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戦国無双4 戦国無双4-II 機種:PS3,PSV,PS4 作曲者:吉松洋二郎、高橋洋明、稲毛謙介、田渕夏海、石黒潤也(4-II追加曲)、水上浩介(4-II追加曲) 開発元:コーエーテクモゲームス(オメガフォース) 発売元:コーエーテクモゲームス 発売年:2014 概要 戦国無双シリーズの第4作目。 特典版に数曲分が収録されたサントラが付属されおり、後にオリジナルサントラが発売された。 2015年に『戦国無双4-II』が発売。従来の猛将伝ではなく新たな視点で戦国無双4を再度制作した作品となる。 2016年にはこの作品をベースにした『戦国無双 ~真田丸~』が発売。 音楽面では退社した中條謙自氏に代わって、吉松洋二郎氏がサウンドディレクター兼メインコンポーザーを務めている。 所属する陣営によって戦場で流れるBGMのアレンジが変わる場合がある。 楽曲タイアップとして黒夢がテーマソング「Reverb」を歌っている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 備考 順位 Disc1 息吹-オープニング- 吉松洋二郎 新生 吉松洋二郎 メニュー画面 幕間 吉松洋二郎 天声 高橋洋明 プレイヤー選択 2014年237位 草創-前哨戦- 吉松洋二郎 雷光(徳川)-桶狭間- 吉松洋二郎 螺旋-攻城戦- 稲毛謙介 破天(武田)-川中島- 高橋洋明 烈火(武田)-駿河- 稲毛謙介 奈落 稲毛謙介 冥闇(浅井)-金ヶ崎- 稲毛謙介 姉川(浅井) 作:志知道彦編:高橋洋明 戦国1姉川のアレンジ 三方ヶ原(武田) 作:志知道彦編:吉松洋二郎 戦国1三方ヶ原のアレンジ 長篠(武田) 作:志知道彦編:高橋洋明 戦国1長篠のアレンジ 雄飛 稲毛謙介 激動-最終戦- 吉松洋二郎 戦神 吉松洋二郎 戦の大詰めの時など 第8回134位第9回879位第10回676位2014年66位 極意 吉松洋二郎 勝利 吉松洋二郎 戦闘勝利 流浪 田渕夏海 Disc2 朧月 吉松洋二郎 厳島(毛利) 稲毛謙介 2014年420位 疾駆 稲毛謙介 無明 田渕夏海 雷光(織田)-桶狭間- 吉松洋二郎 時雨-防衛戦- 稲毛謙介 旋風 稲毛謙介 破天(上杉)-川中島- 高橋洋明 踏破 稲毛謙介 烈火(北条)-駿河- 稲毛謙介 共鳴 稲毛謙介 冥闇(織田)-金ヶ崎- 稲毛謙介 姉川(徳川) 作:志知道彦編:稲毛謙介 戦国1姉川のアレンジ 三方ヶ原(徳川) 作:志知道彦編:稲毛謙介 戦国1三方ヶ原のアレンジ 長篠(織田) 作:三澤康広編:稲毛謙介 戦国1長篠のアレンジ 逆鱗-殲滅戦- 稲毛謙介 天命(織田)-本能寺- 高橋洋明 2014年489位 敗北 吉松洋二郎 戦闘敗北 回廊 稲毛謙介 Disc3 残影(羽柴)-山崎- 作:吉松洋二郎編:稲毛謙介 戦国3山崎のアレンジ 木陰 稲毛謙介 空蝉(羽柴)-賤ヶ岳- 作:志知道彦編:吉松洋二郎 戦国3賤ヶ岳のアレンジ 桜花(羽柴)-小牧長久手- 稲毛謙介 戦国3小牧長久手のアレンジ 2014年512位 怒涛(豊臣)-四国- 稲毛謙介 戦国2猛将伝の四国のアレンジ 争覇(豊臣)-九州- 稲毛謙介 戦国3九州のアレンジ 波瀾(真田)-忍城- 稲毛謙介 戦国3忍城のアレンジ 爛漫 稲毛謙介 不落(豊臣)-小田原城- 稲毛謙介 戦国3小田原城のアレンジ 秘策(徳川)-上田城- 作:吉松洋二郎編:稲毛謙介 戦国3上田城のアレンジ 繚乱(東軍)-関ヶ原- 高橋洋明 散花(徳川)-大坂城- 吉松洋二郎 星霜 田渕夏海 憧憬 田渕夏海 秘策(真田)-上田城- 吉松洋二郎 戦国3上田城のアレンジ 繚乱(西軍)-関ヶ原- 高橋洋明 薄氷 稲毛謙介 散花(真田)-大坂城- 吉松洋二郎 2014年459位 双桜-真田- 吉松洋二郎 幸村突撃シーンなど 2014年81位 月光 稲毛謙介 地方編エンディング OST未収録曲 助勢 侵攻 牙城 迎撃 活路 雌雄 鳴動 氷刃 吉松洋二郎 戦国無双 Chronicle 2ndから 破竹 吉松洋二郎 戦国無双 Chronicle 2ndから 飛燕 死活 切羽 不覚 吉松洋二郎 忠勝 Reverb 清春 天下統一編エンディング黒夢『Reverb』CD・MC特典歌:黒夢 DLC追加曲 花の都・改 編:石黒潤也 川中島・改 大坂城・改 編:梅村祐玄 炎上・改 戦国無双4-II追加曲 流星-オープニング- 吉松洋二郎 桜花(徳川)-小牧長久手- 作:稲毛謙介編:石黒潤也 戦国3の小牧長久手のアレンジ 争覇(島津)-九州- 作:稲毛謙介編:水上浩介 戦国3の九州のアレンジ 天命(松永)-本能寺- 作:高橋洋明編:水上浩介 戦国4の本能寺のアレンジ 2015年293位 信念-直政- 石黒潤也 真・無限-開城- 石黒潤也 真・無限-異形- 水上浩介 真・無限-焦燥- 水上浩介 真・無限-黄金- 石黒潤也 真・無限-危機- 水上浩介 真・無限-鬼門- 石黒潤也 舞踏 吉松洋二郎 追憶 吉松洋二郎 戦-ikusa- 亜沙 スタッフロール和楽器バンド『戦-ikusa-』DVD・Blu-ray特典歌:和楽器バンド 戦国無双4-IIDLC追加曲 桶狭間・改 本能寺・改 小牧長久手・改 2015年166位 小田原城・改 無限・改 サウンドトラック 戦国無双4 オリジナル・サウンドトラック 戦国無双4 TREASURE BOX 数曲分が収録されたサントラが付属 戦国無双4-II TREASURE BOX 戦国無双4-II追加曲が収録されたサントラが付属 Reberb
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戦国無双4 出典元 コーエーテクモゲームス『戦国無双4』(ソニー・コンピュータエンタテインメント) 出典元 吾峠呼世晴『鬼滅の刃』(集英社) 前田慶次の髪が煉獄、家紋と台詞が音のメイクと台詞に酷似 ド派手に傾こうかあ!千客万来だ、派手に舞わせてもらうぜ! 待ってたぜ政宗!派手にやろうか!やるねえ政宗!伊達者は派手でいい! 派手にやってくれるねえ!前田慶次、派手に傾くぜ! Kindle Unlimited無料体験
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『戦国無双4 DX』について、「要強化記事」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。 依頼内容は「評価点・問題点・総評の追記」です。 2024年9月2日までに改善されない場合は削除対応します。 戦国無双4 概要 評価点 過去最多の12人の武将とリストラ組の復帰 新アクションの追加 アクションの強化 家宝・装備 流浪演武 武将切り替えシステム 士気システムが復活 快適なプレイが可能 賛否両論点 新武将について アクション 流浪演武でのレア武器取得 DLC DLCの特別衣装 問題点 無双演武で操作不可能な武将の存在 モーション・アクション 難易度 武器と技能 家宝の取得 ボリューム不足と描写不足 流浪演武の問題点 ミッション その他小さな不満点 PSV版の不具合(改善済み) 総評 余談 TVアニメについて 本能寺の変・四国説について 中央競馬とのコラボについて その後の展開 戦国無双4 DX 概要(DX) 戦国無双4 【せんごくむそうふぉー】 ジャンル タクティカルアクション 対応機種 プレイステーション3プレイステーション・ヴィータプレイステーション4 メディア 【PS3/PS4】BD-ROM【PSV】PlayStation Vitaカード 発売元 コーエーテクモゲームス 開発元 コーエーテクモゲームス(オメガフォース) 発売日 【PS3/PSV】2014年3月20日【PS4】2014年9月4日 定価 通常版 / ダウンロード版 / トレジャーボックス / アニメボックス【PS3/PS4(*1)】7,560円 / 6,600円 / 13,440円 / 10,290円【PSV】7,140円 / 6,300円 プレイ人数 1~2人 インストール(ダウンロード容量) 【PS3】12GB【PSV】3500MB【PS4】20GB レーティング CERO B(12才以上対象) コンテンツアイコン 暴力・セクシャル・犯罪・言葉 備考 【PS3】3D立体視対応、ボイスチャット対応【PSV】PlayStation Vita TV対応【PS4】SHARE機能対応 判定 良作 無双シリーズ 4年の時を経て、新たな"戦国絵巻"が始まる― 概要 前作『戦国無双3』以来4年ぶりとなるナンバリングタイトルでありシリーズ10周年記念作。12人の武将が登場。 『戦国無双 Chronicle』で好評だった武将切り替えシステムの導入、「無双極意」などの新アクションが追加されている。 加えて「神速アクション」追加に伴いアクションタイプも新たに神速攻撃タイプが追加され、明智光秀・伊達政宗・風魔小太郎など数名の既存キャラが神速攻撃タイプに変更されている。 『真・三國無双』シリーズのように無双演武が勢力別に変更され、各地方のストーリーを経て天下統一への終章が出現するという構成が取られている。 多数のエディットパーツを組み合わせてキャラクターを作成し、全国行脚をする新モード「流浪演武」が追加されていることも特徴。 評価点 過去最多の12人の武将とリストラ組の復帰 総数はシリーズ最多の55人となった。 真田信之・大谷吉継・松永久秀・早川殿・小早川隆景・片倉小十郎・島津豊久・上杉景勝・小少将の9人が新登場。 『戦国無双 Chronicle 2nd』から藤堂高虎・井伊直虎・柳生宗矩がナンバリングタイトルに初登場。 『3』に登場しなかった石川五右衛門・宮本武蔵・佐々木小次郎が『Chronicle 2nd』や『無双OROCHI2』以来の復帰。 特に石川五右衛門は初代以外とにかくまともな使用機会が少なかったため、本作での本格復帰は嬉しいところ。 シナリオでも展開に大きく関わるわけではないが、乱入専門のトリックスターとしてあちこちの戦場に顔を出すため印象に残る。 一部モブ武将には固有の兜が用意されており、今までよりも個性のある外見と性格で登場する。 新アクションの追加 神速アクション 従来のC1を廃止。△ボタンから発動可能な攻撃。 敵との距離を縮地法のように素早く詰めながら大勢の敵をなぎ払うことが出来る強力な連続攻撃で、今までとは比較にならない爽快感を味わえる。 それに伴い、新たに神速攻撃タイプが追加。神速攻撃タイプは最大で連続8回、それ以外の3タイプは最大で連続6回まで使用可能。 △△□、△△△□、というように神速攻撃中に□ボタンを押すことでチャージ攻撃のように範囲の広い派生攻撃が可能。 神速アクション → 影技 → 通常攻撃、チャージ攻撃 → 影技 → 神速アクションといった繋ぎも可能。アクションの幅が前作よりも更に広がった。 集団戦を得意とする一方で神速アクションは武将に対してはダメージが低く、ガードされると弾かれて隙ができるという欠点も存在するため、状況に応じて使い分ける必要がある。 神速攻撃タイプはC5を除くチャージ攻撃が2段階まで成長するため、3Zまで通常攻撃タイプだった立花誾千代はモーションが再構成されており(C3の2段目が旧C6に派生など)使い勝手が変わった。明智光秀は初代で(全共通とはいえ)チャージタイプだったこともあり懐かしさを感じられる。 チャージが元々2段階の特殊技タイプの武将は変わらず、チャージ攻撃タイプだった伊達政宗や加藤清正らはチャージが一段階減らされたが神速攻撃が強力なため弱体化とはなっていない。 無双極意 練技ゲージが最大の時に発動可能。『三國』シリーズの覚醒状態のようなもの。練技ゲージが0になると通常状態に戻る。 発動中は攻撃力が強化&無敵状態になると、同時にキャラごとに設定された属性が全攻撃に付加される。また、影技が使い放題になる。 前作までと違い、無双極意発動中に○ボタンを押すと無双奥義・皆伝を使用可能。 ちなみに、無双極意発動中は切り替えや馬に乗ることは不可能。 チャージ攻撃タイプはC5-2とC5-3が、特殊技タイプはC5-2が追加された。 ジャストガード 敵の攻撃に合わせて攻撃をガードすることでジャストガードが発動し、敵を強制的に怯ませることが可能になった。ここから殺陣に派生可能。 アクションの強化 前作でモッサリを極めたヒットストップはやりすぎなまでに軽減、全体的な動作速度の向上により爽快感を取り戻した。 雑賀孫市や今川義元、北条氏康などは隙の多いモーションであるためこれまで長らく扱いにくかった。 本作ではモーション性能自体の強化、攻撃速度の上昇や攻撃範囲が拡大されたこと、加えて神速アクションの実装によりある程度使いやすくなり、作品内で極端な弱キャラはいなくなった。 特に孫市の銃アクションは相当派手になったため、「誰こいつ」「代替わりした?(*2)」といったコメントで良い意味で話題になった(*3)。 前述の神速アクションは性質上途中で横槍が入りにくく、これまで集団戦を苦手としていた武将も立ち回りが大幅に楽になった。 無双奥義が単発出し切り技に変更。従来作のように連続攻撃で敵を攻撃した後、武将のカットが入り〆に固有の必殺技を放つようになった。広範囲を手軽に一掃でき、爽快感がアップ。連続攻撃自体も使いやすくなっている。 『三國』と違い、カットイン中はきちんと時間経過も停止する。 それに伴い、「連続攻撃部分を強制的に出すようになりオリコン不可」「途中でゲージを回復させても奥義状態が延びない」という仕様変更がなされ、ゲージの長さやタイプなどで使い勝手が変わってしまう問題は起こさなくなった。 前作と同じく最大3ストック制。 無双奥義・皆伝 前作で非常に使い辛かった一部武将の皆伝は、単発から多段ヒットに変更され殲滅力が向上し、また発動タイミングも合わせやすくなりより切り札として使いやすくなった。 総大将へとどめを刺した際の過剰なまでのスロー演出は撤廃され、通常撃破と同等のものになった 前作では起き上がり最中など無敵時間中にカットインが入ると一切当たらないという問題があったが、本作では任意発動によりタイミング調整がやりやすくなったほか、強制的に敵が起き上がるようになったため、心配もなくなった。 