136 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/30 22 42 ID NrTy2iBC お題は「月」。 締切は11月3日いっぱいだ。じゃんじゃん投稿してくだされい! ルールは 1, 2にあるから適当に読んじゃえ! 現在、審査員は俺、マイマイカムリ氏、ましゅう氏、しいなまほろ氏、 ななしくん氏、激辛正当派氏、構造氏、微熱くん氏、都立家政氏、 ピンクフラミンゴ氏、むこうの317先生、ほぉるて大明神、碧谷女史、 neri様、4th氏、sei-N氏、薮鳩氏、うたた寝死人氏、恩田朗氏、 Kanon氏、Unseen-phantom氏、MORGEN氏、紅雀氏、天竺糞、 ネッちゃんちゃん、YKH氏、南仙崎夫人、ウマーな顔文字の奴氏、 その他となっております。 以上の方々は、寸評、審査投票を任意でお願いしますぜ(祈 137 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/30 23 03 ID 0/81VPZW いけねぇ。審査員名簿にむっちゃんとWildcat氏を書き忘れてたぜ。 すまねぇ、すまねぇ。 138 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/30 23 25 ID uNBmy7pW ドン亀がんばってるな。感心するよ。 139 名前:半月の恋人[sage] 投稿日:02/10/30 23 59 ID KkaEg8AP タイミングを見計らったように 半月が表れる ぼかし絵の輪郭で存在を告げる 冬目前の午後六時 それは立派な夜だった 半月は一人になったばかりの私の前に 追い討ちをかけて独りであることを告げた そうか 私は 半月だったのか 彼と別れたばかりの私が そこに浮かんでいた 今夜は半月であるべくして半月なのだ 満月や三日月ではない ただの半分 140 名前:半月の恋人 続き[sage] 投稿日:02/10/31 00 00 ID VQM/QyRD 満月は満ち足りた顔で似合わない 三日月は儚げで媚を売ってるみたい 私は半月だ ただの半分だ 半身を失ったまま闇夜を彷徨う小船 半月こそが今の私 その光は 夜道を照らすには頼りなくて 落とす影も たちまち地面に溶ける それでも私は今夜だけ独りではない 今は冷たい空気に滲んでも あの見えない半分の月に出会う 誰かの見えない半分になる もう一度顔を上げた 白い息が半月にかかる そうすると少しだけ 半月の輝きが増したような気がした 141 名前:青[] 投稿日:02/10/31 00 15 ID bhFQxWwj 青い月は僕の上に 記号のような丸い月 三角の氷風が邪魔をしても 四角い星空が僕を誘っても ただ丸い青いその姿は 僕の心にはまってしまった たとえそれが一瞬のことでも 僕の心は離れないんだ たとえ今隣にいる君のスカートが風でめくれ 僕に世界を見せてくれても 僕の上の青い月から 僕の心は動かないんだろうね 142 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/31 00 36 ID VQM/QyRD 139 訂正です。 ×半月が表れる→○半月が現れる 失礼しました。よろしゅう。 143 名前:宝石 1[sage] 投稿日:02/10/31 13 11 ID ZIiSTRvM 罪悪感は不思議となかった。国が数十億の税金で購入した 銀鷲。膨大な燃料を消費して最後の空へと飛ぶ。飛ぶの は俺自身だった。誰の命令でもなく。 視力の衰えたパイロットは、容赦なく失格を言い渡される。 子種のないことを打ち明けた男が、恋人から婚約解消を言 い渡されたように。丁寧に机上を滑ってきた婚約指輪。箱 を開けて眺めた。俺が持っていたって仕方のない透けた石 コロ。なぜ女は宝石など欲しがるのか。そして欲しがって いたものをなぜ、気持ちと一緒に突き返すのか。喫茶店の 扉を開けて出て行く時の、石のようだった彼女の背中が記 憶から離れてくれない。 初めて飛ぶ自由な空には、合わせるべき高度も、ピッチも、 方角もない。俺はただ蒼黒い空虚に放り出されただけだっ たということに気がついた。操縦旱をどうしようか迷う。 弄ぶ。虚ろな夜闇だから、厳しい規律の中で過ぎて行った 若い日々だけが風の間に現れ、通り過ぎて行く。 自由な空にいて、苦い思い出ばかりが頭を占領する。俺は 操縦旱を、振り払う強さで引くと、頭上に巨きな光を見た。 満月か。そうだ。あの満月へ行こう。 144 名前:宝石 二[sage] 投稿日:02/10/31 13 13 ID ZIiSTRvM 俺は恋をした。急上昇する銀鷲の、窓枠の隙間に満月が揺 れる。それは月夜のランデブーならぬ、月とのランデブー。 あの月へ辿り着きたい。あの婚約者などには惚れていなかっ たと今では思える。目の前にいる女は、優しい手をさしの べてくれる、俺のすべてをわかっていてくれる。 宇宙ロケットだって、大気圏が果てしなければ、いつかは 墜ちてしまう。重力に逆らいつづけることなどできはしな い、ここにいる限り。HUDに表示された高度は8,000ft。 僅か8,000ftでの失速は、墜落を覚悟させるだろう、それ がこの俺でなく、若造パイロットだったならば。 俺は地上へ舞い降りて来たが、帰るつもりはなかった。ア フターバーナーに点火する轟音は、俺の恋心の燃える音。 滑走路をかすめた火花は虫の一~二万匹も焦がしただろう か。まだ恋人の姿は見えない。上を向かなければ! 再び、彼女と巡り逢えた。HUDに表示される高度は10,00 0ftをみるみる越えて行く。俺は、彼女だけを見ていた。 さっきよりも巨きな彼女がそこにいた。さらに巨大さを増 して行き、遂には俺は包み込まれた。彼女の胸の中に、彼 女の、世界の中に。 145 名前:宝石 三[sage] 投稿日:02/10/31 13 14 ID ZIiSTRvM アフターバーナーは点火したまま。音速を遥かに超え、最 高出力のジェット音が鳴り響いている筈の世界が、こんな にも静かだ。銀鷲も消え、ただ俺だけが、彼女の中にいる。 なんという世界。なんという至福。 遠くからは白いと見えたその内部が、今はさまざまな光の 色で出来上がっている。 宝石の国だ。 俺はどこにいるのか。風防は開けられ、コックピットです らなく、ただ色とりどりの宝石の光に包まれていた。俺は、 欲しい。この宝石の、すべてが欲しい。 すべてを欲した時、俺は重力のひとつの限界を見た。 銀鷲が震え、帰って行こうとする。 その挙動は、この俺が見たことも聞いたこともない、まる で乗り物とも生き物とも思えない、奇妙な大車輪だった。 胴体の中心を軸に、前後に回転しはじめる。緩やかだった 回転は、勢いを増し、月は足下へ飛び去ったかと思うと、 また頭上から降って来て、再び足下へ、また頭上、足下、 頭、足、頭足頭足頭足頭足もはや上も下もない! 銀鷲は、ただ墜ちるだけのブーメランと化した。制御する 術もなく、あかるい薄灰色の雲を突き破り、真っ黒な海へ と突き刺さった。嗚咽のような炎と黒煙を噴きあげた。 上から俺が見下ろしていた。 仰ぐと月は、まだ宝石の色をしていたが、 輪郭から石の無表情を取り戻しつつあった。 146 名前:Europa[] 投稿日:02/10/31 20 15 ID 7V+iFnEA http //siban.s2.xrea.com/bbs/test/read.cgi?bbs=yourpoem key=1034327834 st=7 to=7 nofirst=true 長くなったので詩板避難処の長文、長詩投稿用スレに投稿しました。 147 名前:月齢[sage] 投稿日:02/10/31 20 25 ID n8VfyjFt 盃映真麗四季有 山嶺日日欲色形 明月不迷風影雖 況新月博愛雖羞 148 名前:月光に酔う[sage] 投稿日:02/10/31 21 39 ID jaPyssAy 春 霞んだように 柔らかく ほの白い ひかり 投げ掛ける 夏 焼け付くような 暑さを 和らげるように 冴え冴えと 銀色 秋 兎 お月見 すすきの穂 優しい 黄金(こがね)の 夢の時 冬 雪の降る草原 降らない街 同じように 見守って 抱き締めて 照らしてる ほら 今日も月は 空を巡る 色んな顔を見せながら 色んな色を見せながら くるん くるん くるん ほら 夜空を見上げ 今日も 僕は 月の光に酔う くるん くるん くるん 149 名前:アンパンみたいな笑顔[] 投稿日:02/10/31 22 24 ID W8PKC803 まるい月を見ると いつも 死んだおじいちゃんを思い出す 顔が 似てるから 晴れた夜には いつも あの栗の木の葉陰から顔を出す 同じ 笑顔で お母さんは 知らないおじさんと夫婦になって きっと今頃 あの部屋で 私の妹か弟を製造中 私はおじいちゃんと ポッキーを食べる ちっちゃな私が ぴんと手を伸ばして ポッキーを差し出すと 布団から半身を起こしたまま にこにこアンパンみたいな笑顔で ぽきぽき ぱっくん 月になったおじいちゃんは あの日みたいに すぼんだ口でポッキーを受け止めてはくれないけれど その代わりに 金色みたいな笑顔で 私を照らしてくれる にこにこ ふっくら 薄あかるい庭先で 月に数日だけ会える 私の月は おじいちゃん あなたの月は どんな顔? 150 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/31 22 32 ID k+pNh0Kz 92 :月と鼈 :02/10/28 00 46 ID ZOxmq7eh タイトルがいいのに(亀の旧字は印籠のようですね)、本文に「スッポン」 が出ては台無し。「トイレのスッポンのような」も面妖な直喩。泥濘が出て こないところに彼我の差がさほどないことをうかがわせる。月も便器も白く 輝いているから。笑かしているなら、優位に立っているともいえるし。まだ 詩文とはいえないと思うが(スマソ)、正面を向いているのは買えます。 96 :その強さを :02/10/28 12 49 ID Fu5k4pmu 「雨上がりの~」の1連の調子で、現在の「ひとりぼっちの僕」をも語れば 、突き放して観察すれば、そこに乾いた抒情が生まれブルースになる。別に ブルースにならなくてもいいが、端唄小唄をはじめたのに、「宇宙の片隅」 「永遠の光」を出す必要があるか。それより、「変わりつづけるこの心」の 方がよほど大きく深い。「はしゃぎあって」は重複するので不要と思う。 151 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/31 22 34 ID k+pNh0Kz 131 :月と骨琴 :02/10/30 20 57 ID QX/e5ZH3 コッキンと鳴るのか、視覚的な工夫に比べて肝心の音色について書いていな い。いきなり、「音程を整え」「演奏する」「奏で」てしまい、たちまち 「音楽」となるのでは、骨琴というフェティッシュなアイディアがモチーフ にならない。「死んだ女の子が泣いてるよう」な音色とはいわせない。 132 :目玉吐(つ)き :02/10/30 21 20 ID gYGUb4ZV 迂闊にもメジロの籠を軒先に吊して出かけたら、(おそらく2羽の)モズに よって磔刑に処せられていた。ピーちゃんなんてファンタジーは通じなかっ た。そんな記憶があるせいか、百舌という自然の冷徹なる眼光は感じた。 なのに冒頭、「じっと見ながら」の不用意はない。これが百舌の視界か眼光 か。目玉へ向かうのに。すぐ後にも、「見据え」と「ながめました」など、 無神経な形容矛盾が出てくる。また、「ふたつよっつやっつとわかれかぞえ きれぬ数の目となりそうしてぎょろぎょろながめつつ」のすぐ後に「増殖し」 と書く規範のなさ。増殖と置換できるなら、「ふたつ~」は何のため? ピーちゃんより、ずっとましなファンタジー世界を構築しようとしているが 、あまりに部材選びが粗すぎないか。 152 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/31 22 35 ID k+pNh0Kz 139 :半月の恋人 :02/10/30 23 59 ID KkaEg8AP タイトル以外は、わるくない。一人になった緊張と解放の半月。 ただ、注文多し。冒頭から「ように」は困る。ある程度共感してからでない と、あなたの「ように」に読み手は身を添えない。「半月」が多すぎる。 ハンゲツという語感とその想像の広がりを安売りしない。もうひとつだけ 小道具を、リアルを入れたい。「小舟(こちらだろう)」から「夜道」 「地面」への流れ再考。最終連はとてもいい。 141 :青 :02/10/31 00 15 ID bhFQxWwj 寒月よりもスカートの中の肉月を愛でたい、私なら。短くてすまん。 143 :宝石 1 :02/10/31 13 11 ID ZIiSTRvM 何がしたいのか不明。まだプロローグとすれば、あと300行は必要か。 「子種のない~」という比喩に驚いた。 153 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/31 22 42 ID k+pNh0Kz ひとつ抜けた。 99 :君と手の中で :02/10/28 19 32 ID NSuaLYTf これはこれでいい。もちろん、閉じ開きや生硬な言葉遣いを改める必要はあ るが。推敲すると、最初の思いが逃げたようできっと物足らなくなる。たと えば、「優しく握り合う、ギュッとギュッと」。「ギュッと」は1回でいい (たぶん2人だから2回にしたのだろうが)。もっといえば、「優しく握り 合う」だけでいい。重複するしいささか形容矛盾だから。そんな風に変えた ら、そのときの感じじゃないし、私の言葉じゃない! いや、元には戻さな い。じゃ、「優しく握り合う」を考え直す、思い直す。でも、「ギュッと」 もわるくない。あなたがもっと困るのに比例して、読む方は楽しくなります。 154 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/31 22 53 ID eVg9YXDL 寸評いきまっす 104 口横開きの音感をフルに活用してますな。 ほのぼのとした世界観にさっと入っていけます。 そらがプールか。 114 公転と宇宙の法則を結びつけて運命に達する構図。 最終連のキマリ具合が普通にかっこよく好み。 120 聖書的な、天蓋思想から十五夜へ 西洋思想と東洋思想がサッと融合してるけど 個人的には満ち欠けへの複線がひかれてないので ちょっとした違和感が 131 雨が降っていておまえの木琴が聞けないという あの詩を思い出しました。ミもフタもない結論に至ったわりには 衝撃度が足りないかな。 155 名前:女神の空[] 投稿日:02/11/01 00 56 ID 98k53LLC 今はもう下弦の月 誰も見ない明け方に 幽かに光るだけ 蜜月 懐かしいな 秋の夜長 いつまでも君を見ていた 冬の寒空 くつきりの君が美しかつた 満月の日々の生活 春の朧月 輪郭がぼやけて見えたのは 気候のせいだと思つていたけれど この間まで新月だつたあの娘が 最近少しずつ輝き始めている気がする 今まさに上弦の月 どうにも駄目だ くらつときそうだ しかし冷静になつて考える どうせやがては 不恰好 太つた下弦の月 僕以外誰も見やしない でもだからこそ 僕だけのものだ 156 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:02/11/01 01 56 ID LpexwmJa 84,87 縦読みを維持するためにか、時々むりめな飛躍をするのが、この作風のイイところだったが、 この詩に関しては、比較的まとめすぎて面白さは半減。 リアリティある幻想潭にしたてるには、やや長さが足りない。縦読みが足枷になっているかも。 91 前詩よりも僕は面白く読みました。 ド近眼の視点で物を見るような、つかみどころのなさだが、 一貫した抒情をたたえている。が、最後に子供登場で終えるのは疑問。 92 好みだろうが、タイトルがストレートなだけに内容に工夫が欲しかった。 「トイレのスッポン」の意外さのほかは、「月と鼈」からの連想をずらす視点がない。 96 「ひとりぼっち」を強調するために、「二人」の幸福感をもっと書き込むか、 もっと悲愴感のある表現を畳みかけるべきでは。感情の振れ幅が少ないので、 祈りの強さが感じられない。 99 月の下の恋人をセンチメンタルに表現しようとする作風なのだが、 途中「贔屓目に見ても至らぬ点が多い不完全な貴方」なんていう、 あまりに説明的な文章が興をそぐ。もっと砕いてほしい。 100-101 単調なリズム、展開、あるいはすでに言われているみたいに、 漢字を開いてないことなどから、読んでいて息苦しい。 言葉が重なって構築されるのでなく、上の言葉が次々塗りつぶされていく感じ。 104-105 すでに指摘があるかもしれないが「世」は「夜」でしょう。意図的ではないはず。 せかい、しあわせなど、使いにくい語をわりとうまく使っているし、 最後の畳み掛けで、ぐっとせかいが広がっていく。個人的には趣味じゃないんだけど。 106 夜空を見上げて、これを表現したいと思うことがあるけど、うまくいかない。 この詩の表現はとても参考になった。「水面に~」の長い行は流れをせき止めすぎ。 あと、「翳んだ」って言葉、はじめて聞いたが本当にあるのか。「翳った」では? 157 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:02/11/01 01 57 ID LpexwmJa 107 これネコの視点と読んだ。 僕はネコ好きだからこの題材は否応なく好きになってしまう。 冒頭「爪」のイメージから入っ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/675.html
登録日:2011/05/14(土) 21 20 00 更新日:2024/09/06 Fri 08 42 37NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 2006年 NHK アガペー キリスト教 ギャグ漫画 ギリシャ神話 ドラマ←実質コント ドラマ化 ネタが多すぎてタグに困る項目 ブッダとイエスが立川でニートする話 ベロニカ モーニング・ツー 三大男っぽい女性作家 中村光 仏 仏教 何でもあり 北欧神話 無職 神 神道 福田雄一 立川市 聖☆おにいさん 聖人 『聖(セイント)☆おにいさん』とはモーニング・ツーで2006年から好評連載中の漫画である。 2021年現在、19巻まで発売されている。 ▽目次 【概要】 【ストーリー】 【主な登場人物】“最聖”コンビ 天界の人々極楽浄土サイド 高天原サイド 天国サイド 天界サイド 地獄の人々 下界の人々 イエスとブッダの相棒たち 【用語解説】 【概要】 作者は荒川アンダー ザ ブリッジで有名な中村光。 ちなみに『お兄さん』ではなく『おにいさん』である。 タイトルの由来は電気グルーヴ+スチャダラパーの楽曲「聖☆おじさん」から。 2012年にOVA化、2013年にアニメ映画化、2018年に動画配信サイトでミニドラマ化され、2020年にはドラマ版3期がNHKで放送されている。 ちなみにドラマ版は超低予算なので、原則松田ハイツ以外が舞台になることはなく、登場人物も主役2人と松田さんぐらいしかいない。 II紀(二期にあらず)では、予算が増えたためか秋葉原を始めとした屋外ロケも行われるようになりエキストラも多数登場するようになった。 「世界三大宗教のうち二つの教祖が、現代日本で小市民的な生活を楽しむ」という、日本以外ではまず不可能と思われるぶっとんだ設定が特徴。 欧米をはじめとするキリスト教圏で売り出された場合の世論が怖くなる様な作品だが、 国民の大多数がキリスト教、それも色々と保守的な事で知られるローマ・カトリック教会を信仰している国民が多いフランスでは『イエスとブッダの休日』というタイトルで発売され、 なかなかの人気を博している模様。 内容を楽しむには割と俗的な物も含む仏教やキリスト教の話題に詳しいとより楽しめる。 映画や漫画などのパロディ(例:「我々の仕事になりたいって言いだしたら困りますけど」)も多く、 劇場版以降は講談社が版権持ってるからか仮面ライダーのネタが散見される。 「え…いま向こうのお子さんイエスって言った…? クリスマスに…? いや、でも新しい仮面ライダーとかの名前かもしれないしなあ…みかんが仮面ライダーになる時代(*1)だし」 ちなみに仏教と親密なかかわりがある現在の神道や、ヨーロッパ関連として北欧神話・ギリシャ神話なども登場しているが、 宗教上の都合でムハンマドは一切出さないようにしている(*2)と作者が発言している。 【ストーリー】 『目覚めた人』ブッダ、『神の子』イエス。 世紀末を無事に乗り越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンス(有給休暇)を過ごしていた。 そんな“最聖”コンビのぬくぬく立川デイズ。 【主な登場人物】 “最聖”コンビ ブッダ/ゴータマ・シッダルタ (声:星野源 演:染谷将太) 主人公でご存じ仏教の祖であるお釈迦様その人。 なのだが、家計と睨めっこしたり、料理にこだわったり、体重を気にしたりするなどやけにおばさんくさい。 ちなみに特装版付属のOVAによると、バカンス先として日本を選んだのは彼。(「八百万の神」と言われるほど神が多いため、逆に引っ越しの挨拶品がいらないという判断から) 仏像や宗教画に用いられている姿は本人曰く「一番太っていてみっともない状態だった時の姿」であるため、見ると黒歴史を思い起こしてしまうらしい。 が、ブッダの関係者からは「ブッダは太っていないと可愛くない」という理由で痩せているブッダが不評のため、あの手この手で無理矢理太らされそうになっている。 運慶快慶の仏像は気に入っているとか。 また、教えが伝わっているかを確認するために自分の伝記物のチェックは欠かさない(が、口を出すつもりは無い)。 そのために、ネカフェで手塚治虫作の『ブッダ』を読んだ際には全巻衝動買いをしてしまった。 スポーツ全般が得意で全体的に芸達者。 宗教上の理由で肉は食べられないが、1巻冒頭でいきなり飲酒している(劇場版やドラマでは缶にノンアルコール飲料と明記してある)。もちろん卵と牛乳は摂れる。 髪のパンチパーマ(螺髪)は数百年に渡りいじっておらず、解放すると部屋を全部覆ってしまう(*3)ほどの長髪。 またガンダーラ美術などで見られるヒゲを生やした姿をやってみた事もあったが、急に言動がジジ臭くなった。 額のアレ(白毫)も体毛であり収縮させているが、近所の小学生によく押される。 イエスが誤ってこれを剃った際には悟る前の状態にリセットされてしまい、思わずイエスを障害(ラーフラ)と言いかけたりもしたが、エクステで悟り直せた。 苦行バカなのは未だに治っておらず、年々さまざまな苦行に挑戦しようとする。 イエスが断食していたのを知った際にはマイナーな作品が好きなオタク並みに共感して大喜びしていた。 イエスより600年ほど先に昇天したため、イエスの辛すぎる後半生に関しては他の神仏と一緒になってペンライトを振って応援していた。 座禅を組んで意識を没頭させるとついつい浮いてしまう。 また、徳のある事を言うと後光が差し、俗なことを考えると止まる体質。 絵が結構上手く、天界では『悟れ!アナンダ』という四コマ漫画でベストセラーを出す。同人誌が出るほどの人気っぷり。略して「悟アナ」。 あと足で雪仏を彫ったこともある。 仏の顔も三度まで、を地で行くスタイル。 イエス (声:森山未來 演:松山ケンイチ) 準主人公でキリスト教の祖にして神の子……のはずだが、お調子者で少し天然。 ユダですら免罪符五枚で許してしまう筋金入りのお人好し。 たまにラテン語読みのヨシュア表記も出てくる。 ほんのりきのこの山派。 30歳まで大工をやっていたので、大工仲間とはいまだに飲み会を開いたりしているが話が合わない。 日曜大工はそつなくこなすがブッダに比べると芸術関係は疎く、画力も低い。 教えについては放任気味で、「もろびとこぞりて」が何の歌か知らない、踏み絵の用途を知らない等、下界のキリスト教事情にも疎い。 一説によれば側室すらいたとされるブッダと違い未婚で死んだ為に、内籠りで非リア属性持ち。 有能に家事をこなすブッダに甘えすぎて「お母さん」と呼んでしまい、弟子の誰かに聞かれていたら信仰の場にとんでもない新説をぶちかまされていた可能性も。 イエス渾身のダジャレを聞いたブッダがあまりの寒さに昇天しかけるほど(風邪で高熱のところに追い打ちとなったせいもあるが)笑いの沸点が低い。 絶食中にピリピリしてイエスを偽物だと思い込んでいた弟子たちやそれを見て地獄に勧誘した悪魔たちですら、 彼の放ったあまりにもくだらないギャグを見て一発で本人だと気づいた始末である。 ヘビが大の苦手で、林檎を食べると知的(というか意識高い系)になる。この状態で酒が入るとルー大柴になる。 大笑いをするなどで気分が高揚すると「奇跡」と呼ばれる超常現象を起こす事がある。 こうなると茨の冠がバラで満開になり、周囲の水が葡萄に関する飲み物(*4)となり、石でできた物はパンとなる。 「逆奇跡」を起こしてパンを石(=皿)などに変えることも可能だが、そのためには脳内でゴルゴダの丘を周回する等の方法でテンションを極限まで下げる必要がある。 本人の機嫌に左右されるので、機嫌のよくなること/落ち込むことをやれば半ば意図的に発動することもできる。 ……が、大体は本人の意図しないタイミングで発生するため始末が悪い。 ブッダ同様後光を自在に操れるが、任意で切り替えられるらしく停電の時などに便利。 法被や浴衣、新撰組の制服、とある海賊など、大のコスプレ好き。 また、かなりのゲーマーで、ネトゲにハマりすぎて廃人一歩手前。 最近ではイングレスにはまりすぎて「ヘリコプターが欲しい」とまで呟いていた。 ブログも運営中。一日一万ヒットを誇る人気ブログ(ドラマや特撮の解説などを中心にしているらしい)である。 ブッダと違って運動は苦手。特に水は大の苦手で、泳ごうとした結果気合を入れすぎてプールを割る始末。 一応卓球はそこそこ上手(本人曰く「唯一の得意種目」)。 また、ボウリングはプロ級の腕前だが、彼からするとこれはスポーツではなく 悪魔払いの儀式 なので、スポーツにはカウントされていないらしい。 しかしウエイトトレーニングに挑戦したら、坂を上り続けたせいで死亡→復活を繰り返しサイヤ人方式で伝説の超ヘブライ人体型になってしまった。 乗り物酔いにも弱く、特に船は苦手で波にキレて凪にしたり水面を気合で5㎞歩いたりしたこともある。 諸説ある誕生日だが、本作では12月25日設定になっている。 なお、本人はクリスマスを「サンタさんがトナカイでの初飛行に成功した記念日」と勘違いしていた。 天界の人々 極楽浄土サイド 梵天 宇宙の根本原理であるブラフマーの化身の1柱。ブッダが悟りを開いた時に、その悟りを人々に語るよう説得した神。 眉毛が非常に太く下界では常にスーツ姿。 押しがとても強く、イエスに押し売りと勘違いされた。 ブッダもその推しの強さを苦手にしており、近づいただけで芸楽神たちが『ジョーズ』のテーマを流したほど。 ブッダの著作「悟れ!アナンダ」の担当編集者であり、帝釈天や弁財天と共に大袈裟に盛り上げている。 最近ではヨハネにまで猛プッシュし始めた。 イエス以上のイングレスバカ。 弁才天 七福神の紅一点で短髪美女。蓮○ではない。全裸で琵琶を弾いたりするロックな女神。 梵天同様、押しが強い。というかほとんど話を聞いてくれない。 カート、ジミヘン、ボンゾを下界からスカウトしてーーん?こんな夜中に誰だ? ドSぶりは帝釈天や梵天に勝るとも劣らない。 帝釈天 アルマーニ製の鎧を身に纏った戦いの神様。上の二人同様、押しが強く、プロデュース好き。梵天と比べ、口調が砕けている。 今のところ阿修羅との絡みは無く、部下である四天王は登場していない。(七福神回でも毘沙門天は登場せず) 薬師如来 天界の薬師。ブッダと対等な数少ない「如来」(基本的に如来>菩薩>明王>天)の一人。いつも手がすべすべしているが…。 地蔵菩薩 現世で地道に功徳を積んでいる。仏教サイドの人々の憩いの場を提供する。 56億7000万年後の休暇を楽しみにしている。 十一面観音 菩薩の一つで変化観音の一つ。この漫画では千手観音らとは別々に分けられている。 それぞれ嗜好の異なる十一の頭による公平な映画レビュー(一つ、何見ても「エヴァのパクリ」呼ばわりする不遜な顔もある)で 人気のブロガー「あ~麺」として活動しており、イエスこと「いえっさ」にも憧れられているが、 肝心のオフ会ではイエスが緊張から林檎と酒を摂取して面倒くさいモードになっていた為に、他のブロガーにも注意を促し二次会前にまくことに成功させた。 その後ツイキャスを始めたのをきっかけに、イエスとの仲を取り持とうとしたブッダに松田ハイツへと招かれたが、 仲良くなるというより信仰がさらに深まる結果になった。 ホーリーメンでは極楽サイドの脚本担当としてイエスがヘッドハントしてきた。 スッドーダナ ブッダの父で「美しい白米」という名前(漢字表記で浄飯王)。 幼少期から神童扱いされていたブッダ(シッダルタ)に「世界の王になれ」とごり押ししていたが、逃げられた。 名前ゆえに物凄い米オタクであり、人間向けにブランド米を販売しており、イエスがユニオンジャック風Tシャツを着た際には「米」という字と勘違いして欲しがった。 お米バカぶりが高じて、ついにはマーヤーとの離婚寸前にまで陥るほどの大げんかに発展したことも。 マーヤー ブッダの母。漢字表記で摩耶。ブッダをワキから生んだため今でもワキからパッドが落ちるたびにビクつくらしい。 早逝したため「母親」としてブッダに接することがほとんどできなかったことがコンプレックス(そのため外見も若く、ブッダの姉か何かにしか見えない)で、 41年ぶりに会えたと思ったら突然有無を言わさず説法を聞かされ強制的に悟らされたことを2400年経っても引きずっている(本人曰く「肩たたき券の方がまし」)。 過去に入滅したブッダを助けようとして猫に邪魔されたので猫がトラウマになっている。 ガチセレブなのでやることなすこととにかくゴージャス。EXILEファン。 ビッグすぎる息子を持ってしまったということでマリア(聖母の方)とはママ友。 アナンダ ブッダ十大弟子の一人で25年間侍物を務めた。その献身ぶりはブッダも引くほど。 天界の経理担当で、その有能さゆえ十大弟子の中で最も多忙である。 絶世の美男子だが、婦女子に邪な感情を抱かせてしまうため自分では呪われた顔だと思っており、 また恋に落とさないように女子に対してセルフネガキャンを行う。 髪の毛が一本も無いのに、地上に来る度にカットモデルの依頼に捕まり遅刻してくることも多いらしい。 多忙により頭を丸められなかった際には、邪尼忌頭(じゃにいず)教団にスカウトされたりもした。 ブッダの従兄弟=シャカ王家のセレブなのでいまいち常識がない。 十大弟子の中で最後に悟りを開いているため、本人はそのことを気にしている様子。 最期は死後に遺骨の奪い合いで揉めるのを憂いた結果、空中で爆死した(主に愛された弟子(ヨハネ)曰く「ずるい! ドラゴンボールみたいじゃないですか!!」)。 サーリプッタ ブッダ十大弟子の一人で一応はリーダー。ブッダ入滅前に死去。外見は糸目の青年(ブッダ曰く「居眠りしているようにしか見えない」)。 ブッダのために運転免許を手に入れたものの、性格上つい左ではなく真ん中に寄ってしまう自分を変えるべく 『頭文字D』のアニメを見過ぎたせいでムチャクチャな運転をするようになってしまった。 なお、その際に使用していた車がいわゆる宮型霊柩車であるがためにブッダの元を訪問する度に大家の松田さんが死んだと勘違いされたらしい。 モッガラーナ ブッダ十大弟子の一人。玉ねぎのような顔。テレパシーが使える。 地獄に落ちた母親を救おうとして地上で苦しんだ姿が盆踊りの元になった…とブッダは思っていたが、 実はそれを止めに入った他の弟子の必死の動きが真の盆踊りのモチーフだと知らされた。 サーリプッタとは幼なじみで前前前前前前前世からのトリックアート仲間。(イエス曰く「バグったRADWINPSかと思った」) ラーフラ ブッダ十大弟子の一人でブッダの実子。矢張りガチセレブで顔はブッダ似。 悟りの邪魔になるので「障害物」を意味する名前を付けられたかわいそうな子。 ブッダの息子を意識したセルフプロデュースにより、妊娠が発覚してから生まれるまで6年かかった。親子揃ってイタい。 他人の家に泊まるときは気を遣うあまりトイレで寝る癖があり、そのせいでイエスから名前の意味が「トイレ大好き」だと思われていた。 ヤショーダラー ブッダの妻。何かにつけて夫を太らせようとする。PCの顔認識でツルッパゲのラーフラと勘違いされる程度には似ている模様。 聖母マリア曰く「ブッダには奥さんが3人いた」という話もあるらしいが、側室は本編には今の所未登場でブッダ本人も否定も肯定もしてない。 三蔵法師 大乗仏教を中国までもたらした高僧。作中では後ろ姿のみ登場。 あまりに苦しい旅路だったため、ブッダも『西遊記』であんなキャラにされてしまった事を悔やんだとか…。 空海 いつの間にかブッダの弟子に紛れていた。 真言密教の祖で日本仏教界の代表格とあってか、無事に涅槃に至っていたらしい。 ディーバダッタ アナンダの異母兄。教団の乗っ取るためにブッダ殺害を目論んだ。ブッダの回想にはしばしば出てくる。 悪堕ちしたいかにも悪そうな顔しか描かれていないが、ブッダ曰くアナンダにけっこう似てるらしい。 "映え"に敏感で、物騒なネイルアートを好むことと、よく意味もなく高笑いをするせいでしょっちゅう職務質問される。 ジバゴ ブッダの主治医。 後のタイ式マッサージの源流となった名医だが、脳を生きたまま取り出してハチミツで洗うなどの現代の常識を遥かに凌駕した術を施す。 アーラーマ ブッダが悟る前に弟子入りしていたバラモン教の師匠。 入団してたった数日間で出て行った挙句に自分の教団を立ち上げたブッダを根に持っている。 ブッダ以外の弟子達含めて、仏教徒では無いので未だに輪廻転生の真っ只中に居て天界に上がれていない。 現世は土ボタル……畜生道はキツイっすわ~。 因みに、梵天や帝釈天は元々はバラモンの神なのだが、天部として揃ってブッダに弟子入りした立場である。 ホルモン アーラーマの下でブッダと一緒に修行していた修行僧。 修業中にハゲタカに突つかれすぎて内臓が出たためこのアダ名が付いた。 現在は多摩動物公園のカンガルー。 龍神 ブッダを守護する聖なる龍。喉をさすると甘茶が出る(イエス曰く「ムツゴロウさん!?」)。 赤ん坊時代に「天上天下唯我独尊」とめっちゃ偉そうなことを言ったシッダルタに甘茶をぶっかけて諫めた。 ムチリンダ ブッダが瞑想の最中に雨に打たれた際、傘の代わりとなって7日間も雨風から守ってくれた蛇神(ナーガラジャ)。見た目は巨大なコブラ。 現世ではブッダの心情を察して本人よりも洗濯物を優先して守ったり、ついででズボンをプレスしてくれたりと、 押しが強め(かつ重め)の他の面々に比べても気の利いた献身ぶりを見せる。 必要に応じて脱皮し、ポケモンっぽい姿に進化することも可能。 お土産にリンゴを持ってきたためにイエスからは警戒されてしまった。 阿修羅 帝釈天の舎弟。憂いを帯びた美少年(しかも×3)で、初対面の相手からも無駄に心配されてしまうのが悩み。 優美な姿ながら、実は八部衆でもガチガチの武闘派で修羅道の主。 ブッダに仇なした仏敵を懲らしめる役割があるらしい。ブッダ曰くウリエルと並ぶお仕置きコンビ。 最近ブッダと文通でアシスタントを行っているが、クリエイティブ精神に目覚めちょっとアレな手紙を送り合っている(ブッダ曰く「6年後の苦行」)。 鬼子母神 赤子を取って喰らっていた鬼女。プリン頭のヤンママ風の姿。 ブッダに子供をさらわれる悲しみを身をもって教えられ、改心して赤ちゃんの守護神となった。 その際にブッダからプレゼントされたザクロが大好物だが、理由はおっかない。 即身仏 荒行を行って自らミイラと化した高僧。イエスのゾンビ嫌いを克服させるためにブッダが紹介した。 お肌のケアに(乾燥を維持する方向で)気を遣っている。 関さん 20巻のオマケ4コマで登場したウーバーイーツのおじさん。 その正体は元「美髯公」、現関帝と呼ばれるあの神様である。 ちなみに愛馬はカンタカのライバルである。 高天原サイド イザナギ 国生みの男神。糸目の温厚な男性。現在はカヤック店を経営している。 過去に見るなのタブーを破ってゾンビ化した奥さん(イザナミ)を見てしまって以来、女性に対する配慮が行き過ぎている。 恵比寿は長男だったりするが、色々あって疎遠。 恵比寿 七福神の一人。唯一旧暦十月に出雲に行くことが無い日本出身の神。 出雲大社は「縁結びの聖地」であるが、所謂恵比寿顔が「エロオヤジみたい」ということで女神たちからは不評だったらしく、酒の席で愚痴っていた。 この年で重度のカプ厨であり、カップルは男の方から告白するか女の方から告白するか(所謂「リバ」)にやたらうるさい。 好物は勿論ビール。もしかして麒麟と仲が悪かったりしないだろうか。 寿老人、福禄寿、大黒天 七福神のメンバー。みんな中国orインド出身のため、恵比寿がヒーヒー言い出すような辛い物が大好物。 上記のセリフから察するに大黒天はオオクニヌシとは別人のようだ。 八百万の神々 トイレの神様や畳の神様などがおり、下界に滞在するブッダ・イエスの面倒を見ている。 まったく登場しないかと思いきや、実はブッダとイエスのアパートに定期的にやってくる人間の業者に化けていた。 神であることを全く表に出さない奥ゆかしさと、作業服姿で軽自動車に乗って来るという外見からイエスには神様であると気づかれなかった。 神社の神様 姿も声もないが、二人がおみくじを引くと… 天国サイド 神 イエスの父。この世の全てを1週間(休日込み)で作った。 誰よりも偉い方なのだが、鳩の姿(聖霊)でしょっちゅう下界に降りてくる。一発芸「ツイッター」では、自ら青いペンキに落ちるのも厭わない。今はもう使えないかもしれない ちなみに鳩は天界で大切に飼育されており、父の意思により他の天界人を憑依させることもできる。 終末より筋肉痛を恐れている。 肉が大好物。あまりに肉好きすぎてカインがアベルを殺し、アブラハムは息子を生贄にしようとした始末。 他にもビールやお菓子を啄むなど、下界グルメをしっかり堪能している。 全知全能ではあるが機械が大の苦手でおっちょこちょいなおっさん。下界へのメッセージは星や虹で行う。しかし最近ではpixivやいらすとやを使いこなしている。 深海魚のデザインを適当にしすぎたことを今でもちょっと悔やんでいるらしい。 余談だが後に別な作家の作品で立川市に住み高校生活を楽しんでいる神が登場したが、キャラがかなり違うので恐らく偶然だろうと思われる。 マリア(聖母の方) イエスの母。 庶民出身で14歳で処女受胎により聖女になった為恋愛経験が無く、そのせいでリア充を憎んでいる(イエスからは「結婚してるだけマシ」と言われる)。 それ故に、同じ立場ながらガチセレブのマーヤーに勝手なコンプレックスを抱いて恐れていた(無事に和解)。 彼女が涙を堪える度に下界のマリア像やマリアの絵が1体泣く。特につらい涙を堪えると血の涙になる。 大の氷川きよしファンであり、ライブの為にしょっちゅう下界に降りている。 イエスはマリアという名前の女性にやたらと縁がある(本人曰く「『マリアちゃんがいっぱい』というギャルゲーが作れるくらいいる」)ため、 携帯のアドレスでは「マリア(母)」で登録されている。 また、イエスからは時折「婦人」と呼ばれる。(反抗期の息子が母親をババア呼ばわりするアレ) ヨセフ 全知全能じゃない方のイエスの父。 一流の大工だったが、性交渉なしで生まれ、30になるまで宗教活動も始めないイエスを見て微妙な気持ちになることも多々あった。 一時はカッコウに托卵されたモズに話しかけるほど思い詰めていたとか… とはいえ人柄の良さは折り紙付きで、イエスの大工仲間からはイエス以上に尊敬されている。 ミカエル (ドラマ版でのCV:阪口大助 ) 四大天使の一人。ウェーブがかったロンゲで、四人中一番背が高いイケメン。秤の守護天使。 賛美歌などにすぐ振り付けをつけちゃう人。お兄ちゃんっ子で泣くと強くなる。嘗ての天界大戦争ではこれでルシファーに勝利した。 「崇拝としての偶像」を目指して日夜男性アイドルを研究している…のだが、最近は堕天しかねないほどソッチ方面に嵌っている。 地上デビューを目論んでは曲を天啓として受け取った天才達にパクられるのを悩んでいたが、 見兼ねたルシファーに地獄の底(コキュートス)でのレコーディングを薦められて遂に地上デビューを果たす。 ラファエル 四大天使の一人で癒しの天使。長髪の天使の内ストレートの方。旅人の守護天使でもある。 地縛霊に天界のチラシを配るのが仕事。マッサージチェアに癒された人。 ニノさんに似てる。逆に考えるんだ、我らのニノさんは天使だと。 ウリエル 四大天使の一人。銀の短髪で鋭い目つき。 常に無表情で、ブッダとイエス不在を埋める為のPVが制作された時にはCGで笑顔が捏造されて話題を独占した。 四柱の中で一番の武闘派でイエスの危機には5秒で地上にやって来る。 常に剣を携え、呪いの言葉を秘めて切り裂いたモノを焼き尽くす。 破壊天使の異名の通り空気まで破壊する人。過保護。門松を罠に改造した。 ガブリエル 四大天使の一人。一番幼い外見をしている。 聖母マリアへ受胎テロ受胎告知をした人。帰省のための交通費をイエスに渡すのが主な仕事。 それでも帰ってこないイエス達に沖縄への大人げないネガキャンを仕掛け、 ラファエルに圧力を掛けてニライカナイ(沖縄の彼岸=天界)経由のルートをイエス達に通らせるように仕向けた。 通信・伝令の守護天使なので、伝道にYouTubeを取り入れようとしたが、動画「処女マリアに妊娠してるって伝えてみた」が「悪質なドッキリ」であると炎上し、 現在は漁師兄弟にyoutube担当を譲っている。(その後、イシドールスによって荒らしの主犯が判明した際にはキツイお仕置きを下している) 女性説があるからか、どちらとも取れない外見。 悩みは内に溜め込んでしまうタイプ。 サンダルフォン 世界最大の天使。身長1万2千㎞以上で地球より大きく、足の甲が登山ルート扱いされる程。 巻き爪が痛むため、基本的にサンダルを履いている。だからサンダルフォン。今ではインソールの存在に感動しているとか。 身長は伸縮自在で下界では黒髪長身の男性の姿をしており、生まれてくる子供の性別を決める仕事をしている。 双子の兄(メタトロン)を「目が36万5千個、羽が72枚ある」と話した時には静子さんに「お兄さんトンボなの?」と尋ねられた。 ラジエル 世界の全てを記した書物「ラジエルの書」を作った天使。顕微鏡を使わなければ見えないほど小さい字を書ける。 拡大してみると丸っこい字で可愛いらしい。 熾天使セラフィム 外見がFFのラスボスっぽい。 智天使ケルビム 外見が合体ロボっぽい。 座天使スローンズ 外見が怖いはたらくくるま。 ヤコブ(大ヤコブ) イエス十二使徒の一人。 ヨハネの兄であり、イカズチシュートなる合体技を持つ。ヨハネと2人で通称「雷兄弟」 逆スカウト能力を持っており、声を掛けてきたスカウトマンを既に6人デビューさせている。 ヨハネ イエス十二使徒の一人。一人称は『主に愛された弟子』。定時退社の守護聖人。 末っ子同士、且つイケメン同士ということもありアナンダと仲良くなる。 イエスや他の使徒とは違い殉教していないのがコンプレックスだが、それ故に年老いた聖母マリアの介護を行っており未だに感謝されている。 人類は勿論、天界にも轟く大ホラー『黙示録』の著者であり、熱狂的な信者が居るが(おい、大天使ども)、あまりにぶっ飛んだ描写の数々にイエス本人は引き気味。 髪型に異常なこだわりを持つナルシストで、前髪が短くなると戦闘力が減る。 2000年ぶりに新作を書くことを決意し紅茶をキメながらホテルにこもった結果、ブッダの助けもあって新たに「“999”の呪い」が記された。 カンヅメの際には「前髪を5㎝長く切ってトリートメントしない」と豪語しており、ブッダからは「その程度でつのだじろうタッチになる資格はない」と呆れられていた。 ペトロ (ドラマ版でのCV:戸谷公人) 十二使徒の一人で初代ローマ教皇。イエスのネトゲ仲間。糸目の方。 初対面のイエスに爆笑しつつ投網をした。筋金入りの陽キャで大のケータイ小説好き。 十二使徒の筆頭で初代教皇だが、今現在に至っても一番怒られてる人。ブッダからも“息子の悪い友達”的な見られ方をしている。 アンデレと一緒にセルフ墓参りと称しイタリアのサン・ピエトロ寺院(日本語訳すると「聖なるペトロ様のお寺」)に向かった際には、 安置されていた椅子が豪華すぎてショックを受けていた。 聖書故事から、三回知らんぷりをして鶏に鳴かれるまでが持ちネタになっている。 自分の聖書が正典扱いされていないのがコンプレックス。 弟と共に天界の門を管理しているが、鍵を無くしてしまったため下界で急遽作ったワンピースのチョッパーがデザインされた合鍵で開けている。 とにかくワンピースのファンらしく、天国の受付デスクにも大量のワンピースボトルキャップを置いており、交代に来た雷兄弟には邪魔くさがられている。 アンデレ 十二使徒の一人。イエスのネトゲ仲間。ペトロの弟。前髪が長い方。実は前髪を上げると顔はペトロそっくり。ペトロと2人で通称「漁師兄弟」。 磔刑はX字の十字架(アンデレ十字)で行われたため昇天はイエーイのポーズだった。また、イエスにスタバでの呪文を教えた。 仕事場の机(共用)に携帯の充電器を大量にしまっており、雷兄弟に『ピカチュウ』と呼ばれている。 ヨハネ同様、前髪が短くなると戦闘力が減る。 トマス 十二使徒の一人。気になる物には躊躇なく手を出す人。 イエスの聖痕に指を入れ、初対面のブッダの耳を引っ張ったある意味大物。 非常に疑り深く、イエスの復活を中々信じなかった。今でも非常に疑り深く、イエスからも「一番面倒くさい弟子」と見られており、 中々「信じる者」にならない事をイエスに嘆かれている。 しまいには最聖コンビの家を訪ねる際に住民票まで取りに行った。 ユダ イエスを銀貨30枚で売って死に追いやった十三人目の使徒。 元ネット依存症で、常に暗い顔つきをしているので冗談が冗談に聞こえない。感情が体全体に出るタイプで演技が下手。 地獄最下層で一緒に拷問を受けていたブルータス、カシウスと友達。先述の通り、現在は(免罪符五枚で)イエスからの赦しを得て天国に在住。 ただ、月に一回はルシファーに噛まれる為に地獄に通っている模様。マッサージ店か何かか。 また、本人は未だに罪悪感を引き摺り、イエスや他の弟子の方が気を遣っている始末。桃太郎で鬼役をやった際には子供が泣きだすほどの迫真の演技を見せた。 天からはいまだに恨まれているので絶望的なまでに運がなく、柿ピーを買えばピーナッツと柿の種の割合が逆になり、 チョコスコーンを買えば1粒しかチョコが入っていない日の丸弁当みたいなスカスカのスコーンを渡され、 福引ではワイン、パン、煮干し、薔薇の紅茶(*5)という地獄のようなラインナップを貰った。 黄色い服ばっかり着ていたせいで、スーパー戦隊の黄色い奴を見るたびにハラハラドキドキしてしまうらしい。 服装のセンスは大阪のおばちゃんとほぼ同じである。 東方三賢者(メルキオール・バルタザール・カスパー) 12月に馬小屋で凍死寸前になりながら出産したマリアに対し、何の説明もなく神の子を祝福に来た三人のオジサン。 放置プレイされて生死の境をさまよったことは、2000年以上経っても未だにマリア様にとっては深いトラウマらしい。 マルタ 某ゲームでおなじみ、ベタニアのマルタ。恰幅のいい体型の女性。イエスたちを持て成した家事の天才であり守護聖人。 しかし、昇天した後天国でイエスが行った接待(料理)の散らかった台所を見て心が折れた。 オヤツ感覚でドラゴンを倒す。 パウロ 最初期の聖人の一人。イエスと生前の面識はないが、「キリスト教最大の伝道者」と言われる。メガネの似合うナイスミドル。 新約聖書の27章のうちの13章を彼の手紙が占めるほど筆まめであり、天界No.1の筆致を有する。 オチャラケ集団である十二使徒とは真逆の空気が読めすぎる理想の部下。 アダム 世界最初に作られた人間。天界の糸井重里。 元々後ろ姿などは登場していたが20巻でようやく登場を果たす。 本作に限ってはブッダだろうがマリアだろうがイエスだろうが全員彼らの子孫なため、全人類を子や孫のように愛している。 イヴ 世界で二番目に作られた人間。ご存知アダムの後妻。 楽園追放後、生き物はとりあえず何でも食ってみたため現在の人類の食文化が根付いたらしい。 そのため、生きている者はなんでも食べたくなってしまう食いしん坊ちゃんに。 カイン 人類最初の殺人犯で、人類最初のダメ兄。アダムとイヴの長男。 アベル 人類最初の殺人被害者で、人類最初の兄より優れた弟。アダムとイヴの次男。 肉をいつもイエスの父ちゃんに贈っていたため、嫉妬したカインに石で殴り殺された。 非常にポジティブシンキングであり、「兄は弟を愛する」という意固地な理論をぶち上げて兄の冤罪を解こうとするが、 逆にそれがカインの殺人を決定的に示してしまう結果を招く。 ノア イエスと同じ預言者の一人。アダムとイヴの末子セトの9代後の子孫。 方舟に閉じ込められて以来、すっかり動物好きになってしまった(当時すでに600歳のドシニア)。 恵比寿同様酒乱のケがあり、血の気が多い(父さん&イエス曰く旧約時代の人々は「ハードな昼ドラ」「ゲームオブスローンズ」「GTA」らしい)。 動物たちと方舟にぎゅうぎゅう詰めにされていたときが彼の人生で一番充実していた時期らしい。 イスラエル之山 本名はヤコブだが紛らわしいので「神の勝者」を表すイスラエルの名を賜った力士。ユダヤ人(ヘブライ人)の先祖。 天界では天使や巨人ゴリアテと相撲を取っているが、最近相撲にハマってきたブッダ(贔屓は苦行之里関)へのサプライズとして大相撲に降臨した。 モーセ 預言者の一人。 長年いじられてきたせいで「割る」が禁句だったが、最近は自分でもツイッターで「割りましょう!」とネタにするなど一周回って言動がヤケクソじみてきた。 エリヤ 預言者の一人でモーセと仲良し。イエスと三人で「預言者トリオ」らしい。ハワイが大好きなお茶目なじいちゃん。 イシドールス インターネットの守護聖人。生前は7世紀初頭のセビリャ大司教。 メガネにラフなスタイルのヒゲのおじさんで、昔のなんj民のような喋り方をするンゴねえ。 フラ・アンジェリコ 聖人の前段階である「副者」の一人。15世紀の壁画家(ジャンヌより20歳くらい年上)で、左右反転したらデッサンが狂うことを嘆いている。 推しがすぐ死んでしまう歩く死亡フラグであり、唯一生き帰ったイエスを崇拝している。 …のだが、イマイチ事実を事実として把握しておらず、ファンフィクションを事実と誤認して描いてしまう癖があり、 現在のイエスの絵は完全にまんがタ●ムきら●の表紙状態である。 尊敬する現代人はバンクシー。 ジャンヌ・ダルク 15世紀初頭の聖女。500年間も聖人指定を受けられなかったのを憐れんだペトロに励まされ、お手製の聖人認定バッジを与えられた。 天界の守護騎士の一人で常に鎧を着ているが、これは引火しづらい服しか着られないトラウマ故のこと。「聞こえない」「公開処刑」も絶対禁句。 とても背が高く(ヒール無しでもイエスとほぼ同じ身長)、かなり美人だが聖母の加護を受けているため、性的な目で見られることはない。 松田さんのフランス語の家庭教師を務めるが、上記の性格ゆえに波乱が堪えない。 天草四郎 某アニメでジャンヌと戦ったことで知られる江戸時代最大の反乱の首謀者にして、日本を代表するキリシタン。 殉教した際に、一度も踏まなかった踏絵をイエスに差し出すが、足ふきマットと勘違いされて泣いた伝説を持つ。 林檎の男 つくもんのご先祖の生みの親である実業家。最近こちらに引っ越してきたらしく、電子改革により天の門の交通整理を行った。 漁師兄弟曰く「マジで知恵の実だな…」「自分がマッパだと気づいたアダム以来の衝撃」とのこと。 イエスを意識高い系にしたのもこの人の会社の機材。 天界サイド ゼウス ギリシャ神話の最高神。イケおじ風の髭の男性。梵天・帝釈天・ミカエルの作ったPVに目を丸くした。 極めて好色であり、季節に一つは「浮気の言い訳シリーズ」なる星座が出来る。 今なお健在で、ロールスロイスの女神像やジャンヌちゃん、ナルキッソス(男性)などを狙っている。 天界のマッチングアプリでは、勿論出禁にされているが、白い牡牛などになりすましては登録している。 しかし、文体がオジサン臭いのですぐにばれている。 18巻目にして初めて本編に登場したが、予想通りのスケベぶりであった。 ヘラ ゼウスの嫁さん。持ち前の嫉妬深さで様々な星座を作り上げた。 6月(Juneの語源は彼女)になると18歳の乙女に戻るらしくゼウスもメロメロ。 キューピッド ゼウスに仕える天使(多神教なので実際は神)。エンジェルに似ているが、幼い外見をしている。 ボスと慕うゼウスに対しては多大な好意を持っているが、キリスト教サイドに対しては極めてドライかつゾンザイな扱い。 ナルキッソス ギリシャ神話に登場する絶世の美男子。「ナルチシズム」の語源になった通り自意識過剰だが、自意識過剰すぎて意外と気が利く。 ファッションやメイクの動画を投稿しており、ブッダも2600歳にして初めて身支度に気を使ったほど。 オーディン 北欧神話の主神でスレイプニルの主。 ペットが寂しくないように常につがいで飼う動物好きで、ロキが保管しているスレイプニルの幼少期の品を、グングニルと引き換えにしてでも欲しがっている。 地獄の人々 閻魔大王 仏教の地獄の王。八熱地獄に住んでいるから赤ら顔で本当は色白らしい。「地獄耳」の語源。 鬼 災厄を齎す妖怪。常に年中パン一で「節分を冬にやるとか人間って鬼より鬼ッスわ」などと悪態をついている。 東洋系だがルシファーとよく一緒にいる(一応は東洋と云えば東洋なんだからマーラにもなつけ)。 最近は黄色のスーツでキメているが、節分に愛子ちゃんの家をたずねたら「とーたんのお友達」と勘違いされた。間違っちゃいないが…。 コイツとは別に地獄で罪人をしばき倒す鬼もいる。詳細はモーニング本誌の方で連載していた江口夏実の『鬼灯の冷徹』を読もう。 マーラ 明言はされていないが第六天魔王波旬その人。ヘビの下半身を持つが、人間界では普通の人間の格好をしている。 凶悪な幻術を用いる悪魔の王だが、極度の構ってちゃん。彼によりブッダの笑いの沸点が上がった。非リアの極みのような男。 ネットに疎かった時代のルシファーに軽くあしらわれたり、手放す直前とはいえ自分のスマホにも冷たくされた。 修行時代のブッダに無視されすぎて、反応が返って来ないことや無視されること、否定されることに異様に弱くなっている。 また、修行を邪魔するつもりがやり過ぎてブッダの悟りを完成に導いてしまったことに本人は気付いていない。 しもべとしてグーグルホームを購入し、ブッダの前で中二コマンドを言い直させられたりおじさんメールを送信したりしていたが、 ブッダの祈りによって悟りを開いてしまい、お経しか読まなくなってしまう。 その後もめげずにアレクサを購入した模様。 娘は5人いるが、割と雑に扱われている。その一方で自分の事をワンオペで育ててくれたことに感謝している模様。(目の下のクマはそれでついたらしい) ルシファー ミカエルの兄で地獄の王(魔王兼堕天使王)。元は熾天使。 七つの大罪の「傲慢」の化身である通り口が悪いひねくれものだが、いろいろと気遣いが出来る優しい人。健康優良不良天使。 特に身内への優しさは筋金入りで、たまにイエス達が混じっていてもその度量の深さを感じさせる皆の兄貴。 コストコの会員だが、同行した悪魔に気を使ってトイレットペーパーしか買えていない。 そのため気を使わずにすむはずのイエスらを同行させたが、やはりなんだかんだで気を使ってしまっていた。 常に裸に黒チョッキという前衛的なファッションセンスだが、冬でもその恰好。本人曰く「魔族のオシャレは我慢」。 縮れ毛も精神力で巻いている(ブッダの螺髪と同じ原理らしい)らしく、気を抜くと直毛になる。10巻でようやく前髪の下が描かれた。 普段は地獄の最下層で本来の大きさで顕現しており、食後にユダ・カシウス・ブルータスの三悪人を噛んでいたが最近になってユダには天国に逃げられた。 ちなみにサタンもイエスが修業時代に出会っており、公式ガイドブックによればルシファーと同一人物とのこと。 その故事の様に人を誘惑(堕落させる)することが仕事だが、ペトロやベルゼブブに個人的な物欲まで自分のせいにされた時には流石に怒った。 スポーツマンタイプのリア充の為にネット関係に疎かったが、現在は仲間と繋がるツールとして活用している (未登場だがルシファーのFBなどからバールらからも慕われているのが解る)。 ちなみに、ピンヒールを常に履いているが、ファッションではなく悪魔としての力の源でもある。 ヒールが折れてしまうと傲慢の悪魔としての特性を失い、さらに謙虚になる。 ベルゼブブ 台詞だけなら6巻でイエスがボウリング(本来は悪魔払いの儀式である)していた際に登場していた、 「蠅の王」の異名を持つルシファーに次ぐ悪魔の二大巨頭で、七つの大罪の「暴食」担当。大きい蠅の姿に変身できる。 初登場は10巻で、ルシファーと一緒に花見をしていた。サラサラヘアーだがメカクレなのはルシファーと同じ。 その為、気を抜くとルシファーとは反対にふわふわの巻き毛になる。 ハエを率いてブッダたちを食中毒にして苦しめようとするが、お茶の間の知恵の前に敗れ去る。 また彼らの間に紛れてイエスの手洗いが雑なのをブッダが嘲笑したかのように聞かせたり、 ブッダにはイエスがたけのこの里を全否定しているかのように聞かせて仲間割れを狙った。 [[きのこたけのこ戦争]]から第二次天界大戦争を引き起こすつもりか。 一人称は「僕」で、かなり小柄なので悪魔のくせに可愛らしい。 舎弟にバエル、アガレス、ヴァサゴ、ガミジンがいる。 ネフィリム 強欲にして凶悪なる巨人(常人の2~3倍はある身長)。ルシファーにすら「共食いするほどの凶暴さ」と恐れられている。 …のだが、コストコでは巨大ぬいぐるみの可愛さに撃沈した。 ジャック・オ・ランタン とある一件から、ペトロに尋常ではないほど嫌われている。mixiのアバター名は『じゃっく@らんたん』。 ブルータス&カシウス 地獄の一番底でルシファーからガム代わりに噛まれている3悪人のうちユダが抜けたので残った2人。 自分達を地獄に落とした腹いせか、天界の動画にサブ垢荒らしを行った為、YouTube Kidsしか見られないようにされてしまった。 ロキ 北欧神話に登場する悪神。そのため北欧(スウェーデン)発祥のIKEAのショールームを(勝手に)別荘にしている。 最聖コンビが立川のIKEAに来た際に店員のふりをして初対面を果たすが、イエスに神だと気付いてもらえず、デタラメを吹き込んで嫌がらせをした。 しかし正体を明かすとイエスは「ゲームや映画で有名な人だ!」と意外に嬉しそうだった。 子供たち(ヨルムンガンド、フェンリル、スレイプニル、ヘル)は彼を反面教師に育ったためとてもいい子たち。 フェンリル「子供ウケはよくないと思いますよ僕たち…まあ中学生男子なら別ですけど…」 子供たちへの愛情は薄いが、自らお腹を痛めて出産したスレイプニルだけは例外。 駄菓子屋で売っているような変なモノが好き。 下界の人々 松田さん(松田幸代) (声:鈴木れい子 / 演:山野梅) “最聖”コンビが住むアパートの大家さん。四大天使の天敵。 デレた時の破壊力が異常。 最近「仏語」をならい始めたと知ったブッダは「ホトケの言葉」と勘違いして嘆き悲しんでいた。 極道の竜二 (声:立木文彦) イエスのことを大物極道の二代目、ブッダもその兄弟分と勘違いしている網走帰りの兄貴。 愛子ちゃん大好き。背中にブッダのアートが飾られているが、ある意味イエスの信者。 イエスら天国の面々を極道と勘違いしている。 竜二「勘弁してくだせぇ…おたくの親父さんに肉なんか送ったら俺ァ兄貴たちに殺されやすから…」 イエス「どこもうちの父さんみたいな人はいるんですねえ」 静子 竜二の奥さんで姐御肌な所がある。主婦ということもあってか、ブッダと仲が良い。 最近第二児を授かった。 愛子ちゃん 竜二の娘。やんちゃ盛り。イエスと精神年齢が近いのでとても仲良し。髭嫌い。 実写版では大人の事情で松田さんの孫になっている。 大輔 (声:くまいもとこ) ブッダの額を狙う近所の小学生男児。ブッダの天敵であるが、逆襲されて数秒で朝顔を種から満開にされ観察日記が書けなくなって大泣きした。 劇場版では中盤の主人公であり、ハカセとモーちゃんみたいな友人と共に輪ゴム銃でブッダを狙う。仮面ライダーフォーゼの大ファン。 吉田先生 松田さんの孫の通う小学校の教師。誤解によりイエスに好意を寄せていた。 山風 下界で女の子に大人気のイケメンアイドルグループ。3人しかいない気がするが気にするな! ミカエルも大ファンであり、アイドル活動の参考にしている。 イエスとブッダの相棒たち Jr ブッダが福引きで当てた仏像。 最初は場所を取る「等身大自分フィギュア」だったため邪魔物扱い(本人曰く「変な宗教団体の人(*6)か強烈なナルシストと思われる」)されていたが、 後に鞄かけに利用され、また季節ごとに飾り付けられるなど、ブッダからは弟のように愛されている。 ブッダと似て自己犠牲の精神がある。 カンダタやベロニカと共に夜はお喋りを繰り広げている。 ドラマ版ではなんというか、凄く安っぽい。 カンダタ ブッダが蜘蛛の糸、もといクレーンキャッチャーで手に入れた人形。ナウシカばりの優しい心を持つ。 実は地獄に堕ちていたカンダタその人の人格が宿っている。 ブッダの心遣いを裏切ってしまったことがトラウマになっているらしく、必死でマスコット的可愛さを演出している。 最近は中の綿がしぼんで、腹部が中身のオッサンのようになっているのが悩み。 伝説のアニメ『まいにちがにちようび』の主役キャラだったらしく、100万くらいはスッと出せるほどのプレミアがついている。 カンタカ ブッダが出家の際に乗った馬。自転車や車にヤキモチ(のようなもの)を妬いている。 ブッダが地上で乗り物をゲットする度に自己主張するように出現。 天界ではペガサスやスレイプニルら神馬と馬主自慢合戦を繰り広げている模様。 「目標 赤兎馬」 カンタカ2号 下界での新たな相棒。自転車には防犯登録を忘れずに。二人が乗っているうちに自我らしきものが宿ってしまっている。 ベロニカ イエスがHP1ケタの状態で顔の汗を拭いたことにより、イエスの顔がプリントされてしまったTシャツ。イエスの本音を代弁する。 洗えば落ちるとのことだが、洗濯機を前にした時のあまりの恐れっぷりに洗えないでいる模様。活動時期は夏。 つくもん イエスのノートパソコン。OSはwindows99(*7)。型はかなり古い。 旧式故に頻繁に不具合やフリーズを起こしたり異音を出しているが、御坂美琴みたいな娘が頑張っている様子をイメージして騙し騙し使い続けていた。 