約 2,912,068 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24787.html
登録日:2010/08/10(火) 19 24 37 更新日:2020/06/11 Thu 23 34 09 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 かぐや姫 ご先祖様←でも怖い アラビアンナイト ポールダンス リア充夫婦 一覧項目 不器用 宝塚 戦国BASARA 戦国BASARA3 武将 無敵 蘇生 虎 虎←怖い ※戦国BASARAはフィクションです。実在する人物とは名前が一緒なだけで一切関係ありません。 戦国BASARA3の新武将+αを紹介する。 新プレイヤー武将は戦国BASARA3を、宴で昇格した敵キャラは戦国BASARA3宴の項目を参照。 【地方領主】 『3』で新たに出てきた特定の地域を治めている敵武将。各武将の特殊能力が登場するステージに強く反映されている(例 姉小路頼綱)。 南部晴政 CV 宝亀克寿 「亡者まします、まします亡者。ほう、ほう」 霊場恐山を守る武将。不思議な呪文を唱え、夜行の力で亡者をあの世から現世へと喚び出して戦う。 素早い身のこなしに加え、寄り集めた魂を放って攻撃してくる。彼に反魂を一回も使わせないで戦うとボーナスが貰える。 佐竹義重 CV 木村雅史 「自分、不器用ですから」 が口癖の真っ直ぐな性格の武将。曲がったことが出来ず、真っ直ぐに歩くためよく道に迷ってしまう。 佐竹塾により鍛え上げられた佐竹軍は、屈強だがみな不器用。不器用が故に行進も揃えることが出来ない。 「関節のある鎧を着た事がありません」 ステージは作りもボーナス条件もシンプルなので初心者でも不器用でも慣れればボーナスコンプリートも夢じゃない。 作った領主は不器用ですから。 宇都宮広綱 CV 吉田孝 「感じるな、考えろ!」 神流川に住んでいる武将。 戦わず勝つ方法を考えた結果、霧や虎を使う戦法を編み出した→宇都宮動物園 だが実は霧が出ると自分も周りが見えず、氷属性なのに寒がり。虎も実は怖い。 ちなみに、考えることも苦手なようだ。劇場版では誰お前なレベルでいい男になっていた。 姉小路頼綱 CV 白熊寛嗣 「森はいい…」 帰雲城に住んでいる武将。ぱっと見、毛利の鎧に見えなくもない。 森を愛し、森に守られているためかいつも穏やかな森ボーイ。 だが、一度戦闘になると、森に祈りをささげることで力を借りて自由自在に大木を操り攻撃してくる。 丸太の中から意味無く回転しながらかぐや姫のように現れる登場シーンは、地方領主中一二を争うインパクト。 森の木を登場の度に伐採していいのか…? 尼子晴久 CV 川村拓央 「この砂はオレの海」 砂と風の国である月山富田の主。その様はアラビアンナイトのようだ。地方領主きってのイケメン。 勝ち気だが、ダメージを多く受けるとすぐ砂に隠れて他の陣地に逃げてしまう。 実はオアシスがありその近くに隠し通路がある。 直江兼続 CV 伊丸岡篤 「オレは無敵の主人公!」 上杉謙信に仕える武将。上杉軍の一番隊を一人で任されている。一年かけて名を上げたらしいが、定かではない。今回は「愛」の前立を拵えて参戦。 …だが体力はモブと変わらないため 陣大将>無敵>足軽 という感じである。 無敵剣を振り回して攻撃してくるが飛ばされた無敵剣は何処から戻って来たんだろう… 無敵に会うには隠し通路を通らないといけない。 宴では人間花火になっておりその光景は盛大でかすがに嫉妬された。 【敵武将】 スペースが余ったのでおまけで敵武将の紹介をしよう。 宴では全員プレイヤーキャラに復帰している。 上杉謙信 CV 朴ロ美 むてきとかすが、けいじがしょぞくしているうえすぎぐんたいしょう。にーとだったけいじにないていをあげたひと。 ほそみですぴーどをいかしたいあいをぶきとし、「ぐんしん」とうたわれるいくさのてんさい。 びしゃもんてんをあつくしんこうしている(もんのなにびしゃもんとつけるほど)。 ときどき、づかみたいなふるまいをする。せいべつ・けんしんさま。 たけだしんげんはえいえんのらいばるで、やまいにふしたかれをしんぱいしていた。 かすが CV 桑谷夏子 謙信様一筋なくの一月下為君。名前は春日山城から取っているBASARAオリジナル武将。 気が進まないがKGと一緒に謙信様をお守りする! 宴では妖艶なポールダンスを見せた。 彼女の為にもボーナスのためにも謙信様花火を完成させてあげよう。 前田利家 CV 坪井智浩 前田家当主。自宅では褌一丁で生活していることが多く、戦場でもほぼ裸で全身傷だらけ。 「豪放磊落」の肩書が似合うように豪快で気のいい人で作品きってのリア充。 織田滅亡後、中立的立場を保ってきたが、天下分け目の戦を前に周辺国から幾度も圧力を受け家と民を守るため苦渋の決断を迫られていた。 2までは賤ヶ岳を拠点としていたが今回は手取川の戦いとなっている。 まつ CV 甲斐田裕子 前田利家の妻。しっかり者の女性。武家の嫁として常に利家を盛り立て、前田家のために尽くしているリア充2号。かかあ天下。 彼女の作る飯は上手いらしく、かつては長曽我部軍も舌鼓を打った。 3では利家と同じく中立を貫いていたが東軍に入りたいある人にさらわれる。 慶次の戦国ドラマ絵巻のあるルートで、この事件を巡る真相が明かされる。 手取川ステージでは彼女に弁当を全部使わせるというボーナス条件がある。 北条氏政 CV 宮澤正 「老成剛毅」の肩書通り少々傲慢な老人。2や英雄外伝より少し丸くなったようだ。 小田原の役で豊臣軍に滅ぼされかけるが、黒田の無血開城によって九死に一生を得た以降は彼と固い友情を結んでいる。 何かにつけて「ご先祖様」と口にするが、BASARA技で幽霊として出現するご先祖様の姿には、恐怖のあまり怯えてしまっている。 傲慢だが信玄の病を治すために風魔に薬を探させている一面も。 3や宴の小田原城再建戦は難易度が低いが、ボーナス条件の一つ「北条を驚かせる」は慣れないと難しい。 追記・修正はBASARA3で日本各地を巡った方お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11571.html
登録日:2012/01/02(月) 18 19 24 更新日:2024/02/14 Wed 11 08 43NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 カブトムシ 不人気 不器用 不遇 佐竹塾 佐竹義重 地方領主 垂直落下ぁっ! 念岩一徹 戦国BASARA 戦国BASARA3 木村雅史 槍 次回作に期待 真っ直ぐにしか歩けない 佐竹義重とは戦国BASARAシリーズに登場する地方領主の1人である。 CVは木村雅史で、武器は槍。 初登場は戦国BASARA3で、3にて最初から自由合戦で選べるのが彼のステージである。 このステージは「陣を制圧して義重のいる本陣の門を開く」以外に全くと言っていいほどギミックがなく、ステージごとに異なるギミックを攻略するのが普通のBASARAにおいては逆に珍しいぐらい普通のステージ。 不器用な義重のキャラクターをよく表していると言える。初めてプレイする時の練習にはそれなりに向いている。 兜の後ろから左右対称にツインテールの様な物が伸びたよく判らない髪型をした大男。 (モチーフになった史実における佐竹義重の兜を見ると、実際にはツインテールのように見えるのは兜に付いた羽根飾りと思われる) 不器用で真っ直ぐな性格で、真っ直ぐ歩く為に道によく迷う。 また、彼は「実直佐竹塾」という道場を開いており、不器用の精鋭揃いである。 『BASARA3宴』にも続けて出演したが、性能等が変わる事はなく、使用キャラにもなれなかった。 地方領主唯一の重量キャラで、宙に浮きにくい。 また、動きは遅いが武器が槍なのでリーチが長く、攻撃力も高い。 特にジャンプして奇襲する技は威力が高く、こちらがどんな高台に居ても昇ってくる謎性能。 仲間として連れて行った時の特殊能力はこちらの攻撃力をアップさせる《援護強化》に加え、アシストは《攻撃》というかなりの高スペック。 彼の攻撃範囲も広く、全仲間武将の中でもかなり頼りになる。 が、流石にまつや南部晴政程の性能は無く、攻撃力が欲しいなら織田信長が居り、全く同じ性能の最上義光も居るので、優先順位はやや低め。 口癖は「不器用ですから」で、登場ムービーではカメラにぶつかり、口が動かない。 口が動かないのは彼の3Dモデルが2と同じ物だからとかなんとか…。 お世辞にも人気があるキャラではないが、人気投票企画のBSR48にも参戦しており、モブにしても多少は人気があるだろうと誰もが思っていただろう。 しかし… 中間結果 48位 佐竹義重 0票 彼の不人気さは言葉も出ないレベルであった。 BSR48の第一中間結果が出た際、彼“だけが”一票も入れられていなかった…… つまり本願寺も直江も姉小路ですらも多少なりとも入れられていた…… それから時は経ち、流石にずっと0票ではなくなったが、彼の順位が48位から変動した事は一度もない。 不器用ってレベルじゃねぇ…… 一応お情けか知らないが投票が少しずつ入ってきている。 ……が、健闘虚しくなんと最下位(20票) 本当にお情けレベルだったようだ。 「追記・修正は出来ません…拙者……不器用ですから」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] おい全国の佐竹好きはよコメントしたれよ -- 名無しさん (2014-03-31 07 38 15) 史実じゃ伊達政宗の最大の天敵なのにな・・・哀れな・・・w -- 名無しさん (2014-07-10 21 27 23) 哀れwww佐竹好きさんコメントしたってwwwうち晴久と広綱推しだからwww← -- 名無しさん (2014-07-13 17 29 00) キャラ最下位も地方領主最下位も脱却してるのホント不器用 -- 名無しさん (2021-04-23 17 43 19) 佐竹好きだからタスカル -- 名無しさん (2024-02-14 11 08 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/25231.html
登録日:2012/02/07(火) 16 24 48 更新日:2023/03/04 Sat 06 50 57 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 AKB商法よりがめついBSR商法 BSR48 カプコンのパロ企画 ←でも内容はファンには嬉しい ←結局また金がかかる羽目に(しかも数量限定) ドラマCD ドラマCD←数量限定でしかもゲームの抱き合わせ 公約がカオス 実は48じゃない 戦国BASARA 次回も期待 総選挙 総選挙←本家(A〇B)の次ぐらいに盛り上がった ←イナイレの影に隠れてた BSR48とは『戦国BASARA3宴』の総選挙にエントリーした48人の武将を指す。今後、メンバーが変化する見込みもある。 ピク〇ブなどでは公式化する前からパロディイラストが多いようだ。 「A〇Bのパクリ?」 「実は48人いないじゃん!」 など、これらのことに関して決してツッコんではいけない。 …大人の事情なのだ、多分。 さて、このBAS…もといBSR48の目玉企画の一つが総選挙だろう。 その名も… 『戦国BASARA第1回BSR48選抜総選挙』! …耐えるのだ、ツッコんではいけない。 第一回ということは今後もあるかもしれないからあえてスルーする勇気を。 この企画はタイトルの通り、エントリーしているBASARA武将48人?の中から人気No.1を決める選挙である。 参加武将はPC武将、NPC武将関係無しに選ばれている。 【概要】 『戦国BASARA第1回BSR48選抜総選挙』について説明しよう。 まず特典だが、1位に選ばれた武将は 1:ドラマCDへの主演 2:イメージ映像の制作 3:ウェブ上でのCM出演 上位7人は選抜武将としてドラマCDに出演。 他にも、10位、20位、30位、40位にランクインした武将の中からも抽選で一人がドラマCD登場のチャンス! ファンにはたまらない内容である。 第1回BSR48選抜総選挙の投票期間は2011年11月10日~2012年1月10日。 投票方法は『戦国BASARA宴』に数量限定でついている投票券を使って、携帯サイトで投票を行う。 投票後、投票した武将の選挙ポスター待受けを貰えたり『戦国BASARA』シリーズの台本プレゼントキャンペーンへの応募可能などの参加特典もあった。 次回も何かしらの特典があるかもしれない。 投票結果は公式サイトで中間発表されていた。佐竹はかなり不憫だった(途中経過で唯一の0票)。 気になる最終投票結果は『「戦国BASARA」ファン感謝祭~BSR48開票の宴~』にて発表された。 