約 821,756 件
https://w.atwiki.jp/todouhukenbatorowa/pages/34.html
編集お待ちしております。 ぼっち概念 + ... 天照大御神要素や状態異常耐性などで強キャラ感があるが、それゆえに? 近畿地方で孤立している。ぼっち。 主人公っぽいとも言われるが、はたしてぼっちでストーリーを回せるのか、それは誰にも分からない。 主人公概念 + ... 主人公三重 武器は八咫鏡 近畿にも東海にも参加している人気者(にみえるだけ)。実際はグループ集会の時「お前本当はあっちの集まりに参加したかったんだろ。無理するな」ってちょっと思われている。 三重だけ北海道を呼び捨てにしてるのは、北海道を命名したのは三重県民という事実から 周りになんでもかんでも解決してくれると期待されてる。 無能力主人公概念 + ... The主人公 最初は無能力。しかし、素質的には多彩な能力を持ち、都道府県たちとふれあいときには心を通わせ、ときには戦闘することで才能を開花させていく のほほん少年概念 + ... ゆるい雰囲気の中性的な少年。 近畿?東海?まあ両方ってことでいいじゃない。関西や中部には入ったり入らなかったりして、自分の立ち位置に悩んだり悩まなかったりする。 伊勢神宮や熊野古道など、日本でも屈指のパワースポットがあり、霊的な力に優れている。 古来から日本の東西の文化がぶつかる場所であり、お伊勢参りには全国から参拝者がやって来る。そうして人・物・情報が集まり、自然と商売上手に成長した。現代においても、観光業は得意分野。鈴鹿サーキットやナガシマスパーランド、志摩スペイン村などのテーマパークも有している。 伊勢海老、松坂牛、桑名のハマグリなど、美味しい物が多いことでも有名。 それなりに愛想良く仕事をしていれば生活出来たせいか、割と穏やかでのほほんとした明るい性格。なんでも「ほどほど」が良いよね。 ただし、神宮のお膝元故か、嘘吐きは大嫌い。罰が当たるよ。 基本的に真面目で気配り上手。金銭感覚もしっかりしている。 伊勢銘菓赤福が大好き。とりあえず他県へのお土産はこれを持っていけばいいと思っている。 名古屋名物天むすは、実は三重発祥(名古屋名物の発祥には諸説あったりするものも多いが、天むすは三重で確定している)人気が出たなら名物認定も仕方ないと考えたりもするが、名古屋発祥と誤表記するのはやめろと思っている。 忍者の有名所、伊賀流のあった場所なので忍者の技を使える。ただし、まだまだ修行中(三重大学大学院には専門の忍者コースが存在する) 九鬼水軍がいたので、海戦も得意かも。 もしかしたらこんなバトロワ三重 + ... (主人公概念) 闇堕ち愛知(名古屋に侵食され済み)と戦う ⇒伊勢vs熱田の神器対決 序盤北海道殺されることから黒幕との因縁があり、終盤で、三重県の太陽の力が覚醒する。 「あんたに恨みはないが北海道には思うところがある……俺はあいつの名付け親だ。焼け朽ち果てろ《天照》」っていうバトル展開に。 (無能力主人公概念) 毒殺された北海道の死の真相を追ううちにバトルロイヤルに巻き込まれる。 初戦は熊野街道で繋がりがある和歌山 →和解して味方になる 中盤愛知と戦い最初はコテンパンにされ、相棒の和歌山を失う。 だが、熊野の黄泉がえりの力で熱田神宮の力を取り込んで復活させる。 最後には異能《天照》が覚醒し、全てを焼き尽くす力を手に入れる。 三重県の異能概念 召喚系異能『神器招来 天照』 + ... 伊勢神宮に祀られる「八咫鏡」の霊威を呼び出し、現世に顕現させる。 顕現した八咫鏡は、太陽神である「天照大御神」の力を宿しており、光で敵を焼き尽くして浄化する。 敵の攻撃を反射することも可能。 <由来> 天照大御神の岩戸隠れの際に、この鏡で天照大御神自身を映して、興味を持たせたとされる。また天孫降臨の際、この鏡を天照大御神自身だと思って祀るよう神勅が下されたという。 異能『御饌都神(みけつかみ)』 + ... 祈りを捧げることで、望みの食べ物を生み出すことができる。 この時、必ず複数人分の食事の量が出現する。 <由来> 伊勢神宮外宮に祀られる「豊受大御神」は食物を司る。 元々は丹波の神だったが、天照大御神が「一人で食事するのは嫌だから、丹波の食物の神を呼んできて」と雄略天皇の夢枕に立って言ったことから、外宮に祀られるようになったという。 攻撃系異能『紀和の火祭り』 + ... 由来は三重県熊野市紀和町で行われる紀和の火祭り。 8月。三重県熊野市紀和町では火祭りが行われ、木製の大砲・北山砲の再現発射や2000発以上の花火の打ち上げ・太鼓などが山々に響き渡る。 この祭りの中心である『柱まつり』は、紐の付いた松明を回転させ、約20mの高さに吊るされた竹籠めがけて投げ入れる。あらゆる災厄を松明と共に夜空に放つ事で、安全祈願や無病息災・五穀豊穣や大漁成就を願う。 締めとして幅200メートルにも及ぶ打ち上げ花火・ナイアガラはこの祭り最大の見どころである。 『紀和の火祭り』はそれに因んだ異能で、砲撃音が鳴り響いたあと、あらゆる災厄を焼き尽くす火の弾が無数に放たれ天を焦がし、広大な炎の波が大地を焼き払う。 召喚系異能『啓行蛙(みちひらきのかはづ)』 + ... 猿田彦大神の神使である蛙を召喚する。召喚された蛙に攻撃力は無いが、三重やその仲間を幸運な方向や場所へと導いてくれる。 〈由来〉 猿田彦大神は天孫降臨において邇邇藝命の啓行(道案内)をした国津神。その役目から「みちひらきの大神」とも呼ばれる。啓行を終えた後は伊勢の五十鈴川のほとりに鎮座したという。 神使は蛙であり、猿田彦大神を祭神とする二見興玉神社(三重県では伊勢神宮に次いで参拝者数が多い)の境内には多数の蛙の像が並ぶ。 猿田彦大神を祀る神社は各地に存在するが、その総本社は椿大神社または猿田彦神社とされ、どちらも三重県内にある。(ちなみに椿大神社は三重県で3番目に参拝者数が多い。) 召喚系異能『魔見ヶ島の童子』 + ... 由来は三重県熊野市の鬼ヶ城伝説より。 平安時代。多蛾丸(たがまる)という鬼が子分を率いて、熊野の海を荒らし廻り、人々を困らせていたので、時の将軍・坂上田村麻呂に討伐命令が下る。 しかし、多蛾丸は「敵は菩薩の加護を受けてるから、自分達の力は通じないだろう」と、断崖絶壁で強い波が叩きつける鬼ヶ城に籠城した為、迂闊に攻め入る事ができない。 困っていたその時、沖にある小島に弓を持って舞い踊る童子が現れ、不思議に思った将軍が自身の船に連れてこさせると、童子は弓を渡し一緒に踊る事を勧める。 将軍を始め、兵士達が踊りだした事を不思議に思った多蛾丸が戸を開けた瞬間、坂上田村麻呂は童子からもらった弓で鬼を射殺した。 親分を殺され指揮を失った鬼の子分達はあっという間に将軍の軍勢に倒され、それを見届けた童子は菩薩の姿に戻ると光となってその場から姿を消した。 以来、童子が現れた島は魔見ヶ島と名付けられたという 『魔見ヶ島の童子』はそれに因んだ異能で、踊る童子を召喚し対象の意識をそちらに向けさせる。
https://w.atwiki.jp/cosmicbreak/pages/2000.html
