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「気合入ってるねぇ」 ひゅう、と口笛を吹いて、ロングヘアーの少女がショートカットの少女に声をかける。 彼女達の名前は、この際省略させて頂こう。 黒森峰女学園の大勢いる強者の一人として埋もれてしまった彼女の名など、記載しても仕方があるまい。 そもそも諸君は名前を聞いても彼女が誰か分からぬだろうし、大半の戦車道ファンですら、きっとすぐにはピンと来ないだろう。 「まあ、このままだと、一度も優勝できずに引退することになっちゃうからねえ、今の二年は」 彼女達は、伝統ある黒森峰女学園で戦車道をする三年生だ。 周囲のレベルが高く、また個人プレーに出ることもないため目立たないが、それでも国内最高レベルの女子高生戦車乗り達である。 しかしながら、受験勉強の兼ね合いもあり、全国大会終了後は戦車道にほとんど参加していなかった。 中には推薦で進路が決まっており、未だに顔を出して後輩に技術を残している者もいるようではあるのだが。 「西住隊長を欠いたとしても、来年こそ捲土重来してもらわなきゃならないし」 西住まほは、今の三年生から見ても、圧倒的カリスマを持っている。 それはOGも認める所であり、長い栄光の歴史の中でも有数の力を持っているだろう。 しかしながら、まほは勝利に恵まれなかった。 入学直後こそ圧倒的強さでチームを九連覇に導いたが、翌年は妹のせいで連覇を絶たれ、責任を押し付けられた。 それでも潰れることなく冷静にチームをまとめあげ、士気を高め、再度挑んだ先の大会は、その妹の手でやはり優勝を阻まれた。 来年、そのカリスマはもういない。 そのカリスマの優勝を阻んだ好敵手は健在なのに。 このままでは、黒森峰女学園の暗黒期を招いてしまう。 それだけは、絶対に避けねばならない。 特に今の二年生――来年の隊長・逸見エリカ世代は、三年連続準優勝の不名誉にリーチがかかっている。 来年に賭ける情熱は人一倍だった。 「あ、お疲れ様です!」 後輩達に練習を指示していた二人の少女が、上級生の姿を見つけ駆け足に寄ってくる。 そして頭を下げてから、言った。 「どうです、前の大会の反省を活かして、集団に敵が紛れ込んだ際の対処法を学んでいるんですよ」 「勿論、役に立たない可能性は高いですけど、やらずに来年後悔したんじゃ辛すぎますからね」 二人共、二年生ながら全国大会でレギュラーの座についた優秀な戦車乗りである。 厳しい黒森峰の練習にも耐えてきたし、まともにやればどんなチームにも負けない自信があった。 だというのに、先の全国大会では大洗のたった数輌にしてやられた。 予想外の動きに頭が追いつかず、「脇にヘッツァーがいるぞ!」と叫ぶくらいしかできなかった。 「西住流の、黒森峰の強さは、あんなものじゃありませんからね」 黒森峰は、邪道には走らない。走ることは許されない。 しかし、邪道を知ることは、その理念に反さない。 邪道を学び、その弱点を知り、西住流の教えに乗っ取り叩き潰す。 そのための特訓を、黒森峰は開始していた。 西住まほの指示では決してない。 逸見エリカの指示でもない。 ただ、メンバーの一人一人がそうしたいと思ったのだ。 「まあ、中には、ここでいいとこ見せておこう、なんて下心持った子もいそうですけどね」 西住まほ。逸見エリカ。そして赤星小梅。 現隊長と副隊長、そして将来の副隊長候補。 その三人が、昨日から休んでいる。 隊長と副隊長が揃って視察で不在ということは珍しくないのだが、そこに小梅もとなると初めてのことだった。 「直下とか、めちゃくちゃ張り切ってるよね」 「へえ。まあ全国だけじゃなくて、大学選抜相手の時も活躍できなかったもんねぇ」 黒森峰は大所帯であるため、ある程度の班に分けられ練習する。 そこで指示を出せるくらい信頼されたいというのは、黒森峰の生徒なら当然思うことである。 そして、小梅まで不在の今は、自分の指揮能力をアピールする絶好の機会なのだ。 普段とは別の意味で、練習場は緊張に満ち溢れていた。 「ああ、ほら、あそこにいますよ。呼んできましょうか?」 「いや、いいよ、練習頑張ってるようだし――――」 ブチブチブチブチィッ! 「……あ、履帯が壊れた」 派手な音を立て、ヤークトパンターの履帯が千切れる(※擬音はイメージです) 如何に頑丈な金属だって、時と場合によっては砲撃で千切れることもあるわい。 「おーおー、キレてるキレてる。履帯も直下も」 「気持ちは分かるなあ、あれ直すのめちゃくちゃ面倒臭いし」 三年生がうんうんと頷いてるように、ヤークトパンターの履帯の修理はすこぶる面倒臭い。 総重量が一枚で三十キロを越え、片足分をトータルすればその重量は三トンにも及ぶ。 はっきり言って鬼のような重労働であり、一年生が最初に筋トレをひたすらさせられる所以でもあった。 「それにしても、何か不吉だよね」 もしもヤークトパンターに搭乗しているのがテリーマンだったら、この現象で何かを感じ取ったかもしれない。 不在のまほ達がどこかで危険な目にあっていると悟ることが出来たかもしれない。 「黒猫が横切って、それを避けようとした挙句に履帯が切れるなんて」 しかし彼女達は、悲しいかなテリーマンではないし、なんならブロッケンJrにすらなれない。 いくら軍服を身に纏っても、仮に髑髏の徽章を身に付けたとしても、彼女達は超人にはなれないのだ。 当然ながら妙な勘は働かないし、今日は三人欠席すると教師に言われたら疑問を抱かずそれを受け入れる。 ましてや不吉な知らせというのが『まほ達の置かれた現状』を指しているなんて、思い到れるはずがなかった。 「何か悪いことが起こるのかも」 神妙な面持ちで、二年生の少女が言う。 虫の知らせを信じていれば脇にヘッツァーが付く前に迎撃できたというのに、ふんぞり返っていてテンパるはめになった少女だ。 おかげで最近は不吉の予兆や虫の知らせに敏感になっていた。 「いや、不吉なイベントならもう起きてるでしょ。壊れた履帯を直さなくちゃいけないんだから」 しかし、すぐに「なるほどな」と納得し、考えるのをやめた。 それから、手伝ってあげるにはあまりに面倒臭いので、巻き込まれないよう、皆で自販機まで移動する。 些細なやりとりで笑え、どうでもいい裏切りを気軽に出来る少女達は、きっと思いもしないだろう。 まさに今、彼女達の敬愛する隊長達に危機が迫っていることなど。 彼女達が、今黒森峰で練習しているソレとは異なる“殲滅戦”に放り込まれ、命懸けの信頼や命懸けの裏切りが行われているなど。 そして――彼女達に、死がそこまで迫っているなど。 きっと、冗談でも、頭の片隅すら掠めない。 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ふぅ、と溜め息をついて、男は眼鏡をクイと押し上げた。 疲れからくる溜め息というよりは、安堵や達成感からくる溜め息に近かった。 「ここまでは順調、ですかね」 落とした目線の先には、参加者の名がずらりと並んだパソコン画面。 その内幾つかは灰色の文字で書かれ、残りの大半は白い文字で書かれていた。 背景が黒色なので、白い文字の方が見やすくなっている。 普通の白背景に黒文字でもいい気はしたのだが、しかしながらこのレイアウトが“伝統”であるとのことだった。 「このペースだと、10人くらい最初の放送までに死ぬかもしれないですねぇ~」 銃を下げた迷彩服の男が眼鏡の男に声をかける。 彼はこの殲滅戦のスタッフの一人であり、首輪の監視を担当していた。 禁止エリアに入った際に首輪に信号を送るという大役なのだが、しかしまだその機能を使うことはないし、ほとんどの場合使う機会もなく終わるらしい。 それでもGPSで把握した現在地や盗聴で得た情報を記録する仕事があるのだが、しかしながら迷彩服の男は己の担当するパソコンから離れている。 勿論気の緩みを多少は隠そうとしているようだが、数多の人間を見てきた眼鏡の男には、退屈のあまり気を抜いているのがバレバレだった。 「下手をすれば片手に満たない死者かとも思ってましたが、杞憂でしたね」 迷彩服の男が担当していた少女は、すでにこの世にはいない。 万全を期して一人の監視に一人をつけているため、参加者が死ぬと暇を持て余したスタッフが一人増えるという仕様なのだ。 迷彩服の男も、他の仕事が回されない限り、パソコン画面を見る意味などない。 故に、眼鏡の男も、迷彩服の男を咎めはしなかった。 今はまだ迷彩服の男をはじめ数人が暇をしている程度だが、その内大半が暇をするようになってくるだろう。 勿論ただサボらせるのではなく、そのうち何かしら手伝わせる予定なのだが。 「……果たして、彼女達はまたも反抗してくるのか……」 今はまだ、少女達も理想論を口にする余裕がある。 皆で脱出したいなどとのたまう程度のゆとりがある。 しかしながら、理想論は力を持たない。 殺し合いが行われているという現実を前にすれば、容易く砕けてしまうだろう。 (もう、ハッピーエンドなど、ありえないというのに) それでも、理想論が砕けたあとに、確固たる信念として皆で生きて帰ろうと声高に叫ぶ者が、現れないとも限らない。 実際、過去にはそういう者が現れたケースがあったと伝え聞く。 空虚な理想論であると自覚してなお貫かれる信念は、人を動かす力を持つのだ。 そして殺し合いが進めば進むほど参加者の装備は充実し、主催陣営への反撃を実現可能と思わせる。 反抗の芽は、こうして育てられるのだという。 だからこそ、主催側も人員にはゆとりを持たせているのだ。 人が減れば減るほど戦う準備が整っていくのは、何も参加者だけではない。 監視や対応に回す人員が増えるという点では、殺し合いが進むほど、主催側も鎮圧の準備が整っていくのだ。 (……ま、そこに関しては、人のことは言えませんがね) 彼――文科省役人には、名前なんてない。 勿論日本国で生を受けた以上苗字はあるし、親に名前も付けられたのだが、そういうことが言いたいわけでは決してない。 役人は、名前のない、ただの“歯車奴隷”であった。 国のため、政府のため、戦車道のため――あらゆるもののため、己を殺し回り続ける歯車の一つ。 特別な名前なんてなく、壊れた時には同じような制品と交換されてハイおしまいであろう、ただの歯車の一つに過ぎなかった。 一度は出世コースに乗り、“その他大勢の役人”から“名前の知られた名誉ある役職の者”になろうかとしていたが―― しかし、大洗女子の手によって、彼はそのレールから引きずり下ろされた。 