結果は… 《戦国BASARA第1回BSR48選抜総選挙結果発表》 順位 武将名(投票数) 1位 伊達政宗(6968) 2位 石田三成(4634) 3位 真田幸村(4148) 4位 片倉小十郎(3620) 5位 猿飛佐助(3408) 6位 毛利元就(3294) 7位 長曾我部元親(2554) 8位 徳川家康/青年(2183) 9位 松永久秀(1536) 10位 竹中半兵衛(1438) 11位 前田慶次(1390) 12位 大谷吉継(1105) 13位 明智光秀(938) 14位 風魔小太郎(848) 15位 雑賀孫市(661) 16位 お市(538) 17位 かすが(474) 18位 天海(452) 19位 黒田官兵衛(450) 20位 織田信長(411) 21位 大友宗麟(395) 22位 浅井長政(344) 23位 直江兼続(330) 24位 立花宗茂(322) 25位 上杉謙信(306) 26位 鶴姫(242) 27位 いつき(234) 28位 本多忠勝(231) 29位 濃姫(197) 30位 まつ(196) 31位 森蘭丸(190) 32位 尼子晴久(181) 33位 宇都宮広綱(177) 34位 武田信玄(152) 35位 小早川秀秋(135) 36位 豊臣秀吉(132) 37位 ザビー(110) 38位 徳川家康/少年(94) 39位 前田利家(92) 40位 最上義光(77) 41位 南部晴政(74) 42位 宮本武蔵(60) 43位 島津義弘(53) 44位 姉小路頼綱(48) 45位 今川義元(41) 46位 北条氏政(37) 47位 本願寺顕如(21) 48位 佐竹義重(20) 大方の予想通り筆頭が一位… もといNo.1!でした。 総投票数が45541票というとんでもないパーリィだったそうな。おかげでWii版の売り上げもアップしました! さて、ここからは第一回のネタバレになるのでドラマCDメンバーを発売日までの楽しみにする派の人はリターンを勧める。 ドラマCDは2012年夏発売予定のPS3専用ソフト『戦国BASARA HD コレクション』の数量限定特典としてついてくる予定。 気になるドラマCDメンバーは、 キャスト(予定) 主演…筆頭 選抜武将枠…凶王、甘党、ヤ〇ザ、武田軍オカン、オクラ、海賊 抽選枠…20位の魔王 まさかの魔王再誕。 以上がBSR48第一回総選挙の総括である。 【余談】 ちなみに黒田官兵衛は途中経過では20位(抽選枠候補)だったが天下の魔王(信長)を下剋上した結果、19位になりドラマCD抽選枠候補から外れ、出演チャンスを逃した。 とことん運が無い。 「何故じゃあああっ!!」 また、一部公約はきっとその武将キャラの黒歴史の一つになるだろう。 ・マシな(これでも十分カオス)例 「オレの言葉がこの国の共通語だ…!」(伊達) 「八幡原・戦国遺産化計画、発動ッ!」(武田) ・(さらに)カオスな例 「正義戦隊・浅井連者(あざいれんじゃ)、結成ッ!」(長政) 「お花屋さんになりたいの…」(お市) 「新忍術流派“俺さま猿飛流”の創設ッ!」(猿飛) 「第六天下一武闘儀~ホトトギス杯~開宴ッ!」(信長) 「ごはんの後のお菓子は絶対! これで決まりッ!」(蘭丸) もはや何でもアリ。次回はなにをやらかすことやら。 実は第一回は家康が少年版と青年版で、光秀が天海とそれぞれ別枠扱いのため参加武将は実質46人だった。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 小林という人間がどういう根性をしているかをまた露呈させる話だな・・・ -- 名無しさん (2013-11-19 09 39 14) 4でキャラが増えたから48じゃなくなったが・・・ -- 名無し (2013-11-19 10 34 39) ↑地方領主を削るかも… -- 名無しさん (2013-11-19 10 54 11) 地方領主消されるのは嫌だああああ!! -- 名無しさん (2014-05-20 12 45 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7050.html
戦国BASARA4 皇 【せんごくばさらふぉー すめらぎ】 ジャンル スタイリッシュ英雄(HERO)アクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3 発売・開発元 カプコン 発売日 【無印版】2015年7月23日【完全版】2020年7月21日 定価 【PS4】6,990円【PS3】5,990円【PS4完全版】5,990円 レーティング CERO B(12才以上対象) 廉価版 【PS4/PS3】2016年7月7日/2,990円 判定 なし ポイント 10周年記念作品なのに無印の完全版アクション面は多少見直された一方でシナリオの見直しは少ないナンバリングシリーズではこれが最終作 戦国BASARAシリーズ 概要 特徴 評価点 アクション面の改善 その他 賛否両論点 一部専用アイテム「専用銘」の仕様変更 その他 問題点 ストーリー・設定関連の問題点 アクション・システム関連の問題点 その他 総評 余談 暴れ廻れ!歴史を裏斬れ! 概要 『4』から約1年半後に発売された拡張版ディスク。『戦国BASARA』シリーズ10周年記念作品と銘打たれた作品。 『英雄外伝』や『宴』と異なり、本作は『4』の内容をすべて引き継いだ上で追加要素を加えた実質的な完全版である。 公式は「登場武将四十人全員が主人公」を謳っている。 特徴 キャラクターの追加。プレイアブルキャラクターはシリーズ最多の40人。 新たに「千利休」が登場。温厚で内向的なワビ助と攻撃的なサビ助の二重人格で、茶人かつサイキッカーという、BASARAらしくぶっとんだ設定である。武将でないのは突っ込んではいけない (それを言ったらお市なども本来は武将じゃないし) 。 『4』でNPCだった足利義輝、京極マリアもプレイアブル参戦。 『宴』で固有奥義・衣装・武器グラフィックが1つしかなかった上杉謙信、かすが、前田利家、まつ、武田信玄の5人も固有奥義の追加と新衣装、武器グラフィックが用意されて復活した。 合戦ルーレットから、NPCだが『2』の宮本武蔵と『3』の地方領主である尼子晴久がポエム尼子として登場する。布や覆面で口元が隠れている理由はお察しください。 合戦ルーレット 戦場に出現するルーレット兵や陣を撃破することで、合戦ルーレットが登場して回り、出目に応じて様々な要素が出現する。内容は以下の通り。 「千金」 いわゆる大当たり。即時に天貨メダル1000枚を入手できる上、ダッシュに攻撃判定が追加され、+1000ヒットされスーパーフィーバー状態になり一定時間敵に攻撃を当てるだけで天貨メダルが手に入る。 「天貸」 「一定時間天貨メダルを背負ったメダル兵が出現、攻撃すると天貨メダル入手」「ポエム尼子が出現し、地中を逃げる尼子が地上に出てきた際に攻撃すると天貨メダル入手」のいずれか。 「変化」 爆弾兵、暁丸、直江兼続のどれかに一定時間変身する。変身中は敵に攻撃を当てるだけで天貨メダルが手に入る(ただし敵兵1人につき1枚、直江のみ3枚程度の超低レート)。 爆弾兵は、上手く敵を一度に吹き飛ばせたときなど、爽快感を得られるシチュエーションもあるものの、撃たれ弱いため使いづらい。嫌がらせポジション。 暁丸はその巨体のため小回りが利かず画面が見づらくなるが、圧倒的な攻撃力を誇る。R1ボタンによる火炎放射攻撃は雑兵どころか敵武将相手にも通用するほど。 直江兼続は敵を一撃で倒せるが一発でも攻撃を食らうと倒される。性能も移動速度、攻撃速度が共に遅い。 「罰天」 いわゆる大外れ。「一定時間爆弾が降ってくる」「宮本武蔵が乱入し、一定時間プレイヤーに攻撃してくる」「ザビー教の入信タライが落ちてくる」のいずれか。 武蔵が乱入してきた場合、撃退することが可能。倒せれば天貨メダルが手に入る(得られる天貨メダルの枚数は難易度に応じて変化)。プレイヤー武将が気絶すると撤退、また出現時に敵武将が近くにいると即撤退する。 ザビー教の入信タライが落ちてきた場合、レバガチャで抵抗しないと魂を髭の生えた天使に連れ去られ気絶してしまう。気絶を回避(入信拒否)できた場合には少量の天貨メダルが手に入る。ちなみにザビー教徒である宗麟も入信拒否をする。 爆弾に関しては『宴』の「ルーレットつづら兵」のものに比べると降る時間が非常に短くなっており、かなり良心的になっている。 なお、主に陣付近に設置されている緑色の「革命つづら」を破壊すると、次のルーレット発動時にルーレットの目の比率が変わり、特定の目が出やすくなる。どの目の比率が上がるかはランダムだが、「千金」の比率上昇の効果が出た場合はルーレットの目が全て「千金」になる。 天貨メダル 合戦ルーレットの出目に応じて入手できる新アイテム。天貨メダルが貯まると、衣装や武器といった様々な景品をゲーム内で購入できる。 新シナリオの追加 新規・追加キャラクターの新ストーリーだけでなく、『4』でドラマルートがなかった既存キャラクターにドラマルートが追加されたり、アニメルート存在のキャラが大幅に増えた。 属性 本作から足利義輝の「震」と千利休とDLC武器の三成の「感」の2種類の属性が追加され、合計で8属性になった。 一部キャラクターかつDLC限定ながら、シリーズ初として各キャラクターの既定属性以外の属性が使える武器が配信された。 例えば政宗は雷属性だが、DLCの武器「氷龍」を装備すれば氷属性が使用可能になる。 固有技・改 天貨メダルで購入できる景品の1つで、コマンドはL1+□で発動する。モーションは概ね既存の技を流用・改変し組み合わせている。 ちなみに、インタビューによると作成・調整はとあるスタッフがほぼ1人で担当し、残業して作業していたらしい。 難易度「天」の追加 つづらの中身はバサラゲージ回復アイテムのみに変更され、体力回復アイテムがつづらからは取得できないようになっている。 敵の耐久力は「婆裟羅」とあまり変わらないが、敵のAIの強化、攻撃頻度、攻撃力、ガードブレイク能力が大幅に上がる。回避行動の多用やカウンター技に反応しないなど数値以外にも手を加えられている。 敵武将は基本的にこの難易度に限りバサラ技を発動する。『宴』と違い、ダウンから起き上がろうとした直後に発動してくるため非常に厄介。 評価点 アクション面の改善 空中で発動できる技、ダッシュ攻撃が増え、一部キャラクターは大幅なてこ入れが入った。『4』で改悪または削除された細かい仕様も、一部ではあるが改善、復活している。例えば、家康のバサラ技は『4』で追撃可能になるタイミングが遅めに変更され、追撃をクリーンヒットさせることができなくなっていたが、本作では元のタイミングに戻された。 ジャンプキャンセルが可能でダッシュキャンセルが不可能な攻撃は、あらかじめダッシュを先行入力していればダッシュジャンプでもキャンセルが可能になった。 『4』では仰け反り時間の短縮でコンボが繋がりづらくなっていたが、本作では仰け反り時間が若干ではあるが伸びたためコンボを決めやすくなった。 浮かし技で浮かないため仰け反り時間短縮の恩恵を受け難敵となっていた重量級武将だが、忠勝と義輝以外は一部の浮かし技で浮くようになった。義輝は軽量級に変更されたが、黒か金のオーラを纏うことで重量級になり、更に投げ技で吹き飛ばした際に即体勢を立て直すようになっている。元々の攻撃性能の高さも併せて非常に難敵となっている。忠勝以外は一部の技で膝付きが発生し、よろけダウンも軽量級と同じように発生するため『4』無印よりは対処しやすい。また、『4』では重量級である上に異常に仰け反り時間が短く、非常に厄介な存在となっていた官兵衛は、他の重量級と同程度にまで仰け反り時間が延長された。 固有技・改はモーションこそほとんどが既存の技の切り貼りではあるが、「改」と名乗るだけあって、痒い所に手が届く性能になっていたり、地上と空中では別の技になるといった工夫が見られ、戦術の幅を広げるのに一役買っている。 固有技・改は基本的に強化技中でも性能が変化しない。手抜きともいえるが、逆に強化前でも安定した性能を発揮できるともいえる。 ただし、キャラクターによってはない方がマシなレベルで役に立たない技も存在する上、コマンドの関係上暴発しやすく、一部のテクニックが使用不可能になる。その上一度入手すると任意で外せないため、その点は不評。 例えば孫市の場合、固有技・改は新たなコンボパーツとして活用できる一方、コマンドが一部重複するため、填撃(□ボタン長押しのチャージショット)の1発目を撃つ際に回避でリロードモーションをキャンセルできなくなってしまう(2発目以降は回避キャンセル可能)。 戦友システムについては、戦友を外せないという点はそのままだが、細かな調整が行われて利便性は増している。 プレイヤーが取得した経験値がそのまま戦友にも反映されるようになったため、レベルが上げやすくなった。 『4』では戦友のレベルが50以降にならないと戦友交代が使えなかったが、本作では最初から使用可能になった。また、バサラ技中に戦友交代が可能になった。ただしカットイン中やバサラ技を発動している戦友に交代するのは不可。 『4』では空気だった交撃システムに、戦友と連携して止めを刺した場合に粋ゲージが上昇する効果が追加された。 更に粋の至り中に同様の条件を満たすと、粋の至りの継続時間が延長する「粋の至り・廻(まわり)」が発動するようになった。 戯画バサラ技で敵武将に与えるダメージの上限が3割→6割程度と引き上げられた。 『4』で批判の的となった演出優先のカメラワークだが、本作ではオプションに「技カメラ」の項目が追加された。これをオフにすることで、ダッシュ時にカメラが近づく仕様や、固有技やバサラ技のカメラ演出をほぼなくせる。 三成の慙悔など、技発動中にカメラ移動が不可能な技があったが、本作では一部の技で技カメラがオンの場合でもカメラを動かすことが可能になった。 基本的に、コンボを繋いだりとアクションゲームとしてやり込むのであれば技カメラをオフにした方がプレイしやすい。しかし、復活武将の新固有奥義や新規キャラクターの技(特にバサラ技)は最初からカメラ演出を前提とした作りになっている部分も多いため、「あえて技カメラをオンにして演出を楽しむ」というプレイスタイルも可能。単純にカメラ演出を削除するのではなくオンオフ可能にしたことで、若干ではあるが楽しみ方の幅が広がったと言えるかもしれない。 また、戦友交代をショートカットボタンに設定した場合、R3ボタンで視点切り替えができるようになった。 