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autolink MK/S11-070 カード名:吸いましょう! カテゴリ:イベント 色:赤 レベル:1 コスト:2 トリガー:0 あなたは自分のスタンドしているカード名に「シャロ」を含むキャラを1枚選びレストする。そうしたら、あなたは相手の控え室のカードを1枚選び、思い出にし、このカードを思い出にする。 すぅ~!すぅ~! レアリティ:U illust. バナナパフェや非現実的な光景の互換、使用できるレベル帯が2から1になったことで コストは非現実的な光景そのままだが「シャロ」というキャラ固定のレスト条件が加わった。 相手のCXやレベル3のキーとなるキャラやイベントを思い出送りにするという運用がメインとなる関係上、 リフレッシュまで余裕のあるレベルの低いうちから狙うことが出来るのはありがたいとも言えるが、 「シャロ」を含むほぼすべてのキャラが前衛向きのカードであるため、レスト条件の為にアタックを かけられなくなるというデメリットがある。 シャーロック・シェリンフォードは見ての通り「シャロ」を含まない。 収録中のシャロのCIP能力で回収を行った後レスト対象にしてから 圧殺するという使い方や、後列の空きスペースがあればそこに配置するなどの運用が主になる。 浮き輪でプカプカ シャロやかっこいい先輩? シャロとは相性が良い。 タイトル内では「記憶」能力を持ったカードは存在せず、自身の圧縮や相手のキャンセル率低減・封印以外のメリットが無い。 スタン環境で使うにしても「シャロ」を絡めなければならない関係上、互換とはいえ使いづらくなった印象が強い。
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なつにさよなら【登録タグ CD CDな KAITO NexTone管理曲 な キッドP キッドPCD クリスタルP クリスタルPCD 全国配信 曲 残鏡P 残鏡PCD】 作詞:残鏡P 作曲:キッドP 編曲:クリスタルP 唄:KAITO 曲紹介 夏の終わりの風景を曲にしてみました。 Illustrations:秋吉、Special Thanks:壱村 シングル『夏に、サヨナラ』の表題曲。 KARENTレーベルよりダウンロード販売が行われている。 音楽配信 前作 今作 次作 夏に、サヨナラ(CD) 夏に、サヨナラ レンレン★サマーフィーバートゥナイト 流通:配信 発売:2016年6月22日 価格:¥300 レーベル:KARENT ジャケットイラスト:秋吉 iTunes Storeで購入 曲目 夏に、サヨナラ (feat. KAITO) 夏に、サヨナラ -instrumenta- 歌詞 (動画より書き起こし) 照りつけた日が優しくなる 夏休みと君にお別れ 食べかけのアイスと笑顔の 魔法がとけてく 素直になれるだけ 子供ではいられなくて 永遠じゃない明日を知った 長くなる夜に 行く先探す言葉が さざ波に溶けて消えてた 無責任な約束を 結ぶこともできない 夏に、サヨナラ 穴の開いた浮き輪みたいに 沈んだキモチと夕焼けが 炭酸の抜けたソーダ水 戻らないと知る 過去にできるだけの 大人にさえなれなくて 永遠になる今日を知った 眩しい笑顔に 「次の夏…」を言いかけて 最後の花火に消えてた 聞き返す声に何も 返すことができずに 君に、サヨナラ 君のいない日常が 明日から続いてくコト 君に気づかないように 波音が消えるまで 涙、サヨナラ 瞼に焼けた記憶も きっと思い出になってく 置き去りの夏の日々を 取り戻すその日まで 夏に、サヨナラ コメント 再び、追加お疲れ様でした -- 蒼空 (2016-07-02 20 46 33) うわぁ〜。悲しい曲?いや、しんみりした曲ですねぇー・・・‼︎ -- 魂音 ラン (2016-09-09 21 05 49) 名前 コメント
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アウギュステ列島、水満ちる青の島。清らかな水を湛える近代的な都市群が見られ、海が存在する。(第8章、第9章)。経済特区がある(第34章)。リヴァイアサンと呼ばれる守り神がおり、人や自然を癒す力を持っている。アウギュステの海は、海と同化したリヴァイアサンによってこの癒しの力を与えられている(第10章、第11章、第12章)。 熱帯気候の島。(イシュミール水SSR水着フェイト) グラン/ジータ達が初めて訪れた時は、アウギュステはエルステ帝国と戦争をしていた。原因は、帝国がアウギュステで行った兵器開発。この影響で、アウギュステの海は臭いで分かるほどに腐敗していた。(第9章) マニヤーニ環礁 エルステ帝国が研究所を設け、兵器アドウェルサを開発していた環礁。完成したアドウェルサはフュリアスの戦艦に載っている。(第11章) アウギュステ大瀑布 帝国に海が汚染されたことで暴走したリヴァイアサンが顕現し、その影響で瘴気に満ちていた。(第12章) ザニス高地 帝国軍が駐屯していた広い高地。(第10章) ベネーラビーチ ベネーラビーチでは、魔物ユピウピをトレーナーが調教し、浮き輪を引いて泳がせるアクティビティが行われている。(イシュミール水SSR水着フェイト) スイカ島(イベント「盛夏、来たりて」) スイカが自生しているという無人島。この島のスイカは普通のものとは少々種類が違うという。(イベント「盛夏、来たりて」第3話) 洞窟を抜けた先にスイカが見渡す限りに自生する野原がある。野原の中心には小さな祠があり、ジンの背丈ほどもあ巨大なスイカが祠に供えられている。(同第5話)
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投稿内容例 パターン1 「死ね」などの1、2行のレスと共に個人ブログ(荒らし本人のブログ?)のURLや中傷レスへのリンクを貼る http //tv8.2ch.net/test/read.cgi/jan/1166488106/254 254 名前:ななしじゃにー[] 投稿日:2006/12/25(月) 16 34 23 ID OMNploYy 滝沢秀明は死ね ストーカー男は死ね http //blog.goo.ne.jp/sinko_sinko/ http //tv8.2ch.net/test/read.cgi/jan/1166488106/88 88 名前:ななしじゃにー[] 投稿日:2006/12/19(火) 17 27 31 ID 35gzBeO/ 滝沢秀明は死ね 7-8 http //tv8.2ch.net/test/read.cgi/jan/1166488106/720 720 :ななしじゃにー:2007/01/05(金) 03 22 27 ID d2n/BZA1 526-529 551-554 石原さとみさんとお幸せに パターン2 そのブログからの転載文を貼る http //tv8.2ch.net/test/read.cgi/jan/1166488106/393 393 名前:ななしじゃにー[] 投稿日:2006/12/28(木) 20 21 21 ID lpyI6wEa http //blog.goo.ne.jp/sinko_sinko/ 芸能界で働く外国人には怪しい人が多いってことでしょうねえ もちろん、そうではない、きちんとしたその道の専門家として 来日してる外国人もいるでしょうけれど。 