歯車の替えはいくらでもある。 大きな機械を一度でも動かし損ねれば、もう二度と、名前のある存在に成ることは出来ない。 彼がいたはずのレールの上には、もう、他の名もない役人が居座っていた。 (これは――我々と貴女がたとの殲滅戦でもあるんですよ) 失態によりヒビが入り、挽回しようとした結果、他の歯車とズレも生じてしまった。 勿論、惨めな気持ちを抱きながらも歯車をして生きられる程度の人生が保証はされている。 大洗女子にしてやられたことを一生悔み、黙って片田舎でそこそこの給与を貰って退屈な業務をこなしていれば、それで生きてはいけたのだ。 だが、しかし――野心を持った歯車奴隷には、止まり方など分からなかった。 ずうっと上を目指して、ひたすら回り続けてきたのだ。 今更ゆっくり回れだなんて言われても、今までの生き方を否定して速度を緩めることなど出来ない。 そうなってしまっては、名もない歯車奴隷から、本当にただの歯車に成り下がってしまう。 奴隷は惨めの極みではあるが、それでも人間だからこそ、奴隷と呼んでもらえるのだ。 (今度は、負けない。絶対に……) もう、止まらない。止まることなどできない。 夢を捨てれぬ歯車奴隷は、多くの名のある少女を巻き込んだ殲滅戦へと身を投じた。 生き残った少女達に報復されるかもしれない。 途中で逃げ出すことなんて許されない。 命の保証なんて、ない。 それでも歯車奴隷は、クルクルキリキリ回り続ける。 例えその先が奈落に続くと知っていても。 歯車奴隷は、ただひたすらに大きな機械を動かすために、回り続けるしか出来ないのだ。 止まることはない。ましてや、逆回転など、絶対にない。 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ブチブチブチブチブチィ!!! 「ゲエーーーーッ、直したばかりのうちの履帯が!!」 名門でもある黒森峰は、授業以外でも朝練を敢行している。 それでも授業免除というわけではなく、一時間目が始まる前に撤収しないいけないのだが―― 「うわあ、これ、朝練時間潰るね……」 まるで不吉を象徴するかのように、ヤークトパンターの履帯が見事に壊れていた。 頑張って修理をしていた少女達も、さすがに疲労の色を浮かべる。 「両方とも壊れたと思ったら、予備のやつまで、かぁ……」 先程壊れた履帯を、新しいものに取り替えた。 そして練習を再開しようと矢先に逆の履帯が壊れ、そちらも何とか直したと思ったところでのコレである。 これでテンションを下げるなという方が無茶であるし、これでテンションが上がるような奴がいたら精神科医をオススメする。 いや、まあ、三年生の先輩のように、見ているだけなら面白いのかもしれないが、やる方としてはたまったものではないのだ。 「しかしほんと、こうも立て続けになると、何か不吉なことが起こるんじゃないかって思えてきますよね」 「なーに馬鹿なこと言ってるの」 ヤークトパンターに同乗する後輩の言葉を、ばっさりと切って捨てる。 履帯が駄目になって一々気にしているようでは、ヤークトパンターには乗れない。 ましてやこいつは激しい戦闘を何度も経験する黒森峰女学園のヤークトパンター。 並のヤークトパンターよりもダメージは溜まっているし、限界を迎えるタイミングがたまたま被ることくらいあろう。 「大体、不吉なことならとっくに起きてるじゃない。 履帯が駄目になって直さなきゃいけないって時点でもうとっくに不幸なんだから、馬鹿なこと気にしてないで手を動かす!」 指示を出しながら、ヤークトパンター車長がポケットを探る。 履帯が立て続けに壊れたせいで、通常より遥かに長い修理時間がかかってしまっている。 他の練習チームにも連絡を入れねばならないだろう。 「はぁ……きっちり指揮取って、ちょっとは隊長に認められたかったのになぁ」 自分が指揮を取った練習は驚くほど成果をあげていなかった。 勿論時間の大半を履帯の修理に取られているからなのだが、そんな事情は当事者にしか分からない。 結果しか見ることがないであろうまほは勿論、今から連絡を入れる他班のリーダー達も、きっと指揮官が無能なのだと考えるだろう。 それを思うとなるほど確かに不幸であるし、不吉な予兆というのもあながち間違ってないのかもしれない。 もっとも、不吉に対する予兆もなにも、こいつ自身が不吉の原因ではあるのだが。 「……あれ?」 もぞもぞとポケットを漁っていたが、次第に探索範囲が拡張されていく。 いつしか表情に焦りの色が宿っていた。 ケータイ落とした。 ざっくり言うと、そういうことである。 なるほどこいつぁ不吉オブ不吉だぜ。 「ど、どこに……」 嫌な予感を感じながら、地面を見る。 どうやら先程履帯を修理した際に落としていたらしく、車体の傍に落ちていた。 そして、初期不良なのか、即効で外れた新しい履帯。 それの下に、落ちていた。 地図上でとかでなく、何かの比喩でもなく、そのままの読んで字のごとく「下に」落ちていた。 外れた履帯が重しとなり、ケータイがバキバキに割れている。 もはや“画面割れ”なんてレベルでなく、もう全体が壊れきっていた。 「機種変したばっかりなのに!」 しかもよりにもよって高額なiPhoneである。 分割ローンはまだしこたま残っているし、基盤から何まで見事に大破したこの状況じゃおそらく修理も出来ないだろう。 彼女のiPhoneは、こうして若くして息を引き取ったのである。 「あ、マジ泣き」 「写メっておこう」 「あ、じゃあ私ムービーにしよ。こっちこっち目線頂戴ー」 しかしながら、周囲の人間はそれなりに冷たかった。 己の不注意が招いたことに対しては、黒森峰は比較的厳しい風潮がある。 あと単純に、他人の不幸はちょっと美味しい。 まほが居たら同情しつつもさっさと練習に戻っていただろうが、当分まほは戻らない。 強化指定選手になったのだと、学校に連絡があった。 そして、強化指定選手のみの強化合宿を、今行っているのだと。 まほのみならず、とても厳しい副隊長様や何だかんだで真面目な赤星小梅までもが選ばれたらしい。 どうやら大学選抜の時の活躍が認められたらしい。 ちなみに黒森峰からはヤークトパンターの車長のみが、車長なのに選ばれなかった。 その話を聞いて一番へこんだのは間違いなく彼女であったし、こうして練習に熱を入れていたのも仕方のないことだろう。 閑話休題。 まあ、そんなこんなで、空気は緩み切っていた。 勿論練習は真面目にしているが、それを差し引いても普段のピリピリした雰囲気とは程遠い。 少なくとも、落ち込み倒す友人をムービーで撮るくらいの余裕がある。 それが良いのか悪いのかは、優勝した大洗女子の緩い空気を見る限り、なんとも言えないのだけれど。 「ラインで送っといてよ」 「オッケ。折角だし、皆に回そっか」 ヤークトパンターの操縦士や砲手の少女が、和気藹々とラインをいじる。 厳しい隊長副隊長が居ないことで、完全に緩みきっていた。 意味の分からないラインスタンプをまず押して、それからムービーを添付する。 ヤークトパンター車長の醜態は、あっという間に黒森峰の生徒が知るところとなった。 「おっ、マウスの車長、生で落ち込み具合見るためにマウス部隊の練習に休憩入れたって」 「こっち来るんだ。結構距離あると思うんだけど」 少女達が見ているのは、ラインの雑談用グループの会話。 黒森峰のメンバーの内、洒落が通じて話しやすいメンバーを押し込めたものだ。 ちなみにスマホを持っていない隊長のまほや、何か怖いし気軽に口にした冗談にマジギレしてきそうな副隊長のエリカは、このグループに入っていない。 エリカは最低限の連絡事項を行うためのグループにはいるのだが、スタンプ一つ送ってこないお硬い口調なのもあって、ちっとも距離は縮まらないでいた。 「聖グロの娘達とのとこにも流しておこ」 「あ、前の大学選抜の時の娘達? 私ID知らない。グループ入れてよ」 画像や動画はこうしてどんどん拡散されていく。 恐るべしソーシャルネットジェネレーション。 「あ、ルクリリさんのお漏らし画像」 「え、なにそれ見せて見せて」 誰かがポツリと漏らした声に、人が更に群がってくる。 ライングループに送られてきた画像の中で、聖グロリアーナのルクリリが股間をぐっしょりと濡らしていた。 その表情や、背後で笑っている少女の存在を思うに、まあ本当に漏らしたわけではないのだろう。 実際、その手には、ティーカップの取っ手が握られていた。取っ手だけが。 「いやー、ツイてないけど、美味しいよね、こういうの。羨ましいなあ」 「じゃあ直下と変わってあげたら?」 「それは嫌かなあ」 聖グロリアーナの生徒は、如何なる時でも紅茶をこぼしたりしないが、それはそれとしてマグカップを割ってしまうことはある。 その結果としてなら、聖グロリアーナ生徒といえど、紅茶をこぼすことくらいあるわい。 ましてやティーカップの取っ手の接合部分がパキンと割れたのだ。 ティーカップが落下して、彼女の股間を紅茶が濡らしたことを、一体誰が責められようか。 「パンツァージャケットが濡れるとかならともかく、iPhone壊れたらお金かかるし」 「でも聖グロだと、濡らすとめちゃくちゃ怒られるんじゃない? そう考えると、ルクリリさん、ちょっと可哀想かも」 「でも今は聖グロも主要な選手も強化合宿だろうし、今のタイミングならまだラッキーな方だったんじゃない」 ダージリンもマグカップを割ったことがあるので、カップの破損でお咎めがあるのかは不明だが、しかし黒森峰の生徒達はそんなことは知らない。 そして、ダージリン達もまた、まほ達と同じく“殲滅戦”をしていることも、少女達は知らなかった。 ルクリリのマグカップが壊れたのも、“虫の知らせ”や“不吉の予兆”の類であったということも、勿論知る由なんてない。 「小梅にも、ラインで送ってあげようかな」 大洗では大野あやの眼鏡が突如割れていたし、各地でちょっとずつ不吉の予兆は現れていた。 しかしそれでも、勿論誰一人、現在不在のメンバーに不幸が訪れているなんて思わない。 だって、彼女達は、みんな聞いていたのだから。 今学校にいないメンバーは、戦車道に力を入れる政府によって強化指定選手に選ばれ、今は強化合宿の真っ最中だと。 それを、政府の人間に、言われたのだ。 疑いなんて持とうはずがない。 少なくとも今の時点では、疑いを持つ理由もない。 