敵武将の3つ巴の戦いなどで、敵武将同士がきちんと争うようになった。 ただし、敵武将同士の攻撃では体力が半分以下にはならない。 武器関連も調整が行われ、いくつかの仕様が改善された。 武器の所持可能数が20から40に増加し、更に一括廃棄が可能になった。 砥石強化数選択などの数値選択が高速化し、快適になった。 「空舞」の効果が空中にいる間の攻撃が+1ヒットから+2ヒットに変更され、「重々」の下位互換ではなくなった。ただし使い所はない 『4』では緑銘を入手するのに武器合成が必須だったが、本作では高難易度でのステージ恩賞で手に入るようになった。 専用装具が専用銘として登場。付けると武器の強化上限が倍になる開銘も追加された。 その他 新規BGMもコミカルからシリアスまで幅広いジャンルで構成されている。 注目は二人の作曲家が作曲し、二重人格を現した「千利休のテーマ」と複数のアレンジバージョンがある「生々流転」。生々流転は特に耳にする事が多いため印象に残る。 武器をランダムで強化する「おみくじ小づち」に、新たにステージの恩賞の内容を変化させる効果が追加された。 また、使用時の演出がカット可能になり、纏めての使用がしやすくなった 高難度でこまめに使っていけば、強化印籠以外素材が不足することもなくなった。 不評だった攻撃ヒット時の効果音が変更された。ある程度過去作に近いものになっており違和感はなくなっている。 京極マリアの相手を縛り上げて品定めする技が、武将ごとに合格か不合格かが分けられた(NPC時代の前作ではランダム判定だった)。 概ね政宗、義輝、孫市などの格好良い武将には合格の投げキッスを送り、秀吉、信玄、勝家などのゴツい・暑苦しい・陰湿などの武将には不合格として容赦なく投げ捨てる(*1)。 一応、『4』の不満点改善に努めたと思われる部分もあり、アップデートによる修正も行われている。 前述のカメラ演出やおみくじ小づちの仕様の他に、起動する際のネットバサラ屋の更新についての質問がなくなり若干テンポが改善された。 賛否両論点 一部専用アイテム「専用銘」の仕様変更 『4』で専用アイテム自体が削除されていたことには批判の声が殺到していたため、復活自体は概ね好評。 大抵は『宴』の専用装具の流用だが、一部効果が変えられているキャラクターもいる。この点についてはキャラクターによって意見が分かれるだろう。『4』の新規キャラクターは全体的に効果が控えめになっている。バランスが取れているとも言えるが抑え過ぎとの意見もある。 中には強力な専用銘がいくつか存在する。 忠勝は専用名の効果こそ『宴』の専用装具と同様の効果だが、固有奥義が切り替え可能になったことにより間接的に大きく強化されている。援護形態と電磁形態を常時適用しつつ、さらに重機形態や飛行形態まで同時に発動できるため火力と機動力を両立できるようになった。 電磁形態と飛行形態により、ただマップを走り回るだけで敵がバタバタと倒れていく様はまさに戦国最強。武将戦では壁に相手を押し付けて立っているだけで勝てる(相手が倒れるまで連続ヒットし続けるため、バサラ技による割込みも許さない)。 さらに敵の攻撃の届かない上空を飛行しながら砲撃形態でプラズマ弾を乱射するという無茶な戦法まで可能。雑魚の殲滅や武将戦はもちろん、敵陣をゴミのように破壊できる。 相当なバランスブレイカーと化しているが、元々キャラクターがキャラクターであるだけに戦国最強らしい性能を取り戻したことは歓迎されている。(*2) 島津は「敵も自分も一撃死」というピーキーな性能から「固有奥義の発動時間が短くなる」に変更された。 発動までの時間が長い代わりに敵を一撃で倒せる「示現流 断岩」も発動時間が短縮される。上手く立ち回れば敵武将はもちろん陣も何段だろうと一撃で壊せる。前作が浪漫的な要素があったが今度は安定した高性能化になったため専用アイテムの恩恵を大きく受けている。 利家は『宴』では回復アイテムのおにぎりを食べると性能が強化されたが本作では廃止、固有奥義「飯の感激」を使わないと強化できないが発動中は無防備なる上に最後にあるタイミングでボタン入力をしないといけないため簡単に強化出来なくなった。 専用銘の「常時強化状態になる」は固有奥義を使用しなくてもいい様になる上に性能が上がる、デメリットも無い為専用アイテムの恩恵を大きく受けている。 逆に信玄と天海については批判が大きい。 天海については『宴』では「体力減少のデメリットなしで常時絶頂状態(*3)+通常技に衝撃波が付加」とかなり強力な効果だったが、本作では「"恍惚的 吸収"での体力吸収速度が増加+バサラゲージと粋ゲージも溜まるようになる」と、全く別の効果になってしまった。 あまりに強力過ぎる効果であるためバランス調整のために変更されたと思われるが、似た効果の真田幸村の専用銘は『宴』からほぼそのままであるため、不公平感が強い。ただし、体力減少はあれど絶頂状態維持自体は本作でもできる。 問題は信玄。『宴』の「常時風林火山」から「風林火山の時間延長+固有技の溜め時間が半分になる」に変更され、永続しなくなった。 強化が永続しないキャラクターは他にもいるが、そのキャラクターは強化が容易か強化しなくても戦えるキャラクターばかりである。しかし信玄の場合は風林火山に移行するまで手間がかかり、未強化状態だと技の振りが遅く、固有技の溜めが専用銘を装備しても遅い…というように、信玄自身の性能が低過ぎるため余計に目立つ。 天海と違ってフォローする手段がない上に、固有奥義を使用すると風林火山状態が解除されるというバグのような仕様に加え、更に専用銘が弱体化されたという面で大きく批判を受けた。 一応、ステージをクリアするだけなら伝家の宝刀、バサラループがあるため何とかなる。楽しいかどうかは別として。 また、手軽に火力を上げられる「打札」(与ダメージ倍率1.5倍)があるため、特定条件下で攻撃力を上げる系は不遇という見方もある。 まつの様に「動物による攻撃で与ダメージ2倍」等、デメリットがないものはまだマシだが、直虎や又兵衛の「特定条件下で与ダメージが伸びるがデメリットがある」という専用銘は存在意義がほとんどない。 特に又兵衛は「素手状態の攻撃が全てクリティカルになる(倍率1.4倍)」という効果であるため、与ダメージ倍率の点で完全に「打札」の下位互換となってしまっている。 半兵衛の専用銘は、固有奥義「怒りを込めて」を使用した際の強化状態が永続するという効果だが、「怒りを込めて」以外の固有奥義を使用した後、ダッシュキャンセルなどでキャンセルすると強化状態が解除されてしまうバグが存在した。現在は修正済み。 その他 本作で追加された難易度「天」だが、その難易度調整には賛否両論の声がある。 敵の耐久力が上がっていないため、プレイヤー側も専用銘や開銘による武器性能の底上げをし十分な強化を行ったキャラクターだと高難易度を味わえない。一撃の威力が上がっているため、敵武将のバサラ技などによる事故死の可能性が格段に跳ね上がっており油断はできないが、クリアするだけならば「打札」銘複数装備の「殺られる前に殺る」戦法でも容易に可能。ユーザーからは「歯ごたえのある難易度」という意見と「簡単過ぎる」という2つの意見がある。 もっとも、『宴』のランダム受身の様に無理に難易度を上げられるよりはマシという意見も。もちろん報酬や経験値など見返りも期待できる。 ステージ構成については良くも悪くも『4』とあまり変わっていない。 既存ステージの調整は「近江 佐和山城」のみでそれ以外はほぼ無調整。 『4』の佐和山城ステージでは破城鎚兵が倒された場合、復活させるには倒れた破城鎚兵の付近に表示されるサークルの中で待機し、破城鎚兵の体力が全回復するのを待つ必要があったため、時間がかかっていた。本作では破城鎚兵の体力が全回復するまで待つ必要がなく、少しでも体力が回復すれば破城鎚兵が再び動き出すようになった。この調整については「今度は難易度が下がり過ぎている」という意見も出たが、『4』では「ステージの雰囲気やBGMはいいが、破城鎚兵の尻拭いに走り回る必要がありストレスが溜まる」という意見がほとんどであったため、気軽にクリアできるようなったという点では概ね好評。 新規ステージは直虎の罵倒に耐えつつ様々な課題をクリアする「直虎女道場」、陣を落としつつサイコロ勝負で勝たないとボス戦で苦戦する「佐和山城・丁半防守」など、相変わらず演出は凝っているがその分面倒なステージがほとんど。 演出面も、プレイ画面の上に画像を載せるといった演出が用意されているが、プレイがしづらいという不満意見もある。 天貨メダルの交換で手に入る衣装はほぼ全員一着は用意されている(*4)。信玄の火男仮面や、忠勝の懐かしの防御形態(あくまで変化は見た目だけ)など。 『3』からの使い回しも含まれてるため少々物足りない。仮面や眼鏡を使用した衣装はゲーム中、準備画面や顔がアップされる時くらいしかお目にかかれない。 天海には明智光秀の衣装が用意されたが『宴』のように戦闘時の演出が変わることはない、天海のマスクはそのままであるため完全に「明智光秀」になれない。 OPがアニメムービーになった。制作はアニメ版第1期、第2期と同じ「Production IG」のためクオリティは問題ない。 平然と宇宙空間から隕石に乗って大気圏に突入、赤いオーラを纏うという義輝の登場シーンなどは、もはや開き直っていると言っていいパロディ具合とバカ要素で概ね好評。 しかし四十人の武将全員に出番が与えられた結果、ほとんどの武将が1秒程度の出番で終わっており、派手なアクションも少ない。 追加されたアニメルートはムービーのクオリティは高いがストーリーはやや単調。 政宗は義輝と対決するが、義輝がパッケージに描かれた六爪を披露する。ただ戦う理由が「義輝の計略で伊達軍に被害が出たので弱体化する前に義輝を討つ」である意味「3」の青ルートみたいにな展開に。また義輝には「失敗した者は二度と這い上がれない」という考えを持たせ、政宗の「何度でも立ち上がれる」という考えと対極を為すようにしている。 三成は姿の見えなくなった左近を捜索する中で又兵衛に政宗との戦いを嗾けられるが、最終的に政宗と協力して又兵衛を退ける(*5)。 『4』の時点では不明瞭だった政宗との因縁もしっかりフォローされている。 元就と元親のアニメルートは、ムービーの前半部分がまったく同じで決着のみが異なるという構成であるため、「手抜き」という批判を受けやすくなっている。 元就は、豊臣軍の策略によって厳島に攻め込まれ大損害を被る。その上、部下の「元就の身を案ずる心」を利用した策であったため、元就は「情」への憎しみを更に募らせることになる。最後は厳島の騒ぎを聞き付けて現れた元親を倒し「情」を否定するという後味の悪いEDとなった。 元親は、家康との関係を壊そうとする元就の元に殴り込むというストーリー。「もし『3』で元親が最初から家康を信じることができていたら」というIFを描いたような展開だが、改めて家康と友情を確かめ合うような描写もなく消化不良感が残る。 幸村は定番の政宗との対決がとんでもない規模で描かれ、家康は幼少期のカットが出てくるファンサービスなシーンがある。 ダウンロードコンテンツには他のゲーム等とコラボレーションした衣装が追加されている。ほとんどがカプコンのゲームだが、キャラクターとのマッチングは良い。 他にも新日本プロレスやT.M.RevolutionのPV衣装(しかもインパクト大な『HOT LIMIT』バージョン)とバラエティに富んでいる。 音楽ではアレンジBGM、その他カスタムテーマと中々に豊富なバリエーション。相変わらず強化アイテムも販売。 一方で「コラボレーションをするくらいならもっとゲームに力を注いでほしい」という意見もありコラボを不満に持つユーザーもいる。 最初に公開されたDLC衣装は評価の芳しくない『テイルズ オブ ゼスティリア』とのコラボ。しかも直虎にアリーシャの衣装という悪意がありそうな選定である。他のキャラクターも政宗にスレイ、三成にミクリオ、鶴姫にエドナと『戦国BASARA』のイメージには合わない衣装になっている。 本作もパロディ台詞が増えたが、義輝にシャア・アズナブルの台詞を言わせたりといった声優ネタが増えている。 キャスティングの時点で予想されていたことではあるのだが、安易なパロディの乱用と危惧する声もある。 パロディの内容も近年のアニメ作品の名台詞やローカルなネタまで使い出すなど無理にネタを出しているように見える。 本作から発売されたPS4版だが、PS3版と比較してゲーム性に直結するような差はない。「次世代機ならでは」という点がないためPS4版の意味がないといえるが、PS3とあまり差がないのを評価する声もある。PS4proのブーストモードでも大きな変化はない。 とはいえPS4版はロードが非常に短く、処理落ちもなくフレームレートも60で安定している。スタートボタンで中断する際やムービー挿入時のカクツキもなくなっている。 PS3版では今まで見られなかった処理落ちが発生するようになってしまったものの、発生頻度は少なくプレイをする上で致命的なほどではない。 画面解像度もPS4版の方が高く、グラフィックは向上している…はずだが元々PS3版でもPS3相応か怪しく、既存キャラクターのモデリングに関してはWiiで動くよう製作された『3』からの使い回しであり、新キャラクターもそれに合わせて作られているため、あまり恩恵を受けているとは言えない。PS4では最低レベル。 敵兵の同時出現数も、元々の敵出現数が多い祭ステージだとわずかに上昇しているが、体感できるほどには増えていない上、PS3版でもPS4版でも敵兵のステルスの頻度は結構多いため期待は禁物。また、元々の敵兵が少ないステージは増えていない。 さらに、PS3版がPS4版より一部台詞の音質が劣るという点も問題になった。 