しかし如何に物持ちの良い聖人コンビとしても流石に限界に思い、買い替えの為にリサイクルショップで売却しようとした所、 奇跡により九十九神が憑いた事で爆速のスーパースペックPCと化した。 ……が、イエスを守ろうと大量のアンチウィルスソフトを勝手に導入して来るせいで結局もっさり動作になってしまっている。 CLOSET 某ゲームに触発されたブッダと梵天が結成した付喪神アイドル。 チーム名の通り、季節もので場所を食う家具・家電が変身したイケメン軍団。 宗教に詳しくなくても誰でも読める漫画なので是非とも読んでもらいたい。 また、この漫画により宗教に関心を持った人も多数いる模様。 【用語解説】 総合あの世連合 通称「総世連」。所謂「天界」「天国」と呼ばれる神仏や天使の住まう世界。 様々な宗教における「あの世」の集合体であり、門派ごとによってエリアが異なる。 所謂お布施やお賽銭はここの税金みたいなものであり、全部が全部行くわけではない。 指導者たるブッダとイエスもここからお給料を得ている立場だが、二人曰く給料は生誕地の貨幣で支払われ、そのあと在住地の貨幣に換金されるシステムだそう。 このために二人は円高の煽りをもろに喰らってしまい、立川でバカンス中のブッダとイエスの月給は20万円位である。 悟れ!アナンダ ブッダが天界情報誌「R2000」に連載している漫画。通称悟アナ。タイトル通りアナンダを主人公としている。 内容は殆どが天界人向けらしく、この漫画以上に宗教ネタが多くて地上人が読んでも微妙との事。 総世連では人気が高すぎて、なかなか単行本が手に入らないらしく、写本に写本を重ねた結果ブッダ自身より絵がうまくなったものが出回っている程。 単行本が62巻まで発売されたのを潮時に最終回を迎えた……が、天部の手による輪廻の輪に囚われ続編決定、さらに第22弾までの転生が用意されているらしい。 単行本売り上げは1か月あたり出雲大社元日の賽銭に匹敵するとの事。 最聖☆戦隊ホーリーメン 梵天・帝釈天・ミカエルによる「天国の門待ちPR動画」の好評を受けて製作された特撮映画。 死んでから魂が抜けるまでの間の「走馬灯」の代わりとして製作されたがなんと全48話で、48もの輪廻を終えねば見終わる事が出来ない。 何気に本作初の長編の題材である(長くて前後編だった)。 追記・修正は悟りを開くか、死から復活してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 映画はほのぼのして大変楽しゅうございました -- 名無しさん (2013-10-12 00 41 47) 宗教とかそんなに詳しくなくても手塚治虫のブッダを読んだくらいの知識でおkな漫画 -- 名無しさん (2014-01-20 20 57 37) ↑あと良くある歴史マンガのキリストのやつな。 -- 名無しさん (2014-01-20 23 11 32) ダーウィンとかガリレオはこの漫画の世界ではどんな立ち位置なんだろう -- 名無しさん (2014-01-20 23 25 21) その内、他の神話もでそう…… -- 閲覧者 (2014-01-28 23 46 24) ↑ムハンマドが顔を出さないようにして登場とか -- 名無しさん (2014-01-28 23 50 28) 北欧神話はロキがルシファーとヤンキーばりに絡んでいそう。あと、あのゼウスもポカンのムービーにオーディンやトールも…… -- 閲覧者 (2014-02-20 15 36 57) 映画見たあとにコロッケ食べたくなった -- 名無しさん (2014-03-31 14 09 37) 普通に八百万の神々がいたり、宗教におおらかな日本人だから描けた漫画よな。 -- 名無しさん (2014-05-25 13 42 16) ちなみに外人さんはブッダのネタはわからない人が多いそうです -- 名無しさん (2014-05-25 15 32 41) 10巻に登場した銀髪の悪魔はベルゼブブかな? -- 名無しさん (2014-06-01 00 55 36) カバーにハエっぽい羽根が描かれてたから多分ベルゼバブだろうね。10巻はサンダルフォンの出た回で噴いたわw -- 名無しさん (2014-06-01 01 00 36) マリア様が可愛いw -- 名無しさん (2014-06-01 01 28 13) ↑2 ルシファーが堕天する前からヘッドホンやパソコンがあるというだけで笑えるのにさらにあのミカエルのはっちゃけっぷりよw -- 名無しさん (2014-06-01 18 56 39) ↑3ベルゼブブ=蝿の王。ルシファーに次ぐ地獄の第二位で元は異教の神(バアル、ゼウス)。ルシファーと共にイエスの悪魔祓い(ボーリング)にも立っていられる程度の能力www -- 名無しさん (2014-06-01 19 32 43) ↑5 ベルゼブブで合ってる。何巻か忘れたけど、ルシファーのフェイスブックに乗ってた。 -- 名無しさん (2014-06-01 19 51 59) ルシファーさんの堕天前から普通にリアル充実してたんだなーとしみじみ -- 名無しさん (2014-06-07 23 47 20) ルシファーさん、悩んでるからって教会で懺悔はどうかと思います・・・ -- 名無しさん (2014-07-15 11 24 28) これ読んだら地獄堕ちるの怖くなくなる。私もフットサル交ぜて。で、カップヌードルちょうだい。 -- 名無しさん (2014-07-15 11 54 52) マリアについて書いてみた。ヨセフも書こうと思ったんだが、何分大元を知らないもんでヨセフが何者なのかよく分かって無くて…。 -- 名無しさん (2014-10-01 16 44 09) マリア様の出産とか介護のコメントがめっちゃ笑えた。ヨハネは偉い。 -- 名無しさん (2014-10-05 16 20 51) しかしまずブッダとキリストが、下界(しかも日本)でバカンスを過ごすっていう発想が凄いなwこんな設定よく浮かんだと思うわ。 -- 名無しさん (2015-02-09 15 04 19) お願いですからイエスのお父さんはひょんなことで創世しないで下さい(白目) 何か下暗いから明かりあったらいいのに…でこの世は生まれたという現実 -- 名無しさん (2015-03-01 20 19 39) 天界すらも割りかねないきのこたけのこ戦争・・・ -- 名無しさん (2015-03-01 20 49 50) 30代の俺と50代の親父がいっしょに笑えた数少ないマンガ -- 名無しさん (2015-09-15 18 05 50) 「ゼウスさんの浮気の言い訳シリーズ」が的確すぎる -- 名無しさん (2016-01-16 04 21 13) マジレスしちゃうとゼウスさん無罪なんだけどね……自分の神話をギリシャの拡大に合わせてどんどん発展させられた結果あんな取り返しのつかない血縁関係になっただけだし -- 名無しさん (2016-04-28 16 42 05) これ海外で発売したら苦情きてすぐ販売停止になりそう。日本在住のキリスト教徒からも批判きそうだけど -- 名無しさん (2016-10-29 21 52 47) このページの上の方見てくるといいよ -- 名無しさん (2016-10-29 22 44 37) ↑見過ごしてた。人気あるんだ…。 -- 名無しさん (2016-10-29 22 50 12) ↑ただし翻訳(特に宗教逸話のパロディを想起させる場面)は全然違うこと書かれてたりてしてるってどこかで読んだな -- 名無しさん (2016-11-19 11 29 58) 弟子のヨハネさんの名誉を言えば黙示録書いたのは別のヨハネは別人説あり(名前借りたけど辻褄合わなくなって別人って事にされただけかもしれないが) -- 名無しさん (2016-11-19 11 51 25) ネットでかつて見かけたフレーズ ブッダ「ちょっとイエス!?聖杯戦争なんて私聞いてないよ!?」とかいうので笑ってしまった思い出 -- 名無しさん (2016-11-19 12 08 13) ドラマ化するという噂を聞きましたが、本当ですか? -- 名無しさん (2016-12-30 12 27 03) イスラム教が出ないのは偶像崇拝禁止なのと苦情を恐れてなんだろうね… -- 名無しさん (2017-12-13 21 16 10) UFOラーメン食いに行こう -- 名無しさん (2018-05-30 17 32 50) そういえばUFOラーメンしれっと食ってたな -- 名無しさん (2018-08-02 00 38 26) カンダタが実は打ち切りになった子ども向け番組の主役でプレミヤ値がつくレベルだった話って、トイ・ストーリー2のウッディが元ネタなのかも。ウッディはプレミヤ値どころか博物館レベルだったけど、 -- Kiramaru1025 (2018-12-03 07 00 09) ↑8 ついでにブッダのイエスのツッコミも優しくなってるって。「君はしゃぎすぎ」→「私もはしゃいでしまったよ」みたいに同意の意見も増えてると翻訳サイトで画像付きで説明あった。 -- 名無しさん (2018-12-03 07 21 08) ついに上馬キリスト教会とコラボ。あーあ…w -- 名無しさん (2018-12-03 09 56 38) 紅茶の項目からきたんだけど、ヨハネの飲んでる紅茶ってなんかやばいものが入ってる…? -- 名無しさん (2019-07-15 08 01 13) 同じ講談社だし「鬼灯の冷徹」とコラボした話とか見てみたい。立場的には鬼灯の方がずっと下のはずだが、対等以上に付き合えそう -- 名無しさん (2019-08-12 22 39 10) 別作者のラノベではついに唯一神が住みだしたぞ立川。幸い本作とは違う時代だったが。 -- 名無しさん (2019-08-21 16 18 56) ジャンヌは、しばらくFateのイメージだったが、こっちのジャンヌも可愛くて好きになった。Fateとは逆にトラウマに弱くてネガティブはところもミソ -- 名無しさん (2019-09-23 13 19 14) ポジティブになったユダ回でのユダ十字の意味、ユダが首吊り自殺した時に使用した吊り縄を模してるって事に最近知った。そりゃあ、ブッダもドン引くわw -- 名無しさん (2020-01-22 23 17 41) ニコニコ動画をもじってアルカイックスマイル動画ってしてるの見て天才だと思った -- 名無しさん (2020-04-01 18 32 56) 鬼灯に続いて、こっちの賽の河原でもジェンガしはじめたよ -- 名無しさん (2020-05-23 23 12 43) イスラム教は本当に扱いが面倒くさい。流石に悪魔の詩事件みたいな事は -- 名無しさん (2020-05-24 01 35 36) ゼウスがジャンヌちゃんを口説こうと目論んでるのは色々な意味でアウトな気がするwギリシャの最高神に聖母フィルターが通用するのかどうかが気になる -- 名無しさん (2020-06-20 12 20 08) 北欧神話はアベンジャーズ、ギリシャ神話はディズニー、仏教は仏教は孫悟空、キリスト教関係のヒーローで有名なのってなんだろう?ミカエルとかルシファーあたりはいろいろな作品に出てくるけど。 -- 名無しさん (2020-07-24 21 33 50) ↑見たことあるのだとジョン・コンスタンティンとか…マイナーか。 -- 名無しさん (2020-07-27 12 27 43) 実写版のイエスとブッダが平清盛と織田信長になってしまった。 -- 名無しさん (2020-08-25 11 46 59) ゼウスが美男子も狙うことがあるのは原典通りだけどまさかやるとは思わなかった -- 名無しさん (2021-04-29 10 31 54) 神馬の回でのイエスのロバがいい性格をしている -- 名無しさん (2022-01-30 18 52 03) 「イエスのことを大物極道の二代目と勘違いしている」竜二さんの勘違いは、実はそれほど的外れではないかもしれないんだよなあ… -- 名無しさん (2023-11-19 15 32 58) 原作の長編エピをキャスト・スタッフそのままで実写映画化決定!12月に公開です。 -- 名無しさん (2024-05-12 22 36 09) 給与が地元のお金で払われる設定すっかり忘れてた。いま円安だから連載開始当初より暮らしやすくなってそうね -- 名無しさん (2024-05-31 13 32 50) ルシファーが天使すぎる。俺も悪魔に生まれたかった -- 名無しさん (2024-09-06 08 42 37) 名前 コメント ヨーロッパの国によってはそのままのタイトルで売れると思う国はあると思う。国民の約5割が無宗教と言われるオランダとか。
https://w.atwiki.jp/bmrog/pages/390.html
(S06_Als) 「アルスリーデ・クラルヴァイン。クレスフレウの騎士だ」 (S06_Als) 「先ごろと続けてそれを名乗るにはおおやけに出来ない任にも当たったが、まあ騎士とは陽の差す仕事ばかりがあるわけでもない」苦笑いして (S06_Als) 「もっとも、職としての騎士である以上主君を見つけて忠義を果たす、というありようとも縁がないのだがな」 (S06_Als) 「もっともメイデンである以上はこれからも人には言えないような仕事ばかりになるだろうがな」まあよろしく頼む、と簡単に (S06_Als) http //www.grifis.net/trpg/wiki/wiki.cgi/15thmoon/HC?page=%A5%A2%A5%EB%A5%B9%A5%EA%A1%BC%A5%C7 (S06_Als) こんなところで。 (SuGM) (SuGM) (SuGM) HCランドリューフ戦記「獣王と、想いと」 (SuGM) (SuGM) (SuGM) フェルメールによる人身売買組織ネメシスの撃破から、1週間。 (SuGM) 君、アリーには、しばしの平穏な時間が与えられていた。 (SuGM) 大規模な作戦行動だっただけに、隊の休息と再編成・・・そして、今後の行動の対策の時間が、必要だったからだ。 (SuGM) しかし、君の耳には、怪奇な事実が、噂だけではなく確かな情報として入ってきている。 (SuGM) 「ネメシス」の幹部たちもまた「グリフォンの烙印」を押され、操られていたのだと。だとすれば、幹部の一人ロンケーが、何処からかもって来たという情報も偽情報なのか?もしそうだとしたら・・・それらすら操っていた真の黒幕は、何処に? (SuGM) 生き残ったネメシスの幹部たちへの尋問、グリフォンの焼印そのものへの研究など、対策が取られているようなのだが・・・ (SuGM) ・・・そして (SuGM) あの日を境に、リップとは会っていない。共に戦い勝ったとはいえ、あの夜の気まずさのしこりは、少なくともリップ側には残っているようなのだが、彼は焼印の研究を、その知識があるがゆえに手伝わざるを得ず、どうしても、上手く会うタイミングが取れずにいた・・・ (SuGM) (S06_Als) 【アリー】「まあ、仕方ないな。自分からあんな姿を見せてはまるで淫売だ」ちょっとした、悪ふざけと言うか空気に流されたと言うか。 (S06_Als) 憧れとやらもどこぞに吹いて流されたかもな、と内心苦笑して、だが憂いはない。 (S06_Als) 【アリー】「(今回はうまくいった、だが次もああなったら何度も助けてはやれない)」メイデンの任務に一般人が追従しようとすれば安全な場所からの支援ぐらいしかない、が・・ (S06_Als) 【アリー】「(奴はそれをよしとはしないだろう)」女に生まれていれば共に戦うメイデンになれたろうな、などと益体もないことを考えながら、平服で街並みを目的もなく歩いています。 (SuGM) 今は特に命令も無く。逆に言えば、自由に使える時間が珍しく有る。 (SuGM) 女騎士には、珍しい時間でも、あるが。 (S06_Als) とりあえず露天を見たりしながら人を刎ねないように、警邏、という体裁だが武器も小剣程度にとどめている。 (S06_Als) いざとなれば蹄のほうがなまじの剣士よりよほど恐ろしいのが人馬族だからだ (S06_Als) 【アリー】「巡回などしばらくしていないからな。まあ、私に当番を回すとも思えないが」いつもの兜はないまま、素顔で街を歩くのが彼女なりの警邏だった。 (SuGM) 巡回は巡るが、これといった事件の様子も、注意すべき事柄も無い。最近の任務と無縁の穏やかさが、そこにはあった。 (SuGM) そんな調子で、アリーが巡回を続けていると・・・見れば、同じ紋章を服に刻んだ、フェルメール隊の一団が歩いていく。 (SuGM) 気付けば、今は昼食時。隊舎の食堂もあるにはあるが、町の市場で食事を取るものも多い。 (SuGM) 思えば、君もまだ昼食を取っていない。 (SuGM) 一群の中には、知った顔も居れば、知らない顔も居る。少しだけ知っている者も居る。 (SuGM) この間からの作戦指揮をを担当した上司・・・ (SuGM) 前回の作戦でコロッセオに潜入した他のメイデンたち・・・ (S06_Als) 【アリー】「ん・・(まあこの格好では私とわからんか。兜もないしな)」ついでに普通の店には入れない。露天で済ませるつもりではいたが (SuGM) 一団の中でもまれて、背が少し低いせいでまだこちらに気付いていない、あの褐色の肌と銀髪は、リップだろう。 (SuGM) そしてその隣に居るのは、一度見た、今リップと一緒にグリフォンの焼印を研究している研究者。 (S06_Als) 邪魔をする気もないが、待機中には違いないので、それとなくすれ違いながら行く先を見ていよう (SuGM) ・・・屋根のついた店に入るものも多い中、その四者は、どうやら露天の買い食いで昼を済ませるつもりらしい。 (SuGM) ・・・誰かに接触すれば、少しはこの停滞した状況を変える情報が、手に入るかもしれない・・・ (S06_Als) では普通に露店の後ろに並んで、前列のメイデンに「おっと、すまない。」とひづめの音を立てながら話しかける (S06_Als) 「巡回中かな?ご苦労様」と見覚えはあるか知らないがメイデン女性に水を向けますね (SuGM) 【同僚メイデン】「あ、アリーさん、こんにちわ。この間以来ですね・・・キツい戦いでしたけど、体調、大丈夫ですか?」と、はきはきとした様子で応じる同僚。彼女は観客席での戦いに参加し、暴徒の波に飲まれてえらいことになっていたのだが流石にメイデン、もう回復しているようだ。 (SuGM) 【同僚】「いえ、午前中は、恥ずかしながらリハビリをしてまして・・・ひと段落着いて体の調子も良くなったと思ったら、おなかがすきまして、食事をと・・・アリーさんこそ、巡回ですよね。少し、ご一緒に休憩いかがですか?」 (S06_Als) 「おかげでな。まあ幸いにも怪我はなかった」脚が折れれば命取りだがな、と「構わない、こちらも待機には違いないからな」 (S06_Als) 体が鈍るので歩いていただけだ、と順番を待ちながら (SuGM) 【同僚】「ですか・・・っと、はい、どうぞ。」と、ともあれ二人とも屋台に並んで、果物やパンなど、食事を買うことが出来ました。 (SuGM) 【同僚】「大変な仕事ですけど、だからこそ体が資本。しっかり食べないとダメですよね」もぐもぐ・・・と、早速食べだす彼女。歩き食いだけど、まあ、屋台の食事だから、行儀を気にすることも無い。 (S06_Als) 「ところで連れ立って巡回か?珍しいな」と一群に混ざりながら (SuGM) 【同僚】「ええ、まあ、苦労を共にした連帯感・・・というか、ね。」「はは。」と、笑いあうメイデンたち。 (S06_Als) 「いや、上司殿と見慣れない男がともにいるのは珍しいな、と思っただけだ」いわゆるバーベキューめいた肉と野菜の串焼きを数本買ってかぶりついてから (SuGM) 【同僚】「アレですか。あれは、ホラ、例の焼印の研究ですよ。その辺の相談とかも、してたみたいで。それででしょう。中々難しいみたいですけど、尋問もあわせて、少しづつは進んでるみたいで・・・」 (SuGM) 【同僚】「ええ、もう少しで何か分かるんじゃないか、って。焼印からの瘴気と魔力のつながりを逆に辿るとか、尋問で得た情報と他の資料を総合するとか。」 (S06_Als) 「肝心の幹部も生け捕りとは行かなかったからな」他の連中がたいしたことを知らないのも仕方ない。 (SuGM) と、それに関する情報を有る程度得ることが出来ますが。 (S06_Als) 「そういう話になるとこちらにはお手上げだからな。あの若いのと研究者とやらに期待しよう」 (SuGM) 【同僚】「はい・・・あ、大変な仕事、で、苦労を共に、って言えば。」「それと、焼印の情報、にも関係してるんだっけ?」と、そして、思わぬ質問が飛び火して返ってくる。 (S06_Als) 「私も聞きかじりだがあの焼印がなにか?」包み紙で手をぬぐい、串を片付けると耳を傾ける (SuGM) 【同僚】「アリーさん、こないだ、メイデンじゃない騎兵出身の子とコンビ組んでましたよね。焼印の秘密に関係してるかもしれない子だとか聞きましたけど・・・どういう馴れ初めの関係なんですか?」と、結構やぶから棒にドキドキした感じで質問が。 (SuGM) 若い女性特有の好奇心、といった感じの表情である>問いかけた者 (S06_Als) 「どういうと言っても・・ああ・・」説明に困るな、と渋い顔で (S06_Als) 「最初は馬の盗賊団討伐の案内人だったが・・まあどうにかやり遂げて一緒に逃げ延びた、ぐらいかな」 (S06_Als) 「その次は・・まあ知っての通り主人と奴隷と言う偽装で潜入して・・後のほうはみんな知っているだろう」かなり簡単に説明して (SuGM) 【同僚】「戦友、って奴ですか・・・けど、それだけ、なんですか?」と、簡素な説明を受け入れるけど、それだけではなく続ける。 (SuGM) 【同僚】「いや、傍目から見ても見なくても、あの子、アリーさんのこと好きみたいですけど・・・」アリーさんはどう思ってるんですか、みたいな感じで。 (S06_Als) 「因縁はあるといえばあるのだろうが・・」男として好意があるかというとまた別だな。 (S06_Als) 「危険な任務をともに、で恋に落ちていては恋心がいくらあっても足りない」いやにまじめに考えると気持ちがはっきりしたようにも錯覚して (S06_Als) 「まあ人間としては好意を持てる。信頼にも足るが・・」戦友でい続けられるかは彼しだいだろう、と乗せられたようについ心象を語る (SuGM) 【同僚】「そうなんですか・・・」と、静かにアリーの話を聞いている。 (SuGM) 【同僚】「・・・色々、思うところはあると思いますけど。一緒に戦うにしろ、危険な場所から遠ざけるにしろ、信頼と友情を貫くにしても、愛情に答えるいるにしても。」 (SuGM) と、静かに情報の反芻をしながら、同僚メイデンは答えた。 (SuGM) 【同僚】「アリーさん、騎士とか、種族とか、メイデンと普通の人間とか・・・そういう細かい前提は置いておいて、一度心底から素直になって、見つめなおしてみると、いいんじゃないかと。」 (SuGM) 【同僚】「こんな時代です。明日のことは、どうなってるか分からない。昨日まで元気だった人間が、瘴気の怪物になってるかもしれない。今日輝かしく勝利していたメイデンが、明日虜囚になってるかもしれない。だからこそ・・・悔いの無いように。」 (SuGM) 少し、アリーより若い年齢に似合わぬ、儚げだが芯の強さを感じさせる笑みで彼女がそう言ったのは、あるいは、彼女にも苦い過去が有るのかもしれない。 (S06_Als) 「それが細かかったら、たいていのことはどうでもよくなるとは思うが」苦笑して「心に留めておく。今考えるべきかも含めてな」食事を終えると、巡回のあるであろう彼女たちから離れて。 (S06_Als) ただ、そんな少女たちの祈りのような案じる気持ちには内心で感謝を捧げています (SuGM) 【同僚】「ええ。お互い頑張りましょう・・・それじゃ。」といって、それでは、分かれます。 (SuGM) ・オープニング「緩やかな日々」END (SuGM) (SuGM) (SuGM) ・ミドル「砕け散る日々」 (SuGM) 夜。 (SuGM) 隊舎に戻ったアリーも、就寝した深夜。 (SuGM) 研究班など一部のグループは、それでも明かりをつけて活動を続けていたのだが・・・ (SuGM) (SuGM) ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!! (SuGM) (SuGM) 静かな夜を、爆発音が吹き飛ばした。近い、どころではない。明らかに、このフェルメールの隊舎内で、爆発は発生している! (S06_Als) 「なんだ?」跳ね起きると、もとより隊舎ではなく小屋を借りているため武器も手元にある。幸い今は簡素な装備のため即座に鎧も身に着けて。 (S06_Als) 音のしたほうへと駆け出しますね「起きろ!火の手が上がった!全員班長の指示を仰いで外へ!」と盾を叩いて鳴らしながら警報がわりに叫びます (SuGM) 流石に精兵揃いだけあって、メイデンもそうでないものも、僅かに取り乱すもののアリーの叫びに応じて即座に反応し、対処を始めます。 (SuGM) 爆発が発生したのは研究班・・・リップたちが、グリフォンの焼印について調べていた区画です。 (S06_Als) みんなが来るまで間があるし、先んじて駆けつけておきましょう (SuGM) 【研究員】「ぐっ、ふ・・・」現場目掛けて駆けつけると、火の手は思ったより少ない。その場にある可燃物が燻っているくらいでしょう。ただ、建物が砕けた煙で視界が悪く、奥がまだ見えない。(見るにはもう少し踏み込む必要が有る)・・・そして手前には、研究員が一人吹っ飛ばされたのか倒れています。 (S06_Als) 「大丈夫か!」と手当てしている間もないが助け起こしましょう (SuGM) 【研究員】「ぐっ、お、俺はいい。新入りが・・・魔力探査の失敗に、巻き込まれてっ・・・うぐっ」 (SuGM) そう言って気絶してしまいますが、命に別状は無い様子。 (SuGM) 最後に、奥を指差しました・・・煙が収まりつつある向こうに、何かが動いている見える。 (SuGM) そして、新入り、というのは、恐らく、焼印の調査にかかわりだした・・・リップのこと。 (S06_Als) 「そうか」まあ口が聞けるなら救護が来るまでは大丈夫だな、と火から離れたところに寝かせて。 (S06_Als) 「爆発か、急いだほうがよさそうだな」さらに燃え移る前に火の元を消すか救助を行うか、と手近な水場から桶を取って、一応頭から浴びて飛び込みますね (SuGM) うむ・・・水を浴びて飛び込むなら、燻っている程度なのでダメージは受けない。ただ・・・ (SuGM) (SuGM) 飛び込んだ先にあるのは、信じられない光景。 (SuGM) 爆発と思しき被害の中心にいたのは、蹲っているリップだった。 (SuGM) 何かを堪えるように、こちらに背中を向けてわなわなと震えている。 (SuGM) 【リップ】「がっ、あ・・・う・・・!」 (SuGM) ・・・服の背中と袖が破れている。 (S06_Als) 彼だけかな?では「どうした!怪我か?」と呼びかけながら近づこう (SuGM) だが、あれは何だ。 (SuGM) 服の背中を破って飛び出している、アレは。翼か。 (SuGM) 袖を内側から破ったのは、しなやかだが引き締まった彼の手ではない。獲物を叩き伏せる、鋭い爪の生えた、獅子の前足ではないか。 (SuGM) 【リップ】「あっ、うっ・・・!?」ギクシャクとした表情で、振り返るリップ。 (SuGM) 彼以外にも何人か人は居たようだったが、先ほどの研究員を除いては、退避したらしく、今は居ない。 (S06_Als) 「なんだ、それは・・?何があった!」だが特に警戒はなく近づきますね (SuGM) 【リップ】「アリーさっ、見っ、見なっ・・・来ちゃ、ダメ・・・!?」ぎくしゃくと、アリーの体が、まるで二つの命令を同時に下されているかのように、震える。 (SuGM) 暴れようとしている身体を、懸命に抑えようとしているかのようだ。 (S06_Als) 「この間のものとは違うようだな。・・なるほど、烙印の研究か」用法を誤ったか、誤らせたものがいるか、だなとわけもなく感じて (SuGM) 足元には、前に説明されたアドラスティア一族家伝の、グリフォンの紋章が刻まれた鏡が、割れた状態で落ちていて・・・リップの今の姿も、羽、爪・・・恐らくは、グリフォンのそれ。 (S06_Als) 「落ち着け。ではどうすればいい」ずいっと近寄って「焼け死ぬまで見ていろというのはごめんだぞ」 (SuGM) 【リップ】「ッ・・・アリー、さ・・・」その言葉に、一瞬、安堵と救済を見た表情をする、が。 (SuGM) 直後。 (SuGM) 轟ッ!! (SuGM) リップの獅子に変じた腕が、リップ自身の制御を離れてアリーを襲う! (S06_Als) 盾を翳してそれを受け止めましょう。槍では彼が傷つくので。 (S06_Als) 「瘴気が濃すぎるようだな、こんな街中で・・どんな手を使った、のか使われたのか」 (SuGM) 【リップ】「ぁ・・・」盾に当たった。アリーは、傷ついていない。けれど・・・少年は、己取った行動に、愕然とし (S06_Als) 「力尽きるまで待つのも、捕らえるのも難しいか・・リップ!どうすればいい!」騎士は彼に頼った (SuGM) 【リップ】「っ!!」もう一撃加えようと。再度動き出そうとした獅子の腕に、左手で拾った石を叩きつけて、強引にその動きを封じる。 (S06_Als) 「私ではわからない。この場を去るか、お前を見逃せばいいのか、どっちだ!」 (SuGM) 【リップ】「・・・ころ・・・して、ください。」食いしばるように、身体を震わせながら、リップは懇願した。「この間、好きな人を穢して・・・今度、好きな人を傷つけて・・・もう、生きては・・・!」 (SuGM) 悲鳴のように、叫ぶ。 (S06_Als) 「ふん。みそこなったな」 (S06_Als) 「お前は私に穢されても戦えといって、自分は”あきらめるのか”」 (S06_Als) 確かにそんな男が誰かを好きになっても仕方ない、と呟いて (SuGM) 【リップ】「っ・・・!」 (S06_Als) 「ならば好きにすればいい。過去を悔いて殺してください、などという奴は・・死んだところで私の記憶にも残らない」 (S06_Als) 「女をどうにかしたいなら、もう少し根性を見せることだ、”リップ”」私が優しい言葉の持ち合わせが少ないのは知っているだろう?と笑って。近づきます (SuGM) 【リップ】「っ・・・分かり、ましたッ・・・!アリー!きっと・・・きっと・・ぐっ・・・!」その笑顔に、衝撃を受けた瞳に・・・ギリギリの生気が戻る。 (SuGM) その身体は、ますますリップの意思を無視し・・・近づくアリーから離れようと、背中の翼が勝手に羽ばたきだしている。翼は大きく、リップの身体は小さい。直ぐに持ち上げられてしまうだろう、だが。 (S06_Als) 「(とはいっても打つ手がないのは変わらんな・・正気づかせたとしても)」だが守るべきものの前で弱気は見せられないのだ (SuGM) 【リップ】「・・・コイツ、焼印を押していた奴、です・・・!ニュクス山の、グリフォンの、怨霊!瘴気を憎んで、だから瘴気に飲まれて・・・!」 (SuGM) 持ち上げられるまでの刹那。自我を侵食してくる悪霊の意思を、逆に懸命に受け取って、リップは情報を残す。出来うる限りの抵抗と意思として。、 (S06_Als) では考えるより先に身体が、脚が駆け出しかけるが、既に羽ばたき始めた相手には僅かに届かない (SuGM) 【リップ】「かき集めたミアスマと、僕の体、使って、蘇ろうとしてる・・・っ止め、無いと!完全に復活したら・・・竜並に、恐ろしいことになる!」 (S06_Als) 「ニュクス山・・そういうことか。わかった・・」声を振り絞って (SuGM) ふわり・・・リップの体が、舞い上がった。夜空に、堕ちるように吸い込まれていく。 (S06_Als) 「必ず助けに行く・・、待っていろ!」消えていく彼に届くかは判らないが、声を天に向けて放つ (SuGM) 【リップ】「抗・・・・うからっ!アリー!僕が、僕じゃなくなったように見えてても・・・きっと・・・!だから・・・!」最後の叫びが、空に消えていく。 (SuGM) ・・・だからアリーも、負けないで。 (SuGM) ・・・最後になるかもしれない言葉は、やはり、アリーを案じる言葉。くよくよ気にしていたにしては・・・武骨なことだ。助けてとも、愛してるとも言いもしない。 (SuGM) ・・・けれど、それが、アリーの言葉への返答。アリーへの、意思。 (SuGM) そして、夜は移ろい・・・ (SuGM) (SuGM) (SuGM) ・クライマックス「日々の決着」 (SuGM) 翌朝、状況が一段落し、アリーは上司から事の経緯の説明を改めて受けた。 (SuGM) 尋問と研究の結果などから、グリフォンの焼印はロンケーが自分の意思で持ち帰ったものではなく、ショー用の魔獣を狩っていたロンケーが何者かに襲われて刻まれ、他の幹部を襲って次々刻み、何者かはその焼印を通じて、幹部たちの記憶を捜査し何事も無かったかのように組織を操っていたこと、までは分かったのだが。 (SuGM) そこから先の調査に行き詰まり、ならばと、リップが持っていたアドラスティア家の紋章を解析して、魔力と瘴気の流れを焼印から逆に辿ることで、相手の位置を掌握しようという魔術を実行。 (SuGM) 結果、その瘴気と魔力の本体が、リップに逆流し・・・あの有様になった、というわけだ。 (SuGM) 【上司】「ロンケーに焼印を押したのが、焼印の魔力と瘴気とに繋がっている怨霊の如き相手だということを見抜けなかったのが、原因、というわけだ・・・。」 (SuGM) そう、上司は説明を締めくくり。 (S06_Als) 「いえ、むしろ事態は明瞭になりました」まずは彼が被害を抑えてくれたことに感謝しましょう、とどこかすっきりした顔で (SuGM) 【上司】「ああ・・・」と、頷いて、その表情に気付いて「?どうしたのかね。その・・・あんな事件の後、とは、思えない表情だが。」>すっきりした顔で (S06_Als) 「私は面倒なことは考えられない性質です。」騎士などただの暴力を理性で御して無秩序を抑制する機構であればいいとさえ思っていました、といつになく自分の意見を告げて。 (SuGM) 【上司】「・・・」静かに君の言葉を聞きます。 (S06_Als) 「ただ、それほど物事を綺麗に割り切っていたわけでもない。と、彼のおかげで気づいただけです」兜の下で穏やかに笑って (SuGM) アリーがそういう己の思いを明かすのは、希少で大事なことだと、分かっているからね。 (S06_Als) 「起こってしまったことはどうにもならない。我々の仕事はいつでもその火を燃え広がらせず、守るべきものを守るために戦うことだと」 (S06_Als) それが今の私の望みです、と任務ではないと告げて (SuGM) 【上司】「・・・行くのだね。」隊のかなりの部分は再編成中。加えて、昨晩の騒ぎ。少数精鋭で有るが故に、今のフェルメールに増援をつける余裕は無い。それでも、と。 (S06_Als) 「そうですね。彼に間違いを犯させず、彼を救う・・あるいはこれが私の騎士としては最後の戦いになるかも知れません」と笑って、背を向けて去りましょう (SuGM) 【上司】「守り抜くことは、生き残ることだ。勝って、帰ってきたまえ・・・研究班からのアドバイスを最後に伝える。リップ君の身体に怨霊が憑依した形式は、恐らく焼印の洗脳と類似したもののはず。焼印と同じく、どこかに術の中心がある。そこを狙えば・・・助けられるかもしれない、とのことだ。」 (SuGM) そう言うと、敬礼して見送ります。 (SuGM) (SuGM) (SuGM) そして、アリーはニュクス山に辿り付いた。セレスティア信仰以前の夜の女神の名を関するだけあって、黒っぽい岩で覆われた岩山だ。 (SuGM) 金鉱脈を守護するグリフォンの住処だけあって、恐らくは金鉱山だったのだろう、幾つもの坑道跡が見える・・・そこで働く人たちを守ってきたのが、アドラスティア家。 (SuGM) ・・・そして、その中でも、一際大きな、山奥の洞窟の前に、今アリーは居る。 (S06_Als) 「ネメシスにニュクスか。つくづく女神に縁がある」古い神話の世界に迷い込んだような錯覚を覚えながら、ようやく誂えた新しい鎧に身を包んで。 (SuGM) メイデンとしての瘴気を感じる力もあったが・・・軍服のボタンや、ポケットの布地など・・・山の何処か、を示すためか、リップが千切り落としていった手掛かりが、ソコを示してくれた。 (S06_Als) ではそれを辿って先に進みましょう (SuGM) 中に入ると・・・瘴気は更に強くなり (SuGM) あちこちに、グリフォンやヒポグリフの、白骨死体が転がっている。 (SuGM) 一族の墓場・・・いや、一族が死に絶え、墓場となった住処か。 (SuGM) 孵化して死んだ雛や、孵化せずに死んだ卵の殻も散乱している。 (SuGM) いずれも渇ききった白骨になっていて・・・酷く静かだ。 (S06_Als) 「酷いな。これも瘴気の影響か・・」子を残せずに死ぬのは獣には世界の終わりに等しいだろう。いや、おそらくはすべての生命に取り、だが (SuGM) そして、その奥。洞窟の行き止まりに、玉座か何かのように、くぼんだ大きな石が置いてある。 (SuGM) かつて、群れの長が上ったであろう場所に・・・ (S06_Als) 少しだけ彼の怨念、とやらを理解できた気がした。自身も人間に敵対する種族として抗い続けてきた出自であればこそ (S06_Als) 「あれは・・?」 (SuGM) 【リップ?】「来たな、メイデン。瘴気の世界の落とし子」リップの姿をしたものが、その奥に居た。軍服はびりびりに破れ・・・その代わりのつもりか、一際大きなグリフォンの骨を、肋骨を胸当てのように、頭蓋骨を兜のように、四肢の骨を篭手脚甲のように手足にくくりつけていた。 (SuGM) そして何より、肉体の変異が更に進み、背中の羽だけではなく、両腕が獅子のそれとなり、両足は鷲の鉤爪となっていた。玉座の石に腰掛けている。 (S06_Als) 「すごい格好だな」過去に戻ろうとする怨霊の姿に滑稽なような、哀れなような言いがたい感傷を覚えて (SuGM) 【グリフォンの怨霊】「貴様が、っ・・・余計なことを、言いよったせいで、こいつを、完全に俺の肉体にしきれんのだ。」今そう語っているのは、明らかにグリフォンの怨霊だ。 (S06_Als) 「そう、来たとも。亡くなったものではなく、そこにある命を取り戻しに」静かに槍を構えます (S06_Als) 「私はいつでも言いたいことを言う。そうすべきだと感じたときには」 (S06_Als) 涼やかに笑って「リップも私のそういうところがいいそうだ」事実無根のことを悪びれずに (SuGM) 【グリフォン】「・・・異界の魔王に騙され、瘴気の世界を作った貴様ら愚かな人間全て、瘴気の力を振るう、メイデン全て。殺しつくして、くれるわっ・・・貴様をこの体の前で堕とし尽くしてっ・・な・・・!」 (S06_Als) 「この世だっていつかは果てるさ。だから・・」私は生きているもののために戦って、死者のために悼む。「それだけのことだ。還らぬものに縋るより笑って見送りたい」 (S06_Als) かつてないほど心機を研ぎ澄まして、凍てついたような、だが冷たくはない瞳のまま槍を構えて、迎え撃つ (SuGM) 【グリフォン】「ぐるっ、ぐるるっ・・・!」グリフォンの言葉は、妄執があった。怨念があった・・・その二つ以外の殆ど全ては、塗りつぶされてしまっているようだった。 (SuGM) グリフォンが、唸り、立ち上がり・・・そして、一瞬よろめいた。 (S06_Als) 「お前もロンケーと同じで獣ですらない。・・同じだよ。瘴気に我を失えば誰も彼もな・・ん?」 (SuGM) 【リップ】「っ・・・アリーさん。」一瞬の奇跡か、いや、意思の勝利か。 (SuGM) 一瞬だけ、その表情がリップのモノに戻った。 (S06_Als) 「リップか?待っていろ、今・・」 (SuGM) 【リップ】「・・・分かって、います。言いたいことは、色々。けど・・・終わってから。」懸命に、言葉を搾り出す・・・全ては、終わってから、と。アリーが、勝つことを。自分が、抗いぬくことを信じて、誓って。 (S06_Als) 「ああ、終わってからだ。なんでも聞いてやるぞ。待っていろとは言わない・・」どのみちすぐに終わる、と強く笑って (SuGM) 微かに、リップが、頷き。 (SuGM) 【グリフォン】「ぐるぁあああああああああああっ!!!」 (SuGM) 直後、狂暴なグリフォンの咆哮が、それに取って代わった。 (SuGM) 咆哮に、金で隙間を接いだ頭蓋骨の兜が、がたがたと鳴る・・・おそらく、アレが、告げられた「中枢」なのだろう。 (SuGM) そして、グリフォンが、羽を広げ・・・! (S06_Als) 「来るか・・!」洞窟の中で足場に気を払いながらも、新しい馬具は軽やかに動きを阻害せず石ころをのける (SuGM) (SuGM) 戦闘開始 (SuGM) *SuGM topic [グリフォンの怨霊(8)][アリー(7)] (S06_Als) 地味に早くなったが向こうが上だった。開幕はないのでどうぞ (SuGM) こちらにも開幕は無い。 (SuGM) 【グリフォン】「がらああっ!!」叫び、腕の爪、足の爪、背中の翼・・・その全てを振りかざし飛びかかるグリフォンだが (SuGM) それだけではない。頭蓋骨の兜が開くと・・・その口から、アリー目掛けて、明らかに頭蓋骨のサイズに納まるはずが無い、金の投網のようなものを吐きつける。 (SuGM) アリーは見た。吐き出された瞬間に、魔力で自らのサイズを拡大したそれは・・・全てが黄金で作られ、本来の意図ではなく着用者を辱め責め縛るように歪められた、奇怪な馬具だ。 (S06_Als) 「なんだ・・?おかしな力を身につけている・・!」と防御の姿勢をとりますが、はて (SuGM) それはかつてグリフォンが仕え、その怨念の手足たる組織が名を関していた義憤の女神ニュクスがグリフォンに車を引かせるのに使っていた魔法具が、瘴気で狂化したものなのだが、アリーには知る由も無く (SuGM) いずれにせよそれは、蛸か蛇のように、絡みついてアリーに襲い掛かる・・・! *SuGM topic [グリフォンの怨霊(8) 魔金の馬具 (0)][アリー(7)] (SuGM) 扱いとしてはトラップです。 (SuGM) そして、それに先んじて、グリフォンの攻撃! (SuGM) 1d6+14 《乱舞》 (kuda-dice) SuGM - 1D6+14 = [6]+14 = 20 (SuGM) 1d6+14 《乱舞》 (kuda-dice) SuGM - 1D6+14 = [6]+14 = 20 (SuGM) 獅子と鷲の爪が、アリーを襲う・・・同時に、金の馬具が、アリーの身体を絡めとっていく・・・! (S06_Als) ガーデイングしてー。11を盾に。 (S06_Als) で、20は胸で。《大きすぎる胸》が鎧からあらわになりますがここは気にしない! (SuGM) アクト承認、描写あればどうぞ。 (S06_Als) 「さすがに重いが・・耐え切れないほどではないな」まだ完全ではないか、と防ぎきれなかった一撃に胸甲を引き剥がされつつ (SuGM) 今は恥らうときではない、戦うときだ、というなら、行動どうぞ・・・グリフォンへの攻撃か、トラップへの突破ですね。トラップは、任意の能力で突破判定が試みられます。 (S06_Als) 後々を考えると挑む価値はあるかなあ (SuGM) 【グリフォン】「貴様如き、耐え切れなくなるまで叩き込み続けることなど、容易いわ!」叫ぶグリフォンは、攻撃のため飛び上がったまま、高い洞窟の天井スレスレを宙返りするような姿勢。 (S06_Als) では絡みつく馬具の突破に挑戦。BS入ってからだとつらそうだしな。 (S06_Als) 《ポテンシャル》2点で。 (S06_Als) 4d6+8 (kuda-dice) S06_Als - 4D6+8 = [4,3,1,1]+8 = 17 (SuGM) ギギギギッ・・・! (SuGM) アリーの剛力に、古代の馬具が軋みを上げる。あと僅かで突破できそうだが・・・しかし、執念深くアリーの身体を戒める。轡、鐙、鞍、そして・・・ (SuGM) 轡は、まだ良い。あくまで顔に有る程度絡みつく程度で、口を聞くことや呼吸を阻害するほどのものではない。だが、鞍から伸びた、普通の馬具ではありえないカラクリ・・・ (SuGM) 蠍の尻尾のような捻じ曲がった黄金の張り形が、アリーを穿ち辱める! (SuGM) 2d6+8 (kuda-dice) SuGM - 2D6+8 = [3,6]+8 = 17 (SuGM) 《バインディング》《七色の淫毒》《浸食攻撃》で (SuGM) 半分にしてダメージはHPに適応、束縛とBS4種のうち一つ付与。 (SuGM) リアクション・アクトどうぞ。 (SuGM) 半分は端数切捨てで。 (S06_Als) ではガーデイングして8点を半減でHPに4点。催淫と拘束だけ貰いましょう (S06_Als) ≪異形の交合≫≪つけられた種≫≪潮吹き≫≪汚された肢体≫切りましょう (S06_Als) 拘束された状態で襲われます (SuGM) アクトOK。 (S06_Als) 「うぐっ!?」馬の身体を的確に拘束するそれに身動きもならない姿を相手にさらして呻く (SuGM) ごぎゅっ・・・!?硬く冷たい黄金が、アリーの秘所を力強く抉る。 (SuGM) 何の愛撫も前戯も無い、膣が裂けそうな、無慈悲な一撃・・・ (S06_Als) 「人など乗せる気はないんだがな・・道具で嬲るとはよほど自信がないようだな、鷲獅子。」と≪強がりの悪態≫もいいかな (SuGM) 【グリフォン】「かかかかかか!」それを見てグリフォンが、高笑いと共にアリーの背に着地。鐙を踏みつけ、背中をかきむしりながら、乱暴に身体を上下に動かす・・・! (SuGM) 悪態もOK! (S06_Als) 「・・っ!離れろ、そこは貴様の席ではない・・!」振り落とそうとあがくが淫猥な馬具に動くこともままならず (SuGM) グリフォンが身体を上下に動かすたびに、恐らく鞍に衝撃を動力に変えるカラクリがあるのか、がすっ、ごすっ、と、黄金の張形が動いて、アリーを蹂躙する。 (SuGM) しかもその黄金は、アリーの身体を緊縛するだけでなく・・・張形に刻まれた怪しげな文様から、淫らな魔力を、アリーの身体に打ち込んでいく・・・! (S06_Als) 「う、ぐっ。くあっ・・ど、どうした?そんな道具で屈服すると思っているとしたらおめでたいな・・」金属の槍で膣内を貫かれながら、膣内から淫気を注ぎ込まれてもなお不敵に笑ってみせる (SuGM) 【グリフォン】「けえっ、メイデン如きの前戯など玩具で十分と思えば・・・前戯いらずの好き者か?それだけ望みなら、くれてやるわっ・・・!」 (SuGM) グリフォンが叫ぶと同時、張り型がずぼぉっ、っと引き抜かれ。曲乗りのように、グリフォンの体がアリーの尻上に移動。 (S06_Als) 「そんな粗末なもので前戯などともったいぶったことを言うな・・食いちぎられても知らんぞ」ふふん、と荒い息の中で尻を向けてあざ笑ってみせる (SuGM) 残っていた軍服が破れ、露になったそれは・・・ (SuGM) いつかの夜の交わりで見た、リップの陽根とは別の逸物。 (SuGM) グリフォンは、時に馬を食らうだけではなく犯し、ヒポグリフという混血の怪物を作るという。 (SuGM) ・・・それが可能なのだと思い知らせるほどの、馬の長大さと、獅子ら猫科動物特有の逆棘の生えた、雌肉を喰らい尽くすような凶暴な代物だ。 (SuGM) そして、獅子の腕が、張り型の狙いを強引に菊門へと変えさせ、同時に、馬体尻に反対側の手で爪を立て・・・! (SuGM) ぐさっ、ずぶうっ・・・!! (S06_Als) 「ぃひぐっ・・!?」見えない背後からの馬の尻を犯す異形のそれに思わず悲鳴を漏らして・・ (SuGM) 馬体では構造上無理のはずの、悪夢の二穴責め。 (SuGM) 【グリフォン】「どうした、馬女・・・これが粗末か?馬が、俺のえさが、グリフォンに勝てるとでも思っていたのかぁっ!」 (S06_Als) 「あ、がっ・・ぎいっ・・」淫熱があろうと痛みは痛みでしかない、性器を破壊されるような棘の異形のペニスとと金属の張り型の二重奏に舌が吐き出され、肛虐に涙が滲む (SuGM) 空中からだというのに、信じられないほど強く力強い突き込み。サーカスの空中ブランコか何かのように、身を翻しては喰らい突き抉り込み。そのたびに、グリフォンの体重の乗った張り型が肛門をも蹂躙する。 (SuGM) 【グリフォン】「貴様も、ヒポグリフを孕んで、俺の糧に、なれっ・・・!」 (SuGM) ずぐっ、ずぐりゅっ・・・! (SuGM) 流石に逆棘といっても、馬を犯す生き物である以上、膣を切り裂くような鋭いものではない。最初の痛覚は凄まじかったが、だからこそ逆に、強烈な痛みに痛覚が麻痺しだし・・・! (SuGM) そうなると、尚更強く、淫呪が回る。 (S06_Als) 「う、ああっ、うがあっ・・!」あえぎ声とは思えない悲鳴が洞窟にこだまして、尻に跨られたまま、守るはずの相手に犯されていく事実に≪背徳の快感≫と、さらに防衛反応として愛液が漏れ出して・・痛みを徐々に官能へと摩り替えていく (SuGM) 【グリフォン】「どうした?これで手詰まりか?この体の持ち主・・・要らんのだな。なるほど、身体はもう、俺も同じ。であれば・・・俺のつがいになっても、何ら問題は無い、か?雌よ!」 (SuGM) ぐぐぅっ、ずんずんっ、ぐうっ・・・ずんっ・・・! (S06_Als) 「ひ、ぐ、ああああっ・・そんな、ことは・・」と言いながらも (SuGM) 瘴気に汚染された者特有の淫らな笑みを浮かべて、グリフォンの責めが巧緻さを増した。 (S06_Als) これで、もしかしたら彼も私と・・とその身体がリップのものであることを思い出して。 (SuGM) 強く突くだけではなく、張り型とタイミングをずらしたり、故意に引いたり、浅く連続で突いたあと、突然深く突きこんだり・・・と (SuGM) 本来の獣のグリフォンならやらなかったであろう、瘴気の亡霊だからこその行動。最早ただの魔的存在であることの証明だが・・・抗うには、淫ら過ぎる責め。 (S06_Als) 「は、はっ・・曲乗りのつもりか・・そんなものではすっぽ抜けて振り落とされるぞ・・?」ぐらぐらと揺さぶられる尻を晒しながら、髪を振り乱して応じる (SuGM) 【グリフォン】「けぇえええっ・・・!?」ガス、ガス、と、激怒したグリフォンが更に激しく突きいれ (SuGM) ぶしゃああっ・・・! (S06_Als) 「う、ぐああああっ・・!?」堪え続けるがその射精に身をよじり、馬具を軋ませながら身悶えして (SuGM) 半霊体のエクトプラズムめいた大量の精を放つ・・・未だリップの身体を掌握しきれず、完全に実体化していないのだ。だが、それでも十分に、雌穴を満たす力は持つが。 (S06_Als) 鎧の残骸を纏ったまま、抗おうとするがその精を受けて、馬体の膣内はびくびくと震えて・・反射が、立ったままの性器から防衛のために愛液を溢れさせて・・ (S06_Als) それが、ぷしゃああっ・・・!! (S06_Als) と、尿のように噴出して、性器を痙攣させながら、愛液のお漏らしを始めて。膝が崩れ始める・・ (SuGM) 【グリフォン】「かっ、はっ、はーっ!」身悶えするアリーを見て、高笑うグリフォン。 (S06_Als) 「う、くっ・・種をつけたぐらいでっ・・ものにしたつもりとは、気が早いなっ・・!」幾度めかの陵辱にも、再び気を振り絞り・・グリフォンを振り払い (S06_Als) 半ば抜けたそれから溢れる精液と、漏れた愛液に濡れた馬体で向かい合う (SuGM) 【グリフォン】「くぁっ!はん、身を震わせて何を言うか?馬がグリフォンに勝つなど、天地が覆っても無い!まあ、小僧も本望だろうよ、身体だけでも貴様を奴隷つがいに出来るのだからっ・・・!!」振り払われるも、自由自在に洞窟を飛びまわり、嘲笑うグリフォンだが (SuGM) 嘲笑うその顔の・・・綺麗な黄金の瞳だけが、涙を流している。 (SuGM) 抗うリップの心が、違うと言っているっ・・・。 (S06_Als) 「ならばその天地を覆す・・までだっ」とは言いながら罠に縛られた身では思うに任せず (S06_Als) とりあえず敵ですか (SuGM) 第二ターン。 (SuGM) 【グリフォン】「不可能、だぁあっ!!」 (SuGM) 先手グリフォン、再びの乱舞。 (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[2] = 16 (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[3] = 17 (S06_Als) 《ガーディング》二回で。腰に7点と8点でAP残り1 (SuGM) 【グリフォン】「ぐけえええええっ!!?」鷲でも獅子でも無い、瘴気でしゃがれた奇怪な叫びを漏らし、 (SuGM) 耐え抜くアリーを威嚇するグリフォンの亡霊。 (S06_Als) アクトなし。で、まあ念のため《ポテンシャル》1点で突破馬具の罠を。 (S06_Als) 2d6+4 (kuda-dice) S06_Als - 2D6+4 = [6,4]+4 = 14 (S06_Als) ここに来て上がったよ (SuGM) それなら・・・呪われた馬具は、砕け散ります。 (SuGM) バキーンッ・・・・! (SuGM) 甲高い音を立てて、きらきらと破片を舞わせながら、古代の魔術具は散っていく・・・ (SuGM) 【グリフォン】「がああああっ!?」その様に驚くが・・・怨念に凝り固まった獣は、止まらない! (SuGM) 第三ターン (SuGM) 開放されたアリーに、動く隙を与えまいと・・・閃く獅子と鷲の爪! (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[4] = 18 (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[2] = 16 (S06_Als) 「くっ・・まだだ!」止めてもAPがないので盾と腰を犠牲に全裸! (S06_Als) 淫毒に蝕まれつつ槍を構えて猛突撃。《レックレスチャージ》《ファイナルストライク》! (S06_Als) 「喰らえ・・!」と狙い定めての一撃が・・ (S06_Als) 17+8d6 (kuda-dice) S06_Als - 17+8D6 = 17+[5,3,2,2,4,2,6,1] = 42 (SuGM) 【グリフォン】「かぁああああああっ・・・!!!」ガキッ、と、その槍を掴んで受け止めたグリフォンだったが、そのまま洞窟の壁に叩きつけられる・・・! (SuGM) 第四ターン! (SuGM) 【グリフォン】「ぐおおお!」最早、完全に獣の咆哮を放ちながら、槍を持ち上げて、体勢の乱れたところに、打撃を振るう! (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[2] = 16 (SuGM) 14+1d6 (kuda-dice) SuGM - 14+1D6 = 14+[3] = 17 (S06_Als) 17に《ガーディング》で8点と16点をそのままで24点貰って≪身代わりの淫辱≫! (S06_Als) 「う、くっ・・」リップの肉体を用いる相手に、たたらを踏んで押し込まれて (SuGM) 【グリフォン】「ぐ、ぐは、グはハハハはッ・・・!馬鹿め、馬鹿め大馬鹿め・・・どのみち、お前は、勝てはしない・・・!」アリーの引き締まった上半身の腹部に拳を見舞って息を詰まらせ、槍を跳ね除けた腕で細首を掴んで、グリフォンは嘲笑う。 (S06_Als) 「う、ぐあ・・」ついに柔らかい身体にダメージを受けて、肺腑から息を吐き出しながら、ぐったりとされるがままに (SuGM) 【グリフォン】「最初から、お前が勝てるはずなど、無い・・・のだ。分からなのか?この身体は、お前が助けたいと思う人間の身体だ。お前にはどの道傷つけられない・・・俺は、殺せない・・・!」ぐにっ、むにゅっ、と・・・腹を撃った手を開き、乳房を弄ぶ。 (S06_Als) 「う、うう・・」その通りだ、と思いながらも抗う腕さえ上がらなくなってくる (SuGM) 爪の生えた手が柔肉を揉むたび、ぷつ・・・と赤い筋が白い乳房に走り、血が滲む。 (S06_Als) 武器を振るえば彼が傷つき、死んでしまうかもしれない。その恐れが動きを鈍らせて抵抗を萎えさせていく (SuGM) 【グリフォン】「お前はただ犯され貪られるためにここに来たのさ。この小僧の身体を持つ俺に腰を掲げて支配されるために・・・んむっ・・・」ざらり、と。肉体変異が既に舌にまで回っているのか、ざらついた舌が、乳房と血を舐め・・・荒い快楽を抉ってゆく。 (S06_Als) 「そいつの口で・・汚い言葉を吐くな・・」嬲られ詰られながら白い乳房を責め立てられても声を上げないのが精一杯の抵抗で (SuGM) 【グリフォン】「いい加減に理解しろ・・・この体の主も、お前の主も、俺なのだと・・・」歯でカチカチと乳首を咬みながら言う・・・ (S06_Als) 「う、ああっ・・!」その痛みに、歯を食いしばりながら槍を手放せずにいて (SuGM) 首筋までそのまま、ざらりと乳首から舐め上げる。あの日の夜と同じ、上半身の愛撫。だけど、ずっと荒々しく・・・瘴気に戸惑っていた時のリップと比べても、はるかに無慈悲に。 (S06_Als) 「わたしには・・主などいらない。」ただ、友であればそれでいい、と。その心無い愛撫にも淫熱にももはや身体は鈍く反応をなくしていく (SuGM) 【グリフォン】「屈服しろ、誓え。俺の奴隷つがいに成り、ヒポグリフを孕め。」宣告する、リップの姿をしたfグリフォン・・・だが、リップではないし、リップが消えたわけではない。 (S06_Als) 望まない交合などただ痛いだけの暴力だと知ったからには、その答えは決まっていた (SuGM) 彼の金色の瞳は、涙に濡れながら、最後の抵抗をしようとしているから。 (S06_Als) 「――ことわる。」ここで破れても、自分は戦い続けられると、そう信じられるがために。 (SuGM) そして、昂ぶりに一際激しく、動いても居ないのにガタガタと鳴る金の頭蓋骨が、その魔物の本体を・・・リップを傷つけずに倒す術を露呈していた。 (S06_Als) 割れた兜から、その彼の抗いと意思を垣間見て、首を振ると・・馬体が大きく躍動して、急旋回して魔物を振り払う。「そうだ、私はまだ・・負けていない!」そう言うと、槍をくるくると旋回させて・・突撃の構えを取りひづめを鳴らす (SuGM) 【グリフォン】「貴様ぁああああああ!!!!」洞窟を、怒号が揺らす! (S06_Als) 「返してもらおう、私の友と、命を・・!」風を切る槍と人馬が一体となって突撃する・・! (S06_Als) 《レックレスチャージ》《ファイナルストライク》! (S06_Als) 16+1+8d6 (kuda-dice) S06_Als - 16+1+8D6 = 16+1+[1,6,2,5,2,3,4,5] = 45 (S06_Als) その頭蓋骨に正確に突きこまれる槍・・ (SuGM) 【グリフォン】「けええええええっ・・・!!」その槍を防ぐべく、グリフォンの怨霊は最後の力を発動させようとする。天の王であり地の王であり、金の王である力。突風を黄金の障壁に変える魔力を。 (SuGM) だが、出来なかった。 (SuGM) ・・・その言葉は、アリーの耳にも、聞こえたような気がした。 (SuGM) (SuGM) ・・・やらせない、と。 (SuGM) あいも変わらず懸命に、リップの心が、叫んでいた。 (SuGM) 【グリフォン】「馬鹿な・・・小僧と、馬娘如きに・・・この、俺がっ・・・!!」 (SuGM) グリフォンが、呻いた。 (SuGM) 頭蓋骨が、砕けた。 (SuGM) 【グリフォン】「ガああああああああああああ・・・・・!?!」暗黒と金色の入り混じった霊が、リップの体から抜け・・・そして、空気に拡散して消えていく。 (SuGM) そして、その後には。 (SuGM) 【リップ】「っ・・・っ・・・」元に戻った、リップが、空中に舞い上がっていた状態から、投げ出され (S06_Als) それを、盾を失った腕が、抱きとめて背中に受け止める (S06_Als) 「リップ・・!無事か!」ほぼ全裸のまま、衝撃を殺すように少年を受け止めてたたらを踏む (SuGM) 【リップ】「んあっ、とっ・・・アリー、さん。」咄嗟に着地しようと身をひねろうとしていたリップだったが、アリーに受け止められ・・・「アリー、さん。はい、大丈夫です。アリーさんこそ、大丈夫ですか?!一杯、傷が・・・!」出来るだけそっと受け止められて、負担をかけないように腕を回してそう言う。 (S06_Als) 「いつものことだ。跡が残るような傷はそう負わない」苦笑するが、内心は痛みを堪えて。痣を解けた長髪で隠すようにしながら応じる (S06_Als) 「助けに来た。約束どおり・・何でも聞いてやるぞ」と笑って、リップを背に乗せたまま「どうした、いいたいことがあるんじゃないのか?」 (SuGM) 【リップ】「っ・・・はいっ。」アリーの言葉に、微笑み、リップは頷く。彼もまた、約束どおり、抗ったのだ。だから、今、彼の胸には、思う言葉を発する、勇気がある。 (SuGM) 【リップ】「アリーさん、僕はっ・・・」 (SuGM) (SuGM) (SuGM) (SuGM) ・エンディング「そして、新しい日々」 (SuGM) 鋭く尖っていた印象の有るニュクス山は、背後に遥か遠く。 (SuGM) なだらかになった坂道を下れば、眼前には草原が開けてくる。 (SuGM) 金鉱のニュクス山の麓は、それとは逆に牧畜に向いた草原地帯。瘴気災害が襲うまでは、その双方が補完しあう形で栄えていたのだろう。リップたち、アドラスティアの家と共に。 (SuGM) そんな二つを繋ぎ、都へと繋がる街道で・・・ (S06_Als) その中を一つの馬影が背に乗せた少年を乗せて征く。 (S06_Als) 足並みに乱れはなく。地を蹴る蹄は目で捉えるより確かに石やくぼみを避けていく (S06_Als) 「で、わたしをどうしてくれると言ったんだったかな、グリプスは」金の髪を風に嬲らせてたてがみのように舞わせながら、背に負った少年に言う (SuGM) 【リップ】「さっ・・・さっき、言ったじゃ、ないですか。」アリーの白い肌、金の髪と好対照を成す、褐色の肌、銀の髪の少年は、少し楽しげで、少しからかうような女の声にそうこたえる。 (S06_Als) 「もう一度聞きたい。生まれて初めて聞いたからな」どこか楽しげに言いながら、歩みを緩めて (S06_Als) 「――それに、どう応えるかまだ考えていたから。」ぽつりと呟きながら (SuGM) 【リップ】「ぼっ、僕だって・・・あんなことを言うのは、産まれて初めてでした。」と、照れが混じりながらも・・・しっかりと、その言葉に対する覚悟を決めた声で言う。 (SuGM) 【リップ】「・・・どんな答えでも、僕は受け入れます。」アリーの呟きを、静かに受け入れて。 (SuGM) 【リップ】「僕は。グリプス=アドラスティアは。アリーさんを。アリーを。アルスリーデ・クラルヴァインを、愛しています。」 (SuGM) しっかりと、今一度、宣言し、伝える。 (S06_Als) 「ああ。では答えよう・・私もだ。しかし。」と立ち止まって、顔を合わせて言う (S06_Als) 「それで明日から何がどう変わるわけでもない」しれっとした顔で、乳房を隠すようにした布に手を当てて。 (S06_Als) 「わからないか?・・そんなのは入り口だ。身体を重ねたって奪われたって、それで相手が大事な人になるわけじゃない」どこかしっとりした潤いのある顔で微笑んで。 (SuGM) 【リップ】「・・・そうですね。この思いは伝えたばかりだし。それで、思いが変わるわけでも、ない。」であったときより、少し少年らしさに男らしさを増した顔で、頷く。 (S06_Als) 「つまり、私に優しい言葉を言わせたければもっと、優しくして機嫌を取ったりもてなしてくれないといやだ。」高く止まっているわけじゃない、とはじめてわずかに年下の彼に、我侭をこね始める (S06_Als) 「・・勿論気に喰わなければ喧嘩をしたっていい」私が求めているのは、たぶんそういうものだ、と言葉を切って。 (SuGM) 【リップ】「・・・アリーさんみたいなカッコイイ人に、そんな可愛いこと言われたら、どうしてもそうしたくなっちゃいますよ。」と、子供っぽいといえる我侭に、くすりと笑う。 (S06_Als) 「そうか。・・けれど私は、お前のために何かを捨てることはないだろうな」そう言うと髪をもてあそんで「騎士の位も、メイデンの力も、これまでのすべてが私を形作り、そして捨てることの出来ないものだから」 (SuGM) 【リップ】「勿論。僕は僕で、アリーさんはアリーさんで。僕は人間の騎兵で、アリーさんはケントゥリオのメイデン騎士で。僕は男でアリーさんは女。全部違うからこそ、お互いはお互い。真正面から結びついて、真正面からぶつかる。そんな仲が、いいと思います。」 (SuGM) 【リップ】「僕だって、アリーさんのために、何か捨てたとか失ったとか、そんなことは無いです。それに・・・」 (SuGM) 【リップ】「捨てあう仲じゃなくて、与え合う仲に、成りたいじゃないですか。」 (S06_Als) 「そうか。では、ついてこい。己の脚で、とは言わないがな・・」言葉を振り切るように顔を前に向けて、再び歩みを始める。 (SuGM) 気負い無く、しかししなやかに強く、少年は言った。 (S06_Als) 「・・怖ければしがみついてもいいぞ、裸馬に乗るのはつらいだろう」馬具もないまま、振り返って半裸の上半身を晒しながら、背に乗せた少年に笑いかけて、その脚は帝都へと向かう (SuGM) 【リップ】「・・・怖くはないです、アリーさんを信じてますし。けど・・・」きゅっ、と、アリーの肌に、手を添える「触れ合っては、いたいです。」その振り返ったアリーに笑い、その行く先を、視線に捉えながら、少年も共に帝都に向かう。 (SuGM) 英雄に憧れていた少年と、心に傷を抱えたメイデンではなく。 (SuGM) 違っているところは多いけれど、だからこそ、一人の男と一人の女として。 (SuGM) 二人は、同じ道を行く・・・。 (SuGM) (SuGM) (SuGM) (SuGM) END