FLY20のリリレで発射と同時に前フロDをしてみよう。 どれほど使い物にならないかわかるから。 -- (名無しさん) 2010-04-23 12 33 18 他武器と同じ運用をするなということだな 間隔が非常に長く速度も遅い 連射は効かないから弾を撃ちつくすことは極稀 発射音、爆発音、エフェクト諸々派手過ぎで位置バレしやすい ヒット・アンド・アウェイで距離をとらないと即蜂の巣か、袋叩き 高機動砲が扱いやすい類だろうが素直にバズのほうがいいわな 砲で囮役は無謀だよなぁ -- (名無しさん) 2010-04-27 00 50 14 上 弾を撃ちつくすことは極稀 この威力でこの弾数で撃ちつくさずに試合が終わったら、さぞや残念な総攻撃になるだろうな。 やたら弾速が速いコイツを見たが、アレは内蔵AMの方か・・・? -- (名無しさん) 2010-04-27 04 58 01 尼BDは少なくともノヴァの5連弾は無強化で弾速270 とにかくどう扱えば良いのかさっぱり思いつかん… 少なくとも既存武器からコレに持ち替える必要性は0 尼AM内蔵の方は弾速同じだが射程が290あるのでGラピ3枚挿してやれば辛うじて使えるが… ハイシューター2枚挿しでも多分にロマンな打ち上げ花火 爆風が持続する、と説明にあるが範囲も狭いし時間も短い せめてトイボ並に残るなら適当にばら撒いて空戦が近寄れなくするとか出来るんだが -- (名無しさん) 2010-05-01 23 16 33 ミッサイドAMにコレ持たせて一斉射撃。 時間差攻撃で追加攻撃!に ならないか… -- (名無しさん) 2010-05-01 23 55 09 強化前提で使えるかどうかってレベル 対費用効果は極めて悪い ブラガ率を考慮すると一本では火力不足気味 遮蔽物が多いと誘導が仇になって使い難い面もあるな あえて使うなら中距離支援用か? 前線のやや後方から味方の頭上の空戦を適当に牽制するくらい 当たれば一瞬怯ませられるんだが・・・ とはいえ、弾速が遅く射線上に割り込まれたり、味方に当てても迷惑という おまけに目立つから真っ先に狙われる上に張り付かれたらコレ一本じゃ対応できないと・・・ ダメダメだなこりゃ スコアも空気になれるかどうかレベル どうしても使いたいなら尼AM2のS2で十分だろう 蛇足だがカジマAMやサイコAM使いのバリエーションのひとつとしては面白いだろうな -- (名無しさん) 2010-05-02 02 43 20 一応はSサイズ砲戦に手持ちで持たせられる最初のミサイル 誘導も微妙に他のミサイルより気持ち強いか? とはいえ使いづらさは如何ともし難いか -- (名無しさん) 2010-05-02 19 31 12 表記射程の1.8倍ほど飛ぶ他のミサイルと違い、ほぼ表記通りの位置で爆発する そのためガシマサイコ的な使い方すらできない 射程が短いのも問題だが、速度があまりに遅すぎて話にならない いくらコスト60でもこれはちょっと・・・ 一応、爆風9割だから空へのダメージは高め -- (名無しさん) 2010-05-02 23 56 50 弾速遅すぎるだろう・・・ -- (名無しさん) 2010-05-03 01 59 50 Gラピ二枚挿してみた。 いくら到達速度が速くても、最長飛行距離からはずれると勝手に自爆するから全然当たらない。 射程内だとそこそこ当てやすくはなってた。それにしたってGラピロケラン程度だが。 -- (名無しさん) 2010-05-03 05 20 11 高射砲だろ。自動で爆発するんだから置いておくステキ弾幕 -- (名無しさん) 2010-05-06 17 04 05 ハイウェイステージの出現で再び脚光を浴びるか期待。 -- (名無しさん) 2010-08-30 21 30 27 上 どう考えても無理。 -- (名無しさん) 2010-08-30 22 35 40 とりあえず自分で使ってから書き込もうぜ 内容も具体的にして 批判も使ってからの方が望ましい 進行方向が限られる中で爆発で道を塞ぐという使い道なら思いついたが・・・・・・ 多分ゴリ押しで進んでこられて突破されるだろうな -- (言ってるそばから持ってないのにコメントしちゃってるよ・・・・・・) 2010-08-31 01 25 06 道塞ぐ形で当てるには爆風残留時間が短いし、そんなピッタリな地形任意当ては無理。 相手に直接ブチ当てるなら、爆風に頼る必要などなく大判定バズなどで押し潰せばいい。 言うまでもなく、進行方向側の敵に当てるのは適さない。 というか正直「そもそもあのマップにはミサイル系は適さない」わけだし あぁ、それと「何の根拠もなく妄想で○○なら使えるかも」と言うのは自由だけど 「却下するなら根拠だせ」とか・・・いくらなんでもおかしくない? -- (名無しさん) 2010-08-31 12 02 21 ハイウェイで使ってみた・・・ 進行方向だと弾速遅くて自機が追い抜くこと多々、簡単に振り切られる 逆方向へ置き撃ちしても他機も高速で動いてるからすり抜けられるし 元々爆風メインだから陸走する奴に当たったところでダメージソースにならない 目立つだけでいいカモかも、並走されると間隔の長さからサブ武器持ってないと迎撃に間に合わず 逃げの一手になるのも困りもの アマAM2やBDメインもそうだけど狙って当てにいける武器じゃないよ 基本迎撃か奇襲用 向かってくる相手のほうが当てやすいね 団子に撃ち込んでビット削ったり嫌がらせにはいいかもしれないが、 フレアだと射程がアレだから撃ち逃げで即座に距離とらないとないと反撃でボコボコ 混戦中なら支援砲としてそこそこ使えなくもないけど、制限部屋まで 無制限の射撃戦は数で押すから単発斉射と相性がいいこの武器じゃ単体火力も瞬発火力も低くなりがち メインターゲットである空戦に滅多に当たらないのもね 当てられる距離まで到達するのも至難、離脱も至難 非常にニッチな浪漫武器 -- (制限部屋なら綺麗な花火師になれるんだけどさ) 2010-09-15 02 33 07
https://w.atwiki.jp/g-s2/pages/39.html
ダガーL (キャノン砲装備) 正式名称:GAT-02L2+AQM/E-M11 DOPPELHORN DAGGER L 通称 ドッペルダガー キャノンダガー コスト:270 耐久力:450 盾:○ 変形:× 名称 弾数 威力 備考 射撃 ビームカービン 4 ??? 普通のビーム系射撃 サブ射撃 ドッペルホルン 10 ??? 一回で2発消費。遠距離で撃つほど放物線を描く。 特殊射撃 スティレット 2 ??? クナイ。一回で2発消費。ヒットすれば相手はスタン状態になる。 通常格闘 ビームサーベル - ??? 1段。単発ダウン。BRC、キャノンC可能。 前格闘 2刀流ドリルアタック - ??? こいつがドリルの継承者でした。BRC可能。 横格闘 - ??? 1段。単発ダウン。BRC、キャノンC可能。 特殊格闘 2刀流斬り上げ - ??? 上昇ビームで追い討ち可能。キャノンキャンセルは不可。 更新履歴 7/30 実際のプレイをもとに大幅に追記 全体的に 連合軍の量産型機体。ウィンダムと比べ旧式で、番組中盤からウインダムにほとんど取って代わられた悲運の機体。だが、そのいかにも量産機、といったデザインは一部のファンから熱烈な支持を受ける。 (ウィンダムはガンダムなデザインと量産機なデザインが長所を殺し合っている微妙なデザイン、との声も多いのだ・・・。) 外見は巨大なカノン砲が特徴的で、多分自身の身長よりでかい。だが、その分他の火器はビームカービン一丁とスティレットと貧弱。だが、バーチャロンのVOXダンのように、ミサイル(キャノン)を撃つためだけの機体、という訳ではない。 ジェットストライカーに比べHPは高いものの機動性&回頭性能が下がっている。接近戦、タイマン戦は不得手。 2機に追われるとかなり厳しい。基本は高コストの後ろから、実弾でリロードの早いキャノンを牽制&着地取りで撃ちまくろう。だが離れすぎても勝機はつかめない。中〜近距離を維持していくのが好ましい。 高コスト、低コスト共に連携力、カット力が求められる上級者向けの機体。だが使いこなせば判定の強い前格、優秀なキャノン、動きを封じるスティレットとどのような状況でもサポート可能な優秀な機体になれるぞ。 武装解説 《メイン射撃》 M703k ビームカービン 癖のないビーム。着地取りにはもちろん、敵に接近されたときの数少ない迎撃手段としての役割も。射角は普通。 4発しかないので計画的に。リロードは普通。(5秒くらい?) 《サブ射撃》 AQM/E-M11「ドッペルホルン」連装無反動砲 キャノンダガーの主力兵装。実弾でリロードも悪くないので後ろからボンボン撃とう。発射時に多少硬直があるので、近距離戦では使用は控えること。距離によっては着地取りのタイミングが合っているはずなのに、放物線を描く弾道のために敵機の後ろに着弾することも。 上下の射角があるのか、結構空中の相手も撃墜出来たりする。また、2発同時発射であるため、BRより当たりやすい。隙を見てボンボン撃て! カス当たりすると威力が低い。キッチリ当てていこう。 《特殊射撃》 Mk315「スティレット」投擲噴進対装甲貫入弾 スタン効果のクナイ2発。若干横に広がるような弾道を取るので、たまに正面にいる敵機に当たらないことがある。 名前から「ヒュッ」と素早く飛んでいく飛び道具を想像しがちだが、実際は弾速も普通目で、クナイというよりコドモの打ち上げ花火みたいなモノを投げる。発射後もユルユルと相手を追尾する。 