公式によると、容量の関係でPS3版の音質を下げざるを得なかったとのこと。それゆえに修正は不可能らしい。しかし、元々2つの機種差が出ないように製作されたと言われていたのに反して、事前告知なしでこのような差が出たのに関しては批判が出た。その後、公式サイトの2機種間の比較表にはこっそりと音質に関する比較が追加されている。 PS4版の欠点として、タッチパネルが左右同じく中断ボタン、OPTIONSボタンが挑発なため挑発が出し辛い。せめて『DMC4SE』のようにタッチパネルの左で挑発、右で中断と分かれていれば問題なかったのだが。 問題点 ストーリー・設定関連の問題点 メインモード「戦国創生モード・極」は追加シナリオとキャラ選択画面の変更、義輝の登場する演出がカットされた位でほぼ変化無し。 ストーリー構成も変わっていない為、相変わらずシナリオの描写不足、駆け足気味の展開になっている。 アニメルートが追加されたのは伊達政宗・真田幸村・徳川家康・石田三成・長曾我部元親・毛利元就の6人。『4』初登場ながらアニメルートの無かった後藤又兵衛と井伊直虎には追加されなかった。また、本作からプレイアブルキャラとなった足利義輝・京極マリア・千利休にも無い。 シリーズの顔とも言える政宗と幸村、『3』の主人公だった家康と三成はともかく、元親と元就が他のキャラを差し置いて抜擢されているのは少々違和感がある。確かに人気の高いキャラクターではあるが…。 そして前述の通り、慶次にアニメルートは追加されなかった。歴代主人公キャラクターの中で唯一ハブられている。ただでさえ主人公だった『2』の頃から空気扱いだったのに。 ただし彼の場合、ドラマルートでは非常に正統派主人公らしい活躍を見せており、そういった意味では恵まれている。こうした立場から「慶次は裏主人公」と支持する声もそれなりに存在し、本当に酷い空気と化しているわけではない。 千利休は唯一の完全新規武将であり、ED曲の『ヘブンリーブルー』も史実の秀吉との茶会におけるエピソードを取り入れた利休のイメージソングに近い楽曲であるなど、義輝と並ぶ本作の目玉とも言える。キャラの設定も「茶人だが金髪、おまけに二重人格のサイキッカー(*6)」という非常に個性的なもので、インパクトは十分。 だが新武将なのに登場ステージは一騎討ちのみ、他キャラのシナリオに関わらないと扱いは悪い。 他に「二つの人格の会話」や「人の心を読んでしまう能力への苦悩」などサイキッカーの部分が強調され「千利休」の印象が非常に薄い。茶人要素は他の武将から茶人として認識されてる位、茶を点てる場面はほとんど無い。 戦闘面でも宙を舞い、岩を浮かせるといった戦闘スタイルなど余計にサイキッカーを際立たせている。 シナリオは公式が「利休のシナリオは熱くて泣ける」と公言したが、プレイヤーからの感想は「考えオチ、あるいは雰囲気オチでスッキリしない」「どちらかと言うと怪奇譚的な不気味さを感じる」といった「熱くて泣ける」というスタッフのコメントを疑問視する意見がほとんどだった。 + (以下ストーリーのネタバレ) ストーリーは豊臣から追われる所から始まる。原因は利休が秀吉暗殺を企てたからだが・・・? 創生ルートは「死」を意識するようになりワビ助はサビ助の「この世は無情」という考えを容認していく。EDは、サビ助の人格が薄れる形で2つの人格が融合し、ワビ助のような穏やかなさとサビ助の攻撃的な面が一緒になる。そして、兵の屍が散乱する戦場でお茶を点てたあと瀕死の兵にトドメを刺し、どこかへ去っていく。口調は乱暴ながらもワビ助を思いやっていたサビ助の心が残らず、「生も死も、情も無情も、共に愛しきもの」という台詞がどこか歪な達観に至ってしまった印象を残すEDとなった。 ドラマルートは秀吉と再び話をする為、松永との戦に乱入する。そこで利休が半兵衛の身体を心配する秀吉の心を読んだ事で秀吉が「人の弱さを助長させる原因」として利休を切腹を命じた事が判明。ワビ助は秀吉と対話する決意を固めて臨んだが最終的にサビ助が秀吉の行為を「八つ当たり」と言ってそのまま倒してしまう。 話は松永に風魔に代わる新たな「不足の美」として目を付けられ、彼の誘導で半ば強引に人格を融合させられ、義輝と戦うことになる。そして最後は、一定の成果を得られた松永と戦いに満足した義輝の力によって「別離」を与えられ、ワビ助とサビ助は分離し別々の人間となり、2人が初めて互いに触れるシーンで幕を閉じる。複雑な感情を抱え表裏一体の存在として生きてきたワビ助とサビ助が初めて触れ合えた、という点は確かに感動的かもしれないのだが、1人の人間が2人に分離するというあまりにぶっ飛んだ展開である上、その原理には一切の説明がない。松永の撒いた火薬に義輝が剣戟で着火し巨大な花火となって利休を照らす演出から、「ラストシーンは死後の世界や精神世界といった現実とは異なる場所なのでは」といった考察がされることもあるが、いずれにしろ情報が少な過ぎてスッキリしない。 足利義輝は「情熱を失った民を憂いていたが、天政奉還を行わずとも民は別の形の情熱を抱いていたのではないか」と己の行動に疑問を抱くようになる。 創生ルートエンディングでその答えを見つけるため武将たちを集め、「自分を倒したものが新しい王になる」という余興を始める。自身が天政奉還を否定するような展開と既に将軍の位を返している義輝に対し武将たちが素直に傅く光景は少々違和感がある。 ドラマルートは、戦いの中で自身がまだ全能ではないと言い、好敵手という物に興味を持ち、ライバル同士の戦いに介入して場を引っ掻き回したりライバル同士を配下にするなど無茶な振る舞いを始める。 キャラの掘り下げも少なく「将軍家は民に生き甲斐を与える事を使命にしている」程度の情報しか明らかにならず、期待された松永との関係もほとんど描かれない。 前述のとおり台詞を始め、OPムービー、公式サイトの紹介文に「シャア・アズナブル」のパロディが増えているがスベっている印象が強い。 京極マリアも、設定から「天下人への褒美」が消失し、単なる「わがままなお嬢様」になってしまった。 シナリオでは義輝との関わりが「将軍家に組している」位しか無く、相変らず弟である浅井長政を苦労させることばかり。ドラマルートはわざわざ長政たちを倒してから別行動をする、秀吉や信長に対して茶化す様な発言をするといった点が不快という意見がある。 ビジュアル面でも、デモシーンの3Dモデルのクオリティが低く不細工に見えるという意見も多い。 復活武将のシナリオも創生、ドラマルートは面白みに欠ける。 信玄と謙信は創生ルートでは互いが義輝や将軍家に対する考えを巡らせるため盛り上がりに欠ける。ドラマルートでは互いにライバルと戦うきっかけを義輝絡みにしている。 ライバルとの決着に関しては、マンネリではあるがきっちり決着を付けているあたりまだマシな方ではある。 かすがは戦いの中で謙信を失い狂乱状態になるのだが信玄と戦いあっさりと諭されてしまい、最終的に謙信が生きていたという非常にご都合主義なEDを迎えてしまう。 利家は本作で勝家との関係が描かれ、勝家と対面する専用一騎討ちステージが追加された。これ自体は史実の勝家との関係を描いた事には一定の評価を得ている。 一方、シナリオは「かつては信長の強さに憧れていたが、それ以上に"第六天魔王"となった信長への恐怖によって仕えていた」という話がメインに。そしてドラマルートでは、自身のけじめのため信長を討つことを決意する。その中で勝家の事を思い出し、助けようとする。 最終ステージでは勝家との戦闘中の会話はあるがそれ以外は出番も会話も無くEDでも勝家のその後が判明しないまま終わってしまうため消化不良になってしまった。 まつは慶次の身を案じていく話から料理対決をする事になる。ドラマルートも慶次の嫁探しで候補はマリアと直虎であり、『3』で慶次が好意を寄せていた孫市の出番はない。 既存キャラクターに追加されたアニメ・ドラマルートについても、評価が否寄りに傾いているものが多い。 佐助と小十郎のドラマルートは、どちらも強敵に追い詰められ絶体絶命というところで終了という完全な打ち切りED。 官兵衛はようやく又兵衛との関係性に多少のフォローが入ったのだが、一方的に又兵衛を信じ、EDで不運な結末に・・・。 小早川はこれまでの情けない一面を見せつつも元就の命令を背こうとする場面やドラマルートは失踪した天海を捜して本能寺の変に突入するなどこれまでより行動的になった。その反面、天海が小早川を大切にするような振る舞いをし、光秀としての織田への執着心が薄れたような部分がある。 風魔小太郎も北条との関係が強調され、EDで松永の元を離れる事に。他の武将のドラマルートにも出てくるが松永との関係を否定される程度の扱い。 アクション・システム関連の問題点 新モードの追加は一切なく、完全版とはいえあまりに追加要素が乏し過ぎる。 『宴』のような天下統一モードや対戦モードの復活がなく、ただでさえボリューム不足と言われた『4』の問題点が改善されなかったのは痛い。シリーズ10周年記念ということもあってシリーズ最高のボリュームを謡っているが、追加要素がほぼシナリオのみで新モードの追加がないため、『4』をプレイ済みのプレイヤーにとっては非常にボリュームが薄く感じる。 新モードと完全新規ステージほぼなしの弊害は大きく、仮に『4』未プレイであったとしても水増し感は否めない。 完全新規ステージが1つしかなく、新ステージ5つも既存ステージの背景モデル使い回しなのは流石に酷い。 一騎討ちステージもいくらか追加されているが、利休ステージ以外は3つ巴や1対2のステージ系がほとんどで、もはや一騎討ちではない。また、相変わらず一騎討ちステージは自由合戦では選べない。 シチュエーションは「秀吉が家康と三成を従える」「佐助、かすが、風魔の3人が対峙する」「まつの動物達と鹿之介のおやっさん、慶次の夢吉が共演する」など豊富。ただ、シナリオに関わる物はほとんど無く、進軍中継とデモシーンのカットはPVで流れていたのでシナリオ内容に期待するユーザーは肩透かしを食らったかもしれない。 新規アイテムが少なく、獲得した称号に応じて新しいアイテムが開放されたりといったこともない。銘の追加は専用と開のみ。遊戯書は一切追加なし。 専用銘やキャラクターにしても、義輝、マリア、利休以外は『宴』でも使えたため、固有奥義等の追加はあるものの新鮮味には欠ける。 新規要素の目玉となっている「合戦ルーレット」だが、完全に蛇足となってしまっている。 まず、ルーレットの出目は完全にランダム。ルーレットの目の比率を変える「革命つづら」の効果も同じく完全ランダムであるため、プレイヤーが介入することは不可能。「天貨」の目はその場に留まりメダルを稼がないとならないためテンポが悪いが、メダルを稼がなければまだ無視が可能。しかし、「変化」はバサラ技の発動までをも上書きして(バサラ技を中断して)強制的に変化し、なおかつ直江以外は後述のアップデートまでは任意解除も不可能だった(*7)。バサラ技で意図せずルーレット兵や陣大将を巻き込んで倒してしまうと、変化を引かないように祈ることになる。おまけに変化中はジャンプ台や滑車が使えないため、場合によっては変化解除まで待つ必要があり、特別実績に時間制限のあるステージでは邪魔にしかならない有様だった。更に解除直後はプレイヤーの強化などが切れる場合がある(ステージ開始状態に戻される)ため、いちいち強化技をかけ直さなければいけない。変化中はコンボが途切れないのが救いだが、回避と任意解除不能、テンポが悪い、場合によっては弱体化、メダルが稼げないと三重苦どころでは済まされない。合戦ルーレットの不評のほとんどは「変化」の調整ミスによるところが大きい。 特に爆弾兵は攻撃範囲が狭く、防御性能も貧弱。見た目通り雑兵じみた性能で、大抵のPCより弱体化する上に任意解除不能と、罰天よりも罰天に相応しいと揶揄された。 ただしスーパーフィーバーでスーパーアーマー状態で変化すると仰け反りが発生しなくなるため多少は使えるようになる(*8)。直江に変化した際もスーパーアーマー状態なら吹き飛ばし攻撃でなければダメージを受けても変身が解除されない為、この時は敵だけは一撃死する本当の(ほぼ)無敵となる。 また、変化が解除される際には長い硬直時間が発生し、解除された直後は無敵時間が存在しない上に戯画バサラ技や粋の至りも使用できないため、そのまま敵兵に袋叩きにされることも多い。おまけに変化中は戦友交代どころか戦友指令も使用不可能。戦友を使用したフォローもできないどころか、棒立ち状態の戦友が先に袋叩きにされて討死する可能性すらある。 「罰天」の武蔵は倒した際に豪華玉手箱が手に入るため、外れポジションとはいえ少しは割に合う。ただし倒そうとすると強敵で難易度が上がるほど苦戦する。また撤退時間が1分以内なのも厳しい。 ちなみに、台詞は過去作の使い回しで新録は一切ない。そのため音質も劣り違和感がある。直江も直江無敵状からの流用、尼子は台詞すら言わない。 自由合戦ではルーレットを出現をオンオフできるが戦国創生モードではできないため、ルーレットのシステムには非難が集中。1ヶ月半後に公式のアップデートが行われ戦国創生モードでもオンオフ可能になり、「変化」は直江以外も〇ボタンで強制終了(任意での解除)が可能になった。 だが天貨メダルはゲーム中ではルーレットでしか手に入らないため、結局はルーレットをオンにする選択肢が残ってしまう。 景品交換に必要な天貨メダル枚数が非常に多く、固有技・改は800枚、衣装は500枚か1000枚、開銘は2000枚、専用銘になると5000枚必要となる。 固有技・改と衣装は1度購入すれば永続して使えるが、銘は必要な数ごとに購入しなければならない。 専用銘だけでも全武将の分を集めるとなると200000枚必要と非常に多い上に、天貨メダルは「千金」と「天貨」のメダル兵以外ではまともに手に入らないと入手量と必要量が明らかに見合っていない。 