芸能人用ビザの発給急減 厳格化で最盛期の3割に(共同通信) - goo ニュース そういえば、タッキー&翼が今年の1月頃新曲歌ってたとき、 外国人ダンサーがうしろでわらわら躍ってるプロモーションビデオ がテレビで流れてましたけど、あれもすごい気になりましたね~ あきらかにばらばらの国・人種、しかもプロのダンサーってわけでも なさそうな外国人が(プロモーションビデオ中では、バックの外人は 簡単な手のフリしてるだけ)、たくさん踊ってて 「こういう国籍人種ばらばらの外国人って、 いったいどうやって集めてくるんだろう」 と凄く不思議でしたからね~。 タッキーこと滝沢秀明は創価学会タレントとして有名だから 余計怪しいなあと思ってしまった。 あ、もちろん断定はしませんよ。 ジャニーズ事務所であれば、独特のルートがあるのかもしれませんしね。 一つの可能性を書いてみたまでですから。 http //tv8.2ch.net/test/read.cgi/jan/1166488106/473 473 名前:ななしじゃにー[] 投稿日:2006/12/31(日) 18 14 12 ID kcV6wyE7 http //blog.goo.ne.jp/sinko_sinko/ やっほ~ここ見てるぅ?(笑) (中略) そういえば、タッキー&翼、って、今夜のフィギュアスケート番組のゲスト なんですってね。芸能人詳しくないんですが、このふたりって特にフィギュア 好きとか、今までずっとフィギュア関係の仕事してきたとか、 そういうわけじゃないんですよね? フィギュアはこの前、選手が次々と体調不良起こしておかしかったですよねえ。 本当に全員体調不良だったんでしょうか? おまけにタッキーには、創価学会絡みでちょっと気になる点があるし (2つ前の記事参照) パターン3 他中傷レスのコピペ http //tv8.2ch.net/test/read.cgi/jan/1166488106/329 329 :ななしじゃにー:2006/12/27(水) 06 55 33 ID 04p0BFVq 赤西をクビにしようとしたのは東じゃなくて滝沢秀明だよ タヒチで「MステSP楽屋裏で、滝がジャニーズ事務所の将来について打ち合わせてた」って書いてあったでしょ やつが創価の力におもねて事務所支配してるんだから パターン4 他板での自演レスをまとめて転載 http //love3.2ch.net/test/read.cgi/break/1165996795/821-832 (失恋板「独り言」スレより) http //tv8.2ch.net/test/read.cgi/jan/1166488106/99 99 名前:ななしじゃにー[] 投稿日:2006/12/19(火) 18 38 25 ID 35gzBeO/ 821 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 16 46 35 やっぱり、きっと、好きなんだなあって気持ちだね 822 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 16 48 53 まだ自惚れてるんですかw やっぱり24日は必要だね 823 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 16 49 55 822 何の話? 824 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 16 52 52 貴方と違って暴力的なあるいは非合法な手段は一切とりません。 それは約束します。 それにこれはお互いにとって必要でしょう。 あなたにも私にもけじめが必要です。 しかし直接会ったり連絡とりあったりは、どちらもできない。 ならばこれが最善、と私が考えた結果です。 そもそも私があなたに興味を示したのがきっかけですから、 最後も私の方から働きかけることにします。 ということで、24日楽しみです。 http //tv8.2ch.net/test/read.cgi/jan/1166488106/100 100 名前:ななしじゃにー[] 投稿日:2006/12/19(火) 18 39 31 ID 35gzBeO/ 826 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 17 17 50 824 24日に何をしようとしているのですか?せっかくのクリスマスなんだからお互いに 幸せな良い日になるように働きかけるようにするべきではないかと思う。そうでも ない限りは、この事が相手に伝わるかどうかもわからないのだから止めておいた方 が良いかもしれないと思う。今後お互いに後悔する結果にだけはならないでほしい。 827 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 17 31 23 824 これが良いきっかけとなって、ずっと良い関係でいられるようになればいいけど。 この働きかけがお互いのタイミングなどで上手くいかなかったりしたら難しいね。 828 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 17 34 27 いやだから何も物騒なことはしないっていうのに けじめをつける、って言ってるだけなのにwww http //tv8.2ch.net/test/read.cgi/jan/1166488106/101 101 名前:ななしじゃにー[] 投稿日:2006/12/19(火) 18 41 45 ID 35gzBeO/ 829 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 17 35 24 827 良い関係を続ける気はない。 830 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 17 35 42 勘違い頑張って 831 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 17 36 39 統合失調症の疑いあり、病院いきなね 早いほうがいいと思うよ 832 名前 名無しさん Mail 投稿日 2006/12/19(火) 17 38 01 統合失調症なら、あんたが私に連絡とりたがってるってことは 絶対ないってことだよね?www まあそんなの関係なくできる方法だから安心してw すごくもったいぶった物言いしちゃってるけど、 大したことじゃないからwww