https://w.atwiki.jp/3dsmh4g/pages/192.html
街・施設スキップ関連 店・施設の豆知識 街中での操作関連 プーギーの特殊な行動について 探索・基本操作関連地図拡大・サインについて 基本操作の小ネタ フィールドのギミックなど 採取・運搬の豆知識 アイテム関連各アイテムの使用例・豆知識(探索時) 各アイテムの使用例・豆知識(戦闘時) 特殊な地形でのアイテム使用について アイテム入手方法の豆知識 クエスト関連高難度クエストやサブターゲットについての豆知識 クエストの特徴を活かした小ネタ 戦闘・武器操作関連属性に関する状態異常について 属性やられ以外の状態異常・能力変化について 剣士の小ネタ ガンナーの小ネタ 剣士・ガンナー共通の小ネタ 2頭同時狩猟クエストでの分断法 モンスター関連モンスターの探知・誘導方法 モンスターを倒した後の豆知識 その他 段差関連段差を登る・降りる際の豆知識 段差を利用して動作省略 段差を利用してモンスターの攻撃に対処 スキル・食事スキル関連 オンライン関連 非実用系小ネタゲームメニューや街中での小ネタ クエストや探索中の小ネタ 武器・防具の小ネタ システム系の小ネタ コメント 街・施設 スキップ関連 メッセージウインドウ表示時、Bボタンを押すとメッセージ送りが簡易スキップできる。 食事ムービーとふらっとハンターの送り出しはSTARTボタンまたはSELECTボタンで簡易スキップできる(ちなみに、ふらっとハンターが出発するデモ中、ハンターたちが振り向いてからスキップすると通常だと歩いて出て行くところ、走り出す)3DSの仕様上、STARTボタンとSELECTボタンの機能は同じ。他のSTARTボタンを使った小ネタはSELECTボタンでも可能。また、遭遇ムービーや目標モンスターを倒した際のカメラ演出は下画面、右上の「SKIP」を押すとスキップできる。 オトモアイルーを解雇する時、マイハウス等のボードからだとイベントが挿入されるが、STARTボタンでメニューを開いて、「オトモ」から「解雇する」を選べば鳴き声がするだけで早く終わる。 マイハウスにいるアイルーからモンニャン隊の委託が可能。ムービーが飛ぶのでぽかぽか島よりも遥かに短く出来る。但し強力なモンスターのいるルートでは基本的に負け前提(そのモンスターの端材が手に入らない可能性特大)である。 店・施設の豆知識 雑貨屋やギルドストアが半額セールかどうかを、竜人問屋の「品物を見る」の品揃えによっても判別できる。(セリフが「今日は狩りに欠かせないモノを仕入れてみたわな」で一番上の品が薬草のパターン)ちなみに「〜の書」などの書物は基本的に半額にならないが、「飛竜種の書【6巻】」のみ半額になる。 装備を売却などで手放すと、その装備を登録しているマイセットは消えてしまう。マイセットが消えてしまう装備にカーソルを合わせると下画面に「(売却するとマイセット登録が解除されます)」などの表示がでる。 また、アイテムマイセット所持でアイテムを入れ替えた直後、足りないアイテムがあると下画面に「(登録してある内容と一致させることができませんでした)」と表示される 料理を食べた後、ハンターの反応で発動する料理スキルの数が分かる。ガッツポーズだと二つ以上、口元をごしごしする動作だと一つ以下が発動する。また、倒れると「招きネコの悪運」が発動する。 モンニャン隊に出てくる複数の攻撃方法を持つモンスターは出発前の画面で左側にある攻撃方法を使う可能性が高い。(例えば、シャガルマガラはアイコンが赤、黄と並んでいるので赤攻撃の確率が高い) 同じように、探索出発前の確認画面で2頭いる場合、左側のモンスターが探索開始時、既に出現している。 ドンドルマの釣り場でも料理スキルの『ネコの釣り名人』や、狩人(ハンター生活)スキルは有効。小銭稼ぎや竜人問屋へのアイテムの補充ができ、素材として要求されることもある竜仙魚はここで釣れる。魚影の移動範囲の関係上、網の端ギリギリよりも少し手前から釣った方が早く釣れることが多い。 街中での操作関連 「アイテムマイセットを所持」を選ぶとマイセットに登録されていないアイテムを持っていた場合、自動で全部倉庫に入れてくれる。何も持っていないアイテムマイセットを作っておけば、持っているアイテム全てを一度に倉庫に入れることも可能。 料理の調理法選択時、十字ボタンの上下や、料理スキル名にタッチすることで料理スキルの効果が分かる。 食事の効果で酔っぱらった時は椅子に座ってすぐ立ち上がる、人に話しかる、アイテムBOXを開くなどの動作ですぐに酔いを醒ますことができる。 郵便屋に話しかけてすぐBボタンでキャンセルすると、マイハウスに行くより早くセーブできる。そのままゲームを終わらせる場合なら、STARTボタンから「ゲーム終了」を選ぶとさらに早くセーブできる。 ギャラリー視聴で他のムービーは下画面にムービー名とムービーの停止ボタンがあるが、59番「受け継がれるもの」の下画面はムービー名・停止ボタンがない。他のムービー同様Bボタンでのスキップは可能。 プーギーの特殊な行動について Aボタンでプーギーを「だっこする」を選んで、特定の場所でAボタンで置くと通常とは違う反応をすることがある。通常の反応は、「すぐ転がって寝る」、「嗅ぐ動作を2回した後、寝る。」のどちらか。初めて特殊な行動を見ると、勲章「ゴールデンプーギー」が手に入る。恐らく以下の行動ならどれでも入手可能。 看板娘の足元にプーギーを置く = 「頭を振る」 加工屋や武具研磨工房の鍛冶台付近、ナグリ村の南西のトロッコ横、バルバレの雑貨屋女主人の少し南(品物が並んでいる下あたりに置く、女性の買い物客が雑貨屋で立ち止まるあたり) = 「後ろ足だけで立つ」 ナグリ村、南の金網状の床、太い縦線を右から数えて2〜3本目の下の端(溶岩をのぞけるような位置)シナト村、竜人問屋の少し北、木でできた階段を下から数えて2〜3段目の右の端(崖が見えるように置く) = 「下をのぞくような動作」 チコ村、南側の海(海ならどこでも可能) = 「水浴び」 シナト村の畑、チコ村中央西寄りのラクガキの上 = 「ゴロゴロ転がる」 「なでる」について 「なでる」はビックリマークが出た瞬間にAボタンを押すと成功、ハンターの後ろを付いてくるようになる。タイミングを間違えると失敗するほか、ボタンを押さないまま放っておくとハンターを押し倒す特殊な失敗になり、クエストに出発するまで戻ってこない。また、街中(マイハウスの外)で特殊な失敗をするとプーギーが村の出口に向かって全速力で逃げる。 逃げる方向はバルバレ、チコ村、シナト村 = 「南の出入り口」 ナグリ村 = 「北東のクエスト出発口」 探索・基本操作関連 地図拡大・サインについて STARTでメニューを開く→Yボタン、の操作で地図の広域・拡大表示の切替が可能。拡大地図では登れる地形や段差なども詳細に表示されるようになるほか、モンスターおよびパーティーメンバーの現在位置や罠アイコンがより判別しやすくなり、戦いやすくなる。(下画面に地図を表示している場合はタッチで拡大可能)特に塔の頂上や決戦場といった特殊な1エリアのフィールドで便利。また、広域地図の存在しない樹海探索やギルドクエストの場合、エリア間の繋がりが表示されるようになる。 同じく地図拡大時、ペイントボールを当てた大型モンスターが隣接するエリアにいるとそこの番号が黄色くマークされている。隣接エリアにマーキングがない場合は2つ以上離れたエリアに居る。上位で地図を持ってない時には意外と便利。ちなみに未知の樹海ではエリアの番号がないのでマークされない。 STARTでメニューを開きXボタンを押すとサインを発せられるが、オトモがいるときに使うとオトモを自分の近くに寄せる事ができる。シビレ罠などを配置したときにオトモにターゲッティングされていて罠におびき寄せたいときに使うと便利。 基本操作の小ネタ 納刀時、振り返りたい方向にスライドパッドを入力しながらBボタンで前転すると振り向く際の隙を小さくできる。 緊急回避は段差がない状態でも可能な数少ないジャンプ行動でもあるので、回避以外にガララアジャラに囲まれた場合に胴を飛び越えるといった用途もある。 しゃがみ時は風圧【小】【大】を無効化できる。 Bボタンでしゃがまないと進めない低い通路は、攻撃しながら入ると攻撃し続けている限りしゃがまない。(操虫棍のジャンプ等でも可能)回避行動の終わり際をキャンセルできる攻撃なら通路内で回避後、攻撃も可能。ちなみに、小タル爆弾やマタタビ爆弾の吹っ飛びでも通過可能。 クエスト中、下画面に配置した「マイステータス」や「仲間ステータス」をタッチするとクエスト確認の1/4ページ目と同等の画面を表示できる。サブターゲットやダレン戦の船耐久度、残り時間等がリアルタイムで確認できて便利。 拡張スライドパッド使用時、3DSをスリープ状態にしてしばらくしてから再開する際に3DSを開く前に拡張スライドパッドのボタンを押しておくと接続が切れず設定し直さなくてすむ。 壁はりつき中の移動方向の注意点 壁はりつき中はカメラがどんな角度でも「スライドパッドを上に入力すると登り、下に入力すると降りる。」例外があり、『例えば画面手前の壁にはりつく→登る動作をする場合、下方向に入力しながらはりつくので、そのまま下方向に入力していると登る。』『』で囲んだ通常とは違う操作状態から、別の方向やニュートラルの位置(中央の位置)にスライドパッドを戻したり、Xボタンで攻撃すると「上に入力すると登り、下に入力すると降りる」に戻る。ただし、『』で囲んだ状態からBボタンで回避行動。回避行動をしている間にニュートラルの位置にスライドパッドを戻し、回避モーションが終わらない内にはりついた瞬間と同じ方向(例では下方向)にスライドパッドを入力するとそのまま登ってしまう。(同じ条件でも、回避行動の間に別方向に入力した場合は「上に入力すると登り、下に入力すると降りる」に戻る。)回避モーションは意外と長く、大型モンスターとの戦闘で焦って入力すると、思わぬ方向に移動してしまうことがあるので注意。 ちなみに、回避行動をしなくても別の方向やニュートラルの位置にスライドパッドを戻す時間が一瞬でも同じことが起きる。 フィールドのギミックなど 本作にも隠し通路として、原生林のベースキャンプの奥にはエリア3番へのショートカットが存在する。また、旧砂漠<夜>のエリア3番には、エリア11番へのショートカットが存在する。 遺跡平原エリア5番、天空山エリア8番では大型モンスターによるマップの傾きギミックがあるが、傾く前に罠類を設置しておくと一段階でも傾いた際に壊れてしまう。また、最大の一段階前まで傾けないと到達出来ない採掘ポイントがあり、遺跡平原エリア5番は北東、低い場所(傾きがない状態での視認は不可)。天空山エリア8番は南西、高い場所にある(こちらは傾きがなくても視認可能)。両方とも高確率で黄金石の塊が手に入る。 遺跡平原エリア7番にも大型モンスターによるマップの沈下ギミックがある。沈下すると、採掘ポイントが現れる。ただし、手に入るアイテムは周囲にある通常の採掘ポイントと同じ模様。 氷海のエリア6番にあるツララは掴まれる。壁をよじ登って高い位置からAボタンで飛びつこう。ツララからツララへの移動も可能。地底洞窟、地底火山のエリア3番にも同じ物がある。探索中では円柱状の太い柱があるエリアの天井から下がっているツタでも可能。 氷海のエリア7番の北側の段差は壊れた後、水たまりのような状態になり、入ると氷属性やられ【大】になってしまう。(ステータス画面での氷耐性を上げると無効・緩和できるが、装備スキル「属性やられ無効」では防げない) モンスターが破壊できる高台や地形は爆弾でも破壊できる。高台にモンスターがいるときに破壊するとダウンをとれる。(今作ではガンランスの竜撃砲や砲撃などでは破壊できない) 卵の運搬クエストなどで出現する岩も白いものなら爆弾などで破壊可能、黒い岩は破壊不可。探索などに出現する、爆発する岩も爆発させることが可能。これらの岩は打撃武器や盾攻撃などの打撃属性攻撃、砲撃などでも破壊しやすい。斬撃属性攻撃だとなかなか壊せない。射撃属性攻撃にいたっては破壊できない。(徹甲榴弾などを使えば破壊しやすい) 採取・運搬の豆知識 採取の豆知識 しゃがみ状態だと採取や剥ぎ取りにかかる時間が短縮される。虫取りや採掘では短縮されない。ちなみに「高速収集」のスキルを発動している場合、採取は上記と同じようにしゃがみの方が早いが、剥ぎ取りのみ立ち状態の方が早い。採取ポイントに向かって前転→しゃがむと素早く採取しやすい。採取後は前転で素早く立ち上がろう。 剥ぎ取り時に対象から大きくずれている場所だと「うまく剥ぎ取れなかった」とメッセージが出て失敗してしまう。剥ぎ取り動作中にモンスターが消えてしまっても失敗する。 ランダム出現の採取・採掘ポイントはクエスト開始3分まで比較的多くが出現している模様。3分経過すると再配置される。クエスト開始3分後の再配置に限定した話だが、消えるものがほとんどで新たに現れるものは少ない。よって、採取系のクエストを素早くこなす場合、開始3分以内はランダムポイントを優先して採取→3分たったら固定ポイント採取とした方が効率が良い。開始3分後以外の再配置は現在検証不十分。時間をかけて採取する場合、効率が良い方法は上記と違った方法の可能性も。 ベースキャンプ内にいる場合、納品ボックスに近づかなくてもアイテムポーチから「納品する」を選ぶ事でアイテムの納品ができる。(ただし運搬が必要な卵などは直接納品ボックスに行かなければならない) 運搬の豆知識 飛竜の卵などの運搬クエストにオススメのアイテムやスキル簡易まとめ。アイテム「強走薬などの強走効果を得られるアイテム、ペイントボール」装備で発動するスキル「運搬の達人(運搬)、自動マーキング(千里眼)、ランナー(スタミナ)、スタミナ急速回復(気力回復)」「魚×乳製品を蒸かす」で発動する料理スキル「ネコの着地術、ネコの運搬の超人」日替わり料理スキル「ネコの運搬の鉄人」 今作では運搬するアイテムによって移動速度が異なる。ガーグァの普通の卵より、金の卵の方が移動速度が遅くなってしまう等。 アイテム関連 各アイテムの使用例・豆知識(探索時) たいまつを持ちながら採取ポイントの上でR+Aを押すと、たいまつを持ちながら採取できる。ジャギィやコンガ等の小型モンスターに採取の邪魔をされ難くなる。虫系モンスターは集光性があるので逆効果。アイルーやメラルーは火のまわりに集まって踊りだし、攻撃してこなくなる。リノプロスは突進が多くなり、突進で壁にぶつかった際の気絶時間が増える。また、Aでたいまつを振って1〜2回当てると一部のモンスターはエリア外に逃げる。たいまつ使用中は着地時の隙が普段より小さくなる。 カジキマグロや古代魚を釣るときにダンゴ系のアイテムを持って行き、投げてすぐ回収すると釣り場の魚が再配置されるので比較的釣りやすい。 魚を同時に複数匹釣る方法。食いついてもすぐに釣り上げず待つ。すると他の魚も餌に寄って来て食いつく。この状態でAボタンを押せば、複数匹上げられる。食いついてから時間が経つと餌だけ持っていかれるので、欲張ると逆に損をするので注意。(少し難度は上がるが、アイテムを使用しなくても可能) 各アイテムの使用例・豆知識(戦闘時) 鬼人薬や硬化薬は食事効果の「攻撃力【小】」などと効果が重複しない(効果が高い方が優先される)。大小関係は以下の通り。「料理効果の攻撃力【小】」 < 「攻撃力【中】」 = 「鬼人薬」 < 「攻撃力【大】」 = 「鬼人薬グレート」 「料理効果の防御力【小】」 < 「防御力【中】」 < 「防御力【大】」 = 「硬化薬」 < 「硬化薬グレート」 モスジャーキーは体力回復能力が少しの間上がり、体力の赤ゲージが一気に回復する。毒や大ダメージを受けた場合、回復薬グレートを使用するよりこちらが良い場合も。 消臭玉のけむりを当てるとオトモアイルーや仲間ハンターにも効果がある。 投擲系アイテム(ペイントボールや投げナイフ)は投げる際、ハンターの真下の地面の傾きの影響を受ける。わずかに傾いていても投げる角度が変わるので、投げる度に飛距離が変わっているように感じるのはこのせい。 こやし玉は小型モンスターを追い払うこともできる。堅くて突進が厄介なリノプロスに構ってられない時などに有効。また、拘束中のこやし玉によるキャンセルは、拘束されている本人以外でもモンスターに当てることで解除が出来るが、本作では段差などでずれる事によって拘束された本人が投げるこやし玉が何度投げても当たらないなどといった現象が稀に起こるため、イビルジョーなど拘束攻撃が致死ダメージになりかねない危険な相手には本人以外でも積極的に投げてあげるといい。 捕獲用麻酔玉はスライドパッドを入力せずに使うと真下に投げ、入力しながら使うと通常通り投げる。通常通り投げた後の煙にも判定があり、大型モンスターが通るであろう位置にあらかじめ投げておいても当てられる。 小タル爆弾やマタタビ爆弾を置いて、すぐ回復アイテムを使うとアイテム使用後の隙を小さくできる。吹っ飛んでいる間は無敵なので咆哮を回避したりと色々な用途に使える。ダウンから起きる際に攻撃を重ねられないようにだけ注意。(爆弾設置後、少し歩いてからアイテムを使用すると吹き飛ぶ方向も調整できる。) 打上げタル爆弾は真上に飛び。打上げタル爆弾Gは斜め上に飛ぶ。 笛系アイテムの中で角笛のみBボタンを押すことで動作キャンセルが可能。(効果範囲内なら途中でやめても効果はある) 特殊な地形でのアイテム使用について 壁はりつき中はペイントボール、投げナイフ等の投擲系アイテムは使用可能。高い位置に寝ている大型モンスターを壁をのぼって捕獲用麻酔玉で起こし、そのまま真下の罠にかけることも可能。捕獲用麻酔玉のダメージは0なので、モンスターを確実に捕獲したい時に特に有用。(アルセルタス等、壁に直接はりつく相手でも腹下に潜れば当てることができる。) 閃光玉は地面使用時と違いハンターの目の前で炸裂し、壁はりつき時の迎撃用にも使える。余談だが、STARTボタンでメニューを開いて「オプション」を選び、「ゲームの環境設定」を「ひかえめ」にすると閃光玉使用時(地上でも)やゲリョスの閃光攻撃で画面が真っ白にならない。少し立ち回りやすくなる可能性も。 特殊な地形で使用不可能になるアイテム 遺跡平原エリア4などの壊れる足場の上は生肉系、シビレ罠、落とし穴が使用不可。(遺跡平原エリア7など壊れるが大きな足場などは設置できる) ツタやネルスキュラの巣の上はシビレ罠、落とし穴が使用不可。(遺跡平原エリア2や天空山エリア2、未知の樹海の柱の上はツタの上から地続きになっているが通常の地面なので設置可能)またネルスキュラの巣が大半を占める地底洞窟エリア5でも、となりのエリアへの出入り口付近は通常の地面なので設置可能。 壁はりつき時使用不可能アイテムは、「両手を使うもの=肉系、笛系、砥石、双眼鏡、キレアジ」「地面に対しアクションするもの=小タル爆弾や大タル爆弾、シビレ罠等の罠、けむり玉系、肉焼きセット」 ツララ状のものにつかまっている状態は全てのアイテムが使用不可。 アイテム入手方法の豆知識 採取や街施設による入手 素材玉の入手は「石ころ(鉄鉱石)+ネンチャク草」の調合がオススメ。石ころ、ネンチャク草は竜人問屋の「品物を見る」で交換できる。ネンチャク草は「アイテムを増やす」で増やすのも良い。また、鉄鉱石が余っているなら調合数のスキルを発動させた状態で調合に使おう。 ナグリ村の左下には光る落とし物があり、クエスト毎にピッケル系アイテムを1つ取得できる。質はランダム。ストーリーが進むにつれて拾える種類が増え、旅団緊急クエストのテオ・テスカトルを討伐すると最終的にフエールピッケルが入手可能になる。ちなみに、フエールピッケルはドス大食いマグロを食べても手に入ることがある。 発掘装備であるRARE4の歴戦の武器・防具を研磨、「旅団ポイントに交換」で大地の結晶が5個手に入る。研磨で天空の結晶、高級研磨剤、狂竜結晶の欠片を消費するので、どのアイテムが余ってるか判断した上で行おう。詳細は発掘装備のページに。 上位氷海のエリア5番、東の壁付近の実のオブジェから「ウチケシの実×10」が一度の採取で手に入ることがある。 上位天空山のエリア7番のレア骨オブジェから、「化石骨×10」が一度の採取で手に入ることがある。 クエストの報酬による入手 下位のイベントクエスト「砂漠に鳴らせ、勝ちどきの銅鑼」の報酬に鎧石が出ることがある。通常より早いタイミングで堅鎧玉、重鎧玉を調合で入手可能。ただし、報酬で出る確率は低めの模様。 上位のイベントクエスト「銀の匙・卵の試食パーティ」において、サブターゲット「アプトノス5頭の討伐」を達成すると支給品で強走薬グレートが2つ入手できる。サブターゲット達成による帰還を行うことにより非常に簡単に強走薬グレートが確保できる上、「魚×酒を炒める」で発動する「ネコの秘境探索術」を発動させることにより「太古の塊」等のレアアイテムも入手しやすい。 山菜爺さんから入手 山菜爺さんは交換可能なアイテムを持っていない時は無料でアイテムをくれるが、通常ステージよりも探索ステージゴールにいる山菜爺さんの方がより有用なアイテムをくれる。(強走薬や大タル爆弾など) 「竜骨結晶の納品」などの採取クエストで、山菜爺さんに交換してもらって目標アイテムを手に入れる方法もある。目標アイテムの方が優先度が高く、1個でも持っているとそちらを欲しがる場合があるので、交換する度にBCで納品しよう。詳細は山菜爺のページに。 クエスト関連 高難度クエストやサブターゲットについての豆知識 高難度クエストや料理関連(日替わりスキルや新鮮かどうか)、ギルドクエストのお宝エリアの再抽選はリタイアするだけで可能。また、探索に出発、すぐ帰還すると高難度クエスト、料理関連、探索エリアの状態(出現モンスター、お宝エリアなど)の再抽選ができる。探索からすぐ帰還する場合、RARE表示がない時に行こう。(RARE時はすぐ帰還したとしても希少生態環境が1個に戻ってしまうので)「クエストリタイア」と「探索に出発、すぐ帰還」で再抽選できるものが違うので注意。 セーブデータをロードすると高難度クエスト、料理関連が再抽選される。(マイハウスのルームサービスから「ダウンロードコンテンツ」を選んだ後、終了して戻って来ても料理効果がなくなり、同じものが再抽選される。)一度ゲームを終了して再開すると、行きたい高難度クエストがなくなることも。 サブターゲット達成で帰還しても、部位破壊報酬はしっかり手に入る。逆鱗・紅玉や、特定部位の破壊報酬素材を狙うマラソンで有用。 クエストクリアから帰還するまでの間にサブターゲットを達成しても達成扱いにならず、報酬ももらえない。ただし、部位破壊報酬はもらえる。また、山菜爺さんやスカウトできるアイルーに話しかけることもできない。 「サブターゲット達成で帰還」と「探索から帰還」の違いについて 「両方共通」 = ギルドカード1ページ目、村や集会所などのクリア回数は増えない。武器使用頻度も増えない。 「サブターゲット達成で帰還」 = クエストを進行したことになる。(竜人問屋の「アイテムを増やす」などが進行する)メインオトモの出撃傾向は増えない。 「探索から帰還(途中帰還、ゴール問わず)」 = 2分以上経過した後、帰還するとクエストを進行したことになる。すぐに帰還した場合でも、メインオトモの出撃傾向は増える。 クエストの特徴を活かした小ネタ こんがり肉または生焼け肉を所持し、旅団☆1「生肉を美味しくせよ!」のクエストを受注、メニューから即納品でクリアする。報酬に確定でこんがり肉が出現するため直接受けとれば連続で回すことが可能。また、納品してから生焼け肉を1個焼くぐらいの時間もある。竜人商人の「アイテムを増やす」やぽかぽか島の施設、ナグリ村で低確率で出現するフエールピッケル狙いのマラソンなど用途は多い。ちなみに、旅団☆2「新鮮なサシミウオを求めて」で小金魚を2匹納品して「サブターゲット達成」で帰還すると、報酬に小金魚は出ないがこんがり肉納品より早く帰還できる。 投げナイフの調合リスト埋めについて。「魚×酒を蒸かす」で「ネコの手配上手」を発動させて旅団☆2の「アルセルタス、突撃!」を受注。クエストが始まるとすぐに投げナイフが追加支給品として届く。初めて調合する時のみ調合書に関係なく成功率が100%になる。なので、調合元のアイテム(毒テングダケ、ネムリ草、マヒダケ、捕獲用麻酔薬)を持って行くだけで良い。 また、クエスト中に調合を行い、その後クエストリタイアをすると調合リストが埋まったまま調合に使った素材が返ってくる。これを利用すれば鎧石やフエールピッケルを使う調合リストを無駄に消費することもなく簡単に埋めることが出来る。 時間切れや報酬金がゼロになるなどでクエストを失敗してしまっても、リタイアと違いクエスト中に入手したアイテムは持ち帰ることができる。クエストをクリアできそうにないが、アイテムは持ち帰りたい場合はわざとクエスト失敗を狙うのも手。補足知識 : 体力が基本値の100の状態で爆発を受けて即死する防御力は以下の表の通り 爆弾名 威力 ボマーなし即死防御力 ボマーあり即死防御力 体力-30&ボマーなし即死防御力 体力-30&ボマーあり即死防御力 大タル爆弾 80 × 3 11 38 大タル爆弾G 150 40 76 91 143 JUMP爆弾 80 × × 11 29 検証によると、大タル爆弾とJUMP爆弾のダメージは同じ80に上がったが、JUMP爆弾のみボマーの効果が1.3倍ではなく1.2倍になっているという計算が出ている。 戦闘・武器操作関連 属性に関する状態異常について 火・水・氷・雷・龍属性やられは回転回避やステップ、緊急回避(以下、まとめて回避行動と表記)を繰り返すことで通常より早く解消可能。ステップは回転回避の倍の回数行わないと消えない。ちなみにウチケシの実でも解消可能。 火属性やられはフィールド上にある水場(毒沼でも可能)で回避行動(バックステップのみ不可)をすると即座に解消できる。 龍属性やられは武器本来の属性値、状態異常値の他、弾、ビンによる属性と状態異常も無効になる。 雷属性やられはスキルや狩猟笛の旋律などで気絶を無効化することで、水・氷属性やられは強走薬系の使用、龍属性やられは無属性の武器、弾で実質無効にできる。(ただし、水属性やられの間は強走効果の残り時間が通常の2倍早く消費される) ステータス画面で確認できる属性耐性と属性やられの関係について 属性耐性が10〜19なら数値が橙色に変化。属性やられ【小】を無効。属性やられ【大】を【小】に緩和できる。属性耐性が20以上なら数値が赤色に変化。属性やられ【大】・【小】とも無効化できる。 属性耐性値は装備自体の耐性値の他、食事効果「火耐性【大】」(+5)、食事スキル「ネコの火属性得意」、装備スキル「火耐性【大】」(+20)などで増減する。詳細はスキル一覧や食事に。また、「ネコの○属性得意」は、装備スキルや食事効果より前に計算されるため、極端に耐性が-の装備も+3に出来る。(装備スキル「○耐性弱化」が発動していると、「ネコの○属性得意」の効果で「+3」になった後「-20」の計算をされるので発動させないように) 属性耐性値に関係なく、装備スキル「属性やられ無効」や狩猟笛の演奏「属性やられ無効」で無効化できる。 属性やられ以外の状態異常・能力変化について 爆破やられは消臭玉の使用、回避行動を繰り返すと解消可能。スクアギルによる吸血も回避行動は有効。(回避行動で振り払った場合スクアギルの大型化もキャンセルされる。)全耐性DOWNはウチケシの実、防御力DOWNは忍耐の種・硬化薬系で解消可能。 レバガチャ(スライドパッドを大きく、激しく動かす)とボタン連打で気絶、麻痺、睡眠、雪だるま、糸拘束状態の回復を早めることができる。気絶状態に特に有効。逆に麻痺や睡眠などは少し早くなる程度。レバガチャが有効な状態異常はオトモや仲間のハンターの攻撃により即時解消できる。他にも咆哮で耳をおさえている状態等にも有効。(麻痺のみスーパーアーマーが付与されるので吹っ飛ばす攻撃でないと解消できない)オンラインで攻撃による状態異常解消を狙う場合は、必ずまわりの状況(モンスターの状況や、そのプレイヤーが状態異常回復アイテムを持ってるか等)をしっかり確認して行おう。また、状態異常は受けた攻撃によって持続時間が大きく異なる。例えばガブラスの毒は直ぐに消えるため無理に解毒薬を飲まなくてもいい場合も多いが、リオレイアの毒などはなかなか自然消滅しない。 狩猟笛の演奏「全状態異常無効」は毒、麻痺、睡眠、爆破やられ、気絶、雪だるま、糸拘束、悪臭、防御力低下、全耐性低下を防ぐことができる。 正確には状態異常ではないが大型モンスターによる拘束攻撃について、レバガチャやボタン連打でゲージを減らせ、こやし玉の使用、攻撃などでひるませることで即解除できる。 狂竜ウイルスや狂竜化についてはMH4からの新要素?に記載。 剣士の小ネタ 片手剣の抜刀時にはR+Yによる抜刀アイテム使用が可能だが、砥石・双眼鏡などはアイテム使用後に納刀モーションを省略して納刀状態になる。また、下画面のアイテム使用ショートカットではRを押していなくてもアイテムが使用できる。 今作は盾を使った攻撃にも属性値が適用される。盾攻撃は弾かれ無効なので、ガララアジャラの背中など弾かれやすいが属性が通りやすい部位の破壊に向いている。 ランスやガンランスで攻撃等をはさまず、いきなり大バックステップをする方法。STARTボタンでメニューを開いて「オプション」から「方向指定タイプ」が変更できる。「タイプ1」はハンターが向いている方向とは逆の方向にスライドパッドを振り向かない程度に入力しながら、Bボタンで大バックステップができる。「タイプ2」はスライドパッドを下方向(ななめ下でも可能)に入力しながら、Bボタンで画面奥方向に大バックステップができる。「タイプ2」ならスライドパッドの微妙な入力が不要なので、とっさの入力がしやすいだろう。機動力が大幅に上がるので、ぜひマスターしておこう。 段差登り中にボタン入力することで出せる攻撃について 納刀、抜刀状態問わず、段差登り中にXボタンを押すと通常より少し速い攻撃が出せる。壁はりつき状態から段差を登り切る間に入力しても可能。(抜刀状態の大剣など大幅に速くなっているものもある。が、片手剣、双剣、ハンマー、剣モード時のチャージアックスは速度が変わらない。)片手剣は登り中にAボタン(納刀状態ならR+X+A)でジャンプ斬り上げを出せる。太刀は登り中にRボタンで気刃斬りを出せる(納刀状態ならR+X+A)が、通常時と同じ速さ。スラッシュアックス、チャージアックスは納刀状態から登り、R+X+Aボタンで変形攻撃を速く出せる。 ガンナーの小ネタ ライト、ヘビィボウガンのジャンプ攻撃は空中で早めに入力すると着地時のリロードがなくなる。空中でカチッと音が鳴る動作をすれば空中リロードでき、着地後の隙が小さくなる。逆に着地寸前にジャンプ攻撃すると着地してからリロードしてしまう。弾が全部装填されているなら着地寸前に攻撃してもリロードしない。 ライト、ヘビィボウガンの空中攻撃でリロードすると、装填速度が「遅い」弾でも「速い」弾並みに速く装填出来る。空中リロードした場合、装填速度の「速い」弾と「遅い」弾との違いの詳細は以下の通り。『空中でリロードが完了した場合』 = 着地してから、硬直がなくなるまでの時間が長くなる。ただし回避行動が出来るタイミングは一緒なので回避行動で隙を消すと、かかる時間は実質同じ。『空中でリロードが完了しなかった場合』 = 着地してからリロードするが、動作時間は変わらない。ただし、装填速度が「遅い」弾を空中攻撃でリロードすると少し時間かかり、空中でリロードしきれず着地してからリロードしやすくなる。 ボウガンでスコープを覗いてる時に左右の入力とBで任意のタイミングで横回避やステップが可能。硬直のキャンセルは出来ないがリミッターを解除したヘビィボウガンでも横回避することが出来る。 弓で矢を撃った後、スライドパッドを入力せずにすぐに弦を引き絞る(XボタンもしくはRボタン)と、溜め開始までの時間が少し短縮される。(通常より引き絞り始める動作が短くなる)ちなみに、曲射や剛射後は不可。 強撃ビン、接撃ビン以外のビンを装着すると、弓自体に備わっている属性や状態異常値は無効になる。 剣士・ガンナー共通の小ネタ 武器を振り下ろした後や「落ち込む」などのアクションをしている状態は通常より低い姿勢になり、尻尾回転などを避けられることがある。 ガード時のノックバックが一番大きい攻撃だと、咆哮など本来ダメージがないものでもガードに成功した瞬間体力の赤ゲージがなくなってしまう。 ガンランスの装填や弓のビン付け替えなどは途中で攻撃や咆哮などでを受けて動作をキャンセルされても、装填・変更が終了している。攻撃を受けた場合の硬直時間、ガードやフレーム回避が可能かどうか等を考慮に入れた上で行おう。小タル爆弾やマタタビ爆弾でもやりやすい。 ガードやフレーム回避ができず確実に攻撃を受けてしまう場合は納刀することが良いことも。納刀動作中に攻撃を受けてしまったとしても納刀は完了しており、回復アイテムなどをすぐ使える。 攻撃で吹き飛んだ後の起き上がり時の操作 起き上がりきる直前にスライドパッドを入力しながらBボタンを押すと、起きる動作をキャンセルして前転回避ができる。(抜刀したままの鬼人強化状態の双剣でも前転可能。ただし、抜刀状態のランス、ガンランスはできない。)スライドパッドを入力しながらBボタン連打で最速で起き上がったり、一瞬間を置いてフレーム回避狙いで前転するなどタイミングをずらすことが可能。 また、ガード可能な武器限定だが、起き上がる最中にスライドパッドを入力しながらRボタンを押し続けると、起きた直後にガードができる。納刀状態から起き上がる際はR+X+Aを押し続けよう。こちらのテクニックは前転回避と違い「ボタンを押し続ける」ことで最速ガードができる。 『STARTボタンのメニューから「調合」や「リストから調合」による調合』 と 『下画面に配置したパネルをタッチして調合』の違いについて 『STARTボタンのメニューからの調合』の特徴・小さな段差を登り降りしている間も調合可能。(カメラ操作はLボタン、拡張スライドパッドを使用しているならスライドパッドでもカメラ操作可能)・咆哮や攻撃を受ける前にSTARTボタンのメニューから調合画面を開いておくと、耳をふさいでいる間や攻撃で吹き飛んでいる間も調合ができる。・調合画面はSTARTボタンを押すと素早く閉じられる。・「リストから調合」なら、Yボタンでリスト移動、Xボタンで調合可能順に変更可能。下画面調合でも同じ並びになる。 『下画面のパネルからの調合』の特徴・メニューを開かないのでまわりの状況を確認しながら調合できる。(カメラ操作は通常通り、十字ボタンでも可能)・RボタンでのダッシュやLボタン+Y、Aボタンなどでアイテムを選択しながら調合可能。 調合にかかる時間の比較は以下の通り『メニューからの調合』 Aボタン押しっぱなし > 『下画面による調合』 タッチし続けて調合する(わずかに早い) > 『メニューからの調合』 下画面の「決定」を連打(大幅に早い) 2頭同時狩猟クエストでの分断法 基本知識 大型モンスター2頭が同じエリアにいる場合、危険度が低い方のモンスターが早めにエリア移動する。(こやし玉でエリア移動させる場合も同じく) 探索やギルドクエストでは出現可能なエリアが大型モンスターごとに設定されており、出現可能エリアが1つしかない場合はその大型モンスターはエリア移動することは絶対にない。ただし初期で設定されているモンスターは必ず移動可能なエリアが二つ以上設定されているため。移動しない現象はギルドクエストの「環境不安定」で乱入したモンスターでのみ発生する。 「警戒状態」の大型モンスターにこやし玉を当て、しゃがみなどで「警戒状態」を維持すると危険度が高いモンスターでもすぐにエリア移動しやすい。(ゴア・マガラなどのエリア移動しにくい例外もいる) 大型モンスターに発見されているか等の状態はハンター名の横の目アイコンで確認可能。装備スキル「自動マーキング」や、オトモのトレンドスキル「モンスター把握術」などでエリア外からも確認できる。ハンターと大型モンスターが同じエリア内にいない状態を保つことで解除でき、「発見状態」から「未発見状態」に戻るまでは『105秒』。「警戒状態」から「未発見状態」に戻るまでは『45秒』かかる。 攻撃を当てると基本的に即「発見状態」になる。ペイントボール、睡眠弾などダメージが0の攻撃は例外。少しの間「警戒状態」を維持できる。出会いがしらに睡眠弾などを撃てば他の弾より多く撃てることも。毒弾や麻痺弾はダメージがあるので即「発見状態」になる点には注意。 なお、バリスタに限っては一定距離以上から撃てば「未発見状態」で当てても反応せず、発見されない。距離の目安は、闘技場(立体闘技場ではない)の南東のバリスタを使用した場合、北側の壁付近までモンスターが離れていると気づかれない。(気づく範囲はモンスターの種類や大きさで変わる模様。記載した目安は通常サイズのブラキディオス)「未発見状態」に一度でもバリスタを当てると、「ハンターを発見していないが、正面や側面方向の索敵範囲が通常より広い状態」になる。この状態は少し特殊で「自動マーキング」での表示が「未発見状態」と同じ色、けむり玉などで索敵範囲を狭めたりできない、解除するには「発見状態」解除より時間がかかる、という特徴がある。 アイテムや施設について 閃光玉が効く相手ならば、簡易分断が可能。オトモアイルーの合体技「ネコ式突撃隊」なら閃光玉が効かない相手にも有効。 1頭目(モンスターA)と長時間同じエリアで戦っている際に2頭目(モンスターB)がやって来た場合は、さっきまで戦っていた方(モンスターA)にこやし玉を当てよう。モンスターBはエリア移動したばかりで再度エリア移動するまで時間があり、すぐに合流される可能性が比較的低い。(2体とも危険度がほとんど変わらない時は特に) けむり玉を使うとモンスターの視界を奪う事が出来るため、1頭以上が「未発見状態」の時に使うとターゲットを絞る事が出来る。効果時間は『60秒』。反面、モンスターの視界がほぼなくなるため、閃光玉などの一部アイテムの効果がなくなってしまう。ただし、ゲリョスの閃光攻撃は普通にくらってしまう。 けむり玉の効果中の索敵範囲は大型モンスター毎に異なり、キリンやキリン亜種は特に範囲が広く分断が難しい。 けむり玉効果中であっても、モンスターに接近したり、攻撃(武器、爆弾など)を当てることで発見され、角笛の使用や狩猟笛の演奏動作(Rボタン)で発見されやすくなる。(前作と違い、”狩猟笛の旋律効果中は常時発見されやすくなる”ことはない模様) 闘技場にて、一部クエストでは中央にある可動式の柵が使用可能。柵は出現してから『90秒』で解除され、『20秒』経過すると再使用が可能となる。 「警戒状態」からの分断法 「警戒状態」の内にBボタンでしゃがみ、モンスターに近寄らなければ「発見状態」にならないままやり過ごす事ができる。正面を避ける、大きく離れる、しゃがんだまま動かずに待機、等の方法で隠れ続けると同エリア内にいるままに「警戒状態」を解除できる。ただし、好戦的なモンスター(警戒状態でも近づいてくるモンスター等)は、なかなか「警戒状態」を解除できなかったり、「発見状態」になってしまうことも。 「警戒解除の時間(45秒) < けむり玉の効果時間(60秒)」を利用した分断法。2頭とも「発見状態」にならない内に、すぐにけむり玉、モドリ玉の順に使用、素早くエリア外に出る。(モドリ玉でエリア移動する場合は素早く対処することが重要。時間をかけるとモドリ玉使用中に「発見状態」になってしまう。)エリア境界が近く、しゃがみ歩きでエリア移動できそうな場合はエリア移動直前にけむり玉を使用。エリア外で『50秒』ほど待機。モンスターがいるエリアに戻るとけむり玉の効果は続いており、「警戒状態」のモンスターは「未発見状態」に戻っている。好戦的なモンスターに同時に発見された場合や、2頭とも「未発見状態」のままエリア内に罠を設置したい時などに有用。 「発見状態」からの分断法 「発見状態」の1頭もしくは2頭をエリア端に誘導、モドリ玉などで素早くエリア外に出る。エリア外で『105秒』以上待機。モンスターがいるエリアに戻るとエリア端に誘導したこともあり、すぐには発見されずにけむり玉を使用できる。エリア端からモンスターがあまり動かなければ、けむり玉を使わずとも分断した状態を保つことも可能。待機する時間が少し長く、その間にモンスターが移動してエリアに戻った瞬間発見されてしまうことも。 エリア端に誘導し、モンスターを睡眠状態にすることでも分断可能。眠ったモンスターを放っておくなら、エリア外で待たなくても良い。時間経過や、攻撃で起こされたかは問わず起きてから一定距離内にいると発見されてしまう。バリスタで気づかれる距離とほぼ同じ(正確に言うと距離は異なる)。(起きてから一瞬「発見状態」になることもあるが、一定距離外ならすぐ解除される。)起きてから一定時間は、バリスタ使用時と同じ「索敵範囲が広い状態」になる。 また、爆弾など強力な攻撃で起こした後、モドリ玉などで素早くエリア外に移動すれば「発見状態」にならない。素早くエリア移動すれば「警戒状態」にとどまる。45秒以上待った後、エリアに戻れば「索敵範囲が広い状態」ではあるが距離さえあれば気づかれることはない。ドスジャギィなど起きる動作が速いモンスターだと起こした後「発見状態」になりやすい。それらのモンスターは大タル爆弾のとなりに小タル爆弾を設置、すぐにモドリ玉でエリア移動のように時間差攻撃で起こそう。 モンスター関連 モンスターの探知・誘導方法 クエスト中一度だけ、フィールドで空を飛んでいるランダム出現の気球に向かってアクション「手を振る」を行うと、短時間大型モンスターの位置が表示される。(千里眼の薬の効果) 大型モンスターの咆哮は隣接するエリアからでも聞こえる。寝息は同じエリアなら距離が離れていても聞こえる。 隣接するエリアに大型モンスターがいる、もしくは同じエリアにやってきた場合、草食獣が通常とは異なった行動を取る(隣接するエリアならそわそわ落ち着きなく動く、同エリアにやってきたら逃げる等) 大型モンスターは一度でも遭遇すると、ターゲットカメラのアイコンでエリア内にいるかどうかすぐに分かる。同一エリア内にいない場合は暗く表示され「エリア外」になる。 モンスターの死体が消えるタイミングは下画面のターゲットカメラのモンスターアイコンが消えたかでも判断可能。ペイントしなくても大連続狩猟クエストなどで次のモンスターが現れるタイミングが分かる。(前のモンスターが消えるタイミング=次のモンスターが現れるタイミング) リオレウス、リオレイアは卵を所持しているプレイヤーのエリアにたとえ瀕死状態であってもすぐに移動し、最優先に狙う。居場所を見失ってしまったらとりあえず巣まで行き、しばらく卵を所持していればおびき寄せる事も出来る。 小型モンスターにもペイントが付けられ動きが把握しやすくなる。 大型モンスターと違い、ハンターがエリア移動するとペイントが消える。 モンスターを倒した後の豆知識 小型モンスターを倒した後に死体から剥ぎ取らないまま放置しておくことで再出現までの時間を延ばせる。逆に早めに剥ぎ取るよう心がければ再出現が早くなる。 小型モンスターは倒したあと新しい個体がフィールド外から新たな個体が現れるタイプのものがいるが、フィールド外から定位置に戻るまでの間はダメージが入らず、ひるむこともない。(当てはまらない小型モンスターもいる模様?) 大型モンスターの死体に攻撃すると、双剣や太刀、チャージアックスのゲージアップやチャージができる。操虫棍のエキス採取にも有効。大型モンスターの攻撃等で爆発する岩や、通路を封鎖してる岩を攻撃してもゲージやビンを溜められる。こちらは操虫棍のエキス採取は不可。 同じく大型モンスターを倒した後の攻撃について。死体の肉質はそのままなので、固い部位に攻撃すれば当然弾かれる。ボウガンや弓の通常弾等、貫通しない弾は死体に当たると消えてしまう。 その他 大型モンスターは反撃不可の位置から攻撃すると、確定でマップ移動する。例:原生林の秘境はエリア5番の上部なのでガンナーは攻撃できる。 二重床の上(ツタの上など)は小型モンスターの邪魔が入りにくい。例えばドスランポスはまわりのランポスと完全に分断できる。対応が面倒なクンチュウもなかなかやって来ない。 クンチュウの対処は毒けむり玉がオススメ。上位で大型モンスターに張り付いていても有効。キックやはじかれ無効の攻撃、音爆弾など音をともなう攻撃も有効。また、張り付いたクンチュウはハンターがエリア移動するだけで剥がれる。 ダレン・モーランが首(角)を船の甲板より低い位置に移動させたのち、そのちょうど上に立つと掬いあげられるようにしてダレンの角に乗れる。角に乗ること自体は、腕から乗って角側の壁を壊すことでも可能。 段差関連 乗り関連のテクニックはMH4からの新要素?に記載。 段差を登る・降りる際の豆知識 壁はりつきからBボタンで落下し、Aボタンを押すと落下の途中で再びはりつける。 高い場所から降りるとき、着地時にスライドパッドを入力しておくと隙を小さくできる。抜刀時でも可能。空中で攻撃していると、この方法はできないが回避で隙を小さくする事は可能。また、納刀状態なら回避は前述のスライドパッドを入力しながらの着地でもできる。 段差からジャンプするときの飛距離はダッシュの方が遠くなり、前転回避だと近くになる。横回避やバックステップならジャンプせずに落ちる。ジャンプすると少し隙が大きいので、素早い相手など場合によっては有効。ただし、横回避やバックステップで落下すると空中攻撃ができない。 以下のテクニックで、Rダッシュでのみ降りることが出来る崖や段差でも納刀時、真下に落ちる事が出来る。ダッシュ→気持ち早めにRを離す(段差からステップ1回分ほどの距離でRを離す)→段差に入る直前にRを短く押す(Rボタンを離して0.1〜0.2秒後に段差に入るイメージ) 段差を利用して動作省略 抜刀状態から壁に向かって前方回避行動をし、Aボタンを長押ししていると回避の終わり際に納刀動作をとばして直接壁にはりつくことができる。乗り状態を狙う際に便利。(抜刀時、前方に回避行動できる武器のみ可能) スライドパッドを入力しながらの納刀すると、納刀しながら少し歩いたり方向転換ができるが、動作途中に段差を降りるとモーションが省略される。歩いて降りられる段差にのみ有効。余談だが、段差が無い場合は立ち止まった状態で納刀したほうが歩き納刀よりも少し早く動作が終わる。 同じような小ネタはライトボウガンの抜刀リロードでも可能。ライトボウガンは走りながら抜刀リロードすると少し滑り、その最中に段差を降りるとリロード動作が省略できる。(上記の小ネタと違い、どんな段差でも可能。ただし、ヘビィボウガンの抜刀リロードはほぼ滑らないため不可能?)段差をジャンプせずそのまま落下する形になるが、ジャンプ攻撃は可能。ちなみに、滑っている最中にエリアチェンジしてもリロード動作を省略できる。(かなり難度は高いが、こちらはヘビィでも可能) スライドパッドを入力しながらの納刀で、動作途中に段差を登ることでも隙を少し省略できる。Aボタンではりつける壁にも有効。(崖際で降りる際にAボタンではりつける壁でもできる)Aボタンを連打していると最速はりつきがしやすい。ただし、前方へ回避行動できる武器なら前述のAボタン押しっぱなしで壁にはりつく方が早い。納刀が遅い分、恩恵が大きいヘビィボウガンや、前方回避ができないランスなどに有用。(逆に納刀が早い片手剣などに恩恵はほぼない)特に有用なのは、チャージアックス。大幅に隙を小さく出来る。(例えば剣モードなら、剣を盾に刺すタイミングで納刀動作をキャンセルできる) 段差を利用してモンスターの攻撃に対処 ジャンプ中や段差登り中に咆哮を受けると地上時と違い、吹き飛ばされる。咆哮直後の攻撃を回避しやすくなることもあり、咆哮を受けた際の硬直時間が長い相手などに有効。操虫棍なら平地でもすぐジャンプできるので有用性が特に高い。耳栓等で無効化していると吹き飛ばない。 睡眠予備状態にされた際、段差のふちギリギリに立つことで、寝て倒れた時にそのまま落下して睡眠状態を解除することができる。歩きながら降りられる段差、ツタ・ネルスキュラの巣で出来た二層目で飛び降りられる穴などにのみ有効。ちなみに睡眠予備状態はエリアチェンジでも即解除。 スキル・食事スキル関連 メニューを開き、ステータス画面で発動しているスキルを確認できるが、無効になるスキルは灰色になる。重複しないスキルが2つ以上発動している場合も効果が低い方や、効果が同じでもどちらかが灰色になる。剣士タイプや弓に「ネコの射撃術」が発動した時。装備スキル「KO術」と食事スキル「ネコのKO術」が同時に発動した時等。 スキル「最大数生産」「調合成功率アップ」が発動している状態でBOX内調合を行うと、スキルが適用された状態で調合が出来る。鉄鉱石での素材玉調合や、調合書があっても成功率の心もとない調合アイテムなどに便利。 弾やビンなど調合成功時の個数に幅があるものは、できる個数の確率は均等に分かれている訳ではない。(「一番多い個数になる確率が低い」のように)その分、スキル「最大数生産」の有用性は高い。 スキル「回避距離UP」は地上での回避のほか、壁はりつき状態での回避距離も伸びる。片手剣のバックステップも伸びる。 スキル「高級耳栓」は乗り攻撃中のモンスターの咆哮によるゲージ蓄積効果も無効化できる。同様に耳栓、金剛体、操虫棍の白黄強化状態などでも一部のモンスターで有効。 スキル「お肉大好き」の生焼け・こんがり肉を食べた際の強走効果はクーラー・ホットミートを食べた際にも発動する。 オンライン関連 集会所で、下画面に表示される「プレイヤー一覧」をタッチすると、装備やスキルを見ることができる。 ヘビィボウガンのしゃがみ撃ち状態のまま、チャット発言をAボタンで行うと発砲してしまう。間違って行わないように注意。 非実用系小ネタ ゲームメニューや街中での小ネタ スライドパッドの上下左右いずれかを入力しながらセーブデータをロードすると、任意のポーズをとらせることができる。「Rボタン+上方向」など、「LもしくはRボタン+上下左右」でロードしてもポーズが違う。(普通にロードしていると見ることができないポーズもある。) 街中の人とストーリーの絡まない通常の会話をした場合、話す内容は3つまで。別の話を聞きたいなら1度クエストをクリアしよう。 集会所では食材レベルが他人のレベルに引き上がられるが、食べている料理の豪華さはその個人の食材レベルと同じ見た目になる。 「食事をする」で酔っ払う料理を食べなくても、椅子に座ってジョッキを飲む動作(Rボタン)を10回すると、酔い状態になる。クエストに行ったり、ゲームを終了しない限りカウントは残る。(立ち上がったり、別のマップに移動してもカウントは維持される。) 街や集会所で、Rボタンをダッシュ移行時に離すと、スティックを入れている間Rボタンを押さなくても走り続けることが出来る。ランス等の大きな武器を背負い、武器の傾きが最大になった瞬間に離すとやりやすい。集会所でオンラインの通信相手からは、歩きの動きのままダッシュの速度になるため、早歩きに見える。 食材を選ぶときに料理長にタッチするとセリフが「・・・」になる。 サブターゲット達成で帰還した場合、狩人生活日記に記録されないが一番古い記録が1つ消える。狩人生活日記に新しい記録を追加しないように何度もサブターゲットを達成すると表示される記録がなくなる(白紙状態になる)。 初めて調合するアイテムだと所持数がMAXでも調合可能。が、持てないので破棄される。(クエスト中でも同様) 投網マシーンでガノトトスの釣り上げに失敗すると、魚で失敗した時と違い水ブレスで攻撃される専用のシーンになる。 MH4Gでは、サブ出撃のオトモがいる状態では他のオトモにサブ出撃の選択肢が出ない。一度サブ出撃を解除してからでないと他のオトモのサブ出撃を設定できない。 クエストや探索中の小ネタ 探索中にプーギーを助けた後、同じマップに入りなおすとそのマップ内でプーギーが散策している。Aボタンで会釈可能。 天空山等のアイルーの住処で、アイルーやメラルーをエリア移動するところ(ハンターがジャンプするところ)に向かって吹っ飛ばすと落ちていく。するとその攻撃で体力が残っていれば同エリアのはるか下で空中に浮いてるような状態になる。 同じく、崖を飛んでエリアチェンジする箇所で、飛んでいる最中に「クエストクリア!」の文が出ると空中でハンターが停止する。また、「クエストクリア!」の文が表示されると同時(正確には直前)にモドリ玉を使用すると、動けなくなり、ガッツポーズもしなくなる。(ハンターが停止するだけで、報酬画面にはちゃんと移行します) ヘビィボウガンのしゃがみ撃ち状態だと「クエストクリア!」の文が出てもガッツポーズをしない。事前にスコープ状態にしておくと文章が出てからもまわりを見渡せる。 大剣抜刀時、「特殊攻撃」で出せるキックは通常のキックより血飛沫エフェクトが大きい。 バリスタを構えている時、普段は不可能なほぼ真下からのアングルにできる。さらに、ほぼ真下のアングルからBボタンでバリスタの構えを解除してもアングルがそのままの場合がある。ただし僅かでもカメラを上げると通常の一番低いアングルに戻る。(アングル維持の条件は不明。オプションのカメラ設定は関係ない模様。)ちなみに、壁はりつき中でも通常よりカメラアングルを大きく動かせる。 支給品ボックスなどのボックス画面を開いたままなら、毒状態の体力減少が一時的に停止する。解毒笛が可能なオトモがいるならその間に回復してくれる。毒状態のままボックス画面を閉じると体力減少が再開する。 武器・防具の小ネタ マイハウスのギャラリーで見られる遭遇ムービー等は、プレイヤー、アイルー共に現在装備している物が反映される。 拠点や自室にて、太刀「THEジャスティス」の刀身が鞘に納まりきっていない(刀身が抜刀時の長さのまま)。クエスト中はちゃんと納まっている。 ゴア・マガラ素材で作成できる双剣、「クロウofキャリアー」や「THEアポストル」などを装備しているときに別の装備に変えたり、インナーをかえたりすると一瞬ハンターの肩あたりに武器が上がる。 スラッシュアックス「覇剣斧ムルカムトルム」の剣モード時に揺れなどで強制納刀されると剣部分の刃が展開されたままになる。一度、抜刀して剣モードにしてから納刀で元に戻る。 歩行・走行時に防具の一部(主に腰部位)によっては特殊な効果音が生じる場合がある。鎧系では金属の擦れる音、布系では皮の擦れる音など、ごく少音だが僅かな違いがある。特徴的なものとしてはガララ腰でキュッキュッとした音、ゾディアス腰でシャンシャンとした音などが鳴る。 インナーのTYPE6の色を変更すると、腕装備「団長の腕輪」の色彩変更できない部分の色も変えられる。(一部の胴装備でも変更できる) 女性キャラの髪型をTYPE8、9、18、19のいずれかに変更。「ギザミヘルム」「グラビドキャップ」「忍の面」を装備すると髪型が装備を貫通しているように見える。 システム系の小ネタ 男性プレイヤーのボイス《TYPE 4》は、「極狩」でおなじみ、岡田義徳氏の声。「バルバレ」にたまに現れる、ユクモノ装備通行人「ダオカ」のボイスも同様。 男性プレイヤーのボイス《TYPE 7》は、『モンハン』シリーズプロデューサーの辻本良三氏の声。 男性プレイヤーのボイス《TYPE 9》と、「筆頭ルーキー」のボイスは、声優の前野智昭氏の声。 男性プレイヤーのボイス《TYPE 20》と、「筆頭ハンター」のボイスは、声優の安元洋貴氏の声。 女性プレイヤーのボイスに、「モンハン部」マネージャー、あずあずの声がある。番号は不明。 『モンハン』シリーズ恒例の、こんがり肉ができたときのボイス「上手に焼けましたー」は、既にカプコンを寿退職された女性の声。 コメント MH4G@wikiより転載。解消されたものについては随時修正。 -- (名無しさん) 2014-10-18 11 33 52 プーギーをドンドルマの中心辺りの円盤に置くと端に沿って走る 店や竜人商人に近づいた時に別の音楽流れだしたらセールや半額やってる。 -- (名無しさん) 2014-10-23 17 11 03 知人とプレイ中の発見 チャアクの切り上げで双剣(鬼神化)を後ろからかち上げるとそのままジャンプ攻撃ができた 前からかちあげるとそのまま吹っ飛んで攻撃は出せなかった 他の武器でのかちあげ、鬼神化双剣以外ではまだ試してません 既出だったらすいません、調べても出てこなかったので書いときます -- (名無しさん) 2014-10-24 13 26 08 ↑*1 4Gから吹き飛ばし攻撃で吹き飛んだ味方はジャンプ攻撃へと派生可能です。チャクスのコメント欄にも書いてあります。前・後ろの違いは飛んでいく方向ではないでしょうか。 -- (名無しさん) 2014-10-24 13 35 07 new3DSだとソフト起動中でもブラウザやMiiverse起動可能 4Gじゃなくて本体の小ネタだが -- (名無しさん) 2014-10-24 22 56 00 ゴア過渡期で生産できる武器に見切りを付けるとプラスの方だけ作用してマイナスはそのままのようです、無慈悲で確認しました -- (名無しさん) 2014-10-30 01 43 38 ゴア・マガラ双剣の小ネタは直ってました -- (名無しさん) 2014-11-08 22 11 18 男性ボイス20番と、筆頭ハンターは声優の安元さんが担当しているです(本人ツイッターで確認) -- (名無しさん) 2014-11-11 21 19 48 ↑コメの吹き飛ばし攻撃からのジャンプ攻撃派生~で、大剣やハンマー等のかち上げ効果のある武器や敵モンスターの吹っ飛び攻撃でも出来ますよ。 宙に浮く状態になればいつでもジャンプ攻撃に移行出来る。 方向をうまく合わせれば、味方にかち上げてもらってそのまま乗りという連携も可能 。 吹っ飛ばす人は出が早くて方向をコントロールしやすいハンマーがオススメ。 -- (名無し) 2014-11-13 04 53 12 ドンドルマの釣りは料理スキル『ネコの釣り名人』が有効。かなりペースが上がるので、護布買うくらいはすぐ貯まった。防具に釣りスキルがあったかどうか覚えてないけど、あるならそっちもいけるんじゃないかな -- (名無しさん) 2014-12-08 00 09 19 クエクリ後にガッツしない方法まとめ 釣り糸をたらす モドリダマを使ってから戻るまでのタイムラグ間にクエクリ 飛び降りでエリチェン直前にクエクリ アイテムを差し出す 麻痺倍加で麻痺を受ける 他にもあるかな? -- (名無しさん) 2014-12-17 23 53 40 しょうもない小技。 クエストクリア時のBGMで「デデドン!」と鳴る所が二箇所ある。 あらかじめ大タル爆弾を設置しておき、二回目デデドンの前の音が鳴った時に蹴ると、 ちょうど爆風を喰らわないタイミングで起爆出来る。 つまり、タル爆弾の爆風の中でガッツポーズが出来る。 -- (名無しさん) 2014-12-17 23 57 43 三回目だった。チクショー! -- (名無しさん) 2014-12-18 00 18 46 コメントでも書かれてますが詳細ver.で プーギーの特殊な行動について ドンドルマ 広場の丸い足場みたいなとこに連れていく 基本行動 構えたあと突進風に走り回る(円に沿って反時計回り) 時おり跳ねる ※突進の動作のあとに走る、跳ねる、止まる を必ず行うわけじゃなくランダムです(走る距離も) 突進して急に止まって再突進、連続で跳ねたりします -- (名無しさん) 2014-12-26 04 06 16 探索やギルクエでモンスターが乱入する時に処理落ちが発生するようです(3DSLL) new3DSもなるのかな? -- (名無しさん) 2015-04-25 07 23 44 オトモにバサル装備(多分頭だけでも可)をさせると、伏せた時に岩に擬態する。 他の装備でもこんなのあるのかな? -- (名無しさん) 2015-07-07 19 45 39 れ -- (名無しさん) 2020-11-30 18 37 17 名前 コメント すべてのコメントを見る ※コメント欄は質問や雑談をするところではありません。質問や雑談は掲示板で。不要なコメントは随時削除します。