「千金」が出れば一度にかなりの枚数を稼げるが、他の目の場合一度に獲得できるのは数百枚程度であるため、貯めるにはかなりの手間がかかる。稼ぎに特化すれば一度に数千枚手に入ることもあるが、ルーレットの出目は完全に運なため、酷い場合は数百枚すら手に入らないことも。 幸いと言っていいものか微妙ではあるが、一応DLCで課金アイテムとして天貨メダルを購入できる。ちなみに、200000枚購入に必要な金額は1200円。どう見ても課金前提である。 余談だがゲーム発表当初のスクリーンショットでは必要な天貨メダルがもっと少なかったらしい。 陣大将の強化 陣大将の攻撃モーションが3種類も増やされており、更に対処が難しくなっている。 『4』では比較的弾きやすかった横振りが高難易度では削除され、代わりに1回転する横振りが2種類も追加された。複数回ヒットする上、戦友が巻き込まれやすく、弾き返しの難易度(=陣崩しに持ち込む難易度)が上昇している。 また、槍を回転させてプレイヤーを引き寄せる吸い込みも追加された。これに関しては、敵兵も無防備な状態にして吸い込む上に陣大将本体も無防備になり、吸い込み中にプレイヤー陣大将に密着すると確定で弾きやすい縦振りを行うなど対処しやすい部類に入る。しかしこの吸い込み、味方の陣大将が使用してもプレイヤーが引き寄せられる。無差別攻撃とはいえこれは批判が大きい。 アクション面で改善されなかった、改悪された部分。 『4』からの新規、復活勢は鹿之助以外アクション面であまり変更点がない。とはいえ、元々の完成度が高いので下手にテコ入れできなかったという事情もある。 ヒットストップや吹き飛び、浮かしの距離などエンジン面の問題点はほとんど改善されていない。 技カメラは完全ではなく、一部の技は技カメラをオフにしてもカメラ演出が残る。技の仕様上やむを得ないと思えるものもあれば、手抜きにしか見えないものも。 また、敵武将にとどめを刺した際にカメラワークが変わる現象は改善されていない。 一部キャラクターはアクション面が改悪されている。代表的なのは秀吉。元々掴める敵には強く、掴めない敵や乱戦には極端に弱い性能だったが、魑魅奈落が戦友交代不可能になり、投げ技に派生すると確定でバサラ抜けされる(*9)など、長所を悉く奪われる改悪が施された上伝衝烈鬼の〆以外にトドメ属性が削除され苦手だった陣大将や乱戦にさらに弱くなってしまい、一躍最弱候補まで転落してしまった。 他にも鶴姫の無限糸貼りの矢が削除、秀秋の粋の至りぐるぐる金吾が多段ヒットしなくなるなど、下位層をいじめる改悪調整がいくらかある。 本作では何人かの武将にダッシュ通常技が追加されているが、否定的な意見が多い。 理由は性能に癖が強いため、ただ単純に斬り込みのために使用すると不利になる場面が多い。癖の強さを考慮しても使える鶴姫や佐助はまだしも、「攻撃判定が狭すぎて乱戦では命取り、武将戦でも狙った敵に当らないことが多い」「前進しすぎるため位置調整が難しい」上に暴発しやすい慶次や元親は、無い方がマシとまで言われる。宴で実装されたまつにも同じことは言えるが。敵武将が使用する際に弾き返しが狙いやすかった通常技から差し替えられて使用することから、NPC強化のために実装したと邪推されるほど。 レベル上限が999になったが「100以降は体力の最大値が少しだけ上がる」(*10)以外は何もない。レベルがMAXになっても褒美はおろかトロフィー(実績)すらない。恐らく「回復アイテムが激減する難易度"天"で、レベルアップを体力回復手段として使えるための措置」であると思われる。 武器生成システムは細かな改善こそあるが根本的な見直しは図られておらず、「銘の自由な取り外し」が本作でも不能。 ただでさえ入手に手間がかかる専用銘や開銘があるにもかかわらず、取り外しができなければ専用銘などをつけた武器しか使わなくなってしまう事は考えられるはずである。 また武器の保護機能も実装されていない。武器が多くなれば解体する際に選択をミスする可能性もある。 属性が変化する武器は全て初回限定特典や予約特典、雑誌付録での入手のため、現状での入手は不可能。 初回限定特典については事前に「後日の有料配信などはない」というアナウンスがあり、そもそも再配信しない(初回限定版なり雑誌なりをきちんと購入したプレイヤーのみが入手できる)からこその「限定特典」であるとも言えるが、「せっかくの属性変化武器なのだからもっと気軽に入手できる仕様にしてもよかったのでは」という意見も多い。 初回限定武器のダウンロードやデータ引き継ぎに失敗したという報告もされており、この点は対策が甘かったのではと不満の声も上がっている。 相変わらず戦友を外すことはできない。本作の追加武将は単独行動しているシーンが多いため、尚更違和感を感じる。 また、敵がプレイヤーを無視して戦友を意図的に狙う場面が増えた。 1ステージで手に入る強化印籠は999999のままであり増加していない。ただし、累計数は9999999と1ケタ増えてはいる。 余談だが全ての武将のレベルを最大まで上げるのに必要な経験値数は2億2千万石なため、明らかに足りない。 また、おみくじ小づちで強化印籠だけあからさまに出にくくなっている。 処理過多が原因のようだが、PS4とPS3の両機種で画面表示関連のバグが発生する。 画面左上に表示される敵の体力ゲージが減らない、バサラゲージが増えないことがある。一気にヒット数の多い攻撃を当てると発生しやすい。 左上の表示が減らないだけで敵本体の体力はきちんと減っているため、ダメージが抜けているといった現象は起きない。 処理過多が原因か、画面の表示が乱れ、台詞などの画面のコックピットの一部が消えたり、中断中のメニューが表示されない現象が起きることがある。 再挑戦や、タイトル画面に戻ると元に戻るが、中断メニューが表示されないためそこまでに苦戦する。 その他 タイトルロゴのデザインは基本的に前作の「宴」を踏襲しているのだが、本作のロゴに追加された「皇」及び「SUMERAGI」のフォントと色が妙に浮いている。 モード選択画面が右半分に偏り過ぎている。また、タイトルBGMが存在せず、メインテーマをそのまま使い回している。 『4』は戦国創世の導入部分も合わせて凝ってはいたが、本作はかなりシンプルなものになってしまっており、「手抜き」という批判の声も上がった。 取得技で見られる固有技の技説明だが、固有技・改の説明を見ることができない。見るためにはいちいち景品交換で確認しなければならない。 これは『宴』からだが、固有技の技説明が2行(技名、取得レベルを合わせて3行)しかないため一部の技は文字数が足りない。 例えば松永久秀の「劫火」はレベルアップで何が強化されるか記載されておらず、千利休の「大寄せ」は空中発動がレベルアップしないと発動できないことが記載されていないなど。隠し仕様やキャンセルまで詳細に記載する必要はないが、基本的な技説明ができていないのは問題といえる。 総評 アクション面については概ね『4』より改善されている。 『宴』要素の差し戻しに加えて追加技、空中発動可能技の増加と性能調整により、やれることの幅はシリーズ中最も広くなった。 しかし、10周年記念作品であり完全版であるとはいえ、新要素はフルプライスにもかかわらず非常に薄く、おまけに合戦ルーレットは完全に邪魔な代物。 規格外のボリュームを謳っているが、天貨メダルの手に入りにくさによる水増しの面が強い。 『4』で批判の的であったカメラ演出がきちんと改善され、合戦ルーレットについては批判が殺到した部分についてアップデートがされるなど、プレイヤーの声に対する対応は『4』よりはマシになっていると言える。 だが戦友を外せない、銘の仕様も根本的な改善が行われていないなど、肝心な点が改善されずかゆいところに手が届かないような状態であり、やはり『宴』の完成度には及ばない。 基本的に『4』の要素は全て入っているため、今から購入するなら本作一択になる。 余談 シリーズ10周年を記念してグッズや記念ファンブックが発売された。 10周年記念テーマソングとして「SOLIDEMO」が歌う『時を超えて』もリリースされたがこちらは話題にならなかった。アーティストの「SOLIDEMO」は『戦国BASARA』の関係はメンバーが舞台版に出演したことがあるが楽曲担当は今回が初めてだった。 また武将のテーマBGMをテーマソングにアレンジした『戦国BASARA 武将テーマボーカルコレクション』も話題にならなかった。 本作の発売前後において、公式の発言が物議をかもしている。 発売前、ニコニコ超会議の生放送にてバンダイナムコからDLC衣装について「このコラボレーションはユーザーが望んでいるのか?」との発言が飛び出す一幕があった。 これに対し小林裕幸プロデューサーが「自分達が楽しければいい」と返したらしい。 上杉謙信は、前作までは性別不明として扱われていたが、本作では男性として扱われている模様。 公式サイトでは現在でも、細かい改良点や新システムの一部等についての紹介が一切ない。割と重要なものも含まれているのだが…(*11)。 またキャラクター紹介文が非常に変、というかふざけている。 政宗の「バイリンガルドラゴン」やお市の「自虐的ヤンデレ妹」に加え、吉続の「念力おみこし」に松永の「爆破マイスター」等、いつもの『戦国BASARA』と評価する声もあるが、やはり外見的イメージだけ作られている感はある。 一方で、元就の「冷徹自己チュー策士」には批判が相次いだ。鶴姫の「でんぱ巫女」も本作だけの設定ではなく、今後も使うつもりで付けたのだろうか? 発売前、吉本興業とのコラボレーションが発表されていたのだが、現在は公式サイトから全ての記述が抹消されており、完全になかったことになっている。 お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平氏が「千利休第3の人格"ボケ助"」という設定で本作の利休に扮し、相方の松尾駿氏と共に現代の便利グッズをネタにした寸劇の動画(配信予定は第5回まで発表)を配信するという企画だったのだが、結局「ボケ助」の登場はイベントが1回と動画配信が1回のみであった。 2020年7月21日にシリーズの15周年を記念して『戦国BASARA4 皇 ANNIVERSARY EDITION』が発売された。ちなみに、7月21日は初代『戦国BASARA』の発売日である。 過去の配信された全DLC(*12)に加え、特製ブックレット「戦国英雄 十五周年画録」が付属している。 なお、2022年3月31日付けに小林裕幸プロデューサーが ようやく 退社したことでナンバリングシリーズは本作で事実上最後となった。
https://w.atwiki.jp/gameanimebasara/pages/27.html
公式で発売決定。 新キャラ2名が出る模様。 舞台は関ヶ原!!! おそらくPS3での発売になるであろう。 まだ発表はされていない。
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/1059.html
/// ∨∧ }! />‐‐< {i /// ∨∧ノ //`` \ {l/// } }/! // \ \ ∨∧ /////l // ∨///∧ 乂∨∧ー,/⌒ヾ///__ノ r/ ∨////\ /iヽ ヽ∧'. r==、 x ! ∨、___,,..≧、 l l _!_ ー/ /o-彳〉-\ V li!‐=ニニィi〔/ l/\ ヽ-/ /}ト-_‐'/r=ニ{--、/A / l、 \/// / __/⌒Y>=ニ二二ニ=-l{ V∧ / / \ \!/ / 〃 ヽ _ノ l VA∧/∧ / / __/ _{__ } l VA∧/∧ / / // / { \/ ヽ/ l VA∧/∧ _/ / // / \ i! } l VA∧//l__/{ l l / /ヽ ../ヽY⌒ヽノ l /∨ / \ }A 、/\ l l / / / ∧ ! ! /丶``~、、_/ / ∧'A 〕iト=l l l / / / 丶ゝ"⌒ヽ / /"``~、、 / /__ VA l l l / / ∧ ゙{ ,, - 、 /__ ___ 〕ト_' __ , --、‐、ヽ' A l l、 l jI斗‐==-/ / _/ 丶 乂__/ ./ Y" Y ヾ ` i! i!' VA 〃 ! /_ \{ \ 人 }! i! l i! i、__ノ-'. VA l! /'//``丶、 ∨ jI斗‐''  ̄乂____人 ____人 ___人__ノ /ニ∧ V ヾ彳/ ヽ ', / __,,.. -ュ | l! -‐=/ ヘ∨__,,.. -‐lニ! ',__/ }!`` ∨ ∨ニニ=- ¨~ r=ニニニニニ//.;∧∨ A/∧__} 〕iト ヽ ∨ l l l l l ; ; ; ;lil__,,.. -‐=ニ\_,.イ、 l l l__./l-==ニ ∧V/// l VA ∧__ V ! l ! / //__/ i! ∧// l__ VA/ ̄ ∧ ! l l i! _/_//__/ __l_,,.. -‐==ニニニニニlVA /∧ l l ! / / ///_/ l l  ̄VA /∧__ l i! ,、丶` / /// / l l VA/ ̄ ∧ ! /,、丶` _/_/// / l__ -‐=ニニニニニニニー VA /∧,、丶` / ///__/ l ̄ |  ̄VA /∧ 名前:本多忠勝(ほんだ ただかつ) 性別:性別不詳 原作:戦国BASARA 一人称: 二人称: 口調: AA:戦国BASARA.mlt 戦国BASARAの本多忠勝をモチーフとしたキャラ。 史実では“軽装”で戦場を愛槍「蜻蛉切」と共に疾風のごとく駆け抜け、 「生涯五十数回の合戦で傷一つ負ったことがない」と伝わる、 戦国随一の機動力を持つ武将だった本多忠勝なのだが、 BASARA的解釈により、傷一つ「つけられない」武将、 すなわちロボット化というトンデモ設定が出来上がってしまった。 ファンからはホンダムの名でも親しまれ、ゲームのアニメシーンやアニメ版などでは ガンダム系ロボが発艦する時のようなカタパルト加速シーンすら描かれてしまっている。 因みに公式曰く、ちゃんと中に人はいるとのこと。 実際、ソーシャルゲームでは娘(カラクリとかサイボーグではない)も登場している。 キャラ紹介 [[やる夫]]Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 布都は八方塞がりの領主のようです オリジナル 西の国で退治されたB級災害。一部の部品でロボットに作り替えられた 脇 まとめ rsswiki やる夫Wiki 安価 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6460.html