チャージ攻撃を相手にヒットさせた場合のみ、その動作をキャンセルして特殊技を出せるようになった。 特殊技タイプに限らず、通常攻撃 → チャージ攻撃 → 特殊技というコンボで一味違う立ち回りができる武将が多くなっている。 殺陣 前回までは鍔迫り合いのみでしか発動しなかったが、本作では鍔迫り合いそのものが廃止。コントローラーに優しい。 今作では武将の体力が一定以下で気絶状態、もしくは直前ガード後に△ボタンを押すことによって発動できる。 体力が一定値以下で発動した場合は敵武将を必ず倒せる。 『真・三國無双7』の自動馬乗りを実装。馬は近くに出現するため、『無双OROCHI2 Ultimate』で良く見かけられた「呼んでいるのになかなかこない」といった点は解消された。 このボタン配置に伴い緊急回避は削除された。 属性 『Chronicle』シリーズで実装された属性の重複可能な仕様が続投。本作でもその気になれば全属性を重複可能。家宝も含めて属性の敷居が下がったことにより属性格差は狭まった。 ガードさせて削りダメージを与える「烈空」が大幅に強化。今までゴミだった削りダメージが「ヒット時の本来の与ダメージ」と同等になり、削りダメージでトドメを刺すことが可能になったため、実用性が大幅アップ。 追加ダメージとともに相手を気絶させる新属性「金剛」を含め、どの属性もきちんと使い所はある。「閃光」が若干不遇だが、きちんと装備を吟味すれば他属性に勝る活躍も不可能ではない。 家宝・装備 家宝は装備アイテムとして追加。史実や過去作衣装を元ネタにしたレアアイテム、無双武将ごとに定められた条件を満たして撃破することによってドロップする。 最初はドロップ率1%だが、条件を満たして撃破するごとにドロップ率が上昇していく(条件を満たさずとも撃破すれば微妙に上昇する)。 使用後は一定時間ごとに再使用可能。基本的に各武将の特殊技の効果を他武将でも付加するような物が多い。 「一定時間、コンボ数のカウントアップ(真田信之)」や「チャージ技中に攻撃を受けても中断されない(上杉景勝)」が便利。 しかし、浅井長政と藤堂高虎の家宝はバランスブレイカーになりうる(後述)。 本作から初めて導入された新システム「武器錬金」は好評。 武器錬金とは武器を他の武将の武器に鍛え直すもの。武器に付加されている技能もレベルはリセットされるが技能自体は全て保持される。 例えば強力な武器を数多く持っている武器の中から、全く使用していないレベル1の武将に武器を分け与えるといったことが可能。 流浪演武 作成したエディット武将を用いた、本作の実質的なメインモード。各地方で戦闘を行って様々な武将と出会い、武将列伝を完成させるのがこのモードの目的。 このため従来の武将辞典は本作ではロック状態になっており、このモードで開放していくことになる。 無双武将は倒す・救援するなどで友好度が上がっていき、高くすれば武将列伝に登録・パートナーとして操作可能・会話イベントが増える、などの特典がある。 友好度が最大になれば無双武将の武器モーションが使用可能に。しかし風魔小太郎のモーションは腕が伸びるという性質上、エディットでは選択不可能。 モブ武将は戦闘に参加している全ての武将が列伝に登録される。 戦場で直接遭遇しなくてもいいため一見楽な仕様だが、本作には1000人近い武将が登場しており、戦場に列伝未登録のお目当ての武将が必ずしもいるとは限らないため、完成させるのは長い道のりになるだろう。 一部のモブ武将は仲間にでき、パートナーとして連れていけば戦闘で操作可能。レベルと能力値が設定されているため育成もできる。 戦闘は無双演武と違いミッションが最大4つ前後しかなく、神速攻撃なども相まって比較的短時間で終わらせることが出来るため、ダルさを感じることはそこまで無い。 『真・三國無双6』のクロニクルモードに近い内容とも言える。 全ての無双武将をパートナー選択可能にした後でも敵味方のNPCとして登場し続ける『真・三國無双7』の将星モードで起きた「旅団長無双」のような悲劇は無い。 メイン武将はエディット武将1人だけだが、メニュー画面でいつでも別のエディット武将に変更できる。 エンディングイベントを迎えた後は、メイン武将に無双武将も選ぶことができるようになる。 なお、メニュー画面のイベント鑑賞は最後に操作したエディット武将のものになる。 各武将のレア武器は流浪演武でも取得可能。 会話イベントは『Chronicle』シリーズに近いもので燃えるものもあれば、笑えるものもある。 特にこれまで「狂気の人斬り」という側面が強調されてきた佐々木小次郎の過去を描いたイベントや「不幸を呼ぶ女」の裏側を描いた小少将のイベント、過去作通りのほんわかしたイベントと思いきや終盤に街道一の弓取りと言われた片鱗を見せる今川義元のイベント等が評価が高い。 豊富なエディットパーツ 『戦国無双』シリーズでは最多のエディットパーツが用意されているため、自由なカスタマイズが可能。 『真・三國無双6 Empires』のものを踏襲しており、顎の長さ・顔の幅・目と目の間隔・目の形・唇の厚さ・鼻の形や角度などをいじれるため、様々な顔を作ることが可能。 えら・眉の角度など細かく調整できるというメリットが有る。本気でこだわろうとすると手間がかかるが、その分個性的なアバターが作成可能。 戦国時代がベースのゲームであるため、流石に衣装は洋風のものは少ないが、エディットの自由度に関してはファンの期待を上回る出来となった。 無双奥義発動時の漢字も設定可能。王異・司馬昭・鍾会の髪型や、関羽の髭のように『真・三國無双』シリーズに登場する武将の髪型も数多く収録されている。 一方で残念ながら声は男女それぞれ4種類とやや少ない。『真・三國無双6 Empires』ではDLCを除いても声が男女それぞれ10種類あったのでやや物足りない印象を受ける。 種類が少ないのみならず、ショタ/ボクっ娘の「生意気(男女)」や、やたらと「戦場の掟だ」を連呼する「老練(男)」などエディット武将の声に設定するには個性が強すぎる声が多い。声の高低の調節も可能だが非常にわかりにくい。 カラーエディットは『真・三國無双6 Empires』とほぼ同等で、さすがに『無双OROCHI2 Ultimate』ほど細かくは設定できない。 ゲーム機本体に保存されている画像を「奥義文字」「家紋」「肖像」に設定可能なのも特徴。 設定した画像は奥義発動の漢字、防具(衣装)、プレイヤーの顔として表示される。 『Chronicle』シリーズの主人公2つのモーションが使用可能なのも同作をプレイ済みのユーザーを喜ばせた。 厳密にはC1が神速アクションに差し替えられているので全く同じというわけではないとはいえ、同作の主人公に愛着があるプレイヤーにはうれしいところ。 エディット武将は1つのセーブデータで20人まで作成可能。 DLCでは大河ドラマ『軍師官兵衛』のコラボ衣装、『Chronicle 2nd』で配信されたエディット防具、井伊直政や山中鹿之助などの有名武将が史実で用いた個性的な兜など豊富なパーツが配信されている。 会話イベント 会話イベントは『Chronicle』シリーズ同様全編フルボイスである。 流浪演武では1人あたりイベント数は4つで、笑いアリのネタイベントから無双演武では描かれない史実に基づくイベントもある。 各武将の今までとは違う側面が見られるので概ね好評。ネタバレになるので詳しくは記述しないが、先述した佐々木小次郎の過去は一見の価値有り。 その一方で、島左近の「体で払う(*4)」や立花宗茂の「裸になれ」と言った、人によってはやや不快に思うセリフもあるので注意。 個人によっては恋愛話になることもあるが、プレーヤーの性別の区別はあまりつけていないようである。つまり、場合によってはBLや百合になるので注意。LGBTへの配慮か?(*5) 武将切り替えシステム 本作では2人の武将を切り替えながらステージを攻略していく仕様になっている。 『Chronicle 2nd』まであった任意と待機に加えて、もう一方の操作武将の近くにいる敵を攻撃する護衛が可能に。しかし、護衛に関しては有り難みが無い。 このシステムが好評なのは自分以外の操作武将に移動指示を出すことで武将を戦場各地に分散し、移動時間を大幅に短縮できるからである 「特定のメインとパートナーの協力奥義で敵を倒す」というミッションに使えなくもないが、対象の武将を倒すようパートナーに指示を出してそれに近づけば同じである。 そのため、武将に出す指示は結局のところ『Chronicle 2nd』同様、任意と待機の2つのみとなった。 ちなみに、パートナー無しは不可。この件によって弊害が生じてしまった。詳細は下記参照。 士気システムが復活 『Chronicle』シリーズに続き士気システムが復活。味方が有利であれば仲間が敗走しにくい点が帰ってきたのはもちろんだが、『Chronicle』と同じく敵が有利だと敵が大きく強化されるエリアが出現するようになった。 今回から新ユニットの「旗持兵」が登場。これが存在する強化エリアは、旗持兵を倒すことでも消滅させることができる。ただし、士気ゲージには影響しない。 ステージの進行上必要最低限のミッション以外を無視した場合でも、旗持兵を倒すやり方で戦局をある程度有利にすることも可能。 快適なプレイが可能 PS3や初期PS4の無双シリーズの中では、もっとも快適なプレイができると断言していい。 処理落ち、ステルスがほとんど無い。 「大量の敵を派手な攻撃で一掃する」というコンセプトの無双シリーズでは、敵が密集する場所では処理落ちを起こすことが頻繁に見られた。 また、数の表示限界を迎えてしまい、敵が(内部的には居るのにもかかわらず)消滅、画面内に表示される敵を片付けたタイミングで消えていた敵が湧き出すように見える「ステルス」と呼ばれる現象も多かった。 ロード時間が短い。 長い場合でも3秒程でロードが完了する。 限定的ながら、ドロップアイテムの自動取得が実装された こういったことから、本作は最近の無双シリーズに比べてストレスの溜まりにくい、スムーズなプレイが可能になっている。 賛否両論点 新武将について 発売前の評判 重要な武将や軍師はある程度揃った『真・三國無双』と違い、未登場の有名武将が相当数残っている戦国無双では武将の参戦希望が非常に多い。 しかし、『戦国無双』で秀吉や家康が操作不可能、中国・四国・九州の武将に至ってはモブすらほとんどいないなど、武将の人選は昔から疑問視されていた。 本作ではこれまで武将が少なかった地方にも登場することが発売前から明言さていた。 これにより、最上・佐竹・足利・宇喜多・尼子・三好・鍋島(龍造寺)などのまだ無双武将が誰もいない有名な大名家からも登場が期待されていた。 しかし、発売の1ヶ月前には完全新規は前述の9人であることが判明(*6)。本作ではこれらの大名家から無双武将が新登場する希望が潰えた。 前作からのブランクが長かったことも落胆を大きくさせた可能性も否定できないが…。 これは武将切り替えシステムを導入したことの弊害である。 エディット武将と実在の武将が組む『Chronicle』シリーズでは、当時無双武将が1人だけだった毛利の章と長宗我部の章も問題なく遊べた。 だが、本作の無双演武にはエディット武将が登場しないため、無双武将が1人しかいない既存勢力の強化が最優先になった。 そしていざ武将が発表されると「豊久よりも島津兄弟出してくれ」「信之?昌幸はいつ出るんだ?」と主に歴史に詳しい人から人選を疑問視する声が多数挙がった。 女性武将にいたっては以前から意外性のある人物が選ばれることが多かったが製作側の「変化球は出さない」という発言から茶々、まつ、愛姫などといったメジャーな人物を期待していた人が多かったため、落胆する声も少なくなかった。 これまで東北の武将は政宗だけだったために小十郎の登場に喜ぶ層もいたが、今風のメガネをかけた姿に首を傾げた者も多い。一応、メガネ自体は戦国時代から存在していたが…(参照)。 また、武田信玄や今川義元の下には無双武将化した家臣がいまだに1人も追加されない現状を嘆くファンも多い。 特に山本勘助や武田四天王が全員モブの武田の章では、幸村や左近が信玄の家臣として川中島で戦うという現状が変わっていない。 しかも本作では信之も信玄の家臣であるため、「武田の章も実質真田の章だろ」と言われてしまうハメに。 補足しておくと川中島の戦いは1553~1564年の戦であるため、真田兄弟はこの時元服どころか生まれてすらいない。 左近に関しては武田四天王の1人である山県昌景に仕えていたという説があるものの、それを裏付ける決定的な証拠は無い。 発売後の評判 このように発売前から色々と心配はされていたが、久秀は剽軽な性格で味があり、吉継や豊久は死亡シーンが好評なため好意的に歓迎された。 ただ、大谷吉継に関してはその個性として最も重要だろうハンセン病に関する描写がほとんどカットされて匂わせ程度になってしまっている。 もっとも、彼の病気関係は別会社だが『戦国BASARA3』で非難されたこともあり、取り扱うにはかなり難しい要素なのは事実だろうが…。 また、三成との絡みが少なめなのも史実としてもストーリーとしても寂しいところがある。 小十郎は政宗とのやりとりがホモ臭いと言われる一方で、流浪演武における綾御前との会話イベントが面白いため、賛否両論状態である。 強烈な姿で発表当時ユーザーに衝撃を与えた小少将は「見た目は変だけどだんだん好きになった」という声も少なくない。 しかし、「本能寺や関ヶ原、大坂の陣にまで出てくるのはやめてくれ」という意見もある(実際に西軍関ヶ原や大坂城で操作可能)。 アクション 神速攻撃 派手なモーションで移動間の退屈さも緩和できる優れたシステムであるが、あまりに早すぎてモーションがわかりにくいことがある。 便利な反面、チャージ攻撃の多様さが死んでいるという声も。これは後述の通り旧モーションに限界が来ているのもあるが…。 故に「シリーズ史上最高の爽快感」と評価する一方、雑兵には神速攻撃で充分な環境を作り出したために「逆につまらなくなった」と削除を希望する人も少なくない。 