ヒットしても追加攻撃で威力のあるものがないのが苦しいが、基本は状況に応じてキャノンかビームで追撃しよう。前格が当てられれば吉。 基本は近距離で使用。中距離以降は命中率低め。 ■格闘 ES04B ビームサーベル 《通常格闘》 サーベルで斬り払う1段技。性能が悪く威力も低いので普段は封印安定。 《前格闘》 2本のサーベルを構え、回転して突っ込む。良く伸びるが誘導は少し無さげ。多分この機体の格闘の中では優秀な部類に入る。入力してから出るまでに溜めがあるため、先出しは厳禁。闇討ち、カット、格闘を外した敵機にどうぞ。 全段ヒットできりもみダウン。BRC不可。 《横格闘》 サーベルで薙ぎ払う一段技。特に特筆すべき点はないが、通格と違い相手を弾き飛ばす。 《特殊格闘》 非覚醒コンボ スティ→各種追撃(遠ければBR、近ければ前格が安定) 覚醒コンボ 相方考察 450(旧☆3.5)と組むのがベター。 フォースインパルス、ストライクルージュ 450が前線で暴れ、こちらは支援に回る。格闘の性能は高めで、BD性能も高めなため、安定した戦いが望める。 カオス、アビス どちらかというと迎撃タイプ。カオスもアビスも積極的に前に出るタイプでは無いので、迎撃が主な任務となる。幸いにもどちらも威力の高い射撃が可能なので、いったんペースに持ち込めば・・。 弱点、苦手な機体 高機動接近戦型が苦手。いかに近づかせないかが鍵となる。 デスティニー 判定の強い前格がある上に、うかつに近づけば強力コンボのエジキとなる。高コストの相方に任せるのが吉だが、どうしても相手しなければいけない場合は、こちらからはあまり手を出さず、普段はBRで様子見、スティレットが当たったらすかさずキャノンか前格を撃ってダメージをとろう。 アカツキ 幸いキャノンはヤタで弾かれないが、前格や兜割りがあるため油断出来ない。前格を乱発するような馬鹿ならまだしも、職人を相手にすると完全に分が悪い。少ない隙をキャノンでしっかり突こう。こちらから攻めようなどとは思わないこと。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4599.html
注意 この話は死ネタです。欝展開にならないようにしたつもりではありますが、こ のようなネタが苦手、嫌悪する方は、お読みにならないよう 気をつけて下さ い。 色々とつっこみどころがあるかもしれませんが、ご容赦願います。 黄昏が少しずつ勢力を弱め、辺りは宵に染まり始める。それでもまだ猛暑は引くそぶりも無く、今夜もどうやら熱帯夜になるようだ。水の近い河原というのに、絶えず汗が滲み出してくる。 空は今日も嫌味なくらい爽快な快晴だった。日中は容赦なく俺たちに熱と光を注いでくれたあの太陽が沈みきれば、街中とはいえ、それなりに星が見えるだろう。 そうして、今日が終わっていくのだ。 「いやぁ、最近の花火は凄いですねぇ」 赤、青、緑。それから金やら白やら。刻一刻と変化する光に照らされた顔は、や っぱりムカつくほどに整った男前だった。俺は何も返さず、ただ古泉の隣に同じように座り込んで無言で花火を見ていた。しゅるしゅると打ちあがった光は、パラパラと四方に飛び散っていく。 軽い爆発音の合間に、ハルヒの「たまや~!!」なんていう掛け声が聞こえてくる。おいおい、こんな市販のロケット花火に言われていると知ったら、語源となった玉屋市兵衛氏が泣くぞ。 「ほわ~・・・。この時代の火薬玩具は原始的ですが、とても綺麗です。」 夏らしいまとめ髪で、男心をグッと揺すぶる朝比奈さんが、大きな目で火花の軌跡を追っている。花火初体験だった孤島での、恐々と借りてきたウサギのように震えていたお姿も大変可愛らしかったが、こうやって素直に見とれている姿も、また別格です。 「・・・・とても綺麗な風習だと思います」 ね、と1つ上の先輩には見えない愛らしい顔が大人の笑みを浮かべる。その笑顔こそが本当に綺麗だと俺は思いますよ。 「みくるちゃーん、次みくるちゃんが点火係ね。」 「ふ、ふえぇぇぇぇ!?む、無理です!」 「何言ってんの、この導火線に火点けてすぐ下がればいいだけじゃない!」 ほらほら、とマッチを押し付けて及び腰をガッチリホールドしたハルヒは、花火を設置した場所へと朝比奈さんを連行していく。あぁ、朝比奈さん、なかなか火が点かない場合でも覗き込んじゃ駄目ですよ、と去年の経験を元に一応アドバイスを伝えておいた。 孤島での海岸でやった花火の思い出は、部室に写真で残っている。ねずみ花火を投げられて焦ったりもしたが、なんだかんだで楽しかった記憶しかないな。 「爆発・燃焼反応に伴う光と音を楽しむという感覚は、とてもユニーク。」 手持ち花火10本同時持ち、なんて妹には決して見せられない見事な荒技を披露してくれた長門は、今はじっと朝比奈さん点火により発生した火花の束を、眺めていた。色とりどりの火花は、一瞬たりとも同じ形を留める事無く、色を変えて散っていく。 「私もこの伝統慣習は好ましいものだと判断する。」 「そうか、じゃあ来年もやろうな。」 もっとも団長様には1年後の事もとっくに既定事項だと思うけれど。 立っている長門は俺の顔を上から見つめること数秒、それからコクリと頷いた。 出会ったときから変わらぬ無表情は、それでも花火の色を反射しているせいか、いつも以上に感情的に見えた。 「ちょっと有希、この花火ぬいぐるみが降ってくるらしいわよ!誰が取れるか競争し ましょ!」 「わかった。」 長門はスッと背を向けて、ハルヒの元へと向かう。ハルヒもだいぶはしゃいでるようだ。 コンビニでどっさり買い占めたはずの花火も、ハイスピードで消化されていく。来年は、もっと多めに仕入れておくべきかもしれないな。余らせるくらい買っても問題ないだろう。来年だけじゃない、その次の年も、その先も、俺たちはやっぱりこうやって花火をするんだろうからな。 「それは光栄ですね。」 クッと笑みを深める気配が隣から伝わってきた。お前はなんだか裏がありそうな笑い方するよな。もっと屈託なく笑えと何度思ったか。 そう忠告のように言ってやれば、これはもう癖のようなものですから、と難なくかわされてしまう。 「涼宮さん達、元気そうですね。良かった。」 まぁ、確かに。ハルヒが元気すぎるというのは今更否定できんな。こんな熱帯夜にわざわざ外に出て花火に興じるくらい、活力が有り余っているんだろう。今まさに、ぬいぐるみ付きパラシュート花火であれだけ盛り上がっているんだ、夏バテとは一生縁のない人種に違いない。長門含めて。 「んじゃラスト、100連発打ち上げで華々しく締めるわよーっ!!」 じゃじゃん、と1番ぶっとい筒の花火を手に、ハルヒは誇らしく宣言する。きちんと大物を残しておいたらしい。トリを飾るのに相応しい、連発の派手な花火のようだ。 「おや、もう最後なんですね。いやぁ、楽しい時間は過ぎるのが早いものです。」 ドン、ドン、と爆発音が連続的に響く。100発、と聞くと長そうに思えたが、こうテンポよく打ち上げられれば案外あっという間に終わってしまいそうだ。なんともなしに、頭上で炸裂する花火に数を、声には出さずに頭の中でカウントしていた。 1、2、3、4。 古泉が口を開く。 「貴方は恋愛事では、超、がつく程の鈍感ですからね。それに関しては、朝比奈さ んに相談してください。きっと喜んでアドバイスして下さると思います。ですから貴方 も、彼女が困っていたら、手を差し伸べてあげてくださいね。」 あぁ、そのつもりだ。彼女はハルヒの良き理解者だからな。俺の知らないところでこっそり話を聞いてもらっているみたいだし。よい先輩をもったな、俺たちは。 20、21、22、23。 「長門さんの事は、常に気にかけてあげて下さい。去年の冬のようにエラーが溜ま ってしまわないように。彼女は知らず知らずのうちに無理をしてしまうでしょうから。 助けてあげて下さいね。」 お前に言われんでもわかってるさ。俺は誓ったんだよ、あの時に。長門に頼りっぱなしでは駄目だと。無理をさせないよう、俺も出来る限り頑張ると。 46、47、48、49。 「今日はありがとうございました。楽しかったです、本当に・・・・。心から。」 50を過ぎたところで、ふっと右肩に重みがかかった。頭を凭れてくる古泉は、もう花火を見ていない。本来ならば、寄るな、気色悪い、とでも言うのだろうが。俺はいつからこいつにここまで気を許したのかね・・・。 69、70、71、72。 