「副隊長に見られたら、サボって遊んでるって思われかねないし、帰ってきてから見せた方がいいんじゃない?」 だから、彼女達は、誰一人として、疑っていない。 まほもエリカも小梅も揃って笑顔で黒森峰に戻ると、当然のように思っている。 「それもそうか」 「とりあえず、始業までに戻しておかないと怒られるし、面倒だけど履帯の修理手伝ってあげよっか」 「お昼くらい奢って貰わないとね」 彼女達は、冗談でも思わないだろう。 三度千切れた履帯、一度目は“殲滅戦”という不吉を知らせるもので、そして二度目と三度目は、仲間の死を告げるものであっただなんて。 「んじゃ、面倒だけど、頑張りますか」 彼女達は、名前のない、その他大勢の少女だ。 勿論実際には名前はあるが、しかしながら、戦車道においても“主役”になれず“その他大勢”として埋もれてしまっている。 幸か不幸か能力が足りず“殲滅戦”に呼ばれなかった少女達だが――勿論それでも、彼女達は普通に生きている。 普通に笑い、普通に打ち込み、普通に努力し、そして時折普通ではない勝利を掴む。 しかしだからこそ、彼女達は決して“殲滅戦”という『舞台』の上には上がらない。 上がれたとしても、決して主役にはなれない。 彼女は『普通の人生』という自分の演目の中でしか、名のある存在にはなれない。 非日常極まる舞台に上がってくることなどできない。 名無しの少女を舞台に引っ張りあげられるのは、カリスマを持つ女優のみ。 かつて西住みほというカリスマが、戦車道という舞台に、ありふれた少女達を導いたように。 多くのカリスマ隊長によって、名もなき少女達が戦車道という舞台にあがれたように。 誰かが導くその時まで、名のない少女が舞台に上がることはない。 誰かがコンタクトを取るまで――――――舞台のうえに、助けは、こない。 【?????/一日目・午前】 【☆辻康太(文部科学省学園艦教育局長) @ 殲滅戦運営チーム】 [状態]健康 [装備]??? [道具]??? [思考・状況] 基本行動方針:殲滅戦を完遂させる 1:今度こそ、自分の思い描いたプランは狂わせない。狂わせてなるものか。 [備考] 殲滅戦参加者は『強化指定選手に選ばれ、現在強化合宿に参加している』という扱いになっています。 上記内容は、政府の手によって各学校に伝達されています。 時系列順 Back 鉄血/マルマン・チェッダ Next 越えるべき死線、叶わない死闘 投下順 Back 鉄血/マルマン・チェッダ Next 越えるべき死線、叶わない死闘 登場順 Back Name Next 000 オープニング 辻廉太(文部科学省学園艦教育局長) 045 第一回放送 ~ヒーロー不在の最終章~
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登録日:2013/11/14 Thu 02 58 00 更新日:2024/06/29 Sat 23 36 02NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 こんな格言を知ってる? イギリス ガルパン ガールズ&パンツァー ダージリン 主人公に勝ったキャラ 喜多村英梨 巨乳 格言 横浜フリューゲルス 残念な美人 田尻さん 聖グロリアーナ女学院 金髪 高校生 こんな格言を知ってる? イギリス人は恋愛と戦争では手段を選ばない ダージリンはアニメ『ガールズ&パンツァー』の登場人物。 担当声優は喜多村英梨。 本編で大洗が初めて練習試合を行った聖グロリアーナ女学院の隊長である。 ◆プロフィール 本名 不明(ダージリンはソウルネーム) 所属校 聖グロリアーナ女学院 学年 3年生 担当 隊長・戦車長 身長 158cm 出身 神奈川県横浜市 現住所 聖グロリアーナ女学院女子寮 家族 父・母・妹 血液型:AB型 年齢 17歳 好きな食べ物 ミートパイ 好きな教科 英語 趣味 紅茶 日課 名言集を読むこと 好きな花 青いバラ(花言葉は奇跡) 好きな戦車 センチュリオン 高飛車な言動と会話に格言を引用するセンスが特徴。 ◆来歴 第四話にて新生大洗女子戦車道チームの初の対外練習試合(殲滅戦形式)の相手として登場。指揮車はチャーチルVII。 序盤戦は河嶋桃発案の誘引作戦を真正面から打ち破り、装甲と練度の優位を押し立てた 一斉挟撃でウサギさんチームを戦意喪失・カメさんチームを履帯脱落による一時行動不能に追い込む。 地の利がある地元・大洗市街でのゲリラ戦に持ち込んだ大洗女子に対して残存車両数と個別性能の優位を生かした拡散しての捜索・撃破戦術を選択 マチルダⅡ1両の損失でアヒルさんチーム・カバさんチームを撃破。 残存が1両となった時点で戦力の再集中を行い、あんこうチームを隘路に追い詰めることに成功した。 しかしここで履帯再装着に成功したカメさんチームの戦線復帰によりあんこうチームを取り逃がしてしまい、あんこうチームの超人的な戦術機動による各個撃破戦術で僚車をすべて失う。 最終的に一対一での対決の構図となったが、砲塔側面同一箇所への連続命中でのチャーチル撃破を狙ったあんこうチームに対し、その意図を読んだ上で冷静に対処して撃破。 チーム戦としてはからくも勝利を収めている。そして戦後には聖グロリアーナの慣習にのっとり、健闘を讃えて西住みほに紅茶をプレゼントした。 初登場時は別の学校を馬鹿にするなど多少高慢なところがあったものの、大洗女子にその油断を突かれた事が効いたのか、以降はどんな相手にも敬意を見せるようになった。 第63回戦車道全国高校生大会では準決勝で黒森峰女学園に敗退し、大洗女子との再戦は叶わなかった。 小説版では何故か2回戦のヨーグルト学園戦で敗退し、黒森峰とすら対戦出来ていない事にされている。 彼女らへの勝利は悲願であるらしく、PS4「ドリームタンクマッチ」で黒森峰に勝利すると「これは夢ではないのか」と唖然とするほど。 ちなみにダージリンは大洗女子との親善試合の最終ラウンドにおいて、西住みほが率いるⅣ号戦車D型が突撃接近して側面からの零距離射撃を目論むのを、完全に見抜いて側面の展開にあわせて砲塔だけを旋回させて撃ち合いを制している。 彼女の対応と、後に黒森峰女学院チームの西住まほが同様の局面に際してとった対応とは似ているようで2点の違いがある。 一つ、車体を動かさずに砲塔だけを旋回させていること 二つ、最後のギリギリの線まで発砲しなかったこと 利点としてはまず、車体を停止させているので揺れがなく、いざという時の次発装填がすぐに出来る。 Ⅳ号戦車D型が突撃接近して側面からの零距離射撃をするまでに発砲してしまうと、その後のⅣ号戦車D型の射撃に応戦出来ないから、ギリギリまで撃たず、向こうに発砲させてから、すかさず撃って止めを刺すことができる。 西住まほの場合では、ティーガーⅠが車体も旋回していて、Ⅳ号戦車D型の突撃接近にあおられるように一回発砲している。 あそこで撃った為、次発装填が必要になってギリギリの線での応撃が僅かに遅れてしまい、結果としてⅣ号戦車D型の主砲に払われる態勢に陥っている。 最後に撃てる側というのは絶対的に有利なので、そこをずっと狙って待つというダージリンの判断は優れていたと考えられる。 まあ、装甲がくっそ分厚いチャーチルを当時のⅣ号が打ち破る手段なんてだいたい読めてただろうし(一度当たった側面をカバーしてれば良いだけ)、黒森峰の時はたび重なる改修を経て主砲も長くなっている(だから相手の主砲を払えた)上にドリフトのキレが違うと前提条件からして違うんだけどね 全国大会では大洗の試合は基本的に会場で直接観戦しており(おまけに自前の椅子・机・ティーセットに衝立を毎度持ちこんでいる) 同席しているオレンジペコに以下の名言を披露するも、当人には意図がイマイチ伝わっておらず毎度微妙な態度をとられている。 ところでアッサムさんはどこに行ったんですかね…… 趣味に挙げている紅茶への情熱は並々ならぬものらしい。 「ドリームタンクマッチ」では争奪戦モードでインドのマハラジャから豪華賞品が送られると聞いて聖グロ専用の紅茶畑を作ろうと目を輝かせていた。 しかしいざ優勝して贈られたものが実はスパイス畑だった事を知ると態度は一変。 憤慨のあまり悪質なユーモアと断じてローズヒップに戦車(なかったので畑にあったトラクター)でサーチ&デストロイを命じるほど取り乱す。ペコとアッサムが大慌てする程キレ散らかすダージリン様の貴重な姿は必見。 クリアCGを見る限りはどうやら未遂に終わったようだが、辛いものはあんまり得意じゃないらしい。 プラウダ戦記にて描かれた話では、2年時の彼女はアールグレイの世話役を勤めている。 今でこそ煙に巻く発言や大量の格言で他人を困惑させることの多いダージリンであるが、当時の彼女は真面目な堅物。 才覚はあるものの柔軟さに欠けるということで常にアールグレイに振り回されており、しょっちゅうスカートを捲られていた。 そこから1年でああなるのだから成長は怖い。 ◆作中のダージリンさん名言集 「どんな走りをしようとも、我が校の戦車は一滴たりとも紅茶をこぼしたりはしないわ」イギリス人と紅茶は切っても切れない関係。だが彼女はれっきとした日本人である。 ちなみにセンチュリオン以降のイギリス戦車には、湯沸かし器が標準装備としてつけられている。理由は言わずもがな紅茶を飲むため。 したり顔で言っておきながら、「もっとコソコソ作戦」でマチルダ一台撃破及び一台損傷した旨の伝令を受けた際は紅茶の入ったカップごと落として割ってしまう程驚いていた。よほど想定外だった様子。 「イギリス人は恋愛と戦争では手段を選ばない」All's fair in love and war.というイギリスの諺。 1対4で路地に追い詰めている状況でこの発言である。しかし3話の試合前には「サンダースやプラウダみたいに下品な戦い方はいたしませんわ、騎士道精神でお互い頑張りましょう」と言っているあたり、二枚舌である。 「アメリカ大統領が自慢したそうよ、我が国にはなんでもあるって。そしたら外国の記者が質問したんですって。地獄のホットラインもですか? …って」お国柄ジョークが元ネタ。ソ連へのスパイ活動用のホットラインをアメリカ大統領が「地獄へのホットライン」と表現するというジョークで、これに引っ掛けてサンダースの通信傍受を表現した。 「サンドイッチはね、パンよりも中のきゅうりが一番おいしいの。挟まれた方がいい味だすのよ」「?」