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自由に画像投稿してください 画像のアップの仕方 画像掲示版(このページです)を開きます。 ページ上部の「編集」をクリック。 「このページにファイルをアップロード」をクリック 自分のファイルフォルダから画像を指定 アップロードされましたらページ下部に画像タイトルが表示されます 再度ページ上部の「編集」→「このページを編集」をクリック 編集画面が出ましたら、青で囲まれた「プラグイン」をクリック 「画像・音声・動画」をクリック 画像表示(image)または画像表示2(ref)をクリック 画像URL(ページ下部のアップロードファイルリストの画像タイトルをショートカットコピー)を入力(貼り付け)します 「入力ボタン」を押してください 「プレビュー」で確認し、よろしければ編集画面上部の文字列を入力します 最後に「ページ保存」を押してください。 ↓↓ここより下に画像を貼ってください↓↓ 切る瞬間にフリーズ。こいつ助かったな。 奥で死んでるのヒゲちゃん(笑) 未知なる世界へようこそ・・・・ 岩の上からこんにちわ。 これはポーズキメてる竜さんです。 最近、襲撃防衛で身の入らない曹長。屋根の上で遊んでます。 答えはこれ! リスポン地点に手榴弾を投げまくっている。 ここから「そーれ」と言いながら投げて遊んでる。 はまって出られないネコさん(笑) 何故そんなところに(笑)
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17人いる!(後編) 【投稿日 2006/08/14】 ・・・いる!シリーズ 荻上「どしたの?随分疲れてるみたいだけど」 神田「みたいじゃなくて、ほんとに泳ぎ疲れました」 台場「蛇衣子とマリア、メチャメチャ速いんですよ、泳ぐの」 荻上「(意外そうに)へー」 ソフト出身で怪力の巴の力泳はともかく、肥満体の豪田が速いのは意外に思えた。 でもよく考えれば、全身を脂肪というフロートで覆われたその体は浮力の塊だ。 そうなると腕力と脚力(両方ともかなりの怪力だ)の殆どが推進力に使えるのだから、速いのも道理だ。 国松「ほんと速かったですよ、豪田さん。まるでツインテールみたい」 一同「ツインテール?」 日垣「国松さん、今時ツインテールって言うと、女の子の髪型の方だと思われちゃうよ」 荻上「それ以外のツインテールってあるの?」 日垣の説明によると、この場合のツインテールとは「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣のことだそうだ。 最近新シリーズの「ウルトラマンメビウス」で再登場した際には、水中を高速で泳ぎ回っていたのでこういう例えに使ったのだ。 もともと特撮オタである国松は、特撮オタ特有の言葉を使って周囲をまごつかせることが時折あった。 荻上「それにしても国松さんはともかく、日垣君が何故それ知ってるの?」 日垣「いやー国松さんから勧められて、最近特撮もぼちぼち見てるんで…」 国松「メビウスにはリメイク怪獣が多いんですけど、日垣君元ネタ知らないって言うから、昔の作品のビデオ貸して上げてるんです」 荻上「そうなんだ。ところでみんな、今からどうするの?」 神田「ゴムボート出そうと思います」 浅田「俺と岸野は、みんなの写真撮りますよ」 日垣「えっ?岸野君も?」 岸野「ボートは2台だし、1台に3人乗るには狭いから、お前さんはとりあえず先発でボート漕いでな。俺たちは午後から乗るよ」 こうして浅田と岸野は、デジカメを持って海に向かった。 彼らは海などの水辺での撮影にはデジカメを使用していた。 万が一水をかぶった時の為だ。 (ちなみにデジカメは一応生活防水仕様だが、もろに海にドボンすればアウトだ) 彼らの本来の愛機であるフィルム式カメラは、今ではデジカメよりも高価なのだ。 一方日垣と国松は、ゴムボートを出して空気を入れていた。 その様子を見た神田が台場に囁く。 神田「ねえあの2人って、何かいい感じじゃない?」 最近はヤオイにも進出し始めたものの、基本はノーマルなカップリング中心の神田らしい感想だ。 台場「そうかなあ…確かに仲いいけど、2人ともオタ初心者だからじゃない?(浅田と岸野の方を見て)それよりも私は、あっちの2人の方が怪しいと思うけど」 それに対し、台場は男女の仲には今ひとつピンと来ず、ヤオイの方は妄想全開だった。 そんな様子に苦笑しつつ、荻上会長は海に向かった。 少し歩き出してから、ふと荻上会長は考えた。 「何か大事なことを忘れてるような気がする…」 沖の方に見慣れた人影が見えた。 豪田と巴だ。 こちらを見ながら手を振り、何か叫んでいる。 遠くてよく聞こえないが、多分「荻様~!」とでも叫んでいるのだろう。 彼女たちの居る辺りは足の着かない深さだ。 荻上会長の泳力では、浮き輪無しでは近付けない。 無視するのも何なので、皇族の人のように控え目に手を振って応えた。 波打ち際の少し後方で、浅田と岸野は泳ぐ2人をデジカメで撮影してた。 浅田「さすがはゴッグ(男子の間で定着した豪田のあだ名)だ。1時間近く泳いでも何ともないぜ」 岸野「それにしても巴さん、もったいないよな。ビキニ着て欲しかったなあ」 浅田「台場さんだって、胸は物足りないけどスタイルいいよ。本来ビキニってのは、ああいう子が着た方が似合うんだぜ」 岸野「胸と言やあ神田さん、意外と巨乳だったよな」 荻上会長が不意に2人の背後から声をかけた。 「写真係ご苦労様」 浅田「わっ、会長!」 岸野「見回りご苦労さんス!」 女子会員についてあれこれ批評してるのを聞かれたと思ってやや慌ててる2人を見て、クスリと笑う荻上会長。 不意に先ほどまで忘れていた「何か」を思い出した。 荻上「ねえ朽木先輩と斑目先輩知らない?」 浅田「先輩たちなら、あっちの方に行かれましたよ」 浅田が指差したのは、海水浴場の1番端っこの方の桟橋だった。 荻上「あっちの方って、どうなってるの?」 岸野「桟橋の向こうも砂浜みたいですけど、遊泳禁止らしいですよ」 荻上「んなとこで何やってんだか…」 海から戻って来た巴と豪田が口を挟む。 巴「えっシゲさん(斑目の愛称)とクッチー先輩が2人っきりで…」 豪田「前々から怪しいとは思ってたけど」 2人揃って赤面する。 荻上「(顔の前で掌をヒラヒラさせて)怪しくない怪しくない」 彼女のヤオイ妄想にクッチーの入る余地は無かった。 荻上会長は桟橋の方に向かった。 護衛するかのように、浅田、岸野、豪田、巴の4人も付いて行く。 近付くに連れて、向こうから「にょにょにょ~!」という聞き慣れた絶叫が聞こえてくる。 荻上「何やってんだか…」 桟橋の向こう側も砂浜だった。 だがすぐ沖が深いらしく、遊泳禁止区域になっていた。 だから当然海水浴客はいない。 その砂浜で、クッチーはサッカーボールを蹴っていた。 ちなみに下は海パンだが、上は袖のちぎれたTシャツという格好だ。 大波が来るのを待って、その波に向かってボールをぶつけるように裸足の足で蹴る。 当然ボールは波の壁に押し返される。 そしてシュートの直後、1本足になっているクッチーは波を被ってひっくり返る。 そこで竹刀を持った斑目が砂浜を叩き、檄を飛ばす。 