『4-II』以降では神速攻撃を弾く盾兵が実装され強化エリア内では使いにくくなる様に調整されたが、依然として高性能すぎることに変わりはない。 ステップ ガードを押しながらジャンプで発動、ガードを維持しながら入力方向へのすり足移動という『3』から受け継いだアクション。 本作では発動するたびにジャストガード判定が再カウントし、ガード弾きから殺陣に派生できるので有用。 しかし背後からの攻撃を防げないのはもちろん、下記の影技回避暴発のせいで少々癖あり。 ダッシュ攻撃 従来のいくらか走ってからの発動は廃止され、影技回避からの派生技になった 当たれば殺陣に派生できる便利技になった反面、ステップから暴発することも多く、硬直も長いため賛否が分かれる。 熟練度 レベルとは別に、通常攻撃、チャージ攻撃、神速攻撃、特殊技を使用した分だけ強化されるシステム。 強化することで目に見えて技の攻撃力と範囲・速度が強化、一部の特殊技は効果時間延長が行われるため育成する甲斐はあるが、いくらか問題がある。 戦国無双共通の謎の仕様、死体蹴りではゲージが溜まらない仕様が熟練度にも適用されているため、火力を上げすぎると逆に熟練度が上がり辛くなる 特殊技は特に上げ辛い。持続系は効果時間中に何でもいいので攻撃することで熟練度が上昇するが、特殊技が攻撃系の物はかなり面倒。 逆に言えば主力にならない技は無理に上げる必要が無いともいえる。 不評なムービー 「黄昏」:山崎の戦いで敗れた光秀は敗北後に大の字で倒れながら力尽きるだけというものになってしまっている。 とはいえ史実でも光秀の最後は歴史に名を残していない落ち武者狩りの犠牲になったという説が有力なので、むしろ単調な死に様こそふさわしいかもしれない…が、本作の信長と光秀の関係を考えるとそれが無念とも言え、ムービーで見せる安らかな表情とは結び付けない。 「天下統一」:小田原征伐(1590年)で氏康も大の字死亡をとげるが、史実では1571年に没しているため、19年も延命されている。 娘の早川殿が泣いているものの、生きている筈の無い氏康がこんな形で死んでも感動することの出来ないユーザーが多かった。 『戦国無双3 猛将伝』にある風魔小太郎の章での氏康の最後が好評だったため、前作からの落差にガッカリした者も。 「大器に触れて」:第一次上田で敗北した家康を追い詰める信之に対し、何故か家康は余裕の表情で信之に稲姫を紹介。 信之は困惑した表情で棒立ちのまま家康と稲姫を逃がすが、困惑したのはあまりの不自然さに呆れたユーザーの方だろう。 追い詰められた状態でも余裕を見せる家康の器の大きさを示すにしても他に見せ方があったのではないだろうか…。 容量の都合で本作ではそもそもプリレンダも実機もムービーの数が少なく、その代わりに棒立ちの会話イベントが無双演武でもかなり多い。 多くの子供に囲まれて隠居生活を送る官兵衛や、お市と勝家の最期など「そのイベントはムービーで見たかった」と思ってしまうようなものも多い。 流浪演武でのレア武器取得 各武将のレア武器は、従来通り「難易度 "難しい" 以上で、特定の合戦で特定の条件を満たす」以外に、流浪演武でも取得することができる。 流浪演武は進行率が一定以降であれば出現するミッションをクリアするだけで、プレイヤーの分とパートナーの分のレア武器を必ず取得できるようになっている。 確かに、本作のレア武器取得はただでさえ数が多く、本来の条件も従来と比べて厳しめであり、『真・三國無双7』のようにギャラリーで取得条件を確認することもできない。そのため、救済措置自体は存在しても問題はない。 しかし、難易度「易しい」でも取得できるのはさすがにゲームバランスを崩壊させており、今までの「高難易度で条件を満たしたご褒美」としての価値がなくなってしまった。 流浪演武中のレア武器を獲得できる戦闘は回数の制限が無く、出現する条件を満たせば何度でも挑戦できるので、やり方次第では全ての無双武将&新武将のレア武器をこのモードで取得できる(*7)…かなりの作業になるが。 DLC 「外伝の章」こと追加シナリオは概ね好評。 特に終始ハイテンションの直江兼続とメガネ担当の片倉小十郎が実況解説する「東西無双合戦(東軍)」や、悪夢のような戦場で濃姫・蘭丸・光秀が反逆者から信長を守りぬく「真・信長包囲網」に加え、史実の石田三成襲撃事件を大胆にアレンジした陽気なお祭りシナリオ「三成失踪事件」は評価が高い。 …のだが、「三成失踪事件」での加藤清正には以前から物議をかもしていたねねに恋愛感情とも捕らえかねない台詞(通称:ねねコン)をさらに拍車をかけた台詞があるため、「気持ち悪い」「やりすぎだ」という意見も少なくない。苦手な人は注意が必要である(*8)。 そして毎度お馴染みの「魔性の美女決定戦」に加え、今回ようやく逆パターンの「天下の色男決定戦」も追加。こちらはこちらで森蘭丸や上杉景虎などの美少年がいじられる、真田信之が「ブラコン」と取れる言動をするなどカオス極まりなく、やはり好評。 特に「魔性の美女決定戦」での森蘭丸の始終戸惑いながらも途中でノリノリで女口調で実況する様はぜひプレイして確認していただきたい物となっている。 追加武器は簡単にレア武器と同等、もしくはそれ以上の最強武器が手に入り、武器厳選の手間も無くなるためにライト層には好評。反面この手のDLCの宿命か「お手軽すぎてゲームの寿命を縮める」という声もある。 新武将向けの追加エディットパーツは非常に数が多く、全部購入しようとすると相当な金額になる。 追加BGMは数こそ少ないものの、アレンジがよく好評。 追加軍馬はただ見た目が変わるだけであり、松風より性能が劣ることも相まって「買う価値が感じられない」と不評の声が多い。 DLCの特別衣装 『戦国無双』シリーズでは初となる「ネタ衣装」が本作から導入された。 『真・三国無双』シリーズでは『6』から始まったネタ衣装の配信だが、魏軍の警察関連衣装や『6』の学生服等と比べて本作は統一感が無い上に女性と幸村と三成のみ配信である。 女性の衣装は一部の層に媚びたものが多く、風俗嬢のような衣装もあるため不快に感じるタイプと喜ぶタイプに分かれている。 また、過去作コスチュームの配信が、初代『戦国無双』のものしか行われていない。 石田三成と島津豊久には兜無し衣装があるが『真・三國無双6』の夏侯覇などには(ストーリーの関係でもあるが)最初から兜の有無が衣装変更で搭載されていたのに対し、こちらは雑誌のプロダクトコード(6/19以降はDLCで配信)で追加される課金要素である。 また、豊久は前述のムービーのこともありこの兜無し衣装の存在に突っ込まれている。 もっとも、これらの衣装はあくまでオマケであるため、好意的に捉えることができないならDLしなければいいだけのことである。 問題点 無双演武で操作不可能な武将の存在 阿国・今川義元・石川五右衛門・宮本武蔵・佐々木小次郎らは無双演武では操作不可能である。 この5人は流浪演武に会話イベントが存在するため、前作のような模擬演武専用という最悪の事態は避けることが出来た。 これを、後先考えず戦国武将でもない人物を初代から登場させてきたツケが回ってきたと捉えるか、無双演武が勢力別になったからと捉えるかはプレイヤー次第。 義元が操作不可能なので、当然今川の章は収録されていない。 早川殿は史実では氏真(義元の息子)の妻であるため、発表当初は北条の章だけでなく今川の章でも操作できると期待されていた。 しかし、本作では氏真の妻という設定は無かったことにされているので、「じゃあなんのために出したんだ」と言われることに。 早川殿の母は義元の妹であり、作中で彼女が「私はお母様に似ている」と言っているため、今川と北条の繋がりには触れられている。 しかも、操作不能でありながら5人ともNPCとして無双演武に登場するため、桶狭間で戦死する義元はともかく他の4人は「登場するなら…」という意見も多い。 武蔵と小次郎はどちらも味方側NPCでも登場するため、余計に無双演武で選択不能なことに疑問が残る。 モーション・アクション シリーズ10周年ということもあってそろそろ武器モーションが一新されると期待されていたが、ベースは変わっていない。特に初代からの武将に関しては10年前からほとんど変わらないアクションを使い続けなければならないことに不満を感じる者も。 モーションを完全に一新しようとしたら『真・三國無双6』のように一部コンパチになっていた可能性も否定できない。 しかし、『真・三國無双』はモーションが一新された『5』を皮切りに性能が底上げされてきたのに対し、本作はPS2やWiiがベースのモーションを使い回しつつ強力な新技を後付けする形が続いているため、尚更不満点として挙げられやすい。 旧モーションと本作で追加されたモーションの性能差が激しい。 新モーションは全体的に衝撃波を多用して性能を底上げしていたり、神速アクションは派手なモーションのものが多く、昔から変わっていない通常攻撃やチャージ攻撃の動きがやや地味に見えてしまう。 顕著なのは殺陣攻撃。旧キャラは旧作から完全に流用しているが、旧作から問題だった殺陣攻撃に派生してもトドメを刺せない場合があるという問題点に対しては何ら対策されていない。 特に通常攻撃タイプの既存キャラは神速アクション以外の追加アクションに乏しいのも。 チャージ攻撃で特殊技をキャンセルできるものの、通常攻撃の〆やジャンプチャージは不可能。問題点というよりは惜しい。 前作と比較して練技ゲージが溜まり辛く、ヒット数補正もかなりマイルド。影技が使いづらくなり、もどかしさを感じる。 無双奥義 連続攻撃と〆技が噛み合わない、〆技が強力ゆえに、連続攻撃をなくして〆技だけ出せばいいのではという意見も存在する。差別化に失敗してるとすら言える。 毎回カットインが入ってテンポが悪い。 『真・三國無双』シリーズでも無双乱舞発動時にカットインは入るが、あちらに比べてカットインの時間がやや長いため相対的にテンポが悪いと感じてしまう。 皆伝も含めてだが、カットイン中にパートナーが動く パートナーが近くにいる場合は大抵奥義を当てたい対象へ攻撃してる場合がほとんどで、奥義のや皆伝の範囲から逃してしまうことが少なくない。 このせいで協力奥義を狙うとき以外はパートナーはメインと別方面を分担させることになる。 馬 最強の馬でおなじみの松風でも、あまり速くない。神速攻撃で雑魚を蹴散らしつつ進むのが一般的であるため、馬の価値が相対的に下がった(*9)。 とはいえ騎乗自体は旋回が強化され、徳川家康やガラシャなどの属性付きチャージ攻撃は相変わらず有用。 ちなみに、馬はステージクリア数に応じて順次よろず屋に追加されるが、松風は無双演武のみ全てクリアしても販売されない。 無双演武におけるクリア数はクリア回数とは異なるため、流浪演武にてクリア数を稼がないといけない。 馬呼びは、静止中は過去作と同じ口笛を行うが、本作では静止中以外ではノーモーションで発動できる(これは『真・三國無双7』と同じ)。 要はわざわざ隙を晒す口笛モーションが邪魔になってしまったこと。差別化とみるか劣化とみるかで意見は分かれるだろうが、アクションを阻害しているのは間違いない。 敵武将の挙動難易度が低いためあまり問題視されてないが、仕様だけならかなり厄介な性質を持つ。 『真・三國無双7』同様、受け身がかなりきつい とくにチャージ攻撃タイプの一連の攻撃が繋がらず、途中で受け身を取られる場合もある。 本作の場合は攻撃速度を一時的に上げるアイテムで強引に受け身をさせずに攻撃することが可能であるものの、基本的に有限なのでそこまでしないとダメなのは調整として正しいとは言えないだろう。 敵の体力が一定以上の時、無条件でアーマーが付く 影技や無双奥義、ジャストガードなどで崩すことが可能。崩しを意識させる仕様ではあるが、乱戦だと駆け引きを通り越して鬱陶しさを極める。 敵武将の攻撃が厄介 本作で高速化した影技、追加された影技回避や神速攻撃を使用するようになっている。これは難易度が上がるほどに頻度が増すためジャストガードを狙う戦法がやり辛く、場合によっては距離を離されて鬱陶しい。 また、前作では敵総大将に限って練技ゲージが表示されたが、本作では表示されない。 難易度 難易度は易しい、普通、難しい、地獄の4つから選択可能。しかし地獄が言うほど地獄ではなく、肩透かしを食らったプレイヤーは多い。 理由は敵の攻撃頻度が他の難易度とさほど変わらず、加えて本作は敵武将が無双奥義を使わないなどあまり苛烈でない。神速アクションの使い勝手が良すぎるなど、システムが分かれば被弾することもかなり少ない。 神速アクションで敵兵を薙ぎ払い、溜まったゲージを武将相手に放出していけば良いだけの場面が多い。旗持ち兵もその過程で巻き込んでついでのように倒してしまうこともしばしば。 神速アクションのモーションのわかりにくさもあり、「いつの間にか敵が死んでいた」という場面が多い。 敵の士気が高い場所ではそれなりにキツくなるが、本作の時点では難易度を問わず、ほとんどのステージに旗持兵が必ず存在するため、地獄であっても敵の士気エリアを簡単に削ぎやすい。それ故に「地獄なら旗持兵はいなくてもいいのでは」と感じるプレーヤーも多い。 さらに、「浅井長政と藤堂高虎の家宝を交互に使用する(無双ゲージが1マス以上で、装備武器+特定の属性がほぼ全攻撃で100%発動)」「3種類ある"修羅"(*10)を一定時間付与する家宝を連続で使っていく」「"克己"持ちの武器を装備し、勲功お守りと無双極意を使用」などするとバグめいた強さになってしまう。 「技能・アイテム・家宝を自重しなければ全員Sランク。全員最強クラスのため、強さを決めることができない」と称されるほどである。キャラ格差・武器技能格差の抑制にもつながっているため、キャラゲーとして考えればアリなのだが…。 よって本作の難易度はスリルを味わいたい者にとってはかなりぬるい設定となっている。初代『戦国無双』と比べると同じシリーズ作品とは思えない程の歴然とした差がある。 一応、西軍関ヶ原などステージによってはそれなりにキツさを体感できるものの…。 一応、技能・アイテム・家宝を自重してさらに難易度を「地獄」にして影技や神速攻撃を封印する、あるいは極めつけは初期状態でいきなり「難しい」「地獄」に挑むなど、徹底的に縛って難易度を強引に押し上げることは可能。 