「涼宮さんを頼みます。そしてお幸せに。彼女を守ってあげて下さい。なかなか素 直になれない、勝気で元気な我らが愛すべき団長を。人一倍仲間思いの、優しい 彼女を。大切になさってください。」 勿論そのつもりだ。相変わらずの唯我独尊っぷりだが、それでも俺たちを引っ張って行ってくれる大切な団長様であり、俺の大事な人だ。お前とも約束しただろう、アイツを守ると。 無駄に美声でやわらかく紡がれる古泉の言葉は、どこまでも穏やかに空気に溶けていく。 俺はただ、花火だけを馬鹿みたいに見ていた。隣は・・・・。もう見れない。見たら何かが耐え切れなくなりそうだから。あぁ、クソっ。堪えろよ、俺。 「・・・・時間ですね。」 93、94・・・。 此処まで来たら、もうカウントは必要ないか。俺も瞳を閉じた。暗闇の中、直前まで見ていた光の残像がちらついている。視界を失えば、より一層存在感を増す肩の重み。最後まで震える事なく優しい声音で告げられる別れの言葉。 「では、また。どうかお元気で・・・。」 -あぁ、古泉。また来年な。 100回めの音が止んだのを確認してから、俺は1人立ち上がって団長の下へ向かう。ハルヒはまだ空を見上げたままの姿勢だ。横に立ち並んで、俺も同じように視線を上げる。長門も朝比奈さんも、一緒になって天体観測でもしているかのように皆で夜空を仰いだ。 「・・・ねぇ、キョン。」 ハルヒがポツリと俺を呼ぶ。 「古泉君に、ちゃんと届いたわよね・・・・?」 安心しろ、アイツは実はちゃっかり間近で見ていて、そしてきちんと迷わず帰路に着いてるから。 「大丈夫だ。お前がそんな顔してたら、いつもお前を気遣ってくれてた優しい副団 長が慌てふためくぞ。」 ーだから・・・・・ そっとハルヒの頭上に手を伸ばし、くしゃり、と撫でる。 「そんな泣きそうな顔するな。」 お前は傍若無人完全無欠スマイルの方が似合う。 「・・・・そう、ね。うん、そうよね。」 祈るかのように瞼を下ろした一瞬、その後ハルヒはいつもの満面スマイルに切り替えた。 「よし!来年はSOS団オリジナル打ち上げ花火を作るわよ!サイズは特大の4尺 玉でね!!。」 SOS団副団長相手ですもの。迎え火も送り火も超ど級にいくわよ!!なんて言う。ハルヒは本当に実現してしまいそうだから怖い。大文字焼きまでグレードアップしてくれるなよ、頼むから。でもちょっと、心の奥底では1年後の事を期待してもいるが。 8月16日は終わろうとしている。今頃アイツは彼岸に渡り着いただろうか。長いようで短い4日間の再開。あの鳶色の目を細め、形の良い口端を上げて馴染みの笑みを浮かべてる姿。最期に病室で見た青白い無表情じゃない、俺が思い起こすのはいつだって癪に障るくらい完璧なニヤケスマイル。 あぁ、クソ。思い出したら、若干目頭が熱くなってきた。なんで俺が古泉でここまで不安定にならなきゃならんのだ。ったく、堪えろよ、俺も。 ふぅ、とため息をつき、もう一度空を見上げる。なぁ、古泉。お前との約束、俺はちゃんと果たすつもりだから、心配するなよ。 「キョーンっ!帰るわよーっ。」 「キョン君、花火の片付け終わりましたよ。」 「・・・・・・・・・。」 花火の残骸を片付け終わったハルヒ達が俺を呼ぶ。しまった、いつの間にか俺は片付けの手が止まっていたようだ。 「キョン、片付けおわったんだからとっとと帰るわよ!そんな所にボーっと突っ立っ てないで。置いてくわよ!!」 「あぁ、悪い。今行く。」 歩き出したハルヒ達を俺は駆け足で追いかけた。そして一度立ち止まり、河原の方を振り向きつぶやく。 「じゃあな、古泉」 また来年会おうぜ。
https://w.atwiki.jp/akitobr/pages/43.html
木々が生い茂る林の中、一人の男が切り株の上に腰掛けていた。その男、高崎秀一は目をつむり、静かにただそこにあった。身動き一つせずに、これからの自分のやるべき事を 高崎は考えている。 (俺は……ガキの頃から曲がった事が嫌いだった。 自分に筋道通してやってきた) どんな時も、一つの町を敵にしても、強く正しく在ろうとした。自分を曲げずにどんな時でも意地を張って、自分の道を歩いてきた。 (だけど……今は……) プログラム、当然ながら高崎もその存在は知っていた。たまにニュースでそれが行われた事を知るぐらいではあるが、それが学生同士を殺し合わせる狂気の催しである事ぐらいは知っていた。もし、それに自分が選ばれる事になったら絶対に叩き潰してやろうと思っていた。それが今まで高崎秀一という人間が歩いてきた道であり、何があろうともそれを踏み外す気は無かった。 そして今、高崎はその只中にいる。 最初、あの教室で目覚めて事態を把握したときは、このプログラムに反抗するつもりでいた。この島からうまく抜け出す事が出来ても、その後は逃亡人生になるだろうが、そんな事ぐらいで自分の意地を曲げるぐらいなら死んだ方がマシだと高崎は思っていたのだ。 あの坂持とかいう下衆の一言を聞くまでは、確かにそう考えていたのだ。 もしも、例年通りのプログラムならば悩む必要もなく、すぐさま高崎はなんであれ行動を起こしていただろう。しかし今回のプログラムは勝手が違う。 チーム戦、この新ルールとこの島に自分と共に選ばれてしまった仲間たち。それが高崎に迷いを与え、この場に縛り付ける原因になっていた。 (このプログラムに選ばれた俺の知り合いは三橋に伊藤、 それと理子ちゃんに良くんか……) 三橋と伊藤は多分、一人でも問題ないだろうと高崎は考える。あの二人はそう簡単にくたばる程やわな人間でない事を高崎はよく知っていた。 しかし、理子と良は早く探し出して保護しなければならないだろう。二人とも、そこらの不良程度なら問題なく撃退できるだろうが、この島で行われるのは町の喧嘩ではなく、殺し合いなのだ。しかし、高崎の足が動く事は無い。 (俺はどうするべきなんだ……) 伊藤、理子、良の三人はまずこの殺し合いには乗らないだろうと高崎は考える。三橋は――正直、予想がつかない。 従来通りのプログラムだったならば、絶対に三橋は殺し合いに乗ろうとはしないだろう。せこくて、ずるくて、卑怯で、金髪の悪魔などと呼ばれてはいるが、三橋貴志という男はそう、悪い人間ではない事を高崎は知っていた。だが……。 (あの下衆野郎達を倒す策が思いつかなければ、あいつはもしかしたら……) そしてそう思わせる理由、それが新たに追加されたチーム戦の恩恵、それは自分の知り合いたちは助かる可能性がある事だ。そのせいで三橋の行動は全く読めないものになっていた。 どちらの可能性もあり、もしかしたら高崎の全く予想できない行動を取るかも知れない。そしてそれは高崎自身にも言えることであった。 (俺がこのプラグラムで優勝すれば……あいつらは助かるのか……) 本来なら、絶対に浮かばない考えが高崎の頭の中に浮かび上がってきていた。なにも自分の命が惜しくなったわけではない。同じくプログラムに選ばれた仲間のためだ。 (俺はあいつらを死なせたくない。あいつらはこんな所で死ぬべき人間じゃ無いんだ) 特にあの二人、三橋貴志と伊藤真司に返さなければならない恩が高崎にはある。高崎が全てに片がついたあとも埼玉に帰らず、今も千葉の軟葉高校に在学していたのも、全てはそれを返すためである。そして今こそ、その恩を返すときなのではないだろうか? もしプログラムから、この島から脱出する事ができてもそれからの人生、一生この国に追われることになるだろう。なにより家族にどんな災厄が襲う事になるか知れたものではない。 (どんな事をしてでも俺はあいつらを無事に家に帰したい しかし……俺に人を殺すことができるのか?) 人を殺すという事、それは今までの高崎秀一という人間の全てを否定する事に繋がる。そして、どんな理由をつけようとも人を殺すという罪が軽くなるというわけではない。なにより、他校の生徒もこちらと条件は同じなのだ。今の自分のような思いを抱えてこの殺しあいに乗っている人間もいるかも知れない。そういう奴等を殺害する事ができるのか。 (一応、それなりの武器は支給されてるんだがな) 高崎のズボンのベルトに一丁の銃が挟んである。トカレフTT-33、軍用の強力な自動拳銃である。この銃には安全装置がついていないらしく、銃に詳しいわけではない高崎ではあるが、それが危険な事だと判断する事ぐらいはできたので、念のためにマニュアルに従ってトカレフからマガジンを抜き、それをズボンのポケットの中にしまいこんでいた。