「どうした朽木君!そんなことではブラジルゴールは割れんぞ!」 ちなみに斑目は、海パンにゴム草履のラフなスタイルだ。 外回りの仕事が増えて元々日焼けしてるせいか、今回は以前のように日焼けにはこだわっていないようだ。 その足元には、数個のサッカーボールが転がっていた。 クッチーは急いで立ち上がり、海岸線から5メートルほど離れる。 そして大波の到来に合わせて、海岸線沿いに斑目がボールを蹴り出す。 そのフォームが不思議とさまになっている。 案外少年時代はサッカー経験があるのかも知れない。 あるいは「キャプ翼」に影響されて、1人でリフティングやドリブルの練習をしていた口かも知れない。 スピードは無いが、クッチーの前方5メートルの地点にボールはピタリと止まる。 そこでクッチーは「にょにょにょ~!」と奇声を上げつつボールに突進する。 クッチーは走るのが遅い。 足を出す角度やリズムが微妙におかしいので、消費したエネルギーに見合う距離や速度が生じない。 案の定、走ってきた勢いの殆どは、ボールの前に着いた時には消えている。 これでは何の為に走り込んで来るのか分からない。 そして大波に向かってシュート。 空手をやっているだけあってキック力はなかなかのもので、意外とそのシュートは速く威力はありそうだ。 だがそれでも、さすがに大波を突き破るまでは行かない。 そしてボールは再び海岸に帰ってくる。 斑目はそれを小まめに拾って集め、またパスを出してやるという流れだ。 荻上会長たち5人は、そんな様子をしばし呆然と眺めた。 大体何をやってるかは見れば分かるが、それでも荻上会長は2人に近付いて訊いた。 「何やってるんすか、こんなとこで?」 朽木「おお荻チン、見ての通りタイガーショットの特訓だにょー」 荻上「海水浴場でやらないで下さい!」 朽木「何をおっしゃる!荻チンは日本が予選リーグで負けて悔しくないのかにょー?」 荻上「???」 朽木「4年後の南アフリカでは、僕チンが仇を討つにょー!」 どうやらクッチー、すっかりワールドカップ熱にやられたらしい。 走るのが遅く長時間走るスタミナの無いクッチーが考えたワールドカップ対策とは、強力な必殺シュートを身に付ければいいという単純な結論だった。 朽木「僕チンは常に相手ゴール前に待機し、残り全員で守る。これならあまり走らないで済むし、守備は完璧だにょー」 荻上「で、斑目さんまで何故?」 斑目「1年の子たち、出来るだけ自由に遊ばしてやりたいからさあ。俺はどちみち泳げんから、今日は朽木君に付き合うよ」 荻上会長は悪いと思いつつも任せることにした。 荻上「…それじゃあお願いします。お昼になったら戻って下さいね『何で4年生の方が1年生より手間かかるのよ』」 立ち去る荻上会長の背中に、竹刀で地面を叩く音と共に「こら立てクッチー!そんなことではアジア予選すら勝ち抜けんぞ!」という斑目の叫びが聞こえてきた。 どうやら彼もいつの間にかノリノリのようだ。 海でタイガーショットの特訓というのは、男オタの琴線に触れるものがあるらしい。 4人のところに戻ると、相変わらず呆然としていた。 ただ、巴だけは何か考え込んでいるように見えた。 荻上「さあ戻りましょう」 みんな呆れているだろうなと思い、敢えて何も言わずに戻ろうとする荻上会長。 4人は彼女に続いて歩き出したが、意外な感想を述べた。 岸野「朽木先輩って、凄いっすね」 荻上「えっ?」 岸野「いや普通ああいう特訓って、4年生なら後輩にやらせるでしょう?それを自分でやっちゃうんだからなあ。なかなか出来ることじゃないっすよ」 荻上「いや普通やらないって」 浅田「そうでもないっすよ。うちの高校のOBに、やたらと後輩に特訓やらせる人が居ましたよ」 豪田「特訓って、何の?」 浅田「千本ノックとか、マラソンとか…」 岸野「あと毛布に包まって階段を転がり落ちる特訓もあったな」 豪田「…あんたらって確か写真部だったよね?」 浅田「そういう写真部だったんだよ」 岸野「まあ、あれはあれで楽しかったけど」 豪田・荻上「…(2人の意外な体育会系体質に声も出ない)」 突如、巴がクッチーたちの居た方に戻り始める。 荻上「どしたの?」 巴「ちょっと気になることがあるんで…」 豪田「何すんのよ?」 巴「すぐ戻るから、先戻ってて」 走り出す巴。 その後巴は、昼飯の直前まで戻らなかった。 昼飯の時間になり、再び全員集合する。 野外調理用の大型コンロを3台並べ、田中・大野コンビが次々と肉や野菜を焼き、1年生たちは恐縮しつつも次々とたいらげる。 神田「すいません、何か食事係にしちゃって。代わりましょうか?」 田中「いいよいいよ、俺らも焼きながら適当に食ってるから」 大野「そうですよ、さあみんな、遠慮しないで食べてね。あっ朽木君、その海老まだ早いから置いといて。肉先に食べちゃって」 朽木「イエッサー!」 田中「伊藤君、魚ばっかり食わないで野菜も食べて」 伊藤「はいニャー」 どうやら鍋奉行ならぬバーベキュー奉行を楽しんでいるようだ。 食事が終わると、デザート代わりとばかりにスイカ割りを始める。 わざとやっているのか、バットを持って海に入っていく者や、みんなの居る方にやって来る者などの爆笑シーンも交えて、次々とスイカが割られていく。 ただ最後の1個を、巴が怪力で木っ端微塵にしてしまい、しかも金属バットをくの字に曲げてしまった時だけは、一同ドン引きした。 さらに彼女のお詫びのひと言が、追い討ちをかけて場の空気を凍り付かせた。 「ごめん、手加減したんだけど…」 全力でフルスイングでやってたら、どうなったことやら… 午後になると、一部例外を除いて各自ポジション総入れ替え状態になった。 さすがに泳ぎ疲れたか、巴と豪田は日光浴を始める。 クッチーは再び必殺シュートを身に付けるべく、桟橋の向こうへ特訓に出掛ける。 さすがにクッチーの相手に疲れたらしく、斑目は助手役を伊藤と有吉に任せる。 荻上「あの2人ですか?大丈夫かなあ」 斑目「2人居ればボール拾いとパスを分業出来るから、さほど疲れないと思うよ。それにさあ…」 荻上「それに?」 斑目「午前中に巴さんが朽木君の走るフォームいじってたから、だいぶマシな走り方になったよ。だからタイガーショットとまでは行かないまでも、けっこう満足出来るシュートが打てるんじゃないかな」 荻上「巴さんが?」 斑目「凄かったよ巴さん。仮にも先輩相手にビシビシしごくんだもんな」 荻上「それを我慢出来たんなら、朽木先輩も丸くなったもんですね」 斑目「彼は割とマゾっ気あるから、女性に命令されるの好きなんだよ。巴さんのことも『監督』とか呼んで敬語使ってたし」 荻上「…仮にも4年生が1年生相手に監督って」 斑目「もっとも最後の方はトモカンって呼んでたけどね」 荻上「トモカン?」 斑目「巴監督の略らしいよ」 荻上「相変わらず、人を勝手な愛称で呼ぶのが好きな人だなあ」 呆れる荻上会長を背に、斑目は浅田と岸野のデジカメを握って歩き出す。 写真係2人は、午後からはボートで沖に出るのだ。 2人と一緒に乗るのは恵子と沢田だ。 ちなみに太陽光線に弱い沢田は、麦藁帽子に加えてサングラス装着という重装備だ。 台場、神田、日垣、国松はビーチバレーに興じる。 