もっとも、ここまで縛った所で結局敵の攻撃頻度が低いのはそのままだし敵の攻撃も当たらなければどうということはない。当たれば流石に痛いが…。 武器と技能 技能とは武器にランダムで付加されている付加効果のことで、攻撃力を上げる猛攻や防御力を上げる堅守等、複数の技能が存在する。 技能自体には1~5までレベルの概念があるが、武器ごとに最大値がランダムで決まっている。技能珠というアイテムを消費することで、技能のレベルを上昇させることが可能。 これら技能の中には飛び抜けて強力なものや使いものにならないものが存在し、バランスが取れていない。 特に克己は階級上昇時、または階級が最大の50でも功績(経験値)の一定量蓄積毎(*11)に能力が武将ごとの上限を無視して大きめに成長し、さらに1000人撃破時と同じく一定時間各種能力が2倍などの一時強化状態になるというもの。 一見どういうことかと思われがちな技能だが、特に携帯道具「勲功お守り」と克己+無双極意を組み合わせると容易にバランスを崩壊させる。 1.一定時間撃破した敵が25%の確率で経験値の巻物を落とす「勲功お守り」を併用した状態で無双極意を使用。 2.巻物を拾うことで操作キャラの経験値が戦闘中に急速に上昇。 3.レベルアップをする度に克己の効果で一定時間攻撃力・防御力・移動速度・攻撃速度が上昇&練技ゲージが最大で固定される≒無双極意状態が維持される。 4.絶え間なく巻物を拾えればステージクリアまでほぼ永久に無敵状態 能力強化状態を維持できる。 5.ステージをクリアする頃にはレベルが10~20上昇している。 この克己は全キャラのレア武器とDLC武器に例外なく付加されているので、超強力であることは公認と取れるが「デザインは好きだけど克己のせいでヌルゲーになるから使いたくない」と思う者も。 仮に無双極意やお守りを縛ったとしても能力強化が非常に強力過ぎる上、キャラクターを限界まで成長させるには克己は使用せざるを得ないという問題もある。 本作は『戦国無双3』(無印版)と同じく、武器の技能をあとから操作する手段が一切存在しない。まさかの退化である。 技能の種類は計40種あるが、武器の技能枠は8つのみ。その技能枠も全て埋まるとは限らない。 武器錬金システムにより他の武将に武器の譲渡が可能にはなったが、目利(良い武器を得やすくなる技能)レベル5を駆使しても理想の武器を拾うのは絶望的。 結局はどの武将もレア武器・DLC武器(技能8つ、猛攻(武器攻撃力アップ)+属性+その他の組み合わせ、技能レベル4~5)で妥協することが多い。レア武器・DLC武器を超える逸品を求めるのは骨が折れる。 相変わらずだが武器の所持数は8個が上限。レア武器も別枠ではないため、すぐに手持ちの武器が一杯になってしまう。 溢れた場合は破棄ではなく解体≒売却にしてくれるので、そこまで無駄になることはないが…。 家宝の取得 アイテム装備画面で条件は全て明かされているが、いちいち画面を切り替えて1つずつ確認せねばならず相当見難いものになっている。 一応、未入手の物は敵将リストの名前の後ろに玉手箱が表示されるが、肝心の取得条件は表示されず、暗記しておく必要がある。 初期状態ではどの武将もドロップ率1%。ドロップせずとも条件を満たして撃破することによりドロップ率が大幅に上昇する(条件を満たさずとも僅かながら上昇)。 属性攻撃で該当武将を撃破することを要求される家宝も多いが、家宝狙いの場合持っていくアイテムが大きく制限されることになる。 特にレベルが低くアイテム枠が少ない時は辛い。 撃破前に中断セーブをし、落とさなかったらやり直すことで家宝ドロップを狙うことは可能。ただし、総大将などの撃破が勝利条件の場合はゲームそのものをリセットする必要がある。 ボリューム不足と描写不足 本作では無双演武が64話とやや少なく、関東三傑や長政ら地方大名による天下統一や関ヶ原の西軍勝利と言ったIFストーリーも無い。 『真・三國無双7』は猛将伝抜きでも88話あるため、最近の作品と比較した場合の物足りなさはどうしても否めない。 織田を除いた各地方シナリオの話数は4~5と、勢力別ストーリーを採用した割には少なすぎる。 今までは1人5話のストーリーがあった。2人以上の無双武将を一纏めにして勢力を作っているのに、話数自体は従来の1人分相当になっているのである。 天下統一の章で出番があるはまだしも、戦国時代前期に活躍した武将の生き様はほとんど見られない。 地方シナリオは基本的に最後まで話をやらず「秀吉が大軍で攻めてきた」「俺たちの戦いはこれからだ」といった打ち切りのような終わり方をする。 冬と夏の2回ある大坂の陣は『Chronicle 2nd』では両方収録されていたが本作では1回に統合されており、夏の陣から始まる。 伏見城の戦いや杭瀬川の戦いなどがなく小田原征伐から一気に関ヶ原へ行くため、ある程度歴史に詳しいプレイヤーには違和感や唐突感を抱く者も少なくない。 基本的に破天荒な展開は少なく史実に準拠しているが、その分「信長上洛戦」にて播磨国出身のはずの黒田官兵衛が美濃周辺に出撃する、「紀州征伐」に遥か遠国の毛利軍が元就自ら登場する、「山崎の戦い」へ仮にも大名の長曾我部元親が明智軍援軍として出てくる、「関ヶ原の戦い」に史実では九州にいたはずの加藤清正が登場するなどの描写に違和感がある。 相変わらず真田幸村・真田信之・島左近が武田信玄配下となっている点、大谷吉継が浅井長政に仕えている(*12)点なども合わせ「史実とオリジナルのどっちつかずになっている、どちらかに徹底すべき」という批判も存在する。 本能寺は光秀側のみ、賤ヶ岳や小田原征伐などは秀吉側のみプレイ可能なため、史実では敗北する側の視点でプレイ可能なステージが少ない。 『真・三國無双』ではおなじみである、模擬演武(フリーモード)における両方の勢力側でのプレイも不可能。 特に織田の章に顕著だが入れ替わりが激しい、「この武将を気に入った、次のステージでも使おう」とすると次のステージでは出撃武将リストにないことも多い。話を追おうとすると別の章へと飛ぶことも。 織田の章から始めた場合、本能寺で元親・小少将(*13)・ガラシャ(*14)と初登場が続出する。 武将が増加したのに話数が減っているので必然的に出番の少ない武将が増えている。 テーマの関係もあって、全体的に秀吉や家康がかなり美化されて描かれている一方、信玄や謙信はかなり出番が少なめ。 信長もせっかくメインとなる織田の章があるにもかかわらず使用できる機会があまり多くなく、作中でも「織田に天下は統一できない」と散々こき下ろされるなど、あまり扱いが良くない。 悪役として見ても、信長を真っ向勝負で打ち破るシュチュエーションのステージがほとんどない。 結果的に描写が少ないまま死亡してしまう武将が過去の作品と比べて多くなってしまい、あまり感情移入ができない。 例えば謙信、信玄、利家、勝家などはナレーションや戦闘終了後の棒立ちの会話イベントで死んでしまうため、悲壮感が感じられない。 これにより本作からの新武将以外の結末はあっさり済まされているという印象をどうしても持ってしまう。 高虎は最初に仕えた長政時代から一気に家康時代まで飛んでいるため主君を変えたのは一度だけのように見えてしまう。 小牧・長久手の戦いでも高虎は何故か徳川軍に属している。 天下統一の章では九州征伐後に小田原攻めとなるのは自然な流れだが、「秀吉に従わない勢力は伊達と北条だけとなった」と解説された直後に選択可能武将に伊達政宗と片倉小十郎が入っているため違和感がある。 史実を鑑みればここで伊達軍が小田原攻めに参戦すること自体はおかしくないが、ゲーム内の描写だけだと唐突すぎる。この点は『2』において政宗遅参のムービーが作られていたこともあり尚の事槍玉に挙げられやすい。 一応今作にも同様のムービーがあるものの、そのムービーが流れるのはキャラクター選択後。このムービーをナレーションの直後かキャラクター選択前に入れておけば良かったのではないだろうか…。 小少将や柳生宗矩、お市のようにシナリオは面白いのだが四国・織田・天下統一・真田など各所に話が飛んでいる武将も多い。 流浪演武の問題点 全地方解放後は飽きやすい。 店での購入可能防具・馬はすぐにコンプリートしてしまうこともしばしば。行商人から購入できるレア防具を狙おうにも出現率が低い。 また、購入できる防具は男女別のため、両方揃えるには操作する新武将を切り替えねばならず面倒。行商人は一度接触すると消えてしまうのでさらに厄介。 会話イベントを見たい際に戦闘マスで道を塞がれることが多い。また、移動してプレイヤーを狙ってくる武将が居た際は接敵されて、さらにストレスが溜まる。 一応、移動してプレイヤーを狙ってくる武将はパートナーを対応する無双武将にすることで排除することができる(操作可能になった後のみ)。 もしくは指南所・よろず屋に入ることでアイコンを再配置することもできる。指南所・よろず屋に戦闘マスが被さっていることも多いが…。 先述の低難易度もあり、そのうちに戦闘が面倒になってきてしまう事も多い。 武将同士の特殊セリフは今一つ充実しておらず、因縁が有りそうな武将同士で接触しても汎用台詞が出るだけ。『Chronicle』シリーズのように充実していれば単調さも大きく変わったのだが…。 地方間の移動がやや面倒。 たとえば、東北から九州まで移動しようとすると1マスずつ移動していくしかない。幸いマスはそれほど多くないが、先述のように戦闘で道を塞がれたり、プレイヤーを狙ってくる武将を避ける必要があることもしばしば。 船での移動などができれば楽だったのだが…。 会話イベントはあまり操作武将の男女の区別を付けずにシナリオが書かれている(雑賀孫市のみ例外で男女別)。 そのため、BLのようなイベントが発生することもしばしば。特に立花宗茂、森蘭丸など。もちろん逆パターン(百合)もあり。 戦闘後に友好度が一定を超えた場合、即座に会話イベントが発生することもあり、イメージと違った形で初回イベントを迎えてしまうこともある(*15)。 そのため、会話イベント狙いでイメージを重視する場合、操作武将を切り替えにくく、飽きに拍車が掛かってしまうことも。 ミッション ログの溜まりやすさ 戦況報告のログが非常に溜まりやすい。 敵優勢イベントのログが相当後になってから発生する事が多く、既に敵士気が低下している画面内の状況と合わない状況が多い。 ログ溜まり状態だと無双演武においても敵武将との会話が発生しなくなることがある。 ミッションの関係上、手早く撃破せざるを得ないことも多く、せっかく用意された会話も確認できないことが多い。 これは本作に限ったことではなく、無双シリーズではよくあることであり、未だに改善されていない。 ミッションも過去作と比較して発生保障が用意されていることが多くなったものの、一部ミッションはログ蓄積で発生自体しないことも多い。 相変わらずのミッションのお使い間に関しては今更か。 その他小さな不満点 上記の問題点と比べてプレイに支障を来すようなものではないが、ガッカリしやすい点。 BGMの変更機能 。 無双シリーズは『三國』『戦国』『OROCHI』問わずBGMが好評なゲームでもある。 クライマックス時に流れる「戦神」を初め、本作で新たに追加されたBGMそのものは好評。 ここで問題となるのが、合戦準備画面で変更可能なBGMが下記の曲と本作の主題歌である黒夢の「Reverb(*16)」しかないことである。 しかも、過去作で使われていたBGMもDLCで殆ど配信されておらず、変更可能なBGMは10曲にも満たない。 6/20時点で配信されている過去作のBGMは「戦国無双」「花の都・改」「川中島・改」「大坂城・改」「炎上・改」とかなり少ない。 ちなみにこれらの曲は過去作のアレンジであるため、結局のところ原曲そのままで配信されているBGMは無い。 これはプレイに支障を来すような問題点ではないが、『真・三國無双』や『無双OROCHI』と比べて本作は配信数が少ないのでシリーズ経験者から不満が生じた。 せめて『真・三國無双7』のようにカスタムサウンドトラックに対応していれば良かったのだが、残念ながらその可能性は発売前に公式の質問回答によって否定されていた。 また、無双極意発動時に強制的に無双極意専用のBGMに切り替わってしまうことに不満を感じるユーザーも多い。 特に上記のとおり、「戦神」は好評なBGMで、無双極意専用BGMに切り替わるのが嫌で一度も無双極意を発動せずにステージクリアするユーザーもいたとか。 本作では武将能力初期化が廃止された。『4-II』や『真田丸』でも武将の初期化は残念ながら不可能。 よって初期能力でやり直したいのなら新たにセーブデータを新規作成するしかない。 新武将は削除することで事実上の初期化となるが当然キャラ作成のやり直しとなる。もちろん項目ごとに数値をメモっておかないと再現は非常に困難なのは言うまでも無い。 こちらも難易度が低いためあまり問題視されてないが緊急回避が削除された。 ワンボタンで咄嗟の回避行動が不可能になったので悪く言えば防御をないがしろにされた上に戦国無双ならではのアイデンティティを捨てたに等しい。 もっとも、本作の難易度では緊急回避があった所で使用頻度は必然的に低くなるのは想像に難くないが、一部の古参からは不満の声も上がっていた。 ステージ 違うステージなのにマップの構造が同じというケースが多い。 長篠と石垣原、遠江と小谷城と掛川城、手取川と神流川、本圀寺(六条合戦)と人取橋等はそっくりそのままである。 また、天目山と桶狭間、川中島と四万十川のようにマップの向きを変えただけで結局一緒というようなステージもいくつかある。 BGMと合わせて、「これはどこのステージ/BGM」といった印象には残りにくい。 ミッション制(士気によるエリア強化)を重視したマップ造りをしたのか、『2』の関ヶ原のような広い場所を持つステージが少なく、やたら道ばかりのステージばかり。 ただし、ステージ自体の面積が狭いわけではない。 武将リスト 模擬演武やよろず屋での武将一覧の並びが、「無双シリーズに参戦した順番」というよくわからないものになっている(*17)。 勢力別になっていないため、幸村と信之がかけ離れた場所に配置されているなど、ぱっと見で誰がどこにいるのか非常にわかりづらい。 