戦国BASARA 真田幸村伝 【せんごくばさら さなだゆきむらでん】 ジャンル スタイリッシュ英雄(HERO)アクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3 発売元 カプコン 発売日 2016年8月25日 定価 パッケージ版:6,990円ダウンロード版:6,472円(全て税別) プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12才以上対象) コンテンツアイコン 犯罪、セクシャル、暴力 判定 シリーズファンから不評 ポイント 「烈伝シリーズ」の第1弾同時に事実上のシリーズ最終作真田幸村にスポットを当てた単発作品有料DLCレベルの内容でフルプライス 戦国BASARAシリーズ 概要 特徴 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 その後の展開 紅く燃えた、日ノ本一の生涯。 概要 『戦国BASARA』の新シリーズ「列伝シリーズ」の第1弾。タイトルの示す通り、真田幸村を主役にしている。 2016年は大河ドラマ「真田丸」の人気に便乗して真田家や幸村公を扱ったコンテンツが各方面からリリースされており、本作もそのうちの1つである(*1)。 特徴 本作はストーリーモード「真田幸村の生涯」と、サイドストーリー「前談秘話」に加え、サバイバルモード「真田の試練」の3つからなる。 「前談秘話」はストーリーを進めていくとシナリオが追加され、真田の試練はストーリーモードクリアで解禁される。 新武将には幸村の父の真田昌幸と幸村の兄の真田信之、さらに幸村と伊達政宗の子供時代、弁丸と梵天丸の2人が参戦する。 幸村と政宗はバトルスタイルを一新しての参戦となる。 プレイアブル武将はシリーズ最高の46人となり、真田幸村と伊達政宗は『皇』のバージョンも使える。 問題点 あまりにも定価に見合わないボリューム 真田の生涯についてはステージ数は10個、全10章構成。ムービー等によるストーリー描写は圧倒的に濃くなってはいるが、ステージ数の少なさを補うほどではない。ステージの長さや密度もそこまで濃くは無い。 『4』を「量は多いが水増しし過ぎて味がほとんどないスープ」とするなら、今作は「味は普通の濃さだが量が少なすぎるスープ」である。 普通に一周クリアするだけならば約2~3時間ほどでクリア可能。ボリューム的にはとても「長編」と呼べるものではない。『2』や『宴』の物語が各武将ごとに3~5章の構成であったことを踏まえると、「真田幸村の物語として"長編"」という意味ならば間違いではないのだろうが、その他の部分のボリュームがあまりに少なすぎる。 クリア後、「真田幸村の生涯」は好きな武将で楽しめるがムービーや台詞はそのままで固定される。加えて勝利演出も無い。 参考までに、同時期の『戦国無双 ~真田丸~』は全16章で1章毎に複数の合戦(*2)がある。 それ以外にも探索やキャラの育成、サブイベントと言ったRPG的要素も多数盛り込まれていた。同コンセプトの作品としてはあまりに差があり過ぎることが分かるだろう。 流用と手抜きが目立つ マップについては完全新規アセットのステージがほぼないといってよい。 ストーリーモードに登場するマップは一応完全な使い回しでこそないものの、マップの一部構成などを『3』及び『宴』や『4』及び『皇』から一目で分かるレベルで流用しており、新鮮味に欠ける。 第8章の最終盤に登場する空中回廊が『3』及び『宴』の帰雲城ステージほぼそのままであるのが最たる例。 その他多数において手抜きと流用が目立つが、下記参照。 前談秘話 本編の合間の出来事を描く物だが、内容は会話が終わるまで敵兵を倒し続けるか、敵武将を倒すだけの物がほとんど。会話と言っても多くのステージは操作キャラクターの独り言を聴くだけであるため、『4』の一騎討ち程度の薄い内容となっている。 元々はドラマCDのように台詞だけを収録する予定だった要素を、急遽ステージとして仕立て上げた経緯を持つ。そのため突貫工事で作られた感が目立つ。 会話15個に対し、ステージは12個しかない。元々想定されていた「台詞のみを聴くモード」もあるが、一部の会話はそのモード専用となっている。 このモードだけは自由にキャラを選択することができない。台詞が固定されているためならば「真田幸村の生涯」も同じなのだが。 「真田幸村の生涯」と違って全体的に難易度が高め。にもかかわらず難易度調整が出来ない。 型をフル強化しても敵武将が妙に固く、特に弁丸対昌幸の場合、弁丸の弱さに対して昌幸が固すぎるのが指摘される(*3)。 真田の試練 連続して60戦戦うルールで、1階層進むごとにプレイヤーはステージ開始状態に戻される。強化技が永続しないキャラは強化技をいちいちかけ直さなければならないが、敵が目の前にいるために容易ではない。 追加目標 階層ごとに定められたミッションをクリアすることで文銭が手に入るが、真田の試練の文銭獲得量は60連勝したことに対しての割合が大きく、僅かしか手に入らない追加目標は存在意義が薄い。 また、ヒット数を稼ぐ試練でこちらの攻撃力を上げ過ぎるとヒット数が稼げず達成不可能になってしまう場合もある。 全体的に少ない雑魚か、1vs2の敵配置ばかりなため、『2』の大武闘会などと比較すると面白みに欠ける。 アクション面の不満 新武将は技の数が『宴』手抜きキャラと同じで少ない。固有奥義が1つしかない上に、固有技・改もない。それに加え弁丸と梵天丸には固有奥義が無いどころか移動キー+△すらない。 ただ本作の場合は技の少なさよりも、それ以前に完成度の低さや粗が目立つことが指摘される。 政宗と幸村に関しては、全体的に火力が低く高火力技がない(*4)。旧キャラとの差別化の可能性もあるが、武将戦や厄介な兵種に対してはこれがかなり響いてくる。 固有奥義も攻撃判定発生までの隙がやけに多く、何とも使い勝手が悪い。動きと演出は格好良いのだが…。 また、無理に差別化しようとして待機やダッシュ、空中通常や空中特殊のモーションに違和感が出ている。 新バージョンのキャラに対して旧バージョンの衣装や武器を使用することはできない。逆もまた然り。スタッフ曰く「新キャラとして作っている」という発言から流用するのが難しいのだろう。 特に、やり込んでいくと肝心の主人公である幸村の練りこみ不足が目立つ。 天羽という敵に飛び回って追撃するという点が三成と被る。被るだけならいいが、問題は天羽を使わない方が安定する場面が多く、存在意義が薄い。 特に天羽から攻撃に移る点においてあまりテンポが良くなく、その間に被弾するといった場面が少なくない。天羽から派生する技にはヒット数が稼げる技が多く、まったく存在意義がないというわけではないが、高難易度では常に被弾しやすいというリスクが付いてくる。 また、天羽に派生するのは容易だが派生を流れ良く解除することは難しい。これが改善されていればあるいは…。 派手に飛び回ることは出来るが、アクションの幅が狭く他キャラと比べ手数はそう多くない。かと言って突出した強みがあるわけでも無いので、動きの派手さに反して地味なプレイになってしまう。 常時六爪で暴れられる政宗は幸村と比較すると有用な技が多く、長押し派生で暴れれば暴れるほど手が付けられなくなるコンセプトを体現して爽快感はある。 しかし、新モーションには政宗に合っているかと言われると微妙なものもあり、特性が宗茂と被るという意見もある。 違う技で同じモーションを流用していたり、他キャラのモーションを流用している、単調になりやすいなど完成度が高いとも言えない。 バサラ技は待望のHELL END DRAGON(『戦国BASARA X』の一撃BASARA技)だったのだが、足利義輝の旋盤之極の青龍をほぼそのまま流用している。 性能面にも問題があり〆のホワイトアウト中に無敵が切れる為、その間に被弾するということがあり得る。 当然といえば当然だが、技が少ないのもあって幼少キャラは弱く、かなりの苦戦を強いられる。梵天丸はまだしも弁丸はかなり弱い。 旧キャラの性能調整はほぼ行われていない。一部のキャラが微修正を受けた程度。 粋ゲージと小判と経験値に関わる技の効果を持つ武将が変更され、何故か半兵衛が下方修正された。上方修正については下記参照。 下記の評価点の通り、一部の武将の専用型が変更されたが相変わらず信玄の専用型で風林火山が永続しない。 一応、固有奥義では解除されなくなったが根本的な問題の解決とはなってない。奥義で解除されなくなったのも専用型による効果でありデフォルトではない。信玄の素の性能を考えるとデフォルトで解除されなくて当たり前だというのに。 型 新システム「型」「武心システム」が使いづらい 「型」は前作の銘と武器強化を1つにしたものに相当し、様々な用途に分けられ、それを必要に応じて装備する事が出来る。「文銭」を払うことで新しい型を手に入れたり強化する事が出来る。そのため今作も常に金欠になりやすい。 何より、今回は武将が46人もいるため、全ての型を手に入れ、各武将の主力になる型を最大まで強化するには相当な額が必要になる。 型のコンプリートがトロフィー所得条件にあるので、トロフィー狙いなら無視も出来ない。 一応、稼ぎ場所として真田の試練が用意されているため、腕のあるプレイヤーならばそれほど苦労はしない。この点は、バサラでは珍しく初心者プレイヤーに厳しい仕様になっている。 『4』及び『皇』の銘システムは手間がかかり過ぎてはいたが、型システムは逆に自由度が圧倒的に足りない。 パラメータはレベルのみに依存し、型の効果を自由に組み替えるといったことはできない。 これにより過去作で可能だった専用効果と属性効果の同時発動は不可能になっている。また、型レベルを最大まで上げてもほとんどの型はパラメーターが1500まで到達しない。 打札複数がゲームバランスを壊していたため、制限して逆にバランスを整えようとしたのだろうか。 しかし本作で有用な型は属性型、専用型とその他ごく僅かであり、それ以外の型を選ぶ意味が薄いという点ではバランスが取れているとも言い難い。 また、強化することはできるが弱体化させることはできない。 武心 「武心」は青ゲージ(体力ゲージ)のある敵兵を倒す事で溜まって行き、溜めた量に応じて型に付けられたスキルが発動する。 つまり型の効果が発揮できるのはステージ終盤くらい、ということになる。これでは型の本領を全く発揮できない。 また、一部を除き効果自体も銘や装具の発動に枷をかけられているだけであり、武心を溜めて強くなるというよりは武心を溜めてようやく本来の力を出せるといった面が強い。 全ての敵を青ゲージにする武心伝心を発動させるには、ステージ中にある青い箱から伝心玉を取得するしか方法がない。粋の至りのようにゲージを溜めるといったことはできない。 武心伝心自体の効果も粋の至りから攻撃面の強化を取り除いた性能となっており、発動頻度を考慮すると実質下位互換といってよい。 キャラクターの扱いにおける明確な格差と過去作品との矛盾 今作はプレイアブル武将が46になったがストーリーに出てくる武将は20名程度。 ストーリーに出てきても大体、1回くらいでフェードアウトしてしまう。扱いも「ただ出てきただけ」程度の物ばかりであまり良くない。 前田利家と柴田勝家は織田軍の武将として登場する程度。 勝家は怪王の頃のように野心をたぎらせているためギャップが非常に激しく『4』の暗いネガティブな性格を感じさせないキャラに違和感を覚える事もある。 史実では幸村と共に戦った後藤又兵衛は相変わらず黒田官兵衛を完全に見下している上、ストーリー上の扱いも乱入してくる小物扱いになってしまった。 ただし、「政宗に引導を渡されるも最後に名前を呼ばれ、彼が自分のことを覚えていたという事実に対する歓喜の声を上げて息絶える」という結末は、『4』で描かれた政宗との因縁に一応の決着を付けるものであり、『4』のエンディングとは別の形で彼の抱える承認欲求が満たされ報われたとも言える。 北条氏政が今作で復活、織田の恐怖に怯えながら、過去の栄光を棄ててでも北条家を守ろうと奮闘する。風魔小太郎との掛け合いも健在。 戦闘でも北条家の歴代当主の顔出しパネルの裏で腰にお灸を当てるというコミカルな演出が目立つ。 だが、敵武将でありプレイアブル化は無かった。本作の手抜きぶりからすれば技の追加や汎用台詞の新規収録の必要性がほとんど無いにもかかわらず。 これまで幸村を支えていた猿飛佐助は出番が激減、黒田官兵衛は史実要素がほとんど無いギャグキャラクターのような存在になっているなどキャラクターの扱いに大きな格差がある。 