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DCとは? Desert CombatとはEAから発売されている人気のミリタリーゲーム、バトルフィールド1942の現代戦MODです。過去10年間(1990年~2000年)における中東諸国での紛争、砂漠の嵐作戦からソマリアまでに焦点を当てています。現在は多国籍軍とイラク軍が交戦する砂漠の嵐作戦のみがプレイ可能です。このミリタリーゲームはBF1942のトータルコンバーションであり、FPSとアーケードスタイルの乗り物シムと同じ原理に基づいています。マルチプレイのオンラインゲームに焦点を当て、一般に無料提供する予定です。 (公式サイトの紹介文より意訳) Desert Combat(DC)とは2002年発売のバトルフィールドシリーズ第1作目「バトルフィールド1942(Batlefield 1942、BF1942)」用のMODとして同年にファースト・リリースされた現代戦MODです。BF1942の現代戦MODとしては高い完成度を誇っており、DCをベースとする派生MODも複数開発されました。数多く存在するBF1942のMODの中でも名作の1つとして名を連ねています。 DC開発チームのTrauma Studiosは2004年9月1日にDICEが買収し、翌年の2005年に発売されたバトルフィールド2(Battlefield 2、BF2)の開発に携わりました。そしてDCの開発はDCファンの有志によって継続され、最終バージョンのDesert Combat Final(DCF)がリリースされました。 開発当初の計画では1990年から2000年の中東諸国における過去10年間の複数の紛争を題材とする予定でしたが、最終的に公開されたのは湾岸戦争におけるアメリカ軍とイラク軍の戦いのみでした。 Wikipedia資料リンク集 湾岸戦争
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《ノーコストフィールド》 永続魔法 このカードの発動に成功したとき、ノーコストカウンターを5個乗せる。 フィールド魔法の発動、維持、効果発動のコストは0になる。 エンドフェイズにこのカードのノーコストカウンターを1つ取り除く。 ノーコストカウンターが0になったとき、このカードを破壊する。 1ターンに1度、自分フィールド上に機械族、岩石族モンスターが 存在する場合、以下の効果を発動できる。 自分フィールド上のカードの魔力カウンターを2つ取り除く。 このカードにノーコストカウンターを1つ乗せる。 part21-116 作者(2007/10/08 ID jQ8rilmo0)の他の投稿 part21-97 / part21-99 / part21-128 / part21-131 / part21-132 コメント 名前 コメント
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「我は求める── 古の門より来たれ、守護天使」 格闘スタイル メイフィールド流大剣術(自称) 出身地 国籍: イギリス/現住所:精霊界 誕生日 8月11日(ガンバレの日 しし座、永遠の13歳) 身長 137cm 体重 31kg スリーサイズ B70 W53 H74 血液型 O型 好きなもの ビーフシチュー、アフタヌーンティー 趣味 読書(幻想文学) 苦手なもの ピーマン 特技 家事全般(自称) 家族構成 祖父、祖母、父、母(現在は別居中) 得意な科目 料理 苦手な科目 ・・・たくさん 所属(学年、部活) 聖霊界の住人(ジュニアハイスクール休学中) キャッチコピー 「聖霊になったファンタジー大好きっ娘」 関連キャラクター 廿楽冴姫 - ミルドレッド・アヴァロン - アンジェリア・アヴァロン 『アルカナハート』に登場するドジっ娘メイドで、同作の中ボス。 CVはアサギを演じたこともある 山本麻里安 女史。 なお初代~FULLに限り春日舞織の姉・鼓音も演じている。 イギリスのとある貴族の娘として生まれ育ったお嬢様だったが、 親友の廿楽冴姫とともに次元の歪みに飲み込まれた際、聖霊になってしまった。 ゆえに当時(13歳)から体の(頭も?)成長は止まりっぱなしである。 現在は「お姉さま」ことミルドレッドにメイドとして仕えており、 彼女が人間に戻るための手助けをしてくれると信じている。 ちなみに、聖霊ではあるが、まだ天使ではない(天使はその証として独自の形状の輪と羽を持つ)。 特技は料理。読書が趣味で、特にファンタジー小説がお気に入り。 「キャメロット」と名づけた大剣と「メイフィールド流」と称する我流の剣術で戦う。 鋼のアルカナである銀白の竜「オレイカルコス」と契約を結んでいる(因みにオレイカルコスとは、かの架空金属「オリハルコン」の別名)。 通称は「ドジメイド」「永遠の13歳」など。 戦闘力はB70のAカップと年齢相応。ただその割にはイラストを見る限り胸が余り小さく見えないので実はもっと大きいのではという説も。 + 一応考えられる可能性として 実は胸の巨乳度はカップサイズ以外に、もう一つ「身長」が決めている側面がある。 普通は身長による影響は小さいので無視できるものの、フィオナほど小さくなるとどうしても無視できなくなる。 で、身長137cmの彼女の場合、160cmにすると、 B 70/137*160≒82 W 53/137*160≒62 となり、身長160cm換算ではBカップ相当ということになる。これが彼女の胸がAにしては大きく見える原因なのかもしれない。 ちなみに、勝利時に出てくるシマリスはフィオナが次元の歪みに飲み込まれた際に助けたもの。 フィオナと同じ髪飾りをつけていて、「もひもひ」と呼ばれている。 ドジで失敗も多いものの基本的には明るくて前向きな性格。だが……。 + ショッキング注意! 漫画版では病んだような黒いような、えらく怖い一面を覗かせる。 とてもゲーム中の言動などからは想像できない表情であるが、これは同人誌などではなく、 エクサム監修のもとコンプエースで連載されていたれっきとしたコミカライズである。 流石にまずいと思ったのか、単行本では目に光が入った。 戦闘で使用している身の丈ほどある大剣「キャメロット」は、 聖霊界でオレイカルコスが紹介したドワーフ(神話上で存在するとされる小人)に作ってもらったもの。 聖霊界の山で取れる金色の鉱石、聖霊界に住む赤い尾長鳥の羽、老いたドラゴンの鱗などの特殊な素材でできているためか、 「ゲイボルグ」ではドリルのごとく回転したり、「エクスカリバー」では巨大化したりする (これらの能力はフィオナ自身の聖霊力も関与している可能性がある)。 フィオナがゲームで負けると爆発することがあるが、戦闘後は何事もなかったかのように元通りなので気にならない。 ミルドレッドと出会ってから着ているメイドの衣装については自分でもかなり気に入っている様子で、 『初代』でのEDや『2』での冒頭など、主君であるミルドレッドが居ない時でもこの服装のままでいた (巫女の服やチャイナドレスにも興味を持っているのでコスプレ好きなのかもしれない)。 他のキャラクター達からもしっかり「メイドさん」と呼ばれている点ので他人から見ても違和感はないようだ。 しかし、「ドジメイド」、「クソガキメイド」、「ベソかきメイド」とあんまりな言い方をするキャラもいる分、 フィオナ自身の扱いはあまりいいものではない。 実際作中でも大抵は相手に振り回される役回りになってしまっている。 日本から留学に来た廿楽冴姫とは大の仲良しであったが、 冴姫は次元の歪みでフィオナを失ったことがトラウマとなってしまい、 帰国後に東京で異変が起こった時は周りを巻き込みたくないがために、周りの人間に対して冷たい態度を取るようになった。 『2』以降ではトラウマがある程度解消されて人当りも大分改善されている。 しかしフィオナに対しては異常に身を案じたり、心配性だったりとトラウマの影響は完全には消えていないらしい。 『3」ではフィオナを人間に戻すために努力するも失敗に終わり、親友を救えないと自己嫌悪に陥った冴姫に対し、 フィオナは「サキちゃんがまだ友達でいてくれる、それだけでもすごく力になるよ」と慰めている。 + 「初代」でのストーリーについて ネタバレ注意 次元の歪みによって聖霊化し、現実世界と異なる別次元の世界「聖霊界」に送り出されてしまったフィオナだったが (この時フィオナは現実世界において「行方不明」とされ、この出来事は「メイフィールド事件」とされている)、 「聖霊界」で出会った「物知りドラゴンさん」や「オレイカルコス」の助力を得て、 一定時間だけ現実世界である「物質界」へ戻ることが可能になる。 自身は聖霊のままであるので一般人にはその姿さえ見えず、家族や親友とは再会出来ないでいたところ、 高い聖霊力を持つ聖女、ミルドレッド・アヴァロンに発見され、手厚く保護される。 暖かく接してくれたミルドレッドが言う「皆が一緒に暮らせる」という言葉を信じて協力することに。 そして「メイフィールド事件」から2年後、ミルドレッドが企てていたある計画を成功させるために、 その拠点である城にやってくる来訪者を追い払うように命じられる。 来訪者には作中のプレイヤーキャラの聖女たちも含まれ、各キャラのストーリーでは中ボスとして戦うことになる。 フィオナのストーリーでは愛乃はぁとを追っ払った後、代わりに自分がミルドレッドのいる場所へ赴くことになる。 そこにいたミルドレッドの言葉から、「皆が一緒に暮らせる」という言葉の真の意味が「世界中の人々を聖霊化させる」ものだったことが判明。 今までミルドレッドの言葉を「聖霊化してしまった人を元に戻す」ということだと思って仕えてきたフィオナは、 それでもミルドレッドへの敬慕を捨てられないまま、他の聖女に代わって彼女と戦うことになる。 主君であるミルドレッドを倒した後、人間だったの時からの親友の廿楽冴姫と再会する。 (冴姫と出会うイベントはミルドレッド戦以前にもあるが、その時は廿楽冴姫に「フィオナはもういない、これは夢」と存在を否定される)。 再会を喜ぶフィオナだったが、自分が聖霊である為「これ以上は一緒に行けない」と、崩壊した城と共に聖霊界へ消え去ってしまう。 聖霊界へ戻ったフィオナは、ミルドレッドとは見つけることができなかった「人間に戻る方法」を探すための冒険に出る。 + 『アルカナハート2』でのストーリーについて ネタバレ注意 前作でミルドレッド・アヴァロンが東京上空で起こした次元の歪みの影響によって、 物質界の関東各地に次元の歪みが発生していることをオレイカルコスに知らされる。 不本意ながら前回の事件に加担してしまったことに責任を感じたフィオナは、 失踪中のミルドレッドに代わって、物質界にいられる限られた時間を使って事態の収拾を試みる。 最終的にミルドレッドとは今作のラスボスであるアンジェリア・アヴァロンが同伴の状態で再会。 アンジェリアの計画に協力し、既に聖霊化を遂げたミルドレッドからは「お前の知ってる私ではない」と言われ、 再び次元の歪みを封じるために対立することになる。 エンディングでは戦いに敗れ、次元の歪みに飲み込まれたミルドレッドとアンジェリアが、 何とか生還して聖霊界にあるフィオナの部屋で休憩している様子が見られる。 この時ミルドレッドは、聖霊化を良く思っていないフィオナの気持ちを今まで理解してやれなかったことに対し、 「今まで、お前には本当に辛い思いをさせてしまったね。本当に……すまなかった」と謝罪する。 これに対してフィオナは、 「……もう、前の事は忘れましょう。 お姉さまが無事でいて下さったんです。それだけで、私は……満足です」 と返したことで無事に和解でき、3人で聖霊界を探索するようになる。 + 『アルカナハート3』での扱い 物質界各地で発生している原因不明の次元の歪みを利用して再び物質界へやってくるが、 今回は「人間に戻る方法を探す」ことだけを考えており、 他のキャラクター達が本ストーリーのキーアイテムである「聖霊石の原石」集めで忙しい中、 誰問わず「人間に戻る方法」を一方的に聞いてくる。が、殆どの場合は「知らない」と簡単に流されてしまう。 「聖霊石の原石」を掛けて戦うイベントは一応用意されているものの、 フィオナ自身は「聖霊石の原石」のことをエーテルの供給源としか思っていない (「聖霊石の原石」が奪い合われている理由についてはここでは伏せるが、聖霊界の住民にとっては珍しいものではないらしい)。 作中での「異常事態」にすら気づいていない分、本ストーリーでの関与度はワーストクラスに近い。 しかし、事態の収拾に繋がるEDはちゃんと用意されている。 あるイベントでは魔族から人間になることに成功したという人物(プレイヤーキャラクターではない)、 「ライゼル・フォン・フェルフネロフ」を見つけ出すことにかなり必死になっている様子が見られる。 その娘であるリリカ・フェルフネロフからは色々と勘違いされ、 「ウチのパパ、愛妻家で恐妻家だから!カワイイ娘もいるから!たぶんロリコンじゃないから!」などと言われてしまっている。 原作での性能 初代では中ボスとして登場するが、隠しコマンドを入力することにより、プレイヤーキャラクターとしても使用可能。 フィオナを使用してストーリーモードを進めた場合ははぁとが中ボスになる。調整版の『FULL!』以降では最初から使える。 硬い、強い、遅いと三拍子揃った典型的な打撃型パワーキャラ。 攻撃に大剣を用いるため技のリーチは長く、判定も非常に強い。特にJB・2Bによる対空は目を見張るものがある パワーだけのキャラかと思いきや、めくり技に加えてアルカナハートでは貴重な普通の中段技や引きずり下ろし技も持っており、 アルカナ選択次第でなかなかのセットプレイが可能。 