シリーズを通してちょっとずつ子飼いの武将が増えてきた豊臣に至ってはあちこちに所属武将が散らばってしまっている。また、顔アイコンも小さめ。 慣れればどうということはないとはいえ、55人もいるので所属勢力別に並べるなどのわかりやすくする配慮は欲しかったところ。 PSV版の不具合(改善済み) 発売当初からPSV版で流浪演武プレイ中にC2エラーによる強制終了が頻繁に発生する件が多く報告されていた。 ステージをクリアする度に使用するエディット武将を別の性別の武将に変更すればエラーにならないという一応の回避手段が発見された。 しかし、この回避手段は2chの本スレで報告されたものであり、公式サイトから対処法については報告が無かった(エラーがあること自体は把握していた)。 自動馬乗りも戦国無双では初めて導入されたが、背面パッド左上をタッチ ホールドという仕様。しかも本当に背面パッドの端の端であり、PCH1000タイプの背面パッドが広いものでは持ち方によっては間違って触れてしまいやすい。 そのため、戦闘中に誤って馬を呼んでしまい、乗るつもりのない馬がプレイヤーの周囲を走り回るという鬱陶しい光景がおきることになった。 PSV版『真・三國無双7 with 猛将伝』ではタッチスクリーンの右下をタッチするだけという仕様だったが、本作のPSV版はスクリーン右下が無双極意の発動に使われるため、馬呼びに背面パッドが割り当てられた。 また、発売当初はキーコンフィグで変更することも不可能だったが、流浪演武のC2エラーと共に4月7日のアップデートで可能な仕様に改善された。 総評 奇をてらった新キャラ、少ない話数、一新されないモーションと言った今回の問題点・賛否両論点は長期間新作を待った古参ファンから見て期待外れだったものが多い。 しかし、『Chronicle』シリーズのいいとこ取りや自由度の高いエディット、痒いところに手が届くようなシステム、新アクションによる過去最高の爽快感の実現、致命的なバグやフリーズも無し、総合的に見れば充分良作である。 前述の通り難易度は低い方なので、本作は無双シリーズ初心者にオススメできる一作と言える。 PSV版『無双OROCHI2 Ultimate』はステルスが、PSV版『真・三國無双7 with 猛将伝』は処理落ちと音割れが酷かったので本作も発売前に色々心配されていた。 しかし、本作のPSV版はグラフィックもそれなりに美しくステルスも少ない上にどのステージでも1000人斬りが簡単に達成可能。処理落ちも少なく音割れも無い。 発売当初あったユーザー泣かせの不具合も今は修正されているので、ようやくPSV快適に遊べる無双シリーズ作品ができたと言ってもいいだろう。 ただし、上記の通り難易度がかなり低いので手ごたえのあるゲームをやりたい人には到底おすすめできる作品ではない。 余談 TVアニメについて 無双シリーズ初となるTVアニメが制作され、『真田の章』が本作発売の翌日、3月21日に放送された。 完全版アニメが収録されたブルーレイディスクが本作のアニメボックス・トレジャーボックスに収録されている。 第一次上田城の戦いがメインで話の流れは本作が基になっているので悪くはないが、肝心の戦闘シーンの出来は褒められたものではない。 また、本作独自の脱モブ武将として「徳川秀忠」が登場しているが、主人公である幸村を持ち上げるために性格容姿その全てが醜悪に描写されており、視聴者からの評判は最悪だった。 この点は『4』をベースにしたスピンオフ『戦国無双 ~真田丸~』で秀忠のキャラデザインの全てが変更、改善され解決している。 販促効果があったのかどうかは不明である 本能寺の変・四国説について 明智光秀が謀反を起こした理由はいまだ解明されていない。本能寺の変については諸説(*18)あり、日本史好きの間でも議論されることが多い。 しかし6月23日、四国の大大名長宗我部元親が光秀の家臣斎藤利三宛に本能寺の変が起きる約10日前に出した手紙が岡山の林原美術館で発見された。 この手紙は本能寺の四国説を裏付ける有力な手がかりになり得るものであり、マスコミ各社もこれを報道した。 6月24日のフジテレビのスーパーニュースでもこの件が取り上げられたが、報道の際に本作の本能寺のムービー「背ききってみせよ」が使用された。 中央競馬とのコラボについて 本作の発売から2ヶ月後の2014年5月末からコーエーテクモゲームスとJRA(日本中央競馬会)のコラボの一環として、第81回東京優駿(日本ダービー)のプロモーションの一環として本作のキャラを使用した特設サイト『ダービー無双』がオープンしていた(参照)。 その後の展開 2021年2月18日にNintendo Directにて、シリーズ最新作にして7年ぶりのナンバリングタイトル『戦国無双5』が発表された。 『5』ではシリーズがリブートとなり、過去作からストーリーとキャラクターそしてビジュアルが一新され、若き織田信長と明智光秀の2人の視点から物語が描かれる。 対応機種はSwitch/PS4/One/Winで、CS機版は2021年6月24日に発売。Win版は同年7月27日にSteamで配信された。詳細は作品ページを参照。 戦国無双4 DX 【せんごくむそうふぉーでぃーえっくす】 ジャンル タクティカルアクション 対応機種 プレイステーション4Nintendo Switch メディア 【Switch】ゲームカード【PS4】BD-ROM 発売元 コーエーテクモゲームス 開発元 コーエーテクモゲームス(オメガフォース) 発売日 【Switch/PS4】2019年3月14日 定価 通常版 / ダウンロード版 / 15周年記念版【Switch/PS4】6,380円 / 6,380円 / 16,280円 プレイ人数 1~2人 インストール(ダウンロード容量) 【Switch】9.2GB【PS4】21.49GB レーティング CERO B(12才以上対象) コンテンツアイコン 暴力・セクシャル・犯罪・言葉 備考 オンラインマルチプレイはPS4版のみ 判定 良作 概要(DX) 『戦国無双』シリーズ15周年を記念して、『4』に既出のDLC150種類以上を組み込んだ廉価版。 『戦国無双 ~真田丸~』と『無双OROCHI3』のセーブデータがある場合、お金と技能珠が追加になるセーブデータ連動特典も備える。 DLCは全て含まれているが、著作権の関係で真田丸関連の衣装及び、家宝の「黒い羽」と「真田の魂」は未収録。 また、DLCは最初から全て解放済みとなっているが、DLC武器は無双演武で何らかの条件を満たす必要がある。 公式には「天下統一の章」「外伝の章」のクリアが必要とされているが、それ以前でも出現したという報告があり詳細な条件は特定されていない。 無印より若干安い上にDLC込なため、今から買うのであればこちらを推奨…したいところであるが、PS4版は『4DX』収録のDLCを『4-II』以降に流用できないという罠も存在する。 ゲームそのものに影響する部分限定でも、そもそも武器システムが異なる都合で追加武器フルセットは別タイトルで別途購入する必要がある(*19)。 PS4版では4K出力にも対応している。 Switch版は『4-II』が発売されていないため、DLC引き継ぎに関する問題は気にする必要がない。 また元々良質な移植であった『真田丸』と比べるとさらに最適化されており、非常に短いロード、安定して高いフレームレートと敵の出現数を両立している。 2024年5月14日にはSteamでWin版が配信開始。今までの『4』系列のWin版はすべて日本語未実装だったため、数年越しで事実上初のWin日本語版リリースとなる(*20)。
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戦国無双4 Empires 【せんごくむそうふぉー えんぱいあーず】 ジャンル タクティカルアクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3プレイステーション・ヴィータ 発売元 コーエーテクモゲームス 開発元 コーエー(オメガフォース) 発売日 2015年9月17日 定価 通常版 / ダウンロード版 / プレミアムBOX【PS3/PS4】6,800円 / 6,000円 / 10,800円(税抜)【PSV】5,800円 / 5,143円 / 9,800円(税抜) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 良作 ポイント 『2 Empires』準拠に戻った人間関係を重視した新システムエディット武将もイキイキと活躍 無双シリーズリンク 概要 特徴 評価点 問題点 総評 概要 シミュレーション要素を備えた『戦国無双4』の派生作品。無双武将は『戦国無双4-II』で初登場の井伊直政を加えた56人が参戦。 前作『戦国無双3 Empires』が不評だったためか、ゲームシステムを『戦国無双2 Empires』のものに戻しそこに『4』ならではの新要素を加えている。 特徴 主なゲームシステムは『2 Empires』に準ずる。戦闘システムは『4-II』に準拠し、アニメ版からの要素も続投。 人間関係 『4』の操作武将切り替えシステムを利用するための本作の目玉。『2 Empires』では総大将しか操作できず、本作でも基本的にはそうなのだが、武将同士の間に特別な人間関係が芽生える事があり、その武将を総大将・プレイヤーにすれば戦闘の際に関係が生まれた武将と操作を切り替える事が可能。 人間関係は「親友」「夫婦」「盟友」「師弟」「忠臣」などがあり、戦闘で発生するミッションを達成すれば関係が進展していく。 特別な関係になった武将を同じ部屋の奉行にすると効果がアップ。また、戦闘で接近すると奮起してステータスがアップする。 また、戦場で最初に操作する武将と親子等の血縁関係(一門衆)にある武将は最初から切替可能。一門武将が多ければ多いほど操作武将を増やす事が出来るので「4」本編以上にダイナミックな采配をする事も出来る。(*1) 一般武将にも設定されている為、織田一族などの一門衆が多くいる勢力は操作武将を増やしやすい。 固有武将 後藤又兵衛や山本勘助ら人気のある武将88名とまつや江など姫武将104名、総勢192名の公式エディット武将がデフォルトで登場。中には固有セリフがある者もおり実質エディット武将のガワを被った無双武将とも言える。 『3 Empires』では刀と槍しかいなかったが本作では固有武将の多くに大太刀が、姫武将にはそれに加えて薙刀と双剣も割り振られておりバリエーションが増えている。 『4-II』までにDLCで兜や防具が配信されていたが、それらは使用されず全て初期実装のパーツで作成されている。(*2) エディット武将 『4』の醍醐味であるエディットももちろん健在。本作では枠が200人に増加しており、新しい衣装セットやボイスなども追加されている。 既存武将と入れ替える機能が追加された。一般武将はもちろん、無双武将や固有武将も変更可能。 肖像(顔グラ)や鎧の家紋、奥義発動時の文字の画像取り込みも可能。キャラクリ自体は似てなくても雰囲気で似せられるかも? 創世演武 『真・三國無双7 Empires』ではアップデートで追加されたシナリオエディットが本作は最初から遊べる。 政略画面は『2 Empires』の日本地図・『3 Empires』の城下町から「シルバニアファミリー」のようなミニチュアの城で武将達が寛いでいるものに変更。 壁紙や旗は様々なデザインに変更できる。デフォルトはシックな色合いだが賃貸会社レオパレス21とコラボも行っており、無料DLCをダウンロードすればポップな柄にも変更可能。 評価点 人間関係に重きを置いたシステム 操作切り替えによって戦略性に深みが出るだけでなく、福島正則が10歳年下の大道寺直次に教えを請うたりガラシャが義父細川藤孝と好敵手になったりと意外な人間関係が見られる事もある。 交流コマンドや戦闘で組ませる事で積極的に狙っていくのもいいが、自然発生する人間関係を楽しむのもまた一興。 SLG部分の強化 無双Empiresにはありそうでなかった武将の政略能力値が実装。「采配」「智謀」「政治」と3つのパラメーターが10段階で用意されており、「信長の野望シリーズ」における能力値と同様の働きをする。 本多正信等の文官武将は「智謀」や「政治」が高く設定されており、政略において文官ならではの活躍が出るようになった。 無双武将で見ても、信長の野望シリーズと同様に万能な三英傑(信長、秀吉、家康)や、「采配」が最大の10である武田信玄と上杉謙信、「政治」が苦手な風魔小太郎、石川五右衛門などの個性が出ている。 豊富なイベント プレイ中にシチュエーションが整う(季節が冬だと「懐中の草履」、戦闘で苦戦すると家康が脱糞した「しかみ像」)とイベントが発生する。 本作はエディット武将もイベントに参加しセリフを発するようになったため、作った武将が無双武将たちと会話する夢のような光景が見られる。 秀吉が信長の草履を温めた「懐中の草履」や毛利一族の「三本の矢」といった歴史イベントが数多く用意されており、「真・三國無双2」等と同様に史実武将の代わりに無双武将達が再現する。イベントの内容も必ずしも逸話通りになるのではなく、無双武将の性格が色濃く出ており、時には逸話をぶち壊しにするギャグイベントになる事も。 例えば「懐中の草履」では叱る側(信長)と、叱られる側(秀吉)に分かれるが、叱る側の武将が秀吉になる事もある。この場合は叱られる側の対応に対して「わしも昔やったわ」といった、その武将ならではのユニークな反応を愉しむ事も出来る。 「三本の矢」のイベントは失敗することもあり、主君に手渡された矢を折ってしまいそれぞれの反応も含めて笑えるイベントになりやすい。ちなみに元就本人が折る展開もある。 あくまで独自解釈という形ではあるが、あの武将が「鳴かぬなら○○○ホトトギス」といった句や「人は城」の歌の下の句を考えていたら?というようなIFが見られるのもポイント。 一度発生させれば後で実行武将を入れ替えて見直す事も出来るのでより楽しめる。 固有武将 武将のほとんどは史実のイメージを崩さない秀逸なデザイン。