と思う人が多いだろう。ちなみに当時生のきゅうりを食べられるのは貴族のステータスでもあった。 農業に不向きな土地が多かったイギリスでは新鮮な野菜を手に入れるのはとても難しく、高価だった。(現在でも昔ほどではないがその傾向はある、それ故に料理に影響しているという説もある) 現在ではアフターヌーンティーにきゅうりのサンドウィッチは定番である。 わかりづらいが「フラッグ車と追撃部隊との間で挟まれてるけど、きっと大洗女子チームは頑張ってくれるはず」という期待と応援のセリフである。 「四本足の馬でさえつまずく」A horse may stumble though he has four legs.こちらもイギリスの諺。 日本でいう「河童の川流れ」や「弘法にも筆の誤り」と同じ意味。 たとえ百戦錬磨の黒森峰が相手でも勝機はあるとでも言いたいのだろう…彼女なりの応援。 「勝負は時の運、と言うでしょ?」 「土壇場を乗り切るのは勇猛さじゃないわ。冷静な計算の上に立った捨て身の精神よ」プロ野球の名将・野村克也の名言。大洗チームが超重戦車マウスと対峙した時に、この状況を乗り切るために必要なことをオレンジペコに伝える。 唯一の日本人、それも野球関係者の名言である。 もしかしたら彼女はああ見えて結構な野球好きなのかもしれない……? ◆人間関係 オレンジペコ ダージリンが搭乗する戦車の装填手を務める1年生。 ダージリンに目をかけられているのか、大洗の試合の観戦中も常に同伴しており、側近のような立ち位置にいる。 基本的にはオレンジペコもダージリンを慕っており、仲の良い先輩後輩関係ではあるのだが、 彼女の格言には視聴者の気持ちを代弁するようにストレートな反応を見せる他、茶目っ気を出しすぎたりした時にもきちんと諫める。 アッサム ダージリンの戦車の砲手を務める3年。 テレビ版ではセリフは無いけどドラマCDや劇場版ではちゃんと出番あるよ! 車内に端末を持ち込んで対戦相手の分析に勤めるも、ダージリンからは「データ主義」と軽んじられる場面も。 関係性は悪くないようで、ドラマCD等ではオレンジペコと共にダージリンを補佐し、時には二人で突っ込む姿が見られる。 ローズヒップ 聖グロの生徒。 自分も乗りこんでいるクルセイダー部隊の指揮をとる聖グロにあるまじきお転婆さん。 ダージリンもやや扱いに苦労しており、その関係は「ポケモンとトレーナー」だの「はしゃぎまわる子犬と飼い主」だのと言われたり。 何せ劇場版でローズヒップへかけた台詞のおよそ半分が「突っ込もうとするローズヒップを制止する」台詞であるレベル。 ドラマCDによると、「これからの聖グロに必要な人間」として目をかけているらしいが、 それはそれとしてその振る舞いは思わず忍び笑いを漏らすほど(笑い的な意味で)ツボらしく、オレンジペコらに窘められていた。 西住みほ 大洗女子学園の隊長(*1)。 彼女率いる大洗女子チームの初陣の相手を務める。 当初は戦車に大量の紅茶を積む等大きなハンデを背負いつつ、割と傲慢な態度を取っていた。 しかし大洗側達の奇抜な作戦を前に狼狽、「落とさない」と豪語していた紅茶を落とすほどの衝撃を受ける。 以降は彼女の大ファンとなり、直接伝えないながらも励ましの言葉を言うなど大洗贔屓の解説役となっていた。 五十鈴華 大洗女子学園の女子生徒。 ドラマCDではお茶の話で盛り上がった…と言いたいが、互いに天然な性格の為話があちこちに脱線しまくっていた。 お陰でオレンジペコとアッサムは非常に疲れていたが、当人同士は波長があったのか割と楽しんでいた。 アンチョビ アンツィオ高校の隊長。 雑誌「月間戦車道」の企画で、彼女達が必死に貯めて購入したP40をぶっ壊してしまう。 お陰でアンツィオ高校は大洗女子学園の今際の際に非力なCV33で参戦せざるを得なくなった。 …が、内容は割愛するが結果的にこれが大当たりした。世の中はわからないものである。 余談だが件のP40はその後しっかり修理され、最終章で登場していた。 キリマンジァロ ガールズ&パンツァー リトルアーミーⅡの登場人物。 西呉王子グローナ学園(略して西グロ)の戦車道チームの隊長であり、「ダージリン様ファンクラブ」のプラチナ会員でもある。 ダージリンを崇拝するあまり、戦車道チームの制服やパンツァージャケットを聖グロと同じ仕様にするというガチファンぶりを発揮。 それどころか自分の髪型もダージリンとお揃いにして振る舞いも真似るという、もはやストーカーじみたレベルである。 西グロの戦車もイギリス戦車に統一したが、その統一したイギリス戦車が明らかに聖グロの戦車より強いのはツッコんではいけない。 なお、雑誌掲載時はセンチュリオンに乗っていたが、劇場版とかぶるので単行本ではブラックプリンスに変更された。 鶴姫しずか ガールズ&パンツァー リボンの武者の登場人物。 みほ程ではないがかなり気に入っており、なにかとちょっかい世話を掛けてくる。 彼女達の行う「タンカスロン」に興味を持ち、伝統によって練り固められた戦車道を変えようとするのだが…。 古代零、佐伯薫、滝沢聖 ガールズ&パンツァー リボンの武者の登場人物。 普段は東京の「せんしゃ倶楽部」本店の地下で整備員として働いているが、大学生時代のしほと千代を圧倒するなど相当な実力者。 現在は高校戦車道連盟の理事長となったしほや千代をタンカスロンに参加させようとするが、結局3人が参加することとなってしまう。 飄々として余裕の態度を崩さず腹黒い策士であるリボンの武者版のダージリンもババアには勝てなかったらしく、珍しく狼狽した姿を見せていた。 ◆余談 ファンからの愛称は「ダー様」や「田尻」や「格言おばさん」など。 なお、この田尻というのは制作スタッフの「ダージリンは名前ではなく、あだ名です。本名はおそらく凄く日本人っぽい名前じゃなかろうか」という発言からファンが 「ダージリン」→「たじりりん」→「田尻凛」というアナグラム的な予想がつけられた為である。 なお、後にコメンタリーでスタッフから「田尻凛」でないことだけはハッキリと述べられたが、未だ本名は不明である。 まあアンツィオ高校のアンチョビの本名が安斎千代美なので、似たような名前かもしれないが。 「もっとラブラブ作戦です!」では、聖グロのモデルとなった国であるイギリスの名物料理が好物となっており、自校・他校の生徒を問わずに度々振る舞っている。イギリスの料理と言えば世界一まずいとも称され、彼女の振る舞う料理の一部にはモザイクがかかっており、味は察するものがある。 一応、彼女並びにイギリスの名誉にかけて言わせていただくと、きちんと料理のされたイギリス料理は真っ当に美味しいものが多い。 まあ作中では料理を食べた生徒たちは昇天し、オレンジペコすら半ば罰ゲーム的な扱いをしているため、ダージリンの作ったそれの味は悪い意味でのイギリス料理なのだろうが… 現状、TV版本編から劇場版にかけて、大洗と対戦して一度も負けていない。 まぁ、大洗の準備不足だとか、大洗の相方が突撃バカだったりとか、そもそも2回対戦してるチームがほとんどないとか色々あるが、それでも快挙といえるだろう。 アニメの円盤に付属した各校の戦力評価グラフでは聖グロリアーナ女学院の指揮能力は5段階の5、つまり満点。大洗女子、黒森峰女学院と同点である。 なおガルパンとは直接関係はないが、『タイムボカン24』の第20話「新撰組は人○○集団だった!」で、同じく喜多村英梨が声を演じた三悪のボス・ビマージョによるダージリンの声優ネタが飛び出した事がある。 そのシーンのみ声がビマージョより低めで明らかにダー様のものになっていたり、手に持った紅茶を最後まで零さなかったり、 挙句の果てに本放送時にはバックのBGMまで聖グロでお馴染み「ブリティッシュグレナディアーズ」になっていたりと気合入れすぎのパロディシーンとなった。 「こんな格言を知ってる? ファンって時には恐ろしい存在になる事もあるのよね~」 こんな格言を知ってる? 項目にとって追記と修正に勝る激励はない。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初めての作成で勝手が分からない事も多々ありますが愛だけは込めました。 -- 名無しさん (2013-11-14 03 00 46) 彼女とオレンジペコの掛け合いが毎回面白かった。 -- 名無しさん (2013-11-14 08 03 06) この時のⅣ号は主砲が短いってのもあるけどね。払いようがない。 -- 名無しさん (2013-11-14 09 02 53) ガルパンキャラ初の単独項目がダージリン様とは・・・・・・中々わかってらっしゃる。 -- 名無しさん (2013-11-14 12 39 50) まあ、装甲とかも違うんだけどね。もう狙いどころが一つしか無いってわかりきってるから、ダー様は。 -- 名無しさん (2013-11-14 13 13 29) だいぶいろんな所の逸話に精通してないと、この人の格言はわからないよね……。地獄のホットラインとか。 あと、日本人であることを毎度忘れそうになる -- 名無しさん (2013-11-14 16 18 48) ↑戦車描写が凄すぎてあまり気にされないが、この人といいサンダース・プラウダの人達や大洗の歴女さんといいこの世界中二病をオープンさせてる人多いんだよね。 -- 名無しさん (2013-11-14 16 47 29) 西住姉妹と同等の指揮能力ってすごいな、美人で性格もいいけど言動だけ残念な人だと思ってた。 -- 名無しさん (2013-11-14 16 50 11) 是非黒森峰VS聖グロの試合もOVA化して欲しいな。 -- 名無しさん (2013-11-14 18 50 47) みほや優花里より先に項目が作られるとは・・・さすがダージリンさん -- 名無しさん (2013-11-14 18 54 22) 彼女の影に隠れがちだがすっかり大洗女子の応援をしていることをダージリン様にに指摘されて赤くなるオレンジペコも凄く可愛い。 -- 名無しさん (2013-11-14 19 05 47) ↑4ただ経験ほぼ0の素人チームに残り一両まで追い詰められて辛勝というのはちょっと・・・・・・ -- 名無しさん (2013-11-14 19 45 08) 実はダー様たち以外は主力じゃない。 -- 名無しさん (2013-11-14 19 59 56) ↑クルセイダーあったのに使わなかったしな。