なお本人の趣味か、「エクスカリバー」「ゲイボルグ」などケルト神話、特にアーサー王物語に由来する技名が多い。 「グランディバイド」→「ミスティチェイン」→「エンジェルウィング」→「セイクリッドブリンガー」(or「セイクリッドパニッシュ」) のコンボは有名かつ強力。 「グランディバイド」→「ミスティチェイン」で壁バウンドさせ、跳ね返ってくる相手に「エンジェルウィング」で接近し、 「セイクリッドブリンガー」(or「セイクリッドパニッシュ」)でクリティカルヒット判定を目押しで狙うというもの。 「セイクリッドブリンガー」は決まれば4割程だが判定は少し易しめ。 「セイクリッドパニッシュ」はゲージが1本必要で、かつ判定はシビアになるが、見事決まれば「セイクリッドブリンガー」の倍近くのダメージが入る。 しかし、カス当たりの場合はどちらの場合もまともなダメージが入らない上、自分は行動不能のまま着地し、着地後も大きな隙を晒してしまうため反撃確定になる。 その豪快な見た目、シビアな入力タイミング、圧倒的な威力は『サムライスピリッツ』の炎邪の「六道烈火・地獄道」からの三段コンボに例えられ、 プレイヤーの間で「六道」「メイ道」「六道烈火・超メイ道」などと呼ばれている。 難易度の高いことと、炎邪とは違い決めることが必須というわけでもないため、実戦では封印するプレイヤーが多い。 しかし、精度を極めれば実戦で大きな強みになってくれる…はず。 『2』から搭載されたクリティカルハートもやはりというか、メイ道系の技となっている。 「ウィネブ・グルスヴッヘル」→「エンジェルアロー」→「セイクリッドスレイヤー」までが一連の流れ。 「ウィネブ・グルスヴッヘル」はこの一連の始動技にしてコマンド投げ技。まずはこの技を当てなければ何も始まらないのだが、 「投げ判定だが暗転を見てからジャンプで避けられる」という、どこかの主人公の投げ超必と同じ欠点を抱えている(おまけに暗転時間も長いため確認が容易)。 そのため普通にぶっぱしてもほぼ確実にかわされ、ゲージを3本失うと同時にただ空しさだけが残る。 しかし、この投げ技は発動から相手を掴むまでに無敵判定が付くため、相手の攻撃を一方的に潰すことが可能。 そのため相手の暴れを読んで繰り出したり、逆に相手の固めに割り込んで繰り出したり、ダウンからのリバーサルから切り返しに使ったり…など、 使える場面は意外にも少なくはない。 ちなみに『2』限定だが「ミスティチェイン」で壁バウンドさせ、ダウン追撃せず起き上がりに重ねると確定することが判明している(ただし難易度高め)。 そして、この技がヒットすれば相手を上空へ投げ飛ばし、次は「エンジェルアロー」で相手を追いかけ、 最後は「セイクリッドスレイヤー」でクリティカルヒットを狙う。 先述のメイ道とは違い、「エンジェルアロー」さえ発動すればクリティカルヒットまでのタイミングはキャラに関係なく一定なため、 安定してクリーンヒットが出しやすい。 カス当たりすると相変わらず悲惨だが、見事ヒットすると7割を消し飛ばす。 後述の「鋼のアルカナ」の能力で強化すれば即死も狙える。 『3』ではエクステンドフォース時に発動するとクリティカルハートが強化されるようになり、 フィオナの場合は「ウィネブ・グルスヴッヘル」が暗転後回避不能の発生スピードになる上、 「セイクリッドスレイヤー」が演出、威力共に強化される。 同時にタイミングも通常版よりもシビアになるが、ヒットさせると一撃必殺と言ってもいいほどの大ダメージを叩きだす。 また、「セイクリッドスレイヤー」発動直後にはKOF2002UMのMAX2発動時のものに似たカットインが入る。 テイルズオブシリーズの秘奥義カットインに似ていると言われたこともあったが、調整版である『LOVE MAX!!!!!』では削除されている。 また、超必殺技の「エクスカリバー」が物凄い初心者キラーとなっている 剣にエネルギー波的な何かを纏わせて巨大にし、それを大きく振りかぶり思いっきり振り下ろすという攻撃なのだが、 ただでさえとても広いアルカナの戦闘画面の4分の3程を覆い尽くす中段 空中ガード不能攻撃な上、 スーパーアーマーが付いていて、おまけにガードされても回避されても技後勢い余ってフィオナもダウンするために反撃不可能。 そして当たれば一気に4割程体力を持って行かれる。状況によってはダウンした相手に追い打ちが可能。 外せば反確になるが空中でも発動可能。なんだこれ。 迂闊にホーミングで近づいたりアルカナ技で牽制したりした初心者をばっさばっさと切り伏せて、屍の山を築いてきた。 発生が30F以上+暗転と、見てから4Dで余裕でかわせる上、肝心のアーマーは1ヒット分しか耐えられず、 被カウンターヒット判定まであり、中攻撃以上の技を貰うとヒットストップで動きがピタっと止まるために壊れ技というわけでなく、 ダウンも起き上がり時に3Fガードしかできない特殊仕様になっているため苛烈な起き攻めが確定、コマ投げが有るキャラなら反確…と、 性能に見合ったリスクは一応あるのだが…。 家庭用『3』発売当時、2chのアルカナ本スレでは「エクスカリバーぶっ壊れすぎだろオイ」→「すぐ上に対策書いてるから見ろ」がほぼテンプレと化していた。 弱点はパワータイプらしく全体的に技の発生が遅いため接近戦に弱い点と、大振りな動作が多い分リスクを伴う技が多い点、 そして切り返し手段に乏しい点。 安定技が少なく、自滅しやすく、かつ一度攻め込まれると状況を覆すのがかなり難しいため慎重な立ち回りが求められる。 初登場の初代および『FULL!』においては中ボスという立ち位置であるにもかかわらず、ぶっちぎりで一弱という悲惨な状態だったものの、 『2』以降は空中技の強化や必殺技、超必殺技(特にエクスカリバー)の強化等のアッパー調整により、念願の中堅レベルに到達したこともあった。 キャラクター使用人気もシリーズを重ねるごとにじわじわと上昇している。 基礎コンがぶっちぎりで簡単なことも有り、『3』での使用率もとい夫の数はヴァイスやはぁと並に多く、 使用感も特徴的なためサブキャラもとい愛人としての人気も高い。 メイド+ドジっ娘+永遠の少女+巨大な剣というあまりにも強力な属性の賜物だろうか。後若干のレズ疑惑 そのため、アルカナハート初心者もとい新婿は、主にフィオナを相手にホーミングを使った立ち回りを覚えていくことになる。 ちなみ他にはガーキャン担当の教育係と4D・相殺戦担当の教育係がいる + 参考動画 + 『LOVE MAX!!!!!』では… 『3』のバージョンアップ版である『LOVE MAX!!!!!』ではカレトヴルッフが空中でも使えるようになったり、5Bの判定が大きくなったり、 共通新システムの切り返し手段「エクステンドブラスト」が登場したなど一見強化されたようにも見えるが、 シリーズ通しての主力であったJBが弱体化して他キャラとの数少ない差別点といえるほどの性能を失い、攻め性能が大きく落ちた。 ついでに全体的な調整傾向の煽りを受け、起き攻めが弱体化したため攻め継続能力も下がってしまっている。 もともと攻められると弱いキャラなのに自分から攻めるのも苦手になってしまい、一旦捕まえても逃げられることが多くなった。 また、全キャラクターの基礎体力が底上げされたため、持ち味の高火力も目立たないものに。 切り返しが下手なのに加えて攻めも得意でなくなったフィオナにとって、ワンチャンスの価値の低下は厳しい環境である。 追加された頼みの綱、「空中版カレトヴルッフ」は地上版よりも威力が低下しており、 空中戦という地上戦よりも更に高速化した打ち合いが求められる場面で発生が遅いこの技は不向きであり、 その上外せば反確であるこの技をすかされる確率も上がるわけで新たな強みになっているとは言いにくい。 総合的に見ると結局のところ大きく弱体化している。 現在はまだ稼働したばかりで正確な情報は定まっていないが、ほとんどの考察サイトで1弱キャラとされている。 初代で最弱キャラ、その後のシリーズでも全盛期ですら中堅で止まりだったのにまた最弱キャラである…。 …が、これは「キャラクター単体だけを見た性能」でしかない。 このシリーズには「アルカナ」というオプションがキャラ数と同じ数だけあり、 キャラとアルカナとの全組み合わせは529通り(23×23)にもなることを忘れてはならない。 そして、単体の性能として見ても決して全てのキャラに対して不利がつくほどにダントツで弱いわけではないので安心してほしい。 大半のキャラに不利で五分のキャラすら極一部なのは内緒だぞ! 使用人気の方は最弱となったことをものともせず、前作よりも更に上昇している。 持ちキャラにしやすい、格ゲー界屈指の凶悪ボスキャラ「パラセ・ルシア」を攻略しやすい(あくまで他のキャラと比べて)等、 プレイヤーに注目される要素は他にいくらでもあるようだ。 また、10月頃の更新で追加された新モード「タイムアタックモード」は、アルカナハート初代組10人を全員倒すまでのタイムを競うものであり、 このモードではフィオナがラスボスを務めることとなる。 始めのラウンドでは通常と変わりない性能でのスタートとなるが、 一度ラウンドを奪うとミルドレッドが現れ、BOSSモードとなって試合再開となる。 他のボス・中ボス組にはあったBOSSモードがこれまで一切存在しなかったが、ここに来て晴れてBOSS仕様版の登場である。 性能はアーケードモードの中ボス「シャルラッハロート」と同じくアルカナの強化、ゲージ回復速度の強化。 アルカナは光で、それもミルドレッドが常時出現というBOSSアンジェリア仕様となっている。 CPUはアルカナバーストこそ封印してくれるがアルカナブレイズは自重しないようで、 ミルドレッドにディヴァインブレスを連打させ、試合を長引かせてくる…というか本気で殺しにかかってくる。 もはやタイムアタックどころではない。 ちなみに、この「タイムアタックモード」がリリースされた直後のバージョンではちょっとしたバグ(?)があった。 やり方は使用キャラでフィオナ、アルカナで光を選んで、「タイムアタックモード」の最終ステージまで行くだけ。 そこで相手のフィオナから1ラウンドを取るとBOSSモードに突入…まではいつも通りなのだが、 その試合ではミルドレッドが二人同時に常時出現している。BOSSモードのフィオナをプレイヤー側も使用可能になるのである。 こちらはアルカナ超必殺技、アルカナブレイズ、アルカナイクリプスは勿論のこと、 CPUが封印している高性能くらい抜け「アルカナバースト」を1ラウンドに何回、何十回も使用可能なので、 理不尽なほどの防御力、択一否定性能を得ることが出来る。思う存分俺TUEEEEEEEEEEが可能。 結果、相手側のBOSSフィオナを物凄く楽に倒せてしまう。 ミルドレッド×2「命乞いしても、もう遅い!」 現在のバージョンではこの仕様は修正されたため、残念ながら俺TUEEEEEEEEEEは出来なくなってしまった。 頑張って正攻法で攻略しよう。 契約アルカナについて 契約アルカナは鋼のアルカナ・「オレイカルコス」。 アルカナのなかでも古くから生きている竜で、その肉体はオリハルコンで出来ている。 聖霊界でも恐れられている存在だったが、目を輝かせて接してきたフィオナの様子を見かねて、 「人間に戻るまでの間」という約束で契約を結んだ。 能力強化に特化したアルカナで、自分を強化するタイプの技を多く持つ。 また、攻撃力・防御力共にプラスの補正がかかる上、ホーミングの回復も速い。 反面、自分が攻撃した場合にゲージを溜めることができなくなるが、 特殊技「エネルゲイア」や、相手の攻撃をガードする等で溜めることが可能。 相手の周りに剣を召喚してぶつける「クリオドゥース」、相手の攻撃を一定回数だけ防ぐ盾を召喚する「プテリュクス」、 「クリオドゥース」の強化版である超必殺技「ディカイオーシス」の3つは、 ゲージを1本消費して発動する「エピドシス」により最大で2回まで強化が可能(ラウンドが変わるとレベルは元に戻る)。 超必殺技の「イスキューロン」「スクレーロン」でそれぞれ攻撃力・防御力が一定時間上昇、 さらにアルカナフォース「エリュシオン・ペイドン」で共に30%アップする(「イスキューロン」「スクレーロン」と効果は重複する)。 この攻撃力上昇を利用すれば10割コンボも可能だが、制限時間があるため実戦では決まりにくい。 『3』ではアルカナフォースが削除され、1ラウンド中に何度も使用可能のエクステンドフォースに取って代わられたため、 「エリュシオン・ペイドン」は「エピドシス」のレベルを一定時間1だけ上げた状態にするというものになった(但しレベル3を超えることはない)。 そのかわり、「エピドシス」には「レベルに応じて攻撃力・防御力が上昇する(永続)」というおいしい効果が追加された。 それに伴って「イスキューロン」「スクレーロン」は削除されたが。 また、「エネルゲイア」はパワーゲージ的立ち位置にあるアルカナゲージの上限値を上げる技に変更された(ゲージそのものは上限値までは勝手に回復する)。 アルカナブレイズ「エスカトン・ピュール」は同作唯一の画面全体攻撃。 召喚されたオレイカルコス自身が上昇していき、ステージ真上から全画面範囲のブレス攻撃を行うというもの。 発生は遅いため、確定でヒットさせるのは困難だが、技が出てしまえば最低でも回避不能のガード削りダメージがそこそこに入る。 その見た目からしばしば「メガフレア」と言われる。 + MUGENでドラゴンと言えば…なあのキャラと並べてみると ちなみに彼女と違って契約者を巻き込んだりはしない。 ただし、↓のように味方殺し判定を付加した場合は別だが。 