予備の弾薬は無いようだった。 他にはスポーツ用の冷却スプレーと、ごくごく普通の花火セットがデイパックの中に入っていた。スプレーはもしかしたら共通の支給品なのかも知れないが、花火は武器として支給されたのだろう。デイパックの中に入る程度のサイズなので打ち上げ花火みたいな派手なものは無いがそれでも一通りのものは揃っている。 自分には使い道のないものだが、三橋ならもしかしたら使い道を思いつくかもしれないので捨てずに、デイパックの中に収めておく。 (そういえば……) このトカレフという銃に見覚えがある事を高崎は思い出した。 (そういえばこの銃……北川が使っていたのと同じ種類か?) 北川との対決の最終局面で自分に向けられたモノと同じタイプの拳銃。その事になにか因縁めいたものを高崎は感じた。 あの時、北川が撃った弾丸が自分の身体に食い込む事は無かった。 しかし、今度は自分が放った弾丸が誰かの身体を食い破る事はあるのだろうか? 高崎の想いは纏まらず、乱れて、何かが胸から込み上げてくる。 (俺は……俺は――――) 自分の頭上の、緑の天蓋を見上げて静かに深く、高崎は迷い続ける。 もう既に失われてしまったものがある事も知らずに。 【H-5 林/一日目 早朝】 【高崎秀一@今日から俺は!!】 【状態】 健康 【装備】 トカレフTT-33 マガジン(8/8) 【所持品】 支給品一式 花火セット 冷却スプレー 【思考・行動】 基本 どんな形であれ仲間を守る 1 これから俺はどう動く? 2 三橋と伊藤に恩を返したい 3 できれば花火は三橋に渡したい 投下順で読む Next 漢の眼
https://w.atwiki.jp/gakuseibr/pages/31.html
木々が生い茂る林の中、一人の男が切り株の上に腰掛けていた。その男、高崎秀一は目をつむり、静かにただそこにあった。身動き一つせずに、これからの自分のやるべき事を 高崎は考えている。 (俺は……ガキの頃から曲がった事が嫌いだった。 自分に筋道通してやってきた) どんな時も、一つの町を敵にしても、強く正しく在ろうとした。自分を曲げずにどんな時でも意地を張って、自分の道を歩いてきた。 (だけど……今は……) プログラム、当然ながら高崎もその存在は知っていた。たまにニュースでそれが行われた事を知るぐらいではあるが、それが学生同士を殺し合わせる狂気の催しである事ぐらいは知っていた。もし、それに自分が選ばれる事になったら絶対に叩き潰してやろうと思っていた。それが今まで高崎秀一という人間が歩いてきた道であり、何があろうともそれを踏み外す気は無かった。 そして今、高崎はその只中にいる。 最初、あの教室で目覚めて事態を把握したときは、このプログラムに反抗するつもりでいた。この島からうまく抜け出す事が出来ても、その後は逃亡人生になるだろうが、そんな事ぐらいで自分の意地を曲げるぐらいなら死んだ方がマシだと高崎は思っていたのだ。 あの坂持とかいう下衆の一言を聞くまでは、確かにそう考えていたのだ。 もしも、例年通りのプログラムならば悩む必要もなく、すぐさま高崎はなんであれ行動を起こしていただろう。しかし今回のプログラムは勝手が違う。 チーム戦、この新ルールとこの島に自分と共に選ばれてしまった仲間たち。それが高崎に迷いを与え、この場に縛り付ける原因になっていた。 (このプログラムに選ばれた俺の知り合いは三橋に伊藤、 それと理子ちゃんに良くんか……) 三橋と伊藤は多分、一人でも問題ないだろうと高崎は考える。あの二人はそう簡単にくたばる程やわな人間でない事を高崎はよく知っていた。 しかし、理子と良は早く探し出して保護しなければならないだろう。二人とも、そこらの不良程度なら問題なく撃退できるだろうが、この島で行われるのは町の喧嘩ではなく、殺し合いなのだ。しかし、高崎の足が動く事は無い。 (俺はどうするべきなんだ……) 伊藤、理子、良の三人はまずこの殺し合いには乗らないだろうと高崎は考える。三橋は――正直、予想がつかない。 従来通りのプログラムだったならば、絶対に三橋は殺し合いに乗ろうとはしないだろう。せこくて、ずるくて、卑怯で、金髪の悪魔などと呼ばれてはいるが、三橋貴志という男はそう、悪い人間ではない事を高崎は知っていた。だが……。 (あの下衆野郎達を倒す策が思いつかなければ、あいつはもしかしたら……) そしてそう思わせる理由、それが新たに追加されたチーム戦の恩恵、それは自分の知り合いたちは助かる可能性がある事だ。そのせいで三橋の行動は全く読めないものになっていた。 どちらの可能性もあり、もしかしたら高崎の全く予想できない行動を取るかも知れない。そしてそれは高崎自身にも言えることであった。 (俺がこのプラグラムで優勝すれば……あいつらは助かるのか……) 本来なら、絶対に浮かばない考えが高崎の頭の中に浮かび上がってきていた。なにも自分の命が惜しくなったわけではない。同じくプログラムに選ばれた仲間のためだ。 (俺はあいつらを死なせたくない。あいつらはこんな所で死ぬべき人間じゃ無いんだ) 特にあの二人、三橋貴志と伊藤真司に返さなければならない恩が高崎にはある。高崎が全てに片がついたあとも埼玉に帰らず、今も千葉の軟葉高校に在学していたのも、全てはそれを返すためである。そして今こそ、その恩を返すときなのではないだろうか? もしプログラムから、この島から脱出する事ができてもそれからの人生、一生この国に追われることになるだろう。なにより家族にどんな災厄が襲う事になるか知れたものではない。 (どんな事をしてでも俺はあいつらを無事に家に帰したい しかし……俺に人を殺すことができるのか?) 人を殺すという事、それは今までの高崎秀一という人間の全てを否定する事に繋がる。そして、どんな理由をつけようとも人を殺すという罪が軽くなるというわけではない。なにより、他校の生徒もこちらと条件は同じなのだ。今の自分のような思いを抱えてこの殺しあいに乗っている人間もいるかも知れない。そういう奴等を殺害する事ができるのか。 (一応、それなりの武器は支給されてるんだがな) 高崎のズボンのベルトに一丁の銃が挟んである。トカレフTT-33、軍用の強力な自動拳銃である。この銃には安全装置がついていないらしく、銃に詳しいわけではない高崎ではあるが、それが危険な事だと判断する事ぐらいはできたので、念のためにマニュアルに従ってトカレフからマガジンを抜き、それをズボンのポケットの中にしまいこんでいた。予備の弾薬は無いようだった。 他にはスポーツ用の冷却スプレーと、ごくごく普通の花火セットがデイパックの中に入っていた。スプレーはもしかしたら共通の支給品なのかも知れないが、花火は武器として支給されたのだろう。デイパックの中に入る程度のサイズなので打ち上げ花火みたいな派手なものは無いがそれでも一通りのものは揃っている。 自分には使い道のないものだが、三橋ならもしかしたら使い道を思いつくかもしれないので捨てずに、デイパックの中に収めておく。 (そういえば……) このトカレフという銃に見覚えがある事を高崎は思い出した。 (そういえばこの銃……北川が使っていたのと同じ種類か?) 北川との対決の最終局面で自分に向けられたモノと同じタイプの拳銃。その事になにか因縁めいたものを高崎は感じた。 あの時、北川が撃った弾丸が自分の身体に食い込む事は無かった。 しかし、今度は自分が放った弾丸が誰かの身体を食い破る事はあるのだろうか? 高崎の想いは纏まらず、乱れて、何かが胸から込み上げてくる。 (俺は……俺は――――) 自分の頭上の、緑の天蓋を見上げて静かに深く、高崎は迷い続ける。 もう既に失われてしまったものがある事も知らずに。 【H-5 林/一日目 早朝】 【高崎秀一@今日から俺は!!】 【状態】 健康 【装備】 トカレフTT-33 マガジン(8/8) 【所持品】 支給品一式 花火セット 冷却スプレー 【思考・行動】 基本 どんな形であれ仲間を守る 1 これから俺はどう動く? 2 三橋と伊藤に恩を返したい 3 できれば花火は三橋に渡したい 投下順で読む Next 漢の眼
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/262.html