台数も大洗に合わせてたし -- 名無しさん (2013-11-14 22 04 05) 田尻凛のトコスタッフが直接言ったのは違ったと思うので変えました。間違ってたらすみません -- 名無しさん (2013-11-18 16 03 25) 各校隊長集合ピンナップでは当然のように一番目立つ位置にいる。人気投票やったらあんこうチームの次くらいにはなるんじゃね? -- 名無しさん (2013-12-03 09 35 04) 何気に大洗女子が唯一「勝てなかった」相手なんだよな。再戦したらどうなるかわからないけど。 -- 名無しさん (2014-04-16 13 02 21) オレンジペコちゃんの反応がいちいち笑える -- 名無しさん (2014-04-16 13 08 32) なんだろうこの強キャラ臭 -- 名無しさん (2014-05-23 17 34 58) 「全国はこんなにレベルが高いのか・・・」→「決勝で会おう!」→「あの○○高校が負けただと!?」という流れをものの見事になぞってるよね -- 名無しさん (2014-05-23 17 41 14) ↑まあ、その展開だと普通はダークホース的なヤツが相手だけどね。こっちは普通にラスボスに負けただけで。 -- 名無しさん (2014-05-27 23 21 04) 次は丸山ちゃんの項目を是非・・・・・ -- 名無しさん (2014-05-31 23 33 10) アニヲタwikiには言い出しっぺの法則というものがあってだな… -- 名無しさん (2014-06-01 00 05 47) 最初に英国と戦う事になったのは、やはり英国が戦車を発明した国だから? -- 名無しさん (2014-08-16 15 59 49) 黙ってると美人で喋ると面白い無敵キャラ -- 名無しさん (2015-01-23 12 47 42) ファンブック「月刊戦車道増刊号」シリーズの連載小説では主人公となり、彼女視点でストーリー補完も担当してたなぁ。 -- 名無しさん (2015-06-09 02 21 22) 劇場版でも大洗に勝ったね。そこはかとない胡散臭さといい、やっぱりこの人いいわぁ。 -- 名無しさん (2015-12-06 18 01 01) 映画序盤でいきなり登場して笑いを誘い、そして続くシーンで完全に包囲されて更に腹筋にダメージを与えてくる -- 名無しさん (2015-12-08 04 12 08) ファン待望の開幕ダージリンさんで劇場版を初っ端から盛り上げ、更に指揮官として優秀な所も見せつける…何気に作中で、みほ率いるチームを複数回撃破した稀有な存在。 -- 名無しさん (2015-12-18 04 34 24) 常に冷静だから劇場版の展開だと凄く頼もしい -- 名無しさん (2015-12-28 01 21 52) 本編では本当に格言の人ってイメージが強かったけど、小説では黒森峰までの戦いの中で、後輩のペコの為に隊長としてのなんたるかを伝えようと奮闘してたな -- 名無しさん (2016-01-06 16 20 15) ネタキャラと強キャラを両立するおいしすぎる人 -- 名無しさん (2016-01-06 16 22 18) ガルパンの定番としてスタイルは非常にいい -- 名無しさん (2016-02-17 14 18 55) 最大の敵は校内のしがらみかな。(OG会の存在が大きいから新戦車を導入できない) -- 名無しさん (2016-02-22 02 19 06) 実は登場高の中であの大洗に一度も負けてない高校だったりする -- 名無しさん (2016-03-18 00 26 46) ミカさんと対面するとどうなるか… -- 名無しさん (2016-03-21 14 21 39) ↑「こんな格言を知ってる?」に「格言、それは戦車道にとって大切なことかな」(ポロロローン♪)ってなんじゃね? -- 名無しさん (2016-03-23 17 48 41) 高飛車な言動とあるがあまりそんな描写が見られない。むしろ、偽ダー様ことキリマンジァロ嬢のほうが、当てはまるような。 -- 名無しさん (2016-04-22 15 58 06) ダー様に限らず、公式サイトのキャラ紹介はアテにならん。キャラ固める前の企画段階の文言そのまま載せたんじゃないかってレベル。 -- 名無しさん (2016-04-22 19 36 47) 奇策に強くて物量に弱いってイメージ サンダース相手だと苦戦しそう -- 名無しさん (2016-05-05 11 51 36) DJRN好き -- 名無しさん (2016-05-05 13 43 52) 大洗相手に一回も負けてないって傍から見ると評価爆上げされそう -- 名無しさん (2016-05-17 11 33 47) みほは誰が相手でもは支持や判断が一貫して冷静なのに、ダー様を仕留めそこなった時は「・・・ッ!?」って明らかにたじろいでたな。 -- 名無しさん (2016-06-02 18 50 35) なんでダージリンはコラ画像凄い多いんだろう・・・w -- 名無しさん (2016-06-02 21 19 09) ↑3 と言っても初戦は大洗の副会長がヘタレで勝手な指示出したりだし2戦目は突撃バカ高校と大洗がチーム組んでたからだからそこまで評価上がるかは微妙。 -- 名無しさん (2016-06-05 16 09 30) もっとラブラブ大作戦です ではビックリするくらいポンコツになってるダー様可愛い -- 名無しさん (2016-06-14 22 00 58) 聖グロ、他校では珍しく名有りキャラがほぼ同じ戦車に乗ってるな -- 名無しさん (2016-07-03 19 04 26) 後進育成は同伴して多くの試合を学んできたペコちゃんがいるから良いとしても、あとはOG会の重石をどこまで軽く出来るかが課題だろうなぁ…。(映像化はされてないけど、クロムウェルはどうにかなった) -- 名無しさん (2016-07-03 21 41 47) ドラマCDで熱望していたスーパーチャーチルもといスーパーダージリンさえ導入出来れば… -- 名無しさん (2016-12-05 16 23 37) ↑5 劇場版のエキシビジョンの決着シーンは知波単関係なしにこの人の凄さを見せつけてるわけでな -- 名無しさん (2016-12-05 17 02 34) 田尻凛じゃないなら多分出尻凛か田島凛辺りが怪しい。 -- 名無しさん (2016-12-29 15 42 55) ↑10 実際、リボンの武者では「西住みほに2回も勝った名指揮官」とか言われてる。間違ってはいない筈なのに、なんだろうこの過大評価感w -- 名無しさん (2017-07-02 18 52 06) 「イギリス人は戦争と恋愛では手段を選ばない」って、この作品世界だけの設定なのかな? それとも、現実世界でもそうなのか……? -- 名無しさん (2017-12-16 17 55 08) あれ?人間関係の欄にルクリリ無くない? -- 名無しさん (2017-12-17 23 40 24) ↑↑ 戦争だと真面目に手段選んでないな。三枚舌外交はウチの国じゃ逆立ちしてもできないレベル -- 名無しさん (2018-01-02 21 53 03) ↑3 All's fair in love and war.は現実に存在する諺。同じくイギリスが舞台のハリポタシリーズでもロンが恋愛絡みの話題で引用した事があるで -- 名無しさん (2018-01-17 10 48 54) 二次創作では大体の人が考える通り紅茶と称しアバ茶的なのを淹れたり飲んだりさせられている -- 名無しさん (2018-03-03 16 21 10) 薄い本でよく後輩に一転攻勢されてるイメージ -- 名無しさん (2019-08-09 13 14 44) 今のチャレンジャー2にも、湯沸かし器ついてるんだろうか……。 -- 名無しさん (2019-08-09 14 33 15) ↑もしも湯沸し器が外されていたらミリヲタ界隈で大騒ぎさ -- 名無しさん (2020-02-11 18 17 44) 唯一大洗がまだ勝ったことのない相手。本編ラスボスがいなくて負けフラグ立ちまくってる黒森峰倒して決勝で戦うんじゃないかな -- 名無しさん (2020-03-05 13 14 41) ガルパン10周年記念で10年前を描いたイラストにおいてまさかのお転婆さを発揮。かわいい! -- 名無しさん (2022-09-14 20 48 41) ガルパンのお約束だがスタイルが良い -- 名無しさん (2022-10-29 14 21 09) 面白お姉さんに見えて視野の広さと政治的な采配はたぶん高校生でダントツ -- 名無しさん (2023-10-11 22 12 59) 喋ってなくともペコちゃんと一緒にいるカットが入ってると、ああ絶対何処かでなんか格言言ってんだろなってなる -- 名無しさん (2024-01-29 17 32 13) 名前 コメント
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中部縦貫自動車道 中部縦貫自動車道(ちゅうぶじゅうかんじどうしゃどう)は、長野県松本市から福井県福井市までを結ぶ高規格幹線道路である。 1、概要 長野県松本市を起点とし、岐阜県高山市の飛騨清見ジャンクション(JCT)で東海北陸自動車道に接続、同道を経たのち白鳥JCTで分岐し、福井県福井市に至る。東海北陸自動車道との重複区間は高速自動車国道、越坂トンネル関連区間は国道416号、それ以外の区間は国道158号に指定されている[1]。 以前は県境区間の国道158号安房峠および油坂第三トンネルまでの郡上市側は冬季になると閉鎖されていたが、安房峠道路(安房トンネル)および油坂峠道路の完成により、年間を通して長野県や福井県と岐阜県飛騨地方との相互通行が可能になった。 全線開通した場合は北陸自動車道から当道を経て長野自動車道・中央自動車道へ至る、福井県と関東地方(特に東京都)を結ぶ高速自動車交通の最短ルートを成す。