MUGENにおけるフィオナ・メイフィールド 長らくの間はドロウィン氏作の『FULL!』仕様のものしか存在していなかったため、 かつては動画で登場しているフィオナの殆どが同氏のものであった。 しかし、2013年からは同年に公開された『3』仕様など、他のフィオナの出番も増えつつある。 + ドロウィン氏製作 『FULL!』仕様+アレンジ ドロウィン氏製作 『FULL!』仕様+アレンジ 現在はフリーティケットシアター終了によるリンク切れで入手不可。 MUGENでは最も古くから公開されていたフィオナで、最も動画での合計登場数が多い。 何故か頭上に死兆星が光った時のカットインも用意されている。 ドロウィン氏曰く「若干アレンジ」とのことで、幾つかか性能の変更点が見られる。 具体的にはジャンプ、ダッシュ(ステップ)等の機動力が原作よりも速く、技の発生が全体的に速くなっている。 特に6Bは発生8F(原作では17F)と、立ち中段技としてはかなり速い発生スピードになっている。 また、原作と違い開始時にアルカナを選べない。というか全種(+オリジナル)のアルカナをボタン切り替えで使用出来るトンデモメイドである。 つまり、技強化・ゲージ溜め(鋼)、無敵切り返し(火)、アーマー(水)、拘束(時)、回復(樹)、毒(魔)、設置(闇)、追撃(雷)、 ビーム(愛)の原作要素に、ドロウィン氏オリジナルのコンボ(ネコ)を加えた全ての要素が使用可能となる。何処のExグルーヴだ。 以上の点から原作以上の強性能になっていると思われる。…原作では最弱キャラだったためだろうか? デフォで簡易AIが搭載されている他、J・J氏やどっせいうさぎ氏による外部AIパッチも存在する。 後者の外部AIは一撃で6~7割程奪うセイクリッドパニッシュを高確率で決めてくる上、 状況に応じて瞬時にアルカナを切り替え、いつでも全アルカナ技が使えるような性能になっており、 凶ランクキャラをも食っていけるような強さを誇っていたが、現在は入手不可。 チョイヤー氏による、音声が『2』仕様のものになるボイスパッチも存在していたが、こちらも現在は公開終了しており入手不可である。 + 大会ネタバレ カオスに定評のあるMr.師範の人でお馴染みpoikre氏の大会動画では、相手に攻撃を当て、与えるダメージが変わるという仕様に改変された。 その後、壬無月斬紅郎とタッグを組み、エクスカリバーによって20割KOということも多々あった。 男女タッグ大会では聖騎士団ソルと「大剣」タッグを組むことが多い。 このタッグで初出場の男女ペアタッグバトル大会V2では見事2位となった。 同じくGG+アルカナの「雷属性ライバル」同様空中での連携が激しく、 しかもどちらもパワーファイターということもあって高火力。 「雷属性ライバル」とは対になるペアとされているが今のところ直接対決は某大会のみであり、 この大会では一度敗北しているが、不具合によって再試合を行った結果勝利している。 ストーリー動画でも共演が多くカップルネタも多いのだが、 他のカップルネタの例に漏れず、彼女らのネタを嫌っている人もいるので動画内でコメントする際には注意を払うこと。 また、相方であるソルには原作で恋人・嫁疑惑の人物が登場しているので敬遠される場合も(もっとも、初出場の大会ではネタにされていたのだが…)。 ちなみにフィオナの好みの異性のタイプは「白馬の王子様」。…どう考えてもソルはそんなタイプではない。まさしくヘヴィだぜ。 + 匿名スマブラー氏製作 『3』 『LOVEMAX!!!!!』仕様 匿名スマブラー氏製作『3』 『LOVEMAX!!!!!』仕様 barai氏のアルカナ3キャラをベースに製作された『3(LOVEMAX!!!!!)』仕様のフィオナ。 音声、エフェクト等は「3」のものを用いているが、システムは「LOVEMAX!!!!!」寄りになっている。 Defファイルが3つ用意されていて、WinMUGEN、MUGEN1.0、MUGEN1.1の全バージョンで使用可能。 改変、無断転載は自由とのこと。 こちらもなぜか頭上に死兆星が光った時のカットインが用意されている。 クリティカルハートを含めた全ての技が使用可能で、 『LOVEMAX』から追加された空中版「カレトヴルッフ」やエクステンドブラストも搭載されている。 過去作と比べて火力がインフレした『3』仕様のキャラだけあって、火力がかなり高く、ゲージ不使用の基礎コンボだけでも3~4割ほどは入る。 「セイクリッドパニッシュ」に至っては、クリーンヒットすれば一撃だけで8~9割程のダメージを叩き出し、 相手が紙耐久ならばこれ一発だけで即死ダメージとなり、しかもここから更に追撃可能。 また、ミスティチェインを当てると、メイ道のタイミングが分かり易くなるように相手に打点の目印が付く仕様になっている。 基本的に性能面は原作通りに再現されているが、カレトヴルッフが地上版空中版関係なく威力一律だったり、 エクスカリバーが暗転後完全無敵だったり、EF版セイクリッドスレイヤーが即死攻撃だったりと、 原作よりも少しだけ強化されている部分もある。 現在搭載されているアルカナは光のみで、『LOVEMAX』から搭載のアルカナイクリプスを含めた全ての技が使用可能。 2013年7月頃の更新でちゃんと本来のミルドレッドが出てくるようになった。 今まで代打で登場していた姉の方は、過去のバージョンではoptionの設定を弄れば選択可能だったが、 最新版では一部のイントロや後述のBOSSモードのみに登場するようになっている(性能もBOSSモードを前提としたものになった)。 + BOSSモードの性能について このキャラクターにはBOSSモードが3つのレベルで用意されており、特定のカラー(7~12P)を選択することで使用可能。 但し、9P以降のBOSSモードはデフォルトでは未解禁になっているため、使うためにはdefファイルで簡易な設定が必要。 7~8Pは先述の『LOVEMAX!!!!!』のタイムアタックモードのラスボスとして登場する性能に準じた、原作仕様のBOSSモードで、 アルカナゲージ、フォースゲージともに超高速回復し、ミルドレッドはボスアンジェリアと同じ性能になる。 このミルドレッドはアルカナ超必殺技が通常時よりも強力かつ、待機中は無敵になっており、かなり強力なアルカナとなっている。 また、アルカナブレイズの演出が「神の息吹を受けよ。」に似た演出になる。 フィオナ自身はこれといった変更点はないものの、フォースゲージが超高速するためアルカナバーストが連続で使用でき、 実質的にかなりの防御性能を誇る。 9~10Pは原作のBOSSモードを凶暴化させたような性能で、フィオナ自身の性能強化が物凄いことになっている。 具体的にはゲジマユ(両方)、防御力倍増、コンボチェーン強化、コンボ補正無視、常時体力回復など、完全に狂キャラ仕様になっている。 5C溜め→ホーミングキャンセル→5C溜め→…や、インペリアルディビジョン→セレスティアルゲート→インペリアルディビジョン→… のような多彩かつお手軽な永久コンボが可能。 また、やられ中でもミルドレッドがアルカナ技を使えるようになっているため、攻撃面、防御面共に隙がない。 11~12Pは上記のBOSSモードよりも更にすさまじい性能で、 空中ジャンプ回数無限、防御力10倍、大ダメージ無効、即死無効、ステート脱出、超即死使用など、 もはや格ゲーをやめたような凶悪キャラ仕様になる。 また、この状態でクリティカルハートを繰り出すといきなりセイクリッドスレイヤーを発動させることが出来、 この技は発生1F(暗転を挟む)の超即死投げ判定なため、並のキャラでは耐えることが出来ない。 おまけにミルドレッドに加えてアンジェリアが登場し、強力な追加攻撃をしてくる。 特にアルカナブレイズ発動時に使用する「乙女心は不安定なの!(エクステンド)」は、 全画面攻撃+超即死+オメガトムハンクスキラーという相当な破壊力を誇る。 しかし、代わりに体力が勝手に減少する仕様にもなっているため、立ち回り次第ではカンフーマンでも勝てる…かもしれない。 現時点では凶~狂キャラ中心の大会が多いためか、動画ではBOSSモードのもので登場していることが多い。 AIは未搭載だが、『3』仕様のヴァイスなどを製作したミマァ氏による外部AIが公開されている。 JCによるめくりやエクスカリバーぶっぱなし、飛び道具連打等をはじめとした事故誘発戦法が強力。 但し、ガードされると反撃確定である技もぶっぱなしまくるのでガードが堅いAI相手には劣勢になりがち。 AI側の設定でレベル(~6まで)、メイ道の精度(0~100%まで)、超反応行動(0~12まで)をそれぞれ個別に設定可能。 AIレベル3の場合、他の2つを最大値に設定すれば凶下位~中位くらいの強さになる(超反応無しだと強レベル)。 さらにAIレベルを4か6に設定した場合はアルカナゲージがゲジマユ状態になるため、 始動無敵で割り込み余裕 当たれば7割の投げ技、「ウィネブ・グルスヴッヘル」を連発する投げキャラへと変貌する。 この状態だと凶上位くらいの強さになり、狂ランクキャラをも倒してしまうこともある。 7~8Pカラーを選んだ場合は、フォースゲージの回復速度を活かし、アルカナバーストを何度も使ってくるようになるためさらに強力。 9~12Pでは元の性能が凶悪な分やはり強力だが、永久コンボ等は使ってこないのでやや親切(それでも普通のキャラで勝てるわけではないが)。 最近の更新で各技の補正が調整された他、原作風の勝利画面も追加された。 勝利台詞は汎用のもので10種類、対専用キャラのものを含めて60種類以上になる。 対専用キャラの対象は基本的にアルカナキャラことだが、魔王や巫女に対してはシリーズ外のキャラでも適応される仕様。 これもMUGENならではのものである。 + suigin氏製作 SS6フィオナ suigin氏製作 SS6フィオナ 同氏作のSS6妖夢同様、『サムライスピリッツ天下一剣客伝』風にアレンジされたフィオナ。 こちらも何故か頭上に死兆星が光った時のカットインが用意されている。 剣サム風アレンジではあるが、火力は零SP基準に調整されているため高い。 技はほとんどが原作のものだが、セイクリッドパニッシュの使用条件がMAX天道と同じく怒り状態であることに変更されている他、 秘奥義の「ウィネブ・グルスヴッヘル」を怒り状態&剣気MAX時に出すと、原作のEF展開時よろしく強化版となり、十割以上のダメージを叩き出せる。 絶命奥義は鋼のアルカナブレイズでもある「エスカトン・ピュール」。 しかし絶命奥義なので性能はアルカナブレイズのものとは大きく異なる。 相手をロックした後にオレイカルコスを召喚し、即死攻撃のブレスでとどめ、というものになっているのだが、 このブレス攻撃はロックしていない相手にも、しかも敵味方問わず全員にヒットする。 全画面攻撃なため回避不能で、結果フィオナ以外全員死ぬ。 また、メタ返しや特定のキャラへの特殊イントロ等にも対応している。 AIは搭載されていないが、2013年10月7日にABAB氏のAIが公開された。11段階にレベル調整が可能。 相手との間合いを見計らって中距離から強判定の攻撃を差し込む戦法を得意とするAIで、 状況に合わせてリーチの長い牽制技、対空技、飛び道具無敵技、崩し技を使い分けて来るためなかなか近づけない。 相手によっては何もさせずに勝ってしまうこともある。 但し、キャラの性質上攻撃を躱されるとかなり不利な状態になるため、相手との相性が大きく出る性能となっている。 AIレベルを最大にした場合は相性次第で凶下位キャラに勝つことも。 + Felicity氏製作 ガンマフィオナ Felicity氏製作 ガンマフィオナ アルカナキャラに『MVC3』システムを導入するという氏お得意のアレンジ。 性能・ボイスが『MVC3』ハルクのものになっておりカオス。 リリカ・フェルフネロフと春日舞織をストライカーで呼ぶ。 前者はストーム風、後者はロケットラクーン風に攻撃する。 フィオナもハイパーコンボ「ガンマクラッシュ」で押し潰してくるなどやりたい放題。 作者によるAIがデフォで搭載されており、かなり強い。 ストーリー動画そのものでは聖霊化してしまった元人間より普通の人間としての描写が多い。 しかしそうなるとオレイカルコスとどういった経緯で契約したのかという矛盾が生じてしまうが、そこは原作は投げ捨てるもの。 しかも主人公や幼馴染の母親という子供よりも童顔な母親というストーリーすらある。 永遠の少女であるが故の特権だろうか…。 出場大会 + 一覧 シングル つるぺた杯 剣聖祭 デスマッチ・トーナメント【ヨコハマ杯】 刃物大好き女子決定トーナメント 夢幻界統一トーナメント【実況】 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 真の最強ラスボスは誰だ!トーナメント サムライ+αトーナメント ポケモンっぽいルールでランセレバトル メイドさんを集めてトーナメント オールスターゲージ増々トーナメント MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 虚言の王7P前後大会 どうせ勝つなら派手に勝てトーナメント MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ 仲良し杯 男女ペアタッグバトル大会V2 ぎるてぃといっしょ 見たことないタッグでトーナメント ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 第2回いつかの敵は今日の相棒大会 男女タッグ祭り2008 六道烈火トーナメント 遊撃祭 アンノーン主催FINALバトルロワイアル ヒャッハー!