大野さんと田中は、また今年も砂の城を作っている。 どうやら「ハウルの動く城」らしい。 呆れるほど細かく、よくもまあ砂でここまで作れるものだと見る者を感心させる。 そんな様子をボンヤリと見ていた荻上会長に気を使ったのか、ビーチバレー組はひと区切り付けて彼女を泳ぎに誘った。 神田「会長、せっかく来たんだから少し泳ぎませんか?」 台場「そうですよ荻様。失礼ですが、ひょっとして泳げないんですか?」 荻上「泳げないことはないけど、私肌弱いから日焼けが…」 国松「曇ってきたから今ならそんなに焼けないですよ」 荻上「それに私、あんまし遠くまでは泳げないし…」 日垣「みんなも付いてるし、浅瀬で浮き輪持って行けば大丈夫ですよ。」 何時の間にか起きた豪田と巴が突進して来た。 豪田・巴「荻様~私も参ります~!」 荻上「ちょっ!ちょっと待…」 まるで捕獲した宇宙人を連行するように、荻上会長の腕を持って海に向かう巴と豪田。 日垣「おーいちょっと、浮き輪浮き輪!(浮き輪を持って追う)」 あとの3人も追おうとするが、荷物番に想定していた2人が行ってしまったので迷う。 3人の背後から不意に声がかかる。 斑目「行っといでよ」 驚く3人。 神田「シゲさん!」 台場「いつ戻られたんです?」 斑目「今さっきだよ」 どうも現視研というところは、長く居座ると気配を消す術を自然に覚えるらしい。 斑目「そんなことより行っといでよ。荷物は俺が見てるからさ」 天然ボケの気のある国松は、素直に好意に甘えた。 国松「ありがとう、シゲさん!」 神田・台場「すいません、お願いします」 2人もそれに続く。 そんな調子で、泳ぐ予定の無かった荻上会長も少しだけ泳いだ。 日垣の言う通り、彼女が小柄であまり泳ぎが得意でないことを考慮して、浮き輪装着の上であまり沖まで行かずに浅瀬で泳いだ。 幸い午後はずっと曇っていたので、太陽光線をあまり気にすることなく海水浴を楽しめた。 沖に出てたボート組も合流し、終盤にはかなり賑やかな状況になった。 波打ち際では砂の城作りを終えた田中と大野さんが、元写真部コンビのデジカメを借りてその様子を撮影していた。 (田中は自分のカメラは持って来てたが、殆ど大野さんの撮影に使い切ってしまった) みんなの楽しそうな笑顔を見て、荻上会長は内心ひと安心していた。 『夏コミのネタ論争の時は、ちょっと険悪な空気になったけど、みんな基本的には仲良しだから何とかなりそうね』 そろそろ帰りの時間が近付いてきた頃、桟橋の向こうから「にょにょにょ~!!!」という絶叫が轟いた。 先程までに比べ、格段に声が大きい。 絶叫に続いて、何かを吹き飛ばすような音と、何かが風を切る音が轟く。 次の瞬間、桟橋の先から沖に向かって、何かが高速で飛んで行くのが見えた。 その「何か」は沖に浮ぶ漁船の甲板に飛び込み、微かにガラスの割れる音が響いた。 どうやら窓ガラスを割ったらしい。 荻上会長が双眼鏡を向けてみると、船室からサッカーボールを抱えた漁師さんが出て来て、周囲を見渡して首をかしげていた。 急いで桟橋の向こうに向かう現視研一同。 途中で青い顔をした有吉と伊藤に会った。 有吉「あっ会長!」 伊藤「たいへんですニャー」 荻上「何があったの?」 桟橋の向こうに着くと、クッチーが寝っ転がっていた。 彼の足元の砂浜には、長さ30センチほどの深い溝が掘られていた。 荻上「朽木先輩、何があったんですか?」 朽木「おう荻チン、遂に必殺シュートが完成したにょー」 荻上「タイガーショットをですか?」 朽木「いやそれが、僕チンのサッカーセンスが凄過ぎて、一歩先を行ってしまったにょー」 荻上「どういうことです?」 有吉「朽木先輩、最後のシュート打つ時に軸足がカックンしちゃって…」 伊藤「それで思い切り砂浜蹴っちゃいましたニャー」 朽木「で、蹴り足が止まんなくてそのままシュートしたもんで、タイガーショットを完成させる予定が、雷獣シュートになっちゃったにょー」 こける一同。 朽木「でもねえ荻チン、やっぱり雷獣シュートが足首への負担が大きいってのは本当だったにょー。何かさっきから足首痛くて、上手く立てないにょー」 荻上「足首?(クッチーの足首を見て)ひへっ?」 青ざめる一同。 クッチーの右足は、爪先が後ろを向き、踵が前を向いていた。 朽木「やっぱちょっと挫いたかな?」 荻上「それどころじゃないです!思いっきり脱臼してます!」 朽木「にょ~!!!」 結局クッチーは、巴に怪力で足首の関節をはめてもらった。 幸い靭帯には損傷は無かったので、テーピングでガチガチに固めることで何とか歩けた。 つくづくタフな男である。 帰りの車の内の1台の車中にて。 運転手は沢田、助手席には恵子。 そして後部座席には巴、荻上会長、クッチーという面子だ。 恵子「いやー今日は楽しかったね、姉さん」 荻上「まあ最後のあれが無ければね」 朽木「いやー面目ないにょー」 沢田「クッチー先輩、大丈夫ですか?」 巴「靭帯はやってないみたいだから大丈夫よ」 朽木「いやートモカンのおかげで助かったにょー」 一同「トモカン?」 朽木「でももう雷獣シュートは、やめた方がよさそうですなあ」 荻上「当たり前です!」 恵子「まあまあ姉さん、それより夏コミ済んだらまた合宿やんねえ?」 沢田「あの去年軽井沢行ったってやつですか?」 巴「いいですねえ。あと冬もスキーなんかどうです?」 恵子「ほんとに体育会系になって来たな、現視研。どう、姉さん?」 荻上「夏は恵子さんに任せます。冬の方は冬コミが当選するかによるけど、多分正月明けてからですね」 朽木「雪山で修行ですか。よし、今度はイーグルショットの特訓ですにょー」 一同「全然懲りてねえな…」
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上のうどんげさんは座っているところですね...可愛いから文句あるまい、可愛いといったらポケモン でいうならピカチュウとかポッチャマあたりですかね(個人の問題か)。 でもこんな人がこの世界にいたら大変だよね例えば銀玉の銀さんとかドラゴンボ-ルの悟空とか悟飯とか サイヤ人とかだってカメハメハ-なんてやられたら人しんじゃうだよ、怖い恐ろしい 妖怪バスタァァァ 東方の博多霊夢ちゃんです。結界師かと思うほどかっこいいですね、まあここにヨシモリや時音がいたら 滅していたと思うだけど犬のにいちゃんなら風のキズとかで一撃でしょうね弥勒様なら風穴珊瑚なら まあまあいいコラボです...いいなあ