― ― ― ― 「……ガロード、少し先に行っていてくれないか」 「また、急に何を言い出すんだよ、アムロさん!?」 「急なバイオ・コンピュータの負荷で、少しオーバーロードを起こしたようだ。 すぐに追いつくから、先に行っていてくれ」 光の線の直下へ向けて進軍していたアムロがF-91の不調を訴える。 「この急ぎにどうしたっていうんだよ、急がなきゃお姉さんたちが手遅れになっちまう!」 「だからこそだ。治るのを待てば、そうなるかもしれない。 ガロードが向こうに今すぐ合流する。俺は直ったらすぐに追いつく」 焦るガロードに対して、とにかく冷静なアムロ。 小さくいらだつ調子でガロードはほんの数秒考えると、早口にしゃべりだした。 「わかった! でも、無理と思ったら動かないでくれよ、迎えに来るからさ!」 「……ああ、必ずまた合流しよう」 それだけ言い残して、飛んでいくガロード。 本当に焦っているのだろう。アムロの返事も待たず行ってしまった。 「……生きろよ、ガロード。お前のような人間がいれば、きっと世界は変わっていける。だから、振り向くな」 アムロの、小さなつぶやき。 F-91のエンジンがうなりをあげて、一気に戦闘出力まで上がっていく。 ニュータイプを有したことによって、キラでも、ジョナサンでも、ガロードでもできなかったF-91の最大の戦闘力が引き出される。 フェイスマスクがオープンされ、金色の粒子を振りまく姿は、夜の暗闇の中蛍のように輝いていた。 ……その姿に、なんの不調もない。 「……そろそろ出てきたらどうだ?」 何もない暗いビルの闇に、アムロが語りかける。 ただ、闇が広がるだけの空間に、答える声があるはずも―――― 「ほぉー……最初から気付いてたみたいだな、あんた」 下卑た男の声が、ゴーストタウンのビル壁面に反響しながら聞こえてきた。 闇から浮かび上がるのは、漆黒の――またも見たことがないガンダムタイプのMS。 「……いくら、気配とプレッシャーを消しても、その塊みたいな悪意ならどこでも分かるさ」 「ハハッ、悪意の塊とは言ってくれるな。そういうオタクはエスパーか何か、か?」 「違うさ……ただの人間だ」 アムロの不敵な声に、ガウルンは上機嫌に笑い出す。 「こりゃいいな! 最初からヤル気満々ってわけだ。 打ち上げ花火に誘われてみりゃ、祭りばやしに誘われて……ってわけだ。 なんなら、2対1でもよかったんだぜ?」 「悪いがそういうわけにはいかなかったんだ」 小さく、アムロが頭を振る。 この行動は、すべてアムロが考えた上で行ったことだ。 アムロには、このエリアのほぼすべてが理解できていた。 だから、真・ゲッターが逃げていることも、気配の動きから読み取ることができた。 相手の奇襲を受けて、逃げているのであれば、一刻も早く援軍と到着させることが重要だ。 だが、それも不安材料がなければの話。 異常なほどの悪意を放って自分の跡をつけてくる死の猟犬の臭気。 それも、はっきりと混乱や戦争を望む、最悪のものだ。 これを、放っておくわけにはいかない。 自分たちが仲間と合流し、さらに仲間を追って戦いに乗った人間が襲ってくる、そんな混乱の真っただ中…… 間違いなくこの存在は仕掛けてくる。 その確信。 合流相手には、助けるために面識のあるガロードを向かわせた。 ゆえに、アムロはここで仕掛ける。 決して、混乱の中、手を出させない。混乱の場に、向かわせない。 これ以上、他人を傷つけさせない。 害意をむき出しにし、他者を傷つける存在………その後顧の憂いは、ここで断つ! そして、決してシャアのときの失敗は繰り返さない! 必ず合流する! 「ガンダムF-91、出る!」 闇に溶ける黒と、闇を弾く白が交錯する。 【アムロ・レイ 搭乗機体:ガンダムF-91( 機動戦士ガンダムF-91) パイロット状況:決意、F-91によるニュータイプ能力の意識拡大、気力170 機体状態:微細な傷(戦闘に支障なし) 現在位置:C-8 第一行動方針:ガウルンを撃破する。 第二行動方針:ガロードの仲間と合流し、情報交換を行う 第三行動方針:アイビスの捜索 第四行動方針:協力者の探索 第五行動方針:首輪解除のための施設、道具の発見 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考:ボールペン(赤、黒)を上着の胸ポケットに挿している シャアの死亡を悟っています 首輪(エイジ)を一個所持】 【ガロード・ラン 搭乗機体:ストレーガ (スーパーロボット大戦D) パイロット状態:全身鞭打ち・頭にたんこぶその他打ち身多数。 機体状況:各部にダメージ(戦闘に支障無し) 現在位置:C-8 第一行動方針:襲われているクインシィとジョナサン(?)と合流する 第二行動方針:勇、及びその手がかりの捜索 最終行動方針:ティファの元に生還】 【ガウルン 搭乗機体:マスターガンダム(機動武闘伝Gガンダム) パイロット状況:好調、DG細胞感染、気力130 機体状況:全身に弾痕多数、頭部・左肩・胸部装甲破損、マント消失、ダメージ蓄積 DG細胞感染、損傷自動修復中、ビームナイフとヒートアックスを装備 現在位置:C-8 第一行動方針:目の前のアムロを殺す 第二行動方針:アキト、テニアを殺す 第三行動方針:皆殺し 最終行動方針:元の世界に戻って腑抜けたカシムを元に戻す 備考:九龍の頭に埋め込まれたチタン板、右足義足、癌細胞はDG細胞に同化されました 】 全員の時刻 【初日 24 36】 ※もしも、C-8エリアに24時30分時点でいた参加者には、彼ら以外にも光刃閃の光が見えていた可能性はあります。 本編143話 戦いの矢(1)戦いの矢(2)
https://w.atwiki.jp/student_rowa/pages/61.html
惑い ◆ORLXhoTwxA 木々が生い茂る林の中、一人の男が切り株の上に腰掛けていた。その男、高崎秀一は目をつむり、静かにただそこにあった。身動き一つせずに、これからの自分のやるべき事を 高崎は考えている。 (俺は……ガキの頃から曲がった事が嫌いだった。 自分に筋道通してやってきた) どんな時も、一つの町を敵にしても、強く正しく在ろうとした。自分を曲げずにどんな時でも意地を張って、自分の道を歩いてきた。 (だけど……今は……) プログラム、当然ながら高崎もその存在は知っていた。たまにニュースでそれが行われた事を知るぐらいではあるが、それが学生同士を殺し合わせる狂気の催しである事ぐらいは知っていた。もし、それに自分が選ばれる事になったら絶対に叩き潰してやろうと思っていた。それが今まで高崎秀一という人間が歩いてきた道であり、何があろうともそれを踏み外す気は無かった。 そして今、高崎はその只中にいる。 最初、あの教室で目覚めて事態を把握したときは、このプログラムに反抗するつもりでいた。この島からうまく抜け出す事が出来ても、その後は逃亡人生になるだろうが、そんな事ぐらいで自分の意地を曲げるぐらいなら死んだ方がマシだと高崎は思っていたのだ。 あの坂持とかいう下衆の一言を聞くまでは、確かにそう考えていたのだ。 もしも、例年通りのプログラムならば悩む必要もなく、すぐさま高崎はなんであれ行動を起こしていただろう。しかし今回のプログラムは勝手が違う。 チーム戦、この新ルールとこの島に自分と共に選ばれてしまった仲間たち。それが高崎に迷いを与え、この場に縛り付ける原因になっていた。 (このプログラムに選ばれた俺の知り合いは三橋に伊藤、 それと理子ちゃんに良くんか……) 三橋と伊藤は多分、一人でも問題ないだろうと高崎は考える。あの二人はそう簡単にくたばる程やわな人間でない事を高崎はよく知っていた。 しかし、理子と良は早く探し出して保護しなければならないだろう。二人とも、そこらの不良程度なら問題なく撃退できるだろうが、この島で行われるのは町の喧嘩ではなく、殺し合いなのだ。しかし、高崎の足が動く事は無い。 (俺はどうするべきなんだ……) 伊藤、理子、良の三人はまずこの殺し合いには乗らないだろうと高崎は考える。三橋は――正直、予想がつかない。 従来通りのプログラムだったならば、絶対に三橋は殺し合いに乗ろうとはしないだろう。せこくて、ずるくて、卑怯で、金髪の悪魔などと呼ばれてはいるが、三橋貴志という男はそう、悪い人間ではない事を高崎は知っていた。だが……。 (あの下衆野郎達を倒す策が思いつかなければ、あいつはもしかしたら……) そしてそう思わせる理由、それが新たに追加されたチーム戦の恩恵、それは自分の知り合いたちは助かる可能性がある事だ。