今度はスタンダードなタッグだぁ! ランダムタッグ大会 新生男女タッグトーナメント【ロリ】 ニトロキャラとタッグトナメ MUGEN FANTASY タッグトーナメント 真の最強ラスボスタッグはどれだ!トーナメント 新旧入り乱れ!男女タッグバトル大会 無差別攻撃ガールズタッグ+αグランプリ タタリフェスティバルッ!! ゴルリオたならんわタッグ 第2回 皆が観たいと思った男女タッグで大会 萌属性別女子二人杯 男女タッグパートナーシャッフルトーナメント MUGENトーナメント ドリームタッグ 大晦日杯 剣士タッグトーナメント 統劇!MUGEN オールスタータッグトーナメント2010 第一回MUGENバスターズ!タッグトーナメント ゲージ増々タッグトーナメント 曲者揃いのランセレタッグバトロワ大会【強~狂級】 mugenオールスター?タッグファイト なにが論外・神・狂だよ!!!弱キャラ大会しろオラァァ!!! オールスター男女ペア大戦2011~MUGEN戦士は二度死ぬ~ 第三回東方夢幻童空杯 剣士(らしきもの)を集めて ランセレタッグ大会 友情の属性タッグトーナメント2 古参VS新鋭 新旧交代式TAG FIGHT 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改秋月型駆逐艦とともに新世代の帝國海軍を担う艦であり、従来の建艦思想からの決別を示す艦でもある。 松型駆逐艦は改秋月型の補助として、『早く』『安く』建造できる事を第一として設計され、起工から竣工まで1年とかからない安価な量産艦であった。無論それに見合う能力しか持たず、対空・対水上攻撃力は秋月改型の半分以下、電探も搭載されていなかった(通信能力については言うまでも無いだろう)。それでも従来の駆逐艦群より、遥かに有能ではあったが。 松型最大の欠点はその航続距離の短さであり、その18ノットで3500海里という短さは航洋型駆逐艦としては致命的ですらあった。だがその安さと(そこそこの)性能は魅力であり、何よりも全ての駆逐艦を改秋月型で賄えないという現実を前に、改秋月型を上回る数の生産が決定された。松型は、貼り付け任務である各地の方面艦隊に主に配属され、帝國の権益確保のため活躍する事になる。 余談ではあるが、改秋月型は本国艦隊、松型は方面艦隊に配備され、シーレーン防衛を任務とする海上護衛総隊には配属されなかった。松型の航続距離に不安が有り過ぎたという事もあるが、やはり広大な海域全てをカバーするには数が少なすぎたのである。代わりに松型よりも遥かに安価な、船団護衛任務専門の『海防艦』も量産されていく。 だが、様々な努力にも関わらず、これらの艦の総建造費は増加の一途を辿り、やがて海軍予算を圧迫していくようになる。そして巡洋艦以上の大型戦闘艦建造計画を狂わせていく事となる。 これらの艦の出現が物語るのは、『帝國海軍が迎撃型の海軍ではなくなりつつある』という事実だろう。最早迎撃する相手がいないという現実と、広がりつつある海外権益を前に、帝國海軍は試行錯誤しつつも、ようやく現状に即した状態に変化しようとしていたのだ。…未だ迎撃型海軍の影を捨てきる事は出来ないでいたが。 -
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駆逐艦1 Lv 5/DP 5,600/Cost 2,000(+装備) Rマウント 38*4 Tマウント 19*1 航空機積載 搭載不可 乗員 4+2 基本タイプ(DD1)詳細 Lv 5 価格2,006(2,000+装備分)Rマウント 2席 前38*2 後38*2Tマウント 1席 中19*1補助席 2席 兵装積載 4 航空積載 0 同時発進 0DP 5,600 基本防御 40 対空戦闘 133甲板 263 舷側 108 バルジ 120 隔壁 113基本 1,326 基準 1,700 満載 2,230 積載 904FCS 25 機関 23 OH許容 85% 舵力 34 誰もが通るであろう駆逐艦の基礎。 どの駆逐艦もRマウントは前2基、後ろ2基の計4基。 DD1はTマウントが1基のみだが船体が小さく被弾し難い。 無国6単L(53口径 15.2cm Mark13)と呼ばれる長射程高威力の砲を使う事で、 国籍艦とも十分渡り合える性能を持つ。 満載速度37/51で舵力も良好。機動性も良いものを持っている。 銀Lv位までなら、運用次第でCL等の上位艦も単独撃破できるかもしれないが、 それ以上は兵能力で劣勢を強いられるようになってくる。 フリゲート同様3種類に改装可能。 DD1-1(火力強化・耐久低下型) Lv 6 価格 2,506(DD1+500)増 Rマウント 42 Tマウント 21 兵装積載 6 FCS 30 対空戦闘 160減 DP 5,100 基本防御 32 マウントの容積が増えて無国籍最大値に。 無国6単L型で弾が2セット積め、連装砲でも弾数に余裕がでてくる。 Tマウントも魚雷は六式連装のままだが、国籍爆雷が使えるようになる。 FCSも高性能な二型が載せられるようになるので、攻撃力はかなり強化できる。 その代わりDPと基本防御が減るので、防御力が若干不安に。 DD1-2(耐久強化・速度低下型) Lv 6 価格 2,606(DD1+600)増 DP 6,200 基本防御 48減 舵力 27 OH許容 58% DPと基本防御が増えて防御力が若干強化。 代わりに満載速度は37/46となり舵力も低下。機動性は悪化する。 DD1-3(速度強化・火力低下型) Lv 6 価格 2,706(DD1+700)増 舵力 41 OH許容 113%減 Rマウント 34 Tマウント 17 FCS 23 対空戦闘 106 満載速度は37/56が出せ、舵力もDD最高値と良好な機動力を発揮する。 ただ、砲は最大で無国6単D型までしか積めず、FCSもフリゲート二型と性能が悪化。 攻撃力は若干低下する。 更に、Tマウントを2基にした駆逐艦2と、その改装艦3種へと改装する事もできる。 が、被弾面積の増加・速度の低下などの 大きなデメリットがあるのに対し、その代償として得られるのが貧弱なTマウントが一つだけと 明らかに弱体化しているのでおすすめはできない。 FFXとの比較 DD1 R 無国6単L(1セット) T 連装 FCS DD一型 満載速度 37/51 軽量速度 40/56 1-1 R 無国6単L(2セット) T 連装 FCS DD二型 満載速度 37/51 軽量速度 39/54 FFX R 無国6単N(1セット) T 三連 FCS FF一型 満載速度 42/48 軽量速度 47/54 (軽量速度 R砲4基+弾満載のみ。幽霊兵運用) 砲撃力は高性能なFCSが使え、より長射程で少し威力が強くなるL型が使えるDD1に分がある。 特にDD1-1型は2セット搭載できるので、被弾に注意さえすれば継戦能力も高い。 機動性はFFXの方が良く、被弾面積やTマウントの差等も踏まえた総合力だと、FFXが若干優勢。 だが、無国籍で砲撃を極めるなら万能なFFXではなくあえてこちらを選ぶのも一つの手である。 上へ 艦艇紹介へ
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登録日:2020/08/11 (火曜日) 03 36 39 更新日:2023/10/10 Tue 08 05 40NEW! 所要時間:約45分で読めます ▽タグ一覧 サバイバルゲーム シューティングゲーム ビーダマン ビーダマンバトル 一覧項目 今賀俊 所要時間30分以上の項目 爆球連発!!スーパービーダマン 本項目では今賀俊の漫画『爆球連発!!スーパービーダマン』(以下『スパビー』)の作中で行われたビーダマンバトルについて記述する。 【概要】 【主なルール体系】 【劇中のバトル】【サラー・円編】 【全日本ビーダー選手権(地区大会)編】 【TOPビーダー選手権(全国大会)編】 【ダークマター編】 【特別編(読み切りスペシャル)】Bパーク編(恐怖!オーディーンの反乱) その他の特別編 【概要】 ビーダマンはタカラ(現タカラトミー)から発売されている玩具である。 当該項目にある通り、当初は普通の玩具としての側面が強かったが、漫画で扱われたスーパービーダマンシリーズ以降は競技玩具としての側面が強くなっていった。 現実にも公式大会が開催され、それを基にした「5種競技キット」が市販されるなど、全国の子供たちがビーダマンバトルに興じていたのである。 そんなビーダマンブーム最盛期と言える時代に、コロコロコミック定番のホビーとのタイアップで連載されたのが『スパビー』。 そして『スパビー』の記事にある通りにその描写は 非常に派手 であり、拳銃弾のごとく飛ぶビー玉で遠距離のターゲットを狙い撃つような現実離れしたバトルが展開された。 作中の公式大会も現実のバトルとはかけ離れたサバイバルゲームのようなバトルが展開され、そこで行われる駆け引きなど、漫画として楽しめることが重視された内容になっている。 おそらく漫画を読んでビーダマンにあこがれたちびっ子たちの多くが、漫画のようなショットが現実に撃てなくて落胆したことだろう 描写こそ現実離れしているが、現実の競技ルールを参考に作られたと思われるものもあり、いくつかは再現可能だったりする。 というか現実のビーダマンも(当時のものは)改造次第で漫画初期のような球を飛ばせたりもするのだが、危険なので再現するときには素直に小規模化しましょう。 なお競技のプレイヤーには「 ビーダー 」という呼称が用いられる。 後期では「ダークマター」というルールから逸脱したビーダマン使いをビーダーと区別しているが、 ややこしいので以下では特に分ける必要がない限り「プレイヤー=ビーダー」として記述する。 【主なルール体系】 劇中では参加人数により「個人戦」「チーム戦」が分類され、さらにバトルフィールドによって「ステージバトル」「オープンバトル」に分けられた。 「ステージバトル」は競技台で行われるバトルであり、現実のビーダマン競技はほとんどこのタイプ。 しかし『スパビー』ではこの競技台もかなり大規模に描かれることが多く、また公式大会でもオープンバトルの方に比重が寄っていった。 一方で「オープンバトル」は広場での野試合のように開けた場所で行うもので、こちらが本作のバトルの多くを占める醍醐味と言える。 劇中の公式大会では映画セットのような大掛かりなものを組んでバトルフィールドとし、その中でターゲットを狙うものが多く描かれた。 加えて、狙うターゲットの種類により大まかに以下の通りに分かれる。 ポイント制 バトルフィールドに配置されたターゲットをビーダマンで撃ち、命中させた側が勝利、またはそれによりポイントを得て多く取得したほうが勝利。 ターゲットは野試合では空き缶やビーダマンなど、公式大会では競技ごとに専用のターゲットを使う。 ターゲットだけでなく、サッカーのようにゴールが用意されそこを狙うパターンもある。 ラリー 持ち球一つで、ビー玉を射出した後止まった地点にビーダーが向かい、そこから射出して……を繰り返し、ゴールを目指す。 球を撃たず進んだり、ビー玉を紛失したら失格。 劇中ではこれを車のラリーに喩えているが、球技の印象としてはゴルフが近いかもしれない。 ただ、劇中ではゴルフのように「撃った回数」が問題視される競技はなく、「先にゴールした者の勝ち」だけが描かれている。 サバイバル サバイバルゲームのように、ビーダーごとにライフポイントが設定され、それを奪い合う。 チーム戦の場合が多く、「相手の全滅で勝利」と「リーダーの撃破で勝利」のパターンが描かれた。 後述するようにビーダマンで直接人を狙うことはできないので、ビーダーにはライフを肩代わりするターゲットが追従しこれを狙う。 公式競技のレギュレーションが明記されることはなく、劇中で示されたのは「ビー玉は統一規格しか使えない」だけ。 野試合ではこれに限らず、ジャイアントボムと呼ばれる大型のビー玉を射出するビーダーも現れている。 ただし金属球は野試合でも「ビーダーの道に外れた行い」として厳しく糾弾されている。 連載終了後に現実で金属球を撃つビーダマンも出た?知らん。 ビー玉に規格が設定される一方で、ビーダマン本体の改造は非常に自由度が高い。 劇中では市販品のみならず、拡張装備どころか全パーツをイチから設計した特定ビーダーの専用機を使っても何も問題視されていないばかりか、 発射機構も通常の指で押すトリガーだけでなく、逆に引いたりスリングショットの応用でハンマーを叩きつけたりバネの力で飛ばしたり拳で叩いたり…… と、様々な改造品が登場していた。 ぶっちゃけ ビー玉を発射する機構に人間の動作が加わっているのなら何をやってもいい レベルである(*1)。 ちなみに作者は本作に登場するビーダマンは「人力で発射することでビー魂が乗る」という制約を設けており、スリングショットやストライカージェミニは人力でエネルギーを貯めているので可としている。 ファンの動画で話題になった200点射改造ビーダマンも作者の中では 「人力で200発貯めてその位置エネルギーを利用してるので縛り内」 らしい。 (作者は「ビーダマンの本質はビー玉射出装置」とTwitterで幾度か述べており、機構の自由な発想はここに基づいているのだろう) 一方で電動の機構は作中にはマガジン等以外ではロボットターゲットしか使っておらず、現実に存在した「Dr.タマノスペシャル」も本作には登場しなかった。 なお、作中ではビーダーの絶対的事項として「人に向けて撃ってはいけない」ことが幾度も重ねて強調されている。 これを破った者が上記「ダークマター」に堕ちてしまうことが連載後期には描かれている。 