https://w.atwiki.jp/gentoo64/pages/8.html
STNB ギリシャ語 品詞 意味 1 ἄλφα 文字 アルファ 2 Ἀαρών 名 アロン 3 Ἀβαδδών 名 アバドン 4 ἀβαρής 形 重くない、軽い、(人の)重荷にならない 5 ἀββα 名 アバ、お父さん 6 Ἄβελ 名 アベル 7 Ἀβιά 名 アビヤ 8 Ἀβιάθαρ 名 アビヤタル 9 Ἀβιληνή 名 アビレネ 10 Ἀβιούδ 名 アビウデ 11 Ἀβραάμ 名 アブラハム 12 ἄβυσσος 名 底なしの淵、底知れぬ所、地の奥底 13 Ἄγαβος 名 アガボ 14 ἀγαθοεργέω 動 善い行いをする、親切にする、恩恵を施す 15 ἀγαθοποιέω 動 善いことをなす、(人に)親切をする、正しいことをする 16 ἀγαθοποιΐα 名 善行をなすこと、親切、善行 17 ἀγαθοποιός 形 善行をしている 18 ἀγαθός 形 良い、有能な、優良な、幸福な、善良な、善い 19 ἀγαθωσύνη 名 善良、正しさ、(優しい)親切さ 20 ἀγαλλίασις 名 大喜び、非常な喜び、歓呼 21 ἀγαλλιάω 動 大喜びする、非常に喜ぶ、歓呼する 22 ἄγαμος 名 結婚していない 23 ἀγανακτέω 動 怒る、立腹する、憤慨する、不快感を表す 24 ἀγανάκτησις 名 憤り、立腹、憤慨 25 ἀγαπάω 動 ①愛する、大事にする、大事に思う、尊重する ②(好意で、身をもって)愛を表す、慕う、熱望する、~の方を選ぶ 26 ἀγάπη 名 ①愛、(相手を)大事にすること ②(複数形)愛餐 27 ἀγαπητός 形 大事な、愛する(だれだれ) 28 Ἄγαρ 名 ハガル 29 ἀγγαρεύω 動 徴発する、賊役を強いる、無理強いに~させる、強制して行かせる 30 ἀγγεῖον 名 容器(かめ、壷など)、器、入れ物 31 ἀγγελία 名 (使者の)報告、知らせ、使信、指図 32 ἄγγελος 名 ①使者、使いの者 ②天使、み使い 33 ἄγε 間 さあ、いざ、聞け 34 ἀγέλη 名 (牛、豚など)家畜の群、群れ 35 ἀγενεαλόγητος 形 系図のない、素性の分からない 36 ἀγενής 形 (家柄)を持たぬ、生まれの卑しい、身分の低い 37 ἁγιάζω 動 ①聖別する、神聖にする、神専用に特定する、きよめる ②神聖なものとして扱う(崇める)、聖とする、聖に保つ 38 ἁγιασμός 名 聖別、聖に(聖化)すること(業)、きよめ 39 ἅγιον 名 聖所、聖地、聖域 40 ἅγιος 形 ①聖なる、神聖な、聖別された、きよい ②畏敬されるべき、神にふさわしい 41 ἁγιότης 名 聖、神聖、きよさ 42 ἁγιωσύνη 名 聖、神聖、きよさ 43 ἀγκάλη 名 (曲げられた)腕 44 ἄγκιστρον 名 つり針 45 ἄγκυρα 名 錨(いかり) 46 ἄγναφος 形 仕上げられていない(布)、新しい、真新しい 47 ἁγνεία 名 きよさ、純潔、聖潔 48 ἁγνίζω 動 清める、清くする、聖化する 49 ἁγνισμός 名 きよめ、(儀式によって汚れを)きよめること 50 ἀγνοέω 動 知らない、無知でいる、分からない、悟らない、知ろうとしない 51 ἀγνόημα 名 過失、知らずに犯した罪 52 ἄγνοια 名 無知、怠慢、無知の故に、知らずに 53 ἁγνός 形 清い、純潔な、潔白な、聖なる 54 ἁγνότης 名 きよさ、純真、真実 55 ἁγνῶς 副 きよく、純に、純真に、素朴な動機から 56 ἀγνωσία 名 無知、無理解、知ろうとしない態度 57 ἄγνωστος 形 知られていない、だれも知らない 58 ἀγορά 名 広場、市場 59 ἀγοράζω 動 買う、買い取る、贖う 60 ἀγοραῖος 形 広場の、裁判の、市の立つ(日等)、広場でたむろする 61 ἄγρα 名 漁、狩り、漁獲物、獲物 62 ἀγράμματος 形 文字を知らない、無学な 63 ἀγραυλέω 動 野宿する 64 ἀγρεύω 動 (獲物を)捕らえる、(人の言葉尻を)捉える 65 ἀγριέλαιος 名 野生のオリーブ 66 ἄγριος 形 野の、野生の、荒い、荒々しい 67 Ἀγρίππας 名 アグリッパ 68 ἀγρός 名 畑、野原、農園、里、いなか 69 ἀγρυπνέω 動 眠れずに起きている、眠らずに(警戒して)いる、目を覚ましている、目覚めている 70 ἀγρυπνία 名 眠らずに夜を過ごすこと、不眠、徹夜 71 ἄγω 動 ①導く、連れて行く、引き出す、誘う ②行く、進む ③(~日目に)なっている、(祭日や裁判や市の日を)守る、行なう、開く 72 ἀγωγή 名 (導き)生き方、歩み、行動 73 ἀγών 名 競技、競争、努力、苦労、戦い、苦闘 74 ἀγωνία 名 苦悩、苦しみ悶え 75 ἀγωνίζομαι 動 競技する、戦う、一心に務める、奮闘(苦闘)する 76 Ἀδάμ 名 アダム 77 ἀδάπανος 形 無報酬の、無代価の、無償(ただ)の 78 Ἀδδί 名 アデイ 79 ἀδελφή 名 姉妹、姉、妹、女性信徒や妻 80 ἀδελφός 名 兄弟、兄、弟、夫や同志 81 ἀδελφότης 名 (集合的に)兄弟、兄弟集団 82 ἄδηλος 形 見分けがつかない、はっきりしない、不明瞭な、不確かな 83 ἀδηλότης 名 不確かな、頼りにならないこと 84 ἀδήλως 副 不確実に、はっきりした目標のないまま 85 ἀδημονέω 動 (落ち着かないで)不安である、当惑する、苦悩を表す 86 ᾅδης 名 見えない死者の世界、ハデス、陰府 87 ἀδιάκριτος 形 偏見のない、判断に動揺がない 88 ἀδιάλειπτος 形 絶え間ない、途切れることのない 89 ἀδιαλείπτως 副 いつも、絶えず、絶え間なく 90 ἀδιαφθορία 名 純正 91 ἀδικέω 動 不正を行なう、不義を行なう、悪をなす、~を害する、傷つける、損害を与える 92 ἀδίκημα 名 不正、不義(の行い)、不法行為 93 ἀδικία 名 不正、不義、悪事、害 94 ἄδικος 形 不正な、不義な、不正直(不忠実)な 95 ἀδίκως 副 不当に、不正に、不正な仕方で 96 ἀδόκιμος 形 (試験に通らず)不的確な、失格者、役に立たない、無用の 97 ἄδολος 形 混じりけのない、正真正銘の、誠実な 98 Ἀδραμυττηνός 形 アドラミテオの 99 Ἀδρίας 名 アドリア(海) 100 ἁδρότης 名 惜しまずに出された豊かな量(金額)、豊富、十分 101 ἀδυνατέω 動 力がない、できない、不可能である 102 ἀδύνατος 形 ①(人について)力がない、できない、弱い ②(事物について)不可能な、できない、あり得ない 103 ᾄδω 動 歌う 104 ἀεί 副 常に、いつも、いつでも、絶えず 105 ἀετός 名 はげたか、鷲 106 ἄζυμος 形 パン種なしの、イーストを入れずに焼いたパン、種なしパン(の祭)、除酵祭 107 Ἀζώρ 名 ゾアル 108 Ἄζωτος 名 アゾト 109 ἀήρ 名 大気、空、空中、空気 110 ἀθανασία 名 不死性、不死 111 ἀθέμιτος 形 禁じられた、忌まわしい 112 ἄθεος 形 神のない、神を持たぬ、神を知らずに 113 ἄθεσμος 形 無法な、不道徳な、非道の 114 ἀθετέω 動 ①無効とする、廃止(廃棄)する ②拒む、退ける、無にする 115 ἀθέτησις 名 廃棄、廃止、無効化 116 Ἀθῆναι 名 アテネ 117 Ἀθηναῖος 形 アテネの、アテネ人 118 ἀθλέω 動 競技する、競争する、闘う 119 ἄθλησις 名 競技、競争、戦い 120 ἀθυμέω 動 落胆する、やる気をなくす、いじける 121 ἀθῷος 形 罪のない、責任のない、潔白な 122 αἴγειος 形 山羊の 123 αἰγιαλός 名詞 浜、海岸、渚(砂浜等) 124 Αἰγύπτιος 形 エジプトの、エジプト人 125 Αἴγυπτος 名 エジプト 126 ἀΐδιος 形 永遠に続く、永遠の、永久の 127 αἰδώς 名 慎み、遠慮、畏れ、畏敬 128 Αἰθίοψ 名 エチオピア人 129 αἷμα 名 ①血、血液 ②血筋、血統、生まれ ③流血、殺人 130 αἱματεκχυσία 名 血を流すこと、血の注ぎ 131 αἱμορροέω 動 出血病(長血)を患う 132 Αἰνέας 名 アイネア 133 αἴνεσις 名 賛美、ほめたたえること 134 αἰνέω 動 賛美する、たたえる、ほめる 135 αἴνιγμα 名 謎、(転じて)不明瞭な像 136 αἶνος 名 賛美、たたえること 137 Αἰνών 名 アイノン 138 αἱρέομαι 動 選ぶ、選び取る 139 αἵρεσις 名 所説(自分で選んだ確信)、学説、党派、分派、異端 140 αἱρετίζω 動 選ぶ、選択する 141 αἱρετικός 形 分派的な、党派を作る、異端の 142 αἴρω 動 ①持ち上げる、取(り上げ)る、起こす、(引き)あげる ②かつぐ、(持ち)運ぶ、(寄せ集める) ③負う、支える、気をもませる ④奪い去る、(取り)除く、処分する、消す(殺す) 143 αἰσθάνομαι 動 知覚(感知)する、認める、理解する 144 αἴσθησις 名 洞察、見抜く力、経験 145 αἰσθητήριον 名 感知する機能、感覚 146 αἰσχροκερδής 形 恥ずべき利得をむさぼる 147 αἰσχροκερδῶς 副 利得を得ようと卑しい動機から 148 αἰσχρολογία 名 恥ずべき言葉、みだらな話 149 αἴσχρον 名 恥ずべきこと 150 αἰσχρός 形 恥ずべき、みっともない、不名誉な 151 αἰσχρότης 名 恥ずべきこと(性質、行動) 152 αἰσχύνη 名 恥、恥ずかしいさま、卑劣、醜行 153 αἰσχύνομαι 動 恥じる、恥ずかしい、恥をかく 154 αἰτέω 動 求める、要求する、願う、依頼する、頼む 155 αἴτημα 名 要求、願い(の内容)、願いごと 156 αἰτία 名 ①理由、原因、わけ ②申し立て(告訴の理由)、容疑、責任、罪状 ③場合、事柄、関係、事情 157 αἰτίαμα 名 非難、罪状(の申し立て) 158 αἴτιον 名 理由、わけ、容疑、事情 159 αἴτιος 名 責めを負うべき、有罪の、源(となった) 160 αἰφνίδιος 形 突然の、思いがけない、突然、突如、思いがけなく 161 αἰχμαλωσία 名 ①補囚、とりこ(になること) ②とらわれ人、捕虜 162 αἰχμαλωτεύω 動 とりこにする、捕らえて連行する 163 αἰχμαλωτίζω 動 とりこにする、捕らえて連行する、たぶらかす、篭絡する 164 αἰχμάλωτος 名 (捕らえられる)捕虜、捕らわれ人、囚人 165 αἰών 名 ①(人の)一生一代、世代、歴史上の一つの時期、時代 ②永遠 166 αἰώνιος 形 ①永遠の、とこしえの(終わりのない、始めも終わりもない) ②限りなく長い間 167 ἀκαθαρσία 名 汚れ、不潔、不道徳 168 ἀκαθάρτης 名 不純、不潔 169 ἀκάθαρτος 形 汚れた、不浄な、不潔な 170 ἀκαιρέομαι 動 (~する)機会がない、機会に恵まれない 171 ἀκαίρως 副 時機を得ないで、よい機会がなくて、時を逸した、都合の悪い時に 172 ἄκακος 形 悪くない、悪意のない、無邪気な、純朴な、純真な 173 ἄκανθα 名 いばら 174 ἀκάνθινος 形 いばらの、いばらで作った 175 ἄκαρπος 形 実のない、実のならない、益のない、役に立たない 176 ἀκατάγνωστος 形 非難(すべきところ)のない、非難されない 177 ἀκατακάλυπτος 形 被いをかけていない、覆われていない、被り物をしていない 178 ἀκατάκριτος 名 有罪判決を受けていない、まだ裁判にかけられていない、裁判されないまま 179 ἀκατάλυτος 形 破壊できない、不滅の、朽ちない 180 ἀκατάπαυστος 形 止むことのない、制止することのできない、止めようとしない、飽くことを知らない 181 ἀκαταστασία 名 騒乱、反乱、暴動、無秩序(政治的、または道徳的) 182 ἀκατάστατος 形 不安定な、混乱した、しずめようのない、無秩序な 183 ἀκατάσχετος 形 始末に負えない 184 Ἀκελδαμά 名 アケルダマ 185 ἀκέραιος 形 混じりけのない、純粋な、素直な 186 ἀκλινής 形 曲がらない、傾かない、確固たる、不動の 187 ἀκμάζω 動 成熟する、盛りである、熟している 188 ἀκμήν 副 この時点において(も)、この期におよんでも、(今になっても)まだ、いまだに 189 ἀκοή 名 ①聞くこと、聴聞 ②聞く能力、聴覚 ③報告、告知、情報、うわさ、評判 190 ἀκολουθέω 動 従う、ついて行く(来る)、同行する、~の仲間である 191 ἀκούω 動 ①聞く、耳を傾ける、聞いて知る ②言うことを聞く、聞き従う、従う、聞き届ける ③聞こえる、知れる、~と言われる、~と伝わる 192 ἀκρασία 名 自制力のないこと、無節制、放縦 193 ἀκρατής 形 無節制な、節度のない、放縦な 194 ἄκρατος 形 混ぜものをしていない、水を割っていない、純粋な、(手加減をしない)徹底的な 195 ἀκρίβεια 名 正確、厳格、厳しさ 196 ἀκριβής 副 正確な、厳格な、厳密な、厳しい 197 ἀκριβέστερον 形 より正確に、より完全に 198 ἀκριβόω 動 精密に調べる、厳密に調整する、詳しく問いただして確かめる 199 ἀκριβῶς 副 正確に、厳密に、綿密に、注意深く 200 ἀκρίς 名 いなご 201 ἀκροατήριον 名 話しを聞く場所、(聴衆を入れる)講堂、引見所、訊問所 202 ἀκροατής 名 聞く者、聞き手 203 ἀκροβυστία 名 ①包茎(の状態)ないし「包皮」を指す語から転じて・・・ ②割礼をしていないこと、無割礼;(無割礼の)異邦人 204 ἀκρογωνιαῖος 形 角の先端にある、角張った極点の意味から・・・ ①要石(かなめ石) ②基礎の角の石 205 ἀκροθίνιον 名 積み重ねの一番上にあるもの、捕獲品の最上のもの、分捕り物 206 ἄκρον 名 先端、先、端 207 Ἀκύλας 名 アクラ 208 ἀκυρόω 動 無効にする、破棄する 209 ἀκωλύτως 副 妨げられずに、支障なく 210 ἄκων 形 進んでしない、いやいやながらの、不本意の。気がすすまないで、強いられて 211 ἀλάβαστρον 名 雪花石膏、雪花石膏で作った箱やつぼ、(香油などを入れる)石膏のつぼ 212 ἀλαζονεία 名 高ぶり、尊大、驕り、誇示 213 ἀλαζών 名 「浮浪者」をさす語、転じて「かたり」、「ペテン師」、尊大ぶる者、横柄な者 214 ἀλαλάζω 動 もともと戦いの「ときの声」を上げる意味、大声で叫ぶ、わめきちらす、泣きわめく 215 ἀλάλητος 代 話すことができない、言葉にならない 216 ἄλαλος 形 口の利けない、言語障害者 217 ἅλας 名 塩 218 ἀλείφω 動 (油を)注ぐ、塗る 219 ἀλεκτοροφωνία 名 にわとりが鳴くこと、鶏鳴の時刻、あかつき、早朝、夜の第三更 220 ἀλέκτωρ 名 にわとり(雄鶏) 221 Ἀλεξανδρεύς 名 アレキサンドリア人、アレクサンドリヤ生まれの人、または同市の住人 222 Ἀλεξανδρίνος 形 アレキサンドリヤの 223 Ἀλέξανδρος 名 アレキサンドロ 224 ἄλευρον 名 (穀物の)粉、小麦粉 225 ἀλήθεια 名 ①真実、本当(のこと)、真相、ありのまま、真理 ②真実、信実、誠実、真っ直ぐであること 226 ἀληθεύω 動 真理を語る、真実である、真実に生きる 227 ἀληθής 形 ①真の、まことの、本当の(こと、もの) ②真実な、誠実な(人) 228 ἀληθινός 形 本当の、真正の、正真正銘の、理想的な 229 ἀλήθω 動 臼をひく、穀物をひいて粉にする 230 ἀληθῶς 副 真実に、まことに、ありのままに、本当に 231 ἁλιεύς 名 漁師、漁夫 232 ἁλιεύω 動 魚をとる、漁をする、すなどる 233 ἁλίζω 動 塩を振り掛ける、塩味をつける、塩漬けをする 234 ἀλίσγημα 名 けがれ、けがれたもの(特に食物) 235 ἀλλά 接 ①けれども、しかし、そうではなく、それどころか、逆に ②のみならず更に、その上に 236 ἀλλάσσω 動 変える、変化させる、変容させる、代える、取り替える 237 ἀλλαχόθεν 副 ほかの所から、別な場所から 238 ἀλληγορέω 動 寓意する(譬えで真意を暗示する)、寓意的に(比喩的に、譬え話として)解釈する 239 ἁλληλουϊά 不変 ハレルヤ、汝ら主を誉めよ 240 ἀλλήλων 代 互いの、相互の 241 ἀλλογενής 形 他民族の 242 ἅλλομαι 動 跳ぶ、とび上がる、踊り上がる;湧き出る、噴出する 243 ἄλλος 形 ほかの、他の、別の、もう一つ(一人)の、ちがった 244 ἀλλοτριεπίσκοπος 名 他人の監督、他人の事に干渉する者、おせっかい屋 245 ἀλλότριος 形 他人の、よその、自分のものでない;(味方ではない)敵方の 246 ἀλλόφυλος 形 他民族の、他国の 247 ἄλλως 副 違って、別なように、違う方法(状態)で 248 ἀλοάω 動 打穀する、脱穀する 249 ἄλογος 形 理性のない、分別のない;理に合わない、不合理な 250 ἀλόη 名 アロエ、沈香(じんこう) 251 ἅλς 名 塩 252 ἁλυκός 形 塩辛い、塩気のある 253 ἄλυπος 形 悲しみのない、心配のない 254 ἅλυσις 名 鎖、かせ;(比喩的)囚人の境遇 255 ἀλυσιτελής 形 利益のない、益とならない(有害な) 256 Ἀλφαῖος 名 アルパヨ 257 ἅλων 名 脱穀場、打ち場 258 ἀλώπηξ 名 狐 259 ἅλωσις 名 捕らえ(られ)ること、捕獲、捕縛 260 ἅμα 前 ①直ちに、同時に、それと同時に ②~と同時に、~と一緒に 261 ἀμαθής 形 無学な、無知な 262 ἀμαράντινος 名 しぼむことのない 263 ἀμάραντος 形 しぼむことのない、不滅の 264 ἁμαρτάνω 動 ①間違いをする、誤る、過ちを犯す ②罪を犯す 265 ἁμάρτημα 名 過ち、罪(の行為) 266 ἁμαρτία 名 ①罪、人が神より離れ神にそむいている霊的状態、罪の基本姿勢、そこから発する行為 ②(贖)罪のためのいけにえ、罪祭 267 ἀμάρτυρος 形 証人を持たない、証のない、証されない 268 ἁμαρτωλός 形 罪を犯している、罪ふかい、罪を持つ(人)、罪人 269 ἄμαχος 形 戦わない、非戦の、人と争わない、争いを避ける 270 ἀμάω 動 刈り入れる 271 ἀμέθυστος 名 紫水晶、アメシスト 272 ἀμελέω 動 気にかけない、かえりみない、軽んじる、無視する、知らぬ顔をする 273 ἄμεμπτος 形 責められるところのない、非の打ちどころが無い、落度のない 274 ἀμέμπτως 副 責められるところがないように 275 ἀμέριμνος 形 心配しない、思い煩うことのない 276 ἀμετάθετος 形 変わらない、変動のない、不変の、不動の 277 ἀμετακίνητος 形 動かされない、不動の、揺るがない、堅固な 278 ἀμεταμέλητος 形 考えが変わることのない、考えが変わってその結果変えられることのない、取り消されない 279 ἀμετανόητος 形 悔い改めない、悔い改めていない、悔い改めよう(神に帰ろう)としない 280 ἄμετρος 形 測れない、測りきれない 281 ἀμήν アーメン、まことに、確かに 282 ἀμήτωρ 形 母のない、母を持たない、母の名が知られて(記録に残って)いない人 283 ἀμίαντος 形 汚されていない、汚れのない、汚れ得ない 284 Ἀμιναδάβ 名 アミナダブ 285 ἄμμος 名 砂、砂地、砂浜 286 ἀμνός 名 小羊 287 ἀμοιβή 名 お返し、返礼、恩返し 288 ἄμπελος 名 ぶどうの木 289 ἀμπελουργός 名 ぶどう作り、ぶどうの木を栽培する人、ぶどう園の園丁 290 ἀμπελών 名 ぶどう園 291 Ἀμπλίας 名 アンプリアト 292 ἀμύνομαι 動 防ぐ、かばう、守って助ける 293 ἀμφίβληστρον 名 投網、漁網 294 ἀμφιέννυμι 動 着せる、着せてやる、装わせる 295 Ἀμφίπολις 名 アンフィポリス、アムピポリス 296 ἄμφοδον 名 周りを取り囲んでいる道路、街路 297 ἀμφότεροι 形 両者、両方とも、両方一緒になって 298 ἀμώμητος 形 非の打ち所のない、非難されない、傷のない 299 ἄμωμος 形 ①非難するところのない、欠点のない ②傷のない、無傷の 300 Ἀμών 名 アモス 301 Ἀμώς 名 アモス 302 ἄν ①~時まで、~者は誰でも、かりに~する者たちがいればそれだけ(そのいる数だけ)、~したなら、~した場合 ②~するであろうに、~したであろうに 303 ἀνά 前 上へ、~の上方に、~に沿って(上へ) ①~の真ん中に、~の間に ②~ずつ、~ごとに 304 ἀναβαθμός 名 ①昇ること、上ること ②階段 305 ἀναβαίνω 動 上がる、昇る、生え出る、伸びる、思い浮かぶ、思い立つ 306 ἀναβάλλω 動 延ばす、延期する 307 ἀναβιβάζω 動 上がらせる、引き上げる 308 ἀναβλέπω 動 ①見上げる、仰ぐ、顔を上げる ②再び見る、視力を回復する 309 ἀνάβλεψις 名 視力の回復、再び目が見えるようになること 310 ἀναβοάω 動 大声で叫ぶ、絶叫する、声を張り上げる 311 ἀναβολή 名 延ばすこと、延期、遅延、猶予 312 ἀναγγέλλω 動 伝える、告げ知らせる、報告する、打ち明ける 313 ἀναγεννάω 動 再び生む、新たに生む、再び生まれさせる、再生(新生)させる 314 ἀναγινώσκω 動 読む、読んで聞かせる、朗読する 315 ἀναγκάζω 動 必要にする、強いる、強制する、無理に(余儀なく)させる;たって進める、促す 316 ἀναγκαῖος 形 ①必要な、不可欠な、差し迫った ②親密な(関係の)、懇意な 317 ἀναγκαστῶς 副 強いて、強いられて、無理に 318 ἀνάγκη 名 必要、強制、無理;圧迫、困窮、苦難;~するように強いられる、どうしても~せねばならない立場にある、~することが必要である 319 ἀναγνωρίζω 動 再びそれと知る、再認する、認める 320 ἀνάγνωσις 名 読むこと、朗読 321 ἀνάγω 動 ①上へ導く、導き上がる、上へ連れて行く、連れて上がる ②出帆する、船出する 322 ἀναδείκνυμι 動 持ち上げてはっきり示す;(任職)宣言する、任ずる、選ぶ 323 ἀνάδειξις 名 はっきり示すこと、任職の布告 324 ἀναδέχομαι 動 温かく受け入れる、歓迎する、歓待する;(責任を)引き受ける 325 ἀναδίδωμι 動 渡す、手渡す、届ける 326 ἀναζάω 動 再び生きる、生命を回復する、生き返る 327 ἀναζητέω 動 注意深く探す、探し回る、探し出す 328 ἀναζώννυμι 動 (腰を帯で)しっかり締める 329 ἀναζωπυρέω 動 再び燃え立たせる、炎をかき立てる、炎を立てて燃え続けさせる 330 ἀναθάλλω 動 再び開花させる、また燃え立たせる 331 ἀνάθεμα 名 ①取って置かれたもの、奉献された供え物、(神に)捧げられたもの ②滅ぼし尽くされるもの、呪われたもの、呪い、アナテマ 332 ἀναθεματίζω 名 滅亡に委ねる、呪う 333 ἀναθεωρέω 動 入念に見る、精密に観察する、よく考察する 334 ἀνάθημα 名 奉納物 335 ἀναίδεια 名 無恥、恥をしらないしつこさ;厚かましさ、ずうずうしさ 336 ἀναίρεσις 名 (生命を)取り去ること、殺すこと、「消す」こと 337 ἀναιρέω 動 ①取り上げる ②~の生命を取り去る、殺す、片づける、「消す」 ③廃止する 338 ἀναίτιος 形 罪に問われない、無罪の 339 ἀνακαθίζω 動 (寝ていた人が)上半身を起こす、起きて座る、起き直る 340 ἀνακαινίζω 動 再び(初めのように)新しくする、更新する 341 ἀνακαινόω 動 再び新しくする、更新する 342 ἀνακαίνωσις 名 自分を変えること 343 ἀνακαλύπτω 動 蔽いを(持ち上げて)取り去る、被いを剥ぐ、ヴェールを取る 344 ἀνακάμπτω 動 戻る、立ち返る 345 ἀνάκειμαι 動 食卓に寄りかか(って座)る、着座する 346 ἀνακεφαλαιόω 動 要約する、総括する 347 ἀνακλίνω 動 ①(食卓に)寄り掛かって座らせる ②食卓に寄り掛か(って座)る、食事の席に着く 348 ἀνακόπτω 動 後部で打つ、点検する 349 ἀνακράζω 動 (大声で)叫ぶ、大声を上げる 350 ἀνακρίνω 動 ①審問する、問いただす、とり調べる ②吟味する、精査する、調べる ③(批判の対象にして)評価を下す 351 ἀνάκρισις 名 訊問、審問、取り調べ 352 ἀνακύπτω 動 (かがんでいる状態から)身を起こす、シャンと真っ直ぐに立つ 353 ἀναλαμβάνω 動 ①上げる、取り上げる、引き上げる ②拾う、途中から人を拾う、連れて行く、同行(同船)させる ③持ち去る、取り去る、連れ去る 354 ἀνάλημψις 名 取り去(られ)ること、引き上げ(られ)ること 355 ἀναλίσκω 動 使い尽くす、消尽する;絶滅する、滅ぼす 356 ἀναλογία 名 比例、釣り合い、割合、調和、程度 357 ἀναλογίζομαι 動 計算する、総計する;考慮に入れる、熟考する 358 ἄναλος 形 塩味のない、塩味のぬけた、無味な 359 ἀνάλυσις 名 出発、世を去ること、地上の生涯からの解放 360 ἀναλύω 動 出発する、世を去る、帰ってくる 361 ἀναμάρτητος 形 罪のない、罪をもたない 362 ἀναμένω 動 待つ、待ち受ける、待ち望む 363 ἀναμιμνῄσκω 名 思い出させる;思い起こす、思い出す 364 ἀνάμνησις 名 思い出すこと、想起、記憶、記念 365 ἀνανεόω 動 新しくする、新たにする、更新する 366 ἀνανήφω 動 再び正気になる、酔いが醒める、しらふになる 367 Ἁνανίας 名 アナニア 368 ἀναντίρρητος 形 反対(反駁、否定)できない;絶対間違いない 369 ἀναντιρρήτως 副 反対しないで、異議なく、言われた通りに 370 ἀνάξιος 形 価値がない、適任でなく、相応しくない、~を処理する能力がない 371 ἀναξίως 副 相応しくない態度(仕方)で 372 ἀνάπαυσις 名 絶え間、休止、休み、休養 373 ἀναπαύω 動 ①仕事を一時中断させる、休ませる、休養させる ②休む、休息する、休養する 374 ἀναπείθω 動 説得しようとしてしきりに促す、そそのかす、扇動する 375 ἀναπέμπω 動 ①上へ(より高い権威や上級裁判所へ)送る、送り上げる、送り向ける ②送り返す 376 ἀνάπηρος 形 体の不自由な 377 ἀναπίπτω 動 食事の席に座る、席に着く、食卓によりかかって座る 378 ἀναπληρόω 動 ①満たす、満たしてしまう、いっぱいにする ②成就する、(命じられたことを)成し遂げる、完全に守る、果たす、完済する ③補う 379 ἀναπολόγητος 形 弁解(弁護)の余地がない、弁解できない、言い訳が立たない 380 ἀναπτύσσω 動 (巻いたものを)広げる、開く、解く 381 ἀνάπτω 動 火をつける、燃やす 382 ἀναρίθμητος 形 数えられない、数え切れない 383 ἀνασείω 動 激しく振る、揺り動かす、扇動する、けしかける 384 ἀνασκευάζω 動 運び去る、略奪する;混乱させる、動揺させる 385 ἀνασπάω 動 引き上げる、引っ張り出す 386 ἀνάστασις 名 ①立ち上がること、(倒れていたものが)起き上がること ②(死者の)復活、よみがえり 387 ἀναστατόω 動 かき乱す、騒乱を起こす、扇動(して反乱を起こさせようと)する 388 ἀνασταυρόω 動 十字架の上にかける、十字架刑にして(高い所に)挙げる 389 ἀναστενάζω 動 (深く)ため息をつく、嘆息する、うめく 390 ἀναστρέφω 動 ①ひっくり返す、さかさまにする ②帰って来る、引き返す、行ったり来たりする ③行動する、生活する、暮らす、振る舞う 391 ἀναστροφή 名 生き方、振る舞い、行状、生活 392 ἀνατάσσομαι 動 配列する、(順序正しく)再現する;(文書に)作成する、(資料を編集して)著作する 393 ἀνατέλλω 動 ①昇らせる、昇らせる ②昇る、輝く ③(雲や人物が)出る、起こる 394 ἀνατίθημι 動 (相手の判断を求めて)述べる、持ち出す、示す、伝える 395 ἀνατολή 名 ①(太陽や月星が)昇ること、日の出 ②日の出る所(方向)、東、東方 396 ἀνατρέπω 動 ひっくり返す、くつがえす、破壊する 397 ἀνατρέφω 動 育てる、育て上げる、養育する 398 ἀναφαίνω 動 ①明るみに出す、現れさせる ②(海上に目標を)認める 399 ἀναφέρω 動 ①運び上げる、負って上る、連れて登る ②祭壇へ持っていく、捧げる、供える 400 ἀναφωνέω 動 大声で叫ぶ、声高く叫ぶ STNB ギリシャ語 品詞 意味 401 ἀνάχυσις 名 注ぎ出し、溢れ出し、流出、過度 402 ἀναχωρέω 動 ①(場所を空けて)退く、去る、立ち去る ②帰る 403 ἀνάψυξις 名 慰め、安らぎ、休息、安息 404 ἀναψύχω 動 再び生き生きとさせる、息をつかせる、元気づける、慰める、励ます 405 ἀνδραποδιστής 名 奴隷商、人買い、人さらい、誘惑者 406 Ἀνδρέας 名 アンデレ 407 ἀνδρίζομαι 動 男らしく行動する、男らしく振る舞う、雄々しく生きる 408 Ἀνδρόνικος 名 アンドロニコ 409 ἀνδροφόνος 名 人を殺す者、殺人者 410 ἀνέγκλητος 形 咎められることのない、非難させるところのない、人の批判の対象にならない 411 ἀνεκδιήγητος 形 言葉で表現できない、言い尽くせない 412 ἀνεκλάλητος 形 言葉にできない、言語に絶する 413 ἀνέκλειπτος 形 尽きることのない、使い尽くすことのできない、無尽蔵の 414 ἀνεκτός 形 耐えられる、我慢できる(程度の軽い罰で済む) 415 ἀνελεήμων 形 憐れみのない、無慈悲な 416 ἀνεμίζω 動 風に吹かれて揺り動かされる、風にもてあそばれる 417 ἄνεμος 名 ①風、(その時々で方角の変わる教えや思想の)風 ②方角、方位 418 ἀνένδεκτος 形 不可能な、容認できない 419 ἀνεξεραύνητος 形 探っても探り出せない、究め尽くしがたい、計り知れない 420 ἀνεξίκακος 形 害悪に対して忍耐する、不法を平然と耐える、辛抱強い 421 ἀνεξιχνίαστος 形 跡をつけて探し出すことの出来ない、探り出せない、測りがたい 422 ἀνεπαίσχυντος 形 恥じるところのない、恥ずかしがる必要のない 423 ἀνεπίλημπτος 形 非難の理由を与えることのない、非難のしようのない 424 ἀνέρχομαι 動 上がる、(山に)登る、(都に)上る 425 ἄνεσις 名 ①(苦痛、心配、負担の)軽減、安心、気をゆるめられること ②休養、安らぎ、平穏、慰籍 426 ἀνετάζω 動 尋問する、取り調べる 427 ἄνευ 前 ~なしに、~なしで、~に知られないで 428 ἀνεύθετος 形 不利な位置にある、適していない、不便な 429 ἀνευρίσκω 動 探し出す、捜しあてる 430 ἀνέχω 動 忍ぶ、耐える、~を我慢する、~を許す;耳を傾ける、聞く 431 ἀνεψιός 名 いとこ、従兄弟;甥 432 ἄνηθον 名 いのんど 433 ἀνήκω 動 ふさわしい(倫理的な意味で)、適当である 434 ἀνήμερος 形 飼い慣らされてない、制御されない、粗野な、残忍な、粗暴な 435 ἀνήρ 名 男 ①(女に対し)男、(妻に対し)夫 ②(少年あるいは幼児に対し)おとな 436 ἀνθίστημι 動 ①逆らって立てる ②反対する、逆らう、立ち向かう、抵抗する、背く 437 ἀνθομολογέομαι 動 ①感謝を捧げる、賛美する ②告白する 438 ἄνθος 名 花(樹木の花も草花も含む) 439 ἀνθρακιά 名 炭火、おき(薪などが燃えて炭火のようになったもの)の火 440 ἄνθραξ 名 炭(すみ)、木炭 441 ἀνθρωπάρεσκος 形 人にへつらう(者)、人のご機嫌取り 442 ἀνθρώπινος 形 人間の、(神的に対し)人間的な、人間流の、人間に共通の、人間の作った(行った) 443 ἀνθρωποκτόνος 名 人殺し、殺人者 444 ἄνθρωπος 名 人、人一般、人間のもつ弱さと不完全さ、そのあらゆる性質を内包する者、人間 445 ἀνθυπατεύω 動 地方総督、プロコンスル 446 ἀνθύπατος 名 地方総督、プロコンスル 447 ἀνίημι 動 ①放してやる、解放する、解く、ゆるめる ②放棄する、断念する、見捨てる、見放す 448 ἀνίλεως 形 憐れみのない、無慈悲な 449 ἄνιπτος 形 洗ってない(手など) 450 ἀνίστημι 動 ①起こす、起き上がらせる、立たせる、立てる、よみがえらせる(死者の中から起き上がらせる) ②起きる、起き上がる 451 Ἄννα 名 アンナ、ハンナ 452 Ἄννας 名 アンナス 453 ἀνόητος 形 理解に乏しい、物分かりの悪い、愚かな、無知な 454 ἄνοια 名 理性を欠くこと、愚かさ、無知、無分別 455 ἀνοίγω 動 開く ①ひらく、あける ②ひらく、あく 456 ἀνοικοδομέω 動 再び建てる、再建する、建て替える、立て直す 457 ἄνοιξις 名 開くこと 458 ἀνομία 名 不法、違法、法に背くこと、律法の違反 459 ἄνομος 形 ①不法の、法に違反する;神の律法を否定(無視)する、不正な ②法を持たない、律法のない;モーセ律法の(支配下に)ない 460 ἀνόμως 副 ①法を無視して、不法に ②法を持たずに、モーセ律法を持たないで(知らないで) 461 ἀνορθόω 動 (曲がっていたものを)再び真っ直ぐにする;(倒れていたものを)立て直す 462 ἀνόσιος 形 不敬虔な、神聖をけがす 463 ἀνοχή 名 猶予、延期;抑制、忍耐、寛恕 464 ἀνταγωνίζομαι 動 反対して戦う、抗争する、戦う 465 ἀντάλλαγμα 名 引き替えに渡すもの、交換物、代価 466 ἀνταναπληρόω 動 代理をして満たす、代わって(今度は自分の番として)果たす 467 ἀνταποδίδωμι 動 代償として返す、返礼する、恩返しする、報いる;報復する、復讐する 468 ἀνταπόδομα 名 返礼;報復、罰 469 ἀνταπόδοσις 名 返礼;報復、罰 470 ἀνταποκρίνομαι 動 言い逆らう、抗弁する、言い返す、異議を申し立てる、口答えする 471 ἀντεῖπον 動 抗弁した、否定した 472 ἀντέχω 動 かたく結びつく、執着する、どこまでも~の側に立つ、助ける 473 ἀντί 前 ①~の代わりに、~に代わって、~の返しに、~の報いに、~と引き替えに ②~のために ③~だから、~の故に 474 ἀντιβάλλω 動 互いに投げ合う、やり取りする、言葉を交わす 475 ἀντιδιατίθημι 動 敵対して自分を置く、反対する、反抗する 476 ἀντίδικος 名 法廷で対立し合う、訴訟における敵対者、訴訟相手 477 ἀντίθεσις 名 反対(論)、反論、反抗 478 ἀντικαθίστημι 動 対立して抵抗する、反対する 479 ἀντικαλέω 動 返礼に招待する、招き返す 480 ἀντίκειμαι 動 反対する(立場を取る)、反抗する、敵対する 481 ἀντικρύ 前 真正面に、向かい側に 482 ἀντιλαμβάνω 動 ①助ける、援助する、引き受ける、世話する ②与る、益を受ける 483 ἀντιλέγω 動 ①言い逆らう、反対する、反論する、抗弁する ②抵抗する 484 ἀντίλημψις 名 助けること、援助、助力 485 ἀντιλογία 名 ①反対論、抗弁、異議 ②反抗、敵対 486 ἀντιλοιδορέω 動 ののしり返す 487 ἀντίλυτρον 名 あがないの代価、見受け金、身の代金 488 ἀντιμετρέω 動 量り返す、同じだけ量って返す、量って返礼する 489 ἀντιμισθία 名 見合った報酬、応報、むくい、返し 490 Ἀντιόχεια 名 アンティオキア、アンテオケ 491 Ἀντιοχεύς 名 アンティオキア(アンテオケ)の住民 492 ἀντιπαρέρχομαι 動 (道の)反対側を通り過ぎる、見ながら側を行き過ぎる 493 Ἀντίπας 名 アンティパス 494 Ἀντιπατρίς 名 アンティパトリス 495 ἀντιπέραν 副 向かい側に、対岸に 496 ἀντιπίπτω 動 逆らう、反抗(抵抗)する 497 ἀντιστρατεύομαι 動 抗戦する、戦いをいどむ、~を敵にして戦う 498 ἀντιτάσσω 動 対立して自分自身を立てる、~の敵になる、逆らう、抵抗する 499 ἀντίτυπος 形 対応する、対型の、模型の 500 ἀντίχριστος 名 (世の終末に現れる)キリストの敵、偽って自らメシアであると主張する者 501 ἀντλέω 動 汲み出す、汲む 502 ἄντλημα 名 (水を)汲む器、つるべ、水汲みバケツ 503 ἀντοφθαλμέω 動 真正面から向かう、逆らう、抵抗する 504 ἄνυδρος 形 水のない、水の枯れた、乾燥した 505 ἀνυπόκριτος 形 演技していない、偽りのない 506 ἀνυπότακτος 形 (まだ)服従させられていない;服従しようとしない、不従順の、気ままで御しにくい 507 ἄνω 副 上へ、上に(向かって)、上で、上の方で 508 ἀνώγεον 509 ἄνωθεν 副 ①上から、上より、天から ②はじめから、源から、昔から ③新規に、新しく、新たに 510 ἀνωτερικός 形 上方の、高地にある;[名]高地、奥地 511 ἀνώτερος 副 [刑]より高い;[副]①より高く、上座へ ②上に、前に、上記に 512 ἀνωφελής 形 無益な、役に立たない 513 ἀξίνη 名 斧 514 ἄξιος 形 重さを持った、~だけの価値がある、~にふさわしい、~にかなった 515 ἀξιόω 動 価値があると認める、~にふさわしい(かなった)ものとする、~(を受ける)に値すると見なす 516 ἀξίως 副 ふさわしく、~に値するように 517 ἀόρατος 形 目に見えない、見ることのできない 518 ἀπαγγέλλω 動 ①知らせる、伝える、報告する ②告げ知らせる、宣べ伝える ③公言する、告白する 519 ἀπάγχω 動 首をつって死ぬ、縊死する 520 ἀπάγω 動 連れ去る、引き出す、連れて行く;(道が)通じている、導く 521 ἀπαίδευτος 教育のない、無知な 522 ἀπαίρω 運び去る、取り除ける、取り去る、奪い去る 523 ἀπαιτέω 返還を要求する、取り戻そうとする、要求する、請求する 524 ἀπαλγέω 痛みを感じなくなる、無感覚になる 525 ἀπαλλάσσω 自由にしてやる、解放する;[受動]解放される、放免になる 526 ἀπαλλοτριόω 遠ざけられている、疎外されている、無縁になっている 527 ἁπαλός 柔らかい、みずみずしい 528 ἀπαντάω 会いに行く、出迎える、会う、出会う 529 ἀπάντησις 会うこと、出会い、出迎え 530 ἅπαξ 一度、ひとたび、いったん、一度きり 531 ἀπαράβατος 犯しがたい、不可侵の;変えられない、変わらない 532 ἀπαρασκεύαστος 準備のない、用意の(できてい)ない 533 ἀπαρνέομαι 否定する、否認する、自分に関係がない(知らない)と言う 534 ἀπάρτι 今から、これから、今後、今や 535 ἀπαρτισμός 完成、仕上げ、竣工 536 ἀπαρχή ①初なり、初物、初穂 ②最初の(走りの)部分、手付金(に相当するような最初の賜物) 537 ἅπας すべて、全、皆、ことごとく、一切 538 ἀπατάω あざむく、だます、惑わす、ペテンにかける 539 ἀπάτη 欺き、偽り、欺瞞、だましごと 540 ἀπάτωρ 父のない者、父が誰であるか記録に残っていない者、父の名が分からない者 541 ἀπαύγασμα (光の)放射、輝き;反射、反映 542 ἀπεῖδον 543 ἀπείθεια 不従順、不服従、反逆 544 ἀπειθέω 従わない、服従しない、不従順な(信仰を拒む) 545 ἀπειθής 不従順な、服従しない、逆らう 546 ἀπειλέω 脅迫する、おどす、脅かす 547 ἀπειλή 脅迫、おどし、威嚇 548 ἄπειμι 不在である、いない、離れている 549 ἄπειμι 立ち去る、離れて行く、(出かけて)行く 550 ἀπεῖπον 放棄した、断念した 551 ἀπείραστος 誘惑されない、誘惑され得ない 552 ἄπειρος 無験のない、不慣れな、通じていない;経験できない、味わうことのない 553 ἀπεκδέχομαι 熱心に待つ、待ち設ける、じっと待つ、待望する 554 ἀπεκδύομαι (服を)脱ぎ捨てる、(武装を)剥ぎ取る、武装解除する 555 ἀπέκδυσις 脱ぐこと、脱ぎ捨て、放棄 556 ἀπελαύνω 追い払う、追いやる 557 ἀπελεγμός 反駁、反論、拒否;悪評、不評判(になること) 558 ἀπελεύθερος 被解放者、解放されて自由を得た元奴隷 559 Ἀπελλῆς アペレ 560 ἀπελπίζω 絶望する、諦める 561 ἀπέναντι ①~に対して、~に向かって、~の目の前で、~の面前で ②~に逆らって、~に反対して 562 ἀπέραντος 終わりのない、果てしのない、際限のない 563 ἀπερισπάστως 思いを他にそらされることなしに、気を散らされないで、余念なく 564 ἀπερίτμητος 割礼を受けていない、割礼のない(異邦人と同じ) 565 ἀπέρχομαι 去る、立ち去る、離れて行く、過ぎ去る、(こちらから向こうへ、ここから離れた所へ)行く、出向く、出かける 566 ἀπέχει 567 ἀπέχομαι 568 ἀπέχω ①[他動]領収する、受け取る ②[自動]離れている、遠くにいる;[中動]避ける、差し控える、慎む 569 ἀπιστέω ①不信実である、忠実でない ②信用しない、信じ(ようとし)ない、信仰を持たない 570 ἀπιστία ①不信実、不忠実 ②信仰の欠如、不信仰 571 ἄπιστος ①信用できない、不信実な ②信じていない、信仰を欠如している、不信仰な、不信の 572 ἁπλότης 単一、単純、純真、誠実、まごころ;物惜しみしないこと、犠牲をいとわない気前の良さ 573 ἁπλοῦς 単純な、単一な(心が一つである、一つのものに集中している)、純一な、一途な、健全な 574 ἁπλῶς 単一に、単純に、純粋に、一途に、誠実に、ひたすら(物惜しみしないで) 575 ἀπό ①(位置的に)~から(離れて、去って) ②(時間的に)~から ③(部分を表わす用法)~のうちから、~のうちの ④~によって~される(つまり「誰々から~される)という意味での「から」 ⑤~(という理由)から、~の故に ⑥~の距離にわたって 576 ἀποβαίνω ①下船する、(船を降りる)②~の結果となる、~に終わる 577 ἀποβάλλω 投げ離す、離れた所へ投げる、投げ捨てる;脱ぎ捨てる、放棄する 578 ἀποβλέπω (~から)遠くへ目をやる、望み見る、見つめる、眺める 579 ἀπόβλητος 捨てされられるべき(捨てられなければならない、捨てた方が良い)、拒否されるべき(拒否されるに値する) 580 ἀποβολή 投げ捨て、放棄、拒否;損失、喪失 581 ἀπογίνομαι ①離れている ②生を去る、死ぬ 582 ἀπογραφή 登録、人口登録、人口調査 583 ἀπογράφω (人口調査に)登録する 584 ἀποδείκνυμι ①証拠をあげて示す、立証する ②陳列する、展示する、見せ物にする ③~であると宣言する、一つの地位や官職に就けたことを内外に宣言し示す 585 ἀπόδειξις 立証、証明、証拠 586 ἀποδεκατόω ①十分の一を納める、十分の一を捧げる ②十分の一を収めさせる(取り立てる) 587 ἀπόδεκτος 受け入れられる、の気に入る、満足な、意に適う 588 ἀποδέχομαι ①受け入れる、迎え(入れ)る、歓待する、もてなす ②受けて満足している、(益を)享受する、是認する 589 ἀποδημέω 故郷を離れている、家から離れて国外にいる、旅に出て不在である 590 ἀπόδημος 故郷を離れて、異国に寄寓して、旅に出て不在の 591 ἀποδίδωμι ①(元に)返す、回復する ②(借りているものや、義務、または当然渡さなければ(払われなければ)ならないものを)返す、払う、支払う、報いる、渡す ③[中動]手放す、売り渡す ④義務を果たす 592 ἀποδιορίζω 境界線を引いて区分する、分裂を起こす、分派を作る 593 ἀποδοκιμάζω (テストの結果)不合格とみなして捨てる、吟味した上で不適と判定する、否認して捨てる 594 ἀποδοχή 受け入れ(ること)、受容、承認、是認、同意 595 ἀπόθεσις 取り除くこと、脱ぐこと 596 ἀποθήκη 倉、倉庫、穀倉 597 ἀποθησαυρίζω (宝を倉に)しまっておく、貯蔵する、蓄積(蓄財)する 598 ἀποθλίβω 強く押す、押しつける、押し合う 599 ἀποθνῄσκω 死にかけている、死のうとしている、瀕死である 600 ἀποκαθίστημι ①回復する、元の通りに直す、復興する;[受動]直る、回復する ②返す、返却する、戻す 601 ἀποκαλύπτω 覆いを取る、現す、暴露する、(今まで奥義であったものを、すべての人に分かるように)明らかにする、現す、示す、啓示する;[受動]現れる、示される 602 ἀποκάλυψις 現すこと、覆いを取って真相(秘儀であった内容)を示すこと;啓示、黙示;(隠れていたものの)出現 603 ἀποκαραδοκία 前に首を伸ばして待ちきれない思いで待ち望むこと、切なる期待、切望、待望 604 ἀποκαταλλάσσω 和解させる 605 ἀποκατάστασις 回復、復興、修復、復帰 606 ἀπόκειμαι しまってある、備えてある、保存されている;定まっている 607 ἀποκεφαλίζω 首を切る、打ち首にする 608 ἀποκλείω しっかり閉じる、(門や戸を)閉ざす 609 ἀποκόπτω ①切断する、断ち切る、切り落とす、切り離す ②[中動]自分の身を切断して台無しにする、去勢する 610 ἀπόκριμα 答え、(使者の受ける正式の)回答 611 ἀποκρίνομαι 答える、返答する、答弁する 612 ἀπόκρισις 答えること、答、答弁 613 ἀποκρύπτω 隠し去る、隠す、秘密にしておく 614 ἀπόκρυφος [形] 隠された、隠して(今は見えない形で)保存されている 615 ἀποκτείνω 殺す、殺してしまう、滅ぼす、命を奪う 616 ἀποκυέω 分娩する、産む 617 ἀποκυλίω 転がして除ける、わきへ転がす 618 ἀπολαμβάνω ①(人からもらって)受け取る、(自分の分や報いなどを)受ける ②(自分のものを人から)返してもらう、取り返す ③[中動](わきへ)連れ出す 619 ἀπόλαυσις 享受、享楽、楽しみ 620 ἀπολείπω (後に)残す、置いて来る、置き去りにする、捨てておく;[受動]残されて(供えられて)いる 621 ἀπολείχω 622 ἀπόλλυμι ①滅ぼす、殺す ②失う、救わないでしまう、救うことに失敗する;[中動]滅びる、滅びようとしている、滅びつつある、なくなる、消滅する、無駄になる 623 Ἀπολλύων アポリオン 624 Ἀπολλωνία アポロニア 625 Ἀπολλῶς アポロ 626 ἀπολογέομαι (自らを)弁明する、身の明かしを立てる;(他の人やことがらを)弁護(弁明)する 627 ἀπολογία 弁明、言い開き、弁護 628 ἀπολούω 洗い落とす、洗い去る;[中動](自分の身から)洗い取ってもらう 629 ἀπολύτρωσις 身の代金の支払いによる買い戻し、見受け、解放、あがない;奴隷解放、放免 630 ἀπολύω ①解放する、釈放する、放免する、免除する、赦す ②行かせる、去らせる、解散させる、追い払う ③(妻を)去らせる、離縁する;[中動]去る、帰って行く 631 ἀπομάσσω 632 ἀπονέμω 割り当てる、配当する、(当然与えるべきものを)与える、報いる 633 ἀπονίπτω 洗い去る、洗い落とす 634 ἀποπίπτω 離れ落ちる、剥離する 635 ἀποπλανάω 迷わす、惑わす、迷いに導く;[受動]迷い出る、誤る 636 ἀποπλέω 船で去る、出帆する、出港する 637 ἀποπλύνω 638 ἀποπνίγω ①窒息させる、溺れされる;[中動]溺れる ②(ふさいで、覆って)枯死させる 639 ἀπορέω 手段がない、困る、当惑する、途方に暮れる、悩む、どうしたら良いか分からない、困っている、(疑い)迷っている 640 ἀπορία 途方に暮れた状態、当惑、困惑、行き詰まりの不安 641 ἀπορρίπτω 投げ出す、投げ捨てる;[能動で自動詞的に]飛び込む 642 ἀπορφανίζω 孤児にする;[受動]孤児となる、(引き離されて)孤児同然になる 643 ἀποσκευάζω 644 ἀποσκίασμα 物体によって投げられた影 645 ἀποσπάω 引き抜く、抜き放つ;引っ張り込む、引き抜く、引き離す;[受動]離れる、退く、別れる 646 ἀποστασία 背くこと、離反、背反 647 ἀποστάσιον 離婚 648 ἀποστεγάζω 屋根をはがす 649 ἀποστέλλω ①使命を与えて遣わす、職権を委任して派遣する、つかわす、使いに出す、使いにやる ②送り出す、去らせる、退去させる、行かせる 650 ἀποστερέω だまして奪う、欺き取る、搾取する;[受動]奪われて失う;(相手に与えねばらならないものを拒んで)奪う結果になる 651 ἀποστολή 使徒のつとめ、使徒として委任された職権、職務 652 ἀπόστολος ①使者 ②使徒 653 ἀποστοματίζω 口から言葉を吐き出す、悪意ある質問を投げかける 654 ἀποστρέφω ①[他動詞]そらす、遠ざける、取り除く、わきを向かせる、背かせる ②[自動詞]わきを向く、顔を背ける、背を向ける;[中動]離れ去る、拒否する ②引き返す、立ち返る 655 ἀποστυγέω ひどく憎む、憎み退ける、嫌悪する 656 ἀποσυνάγωγος 会堂から除名された、ユダヤ教徒の会衆から村八分にされ(交わりを断たれ)た 657 ἀποτάσσω ①別れを告げる、別れる ②放棄する、断念する、捨て去る 658 ἀποτελέω ①完成させる、成就させる;[受動]完成する、熟する ②実行する、(一定の目的を)果たす、遂行する、行なう、(結果として)~をもたらす 659 ἀποτίθημι ①脱ぎ捨てる、脱ぐ、捨てる ②しまう、片づける、入れる、監禁する 660 ἀποτινάσσω 振り払う、払い落とす、振り落とす 661 ἀποτίνω 返済する、弁償する、(負債、罰金等を)全部払いきる 662 ἀποτολμάω 甚だ大胆である、大胆に事を行う 663 ἀποτομία 岩などが切り立っていること、鋭さ、厳しさ、峻厳 664 ἀποτόμως 厳しく、するどく、容赦なく 665 ἀποτρέπω 666 ἀπουσία 不在、いない間 667 ἀποφέρω 運び去る、連れ去る、連れて行く、暴力で連行する;持ってゆく 668 ἀποφεύγω 逃げ出す、~から逃げる 669 ἀποφθέγγομαι 語り出す、語りかける、言明する、発言する 670 ἀποφορτίζομαι 荷揚げする、積み荷をおろす 671 ἀπόχρησις 使い切ること、使い尽くすこと、濫用 672 ἀποχωρέω 離れて(別れて)去る、去る、退く 673 ἀποχωρίζω 674 ἀποψύχω 息をするのを止める、気絶する 675 Ἄππιος アッピウス 676 ἀπρόσιτος 近づくことができない、近より難い 677 ἀπρόσκοπος 躓きの原因とならない、人を罪に導かない 678 ἀπροσωπολήμπτως 人を差別しないで、公平に、えこひいきなしに、偏りみないで 679 ἄπταιστος 躓いて倒れたりしない、足元のしっかりした 680 ἅπτομαι 681 ἅπτω ①くっつける;[中動]自分自身を~にくっつける、さわる、つかむ、触れる(性的関係を持つことも)、すがりつく、しがみつく ②(火を)ともす、つかる、点ずる 682 Ἀπφία アピヤ 683 ἀπωθέω 684 ἀπώλεια 685 ἀρά 686 ἄρα 687 ἆρα 688 Ἀραβία 689 Ἀράμ 690 Ἄραψ 691 ἀργέω 692 ἀργός 693 ἀργύρεος 694 ἀργύριον 695 ἀργυροκόπος 696 ἄργυρος 697 Ἄρειος πάγος 698 Ἀρεοπαγίτης 699 ἀρεσκεία 700 ἀρέσκω 701 ἀρεστός 702 Ἀρέτας 703 ἀρετή 704 ἀρήν 705 ἀριθμέω 706 ἀριθμός 707 Ἁριμαθαία 708 Ἀρίσταρχος 709 ἀριστάω 710 ἀριστερός 711 Ἀριστόβουλος 712 ἄριστον 713 ἀρκετός 714 ἀρκέω 715 ἄρκτος 716 ἅρμα 717 Ἁρμαγεδών 718 ἁρμόζω 719 ἁρμός 720 ἀρνέομαι 721 ἀρνίον 722 ἀροτριάω 723 ἄροτρον 724 ἁρπαγή 725 ἁρπαγμός 726 ἁρπάζω 727 ἅρπαξ 728 ἀρραβών 729 ἄραφος 730 ἄρρην 731 ἄρρητος 732 ἄρρωστος 733 ἀρσενοκοίτης 734 Ἀρτεμᾶς 735 Ἄρτεμις 736 ἀρτέμων 737 ἄρτι 738 ἀρτιγέννητος 739 ἄρτιος 740 ἄρτος 741 ἀρτύω 742 Ἀρφαξάδ 743 ἀρχάγγελος 744 ἀρχαῖος 745 Ἀρχέλαος 746 ἀρχή 747 ἀρχηγός 748 ἀρχιερατικός 749 ἀρχιερεύς 750 ἀρχιποίμην 751 Ἄρχιππος 752 ἀρχισυνάγωγος 753 ἀρχιτέκτων 754 ἀρχιτελώνης 755 ἀρχιτρίκλινος 756 ἄρχομαι 757 ἄρχω 758 ἄρχων 759 ἄρωμα 760 Ἀσά 761 ἀσάλευτος 762 ἄσβεστος 763 ἀσέβεια 764 ἀσεβέω 765 ἀσεβής 766 ἀσέλγεια 767 ἄσημος 768 Ἀσήρ 769 ἀσθένεια 770 ἀσθενέω 771 ἀσθένημα 772 ἀσθενής 773 Ἀσία 774 Ἀσιανός 775 Ἀσιάρχης 776 ἀσιτία 777 ἄσιτος 778 ἀσκέω 779 ἀσκός 758 ἀσμένως 781 ἄσοφος 782 ἀσπάζομαι 783 ἀσπασμός 784 ἄσπιλος 785 ἀσπίς 786 ἄσπονδος 787 ἀσσάριον 788 ἆσσον 789 Ἆσσος 790 ἀστατέω 791 ἀστεῖος 792 ἀστήρ 793 ἀστήρικτος 794 ἄστοργος 795 ἀστοχέω 796 ἀστραπή 797 ἀστράπτω 798 ἄστρον 799 Ἀσύγκριτος 800 ἀσύμφωνος 801 ἀσύνετος 802 ἀσύνθετος 803 ἀσφάλεια 804 ἀσφαλής 805 ἀσφαλίζω 806 ἀσφαλῶς 807 ἀσχημονέω 808 ἀσχημοσύνη 809 ἀσχήμων 810 ἀσωτία 811 ἀσώτως 812 ἀτακτέω 813 ἄτακτος 814 ἀτάκτως 815 ἄτεκνος 816 ἀτενίζω 817 ἄτερ 818 ἀτιμάζω 819 ἀτιμία 820 ἄτιμος 821 ἀτιμόω 822 ἀτμίς 823 ἄτομος 824 ἄτοπος 825 Ἀττάλεια 826 αὐγάζω 827 αὐγή 828 Αὔγουστος 829 αὐθάδης 830 αὐθαίρετος 831 αὐθεντέω 832 αὐλέω 833 αὐλή 834 αὐλητής 835 αὐλίζομαι 836 αὐλός 837 αὐξάνω 838 αὔξησις 839 αὔριον 840 αὐστηρός 841 αὐτάρκεια 842 αὐτάρκης 843 αὐτοκατάκριτος 844 αὐτόματος 845 αὐτόπτης 846 αὐτός 847 αὐτοῦ 848 αὑτοῦ 849 αὐτόχειρ 850 αὐχμηρός 851 ἀφαιρέω 852 ἀφανής 853 ἀφανίζω 854 ἀφανισμός 855 ἄφαντος 856 ἀφεδρών 857 ἀφειδία 858 ἀφελότης 859 ἄφεσις 860 ἁφή 861 ἀφθαρσία 862 ἄφθαρτος 863 ἀφίημι 864 ἀφικνέομαι 865 ἀφιλάγαθος 866 ἀφιλάργυρος 867 ἄφιξις 868 ἀφίστημι 869 ἄφνω 870 ἀφόβως 871 ἀφομοιόω 872 ἀφοράω 873 ἀφορίζω 874 ἀφορμή 875 ἀφρίζω 876 ἀφρός 877 ἀφροσύνη 878 ἄφρων 879 ἀφυπνόω 880 ἄφωνος 881 Ἀχάζ 882 Ἀχαΐα 883 Ἀχαϊκός 884 ἀχάριστος 885 Ἀχείμ 886 ἀχειροποίητος 887 ἀχλύς 888 ἀχρεῖος 889 ἀχρειόω 890 ἄχρηστος 891 ἄχρι 892 ἄχυρον 893 ἀψευδής 894 ἀψίνθιον 895 ἄψυχος
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2708.html