姫武将達も可愛らしくそれでいて個性的に作られている。 好評だったのか『真田丸』にも引き継がれた。 アクション性の向上 ハード性能の進化や神速アクションの追加も相まって爽快感も過去作より格段にアップ。 『戦国2 Empires』の評価点はそのまま 陣形や戦場策で苦境を覆したり、工作で敵地を攻めやすくするといった戦略性の高いプレイが可能。 問題点 味方NPCがあまり賢くない。 「全軍突撃」や「委任」の指示を出すと敵が強化された赤エリアに突っ込んでいき自滅してしまう事がある。 なぜか武器属性「攻撃」が削除されてしまった。 瞬間火力の不足が目立ち、相対的に難易度が上がっている。 エディット関連は先発の『三國7 Empires』と比較すると大きく劣る。 エディットのコピーやお気に入りに入れた武将だけを登場させるといった事は不可能で、音声のバリエーションも少なく、ネットへのアップロード・ダウンロードなどにも対応していない。 創世演武に問題点が多い。 配置の内容を保存できない。これも『三國7 Empires』のシナリオエディットでは可能だったので劣っている点。 武将の並び順がなぜか「無双武将(登場順)→固有武将→姫武将→一般武将(以上地域順)→エディット武将(作成画面での順番)」となっている。名前でのソートも○ボタンを押しただけでは降順となってしまい非常に不便(カーソルを一旦右に動かす必要がある)。 城名が変更されているシナリオでも配置をクリアすると掛川城が小谷城に、大阪城が岸和田城にとデフォルトの城名になってしまう。 一勢力は15地域までしか支配下に置くことが出来ない。 一度に配置可能な勢力数にも上限がある。全40ヶ国を全て独立勢力にするためには、DLCシナリオの流用が必要。 カスタムサントラがない これも(ry。本作は画像取り込みがあるのでカスタムサントラもあれば臨場感が増しただろうに惜しい所。 争覇演武のルールが1つで固定 総取りルール(大名攻略)のみで、総取りの有無の設定や分断攻略などができない。 大名がいる国を攻めて勝利すると、その大名が隣国へ撤退したりせずにそのまま勢力が滅亡する。そして所有する国を全て支配下に置けてしまう。 合戦パートだけを遊ぶ「模擬演武」が無い 『2 Empires』ではメニュー画面で模擬演武のあった位置が、上記の創世演武となっている。 シナリオエディットは『2 Empires』では争覇演武の中の1シナリオ(群雄割拠)で収まっていたため、独立したモードにする必要性は特にないはずだが…… 史実ドラマは無双武将とエディット武将でしか発生しないものが多い 一般固有武将も個性豊かなので彼らでも見たかったという声が多い。 一応「七難八苦」の山中鹿介や「日本号呑取り」の母里太兵衛など原典で関係のある武将ならば例外的にちゃんと発生するが…… 固有武将は名乗りの際とそれ以外でキャラが大きく食い違う事がある。 特に織田信雄は名乗りの際は父信長のような威圧感ある台詞を言うもののそれ以外では快活な汎用武将と同じ声なので違和感が凄い。 エディット武将を引き継ぐと名前が強制的に初期設定の「新武将(あらた たけまさ)」になってしまう。 わざわざ入力し直すのはかなり面倒。 仕様上、姓と名の両方の設定が必要になるため、横文字のキャラや2文字のキャラを作成していた場合は名前の途中で分割するか何か足すかするしかない。 累積データがほぼ存在しない 『2 Empires』では育てた武将のレベル・技能・武器鍛工などを累積データとして保存し、それ以降の新規データを開始する際累積データの引き継ぎを任意選択することで「強くてニューゲーム」が可能だった。 しかし今作は無双Empiresシリーズでも異例となる「一切のゲーム内引き継ぎ要素なし」という仕様。累積されるのはギャラリーにおける「イベント」などの収集ぐらいで、「強くてニューゲーム」がそもそも存在しないのである。 ギャラリーから見られるイベントのメンバーの初期設定は争覇演武で最初に発生した武将で固定されてしまう。 エディット武将で発生した場合、そのキャラを削除してしまうと空白になってしまいしまらないことになる。 ゲームプレイに関わる問題点ではないが、武将列伝に全く同じ説明が2名に渡り載ってしまっている箇所がある。 総評 『2 Empires』の利点はそのままに戦略性を高める人間関係システムを引っ提げてさらに進化した良作。 武将達がプレイする度に変わる人間関係を紡いでいく様は、さながらニンテンドーDSの名作『トモダチコレクション』を彷彿とさせる。 エディット関連を始めとした細部には難があるものの、自分だけの戦国時代を作りたいという人には胸を張っておすすめできる。
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戦国無双4-II 【せんごくむそう ふぉー つー】 ジャンル タクティカルアクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3プレイステーション・ヴィータ メディア 【PS4/PS3】BD-ROM【PSV】PlayStation Vitaカード 発売元 コーエーテクモゲームス 開発元 コーエーテクモゲームス(オメガフォース) 発売日 2015年2月11日 定価 通常版 / ダウンロード版 / トレジャーボックス【PS4】6,800円 / 6,000円 / 11,800円【PS3/PSV】5,800円 / 5,134円 / 10,800円 廉価版 コーエーテクモ the best【PS4】3,480円【PS3/PSV】2,980円(PS3版はダウンロード専売) プレイ人数 1~2人 通信機能 Playstation Network対応(DLC配信/オンライン協力プレイ) インストール(ダウンロード容量) 【PS4】18GB【PS3】9GB【PSV】2800MB レーティング CERO B(12才以上対象) コンテンツアイコン 暴力、セクシャル 判定 なし ポイント 武将に焦点を当てた新しい無双演武(ストーリーモード)やり込み度の増した育成システムに加え「無限城」が復活『4』からと『4-II』内で合戦の使い回しあり 無双シリーズ 概要 評価点 武将に焦点を当てた新しい無双演武 アクションの調整 やりこみ要素の増した育成システム やりこみの極致「武器鍛工」 『戦国無双2』以来の復活となったやりこみモード「無限城」 賛否両論点 熟練度の廃止 騎馬無双攻撃 HUDの変更 問題点 無双演武 新武将専用モードが無い 『4』のデータ引継ぎが出来ない 育成 アクションの問題点 総評 余談 今、真のストーリーが明かされる! 概要 『戦国無双』10周年記念作品 もうひとつの『戦国無双4』『戦国無双4』の魅力をパワーアップさせて継承しつつ、ストーリーやアクションなどいたるところを刷新した“もうひとつの『戦国無双4』”が登場!メインモードの「無双演武」では、武将一人一人にスポットを当てた シナリオを楽しめる。今まで描かれなかった戦いやエピソードも多数収録。新武将として「井伊直政」がシリーズ初登場!徳川家の未来を担う若きヒーローが勇将へと成長を遂げるドラマティックな物語が展開する。会話イベントの背景やカメラワーク、エフェクトなど演出を一新!武将たちの感情や生き様がより一層、リアリティ溢れるものに。神速アクションを弾く敵兵士が登場するなど、アクションの爽快感はそのままに、さらにタクティカルなバトルを実現。「無限城」が進化を遂げて登場!上階を目指すか、安全に脱出するかの判断が問われるスリリングなバトルに加えて、短時間で楽しめるチャレンジ要素も追加!成長・収集が超充実。お気に入りのキャラクターを育成する楽しみのほか、武器や軍馬を収集・強化する醍醐味がさらにパワーアップ!徳川家の未来を担う若きヒーロー「井伊直政」がシリーズ初参戦するほか、メインモードの「無双演武」では、武将たちにスポットを当て、新たな英雄たちのストーリーが描かれる。また、進化を遂げた「無限城」の搭載や、大幅リニューアルしたアクションや会話イベント、充実の成長・収集要素など、『戦国無双4-II』ならではの遊びが満載!(Amazonより) 『戦国無双4』からは1年弱で、『戦国無双 Chronicle 3』からはわずか2か月で発売された、『戦国無双』10周年記念作品群の集大成。 基本的には『4』と同じシステムだが、従来の追加ディスク『猛将伝』とは違いデータの引継ぎはない(*1)。 また、ゲームモードに関しては毛色が大きく異なり、エディットキャラを前面に押し出していたものがあった『Chronicle』『4』に対し、本作では特定キャラを中心としたストーリーモードを軸とする『3』までを踏襲した形式になっている。 なお、2015年1月からアニメ版が放送されていた。 評価点 武将に焦点を当てた新しい無双演武 新武将・井伊直政参戦 唯一の新規参戦武将である「井伊直政」は無双演武最初の主人公なのはもちろん、パッケージの中央を飾り専用BGMも用意されるなどまさに本作の顔。青いマフラーが特徴な外見や直虎譲りの足技に加え「ダメだ、ダメすぎる(*2)」という口癖などキャラクターとしても特徴的な所がある。 武将個別視点で描かれる無双演武 地方・勢力を主軸に展開した『4』のストーリーでは描かれなかった物語が、主人公武将13人の視点で新たな無双演武として生まれ変わった。それぞれ各5ステージ。 以下一部の章の見どころを列記する。 「新星の章」:新キャラ・井伊直政を主人公とし、相棒であり先輩でもある本多忠勝と共に、徳川家のために最善を尽くす。 「絆の章」:主人公・真田信之は弟・幸村や妻・稲姫との絆を試される。『4』の「真田の章」とは異なる信之のラストに注目。 「反逆の章」:松永久秀による織田信長への反逆がテーマ。前半の悪戯レベルの反逆から、後半のシリアスな歴史のIFへと、落差が激しいシナリオが展開される。 「理想の章」:豊臣秀吉の世のために働く石田三成が、子飼いの仲間と共に走る先に待つものとは……?『4』の関ヶ原の戦い・西軍敗走後ムービーから続く結末は必見。 「忠節の章」:『Chronicle2』の主役であり、主を7回も変えたという藤堂高虎が主人公。『4』では大谷吉継との無双オリジナルの関係が押し出されていたが、本作では史実通り浅井家滅亡後にも幾多の主に忠を尽くす。 「百花繚乱の章」:本作のラストを飾るIF要素満載のシナリオ。ガラシャが女性武将たちを集めて目指すものとは……? 演出の強化 会話シーンの演出が強化された。 『4』では会話シーンの背景がぼやけていて場所がよくわからなかったが、今作では屋敷や陣中などがはっきりわかるようになった。 あぐらや正座など座るポーズが追加され、屋内でも立ったまま会話していた違和感を解消。 カメラワークもキャラの顔をアップで映すだけだったのが、適度に動いて臨場感あるものになった。 左スティックでカメラの向きの変更、R1ボタンで画面のズームができるように。 アニメ版要素の追加 発売同時期に放映されていたテレビアニメ『戦国無双』の要素が追加された。 「絆の章」の第2話「小田原征伐」では、総大将が石田三成であることや幸村の奮闘で戦況が優勢になるなど、アニメの第一話をなぞった展開になっている。 徳川秀忠、豊臣秀頼がアニメ準拠の固有外見になった。性格は無印のモブ武将のままだが、特に秀忠はアニメとは真逆の爽やかな好青年であるため外見とのギャップが凄まじい。 くのいちが連れている可愛くないムササビの月丸もアニメからの出典。くのいちの無双奥義カットイン演出や、ロード画面で姿を見せる。 主題歌はアニメ版OPでもある「和楽器バンド」の『戦-ikusa-』をそのまま使用。 アクションの調整 神速攻撃の弱体化 無効化される対象の追加 旗持兵の周囲の盾兵、大盾兵、槍衾兵も神速攻撃を弾くようになり、神速攻撃一辺倒の攻略は難しくなった 強化エリアでは敵兵が神速攻撃でほとんど怯まなくなったため、通常攻撃で慎重に攻める必要がある。 神速攻撃が敵武将に弾かれなくなる技能「迅閃」も完全に削除された。 これらの調整で、通常攻撃やチャージ攻撃もきちんと使い分ける必要性が増した。 無双シリーズにおける下方修正は問題視されることが多いが、『4』の神速攻撃は強力過ぎるという声が多く、この調整は問題されることは少ない。 また、弱体化したとはいえ雑魚殲滅には依然有用である。 敵武将との戦闘 『4』では一旦無双奥義を使わなくなっていた敵武将が、再度奥義を使ってくるようになった。従来と同じ連撃部分のみであり、〆の広範囲技は使ってこない。 敵の無双奥義はこちらも無双奥義で終了させられる(*3)他、無双極意中は問答無用で潰せる。 『三國』と違い、予兆がきちんとあり潰す手段も用意されているので理不尽ではない。 敵の攻撃に対してカウンターを取れるようになった。神速攻撃や影技、無双奥義を受ける瞬間に僅かだけにスロー演出になり、敵の頭上に表示される対応したボタンを押すことで攻撃を弾くことができる。 ただし、影技と奥義は返そうとしてもゲージを消費するので、いつでも返せるわけではない。 その他にも攻撃力とルーチン強化も行われているが、正直やり過ぎ感があり評価点に入れづらい(問題点に記載)。 技性能の調整 クロニクル3準拠の技性能変更があり、おおむね上方修正されている。 一部技のエフェクトが変更された。 真田信之の神速強攻撃7などでコマ落ちしていた現象も、一部ではあるが改善された。 その他 奥義のカットイン中にパートナーが割り込む問題は、パートナーも硬直するようになり解消された。 無双奥義中に○ボタンを押すことで、ループをキャンセルして〆に派生できるようになった。 ただし、すぐにはキャンセルできないのでループ部分は必ず少しは出る。 やりこみ要素の増した育成システム 技能 『4』では武器についていた技能の一部が、本作では武将自身が習得する(シリーズ初期に近い)形式になった。 武将ごとに技能盤(*4)というスキルツリーが用意されており、「兵法書」の消費で技能を習得して盤を埋めていく。 兵法書は技能珠の代わりに用意されたアイテムで5種類(内1種類レア)用意されている。技能珠と同じく戦闘中に拾ったり、よろず屋で買ったりして入手する。 