言うまでもなく、現実の玩具のルールを順守しているのだが、漫画のように宙を飛ぶ勢いのビー玉を人に当てたらどうなるものか、説明するまでもない。 劇中ではダークマターの他、特別編のバーチャルビーダーのように人を直接狙う競技も描かれたが、タマゴたち主要人物は最後までこの原則を守り抜いた。 重ねて述べるが、「人に向けて撃ってはいけない」のは絶対的事項であり、現実でもやってはいけない。 なお前述の200発ビーダマンは相手の手を巻き添えにしたが。 …というか、当時のビーダマンは本気で20km/h前後で撃てるのでガチで人に向けてはいけない。200(ryの製作者とその仲間は当然のようにスパビーすら超える魔改造機でバトビー以降のPvP競技をやってたしなんなら相方とディレクトダイレクトヒットバトルをやってたけど この他、野試合においては「互いのビーダマンやビー玉を賭ける」など、バトルにおける賭けや条件もしばしば描かれている。 両者の合意があれば問題ないのだろうが、大抵の場合は片方がイカサマしてトラブルを呼んだり、ちびっ子からビーダマンを奪うなどの弱い者いじめの手段として描かれており、あまり評判は良くない。 【劇中のバトル】 以下は劇中で行われたバトルを本編の掲載順→特別編の順番に記述する。 記述するのは 劇中である程度ルールの説明が存在すること(ルール説明なしでバトルの展開が省かれている幕間の野試合などは類似競技に付記) 対等の対戦相手となるビーダーがいること(本編と特別編のVSオーグルや特別編のVSグーバなどは除外) を原則として記述する。 ※以下、劇中の展開も記述するためネタバレ注意! 【サラー・円編】 公式大会開催前なので、ほぼオープンバトルであるが、バトルフィールドを制限することで屋外でもステージバトルに近いものが描かれた。 ◆空き缶落とし(カンシューティング) 広場でタマゴたちが行うバトルは、ターゲットとして空き缶をつかう「カンシューティング」がメインであり、ターゲットの使い方で多くの派生ルールが出ている。 記念すべき連載最初のルール説明が入ったバトルはタマゴVSガンマによるカンシューティングで、工事現場をフィールドにした。 空き缶を3本並べて、その手前にロープを置いてそれより前から撃つ。相手より多くの缶を先に倒せば勝ち。 ただし持ち球は2発なので、1発外せば勝ちは無くなってしまう。よって正確な狙いが要求される。 フィールドは工事現場だけに障害物も多く、狙いやすいポイントを選ぶのも重要だが、タマゴが接近して一つ落とした後にガンマはスタート地点から狙撃。 それを見たタマゴは布と足まで使った極限のシメ撃ちで、ガンマと同じ場所から狙い撃つ勝負に出た。 結果はタマゴ側のビー玉は狙いがずれたものの、鉄骨に当たっての跳弾でターゲットに向かい、ガンマの狙撃と同時に着弾、引き分けとなった。 ◆空き缶早撃ち勝負 バトルを求め付きまとうタマゴに折れたガンマが、タマゴの「自分の知らないバトルをやりたい」という要求に答える形で設定したバトル 広場の土管の上に缶を10本ずつ並べ、先に自分の分を落とした方の勝ち。狙いと連射力が要求される。 開始するなり、タマゴが1発撃つ間にガンマは5連射で半分を落として見せた。 両手撃ちでリロードに体勢を変える必要のあるタマゴに対し、片手撃ちで空いた手に次弾を用意できるガンマに圧倒的に有利なルールで、ガンマは周囲から批難された。 タマゴはこれに対し、缶は一直線に並べてあるのだから横から撃てば一撃と動くが、力を入れすぎてビーダマンが破損。 ガンマはこれをルールに対するごまかしとして失格を言い渡す(*2)が、泣き叫ぶタマゴとビーダマンの関係を知りビーダマンを修理。 明確な勝敗がつかないままにお流れとなった。 単行本11巻の特別編では札月兄弟がこれらしきバトルをガンマに挑んで負けており、ガンマは自分に連射勝負を挑む札月の根性を見直したが、実は札月側の缶は接着して2本ずつ倒れるようになっていると判明しあきれ果てていた。 ◆サラー邸のバトル(仮称) 街でタマゴたちに目を付けたサラーが、自宅の戦闘庭園(バトルガーデン)に誘って行ったバトル。初のステージバトルとなる。 ビリヤード台のような競技台に向かい合って立ち、相手のゴールにビー玉を入れれば勝ちという単純なルール。 ただし「多少の障害物」として 開始前に天井から剣が降ってきて台に突き刺さる 。 剣を避けて狙う必要があり、基本は競技台の壁部分に跳弾させて狙うことになるが、サラーは「スネークショット」という変化球で剣を避けて撃ってくる。 しかも金持ちの利点を生かし、「一人一体のルールはない」の名目で無数のビーダマンを使い、一発撃っては投げ捨てるというえげつない連射を繰り出した。 ビー玉を止める防御が精いっぱいのタマゴだが、正面の剣に隙間がありちょうどゴールを一直線で狙えると判明。 ガンマから借りたロングバレルで狙いを定め、渾身のパワーショットを撃つとサラーの球は割れ、そのまま1発でゴールに入った。 なお割れた球には重りが入っており、スネークショットは重心をずらしたビー玉によるイカサマと判明した。 ◆ビーダマンバトルラリー 先のバトルの負けを認められないサラーが本気を出して挑むとしたバトル。 サラー邸裏のガケを使うラリー式の内容。ビー玉は1つだけを使用し、ビーダーは撃ちながら崖を下っていき、相手より先にゴールに撃ち込めば勝利となる。 ガケは急勾配とヘアピンカーブが続いて海岸まで下るようになっており、海岸のビーダマン像がゴールとなる。 フィールドの構造上、下手に強く撃てばあっさりコースアウトしてガケの下にビー玉が転落、紛失して失格になってしまう。 こちらではサラーはガンマのビー玉を使って不正はないと証明した上で、愛機であるゴールデンビーダマンを使用。独自の機能であるの変化球を駆使してコースを順調に下っていく。 執事のセバスチャン曰く、サラーは天性のコントロール能力を持っていて「我々が手を貸さずともこのコースでは無敵」とのこと。 タマゴはカーブ一本曲がるのにも何発も撃って苦戦するが、ガケの構造から 自分がビー玉と同時に落ちて ショートカットしつつビー玉を紛失しないように進む荒業を実行。 タマゴの熱意に狼狽えながらも続けるサラーだが、雨天の影響でビー玉がスリップ・転落し、結局タマゴと同じ行動をとることに。 最終的に手がボロボロになりながらも、足を使ってのシメ撃ちで最後の一発をタマゴが決め、勝利した。 この最後の1発のシーンは本誌掲載時のあらすじ・人物紹介部分でタマゴの絵として長らく使われており、コロコロで追っていた読者には印象深いカットであろう。 ◆巣箱チャレンジ(仮称) 雪山のスキージャンプ選手ビーダー・隼人が行っていた挑戦にタマゴがチャレンジしたことで、結果的にタマゴと隼人と隼人の兄のバトルになったもの。 隼人は兄と雪山に秘密のジャンプ練習場を作っており、そこからジャンプしつつ木の上にある空の巣箱の穴にビー玉を撃ち込むことで金メダルの願掛けにしていた。 しかし一度も入らなかったらしく、さらに隼人はスキージャンプの失敗がトラウマで飛べなくなっており、今では行っていなかった。 話を聞いたタマゴはスキーが滑れないためソリでジャンプして狙い、外れたものの的にかすらせて見せた。 それに反応する隼人を見た彼の兄が、隼人を奮起させるべく自らも挑戦。ただし隼人の兄はビーダーでないので、 タマゴを肩車して撃たせる 形で挑戦した。 その後、タマゴと兄の励ましを受けた隼人は自ら挑戦、トラウマを振り払って完璧なジャンプを決め、巣箱の穴にも見事命中させた。 巣箱は落ちてしまったが、隼人の兄が春になったら戻すと語っている。 ◆激突(クラッシュ)バトル 「勝負を断ったから不戦勝」という理屈でガンマのビーダマンを奪った円大作が、取り戻しに来たガンマとの対決で提案した。 一本のレールのそれぞれの端にビーダマンを置き、そこにビーダーが立って向かい合ってレールを走らせ撃ちあう。相手側のビーダマンを倒せば勝ち。 劇中では珍しく、友達と遊ぶ場合の方法が図で示されたバトルであり、再現が容易な部類に入る。 図では溝を掘ってレールにしているが、円は川を渡して釣り糸を張り、それをレールとしていた。このため屋外ではあるがバトルフィールドは決められており、ステージバトルの類に入ると言える。 正面切って撃ちあうので、パワー勝負が要求される。円は大型ビー玉「ジャイアントボム」を使うパワーシューターで、ガンマを事前に研究していたことから彼の苦手なパワー勝負を選択していた。 三回勝負で二回勝った方が勝ちとし、円が勝てばガンマの新型機とタマゴのビーダマン両方をもらうという内容で条件が組まれた。 ガンマは新型機クイックローダーの連射とパワーウイングの強化で向かうが、体力がついていかず一戦目で勝つも二戦目で敗北。 三戦目をタマゴにまかせるが、足を使ったシメ撃ちが使えない(*3)ためメタルウイングを装備。 しかしまともに撃つことすらできず、ショットで釣り糸を切ったことで円が延期を提案、タマゴたちも特訓することに。 翌日の再戦ではメタルウイングを使えるようになったタマゴがパワーで互角、手数で勝ることで有利になるが、円は鉛玉「ヘビーボム」を繰り出した。 レールが釣り糸なので鉛の重さでレールがたわんで広がり、通常の球は当たる前に隙間から落ちるというバトルの根幹を破壊するイカサマに、タマゴは激昂。 マックスパワーを接近させたヘビーボムに直接当てて制止した上に、もう一発撃ちこんでヘビーボムを送り返た。 通常のジャイアントボムで鉛玉を止められるはずもなく、ビーダーの道を踏み外した報いのごとく円は己の生んだヘビーボムに倒されるのだった。 ◆バトルサッカー 練習のために広場を占拠したサッカー部と、広場を賭けて戦ったバトル。サッカー部はストライカーの黒羽兄弟が、ビーダーはタマゴとガンマが参加。 サッカーのフィールドに見立てた場所で、ゴール部分に空き缶を置き、ゴムボールにビー玉を当てて動かしゴールに送り込む。先に相手ゴールの缶をゴムボールで倒せば勝ち。 作中初のチームバトルであり、連携が非常に要求される。 当初、チームバトル未経験ゆえに翻弄されるタマゴとガンマだが、思い切ったタマゴがガンマに待機を指示して一人で兄弟からボールを奪う。 ガンマもタマゴを信じ、タマゴの約束通りに正面に送られてきたボールを撃ちぬいて見事ゴール。抜群のコンビネーションを見せた。 単行本9巻の特別編ではタマゴが広場でかけるたち友人とこのバトルをしているが、タマゴが勢い余って土管に突っ込み救急搬送され、決着はお預けになっている。 ◆宝探し勝負(トレジャーハントバトル) タマゴをライバル視するネコ丸が、夜中に練習していたところ偶然タマゴが現れたために挑んできたバトル。 バトルフィールドに隠されたターゲット5つのうち、先に3つを倒した方が勝ち。 劇中のバトルフィールドは夜中の墓地で、ターゲットは夜光塗料を塗って光るビーダマンをガンマが隠した。 ネコ丸はそのフットワークでタマゴたちを驚かすが、肝心のビーダマンの狙いがさっぱりだったので、タマゴに2点先制される。 が、夜光塗料は時間経過で光が弱まるため、タマゴは次第に発見できなくなり、夜目の効くネコ丸有利な内容になっていった。 同点に追いつかれるが、タマゴはネコ丸の狙う方向からターゲットを推測し、そこにめがけて撃つことで勝利した。 パワーと連射はそこまで要求されないので、現実再現もしやすい部類だが、バトルフィールドの確保がネックだろう。 少なくとも 昼夜問わず墓場で遊ぶのはやめましょう 。 【全日本ビーダー選手権(地区大会)編】 ここからは主に公式大会となり、チーム戦をメインのバトルとして描くようになっていく。 当初はステージバトルが中心となるが、準決勝からは会場に巨大なセットを組んだオープンバトルとなる。 ちなみに、予選種目の時には「実際の種目とは異なります」との注意書きが添えられている。 ◆「天国への階段」 予選種目。多数のビーダーを3人一組のチーム16組に絞り込む、全員参加型バトルロイヤル。 ルールはラリー制で、会場までの道のりにはソケットというくぼみがあり、ビー玉を撃ってこれに引っ掛けながら進んで障害を潜り抜けていく。 エントリー時にチームの申請を行い、通し番号付きのビー玉をもらう。持ち球はこの1発で、申請したチーム全員がゴールしなければ予選突破とはならない。 チーム全員のゴールしたタイムで予選順位が決定され、上位16チームのゴールで終了。 第1関門は坂道で、これの先にある第2関門が迷路。ノーヒントだが、山に作られているので上昇気流が吹き抜けるのをつかめば攻略できる。 第3関門は細い橋を渡らせ、ビーダーはその上の金網を通る。橋から落ちたビー玉はどうなるのか不明だが、おそらくは紛失扱いで失格。 これを抜けた最終関門は巨大なクッションの階段……というかほぼガケを上るもので、一番上にゴールがある。 数々の技能はもちろん、とにかく最後まで体力を要求されるもので、最終関門は息切れして止まるビーダーが目立っていた。 タマゴたちのチームは伊集院とその手駒にされている後藤・三上の妨害を幾度と受けるが、いずれも機転で乗り越えていき、最下位ながらも予選通過を果たした。 本選第1試合ではそれを幾度も笑われるが、1位通過の伊集院がタマゴたちのほぼ目前でゴールしていたので、実際の順位にはそれほど開きがなかったものと思われる。 ちなみに、タマゴたちのチームで一番数字が大きいサラーの番号は3で割り切れない数字である(*4)。 ◆タイムショックバトル 本選第1試合。円形のテーブルを半分に分けてそれぞれのチームの陣とし、中央から出る爆弾型タイマーを撃ちあって押し込む。 タイマーは60秒で爆発し、その時点で自陣にタイマーがある方の負け。3回勝負で2本先取した方の勝ち。 