登場しない武将は台詞でフォローされる場合があるが武田軍のライバルで関ヶ原の戦いにも関わる上杉軍は全くストーリーに絡まず台詞でもフォローされない。 武田勝頼が専用キャラでゲーム中に出るが台詞も無くほとんど映らないために存在感が全くない。 新キャラクターである真田昌幸に至っては参戦そのものが古参のファンから困惑されている。 と言うのも、過去にドラマCDにて「真田昌幸は幸村が幼少期に戦死している」という史実を無視した設定が明かされている。 スタッフの間で整合性が取れていない、これまで作中にて史実の流れを公然と無視してきたこととの矛盾が、顕著に表れたとも言える(*5)。 ストーリー面での問題 シリアス一辺倒になったストーリー。 第1章の弁丸と梵天丸の出会いは比較的軽い作風で描いているがそれ以降は非常にシリアスな作風になっている。シリーズ恒例のパロディ台詞もすっかり無くなってしまった。 そのため随所に入る『戦国BASARA』らしい吹っ飛んだ演出がどうしても浮いてしまう結果になってしまった。 今回は「史実重視」を謳っているが、所々に『戦国BASARA』独自の設定が入る為、どうしても史実とかけ離れているイメージしかない。 話の流れも10章しかないせいか、2章でいきなり信玄が死んで武田が壊滅しているという急なストーリー展開になっている。 また、ストーリーも全体的に見ると、つじつま合わせの無理な展開が見受けられる。 中でも5章の流れが明らかに浮いている。幸村と政宗が再び邂逅する故に必要なシーンではあるが…。 + ネタバレ注意 真田が豊臣に服属し、幸村は豊臣方として小田原攻めに参陣。政宗は豊臣の天下統一に待ったをかけるべく決死の覚悟で出陣した。 幸村は幼少期の縁がある政宗を助命するために彼のいる秀吉のもとへ向かう…という筋書きなのだが、竹中半兵衛から何故か豊臣に従わなければ政宗は助けないという条件を出され、半ば強制される形で幸村はそれを飲んでしまう。 配下に対して配下になれってどういうことなの…。 一応、小田原攻め当時の真田家は昌幸が亡き信玄との友誼から武田家滅亡後も武田への忠義を捨てていないという設定である。 そのため、「家を守るために従っているに過ぎない真田家にはっきりと豊臣への忠誠を誓わせるため」と取れなくもないのだが、当の幸村本人が当初から豊臣に協力的な態度を取っているため、威してまで忠誠を誓わせる必要性がいまいち見えない。 せめて、真田軍の一般兵士が豊臣への従属に抵抗を覚えている描写や、半兵衛が昌幸ではなく幸村を追い詰めた理由(*6)について説明があれば流れの不自然さはかなり軽減されるのだが…。 幸村が豊臣への忠義を誓ったという出来事は終盤にも影響を及ぼすのだが、その起点となる小田原攻めの流れがこの通り明らかに不自然であり、プレイヤーの感情移入を阻害してしまっている。 このあたりの話は「前談秘話」で語れる要素であるにもかかわらず、そういったフォローも一切ない。 本作のストーリーの骨格はシリーズディレクターの山本真氏が担当している。後にディレクターの野中大三氏は「真田十勇士が出て来るハチャメチャなストーリー」を考えていたがシリアス路線のシナリオを見た時「裏切られた」と発言している。もちろん「いい意味」でだろうが。 また、ストーリーの結末は…。 + ネタバレ注意 兄・信之との対決を経て、乱世を生きた者達の魂と真田の六文銭を彼に託した幸村は、「ただ1人の武人として戦ってみたい」と告げて徳川の大軍勢に飛び込んでいく。そこで主題歌「Committed RED」とスタッフロールをバックに最後の戦闘が始まる。そしてスタッフロールが終わると、徳川の兵に囲まれた幸村は膝を付きつつも叫びながら再び立ち上がり、「完」の文字が出て終わる。 ラストシーンの様子から遅かれ早かれ斃れる事は窺えるが、「真田幸村の生涯」と謳いつつその最期までは描かれていないのは些か疑問を禁じえない。プレイヤーのカタルシスに配慮した面もあると思われるが…。 DLCの品ぞろえ 前作は20着近くあったDLC衣装だが今作の新規衣装はわずか6着。 しかも真田家の衣装は誰をターゲットにしたのかわからない鬼のような禍々しい物。公式は「ドリフの雷様」のコントをモチーフにしたと語っているが、お笑い要素は皆無でネタも古い。配色もドリフは「赤・黒・緑」なのに本作の方は「赤・青・緑」になっているため元ネタに忠実とも言えない。 前作に引き続き新日本プロレスとのコラボ衣装もあるが本作は政宗の1着のみ。 他にもシリーズ主題歌やT.M.Revolutionの楽曲を購入してゲーム中に流す事も出来るが、過去作の武将のテーマソングやステージ等のBGMは用意されていない。 その他 戦闘中の撃破数の表示が無くなり、これまでの小判に当たる「文銭」が大きく表示されるようになった。 撃破数自体はメニューを開けばいつでも確認可能で50人撃破ごとのテロップは通常通り出現するため、何の為にこのような変更を行ったのかは不明である。 本編ステージ中の汎用台詞が無くなった。プレイヤー武将どころか一般兵の汎用台詞すら無い。真田の試練も武将の台詞はほぼ『皇』からの流用である。 OPムービーは大半がゲーム中のムービーを編集した物の為に出来は今一つである。 地味な点だが、本作では2人プレイはできない。ステージ構成上仕方がないか。 戦友システムも廃止された。一応、合戦中に操作キャラを切り替える事が出来るステージは存在する。 賛否両論点 新武将のデザイン 真田昌幸は「奇術師」の異名を持つだけあってシルクハットを思わせる帽子をかぶっているため、手品師っぽさとしてはまだ雰囲気が出ている。 問題は真田信之。なんとツインテールのような髪型になっている。しかも筋肉質な肉体で非常にゴツいキャラとなっているためギャップが激しく、「単純に気持ち悪い」と拒否反応を示す声も聞かれた。 それだけにボスとして出てきた際の迫力はそっちの意味で十分あるのだが。 ちなみにこのデザインについては「真田と徳川という"2つの家" (あれっ武田は?) に仕えることを示す"2つの髷"」「"信濃の獅子"のイメージ」と語られている。実際毛髪量は凄く、その意味で獅子っぽさは出てはいる。 また、幸村の新しいデザインの上着(最終決戦用衣装)の背中には十字架状に並び替えられた六文銭が描かれている。 この衣装、最終章でライバルである政宗から譲られた白装束が変化したものであることが明かされるため、その背中の金の十字架に合わせたと思われるが、普通に六文銭を上から重ねるだけでも良かったのではという声が多い(*7)。 NPCの強化 全体的に思考ルーチンが強化され、さらに仲間と連携して色んな技を連携して多用してくるようになった。 特に秀吉あたりが分かりやすいか(*8)。 皇では直虎や風魔などがまれに行うだけだった固有技・改をコンボ中に使用してくる上、今までNPCが使用してこなかった光秀の絶頂といった強化技も当たり前のように使用してくる。それに加えて一部のNPC武将はNPC専用技(*9)まで使用してくる。 敵武将の体力がストック制になった。一本削る度に強制ダウンし復活してくるため、一気に倒す事は出来ない。 ストックが減ると強化状態になったり、敵専用技を使うようになる武将もいる(*10)。これらの仕様により武将戦の手応えが増した。 その為か、攻撃力や防御力が低い武将を使っている場合はストレスがたまりがちである その一方で、鬱陶しくなったという意見もある。 例えば武将復活だが、いちいち敵武将にアップが入るためテンポが悪く、また相手が有利な状態で強制的にコンボを抜けられる。 硬直が長い技によってはカットイン→復活→被弾確定もあり得る。せめて3本能寺信長のように復活中もプレイヤーが動ければ軽減されたはず。 バサラ技は低難度でも撃ってくるようになったが、体力ストックがあるとバサラゲージが溜まらないのが救い。 本作は全体的に1vs2~3の敵武将戦が多い。これが復活とも敵武将のルーチン強化とも噛み合っておらず、かなり鬱陶しい。 BGM 本作のシリアスな作風に合わせた為、オーケストラ調のBGMが全体を占めている。ロックや和風やコミカルなど多種多様なBGMがあった過去作に比べるとやや大人しくなってしまった。 それでも曲自体は評価されている。特に中盤で流れる昌幸の心中をイメージした「心」や真田幸村のテーマをアレンジした「真田丸」など聴く価値のある曲は多い。 『4』のBGMは一曲も続投していない。『4』の武将が全員参戦しているのだから欲しかったところ。 その他 UIのデザインが全体的に地味になっている。体力表示などは見やすくなっているが、ヒット数表示は地味になりすぎている上、色が薄いので見やすいとは言えない。 アイテムを取得した際の表示が中央からわずかに画面下に逸れて見やすくなったが、相変わらず表示時間は長すぎるままで改善したとは言い難い。 ナレーションはシリーズでお馴染みの渡辺英雄氏から武田信玄役の玄田哲章氏になった。 一部キャラクターの固有奥義の並び順が変更されている。何故変更したのかは不明。 固有奥義の並び順は自由に設定できるため、気に入らなければ元に戻せるのが救いか。 評価点 アクション面の改善 秀吉にダッシュ通常技が追加された(モーションは通常技4の流用)。どう考えてもNPC強化目的です本当にありがとうございました。 一部キャラクターの攻撃を当てた際のヒットストップが緩くなった(特に信長あたりが顕著)。 技カメラをオフにすることで、鬱陶しい〆のカメラ移動も無くすことができるようになった。 バサラ技中にヒット数が途切れなくなった。 一部専用型の効果が変更され、改善された。 天海は『宴』の体力減少無し絶頂が復活し、さらに『皇』の効果も併せ持つようになった。 直虎は武心の取得量上昇の効果が追加された。ちなみに真田の生涯では男性武将しか出ないためデメリットが無いに等しい。 新武将のアクション 幸村に比べると昌幸、信之はそれぞれ設定を生かした技や性能となっている。 昌幸は瞬間移動が可能な技や多数の敵を巻き込む技などトリッキーな物が多く多彩な戦い方が可能。バサラ技は信玄の石像を召喚するというド派手な物。 信之はパワーファイターの如く動きは遅いがその分、高い攻撃力を持ち敵を梯子に引っ掛けて拘束できる。 固有技はボタン長押しによる派生が可能であり、それを繋げて行く事で強化固有技が発動する。 一度巻き込めば拘束したまま追撃できるため、対複数武将戦でも意外と優位に戦える。キャラ特性が秀吉と被り気味なところはあるが。 上記の幸村と政宗も、一新されて雑魚戦自体はかなりこなせるようにはなっており、決して全部駄目というわけではない。技が追加され練りこみ不足が解消されれば良キャラになれる可能性はあり、土台はできている。 マンネリ化や新規武将とのアクション格差からアクションの一新を望んでいたプレイヤーの声に応えようとした姿勢自体は評価できるだろう。 一新したという割には旧バージョンのモーションが流用されている部分があるが、それに関してはあまり否定的な意見はない。 ステージ面 全体的に直線的な構成に見直され、ある程度進むと後戻りができなくなるなど一般的なアクションゲームに近くなった。 シリーズ中では『2』までのステージ構成に近い。 『4』と比較すると雑兵の湧きが多くなった。 『4』が少なすぎただけとも言える。無双ゲーとしては平均的なレベル。 陣大将が全く登場しないため、陣取りによるストレスはない。 使い回しであるが小田原城もステージとして登場。豊臣に支配されている設定だがボスの居る場所には北条の家紋が飾ってある。 真田の生涯は単独で出陣できる。意外なことだが、ステージやプレイヤー武将、アイテムやタッグ、戦友といったものに一切制約なく単独で出陣できるのは何気にシリーズで初だったりする。 真田の試練について 問題点はあるが連勝すればするほど報酬が高くなっていく。内容は単調だが簡単にこなしていけるのは救い。 30連勝で50000文、60連勝で666666文も獲得できる。これだけでもすごい金額になるため十分に金策になる。 時間制限があったり60戦連続で戦わなければならない上、30戦以降は敵武将が2人出て来るため勝ち進むのは厳しいため、しっかりとした準備をしなければならないという欠点もある。 目玉要素である武将復活とバサラ技を使用してこないため、強キャラで挑むと少々物足りない。それでも弱キャラだとしっかり歯応えがあるため妥当なところといえる。 なお、この真田の試練の終盤では作中で唯一となる信玄と昌幸のやり取りを見ることが出来る。 その他 声優も真田昌幸には大塚芳忠氏、真田信之には細谷佳正氏とキャラのイメージにピッタリ合っている。 幸村と政宗については、担当声優の保志氏・中井氏が幼少期(弁丸・梵天丸)の声も演じている。かといって無理に演技しているような印象はなく、きっちり演じ分けがされている。 PS3との縦マルチという事もありポリゴンの角張りが目立つが、グラフィックは一応向上している。 BGMは上記の通り旧作と雰囲気が変わっているが、OP主題歌『Committed RED』はお馴染みのT.M.RevolutionによるBASARAらしい楽曲で安心感がある。 ただ、今回は『1』同様にED主題歌が無く、EDでも『Committed RED』が流れる。この辺りも本作の突貫工事感を助長してしまっている。 なお、EDのシチュエーションにはよく合ってはいる。 武器と衣装が成長システムと独立して装備可能になり、手軽に選択できるようになった。 衣装を変更することで第1武器が変化する場合は、新たに衣装合わせという項目が追加され、第1武器と両立できるようになった。 前作までのDLC衣装は『テイルズ オブ ゼスティリア』と「新日本プロレス」以外はゲーム中で全て手に入る。 天海の衣装に完全な明智光秀の衣装がようやく追加。「明智光秀」の衣装を着た「天海」の衣装も続投している。 