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ソフト名89/3% 97/5% 14/8% 19/10% ◎アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり ◎イースⅧ □イグジストアーカイヴ ◎インフィニットストラトス2イグニッションハーツ ◎インフィニットストラトス2 ラブアンドパージ ◎ヴァルキリードライヴ-ビクニ- ◎ウイニングイレブン7 2013 ◎英雄伝説 閃の軌跡 ◎英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ ◎オカルティックナイン ◎ガールズ パンツァ- 戦車道極めます! ◎影牢 ダークサイドプリンセス ◎ガンガンピクシーズ ◎神獄塔メアリスケルター ◎艦これ改 ◎機動戦士ガンダム エクストリームバーサスフォース ◎クリミナルガールズインビテーション ◎限界凸騎モンスターモンピース ◎ゴッドイーター リザレクション ◎ゴッドイーター2 ◎ゴッドイーター2 レイジバースト ◎サモンナイト6 失われた境界たち ◎さよなら海腹川背ちらり ◎地獄の軍団 ◎絶対絶望少女ダンガンロンパアナザーエピソード ◎戦乱カグラ シノビバーサス少女達の証明 ◎ソードアートオンライン ホロウフラグメント ◎ソードアートオンライン ロストソング ◎ソウルサクリファイス ◎タイムピースアンサンブル ◎ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書 ◎地球防衛軍2ポータブルV2 □超女神信仰ノワール 激神ブラックハート限定品 ◎デジモンストーリー サイバースルゥース ◎東京ザナドゥ ◎ドラゴンクエストビルダーズ アレフがルドを復活せよ ◎トラブルダークネスバトルエクスタシー ◎ニューダンガンロンパみんなのコロシアイ新学期 □バレッドガールズ2 ◎干物妹!うまるちゃん 干物妹!育成計画 ◎フォトカノKiss ◎ふたご座パラドクス ◎フリーダムウォーズ ◎ブルーリフレクション 幻に舞う少女の剣 ◎ペルソナ4 ダンシング・オールナイト ◎マインクラフト ◎魔法科高校の劣等生 アウトオブオーダー限定品 ◎迷宮クロスブラッド ◎ラグナロクオデッセイエース ◎レコラヴ Blue Ocean ◎ワンピース バーニングブラッド
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152 :109:2014/07/02(水) 13 39 22.62 ID 7NVfE9TA 147 マダムキラー… では 149的な感じで宜しくお願い致します。 しかし、逸見エリカとの絡み時のみドSを発揮みたいな感じで http //or2.mobi/index.php?mode=image file=75979.jpg こんなイメージ 156 :名無しさん@ピンキー:2014/07/02(水) 16 41 19.47 ID otWXqNuK 152を見て書いてみた 「ん…んぅ…んん!」 戦車道の休憩時間に僕は校舎の裏で逸見さんとエッチしていた。 休憩時間はそんなに長くない。逸見さんはショーツだけ脱いで 僕はベルトをゆるめてペニスだけだす。 服が不自然に汚れていてはいけない。立ったまま、後ろから突く。 「逸見さん…逸見さん、ああ、ぼ、僕!もう出ッ――ふぅ!」 ピュッと先走り液が飛び出し、続けてブリュと糊みたいな 精子が飛び出した。ああ、逸見さんの膣内気持ちいいよォ 「はぁ…はぁ…だ、出し過ぎよ、バカッ!」 壁にもたれかけた逸見さんがあそこから垂れ落ちる精液を ティッシュで拭いながら言った。 「制服姿の逸見さん見ていたら我慢できなくて…」 僕は萎えかけたペニスに残った精液を絞り出すように扱いた。 「ああ…止まらないわ…ナプキンを…ん?」 僕はニコニコしながら逸見さんがショーツを履く姿を見ていた。 「女の人って、ナプキンをそんな風につけるんですね」 「……ニヤニヤしてんじゃないわよ」 僕の名前は西住みほ、黒森峰、唯一の男子生徒だ。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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恐怖とスイッチ ◆HsmUxMAkiA 殺し合いの場に放り込まれた、現代の価値観を持つ少女。 広くしかし仕切られている会場において、一人座り込む彼女には、奇しくも逸見エリカ嬢が予想した通りに、ひどく怯えながらぶるぶると身体を震わせることしかできない。 戦車道に関わらない普段の彼女は、いざ主催を打倒しようと発起するほど勇敢ではなく、現実を見失って逃避するほど片寄ってもいなかった。ゲームに乗るなどとは欠片も浮かばない。 木陰に尻餅ついて座る彼女の表情は、視点が合わず顔色は悪く、ゲドゲドの恐怖面という表現は、 花の女子高生にはふさわしくはないけれど、その類いもの、転校先で戦車道の受講を強制されたときと同じようなそれだった。 彼女の頭がゆっくりと旋回した。 仕草が緩慢であるのは、積極的な行動を起こすには精神に受けた衝撃が緩和されていないから。見渡した地形は林、向こうに斜面が見える。 実家の熊本やら、大洗の郊外に行けば、容易に視界に入ってくる光景。殺し合いという非日常において、彼女の日常からかけ離れたとは言えない景色、 ただ、虫やら鳥やらの気配は一切なく、少し寂しく、現代女子高生たる彼女にはなんとなく嬉しかった。(こんな場所で考えることかと思い直す)……ちょっと思考が帰ってきていた。 一瞬持ち直した瞳から取り繕うようにハイライトを消した彼女は、一言も物を言わないまま、支給品を漁り始める。 救いを求めるかのようにひっぺがえして探す。何を? と言われれば劇的に状況を改善させるものだったが、 幾分冷静になった思考は、そんなものはない、主催者たちが参加者にそんなものを渡すはずがない、そう告げている。 事実その通りであった、けれど、それ以上のことをするにはエネルギーが足りないので、ただ行動に夢中に。 出てきた物は武器だ。およそ常識から外れていないが、一般人には似つかわしくないもの。 一瞬にして状況を回天させるには程遠い物――。ここに運ばれてくる前のように、埒外の力、ある種の幻想を含んだ物、がでてきたのならばそれぐらいの効果があってもいい。 もっとも、さきほどのやりとりからそんなものがあるらしいとは彼女の脳に浮かんでいたけれど、それ以上は考えを働かせようとは思わない。 ただでさえいっぱいいっぱいの思考にこれ以上の注ぎ込まれたのならば、自分の頭がおかしくなる。滅んだはずのニンジャを目撃した市民のようになりそうだから。 ……戦車道に関わっている以上兵器にはそこそこ理解があった彼女、 実家にパンツァーファウストの模型 ? を飾る西住殿は現代における武器の使い方をすぐさま把握するに至った。それだけである。 改めて険しい現実が彼女の目の前に立ち塞がっている。疲労。彼女は武器を掴んだままふらふらと立ち上がろうと、 そして、足に大輪の赤い花――深い裂傷を咲かせて、武器を落とした。 キレーな腹を裂いてそこに手を突っ込みながらヤルのがいい女だな。ありゃあ。 片桐安十郎の西住みほに対する所見であった。 大人しそうで都会で擦れてなさそうなガキ、そういう奴には一生忘れられない体験をさせてやる――まあ、すぐに終わっちまうんだが。 経験豊富な彼には自信がある。ドス黒い欲望と悪意で、しっかりと天国まで連れて行こうと。 倫理によるタガが存在しない、行き過ぎたサディズムの具現、きっと無垢だろう少女に叩きつけて、絶望の底に沈めて行く。 彼のが日常的に行ってきたことであり、これからも行っていくだろうことだ。 片桐安十郎――通称アンジェロ。 12歳の頃から犯罪者の素質を開花させた犯罪のメジャーリーガー。 彼は、刑務所にぶち込まれて死刑を翌日に控えた時になっても己の罪を振り返ることはなかったし、 私怨から手を出した黄金の精神たちに、生きたまま岩と同化させられる――おおよそ堪えがたい苦痛を味合わせられても、彼の本質に何らかの変化を及ぼすことはなかった。 そしてそれは、今の、殺し合いという場所においてもである。むしろ、彼は主催者たちに感謝していた。とりあえずは、自由に動く身体を取り戻すことができたからだ。 自由を取り戻した彼は、たまった欲求不満を解消したかった。 願いについては今は考えることではない、まあ、負けて殺されるのは御免だし、彼のプライドが許さないので、なるべく生き残るようには振る舞うが。 木陰に座って、飲料水に同化させた自身のスタンド、アクアネックレスに周囲を探らせる。 肩を回して開放感を味わいながら、大きな品のない息をつく。生身の身体は久しぶりだったので、違和感に慣れるまで少し時間がかかった。 十分に慣れたところで、彼はやっと飲料以外の支給品、名簿やら地図やらの把握に取り掛かろうとして―― 西住みほを見つけた。 溜めたり抑圧したりってえのは身体にわりいことだからなあ~。 足を切り飛ばされた西住みほを視界に収められる距離で彼はつぶやく。結局その他支給品には目を通さず、行動に移っていた。 スカッとしたい気分で、スカッとできるものをぶら下げられて我慢できるような男ではない。 そんな男が、正確には彼と視界を共有するアクアネックレスが、西住みほを舐めまわすように観察する。 本体が近づくまで見ていたときも、鈍臭くオドオドとするばかりのガキ。何か行動しようとも、スタンド使いであるかの素振りも見せない。 片桐安十郎は西住みほを逃げ惑う哀れな子羊だと認識した。それも役立たずだ。 あーいう奴はせめて身体で人を楽しませてから死ぬべきだ。……積極的に行動してても気に食わないから殺しただろうが。 幸い見てくれは悪くない。顔面を殴りつけて歯をぶち折り、口を化粧してやりたい。目を陥没させて腹を殴りつけて血反吐をまき散らさせてやりたい。 四肢をもいで、喪失感に絶望させた後、命だけはつなごうと全裸で土下座させてやる。 彼の視線の先、姿勢を崩した西住みほが緩慢な動きで、右腕で近寄ってきているアクアネックレスを振り払おうとした。 彼はそのすっとろさに苛立ち、力加減を誤まった。アクアネックレスの攻撃で、彼女の手首は中ほどでぶら下がるような形になり、今にももげそうなささくれとなった。彼は失敗を悟った。 ちと出血させ過ぎた。あれじゃあ長く楽しめねえじゃあねえか。 ※ ※ ※ そうとおくないむかし あるところに おんなのこがいました。 