現実のビーダマン競技の「ホッケー」に似ているが、あちらはゴールに押し込むバトルサッカーに近い内容なのに対し、こちらは制限時間制で細部が異なる。 連射とパワーの双方が要求されるバトルで、ファイティングフェニックス開発に集中していたガンマたちはタマゴ抜きで対戦することになる。2対3という不利な条件に加え、ラボに用意されていたOSパーツを自分たちだけ見逃したこともあり1戦目は惨敗。 2戦目ではあえてOSギアを外し、二人は己の力を最大限出してなんとか勝利する。 だが、3戦目でも無茶な連射を続けたガンマはビーダマンを落としてしまいピンチに。 しかしタイムアップ間近、ファイティングフェニックスを完成させたタマゴが登場、たった一撃で相手陣地の端までタイマーを押し返して逆転勝利するという衝撃の初陣を飾った。 次の試合では伊集院たちのチーム(キング・ビーダーズ)が対戦したが、タマゴへの挑発としてあえて打ちっぱなしにさせた後、同じように一撃で勝利して見せている。これを宣戦布告ととらえたガンマは新パーツ開発のため急いでラボに戻るのであった。 ◆ブロックバスターバトル 本選第2試合。長方形のステージに向かい合い、互いの陣にあるブロックの壁の内側にターゲットを隠す。 相手のブロックを破壊してターゲットを見つけ、先にゲットしたチームの勝ち。 現実の競技として採用されたバトルであり、市販の競技セットにも「ブロックシューティング」として用意された内容である。 ただし、市販セットでは競技台の狭さとブロックの少なさから漫画のようにターゲットを隠せはしないので、むしろ先にブロックを崩してターゲットを取る早撃ち勝負のような趣が強い。 カスタムパーツで連射能力を強化したガンマだが、対戦相手のパーフェクトハンターズは散弾により面でブロックを攻撃できるという、このバトルと非常に相性のいい相手だった。 しかもサラーのゴールデンビーダマンにターゲットが映り込んで特定されるというミスまで起き、ターゲット前のブロックを破られるピンチにまで至る。 しかしタマゴの自陣ブロックを撃って穴をふさぐ奇策と、ガンマのビー玉爆弾作戦(*5)で逆転勝利した。 ◆シューティング・テニス ワイルドワイバーンを完成させたガンマが練習のため外に出たところ、同じく新パーツのテストに来たビリーが挑んできたバトル。 カンシューティングの派生競技で、それぞれが交互に缶を狙って撃ち、一発でも外すか止まるまでに撃てなければ負け。 ガンマは姿を隠したまま挑むビリーを引きずりだすことに成功するが、勝負は互角で決着せず。 そこにガンマ用のターゲットの缶を集めたタマゴが来たため、放り投げさせて連射勝負に切り替わった。 連射勝負の結果、ガンマ8個命中、ビリー5個命中でガンマが勝ったと思われたが。ビリーが去った後に二つずつ当てていたことが判明。 それぞれを別に当てていれば負けていたことに気づいたガンマはビリーへの対抗心を燃やすことになった。 なお、劇中で大会参加者は 期間中に大会以外のバトルは禁止 とされているのだが、誰にも見つかっていないためかお咎めなしだった。 ◆ストリート・シューティングバトル 準決勝。会場内に映画セットのような西部劇の町「ウエスタンワールド」が用意され、そのメインストリートを歩いて出てきたターゲットを狙うポイント制バトル。 ターゲットは板状になっており、明確に正面から倒さなければポイントにならない様子。 往路と復路に分かれ、行きは3分割されてメンバーが一人ずつ出て対戦する個人戦。帰りは全員で参加するチームバトルで、砂嵐のギミックが作動して視界をふさぐようになっている。 復路ではターゲットの種類も、動いて当たりにくい「ダンシングターゲット」と複数のダミーの中に一つだけ本物が隠された「メニーターゲット」に変化する。 そして最後のターゲットは、上の給水塔から水のカーテンが手前に流されることで水圧のバリアによりビー玉を阻むターゲットになっている。 往路は各5点のターゲット、復路は6点で合計21点。先に11点取得すれば勝利になるため、展開次第では往路だけで決着がつくこともありうる。 バトルフィールドが西部劇の町で開けた形になっており、ターゲットを狙いやすい場所を探すのも作戦の一つである。 劇中ではバーグラーズの大倉とサラーの対決で、大倉がサラーの射線上に立ったことを妨害としてガンマが抗議するが、上記の理由で不正ではないとされている。 またステージのどこからターゲットが出るかは予想がつかず、地面から現れたり建物の屋根の上だったり窓の向こうだったりと様々。 さらに建物のセットは意外と精巧に作られていて、ビー玉の衝撃でターゲット手前の窓が閉まってしまうというハプニングも発生した。 ただしそういうハプニングでもパワーショットで障害物を破壊できる(窓はアメ細工だった)ため、試合続行不可能にはならない。 チームガッツはガンマが往路でビリーとの個人戦に敗北、その能力に動揺したことで復路で早々追いつめられてしまう。だが、ビリーの言葉とサラーたちの説得で冷静になり、チームプレイを活かして反撃を開始。ついには同点に追いつく。 最終ターゲットではビリーが水のカーテンの特性から地道に狙うのに対し、チームガッツはタマゴが足を使ったシメ撃ち「キャノンショット」で正面突破、勝利を収めた。 続くキング・ビーダーズは対戦相手のT・レックス相手に1点も与えないまま、往路第3区でコールド勝ちとなり、新型機の存在とその実力で会場は静まり返った。 ◆ゴールデンターゲット探し 決勝戦の第1試合と第2試合の種目。会場内に作られた「栄光の金字塔(グローリアスピラミッド)」というダンジョンで行われるバトル。 それぞれのチームが別の入り口から入り、ステージ内に隠された金色のターゲットを探す。 ギミックとして、壁などに色の違うパーツがあり、そこを破壊するとライトが出てくる。このライトは少しずつずらしてステージを照らしており、すべてのライトが当たる部分がターゲットの位置となる。 加えてそれぞれのビーダーには「シャドウボム」という半球状の爆弾型ターゲットが随伴。これは2発ビー玉を当てられると爆発し、破壊されたビーダーは次の試合まで参加できなくなる。 各ビーダーはこれを守り、相手のボムを撃破しながらターゲットを探すというサバイバルゲームの要素も組み込まれている。 なおターゲットを示すライト以外にも、ピラミッド内部は崩れやすい柱など仕掛けが用意されており、ガンマは入り口にある落とし穴という初見殺しもいいとこの罠にハマった。 この試合で初登場したシャドウボムは作劇的に非常に都合がよいアイテムであり、後の試合にもたびたび登場している。 ◆ゴールデンボムハンティング 決勝戦第1試合と第2試合とでそれぞれ1点ずつ取った場合に行われる最終種目。 各チームに一人、大将を選出。大将には金色のシャドウボム「ゴ-ルデンボム」がつく。 今度はターゲットではなく純粋に各ビーダーのシャドウボムを狙うサバイバルで、先に相手のゴールデンボムを撃破したチームが優勝となる。 今度のボムは1発で爆発し、さらに会場は第2試合のステージの中央部分がせりあがる形で狭くなっているため、まさに気の抜けないサドンデスとなっている。 決勝戦の顛末については伊集院圧政の項目を参照。 【TOPビーダー選手権(全国大会)編】 大会におけるステージが人工島を丸ごと一つ使うものになるなど、スケールがさらに拡大していった。 ここではTOPビーダー選手権開催までの間の展開も扱う。 ◆ヘビー・カンシューティング 劇中で行われたのはガンマ提唱の早撃ち勝負と同じ内容だが、こちらは空き缶に水を入れて重たくすることでパワーも要求されるものになっている。 西公園で、負けた方が公園を出ていく条件で札月鋭一とビリーが対決。 ビリーは連射でフォローできるため普通なら負けないが、札月はJBAの落とした試作PIビーダマン「X-01」を装備しており、性能差で負けてしまった。 公園を取り戻すためガンマの協力でPIビーダマンを手にしたビリーは、負ければ札月兄弟の子分になる条件でリベンジマッチ。 実は札月側はビリーの缶だけ水を増やし、さらに最後の缶は砂まで入れるというイカサマを働いていたが、ビリーは開始の合図を「鋭一が先に抜く」としながらも新型機で圧倒。 最後の缶も合体ビーダマンのブラストグリフォンで撃破、札月を追い出した。 直後、JBAの面々が現れて、札月のX-01は回収されている。 ◆シューティングサッカー 記憶喪失のビーダー・村上海人の記憶を取り戻す手がかりをつかむのと、完成したばかりのバリアントワイバーンの性能テストのために行われたバトル。 サッカーコートを模したステージで、それぞれのビーダーがゴール地点に立って撃ちあい、先に10点先取したほうが勝ち。 ゴール部分はキーパーとなる人型の板がついており、上にいるビーダーの位置と連動することでビー玉を防げる。 現実にも同種の競技は存在するが、こちらは漫画らしくバトルフィールドがかなり広大になっている。 当初はガンマが優勢だったが、バトル途中で海人が記憶を取り戻し、ノーチラスポセイドンが本来の性能を発揮。 驚異的な連射力よって対抗意識を燃やしたガンマと海人は足を止め、防御を捨てた純粋な連射力勝負になった。 結果、パワーではワイバーンが勝っていたこともあり、10対5でガンマが勝利。 ◆チームガッツメンバー選出特別バトル TOPビーダー選手権には5名のメンバーがいると知りビリーを勧誘したチームガッツだが、特別扱いを嫌うビリーが「実力でなるなら」と提案したため開催。 四方を開けた広場中央の土管にタマゴとガンマが陣取り、二人のシャドウボムを参加者が狙う。ボムを撃破したビーダーが新メンバーの資格を得る。 ただし、チームガッツも土管の上から反撃する。参加者は紙風船を足に着け、それを割られたら失格となる。 一見するとチームガッツとの直接対決だが、紙風船は チームガッツ以外の攻撃で割られても失格 である。 なので下手に先走って飛び出せば、後ろに待機する他のビーダーが紙風船を狙って攻撃してくることになる。 要するにタマゴとガンマは「攻撃してくるターゲット」に過ぎず、本当の対戦相手は他の参加者。 これは意図的に用意された「ルールの罠」であり、同士討ちすることでガンマたちが大量の相手をしなくてすむ上に、これに気づければ相応の腕利きであることが保証されるという一石二鳥の構造になっている。 実際に残ったビーダーは、ほとんどが全日本選手権でチームガッツと当たったような、相当の実力の持ち主だったのでこの試みは成功と言えるだろう。 ……気づけていなかったネコ丸が、他のビーダーに押されて前に出れなかったために偶然生き延びてしまったが。 最初に獲得したビリーは、この構造からこれを「やられるためのバトル」「お前らに勝ったと思っていない」と評した。 やはりこの男、どこまでもキザである。 上記の罠により半数以上脱落後、残った者たちが膠着状態になるが、ビリーが先陣切って登場。タマゴたちの足場が狭く移動の自由が利かない点を突いてタマゴを撃破した。 それを見てビリーのチームメイトだった大倉が飛び出し、それが呼び水のごとく続々とビーダーが突撃(*6)。 乱戦となるが、恐怖で飛び込めなかったネコ丸の適当に撃ったビー玉が、偶然ガンマのボムにヒットしてしまい……。 ◆バルーンショット ネコ丸に因縁をつけた札月兄弟が、ネコ丸の飼い猫のミミを人質にとって求めてきたバトル。 負ければネコ丸は託された新型機のハンティングリンクスを引き渡すという条件で、泣きながらも受けるしかなかった。 先を丸めた画びょうをセロテープで固定した風船を流し、それを撃つ。割れるのは画びょうに当たった時だけで、風に吹かれて不規則に動く風船を狙う難しい競技である。 しかし札月兄弟は、弟の鋭二が糸で風船を操り、ネコ丸を疲労させたところで鋭一の前に風船を動かしてゲットするというイカサマを企てていた。 開始直後、様子を見ていたガンマたちがイカサマに気づいて鋭二を捕まえ、ミミも奪還したことで正々堂々の勝負に。 ハンティングリンクスの機能で苦手だった狙い撃ちを克服したネコ丸は、人生初の(そして作中で彼個人として唯一の)勝利を飾った。 ◆海戦(シーバトル) TOPビーダー選手権第1回戦。水をテーマにした闘技場「ウォーターワールド」で行われる。 海(巨大なプール)の中央にいくつかの背の高い岩が立ち並ぶ構造のバトルフィールドで、互いのチームがボートに乗り移動。 ボートは自転車のような足漕ぎ式で、運転メンバー2名とバトル参加メンバー3人にチームを分割。バトル中にビーダマン同士をタッチすることで運転とバトル参加を入れ替えられる。 ボートは前に2つ、後ろに3つのターゲットブイを浮かせており、相手チームのブイを先に全て撃破したチームの勝利。 波により常に足場が揺れるため、慣れなければ狙い撃ちも難しい。 しかし、 バトル参加メンバーならば攻撃する場所は自分のボートでなくても問題ない というルールになっている。 よって海を泳いだり、中央の岩場に陣取ったりするのはもちろん、 相手のボートに飛び乗ってブイを狙う という海賊のような戦法も可能。 戦略の自由度においては作中でもおそらくトップクラスであろう。 チームガッツは相手チームの瀬戸内バイキング(村上海人のチーム)が水上戦に慣れていたこともあり、上記のような奇策によって一瞬で追い込まれるが、高速ドライブによる水切りショットなどこちらも数々の策で対抗。 しかしチームガッツの船がタマゴの力で故障、さらに瀬戸内バイキング側の船もキャノンショットで浸水・沈没の危機となり、あろうことか海人はボートを衝突させて全員を海に叩き落しチャンスをつかむ作戦に出る。 作戦通り一番に顔を出したが、船に残ったネコ丸がギリギリ一発を止め、次弾がブイに命中する前にタマゴの水中キャノンショットが相手ブイを貫いて、チームガッツが接戦を制した。 