「田舎マフィア程度がっ!管理局の魔導師なめんなよ!!」 「暴魂チューボ、いざ参るっ!!」 二人の武装局員、クラッドとキールはユーノを安全なところまで下がらせ、眼前の敵を迎え撃とうと していた。 魔法帝王リリカルネロス第4話 「守れ! 秘密基地」 まず、勢いよく啖呵を切ったクラッドは牽制用に散弾型の攻撃魔法をばらまこうとした。だがチューボの 踏み込みはクラッドの想像を超えて速かった。魔力を収束させて射撃魔法を撃つ暇など存在しない。 上段から振り下ろされるチューボの刀に身の危険を感じたクラッドはたまらずシールド魔法を発動する。 そして次の瞬間彼は己の目を疑った。円形の盾を作る標準的なシールド魔法『ラウンドシールド』、 その盾が半ばまで叩き割られていたのだ。何の魔力も込められていない刀を使って、 魔力による肉体強化を受けていない人間の手で、ただ物理的に。 「ウソだろオイ!?」 自分の中の常識を覆す光景に思わずクラッドは叫んだ。声にこそ出さない物のキールも驚愕している。 シールドを叩き割って目の前に突きつけられたチューボの太刀は、刃こぼれ一つしていなかった。 ミッドチルダにおける防御の概念として、バリア、フィールド、シールド、物理装甲の4つがあげられる。 ここから分かるように、魔法を介さない純粋に物理的な障壁も魔法に対する防御能力を持っている。 では逆に、純粋に物理的な攻撃は魔法を打ち破れるのだろうか。可能なのである。 頑丈さで知られるシールド魔法より更に強固な物質で作られた刀、それを振るうは改造処置と飽くなき 訓練で鍛え上げられた肉体、この2つが組み合わされば魔法でさえ斬れないわけがなかった。 魔法文明の恩恵にあずかる管理局の誰もが想像し得なかった現実がここにある。 ラウンドシールドはチューボに向けた杖型デバイスの先端から発生していた。もしシールドの発生位置が もっと体に近かったらそのままクラッドの胴体は袈裟懸けに叩き斬られていただろう。シールドさえも 切り裂く攻撃をバリアジャケットで防ぎきれるとは到底思えない。 「ちっ…!」 一撃で仕留めるつもりだったのかチューボは悔しげに舌打ちをする。 そしてラウンドシールドに深々と食い込んだ刀を持ち前の剛力で引き抜き、再び上段に構えた。 「サイドワインダー!!」 だがチューボがクラッドに斬りつける前に、キールの魔法が完成する。捕らえがたい蛇行軌道を 描く強力な射撃魔法がチューボの意識を刈り取らんとして迫って来た。 「ちょろちょろと目障りな!」 チューボはその魔法を事も無げに斬り払う。迎撃のやりづらい蛇行軌道の魔法を寸分の狂いもなく斬った 事も驚きだが、刀で斬られた魔法そのものが分解していくのはもっと驚くべき事だった。 またしても魔導師としての常識を疑う光景だったが、今度は呆気にとられずクラッドとキールは 今最も必要な行動をとることが出来た。 「ヤバかった……助かったよ相棒」 「礼は無事に帰ってからにしてください」 即ち、飛行魔法である。 チューボが射撃魔法を迎撃した瞬間を狙って、クラッドとキールは10メートル程浮き上がった。 接近戦を得手とする者がそう多くないミッドチルダ式の魔導師としては、そもそも会話できる距離まで 近づかれた状態から戦闘開始というのが大きな失敗である。故にこういった状況下で必要なのは出の速い 魔法で相手の動きを止めつつ距離を取ることだ。まして相手が接近戦に特化したタイプなら尚の事である。 「卑怯だぞ貴様ら、降りてこい!」 「冗談じゃねえ、このまま安全なところからガンガン撃たせてもらうぜ!」 その発言内容から相手が飛べないと判断したクラッドはやや調子に乗りつつ、宣言通りに射撃魔法を 発動させる。 「スプレッドショットォ!」 クラッドは魔力はそこそこにあるが精密な射撃が苦手なため、小さな魔力弾を大量にばらまき点ではなく 面で攻撃することを得意としていた。リンカーコアを持たない普通の人間なら数発で昏倒するような 魔弾がチューボに雨霰と降り注ぐ。 「どうだどうだどうだぁっ!」 「ぬ…!」 数え切れないほどのスプレッドショットがチューボの鎧にぶつかっていく。鎧越しに伝わる衝撃、 振動は機関銃で撃たれたのにも匹敵するだろう。つまり―――― 「効かんわ!」 「何ィ!?」 つまり、チューボには効果がなかった。その名が示す通り、ヨロイ軍団の軍団員は大半が強固な鎧を 身に纏っている。その鎧はネロス帝国の、ひいてはこの地球で最高の技術で作られた物だ。 それらの鎧は、管理局の常識では計れない恐るべき強度を持っている。 魔法の運用をはじめとする多くの技術で管理局に遥かに劣るネロス帝国だが、ロボット工学、 生体工学など管理局を上回る技術はいくつもある。2人の武装局員は今その一端を垣間見ているのだ。 「マジで化け物か!?」 「そのまま続けててください!」 スプレッドショットは効果が薄くとも足止めにはなっている、そう判断したキールは捕縛用のバインドを 仕掛ける。弾雨の中ゆっくりと歩を進めるチューボに、狙い澄ました一撃が放たれた。 「ボールパイソン!」 狙い違わず、キールオリジナルの捕縛魔法はチューボを捕らえる。 「何!?これは…」 キールの仕掛けた捕縛魔法ボールパイソンは、1本のバインドが大蛇のように相手の全身に巻き付き 締め上げるという物だ。魔力を込めれば捕らえた相手の骨をもへし折るというバインドとしては危険な 部類の魔法だが、今これを使うことに彼は躊躇がなかった。 「よっしゃ!こいつが決まればもうこっちのもんだな」 「どうでしょうかね…」 勝ったつもりでいるクラッドとは対照的に、キールの顔色は優れなかった。強力な魔法をかけ続けて いるためだけではない。不安が拭えなかったからだ。 (本当に効いているのか…?) 巻き付いたバインドはミシミシと骨の軋む音を立てて―――――――いなかった。 チューボの鎧は変形する素振りすら見せていない。キールの全魔力を込め、人間なら気絶していても おかしくないほどの力を加えているというのに。 「さて、被疑者も確保したしアースラに連絡して転送を……」 「クラッド、とどめをお願いします」 「へ?」 キールの発言にクラッドは思わず間の抜けた返答を返してしまった。彼は模擬戦でボールパイソンをかけ られた事があるため、その威力をよく知っている。出は遅いが脱出は不可能、それがこの魔法の恐ろしさ だと考えていた。それゆえに相棒のこの発言は理解し難い。 (慎重すぎるにも程があるだろ……) アースラに転送して更に厳重にバインドをかければ十分だろうと思っていたクラッドは、意識を奪って おくことにそこまでこだわらなくてもよいだろうと感じた。だが、キールの慎重さはしばしばこのコンビの 危機を救ってきたのも事実である。故にクラッドはこの状況に最適なとっておきを使うことにした。 「ブラストスピア!!」 クラッドの持つ杖型デバイスの先端から1メートルほどの赤い魔力刃が飛び出し、名前の通り槍の ような姿となる。ボールパイソンがキールの切り札なら、クラッドのとっておきはこの槍であった。 魔力の大半を一箇所に集中させたこの槍の威力はかなりのもので、A+ランク魔導師のシールドも 突破できるだろうと言われている。ただし術者自身がそれほど槍の扱いになれているわけではないので 動く敵になかなか当たらないという致命的な欠点があるのだ。故に彼はこの魔法を、仲間が完全に相手の 動きを封じたときしか使わないことにしている。 「食らいやがれ俺の必殺の一撃いいいっ!!」 叫びながら魔力を全身に漲らせ、自らの体を弾丸のように発射させてチューボに突っ込んでくるクラッド。 それを見て、今までおとなしくしていたチューボが僅かに身じろぎした。さすがに怖じ気づきやがったか、 とクラッドは嗜虐的な笑みを浮かべる。 強力なバインドで相手を縛り、大技でとどめを刺す。その戦術自体は間違いではなかった。 唯一点の致命的な誤算を除いては。 槍の穂先とチューボの距離が2メートルというところである。それまで無言だったチューボは裂帛の 気合いと共に全身の筋肉をフル稼働させた。 「ぬりゃあああああ!!!」 瞬間、チューボを縛るバインドが弾け飛ぶ。 「え?」 「な!?」 ボールパイソンを力ずくで破る人間がいるなど想像もしていなかったクラッド、鎧そのものは破壊 できなくとも動きを封じることは出来ると考えていたキール、2人の思考が一瞬停止する。 だが加速していたクラッドの体は止まらない。そしてチューボは突っ込んでくるクラッドを避けよう ともせずに刀を腰だめに構える。 「ちっくしょおおお!!」 激突の瞬間、チューボが迎撃に選んだのは突きであった。一方半ばヤケになりつつも、下手に進路を 変えて隙を作るよりはこのまま突撃した方がマシだと考えたクラッドは槍を構えてそのまま突っ込んで 行った。体を右側にねじり、突きを放つための力を溜めるチューボの左肩にリーチの差からクラッドの ブラストスピアがずぶりと突き刺さる。鎧を貫通した魔力ダメージがチューボの全身に 激痛を走らせた。必殺の一撃が相手に突き刺さり、勝利を確信するクラッド。 「どうだぁっ!」 (痛い、痛いな……) だがチューボの強靱な意志と肉体は魔力ダメージによる昏倒など許さなかった。 (しかし、ヨロイ軍団員に……) クラッドの槍が自分の体に突き刺さったこの瞬間こそ、彼が待ち望んだ瞬間なのだ。 中空に浮いていた敵が彼に間合いに飛び込んでくる、この瞬間こそが。 「痛みなど関係ないわ!!」 引き絞られた弓が放たれるように、強化された筋肉の力でもって渾身の突きが放たれた。 「カ…ハッ……!」 血飛沫が飛び散り、クラッドの口から苦悶に満ちた空気が漏れる。 チューボの刀は本来ダメージを防ぐはずのバリアジャケットを唯の布きれ同然に貫き、 クラッドの脇腹に致命的と言える一撃を穿っていた。傷口からあふれ出した血が2人の足元に 血だまりを作っていく。勝利の女神は、肉を斬らせて骨を断ったチューボに微笑んだのだ。 「あ、ああ……クラッドォォー!!」 その結果を見たキールは己の判断の愚かさを呪いながらクラッドの名を叫んだ。 ボールパイソンの威力を過信していなければ、突撃ではなく射撃を指示していれば、と 普段理性的に働く頭脳が様々な『もしこうしていれば』の結果ばかりを映し出し思考をかき乱す。 「さて、次は……どんな手品を見せてくれる…?」 刀を引き抜き、仮面の下で凄絶な笑みを浮かべながらチューボはキールの方に向き直った。 支えを失ったクラッドの体が血だまりの中にべちゃりと音を立てて崩れ落ちる。 「うあ、あああ……こんな、事が…」 恐慌状態になったキールは何事かを呟きながらその様子を見ているばかりであった。 アースラのように辺境の管理外世界を中心に活動している次元航行艦は、管理局と同等の戦力を持った 相手と戦闘になることはあまりない。戦いはいつも格下相手、幾重にも張られた防御魔法と数々の 医療魔法は局員を手厚く守ってくれている。そんな状況が長く続いているため、武装局員の中でも ギリギリの死線をくぐっている者はほとんどいない。 特に管理局員としての経験が短いクラッドやキールのような若手はその傾向が顕著で、敵の力量を 推し量ることも出来ず、また差し迫った死にパニックを起こすのである。 動く様子のないキールを見て好機と思い、歩き出そうとしたチューボの足を弱々しく掴む物があった。 「舐めんな……オレは…まだ……」 「ほう、まだそんな力があったか」 出血で意識を朦朧とさせながらも、クラッドがチューボの足にしがみつく。 (キー…ル……お前…逃げて……報…こ、く…) (クラッド……?クラッド!?何を馬鹿なことを、あなたも帰るんですよ!?) クラッドから届いた途切れ途切れの念話が、キールの頭に冷静さを呼び戻し、現状を再認識させる。 放っておけば相棒の死は確実、だが敵は強大すぎる。距離の空いている今なら自分だけなら逃げられる だろう。だが。普段冷静沈着なキールにしては珍しく分の悪い賭けを行おうとしていた。 目の前のこの敵を、潰す! 「あなたを見捨てはしません…よ……!?」 魔力を収束したその瞬間だった。視界の端を横切る銀色の輝き。一瞬遅れて右肩に感じる熱さと、 腕から力が抜けていく感触。デバイスを取り落としながらキールが見たそこには、ざくりと肉を 切り裂かれたような傷痕があった。 (あ…れ……?) 一体何が起こったのか。眼前の敵を見てキールは合点がいった。チューボは、兜に付いていた 三日月の鍬形と同じような形状の刃物を手に持っている。 (投げたのか…!) キールが混乱したり立ち直ったりしている暇を待ってやる道理などチューボにあるわけがなかった。 宙に浮いている敵が大きな隙を見せているなら彼がやることは決まっている。唯一の飛び道具での 攻撃だ。一見すると鍬形は1つしか無いように見えるが、そこには何枚もの三日月手裏剣が 格納されている。 (こっちの赤毛より防御が薄いな……) チューボは身軽な方ではない。むしろヨロイ軍団の中でも一、二を争う重量級だ。地面の上を駆ける だけならまだしも、何メートルもジャンプして浮いている敵を斬りに行く、というのは現実的ではない。 杖を取り落としたキールがもはや盾も満足に出せないというなら、手裏剣でその命を絶とうとするのは チューボにとって当然の選択と言えるだろう。今まで使わなかったのは数に限りがあることと、 シールドを警戒していたという理由からだ。 「でえいっ!!」 「ぐぅっ!」 さらに2発目の手裏剣を投げるチューボ。キールは必死で回避するも太股が切り裂かれていく。 悲鳴と共に血が噴き出し、痛みでキールの動きが更に悪くなる。 「こいつでとどめ……」 「チェーンバインド!!」 「うおぉっ!?」 しかしチューボが3発目を投げることは出来なかった。 戦力外と思われていた、伏兵が参戦したからだ。チューボの周辺に浮かぶ4つの魔法陣、緑色に輝く そこから飛び出した4本の魔法の鎖がチューボの四肢を絡め取る。 「キールさん!クラッドさんを早く!!」 「ユーノ君!?……分かりました!」 早々に逃げてどこかに隠れていたはずの金髪の少年が、不意を打って放った捕縛魔法は見事チューボを 捕らえていた。 (逃げていた小僧か、不覚!しかもこいつの魔法、これは…さっきの蛇みたいなやつより……強い!) 民間協力者ユーノ・スクライア、彼は魔法戦闘における花形と言える攻撃魔法には全く適正がなかった。 それこそ、多様な攻撃魔法を搭載したデバイス、レイジングハートが失望するほどに。だが攻撃偏重主義の 魔導師が軽視するサポート方面にこそ彼の天賦の才があったのだ。防御、回復、結界、調査……そして捕縛。 攻撃に特化したレイジングハートを手放した今こそ、少年は真価を発揮しようとしていたのである。 「ぐおおお…!千切れん…!!」 いかにチューボが力を入れようとも鎖は千切れる素振りを見せなかった。それどころか、ばきり、ばきりと 不気味な音を立てながら鎖に巻き付かれた部分が変形を始めている。 (馬鹿な!俺の鎧にダメージを!?) 驚愕するチューボを後目に、倒れ伏すクラッドの元に辿り着いたキールは応急処置用の回復魔法を 発動させた。どこかでデバイスを落としていたが拾いに行く間も惜しかった。右腕と左足の痛みと 出血も忘れてひたすらに回復魔法に力を注ぐ。クラッドは自分よりもはるかに重傷なのだから。 その様子を見ながら、何故いつまでたっても助けが来ないのかと怒りを感じたユーノはアースラに 念話を送りつけた。 『エイミィさん、聞こえますか!アースラ、応答してください!もしもし!?』 『どうしたのユーノ君。何か動きがあった?』 『転送の準備を早く!!重傷者二名!クラッドさんが特にヤバいんです!』 『……えええっ!?何でそんなことに!?ていうかそっちでも戦闘!?』 会話しながらユーノは頭痛を感じていた。クラッドさんとキールさんは戦闘状態になったのに 報告もしていなかったのか、と。 (僕がさっさと通信しとけばよかった……) 現場では局員の指示に従うこと、というリンディのお達しを守ったのが徒となってしまった。 エイミィがそっちでも、と言っているのが気になったが、死人が出そうな今追求することではない。 実は同時刻、クロノ・ハラオウンもネロス帝国と交戦しており、アースラのクルーはそちらで出現した 敵の解析、転送先の算出に尽力していたのだ。もちろんユーノ達がいるこのエリアにもサーチャーは 配備されていたのだが、この時運悪く別の地点を映していたのである。クラッドとキールのどちらかが ネロス帝国と接触したことを報告していればこうまで事態が悪化することはなかったので、この点に 関しては完全に彼ら2人の手落ちと言えるだろう。相手を舐めてかかっていたこと、舐めていた相手が 想像を遥かに超えて強く通信どころでなくなったことが災いしたのである。 『時間がないわエイミィ、直ちに回収を!』 『了解!ユーノ君、あとちょっとだけそいつ捕まえといて!』 『分かりました』 これでどうにか、そう思ったユーノだったが事態は尚も彼の思惑に反した方向に動いていく。 身動きがとれずもはや万策尽きたかに見えるチューボは森の奥にわずかに視線を向けると、 自信ありげに言葉を紡いだ。 「ふん。愚かだな、小僧」 そのセリフに、ユーノは自分の魔法に縛られているチューボを見た。威圧的なフォルムの甲冑に鉄の仮面。 ユーノには見えなかったが、その仮面の下でチューボは笑っていた。自分の苦境などどうということも ないとばかりに嘲笑っていたのだ。 「あのまま隠れていれば死なずに済んだものを」 ダンッ―――― 「うわぁっ!?」 ユーノがその意味を問う間もなく、火薬の爆発する音が響いた。同時にユーノの視界を塞ぐ何か。 離れていたキールにはその光景がよく見えた。炸裂音と共に森の中から撃ち出されたのは投網。 強化繊維で編まれた捕縛用ネットである。そして間髪入れずに飛び出してくる人影。高いカモ フラージュ性能を持つ森林迷彩を施された装甲の持ち主が、肉厚のサバイバルナイフを片手に 網の中でもがく少年に襲いかかっていった。 ナイフは一切の容赦なくネットに突き刺さり、貫いた。そのまま2人はもつれあいながら地面に落下する。 ヨロイ軍団爆闘士ロビンケン、それが彼の名だった。森林迷彩とヘルメット、ガスマスクのような 仮面はどこか特殊部隊を思わせる。トラップの名手で、地形を生かした様々なトラップで敵を 追い込む様は密林の狩人と呼べるだろう。生真面目な性格で下らない娯楽に興味はなく、チューボと 同様に暇なときには鍛錬を欠かさず行っていた。 チューボが仮面の下で笑ったのは、訓練中に奇妙な音を聞きつけ近くまで様子を探りに来ていた ロビンケンの存在に気が付いていたからだ。 「そんな、ユーノ君まで………ヒィッ!!?」 チェーンバインドが消滅し自由の身となったチューボがキールを見下ろしていた。 思わず悲鳴を上げ防御魔法を使おうとするも、間に合わない。 「まったく手間をかけさせてくれる」 サクリ、と軽い音がする。 ゴミを片づけるような気安さでチューボはキールの体に刀を突き立て、 彼は相棒であるクラッド共々、仲良く血の海の中に倒れた。 「助かったぞロビンケン。…………どうした?」 礼を言うチューボだったが、がさごそとネットを探る ロビンケンの不審な動きに疑問を持つ。答えはすぐにロビンケンが教えてくれた。 「いない…」 「何?」 「あの小僧がいないんだ!やつめ、どこに消えた!?」 ロビンケンの言葉通り、網の中は空っぽだった。確実に仕留めたはずのユーノが綺麗サッパリ消えて いたためロビンケンは狼狽を隠せない。 「俺のネットはあの小僧を確実に捕らえたはずだ!だがナイフを突き立てたときにはもうどこにも いなかった、一体何がどうなっている!?」 「落ち着けロビンケン、あの小僧は魔法使いだ。何かオレ達の知らない技を使ったんだろう……ん?」 ふと、小さな黄色っぽいものがチューボの目に映った。ロビンケンの足元、ネットの端から顔を出した それはきょろきょろとあたりを探る内に、チューボと視線をハッキリ合わせてしまう。 顔しか出してないがイタチの仲間だろうか。チューボと目が合ってしまったイタチは石になったかの ように動かなくなる。 (………イタチ?) チューボの脳内に閃くものがあった。ブルチェックが持ち込んだ生物、魔法の存在、その生物を ゲート6から外に捨てに行ったブルチェック、帝王の危惧、魔法を使う敵、全てが今一つの線で繋がる。 「そいつだあああぁぁぁぁぁ!!!」 「キュウウウウ!!!」 チューボの叫びに呼応するかのように、イタチもまた叫びながら駆け出す。 「そのイタチだ、そいつを捕まえろロビンケン!いや、殺せ!!」 「了解した!」 ちょろちょろと逃げ回るユーノ。行われているのは捕まったら命はない死の鬼ごっこだ。 もはや魔法を使うことすら忘れて命がけで逃げ回るユーノの動きは、ここに来て鋭さを増す。 チューボとロビンケンが刀やナイフを振り回し、その命を絶とうとするもとにかく逃げ回って 捕まらない。そしてチューボとロビンケンがフェレットに変身したユーノに気を取られたこの時、 管理局側の撤退のシナリオは完成に近づいていた。 「バインド……!」 血だまりの中でキールが小さく呟くとともに、2人のヨロイ軍団員にバインドが巻き付く。 「何だこれは!?」 「貴様まだ生きていたか!」 瀕死の人間がデバイス抜きで放ったその捕縛魔法に大した威力はなく、彼らの筋力からすれば足止めに しかならないのは明白だ。だが今は、その足止めが出来ればそれで十分だった。 『ユーノ君、急いで!』 「はい!」 エイミィからの念話がユーノに最後の一滴まで力を振り絞らせる。 倒れ伏すキールとクラッドの元へ、早く、一刻も早く! 『所定位置に全員揃いました!』 『回収!』 『了解、回収します!』 一瞬の閃光の後、そこに2人と1匹の姿はなく残っていたのは血の海だけだった。 「消えた!?あいつら、瞬間移動を行ったのか?あれほどの傷で!」 「おのれっ!ここまで追いつめておきながら取り逃がしたなどと、帝王になんとお詫びをすれば いいのだぁぁぁ!!!」 戦いの終わった山中に、ロビンケンの驚愕の声とチューボの叫びが響き渡る。その声は、近隣の 野鳥や獣が恐れを成すほどであった。 「救護班、急いで!」 リンディの命令であらかじめ待機していたアースラの医療スタッフは、回収した2人の局員に 救命処置を行っていた。彼ら二人はまさに一分一秒を争うほど危険な状態だった。 「輸血、急げ!」 「脈拍が下がっています!」 クラッドとキールが医務室に運ばれていく様子を見ながらユーノは自分を責めていた。最初から 二人と協力していればこんなことにはならなかったかもしれない。網で捕らえられたときに驚いて チェーンバインドを解除しなければ、少なくともキールが致命傷を負うことはなかったはずだ。 (僕がもっとちゃんとやっていれば……) ユーノ・スクライアは責任感が強い。時に病的なほどのそれは、彼の育った環境に原因がある。親が いないユーノは部族皆の子として育てられた。その環境は決して不幸な物ではなかったが、幼いユーノ の心には常に不安が付きまとっていた。 『もし自分がいらない子供なら捨てられるのかもしれない』 スクライア一族の者が聞けば激怒するかもしれないことだが、ユーノは本気でそう思っていた。故に 彼はいつでも『よい子』であろうとした。自分のことは自分でやり、他人の助けとなれる様々な魔法を 覚え、遺跡発掘について必死で学んだ。その働きぶりは素晴らしく、大人達は彼を褒め、ついには 若干9歳にして発掘現場を一つ任されるほどであった。 ここで彼らにとって不幸なことが4つある。1つ目は、幼いユーノの練習用にと任せたごく小さな 発掘現場からジュエルシードという一級品のロストロギアが出土してしまったこと。2つ目は、 発掘されたそれが運搬途中で事故に遭い流出してしまったこと。そして3つ目は、ユーノがその 責任感からジュエルシードの回収に、スクライア一族秘蔵のデバイスであるレイジングハートを 持って一人で飛び出してしまったこと。最後に最も不幸なことは、ジュエルシードが流れ着いた 世界が地球であったことだ。多数の生物、人間が存在する世界でジュエルシードは容易にその力を 発揮し、恐るべき怪物を生みだして攻撃能力に乏しいユーノの命を奪いかけた。もはや独力での 解決は不可能だろうと判断したユーノは管理局に助けを求めたが、今度は地球に存在する恐るべき 組織、ネロス帝国によって二人の武装局員が瀕死の重傷を負わされた。 (全部僕のせいだ……僕がちゃんとやらなきゃいけなかったのに……) 前述の通り強い責任感の持ち主であるユーノは、クラッドとキールが死にかけているのは全て自分に 責任があると考えていた。あの時こうできていれば、という考えがいくつも頭をよぎり、最終的には 自分がジュエルシードを見つけてしまったばかりにこんな事になったのだ、という考えに行き着いて しまい、少年は自分を責め続けていた。 「ユーノ君、あなたの方はどう?怪我は?」 「僕は怪我なんてしてません、クラッドさんとキールさんをお願いします」 「何言っているの!あなたも危なかったんでしょ?さあ早く診せて…」 「僕はいいんです!!」 そういったわけで、酷く落ち込み憔悴した様子のユーノは自分に怪我がないか診ようとした局員を 振りきって走り去ってしまった。実際、彼には本当に怪我はなかったし、この場には居たくなかった。 床に残った血の跡が、『お前の罪だ』と言っているような気がしたからだ。 ネロス帝国本拠地ゴーストバンク、帝王が降臨した謁見の間ではガラドーによる任務報告が行われ ようとしていた。帝国初の魔法の実戦投入ということもあって一同興味津々であったのだが、 帝王も含めその場にいた者は全てガラドー達の様子に首を捻っていた。 「あいつら、なんであんなにボロボロなんだ?」 「確かガキ一人殺すだけだろ?一体何と戦ったっていうんだ」 ガラドーの装甲はいくらか損傷を受け、アルフもまた疲労した様子。影の1人に至っては仲間から 肩を貸してもらってようやく立っているという有様だった。 「ガラドーよ、報告せよ。一体何があった!」 「かしこまりました帝王!本日、我々は目標である伊集院唯をアルフの魔法によって拉致し、 これを抹殺しました。しかしその直後、時空管理局と名乗る魔法を操る者者に襲撃を受けたのです」 「何だと!?」 ガラドーは宙を舞うクロノ・ハラオウンを睨み付けながら、その戦力を測っていた。 (これが屋外なら空を飛べる奴が圧倒的に有利だが、ここは屋内だ。足場も多い、交戦も十分可能 だろう、だが…) ガラドーが警戒するのはクロノの攻撃能力だ。軽闘士に過ぎないとはいえ、影は仮にもネロス帝国で 強化と訓練を受けている戦士だ。それを初撃で3人まとめて倒すなど、尋常の腕前ではない。 それに、幼い外見に反しクロノからは一流の戦闘者のみが纏うオーラのような物を感じる。 紛れもなく強敵であった。 「これが最後通告だ。降伏する気はないんだな?」 いちいち癇に障る上から目線の物言いも、おそらくは実力に裏打ちされたものだろう。 「その前に聞いておこう、時空管理局執務官とは何だ?」 「時空管理局っていうのはこっちでいうケーサツみたいなもんだよ。……多分ジュエルシードを 回収しに来たんだと思う」 「それを知っている君はこの世界の住人じゃないな?結界もミッドチルダ式だったし、大方次元犯罪者に 作られた使い魔といったところか」 ガラド-の質問にはアルフが答える。だがその後に続いたクロノの言葉はアルフに到底承服できる物 ではなかった。 「ふざけんな!あの子は次元犯罪者なんかじゃ…」 「アルフ!!余計なことを口にするな!」 ガラドーの怒声は、頭に血が上ったアルフを一気に冷却した。 (そうだ、こっちの情報を管理局にもらしたらフェイトがどんな目に遭うか…!) 最悪の結末が脳裏をよぎり青くなるアルフ。その言動にクロノは大いに興味を持ったが、現状降伏する 様子のない相手、それも殺人犯とこれ以上問答する必要はないと感じたため実力行使に移ることにする。 「まあいい、話は後でゆっくり聞かせてもらう。……スティンガースナイプ!」 クロノ愛用のデバイス、S2Uの先端から発射された光弾が、不規則な螺旋を描きつつアルフに襲い かかる。敵は魔導師とそうでない者のコンビだが、まずこの場で先に倒しておくべきは重火器などを 持っている様子のないガラドーではなく、使い魔であるアルフだと判断したからだ。 「このっ……」 当たるとヤバイと判断したアルフはかわそうと大きく跳ねた。が、その瞬間である。 バチィッ! 「んなっ!いつの間に!?」 アルフの体をクロノの仕掛けておいたバインドが捕らえる。いったいいつ使っていたのか、それすらアルフには 分からなかった。 「やばっ!!」 誘導性能の極めて高いスティンガースナイプが身動きのとれない相手を外すことなどないが、 それは何の邪魔も入らなければの話だ。スティンガースナイプがアルフを撃ち抜こうとする最中、 ガラドーはクロノに攻撃を仕掛けていた。だが思考を並列処理し、戦場での多角的な対応を 可能とする執務官はそれを喰らうようなことはない。 「ラウンドシールド!」 キィンと甲高い金属の衝突音が響く。投げ放たれた4発の十字手裏剣はクロノが片手間に張った シールドで防がれていた。が、その結果はクロノを驚かせるには十分だった。ほぼ同時としか思え ない速度で立て続けに投げつけられたその小さな金属片は、ラウンドシールドに弾かれることもなく 突き刺さっていたのだ。 (どんな強度の物質だ?いや、どんな力で投げれば……) ドオォンッ!! 「うわあっ!?」 瞬間、クロノの思考は衝撃に揺さぶられた。ラウンドシールドに刺さっていた手裏剣が爆発したためだ。 シールドの破壊には至らないもののかなりの衝撃を受けたクロノは、シールドごと弾き飛ばされる。 同時に魔法の制御が乱れ、アルフに迫っていたスティンガースナイプはあらぬ方向へ曲がって床に激突し、 消滅してしまった。この隙にゆるんだバインドを破壊してアルフは自由の身となる。 (今のは何だ、爆弾か!?あの小ささでなんて威力だ!) 恐ろしい威力の質量兵器。ユーノから話には聞いていたが、実際受けてみるとその威力に戦慄を禁じ得ない。 立て続けに喰らえばその衝撃はバリアジャケットを貫いて、クロノの体をずたずたにするだろう。 「やはり相当の手練れのようだな……」 一方攻撃を防がれたガラドーには驚いた様子はなかった。この程度でやられるようなら彼の直感が 『強敵』と認識するはずはないからだ。だが、小手調べはここまで。ここからは本気だ。 「だが、この技はどうだ!」 その瞬間、ガラドーの姿が一気に増える。クロノだけでなくアルフもその光景に目を見開いた。 「幻術か!?いや、魔法は使っていない!これは一体!?」 「ぶ、分身!?」 ミッドチルダ式の魔法には、虚像を作り出して相手の目を惑わす幻術といわれる魔法が存在するが、 ガラドーの分身はそういった類の物ではない。肉体の改造と飽くなき鍛錬のみが為し得る奇跡の ような業だった。 「くそっ!魔力も無しにこんな真似を!」 クロノの驚愕をよそに、5人のガラドーは少しずつタイミングをずらしながらクロノに飛びかかった。 身軽なガラドーにとってクロノの浮いている『高さ』はアドバンテージとはならない。 虚実織り交ぜた短刀での攻撃が四方八方からクロノに襲いかかる。 (チャンスだ!) ここぞとばかりにアルフも攻撃を仕掛ける。ガラドーの攻撃の隙間を縫うように、二十発ほどのフォトン ランサーが発射される。図らずも上手くいった連携にアルフとガラドーは勝利を期待した。だが―――― 「この程度で落ちるほど執務官は甘くない!」 通じなかった。フォトンランサーはフィールドで受け流し、さらにはガラドーの分身を見切り実体のある 攻撃のみをシールドで弾く。並の魔導師ならば為す術もなく落とされるであろう連携をクロノは防いで みせたのだ。 (今のを防ぐのか!?) (畜生、やっぱり執務官には歯が立たない!どうにかして逃げないと…) 執務官クロノ・ハラオウンは恐るべき敵である。今のガラドーでは勝てぬほどに。 事ここにいたってついに彼は撤退を決意した。 「アルフ、脱出の魔法はあるか?」 「一応……でもあいつが許してくれるかどうか」 「許すわけがないだろう。君達は危険すぎる」 小声で交わしたガラドーとアルフの会話に、しっかり聞こえているのかクロノが割り込んでくる。 おそらくは視覚や聴覚といった感覚を強化する魔法を使っているのだろう。 「だから…完全に無力化してから連行する!」 その瞬間廃屋の中に漲るクロノの魔力。 「ウソだろ!?」 「これは…!」 まるで室内全てを貫かんとするがごとく、100以上の魔力刃が出現する。 あとは呪文を唱えれば魔力刃が雨のように降り注ぎ、目標を制圧するだろう。 全ての虚像もろとも撃ち抜けば、どれだけ分身しようが関係ない。 「スティンガーブレイド・エクスキューショぐッ……!」 魔法を放つ直前、いきなりクロノの呼吸が詰まった。紐のような物が首に巻き付き、クロノを絞め 殺そうとしている。同時にS2Uを持つ右手と左足にも何かが巻き付く。 「ガラドー様!ここは我らに任せてあなたは脱出を!」 「お前達!」 昏倒していたかに見えた3人の影が、隙を見て特殊ロープを投げつけクロノを捕らえたのだ。 「馬鹿な、もう目覚めて…うわああぁっ!!」 影達がスイッチを押すと電流がロープを伝い、クロノの体にダメージを与える。 その威力は装甲の厚い戦闘ロボットにもかなりのダメージを与えるほどだったが、バリアジャケットで 守られたクロノにはそこまでの効果はない。だが、集中を乱し大規模な魔法の行使を妨げる程度の 痛みは与えていた。 「くそ、このガキ化け物か!」 「構うな、時間を稼ぐんだ!」 3人の影は含み針や手裏剣でさらに攻撃するも、クロノは電流の痛みに耐えながら防御魔法で的確に 自分の身を守っていく。バリアジャケットを解除せず徐々に耐電撃仕様にシフトしていくことで、 その動きは目に見えてよくなっていき、影の攻撃は時間稼ぎにもならなくなりつつあった。 影達にも分かっていた。目の前のこの少年は今の自分達では勝てないと。そして彼があと少し呪文を 唱えれば魔法が完成し、頭上を埋め尽くす刃が降り注いで自分達が全滅することも。 「ガラドー様、お早く!」 「馬鹿な、お前達を見捨てて俺だけ逃げられるか!」 と、そこで何かを呟いていたアルフがガラドーに小声で話しかける。 「ガラドー。一瞬でいい、あいつに隙を作ってくれれば全員で逃げられるよ」 「……任せる」 「魔法陣が出たらあたしの周りにあいつらを集めてくれ」 「応!」 ガラドーはアルフの言葉を聞くと、指先を軽く何度か動かして影達に指示を送った。 一方バリアジャケットのプログラム切り替えが完了し、電撃のダメージがほとんど通らなくなった クロノは速やかに魔法を発動させようとしていた。詠唱が中断されいくらかの魔力刃は消滅したが、 大半はまだ頭上に残っている。 「スティンガーブレイド…」 その時クロノの眼前に丸い何かが投げつけられた。爆弾の可能性もあるため、シールドとフィールドを 二段重ねで張る。今度はどんな攻撃があっても魔法を発動させるつもりだった。 「エクス…」 その丸い何かが炸裂する。クロノの体に爆発の音も衝撃も来ない。ただ、もうもうと広がる真っ白い 煙が彼の視界を埋め尽くす。 (な、何だ!?) 「キューション…!?」 質量兵器と呼べるかも定かではない原始的な忍の道具、煙玉。想像以上のローテクで攻撃された クロノは、一瞬視界同様に頭の中も真っ白にしてしまう。爆薬仕込みの十字手裏剣のような部分的に 管理局の技術力を超えた武器や、使い魔のような魔法文明の落とし子を相手にしていたため その落差によるショックは大きい。 そして煙が広がると同時にクロノの体に巻き付いていたロープを引く力がなくなり、煙の向こうで アルフの魔力反応が強まるのを感じる。 (視界をふさがれても隙間無く攻撃すれば同じ事……いや、こいつら逃げる気か!) 「…シフト!」 敵の目的に気付いたクロノは慌てて魔法を発動する。だが、気付くのが遅すぎた。 スティンガーブレイドの着弾とほぼ同時に魔力反応と気配が消え失せる。 『転移魔法か!エイミィ、追跡は!』 『転移先は……ダメ!多重転移してる、追いきれない!』 スティンガーブレイドの何発かは手応えがあった。だが転送で逃げ切られては何の意味もない。 煙が晴れたそこには、もう敵の姿はなかった。 「くそ。なんて奴らだネロス帝国…」 アルフによって命を奪われた少女の亡骸だけが残る現場を見下ろして、クロノは苦々しげに呟いた。 みすみす犯罪者を取り逃がした悔しさが胸を占める。 ネロス帝国との最初の戦いは敗北であると、彼は思っていた。 「……それでお前らはおめおめと逃げ帰ってきたっちゅうんか。帝国の恥さらしやな!」 ガラドーの報告が一区切り吐いたところで、ゲルドリングが嫌味満点な口振りで糾弾を開始する。 この男は他の軍団に失態があれば、自分の所は棚に上げてその非をあげつらうことを常としていた。 「待て、ガラドーは伊集院唯の暗殺という目的は達成している。未確認の敵の情報を持ち帰った 点を鑑みても責められるいわれはないはずだ」 「帝国に刃向かう敵が出てきたら、命に替えてもそいつを仕留めるんが筋……」 「報告いたします!!」 ゲルドリングの言葉をぶった切って、暴魂チューボの大声が謁見の間に響き渡った。 「いきなりなんや、おい!」 「今し方、ゲート6付近で時空管理局と名乗る魔法使いどもと交戦しました!」 突然乱入してきたチューボの言葉に、どよめきが広がる。 「詳しく報告するのだチューボ!」 「はっ!本日、自主トレーニングの途中ゲート6付近で不審者を発見、これと交戦しました。 奴ら自身の語るところによれば時空管理局は異世界の官憲に当たる存在で、使い方次第では 地球を滅ぼす兵器にもなり得るというジュエルシードの回収任務にあたっているようです。 また奴らの中にはブルチェックが以前回収した小動物らしき輩がおり、帝国の情報も漏れている物と 考えられます。ゲートの付近に来ていたのがその証拠かと」 「ぬうう、やはりあの時の奴が!」 帝王は怒りを露わに声を荒げる。ブルチェックがこの場にいれば回路に掛かる負荷が増大しすぎて ショートしていたかもしれない。 「ロビンケンと協力し、3人のうち2人は深手を負わせましたが、奴らは瞬間移動を使用し脱出。 取り逃がしてしまいました」 「チューボ!お前は帝国の秘密を知る者を取り逃がしたというのか!」 「申し開きの言葉もありません!」 チューボは帝王の前に平伏しながら、懐から1枚のカードを差し出した。 「これは敵の所持していたデバイスです。管理局の技術を知るには良き品と考え、奪取して参りました」 「む……」 思わぬ戦利品に帝王の激昂は少しなりを潜める。 「現在ゲート6付近ではロビンケンが警戒を続けています。帝王、おそらくゲート6はその所在が 知られているはず。一刻も早い破棄を進言いたします」 「ふむ、そうだな……チューボよ、ロビンケンを呼び戻し、直ちにゲート6を抹消せよ」 「ははっ!」 帝王の命を受け、チューボは急ぎ足で退室していった。 「さて……」 帝王は右手でレイジングハートを弄び、左手に持った汎用ストレージデバイスを眺めながら思案していた。 (作戦の修正が必要だな…) 帝王ゴッドネロスは天才的な頭脳の持ち主である。それはネロス帝国の戦闘員の殆どが彼の手で作られて いることからも分かるし、また世界経済の大半を牛耳るに至った経営手腕からも分かる。その頭脳が今 高速で稼動し、新たなプランを生み出そうとしていた。 まず彼は機甲軍団の軍団長ドランガーに命を下す。 「ドランガー、ジュエルシードの探索はどうなっている?」 「発見の報は入っておりません」 「ならば機甲軍団は一旦全軍を呼び戻せ」 「はっ!」 続いて帝王はアルフに声をかけた。 「アルフよ」 「えっ!?あ、はい!」 「時空管理局がいかなるものか皆に説明せよ」 「わかっ…分かりました」 ともすれば普段の言葉遣いが出そうになるが、「貴様、帝王に対して不敬だぞ!」などと言われる羽目に なってはたまらないのでアルフは精一杯丁寧に返答する。 「ええと、まず時空管理局っていうのは……」 帝王自身はレイジングハートからある程度の情報を得ていたが、アルフの口から語られる管理局の姿は また違った角度から見たもののため、帝王の好奇心を十分に満たしてくれた。 そしてアルフの説明が終わった後である。戦闘ロボット軍団烈闘士ザーゲンが進み出て発言した。 「恐れながら帝王、このアルフが時空管理局と通じている可能性があるのでは?」 ドクロのような頭部に左手の大鎌、死神の異名を持つ男はアルフに冷ややかな視線を向ける。 だが助け船は意外なところから出された。爆闘士ガラドーである。 「いや、アルフに奴らと通じている様子はなかった。むしろ恐れている様子だったな」 ザーゲンはそれを聞いてガラドーとアルフを交互に見ていたが、やがて忍びのガラドーがそこまで 言うならば、と発言を取り下げた。それを見たアルフは、全員連れて脱出できたことでガラドーに 恩を売れたのではないかと思い内心で喜んでいた。 帝王は最後に、ゲルドリングを呼ぶ。 「ゲルドリングよ、お前達モンスター軍団には特別任務を与える」 「へえ、なんでもしまっせ」 「犬を連れてこい」 「は?」 一瞬、帝王が何を言っているのか分からなかったゲルドリングは目をぱちくりとさせる。 「犬、でっか?」 「そうだ、試したいことがある。早急に捕まえてくるのだ」 「お任せ下さい帝王。おうお前ら、帝王直々のご命や、気合い入れて行くで!」 そう言うと、ゲルドリングは配下を引きつれて謁見の間を出ていく。 「それでは本日はここまでとする。各員、時空管理局との戦いに備えて体を休めておけ」 『ははっ!!』 帝王の姿が消え、その日の会議はそれで閉会となる。 内容の濃すぎる1日を過ごしたアルフは、ようやく休むことが出来そうだった。 「まさか、ここまでやられるなんて……」 リンディは唸った。ユーノの話を聞きネロス帝国が恐ろしい相手であると認識していても、 正直ここまで武装局員が一方的にやられる程とは思っていなかった。 「完全に私の判断ミスだわ……。エイミィ、二人の様子はどう?」 「クラッド君はまだ予断を許さないそうです。出血が多すぎたそうで……。 キール君は峠を越えたようです。現場への復帰は当分無理ですけど」 「……そう。他の局員は?」 「すでに帰投しています。残念ながら成果はなかったそうですが」 「構わないわ、今は安全を最優先になさい」 そこまで報告を聞いてリンディはふう、とため息を吐いた。 「手痛い犠牲を払って得た成果が出入り口1つ、か」 「でも艦長、ここを監視してればネロス帝国の動きも掴めますよ」 「そうだといいんだけど…」 リンディにはそう思えなかった。見かけこそ若いもののリンディも管理局ではかなりのベテランだ。 長年培ってきたその経験が彼女に警告する、そんな甘い相手ではないと。 「艦長!目標に動きがありました!」 オペレーターであるランディの報告で、ブリッジクルーの視線がモニターに集まる。 モニターには、地中に格納中のゲートと、その付近で警戒を続けるロビンケンが映っていた。 ロビンケンがしゃがみこみ地面に向かって何かをやると、ゴーストバンクへと通じるゲートが 地表に姿を現す。 「へっへーん、一旦捕まればもうアースラのサーチャーからは逃げられないよ」 言いながらキーボードを叩くエイミィ。一挙手一投足も見逃さないつもりであった。 「どうやら向こうも帰還するようですね」 迷彩カラーの装甲がゲートの中に消えていくのを見ながら、アレックスが現況を語る。 「まあしばらくはここを見張って…」 ドオオォォォン!!! アレックスの言葉を遮るように、突如響き渡る轟音。画面の中ではゲートのあった場所から土煙が 立ち昇っている。 「一体何!?……ええ!?これって、まさか!」 「何があったのエイミィ、報告して」 サーチャーが集めたデータを整理して、エイミィは頭を抱えた。そこに示されているのは、苦労して 発見した監視対象の消滅だったからだ。 「地中より激しい振動を感知、おそらくは爆薬によるものと思われます。威力から見て、あの 出入り口を丸ごと爆破したのではないかと。……ホント、なんて奴らよ!」 「ばれそうになったから出入り口そのものを消滅させたってことなの…?」 そこに、扉を開けてクロノがブリッジへ入ってくる。 「どうやら、ネロス帝国というのは相当の曲者らしいな」 「クロノ君大丈夫?こっちから見る限り結構苦戦してたみたいだけど」 「クリーンヒットは1発も貰ってないよ。1発でもくらってたら今頃僕も医務室の世話になってる ところだが」 元気そうな息子の様子にホッとするリンディだったが、すぐに表情を引き締め『母親』ではなく 『艦長』としての顔でクロノに問いかけた。 「クロノ・ハラオウン執務官、ネロス帝国と交戦してみてあなたはどう思いましたか?」 「彼らは危険です。まず殺人という行為を当たり前のように実行に移すその精神。それに武装の レベルや戦闘技術も侮れません。ユーノの奴が言っていたとおり、質量兵器を中心とした一部の 技術では管理局を上回っている可能性は高いです」 そこで一旦クロノは言葉を切る。続けて何を言うべきか、彼にしては珍しく迷っている様子だった。 「だけど、どうにも妙でした」 「妙、というのは?」 「使い魔の存在が浮きすぎています。あの組織に次元犯罪者が絡んでいるとしたら、あまりに魔法への 備えがなさすぎる。あいつら、腕は立つのにまるで初めて魔導師と戦ったみたいにちぐはぐでした。 それにあの使い魔が何を言おうとしていたのか気になります」 「魔法を知らない現地の犯罪組織が、たまたまこの世界に来てた魔導師を捕まえた、なんてことないよね」 偶然とは言えエイミィの当てずっぽうな推理はかなり核心を捕らえていた。 もっとも今の彼らにそれを知ることは出来ないのだが。 「いや、まさかそんなことは…」 「肯定は出来ないけど否定する事も出来ないわね。まだ分からないことだらけよ、可能性を狭めるのは やめておきましょう。ところでエイミィ、ユーノ君はどうしているかしら」 「あー……部屋にいるみたいです。いきなりあれじゃあショック大きすぎですよね」 「同行した二人は瀕死の重傷、本人も殺されかけたわけだし……きっとひどく傷ついているわ。 あの子のケアのことも考えないと」 リンディ、クロン、エイミィはそろって深々とため息を吐いた。 「ホント、世界はこんなはずじゃないことばかりだ」 アルフは今ある理由で途方に暮れていた。 「腹減った…」 昼食は車の中でガラドーに分けて貰っていたのだが、夕食をどこでもらえばいいか分からず困って いたのだ。人ではないのだからモンスター軍団で食事をとるのが妥当でしょう、と秘書Kに言われて モンスター軍団のエリアに来てみたものの、「はあ?下っ端に食わせる飯なんかねえよ」「犬なんや からそのへんでネズミでも捕まえて食うたらどうや」などと心ない言葉を浴びせられた揚げ句食料を 得ることが出来なかったのだ。どうもいきのいい犬を捕まえるのに苦労しているらしく、同じイヌ科 であるアルフへの風当たりが厳しい。 (でもまあ、どっちみちあれは食べたくなかったしねえ) 思い出すのはモンスター軍団員がうまそうに食べていた食料。いや、あれを食料と呼んでいいものか、 モンスター軍団は大皿に山盛りになった白い泡のような物をうまそうに食っていたのだ。 (こうなりゃホントにその辺の山で何か捕まえて…) 「おおアルフ、ちょうどいいところにいたな。お前を捜していたところだ」 「…ガラドー?」 外出許可はどこでもらえばいいのか、と考え始めていたアルフにいきなり声をかけてきたのは 今日一日ですっかり見慣れた感のあるガラドーだった。相変わらず気配は感じなかったが。 「ついて来い」 「え?ああ、うん」 理由も言わず歩き出すガラドーに、反論する術を持たないアルフは仕方なくついていく。 その行き先は、ヨロイ軍団のエリアだった。 「よし、入れ」 「いったい何……え、これって」 ドアの中には広々とした空間があった。そこにはヨロイ軍団勢揃いか、と思うほど大勢のヨロイ軍団員と、 大きめのテーブルがいくつか、そしてなかなかに豪勢な肉を中心とする料理がたくさん用意されていた。 「こりゃ、いったい…」 「今日の戦い、お前がいなければ俺は影を犠牲にして逃げねばならんところだった。 これはせめてもの感謝の印だ」 「え…マジ?」 その時アルフ達が入ってきたのとは別の扉を開け、銀色の甲冑を纏う戦士が姿を現した。 その男、軍団長クールギンが食堂に入ってきた瞬間その場にいた全員が雑談をやめ、佇まいを整える。 クールギンは静かになった室内を通り過ぎると、何が起こるのかと内心ビクビクしているアルフの前 で歩みを止めた。 「私は凱聖クールギン、このヨロイ軍団の長を務めている。アルフよ、我が軍団の影を救ってくれた こと深く感謝する。我がヨロイ軍団は恩義には報いる主義だ。何か困ったことになったときは我が 軍団の者に相談するがいい。帝王の御意志に反しない範疇で力になろう」 「あ…その……ヨロシクオネガイシマスデス」 秘書Sから帝国のシステムについて簡単に説明を受けていたアルフはかなり驚いていた。凱聖といえば 帝王に次ぐ位置にある最高幹部のはず、その人物がわざわざ奴隷同然の扱いであるアルフに礼を言いに 来るのはアルフの常識では考えられない。相手が想像以上のVIPだったこともあってかなり緊張して しまったアルフは、使い慣れない敬語を使って片言の挨拶を返すのが精一杯だった。別段アルフは偉い 人間が苦手というわけではない。ネロス帝国の偉い人間の機嫌を損ねるわけにはいかない、という思い がアルフに緊張を強いたのだ。 「皆の者、今宵はアルフを虜囚ではなく客人として遇する。異議はあるか!」 『異議なし!』 「よし!ならば今宵は思う存分飲み、食らうのだ!新たな敵、時空管理局との戦に備え英気を養え!」 『応!』 かくして、アルフを交えての宴がヨロイ軍団で開かれたのであった。 「俺は暴魂チューボだ。お前達が戦った相手は若いが腕利きだったそうだな」 「ああ。執務官てのは管理局の中でもよっぽど腕の立つ奴でなきゃなれないエリートなんだ。 あの歳で執務官やってるってことは、あいつは天才ってやつだと思うよ」 「俺の戦った奴は腕はさほど大したことがなかったが、とにかく空を飛んでいるのがやっかいでなあ。 魔導師との戦い方を考えねば……。そうだ、アルフ。今度修行に付き合ってくれるか?」 「あたしで役に立てるなら喜んで」 「爆闘士ロビンケンだ。管理局という組織についていくつか聞きたい」 「あたしもあんまり詳しくは知らないけど、分かる範囲でいいなら答えるよ」 「助かる。まず、奴らの戦力規模はどれくらいだ?」 「管理局は次元世界に手を広げすぎて慢性的な人手不足らしいから、ここみたいな辺境の管理外世界には 次元航行艦単艦で来てると思うよ。一隻にどれくらいの戦力が乗ってるかまではちょっと……」 「雄闘バーロックだ。よろしく頼む」 「こちらこそよろしく」 「管理局が使う魔法について聞きたいんだが……」 「しかし、飯食うときでも仮面外さないのが結構いるんだねえ」 「別段不便はないさ、慣れているからな。口元さえ開けば食事はとれる」 「へえ……。そういや軍団長って人は全然食べてないみたいなんだけど」 「軍団長はいつもご自分の部屋で食事をとられる」 「そりゃまたなんで?」 「忠告しておこうアルフ、地球には『好奇心は猫を殺す』という言葉がある」 「ありがと……余計なことは考えないようにしとく」 「それでいい。特に帝王の身辺を探ろうなどとは考えんことだ。恩人を手に掛けたくはない」 「肝に銘じとくよ。……ええっと、あんたはなんて呼べばいい?」 「我々は影だ。個人を識別する名前など必要ない」 このように多くのヨロイ軍団員と交流を深めていたわけだが。 自分の手元にある大きな肉の塊を眺めながら、アルフはふと呟いた 「あたしだけこんないい思いしてていいのかな…」 宴に招待され今がチャンスとばかりに顔を売っていたアルフだが、未だ牢の中のフェイトを思うと 胸が痛む。 「どうした、好きなだけ食っていいんだぞ」 「フェイトのことが心配なんだよ。あの子、一人で寂しくしてないかな…」 その言葉を聞いて、一人の影が進み出た。 「軍団長、ビックウェインに差し入れを持っていこうと思うのですがよろしいでしょうか」 「なに、ビックウェインに?……ふ、そういうことか。いいだろう、許可する。奴も単調な任務で 暇を持て余しているだろう。退屈を紛らわせるものも何か持って行ってやれ」 「はっ!!」 言うが早いがその影はてきぱきと料理をまとめて部屋を出ていく。 「ガラドー、ビックウェインって…」 「牢の見張りをやっている戦闘ロボットだ」 「そっか。………ありがとう」 このネロス帝国を支配するゴッドネロスはまさに悪の権化だ。だけど、帝国を構成するメンバーは、 帝王ほど悪い奴らじゃないのかもしれない、そう思うアルフだった。 「なに、わしに差し入れ?」 「はい。もし必要なければ捕虜にくれてやるなり牢の中に捨てておくなり好きにしてくれ、 とのことです」 「ほう、これは……。分かった、好きにさせてもらう」 影の持ってきた包みを見て、大体の事情を察したビックウェインはそれ以上を聞かなかった。 「ところで、フェイトの様子はどうですか?」 「落ち込んではいるが今のところ健康状態に問題はないな」 「了解しました。それでは自分はこれで」 ビックウェインが呼び止める暇もなく、影はその場から姿を消す。 「あわただしい奴だな……。まあいい。フェイト、こいつはお前にやろう」 そう言ってビックウェインは、影の置いていった風呂敷包みを鉄格子の前に持って行った。 風呂敷をほどいた中からはタッパーに詰めた何種類かのご馳走と、数冊の本が出てくる。 「え?あの…だけど、これはあなたへの差し入れだって…」 フェイトには、何故自分がこんなものをもらうのかが理解できない。 「ロボットは飯を食わんよ。それにしても……わざわざこんなものが来るくらいだ、 アルフは上手くやっているようだな」 「アルフが!?」 「わしは今ここを離れられんが、今日何かしら戦闘があったことは聞いている。アルフがお前に 準じる強さを持っているというなら、働きを示せてもおかしくはない。もっとも、初日から 戦闘に駆り出された事には同情するがな」 目の前の少女がバーベリィを撃墜した事実を思い出しながら、ビックウェインは話し続ける。 「まあせっかくのもらいものだ。しっかり食べて体力を付けておけ」 「でも、その……私、こんなに食べられません……」 「食べられる分だけでいいから食べておくといい」 「……はい」 不自由極まりない身の上であったが、目の前のこのロボットが色々と自分に気を使ってくれて いることはフェイトにも分かった。無骨な戦闘ロボットらしく不器用ではあったが、その優しさが フェイトには嬉しかった。 (お父さんって、こんな感じなのかな…) ふと、知識でしか知らない単語がフェイトの脳裏をよぎった。それは母を裏切ってしまったと自分を 責め続ける少女に、ほんの少しだけあてられた暖かい光。あたかも血の池でもがく盗人が目の前に 垂らされた蜘蛛の糸に飛びつくように、フェイトはそこに縋ろうとしていた。母の下には帰れず、 使い魔とは連絡が取れず、世話係のウィズダムは悪い人間ではないがずっといるわけではない。 フェイトの閉ざされた世界には、他に救いがなかったから。 しばらくして、食事を終えたフェイトは風呂敷に入っていた本を開いてみた。 「………………………………」 「……どうした?」 無言で眉をひそめ、本とにらめっこするフェイトの様子を不審に思ったビックウェインは 思わず声をかけた。フェイトは何と答えていいのか迷っている様子だったが、やがて 僅かに頬を染めながらおずおずと答えた。 「……読めないんです」 「そういえば地球人ではないんだったな。なら本が読めないのも仕方なかろう」 どうやら字が読めないことを恥じているらしいフェイトを慰めると、ビックウェインは 1冊の本を手にとってみた。どうせ暇だし、子守の真似事をしてフェイトに本を読んでやるのも 悪くないかもしれないと思いながら。 「なんならわしが読んでやっても……」 タイトルを見て思わず絶句する。表紙には行書体で大きく『太平記』と書かれていた。 鎌倉幕府の滅亡から室町幕府の興り、南北朝の時代までを描いた軍記物語である。 「……ウィズダムにもう少し子供向けの書籍を手配させておこう」 「すみません……」 よく分からないが自分のせいかと思ったフェイトは反射的に謝ってしまう。これもプレシアによる 虐待の賜物だろう。ビックウェインがそのことに気付くことはなかったが。 「まったく、ヨロイ軍団の趣味は渋すぎていかん。せめて……」 小声で彼は怒りを露わにする。 「せめて現代語訳しておくべきだろうに!」 ――――論点が大きく間違っていた。 伝説の巨人ビックウェイン、戦闘以外は結構からっきしの3級品なのかもしれない。 ネロス帝国との初戦は管理局にとって苦い結果となった。 心に傷を負ったユーノは、全てを忘れるためにがむしゃらに働く。 だが、アースラの総力を結集しても帝国の正体は全く掴めなかった。 一方帝王ゴッドネロスは恐ろしい計画を着々と進めていた! 次回、魔法帝王リリカルネロス 「ここは地の底、ゴーストバンク」 こいつはすごいぜ! 提 供 桐原コンツェルン ヨロイ軍団 時 空 管 理 局 このSSは、野望をクリエイトする企業、桐原と 和の心を愛するヨロイ軍団、 ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/higumaroyale/pages/431.html