技能盤の形は12種類に分類され武将ごとにスタート地点も異なる。 技能はレベル1~3まで存在し、上位レベルは階級が一定数以上でないと習得できない 既に習得した技能が未収得の技能と隣接していると兵法書の消費が減る。周囲が全て習得済だと、囲んでいる技能は兵法書0で自動習得される。 『4』では枠が少なく相対的に微妙だった防御系等を含めたすべての技能を習得できるため、死に技能も解消されている。 技能の効果は強烈なものが多く、埋めれば埋めるほど武将の強化を大きく実感できる。 能動技能 『4』の携帯道具は廃止され、技能の一部が携帯道具に相当する機能を有するようになった。これを能動技能と呼ぶ。 能動技能は武将間で共有されない、レベルの異なるものを同時所持できない代わりに、家宝と同じくクールタイムを経過することで回数制限なく再利用できる。 各キャラ固有の携帯道具に相当する家宝は「覚醒技能」として最後に習得する。覚醒技能のみ他キャラに共有され、未使用キャラクターもすぐに使えるようになっている。 この技能を習得したキャラクターは階級50でも勲功を蓄積する毎に能力値が成長するようになる。『4』の武器に付与されるレア技能「克己」に相当する。 1000人斬りを達成することで、能動と覚醒技能は全てクールタイムが回復する他、一部能動技能が自動的に発動する(*5)。 やりこみの極致「武器鍛工」 武器は戦闘中に拾った後に個別に強化するだけ、軍馬はお店で買うだけだったのが、それぞれランダムドロップのものを合成するようになりこちらも奥が深くなった。 『4』での武器は各種能力がレベル1~5であり、最大値や能力の組み合わせはランダムで固定されているため、どうしても理想の武器を求めるには運頼りしかなかった。 今回から1~99まで細分化され、最大値も必ず99に固定された他、同じ属性武器同士を合成することで、合成素材となる武器のもっとも数値の高い技能が合成先に追加されるようになった。 例をあげると合成元《凍牙10 攻撃10》+合成素材《凍牙10 防御10》=完成品《凍牙10 攻撃10 防御10》といった感じ。詳しい条件は割愛するがシステムを理解するとある程度の能力の吟味が可能で、思い通りの能力を並べることができる。 武器のレベルが上がると能力も上昇していくが、合成の際同じ能力があるとレベルアップ時にボーナスがもらえより高い数値を得られる。これを繰り返すことにより全て数値99にすることも可能で、文字通り究極の一振りを作ることができる。 特に武器のレベル上限に関わるレア度は重要であり、最強の業物を得るためには無限城制覇が武器鍛工の大部分を占める。 しかし、過去決して好評とは言えなかった無限城をほぼそのまま踏襲しつつ、難易度を上げながら持ってきたため、無限城に潜ることが苦痛という人も。 ユニーク武器は非常に強力な武器であることに間違いはないが、使用する武将によってはかえって使い勝手が悪くなってしまう能力が付与されており、鍛工によってある程度能力を選べることはそういった武将の救済でもあった。 顕著なのが浅井長政であり通常ユニーク武器でも自身の使い勝手のよさを体感できるが、鍛工を重ねることで彼の特殊技をより強固に出来る。それこそ無限城高層の特殊ボスであっても通常攻撃のみで封殺できるほど。 しかしながら結果として武器での差別化が少なくなり、より武将性能が押し出されるためバランスが従来の作品より顕著になってしまったという見方も少なからずある。この意見は『真・三國無双7 猛将伝』にも存在しており、根の深いプレイスタンスの問題でもある。 『戦国無双2』以来の復活となったやりこみモード「無限城」 本館 ランダムミッションをこなしながら上層を目指す 2人の武将を切り替えつつ戦場を馬で移動しながら戦う無双演武と違い、1人が城内を歩いて戦う。 本館では鍛え上げた武将で上層に挑戦すれば高性能の武器や軍馬を狙うことができるが、戦闘中に倒されると報酬を全て失ってしまう。その階層をクリアして、次に進むか脱出するかを選ぶ 戦闘中に様々なイベントが発生。クリアすると「敵に攻撃を当てるだけでお金が手に入る時間が発生」など色々なボーナスが手に入る。 中断が可能なのはもちろん、階層を一定数クリアしていくごとに開始階数が選択可能になるなど報酬が多数用意されている。 別館 いわゆるスコアを競うチャレンジモード。短時間チャレンジでハイスコアに挑む。 制限時間内に多数の敵を撃破する「猛将の間」、制限時間内に多数の金を手にいれる「黄金の間」、旗持兵を撃破しつつゴールを素早く目指す「疾風の間」、猛将の間の高難易度版である「死線の間」の4種類が用意されている。 別館ではクリアランクに応じて兵法書か小判の報酬が得られる(Ver.1.01以降)。初回高ランク達成時は追加報酬が得られる。なぜかランクはアルファベット表示。 賛否両論点 熟練度の廃止 本作より熟練度が廃止された。 熟練度は攻撃力・攻撃速度・攻撃範囲の全てに関わっていた ため、これにより全体的に武将の性能が落ちた。 これらの技性能の改善は武器技能に代替されているのだが、特殊技の持続時間には対応する要素が存在せず、これを主力とするキャラへの悪影響が著しい。 とはいえ、熟練度上げは必要な技を絞ったとしても面倒だったことから廃止されて良かったとの声もある。 ただ廃止されたわけではなく、特殊技タイプに限ってはチャージC5を使用することで特殊技の効果が発動するようになった。 しかし、その他のタイプについては埋め合わせがされていない。 騎馬無双攻撃 元々騎馬無双は殲滅力が高く、属性を乗せれば火力も十分でかなり強力だった。 本作では神速攻撃の弱体化、技能によるゲージ回収能力や騎馬攻撃性能の強化、馬自体の強化により騎馬無双がさらに使いやすくなっている。 能動技能を組み合わせることで騎馬無双の使用効率を大幅に上げることができる。 覚醒技能の今川義元(*6)でレベルアップの全回復を利用してかなりの時間連続使用が可能になる。 さらに、竹中半兵衛と黒田官兵衛で使用済の技能のクールタイムを回復することで再利用が可能で、おまけに撃破数も稼げる。 簡単に1000人斬りを達成でき、1000人斬りを達成すると技能のクールタイムが回復するので、さらなる騎馬無双ループが可能になる。 結果、ひたすら騎馬無双を繰り返して馬で轢き殺す神速攻撃も真っ青なワンパターン戦法が、野戦では最適解になってしまった。 ただし、馬は城内戦では一切使えないためどの場面でもこれが最適解になるということはない、結局は地上戦も重要になる。また、低レベルでは一応救済措置に入るか。 HUDの変更 『4』では戦闘中の体力ゲージ・台詞がかなり大きく、見やすいが主張し過ぎだった。本作ではそれらを小さくして画面をすっきりさせた。しかし、それらにもいくらか問題がある。 台詞が真下に表示されるようになった。しかし、今まで中央寄りにだったものが急に真下に登場するので、文字が小さめなこともあり慣れるまで視認し辛い。 戦闘中に能動技能を8個表示させると、台詞枠に能動技能が被さってしまい見えなくなる問題もある。 体力ゲージが最大値を問わず長さが一定になり、成長が分かり辛くなった。 問題点 無双演武 『4』からと『4-II』内での合戦使い回しが多い 無双演武全体65合戦の半分以上が、『4』や『4-II』でプレイ済みの他の章での合戦と被っている(*7)。 全体の40%が『4』からの使い回し、15%が『4-II』新規合戦の使い回しとなっている。 天下分け目の合戦がどの章にも欠かせないという事情があるものの、「小牧長久手」と「九州」は13章中4回で3種、「関ヶ原」は6回で5種とかなり頑張ったと言える。 しかし、「長篠」は3つ全て同じ流れ、「小田原」は5回2種で1種は『4』からの流用と、流れを覚えていないほうが不自然というレベル。 『4』の64合戦はすべて異なる流れで楽しめただけに、この重複は手抜きと言わざるを得ない。 実質的なボリュームが『4』を下回っていることもあり、『4』プレイ者にとってはフルプライスの作品としてはやや見合ってない。 ステージ毎に使える武将の数 『4』と同じく、そのステージを金クリアにするためには全てのミッション達成と全ての武将でクリアする必要がある。 2人しか使えずメインとパートナーで一発金クリアできるステージもあれば、10人以上いて金クリアまで5~6回もやらされるステージもある。 前述のステージの被りも多いことから、作業と化すことも多い。 偏りのある構成 本作のストーリーは全体的に戦国時代後期を中心としており、前期のキャラクターの殆どは蚊帳の外。 そのため、『4』に加え浅井長政、武田信玄、上杉謙信も無双演武で使用できなくなっている。 阿国のみ無双演武で一度だけ出番がある。ただしゲーム最終盤である百花繚乱の章の最終ステージのみ。 新武将専用モードが無い 『4』の流浪演舞が無く、それに相当するモードも無い。もちろん模擬演舞や無限城で使えるが少々物足りない。 流浪演舞では特定の一般武将が使えたが本作はそれができないのも残念。 賛否分かれるがレア武器の救済措置としても機能していたので、それが無くなってしまった。 エディットモードは前作と変わらずパーツの追加も無い。 また、『4』から新武将の引継ぎができず、同じキャラを作るとなると数値をメモするなどして一から作り直さなければならない。 後に発売された『4 Empires』では、『4』と本作の新武将の引継ぎが可能になった。 『4』のデータ引継ぎが出来ない "MIX JOY"に対応しておらず、前作『4』のみのモードを本作の調整下で遊ぶことも、セーブデータを引き継ぎすることさえもできない。 引き継ぎなしの前提で成長・武器システムを大幅に変えたと思われるが、せっかく育てた武将や上記にある様に新武将のデータを引き継げないのは非常に残念な所。 育成 兵法書 技能盤を埋めるために1キャラごとに必要な兵法書は約180個×4、レア兵法書は60個(=780(*8)程度)必要になる。 しかし、戦闘中で手に入る兵法書は稼ぎに特化して、1戦闘で多くて20後半程度。明らかに入手量を渋り過ぎている。 よろず屋でも販売しているが、何故か1戦闘ごとに10個程度しか購入できず、しかも種類はランダムという嫌がらせ付き。 一応、戦闘に敗北しても在庫が更新されるほか、無限城での戦闘でも更新される。 効率よく入手する方法が、ひたすら「無限城別館での疾風で1戦闘を素早く消化し、よろず屋を更新させる(*9)」マラソンであり、作業感漂う。明らかにバランスがおかしく調整を間違えている。 レア武器 『4』同様、条件は厳しめでヒントもない。流浪演武もなくなったので救済措置もない。 本作では無双演武をクリアしなくても入手可能になったほか、プラチナミッションをパートナーが達成しても入手できるようになった。 その代わり、パートナーと分担しないと達成が非常に厳しくなったりと、全体的に難易度が向上している。 また、時間制限が厳しく騎馬無双連打で撃破数を稼ぐのが必須、プラチナミッションが30秒しかないのにパートナー使用不可で離れた無双武将を2体を瞬殺しないと間に合わないといったバランスの悪い条件も散見される。 時間制限については途中保存 → メインメニューに戻る → 再開を繰り返すことで、会話ログのみスキップさせる小技が可能。 その他 技能はオフ、習得解除不可能。 『4』同様、武将能力初期化は不可能。 アクションの問題点 馬呼び 本作では馬呼びで暴れ馬のごとく移動し、まともに武将を追尾してくれないほど馬の挙動がおかしい。アップデートで修正されたらしいがとてもそうとは言えないクソっぷりな挙動のまま。 このため移動しながらスムーズに馬に乗ることはほぼ不可能といっていい。どころか、静止状態でもきちんと馬が止まらないこともある。流用してなぜこうなるのか。 『4』でも怪しい部分はあったが、自動馬乗りの目的である「徒歩移動しつつスムーズに馬に乗る」という点はきちんと達成されていた。本作はそれすらできていない。 本作では神速攻撃の弱体化と技能の仕様変更により、騎馬での戦闘と移動の重要度が上がっている中で、このお粗末な改悪はあまりにも痛い。 敵武将 本作では敵武将の攻撃力、攻撃頻度のみならずルーチンが大きく強化されているが、正直やり過ぎ感がある。 本作の敵武将はチャージ攻撃を最後まで出し切るようになった。 受け身の頻度のさらなる向上 『4』では連続攻撃の隙間で受け身をしてくるという形だったが、本作では連続攻撃中だろうと強引に受け身で割り込んでくる。 より積極的な影技の使用 敵武将が影技回避を使用するようになった。強引に回避して反撃されるのは理不尽さがある他、敵武将は影技ゲージが存在しないので無制限に使用してくる。 攻撃に使用する影技も多用するが、本作では影技3連打までしてくるようになった。 敵武将に付与される無条件アーマーがさらに強化された。 高難易度ではこちらがアーマー(不動)を習得していてもひるみやすくなるため、行動阻害効果のある属性で動きを止めるか、前述の騎馬無双で轢き倒すかが重要になった。 相変わらず不安定な武将間のバランス この手のアクションゲームにはありがちな、攻撃動作等での使い勝手にどうしても優劣がついてしまう。 特に前述した武器鍛工の影響で武器による差別化が難しくなり、より武将単品の評価で大きく分けられることに。 武将それぞれが持つ特殊技の存在も大きく、イマイチ使いどころを見いだしづらいものからプレイ内容を粗雑にしかねないほど強力なものまで多種多様。 武将の個性といってしまえばそれまでだが過去強すぎると言われた浅井長政の特殊技などそのままにしておくのはいかがなものか。 技能と各種攻撃の相乗効果によるダメージの違いも大きい。特に修羅+凍牙+破天完備のガラシャが顕著。 ガラシャの特殊技はボタンをタイミングよく押すことで派生する攻撃が異なるが、特殊技2へ派生する際本来なら特殊技1を経由して発動するものが、特定のタイミングで押すと特殊技1の動作をキャンセルして特殊技2の頭上から大量のつららを落とす攻撃をいきなり出すことが出来る。 本来ならワンテンポ遅れて発動するのでそれまでに攻撃され潰されてしまう、といった余地がなくなってしまうほど。しかも判定ひとつひとつに属性判定が行われるので結果としてダメージが桁違いにはね上がる。