きびしくそだてられてせんしゃにのせられました。 けんかをしかけてはぼこぼこになるクマを好きになりました。 名門こうのふく隊長になって 姉と勝利をかさねました。 皆が姉妹を賛美しました。 優しさから大きな失敗をしました。 人々は賛美を忘れて女の子を非難しました。 ※ ※ ※ 手足に深い傷を負って命の危機に瀕する西住みほが考えること、それはもう戦車にのれないかもしれない、ということでもなく。 私、まるで、ボコみたい! ということでもなく。……いや、そもそも思考だったのかはわからない。 彼女の意識は味わったことのないような痛みに半ばまで飲み込まれていた。 しかし、彼女が痛みに知事困るだけで終わりを迎えなかったのは、本能に近いところ、あるいは彼女が備えている戦車道、 その指揮官としての神がかった才能、能力が、彼女の身体を動かしたからかもしれない。 踏みつけられる虫の抵抗のように差し出された腕は囮だった。 忘我の状況にあった彼女は、無意識の内に、敵の攻撃を引き付ける役割を自分の腕――自分の身体の一部を、 ほとんど安全の保障された戦車道の、信頼する味方の戦車のように。そこには、ある種の冷徹な戦略的判断、ただそれだけがあった。 さて、彼女が自ら腕を危険に晒したというのは、もちろん彼女のマゾヒズムの発露……というわけではない。 彼女は腕を切られると同時に、渾身の力を込めて、跳ねた。見掛けによらず結構強靭な脚力と言えども、負傷した右足を引きずったままなので、 それはカエルのジャンプにも劣る、まな板の上でもがく鯉、彼女だと、鮟鱇のように無様だった。 アンジェロも事実そのように、ただ痛みに身体が反応しているののだと、滑稽と、思い、酷薄な笑みを浮かべる。 しかし、跳ねて転がった先で、彼女は先ほど取り落とした武器を掴んでいた。鮟鱇は確かにまな板から逃れた。 ひっつかんだ武器を、彼女からしたら正体不明の怪物に、しっかりと向けて、そして、発射スイッチを押す。 片桐安十郎、アンジェロはいくつかの無自覚、自覚した失敗を犯していた。 彼の精神は身体を自在に動かせる高揚感に浮かされていたし、スタンド使いと非スタンド使いにおける差、絶大なそれにかまけて、 西住みほをすべての希望を奪ってから始末しようとしている。それに、西住みほのこの会場における振る舞いは、とても能力のあるものとは見えない。 その少女がやっとこさ銃を手に、反撃してきたところで、気を払って躱すことでもない。 むしろ、ほぼ物理攻撃を無効化するアクアネックレスであるのだ、受けたうえで絶望を味合わせてやろうと――かくして、西住みほの必死の反撃は炸裂した。 「ハアッ、おあ…あああああああッ?!」 もったいぶってきた彼女の武器、特性を知っていてればアンジェロは間違ってもスタンドで受けようとは思わなかっただろう。 けれども、彼の時代の日本において、その武器はそれほど知れ渡ってはおらず、杜王町の警察も最新鋭のそれを配備されてはいない。 それは、高圧電流を纏った電極を発射する武器、空飛ぶ高圧スタンガン――通称テーザー銃だった。 全身を電流が駆け巡っているアンジェロ、彼は失神だけはしなかったものの、 全身が痺れに襲われて、スタンドを動かす余裕をなくして、何よりも流れを逸していた。 戦場には流れというものがある。絶対強者の視点から一瞬で抵抗を奪い去ろうとせず、結果多大な損害を受けたことは、 流れから外れるには十分なことだ。こういうときは往々にして悪いことが起きる。 「ドラアッ!」 西住みほに夢中になっていたアンジェロは、背後から近づいてくるチンケな頭の男性に気がつかなかった。 アンジェロはその男に一撃を食らう。裂帛の気合とともに放たれた拳はアンジェロの右腕に命中、 右腕を、奇妙なことに、背後にあった樹木と同化させる。それはいつか見た光景の再現であった。 「いきなり殺し合いだっつってよ~。連れて来られてみたら、見たくもねえ顔をまた見せられるなんてな」 「東方、仗助……!」 彼を生き地獄に突き落とした張本人、今再び、危機をもたらしている杖助。 アンジェロは視界に映った瞬間に、耐えがたい怒りの溶岩が湧き上がってくるのを感じた。 この場合、アンジェロはいつだって感情に従って動いたものだったが、今の彼はどうにもそのようには動けなかった、 身体が痺れているというのもあったけれども、もう一つの大きな感情が行動を抑圧している。それはどうやら、恐怖のようであった。 「おっと、動くんじゃねー。すぐにおめーを勘違い芸術家の前衛オブジェみたくしてやるからよ」 「うへ、うへへ」 アンジェロの本質はどうあっても変わらない。 ドブ川の底のヘドロのような心根はどうやったって変えられはしないだろう。 だが、どうやら、仗助によって生きたまま死ぬという奇妙な状況に追い込まれたこと、 撃ち込まれた杭、俗に言うトラウマというそれは、アンジェロの精神に深く食い込んでいたのだ。 「良いのかよ、仗助」 「あん」 「あそこの血まみれの女の子をほおっといてよ。あのままじゃ死んじまうぜ」 「テメエッ……!」 「それに、俺みたいのが解放されてるんだぜ。他にも凶悪な殺人鬼がうようよいるだろうよ」 仗助は視線を動かし、手足から大量に出血して気絶した少女を見つけた。 一瞬、仗助はどう行動すべきか逡巡する。アンジェロはその隙を見逃さなかった。 近くに戻していたアクアネックレスにより、右腕を瞬時に切り離し、そのままスタンドに押されながら転がって行くようにして逃げた。 支給品のバッグを持つヒマもない無様この上ない敗走であったが、彼は再起不能に追い込まれたわけではない。 「クソッ……!」 (許さねえぜ、東方仗助) 脱兎、と言うにはいささか鈍いが一目散に逃れていくアンジェロ。 もしかしたならば、あの腕を直して仗助が折ってくるかもしれない。 だが、それならそれでいい。腕は治るし、立て直したアクアネックレスならば、再び逃げるだけの時間は作れるだろう。 この場において東方仗助は一人の少女の命を救ったが、一人の殺人鬼をのがした。 この殺人鬼、日本史上最低最悪と呼ばれる犯罪者、 アンジェロは、吉良吉影とは違って、衆目に気を配らず、大いに刹那主義的な男だ。 ただ、それでも、彼は吉良吉影と同じように、高い能力を持った、執念深い殺人鬼なのだ。 (かならず、おめーもそのガキも、排水溝のヒルより悲惨な状態にしてやるからよ) 【F-6左上辺り/深夜】 【東方仗助@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない】 [状態]: 疲労(小) [装備]: なし [道具]: 基本支給品一式、不明支給品(1~3) 片桐安十郎の支給品一式 [思考・行動] 基本方針: 殺し合いを打破する。 1: この嬢ちゃんを安全な場所へ 2: 康一たちと合流する。 3:アイツら(吉良吉影、アンジェロ)はぶちのめす。 ※吉良登場以降からの参戦です。 【西住みほ@ガールズ パンツァー】 [状態]: 疲労(中) 精神疲労(大)気絶 [装備]: テーザー銃@現実 [道具]: 基本支給品一式、不明支給品(0~2) [思考・行動] 基本方針: 殺し合いには乗らない 1: 気絶中 ※名簿、地図及びルールをみていません。 【F-6陸のふち/深夜】 【片桐安十郎@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない】 [状態]: 右腕欠損。全身に痺れ(中度) [装備]: なし [道具]: なし [思考・行動] 基本方針: 東方仗助を絶望に突き落として殺す。 1:とりあえず身を隠し、休む。 2:手ごろな奴を見つけて楽しむ。 3:負けて死にたくはねーな~。 ※アンジェロ岩にされた後からの参戦です。 ※名簿、地図及びルールをみていません。 ※東方仗助に怒りと恐怖を覚えています。 時系列順で読む Back バケモノを見た率直な感想 Next Shovel Knight 投下順で読む Back バケモノを見た率直な感想 Next Shovel Knight GAMESTART 東方仗助 038 最近の女子高生 GAMESTART 西住みほ 038 最近の女子高生 GAMESTART 片桐安十郎 038 最近の女子高生
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終わりを望む十三人に名を連ねる一人。 世界の破滅を望む理由は「時間という概念を破壊するため」。 ESP技能の暴走により永遠に時間が停止した身体になってしまい、他人と同じ時間を歩むことが出来ず、 さらに時間停止したその肉体は死する事すら許されず、絶望の果てに時間の破壊を目論むに至る。 有り余る時間を使い様々な知識や技術を吸収し、時空間断面の分断実験の才に偶然手に入れた 次元の狭間でのみ精製されるハルモニウムという金属のひとかけらを手に入れたことで、 多次元世界論の研究に着手し、存在することも習得することも不可能なはずの魔法を習得する。 さらに多次元世界論・ハルモニウム・魔法の3要素を効率的に稼動させるために、非合法手段にて MMMICS「エヴァリュエイター」を建造、合一化することで人間であることを完全に放棄する。 時空連環を破壊することも可能とされる、十天魔王器「時空環器 ワールドストッパー」を狙い 十六聖天の存在する世界に転移するが、その際戯れに仇敵ディヴァイザー・アルダレストを 時間跳躍に巻き込み、「仇敵に自分を追わせる」という最期の娯楽に興じている。