ガドルフの百合 「おぉー、すごいね、あらかた終わったっぽい?」 「はぁ、はぁ、はぁ……」 地底湖の畔にある工廠には、戦艦ビスマルクの荒い吐息があった。 周囲を取り囲むヒグマたちから漫然とした讃辞を浴びせられている彼女は、半ば放心したような面持ちで床にへたり込んでいる。 「流石ビスマルクちゃんの馬力だな。おかげで大助かりだよ」 「ダ、ダンケ……」 作業歌に乗せられるがままに、死んだヒグマたちの解体作業に従事していた彼女は数百頭にも及ぶその死骸を早くも解体し尽していた。 夕立提督ら第一かんこ連隊の面々がにこやかに拍手しているのは、彼女のそんな業績を評価してのことである。 運び去られてゆく血と臓物の臭い。 大鍋で煮込まれる死肉の蒸気。 あたりに充満した空気は見るからに不快な感覚を肌に与えるようだったが、もはやビスマルクの頭はぼんやりとしてそんなことは気に止まらない。 彼女の肉体も既に、ヒグマの返り血でどろどろに汚れていた。 もう何が異常で、何が正常なことなのか、ビスマルクにはよくわからない。 仕事という名目だったこの作業の是非も、彼女には判断する基準がない。 死んでいるヒグマを引き千切り解体する血腥い単純作業が、彼女に快感をもたらしたかといえばそうでもない。 かといって不快感がもたらされたかといえばそうでもない。 彼女の思考と感情は、今や麻痺したかのように鈍っていた。 「そんなビスマルクちゃんにはご褒美をあげなくちゃね」 「え……、何……」 「モノクマさんの作った操縦桿っぽい? これを脊髄に差し込むと……」 そんなビスマルクの様子をよそに、第一かんこ連隊の隊員が何か先端の尖った機械を持ってくる。 一見して何かのハンドルのようだ。 困惑の反応すら鈍くなっているビスマルクの裏に回ると、夕立提督は一気にそれを彼女の首筋に突き立てていた。 「ぎゃぁ――!? 痛い! 痛い!」 「大丈夫大丈夫、痛いのは最初だけっぽい? はい、動かないでね」 突然の激痛に身を捩るビスマルクを数頭のヒグマが押さえつけ、彼女の首筋にごりごりと音を立てて金属管がねじ込まれてゆく。 処置は程なく終わったものの、激痛に悶えたビスマルクは身動きもままならぬほど疲弊していた。 「げ、ふ……、ぐふぇぇ……」 「喜ぶといいっぽい? 結局これは追加装備だから。あ、あと主砲も返しておくね」 ヒグマたちになされるがままに肉体を弄られながらも、ビスマルクは夕立提督の言葉にハッと眼を輝かせた。 「あ、つ、つまり、これは、改装……? ダ、ダンケシェーン!」 「うん、できたっぽい?」 体を立たせられると、ビスマルクには、作業中には取り外されていた艤装がしっかりと装備し直されている。 多少どころでなく痛みは辛かったが、彼女はようやく、自分が贖罪の作業ではなく戦艦としての任に戻れるのかと期待して、憔悴しきった顔をほころばせた。 「そ、それで、アトミラール夕立……、この首の装備には、一体どういう効果が……?」 「ああうん、試してみようか? これ、あなたの体の操縦桿だから」 にこやかに答えた夕立提督は、ハンドルにいくつか並んでいるスイッチの一つを無造作に押す。 するとその瞬間、ビスマルクの太腿を伝って、じょろじょろと大量の水が彼女の下腹部から溢れてきた。 「あぁ、漏れてる――!? バラスト水が漏れてる――!?」 「これでもう、あなたは考える必要すらなくお仕事ができるっぽい? 良かったね! 後は私たちが勝手にあなたを動かすから、いっぱいお仕事楽しんでね!」 自分の意思とは全く無関係に漏れるバラスト水に、ビスマルクは赤面した。 そしてバラスト水の流出が止まる頃には、彼女の顔は一転して、信じがたい事実に蒼褪める。 それはハンドルを脊髄にまで突き刺された時点で、ある程度予感できてはいた事柄だった。 「て、手足が、自分じゃ、動かせないんだけど……」 「うん。そりゃそうっぽい? だってもう自分で動く必要なんてないでしょ? 次の仕事が来るまで、そこに転がってればいいっぽい」 夕立提督は言うや否や、棒立ちになっているビスマルクの腹を蹴り飛ばした。 ビスマルクの体は抵抗もなく頽れて転がり、血と体液に汚れた工廠の床に横倒しとなった。 ビスマルクは、ヒトでも、ヒグマでもなかった。 ましてや艦娘としても、彼らに扱われてはいなかった。 「あ、あ……」 自分は、ただのモノだ。 残酷で過酷な単純作業に従事させられる、ただの機械。 使えなくなれば廃棄処分されるだけの、使い捨ての物体――。 ビスマルクははっきりと、明示された自分の身分を、認識してしまった。 「う、うう……」 嗚咽を漏らしても、もはやビスマルクの手足は、彼女の思いに応えて動くことはなかった。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「いよいよですね……。あそこが、艦これ勢の工廠と、地上への階段……」 そのころ、岩の陰から眼を凝らして、工廠の概観を窺っている人影があった。 穴持たず46・シロクマこと司波深雪、そして同行者である百合城銀子だ。 地底湖のほぼ対岸にあるその工廠は、階段から差し込む地上の光と、コケの放つわずかな明度で何とか確認できる程度だったが、司波深雪はその薄ぼんやりした景色を舐め回すように詳細に観察してゆく。 彼女たちの目的は、工廠近辺にいる艦これ勢のヒグマたちを掻い潜り、地上へ抜け出ることだ。 そのためには、彼らの本拠地であろう工廠に突撃するか、最低でもすぐ傍を通り抜けねばならない。 行動前に偵察を怠って敵勢力の要を見誤ってしまうことは、自分から死にに行くことに等しい。 ましてや自分の兄がつい先ほどそれを原因にして死んでしまったのだから、否応なく緊張は高まる。 「階段脇に6頭、工廠周りに8頭……。中にいるのは……、見えるところに4頭。 確かに、手薄といえば手薄……、総勢30頭程度でしょうか。それにしてもこの臭いは……」 「血生臭いな。……うん、ヒグマの肉が散らばってる」 「ひぃ!?」 司波深雪が対岸を窺っている間、地底湖の畔を嗅ぎまわっていた百合城銀子が、何かを摘み上げていた。 深雪の目の前に掲げられたのは、水面を流れてきたらしいヒグマのはらわただった。 よく見れば、地底湖は大量殺戮され解体されたヒグマの血肉で赤く染まっている。 工廠の外で動いている艦これ勢のヒグマたちは、その死骸の搬送作業に従事しているのだ。 「なんですか!? 仲間割れ……、いや、まさか、艦これ勢でないヒグマたちを皆殺しにしているんじゃ……」 「そうかもね。まぁ、食糧不足だったなら仕方ない面もあるんじゃないか?」 鼻先にゲテモノを突き付けられて思わず跳び退った深雪の反応に微笑むと、銀子は何のためらいもなく、むしゃむしゃとその血臭にまみれた臓物を頬張り始めてしまう。 クイーンヒグマ他、味方足り得るヒグマ帝国の面々の生存がさらに絶望的になったことに蒼褪めていた深雪は、同行者の信じがたい行動に素でたじろいだ。 「……うぇ!? よくそんなもの食べる気になれますね、こんな状況で……」 「こんな時だからこそ、万全のコンディションにしておくんだ。 キミも頼りにしてるよ、ミズクマ」 引き攣った深雪の声をよそに、平然と臓物を平らげた銀子は、さらに深雪の肩口に手を伸ばし、そこに乗っかっていたミズクマの娘を取り上げて口づけをしてみせる。 深雪は見ているだけで吐きそうになった。 巨大な甲殻類のようなヒグマであるミズクマの娘は、決して一般的な感覚で見目麗しいものではないし、そんなものが少女の口元で8本の肢を蠢かせている姿など、気持ち悪いで済めばまだいい方だ。 「……それがあなたのいうユリ承認とやらに必要なんですか?」 先程から百合城銀子の言動にはだいぶ懐疑的になっている深雪は、嫌悪感も顕わにそんな言葉を投げた。 もしそうならこちらから願い下げだ。と彼女は言外に拒否感を満載している。 その様子に銀子は、ミズクマの娘を返しながらニヤリと笑って見せた。 銀子には彼女のその言葉が、自分の願いが叶うか否かの不安から出ているものだと受け止められたらしい。 「心配しなくても、今度はちゃぁんと私が守ってやるから。安心して身も心もゆだね賜え。じゅるり」 「安心できるわけないでしょう!? 自分の身は自分で守ります!! 突入後はお互いバラバラに地上を目指す、それで決定です!!」 すり寄ってくる銀子を、深雪は指で差し止める。 勢いだけでない自信がありそうなその宣言に、銀子は真顔に戻って頬を掻いた。 「そういえば確かに深雪は、さっき一瞬であのクマを組み伏せ返していたな」 「ああ、人遁・玉女守門……。相手の意識と重心を逸らして体勢を崩しただけですけど。 私だって一応、忍術を嗜んでますから、ある程度自衛はできるつもりです。 頭脳が発達しすぎてるせいか、ヒグマ相手にも単純な技術で効果があると確認できたのは大きかったですね」 銀子から距離を取りつつ、深雪は自分の主張を裏付ける技術を説明してゆく。 「忍術の本質は、古式魔法と身体的技術を組み合わせた虚実転換法です。 中国の鬼門遁甲が源流の一つなので、魔法演算ができないと大きく幅が狭まるのは確かなんですが……。 それでも、何もできない訳じゃありません。身一つでできる虚実転換は、あります」 その視線は、地上からの光が差し行っている、工廠脇の階段へと向けられていた。 「特に、『遁(に)げる』だけならば……」 今現在、工廠の外にいるヒグマはかなり少ないと言っていい。 ここに、ミズクマの娘を放ちながら二人で特攻し、攪乱しつつ走り抜ければ、地上へ逃げ切れる勝算は十分あると考えられた。 「あなたには一応、感謝しています。でも、信用しきったわけでもありませんし、お兄様を甦らせるためには、最悪あなたを殺すことにもなるかも知れませんから。 余計な借りは作りません。今はただ、忍術使いの司波深雪として、腹を括ります」 指を突きつけて念押しする穴持たず46シロクマの語気に、百合城銀子はひるむどころか、陶然とした笑みをさらに深めるだけだ。 「ふふ、見上げた心意気だ。がうがう。そんな強気なところがますますデリシャスメルだよ、じゅるる……」 「そういうところが信用できないんですよ! 離れなさい! しっしっ!」 舌なめずりしてくる銀子を打ち払いながら、深雪は銀子のペースから逃れるように踵を返し、湖畔に屈み込んだ。 彼女の表情はすでに、浮ついた感情など欠片も見えない、兵卒のそれになっている。 「……ですが確かに、『万全のコンディション』のためにこれを利用するのは、悪くありません」 穴持たず46シロクマは、湖面に浮かぶ臓物を掴みあげながら、遥か先の希望への階段を見つめた。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「第二の連中が散らした肉もこれで最後か?」 「おう、中での解体は終わったみたいだしな」 艦これ勢が占拠した艦娘工廠の前では、2頭のヒグマが地底湖の湖畔に散らばった肉片を掃除している。 陸地での搬送作業をしている他のヒグマたちも、粗方作業終了に入った様子であり、相変わらず湖畔の水面は血潮で赤く染まっているものの、湖畔での作業もほぼ終了と言えた。 そんな時、地上から差し入る光に照らされて、地底湖の水面をたゆたってくる臓物の固まりが彼らの目に留まった。 「ああ、こっち流れてきてる。対岸まで行ってるやつも掃除しなきゃいけねぇかな」 「それこそ、夕立提督が今調整してるビスマルクにやらせればいいんじゃ? すぐにでも自動水面掃除機に改造されるだろあいつ」 「まぁな。だがここに漂着してるのは俺たちの仕事だから」 「確かに仕事した分だけ食い物が増えると考えれば、良いことだよな」 彼らがそう話しながら、漂着した血肉の塊に近寄ったその瞬間だった。 突然、その肉塊が勢いよく破裂していた。 「ぶわっ!? 肉がバクハツした!? いってぇ……、骨が刺さったかな、クソ……」 「ったく何だよ……、もう腐りかけてガスが出てんのかこれ? 勘弁しろよ……」 「もう良いからさっさと集めて持ってこうぜ、クソ……」 「ああ、っつうか確かに痛てぇな……」 「お前もか? どっか引っ掛けてねぇか?」 「痛い痛い痛い! もうお前やめろ! 俺が集める!」 「ぎゃぁ!? クソ、おめぇどこに爪立ててんだよ、痛てぇ――!!」 「ガァァァァ――!?」 薄暗い湖畔で、飛び散った臓物を拾い集めようとしていた2頭のヒグマは、動く度に走る不可解な激痛に悶絶する。 湖畔での騒ぎに、他の場所で作業していたヒグマたちの視線が集まってくる。 そうして脂汗を流し、痛みをこらえて臓物を集めきり、2頭が向かい合ったとき、彼らはようやく気づく。 集めた血塗れの臓物は、お互いの腹部へと繋がっていた。 「あ、あ……!? 掻き集めてたのは、お前の、内臓だった――!?」 「オレも、だ――」 2頭のヒグマが地底湖から引き上げようと掻き出していたのは、他の死骸の血肉に紛れて飛び出した、お互いのはらわただった。 彼らはその事実に気づくや否や、意識を遠のかせ、絶命した。 直後、水面からゆっくりと、真っ赤な人影が現れる。 美しい長髪に血を滴らせ、端正な制服姿の全身に臓物を塗りたくったその少女は、立ち竦む工廠前のヒグマたちに向けて、凄絶な笑みを作って見せた。 「あなたたちは、死んだことにも気づかない……」 忍術使い司波深雪の操る、水遁・赤池纏り。 激戦地において、敵味方の死骸の血潮に紛れて奇襲をかける隠密技法だ。 ヒグマの血肉にまみれた一塊の赤となっている司波深雪は、突然の事態に驚くヒグマたちへと駆け寄ってゆく。 「シ、シロクマさんだ!」 「シロクマだって!? あれが!?」 「相手はただの人間だ! 構えろ!」 ヒグマたちが慌てて臨戦態勢をとった瞬間、司波深雪は、死んだ2頭のヒグマの臓物を引きずり出し、一気に宙へそれをまき散らした。 真っ赤な豪雨が、一瞬にして彼女の姿を覆い、そして薄暗い工廠前の空間のどこかに彼女を隠蔽した。 辺りに漂う血臭に紛れて、全身を血肉の迷彩で覆った司波深雪をヒグマたちは一瞬見失った。 「な、どこに――!?」 「ぐあっ!?」 「ギャオォ!?」 そうしてあたりを見回す彼らの目に、次々と鋭い物体が突き刺さり、悶絶させる。 司波深雪が走りながら、湖畔で拾っていたヒグマの歯牙を指先で飛ばし、銃弾のように狙撃しているのだ。 『弾き玉』と呼ばれる技法である。 「おのりゃ、シロクマぁ――!!」 「くっ――」 しかし、10頭以上外にいたヒグマたちの目を、深雪は眩ませきることができなかった。 走り込む彼女を逸早く捕捉したヒグマが、階段の前から猛スピードで突っ込み、彼女の前に立ちはだかる。 深雪は舌打ちとともに、右手に何かを振り被った。 ラグビーボールのような形状をした黒いその物体の正体を、ヒグマは咄嗟に見破った。 「ミズクマさんかっ!?」 司波深雪の狙いが、ミズクマの娘を投げつけて卵を寄生させ、この場を混乱に陥れることであるのは明らかだった。 ならば命中する前に、ミズクマの娘を叩き落とし砕くのみ――。 ヒグマはそう考えて身構える。 しかし司波深雪は、いつまでたっても振りかぶった右手のミズクマを、投げなかった。 「鬼遁――、蛭子流し」 「え――」 そしてその時、深雪の前に立ちはだかっていたヒグマは、自分の体内に蠢く違和感に気づく。 目を落とせば、そこには既に自分の脇腹に産卵管を突き刺している、ミズクマの娘があった。 「いつの間、ニヒィィィ!?」 直後、彼の体は孵化した大量のミズクマによって食い破られ、炸裂する。 深雪はそのまま走る速度を緩めず、溢れ出る黒い船虫たちの脇を駆け抜けた。 彼女の用いたのは単純な視線誘導だ。 右手を大仰に振りかぶると同時に、彼女は相手の死角となった下から、左手のスナップでもう一匹のミズクマの娘を投げていたに過ぎない。 だがそれだけの技術で、工廠前を混乱に陥れるには十分だった。 司波深雪は手元に残る2匹のミズクマをも投げ捨て、大量に産まれた彼女たちに檄を飛ばす。 「さぁ行ってください! 『女性を食い物にしようとしている悪辣な艦これ勢のヒグマは、もうオスメス関係なくみんな食い殺しちゃってください』!!」 「うおぁぁ――!? 孵りやがったぁ――!!」 「誰か網をォ!! 網もってこいぃ!!」 「照明弾! 照明弾早くぅ!!」 外の喧騒を聞きつけ、工廠内からも慌ててヒグマたちが飛び出してくる。 ミズクマの群れと第一かんこ連隊のヒグマたちの大乱闘が勃発するも、中にはその騒ぎをかいくぐり、深雪を追おうとするヒグマが出てくる。 しかしその瞬間、彼らの耳元には例外なく、背後から甘い吐息がかかっていた。 「……目近のものに気を取られると、メヂカの鮭も見逃すよ」 「な――!?」 百合城銀子の鋭い牙が彼らの首筋に突き立ち、ごっそりとその気道と血管を抉ってゆく。 血飛沫を吹いて倒れた同胞の姿に振り向いた時には、もう、ドレスを纏ったその少女の姿はそこにない。 「……頸動脈を食い千切る、まさにヒトクイ的殺傷手段がお待ちかねだ。がう、がう……」 「誰だ!? シロクマさんの他に誰かいるのか――!?」 「なっ、グァ!?」 「ぺひゅふ――」 ミズクマの娘たちで溢れかえる湖畔の中に突如現れては幻のように消え去る百合城銀子の攻撃に、ほとんどのヒグマたちが対応することもままならず、一撃で喉笛を食いちぎられ倒れてゆく。 走り続ける司波深雪は、彼女のそんな行動を後目に見て、驚愕していた。 「なんで逃げないで――、真正面から相手取っていくんですか!?」 百合城銀子の奇襲は、確かに絶大な被害を敵陣に与えている。 しかし彼女はその戦闘の渦中に切り込んだまま、一向に階段の方へ逃げてこようとしない。 「……いや、追っ手を減らすのと、私を狙いから外すのが目的――?」 どうしたって貸しを作る気なんですね……。と、深雪は百合城銀子の配慮を察して歯を噛んだ。 事実、銀子の襲撃に気を取られ、深雪を追ってくるヒグマはいなくなっている。 後は階段側に残っていたヒグマ数頭を抜ければ、深雪は地上に逃げられるのだ。 だが、それは銀子の恩情ではあっても、結局、司波深雪自身の実力が信用されていないということの証に他ならない。 『安心して身も心もゆだね賜え。じゅるり』 心の奥に踏み込んでくるような銀子の声が思い返されて、深雪は全身がささくれるような不快感と悔しさに襲われた。 「ここは、通さぁぁん!!」 「うるさいッ……!!」 悔しさと苛立ちと共に走る深雪の前に、ヒグマが躍り掛かる。 だが彼女は舌打ちと共にさらに加速し、ヒグマの股下をスライディングのようにくぐり抜け、そのすれ違いざまに内股を斬りつけていた。 湖畔で拾っていた死骸の爪は、同胞の毛皮に深く突き刺さった。 「――ウガァ!?」 「フェンリルバイト……!」 突進の速度をそのままに急激に体勢を低くして地表を滑り込み、攻撃を行いながら相手の裏に抜ける技法、土遁・犬蕨。 彼女が自身の凍結魔法と組み合わせ、フェンリルという技法に昇華させた原形の遁術である。 ヒグマは前へつんのめって倒れ、深雪は止まることなく体勢を立て直して階段へと走った。 もう、その階梯は目の前だ。 次のヒグマを切り抜ければ、脱出できる。 「グオオオオオオ――!!」 第一かんこ連隊のそのヒグマも、重々それを承知していた。 司波深雪の手口を学習していた彼は、今度は姿勢を低くして構えながら突進してくる。 股下を抜けることはできない。 投げられるものもない。 その瞬間司波深雪は、側方の壁に向かってステップを踏んでいた。 「パドマー……!」 彼女の体が、宙に翻る。 三角跳びの要領で側方からヒグマの頭上へ翻転した深雪の腕が、彼の首筋にかかった。 風遁・逆蓮。 本来なら落下の勢いで相手の裏に回りながら頸椎を捻り折り、頭から叩き落とすことまでできるはずの遁術にして投げ技だ。 だがヒグマ相手に、ただの少女の肉体は力不足過ぎた。 「ェアオゥ!!」 「なっ――!?」 深雪の肉体は、体格でも体重でも圧倒的に上回るヒグマの重心を、動かせなかった。 彼女の腕力は、ヒグマの脊柱を捻れなかった。 首で彼女をぶら下げた形のヒグマは、逆に飛び跳ねて深雪を地面に組み伏せてしまっていた。 「ぐあぁ――!」 「――何やってるんだバカ深雪!! 『遁(に)げる』だけじゃなかったのかよ!」 遠くの工廠前で、銀子が狼狽した。 確かに深雪は、三角跳びでそのまま階段に着地して逃げることもできたはずだ。 それをしなかったのは、一度忍術がうまく行ったことに味を占めたからか。 それとも、自分を終始軽んじてくるような銀子を、見返してやりたかったからか。 なんて幼稚だったのか――。 ヒグマの重圧に呻きながら自省しても、もう遅すぎた。 「おいお前! 私が相手だっ――」 「――っぽい、っぽい、っぽいぽい♪」 組み伏せられた深雪に向けて、慌てて百合城銀子が走り込んでくる。 その姿が宙に溶けるように消えた、と見えた直後、そこに真っ白な布がかかる。 驚愕した少女の姿が、その布に衝突して浮き出た。 「うがぁ――!? がう!? がうぅ!?」 「朝焼け小焼けだ大漁っぽい♪ ミズクマさんの大漁っぽい♪」 百合城銀子を大きな布の中にくるんで捕獲してしまった何者かは、そのまま拍子をつけて歌いながら、工廠前に群れるミズクマの娘たちへ、投網のように巨大な白布を投げつけてゆく。 「浜はお祭りぽいっけど♪ 海の中では何万の♪ ミズクマ弔いするっぽい♪」 そして地引き網のように数百匹のミズクマを根こそぎ捕獲したその者は、一気にそれを地面に叩きつけ、砕き殺していた。 鮮やかなその手並みに、組み伏せられたまま深雪は息を呑んだ。 「――ハンモック使い!?」 「……いやぁ、チリヌルヲたちとの連絡が途絶えたのもわかるっぽい。 それなりに大損害っぽいお見事な奇襲だけど、タネが割れてしまえばどうってことないっぽい。 この第一かんこ連隊長、夕立提督のお仕事は、この程度のインシデントには乱されないよ」 工廠内から出てきたその細身のヒグマのメス、夕立提督は、ハンモックの白布にくるまれたまま暴れる百合城銀子をしっかりと押さえつけていた。 「モノクマさんとの戦いはばっちりビデオチェックさせてもらったっぽい。 あなたは体のサイズを変えられるっぽい? それで暗がりに紛れて攻撃するっぽい? でも、大きかろうと小さかろうと、私がその都度ぴったり押さえてあげればそれまでっぽい」 「がう、がうぅぅ――!!」 両手の爪は押さえられ、顔の上でピンと張り詰めた布は牙に噛むこともできない。 クマモードとウィニングモードを切り替えても、銀子は布の中に捕らえられたまま脱出ができない。 外からは、中でもぞもぞと暴れる彼女の様子が窺えるだけだ。 「香取提督もシロクマさんの鹵獲、ご苦労様っぽい」 「ええ、所詮人間は、仕事もできない身の程知らずの馬鹿であると、証明されましたね」 「あ、あ……」 圧倒的なヒグマの腕力で四肢を捻り上げられた司波深雪は、眼前で百合城銀子を捕らえたまま微笑む夕立提督の視線に、震えた。 「……大丈夫大丈夫。これからシロクマさんは、ちゃんと仕事のできる有能で幸せっぽい馬鹿にしてあげるっぽい」 一瞬の気の迷いが招いた結末に、司波深雪の思考は絶望と恐怖で塗り潰されていた。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「本当に大丈夫だから安心して欲しいっぽい。私たちはちゃんとシロクマさんのしてきたお仕事は評価してるの。 私たちの住処の下地を作ってくれたのはあなたたちっぽいもんね。 他の連中がなんて言うか知らないけど、少なくとも私の下にいる限り殺させはしないっぽい」 「……そのぽいぽい言う語尾をとってくれたら、多少は信用しますけどね」 「何言ってるっぽい? 私はシロクマさんと違って嘘なんかつかないっぽい?」 「……」 第一かんこ連隊に捕獲されてしまった司波深雪たちは、そのまま工廠の中へと連行されていた。 ミズクマと百合城銀子に殺されたヒグマは8頭にのぼったが、それでもまだ第一かんこ連隊には22頭のヒグマが残っていた。 未だハンモックの中で暴れている百合城銀子を担いだまま、夕立提督と名乗るヒグマは、苦い表情の深雪に微笑んでみせる。 「私たちはただ、シロクマさんたちに心を入れ替えて、有能だったあの頃のようにお仕事してもらえればそれで良いっぽい! ほら、ここがあなたたちの新しい仕事場っぽい!」 入った瞬間に、鼻を突くような臭気と熱気が深雪の顔を打つ。 そこは煮えたぎる灼熱の釜から溢れる蒸気と、あたりにまき散らされた何かの血肉や体液で満ち、むせかえるようだった。 一瞬で額に汗が浮かぶ。 温度も湿度も、散らばった体液や臓物から漂う異臭も、半端ではない。 あたかも地獄が顕現したかのようにすら思えるその労働環境は、劣悪の一言に尽きた。 「ほら、シロクマさんの先輩にあたる作業員っぽい? ご挨拶して」 「は……!?」 あまりの光景に言葉を失っていた深雪は、その奥から出てきた人影に、さらに驚愕した。 それは虚ろな表情でふらふらと歩いてくる、ビスマルクだった。 「……グーテンモルゲン(おはようございます)、ビスマルク型戦艦一番艦のビスマルクです。本日も喜んでご奉仕させていただきます」 そして彼女は光のない目で明後日の方向を見やったまま、顔と体が全く連動していない恭しい動作で、ぎこちなくお辞儀をする。 彼女の全身は血肉と体液で薄汚れてどろどろになっており、その表情は憔悴しきっていた。 絶句する深雪の前で、夕立提督はそんなビスマルクの腹部を、にこやかに蹴り飛ばす。 「げふぅ――!?」 「違うよね? 奉仕なんてしなくていいから。あなたは何だっけ?」 「ごめんなさい……、ごめんなさい……! 私はただの作業機械一号機です。ご命令に従って作業を遂行いたします……」 腹を蹴られても、ビスマルクの体は不自然なほどに直立不同だった。 よく見れば、彼女の首筋には艤装の他に、何か見慣れぬ操縦桿のようなものが突き刺さっている。 先ほどのお辞儀の動作は、彼女の後ろに立っているヒグマがそのハンドルを操ってさせていたものだ。 彼女はもう、そのハンドルを操作されなければ、微動だにできないもののようだった。 「うんうん、よく言えたっぽい。それじゃあここでの作業を後輩のシロクマさんに教えてあげて?」 「……はい。これはヒグマの死体を一切の無駄がないように解体し、HIGUMA細胞の他各部位を分別して再利用するだけの簡単な作業です……」 司波深雪にはもう、理解が追いつかなかった。 虚ろな眼差しで説明するビスマルクの額には、また新しい汗が浮かんできている。 この過酷な環境での労働は、一体彼女にどれだけの苦痛を強いているのか。 想像もできぬ苦役が彼女に、そして今後自分にも降りかかってくるのかと思うと、深雪の体は言い表せぬ感情に震えた。 「この作業は楽しいっぽい?」 「はい。この作業は素晴らしく幸福で楽しいお仕事です。 何も考えずお仕事ができる快感に私は感謝と幸福を抑えられません」 ヒグマたちの死骸を見過ぎて、ビスマルクの心はもはや麻痺してしまったかのようだった。 抑揚もなく言葉を紡ぐ彼女のその顔は、亡き兄の表情にも、似ていた。 司波深雪の中で、何かが堰を破った。 「こんな凄惨な……、地獄のような環境の、心を殺す作業が、楽し、い……!?」 怒濤のように、彼女は夕立提督へ叫びをぶつける。 「仕事とは、感情を殺して体を動かし続けるものじゃありません!! そんな作業で楽しみが得られるなんて、まやかしです!! 自分の内から溢れる原動力を発露させてこそ、仕事は、良い結果に至るんです!!」 「モチベーションの話をしているっぽいけど、そんなもの、どうとだって作れるっぽい?」 その怒気に溢れた言葉を、夕立提督は苦笑で受け流した。 そのまま夕立提督は大釜の脇の栓を抜き、そこから何かを注射器に吸い出して持ってくる。 「ほら、できたっぽい。マレーシア料理である骨肉茶(バクテー)をアレンジし、何百ものヒグマの脳から抽出したモノアミン神経伝達物質にMAO阻害薬その他もろもろを配合したお料理っぽいおくすり……。 言うなればとっても気持ちよくなれるっぽい、お仕事用麻薬っぽい? お兄様が亡くなってお仕事もできないほど疲れちゃったシロクマさんも、これを血管から食べれば元気ハツラツのファイト一発っぽい?」 ヒグマたちに押さえつけられる司波深雪の目の前に、針先に滴る澄んだ液体が突きつけられる。 モノアミン神経伝達物質と言えば、脳内麻薬の一種だ。 そのほかに何が入っているのか定かではないが、これを打たれてしまえば恐らく正気を保つことは不可能なのだろうことは容易に推測できた。 深雪は身を固くして唸る。 「その知識と技術……、もっとマシなことに使う気はないんですか!」 「その言葉はシロクマさんにそっくりそのまま返すっぽい。 私たちのモチベーションを、『マシじゃない』方に向けてしまったのは、元はといえばシロクマさんたちの行いっぽい!」 夕立提督は彼女を見下ろしてせせら笑うが、その目は全く笑っていない。 むしろ恨みと怒りを以て見下している、そんな眼差しだ。 シロクマとしての自分が、いかにヒグマたちの反感を買ってしまっていたのか――。 剥き出しにぶつけられる負の感情に、深雪はその事実を深く思い知る。 だが、だからこそ、司波深雪はここで諦めるわけにはいかなかった。 「――ビスマルク! あなたの言う規律とは、こんなものだったんですか!? 殺すべき戦闘員と守るべき非戦闘員の区別も付かないんですかあなたは!」 深雪は目の前の夕立提督にではなく、その奥のビスマルクに向けて声を投げた。 もはや何をしたところで、自分に向けられる恨み辛みは解消しようがない。 いくら諦めて償おうとしたところで、それは空費されるだけの賽の河原の苦行にしかならないのだろう。 ならば足掻かなければならない。 絶望に押し潰されてはならない。 兄が、自分が、隣人が。 心の死んだ傀儡になってしまうのは、もう御免だった。 「勝った方が正しいのなら、まず自分の弱さに勝ちなさい! 戦艦なんでしょうあなたは!! ――しゃんとしなさいッッ!!」 「あ――」 涙ながらに叫んだ司波深雪の言葉は、自分自身にも向けられていた。 虚ろだったビスマルクの目が、一度まばたきをした。 「無駄無駄無駄っぽい!! 仲間たちを何頭も殺したあなたは、その命を代償するの。当然のことでしょ――?」 「うぐ――」 叫ぶ深雪の体が、さらにきつく組み伏せられる。 そして彼女へ、夕立提督は怨嗟を込めて注射器を突き立てようとした。 「さぁ悔いて、償うっぽい! あなたのお仕事でね!」 司波深雪の首筋に、まさにその薬剤が投与されようとした瞬間。 自分の体が背中から階段を転落するかのように、下へ下へと落ちてゆくようなめまいを、彼女は感じていた。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「ショ――ォック……♪」 夕立提督の首筋に、何の前触れもなく少女の吐息がかかっていたのは、まさにその時だった。 彼女が掴んでいたハンモックの袋が、軽くなっていた。 「なぁ――!?」 「クマショック!!」 夕立提督が咄嗟に背後を薙ぎ払うよりも、百合城銀子の回し蹴りが彼女の延髄に決まる方が早かった。 衝撃に仰け反りながら、夕立提督は白目を剥いて倒れる。 突然出現したそのドレスの少女の存在に、あたりのヒグマたちが一斉に驚きでどよめいた。 「夕立提督――!?」 「貴様、どうやって抜け出した!?」 「くっはっはっは、驚いたかい? よく思い出したね深雪。 ……万物の根源(アルケー)はクマである。 クマは全ての始まり(アルケー)であり終わり(テロス)である!」 驚くヒグマたちをよそに高らかに笑った百合城銀子は、まるで舞台上から観客を睥睨するように、大きく見得を切りながら朗々と語った。 「キミたちは自分の見たいものしか見ようとしない。たとえそれが仮初の世界でもね」 「何言ってやがる! 網だ! ハンモック出せ! 捕らえろ!」 「さぁさぁさぁ、キミたちは曖昧なクマのいた場所を覚えているか? クマジョ直伝の境界の溶解。キミたちが見るのは一体何だ?」 百合城銀子の口が、カパッと異様なまでに開いた。 その直後、開け放たれた彼女の喉の奥からは、大量の黒い甲虫のようなものが溢れ出てきていた。 そして銀子の体はまるで風船の空気が抜けるようにしぼんで、船虫のような生物の怒濤の中に消えてしまう。 再び彼女を捕らえようとしていたヒグマたちが、一気に恐慌に陥った。 「ぎゃぁ――!?」 「なんでまだミズクマさんがいるんだよぉ!?」 「あいつはどこに行った――!?」 「や、やばいぃ――、夕立提督、夕立提督!!」 それは突然大量発生したミズクマの娘たちで作られた津波だった。 百合城銀子を食い破ってそれらが出てきたのか。そもそもどのようにして百合城銀子がハンモックの束縛を脱出したのか。 目の前で見ていた彼らにもまったくわからない。 一体なぜ、どこから、どのようにして数百匹にものぼるミズクマが出現したのか、いくら考えても理解不能であり、そうして思考が埋まっている間に、逃げ遅れたヒグマたちは次々とミズクマの娘たちに集られてゆく。 そしてその狼狽したヒグマたちがさらに突然、数頭まとめて塵のように消し飛んだ。 逃げるヒグマに取り押さえられたままの司波深雪が、その光景に息を呑む。 それは信じられないことに、今は亡き彼女の愛する人物の攻撃に見えた。 「あれは、お兄様!? お兄様の『雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)』――!?」 司波達也の分解魔法が、その場に展開されたようにしか、思えなかった。 それくらい一瞬で、集っているミズクマの娘ごと音もなく、もがき苦しむヒグマたちが消え去ったのだ。 深雪の表情は、彼女の心を溢れさせて一気に明るくなる。 「お前の仕業かシロクマぁ!? 今すぐ、攻撃をやめさせろぉ!!」 「ぐぅ――」 彼女の言葉に、咄嗟にヒグマが反応して髪を掴んだ。 「……無駄だよ、ここのユリはどんな嵐にも折れない」 しかしその時、深雪を捕らえるヒグマの首には、虚空から出現した百合城銀子の跳び蹴りが突き刺さっていた。 ミズクマに食い破られたようにも見えた彼女は、五体満足で地に降り立ち、伸びたヒグマの脇から司波深雪を助け起こす。 「……テロスを変革するのはユリである。さぁ、行こう深雪」 「え――!? あなた、無事――、なんで!?」 深雪は度重なる驚きの連続に、眼を白黒させるのみだ。 そんな彼女に、百合城銀子は軽く肩を竦める。 「まぁ、カレのおかげ、とでも言っておこうか」 「彼――!? やっぱりお兄様が、ここにいるんですね!? 司波、達也が!!」 大きく張り上げた深雪の声に、ヒグマたちの狂乱はさらに強まった。 「シバさんだと!? シバさんがいるのか!?」 「なんで――、死んだはずじゃぁ――!?」 「夕立提督、目を開けてください夕立提督!!」 なおも氾濫しているミズクマたちから逃げ惑うヒグマ。 その間に音もなく粉微塵に消し飛ばされるヒグマ。 「……キミがこの場所に何を見ようと自由さ。とりあえず逃げよう」 「待ってください! お兄様が、お兄様は一体どこに――」 「逃がすかよぉ――!!」 しかし連隊長が倒れ統制が取れなくなった第一かんこ連隊でも、まだ、ひっそりと逃亡を試みる司波深雪と百合城銀子の前に立ちはだかるヒグマはいた。 勢いよく振り降ろされる前脚を、深雪と銀子は左右に分かれて躱す。 そのまま深雪は、横の壁から再び三角跳びのようにヒグマの頭上をとった。 だが今度の深雪の行動は既に学習されていた。 ヒグマは上を跳ぶ深雪に向けて先読みのアッパーを繰り出している。 「グオォ――!!」 「ヴェズルフェルニル!」 だがその瞬間、上空で腕をクロスさせていた深雪は、片手でヒグマの腕を弾きながら、片手で何かを真下へ投げ降ろした。 それはついさっき彼女に刺されようとしていた、お仕事用麻薬の注射器だった。 ――金遁・翆。 本来は上空から真下の相手をひっそりと突き殺すためのその技法が、ヒグマの目玉に深々と注射針を突き刺す。 「えい」 「ぎゃぁ――、ぁふ……ん……」 そして間髪入れず、サイドからステップを踏み戻った百合城銀子が、手を伸ばしてその薬液を眼の中へ押し込む。 ヒグマはがくがくと四肢を痙攣させて倒れた。 恍惚とした表情で涎を零しているそのヒグマを見て司波深雪は、『打たれなくて本当に良かった――』と、心からそう思った。 「ぐああああぁ――、ぽいぽいぽぽいのぽい!!」 その時、運ばれながら気付けを施されていた夕立提督が、呻きながらその艤装の砲を撃ち出していた。 彼女の12.7cm連装砲B型改二――、夕立砲から連射されたのは、真っ白な布の塊、ハンモックだった。 四方に重りがつけられたそのハンモックは、射出の勢いで回転しながら広がり、一帯に溢れかえるミズクマたちを上からどんどんと覆い、封じ込めてゆく。 「シバさんなんているわけないっぽい!! みんな、労働歌斉唱ォ――!!」 「げ、あいつが目を覚ましたぞ深雪」 「くっ――、こっちです!」 苛立ちも顕わに、ハンモックの上から床のミズクマたちを踏み潰し始めた夕立提督が檄を飛ばす。 歌と動作にて飛び交う彼女の指示に、第一かんこ連隊の残党は一挙に統制を取り戻した。 「っぽい、っぽい、っぽいぽい!」 「暴虐の雲、光を覆い、敵の嵐は荒れくるう、っぽい!」 「ひるまず進め我等の友よ、敵の鉄鎖を打ち砕く、っぽい!」 「自由の火柱輝かしく、頭上高く燃え立ちぬ、っぽい!」 「いまや最後の戦いに、勝利の旗はひらめかん、っぽい!」 「立てはらからよ、行け戦いに、聖なる血にまみれようっぽい!」 「砦の上に我等の世界、築き固めよ勇ましく、っぽい――!!」 ハンモックが投げられ、上から覆われたミズクマたちが潰されてゆく。 走り出した司波深雪は百合城銀子の手を引き、工廠の外へ向かわずに、内へ内へと入って行った。 第一かんこ連隊のヒグマたちがそこへ急速に追いすがってくる。 出ようと思えば初めから外に向かえたはずなのに、銀子は深雪の行動を図りかねて慌てた。 「深雪!? 追いつめられてるぞ!?」 「こっちでいいんです!!」 「バカっぽい! そっちは行き止まり――」 夕立提督が、そんな二人の後ろ姿に嘲笑を向けたその直後だった。 彼女たちが逃げていった一室が、突然大爆発を起こす。 部屋の中に突入しようとしていたヒグマたちが、その爆炎に焼かれて吹き飛ばされる。 「香取提督! 鹿島提督――!?」 爆風の衝撃で尻餅をついた夕立提督の前に、焼け焦げて絶命した隊員の死体が転がる。 呆然と見上げた彼女の目の前で、吹き飛んだ屋根から上へもうもうと黒煙が上がり、赤い炎が工廠の間取りを舐めるように焼き始めていた。 「――ま、まさか、始めから逃げる気なんてなかったっぽい……!? 身を賭してもお兄様の仇を討ち、工廠の機能を止めるのが目的だったっぽい……?」 司波深雪も百合城銀子も、部屋ごと木端微塵に吹き飛んだとしか、思えなかった。 彼女たちが吹き飛ばして行ったのは、艦これ勢の装備が集約されていた、武器の保管庫だった。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「……すごいな深雪は。追撃の可能性を消し去ったぞ」 「火遁・微塵隠れの術……。あたかも彼女たちには自爆テロのように見えたでしょうね」 炎上する湖畔の工廠を後にして、素早い忍び足で地上への階段を駆け上がっている少女たちがいた。 言うまでもなく、司波深雪と百合城銀子である。 拿捕されている間に、司波深雪は工廠内の構造を把握していた。 武器の保管場所を見抜いた彼女は、内部に追いつめられているように見せかけながら、保管庫にて酸素魚雷の爆薬を炸裂させていた。 大爆発に紛れて、ダクトを伝って外部に抜けていた彼女たちは、艦これ勢の注目が炎上した工廠に向いている間に、誰もいなくなった地上への階段からまんまと逃走を成功させていたのだった。 「……結局、お兄様は見つかったのか、深雪」 「……いいえ。見回してみましたけど、影も形もありませんでした。 それはそうですよね……、あのメスヒグマの言う通り、生きてるわけないんですから。 何かの見間違いだったのか……」 二人が出た階段の上は、盛り土をされた何の変哲もない家屋の一室になっていた。 津波の被害を免れたらしいその建物からは、ガラス窓越しの夕日が見える。 日差しの明るさが、深雪にはとても久しぶりに感じられた。 溜息をついている司波深雪に、銀子は優しく声をかける。 「そうかな? だが確かに深雪は、お兄様に助けられたんだよ? 『死せる司波達也、生ける妹を逃がす』、とでもいうのか」 「『死せる孔明、生ける仲達を走らす』ですか? ……確かにあの状況と、私の勘違いとで、彼らの隙はだいぶ大きくなりましたけれど」 銀子は有名な三国志の故事を引いて喩えた。 それは既に亡き人物が生きている人物に大きな影響を与えることであり、即ち、深雪の兄が生きている訳ではないことをはっきりと再認識させる言葉だった。 だが銀子は、落胆する深雪へ得意げに語り始める。 「キミが見たものが、キミにとっての真実だが、別に真実は一つじゃないよ」 「え?」 「例えば深雪は、本当に私が、肩に乗れるほど小さなクマに一瞬で変化できると思うか? 質量保存の法則は一体どこに行った? 変わっているのは私の姿じゃなくて、キミたちの視点と感覚だとは思わないのか?」 深雪には彼女が、唐突にわけのわからないことを言い始めたようにしか思えなかったが、続く彼女の所作に驚愕してしまう。 おもむろに顔に手をやった彼女は、次の瞬間には、その手のひらに巨大な船虫のような生物を乗せていた。 「ほら、ミズクマだ」 「えぇ!?」 すべてあの工廠で潰されたと思ったミズクマが一体どこから出現したのか、深雪にはわからない。 蠢くミズクマの娘を手渡されながら、深雪は怪訝に問う。 思い返せば、銀子がハンモックから脱出し、反撃のきっかけを作った変わり身の術のような何かの正体も、掴めないのだ。 「そう、あの時も……、一体、あなたはどこにミズクマを隠し持っていたんですか!? 突入前の、『万全のコンディション』というのが関係あったんですか!?」 「まぁなんでもいいだろう。そんなものの境界は、とっくに曖昧になっている。 あそこがさっき曖昧なクマのいた処だ。あそこが少しキミの頼りになるだけだ」 銀子は話をはぐらかしている。 おそらくそこに、彼女の用いる技術のタネが隠されているのだ。 そして同時にそこに、彼女が終始深雪に伝えようとしている、兄を蘇らせるための心構えのようなものが存在しているのだろう。 夕日を背に語る百合城銀子の姿は、古の哲学者のようだった。 「キミの使う忍術だって似たようなものだろう? 私たちはクマだと思っている人間ではなく、人間だと思っているクマかもしれない。 私は『クマリア様にしてクマジョ』たる泉乃純花が棲家に住める者。 方法的懐疑から出発し、主観と客観の一致をもたらす、我が母にして『クマの森の女王』たる百合城カレの技法をあそこまで帰納することも、不可能じゃないのさ」 方法的懐疑。 それは哲学の領域から発生した虚実転換法だ。 忍術とはまた発祥を異にすれど、おそらく百合城銀子の用いている技術も、古式魔法と哲学や演劇を組み合わせて高められた虚実転換なのだろう。 常に思わせぶりで、妙に芝居がかった彼女の言動も、恐らくその技術の効果を維持するための技法の一巻だ。 もしかすると彼女にとっては、この戦いもすべては舞台上の劇のようなものであり、役者たる自分に相対する敵は全て観客なのかもしれない。 生死をかけた戦いに巻き込まれている非力な少女は、本当はそんな劇を演じているだけの女優なのかも知れない。 劇の中では、自分はクマの力と冷徹な思考を有した超人なのかも知れない。 その場の環境を操作して自他をトランス状態に落とし、自分の弱さを押さえ込み、現実をできる限り自分の妄想に近づけている――。 感覚的に、深雪は銀子の行動がそのように捉えられた。 「……でもそれは、ただの思い込みじゃないですか」 「そうだ。だが事実、世界は私たちのスキで目覚め、変わってゆく。そういうものなんだ」 階段の際に自分たちの臭気や痕跡が残っていないことを確認しつつ、二人は地上と地下の境界だった家屋を後にしようとする。 その間にも、ソクラテス式問答法のような二人の対話は続いていく。 「世界の情報体(エイドス)を、思い込みだけで変化させる……。 それはあなたたちの一族に伝わる古式魔法だと思っていいのですか?」 「確かにあの場に展開されたのは、初めからある忘れられたスキが見える魔法だ。 だが、本物のスキは星になる。地上に落ちた星は約束のキスになる。 魔法が使えなくても、魔法は使えるのさ。今の深雪にもね」 しかし、二人の対話は空の境界線の反対側にいて交わることがない。 二人の使う言葉は、同じ言語であるはずなのに全く異なっている。 司波深雪は、百合城銀子の問答を理解しようとすればするほど、またも煙に巻かれていくように感じて混乱した。 「魔法演算領域が壊れてるんですよ、私は……! あなたの言う魔法の定義は、私たちと違うんですか?」 「お兄様は確かに死んでいる。だがあの時、お兄様は確かに生きてあの場にいた。 さて、その時のお兄様は、果たしてどこから来たのか? それがわかった時、きっとキミのスキも星になる。キミのホシガリは、そのとき初めて約束のキスに届く」 その矛盾に満ちた問いかけは、あの曖昧なクマ――、ヒグマ帝国の長である穴持たず50イソマの言葉にも似ていた。 深雪はアポリア(命題について回答不能)に陥った。 彼女はばさばさと髪をふるって気を取り直し、ヒグマの血にまみれた額を押さえる。 ようやく地上に脱出できたのだ。 こんなところで、どこの馬の骨ともわからぬ少女と曖昧な問答を続けている暇はない。 「もういいです。とにかく、誰かと合流を……。 シーナーさんは生き埋めとか言われてましたっけ……」 あの時のヒグマ帝国の状態ならば、シーナーが埋まってしまったという位置は、恐らく示現エンジンの付近だろうか。 現段階で助けに向かうのはかなり厳しいかもしれない。 最悪、せめて生き残っている参加者でもいいから、早急に江ノ島盾子を打倒できる人員を確保したいところだった。 その時、虚空へ鼻をひくつかせていた百合城銀子が、パッと表情を明るくする。 「月の娘だ……! 月の娘がいるぞ、深雪! さあ、こっちだ!」 「ちょ、ちょっと待ってください! いったいどうしたんですか!?」 突然そう声をあげた銀子は、驚く司波深雪の手を引いて、北東の森に向けて駆け出して行く。 また百合の花の匂いでもするのか、と深雪は深く息を吸ってみたが、あたりからは、ただ血の臭いが漂ってくるだけだった。 【E-4 街 夕方】 【穴持たず46(シロクマさん)@魔法科高校の劣等生】 状態:ヒグマ化、魔法演算領域破壊、疲労(大)、全身打撲、ヒグマの血にまみれている 装備:ミズクマの娘×1体 道具:なし [思考・状況] 基本思考:兄を復活させる 0:諦めない。 1:一体どうしたんですか、月の娘って!? 2:江ノ島盾子には屈しない。 3:私はヒグマたちに対して、どう接すれば良かったのでしょうか……。 4:残念ですが、私はまだ、あなたが思うほど一人ぼっちではないようです。有り難いことに……。 5:私はイソマさんに、何と答えれば、良かったのでしょうか……。 [備考] ※ヒグマ帝国で喫茶店を経営していました ※突然変異と思われたシロクマさんの正体はヒグマ化した司波深雪でした ※オーバーボディは筋力強化機能と魔法無効化コーティングが施された特注品でしたが、剥がれ落ちました。 ※「不明領域」で司馬達也を殺しかけた気がしますが、あれは兄である司波達也の 絶対的な実力を信頼した上で行われた激しい愛情表現の一種です ※シロクマの手によって、しろくまカフェを襲撃していた約50体の艦これ勢が殺害されました。 ※モノクマは本当に魔法演算領域を破壊する技術を有していました。 【百合城銀子@ユリ熊嵐】 状態:殴られた顔が腫れている 装備:自分の身体 道具:自分の身体 [思考・状況] 基本思考:女の子を食べる 0 月の娘だ! 月の娘の匂いがするぞ! 1 まずは司波深雪を助け、食べる 2 ピンチの女の子を助け、食べる 3 数々の女の子と信頼関係を築き、食べる 4 ゆくゆくはユリの園を築き、女の子を食べる 5 『私はあらゆる透明な人間の敵として存在する』 [備考] ※シバに異世界から召還されていた人物です。 ※ベアマックスはベイマックスの偽物のようなロボットでシバさんが趣味で造っていました ※ベアマックスはオーバーボディでした。 ※性格・設定などはコミック版メインにアニメ版が混ざった程度のようですが、クロスゲート・パラダイム・システムに召還されたキャラクターであるため、大きく原作世界からぶれる・ぶれている可能性があります。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「……で、あなたは、何してくれちゃったっぽい?」 ようやく火災が鎮火した地下の艦娘工廠で、ハンモックの白布に覆われ、簀巻きのように拘束された人物がいた。 夕立提督が静かな怒りを込めて、その顔の部分の布をまくる。 それは、目に爛々と光を灯した、ビスマルクだった。 「あなたの主砲、ブラックホールクラスター……。静かなはずっぽい。ブラックホールだもの。 私たちの注意がシロクマさんに向いてる間、後ろでいつから溜めてたの? というか、艤装を操作する神経回路まで、操縦桿が届いてなかったっぽい?」 「私の信じた規律は……、決してこんなものではなかった……!」 もはや咎めるでもない冷え切った口調で呟く夕立提督に、ビスマルクは簀巻きにされたまま歯を剥いて唸る。 彼女は百合城銀子とミズクマによる突然の逆襲に混乱した第一かんこ連隊を、後ろから狙い撃ちにしていた。 自分の手足は動かせなくとも、まだ彼女の思いは、装着された矜持である自分の砲には、届いたのだった。 「うちのヒトラーも真っ青だわ、こんな虐殺の強制収容所……! 武装もない、筋肉の発達もない、私が解体してきたのはみんな一般のヒグマでしょ!? シロクマさんに言われて目が覚めたわ……! あんたたちアトミラールはみんな間違ってる! 私の仕事は、人を守り戦うことよ! こんな悪逆無道に加担することじゃ、ない!!」 「……あなたのお仕事は、要求されたことに応えること。それだけ。 うちの隊員を虐殺したのは、他でもないあなた。よく言えたものっぽい」 夕立提督には、ビスマルクの叫びは、自分の行ないを棚に上げたたわごとにしか聞こえなかった。 ――しょうがない、所詮非常食っぽい。 と、彼女は呆れ交じりに溜息をつく。 「仲間殺しは、あなたたちの方でしょう!? 無抵抗の相手をよくも――」 「機械のくせにうるさいよあなた。ちょっと黙ろうか」 「もが――!?」 なおも吠えるビスマルクの口に、夕立提督が何か太くて長いものを突き込んだ。 冷めた表情で彼女がぐりぐりとビスマルクの咽喉にまで押し込んでいるのは、ビスマルク自身の装備であった38cm連装砲改の砲塔である。 「ぐぅ~~――!! うむぅ~~――!!」 そのまま第一かんこ連隊は、呻いてもがくビスマルクを押さえつけ、彼女の口元で連装砲の砲台を組み直してゆく。 彼女の口はまるで猿轡かギャグボールを嵌められてしまったかのように最大限まで開かれ、吐き気を催すような奥まで砲の尻が突き込まれた状態で固定されてしまう。 「……あなたの信じるものなんて、初めから何もなかったっぽい。 はい、今度連装砲撃つときは、その衝撃を全部自分の歯と首で受け止めてね」 「うぐぅぅぅ~~――!?」 ビスマルクはその有無を言わさぬ行為に、ようやく寒気と共に自分の立場を思い知った。 彼女はもう、口答えなどできる立場ではなかった。 既に彼女の全身は、指一本さえ自由にならない囚われの身だ。 気づくのが、実に半日近く遅かった。 初めからあったはずの忘れられた誇りを、彼女は自分が作られてすぐに、思い出しておくべきだったのだ。 抵抗できぬ彼女の目の前が、覆われる。 ステレオスコープが取り付けられた目隠しが、彼女の顔面に固定されたのだ。 着弾観測用のそのスコープは、ビスマルクの視界ではなく、彼女の背部に取り付けられたモニターに接続される。 腕が、脚が、奇妙な機械の装甲と装備に覆われてゆく。 それらは全て、ビスマルクが今まで解体してきたヒグマの骨皮で、第一かんこ連隊が製作してきたものだ。 「ああ、それと仕事の邪魔をする、あなたの邪悪な思考なんていらないっぽいよね。 あなたは幸せだよ。あとは清らかな心で、お仕事に気持ちよくなってればいいんだから……」 「ふぶぅ~~――!!」 そしてビスマルクの耳には、何かの液体が針に吸い上げられてゆく微かな音が響く。 ビスマルクは、目隠しの下に涙を流した。 しかしもう、少しも逃げることは叶わない。 「さぁ、月月火水木金金♪ 幸せな24時間労働があなたを待ってるっぽい♪」 ビスマルクの首筋に、精製された大量のお仕事用麻薬が注射されていた。 彼女の全身が痙攣し、艦尾の方からバラスト水が溢れ出す。 その甘い間代発作が収まった後、その体は、首の後ろのハンドルに操作されるまま立ち上がっていた。 「『正しいかどうかは誰かが決めることじゃない』。『勝った方が正しい』。 ビスマルクちゃんが言ったことだろ? さぁ、行こうか。改造はとっても上手く行ったぞ。 これでビスマルクちゃんは完璧に幸福な作業用機械になったんだ! 良かったなぁ!!」 「うー――……」 そうして人型の機動兵器と化した彼女は、粛々と工廠の戦闘の後始末に従事する。 目隠しをされ、操縦桿に操られるがままのビスマルクは、そのハンドルやスイッチが作動する度に快感で痙攣した。 主砲を突き込まれて開かれたままの口からは、よだれが止めどなくこぼれ落ちた。 それでも彼女の体は、その意志とは関係なく、淀みなく解体作業に従事し続けていた。 夕立提督はそんな彼女から踵を返し、無事だった工廠の奥へと歩を進める。 そこでは穴持たず677が、今までの襲撃などなかったかのように、相変わらず平然とした態度でモニターに向かっているだけだった。 彼に向けて、夕立提督は考えを整理するかのように呟き始める。 「ロッチナ……、チリヌルヲたちは、モノクマさんの監視がないところで全滅したんだよね。 これは、今までたまたまっぽいと思ってきたけれど……」 「皆まで言うな。今回の戦いを見ても、彼女らは少々攪乱に長けているだけだった。 あれで第三かんこ連隊のやつらが全滅するなど、最初からあり得ないと気づく」 「あのドレスの子は、胃の中にミズクマさんを隠し持ってたっぽい。たぶん、食べた肉に卵を産み付けさせて、培養してた……。 その場では見破れないほど周到な手口と覚悟だったけど……、確かにそれだけっぽい」 夕立提督は、百合城銀子を包んでいたハンモックを掲げた。 ハンモックの端には円形の小さな噛み跡がいくつも付き、そこから穴を広げられて破られている。 ミズクマの歯型だった。 夕立提督の見立てでは、百合城銀子の逆襲は、そんな狂気じみた大道芸によって成し遂げられたものに過ぎず、司波達也の復活にも思えた謎の攻撃は、ビスマルクの反逆に過ぎなかった。 それが仕事第一主義の、彼女が見た真実だった。 そんな相手に、第三かんこ連隊が全滅するようなことは、有り得ない。 そこから導かれる結論は、ただ一つだった。 「モノクマさんには、俺たちをも殺そうとしている伏兵がいる。……だが、やることは変わらん」 「……了解っぽい」 ロッチナも夕立提督も、その考えは同じだった。 そのためには、ビスマルクなどという些細な手駒にかかずらっている暇などないのだ。 ロッチナと別れて、夕立提督は残った連隊の面々に声をかける。 「さぁ、じゃあ仕事するよ! 本当、この職場を地獄だなんて失礼しちゃうっぽい。 私たちだってビスマルクと一緒にずっと働いてたってのにね!」 「やっぱりシロクマさんはぬるま湯に浸かった恥曝しでしたね。いったい今までどれだけ甘やかされてたんだか」 「言っても仕方ないっぽい。骨肉茶(バクテー)食べて再建頑張ろぉー!」 「おー!!」 「あ、ビスマルクちゃんにも鼻から骨肉茶(バクテー)食べさせてあげるからな」 「うぶぐぶむぶぅ~~――!!??」 「やっぱり夕立提督の料理は最高ですってよ!」 「そりゃ嬉しい限りっぽい。きっといい燃費を叩きだしてくれるっぽい?」 【E-4の地下 ヒグマ帝国:艦娘工廠 夕方】 【穴持たず677(ロッチナ)@ヒグマ帝国】 状態:健康 装備:なし 道具:なし [思考・状況] 基本思考:艦娘のために、ヒグマ帝国を乗っ取り、ゆくゆくは秋葉原を巡礼する 0 他のヒグマの間に紛れて潜伏し、反乱から支配を広げ、口減らしをしてゆく。 1 艦隊これくしょんと艦娘の素晴らしさを布教する。 2 邪魔な初期ナンバーのヒグマや実効支配者を、一体一体切り崩してゆく。 3 暫くの間はモノクマに同調する。 ※『ヒグマ提督と話していたヒグマ』が彼です。 ※ゲームの中の艦娘こそ本物であり、生身の艦娘は非常食だとしか思っていません。 【夕立提督@ヒグマ帝国】 状態:『第一かんこ連隊』連隊長(作業勢)、駆逐艦夕立改二のコスプレ 装備:駆逐艦夕立改二のコスプレ衣装、61cm四連装(酸素)魚雷、12.7cm連装砲B型改二(夕立砲)、ハンモック、ヒグマ製お仕事用麻薬 道具:単純作業、作業歌、楽しい価値と意味付け [思考・状況] 基本思考:ゲームとしてヒグマ帝国を乗っ取り、楽しく効率を求める 0 ロッチナの下で楽しく効率よくステキに作業する。 1 艦隊これくしょんと艦娘を使った作業の素晴らしさを布教する。 2 邪魔なヒグマや人間を、楽しく効率よく処分する。 3 暫くの間はモノクマに同調する。 ※ゲームは楽しく効率を求めるものであり、艦娘はそのための道具だとしか思っていません。 ※ことによると自身や同胞のヒグマも道具だとしか思っていません。 ※『第一かんこ連隊』の残り人員は10名です。 【Schlachtschiffe der Bismarck-Klasse H“ビスマルクドッグ”@艦隊これくしょん?】 状態:Bismarck drei(意味深)、ヒグマ製お仕事用麻薬中毒、自分の犯した罪による絶望、全身に改造装備が突き刺さっている 装備:38cm連装砲改(ブラックホールクラスター改)、8cm単装高角拳×2(アームパンチ)、骨釘(ターンピック) 道具:ステレオスコープ、猿轡、操縦桿 [思考・状況] 基本思考:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい許して下さい許して下さい許して下さい 0:ああ、痛い、辛い、苦しい、気持ちいい…… 1:これが仕事……? これが戦争……? これが正義……? 2:私の信じていたものは、一体なんだったの…… [備考] ※ヒグマ提督が建造した艦むすです ※ヒグマ帝国側へ寝返りました。 ※寝返った先が本当にヒグマ帝国だったのか彼女にはもうワカリマセン。 ※アーマードトルーパー風の改造を施されました。 ※ベースになったのは接近戦と立体視、偵察・着弾観測用にカスタマイズされたATM-09-SSC“パープルベアー”のようです。 ※艦橋に刺された操縦桿で直接艦体を操作されます。搭乗者は彼女におんぶされるような形になります。
https://w.atwiki.jp/3dsmh4/pages/373.html
街・施設スキップ関連 店・施設の豆知識 街中での操作関連 プーギーの特殊な行動について 探索・基本操作関連地図拡大・サインについて 基本操作の小ネタ フィールドのギミックなど 採取・運搬の豆知識 アイテム関連各アイテムの使用例・豆知識(探索時) 各アイテムの使用例・豆知識(戦闘時) 特殊な地形でのアイテム使用について アイテム入手方法の豆知識 クエスト関連高難度クエストやサブターゲットについての豆知識 クエストの特徴を活かした小ネタ 戦闘・武器操作関連属性に関する状態異常について 属性やられ以外の状態異常・能力変化について 剣士の小ネタ ガンナーの小ネタ 剣士・ガンナー共通の小ネタ 2頭同時狩猟クエストでの分断法 モンスター関連モンスターの探知・誘導方法 モンスターを倒した後の豆知識 その他 段差関連段差を登る・降りる際の豆知識 段差を利用して動作省略 段差を利用してモンスターの攻撃に対処 スキル・食事スキル関連 オンライン関連 非実用系小ネタゲームメニューや街中での小ネタ クエストや探索中の小ネタ 武器・防具の小ネタ システム系の小ネタ コメント 街・施設 スキップ関連 メッセージウインドウ表示時、Bボタンを押すとメッセージ送りが簡易スキップできる。 食事ムービーとふらっとハンターの送り出しはSTARTボタンまたはSELECTボタンで簡易スキップできる(ちなみに、ふらっとハンターが出発するデモ中、ハンターたちが振り向いてからスキップすると通常だと歩いて出て行くところ、走り出す)3DSの仕様上、STARTボタンとSELECTボタンの機能は同じ。他のSTARTボタンを使った小ネタはSELECTボタンでも可能。また、遭遇ムービーや目標モンスターを倒した際のカメラ演出は下画面、右上の「SKIP」を押すとスキップできる。 オトモアイルーを解雇する時、マイハウス等のボードからだとイベントが挿入されるが、STARTボタンでメニューを開いて、「オトモ」から「解雇する」を選べば鳴き声がするだけで早く終わる。 マイハウスにいるアイルーからモンニャン隊の委託が可能。ムービーが飛ぶのでぽかぽか島よりも遥かに短く出来る。但し強力なモンスターのいるルートでは基本的に負け前提(そのモンスターの端材が手に入らない可能性特大)である。 店・施設の豆知識 竜人問屋の「品物を見る」の品揃えによって、雑貨屋やギルドストアが半額セールになる。(セリフが「今日は狩りに欠かせないモノを仕入れてみたわな」で一番上の品が薬草のパターン)ちなみに「〜の書」などの書物は基本的に半額にならないが、「飛竜種の書【6巻】」のみ半額になる。 装備を売却などで手放すと、その装備を登録しているマイセットは消えてしまう。マイセットが消えてしまう装備にカーソルを合わせると下画面に「(売却するとマイセット登録が解除されます)」などの表示がでる。 また、アイテムマイセット所持でアイテムを入れ替えた直後、足りないアイテムがあると下画面に「(登録してある内容と一致させることができませんでした)」と表示される 料理を食べた後、ハンターの反応で発動する料理スキルの数が分かる。ガッツポーズだと二つ以上、口元をごしごしする動作だと一つ以下が発動する。また、倒れると「招きネコの悪運」が発動する。 モンニャン隊に出てくる複数の攻撃方法を持つモンスターは出発前の画面で左側にある攻撃方法を使う可能性が高い。(例えば、シャガルマガラはアイコンが赤、黄と並んでいるので赤攻撃の確率が高い) 同じように、探索出発前の確認画面で2頭いる場合、左側のモンスターが探索開始時、既に出現している。 街中での操作関連 「アイテムマイセットを所持」を選ぶとマイセットに登録されていないアイテムを持っていた場合、自動で全部倉庫に入れてくれる。何も持っていないアイテムマイセットを作っておけば、持っているアイテム全てを一度に倉庫に入れることも可能。 料理の調理法選択時、十字ボタンの上下や、料理スキル名にタッチすることで料理スキルの効果が分かる。 食事の効果で酔っぱらった時は椅子に座ってすぐ立ち上がる、人に話しかる、アイテムBOXを開くなどの動作ですぐに酔いを醒ますことができる。 郵便屋に話しかけてすぐBボタンでキャンセルすると、マイハウスに行くより早くセーブできる。そのままゲームを終わらせる場合なら、STARTボタンから「ゲーム終了」を選ぶとさらに早くセーブできる。 ギャラリー視聴で他のムービーは下画面にムービー名とムービーの停止ボタンがあるが、59番「受け継がれるもの」の下画面はムービー名・停止ボタンがない。他のムービー同様Bボタンでのスキップは可能。 プーギーの特殊な行動について Aボタンでプーギーを「だっこする」を選んで、特定の場所でAボタンで置くと通常とは違う反応をすることがある。通常の反応は、「すぐ転がって寝る」、「嗅ぐ動作を2回した後、寝る。」のどちらか。初めて特殊な行動を見ると、勲章「ゴールデンプーギー」が手に入る。恐らく以下の行動ならどれでも入手可能。 看板娘の足元にプーギーを置く = 「頭を振る」 加工屋や武具研磨工房の鍛冶台付近、ナグリ村の南西のトロッコ横、バルバレの雑貨屋女主人の少し南(品物が並んでいる下あたりに置く、女性の買い物客が雑貨屋で立ち止まるあたり) = 「後ろ足だけで立つ」 ナグリ村、南の金網状の床、太い縦線を右から数えて2〜3本目の下の端(溶岩をのぞけるような位置)シナト村、竜人問屋の少し北、木でできた階段を下から数えて2〜3段目の右の端(崖が見えるように置く) = 「下をのぞくような動作」 チコ村、南側の海(海ならどこでも可能) = 「水浴び」 シナト村の畑、チコ村中央西寄りのラクガキの上 = 「ゴロゴロ転がる」 「なでる」について 「なでる」はビックリマークが出た瞬間にAボタンを押すと成功、ハンターの後ろを付いてくるようになる。タイミングを間違えると失敗するほか、ボタンを押さないまま放っておくとハンターを押し倒す特殊な失敗になり、クエストに出発するまで戻ってこない。また、街中(マイハウスの外)で特殊な失敗をするとプーギーが村の出口に向かって全速力で逃げる。 逃げる方向はバルバレ、チコ村、シナト村 = 「南の出入り口」 ナグリ村 = 「北東のクエスト出発口」 探索・基本操作関連 地図拡大・サインについて STARTでメニューを開く→Yボタン、の操作で地図の広域・拡大表示の切替が可能。拡大地図では登れる地形や段差なども詳細に表示されるようになるほか、モンスターおよびパーティーメンバーの現在位置や罠アイコンがより判別しやすくなり、戦いやすくなる。(下画面に地図を表示している場合はタッチで拡大可能)特に塔の頂上や決戦場といった特殊な1エリアのフィールドで便利。また、広域地図の存在しない樹海探索やギルドクエストの場合、エリア間の繋がりが表示されるようになる。 同じく地図拡大時、ペイントボールを当てた大型モンスターが隣接するエリアにいるとそこの番号が黄色くマークされている。隣接エリアにマーキングがない場合は2つ以上離れたエリアに居る。上位で地図を持ってない時には意外と便利。ちなみに未知の樹海ではエリアの番号がないのでマークされない。 STARTでメニューを開きXボタンを押すとサインを発せられるが、オトモがいるときに使うとオトモを自分の近くに寄せる事ができる。シビレ罠などを配置したときにオトモにターゲッティングされていて罠におびき寄せたいときに使うと便利。 基本操作の小ネタ 納刀時、振り返りたい方向にスライドパッドを入力しながらBボタンで前転すると振り向く際の隙を小さくできる。 緊急回避は段差がない状態でも可能な数少ないジャンプ行動でもあるので、回避以外にガララアジャラに囲まれた場合に胴を飛び越えるといった用途もある。 しゃがみ時は風圧【小】【大】を無効化できる。 Bボタンでしゃがまないと進めない低い通路は、攻撃しながら入ると攻撃し続けている限りしゃがまない。(操虫棍のジャンプ等でも可能)回避行動の終わり際をキャンセルできる攻撃なら通路内で回避後、攻撃も可能。ちなみに、小タル爆弾やマタタビ爆弾の吹っ飛びでも通過可能。 クエスト中、下画面に配置した「マイステータス」や「仲間ステータス」をタッチするとクエスト確認の1/4ページ目と同等の画面を表示できる。サブターゲットやダレン戦の船耐久度、残り時間等がリアルタイムで確認できて便利。 拡張スライドパッド使用時、3DSをスリープ状態にしてしばらくしてから再開する際に3DSを開く前に拡張スライドパッドのボタンを押しておくと接続が切れず設定し直さなくてすむ。 壁はりつき中の移動方向の注意点 壁はりつき中はカメラがどんな角度でも「スライドパッドを上に入力すると登り、下に入力すると降りる。」例外があり、『例えば画面手前の壁にはりつく→登る動作をする場合、下方向に入力しながらはりつくので、そのまま下方向に入力していると登る。』『』で囲んだ通常とは違う操作状態から、別の方向やニュートラルの位置(中央の位置)にスライドパッドを戻したり、Xボタンで攻撃すると「上に入力すると登り、下に入力すると降りる」に戻る。ただし、『』で囲んだ状態からBボタンで回避行動。回避行動をしている間にニュートラルの位置にスライドパッドを戻し、回避モーションが終わらない内にはりついた瞬間と同じ方向(例では下方向)にスライドパッドを入力するとそのまま登ってしまう。(同じ条件でも、回避行動の間に別方向に入力した場合は「上に入力すると登り、下に入力すると降りる」に戻る。)回避モーションは意外と長く、大型モンスターとの戦闘で焦って入力すると、思わぬ方向に移動してしまうことがあるので注意。 ちなみに、回避行動をしなくても別の方向やニュートラルの位置にスライドパッドを戻す時間が一瞬でも同じことが起きる。 フィールドのギミックなど 本作にも隠し通路として、原生林のベースキャンプの奥にはエリア3番へのショートカットが存在する。 遺跡平原エリア5番、天空山エリア8番では大型モンスターによるマップの傾きギミックがあるが、傾く前に罠類を設置しておくと一段階でも傾いた際に壊れてしまう。また、最大の一段階前まで傾けないと到達出来ない採掘ポイントがあり、遺跡平原エリア5番は北東、低い場所(傾きがない状態での視認は不可)。天空山エリア8番は南西、高い場所にある(こちらは傾きがなくても視認可能)。両方とも高確率で黄金石の塊が手に入る。 遺跡平原エリア7番にも大型モンスターによるマップの沈下ギミックがある。沈下すると、採掘ポイントが現れる。ただし、手に入るアイテムは周囲にある通常の採掘ポイントと同じ模様。 氷海のエリア6番にあるツララは掴まれる。壁をよじ登って高い位置からAボタンで飛びつこう。ツララからツララへの移動も可能。地底洞窟、地底火山のエリア3番にも同じ物がある。探索中では円柱状の太い柱があるエリアの天井から下がっているツタでも可能。 氷海のエリア7番の北側の段差は壊れた後、水たまりのような状態になり、入ると氷属性やられ【大】になってしまう。(ステータス画面での氷耐性を上げると無効・緩和できるが、装備スキル「属性やられ無効」では防げない) モンスターが破壊できる高台や地形は爆弾でも破壊できる。高台にモンスターがいるときに破壊するとダウンをとれる。