そのせいで三橋の行動は全く読めないものになっていた。 どちらの可能性もあり、もしかしたら高崎の全く予想できない行動を取るかも知れない。そしてそれは高崎自身にも言えることであった。 (俺がこのプラグラムで優勝すれば……あいつらは助かるのか……) 本来なら、絶対に浮かばない考えが高崎の頭の中に浮かび上がってきていた。なにも自分の命が惜しくなったわけではない。同じくプログラムに選ばれた仲間のためだ。 (俺はあいつらを死なせたくない。あいつらはこんな所で死ぬべき人間じゃ無いんだ) 特にあの二人、三橋貴志と伊藤真司に返さなければならない恩が高崎にはある。高崎が全てに片がついたあとも埼玉に帰らず、今も千葉の軟葉高校に在学していたのも、全てはそれを返すためである。そして今こそ、その恩を返すときなのではないだろうか? もしプログラムから、この島から脱出する事ができてもそれからの人生、一生この国に追われることになるだろう。なにより家族にどんな災厄が襲う事になるか知れたものではない。 (どんな事をしてでも俺はあいつらを無事に家に帰したい しかし……俺に人を殺すことができるのか?) 人を殺すという事、それは今までの高崎秀一という人間の全てを否定する事に繋がる。そして、どんな理由をつけようとも人を殺すという罪が軽くなるというわけではない。なにより、他校の生徒もこちらと条件は同じなのだ。今の自分のような思いを抱えてこの殺しあいに乗っている人間もいるかも知れない。そういう奴等を殺害する事ができるのか。 (一応、それなりの武器は支給されてるんだがな) 高崎のズボンのベルトに一丁の銃が挟んである。トカレフTT-33、軍用の強力な自動拳銃である。この銃には安全装置がついていないらしく、銃に詳しいわけではない高崎ではあるが、それが危険な事だと判断する事ぐらいはできたので、念のためにマニュアルに従ってトカレフからマガジンを抜き、それをズボンのポケットの中にしまいこんでいた。予備の弾薬は無いようだった。 他にはスポーツ用の冷却スプレーと、ごくごく普通の花火セットがデイパックの中に入っていた。スプレーはもしかしたら共通の支給品なのかも知れないが、花火は武器として支給されたのだろう。デイパックの中に入る程度のサイズなので打ち上げ花火みたいな派手なものは無いがそれでも一通りのものは揃っている。 自分には使い道のないものだが、三橋ならもしかしたら使い道を思いつくかもしれないので捨てずに、デイパックの中に収めておく。 (そういえば……) このトカレフという銃に見覚えがある事を高崎は思い出した。 (そういえばこの銃……北川が使っていたのと同じ種類か?) 北川との対決の最終局面で自分に向けられたモノと同じタイプの拳銃。その事になにか因縁めいたものを高崎は感じた。 あの時、北川が撃った弾丸が自分の身体に食い込む事は無かった。 しかし、今度は自分が放った弾丸が誰かの身体を食い破る事はあるのだろうか? 高崎の想いは纏まらず、乱れて、何かが胸から込み上げてくる。 (俺は……俺は――――) 自分の頭上の、緑の天蓋を見上げて静かに深く、高崎は迷い続ける。 もう既に失われてしまったものがある事も知らずに。 【H-5 林/一日目 早朝】 【高崎秀一@今日から俺は!!】 【状態】 健康 【装備】 トカレフTT-33 マガジン(8/8) 【所持品】 支給品一式 花火セット 冷却スプレー 【思考・行動】 基本 どんな形であれ仲間を守る 1 これから俺はどう動く? 2 三橋と伊藤に恩を返したい 3 できれば花火は三橋に渡したい 15:黄金の風 投下順で読む 17:漢の眼 10:決意の朝 時系列順で読む 18:ジレンマ ▲
https://w.atwiki.jp/mousouyomi/pages/249.html
▲【多人数の壁】 ◆65(自動車の壁) >ohana>ノヴァ>發緑發と白白板>常時無敵スーパーマリオ>乗用車マン>轟 >インセクトウォリアーズ>シロナガスクジラ>30メートルおじさん>20メートルおじさん×2 >20メートルの成人男性>ピンゴ・ペンゴ>幸子EX>国防挺身隊>孫悟空(孫悟空VSデルモ) >落とし穴と7人のマッチョマン>レボルス1号>ヨグ=ソトース>凄いライフルを持った男と長い糸 >桃太郎一味>時速500㎞で走る芋虫=メガロドン>ミニ戦車>親王さまと小畑健=日本刀マン >ミスター・リバイブ>青い帽子>海上用コンテナを持ち上げられる女>ダンスパーティ >自動車を担いだ成人男性>ケツァルコアトルス=ダンプカーに乗った成人男性>バラオ >フンドシのおじさん>トヨタ・エスティマ>トヨタ・カローラ>トヨタ・ヴィッツ>ポンコツ自動車 ▼【怪物の壁】 【妄想属性】海上用コンテナの可能性 【名前】海上用コンテナを持ち上げられる女 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】 海上用コンテナをぶん投げて攻撃する。 海上用コンテナがない場合は海上用コンテナを持ち上げられる筋力相当の攻撃が可能。 【防御力】海上用コンテナに押し潰されても無傷。 【素早さ】成人女性並み 【説明】 海上用コンテナが武器の女性。気が強い。 【戦法】海上用コンテナを武器にして戦う。押し潰す事も振り回したりする事も出来る。 【備考】海上用コンテナは最初から持ち上げてるものとする。 580 : ◆llyMtx4ftn46 :2016/12/23(金) 01 39 28.53 ID 1t9wT/He 海上用コンテナを持ち上げられる女考察 中古コンテナの重量は約2トンらしいので、それで考察を行う。 ほとんど自動車を担いだ成人男性の上位互換なので、そこから上に見ていく。 ○ 自動車を担いだ成人男性 コンテナのほうが重い ○ ダンスパーティー コンテナに潰されるレベルの威力を銃が出せるだろうか? 勝ちとする。 × 青い帽子 バリアで攻撃を凌がれる。切られて負け。 △ ミスター・リバイブ 決め手なしか △ 日本刀マン 攻撃は当てられないか。相手の攻撃も効果はないと思われる。 △ 親王さまと小畑健in車 人間なので攻撃出来ない × 桃太郎一味 素早さで負ける。岩切断ならば攻撃は効くか × 凄いライフルを持った男と長い糸 距離が遠い。ライフルだし、急所などを狙われれば不利か × ヨグ=ソトース 素早さで負ける。自動車並の体当たりは効くか。 これより上も勝てないと思われる。 青い帽子>海上用コンテナを持ち上げられる女>ダンスパーティ
https://w.atwiki.jp/touhourowa/pages/355.html
空よりも深く ◆27ZYfcW1SM このSSはStage2.魔法使いと、その騎士たち後のパートを用いた没SSです。 ZUNは城の地下でビールの入ったジョッキーを傾けていた。 地下のこもった空気でも酒の旨みは変わることはない。 ZUNの椅子の周りに広がる数々のディスプレイにはそれぞれのキャラクターに割り振られた変数の値を表示している。 開始当時は人数が多くて管理しきれなかったが、残り5人なら一人でも楽に見渡すことができる。 体力、精神力、状態異常、所持品、記憶のフラグ、そして存在のフラグ。 体力がなくなれば死に、友人が死ねば精神力が減る。 腕が斬られれば状態異常のフラグが立ち、武器を拾えば所持品にその所持品のIDが追加される。 情報を得れば記憶フラグが立ち、存在のフラグがNULL(ゼロ)になればこの世界から消滅する。 この世界の彼女らはキャラクターと言う名前の構造体をビジュアル化したに過ぎない。 そして、この世界も自分がプログラミングしたものだ。 彼女たちというオブジェクトがこの城の中に入ると言うことはプログラム上ありえない。 取るはずのない変数だ。 故に難題。 しかしZUNはこれが覆されるという予感を感じていた。 有名なところでは風神録の魔理沙の貫通装備だろう。 通称バグマリと呼ばれるバグで魔理沙の攻撃力がゲームバランスを崩壊させるレベルで強化されるバグだ。 一流と名乗っても良いZUNでもプログラムを作る上でのバグを完全に止めることはできないのだ。 そして、プログラマーとしての感か、それとも経験か、このプログラムにはどこか穴がある。 そう告げているのだ。 それがどのような答えなのか…… ZUNは嬉しそうにジョッキーを更に傾けた。 しばらく時間が過ぎた。 