このバトルで設備が激しく故障してしまい、次の試合開始が遅れてしまうことになっていて、次に試合する予定のヴァンクィッシャーズがクレームをつけていた。 上記の通り故障原因は主にタマゴのバカ力のせいである。 余談だが、プールの水深は 海人が身長の倍以上の深さまで潜っても足がつかないレベルで深い 。 にもかかわらず、 参加者は誰一人として救命胴衣の類を身に着けず 、ボートにも浮き輪などはなく、あまつさえ 決着後におぼれているビリーをJBA職員の誰も助けに行く様子がなかった (気づいたガンマが助けに行った)。 ビーダマンの威力云々と別の意味で、作中で最も生命の危険がある競技だったのではないだろうか……。 ◆陸戦(ランドバトル) TOPビーダー選手権準決勝。土と岩をテーマにした闘技場「闘いの谷(バトルバレー)」で行われる。 全員参加のサバイバルで、円形の岩が立ち並ぶ谷がバトルフィールド。 各自シャドウボム(1発で爆発)を装備し、大将には大型のキングシャドウボムを装備させる。キングボムを撃たれたら負け。 各チームのスタート地点には通常シャドウボムの予備が3個置かれており、通常ボムを破壊された場合でもここで補充すれば戦線復帰可能。 逆に言えば残機を使い切れば、以降撃破されたメンバーは退場となる。 キングボムのマスターは交代が可能であり、参加者がタッチすることでマスターを交代する。 キングボムは大きいために、バトルフィールドの岩に引っかかって移動することができない場所があるというデメリットも抱えている。 ただし、バトルフィールドの岩は軽く脆い素材でできていて、ビー玉で破壊可能。通り道の確保や相手キングボムを封じる障害物に使える。 チームガッツは対戦相手のヴァンクィッシャーズリーダーがガンマの後輩・我猛トキオということもあり、ガンマの性格を分析した作戦とタマゴをも凌駕するバーニングアトラスのパワーに苦しめられる。 しかし冷静さを取り戻したガンマが相手の動きから冷静に行動を分析し、さらにタマゴのコンバットフェニックスが戦闘中に完成。 キングボムを守る八点射バーニングアトラスに対して賭けに出て、見事勝利をつかんだ。 前述したとおり(ビーダマンが未完成とはいえ)タマゴをも圧倒したパワーショットを放つバーニングアトラスにその八点射改造、「最強」と称されたコンバットフェニックス誕生と登場ビーダマンのインパクトが強い。 加えてトキオたちの行動から相手大将の位置を絞り出すガンマのように駆け引き・心理戦描写も作中屈指の完成度として読者の評価が高いバトルの一つである。 ◆ボルケーノ・サバイバル TOPビーダー選手権決勝。火山を模した人工島とその中の古代遺跡風の迷宮「マグマオーシャン」をバトルフィールドとする。 陸戦同様、全員参加の総力戦で行われるが、今回は全員が通常シャドウボムを装備し、シャドウボムは2発で爆発する仕様。 シャドウボムを破壊されるか、 溶岩に転落 したビーダーは失格となる。 「コ、コラー! マスター!! 溶岩に落ちたら失格どころか死んでまうやないかー!!」 ……さすがにそんなことはなく、この島に流れている溶岩はJBAが開発した演出用の特殊ゼリーである。実際は火傷するような高温ではないし、沈みもしない。 これによりもしも高所から溶岩に転落するようなことがあれば、クッションの代わりになってくれるため怪我もしないで済むようになっている。 にしても漫画のJBAは娯楽のために凄まじい超技術を惜しげもなく投入しているが、予算はどこからきているのだろう 言い換えれば、これは バトルフィールドから転落することを前提に作られたバトル であり、開始直後に遺跡に通じる橋が崩落するのを始め、遺跡全体が徐々に沈んで狭くなっていくようになっている。 遺跡の壁は陸戦の岩のようにビー玉で破壊可能な材質で出来ており、壁を破壊して小部屋に避難したり柱を倒して通路を作るなどして打開できるようになっている。 こうしたことを見越してかシャドウボムの性能もこれまでに比べると非常に高く、壁に張り付いて登ったり空中に浮いたりすることも可能で、ビーダーに徹底して追従できるようになっている。 決勝のシャイニングウォリアーズ戦ではリーダーの命とタマゴが一騎打ちするように誘導され、他のメンバーはそれぞれが正面から対決。 円たちシャイニングウォリアーズのラフな戦い方によって、シャイニングウォリアーズは(参加していない光を除き)全員ライフ1残して生存、チームガッツはタマゴ以外全滅。 直後にダークマター介入によって会場が崩壊したためバトル中断となるものの、 実質的にチームガッツの完全敗北 といえる結果になってしまっている。 もっとも作品のテーマ的にはタマゴが残っている以上敗北が決定したわけではないし、ガンマもこの結果を自分の負けとしながらも「タマゴが残っていた以上結果はわからない」と減らず口を叩いていた(*7)。 【ダークマター編】 TOPビーダー選手権決勝途中から介入してきたダークマターにより、決勝戦は中断。 以降は公式大会ではなく、ビーダーと(ダークマターに乗っ取られた)JBAの抗争のためのバトルが主流となっていった。 このため野試合のようなバトルが増加したが、その中でJBAの有する施設でのバトルとなることで、これまでの公式戦のようなバトルフィールドでの戦闘も続いている。 ダークマターとビーダーのバトルでは、バトルそのもののルールとは別に「 敗北した場合、相手の勢力に入らなければビーダマンを持てなくなる 」という掟が適用される。 この他「タイマンバトルでは外野の手出しができない」など、ビーダー(ガーディアン)との間にいくつかの取り決めが交わされていることがうかがえる台詞がある。 ◆津印とタマゴの一対一(タイマン)バトル 決勝戦に乱入した津印が、ガーディアンフェニックスを求めて挑んできたバトル。 先にターゲットをゲットした方の勝ちだが、狙うものがそれぞれ異なる。 津印は近くに飛行するシャドウボム「フライングボム」を浮かせ、タマゴはそれを狙う。津印が狙うのはタマゴのビーダマン本体。 開始前にタマゴのコンバットフェニックスは破壊されてしまい、タマゴはガーディアンフェニックスを預かって挑むことになった。 遺跡の壁面にしがみついていた状態から開始したタマゴは、開始と同時に手を放し落下しながら射撃。 津印が立つ柱の出っ張り部分を貫通しながらターゲットに正確に狙いを定めた。 しかし柱の破片でボムが動いたためにヒットせず、直後に津印が仲間から撤退の合図を受けたために去り、勝敗なしで流れることになった。 ◆早撃ち(クイックショット) チームガッツの調査のために現れたダークマターの津印と伴太が、札月兄弟から持ち掛けられたもの。 互いに背を向けて立ち、間に置いた空き缶を合図とともに振り返って撃ち、先に相手側に飛ばした方の勝ちというカンシューティングの亜種バトル。 札月が負ければチームガッツの情報を提供、逆に津印が負ければ彼のビーダマン(ストライカージェミニ)を渡すという条件で行われた。 津印たちはあくまで偵察のために来ていたので、ダークマターであることは伏せており、上記のダークマターとのバトルの掟は適用されていない。 バトルは鋭一と津印のタイマン。 鋭二が投げたコインが落ちた時を合図に開始し、札月は振り返らずに射撃して命中、勝利するという神業を見せ、ストライカージェミニは彼の手に渡った。 ……が、札月兄弟のことなのでそんな技量のあるはずもなく、当然のごとくイカサマ。 その内容は合図とともにあてずっぽうに鋭一が撃ち、着弾の瞬間に鋭二が糸で缶を引っ張るというあまりにしょうもないもので、横で見ていた伴太にはバレバレだった。 伴太は「だまされる方が悪い」と終わるまで黙っていたが、真相を知った津印が黙っているはずもなく……。 ◆キツネ狩り(フォックスハンティグ) 上の経緯で札月兄弟への報復に来た津印たちと、助けに来たタマゴ&ビリーとの間で行われたバトル。 鋭一にフライングボムをセットして逃げさせ、10秒経過してからそれを追い、先にボムを撃破したほうが勝ち。 鋭一はアジトとしている廃ビル内部へ逃げ込んで階段で追いつめられ、キレてダークマターを撃とうとするがビリーが制止。 向かっていくビリーを津印が背後から撃つと脅して鋭一を前に出させるが、ビリーは背後からの津印の射撃を本当に後ろを向いたままの連射で撃墜。 続けて放たれる伴太のバーストオライオンの四点射をタマゴのフルパワーショットが弾いてボムを撃破、タマゴ&ビリーの勝利となった。 津印は掟に従い、ビーダーに戻るぐらいならとビーダマンを破壊しようとするが、タマゴは札月兄弟を許すならビーダーにならなくていいしビーダマンをやめなくてもいいと説得。 これに応じて津印と伴太は撤退した。 尚、前述の通りこのバトルにおいて一応ビーダーである鋭一はダークマターにビーダマンを向け、発砲するというビーダー最低最悪のタブーを犯してしまっている。だが、実際には命中することがなかったこと、そもそもの経緯がダークマター側が鋭一を撃って負傷させることで動きを止めようとしていたことによる正当防衛であること、ガーディアンであった高原光のように責任の重い立場ではなかったことから不問となった模様。 ◆E-unit争奪戦 新型機「E-unit」のデータとそのプロトタイプ「ミラージュ」が廃棄された実験場に隠されていると知った第6研究所メンバーとダークマターが、その実験場「三ケ月島(クレセントアイランド)」で繰り広げた抗争。 実験場はもともとロボットターゲットを使うアミューズメント施設の予定地で、ビーダーがターゲットを撃破して進んでボスを倒すというもの。 しかし本物のビー玉を使うロボットの攻撃の危険性から開発中止となり、以後ロボットの人工知能研究のため ロボットを野生化 させているという、魔境と化している。 厳密にダークマターとの間でルールを決めているわけではないが、実験場内部に入るためにこのテーマパークのルールとしてシャドウボムとリストバンドの装備が必要。 シャドウボムは一発ヒットで爆発し、失格者はリストバンドが強制的に動いて繋がり手錠をさせられることで行動不能となる。 これにより、実質的にビーダーとダークマターの対等条件によるバトルとして成立している。 目的は奥でミラージュを装備して攻撃してくる狼型ロボットターゲット「ガルム」に球を当てることで、勝者にはガルムからミラージュとE-unitのデータが贈られる。 奥に逃げるガルムを追うため、チームガッツはビリーが、ダークマターは津印が単独で先行。 津印の攻撃でビリーのファントムイーグルが破損してしまうが、奥地の洞窟でのガルムとの決戦では津印を利用してガルムを足止めさせ、岩陰からイーグルの最期のショットを放つことでガルムにヒットさせた。 勝利したビリーにはミラージュが与えられ、さらにデータの隠し場所も教えられるが、そこで他のダークマターがガルムを急襲しデータは奪われてしまった。 ◆「白い闇」(ホワイトダークネス) 漫画『スパビー』における最終決戦となったバトル。ダークマターと結託したDr.迫が支配・率いるJBAと、支配を免れ独立宣言した第6研究所を代表とする新JBAとの運命を賭けたバトル。 負けた方は勝者の勢力に吸収されるというもので、まさしく互いの命運をかけたバトルとなった。 全国8か所のうち第1・3・4・6研究所が新JBA側、他の研究所がダークマター側として対決するサバイバルで、予備の会場として作られた「バトルクレーター」というクレーター状の闘技場で行われた。 E-unit争奪戦と同じく、シャドウボムとリストバンド装備で戦い、失格者はリストバンドで拘束されるのも同じ。 ただしバトルフィールドには噴霧器で濃い霧が張られ、非常に視界が悪い状態での戦闘となる。 しかし、Dr.迫はダークマターに有利になるようにルールを設定しており、ダークマター側には赤外線スコープを配備して霧の中でも相手の位置を把握できるようにしていた。 これに対してダークマターのリーダーである夜見はDr.迫を追及し霧を晴らすように要求するが、拒否されたため自ら指令コードを入力して霧を晴らした。 その後、夜見の口からガンマは、ダークマターの組織化と今までのガーディアンとの戦いは、ダークマターおよび自らの過ちでダークマター化した末弟マダラの救済にあったこと、 そして夜見こそがJBAのオーナーであるという真実を告げられる。 同時にDr.迫も夜見の正体に気づいて自暴自棄になり、会場の設備を破壊したためにステージが水没の危機に瀕する。 マダラの攻撃により気絶したビーダー達を助けるべくガンマ達が奔走する中、タマゴはマダラと正面から対決。 増水の結果、最大の武器であるフットワークを奪われたマダラは、タマゴのキャノンショットを止められず敗北。 「決められたルールで戦うからこそ、条件が変われば力の差はひっくり返る、だからバトルは面白い」というタマゴの言葉の意味を悟り、ビーダーとして立ち直った。 バトルは、ただビーダマンを撃つだけじゃないんだ。 ルールや状況が変われば、力の差なんて簡単に逆転してしまう。 バトルは生きているんだぁ!! これまでの所業が露見したDr.迫は置手紙を残し失踪、会場に駆けつけたDr.タマノと夜見が握手を交わしてJBA再建を誓い、ここにビーダーとダークマターの和解が成立したのだった。 また観客として来ていたダークマターが、会場の異変に気付いてビーダーとダークマターを区別せず救助に当たったシーンは(そのダークマターが強烈なモヒカンスタイルだったこともあって)最終話の名シーンとして名高い。 【特別編(読み切りスペシャル)】 Bパーク編(恐怖!オーディーンの反乱) SFCのゲームをコミカライズした前後編の読み切りで行われたバトル。単行本5巻収録。 