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第二の島にあるチャンドラビーチに、俺達は海水浴に来ていた。 弐大と終里は沖のほうまで遠泳し、九頭龍と辺古山は砂浜で見える位置でお互い横に並んで歩いていた。罪木は西園寺にいじられ、小泉がやんわりと止めにかかっている。 ソニアは田中と砂の城を作っており、それに左右田が無理やり加わっていた。澪田はいそいそとスイカ割りの用意を。花村は通常運転でみんなの水着を鑑賞中。 十神はビーチチェアでこんがり焼いており、狛枝はそんな皆を遠くから眺めていた。 各々が様々なやり方で海を楽しんでいるを見えるなか、パラソルの下に敷かれたシーツの上で、ぽつんと一人でゲームをしている少女が居た。 「七海、泳がないのか?」 「……泳いでる途中で眠たくなって、溺れちゃうと大変だからね」 それはたしかに大変だが、せっかく水着に着替えているだから楽しめばいいのに。 七海が着ているフリルの付いた白いビキニは、かなり堕落的かつ怠惰な生活を送っているであろうにも関わらず、結構な身体つきの彼女の身体に惜しげもなくフィットしていた。 あんまりじろじろと女の水着姿を見るのはマナー違反だと察し、目を逸らした。その先には誰かが用意したのだろう浮き輪が置いてあった。 「それじゃあ浮き輪をしたらどうだ? それなら溺れないだろうし」 ぴこぴこと軽い電子音を鳴らすゲーム機の画面をじっと食い入るように見ていた七海は、そこで初めて顔を上げる。 「うーん、大丈夫……なのかな? 浮き輪なんて使ったことないや」 「そうなのか? だったら俺が教えてやるから、行こうぜ」 「…………うん、分かった」 ゲーム機の電源を落とし、立ち上がった七海。俺は浮き輪を手に彼女と海に入っていった。 ◆ 初めて使用する浮き輪の楽しみ方を教え、気が付けば時刻は太陽は大きく傾いていた。 浮き輪の穴に腰を入れ、ぷかぷかと海水の波に小刻みに揺れる七海に訊いた。 「どうだ七海、やっぱり安全だっただろ?」 「うん、これなら安心して海の上でもゲームが出来るね」 「いやゲームはするなよ……」 どこまでもゲーム一筋な彼女に呆れていると、ぽつりと彼女は言ってきた。 「……日向くんは私に色々なことを教えてくれるね」 「お前が知らないだけだろ。こんなの常識だって」 「…………じゃあ、そんな常識も知らない私を不思議に思わない?」 「……確かにちょっと変わってるなとは思うけど、それには何かしらの事情があるんだろう。仕方ないんじゃないか」 「…………」 俺の言葉にすっかり黙り込んでしまう。……何かいけないことを言ってしまったんだろうか。 とりあえず謝ろうかと思った矢先、耳に大きく水をかき分ける音が入ってきた。 なんだ? 何の音だ? 次第に大きくなってくる音のほうを振り向くと、高く飛沫を上げ沖から泳ぎきり、岸まで戻ってくる弐大と終里の姿が見えた。 「うおおおお! 負けねえぞ!」 「がっはっはっは! そんな泳ぎではワシには勝てんぞ! 全身の筋肉をバネのように使うんじゃ!」 どちらが先に岸に着くか競争をしているらしく、泳ぐコース上に俺と七海がいることにまったく気付いていないようだ。 「お、おい! 弐大、終里! 俺達がいるんだ! 泳ぎをやめろ!」 「オレが勝ったらスイカはオレのモンだああああ!」 「その負けん気やよし! ワシも全力でいくとするかのおおお!」 ダメだ、まったく耳に入らっていない。 あんなスピードで突っ込まれたらおそらく大惨事になるだろう。急いで回避しないと! 「七海ここは危ない! 早く逃げるぞ!」 浮き輪に乗った七海を引き、なんとか足を動かそうとするが、今俺がいるのは肩まで浸かった水の中。陸とは違い、思うように身体がスムーズに動けない。 なんとか避けよと必死になるがまったく間に合わず、身体はぶつかりはしなかったが、通常の人間では絶対に出来ない大きさの波に押され、俺達はバランスを崩した。 「うわっ!」 「わっ」 転び海中に頭まで浸かり、上下の感覚も分からなかった。必死にもがき起死回生、頭を海面に出すことに成功し、大きく息を吸い込んだ。 「おい! 危ないだろ!」 大声で注意したが、見ればもう二人は砂浜まで到着していて、聞こえてはいなかった。 ため息を吐き出した俺はふと、七海がいないことに気付いた。 「七海! どこにいるんだ! 七海!」 「おーい日向くん、こっちだよー」 声がするほうを向くと、大して離れていない距離に、七海が立っていた。 「大丈夫だったか、七海?」 「うん、怪我はないよ。でもすごかったね二人の泳ぎ」 「んなこと言ってる場合かよ……。早く陸に上がるぞ」 あいつらに文句の一つ言わなきゃ気がすまない。急ぎ足で岸まで歩く俺に、七海が声をかけた。 「あ、待って日向くん、ちょっとこっちきて」 「? どうかしたのか?」 「……うーん、結構大変なことになってはいるかな」 やはりどこか身体を痛めたのか。七海の元に行くと、彼女がおかしな態勢をしているのに気付いた。 腰を屈め、肩まで浸かった態勢はなにを隠そうとしてる風にも見えた。浮き輪も無い。 表情も微妙に焦っているように感じ取れ、何事かと俺は訊いた。 「どうしたんだ? 身を屈ませて」 「あのね、水着が無くなっちゃったんだ」 「…………は?」 透明度の高い海の中、よく見れば七海が片手で胸を隠しているのが見えた。 「多分、さっきの勢いで水着が外れたみたいなんだ」 「だ、だったら早く探さないと……」 海面の上に浮かんでいないか探してみるも、そんな物はまったく無かった。 「無い…みたいだね。いつまでもこのままじゃ皆にバレちゃうし、大事にはしたくないし」 「じゃあどうするんだ…?」 「私にちょっと考えがあるんだ。……日向くん、後ろ向いててくれる?」 七海に言われるとおり、後ろを向く。いったい彼女が何をしようとしているのか、さっぱり分からなかったが、じゃぶじゃぶと何やら動く音がし、猛烈に振り向きたい衝動が湧き上がる。 今俺の後ろには上を裸にした七海がいる。 そんなシチュエーションが閃き、次々と浮かび上がってくる邪な考えを一心不乱に振り払う。 「えい」 状況に釣り合わない暢気で可愛らしい声と共に、俺の背中に柔らかい感触がした。 「!? !!?」 人間、本当に驚くとまともに声さえも出来ないのかと、俺は知った。 「な、ななな七海!?」 振り向いて彼女がなにをしているのかを確認したいが、今の七海はほとんど裸に近いので、首を動かすのはとっさに止めた。 なので言葉だけで説明を要求することにした。 「な、何してんだよ!?」 「何って……日向くんの身体で私の裸を隠してるんだ」 裸を隠す……! 俺の身体で……!。 水着一枚の俺と、水着が流され上には何も着ていない七海。そんな格好でおんぶなどされたら、ダイレクトな感触と体温が俺の背中に駆け巡ってくる。 「ごめんね、こんなことしちゃって。でも日向くんしか頼れる人がいないからさ」 近い距離で耳元から言って来る言葉は、まったく脳に届いていない。 背中の触感の正体を脳の片隅に無理やり押し込め、足を動かすことに集中することにした。 ◆ とりあえず今の状態の七海を放ってはおけず、みんなが遊び夢中になっている隙に、ビーチハウスに二人で入ることにした。 チャンドラビーチに建てられたビーチハウスは、クローゼットが設置され、備え付けの冷蔵庫の中にはただ水から着色料で飲みすぎの際、人体に影響がありそうな飲み物が大量に入っている。 基本このビーチハウス内での着替えは、覗き防止のため禁止されている。 そんな部屋の内に作られたシャワールームに俺は七海をおんぶから下ろした。 あまり七海を視界にいれると変な気持ちが出てくるので、視線から逸らしたまま話すことにする。 「と、とりあえずここで待っててくれ、タオルを持ってくるから。