(今作ではガンランスの竜撃砲や砲撃などでは破壊できない) 卵の運搬クエストなどで出現する岩も白いものなら爆弾などで破壊可能、黒い岩は破壊不可。探索などに出現する、爆発する岩も爆発させることが可能。これらの岩は打撃武器や盾攻撃などの打撃属性攻撃、砲撃などでも破壊しやすい。斬撃属性攻撃だとなかなか壊せない。射撃属性攻撃にいたっては破壊できない。(徹甲榴弾などを使えば破壊しやすい) 採取・運搬の豆知識 採取の豆知識 しゃがみ状態だと採取や剥ぎ取りにかかる時間が短縮される。虫取りや採掘では短縮されない。ちなみに「高速収集」のスキルを発動している場合、採取は上記と同じようにしゃがみの方が早いが、剥ぎ取りのみ立ち状態の方が早い。採取ポイントに向かって前転→しゃがむと素早く採取しやすい。採取後は前転で素早く立ち上がろう。 剥ぎ取り時に対象から大きくずれている場所だと「うまく剥ぎ取れなかった」とメッセージが出て失敗してしまう。剥ぎ取り動作中にモンスターが消えてしまっても失敗する。 ランダム出現の採取・採掘ポイントはクエスト開始3分まで比較的多くが出現している模様。3分経過すると再配置される。クエスト開始3分後の再配置に限定した話だが、消えるものがほとんどで新たに現れるものは少ない。よって、採取系のクエストを素早くこなす場合、開始3分以内はランダムポイントを優先して採取→3分たったら固定ポイント採取とした方が効率が良い。開始3分後以外の再配置は現在検証不十分。時間をかけて採取する場合、効率が良い方法は上記と違った方法の可能性も。 ベースキャンプ内にいる場合、納品ボックスに近づかなくてもアイテムポーチから「納品する」を選ぶ事でアイテムの納品ができる。(ただし運搬が必要な卵などは直接納品ボックスに行かなければならない) 運搬の豆知識 飛竜の卵などの運搬クエストにオススメのアイテムやスキル簡易まとめ。アイテム「強走薬などの強走効果を得られるアイテム、ペイントボール」装備で発動するスキル「運搬の達人(運搬)、自動マーキング(千里眼)、ランナー(スタミナ)、スタミナ急速回復(気力回復)」「魚×乳製品を蒸かす」で発動する料理スキル「ネコの着地術、ネコの運搬の超人」日替わり料理スキル「ネコの運搬の鉄人」 今作では運搬するアイテムによって移動速度が異なる。ガーグァの普通の卵より、金の卵の方が移動速度が遅くなってしまう等。 アイテム関連 各アイテムの使用例・豆知識(探索時) たいまつを持ちながら採取ポイントの上でR+Aを押すと、たいまつを持ちながら採取できる。ジャギィやコンガ等の小型モンスターに採取の邪魔をされ難くなる。虫系モンスターは集光性があるので逆効果。アイルーやメラルーは火のまわりに集まって踊りだし、攻撃してこなくなる。リノプロスは突進が多くなり、突進で壁にぶつかった際の気絶時間が増える。また、Aでたいまつを振って1〜2回当てると一部のモンスターはエリア外に逃げる。たいまつ使用中は着地時の隙が普段より小さくなる。 カジキマグロや古代魚を釣るときにダンゴ系のアイテムを持って行き、投げてすぐ回収すると釣り場の魚が再配置されるので比較的釣りやすい。 魚を同時に複数匹釣る方法。食いついてもすぐに釣り上げず待つ。すると他の魚も餌に寄って来て食いつく。この状態でAボタンを押せば、複数匹上げられる。食いついてから時間が経つと餌だけ持っていかれるので、欲張ると逆に損をするので注意。(少し難度は上がるが、アイテムを使用しなくても可能) 各アイテムの使用例・豆知識(戦闘時) 鬼人薬や硬化薬は食事効果の「攻撃力【小】」などと効果が重複しない(効果が高い方が優先される)。大小関係は以下の通り。「料理効果の攻撃力【小】」 < 「攻撃力【中】」 = 「鬼人薬」 < 「攻撃力【大】」 = 「鬼人薬グレート」 「料理効果の防御力【小】」 < 「防御力【中】」 < 「防御力【大】」 = 「硬化薬」 < 「硬化薬グレート」 モスジャーキーは体力回復能力が少しの間上がり、体力の赤ゲージが一気に回復する。毒や大ダメージを受けた場合、回復薬グレートを使用するよりこちらが良い場合も。 消臭玉のけむりを当てるとオトモアイルーや仲間ハンターにも効果がある。 投擲系アイテム(ペイントボールや投げナイフ)は投げる際、ハンターの真下の地面の傾きの影響を受ける。わずかに傾いていても投げる角度が変わるので、投げる度に飛距離が変わっているように感じるのはこのせい。 こやし玉は小型モンスターを追い払うこともできる。堅くて突進が厄介なリノプロスに構ってられない時などに有効。また、拘束中のこやし玉によるキャンセルは、拘束されている本人以外でもモンスターに当てることで解除が出来るが、本作では段差などでずれる事によって拘束された本人が投げるこやし玉が何度投げても当たらないなどといった現象が稀に起こるため、イビルジョーなど拘束攻撃が致死ダメージになりかねない危険な相手には本人以外でも積極的に投げてあげるといい。 捕獲用麻酔玉はスライドパッドを入力せずに使うと真下に投げ、入力しながら使うと通常通り投げる。通常通り投げた後の煙にも判定があり、大型モンスターが通るであろう位置にあらかじめ投げておいても当てられる。 小タル爆弾やマタタビ爆弾を置いて、すぐ回復アイテムを使うとアイテム使用後の隙を小さくできる。吹っ飛んでいる間は無敵なので咆哮を回避したりと色々な用途に使える。ダウンから起きる際に攻撃を重ねられないようにだけ注意。(爆弾設置後、少し歩いてからアイテムを使用すると吹き飛ぶ方向も調整できる。) 打上げタル爆弾は真上に飛び。打上げタル爆弾Gは斜め上に飛ぶ。 笛系アイテムの中で角笛のみBボタンを押すことで動作キャンセルが可能。(効果範囲内なら途中でやめても効果はある) 特殊な地形でのアイテム使用について 壁はりつき中はペイントボール、投げナイフ等の投擲系アイテムは使用可能。高い位置に寝ている大型モンスターを壁をのぼって捕獲用麻酔玉で起こし、そのまま真下の罠にかけることも可能。捕獲用麻酔玉のダメージは0なので、モンスターを確実に捕獲したい時に特に有用。(アルセルタス等、壁に直接はりつく相手でも腹下に潜れば当てることができる。) 閃光玉は地面使用時と違いハンターの目の前で炸裂し、壁はりつき時の迎撃用にも使える。余談だが、STARTボタンでメニューを開いて「オプション」を選び、「ゲームの環境設定」を「ひかえめ」にすると閃光玉使用時(地上でも)やゲリョスの閃光攻撃で画面が真っ白にならない。少し立ち回りやすくなる可能性も。 特殊な地形で使用不可能になるアイテム 遺跡平原エリア4などの壊れる足場の上は生肉系、シビレ罠、落とし穴が使用不可。(遺跡平原エリア7など壊れるが大きな足場などは設置できる) ツタやネルスキュラの巣の上はシビレ罠、落とし穴が使用不可。(遺跡平原エリア2や天空山エリア2、未知の樹海の柱の上はツタの上から地続きになっているが通常の地面なので設置可能)またネルスキュラの巣が大半を占める地底洞窟エリア5でも、となりのエリアへの出入り口付近は通常の地面なので設置可能。 壁はりつき時使用不可能アイテムは、「両手を使うもの=肉系、笛系、砥石、双眼鏡、キレアジ」「地面に対しアクションするもの=小タル爆弾や大タル爆弾、シビレ罠等の罠、けむり玉系、肉焼きセット」 ツララ状のものにつかまっている状態は全てのアイテムが使用不可。 アイテム入手方法の豆知識 採取や街施設による入手 素材玉の入手は「石ころ(鉄鉱石)+ネンチャク草」の調合がオススメ。石ころ、ネンチャク草は竜人問屋の「品物を見る」で交換できる。ネンチャク草は「アイテムを増やす」で増やすのも良い。また、鉄鉱石が余っているなら石ころの代わりに調合に使おう。 ナグリ村の左下には光る落とし物があり、クエスト毎にピッケル系アイテムを1つ取得できる。質はランダム。ストーリーが進むにつれて拾える種類が増え、旅団緊急クエストのテオ・テスカトルを討伐すると最終的にフエールピッケルが入手可能になる。ちなみに、フエールピッケルはドス大食いマグロを食べても手に入ることがある。 発掘装備であるRARE4の歴戦の武器・防具を研磨、「旅団ポイントに交換」で大地の結晶が5個手に入る。研磨で天空の結晶、高級研磨剤、狂竜結晶の欠片を消費するので、どのアイテムが余ってるか判断した上で行おう。詳細は発掘装備のページに。 上位氷海のエリア5番、東の壁付近の実のオブジェから「ウチケシの実×10」が一度の採取で手に入ることがある。 上位天空山のエリア7番のレア骨オブジェから、「化石骨×10」が一度の採取で手に入ることがある。 クエストの報酬による入手 下位のイベントクエスト「砂漠に鳴らせ、勝ちどきの銅鑼」の報酬に鎧石が出ることがある。通常より早いタイミングで堅鎧玉、重鎧玉を調合で入手可能。ただし、報酬で出る確率は低めの模様。 上位のイベントクエスト「銀の匙・卵の試食パーティ」において、サブターゲット「アプトノス5頭の討伐」を達成すると支給品で強走薬グレートが2つ入手できる。サブターゲット達成による帰還を行うことにより非常に簡単に強走薬グレートが確保できる上、「魚×酒を炒める」で発動する「ネコの秘境探索術」を発動させることにより「太古の塊」等のレアアイテムも入手しやすい。 山菜爺さんから入手 山菜爺さんは交換可能なアイテムを持っていない時は無料でアイテムをくれるが、通常ステージよりも探索ステージゴールにいる山菜爺さんの方がより有用なアイテムをくれる。(強走薬や大タル爆弾など) 「竜骨結晶の納品」などの採取クエストで、山菜爺さんに交換してもらって目標アイテムを手に入れる方法もある。目標アイテムの方が優先度が高く、1個でも持っているとそちらを欲しがる場合があるので、交換する度にBCで納品しよう。詳細は山菜爺のページに。 クエスト関連 高難度クエストやサブターゲットについての豆知識 高難度クエストや料理関連(日替わりスキルや新鮮かどうか)、ギルドクエストのお宝エリアの再抽選はリタイアするだけで可能。また、探索に出発、すぐ帰還すると高難度クエスト、料理関連、探索エリアの状態(出現モンスター、お宝エリアなど)の再抽選ができる。探索からすぐ帰還する場合、RARE表示がない時に行こう。(RARE時はすぐ帰還したとしても希少生態環境が1個に戻ってしまうので)「クエストリタイア」と「探索に出発、すぐ帰還」で再抽選できるものが違うので注意。 セーブデータをロードすると高難度クエスト、料理関連が再抽選される。(マイハウスのルームサービスから「ダウンロードコンテンツ」を選んだ後、終了して戻って来ても料理効果がなくなり、同じものが再抽選される。)一度ゲームを終了して再開すると、行きたい高難度クエストがなくなることも。 サブターゲット達成で帰還しても、部位破壊報酬はしっかり手に入る。逆鱗・紅玉や、特定部位の破壊報酬素材を狙うマラソンで有用。 クエストクリアから帰還するまでの間にサブターゲットを達成しても達成扱いにならず、報酬ももらえない。ただし、部位破壊報酬はもらえる。また、山菜爺さんやスカウトできるアイルーに話しかけることもできない。 「サブターゲット達成で帰還」と「探索から帰還」の違いについて 「両方共通」 = ギルドカード1ページ目、村や集会所などのクリア回数は増えない。武器使用頻度も増えない。 「サブターゲット達成で帰還」 = クエストを進行したことになる。(竜人問屋の「アイテムを増やす」などが進行する)メインオトモの出撃傾向は増えない。 「探索から帰還(途中帰還、ゴール問わず)」 = 2分以上経過した後、帰還するとクエストを進行したことになる。すぐに帰還した場合でも、メインオトモの出撃傾向は増える。 クエストの特徴を活かした小ネタ こんがり肉または生焼け肉を所持し旅団☆1「生肉をおいしくせよ」のクエストを受注、メニューから即納品でクリアする。報酬に確定でこんがり肉が出現するため直接受けとれば連続で回すことが可能。竜人商人の「アイテムを増やす」やぽかぽか島の施設、ナグリ村で低確率で出現するフエールピッケル狙いのマラソンなど用途は多い。ちなみに、旅団☆2「新鮮なサシミウオを求めて」で小金魚を2匹納品して「サブターゲット達成」で帰還すると、報酬に小金魚は出ないがこんがり肉納品より早く帰還できる。 投げナイフの調合リスト埋めについて。「魚×酒を蒸かす」で「ネコの手配上手」を発動させて旅団☆2の「アルセルタス、突撃!」を受注。クエストが始まるとすぐに投げナイフが追加支給品として届く。初めて調合する時のみ調合書に関係なく成功率が100%になる。なので、調合元のアイテム(毒テングダケ、ネムリ草、マヒダケ、捕獲用麻酔薬)を持って行くだけで良い。 また、クエスト中に調合を行い、その後クエストリタイアをすると調合リストが埋まったまま調合に使った素材が返ってくる。これを利用すれば鎧石やフエールピッケルを使う調合リストを無駄に消費することもなく簡単に埋めることが出来る。 時間切れや報酬金がゼロになるなどでクエストを失敗してしまっても、リタイアと違いクエスト中に入手したアイテムは持ち帰ることができる。クエストをクリアできそうにないが、アイテムは持ち帰りたい場合はわざとクエスト失敗を狙うのも手。補足知識 : 体力が基本値の100の状態で爆発を受けて即死する防御力は以下の表の通り 爆弾名 威力 ボマーなし即死防御力 ボマーあり即死防御力 体力-30&ボマーなし即死防御力 体力-30&ボマーあり即死防御力 大タル爆弾 80 × 3 11 38 大タル爆弾G 150 40 76 91 143 JUMP爆弾 80 × × 11 29 検証によると、大タル爆弾とJUMP爆弾のダメージは同じ80に上がったが、JUMP爆弾のみボマーの効果が1.3倍ではなく1.2倍になっているという計算が出ている。 戦闘・武器操作関連 属性に関する状態異常について 火・水・氷・雷・龍属性やられは回転回避やステップ、緊急回避(以下、まとめて回避行動と表記)を繰り返すことで通常より早く解消可能。ステップは回転回避の倍の回数行わないと消えない。ちなみにウチケシの実でも解消可能。 火属性やられはフィールド上にある水場(毒沼でも可能)で回避行動(バックステップのみ不可)をすると即座に解消できる。 龍属性やられは武器本来の属性値、状態異常値の他、弾、ビンによる属性と状態異常も無効になる。 雷属性やられはスキルや狩猟笛の旋律などで気絶を無効化することで、水・氷属性やられは強走薬系の使用、龍属性やられは無属性の武器、弾で実質無効にできる。(ただし、水属性やられの間は強走効果の残り時間が通常の2倍早く消費される) ステータス画面で確認できる属性耐性と属性やられの関係について 属性耐性が10〜19なら数値が橙色に変化。属性やられ【小】を無効。属性やられ【大】を【小】に緩和できる。属性耐性が20以上なら数値が赤色に変化。属性やられ【大】・【小】とも無効化できる。 属性耐性値は装備自体の耐性値の他、食事効果「火耐性【大】」(+5)、食事スキル「ネコの火属性得意」、装備スキル「火耐性【大】」(+20)などで増減する。詳細はスキル一覧や食事に。また、「ネコの○属性得意」は、装備スキルや食事効果より前に計算されるため、極端に耐性が-の装備も+3に出来る。(装備スキル「○耐性弱化」が発動していると、「ネコの○属性得意」の効果で「+3」になった後「-20」の計算をされるので発動させないように) 属性耐性値に関係なく、装備スキル「属性やられ無効」や狩猟笛の演奏「属性やられ無効」で無効化できる。 属性やられ以外の状態異常・能力変化について 爆破やられは消臭玉の使用、回避行動を繰り返すと解消可能。スクアギルによる吸血も回避行動は有効。(回避行動で振り払った場合スクアギルの大型化もキャンセルされる。)全耐性DOWNはウチケシの実、防御力DOWNは忍耐の種・硬化薬系で解消可能。 レバガチャ(スライドパッドを大きく、激しく動かす)とボタン連打で気絶、麻痺、睡眠、雪だるま、糸拘束状態の回復を早めることができる。気絶状態に特に有効。逆に麻痺や睡眠などは少し早くなる程度。レバガチャが有効な状態異常はオトモや仲間のハンターの攻撃により即時解消できる。他にも咆哮で耳をおさえている状態等にも有効。(麻痺のみスーパーアーマーが付与されるので吹っ飛ばす攻撃でないと解消できない)オンラインで攻撃による状態異常解消を狙う場合は、必ずまわりの状況(モンスターの状況や、そのプレイヤーが状態異常回復アイテムを持ってるか等)をしっかり確認して行おう。 狩猟笛の演奏「全状態異常無効」は毒、麻痺、睡眠、爆破やられ、気絶、雪だるま、糸拘束、悪臭、防御力低下、全耐性低下を防ぐことができる。 正確には状態異常ではないが大型モンスターによる拘束攻撃について、レバガチャやボタン連打でゲージを減らせ、こやし玉の使用、攻撃などでひるませることで即解除できる。 狂竜ウイルスや狂竜化についてはMH4からの新要素に記載。 剣士の小ネタ 片手剣の抜刀時にはR+Yによる抜刀アイテム使用が可能だが、砥石・双眼鏡などはアイテム使用後に納刀モーションを省略して納刀状態になる。また、下画面のアイテム使用ショートカットではRを押していなくてもアイテムが使用できる。 今作は盾を使った攻撃にも属性値が適用される。盾攻撃は弾かれ無効なので、ガララアジャラの背中など弾かれやすいが属性が通りやすい部位の破壊に向いている。 ランスやガンランスで攻撃等をはさまず、いきなり大バックステップをする方法。STARTボタンでメニューを開いて「オプション」から「方向指定タイプ」が変更できる。「タイプ1」はハンターが向いている方向とは逆の方向にスライドパッドを振り向かない程度に入力しながら、Bボタンで大バックステップができる。「タイプ2」はスライドパッドを下方向(ななめ下でも可能)に入力しながら、Bボタンで画面奥方向に大バックステップができる。「タイプ2」ならスライドパッドの微妙な入力が不要なので、とっさの入力がしやすいだろう。機動力が大幅に上がるので、ぜひマスターしておこう。 段差登り中にボタン入力することで出せる攻撃について 納刀、抜刀状態問わず、段差登り中にXボタンを押すと通常より少し速い攻撃が出せる。壁はりつき状態から段差を登り切る間に入力しても可能。(抜刀状態の大剣など大幅に速くなっているものもある。が、片手剣、双剣、ハンマー、剣モード時のチャージアックスは速度が変わらない。)片手剣は登り中にAボタン(納刀状態ならR+X+A)でジャンプ斬り上げを出せる。太刀は登り中にRボタンで気刃斬りを出せる(納刀状態ならR+X+A)が、通常時と同じ速さ。スラッシュアックス、チャージアックスは納刀状態から登り、R+X+Aボタンで変形攻撃を速く出せる。 ガンナーの小ネタ ライト、ヘビィボウガンのジャンプ攻撃は空中で早めに入力すると着地時のリロードがなくなる。空中でカチッと音が鳴る動作をすれば空中リロードでき、着地後の隙が小さくなる。逆に着地寸前にジャンプ攻撃すると着地してからリロードしてしまう。弾が全部装填されているなら着地寸前に攻撃してもリロードしない。 ライト、ヘビィボウガンの空中攻撃でリロードすると、装填速度が「遅い」弾でも「速い」弾並みに速く装填出来る。空中リロードした場合、装填速度の「速い」弾と「遅い」弾との違いの詳細は以下の通り。『空中でリロードが完了した場合』 = 着地してから、硬直がなくなるまでの時間が長くなる。ただし回避行動が出来るタイミングは一緒なので回避行動で隙を消すと、かかる時間は実質同じ。『空中でリロードが完了しなかった場合』 = 着地してからリロードするが、動作時間は変わらない。ただし、装填速度が「遅い」弾を空中攻撃でリロードすると少し時間かかり、空中でリロードしきれず着地してからリロードしやすくなる。 ボウガンでスコープを覗いてる時に左右の入力とBで任意のタイミングで横回避やステップが可能。硬直のキャンセルは出来ないがリミッターを解除したヘビィボウガンでも横回避することが出来る。 弓で矢を撃った後、スライドパッドを入力せずにすぐに弦を引き絞る(XボタンもしくはRボタン)と、溜め開始までの時間が少し短縮される。(通常より引き絞り始める動作が短くなる)ちなみに、曲射や剛射後は不可。 強撃ビン、接撃ビン以外のビンを装着すると、弓自体に備わっている属性や状態異常値は無効になる。 剣士・ガンナー共通の小ネタ 武器を振り下ろした後や「落ち込む」などのアクションをしている状態は通常より低い姿勢になり、尻尾回転などを避けられることがある。 ガード時のノックバックが一番大きい攻撃だと、咆哮など本来ダメージがないものでもガードに成功した瞬間体力の赤ゲージがなくなってしまう。 ガンランスの装填や弓のビン付け替えなどは途中で攻撃や咆哮などでを受けて動作をキャンセルされても、装填・変更が終了している。攻撃を受けた場合の硬直時間、ガードやフレーム回避が可能かどうか等を考慮に入れた上で行おう。小タル爆弾やマタタビ爆弾でもやりやすい。 ガードやフレーム回避ができず確実に攻撃を受けてしまう場合は納刀することが良いことも。納刀動作中に攻撃を受けてしまったとしても納刀は完了しており、回復アイテムなどをすぐ使える。 攻撃で吹き飛んだ後の起き上がり時の操作 起き上がりきる直前にスライドパッドを入力しながらBボタンを押すと、起きる動作をキャンセルして前転回避ができる。(抜刀したままの鬼人強化状態の双剣でも前転可能。ただし、抜刀状態のランス、ガンランスはできない。)スライドパッドを入力しながらBボタン連打で最速で起き上がったり、一瞬間を置いてフレーム回避狙いで前転するなどタイミングをずらすことが可能。 また、ガード可能な武器限定だが、起き上がる最中にスライドパッドを入力しながらRボタンを押し続けると、起きた直後にガードができる。納刀状態から起き上がる際はR+X+Aを押し続けよう。こちらのテクニックは前転回避と違い「ボタンを押し続ける」ことで最速ガードができる。 『STARTボタンのメニューから「調合」や「リストから調合」による調合』 と 『下画面に配置したパネルをタッチして調合』の違いについて 『STARTボタンのメニューからの調合』の特徴・小さな段差を登り降りしている間も調合可能。(カメラ操作はLボタン、拡張スライドパッドを使用しているならスライドパッドでもカメラ操作可能)・咆哮や攻撃を受ける前にSTARTボタンのメニューから調合画面を開いておくと、耳をふさいでいる間や攻撃で吹き飛んでいる間も調合ができる。・調合画面はSTARTボタンを押すと素早く閉じられる。・「リストから調合」なら、Yボタンでリスト移動、Xボタンで調合可能順に変更可能。下画面調合でも同じ並びになる。 『下画面のパネルからの調合』の特徴・メニューを開かないのでまわりの状況を確認しながら調合できる。(カメラ操作は通常通り、十字ボタンでも可能)・RボタンでのダッシュやLボタン+Y、Aボタンなどでアイテムを選択しながら調合可能。 調合にかかる時間の比較は以下の通り『メニューからの調合』 Aボタン押しっぱなし > 『下画面による調合』 タッチし続けて調合する(わずかに早い) > 『メニューからの調合』 下画面の「決定」を連打(大幅に早い) 2頭同時狩猟クエストでの分断法 基本知識 大型モンスター2頭が同じエリアにいる場合、危険度が低い方のモンスターが早めにエリア移動する。(こやし玉でエリア移動させる場合も同じく) 探索やギルドクエストでは出現可能なエリアが大型モンスターごとに設定されており、出現可能エリアが1つしかない場合はその大型モンスターはエリア移動することは絶対にない。ただし初期で設定されているモンスターは必ず移動可能なエリアが二つ以上設定されているため。移動しない現象はギルドクエストの「環境不安定」で乱入したモンスターでのみ発生する。 「警戒状態」の大型モンスターにこやし玉を当て、しゃがみなどで「警戒状態」を維持すると危険度が高いモンスターでもすぐにエリア移動しやすい。(ゴア・マガラなどのエリア移動しにくい例外もいる) 大型モンスターに発見されているか等の状態はハンター名の横の目アイコンで確認可能。装備スキル「自動マーキング」や、オトモのトレンドスキル「モンスター把握術」などでエリア外からも確認できる。ハンターと大型モンスターが同じエリア内にいない状態を保つことで解除でき、「発見状態」から「未発見状態」に戻るまでは『105秒』。「警戒状態」から「未発見状態」に戻るまでは『45秒』かかる。 攻撃を当てると基本的に即「発見状態」になる。ペイントボール、睡眠弾などダメージが0の攻撃は例外。少しの間「警戒状態」を維持できる。出会いがしらに睡眠弾などを撃てば他の弾より多く撃てることも。毒弾や麻痺弾はダメージがあるので即「発見状態」になる点には注意。 なお、バリスタに限っては一定距離以上から撃てば「未発見状態」で当てても反応せず、発見されない。距離の目安は、闘技場(立体闘技場ではない)の南東のバリスタを使用した場合、北側の壁付近までモンスターが離れていると気づかれない。(気づく範囲はモンスターの種類や大きさで変わる模様。記載した目安は通常サイズのブラキディオス)「未発見状態」に一度でもバリスタを当てると、「ハンターを発見していないが、正面や側面方向の索敵範囲が通常より広い状態」になる。この状態は少し特殊で「自動マーキング」での表示が「未発見状態」と同じ色、けむり玉などで索敵範囲を狭めたりできない、解除するには「発見状態」解除より時間がかかる、という特徴がある。 アイテムや施設について 閃光玉が効く相手ならば、簡易分断が可能。オトモアイルーの合体技「ネコ式突撃隊」なら閃光玉が効かない相手にも有効。 1頭目(モンスターA)と長時間同じエリアで戦っている際に2頭目(モンスターB)がやって来た場合は、さっきまで戦っていた方(モンスターA)にこやし玉を当てよう。モンスターBはエリア移動したばかりで再度エリア移動するまで時間があり、すぐに合流される可能性が比較的低い。(2体とも危険度がほとんど変わらない時は特に) けむり玉を使うとモンスターの視界を奪う事が出来るため、1頭以上が「未発見状態」の時に使うとターゲットを絞る事が出来る。効果時間は『60秒』。反面、モンスターの視界がほぼなくなるため、閃光玉などの一部アイテムの効果がなくなってしまう。ただし、ゲリョスの閃光攻撃は普通にくらってしまう。 けむり玉の効果中の索敵範囲は大型モンスター毎に異なり、キリンやキリン亜種は特に範囲が広く分断が難しい。 けむり玉効果中であっても、モンスターに接近したり、攻撃(武器、爆弾など)を当てることで発見され、角笛の使用や狩猟笛の演奏動作(Rボタン)で発見されやすくなる。(前作と違い、”狩猟笛の旋律効果中は常時発見されやすくなる”ことはない模様) 闘技場にて、一部クエストでは中央にある可動式の柵が使用可能。柵は出現してから『90秒』で解除され、『20秒』経過すると再使用が可能となる。 「警戒状態」からの分断法 「警戒状態」の内にBボタンでしゃがみ、モンスターに近寄らなければ「発見状態」にならないままやり過ごす事ができる。正面を避ける、大きく離れる、しゃがんだまま動かずに待機、等の方法で隠れ続けると同エリア内にいるままに「警戒状態」を解除できる。ただし、好戦的なモンスター(警戒状態でも近づいてくるモンスター等)は、なかなか「警戒状態」を解除できなかったり、「発見状態」になってしまうことも。 「警戒解除の時間(45秒) < けむり玉の効果時間(60秒)」を利用した分断法。2頭とも「発見状態」にならない内に、すぐにけむり玉、モドリ玉の順に使用、素早くエリア外に出る。(モドリ玉でエリア移動する場合は素早く対処することが重要。時間をかけるとモドリ玉使用中に「発見状態」になってしまう。)エリア境界が近く、しゃがみ歩きでエリア移動できそうな場合はエリア移動直前にけむり玉を使用。エリア外で『50秒』ほど待機。モンスターがいるエリアに戻るとけむり玉の効果は続いており、「警戒状態」のモンスターは「未発見状態」に戻っている。好戦的なモンスターに同時に発見された場合や、2頭とも「未発見状態」のままエリア内に罠を設置したい時などに有用。 「発見状態」からの分断法 「発見状態」の1頭もしくは2頭をエリア端に誘導、モドリ玉などで素早くエリア外に出る。エリア外で『105秒』以上待機。モンスターがいるエリアに戻るとエリア端に誘導したこともあり、すぐには発見されずにけむり玉を使用できる。エリア端からモンスターがあまり動かなければ、けむり玉を使わずとも分断した状態を保つことも可能。待機する時間が少し長く、その間にモンスターが移動してエリアに戻った瞬間発見されてしまうことも。 エリア端に誘導し、モンスターを睡眠状態にすることでも分断可能。眠ったモンスターを放っておくなら、エリア外で待たなくても良い。時間経過や、攻撃で起こされたかは問わず起きてから一定距離内にいると発見されてしまう。バリスタで気づかれる距離とほぼ同じ(正確に言うと距離は異なる)。(起きてから一瞬「発見状態」になることもあるが、一定距離外ならすぐ解除される。)起きてから一定時間は、バリスタ使用時と同じ「索敵範囲が広い状態」になる。 また、爆弾など強力な攻撃で起こした後、モドリ玉などで素早くエリア外に移動すれば「発見状態」にならない。素早くエリア移動すれば「警戒状態」にとどまる。45秒以上待った後、エリアに戻れば「索敵範囲が広い状態」ではあるが距離さえあれば気づかれることはない。ドスジャギィなど起きる動作が速いモンスターだと起こした後「発見状態」になりやすい。それらのモンスターは大タル爆弾のとなりに小タル爆弾を設置、すぐにモドリ玉でエリア移動のように時間差攻撃で起こそう。 モンスター関連 モンスターの探知・誘導方法 クエスト中一度だけ、フィールドで空を飛んでいるランダム出現の気球に向かってアクション「手を振る」を行うと、短時間大型モンスターの位置が表示される。(千里眼の薬の効果) 大型モンスターの咆哮は隣接するエリアからでも聞こえる。寝息は同じエリアなら距離が離れていても聞こえる。 隣接するエリアに大型モンスターがいる、もしくは同じエリアにやってきた場合、草食獣が通常とは異なった行動を取る(隣接するエリアならそわそわ落ち着きなく動く、同エリアにやってきたら逃げる等) 大型モンスターは一度でも遭遇すると、ターゲットカメラのアイコンでエリア内にいるかどうかすぐに分かる。同一エリア内にいない場合は暗く表示され「エリア外」になる。 モンスターの死体が消えるタイミングは下画面のターゲットカメラのモンスターアイコンが消えたかでも判断可能。ペイントしなくても大連続狩猟クエストなどで次のモンスターが現れるタイミングが分かる。(前のモンスターが消えるタイミング=次のモンスターが現れるタイミング) リオレウス、リオレイアは卵を所持しているプレイヤーのエリアにたとえ瀕死状態であってもすぐに移動し、最優先に狙う。居場所を見失ってしまったらとりあえず巣まで行き、しばらく卵を所持していればおびき寄せる事も出来る。 小型モンスターにもペイントが付けられ動きが把握しやすくなる。 大型モンスターと違い、ハンターがエリア移動するとペイントが消える。 モンスターを倒した後の豆知識 小型モンスターを倒した後に死体から剥ぎ取らないまま放置しておくことで再出現までの時間を延ばせる。逆に早めに剥ぎ取るよう心がければ再出現が早くなる。 小型モンスターは倒したあと新しい個体がフィールド外から新たな個体が現れるタイプのものがいるが、フィールド外から定位置に戻るまでの間はダメージが入らず、ひるむこともない。(当てはまらない小型モンスターもいる模様?) 大型モンスターの死体に攻撃すると、双剣や太刀、チャージアックスのゲージアップやチャージができる。操虫棍のエキス採取にも有効。大型モンスターの攻撃等で爆発する岩や、通路を封鎖してる岩を攻撃してもゲージやビンを溜められる。こちらは操虫棍のエキス採取は不可。 同じく大型モンスターを倒した後の攻撃について。死体の肉質はそのままなので、固い部位に攻撃すれば当然弾かれる。ボウガンや弓の通常弾等、貫通しない弾は死体に当たると消えてしまう。 その他 大型モンスターは反撃不可の位置から攻撃すると、確定でマップ移動する。例:原生林の秘境はエリア5番の上部なのでガンナーは攻撃できる。 二重床の上(ツタの上など)は小型モンスターの邪魔が入りにくい。例えばドスランポスはまわりのランポスと完全に分断できる。対応が面倒なクンチュウもなかなかやって来ない。 クンチュウの対処は毒けむり玉がオススメ。上位で大型モンスターに張り付いていても有効。キックやはじかれ無効の攻撃、音爆弾など音をともなう攻撃も有効。また、張り付いたクンチュウはハンターがエリア移動するだけで剥がれる。 ダレン・モーランが首(角)を船の甲板より低い位置に移動させたのち、そのちょうど上に立つと掬いあげられるようにしてダレンの角に乗れる。角に乗ること自体は、腕から乗って角側の壁を壊すことでも可能。 段差関連 乗り関連のテクニックはMH4からの新要素に記載。 段差を登る・降りる際の豆知識 壁はりつきからBボタンで落下し、Aボタンを押すと落下の途中で再びはりつける。 高い場所から降りるとき、着地時にスライドパッドを入力しておくと隙を小さくできる。抜刀時でも可能。空中で攻撃していると、この方法はできないが回避で隙を小さくする事は可能。また、納刀状態なら回避は前述のスライドパッドを入力しながらの着地でもできる。 段差からジャンプするときの飛距離はダッシュの方が遠くなり、前転回避だと近くになる。横回避やバックステップならジャンプせずに落ちる。ジャンプすると少し隙が大きいので、素早い相手など場合によっては有効。ただし、横回避やバックステップで落下すると空中攻撃ができない。 以下のテクニックで、Rダッシュでのみ降りることが出来る崖や段差でも納刀時、真下に落ちる事が出来る。ダッシュ→気持ち早めにRを離す(段差からステップ1回分ほどの距離でRを離す)→段差に入る直前にRを短く押す(Rボタンを離して0.1〜0.2秒後に段差に入るイメージ) 段差を利用して動作省略 抜刀状態から壁に向かって前方回避行動をし、Aボタンを長押ししていると回避の終わり際に納刀動作をとばして直接壁にはりつくことができる。乗り状態を狙う際に便利。(抜刀時、前方に回避行動できる武器のみ可能) スライドパッドを入力しながらの納刀すると、納刀しながら少し歩いたり方向転換ができるが、動作途中に段差を降りるとモーションが省略される。歩いて降りられる段差にのみ有効。余談だが、段差が無い場合は立ち止まった状態で納刀したほうが歩き納刀よりも少し早く動作が終わる。 同じような小ネタはライトボウガンの抜刀リロードでも可能。ライトボウガンは走りながら抜刀リロードすると少し滑り、その最中に段差を降りるとリロード動作が省略できる。(上記の小ネタと違い、どんな段差でも可能。ただし、ヘビィボウガンの抜刀リロードはほぼ滑らないため不可能?)段差をジャンプせずそのまま落下する形になるが、ジャンプ攻撃は可能。ちなみに、滑っている最中にエリアチェンジしてもリロード動作を省略できる。(かなり難度は高いが、こちらはヘビィでも可能) スライドパッドを入力しながらの納刀で、動作途中に段差を登ることでも隙を少し省略できる。Aボタンではりつける壁にも有効。(崖際で降りる際にAボタンではりつける壁でもできる)Aボタンを連打していると最速はりつきがしやすい。ただし、前方へ回避行動できる武器なら前述のAボタン押しっぱなしで壁にはりつく方が早い。納刀が遅い分、恩恵が大きいヘビィボウガンや、前方回避ができないランスなどに有用。(逆に納刀が早い片手剣などに恩恵はほぼない)特に有用なのは、チャージアックス。大幅に隙を小さく出来る。(例えば剣モードなら、剣を盾に刺すタイミングで納刀動作をキャンセルできる) 段差を利用してモンスターの攻撃に対処 ジャンプ中や段差登り中に咆哮を受けると地上時と違い、吹き飛ばされる。咆哮直後の攻撃を回避しやすくなることもあり、咆哮を受けた際の硬直時間が長い相手などに有効。操虫棍なら平地でもすぐジャンプできるので有用性が特に高い。耳栓等で無効化していると吹き飛ばない。 睡眠予備状態にされた際、段差のふちギリギリに立つことで、寝て倒れた時にそのまま落下して睡眠状態を解除することができる。歩きながら降りられる段差、ツタ・ネルスキュラの巣で出来た二層目で飛び降りられる穴などにのみ有効。ちなみに睡眠予備状態はエリアチェンジでも即解除。 スキル・食事スキル関連 メニューを開き、ステータス画面で発動しているスキルを確認できるが、無効になるスキルは灰色になる。重複しないスキルが2つ以上発動している場合も効果が低い方や、効果が同じでもどちらかが灰色になる。剣士タイプや弓に「ネコの射撃術」が発動した時。装備スキル「KO術」と食事スキル「ネコのKO術」が同時に発動した時等。 スキル「最大数生産」「調合成功率アップ」が発動している状態でBOX内調合を行うと、スキルが適用された状態で調合が出来る。鉄鉱石での素材玉調合や、調合書があっても成功率の心もとない調合アイテムなどに便利。 弾やビンなど調合成功時の個数に幅があるものは、できる個数の確率は均等に分かれている訳ではない。(「一番多い個数になる確率が低い」のように)その分、スキル「最大数生産」の有用性は高い。 スキル「回避距離UP」は地上での回避のほか、壁はりつき状態での回避距離も伸びる。片手剣のバックステップも伸びる。 スキル「高級耳栓」は乗り攻撃中のモンスターの咆哮によるゲージ蓄積効果も無効化できる。同様に耳栓、金剛体、操虫棍の白黄強化状態などでも一部のモンスターで有効。 スキル「お肉大好き」の生焼け・こんがり肉を食べた際の強走効果はクーラー・ホットミートを食べた際にも発動する。 オンライン関連 フレンド登録(3DSフレンドとMH4のフレンドはリンクしているのでどちらでも可)すると、フレンドがオンライン中でどこかの集会場にいるときに、その集会場へジャンプできる。集会所を検索しても数が多すぎる場合に有用。ただし、相手の状況にかかわらず入室できてしまうため、自分が「邪魔者」になってしまう可能性にも留意。マルチプレイの詳細や「集会所が見つからなかったため参加できませんでした」などの問題の解決方法はよくある質問のページに。 集会所で、下画面に表示される「プレイヤー一覧」をタッチすると、装備やスキルを見ることができる。 ヘビィボウガンのしゃがみ撃ち状態のまま、チャット発言をAボタンで行うと発砲してしまう。間違って行わないように注意。 非実用系小ネタ ゲームメニューや街中での小ネタ スライドパッドの上下左右いずれかを入力しながらセーブデータをロードすると、任意のポーズをとらせることができる。「Rボタン+上方向」など、「LもしくはRボタン+上下左右」でロードしてもポーズが違う。(普通にロードしていると見ることができないポーズもある。) 街中の人とストーリーの絡まない通常の会話をした場合、話す内容は3つまで。別の話を聞きたいなら1度クエストをクリアしよう。 集会所では食材レベルが他人のレベルに引き上がられるが、食べている料理の豪華さはその個人の食材レベルと同じ見た目になる。 「食事をする」で酔っ払う料理を食べなくても、椅子に座ってジョッキを飲む動作(Rボタン)を10回すると、酔い状態になる。クエストに行ったり、ゲームを終了しない限りカウントは残る。(立ち上がったり、別のマップに移動してもカウントは維持される。) 街や集会所で、Rボタンをダッシュ移行時に離すと、スティックを入れている間Rボタンを押さなくても走り続けることが出来る。ランス等の大きな武器を背負い、武器の傾きが最大になった瞬間に離すとやりやすい。集会所でオンラインの通信相手からは、歩きの動きのままダッシュの速度になるため、早歩きに見える。 食材を選ぶときに料理長にタッチするとセリフが「・・・」になる。 サブターゲット達成で帰還した場合、狩人生活日記に記録されないが一番古い記録が1つ消える。狩人生活日記に新しい記録を追加しないように何度もサブターゲットを達成すると表示される記録がなくなる(白紙状態になる)。 初めて調合するアイテムだと所持数がMAXでも調合可能。が、持てないので破棄される。(クエスト中でも同様) 投網マシーンでガノトトスの釣り上げに失敗すると、魚で失敗した時と違い水ブレスで攻撃される専用のシーンになる。 クエストや探索中の小ネタ 探索中にプーギーを助けた後、同じマップに入りなおすとそのマップ内でプーギーが散策している。Aボタンで会釈可能。 天空山等のアイルーの住処で、アイルーやメラルーをエリア移動するところ(ハンターがジャンプするところ)に向かって吹っ飛ばすと落ちていく。するとその攻撃で体力が残っていれば同エリアのはるか下で空中に浮いてるような状態になる。 同じく、崖を飛んでエリアチェンジする箇所で、飛んでいる最中に「クエストクリア!」の文が出ると空中でハンターが停止する。また、「クエストクリア!」の文が表示されると同時(正確には直前)にモドリ玉を使用すると、動けなくなり、ガッツポーズもしなくなる。(ハンターが停止するだけで、報酬画面にはちゃんと移行します) ヘビィボウガンのしゃがみ撃ち状態だと「クエストクリア!」の文が出てもガッツポーズをしない。事前にスコープ状態にしておくと文章が出てからもまわりを見渡せる。 大剣抜刀時、「特殊攻撃」で出せるキックは通常のキックより血飛沫エフェクトが大きい。 バリスタを構えている時、普段は不可能なほぼ真下からのアングルにできる。さらに、ほぼ真下のアングルからBボタンでバリスタの構えを解除してもアングルがそのままの場合がある。ただし僅かでもカメラを上げると通常の一番低いアングルに戻る。(アングル維持の条件は不明。オプションのカメラ設定は関係ない模様。)ちなみに、壁はりつき中でも通常よりカメラアングルを大きく動かせる。 支給品ボックスなどのボックス画面を開いたままなら、毒状態の体力減少が一時的に停止する。解毒笛が可能なオトモがいるならその間に回復してくれる。毒状態のままボックス画面を閉じると体力減少が再開する。 武器・防具の小ネタ マイハウスのギャラリーで見られる遭遇ムービー等は、プレイヤー、アイルー共に現在装備している物が反映される。 拠点や自室にて、太刀「THEジャスティス」の刀身が鞘に納まりきっていない(刀身が抜刀時の長さのまま)。クエスト中はちゃんと納まっている。 ゴア・マガラ素材で作成できる双剣、「クロウofキャリアー」や「THEアポストル」などを装備しているときに別の装備に変えたり、インナーをかえたりすると一瞬ハンターの肩あたりに武器が上がる。 スラッシュアックス「覇剣斧ムルカムトルム」の剣モード時に揺れなどで強制納刀されると剣部分の刃が展開されたままになる。一度、抜刀して剣モードにしてから納刀で元に戻る。 歩行・走行時に防具の一部(主に腰部位)によっては特殊な効果音が生じる場合がある。鎧系では金属の擦れる音、布系では皮の擦れる音など、ごく少音だが僅かな違いがある。特徴的なものとしてはガララ腰でキュッキュッとした音、ゾディアス腰でシャンシャンとした音などが鳴る。 インナーのTYPE6の色を変更すると、腕装備「団長の腕輪」の色彩変更できない部分の色も変えられる。(一部の胴装備でも変更できる) 女性キャラの髪型をTYPE8、9、18、19のいずれかに変更。「ギザミヘルム」「グラビドキャップ」「忍の面」を装備すると髪型が装備を貫通しているように見える。 システム系の小ネタ 男性ボイス04は、「極狩」でおなじみ、岡田義徳氏の声。バルバレにたまに現れるユクモノ装備通行人の声「ダオカ」も同様。 男性ボイス07は、モンハンシリーズプロデューサー、辻本良三氏の声。 女性ボイスに、モンハン部マネージャー、あずあずの声がある。番号不明。 モンハンシリーズ恒例「上手に焼けましたー」は、既にカプコンを寿退職された女性の声。 コメント ミラバルカンが空中にいるときに倒すと、通常討伐時の剥ぎ取りまでの空き時間が無くなり、安定して9回剥ぎ取れる -- (名無しさん) 2014-02-21 15 31 06 撃竜船船室のようなカメラの自由が利かない場所でも双眼鏡やボウガンなら自由にカメラを回せます。 当たり前と言えばそれまでですが案外知らない人も多いのでは?現に私はさっき知ったばかりですし。 -- (名無しさん) 2014-04-18 21 59 00 ↑ちょっと遊んでて気づきましたが撃竜船の中の地図が旧大陸の物でした。 -- (名無しさん) 2014-04-18 23 27 10 クエストや探索中の小ネタの上から3番目のものに関してですが モドリ玉だけでなく回避などのスラパのいらない移動方法で エリアチェンジした時もなります。 -- (名無しさん) 2014-06-03 18 57 21 段差に向かって跳ぶギリギリまで移動し、スライドパッドを逆に倒した直後に前転回避をすると、たまに後ろを向いて跳べる。 -- (名無しさん) 2014-06-09 23 37 41 探索やギルドクエストのときはペイントの効果がないと思われがちだが、ちゃんと効果はある。通常時、マップは拡大状態になっているが、全体マップに切り替えるとペイントされたモンスターっがどの位置にいるのかがわかる。オンラインやってると未だに知らない人が多い気がするので一応。既出だったらすみません。 -- (名無しさん) 2014-06-23 23 24 35 発見状態はマルチなら一定距離離れて味方に攻撃させるだけでも解除できることあるよ。嫌われるけど。既出だったらすみません -- (名無しさん) 2014-07-31 18 36 41 飛び降りることでエリアチェンジできる崖から落ちる最中に体力が0になった際、そのまま落下し続けて、 画面が真っ黒になった直後に(コックピット類はそのまま)力尽きる。既出だったらすみません。 -- (名無しさん) 2014-09-15 18 40 54 旅団の看板娘の名前はソフィア -- (名無しさん) 2014-09-26 14 11 01 ガンランスの竜撃砲は1HITではなく4HIT -- (名無しさん) 2014-11-26 19 29 20 敵が移動して居場所がわからない時、モンスターの居る隣のエリアに咆哮が聞こえてくるときがある。 -- (名無しさん) 2014-12-22 22 17 54 ↑ PTで他の人と戦闘状態になった時限定です。ソロの時やPTメンバーが未発覚・相対していない時は咆哮が聞こえません。 -- (名無しさん) 2014-12-23 00 03 51 そんなことはない。ソロでも疲労回復からの怒り移行時などはちゃんと聞こえる ただし、状況が限定的であることに変わりはないので咆哮を頼りに探すのはかなり難しいのも事実 -- (名無しさん) 2014-12-26 23 31 15 片手剣の段差ジャンプ切り上げの後の切り下げにはすり抜け判定があり、タイミングはかなりシビアですが地面につく瞬間に切り下げれば立体型闘技場の2F(?)から直接降りたり崩れる障害物の中に入ったりすることが出来ます。 特に前者は好きな場所で降りることが出来、いちいち降りる穴を探す必要が無くなるので身につければかなり時間短縮になるかと。既出でしたら失礼しました。 -- (踊る高速カタツムリ) 2015-01-26 04 25 40 もう一つ失礼します。 オトモの装備をバサルモス一式にしてクエストに連れて行き、しゃがませると岩に擬態してくれます。 防御力が上がるなどといった意味は特にありませんが、オトモが岩に擬態というのはなかなか新鮮な光景であり、和む人は和むと思われますのでネタ程度に。 -- (踊る高速カタツムリ) 2015-01-26 04 30 59 バサルオトモ和みます、岩もビミョーに猫の形してて。擬態のできてなさが本家をふまえているようで、なかなかオススメ。 -- ((疾走するまんじゅう)) 2015-01-30 16 16 58 探索中に助けたプーギーが散策している状態でキックすると逃げ出します。 既出でしたらすみません。 -- (名無しさん) 2015-12-29 21 36 59 名前 コメント すべてのコメントを見る ※コメント欄は質問や雑談をするところではありません。質問や雑談は掲示板で。不要なコメントは随時削除します。
https://w.atwiki.jp/arad-kouryaku/pages/65.html
掲示板タイトル ランチャー・ブラスタースレpart36 掲示板URL http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/6969/1294660520/ 661. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 12 25 53 上の人も書いてくれてるけど、ためるだけためたあと、陽子降らしてシュタパニBBQとダッシュ、ジャンプキャノン繰り返してみてごらん。 多分いけるよ。 662. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 13 01 46 660 むしろレーザーと強化火炎で減らせるだけ減らしたらその後何に苦労するのか良くわからんのだが 663. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 13 26 43 異界でマズルってどうなの 665. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 13 47 09 664 ミラクルビージョ! オーラベイベ バッジュッカー! 663 集敵の邪魔しなければ悪くないんじゃないかな? でも敵のレベル的にあまり石化しなさそうだし、素直に2次クロがよさそう 667. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 14 04 53 レンカンストしたからこっち戻ってきたんだがなんぞ陽子妙に弱くないか? 特に属性強化はしてなくて力1100ミラクル12、ガトシュタ強化陽子エキストサテMで夜間M回った感想 671. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 14 37 11 陽子なー 頻度が陽子<スティンガーになってきたかもしれない 属性強化のせいで 陽子はちょっと敵を転ばしてエキストで一気にまとめる目的でしか使わないかも名ぁ・・ 683. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 15 08 21 SIきてから自分のなかでは 陽子→縦軸攻撃できる便利スキルになってしまった まぁM振りしてるけど 685. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 15 40 33 ゴブ1開幕左隅に落として手前の敵を奥に→レーザーで障害物破壊→エキストでまとめるとか ソロだと貴重な縦軸かつ隙小さめの範囲スキル なんだけど、威力は控えめなのは否めないよね。でも自分もm振ってますはい 一撃陽子がいつのまにか全箇所揃いつつあるし、これ全部開放して光強化したら熱いのかなー 686. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 15 45 55 開発は何故か陽子を異常に推してるし、Mにしないとなんか損しそうな気がするw 687. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 15 48 45 なるほど 1部屋目はそうやるのか、参考にしよう 一応二次黒ありますしねー 陽子さん 688. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 15 49 28 その内メカドロのロボの数=陽子の数みたいになるに違いない 焼け野原 689. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 15 55 26 一度でいいから全身拡大陽子ってやってみたい。 690. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 15 55 36 688 光強化始まったな 691. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 16 01 48 なんという絨毯爆撃 692. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 16 12 05 今の陽子のサイズなら無理あるけど昔の陽子ならミサイルサイズだから可能だな、エフェクト的に 693. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 16 19 49 それは真上から降ってくる頃の陽子だな・・・・もうスキルの名前陽子爆撃でいい気がする 694. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 16 31 14 660 5部屋目でゲート爆破前に処理したいって話でしょ? 昔の記憶では遠距離攻撃の手段がない職がゲートに寄ると爆破前殲滅が無理になるので 入った位置から動かずにいることを伝えてたけどね 695. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 16 42 20 なるほど、ゲートに寄らないように指示すりゃいいのか。どうも 696. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 17 39 36 威力は確かに物足りない感じはするけど使用頻度は高いからM振りだなー マグマシリンダーで+3だっけ?ブーストされるとどうなるんだろうな 697. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 19 11 47 光強化してるから陽子は主力 70レベで追撃H程度なら陽子→レーザーで消し飛ぶ サテライトでの瞬間火力を味わったら光やめられんよ 698. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 19 35 05 開幕光強化装備で、サテ切れたあたりで火強化装備に・・・ 光属性指でも手に入ったら考えてみよう 699. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 19 40 54 アラドの中でビジュアルはピカイチ、男のロマンも満載、ロマンの塊と言っても過言ではない! しかしなんだ・・・火炎は固定射撃だからまだ分からんでもないがなんでシュタイアやガトリングを他職でも使えるの・・・ どっちもブーステッドマンのランチャーなら分かるが軟弱なオールドタイプの天界人には持ち上げる事すら不可能だろう? いやそもそもだね・・・重火器というのはry 701. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 19 50 18 ガロード君もオールドタイプなんよ 生身でMS鹵獲するけどな 702. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 20 03 08 筋肉ムキムキマッチョマンなランチャーも オールドタイプな気がする。 703. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 20 03 32 bskのレイヴ?が掃除機と呼ばれて思ったんだが 掃除機を重火器扱いにしてランチャに持たせたらどうだろうか 掃除機出す→前方の敵吸い込む→ケツからまとめて出る→爆破&周囲ダメ 新スキルはよ! 708. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 20 59 49 キャノボは3000%ぐらいないと他の重火器とバランス釣り合わないよなぁ いやまぁなくて困らないんだけど真っ先に選択肢から外れるスキルってどうなのよ 709. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 21 07 05 キャノンボールは使い勝手はいいと思うんだよ 唯一最大の難点が弱いことだ 710. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 21 17 07 あの威力じゃあね・・・ 後最大溜めの硬直が嫌らしいな 711. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 21 17 34 他銃職がガト火炎シュタまで使えるのなら 本業のランはガトリング2丁持ちで乱射するくらいの差は欲しいものだな つーか設定上どうみても銃の中じゃ最大火力職であるべきなのに スティンガーは最大HIT数が2発に制限されたり意味わからんのな 機動性が他と比較して低い分火力でなかったらバランス取れないだろ ネオプルさん頭いいんだか悪いんだかよくわからんね 712. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 21 22 58 衛星からレーザーぶち込むよりリボルバーぶん投げたほうが強い世の中ですから 713. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 21 26 01 きっとすごい勢いで減衰されて到着するんだな・・・ 確かに機動性の分火力は欲しいな 軸合わせ必須・固定砲台なのに火力下から数えた方が早そうってどうなの 714. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 21 26 25 別種の重火器を同時に出すパッシブがあればいいのに ガトと強化火炎同時撃ちとか見てみたい 717. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 21 50 35 ランチャーっていうくらいだからもっとミサイルブッパ出来るといいな オデッサのロケットマンくらいの性能が欲しい 718. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 21 51 45 メダフォース:一斉射撃 720. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 22 11 05 全身協力拡大陽子揃っているけどレシピ作成が半分以上だから作る気しない でもいつかやってみたい ちなみに大きさは基本陽子の1.65倍 723. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 22 48 36 結局作ってしまった全身拡大陽子 興味ある方はどうぞ アラドうpろだの46799 passは1000 縦も超範囲になったし見た目以上に判定大きかったw 724. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 22 49 40 でっけえww 拡大・・・同時に威力でも上がってくれりゃあな・・・ 726. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 22 51 12 723 俺のロマン装備そろえるとここまでいくのか・・・ 早くそろえたいわ 727. {アラド名無しさん} 2011/02/07(月) 23 01 31 723 ちょっと異界行く気起きたわw案外使えないこともなさそうだな 変なのには触れるなよ、ID見れば丸分かりだから 729. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 00 03 36 拡大だと改にしても追加opつかないの? 持ってないからわからないがそれにしてもでかいなぁ 730. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 00 26 01 723 光が逆流する・・・!? いやはやすごいw 734. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 01 54 06 723 やばい吹いたw 拡大気つきあるから解除してこよう… 一撃レーザーだと思ったら説明の方が充電レーザーだった。 この場合って充電なんだっけ? 741. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 14 49 16 全身拡大とか(笑) 待てよ・・・脳内イメージ美少女キャラを陽子(ようこ)と名付けてスキルを使えば・・・ !? 異界いってきます(^-^) 742. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 16 38 16 美少女な陽子ちゃんを巨大化させて爆発させるとか 何者だお前 745. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 17 46 08 744 アラドうpろだの46799 パスは1000 書いてあるだろう 普通に見れるぞ うpろだが分からんならしたらばトップから行けるよ。 746. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 17 47 34 1600やら1700やらいってるイケメンさんの装備がしりたい。 おいら限界を感じはじめた。。。 747. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 17 49 28 やかん増幅12とかしてる人でも1500l後半ぐらいだった気がする 1700なんて本当にいるの?の世界 748. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 17 58 58 やかん増幅12俺も見たな 某ちり○が1680とかあったな 火強化や物理クリは捨ててたけどな 749. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 18 08 47 普通にやると1500後半が限度かな? とりま燦爛25を6個買わないとなw俺はww 750. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 18 16 06 ティラレ過剰とかを見るとどうにも残念な気持ちになる 751. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 18 20 18 ガトエキストに命かけてるのかもしらん 752. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 20 44 29 陽子人気すぎワロタ これが運営が陽子プッシュしてる理由なのでは・・・ 特性陽子とかで数増やしたりできればいいのに 753. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 20 58 20 拡大陽子凄すぎワロタ。 752 本当に良かったらでいいので動画で上げてもらえませんか。気に障ったらスルーしてください。 754. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 21 04 19 特性陽子・・・感電関係になりそうでやだな・・ 755. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 23 02 53 爆弾の落下速度○%UP 756. {アラド名無しさん} 2011/02/08(火) 23 05 51 誰か装備やアバ外した時の素の力を教えてくれませんでしょうか? Lv60以上でしたら構いません 757. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 01 08 08 756 Lv70で石関係全部終わらせた段階で 力505 知能325 体力425 精神335 758. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 01 48 32 テティス+11が壊れてしまったので、新しい武器にするところのなのですが リインフォース+11と悲鳴首輪か、サードン+11と適当な首輪 の組み合わせだと、どちらがおすすめでしょうか? 今はソロ7割、PT3割(主にH)の割合でやっていて、将来は異界も行きたいです 武器は両方共すでに密封状態で所持していて、いらない方は売る予定です 759. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 01 58 39 サードン装備して悲鳴腕とる 760. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 02 02 47 個人的には前者 異界ではサードンさんは空気 ソロなら悲鳴首輪で十分カバーできますし 761. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 02 19 37 個人的には悲鳴首取って過剰売り払ってペルロスだな どうしても過剰が欲しいってんなら通常異界Kで武器集めて過剰挑戦が金あまりかからないぞ 12か13できたらアプグレで改にするといい 762. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 02 20 22 753 さっき上げたので某笑顔動画でタグ:陽子爆弾で明日にはヒットすると思います 758 ソロ多めなら個人的にはサードンかな 異界では基本二次キャノンだからMいける抗魔値満たせば後はいいし そのふたつで使い分けられる気がする リインは野良で古代通ったりするなら便利だし本当選択肢広くていいね 763. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 03 00 43 レガシー サライムのマムヌクキャノンっていうの使ってる人少ないけど人気ないのか・・・ 火属性攻撃、HCM・エキスト・陽子+1って結構いいのかと思っていたんだけど 764. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 03 15 30 火属性攻撃 → 何に使うの? HCM・エキスト・陽子+1 → リインの完全下位互換 どうせ異界じゃ使わないのに抗魔が無駄に高い。ついでに値段も無駄に高い。 属性つきなのでボスン・・シャス・・がだいすきなブラ☆さん専用キャノンです。 767. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 04 38 11 764 足技に振ってる人なら選択肢に入るのかも 768. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 05 51 17 757 それまじで裸?幽霊レシュポンは石もらえたりするのか? 70レべで 力487 知能307 体力417 精神317 しかないんだけど>< 769. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 06 47 39 ギルドでのステータスUPはどうなんだ 770. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 06 53 16 アンダーフッド入り口がKでクリアできない…… 首なしHP高すぎ…… 771. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 07 05 57 769 ! Gレベルまだ9だった、ありがとう それでもまだ力と知能がちょいたりない、まいったなこりゃ 773. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 07 08 40 ボスの視界外だと回復早いのはまだあるんだっけ? 分身みたいの出す動きを覚えて重火器止める癖つければ楽なはず 右上でひっかけたりとかまだ出来んのかな (忘却すぎてごめんよう 774. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 07 59 38 ヘッドレスさんより少し上のラインを陣取ると楽よ。 こちらの強化火炎とかシュタは当たるけど、あちらの亡霊を飛ばしてくる攻撃は当たらないラインがあるから そこからチクチクやってれば時間はかかるけどクリアはできるはず。 轢き殺されそうになったら即重火器キャンセルして上に移動。チョコっと動くだけでかわせるよ 776. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 13 10 00 陽子爆弾の画像見たとき、もしやと思ったら、やはりあなたでしたか(笑) 動画は陽子爆弾では引っ掛からなかったけど、陽子だけだとヒットしました。(参考までに) 昔ベルトを分解してしまったこと後悔しました。 また、面白い検証楽しみにしてますね?。硬直化とか。 あと動画の音楽が懐かしいです。保守! 777. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 15 32 17 お待たせしました。SIが来て時間もある程度経ち 続々とカンスト及びlvUPされてるブラが増えてきましたので節目の10回目のイベントを 開催したいと思います。 778. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 15 35 43 やだ・・武器が+5なんてお恥ずかしい イベントまでに10にしたい 779. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 15 42 02 ***/第10回ランブラヘビーイベント概要説明/*** *********開催場所/カイン鯖/44ch*********** *********集合場所2月26日21時酒場集合******** ****2月26日********************************* 予定21 00~21 10 PT分け 私がやらせていただきます。//基準lv帯別 21 10~21 40 塔,祭壇 各PTごとに塔を登っていただきます。//いけるのは1回までだと考えています。 21 40~23 40 各PT適正Dでの狩り(限定各D、PT次第で異界へもどうぞ) 23 40~23 45 記念撮影 酒場に集合してください。 以下は希望者のみで狩り塔をさらにいけるようにします。 **********諸注意*********** *各PTのリーダーを私が指定します 1、A~降順に名前をつける 2、各リーダーは塔、狩りの終了時私に報告をお願いします、時間が割り込みそうなときも連絡をお願いします。 指示)塔2回が次のスケジュールに影響がでそうな場合は22 30までとし狩りに移行するなど。 3、塔でのクエストは事前に受けておく、塔でのドロップ品は均等に自己申請でこれはいらない等は入るまでに各PTで打ち合わせる。 4、狩りでの準備も事前にお願いします。高lv基準で申し訳ありませんが。 主要限定数箇所行くことになると思います。 新規追加事項*(SI後例夜間?西H限定消化しつつ新古代D+異界改) 5、各PTのリーダーの指示は守ってください。各リーダーは何かありましたらすぐに私に連絡をお願いします。 指示に従っていただけない方は途中退場していただきます。 *6、21:00に間に合わない方は事前に前日25日の21:00に酒場で待機しますのでご連絡ください途中で参入もできるように考慮します。 ***************************重要****************************** *以上6項目をお守りいただける方のみの参加とさせていただきます* ************************************************************* 私は酒場にてのPT名777でいます。 第10回の記念イベントとなりますので皆様のご協力とご参加をお待ちしてます。 780. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 16 02 21 おー イベントですか まぁ自分のブラはまだアバがそろってないから参加できないし、したくもないけど 781. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 16 07 40 あー、でもアバ揃ってないとか装備ksな人用PTがあるなら参加したいかも 782. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 16 13 26 先ほどコインヘッドのレシピが出たのですがランの方的には使用感はどうなのでしょう 検索した感じ最終装備候補は他にいるので繋ぎ装備程度の存在だとは思うのですが 10m近くかけて製造する価値はあるものなのでしょうか? 784. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 17 13 16 警備or普通のダンジョンで気軽に狩り用として、重火器マスタリと立ち回りやすいスキル振り 古代などでアイテム節約とか考えないで、フルパワーで戦うときのためのスキル振り の2つで分けようかなー 本音を言えば、よく調べもせずに振っただけなんだけどね 重火器マスタリ振らなければどこも削ることなく 火炎M振れたのに・・・・・ 787. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 17 31 55 身内で細々とやってた方が楽しい ペア狩ばかりで3人以上必須のクエストが終わらないけど 793. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 19 24 58 いつまで愚痴言ってんだ ランチャーなら男らしく笑って許して重火器のロマンについて語り合おうぜ まぁ謝るレスがあればランチャーというムキムキ寡黙キャラを使っている連中だからすぐ打ち解けるんだから一言欲しいもんだ 同じランチャーとしては何時までも仲間外れにはしたくないし、それを機会に全員にまた目標だとか憧れだとかを与えてくれよ 801. {アラド名無しさん} 2011/02/09(水) 22 19 11 括約は聞いている。 よろしく頼む/// 集会には参加できないけど光強化した4人のサテは見てみたいなぁと思う俺 803. {758} 2011/02/09(水) 22 58 46 レス感謝です。意見が完全に分かれてますね・・・ この際思い切って両方密封解いて使って見ます! まぁ弱いと思ったほうはダメ元で強化してしてみますね 804. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 01 26 09 757 力505!? 完全裸ギルド異名抜きLV70で475しかなかったんだが>< 新古代も終わらせてる 806. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 01 38 03 804 ギルド抜くのすっかり忘れてたから多分475で合ってる 808. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 01 56 23 古代済ませられる自信がないとです・・ 809. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 02 05 13 幽霊はともかく レシュはバグが治らないとどうにも・・・ 811. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 03 19 23 今何気なく裸になったら力石35ポイント分放置してたわ・・ なんとか1600見えてきたわありがたやありがたや 812. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 05 29 24 ガトってmならショトカの方がいいんかなぁ。 コマンドで出しづらいなって思ったことはないけど、Mならクール見てクール毎に使ったほうが火力出るのかねぇ。 ショトカ派コマンド派の意見聞きたい 813. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 05 44 41 てか狩りでショトカに困るかな? 自分は通常火炎切ってるからか使いたいの全部ショトカに入ってる 814. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 07 18 06 クールタイムの把握にSC入りって事なら必要ないに一票 そもそもガトって、自然と常時使える状態に近い気がするんだが… ガト→火炎チョイ(抜き打ち)→シュタ→(抜き打ち)→移動 →強化火炎(打ち切れず)→火炎チョイ(抜き打ち)→ガト? 超装備で蒸発させる人は知らんが、後半ダンジョンは特にこんな感じになると思うしなぁ 815. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 08 39 01 ガトリングの硬直ってすぐバックステップするんですか? なんかガトリングフルで売ってると被弾が多くて切ってしまったんですが 816. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 08 49 01 ガトを途中で終わらせるならジャンプボタン押せばいいよ 硬直は少しあるけどね。 っていう質問の意図であってるよね 817. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 09 32 48 ジャンプ常に連打してたから気づかないわけだ ありがとうございます 818. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 10 00 35 ガトリング撃ってる時X連打したらいつもより長く撃ってる感じがする 819. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 10 01 45 そりゃそういうスキルだもの 821. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 15 33 09 コントローラー使ってるからFキーのショトカはクール確認用 822. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 17 35 27 力ステで質問した者です 沢山のレスありがとうございます 自分はLv65で裸425しか無いので質問させていただきました 425・・・どうしてこうなった!ちゃんと18で転職させたと思うんだがな・・・ 823. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 19 25 32 裸にして見比べたら古代D除いても精神10低い… どこで見落としてるのかわからねー…頑張って漁るか 824. {アラド名無しさん} 2011/02/10(木) 22 56 30 ガトリングをコマンドにすると 敵をせん滅しおわってドロップ品を回収してるときに よく誤爆する いやあガトリングってほんとにいいもんですね 826. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 00 18 25 まじかよ俺も言ってから行ってk… アラド初めて1年異界以外ずっとソロだ 827. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 01 36 26 823 アルベルト一般にないかな。 ってか、反復以外のクエストって全部終わらせるものじゃないの? 829. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 01 53 25 Exスティがコマンドで暴発した/(^o^)\ ラピット武器でたんだけど正直武器って強力な何かの方がいいよなぁ・・ 830. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 02 14 11 それをいってしまうと究極的には靴とかベルトとか下着ぐらいしか残らない気が まあ落ちるだけいいと思う 9セットとかできたらそれつけて遊びに行くだけでも楽しいと思うよ! 831. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 02 23 35 一撃強化火炎でも集めようかなと思ってます これで2次武器突っ込める・・ 832. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 03 19 36 70でやっと力1300 1500とかいってる人はどうなってんだ… 833. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 03 46 55 うへへへ俺なんて70で1150だぜ… レアアバ+紫エンブ+ヴァルカン+ゴルゴカード3か所+武器増幅とかそんな感じなんだろうなきっと どんな世界か見てみたいぜ…1500↑… 834. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 04 34 19 ショトカでもコマンドでも大差ないみたいですね、たしかにいろんなスキルまわすからクール待ちになることも少ないか・・・ ありがとうですー 835. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 06 42 48 833 そんなあなたに無限の祭壇 836. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 07 32 17 シュタイア強化の出血って、どんな相手にもかかるよね。 黒い球体の指輪-出血- つけて、シュタ→ガト やればすごい勢いでHP減るんじゃなかろうか! 837. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 09 05 43 雑魚相手にしか削らない装備じゃなぁ… 838. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 09 11 21 ブラが苦手なのは雑魚よりもどっちかと言うとボスだしね そもそもガトが連続でしっかり当たる敵は大体楽勝な敵が多いし 何より指輪っていう部位なのが酷いや・・・。 839. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 09 37 38 緑ネームも効かないのかな? 列車にいる鋼の入れ歯とか苦手ですん´・ω・` 842. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 14 06 09 いま♂♀でマグマシリンダーの見た目比べてみたけどやっぱり違うんだな どっちかがバグってんのかこれ 845. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 16 00 58 ハメのごみばこも、ひたすらに攻撃し続けると壊れるんだな・・。 初めて知った。 847. {アラド名無しさん} 2011/02/11(金) 20 52 30 マリブラ且つ過激者は♂のほうが格好いい 昔のイメージが強いってのはあるかもしれないけど 848. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 00 44 03 もう少しで60なんですがランチャーって異界行っちゃダメなんですか? 849. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 01 04 31 それをどこで聞いたのかは知りませんがそんな理不尽なルールはありません 850. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 01 15 43 一部の人間の脳内にはあるようです 856. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 10 23 43 いま68歳のブラスターなんだけど、 どこで経験地あげればいいのかな? おすえてー 857. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 11 10 29 856 ひたすら塔 858. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 11 19 49 856 西部連してレベル上げついでにボッティカード狙いでカンストまでに2枚拾えたよ! 860. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 11 41 31 856 経験値だけ目当てなら疑惑か血蝶のHに通うといい 列車と西部より稼げる 862. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 15 51 45 私は毎日限定7しつつの西部か列車をペアで回ってました どちらのダンジョンもカードがおいしいですし(とはいっても拾ったわけじゃないorz 863. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 18 07 22 アバないくせにほいほいLvあがるから・・・ まだ補給のH1回も行ってないのに、血蝶出てきた 追撃とかNも行ったことないな 864. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 22 23 34 51になってようようとヘッドレスさんにサテライトしに行ったんだが 3回いって3回ともクエ受け忘れた これが黒妖精の呪術か・・・ にしてもサテライト楽しい 迷ってたけどこれはM振る 865. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 22 30 56 どうなんだろと思ったからみんなの意見を聞きたい 今日ウヨボーガン拾ったけどこれってどうなんだろ… 異界とかだと重宝しそうな気がするんだけど 如何せん火力が…55エピとはいえ微妙すぎる… やっぱり普通にキャノンで行った方が良いのかな? 866. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 22 33 16 俺もちょっと前に拾った カモフラージュの恩恵が全く感じられないから10分ぐらい遊んでロトンにあげた 867. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 22 38 05 サードンとか壷 悲鳴首の効果が消えちゃうからカモフラはむしろマイナスだね 868. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 22 39 56 あぁ…すげー勘違いしてた… ウヨクローとかクロスが無敵だったから ウヨ=無敵 だと思ってた…これゴミじゃん 869. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 23 12 44 前々からちょくちょく ボスにパンペロ当てると 凍ってないのにボスが固まる 今異界で王様3回とも固まった・・・何これ・・・ 870. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 23 40 28 こないだカンストして思ったことはEXスティンは楽しいことだな 火強化さえすれば敵のゲージが面白いように減っていく 871. {アラド名無しさん} 2011/02/12(土) 23 47 30 869 韓国情報スレにパンペロのそんな感じのバグがあった気がする 872. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 00 40 19 869 ゲント限定でバイクマンとかGTが固まるときがある 意味が分からないけど、すごい削れるから楽しい 873. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 01 23 49 869 現在はバグなのかわからないけど パンペロ当てると条件によっては一定のモーションのまま固まるバグがある 874. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 01 48 55 パンペロは、アーマーになる攻撃中に当てて凍結まで持ってくと固まりやすい気がする ただし1回だけで、2回目以降は元に戻る もちろん、途中でエキストに巻き込んで硬直を解いちゃっても一緒 と言っても、実際のところはわからないけどねぇ 自分は、硬直はもはや仕様だと割り切ってるなぁ ネームドやボスが厄介だと思った時は狙うこともあるし 875. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 02 03 42 1回限りじゃないでしょ この前バスティさん延々と踊ってたで 876. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 02 08 03 ちゃんとしたやりかた分かれば ランチャーさん最強時代到来かー?おー? 877. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 02 11 00 ちゃんとしたやり方あるならできるようにしたいなぁ この間それゴブボスに通用したんですよ 神輿乗ったまま止まってました 投げをすると解除されましたが 878. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 02 20 25 故意のバグ利用でBANされても知らんぞ 879. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 02 56 21 ソロ専だからなったらラッキーぐらいで使ってるな パンペロ当てた時に固まるんじゃなくてその後攻撃モーションで固まるみたいな感じ 攻撃速度がアホみたいに下がってるってことなのかね ムサンバニで発動すると体当たりの距離がちょっと長くなる時と 画面端から端まで突っ込んでそれでも回り続けてる時があるから何段階かあるのかもね 1度補給ボスが無敵状態で固まった事あるからあいつには使わない方がいいかもしれない 長文になっちまったい 880. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 04 57 38 血蝶Hソロでボスにパンペロ当てたら蝶飛ばしてくる攻撃でスローになって、20秒位ずっと蝶が飛んできた。 壁にはめられて抜け出せなかった…orz 881. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 07 28 24 バンペロのバグはちょっと前に韓国で修正されたってどっかで見た気がする バンペロの構え時に敵が攻撃モーション中だと鈍化するバグを 修正しましただかなんだか。 その通りやっても出来たり出来なかったりだから 正確な条件が何なのかわからないんだけども・・・ 882. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 09 49 47 グッサンにパンペロバグ発動すると睡眠グレなげながら画面右端から左端まで ススーッと行ってしまう上にダメージが通らないってことがたまにありました・・・ 883. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 10 43 04 パンペロバグは、相手のモーション中に凍らせると次同じモーションを取る時に超鈍化する。 無敵云々の条件はよくわからないけど、体感じゃPTじゃ無敵がほとんどでソロの時は攻撃が通ることが多いと思う ちなみに超鈍化は投げいれると解除可能(攻撃通るとき)あとなぜかシュタでも解除される もしかすると状態異常で上書きすると消えるのかも・・・?(シュタ強化の出血) なおモーション中に凍らせてもその後解凍させると超鈍化は起こらないような気がする。自然に凍結解除したときだけかも 884. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 11 48 44 パンペロ永久凍結はランダムなような気がしてきたw フルヒットさせて二回凍らせたら固まりやすいような…。 ゴブソロばっかしてるけど、三回に一回は可能。 エクストとかもう一回凍らせると溶けちゃうね。 ただ、シュタの出血&陽子上書き解除だけは絶対無い。 気絶凍結石化はダメっぽいけど、投網引き寄せは維持出来た。 885. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 16 51 41 犬2部屋目で使ったら動物園以上に召還してきたり ボスに使ったら全体ランドが4重ぐらいになったり・・・楽しいです。 886. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 18 18 11 質問なのですが、壷10とリイン12だとptとソロで総合的に見てどちらのほうがダンジョン攻略がしやすいですかね? アクセは悲鳴腕、首発火装置の場合でどなたか教えていただけませんかね?お願いします。 887. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 18 25 27 一撃レーザーと光強化でレーザーに命かけてる人はいないのだろうか 888. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 18 46 49 PTだと リイン12>壺10 PT構成にもDにもよるけど、壺キャノンの効果が発動する機会も少ないけど もちろんある。だけど合計ダメとか総合点でいったらリイン12がよさそう。 ソロなら悲鳴腕もあるし 壺10>>リイン12 シャープとか使うと圧倒するはず ようするに一長一短、PTとソロどっちに比重を置くか、じゃないかな? ただ壺キャノンは悲鳴腕もそうだけどただでさえ物理クリ低いランチャーだから ちょっと専用装備っぽくしなきゃいけないのも考えた方がいいと思う。 物理クリ特化させて他の装備に使えないってことはもちろん無いんだけど・・・ ちなみに私は壺派です。クリきもてぃいいいい 889. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 19 00 35 悲鳴アクセをとろうと思っているのですが、みなさんは最初どの部位をとりましたか? 私のアクセは適当な二次クロです。迷っているのは腕輪かネックレスなのですが… ソロがメインだし単純に火力あげるのならネックレスが一番なのかな…と思っております。 890. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 19 21 32 >>888さんありがとうございました^^やはり壷キャノンは結構ソロ用みたいですね・・・結構カンストしてからソロプレイもよくするようになったのですが、壷買うほどの金使ってまでソロ用装備そろえる余裕ないのでリインにしてみようとおもいます^^ 892. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 19 51 44 889 自分の頃は悲鳴PTに入るのも一苦労だったので ソロでk警備してやらあ!と思ってネックレス取りました ソロメインならネックレスでおkかと 893. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 21 13 18 レーザー集め見なくなったなぁ 私は一撃強化火炎で固めようと・・ まだ所により維持強化火炎がありますけど 894. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 22 16 09 力1500到達記念 これからが本当のアラド戦記だ 895. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 22 34 52 894 さん おめっと☆ やっぱり全身二次クロ改かな? 896. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 22 35 15 887 おるよー ただリイン10で過剰じゃないから猛攻陽子にするか迷ってる 897. {アラド名無しさん} 2011/02/13(日) 23 09 26 そんなあなたにヌゴルマズル。 石化なんておまけみたいなもんだと思えば超優秀ですよ。かっこいいし 898. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 05 51 04 894 同じく5分前に力1500突破 これからが本当の・・・・ 899. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 09 05 58 力も大事だけど属性強化と物理クリも忘れずにな! 900. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 12 39 13 念願の一次黒武器まであと魔石を集めるだけになった でもこれってかっこいいだけで、テティスより弱いですよねぇ 力上がるってどんくらいあがるんだろ 901. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 15 03 47 流れぶった切って申し訳ございません。 スキルスタイルで最近決闘に手を出し始めたのですが 対ソウルにて、鬼影歩の無敵時間が分からず、攻撃が当たらなず手も足も出ませんでした。 立ち回り先輩ブラスターの方々はどうされてますか? 902. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 15 35 54 901 とりあえずチームかタイマンかを。 どちらにせよ、キャストをさせない&潰すのが大事。 903. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 15 46 55 902 タイマンです、記入漏れ申し訳ないです 開幕で潰さないといけない感じでしたか・・・ 904. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 15 59 08 不屈の関係もあってキャスト潰すのは厳しいんじゃね せっかくいい膝2種あるんだからそれで受けるとか SI来てからの決闘知らないけどな! 905. {892} 2011/02/14(月) 17 20 05 892 様ありがとうございます。素直にネックレスにしておきます 906. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 17 46 38 901 苦手職を克服したいならまずその苦手職をやってみるのも手です。 ソウルの場合鬼影歩はダッシュ時発動ではあるものの、無敵がかかるのに若干ディレイが存在してます。 つまりダッシュしたら即無敵になるわけではありません。 するってーと→へダッシュ中に無敵がかかっても即←へ反転して無敵かけれるわけではないので、反転時を狙うのも手。 後、行動一寸手前に無敵解除かかるので先置きジャックなんかでも対応できますが、攻速やキャストの超早いソウルの場合、逆に浮かされる事もありますので注意。 また、鬼影歩は開始クールは存在しませんが割とクールの長いスキルなので鬼影歩切れを狙うのも手だと思います。 908. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 17 55 37 1次クロ武器は2次武器取ってからとった記憶 そのせいか1回も触らずに・・・ ガシャーン で、でも1次クロ終わらせないとクエストがね! 909. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 18 01 20 907 腕からドラゴンが生えるんだぜ・・・ 強くないわけ・・・ねぇだろ・・・ ぶっちゃけ一次黒終わらせて出る二次黒のクエストって必要なの? まだ真剣に異界に行かせたキャラもいないから分からない 910. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 18 35 01 糞入手しにくいセット装備2つと一日光輝30個がいらないとな 長く通うなら1次終了は超大事 912. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 18 42 28 15個じゃないか? 913. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 18 50 11 城で15個、ゴブ犬で15個の合計30個 914. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 19 09 10 全部回れば2回くらい終わるからじゃないの? 916. {アラド名無しさん} 2011/02/14(月) 22 35 28 906 現在ブラスターにお金を欠けているので、ソウルを新規に作るということは難しいですが 大変参考になります、有難うございます。 ダッシュ開始時や反転時を狙って戦ってみます 917. {アラド名無しさん} 2011/02/15(火) 15 36 03 909 テラ・ディストーション・CB+4のアレ(とジルドゾルドもかな)と勘違いしてないかw 918. {アラド名無しさん} 2011/02/15(火) 15 41 05 1次は初代壷キャノンだろうwww 919. {アラド名無しさん} 2011/02/15(火) 17 57 50 カンストしたんだけどSPが400近く余ってしまった 重火器スキル以外でオススメのスキルはないでしょうか 先輩方ご教授を・・・ 920. {アラド名無しさん} 2011/02/15(火) 18 39 53 スキル振り晒そうな 足技取るならマッハがいいと思うよ 921. {アラド名無しさん} 2011/02/15(火) 19 56 42 ttp //asps.bokunenjin.com/?GLm040GxlljlllllllllllDlllllllDlilIllllllllililllielcill1lXilVDDalDI11iIlSiNiMlll えーとこれでいいんでしょうか・・・? 狩り振りです 922. {アラド名無しさん} 2011/02/15(火) 20 15 33 ソロやるならパニッシャーお勧めです 陽子かBBQとってみてはどうですか 923. {アラド名無しさん} 2011/02/15(火) 20 56 38 クイックスタンディングも無いようだからPT専なのかな だったら物クリでほんのり火力うp 924. {アラド名無しさん} 2011/02/15(火) 22 05 36 足技部門はパニ(と銀1)を超押す。 1から13にしたけどむっちゃ強い。 出来ればMにしたいぐらい。 925. {アラド名無しさん} 2011/02/15(火) 22 22 12 二日続けてサドン靴 これがサドンの呪いというものか 926. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 03 08 12 幽霊列車ソロ練習中です 祝福数回使いつつmソロしてる程度の人の視点で↓ ?開幕レーザー撃ち込んで、連結部分向こう側の下に集まってきたとこを焼き払う ビルのボス前みたいな感じ ?最初は奥に走って、一番奥の木偶を追い抜いたあとに振り返ってエキストで処理→ネームド木偶は一体ずつ ここはラン得意か ?闇の悪霊…目を合わせなけりゃ問題なし 車掌さん…こいつが厳しい!大きいやつはいいとして分裂したやつが小さい上に足元に来ないと攻撃できない がランは足元を攻撃できない 陽子をキャストしたあとジャンプして軸を合わせるとか、サテに頼るしかないか ?盾もったおっさん達…ここも難しい ひきつけて空中キャノンで反対側へ→振り向く前にできるだけ削る の繰り返し プチクリある人は引き付けてもらえるので簡単。ランドはさすがに無理だった サテや陽子、exスティの火炎地帯でもバックアタックとれなくはない チーフサス…視界に入る手前からエキスト一発あててあとは適当に カラスがやっかいだけどラン有利か 何がいいたいかってとあの車掌どうしたらいいのさヽ(`д´)ノ 927. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 06 01 23 力1500とか能力石バグ利用だって証明してるようなもん ガンガン通報するお♪ 929. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 07 22 06 車掌は大きいの倒したら数秒してからもぐるからその間にエキストで持っていったりできるよ 前衛隊だけが一番の難所だよなあ 930. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 08 21 08 927 そんなのあるの? 昨日 力1600強の女ランみてぶったまげたけど、これもかな? 余談だが、そのあとに組んだ68歳の女ランは力840しかない上にQ技ひとつもしなかった。すてキャラなんだろうけど悲しくなった 931. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 08 45 56 中途半端な俺の68レベルブラスターでも1400↑あるんだから ネタだと思ってあげてw 実際ネタで60↑桃武器3種買わず使ってたらいけたと思うし 932. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 08 56 05 前衛隊は逃げ回って適当に撃ってたらいいだけだから簡単じゃない? マクギーとかニール出すのも手だし。 俺は2とやっぱり車掌が苦手… 933. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 09 19 59 あ、前衛達だけど、モロトフとかオイル爆弾はどうよ? 934. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 09 55 42 933 もしや!と思っていまやってきたけど(オイル+爆弾+モロトフ) 普通に戦った方がいい・・・^p^ 後ろ側にHITしても気休め程度にしか食らわない 935. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 11 27 00 時間に追われる感じのDってどうしても苦手だなぁ… 936. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 12 11 12 前衛は開幕下端沿って右へ 前衛を右まである程度引き付けたら後は飛び越えてパンペロと火炎で余裕じゃない? 暫くこっち向かないし 937. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 12 35 10 あああ勢いで武器と補助装備キリに貢いできてしまった・・・ モチベあがんね 938. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 12 37 26 勢いって怖いですね 939. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 12 47 11 パニMとBBQMどっちがオススメですか? 塔とかソロもたまにします 940. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 12 54 11 ほんとにマジでほかに取るスキルなくてその2択なら 俺だったらパニ5c BBQ5cにしちゃうわ プレイスタイルにもよるけどなー 941. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 13 34 47 力1500とか能力石バグ利用だって証明してるようなもん ガンガン通報するお♪ 賛同おれもするわ 942. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 13 48 12 パニ… 個人的には威力を求めてないから1止めか5cしかないかなぁ… しかも投げの特性スキルは取ると異界などでの使い勝手が悪くなるところあるし… BBQは嫌いじゃないけどSI後は立ち回りスキルの仲間入りしてしまった …ので、こちらも個人的にパニと同じ印象なのが現状 だが敢えてその2択ならばBBQMかな SI前はMだったし、見た目がパニよりランチャーらしくて好きだし← でも運用のしやすさはパニだろうかね HAも投げれるから 943. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 13 54 15 力1500↑がバグ利用は言いすぎだが1400↑位からは結構金かかるよな 944. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 13 57 18 実際突き詰めるとどこまで上がるのかなぁ 1500は増幅入れたらいけそうだし1600…1650辺りかな 945. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 14 05 16 同レベル帯の他の職を久々に使ってみて、 いかにランチャーが出来るだけ金をかけずに火力出せる職なのかってのを思い知らされた。 946. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 14 25 55 カンストまで二次黒11できたけどこれ他職だったら叩かれるんだろなぁと思った そして綿あめになったよ 947. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 14 32 02 あまり言いたくないけど 他の職の人から見ると、地雷が多い職・なにもできない弱い職ってイメージもありますからね・・・ 逆にそこそこの装備でも生き残れるっていうか・・・ありがたいのかなぁーというか・・・ 948. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 15 02 02 私はブラスターを続けるよ! 949. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 15 04 33 ***/第10回ランブラヘビーイベント概要説明/*** *********開催場所/カイン鯖/44ch*********** *********集合場所2月26日21時酒場集合******** ****2月26日********************************* 予定21 00~21 10 PT分け 私がやらせていただきます。//基準lv帯別 21 10~21 40 塔,祭壇 各PTごとに塔を登っていただきます。//いけるのは1回までだと考えています。 21 40~23 40 各PT適正Dでの狩り(限定各D、PT次第で異界へもどうぞ) 23 40~23 45 記念撮影 酒場に集合してください。 以下は希望者のみで狩り塔をさらにいけるようにします。 **********諸注意*********** *各PTのリーダーを私が指定します 1、A~降順に名前をつける 2、各リーダーは塔、狩りの終了時私に報告をお願いします、時間が割り込みそうなときも連絡をお願いします。 指示)塔2回が次のスケジュールに影響がでそうな場合は22 30までとし狩りに移行するなど。 3、塔でのクエストは事前に受けておく、塔でのドロップ品は均等に自己申請でこれはいらない等は入るまでに各PTで打ち合わせる。 4、狩りでの準備も事前にお願いします。高lv基準で申し訳ありませんが。 主要限定数箇所行くことになると思います。 新規追加事項*(SI後例夜間?西H限定消化しつつ新古代D+異界改) 5、各PTのリーダーの指示は守ってください。各リーダーは何かありましたらすぐに私に連絡をお願いします。 指示に従っていただけない方は途中退場していただきます。 *6、21:00に間に合わない方は事前に前日25日の21:00に酒場で待機しますのでご連絡ください途中で参入もできるように考慮します。 ***************************重要****************************** *以上6項目をお守りいただける方のみの参加とさせていただきます* ************************************************************* 私は酒場にてのPT名777でいます。 第10回の記念イベントとなりますので皆様のご協力とご参加をお待ちしてます。 950. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 15 44 49 昨日列車Hでボスにパニばかりとか 血蝶Hで力800一発ダメが1k台のBBQばかりとか 参考にするどころか邪魔なのしかこんわ 邪魔とゴミが無害を上回ってきた 951. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 16 40 30 増幅なしで1600越えのバレル見たことあるな 補助と魔法石は過剰だったけど 金があるなら増幅と補助魔法の過剰無くても1550以上は行くね もちろん計算上の話で俺自身は1300にも届いてないけどな! 952. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 19 01 40 自分の今のステータスが裸状態でクエスト全部終わらせたデフォの状態の人なら、相手の装備確認して自分のステータスで計算した時の合計数値に誤差出たブラスターがいたら通報すればいいんでない?? ま、もしそのバグが継続中なら、ネクソンはやく直せよってとこだけど 955. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 20 48 49 某所で装備晒してるけど 2次クロ改と通常混合で増幅あり過剰なしで70いったときに力1502はあるけど 昔は痕跡100個が5m程度であつまったし(村だけど) もっと上目指してる人もいるんじゃないのかな 956. {アラド名無しさん} 2011/02/16(水) 23 03 19 大乱で過剰に挑戦する人すくなったのと専門で使うから 供給がおいついてないしね 痕跡の出が倍になればもう少し力の底上げができるんだが 957. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 00 11 41 ソロでゴブ1部屋目ってどうすりゃいいの エキストのクールまてばいいの 集団リンチでしかも抜けられないってなんなの orz 958. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 01 08 54 サテ落していろいろやって数減らす 狂った?白いゴブは最後に一体残ると詰むし、適当にやってるとそうなるので注意 白いゴブ二人だけ残した状態でBBQとかでHP調整 残りゲージ両方5ぐらいなったらエキストで消滅 遠距離アーマーとかじゃないから慣れれば大丈夫 959. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 01 47 54 やっぱり2匹ぐらい残してやるのがベストなのか ありがとう。また明日から頑張れる 960. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 02 05 13 敵陣のど真ん中でパニBBQやジャンプ逃げ撃ちしながらある程度寄せる 後は通常使って押し込んだりしながらなるべく均等に攻撃当ててトドメにエキスト これで安定してる 961. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 02 56 35 934 あ、やっぱり?ごめんねぇ。 喧嘩が網ディスクでのせん滅してたのみたから書いたけどダメなのね…ごめん。 957 アバ一つをリカバリーにするだけで全然変わるよ。Nでもいけると思う。 たまたまレア持ってたからやってみたけど、わざわざ買う価値あるかは怪しいw 962. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 10 57 31 3ヶ月ぶりくらいにアラド復帰するんだが、 光強化特化、強化火炎・冷気放射を切ってこの先生きのこか教えて欲しい 決闘はしない。ソロでカンストまでレベリングするつもりだけど、 野良異界には行くことになると思うのでPTプレイもする予定。 メインなのでアクセ集まったらバシリスク3枚挿す覚悟はある。 防具アクセは2次クロ(ラピ6)メインで構築予定 後、SI前は犬の進化ランドにガトは当たらなかったけど、今はどうなんだろうか ガトの密度は濃くなったみたいだけど、高低も調整入ったのかも気になっております 963. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 11 52 51 光強化特化は別にありだとは思うし、実際やったが火力も出る 過剰持って銀Mで足技も使う、懐かしの皮ランぽい立ち回りになったがな… パンペロは1あったほうがPTでもソロでも便利だぞ ガトはSI後もヌゴル幼虫なんかには当たらなかったな…バレルだと普通に当たるのが泣ける 964. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 15 25 47 ディレ鯖民だけどカイン鯖武器安いな・・・ 壺キャノン90mとか安く見えたわ 965. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 15 51 59 962 光強化は普通にあり。個人的にはEXスティ(とシュタ)が強いから火オススメだけど。 強化火炎切りはソロするならあり得ない。ありと無しで1、5倍は楽さと時間が変わる。ちなみに地べたにも離れていたら当たる。 これまた個人的だけど、冷気は「1必須。だけど1止めでもいい」レベル。 けど、冷気とらないとTPダダあまり。 966. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 16 33 12 964 D鯖でも壺3倍期間の終盤ほんの一時期だけどその水準だったんだぜ 自分はその時に買った 967. {966} 2011/02/17(木) 16 50 46 連投すいません 厳密には壺イベ終わった後の少しの間でしたね そうじゃないと自分が購入費用作れませんでした 適当な発言すいませんでした 968. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 17 21 05 進化ランドにガトは当たらないです でも前よりずっと脆くなった印象 充填レーザー、シュタ もしもの時は上下2つにエキストの爆風をあててれば壊れます 個人的には強化火炎はほしいけど…N火炎を上げる方向なのかな? 969. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 18 43 33 過激あるとぐっさんはBBQガトの流れからEXスティだけで終わるってとあるヘビーバレルが言ってた EXスティで一発1Mらしいでぇ 972. {アラド名無しさん} 2011/02/17(木) 19 59 43 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/6969/1297940347/ どやっ 978. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 01 37 10 過激ほしすなあ 西部警備あきてきたし追撃警備にして狙ってみるか 979. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 03 11 17 リーン壊したからサードンつけたら強すぎワロタ 980. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 04 21 43 そいや65の桃ハンドキャノンだけ競売で見かけんのだがどうなったんだ 981. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 10 24 48 クロノスさんの拘束には期待しないほうがいい それがおじさんにできる助言だ… 正直あれなら拘束なんかなくていいから 光強化がもっと強かったりブースト凄かったりして欲しかった 982. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 12 23 11 要するに壺キャノンさんが優秀ってこったね・・ 金がない私は二次改を拾いに行く旅へ出た。 983. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 13 55 44 一週間異界改Nいっても機敏充填すら落ちない どういうことなんですか 984. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 14 37 12 一週間行ったら記憶かけら60個前後溜まるんだから通常異界強力品を解放の方が・・・ 985. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 15 11 35 今ヌゴルマズルって異界と60上ダンジョンのKじゃどれくらいの時間石化するの? エロい人教えて 986. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 19 47 00 1秒未満 988. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 20 48 50 時間計った事はないのであれなのですが、特に列車以降は存在を忘れるくらいにそもそも石化しない 今から長く使うつもりで買う人は、石化はないもの 一撃レーザーキャノンの最上位と思うべきかと 989. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 21 55 18 一年ぶりぐらいの復帰 何がなんだかわからんぜヒャッハー 力550で及第点だった時代からどれほど進化したのか楽しみだ ブラスター=弱いの時代は終わってるといいな 990. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 22 40 09 ガトや火炎や強化火炎が涙が出るくらい強くなった 密封やら桃やら神みたいな武器が意外と手に入る 属性強化で火力がさらに超上がる 敵の属性抵抗が下がってダメージがさらにバンバン通る サテライトが強化されてて感動する 以前とのギャップはすごいと思うよ 中堅火力職ぐらいにはなってるはず 991. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 22 51 04 ガトリングとサテライトの強化っぷりが一番ギャップあるだろうなあ 実装項目多すぎて追いつくの大変だろうけど頑張ろうぜ やったらやっただけ報われる職業にはなってるはず 992. {アラド名無しさん} 2011/02/18(金) 22 55 51 とりあえず入り口N行ってみた 何これ強い 以前クリで出てたダメと今のクリなしのダメが同じぐらいじゃ・・ これからたまにここ見て参考にさせてもらうぜ 998. {アラド名無しさん} 2011/02/19(土) 08 52 06 一週間行ったら記憶かけら60個前後溜まるんだから通常異界強力品を解放の方が・・・ 前のページ|