それこそ無限城高層の特殊ボスすら一撃で沈むほど。 もっともタイミングの問題などこれに関しては一種の「テクニック」であるためさほど影響はないとの見方も。 その他 松永久秀の特殊技2に、武器攻撃で爆発を起こす効果が追加された。これ自体は性能強化として歓迎されている。 問題は、この爆発がやたらフレームレートの低下を誘発する点である。敵の巻き込み方次第ではフレームレートが1桁付近、要は紙芝居レベルにまで落ち込む。 毛利元就のC5-2でも特殊技1-3の効果が付与されるが、毛利の特殊技1-3は矢が貫通力を失うので使い所が大きく限られる。 そのため、迂闊にこの技を使えなくなった。テストプレイしろよ…。 DLCについては『4』で購入した物については『4-II』でも引き続き使えるのだが、『4DX』からは引き継ぎ不能。 『4DX』が『4-II』より後で発売されたので仕方ない部分はあるが、『4DX』のセーブデータがあれば『4-II』でそれらを開放するパッチや、『4DX』のセーブデータがなければ購入不能な安価な『4-II』向け『4』DLCセット等、何かしらのフォローがほしかった所。 総評 美麗なムービーと豊富な会話シーンで描かれる武将の生き様は『4』同様健在。 調整・強化されたアクション、育成システムと無限城で長く遊べる作品になっている。 しかし、『4』からだけでなく、『4-II』単体でも使い回しが多く 実質的なボリュームが不足している点が多く批判され、評価を大きく落としてしまった。 ゲーム性としては難易度が低くお手軽な『4』・難易度が上がり手ごたえのある『4-II』と言った所か…。 余談 実は2015年9月にWin(Steam)版『4-II』がリリースされ、PCには『2』以来のシリーズの移植となった。 厳密には海外版タイトルである『SAMURAI WARRIOR 4-II』としての配信。日本語はサポート対象外で英語版のみとなる(ボイスは日本語)。おま国も健在。 有志の方が日本語化パッチを公開して日本人ユーザー歓喜、と言いたい所だがあくまで英語版を通訳した物なので、新武将の命名には日本語入力が不可。 当然、パッチの使用は自己責任で。 本作は元々従来のシリーズと同じ『猛将伝』として企画されていたが、『4』発売と同年の2014年にカプコンが「"MIX JOY"がカプコンの所有する技術の特許に抵触している」としてコーエーテクモゲームスを訴えたことにより、独立した作品になったという経緯がある(参照)。 後に裁判は2017年12月に"MIX JOY"の特許に対するカプコンの訴えを退ける判決が下ったものの、カプコンが控訴。2019年9月の控訴審ではカプコンが勝訴したとのこと。詳細はこちら。 これにより、以降の『無双』シリーズにおいて『猛将伝』はDLC拡張へと姿を変え、2018年に発売された『真・三國無双8』以降では『猛将伝』ではなく「シーズンパックDLC」の発売となり、『無双OROCHI3』も拡張版である「Ultimate」が大型DLCの形で配信されることとなる。 ゲームタイトルや実績データなどの整理もあり、追加要素のみ遊べる単独ソフトはもはや発売されないものと見られる(*10)。
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戦国無双4-II 攻略Wiki ミッション、覚醒スキルすべて補完しました。 直江兼続、竹中半兵衛のレア武器情報お願い致します。 ここは戦国無双4-II(PS3 PSVita/PS4)の情報を集め、まとめたwikiです。有志の情報提供&編集は、随時募集しております。積極的に情報提供をお願いします。 一部の閲覧環境では、ページが正確に表示されません。記載内容には、各ユーザーの経験に基づいて編集されているものもあるため、100%正解が掲載されているわけではありません。◦記載内容に間違いを発見された方は修正又はコメントをお願いします。 また、記載内容に疑問を持たれた方も、コメントを下されば幸いです。 ゲームに対する質問は質問掲示板、wikiの記載や編集に関しては連絡掲示板にコメントを下さるよう、お願いします。 質問する前に、本Wikiよくある質問には目を通して下さい。また、当たり前のことですが、取扱説明書とゲーム本編内のチュートリアル・公式ホームページ等は、本Wiki閲覧の前にきちんと読んで理解しておいて下さい。 皆が利用するwikiです。偏った文章の記載(例:キャラの性能で短所ばかり記載する。特定の技能で全員に同じ記載をしたりする)や、意味不明な編集・荒らし行為は行わないようお願いします。 攻略やきちんとした情報、質問以外のコメントは問答無用で削除します。 Wikiは構造的に荒らしを阻止出来ず、そのために規制などの措置も不可避的に発生します。精力的に編集したい方は、アカウントの獲得とログイン状態での編集を推奨します。 編集のルール・当Wikiについて 未確定の情報を記載しないで下さい。 通常のユーザーではページの削除が出来ないので、管理人さんの負荷軽減のため、焦ってページ作成しないで下さい。 色々な方がこのWikiを閲覧されますので、出来るだけ分かりやすい文章の作成をお願いします。 他サイトからの転載はしないで下さい。また、このWikiの内容の他サイトへの転載もご遠慮下さい。 当Wikiは、あくまで表題ゲーム攻略の為に設けられたものです。 自社・他社問わず、他作品の話題には可能な限り言及しないことをお願いいたします。 製品情報 タイトル 戦国無双4-II メーカー コーエーテクモゲームス ジャンル タクティカルアクション プレイ人数 1~2人(オンライン協力プレイ対応) 対応機種 PS3 PS Vita/PS4(クロスセーブ機能搭載) 発売日 2015年2月11日発売予定 公式サイト 戦国無双4-IIオフィシャルサイト 通常版(PS3) 5,800円 通常版(PS4) 6,800円 通常版(PS3-DL) 5,143円 通常版(PS4-DL) 6,000円 通常版(PS Vita) 5,800円 通常版(PS Vita-DL) 5,143円 TREASURE BOX(PS3) 10,800円 TREASURE BOX(PS Vita) 10,800円 TREASURE BOX(PS4) 11,800円 リンク 公式twitter 公式Facebook 公式Youtubeチャンネル 公式動画 『戦国無双4-Ⅱ』プロモーションムービー 第1弾 『戦国無双4-Ⅱ』プロモーションムービー 第2弾 2ちゃんねる 現行スレ こちらのリンクから新しいスレを探してください
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戦国無双4シリーズ 総合攻略Wiki ここは『戦国無双4』、『戦国無双4-II』(*1)、『戦国無双4 Empires』(PS3 PSVita/PS4)及び『戦国無双~真田丸~』(PS3 PSVita/PS4/Switch)の情報を集め、まとめたwikiです。有志の情報提供&編集は、随時募集しております。積極的に情報提供をお願いします。 一部の閲覧環境では、ページが正確に表示されません。 記載内容には、各ユーザーの経験に基づいて編集されているものもあるため、100%正解が掲載されているわけではありません。記載内容に間違いを発見された方は修正又はコメントをお願いします。 また、記載内容に疑問を持たれた方も、コメントを下されば幸いです。 ゲームに対する質問は質問掲示板、wikiの記載や編集に関しては連絡掲示板にコメントを下さるよう、お願いします。質問する前に、本Wikiよくある質問には目を通して下さい。また、当たり前のことですが、取扱説明書とゲーム本編内のチュートリアル・公式ホームページ等は、本Wiki閲覧の前にきちんと読んで理解しておいて下さい。 皆が利用するwikiです。偏った文章の記載(例:キャラの性能で短所ばかり記載する。特定の技能で全員に同じ記載をしたりする)や、意味不明な編集・荒らし行為は行わないようお願いします。 攻略やきちんとした情報、質問以外のコメントは問答無用で削除します。 Wikiは構造的に荒らしを阻止出来ず、そのために規制などの措置も不可避的に発生します。精力的に編集したい方は、アカウントの獲得とログイン状態での編集を推奨します。 編集のルール・当Wikiについて 未確定の情報を記載しないで下さい。 通常のユーザーではページの削除が出来ないので、管理人さんの負荷軽減のため、焦ってページ作成しないで下さい。 書式は3無印発売の頃から皆で作り上げてきたものです。個人的な判断で変更をしないで下さい。 ゲーム本編・公式サイト等を引用する際は、一般的な引用のルールに従ってください。また、可能な限り改行も含めて下さい。判断に迷う時は、必ず連絡掲示板にコメントして、他の編集人や閲覧者に意見を聞いて下さい。 ()は半角ではなく、全角を使ってください。改行などに用いるテキスト成形用の記述と混同が生じるためです。 3DS等で編集を行うと上手くできないようです。編集は可能な限りPCでお願いします。 色々な方がこのWikiを閲覧されますので、出来るだけ分かりやすい文章の作成をお願いします。 他サイトからの転載はしないで下さい。また、このWikiの内容の他サイトへの転載もご遠慮下さい。 当Wikiは、あくまで表題ゲーム攻略の為に設けられたものです。自社・他社問わず、他作品の話題には可能な限り言及しないことをお願いいたします。 頻出傾向のある誤字について 誤 正 雑賀孫一 雑賀孫市 伊達正宗 伊達政宗 本田忠勝 本多忠勝 石田光成 石田三成 直江兼継 直江兼続 立花宗重 立花宗茂 井伊直正 井伊直政 大阪 大坂 裂空 烈空 戦功 戦巧 辞書機能を活用すると編集が円滑に行えます。 製品情報 タイトル 戦国無双4 戦国無双4-II 戦国無双4 Empires 戦国無双~真田丸~ 戦国無双4-DX メーカー コーエーテクモゲームス ジャンル タクティカルアクション プレイ人数 1~2人(オンライン協力プレイ対応) 1人 1~2人(オンライン協力プレイ対応) 対応機種 PS3 PS Vita/PS4(クロスセーブ機能搭載) PS3 PS Vita/PS4(クロスセーブ機能搭載)Nintendo Switch PS4Nintendo Switch 発売日 2014年3月20日(PS3 Vita)2014年9月4日(PS4)2015年10月22日(廉価版) 2015年2月11日(全機種)2017年2月9日(廉価版) 2015年9月17日(全機種) 2016年11月23日(PS3 PS Vita/PS4)2017年11月9日(Switch) 2019年3月14日 公式サイト 戦国無双4 公式サイト 戦国無双4-II 公式サイト 戦国無双4 Empires 公式サイト 戦国無双~真田丸~ 公式サイト 戦国無双4-DX 公式サイト 通常版(PS3) 7,200円 5,800円 6,800円 7,800円 - 通常版(PS4) 6,800円 5,800円 通常版(PS3-DL) 6,286円 5,143円 6,000円 - 通常版(PS4-DL) 6,000円 5,800円 通常版(PS Vita) 6,800円 5,800円 5,800円 6,800円 - 通常版(PS Vita-DL) 6,000円 5,143円 5,143円 - 通常版(Switch) - 6,800円 5,800円 通常版(Switch-DL) TREASURE BOX(PS3) 12,800円 10,800円 10,800円 12,800円 - TREASURE BOX(PS Vita) - 9,800円 11,800円 TREASURE BOX(PS4) 11,800円 10,800円 12,800円 14,800円 TREASURE BOX(Switch) アニメBOX(PS3) 9,800円 - - - - 廉価版(PS3) 3,480円 廉価版(PS3-DL) 3,048円 2,980円 廉価版(PS4) 3,800円 3,480円 廉価版(PS4-DL) 3,429円 廉価版(PS Vita) 3,480円 2,980円 廉価版(PS Vita-DL) 3,048円 価格は全て外税表記 注意点 『4-II』は従来の『猛将伝』とは異なり、独立した作品です。故に、プレイデータ類の引継ぎはありません。 引継ぎ可能な特典・DLCに関しては、同ページを参照してください。 (II)が付された箇所は、『4-II』での追加・修正部になります。 (N)が付された箇所は、通常版のみの要素となります。 『Empires』は、従来通り別個のゲームシステム・プレイデータを用います。(E)が付された箇所は、『Empires』での追加・修正部になります。 『真田丸』は、別個のゲームシステム・プレイデータを用います。(S)が付された箇所は、『真田丸』での追加・修正部になります。 『4-DX』は、通常版に同作対応のDLCを同梱したものであり、基本的な内容は通常版と同一となります。 リンク 公式twitter 公式Facebook 公式Youtubeチャンネル 公式動画 『戦国無双4』プロモーションムービー 第1弾 『戦国無双4』プロモーションムービー 第2弾 『戦国無双4』プロモーションムービー 第3弾 ドラマ編 『戦国無双4』プロモーションムービー 第3弾 システム編 『戦国無双4-II』プロモーションムービー 第1弾 『戦国無双4-II』プロモーションムービー 第2弾 『戦国無双4 Empires』プロモーションムービー 『戦国無双~真田丸~』プロモーションムービー 第1弾 『戦国無双~真田丸~』プロモーションムービー 第2弾 『戦国無双~真田丸~』プロモーションムービー 第3弾 5ちゃんねる 通常版 4-II現行スレ こちらのリンクから新しいスレを探してください Empires現行スレ こちらのリンクから新しいスレを探してください 真田丸現行スレ こちらのリンクから新しいスレを探してください 規制情報
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