この作品ではJBAが 施設内において立体映像を物質として固定する技術 の開発に成功しており、バーチャル空間において現実と同じバトルが実践できる。 しかし不可能を可能にする力・ビー魂を理解できず、そのことで廃棄される可能性に危機感を抱いたマザーコンピューター・オーディーンがタマゴたちを監禁、挑戦してきた。 なおBパークのバーチャルビーダーたち(ビーダーワールド四天王)は、ゲーム版の闇のビーダー4人衆と同じ名前・同様の容姿だがバトル内容がゲームと大きく異なる。ここでは漫画版のみ記載。 ◆くい打ちバトル タマゴと遭遇したビーダーワールド四天王のジャイアントゴロウが挑んできた。 本編で円と行った激突バトルと同様の内容だが、ターゲットは互いの足場を固定する杭。 立体映像の火口の中で行われ、撃たれた方は下の溶岩に真っ逆さま。しかも立体映像ながら落ちた汗が一瞬で蒸発する本物の熱気に包まれている。 ただし決着後の描写から、ゴロウの裁量で映像を切り替えることが可能なようなので、実際のところは演出としての機能が強いのだろう。 ゴロウはタマゴに向かい、接近すればするほど巨大化するBIGボールを放つが、タマゴはどんな球でも全力で打ち破ろうと腹を決め、正面から撃破。 実はBIGボールは相手に恐怖を感じさせるための幻影にすぎず、本当はただのビー玉であった。 それを見抜けずとも正面からぶつかった上に、転落するゴロウを助けようとしたタマゴの心にゴロウは敬意を表し、ガンマの場所への通路を開いた。 ◆決闘バトル ガンマと遭遇したビーダーワールド四天王のスナイパーシンゴが挑んできた。 雪原バトルフィールドで 互いに向けてビー玉を撃ち先にヒットさせた方が勝ち 。 当たり前だが、「人に向けて撃ってはいけない」のは絶対的事項であるため、絶対に真似してはいけない。 シンゴの言い分は「いつもお前たちがやっているように目に付いたものをターゲットにしているだけ」「俺は映像だから空き缶だと思えばいい」とのこと。 シンゴは自動給弾装置(オートマガジン)で高い連射力を持ちガンマを圧倒するが、ガンマのショットで降ってきた雪によりビーダマンを落としてしまう。 しかしガンマはそこから人間を撃つことはやはりできず、あえて自分を狙わせ、発射口を正確に射貫くことで勝利した。 ◆岩石おとし サラーが囚われるオーディーンの宮殿へ向かうタマゴとガンマに、ビーダーワールド四天王のハスラーナミと疾風のタクヤが挑んできた。 バトルフィールドの峡谷は岩が崩れやすく、ビー玉で岩を撃って相手を埋めれば勝ち。 ルールを聞いたガンマは即座に二人の頭上に連射して岩を崩落させ、二人の前後の道をふさいでしまった。 ルール説明から決着までわずか10コマ 。この展開には珍しくタマゴがツッコミ役に回ってしまっていた。 「アホか! そんなアブナイバトルつきあってられるか。」 「……って、もう決着ついてるけど……。」 ◆死闘(デスマッチ) オーディーンとの決戦。 決闘バトルの発展形で、お互いを撃ちあって動けなくなった方の負け。 当然タマゴは反対するが、オーディーンは タマゴたちを各自の専用機に変え 、ビーダマン同士の撃ちあいなら問題ないとして挑んできた。 オーディーンにはナミとタクヤが加勢するが、コンピューターとして最も効率的な戦いをするオーディーンは仲間を巻き添えにするなど非道な戦法をとる。 能力値で完全に上回るオーディーン相手にタマゴは、ガンマとサラーに自分を撃たせその勢いを乗せて激突、オーディーンを倒した。 オーディーンは反乱の理由としてタマゴたち人類への羨望を語るが、タマゴはバトルでオーディーンにビー魂を感じており、この対決でついにオーディーンは完成した。 なおバトル後、オーディーンたちとの「今度はちゃんとしたBパークで遊ぶ」との約束の上でタマゴたちが再び飛び込むシーンで話は幕を閉じるが、彼らが本来どういうバトルを担当していたのかは不明である。 その他の特別編 ◆バトルリレー 単行本8巻収録の特別編で、ニセチームガッツとタマゴ&ガンマ&小野寺マリの混成チームのバトル(*8)。 3種目を一人一つずつクリアして次の人につないでいく。一種目目はヘビー・カンシューティング、2戦目は揺れるブランコの上の缶を狙うスウィングショット、三戦目は空き缶の壁の奥のターゲットを倒すウォールバトル。 ウォールバトルをクリアしたほうの勝ち。 マリの提案で「チームバトル」としてニセチームガッツから提示されたものだが、ニセチームガッツはチーム戦未経験なためか実態はただの個人戦の連続。 ただし、種目の特性に応じてメンバーを選出する余地はあるので、チームでいることの意義がまったく損なわれているわけでもない。 本物側は1番手をタマゴ、2番手をガンマ、アンカーをマリで挑み、最初の二つをそれぞれ一発であっさりクリア。 マリも堅実な作戦で壁を崩すが、ニセチームガッツのタッチのミスに巻き込まれて手を痛めてしまい狙いが定まらなくなってしまう。 しかし片手撃ちでパワーショットできるバリアントワイバーンをガンマに貸してもらってクリア。 このことでニセチームガッツは本物と戦っていたことに気づき、ガンマに恫喝されると以前子供たちから奪ったビー玉を返して退散した。 ◆決闘(シュートアウト) 単行本9巻収録の特別編のバトル。 タマゴの救急搬送後、バトルフェニックスを預かっていたかけるが札月兄弟にフェニックスを奪われてしまい、取り戻すために自分のビーダマンを全て賭けて挑んだ。 離れて向かい合い、中間地点に置いた空き缶を合図と同時に撃ちあう。先にゲットした方の勝ち。 バトルフェニックスの性能への過信から、札月兄弟にしては珍しくイカサマ一切なしの勝負となった。 ドライブショットの存在で大方の予想通り、札月優勢かと思われたが、かけるは前日にDr.タマノから貸してもらったマスター攻略王スペシャルⅢを使用。 タマゴ並みのパワーシューターでないと性能を最大円発揮できないフェニックスに対して並のビーダーでもそれに匹敵するドライブショットが撃てる機構を搭載しており、見事鋭一を撃破、フェニックスを取り戻した。 ◆棒倒し 単行本11巻収録の特別編のバトル。 タマゴたちの町にやってきたビー玉番長が札月兄弟に騙され、チームガッツを倒すため挑んできた。 互いに向き合ってターゲットを撃つのは上記の決闘と似た内容だが、ターゲットは深く埋め込んだ棒であり、相手側に倒した方の勝ちとなる。 棒は生半可なパワーではびくともしないので、ポリバケツを吹っ飛ばせる超パワーシューターの番長は気合溜めに時間がかかるという欠点を考慮してもなお有利なルールと言える。 だが対戦相手は作中最強のパワーシューターのタマゴで、一戦目は気合溜めの間に撃たれて敗北。 二戦目はタマゴは棒を撃たず、番長が発射した後にそのショットを弾くように発射。それは棒の周辺にスズメが来ていたためで、タマゴの真意とビー魂を知った番長は敗北を認めた。 結果、タマゴは総番長として扱われるという出世を遂げることになった……。 ◆ウィリアム・テル 単行本11巻収録の特別編のバトル。 札月兄弟の姉であるスケ番・寿利亜がビー玉番長に挑んだもの。寿利亜はビーダーではないが、喧嘩の道具としてビー玉を飛ばす技を使うのでバトルが成立した。 息子の頭の上に置いた林檎を射貫いたウィリアム・テルの伝説にちなんだ不良の度胸試しで、大切な人の頭上の空き缶を撃ち落とす。 当たり前だが、「人に向けて撃ってはいけない」のは絶対的事項であるため、絶対に真似してはいけない。 もっとも、その危険性も踏まえた上での「度胸試し」でもあり、実践する場合には撃つ人間に相当なプレッシャーがかかる。 なお寿利亜は弟・鋭一の頭上に空き缶を置いたが、鋭一曰く「アネキは、オレがけがしても平気なんだ」。 ビー玉番長は真っ当なビー魂の持ち主なので、このバトルを「邪道」と拒絶し、的として総番(タマゴ)が立候補してもなお「負けてやむなし」と動かなかった。 しかし鋭一が逃げ回ったために寿利亜の流れ弾がタマゴに向かって飛び、それを落とすために番長は発射、そのまま的の空き缶に命中して勝利した。 バトル後、番長はルールを破ったことから広場を去ろうとするが、寿利亜の説得もあって引き留められ、寿利亜も番長に惚れこんで彼にビーダマンバトルを挑むべく練習を始めるという結末で終わった。 ◆ドライブ対決 コロコロアニキ2021年夏号で約20年ぶりに描き下ろされた対決。 タマゴと札付兄弟が遠くに置いた空き缶に当てた方が勝ちというルールで戦う、というもので上記の◆決闘と勝負のルール自体は同じ。 だが問題なのは勝負に使うのは ビーダマンではない ということだ。 なんと キャップ革命ボトルマン である。 JBAのコンピュータが 未来のコンピュータに繋がり、そこに入っていた未来のホビーの設計図を取得したので ちょっと試作して子供たちに遊ばせてみよう 。(*9)という タイムパラドックスなど一切恐れないDrタマノの所業でこの夢のコラボが実現した。 札付は 「全員がはじめてのホビーなら知識や技術の差はないし、俺が取ったボトルマンに有利な勝負をすぐに挑めば一勝はもぎ取れる」 というイカサマではないがセコい考えを思いついたために 遠距離まで飛ばしやすいドライブショットを撃てるワンダーグレープを取った上で、遠くに置いた空き缶に当てる勝負を仕掛ける。 (ここでいうドライブショットとはボトルキャップを横向きに射出して車輪のように転がして撃つことで、 ワンダーグレープのみ横向きで撃てるがそれ以外のボトルマンはいわゆるキャップの頭が上になる方向で射出する) タマゴの持つコーラマルはしめ撃ちショットでパワーを乗せられるがドライブショットは撃てない…のだが タマゴ「コーラマルでもドライブショットは撃てるぜ!横向きでな!!」(*10) タマゴはコーラマルを90度横に回転させてしめ撃ちを行い、パワーを乗せたドライブショットで勝利する。 ボトルマンはフットパーツが接地していなければレギュ違反なのは内緒。 「時代が進みホビーが変わってもバトルは行う人間の心次第ってことやな」 というガンマの言葉で奇跡の対決の幕は降りたのだった。 項目は、ただ文章を書くだけじゃないんだ。 追記や修正が加われば、内容の質なんて簡単に逆転してしまう。 項目は生きているんだぁ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] YouTubeとかで動画にしてる人もいるけど、スパビー世代の機体はなんだかんだ後発世代と比較して球速が速いから、マジで人に向けて撃ってはいけない -- 名無しさん (2020-08-11 09 25 34) 4巻のブロックバスターバトルは面白かった -- 名無しさん (2020-08-11 14 15 30) ↑2 ミニ4駆ほど興味無かったからテーブルの上でビー玉打ち出して的当てするくらいのイメージだったが、そんな強い弾打てるのあったんだ。 -- 名無しさん (2020-08-11 14 34 23) ↑スパビーはパワー型だと機体次第では時速20Kmとか30Kmとか行くから(主に主人公のフェニックスシリーズ)、以降のシリーズは安全基準が厳しくなったから意図的にパワー落とされてる -- 名無しさん (2020-08-11 16 49 54) モヒカンのダークマター、あれでも恐らく小学生なんだよな… -- 名無しさん (2020-08-11 17 11 47) 「1チーム3人で全員参加してるなら、チーム内で最も大きい番号は3の倍数になる。つまり誰かが2人余分に参加させている」と伏線を下手に匂わせないってキレッキレだなぁ… -- 名無しさん (2020-08-11 19 44 38) ↑公式大会として確認とかどうなってるんだろう・・・とは思うところだけども、まさかそういう要素があったなんて事には記事の注釈とこのコメント見てやっと気が付いた・・・ -- 名無しさん (2020-08-12 01 51 57) Bパーク編って、実はフルダイブVRゲームだったんじゃないだろうか? OS3体が揃うタイミングは大会中しかないし、自分を撃たせたタマゴは怪我1つしてないし -- 名無しさん (2020-08-12 10 18 13) 札月兄が狐狩りのキツネ役にされた時にダークマターから直接撃たれそうになったのを当たってないとはいえ自分もダークマターに向けて何発か撃ち返してたけど、さすがに正当防衛ならセーフなのかな -- 名無しさん (2021-09-24 15 10 25) バーグラーズ戦はアニメだと的数が減ったせいでおかしなことになっていたとか -- 名無しさん (2021-09-24 18 57 04) ↑3 機種関係からしてゲームありきだし、そのあたりの整合性もなさそうなのに、後に正史に組み込まれたのはよく考えたら「あれ?」とはなるか。そこまで考えられていないかもしれないけど。 -- 名無しさん (2023-01-31 20 09 19) 名前 コメント
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概要 野球バット。敵を殴る他、無力化にも使える。 初期装備 名前
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概要 GAS GRENADEのガスから身をまもることができるガスマスク 価格$440 名前
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概要 敵を無力化することができるテーザー銃。 一発打つごとに再装填が必要な上射程距離は短い為使用できる場面は限られる。 命中させると敵をしばらく動けなくする。 無力化するには敵に命中させた後、攻撃キー(マウス左ボタン)を押し続ける必要がある。 弾数10+1発 価格$2750 参考動画 名前