シリーズお馴染みのネタ武器も、本編クリアと同時に全員分解禁されるのですぐに入手できる。 ボリュームのなさ故かトロフィー制覇は短い時間で可能。「愛MAX」や「Thank you for playing」といった面倒な条件(*11)もない。 総評 『3』での不謹慎な設定や『4』以降の作品の出来、留まることなく悪化していく小林Pの横暴な振る舞いに対してファンの不満が募る中で発売された本作。 だが、大河ドラマへの便乗でしかなくクオリティも突貫、というより作りかけのような出来栄えになってしまった。 ストーリーの描写不足に加えアクション面にも手抜きが見受けられる部分があり、加えて育成システムやボリュームも全く満足できるような物ではない。 ただし、アクションの骨格自体はしっかりしており大きなバグが無い等、フルプライスだからこそ評価が落ち、ミドルプライスならば値段相応程度の評価に落ち着いていたと思われる。 だが、『戦国BASARA』シリーズへの不信感が高まる中で失敗は到底許されるものではなく、本作は公式に対するさらなる失望を生み、益々ファン離れを加速させることになってしまった。 噴出する不満が溢れ続けた本作が決め手となり、ゲーム製作もシリーズも完全に途絶え『戦国BASARA』シリーズは完全に終焉を迎えたと言わざるを得ないだろう。 余談 売り上げは初回出荷分だけで2万7千本(PS4/PS3版の合計)。消化率30%程度というデータも話題となった。 公式が「買ってくれないとシリーズが続きません」とネット上で催促していたが、Amazonなどの本作のユーザーレビューでは公式のこの発言に対しては、「この程度ならもうシリーズを終わらせてくれて構わない」「むしろもう出さないでほしい」と否定的な意見が多く見られた。 この影響かは不明だが必死の呼びかけも届かず、公式もシリーズに見切りを付けたのかもしれない。 幸村と政宗の新アクションがお披露目されたPV第1弾では、非常に多くの敵兵が湧いておりファンを歓喜させたが、製品版では悲しいぐらいに少なくなっている。 攻略本は全46キャラクターのキャラクター性能を水増し気味に紹介したり、今までなら個別の書籍として発売されていた「オフィシャルコンプリートワークス(設定原画集)」及び「台本全集(台詞集)」と纏めて一冊にすることで定価相応のボリュームになっており、なかなか見応えがある。 特に『皇』の攻略本でぼかし気味だった技の細かい性能(主に数値面)が一部記載されているなどなかなか有用な面もある。 余談だが真田信之の衣装の初期案は、製品版よりも遥かに一般受けしそうなものになっており、どうしてこうならなかったと嘆かれている。 本作でもタイアップ宣伝を大々的に行っており、映画『真田十勇士』とのタイアップ(*12)や初音ミクとのコラボレーション企画(*13)を行った。 長野県上田市と行ったイベントやグッズ販売は好評で、地元の上田商工会議所はカプコンに感謝状を贈った。 発売後、ネット番組である出演者が「大河ドラマ『真田丸』主演の堺雅人氏が『戦国BASARA』の真田幸村を役作りの参考にしている」という発言があり話題になっていたが、後に本人がこれを否定していたことが伝えられている。 実際に参考にしていたのは『戦国無双』の幸村であるとのこと。なお、同シリーズは大河ドラマと正式にコラボした『戦国無双 ~真田丸~』という作品を開発・発売している。 こちらは本作と対照的に評判は良い。 その『戦国無双 ~真田丸~』の発売日前日の11月22日にカプコンは本作の大盤振る舞いセールを行った。発売して3か月も経たないのにセールを行うのは異例である。 本作のメディアミックス作品はほぼ無く、アンソロジーやコミカライズも無い。舞台版も2016年から『斬劇』というアクション面に主眼を置いた独自路線に進んだ。 ただし、2018年12月に行われた『斬劇』の公演は一部設定が本作に準拠しており(*14)本作と同じデザインの梵天丸と弁丸が回想シーンに登場するなど、なかったことにされているというわけでもない ダウンロード版の本作の容量は約13GB。『皇』は約30GBと半分以下となってしまっているが、この内容の薄さではむしろ納得か。 その後の展開 2017年に『戦国BASARA』シリーズ公式LINEの開設や『電撃マ王』にて山本真氏が監修した漫画が連載されたりコラボイベントを多数開催した。 2018年には公式アンソロジー『学園BASARA』がアニメ化。あくまでアンソロジー作品で原作とは一切繋がっておらず、前に放送した『戦国BASARA Judge End』からの評判の悪さと完全に戦国モノで無くなったことにファンは失望。再び酷評を受けてしまった。 評価が芳しくなかったためか『学園BASARA』を最後にアニメ展開は終了した。 2019年6月24日には新作スマートフォンアプリ『戦国BASARA バトルパーティ』の配信がスタート 本作の新武将の昌幸、信之、弁丸、梵天丸も登場している。 しかし致命的なバグや不具合の多さに評価を下げ続けた結果、2020年12月21日に1年半という短期間でサービス終了。『戦国BASARA』シリーズのゲームはこれが最後となった。 2020年には舞台版が新型感染症の影響で3月公演予定の新作公演が中止。以後新作の発表は無く事実上の終了となってしまった。 2021年以降はカプコンもシリーズ展開に限界を感じたのか現在は外部作品や観光名所とのコラボ、漫画(*15)・企画展・グッズ中心の活動のみで2022年5月31日には公式ファンクラブが閉会したことでメディア展開が縮小。 当時のプロデューサーである小林Pは『ファミ通』にて「15周年記念に向けて温めているネタがある」と新情報らしき発表するような宣言をしていたが、実際の内容は観光名所やコラボカフェなどといった小規模な発表だけでゲームについては一度も触れなかった。 個人のTwitterでも別作品の宣伝ツイートの拡散やプライベートでの投稿が中心に活動していたことに一部ユーザー達の間で「開発から退いたのでは?」との噂があった。 そして、その大方予想通りに2022年8月12日で小林Pが同年3月でカプコンを既に退社したと発表。そして中国のゲーム会社であるNetEaseに移籍したことも明かした。 退社理由は不明だが事実上シリーズを支えた責任者がいなくなった事で今後の展開は絶望的になった。 なお、本作のラストは「幸村の最後の戦いを以って戦国乱世は終焉を迎えた」という形で終わる。真田幸村の生涯を描くストーリーならこの結末を迎えるのも必然なのだが、結果として「シリーズ最終作」に説得力が出てしまう状態になってしまった(*16)。
https://w.atwiki.jp/96udrc/pages/4.html
莉月 瑠璃(戦国BASARA) 概要 名 前/りつき るり 年 齢/16歳 身 長/158cm 誕生日/2月14日 所 属/伊達軍 属 性/雷(黒) 武 器/刀「漆龍しつりゅう」 あだ名/「夜叉姫」「かぐや姫」 お相手/政宗、元親、他逆ハー要素有り 戦国BASARAシリーズの女夢主。 平成生まれの女子高生。気持ちが高ぶると目が金色になるという特異体質のせいで友達が作れずにいた。 家族構成は父・鴇真、兄・浅緋。 政宗と小十郎が瑠璃の元に逆トリップした後、瑠璃も政宗たちと共に戦国へトリップする。 性格 おとなしめで「ですます」の丁寧口調。慣れてくると丁寧口調が崩れ、ツッコミもしてくる。 双竜がトリップしてくる前はとにかく大人しく、学校では影薄く暮らし、家族にもあまり反論できなかった。 好きな色は青、ピンク。好きな食べ物はから揚げ。毎日食べても飽きない、からあげクンも好き。甘いものも好き。 嫌いな食べ物はないが、野菜ジュースはどうしても飲めない。ジュースではなくサラダとして食べたい。 虫は苦手だが叫びはしない。だがゴキブリは別で、ゴキブリが出現した時は男性陣を盾にする。 特異体質 莉月家は代々特異体質がある家系で、瑠璃は気持ちが高ぶると目が黒から金色に変わり、無感情・戦闘能力(平成では暴力として)が上がる。 戦国にトリップすると金目になったときの戦闘能力は上がり、初めは能力の制御ができず敵味方関係なく攻撃していた。また満月の時は金目になりやすく、体調が優れない。 この金目から「夜叉姫」と呼ばれるようになるが、瑠璃自身夜叉姫のあだ名は気に入っていない。しかし、政宗は気に入っており、このあだ名のことでたびたび喧嘩になる。小十郎いわく「子どもの喧嘩」。 無印~英雄外伝までは制御ができていなかったが、3からは段々制御できるようになっていく。制御できるようになると、金目のときの戦闘能力は少し下がってしまうが、味方への攻撃はしなくなった。 戦闘能力 刀身、柄、鍔など全てが漆黒の愛刀・漆龍は代々莉月家当主が持つことができる刀である。光にあてると蒼白く光るのが特徴である。 戦闘モーションは、①右から横斬り→②左下から→③右斜めへ振り下ろす→④回転しながら攻撃→⑤足元を突く→⑥下から相手を空中へ飛ばす→⑦空中へ飛ばした相手を叩き落す、の7段と他のキャラより1段少ない。(政宗8段)4段目の後は少し隙ができてしまうが後ろの相手も巻き込んで攻撃することが可能である。 ジャンプ攻撃は2回攻撃ができ、ジャンプ特殊攻撃では着地後相手の足元を攻撃する。 【固有技】 「響く」…雷を前方広範囲の相手に叩き落とす。 「永劫」…相手の回りに雷が付きまとう。 「瞬き」…足元から雷が出てくる。 「円光」…雷で結界を作り、自身は防御・結界に当たった相手には攻撃をする。 「煌き」…前方に雷をとばす。最高3つまで出すことが可能になる。 「夜叉」…夜叉姫モード。瑠璃自身、刀に雷をまとわせ、全ての攻撃に雷を発生することが出来る。戦闘能力は大幅に上がる。小十郎の極殺モードのようなもの。 【バサラ技】 上下から雷が雨のように降り注ぎ、歩きながら連続攻撃を繰り出す。
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/1183.html
/i i i i `''<\i i i i i i i i i i i i i i //i i_、‐/i i //i i i / 、_、 Vi i i i i i i i i ` \i i i i i i i i i i /_、‐''゛ 〉i//i i i / 、 \ Vi i i i i i i i i i i i i i i i ミi i i i/ ⌒Vi i / __,.>〕iト\i i i ´ ``' ,,. V'^! `'<i i i i i\〈⌒ 、/ jI斗_=彡 } }ト., `'<i i i { ______, )乂'´-└' ´ .} }|_=\ { ` i〉 -=ニ じ'"~ '/{  ̄ }' ふ\_\ 八 ( 廴 / '/, }/_-_-_∨∧ ,'\ヾ ', '/, }\_-_-_∨∧ /=-'_\ , 、 }〉 __ .゙|ニ〕iトミ.}_=_}____,.、‐''゛ -=={_-_-ア/, \ V |ニニニニ}_=_} {=_={_-アニ公、/ 〉 、_,,.. -‐ '' ´ V /ニニニ二}_=_} {=_={ア-ニニ込.\{ / /ニニ二二/_=/ . V=∧ニニニニ\` .、 / /ニニ二二/_=/ _ -ニ∨_∧ニニニニニ\\、___,,.、丶゙ /-ニニニ/_=/ _ -=ニ-_-_-_-\=_\ニニニニニ\\ / /-ニニ二/_=/ 名前:松永久秀(まつなが ひさひで) 性別:男 原作:戦国BASARA 一人称:私 二人称:卿/君 口調:紳士的 AA:戦国BASARA.mlt 英雄外伝で初登場。 一人称は「私」。 松永久秀の史実における「悪党」のイメージがゲーム本編上では非常に強調されているキャラである。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 小悪魔は聖杯大戦を開催するようです Fate かばんのサーヴァント 準 まとめ 予備wiki あんこ 完結 天聖 -Reincarnation- オリジナル 英傑の1人 脇 まとめ 予備 R-18 完結 魔術師世界のドクオ オリジナル 黒の家派閥の貴族 脇 まとめ 安価 あんこ完結 美鈴はアイドルで大陸を一つにするようです オリジナル 裏方担当 脇 まとめ rsswiki やる夫Wiki 安価 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2248.html
連投申し訳無い。 調子に乗って第2段。決して良いセンスではありませんが、ふざけた設定や 細かい間違い、前回との矛盾点を気にしない方はどうぞ。 尚、一部の台詞は省略して有ります。 誰かが楽しんでくれればいいな。それでは、いざ忍び参る。 【平原】 「気をつけなさい、モンキー!そこは地雷原です」 「誰だ?」 「……ファンの一人ですよ」 「旦那、聞きたい事がある。 この無線に外部からの割り込みは出来るのか?」 「こちらでもモニターしていたでござるよ。 確かに部外者であろうとモンキー殿の無線周波数を知っていれば割り込みできる。 だが、一体どこで知ったのでござろうか?周波数は極秘事項だが……」 【核弾頭保存棟】 (VSニンジャ戦) 「ククク……懐かしいですね。この痛み、ずっと待っていました。これです、この拳!」 「もっと痛みを下さい」 (戦闘終了後) 「……光秀。奴は明智光秀だ大将」 「何じゃと?奴はお主に…」 「そう、殺されたはず。でも生きていたのよ。 それから4年間。彼は死ぬ事も許されず、強化骨格と麻薬漬けにされ弄ばれたわ」 「酷い話じゃ」 「……濃姫」 「なに?」 「何故今まで黙っていたんだ?」 「機密事項、だったから」 「それだけかい?」 「………」 ……To Be Continue……※今度こそ続きません※