そのあと俺が失くした水着を探してくるよ」 これ以上二人きりでいると理性が危ないので、まくし立てシャワールームから出ようとするが 「待って」 海パンの裾を摘まれ、静止の声が掛けられた。 「そのままでみんなの前に出るのは不味い……と思うよ?」 そのまま? 七海がなんのことを指しているのか理解出来ずにいると、ずいと俺の前に出てきて目を合わした。 ぼんやりとして何を考えているか常に分かりにくい表情に、澄ました無垢な瞳にどきりと心臓の鼓動が跳ね上がった気がした。 上目遣いで覗き込んでくる七海は、絡まる視線を離さず、人差し指を立て俺の下を指差した。 「日向くん、反応してるよね?」 「はんの……っ!?」 全身が熱くなった気がした。七海にそんなことを言われるなんて想像だにしていなかった。 「そ、そんなわけないだろ! 俺は別に……!」 「嘘。私気付いてるよ。おんぶされたとき足にぶつかったもの」 まさかそんな。七海の胸の感触に気を取られていたので、当たった意識なんてまったく無い。 でも本人がそう言うなら本当なのだろうか。 「う…え、あ……その」 「…………あは。どうやら当たったみたいだね」 「え?」 「ごめんね、ほんとはぶつかってないんだ。カマかけてみた」 「な、七海……っ!」 このまま死んでしまいたいくらい恥ずかしい。 今この場で消えてしまってもいいほどだ。 「……うん。でもほんとに反応してるんだ。うん」 俯きわずかに弾んだような口調でなにやら呟いている。俺はどうすればいいのかまったく分からないのに対し、至って平静の七海はもう一度目を合わせた。 「私のせいで、日向くんはそうなってるんだよね?」 「い、いや、別に七海のせいじゃ……」 「でも私が日向くんを困らせちゃったわけだしさ、そんなことになってる中、みんなの前には出て行けないんじゃないの?」 「そ、それは……」 「……だから私が責任をとって、日向くんをスッキリさせようと思うんだよね」 「責任!? スッキリ!?」 一体全体七海がどうしたいのか、一瞬想像してしまい振り払った。年頃の女の子にそんなことをさせてしまったら、俺は一生七海と顔を合わせられない。 いくら本人が言っていてもだ。 「そんなこと、お前は気にしなくていいんだよ! 少ししたら落ち着くから気にしないでくれ!」 「……でもあんまり時間が経っちゃうと、私達がいないことみんな気づいちゃうんじゃないかな。多分そうなったらここもすぐに見つかっちゃう……と思うよ」 それはたしかにかなり困るが、それで七海に手伝ってもらうなんて……。 「それにね」 目と鼻の位置にまで顔を近寄らせてくる七海の表情はいつもとは違い、どこか真剣だった。 「私自身、ちょっと興味あるんだ。ダメ……かな?」 ◇ シャワールームの壁に背を持たれかけた俺は、床に膝をついて海パンに手をかける七海を黙って見ていることしかできなかった。 本来なら七海は何一つ悪くないのに。ここは今からでも断り、七海の行おうとしていることを止めるのが筋ではないだろうか。 心ではそう考えているのにそれが口に出ない。行動に移せない。はやり俺はこの状況に喜びを感じているのか? そう考えたら俺は猛烈に死にたくなる。 そんな俺の断腸の思いなんて気付いておらず、七海は海パンをズリ下ろし、そそり立った俺のモノをまじまじと見てみた。 「男の人のを生で見るなんて初めてかも。知識や資料では知ってるけど。……えっとそれでここからどうすればいいのかな、日向くん?」 「は!? 俺に聞くのか! そんなこと!」 七海が適当にやってくれるのかと思っていたらまったく違うのか。 「だって私、あんまりそういった知識ないから。日向くんはどうされたい? 私はどうしたらいいのか教えてほしいな」 七海に今俺がしてほしいことを口にして言うなんて……なんだよその羞恥プレイは。 「ほら、早く言ってくれないとみんなが来ちゃうよ」 その台詞はほとんど脅迫染みてないか……。 急かす七海に俺はやけくそ気味に要求した。 「む、胸で……してくれ……」 「……おっぱいを使うの? どうやって?」 「……俺のを……挟んでくれ……」 顔が熱い。頭から湯気が出てきてもおかしくないほどに、俺の体温は急上昇中だ。 「……分かった。やってみる」 自分の両乳房を持ち上げ、左右に広げモノを包みこんだ。 柔らかく、それでいて張りのある七海の胸に包まれた。夢にも思ってない状況だ。 「ん……日向くんの熱い、それに硬い」 「い、いちいち実況しないでくれ……! 早く終わらせようぜ……!」 「そうだね。それでここからどうするの?」 それすら知らないのか。もしかしたら全部俺から言わないといけないのだろうか。それはなんて拷問だ。 「上下に動かしてくれ……」 胸での扱き方を教えると、七海は俺の言うとおり、胸を押さえ込み上下に動かし始める。 しゅりしゅりと肌が擦りあう音が、密室のシャワールームに響きいやらしさを増幅させていく。 「くっ……七海……」 胸のほどよい力加減で揉まれ、味わったこと無い気持ちよさに声を漏らしてしまう。 「……日向くん、気持ちいい?」 俺の反応を気にし、胸を動かしながら問いかけてくる。 どんどんと崩壊していく理性の隙間から、本音が出てしまった。 「ああ……気持ち、いいぞ……」 「……そっか。じゃあもっとしてあげる」 やり方を学習して覚えたのか、さっきよりも少し早めに動かし始めた。次第に動きは上下のみならず、左右別々に動かしたり、様々な方法を試し、その度に俺の反応を確かめに来る。 「っ……ふぅっ……! かっ……っう……!」 「……気持ちいいのなら我慢しなくていいのに。聞いてる人は私以外いないから素直に出していい……と思うよ」 お前に聞かれてる時点で恥ずかしいんだよ! じわじわと襲い掛かってくる快楽をなんとか抑え、声を出すのを我慢する。 「うーん、なんだか滑ってちょっとやりにくいなあ」 胸と俺のモノの摩擦が会わず、擦りにくいのだろう。少し悩んでいた。 「……唾液をかけるといいんじゃないか?」 「あ、そっかなるほど」 七海にそうアドバイスをして、ふと気付いた。なんで俺は七海に助言しているんだ。俺はこんな行為は反対だったのに。 「唾、かけるよ」 もごもごと口に唾液を溜め、舌を出してモノに垂らした。 生暖かい液体が付けられ、またもや嬌声を漏らしてしまった。 「ん……もうちょっとかけようかな……」 モノが七海の唾液を程よく浴び、動きを再開させた。 音が粘ついたものに変わり、扱き方もすばやくなっていた。 「やりやすくなった」 「はっあぁ……! 七海……っ!」 「あはっ、日向くんも気持ちよさそう」 気持ちいいというよりも、七海に胸でされていることと、唾液を塗布されたという事実に興奮さを加速させていた。 ぬちぬちと七海が胸を上下左右様々な動きをするたびに、言い表せない快感が波のように攻めてくる。 「ん……日向くんの、さきっぽから透明なのが出てる……あむ」 「!? な、七海……!?」 モノの先を七海は信じられないことに、唇をくっつけて来た。 それに俺は激しく動揺した。 「おまっ! なにやってるんだ!」 「んむ……らって、こうひはほうがはやくひなはふんをほっとひもちよくできるとおもほっへ」 (だって、こうしたほうが早く日向くんをもっと気持ちよくできると思って) 俺を気持ちよくさせることが本来の目的では無いはずだ。