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467 :名無しさん@ピンキー:2013/11/05(火) 13 33 48.90 ID t9G+HJcA 提供してくれたネタで短編投下 ふたなりゆかりん×小梅・ケイ 凌辱 「はっ…ん…はあっ…ん、ん…んおおおっ」 指だけでは治まりません。 西住殿が隣の部屋で寝ている事も関係なく私は大きく喘ぎました。 あまり使うことのない女の秘部に指を入れます。 オカズは西住殿をレイプした動画、まほさんのも併用してオナニーします。 ちゅぷ…ぷちゅ…と指を激しく抜き差しすると、愛液が止めどなく溢れ、 太腿をつたって床へと垂れ落ちていく。 「あっ…くうう…ダ、ダメッ…ん、ふぁっ!」 ぴゅっと秘部から体液が飛び散り、私は身体の真から背筋に駆け上ってくる 快感に身を震わせた。 「はぁ…はぁ……は……」 足りない…全然、足りません…やはりバレー部のマンコじゃ満ちたりること はなかったんでしょう。西住殿を手に入れてから、ずっと疼きっぱなしです。 チンポは抜いても、抜いても、すぐ勃起しちゃいます。この前なんてコンドーム つけて学校に行ったんですよ。それで授業中に射精しちゃって…ふふふ… あの時はスリルと快感で且らく呆けていましたから… あんこうチームの皆に気付かれてはまずいですからね。 468 :名無しさん@ピンキー:2013/11/05(火) 13 35 10.27 ID t9G+HJcA でも、皆は皆で下級生を侍らしたり、ペットを躾たり…裏の道を 楽しんでいるようですから、西住殿のことはあまり関心がないのかもしれません。 来年の大洗の受験者数は何十倍にも跳ね上がっているし、 戦車道推薦だけでも既にパンク状態。黒森峰やサンダース、プラウダから 編入してくる人もいるみたいです。 生徒会も西住殿を気にかける暇もないのでしょう。 「あはぁ…西住殿……はやくセックスしたい…」 私は満たされない性欲をどうやって発散させようかと思案し、 チンポを扱きながらケータイを取り出しました。 数日後の夜、件の人物をホテルで待ちます。 「……ゆ、優花里様…よ、よろしいですか?」 控えめにノックされるドア。時間になったのだろう… 私はシュッシュと二、三回扱き、甘い息を吐くとドアを開けた。 「時間通りですね……入ってください」 「……は、はい…」 私が声をかけるとその少女はおずおずと入ってきました。 名前は赤星小梅、黒森峰が連覇を逃す原因を作った少女です。 ま、西住殿と私が出会うキッカケを作ってくれたのも彼女ですから 感謝しています。黒森峰にいるお人形さんの一人でもあるのですが、 それほど酷くは扱っていません。 「待っていましたよ……好子」 「は…はい…優花里…様…」 母の学生時代の写真を見たことがある私は彼女に出会った時、 驚きました。この少女、学生時代の母とそっくりなんです。 「好子、もういいんですよ?いつもと同じように…」 「はい…あ、あの…ゆ、『優花里』の…ひ、久しぶりで…」 擬似近親相姦というプレイに少しハマった時にやさしく仕込みました。 もうアソコが緩んで、濡らしているんでしょう。 彼女にはセックス中私のことを『優花里』と呼ぶように命じています。 私は彼女のことを、母の名前である『好子』と呼ぶ。 「も、もう…は…ぬ、濡れて…乳首も…」 好子はそう言って服の胸元を広げた。まだ膨らみきらぬ乳房が初々しい。 「好子…とっても綺麗」 私の肉棒がドクンドクンと脈打ち始めました。 背徳的な感情に下腹部のそこから熱いモノがわき上がってきます。 「はァ…はぁん…ね、好子…そこに横になってくれますか」 「は…はい…」 469 :名無しさん@ピンキー:2013/11/05(火) 13 39 35.64 ID t9G+HJcA 「んああっんっんんんっ!優花里ィ優花里ィ!」 それから私は獣のように『好子』を犯した。 下着をずり降ろし、その脇から肉棒をぶち込み、腰を振り続けた。 理髪店の前掛けや、服装も同等のモノでのプレイ。若い頃の母を 犯しているみたいだ。『私、戦車道を極めたいので家を出て、下宿します!』と 言った時、機嫌が良くなり、喜んだ母の顔が忘れられない。 今頃、娘に遠慮することなく、父とセックスに励んでいるでしょう。 大人って汚いですよね。両親のセックスは特にキモイ。 「んっおおっいい、いい好子、好子!素敵、素敵よ!」 ぷるんぷるんとはねまわる乳房に吸い付き、項に舌を添わせ、肉豆を弄る。 柔らかく丸みを帯びた尻が波打つたびに私は、好子は狂喜した。 「ゆ、優花里の…優花里のチンポ!チンポ!わ、私、壊れちゃう!」 「んッそうですか?私のチンポすごい?私のチンポ気持ちいい?ねぇ、好子!」 「はッはいッんんっ優花里の!優花里のチンポでイクッ!イッちゃいます」 私は優花里を組み敷くと、その花弁のような唇に吸い付くように唇を合わせ、 痛いくらいに勃起した乳首を初々しく主張している乳首に押し当てた。 「はぁぁ…よ、好子の乳首、乳首かわいい!あ…はっ…も、もう」 「はっんっ優花里!く、下さい!優花里!せーしィ、優花里のミルク 優花里のミルクで好子のお腹パンパンにしてぇ!」 「んっ…あっ好子!言って『娘のチンポで妊娠させて』って、ね? 好子ォ!あぐッで、出る、精子昇ってくる、チンポから精子射精しちゃうう!」 私は好子に抱きつくと、お尻に指を食い込ませます。 そしてぐにゅりと指に吸い付くような柔肌を両手でこね回しました。 「む、娘の…あぐッチ、チンポで…好子を妊娠させてッ! おお、優花里!優花里ィ!」 「あッ、あッんぐううッ出る、出る!んッイク、イクううッ!」 好子に埋め込んだ肉棒の先端からブビュッと勢いよく飛び出し、 続いてダムが決壊したような量の精子がブヂュドボッと吐き出されました。 「んおおおっ出、出てる!んンゥ!」 私は魂が引きずり出されるような快感に浸った。 好子の中で精子と愛液が 暖かい膣壁で混ざりあう感覚は心地よい。 ビクッビクッと下腹部を振るわせ、涙と涎でくしゃくしゃになった好子は 焦点の定まらない目で荒い息をついている。 「はっ…は…はぁ…あ」 ずるるっと好子の膣から萎えた肉棒を引き抜くと、ドロリと精液が逆流し その股を汚した。 「最高ですよ…好子…んっ」 「あ…は、はい…」 「さぁ、今度は四つん這いになってください… お尻を突き出して…もっと、もっと気持ちよくさせて」 「は、はい…優花里…」 私は『母』を手に入れた。 毎夜、毎夜犯し続け擬似の『母』を。 私の下でお尻を振り、喘ぐ好子をうっとりと眺めながら 口元を歪めました。 470 :名無しさん@ピンキー:2013/11/05(火) 13 40 46.85 ID t9G+HJcA サンダース大学付属高校は他の学園に比べ、裕福な学校だ。 戦車道のチームは3軍まであり、戦車の保有台数も他校を圧倒している。 戦車道の公式戦では、救護車のほか、ファーストフード車にシャワー車、 ヘアサロン車等々を備える学校は、我が校だけだろう。 その中の一つ、仮眠車という車両の中で私は犯されている。 場所は、格納倉庫。ずらりと並んだ特殊車両の中で犯されている。 「ほらほら、どーしたんですか?ケイさん、もう降参ですか?」 「はぁ…ん……うっ!」 私はスパイ活動を行っていたどこかの学園の女生徒に犯されている。 コーヒーを飲んだ後から記憶がない。気付いたら女生徒が私の身体に押し入っていた。 四肢の感覚がない、何か薬品をもられたらしい。 「あっで、出る!出るぅ!おっ…んおお!」 「…あ…くっ……はぐっ」 喉を仰け反らせて、女生徒が野獣のように吼えた。 私の膣内で埋め込まれたモノがビクンビクンと震え、おびただしい体液が吐き出された 最奥でブバッと生温かい体液が注ぎ込まれる感覚。 私の乳房を吸い、弾力を堪能し、何回か腰を振るわせた。 「ふは…香水で誤魔化してるようですけど…体臭最悪ですね」 はき捨てるように言うと、萎えた分身を引き抜き、それを眼前に晒した。 「口で掃除してくれますか?ケイさんみたいな体臭くさい人を抱く男なんて いないでしょう?このチンポ、貴方の体臭よりマシだと思いますけど」 「……Shut…fuckup……」 私はその女生徒を睨みつけながら言った。 471 :名無しさん@ピンキー:2013/11/05(火) 13 41 48.30 ID t9G+HJcA 「はははは、ファーストフードと肉ばっか食ってんじゃねーよ、ビッチ」 ドスッと思い蹴りが腹部に叩き込まれた。 何度も何度も繰り返し、蹴り続けられる 四肢が動かない私は何もできずそれに耐え続けるしかなかった。 「全く、セックスを経験させてやったのに感謝して欲しいぐらいですよ。 エロイ身体付でも体臭クセぇんだよ、バーカ」 女生徒は香水が入った瓶の蓋を取ると、私の頭上から中身をぶちまけた。 「少しはマシになりましたか…これだけキツイ香水使っても臭うなんて ほーんと、最悪ですよね。サンダースから家畜小屋に改名した方がいいですよ」 「う…ぐふッ…あ…がふッ」 香水の猛烈な芳香が漂う中、暴行がそれが止まった。 「ふぅ……でかいお尻から精子が垂れ落ちてきてますよ…もったいない… お口でしてくれないなら仕方ないですね。人前にツラ出せなくしてあげます」 女性とは半田鏝(ごて)を片手に迫ってきた。 「チンポ舐めるのと蜂の巣みたいな顔になるの、 どっちがいいですか?臭い白豚のケイさん」 私はどうしょうもなくなり、口淫を選んだ。 「……んあ……れろ…ちゅ…じゅる」 少しでも拒んだり、歯を立てれば熱く溶けた鏝を 顔に押しつけるつもりだろう。 「やればできるじゃないですか…ちゃーんと全部録画してますからね。 パツキンのッフェラ…いい表情ですよぉ…」 行為をしながら私は自然と、涙が溢れてきた。 悔しくて、情けなくてたまらなかった。 全てを録画した女生徒は『初戦で負けろ』と要求し去った。 仮にその約束を反故にした場合、ネット上に私のレイプ動画が出回るのだろう。 そうなれば、トーナメントを辞退しなければならず、サンダースの名声に泥を 塗ることになる。何より、私、一人のために3軍まであるチームメイトに 迷惑が掛かることだけはしたくない………私は決断した。 初参戦の大洗女子学園にギリギリで負けるように指揮し、 無線を傍受していたアリサを叱責した。 意気消沈したアリサを試合後呼び出し、反省会と称して あの仮眠車で待機しているように命じた。 あのスパイから『無線を傍受していたクソを仮眠車へ連れ出せ』 と連絡が来たのだ。睡眠薬をコーヒーに混入させ、アリサにそれを飲ませた。 ……バカな指揮官を許してくれ…アリサ…… 私は誰も入らせるなとナオミに命じた 執務室の中で泣き崩れた。 END 次回はアリサとプラウダ組の予定
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アラクネ一番簡単ツバキヨワスワタシゲイデス沼津のせいけい高校に通ってます -- (鹿毛ういりあん) 2012-07-06 11 54 11
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ういりあんでーすよろしく~ハクメンよわすラグナマジクソ俺のアラクネ最強ビータでやってる -- (鹿毛ういりあん) 2012-07-06 11 59 31