ZUNが口直しにチェイサーを飲んでいた時だった。 突如カタカタと酒瓶が揺れ始めたのだ。 ZUNは手元のマウスを素早く動かして、外の様子を探った。 ディスプレイに表示される外の状況。 ZUNは独り言を呟いた。 「なるほど……それは対処してなかったな……」 ディスプレイには空にむかって伸びる白い白煙が映し出されていた。 〆 「この作戦は……」 魔理沙は紫の遺書を見ながら言った。 紫が最後に残したメモは、生き残っている者たちの持っている能力を考察し、それをどう首輪解除につなげるかを記したものだった。 最初に成功率が書かれており、どの方法が現実味を帯びているかひと目で分かるようになっていた。 100%でも失敗するし、0%でも成功すると言っていた割には、やはり確率はスキマ妖怪でも変えることができないらしい。 そして、同時に危険度も書かれている。 成功率が高ければリスクも大きくなるようだ。 成功率が高いほど危険度も高くなっている。 そのメモの中で選ばれた案が2つ。 どっちもロケットを使うという点が同じだが、成功率が雲泥の差であった。 一方はロケット燃料を爆薬で引火させ、城を吹き飛ばすという作戦であった。 成功率は低めなものの、リスクがとても低く、死者はまず出ない案であった。 魔理沙を唸らせたのはもう一方の方だった。 成功率はかなり高い。 しかし、危険度が高かった。 この作戦を行えば……ほぼ確実に一人死ぬ。 人柱を立てる作戦など魔理沙は決して選択しない。 それでもこの成功率の高さは魅力的であり、麻薬のような誘惑を醸し出していた。 ロケットは1発。 片方の作戦を行えば、もう片方の作戦は行えない。 失敗は許されない。 そのプレッシャーが重く魔理沙にのしかかる。 「私……やるよ……」 「お空!?」 その時、この作戦の人柱、否、キーカードのお空は手を上げた。 「私、できるよ。前の私なら死んじゃうかもしれないけど、私強くなったもん。」 魔理沙は最初見栄を張っているのだと思った。すぐに考えを改める。 お空がこのゲームで何を体験したか全てを察することはできないが、その顔には自信に満ちあふれていた。 このやる気ならリスクの高さなんて吹き飛ばしてくれる。 そう思わせるほどだった。 「分かった。どうせやるなら地上でやる花火よりでっかい打ち上げ花火だな」 〆 城の周りに張り巡らされた攻撃反射結界。 その術式(プログラム)は比較的に簡単なものだ。 ある一定以上の大きさのものは通さない。 これだけであった。 例えるなら眼に見えないほど細かいネットのようなものである。 逆を返せば眼に小さいものは通すということだ。 というのも全てのものを封鎖しては必要な日光やデータ通信用の電波、空気が届かなくなってしまうからだ。 つまり、この結界を突破して城の中にあるサーバーを破壊するには極小のものを使って攻撃しなければならない。 生き残った者でそれができるのは霊烏路空。ただ一人だった。 「お空、頑張って」 フランドール・スカーレットはぎゅっとお空の手を握った。 手はかすかに震えていた。 これからお空が行くのは危険な旅。お空が大丈夫といくら言ってもフランの不安は消えることはなかった。 「うん、任せて。……吸血鬼は隠れたほうがいいよ。きっとすごく眩しいから」 お空はそのことを察し、少し悩んだあとフランの頭に手をおいて冗談を飛ばした。 「……ふふっ」 フランは懐かしい雰囲気を思い出した。 弾幕ごっこの前の皮肉が乗った台詞に似ていたからだ。 ひとつの冗談でフランはこれだけ心配しているのがだんだんバカらしくなる。 自分がいくら心配したってお空には錘にしかならない。 心配して送り出すのは自分らしくなかった。反省、自分らしく彼女を送り出すにはこの台詞しかあるまい。 「早苗が一瞬で灰になるくらいのを期待してるわ」 早苗は大げさにあらあらと手を口元に添える。 「魔理沙さん、私が灰になったらエアーズロックに撒いてくださいね」 「縁起でもないことを言うなよ。というかなんでエアーズロックなんだ?」 「はぁ、無事戻れたら世界の中心で愛をさけぶ人と出会うために婚活でも始めましょうかね」 文もいつの間にか会話の輪に入ってきていた。 「天狗でも結婚願望はあるんだな」 「文さん、白血病になるんですか?」 「あやややや、病気になるリスクがあるなら婚活はあきらめないといけませんね」 「というかもう一羽のカラスを見習ってお前も仕事しろよ」 「やれやれ、まったく烏使いが荒いですね。というかもう終わりましたよ」 文はドンとロケットを叩いた。 一同に緊張が走る。 「いよいよ打ち上げか」 「緊張しますね」 「着地のことは私達に任せて全力を尽くして下さい」 お空はゆっくりと立ち上がると歩き始める。 「こんなに太陽を焦がれたのは初めてだわ」 とフラン。 「弾幕はパワーだってことを証明してこい」 と魔理沙。 「私は能力を使いません。だって確実に起こることは奇跡とは呼べませんから」 と早苗。 「帰ったらこのことも記事にさせてもらいますよ」 と文。 声援を背に受けてお空はロケットへと足を踏み入れた。 「一発逆転のファイナルフュージョン、見せてあげるわ!」 〆 「制限解除装置、発動を確認。空さんは首輪の呪縛から開放されました」 文は制限解除装置のスイッチを入れる。 「よし、気質の方はどうだ?」 魔理沙はフランの方を向く。 「快晴にセット完了したよ。うっ眩しい!」 フランは気質発現装置を始動させた。 空に浮かんでいた雲が全て消滅し、見渡す限りの青空が一面に広がる。 「よし、打ち上げには最高の天気だな……最後の最後で霊夢の力を借りるとはね……」 「仕上げだ。打ち上げるぞ! 早苗」 「了解です。5,4、3……」 早苗はお祓い棒を振るいはじめる。 ロケットの中でお空は静かに呟いた。 「黒い太陽、八咫烏様。我に力を与えてくださった事に感謝します」 「2」 「私の究極の核エネルギーは全てを溶かし尽くす」 「1」 「時間すら歪む超高温、超高圧の世界は地上の姿を大きく変貌させるでしょう」 「ゼロ!」 「リフトオフ!」 「私が飲み込んだ神の炎! 核エネルギーで跡形もなく溶けきるがいいわ!」 〆 お空はロケットの中心に座って上昇圧力に耐えていた。 ロケットは快晴の気質の手助けもあってグングンと空へ向かって飛翔する。 わずか数十秒で地上が手のひらで隠せるほどに小さくなっていた。 「うん、そろそろだ……」 バサリとお空は羽を震わせた。 漆黒の羽が舞う。 ロケットから外へ出る扉を開いた。 中の空気が外に吸い出され、代わりに身を凍らせるほど冷たい冷気がお空を包み込んだ。 地上300000メートル。空気は薄く、妖怪の体でなければ数秒で絶命してしまう環境だ。 景色は空と言うよりは宇宙に近い。 眼下に広がるのは青い空、上を見上げれば真っ黒な宇宙。 まるで昼と夜の境目にいるような気分だ。 「すごい……こんな景色初めて……」 お空はロケットから足を離す。 地球の重力に引かれて少女の体は静かに落下し始めた。 「ファイナルスペル!」 お空の体が光り始める。 ━━━━━━━━━━━━━━━ CAUTION!! CAUTION!! ━━━━━━━━━━━━━━━ ▲ ▲. .▲ ▲. . ● . ● . ▲ .▲ ━━━━━━━━━━━━━━━ CAUTION!! CAUTION!! ━━━━━━━━━━━━━━━ 「サブタレイニアンサン」 〆 打ち上げてから数十秒の時間、誰一人として目線を外すことはなかった。 突如、世界は真っ白な光へと包まれた。 この光こそ、魔理沙たちが起こしたかった光。第二の太陽の光だ。 高高度で核爆発が起こるとEMP、電磁パルスが発生する。 その電磁パルスは地上に降り注ぎ、ありとあらゆる電子機器の回路を焼ききってしまうのだ。 一発で時代を1900年代頃まで退化させる、それがEMPだ。 眼に見えないほど小さいものは通してしまう城の結界は当然EMPを防ぐことはできない。 そして、ZUNの使用しているPC及びサーバーは家電量販店で売っているようなものだ。 EMPなどというまず起こることがない事態に対応しているはずがなかった。 ZUNのサーバーは最後にこう出力して、その活動を停止した。 【東風谷早苗 死亡】 【霧雨魔理沙 死亡】 【フランドール・スカーレット 死亡】 【霊烏路空 死亡】 【射命丸文 死亡】 【ゲームオーバー 生存者なし】 ※EMPが発生しました。 全ての電子機器は破壊されました。