これは七海をおんぶした際に、不覚にも勃起してしまった俺に責任を感じ、七海がそれの処理をすることが目的だったはず。 どうして七海はあの手この手で、俺の欲求を満たそうとするのだろう。 「んむんむ……ぷはっ、ちゅう…ちゅぱ、はむ……」 谷間から出てきたモノの先を舌先で舐め、口に含んだりと本格的な性行為の一部を行っていた。 生涯生まれて感じたことのな快感に、喉から搾り出すような声が漏れてしまう。 「うっ……くぅ…ふぅっ……!」 「…………」 見れば俺のモノを舐めながら、じっと俺の顔を見つめている七海と目が合った。 女の子がそんな事をしている状態を眺めるのに、恥ずかしさで耐え切れず目を離そうとすると、七海が舌でモノの裏筋をぺろりと上舐めしてきた。 「うあっ……!」 「…………」 背中に電気が流されたように甘い声を出してしまった。そんな俺の表情を見ながら、次に七海は尿道を舌先で軽く突いてきた。 「~~~っ!」 手を変え品を変え、様々なテクニックを使い口舌を使い分けていく。続いてモノの先端をぱくりと咥え、丹念に舌全体で先をしゃぶりあげる。 その際も一切俺から視線を逸らさない七海。 これは恐らく、俺の反応を確かめ色んなやり方を独自で研究しているのだろう。 俺が一番気持ちのいいポイントを探っている。 「ん……ちゅぱっ……分かった。日向くんは、ココを攻められると一番反応するみたいだね」 そう言い、裏筋を執拗に攻め立てた。 挟まれた胸を動かすことを忘れずに、舌先で、胸の間で、モノを全体的に加減無く弄られる。 瞬間、爆発的に射精感がこみ上げてくる。 「や、やばいっ……! 七海、マズいから……顔っ、離せ……っ!」 「え……?」 「あ……! あああぁぁぁ……っ!!」 俺は射精した。 どんどんと流れるように出てくる白濁の精液を、七海の前で出してしまった。 射精を止めたくても、一切止まることを知らないように、自重をせずかなりの量をぶちまけてしまう。 長く、永遠に感じる快感に真っ白な頭と視界に、腰が砕けた。 「はあ……はあ……」 俺はまったく何もしていないのに、身体がだるい。息も苦しかった。 このまま眠ってしまおうかと考える中、七海はどうしたのかとはっと目を開けると、 「…………」 顔を精液まみれにした七海がいるのだった。 目も髪も鼻も口も、ほとんどが精液で塗り潰され、目も開けられない彼女の姿があった。 「ご、ごめんっ、七海! 顔に出してしまった!」 「…………大丈夫だよ」 慌てる俺に対し、七海はこんな時もマイペース加減を崩さない。 まぶたにとろりと垂れた精液を指で救い上げ、そのまま口に入れてしまった。 「!?」 「もぐもぐ……うん、想像してたよりも苦いかも。これは弱アルカリ性だね」 口内に収めた精液を味わっていた。 そんな光景に、俺は見ていることしかできなかった。 「臭いも汗臭い……。確かに海産物を思わせる塩のような臭いかも……ぺっ」 口に入れた精液を吐き出した。 「……まずい」 「あ、当たり前だろ! なんで食べたりなんかするんだよ!」 「……日向くんから出たから、どんな味がするのかと思って」 相変わらずの好奇心旺盛な行動に、もう唖然とするほかなかった。 「と、取りあえず……もう色々と満足したろ? 早く口を濯げよ」 このシャワールームは当初、工事中で水が出なかったらしい。 しかし今はその工事も終わり、泳いだ後身体についた海水を洗い落とすための水が出るようになっていた。 「ついでに……その……顔についたのも洗え。ごめんな、いきなり出して」 「ううん、問題無いよ。突然で驚いたけど、日向くんが十分だったら私も安心したよ」 「お、俺、水着探してくるから、その間にシャワー使え。俺のことはもういいから」 尻餅をついた身体になんとか力を入れ、立ち上がる。 まだわずかに残った快楽感に、腰がむずむずし足も不安定で支えにくい。 シャワールームを出る俺に、七海は最後に質問を訊いていた。 「日向くん」 「な、何だ?」 「私の口……気持ちよかった?」 「っ!? ば、ばかっ! なんだそんな事訊くんだよ!」 「だって、気になるから……。で、どうだった? 初めてだから日向くんを満足させられたか自信は無いけど……」 それは俺もされたのは初めてだ。 でも、七海も初めてだったのか……。 それを聞くと、なんだか妙に嬉しく感じてしまった。 「…………き、気持ち……良かった、ぞ」 俺は正直に言った。 気持ちよかったのは本当で、生きてて多分味わったこと無い感覚だったと思えるほど、七海の胸と口はすごかった。 「……そっか」 それだけ聞けてもう済んだのか、ガラス張りの部屋に入り、シャワーを浴びる。 俺もそれに後を追うように、シャワールームから出た。 ◆ 七海との事情のあった海水浴から数日が経った。 俺は自分のコテージのベッドで、ぼんやりと天井を眺めていた。 脳内でいつまでも取れない、七海との事情の内容に、四六時中悩んでいた。 七海の胸や口、射精した後のあいつの白濁まみれになった顔が、全然離れやしない。 目を閉じても思い浮かぶ光景に、何をやっても手付かずだ。 一体どうすればいいんだ……。 そう悩んで困った俺の部屋に、チャイムが鳴り響いた。 驚いて変な声を出してしまったが、気持ちを切り替え出入り口に向かう。 そして扉を開けて見た、訪問者はといえば──七海だった。 「な、七海」 「……日向くん、今暇かな?」 七海はあんなことをしたというのに、一切変わった様子を見せない。 いつも通りに居眠りをしたりゲームをしたりと、まるでこの間のことが、俺だけにしか訪れなかった夢だったのではないかと思えるほどに。 「暇だけど……なにか用事か?」 「うん、ちょっと……これを、ね」 背負った猫型のリュックから取り出したのは、一つのゲームだった。 パッケージを見ると、ただのゲームではない。女の子があられもない姿で、あられもない格好した物で埋め尽くされていた。 俗にいうエロゲーだ。 それを持って俺の部屋に来る理由とは……。 「あのね、日向くんとこの間シャワールームでやったこと……憶えてる?」 憶えてるなんてレベルじゃない。あれは一生取れない記憶となるだろう。 現在進行形で唸っていたところなのだから。 「お、憶えてるけど……それがどうしたんだよ」 「……シャワールームで日向くんに私がしたこと、あれってフェラチオって言うんだね」 「!?」 「それでこのゲームをしたんだけど、私がしたのと同じ事を、このゲームに出るキャラがやってたんだ」 「…………」 「それでね、フェラチオって色んなやり方があるみたいだから、日向くんにさせてもらおうかなって、お願いしにきたんだ……」 「!!?」 「ダメ……かな?」 エロゲーで知ったフェラチオの技術を俺に頼んでやらしてもらおうと、頬を薄らと染め上目遣いで可愛く頼む七海。 それに俺は──。
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投稿者(とうこうしゃ)【僕たち私たち】 投稿をしている人に対する一般的な呼び名。 雑誌・読者ページによって,また人それぞれで呼び方が違っていたりするのが面白い。 例)投稿戦士,ハガキ戦士